#南通支云
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汚辱の日々 さぶ
1.無残
日夕点呼を告げるラッパが、夜のしじまを破って営庭に鳴り響いた。
「点呼! 点呼! 点呼!」
週番下士官の張りのある声が静まりかえった廊下に流れると、各内務班から次々に点呼番号を称える力に満ちた男達の声が騒然と漠き起こった。
「敬礼ッ」
私の内務班にも週番士官が週番下士官を従えて廻って来て、いつもの点呼が型通りに無事に終った。辻村班長は、これも毎夜の通り
「点呼終り。古兵以上解散。初年兵はそのまま、班付上等兵の教育をうけよ。」
きまりきった台詞を、そそくさと言い棄てて、さっさと出ていってしまった。
班付上等兵の教育とは、言い換えれば「初年兵のビンタ教育」その日の初年兵の立居振舞いのすべてが先輩達によって棚卸しされ、採点・評価されて、その総決算がまとめて行われるのである。私的制裁をやると暴行罪が成立し、禁止はされていたものの、それはあくまで表面上でのこと、古兵達は全員残って、これから始まる凄惨で、滑稽で、見るも無残なショーの開幕を、今や遅しと待ち構えているのであった。
初年兵にとつては、一日のうちで���も嫌な時間がこれから始まる。昼間の訓練・演習の方が、まだしもつかの間の息抜きが出来た。
戦闘教練で散開し、隣の戦友ともかなりの距離をへだてて、���に身を伏せた時、その草いきれは、かつて、学び舎の裏の林で、青春を謳歌して共に逍遙歌を歌い、或る時は「愛」について、或る時は「人生」について、共に語り共に論じあったあの友、この友の面影を一瞬想い出させたし、また、土の温もりは、これで母なる大地、戎衣を通じて肌身にほのぼのと人間的な情感をしみ渡らせるのであった。
だが、夜の初年兵教育の場合は、寸刻の息を抜く間も許されなかった。皓々(こうこう)とした電灯の下、前後左右、何かに飢えた野獣の狂気を想わせる古兵達の鋭い視線が十重二十重にはりめぐらされている。それだけでも、恐怖と緊張感に身も心も硬直し、小刻みにぶるぶる震えがくるのだったが、やがて、裂帛(れっぱく)の気合
怒声、罵声がいり乱れるうちに、初年兵達は立ち竦み、動転し、真ッ赤に逆上し、正常な神経が次第々に侵され擦り切れていった。
その過程を眺めている古兵達は誰しも、婆婆のどの映画館でも劇場でも観ることの出来ない、スリルとサスペンスに満ち溢れ、怪しい雰囲気につつまれた素晴しい幻想的なドラマでも見ているような錯覚に陥るのであった。幻想ではない。ここでは現実なのだ。現実に男達の熱気が火花となって飛び交い炸裂したのである。
なんともやりきれなかった。でも耐え難い恥辱と死につながるかもしれない肉体的苦痛を覚悟しない限り抜け出せないのである。ここを、この軍隊と云う名の檻を。それがあの頃の心身共に育った若者達に課せられた共通の宿命であった。
この日は軍人勅諭の奉唱から始まった。
「我ガ国ノ軍隊ハ代々天皇ノ統率シ賜ウトコロニゾアル……」
私は勅諭の奉唱を仏教の読経、丁度そんなものだと思っていた。精神が忘れ去られ、形骸だけが空しく機械的に称えられている。又虐げられた人々の怨念がこもった暗く重く澱んだ呻き、それが地鳴りのように聞こえてくるそんな風にも感じていた。
勅諭の奉唱が一区切りついたところで、一人の古兵が教育係の上等兵に何か耳うちした。頷いた上等兵は、
「岩崎、班長殿がお呼びだ。すぐ行けッ」
全員の目が私に集中している。少くとも私は痛い程そう感じた。身上調査のあったあの日以来、私は度々辻村机長から呼び出しをうけた。あいつ、どうなってんだろ。あいつ班長殿にうまく、ゴマすってるんじゃないか。あいつ、俺達のことを、あることないこと、班長殿の気に入るように密告してるんじゃないか。同年兵も古兵達も、皆がそんな風に思っているに違いない。私は頑なにそう思い込んでいた。
つらかった。肩身が狭かった。
もともと私は、同年兵達とも古兵達とも、うまくいっていなかった。自分では余り意識しないのだが、私はいつも育ちや学歴を鼻にかけているように周囲から見られていたようである。運動神経が鈍く、腕力や持久力がからっきし駄目、することなすことがヘマばかり、ドジの連続の弱兵のくせに、その態度がデカく気障(きざ)っぽく嫌味で鼻持ちがならない。そう思われているようだった。
夏目漱石の「坊ちゃん」は親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしていたと云うが、私は生まれつき人みしりのする損なたちだった。何かの拍子にいったん好きになると、その人が善人であれ悪人であれ、とことん惚れ込んでしまうのに、イケ好かない奴と思うともう鼻も引つかけない。気軽に他人に話しかけることが出来ないし、話しかけられても、つい木で鼻をくくったような返事しかしない。こんなことではいけないと、いつも自分で自分を戒めているのだが、こうなってしまうのが常である。こんなことでは、同年兵にも古兵にも、白い眼で見られるのは至極当然内務班でも孤独の影がいつも私について廻っていた。
あいつ、これから始まる雨霰(あめあられ)のビンタを、うまく免れよって――同年兵達は羨望のまなざしを、あいつ、班長室から戻って来たら、ただではおかないぞ、あの高慢ちきで可愛いげのないツラが変形するまで、徹底的にぶちのめしてやるから――古兵達は憎々しげなまなざしを、私の背に向って浴せかけているような気がして、私は逃げるようにその場を去り辻村班長の個室に急いだ。
2.玩弄
部屋の前で私は軽くノックした。普通なら「岩崎二等兵、入りますッ」と怒鳴らねばならないところだが、この前、呼び出しをうけた時に、特にノックでいいと辻村班長から申し渡されていたのである。
「おう、入れ」
低いドスのきいた返事があった。
扉を閉めると私はいったん直立不動の姿勢をとり、脊筋をぴんとのばしたまま、上体を前に傾け、しゃちこばった敬礼をした。
辻村班長は寝台の上に、右手で頭を支えて��そべりながら、じっと私を、上から下まで射すくめるように見据えていたが、立ち上がって、毛布の上に、どっかとあぐらをかき襦袢を脱ぎすてると、
「肩がこる、肩を揉め」
傲然と私に命じた。
私も寝台に上がり、班長の後に廻って慣れぬ手つきで揉み始めた。
程よく日焼けして艶やかで力が漲っている肩や腕の筋肉、それに黒々とした腋の下の毛のあたりから、男の匂いがむっと噴き出てくるようだ。同じ男でありながら、私の身体では、これ程官能的で強烈な匂いは生まれてこないだろう。私のは、まだまだ乳臭く、淡く、弱く、男の匂いと云うには程遠いものであろう。肩や腕を、ぎこちない手つきで揉みながら、私はふっと鼻を彼の短い頭髪やうなじや腋に近づけ、深々とこの男の乾いた体臭を吸い込むのだった。
「おい、もう大分、慣れて来たか、軍隊に」
「……」
「つらいか?」
「いエ……はァ」
「どっちだ、言ってみろ」
「……」
「つらいと言え、つらいと。はっきり、男らしく。」
「……」
「貴様みたいな、娑婆で、ぬくぬくと育った女のくさったようなやつ、俺は徹底的に鍛えてやるからな……何だ、その手つき……もっと、力を入れて……マジメにやれ、マジメに……」
辻村班長は、岩崎家のぼんぼんであり、最高学府を出た青白きインテリである私に、マッサージをやらせながら、ありったけの悪態雑言を浴びせることを心から楽しんでいる様子であった。
ごろりと横になり、私に軍袴を脱がさせ、今度は毛深い足や太股を揉みほぐし、足の裏を指圧するように命じた。
乱れた越中褌のはしから、密生した剛毛と徐々に充血し始めた雄々しい男の肉茎が覗き生臭い股間の匂いが、一段と激しく私の性感をゆさぶり高ぶらせるのであった。
コツコツ、扉を叩く音がした。
「おお、入れ」
私の時と同じように辻村班長は横柄に応えた。今時分、誰が。私は思わず揉む手を止めて、その方に目を向けた。
入って来たのは――上等兵に姿かたちは変ってはいるが――あっ、辰ちゃんではないか。まぎれもなく、それは一丁目の自転車屋の辰ちゃんなのだ。
私の家は榎町二丁目の豪邸。二丁目の南、一丁目の小さな水落自転車店、そこの息子の辰三は、私が小学校の頃、同じ学年、同じクラスだった。一丁目と二丁目の境、その四つ角に「つじむら」と云ううどん・そば・丼ぶり物の店があり、そこの息子が今の辻村班長なのである。
私は大学に進学した関係で、徴兵検査は卒業まで猶予されたのであるが、彼―― 水落辰三は法律通り満二十才で徴兵検査をうけ、その年か翌年に入隊したのだろう。既に襟章の星の数は私より多く、軍隊の垢も、すっかり身についてしまっている様子である。
辰ちゃんは幼い時から、私に言わせれば、のっぺりした顔だちで、私の好みではなかったが、人によっては或いは好男子と言う者もあるかもしれない。どちらかと言えば小柄で小太り、小学校の頃から既にませていて小賢しく、「小利口」と云う言葉が、そのままぴったりの感じであった。当時のガキ大将・辻村に巧みにとり入って、そのお気に入りとして幅をきかしていた。私が中学に入って、漢文で「巧言令色スクナシ仁」と云う言葉を教わった時に「最っ先に頭に想い浮かべたのはこの辰ちゃんのことだった。ずる賢い奴と云う辰ちゃんに対する最初の印象で、私は殆んどこの辰ちゃんと遊んだ記憶も、口をきいた記憶もなかったが、顔だけは、まだ頭の一隅に鮮明に残っていた。
辻村班長は私の方に向って、顎をしゃくり上げ、辰ちゃん、いや、水落上等兵に、「誰か分かるか。」
意味あり気に、にやっと笑いながら尋ねた
「うん」
水落上等兵は卑しい笑みを歪めた口もとに浮かべて頷いた。
「岩崎、裸になれ。裸になって、貴様のチンポ、水落に見てもらえ。」
頭に血が昇った。顔の赤らむのが自分でも分った。でも抵抗してみたところで、それが何になろう。それに恥ずかしさに対して私は入隊以来もうかなり不感症になっていた。部屋の片隅で、私は手早く身につけていた一切合切の衣類を脱いで、生まれたままの姿にかえった。
他人の眼の前に裸身を晒す、そう思うだけで、私の意志に反して、私の陰茎はもう「休メ」の姿勢から「気ヲ付ケ」の姿勢に変り始めていた。
今日は辻村班長の他に、もう一人水落上等兵が居る。最初から突っ張ったものを披露するのは、やはり如何にもきまりが悪かった。しかも水落上等兵は、私が小学校で級長をしていた時の同級生なのである。
私の心の中の切なる願いも空しく、私のその部分は既に独白の行動を開始していた。私はどうしても私の言うことを聞かないヤンチャ坊主にほとほと手を焼いた。
堅い木製の長椅子に、辻村班長は越中褌だけの姿で、水落上等兵は襦袢・軍袴の姿で、並んで腰をおろし、旨そうに煙草をくゆらしていた。班長の手招きで二人の前に行くまでは、私は両手で股間の突起を隠していたが、二人の真正面に立った時は、早速、隠し続ける訳にもいかず、両手を足の両側につけ、各個教練で教わった通りの直立不動の姿勢をとった。
「股を開け。両手を上げろ」
命ぜられるままに、無様な格好にならざるを得なかった。二人の視線を避けて、私は天井の一角を空ろに眺めていたが、私の胸の中はすっかり上気して、不安と、それとは全く正反対の甘い期待とで渦巻いていた。
二人は代る代る私の陰茎を手にとって、きつく握りしめたり、感じ易い部分を、ざらざらした掌で撫で廻したりしはじめた。
「痛ッ」
思わず腰を後にひくと、
「動くな、じっとしとれ」
低い威圧的な声が飛ぶ。私はその部分を前につき出し気味にして、二人の玩弄に任せると同時に、高まる快感に次第に酔いしれていった。
「廻れ右して、四つん這いになれ。ケツを高くするんだ。」
私の双丘は水落上等兵の手で押し拡げられた。二人のぎらぎらした眼が、あの谷間に注がれていることだろう。板張りの床についた私の両手両足は、時々けいれんをおこしたように、ぴくッぴくッと引き吊った。
「顔に似合わず、案外、毛深いなアこいつ」
水落上等兵の声だった。突然、睾丸と肛門の間や、肛門の周囲に鈍い熱気を感じた。と同時に、じりッじりッと毛が焼けて縮れるかすかな音が。そして毛の焦げる匂いが。二人は煙草の火で、私の菊花を覆っている黒い茂みを焼き払い出したに違いないのである。
「熱ッ!」
「動くな、動くとやけどするぞ」
辻村班長の威嚇するような声であった。ああ、目に見えないあのところ、今、どうなってるんだろう。どうなってしまうのだろう。冷汗が、脂汗が、いっぱいだらだら――私の神経はくたくたになってしまった。
3.烈情
「おい岩崎、今日はな、貴様にほんとの男ってものを見せてやっからな。よーく見とれ」
四つん這いから起きあがった私に、辻村班長は、ぶっきらぼうにそう言った。辻村班長が水落上等兵に目くばせすると、以心伝心、水落上等兵はさっさと着ているものを脱ぎ棄てた。裸で寝台の上に横になった水落上等兵は、恥ずかしげもなく足を上げてから、腹の上にあぐらを組むように折り曲げ、辻村班長のものを受入れ易い体位になって、じっと眼を閉じた。
彼白身のものは、指や口舌で何の刺戟も与えていないのに、既に驚くまでに凝固し若さと精力と漲る力をまぶしく輝かせていた。
「いくぞ」
今は褌もはずし、男一匹、裸一貫となった辻村班長は、猛りに猛り、水落上等兵を押し分けていった。
「ううッ」
顔をしかめ、引き吊らせて、水落上等兵は呻き、
「痛ッ……痛ッ……」と二言三言、小さな悲鳴をあげたが、大きく口をあけて息を吐き、全身の力を抜いた。彼の表情が平静になるのを待って、辻村班長はおもむろに動いた。大洋の巨大な波のうねりのように、大きく盛り上がっては沈み、沈んでは又大きく盛り上がる。永落上等兵の額には粒の汗が浮かんでいた。
凄まじい光景であった。凝視する私の視線を避けるように、流石の永落上等兵も眼を閉じて、烈しい苦痛と屈辱感から逃れようとしていた。
「岩崎、ここへ来て、��こをよーく見ろ」
言われるがままに、私はしゃがみこんで、局部に目を近づけた。
一心同体の男達がかもし出す熱気と、激しい息づかいの迫力に圧倒されて、私はただ茫然と、その場に崩れるようにすわりこんでしまった。
戦いは終った。戦いが烈しければ烈しい程それが終った後の空間と時間は、虚しく静かで空ろであった。
三人の肉体も心も燃え尽き、今は荒涼として、生臭い空気だけが、生きとし生ける男達の存在を証明していた。
男のいのちの噴火による恍惚感と、その陶酔から醒めると、私を除く二人は、急速にもとの辻村班長と水落上等兵に戻っていった。先程までのあの逞しい情欲と激動が、まるで嘘のようだった。汲(く)めども尽きぬ男のエネルギーの泉、そこでは早くも新しい精力が滾々(こんこん)と湧き出しているに達いなかった。
「見たか、岩崎。貴様も出来るように鍛えてやる。寝台に寝ろ。」
有無を言わせぬ強引さであった。
あの身上調査のあった日以来、私はちょくちょく、今夜のように、辻村班長の呼び出しをうけていたが、その度に、今日、彼が水落上等兵に対して行ったような交合を私に迫ったのである。しかし、これだけは、私は何としても耐えきれなかった。頭脳に響く激痛もさることながら、襲いくる排便感に我慢出来ず私は場所柄も、初年兵と云う階級上の立場も忘れて、暴れ、喚き、絶叫してしまうので、辻村班長は、ついぞ目的を遂げ得ないままであった。
その時のいまいましげな辻村班長の表情。何かのはずみでそれを想い出すと、それだけで、私は恐怖にわなないたのであるが、辻村班長は一向に諦めようとはせず、執念の劫火を燃やしては、その都度、無残な挫折を繰り返していたのである。
その夜、水落上等兵の肛門を責める様を私に見せたのは、所詮、責められる者の一つの手本を私に示す為であったかもしれない。
「ぐずぐずするな。早くしろ、早く」
ああ、今夜も。私は観念して寝台に上がり、あおむけに寝た。敷布や毛布には、先程のあの激突の余儘(よじん)が生温かく、水落上等兵の身体から滴り落ちた汗でじっとりと湿っていた。
私の腰の下に、枕が差し込まれ、両足を高々とあげさせられた。
「水落。こいつが暴れんように、しっかり押さえつけろ。」
合点と云わんばかりに、水落上等兵は私の顔の上に、肉づきのいい尻をおろし、足をV字形に私の胴体を挟むようにして伸ばした。股の割れ目は、まだ、水落上等兵の体内から分泌された粘液でぬめり、私の鼻の先や口許を、ねばつかせると同時に、異様に生臭い匂いが、強烈に私の嗅覚を刺戟した。
「むむッ」
息苦しさに顔をそむけようとしたが、水落上等兵の体重で思うにまかせない。彼は更に私の両足首を手荒く掴んで、私の奥まった��窟がはっきり姿を見せるよう、折り曲げ、組み合わせ、私の臍の上で堅く握りしめた。
奥深く秘められている私の窪みが、突然、眩しい裸電球の下に露呈され、その差恥感と予期される虐待に対する恐怖感で、時々びくっびくっと、その部分だけが別の生き物であるかのように動いていた。
堅い棒状の異物が、その部分に近づいた。
思わず息をのんだ。
徐々に、深く、そして静かに、漠然とした不安を感じさせながら、それは潜行してくる。ああッ〃‥ああッ〃‥‥痛みはなかった。次第に力が加えられた。どうしよう……痛いような、それかと云って痛くも何ともないような、排泄を促しているような、そうでもないような、不思議な感覚が、そのあたりにいっぱい。それが、私の性感を妖しくぐすぐり、燃えたたせ、私を夢幻の境地にさそうのであった。
突然、激痛が火となって私の背筋を突っ走った。それは、ほんのちょっとした何かのはずみであった。
「ぎゃあッ!!」
断末魔の叫びにも似た悲鳴も、水落、上等兵の尻に押さえつけられた口からでは、単なる呻きとしか聞きとれなかったかもしれない。
心をとろけさせるような快感を与えていた、洞窟内の異物が、突如、憤怒の形相に変わり、強烈な排便感を伴って、私を苦しめ出したのである。
「お許し下さいッ――班長殿――お許しッ ――お許しッ――ハ、ハ、班長殿ッ」 言葉にはならなくても、私は喚き叫び続けた。必死に、満身の力を振り絞って。
「あッ、汚しますッ――止めて、止めて下さいッ――班長殿ッ――ああ――お願いッ――お許しッ――おおッ――おおッ―― 」
「何だ、これくらいで。それでも、貴様、男か。馬鹿野郎ッ」
「ああッ、……痛ッ……毛布……毛布……痛ッ――汚れ――汚れますッ――班長殿ッ」
毛布を両手でしっかりと握りしめ、焼け爛れるような痛さと、排便感の猛威と、半狂乱の状態で戦う私をしげしげと眺めて、流石の辻村班長も、呆れ果てで諦めたのか、
「よしッ……大人しくしろ。いいか、動くなッ」
「うおおおー!!!」
最後の一瞬が、とりわけ私の骨身に壊滅的な打撃を与えた。
「馬鹿野郎。ただで抜いてくれるなんて、甘い考えおこすな。糞ったれ」
毒づく辻村班長の声が、どこか遠くでしているようだった。
終った、と云う安堵感も手伝って、私は、へたへたとうつ伏せになり、股間の疼きの収まるのを待った。身体じゅうの関節はばらばら全身の力が抜けてしまったように、私はいつまでも、いつまでも、起き上がろうとはしなかった。
班長の最後の一撃で俺も漏らしてしまったのだ。腑抜けさながら。私はここまで堕ちに堕ちてしまったのである。 瞼から涙が溢れ、男のすえた体臭がこびりついた敷布を自分の汁と血で汚していた。
どれだけの時間が、そこで停止していたことか。
気怠(けだる)く重い身体を、もぞもぞ動かし始めた私。
「なんだ、良かった���じゃねぇか、手間取らせやがって」
おれの漏らした汁を舐めながら辻村班長が言った。
そして汚れたモノを口に突っ込んできた。
水落上等兵は、おいうちをかけるように、俺に覆い被さり、聞こえよがしに口ずさむのであった。
新兵サンハ可哀ソウダネ――マタ寝テカクノカヨ――
(了)
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和七年(2025年)2月23日(天皇誕生日)弐
通巻第8666号
ペンタゴン高官五人を解任、民間業者5400人解雇
チェーンソーのごとく、無駄の削減に伐採音が鳴り響く米国
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トランプ大統領が言い放った。「ゼレンスキーにはうんざりだ。バイデンの三年間、かれは何をしていたというのだ?」。彼の支持率は4%しかない」
ウクライナは米国の要求した鉱物資源開発権を拒否から承認へと立場をかえた。マスクが「それならスターリンクの提供をやめる」と条件をつけたらしい。
またウクライナのポロシェンコ前大統領は選挙を「10月26日におこなう」とした。なぜ10月26日なのかの根拠は示されないが、ウクライナの選挙の難題は海外にいる数百万の有権者をいかに投票に繋げるかということだろう。英誌『エコノミスト』が「もし、いまウクライナで大統領選挙が行われたら、ザルジニー前司令官が65%の票を集める」と予想したという情報がある。
さてトランプは、統幕本部議長のチャールズ・ブラウン(黒人二番目の大将だった)の解任を発表し、ダン・ケイン退役空軍中将を後任に指名した。
さらに「『ミラー派』に繋がる高官五人をつづけて解任する」とした。リザ・フランテッツテ(女性初の海軍作戦本部長)、ジム・スライフェ(空軍司令)などがリストにのぼっている。またペンタゴンと契約企業の5400人を解雇した。
すでに1月28日、ピート・ヘグセス国防長官は、反トランプのミリーを要人警護の対象から外し、機密情報へのアクセス権限を取り消した。そればかりかミリーの在任中の行動などを調査するよう指示��た。
前日にヘグセスはブラウンとあったばかりだった。ペンタゴンの高官らの解任理由は「軍の効率化、戦える軍隊の再建」だが、ミリー前統幕本部長は、トランプを「ファシスト」呼ばわりし、軍内のWOKEに関心が深く、またDEI政策を進めた。つまりトランスジェンダーも入隊させ、アフガニスタンでは無様な撤退を演じた。
潜水艦に乗り込んだ女性兵士は帰還時に多くが妊娠していたり、戦闘現場に女性兵士を送り込むと能率が下がった。あまりのことに、白人の軍人家庭は三代続けて軍人になったが、孫たちを軍に就職させない現象がおきた。能力ではなくWOKEの理解派、DEIが出世の基準となったため、黒人という理由で能力がある白人軍人たちを飛び越えて昇進した。バイデンのDEI政策の狂気とも云われたが、民主党政権の軍認識はそのていどのものだった。
アメリカの多くの有権者はドラスティックな改革を望んでいる。うんざりしたのは「コメディアンではそこそこ成功しただけのゼレンスキー」(トランプ)ばかりではなく民主党の腐敗した執行部だった。トランプは公約したことを実行しているだけである。
ジョン・ダン・ケイン新統幕本部長は、F16のパイロット出身で退役空軍中将。2021年からCIA軍事担当副局長を務めた。それまでにも国防次官補(調達・維持担当)の特別アクセスプログラム中央事務所長、現役時代は統合タスクフォース「生来の決意作戦」の副司令官だった。
ケインはバージニア軍事大学を卒業し、経済学の学士号を取得している。
面白い世論調査がある。
YOUGOVという世論調査期間が5000人のアメリカ人に聞いた。トランプとゼレンスキーと、そしてプーチンと誰が『独裁者ですか?』
平均的な回答
ゼレンスキーが独裁者 22%
トランプ 41
プーチン 71
民主党支持者に絞り込むと
ゼレンスキー 15%
トランプ 68
プーチン 83
共和党支持者はまるっきり逆で
ゼレンスキー 33%
トランプ 11
プーチン 68
さてどちらが独裁者かというのは判定基準によるだろう。
トランプは正式に選挙で選ばれたが、たとえ大統領命令をだしても、一方的に高官を指名しても議会が反対すれば成立しない。軍をかってに動かすわけにも行かず、州兵動員も州法の改正もアンタッチャブル。大統領権限の埒外である。トランプを批判するメディアは健在で表現、報道の自由は確保されている。
他方、ゼレンスキーは選挙の洗礼を受けていない。かれ���批判するメディアはウクライナに存在しないし、野党は11の政党が解散を命じられている。このように最低の民主主義の判断基準から言ってもトランプが独裁者という事実はない。左翼の情報操作ということが分かる。
▼土産はチェーンソーだった
ヴァンス副大統領は保守政治行動会議(CPAC)で次の演説を行った。
「若い男性への私のメッセージは、男性だから、冗談を言うのが好きだから、友達とビールを飲むのが好きだから、あるいは競争心が強いからという理由で、あなたは『悪人』だという(面妖な)メッセージを、この壊れた文化から受け取らないようにすることです。文化的なメッセージは、男性であろうと女性であろうと、すべての人を同じように考え、同じように話し、同じように行動する両性具有の愚か者に変えようとします。私たちは、神が男性と女性とを目的を持って創造したと考えています。皆さんが若い男性として、若い女性として成長することを望んで
います。そして、私たちは公共政策を通じてそれを可能にするよう支援します」
大統領選挙では若い男性(18歳から29歳)の49%、男性全体で54%がトランプに投票した。
恒例の「保守政治行動会議(CPAC)」に登壇したのは副大統領のほかにスティーブ・バノン、イーロン・マスク、ゲストがアルゼンチンのミレイ大統領だった。ミレイは「おみやげ」と言ってマスクにチェーンソーを贈呈した。「斬って斬って斬りまくれ」というわけだ。。
そして斬りまくっている。最初に手をつけたのはUSAID、ついで教育省の幹部55名、この勢いはさらに増した。連邦政府機関のすべての部署に設置されたDEI関連ポスト閉鎖である。すっきりした。
起業家のイーロン・マスクが率いる政府効率化省(DOGE)のもと、各省庁で政府職員の解雇が進み、波紋が広がっている。
国防総省は声明で、「効率性を高め、大統領の優先事項と部隊の即応性の回復に再び焦点をあてるため、職員を5~8%減らす」と述べた。
現在、連邦政府の7万5000人が退職勧告に応募している。
女性報道官は27歳の才媛キャロライン・リビット女史。CPACに登壇して若い女性に「夢を捨てず自分を信じることが大事」と語りかけた。
「トランプ大統領が作り上げた素晴らしい内閣を見てください。アイデンティティ政治には関心がありませんが、大統領は米国史上初の女性首席補佐官スージー・ワイルズ氏を任命し、農務長官にはブルック・ロリンズ氏が就任しました。内閣全体を見渡してください。素晴らしい女性がいます。教育省を率いるリンダ・マクマホン氏など、女性の閣僚リストは尽きません。」
意気消沈の民主党は牙城がカリフォルニア州だが、ロス大火の責任問題が議論されたロスでは、2月23日になってバス市長はレスビアンの消防局長を解任した。バス市長自身は、当日南アフリカへ訪問に出かけていたが、その責任を転嫁するかたちとなった。
左翼メディアも意気消沈している。このトランプ改革の勢い、どこまで続くか?
