#君たちの感想を聞きたい
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「福岡6」
なんせ暑い、計画性がない、時間が余る。一人は食いしん坊なので、さばたろうのお腹いっぱいの状態で、別行動でグルメを求めて出掛けて行った。
残った二人は…チェックアウトギリギリの11時までホテルでダラダラ、私は頼まれた珈琲豆を買いに珈琲美美まで、んじゃ着いていきますと二人で、大濠公園まで行き、美美で、お使いの珈琲豆を買い、喫茶店は、12時からなんですねって聞いたら、いやーもうすぐ開店できますとのことで、少し待って美味しい珈琲ゼリーと、パウンドケーキを頂き、ここで、三人合流して、有り余っている時間を、残念な生き物展に行くことに、見てわかったのは、1番残念なのは、人間でした。まだまだ時間が余ってる。なんせフライトは21時なんだから、もう、これしか無いってことで、助けを求めて、映画館へ!君たちはどう生きるかを観るのでした。映画���終わり、扉を開けたら、そこは大阪であることを祈ったが、まだ、福岡でした。三人の感想は、映画館寒すぎる。と、わからん、何が伝えたいのか、わからん、でした。で、凄く体調を崩してしまった僕は、晩飯も無理だなと思い、地下の居酒屋で、皮巻き一本と、烏龍茶のみ、マジでしんどくなってきて、空港へ、奴らはラーメンを食べに行きやがった。凄い食欲、そのうちの一人は、さらにうどんを食べたとか!まじっすか、恐るべし胃袋です。ようやく21時、関空には、22時過ぎ到着、調べたら終電ギリじゃん!って帰りは頭痛が酷かった。なんとか、終電で帰宅し。翌日は、完全に風邪の症状でした。病院で検査したら、コロってはなくて、単なる鼻風邪のようでした。

これが、旅の思い出です^ ^
お終い
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坂ノ上編 所感
蛍火メインキャラで長髪はじめてなので、この髪くるりん描けるのがめちゃ嬉しい 感情表現漫画記号をなるべく減らしたいんだけどこの髪くるりん削れん何故かすごい好き
チン弱おじさんの軍刀のお尻の紐チョロ、めんどくて描かなかったんだけどやっぱ描いとけばよかったかなあ 単行本作業の時元気だったら書き足しとく 元気だったらね
3月中頃〜末イメージなので幼虫おるやろと思って描いたんだけど 幼虫の歩く音なんにも疑わず「にゃっ」だったんだけど これニャッキや 歩く音これしか浮かばなかった ニャッキやこれ てか幼虫の歩く音って何だ
近くにクズな奴がいると、張り合うように自身のクズさをそいつに出してしまうことがある。一番の大親友にも家族にも話せないようなクズエピソードが、そいつにだけは自慢話のように話せる事がある。
自分がクズだと理解している時、自分と同じかそれ以上のクズがそこにいると 安心する時がある。
自分でも後悔するようなとんでもないクズ行動をしてしまった時、どうか聞いてくれとすがりにいってしまう時がある。
「それはダメなことだ」「君は変わるべきだ」とクズを諭すような人は、きっとまともでやさしくて クズには必要ない人なんだろう。
ご感想さっそくみなさんありがとうございます。嬉しいご報告とかも。
自分のために描いてはいるけど…受け入れられなくってバリ怒られて鬼貶される可能性もあることはやっぱり常に考える
9月ごろからずっと一人でそれ考えながら描いてたから地獄だった とりあえず���表ができて 続き楽しみだよって言って貰えてそれだけでよかったです 100回くらいたんぶらの下書きで弱音書いては消していた数ヶ月
