#参加録
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【観劇雑記】ミュージカル刀剣乱舞 江 おん すていじ ぜっぷつあー りぶうと 大千穐楽 @ 2025年5月29日 夜公演 LV
おはようございます、藤原です。突然ですが、皆さんはミュージカル刀剣乱舞 10周年応援上演祭、ご参加されてますか?私は順調に参加させていただいているんですけど、いや〜!!!楽しすぎる!!こんな楽しいんか〜!と新しい発見で日々溢れています。大満足です! そちらはそちらでまた先にお話させていただきましたが、時系列的にはこちらの方が先でしたね。ただ、書き溜めていたのでご安心を。 なので、その書き溜めていた、満足の中にあった記憶を放出します。いつもどおり観劇概略のたんぶらです。以前現地の概略書いたときには抜け落ちてたけど、大千穐楽を観劇して思い出したこともあれば書いていこうと思っています。 なお、いつも通りではございますが、身バレ予防のため、タイムラグのある観劇概略でありますこと、及び、個人の主観でのレポートでありますことを明示いたします。ご了承ください。また、以下のレポートにてはキャスト様・キャラクター名については敬称略とさせていただきます。
まず、当日のセットリストはこちらから。あの、完全に忘れてたんですが、現地で見たときの印象的に下からのあおる角度のカメラ多かったんですよ。みんな脚長いし、スタイル良すぎ。迫力もあるな〜と思いました。LVでは煽りは意外に少なくて、正面からも多かった印象です。それから、これ当たり前ですけど2回目だと流石に曲分かるな、と思いました。分かるなというか、聞いたことある〜!次これ��よね〜!とかいうにわかレベルですけど。コールお姉さんいなくてもなんとなく分かる。人間の順応性ってすごい。 大千穐楽なので、私が現地観劇してから約2週間ほど時間が経過しているわけですが、それだけあってすごい。滑舌とかがすごい。めっちゃ聞き取りやすい。私の耳が慣れたのかと思ったけど、音楽とかリズムに対しての反応がめちゃめちゃよくなってたから、本当に成長してるというか応用してるんだと思う。こういうの見てしまうと、全ステ通いたくなるのも心底分かってしまう…。本当罪深い。特に、初日→2日目→千穐楽は通いたくなる。実際には穴だろうな〜って日取り狙ってチケット頼んでるんですけどね、なんとしても行きたかったし、ははは。現在は運がいいだけだと思うので、チケット取れない可能性を考えると笑えないわ。 あと、これ意外だったんですけど、刀ミュって公演ごとにメイン層変わる感じなんすかね…?私、坂龍飛騰と江おんりぶうとでは、LVも含めてなんか全然周りの年齢層というか、参加してる人の雰囲気が全然違ったんですけど…。アイドル界隈での例えで申し訳ないですけど、別のグループのライブかな?って思ってしまうくらいには雰囲気違うというか。キャストさん目当ての人もいるかもですし、キャラでもキャストでも推しが違うとそんなもんなんですかね…。どうなんだろ。
『でいじぇいぱふぉうまんす』りぶうとver.では、IGNITIONの分、Scarlet Lipsが省略されてたんじゃないかな〜と思います。でもみんなで「いぐにっしょん!」っていうの可愛すぎたからいいね。 ソロステージも全体的に精度上がってる印象です。何回聞いても直感リプレイスはアイドルすぎるし、これ歌う籠手切はアイドル以外にない。ほんと体力お化けか。あと相変わらず松井と豊前は全力応援隊だったね。村雲さんは本当に言葉の発音がより綺麗に聞こえるようになってました。個人的に、この「より」っていうのがポイントで、より伝えることを意識してるんじゃないかって感じがしました。 五月雨さんは作曲・渡辺未来さんでしたか…。なるほどね。いや〜、あのシャウトした後でも声がしゃがれないのは訓練か、もともと喉が強いのか。どちらにせよ綺麗にシャウト出てポイントミスらないのは本当に素晴らしい。大典田さんはやっぱ圧巻ですね。���気変えちゃう力がある人って感じ。やっぱり上手でした。そういう意味合いではスキル面で引っ張ってる感じなんかな。水心子もそういう意味合いでは安定しました。でもほんとチルいんだ。ダンスチューンなのにチル。 桑名くんはスコープでこっち(聴衆側)狙うのやめようね。撃ち抜かれる未来しかないから。あとほんと君は可能性の塊だな。どこまでいけるの。松井さんは松井さん!!という感じ。なんか凄み増してたね。あれもまだまだ化けそうな感じがするのが怖い。最後に、豊前!!だから、お前がギルティだよ!!と言いたくなるのは変わらない。なんか、豊前くんずっと前向いてくれててカメラはお顔抜いてくれるんですけど、視線強すぎて目線合わない。言っている意味わからないかもしれないんだけど、目線合わないんだ。視線はカメラ抜いてるのに。謎すぎる。特殊能力か何か?
