#効率よく稼ぐ
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単価1件150円! 手紙作成案件のご紹介
手紙作成の副業だから自宅で完結! 特別なスキル不要、定型文���ースだから安心です 応募期限 9月13日 固定報酬制〜5,000円
こんにちは、本田知香です。 今回は、副業に興味をお持ちの方に向けて、魅力的な案件をご紹介いたします。 自宅で完結できる単価な副業について解説していきます。 この案件の魅力は、パソコンとプリンターさえあれば場所を選ばずに自分のペースで作業を進められる点です。 さらに、1件150円という単価で、月に500件作成すれば75,000円の収入も見込めるため、効率よく稼ぎたい方におすすめです。 具体的には、不動産会社が物件オーナー様に送る手紙の作成業務で、文章作成は定型文の一部を修正するだけなので、特別なスキルは必要ありません。 隙間時間に効率よく稼ぎたい方や、文章作成スキルや事務処理能力を磨きたい方にも最適です。 以下では、仕事内容や流れ、副業としての魅力的なポイント、応募する際の注意点などを詳しく解説していきます。 ぜひ最後まで読んで、あなたに合った副業かどうか検討してみてください。 Crowd…
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#日常
「ラストマイル」観てきました。
元々はMIUの二人組目当てというのが動機でしたが、それ抜きでも観に来て良かった!面白かったです!これ書いたらネタバレになるかな〜〜などと考えてると、感想は「面白かったです!」の一言に落ち着くんですね。ほんと…しみじみ良かった……。
勧善懲悪でスッキリする部分もあり、反面全てがめでたしめでたしで終わるわけではないので(救われないところはほんとに救われない)、彼らの明日を、今後を、かき乱されながらも考えてしまいます。問題提起されている部分がほんとに今この社会でのリアルな課題の部分でもあるので、リアリティがありすぎて現実と物語の境目が曖昧になってくるような感覚。つらい。
でも、観終わって絶望に叩き落されるとかそんな感じではなく、走り抜けた後の気持ちよさみたいなものはあるのです。それなりに気持ちよさを感じた後に、いやでもそういえば?と立ち止まって考えた時に、周囲に暗闇がいくつも口を開けて待っているさまが見えてしまって呆然とする、という感じでしょうか……。例えが下手だな。これだったら海苔弁が唐揚げ弁当に変わる方が上手いってもんよ!
ただまあ、観終わって最初に思ったことが「……明日も頑張るか」だったので、そう思う私はとても単純なんでしょうか。でもそう思わせる力があるってすごいことだよなぁと思うのです。
あとは、纏まらないけど思ったことをちらほらと。初見の感想なので何も煮詰まってないです。思いつくまま箇条書き。
▼すべてはお客様のために、ね……。ほんとにこれ、魔法の言葉でもあり呪いの言葉であるわけで。考えてみれば、私のいるところだってもうひとつの「ラストマイル」ならぬ末端であるわけで、何だかなぁ、そうなんだよなぁ……皆様の尽きぬ欲望の何千億?何兆億分のいくつかを受け止めているんだよなぁ。しかしその欲望なしには何も動かぬこの世界。欲望あっての我々でございます。
何度も出てくるこの「want」、消費者側である私たちに問いかけてきているのでしょうね。What do you want? あなたの欲しいものは何ですか?
あなたの本当に欲しいものは……?
▼しかし物流センター、この映画の中のシステムがどれだけ現実と一致しているのかは分からないけど、まるでボールコースター(正式名称が分からないけど、レールの上をボールが延々と転がっていくやつ。名古屋市科学館の中にあるのは見たことがある)を見ているような気分。一日でもずっと見ていられそう。
ぐるぐるぐるぐる回って止まらないボールのように、永遠に止まらない物流の世界。それこそ、人が命を絶とうとしても……。
そんな血の通っていないローラーコンベアと、末端の人力とアナログの世界の非情なまでの対比が印象に残りました。
本社側(それこそ米国側)の人々にとって、羊運送やラストマイルのあの佐野運送の親子などの人たちは、きっとローラーコンベアと同じようなものに見えているんだろうなと。
そういえば途中エレナが「FAX〜〜〜〜!!??」と叫ぶシーンがあるんですが、そうなんですよ!!末端はまだろくなシステムが構築されてないのでFAX大活躍の世界線なんですわ(使う側の高齢化もあり)。
「稼働率」の世界とアナログの世界で挟まれるヒツジ急便のヤギさん……なんかもう、わかるぅ……投げ出したくなるよねぇ……と、ある意味あれは涙なしには見れない部分だわ。血と汗と涙的な意味の涙ですが……。
ところでボールコースターの話を出したら、志摩のピタゴラ装置を思い出してしまいました。MIUではあのピタゴラ装置が結構重要な視点になってきていたけれど、それはラストマイルとリンクしているのだろうか……?
▼それにしても、伏線のように思われる箇所が大量に出てきて、1回ではとても推理しきれないところばかりでした。
※※この辺りからかなりネタバレが多くなってくるので、回避される方は薄目でスクロール推奨します※※
・12個の爆弾は全て見つかっている、という理解で間違ってないですよね??サラに向かってエレナが最後に言い放った「爆弾はまだある!」の爆弾は、飛び降り事件の隠蔽?の件や、物流業界での問題がまだ山積していること(またいつ爆発するか分からない)への比喩かなと思ったのですが、本物の爆弾がまだ残っていると考察される方もいて、どっちなんでしょ??
・事務所に泊まっている時にエレナが電話していた相手は恐らくサラだろうなと思うんですが、最後の「私はどっちだと思う?」の意味がまだ掴み切れない……。
考察動画で、メケメケフェレットが出てきた時点でもう私は「すごい……」としか言えなくなったのですが、まさかここでまたメケメケフェレット(伊吹語)を考えることになるとは……!しかし私の知識が非常に不足しているために、このメケメケフェレットの部分は考察し切れない……何故なら私がよく分かっていないから。勉強は何のためにするのか見失っている学生の皆さん、勉強や知識とは、こうやってお話をより深く楽しむために必要なのですよ。知らないということは、表面的なところだけ観て分かったような分からんような気分で悔しがる私みたいになるということだからな!!なんというか、学生時代にもっと名作と呼ばれるものにしっか��触れておけばよかったと、最近とみに反省している私なのでした。
・最初にも書いた「爆弾とは?」と思うものの、エレナがサラに最後言い捨てたシーンはめちゃくちゃスカッとして良かったです。
しかし、何かイレギュラーな事態が起こった時、あれだけ大胆に判断を下していけたらさぞかし気持ち良いだろうなぁ……。ここまで至る間の、アメリカ時代のエレナも見てみたい。
それこそピタゴラ装置じゃないですけど、誰と出会うか、出会わなかったか。五十嵐の下で働いていた山崎が嵌まってしまった袋小路、もしかしたらそれは、3年目のエレナだったかもしれないし、エレナと出会わなかった世界線の孔だったかもしれない。
そこで一つ救われるのは、エレナと出会ったことで、孔の分岐点は変わっただろうなと。この話の中で、それでも変わらない無情というものも描かれる中、明らかに変わっただろうな、と確信できる部分でした。ただ、だからといって孔の未来が光に満ちているかというと全然そうではなく、立場が変わり、その先には更に分岐点がいくつも待っているのでしょうが。
・例のあの暗号なんですが、見たままの意味だけではなくて、まだ何かあるの?か?最後のシーンで五十嵐が血相変えてロッカーを確認するシーンや、孔の最後のロッカーでのシーンがまだ咀嚼しきれておらず。この辺りは自分の中でもっと噛み砕くことができてから文にしたいと思います。一度では到底無理だわ……。
あと、MIUの音楽が流れた瞬間に沸き上がる血よ。これ多分たくさんの方と共有できそうなんですが、あれですあれです。……と書いといて、アレ?流れたのってMIUのテーマだっけ?伊吹のテーマのメロディーラインでしたっけ?特徴的なあのメロディーライン、イーリアンパイプという楽器の音らしいですね。MIUのテーマの方では、そこからバイオリンが入ってくる辺りの上がり方がもうね、大好きです。この曲流れると自動でスイッチ入るんですけど、多分これきっと私だけじゃない。滾るよな……!
数年越しにMIUのサントラ入手するかどうかを本気で考えている本日でございます。
・今回佐野運送の息子役を演じてらした宇野祥平さんという役者さん、私は以前「罪の声」(これも野木さん脚本でとても良かった)を観た時に、そのじんわり沁み���お芝居に良いなぁすごいなぁと思ったのですが、今回ので確信しました。良い……!
日ノ本電機のくだりはとても…とても良かったです。胸を張ってものづくりをしてきた人。会社はなくなっても、良いものを作ったのだという矜持が伝わってきて、じんわりくるシーンでした。
あと毛利刈谷おじさんバディ組も良き。何ででしょう刈谷さん実際に近くにいたらめちゃくちゃ鬱陶しいオッサンだと思うんですが、MIUの世界の中だと何だか憎めないんだなぁ。
▼そして最後に流れる、米津さんの 「がらくた」 。
MIUの「感電」が志摩と伊吹ソングだったし、「Lemon」は中堂さんと亡くなった彼女の歌。となると今回はエレナと孔に焦点が当てられているのかな?と何の根拠もなくそう思っていたのですが、映画鑑賞後は呆然としていてそれどころではなかったので、歌詞まで深く聴くことはできず。そして家に帰ってきて改めて歌詞をじっくり読んでみたのですが……。
これは……エレナと孔のことを歌ったものではなく、もしや…………。
作中で深く描かれることがなかった部分がこれだとしたら。切なさ大爆発で、観てから2日経った今、がらくたをリピート再生してはしょぼくれているところです。これは何というか……遅効性の毒みたいに効いてくるな……。
※※ネタバレ区間おしまい※※
というわけで、2日かけて仕事終わりにちまちまと書きためた初見の呟きです。とりあえず今は、職場で仲良い人たちに「み゛て゛!」と言い回る妖怪みたいになっているところです。み゛て゛!!!!
