#下北沢の古着屋さん
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良いお年を
1月、なんだか連れ合い夫婦の親類に疲れてしまった。当たり前って当たり前ができない人にとっては毒なんだよな。
年末(12月30日)から1月2日まで泊まってげんなり。家族間の違いってやっかいだし人生観の違いもやっかいだ。
後半は札幌出張へ。友人の家業のお手伝い。雪がなんだか愛おしく感じた。夜は友人と飲み歩いていたわけだけど、札幌すすきのあたりにいけば誰かに会うというコミュニティのキュッとしたまとまりが新鮮だった。東京には人が集まれるような街がたくさんある。選択肢が多いのは良いことだけど寂しい侘しい気持ちにもなる。
2月 東京にも雪が降った。義父がなくなった2年前のことを思い出した。その度に相続で揉めている実子を思い出して腹が立つ。本格的に人に振り回されるようになったのはそのあたりからな気がする。プロジェクトの後輩に飲みにつれてかれて締めに入ったらーめん屋であった女の子としばらく連絡をとっていた気がする。名前ももう忘れた。
新しい生成AIの仕事が入り準備にも忙しかった。「夜明けのすべて」を映画館で見て、人が持つ障害や病について考えさせられた。受け入れて生きていく難しさ。ただ、日常を過ごす難儀さよ。
3月 霊視?ができる人のところにいった。人生の答え合わせのような時間だった。もう日記には書いたので詳しくは書かない。とにかく人と自然を敬って生きていこうと思えた。なかなか人にはできていない気がする。接待で連れてかれた料亭に、金を持った経営者にくっついてくる「女性がいたほうがなんとなく見栄えがよい」みたいな思惑で連れてこられた女の子がいて妙に気に入られた。薬をやってるんだかずっと酔ってるんだか、へらへら笑う子だった。帰りに袖をつかまれたときに合った目が急に正気で「どっかいこ」と言われたのが「逃げよう」という意味に聞こえてしまって急に怖くなった。「こんどね」と言って手を振りほどいてゆっくりと離れた。
末には母がようやく病院に行き、大きな病院での受診を勧められている。
4月 母の余命宣告を4月の1日に医師から受ける。ステージ4の肺がん。残された時間を良いものにと思っていたが、何度も躓いている。きっと自分は良い子供ではない。母が人生で一番大切にしている宗教を大切にできないからだ。脳への転移も中旬には見つかり、治療を選択する。今思えば、母が人間らしく生きることができる分かれ道はここだったのかもしれない。奥さんの友人夫婦と飲みに行った際にパートナーシップについて考えさせられた。どうしたって男女に力の差はあるのだから恫喝や暴力で支配しようとしてはいけない。要求を通そうとしてはいけない。と話しても無駄だった。人への説得や説教は無駄に終わることが多い。人は人生で何度かしか学べない。ちいさこべえ。沖縄出張のついでにひめゆりの塔にもいった。献花した。嘉手納町の光と闇を知る。
5月 母の入院に伴い実家で過ごすことが多くなった。抗がん剤は良く利くものほど副作用が大きい。あっという間に母はボロボロになっていった。もともと食が細く、身体も瘦せていて、体力もない母がさらに骨と皮になっていくのは見てられないものがある。きつかった。5月はTumblr民とひとりあった。人生で一度も交錯することのなかった人の話は面白い。筋が通った人生で羨ましいと少し思った。5月は冨山出張もあった。そして三峰神社にもいった。
家を建てるためのプランニングが本格的になったのもこの頃だ。決められたところに自分のサイズを合わせて住んできた自分には注文住宅という選択は意味がわからなかった。結婚は人の価値観に片足を突っ込みながら生きることだ。
6月 誕生日。東京ドームホテルのブッフェでごはんを食べた。あと下北沢で「辰巳」を観た。今年見たドラマや映画の中で5本の指に入る作品。連れ合いは中旬に韓国旅行へいった。女性は好きですね。韓国。プロジェクトチームの女の子のことを女の娘と書いたことで変な絡まれ方したのもこの頃だ。辞書を引けと言いたい。母と冥土の土産的なプレゼントとして宮古島旅行をプレゼントしいったのも6月か。身体の自由がきかない母はあまり楽しめなかったかもしれない。たまに思い出すことがあれば良いが。母はそういうタイプでもない。
7月 新しい仕事が舞い込んで研修つくりをたくさんした月だった。母の闘病は相変わらず続き。夏の暑さからかあまり記憶がない。
8月 妊活が始まった。これはけっこうつらかった。なんだか閉塞感がとてもある時期だった。予定調和の上を歩いているようで気持ち悪かった。「ラストマイル」を観た。エンタメとして最高。自分のために働くっていつの間にかにできなくなるよね。選んで人のために働くならいいけど、人に搾取され続けるのはしんどい。
9月 相続がようやくまとまりかける。弁護士さんが入ると話が早くて助かる。家の工事も始まった。幸福な家庭の風景が相変わらず自分の中にはなくて、いつかどこかへ行きそうで怖い。それは実の父と同じで嫌だし、あこがれるし。父も金さえあればそんな生き方で良かったのかもしれない。実家の売却も現実味を帯びてきて、家を見ては無駄なものの多さに頭が重くなる日々。結局はしりぬぐいはこちらだから。いつも。もう一人Tumblr民と会った。自由で羨ましいが、その自由さを羨ましがられることがこの人の業だなと思った。人は手に入らないものを欲しがるから。相変わらず母は通院。一度、治療するを選択するとこちらから声をかけるまでストップしないのが病院で。そんなことも知らなかったな。
10月 母の二度目の癌の脳転移が見つかり、喪服を買う。母から急にもう犬の散歩ができないと連絡がきたのも10月。それは良いけど、事前に相談するということができないのに腹立たしさを覚えた。いつもそうで、限界になってからパスされる。久々にバイクを買った。去年買ったお気に入りのコートも今年は着ていない。そういう機会が減った。
11月 福島出張。気晴らしになった。母の治療方法は試してはダメを繰り返してもう残り少ない。分の悪い賭けはやはり奇跡は起こらず終わる。閉塞感は孤独感に変わってきた。孤独なら良い。親しい。
12月 大阪出張。介護系のセミナーの撮影。「認知症と癌が一番幸せな死に方っていうよ」と励まされた。認知症はすべてを忘れていくから。癌は死ぬ時期がわかるからお別れがしやすい。10年会っていなかった兄家族と母を合わせる。意外と何事もなかったかのように話しているそうだ。その場に自分はいたくない。白けてしまう。
人の一生について考える。経���したことが身体や心に沁みついて、時にそれが毒となる。小説家などの自殺者について調べた人が大抵は小さい頃に愛されなかった記憶を抱えていると言っていた。老いるということは、無力だった小さい頃に戻ってしまうという怖さと戦うことになる。人に迷惑をかけて生きるということがどうしても許せなかったのだろう。生きるということは迷惑なことだ。きっと誰もそう。そうなんだけど開き直ったら終わり。
年末年始は犬の世話があるのでひとりで実家にいる。連れ合いの実家にいかなくてよいのはなんとも楽だ。スーパーで少しだけ良いものを買って食べる。そして年越しそばの準備をしている。もうすぐ2025年だ。全部片づけていこう。
なんとか今年中に書き終わった。良いお年を。
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2024/8/15

8月15日 明日の台風は一体どうなんだろか。 昨日、お薬待ちしている間に薬局のテレビに入った、現職総理大臣にまつわる速報にたまたま 出会ってしまい、初めて総理大臣の顔を認識した。 今日、ニューデイズに並んだ新聞の一面にその顔がたくさんあって、あ!と思った。

今日も少し早起きをして、夢見書店へ行ってきた! 下北沢、また空が見えるようになっていた。 全く愛着のない土地だからか、大反対(?)を押し切って行われた開発後の街を、歩きやすくて楽しんだ。 夢見書店にはたぬきゅんがたくさんいた! とても可愛いお店。可愛くアットホームで、誰かのお家に遊びにきた気分。たぬきゅんのマスコットバッジとパフェライクな人ステッカーと“本の本”を購入。 明日の天気を思って、明日は閉店することにしたらしく、ねむきゅんは予約していたお客さんへキャンセルの電話をかけていた。

一通りその様子を確認して、自分の商品をお会計してもらって「サインしましょうか?」と言ってもらい、しっかりサインをもらった。 ずっとテキパキしていて、ただそれだけの事実なんだけれど、本屋さんの店長さんだった。でも、ねむきゅんだった。
ねむきゅんの胸には息子さんがいて、私が購入した商品を掴みにかかり「買ってもらったモノをつかんじゃダメでしょ!」と言われている様子に、あ、そっか、この人はまだ他人のモノを勝手に掴み取りあげてはいけないことを知らないのか!!と感動してしまった。 これって、何年の年月を経た��たりから、ただの常識がない人、と白い目で見られてしまうのでしょうね。 次は誰かと一緒に行ってもらい、喫茶も利用したい。

下北沢からオペラシティまで歩き、ICCでみたかった企画展を鑑賞。夏休みらしく子供向けの展示もあり、いつも少し難しいメディアアートの展示が多いので、私にはちょうどよく楽しい展示だった。 ポスカが踊っていた。
きっと日々、みんないろんなことを思ったり、発見しているのだろうけれど、そこで止まってカタチにしてみて、(伝わらなくても)伝えようとすることってすごいな〜と改めて思えた。 こう思えたのは、もう5日間社会に出ていないから、ちゃんとこうゆうことを大切にしたい、と思う余裕が出てきたのかもしれない。 もう夏休みは終盤。

下北沢から初台まで歩く途中、古いアパートやマンションや団地がたくさんあり、同じスペックの建物は今住んでいる町(アド街ック地獄)にもいくつもあって、でも確実にこちらの方が活用されていれる! 古くてもよく住もうとされている、というか。 古さを逆手にとっておしゃれをしている、というか。 たとえ少し生活しづらくとも、完全メディアの影響のファッション住空間だとしても、使われるのであれば建物側も建っている甲斐があるよな〜とか思って、地価がモノを言っている?ファッションとドラマが成り立つのいつも東京ってこと?と考えながら散歩をした。 Googleマップに旗を立てたお店に2軒巡り会えたのも、東京だな〜という感じ。

tokasの公募のこと、暑中見舞いのこと、お仕事の資料作りのこと、後3日間のお休みでどうにかできるかしら? でも明日は台風とにらめっこしつつ、なるべく予定を入れたい。 行きの電車で“2024真夏”というプレイリストを作った。