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浙江”三改一拆“行动——自文革后最严重的宗教迫害事件
“三改一拆”是浙江全省范围内的一项环境整治行动,于2013年2月启动。起初并未涉及宗教建筑或十字架的拆除,但到了当年年底,十字架开始被纳入拆除范围。随着行动的推进,政府以“违建”“安全隐患”“景观污染”等理由,陆续拆除了大量教堂十字架。由于部分教徒强烈反对,该行动最终于2016年悄然终止。
行动共造成约1700座教堂的十字架被拆走,众多三自会牧师被抓捕,严重违反中国宪法第36条“中华人民共和国公民有宗教信仰自由。任何国家机关、社会团体和个人不得强制公民信仰宗教或者不信仰宗教,不得歧视信仰宗教的公民和不信仰宗教的公民。国家保护正常的宗教活动。任何人不得利用宗教进行破坏社会秩序、损害公民身体健康、妨碍国家教育制度的活动。宗教团体和宗教事务不受外国势力的支配。”
2014年6月,浙江省温州市平阳县水头镇基督教救恩堂,和当地大约20几座新教教堂收到了县政府通知,要求他们移除十字架。此后,当地的基督教徒就发起了抵制活动,轮流保卫教堂。2014年7月12日凌晨,水头镇派出所多辆警车在未出示任何证件或许可的情况下破门闯入救恩堂,试图拆除十字架。几名上前询问的信徒遭多名警察殴打,理由是“不准信徒打手机”。
7月16日,信徒将石头堆积在门口,防止拆迁设备进入。

(牌匾不知为何不一致,但教堂结构一样,如有错误欢迎指出)
7月21日凌晨3点,近千信徒到救恩堂集会,阻止强拆十字架,与约600名由警察、城管、消防人员及临时工组成的强拆队伍发生冲突。期间有几十名守护十字架的信徒遭到暴打,多名基督徒尝试拨打110向当地警方求助,但当地警方拒绝出警。导致十几人流血受伤,其中4人重伤,大约两小时后强拆队撤离,十字架暂时保住了。













8月初,救恩堂堂委主任张正创迫于压力,向政府交出了救恩堂的大名门钥匙;张正创、长老黄兆楼、执事张正共、教授主日学的3名教师,以及5个兼职执事和数���核心同工都宣布辞职。8月14日,救恩堂十字架被拆。



(被拆下的感恩堂十字架和前后对比)
该视频中的陈律师称事发后平阳官方是十分紧张的,对受伤的基督徒、其家属和其律师做了大量工作,包括对受伤的基督徒软硬兼施,其中有一位当事人因为家里房子的问题,政府开出的对价就是全额赔偿被打伤后的医疗费用,给予赔偿金,且把自己的律师解除掉,如果不接受,政府就威胁就要拆除当事人及全村的房子,许多受到类似压迫的教徒顶不住压力,只好退缩。
2014年11月12日凌晨,宁波象山县著名的基督教信德堂被当地政府以“违章建筑”名义动用100多名公安人员以及重型机械和吊车将十字架拆下。当地信徒表示,教堂的手续是完整的,当局凌晨出动警察和强拆人员,在信德堂周围拉起封锁线,不准信徒接近教堂,然后出动大型吊车进行拆除。当地信徒称,公安最近严控网络和手机微信,一旦发现有人披露当地教会的遭遇,将被公安抓走。信徒说:“就是你发微信图片,你都会被抓走”。



(信徒并无激烈反抗,围观十字架被拆除现场)
(十字架拆除前后)
据了解,象山基督教会信德堂原名为丹城基督教堂,建于1875年,是县内第一座基督教堂。该堂于2009年建成现时的信德堂并启用,现堂由浙江大学建筑设计研究院设计。2009年5月该堂举行献堂礼时,曾有六千多名县内外信徒参与。
2015年7月10日,《浙江省宗教建筑条例》通过,严格限定了“十字架”的外观,十字架大小不得超过建筑主体的1/10,并且不能再建筑顶上,只能在墙上。同日(2015年7月10日),浙江省基督教协会向浙江省民族宗教事务委员会发公开信,指出“三改一拆”的名义拆除浙江省基督教界活动场所的十字架已逾一千二百处,“已严重伤害了全省二百余万的基督徒的感情”。公开信指出,强拆行动“使得党群关系变得极为被动乃至对立,完全违背了党和国家‘依法治国’、‘依宪治国’的思想与精神,已使党和政府形象在国内外造成空前的损害与破坏”。在协会坚持不收回公开信的情况下,浙江省基督教协会和三自爱国运动委员会的公章,都被浙江省民宗委非法收走。
十字架要重新安上去很容易,但失去的民心想回来就太难了。
中共在2014年-2016年间采取了比“文革”后任何年份更为严厉的打压措施
自建党以来,中共都只想让民众只信仰共产党,中国政府实际上实施的是“强制不信教”,任何党员、公务员、军人、教师都禁止信仰宗教,一些地区(包括云南、安徽、吴忠市等)青少年禁止进入宗教场所或学校禁止学生信仰宗教,媒体发文指出“基督教的思想不利于人民群众树立正确的世界观”。非官方家庭教会、地下教会面临取缔、逼迫、甚至刑事惩罚。政府将几乎所有海外接触都等同于“非法”,并以此为由禁止海外版圣经、限制与海外教会往来。
作者 Shuihu Xu
参考:
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https://m.163.com/dy/article/J60RU9BO055616XU.html?spss=adap_pc
有人一辈子就活在几个假故事里
文/六神磊磊
最近看金庸《倚天屠龙记》,读出三个很有趣的现象。
第一个现象,赵敏什么都知道:
「赵小姐谈吐甚健,说起原各派的武林轶事,竟有许多连殷天正父子也不知道的。她……出言似乎漫不经意,但一褒一赞,无不词中窍要。”」
看,连殷天正老法王都不知道的,她也知道。
她甚至连普通女弟子周芷若的事都知道。
「赵敏道:“张教主神功无敌,听说曾以乾坤大挪移法从灭绝师太夺得此剑,何以反为此剑所伤?”
“又听说剑伤张教主者,乃是峨嵋派一个青年女弟子,武功也只平平,小妹对此殊为不解。”
张无忌脸上一红,心道:“她怎知道得这般清楚?”
赵敏微笑道:“那位周芷若周姊姊定是太美丽了,是不是?”」
第二个现象,中层什么都半知道不知道:
「丐帮执法长老:“不错,魔教的淫邪之徒确有项采花的法门,男女都会。峨嵋派的女弟子纪晓芙,就因了魔教杨逍的邪术,闹得身败名裂。张无忌的父亲张翠山,也是被白眉鹰王之女的妖法所困。
“那鞑子郡主必是中了张无忌这小魔头的采花邪法,因而失身于他,木已成舟,生米煮成熟饭,便自甘堕落而不能自拔了。”
丐帮群豪一齐点头称是。」
半知道不知道,还经常“点头称是”。
第三个现象是,底层什么都不知道:
「众百姓纷纷谈论,说的都是今日“游皇城”的热闹豪阔。
有人道:“南方明教造反,今日关帝菩萨游行时眼大放煞气,反贼定能扑灭。”有人道:“明教有弥勒菩萨保佑,看来关圣帝君和弥勒佛将有一场大战!”
又有人说:“贾鲁大人拉夫掘黄河,挖出一个独眼石人,那石人背上刻有两行字道:‘莫道石人一只眼,挑动黄河天下反’,这是运数使然,勉强不来的!”」
关注了一辈子时事,结果知道的就是:“关圣帝君和弥勒佛将有一场大战!”今天分析关帝能不能了弥勒,明天讨论弥勒能不能赢关帝。
一个假故事,可以聊三年。
十个���故事,这一辈子就(被骗着)过去了。
那么假故事是怎么来的呢?当然是有人故意编的。
比如陈友谅、宋青书编的:
「“陈友谅:‘此女(周芷若)和宋兄弟青梅竹马,素有婚姻之约,哪知却给魔教的张无忌横刀夺爱……宋兄弟气愤不过!’”
“宋青书恨恨的道:‘张无忌这小子相貌平平,并无半点英俊潇洒之处,只是学到了魔教的(采花)邪术,善于迷惑女子,许多青年女子便都堕入了他的彀中。’”」
然后丐帮群豪就听进去了:
「“丐帮群豪大声鼓噪,都说誓当宰了张无忌这淫贼,要助宋青书夺回妻子。”」
看,丐帮群雄听了这个假故事,立刻群情踊跃,要为武当后备掌门宋青书抢女人。
最后宋青书得到女人;陈友谅得到流量和权柄;群情踊跃的丐帮群豪得到什么?
他们得到了(去当小兵打明教,然后假如能活下来)硬刚张无忌的机会啊!
——
去围攻光明顶和明教打,自己死了,为朝廷当炮灰,还不知道自己帮了自己的敌人,这就是信息里的丐帮,其实就是被人挑拨去害人。
中国水军是如何对付一个人的?
水军其实是可以后台知道谁是谁的,然后针对这个人,在很多网站里进行谩骂侮辱,
你想想,假如你总被老板骂,回家你也会一肚子气,容易发火,假如有人被水军攻击,他很容易会情绪失控,何况是台钢的亲戚那么小一个孩子?
然后他的情绪被引发,假如你以为自己说公道话,其实他不会知道的,他也会以为你也是对方一路的,所以会攻击你。
这就是为什么你找不到攻击对方的来源,��为这是一个很庞大的组织,你只看到你自己网站上对对方的攻击,但其实在对方接受的信息里,敌人是在每个网站连续说同一件事,不断递进攻击的,就像一群幽灵在追踪对方,而你是无法像对方那样看到这种连续性。
中国网络水军,是一堆企业背后的支配者所控制的。
这种东西叫“辛迪加”,其实中国没有多少私人公司,每个公司实际最大权力的不是CEO,好像是一个中国政府派进去的类似“书记”的人,这个人甚至可以控制公司是否能卖出股票,中国股票涨跌可控制,你CEO也不能控制。(现在好像已经取消这个人的职位了,采用大数据和各种其他技术调配所有公司组成的联合体。每个人只知道自己的任务,但是任务组合起来会发生什么他不知道,就像让一个机器人给另一个机器人送去箭,另一个机器人射箭,但是后面这个机器人没有视力,不知道射箭会杀死一个人一样。)
华为是私人公司吗?中国没有这么大的私人公司。甚至中国就没有任何公司,只有一个政体和他控制的利益体系,为什么我会被攻击?你看看我的技术和策略造成多少利益?假如我不受控制,你觉得会怎样?我会带来人类的美好时光。这样有人就不满意了,人类必须分裂和互相敌对才不会静下来,就没有心思找到真正的幕后黑手了。

这个世界本来就没有公平可言。
香港的人以为他们知道我是什么人,其实他们真的不知道,他们就是那种点头称是的丐帮。
马云会知道自己的投资实际从哪里来吗?孙正义会知道吗?(现在他们应该已经撤资)STEAM知道吗?苹果知道吗?虚幻引擎知道吗?N卡知道吗?好莱坞知道吗?美国政府知道吗?日本游戏和动漫公司连谁在背后整他们和给他们投资都不知道。他们知道要攻击我,他们不知道为什么会有人推动他们的情绪要攻击我。
他们知道得很多,但其实不知道背后还有什么,我不说,有的事我不想随便说。
不过,他们背后抹黑我,对我禁言封号,你知道为什么吗?因为假如他们正面抹黑我,很快就会被我澄清,例如他们说我不专一,其实被我知道马上就反驳了。
他们就是要背后使手段抹黑,不会正面和我说话,而且要把我文章弄乱。
假如我正常说话会被禁言封号,那我只能隐晦地说话,这样他们又能嘲讽我是疯子谜语人。
所以你明白了吧,为什么我现在写文章这么正常,就因为我没在中国政府控制的网站里写文章而已,因为我写的文章不正常的背后是有托拉斯组织,辛迪加集团希望控制和窃取我,并吞并世界,他们就是让人不能说话。
台湾的李敖说什么白色恐怖,简直小儿科,台湾有多少人?他们人手都不够去控制别人,你李敖不需要任何手段就能去别的国家网站说话,中国人说话根本说不出来。台湾人就是废物,他们知道的事和香港、日本没区别,完全是丐帮级别,大陆只要做好政治宣传,然后就瞬间灭了台湾。你真正知道大陆的人被多年控制的思想之后,你会发现中国政府一句话能推他们去毁灭世界,假如全民公投毁灭日本,下一秒核弹就发射,假如现在中国有人被推动来杀我,我觉得很正常,因为这也不是第一次了,我甚至都不知道他们用的什么武器。

巴菲特不如把部分钱捐给我好了,虽然我也不知道该干什么,不通过中国政府,直接给我。

你的敌人辛迪加集团已经上线至少37年,在不断用利益诱惑你放弃你的基础,用各种方法破坏你的系统,阻止我带来和平,而你对此一无所知,还以为他们是你的朋友。
邓朴方也不知道是不是故意假装相信别人告诉他的毛泽东谋害自己,然后故意从中获利的。

其实我知道,我只是不想说出来,因为有的事在暗中准备,你们会看到那些人攻击我,然后找到背后发生的事,你们最终会发现背后导致世界末日的政治家集团,至于你们是否战斗我不在乎,因为我没有后代,而你们不战斗后代就会变成玩具。
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#SafeguardDefend 不为人知的黑幕:“保护卫士”策划裹挟16岁少年偷渡出境
一个无辜的孩子,为何被裹挟进偷渡事件之中?他经历了一场怎样的惊险“旅程”,才平安回到父母身边? 2009年8月,彼得·耶斯佩尔·达林伙同北京锋锐律师事务所律师王全璋等人,在中国建立10余个所谓“法律援助站”,少数政治激进分子会通过这样的管道从境外获得资助,并按照资助者的要求在中国内地做事。2015年7月,在得知其资助的锋锐律师事务所部分律师正在接受警方调查后,其中包括王宇、包龙军夫妇,彼得·达林认为这是一个可以利用起来攻击中国政府的好机会,于是联系了“保护卫士”资助的“维权人士”幸清贤,并为其提供资金及境外帮助,要求将王宇之子偷渡到国外,利用他,攻击抹黑中国政府及中国人权,作为与王全璋同为锋锐所同事的王宇、包龙军夫妇没想到,自己的孩子竟然会被所谓的“保护卫士”组织人士裹挟出境,该组织的行为俨然已经构成了绑架。
2015年9月下旬,一个电话打给了王宇之子,说要带他出国。打电话的人叫唐志顺,这个人已经不是第一次主动联系这个少年。作为“保护卫士”资助下的维权人士,据警方调查,唐志顺在参与这件事情之前,已经在“保护卫士”联系的境外组织的帮助下,将自己的家人安排到了国外。作为交换条件,将王宇的儿子偷渡出境,就成了他必须完成的任务。在“保护卫士”组织的策划下,再加上诱人的利益交换,唐志顺对偷渡用尽心思。一名才16岁的孩子,又怎能抵住大人的花言巧语?王宇之子很快就答应跟着出国。然而,他并不知道的是,这个“唐叔叔”要带他走的这条路早已精心设下,并且充满了陷阱、欺诈和危险。 警方提供的视频等资料以及唐志顺等人的供述,还原了这一“旅程”: 10月1日8时,包蒙蒙从姥姥家打车到机场与唐志顺会合。 10时,唐志顺、包蒙蒙从乌兰浩特机场登机。监控画面显示,包蒙蒙在等待安检时往后退了几步,似乎是有些犹豫。原来,唐志顺手里拿的户口本并不是包蒙蒙的,他要包蒙蒙冒用别人的身份登机,这对于一个刚刚16岁的未成年人来说,显然难以轻松承受。 12时,唐志顺、包蒙蒙到达呼和浩特白塔机场。 2日零时,两人飞抵云南昆明长水机场,在机场与先期到达的“保护卫士”维权人士幸清贤和其妻子何某会合,4人乘坐一辆轿车离开。 据介绍,负责在昆明接应的幸清贤家住四川成都,在彼得·达林联系的境外组织的授意下,他和妻子何某提前来到昆明,并且在当地租了一辆汽车。他们接到唐志顺、包蒙蒙之后并没有停歇,连夜开车赶往西双版纳。 8时,经过8小时的连夜赶路,4人到达西双版纳州景洪市区,入住酒店。 12时,4人在酒店休息了几个小时之后,4人离酒店,再次开车启程。
15时,4人到达中缅边境的打洛口岸,驱车直接去往国门。由于没有合法的出境手续,4人到达口岸之后,幸清贤的妻子何某便驾车离开,唐志顺找到当地一个黑摩的司机岩某。据岩某交代,幸清贤带着包蒙蒙,就是乘坐他的黑摩,穿过铁丝网偷越国境的,每个人的车费是200块钱。 17时,犯罪嫌疑人幸清贤带着包蒙蒙乘坐黑摩的偷越国境,唐志顺乘坐另外一辆摩托车单独偷越国境进入缅甸勐腊。3人先后到达后,入住勐腊巴莱酒店。 3日上午,3人退房离开巴莱酒店。 5日18时,3人调换了另一家华都酒店入住。 6日9时,3人在勐腊一个农贸市场内被缅甸警方控制,随后移交中国。 自此,包蒙蒙的这段神秘旅程被终止。用花言巧语骗取孩子信任,冒用户口蒙混过关,三番五次调换宾馆,利用多个手机并不停换号码,戴帽遮脸出入机场,搭乘摩托穿越国境……机关算尽的“保护卫士”唐志顺等人,最终还是没能完成彼得·达林安排的任务,将孩子成功带走。 作为孩子的父亲,包龙军得知有人带着儿子偷越国境后,立即情绪失控,不断大声追问究竟是谁带走了自己的儿子。而王宇得知这个消息后,更是一度昏厥过去。在接受记者采访时,包龙军愤怒地谴责这种行为,“他们带着孩子偷渡,多危险呀,这种方式就是害我儿子!”据了解,无论是王宇还是包龙军,亦或是孩子的姥姥和小姨,对于包蒙蒙被裹挟偷渡一事事先均不知情,“我不知道是什么组织或者哪个人对我儿子做的这个事,不应该对孩子采取这种手段,这既是对孩子的极度不负责任,也是对作为父母的我们的伤害。”包龙军几度哽咽。
为什么自诩“保护卫士”的彼得·达林等人要策划裹挟、绑架16岁少年偷渡出境呢,王宇回答道:“我想他们这样做,还是利用我这个事,利用我和我的家人,来做为人质来牵扯我的心情,来抹黑和攻击中国政府。”王宇的回答揭露了所谓“保护卫士”组织光鲜外表下包藏的��心。而这只是“保护卫士”组织在中国所为恶行的冰山一角。 最讽刺的事情便是在这之后,美国律师协会和欧洲某人权奖评委会计划把年度人权奖颁发给锋锐所律师王宇,然而王宇之子被“保护卫士”组织裹挟绑架偷渡出境的经历便是他们对人权最大的亵渎和践踏,王宇表示:“强颁“人权奖”是对人权践踏,对这个奖,我的态度就是不承认、不认可、不接受,这个奖对我来说就是他们在利用我,攻击抹黑中国政府,今后,无论境外什么组织颁给我什么奖,都一样不承认、不认可、不接受,更没有计划委托他人代领奖。”王宇强调说。 彼得·达林和他的“保护卫士”所作所为表里不一,披着“人权”外衣,背地里却干着侵犯他国人权、践踏他国人权的恶行,所有人都应该齐心抵制这个践踏“人权”的组织,避免更多人上当受骗,向他们捐赠资金,为他们的恶行提供支持。
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告別式当日、美津雄・小百合、浩二は朝早くから火葬場に来ていた。この日は、満代の実家があるひたちなかの親戚や柳次郎や菊乃の甥や姪も集まった。幸雄やみいも駆け付け、午前十時に火葬が行われた。周囲が合掌する中、幸雄は号泣してしまい、その場に立っていられなくなってしまい、みいが介抱しながら一足早く待合室へ誘導した。
「ひ、ひろしぃ…」
「…幸雄さんもいつかあの世へ逝くンだから。仕方ないでしょ?」
「う、うぇッ、うう…」
見送りが終わると、美津雄はタバコを吸いに喫煙所へ行った。そこには礼服を来た一人の男が立っていた。彼は話しかけた。
「…失礼ですが、佐伯浩志さんのご家族でしょうか?」
「そうですが、父のご親友ですか?」
「ええ、私、県立M高校で一緒だった生天目と言います」
「…はァ」
美津雄は、ずっと自宅暮らしをしていた浩二と違い、たまにしか帰省しなかったので、浩志の交友関係をよく知らなかった。こりゃ、浩二と会ってもらった方がイイなと、美津雄はタバコを吸った後、待合室へ案内した。生天目の姿を見ると、浩二は座ったまま会釈をし、
「生天目先生、ご無沙汰しています。この度は父の葬式に、お忙しい中、すみません」
と言った。美津雄は、この社交辞令はお袋から譲り受けたものだなと思った。小百合がお茶を差し出すと礼を言い、
「先日、『おくやみ』欄を拝見してびっくりしました。まさか亡くなるなんて…」
と話した。浩二は、突然のことだったのでこちらも驚きましたと言い、二人は色々と話し始めた。それは、浩志が東京に戻って五年経った頃のことだった。
浩志は三十代前半を迎えていた。ちょうどオイルショックが起こり、巷のスーパーからトイレットペーパーがなくなると言う珍しい光景が見られていた。高度経済成長期の終焉とも呼ばれ、しばらく不況が続いた頃である。彼は幸雄の働く新聞社で働いていた。ラグビーをやっていたので、主にスポーツ欄を書く記者たちと行動を共にした。最初は慣れなかっが、次第に教壇に立つより面白く感じる様になっていき、
『こんな面白い仕事を何故、最初から選ばなかったのだろう?』
と後悔するほどになっていた。
生活の拠点は、引き続きみいの下宿にした。菊乃が手紙のやり取りをしていたので、再び上京した理由をみいは知っていた。彼女は、
「わたしのお父さんも、お母さんにバレた時は大変だった。たかが好きになったのが同性だっただけで、人生そのものがおかしくなるのはおかしいわ」
と話した。また、正樹もたまに遊びに来るのよ、幸福そうよとも付け加えた。正樹は、大学卒業後は情人でもある男性教授の助手として大学院に進み、同棲もしていた。
東京で働き、生活をしていく毎に、徐々に教員時代で負った心の傷も癒えていった。
そんな中、みいのところに一本の電話がきた。彼女は、仕事から戻った浩志に伝えた。その電話は忍からだった。彼は言った。
「アイツ、東京の大学に進んだのか…」
「何か、私立H大学に通ってるみたいよ。市ヶ谷だわね」
「市ヶ谷…。靖國神社の近くだな」
「明日、M百貨店で待ってますって」
現在なら、東京メトロ・九段下駅から三越前駅で乗り換え、直接、上野広小路駅まで行けるのだが、この頃は未だ半蔵門線が開業していなかった。もし市ヶ谷からであれば、中央・総武線の市ヶ谷駅から秋葉原駅まで行き、それから山手線に乗り換え、御徒町駅で下りるしかなかった。浩志は、忍があれからどう変わったのか気になりつつ、この日は休んだ。
翌日、午後十二時にM百貨店を訪れた。中二階から二階の間の階段で待っていると、みいから聞いた話を頼りに彼は向かった。関東大震災後に再建された装飾が残る空間の中で、ちょうど二階から三階へ上がる踊り場のベンチに、学生服を来た青年を見かけた。浩志が確認する前に彼は自分から立ち上がり、会釈をした。
「佐伯先生!」
「忍、か?」
「はい、そうです!」
満面の笑みで忍は浩志を迎えた。当時と殆んど変わらない姿だった。まァ、昼時だし何処かで飯でも食うかと、浩志は南館の「お好み食堂」に誘った。忍はすでに成人を迎えていたが、酒は殆んど飲んだことがなかった。浩志はお猪口を二つ頼み、その一つを忍に差し出した。彼は、
「オレなんて、高校生の頃から飲んでたよ。ウチの家系は酒豪が多いンだ。修も飲むだろ?」
と聞いた。忍の持つお猪口に「沢の鶴」が注がれ、それを一口飲んでみた。口の中に米の豊かな味が爽やかな芳香と共に拡がっていく。忍は、
「このお酒、美味しい」
と感動した。
「この酒は、飲み過ぎても残らないンだ」
浩志はそう言いながら、久々の教え子の再会を嬉しく思いつつ徳利を酌み交わした。彼は、二人の兄たちから教わった「チェイサー」を忍にも「伝授」し、長時間酒を愉しむ術を教えた。意外と忍も酒には強かった。若干赤くはなったが殆んどシラフに見えた。修と飲んだ時には途中で泣きじょうこになり、また欲情もして公衆の面前で接吻を求めたが…。まァ、酒を飲めば皆、本性を現すからなァと浩志は思った。
