#反社会勢力撲滅
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和六年(2024年)11月28日(木曜日)
通巻第8525号
ディープステーツの後退。EUとNATO主要加盟国に衝撃
ルーマニア選挙、保守が第一党に! 左翼連合は真っ青
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モルドバは親西派が辛勝した。原因は距離感からだろう。ウクライナに隣接するとは言えば、西部オデッサは戦闘現場から遠い。ともかくEUブラッセル本部は安堵した。
ジョージア(グルジア)は逆に親モスクワ派が辛勝し、国内は抗議デモの嵐となった。欧州各紙は「背後にロシアの工作があった」などの陰謀論を展開し、ジョージア国民のロシア回帰という感情と現状認識の変化を伝えなかった。ジョージアは地政学的観点から、国益を考えれば西側へ近づきNATOに加盟などすると、「ウクライナの二の舞」になる懸念が拡がった。なにしろジョージア人の誇りはスターリンだ。
ルーマニアは「第二のハンガリー」となるか。
ルーマニアは旧東欧、かつては「ローマ帝国の末裔」、モルトバは、ソ連にもぎ取られたが、ルーマニア連邦への復帰がふさわしいと考えている人がおおい。
ルーマニア大統領選挙の第一回の投票は11月24日に行われた。キャンペーン中に何千もの偽アカウントでフェイク情報が飛び交い、これは中国系のTIKTOKが背後で操作したのだとして、一部の議員はCEOの中国人を欧州議会に召還せよと要求した。
なぜなら保守政治家が、それも無名の泡沫候補が突然トップに躍り出たからだ。「超国家主義者」「極右」「親ロシア」とされる政治家、カリン・ジョルジェスクが第1回投票で第一位となったため衝撃が走った。
11月24日の投票率はおよそ53%だった。無所属で事前世論調査ではランク外だったカリン・ジョルジェスクが突然、23%でトップ、中道の「ルーマニア救出同盟」(USR)エレナ・ラスコーニ(女性)は19%だった。連立与党で中道左派「社会民主党」(PSD)で現職首相のイオン=マルチェル・チョラクの第一位が確実視されていた。事前には「ルーマニア統一同盟」(AUR)のジョルジュ・シミオン氏が追い上げていた。
ところがランク外だったジョルジェスクの突然のトップと、不人気といわれたラスコーニの躍進はEU全体に衝撃を運んだ。
ジョルジェスクは、国立持続可能開発センターの所長、環境省や外務省、国連、民間シンクタンク・ローマクラブなどで要職を務めた。
二位につけたラスコーニは親欧米的な外交政策を示しており、汚職撲滅や国防費増、ウクライナの継続支援を公約として掲げ、選挙開始前には米国やカナダに住むディアスポラ(移民)に積極的に投票を呼びかけた。勝利すれば初の女性大統領となる。
12月1日には上下両院選挙が実施される。
▼極左からみれば中間の政治家は「極右」になる。尺度の原点が違うから
例によって欧州の左翼メディアが規定する「極右」とは国益を優先させ、グローバリズムは妖しいと主張する政治家を意味する。保守台頭がよほど癪に障るのだろう。
しかしフランスでドイツで保守政党が比較第一位となり、第二回投票で二位と三位連合で保守系を抑えて逆転させ、連立を組むというパターンがある。
マクロン仏大統領も、ショルツ独首相のそうした脆弱は左翼連立で成立しており、選挙の仕組みが異なるオランダ、オーストリア、イタリアでは保守政権である
左翼は「TikTokキャンペーンが如何にして無名の候補者を第一位にいきなり押し上げた」と、もっぱら責任を他に転嫁する性癖がある。ルーアニア大統領選挙の第2回投票は12月8日に行われる。
EUの左翼メディア、すなわちディープステーツのプロパガンダマシンは、「ルーマニアの出来事はEU全体への警鐘だ。過激化と偽情報は欧州全土で起こり、有害な結果をもたらす可能性がある」と自らの不人気を棚に上げて「過激派」「右翼」「有害」「危険」などと保守の台頭をレッテル貼りに余念が無い。
しかしロシアや他の国家主体の関与を示す証拠はない。中国のバイトダンスが所有するTikTokはアメリカで禁止令がでている。バイデンは2025年1月19日までにアメリカ企業への売却を命令したが、トランプはTIKTOK擁護だから、どうなるか混沌としてきた。
EUでも痛烈に批判されており2023年、マクロン大統領はTikTokを「一見無害」で、ユーザーの間で「本当の中毒」を引き起こす原因だと呼んだ。
ルーマニアのカリン・ジョルジェスクはハンガリーのオルバン首相と同様に、ロシアに理解をしめし、EUブラッセル本部を批判し、トランプ支持であり、グローバリズムへ懐疑的である。つまり脱炭素、LGBT、環境保護などの諸問題でトランプに共鳴する。トランプ現象は世界共通となった。
西側��ディープステーツの影響力が大幅に後退しているのである。
▼ロシアではエリツィン記念館を閉鎖しろの声が
ロシアでは反プーチン精力は極めて少数だが、西側メディアが反体制派などを誇大評価するので勘違いしている人が多い。
最近もこういう話がある。
エカテリンブルク市にエリツィン前大統領の記念館が建設されたのは2015年だった。
ソ連崩壊を導きロシアを民主主義国家としたゴルバチョフ、その路線を引き継いだエリツィンの業績を評価し、歴史ミュージアムとして立派な建物となり、設備も大型スクリーン、映画室など近代的設備が整った。見学者もそこそこあった。
これを「彼らは祖国への『犯罪者』だ。記念館などとんでもない、閉館せよ」と唱えているのが、ニーナ・オスタコワ国会議員等で、さては、プーチン別働隊かと言われる。
プーチンの底堅い支持率は、反西欧、反グローバリズム、ロシア第一にある。
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アレクセイ・ナワリヌイは、まず第一に若いロシア人を自分の側に引き付けることができた新しいタイプの野党指導者というだけではなかった。 2024年2月16日に植民地で47歳で死去したこの政治家は、 数十年にわたり聖書のような戦い 国内の大規模な汚職を非難したウラジーミル・プーチン大統領と を続けた。 それは不平等な戦いであり、ナワリヌイにはほとんどチャンスがなかった。 しかし、ロシアの反体制派の中で、彼は他の人よりも多くのことを成し遂げた。 2021年1月に逮捕され投獄される前 、アレクセイ・ナワリヌイ氏は暴露や「賢明な投票」でプーチン大統領をますます激しく攻撃し、選挙で統一ロシアからの票を奪った。 彼が始めた 反対派の街頭抗議活動 には数万人が参加し、クレムリンを怒らせた。 2020年 - ナワリヌイ氏の運命の転換点 2020年はナワリヌイ氏の運命の転換点���なった。 専門家らによると、同氏はロシアで化学兵器ノビチョクで毒殺され、ドイツでの治療のおかげで生き延び、FSBとプーチン大統領が個人的に同氏を殺害しようとした��非難した。 ロシアに戻るという決断により、 命の危険にもかかわらず ナワリヌイ氏は議論の余地のない野党指導者となり、プーチン大統領の最大の敵対者となった。 国際的な批判を引き起こしたこの判決と、 特に過酷な 刑務所環境の後、一部の人たちはナワリヌイ氏を「ロシアのネルソン・マンデラ」と呼び始めた。 しかし、彼はむしろロシアのおとぎ話の主人公に似ていました。恐れを知らず、自己犠牲の準備ができていました。 プーチン大統領に対して YouTube を使用する アレクセイ・ナワリヌイ氏は1976年にモスクワ地方で陸軍将校兼経済学者の家庭に生まれ、大学で法律、証券、株取引を学んだ。 その後、イェール大学で学びました。 彼は実業家および弁護士としてキャリアをスタートさせました。 ナワリヌイ氏は20代前半に野党ヤブロコ党に参加して政界入りしたが、2007年に党員から追放された。 これは、当時のヤブロコ党指導部との意見の相違と、この若い政治家の国家主義的見解の両方を背景に起こった。 その後、彼は後にロシアの反政府派の一部を彼から遠ざけるような多くの発言をした。 同じ時期に、ナワリヌイ氏は右翼民族主義運動「人民」に参加し、コーカサス民族に対する厳しい発言で知られる民族主義勢力の行動「ロシア行進」に参加した。 その後、反対派は当時の発言の一部から距離を置いたが、これは誰にとっても説得力があるようには見えなかった。 ナワリヌイ氏が野党内で物議を醸した理由はこれだけではない。 同氏はナルシシズムやジャーナリストに対する時折の傲慢さで非難されており、そのことがロシア政府の一部の反対派にとって同氏を指導者として受け入れることを困難にしている。 イデオロギー的にも政治的にも、アレクセイ・ナワリヌイ氏は長い間あいまいな見解を持ち、どちらかというと左寄りに傾き、最低賃金を引き上げ、より多くの資金を医療と教育に割り当てると約束してきた。 彼の人生の主な仕事は汚職との闘いであり、世論調査によると、当時のロシア人にとって最も憂慮すべきテーマであった。 ナワリヌイ氏はブロガーとして汚職撲滅の闘士としての評判を獲得し、彼の読者はまず数十万人、次に数百万人に増加した。 これは先駆者の仕事であり、彼は腐敗防止財団 (FBK) で完成させました。 FBK はますますエリートの陰謀に関する強力なドキュメンタリーを制作するメディア会社になりました。 ナワリヌイ氏はこれで多くの敵を獲得した。 ��わゆる 「プーチン宮殿」 最も成功したものの一つは、黒海沿岸に大統領のために建てられたとされる邸宅、 を描いたFBK映画とみなされている。 この映画は 2 週間で YouTube で 1 億回以上再生されました。 政治にアクセスできない政治的才能 アレクセイ・ナワリヌイは現代の政治家であり、新しいメディア形式とプラットフォームを巧みに利用していました。ここにはジョギング中のインスタグラムの自撮り写真、そして妻と子供たちと散歩中のフェイスブックのビデオがあります。 ソーシャルネットワークを重視 ロシアでは反政府派が通常のメディアにアクセスできなかったため、 せざるを得なくなった。 彼に残されたのはストリートと主に若者が視聴するYouTubeだけだった。 ナワリヌイ氏の政治への合法的な道も閉ざされた。 クレムリンは彼の危険を察知し、反対派が権力を掌握するのを阻止するためにあらゆる手を尽くした。 特に彼の政党は登録抹消された。 唯一の例外は、ナワリヌイ氏が27%以上の票を獲得した2013年のモスクワ市長選挙への参加と考えられる。 強さが弱さに変わった ナワリヌイ氏と他のロシア反体制派との違いの一つは、彼のトレードマークである独特のユーモアと自己皮肉だった。 毒物中毒後初めてインスタグラムに登場した際、同氏はこう書いた、「こんにちは、ナワリヌイです。会いたかったです。まだほとんど何もできませんが、昨日は一日中自力で呼吸することができました。実際には自力で」外部からの助けはなく、「喉を使いませんでした。とても気に入りました。多くの人が過小評価している素晴らしいプロセスです。」の最も単純なバルブさえありません。 ナワリヌイ氏はビデオでも 裁判中でも ジョークを言った。 彼は、皮肉が若者の政治への関心を高めるのに役立つことに早くから気づいていました。 ナワリヌイ氏が反政府派人物の毒殺に関連してFSB職員とされる人物に電話をかけたビデオ録画はオスカーを獲得できたかもしれない。 しかし、主な標的グループとして若者に焦点を当てたことで、ナワリヌイ氏は他の国民から遠ざかった。 彼は選挙で少数派であるロシアの都市中産階級の最愛の人であり、今もそうだ。 残りの人口、特に高齢者は彼に近づくことができなかったが、これも反対派を西側の傀儡として描く国家プロパガンダの努力によるものだった。 アレクセイ・ナワリヌイ氏の死は、ロシアの歴史に新たな章を開くことになる。 野党は最強の勢力を失った。 彼の経験は、たとえバーの中にいてもクレムリンと戦うことができることを示した。 しかしナワリヌイ氏は、釈放後に南アフリカ大統領となった���ンデラ氏の運命をロシアで繰り返すことはできなかった。
アレクセイ・ナワリヌイ:YouTube世代のロシアの騎士
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
アイウエオカキクケコガギグゲゴサシスセソザジズゼゾタチツテトダ ヂ ヅ デ ドナニヌネノハヒフヘホバ ビ ブ ベ ボパ ピ プ ペ ポマミムメモヤユヨrラリルレロワヰヱヲあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわゐゑを日一国会人年大十二本中長出三同時政事自行社見月分議後前民生連五発間対上部東者党地合市業内相方四定今回新場金員九入選立開手米力学問高代明実円関決子動京全目表戦経通外最言氏現理調体化田当八六約主題下首意法不来作性的要用制治度務強気小七成期公持野協取都和統以機平総加山思家話世受区領多県続進正安設保改数記院女初北午指権心界支第産結百派点教報済書府活原先共得解名交資予川向際査勝面委告軍文反元重近千考判認画海参売利組知案道信策集在件団別物側任引使求所次水半品昨論計死官増係感特情投示変打男基私各始島直両朝革価式確村提運終挙果西勢減台広容必応演電歳住争談能無再位置企真流格有疑口過局少放税検藤町常校料沢裁状工建語球営空職証土与急止送援供可役構木割聞身費付施切由説転食比難防補車優夫研収断井何南石足違消境神番規術護展態導鮮備宅害配副算視条幹独警宮究育席輸訪楽起万着乗店述残想線率病農州武声質念待試族象銀域助労例衛然早張映限親額監環験追審商葉義伝働形景落欧担好退準賞訴辺造英被株頭技低毎医復仕去姿味負閣韓渡失移差衆個門写評課末守若脳極種美岡影命含福蔵量望松非撃佐核観察整段横融型白深字答夜製票況音申様財港���注呼渉達良響阪帰針専推谷古候史天階程満敗管値歌買突兵接請器士光討路悪科攻崎督授催細効図週積丸他及湾録処省旧室憲太橋歩離岸客風紙激否周師摘材登系批郎母易健黒火戸速存花春飛殺央券赤号単盟座青破編捜竹除完降超責並療従右修捕隊危採織森競拡故館振給屋介読弁根色友苦就迎走販園具左異歴辞将秋因献厳馬愛幅休維富浜父遺彼般未塁貿講邦舞林装諸夏素亡劇河遣航抗冷模雄適婦鉄寄益込顔緊類児余禁印逆王返標換久短油妻暴輪占宣背昭廃植熱宿薬伊江清習険頼僚覚吉盛船倍均億途圧芸許皇臨踏駅署抜壊債便伸留罪停興爆陸玉源儀波創障継筋狙帯延羽努固闘精則葬乱避普散司康測豊洋静善逮婚厚喜齢囲卒迫略承浮惑崩順紀聴脱旅絶級幸岩練押軽倒了庁博城患締等救執層版老令角絡損房募曲撤裏払削密庭徒措仏績築貨志混載昇池陣我勤為血遅抑幕居染温雑招奈季困星傷永択秀著徴誌庫弾償刊像功拠香欠更秘拒刑坂刻底賛塚致抱繰服犯尾描布恐寺鈴盤息宇項喪伴遠養懸戻街巨震願絵希越契掲躍棄欲痛触邸依籍汚縮還枚属笑互複慮郵束仲栄札枠似夕恵板列露沖探逃借緩節需骨射傾届曜遊迷夢巻購揮君燃充雨閉緒跡包駐貢鹿弱却端賃折紹獲郡併草徹飲貴埼衝焦奪雇災浦暮替析預焼簡譲称肉納樹挑章臓律誘紛貸至宗促慎控贈智握照宙酒俊銭薄堂渋群銃悲秒操携奥診詰託晴撮誕侵括掛謝双孝刺到駆寝透津壁稲仮暗裂敏鳥純是飯排裕堅訳盗芝綱吸典賀扱顧弘看訟戒祉誉歓勉奏勧騒翌陽閥甲快縄片郷敬揺免既薦隣悩華泉御範隠冬徳皮哲漁杉里釈己荒貯硬妥威豪熊歯滞微隆埋症暫忠倉昼茶彦肝柱喚沿妙唱祭���阿索誠忘襲雪筆吹訓懇浴俳童宝柄驚麻封胸娘砂李塩浩誤剤瀬趣陥斎貫仙慰賢序弟旬腕兼聖旨即洗柳舎偽較覇兆床畑慣詳毛緑尊抵脅祝礼窓柔茂犠旗距雅飾網竜詩昔繁殿濃翼牛茨潟敵魅嫌魚斉液貧敷擁衣肩圏零酸兄罰怒滅泳礎腐祖幼脚菱荷潮梅泊尽杯僕桜滑孤黄煕炎賠句寿鋼頑甘臣鎖彩摩浅励掃雲掘縦輝蓄軸巡疲稼瞬捨皆砲軟噴沈誇祥牲秩帝宏唆鳴阻泰賄撲凍堀腹菊絞乳煙縁唯膨矢耐恋塾漏紅慶猛芳懲郊剣腰炭踊幌彰棋丁冊恒眠揚冒之勇曽械倫陳憶怖犬菜耳潜珍