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去年人生2度目の発展旅行のことをそろそろ書こうと思う
5日間の休みをもらい、前回果たせなかった淫乱な発展場と前回遊んだM性感の娘にまた会えればというプランだ
ネタもしっかり用意し、どの順番で行くかを事前に考え、いざ
一発目は思い出に残るプレイがしたいと思い、昼からでも盛り上がっているらしい西日暮里の発展場へ、変態度がとても高く生派が多いと聞く、生は怖いなと思っているがPrEPも準備してきたので存分に楽しめるぞと向かったのである
金曜の午後3時頃、前回怖気づいて入れなかった場所に来た、事前に慣れない腕への仕込みを済ませた状態で未知なる快感の場へ入っていった
店内には10数名ほどおり、通路で交差する際見られている感じがする、僕は性格柄あまり目を合わせられなかった、まずは店内の構造を知るためウロウロ、あちこちでエロい声とぐちゃぐちゃと交わる音が聞こえると思っていたが、今はそうでもないようで残念、穴掘りブランコが見たく更に奥へすでに先客がおり大股を開き目隠しで待機していた
うわっ、マジでこんなエロいことしてる人いるんだとドキドキして周りの人と見ていたがエロいことが始まる感じがなかった、周りの人もウケが多かったのかもしれない
他の場所でも交尾してるのは1組くらい、準備してきた僕はムラムラする中、来るタイミング失敗したかなと思い暫く待っていたが、周りも含めエロいことにはなってない感じだった
しかしエロくキマっている僕は誰かに犯されたいと直ぐにでもアナルにチンポを受け入れられるようバックの体勢でケツを突き出しローションをたっぷり使いアナルを弄りながら待つことにした、普段なら絶対にやらない行為だが今はチンポが欲しくて堪らないイヤラシく音を立てながら気持ちの良い所を刺激し、チンポで奥深くかき乱されるのを想像しながら待っていると音もなくケツに触ってくる感覚が、目を瞑っていたので、どんな人か分からないが今はどうでもいい、お互いの気持ちの良い部分をこすり合って快感をえたい、ただそれだけだった
その人はアナルを少し弄り、準備が出来てるのか確認したのか直ぐにチンポを入れてきた、大きさやゴム付きなのか感覚では未熟な僕には分からなかったが、念願の↑交尾チンポに犯されて未知の快楽を与えてくれるこの時が今ここに、そう思うだけで興奮しているのが分かる、相手にオナホの用に使われてもいい、思うがままアナルを犯してほしいと足と腰の角度を変え動きやすい位置になったのか、今まで知らない奥の方までチンポが入ってきた、ああ、これが知りたかった
チンポは抵抗もなく長いストロークで全体を擦り続ける、奥に到達する時、喉の奥まで刺激されるような快感があり、そこから引くたびに次も早く突き入れて欲しいと、チンポの先が今どこにあるのか分かる様な感覚で思いっきり犯されていた
このままでも今まで知らない快感が溢れ続けていたが、ふと前立腺のことを思い出した、ここも気持ちいいはずだ集中してみようと、そう思うともう止まらなかった、全身回路が気持ちの良いことに全部接続された感じで、アナルのチンポの動きが手に取るように分かる。次にどこを刺激して気持ちよくしてくれるのかが分かる。もっと欲しいもっとかき乱して気持ちいい気持ちいい、もうそれしか思い出せない