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読んだ本の余韻をそのままに小旅行の記録を残す
三重県の丸善でその本を見つけた時、私はこれを確実にこの年末に読もうと決心したのだった。
私の年末は読書の為にある。
正確に言うなら読書の為にもある。他の目当ても沢山ある。例えば、友達に会うこと。例えば、街を歩いて故郷の空気を胸いっぱいに吸い込むこと。
さて、この年末とは即ち令和6年、西暦2024年12月29日日曜日から31日火曜日までの3日間のことだ。
そしてその本とは古川日出夫「京都という劇場で、パンデミックというオペラを観る」だ。
だから私はこれを携えて西へ帰った。
即ち名古屋から京都へと。
私の実家は京都ではないし、一度も住んではいないが、仮住まいもなかったのだが、「帰った」と言ってはばからない程には故郷のように愛している街である。
私は道中、読んだ。
しかし京都では読んだか。題に謳われし京都に着いて以降は読んだのか。読まなかった。
その代わりに京都を歩いた。
これには書かれていない京都を。即ち洛外を。
洛外のどこであるか。それは京都市伏見区だ。伏見区の稲荷大社だ。
一人でか。否、もう一人いた。大学時代の友人がいて、だから二人だった。
私たちが約束したのは令和6年、西暦2024年12月29日だった。
日曜日と言い添えるべきか。いや、もう書かずとも構わない。
バカンスに曜日は意識されない。
我々はわざと隣の駅で待ち合わせて、二人とも遅刻していて、しかしお互い気にしないで、挨拶を交わして、それから歩いて。
すぐに稲荷大社へ向かう訳ではない。
隣の駅で待ち合わせたのは訳があり、見たいものがあったからだ。
目的の一番目を達する為、京阪電車の龍谷大前深草駅を降り西へ向かう。
そこは普通の文教都市の住宅地である。しかしそこは京都の住宅地だ。並みの街とは、風格が違う。
実はそこにはカタカナ地名がある。漢字を受け入れる前の、日本の、この国の、古い古い記憶が残されている。
それを見る。標識に、看板に、自治会掲示板に。
まず、駅を降りるとそこはススハキ町である。
それからまっすぐ西へ歩き龍谷大学深草キャンパスと京都府警察学校との間を抜けていくとヲカヤ町。
誤字ではない。
地名であるにも関わらずーーー現今の国語体系ではまずありえないことにーーー「を wo」の字を冠する町がある。
それを確認して嬉しくなった所で大学の学舎群に沿ってぐるりと回って戻って来ればケナサ町に至る。
固まって所在する三つの旧い町を見、満足して私達は北進する。
するとすぐ、国���観光都市京都の、Kyotoの、面目躍如であった。
当然日本人もいて、地元の人々や九州人や関東の人がいて国の言葉が飛び交う。しかし同等かそれ以上かと思われる程に肌や、眼や、言葉の違う人がいる。コーカソイドがいて、モンゴロイドがいる。
私たちは本命の目的地に着く。
巨大な二本の鳥居の下を通り、歩く。
山を、神域たる山を登っていく。
千本を優に超えていると思われるほどの夥しい朱の鳥居が続く。
くぐる。
歩いて。
登って下って。
鳥居に挟まれた道は狭い。
狭い参道を歩いて、登って下って、鳥居をくぐり続ける。
参道で産道を連想する。
しかしこの場所で生まれるーーー生まれ直す人の数が、多い。
だから、混んでいる。
稲荷神社の狐は多産の象徴だから正しい状況とすら言えるかも知れない。
自撮りする旅人を抜かし、恋人を「映えスポット」で撮影するこれも旅人をそっと待ってから進み、家族写真を手伝おうか迷って、足を止めるが友人は行ってしまうので追う。
二人は黙って歩いていたのではない。しかし会話を続けるには狭くて、混んでいた。
だから途切れ途切れに言葉を交わした。
私たちは久方の再開をおざなりに寿ぎ、散策を開始し、以降休まず歩き続けているのだった。
体がほぐれ、心拍が上がる。
狭い参道で人を避ける為に縦一列になりまた戻りを繰り返した。並んでいても遠ざかったり肩が触れ合いそうな距離を歩いたりした。
状況に応じて左右を入れ替わったりしている内に奥社奉拝所に出た。
それぞれに願を掛け、おもかる石に挑戦した。
また、歩く。
四辻まで辿り着く頃にはすっかり日が傾いていた。
森は緑から黒に移ろい、濃さを増していた。
稲荷山参道の四辻は開けていた。視界が。街に向けて。西を向いて。
国立天文台の発表によると、令和6年、2024年12月28日の京都市における日の入り時刻は16時53分だ。
だからこの思い出はその時刻の頃だった、と後からでも断じることができる。
しかしその日の私はそこで時計を検めなかった。
スマホのカメラを夕焼けに向けながら、しかし画面の隅の時刻は確かめなかった。
バカンスに曜日は必要なく、もう時刻すらも煩わしくなっていた。
ここで明かしておくと、私は稲荷山を登るのは初めての事ではない。
なので四辻が眺望という観点ではゴールであることを知っていた。
なので念の為に尋ねた。友に。まだ、進むのかと。
進む、と友。
応、と私。
四辻の先、山頂へ向かうルートはすぐに角度を増した。我々は試されていた。
我々の腿が、ふくらはぎが、���が、心臓が。
三の峰、二の峰、最後の一の峰に着く頃には、混雑ではなく疲れから口数が減っていた。
しかし引き返すという手はなかった。
かわりに足を出して歩み続けるのだった。
裏稲荷、という言葉は存在しないが、四辻で右を選び、一の峰、すなわち山頂からそのままぐるりとまた四辻へ戻る道は正に裏、といった風情だった。
日は暮れていた。下り道が続いた。お喋りは減り続けて今や殆ど止んでいた。
電灯がかろうじて鳥居の内側を照らしてるだけで、外側はもう全くの暗がりだった。
自分たち以外の観光客も殆ど見なかった。
四辻でまた観光客を認め、進んで三ツ辻へ再び差し掛かって、先に来た方角へは戻らず、北向きのルートへ入った。
登りと同じだけ人がいるのが道理だと思うが、目の届く範囲が無人であることが多くなる。
二人きりになることが増えた。
闇に包まれているが自分達の道筋だけは明るい。
不安定な傾斜の中で、お喋りの途切れた時、不意にこれまでに感じたことのない種類の親密さを傍らの友に覚えた。
音のない森の中で、それがいつかも分からず、方角をも知らなかった。
上と下、前と後ろ、内と外の別だけがかろうじて残っていた。
幽玄で原始的な感覚の中で傍らの人の存在は強烈だった。確固としていた。
肩が触れた。
そっと手を取りたくなってーーー迷って止した。
今日は本当に楽しかった、私は言った。
そやね、またね、友が言い、分かれた。
互いに交わり合うことのない観光客同士で混雑する、JR稲荷駅と京阪電車伏見稲荷駅の中間地点で、私たちは一人ずつに戻った。
高揚は続いていた。
私は実家へ帰る道すがらまた本を読み、実家で読み、名古屋で帰る道中でまた読んだ。
僅か三日の経過がめぐるましかった。
日常があり、今やそれは休んでおり、非日常なひと時があり、そこで新たな感覚を得、虚構の世界に入り、また出ていこうとしていた。
京都には私の過去が、今が、そして虚構すらもが重なっていた。
境目はあやふやだった。
混ざりつつあった。
帰名の道中、梅田スカイビルを見た。
JR西日本の新快速に乗り、僅か十五分揺られるだけで乗り換えの京都駅に着いた。
乗り換えの合間に京都駅舎を内から外から眺め、観察し、原広司の世界を楽しんだ。
作中、古川が住んでいたという原広司事務所策の借家を思った。
私はこの本のカバー��に京都駅来訪記念スタンプを押すことにした。
改札の近くまで行くと、南西アジア系の浅黒い肌をした観光客がはしゃぎながら先にスタンプを操作していた。
すぐに私の番になった。
この思い付きはーーー迷わなかった。
ハンドルを下げ、抑える。
手を上げてみると案外インクが薄く、期待外れだったが、これで全てが繋がったと思った。
内と外も。リアルとフィクションも。過去と今も。
ここを地獄の、とは言わないでおく。
ここは国際観光都市Kyoto。
愛する街を離れながら、私は次の本を開いた。

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東京五輪から2年 湾岸はいま
悪夢のようなTOKYO2020大会から2年が経った。 五輪のために姿を変えられたあの場所は、巨額の資金を費やして建てられた会場は、白いフェンスに閉ざされていた公園は、いま一体どうなっているのか。 湾岸エリアを中心に、フィールドワークを行った。
①築地市場
築地本願寺から場外市場に向かう。日曜日。外国人観光客、親子連れ、カップル。賑わいは築地市場があった頃と変わらないように見えた。どの店にも、昼食を目当てに沢山の人が並んでいる。
立体駐車場の最上階から市場のあった方を見下ろす。縦横に走るターレ、魚の並ぶケース、積み上げられたトロ箱、林立する仲卸の看板――それらが全て消え去り、でこぼこの、剥き出しのコンクリートだけが灼熱の太陽に焼かれていた。その一部は駐車スペースに。数台の自家用車。物悲しくなるぐらいしょぼい。
駐車場のわきに、築地市場の仲卸とおぼ���き店名のプレートを付けたターレが放置されていた。よく見ると、ナンバープレートを外した痕がくっきりと残っている。
石原元都知事が主導した2016年五輪招致当時、築地市場を潰してメディアセンターを作るという話が出ていた。2020東京大会ではそれが「駐車場」にかわり、市場は2018年10月に東京都によって閉鎖された。選手村から競技場への輸送のために新たに作られた環状2号の全面開通は、五輪閉幕から1年以上も過ぎた2022年12月。五輪招致が、都民の台所を打ち出の小づちのように利権を生み出す空虚な「一等地」に変えてしまった。
築地を舞台にしたある連載漫画の中で、目利き一筋の主人公は何故か移転に何の葛藤もないまま「豊洲で頑張っていこう」と仲間に呼びかけていた。築地市場83年の歴史は、急速に「なかったもの」にされようとしている。
②月島
東京では五輪の前から、競技会場と直接関係のない場所でも各地で再開発が起こっていた。晴海にも程近い、湾岸エリアに位置する月島もまたその1つ。もんじゃストリートで有名なこの町は、一本裏道に入ると古い木造家屋が軒を連ねる下町らしさが残っている。私たちが2017年に訪問した際は、月島1丁目西仲通り地区再開発計画のためにもんじゃストリートの店舗が軒並み閉店していた。
そして今回訪ねてみると、MID TOWER GRANDなる地上32階、高さ121mの超高層マンションが建ち(2020年10月竣工)、その1階にもんじゃ屋などの店舗が入っていた。 月島ではさらに地上48階、高さ178.00mのタワマンを建てる月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業、地上58階、高さ199mのタワマンを建てる月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業が控えている。フィールドワークの後で知ったことだが、この月島三丁目再開発計画には反対運動や行政訴訟も起こっているとのこと。長年暮らしてきた人々の息吹が聞こえるような町並みが、大手開発業者によって姿を変えられようとしていることには胸が痛む。
③晴海選手村
カンカン照りの選手村跡地。ここはHARUMI FLAGなる高層マンション群として開発され、完成すれば5,632戸12,000人が暮らす街になるという。未だ工事中で通行できるのはメインストリートの車道のみ。焼けつくような暑さの中、誰もいないコンクリートだらけの空間は殺伐とした雰囲気が漂っていた。
選手村をめぐっては、東京都が適正価格の10分の1という不当な安さで都有地を三井不動産ら11社のデベロッパーに売却したとして住民訴訟が起きている。五輪という祝賀的なイベントが作り出す例外状態によって、公共財産が民間資本に吸い上げられた象徴的な場所だ。
街の中心に近づくと、左手には、大会中、大量の食材廃棄が問題となった食堂の跡地が、中央区立の小中学校(2024年度開校予定)として整備されていた。
右手には三井不動産の商業施設「ららテラス」。その1階には「東京五輪を振り返りスポーツの力を発信する施設」として「TEAM JAPAN 2020 VILLAGE」が設置されるらしい。五輪と三井不動産のどこまでも続く蜜月がうかがえる。
その先では道路を挟んで左右両方の街区で50階建ての2棟の超高層タワーマンションが目下建設中だった。
選手村を訪れるとき、2018年、建設工事中に2人の労働者が亡くなったことを思わずにはいられない。その街区は、労働者の死という痛ましい現実を塗り固めるようにSUN VILLAGE(太陽の村)という輝かしい名前で分譲されている。 この街区だけではない。この街全体が、五輪によって引き起こされた問題などまるで何もなかったかのように成り立っている。この街ではとても生きていけない、生きた心地がしない。生気を抜かれたようにその場を後にした。
④潮風公園、お台場海浜公園