“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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物事を大きく変えるようなことを実行するときには、既得権益を持った人間にとっては大きな脅威になるから注意しなければいけない、というような意味合いをあらわす短い表現や、そのような具体例を、できるだけたくさん教えて ChatGPT said: 短い表現 「船を揺らすな(Don’t rock the boat)」 「虎の尾を踏む」 「聖域に触れる」 「波風を立てるな」 「既得権益にメスを入れる」 「蜂の巣をつつくようなもの」 「利権の巣を壊す」 「タブーに踏み込む」 「伏魔殿に足を踏み入れる」 「眠れる獅子を起こす」 具体例 政治・行政 公務員制度改革:公務員の終身雇用や高額な退職金制度を見直すと、強い反発を受ける。 既得権を持つ業界への規制緩和:タクシー業界 vs. ライドシェア、電力自由化など。 汚職追及:政治家や官僚の不正を暴くと、強烈な圧力を受ける。 経済・ビジネス GAFA規制:独占的なプラットフォーマーに制限をかけようとすると、大企業の強い反発がある。 銀行のフィンテック進出:新しい金融サービスが銀行の伝統的な業務を脅かす。 大企業の談合撲滅:建設業界などで、競争原理を持ち込むと敵視される。 社会・文化 男女平等の推進:既存の慣習を崩す改革は、保守的な勢力の反発を招く。 メディア改革:大手メディアの偏向報道を是正しようとすると圧力を受ける。 教育改革:新しい学習指導要領の導入や大学入試改革は、教育関係者の反発を招く。 技術・科学 再生可能エネルギー推進:石炭・石油業界の反発。 製薬業界の透明化:薬価の見直しやジェネリック普及に対する大手製薬会社の抵抗。 遺伝子編集技術の規制緩和:倫理的・宗教的な反対派との対立。 「改革を進める者は常に敵を作る」 というのは歴史の常ですね。 具体的な場面で使うフレーズや例がもっと欲しいなら、追加できますよ!
改革と既得権益
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2025/1/19 20:00:12現在のニュース
ローム・東克己次期社長 「決断力」の技術者、復活に挑む けいざいじん - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/1/19 19:57:29) ガザ停戦、午後6時15分に発効…イスラエル首相府([B!]読売新聞, 2025/1/19 19:54:44) 大関・豊昇龍が2敗目 大相撲初場所8日目(毎日新聞, 2025/1/19 19:50:05) LGやハイセンス、日本で高額白物家電 パナの牙城に攻勢 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/1/19 19:45:46) 中小賃上げへ、各閣僚が業界団体に要請 価格転嫁促す - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/1/19 19:45:46) 万博で輪島塗の大型地球儀を展示へ 能登地震の復興支援も目的(朝日新聞, 2025/1/19 19:45:09) 尹大統領の拘束継続 「証拠隠滅の恐れ」 勾留期限は2月5日(毎日新聞, 2025/1/19 19:42:55) メローニ伊首相、米大統領就任式に出席 EU委員長は招待なし 欧州から「反移民派」続々([B!]産経新聞, 2025/1/19 19:36:44) ASEAN外相、トランプ次期政権念頭に連携強化を確認 非公式会議(毎日新聞, 2025/1/19 19:35:49)
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勇者の服装/勇者のプレイリスト
・勇者の服装
この前、私の母親がファンの「3代目J SOUL BROTHERS」の東京ドームのライブに付き添いで行ってきました。
ペットの魚も一緒に(は嘘ですが)。
100均で買った、ぬいぐるみを入れられるキーホルダーケースに入れると、水槽に入ってる魚みたい…!

(絶滅した古代魚の「サカバンパスピス」のキャラクターらしいです。ガチャガチャで見つけました。魚なのに、目が前についてます😳)
そして、私の服装が、これ!

結局買いました。アンダーカバーのやつ。「こんなの被れる勇氣あるやつは、私しかいねぇだろ」ということで、買いました。完全に帽子が私を選びましたね、これは。
テーマは、「世界が闇に包まれるなら、私が太陽になって、照らしてやる!(←言い過ぎ)」です。
あのファッショナブル天国の東京でさえ、こんなに目立つやついませんでした。最高の氣分で、ちびりそうでした。あの日、東京で1番強い人間は私でした😎☀️
私に怖いものなんて、何もないぜ👊
・勇者のプレイリスト
12サインにちなんで12曲と行きたいところでしたが、14曲になりました。
ほぼ、ただのBMSGファンみたいなプレイリストですが、BMSGはそれくらいアツい事務所だということです☀️🫠
1 As a Sugar / SKY-HI
最初のスタートを���る曲は、日本の音楽シーンを引き上げた、SKY-HIの曲からスタート。1人で会社を立ち上げて、改革をしてきたので、迫力が違います。
私にも変えなきゃいけない何かがあるので、SKY-HIの背中を追いかけてます。
2 何様–feat.ぼくのりりっくのぼうよみ / SKY-HI
同調圧力が大嫌いな私「ねぇそれなんて新興宗教?」
3 Helix / 崎山蒼志
「途切れないで
今日よりも思い出して」
毎日全部抱えて運んでます。たまにつらい。
4 逆行 / 崎山蒼志
同情して優しくしてもらうよりも、私の勇氣を振るって戦う機会をずっと待ってます。群れて人のこと指さしてヘラヘラ笑ってるような奴と違って、私は色眼鏡で見られる覚悟を決めてんだ!
5 Epilogue / Aile The Shota
今のこの状態(ニート)で、私が噛み締めている後悔といえば、「人間関係をもっと大事にしていればよかった」ということだけです。遠慮しないでもっと強引に遊びに誘ったり、会いに行ったり、ということをすればよかった。ポケモン交換して、友達のポケモンをずっと大事に育ててればよかった、とか。そう思える人間は、少ないですが、私の人生には何人かいます。
大学を出てからのアルバイト生活では、ほんっとうに意地悪な人しかいませんでした。人間的に尊敬できる人がまっっっっったくいなかったので、いくら職場で「使えない」と言われようが、死なずに済んだのは、奴らの性格の悪さのおかげです。意地悪してくれてどうもありがとうございました(←)!!!!!
今私が生きてるのは、テメェらがくそ意地悪かったからだよ、ばーか!!!!!
私に意地悪じゃなかった、今を生きる届いてほしい人たちへ!
「あなたに届いていますか」
6 Blanket / SKY-HI
「恋の秘訣も星座の相性で
決めちゃうような君に愛を」
ちょっと待てと。私がいるぞ、と。もっと星について詳しい女いるぞ、ここに、と。
もし街中でSKY-HIとすれ違ったら、
「待ちな!!!私のほうが星占いには詳しいわよ!!!🙋♀️」
ってナンパします。そのために勉強頑張ってます(←)。
いいなぁ、SKY-HIの彼女になれる人…笑
7 So Good / REIKO
最高。最高だから聞いてほしいです。
少し日付は遡って、12/3は、私のホロスコープのMC(社会の顔、肩書きを表すポイント)に対して、射手座の太陽がトラインを投げかけた日でした。その日��思ったのが、「道半ばで死ぬようなことがあっても、自分の人生を恥じることはないな」ということです。
「胸を張って歩ければいい」
これに尽きるわ、と思います。
絶対に、死・に・ま・せ・ん・け・ど〜😤
8 118 / edhii boi, SOTA, Novel Core
私の個人ブログではビッグマウス発言が多いかと思います。ですが、たまには、「諦めれば楽になるかな」なんてことを思う日もあります。
ロバート・グリーン著の「権力に翻弄されないための48の法則」では、「降伏戦術を使って、弱さを力に変えよ」という章があります。「降伏は、驚くような反撃を計画するための時間と柔軟性をもたらす」と。反抗することだけが、戦術ではないようです。
でも、
「事例もないよ俺の存在
誰も予想しないだろ」
「異端児 麒麟児 問題児」
の方がカッコいいかなと思って、突っ張ってます😎!
それに、私がこっち側で待ってることによって、切り拓くことができる道もあると信じています。「社会的な負けを認めてニート生活」というのも、一応降伏ではあるわけだし。
9 DOG-freestyle- / Novel Core
私を「小さなケージ」に
閉じ込めようとしてるgazing
世間の明るみに出してはっきりさせてよjudge
群れから外れた野良犬には注意
内戦に終止符を打つのはこの私
(もう私はラッパーなんで、よろしく🎤😎←)
10 TOUBLE / Novel Core
「丸ごと塗り替えるGame」のプレイヤーは私!
「100:0で不利な逆転劇」に全額賭けた。
「勝ち戦ばかり貪る奴」と勝負できるのは、尻尾を振らないStray dogだけってな!
「目障りなエラーがMe」!!!
私がこのゲームのプレイヤーだ!覚えとけ!
11 Brave Generation / SKY-HI, Novel Core, Aile The Shota
自分を「信じてみろ」
自分を信じられるだけの強さがあるのかないのか、これをずーっと試されてきた人生でした。ずーっと、試されてきたので、自分に自信があります。
12 Sky’s The Limit / SKY-HI
「アカデミックで冷静だがお前にとっちゃクレイジー?」の世界線で生きてます。これから世間の目に私はどう映るでしょうか。
「俺は俺であるただそれだけ」
13 New Verse / SKY-HI
最後には、「大したことあっても笑ってやろう」と全部変えてみせる。それができるヒーローがアタイよ(←)。
14 嘘じゃない / 崎山蒼志
「これからの未来は
何処へでも
繋がれる氣がしてるの
悪夢の根源に
居た君を いつか必ず
救い出すから
救い出せるから」
BMSGと出会う前までは、この曲で自分を奮い立たせて、頑張ってました。
プレイリスト、こんな感じです。我ながら最高だなと思ってます。
↓の記事は、私が抽選に落ちたライブのレポートです。行けた人いいなぁ!
レポートにある「何かあっても諦めるなよ、俺も諦めてないから」というSKY-HI。大好き。
この辛い時期を乗り越えていける、私の生命線を伸ばしてくれたエンターテイメント。楽しい音楽を作ってくれて、本当にありがとうございます😭(SKY-HIのファンなので、いちいち「さん」付けはしません)。
これから私たちの伏線回収が始まる。その戦いに挑むための、勇者のプレイリストでした。
勇者にはどうやったらなれるの?と思った方は、こちらの過去に書いたブログもオススメ!
まずは自分を守ることから始めてみてください。自分を守るためには、「氣」を蓄えてください。↓
私は新興宗教が大嫌いな人間です。でも、神様・仏様は大切にしなきゃいけないと思っています。
「神様が見てるから悪いことはしちゃダメだ」という思いは、日本のみならず、どこにでも人々の心に根付いてるものだと思います。
世界にはいろいろな宗教がありま��が、宗教がちがうといえども、大体の人は神様の存在を意識して、善良に生きてますよね。
「お布施で金さえ払えば、人生がうまくいく」
そんなことを、あなたは信じますか?「神様が見ているから悪いことはしちゃダメだ」と信じている私たちには、「あり得ない」と思う人がたくさんいると思います。
���かし、「弱った時にこそつけ込んでくるのが新興宗教」です。「入信しないと、仕事・結婚も全てが上手くいかないだろう」と脅してくるのは新興宗教です。「あなたの人生が今散々なのは、あなたが宗教に頼らないからだ」と奴らは嘘をつきます。
弱らずに日々、自分を自分らしく保つには、強くある必要があります。
それが「氣」。よく「氣合いを入れる」といいますが、その氣です。氣の強さは、心の強さ。
「自分で自分を守ろう。新興宗教撲滅キャンペーン」の記事でした(←唐突)。
自分で努力しないとどうにかならないのが、人生です。占いの記事を毎日書いてる私が言うのもなんですが、自分の人生を他人任せにしないでください。
新興宗教に自分の人生を奪われず、自力で自分の運命を掴み取る、そんな氣概のあるやつら!