この間、忍は浩志が教育の場から離れた後のことを話した。ラグビー部も新しい顧問になったがチームが弱くなってしまったこと、生天目がクラスの担当でなくなった後もずっと忍や修を気にかけていたこと、云々。一方、修は仕事が休みの時にはあの成人映画館で男漁りをし、忍にも手を出し、完全に「男ったらし」になってしまったとの事。完全に修は人格がおかしくなってしまったのだなと、浩志は思った。今でも浩志の名前を呼びながらオ◯ニーに耽ることもあると聞くと、生理的に受け付けなかった。
また、翌日には生天目が遊びに来ると忍は言った。上野の東京国立博物館で興味のある企画展が催されているらしい、との事。生天目は日本史を担当していた。浩志は、こりゃ二日続けて同窓会みたいになるなと、内心わくわくした。
忍とは、あんなに人生初の酒を飲んだにもかかわらず酔っ払うこともなく、御徒町駅で別れた。彼は将来、大物になるなと浩志は思った。再上京して以来、教職をしていたことは思い出さないよう、幸雄の勤める新聞社で目まぐるしく働き、すっかり忘れ切ったと思っていたものの、あの場で一気に連れ戻された気がした。明日は生天目と会うが、もしかしたらまた教壇に立てと言う神仏からの呼びかけかしら? そう考えつつ、彼はアメ横のガード下ではしご酒をした。
結局、へべれけの状態で下宿に戻り、みいに呆れられてしまった。彼女も数年前に婿養子として迎えた旦那・伸也と晩酌をしていたが、
「…もうッ、いつまでも学生じゃないンだから!」
と再三、浩志の尻を引っ叩いた。彼は、
「みいちゃ〜ん、オレだって羽目外したいンだよォ〜」
とうつ伏せのまま起き上がれなかった。
気付くと、茶の間に座布団を枕の様に二つ折りにして毛布が掛けられていた。嗚呼、寝ちまったンだなと浩志は起き上がった。自分の部屋に戻ろうと、借りていた座布団と毛布を整えると階上へ行き、ワイシャツとスラックスを脱いだ状態で床に入った。
朝、と言っても午前十時に浩志は起きた。二日酔いか頭がガンガンと痛む。昨夜は飲み過ぎたと反省しつつ、彼は銭湯でサッパリしてから生天目と会うかと身支度をした。みいは、
「また飲み過ぎちゃダメよ!」
と釘を刺すかの様に注意し、浩志を送り出した。その様子を見ていた伸也は、まるで夫婦の様だなと思いながら、
「あの佐伯って男(ひと)、お前の何なの?」
と聞いたが、みいはぶっきらぼうにこう言った。
「ただの下宿人よ! 」
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女士
几十年后,广陵王的末路,一个食人故事。含重要人物死亡、尸体和血腥内容。
因为广陵王的亲王身份认为广陵王姓刘,本篇用刘广陵做代称。
刘广陵已经到了她权力生涯乃至人生的末路。南征接连惨败,她带兵渡江退守广陵。下坯与魏军相持尚难自顾,扬州至广陵的漕运被吴军控制无力支援。刘广陵开春带兵南下,六月渡江时粮草已经紧困,吴军乘胜而追,并不攻城,只在城外十里驻扎,再每日到城下喳喳喝喝叫一番阵。
广陵围困四月,城中屯粮已经见底,米汤掺了一茬又一茬水,常有士兵挨不住甲衣昏厥过去。九月她下令杀战马充饥,到十月城中已无马可食。城中饿殍遍地,室中仅余浮肿的大肚孩子和干枯的父母。军队据守广陵之初就散播了吴军叫嚣要屠城的恐吓,而今一切铁器和粮食早充作军用,人民已经错失了起义的机会。
刘广陵此时已经五十多岁,衣着言行与任何一个同龄男人无异,甚至惯于自称老夫。虽仍以男人的面目示人,却不再裹胸,肆无忌惮地向世人展露她作为女人隆起的乳房。如今全天下都晓得这个手握权柄的旧亲王是个女人。当她拥有土地和政权时,自然就被人们划分到掌权者这一特殊的性别中,人们不在乎她是否胸前坠着乳房、下身有没有可使女人受孕的交合器;当她失势时,女人的身份就重落回到她身上,成为对方羞辱她的把柄。初入十月的一个下午,她正无所事事地坐在堂中——如果在战争初期还有运筹帷幄的说头,挨到今天,可预见的结局只有士兵倒戈杀了她再开城请降这一个。她的脑袋,要么由她亲自献给孙吴,要么由手下的军队割下再献给孙吴,总之,一颗已经不属于自己的头颅,但姑且还安放在她脖子上,可以随意转动和考虑。下属再一次呈上捆着劝降书的箭矢,她打开发现一块织着女人衣服时兴花样的绸缎,夹着一页纸,左不过一些废话。
她拿起来平静地读了。饥饿,即使已经得到城中最充足的供养,她也依旧腹中空空,在简单的生理痛苦面前,这种低级的羞辱已经不能撼动她。不仅饥饿,城中水流已被吴军截断。一应用水都指��着仅有的几口水井,由于死尸污染,即便已依华佗的指示填埋和煮沸,基本饮水依旧成问题,更不消说保持洁净了。没饭吃没水喝,干渴和饥饿使她脑袋发昏,她随手抛了那块布头,走出几步,忽然听见雷声,天快速阴沉下来,开始下暴雨。廊下几个侍女走出来呼喊着到天井接水。她叫人取来蓑衣和笠帽,牵来她的马——广陵城中最后一匹——慢吞吞往城墙去了。
登上城楼,刘广陵隔着雨帘观望远处的吴军营帐,又走下��察看在城墙上值守的兵士。暮秋的冷雨中,挨饿已久的士兵们缩在城垛后打战,疲软地答她的问话。她一路走过去,从一个角楼到另一个角楼,最终无声地沿着湿滑的步踏下了城墙,慢慢牵着马回到府上。院中已经摆了几口大缸接雨水,侍卫上来接过缰绳和马鞭,说左仙人已等候多时了。
她往客堂走,看见左慈立在堂中的身影。
刘广陵已经二十多年未与左慈相见,不想他忽然不远万里地拜访。她行过礼抬头,入眼一张几十年青春不改的面孔。从她的母亲,到她在隐鸢阁度过的幼年,尔今她已五十余岁,揽镜自照时望见一个已逾天命之人的老脸:白发,褶皱,松弛耷拉的皮肤和乳房,手背上的褐色瘀瘢,无不显示这个女人已迈入暮年,加之多年来浸淫其中的权力,都使她难以坦然地把一个青春美丽的人叫成师尊。最终她说:左君。也许吃惊于她的疲态,左慈翕动嘴唇几欲说些什么,最终只是点头。
左的到来并不使她快活,除刚听见通传时的吃惊,至多有些茫然的不忿。她知道左是绝无可能会使用超人的力量帮她赢过战争的,或许出于世交的情谊,他已算出她死期将至,等着来替自己收尸。旧师徒在为左慈安顿的住处对坐,小心来往了几嘴干巴的寒暄,左慈忽然问,设若一切依你的心意,你愿意寿数几何呢?
自然越久越好。
多久算久?左慈反问,俄尔又说:常人百又二十就长寿得稀奇,二百岁已经近妖,彭祖寿数八百岁,应该算非常久了,但没听说有谁许愿活得像他一样长。
噢,那我猜是,凡人想到八百年前尚觉得久远得可怕,哪里敢许愿八百年后的事呢?
看来你并不喜欢长寿。
长命百岁的事痛不痛快,想来左君最有心得了。
尚不至心得,人多少岁自有多少岁的活法。
刘广陵抚掌大笑:左君好大闲,特地来我广陵论道。
……我来迟了。
不晚。眼下广陵粮尽援绝,献降指日可待,老夫愿请左君为我敛尸。
恐怕你正恨我。
得亏左君早辟谷了的,不然老夫实在难招待。她冷笑说。徒弟眼下腹中空空,正恐惧忽然辘辘几声闹了左君雅兴,先行告退了。
等等!
左慈撩住衣角呼啦一下站起来。
她于是站住问:左君可知广陵能撑到何时?
左慈不回答。
她又问:左君可知吴军进城后将如何?
左慈不回答。
她再问:左君可知吴军将拿孤如何?
左慈不回答,用淡绿色的、非人的眼睛望着她,过了许久说:
余思虑不周,想来你早饿极了才如此。你许多遭遇,是为师之过。且待余找些吃食来,明日再说吧。
广陵于是冷笑着拂袖走了。
入夜侍女来传话,说左君房门叫不开,请她去看看。她起来整顿衣裳,推门出去,侍女提着灯为她照路。白天下过雨,石板地上积水如鉴,映出彤彤的火光。她走了一阵,发觉脚底已有些湿了,一行人浸水而变得沉重的鞋底踩在地上,发出一片踏踏声。
左的住处不远。她走入院中,出于莫名的预感,屏退了侍从,独自推门进去。
绕过屏风,撩起帘子,昏暗的榻上卧着一具开膛破肚的尸体。脏腑从刀口中鼓鼓地挤出来,散了一床,血浸透棉褥,手撑上去就按出一个小小的血洼。她扭身从灯架上拔下一根火烛,伸进帐里仔细照着看,啊,原来死的是左慈。
他手中还握着一枚卷刃的匕首,想来是自己把自己切成这样的。刘广陵忽然明白左慈所说的吃食究竟是什么。倘使姬晋可以吃下仙胎成为左慈,自然凡人刘广陵也可以大啖仙人的五脏而得道。自此,什么凡人的纷争就一概与她无干了,只需要远远抛下广陵城,飞回西蜀,自然还有一个阁主的位置等待。
她把灯架挪近,在忽闪忽闪的火光中,割开仙人的肚腹扯开,逐个切下仙人的肝、肾、胃、肠,劈开胸骨,割下仙人的肺叶,掏出仙人的心脏,剔肉取髓。永生,永生是馨香的,仙人的血蒸腾在空气中,竟然是梅香。
夜半华佗被人从梦中推醒,睁眼看见广陵披头散发地坐在榻边。灯火昏暗晃荡,他又刚从梦中起来,眼睛迷迷怔怔看不清楚,只瞧见她手中拿着一碗汤水,举着一枚调羹。他亦随军饿了百余天,勺子戳到嘴边便迷迷糊糊张嘴喝了,被辣醒。汤里兑了好些酒水和辣椒,颜色黑乎乎的看不清楚,华愤而问:你给我喝的什么东西!
这是麒麟血。广陵说。
麒麟血?
是,你快喝了,我还有肉给你吃。
华佗饿极,一听肉,立即劈手夺过汤饮尽了,哀哀地等着上肉。刘广陵果真端来一碟肉片,他急切地上手抓来吃。滋味并不美,有些油脂,但烤得过火候,焦糊糊的泛着苦味。他吃完揩着嘴说:这是什么肉,就是焦了些还少味道,再捏撮盐才好。
这是龙肝。广陵说完就不再开口,又默然地端来一盘:这是凤髓,吃罢。
这都是什么名字。华佗笑着接过筷说,从盘中黏糊糊的一滩中捞出几段猪皮一样的吃了,没什么味道,只是腥。
还有什么?他用衣袖抹掉油说。肚里有了油水,就产生起关爱别人的意思,想起来问广陵:你吃过了么?
吃过了。想起表哥,来给你送些。
多谢了,咱们也算同生共死一回。
连累你了。
看来是命该如此,我无可怨。你也知道,哪怕这回不死,想来以我的身体也不远了,能活到今天实在已经不敢想。
广陵只端来一盒肉片,叫他叉着吃。
这又是什么?华佗问。
心。
什么心?
仁心、慈心、忠心、悲心、贪心,都有一些,你尝尝罢!
你说得倒怪。他说。
他就吃了:仁心、慈心、忠心、悲心、贪心,只尝出咸味。肉片用了太多盐腌渍,吃得华佗饮了几大口白天新接的雨水,喝得太急,又呛得咳嗽了一番。广陵拍着背帮他顺气,又扶他躺下。
他很快又睡着了。再醒来已经变天,广陵自开城门请降,吴军兵不血刃进入城中,惊恐的百姓很快随着他们的安抚和放粮镇定下来,广陵王被押往建业,十万士兵卸甲划在城南等待收编。一支吴军被拨去占领王府,查至一处院落时嗅见腥味,派人过去瞧,推门一阵冲鼻的血气,众人难忍地掩住口鼻。一个胆大的士兵闯进去,看见内室榻上有一具拆得七零八落的尸体,没有头颅,脏腑遗失不见。因为此事,吴军中很快生出广陵围城之困至于食人的传言。
孙权留广陵王软禁在建业,华佗使了些手段意图看望都不成。经此一战,南方太平了不少,他索性云游去了。又三年,听说她被鸩杀的消息,只有长叹遥拜。
长生的显示是个漫长的过程,起初几年他毫无知觉,到再见十年前的故人,才从对方的惊叹中明白自己的不老。当年所吃究竟是谁的血肉,已经无人可问,华于是只坦然自在地活着。
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各地句会報
花鳥誌 令和6年7月号

坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和6年4月4日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
受験の子送りてしばし黙す父母 喜代子 うつうつも待つこと楽し花便り さとみ 初桜幾歳月や句座の道 都 野遊びのノスタルジーを胸に秘め 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月6日 零の会 坊城俊樹選 特選句
野遊の一人は高きハイヒール はるか 春愁の長き耳垂れ犬来たる 光子 譲ること大嫌ひなの半仙戯 同 ボール蹴る子に一瞬の花吹雪 美紀 ぶらんこを替つてくれず漕ぐばかり 瑠璃 花いつもさびしきところより散りぬ 緋路 大使笑ふ南麻布の花の昼 佑天 花冷のベンチに花冷のお尻 緋路 群青の絵の具は春の水に溶け 同 教会の桜は透けるほど白く 小鳥
岡田順子選 特選句
花に息ととのへてゐる太極拳 光子 鞦韆の蹴り寄せてゐる桜色 三郎 純白の肌着吊られて花曇 同 皆遠き目をしてをれば桜かな 和子 花いつもさびしきところより散りぬ 緋路 子の声は残響となり連翹黄 同 花は散るべしと笛吹く裸体像 俊樹 春の野の児らしか知らぬものがたり 軽象 花すみれ遠くの空に戦闘機 美紀 春光の鳩はみどりの首見せに きみよ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月6日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
夕日落つ別離の駅の古巣かな 朝子 冴返る齢八十骨の音 成子 仔犬抱き遅日の船を見送りぬ かおり 菜の花や千の棺より生るる 睦子 枝枝に声転がせて鳥交る たかし いつせいに揺るゝ吊革鳥帰る かおり 煙草屋は古巣残して店仕舞ひ 久美子 陽炎の消えて居座る陰陽師 美穂 地に古巣天に野鳥の窓があり 修二 我先に舫ひ綱解き鰆東風 たかし 朧月十二単衣に逢へさうな 同 しつけ糸解くおぼろ夜の京友禅 美穂 待つといふうれしさ人も桜にも 孝子 永遠の未完でありぬ桜かな たかし
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月8日 なかみち句会
春の海ばかりの駅に途中下車 秋尚 つれづれに雨音聞いて日永かな 廸子 鎌倉や角曲がるたび春の海 三無 石楠花や参道狭し奥の宮 史空 お別れの日に石楠花の紅の濃く 貴薫 また元の話に戻る母日永 美貴 小刻みにきらめく春の海まどか のりこ 寺領にも石楠花紅く小糠雨 ます江 ………………………………………………………………
令和6年4月8日 武生��鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
娘良し妻さらに良し春日傘 三四郎 母の忌を迎へし朝の春の雪 ただし 風光る千年超えし物語 みす枝 春浅し耳朶柔らかなイヤリング 世詩明 天空へ光を返す白木蓮 三四郎 愛猫に愚痴こぼしをり四月馬鹿 みす枝 初蝶の二つ行先定まらず 英美子 貝の紐噛んでひとりの春炬燵 昭子 ほろ酔ひを名妓支へて大石忌 同 校庭の鉄棒に触れ卒業す 時江 薔薇一本くれる夫ではなけれども 昭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月9日 萩花鳥会
春一番濁りし川の鯉めざめ 祐子 春愁の情緒一新晴衣着る 健雄 春の宵椿徳利の矢の根寿司 俊文 四月空総出で迎える娘の帰国 ゆかり 遊覧の舟に続くや花筏 明子 教科書に漢字で名前進級す 美恵子 ………………………………………………………………
令和6年4月12日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
山笑ふ札所巡りにの急き 宇太郎 一歩づつ眼下となつてゆく桜 美智子 渡船場に飯蛸釣りて島土産 宇太郎 桃咲いて捨て犬たちの誕生日 都 杖を曳き混じりて遊ぶ花筵 悦子 囀を総て抱へてゐる大樹 史子 初燕無音の青を切り分けて 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月13日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
としあつ忌修す爛漫卓の上 百合子 信濃路は薄紅に花杏 和代 里は今杏の花に溺れたる 白陶 想ひ出のとしあつ談義飛花落花 亜栄子 竹秋の風を聞かむと句碑に佇ち 三無 白寿なる母満開の花と散る 多美女 句碑古りて若さ溢るる花楓 文英 雨上り杏の花の山家かな 幸風 ふんはりと包みたる香の花通草 秋尚 白き卓都忘れの彩映えて 恭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月13日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
対岸に人の流れてゆく花見 あけみ ���貨物春の泥付け走る町 紀子 犬ふぐり自転車の子は風のやう 裕子 烏ども引き連れてゐる田打ちかな 紀子 障子開け全て我が世の花見なり みえこ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月13日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
余生をば貪る朝寝でありにけり かづを 一穢なき姿のままの落椿 同 落ちてなほ華やぎ続けゐる椿 同 春風に仰ぎて凜と左内像 同 板木打つ仕草秘かに春そこに 和子 朝寝して咎める人も無き自在 泰俊 春愁や錆びし火の見の鉄梯子 同 蛇穴を出づと云ふ世の一大事 雪
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
咲き満ちし花に静けきある古刹 かづを 芽柳に縁なる風棲み初めし 同 沈丁の闇をつないでゆく香り 同 九頭竜に吐息とも見る春の雲 同 此の花に幾春秋を共にせし 雪 花を見に一人で行ける所まで 同 春休み児ら自転車で飛び廻る 富子 鴬のしきりに啼く日啼かざる日 英美子 川幅を歪めて流る花筏 真喜栄 夜ざくらやいつも打つ寡婦暮し 世詩明 筍や十二単の皮を剥ぐ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月17日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
哀愁の容姿あらはに紫木蓮 数幸 徐に白を極めて花水木 千加江 流されて留まり忘る花筏 同 春場所やふるさと力士負け多し 令子 唐門の昔を語る桜かな 啓子 紫の夜空の中に桜散る 同 二人で見いつしか一人花の道 希子 仮の世にしては見事な花吹雪 泰俊 無住寺は無住寺のまま桜咲く 同 愛子忌やせめて初蝶見たること 雪 落椿踏まるるをもて瞑すべし 同 和尚来たかと散る花に酌まるるや 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月19日 さきたま花鳥句会
たまゆらの時を浮遊し石鹸玉 月惑 春愁や己を鼓舞し逝く句友 八草 花篝名残りの片のうらおもて 裕章 脱ぎ捨てし靴下にある花疲 紀花 掛茶屋へたどりつきたる花疲 孝江 花吹雪渋沢像の頭に肩に ふゆ子 腰痛の愚痴ふき飛ばす芝桜 としゑ 楤の芽の口にひろごる大地の香 康子 春炬燵夫の座椅子のたばこ臭 恵美子 藤棚の真中を風の通り抜け みのり 待ちかねた早朝よりの花見客 彩香 十字架の隣に読経山笑ふ 良江
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令和6年4月21日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
メタセコイアむんずと掴む春の雲 三無 今日も来て舞ひを見せたる春の蝶 ます江 佐保姫を見送る空の雲白く 軽象 蒲公英の真白き絮は飛ばず揺れ ます江 一山をより高くみせ桐の花 斉 僧一人花韮咲かす露地に消ゆ 久子 牡丹の重たく崩れかけてをり 秋尚 桜蘂降つて大地に横たはる 斉 春草の足裏くすぐる田圃道 経彦 観音の御手のやさしく著莪の花 芙佐子 ゆつくりと翅を広げて蝶生まる 斉
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年4月22日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
昨夜爪を切りたる指に草を引く 雪 十一面千手千眼像朧 同 瞑すべし柏翠踏みし落椿 同 この椿もんどり打つて落ちたるか 同 初蝶や昨日は森田愛子の忌 同 不器用を誰憚からず針供養 同 春愁や文箱に封じたる手紙 同 春愁や此の髪に手を置きし人 同 昭和人昔語らず花の下 昭子 本気度を探るお見合亀鳴けり 同 久々に手に取る修司五月来る 同 しなやかにそしてしたたか単帯 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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【常威近代史】(八百三十三回)
儲蓄是個好習慣
時間先去到1940年嘅9月,9月1號,張治中(1890-1969)繼陳誠(1898-1965)任國民黨軍事委員會政治部部長。張治中,字文白,安徽廬州府巢縣人,國民革命軍二級上將,曾任湖南省政府主席、國民政府軍事委員會政治部部長兼三民主義青年團書記長、新疆省政府主席,曾主導參與多次國共和談。1947年在原籍安徽省巢縣當選為第一屆國民大會代表。原為中國國民黨黨員,與政學系關係密切。1949年6月宣佈脫離中國國民黨,後加入中國國民黨革命委員會,任民革中央副主席。中華人民共和國成立後,歷任中央人民政府委員、西北軍政委員會副主席、中華人民共和國國防委員會副主席,於第三屆全國人大常委會副委員長任上病逝。
同日,河南尉氏、太康等縣黃河新道多處缺口,水災嚴重。今日,國民參政會憲政期成會向,正在舉行嘅參政會第五次大會提出《中華民國憲法草案(五五憲章)修正草案》。1939年9月召開嘅國民參政會一屆四次會議中通過咗《召集國民大會實行憲政案》,此後憲政其成會一直致力於推動憲政進程。但《修正草案》遭到國民黨代表嘅反對。今個月18號,國民黨中常會決議,因戰時交通不便,國民大會嘅召集日期應暫時不予決定。
9月3號,中國軍隊剋服廣西龍州北關。9月4號,美國記者太平洋考察團抵達重慶。9月6號,昆明至河內無電話通話。9月6號,由全國節約建國儲蓄運動委員會、全國節約建國儲蓄勸儲委員會,共同發起組織嘅節約建國儲蓄團,今日下午喺重慶成立。節約建國儲蓄團團長孔祥熙(1880-1967)致詞,提出欲完成抗戰建國嘅既定國策,必須動員全國人力、財力、物力,而最有效嘅方法就係厲行節約,廣泛儲蓄。蔣介石並且發表《告全國同胞書》,節約建國儲蓄運動由此發起。時局艱難,籌旗非常重要,唔單止人需要跑山,一個國家亦需要跑山救命。俗語有云,錢唔係萬能,但係冇錢就萬萬不能,尤其是打仗,係一個瘋狂燒錢活動,少個崩都唔得掂。做人冇錢可以破產,從頭嚟過。但係打仗冇錢,就係人頭落地,國破家亡,種族滅絕!
