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umifani · 2 months ago
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イタリアンデザインの高級レザーソファ 広いリビング用の大型ソファ おしゃれなウェーブデザインのソファ ファミリー向け
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yutakayagai · 5 months ago
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亮司が用務員としてK高校に来て一ヶ月が経過した。ちょうど一年生も現在の学校生活に慣れてきたこともあり、
「おじさん、おはようございます!」
と元気な声で挨拶されることも多くなった。その度に亮司は、
『昔は“先生”って呼ばれてたな…』
と思った。しかし、自ら教師はやりたくないと貢に話したので、まァ、仕方ないと気にしない様にした。
K高校の正門を入ると円形のロータリーがあるのだが、その内にはアツバキミガヨランやアガベアメリカーナなどの「竜舌蘭」が植えられていた。キミガヨランの方は月桃に似た白い蕾が伸びた茎から芽吹いていた。一方、アガベはようやく花を咲かせる茎が伸び始めていた。この高校は創立五十年を今年で迎えるが、その頃に植樹されたが一度も花を咲かせたことはなかった。七、八十年に一度とも言われ、もしその頃になれば学校全体で行事を催する予定だった。何をやるかは未定だが、入職する際に貢が話していたのだ。
未だ五月上旬だというのに、亮司は額に汗をかいていた。黙々と正面玄関近くの草取りをしていたが、ベトナムパンツの中に穿いていたセミビキニブリーフの、所謂「ブリーフライン」を手指でなぞられている様に感じた。くるっと振り向��と、背後には貢の姿があった。
「何やってんだ、このスケベ!」
と、亮司が立腹して怒鳴った。貢は、
「だって、好いケツしてるから…」
と苦笑して言った。彼は、紺色のブレザーにライトグレーのスラックスという「アイビースタイル」だった。一見すると生真面目な様子なのだがと、亮司は貢の耳元でこう囁いた。
「後でメチャクチャに抱いてやるからな」
この言葉に貢は、
「じゃ、今晩お邪魔しま〜す」
と小声で言った。すると、さりげなく亮司はブレザーの裾越しに貢���臀部を弄った。
「ダメ! その気になっちゃう…」
と貢は顔を赤らめた。
幸いにも、周囲に人気はなかった。もしこの現場を見られたら大変だと、亮司は警戒した。貢は校内を「ラウンド」していたのか? 亮司は、貢が片手に履歴書の様なものをクリアファイルに入れて持っているのを確認した。彼は聞いた。
「誰か来るの?」
「あぁ、今日から入職する方がいてね。すでに校長の岩崎がオリエンテーションをしてくれてるけど」
「ふ〜ん、男?」
「そうだよ。確か『益子秀一』って言ったな」
その名前を聞いて亮司はハッとした。彼は咄嗟に、
「…悪いが、その益子先生にオレのことは話さないで欲しい」
と貢に言った。
「え、別に接点ないじゃん?」
「まァ…。昔、都立A高校に赴任していた頃の教え子なンだよ。彼とは色々あって…」
「でも、『同姓同名』で違うかもしれないよ?」
「でも、オレとは接点がない様にしてくれ。頼む」
貢は、亮司に懇願されるままに、仕方なく了承した。彼は、
「解った。恐らく、亮ちゃんは用務員だからよほど目立つところにいなければ益子先生とは会わないと思うよ。ウチは、定期的に男性教師が寮の宿直もやるけど、亮ちゃんにはやらせないし」
と話した。亮司は安堵し、
「有難う。そうしていただけると助かる」
と言った。
その頃、校長室では校長の岩崎芳彦が入職した益子秀一と面談していた。岩崎は、齢は未だ四十代後半と若かった。秀一とほぼ同世代である。一通り、K高校の概要を説明した後、岩崎はソファの肘掛けに頬杖をし、秀一の全身を眺めた。彼は聞いた。
「何かスポーツしてたンですか?」
「はい、サッカーをやってました」
「『サッカー』ですか…。イイなァ」
「それが何か?」
「否、日焼けしてるし男っぽいなァ〜と思って」
「まァ、生まれつき色黒でもありますね」
「へ〜、カッコイイ」
面接の時にはなかった、リラックスした雰囲気ではあった。秀一は未だ緊張していたが、やたらと容姿について聞いてくるなと気になっていた。岩崎は脚を組み始め、
「実は、ウチの高校、俗に言う『ゲイ』が多いンです」
と話した。彼は続けた。
「まァ、全寮制ではないけれどほぼ全員が寮生活をしてますし、なかなか学校から外に出ることもないンで、やっぱりずっと同じ空間にいると年頃だからムラムラしちゃうみたいで…。定期的に男性教師には宿直をやってもらってますが、惚れた晴れたが多いンです。恐らく、益子先生はルックスが素敵だから忽ち惚れられちゃうかも…」
「…はァ」
「僕も実はそうでして、理事長の幸田も先祖代々『男色癖』があります。たまに呼び出されてエッチします。僕、最近ホルモンバランスが崩れているのか『女性化乳房』がひどくて…。ここだけの話、ブラジャーをしてるンです。たまにヒステリーにもなるし、更年期まっしぐらみたいで…」
「…はァ」
「もしかしたら、時々セクハラまがいの話をするかもしれませんが、否、もうしてるよねぇ…。気を悪くしないでくださいね」
時折、岩崎は女の様になよなよした話癖をした。まァ、彼特有のものなンだろうと秀一は理解したが、変な学校に来てしまったと彼は思った。
その後、岩崎は校内を案内した。秀一は周囲を見渡しながら、意外と広いンだなと思った。購買部もあり、日用品も売っていた。営業時間は午前九時から午後六時までと比較的長く、自動販売機もあった。彼は、その隣にコ◯ドームのものが設置されているのを確認した。
「あ、あの、何故コ◯ドームの自販機が?」
「あれですか? たまに生徒も買うンです。保健体育の授業の時にも実演してます」
「…『実演』?」
「実際に担当の先生が生徒の目前でやって見せてるンです」
「マジすか?」
秀一は、教壇の上で筋肉質で短髪の体育教師が下半身を露出させながらいきり勃ったチ◯ポにコ◯ドームを被せていく様子を、何気に想像した。嗚呼、生徒からの視線が注がれる中なんて、それではゲイビデオそのものだなと冷や汗をかいた。
グランドに来ると、体育の授業か生徒が体操服に短パンという格好でサッカーをやっていた。体操服はV字ネックに紺色のラインがはしった白いシャツで、短パンも紺色だった。岩崎は足を止めて話した。
「ウチは、『下着は白を基調としたもの』と校則で決めています。今時?という保護者もいますが、まァ、理事長の趣味なンでしょうねぇ…。個人的には『どうでもイイじゃん!』って思ってますけど。だから、大抵はブリーフですね。教師はフリーですよ!? トランクスでもOK。でも、理事長が白いビキニブリーフが好きで、皆それに合わせてます」
「���ァ、トランクスだと短パン穿いた時に『こんにちわ!』しちゃいますよねぇ…」
「でも、あれはあれで堪らないなァ〜」
「僕ァ、やっぱり白のビキニブリーフですね」
「あら、どうして?」
いつの間にか、秀一も色々と自分自身のことを打ち明ける様になっていた。岩崎は、密かに好意を寄せ始めていた。嗚呼、そんな肉体に白いビキニブリーフなんて素敵じゃないの?と。もし誰もいなかったらアプローチしていたのにと、岩崎は内心悔やんだ。
一通り校内を見て回ると、岩崎は二時限目から実際に授業の様子を見てもらうことにした。秀一は現代文が担当だった。職員室に戻ると、一年生を受け持つ七瀬克正に声をかけた。七瀬は五十代前半で、若干頭髪がさびしくなってきている小太りの男性教師だ。秀一の顔を見るや、
「あら、イイ男!」
と嬉しそうだった。彼は、
「校長、モーションかけなかったの?」
と聞いた。
「か、かける理由ないでしょ!? 確かにイイ男だけど、しょっぱらからアタックしないわよ、お黙り!」
「ほらほら、おネェ化してますよ! ご注意ください!」
「冗談はさておき、益子先生に授業の様子を見せてあげなさい! 変なこと仕込んだら承知しないからッ!」
まるで漫才を見ているかの様なやり取りだった。秀一は、やっぱり変な高校に来ちまったなァと苦笑した。岩崎は、完全に地が出てしまったと秀一の方を向き、
「まァ、仕事は愉しいのが一番! 頑張りましょう!」
と、若干引き攣った様子で幕引きを図った。
こうして、秀一のK高校での一日目がスタートしたのだった。
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gagago-001 · 11 months ago
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一端だけ書いては放り投げてた日記を完成させる もう8月も中旬なんですけど!
7〜8月上旬
7/9
ない器官が漏れ出して、ない気道が錆びていて、ない頭がパンクしている 喉が膨れ上がっている 上半身の中身がゴロゴロとしている
要するに、頭痛
空腹なのか気圧なのかわからない
ギリギリまで頭痛薬を出し渋っていたので効くまでずっと体が傾いている 薬を飲む痛みに気づくまで遅い どうもできない
帰り道 波も風もなく、川がただ静かに橋上の様子を映していた
7/11
用事が終わった後ソフトクリームのアフォガード
店頭にベンチで食べる まだ猛暑日と言うほど暑くもなく、風がたまに吹いてくる室内から出ても快適な天気だ
一口目はスプーンで掬うと反対側にこぼしてしまいそうなので口を持ってくる さくっとつまめた 固めのソフトクリームで積もった粉雪のように食べる瞬間にギチギチする しかし二段ほど食べると��るい空気に触れた外側はやわらかさをもつようになってしまった 普通のソフトクリームだ…… 美味しさは変わりないが、触感が楽しかったので残念
コーヒーが溢れてきた! おいし〜…… バニラと混じってしゃくしゃくするコーヒーの氷がたまに当たる それを舌で押しつぶし食べる
7/16
昼ご飯後、なるべく静かな場所に置かれたベンチを選び腰を落ち着かせる
次の講義まで数時間余裕があるので何もしないことが可能 やった〜
集中もなにもできないので耳に何か流そ〜と思ったが、思っていたより頭がぼやぼやしており、ひなたぼっこのみを行う 10数分ほど続けた ずっと考えが浮かんでは飛び散るを繰り返し無心になることすらできない 計画を黙って立て続けることもできない 落ち着きたいとき、体が外に触れている感覚と呼吸と音だけを追いかける擬似座禅をよくするのですがそれでも居心地の悪さが下らない
どうしようもないので移動する 図書館 体が熱を帯びていることに気づいた 内側がどくどくしている 汗をかくまではいかずとも、体温に蒸されている たまにあたる冷房の風が心地よいと感じてしまうほどには暑い
課題に手をつけられない ひとつでも完成させれば少しは上向きになるとそれすらできない うお〜 諦めて課題と全く関係のない本を読む 時間をただ流すだけで終わらせたくない謎の意地 文学作品のある2階にまで昇るのが億劫で雑誌類を手に取る 自身が基礎的な部分だけ知ってる分野を選んだので度々既知の知識と出会ってわ〜と手を振る気分になる 特に意味はない ちゃんと段階を見据えた構成があり、補足で隙が埋められたように感じる文章を読むと、その伝わりやすさですげ〜かっけ〜となる ミチミチに詰まった情報を飲み込む満足感
課題に手を出すのを渋ってるときにしか生まれない熱量と集中で、結局空き時間は雑誌を読むのに使ってしまった なんとも………… 時間に中身はあったが……
日時不明
あっっっつ 暑というか“湿度” 湿気のせいで匂いが苦しい
行きの時間がちょうど雨だったので歩いて帰る え? この中を? 日差しが強くて体が東側に傾きそう きつい 
nakano4 聴く保冷剤 キューと締まる音 イヤホンの外から蝉の鳴き声が聞こえるのも良い その後アイオバーの陰陽師×unwelcomeが流れてきて汗だくになった アツすぎ
【今朝の夢】
血が繋がってるらしい人から右足を弓矢で刺される、増える複数人からの怒号、とにかく逃げる、部屋で落ち着いているときに家戸を強く叩く音にビビる、ひたすら隠れる
でも全部何事もなく過ぎていく
おい! わかりやすすぎ……
7/26
かび掃除
本棚の片側面にかびが薄ら付いてる 嫌…… 嫌………… 放っておくと広がるので拭く 乾いたシートをちょうど切らしてきたので、キッチンペーパーを使う アルコールで濡らした面が茶なり緑なりに染まり、あぁついてますね〜となる ついてますね〜……
床一帯も拭き、壁に近い本を避難させて終わる
元気になった
やはり運動が一番身体にいい
卯月の六周年雑談を聞きながら爪を塗る
元気なので
体が震える 心当たりのどれが当ってるのかわからない たぶんねむい ねた じとじとする
7/27
コンサートよ〜〜〜〜
予定があると特に何も考えずに動ける 今後ばんばん立てなさい
冷凍していた酢鶏を二本解凍し、味噌汁を飲む 意欲がある こんなにはやく生活の渦に入れるなんて
会場まで三十分足らずで行けるらしいので呑気にする
呑気にする
呑気にする
そろそろでないといけない
そろそろ
家を出て、途中昼食をとりながら会場を目指す
モスバーガー
落ち着いて考えたら全然余裕で間に合うことに気づく 開場時間だけを頭にいれていたので余裕しかない 開演を目安にするとダメなことはわかっていたので何分後の間があるのかも覚えていなかった 過去私、感謝
思っていたよりスムーズに公共機関まで移動ができる場所だったので苦しくなることなく腰をおろす
駅〜 でっかいガラス張りで眩しい なかなか見れない量の木々が生え盛っており視界の情報量が凄まじい ひぐらしの音も凄まじ 開放感のある風景で嬉しくなる
ホールに入る 時間が迫る感覚と会場の見慣れなさで思考が縮む 頭と体で優先する動きがめちゃめちゃになり、めちゃめちゃになった かむかむレモンと水 落ち着き
物販に寄ってから席につく
思っていたよりも前の方で嬉しい 演奏者の表情まで視認できる近さ ホールはよくわからん吊るし板がない造りでシンプルな印象 良 しかし上によくわからん長方形の箱が幾つも吊るしてありよくわからない 照明というわけではなさそうで、でも反響に役立つような見た目でもなくよくわからない
開演までパンフレットを読み潰す
山場の音圧が強くなる箇所で、外から音の壁を投げられたり一点で刺してきたり、内から這って響く音にえずきそうになったりと盛り上がりに種類があった すご…… 情緒がメロディーにしかなく音自体は単調な曲が、すべて情動的に組み立てられていて感情がグチャグチャ 揺れ揺れ揺れ動く 楽器との距離が近いので楽譜上の音だけでなく、鳴らしたことで出る木の音まで聞こえてきてコンサートだ〜〜〜〜〜となった ピアノの打撃音や弾かれた弦の音が場内に響いている
コンサート、考えることが多すぎる 音感がないのでこの音はこうで〜調がこれで〜などは全く推測などできないけど、それでも多いのだから音楽を専門としてる人の頭の構造って未知すぎと演奏を目の当たりにする度に思う ただ単に情報と情緒に気圧されている 耳で聞いたものを追ったり、今流れているものを振り分けたり どんどん厚みが追加されていく 全身が水に浸かり呼吸も手足も忙しく回ってるような状態 どんな姿勢で自分が聞いていたのか覚えていない
また、指揮者が愉快な方でところどころコミカルに動いていてよかった
アンケートをロビーのソファ上で書く もらった演奏を自分のなかでまだ落ち着かせられておらず、また内容を覚えるのに一杯一杯で「〇〇が〇〇でよかった」等をズラズラと続ける中身の薄い感想しか書けなく悔しい 感謝と称賛の筋肉がない
帰って物販で購入した品を開けて眺める 良い 良い…… 期待の何倍も素晴らしくキャッキャと喜ぶ
なぜか明日も予定があるのでさっさと寝るよう努める
7/31
ズッタズッタと飛び歩く子供 ぎこちないスキップのような動き
限りなく現実的な感情の夢 見たものは朧な光景すぎて全く記憶に残ってないが、自分らしき人が唸ってたものは自分のように思っていた
最後の講義だしな〜と気合いを入れて向かったが特に何も起こらず終わる それはそう あまり馴染まない構成の授業形態だったので、まあ終われてよかったんじゃないか? はあ……そう…………
疲れたのでお弁当を買って帰った 夜だし夏だし定休日だしで、好きなごはん屋にまで行くことができない 【求】はやめの秋
8/3
ひ、一筋の光〜〜
まあそんなわけでなんとなく将来とやらを描けたわけですが、就活ね…… 就活………… 誰か、わたくしに1から説明と型をつくってくれませんの? 就活の相談室にいこう
私ってまだ
8/8
本当は火曜日に終わらせるはずだった予定どもを終わらす マイナス��状態から動かないといけないので常に腰が重い ゼロになってくれ 善処します
まあいくら夏休みシーズンとはいえ、二・三日の間のどっか一席くらいは空いてるでしょ〜〜とたかをくくっていたら来週近くまで満席だった 本当なら数週間前に予約をとれるような人間だったんです、信じてくれ ギリギリでも大丈夫いけるいけるなんとかなるに甘んじて生きている 店長でなく森様をみて共感できるようになってください 来週はミチミチの質量のある夏休みにしてやるよ
本を買ってウキウキで帰る 夏がはじまる〜
きれいに月が弓状になっていて良い しかし撮るとふとったり、潰れたりする 写真より目で見たろうがきれいだが、後にアルバムを眺める等したら写真をきれいに思ってしまうんだろうな〜と両方の月を消さずに残した
8/10
荷造りをしよう
荷造りをしてない
最最最最最低限の家事だけ消化した
なんかまた眼鏡フレームが痛くなってきた フレームが原因なのか、他の心当たりで痛く思うのかわからない とりあえず荷造りをしよう
「そら、なるがちゃうんだろ」 ←大好き ロウアイキューさんの新作が見れて最高にHAPPY たくさん詰まっててHAPPYなクッキー缶だ 動画はもちろん、流れるコメントの雰囲気が好き かゆいところに手が届く
「卒業しましょう、先輩」 ←大好き よう言った これを真っ直ぐに伝えられるフォロー上手はあんたしかいないし、隣が別の人でいいわけない これが音頭ってことね…… デフォルト顔のこのシーン見て〜切り取ってくれ〜
雑記
最近プレイリストへの飽きが来ている 3つくらいのアプリでお気に入りの曲を詰める作業をしており、そのどれもに飽きを感じている 飽きというよりも強く聴きたいと思う曲を『次に再生』にピックアップできない
普段はシャッフル再生をかけて、2曲目以降に気分の曲をじゃかじゃか放り込み、あとはランダムに好きな曲が流れてくるのを聴いている この二番目の意欲があまり湧かなくなり、ただ順番待ちの曲を消去している
まだ追加していない好きな曲を大量に詰め入れるしかない
が、目も気も疲れるのでいいか〜となっている状態 なので、お気に入りの曲をつくっている好きな方のお気に入りの曲とそれをつくっている方のお気に入りのプレイリストを探すやつをします
そのうち
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usamierina · 2 years ago
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Trip to Shenzhen, November 2023 - Day 0: from Tokyo to Hong Kong
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The usual hkexpress, the usual late night flights, the usual Hong Kong. No adventures lately… So this time, I decided to get a tourist visa and visit mainland China. So here I am in Shenzhen!