この日の日替わりは「GO! GO! 昔ばなし」で題目は「かぐや姫」。姫は大典田。姫ボイスかわいかったよ!辛そうだったけど。豊前扮するおじいさんとマネージャー大活躍。おじいさん最後はハッピーでよかったね。水心子は語り部でしたが、最後巻き込まれてました。それ以外の、籠手切・松井・桑名・五月雨・村雲はかぐや姫に求婚する王子の役。ほぼ江だな。ウーバーイーターだったり通販番組お馴染みのMCだったり占い師出てきて何かなんやらという感じでもあり。ドタバタの楽しい感じでした。最後は地球に残る選択ができたかぐや姫がおじいさんのために、家をドッキリで改造する動画を撮るという落ちでしたね。王子たちに一ヶ所ずつ改造を頼むという展開でした。 Shining Night→私の夢見たすていじ・おうぷんのアカペラは幸せしかないのよ。みんなニコニコで本当に良いりぶうとつあーになったんだなと思うと、微笑ましさしかない。
そして、私にとって大問題の「36.2℃」。この曲のイントロで嗚咽を始めた私。LVで私の近辺にいた人本当にごめんなさい。それまで静かたっだ奴が、急に泣き始めたらびっくりするよね。声出して泣いて震えてるし。本当に申し訳ない。ご迷惑おかけしました。うーん、この曲ほんと泣いちゃうんですよ。気持ちしかこもってない声明文は以前も発表したんですが、結局、この曲のこと考えちゃうんですよ。ぶっちゃけこのLVも36.2℃の供養のために行った感じが拭えない。2回目なら泣かないかな、と思ったけど自分でもドン引きするくらい号泣だった。私もこの2週間反芻して思ったのが、この曲が「選ばれなかった」世界線も含めた曲なんじゃないかなって感じたんですよね。相変わらず発想が突飛で申し訳ない。ミュ本丸では1キャラ1存在しか顕現しないみたいですけど、ゲームと同じシステムなら何振りも同じ刀が来てるはずですよね。坂龍でも冒頭同じ戦場に出陣してる描写があったので、そうなるとドロップとかもしてるんですよね。だったら���余計に顕現してる一振りとそうではないそれ以外の刀の違いってなんなんだろう。体温があること、鼓動があること、温もりを感じること、生き抜いたと感じること。それが結局顕現して存在すること、仲間たちと共にいた証であること、なのかなあとぼんやり考えているんですが。人間(審神者)でもそうですよね。「選ばれなかった」すなわち、特別ではなかったこと、社会の一員となって歯車となっていること、それでもこの感覚や温もりが、何より「ここに居たい」と思う気持ちこそが生きていることの証明なんだと、そう言ってるんじゃないかなって感じてしまって。伝える力が強くなるほど、本当に勝手に泣いちゃうんですよ。だからやめてほしい。自分でやっておいて本当に何言ってるんだって感じなんですけど。とにかく今はそう感じています。ひょっとしたら、これが何かの形でリリースされる頃にはまた別の解釈をしてるかもしれませんが。 そして、千穐楽終演後、発表されましたね。私は知らなかったのですが、コロナ禍で作られた曲だと聞いて、それを相まってグッと来ちゃいました。本当にこの頃から応援してくれてる先輩方、この時に応援してくれていた先人たちに感謝しかない。あなたたちの応援がなければ、私は刀ミュに出会えなかったかもしれない。
youtube
何よりも伝えたいのは、楽しそうでいいね!!ということと、MVももちろん素敵だけどつあーのアンコールはもっと素敵だったので、本当にりぶうとつあー多くの方に見ていただきたい、ということです。こんなにZeppが似合う2.5次元もないよ…。本当に私までバトンをつないでくれたいろんな人にありがとう。皆さんのおかげです。何よりキャスト、刀剣男士はもちろんですが、人間キャストの皆様、裏方で支えてくれるすべての人たちにありがとう。このコンテンツが少しでも長く続くように、私も誰かにバトンを渡してつないでいけたらいいな。
