#不倫ーー実証分析が示す全貌

[misasmemorandum]

『不倫ーー実証分析が示す全貌』　五十嵐彰　迫田さやか

２０２３年１月に出版された本で、分析対象は２０２０年インターネットにおける６６５１人の日本人既婚者。著者の五十嵐は社会学で移民を研究していて、迫田は経済学で所得格差について研究していて、上記のデータを社会科学的アプローチで、「誰が、誰と、なぜ不倫をし、誰の不倫を誰が批判しているのか」を書いたのがこの本。

以前から不倫してる人を数人知っていたし、最近また一人知ったので、この本の存在をネットで知って読んでみた。興味深く読みました。内容とは関係ないけど、データの６６５１人を日本人と断定するのは、アンケートに国籍欄を設けいてたからなのかと思ったり。日本語を母語にし、日本に生活の本拠地を置き、日本で結婚生活を送る外国籍の既婚者もたくさんいるだろうに。ちょっとね、こんなことを思いました。以上。