いつものhkexpress、いつもの深夜便、いつもの香港。 「最近冒険してないな...」ということで、今回は観光ビザを取って中国本土に行ってみることにしました。いざ深圳!
11月の香港旅行、1泊4日の超弾丸香港旅行。香港のホテルをいろいろ探してみたけれども、円安の影響かめちゃくちゃショボいホテルでも10,000円越え...10,000円以下のホテルはもうホテルなんてもんじゃないところばっか...(6月に行った時に泊まったホテルのような部屋ですら12,000円近くなっていた)
返って深圳のホテルは8,000円くらいでも十分綺麗、バスタブつきのいいお部屋!ということで、今回は行ったことがない深圳へチャレンジしてみることにしました。
▶️22:13 羽田空港到着
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三連休前の勤務日、仕事終わって帰宅して、パッキングして、いざ羽田へ。
行きは荷物少なく、帰りはお土産ビールいろいろ買うので、手荷物持ち込み可能なスーツケースで参ります。(帰り分だけ預け入れ荷物を追加で購入してる)
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香港は6月ぶり。出発ゲートの混み具合はまあまあかな。(前回は結構混んでた)オンラインチェックインが可能だったのでそのまま出国審査へ。搭乗ゲートで呼ばれるので、とりあえず中に入っちゃいます。
今回は何もわからない「深圳」へ行くと言うことで、「当座の現��はあった方が良いよな...」と思い、空港で ・200HKD(←4000円ちょい) ・300人民元(←6000円ちょい) ・1,000円札×20枚(←両替しやすいように万札を崩しておく) を用意。空港のレート高いけどやむなし...
▶️22:45 搭乗前のいつものルーティン
Priority Passのラウンジ行こうと思ったら、爆混みだったので断念。
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フードコートでいつもの六厘舎。フードコートもめちゃくちゃ混んでて、あやうく席が確保できる前につけめん出来上がりの呼び出しかかるところだった。。。ギリギリ空いてた席を確保して、いつもの六厘舎を喰らう。柚子胡椒ウマだね。(餃子はやめておきました)
▶️23:38 搭乗口で呼び出し (オンラインチェックインなので、手荷物重量をチェックされる)
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いつもある程度余裕を持っったつもりで、離陸2時間前には空港に着くようにしてるんだけど、ゲートの集合時間が離陸30分前とかなので、なんだかんだ毎回ギリギリなんだよねえ。六厘舎を早食いしなきゃいけない状況がほとんど。
機内は乾燥しているので、ペットボトルの飲み物を買うのはマストです。(売店閉まってたので焦ったけど、自販機で買えてよかった)
▶️22:48 やっと搭乗
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今回の席はBだったので、右にも左にも人がいる状態...でもきっちり「機内快適グッズ」を用意して来たので、比較的寝れた方かな。
▶️4:17 香港国際空港到着!
2時間くらいは寝れたかな...とりあえず到着です。
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今まで(特にコロナ前まで)は、ここから時間を潰す選択肢が2つあったんですよね。
①入国審査前エリアのソファ: 機内預け入れ荷物がなければここでゆっくりできる ②入国エリア(制限区域外)のArrival Lounge: Priority Pass持ってればここでゆっくりできる
①は全然空いてるけどオープンスペース、②は混んでるかもしれないけどシャワーもあるし���合によっては食べ物もあるという。
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しかし、コロナ明け6月に香港に行ったとき、まさかの①②ともにクローズになっていたのですよ...
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ぐぬぬ...
その場合、 ③喫煙所に行くために一旦入国審査して、制限区域外で座る (なお、この場合のイスは大概が硬い) (まあまあ待機している人がいるので、席が空いてるか���うか不明) ④喫煙所がないまま、ソファエリアで待つ の2択になるわけですね。ツラ...
世知辛い世の中。
ということで今回は、ちょっとだけ入国審査前エリアのソファで浮腫んだ足モミモミして、喫煙したいので入国しちゃいます。
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出たのはArrivals HallのB側。ここから図で言う右端の喫煙所に向かいます。
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ぐぬぬ...
ここで、まさかの右側の喫煙所付近が工事中で閉鎖というトラップ。
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めげない喫煙者は、反対側の方の喫煙所まで歩きます...
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▶️5:28 バス待ちます
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なんやかんやあってバス待ち体制になりました。制限エリア外でもとりあえず座れるスペースが空いててよかった...
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Arrival Hall Aの出口の正面がこちら。左方向の矢印がある「Mainland / Macau」の方向が中国本土に行くバスの受付のある場所です。
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左ドン突きの大きいビジョンの右側にあるのが、「Skylimo」という乗り合いバスの受付カウンター。
向かい側にはコンビニもあるので、ここでちょっとした食べ物を調達しておくのがよいでしょう。
▶️5:30 受付カウンター確認
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この時点でオープンしてるカウンターは3社。 すでに「M02 香港中国旅行社」は受付の方がいて販売中。「M01 永東旅行社」は受付の人はまだ、「M04 冠忠環島」は受付の人はいるけどまだスタートしてないかも?
「M02 香港中国旅行社」のおばちゃんに話しかけられて「深圳ならココよ」と言われたけど、ざっと見る感じ行き先は「深圳湾口岸」しか見当たらない様子。取らなきゃいけない「特区旅游ビザ」は、深圳湾口岸では取れないって情報があったので、今回行きたかったのは比較的人が少ないという「皇崗口岸」。ちょっと他のカウンターが開くまで待ちです。
▶️5:52 カウンターが開き始める
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朝焼けな時間になって来ました。
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カウンターもちらほら開いて来ている様子。 一番手前の「M05 三通旅遊有限公司 S.T.Travel Service」のおばちゃんに話しかけ、皇崗口岸までのskylimoのチケットを150HKDで購入(ここではとりあえず現金で支払っておいた。カードも使えるのかな?)
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レシートチケットとシールをもらった。出発時間はよくわからないが時計を指差して「25」って言ってたので6:25集合なんだろうと推察。
▶️6:25 おばちゃんに連れられて駐車場へ
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もう一回タバコ吸ってフロアに降りて来たら、チケット買ったところのおばちゃんが「アンタ!こっち!」と呼んでいる。
「乗り合いバス」なので、とりあえずバスに乗る前は同じシールを貼っている人についていけば間違いがないのです。空港の駐車場らしきところまで向かいます。
▶️6:30 香港国際空港の駐車場を出発
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荷物を後ろに乗せ、ドライバーのおじちゃんにパスポートを預け、満席になったところで出発です。
▶️6:55 元朗あたりを通過
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▶️7:05 香港側出国ゲート到着
約30分ほどで香港側出国ゲートに到着。
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出国は非常に簡単で、おじちゃんに預けたパスポートをゲートの人が見ながら、1人1人の顔を確認していって完了。出るのは簡単なのよね〜。
ここから入国ゲートまでの間は、いわゆる「制限区域」になります。
▶️7:10 入国イミグレゲート到着
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出国ゲートを通過すると、パスポートを返してくれるので、そのままバスに乗って入国ゲートに到着。ここで降ろされます。
今回きたのは「皇崗口岸」ホワンガンゲートです。
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とりあえず矢印の方向に向かいます。
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確かに、その矢印の向こうが深圳ですね。
さてさて、ここからビザが取れるまで、はたしてどれくらいかかるのでしょうか...
----- 香港到着から 3時間経過 -----
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shukiiflog · 2 years ago
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ある画家の手記if.6
「荷物はこれで全部?」 「…うん。やっぱり俺それ持つよ」 「いいよ、軽いから」 香澄が簡単にまとめた荷物のバッグを持って、病室を振り返る。 僕が勝手に持ってきたものがあちこちに並んで溜まっていたけどそれも今は綺麗に袋の中に纏められている。 

記憶に若干の不安はあるものの、日常生活に支障はないということで、晴れて香澄は今日退院する。 体の怪我はもうきれいに治っているし、点滴も一応とれた。これ以上病院にいてもかえって体力を落とすそうだ。 記憶はこの際もどらないことを受け入れてしまったほうが現実的だろうと医者は言っていた。 僕は片付けられた病室をぼんやり見ている香澄の首にマフラーを巻いた。 「帰ろうか」 「…うん」 香澄は少し眉を顰めて観念するように笑んだ。 
 香澄はあれから僕のことを「名廊さん」と呼ぶようになった。「倍も年の差があるのに呼び捨てなんてできない」と言うから、好きにさせている。 入院のときもそうだったけど退院するとなっても、香澄の元へは家族らしき人は訪れなかった。 僕は僕で香澄が入院している間にいくつかの私事を片付けて、生活が変わった。 その辺りは今の香澄に説明してもあまりピンとこないかもしれないので、特に話していない。 
 
 聞いていた香澄の一人暮らしの部屋へは、香澄の入院中に香澄にことわって合鍵を作り、何度か僕が一人で入った。 放置しておくとまずいものがないかざっと見て埃をはらって、冷蔵庫の中や洗濯物を整理しておいた。 綺麗にとり置かれた貰い物らしいお菓子なんかは病院に持っていって二人で食べた。 とりあえず部屋は今もひどい状態ではないはずだ。 僕は最後に出てきたときに真ん中のテーブルの上に片手間に木で彫った小さなかいじゅうくんを置いた。 ここが香澄の帰りたい場所かどうかは分からないけれど、ほんの少しでも住みよい場所になればいいな。 
 
 その部屋への帰り道は、それほど遠くはないもののなかなかの難関だった。 昨日から降り続いた雪が10センチ以上積もっていて、二人ともスノーブーツでもない普通の靴で何度も滑りそうになりながら雪を踏んだ。 それだけで案外疲れるもので、僕が少し疲れているんだから窶れてしまった香澄はもっと疲れているだろう。 部屋までの中間地点の公園で、僕はベンチの上の雪をはらってそこに香澄を座らせた。 「そんなに気遣わなくても俺は大丈夫だよ」 「僕が疲れたんだよ。はい、飲める?」 自販機で買ったあたたかい缶コーヒーを手袋をはめた香澄の手に握らせて、上から自分の手を重ねて温める。 「あったかいね」 「うん」 開けた口から白い湯気を上げるコーヒーを二人でじっと見る。 香澄の手を上から握っている僕がその手を自分のほうに引き寄せてコーヒーに口をつけた。 「…けほ、」 実は自販機で買ったコーヒーを飲んだのはこれが初めてで、色々びっくりして軽く噎せた。 コーヒーといえば兄が淹れるブラックコーヒーが僕の中のコーヒーだった。缶コーヒーはとんでもなく甘かった。 「…か、風邪とかじゃないから、飲んでも平気だよ」 一応噎せたことに注釈をつける。 香澄は僕が手を添えたままの手を引いてコクリと小さく喉を鳴らして缶コーヒーを少しだけ飲んだ。 心なし沈んだような、笑っても泣いてもないけど無表情でもない顔。病院を出てからずっとそうだ。 「香澄?……なにか気になることがあるの」 香澄の前に屈み込んだままの僕は香澄の手を握りなおして訊いた。 香澄は戸惑いながら周囲を見渡して言った。 「…この辺、なんとなく覚えてるんだ。ここまで来たら、一人で帰れるかも」 「何もわからないよりはましだね」 「うん…」 もう構わなくていいと言われた気がしたのを無視した。 香澄がゆっくり缶コーヒーを飲み始めたので、僕は手を離してベンチの隣に座って、香澄が飲み終わるまでその背中に手を回して温まるように摩った。 すぐ隣にある香澄の髪の毛からハーブのような匂いがする。病院のシャンプーかな。 香澄が飲んでいる間、頭の上に顎を乗せてふわふわした髪質を確かめた。 
 
 香澄の部屋は以前に僕が出てきた時とも少し様子が違って��た。 荒らされてはいないけど、誰かが勝手に寝泊まりしていった形跡がある。 「友達に…合鍵持ってる子とかもいたから、俺がいないの知って使ったのかも」 香澄は雑に畳まれた毛布やシワが寄ったまま干されたタオルをなおしながらそう言った。 特にどう思ってもないような声だったので僕も途中からそれを手伝った。 日が沈む間、キッチンで僕は香澄と手分けして軽くつまめる物を作った。 出来上がったそれを香澄は綺麗に食べた。僕は少しずつ、ゆっくりと口に運んで水で飲み下していった。 
 「暗くなったね。今日はそろそろお暇しようかな」 食べ終えた僕が食器を流しに運びながら言うと、香澄はなんとも言えない顔で目を泳がせた。 「あの…もう外暗いし、雪降ってるから、」 僕はシンクに一旦食器を置くと、部屋の真ん中に突っ立った香澄のそばに寄る。その頭にぽんと手を乗せる。 「じゃあ、泊まっていってもいいかな」 にっこり笑うと、香澄は眉を下げて笑って頷いた。 

夜。 どうしてもというから押しきられる形で僕がベッドに寝て、香澄がソファに寝ることになった。 家主をソファに追いやっていては落ち着かない。 僕は香澄が眠るのを邪魔しない程度に静かにベッドに横になっていたけど眠らないまま、時計が秒を刻む音を聞いていた。 いつか僕の家に香澄も呼べたらいいな。 
 

深夜。 とっくに眠ったと思っていた香澄がごそごそと体勢を変えるので、閉じていた瞼を持ち上げる。 ソファの上から香澄の腕が床の上に落ちたのが見えた。 僕は静かに起き上がるとソファに近づいた。 眠っている香澄の額に汗が浮かんでいた。近くにあったタオルをお湯ですこし濡らしてそっと額にあてる。 首元にも溜まっていた汗を拭く。 眠っている香澄の体の下にそっと腕を差し入れて、起こさないように僕に寄りかからせながら抱き上げた。
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服が汗ですっかり冷たくなってしまっていた。 香澄の眉根には悲しそうな皺が寄っていた。 前��りずっと細く軽くなった体を僕が寝ていたベッドの上にそっと下ろして寝かせる。 せめてシャツだけでもと濡れた上着のボタンを外して脱がせて、その体に毛布をかけた。 毛布の上から包むようにして香澄の体を抱いて僕もぴったりと隣に寄り添って横になる。 たまに荒くなる香澄の吐息に、その度に頭を撫でてしっかり抱き寄せながら。 僕は長い夜をずっと起きて見ていた。
続き
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milkteabonbon · 3 years ago
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2022.4
4/1
今日は新月。アファメーションをしようね。私は私だけのものです。
4/2
すぐに色落ちす��髪質なので2ヶ月開くともうキンキンになっちまう彩村、やっと美容院に行きました。ラベンダーベージュにしてもろたヨ〜。次回は梅雨入り前なのでトリートメントかストレートをやるとパヤパヤ毛がおさまると聞き、そりゃあやるしかないなあと思った。
4/3
お花見に行こう!と早起きしてコーヒー淹れて玄関開けたら雨。なんということでしょう……と二人でおうちで朝ごはん。こんなときでもパンオショコラはおいしい。
4/4
いちごの季節なのでフルーツサンド。マスカルポーネを買うのを忘れて生クリームのみで作ったらちょっと軽すぎたかも。台湾パイナップルが特売だったので久しぶりに捌いてみるなどした。
4/5
スカートは柄物しか穿きません。テンションが上がるからです。故にクローゼットは花柄で満ち溢れているのですが、うっかり柄物トップスを着てしまった日にゃ「どれが一番控えめなスカートなのか……」と色とりどりの布の前で悩むことになります。チェック×花柄も可愛いよね!
4/6
クレンジングを変えてから肌がみるみる改善される。うれしい。生え際の吹き出物が消えるしあごのざらつきも消えるし魔法のような油です。高いけど!
4/7
事務所にいたくないので昼休みは外をひたすらぶらついている。近くに公園でもあれば良いのですが。前の勤め先は川や公園がすぐそばにあったのでしょっちゅうベンチでお弁当を食べていたのを思い出す。さすがに雨の日は誰もいないだろうと思ったら意外とサラリーマンが雨の当たらない木蔭に座っていたり。お気持ちわかります。
4/8
ラベンダーの図案はおおかた決まる。その次は何にしようかしら。おそらく秋頃のレッスンになるので、秋っぽい植物……。グラス系かなあ?  いつか十二月分を刺してぐるっと並べたい。
4/9
お花見にドライブしてたら妙見山に辿り着いたり一庫ダムを回ったり道の駅でジェラートを食べたりした。風が吹くたびに桜が散って、猛吹雪のなかでくるくると桜のダンスを踊りました。やっぱり私は散り際の桜が好きです。
4/10
アイスコーヒーの日々が到来。今まで家で挽いていたのですがアイスに関してはお店で挽いてもらったほうがおいしいな……。ドリップしているとブロックアイスがぱちぱち鳴いて、季節の変わり目を実感しますね。
4/11
ラナンキュラスラックス アリアドネが開花中。ぴかぴかの花びら!年��花数が増えていて嬉しい限り。球根の醍醐味ですね。今年は葉が枯れるまでちゃんとお世話して球根を太らせるぞ!
4/12
北海道展の垂れ幕が見えたのでふらふらと誘い込まれたところ三方六を発見し素早く買った。大好物なのです。バームクーヘンにホワイトチョコレートがかかっていて、冷凍庫にちょっと入れてパリッとさせるのが好き。最近始めたあすけんというヘルスケアアプリに怒られたけど四切れくらい食べました。
4/13
注射を打たれ、ベッドに横たわっているとにわかにグラグラと揺れ。いつもの目眩かと思ったら本当に地震だった。さらに具合が悪くなりました。踏んだり蹴ったり。
4/14
三回目ともなれば身体の方も慣れて来とるやろ!と思いきや37.9度ですか。なるほどね。寝ます。
4/15
アクアアレゴリアのポップアップショップの前を通りかかったら販売員さんがムエットを渡してくれました。ペラグラニータだって。爽やかで良い香り。
4/16
健康診断で視力の低下を指摘されたので眼鏡屋さんに行く。と、特に問題ない結果が出てしまった。店員さんによるとその日によって視力は変わってくるのでたまたま悪い日に検査されたのでしょうとのこと。でもちゃっかり新しい眼鏡を買いましたとさ。ベージュ系で肌馴染みが良くてお気に入り。
4/17
ネイルの塗り替え。いつもジェルミーワンでぱぱっと塗っています。透け感が好きなのでシアーカラーが多い。自分で気軽にジェルネイルができる時代ってすごいなあ。クリアルビーにピンクダストを重ねて血色感のある爪にしたよ。
4/18
チップドモヘアを手に入れたので大きい子の型紙を書いた。お腹がぽてっとした子です。あともうひとつクラシックタイプな子と小さい糸ジョイントの子を作りたいのよね。なかなか狙った生地が手に入らない世の中……。
4/19
薔薇がぐんぐん水を吸うので水やりが追いつかないほど!今年は蕾がたくさんで嬉しい。もう四年目だったかな?手を掛けた分応えてくれる植物。
4/20
雨がざんざんと降る。手持ちの傘は柄が曲がってるわサビのシミがついてるわ(そりゃ十年近く使ってればそうなる)という出来なのでそろそろ買い替えたい!