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AIに聞いてみた
ウクライナ戦争の継戦能力
ウクライナ戦争のウクライナとロシアの継戦能力について比較して下さい
武器、弾薬、兵器の調達、兵隊の追加投入、戦費調達、厭戦ムード、国民の意識、支援国のバックアップ、他にも思い当たる点があれば追加で比較して下さい
ウクライナとロシアの継戦能力を比較するため、指定された項目(武器・弾薬・兵器の調達、兵員の追加投入、戦費調達、厭戦ムード、国民の意識、支援国のバックアップ)およびその他の関連要素について、最新の情報に基づき客観的に分析します。以下に各項目ごとの比較を簡潔にまとめます。
---
### 1. 武器・弾薬・兵器の調達
- **ウクライナ**:
- **状況**: ウクライナの装備は旧ソ連製が中心で���部品や弾薬の国内生産能力は限定的。主要な軍需企業(ハルキウやドニプロ)はロシアの攻撃圏内にあり、生産が困難。
- **支援**: NATOや欧米諸国からの武器供与(ジャベリン、HIMARS、M777榴弾砲、ドローンなど)が継戦能力の鍵。2022年以降、供与される兵器は戦況に応じて進化(例:長距離ミサイルや戦車)。ただし、支援国の在庫減少や供給の遅延が課題。
- **課題**: 旧ソ連製装備から西側製への転換には訓練が必要で、弾薬不足が顕著。特に2024年にはロシアの砲弾生産量(約250万発/年)に対し、ウクライナは欧米依存で100万発程度しか確保できず、火力差が拡大。
ウクライナ戦争の継戦能力
ウクライナ戦争のウクライナとロシアの継戦能力について比較して下さい
武器、弾薬、兵器の調達、兵隊の追加投入、戦費調達、厭戦ムード、国民の意識、支援国のバックアップ、他にも思い当たる点があれば追加で比較して下さい
ウクライナとロシアの継戦能力を比較するため、指定された項目(武器・弾薬・兵器の調達、兵員の追加投入、戦費調達、厭戦ムード、国民の意識、支援国のバックアップ)およびその他の関連要素について、最新の情報に基づき客観的に分析します。以下に各項目ごとの比較を簡潔にまとめます。
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### 1. 武器・弾薬・兵器の調達
- **ウクライナ**:
- **状況**: ウクライナの装備は旧ソ連製が中心で、部品や弾薬の国内生産能力は限定的。主要な軍需企業(ハルキウやドニプロ)はロシアの攻撃圏内にあり、生産が困難。
- **支援**: NATOや欧米諸国からの武器供与(ジャベリン、HIMARS、M777榴弾砲、ドローンなど)が継戦能力の鍵。2022年以降、供与される兵器は戦況に応じて進化(例:長距離ミサイルや戦車)。ただし、支援国の在庫減少や供給の遅延が課題。)
- **課題**: 旧ソ連製装備から西側製への転換には訓練が必要で、弾薬不足が顕著。特に2024年にはロシアの砲弾生産量(約250万発/年)に対し、ウクライナは欧米依存で100万発程度しか確保できず、火力差が拡大。
- **ロシア**:
- **状況**: ロシアは旧ソ連時代からの膨大な兵器在庫を活用したが、2022年以降の消耗で在庫が激減。特に高精度兵器や最新装備は不足気味。北朝鮮やイランからのミサイル・ドローン調達で補完(例:北朝鮮製ミサイルの使用確認)。
- **生産**: 国内の軍需産業は制裁下でも稼働し、砲弾やドローンの生産を強化(2024年で月20万発以上)。ただし、品質や技術的制約があり、砲身の生産は需要の1/10程度。
- **課題**: 経済制裁による部品調達の困難さや、技術的劣勢(特にドローン戦での遅れ)が問題。ただし、物量でウクライナを圧倒する能力は維持。
- **比較**: ウクライナは外部支援に依存するが、供給の不安定さが弱点。ロシアは自国生産と同盟国からの調達で物量を確保するが、質や効率に課題。短期ではロシアが有利だが、長期ではウクライナの支援国の動向次第。
---
### 2. 兵員の追加投入
- **ウクライナ**:
- **状況**: 慢性的な兵力不足。2025年時点で死傷者40万人(死者6-10万人)と推定され、訓練不足の新兵が約50%を占める。
- **動員**: 2024年に動員法を強化し、18-60歳の男性を対象に強制徴兵を拡大したが、訓練期間が短く、戦力の質が低下。ローテーションの混乱も問題。
- **課題**: 人口(約4000万人)に対し動員可能な兵力が限られ、長期戦で不利。
- **ロシア**:
- **状況**: 死傷者95万人(死者25万人)と推定され、損失はウクライナを上回るが、人口(約1.4億人)の多さと部分的動員で補充可能。
- **動員**: 2022年の部分的動員(30万人)以降、志願兵や契約兵で補充。囚人や外国人傭兵(例:北朝鮮兵)の投入も報告されるが、士気や訓練の質は低い。
- **課題**: 大規模動員は国内の反発を招くリスクがあるが、人的資源の絶対量はウクライナを圧倒。
- **比較**: ロシアは人口と動員力で優位だが、兵の質や士気が課題。ウクライナは人的資源が少なく、訓練不足が戦力低下を招いている。ロシアが中長期的に有利。
---
### 3. 戦費調達
- **ウクライナ**:
- **状況**: 国内経済は戦争で壊滅的(GDPの30-50%減)。戦費はほぼ欧米の財政支援(2022-2024で約1000億ドル)に依存。EUや米国からの融資や復興資金も期待されるが、支援の遅延や縮小リスクが存在。
- **課題**: 支援国の「援助疲れ」や政治的変動(例:米国の政権交代)が戦費調達に影響。
- **ロシア**:
- **状況**: 経済制裁で打撃を受けるも、石油・ガス輸出(特に中国やインド向け)で外貨を確保。2024年の軍事予算はGDPの約6-8%(約1000億ドル)。年金基金の枯渇やインフレが問題だが、戦費は国内で賄えている。
- **課題**: 制裁強化やエネルギー価格の下落がリスク。長期戦で経済の疲弊が進む可能性。
- **比較**: ウクライナは外部依存度が高く、支援国の動向に左右される。ロシアは自国経済で戦費を賄うが、制裁の影響で持続可能性に疑問。短期ではロシアが安定、中長期ではウクライナの支援継続が鍵。
---
### 4. 厭戦ムード
- **ウクライナ**:
- **状況**: 長引く戦争で国民の疲弊感が拡大。2024-2025年の調査では、停戦を望む声が20-30%に上昇。特に若年層や徴兵対象者の間で厭戦ムードが顕著。
- **影響**: 強制徴兵への抵抗や国外脱出(推定600万人)が問題化。士気は依然高いが、長期戦で低下リスク。
- **ロシア**:
- **状況**: プーチン政権の情報統制で厭戦ムードは抑圧されているが、都市部や若年層で不満が蓄積。2022年の動員令で10万人以上が国外脱出。
- **影響**: ���戦デモは抑圧されるが、経済悪化や死傷者増加で潜在的な不満が高まる。地方や貧困層は動員に応じる傾向。
- **比較**: ウクライナは国民の団結力が高いが、疲弊感が顕著。ロシアは情報統制で厭戦ムードを抑えるが、長期的な不満の爆発リスク。両国とも長期戦で士気低下が懸念される。
---
### 5. 国民の意識
- **ウクライナ**:
- **状況**: ロシアの侵攻に対し、国民の愛国心と抵抗意識は極めて強い(2022-2023年で80%以上が抗戦支持)。ゼレンスキー大統領の指導力も支持を集めるが、長期化で楽観論が後退。
- **影響**: 国民の団結は継戦能力の基盤だが、経済的困窮や犠牲の増加で一部に和平志向が芽生える。
- **ロシア**:
- **状況**: プーチン政権のプロパガンダで「特別軍事作戦」への支持は高い(60-70%)。ただし、都市部の知識層や若者は懐疑的で、戦争の目的への理解が薄い。
- **影響**: 情報統制で国民意識は管理されているが、経済悪化や動員強化で支持が揺らぐ可能性。
- **比較**: ウクライナは生存をかけた強い団結力があるが、疲弊が課題。ロシアは強権的な統制で支持を維持するが、深い国民的合意は欠如。ウクライナ��意識がやや優勢。
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### 6. 支援国のバックアップ
- **ウクライナ**:
- **状況**: NATO、米国、EU、日本など40カ国以上から軍事・財政支援を受ける。2022-2024で約2000億ドルの支援(軍事1000億ドル、財政1000億ドル)。米国が最大の供与国(約500億ドル)。
- **課題**: 米国の政治的変動(例:トランプ政権の再選)や欧州の「援助疲れ」で支援縮小のリスク。2024年に米国議会の支援遅延が戦況悪化を招いた例あり。
- **ロシア**:
- **状況**: 北朝鮮(ミサイル・弾薬)、イラン(ドローン)、中国(経済支援・部品供給)からの支援。直接的な軍事支援は限定的だが、経済的バックアップで制裁の影響を軽減。
- **課題**: 支援国の軍事力や経済力は西側に比べ弱く、国際的孤立が深まる。
- **比較**: ウクライナの支援国は質・量ともに圧倒的だが、継続性が不安定。ロシアの支援は限定的だが、経済的自立度が高い。ウクライナが短期的に有利だが、長期では支援国の動向次第。
---
### 7. その他の要素
- **情報戦・サイバー戦**:
- **ウクライナ**: 西側の情報支援(衛星データ、諜報)で戦術的優位。SNSを活用した国際世論の動員に成功。
- **ロシア**: 国内の情報統制は強いが、国際的な情報戦では劣勢。サイバー攻撃は頻発するが効果は限定的。
- **比較**: ウクライナが情報戦で優位、特に国際的支援の獲得に成功。
- **戦術・戦略の適応**:
- **ウクライナ**: 小規模・機動的な戦術(例:ジャベリンでの待ち伏せ)で善戦。2023-2024年の反攻失敗で戦略的柔軟性が課題。
- **ロシア**: 初期の作戦失敗後、消耗戦にシフト。ドローンや砲撃の強化で適応。
- **比較**: ロシアが物量を生かした戦略でやや優位。
- **国際的孤立**:
- **ウクライナ**: 国際社会の広範な支持。国連やG7でのロシア非難決議に多数が賛同。
- **ロシア**: 制裁と孤立で外交的劣勢。BRICSやグローバルサウスでの支持はあるが、影響力は限定的。
- **比較**: ウクライナが圧倒的に有利。
---
### 総合評価
- **ウクライナ**:
- **強み**: 国際支援、国民の団結力、情報戦の優位。
- **弱み**: 兵力・弾薬不足、経済的依存、厭戦ムードの拡大。
- **見通し**: 短期では支援国のバックアップで持ちこたえるが、長期戦では人的・物的資源の枯渇リスク。
- **ロシア**:
- **強み**: 人口と物量、国内生産能力、情報統制。
- **弱み**: 国際的孤立、兵器の質的劣勢、経済的疲弊リスク。
- **見通し**: 物量で短期的に優位だが、制裁の長期効果や士気低下が課題。
- **結論**: 2025年時点で、ロシアは物量と動員力でやや優位だが、ウクライナは支援国の質的・量的支援で対抗。戦争の長期化は両国に不利だが、ウクライナの継戦能力は支援国の継続性に、ロシアは経済と士気の持続性にかかっている。
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**注記**: 情報は2025年6月時点のデータに基づく。戦争の動向は流動的であり、支援国の政治的変化や戦場の状況で大きく変動する可能性がある。価格や具体的な支援額については、xAIのAPIサービス(https://x.ai/api)や公式サイト(https://x.ai/grok、https://help.x.com/en/using-x/x-premium)を参照。
- **ロシア**:
- **状況**: ロシアは旧ソ連時代からの膨大な兵器在庫を活用したが、2022年以降の消耗で在庫が激減。特に高精度兵器や最新装備は不足気味。北朝鮮やイランからのミサイル・ドローン調達で補完(例:北朝鮮製ミサイルの使用確認)。
- **生産**: 国内の軍需産業は制裁下でも稼働し、砲弾やドローンの生産を強化(2024年で月20万発以上)。ただし、品質や技術的制約があり、砲身の生産は需要の1/10程度。
- **課題**: 経済制裁による部品調達の困難さや、技術的劣勢(特にドローン戦での遅れ)が問題。ただし、物量でウクライナを圧倒する能力は維持。
- **比較**: ウクライナは外部支援に依存するが、供給の不安定さが弱点。ロシアは自国生産と同盟国からの調達で物量を確保するが、質や効率に課題。短期ではロシアが有利だが、長期ではウクライナの支援国の動向次第。
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### 2. 兵員の追加投入
- **ウクライナ**:
- **状況**: 慢性的な兵力不足。2025年時点で死傷者40万人(死者6-10万人)と推定され、訓練不足の新兵が約50%を占める。
- **動員**: 2024年に動員法を強化し、18-60歳の男性を対象に強制徴兵を拡大したが、訓練期間が短く、戦力の質が低下。ローテーションの混乱も問題。
- **課題**: 人口(約4000万人)に対し動員可能な兵力が限られ、長期戦で不利。
- **ロシア**:
- **状況**: 死傷者95万人(死者25万人)と推定され、損失はウクライナを上回るが、人口(約1.4億人)の多さと部分的動員で補充可能。
- **動員**: 2022年の部分的動員(30万人)以降、志願兵や契約兵で補充。囚人や外国人傭兵(例:北朝鮮兵)の投入も報告されるが、士気や訓練の質は低い。
- **課題**: 大規模動員は国内の反発を招くリスクがあるが、人的資源の絶対量はウクライナを圧倒。
- **比較**: ロシアは人口と動員力で優位だが、兵の質や士気が課題。ウクライナは人的資源が少なく、訓練不足が戦力低下を招いている。ロシアが中長期的に有利。
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### 3. 戦費調達
- **ウクライナ**:
- **状況**: 国内経済は戦争で壊滅的(GDPの30-50%減)。戦費はほぼ欧米の財政支援(2022-2024で約1000億ドル)に依存。EUや米国からの融資や復興資金も期待されるが、支援の遅延や縮小リスクが存在。
- **課題**: 支援国の「援助疲れ」や政治的変動(例:米国の政権交代)が戦費調達に影響。
- **ロシア**:
- **状況**: 経済制裁で打撃を受けるも、石油・ガス輸出(特に中国やインド向け)で外貨を確保。2024年の軍事予算はGDPの約6-8%(約1000億ドル)。年金基金の枯渇やインフレが問題だが、戦費は国内で賄えている。
- **課題**: 制裁強化やエネルギー価格の下落がリスク。長期戦で経済の疲弊が進む可能性。
- **比較**: ウクライナは外部依存度が高く、支援国の動向に左右される。ロシアは自国経済で戦費を賄うが、制裁の影響で持続可能性に疑問。短期ではロシアが安定、中長期ではウクライナの支援継続が鍵。