その後寝バックになり、過去の経験で前立腺が刺激される体位と記憶していたので何時も以上に集中すると自分の前立腺の位置や大きさみたいなのが感じられ、今すぐここを好きなだけ突かれたいと、チンポがいい場所に来るたび大げさにアピールした、それで気を良くしたのか、いいのかここが好きなのかと上からズンズン押しつぶすようになり、さらに気持ち良くなってしまった、そのまま前立腺を犯され続けていると、相手はいいかと言って、最初はなんだろうとおもっていると、いいか出すぞ、思いっきり中に出すぞと、ああそうか念願のナマハメ中だしをしてもらえる、自然にいいよ出して、中にいっぱい出してくださいと口から出た気がする
ここからどうなったか、あまり覚えていないが相手の動きが止まるまでの間、ひたすら前立腺を突かれまくり、イキっぱなしだったと思う、一段と激しくなった腰の動きのあと、いくぞと言い、腰の動きがゆっくりと止まっていく、初めての中出し、じわじわ温かい感じがあったと思うがガンガン犯され快感の渦にいた僕はあまり覚えていない
生交尾が終わり、そのままうつ伏せで動けないでいると相手は、そっとケツに触れ「ありがとう」みたいな感じで離れていった、僕は動けず相手がどんな人かも最後まで分からないままチンポにイカされ続けたのであった
相手の方ありがとう、君とやれなかったらムラムラの中、不発に終わっていたかもしれない、現にその後ウケが多かったのか次の相手も現れず、場内もエロい雰囲気が無かった気がする、欲を言えば2人3人と犯されるのを期待して来たので残念だったが、とてもいい経験になったと思う
見知らぬ御相手の方ありがとう、初めての快感をいっぱいもらえたよ
その後、夜に予定している場所へと期待を膨らませ店をあとにするのであった
思い出したことをただ書き出しただけの��章でごめんなさい
つづきもあるかも・・・
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私立K高校にまつわる怪談話を、そう言えば親父から聞いたなと、貢は思い出した。理事長室の本棚にある「我が学園の歴史 ◯◯周年記念号」と節目ごとにまとめられ、今でもOBであれば購入が可能とされている記念誌を眺めながら、彼は例の事件について書かれた記載に目が留まった。その記念誌には一行ぐらいしか書かれておらず、
「まァ、都合の悪いことは書かないだろうな…」
と貢は思ったが、たまたまその隣に操が書いた日記があった。操は、その日にあった出来事をまめに記録する性格だった。「ケセラセラ」に生きてきた貢とは違っていた。
「へぇ〜、こんなの付けてたンだ」
と彼はそう思いながら、「一九七八年」とテプラで貼られたその日記の頁を開いた。事件が起きる前、何度か操は他の教師からその生徒について話を聞いている様だった。
“六月十日
校長の杉山先生から、「堀川啓介」という男子生徒がよからぬいじめを受けているとの話を聞いた。「よからぬ」とは、流石に全くの「ノンケ」である杉山先生にとってはケツの谷間を両手で覆いたくなる様なものらしい。オレにとっては逆に「おっ広げ」になりたくなるが…。
啓介君は、両親が教育熱心なのか必ず国立T大に合格させたいという思いが強く、比較的、国公立大学への進学率が良いウチに入学「させられた」様だが、オレにしてみれば馬鹿馬鹿しい。人生八十年と言われるご時世に、大学だけでその先の人生なンて決まるとは限らないと思う。
しかし、その啓介君、ウチに来たことで「ホモ」の洗礼を受けただけでなく、凌辱されることに快感を得てしまった様だと、杉山先生。ある夕方、たまたま浴室を見回った時に彼がブリーフ一丁で脱衣場の鏡の前に立っていたが、背中にあちこち鞭打たれた様な跡があり、思わず声をかけたそうだが、彼曰く、