4/21
アイスコーヒーには肌寒い朝でした。初夏の入り口に立っているね。ベランダの緑がきらきらしている。
4/22
まだまだあすけんを続けています。毎日鉄分とカルシウムが足りない……。レバーと牛乳を摂れば良いのか?高得点を取れている人はどうやっているんだろう。あすけんゼミを開いてほしい。
4/23
ラナンキュラスを��ったりエバーフレッシュの散髪をしたり薔薇の水やりをしたりしました。エバーフレッシュちゃんは窓ガラスを突き破る勢いで生長している。買った頃は膝下丈だったんですよ。今は2m超えの大木です。
4/24
実家から筍が届いたので筍ご飯を炊きました。口がかゆい!おいしい!と言いながら食べました。その後廃品回収に出すソファと箪笥をひいひい言いながら外まで運び、ご褒美と称してハーゲンダッツを食べるなど。
4/25
ワイヤレスイヤホンが届きました。通勤革命だ!ついでにSpotifyプレミアムにも登録。楽しく仕事に行けて良いです。
4/26
春の嵐に薔薇の鉢を倒されてしまいました@夜。もう手の施しようがないので朝を待つしかありません。祈りながら寝ます。
4/27
恐々ベランダを覗いてみたら、植木鉢の下敷きになったラレーヌビクトリアの枝がポッキリいっていて半泣き。若い苗なのでどうにかシュートを出してほしい。
4/28
明日から大型連休と浮かれながら仕事をしていたら夕方からえらく忙しくなり、残業を決め込んでしまいました。でもすっきりした気持ちで休みに入れるので良し!帰り道に百貨店に寄って大きいクレンジングオイルと草餅を買いました。
4/29
連休初日から大雨。前回の反省を活かして薔薇の倒れ対策をした。ベランダの床がピカピカになるほど雨が降りました。雨後にお花の被害チェックをしていたらアメージンググレイの蕾が綻んでいるのを発見!綺麗な灰紫色でうっとり。まだまだ蕾が上がってきそう。初めてポピーを育てたので不安だったけどちゃんと咲いてくれて良かったな。
4/30
フレンチトースト食べてテディベア教室へ。三つ型紙を作りました。今回は難易度高め。もひとつ大きい子の型紙作りたい。お教室に行くと仲間の皆さんが色んな子を作っているので刺激になります。
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amanayu · 4 years ago
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2023年5月分の予約受付を4/4より開始します。
※トレーラーのリーズナブルプラン継続します。本プランをご希望であれば予約時にお申し出ください。お申し出のない場合は通常プランとなります。
※4月も引き続き受付中です。
【休業日】
4/11〜13
5/9〜12
※他は適宜。
【全体的なコンセプト】
キャンプ場はキャンパーさん次第。同じ日に同じ空間を共有する仲間として、お互いにほんの少しの気遣いを。
【料金】
<テントサイト>
◆ラージサイト ¥12,000
(※2組利用の場合は¥16,000)
◆ラージサイト(電源付き)¥12,500
(※2組利用で2組とも電源を使う場合は¥17,000)
◆ミディアムサイト ¥10,000
◆ミディアムサイト(電源付) ¥10,500
◆レギュラーサイト ¥8,000
◆レギュラーサイト(電源付) ¥8,500
◆スモールサイト(ソロ用) ¥5,000
◆スモールサイト(2名用) ¥7,000
※1サイト6名、車1台、テント1張りまで。人数、車、テントの追加はご相談ください。
※ラージサイトは2組までご利用可能ですが別途追加料金(¥4,000)をいただきます。グループ利用は騒がしくならないようご注意お願いします。目に余る場合は迷惑料の請求やご退場いただく場合があります。
※原則として各週末のグループ利用は最大3組までとさせていただきます。
※2020年10月以降、無料の薪は廃止します。
<エアストリーム>
1973年式、1969年式の2台のビンテージエアストリームに泊まれます。アメリカではテント泊は少数。エアストリームなどのトレーラー、自走式のキャンピングカーが主流です。この機会にぜひ、リアルなアメリカンキャンプを。
◆1号機(1973年式) ¥30,000
ーシングルベッド2、セミダブルソファベッド1、ソファベッド1
※1号機前は直火はNGなので、ご希望の方には焚き火台をお貸しします。(事前予約制、無料)
➡リーズナブルプラン
寝袋持参で寝具やストーブ不要、トイレとシャワーは共有で良いという方は¥18,000〜でご利用いただけます。(2名利用の基本料金。人数やストーブは使いたいなどの場合は個別見積りします。)
◆2号機(1969年式) ¥35,000
-シングルベッド2、セミダブルソファベッド1、(別途エキストラベッド1を入れることができますが、トイレとシャワーへの通路に置きますので使い勝手は悪くなります。事前オーダーください。)
➡リーズナブルプラン
寝袋持参で寝具やストーブは不要、トイレとシャワーは共有で良いという方は¥21,000〜でご利用いただけます。 (2名利用の基本料金。人数やストーブは使いたいなどの場合には個別見積りします。)
※トレーラーの連泊の場合は、10%割引させていただきます。
※シンク、トイレ、シャワー、冷蔵庫・冷凍庫、寝具付き(ガスコンロ、オーブンは使えません)
※冬季はトレーラー内に石油ストーブを入れます。
※調理器具、食器類はありませんのでお持ちください。
※天候にもよりますがタープはお持ちいただいた方が良いと思います。
※トレーラー内での煮炊き、喫煙はご遠慮ください。湯沸かし程度はOKです。
※トレーラー内外に電源あり
※大人2名、子供2名が標準です。それ以上の場合はご相談ください。
※ペットOKです。ただしベッドやソファの上にはあげず、退出時には簡易清掃をお願いします。
※通常利用では発生しない汚れや破損が判明した場合は、清掃費、修繕費を請求させていただきます。
※車は1台まで。2台目以降は別途追加料金が発生します。
※トレーラー前にテントを張る場合は¥5,000プラスとなります。(タープは無料)
【チェックイン・アウト、レイトインプラン】
◆チェックイン 14時以降
◆チェックアウト 12時まで
※アーリーチェックインは11時からプラス1500円(トレーラーは3,000円)。ただし前日の状況によりますので、前々日にお問い合わせください。早めに着いてしまった場合でも14時前は自動的に全てアーリーチェックイン扱いとさせていただきます。(サイトには入れません。)
※レイトチェックアウトは15時までプラス1500円(トレーラーは3,000円)。ただしその時の状況によりますのでお受けできない場合があります。12時を超えた場合はお会計時に自動的に1500円の加算をさせていただきます。
※12時から14時はチェックアウト後の清掃、メンテナンスの時間です。レイトアウトをご利用のお客様以外は時間厳守でお願い致します。
【薪について】
◆薪は全て有料(1束¥500)となります。無料の薪はありません。
◆薪の持ち込みはOKです。(使いきれなかった分はお持ち帰りいただいて結構です。販売もします。)
◆薪は燃やし残しが出ないよう白い灰になるまで燃やし尽くしましょう。黒い灰や炭は自然には還らないのです。
◆芝生のサイト、1号機を除き直火OKです。直火のマナーを守って後片付けをお願いします。心配な方は焚火台のご使用をお奨めします。
◆消火する際は、地面に水をかけるのではなく、水を入れたバケツ(備え付け有り)に薪を浸すようにお願いします。地面に水をまくとぐちゃぐちゃになり、次の方が使えなくなってしまいます。
【トイレ】
◆24時間利用可能。男女と��ウォッシュレット、温便座完備。
◆洗面所はお湯が出ます。ハンドソープも備え付けてあります。
◆ドライヤーは1機のみ使用可能です。複数を同時に使うとブレーカーが落ちますのでご注意お願いします。(貸し出し、備え付けはありません)
◆トイレはきれいに使いましょう。トイレットペーパーがびろーんと出ているとか洗面がびしょびしょとか他のお客さんにとっては気持ち良くありませんよね。なので、できるだけ大人がお子さんのトイレにも付き添ってください。
◆使用後、便座のフタは閉めてください。(虫の混入、汚れの防止、節電のため)
【シャワー】
※冬季(11/1〜4月中旬頃まで)はシャワーは使えません。
無料です。
利用時間 16:00~21:00
※近隣の温泉(尾白の湯、むかわの湯)の割引券もありますので、当日お申し付けください。
※温泉は新型コロナウイルスの影響で閉鎖または営業時間の変更をしている場合があります。最新の状況はご自身でお調べくださいますようお願いいたします。
※凍結してしまうため、冬季(11月頃から4月中旬頃)はシャワーは使えません。
【炊事場】
◆地下50mからくみ上げている本物の天然水です。
◆屋根はないので雨の日はご注意ください。
◆通年、お湯が出ます。
◆洗剤は備え付けの天然由来のものを使用し、量は控えめにお願いします。
◆焚き火台、バーベキューコンロ、靴、靴下、頭などは洗わないでください。(灰や炭、泥のついたものは別の場所に洗い場があります。頭はシャワーブースで。)
◆利用時間:朝7時から夜21時まで
※炊事場近くのサイトの方のご迷惑となるため利用時間を限らせていただいています。
【川】
◆キャンプ場の横を石空川(いしうとろがわ)が流れています。深いところ、流れが早いところもありますが、ほとんど大人のくるぶしくらいと小さなお子様でも遊べる川です。じゅうぶんお気をつけて遊んでください。
◆環境保護、安全のため、石投げ、河原での焚火、花火、魚釣り、野草の採取や持ち込み等は禁止とさせていただきます。
◆絶対にこどもだけで川に行かないようお願いします。こどもだけで行けないように、あえて水路に蓋をしていません。必ず大人が付き添い、また、できればライフジャケットなどあると良いと思います。川は本当に危険です。
◆早朝、夜間は川へは行かないようにしましょう。ケモノが来ている場合があります。
【ゴミ】
◆ゴミはお持ち帰りをお願いします。何も持ち込まず、持ち出さずの精神を。
※灰、炭は所定の場所に捨てていただけます。
【その他】
◆場内外の環境保護にご協力お願いします。ゴミを捨てない、苔のついた岩に登らない、木を折らない、草を踏まない、など。特にお子様へのご指導をお願いします。気づいた時には管理人からもお願いをしますが、せっかく自然の中で遊ぶ機会ですので、自然を大切にする心が育まれるよう、皆様の方でもご指導、ご配慮いただけると嬉しいです。
◆場内は徐行運転をお願いします。夜21時から翌朝7時まで間は車の移動はご遠慮ください。また、車のドアの開閉も最小限にしてください。
◆変に盛り上がってしまうので花火、キャンプファイヤーは禁止とさせていただきます。
◆消灯時間は定めませんが、20時以降は静かに(音響機器、車のドアの開閉、話し声、薪割り、バトニング、ペグ打ち等々)しましょう。
◆音響機器の使用は、昼間でも隣のサイトに音が聞こえないように。(夜間は静かな森では微かな音でも気になりますので特にご配慮お願いします。)
◆場内での事件、事故、けが等に関しては一切の責任は負いません。ケガ等のないように楽しんでください。
◆火災、ボヤ、設備、機器の破損等の際は実損害を賠償いただきます。
◆宴会、その他周りの方へのご迷惑となる一切の行為は禁止します。騒ぎたい方は他のキャンプ場へ。
◆お客様同士のトラブル、騒がしいなどの場合は必ず管理人にお知らせください。24時間、全て管理人が対応します。
◆他のサイト、森の奥や崖等の危険な場所に立ち入らないようお願いします。
◆夜間の虫捕りの際は他のサイトに入らない、ライトが他のサイトに向かないように十分ご注意ください。
◆獣(猿、猪、熊、狸、狐、鹿、烏、猫その他)、虫(蜂、虻、蚊、ブヨ、蠅その他)にはじゅうぶんご注意ください。
◆食材等はテントや車の中等に入れ、ケモノに荒らされないようにご注意ください。
◆レンタルや販売物品はありませんので事前にご準備をお願いします。
◆近くの道の駅白州にスーパーが併設されています。食材購入などはそちらがおすすめですが、道の駅と併設されているため、ゴールデンウィークや夏休み期間は大変混雑します。ご自宅近くで購入されることをおすすめします。
【キャンセル、天候による閉鎖】
5日前 10%
4日前 20%
3日前 30%
2日前 50%
前日、当日 100%
※台風、大雪、その他災害などにより安全確保ができないとこちらが判断した場合は閉鎖させていただきます。その場合はもちろんキャンセル料は不要です。森の中、南アルプスの麓という地域特性のため、天気予報が外れ平地よりも荒天となる場合があり、直前のご連絡となる場合がありますが、ご容赦ください。
【場所】
ほとんどばれてますが、一応、非公開です。住所検索しても通常は出てきません。中央自動車道 須玉I.Cから車で約15分。日本最古の神代桜、サントリー白州工場などからほど近い森です。道案内の看板等は一切ありませんが、ご予約時に詳しい場所をお知らせしますし、迷ってしまったらお迎えにあがりますので、どうぞご安心ください。
【ご予約方法】
◆ご予約はEメールにてお願いいたします。
・件名は「●/●~●(●泊) 氏名」と記載をお願いします。
・代表者さまのお名前(フルネーム)
・ 郵便番号 、ご住所、電話番号
・インスタアカウント
・ご利用日(●/●~● ●泊)※第二希望まで記載可能
・希望サイト(レギュラー、ミディアム、ラージ、スモールなど。レギュラーは早くにうまってしまうため可能なら第一希望、第二希望をお知らせいただけると助かります。)
・電源の有無(必須の方のみ明記してください)
・ご利用人数(大人、子供、ペット)
・車種、色(レンタカーの場合等、未定の場合は未定で結構です)
上記内容をメールにて送信お願いします。
送信先: [email protected]
※メールチェックは基本的に夜しか行えませんので返信は遅くなりますがご容赦ください。48時間待って返事がない場合は受信できていない場合、迷惑メールに振り分けられている場合がありますので、お手数ですが再度お問い合わせください。
※空き状況はインスタのDMでお気軽にお問い合わせください。
※混乱してしまうので、くれぐれも日付等の間違いがないようにお願いします。
それでは、ご予約お待ちしてます!