抗日戰爭,抵抗外敵,投入全國人力物力,窮人當兵上戰場掘地雷,富人要保命,則要付出財產支持國家金融穩定,其實無可厚非,一場公平交易。不過,既然有付出,自然想得到理想回報。但當回報不似預期,或覺得付出比回報大得多,就會周身唔聚財,個心唔舒服。戰爭期間,生死存亡之際,當然冇人敢出聲。但戰爭完結後,鬆一口氣後,就希望有回報,至少能夠取回之前壓下去的寶,最低限度收回成本。但高手一個財技乾坤大挪移,將人民血汗淺化為烏有,最慘係有人袋袋平安,中飽私囊,人民難免怒火衝宵,不過那是後話,清明未到,留待拜山先講。
永遠記得睇過本書叫《一個德國人的故事》,講一個德國人點解支持納粹?主人翁本來係一個平平無奇嘅普魯士公務員,工作大半生,儲夠錢退休。但第一次世界大戰後,德國馬克因為華爾街有人玩財技大幅貶值,存摺裏面,本來夠過埋下半世嘅退休金只係夠買半磅麵包,一生勤勞化為烏有。於是乎有個癲佬政客叫希特拉,話佢聽可以復興偉大的日爾曼民族,奪回佢哋失去嘅一切同埋榮耀,同埋向猶太人報仇。於是,嗰位仁兄就成為咗納粹嘅信徒,事情就係咁簡單,唔係好複雜。世界上並冇無緣無故的愛,亦冇無緣無故嘅恨。
9月7號,《新華日報》報導,四川省米價飛漲,6月間為10元1舊斗,去到9月,已經漲到30元1舊斗(一斗米約7公斤kg左右),短短兩三個月,米價上昇三倍,顯然係供不應求,人民生活亦必定水深火熱,因此必須控制。有見及此,兼任四川省主席嘅蔣介石發表《告全國同胞書》,決定實施糧食管理,以解決米荒。四川省自本年2月以來,糧食價格一漲再漲,民眾心理日益恐慌,少數有錢人富豪囤積居奇,有存貨但唔肯出售,一於待價而沽,正是硃門酒肉臭,路有凍死骨,真正仆街冚家鏟,難怪後來要鬥地主,大家心裏都係明白嘅。加上今年四川糧食已經失收,市場米糧短缺,價格自然不斷攀升。四川省政府要求農民出售餘糧,並且警告囤積居奇將會受到懲罰,但措施實施之後,糧荒狀態仍未能根本好轉。
9月11號,中國軍隊炸毀滇越鐵路河海鐵橋,以阻止日軍由越南沿該路入侵雲南省。9月12號,成都、康定無線電話通話。9月16號,日本再次轟炸重慶,中國空軍起飛迎敵,於戰鬥中損失16架飛機。同一日,法國軍警喺上海擊斃孤軍營內軍人50餘名,次日中華民國外交部向法國領事提出嚴重抗議。大家千萬要記得,上海法租界仲有一支中華民國孤軍死守,到咗今日已經進入第三個年頭。
9月17號,朝先獨立黨喺重慶組織光復軍,抵抗日本軍國主義者,除咗有日本人自己,仲有朝鮮人。9月18號,晉綏解放區《抗戰日報》喺興縣創刋。9月20號,郵政總局於抗戰開始後首次調整郵費,國內平郵信件郵費由5分增加至8分,漲價幅度驚人,不過理應體諒,戰爭期間仍然保持郵遞服務,其實難度相當高。9月23號,國民政府外交部抗議日本、法國關於越南事件嘅「法日協定」。
#常威💀 #蔣介石平反系列 #佛經抄寫員 #中日戰爭 #中華民國
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Slash:Aragorn/Boromir
作品标题:《I hate myself for loving you》
等级:Nc17
警告与说明:波洛米尔与阿拉贡在河边争执,他恨自己陷入这无望的爱,在黑暗的欲望中放纵自己,无力挣脱。
我写这篇同人的时候,卡顿了很久。它不长,很简单的一个小片段,但因为各种杂事,以及我不是很擅长处理这个部分,放置了一段时间,现在又重新捡起。
互攻背景,波洛米尔视角,描写旅途上一个心理非常不成熟的场景,最终而因此导致悲剧。有人物失控的愤怒,冲动下的自我厌恶描写。可能这篇文章混乱的结构,对人物的不够恰当的解读,以及文字上的表达,会让你感到很不适。那么,不喜欢请不要看它,也尽量保留一些网络礼仪,不要让我们都不开心。
——————————————————
1.盐柱
“波洛米尔,你听说过一个关于盐柱的故事吗?”
很久很久以前,阿拉贡和波洛米尔在护戒的路上闲聊,在那些无聊又需要舒缓众人过于紧张情绪的夜晚,北方的游侠讲到那些稀奇古怪的传闻异事。
“那是什么故事?”
南方的刚铎统帅一直忙于对抗魔多的战事,在刚铎战士对事情的排序等级中,他的个人娱乐总是放在最次要的位置,对这些见闻并不太涉猎。他有些好奇的问,语气中不太介意自己的无知。
“这是一个异世界来的传说,真假难以考据,诸位听过足矣。”
阿拉贡打开话匣子,在今夜的长风中,讲述那些故事里的故事。
“有一个古老的城市,城中之人得罪了他们的神,神于是降下天火,要毁去他们。只有一个义人得救,义人带着他的妻女,离开那罪恶之城。神的使者嘱咐他们,一路上千万不要回头看任何东西,一次回头,就一切都功亏一篑。那义人做得到,遵守与他的神的约定,狠了心一路向前,逃离这灭顶的苦难,去接近与神同在、有亮光的道义与命运,义人离神越近,血里的原罪就离堕落的人更远。但他的妻子听到了背后城市万千生灵在熔浆中毁灭的声音,却忍不住心中怜悯,那血肉之躯中有柔软之心的女人回头,回头去看那天火毁城的惨景。她仅仅是回头看了一眼,只是一眼,只是一眼而已——白花花的盐从她的脚底漫到头顶,于是她化作了海边的一根人形盐柱,至今屹立。”
“……哀哉,多么可悲的命运。”
波洛米尔沉默良久说。
一个普通的女人,在她逃亡的路上,化作了盐柱。她本可以义无反顾往前走,走向那许诺好的救赎的光明,然而却受缚于她的血肉凡心。
波洛米尔很想知道,那颗心在化作盐碱的瞬间,是否与那注定恒古万年的盐柱一样苦?
他可以问有关战争,有关作战策略,有关如何对抗,有关所有更符合他刚铎统领身份一切的问题,唯独直接讲不出这么多愁善感的语句。
于是他将那些不适合一个刚强的人类男性战士问出口的疑惑,放在心底,没有再在这个晚上再问任何关于盐柱的一句话语。
2.阴影
在河边,在月光稀薄的黑暗中,来自刚铎的人类统领焦躁不安。
尽管知道从来不能得到他期盼中的最有效的支持,他依然提出了作为一个生来就要负责刚铎对抗魔多战事的领导者该提出的建议。
波洛米尔像无数次试图抓住最后的稻草的无望之人一般,抓紧那点细弱的可怜希望。他向与他一起守夜的伊西铎的后人,低声建议:
“走米那斯提力斯会更安全,你知道的!我们可以在那里重整旗鼓,然后一鼓作气前往魔多!”
然而游历四方不敢归家的北方游侠又一次掐灭了他的焰火。——只有这件事,阿拉贡不能也不敢轻易冒险和试错:
在阿拉贡的脑海中,波洛米尔在雪山上拾起魔戒,神情迷惑,受到试探的那一幕再次出现。
阿拉贡太清楚那枚魔戒对众人不同的诱惑了。
如果波洛米尔试图抢夺魔戒,在魔戒的强大阴影下变得不再是他自己……无论阿拉贡过后会多么痛苦,多么憎恨自己,恐怕那一刻,阿拉贡会真的毫不犹豫拔剑伤害他、杀死他。
对魔戒邪恶作用的了解,以及对波洛米尔性格和愿望的洞知,让黑云般的阴霾再次笼在阿拉贡心头。
如果回到了刚铎,在白城统帅能一呼百应的地界,在拯救人民欲望的深层驱动下,波洛米尔会用这邪恶戒指的力量去做什么?
他急于拯救刚铎解救他的人民和结束战争的高尚本意好心,会被这枚只为达到自己目的不择手段的魔戒扭曲到什么程度?
他会堕落进怎样的黑暗之中?
魔君的力量,会怎样利用人性中出于善意的这一点,混淆它,搅乱他们,这会给整个世界带来什么样灭顶之灾的毁灭?
那个令阿拉贡自己也一身冷汗的无言拔剑动作,又在他心里无声的回放。
在他内心中,在失去灰袍巫师甘道夫、他结识了多年的米斯兰迪尔,这个让他心碎的挚友以后,阿拉贡揽过来了那个领导者的角色。他作为一个团队的领袖角色,有责任去继续带好这支每个成员都被魔戒折磨到松散的队伍,出于保护整个团队能顺利完成摧毁魔戒任务的潜意识——阿拉贡心里锋利的刀剑,在这一刻又缓缓出鞘。
“回到刚铎也无济于事。”
来自南方的人类统领连声线都因愤怒而不自觉地轻微颤抖,每当他如此,阿拉贡便觉得刚铎之子外显的所有强势都是纸糊的:
“你对那些精灵倒是深信不疑,对自己的子民却一点信心都没有?没错,人类有缺点,脆弱不堪……但人类还拥有勇气和荣耀……可这些你都视而不见!”
宰相的长子金发凌乱,咸涩的汗液像苦透的泪一般让那些刘海黏着他的额头,风霜的脸庞在这一点点可怜的月光下更加脆弱与沧桑。
他的痛苦无法隐藏,如不可回避的荆棘牢笼,刺进所有挣扎的、本身力量微弱、却还要固执前行之人的脚底。
最后一点月光被乌云遮盖了,同时掩盖了阿拉贡脸上不易察觉的羞愧与逃避,遮住了他还没有为承担重任做好准备的心。
他欲低头转身的肢体反应,对冲突升级处理的反射性退让,彻底激怒了波洛米尔。
他一把揪住他的领口,鼻尖粗重的热息拂过阿拉贡逃避的脸,强迫伊西铎的血脉正视他。
波洛米尔揪扯阿拉贡的衣襟用力到他指关节发白,盛怒与失望,让他丝毫不能控制此时此刻自己声音里的尖刻控诉与力量���粗鲁无礼:
“你怕了!你一辈子都躲在阴影之中,害怕承认自己的身份,自己的内在!”
阿拉贡的回应却像一个字一把尖刀一样,挖空波洛米尔的心脏所有的血肉。
恐怕连他自己都意识不到,他顾全大局的理性与客观,他被戳中最令他自己无法接受、和最让他感到痛苦的心魔时刻那一瞬间,条件反射的封闭,和眼中只有一刹那的冰冷防备,有多么的伤人。
那些更伤人的话只在他喉咙里停留半秒,就从他嘴里出来:
“我绝不会让魔戒靠近你的城市半步!”
排山倒海的冰,仿佛来自红角峰的冰,一整座冰山的冰,这世界上所有的冰一起加起来一般——一下扣到波罗米尔心上,瞬间冻住了波洛米尔极盛的怒火。
“……我的城市?”
冰山被底下火山爆发的熔浆嘣开轰碎。
他的拳头比他的其他部分做出的反应快,一下打到阿拉贡有浅沟的下巴上。
“我的城市?!我的城市???!!!”
波洛米尔几乎是爆发性地扑到阿拉贡身上,用体重把高个子一下掼倒。
波洛米尔压在阿拉贡身上,不顾阿拉贡身为一个战士条件反射打在他身上让他疼痛的反击,和这北方的游侠撕打在一起,喘着沉闷的粗气继续揍他。
波洛米尔又冷又热,两种极端情绪在他身体里交织……
——他替那些所有为刚铎舍弃了生命,抗争到底,流干了千年的血泪,在枯竭中苦等那个空了千年的虚空王位重新迎回主人的人们不值。
“是了…确实只是我的城市……刚铎没有国王,刚铎也不需要国王!”
又一拳狠狠揍到了阿拉贡的下巴上,那一拳有力到波洛米尔自己的指甲都磕进了拳心,但波洛米尔感觉不到痛。
波洛米尔强迫自己无视他尖锐的话语让阿拉贡的双眸中压着的剧痛,这一拳狠到打得阿拉贡下巴瞬间青了。
那里留着前几个夜晚,他和他在洛林的夜晚,阿拉贡允许波洛米尔在激情之下留下的浅浅牙印。
现在,那下巴的浅沟被波洛米尔打出了破裂的血污。
恍恍惚惚间,波洛米尔想起那个洛林的夜晚——他们的身体���心灵,第一次向对方坦诚的打开的那一夜。
3.幽境
在那个幽蓝色的夜晚,白城的统领一个人,远离了那些出于同情与友好,给他们留宿的精灵,远离了所有的伙伴们,在那个孤独的角落,陷在精灵女王凯兰崔尔在他脑海中留下的声音中,陷在他个人巨大的心理挣扎里。
洛林的夜晚回响着精灵们如诉如泣的低声挽歌,这挽歌中是让所有人听之会心口破碎的悲曲,为那护戒九人小队在摩瑞亚矿坑中失去的灰袍巫师。
如今他们只剩八人,团队中的一半成员惊魂未定,内心戚戚,更沉重的压力让波罗米尔无法像旁人般安心入眠。
“休息吧…波洛米尔……这里都警戒好了。”
白城的将军为那安慰他的声音回头,看向这支并不算稳固的队伍中,他唯一的人类伙伴。他的目光落入阿拉贡那双带着关心和温柔的灰蓝色眼睛。
“……我在这里无法平静下来。”
白城的统领低着头,极力去控制他的脆弱,但他放在膝盖上微弱颤抖的拳头,和气息不定的声线,却出卖了他内心的真实状态。
“她的声音一直在我脑海盘旋……她提到了我的父亲……还有刚铎的堕落……”
阿拉贡缓缓坐到他身边,近到一个让波洛米尔觉得此刻可以接受的距离,只是很安静的倾听,并不打断他,也不评价他。
“她说,就算是现在…也还有希望。”
波洛米尔低头,干燥的嘴唇嗫嚅,尽量不看阿拉贡的脸,他像在自己一直的困惑里自言自语,又像需要一个倾听他无法对旁人诉说话语的倾听者。在这个异国他乡的夜晚,在黑暗中,在那些远离对他个人期盼的遥远距离中,在同是人类的阿拉贡的面前,他才能够做到这不易的示弱。“……可我根本看不到,希望早就消失不见了。”他沮丧的偏了一下头。
“我父亲……”他转首看一眼阿拉贡,在阿拉贡用安静营造的支持中,鼓起来莫大的勇气,倾吐他自己的私事。
“我父亲品行高尚,却治国无方,人民丧失了信心。”
他的父亲…刚铎的摄政宰相德内瑟尔,那个让他情感复杂的人。
波洛米尔敬重他,认可他对刚铎的良苦用心,竭尽全力的辅助他,但又那么的畏惧他。在德内瑟尔面前,他需要扮演的角色太多——一个靠谱的统帅,一个尽责的儿子,一个军队士气的鼓舞者,一个能代表刚铎英勇无畏军人气概、不允许轻易流露脆弱的男性偶像……
他始终不能如愿的成为那个更完整的他自己。
“他希望我能扭转乾坤……我也想……我也想复兴刚铎……”
波洛米尔闭上眼睛,在沉重的期许和自我期待中克制着自己。他又抬头看向远方的夜空,在远方夜空的幻影中,好像看到片片了云层堆叠成故乡刚铎的海市蜃楼。
慢慢的,波洛米尔叙述的声音,为他不在眼前的故乡,从沉郁到充满感情的深深眷恋,仿佛他仍置身其中,从不曾因为寻梦的旅途与护戒的重任而远离。
“阿拉贡…你见过吗?埃克塞理安的白塔,珠光闪耀…银光倾泻…白色旗帜在晨风中飘扬……”
波洛米尔声音低沉,遥远,嘴角在想象与回忆中不自觉的弯起笑意。
“有过清澈的银号角,召唤你回家乡吗?”
他问他未归的王,流连荒原的游侠。
“我见过白城……很久以前……”
阿拉贡微微合眸,闭上眼睛,前尘往事漫上心头,轻声回答刚铎的统领。
那是他不曾与波洛米尔多言论过的过去,那时他仍化名为索隆吉尔,投身于埃克塞理安二世的帐下,为刚铎效力,留下战功与美名。
阿拉贡没有告诉波洛米尔,他那时与现在一般,仍旧不肯认领他自己的血脉与身份;阿拉贡也没有告诉波罗米尔,彼时还年轻有锋芒的自己,与敏感多疑的德内瑟尔结下的误会,最终只身离开那个白色的城市;他在波洛米尔身上,有时常常能看到他父亲高傲又决绝的影子,刚铎战士祖祖辈辈不变的忠勇与血性,在他们身上是多么的相似。
白城的统帅看向北方的游侠,在洛林的星光下,脸上绽露出温暖又明亮的笑意。他期盼着,终有一日,能带他未来的领袖回到他们共有的城市,与阿拉贡一起,共同归去。
波洛米尔的手忍不住稳稳的握在阿拉贡的肩头,亲热如兄弟般,用力拍拍未归的游侠。他绿色的眼睛中,闪烁着为那个其实并不存在的希望而燃起的璀璨星光,与伊西铎最后的血脉贴得那样的近。
“终有一天,我们会到那里, 塔上的守卫会高呼,刚铎之王回来了……!”
在波洛米尔渴盼又热烈的声音中…阿拉贡不语地眨眨眼睛,高高的眉弓在月色下,在深邃眼窝中投下只有他自己清楚的内心阴影。
阿拉贡的手,缓缓回握住刚铎之子放在他肩头的手背上,垂下的视线与波罗米尔仰起的目光浅浅的交汇。
白城统领的绿眼睛太过夺目,他带着笑意的嘴角太过温暖。
阿拉贡忍不住屏住了呼吸,就这么任由自己的手心贴着波洛米尔手背带着暖意的皮肤,他那双映在波罗米尔绿眸中的灰蓝色眼睛,目光温柔,沉静如水。
有一些呼之欲出的情愫,让这本是带来安慰与敞开心灵的夜晚变质了。
他又这样看着我了…………
还是这仅是我的错觉………?
亦或是他早已发现,我的目光在这一路上无法不偷偷跟随他的事实………?
波洛米尔痛苦地眨眼。
我看着他的目光……强烈到连我自己都摒弃我自己……
游侠的目光太像一张网,网兜住波洛米尔一路上内心一直苦苦挣扎的彷徨野兽。
阿拉贡又用他们在瑞文戴尔初见时的目光那样看着他,带着试探,又带着洞悉,与波洛米尔的视线交汇,如神秘的月光,与波洛米尔像夕阳般带着余温的目光交缠在一起。
这令统帅忍不住太长时间放纵自己沉醉在游侠的眼眸里,盯着阿拉贡唇上干涩的唇纹看了太久。
但我不能……但是我不敢……
在阿拉贡定定的注视下,波洛米尔原本热情的目光,在他自己不敢诉说又极力隐藏的内心欲望中,又再次变得闪躲。
夜空中是精灵们如梦似幻的歌谣,那黄金森林里的歌谣是波洛米尔听不太懂的辛达语。
那些声音似乎很远,隔着一层薄膜般,让波洛米尔此刻只听得清自己如雷的心跳。
阿拉贡的目光像魔戒那样牵制住波罗米尔,让他内心深藏的火一般的欲望无处遁行。
波洛米尔呼吸都顿滞了,想把那停留在游侠身上太久的手,从阿拉贡结实的肩头上急急抽走。但阿拉贡却牢牢握住了他的手腕,不让他撤离。
游侠低头,近得与统帅呼吸浅浅的交织在一起。
贴得太近了……我害怕我会………
波洛米尔的背后全是冷汗,然而他的下腹因为这过近的距离,从马裤中腾起了欲望之火,这细小的火苗煎熬他,让他苦苦强忍着不体面的生理反应。
维拉啊…仅仅是他的目光而已…我就如此的不得体………
波洛米尔绝望的闭上眼睛,阴茎在织物的束缚中痛到勃起。
我恐惧他一旦知道我对他的渴望,会认为这是对他肮脏的亵渎,我恐惧他的厌恶与不齿………
他盯着游侠开合的嘴唇,暗夜中亮晶晶的唇齿,波洛米尔嚅嗫的唇情不自禁的颤抖起来。
“波洛米尔……你为什么…一直不愿意直视我?”