ビーチバレーボールの会場設営のため何年もフェンス封鎖されていた潮風公園。わたしたちは初めて公園内に入った。こんなに広かったのか!無観客のくせに、この公園全体を占拠していたなんて、ほんとうに厚かましい。
東京湾の対岸の埠頭にはコンテナが並んでいる。海をみてみると、うっ!海水は泥沼のような色。しかし、なぜか匂いはせず、潮の匂いさえもしない。ファブリーズでもしているのか?
わたしたちは、野宿の人たちが寝ていた場所を探して公園内を歩いた(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織員会による追い出し→https://x.gd/ZJP4d)。木がたくさんあってなかなか住み心地よさそうだと思っていたら、屋根のあ���排除ベンチにたどり着いた。なんて醜いデザインなのだろう。
次に「トイレのようなニオイ」と話題になったお台場海浜公園のビーチへ、匂いを確認しに行った。「遊泳禁止」の看板があり、スクリーニングのためと記してあったが、やはり汚染が懸念されているのだろろう。このビーチの海水も濁っていて、潮の匂いさえもしない。怪しい水質だ。
しかし、暑すぎる。灼熱の日差しの下で、ビーチバレーボールや、トライアスロンをやって、汚い海に飛び込んでいたのか。 知れば知るほど、オリンピック・パラリンピックは地獄だ。
⑤有明
有明の旧会場エリアへ。グーグルマップで見ると、どうやらこの一帯は「有明オリンピック・パラリンピックパーク」と名付けられたらしい。いまや地に落ちた電通がオリンピックでちゃっかりゲットした、唯一黒字と言われる有明アリーナへ。SNSではステージが見えない席があると不評を買っていたが、「ディズニーオンアイス」をやってるらしく、猛暑の折、駅から会場まで大勢の人だかり。
有明体操競技場はこの5月に「有明ジメックス」と名を変え、株式会社東京ビックサイトが運営する展示場としてオープンしたらしい。第一印象は「・・・神社?」世界的ウッドショックの最中に木材を山のように使って、10年程度で取り壊される予定とのこと。こんなに立派にする必要あったのか?
そこからゆりかもめの駅を越えると、フェンスで囲われた草ぼうぼうのワイルドな一角が。有明BMX会場跡地だ。グーグルマップには「有明アーバンスポーツパーク(2024年4月開業)」とあるが、いまのところ影も形もない。スポーツ施設より原っぱ公園の方が需要あるのでは?
有明テニスの森公園は工事パネルが外されて、開放感に溢れていた。こんな素敵な場所を何年もオリンピックのために囲って、市民を排除してきたかと思うとあらためて腹が立つ。
真夏の炎天下に火を燃やし続けた聖火台があった夢の大橋にも立ち寄った。観覧車が無くなっていた。東京都はこの夢の大橋を含むシンボルプロムナード公園の一角に、新たに聖火台置き場をつくって飾っている。東京都はいつまでオリパラの亡霊にすがる気か。。
⑥辰巳・東京アクアティクスセンター
アクアティクスセンター
「威圧」を形にしたような巨大建造物。
建物の周りには木陰がなく、取ってつけたような弱々しい植栽が施されている。
正面外の、広すぎる階段は、車いす利用者でなくても、大げさすぎてびっくりする。コンクリートが日射で熱い。ゴミ一つ落ちていないのは、人が寄り付かないからだろう。
その下にたたずんで私は、ピラミッド建設のために労働を強いられている人のような気持ちがした。
ここは、公園の一部であった。近くに団地もある。誰でも入って、海からの風を感じながらくつろぎ、出会う場所だったはずだ。
5年前に訪れた時は、工事中で巨大な支柱がそびえたっていた。三内丸山遺跡にインスパイアされたのかと思ったが、出来上がったのは帝国主義の終点のようなしろものだった。
「お前たちが来るところではない。」という声がどこからか聴こえる気がした。
知ってる。だから入ってみた。静かだ。人っ子一人いない、空調が効いて冷え切っている。だだっ広いロビーの小さな一角に、TOKYO2020オリパラのポスターたちがいまだに展示されていた。
競争をあおり、序列化し、勝者に過剰な価値を与え、「感動」を動員するスペクタクルがここで続けられるのだ。
生きていくのに必要な潤いをもたらす公園に、このような醜悪なものが君臨しているのを私は許せない。
炎天下の湾岸エリアを丸1日かけて回った。TOKYO2020跡地は、廃墟になっていると思いきや、むしろ多くの場所でまだまだ開発が続いていた。開発への飽くなき欲望と「レガシー」への執着、五輪災害は閉幕後も延々と残り続けている。 この日撮影した映像を使って「オリンピックって何?東京からパリ五輪1年前によせて」という動画を作成し、1年後に五輪開幕が迫るパリでの反五輪の闘いに連帯を示すメッセージとした。 From Tokyo To PARIS, NOlympicsAnywhere
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ギャンギャン
2024年8月26日のこと
こんにちはリビングヌン文学
調子に乗って博多ぽてととカステラを食べてしまった。そんで甘いチャイ
昨日は起きて大井競馬場フリマにビュンと行く
いつものTシャツ屋さんが夏の終わりを告げるためか1枚100円で販売してたので思わず10着購入
パナソニックの未開封カセットテープが10本箱入りで1000円で買えた
AKIRAのような服も300円で買えた。
帰りに少し急いでハンモック、ラーメン、コーヒー、読書
少し昼寝して、生活工房に自転車で乗り込む
中村、軸原アウトオブ民藝チームと下道くんと新しい骨董チームでブリッジトーク満席の120名
すごいすごい。キンタマ話と、何が骨董になるのか?あらかじめ予想しておきたいことなどをワンワン話す
打ち上げは山下道ラジオオフ会みたいになっててワイワイ楽しかった。会計1人5600円って考えなきゃいかんすな
ぬるい風に吹かれながら自転車で帰宅。やはり一杯ひっかけて帰るの現代版を何か作りたいと思う
このまま帰るには寂しいがなじみの飲み屋があるわけじゃなく、さらにあったとしても酒呑むわけでもない
犬まがいのマナブ君とTEENGENERATEの話ができたのが嬉しかった
展示も2割くらいできてたらいいいですよと言われたので、楽な気分でどんどん作り込んでいこうと思う
2024年8月27日のこと
おはようございますリビング文学
昨日は起きて、これ書いて、山下道ラジオ収録。
前日の生活工房トークについて話す
そろそろ��ジで展示の準備をしなきゃいかんすね
メガネの上にかけられるサングラスを集めてて、それだけを売る店をやりたい
マニアックすぎる商売を考えて実践できる場にしたい
クリップサングラスをご存知でしょうか?メガネの上にひょいとかけるサングラスでつるの部分が無く、上からクリップで引っ掛けるものです。
これをたくさん並べて販売したい。
開高健が深沢七郎の小説笛吹川を抵抗の快楽と書いてて、今の左派リベラルの真面目さ正義じゃなくて素人の乱の頃にやってたデモとかはまさに抵抗の快楽だったよなと。抵抗の快楽って言葉を縦書きで読んで、手へんが2回連続してるのと縦と横が入り乱れてて、チェック柄みたいでいいなと思って、抵抗の快楽Tシャツ作ったら抜群に良い。良いけど作るのがめちゃくちゃめんどくさい
作っててと嬉しくなってきたので、紀伊國屋に笛吹川を買いに行く。文庫で1500円はインパクトありすぎる
2024年8月28日のこと
おはようござますリビング文学
昨日は家で作業しながら、新作を少し作る
手芸本用の服の撮影でやり取りしてたら物量足りなさそうで、動画を送ったり
アンナちゃんの家に服を受け取りに行く。いつもの折り畳み自転車じゃない方の電動アシチャリで
こんなに楽だったんかい。サクサクすぎて驚く
地産マルシェで米を精米して購入。これから行くのに帰りに買えばいいのに、米不足ビビりも手伝って。
中野ブロードウェイ地下勝田商店でマグロ、イクラ、海ぶどうを購入。
中野ロープウェイでイトウ君と話す。1995年懐かしがり思い出し。
沼袋バズストアで大量購入。ユニクロのUVカット服がたんまり買えた
アンナちゃんからIKEAバッグ2つ分を受け取る
急いで帰宅して、風呂入りながら深沢七郎の笛吹川を16分朗読
手巻き寿司大会
手巻き寿司には大会をつけたくなる。
萩ちゃんが教えてくれたディズニーで見られるドラマ ライフアンドベスを2話くらい見てたら寝落ちする
本編内容とあまり関係ないけど主人公ベスのと学生時代の友人が電車の乗務員になって再会するシーンで、制服着て切符拝見してて、乗務員が制服着たまんま酒飲んでて、ベスの恋人がいなくなったら向かいの席に足を乗り出して座って話して、戻ってきて、ベス恋人が座るところを避ける。
これって日本じゃあり得なくて、今から20年以上前にロンドンに旅行に行った時に地下鉄の駅員が全身タトゥー入ってて驚いたけど、今もそんな駅員は日本にいない
上から言われた会社の決まりをひたすら��るだけという日本の会社員と言われたことさえやってればあとは本人の自由って感じの海外って何もかもが違いすぎて、後者の方が現代っぽいから、日本の停滞の理由って社会のせいじゃなくてルールを守りすぎてるこちら側にある気がする
蒸し蒸しするので風呂入ってきます
2024年8月29日のこと
おはようございますリビング文学
昨日は10時からリコちゃん出勤日。久々で、なんとなんとで次の新居が決まったそうで、ガシガシ稼いでもらわないといけないので、リコちゃんの金儲け実験室にもなるし、途中でやめるで現在働いてくれてる人達が稼いで独立できるようになる実験室でもありたいと思ってます
11時に手芸本の撮影のための選別で編集のフルイケさんがやってきて部屋中をひっくり返しまくり埃だらけにして段ボール2箱用意する。
ひっくり返して気がついたのが、在庫やパーツなどが結構たくさんあるなということだった。
お昼は俺だけ松屋で牛丼小とサラダと豚汁。完全セルフで空いてる店が一番過ごしやすい。
撮影に足りないものがあったので高田馬場バズストアへ。パーカーが300円で買えるってこれマジで異常事態ですよ。
ミスドを買って帰宅してみんなで食べる。すんちゃん大喜び
鶴見俊輔対談集 未来におきたいものは を本棚から取り出してみる。今年買った本で、東北沢のやたらと匂いがいい古本屋で赤瀬川原平とも対談してたので買った本だった。
先日の生活工房でツルシュンの話が出たので気になってて広げてみたらあらびっくり、橋本治と対談してるじゃないの!
いろんなことを話してるけど、「途中で気が変わる」ってことを肯定してこうと話して盛り上がっている。
何を持って猥褻か?が裁判で争われたりしてたけど、スルスルっとすり抜けて誰が許可したわけでもないのにヘアヌードがありになったのは途中で気が変わったからだと
まさにその通りだなと思った。
調べて買うのもいいんだけど、面白い2人の対談が実は家にあったってのが嬉しい贅沢ですね
今日から三軒茶屋生活工房で展示の仕込みが始まります。
どんな展示になるのやら。台風にビビってミシンを運ぶための車をまだ手配してませんが、近日中にバチコン運んで作業部屋を軽くします。
新作もガシガシできておりますのでご期待くださいませ
それでは三茶に行ってきます。。ギャンギャン
2024年8月30日のこと
おはようございますアトリエ文学
昨日は生活工房で仕込み初日でギャンギャンに30分遅刻して自転車で行く
萩ちゃん作業してて、インターンのいさじさんとご挨拶
なんとなんとの名古屋からきてるとのことで超驚いた
やる気があれば場所関係ないんだなと
こっちはやる気あるけど荷物が運べなくて、うろうろしいてるだけなんすよ〜と学芸員のオータケさんに話したら車ありますよと
マジですか!大急ぎで何の準備もしてなかったけど家まで向かってもらって、1トンくらいの荷物を生活工房に運ぶ。オータケさんも聞いてないぞのテンションだったけど大助かりです。
しかし、これだけ運んでもアトリエから荷物が減った感じがまるでしない。どうなってんだ
さらにもう一回運んだらアトリエがすっからかんになって客人の宿泊ができるようになったりするだろうか
今日はアトリエにこもって作業かな
展示がめちゃくちゃいい感じに仕上がってきてて、もう心配なさそう。流石の萩ちゃん大感謝です
不景気は嘘だった。紅茶は無料だった。ボストン茶会事件以降の手作り陰謀論をど��どん発揮していきます。
告知をして予約を募って、管理して進行すれば安定したつまんないイベントができるんですがそれだとつまらないし、仕事になるから報酬よこせ!その代わりお客さんとして扱うつまらなさがあって、そうじゃなくて、なんでそんなことまでやらなきゃいけないんすか!と言い合える信頼関係作ってから面白金儲け実験室をやりたいと思ってます。
書かなきゃいけない締切原稿が一つあって、残暑について、締切が8月31日でまさに夏休みの詩宿題って感じでいい。
さて、お昼前に台風で水が上がりまくってる庭のメダカの水槽を何とかしようかな
水槽に屋根つけて水を抜いて綺麗に敷いてきたぞいぞい
ミクロな世界を見ると楽しいですね
8月31日のことは、新しく始まるnewメディアに明日9/5掲載されるのでお知らせしますのでお楽しみに
2024年9月1日のこと
おはようございますリビング文学
昨日は朝からコレをガシッと書いた。ちょっとまずいことになってて、この横に数字がある日記のような日々のことが習慣になりすぎていて、通常の文章がまるで書けなくなってしまった。自分にとってのリズムが最高にいい。
リーリーさんに依頼された文章をこのスタイルで送ってしまったがよく書けたので満足している。
書くことめっちゃ好きだなと思いながらも、話すことのほうが好きで、それも相手が誰なのかをわかって話すのが一番好きなんだなと思った。
さて、さて、
昨日は結婚記念日11周年!よろしくお願いします
夏休みの最終日を結婚記念日にしたら忘れないんじゃないかと思って入籍したんですが、夏休みって現在はどんどん地域差があって新大久保の外山小学校は8月26日からだった。
昨日も自転車で三茶に向かってずんずん進む。
お昼はルーローハンを食べるうまい
地図の線を服に縫って作ったらめちゃくちゃ良いのができた。と思ったらすぐに壁に貼り付けられて展示される。
会場が広いので、Mr.イチロー氏が車で荷物を運んでくれる。バチバチにでかい台車3台分運んでいよいよアトリエ部屋の荷物が無くなった。
生活工房近くの100メートルの観光をやりたい
今日は関東大震災の日。この時に朝鮮人が井戸に毒を撒いたとデマが流れて、殺されたりしてるのを、佃政一家の金子政吉が朝鮮人の人らをかくまった時の名言を置いときます
「てめぇらよく聞け。ここが男の見せ所だ。俺らがお上にご迷惑を掛け、往来にない商売をして男を張れるのは、弱い者を救う精神があるからだ。てめぇの命に代えても守り抜け。佃政の一統を名乗りたい大馬鹿野郎は、今日ここで見事に散って死ね!」
ゾクゾクするねぇたまらないねぇ。 ↑サカナとヤクザ 鈴木智彦 文庫版337ページに載っております
今日も三軒茶屋に行ってきます
2024年9月2日のこと
おはようございますアトリエ片付いてるヤンけ文学
いいですねぇ片付いてると。荷物が全部生活工房に運ばれてスカスカのスカコアになりました
昨日も生活工房でギャンギャンと最終調整。
ヒカちゃんギャラリーで今回展示をバチコン設計デザインしてくれた萩ちゃんの展示も明日から始まります
今を生きていくのに必要な言葉やアクションってシェアされるの前提になってるから心底つまんなくて、ここから書くことは共有なんてできねぇよ、なんだそりゃ!みたいなことです。
自分がされたら嫌なことをどんどんやっていこうかなと思ってます。今こうやって展覧会やらせてもらえたり、服を作って売って暮らせてるのは、その分野、部分に関しての既得権を持ってるってことで、それを利用して、次のステップってバカヤロー!無いよそんなの。そうじゃなくて、今がマックスツンドラなんですよ。最高点なの。
だから、棚卸しというか、自分が持ってる既得権をギャンギャンに解体して、どうぞお使いになxっつえください。そしてそれをきっかけに金儲けして、自活する方法考えましょうよ。って展覧会だと思ってます。
ハンモックを買ってから、睡眠不足で目覚めた朝が嬉しくて、よしこれで今日ハンモックで寝れるぞ。と睡眠不足がスライドして喜びに変わるのを知れた。これは空調服も同じで、暑いのが嬉しくて、空調風で出かけられると。
そういう感じで、今回生活工房で展示をしませんか?と話を頂いた時に、アトリエにある全荷物を持って行って全部売り払って、この空いたアトリエを友人らが宿泊したり、制作したりできる場にしたら、期間限定とはいえ場を2つ持つことができる。
そんで、九州や各地いろんなところにいる友人らを呼んでヒカちゃんギャラリーで展示や販売をやってもらえたら金儲け実験室稼働するやんけ。
展示してる内容は大井競馬場のフリマで買った古物なのかなんなのかよくわからなかったり、めちゃくちゃかっこよかったりするものですが、基本的にはいらないものが多い。
インドに旅行に行って20円のチャイ飲んでめちゃくちゃ感動して、あの時の感動���もう一度と思って店を始めました。チャイ850円ですってバカヤロー!
いや、わかるよ、わかるけど、味も美味かったし、雰囲気も良かったんでしょ。でも、でも、20円に感動したんじゃないの?と。でっ、そんなことできるわけないんだけど、今回の生活工房ではできるんだな。コレが。
今、自分がされて一番嫌なことは仕入れ値や仕入れ先をバラされることなんだけど、それはなぜか?誰でも出来るからなんすよ。誰でも出来るから、やったらいい。それでこっちが困って次の生活の糧を探さなきゃいけないと思ってる。そのくらい恵まれてるし、楽勝だなと思ってて、しかし、その楽勝が他人から見たら苦労してるようにも見えるかもしれない。
なので、こうやったらやっていける方法を自活する方法をバンバン話しますので、観客みたいなテンションにならず、我がこととして聞いて実践してください
いつ行ったらその話聞けますか?コレであってますか?全部しらねぇ!自分で考えろ!だけど、在廊しまくる予定なので、いる時は質問しまくってください。
展示内容は大きく分けて3回、ガッツリ変わります。現在展示されてる金儲け初期展示は横浜トリエンナーレ完全再現か?いや、ただ繰り返してるだけヤンけ!ですが、これも全部売り払ってその金で大井競馬場で仕入れて、次の謎の展示に変わります。
こぅちが1万円得するような販売方法よりも1万円損する売り方したら5万円分くらいの告知効果と経済効果があると思うんですよ。100円で仕入れたものを200円で100個売る1万円儲けるスタイルはなんの口コミもないけど、来ただけで20人に500円あげるって言ったら20人は2000人くらいに500円もらったとつぶやいてくれそう。そう考えたら、金使っただけ得する社会が小さすぎるけどできあがってるやんけと。
そういうのを実践して、嘘かもしれんけど、手作りの陰謀論で景気の良いふりをしまくる展覧会
明日からスタートします。
2024年9月3日のこと
おおはようございますリビング文学
昨日は展示前日でギャンと仕込みの日
山下道ラジオ収録と思ったら延期でとほほ、、、
三茶に向かう前にキャンドゥをハシゴしてスマホスタンドを爆買い
前回、自転車で長居しすぎて400円も払ったので今回は三茶の駅から少し遠い駐輪場にイン。結果150円だった
ノマディックライフみたいな名前の雑貨屋と食堂が一体になった教会の一階の店でランチ。
入店するなり、空調服=現場作業員だと思ったみたいで時間がかなりかかりますが良いですか?何分くらいですか。15分です。了解です。
店内をぐるり見たらアジアで仕入れた雑貨のと洒落た服が売ってる。
ベジプレートが運ばれてきてマクロビ玄米のおかげで今朝のウンコが硬くていい。
生活工房へ。色々と細かな準備を進める。
地図と同じ線を服に縫う。
ギャンギャン
いよいよ今日から展覧会始まります
三軒茶屋でお待ちしております
9月8日まで13時から19時まで在廊しております。その時は購入できます
行ってきまーす
2024年9月4日のこと
おはようございますリビング文学(毎日この書き出しで始まるのは、挨拶をして書いてる場所のことです。今日は、自宅のリビングで書いていますよという意味です)
昨日から始まった山下陽光のおもしろ金儲け実験室。盛況です。
昨日は山下道ラジオを収録してから昼ごはんを食べて、雨が降っていたので初めて電車で三茶に向かう
着いたら、広島からゼツキグ大ちゃんとキャサ松がキャリー抱えてやってきて、夏仕事たくさんやったので夏休みで遊びにきたとのこと。ギャンギャン。
マナブ君(犬まがい)や萩ちゃん、イチローさんなどなどたくさんの人が来てくれる。
リコちゃんもやってきてガッシガシに縫ってくれるので、たくさん仕込みまくる。
金儲けというかバイトやめる学校のような相談を何人からか受ける。1人目は横浜在住の入江さん27歳男性で、学童と横浜市の夜勤の事務というダブルワークアルバイトしてて何か自活する方法はないでしょうか?と。特技を尋ねるも、特になく、写真を撮ることが好きだとのこと。それだけじゃ弱すぎるので、メルカリで販売したことは?無い。うーむ、まいったな。好きなことや特技が少なすぎるので、出身を聞いたら島根県とのことで、県人会に連絡してはどうかと検索したら、ナイスタイミングで週末日曜日に東京島根県人会のイベントがある。参加費10000円高すぎるので、電話して手伝えることはないか聞いってみては?とアドバイスしたら即電話かけ始めた。こうでもしないと何にも変わらないですから。とめちゃくちゃナイスやんけ。
そうこうしてたら、それを見ていた女性から、生活保護受けてるんだけど、絵を描いてます。だけど誰も見てくれないし売れませんと。少し悲しそうな顔をしていた。
絵を買うってハードル高いから紙とかキャンバスじゃなくて陶器とか服とか家具とか人が使うものに描いて安価で売ったら売れますよと伝えてインスタアカウント見せてもらったら色味めちゃ良くて、デカいワンピースとかコートとかセカストとかで1000円で買えるから、それに描いてこんな値段では売りたくないな、売れなかったら自分で着ようと思うギリギリ最低の値段(3000円くらい)にしたら必ず売れるし、インスタの1画面に3×4の12画面、12着を服に描いた絵だけにしたら見る人も増えると思うと言ったらなるほど顔で帰りには明るい顔になってよかった。また来てくださいと伝える。
そうこうしてたら島根県人会の電話を終えた入江さんから、ちょっと不信に思われたけど、今回は募集してないけど、次また電話くださいと言われたとのこと。帰りに島根アンテナショップ寄って帰りますと。
ちょ待てよキムタクで、島根と言ったらハナさんやんけと、世話好きハナさんに電話したら話も盛り上がって、グループLINE作って色々報告しましょうとなった。
こんな感じで通うスタイルの金儲け実験室になれ��良いかなと思ってますので、皆様もどしどし質問してください。
すんちゃんが子供と仲良しになってテトリスとぷよぷよが合体したテトぷよってのをやってたり、とても良い空間になった。
帰りに学芸の石山さんに教えてもらった壱番屋というカラオケ屋地下の超高級風な焼肉屋で山下家族、リコちゃん、橋本さんと乾杯打ち上げ。水が有料でビビり散らかしてたけど、烏龍茶無料で、会計が5万くらいするだろうなと思ってたら5人で2万8000円とめちゃくちゃ安い!激安の店ってわけじゃないけど牛角くらいの値段で肉がめちゃくちゃ美味しくて、こりゃリピ決定やんやんやんけ。
ところ変わって庭文学
アトリエの全荷物を生活工房に運んだのですっからかんになって開かずの間になってた窓を開けて外に出ることが可能になったので、そこにキャンプ椅子机を持ってきて書いております。
書く場所、書ける場所をたくさん作っておくと良いですね。そう考えるといつだってコメダは最高ですな。三茶にコメダあるんかな?あったな、確か。しかしコメダは人気あるから入れ��いんだよな
9月の展示はヨコトリの残り香と我が家の在庫放出祭りになってますが、それを処分し切った後の10月は0円ショップに舵を切ろうかと思ってます。
本や古着、食器、なんなら期限内の食品もたくさんあると思う。それを集めて料理したり、リメイクしたり、持ち帰ったりする場になれば良いかなと。集める日と放出する日を分けたら良さそうです。
それでは今日も生活工房でお待ちしておりまーす。今夜のUFO CLUB面白そう
9月8日までは13時から19時まで
三軒茶屋 生活工房ギャラリーに毎日滞在しておりますので遊びに来てください〜
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黄金立山ツアー。
GW真っ只中!!ありがたいことにオファー頂きましたので一泊二日の立山ツアーやってきやした。
二日間よろしくお願いしまーす!!天気は文句なしの快晴!!誰だ!行いがいいのは!
GW真っ只中という事もあり大賑わいです。
今回の宿泊先は雷鳥沢ヒュッテ。とりあえず宿泊荷物を置きに行きましょう。前回言ったようにシールをダメにする地獄谷から湧き出る硫黄をあまり踏みたくないので大回りして、軽く一本滑ってから行きましょう、という事で斜面に向かうために朝のカチカチな斜面のトラバースをしてひっくり返る、まだスプリット始めたばかりのゲスト。
朝はまだ緩み切っていなくカチコチボコボコでヒーコラヒーコラバヒンバヒン。
まあ、あの硫黄を踏まないためです。やむなし。
雷鳥沢ヒュッテに到着!!俺も利用するのは初めてです。��キドキ。
建物は少々古いですが、広い部屋を用意してくれて、飯も美味くて、売店も充実、生ビール、WiFi、漫画、温泉もあり快適な宿でした。
よっしゃ!本日の本命斜面へ向かいましょう!!
強い日差しの中、黙々と急斜を詰めること約二時間。
ピークへ到着!!
さて裏側の雪や如何に!!
いい感じに緩みよく走る絶好なシャウダー!!
続くピッチが更に緩んで極めて上質なランでありました!!
キモチィーーーーー!!
さーて滑った分登らないと。
登り返して帰りの一本。綺麗ないい斜面発見しました!
これがまた、緩んでるけどよく走る、ナイスザラメでした!!
帰り道も最高でした。先日の雨が効いたのでしょうか、この日はどこも走って調子よかったです。
さーて宿帰って晩飯食ってビール飲みましょう!
しかしここに一人諦めの悪い男がサンセットランをしたいと。
5:30からの夕飯をサクッと済ませ、おっしゃ!ビール我慢してやったろやないかい!!
やべ〜、夕日は既に奥大日の裏へ沈もうとしている!急げ!
食べた晩飯、全部リーバースターンするんじゃねえかって勢いでハイクしなんとか海へ沈みそうな夕日を見えるポイントまで到着!!
そんで撮ったのがこの一枚。
頑張った甲斐ありました。
帰ってからのビールの美味いこと。
二日目!!!引き続き快晴!
いい日になる予感!
本日はスペシャルゲストを迎えました。函館の産んだぶっ飛び野郎!ケンジ!!彼はかつて一年だけ白馬に籠っていたのですがその僅かな時間に深い爪痕を残していった勢いのある男です。
キャンプしていたのでテント村にてピックアップ。
その勢いのあるトークで即座にメンバーと打ち解けてました。
スリリングなトラバースを攻略し
立山カルデラの絶景を観光。
気温も高く北面でも緩んできたので、ちょいと斜度もありロックバンドもある斜面にチャレンジすることにしました!
まずはお祭り野郎、ケンジがドロップ!!
昔と変わらずの勢いでモロにヒールがすっぽ抜けそのまま滑落!!
おおお!大丈夫かー!?
そのまま転げ落ち下のハイマツに突っ込むと中にいた雷鳥ちゃんがグゲー!っとびっくりして飛んでいきました。
何事もなかったように滑り続け、その後も勢いで転がり落ちてくる彼の滑りに笑いを堪えることはできませんでした。
トップバッターの危なっかしい滑りのおかげで後のみんなは慎重に降りてきてくれて良かったです。
ここでケンジは今日中にテントを片付けて降りたいということで離脱。(結局、テントの中で横になったら気持ち良くて動けなくなったそうですが)
さて我々は、もうちょい滑りましょう。
登りながらチェックしていた綺麗なバーンはGWでごった返す人々の視線を掻っ攫うギャラリーバーン!
雪も緩んでキモチいい一本でした!!
そんなこんなで無事に二日間終了!!
二日共なかなかいい斜面滑れたのではないでしょうか!!
春を満喫したツアーになりましたとさ!!
今回もお疲れ山でした!!& おしょっ様でしたー!!
さて今シーズンのガイドは5/6までを予定していまして、今のところまだ予約が入っていないので、もしかしたら今回が今シーズン最後のガイディングになるのかも。
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上野まなBirthdayワンマン2024決定!
来年の1月にバースデーワンマンライブの開催が決定しましたぁ❤️🔥
初めての会場、中目黒の楽屋(RAKUYA)にて、初めてのメンバーもお迎えしてお贈りいたします!!
タイトルはガーネット💎私の誕生石です。
ガーネットのことを調べてみると、いろいろな素敵なパワーがあることを知りました。憧れのような石。ガーネットのように輝いて導いて、皆様と一緒に心にずっと残り続けるような素晴らしい時間を過ごせますように‥❤️✨
ぜひお越しください!!😆🎂