こちらに集いな…!
間違った開運方法に惑わされず、正しい開運方法、「氣」について学ぼう!
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回覧願
卓球さんを脅迫してるのが中国半グレ繋がりある。
三国志を全巻揃えている奴は誰だ!
https://technocat1026.hatenablog.com/entry/2021/04/23/111656
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石平 : 『 中国共産党・暗黒の百年史 』 「 一方で権力を握ると腐敗が始まり、汚職が横行し、つぎに色欲が爆発する。カネにあかせて妾を大量につくる。そのお手当のために汚職がエスカレートする。これも毛沢東以来の、というより孫文以来の伝統なのである。 本書を読んだあとでも中国共産党を賛美する人がいたらお目にかかりたいものだ。 」 (宮崎正弘氏の書評より一部抜粋)
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皇帝🐧ペンギン
2021/07/02 07:08
・中国共産党史の暗部を描き尽くした衝撃作!
・2021年7月1日の結党百周年にあわせ、1年かけて書きおろした渾身作。中国共産党による数々の大虐殺と民族浄化、驚異の裏工作と周恩来の恐ろしい正体など、日本ではよく知られていない衝撃事実を多数掘り起こして読みやすくまとめた、中国共産党史の決定版!
「本書の構成は、一般の歴史教科書のように、歴史的出来事を時系列で羅列(られつ)したものではない。むしろ、今まで日本で刊行された「中国近代史・現代史」関連の書籍で、意図的に隠蔽(いんぺい)され、無視されてきた事実を一つ一つ拾いあげ、それを「中共の暗黒百年史」として再構成したものである」(本書「はじめに」より)
<目次より> 一章 浸透・乗っ取り・裏切りの中共裏工作史 ���章 繰り返される血まみれの大量虐殺史 三章 侵略と虐殺と浄化の少数民族弾圧史 四章 紅軍内大虐殺、陰謀と殺し合いの内ゲバ史 五章 周恩来、美化された「悪魔の化身」の正体 六章 女性と人民を食い物にした党幹部の貪欲・淫乱史 七章 日本人をカモにした対日外交史と反日の系譜 最終章 危険すぎる習近平ファシズム政権の正体と末路
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🔴🔴🔴 周恩来は、スパイマスターで【卑劣漢】。 虚像と実像は違う。 毛沢東の【酒池肉林】は並外れていたが、同時に多くの同志を裏切っていた。 🔴🔴🔴
♪ 石平 『中国共産党 暗黒の百年史』 (飛鳥新社) @@@@@@@@@@@@@@@@@@
中国共産党は悪魔である、と開口一番、ただしい歴史認識に基づいた叙述がある。日中友好の幻想にまだ酔っている人には目から鱗がおちることになればよいが。。。
毛沢東がいかなる陰謀と殺人と破壊工作で党の主導権を確立していったかは、これまでにも多くが語られた。その意味で、本書はおさらいである。
ようするに「百周年の誕生日をむかえた中国共産党がどれほど罪深く、それほど外道なふるまいをする危険な勢力か」を徹底的に、達筆に、しかも簡潔に要点だけを抉った。
「世界最大のならず者国家中国の軍事的脅威と浸透工作によって、我が日本が脅かされている今こそ、中共の悪を歴史的に明らかにし、マフィア同然の反日反社勢力の罪悪と危険性にあたいする日本人の認識を深める」使命があると著者は執筆動機を語る。
なぜか。 日本の一流(?)とかの学者、ジャーナリスト、学究らは中国共産党の革命史観にそって賛美するものしか書いていないし、天安門事件前までの中国史たるや、共産党代理人が書いた書籍しか市場に流通していなかった。
そのでっち上げ史観に日本のインテリが影響を受けている実態はじつに情けないではないか。
ウィグル族の弾圧を欧米はジェノサイドと認定し非難している。ところが、日本は与党内の親中議員と公明党によって反論が渦巻き、決議さえ出来ずにいる。
なにしろ与党幹事長を基軸に与野党を問わず親中派議員がぞろぞろと国会にいるからであり、新聞テレビで、まともに中国共産党の暗黒面を伝えるのは産経新聞しかないではないか。
経済制裁にさえ、日本の財界は加わらないで、むしろ対中投資を増やしている。この愚劣な幻想���為は、なにからおきているのか。
中国共産党のマインドコントールに嵌って贖罪意識を植え付けられ、日本が悪かった、日本が中国様に謝罪し、そのためには経済援助を惜しんではならないという善意の発想を基礎にしている。
この善意は、中国が展開した高等戦術、その洗脳工作から産まれた日本人の���識の破壊、つまり考える前提を破壊し、中国寄りに思考を組み変えることからおきているのである。
中国的共産主義のおぞましさと残忍さの第一の例証は、かれらが権力を握る遙か以前から凄惨な内ゲバに明け暮れていたことである。
その実態は匪賊と代わらず村を襲撃して地主や有力者の財産を取り上げ、公開処刑して、村を暴力で支配し、それが解放区などと美化した。実態は大量虐殺でしかなかった。
大量虐殺は権力を握った後の国内で更に大規模に繰り返され、つまりは皇帝毛沢東の独裁にさからう者は、たとえ「革命の同志」であっても、残忍な拷問の末に殺された。
周恩来は、毛沢東の上司であったのに、いつのまにか家来となって生きのびた。 狡猾な卑劣漢である、と著者は言う。
ついで少数民族の虐殺と民族浄化であり、南モンゴルからチベット、そして現在はウィグル自治区でジェノサイドが続行している。
一方で権力を握ると腐敗が始まり、汚職が横行し、つぎに色欲が爆発する。 カネにあかせて妾を大量につくる。 そのお手当のために汚職がエスカレートする。 これも毛沢東以来の、というより孫文以来の伝統なのである。
本書を読んだあとでも中国共産党を賛美する人がいたらお目にかかりたいものだ。
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( 下記は、Amazon の レビューよりの転載です。)
日本人必読の書! 昨日届き、一気に読み終えました。 夜寝る前に読むには、「精神的に良くない本」でしたけど。
予想していたとは言え、それを遥かに超える「残酷な歴史」がまとめられています。 未だに中国に「幻想」を持っていたり、「暗黒面」に目を背け、ずぶずぶの関係にある政治家や官僚、財界人、マスコミ人、学者やコメンテーター、そして活動家たちは、こういった事実をどう考えるんでしょうか?
もし日本をはじめ世界が中国共産党の支配下に置かれたら(「自治区」や「世界統一政府」などを含む)、ここに書かれたことが間違いなく起こるでしょう。それこそ、世も末です。
私は人類は、これまで様々な「経験」や「歴史的出来事」等を通して学び、少しでも素晴らしい世の中になってきていたんだと信じていますが(もちろん「マルクス主義」や「階層史観」のことではない。私はそういった世代ではない)、中国共産党の侵略の手がさらに伸びれば、時代は大きく逆行するでしょう。
中国共産党や国民党により無残にも殺害されまくった数千万(数億人?)の人たちの尊い犠牲を繰り返さないためにも、何とかしないと大変なことになります。
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石平氏渾身の��イフワーク 「はじめに」で、石平氏は、2021年7月1日の中国共産党結党百周年を「記念」して、1年以上の時間をかけ、渾身の力を振り絞って、「中共百周年の暗黒史」をテーマとする本書を書き上げたと述べている。 石平氏は1989年、日本の大学院に入り、中国近代史が日本でどのように書かれているか、日本の権威ある大手出版社から刊行された書籍を色々読んでみて、唖然としたという。日本の知識人たちが書いた中国近代史のほとんどは、中国共産党の「革命史観」に沿って書かれた、中共への賛美そのものだったからである。 中国共産党の外道ぶりと悪辣さを自分の目で見てきた石平氏は、日本の「中国近代史」の本を読んで、唖然としたり、憤ることがよくあるという。中共シンパの日本の知識人が書いた「中共史観の中国近代史」が広く読まれた結果、日本では中国共産党に親近感や甘い幻想を持つ財界人や政治家が数多くいるように思われる。
石平氏は嘘と偽りで成り立つ「中国共産党革命史観」を日本から一掃するため、そして中共の歩んだ極悪の百年史を日本の読者に示すため、この書を書いたのである。
33万人の長春市民を餓死させた「兵糧攻め作戦」、数千万人の人々を餓死させた「大躍進政策」、1千万人以上が虐殺された「文化大革命」については、これまでに石平氏の著書等で読んできたが、それ以外にも数十万人単位の大量虐殺が絶えず繰り返されてきた。 中共が好む殺人法はいつも「公開処刑」であり、必ず大衆を集めてきて、大衆の目の前で殺戮を行った。民衆に恐怖心を徹底的に植えつけて、彼らが政権に反抗できないように仕向けたのである。 「党を守るために虐殺も辞さない」という態度は、毛沢東時代に限ったものではない。鄧小平の時代においても、このような虐殺が実行された。 1989年の天安門事件では、石平氏と面識のある数名の同志たちが虐殺された。この天安門事件で殺された若者や市民の数は、今でも「最高国家機密」として封印されたままである。数千人はいると思われる。 そして他民族へのジェノサイドである。総人口の約5分の1の120万人が殺されたと推定されるチベット人虐殺は、今なお続いている。次に規模が大きいのが内モンゴルに住むモンゴル人の虐殺である。 現在、習近平政権によるチベット人、ウイグル人などの民族浄化政策は、世紀の蛮行と言っていい。習近平政権は間違いなく21世紀のナチスと化していると、石氏は述べている。
人民を奴隷として支配し、苦しい生活を強いながら、中共政権の幹部たちは贅沢と淫乱を貪る生活を送ってきた。その一方で彼らは、結党当時から残酷な党内闘争を繰り返し、殺し合いの内ゲバを展開した。時には、自分たちの仲間に対してもお家芸の大量虐殺を辞さなかった。 この極悪な中国共産党が百年に渡って存続してきたこと、そして70数年間にわたって中国を支配してきたことは、中国人民および周辺民族の最大の不幸であり、悪夢でしかなかったが、これが終わる気配は残念ながら全くない。むしろ習近平政権の下、中共のもたらす災禍はますます激しくなり、中国大陸周辺の我々近隣国にも及んできている。 幸い、この数年間、自由世界の多くの国々では中共政権の邪悪さへの認識を深め、中共政権を封じ込める中国包囲網の構築に乗り出した。 ウイグル人・チベット人に対する民族浄化の人権侵害に対し、そして彼らが香港で行っている人権侵害に対して、自由世界は一斉に立ち上がり、習近平政権への「NO」を突き付け始めた。更に安全保障の領域においても、自由世界主要国は連携して、中国共産党政権に対する総力的な闘いを挑み始めた。 中国共産党という悪魔のような政党の歴史は、習近平政権の破滅によって終止符を打たれなければならないと、石氏は主張している。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 浸透工作による百年の原動力――、まさしく中共のDNAである
本書は、中共百年の「悪のDNA」を受け継いで、世界の巨漢と化した今の習近平政権こそ、中共最後の政権となるべきである。中共という悪魔のような政党の邪悪な歴史は、習近平政権の破滅によって終止符を打たなければならない、として締め括られているが、石氏にしては歯切れが悪い。むしろ、「今後も百年は安泰」とも思える絶望的な嘆きの声と捉えるのが素直ではないか。
やはり、その辛辣さは、上塗りの中共誕生の歴史を振り返る他ない―――、袁世凱の死後の無政府状態が続き軍閥の群雄割拠の中で抜きん出てきた蔣介石率いる国民革命軍と毛沢東率いる中共の対立構造をみても、中華民国の国軍とされる国民革命軍に楯突いた中共とは何者か。
無論、国民革命軍の中核は、蔣介石と国民党の独裁体制にこそある。国民革命軍を率いて「北伐」と呼ばれる戦争で統一政府となった。その裏で実力をつけた中共は国民革命軍に殲滅されそうにもなった。しかし、二度の国共合作で生き残り、終には、武力をもって国民革命軍を中華民国の大陸から追い出し、現在の中華人民共和国を樹立に至る経緯がある。
その成功――、闇の力の原動力は、「浸透工作」にある。権謀術数を弄し、自己の打算にのみ腐心し、自分や一族のためにいつも私計を謀ろうとする「支那流為政者」は、「軍閥のDNA」と言ってよい。「腐敗の普遍化」は中共内部にも起こるのだが、「粛清によるクリーニング」(選別的な摘発)に「浸透工作」が一役買っている。それによって、「権力構造をむしろ安泰」に導くスキームが内蔵されている。これが、百年の原動力なのだ。
共産党総書記に就任して早々、習近平は唯一の政治的盟友である王岐山(おうきざん)という中共幹部を、腐敗摘発専門機関の中央規律検査委員会の書紀に就任させた。以降の5年間、習近平と王岐山コンビは二��三脚で、中共内における凄まじい「腐敗撲滅運動」を展開し、累計25万人以上の中共「幹部」が摘発され失脚し、あるいは刑務所入りとなった。この規模から言って「浸透工作」がないと実現はできやしないだろう。
さらに、「浸透工作」の凄みが本書で指摘されている――、鄧小平(とうしょうへい)が改革開放路線をスタートさせて外国資本を中国に誘い入れようとした時、中共のスパイ工作の長老格である能向暉は、新設された国策会社「中国国際信託投資公司」の副董事長兼党書紀に任命された。つまり、中共からすれば、「国民党の内部に潜り込むのも外国の資本を中国に誘い込むのも、全く同じ性格の浸透工作でしかない」と述べている。 このことからしても、普通の主権国家であれば、「外資に乗っ取られる」危険を感じるのだが、「外資を誘いこんで浸透工作を行う」という発想――、この辛辣さの凄みに驚愕するところでもあった。さらに、その一枚上を行く「コミンテルン」の視点で書かれていて、しかも随所にリアルを追求したエピソードが散りばめており、迫真に迫るものがあった。本書はお勧めできる。
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中国共産党は癌細胞! 「このやり方は、癌細胞とよく似ている。人の身体の中で健康な細胞を呑み込み、それを栄養に癌細胞はどこまでも繁殖していく。そしていずれ、寄生する母体を完全に食いつぶす。ここが、中国共産党の御家芸の浸透・乗っ取り工作の極意であり、最も恐ろしい側面である。」と石平氏は書いている。
日本国内を見ても、いろいろな部位?で癌細胞が侵食している。とくに、国会の中に寄生した中国共産党という癌細胞は最大の問題である。我々日本人はいつまでこの癌細胞と戦わなければならないのか!はやく、世界が協力してこの癌細胞に対する抗癌剤を開発しなければならない、と思う。