「校長先生、父さんや母さんには黙ってて! オレ、縄で絞められるのが好きなンだ…。快感なの! これでイッちゃうの! 勉強勉強って、オレ、おかしくなっちゃうよ!」
彼はそう訴えながら杉山先生に抱きつき、号泣したらしい。
嗚呼、そんなに追い詰められるのなら、いっそのこと、新宿二丁目や上野の入谷などで男娼をしていた方が幸福なンじゃないか? オレだったら、啓介君を優しくしてあげたい”
“七月一日
たまたま、オレが寮の当直をすることになった。まァ、久しぶりに生徒らとアハハオホホとやってもイイだろう。
その二日目、ちょうど昨夜だが人気がない筈の浴室に誰かがいたのでそっとサッシを開けてみ��と、其処には全裸の啓介君がいた。やはり背中や胸には鞭打たれた跡があり、痛々しかった。しかも、その日は首筋に「キスマーク」もあり、余程凌辱されたのだなと思った。彼はブリーフを穿くと軟膏を手の届くところに塗り、時折首筋にできたキスマークに触れた。彼は微笑を浮かべ、
「…もっと欲しいよ」
と呟いた。まるで、情事の後に独り残された娼婦の様だった。オレは彼を好いてしまった。そんなオレに彼は気付いていたのか、サッシの方を振り向いた。
「だ、誰ッ!?」
オレは仕方なく脱衣場の中に入った。理事長だと判ると、彼は顔を赤らめながら慌ててTシャツを着た。彼は言った。
「何故、理事長先生が!?」
恐らく、始業式や終業式の時にオレは必ず挨拶をするから顔を憶えていたのだろう。まさか、理事長でさえ寮の当直をするのかと、彼は疑ったに違いない。オレは、
「大丈夫、今週だけ当直に入っただけだから。杉山校長からは、君のことは聞いているよ。縄に絞められるのが快感なンだろ?」
と聞いた。彼は不安気な表情を見せてはいたが、頷いた。
「…快感でたまらないンです」
オレは、どうかしていたのかもしれない。何故かそのまま彼を抱きしめたのだ。優しくしてあげなければならない気がしたのだ。
その夜、当直室でオレは啓介君を愛した。鞭打たれた跡に皆キスをし、そのうちに彼も涙を流しながら、
「嗚呼、愛されてる…」
と言葉を漏らした。オレは、
「凌辱だけが快感を得る手立てではないよ。君は優しく愛されたいンだ」
と唇を奪った。
次第に、彼はオレを強く求める様になり、オルガズムに達した。オレの内腿の間に下半身を挟め、愛液が二人の下腹部に跳び散った。
「…啓介君、君が好きだ」
気分は、アダムとエバの様な感覚だった。教育者とその教え子という関係を逸脱し、オレは一人の男子として彼を愛してしまったのだ。もはや後戻りはできない。このまま「世間体」と言う名の境界を越え、何処かへ逃亡しようかとも思った。彼は、
「理事長先生…」
とオレの頬に触れ、そっとキスをした。
情事は、夜明けまで続いた”
“七月二一日
この日は終業式だった。ほぼ全員の生徒が帰省していく中、啓介君だけが寮にとどまっていた。彼は怯えていた。担任の山本先生が彼の両親に事情を離したが、特に母親は猛反対していたと、電話の後に話していたっけ。
「理事長、どうしますか?」
と杉山校長が困り果てていたが、啓介君の家の事情を何も知らなかったオレは、
「じゃ、オレが一緒に送りに行くよ」
と安易な判断をした。
啓介君の家は東京のS区にあった。最寄りには私鉄O線の駅名にもなったS学園があり、所謂「高級住宅街」だった。オレは馴れない道を自ら運転しながら彼を送り届けた。本来なら理事長であるオレは動くべきではなかったのだろうが、一度彼とは肉体的に「契り」を結んでしまったから、何故か責任を感じていた。
彼は助手席に座っていたが、ずっとうつむいていた。信号待ちの合間、時折彼の手を握ってあげた。