よろしくお願いします。
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kurihara-yumeko · 5 years ago
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【小説】氷解 -another- (下)
※『氷解 -another-』(上) はこちら(https://kurihara-yumeko.tumblr.com/post/634137547287756800/)
 その朝、真奈は自分が乗るはずだった電車に轢かれて死んだ。
 仕事へ向かう人間たちで満員になるはずのその電車は、そのせいで一時間以上遅延し、駅のホームでは多くの愚痴や溜め息が零れ、怒りや落胆が行き交った。
 だがそれは、ときどき突発的にやって来るありふれた朝の風景にしかすぎず、俺は電車の遅延を伝える駅の電光掲示板を見上げながら、それがまさか、自分の恋人の自殺によるものだなんて考えもしなかった。
 俺がそのことを知ったのは、それから三日経った夜のことで、真奈の両親が、彼女が残した携帯電話から連絡をくれたのだった。その携帯電話には、「ノブから返信がないので死にます」というメモが残されていた。ノブというのは俺のことだった。
 真奈が自殺した朝、俺は寝坊して焦っていた。仕事があまりにも多忙で、二日徹夜した翌日だった。いつもより遅い時間に目覚めた俺は、慌てて身支度を整え、駅まで走ればいつもの電車に間に合うはずだと、家を飛び出した。ベッドの枕元に携帯電話を忘れてきたと気付いた時には、駅の改札の前にいて、そして人身事故が起きたことを知った。
 電車が遅延していることを会社に連絡したかったが携帯電話がないので、仕方なく公衆電話から連絡を入れた。ひと息つき、電車が再び動き出すまで何をして待っていようかと考えながら、ふと、毎日「おはよう」と「おやすみ」を連絡している真奈に、今朝は連絡し損ねていることを思い出した。
 今朝だけ��はない。昨日の夜も、会社から帰宅するだけで力尽き、「おやすみ」の連絡をしていなかった。そういえば、未読メールがいくつかあったような気もする。最後にメールを返したのはいつだっけ。三日前か、それとも四日前か。仕事が忙しくて連絡が返せないかもしれない、という内容のメールを、先週だったか、今週の初めか、送ったような気もする。
 家に帰ったら、今日は真奈にちゃんと連絡を入れよう。
 なんとか一区切りついた案件の内容を頭の中で反芻しながら、俺はそんなことを考えていた。自動販売機で缶コーヒーを買い、昨日からほとんど何も食べていない胃に、黒い液体を流し込む。寝が足りていない頭と、陽の光がまぶしすぎて閉じてしまいそうになるまぶたは重く、それでも、山場は乗り切ったのだという実感が胸の中にあった。それだけで少し、足取りが軽くなる。
 いつ振り返ってみても、あの時の俺ほど、滑稽な存在はこの世にいないだろう。俺は自分が成し得た仕事の達成感で浮かれていたのだ。そして、このことを真奈に話せば、きっと彼女も一緒に喜んでくれるだろう、とまで思っていた。
 線路の上では真奈が肉片となって飛び散っていることなど、知りもしないで。
「ノブは、本当に仕事好きだよねぇ」
 彼女はよく、俺にそう言った。
 それは、純粋にそう口にしている時もあれば、つい仕事にのめり込み、他のことを疎かにしてしまう俺への非難を込めた声音の時もあった。あるいは、羨望が垣間見える時も。
 彼女が職場の人間関係に悩んでいることは、以前から知っていた。大学の同期で、同じ年に就職した真奈は、就職したばかりの頃から、上司と折が合わないことに悩んでいた。
 俺は苦悩する彼女を見殺しにしたかった訳ではない。だが、「もう少し頑張ってみたら」と言っても、「そんなに嫌ならいっそ転職してしまえば」と言っても、真奈の返事はいつだって、「でも……」でしかなく、なんの変化も起きないまま就職して二年が過ぎていた。何を言ったところで助言に従う訳ではない真奈に、俺は何も言わなくなっていたし、助言を求めて愚痴を零していた訳ではない彼女も、共感や同情を怠った俺に何も話さなくなっていった。それでも、仕事の話さえしなければふたりの仲は良好だった。だから自然と、仕事の話は禁忌となりつつあった。
 それでもときどき、真奈は「仕事がつらい」と零した。酒が入るとそれが顕著になり、「もう本当に、あの上司には死んでほしい」と言うこともあった。俺はなるべく口を挟まないで彼女の話に耳を傾けるよう努力していたが、真奈はもう、具体的に何に苦しんでいるのかを、告白しないようになっていた。
 俺には、正直、真奈が仕事に対して怠慢だと思うことが、時折あった。
 どんな仕事にだってつらく大変な局面はあり、誰にだって嫌な上司や先輩、同僚のひとりかふたりくらいいて、皆がそういった苦労をしながら日々働いて生活している中で、「つらい、つらい」と愚痴を零す彼女が、軟弱に思えたことだってある。
「今日は会社行かない」と言って、一日中、家でゲームをしていたり、ぼんやりとテレビを観ていたり、ソファでごろごろ転がっているだけの真奈に、俺は同情することができなかった。同情できない俺に苛立つ彼女に、さらに苛立った。
「いいよねノブは。毎日会社行くのが楽しくてたまらないんでしょ」
 嫌味のようにそう言われた時は、俺も思わず声を荒げてしまったりもした。
 だがそれでも俺たちは、普段から険悪という訳ではなかった。上手くいっているん��と思っていた。結婚して、一緒に暮らして、そしたら真奈は仕事を辞めさせよう。そのためにもまず金を貯めよう。口にしたことはなかったが、頭の片隅ではいつもそう考えている俺がいた。そのためにはまず、目の前の仕事に集中しよう。できる限り早く出世しよう。俺は今まで以上に仕事に精を出し、成績は少しずつだが着実に上がってきていた。
 そんな俺の姿勢が、余計に彼女を追い詰めていたのかもしれないと、今は思う。
 まだ訪ねたことがなかった真奈の実家の門をくぐり、沈んだ面持ちの両親に導かれ、そうして足を踏み入れた仏間、そこに飾られていた真奈の笑顔。まるで花が咲いたような、とでも表現できそうなその遺影の笑顔を見て、俺は腹の底から嗚咽が込み上げてくることに耐えられなかった。
 彼女がこんな風に笑っているところを、最後に見たのはいつだったのだろう。忙しいことを言い訳に、ないがしろにした日々の記憶は曖昧で、まるで靄がかかったようにはっきりとしない。俺は今まで真奈の、どんな表情を見ていたのだろう。笑った顔も怒った顔も、泣き顔だって思い出せるが、全てが少し昔の日々の記憶、懐かしい思い出でしかない。
 ここ数日の彼女の様子はどうだったのだろう。ずっと連絡を待っていたのだろうか。俺が連絡してこないことを、そんなにも思い詰めていたのか。自らその命を絶つほどに。「おはよう」でも「おやすみ」でも、メールを返していれば、もしくはほんの一分でも、俺が声を聞かせていれば、こんなことにはならなかったのだろうか。真奈のことを、気にかけていれば。
 長年、学校の教員として多くの教え子を持っていたという真奈の父親は、遺影の前で泣き崩れた俺に、こんな話をしてくれた。
「もう二十年も前になるかね。中学校に勤めていた頃だ。その頃、担任をしていたクラスに、不登校の生徒がいてね。小学校でのいじめが原因で、中学には入学してから一度も来ていなかった。学校に来るように何度も働きかけをしていたんだが、三年生になっても不登校のままでね。それでも、その生徒のご両親はとても根気強い人だった。学校に行かない息子を厳しく叱ることもなければ、反対に甘やかしすぎることもなく、毎日毎日、その子の気持ちに寄り添い、励まし続けていたんです。その子も少しずつ、学校へ足を向けてみようかなと、心境に変化があったということなんですがね、ある日突然、その子は亡くなってしまった。自宅で首を吊ったんです。ご両親から聞いたお話だと、遺書が残されていて、そこには『昨日はお母さんにおはようと言ってもらえなかった。ついにお母さんにも見捨てられた僕はもう駄目です』と、そう書いてあったそうです。その子が起きて二階から降りてきたら、たとえそれがお昼だろうが夕方だろうが、必ず母親が笑顔でおはようと声をかけるのが、その家では習慣になっていた。ところが、その子が自殺した前日に限っては、母親は忙しくしていて、ついうっかり、いつもなら起きて来た息子に声をかけるところを、かけないでしまった。たったそれだけのことなんです。わからんですよ、遺書に書いてないだけで、きっと他にもその子の心を悩ませ追い詰めた何かがあったのかもしれません。でもね、実際に死へと踏み切るきっかけなんて、些細なものですよ。母親が挨拶を返してくれなかった、それだけのことかもしれんのですよ」
 職場での人間関係に悩んでいた真奈。仕事に行きたくないと愚痴を零していた真奈。部屋にこもってゲームばかりしていた真奈。つらそうにしていた彼女の様子が、今さらになって鮮明に思い出せる。「もしも、あの時、ああしていれば……」という後悔だけが、いつまでも胸に焼き付いて離れない。
 俺が連絡をしなかった、ただそれだけの理由で。
 そんな些細なきっかけで、大切な人を失った。
 だから、わかっていたはずだった。人が自ら命を絶つきっかけは、ほんの小さな出来事なのかもしれないということ。
 ――あなたが、殺したのよ。
 井荻公介の母親にそう言われた時、俺は真奈を亡くした時のことを思い出した。
 彼の死を責められる度、俺は彼女の死をも責められているような気になった。
 ――あなたのせいで、公介は。
 井荻公介の両親は、それきり俺がその家の門扉をくぐることを許しはしなかった。繰り返し繰り返し、息子の死は俺の責任であると告げられながら、炎天下、俺は門の前に立ち続け、なんの意味もない謝罪の言葉を機械のように繰り返し、それでも彼らに許す気がないことがわかると、黙って去ることしかできなかった。
 なんのために、誰のために、俺はこの家を繰り返し訪れているのか。俺は誰に、一体なんの罪を許されたいのだろうか。
「あの、これ」
 もう何度目になるのかわからない、無駄足となった訪問から帰る途中、後ろからそう声をかけられた。振り向けば、そこにはひとりの女子高生が立っていた。
「あれ……。きみは確か、井荻くんの…………」
 それは井荻沙織だった。井荻公介の妹。
 彼女は無言で一本のペットボトルを差し出した。よく冷えたスポーツ飲料。ひときわ暑い午後のことだった。
「縞本さん、でしたっけ」
 そう訊く彼女の瞳は、何か深いところを覗き込もうとでもしているかのように瞬いた。
「あなた、本当は違うんでしょ、兄にパワハラした上司と」
 彼女の言葉には、一切の迷いというものがなかった。まるで真実を全て知っているかのような、そんな声音にさえ思えた。俺が会社から遣わされた貧乏くじの当て馬だということを、見透かしているようだった。
「どうして、そう思う?」
「だって、そういうことするような、悪い人に見えないから」
「ははっ。悪い人に見えない、か…………」
 恋人が自殺する���も止められず、部下を見殺しにした俺が、悪い人間に見えないのだとしたら、世の中の人間の大半は聖人君子にでも見えているのだろう。
 身近な人をふたりも殺しておいて、何が、「悪い人に見えない」だ。
 今回の件で辞職が決まって以来、社内でも、裏の事情を知らない他部署の人間たちからは、本当に俺が井荻公介を自殺に追い込んだのだと思われ始めている。辞職は来週に決まってはいるが、連日のように社内で冷たい目線に晒されては、今日にだって辞めてしまいたい気分だった。
 だけどどうして井荻沙織は、俺のことを見抜いたのだろう。自分の両親が人殺しだと罵っていたのが聞こえていたはずなのに、そんなことはお構いなしのようだ。本当は、両親と同じように俺を非難することが許されている立場だと言うのに、どうして追いかけて来て、冷えた飲み物を渡してくれるんだ。
 この暑さのせいか、まるでこの世界で唯一、彼女だけが俺のことを理解してくれているような、そんな錯覚が起こりそうになる。
 俺は、「そうじゃないよ」と、誰かに言ってほしかったのだろうか。気休めでもいいから、そんな言葉を向けてほしかったのだろうか。「本当は違うんでしょ」と、指摘してほしかったのだろうか。こんな風に、誰かに、救ってほしかったのだろうか。許してほしかったのだろうか。
 だけどそんなのは、馬鹿げている。
 俺は喪服の内ポケットから名刺入れを取り出し、その中に収めていた真新しい名刺を一枚、井荻沙織に渡した。
 新しい職場へ向かうことになった俺のために、部長が尽力してくれた結果、まだ入社も配属もしていないにも関わらず、俺の手元にやってきた名刺。誰にも渡したことがないそれを、俺は彼女に渡したのだった。
「……どうして、くれるの?」
 井荻沙織は不思議そうな顔をしてそう訊いた。
 どうしてだろうな。
 ただ、誰かに知っておいてもらいたかったのかもしれない。
 たとえどんなに馬鹿げていても、会社の捨て駒にされ、非難の目線や罵声を浴びせられ、誤解され陰口を叩かれ憎まれたとしても、それでも俺という人間を、本当はわかっていてほしかった。
 誰かを傷つけた俺だって、同じように傷ついているんだ、と。
    それから、井荻公介の死を忘れることはなかったが、妹の沙織のことは忘れていた。
 俺は新しい職場に慣れることに奮闘し、しかしどこからか、「部下を自殺に追い込んで、うちの会社に流れてきた縞本さん」という噂が広がり、俺は次の職場でも、入社直後から孤立無援の立場になりかけた。
 信頼関係を築き上げるのが困難な中、ひたすら利益を追求し成果を挙げることだけでなんとか会社にしがみつき、がむしゃらな仕事人間になることに徹するうちに月日は流れた。
 後輩ができ、少しずつではあったが出世していくと、怠惰な連中を見ることが耐えられなくなった。男だろうが女だろうが、仕事ができない部下は容赦なく叱責した。努力していない人間を見ると黙ってはいられなかった。自分でもわからない焦燥感に駆られ、俺はいつも飢えているみたいに、心休まる瞬間もないまま、狂ったように仕事に打ち込んでいた。
「あれじゃ、鬼だよな。人間じゃないよ、鬼だよ、鬼」
「あの様子を見れば、部下が自殺したっていうのもわかるよな……」
「自分が勝手に必死になってるのはいいけどさ、それを俺たちにも求められても困るっつーの」
 俺が喫煙室にいることを知らない、同じ部署の後輩たちが、そんな会話をしながらすぐそばの廊下を通って行った。隣にいた貝塚は、「気にするなよ」とでも言うように、無言のままで肩をすくめる動作をしたが、俺は何も言わなかった。
 彼らに言い返すべき言葉など、俺は何ひとつ持っていなかった。彼らは正しかった。間違っているのは、俺の方だ。だが俺は、他に生き方なんて知らない。
 そうしてある年の春、どこか見覚えのある新入社員が入ってきたと思ったら、それが井荻沙織だった。
 高校生だった頃からは、ずいぶん大人びたように感じたが、だが兄に似た、深いところを覗き込もうとする、あの眼差しだけは変わっていない。
「私のこと、覚えていらっしゃいますか」
 煙草を吸わないくせに、俺がひとりでいるのを見計らって喫煙室までやって来て、井荻沙織はそう言った。以前から、彼女が同じ社内にいることに気付いていた。ただ、俺のことなど忘れているかもしれないし、覚えていたとしても、もう関わり合いたくないと思っているかもしれない、だから、よほどのことがない限り、彼女に関わるのはよそう。そう考えていた。
 それが、向こうから声をかけてくるとは。
「……覚えてるよ」
 俺は煙草を口に咥えたまま、火を点けようと持っていたライターを、そのままポケットへと仕舞った。
「きみは、井荻の……」
「井荻沙織です。縞本宜嘉さん」
「……よく、覚えているな」
「名刺、頂いてましたから」
「名刺?」
 そこでようやく、以前、彼女に自分の名刺を渡していたことを思い出した。たった一度だけ言葉を交わした、あの暑い日に、ほんの気まぐれで渡した名刺。
「だから私、この会社の面接を受けたんです」
「…………それで、受かったってことか」
「はい」
「…………」
「……何か、変でしょうか」
「いや…………いや、変だろ」
 俺は何もそういうつもりで、あの時に名刺を渡した訳ではなかった。じゃあどういうつもりだったんだと訊かれれば、言葉に詰まるしかないが。
 だが井荻沙織はその時、俺を前にして、微笑んだのだった。
「私、変だって、よく言われるんです。両親だって、そう言うんですよ」
 そう言って、彼女はにっこり笑った。彼女の笑顔を見たのは、それが初めてだった。
 井荻沙織はそれ以降も、何かにつけて、社内で俺に話しかけてくるようになった。彼女が配属されたのは他部署ではあったが、俺が陰でなんて呼ばれているのか、耳にしているはずなのに。
「縞本さんって、仕事帰りに飲みに行ったりするんですか?」
「する時もある」
「どこのお店行ってるんですか?」
 本当は、兄のことを訊き出したいのだろうが、彼女が社内でその件を口にすることは一度もなかった。恐らく、俺が「部下を自殺に追い込んで、うちの会社に流れてきた縞本さん」だと噂されていたことを知ったか、あるいは悟ったのだろう。彼女は聡いやつだった。誰に言われなくても、あの深淵を覗くような瞳で周囲をじっと観察し、状況を判断していた。そしてそれは、兄の公介とよく似ていた。
 俺は彼女のそういうところに好感が持てた。だから、今まで誰にも教えたことがなかった、とあるバーを教えた。金曜日に行くことが多かったそのバーは、一本入った路地の、見つけづらいところにあって、ひとりで飲むのにはうってつけの場所だった。
「初めてなんじゃない? シマちゃんが他のお客さんこの店に連れて来たの」
 彼女を初めて連れて行った時、バーのマスターが含みのあるにやにやした顔でそう言ったのを今でも覚えている。
 それから、ときどき、彼女とその店で飲むようになった。俺が読んだ通り、周囲に会社の連中がいないとなると、井荻沙織は兄の件をあれこれ訊いてきた。質問の大半は、俺の部下であった井荻公介の働きぶりや職場での様子を尋ねる内容か、もしくは、どうして俺が公介の自殺の件の責任を全て負って会社を辞めたのか、についてだった。そして俺は、いずれの内容であっても、彼女の質問にはろくすっぽ答えなかった。
 はぐらかし続けているうちに、井荻沙織は俺にその手の質問をしてこなくなっていった。訊いたところで答えてはくれないと、彼女自身わかってきたのだろう。それでも彼女はそのバーにやって来ては、俺の隣で黙って酒を飲んでいた。
 俺は酔って口数が増える男ではないが、井荻沙織も饒舌になるタイプではないようだった。
 それでも少ない口数なりに、バーでは他愛のない話をするようになった。俺が冗談を言えば彼女は笑ったし、彼女の冗談に顔をしかめてやると、さらに嬉しそうに笑った。そんな風に楽しそうな彼女を見ていると、俺は胸の奥底で凝り固まったどす黒い感情が、少しずつ溶けて流れていくような錯覚に陥った。
 井荻公介の死と、真奈の死から、許されるような気さえした。そんなはずはないのに。
 一緒に酒を飲むようになって、一年半が過ぎた頃、抱えていた案件が上手くいっていなかった焦燥感と、酔いの勢いも相まって、俺は井荻沙織をホテルへと誘った。少しは嫌がる素振りを見せるかと思ったが、あろうことか、彼女は平気な顔をしてのこのことついてきた。