1月21日(日)中目黒 楽屋
上野まなBirthdayワンマンライブ2024 〜 Garnet 〜 OPEN 12:00 / START 13:00 前売り予約¥4,400 当日¥5,060(+ご飲食代)・学割あり(チャージ50%OFF) 出演:上野まな(vo,uke) 瀬田創太(pf) 寺尾陽介(bs) 太田朱美(fl) ※全席指定席〔チケット&予約番号順の座席〕 配信¥3,300(ツイキャスプレミア) ※後日お知らせ 2部制・休憩あり 上野まなソロとCandy TreeのSpecialなダブルステージ!
中目黒 楽屋 https://www.rakuya.asia/ アクセス:中目黒駅 正面口より徒歩3分|東京都目黒区上目黒 2 - 15 - 6
◎ 8/4(金)20時〜ご予約受付開始!
▶︎ご予約はこちら
後日、予約番号を返信させていただきます。手売りチケットをご購入の際はお知らせした番号のチケットをお渡しします。
◎手売りチケットは8/5(土)〜販売開始!
〜 ◼︎楽屋さんのお席は予約番号順の振り分けとなり、なるべくよいお席からご案内となります。開演後にいらっしゃらない場合は、キャンセルとみなされることがありますので、遅れる場合はお店へ必ずご連絡下さい。(TEL:03-3714-2607) ◼︎お食事も充実しており、お料理が美味しいと評判の高いお店です。ぜひお早めにお越しいただきランチのお料理もお楽しみ下さいませ。 ◼︎学生の方は学生証をお持ち下さい。 通常のライブチャージの50%オフになります。〜
皆様からのご予約お待ちしております😆!!
〜 最新ライブ情報 〜
8月5日(土)東京音実劇場
林ももこ企画 - Ready for Landing vol.1 - Open 17:30 / Start 18:00 www.onjitsu.com チケット前売 ¥3,500(+1Drink¥500) 配信 ¥2,500 出演:伊藤さくら / 上野まな / SENA / 林ももこ
サポート:吉野ユウヤ(Piano)
*17:20ご入場整理券(シャッフル)配布。 ▶︎ご予約はこちら ▶︎配信チケットはこちらから
上野まな枠、あと1名お席空きがあります!!