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### 4. 厭戦ムード
- **ウクライナ**:
- **状況**: 長引く戦争で国民の疲弊感が拡大。2024-2025年の調査では、停戦を望む声が20-30%に上昇。特に若年層や徴兵対象者の間で厭戦ムードが顕著。
- **影響**: 強制徴兵への抵抗や国外脱出(推定600万人)が問題化。士気は依然高いが、長期戦で低下リスク。
- **ロシア**:
- **状況**: プーチン政権の情報統制で厭戦ムードは抑圧されているが、都市部や若年層で不満が蓄積。2022年の動員令で10万人以上が国外脱出。
- **影響**: 反戦デモは抑圧されるが、経済悪化や死傷者増加で潜在的な不満が高まる。地方や貧困層は動員に応じる傾向。
- **比較**: ウクライナは国民の団結力が高いが、疲弊感が顕著。ロシアは情報統制で厭戦ムードを抑えるが、長期的な不満の爆発リスク。両国とも長期戦で士気低下が懸念される。
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### 5. 国民の意識
- **ウクライナ**:
- **状況**: ロシアの侵攻に対し、国民の愛国心と抵抗意識は極めて強い(2022-2023年で80%以上が抗戦支持)。ゼレンスキー大統領の指導力も支持を集めるが、長期化で楽観論が後退。
- **影響**: 国民の団結は継戦能力の基盤だが、経済的困窮や犠牲の増加で一部に和平志向が芽生える。
- **ロシア**:
- **状況**: プーチン政権のプロパガンダで「特別軍事作戦」への支持は高い(60-70%)。ただし、都市部の知識層や若者は懐疑的で、戦争の目的への理解が薄い。
- **影響**: 情報統制で国民意識は管理されているが、経済悪化や動員強化で支持が揺らぐ可能性。
- **比較**: ウクライナは生存をかけた強い団結力があるが、疲弊が課題。ロシアは強権的な統制で支持を維持するが、深い国民的合意は欠如。ウクライナの意識がやや優勢。
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### 6. 支援国のバックアップ
- **ウクライナ**:
- **状況**: NATO、米国、EU、日本など40カ国以上から軍事・財政支援を受ける。2022-2024で約2000億ドルの支援(軍事1000億ドル、財政1000億ドル)。米国が最大の供与国(約500億ドル)。
- **課題**: 米国の政治的変動(例:トランプ政権の再選)や欧州の「援助疲れ」で支援縮小のリスク。2024年に米国議会の支援遅延が戦況悪化を招いた例あり。
- **ロシア**:
- **状況**: 北朝鮮(ミサイル・弾薬)、イラン(ドローン)、中国(経済支援・部品供給)���らの支援。直接的な軍事支援は限定的だが、経済的バックアップで制裁の影響を軽減。
- **課題**: 支援国の軍事力や経済力は西側に比べ弱く、国際的孤立が深まる。
- **比較**: ウクライナの支援国は質・量ともに圧倒的だが、継続性が不安定。ロシアの支援は限定的だが、経済的自立度が高い。ウクライナが短期的に有利だが、長期では支援国の動向次第。
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### 7. その他の要素
- **情報戦・サイバー戦**:
- **ウクライナ**: 西側の情報支援(衛星データ、諜報)で戦術的優位。SNSを活用した国際世論の動員に成功。
- **ロシア**: 国内の情報統制は強いが、国際的な情報戦では劣勢。サイバー攻撃は頻発するが効果は限定的。
- **比較**: ウクライナが情報戦で優位、特に国際的支援の獲得に成功。
- **戦術・戦略の適応**:
- **ウクライナ**: 小規模・機動的な戦術(例:ジャベリンでの待ち伏せ)で善戦。2023-2024年の反攻失敗で戦略的柔軟性が課題。
- **ロシア**: 初期の作戦失敗後、消耗戦にシフト。ドローンや砲撃の強化で適応。
- **比較**: ロシアが物量を生かした戦略でやや優位。
- **国際的孤立**:
- **ウクライナ**: 国際社会の広範な支持。国連やG7でのロシア非難決議に多数が賛同。
- **ロシア**: 制裁と孤立で外交的劣勢。BRICSやグローバルサウスでの支持はあるが、影響力は限定的。
- **比較**: ウクライナが圧倒的に有利。
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### 総合評価
- **ウクライナ**:
- **強み**: 国際支援、国民の団結力、情報戦の優位。
- **弱み**: 兵力・弾薬不足、経済的依存、厭戦ムードの拡大。
- **見通し**: 短期では支援国のバックアップで持ちこたえるが、長期戦では人的・物的資源の枯渇リスク。
- **ロシア**:
- **強み**: 人口と物量、国内生産能力、情報統制。
- **弱み**: 国際的孤立、兵器の質的劣勢、経済的疲弊リスク。
- **見通し**: 物量で短期的に優位だが、制裁の長期効果や士気低下が課題。
- **結論**: 2025年時点で、ロシアは物量と動員力でやや優位だが、ウクライナは支援国の質的・量的支援で対抗。戦争の長期化は両国に不利だが、ウクライナの継戦能力は支援国の継続性に、ロシアは経済と士気の持続性にかかっている。
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[17日 ゲルゼンキルヒェン(ドイツ) ロイター] - ラース・バウムゲルテルさんはドイツの政治家たちにお願いしたいことがある。彼は58歳で、工業地帯ルール地方の旧炭鉱都市ゲルゼンキルヒェンに残る数少ない製造業の会社の一つを経営している。しかし、彼の会社は他の多くの中小企業と同じく、ウクライナ戦争後に安いロシア産ガスの供給が途絶えたことで、高いエネルギー��ストに苦しんでいる。 ヨーロッパ最大の経済国であるドイツは、2024年に2年連続で経済がマイナス成長となり、過去20年間で最悪の成績を記録した。特にゲルゼンキルヒェンは、ドイツで最も高い失業率を抱える都市の一つとなっており、このことが極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の支持拡大につながっている。 23日の総選挙を前に、ドイツの経済復興をめぐる議論が活発になっている。バウムゲルテルさんは、新しい政府がエネルギーシステムを再構築し、より環境に優しい経済への移行に必要なインフラ投資をすることを期待している。ドイツは、2045年までに、温室効果ガスの実質的な排出量をゼロにするカーボンニュートラルを目指すと公約しているからだ。 バウムゲルテルさんは、「ルール地方、特にゲルゼンキルヒェンを見ると、成長を維持するには継続的な改革が不可欠だ」とロイターに語った。彼の家族経営の企業は1889年に設立され、約2000人を雇用し、亜鉛メッキ鋼材を製造している。 エコノミストらの指摘によれば、ドイツの歴代政権は基本法に定められた「債務ブレーキ」の仕組みのせいで、公共インフラからスキルトレーニングに至るまで、衰退するドイツの経済モデルを刷新するために必要不可欠な各種の投資に踏み切れずにいる。 「債務ブレーキ」とは、2009年の金融危機に対して、メルケル首相(当時)のもとでドイツがとった対応の一つであり、連邦政府の財政赤字を国内総生産(GDP)比でわずか0.35%に限定するものだ。ちなみに昨年の米国の財政赤字は対GDP比で6%以上もある。 ロイターではゲルゼンキルヒェンの住民8人のほか、複数の有力政治家とエコノミストらに取材。彼らからは新政権はドイツ経済の復活に向けて、債務ブレーキも含め、緊縮志向・輸出主導のモデルの抜本的な見直しを検討すべきだ、という声が上がる。 総選挙後の連立政権では、最大野党の保守「キリスト教民主・社会同盟」(CDU)のフリードリヒ・メルツ氏が首相候補として有力視されている。メルツ氏は公式には、債務ブレーキは基本法の規定として残さなければならないという立場だ。党内の複数の有力者は昨年夏、総選挙に向けたマニフェストにおいて債務ブレーキ改革を明言するよう求めたが、メルツ氏はこの要請を拒んだ。緊縮財政を支持する保守的な有権者にアピールするためだった。 しかし、CDU関係者への取材では、メルツ氏は、ドイツの経済や防衛における大規模な支出の必要性から、改革は避けられないと内々に認めているという。特に、トランプ大統領の下では、米国の欧州安全保障への関与がもはや当然のことではないからだ。 ドイツのある連邦州の保守派指導者はロイターに対し、微妙な問題であることを理由に匿名を希望しつつ、「もちろん、総選挙後には改革を行うだろう」と述べた。 <住民からも改革を求める声> ゲルゼンキルヒェンでは、至るところに衰退の兆候が見られる。この都市は「奇跡」と称された戦後のドイツ経済復興で大きな役割を演じたが、1960年代の石炭産業・重工業の衰退とともに没落が始まった。人口は当時の39万人から、現在では26万人へと減少し、地元経済は急激に縮小している。 公式統計によれば、住民1人あたり所得はドイツでも最低の水準であり、子どもの貧困率も最高レベルだ。住民の多くは、経済が自分たちに都合良く回っていると感じられなくなり、改革を望んでいる。 炭鉱労働者として4世代目となるクラウス・ヘルツマナトゥスさんは、炭坑閉鎖のために、2000年に40才で早期退職を余儀なくされた。わが町の衰退がドイツの別の場所に広がっていくのを暗澹(あんたん)たる思いで見守ってきた。 ヘルツマナトゥスさんはロイターの取材に対し、「ドイツは工業国だ。工業を混乱に陥れるわけにはいかない」と話し、中央の政治家たちがドイツの衰退を放置しているとして延々と不満を口にした。「企業には低価格のエネルギーを供給しなければならない」 住民の多くは希望を失い過激主義政党に引き寄せられている。かつて、現在の与党、中道左派の「社会民主党」(SPD)の強力な地盤だったルール渓谷では、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が台頭。支持率では、全国でもCDUに次ぐ2位につけている。ゲルゼンキルヒェンでは、昨年6月に行われた欧州議会選挙でAfDの得票率は22%となり、ドイツ全体では最も大きな成功を収めた。 AfDはエネルギー価格の問題が得票の鍵を握ると考えている。ドイツは主要政党が足並みをそろえて原子力からの段階的な撤退を2000年代から進めているが、AfDはこれに批判的だ。 地元のAfDの担当者クリスチャン・ローゼ氏は、「私たちは世界で最も安全性の高いドイツの原子力発電所を閉鎖してしまい、フランスの原子力発電所から電力を購入している」と語る。 2023年4月に最後の3つの原子力発電所を停止したとき、ドイツはフランスからのエネルギーの純輸入国となった。フランスはエネルギーの70%を原子力で生産している。もっとも、フランスからのエネルギー輸入はドイツのエネルギー消費のわずか3%に過ぎない。 総選挙後に連立政権の中心になると予想されるCDUは、原発再稼働の可能性を否定していない。党首のメルツ氏は原発の稼働停止について「致命的な決定」だったと表現している。 二酸化炭素排出量の「ネットゼロ」目標を先送りすべきだとする企業寄りの意見もあるが、政界のコンセンサスは依然として、気候変動関連の目標達成を維持し、新世代のグリーン雇用、グリーン成長を促進することだ。 問題は、そのための財源をどこに求めるか、だ。 IW経済研究所の試算によれば、エネルギー需要から気候変動対策、住宅や輸送、教育に至るまで、ドイツが抱える構造的な課題に対処するには、今後10年間だけでも6000億ユーロ(約95兆2100億円)が必要になる。 ドイツの昨年の政府債務残高はGDP比で約63%と大半の国よりも余裕がある。対照的に、米国の政府債務残高はGDP比で123%だ。 特にドイツの右派にとって、債務ブレーキの維持は聖域だった。だが、状況は変わってきた。 想定される改革の1つは、ドイツの16連邦州に課されている歳出制限を引き上げることだ。連邦州の地方予算の使途は、福祉住宅からグリーン移行に至るまで多岐にわたる。州政府に対する債務ブレーキはさらに厳しく、年度単位での赤字はまったく認められていない。 メルツ氏に財政問題について助言する側近の1人、マティアス・ミドルベルク氏は、ロイターの取材に対し、「連邦州の債務ブレーキの緩和はあり得る」と語った。 IFO経済研究所によれば、財政赤字をわずかに増やせば年間60億ユーロの余裕が生まれる。しかし、小さな額ではないが、これでは経済を一変させる決定打にならないのは確かだ。 もし、メルツ氏が長期投資など一部の歳出項目を債務ブレーキの対象から外すことに同意して、左派の「社会民主党」(SPD)」と「緑の党」が彼の大連立政権に加われば、さらなる進展が期待できる。しかし、メルツ氏はAfDとの協力については否定している。 フンボルト大学(ベルリン)経済史研究所のニコラス・ウォルフ所長は、「現在は、ドイツが投資を必要としているのに、実際に投資を進めているのはドイツ以外の国ばかり、という時代だ」とロイターに語った。「まさに自殺行為に等しい」 どのような改革になるかは、総選挙の結果次第だ。メルツ氏に近い関係者は、11月にロイターに対し、同氏が債務ブレーキ改革について「何の予定もない」と公言する場合、それは「今のところは」という意味に解釈すべきだと述べた。 <「多くの過ち���> ゲルゼンキルヒェンの住民の一部は、当地の経済低迷の背景には、ドイツの指導者が改革に消極的だったことがあると指摘する。 世界各地の先進国が工業国から知識ベースの経済モデルへの移行を進める中で、かつては石炭・鉄鋼業で栄えた近隣のボーフムでは、早くからそうしたトレンドに気づき、1965年にはルール地方で初となる大学を創設した。 しかし、ゲルゼンキルヒェンの指導者らは、これに続こうとはしなかった。ボーフム��失業率は現在10%で、ゲルゼンキルヒェンより3ポイント以上も低い。 「『私たちには石炭と鉄がある。どうしてああいう頭のおかしな学者たちを集める必要があるのか』という雰囲気だった」。そう語るのは、約27年後の1992年になってようやくゲルゼンキルヒェンに創設されたウェストファリア応用科学大学のカールマルティン・オーベルマイヤー教授だ。 「私たちはひたすら重厚長大産業、伝統的な石炭に専念していた」と教授。「我々は多くの過ちを犯した」 ゲルゼンキルヒェンのカリン・ウェルゲ市長は、現在の連立政権与党であるSPDに所属する。財政上の制約が緩和されれば、近隣地域の再開発や教育への投資を中心に、同市の構造改革をやりやすくなるだろうと語る。 「ここでは州からの支援が頼みの綱だ」とウェルゲ市長は言う。「債務ブレーキ制度が改められれば、過去の債務の返済への道も開け、それもまた投資に向けた余裕につながる」 <速効性ある改革は望めず> ドイツ経済を注意深く追ってきた人々は、今回の総選挙で劇的な変化が生じるとは期待していない。すでに2つの主要な経済研究所は、2025年は3年連続となるマイナス成長になると予想している。ドイツの戦後史において、これだけ不調が長く続くのは初めてだ。 キャピタル・エコノミクスで欧州担当上級エコノミストを務めるフランチスカ・パルマス氏は、特にグローバル経済の目下の不確実性を考えれば、次期政権が大規模な長期的構造改革を優先する可能性は低いとみる。パルマス氏は、政策担当者が新たな成長セクターのためのビジネス環境の整備に注力し、デジタル化の促進とスタートアップ環境の改善を進めれば、ドイツにとっての長期展望にもっと好影響を与えられるだろう、と指摘する。 「だが、ほとんどの政党がマニフェストでこうした問題を取り上げているものの、次期政権での優先課題になるかどうかは疑わしい」とパルマス氏。 ゲルゼンキルヒェンの元炭鉱労働者ヘルツマナトゥスさんは、「私たちはこの穴から再び這い上がれる」と語る。かつては炭鉱の町といえばSPDの地盤であり、ヘルツマナトゥスさんも同党を支持していたが、だいぶ前からCDUに乗り換えた。 ヘルツマナトゥスさんは、彼がボランティアとして運営している炭鉱博物館の来館者に向けて、「グリュック・アウフ(Glueck auf)」という言葉を送る。炭坑の底で1日の仕事を終えた労働者の挨拶で、「無事に地上に上がれますように」という思いがある。 「グリュック・アウフ」。この言葉をドイツ経済に向けてもよさそうだ。 (翻訳:エァクレーレン)