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【当日】ミュージカル刀剣乱舞 江 おん すていじ ぜっぷつあー りぶうと 観劇概略(2025年5月15日昼公演@大阪公演)
さて、再び!藤原です。これずっと「書かないと!」と思ってたんですけど、どうしても書くことができずこんなギリギリのタイミングに。何がギリギリかっていうと、本日2025年5月29日は「ミュージカル刀剣乱舞 江 おん すていじ ぜっぷつあー りぶうと」(以下江おんR)の大千秋楽です。だから焦っていたのです。もう概略じゃなくなるんじゃね、と。 とりあえず、細かいことは置いておいて、当日に書き殴ったメモを参考に当日の記憶を掘り起こします。前回の観劇概略たんぶらと同様に、個人の主観でのレポートでありますこと、かつラグのあるレポートであることを明示いたします。また、ネタバレなどにも配慮いたしません。防衛はご自身でお願いします。ご了承ください。
観劇前
この日は夕方以降に用事があったこともあり、終演後の物販が難しそうだったので、開場前の物販に並ぶことに。会場であるZepp Numbaに近づけば近づくほど、江おんのTシャツを着てる方々と出会う。すごい、アイドルのライブみたいだ…!と思う。開場前物販には滑り込めればいいかな〜というくらいだったので、物販の時間ギリギリに会場に到着することになり、もう入場待機列が出来上がっている中、見つけた待機列最後尾のお兄さんのところに並ぶ。20分くらい並んで物販購入に至る。以前の坂龍飛騰の物販のときに学んだので、物販購入後用の袋を持参しそちらに戦利品を入れる。待機中に売り切れたグッズもあり、キャラクタ推しだとやっぱ物販ギリギリに来るのは危険だと再実感。刀ミュについては通販がしっかりあるのでそちらを活用しよう! 今回の江おんRは、スタンディングで整理番号入場だったこともあり、最後から数えたほうが早い番号とはいえ、いつ呼ばれるか分からないので会場時間くらいで整理列待機。番号のところまで移動しながら、観客層を何となく見る。結構Tシャツを着てる人多い。6割〜7割くらい。豊前(敬称略)の赤いTシャツはめちゃめちゃ目立つ。地味に村雲(敬称略)と五月雨(敬称略)も多い。男の人が全体の1割いるかどうか。年齢層は極端に低くもな��高くもなく、20代・30代が多そうな感じではある。極端に若くないのはとても助かる。あとみんなさすがにりぶうと(再演)だからか、Zepp慣れしてる。手慣れてるなぁと思いました。私の方が全然慣れてない。
観劇中
位置取り的に1階後方センター寄りくらいの位置でしたが、初めのパントマイムなどはほぼ見えず。やってるのは分かるけど見えないときついな〜と思っていたら、Take offして始まってからはスクリーンに映るので、めっちゃ見易かったです。もちろん、ステージ全てが見えたわけではないですが、雰囲気を掴むには全然問題はなかったです。途中であった「らんきんぐしあたぁ」についても問題なく見えましたが、それは松井が率先して階段上に登っていたからかも。 江ステ関係は履修はせずに感じるままに行こうと決めていたのでどんな感じかな〜と思っていたのですが、江おんメンバー基本的に皆さん上手いですね!大型ライブのみ履修していて、その中でも真剣乱舞祭2022前1/3のまでしか見れていない私からしたら「こんな上手だったっけ?」くらいには錯覚する。あとなぜか皆さんすごい大阪弁。何で?