8月6日(日)所沢 トコトコスクエア前 🆕
とこまちLiveテラス 出演:世莉奈 13:00〜・14:00〜 / 上野まな 12:05〜・14:35〜 / 川原光貴 12:40〜・15:10〜/ 山中啓輔 13:15〜・15:45〜 ※雨天決行 観覧無料

8月13日(日)埼玉ところざわサクラタウン 🆕
Afternoon Concert 観覧無料 【出演・時間】 1部:上野まな14:00〜 / 松岡里果14:40〜 / はたゆりこ 15:20〜 / 山中啓輔 16:00〜 2部:上野まな 17:00〜 / 松岡里果 17:40〜 / 佐藤めぐみ 18:20〜 / 山中啓輔 19:00〜

8月26日(土)大阪・寝屋川市駅前 🆕
「L.A.S FREE Live@アドバンスねやがわ Vol.42」 12:30~スタート・観覧無料・天候不問 場所:1部 駅デッキ下、2部 アドバンスねやがわ2号館前 ※雨天時は1部2部とも駅デッキ下 [Map] http://goo.gl/maps/rdw8n
出演:[1部(20分)/ 2部(25分) ] 12:30〜 / 18:00〜 西村加奈 13:00~ / 16:25〜 前田有加里 13:30~ / 16:30〜 鈴音 14:00~ / 17:00〜 上野まな 14:25~ / 17:30〜 林ももこ

9月3日(日)神奈川・イオン海老名
屋外フリーライブ【Mana's recommend】vol.3 時間・出演 ※各30分ステージ 12:45-13:15 神園さやか 13:20-13:50 林ももこ 13:55-14:25 清野あやね 14:30-15:00 上野まな ※雨天及びコロナ禍による中止有り。Hosted by A.I.M.

9月9日(土)所沢まちづくりセンター(中央公民館ホール)🆕
とこまちコンサート2023 開場 13:00 / 開演 13:30 前売 2,000円 当日 2500円 ※全席指定・予約先着順 出演アーティスト:JAY'S GARDEN(所沢市(光大使)/世莉奈/斎藤慶/上野まな/松岡里果/山中啓輔(順不同)
サポート:ギター高田慶二
◎8/8(火)より下記メールにて予約受付開始! 件名「とこまちコンサート」 ①お名前 ②ご希望枚数 ③ご住所 ④お電話番号⑤応援するアーティスト名 を明記の上、 [email protected] までお願いします☆

9月17日(日)川崎銀座街商店街
スペシャルイベント!
9月23日(土)静岡・プレ葉ウォーク浜北 🆕
1階センターコート 観覧無料 出演・時間:marina 13:00〜 / 上野まな 13:45〜 / 林ももこ 14:30〜
10月7日(土)名古屋・夜
10月8日(日)関西・遠征予定
10月13日(金)神奈川 🆕
10月22日(日)銀座ミーヤカフェ・昼
上野まなPresents「The Green〜Aroma × Songs〜Vol.3」 Open 11:30 / Start 12:00 チケット前売・予約¥3,500 当日¥4,000(+1Drink)配信¥2,800 出演:marina / 林ももこ / 上野まな グリーンをテーマにした精油の香りで空間を演出🌿✨
サポート:渡辺淳(Guitar)
※入場順は11:15より会場入り口前にてシャッフル整理券を配布。 ※入場及び物販整理券について、詳しくはこちらをご覧ください。
▶︎ご予約はこちら

11月19日(日) waiwaihall神保町
潮崎ひろのKeep an eye onワンマン連動企画 2nd EYE contact〜律〜 開場11:15 / 開演11:30 料金:¥3,500(ドリンク別) ※配信はございません。 出演:世莉奈 / 上野まな / ひいらぎ繭 / 潮崎ひろの ※11:05シャッフル整理券順入場。 ▶︎ご予約はこちら

12月23日(土)奈良・大和郡山城ホール・レセプションホール
「アルケミストと上野まなコンサート」
Open 13:00 / Start 14:00
入場料 ¥5,000(別途ドリンク代500円) 全席自由
出演:上野まな / アルケミスト サポート:高田慶二(Guitar)
【チケット販売】7月16日10:00〜(電話予約は13:00〜)0743-54-8000 ローソンチケット https://l-tike.com/(Lコード54586) e+(イープラス) https://eplus.jp/ ◎手売りチケットは8/5(土)〜販売!♡

ギター高田慶二さんと遠征します!!
12月24日(日)名古屋・昼
また更新していきます♡ 皆様のご来場心よりお待ちしております!
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2025/5/23 13:00:09現在のニュース
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夢で会えたってしょうがないでショー

2021年6月20日ぶり、2回目の日比谷野外音楽堂。
吉澤嘉代子デビュー10周年の締めくくりで行われた、“夢で会えたってしょうがないでショー”と題されたライブに行ってきました。
去年は3月に下北沢のヴィレヴァンで開催された、六花リリース記念トークイベントで話す姿を観て、十数秒対面して話をするというこれまでの自分の人生では考えられないような推し活だけで、ライブは一つも行けなかった。だからこの野音が発表された時に必ず行くと決めていた。チケット取れるかもわからなかった���に。
吉澤嘉代子 (以下かよちゃん)がメジャーデビューしてから10年。僕が彼女のことを知ったのはその2年後ぐらい。当時大好きだった清水富美加がInstagramに投稿していた写真で清水富美加の隣にいたのがかよちゃんだった。めちゃくちゃ似てるとかすごくタイプとかいうわけじゃないけど、その数年前に付き合っていた恋人にどことなく似た雰囲気があって気になり検索したのが始まり。
なるほど、シンガーソングライターか。あまり興味もないけど気になる雰囲気があるからちょっと聴いてみるかと最初に聴いたのが“秘密公園”収録の“綺麗”で、なんだか癖の強い歌い方でなんか苦手かもというのがその時の印象。それから何周か聴いているうちにいいかもしれないと思い始め、“箒星図鑑”、”東京絶景“を購入。”ストッキング“や”ひゅー“でああこういう感じの曲もやるんだって思ったり、”ケケケ“のインパクトにたじろいだりしてる中で今も一番好きと言える曲”手品“に出会う。おそらくこれが決定打でかよちゃんのことを好きになった。
正直なところ、今も歌詞の内容がどうこうは僕にはわからないし、そこはどこまで行ってもそんなに重要じゃなくて。かよちゃんの生み出すメロディーと“箒星図鑑”、“東京絶景”は特に制作チームが自分と同世代なのか少し上なのか、グッとくるフックがあちこちに散りばめられていてそれがもっと聴いてみようって思うきっかけになていた。
そこから初めてのライブまでは割と早くて“吉澤嘉代子とうつくしい人たちツアー”の名古屋公演を観に行った。日本のこういうライブはこの時が初めて。どんな環境かも知らず普段行くライブの感覚で開演時間ぐらいに着いたらもう始まってた。1曲目が“綺麗”だった。この時は寸劇の間どうしたらいいのか全くわからないまま直立不動、無表情でやり過ごしていたと思うし、この寸劇を毎回一人で観るのはしんどいかもしれないと思ったのも覚えている。なんだかんだこの次に行くのは“赤星青星”のツアーになるのだけど。




その“うつくしい人たちツアー”は2016年だったので、かよちゃんを好きになってからもう9年になるのかという気持ち。とても不思議な感覚だけど、かよちゃんが作る音楽はもちろん好きだし、インスタライブやファンクラブ限定配信で見せる天然でふわふわした表情や仕草、聴いていると心地良すぎて眠りを誘う声、その全てに魅せられているんだなと。
さて、そんな大好きなかよちゃん前回の野音から4年。前回はコロナ禍真っ只中で席数を半分に減らしての開催で声出しもできなかった。チケットもソールドアウトではなかったような記憶。どうだったかな。状況が状況だけに仕方がないことだったのだけど、ちょっとさみしかった。ライブは文句なしに楽しかったし良かったけども。その様子は是非Blu-rayで。
今回の野音、“夢で会えたってしょうがないでショー”のタイトルはもちろん“未成年の主張”から。かよちゃんファンなら知らないわけがない。座席は全て開放。しかもなにやらプレミアムグッズ付チケットも販売されていたけど残念ながら抽選に外れた。それでもファンクラブ先行でチケットは確保できたので当日を楽しみに待っていた。なかなかソールドアウトにはならないなと観察していたところ結果的には立見席までソールドアウトの満員御礼。心の中でよかったね、かよちゃん、よかったねと繰り返しました。

ライブの内容はちゃんとした人たちが書いたちゃんとしたレビューを参考にしてもらう方がいいので、ここではただただ幸せだったということだけ記しておきます。
ここぞとばかりに大量に物販作ってくれたのと今回はおじさんでも大丈夫そうなのばかりだったので35000円ほど買ってホクホクで帰りましたとさ。

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2001-04 吉祥寺マンダラ2

20014 Program KICHIJOJI TOKYO City Hole Bar MANDA-LA 2 0422-42-1579 SUN <Sale!! CD発売記念> 高坂一潮(Vo.G)&ヘルス東東京 宮武希(Vo)いのうらひでお(Ds) ケニー井上(G)竹田裕美子(Key) 松永孝義(B) ゲスト シバ(Vo.G)高田渡(Vo.G) 前売有¥3000 16 MON 金Nop2」カル/たかしまみちのり/ ラバーグドウース 斉藤淳子(Vo.Pf) 渡辺勇人(Sax)大島香(Ds) 橋爪哲生(B)鶴見敏行(Ds) Open 6:00 Play 7:00 ¥1800 2 MON 加崇之(G)是安則克(B) シューミー(Vo.key)松風一(Sax)藤井信雄(DS) ·2000 17 朴暢秀Pi)佐行衛(G)共演豊住芳三郎(er)八木橋司(As) TUE パクチャンスウ ·2500 3 TUE COOL WEST MOMOGURI 高見兵(ラップ)本京(G)越智泰彦(B)コスマスカピッツァDs) ·1800 18 山口順(G) WED eEYONo)中原(®)/魚杜月oPp/FLOOD 外山明(Ds) Open 6:00 Play 7:00 *1800 4 WED SAKU(Vo.Key) 小鳴隆一(G.Cho) どほん(Key) ·2000 19 THU 及川愛NoP)/屋良朝友oG)/前田文子o.Py) Open 6:00 Play 7:00 *1800 5 THU グレーストーンズ / Second Serenaders ·2000 くがらんどう>其の壱 伽堂レコード企画イベントスペシャル 宍戸幸司(Vo.G) 20 絶対無!生野史バンド/割礼香原質(松構道(D3) 6 <キーブルダッチャー・セッション Vol.1> 尾崎孝(ペダルスティール・ラップスティールドプロギター) FRI 平安隆(Vo.G)松永装(日)小野雅司(Por) 前売有¥3000 野原巳香(Vo.G) 古江尚(G) SHIRO(Vo.G) AKITAKA(B) FRI 豊岡成治(Key)志水一(B) EBBY(G) GRACE(Ds) 折居善広(Ds) ★先着50名様絶対無デモCDプレゼント ·2500 <LIVE!生きる> 大谷哲&グリーンフューズ/ババンガ/ピーフラン ¥1800 須山公美子(Vo.Pf.アコーディオン)横川タダヒコ(G.Vn)寒河江勇志(PfAccodF) 前売有¥2800 8 SUN 貸切 桜井芳(G) 関島岳郎(Tuba)植村昌弘(Ds) 前売有¥2800 9 MON 不破大輔(B)片山広明(Ts) 佐々木彩子(Vo.Key) 石渡明廣(G) 太田恵資(Vin) つの犬(Ds) OPEN 7:00 PLAY 8:00 ¥2500 23武藤祐生(n)トリオ 須脂よ(? 1田直器(C 千成郁子(Vo.G)吉田茂生(G)久米貴(As) ·2500 <TONE SUMMIT Vol.9> 10 プノンペンモデル/PUSSE /ae ことぶき光(Syn)谷口正明(Vo) TUE 阪西也(6) 松本足(OS) Mika Pusse( Vo.GlEkectro) Andrew Sharpley(Org.Vo) Thery Bertomew(Acood) Emiko OotalDsVib) Mami chan(Pf.Vo) Noel Akchote/G) 前売有¥2800 森山佐登美(Vo)楢木友明(B) 24WHO 大伍売則⑥今成秀様(OS) /吉野勝巳(oG) 森山由香(Key) 西和(Per) ·1800 25 田中裕千(Vo.G) 谷崎浩章(B) 河辺靖仁(Vn) WED *3000 11 ねこマジ /LuLaVie/ゑこらい 井関佳子(Vo) 上田ゆかり(Vo.Accod) WED 白神直子(Vo) 山口真佐子(Vo.Pf) 南方美智子(Pf) OPEN 6:00 PLAY 7:00 *2000 小西浩子(Vin) 26足達伸幸57)出��造331)山田部2Po) ·2500 佐久間順平(G.Vn.マンドリン) ·2500 菅間圭子(Pf) 北沢祐子(Cho) 村田イヅ実(Cho 27高橋秀No)川蔵里(Cho)冷城目(ダンス 谷口正明(Vo.G)坂本弘道(Vc) ·2000 13生田敬太郎(oG)/シバoG) *2500 228 なぎら健壱(oG)+OWN RISK 14 おちあいさとこ(Vo socacc・ん・いに江草啓太(P1)細川玄(Tp 三波 野崎美波(Vo.Pf)西田正(B)伊藤麻子( くれいち(Ds)倉重絵留奈) ·1800 前売有¥2500 29 STALL IV Open 12:00 Play 12:30 / Open 6:30 Play 7:00 ¥1500 (15 シゲオロールオーバー/サブローザ/レッドスナッパーズ/アネクタカヒロ 30 OPEN 6:00 PLAY 7:00 ¥2000 <脳みそがアフロ Vol.3> MON 倍首S/STEEV NDWALL +2000 ◆時間:開場 PM6:30、開演 PM7:30(異なる場合はスケジュール表内に記してあります)ライブ終了後、AM0:00まで営業しています。 ◆料金:チャージ+ドリンクオーダー(ライブチャージはスケジュール表内に記してあります。ドリンクは500円より。) ◆前売券は1ヶ月前より当店にて発売します。くわしくは店員におきき下さい。 今後のスケジュール ◆出演希望の方はデモテープ・写真を用意の上、ご来店下さい。 JR中央線 吉祥寺駅 南口 MAND/A-LA 2 植村昌弘(Ds) 〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町2-8-6 中央マンション地下 CALL/FAX.0422-42-1579 ホームページアドレス http://www.mandala.gr.jp/ 5/3 THU <蜃気楼 中央線その3> 桃乃未琴oc/内田勘太郎oc)/柳原陽一即oG) 5/19野沢亭司(o)/中川イサトVoo/生田敬太郎G) 5/8 TUE MANLINER/悪のインテンション/HIGH RISE 南條麻人(B.Vo) 成田宗弘(G) (未定) 河端ー(G) 羽野昌二(Ds) 志村浩二(Ds) 滝本司(Vo.G.Pf)塩合博之(Sax) TUE 吉田達也(Ds.Vo) 5/15 Ruins 佐々木値(B.Vo) "/ Pochakaite Malko 桑原和雪(B)荻野和夫(Key) 立岩潤三(Ds)上野洋(Key) 5/22 TUE HAYAKAWA / Pikaia 早川岳晴(B) 石井洋次(G) 渡辺隆雄(Tp.Sampler Perc) 橋本ジュン(G) 北澤篤(Ds)小澤敏也(per) シカラムータ 大熊亘 坂本弘道 太田惠資 ぱらぼら echo-U-nite ライオンメリィ 滝本晃司 松本正 瀬戸口修
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月記 202502
振り返ります
名古屋コミティア66に参加した
これがはじめてのサークル参加だった
というか同人イベントに赴くこと自体がはじめての経験だった
当日は早めに現地へ到着し、受付を済ませ設営も完了させた後、自席から周りを眺めていたのだが、会議机が並んだ簡素な風景が400を超えるサークルによって色とりどりに変貌していく様がなんだか壮観だった
まだ何も売ってない買ってない段階で既にかなりの満足感があった
見本誌を受付に持っていった時、受付の方にかっこいい(表紙)ですね〜と言われた瞬間ものすごく報われた気がした
スペースを見に来てくれた方が見本誌を手に取る度に、心臓が出そうになったのを今でも思い出す
1冊くださいと言われる度に感極まって泣きそうになったのを覚えている
というか家帰ったら泣いてた
ものすごく、ものすごく緊張していたが、会場はなんとも活気があり、次第に高揚感に包まれていった
売り子として付き合いの長い友人を誘って参加したのだが、その存在の大きさも計り知れなかったと思う
即売会を回り戦利品を手に入れるのも夢だった
事前情報を仕入れる時間が取れず推しの作家さんとかいるのかよく分からない状態で回ることになってしまったのだが、一期一会精神で回るのも逆に新鮮で良かったと思う
実際直感で目に留まったものを買いまくるのも、作者の方から直接作品の解説をお聞きするのも楽しすぎた(この状況は一次創作ならではなのかもしれないが)
何故同人イベントに参加したのかを話したい
理由はとにかく同人誌を作りたかったからである
ゴールがイベントに参加し本を売ること、というのは正確ではなく、そもそも本を完成させることが一番の目的であった
元々絵を描くことも話を考えるのも好きだった、しかし完成がさせられない
自信がなかった、そうしてただラクガキとアイデアが増えていくだけの日々
確定づけることへの恐怖みたいなものが邪魔をしていた
長年憧れを募らせてはいたものの、実力不足だとやらない理由を付けて向き合うことから避けて来た課題がそれであった
「上手くなってから(本を)作ろうでは一生完成させられない」
「出ない神本より~」言説を身にしみて感じていた頃
ちょうどタイミングが一致したのが名古屋コミティアの申し込み期限だった
最初の一冊への理想の高さを払拭したかった私は、あらゆる不安を無視してもう勢いで申し込んだ
結果、同人誌が出来上がった マジかよ
数年燻ぶっていた時間は何だったんだろう
締め切りの効能ってすさまじい