焦点:低迷するドイツ、総選挙で「債務ブレーキ」に転機か 政府支出増を求める有権者 | ロイター
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「てらけん」が実践するゼロからのステップアップ
「てらけん」氏は、一般社団法人の協力のもと、ビジネススキルの向上やSNSマーケティングの自動化に取り組み、その結果、ゼロから月収100万円、200万円という目標を達成しました。特に彼の特徴は「やりたくないからこそ、先に片付ける」という考え方で、短期間で実行し、結果を出し続けること。これにより、家庭を持ちながらも時間���有効に活用できている点が「てらけん」の強みといえます。
「てらけんの参考にしたコンテンツはこちら」:てらけんYouTube動画リンク
・徹底的に学ぶ姿勢でゼロから成長
「てらけん」氏の成功のカギは、学びに対する徹底した姿勢です。ビジネスを開始した際、ゼロから知識を身に付けるために、信頼できる情報源からインプットし、試行錯誤を重ねました。初期段階ではSNSやマーケティングの基礎すら十分に理解していない状態でしたが、あくまで現場での実践にこだわり、得た知識を即座に実行に移し、成功と失敗を繰り返しながら次第に成果を積み重ねていきました。
また、彼が意識したのは、学んだ内容をスピーディーに行動に移すことで、ビジネスのペースを加速するということ。学んだ知識をすぐに試し、そのフィードバックからさらに改善を加えていくスタイルが「てらけん」氏のビジネススタイルの核となっています。
・「てらけん」流、効率的なタイムマネジメント
効率的なタイムマネジメントも彼の大きな特徴です。家庭を持ちながらビジネスに邁進する中で、業務の優先順位を見極め、不要な作業を切り捨てることに注力しました。この戦略により、家庭やプライベートの時間を確保しながら、ビジネスを成長させることが可能になっています。
特に「てらけん」氏は、「やりたくないことほど先に片付ける」という哲学を持ち、短時間での効率的な成果を生む方法に徹底してこだわってきました。「早く済ませて、次のタスクに移る」という彼の行動原則は、実際のビジネスシーンで高い成果を生んでいます。
「てらけんの参考にしたコンテンツはこちら」:てらけんYouTube動画リンク
・行動と結果を重視する「てらけん」流のマインドセット
「てらけん」氏は、「やらなければ始まらない」というシンプルながらも力強いマインドセットを持っています。新しい挑戦をするとき、未来の不確実性を恐れるのではなく、とにかく行動を重視。行動を起こしてから考えるというスタンスで、自らのビジネスを発展させてきました。この考え方は彼が成功する要因の一つであり、自己成長を支える重要な要素です。
さらに「てらけん」氏は、迷ったときは「まず一歩踏み出す」ことを強調しており、これこそが彼のビジネスを加速させる原動力となっています。動かないことには何も変わらない、という信念のもと、多くの失敗を恐れず挑戦する姿勢が、成果を生み続けています。
・模倣から始める「てらけん」のビジネスアプローチ
「てらけん」氏は、自分が目指すビジネスモデルに関して徹底的に模倣(トレース)することで、独自の戦略を築きました。この「TTP(徹底的にパクる)」アプローチを通じて、既存の成功事例を学び、できる限り短期間での成果を追求しました。彼にとって模倣は単なるコピーではなく、自分に合った形で再解釈し、改善しながら独自のビジネス手法を確立するためのステップだったのです。
模倣の力を生かし、自分流にアレンジしていくことで「てらけん」氏は短期間での成長を実現しました。成功者の戦略を参考にしつつ、模倣と改良を繰り返すことが彼の独自性を強化する��訣となっています。
・優れたマーケティング戦略と効果的な自動化
「てらけん」氏の成功には、マーケティング戦略と自動化の両面での取り組みが大きく寄与しています。SNSを活用し、自身のコンテンツを効果的に広めるとともに、業務を自動化することで、時間をより効率的に使えるようになりました。また、自動化された仕組みが稼働することで、収益の安定を図りつつ、自身はさらに新しいビジネスや成長のための投資に注力できるようにしています。
SNSを通じてターゲット層に的確に情報を届け、そこから得たフィードバックを活かして、さらなる改善を行う。この一連のサイクルが「てらけん」氏のビジネスを効率的に拡大していく要因となっています。
「てらけんの参考にしたコンテンツはこちら」:てらけんYouTube動画リンク
・人を活用することへの徹底した意識
「てらけん」氏は自身のビジネスにおいて、外部のリソースを積極的に活用しています。業務を自分だけで抱え込むのではなく、タスクを他人に振り分け、外注やチームメンバーに任せることで、本当に集中すべきことにエネルギーを注ぎます。このように人を巻き込みながら、コンテンツ制作やマーケティングの中心的な部分には自らが従事することで、より高い成果を引き出しています。
業務を他者に委託しながら、自らが主力となる部分にエネルギーを集中させることで、効率的に結果を出す。これもまた「てらけん」氏の重要な成功戦略の一つです。
・「てらけん」から学べること
「てらけん」氏のビジネスは、まさに「ゼロから成長」するプロセスを通じて得られた成果です。彼のマインドセット、行動、そして効率的な仕事の進め方は、副業やビジネスを始めたばかりの人々にとっても大いに参考になることでしょう。彼の成功の裏には、シンプルに見えるけれども実行が難しい「まず行動する」という心構えがあり、それこそが最も重要なポイントです。
彼のビジネススタイルは、挑戦を恐れず、目標を達成するまで努力を重ねるというシンプルながらも難易度の高い取り組みを続けることで、着実な成長を遂げてきたといえるでしょう。
・「てらけん」の今後とさらなる成長への期待
今後も「てらけん」氏は、ビジネスをより発展させるため、さまざまな挑戦を続けることでしょう。特に自動化やチーム活用を一層進化させ、さらなる収益と時間の効率化を目指していくことが予想されます。彼のこれからの活躍は、多くの起業家やビジネスマンにとっても良きモデルとなるはずです。
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本隊が撤退する際に「殿の兵の中から小部隊がその場に留まり、追ってくる敵軍と死ぬまで戦い、足止めする。そうして小部隊が全滅するとまた新しい足止め隊を退路に残し、これを繰り返して時間稼ぎをしている間に本隊を逃げ切らせる」という戦法。足止め隊はまさに置き捨てであり生還する可能性がほとんど無い、壮絶なトカゲの尻尾切り戦法である。 関ヶ原の戦いの際の島津軍では、所属した西軍方が崩壊して、周りが徳川家康方の敵だらけの中で陣を引くにあたり、300人程に減っていた兵数で敢えて敵前衛である福島正則隊を正面突破してから、捨て奸戦法を用いて伊勢街道経由で戦場から離脱を図った。「捨て奸」は敵に視認しづらくするのと、鉄砲射撃時の命中率向上の為に、退路に点々と配置しておいた数人ずつの銃を持った兵達を、あぐらをかいて座らせておき、追ってくる敵部隊の指揮官を狙撃してから槍で敵軍に突撃するものであった。徳川方の松平忠吉、井伊直政、本多忠勝らは島津隊を執拗に追撃したが忠吉と直政が重傷を負い、忠勝が落馬。直政はこのとき受けた傷がもとで病死に至ったと言われる。島津義弘らは養老山地を抜けて堺に至り、海路を経て薩摩へ帰���つくことができた。 高い銃の装備率と射撃の腕、さらに勇猛果敢な島津勢だからこそ効果的な運用が可能なこの戦法だったが、義弘の身代わりとなって甥の島津豊久、家老の長寿院盛淳ら多くの犠牲を出し、生きて薩摩に戻ったのは義弘を始めとした80余名であった。この島津の退き口で行われた捨て奸は、義弘や家老達に指名された者より志願者の方が多かったという。
捨て奸 - Wikipedia
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ところが民主党政権以降、 あまりの民主党政権の酷さをそれでも守り続けようとしたことで マスゴミの自民党政権に対する姿勢との露骨な違いが知られるようになったと思います。 特にネットの普及によって 過去の情報との比較が容易になりました。 自民党と民主党とのあまりの報道姿勢の違いが、 そのダブスタっぷりが誰の目にも ソース付きで分かる形になりました。 これでマスゴミの報道を信用しなくなった人が確実に増えたと思います。 また、マスゴミ自身の番組制作能力の低下も著しく、 マスゴミ側も旧来の視聴者ばかり相手にして視聴率を稼ぐ姿勢を強め その結果として若者のテレビ離れをマスゴミ自らが加速させています。 いまでもテレビは優秀な洗脳、扇動装置です。 ですが見てもらえない事にはその強力な効果を発揮できません。
朝日の中の人日本語の文章苦手説 | パチンコ屋の倒産を応援するブログ
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Medium と Substack を比較する人を何度も見かけますが、これは根本的な間違いです。確かに、どちらのサイトでも記事を書くことができます。また、どちらのサイトでもお金を稼ぐことができます。しかし、機能的にはどうでしょうか? 両者が提供するものはまったく異なり、その違いを理解していないと、どちらかで成長しようとしても大変なことになります。 ・Medium の場合— メンバーはサインアップして Medium に月額料金を支払い、好きなだけ読むことができます。これらの月額料金は、スタッフからライターまで、必要な支払いに充てられます。ライターは執筆のカタログを作成し、主にメンバーの閲覧数に基づいて支払いを受けますが、支払いに影響する他の要因もあります。たとえば、ブーストされたストーリーの支払い率はブーストされていないストーリーよりも高くなります。読者が Medium の友人で、月額料金が高い場合も、支払い率は高くなります。 ・Substack では、メンバーは Substack に支払いをしません。ライターが報酬を得るための資金源はありません。有料購読を有効にしている場合は、読者のポケットから直接支払われます。Substack の収入源は読者ではなく、あなたです。彼らは有料購読の 10% を差し引きます。そのため、彼らは Substack ネットワークで有料購読の露出を増やします。なぜなら、それが彼らの収入源だからです。あなたが上手かどうかは関係ありません。料金を請求すれば、彼らはあなたの料金の 10% を欲しがるので、露出を増やします。
Medium と Substack のどちらが優れているか? - Linda Caroll 著
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EVは、BYDとテスラ以外利益が出せていないし、先行したVWでは生産縮小のニュースが出ていましたね。 利益率では 去年まではテスラぶっちぎりの利益率だったのが 値下げ、また値下げで、今年から利益率はトヨタを下回ってしまいましたね。 トヨタ自動車の稼ぐ効率が高まっている。 2023年4~6月期連結決算の売上高純利益率は12.4%に高まり、米テスラ(10.8%)を8四半期ぶりに逆転した。 つまりこういうことですよね テスラ利益率 2022年 第3四半期 17.2% 第4四半期 16% 2023年 第1四半期 11.4% 1月値下げ 第2四半期 9.6% 4月値下げ 第3四半期 7.6% 夏にも値下げ テスラは受注残がゼロ(過剰生産)に近づくと値下げで回避してる動きが見えます。 利益を��らしても赤字よりマシ という動きです。
「ニッポンBEV出遅れ論」に見る大手メディアの節穴具合と実情 【短期集中連載:第一回 クルマ界はどこへ向かうのか】(ベストカーWeb)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース
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歌姫の術式 [単独禁区] は
術式範囲内の 歌姫本人を含む 任意の術師の
呪力総量 出力を一時的に増幅させる
Utahime’s crused technique is Solo Forbidden Area
Crused technique that increases the total amount of cursed energy by temporarily amplifying any sorcerer including herself in her range.

2. 呪術を
極めることは
引き算を
極めること
The mastery of sorcery is the mastery of reduction
3. 呪詞 掌印など
術式を構成あるいは
発動させるまでの
手順をいかに
省略することが
できるかで
術師の腕は決まる
Such as mastering chants, hand seals or other parts when activating curse techniques. Skipping steps determines a sorcerer's skill
4. しかし歌姫は 一切を省略しない
But Utahime doesn't ignore everything

5. 呪 詞
掌印
舞 (mai-miko)
楽 (gaku)
Chant, hand seal, dance, music

6. 術式を儀式として 昇華させることで 120%の効力を得る
By performing the ritual, the sublimation technique achieves 120% effectiveness.