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和六年(2024年)9月17日(火曜日)肆
通巻第8414号 <前日発行>
「チャイナ・ルネッサンス」(華興資本)CEOの包凡は何処へ消えた
チャイニーズ・ヒルビリー・エレジー(その5) 新興財閥の興亡、「あの人は、いま?」
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アリババCEOだった馬雲(ジャック・マー)は金融子会社「アント」の上場を目指していた。デジタル人民元を準備中だった中国共産党は、この動きを軽快した。上場直前に共産党は「延期」を指令した。その後、馬は海外へでた。アントは彼の手を離れた。馬は世界の顔だから中国共産党も不当な逮捕拘束を控えている。
2021年4月にアリババは3,000億円の罰金を課せられた。この金額は2019年のアリババの国内売上高の4%に相当し、中国で過去最大の独禁法違反の罰金となった。
「江沢民派の財布」と言われた肖建華(明天証券グループ代表)は香港の豪華ホテル「フォーシーズンズ」でボディガードに囲まれて暮らしていた。
或る日、突然、中国からやってきた公安部隊に拉致され、数ヶ月して北京で拘束されていたことが分かった。懲役13年がくだされ、刑務所に入れられた。
肖建華は中国株式インサイダー取引の黒幕だった。���貴分が米国へ逃れた郭文貴だ。彼は米国でユーチューブ局を立ち上げ、さかんに習近平の金銭スキャンダルを暴露していたが、根拠のない話が多く、そのうち投資家を募ったファンドの詐欺罪で逮捕された。
大連実徳集団CEOの徐明は習近平の政敵だった薄煕来と、薄が大連市長時代から親しく、息子の英国留学の胴元になり、政治コネでビジネスを広げた。一時は破竹の勢いを見せ、プライベートジェット機に有名女優を乗せて薄のもとに届けたとか(名前がでたのはファンビンビンなど)、真偽のほどをたしかめようもない噂も多かった。薄失脚と同時に拘束され、刑務所で怪死を遂げた。
辛辣な共産党批判で知られ、「任大砲」とも「中国のトランプ」とも呼ばれた任志強は「華遠地産」のCEOでもあり、「中国の不動産王」を言われた。汚職撲滅で辣腕を振るっていた王岐山と親しかったので図に乗って習近平批判も展開した。
不動産価格の高騰が社会問題化すると、「貧乏人が家を買おうなどと考えるから不満が出る」、株価が高騰すると「学生が株を買うなんて100年早い」とこっぴどく批判した。
王岐山が海南集団の不正事件発覚で政治的影響力をうしなうと、任志強も拘束され懲役18年の刑を喰らった。
王岐山の政治力をもってしても庇えなかった。
2023年に世界の経済誌を騒がせたのは中国人チャオ・チャンポン(趙長鵬)が2020年に上海で設立した暗号通貨取引のプラットフォーム「バイナンス」の大がかりな不正取引だった。
中国国内では暗号通貨取引が規制されているため、他の金融商品などを扱い、アリペイやウィチャットペイ等でも支払いが出来るため、商いは急展開した。なにしろ暗号通貨市場は100兆円にもなろうと予測されていた。
当時、暗号通貨ビットコインは世界の80%を中国人が購入し、資産の海外移転をすすめた。つぎにバイナンスが目をつけたのは世界の悪党たちがマネーロンダリングに活用することだった。初期に180ヶ国12万人のユーザーは忽ちにして世界で1・5億人のユーザーに膨れていた。ユーザー数で言えば、TIKTOKに迫る。
▼世界の悪党達がマネロンにバイナンスを活用した
バイナンスは中国国内の規制がつよくなってシンガポール、ドバイ、マルタなどへ移動し、本社登記地を曖昧にしつつ、暗号通貨取引を展開、テロリスト、イラン、シリア、ハマスなどが活用した。この管理体制の杜撰さが犯罪を助長したため、米司法省から提訴され、趙長鵬は禁固四ヶ月、個人での罰金が5000万ドル、くわえてバイナンスCEOの辞任だった。バイナンスには6400億円の罰金が課せられた。ついでながらビットコイン価格はスタンダード&チャーター銀行の予測するところ、トランプ当選なら12・5万ドルにハリスなら7・5万ドルに留
まるとしている。
さて「「チャイナ・ルネッサンス」(華興資本)CEO包凡は何処へ消えたか?
2023年2月に突如失踪し、世界中が大騒ぎとなった。彼は中国初の本格的なインベストバンクを創設し、急成長のテンセント、JDコム、摘々(DIDI)などの金融面を支援して国際金融界も注目していた。
CEOの包凡(バオボン)は上海生まれで地元の高校から復丹大學を卒業後渡米し、JPモルガン、クレディスイスで腕を磨きこんだ。ロンドン、NYC、香港において国際金融に辣腕ぶり発揮し、200年にチャイナ・ルネッサンスを設立した。
行方不明ながら一年後の24年2月にCEO辞任を(獄中から)表明し、現在は別の経営陣が同社を運営しえいる。
チャイニーズ・ヒルビリー・エレジーの一幕。
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[終息宣言]の波紋とその考察:3

[photo] 2020.10.23 fri 19:00-20:00新宿駅南口「オリンピック災害おことわり連絡協議会(おことわリンク)」の月例スタンディングに参加。
「オリンピックは戦争反対」?! /ノー・ウォー展からの[宣言文]への反論と、近藤あき子の再反論、中村安子の困惑。
ノー・ウォー美術家の集い・横浜展(以下ノー・ウォー)展は、2003年から神奈川県民ホールで開催されている、反戦の意志を持つ美術家の方たちのグループ展です。
[オリンピック終息宣言]展参加の近藤あき子、中村安子、田島和子、森田直子が長年参加しています。
今年はコロナ状況により、ノー・ウォー展はWEB開催となったそうです。
http://www1.cts.ne.jp/no-war-tsudoi/index.htm
その「伝言板」という作家による投稿ページに、近藤あき子が[オリンピック終息宣言]文を投稿しました(宣言文は記事末に再掲)。
それに対し、掲載の数日後の2020年7月29日、「五輪終結宣言について」と題する反論文が掲載されました。 これによると、宣言文に対する複数人の人からの反論が「ノー・ウォー美術家の集い横浜」事務局に電話で寄せられ、これを事務局がまとめたものであるということです。
以下は「反論」の論点の要約です。
伝言板本文はこちらから↓
http://www1.cts.ne.jp/no-war-tsudoi/16dengon.htm ・確かに現在のオリンピックは腐敗しているが、永久に終息すべきであるという宣言文はいきすぎである��� ・オリンピックの害悪はアスリートではなく、利権者たちにある。 ・人間の闘争心を戦争からスポーツに転化するのは当然で、オリンピックは喜ばしい。 ・芸術は自由なのだから、スポーツも自由でありたい。 ・オリンピックが「思想上のウイルス」であるという表現に疑問がある。
複数の人からの電話、というのがどの程度か不明ですが、伝言板掲載文には「ほとんど同様の趣旨で」とあるので、[宣言文]が(おそらくご年配の)反戦を旗印としている美術家の方たちに、どのようなショックと違和感があったのか。それはほとんど多くの人が「戦争はよくない、平和はよいことだ」と言うであろう、この日本の世間のオリンピック認識とどの程度重なるのか。
あらためてそんなことを考えさせられ、私たちも反論を受けてさらに言葉を磨くことになりました。
以降、参加作家各自の視点からの考察を連載していきます。
まず今回は、[宣言文]を伝言板に投稿した近藤あき子が[反論]を読んで事務局宛に書いた下書き(その後[宣言]展として公式に反論を提出することに変更したため、事務局に送付はしなかった)と、中村安子(2004年からノー・ウォー展に出品)が[宣言展]会議で配布した思索の文面です。
-------------- 近藤あき子
「オリンピック終息宣言」がこの伝言板に掲載され、その内容に対する様々なご意見のまとめとしての文章「五輪終結宣言展について」を、遅まきながら拝見した。私はノーウオー展に2005年頃からほぼ��年出品しており(今年も出品予定、作品はこれから)、さらに終息宣言展にも参加した一人として、ご意見に対する私の考えを述べさせていただきたい。
ただし私はこの宣言文のたたき台作成メンバーではない。今年3月、コロナが広がり始めたころ、江古田のギャラリー水・土・木で個展中にオリンピック終息宣言展への参加呼びかけがあり、すぐに参加を決めその後宣言文の検討会に一度参加した。
2013年9月の我が目、我が耳を疑ったオリンピック東京開催決定。原発事故の補償賠償問題、汚染土汚染水処理、健康被害、あらゆる問題が片付いていない中での安倍の「アンダーコントロール」、「復興五輪」という言葉。以来オリンピックと聞くとうんざりしている。
以下問題点1~3.
1)宣言文は東京五輪だけでなく、すべてのオリンピック終息を「永久に」宣言する。
原発事故という未決の問題(しかも原子力緊急事態宣言は未だ解除されていない)を別にしても、今、オリンピック開催費の高騰は、世界を悩ます大問題だ。バッハ会長のおひざ元ドイツでの開催見送りを例にとるまでもなく、住民投票で開催NOを決定する国は少なくない。(スイス、ポーランドも然り)。「平和の祭��」の陰で繰り広げられる汚職、利権争い、スタジアム建設に伴う多くの住民の強制的立ち退き、歴史的建造物等取り壊しを含む環境問題、建設資材の高騰、市民生活に与える不便、終了後のインフレ。しかも、オリンピックはいつの時代も国威発揚に利用されてきた。開催は経済力のある大国でなければ不可能。加えて、人種問題、政治問題、ジェンダー、障害者問題などなど、オリンピックの歴史を紐解くと、第一回開催当初からそれが清く正しく美しかったためしはない。終息宣言の「永久に」にはこうした意味が込められていると思う。アスリートに対する見解は下記。
2)「オリンピックを目標としている世界中のアスリートたちへの言及がまったくないのも、この宣言の確かな意図であろう。ホモルーデンスでもある人間は生来闘争心を持ち、それを戦争のような野蛮な方法でなく、平和的な形にしたスポーツにして愛好するのは当然で、世界中の人々が集まって大会を開くのは喜ばしい。オリンピックの害悪の原因は、競技に参加するアスリートにではなく、オリンピックで利権をあさる関係者であることは宣言氏も分かっていると思う。芸術が自由であるのと同様に、スポーツも自由でありたい。」について:
ここには「スポーツ万歳!」、「アスリート万歳!」のにおいが全面に立ち込めている。悪いのは「利権をあさる関係者だけ」。 まず「オリンピックを目標としている世界中のアスリートたち」だが、世界中のアスリートたちの中でオリンピックを目標としているのはおそらく一握りと言えるだろう。しかも熾烈な競争を勝ち抜いて一度代表に選出されると、今度はお国のためというメダルの重圧に苦しむ者もいる。確かにオリンピックを目標として命を懸けているアスリートも多くいることだろう。が、それはあくまでも今現在オリンピックというものが存在し、そこに彼・彼女の参加種目が存在するからだ。他方、いま世界にはサッカーでいえばワールドカップなど様々な規模の種目別国際試合がある。それだけではなぜ足りないのか。もし足りないのなら、オリンピックのような国家的大事業を待つまでもなく、新たに追加すればよいではないか。国民の血税を使って、浪費の極致とも言うべき箱モノを作り、「不都合な真実」を覆ってまでやるオリンピックとは一体何だろう?
また、「アスリート」=善、「利権をあさる関係者」=悪、と完全に分けられるものなのか?オリンピックを平和の祭典として祭り上げ、いとも簡単に容認してしまっている私たち(アスリート自身も含め)一人一人が、もう一度立ち止まってこの問題を考えるべきではないだろうか?スポーツ=平和、戦争=野蛮 という二分法もいささか安易すぎる気がする。私たちは血塗られたオリンピックも、ナチスのオリンピック政治利用も知っている。ドーピング問題などは、もはや平和を通り越し、行き過ぎた「野蛮な」競争の現実をあらわにしているではないか。選手たちは、人間らしさとはほど遠い(経済)競争の道具、ロボットとなりかねない。それは��ラリンピックにも言える。この間、アスリート間の格差も広がるばかりだ。勿論、スポーツ=平和という理想は掲げて良い。しかしその姿は今のオリンピックとは程遠いものに違いない。
3) 最後に、ここでは「オリンピックは思想上のウイルスか?」:ここでは「オリンピックを利権につなげようとする人間たちなら「ウイルス」に例えられると思う」、と意見されている。:
私は、直接の宣言文執筆者ではないが、この部分については次のように考える。ウイルスが、もし「オリンピックを利権につなげようとする人間たち」だけを指すのであれば、事はもっと簡単だろう。オリンピックという言葉はすでに国家によりお墨付きをもらっているかのように、「良きもの」、「平和で素晴らしい世界のスポーツの祭典」として多くの人の心の奥深く刻まれているようだ。もはや異議を唱える余地はなく、一度異議を唱えれば罰せられそうな勢いすらある。だからこそ、現在のオリンピックのステレオタイプ的容認論(ウイルス?)の伝播は看過できないし、ご免こうむりたい。執筆者自らの意見を次回掲載していただく機会があればと思う。
最後の「芸術が自由であるのと同様に、スポーツも自由でありたい」という一文について、真意は分かりかねるが、(ご本人はどこのどの芸術が自由だと思っておられるのか、あるいは本当は自由ではないので自由であってほしいのか、スポーツも?)またいつか必要があれば考えを述べさせていただきたい。 2020.09.23
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中村安子
自分のことにかまけてこの問題には目をつぶってやりすごそうとしていました。
五輪開催を決めて以来この醜悪さからどう逃れようか、とばかり考えていて、ピースボート船旅は?でもお金がない。友人は申し込んでいました。
つまり国家を上げて、首相任期強引に変えて、国内の様々な問題を隠蔽して開くことへの抵抗を放棄していました。完全に安倍にノックダウンされていたわけです。
その時、巨大な力に真っ向から立ち向かうこの展覧会(註:オリンピック終息宣言展)を知って、ともかく意思表示の機会を与えられて、宣言文に勇気付けられました。多くのメディアが注目したのも当然です。素晴らしい宣言でした。
オリンピックは特に眼前に山積している難問から目をそらせるための巨大な仕掛けですから、人々はこの国にも夢や未来があり、安倍の言った「取り戻す日本」があるのだと自らをごまかすために浮かれたいのでしょう。現実を直視して解決に取り組むことはあまりに困難なことなので、実際どこから手を付ければいいのかヒントさえ見えない。だから「日本偉い」のTV番組の多いこと!