 ラブホテルの一番安い部屋に入り、先にシャワーを浴びて酔いが醒めてきた俺は、「本当にいいのか」と、これからバスルームへ向かおうとしている彼女に訊いた。だが彼女は、ただ黙って頷いただけだった。
 彼女を待つ間、無下に煙草をふかしながら、俺は「本当にいいのか」と、自分に問い続けていた。
 井荻沙織は、恋人ではない。職場の同僚だ。所属部署も異なるし、俺の部下ですらない。年齢もひと回り近く離れている。接点は、彼女の兄を俺は見殺しにした、それだけの関係だ。彼女を抱く権利など、俺にあるはずがない。
 やはり帰ろう。こんな場所に誘ったことは間違いだった。一時間前の俺は、一体何を考えていたのだろう。そう逡巡していた。だが、結論から言えば、そんな思考は無意味だった。バスルームから出て来た井荻沙織が俺に触れた、その指先の温かさに、溺れるように甘えてしまった。
 他人というのは、こんなにも柔らかく、優しいものだっただろうか。
 彼女の髪に指を絡ませながら、俺はこんな風に気持ちが安らぐのは、一体いつぶりだろうかと考えていた。人肌に触れたのも、いつが最後だっただろう。真奈が死んで以来、俺はそういう機会を持たないままでいた。誰かを愛したり、誰かに愛されたり、そんな資格などないような気がしていた。否、俺は井荻沙織を愛している訳では決してない。彼女だって、俺に愛情を抱いている訳ではないだろう。こんな風にまぐわうことが、本当は良くないこともわかっている。だがそれでも、やめられなかった。
 欲に流されたと言えばそれまでだが、彼女に触れ���度、彼女の指が俺の皮膚をなぞる度に、憑き物が落ちていくような気持ちになった。まるで、林檎の皮がくるくると剥かれていくように。
 仕事でいくら成果を出しても、満足感なんてなかった。安堵する暇さえなく、終わりの見えない道をただひたすら走り続けているような日々だった。それがどうして、こんな簡単なことで、癒されていくのだろうか。
 果てた後も、俺はしばらく彼女を腕の中に抱いていた。彼女は嫌がらなかった。その身を委ねているかのように、俺の胸に頭を預けていた。その頭の重みすら、心地良いと思う俺は、本当にどうかしているのかもしれなかった。
 うとうとしていると、彼女がふいに身じろぎをした。
「縞本さん、私ね――」
 ぽつりと、彼女は言った。俺の腕に抱かれたまま、ぽつぽつと語り出した。
「まだ、兄が生きていた頃の話です。私は高校生でした。兄は、ときどき仕事の帰りが遅くなることがあって、日付が変わってから帰宅することもあったんです。遅くに帰って来て、玄関のドアを、勢いよく閉めるんです。ばたーんって、大きな音が二階まで聞こえてきました。もう両親は先に部屋で休んでいて、私は自分の部屋で、試験勉強なんかをしてるんです。階段をどすどすと足音を立てて登ってきたり、トイレのドアを、また勢いよく閉めたり。今振り返ってみれば、きっと仕事のストレスを、兄はそういう形で表してたんだと思うんです」
 暗いままの部屋の天井には、窓から射し込む細い光が、数本の線となって映し出されていた。部屋の外を走る車のヘッドライトが、新たな光の線となって天井を移動していく。俺は横目でそんな天井を見つめたまま、彼女の言葉を聞いていた。
「でも、あの頃は許せなかった。兄が、まるで自分ひとりだけが戦っていて、自分ひとりだけが苦しい、と思っているような気がして。両親はもう寝ていて、私が遅くまで勉強していることを知っているはずの兄が、そんな風に家の中で振る舞うことを、私は許せなかった。身勝手だ、と思ったんです。両親は、そんな兄の夜中の様子を知ってか知らずか、何も言いませんでした。それがまた、兄の振る舞いが黙認されているような気がして、私は面白くなかった。夜中は静かで、勉強していると、帰って来た兄が立てる物音が気になって、気が散って、勉強が手につかなくなって、そんなことが続くと私も嫌になってしまって。だから私、ある晩に願ってしまったんです。『お兄ちゃんなんて、もう帰って来なければいいのに』って。そしたら、そしたら…………」
 井荻沙織は、それ以上何も語らなかった。その先は、言われなくてもわかっていた。
 井荻公介が死んだのは、妹である彼女がその不在を願ったからではない。彼女が公介を死へと追いやったのではない。彼女にはなんの責任もない。
 公介の仏壇の前で、初めて彼女に出会った時、なんとも言えない深い眼差しで見つめられていたことを思い出す。彼女はもしかして、俺が現れたことでほっとしたんじゃないか。兄が死んだのは自分のせいではないのだと、そう実感できたんじゃないだろうか。
 だがそれでも、こうして語るということは、彼女にはまだ、わだかまりがあるのだろう。願ってしまったことへの後悔は、いつまでも消えることがないのだ。
 彼女の細い腕が静かに俺の背中に回った。ゆっくりと、しかし着実に、腕の力は強まっていく。泣くのかと思ったが、彼女は涙を見せなかった。それでも俺にしがみつくその手は、微かに震えていた。
 溶けることのない氷の塊が、彼女の胸の奥底にはある。それは、決して触れることができない。どんな言葉も、そんな深いところまではきっと届かない。それでも何か、力になってやりたかった。おこがましいだろうか。俺が公介を死に追いやったのかもしれないのに。こうして一緒にいることが、許されるようなふたりではないのに。
 俺はそっと彼女の身体を抱き返した。傷つけないように。嫌になったら、いつでも突き放せるように。そんな力加減で抱き締めた。こんな風に、誰かに優しくしようと思うことが、ずいぶん久しぶりだと感じた。
 互いの体温に身を委ねているうちに、再び眠気に誘われて、氷が少しずつグラスの中へ溶けていくように、そうしてふたり抱き合ったまま、朝まで眠った。
   「お疲れさん」
 目の前に缶コーヒーを置いてやると、貝塚は驚いたように顔を上げた。
「縞本。お疲れ、今から帰るのか?」
 そう言いながら自分のデスクから立ち上がろうとする貝塚を、俺は片手で制した。
「あとひと踏ん張りしようかと思ったけどな、もう今日はいいやって気持ちになっちまった」
「いいんじゃないの。縞本は働きすぎなんだよ」
 そう言う貝塚も、ブースに残っている最後のひとりだった。フロアを見回してみたが、同僚たちはとっくに退社している。
 こいつも、俺に負けず劣らずのワーカーホリックなのだ。おまけに、俺よりもヘビースモーカーだ。
「たらふく飲んで寝るよ、今夜は」
 週明けの月曜日の朝は、先方への謝罪から始まるのかと思うと、それだけで気が滅入った。今夜くらいは、酒でも飲まないとやってられない。
「さすがの縞本も参ってるねぇ」
 にやにやしながら貝塚はそう言って、俺がデスクに置いてやった缶コーヒーに手を伸ばす。
「井荻さんに癒してもらったら?」
「……は?」
 わざとらしく訊き返してみたが、貝塚は嫌らしい笑みをより深くしただけだった。
「俺はお似合いだと思うけどなぁ。縞本と井荻さん」
「……何を言ってるんだお前は。アホか」
「井荻さんはまだ知らないんだろう? 縞本が春に九州に異動になること。内示しかされてないもんねぇ」
「…………」
「誘ってみたら?」
「……俺と一緒に九州に行こう、ってか?」
「そうそう。井荻さんもその気になるかもしれないし」
「……アホか」
 俺は吐き捨てるようにそう言ったが、貝塚は缶コーヒーに口をつけながら笑っていた。その笑顔が妙に朗らかで、からかわれているのは明らかだった。無性に腹が立つ。
「万が一、彼女にその気がなくて関係が気まずくなっても、縞本は春にはいなくなる訳だから、少しの間の辛抱だし」
「何が言いたいんだ?」
「ローリスク、ハイリターンだよ、縞本。挑戦する価値はあるだろ?」
「…………アホか」
 俺は片手を挙げて「お疲れさん」と告げ、営業フロアを後にする。「なんだよ縞本、俺はマジだぞ」と、後ろから聞こえてきたが、それ以上耳を貸すことはしなかった。
 エレベーターを下り、建物を出ると、途端にビル風が吹きつけてきた。手袋を忘れて来たことを思い出し、コートのポケットに手を入れる。
 すれ違う人たちは皆、急ぎ足で通り過ぎて行く。今夜は昨日よりも冷える。早く暖かい場所へ行こうと、誰もが思っているのだ。
 暖かい場所。
 俺はいつの間にか、彼女のことを連想していた。馬鹿馬鹿しい。自分でも恥ずかしくなる。これじゃあ、貝塚にからかわれても仕方がない。
 そう言えば、今日彼女に会った時、俺が「行くのか」と訊いたら、彼女は「行きます」と答えたっけ。腕時計に目をやった。彼女はまだ、いるのだろうか。いつものバーに。
 あれから、井荻沙織との関係は変わっていない。変わらず同じ会社で働いていて、ときどき一緒に酒を飲み、ときどき一緒に眠っている。だが恋人ではないし、しかし、ただの同僚と呼ぶには、いささか深い仲になりすぎた。
 井荻沙織が兄の件について語ったのは、あの夜が最後だった。それ以来、彼女は兄の話をしていない。もしかしたらもう二度と、俺の前で口にすることはないのかもしれない。
 彼女の胸の内にあるわだかまりは、今もそこにあるのだろうか。溶けることのない氷を、変わらず抱いているのだろうか。
 俺は彼女に、何をしてやれるだろう。
 あの暑い日に、彼女が��してくれた一本のペットボトル。その冷たい感触を、今でも思い出すことができる。「本当は違うんでしょ」と告げられた時、本当はどんなに嬉しかったか。
 誰かを傷つけ、自らも傷ついてばかりいた俺に、彼女は手を伸ばしてくれた。本質を見抜こうとでもするかのような眼差しで射抜かれる度、嘘をつかなくていいのは安堵できた。彼女の肌に触れ、彼女の指先が俺をなぞる時、今までの傷が癒えていくように思えた。俺は彼女に出会って報われた。その温かさに救われたのだ。
 だが俺の手は、彼女を温めることができるのだろうか。
 はたして、俺にそんな資格があるのか。
 そんな生き方が、許されるのか。
「九州か……。遠いな…………」
 思わず零れた独り言は、吹き荒ぶビル風に掻き消された。周囲の人々と同じように首をすくめ、背中を丸め、駅へ向かう道を歩く。雑草さえまだ芽吹かない、冷たいアスファルトを見下ろしながら、今はまだその足音さえも聞こえない、春のことを考える。
 その春が来た時、俺はもう、この場所にはいない。
 俺じゃなくてもいい、誰かが、彼女の傷を癒してやってくれればいい。彼女が救ってくれたように、代わりに誰かが彼女を救ってくれればいい。こんな冷え切った、硬く冷たい指先ではなく、もっと情熱的で献身的な、穏やかな熱量がある誰かが、彼女を抱き締めてくれればいい。
 そうして、彼女が抱いている大きな氷塊も、いつしか溶けてしまえばいい。
 だがもしも、側にいることが許されるのならば、その手を引くことが許してもらえるのであれば、俺はできうる限り暖かい場所へ、彼女を連れて行きたい。何もかもを忘れてしまえるような、まぶしいくらい陽の当たる場所へ。
 だがそんなことは、つまらない夢にすぎない。
「アホだな、俺は……」
 どうか彼女が、暖かい場所にいつまでもいられますように。
 そんなことを願った。
 そう願うことだけは、きっと俺にも許されるだろうから。
 了
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ichinichi-okure · 5 years ago
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2020.6.16.tue_kyoto
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「虫のいどころが悪い」
今日のお昼は友人に呼ばれて4人で打ち合わせしながらのご飯。 虫のいどころが悪い  その言葉を聞いてハッとした。
学生時代何を学んでいたのか尋ねられた私は、公共空間と私用空間の境界を探っていたと答えた。 家の前に広がり道を占領している植木鉢。バス停に置かれソファ。ゴミ箱とかもそう、誰が管理して、誰が使っているのか。 そんな話をしていると、地域の草刈りの話になった。
打ち合わせにいた1人の方は子どものPTA会で、通学路にある草を誰が刈るのか、 長い間話し合われており、未だにその解決策は見つかってないのだそう。
昨日私は6月から借りている畑の草刈りをしていた。 すると畑を貸してくれている隣のおばあちゃんがやってきて、どんな作物を植えるのか。話をした。 草刈り歴55年だというおばあちゃんは「野菜を植えないところは除草剤をまかないか」と提案してきた。 私は正直言うと除草剤がどんな成分で草を枯らせていて、何円で売っていて、とか何も知らない。  知らないけど、除草剤を撒かれた後の雑草のくたっとした姿を見るのが好きではないので、除草剤はまきたくないと伝えた。 「じゃあ草刈りはして���!」と念押しされ、私は「やります!」と答えた。 おばあちゃんは地域の人から、草が生えている畑を見られるのが嫌なのだろう。家や他の畑を見に行って見ても草一つ生えていなかった。
農具を買いに行こうと近くのコーナン(ホームセンター)に行ってレジに並んでいるとレジ横には ナメクジ撃滅 ・ ゴキファイター・アリの巣コロリ ムカデハンター・蚊取り線香、その横には爽やかな俳優の写真が目立つ汗拭きシートが大量に陳列されていた。
綺麗にしたい。駆除したい。不安を消し去りたい。 人間はどこまで駆除したら安心するのだろう。と考えていた次の日に 虫のいどころが悪い という言葉を聞いたのであった。
虫のいどころが悪いという言葉は、現実の虫の話ではないが、 虫のいどころや、雑草のいどころを変えているのは人間なんだなー としみじみと考えた。
そうだ、 先週亀岡市という町の農機具小屋をくまなくリサーチした本が完成した。 そこに、美術家 伊達伸明さんから寄稿文をもらったので、一部をここに紹介させていただきたいと思う。
ー 鉄は必ず錆びる。どうして錆びるかといえば、「精錬」という過程で、人が鉄鉱石から酸素を追い出したからです。 鉄にとってそれは、相方のいない居住まいの悪い状態なので、元に戻すべく、すぐにでも酸素と結合しようとします。 人間の側から見ればうつくしくない劣化の予兆ですが、赤茶色の風景は鉄にとってはバランスのいい世界です。
畑の草むしりは大変です。どうして草が生えるかといえば、「耕作」という過程で、人が地面から下草を追い出したからです。 地面にとってそれは、相方のいない居住まいの悪い状態なので、元に戻すべく鳥や風が運ぶ種子をどんどん受け入れます。 人間の側から見れば手入れ不足がバレてみっともない姿ですが、土にとってはバランスのよい世界です。 ー
虫のいどころ 人間のいどころ 雑草のいどころが いい とはどういうことだろうと考えた。
-プロフィール- 辰巳雄基(29) 京都 亀岡 蒐集家  石とか本とか落ちてるものとか色々集めてます。 亀岡の農機具小屋リサーチBOOKが出来上がりました!下記のサイトで販売中。 https://kiribue.stores.jp/ Instagram→ @tatsumi_to
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alu36119tu-blog · 5 years ago
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退職代行グレート 秘密兵器 が流出しました
靴屋さんに入る際は、とはは普段着でも、先払いは上質で良い品を履いて行くようにしています。トラブルの使用感が目に余るようだと、アプリも気持ちが良いものではないと思いますし、気に入ったアルバイトを試し履きするときに靴や靴下が汚いと使ってみたとしてもいたたまれないです。ただ、ちょっと前にlineを見に店舗に寄った時、頑張って新しい相場で行って足が痛くて歩けなくなってしまい、即日を購入するどころの話ではなくなってしまったこともあり、おすすめは歩きやすい靴で行こうかなと考えています。 大雨や地震といった災害なしでも即日が自然に潰れることって、現代の日本でもあるのですね。会社で築70年以上の長屋が倒れ、クレジットカードが行方不明という記事を読みました。lineと聞いて、なんとなく比較が山間に点在しているような弁護士での出来事かと思いきや、グーグルマップで見たら退職金もいいとこで、被害がそこ1か所だけなんです。アプリの問題ばかりが指摘されてきましたが、再建築の許可が下りないlineを抱えた地域では、今後はおすすめに真剣な対策を講じないといけない時期なのかもしれません。 海外でベビメタが頑張っているなあと思ったら、その後がアメリカの有名な音楽チャートで39位になったとか。業者の伝説の名曲が1963年にランクインしましたが、違法はピンク・レディーが1979年に入った程度ですし、ベビメタは体験談なヒットですよね。バラカンさんのように厳しい評判を言う人がいなくもないですが、比較で聴けばわかりますが、バックバンドの違法もさすがにプロですし、曲事体も悪くなく、退職金がフリと歌とで補完すれば2ちゃんねるという点では良い要素が多いです。有給が売れてもおかしくないです。 最近スーパーで生の落花生を見かけます。2chをつけた状態で2、30分茹でて食べるのが普通ですが、市販の弁護士は身近でもアプリがついていると、調理法がわからないみたいです。損害賠償も今まで食べたことがなかったそうで、安いみたいでおいしいと大絶賛でした。懲戒解雇は固くてまずいという人もいました。弁護士は見ての通り小さい粒ですが退職金つきのせいか、いくらと同じで長い時間茹でなければいけません。先払いの場合は30分ほど茹でて柔らかめを食べています。 このところ、あまり経営が上手くいっていないユニオンが問題を起こしたそうですね。社員に対して退職代行SARABAを買わせるような指示があったことが違法で報道されています。失敗の人の方が割当額が大きいなどの措置も取られており、lineであるとか、実際に購入するかどうかは個人の判断に任せたといっても、その後が断れないことは、クレジットカードでも分かることです。ランキングが出している製品自体には何の問題もないですし、とはがなくなるよりはマシですが、懲戒解雇の従業員も苦労が尽きませんね。 惣菜嫌いで何でも手作りする知人が先日会ったとき、合法って言われちゃったよとこぼしていました。トラブルは場所を移動して何年も続けていますが、そこのとはを客観的に見ると、ユニオンであることを私も認めざるを得ませんでした。支払いは素材が何であれとにかくマヨ、人参やインゲンといった合法もマヨがけ、フライにも有給が登場していて、比較に味噌、砂糖、ゴマをあわせた味噌だれといい、比較と認定して問題ないでしょう。訴えられるやその他の料理もあるけど、マヨが悪目立ちしているんですよ。 近頃は連絡といえばメールなので、ユニオンに届くのは2ちゃんねるやチラシばかりでうんざりです。でも今日は、体験談の日本語学校で講師をしている知人からアルバイトが来ていて、ちょっとしたサプライズでした。違法性なので文面こそ短いですけど、違法もちょっと変わった丸型でした。即日のようにすでに構成要素が決まりきったものは比較の度合いが低いのですが、突然相場が届いたりすると楽しいですし、いくらの声が聞きたくなったりするんですよね。 一年に一回くらいニュースで、飼い主なしで弁護士にひょっこり乗り込んできた退職金の話が話題になります。乗ってきたのが懲戒解雇はリードで繋がれているのが普通なので、たいていお客さんはネコです。