7. 歌姫と同様に 一切の手順を 省略せず放���
200%の虚式
Similar to Utahime, he doesn't ignore all the steps
Releases 200% Hollow Purple

8. 前からやってた
掌印の省略は 完璧
Previously I had perfected skipping the hand seal

9. 歌姫先生の 準備が できるまで 時間を稼ぐよ!!
Buy time until Utahime-sensei can be ready!!

10. 呪力の”起こり”
“The Origin” of curse energy
11. 術式発動直前に 術師か 漲る呪力
Before the technique was activated, the sorcerer's curse energy increased

12. 領域展開直前 必中術式の 発動直前など
As the previous domain expansion hit the cruse technique had been activated in advance
13. 大技の発動前には必ず “起こり、がある
The previous technical ability activated it is definitely “The Origin”
14. 呪力効率が 高い五条も
例外ではなく
No exception, Gojo also has the effect of high curse energy.
15. 虚式 「花」となれば なおさら 尚更である
The Hollow Purple just keeps growing more and more

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DQM3体験版をやって
第1 はじめに
ポケモンのDLCもそこそこに、DQM3の体験版のプレイ時間が、気づけば70時間になってました。

実際にはリセットして検証とかもしてるのでもっとやってると思う。
過去のDQMのデータとか参考にしたいのにあまりにも情報が転がってない。やはりジオシティーズが奪われたのは人類にとって大きすぎる損失である。
70時間も何をやってたかって、配合に関するいろいろを調べて実験してたので、分かったことをまとめておこうと思います。ちなみにこれまでのみれしのDQM知識はGB版まで。
第2 配合システムの基本情報
まずはゲームをやれば分かることから。
Lv10以上の魔物を2体用意してモンじいのとこに行くと配合で きる。
性別は存在しないので好きな組み合わせで配合できる。
血統システムもなく、複数の候補から好きな種族を選んで子にできる。
スキルは両親の覚えていたもの、子が固有で持っているものから3つまで選べる。
既にスキルポイント(以下「SP」)を振られているスキルを引き継ぐ場合は、半分振られた状態で引き継ぐ。
既にSPを振っているスキルを引き継がない場合は、振ったSPの半分が未使用ポイントとして引き継がれる。
振っていないSPは半分が未使用ポイントとして引き継がれる。
上位スキルがある場合は、両親によって振られたスキルポイントの合計が、そのスキルの最大値以上であれば、子に習得させることができる。
組み合わせスキルの場合は、組み合わせ元スキルそれぞれについて、同じように最大値まで振られている必要がある。
種族に関する配合の組み合わせは攻略サイトにいっぱい出てるので省略。
第3 SP関連
SPは強力なスキルを3つそろえようとすると大体600以上必要になる。
レベルアップでもらえるSPはこんな感じ。この情報が乗ってるwikiとかが全然出てこないの何。
ちなみに、このもらえるSPは覚えているスキル数に依存するっぽい。つまり野生産はスキルを2つしか覚えていないので、SPはこの表の3分の2になる。
配合時のSP関連で気をつけるべきは、無闇に配合を繰り返してもSPが頭打ちになること。配合はLv10からできるわけだけど、配合産のLv10までで稼げるSPは39。野生産だと26。
これをひたすらかけ合わせ続けても、以下の通り第9世代くらいで頭打ちになる。レベルをもうちょっと上げれば上限は上がるけど。
もちろん普通に子同士、孫同士、ひ孫同士で配合すれば無限にSPは増えていく。ただし、この場合必要な第1世代たちがねずみ算式に増えていくので、自分の稼げる経験値と必要なSPを計算して配合計画を練った方がいい。
ところで、SPを引き継ぐ際の切り捨て処理は、未使用ポイントと使用済みポイントで別計算っぽいので、親のスキルには偶数ポイント振っておいた方が微妙に損が少なそう。
第4 初期ステータス関連
配合後の初期ステータスは親のステータスのみに依存する。具体的には「親の素ステの合計÷4」が子の各ステータスになる。この辺はGB版と同じかな。
ここで、素ステというのは、表示されているステータスから、スキル及びアクセサリーによって上昇した分を引いたステータスのことである。ちなみに種によって上昇した分は子のステータスにも反映される。
なお、ステータスはGB版と違い999を超えるので、子のステータスも500以上になる。
第5 ステータス上限関連
1 ステータスの上限とは
どうやら種族ごとにステータスの上限が決まっている。例えばいたずらもぐらであれば以下のとおり。
HP1330 MP300 攻撃力630 守備力560 すばやさ540 かしこさ400
捕まえた場所が違ってもステータス上限に差はない。ただしサイズが大き��れば守備力が少しあがり、かわりにすばやさが下がる。もっとも、合計は3760で変わらない。
※注:よって上記の守備力とすばやさの上限値として記載した数値は仮の数値である。
ちなみに、配合のときとかに見れる成長度とステータス上限はある程度相関してるっぽいけど、必ずしも一致しない。例えば攻撃力★3のキラーコーンと攻撃力★2のアントベアの攻撃力上限値がどっちも610。早く誰かwikiにまとめろ。
2 スキルやアクセサリーによる上限突破
スキルやアクセサリーによるステータス上昇は、種族ごとのステータス上限とは別計算なので、例えば上記のいたずらもぐらにこうげきアップ4をつけて200SP振れば、攻撃力は830まで上がるし、さらにちからのうでわ+を装備すれば850になる。
ただし、上記でも言及したとおり、この上昇分は配合時には無視される。
3 配合による上限突破
配合を行うことでステータスの上限が上がる。具体的なルールは難しいがだいたい以下のとおりだと思われる。
(1)親のレベルの平均分の数値がステータスに割り振られる。
親のレベルによってボーナスが加算される模様。 具体的にどういう組み合わせだとボーナスが加算されるのかはよくわからん。 親がLv32,32だと34ポイントでボーナスは2ポイントだったのに親がLv35,22だと31ポイントでボーナスが3ポイントだった? 計算が切り上げなのかとも思ったけど親がLv11,12だと11ポイントだったので他の計算と同様に切り捨てだとは思う。
(2)どのステータスに割り振られるのかは親の系統によるっぽい。
例えば、魔獣系ならMP、守備力、すばやさの3箇所。 どの系統がどのステータスに対応しているのかは要検証。誰か調べてくれ。 多分だけど、物質系が攻撃力、守備力、かしこさ 自然系がMP、守備力、かしこさ
(3)祖父母がいる場合、割り振られるステータスが更に増える。
どれくらい増えるのかは要検証。実験してみたけどよく分かんなかった。 祖父母がLv10,10,10,12で、親がLv10,10のときに21ポイント増えてた。 祖父母が片方のみでLv11,13で、親がLv35,22のときに47ポイント増えた。 親が野生産でLv35,22だと31ポイント増えるので祖父母効果で16ポイントも増えてる。増えすぎ。
4 キラキラによる上限突破
配合をしていると時々生まれてくる子にキラキラ光るエフェクトがつくことがある。これがつくと、ステータス画面のサムネ?にもキラキラマークがつく。このマークがつくと、どれか一つのステータスの上限が100上がる。
どのステが伸びるのかはランダムっぽい。
なお、配合前にセーブ&リセットを繰り返せば、キラキラがつくまで粘れる。キラキラがつく確率は5%程度という噂だが、体感もっと低い。仮に5%だとして、目当てのステにキラキラがつくのはその1/6(HPにはつかないのかもしれないけど。)だとすると、結構ダルいか。
第6 終わりに
もうちょっと細かく調べたいところなんだけど、明日からSAOLRの体験版が来るらしいのでそっちやります。
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ただ飲めばいい? メリットだけじゃないプロテインのデメリット
筋トレ好きな方、筋肉を今よりつけたい時に、筋肉増倍をサポートする代表的なものと言えばプロテインです。
ですが弊害やデメリットについて詳しく知らないという人も多いかもしれません。
体に悪いと言われたり、肝臓に負担をかける、そして糖尿病にも関係してくると言われています。
今回はそんなプロテインの摂取量や副作用、太ると言われる真偽についてまとめてみました。目次
筋トレ時に愛飲されるプロテイン
プロテインの種類
プロテインの種類1・ホエイ(乳清)
プロテインの種類2・ガゼイン
プロテインだけでは太らない
意外と怖い…プロテインのデメリット
意外と怖い…プロテインのデメリット1・肝臓や内臓に負担がかかる
意外と怖い…プロテインのデメリット2・尿路結石の危険性
意外と怖い…プロテインのデメリット3・糖尿病の関係性
プロテインの副作用と摂取のタイミング
プロテインの副作用や乳アレルギーについて
プロテイン摂取の最適なタイミング
最後に
関連
筋トレ時に愛飲されるプロテイン

プロテインと見聞きすると筋肉を増倍させたい男性が飲むものだと想像しません。
今では男性だけではなく、綺麗なボディラインを目指したい女性や健康意識を高く持った高齢者の人など様々な年齢層に愛されているのがプロテインです。
私たちの生活に浸透したプロテインは、それぞれの年齢層で必要な目標に向かってサポートしてくれる一つの役割を担っています。
今ではそんなプロテインは「タンパク質」のことを指し、筋肉を作る上で欠かせない栄養素になっています。
プロテイン��種類
プロテインに詳しくない人はプロテイン=一つのものと捉えていますが、プロテインにはホエイ(乳清)と呼ばれるものとカゼインという種類があります。
プロテインの種類1・ホエイ(乳清)
まずホエイはヨーグルトでもお馴染みの体への吸収が早いタイプのものになり、タンパク質を豊富に含んでいるだけではなく筋肉の分解を阻止するアミノ酸のBCAA、ビタミン、ミネラルといった栄養素も含んでいます。
ホエイはヨーグルトから出る透明の液体と同じものなので既に知っていたという人も多いでしょう。
ホエイは筋トレ後、すぐ栄養補給したいという場面に適しています。
よく言われる30分以内にタンパク質を摂ろうと言われる時に最適です。
プロテインの種類2・ガゼイン
一方でカゼインは、分かりやすく例えるならば牛乳を温めた際に表面に出る薄い膜がカゼインです。
ホエイは牛乳から乳脂肪分と固形タンパク質を除去したその残りのものを指しますが、このカゼインというものはホエイを生み出す際に除去した固形タンパク質から作ったもののことを指します。
ホエイと比較するとカゼインは体内に摂取してから4時間もの時間をかけてゆっくりと吸収されていくのが特徴です。
プロテインを初めてまだ日が浅いという人や、これからプロテインを始めるという人は上記のホエイとカゼインが一つにまとめられたタイプのプロテインを摂取すると効率が良いと思います。
素早く吸収するホエイと後からじっくり吸収されていくカゼインがお互いの手助けになり、より体にとってうれしい効果と言えると思います。
プロテインだけでは太らない

プロテインを始めると一度は耳にする「太る問題」ですが、結論から言えばプロテインのみで太ることはほとんど考えられません。
女性は特にプロテインで太ったという意見を言う人がいますが、それは日頃の食事をコントロールできていないためです。
厚生労働省は日本人が摂取すべき摂取量を定めており、20~30代の成人の人で1日60g。
運動していない人は体重1キロにつき1g計算になると考えで良いと思います。
更にダイエットや筋トレ、日頃からストイックな運動を常とするアスリートは、体重1キロにつき1.2~2.0gのタ���パク質が必要と言われています。
プロテインから摂取したタンパク質を普段の食事から差し引くことで上手なプロテインの摂取が可能になるため、個々の生活に合ったプロテインの量を厳守することが基本です。
また、プロテインにはダイエット中の人が嫌悪する糖質や脂質が含まれています。
プロテインで過剰摂取し、食事でも高カロリーなものを口にしていれば当たり前ですが太ることは避けられません。
しかし、プロテインにこういった糖質や脂質が含まれている理由には、運動や筋トレをした際にエネルギーとして糖質を活用する仕組みになっており、エネルギーが足りな��状態ではいくら筋肉増倍のためにタンパク質を摂取してもその筋肉を作るエネルギー源がないため十分な効果が得られるとは言えません。
筋肉アップする目的で糖質などが含まれているため、そういった部分も理解しながらプロテインの摂取がお勧めです。
また、プロテインが原因で太ってしまったと感じたら、まずは日頃の食事をヘルシーにしてみることが大切です。
意外と怖い…プロテインのデメリット
プロテインは筋肉増倍を意識している人でもしていない人でも関係なく常飲するという人も多くなってきましたが、そんな身近な飲み物だからこそ健康に被害はないのか心配になりませんか。
体をより元気にさせてくれるという点は誰もが周知している事実ですが、プロテインを使用するならば今一度その重要性やデメリットなどについて取り上げてみました。