「大丈夫、怖くないよ」
彼の家には、母親が待っていた。一見、感じのよい雰囲気ではあった。オレは自分の名前を名乗ると母親は、
「あらら、理事長先生がこんな遠くまで!? 大変ご迷惑をおかけしました」
と深々を頭を垂れた。彼はそのまま無言で家の中に入って行ったが、その間ずっとオレの姿を目で追っていた。それでも、
『これでよかったのだ』
と自分自身に言い聞かせるしかなかった”
“八月一日
杉山校長から、啓介君から電話があったと話があった。オレは書類整理をしていたが、どういう経緯かは不明だが例の鞭打たれた跡について母親が気付き、その問い合わせがあったらしい。半ばヒステリックな声だったと、彼は言っていた。オレは心配になり、
「ちょっと行って来る!」
と自分のセドリックに乗った。
夕方近くに到着したが、出迎えた母親は泣き腫らした様子だった。開口一番、
「理事長先生! どういうことですか!?」
と訴え、隣に座っていた啓介君の着ていたポロシャツをたくし上げた。彼は泣きじゃくっていた。
「う、うちの啓介、いじめに遭ってるンですか!?」
と彼女は聞いた。オレは返す言葉がなく、ただ黙っていた。
その後、母親の狂気じみた声が居間に響きわたった。オレも流石に耐えかねたが、
「母さん! もう止めてよ!」
と啓介君が突然立ち上がり、悲鳴の様な声で制止した。彼は言った。
「オレはもう嫌なンだ! ずっと『イイ学校』『イイ会社』って言われ続けながら母さんには黙っていたけど…。ただ国立T大学に入ったら何��るの!? 僕ァ、父さんの様な平凡な人生は送りたくない。ただ結婚して家庭を持って…全然夢がないじゃないか! 僕はそんな人生に価値はないと思う。今のK高校に来て、僕は気付かなかった人生を見つけたンだ…。母さん、僕は男が好きです! あのアザは僕が好きな先輩と『セッ◯ス』して出来たものです!」
これまで自己主張もせずにただ両親の言われるがままに行きてきたのだろう。オレは彼の方を見入っていた。母親は、恐らく我が息子のこの様な言動に遭ったことがないのだろう、ますます錯乱した様だった。啓介君はオレの手を持ち、
「理事長先生! 僕、寮に『帰ります』! こんな家にいたら、僕、自殺しそう!」
と訴えた。オレは彼の放った「自殺」という言葉に衝撃を受けた。
「啓介君! 生んで育ててくださったお母様の前で『自殺』という言葉はないだろう! 先生も怒るぞ!」
「否、僕は本当のことを言っているンだ! もうイヤだ…」
「…」
二人の嗚咽が居間に響き渡った。オレは、この家自体を憎んだ。一体、何がそうさせたのだろう? 性の歓びを見出し、本来の自分自身を見出し���啓介君、一方で一流の大学や企業に進めば苦労しない人生が保証されるという世間の「呪縛」に囚われそれを良かれと我が子に訴えてきた母親…どちらとも悪くはない。オレは言った。
「…お母様、これまで啓介君をここまで育て上げるのに色々なご苦労をされたかとお察しします。確かに、今は一流の大学に進めば一流の企業に入れ、そのまま一生涯安泰と「年功序列」の思想が根付いています。未だ日本は成長をしていくかと思いますが、いつまでもその状況が続くとは限りません。私どもは可能な限り、その様な時代の変化に対応できる将来の人材を育成すべく教育しております。
しかし、啓介君を含め、この十六、十八歳という年齢は思春期ということもあり、自我が芽生え始める時期でもあります。彼の様に性を通じて本当の自分自身に気付くお子様も少なくありません。きっと、これまでの教育方針に対し自我の芽生えによって啓介君も葛藤をされてきたのでは…?