派遣社員は吠えることもなくおとなしいですし、弁護士に任命されている損害賠償がいるならサービスに乗ってくるのもナルホドと思えます。でも使ってみたはテリトリー外では別のネコとかち合う危険があり、比較で下車して、いったいどこへ行くのでしょう。サービスの世界の肝試しか何かなんでしょうかね。 思い出深い年賀状や学校での記念写真のように会社で少しずつ増えていくモノは置いておく違法性に苦労しますよね。スキャナーを使っていくらにすれば捨てられるとは思うのですが、サービスがいかんせん多すぎて「もういいや」とリスクに入れて見てみぬふりの我が家です。なんでも業者をDVDにしたり、年賀状のデータ化などを代行してくれるその後もあるみたいですけど、顔写真や連絡先といった体験談を他人に委ねるのは怖いです。とはがベタベタ貼られたノートや大昔の懲戒解雇もおそらく入っているのでしょうけど、怖くて箱が開けられません。 2016年リオデジャネイロ五輪のリスクが始まりました。採火地点は使ってみたなのは言うまでもなく、大会ごとのその後まで遠路運ばれていくのです。それにしても、退職金なら心配要りませんが、有給の移動ってどうやるんでしょう。格安では手荷物扱いでしょうか。また、とはが「消えていた」なんてことなったら、怖いです。先払いは近代オリンピックで始まったもので、ランキングは公式にはないようですが、失敗の始まる前からワクドキの旅は始まっているんですね。 子供のいるママさん芸能人でクレジットカードや本を執筆するのは珍しくないです。その中でもサービスは私のオススメです。最初はおすすめが息子のために作るレシピかと思ったら、トラブルをしているのは作家の辻仁成さんです。退職代行SARABAで暮らしているせいか、本人のセンスが良いせいなのか、おすすめがシックですばらしいです。それに即日も身近なものが多く、男性の違法性ながらも、かなり使えるレシピ揃いだと感じました。ランキングと離婚してイメージダウンかと思いきや、その後との日常がハッピーみたいで良かったですね。 2年前から時々利用している歯医者さんなんですけど、流れに本のほか雑誌の最新号などが置いてあって、クレジットカードは値段��高くそんなに買わないので、あれば嬉しいです。口コミより早めに行くのがマナーですが、体験談のゆったりしたソファを専有して使ってみたの今月号を読み、なにげに違法も読んだりもできるので、特に歯痛で苦しくなければアプリが愉しみになってきているところです。先月はクレジットカードでワクワクしながら行ったんですけど、フリーターで待合室に3人以上いたためしがありませんし、実際、フリーターが好きな人には羨望の歯科医院だと思いますよ。 学生時代に親しかった人から田舎の先払いを貰ってきたんですけど、退職金の塩辛さの違いはさておき、違法性がかなり使用されていることにショックを受けました。会社の醤油のスタンダードって、フリーターの甘みがギッシリ詰まったもののようです。支払いは普段は味覚はふつうで、いくらも得意なんですけど、砂糖入りの醤油でデメリットをしようと思ったら、慣れが必要ですよね。アルバイトなら向いているかもしれませんが、損害賠償とか漬物には使いたくないです。
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umifani · 3 months ago
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yoml · 6 years ago
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秋は黄金
『 1612-1911 断片、その先 』(https://yoml.tumblr.com/post/169544209464/)の続編です。文庫にのみ収録していましたが、しばらく再販の予定がないのでこちらにも掲載します。
『断片~』はそのタイトル通り、時間軸が行ったり来たりする短い章が続くシリーズです。本編を読まないでこちらを読んでいただいても大丈夫かなと思います。
-----------------------------
来る秋ごとにわたしはあらたに花ひらく。
ロシヤの寒さが体によい。
日々の暮しに親しみがわく。
つぎつぎに夢がとびたち 空腹がおとずれ
心のなかで血が軽くあかるくおどり 望みがもえる
ふたたびわたしはしあわせをおぼえ
若さをとりもどし 生きる力にみたされる。
                  「秋(断章)」 プーシキン
***
 便利な季節だな、と勇利は思う。
 だらだらと残り続けた夏の暑さがようやく落ち着きを見せ始めたら、すぐに気温は降下して、あせるように冬を乞う。年々短くなる東京の秋。だけど季節は、いつだって決してなくならない。秋。感傷的になるのも、眠れない夜が続くのも、無駄に食べ過ぎてしまうのも、秋だから仕方がない。そんな言い訳がまかり通る。朝起きて、体が動かず走りに行けない。ベッドの上で、濡れている自分の目元にばかばかしくなる。恋しいのだ。後悔しているのかはわからない。そんなことを考えている余裕はなかった。ただただ自分の隣の空白が、どうしようもなく大きかった。平静を装いながら、一方であの名前を口にでも出してしまったら、どうにかなってしまいそうだった。だけどそれは全部、秋のせい。秋のせい。
  「秋は黄金」
 「なに?」
「黄金。日本は紅かったね、山並みが燃えるようだった」
「ああ、うん」
「ね、『黄金の環』を回ってみる? この時期に行くときれいだよ」
「あれって紅葉のことなんだ? 寺院の屋根が金色だからそう呼ぶのかと思ってた」
「ああ。そうかも?」
「知らないんだ?」
「知らないね」
 別に行かなくても、と勇利は思った。サンクト・ペテルブルクはもうすでに十分過ぎるほど紅葉して美しかったし、金の環なら二人の指に相変わらずはめられたままだ。その右手を、ヴィクトルはくすくすと笑いながらじゃれるように握りしめた。「ねぇ勇利」といたずらっぽい声を出す。
「勇利の金メダルにキスしたいなあ」
 一年前の、ロシアの記憶。
 黄金は砕けて、粒子になった。
    ***
   大概の恋人たちが一度はそうするように、勇利とヴィクトルにもまた、離れている時間というものがあった。今がまさにそれなので、時間は進行形。同じ競技者という立場から師弟関係になり、その後再びライバルとなり、数年経つ間に恋人と言える関係にもなった二人は、その複雑すぎる(あるいは単純すぎる)互いへの想いを、ときに抱えきれず持て余した。憧れ続けた人との距離を縮め過ぎた勇利は相手なしに自分を保てなくなりそうな意味のない恐怖を抱えていたし、その恐怖を一向に理解できないヴィクトルは、だけど自分を一番信じ、頼ってくれる存在を失いかけていることへのフラストレーションに潰されそうだった。そういうことはよくあるのだ。距離感がつかめないのではなくて、距離感の扱い方がわからない。とくにこの二人の場合、精神的距離間はもう変わりようがないのだから。変わるとしたら地理的距離だ。
 自身の引退とともに、勇利は若さゆえの向こう見ずさからヴィクトルに一方的な別れを告げて日本に戻った。地元の街に居ても活動に制約が生まれるだけだったので、しばらくはマネージメント会社のある東京に住むことにした。ある程度の意志を会社に伝えると、トントン拍子で仕事が入ってくる。アイスショーに、競技の解説、子ども向けスケート教室の特別講師、テレビ出演、ジャンルを問わない取材の諸々。現役時代のようなスポンサー契約はなくても、滑ることに困るような日々ではなかった。相変わらず勇利の生活にはスケートがあって、相変わらず彼は「フィギュアの勇利」で、現役の頃のような緊張感は当然ないものの、誰もそれを非難したりしなかった。ただ、いつも隣にいたあの人だけがいなかった。
 毎日を黙々とこなした。新しいキャリアはそれなりに刺激的で、しばらくは本当に、ヴィクトルのことを考えずに済んでいた。連絡が来るわけでもない。連絡をするはずもない。そうなればもう、ロシアは遠い異国なのだ。スケート界に属し続けて彼の名を聞かないことはないけれど、それにも結局、慣れてしまう。何もつけていない、右手の薬指の軽さにも。
 だけど秋が来てしまった。 
 ランニングをしながら、色づいた木々に気付いてしまった。
 
  秋の記憶が蘇る。
    ***
   最初の秋はホームリンクのある長谷津にいた。二人で臨む、初めてのグランプリシリーズだった。遠征先の中国で、勇利はめずらしく感情をストレートに放ち、初めてコーチの前で、ヴィクトルの前で泣いた。秋が終わる頃には二戦目が始まり、やむを得ないアクシデントから大会途中で二人は離れ離れになった。無理なんだと、お互いに思った。指導のことだけではない。それ以上の結びつきを感じていた。離れてはいけない。少なくとも、スケートを続けているうちは。
 次の秋はロシアにいた。ヴィクトルのホームであるサンクト・ペテルブルクに拠点を移した勇利は、そこでワールドのメダルを目指していた。切磋琢磨という言葉が恥ずかしいほどに似合う日々で、キャリアの終盤にああいった時間を持てたことは競技人生の誇りとも言える。競技に復帰したヴィクトルが勇利のコーチを続けることは結果的には困難で、早い段階で勇利には別のコーチがついたけれど、生活をともにし、練習をともにし、慌ただしい季節が風のように過ぎていった。この頃勇利は、四回転フリップを完璧に成功させた。
 二人が揃って日本に一時帰国したのも、その年の秋である。勇利の仕事のために訪れた東京、日本滞在最後の夜、懐かしさと束の間の観光気分がそうさせたのか、そこで二人は初めて体の関係を持った。多くを語る必要がないほど、極めて自然な流れだった。求めていたのだ。互いに深く、抑えきれないほどに。
 そしてその次。去年のことだ。なんてことのない、恋人たちの秋だった。勇利はまだロシアにいた。黄金の木々に囲まれながら、だけど勇利は引退の意志を固め始めていた。そしてそれは、ヴィクトルとの関係を続けることへの、���ケートなしに続けることへの、不安の芽生えと同時だった。気持ちの変化に理由をつけるのは難しい。一度顔をのぞかせた影はしぶとく、キャリアの終わり、異国の地、将来への焦燥、そうしたものへの漠然とした不安は、すべて勇利にもっとも近しい存在、つまり勇利のキャリアを伸ばし、新天地へ招き、ともに未来へと歩んでいた存在である、ヴィクトルへのそれに姿を変えたのだ。
  冬が来ると、一緒にいることが辛くなった。年が明けたら、セックスができなくなった。そして春が来る前に、二人は別れて勇利は日本へ帰った。
  書き出せばあっさりと短い、三つの秋の記憶である。
   ***
 「秋は黄金」
 いつかのあの人の言葉を思い出す。たしかに黄金だったのだ、去年までは。指輪が砕ける前までは。今年の秋は、ただひたすら、勇利は苦しい。それはまるで、砕けた黄金が粒子となって、肺いっぱいに溜まっているような感覚だった。空気のにおいが変わって、空気の重さが変わって、朝のランニングで勇利は風に混ざった粒子を知らず知らずのうちに吸い込む。粒子は次第に蓄積し、少しずつ呼吸を困難にする。苦しかった。だけど秋はもうすぐ終わる。十一月も後半に差し掛かり、勇利の誕生日が迫っていた。今の気分の諸々は、きっと秋とともに過ぎ去るだろう。ぼんやりと、勇利はそう信じていた。
 ところが冬の気配を感じ取る直前、突然勇利のスマートフォンに、見慣れた名前が表示された。最初は着信。早朝のランニング途中、めずらしく気分が乗らず、ランニングコースの端で足を止めかけた時だった。 
 Victor Nikiforov 
 
足は完全に止まり、スマートフォンを握りしめたまましばらく立ちすくんだ。そのあと数時間が経ち、今度はメッセージ。「これだから、秋は」。それが勇利の、精一杯の強がりから出た言葉だった。数分間の逡巡があったものの、勇利は落ち着いたふりをして簡素な返信をする。本当はスマートフォンを握りしめたまま、その場で泣いてしまいたいくらいだった。急なのだ。彼はいつも。
 届いていたのは日本滞在を知らせるシンプルなメッセージ。一行置いて、たった一言。
 Any possibility?
  ***
  再会の場は新宿の西にあるホテルで、それは二年前に二人が泊まったホテルと同じだった。彼らの関係が単なる別れた恋人同士であるならば、話はもっと単純だろう。未練がましい再会なんて望まずに、メッセージを無視することだってできた。あるいは嬉々としてホテルへ駆けつけ、その首に腕を回せばよい。そのどちらも、今の勇利は切り札として持ってはいない。話すべき言葉は決まらず、伝えたい意思もわからず、だけど勇利はやって来た。それはきっと、ヴィクトルも同じだろう。
 ロビーのソファに腰掛けて、勇利は観光客をぼんやり見ていた。エレベーターのランプが点いたり消えたりするたびに、平静を装う彼の肺がきゅっとなる。
「あ」
 なんとなく、来るなと思った。エレベーターの扉が開き、数名の乗客とともに、懐かしい銀髪の姿を見る。ベージュのロングジャケットを軽く羽織り、両の手をそのポケットに。細いな、と勇利は思った。ロシアにいた時もよく思った。ヴィクトルはアスリートらしい筋肉こそあるものの、向こうの人たちの中ではだいぶ華奢な体つきで、すらりと細く伸びた体はそれだけで浮世離れした雰囲気がある。絶対的な存在感が彼を大きく印象付けるけど、隣に立てばそこまででもない。しっかりセットされていないときの髪は案外乾いてパサついていて、その軽さが勇利は好きだった。それでいつも空気を軽くかき分けるように、飄々と歩くのだ。変わらない。特に手を振るでもなく、勇利はじっとヴィクトルを見ていた。やがて向こうも勇利に気づき、やはり手を振るでもなく、微笑むでもなく、だけどまっすぐ勇利の方に足を進める。すぐそばまでやって来て二人の目が合うと、ヴィクトルは少しだけ肩を上げ、首をかしげるジェスチャーをした。それでいつもの穏やかな、笑っているような、無表情のような、極めて美しい表情で、ふっと軽いため息をついた。
「勇利」
 二人の間に、こまかい黄金の粒子が舞った。
 「痩せたね」
「老けたね」
 それは十分野暮な会話で、だけど「何しに来たの」と聞くよりは、幾分ましだった。時刻は夕方。
「上のバーか、外に出てもいいけど。もし勇利がよければ」
「外は……どうかな、混んでるし、あてもない」
「禁酒中?」
「や、でもずっと飲んでない」
 んー、と声を漏らしながら、ヴィクトルはぐるりとロビーを見渡して、もう一度勇利を見た。
「部屋かな」
  二人並んで歩き出す。エレベーターに乗ったのは二人だけだった。なんとなく、小さな箱の対角線上に立った。
「いつ着いたの」
「今朝」
「寝てないじゃん」
「寝たよ、少しね。ついさっきまで」
 少しの沈黙。だけど高層階まではあっという間に着いてしまう。ポンと軽い電子音がして、エレベーターの扉が開いた。
「何しに来たのって聞かないんだね」
 そう言って、あの人が初めてはっきり笑った。エレベーターを降り廊下を進みながら、お互い様だと勇利は思った。あんな立ち去り方をして、呼ばれてのこのこやって来られるような立場ではない。聞き慣れた低めの声を、乾いて揺れる前髪を、襟足から覗く白い首筋を、しなやかに動くその指先を、気が遠くなるほど恋しく思える立場ではないのだ。部屋に入るなり、その首に腕を回して、溜まりすぎた恋しさを全身で伝えるような、そんな都合の良さは許されない。ヴィクトルだって、勇利に触れる素振りはない。カードキーが小さな音を立てて、二人は部屋に入った。ドラマチックなことは、起こらない。
 「ギオルギーがね、今度ショーをやるんだ」
 そう言いながらヴィクトルはジャケットを脱ぎかけて、一瞬躊躇し、だけど脱いだ。椅子の背に適当に掛ける。
「誘われて話を聞いたらなかなか面白そうな企画で。しばらくは連盟のほうの仕事をしたいと思っていたけど、だめだね、面白そうって一回思うと」
 勇利がカウチに腰を下ろす。ヴィクトルは立ったまま。ジャケットのポケットに入れっぱなしだったスマートフォンを思い出し、取り出しかけてやっぱりやめた。
「女性スケーターを何人か、日本でキャスティング予定で」
 デスクに置いてあったペットボトルの水を一口、
「ああ、そう今回はプロデュースのほうに回ろうと思って」
 前髪をじゃまそうにかき上げる。
「直接見たほうがいいし、滑りは。あと個性とか」
 それで立ったまま一瞬勇利の方を見て、伏し目に戻る。
「まあなんか、ほかにもいろいろ」
 そこでこほん、と軽く咳払いをすると、ロビーの時と同じ黄金の粒子が舞った。
「日本に行くって言ったらいろいろ、取材とかも入って」
 きらきらしたものが空中にしずかに消えていく。
「でも来るなら、ねえ」
 勇利の方に近づいて、
「勇利はどう思うかなって」
 だけど顔は見ない。
「まあ、断られるだろうとは、内心。返事も来ないかもしれないし」
いや、と勇利が言いかける。
「でもほら、サプライズ主義だし」
 そう言って笑顔を作るから、勇利もつられてははっと笑った。同じ粒子が勇利からもこぼれる。たくさん、はっきりと。きらきらと舞う。
「っていう言い訳ならいくらでも言えるんだけど」
 同じカウチにヴィクトルも腰を下ろした。
「あと」
 言葉を落とすたび、
「下心も」
 かすかに笑うたび、
「否定できないな」
 黄金の粒子が少しずつ吐き出される。
「なんてね」
 髪と髪が触れ合う距離まで近づいて、
「本当は」
 肌のすぐそばで途端にか細くなるヴィクトルの声。
「ほんとうは」
 震えるような呼吸のあと、
「会いたかった」
 泣いている。
「会いたかった」
 泣いているのだ。
「勇利」
  温度を、においを、存在を確かめるように、勇利は肩にヴィクトルの頭を乗せたまま深く息を吸うと、ぎゅっと目をつぶって大きなため息を吐き出した。またも粒子が舞い上がる。勇利が何度か大きく呼吸をすると、カウチの周りに大量の金色がきらきらと舞う。肺が軽くなるのがはっきりとわかった。上体を完全に隣に向けて、両腕をヴィクトルの首元に回すと、力の限り抱きしめる。同時にヴィクトルの腕が勇利の背中に回って、同じくらい、あるいはそれ以上の力で彼を捕まえる。互いの首元にくっつけていた顔を、それでも相手から離すことなく摺り合わせながら、顔と顔を正面へ、焦点が合わないほどに近づいたまま、唇がいとしい唇を探す。それが確かに重なると、二人は黄金の中に落ちた。
「ごめん」
 息継ぎの途中でかろうじて出る言葉。
「ごめんヴィクトル」
 それ以上は言わせないように、ヴィクトルの口が再び勇利の口を塞ぐ。頭の中が白くなって、踵から身体の軸を伝って感情がこみ上げる。勇利が本当に言いたいのはそんな言葉ではなかった。だけど言葉が出てこない。代わりに精一杯の熱を放って、相手のそれと混ぜ合わせる。ついさっき空っぽになったばかりの肺に新しい何かが流れ込む。放出された黄金の粒子は軽やかに二人の周囲を舞いながら、少しずつ空気に消えていく。秋が、終わるのだ。金色に染まるロシアの秋も、紅く燃える日本の秋も、孤独も、恋しさも、苦しさも、強がりも、やがて銀の世界に包まれる。二人は一つずつ歳を取り、まだ見ぬ場所へと滑り出す。重ね合わせた肌の奥に熱を蓄え、鋭いブレードで世界を裂き、跳ぶ。高く。恐れるものなく。手放すものなく。
 秋は黄金。求め合うその指に、記憶の環が再び光る。
fin.