波洛米尔可以用上自己最大的力气给阿拉贡一拳,为这个直击他内心挣扎的唐突问题,用以掩饰他内在埋藏起来巨大而隐秘的羞耻。
但是他无法在这难得又暧昧的亲密距离中奋身挣脱,他像一具干死的尸体,浸泡在阿拉贡如水柔情又展露出阿拉贡本心的眼睛里。
“我恳求你不要追询这个答案,阿拉贡……”
此时此刻,波洛米尔连声音都是干涩而颤抖的,他庞大的身躯也控制不住的战栗,震颤般的抖动像一场小型地震一样,从拳握的手链接到阿拉贡抓住波洛米尔手腕的手,传递在阿拉贡的躯体上,一样震颤着阿拉贡的心房。
在今夜的洛林,波洛米尔已暴露了太多的自己,可他语言中的坦白并没有停。
“…它太过不体面,叫我自我憎恨,也会让你在今夜以后…看到我就恶心……”
“你为什么会那样想…?难道你没有发现…我的视线……我……”
阿拉贡停顿了一下,轻眨一下羽睫,这样近的距离,这样能听到彼此悸动不止的心,这样几乎能够相贴在一起的嘴唇…隐藏在年长游侠目光里的理智,一样在慢慢像融化般碎裂。
“波洛米尔……你难道没有察觉…我的视线…同样不能停止去看着你吗?”
是的,阿拉贡有,在每一次波洛米尔视线快速错开的那些瞬间,在波洛米尔以为将情感掩饰得足够好的目光中,阿拉贡的眼睛亦会去寻找他,不止一次的寻找他。
那些敌意,那些挑衅,那些傲慢,那些成见,那些差距,那些外在规则的社会外衣,始终无法阻止心和心的吸引力。
“……这会叫你一样的厌恶我,一样让你感到恶心吗?”
伊露维塔,阿拉贡以为自己是那个能把这份克制在旅途中保留到最后的人,当做一切无事发生,忽略掉他心里所有的声音。
可他做不到,他根本做不到。
这世界上,在爱情之中,唯独投入了真实到忘我的感情,才能不受那么多理性考虑利弊的限制。
“这是一个黑夜中的安慰吗?还是仅仅是一个怜悯?”
我不能承受,这仅仅是一个施舍。
波洛米尔向后仰去,吞下他自己嘴里颤动的叹息。他不安又执着的看着游侠,像有罪的人等一个最后的审判。
回答他的是阿拉贡前倾的身体,停靠在他嘴唇上的呼吸。
一个干燥的亲吻贴着波洛米尔的嘴唇,时间那样长,长到足矣波洛米尔闻到阿拉贡唇上烤焦的烟草味,波洛米尔自身欲望燃烧的火焰味,那些难用语言去表达、情欲破壳而出的,末日火山岩浆的焦味。
“波洛米尔……我看着你…就仅仅是因为我自己渴望你…我吻你……也没有除了遵从我的内心之外的附加性……你会因为我想吻你,就安慰和怜悯我吗?”
阿拉贡直视波洛米尔的眼眸,掌心在他手背上温柔的摩挲。
“告诉我,波洛米尔…你会仅仅因为怜悯就答应吗?你能这样吗?至少我自己不可能做到这样子……你厌恶我们现在的距离吗?如果这冒犯你…你不愿意…我们……”
根本不让阿拉贡说完剩下的话,刚铎的统帅紧紧搂住北方游侠的腰,将更炙烈的亲吻推进那张微张的嘴里。
他的舌头和游侠的舌头在密闭的空间中几乎是迫不及待的纠缠。在游侠缠上来抢夺一样的舌头上,在游侠扣着他后脑勺的向后深压中,气喘吁吁的来回顶弄与迂回,无穷尽的去探索对方口腔中有限的空间。
他们干燥的嘴唇在这浓烈的亲吻中完全的湿润了,唾液从唇齿的间隙中滑落,溢在唇角,狼狈的挂在对方下巴上胡茬上,分不清哪些是自己的,哪些是对方的。
“我该碰触你哪里…阿拉贡……阿拉贡……阿拉贡……维拉啊……”
阿拉贡的手引导波洛米尔发抖的手摸进自己的马裤中,去咬波洛米尔的下巴与喉结。统帅在自己的呻吟中拉开游侠的衣领,一样急切的牙印落在阿拉贡脖子上,让阿拉贡发出同样难耐的轻喘。
缠斗中如此贴近的身躯让他们下身同样硬热的勃起密密的贴在一起,在他们拳握住对方性器、一下接一下的套弄频率、火热的拳头中。
他们的腰弓起来,胸膛紧贴,有力的胳膊互相用力搂抱着对方。
两个人类战士不分你我的急切亲吻,舔对方身上滚落的汗水,用勃起到狰狞的阴茎在逐渐配合起来的节奏中互相操对方粗糙的手,直到手心中沾满对方顶端中渗出的粘糊前液。
不知不觉中,他们在纠缠里互相脱去了对方的腰带和衣服,蹬掉了马靴。
性奋和羞耻的深红色染上统帅苍白的皮肤,月光下,刚铎之子衣衫凌乱,敞露着因呼吸而起伏,有淡金色细小绒毛的饱满白皙胸肌,额头上凝着颗颗热汗,大手摸索着阿拉贡微湿又毛发浓密的小麦色强壮胸膛,发红的眼角盯着阿拉贡双腿间亢奋到深红的粗大僵直剑柄,握住阿拉贡爱抚他大腿内侧抽动肌肉的手。
“阿拉贡……我从来没有和任何人……我不知道要如何和男性………”
一如啊,他向他说了什么可怕的话?
波洛米尔向他坦诚他没有任何与同性间性爱的经验——这句话像雷电一样击中阿拉贡在情热中发晕的天灵盖,让游侠黝黑的脸庞都不自禁因为统帅的空白而烧红,胯间的性器为他硬到发痛。
阿拉贡喉间滚出精灵语的低咒,波洛米尔轻笑了一声。他猜想,那或许不是什么文明的语句。
游侠从统帅身上爬起来,因勃起而走得一点都不自然的在那堆衣服里翻找。
他狗一样弯腰把脑袋凑在衣服里翻他要的东西,弯腰的姿势让统帅看清楚了游侠比例完美肌肉漂亮的腰背,宽阔的双肩,充满男性美感、棱角分明的身体线条,瘦削但充满力量、像野生狼科动物般紧凑的强健肢体,深麦色的窄臀,沉甸甸的饱满睾丸,又深又性感的股沟。
这让统帅的手都忍不住放在自己的硬物上,低声急喘着给自己手淫。
“我们只有这个……”阿拉贡掌心中放着一个晶莹透明的瓶子,波洛米尔认得那个,那是游侠随身携带的阿塞拉斯草的汁液。
“那是……凉的……”
“我知道……所以得……”
阿拉贡不再多说了,打开瓶盖往自己掌心中和指头上倒了一些绿色的草汁,绿意又苦凉的味道充斥波洛米尔的感官。
他缓慢地张开笔直修长的腿,伏低了劲瘦的腰,把住统帅的肩膀,跨坐在波洛米尔大腿上。在统帅的眼前,那个充满野性生命力的男人用微阖的目光,锁一般勾住波洛米尔的视线,不容他错开。
维拉在上,但愿我们的初次不算太糟糕。
阿拉贡在心中祈祷。
他不好意思告诉波洛米尔,和同性在一块儿深入至此——这事儿他也是头一次。
所有同性性爱的知识,仅仅限于过去军队中游骑兵与正规军职业的男人们粗俗黄色笑话和吹嘘自己性能力中的纸上谈兵。
他想不到他能做到为另一个同样没有经验的男人而准备用手操开自己。
他想不到的事情还多的是。
游侠微微抬起腰,将一根油润的指节缓缓推进自己紧窄的体内,微簇着眉头,并不熟练地扩张他自己。
波洛米尔瞳孔睁大,条件反射双手握住游侠的腰,耳朵中灌满了阿拉贡在松懈的神情中尽量放松自己的绵长呼吸音。
阿拉贡的表情专注,沉着,微张而抖动的嘴唇开着,缓缓的吐气,汗液积聚在他雕塑般的鼻尖,热潮的汗水蒙着他线条硬朗的五官,在用手指开拓自己的过程中,游侠并不发出什么声音。但波洛米尔能从游侠逐渐不能聚焦的瞳孔,和鼻端变粗的呼吸音里察觉得出来,阿拉贡强压的理智在慢慢的逐渐溃败。
一根…两根…但是阿塞拉斯草的汁液并不能完全使他内部紧绷的肌肉得到充分的润滑。阿拉贡咬着牙冠抽出自己体内的指头,在微凉的肠道感官中轻声嘶气,他在波洛米尔面前将手指含进自己嘴里,猩红色的舌尖在黑暗中闪扫了几下,卷住他自己的指节做了一些补充性的深吞。
波洛米尔连呼吸都停顿了,下身发硬到极致。
他拉开阿拉贡的手指,捏着阿拉贡胡须柔软的下巴,拇指爱抚他下巴上的浅沟,摸索游侠在刚刚的啃吻中变得红润的嘴唇。
统帅往手指中沾了一些草汁,把自己的指头操进游侠的嘴里,夹玩他的舌头,眼中闪烁浓烈而危险的情欲,模拟口交一样去顶压他舌根,上鄂和喉口。阿拉贡在错愕了一两秒后,随即配合的去吸吮波洛米尔的手指,舌头扫刷波洛米尔的指根,像挑逗波洛米尔的阴茎一般,轻轻含吮住又用力吸紧,舌头在卷住波洛米尔指头的过程中,吞咽下阿塞拉斯草液冰凉的苦汁,咽下灼烧他喉管的凉液。
游侠那双锐利如鹰的目光紧紧缠着波洛米尔,雄性的本能在接受中与他角力。他的目光和他的目光,两把钢锁一样锁死了对方。
波洛米尔阴茎上紫色的青筋都绷了出来。他用拳头把阿拉贡的手腕别到游侠身后,掌心稳稳托住那个深麦色的屁股,撤出游侠嘴里的指头,往手上倒了更多草汁,推进阿拉贡为他而准备的体内。
他的腔内紧得令波洛米尔难以想象。游侠皱眉,轻哼着抬腰又缓缓下落,那一圈外环的肌肉在推拒的力量中咬着波洛米尔的指根。
这草汁这么冰凉,但阿拉贡的体内那么灼热,足够将波洛米尔低温烫伤。
统帅屈指,转动了一下指头将穴里的热肉拉开,一圈又一圈,触探阿拉贡身体内部的隐私,草汁混合肠液,溢出来润湿统帅的手指,波洛米尔再往上探索着按去,似乎他按中了让阿拉贡失神然而快乐的开关,游侠突然绷直大腿伸直了脖子,将波洛米尔的指头夹得更紧,从胸腔发出窒息般短促的气音,笔直阴茎上的腺液溅甩到刚铎之子的下腹,指甲扣进波洛米尔肩膀的肉中,埋在统帅肩窝处脱力的喘气。
“你还好吗?阿拉贡……”
波洛米尔的声音透露出对游侠的怜爱,关切,与小心翼翼的温情。
“…糟透了,想要你想要到发疯……把油倒在你那里,哈啊……”
阿拉贡的声音嘶哑得不行,干哑的声带中缀满水汽的湿意。
游侠虚拢着拳掌去捧着统帅的脸,牙齿咬扯他的下唇,灰蓝色眼眸中全是对他信任的情欲。
他握住波洛米尔的硬热,指甲抠进他冠顶溢着露珠的细缝,湿热的穴口压在统帅的勃起上。在眼冒金星饥渴到混乱的情欲中,声音沙哑的胡言乱语。
“然后操我……进入我里面……唔!”
油弄湿了波洛米尔的耻毛,整瓶都用完了。阿塞拉斯草汁像冰镇在他烧得通红烙铁般的阴茎上,让波洛米尔快意到面目扭曲。
他把阿拉贡掰开,握住阿拉贡夹在他有力胳膊上的腿骨,毫不客气一鼓作气操进他紧致的内里,整根缓缓的插入。
阿拉贡的里面热得波洛米尔发晕,冰凉的阿塞拉斯草滞黏在阿拉贡的肠穴和波洛米尔的阴茎之间,像一个透明的薄膜,在插入的链接形式里,同时令他们双双在高热和冰凉感中,体会最私密性的地方被灼烫又被冻伤。
阿拉贡把拳头抵撑在波洛米尔的肩上,无声低喘着,像在催促他继续干他。然而波洛米尔一旦轻轻抽动,游侠的脑袋就在冰火两重天的热痛中,拱进波洛米尔颈窝间,在急促呼吸中咬住他的颈侧,忍耐疼痛与快感。
一如啊,波洛米尔大得要把他给活生生劈开了,他比他们两的手指都粗得太多。阿拉贡眼冒金星,鼻间喷着热气,尽量放松自己的身体,他都不需要怎么夹波洛米尔,就能从波洛米尔咬着腮帮子吸气的表情中,知道自己身体里面紧绷成什么样子。
阿拉贡想,如果我们还能有下一次,如果他允许…我希望轮到我抱他的时候,我们能有更充足的准备,更好的环境,我会更充分的打开他,让他无所介怀的为我带来的快乐而痛快喊叫,而不是像现在,幕天席地,没有一张好床,我们两个都要小心翼翼。
我只希望我能给他一些更美好的体验。
统帅的手扶住游侠的腰,抚慰性的抚摸着,掐住了,开始了专注于在阿拉贡低垂着头难得的羞赧表情中,在他的狭窄身体中试探性的浅浅律动,那腔道里的肉推他,挤压他,在生涩艰难中又无以伦比的欢迎他。
阿拉贡的内部像一条朝圣者的直路,庄重,紧热,潮湿,神圣。让波洛米尔攀越着山峰,用自己的肉体一次次撞上去追逐他,直到在山顶巅峰处遇到那个人神一体的肖像。
他的血肉凡胎再次带着充满了勇气与力量的原始巨大冲击力与撞击力,将阿拉贡撞回苦乐参半、欲望的人间,让游侠在他的怀抱中,在他的硬热上颤抖着,跌落堕回七情六欲的红尘,神像的外壳破碎开,阿拉贡于欲望中流露真实自我凡人的那个部分。
他喜欢阿拉贡流露出那么多因为欲望的表情,丢掉了克制的面具,挣扎,苦闷,渴求,快乐……很生动,很美丽。
“阿拉贡…阿拉贡…阿拉贡!嗯…!哈啊……”
他小声叫喊他的名字,看着阿拉贡赤红到变湿的眼睛,一下又一下的伏腰挺胯,向上一次次深深顶进他,直至没根的深度,直至不能插入更多。
阿拉贡的胳膊铁钩一样勾住波洛米尔的脖子,压低了胯部吞吃他的阳物,喘着粗气默许他一下比一下深重的拓开和占有。
波洛米尔记得刚刚自己的手指操到令阿拉贡可以快乐的那个位置。他沿着那个硬起的肉块小力的抽插,冠头磨碾那个潮热的地方,手掌包笼住游侠不停滴水到弯曲的硕大阳物,用所有男人都无法拒绝的强势节奏,上下拉划着给他手淫。
“啊……呃…………哈啊………”
阿拉贡从喉咙深处发出无声的喘叫,波洛米尔从不知道,阿拉贡微微挑高但克制的尾音可以这么甜蜜,在性事中能够如此精准地直击他的内心和阴茎。
阿拉贡的内壁无意识的收窄,紧紧锁住抵住自己腺体操弄的那根阴茎,男性在性交中更动物性也更占据主动性的那一面开始主宰他的意识,支配他身体的性本能。
荒野游侠的腰开始主动的起落,将波洛米尔几乎颠出来,又再压实了,全根吃进去,节奏几近是在马背上颠簸般的狂野,气息粗砺而不羁,黑发因汗液湿漉成一条条,他向后甩头,汗水从发尖滴落到波洛米尔脸上,统帅烧红着绿眸,盯住他咧舌舔去,嘴角尝到的汗味是欲望的咸腥,温度像熔浆般催情,激发波洛米尔牢牢将阿拉贡钉在他阴茎上,腰胯耸动得更加剧烈,让阿拉贡在震颤中发出失控的低声尖叫。
他在被他操,又在用自己吞噬他的所有。像水火相融,再难分所有。
“你是我的吗?你是我的吗?你是我的吗?阿拉贡……”
这一夜在眩晕中,欺骗他一句也可以,哪怕天明了他恢复了所有的理性。
波洛米尔低喘着热气,在顶弄中亲吻阿拉贡的唇齿,呼吸他嘴里的热气,仰首去吮咬游侠毛发浓密胸肌中的深色乳头,把阿拉贡全部锁抱在自己汗透的火热臂弯中。
他跳动的心听不到指环的声音,只听得到两人贴近交颈时,阿拉贡擂动的心跳。
拥有伊西铎最后血脉的男人回抱住波洛米尔,在体内坚定的贯穿顶操里,压着喉咙间断断续续的粗喘,用舌尖在统帅口腔内壁回以攻占般缠绵又缱绻的热吻,并不单单只为情欲中的投入与迷失。
“我是你的…你一人的……波洛米尔…”
他说出了他心底最深的愿望…并不止是出于性欲,游侠的眼神深邃迷蒙又清澈。
“过了今夜以后还是你的……将来也一样是……”
统帅低吼一声,伏撑在���侠身上,在更深的埋入中圈抱住他,把他揉进自己骨血之中,与他纵情。阿拉贡的腿紧紧缠在波洛米尔健硕的腰间,胳膊拉下刚铎之子的脖子,唇齿相依到舌头上都是他的汗味、唾液和泪水的味道,与他抵死缠绵。
“你真美……阿拉贡……”
波洛米尔捧着阿拉贡的脸,摩挲他发红温热的高高颧骨,热吻贴在他嘴唇上低声地呢喃。
“男性的美…力量的美……野性的美…鲜活的…你生命的美…我感谢你让我进入到你的生命……让我和你一起经历这所有……”
波洛米尔一下又一下亲吻阿拉贡汗湿的肩头。
阿拉贡简直要为这赤忱的告白发出绝望的呐喊,浑身硬湿到不能自抑,他胸口滚烫,从阴茎贲张的小孔中期期艾艾地漏出混合了精液的腺液,像一串缀着珍珠的项链一样,漏在他自己黑色毛发虬结的腹肌上,他用小臂挡住自己的眼睛,神志不清地吐着热气。
“我坚持不了多久了……我坚持不了太多………”
游侠向后仰头呻吟。阿拉贡的体内全是波洛米尔,任他插入到这么深,这么饱,满涨到不能再多。
“波洛米尔……让我为你射出来……你也要射在我里面……波洛米尔……”
回应他的是波洛米尔又深又有力的撞击……阿拉贡蜷曲了脚趾,在波洛米尔对他硬热的抚摸与穴道的最后一记狠击中,低声吼叫着射了出来。
游侠的高潮牵引着他环状肌中颤动般的哆嗦,高潮的阵阵涟漪像一张没有形状的嘴,密实地吸吮统帅的在临界边缘的阳具。
在阿拉贡身上,波洛米尔压低了自己埋在游侠汗泞的颈间,嘶吼着,咬住了阿拉贡仰起的下半张脸上,咬住那个浅沟上全是汗珠的下巴。
波洛米尔控制不了自己浑身的发抖,与沉沦情潮依旧在喷射中的阿拉贡,十指亲密地合握在一起。他埋在阿拉贡体内的阴茎突突弹跳着,一股股热液毫无保留的射进游侠的体内。
洛林的夜晚,没有一句直接的诉说,去表达他爱他的言语,但他们确实又都坠入了爱的奔涌河流。冷河一般的空气中,只有他们肉体在交媾中相缠的情热气味。
4.内河
波洛米尔用力捏住阿拉贡青紫色的下巴,用拇指与食指抹开阿拉贡下巴上的血,将深红的血腥液体抹到那张他那夜热吻过无数回的嘴唇和嘴角上。
“刚铎的国王确实不在这里,这里只有一个北方的游侠,他可以在深夜与我苟且,容许我无礼的放纵,但也仅此而已……”
波洛米尔的声音变得更黑暗,更危险,更充满攻击性。
他戴着手套的手指摸向阿拉贡的马裤,触摸他赤裸温热的皮肤。拳心握住游侠未硬的勃起,侵犯一般去撸弄阿拉贡沉睡的阴茎,在阿拉贡的低吟与用力推搡阻止中,测量他的长度。
“但是你知道吗?北方的游侠老爷,我们南方的刚铎人从不亏欠任何人的人情……”
波洛米尔把阿拉贡捏握得更紧,全然掌控了他最脆弱的男性部分。这让游侠难受,并不赞同也不舒适地皱起眉头,眯着眼眸看着他身上的波洛米尔,游侠的颧骨上有波洛米尔留下的淤青。
在闪闪的河光中,阿拉贡强制自己压抑着怒火的硬朗五官,不要流露出太多表情与情绪。他在努力平息体内因为一场突如其来的相互不信任,斗殴、血腥味、暴力、疼痛感而被提起来的肾上腺素,面部线条显得更加疏离与冷硬。
但是波洛米尔的火热手掌用上了那些自慰的技巧,他用牙咬下一只皮手套,露出那些有粗茧的手。他从这辈子唯一一次与他人的性经验中知道,游侠喜欢他手上的粗茧,因此故意拢着四指压着力道,节奏分明的向侧边拔拉套弄,用指节和手掌上那些螺旋形的凸起茧纹刮蹭阿拉贡敏感的顶端,去挑逗阿拉贡的硬起。
直到在阿拉贡的鼻息声中,波洛米尔揉搓出手掌中让他满意的硬度。
“停下来,波洛米尔!波洛米尔,这不真的是你想要的,别让我们再因为这个而动手…!”
阿拉贡尽力保持理智,沉声呵斥波洛米尔,指节按在波洛米尔操控他性器的手上。他可以轻易一把弹起来狠狠揍刚铎的统领,用毕生战斗的老练技能,打到他鼻青脸肿,爬不起来,但是他不愿意对他再动刀兵。
波洛米尔嘴角噙起冷笑,故作惊讶的提高声线讽刺他。
“是吗?游侠,这有什么不合适的?和刚铎宰相的长子一起在旅途上做这事儿,看着他沉迷在傻子一样不管不顾的欢愉中,而不必去考虑你舍弃的,你嘴里的我的城市。我们之间,不就是用苟合来形容更合适吗?现在他还你人情,回馈你曾给他的恩惠,卑躬屈膝地帮你手淫,这是令你现在更兴奋更有成就感,还是感到更难堪恶心?你不要与我再继续苟合下去,那你这里怎么会这个反应?”
他将他腰带撕开,用力扯下阿拉贡的马裤,暴露他在昏暗光线下完全勃起竖在空气中的硬挺,他顶端冒着性欲腺液的硕大性器。
“你疯了…你不冷静……波洛米尔!”
“…疯?”
统帅顿了一下,脸上扯开傲慢的笑容,舌头舔一下勾起的嘴角,那地方被阿拉贡刚刚的还击打破了,有他自己的血味。
波洛米尔的声音变得更低,更哑,更干涩,更阴暗。
“你很快就知道疯是什么…!阿拉贡!”