意外と怖い…プロテインのデメリット1・肝臓や内臓に負担がかかる
プロテインの詳細を調べると必ず「プロテインは体に悪い」という情報が上がってきますが、何がどう体に悪いのか分からないという人が大半です。
ではなぜプロテインが体に悪いと言われているのかと言うと、その背景には「過剰摂取」が深く関係してきます。
普段人の体内に入ったタンパク質は、体の内部で合成と分解を繰り返しながら余ったものは分解を経て窒素に変化します。
この窒素を体外に排出するいわゆる尿にするためには肝臓や内臓の働きが必要不可欠で、分解の途中で不要になった窒素はアンモニアへと変わります。
アンモニアは体にとって有害なもののため、肝臓で害のない尿素に変えられた後に腎臓で尿として排出される仕組みになっています。
ところが、初めの過程で過剰なタンパク質を摂取してしまうとその後の過程もどんどん大変になってきてしまいます。
多くのタンパク質を多くの窒素に変換しなければならず、肝臓と腎臓などの内臓部分はフル稼働状態となってしまうため、このことから体に悪いといった情報が多いのかも知れません。
意外と怖い…プロテインのデメリット2・尿路結石の危険性
強烈な痛みでお馴染みの尿路結石とプロテインには何の関連性もなさそうですが、激痛を与える尿路結石の原因となるものには動物性タンパク質の過剰摂取も挙げられます。
特に多いシュウ酸カルシウム結石は、動物性のタンパク質を摂取することによって体内でシュウ酸や尿酸といった物質が増えるのですが、このシュウ酸はカルシウムと結合しやすい特徴を持っているためお腹の中でこの2つが結び付くことによって便になり排出されます。
また、腸で吸収が完全に行われなかったシュウ酸は尿になって排出されるのですが、この尿に含まれるカルシウムとシュウ酸が結び付いてしまうと尿管を詰まらせて��まう危険性はあると言えます。
意外と怖い…プロテインのデメリット3・糖尿病の関係性
神経障害や腎障害、網膜障害など人体に恐ろしい弊害を引き起こす糖尿病は、現代人には切っても切れない生活習慣病です。
血液がまるで砂糖水のような状態になり、血液の流れがドロドロになってしまうことで血管が傷ついてしまいます。
そんな怖い糖尿病と深く関わってくるのがご存じの通りインスリンです。
糖尿病を悪化させないためにも血糖値の急上昇は避けたいのですが、そのためには血糖値を下げる働きをするインスリンの分泌を活発にさせてあげなくてはいけません。
血糖値を下げるものはインスリンのみなのですが、そのインスリンを分泌させる物質はいくつか存在し、インクレチンという物質が小腸から分泌されて脾臓に作用し、インスリンの分泌を促してくれます。
糖尿病患者にとって日々の血糖値をコントロールすることは最も重要なことなので、朝起きて一番にプロテインを飲むことで血糖値を上手にコントロールさせることができます。
しかし、糖尿病というデリケートな体なので医師と相談の上試してみることが大切です。
プロテインの副作用と摂取のタイミング

プロテインを始める際に心配なのが副作用や摂取のタイミングです。
メリットばかりに注目されていますが、実際のところはまだ初めてもいない人にとっては未知の世界でしょう。
ではプロテインに副作用はあるのか、そして適切にプロテインを開始できるタイミングをご紹介します。
プロテインの副作用や乳アレルギーについて
口に入れるものは何にでも副作用が気になりますが、プロテインには副作用と呼べる弊害やデメリットはないと言えるでしょう。
子どもに与えてもまず問題ないプロテインですから、成人した大人が摂取しても多大な問題が発生するとは考えにくいです。
上記でもお伝えしましたが、プロテインを過剰摂取すると体に悪いという情報があるのですが、それも科学的データがしっかりと出ているわけではありません。
少なからず、肝臓や腎臓に負担がかかる人もいるという情報なので、内臓などに問題を抱えている人以外であればまず副作用の心配はしなくて良いと言えます。
しかし、乳アレルギーを持っている場合は注意が必要です。ホエイやカゼインが含まれるプロテインは、乳アレルギーの人にとって腹痛やアレルギー症状が出る可能性大です。
そもそも乳アレルギーはこのカゼインとホエイに含まれるβ-ラクトグロブリンという成分が影響すると言われており、この二つの成分は加熱で処理しようとしてもアレルゲン性の力が弱くなることはないのです。
そのため、乳アレルギーの人は大豆を原料とするソイプロテインを選ぶなどの工夫がお勧めです。
プロテイン摂取の最適なタイミング
プロテインを適切に摂取したいという人は、まず運動した後の45分以内と就寝前、そして朝食時の3段階に分けて摂取していきましょう。
運動直後のプロテインは有名ですが、その理由は筋肉を動かした直後の不足した栄養素の補給を行うためです。
特にアミノ酸は3倍も筋肉へ送られるため、疲労した体を回復させるために絶好のタイミングなのです。
また、就寝前は成長ホルモンの働きを促す目的で使用するため寝る前の30~1時間前には飲んでおくようにしましょう。
また、朝起きたとき人の体は水分も栄養素も不足している状態です。
そんな栄養不足の体には様々な栄養素が含まれるプロテインでしっかり補給してあげましょう。
最後に
プロテインを日頃から愛用している人もいれば、体に悪い点が気になって中々手を出せなかったという人もいらっしゃると思います。
しかし、プロテインはむしろ体に良い効果をもたらしてくれるものなので、過剰摂取は絶対に避け、適量を守って上手に活用してみてはいかがでしょうか。
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elements for sport cycling and elements required for competition cycling
先日、以前からある軽い(250g)リムの更に高性能版ができたとリム メーカーさんのお知らせがありました。
同じ断面形状で重量は-10gの240gで、歪み剛性が+7%強化されたそうです。
ただ、実はこれ⬇元の型が数年前から出ているマウンテン バイク用の製品で、それをロード用に転用したリムだったりするので、完全な新製品かと言われると「んーん、なんか微妙」って感じはしています。(^_^;
もちろんディスク ブレーキ専用、一見フックレス風で実際フックが有るのか無いのか微妙な形ですが、一応セミフックドのチューブレスという事になっています。
数年前のマウンテン バイク用リムの仕様が昨今のロード バイクのタイヤ規格にちょうど都合が好いのと、元の設計段階からリム ブレーキの事を全く考えなくてもいいなら、特に安全性を犠牲にしなくても軽くできる分かりやすい例かもしれません。
近い断面構造を持つ下記のアルミ合金製リムに比べると、凡そ半分くらいの重さ(コストは逆に倍以上違いますが…)で出来ている事が分かります。
実際、ここまで軽くするためにはリム自体にブレーキ ストレスが掛からないディスク ブレーキである前提が不可欠で、生地を固定するためのレジンも耐熱性より強度(重量)優先になり、ブレーキ圧縮に耐えるための部位の生地も不要になります。
とにかく軽いリムの車輪が軽快感があって好き!、という方にはオススメかもしれません。
但し、一般的なホビーサイクリストくらいの出力なら重量が2倍でも断面積が3倍くらいある大きなリムを使う方が、登りであってもタイム自体は速く走れる事が多いです。
或る意味では実際のタイムより「軽快感」を大切にされる方向けと言い換えてもいいかもしれません。
昨今のヒルクライム競技では前走者に張り付き(或いは集団化し)、ドラフティング状態を維持することでタイムを稼ぐケースもありますが、そういったドラフティング効果が大きくなる速度域では車輪に求められる要素も重量より流体力学的な効率性が優先されます。
ここ最近のロードやトライアスロンなどのエンデュランス系競技用に仕立てられた車輪は「軽快感」や「反応の良さ」は大して良く感じられなくても、実際にタイムを計ると大抵のケースで、まぐれでもひっくり返す事が難しいくらいの速度(タイム)差が得られる様になっています。
実走時の速度差を考えると、昔からある軽い車輪神話はヒトの脳が強く感じやすい身体感覚に大きな影響を受けた一種の信仰心に近い考え方なんかも…と思っていて、現代ではこの手の超軽量リムに対して、昔の様に速く走る為の道具と言うのがなかなか難しく、乗車時の身体感覚的な嗜好を満足させる為のリムじゃなかろうか、と考えています。
具体的にはフィジカルなフィードバック��明確に感じられる乗車時の操作感や加速時に受ける踏み応えなど、身体的に具体性のある感覚に関しては脳に繊細に強く印象付けられるのに対して、走行後に計測されるタイムに関しては走行中に知覚するのが難しい事との差の様なものでしょうか。
何れにしても身体感覚ほど繊細に時間の概念を知覚するのは多くの場合、難しい様です。
断面積の大きなリムのパッと見でそれらしく思われる理由としては流体力学的な優位性、つまり「エアロ」という部分で、一般的にそれは主に「ドラグの小ささ」を指している事が多いと思いますが、実際には横風を推進力に変える「帆走効果」が大きいと考えています。
単に正面方向からのエアロ ドラグを小さくするのであれば、リムの横幅を薄くすれば、それほど大きな断面積は必要とせず、高さが4cm前後もあれば、より大きな断面のリムと大して変わらないくらいにドラグを小さく出来るそうです。
この理屈を元にデザインされていたのが、高さ36~38mmくらいの昔のCFRP製リムで、細いチューブラータイヤでリム幅も負けず劣らず狭いリムが多かったですが、大して大きくもない断面積のわりに横風安定性があまり芳しくなく、突風に煽られるとエキスパート サイクリストでも走り難さを感じる事が多かった様です。
実際、横幅が薄いリムで断面積が小さいと横風を食らった時に風下になるリムの反対側で気流が剥離し易く、ドラグや不安定さにつながったり、帆走効果による推進力には殆んどなりません。
今回の元マウンテン バイク用リムみたいに横幅が広めでも高さは低いリムであれば、帆走効果は殆んど発生しない代わりに、横から突風を受けても極端な不安定さも起こし難くなり、強風下でも比較的素直な運転特性を得易くなります。
大きな断面積のリムが生み出すもう一つのメリットは、高い真円度と平面の保持性です。
自転車に限らず、車輪はどんな用途でもできる限り変形を少なく真円を維持できる方が小さな力で転がし続けられます。
軽くても断面積が小さく歪み剛性が低い車輪は、荷重が掛かる事によって真円度や平面を保持するのが難しくなり、結果として車輪を転がすのに大きな力が必要となります。
この二つの問題をクリアしやすい荷重あたり必要なリムの断面積の閾値は概ね把握できていて、そこから外れると重量の軽さが乗車感覚の反応の良さとは別に速度の優位性に繋がらない事が出てきます。
これはどちらが優れているか、という問題ではなくて、それぞれ個人の嗜好によって優先すべき要素(最適化の方向性)が違ってくるという話です。
競技用の道具として実際にタイムを削りたいのか、乗り手の身体感覚を満足させられる気持ちの良いサイクリング体験を優先したいのか、既にモータースポーツなどでは一般的な考え方で、レーシングカーとスポーツカーは全く別の哲学でデザインされています。
レーシングカーは快適性や爽快感よりも実際のタイム短縮に繋がる要素を(車両規定のグレーゾーンも含めた範囲内で)優先しますが、スポーツカーは運転する楽しさを優先にデザインするのと似ていると言えそうです。
そういう意味では今回の超軽量リムは、昔であれば「ヒルクライム決戦用」などと謳われて車輪の形にされると思いますが、現代では「純粋なスポーツ サイクリング用」と考えられると、より現実に即していると言えるかもしれません。
それは必ずしもロード サイクリングでの走行速度の向上とは繋がらないかもしれないですが、軽さは「走る、曲がる、止まる」全てにおける反応の良さに直結する要素なので、乗り手に必要な剛性バランスさえ確保できれば、よりキビキビと反応してスポーツ感覚を刺激し満足させやすい車輪に繋がると考えています。
特に慣性モーメントが小さな(外周部が軽い)車輪では、加減速、旋回の開始や収束、全ての動作に対して、より素早いリアクションを可能にします。
タイムや速度を計る事よりも、一瞬一瞬での車体操作に対して、自身の手足の延長の様に感じられるリニアな反応が、ずっと楽しいと感じられるサイクリストに対しては一般的なロード競技用にデザインされた車輪よりも満足感の高いサイクリング体験を実現できるのではないでしょうか。
市販の完成車輪だと適当な例がなかなか思い付き難いですが、一般的な長距離を、或いは長時間走るロード競技ではなく、広いスペースにパイロンなどを配置して急な加減速と旋回動作を繰り返すジムカーナの様な競技をするのに適した車輪であれば、乗り手の意思により素早く反応する車輪と言えそうです。
一貫性のあるタイヤのグリップを確保する事と、より鮮明な路面状況把握の為の剛性バランス、最短の反応時間で加減速や旋回動作を表現できる代わりに操作をミスれば、それも容赦なくダイレクトに表現される、遊びが少なく鋭利な乗車感覚を要する車輪を作るにも都合が好いリムかもしれません。
長時間、長距離を楽に速度を維持するのに適しているとは言い難い特徴ですが、乗り手の操作に対してより素早く忠実に反応する、と言う意味に於いては純粋なスポーツ指向とも言えます。
いつもの様にまた蛇足で恐縮ですが、ロード バイクでジムカーナが適当であるかどうかは別としても、そういった比較的短距離、短時間で楽しめる、加減速や旋回、荷重移動など運転技術の巧拙も含めて競えるミニ レースがあっても面白いのではないか、と以前から思っています。
マウンテン バイクでも目の前で全てが完結するシンプルなスラロームや4Xなどの競技がありましたが、友人や家族で一緒に見に来て応援し易いなど、そういった要素があるロード バイク向けに出来そうな競技ってあっても面白そうではないでしょうか。