これが出した本(A5サイズ本文46p)、そして無配ペーパー(中身が2p漫画になっている)
内容は魔界に迷い込んだ天使がそこに住まう悪魔と問答したり異世界案内されたり、突然現れた因縁の相手とバトルしたりするファンタジー漫画本
・天使と悪魔のいざこざ
・凸凹バディ感
・和風モチーフ
・箱庭的世界観
これらの要素が含まれている
表紙はゲームパッケージをモチーフにしたのだが、どうだろう、伝わるだろうか……(その前に背景が白すぎるのが目立つなあ……)
自分が好きなものを詰め込んだだけあって、俺ってこれ好きだなあという気持ちになる本には仕上がったと自負している 同人誌ってそういうものだよな……?
今回本を作る上で何を題材にするか、溜め込んでいたネタ(サスペンスBL、三人交際いちゃらぶもの、異能力百合、バディ人外ブロマンスなど)から選ぶことも視野に入れていたのだが、膨れすぎた多くのアイデアを今更取捨選択し要約する、或いは確定付ける時間がなく、新たに考え出すことにした結果生まれたものがこれである
数年温めてきたキャラクターよりもたった数ヶ月で生まれたキャラクターの方が先に世に出ている事実が不思議で堪らない
イラストなんかを描くときに時間を掛けた分だけ全消しリセットがしづらくなる現象と似ている
漫画づくりは決して楽なものではなかった
楽しかったかと言われたらずっと苦しかった気がする
というよりずっと迷っていた、正解が全くわからない
でもたまに「ここ良くね?」と自画自賛する仕上がりになったコマもあって一喜一憂ならぬ0.3喜一憂くらいだったかもしれない
「漫画 描き方」で何度もググったし、見つけた記事を参考にしてプロットも初めて書いた

これを書いたとき、情報の整理こそが肝だと強く思った
全てを完璧にするには途方もない時間と多様な視点と潤沢な技量が必要になることを痛感し、まあこれをこなすなんて一生無理なので折り合いの付け方を学ぶしかないと悟った
ただ漫画はストーリーを説明しよ���とする側面が色濃く出る媒体であり、上手さというものすごく抽象的な概念にこだわるよりも、相手にストレスなく伝わるかどうかに焦点を当てた方がいいと思考転換できた時には苦しさは紛れた気がする
今回の本は正直クオリティが高いとは言い難い、語りたいストーリーに、魅力あるキャラクターのために画力が追いついていない悔しさがある
しかしその時の自分ができる事は詰め込めたとある種の達成感があるのも事実で、矛盾した感情に折り合いをつけている
反省点としてはスケジュール管理をミスったこと
なのでもう勢いでイベント申し込みするのはやめたい
1月中はずっと、ずっと漫画を描いていた、手や肩や腰や精神など自身のあらゆる部分がしんでいた
無配の存在を認識してつくったのがイベント2日前くらい、印刷は前日にローソンでした
はじめてなら尚更余裕をもって行動すべきだったのに全てがギリギリすぎる
しかし勢いのおかげで申し込み、漫画を描き、印刷所へ入稿して、本が届いて、イベントで売ったなんて一連の覚悟が決まった事実は無視できない……そんなジレンマを抱えながら次の同人イベントをぼんやり探している
今までハマったコンテンツの追い求めた理想を回収しようとしている節がある
絵を描くのは好きだが、理想と現実のギャップによる苦しさが勝ることが多々あり、差を埋めていくよう努めなければと模索する日々を過ごしている
絵だけはやめたくないとは思っていたが、今回の出来事を踏まえるとやめたくないのは漫画なのかもしれない なんてこわい執着なんだ
文具沼に落ちる
昨年12月中頃にはじめて万年筆を買った
うっすら存在していた憧れを自覚したからだ
今年2月末の今では手元に3本の万年筆がある
インクは6個に増えた
増えたインクを最大限楽しむためにつけペンも買った
増殖するペースが我ながら異常に思えて震えている
突然ですが万年筆紹介コーナーを開催します

【1本目(画像下)】
PILOTのライティブ クレイ F(細字)
限定色のあわ〜い緑が超かわいい
キャップを締める時の沈み具合が癖になる
初めはブルーブラックのカートリッジを差し込んでいたが、ボトルインクに興味を持ってからは色彩雫の月夜を入れて使っている
細かい文字でもカリカリ書けるので気に入っている
【2本目(画像真ん中)】
PILOTのライティブ スカーレット M(中字)
こちらも限定色
1本目青系との相性を踏まえて色彩雫の紅葉を使いたいと決めてインクから選んだ
軸とインクの色がぴったり合う気持ちよさが当てはまる属性
細字と比較してもやはり線幅が豊かでインクがたっぷり出てきてくれるのがうれしい
万年筆界隈ではインクがたっぷり出る書き心地のことを「ぬらぬら感」と呼ぶらしい 北斎のペンネームが頭を過ぎる
【3本目(画像上)】
セーラー万年筆 プロフィットJr. 中細
こちらも使いたいインクがあって同メーカーから選び購入したもの
入れてるインクは四季織の利休茶
まず利休茶という名前がいい
書き始めは青みがかった緑だが、だんだん黄色みを帯びた渋い緑に変化していく、楽しい
中細、バランスが取れていて一番手に馴染むかもしれない
ただ四季織、薬品ぽい独特の匂いがありはじめは戸惑った、今では慣れてはきたが
万年筆紹介おわり
続いて一番驚いたインクの紹介
・TACCIA 浮世絵インク 北斎錆緑

赤く反射するレッドフラッシュ、マジで凄くないですか、心が躍る
MDペーパーに書いているのだが相性がいいんだろうか
ちなみにこれはカキモリのMetal nib(真鍮)で書いたもの、筆っぽい表現ができるところが好き
欲望のままに買い漁った筆記具が増えすぎたのもあって、筆記欲みたいなものが盛り盛り湧いており、亡者のようにお題を探していたところ……クロッキーを万年筆ですればいいのでは?と思いついた結果