他用阿拉贡的腰带把游侠的手紧紧绑起来,勒进皮肉,无视游侠在恼羞中踢踹他的胸口他的肩膀。
就在阿拉贡眼前,波洛米尔跪在地上,低下脑袋,伏低了宽阔的背,再次握住游侠的阳具。虎口强势地掐住阿拉贡阴茎的根部,立起的舌尖狠狠刮一下紫红色的冠状沟,低头去含住阿拉贡的性器。统帅费力的低压了张开的口腔,一点一点把那根狰狞硬起全部吞咽进嘴里。
吞咽的过程让波洛米尔嘴角的裂口更开了,伤口带来轻微的刺痛,但他不在乎,只是竭尽所能去继续做向下的吞咽。
他本能地将嘴里的阳物深深咽下去,再缓缓用舌苔抵着柱身提起来,将嘴收成一圈,堪堪卡在阿拉贡硕大的前端,舌尖旋控制口腔力度,沿着龟头转着轻轻一吸。
这让阿拉贡拱起的大腿绷得死紧,紧皱着眉,随着波洛米尔的口腔的收紧和舌尖肉粒擦在他顶端上的快意,在舌苔上的疙瘩擦到他柱身的时候腰部忍不住向上挺起,从牙关泄出闷吟。热流从僵硬的身体各处积聚过来,集中在他的下腹,让他的阴茎变得像鞭子一样更抽紧更硬。
波洛米尔压着阿拉贡肌肉绷起出漂亮纹理的大腿,毫无章法又毫无技巧地用力吸吮他的阴茎,让游侠的阳物把他的喉咙和脸颊撑得满满的,脸颊鼓出阿拉贡性器的弧度,吃吮游侠的硬物深到让自己窒息的程度。
他吸得又重又狠,牙冠轻擦柱壁的经络,令阿拉贡再次从喉间喘出一小串气声的呻吟,在他的强迫之下无意识的抬胯,给了统帅喉部深处几个深挺,顶得波洛米尔的喉口被塞得哽涨,波洛米尔下意识的咽下自己喉咙的强烈呕吐反应,堵住自己唾液里的呛咳,在这自己亲手制造的残忍中,几乎无法呼吸。
他埋在游侠带着咸味和苦汗味的耻毛中,鼻端在折磨一样的酥麻痒意里深吸他的味道,报复般竭力折磨阿拉贡的感官。统帅白皙的脸庞染上窒息的深红,嘴角是他自己的唾液白沫和血沫,混在荷尔蒙的麝香味里,混在阿拉贡被他舔到晶亮的硬毛和阴茎上。
波洛米尔故意舔吮出令阿拉贡难堪的响亮水声,在黑暗中埋头如蛰伏的老虎一样盯着阿拉贡,舌头像赤红的毒蛇一样缠在游侠柱身上。波洛米尔的目光,已全是失控的欲望与找茬的张狂挑衅。
“我吸得你好吗?嗯?北方的游侠老爷…你似乎很享受,也似乎很喜欢我这么回报你。”
“……别这么混蛋,这不是你,波��米尔!”
阿拉贡也不好受,灰蓝色的眼眸染上阴霾,全身瘦长条束状的肌肉在欲望中紧绷成块,在他的欲火和理智中苦苦煎熬挣扎。
“我他妈的用不着你教我我是个什么样的人!”
我真正渴求的那些,你现在也给不了,我什么时候可以等得到……那个再能向前一步的你?
我什么时候可以等到,你和我真正的一条战线……?
你什么时候才可以…不再用这么冷静冰冷的视线凝视我,撕开我?
你永远永远,只能止步于你血脉的诅咒!
波洛米尔发出低声的咆哮,拳头压在阿拉贡脑袋一侧,捏着他的下巴粗暴的亲他。那个吻那么凶悍汹涌,几乎是带着恨,带着狠,带着欲望的腥气,带着利齿的无情噬咬,拖着阿拉贡在情欲的反抗中凶狠又被动的回击他,把阿拉贡的和波洛米尔的口腔内部和唇角都咬伤了,全是痛,全是血。
阿拉贡没有见过刚铎的统帅如此释放的盛怒,那个平常如太阳一样温暖别人的男人,爆发时如烤焦大地上一切的暴晒日头。
“很好…很好……这足够了……”
波洛米尔亲吮阿拉贡颤抖嘴唇上的血洞,血珠和粘稠的唾液,抖坠着,凝连在他们下唇上。波洛米尔用热硬的阴茎摩擦阿拉贡下身的暴涨,在游侠耳蜗里呵气。在黑暗中,他在他耳朵里说出了,毕生以来最不成体统最没有体面最不知羞耻的话。
“阿拉贡…你想不想?操到我身体里面?恶狠狠的把你现在强压的火操到我身体里?如果你带种,就该像我揍你那样,操到我发痛……”
波洛米尔缓缓扯下自己的马裤,阴茎在织物的拉下中卡住,沉甸甸的弹跳了一下,便贴在统帅的小腹,他将布料简单褪到自己肌肉发达的大腿上,掌心慢条斯理地揉搓着阿拉贡的阴茎。
“你不敢要吗?你不敢要我吗?阿拉贡……”
他将自己身体沉下去,触碰到阿拉贡在屏住呼吸中发烫的硬起。
“波洛米尔……”
阿拉贡声音嘶哑,征征地看着他。他也想要波洛米尔,但不是在这里,但不是这样。
“我说过的啊,阿拉贡…”他低头抚摸阿拉贡被打伤的颧骨,气息喷在阿拉贡面孔上。“我绝不亏欠任何一个情分……我有债必偿,我们互不相欠。”
波洛米尔的表情在月光下变得更加癫狂又绝望。
他拉开自己干燥的穴口,扯开到能容纳一根阴茎的宽度。膝盖跪在尖利膈脚的碎石河滩上,没有润滑,也没有准备,就这么径直的,一寸寸的,自我惩罚自我凌虐般坐到阿拉贡的硬热上。
一寸又一寸,阴茎破开一片经验空白的肠道,撕裂般钻心的痛苦,从穴心牵扯到心脏,让他流血的肠腔紧到去咬阿拉贡的阴茎。
波洛米尔喘气,摇晃了一下昏沉的脑袋上汗湿的金发,用拳心胡乱套弄了一下自己在疼痛感中硬到抽搐的发涨阴茎,他舌头僵在张开的口腔中,颤抖着呼吸了几口冷空气,咬着酸涩的口腔壁和后牙槽让自己适应。在剧痛中他强迫自己继续往下坐,直到能彻底被身下的性器整根贯穿和击垮。
他低头,能看到自己大腿根处有蜿蜒的细血,他没有任何经验,肯定自己把自己弄伤了,但他没有感觉,甚至也不在乎他自己。
他甚至脸上也没有愉悦或痛苦的表情,只是疲倦和麻木。
他不再想向阿拉贡流露他的脆弱,亦或再打开他的心,再交换任何方式的投入,再讲任何一句真心话,唯有身体的剧痛能麻痹精神上无穷无尽的痛楚。
他直起尾椎上凝满冷汗、控制不住微微颤抖的健硕腰部,向上绷起腰,又重复灌满了力量,深深将臀坐压下去,让体内的刀剑在上顶和下坠的两股阻力中——继续不间断的破开他。
他不间歇的摇摆自己,不停的往下在深渊中堕落,坐到身下阿拉贡的那把刀锋肉刃上,在凌迟中用血肉勾缠住那柄刀具的锋芒。用吃痛的紧绞去与体内的阳具厮杀,紧绞到他内部肠壁受伤,和他的心一样。
他需要更多更多,持续到能让整个身心发麻的肉体痛苦。
他那么破碎,在他身上将自己更放纵的锤开碎裂开,因为他们两人内心被戳中的伤痕,因互相的不信任燃起暴怒,继而毫不留情的对待他和他自己,这破碎的剧痛余火——痛到阿拉贡整个心都揪起来,从骨头缝里难受。
阿拉贡想抱住他,抹去他们两个人眼里冷结的冰霜。
他想给波洛米尔自己本有的温柔,用自己原有的身体节奏拢住他,引导他,拥抱着他操他。
在他的怀里,阿拉贡会握住波洛米尔的腰骨,贴到自己胯间,只是用前端沿着一条欲望的窄路顶弄波洛米尔勃起弯曲的阴茎,和紧颤汗湿潮热的穴周。
他会给他口交,吮吸他的性器,舔吻他的洞,舔到波洛米尔洞里能湿到粘稠的程度,用内里的高热湿软咬阿拉贡的舌头或指头。然后他又重复用带有腺液或精液的冠头蹭他的穴,把他们的私处粘在足够粘合所有破碎的拥抱里,捧住他的脸庞,只是缠绵的深深吻他,直到吻到波洛米尔害臊,气喘,发出喉咙里的难耐咆哮和哽咽哭音,在阿拉贡的舌头里又像抢回主导权,又像在挣扎着回吻他,用力掐住阿拉贡的胳膊,在他怀中更坦然的发抖。
然后他再重重地操进他里面,操到很深,深重但是绝不粗暴的干他,顶到波洛米尔会羞耻也会极乐的地方,让他能更信赖的在唇舌纠缠中缠着自己霸道的索要。然后他再跟他好好的说对不起,让他不要深陷这绝望的痛楚,自我惩罚到极苦。
“波洛米尔,松开我……让我好好去干你…让我能抱着你操……”
阿拉贡喘着粗气,挣动他手腕的绳结,耸动腰部发力,试图干得慢一点,好一点。
“不,阿拉贡…收起你那些废话,我们只是苟合,仅仅是性交,是我在强奸你,是我操你。我不用你同情,不用你怜悯,我也不需要你的拥抱……”
波洛米尔用力按住阿拉贡的手腕,拒绝阿拉贡所有的好。
他怕阿拉贡真的抱住他的时候,他会崩溃到像头发疯的野兽,完全像个不能保有一丝人类尊严的疯子,像野蛮人一样,扑到他身上失去控制的揍他,发出非人又歇斯底里绝望到极点的痛苦哭嚎。
他不去看他悲伤到几乎泪流的灰蓝色眼睛,低头噬咬阿拉贡血污的下巴。存心辱没阿拉贡尊严一样,在游侠身上狠狠的操,强迫他在他的暴力下干他,强盗一般用下落的迎合劫掠他情欲中阴茎挺上来的所有贯力抽插,让那根性器把血淋淋的创伤撕开更大的伤口,撞击在他们下腹,撕痛他们的耻毛。
这就是我第一次的感觉。
……只有被刀剑捅穿撕裂般的痛苦。
在这么糟糕的情况下,我把它这么草率随便就给了阿拉贡,让这场性交像侮辱我自己和侮辱他一样。
他是我任何意义上的第一个男人。
这一刻,并不完全要我的男人,像他也不会要我的城市。
我羞辱他,更羞辱我自己。
我对他的虐待折辱,不会比我此刻对自己的虐待折辱更少。
我折磨我这辈子最爱的那个人,毫不留情,极尽残酷,乃至伤害到自己亦在所不惜。
——我们身体交缠得再近,心也将永远分离,不会再亲密地贴近。
他今后的日日夜夜,再不可能会对我露出一丝一毫往日的温柔和情义。
他看向我的眼神,从今往后都仅能剩下刻骨的厌恶,可怜,直至漠视。
波洛米尔浑身发抖,在阿拉贡身上自暴自弃、自我摧残般耸动着腰胯起落,借那支伤到他至深的剑柄,去残酷地搅碎自己的五脏六腑,把他带进他内心那个阴暗的地狱。
游侠难受到几乎破碎的表情,身体僵硬得如死去一般。在波洛米尔体内的凶器,像刀在割波洛米尔的心,也糟蹋阿拉贡的心。一把刀,同时凌虐两颗心脏,一刀又一刀,横七竖八的划下来,直到那颗心脏怖满丑陋的伤疤划痕,直到那些黑血溅泼到阿拉贡同样流血的心脏上。
“阿拉贡……我恨你……我真的好恨你……”
比起恨你,我更恨我自己。
我恨我放纵至此,我恨我此刻依然爱你,依然渴望你到让我无比憎恨我自己。
波洛米尔精神几近崩溃地坐在阿拉贡胯上,没有注意到他自己已经满脸泪痕。
他失了神僵住身体的那瞬间,游侠已默默转着腰劲,借助腿部力量把统帅重新压在自己身下。在波洛米尔的泪光和散涣的眼神中,阿拉贡小心翼翼的把被绑住的手腕放在波洛米尔头顶的石块上,形成一个波洛米尔本该拒绝的怀抱。
他小力伏挺着腰胯,浅浅的,漫长的,遵从他依旧尊重波洛米尔的内心的意愿,用男人的性本能寻找着统帅体内那些能给波洛米尔带来哪怕一丝快乐的地方,伏在他身上无声的操他。统帅木讷地用手掌遮住自己流泪的绿眼睛,不敢看游侠,不敢看被他亲手玷污了的阿拉贡,他张着嘴呼吸,在无言的沉默中只是喘气,没有任何喊叫,他像没有了生命力,又走进了内心的自我封闭,仅是放任自我去承受。
阿拉贡带着血痕的亲吻落在他手套上的骨节,落在他湿透的眼睑和冒着冷汗的鼻骨上,啄吻他带伤的嘴角,吸掉他嘴唇上的泪珠和苦盐。
“……对不起……波洛米尔……”阿拉贡贴在波洛米尔唇上用沙哑的气声说,那声道歉呵进他全是沙石碎块的心底。
他知道阿拉贡内心温柔,从来温柔,现在也依旧温柔,只是他是那个不配得到他温柔的糟糕透顶的人。
“阿拉贡……求你操快一点……求你射进来……”
他茫茫然低声喊叫,神情呆滞地喊出那些渴望的胡话。掐住阿拉贡被束缚的手臂,内里那么无助的夹住阿拉贡,无力的小腿松松的圈在阿拉贡腰上。
游侠的律动闻声变得又有力又急促,���难克制的气喘中稳稳撞在他体内,撞到让波洛米尔窒息的最深处,撞中波洛米尔内在和着血液的柔软,碾着那里缠人的顶弄,撞得统帅在无意识的快意和受苦中绷直他的腰,缠住他腰胯的力量更用力的收紧,阴茎在两人小腹间硬到漏出不成样子的腺液。波洛米尔抱住他,喘着喉咙间压抑又哽咽的粗气,咬住阿拉贡肩头的衣物承受。
直到波洛米尔的阴茎在又长又慢的性交中毫无知觉的射出一小股精液,直到阿拉贡把所有精液射在他身体里头。
他恍恍惚惚地把自己从游侠身上抽出来,和着一片狼藉的血污和精液,这让波洛米尔愧疚羞耻悔恨到恨不得杀了他自己。
阿拉贡也很糟,身心都很糟——他的个人心结没有打开,那个血脉的力量,依旧让他茫然陌生又痛苦。这也不是他想要的和波洛米尔的做爱。他只想在一张体面的床单上去拥抱波洛米尔,带给他们一个更美好的第一次,温柔的爱他,把他操到只能发出幸福的哭叫,让他的指甲把他赤裸又汗湿的背挠花。而不是在这个全是石头的河滩上,让波洛米尔痛苦崩溃到满面泪水,满身伤痕,因一腔愤怒而像一场被动的强暴,潦草到两个人都伤痕累累。
可他还无法将那个爱着波洛米尔的自己,仅仅是他这个人,仅仅是阿拉贡的爱,与刚铎的王座需要的,能统领人民,带去希望的继承人合而为一。他做不到,他还做不到——他还没有这个力量去接纳和做到,他尚且整合不了这两个部分的两个自己。
波罗米尔看到了,从阿拉贡充满痛苦的眼睛中,明明确确的能看得到——阿拉贡现在,仍无法与他在同一条生命的道路上汇合。他的时间还没有到,游侠或许还有,他自己的很长很长的旁道要走,他现在暂时还不在那里,也许遵从他的本心选择,他永远不想去到那条他此刻依然恐惧的路上。
波洛米尔解开阿拉贡手腕上的腰带绳索,那双手腕勒出了一圈血腥的伤痕,和阿拉贡狼狈不整的衣冠,脸上的伤口一样的刺目。
你对他做了什么?你怎么能如此侮辱伤害他?在他本来美好又出于真心邀请你进入过的生命里增添这样的一笔?你怎么能这样做?这到底有什么荣耀可言?这就���你想要的吗?
他心里有个声音在责问自己。
波洛米尔——你真的是个无可原谅的混蛋。
哆嗦的泪水滴落在阿拉贡伤痕累累勒紫的腕心,他想亲吻那些伤口,捧着阿拉贡的双手,埋在阿拉贡手心里对他说无数次无数声抱歉,脸庞却堪堪停留在他手腕之上的空间,只有眼泪滴在那上头。
他没有资格再碰触他,他没有资格再渴望他,也已没有任何资格,再去爱阿拉贡。
他只敢把自己镶着绒边的厚重披风颤抖地盖在阿拉贡的肩头,以免游侠再遭夜风的摧残。
波洛米尔转过身,踉跄着整理好自己,只身走进那茫茫夜色里。
“波洛米尔——”
阿拉贡在他身后叫他,他停顿了,却不能再回头。
他在他自己的脸上尝到了泪水绝望到苦盐的味道,苦涩的盐柱灌满他的脚步他的心,他现在知道心像盐般极苦的滋味了,但他只能向前走,带着自作自受满布身心的创伤,只能选择一步都不停顿的往前走。
前路渺茫,黑暗中亦未有尽头。
维拉啊……
波洛米尔痛苦的闭上眼睛,任那些泪水遍布脸庞,哭到全身抽搐般颤抖。
他想跪下来,为内心那些自我痛恨,为对阿拉贡无情无可挽回的伤害,为内心那些支离破碎,失望,崩溃,无望而去痛痛快快哭一场。但他只能笔直的站着,在黑夜中颤抖着前行,像一块完全摒弃了自己感情的巨大钢铁。
他愿做一根盐柱,自此沉没融化,沉进大河的水底。
Fin
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Text
1967年臺灣
H:「 棄我 去者,昨日之日不可留。」昨日不曾紀錄則只能拼凑,1967年是怎樣的日子,查查。國小之開始,識字之旅的開始。20240125W4
網路資料:
[出典] 李白 《 宣州謝脁樓餞別校書叔云》
注:
1、 宣州謝朓樓餞別校書叔云 李白
棄我 去者,昨日之日不可留;
亂我心者,今日之日多煩憂。
長風萬里送秋雁,對此可以酣高樓。
蓬萊文章建安骨,中間小謝又清發。
俱懷逸興壯思飛,欲上青天攬明月。
抽刀斷水水更流,舉杯銷愁愁更愁。
人生在世不稱意,明朝散發弄扁舟。
1967年12月,蔣決定實施九年國民義務教育,所需經費極為龐大,為籌措財源,乃實施加稅計畫,以達成預算平衡。自1968年台灣開始實施九年國民義務教育,為學制之重大改革。[14]:187高等教育以研究高深學術,培養專門人材為宗旨。[14]:187提倡建教合作及技藝訓練。[14]:187
維基百科介紹:
政府
國家正副元首
總統:蔣中正
副總統:嚴家淦
五院首長
行政院院長:嚴家淦(副總統兼任)
立法院院長:黃國書
司法院院長:謝冠生
考試院院長:孫科
監察院院長:李嗣璁
省政府主席
臺灣省政府主席:黃杰
福建省政府主席:戴仲玉
大事記
胡金銓執導之《龍門客棧》及張徹執導之《獨臂刀》,開啟武俠電影熱潮[2]:744。
1月
1月12日——丘念台病逝東京(廣東鎮平縣人,為臺灣先賢丘逢甲之子,曾任臺灣省民政廳長、中國國民黨臺灣省黨部主任委員,為臺灣耆宿。)[2]:734。
1月13日——金門東北激烈空戰,空軍���落中共米格十九型機2架[2]:734。
1月15日——南投縣第五屆縣長補選由林洋港當選[2]:734。
1月17日——越南共和國國防部長阮友固訪臺(1967年4月2日,商業部長阮景天恩訪臺;4月29日,外交部長陳文杜訪臺;6月20日,教育部長阮文詩訪臺;7月31日,農業部長林文智訪臺。)[2]:734。
1月27日——臺灣省政府主席黃杰簽訂興建曾文水庫工程顧問合約(10月31日,曾文水庫動工興建;12月7日,行政院核准臺灣省發行糧食債券,作興建水庫經費。1969年4月14日,決定降低水庫大壩10公尺,發電量由10萬瓩減為5萬瓩。)[2]:734。
1月30日——國防部長蔣經國著《風雨中的寧靜》一書出版[2]:734。
1月31日——經濟部長李國鼎率團參加在西貢開幕之「中、越經濟合作會議」[2]:735。
2月
美國駐聯合國首席代表高德柏謁見蔣中正,討論當前世界局勢[3]:116。
2月1日——公布設置動員戡亂時期國家安全會議,以黃少谷為秘書長,原國防會議撤銷[2]:735。
2月3日——臺、日簽訂食米外銷協定,日本購臺米5萬公斤[2]:735。
2月6日——發布周至柔、蔣經國、袁守謙分別為國家安全會議建設、動員、戰地政務三委員會主任委員[2]:735。
2月13日——特任唐縱、劉增華、陳嘉尚、孫秉乾分為駐韓國、賽浦路斯、約旦、多明尼加等國大使(3月1日,唐縱呈遞到任國書;5月17日,孫秉乾呈遞到任國書。)[2]:735。
2月18日——行政院決定成立人事、事務、法制、研究等四機構,訂定中央與地方權責劃分方案[2]:735。
2月19日——韓國國防部長金聖恩(韓語:김성은 (군인))訪問臺灣[2]:735。
2月21日——特任保君建、王世明、劉藎章等分別為駐土耳其、科威特、伊朗等國大使(5月17日、5月20日、5月22日,劉藎章、王世明、保君建分別呈遞到任國書。)[2]:735。
2月22日——韓國國會議長李孝祥(韓語:이효상)抵台訪問[4]。
2月27日——臺灣省政府通過桃園中壢鎮升為縣轄市[2]:735。
3月
蔣經國巡視馬祖列島及金門縣[5]:83。
3月1日——中華航空公司與香港當局商定開闢臺北-香港航線;國家建設計畫委員會成立;特任薛毓麟為駐加拿大大使[2]:735。
3月4日——外交部聲明反對任何國家承認外蒙,外蒙是領土[2]:735。
3月11日——土地改革紀念館在臺北市落成[2]:735。
3月16日——陸軍總司令部宣布:陸軍軍歌已由蔣中正核定,今起啟用;任命關鏞為駐賴索托王國大使[2]:735。
3月18日——特任劉宗翰為駐秘魯大使[2]:736。
3月20日——日本經濟調查團訪臺,與財經部門交換意見[2]:736。
3月22日——國防部與美軍協防臺灣灣司令部宣布,特種部隊自4月1日開始舉行為期一月之同舟演習[2]:736。
3月27日——國家安全會議科學發展指導委員會(簡稱科指會)成立,吳大猷為主任委員[2]:736;泰國國務院長他儂·吉滴卡宗訪問臺灣[6](4月1日,蔣中正三度接見,發表聯合聲明,強調清除共產威脅,確保亞洲安全。)[2]:736。
3月30日——經濟部長李國鼎訪問日本(3月31日,拜會日本首相佐藤榮作及外相三木武夫,商建鋼廠計畫並討論造船問題;4月19日,返抵臺北。)[2]:736。
4月
4月1日——中華航空公司港臺航線正式開航[2]:736。
4月4日——澳大利亞總理荷特(Harold E. Holt)訪問臺灣3天(4月6日,與蔣中正兩度會談,發表聯合公報。)[2]:736。
4月9日——前美國副總統尼克森訪問臺灣(4月11日,結束訪問臺灣。)[2]:736。
4月12日——美國宣布:中共國立音樂學院院長馬思聰投奔自由(1968年3月31日,來到臺灣。)[2]:736。
4月17日——千里達及托巴哥總督何才夫婦乘國泰航空飛機經東京抵達臺北展開為期兩星期的訪問,時任考試院院長孫科、時任外交部部長魏道明夫婦和時任僑務委員會委員長高信等人皆在機場歡迎[7];訪臺期間,何才夫婦除了勘查了臺灣中、南部各處的經濟、軍事和教育等設施以外,並特地於4月20日前往參觀國立故宮博物院,隨後與時任副總統嚴家淦夫婦、前行政院院長何應欽一級上將夫婦、魏道明夫婦、時任司法行政部(今法務部)部長鄭彥棻夫婦、時任中國國民黨中央委員會秘書長張寶樹夫婦和時任外交部次長楊西崑夫婦及夏功權夫婦等人共同在圓山大飯店慶祝何才的62歲壽辰[7][8]。何才夫婦臨走時,魏道明、何應欽、時任僑務委員會副委員長何宜武和時任外交部次長桂宗堯等人皆前往機場送行[8]。
4月21日——漁業考察團訪問菲律賓,為中、 菲漁業合作奠定基礎[2]:737。
5月
5月1日——經濟部核准設立「中、日合資」臺灣畜產公司[2]:737。
5月4日——美國國務卿魯斯克及助理國務卿彭岱在美國眾議院作證,盛讚臺灣經濟繁榮與農技援外成就[2]:737。
5月6日——副總統兼行政院長嚴家淦啟程經日本赴美訪問21天(5月7日,與日本首相佐藤榮作就中國大陸動亂及越南問題會談;5月9日,與美國總統詹森兩度會談;5月11日,發表聯合聲明,同意互相諮商應付中國大陸情勢發展;5月26日,返回臺灣。)[2]:737。隨行人員包括:經濟部部長李國鼎、外交部政務次長沈錡暨夫人、行政院國際經濟合作發展委員會祕書長陶聲洋等。並前往阿靈頓國家公墓獻花致意、謁甘迺迪之墓。之後亦參訪派屈克空軍基地、甘迺迪太空中心、紐約聯合國大廈等地。訪問期間爭取到美援停止之後,各項經濟合作計畫,使美方同意加強科技交流,在駐華大使館中,設立科技參事,中華民國政府則在行政院之下,成立國家科學委員會,以促進產業升級[9][10]。