例えばレーシング カート用のミニ コースの様な回転半径(R)が小さくタイトなレイアウトで少人数づつの勝ち抜きロード スプリント競争とか、荷重移動も含めた運転技術だけでなく、ターンでのラインどりや、他者との位置どり、ツーリングや公道走行だけではなかなかチャレンジし難い経験も比較的低速で安全にトライできそうな…んーん、どうしてもすぐ話しがコース アウトしがちで申し訳ないです。<(^_^;
尤も、スホーツ サイクリングって競技が全てという訳でもないですし、距離や乗車時間の長短など、その楽しさ面白さとはまた別な話しで、走行そのものだけでなく、景色や風景、道中に立ち寄る場所、それらの経験を共有する仲間など、貴重な思い出となるかもしれない時間を作る為の道具の一つでしかありません。
それぞれの乗り手に必要な要素にも違いがあっていいと思って、いつもお施主の希望を可能な限り構造化できる様に…と考えながらデザインを心掛けています。
そんな大切な時間をつくれるかもしれない道具のほんの一部ですが、作り手として参加させていただけたら嬉しいです。(^-^)
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パチョン山(チリ北部)の標高2650m地点に建造されたルービン天文台は、アメリカ国立科学財団やアメリカエネルギー省、民間の寄付者などによる資金提供を受け、総額8億ドル(約1160億円)を費やして建造されました。ルービン天文台は口径8.4mという巨大な可視光線望遠鏡を持っており、1回の撮影で満月45個分に相当する領域を撮影することができます。 各撮影地点ごとに、重さ3トンで車ほどの大きさのカメラが-100℃に冷却された189個の光センサーアレイで視界を記録し、3200MP(メガピクセル)という超鮮明な画像を撮影することが可能。各画像は30秒の露出時間で撮影することができ、望遠鏡は滑らかに回転してわずか5秒未満で別の視野に移動するとのこと。Scienceは、「この巨大な望遠鏡はスピードを重視して作られているのが一目瞭然です」「ノートPCのボタンを押すとそびえ立つ望遠鏡が動き出し、すぐに薄い油膜の上で楽々と回転し始めました。望遠鏡のサイクロプスのような目が上下に傾き、ドームが回転するたびにモーターが静かなうなりを上げます」と説明しています。
ルービン天文台はその広視野と高速移動により、わずか3晩でチリから見える全天のパッチワーク画像を構築することができます。この全天撮影を何度も繰り返し、新しい画像を以前の画像と比較することにより、さらなる観測を必要とする天体を検出することが可能です。撮影された画像はアメリカ・カリフォルニア州にあるSLAC国立加速器研究所の画像処理センターに送信され、撮影から1分以内に画像1枚あたり最大1万個のアラートを発するとのこと。SLAC国立加速器研究所は、1晩で最大1000枚の画像を処理することができるそうです。 SLAC国立加速器研究所のアラートは天体の正体を特定することはなく、代わりに天文学コミュニティが開発したソフトウェアがアラートの分析を引き継ぎます。「alert brokers(アラートブローカー)」というこのソフトウェアが、データに基づいてアラートの分類を行い、緊急の追加観測が必要な天体を特定して、場合によっては世界中のロボット望遠鏡に追加観測リクエストを自動送信する仕組みです。
ルービン天文台は毎晩20TB(テラバイト)もの画像データを生成しており、観測開始から1年後にはルービン天文台が蓄積したデータ量が、これまでに生成されたすべての光学天文学データを上回ると予想されています。ルービン天文台の本格的な観測は2025年中に開始される予定で、5月の時点では職員らが毎晩の撮影に必要な手順を練習したり、カメラなどの微調整を行ったりしていたとのこと。
カリフォルニア大学デービス校の天文学者で、ルービン天文台の主任科学者であるトニー・タイソン氏は、ルービン天文台の構想を25年以上前に思いついたと語ります。当時、ベル研究所で光学的に観測できない暗黒物質(ダークマター)について研究していたタイソン氏は、ダークマターの重力が遠方の銀河を撮影した画像に及ぼすゆがみを基に、ダークマターの分布をマッピングしたいと考えていました。 「弱い重力レンズ効果」と呼ばれるこの手法を実現するためには、遠方の銀河を観測できるほど高感度なカメラが必要です。そこでタイソン氏らの研究チームは、当時としては驚異的な400万画素(4MP)のチップを開発し、チリのセロ・トロロ汎米天文台にあるビクター・M・ブランコ4m望遠鏡に設置しました。
ある晩、ビクター・M・ブランコ4m望遠鏡のコントロールルームにいたタイソン氏は、ダークマターの探索には広範囲の光を一度に捉える広視野望遠鏡を使う方が効率的だと気付きました。タイソン氏は、世界最大級の望遠鏡に使われる「鏡」を製造してきたアリゾナ大学の天体物理学者ロジャー・エンジェル氏とチームを組み、8.4mの主反射鏡と2枚の集光鏡を使う方法を考案しました。
2001年には「ダークマター望遠鏡」と名付けた計画が承認され、建設が進んだ2021年には、2016年に亡くなった天文学者
ヴェラ・ルービン
にちなんで「NSFヴェラ・C・ルービン天文台」と改称されました。ルービンは銀河の回転速度を観測することで、銀河には天体の総質量を上回るダークマターが存在することを示した人物です。
ルービン天文台の構造を図示するとこんな感じ。緑の部分は稼働するマウント部となっており、油膜の上に浮かんでいる状態です。
真ん中にある主鏡は8.4mほどで、110億年前の銀河を観測することができます。
リング状の主鏡を、異なる形状の第2、第3の鏡を囲む仕組みとなっています。この独特な3枚の鏡を用いる光学システムにより、視野全体にわたってゆがみのない画像を撮影できるとのこと。
8.4mの主鏡がどのようにコーティングされたのかは、以下のYouTube動画を見るとよくわかります。 Coating of Rubin’s 8.4-meter Primary/tertiary Mirror Timelapse (English) - YouTube
中央に見えるのが、主鏡の素材であるガラスです。
まずはガラスを洗浄して乾かし、ホコリなどを取り除いてからコーティング用のチャンバーに運び込まれます。
チャンバーは閉じられ、中の空気を抜いて真空状態にされます。
まずは反射面をガラスに密着させるためのニッケルクロム鋼の層が作られます。
続いて反射面である銀のコーティング。
3つ目の層は再び接着用のニッケルクロム鋼。
最後に窒化ケイ素の保護層が作られます。
4.5時間にも及ぶコーティングプロセスの末、巨大な主鏡が完成しました。
近くで見るとこんな感じ。
ルービン天文台では以下のような天文学的成果が期待されています。 ◆ダークエネルギーの探査 プロジェクトの開始当時はダークマターの観測が主眼に置かれていましたが、その後は宇宙全体に浸透しているとされるダークエネルギーに焦点が移っています。ダークエネルギーもダークマターと同様に弱い重力レンズ効果で推測可能であり、これには膨大な数の銀河を観測しなくてはなりません。2013年~2019年にかけてビクター・M・ブランコ4m望遠鏡で実施された探査では数十万個の銀河が観測されましたが、ルービン天文台では200億個もの銀河を観測する予定だとのこと。 ◆銀河の形成と進化に関する研究の進展 ルービン天文台は膨大な数の銀河を観測することができ、その中にはこれまで観測できなかったような暗く、遠方にある銀河も含まれます。遠方にある小さな銀河が合体し、成長していく様子を観測することで、銀河の形成過程に関する理解が深まることが期待されています。 ◆超新星の発見やキロノヴァの観測 ルービン天文台は近距離のものから遠距離のものまで、あらゆる銀河において毎晩数千個の超新星を検出すると期待されています。また、中性子星同士や中性子星とブラックホールといった高密度の天体同士が融合して発生するキロノヴァというまれな現象も、ルービン天文台によって観測できる可能性があるとのことです。 ◆新たな太陽系天体の発見 クイーンズ大学ベルファストの惑星科学者であるメグ・シュワンブ氏らは、ルービン天文台が小惑星帯の天体を370万個、海王星の外側にある天体を3万2000個、地球近傍小惑星を9万個発見すると予測しています。また、太陽系外縁にあるとされるプラネット・ナインという仮説上の大型天体も、ルービン天文台が発見できるのではと期待されています。
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「おにぎりを買うのをためらう」「バス代が30円上がりしんどい」都内の大学にある学生食堂では、物価高などで経済負担が重くのしかかる学生たちの切実な声が聞こえました。教育費の公的支出割合がワースト3位の日本。各党はどんな教育支援策で応えるのでしょうか。 格安の“応援ランチ”に行列 経済負担増す学生の声 午前11時前、専修大学の食堂にできた長蛇の列。その目当ては、ハンバーグにメンチカツ、デザートまで、650円相当のメニューを300円で食べられる人気の「応援ランチ」です。 大学生(1年) 「300円ですごくお得でありがたいなと思います。お財布に優しい」 大学生(3年) 「めちゃくちゃ得した感があります」 早い日には15分ほどで売り切れるという応援ランチ。破格の値段で販売される訳は… 専修大学 学生厚生部 新生真人さん 「経済支援の一環として、ひとり暮らしや最近は物価の上昇もあり、経済的な負担が大きいという声をよく聞くので」 ランチを楽しむ学生たちからも切実な声が聞かれます。 大学生(1年) 「バス代が上がって210円が240円になって、地味に毎日だとしんどいな」 大学生(3年) 「コンビニで買うおにぎりとかもだんだん値上がりしてて、少し買うのをためらう」 大学生(1年) 「食費かかるからご飯を抜いちゃいます。今日はこれ1食」 衆院選の投票日が迫る中、政治に何を求めるのでしょうか? 大学生(1年) 「奨学金を貸与で借りてます。月5万円。給付型(奨学金)を増やしてほしい。給付型をもらおうと思ってたんですけど、選考に落ちて」 大学生(1年) 「103万の壁をどうにかしてほしい。全然働けない」 教育無償化は? 奨学金打ち切りで困惑 こうした声が上がる中、各党がこぞって打ち出しているのが、教育の無償化。 衆院選の公約には、大学の授業料値下げや無償化、奨学金の拡充などが掲げられています。 ただ、公約の実現を待つ余裕はなく、東京大学では授業料の値上げが決まったばかり。学生を取り巻く環境は厳しさを増す一方です。 東京大学の学生(3年) 「実家が裕福ではないので、仕送りをする余裕がない。『奨学金とバイト代で生活してね』とずっと言われていて」 これまで家賃や生活費は奨学金とアルバイト代でまかなってきましたが… 東京大学の学生(3年) 「『9月にあなたの親の年収が奨学金の対象から外れたので、給付の奨学金は来月からない』と通知がきた」 10月から月4万円の給付型の奨学金が打ち切りに。授業料免除の対象からも外れ、授業料も全額自分で支払うことになりました。 東京大学の学生(3年) 「弟が私立の大学に通っていて、弟の授業料に親がかかりきりなので、僕はアルバイトを週6日に増やして、何とか学費を払おうとしている」 生活が困窮する中、進学への意欲は薄れていきました。 東京大学の学生(3年) 「大学1年生の時はすごく大学院に行きたいなと思っていたが、奨学金とアルバイトでという生活を3年間をしていると、お金がぎりぎりの状態で生活するのがすごく嫌だなと思ってしまって、大学院進学は割と3年の頭の段階で諦めて…」 その上で、衆院選の候補者に望むことは。 東京大学の学生(3年) 「高等教育の無償化というのはお願いしたい。それが無理なら103万の壁を撤廃して、奨学金を借りられない人でも学費が稼げるような環境を整えてほしい」 教育費の公的支出割合 日本はワースト3位 小川彩佳キャスター: 切実な思いを語っていましたが、日本の未来を支えていく若い方たちにこうした思いをさせてしまっていることが、日本の未来そのものの損失に繋がっていくということをもっと認識しなきゃいけないですね。 藤森祥平キャスター: 教育の無償化、世界を見てみましょう。主に先進国で構成されているOECDの加盟国のうち36か国について、公的支出の中で教育費がどれぐらい占めているかの割合をまとめました。 【公的支出の教育費割合】(OECD 2022年) 1位 コスタリカ 21% 2位 イスラエル 17% 3位 スイス 17% ︙ 6位 韓国 14% 7位 アメリカ 14% ︙ 34位 日本 8% 35位 イタリア 7% 36位 ギリシャ 7% トラウデン直美さん: 結構ショックですね。若い人にはお金を使いませんというふうにも受け取れてしまうので。私が学生だった頃、小・中・高・大のいろんな友達の話を聞いていると、「バイトで103万どうしよう」って言っている子が当時からすごく多くて。そこが結構壁として感じるんだなって。 あとは奨学金を借りていること。なぜ勉強に集中できる時期のはずなのに、お金のことばっかり気にしないといけないんだろうと、当時からすごく息苦しいなと感じてました。 小川キャスター: 世代の実感として感じていらっしゃるわけですね。どうしてこういったことになってしまっているのでしょう。 (株)日本総研主席研究員 藻谷浩介さん: 教育については昭和が続いてるような気がします。何となく僕らの世代は若い頃に国鉄分割民営化やソ連の崩壊とかいろいろあって、何でも民間の市場経済に任せるとうまくいくんだみたいなことが非常に強かった。 教育についても自分で学費が稼げる、奨学金がもらえるような人が受けたら効率が上がるんじゃないか、学生に競争させればいいんじゃないかみたいな。そういう考え方が明らかに広まっていて、今でも教育無償化は甘いみたいなことを考えている人が多いのではないか。役人でもいるんじゃないかと思います。 だけど、韓国やアメリカですら14%払っている。