被爆者の立場でも、75年間で地球を覆いつくせるほどの核兵器を持ってしまった、それを許したのは世界で唯一の被爆国日本の私たち、国連安保理決議の核兵器禁止条約(註:訂正・国連総会で採択)にさえサインできない現実を変えていくには非力すぎる。
ちなみに被爆者の多くもオリンピック大好きみたいです。
いろんな人がい��いろんなことが言える、この会(終息宣言)も、横浜展も。それでも手をつないでアベスガとその大親分たちと付き合うしかないです、いつもどう付き合うか考えながら。
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オリンピック終息宣言 (再掲)
今日、私たちは「オリンピックの終息」を宣言する。
いまや誰もが「もうないだろう」と思っている、「東京オリンピック・パラリンピック2020」。新型コロナウイルスが世界中に蔓延する中で、それはいよいよ八方塞がりになってきた安倍晋三首相個人の、非現実的な妄想めいたものになっている。
考えてみればオリンピックは、それ自体が「疫病」である。この病は周期的に世界のどこかにやってきて、民衆の血税から開催費を搾り取り、開発によって人々の住む場所を奪って環境を破壊し、反対する市民、活動家たちを虐殺してきた。人々が眺めるテレビの裏側で、IOCのオリンピック貴族や、森喜朗のようなスポーツ利権者たちがポケットに押し込んでいく札束は、すべて私たちから奪い取った富なのだ。
ここ東京では、小池百合子都知事が3月末までオリンピック開催に固執し、その延期が決まったとたん、コロナの感染者数の発表は一気に増大した。オリンピックのためなら、情報を隠蔽して人々の命が失われても構わないのだろうか。また、もし延期されなかったらどうなっていたか? コロナの蔓延はますます隠され、それによって私たちも選手たちも、抹殺されていたのではないか?
これらの疑問には一つの答えがある。それは、「オリンピックとコロナは複合した疫病であり、延期によってその禍(わざわい)はさらに続く」というものだ。
政府が正面から取り組まなければならないのは、オリンピックなどではなく、新型コロナ対策であり、いまも被害が拡大し、多くの人が避難生活を強いられている福島原発事故対策ではなかっただろうか。
人々に訴えたい。オリンピックを「終息」させること――この疫病を撲滅することが、私たちの未来を守るための第一歩だと。さいわい、検査・隔離・治療といった困難な仕事はここにはない。ただ私たちみんながオリンピックを���ると決意すればいいだけだ。
オリンピックは健康な身体を讃え、障害や病気を排除する、優生思想を広めていく思想上のウイルスでもある。あのベルリンオリンピックを華々しく開催したナチスが排除したのは障害者、社会主義者、同性愛者、ユダヤ人、そして退廃藝術だった。
藝術だけがオリンピックの息の根をとめられる! もちろん、私たちは不健康かつ不道徳に生きて退廃の側に立ち、ここにオリンピックの終息を宣言する。ただちに、そして永久に。
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『悪魔の履歴書』 ピーター・スタンフォード 大出健 訳
原題�� "THE DEVIL : A Biography" で、本国イギリスでは1996年に出版され、日本では1998年に翻訳出版されてる。著者はジャーナリスト、キャスター、元『カソリックヘラルド』編集長。
この本を知ったのは、この人が書いている『天使と人の文化史 Angels : a History』という本をTwitterで見かけて読みたいと思ったのだが、図書館になくて、また高価なので購入するかどうかは躊躇われていて、他の著作で図書館にあるのがこれだったので読んでみた。とても面白く読んだ。
悪魔というものに関して、エジプト、メソポタミア、カナン、ギリシア、ペルシア、ユダヤ教、ローマにおいてなどなど歴史的に紐解いて、同じキリスト教でもカソリックとプロテスタントではどう違うか。カソリックの中でも異端とされるカタリ派に対してや魔女などについて、そしてプロテスタントの中から生まれ出たカルト的セクトに関しても網羅されてる。
面白いと思ったところを下に
十字軍のいちばん最初の犠牲者は、メス(仏)、マインツ(独)、ヴォルムス(独)、プラハ(チェコ)、シュパイアー(独)の各都市のユダヤ人だった。一〇九六年、海の彼方の伝説の地に向けて長い行軍に出発しようとする前に、十字軍は、自分たちのなかにいる悪魔とみなす人々に襲いかかった。ヨーロッパのユダヤ人を悪魔に仕立てたのは、同じ信仰を分ちもたない相手は誰彼かまわず「闇の王」の召使いの烙印を押すというキリスト教との悪習の、最も初期の最も執拗で最も悪辣な例だった。(p155)
ユダヤ教には悪魔はいないそうで、悪魔はキリスト教がこの教えを確立するために作り上げた存在らしい。悪魔はキリスト教徒にとってとても都合のいいメカニズムになったのだ。
悪名高い、異端審問官が生まれたのは、カタリ派を弾劾するためだったそうだ!
カトリックにいわせれば、異端審問こそサタンに唆されたカタリ派を一掃し、キリスト教世界の統一を回復するものであった。カタリ派から見れば、こうしたローマの代理人こそ、この世が悪魔の創造によるものだというはっきりした証にすぎない。(p176)
法皇を認めないんだな。『薔薇の名前』を思い出すよね。
そして魔女狩りの遠因
イングランドでも、宗教が原因でヘンリー八世がローマと決別し、それに続いて迫害と動乱の時代に突入したーーメアリ一世のもとではプロテスタントが、エリザベス一世のもとではカトリックが。この政治的不安定さに足並みをそろえて、経済的な混乱とインフレーションが起きた。ヨーロッパじゅうが傷つき、これは社会のあらゆる階層におよんだ。今まで当然と受け入れられていたものが、教皇や皇帝の権力、さらにはキリスト教の究極の勝利さえ脅かされており、中世の初めのころの状況は粉々になった。人々は犠牲の山羊(スケープゴート)をさがし、悪魔を見つけた。(p193)
手かざし治癒などを司祭や修道士がするのはOKだし、たくさん出来たら聖人になったりするのに、自分達以外の昔ながらの呪い師や老婆などの民間治療は駄目で悪魔の所業っての、権力と権威の独占が目的だったんだ。反対から言うと、キリスト教以前から残っている土着の文化や信仰的なものが、まだまだ根強く残っていたのだろう。
それでも文化が爛熟すると、人々はスリルを求めるのか
十八世紀の初めのころ、ヨーロッパのさまざまな国の首都で、上流階級の若者たちが、性的な自由と冒険を求めて「悪魔的」形式をとる「地獄の業火クラブ」に参加していた。(p228)
だからデフォーとか作品の中で信仰心を持つこと神を仰ぐことを説いていたんだな。(時代が時代なのでBSビリーを思い出し、彼がイングランドにいてパンフレットを配布していたことに想いを馳せてしまったのである。馬鹿)
さて、現代のエクソシストであるアモルト神父による悪魔に取り憑かれる大きな原因4つ
一つ目は、「サタンと契約を結んだ魔女のように、悪魔のために悪事を行うよう魔法をかけられている人々で、サタンに自らを引き渡した人々」
二つ目は、面白半分で黒魔術に手を出した人々。
三つ目は、邪悪な宗派に同調した人々。
そして四つ目は、どう言うわけか神に選ばれてしまい、まるで荒れ野の神父のように、苦痛を与えられて試されている人々である。(p278 行替えは私)
悪魔祓いはカソリックのもので、プロテスタントの方は悪魔祓いにはほとんど関わらないようだ(p283)。その中でメソジスト派は歴史的には悪魔の存在を自分たちの教義から無くしたぐらいだったのだが、
メソジスト派の際立った特徴の一つは、権威主義や位階制度の束縛からの自由であった。今世紀(20世紀)に入ると、指導者の欠如によって作り出された空白の中で、個々人が悪魔についての考えを形作っていくという傾向が生まれ、特にこの傾向は地方のメソジスト協会において拍車がかかった。聖職者と信徒たちは、中央からの束縛を受け��いため、自由に想像力を飛躍させた。とくに田舎では、もともと自然の周期や突発事のなかに悪魔の存在を意識する傾向が強いので、悪魔の話を聞くことが多い。(p284)
メソジスト派は聖書に記載されてることを丸々信じる傾向があるようで、左寄りのリベラルな人々も礼拝儀式は新約聖書のキリストの例にならわねばならないと考えてるし、カルト系の集団が事件を起こしたニュースなどでよく聞く「ファンダメンタリスト」は聖書の中の悪魔の引用を文字通りに受けとめるのだそうだ(p284)。なんというか、思考力と想像力の放棄だな。
バプティスト派は、アメリカ最大のプロテスタント宗派で、南部バプティストの有名人はビリー・グレアムーー子どもの頃この人が来日し、球場などで集会を開いたのだが、当時の担任がバプティスト派プロテスタントの信者だったのだろう。大好きな先生だったし(女は勉強などしなくていいと言う父親の家庭内圧政に争って教師になった方だった)で同級生たちと球場までは行ったが、スピーチと言うのかプリーチは全く聞いてなかったーー。この宗派の保守派は聖書一辺倒で、1980年代にファンダメンタリストの路線に沿って悪魔を語り出し、それによって勢力が飛躍的に伸びたと言う(p285)。やはり、悪魔はキリスト教を信じさせる上においてとても都合のいい道具なのだ。もし本当に悪魔がいるのなら、このようにいいように扱われていることに対して大いに憤慨してもらいたいところだ。
(ヴードゥーを)撲滅できなかったキリスト教会は、今日では軽蔑という受動的な態度で接している。そしていまだに危険を警告してはいるが、実際には目をつぶっている。この方針は、サタンに対する主要な宗派の無関心ぶりとうまく歩調が合っているのである。こうしてかつては神学者を熱狂させ、無実の男女を火あぶりにした問題は迷信的な時代の残骸にすぎないものとして脇に追いやられた。たとえ悪魔について語ることがあるとしても、言葉は注意深く選ばれ、かつての恐怖の的はすげに毒気を抜かれている。
しかし悪魔を生み出したキリスト教は、それを抹殺したわけではない。悪魔はなお、余白の部分、悪魔祓いの儀式の中、ヴァティカンやイスラムの異端者のあいだ、さらには再生を掲げるファンダメンタリストの進学の分野で、相変わらず繁栄を続けている。愛する神のせいにするにはひどすぎたり、人間の精神の暗い衝動のせいにするには、恐ろしすぎる行動を非難するのに便利なキャラクターとして、悪魔はなお居場所を残している。(pp293−294)
とまあ、やっぱ都合のいい道具だ。
最後に、イスラム教におけるサタンとは、
イスラム教では、悪魔は愚かで気にもとめられないちっぽけな存在である。イラン人がアメリカを悪魔と形容したとき、邪悪な国家というつもりではなく、巨大な国のくせにくだらないことで騒ぎ立てる愚か��国家だと言ったのだ。
カレン・アームストロング (p144)
ははははは。もっと酷いやん。
天使の本も読みたいなぁ。図書館に入って来ますように!