今回、身体に出来たアザについては他の教職員からは聞いていたものの、ご連絡しなかったことについては申し訳ありません」
これが、オレができる最大限の謝罪だった。母親は未だ冷静になれない様だった。啓介君も大粒の涙を溜めていた。オレは、今日は彼を寮に連れて行かないことにした。オレは言った。
「もし何かありましたら、私どもの方までご連絡ください。夜間でも寮に当直がおりますので、お電話いただければ対応いたします」
帰り道の車中にて、オレはこれまでにない疲労感を感じた。この夜は流石に爆睡だった”
“八月三日
杉山先生から、寮の当直をしていた山本先生から啓介君より連絡があったと話あり。やはり寮に戻りたいと訴えていたらしい。あれから両親とは話ができたのか、気掛かりで仕方がなかった。
理事長室の隅に置かれた時計が秒針を刻む音に半ば苛立ちながら、オレは情人(アマン)が来るのを待ちわびるかの様な心情に駆られた。一度は肉体同士の接触があったが、それだけでオレは彼と一心になっていた感覚でいた。もし教育者と一生徒という関係でもなければ、あの場で彼を連れて帰っていた。母親を弁護することもなかったろう。
午後二時になり、啓介君が帰って来た。オレは直接来たのかと聞くた。彼は言った。
「…先生、会いたかった」
すると彼はオレの背中に両腕を伸ばし、抱いてきた。途端にオレの胸の中で涙を流し、やがて嗚咽も聞こえてきた。
「大丈夫、泣くのはおよしよ」
とりあえずオレは啓介君を寮に連れて行き、当直をしている山本先生に事情を話した。まずは様子を見て欲しい、と。また、一昨日彼の家に行った時のことも話した。山本先生は、
「じ、自殺!?」
と驚いていたが、今の精神状態なら大丈夫だろうと伝えた。”
“八月四日
一晩過ごしたが、山本先生からは何の連絡もなかった。オレは大丈夫だったのだろうと安堵した。
午前��時過ぎ、理事長室に啓介君がやって来た。彼はオレを抱きしめてきた。すっかり好いてしまっている様だった。オレは彼にキスをした。舌を彼の唇の隙間に忍ばせ、込み上げてくる唾液を呑み合った。彼はそれが「快」と感じたのかスラックスのベルトを外し始めた。オレは声をかけた。
「此処ではまずい」
オレは雑木林の中にある「別荘」に連れて行った。しばらく寝泊まりしていなかったからか、室内はジメジメしていた。そんな中でオレは彼のワイシャツのボタンを外した。ブリーフだけになった彼を目前に、オレもワイシャツを脱いた。ブリーフだけになると早くもチ◯ポの先端が濡れていた。こんな性衝動は初めてだった。彼をこれでもかと言うくらいにキスをし、乳房や股間を愛撫した。自殺なンて馬鹿なことは考えるなと、繰り返し心の中で叫びながら…。
気付くと二人は真っ裸になっていた。白いブリーフがベッド元に重なっている。これは身も心もさらけ出していることを意味していた。オレは彼と一体になった。
「あッ、あァ、あはァァァん…」
何度も乳房を鷲掴みにし、吸い続けた。その度に彼は歓喜の声を上げ、乱れに乱れた。ほのかにサーモンピンクへと全身が火照り、彼はオレの唇を求めた。
「…け、啓介」
いつしかオレは敬称を付けずに呼んでいた。ただ十六歳の彼をオレは愛した。全身に無数の汗が滴り、シーツが濡れた。
啓介君は、用を出すだけしか知らなかった穴をもって女の様に快感を得ることを知ってしまった。いつしか彼は激しく腰を揺さぶり、オレの身体にしがみついた。
「あ、愛してる…!」
耳元で彼はそう囁き、オルガズムに達した。オレも彼の体内に愛液を噴射させ、
「啓介!」
と激しいキスをした。
情事の後、ベッドで抱き合いながらオレは言った。
「もう『自殺』という言葉は使わないで」
すると、
「…死にたくない。こうやって愛してくれてるから」
と彼はオレにキスをした。
これで総てが終わったと思った。啓介君が愛されることで新たな人生の方向性を見出し、進んでくれるとオレは信じた。”
貢は、父・操もまた一人の生徒を愛してしまったのかと思った。オレは生徒には手を出したことがないし、そんな度胸もなければやってはいけないと、頁を進めた。しかし、日記はしばらく何も書かれておらず、急に「九月一日」まで飛んでいた。恐らく、その間に啓介が自殺をしたのだろう。