一番初めに始めたのはTake off前の大典田(敬称略)と水心子(敬称略)のやりとりの中だったような。大典田さん、パントマイム上手ね。見えた部分だけ、遠目でもわかるくらいには上手でした。 セトリ的にはデュエット曲の後にソロ曲があり、合間にらんきんぐしあたぁがあって、最後に2曲とアンコールというセトリでした。初っ端のMCで、DJのちぇきちぇきで籠手切(敬称略)だけ時間すごい遡ってました。五月雨(敬称略)「さっきのタイミングに戻ってもいま戻ってた分、僕たち進んでますよ?」確かに…!永遠に追いつけないパラドックス。 前半ステージについてはアイドルや〜ん!ってなっていたのと、近くにめっちゃコールしてくれるお姉さんがいてすごく助かりました。コールとか結構あるのね。知らなかったよ。っていうか書いていて思い出したけど、大典田(敬称略)の「でぃじぇぱふぉうまんす」良すぎるだろ。リミックスされてたトラックがかなり良すぎて、跳んでいいフロアだったら跳んでたくらいにはめっちゃ盛り上がりました。あれはジャンプ禁止にして正解ですね。確かに揺れる。 ソロ曲に関してですが、色々と趣向が凝らされていて凝っていたなあと思います。それとは別に一言言っておきたいのが、トップバッター籠手切くんほんと凄かった。「あれだよアイドルって」って感じるパフォーマンス。ヴィジュアルとか歌のうまさとかダンスのスキルだけじゃない、魂が輝いてる感じ。確かにあれ見ちゃうと歌って踊れる付喪神を目指すのが分かってしまう恐ろしいポテンシャル。凝らされてた趣向については、「江 おん すていじ」なので、すていじに因んだものになってるのかなあと思いました。個人的に感じた印象は下記です。(これが当日メモの部分。ソロ曲に���らずになってますが、メモはソロ曲順です。とても乱文。キャラクタ名は全て敬称略でお願いします。)
籠手切:お前が一番アイドルだよ!!いやもうこれが籠手切が目指していた付喪神だと思うだけで泣く。標準的に見えるけどめっちゃ踊れる。ソロ曲トップバッターめっちゃ良かったし、あの運動量こなせるのは普通にすごい。ソロのとき、松井と豊前が応援舞台になってたけど、団扇掲げたりPPPHしててほんとかわいい存在なんだなあと思った。アイドルライブのすていじっぽい。
村雲:ソロ以外でも全体通して表情がすごい豊か。アイドルとしての表情の管理すごいね。笑顔可愛いし、弱気なときもしゅーんとするときもある(通常時)けど、吹っ切れたとき(アイドル時)のギャップはその分エグい。足あげると意外に迫力ある。ふとした顔美人すぎ。すていじはイリュージョン。マジシャンとか手品師モチーフかな。ステッキダンスむずいのにすごいな。
五月雨:アニメみたいな感じ。2Dではないのは分かってるんですけど、「生きてる」っていうライブ感がすごかった。スキル・ポテンシャルともに標準的に高すぎて何でもできる人みたい。アドリブ多分一番多いよね。たまにツボって笑うのがほんとにたまらない空気感。自然体。すていじイメージはロックアーティスト。
大典田:男惚れするわ〜!!もうなんか、あれはずるいと思わざるを得ないくらい、男惚れするわ〜!!パントマイム・DJプレイ・ピアノ演奏・ダンス・ヒューマンビートボックス、何でもござれすぎる。才能の4次元ポケットかよ。ソロ曲は普通に良い曲だけど、あれむず過ぎるでしょ。ピアノと自分の声のオンリーなんて誰でもできるわけじゃないので、元々持ってる声とかすごい良いんだと思う。でも気取ってなくて、おちゃらけもいける。きっとこれは冗談が通じる天下五剣。すていじのイメージはピアノリサイタル。