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2019.12.07 感が動くと思考がとまる。そしてDQウォーク
このところ、趣味の激辛料理摂取をやめている。うどんに七味、パスタにタバスコくらいは軽くエンジョイするものの、人体に戦いを挑んでくる種の凶暴なチャレンジメニュー=大好物とは距離をおくよう心がけている。
というのも、酒と激辛の大量摂取のおかげさまで順当に罹った逆流性食道炎が、悪化傾向にあるからだ。刺激物を摂ると、明らかにみぞおちと背中が痛む。酒も飲みすぎると、塩に触れたかすり傷のごとく内臓がひりひりする。
長年飼っている胆石が悪暴れしている可能性も否めない。みぞおちの痛みはまさしくその症状のひとつ。胆石の中には投薬治療できる種もあるらしいが、私の子らには薬は効かず、いよいよ暴れた場合は入院手術が必要となる。
その胆石や生活習慣の影響を監視すべく、毎年胃カメラとエコーの検査を欠かさずおこなっている。小心者の大酒飲みの激辛愛好家ゆえに、いつまでも容赦のない刺激を受け続けるための健康チェックには余念がない。
余談だが、血液検査と尿検査は毎月おこなう。その都度、逆流性食道炎とか食後血糖値症とか自律神経失調症とか頚椎椎間板ヘルニアとか貧血とか、いろいろな不備が発見される。そう羅列するといかにも体調不良のオンパレードだが、最近思うのだ。私、お医者さんに行き過ぎなのではないかと。
もう中年なのだからまったくの健康体であるはずがない。内臓にダメージを食らわせる生活習慣にも心当たりがあり過ぎる。加えてそう頻繁に病院に出向いていたら、何かしらの不備が見つかるに決まっている。
健康診断を受けずに、突然大病を患い、こまめに受けておけばよかったと後悔したという話をよく聞く。それを避けたい一心でこまめにチェックしているわけだが、そもそも病気の原因となる生活習慣を改善する気がさっぱりないのはどういうつもりなのだろうか。
しかしそう鷹揚に構えているわけにもいかなくなった。今年は内視鏡等の診断結果が悪く、いよいよ明確に食道ガン予備軍と宣告されてしまった。さすがに反省し、先々月はとり急ぎ1週間アルコールをぬき、激辛とカフェインも控えた。
結果、食道の調子はすこぶる良くなった。が、困ったことに、頭がまったく働かない。集中力が低下し、原稿が書けない。単語は出てきても、文脈がまとまらない。6時間かけてなんとか記した文章は、たったの2行だ。
数年前までは、蒙古タンメン中本の北極10倍辛を汁まで食らって平らげた後、日中はコーヒーを、夜は焼酎をがぶ飲みながら1晩で2万字書いてた。それが一転、ひたすらに脳がもじゃもじゃして2行しか書けないのだから、廃業まっしぐらだ。
2年半前に煙草をやめたときもそうだった。煙草を吸いながら原稿を書く習慣がセットになってしまっていたせいで、片方を禁じたらさっぱり書けなくなってしまった。禁煙直後は、それまで2日で終えていた文章量の執筆に2ヶ月かかった。
それはいわゆるニコチン依存症の離脱症状で、ニコチンによって脳内に日常的に大量分泌されていた快楽物質ドーパミンが欠乏することにより、イライラしたり、怠くなったり、無気力になったり、眠くなったり、集中力が低下したり、抑うつ状態に陥ったりする。
アルコールもドーパミンをじゃんじゃん分泌させる。激辛のカプサイシンは脳内麻薬エンドルフィンをじゃんじゃん誘発する。疲労や眠気の受容を邪魔するカフェインも含め、様々に多幸感溢れる脳内分泌物によって散々鼓舞され、覚醒し続けた我が脳は、今、ドーピングを失い、すっかり鈍化した。
それまで酷使してきた疲労も蓄積されているのだろう。自ら動く力が弱まっている。我が脳は、いうなれば脳内麻薬の人参がなければ走れない馬。私は脳の持ち主のはずなのに、その分泌物に行動を制限されるとは情けない。
諸々の依存は、人間の意志や思考を無視して人間を支配する。身体にもダメージを与える。私は煙草の吸いすぎによって肺気腫になったし、酒と激辛の摂りすぎによって逆流性食道炎になった。なんとわかりやすい構造だろうか。わかっているのになぜ先にやめないのか。
呆れ果てながらも、身体からのダメだしを受けて、なんとか生活習慣の改善を試みる。禁煙を続け、激辛を避け、なるべく消化の良い食べ物を摂取する。コーヒーも常飲をやめ、外食ランチのときに1杯だけ飲んでいいご馳走方向へと切り替えた。
ところが、酒だけがやめられない。強敵。我慢できても、がんばって1週間。その後はご褒美とばかりにまた飲み出す。もっぱら焼酎の緑茶割りを飲んでいるのだが、緑茶もカフェインを含むわけだからコーヒーのみご馳走扱いしても意味がない。
さらに困ったことには、頭がクリアになってしまうのだ。依存のメカニズム上、本当は鈍重化を促進させているのだが、頭が軽くなり、気も晴れるような錯覚が生成され、調子がいいぞと脳が騙される。主治医曰く「酒はうつ症状の素。陽気になるのは脳が騙されてるだけ」とのこと。
アルコール依存の仕組みはひととおり理解している。支配されているだけで、心身ともに良いことなどないと承知のうえである。しかしながら酒を飲むとするする文章が書けてしまう。まじでただのドーピング、ヒロポンさながら。
コーヒーを飲むと、如実に頭が冴える。錆びて動かない思考の歯車が回転し始める。カプサイシンを摂ると急に霞のかかった脳内がクリアになる。気力活力ともに大充実。しかし食道は痛む。再び2、3日、それらを抜いて調子を整える。
ノンカフェイン、ノンアルコール、ノンカプサイシンの日々は憂鬱で、脳のひだというひだに灰が詰まったみたいに頭が重い。それも偏にカフェイン、アルコール、カプサイシン、かつてはニコチンがもたらした後遺症に他ならないのだから、ただの因果応報だ。
最も困るのは、私の意志や思考の許可なく、動きだしてしまう「感」である。脳内麻薬も、私の人体内の活動であるにも関わらず当の私の許可なく私を支配するが、感情や感覚もまた、私の意志や思考を無視して勝手に反応するのでうんざりする。
テレビで見かけた、親子の断絶とお涙頂戴の仲��りのような予定調和を斜めに見ながら、まじでくそくだらないと心底軽蔑している最中、なぜか、号泣している。頭は、感動ポルノなんか消滅してしまえと思考しているのに、身体はそれを無視して嗚咽を漏らしている。
Netflixで延々と映画やドラマを見続けて、頭では分かりきっているフィクションの設定に対し、脊髄反射的に激怒し、大笑いする。お笑い芸人さんにガチ恋してYouTubeを漁るうちに、おまえ本当にガチ恋してるけど大丈夫か、と自問自答することさえ忘れ、ただひたすらに漁り続ける。
買い物に行けば、すれ違った幼い子供を見て、子供を産まなかった自分の人生を、がらにもなく逡巡し始める。その選択には意味があった。理由もあった。何より意志がある。しかしそうした私の思考は棚上げされた状態で、感が動き、メランコリー質の戸惑いに心をとらわれる。
レジの長い列や混雑している病院の待合室で、公共のルールを守ってきちんと並んで順番を待とう、社会は自分の都合の良いようにできていないと考える一方で、なぜそんなにと理由を問いただしたくなるくらい激怒し、地団駄を踏みたくなる。ちょっとしたことで意味もなく喚き散らしたくなる。
他方、ふらっと立ち寄った手芸店で可愛らしいくるみのボタンを見つけたときには、本当は可愛らしいものが好きなのに照れて意識的に隠し、粗野な男みたいに凶暴に振る舞うペルソナを社会で機能させたわけだが、そんな設定どうでもいいくらい超可愛いなにこれ大好きと、激しいテンションで少女のごとく嬉々とする。ちなみに、後日見ると全然可愛くない。
ある日は、犬を見て泣いた。完全に情緒不安定である。これはおそらく、無情の灰の塊のように固まった脳に、私なのか、無意識なのか、脳自らなのかわからないが、何かが、刺激を与えて動かすべく、感情を故意に昂ぶらせにかかっているのではないかと推測する。
ならば、気に入らない。脳内分泌物質に支配され、思考が鈍った。その隙に感情がつけ入り、いよいよ思考が止まった。そして、感情に支配される。私の人体が、脳内物質と感情に乗っ取られている。そこには、私がいない。私の言動に、私の自己決定が反映されていない。その私とは、果たして誰だろうか。
脳内物質が分泌されるきっかけを作ったのは、私の嗜好であり、摂取したのは私の選択である以上、その不足による不調は自己責任の範疇にある。人体の一部に滲み出る脳内物質の分際で私を支配するのは気に入らないが、自分の言動の結果として理解はしている。
だが、感情は、私の所有物ではない。自分の心に湧き上がる感情や、外部の刺激を察知する感覚は、私と、他者や社会や外界との摩擦によって生成されるただの反射反応である。私サイドには、私に与えられた環境や経験より培った価値観や思想があり、それが様々なひと・こと・ものと遭遇し、ある感情がどこからともなく現れたり、五感の感覚が生まれたりする。
その感じ方には、個体差がある。私にとって嬉しいことを、悲しいと捉える人がいる。誰かにとって美味しいものも、不味いと思う人がいる。よって、こと・ものを主語に据えた形で、「そのことは嬉しい」「そのものは美味しい」という事実はこの世には存在しない。ひとを主語に、「そのひとは、そのことが嬉しい」「そのひとは、そのものが美味しい」が正解である。
時に、他者と同様であるとは証明し得ない自分の感情や感覚を、無自覚的に全世界の事実と取り違えたり、「感じ方」を根拠に自分とは異なる「感じ方」の持ち主を人非人として断罪したり、そうした「感じ方」「お気持ち」を故意に引き合いに出してファクトを捻じ曲げたりする人を見かけるが、そういう方々は自分と「感」と他者と世界の境界線が有耶無耶になっていると「感じる」。
私は境界線に意識的でありたい。感情は反射・反応でしかない。それを感じる素養や肉体は私のものであっても、相対するものがなければ発生しない以上、すべて私が所有するとは言い難い。
両者の接触より発生する性質を鑑みると、作用とでもいうべきか。翻って私の意志や思考や決定権は、私の所有物だ。それが正しかろうが間違っていようが知ったことではない。それらは私だけのものなのだ。
その大切な私の所有物が、ただの反射反応の作用である感情によって、ねじ伏せられている。無意味、無思考、無許可のまま、漫然と犬を見ただけでメランコリーに陥り、泣いてしまうようなことがあっていいのか。
ノンアルコール、ノンカフェイン、ノンカプサイシンの、ないない尽くしの毎日をぼうっとやり過ごして、それでいいというのか己よ。嫌だろうよ。
とはいえ、ここにきて感情がのさばっている状況にも因果はある。私には、物心ついた時から感情を「ただの反射反応」と小馬鹿にし、思考と理由と意志を執拗に言語化して愛でる癖がある。
子供の頃、感情が怖かった。うちは親の教育が厳しかったので、親の意向に沿わない感情、つまり自我が芽生えると、「なにこの感情、勝手に生成されちゃってるけどすごい罪悪感。これを自由にさせておくとまた叱られる。迷惑」などと考えて、ありのままの自分を受容せず、感情を抑圧した。
親や先生の求める理想像になるべく、頭を使って演技した。それが結果的にのちの自分を苦しめた。その抑圧に対する仕返しが、今さらの感情のでしゃばりを誘発しているのではないか。
あるいは、私には感情の解放こそ必要であるとも考えられる。そういえば、思考を黙らせ、感情的な動物になるための装置として、大酒を食らっていたような節もある。
そして脳と身体、思考と感情などと、対立構造を煽って客観視する風情で、全部自分事という得意の独り相撲を楽しむ最中において、脳も身体も思考も感情もほどほどに仲良くするためには、どうすればいいのだろうかと、重たい脳で考える。
そういえば、昔主治医に「鬱々としたときは、有酸素運動を20分以上続けると、脳内麻薬βエンドルフィンが分泌され、スッキリするからやってみて」と言われ、それから週に2回、ジムのトレッドミルで早歩きウォーキングをおこなっていたのだった。
走るのは、嫌いなうえに頚椎ヘルニアのおかげさまで無理なので、早歩きで。普段も万歩計アプリを覗きながら、極力歩くように心がけた。ところが夏にジムが潰れてしまい、外出自体もあまりしなくなり、明らかに運動不足に陥っていた。
そうだ、歩こう。脳も喜ぶし、身体にも良い。脳が喜ぶと身体が悲鳴をあげ、身体を労ると脳が鈍化するこの状況を打開する策として、もってこいだ。好きな美術館や古着屋を巡ったり、都内近郊の海辺を散歩したりするのも良い。少し趣味に寄せてアレンジすると手放しに楽しいうえに、確かに頭もスッキリする。
しかし手軽な近所の散歩となると、飽きる。うちの周りは国道と住宅街と公園と団地と坂しかないので、行きたい場所がない。そうだ、あれだ、スマホの歩行ゲーム。ゲームを取り入れたら退屈せずに歩けるかもしれない。今、話題のやつなんだっけ。そうそうDQウォーク。
というわけで、ドラゴンクエストウォークに嵌る。ゲームも楽しいのだが、近隣を散策していると、思わぬところに美味しい豆腐店や��景スポットを発見。周辺を地図アプリで検索すると、また知らないお店などが出てくるので、スマホ片手にせっせとレベルをあげながら右往左往している次第。
ただ一点、スマホを見おろす姿勢には難儀する。いわゆるスマホ首は、頚椎ヘルニアには大打撃なので、極力顔の前に画面を持ってきて操作し、歩き、立ち止まって操作し、を繰り返す。完全に不審者だ。しかもその歩き方ではウォーキングの効果も激減である。スカウターはまだか。
最後に、DQウォークしながら立ち寄った本屋で、酒がやめられない私のために神が遣わせた聖書を入手した。町田康先生の新書「しらふで生きる」。完全に天のお導き。勉強させていただきます。
というわけで、読み始める前に、アルコールとニコチンとカプサイシンとカフェインを摂れば半日もかからなかったであろうこの内容も目的も意味もないペラペラの雑記を書くために、しらふで3日もかかったため、これを労い、今日は酒を飲んで良いことにする。作戦は「いのちだいじ」で、ほどほどに。

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現在中国は並ぶもののない監視社会を作り上げ、更に拡張的かつおこがましくなっている。それには合衆国の技術も一役買っている。彼らが「中国のグレートファイアウォール」と呼ぶモノは更に高さを増しており、中国人民への情報の自由な流入を強固に制限している。そして2020年までに中国の規制当局はオーウェル的システムを導入し、人間の生活をほぼ全て管理することを目指している。所謂「社会信用数値化」である。その計画の公式計画書の文言によれば、それは「信用のおける人物は地上のどこへも行くことが可能となる一方、信用のおけない人物は一歩を踏み出すことも困難に」させるという。そして信仰の自由については、新たな迫害によって中国のキリスト教徒・仏教徒・イスラム教徒を叩きのめしている。先月北京は中国で最大の地下教会を閉鎖した。彼の国全土で政府は十字架を破壊し、聖書を焚書し、信者達を監禁した。そして北京は今やバチカンと結んだ合意により、無神論者の彼の共産党は聖職者叙任権を公式に獲得した。中国のキリスト教徒にとって情勢は厳しくなっている。北京はまた仏教を排撃している。過去十年以上に渡り、150人以上のチベット仏教僧侶が彼等の信仰と文化を抑圧する中国への抗議として焼身自殺をした。そして新疆において、彼の共産党は100万人以上のイスラム教ウイグル人を政府収容所に収監し、四六時中の洗脳を試みている。収容所からの生還者は彼らの体験を振り返り、それがウイグル文化の滅殺とイスラム信仰の撲滅を目指す、北京の意図的な行動であると述べている。歴史が証明するように、その人民を抑圧する国は存続しない。そしてまた北京は世界へも手を伸ばそうとしている。このハドソン所属のマイケル・ピルズベリー博士はこう書いている。「中国は合衆国政府の行動と目標に反対してきた。実際に、北京の平和的かつ建設的な意図に対抗するアメリカの同盟諸国、及び敵対諸国と独自の関係を構築しつつある」と。実際に中国は影響力拡大のために、いわゆる「債務トラップ戦略」を利用している。今日その国家は数千億ドル(数十兆円)のインフラ投資貸付を、アジア・アフリカ・欧州果てはラテンアメリカの諸政府に持ちかけている。その融資条件は良く言って不透明であり、その利益は北京に間違いなく奔流のように流れ込む。スリランカを見ると良い。莫大な借金を元に、中国の国営企業に商業価値も怪しい港を建設させた。そして2年後その借金は返済不能となると、北京はスリランカにその新設港の管轄権を引き渡すよう圧力をかけた。間もなくして港は、拡張を続ける中国海軍の軍港となった。我らが大陸においてベネズエラの人民を抑圧している、腐り切った役立たずのマドゥロ体制に、北京はその手を伸ばしている。彼らは原油で返済する50億ドル(約5600億円)の怪しい貸付を確約した。また中国はその国の最大の単独債権者であり、ベネズエラ人民に50億ドル以上の借金を負わせ、彼らの民主主義は消滅した。更に北京はその他の数か国の政治にも影響力を及ぼしており、その方法は中国の戦略目標に適合する政党や候補者を直接支援するものである。そして昨年だけでも中国共産党は、ラテンアメリカの三ヶ国を台北と断交させ北京を承認させた。このような行動は台湾海峡の安定性を脅かす。アメリカ合衆国は、このような行動を非難する。そして我らが政権は過去3度の共同声明に則り、我々の「一つの中国」政策を維持する。アメリカは常に台湾の民主主義擁護が、全中国人民のより良い将来を指し示すと信じている。
【全文翻訳】ペンス米副大統領による現政権の対中政策演説 2018年10月4日:AllThingsJ:日本語字幕うp主の戯言 - ブロマガ
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日々思う すべてコレでイイじゃん
日々のたりのたり コレでイイじゃん
日々の生活はコレでイイじゃん
もう食べれん もう食べれん もう食べれん
もう食べれん もう食べれん
(マジックマッシュルームやMDMAはもう食べたくないの意)
ふんぞり返って過ごせりゃ それでイイじゃん
ふんぞり返っていばれりゃ それでイイじゃん
ふんぞり返ってチョビ髭 それでイイじゃん
もうたくさん もうたくさん もうたくさん
もうたくさん もうたくさん
(こんな生活はもうたくさんの意)
誰だ!悪さをしてるのは
(稲川会の嫌がらせ)
誰だ!悪戯してるのは
(↑トモコを指す)
誰だ!火遊びしてるのは 誰だ!