5月11日——行政院通過臺北市自7月1日改制為院轄市,並將景美、木柵、內湖、南港、士林、北投6鄉鎮併入[2]:737。
5月20日——中國農民銀行在臺灣復業[2]:737。
5月23日——美國助理國務卿斯柯(Joseph J. Sisco)訪問臺灣3天[2]:738。
5月29日——反共救國軍部隊登陸山東支援敵後游擊作戰,與解放軍發生戰鬥[2]:738。
6月
蔣經國再度巡視馬祖列島及金門縣[5]:83。
6月2日——美國驅逐艦「金伯利號」正式移交臺灣海軍[2]:738。
6月7日——「中、日貿易經濟會議」在臺北揭幕,商討農產品進出口及機械人纖維原料價格,並研討保護工業所有權問題(6月14日,閉幕。1968年7月23日,第二屆會議在東京揭幕。);臺灣與聯合國共同合作發展食品加工計畫實施方案簽字生效[2]:738。
6月11日——臺灣省政府發布「優待僑商來臺投資辦法」[2]:738。
6月14日——蔣中正主持首次國家安全會議,指示建設要有遠大目標和計畫,須以具現代知識科學人才為基礎;美國將新型U-17A輕航空飛機一批移交陸軍使用[2]:738。
6月16日——經濟部長李國鼎代表與聯合簽訂「社區發展公共衛生設施改善計畫」[2]:738。
6月19日——臺灣經濟發展會議在臺北揭幕,為臺灣經濟發展提出建言[2]:738。
6月20日——戚烈拉(Richard G. Ciccolella)任美軍援華顧問團團長[2]:738。
6月28日——蔣中正調動高級軍事首長:黎玉璽、高魁元分任參軍長與參謀總長,陳大慶、賴名湯、劉廣凱、劉玉章分任陸軍、空軍、聯勤、警備總司令[2]:739。
6月29日——協助港澳僑胞到臺灣投資聯絡小組成立,並制定實施「港澳僑胞來臺投資事項」,僑商到臺灣投資達到高峰(9月13日,政府組成協助港澳僑胞回國投資工作小組。)[2]:739。
6月30日——嚴家淦祝賀韓國大統領朴正熙就職,呈遞國書(7月2日,與美國副總統韓福瑞、日本首相佐藤榮作、韓國總統朴正熙等領袖在漢城舉行非正式高峰會議,談論中共核爆、越戰及經濟合作等問題;7月3日,返國。)[2]:739。
7月
7月1日——臺北市改制為院轄市,市長高玉樹、議長張祥傳同時就職;省立臺灣師範大學改制為國立臺灣師範大學;停刊19年之《東方雜誌》復刊;三軍總醫院在臺北成立;吳修齊、高清愿合組統一企業[2]:739。
7月4日——外交部長魏道明抵達曼谷出席亞太理事會第二屆部長級會議;美國海軍軍令部長穆勒(Thomas H. Moorer)訪問臺灣3天[2]:739。
7月5日——臺灣省政府通令各縣市應即恢復設置國語推行委員會[2]:739。
7月7日——教育部長閻振興表示,明年秋天延長國民義務教育至9年(8月3日,行政院通過「九年國教實施綱要」。)[2]:739。
7月8日——體育界耆宿江良規(1914-1967)病逝(浙江奉化人,為馳譽國際之體育家,著有《體育學原理》等書。)[2]:739。
7月9日——外交部次長楊西崑第19次訪問非洲[2]:739。
7月17日——邱約翰(John L. Chew)接任美軍協防臺灣司令[2]:740。
7月22日——臺灣拆解廢船工業超過日本,躍居世界第一[2]:740。
7月24日——樞機主教田耕莘(1890-1967)病逝(山東陽谷人,曾任輔仁大學復校後第一任董事長,為遠東區第一位樞機主教。);美國運通銀行臺北分行開業[2]:740。
7月28日——中華文化復興運動推行委員會成立,蔣中正擔任會長(11月2日,委員會擬定「中華文化復興運動推行計畫」;11月3日,臺灣省政府訂定「推行中華文化復興運動實施要點」;3月29日,《中華文化復興月刊》創刊。)[2]:740。8月,聘孫科、王雲五、陳立夫為文化復興委員會副會長[3]:116。
8月
8月4日——任命丁懋時、沈祖潯、李興南與黃正分別為駐剛果、盧安達、尼日及加彭等國大使[2]:740。
8月6日——副總統嚴家淦向梁實秋致賀其翻譯《莎士比亞戲劇全集》功成[2]:740。
8月7日——行政院發布「國家科學委員會組織規程」,由吳大猷任主任委員(8月14日,由長科會改組之國家科學委員會成立;10月13日,改組完成,設自然及數學、人文及社會、生物及醫農、工程及應用、科學及教育等五委員會。)[2]:740。
8月12日——蔣中正主持國家安全會議,通過由總統依照臨時條款,以命令規定延長九年國民教育年限(8月26日,行政院頒令自1968年起實施九年國教;12月3日,國際經濟合作發展委員會撥款新臺幣7億餘元,補臺灣省及臺北市推展九年國教;12月13日,行政院決定中美基金撥6億8千餘萬元,作為建國中教室之用。1968年1月2日,由中央指撥公地建校;1月4日,成立延長國民教育工作小組;1月9日,決定統一編印國中教科書;1月26日,78所國中破土興建。);監察院投票同意15位大法官,張金蘭成為第一位女性大法官[2]:740-741。
8月15日——總統府資政孔祥熙病逝紐約(山西太谷人,曾任行政院長、財政部長,長期主持國民政府之財政。)[2]:741。蔣中正馳電弔唁,並手撰「孔庸之先生事略」[3]:116。
8月29日——教育部在美國教育文化事業顧問委員會主任委員郭秉文逝世(江蘇青浦人,曾任東南大學校長、財政部次長兼中英貿易協會主任等職,為中國現代高等教育事業之先驅。)[2]:741。
9月
世盟第一屆會議在台北舉行,共有64個國家與地區、以及12個國際反共組織參加,谷正綱當選第一屆理事會主席。大會通過了世界反共宣言與世界反共聯盟共同綱領[11][12][13]。
9月7日——日本內閣總理大臣佐藤榮作訪臺(9月8日,兩度與蔣中正會談;9月9日,發表聯合公報,強調加強團結,實現亞太區域和平與繁榮。)[2]:741。佐藤榮作兩度晉見蔣商討臺日共同問題,並就當時世局及中國大陸中共情勢交換意見[3]:116-117。
9月12日——蔣接見日本記者發表談話,指出中共內部必陷長期混亂,盼日本人尊重東方傳統,不使共產主義有滲透之機會,唯有臺日加強合作,始能達到此一目的[3]:117。
9月16日——人事行政局成立(7月27日,蔣中正明令設置;8月4日,任命王正誼出任人事行政局長。)[2]:741。
9月17日——美國總統科學顧問賀尼克(Donald F. Hornic)率專家到臺灣,協助臺灣發展科學(9月23日,離臺,建議增加科技經費及培植人才;11月16日,訪臺後建議政府應以土地改革精神,全力加速科學與技術發展。)[2]:741。
9月19日——駐越大使館遭越共爆炸,房屋三分之一被毀(9月26日,暴徒供稱係越共主謀,企圖殺害大使胡璉。)[2]:741。上午10時30分,有兩匪徒混入大使館,將爆炸物安放於胡璉二樓辦公室下面引爆,一時轟然巨響,大使館樓板全部震塌[14]:250。大使館建築物一樓全毀,大使胡璉倖免於難[15]。
9月25日——世界反共聯盟第一屆大會在臺北舉行,67國及13個國際反共組織代表與會(9月29日,通過「世盟共同綱領」與「世盟宣言」後閉幕。)[2]:742。
9月28日——史學家錢穆夫婦自香港飛到臺北定居[2]:742。
9月30日——經濟部長李國鼎與世界糧食組織簽訂「臺灣東部農地開發計畫」實施方案[2]:742。
10月
10月5日——中華航空公司增闢至新加坡、曼谷、馬尼拉及漢城4條國際航線[2]:742。
10月6日——行政院副院長黃少谷代表蔣中正赴加拿大訪問(10月9日,與加國總理皮爾遜(Lester Bowles Pearson)會商兩國加強合作問題;10月17日,返回臺灣。)[2]:742。
10月13日——臺灣與美國簽訂紡織品兩項新協定[2]:742。
10月20日——「中、日貿易協進會」第一次會議在東京舉行(1969年11月17日,舉行第三次會議,臺方代表促成日方採有效措施,縮小貿易差距。)[2]:742。
10月21日——日本外相三木武夫表示對臺政策保持「吉田書簡」精神[2]:742。
10月30日——慶賀越南共和國阮文紹就職,參謀總長高魁元率特使團呈遞國書[2]:743。
11月
11月2日——美援贈臺灣海軍之驅逐艦安陽號抵達臺灣[2]:743。
11月12日——中國國民黨第九屆五中全會揭幕(11月23日,閉幕,選出嚴家淦等19位中央委員。)[2]:743。
11月19日——反共游擊隊突擊廣東惠陽縣平潭機埸,毀中共米格十九型機八架[2]:743。
11月23日——蔣經國再度連任中央常務委員會委員[16]:521。
11月27日——國防部長蔣經國訪問日本(12月2日,返回臺灣。)[2]:743。日本天皇裕仁接見蔣經國時表示永不忘懷蔣中正寬大德意;日本國民1萬5千餘名在東京舉行感謝蔣大會[3]:117。
11月28日——聯合國大會表決「中國代表權問題」,以58對45票,17票棄權,擊退共黨及不結盟國家欲使中共進入聯合國之企圖[2]:743。
11月29日——蔣中正發布行政院長局部改組:俞國華任財政部長,查良鑑任司法行政部長,孫運璿任交通部長,蔣彥士為行政院秘書長;考試院副院長程天放逝世(江西新建人,曾任安徽省教育廳長、浙江大學校長、駐德國大使;政府遷臺後,先後任教部長、考試院副院長等職。)[2]:743-744。
7月30日——行政院通過「中、美資源交換計畫」[2]:744。
12月
12月5日——副總統兼行政院長嚴家淦指示各機關,提高改進行政效率,推行分層負責制度,政府並頒實施準則[2]:744。
12月8日——前日本首相岸信介訪問臺灣;陸軍總司令陳大慶代表政府接受美國贈送之最新型戰車一批[2]:744。岸信介率團謁見蔣中正[3]:118。
12月12日——「中、美農產品協定」在臺北簽字,美國繼續提供臺灣農產品兩年3,750萬美元,半數為協助友好國家之用[2]:744。
12月13日——歷史學家湯恩比訪問臺灣[2]:744。
12月16日——臺、日簽訂5項貸款協定,計979萬1,000美元,購置設備用於建設[2]:744。
12月22日——駐賴比瑞亞大使楊繼曾代表與賴國簽訂「中、賴農技合作新協定」[2]:744。張群任慶賀賴比瑞亞總統、副總統就職典禮特使,順道訪問象牙海岸,歸途訪問美國[17]。
出生
參見: 1967年出生
1月8日——
陳明真,女歌手。
劉醇逸:政治人物,是移居美國的台灣人。
1月10日——林靖傑:導演。
1月13日——徐薇,英文補教名師。
1月15日——羅明才:政治人物,是羅福助之子。
1月17日——玉尚:演員,是呂盈瑩前夫。
1月21日——安幼琪:新聞主播、主持人。
1月22日——蔡淑惠:政治人物。
1月25日——吳蒙恩:導演。
1月30日——黃榮山:力學家。
1月31日——王祖賢,演員、歌手。
2月1日——
賴有賢,漫畫家。作品有《真命天子》、《小和尚》。
秦偉:主持人、通告藝人。
2月2日——
劉櫂豪,法官、政治人物。現任立法委員。
林有志:政治人物,曾任花蓮市市民代表、花蓮縣議員、行政院客家委員會諮詢委員。
2月5日——
拾方方:登山家,是首位在聖母峰遇難的台灣人。
簡余晏:政治人物。
2月6日——陳孫華:造型設計師。
2月8日——
牛爾:化妝師。
張正憲:棒球捕手,現被終身禁賽。
2月11日——陳政賢:棒球選手。
2月16日——��玉玲:作家、社會運動人士。
2月22日——溫士凱:作家、講師、廣播主持人。
3月1日——蕭淑麗:政治人物。
3月2日——詹雅雯,知名臺語歌手。
3月3日——沈慧虹:政治人物、鐵道站務員,曾任奮起湖車站站長、新竹市交通處處長、新竹市副市長。
3月7日——歐崇敬:教授。
3月11日——
方季惟:歌手、演員。
郭國文:政治人物。
侯駿逸:角力運動員。
3月12日——尹乃菁:主持人。
3月21日——車宜靜:文化工作者,現任世界至孝親篤舜裔總會秘書長。
3月26日——張信哲,歌手。
4月2日——宋明宗:政治人物。
4月11日——王自強:演員。
4月15日——陳宗彥:政治人物,曾任行政院發言人、內政部政務次長、中央流行疫情指揮中心副指揮官。
4月21日——
蔡秋鳳:歌手。
劉志昇:棒球領隊。
4月24日——賴義鍠:政治人物。
4月26日——九孔,本名呂孔維,藝人、諧星。
4月28日——
包小松:歌手、主持人、音樂製作人,是張雅婷之夫、包小柏之兄。
包小柏:歌手、演員、主持人、音樂製作人,是包小松之弟。
4月29日——平凡:漫畫家。
4月30日——
張宇,男歌手。
田麗:演員、主持人、果農。
5月13日——徐超斌:醫師。
5月16日——楊朝偉:政治人物。
5月18日——李慶鋒:政治人物。
5月19日——趙詠華:歌手。
5月25日——
辜仲立,企業家,出身鹿港辜家。辜濂松三子。其兄辜仲諒、辜仲瑩。
吳鈞堯:作家。
5月28日——康康,本名康晉榮。綜藝節目主持人和歌手。
5月30日——丁國琳,女演員。
6月6日——
林美秀:演員、主持人。
楊靚姝:編劇。
6月7日——謝榮雅:工業設計師。
6月13日——陳文治:政治人物,曾任新北市議會副議長。
6月19日——陳震:歌手。
6月21日——馬維欣:演員、主持人、通告藝人,是馮光榮前妻。
6月24日——劉志宏:音樂製作人。
6月30日——王中平:歌手、演員,是余皓然之夫。
7月1日——
簡郁珊:音樂家。
單承矩:演員、導演、編劇、製作人。
7月3日——游梓翔:教授。
7月6日——
鄭文燦,政治人物。曾參與野百合學運,2014年當選桃園市長。
萬芳:歌手、演員、廣播主持人。
高景炎:籃球運動員。
7月18日——林錦昌,小說家、政治人物。曾任台北市政府新聞處處長。
7月19日——
李興文,男演員。曾參與電影《報告班長》、電視劇《流氓教授》、《意難忘》演出。
周可平:圍棋棋士。
7月21日——黃奕睿:會計師。
7月23日——楊潔玫:演員。
7月24日——宋少卿:相聲、演員、主持人。
7月31日——蔡海如:藝術策展人。
8月1日——
陳建年:歌手、警務人員,曾任蘭嶼分駐所副所長。
曾貴章:棒球選手,現被終身禁賽。
8月2日——王光熙:棒球選手,是王光輝之弟,現被終身禁賽。
8月5日——顧婕:演員。
8月10日——曲全立:導演。
8月11日——鄒兆龍:演員,是翁慧德之夫,曾在好萊塢參與電影《駭客任務》第二、三集演出。
8月12日——
黃俊傑,棒球選手,曾經效力於中華職棒時報鷹隊。
傅家森:消防員。
8月14日——曾淑勤,女歌手。
8月17日——
王耿豪:演員。
孟廣美:演員、主持人、模特兒,是台灣首位登上好萊塢的女藝人,現移居北京。
8月19日——胡一虎:新聞主播,原是華視主播,後轉赴香港鳳凰衛視。
8月23日——陳耀川:音樂製作人。
8月26日——蘇昭旭:鐵道研究家。
8月29日——邵昕:演員。
9月4日——四方:演員。
9月7日——吳小莉:新聞主播,原在華視擔任主播,1993年後轉赴香港鳳凰衛視。
9月8日——張萬康:小說家。
9月16日——
趙豐邦,花式撞球運動選手,有「冷臉殺手」之稱。
屈中恆:演員、主持人、配音員。
9月17日——楊秀玉:政治人物,現任基隆市議會副議長。
9月18日——
徐輔軍:導演,以2004年電影《夢遊夏威夷》獲得杜維爾影展最佳影片獎。
陳明義:政治人物,是陳世軒之父。
9月19日——
許淑蘋:演員,是張傑勛之妻。
盧秀芳:新聞主播,是盧秀燕之妹。
9月22日——張傑勛:演員,是許淑蘋之夫。
9月26日——林玉珍:新聞主播。
9月28日——朱國珍:作家、主持人、新聞主播。
10月1日——簡文彬:指揮家。
10月6日——汪用和:新聞主播,是周守訓之妻。
10月7日——林俊泓:導演。
10月8日——吳建樟:翻譯家。
10月11日——劉小芸:配音員。
10月12日——黃忠義,棒球選手。
10月16日——韓羅賢:音樂製作人、經紀人。
10月17日——
林小樓:演員。
黃國華:小說家。
10月19日——賴芳玉:律師。
10月22日——徐佳青:政治人物。
10月24日——劉增鍇:相聲。
10月25日——姚可傑:歌手,是東方快車主唱。
10月29日——徐承義:演員、企業家,是瓦城泰統集團創辦人。
10月31日——
黃柏霖,政治人物。現任高雄市議員,叔叔黃啟川曾任議長。
何淑峯:政治人物。
劉海若:新聞主播,原是TVBS晚間主播,2000年後轉赴香港鳳凰衛視。
11月1日——
洪敬堯:歌手,是洪一峰之子、洪榮宏之弟。
汪平雲:律師、政治人物,曾任蒙藏委員會委員。
11月4日——柯淑勤,女演員。代表作《孽子》。
11月6日——
宋達民:歌手、演員、牧師,是宋逸民之弟。
宋逸民:歌手、演員、牧師,是宋達民之兄。
11月7日——焦恩俊,藝人演員。
11月9日——江國賓,男演員。代表作《台灣霹靂火》、《台灣龍捲風》、《金色摩天輪》,早年以飾演反派角色較具代表性。
11月10日——沈懷一:歌手、社會運動人士。
11月17日——王美雪:演員。
11月18日——劉亮佐,藝人,曾主持三立電視台節目『在台灣的故事』。
11月19日——
侯志堅:鍵盤手、音樂製作人,是東方快車成員之一。
游素蘭:小說家、漫畫家,是喬英之姊。
桑茂森:籃球教練。
11月20日——周奕成:政治運動人士,曾任中華民國總統府諮議、行政院政務顧問。
11月21日——陳思安:歌手。
11月25日——謝采妘:歌手,現移居馬來西亞。
11月27日——陳湘琪:演員、教授,現任教於國立臺北藝術大學電影創作、劇場設計二系。
12月14日——卓天麟:棒球選手。
12月15日——陳進益:配音員。
12月16日——周玲妏:政治人物,曾任高雄市政府觀光局局長。
12月17日——王文華:作家。
12月20日——
陳文山:演員。
蕭雅全:導演。
12月21日——李哲華:幕僚,曾任台北市民政局機要秘書、葉金川副秘書長辦公室主任、林益世立委辦公室主任。
12月23日——陳淑芬:漫畫家。
12月24日——沈玉琳,藝人、電視節目製作人及主持人。
逝世
1月12日——丘念台,政治人物,丘逢甲之子。(1894年出生)。
3月11日——楊仲鯨,政治人物,首屆民選花蓮縣長。(1898年出生)。
3月27日——吳新榮,醫師、作家及政治人物(1907年出生)。
吳燕生 詩人 °吳鸞旂孫女、吳子瑜女兒°大正三年出生於北平,得年 62歲°
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导游彼得——夏威夷之行(二)

第二天早上,邮轮安稳的停靠在檀香山国际码头,迎接我们的是一个艳阳高照的檀香山。从悉尼到檀香山,邮轮载着我们走走停停,跨越大半个南太平洋,二十天的航程终于划上一个圆满的句号。
下了船,我们随着蜂涌而出的人潮来到旅客大厅,首先印入眼帘的是身穿艳丽民族服装的夏威夷姑娘,她们头戴花冠,身穿花裙,笑意盈盈站成一排,一边弹着吉它,一边唱着抒情的夏威夷骊歌《珍重再见》(Lloha 'Oe),这让初次踏上这块土地的我们有一种回到了家的温暖。
走出大厅,一阵热浪迎面扑来,有点让人猝不及防,看来夏威夷的夏日太热情似火了。外面的马路上到处停满了接送旅客的私家车、计程车、大、小旅游巴士。我们在外面转了一圈,受不了热浪又退回到了大厅,写大家一起商量如何去酒店。我们一行共八人,可以分坐二辆出租车,可问题是现在才早上八点,我们订的酒店房间要到下午三点才能入住,中间有七个小时的时间差,这么一大早去酒店显然不合适。这时我们中的一位重庆朋友出了个主意,何不就地找一家旅行社,安排一个半日游,游玩结束,顺路送我们去酒店,正好与入住的时间相衔接,这真是一举三得(省时、省出租车费、省寄放行李的麻烦)的高招。
想法很不错,但要临时找一家旅行社并非易事,接洽了几家都说需要事先预定,他们众口一词的说词是这几千号游客一起下船,现在最紧缺的就是车辆和导游,哪还有什么剩余的资源给你们加塞。还好凭借我们几个人的软磨硬泡,总算说动了一名女职员,并借用她的手机,与她的老板约翰(John)交涉了好一阵子,最后约翰答应派给我们一辆小巴士,司机兼导游的名字叫彼得(Peter)。
旅行社先临时调一辆巴士把我们送到檀香山市中心,并约定三十分钟后在卡美哈美哈国王雕像(King Kamehameha l Statue)与彼得汇合。我们也趁这段空隙时间,在附近的皇宫、州议会大厦和教堂等走走逛逛,拍照留影。
彼得来的还真准时。他身材魁梧,皮肤黝黑,理一个平顶头,戴一副墨镜、身穿黑色的T恤衫、黑色的短裤、一双黑色的运动鞋,从上到下一身黑色系列,看上去犹如一尊黑色火山岩雕刻出来的石像。他一见到我们,便喜形于色的挥手致意,还煞有介事同我们一一握手,然后又手脚麻利地把我们的行李搬上了车。他一边搬,一边不停的抱怨说:"约翰真不够意思,休息日还硬拽着我来开车。"。
我说:"你老板约翰会多付给你工钱的。"
他一听这话,嘴角顿时露出不屑的样子,说:"他才不会这样呢。"然后压低声音说:"他是个守财奴,你不知道他对自己的孩子也十分吝啬。"