水心子:すていじ全体通して縁の下の力持ち感がすごい。居ないと気になる欠かせない存在になってる感じがする。ソロ曲めっちゃ良かった〜!ディスコ・ダンスフロアだった。イントロの大典田とのやりとりがso cute。すていじはダンスフロアなイメージ。ディスコティック。
桑名:桑名、君、表情マジでどうやって作ってるの??あんなに目が見えなくて表情が分かることある?凄すぎるよ!!誇るべき才能と努力や研究の賜物だよ。ほんとすごい。あと、脚長すぎだし、ダンスイケイケすぎるし、声量バケモンか。多分みんなで合わせるときにはセーブしてるけど、ソロ曲ではちょっとリミッター外してる感じある。ソロ曲すごい駆け回るやん。すていじのイメージはヒーローショーっぽ感じもありつつ、アイドルっぽい感じもありつつ。敵が出てこない感じのヒーローパート。絶対爆発とかする。
豊前:マジで視線ぶれない。アイドルかよ。ずっと目合う系のヤバい沼に落とす��つ。真顔えぐいぐらい見れる。ソロ曲はお前がギルティ。あとなんかすごいオーラえぐい、目を惹く。すていじイメージはアーティストのスタジオ収録味ある。アーティストライブっぽさ。
松井:相変わらずお歌上手。手がめっちゃ長く見える。多分見せ方が綺麗なんだと思う。途中で一瞬羽見えた。「私がエンターテイメントの神だ!!!」「著作権!!」ドジっ子か。表情の差がエグいわけではなくていつも松井っぽいのがすごい。違和感がなく行動や表情が自然に見えるので、キャラクタが馴染んでるんだなと思う。すていじのイメージはミュージカル歌劇。存分にポテンシャルを発揮。
上記が基本的な各キャラに対しての印象になります。個人的にはどの子も解釈的な大きなブレもなく良かった!という感じです。また、この日の「らんきんぐしあたぁ(箱に入った1〜50の紙を引いて、各々のみが数を把握し、数が小さい人ほど偉い/高位のポジションの役を演じて、最終的に引いた数字の順番に並べるかどうか)」についてですが、テーマは「おうでぃしょん」。エンターテイメントの神(松井)が出てくるわ、オーディション側のスタッフ(大典田)は出てくるわ、話の通じない天才子役が出るわ(豊前)、見た目は子供中身はそこそこ大人な子役は出るわ(籠手切)、その姉(芸歴3ヶ月くらいだった)も出るわ(桑名)、なんだかすごい回でした。結果、正解は松井→籠手切→村雲→五月雨→水心子→桑名→大典田→豊前だったと思うのですが、五月雨→水心子→桑名のところが1つずつの連番だったんですよね。この演技分けの見極めでミスがあり、不正解となっていたと思います。記憶違いならすみません!!反省します。 それでこのたんぶらの肝というか、「なぜ私がこの観劇概略を書くのに時間がかかってしまったか」の一因でもあるなんですが、それはこの新曲だった「36度2分」という本編最後の楽曲に由来するんですけど。これがもう本当に魂を縛っているんじゃないかというくらい辛くて。いやまあ「辛い」という言葉が適切ではないかもしれないんですが。まず前提、「36度2分」は本当に名曲というか神曲でしかないと思います。本当に名バラード。これは断言できる。できるんですが、この曲聞くと刀ミュを楽しんでたオタクからゲーム本丸の審神者に引き戻される感覚があって。そうなったときにもう涙が止まらないんですよ。なんで刀剣男士が体温と心臓の鼓動の歌を歌うの…。しんどみ…。ということにありまして。 なんというか、言葉にするのが本当に難しくて、悲しい歌だったわけでもしんどい内容や辛い歌だったわけでもないんです。確かにバラードだししんみりとしているんですけど、言葉がきついわけでもないと思うし、難しい言い回しがあるわけでもない。でも、サビの歌詞が、なんだかサビのその歌詞全てが、刀剣男子のことも言っているし、現実の生活を送っている審神者(ユーザー)のことや、それこそ刀ミュとか全然関係なく生きている人全体も歌っているように感じて。