(↑トモコを指す)
誰だ!誰だ!
誰だ!いかさましてるのは
(↑博徒系ヤクザ(稲川会)を指す)
誰だ!横取りしてるのは 誰だ!
(↑博徒系ヤクザ(稲川会)を指す)
誰だ!誰だ!誰だ!
誰だ!
我思う故に コレでイイじゃん
我思う故に 困らねーじゃん
ワレどこ見て歩いとんじゃ兄ちゃん
(↑博徒系ヤクザ(稲川会)を指す)
もう大変 もう大変 もう大変 もう大変 もう大変
こんがらがった話 それでもイイじゃん
こんがらがったままで おまかせイイじゃん
素っ裸で捕まり死刑はねーじゃん
ドンドコドン ドンドコドン ドンドコドン
ドンドコドン ドンドコドン
誰だ!芝生に入るのは
誰だ!電車で騒ぐのは
誰だ!道路で寝てるのは 誰だ!
誰だ!誰だ!
誰だ!ガラスを割ったのは
誰だ!笹舟流すのは 誰だ!
誰だ!誰だ!誰だ!
誰だ!
何故だ!虫歯が痛いのは
何故だ!おやじがクサイのは
何故だ!カレーが辛いのは 何故だ!
何故だ!何故だ!
何故だ!お風呂がぬるいのは
何故だ!おばけが怖いのは 何故だ!
何故だ!何故だ!
何故だ!何故なんですか?
誰だ!プールサイドを走るヤツは誰だ!
誰だ!三国志を全巻揃えてるヤツは誰だ!
(↑博徒系ヤクザ(稲川会)を指す)
誰だ!俺のビデオ消したヤツは誰だ!
(↑トモコを指す)
誰だ!お前 誰だ!
誰だ!ねるとん方式を取り入れてるヤツは誰だ!
(↑博徒系ヤクザのねるとんパーティー(稲川会)を指す)
誰だ!ここにあったカステラを食べたヤツは誰だ!
誰だ!俺にシール貼ったヤツは誰だ!誰だ!
(↑ロキノンクボケンらによる薬物使用のレッテル貼り)
誰だ!気持ちが悪いのは
誰だ!喧嘩が強いのは
誰だ!女にモテルのは 誰だ!
誰だ!誰だ!
誰だ!呪いをかけるのは
(↑トモコを指す、あと中国マフィアやノリコも)
誰だ!俺を操るのは 誰だ!
(↑トモコを指す、あとノリコも)
誰だ!誰だ!誰だ!
いったい俺は誰なんだ!誰だ!
コピペ以上
個人的コメント
マジックマッシュルームとか麻薬全般をやると魔物に憑依されやすくなるので解脱した人以外はやらないで下さい。
https://j-lyric.net/artist/a002446/l0070b3.html
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あなたにだけは忘れてほしくなかった
アメリカ合衆国、ニューヨーク州、マンハッタン、ニューヨーク市警本部庁舎。 上級職員用のオフィスで資料を眺めていた安藤文彦警視正は顔をしかめた。彼は中年の日系アメリカ人である。頑なに日本名を固持しているのは血族主義の強かった祖父の影響だ。厳格な祖父は孫に米国風の名乗りを許さなかったためである。祖父の信念によって子供時代の文彦はいくばくかの苦労を強いられた。 通常、彼は『ジャック』と呼ばれているが、その由来を知る者は少ない。自らも話したがらなかった。 文彦は暴力を伴う場合の少ない知的犯罪、いわゆるホワイトカラー犯罪を除く、重大犯罪を扱う部署を横断的に統括している。最近、彼を悩ませているのは、ある種の雑音であった。 現在は文彦が犯罪現場へ出る機会はないに等しい。彼の主たる業務は外部機関を含む各部署の調整および、統計分析を基として行う未解決事件への再検証の試みであった。文彦の懸念は発見場所も年代も異なる数件の行方不明者の奇妙な類似である。類似といっても文彦の勘働きに過ぎず、共通項目を特定できているわけではなかった。ただ彼は何か得体の知れない事柄が進行している気配のようなものを感じ取っていたのである。 そして、彼にはもうひとつ、プライベートな懸念事項があった。十六才になる姪の安藤ヒナタだ。
その日は朝から快晴、空気は乾いていた。夏も最中の日差しは肌を刺すようだが、日陰に入ると寒いほどである。自宅のダイニングルームでアイスティーを口にしながら安藤ヒナタは決心した。今日という日にすべてをやり遂げ、この世界から逃げ出す。素晴らしい考えだと思い、ヒナタは微笑んだ。 高校という場所は格差社会の縮図であり、マッチョイズムの巣窟でもある。ヒナタは入学早々、この猿山から滑り落ちた。見えない壁が張り巡らされる。彼女はクラスメイトの集う教室の中で完全に孤立した。 原因は何だっただろうか。ヒナタのスクールバッグやスニーカーは他の生徒よりも目立っていたかもしれない。アジア系の容姿は、彼らの目に異質と映ったのかも知れなかった。 夏休みの前日、ヒナタは階段の中途から突き飛ばされる。肩と背中を押され、気が付いた時には一階の踊り場に強か膝を打ちつけていた。 「大丈夫?」 声だけかけて去っていく背中を呆然と見送る。ヒナタは教室に戻り、そのまま帰宅した。 擦過傷と打撲の痕跡が残る膝と掌は、まだ痛む。だが、傷口は赤黒く乾燥して皮膚は修復を開始していた。もともと大した傷ではない。昨夜、伯父夫婦と夕食をともにした際もヒナタは伯母の得意料理であるポークチョップを食べ、三人で和やかに過ごした。 高校でのいざこざを話し��何になるだろう。ヒナタは飲み終えたグラスを食洗器に放り込み、自室へ引っ込んだ。
ヒナタの母親はシングルマザーである。出産の苦難に耐え切れず、息を引き取った。子供に恵まれなかった伯父と伯母はヒナタを養子に迎え、経済的な負担をものともせず、彼女を大学に行かせるつもりでいる。それを思うと申し訳ない限りだが、これから続くであろう高校の三年間はヒナタにとって永遠に等しかった。 クローゼットから衣服を抜き出して並べる。死装束だ。慎重に選ぶ必要がある。等身大の鏡の前で次々と試着した。ワンピースの裾に払われ、細々としたものがサイドボードから床に散らばる。悪態を吐きながら拾い集めていたヒナタの手が止まった。横倒しになった木製の箱を掌で包む。母親の僅かな遺品の中からヒナタが選んだオルゴールだった。 最初から壊れていたから、金属の筒の突起が奏でていた曲は見当もつかない。ヒナタはオルゴールの底を外した。数枚の便箋と写真が納まっている。写真には白のワイシャツにスラックス姿の青年と紺色のワンピースを着た母親が映っていた。便箋の筆跡は美しい。『ブライアン・オブライエン』の署名と日付、母親の妊娠の原因が自分にあるのではないかという懸念と母親と子供に対する執着の意思が明確に示されていた。手紙にある日付と母親がヒナタを妊娠していた時期は一致している。 なぜ母は父を斥けたのだろうか。それとも、この男は父ではないのか。ヒナタは苛立ち、写真の青年を睨んだ。 中学へ進み、スマートフォンを与えられたヒナタは男の氏名を検索する。同姓同名の並ぶ中、フェイスブックに該当する人物を見つけた。彼は現在、大学の教職に就いており、専門分野は精神病理学とある。多数の論文、著作を世に送り出していた。 ヒナタは図書館の書棚から彼の書籍を片っ端から抜き出す。だが、学術書を読むには基礎教養が必要だ。思想、哲学、近代史、統計を理解するための数学を公共の知の宮殿が彼女に提供する。 ヒナタは支度を終え、バスルームの洗面台にある戸棚を開いた。医薬品のプラスチックケースが乱立している。その中から伯母の抗うつ剤の蓋を掴み、容器を傾けて錠剤を掌に滑り出させた。口へ放り込み、ペットボトルの水を飲み込む。栄養補助剤を抗うつ剤の容器に補充してから戸棚へ戻した。 今日一日、いや数時間でもいい。ヒナタは最高の自分でいたかった。
ロングアイランドの住宅地にブライアン・オブライエンの邸宅は存在していた。富裕層の住居が集中している地域の常であるが、ヒナタは脇を殊更ゆっくりと走行している警察車両をやり過ごす。監視カメラの装備された鉄柵の門の前に佇んだ。 呼び鈴を押そうかと迷っていたヒナタの耳に唸り声が響く。見れば、門を挟んで体長一メータ弱のドーベルマンと対峙していた。今にも飛び掛かってきそうな勢いである。ヒナタは思わず背後へ退いた。 「ケンダル!」 奥から出てきた男の声を聞いた途端、犬は唸るのを止める。スーツを着た男の顔はブライアン・オブライエン、その人だった。 「サインしてください!」 鞄から取り出した彼の著作を抱え、ヒナタは精一杯の声を張り上げる。 「いいけど。これ、父さんの本だよね?」 男は門を開錠し、ヒナタを邸内に招き入れた。
男はキーラン・オブライエン、ブライアンの息子だと名乗った。彼の容姿は写真の青年と似通っている。従って現在、五十がらみのブライアンであるはずがなかった。ヒナタは自らの不明を恥じる。 「すみません」 スペイン人の使用人が運んできた陶磁器のコーヒーカップを持ち上げながらヒナタはキーランに詫びた。 「これを飲んだら帰るから」 広大な居間に知らない男と二人きりで座している事実に気が滅入る。その上、父親のブライアンは留守だと言うのであるから、もうこの家に用はなかった。 「どうして?」 「だって、出かけるところだよね?」 ヒナタはキーランのスーツを訝し気に見やる。 「別にかまわない。どうせ時間通りに来たことなんかないんだ」 キーランは初対面のヒナタを無遠慮に眺めていた。苛立ち始めたヒナタもキーランを見据える。 ヒナタはおよそコンプレックスとは無縁のキーランの容姿と態度から彼のパーソナリティを分析した。まず、彼は他者に対してまったく物怖じしない。これほど自分に自信があれば、他者に無関心であるのが普通だ。にも拘らず、ヒナタに関心を寄せているのは、何故か。 ヒナタは醜い女ではないが、これと取り上げるような魅力を持っているわけでもなかった。では、彼は何を見ているのか。若くて容姿に恵まれた人間が夢中になるもの、それは自分自身だ。おそらくキーランは他者の称賛の念を反射として受け取り、自己を満足させているに違いない。 「私を見ても無駄。本質なんかないから」 瞬きしてキーランは首を傾げた。 「俺に実存主義の講義を?」 「思想はニーチェから入ってるけど、そうじゃなくて事実を言ってる。あなたみたいに自己愛の強いタイプにとって他者は鏡でしかない。覗き込んでも自分が見えるだけ。光の反射があるだけ」 キーランは吹き出す。 「自己愛? そうか。父さんのファンなのを忘れてたよ。俺を精神分析してるのか」 笑いの納まらないキーランの足元へドーベルマンが寄ってくる。 「ケンダル。彼女を覚えるんだ。もう吠えたり、唸ったりすることは許さない」 キーランの指示に従い、ケンダルはヒナタのほうへ近づいてきた。断耳されたドーベルマンの風貌は鋭い。ヒナタは大型犬を間近にして体が強張ってしまった。 「大丈夫。掌の匂いを嗅がせて。きみが苛立つとケンダルも緊張する」 深呼吸してヒナタはケンダルに手を差し出す。ケンダルは礼儀正しくヒナタの掌を嗅いでいた。落ち着いてみれば、大きいだけで犬は犬である。 ヒナタはケンダルの耳の後ろから背中をゆっくりと撫でた。やはりケンダルはおとなしく��ている。門前で威嚇していた犬とは思えないほど従順だ。 「これは?」 いつの間にか傍に立っていたキーランがヒナタの手を取る。擦過傷と打撲で変色した掌を見ていた。 「別に」 「こっちは? 誰にやられた?」 キーランは、手を引っ込めたヒナタのワンピースの裾を摘まんで持ち上げる。まるでテーブルクロスでもめくる仕草だ。ヒナタの膝を彩っている緑色の痣と赤黒く凝固した血液の層が露わになる。ヒナタは青褪めた。他人の家の居間に男と二人きりでいるという恐怖に舌が凍りつく。 「もしきみが『仕返ししろ』と命じてくれたら俺は、どんな人間でも這いつくばらせる。生まれてきたことを後悔させる」 キーランの顔に浮かんでいたのは怒りだった。琥珀色の瞳の縁が金色に輝いている。落日の太陽のようだ。息を吸い込む余裕を得たヒナタは掠れた声で言葉を返す。 「『悪事を行われた者は悪事で復讐する』わけ?」 「オーデン? 詩を読むの?」 依然として表情は硬かったが、キーランの顔から怒りは消えていた。 「うん。伯父さんが誕生日にくれた」 キーランはヒナタのすぐ隣に腰を下ろす。しかし、ヒナタは咎めなかった。 「復讐っていけないことだよ。伯父さんは普通の人がそんなことをしなくていいように法律や警察があるんだって言ってた」 W・H・オーデンの『一九三九年九月一日』はナチスドイツによるポーランド侵攻を告発した詩である。他国の争乱と無関心を決め込む周囲の人々に対する憤りをうたったものであり、彼の詩は言葉によるゲルニカだ。 「だが、オーデンは、こうも言ってる。『我々は愛し合うか死ぬかだ』」 呼び出し音が響き、キーランは懐からスマートフォンを取り出す。 「違う。まだ家だけど」 電話の相手に生返事していた。 「それより、余分に席を取れない? 紹介したい人がいるから」 ヒナタはキーランを窺う。 「うん、お願い」 通話を切ったキーランはヒナタに笑いかけた。 「出よう。父さんが待ってる」 戸惑っているヒナタの肩を抱いて立たせる。振り払おうとした時には既にキーランの手は離れていた。