きたなくてお恥ずかしいがこんな感じで描いている
万年筆で絵を描くの、かなり楽しいな!!
手が苦手すぎるのでストレスを感じなくなるまで続けようと思う、形を強制的に脳へ馴染ませるイメージで……
筆記欲も満たせて絵の練習もできてなんて幸せなんだ
スプラ3
先月ゲームを我慢しまくった反動なのかわからないが気がつくとずっとナワバリしている
プレイするとドーパミンが出まくって日付が変わるまで続けてしまうのでよくないと思いつつ完全に依存状態 最近になってマルチプレイしていた妹と時間を決めてやろうという話をした
ワイドローラーの塗り気持ち良すぎじゃないですか??
あとラインマーカーが一番かっこいいと思っている
かっこいいからなんなんだ
かっこいいからいいんだろう
……長くなった
今後月1ペースで振り返りまた書きたいですね
おわります
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Her Majesty (2)
ふと、そのようなポーズを取った自分がいまどこにいるのかと考える。ここはたしかに自分が子どもの頃、近所のコンビニで買ってきた、漫画雑誌のアイドルグラビアで見たような南の島であった。そこで妻とともにいかにもなポーズを取っていた。これには驚いた。すこし気恥ずかしくなりつつも前方に向かって歩みを進めた。妻と飛行機に乗っていた男は10メートル以上前にいた。タラップの前に男たちは我々搭乗員に用があったのではなく、パイロットか飛行機の整備状況に関心があったのだろう、あいさつもなくそそくさと飛行機に中に消えていった。昨日の夜の間、降った雨の影響で滑走路はべったりと濡れていた。私は全てから開放された気持ちになって前を向いた。学者の目だ。
1日目
夜が来た。テニアンの夜だ。私がテニアンの夜を経験するのは初めてのことになる。この世に、初めてのことは山ほどある。窓を締め切って、エアコンを点けていても虫の音がはっきりと聞こえる。生垣の向こうに畑があるようだ。さっき、ホテルに入る時にちらりと見えた。昼間の気温は暑い。6月中旬とは思えないほどだ。そもそも常夏なので。そもそもしかし乾燥のしかたも気温の性質も日本とはまったく異なる。サウナを見たことも聞いたこともない人が思い描くサウナとでも言おうか、あるいは温泉を見たことも聞いたこともない人が思い描く温泉とでも言おうか。それらが黄泉の国に放り出されたのだ。日本的な身体の洗浄が、清めがなくなった後のシャワーがあった。シャワーだけで充分な身体があると思う、いい意味で。乾燥しているから。気温の様相もおよそまったく異なる性質のものだ。あたり一面に熱が穏やかに降り立っていくかのようでごくごく穏やかな広がりと爽快さ。こんなに爽やかな夏があるとは想像もしていなかった。
ホテルに着きチェックインする時に再度「What are you supposed?」(ご用事はなんでしょうか)と���ねられた。北マリアナ諸島の営業所では必ずそう聞くようにしているのか、一字一句同じなのだ。まるで巨大な病院の異なるエリアに足を踏み入れたようだった。妻の代わりに私が「サイトシーイング」と答えた。
ホテルの外観は結婚式場のような過剰にファンシーな印象を受けた。現地人が思うヨーロッパという誤解と言ったらいいのか。高さは三階から四階だがかなりの面積がある。金沢の五十間長屋に似ていなくもない、有無を言わせない趣の長方形の構造物。客室に着くまでの廊下は外観から想像した通りの弛緩しきった設計だった。幅と高さはたしかにある。それも外観の通り。客室はサイパンのホテルとそう変わらないビジネスホテルを広くして装飾を加えたといった印象。しかしありがたい機会には変わりはない。私は子どもの頃から外泊が大層好きであった。37インチほどの液晶テレビが置いてあるテーブルの左端にかなりどっしりとした正六面体型の黒いミニバーがある。これはミニバーではなくビッグバーだろう。潜水艦を想起した。
「ちょっとそれ見ようよ」
と妻が言った。
「どうぞ」
「ほら、かなり充実してるよ。日本のスーパードライとかもある!」
「スーパードライか。なんでそんなものが」
「日本酒が、ほら、3つも。……これにしていい」
と言って妻が持ち上げたのはハーフボトルのシャンパンか白ワインだった」
「うん、いいよ」
「110ドルだって」
110ドルならゆうに15000円は超えるだろう。
「今日は特別だからいいよ」
しかし妻の態度はどう考えてもシングルマザーのそれとは違っていた。受け入れよう。
そして、30分も経った頃には空が見事なピンクに染まりどことなく紫に侵食されていた。ありえないほど美しい。高さのない生垣が邪魔だった。
それから遡ること6時間。我々の事前にブッキングしたタクシーは、テニアン国際空港からタガビーチに向かうところだった。時計の針は12時35分を差している。外の景色は簡素な林道だったが、緑の鮮やかさが印象的だった。非常に印象的で、特殊なものだと感じた。5分ほど走ると建築物の群れが現れるがそのどれもがロサンゼルスのような爽快さを持っていた。あるいはロサンゼルスの米軍基地といった趣で、かつて見た能登の暗い海岸線とはまったく印象が異なるものだった。たしかLAには空軍基地があったはずだ。爽快な明るさの中に頑強さと毒々しさがあり、どうも米軍が支配した痕跡が今も根強いようだ。沖縄のように。1986年以前のことだ。
タガビーチにはすぐに着いた。10分ほどだろうか。駐車場から歩きながら妻が腕を回す。50’s調。そこまでは分かる。アルトーは1948年に死んだ。世界は1950年代に終わったのだろう。アルトーは世界の終わりに立ち会えなかった。試験管ベイビーでもない限り、自慰行為を行う。アルトーでさえも。アルトーは書いている。ここにおいて明らかにアルトーよりも我々の方が試験管ベイビーに近かった。アルトーは書いている。
浜辺の風景はたしかに美しかったが、観光名所としてはいまいちだった。ガイドブックに英語で書いてあった海の透明度と白い砂浜にしてもよく分からない。島の風景が鮮烈すぎたから。島全体がテーマパークだ。モーセを知るあなた方に言う。ディズニーを讃えよ。
そこには20分ほどとどまった。
それから20分後には我々はタガ遺跡にたどり着いていた。チャーターには使い走りのように待たせて、再び車を走らせるという仕組み。タガ遺跡は島南西のサンホセ地区に位置し、今から約3500年前に作られた石柱群であり、古代チャモロ人伝説の支配者タガ王が作ったと言われている高さ5〜6メートルほどの大きさ。これらはさきほども述べたように、英語のガイドブックを見れば分かることであり、では我々が行っているのはCDのフィジカルを取得するような努力だろうか。ストーンヘンジと似ている。設計上瓜二つであり、ストーンヘンジのレプリカだと思った。ストーンヘンジは見たことがない。そこにも30分ほどとどまった。記憶に残ればいいだろう。
次に向かうオールドサンホセ教会で今日の観光ツアーは終わりだった。飛行機とチャーターしたタクシーの移動でだいぶ疲れていた。妻と自殺した芸能人について話した。妻がファンだった俳優で彼女と同世代。追悼と言った方がふさわしい落ち込み方で、今朝サイパンのホテルでニュースをやっていた。
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旅の後に
「…はい、もしもし。ファーチュアです…」
「あ、覚えてますか?私…アンディーヴです。直接電話したのは、ファーチュア様からメッセージが送られてこないもので…」
「あ…そうですね。デバイス…携帯電話を変えてしまったもので…申し訳ありません。それで、アンディーヴ様。どの様な用件で?」
「実は…[Aile]のジニー���イラ様が、旅を通して色んな所を回っているそうです。この間私のところに来ましたので、恐らく彼女はガラルにも近々、足を運ぶでしょう。」
「うーん…そうですか。アーカラのホテルに泊まったのですね。私も用意しておきます」
「はい。彼女自身は、『バカンス』の名目で来ていたそうですが…」
「畏まりました。到着次第、手配致します。では」
—————
………そんなこんなで着いた、ガラル地方。アローラの南国の雰囲気とは一転して寒い北国の空気に、やられそうになっていたジニーエイラ。
うぅ………寒っ!
一応コートは用意してはいるものの、逆に比較的暖かめな地域が離れた場所にある鎧の孤島しかない。ラナキラマウンテン辺りしか空気の冷たい場所が無いアローラ地方とは真逆である。
おかしいでしょ、こんなの…と言うか北も南もやばそう。
南にあるのは高原地帯の多い冠の雪原、北にあるのは最大都市であるシュートシティの道中、寒いホワイトヒルが待ち構えている。当然、冬が大嫌いなジニーエイラにとっては過酷な環境と言わざるを得ない。
は、早く、シュートシティに行かなきゃ……はぁ、はぁ……
大雪の降るホワイトヒルの写真を撮って、手短にシュートシティの方へと向かう。こちらでも気温が比較的低いが、さっきの雪原地帯の場所よりはマシである。
ふぅ〜…イヴとかリベ、良くこんな寒い所で平気でいられるよね。私絶対無理。
ぶつ��つと文句を言いつつも、彼女はカフェのある通りを歩き、ホテル『ロンド・ロゼ』に向かう。
いらっしゃいませ、長旅お疲れ様です。
受付を担当するのはファーチュア。ハノハノリゾートにいるアンディーヴとは知り合いである。霊剣の生物をモチーフとした照明器具と壁紙のデザインにある葡萄とオレンジの壁紙を気に掛けつつも、ジニーエイラはチェックインを済ませ、部屋に入る事に。
はぁ…暖かい。アルゼリアンさんは元気にしてるのかな。
そして、真っ先にジニーエイラは旅のルートを決める。やはり彼女は寒いのが苦手であるのか、先に南にある寒い場所から撮る事にした様だ。そして、そこから北上して撮って行くルートにするらしい。
寒いのはやだなぁ。
その日のジニーエイラはこれまで行ってきた旅を、振り返る。そんな長い旅の後に、[Aile]に戻った彼女は何を見るのだろうか。そして、アルゼリアンとは今後、会う事があるのか。だが今はそんな事を考えもせず、眠る。
……………
……………
……………
………そしてその朝。目覚めたジニーエイラはシュートシティから電車を使い、滑り出し雪原に向かっていた。
流れる電車の景色を眺めつつ、カロルディアで任務をしているアイヴァンヌにメッセージを送っていた。
「今どの辺なの?」
「明日で十字の世界を発つ所だね!ジニィは何処に?」
「今私はガラルにいる」
「そっか。そろそろこの旅も終わりだね。また[Aile]が活動を再開したら戻って来るよ」
「うん!」
「今まで、待たせてごめんね」
「待ってるよ!」
思わず交わされた、そんなやり取りに微笑むジニーエイラ。同時に電車が、終点のカンムリ雪原に到着した。
よーし…行こう。
滑り出し雪原の積もる雪、民家の疎なフリーズ村、巨人の眠る4つの神殿、流氷の漂う極寒の海、湖畔の中央に育つマゼンタに染まる大木、古の墓地、思ったより暖かい登頂トンネル、高原の山の頂上に聳え立つカンムリ神殿………その沢山の撮影スポットで写真を撮り、アイヴァンヌに写真を送った。
うん。大体は撮った。…ん?
カンムリ神殿にある、樹木に挟まっていた手紙の様な紙切れ。何故吹き飛ばされなかったのかは不思議だが…ジニーエイラはそれを引っ張り出し、開いて読んだ。
何だろうこれ?エンジンシティに行く間に読んでみよう。
『xxxx年 xx月 xx日』
『カロスにあるセキタイの列石とガラルにある三又が原の列石、ムゲンダイエナジーを使った最終兵器を持つカロスと、以前ムゲンダイナと戦ったブラックナイトを起こし、近くにある神殿に膨大な生命のエネルギーが宿るとされるガラル、何故戦争は起きたのか』
『1度その戦争で倒れ、カロスの王により再び命を吹き込まれた王の相棒…永遠の花を持つ妖精は知っているのだろう。終戦後、王は相棒を探しに途方も無い旅を続けていた。私のいるガラルにも来た。神殿に来た王は私に聞いた。「何故、ガラルの王はあの時、戦争を止めてくれなかったのか」と。私は彼の問いに答えた』
『ブラックナイトを止めた際に、力を失ったからと。ムゲンダイナの暴走を止め、彼女を眠らせた代償に愛馬を失い、私も力を失った。そしてその戦争で、私を崇めていた人達も倒れ、満身創痍の私には既に、カロスで起きた戦争を止められる状態では無かった。ガラルの未来の為に戦った私は、カロスの未来を殺してしまった』
『愛馬は終戦後に、私が治療して今は力を取り戻した。あの時私にブラックナイトの時と同じ力を持っていたのならば、あの戦争を止める事も、永遠の花を散らさずに済む事も容易かったのだろう。済まなかった、と。圧倒的な私のオーラを前に彼は一度跪くが、何処と無く納得したのか、一礼して神殿から去った。再びカロスに戻るつもりなのだろうか?』
『永遠の花を持つ妖精は、今何処にいるのかは分からない。鉄を作り出せる生物がガラルで巨人の姿になれる事を考えると、ライフラインのエネルギーを巡っての戦争だったのだろうか』
『何れにせよ、数多の犠牲の下に成り立った幸せは代償が余りにも大きい。犠牲にならずに済む方法があるなら、私がそれを考えるとしよう。微睡の森に眠るとされる剣の王、盾の王と共に。Fofrashka』
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dic.7-8.2024 新潟と会津
雪が降り始めたから西黒尾根でも登ろうかと計画していたけれど、土日にしっかり降る予報になったから米と魚を買いに新潟に行くことにした。kさんの術後の内出血などの療養も兼ねて、前夜に新潟の阿賀町の宿を予約した。
関越トンネルまでは晴天。トンネル手前でようやく雪が見えてきた。
トンネルを越えると一気に雪国になった。
出口からチェーン脱着場まで標識で誘導されるけど、滑り止めの確認はなく普通に走り続け塩沢石打で出口を通過しいつものABCストアーへ。
コメ30kgを2パックと豆煎餅、防水スプレーを購入し、再び高速に乗り新潟伊勢丹へ向かう。あまり雪は降らなかった。ほとんど雨でちょっと残念な気分に。伊勢丹のデパ地下の魚は浦和のそれの約半額くらいではなかろうか。複数種の鮭と鱒の塩漬けが大半だったけど、カマス、ニシン、サバなどの干物、タラ鍋用のパックなどを購入。昼食用に寿司のお弁当も買ったところで12:30くらいだった。宿に向かう。
途中、道の駅でデパ地下の昼食。買った時にもらったはずの箸が見つからず、ソーセージとビールを買ってついでに箸もゲット。おいしかった。標高が少し上がると小雨が雪に変わった。
宿には予定通り15時着。チェックインは広ーいロビーにスタッフ1人。何やら古めかしくて怪しい感じ。大きな建物がいくつか。敷地内には動くのかわからないリフトまであってシーズンにはスキーもできる?
チェックインを済ませて部屋に向かう。受け取ったキーホルダーがめちゃめちゃ古かった。長い階段を下る。ながーい昭和の匂いがプンプンする寒〜い廊下の果てに部屋がようやく見つかった。阿賀野川がよく見えた。ダム湖になっていて発電しているらしい。エアコンはついていたけれどとにかく寒くて温度設定と風量を最大にした。部屋はとても広かった。和室に布団が敷いてあったけど、寝室もあってダブルベットが置いてあったけど、とにかく寒くて触る気にもなれなかった。早速源泉掛け流しの風呂に向かう。内風呂は適温だったけど露天風呂は湯温が低くて入り続けるには忍耐が必要だった。後で聞いたところ、加温していないから仕方ないとのこと。上がってからほんのり塩素臭がしたような気がしたけど気のせいか。
夕食はおいしかった。ながーいトンネルを歩かされてようやく到着する別館での朝食もおいしかった。