それは共感を呼ぶものだし感情移入して聴ける要素なんですけど、「今日も生き抜いたと思い知る24時」「頼りなく確かに刻む心臓」「36度2分 温もりを感じる」「きっと明日も僕はここに居たいんだ」これを日本刀という物体の擬人化をしたキャラクタ(のキャスト)が歌ってるんですよ。しかも擬人化する過程の中で審神者(ユーザー)の力を借りているという設定で、彼らはユーザーが現れて欲しいと思い顕���を祈らないと出てこない。応えてくれない。けど、ゲームシステム上一度顕現してしまえばその扱いは審神者(ユーザー)に一存される。そんな存在なんですよ。その、彼らがこんなこと歌うのかというのが、衝撃というか…なんと言葉にしたら良いのかすら分からなくて。切ない反面、彼らに対してやりきれなくもあり、自分自身に対しての無力感というか、そういうネガティブな感情がいくつか混ざって分からなくなる感情があるんですけど、これが後半のパートに行くに従って、特にラスサビ手前の落ちサビくらいからちょっとずつポジティブになっていく(というか消化される感覚になる)のがまた…、私を混乱に落としていて。私はまだ未消化なのにそんなに悲しまなくて良いよって言ってくれているように感じるのが辛すぎて、結局全然消化できておらず、どうしようもなくなってしまったんです。なんでか分からないけど、この曲だけ1番のAメロからずっと泣いてました。いきなりオタクから審神者に引き戻されて、考えることが多すぎて、頭パンクしてしまったんかな。言い訳でしかないんですが、本当にこんな感情につき落とすくらい「36度2分」は名曲。素晴らしいです。
観劇後 及び 総括
坂龍がアンコールなかったので、江おんも無いかと思ってましたが、アンコールありましたね。また小粋な演出から始まるアンコールでした。上記の通り36度2分で死にかけていた私を現実に引き戻してくれたのは、このアンコールです。おかげさまで笑顔で帰れました。ありがとう。ですが、色々な衝撃で会場出るのが後ろの方になってしまいましたね。会場のスタッフさんにご迷惑かけてないと良いのですが。 トータルとしてみると、「江 おん すていじ ぜっぷつあー りぶうと」はミュージカルと呼ぶのは演技やミュージカルの比率が少なく感じてしまったのでちょっと難しい気もしましたが、ミュージカル刀剣乱舞で見たときには十分に満足できる、かつ、色々な意味合いを感じとる公演でした。何より江おんの南総里見八犬伝では、これにお芝居もついてたんですよね…?それはキャストさん・演者さんたちがマジで化け物すぎる。お芝居・セリフ・ダンス・歌・ポジション・衣装、2.5次元を限らずミュージカルや舞台は構成する要素が多いほど覚えるものが多くて、本当に演者さんがたの能力とそれを支えてくれる裏方さんのスキルや技術に���っているエンターテイメントだと、改めて考えさせられます。こんな奇跡、他にないよ…。ほんとに。 ミュージカル刀剣乱舞 江 おん すていじ ぜっぷつあー りぶうと、本日29日の大千秋楽、まずは開催おめでとうございます。無事に最終日を迎えられましたこと、嬉しい限りです。現地に向かわれる方はお気をつけください。ライビュ・配信を見られる方は、本日でも本日じゃなくてもそれぞれの場所で楽しんでいきましょう!私ももう一回見ます。
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【当日】ミュージカル刀剣乱舞 坂龍飛騰 観劇概略(2025年4月22日夜公演@大阪公演)