キーラン・オブライエンには様々な特質がある。体格に恵まれた容姿、優れた知性、外科医としての将来を嘱望されていること等々、枚挙に暇がなかった。だが、それらは些末に過ぎない。キーランを形作っている最も重要な性質は彼の殺人衝動だ。 この傾向は幼い頃からキーランの行動��顕著に表れている。小動物の殺害と解剖に始まり、次第に大型動物の狩猟に手を染めるが、それでは彼の欲求は収まらなかった。 対象が人間でなければならなかったからだ。 キーランの傾向にいち早く気付いていたブライアン・オブライエンは彼を教唆した。具体的には犯行対象を『悪』に限定したのである。ブライアンは『善を為せ��とキーランに囁いた。彼の衝動を沈め、社会から悪を排除する。福祉の一環であると説いたのだ。これに従い、彼は日々、使命を果たしてる。人体の生体解剖によって嗜好を満たし、善を為していた。 「どこに行くの?」 ヒナタの質問には答えず、キーランはタクシーの運転手にホテルの名前を告げる。 「行けないよ!」 「どうして?」 ヒナタはお気に入りではあるが、量販店のワンピースを指差した。 「よく似合ってる。綺麗だよ」 高価なスーツにネクタイ、カフスまでつけた優男に言われたくない。話しても無駄だと悟り、ヒナタはキーランを睨むに留めた。考えてみれば、ブライアン・オブライエンへの面会こそ重要課題である。一流ホテルの従業員の悪癖であるところの客を値踏みする流儀について今は不問に付そうと決めた。 「本当にお父さんに似てるよね?」 「俺? でも、血は繋がってない。養子だよ」 キーランの答えにヒナタは目を丸くする。 「嘘だ。そっくりじゃない」 「DNAは違う」 「そんなのネットになかったけど」 ヒナタはスマートフォンを鞄から取り出した。 「公表はしてない」 「じゃあ、なんで話したの?」 「きみと仲良くなりたいから」 開いた口が塞がらない。 「冗談?」 「信じないのか。参ったな。それなら、向こうで父さんに確かめればいい」 キーランはシートに背中を預け、目を閉じた。 「少し眠る。着いたら教えて」 本当に寝息を立てている。ヒナタはスマートフォンに目を落とした。
ヒナタは肩に触れられて目を覚ました。 「着いたよ」 ヒナタの背中に手を当てキーランは彼女を車から連れ出した。フロントを抜け、エレベーターへ乗り込む。レストランに入っても警備が追いかけてこないところを見ると売春婦だとは思われていないようだ。ヒナタは脳内のホテル番付に星をつける。 「女性とは思わなかった。これは、うれしい驚きだ」 テラスを占有していたブライアン・オブライエンは立ち上がってヒナタを迎えた。写真では茶色だった髪は退色し、白髪混じりである。オールバックに整えているだけで染色はしていなかった。三つ揃いのスーツにネクタイ、機械式の腕時計には一財産が注ぎ込まれているだろう。デスクワークが主体にしては硬そうな指に結婚指輪が光っていたが、彼の持ち物とは思えないほど粗雑な造りだ。アッパークラスの体現のような男が配偶者となる相手に贈る品として相応しくない。 「はじめまして」 自分の声に安堵しながらヒナタは席に着いた。 「彼女は父さんのファンなんだ」 ヒナタは慌てて鞄から本を取り出す。 「サインしてください」 本を受け取ったブライアンは微笑んだ。 「喜んで。では、お名前を伺えるかな?」 「安藤ヒナタです」 老眼鏡を懐から抜いたブライアンはヒナタに顔を向ける。 「スペルは?」 答える間もブライアンはヒナタに目を据えたままだ。灰青色の瞳は、それが当然だとでも言うように遠慮がない。血の繋がりがどうであれ、ブライアンとキーランはそっくりだとヒナタは思った。 ようやく本に目を落とし、ブライアンは結婚指輪の嵌った左手で万年筆を滑らせる。 「これでいいかな?」 続いてブライアンは『ヒナタ』と口にした。ヒナタは父親の声が自分の名前を呼んだのだと思う。その事実に打ちのめされた。涙があふれ出し、どうすることもできない。声を上げて泣き出した。だが、それだけではヒナタの気は済まない。二人の前に日頃の鬱憤を洗いざらい吐き出していた。 「かわいそうに。こんなに若い女性が涙を流すほど人生は過酷なのか」 ブライアンは嘆く。驚いたウェイターが近付いてくるのをキーランが手を振って追い払った。ブライアンは席を立ち、ヒナタの背中をさする。イニシャルの縫い取られたリネンのハンカチを差し出した。 「トイレ」 宣言してヒナタはテラスを出ていく。 「おそらくだが、向精神薬の副作用だな」 父親の言葉にキーランは頷いた。 「彼女。大丈夫?」 「服用量による。まあ、あれだけ泣いてトイレだ。ほとんどが体外に排出されているだろう」 「でも、攻撃的で独善的なのは薬のせいじゃない」 ブライアンはテーブルに落ちていたヒナタの髪を払い除ける。 「もちろんだ。彼女の気質だよ。しかし、同じ学校の生徒が気の毒になる。家畜の群れに肉食獣が紛れ込んでみろ。彼らが騒ぐのは当然だ」 呆れた仕草でブライアンは頭を振った。 「ルアンとファンバーを呼びなさい。牧羊犬が必要だ。家畜を黙らせる。だが、友情は必要ない。ヒナタの孤立は、このままでいい。彼女と親しくなりたい」 「わかった。俺は?」 「おまえの出番は、まだだ。キーラン」 キーランは暮れ始めている空に目をやる。 「ここ。誰の紹介?」 「アルバート・ソッチ。デザートが絶品だと言ってた。最近、パテシエが変わったらしい」 「警察委員の? 食事は?」 ブライアンも時計のクリスタルガラスを覗いた。 「何も言ってなかったな」 戻ってきたヒナタの姿を見つけたキーランはウェイターに向かい指示を出す。 「じゃあ、試す必要はないね。デザートだけでいい」 ブライアンは頷いた。
「ハンカチは洗って返すから」 ヒナタとキーランは庁舎の並ぶ官庁街を歩いていた。 「捨てれば? 父さんは気にしない」 面喰ったヒナタはキーランを窺う。ヒナタは自分の失態について思うところがないわけではなかった。ブライアンとキーランに愛想をつかされても文句は言えない。二人の前で吐瀉したも同じだからだ。言い訳はできない。だが、ヒナタは、まだ目的を果たしていないのだ。 ブライアン・オブライエンの実子だと確認できない状態では自死できない。 「それより、これ」 キーランはヒナタの手を取り、掌に鍵を載せた。 「何?」 「家の鍵。父さんも俺もきみのことを家族だと思ってる。いつでも遊びに来ていいよ」 瞬きしているヒナタにキーランは言葉を続ける。 「休暇の間は俺がいるから。もし俺も父さんもいなかったとしてもケンダルが 相手をしてくれる」 「本当? 散歩させてもいい? でも、ケンダルは素気なかったな。私のこと好きじゃないかも」 「俺がいたから遠慮してたんだ。二人きりの時は、もっと親密だ」 ヒナタは吹き出した。 「犬なのに二人?」 「ケンダルも家族だ。俺にとっては」 相変わらずキーランはヒナタを見ている。ヒナタは眉を吊り上げた。 「言ったよね? 何もないって」 「違う。俺はきみを見てる。ヒナタ」 街灯の光がキーランの瞳に映っている。 「だったら、私の味方をしてくれる? さっき家族って言ってたよね?」 「言った」 「でも、あなたはブライアンに逆らえるの? 兄さん」 キーランは驚いた顔になった。 「きみは、まるでガラガラヘビだ」 さきほどの鍵をヒナタはキーランの目の前で振る。 「私が持ってていいの? エデンの園に忍び込もうとしている蛇かもしれない」 「かまわない。だけど、あそこに知恵の実があるかな? もしあるとしたら、きみと食べたい」 「蛇とイブ。一人二役だね」 ヒナタは入り口がゲートになったアパートを指差した。 「ここが私の家。さよならのキスをすべきかな?」 「ヒナタのしたいことを」 二人は互いの体に手を回す。キスを交わした。
官庁街の市警本部庁舎では安藤文彦が部下から報告を受けていた。 「ブライアン・オブライエン?」 クリスティナ・ヨンぺルト・黒田は文彦が警部補として現場指揮を行っていた時分からの部下である。移民だったスペイン人の父親と日系アメリカ人の母親という出自を持っていた。 「警察委員のアルバート・ソッチの推薦だから本部長も乗り気みたい」 文彦はクリスティナの持ってきた資料に目をやる。 「警察委員の肝入りなら従う他ないな」 ブライアン・オブライエン教授の専門は精神病理学であるが、応用心理学、主に犯罪心理学に造詣が深く、いくつかの論文は文彦も読んだ覚えがあった。 「どうせ書類にサインさせるだけだし誰でもかまわない?」 「そういう認識は表に出すな。象牙の塔の住人だ。無暗に彼のプライドを刺激しないでくれ」 クリスティナは肩をすくめる。 「新任されたばかりで本部長は大張り切り。大丈夫。失礼なのは私だけ。他の部下はアッパークラスのハウスワイフよりも上品だから。どんな男でも、その気にさせる」 「クリスティナ」 軽口を咎めた文彦にクリスティナは吹き出した。 「その筆頭があなた、警視正ですよ、ジャック。マナースクールを出たてのお嬢さんみたい。財政の健全化をアピールするために部署の切り捨てを行うのが普通なのに新しくチームを立ち上げさせた。本部長をどうやって口説き落としたの?」 「きみは信じないだろうが、向こうから話があった。私も驚いている。本部長は現場の改革に熱意を持って取り組んでいるんだろう」 「熱意のお陰で予算が下りた。有効活用しないと」 文彦は顔を引き締めた。 「浮かれている場合じゃないぞ。これから、きみには負担をかけることになる。私は現場では、ほとんど動けない。走れないし、射撃も覚束ない」 右足の膝を文彦が叩く。あれ以来、まともに動かない足だ。 「射撃のスコアは基準をクリアしていたようだけど?」 「訓練場と現場は違う。即応できない」 あの時、夜の森の闇の中、懐中電灯の光だけが行く手を照らしていた。何かにぶつかり、懐中電灯を落とした瞬間、右手の動脈を切り裂かれる。痛みに耐え切れず、銃が手から滑り落ちた。正確で緻密なナイフの軌跡、相手はおそらく暗視ゴーグルを使用していたのだろう。流れる血を止めようと文彦は左手で手首を圧迫した。馬乗りになってきた相手のナイフが��に差し込まれる感触と、その後に襲ってきた苦痛を表す言葉を文彦は知らない。相手はナイフを刺したまま刃の方向を変え、文彦の腹を横に薙いだ。 当時、『切り裂き魔』と呼ばれていた殺人者は、わざわざ文彦を国道まで引きずる。彼の頬を叩いて正気づかせた後、スマートフォンを顔の脇に据えた。画面にメッセージがタイピングされている。 「きみは悪党ではない。間違えた」 俯せに倒れている文彦の頭を右手で押さえつけ、男はスマートフォンを懐に納める。その時、一瞬だけ男の指に光が見えたが、結婚指輪だとわかったのは、ずいぶん経ってからである。道路に文彦を放置して男は姿を消した。 どうして、あの場所は、あんなに暗かったのだろうか。 文彦は���ある毎に思い返した。彼の足に不具合が生じたのは、ひとえに己の過信の結果に他ならない。ジャックと文彦を最初に名付けた妻の気持ちを彼は無にした。世界で最も有名な殺人者の名で夫を呼ぶことで凶悪犯を追跡する文彦に自戒するよう警告したのである。 姪のヒナタに贈った詩集は自分自身への諌言でもあると文彦は思った。法の正義を掲げ、司法を体現してきた彼が復讐に手を染めることは許されない。犯罪者は正式な手続きを以って裁きの場に引きずり出されるべきだ。 「ジャック。あなたは事件を俯瞰して分析していればいい。身長六フィートの制服警官を顎で使う仕事は私がやる。ただひとつだけ言わせて。本部長にはフェンタニルの使用を黙っていたほうがいいと思う。たぶん良い顔はしない」 フェンタニルは、文彦が痛み止めに使用している薬用モルヒネである。 「お帰りなさい、ジャック」 クリスティナが背筋を正して敬礼する。文彦は答礼を返した。
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