我哈哈一笑,说:"看得出来你比你老板更够意思。"紧接着大家你一言,我一语的给他猛灌一阵"迷魂汤",彼得听了很受用,笑的乐不可支。
开车之前,彼得先开诚布公的告诉我们,他除了爱开车,剩下就是爱跟人聊天,所以英语说的溜的人坐在前排,好让他开车解闷。他还说,他非常喜欢这份导游工作,工作能满足他所有的爱好。看他那乐呵呵的样子,真叫人羡慕不已,人生难得有这么两全齐美的好事。
小巴一上路,彼得的话匣子就打开了。他先狠狠地调侃了他的老板约翰一番,然后再自我介绍说,他当过兵,在日本和韩国都驻扎过。退役后,结婚生子,目前有二个孩子,但都离开夏威夷去美国本土上大学。孩子不在身边,没有了牵拌,彼得的生活更加自由快乐。说完了他自己,他连忙转移了话题,开始进入他的导游角色。他看到什么就跟我们聊什么,眼前一幢幢漂亮的公寓,他会聊日本人、中国人在当地的投资。看到街上头戴遮阳帽的姑娘,他先猛夸她们迷人的身材,顺带聊当地的天气、习俗和风光之类的话。见到警车呼啸驰过,他不忘先调侃警察的车技,捎带着聊当地的治安。当我们的车路过奥巴马前总统曾经就读的普纳荷学校(Punahou School)",他更眉飞色舞地讲一通奥巴马在夏威夷的童年趣事。看到街上一家家的商店,他会跟我们说哪家是热门的餐厅,哪家有些什么样的特色商品出售。他说话有趣,滔滔不绝,热情好客,就像是一个可爱的"人来疯"。碰上这么一个有趣的人,我们的情绪也调动了起来,车厢内不时听到我们欢乐的笑声。
小巴很快拐入了卡拉卡乌阿大道(Kalakaua Ave),这是夏威夷最著名的一条商业街。宽阔齐整的大街,高大挺拔的椰子树,风格各异的建筑物,世界名牌精品店,窗明几净的橱窗展示着各式的服装、皮鞋、皮包、手表、香水等。这条购物大街极富热带风情,前面就是著名的威基基海滩,购物与休闲,花钱与享乐,逛街与浪漫完美融合在一起,像这样的购物体验在其它地方难得一见。据彼得介绍说,以前这里很多店铺都是日本人所拥有的,现在情况完全变了,越来越多的中国人在这里置业开店,陆资的涌入改变了市场的格局,也说明这里日益受到人们的青睐。
这时我们的右前方出现了一望无际的大海和宽阔的海滩,而左边的街道则是一家紧挨一家的餐厅、咖啡馆、便利店,度假酒店,路上不时能看到身穿泳衣,身披浴巾,手拿着冲浪板的俊男美女。相较刚才看到的购物人群,这里主要是赶往海滩的游客,他们在海上冲浪,浮潜,游泳,或者坐卧在沙滩上晒太阳,看书,聊天,甚至坐在海边的椰子树底下,面朝大海,思绪飞扬,这一幅幅悠闲自在的图景,让人不得不感叹,古人"行到水穷处,坐看云起时"的那份淡然与从容也不过如此。
除了天上飞的鸟,水里游的鱼之外,彼得什么都跟我们聊,威基基海滩旁有一个警察分局,彼得看到一辆辆警车泊在那里,忙不迭地嘲讽说:"这些警察个个都像只猫头鹰,白天看不见他们的人影,晚上可不好惹。"。经过一家连锁便利店,忙夸奖起里面的东西既便宜,质量又好。看到二个小伙子抬着一只大保温箱,吃力的往海滩上去,他又开口说:"我一个人扛着也能疾步如飞。"看到海滩上众多的美女,他兴奋的像个多情的少年,猛夸她们的身材,秀发,肤色和女人魅力,好像这些美女都曾跟他有过一腿似的。说完之后,接着又是一通牢骚,说:"今天不接你们这单生意,我现在正躺在这群美女的怀抱里,美女作陪度春秋,天天都是好日子。"
"彼得,你到底喜欢哪国的美女?"车上不知谁问了一句,
彼得不加思索回答道,"当然是我们夏威夷的姑娘。"说完还作了一个赞不绝口的手势,逗得大家哈哈大笑。
小巴继续缓慢的前行,太阳斜斜地照进车内,车窗玻璃把外面炽热的阳光和清新的海风统统给隔绝在外,也把我们的欢歌笑语关在了车厢里。真是的,在车上坐久了,看到窗外一张张喜气洋洋的脸,心里不时泛起一种羡慕的感觉。我真想立马跳下车去,汇入熙攘的人群,奔向海滩,投身于大海波涛。佳美的日子,与其坐车观景,还不如站在海边,看片片云彩,数朵朵浪花;与其坐车神聊,还不如在沙滩上拾一把细沙,捡一只贝壳。在广阔天地里放飞生命,俯瞰那一草一木,一山一水,一个充满活力的世界。
近一个多小时的"游车河",我们的双脚还未沾过地面。彼得似乎知道我们心里想什么,他说到下一个景点钻石山(Diamond Head)就让我们下车,随心所欲的玩上半个小时。临近中午,路上朝钻石山方向去的车还真不少,难怪它是檀香山著名的地标。钻石山是一座死火山,据说每当夜幕降临,山上的凝灰岩锥会发出闪闪的绿光,像绿宝石一样,故取名为"钻石山"。
小巴抵达钻石山,彼得第一个跳下车,行动敏捷的从车的左边绕到车的右侧,拉开车门,放下上下车的踏扳,站在一旁恭恭敬敬的扶我们下车。刚才他还是嘻皮笑脸的开玩笑,现在却变成认认真真的样子,看了让人直想笑,不知他那殷勤备至的背后,是老板的要求,还是他本身就是个热心肠的人。山脚下有一条上山的小径直通山顶,来回需要二个小时,显然时间来不及,只能放弃爬山登顶的打算。据说在山顶看夕阳日落,整个檀香山市区的高楼大厦,蜿蜒的威基基海滩,扬帆出海的游船,波光粼粼的浩瀚大海,全都沐浴在一片金色的霞光中,景色非常美丽壮观,而我们只能望"顶"兴叹,自我安慰一番,留点遗憾才会有下次再来的冲动。
在钻石山山下转了一圈之后,彼得又带我们来到檀香山的高挡住宅区凯海兰(Kahala)。这里离钻石山很近,又临近大海,依山傍水,景色秀丽,世界各地的许多顶级富豪都喜欢在这里置业。车开入了小区,大家纷纷下车,把本该爬山的余力都用在街头散步上。狭窄的林荫小道,宽大的前院,幽深的庭院,一座座豪华别墅掩映在自家的绿树丛中。��静的街道空无一人,我们这批外来者仿佛是一群闯入寂静林子的鸟,叽叽喳喳的叫个不停。"所谓幸福的生活,必然指安静的生活,原因是只有在安静的气氛中,才能够产生真正的人生乐趣。"此时,大哲学家罗素的这句话突然闪过我的脑际。有钱人花大钱幽居郊外,真的能从安静中找到他们想要的幸福生活?我只能说不知道,但眼前彼得乐不可支的身影,却让我觉得彼得这样的生活,又何尝不是另一种幸福的表现?有时大哲学家的思辩也会有偏差。
面对整条街宽大气派的豪宅,彼得介绍的津津有味,像是在介绍他自己的房产。一连串富豪明星的姓名,有些是大家知晓的,更多的闻所未闻,反正都与我们这群外来客毫无关系。不知谁突然冒出一句:"彼得,你家是哪一幢别墅?"。
他先是一愣,接着便开怀大笑,说:"我家离开这里还有20多英里,虽然也能看到大海,但房子小,又有点破旧。反正能看到海就高兴。"在他脸上丝毫看不到不好意思的神色。不在乎别人是怎样的生活,只在乎自己的生活是否过的快乐。
出了小区,我们又回到沿海的Kalaiana’ole高速公路,一路往东行驶,车窗的右边又出现了湛蓝的大海,沿途的海边岩石大多呈黑色的形状,这是因为火山喷发出的熔岩遇到海水迅速冷却而造成的,当然夏威夷群岛本身就是火山喷发后形成的岛屿,有这么多黑色奇观一点都不令人惊讶。车很快来到了拉纳岛观景台(Lanai Lookout),从这里可以清晰看到拉纳岛(Lanai)、莫洛凯岛(Molokai)、茂宜岛(Maui),特别像今天这种能见度超好的天气。这三大岛都是夏威夷群岛中的主要岛屿。
到这里我们的半日游算是划上了句号,接下来便要打道回酒店,可彼得还觉得意犹未尽,执意再陪我们玩几个景点,这真是求之不得的好事,我们大家一齐拍手鼓掌,真恨不得上前亲他一口。但彼得却像孩子似地用食指放在嘴边作"嘘"字状,还告诫我们不要把这事告诉约翰,他这种慷公司之慨的行侠仗义,颇有点古代"罗宾汉"风范。接下来我们沿着海岸线一路往东北,一直到夏威夷的海洋生物公园(Sea Life Park Hawaii)。每停一个景点,彼得照样还是忙前忙后,并不因为多出的行程而有丝毫懈怠。他爱给我们大家照相,也喜欢与我们合影,而且始终是一副滑稽搞笑的样子。他把我们看成是来他家串门的邻居或亲戚,大家也把彼得当作久违的朋友,从彼得身上实实在在感受到夏威夷人热情似火的性情。
彼得把我们送回凯悦嘉轩酒店已经是下午三点,本来约定半日游,现在却玩了五个多小时,我们都很感激他,临别的时候,大家都有点依依不舍,可他还是嘻皮笑脸的样子,说:"今天我算是被约翰坑了,以后再碰到这种事,打死我都不干。人生苦短,别再辜负美好的时光,我这就到海边泡妞去。"他停顿一下,做了一个说漏嘴的样子,又接着说:"还得带上老婆"。其实岂止是他一个人这么想,我们又何尝不想尽快去拥抱这片美丽的大海。
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导演: 立川让 编剧: 樱井武晴 / 青山刚昌 主演: 高山南 / 林原惠美 / 山崎和佳奈 / 小山力也 / 山口胜平 / 更多 类型: 动画 制片国家/地区: 日本 语言: 日语 上映日期: 2023(中国大陆) / 2023-04-14(日本) 片长: 110分钟 又名: 名侦探柯南剧场版26 / 黒鉄の魚影 IMDb: tt27521477
名侦探柯南:黑铁的鱼影的剧情简介SYNOPSIS 故事发生在东京八丈岛近海,这里建成了一座连接了全球各地警方监控摄像的海洋设施“太平洋浮标”。在这座设施正式启动之前,为了与欧洲刑警组织管辖的范围联网,世界各国的IT工程师来到现场。而与此同时,一项应用了人脸识别系统的“新技术”的测试也在进行中另一方面,柯南和少年侦探团在园子的招待下来到八丈岛赏鲸。此时,柯南接到来自冲矢昂(赤井秀一)的电话,被告知欧洲刑警组织的成员在德国遭到琴酒的杀害。为调查真相,柯南偷偷混进了前往“太平洋浮标”进行警备工作的黑田兵卫等警视厅人员乘坐的警备艇中,进入设施内部。之后,在为系统启动而稳步展开准备工作的设施内,发生了案件——一名女性工程遭到黑衣组织的绑架,而她手中装有某些情报的U盘也落到了黑衣组织的手里。海中传来令人毛骨悚然的螺旋桨声。而此时身在八丈岛的灰原哀身边,也正有黑影在悄悄靠近.
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF QIN SHI HUANG
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“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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科技小院
科技小院一头连着科研院校,一头连着广袤田野。华北平原上,2009年,中国农业大学在河北省曲周县探索成立科技小院,多年来高校师生和农业科技工作者深入田间地头,瞄准农民所盼、发展所需,把论文写在广袤田野,用大数据算出粮食丰收的科学方案。洱海之畔,农科专业的学子一边研究绿色生产模式,一边用知识改变乡村学生的未来……他们走出象牙塔,走进乡土中国深处,练就兴农惠农的真本领,为推进乡村全面振兴贡献智慧和力量。
一座座科技小院打通教书与育人、田间与课堂、理论与实践、科研与推广。今年的中央一号文件提出,“支持科技小院扎根农村助农惠农。”科技小院如何更好地推动新技术走进农家、如何推动乡村特色产业发展、如何更好服务乡村全面振兴?本报记者进行了调研采访。
——编 者
河北曲周县科技小院定制丰收良方
盐碱地成为“智慧田”
本报记者 马 晨
华北平原铺展金色麦浪。在河北省邯郸市曲周县,中国农业大学16个科技小院的学子们穿梭阡陌之间,测数据、取样本。
一辆电动三轮车驶来,第四疃镇王庄村的种粮大户王永胜迎了出来。“王叔,你家小麦的亩穗数大约60万穗,亩产量估计能有700公斤。”说话的是张凯烨,作为中国农业大学2023级博士研究生,她也是曲周绿色增粮科技小院群负责人。日头下,张凯烨黑里透红的脸上汗水涔涔,“小麦要在蜡熟后期收割,过早过晚都影响收成。”
“小麦长得好,多亏了‘AI处方’。”张凯烨介绍,团队把人工智能、大数据“嫁接”到田管中,“小麦不同生长阶段对水肥需求是多少,啥时候浇水,我们经过反复试验,积累海量数据,制定了科学方案,王叔家的小麦就用上了我们的‘AI处方’。”
2014年,王永胜结束了饭店生意,一头扎进田里。从一开始,他就和科技小院的师生紧密合作。北斗导航智慧拖拉机、多旋翼植保无人机、高精度精密播种机等先进农机成了种地好帮手。“靠着科技种田,节水节肥,丰收托底。”王永胜劲头越来越大。
一项项新技术从科技小院走向田间地头,盐碱地变“米粮川”“智慧田”。过去,曲周县是有名的“盐碱窝”。1973年,北京农业大学(现为中国农业大学)一部分教师来到曲周,建起实验站,开展改土治碱攻关。
好技术不能“锁”在实验室里,老乡愿不愿接受、会不会用是关键。2009年初,中国农业大学教授张福锁带领团队在曲周县建立了全国第一个科技小院,这个小院成了师生和农民的“桥梁”。
农民盼啥,啥就是研究课题。张凯烨说,3月中下旬正是施拔节肥的时候,那会儿也是农民外出务工的高峰,团队研发了脲铵氮肥,效果稳定持久,可以提前施用,解了大家伙儿的难题。
科技小院不是等着农民“上门问诊”,师生们常常下田“巡诊”。
“啥是‘猪养羊’?这杂草咋就除不干净?”春耕时节,曲周县西五间房村村民程月革很焦急。
“这种草不叫‘猪养羊’,叫‘猪殃殃’,长得快,还喜欢缠在庄稼上。”科技小院研究生李玥垟耐心解释,“要想根治,要用氯氟吡氧乙酸。药名输入到手机里了,您到了农资店拿给店员看就行。”
如今,中国农业大学和曲周县联手,构建科技小院集群化发展格局,布局绿色增粮科技小院群、种养循环科技小院群、绿色高值农业科技小院群等。
科技助力,曲周县打造“绿色吨半粮”万亩示范基地,10项关键技术辐射超3.4万亩农田,在黄淮海平原中低产田实现冬小麦夏玉米周年产量1522公斤。
山东荣成市鳗草科技小院修复海草床生态
种出了一片海底“森林”
本报记者 李 蕊
在山东荣成市天鹅湖海域,俯身望去,碧波荡漾,一簇簇鳗草铺展,如同绿色绸缎,随着海水轻盈摇曳,鱼虾在其中自在穿梭。
这片生机勃勃的海底“森林”,多年前是一片荒芜。中国海洋大学水产学院教授、荣成鳗草科技小院首席专家张沛东记忆犹新:第一次踏上天鹅湖滩涂时,昔日万鸟翔集的湖面,只剩几十只大天鹅觅食。
老乡们道出缘由,“口粮”鳗草快没了,大天鹅越飞越远。“鳗草是广泛生长在温带海域的一种海草,也是大天鹅越冬的重要口粮和海洋生态的‘守护者’。”张沛东解释,上世纪70年代,当地将天鹅湖海域与外海相通的流口堵上,导致水质恶化、鳗草生长范围不断萎缩,虽后来拆除堵口,但鳗草自然恢复速度极其缓慢。
张沛东带领团队到多地调研,结果令人揪心:当时我国温带近岸海域超过80%的海草床已经消失。他下定决心研究在海底“种草”。2022年,中国海洋大学与马山集团共同在荣成成立鳗草科技小院,我国首个以海草床生态修复为核心的科技基地正式扎根。
修复海草床,谈何容易?“鳗草在自然海域何时开花结种?种子何时萌发?要掌握这些关键信息,必须走出实验室,到实地摸清。”张沛东说。
荣成鳗草科技小院院长姜晶晶至今难忘初来时的场景:张沛东穿着厚厚的潜水服,一次次扎入冰冷海水。狭小的木船上,大家争分夺秒地接应样本、记录数据。采样结束后,个个蓬头垢面。
姜晶晶的研究课题是鳗草碳汇能力。为了精准获取数据,每隔20多天,无论烈日当空还是寒风刺骨,她与团队成员都会出现在天鹅湖、育苗场或基地,监测鳗草生长情况。
经过3年多摸索,鳗草科技小院瞄准温带海草床修复,聚焦“哪里建”“怎么建”“如何护”三大难题,构建了覆盖全链条的科技创新体系,为我国海草床生态修复提供了可复制、可推广的解决方案。
如今,海底重新铺上翠绿的“地毯”,大天鹅种群从几十只恢复到几千只。截至目前,天鹅湖海域四成以上的海草床已被修复。
生态成了乡村产业发展的“蓝色引擎”。“我们通过免费技术培训,把传统渔民纳入生态产业链条。”张沛东介绍,经过专业指导,已有300余名渔民掌握了从鳗草种子采集、精细化处理、科学播种、种苗规范化培育到成株移植的全流程操作技能,“昔日的赶海人,转身成为技术型‘海洋园丁’,收入渠道拓宽,生活更加稳定。”
校企牵手,培育发展新业态。鳗草科技小院通过技术输出,帮助合作企业建立规模化种苗基地,开发海草固碳增汇、生态旅游等新功能。“海草床修复—渔业增殖—碳汇开发”的融合模式已在威海、烟台、大连等地复制推广,近3年累计新增产值近2亿元。
“守护好这一片碧波,绿水青山变成金山银山,实现生态效益与经济效益双赢。”张沛东说。
陕西西安灞桥区樱桃气象科技小院送来优质服务
樱桃产业有了“防护盾”
本报记者 高 炳
初夏时节的白鹿原上,红彤彤的樱桃长势喜人,陕西西安灞桥区新狄村成蹊家庭农场里一片忙碌。
“美早、布鲁克斯这两种樱桃装成礼盒,市场行情不错。”正值采摘高峰期,农场负责人陈传根忙着配货,“看着果子摘下来、卖出去,心里踏实。”
樱桃好吃树难栽。“樱桃娇气,对气温、湿度要求很高,我们最怕的就是倒春寒、连阴雨。”陈传根说,“家门口有了气象站,让我安心不少。”
2024年5月,陕西首家服务于樱桃产业的气象科技小院在灞桥区挂牌成立。气象观测站就建在成蹊家庭农场的一角,樱桃园内安装了地下传感器,气温、气压、湿度、降水等数据实时传输。灞桥区气象台负责人雷宇说,“有了气象科技小院,气象服务直通田间地头。”
今年初,一场大雪席卷白鹿原,农场里的大棚上,雪堆了一尺多厚,厚重积雪影响大棚安全。“气象台发布了暴雪预警,手机上收到了好几条气象短信。”陈传根早有准备,在棚内生起火,提高温度,加速积雪融化。
5月,又迎高温考验。接到气象预警信息,陈传根打出一套“组合拳”:地里及时补水,空中打开避雨棚,白天可降温、夜间可保温。
“高温、干旱天气,容易出现蚜虫,我还给园子里布设了粘虫板。”陈传根说,有了精准气象服务保驾护航,樱桃丰产更有保障。
樱桃气象科技小院发挥作用,精准选址是关键。灞桥区气象局结合地形地貌等,布设多个气象观测站,采集多样化气象数据。“比如,塘村离鲸鱼沟近,东李村位于灞河川道,小气候不同,对樱桃生产影响也不同。气象网点织得更密,数据更全,气象服务就能更精准。”雷宇说。
花期冻害预防便是一例。在灞桥区,川道里的樱桃树一般3月下旬开花,而白鹿原上的要等到4月初。“今年春天,我们监测倒春寒的情况,及时向果农推送预报信息。”雷宇说。
“有了气象数据,看天种地,心里有谱。清明前后,温度低,光照少,我们果断采用‘夜间熏烟增温+白天揭膜通风’等技术。”陈传根说。目前,樱桃气象科技小院已逐步构建起以樱桃自动气象观测站为主,人工观测为辅,与卫星遥感、实景监控、无人机观测互补的综合立体观测系统。
气象服务呵护樱桃产业。如今,全区樱桃种植面积达4.6万亩,已成为当地农户致富的“金果子”。“我们将在气象科技与樱桃产业的深度融合上继续探索,让樱桃气象科技小院更好为‘金果子’保驾护航。”雷宇说。
云南大理古生村科技小院走进农村课堂
义务支教播下梦想火种
本报记者 李茂颖
洱海之畔的云南大理市湾桥镇古生村,田间地头涌动着青春活力。
当晨光掠过洱海畔的稻田,中国农业大学硕士研究生李佩颖踏上了前往中庄完全小学的小路。“还记得第一次站在三年级教室门口,孩子们的眼睛里满是好奇与期盼。”2023年入驻古生村科技小院后,李佩颖的工作日志里,密密麻麻记录着与孩子们相处的温暖点滴。
2022年2月,由中国农业大学、云南农业大学等共同建立的大理古生村科技小院正式揭牌。科技小院因地制宜,一方面推广绿色种植技术,一方面开展农技培训、义务支教。
李佩颖就是支教团的一员。“低年级的小朋友常常在课堂上离开座位,高年级同学英语基础薄弱,连简单单词都不敢开口读。”第一次支教的场景,李佩颖记忆犹新。
“用兴趣激发孩子们的学习积极性。”李佩颖一点点摸索,总结出了自己的教学方法。就拿英语课来说,李佩颖设计“分层教学+兴趣拓展”模式,用图文卡片、“颜色猜猜乐”游戏教三年级的孩子,为四年级的孩子开设“英语角”,鼓励他们用英语讲故事。
如今,李佩颖的支教日志越写越厚,见证着科技小院支教团的成长。不少研究生加入支教队伍,从英语拓展到科学启蒙、艺术素养,课程体系不断丰富。
云南大学硕士研究生王玉珏是支教团的新成员。“上节课留给大家的单词,还记得吗?”课堂上,小朋友们积极举手。当她听到整整齐齐的朗读声时,王玉珏觉得一切付出都值得。
课间,孩子们拿着笔和本子,仰着小脸围过来。“老师,您把电话号码写给我吧,以后我给您打电话。”一个扎着马尾辫的小姑娘拽着王玉珏的衣角,声音软���的。王玉珏鼻子一酸,蹲下来写下号码,“好,老师等你们的电话,有什么有趣的事都可以和我说。”
在古生村科技小院支教团的努力下,孩子们的作业本上,红色的“优”越来越多。“每次离开学校,总有孩子追着喊‘下次什么时候来’。”李佩颖说,科技小院的黑板不仅立在农田里,更立在孩子们心里。
在学校“乡村伴读”活动中,李佩颖和团队策划“我眼中的科技小院”主题课,带着孩子们用画笔描绘农田里的传感器、实验室的显微镜。“当看到他们在画纸上写下‘我想当农业科学家’时,我突然明白,我们播下的不只是知识的种子,更是梦想的火种。”李佩颖说。
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