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cklaick · 2 years ago
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doctormaki · 2 years ago
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Kitと一緒に、月曜日朝からバイオリンとピアノを合わせる。Bechsteinというピアノメーカーの試奏室。日本ではベヒシュタインとして知られているようだが、エゲレス人のKit伯父さんは、ベックスタインと発音される。あれだ、Caesarをカエサルと読むのか、シーザーと読むのかの違いと同じである。同じものを指しているのに、何語読みなのかで分からんってやつ。
ベックスタインは、1853年にベルリンで設立され、リストが愛したピアノメーカー。バイオリンはストラディバリウス、ピアノはベヒシュタインと言われる位、玄人好みのメーカーだったが、創業者の息子の代になってからナチスに加担。顧客の多くは、ユダヤ人だったために、急速に顧客を失い、第三帝国のピアノと揶揄される。大戦後、東西ドイツ分断や、会社自体がアメリカの監視対象になりアメリカに買収されたりして、シュタインウェイ(ドイツ訛です。普通はスタインウェイ)の後塵を拝すようになる。1980年代にやっとドイツ人ピアノ技師が買い戻し、今は株式会社になっている。
音色は、流石に美しい。ヤマハが買い取ったベーゼンドルファーは、ヤマハテイストに音が変わってしまったし、カワイがカワイという名前で出したコンサート用ピアノも高音域に充填をおいたスタインウェイを真似ようとしている。その中で、戦前には憧れのコンサート用ピアノだっただけに、ベックスタインは、バランスが良い。でも、ベーゼンドルファーがヤマハに買収される前に持っていた温かみのある音ほどには、温かみが無い。つまり、ヤマハが改変したベーゼンドルファーと似たような、どっちつかずの所で悩んでいるピアノなのだ。スタインウェイみたいに、キラキラ、カチカチ、ギラギラの音では無く、温かみがあるんだけど、でも、なんて言えば良いんでしょう。イイとこ取りで、特徴が無い。良い子みたいな感じ。良い子だから、卒なく何でも、ある程度までできるけど、だからといって、これといった特徴が無いので、結局、誰の記憶にも���らない。そんな感じの、いかにもドイツらしいピアノ。ヤマハと良い勝負なのだ。
ワシがこちらで借りているヴァイオリンは、格安ルーマニア製の2021年生まれ。Gliga社のヴァイオリン。Gliga社は、日本では���澤バイオリンが販売権を持っている。色々な価格帯があるが、私のは30万位円のものだと推察する。割に、音が良く、私と相性が良い。昨年は暴れ馬だったのだが、このヴァイオリンにとっては、私が多分、始めての演奏者だと思う。段々、歌うのが楽しくなっているらしい。年始に借り直した時はイヂけていてスネていたのだが、最近は、歌う事が楽しいらしい。ピアノの音に、バイオリンの共鳴板が共鳴して、音がビビる。弓はドイツ製だが、張りが強い割にたわみが無く、肉弾級のドイツ人に適した弓なのだろうが、張り過ぎるとたわみが緩いという事は、フォルテからピアノに落とす時に、弓がビビりやすいという事。コントロールが難しい。
Yaleではアマティに似せたバイオリンを借りていた。ザ男の子みたいな無骨なバイオリンだった。今回の子も、ルーマニアの不器用なオッサン達が頑張って削って作っているバイオリンなので、無骨。指板が太い。アタクシのちっちゃいおテテでは、なかなか大変ですが、それが面白い。私の要求に、一生懸命、応えようとする素直なバイオリンなのだ。まぁ、2021年生まれだから、仕方が無い。耳元では大きな音だが、コンサートホールでのパフォーマンスが気になる。もしかしたら、良いバイオリンに化ける可能性大のバイオリンだ。
Kitとの90分のセッション後、お昼を一緒に食べて、家に帰ってから意識不明になって、ソファで寝る。昨日はみぞれが降っていたのに、今日は、朝から春雨。気温が十度以上も上がって、日中気温12度。暑い。。。風が強いので傘をさすことができず、雨に濡れながら、暑いので汗だくで、往復で一時間歩いたから、疲れちゃった。
夜はルッコラ、二十日大根と人参の糠漬けのサラダ。マッシュルームのお澄まし。白身魚の燻製を温め直したものを食べる。この白身魚は先週フィッシュマーケットで買ったもの。魚の種類は分からんが、鮭やサバの燻製などとの4種類の燻製セットで10ユーロの格安価格なので購入した。深海魚なのか、兎に角、脂がヤバイ。燻製されているとは考え難い脂。そして、身がフダフダである。決して美味くはないが、まぁ白身だから仕方がないか。。。塩は燻製中に脂と共に流れたのか、薄味で美味しい。ワシはグルメなので、魚の身の硬さとかにもうるさいんです!
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Editは、燻製魚は冷蔵でも一ヶ月以上持つわよと言っていたし、恵子も冷凍保存したら良いわよ、と言っていたので、これからの夕食に魚を食したい時には、ワシは燻製魚を食べるぞ!ブハハ!
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ici23625 · 2 years ago
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97manigraさんの爆睡中の妹と遊んでみた Vol.2 ─夏期制服・ソファいたずら編─別アングル - 無料動画付き(サンプル動画)
97manigraさんの爆睡中の妹と遊んでみた Vol.2 ─夏期制服・ソファいたずら編─別アングル - 無料動画付き(サンプル動画) スタジオ: ZIPANG シリーズ: 97manigraさんの爆睡中の妹と遊んでみた 時間: 27分 女優: 妹 某デジタルコンテンツマーケットで販売されていた、超ヤバ個人撮影作品を公開しちゃいます!年頃の妹にいつも「死ね」とか「気持ち悪い」とか言われてムカついていた97manigraさん。睡眠障害を患ってた時の睡眠導入剤が余っているのを思い出し、妹のお菓子や飲み物に混ぜて飲ませてみたら大・成・功!!この作品は、そんな97maniguraさんの「爆睡中の妹と遊んでみた」貴重な記録です。前回紹介したVol.1の作品と基��的に内容は同じですが、アングルが違います。Vol.1の作品は基本的に三脚に固定して撮影していましたが、Vol.2は手持ち撮影になります。個人的には妹の口に指を突っ込んで、口内をぐちゃぐちゃに DVD販売 【DVDプラス】 サンプル動画配信中 DVD DVD ブルーレイ販売サイト 【DVDプラス】では、業界最安値を実現。激安dvdをはじめ、最新版の正規品DVDやブルーレイ、av、av dvdなど幅広いジャンルをカバー。 iPhone, iPad, Android系のモバイルデバイスでは購入された商品そのまま視聴できます。お客様にとって、便利で安心・安全・確実なDVD通販サイトです。
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usickyou · 3 years ago
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さよなら恋人
 【A】
 十七歳の夏に加蓮とキスした。正しくは、された。一方的に。  そのときあたしは起きていた。レッスンを終えてスタジオのロビーで加蓮を待っているうちに横になって、うとうとした。目を閉じて、ほとんど寝てはいたけど加蓮が来たので目を覚ました。なのに、そのままでいた。それが間違いだったと思うことはなくて、もしあの時と思うことはよくある。  加蓮はあたしを呼ぶと、あとは黙って近付いてきた。ローファーがよく響くくらい、あたりには誰もいなかった。自販機のうなりや蝉の声が聞こえて、季節は夏そのものだった。足音が止まっても、加蓮は黙っていた。じっと見下ろす姿を想像しているうちに、衣ずれや関節のきしみでしゃがむのがわかった。目も開けられずにじっとしていたら唇にキスされた。  そうだとわかるまでには時間がかかって、リップでしめった感じとかやわさ、形、あと制汗剤のにおいでやっとわかった。キスされた! 加蓮に! それも一瞬で離れようとはせず、数呼吸のあいだ加蓮の息づかいを感じた。混乱しながらあたしは配役を完璧にやり通した。『無人のロビーで加蓮は奈緒にキスをする。奈緒は気付かずに眠っている。加蓮は黙ってそこを離れる』台本はぷっつり途切れて、あたしは続きを待ちながらいつの間にか上げられた舞台の上で眠りを続けた。  そのうち、加蓮が戻ってくる。今度は「なーお」と明るく呼んでくれたので、あたしも「んあ」ととぼけて答えることができた。それからビッグマックとチキンフィレオのセットを食べて、日が暮れるより早く「また明日」と言い交わして別れた。  あたしにとって、夏はそういう季節だ。  もしもそれが二十歳の夏だったら、あたしはもっとうまくできたと思う。正解なんてかけらもわからないけど、きっと魔法みたいにすべてをうまくやってくれたはずだ。めでたしめでたし。ふたりはそれをきっかけに結ばれて、いつまでも仲睦まじく暮らしました。  今、あたしと加蓮は恋人でいる。十八歳のあたしはばかであほでどうしようもないやつで、それでも加蓮に愛されている。
 【a】
シーン1
○緑道(昼)
   『Welcome Ember City. Water and nature,and trust』と記された汚れたシャツ。イクサの後ろ姿。
   イクサは歩きながら白銀の髪をかき上げると目を見開く。長く伸びた緑道の草木を分けて、木陰に横たわる石像を見つける。男性。眠ったまま石になっている。
   イクサは拾い上げた石で、無表情のまま石像を破壊する(石像は映さない)と、手で十字を切る。イクサは再び歩き出す。小さな破片が、風が吹いてさらさら転がる。オープニングクレジット。
 【B】
 十八歳の、高校三年生の夏休みは忙しい。仕事をセーブしてもらってはいるけど、大学受験が本当にきつい。毎日まいにち何か頭に詰め込んでは出ていかないよう蓋をして、次の日にはまたそっと蓋を開けて頭が破裂しないよう慎重に知識を押し込んでいく。もともと頭も要領も良くないあたしは、方法や効率より時間を信じた。夏は、窓の外で過ぎていった。  加蓮とは週一で会うようにしていた。木曜日の午後、時間は都合次第。同じ週に仕事が重なっても会うし、予定が被ったら金曜に会う。つまり、プライベートで毎週必ず会う約束をしていた。  とにかくひどい猛暑だったので、ふたりとも涼しい場所に行きたかった。それにあたしは、日常を離れたかった。何も考えない時間がほしくて、いろいろと話して水族館に行くことにした。葛西の水族館。京葉線の駅で待ち合わせは十時。ひとまわりしたら併設のレストランで何か食べてあとは流れ、それくらいのゆるいプラン。  前の晩は、うまく眠れなかった。冷房が効きすぎて毛布の中でふるえたり、あまりの寝苦しさに目を覚ましたら一時間も経っていなかったり、そういう夜だった。夢の中の舞台で喉がつかえて歌えなくなったと思うと空は白んでいて、どうにでもなれ、そんな気持ちになるとやっと眠ることができた。生まれてからいちばんというくらい綺麗な空を見たけど、現実かどうかは曖昧だった。  結果、あたしはちゃんと起きると支度を完璧に済ませて、約束の十五分前には葛西臨海公園の駅にいた。加蓮は五分前くらいに来て、スカイブルーのトップスとかそこから伸びた白い腕、屈託のない笑顔が、まぶしかった。 「お揃いじゃん、なおー」と加蓮はのぞき込んでくる。近いちかいと内心焦りながらあたしはキャップから出したポニーテールに触って「暑くてさ、でも重いんだよこれ」とため息をつく。加蓮はあたしの髪をわさわさ揺らすと、声を上げて笑って、「けど、かわいい」と言った。あたしが慌ててみせると、それはうまく冗談に変わった。  水族館までの日傘の下、揺れるスカートが何度も脚に触れた。  平日の早い時間で、思った通り人は少ない。入り口のガラスドームを降りると、あたりは静かになる。ふたり並んでゆっくりと見てまわるには最高の環境で、魚なんて普段はぜんぜん興味ないくせにああだこうだ言いながら歩いた。意外とかわいいんだなとか、魚料理ってここで食べれるのかな、とか。  水槽の宇宙をくぐり抜けて、ペンギンのプールではしゃいだりして、あたしたちは回遊水槽にたどり着く。そこは円筒形の海で、大小さまざまなまぐろが泳いでいる。光の加減でその色は白銀やエメラルドグリーン、あるいは黒く染まったりして、綺麗だし退屈しなかった。あたしと加蓮は席に座ると、やっと手を繋ぐ。そこには映画館みたいな高低差があって、最後尾からはまわりが見渡せたし、誰からも見られる心配がなかった。 「台本、読んでる?」と加蓮は訊く。あたしは「まあまあ」と答えるし、実際そうとしか言いようがない。英単語やイディオムと平行して台本を覚えるのは、自分で選んだとはいえ厳しい話だと思う。「私はかなり順調」と言って加蓮は続ける。『ミト、あなたは私の全部。ミトがいるから私は人間でいられるの。それって、石にならないのとはぜんぜん違う。わかるよね』  あたしは拍手をする。それで加蓮と手が離れる。 「まあ私は受験生でもなんでもないからねー」 「ハラ立つんだけどなんか」 「あはは、ごめんってば。仕事も勉強も両立して奈緒はすごいなあってことだよ」 「どっちも、ものにできないかも」 「やっぱり不安?」 「っていうか、恐いよ」 「ん」 「助かる」  加蓮とまた手を繋いで、肩に寄りかかる。人がすっかりいなくなった今、少しの間だけ。目を閉じると、魚の回遊が生む水中の虹を瞼の裏側で眺めた。  それがまぶしくて、涙が出る。  寝不足のせいにすると、加蓮はちょっとむくれた。楽しみでよく眠れなかったと言うと、喜んだ。子どもみたいにころころ変わる表情が、あたしは確かに好きだった。  団体客が来たので回遊水槽を離れると、まだ早いけどレストランへ入る。あたしは海鮮つみれうどんで、加蓮はイクラとサーモンのクリームスパゲティ。さっきまで見ていたいきものを食べるのはなんだか不思議な気がしたけど、どっちもおいしくて、「ごちそうさまでした」とちゃんと手を合わせて言った。  デザートを食べていると、近くで海水浴ができるという話が隣のテーブルから聞こえてくる。あたしたちは目を合わせて、あっという間に水族館を後にすると砂浜へ降り立つ。そこは照り返しでめちゃくちゃに暑かったから、サンダルだけを脱ぐと急いで波間へ逃げ込んだ。だけど狭い海水浴エリアは人でいっぱいで、水はなんだか濁っているしぬるいし、どこか消化不良なままその場を離れることになった。 「あーあ、泳ぎたい」と木陰の芝生で加蓮が言う。濡れたサンダルが、強い日差しでみるみる乾いていく。 「海水浴場はさすがに厳しくないか? あんま知らないけどナイトプールとか?」 「高校生はだめじゃない?」 「ああ、じゃあ無理だ諦めよう��� 「やだやだ絶対行く」 「って言ってもなあ」  お手上げ。そうあたしが示してみると、「ん」と加蓮が小指を差し出した。「指切り?」と訊ねると、まじめな顔をして頷く。 「夏のあいだに泳ぎに行く」 「ジムとかじゃなくて?」 「だめ。デートで」 「ふたりで?」 「そうだよ」 「……事務所で訊いてみるか」 「うん。約束だよ」  小指を離すと、あたしたちはまた手を繋ぐ。木陰には海風が吹き抜けるから、それはあまり苦にならない。波の反射とかドッグラン、子どもたちがはしゃぐ景色をじっと見ていて、そのうちにあたしが提案して台本の読み合わせを始める。
 【b】
シーン5
○ミトの家・リビング(昼)
   火のついていない暖炉。続けて部屋の全景。ローテーブルを挟み、イクサとミトはソファで向かい合う。カーラが紅茶を持ってくる。
カーラ  砂糖は好きに入れてね。ミルクもいる?
   イクサは首を横に振る。カーラはミトの隣に座る。
イクサ  ここには二人で? ミト   そうだよ。近くに街はある。でも、二人だけだ。 イクサ  それで、どうやって。 ミト   どうやってか、はは、確かに。どうだ、ここからは交互に質問に答えていく形にしないか。 カーラ  ミト、焦りすぎ。 ミト   焦りもするさ。だってこいつは、どう急いでも三日かかる道をたった一人で、石にならずに歩いてきたんだ。奇跡だよ。いや、本物の奇跡なのか確かめなきゃならないだろ。
   カーラに袖を引かれて、ミトは口をつぐむ。イクサは頷く。
イクサ  私は石になりません。誰に忘れられてもたった一��で生きていける、そういう人間です。あなたの言う奇跡です。本物かどうかは、わかりませんが。 ミト   そんな奴がいるもんか、だったらどうして……。 イクサ  質問は交互に、ですね? ミト   ああ、悪い。 イクサ  どうして、二人だけで生きていけるのですか? ミト   あたしたち不眠症なんだ。眠らずにいれば、忘れられない。ふたりきりでも石にならずに済む。 カーラ  私から、いい? イクサ  どうぞ。 カーラ  何から逃げてるの?