こんばんは、藤原です。掲題の件、ご報告です。想像していたよりもかなり良くて頭が沸騰して寝れないので、たんぶらにさせてください。 なお、個人の主観でのレポートでありますこと、かつラグのあるレポートであることを明示いたします。また、ネタバレなどにも配慮いたしません。防衛はご自身でお願いします。ご了承ください。
身バレ予防のため、タイムラグのあるライブレポであることをご容赦ください。第一部については、公演から半年後の2025年10月22日に公開されるように予約投稿いたします。
まず前提です。2024年年末から、何をとち狂ったのか、急にハマり出したミュージカル刀剣乱舞(以下、刀ミュ)。魅力はいろいろあると思うのですが、私的には一番魅力に感じる点を簡単にいうと「キャラクタごとの解像度の倍率を変更させてくれる」というところ。要は、原作ゲームのときには気にならなかったキャラクタが魅力的に見えてこの解釈いいな〜と思えたり、コンテンツを理解する幅を広げてくれるようなところにあるんじゃないかと感じてます。これはまた別の機会で。 ともかく、そんなとち狂った私はまずDMM.TVに登録し、真剣乱舞祭をはじめとする大型ライブを見て、世界観を理解するところから始めました。そんな中で、どうやら新作ミュージカルを公演するらしいと知り、当たるわけないと思いながら応募。まさかの当選を経て、本日参加と相成りました。
そんな状況ですので、まず通常の刀ミュ公演を見たことがない人間が初めて見る公演になったわけです。結論から申し上げますと、こんな泣くの、刀ミュ?持ってったマスクぐしゃぐしゃになったんですけど。終演後の物販列でも泣いてましたよ、私。なんか、良い意味で聞いてたんとちゃーう!となりました。 ストーリーは陸奥守と坂本龍馬を中心としたストーリーで、人の生きる意味とは何か、神様が救う意味とは何か、大きな流れの中で役割に対してどう生きるべき(生命の扱い方について)か、「きみの神様」は誰のことかと問いかけるような内容で、大枠としては「大義と正義」の話でもあったんじゃないかと思います。私は刀剣乱舞の物語は原作も含め須くフィクションであると捉えていますので、フィクションとしてみるととても良くできていたんじゃないかと考えます。実質陸奥守と坂本龍馬はW主演と言っていいほどだったんじゃないでしょうか。そのくらいストーリー的には関係性も含め厚みもあったし、出番も多かったと思います。詳細は別に書きますので、気になったところだけ箇条書きで。
陸奥守吉行
主人公。風格がやばかった、存在感えぐい。検非違使のシーンから見てもかなりほかメンツとは練度差がある感じでしょうか。ちゃらけた感じもある程度残しながら、それでもなおシリアス面の印象が強め。なんやかんや龍馬のビジネスにおけるバランサー面が強く出たのかなと思います。損得勘定、めっちゃ得意そうだったね。でも最後には人に寄り添うものであることを選ぶところが陸奥守なのよなあ。明暗難しいキャラクタだとも思うんですが、本当によく演じてくれたと思います。軽すぎず、重すぎず、決めるところは決めすぎる。説得力が強い陸奥守でした。あとライブパートで振り返るときの尻尾可愛かった。
肥前忠広
裏主人公。陸奥守が説得できなかった龍馬を説得したり、部隊長を立てながら意にそぐわない行動はしない筋の通った子。検非違使との戦闘場面では、他のメンツが圧倒されてるのに対し1人フォローに回るなど、それとなく陸奥守との息のあったプレーが目立つ。個人的にすごいと思うのは、声がとても似てるわけじゃないのに、本当に小松昌平の肥前忠広ともダブって見える。ダンス、バキバキで上手になってました。緩急つけながらスムーズに動きすぎていつでも目で追っちゃう。ギターも良い演出でした。彼が歌うとヘドバンしちゃうんですよね。