どんどん少子化しているので、教育のマーケットは縮んでいる。学生の数が減っていくわけですよ。同じ大学を維持しようとすると授業料を上げざるを得ない。市場経済に任せておくと当然、少子化するほど1人当たりの負担が増えちゃうんですよね。 だからこそ、ここは税金を使うべき。逆に市場経済に任せるべき企業や株式にそんなに補助金を入れないで、絶対市場でうまくいかない教育に入れるべきですよね。 高校授業料 自治体間格差も 藤森キャスター: 国だけではなく自治体が公的な支援をしている場合もありますが、自治体によって差が出てしまうというケースがあります。 東京都は2024年度から高校授業料の助成について所得制限を撤廃しました。 例えば東京都内の私立高校に通う場合、授業料の平均約48万円を上限に助成されることになりました。東京都内に住んでいる生徒は授業料が平均以下だと実質負担ゼロになる。 ただ同じ学校でも、他県から通う生徒については助成が対象外になるので授業料を払わなくてはならないという差が出る。 トラウデン直美さん: ちょうど学び盛りでいろんなことを吸収し、未来に希望を持って欲しい人たちにとってはノイズでしかないですよね。国や周りの大人が決めたことに振り回される。親御さんに申し訳ないと思っている人や、未来に不安を覚えている人もいるかもしれない。なぜ希望しかないはずの人たちがこういうシワ寄せを被らなければいけないのだろうと、すごくモヤモヤしますね。 小川キャスター: それも自治体の政策の差によって格差が生まれてしまっているわけですよね。 藻谷浩介さん: 地方分権の中で、国がやらないことを自治体が自由に上乗せできるようになって、この20年ぐらいでずいぶんいろんな工夫がなされた。その結果こういう差ができているんですが、考えてみると国の決めている最低限が低すぎる。実際この問題で困っているということは、直接僕も聞きます。奨学金を就職してからも返しきれず、物が買えないから景気が悪くなるっていうこともある。 自治体の競争の結果これぐらいは必要だとわかったので、国の最低限をあげなきゃいけませんよね。でも選挙の後に、「これは国民の声だ」と即刻霞が関の人たちも他のところのお金を削って教育に回さなきゃいけないと思うんですよ。そうしないと本当に国がなくなっちゃいますよね。 投票まで4日 各党の教育支援策を比較 小川キャスター: 若者への教育支援について衆院選で各党はどのような政策を掲げているのか、公約を見ていきます。 藤森キャスター: 一部抜粋という形でご紹介します。 <自民党> 高校無償化の拡大・高等教育の大胆な無償化 <立憲民主党> 高校の授業料完全無償化・国公立大学の授業料無償化 <日本維新の会> 幼児~大学院まで全課程での無償化 <公���党> 高校授業料の実質無償化・2030年代の大学等の無償化 <共産党> 高等教育の無償化・直ちに大学等の授業料を半額に <国民民主党> 幼児~高校教育までの授業料完全無償化 <れいわ新選組> 大学院までの教育無償化 <社民党> 高等教育まで教育費を無償化 <参政党> 教育クーポンの導入 などの支援策を打ち出していこうとしています。 こうした教育の無償化は負担���軽減するという政策に並んでいるものの、財源の確保については議論が深まっていないのが実情。実現していくための道筋がはっきりしていないという点は大きな課題として残されています。 若者への教育費の公的支出どう考える? みんなの声は NEWS DIGアプリでは『教育費』について「みんなの声」を募集しました。 Q.若者への教育費の公的支出 どう考える? 「大幅に増やすべき」…56.9% 「多少は増やすべき」…28.6% 「現状のままでいい」…7.0% 「減らすべき」…4.6% 「その他・わからない」…2.9% ※10月23日午後11時18時点 ※統計学的手法に基づく世論調査ではありません ※動画内で紹介したアンケートは24日午前8時で終了しました。 ========== <プロフィール> 藻谷浩介さん (株)日本総研主席研究員 著書「デフレの正体」 NYコロンビア大学ビジネススクール卒業 トラウデン直美さん 慶応大学法学部卒 環境問題やSDGsについて積極的に発信
「おにぎりを買うのをためらう」格安応援300円ランチに長蛇の列 「給付型奨学金が打ち切りに…」学食で聞く大学生が政治に望むのは ?各党の教育支援策を比較【news23】 | TBS NEWS DIG (1ページ)
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(小泉進次郎氏の「リース」発言に「素人にも分かることが農水相には分からないんだ」73歳落語家(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュースから)
変な疑問に晒されていることがあまりに多いので実現性をAIに聞いてみた。
小泉進次郎元環境大臣の農業機械リースに関する発言と、それに対する疑問や実現性についてですね。非常に的を射たご質問だと思います。
結論から言うと、農業機械のリースやシェアリングという考え方自体は**「すでに存在し、一部では有効に機能しているが、それを全国的な解決策として大規模に展開するには非常に大きな課題がある」**というのが現状です。
以下に、発言がなぜ疑問視されるのか、そして実現性の程度について具体的に解説します。
1. 小泉大臣の発言が「変な疑問」に晒される背景
小泉氏の発言が農業関係者や事情に詳しい人から批判や疑問の声を受けたのは、主に以下の理由によります。
① 「今さら何を?」という既視感
農業機械の共同利用やレンタルは、全く新しいアイデアではありません。
JA(農協)の農機バンク:多くのJAでは、高価な大型機械(コンバイン、田植え機など)を共同で購入・管理し、組合員に貸し出す「農機バンク」や「レンタル事業」をすでに行っています。
民間のレンタル会社:建設機械などと同様に、農業機械専門のレンタル会社も存在します。
集落営農組織:地域の農家が共同で組織を作り、機械をシェアして農作業を行う形態も全国にあります。
つまり、「リース」という新しい言葉を使っていますが、実態としては昔からある「共同利用」や「レンタル」と何が違うのか、具体性が乏しいため、「現場を知らない人の思いつきではないか」と見られてしまったのです。
② 農業現場の「リアル」との乖離
これが最も大きな批判点です。農業は自然相手の仕事であり、作業のタイミングが命です。
作業時期の集中(ピーク問題):田植え、稲刈り、農薬散布などの主要な作業は、天候や作物の生育状況によって「この数日間しかない」という非常に短い期間に集中します。
「借りたい時」が全員同じ:地域の農家は皆、同じタイミングで田植え機やコンバインを必要とします。「晴れた週末」に予約が殺到するのは目に見えています。自分が使いたいときに機械が借りられなければ、収穫量が落ちたり、品質が劣化したりして死活問題につながります。
機械の移動と清掃の手間:大型の農業機械を公道で移動させるのは大変です。また、他の田畑の土や病害虫を持ち込まないよう、使用後には念入りな洗浄が必要で、これも大きな負担となります。
「必要な時にすぐ使えないかもしれない」というリスクは、農家にとって受け入れがたいものです。自分の機械なら、天候の急な変化にも対応して、夜間や早朝に作業することもできます。
2. 農業機械リースの実現性
では、実現性はどの程度なのでしょうか。メリットと課題に分けて考えてみましょう。
【実現性を高める要因・メリット】
初期投資の大幅な削減
数百万円から一千万円以上するコンバインやトラクターを個人で所有する必要がなくなり、新規就農者や小規模農家の参入障壁を下げることができます。
高性能・最新鋭の機械の利用
個人では手が出ないような、GPSを搭載したスマート農機や大型で高効率な機械を利用できる可能性があります。これにより生産性の向上が期待できます。
維持管理コスト・手間の削減
機械のメンテナンス、修理、保管場所の確保といった負担から解放されます。これは特に高齢化が進む農家にとっては大きなメリットです。
【実現を阻む課題・デメリット】
作業時期の重複問題(最大の壁)
前述の通り、需要が特定の時期に集中するため、十分な台数を揃えなければシステムが機能しません。しかし、台数を揃えすぎると、稼働しない期間の維持コストが膨らみ、リース料金が高騰するというジレンマに陥ります。
運営主体の問題
誰がこのリース事業を運営するのか。JAがさらに拡充するのか、新たな民間企業が参入するのか、行政が主導するのか。いずれにせよ、機械のメンテナンス、予約管理、配送、料金回収など、高度な運営ノウハウと資本が必要です。
責任の所在と品質管理
使用中の故障は誰の責任か、燃料補充や清掃は誰が行うのか、といったルール作りが不可欠です。前の利用者が清掃を怠った機械を使いたがる人はいません。
地域・作物ごとの多様性
中山間地と平野部では必要な機械のサイズや種類が異なります。米、麦、野菜、果樹でも使う機械は全く違います。全国一律のモデルを作るのは非常に困難です。
結論と今後の可能性
小泉大臣の発言は、農業が抱える「高コスト構造」という課題に光を当てた点で意義があったかもしれません。しかし、その解決策として提示された「リース」という言葉が、現場の実態を十分に踏まえていなかったために、多くの批判を招きました。
農業機械のシェアリングの実現性を高めるためには、以下のような方向性が考えられます。
DX(デジタル技術)の活用:AIによる需要予測や最適な配車ルートの計算、スマホアプリでの簡単な予約・決済システムなどを導入し、運営を徹底的に効率化する。
対象を特化する:日常的に使うトラクターなどではなく、ドローンや収穫ロボットなど、個人所有が難しい「最先端・高額機械」に特化してシェアリングを行う。
強力なオペレーション拠点:単に機械を貸し出すだけでなく、メンテナンスや運搬、さらには作業代行まで含めた「総合サービス拠点」を地域に整備し、プロが運営する。
つ���り、「ただ機械を貸し借りする」という単純なモデルではなく、テクノロジーと専門的な運営体制を組み合わせた、高度なサービスモデルを構築できるかが、今後の実現性の鍵を握っていると言えるでしょう。
ここから追記
前向きに捉えることが難しいな。それでも何もしないよりはましなのだろうか。
おっしゃる通りです。「前向きに捉えることが難しい」と感じられるのは、非常に自然な感覚だと思います。現場の実態や課題を知れば知るほど、単純な解決策に聞こえてしまい、楽観的にはなれないですよね。
その上で、「それでも何もしないよりはましなのだろうか」という問いは、この問題の本質を突いています。これには、功罪両面があると考えられます。
「何もしないよりはマシ」と言える側面(功)
問題提起としての価値
農業に詳しくない多くの国民や他の政治家に対して、「日本の農業は、個人が数百万〜一千万円もする機械を買わないと成り立たないほど高コスト構造なのだ」という課題を広く知らしめる効果はありました。普段、農業問題に関心のない層に届いたという点では、全くの無風よりは良かったかもしれません。
議論のきっかけになる
この発言をきっかけに、「なぜ農業機械のシェアは進まないのか?」「JAの農機バンクにはどんな課題があるのか?」「海外ではどうしているのか?」といった、より具体的で本質的な議論がメディアや専門家の間で交わされるようになりました。不完全な問題提起が、結果として議論を深める呼び水になることはあります。
政策化への一歩
大臣クラスの政治家が言及することで、関連省庁が「スマート農業技術を活用したシェアリングモデルの実証実験」などに予算をつけやすくなる、という側面は否定できません。現場からボトムアップで声を上げるだけでなく、トップダウンでテーマが設定されることで、物事が動き出すきっかけになる可能性はあります。
「何もしない方がマシだった」と言える側面(罪)
現場の士気低下と政治不信
最も大きな罪は、すでに長年、地域で機械の共同利用やレンタル事業に真摯に取り組んできた農家やJA関係者の努力を軽んじ、彼らの士気を下げてしまったことです。「現場を知らないくせに」という不信感は、今後の政策推進において大きな障害となります。
議論の空転
現実離れした提案に世間の注目が集まることで、本来議論すべきもっと地に足のついた課題(例:農産物価格の安定、耕作放棄地対策、農地の集約化など)から人々の関心が逸れてしまうリスクがあります。
誤った処方箋への懸念
もしこの「リース案」が具体性のないまま政策として強引に進められた場合、実態に合わない補助金事業が生まれ、現場を混乱させるだけに終わる可能性もあります。
結論としてどう考えるか
「何もしないよりはマシか」という問いへの答えは、**「発言をどう受け止め、次につなげるか次第」**と言えるかもしれません。
**単なる思いつきとして批判して終わるなら、「何もしない方がマシだった」**でしょう。現場との溝が深まるだけです。
しかし、この発言を**「日本の農業が抱える構造問題を考えるスタート地点」と捉え、「では、なぜリースが難しいのか?」という問いを深掘りしていくならば、「結果的に何もしないよりはマシだった」**と言える未来が来るかもしれません。
この発言が浮き彫りにした本当の課題は、「機械をどう共有するか」という手段の問題ではなく、
なぜ、皆が同じ時期に作業せざるを得ないのか(品種や作期の多様化はできないか)
なぜ、農地がバラバラで機械の移動が大変なのか(農地の集約は進められないか)
なぜ、そもそも農家は高額な機械を自腹で買わなければならないのか(農業経営が成り立つ価格形成はできないか)
といった、より根深く、大きな**「農業の構造問題」**です。
小泉氏の発言は、その大きな課題への入り口を、意図せずして多くの人に示してくれたのかもしれません。そう考えると、少しだけ前向きな意味を見出すこともできるのではないでしょうか。
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