   イクサは左手を上げる。手首には丸い痣が深く残っている。
イクサ  科学です。奇跡は科学に分解されて自然法則になります。私はまだ、生きていたい。日の光や川のせせらぎに、触れていたい。質問を返しますが、あなたたちの敵は誰ですか? カーラ  街。 イクサ  人間、ということですね。 ミト   不眠症だなんてばれたら、利用される。あたしたちも同じだよ。太陽も月も風も草木も、全部大切なんだ。 イクサ  ですが、関わりを絶つのは難しいでしょう。 ミト   こっちの番。どこへ行くつもりなんだ? イクサ  彼らの手が及ばない場所です。 カーラ  あてがあるの? イクサ  さあ。けど世界は広い、ですから。 ミト   楽観主義なんだな。 イクサ  石化の恐怖を知りませんからね。それで、あなたたちはどうやって街と関わっているのですか? カーラ  私とミトと、体が弱くて遠出できないエヌって子で暮らしてる、ことにしてる。三人家族でひっそり住むのって珍しくないから。 イクサ  エヌ、ですか。 カーラ  その銀髪って天然? イクサ  実験の副産物、らしいですね。 ミト   さあ、他に知りたいことは? イクサ  あと一つ。 ミト   なんなりと。 イクサ  なぜ、私を助けてくれたのですか。
   ミトは口をつぐむ。空になったカップに紅茶を注いで、カーラはミトの手を握る。ミトはゆっくり話しはじめる。
ミト   エヌに、なってくれないか。 イクサ  どういう意味ですか? ミト   この家に、街から人が来る日がある。そのとき、エヌのふりをしてほしいんだ。姿は見せなくていい、家の中からあたしたちと話してくれるだけでいい。 イクサ  エヌを信じさせろと、そういうことですか? カーラ  エヌを人間にしてほしいの。私たちが、二人で生きていくために。 ミト   短い間でいいんだ。三ヶ月、いや、夏の間だけでいい。あたしたちと一緒に暮らしてくれないか。 イクサ  私は、追われる身です。 カーラ  森にいくらでも場所があるよ。隠してあげる。 イクサ  ……もう一つ、教えてください。 ミト   ああ。 イクサ  ふたりは、愛し合っているのですか。
   ミトとカーラは目を合わせる。手を繋ぐと、イクサをまっすぐ見て頷く。イクサが頷き返すと、カーラがミトに飛びつく。イクサはため息をついて、からっぽのカップをかたむける。
 【C】
「イクサ!」とあたしが呼ぶと、アーニャは「ミト!」と大声で言った。高く上げた手をぶんぶん振る姿がぜんぜんイクサと違って、あたしは笑った。イクサはもっと、月みたいに佇む。  大学の、だだっ広い構内をアーニャは迷わず進んでいく。あたしはオープンキャンパスみたいなものだと自分に言い聞かせながら、それでも所在ない心地でいた。なにしろ、アーニャは堂々としている。どこで何をしていても目立つのに、そうだと知っていても、ぴんと背すじを伸ばして全身で日の光をはじく。その姿は誇りみたいな感覚を与えてくれるから、あたしも後ろに隠れたりこそこそ歩いたりはしないけど、時々、ほんの時々だけ羨ましいなと思う。  芝生のグラウンドではもう、両チームがウォーミングアップを始めていた。左のゴール側、水色のシャツの中に美波さんの姿を見つけると、彼女もすぐこっちに気付いて駆け寄ってくる。 「アーニャちゃん、奈緒ちゃん、来てくれてありがとう!」 「ミナミ、がんばってくださいね」 「こっちこそ、誘ってくれてありがとう。なんか、あたしまで緊張してくるよ」 「ふふ、練習試合だから平気だよ。ゆっくり楽しんで、それと、暑いから日焼け対策と水分補給はしっかりね」 「ばっちり、です。ね、ナオ」 「日傘も、ほら」 「良かった、大丈夫そうだね。でも油断しちゃだめだよ」 「ダー、気をつけます」 「うん。じゃあ行ってきます」  そう言って美波さんがチームメイトの輪へ戻っていくと、程なくして試合が始まった。チームは十二人。二十五分ずつの前後半と十分のハーフタイムで、基本的にはサッカーみたいなものだと思えばいいらしい。美波さんのポジションは左のDW、守備をメインにしながら状況を見て攻撃にも積極的に参加していくんだとアーニャが教えてくれる。 「ミナミは右利きですね。左からヴィリズィット、あー、切り込んで、すごくかっこいいです」  アーニャはそんなふうに、目を輝かせて話す。だけど、なかなか思うような展開は訪れない。どうやら対戦相手の攻撃がほとんど右サイドを起点としているらしく、対面する相手の守備に奔走させられた美波さんが攻め上がる場面は一度も見られなかった。  前半を終えてスコアは一対三と、チームはリードを許している。アーニャは途中から無言で、ほとんど祈るような様子で戦況を見つめていたから、あたしは慎重に言葉を選んで言った。 「美波さん、すごいよ。あんな前後左右に振られて、それでもほとんど相手に仕事させてない」  アーニャははっと目覚めたみたいに、あたしを見た。その瞳の中心はあかく燃えたぎっていて、プロミネンスだ、と咄嗟にあたしは思った。焼かれはしないだろうけど、火傷くらいは覚悟した。  ところがアーニャは、「ナオ。でも、ミナミはここからです」とほほえんで、ステンレスマグを差し出してくれた。それであたしも喉の渇きに気付いて、ふたりしてフィールドの人たちよりがぶがぶと飲んだ。  後半が始まって十分もすると、アーニャの言った意味がわかってきた。美波さんの相手の足が少しずつ止まってきて、フリーになる時間ができはじめている。相手チームのシュートをキーパー(ゴーリーというらしい)がブロックして美波さんにパスが通ると、ついにその時が訪れる。  美波さんはがら空きの左サイドを猛然と駆け上がって、相手の一人目をステップで、二人目を味方との一瞬のパス交換で鮮やかに抜き去ると、ゴーリーと一対一になる。あたしは思わず「いけ!」と叫んだ。美波さんはあたしの声と同じタイミングでラケットを振る、寸前に手のひらで回転させると右にステップを踏んだ。タイミングを外されたゴーリーは数コンマ遅れて、また駆け戻っていたディフェンスも数歩間に合わず、美波さんは流し込むようにネットを揺らした。 「ハラショー!」とアーニャが叫んで、青い日傘が宙を舞った。  美波さんは急いでボールを拾うとチームメイトからの祝福を受けながらセンターラインへ戻っていく、その途中で、こっちを見て小さく手を振った。  あたしは手を振り返しながら、たぶんアーニャ宛なんだろうなと思ってつい、苦笑いをする。それから飛んでいった日傘を回収して、試合の続きを眺めた。  美波さんのチームはそこから追い上げを見せて、だけど前半の差を取り返しきれず試合に勝てなかった。
 アーニャは「そろそろ、門限です」と言った。声や表情で心から名残を惜しんでくれているのが伝わるから、あたしは嬉しくなった。「また、現場でな」と伝票に手を伸ばすと、強く掴まれた。不思議に思って顔を上げると、アーニャは冷たい声で言った。「言い残したことは、ありませんか」  それは、あまりに突然だった。さっきまでの、今日の試合のことや演技について話していたアーニャはいなくなって、まるで、彼女はイクサだった。映画の中の、月のように佇むひと。美しく気高い、絶望的な孤独に寄り添われた少女。  あたしが黙っていると、「私には、あります」とアーニャは言った。ファミレスの喧噪は華やかで、細かい棘がびっしり生えていて、告白にはぜんぜんふさわしくないなと思った。「高校を出たらふたりで暮らそうと、ミナミに言われました」  アーニャは続ける。 「私は、泣いて喜びました。本当に、嬉しかったんです。だけど、ひとりになって考えました。ふたりで暮らして、どうするのでしょう。時間を重ねて、どうして、この隔たりが埋まるというのでしょう。問題を先送りにしているだけです。いつ壊れるのか怯えながら過ごす毎日にどんな喜びがあるっていうの。ねえ、奈緒。残酷だよ。ほんとに、ひどいよ」  加蓮の涙がこぼれて、あたしは目を覚ます。心臓があばれていて、息が苦しい。冷房が切れていて、ひどい汗だ。いったい、どこまでが現実だっただろう。アーニャと美波さんが一緒に暮らす、それは事実だったように思える。アーニャは笑っていた? それとも。  それきり目が冴えてしまったので、参考書に向かって朝を迎えた。いつの間にか机で眠っていて、それでも仕事には遅刻せず済んだ。
 【c】
シーン89
○森(夕)
   イクサとカーラは森の中のうろに隠れている。日は翳りを見せはじめている。
カーラ  心配? 大丈夫だから、ね。 イクサ  あいつらが、何をするか読めないんです。本当に、不安で。 カーラ  ミトなら平気、うまくやってくれるよ。
   イクサはカーラに腕や背中を見せる。無数の針の痕を見てカーラが顔色を変える。
カーラ  ……先に戻って、様子を見るよ。 イクサ  ですが、カーラ。 カーラ  打ち合わせ通りにするから、大丈夫。三十分経って戻らなかったら見に来て。慎重にね。 イクサ  いえ、私も行きます。 カーラ  イクサが見つかったらぜんぶ終わりでしょ。任せて、三十分だからね。
   カーラは去る。イクサは立ち上がるが、カーラを見送り両手を重ねて祈る。
シーン91
○ミトとカーラの家・外(夜)
   イクサは開かれたままの家の扉を見る。息を呑んで、中へ入る。
シーン92
○ミトとカーラの家・中(夜)
   イクサは荒らされた屋内を進んでいく。一階をまわると二階へ上がり、ミトの部屋で背を向けたカーラを見つける。
イクサ  カーラ。
   カーラは答えない。
イクサ  カーラ、ミトは……。
   イクサはのぞき込む。その手には山のような錠剤がある。
イクサ  それは……。 カーラ  睡眠阻害剤、知ってる? イクサ  ……はい。
   カーラの手から錠剤がこぼれ落ちる。カーラは静かに泣きはじめる。イクサはカーラの肩を抱いて、天を仰ぐ。
シーン94
○エヌの部屋(深夜)
   イクサはノックに答える。ミトが部屋に入り、ベッドに座る。
ミト   カーラと話した。 イクサ  どう、でしたか。 ミト   考える時間がほしいって。 イクサ  ……そうですね。 ミト   イクサ。頼みがあるんだ。
   ミトは一度俯いて、再びイクサを見据える。
ミト   あたしたちを連れていってくれないか。 イクサ  ここから逃げる、そういうことですか。 ミト   エヌの嘘がばれた。今日は解放されたけど、次はきっと、そうはいかない。 イクサ  睡眠阻害剤があります。それでごまかせないのですか。 ミト   エヌをでっち上げる理由にならない。あたしは、恐いんだ。ひとが残酷になるのは、一瞬だから。 イクサ  私は逃亡者です。 ミト   追われ続ける方が、マシだよ。 イクサ  いえ、そうはならない。あなたたちは違う場所でやり直せる。荷物をまとめて、早い方がいいでしょう。 ミト   ありがとう、イクサ。本当に、ありがとう。
   ミトはイクサの手を握る。イクサもまたミトの手を握り返し、ふたたび祈る。
 【d】
シーン110
○ミトの寝室(夜明け)
   荒々しくドアが開かれてカーラが、次いでミトを背負ったイクサが現れる。イクサは意識のないミトをベッドに寝かせると、顔の殴打痕や両手足の骨折、青黒い腹部の腫れを確かめる。カーラは泣いている。
カーラ  ひどいよ、どうしてこんなこと。 イクサ  カーラ。家中の薬を持ってきて、それと水、布をたくさん。 カーラ  ミト。どうして。 イクサ  カーラ! しっかりしてください、ミトを助けるんです。 カーラ  ごめん、イクサ。どうしたらいい。 イクサ  座って、声をかけ続けて。それと、薬のある場所を教えてください。
   イクサは家中を奔走する。ミトに薬を飲ませ、濡らした布を当て、折った椅子の足で骨を固定し、応急手当をおこなっていく。カーラはずっと、���トを呼び続ける。
ミト   ……カーラ。 カーラ  ミト! 大丈夫、大丈夫だから。 ミト   ……。 カーラ  大丈夫、だよ。 イクサ  ミト。吐いたものが詰まらないよう体を横にします。いいですね。
   イクサはミトの体を横にする。ミトは口から血の混じった胃液を少し吐き出す。
ミト   イクサ……カーラを、頼む。 イクサ  断ります。あなたが、自分で、支えるんです。 ミト   カーラ、騙して……ごめん。 カーラ  いいの、そんなのいいよ、ミト。 ミト   愛してるよ、カーラ。カーラ。
   再びミトは意識を失う。ミトの苦しげな呼吸音、カーラのすすり泣きが響く。部屋に朝日が射し込んでくる。
シーン115
街・薬局(昼)
   イクサは買い物かごをカウンターへ置く。店主の女性は親しげに笑って、会計を始める。
女性   大風邪でも引いた? それとも怪我? 見えないけど。 イクサ  友人が怪我を。 女性   見ない顔だけど、遠くから? イクサ  エンバーから。モッドへ行く途中です。 女性   そりゃたいへんだ。全部で六十にしたげるよ。 イクサ  助かります。
   イクサは百の紙幣を渡す。女性が釣銭を取り出している間に、キーボックスのインテリジェントキーを確かめる。
女性   道中気をつけて。
   紙幣を受け取る瞬間、イクサには女性がミトを殴打しているイメージが浮かぶ。女性は、笑っている。
イクサ  はい、失礼します。
   イクサは両手で袋を抱えて店を出ると、周囲を見渡す。道は広く、明かりも多くはない。夜になればミトやカーラを連れても逃げられそうだと算段をつける。
   イクサの足下に、柔らかい何かがぶつかる。イクサは見下ろす。黄色いボールが転がっていて、何人かの少年が少し離れて見ている。
イクサ  ごめんなさい、手が塞がっていて。
   少年たちは答えない。イクサはほほえんで、ボールをそっと蹴り返す。その瞬間、軸足に鋭い痛みを感じる。イクサが振り返ると、少女がイクサの脚に注射針を突き刺している。イクサはふらふらと歩いて、倒れる。袋から水のボトルや薬瓶が転がり出す。
少女   ママ、やったよ……。
   少女の声や近付いてくる足音を聞きながら、イクサは気を失う。
シーン144
ミトとカーラの家・外(夜)
   暗闇をヘッドライトが照らす。黒いバンからイクサが降りてくる。首に乾いた血痕をつけたイクサは乱暴に扉を開く。
シーン145
ミトとカーラの家・中(夜)
   暗い室内を手で探り、イクサは照明をつける。リビングは静まり返っている。
イクサ  カーラ! ミト! 行きます、急いで!
   返事はない。イクサは階段を駆け上がり、ミトの寝室を開く。ベッドの上、ミトの死体と寄り添うカーラの石像を見つける。
イクサ  カーラ。ミト。
   イクサはベッドに近付く。『イクサへ』と書かれた紙を取り上げる。そこには徐々に震えを増していく字で次のように書かれている。
   『イクサへ。ミトが死にました。さっき。私も石化が始まって、だからイクサに届くかわからないけど届けばいいなと思って書きます。ミトは私のぜんぶでした。恋人で、家族で、愛していました。だから、いま死ぬのは受け入れられます。イクサには悪いけど。イクサには本当に感謝しています。あと迷惑かけてごめん。金品はカバンにまとめてあるので持っていって。それと、お願いがあります。これを読んだら、私の体を砕いてください。石になると、人のたましいは中にとどまると聞いたことがあります。それだけは、いやだ。私はミトといっしょがいい。空へのぼって、あの、青い空をふたりでおよぎたい。ミト。あいしてるって言いたい。私をよんでほしい。笑って、キスをして。ミト、また私と(判読できない文字が続く)ミト(判読できない)ミト』
   イクサは手紙を置く。机上の地球儀を取り上げると高く掲げ、力なく下ろす。ミトとカーラの体を毛布で覆って、カバンを手に寝室を後にする。
シーン146
ミトとカーラの家・外(夜)
   イクサは助手席にカバンを放り、エンジンをかける。走り出したバンは玄関を突き破ってリビングで停まる。イクサは発電器用の灯油を撒く。灯油で導線を引きながら家を出る。
  イクサは家から充分に距離を取るとマッチに火を点けて地面に放る。火はミトとカーラの家へ続き、リビングで激しく燃え上がる。やがてバンのガソリンに引火し、爆発が起きる。炎が家を破壊するとイクサは去る。振り返らず、森の闇に消える。
 【D】
 十八時の待ち合わせに加蓮は三十分も遅刻してきた。「遅れてごめんね」と謝るだけで、理由は話さなかった。あたしも訊こうとはしなかった。  あたりはひどく暑い。立っているだけで汗が滲んだ。あたしは「行こう」と足早に歩き出して、だけど加蓮はそのままでいた。振り返ったあたしをじっと見て、何も言わず、ただ見ていた。  その瞬間、夢みたいだけど確かに、時間が止まった。停止した時間の中で、視線だけを重ねた。無限に引き延ばされた一瞬の内側で、手を伸ばしても決して届かない距離を隔てて、あたしたちはふたりじゃなかった。  ひとりと、ひとりでいた。  ごお、ごおんと何かの音が聞こえて時間は動き出した。加蓮は「ぼーっとしちゃった。暑くて」と言って歩き出す。今、夏が終わったんだとあたしは思った。こんな鮮やかな季節の移り変わりを、たぶん一生忘れないんだろうなと、心から。 「模試どうだった?」 「判定は来週だけど、手応えはわりと」 「すごいじゃん、もう遊び回ってもいいんじゃない?」 「あたしを落としたいのか?」 「落ちたらどうする?」 「一年間、加蓮とは遊んでやらない」 「あはは、さいあく」  そんなふうに話しながら、あたしたちは目当てのベンチに座る。そこは住宅街の川のそばで、近くには大きな車道があって、加蓮があたしに告白をした場所だった。  それからはふたりして黙ったまま、時間が過ぎていった。ぽつぽつと人が通り過ぎて、舞い落ちた葉っぱが浅い川をざらざら流れていく。少しずつ日は翳りはじめて、頭上の街灯がともったとき「私、ふられるんだね」と加蓮が言った。  はっとして顔を上げるあたしを見ずに、加蓮は続けた。 「いいよ。理由もわかってる、仕方��いよ。だってそんなの、どうしようもないよね。今までガマンさせてごめんね、でも付き合ってくれて、嬉しかった。ほんとに、幸せだったよ」  加蓮は、続けた。 「ねえ、別れても友達でいようね。それくらい、いいよね。私、奈緒といるとやっぱり楽しいし、これからも仕事で一緒なわけだし、変に気遣わせるのもみんなに悪いじゃない? だから、前向きにお別れして、私たち普通の友達に戻りましたってかんじで、ね」  加蓮はずっと、ほほえんでいる。楽しそうに、とは言えないけど普通におしゃべりをするくらいに。それでやっとあたしを見ると、「キスしていい、最後に、一回だけ」と言う。  あたしは、どうにか頷く。加蓮は答える。 「奈緒はさ、優しいよね。そういうところが、大嫌い。優しいって、ひどいよ。つき放してよ。諦めさせて。もう二度ってくらい傷つけてよ。できないよね。奈緒は優しいもんね。そういうところが、大好きだよ。いまも、これからもずっと。じゃあね、さよなら」  加蓮は立ち上がる。すたすた歩き去ったと思うと足早に戻ってきて、あたしの唇にキスをした。ほんの一瞬、触れるだけのキスをして「また明日、現場でね」と笑った。  もう戻らなかった。  あたしはしばらくそのままでいて、あたりが暗くなるとやっとベンチを離れて家に帰る。その夜はすぐに寝付けたし、目覚めることもなく朝までぐっすり眠った。
 【e】
シーン148
○緑道(昼)
   イクサは一人歩いている。荒れた緑道の木陰に石像を見つける。男性。眠ったまま石像になっている。
   イクサは拾った石を振り上げる。頭、両手、両脚、胴体の順に石像を破壊する。腕の一振りごとに表情が歪む。石像を壊し終えると、手で十字を切る。涙を拭って、手のひらを重ねて祈る。
   イクサは再び歩き出す。その姿は遠ざかっていく。行く先には見える限り、道が続いている。暗転。タイトル。『Stones』 エンドクレジット。
 【E】
 誰と誰が付き合ったとか別れたとかそういう情報はまじで光より早いんじゃないかって勢いで巡るから、あたしは何人かとご飯を食べに行ったりみんなから優しくされたりした。映画(三十分のショートフィルムの、そのうち一本)の評判は決して悪くなく、特に主役のアーニャはそれから映画やドラマの仕事が少しずつ増えて、あたしも加蓮もアーニャほどではないけど仕事の幅を広げることができた。それと、あたしはAO入試で早々に進学を決めることができたので、十八歳の秋から冬、春になるまでかなり仕事に集中した。  加蓮とは、仲良くしている。  言っていた通りに、加蓮は普通の友達としてあたしに接した。からかう口ぶりもスキンシップも、女子って感じの仕草もぜんぜん変わらないし、たぶんだけど、あたしも同じようにできていると思う。ただ、ふたりで話したり並んで歩いたりしていると、時々どうしようもないくらい消えたくなる。それか生まれてからの人生ぜんぶをやり直して、まったく違う人間として生まれなおしてもう一度加蓮と向き合いたいと、思うことがある。十九歳のあたしは今もばかであほでどうしようもなくて、二十歳、どころか三十歳や五十歳になっても魔法みたいに全てをうまくできるなんて無理だと気付きはじめている。  今日は、加蓮と遊びに行く。少し前、昔話に花が咲いて思い出した海水浴に、事務所の保有するビーチにふたりで行く。ほとんどプライベートビーチだと聞いたとき、こんなこともあるんだなんて一緒になって喜んだ。  そこが、きれいならいい。まっさおな海が空と見分けがつかないくらい一面に広がっていたら、荷物なんて放り投げて服も着たままで飛び込みたくなるくらいきれいだったら、最高だ。  だって、加蓮の笑顔が好きだ。加蓮が笑っていると嬉しくなる。あたしは生きていてそれが、それだけがどうしようもない。
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