南海太郎朝尊
引っ掻き回す役割その1。冷静さと熱情が垣間見れる演技が良い。ほどよい胡散臭さ。彼は多分裏切らないし、学者筋だけど良識も弁えてるタイプ。あと、実物動いてるのを横から見ると細すぎ。大丈夫か。私2階席だったけど腕とかマジで折れそうに見えたぞ。さらに歌上手いな。いい感じで声が響く。本当その細い体からなんでその声量でるの?ってくらい声出てる。最後に、彼が動くとき一歩が比較的大きめ(身長から考えると妥当なのか?)なんですが、それがすごい雄っぽくて良いです。すごい興奮します。
笹貫
すっごいシームレスに踊る。びっくりした。動きがつなぎ目がないように見える独特の動き方でした。スマートに見えてコンパクトで動くのも素敵だったんですが、先ほど刀自体のことを知って波に揺られていた傾向なのかと思うとちょっとしんどい。フォルムが綺麗なので、すごく舞台映えします。西郷さんに慟哭するシーン、とても迫力があって良かった。徐々に感情が見えるというより急に爆発した感じのストーリー展開と表現がベストマッチでした。あと絶対セクシー・色気担当枠ですよね?
後家兼光
引っ掻き回す役割その2だけど、その分美味しいところも多かった印象です。歌がお上手。声量も申し分なし。観劇が始まって一番初めに泣いたのはきみのソロ歌唱シーンでした。あの曲とても良い曲ですね。ただ喋り声は雰囲気福山さん、という感じ。ただ世代的に福山潤フィルターは標準装備なので、全然声色だけの変換とか脳内余裕だったので、大丈夫。演者さんの演技がほどよくて、彼はきっと今後上杉家の話などで多く出てくるんだろうなあと思います。ポテンシャル高め。
大慶直胤
ビビるくらい声が似ている。大慶は特徴的な声で難しいと思うんですが、本人かと思うくらい似ていました。歌っても似ている。動きが身軽で衣装も相まってちまっこ可愛い。言うことは冷静なんだけど、口調が幼いのでその辺りのバランスもいいなと思います。今回の公演でアクセントになってたとしたら、彼の存在でしょう。おそらく一番新しい刀剣という設定なのか、踏み込んだ会話も飛び越えてできちゃう。ちょっと浮世離れしたイメージでしたけど、上手く体現されてました。
スペシャル・坂本龍馬
MVP。めちゃくちゃお上手。歌もお上手でしたし、演技は言わずもがな。本当に一級品でした。空気感の表現が上手なのかなと思います。行動とかスイッチでその場の雰囲気をガラッと変えてしまうような人。ちょっと飛び抜けた設定ながらも、彼に感情移入しながら物語を見れたのは、彼の心に説得力があったから、だと思います。感情に矛盾がないか���違和感なく見れる。人情味があって情けないけど見捨てておけない向こう見ずな無鉄砲。私も語りたくなる、とても素敵な龍馬でした。
総論
初めて現場で見た刀ミュの通常公演が坂龍飛騰で本当によかった。その一言に尽きると思います。賛否があるのはフィクションなのでしょうがないと思いますし、気になるところが全くなかったとは言いませんが、その点に目を瞑ってもなお有り余る魅力があると思います。おそらく、この魅力はかなりの会場の空気を共有するところに依存していると思うので、もし可能なら行ける人は行ったほうがいいです。しんどくなる人もいるかもしれませんが、多分辛くはなりません。明日からも精いっぱい生きてみようときっと思えるはず。好きなものがもっと好きになれるチャンスですよ! 最後に、アンサンブルメンバーを含むキャストの皆さま、同じ空間で観劇した皆さま、本日は本当にお疲れさまでした。ありがとうございました!最高の1日でした!
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