帰途、まずは宿の近くで麹屋でいくつか発酵食品、次に麒麟山を2本、紅葉という大吟醸を正月用に、ぽたりぽたりという純米酒を12/14のすき焼きパーティ用に購入。一般道で奥会津を抜けて塩原から東北道に乗る経路を選択。
西会津で降雪がなくなりがっかりドライブしたけど、そのあと奥会津ではほぼ吹雪の中をドライブできた。雪景色のドライブを満喫。十割蕎麦の昼食の後高速に乗り渋滞なしで帰宅できた。
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日記祭
DECEMBER 7&8th
私のiPhoneでは既に日記祭と打つと迷わず変換をするけれど、MacBookはまだこの単語は初めての入力だったらしい、祭りの字だけ変換タップが必要だった。
日記祭が始まった!2024年12月、NYでは7日の夜、日本では8日。突然ビデオ通話が来てその向こうに久しぶりの友達がいる。なんというか心構えが難しい。部屋着でソファで本読んで気づいたら横になっててたまに体勢を直すような、久しぶりにスコッチなどを開けている時刻に、突然下北沢の快晴と香帆と誰かゲストがいる。これはちょっと寝転がっている場合ではないので、とりあえずパソコンを開いてみた。
香帆ファミリーはみんなおめでとう、と言うね、素敵だね。入稿が終わった時にお母さんが「コングラッツ!」と言っていて、お父さんは「おめでとうございます!」と言っていた。そして先ほどビデオの向こうにいた凱からも「おめでとうー!」と言われた。かいちゃんも同様の言葉をかけるのだろうか、日本にいる香帆ファミリーよりも私の方がかいちゃんと少し近いところにいる、でもサンフランシスコとサンディエゴは絶妙に遠くて、会いに行けるかはちょっと未定。
そして健吾よ!面白いねぇ君は。そういえば今年は会えてない?インスタで日記祭に興味を持ってくれて連絡くれて、こういうのに関心ある人だったんだ、と健吾のイメージを改めていた。ビデオの向こうで「自転車の調子はどう!チェーンは大丈夫?」って。「めちゃくちゃちゃんと読んでくれてるじゃん!」となった。「つづき待ってるんだから〜」って。「日記とか好きなの?」と聞いたら「いや全然」って。久しぶりにというかいつそんなことしたか覚えてないくらい本気でずっこけた。ソファの上で全力でずっこけた。全然日記とかが好きな訳��もないのに、あのマエストロの文章を読んで、わざわざ片道1時間以上もかけて日記祭に彼女連れて駆けつけてくれたそのフットワーク、最高です。
そんな具合に、このタンブラーの読者が1名増えました。タンブラーの魅力はなんと言っても、この不思議な距離感なのです。なぜかとても素直に文字を放り込んでしまう。誰もみていないという心地良さと、でも教えた人は見てくれるかもしれないという不思議な距離感がタンブラー愛溢るる人の言葉を借りると「沼」なんですね。あぁつまりあれですね、既読がつかない感じが良いのかもね。
そうこう書いている間に健太郎が来た(のをビデオ越しに)。「これ葉��の分NYに持っていくわ」って2部持ってフリフリしてた。そうか、そうじゃん、面白い。帰国後まで手に取れないと思っていたけど、see you soon in NYですね。
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翌朝香帆がいろんな感想を教えてくれて中でもその後反駁しているエピソードについて、今し方食器を洗っていたらなんか思考が浮遊したので記録しておく。 全編Pagesで作ったことが界隈を賑わせているらしい。ウケる。みんながウケてるのがウケる。 私はPagesのマスターらしい。知らぬ間に。目指した覚えもないけれど。
信じられないほど古くて重いMacBookを後生大事に持ち歩いているけれど、どうしても必要な機能がPagesとiMovie。こればっかりはWindowsではどうしても代えが効かない。 Pagesで本を完成させられる、ということがすごく新鮮らしくて、みんなに希望を与えてたよ、と言われた。むしろ皆さんは何で作っていらっしゃるのでしょうか?Office?Adobe? 私の中でPagesで一番頑張ったモノづくりはいつぞやのCD制作だった。なんか出来あがっちゃったプレイリストとブックレットがあって、洋楽ばっかりだったから歌詞カードを夢中になって作った。すごく楽しかった。コロナ禍の思い出。 香帆に、CD見せたことあったっけ?あれが今までで一番凝ったものかも、と言ったら、「覚えてる、なんで売らないのにこんなに細かいもの作るんだろう葉月は」と思ったことを覚えている、と言われた。 んーなんか面白いなーって思った。私はせいぜい、出来あがったらおばあちゃんに見せに行こうかな、くらいにしか思わない。 だからこの、ヒマラヤ日記の旅立ちは、夏帆がいないと絶対に味わえなかった感情を、たくさん味わっていこうと思った。たくさん引っ張られて、存分に乗ってみようと思う。一人じゃ絶対に行けなかったどこかをふわふわと浮かんでいくことができそうな気がする。 ヒマラヤの日々から間も無く一年。帰ったらまた一年というフィンランドのカフェに行きたい。百年という本屋にもいく予定。百年の孤独の新しい装丁版はまだ買えていない。ではまた。
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京都の真下にトンネル掘って北陸新幹線って本気?
小浜・京都ルートの概要 図1に通称「小浜・京都ルート」の最新の建設ルート案を示します。総延長は約140kmで設置駅は小浜東、京都、松井山手、新大阪が予定されています。区間の約8割がトンネルで、多くは大深度地下利用法の適用される地表下40m以深を通る計画です。京都府の最北部は「原始的な自然をはじめ、京都の歴史・文化を支えた豊かな自然環境が残る地域」として2016年に丹波高原国定公園に指定された由良川と桂川の源流域を縦断し、国道162号線沿いを南進し京都市内に至ります。京都駅への接続方法は2024年8月に3案が公表されました。建設費は3.4-5.3兆円、工期も25-28年となる見込みです。2016年のルート決定時に想定した建設費2.1兆円、工期15年と比べ、いずれも倍増しています。
北陸新幹線構想と「小浜-京都ルート」決定の経緯 北陸新幹線は東京都から上信越、北陸地方を経由して新大阪まで到達する構想が1973年に立てられた高速鉄道で、国費によって整備がされる5つの整備新幹線の1つとして位置づけられています。長野オリンピックを経緯に1997年に長野まで延伸されましたが、その後長らく建設が凍結されていました。18年後の2015年に長野―金沢間が開通し、2024年3月に金沢―敦賀間が開通しました。 敦賀―新大阪間をどのルートにするかは長らく関西広域連合で議論された結果、米原まで延伸して東海道新幹線に接続する案、通称「米原ルート」とすることが決定され、2013年に政府に公式に要望を提出していました。 ところが安部政権下、敦賀・新大阪間延伸に関して沿線議員で主に構成される与党プロジェクトチーム(以下与党PT)が2015年に発足すると、展開が急変しました。2016年国土交通省は候補として「舞鶴ルート」、「小浜・京都ルート」、「米原ルート」の3案について所用時間・建設費用・費用便益比等を提示しました。表1に示すように、米原ルートは距離も最短で工期も短く、費用便益比(建設がもたらす便益を建設費用で割ったもので事業の公共性の重要な指標)も最高でした。しかし与党PTは小浜・京都ルートを採択しました。公表されている理由は「北陸と関西の間の移動の速達性、利用者の利便性等を総合的に勘案し、当該ルートが適切である」のみです。この際発表された小浜・京都ルートの工期は15年、建設費は2兆1千億、便益を建設費用で割った費用便益比は1.1でした。費用便益比は1を切ると赤字となります。1.1という数字は公共工事としては異例に低い数字でした。
米原ルートが採択されなかった理由 米原ルートが採択されなかったのは、JR西日本とJR東海の利益相反が理由と推測されます。JR西日本は北陸方面では新潟県の上越妙高までが管轄であり、従来運行していたサンダーバードはJR西日本のものでした。米原ルートの場合、北陸新幹線の旅客は米原で東海道新幹線に乗り換えて新大阪に向かうのでJR西日本の利益が目減りしてしまう一方、小浜・京都ルートではJR西日本の利権は保たれます。
小浜・京都ルート建設が起こす環境問題 小浜・京都ルートはトンネル工事により、膨大な量の残土が出ます。山岳区間では、4-7kmおきに斜坑が掘られ残土が運び出されます。小浜から京都の京北地域にかけては岩盤中のヒ素濃度が本州でも突出して高く、環境汚染対策の必要な「要対策土」が建設残土の3割を占める見込みが2024年11月に発表されました。これらの有害な土壌が谷を埋め立てるような通常の最終処分がなされると、建設地域は土砂災害と環境汚染のリスクを抱えることになります。現在建設中のリニア新幹線、北海道新幹線でも「要対策土」は中間貯蔵、最終処分を巡って建設地域に紛争と多大な負担をもたらしていいます。工事関係の大型車両の交通が山間部の生活や観光に与える被害も甚大です。 市街区間では大深度地下利用法に基づき地表下40m以深にトンネルが掘られます。設置される立坑は直径30mに及ぶもので、重機の出し入れ、残土の運び出しが行われます。25年以上にわたる工事を考えると立坑周辺の生活環境は大幅な悪化するでしょう。京都の街中から大阪までは、地下水面が高いため、地下水面より下をトンネルが通ることになります。京都市内では阪急電鉄、地下鉄東西線の建造時に地下水面が低下し、多大な影響が出ました。 伏見の酒造組合は、環境アセスメントの開始時に、工事が伏見の地下水取水に影響を及ぼさないよう配慮することを要望しました。現在提案されている3案のうち、京都駅東西案は地下水への影響が不可避です。南北案は駅の設置深が20mと浅いため地下水リスクは東西案より低いものの、用地買収を伴い、駅南北でも地主の認可が必要です。東西案、南北案いずれも工事期間中の京都駅周辺の利便性は悪化することになります。桂川案は伏見への悪影響回避のための新案ですが、京都駅から在来線に乗り換えて2駅と、利便性が低いです。
地下トンネルの安全性の懸念 トンネルは地震による断層のずれに対し無力です。東海道線の丹奈トンネル掘削は1918年から16年かかった大工事でしたが、工事中に発生した北伊豆地震により丹奈断層で2.4mの横ずれを起こしまました。今まで新幹線が地震で過酷な災害を免れてきたのは、断層をなるべくトンネルで横断しないよう設計者が配慮してきたためです。今回は大深度地下利用法が建設の前提となっているため、危険地帯を回避する術がありません。トンネル内を260km/hで走行する新幹線では大惨事が懸念されますし、地表下40mでは緊急避難や救護活動も困難です。国土交通省は東海動新幹線の有事の際の代替性を主張していますが、東海道新幹線に有事の際に北陸新幹線は無事である可能性が高いとは考えにくいです。
過小な便益 北陸新幹線の小浜・京都ルートを建設した場合、新大阪金沢間の所要時間は全線サンダーバードを利用していた時の2時間27分から1時間19分に短縮されると2016年国土交通省は試算しました。大深度地下駅へのアクセス時間を差し引くと1時間弱の短縮となります。元々所要時間が短かったため、新たな経済効果をもたらすかは疑問です。2016年の便益試算にはなんとか水増ししようとする痕跡が見られます。2046年の旅客数を現在と同じと見積もっていますが、大阪府、京都府、福井県の2050年の人口は現在の8割程度に減少する見込みです。さらに非現実的なことに、中京圏の旅客が名古屋から東海道新幹線経由で京都まで来て、そこで北陸新幹線に乗り換え北陸に向かう想定となっています。
環境アセスメント準備書は2024年内に公表予定 国土交通省は詳細ルートと同時に図3に示すような日程案を公表しました。ここでは環境アセスメント準備書が令和6年中に公表される見通しとなっています。準備書が公表されてから1か月半が環境アセスメントに対して国民が意見書を提出できる最後の機会になります。また最短で令和7年度中に工事認可・着工を目指すことが示されました。
詳細ルート発表に対する各首長の反応 松井孝治 京都市長は8月20日までの京都新聞の取材に対し、地下水保全、残土処分、建設地周辺の交通渋滞、財政負担などの課題を挙げ、「私は京都市長なので、市民にとっての便益と負担を考えないといけない」、「現時点では極めて慎重な姿勢にならざるを得ない」と回答しました。一方西脇京都府知事はまだ公的にはコメントしていません。 西脇隆俊京都府知事は8月9日の定例会見で、沿線自治体の事業費負担は地元の受益に応じたものにしてほしいと改めて国に伝えたと説明した一方、受益をどう計算するかは「きちっと数字が出せるかはノーアイデア」。延伸の費用対効果については「国と鉄道・運輸機構が考えるべきことで、私どもは言及する立場にない」と発言しました(8月21日毎日新聞京都版)。 吉村洋文大阪府知事は8月7日の福井新聞の報道において、「乗り換えなしで大阪まで一日も早くつなぐことが重要」とし、与党や沿線自治体などが合意している小浜・京都ルートを支持しました。ただ、国土交通省の新たな試算で当初想定より建設費が倍増し工期が延びる見通しとなったことに「国からきちんと見解が示された時点で、小浜・京都ルートが着実に実現できるのかを関係者間で深く議論すべきだ」と指摘、「米原ルート」の再考を求める石川県などの声については、無視はできないとの見方を示しました。 杉本達治福井県知事は8月8日の毎日新聞福井版の記事によると「来年度の認可・着工に向けて新たな局面に進んだものと受け止めている」とのコメントを出しました。杉本知事は駅位置やルートの案について「政府・与党が環境アセスメントや事業推進調査を進めてきた成果」と評価。「施工上の課題や対策について、地元に丁寧に説明した上で、年末までにルートを決定し、来年度の認可・着工を実現していただきたい」と要望しました。
各新聞社の社説 京都新聞は8月12日、「北陸新幹線の延伸 前提崩れた京都縦断、見直せ」と題する社説を掲載しました。京都を縦断する北陸新幹線「小浜ルート」の延伸計画は、前提が大きく崩れた。このまま押し決めれば、京都の自然や財政に多大な負荷をかけ、地域に深刻な亀裂が生じかねない、と論じました。 朝日新聞は8月22日、「北陸新幹線延伸、着工ありきは許されぬ」と題した社説を発表しました。公共工事の是非を検討する出発点は、建設にかかる費用と工期の長さであり、その見通しが従来の見通しから大幅に上ぶれするのなら「着工ありき」で突き進むことは許されない、と論じました。 産経新聞は8月20日、「人口減少などで社会情勢は急速に変化している。工期や費用の前提が大幅に変わった現実を踏まえて柔軟に延伸案を検討できるよう、国はもっと説明を尽くすべきである」と論じました。
米原ルート再考を求める動き 日本維新の会、教育無償化を実現する会は2024年6月18日、国土交通大臣に対し、米原ルートの再検討を求める提言書を提出しました。巨額の事業費や難工事、環境アセスメントの遅れ、着工条件を満たすかなど、小浜・京都ルートは不透明性が高いして、建設費が安く、工期も短い米原ルートへの変更を求めています。 石川県議会は2024年6月20日、現行の小浜・京都ルートとは異なる「米原ルート」の再考を求めることを賛成多数で決議しました。決議では、地下を通るとされる京都府での地盤沈下や残土処理の課題などに触れ、「(小浜の)先行きは全く不透明」と指摘していました。
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