“九月一日
啓介君が雑木林の中で首吊り自殺を図り、憔悴する暇もなく両親が教育委員会に訴えると騒いだ。父親は、杉山校長に訴えた。
「国立T大学への進学率がイイと聞いて入学させたら『ホモ』にさせられた挙げ句、自殺まで追い込んで...。この悪党! 人殺し!」
父親は国家公務員だった様だ。彼は他の保護者から、お宅のお子さんは大丈夫か、「ホモ」にさせられてないかと根掘り葉掘り聴取し、何人かの生徒からその気がある様だという話を聞きつけるや、
「理事長を出せ!」
と罵った。杉山校長は流石にビビッてしまい、
「理事長! 何とかしてください!」
とすがりついた。殴り込みに来た父親に対し、オレは土下座もした。罵声を浴びさせられた挙げ句、胸ぐらもつかまれた。正直、辛かった。啓介君を愛していたのに、自ら生命を絶ってしまったのだから…。裏切りの何物でもない。
オレは父親が帰った後、雑木林の中で慟哭した。啓介君が首を吊った杉の根元にひざまずき、喉がやぶれてしまいそうなほど声を上げながら泣いた。”
この部分を読みながら、貢は高校二年だった頃を思い出した。そう言えば、両目を泣き腫らした様子で操が家に帰って来たのだ。母の茉莉子がどうしたのかと心配したが、彼は、
「…すまないが、独りにさせてくれ」
と言って部屋に籠もってしまったのである。ちょうど父の書斎の隣に貢の部屋があったのだが、壁越しに号泣する声が聞こえたのだ。しかし、何故泣いているのかを聞くことはできなかった。嗚呼、きっと啓介君のことだったのだろうと、彼は思った。
もし岩﨑の言う通りにその啓介君の声が聞こえたのだとしたら、オレに何ができるだろうと貢が考えた。
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BG3

クリアしました。1年近くかかりました。ボリュームデカすぎィッ!
以下感想。翻訳はしない。面倒だからだ。
バルゲ面白かった
主人公が 脳筋 ファイター なので仲間は使い勝手がいい アスタリオン、ゲイル、シャドハになってしまう。ウィルとか全然触ってない。正統派 西洋 RPG の主人公!みたいな感じでウィルは結構 世界観がきつかった。終盤の方の封印されたドラゴンを〜のくだりのあたりであまりにも正統派すぎて今更そのシナリオは無理だって思った。嫌いじゃないけど多分やらない。正義感が強くて良いやつ過ぎてこのボンボンは私には眩しすぎます。ウィルが悪いんじゃない ウィル を見てると痒くなる汚染された私が悪いんだ。あと能力が…地味すぎる…カーちゃんに至っては名前がカーラッハだったが カーラック だった かすら区別もついてない。名前を覚える前に 愛称をつけてしまう ダメな例です。かわいいし熱いし 嫌いなキャラクターではないんだけど周りの個性が強すぎて 霞んでしまう。あと私がファイター系、バーバリアンだ���たので 役割がかぶってしまって彼女を入れることはなかった。ごめん。魔法系主人公の時にまた会いましょうレイゼルゲームやる前は何だこのクソ 不細工(直球)って思ったけど、いざやると あの一族の中ではめちゃめちゃ美人ということに気づいてしまい終盤 めっちゃ美しく見える脳の不思議。まあ俺頭の中に寄生虫飼ってるからかな…表情とかもかなりエモい。ハイクラス ツンデレ。心を開いてくるとかなり可愛い。でも基本的に異星人 なので 常識が違いすぎて、根本 で 分かり合えることはないんだなと思う瞬間がある。かわいい。ごめんなゲーム内時間の8割くらいお前の下着ずっと着てて…エロすぎるからさ…シャドハかわいそう…ひたすら かわいそう…あとこの世界では美人すぎる…なんでこんな目に…親密度は相当早い段階でマックスになったはずなんですけど どっかでフラグを踏み忘れたみたいで寝ることは叶いませんでした。無念。シャーの神殿の下り めっちゃ めんどくさいからもう二度とやりたくない。え?メインストーリーじゃないよねあれ?回復、護りでの攻撃等有用過ぎてパーティーから一度も出せなかった。あと尻がデカくてピチッとした服を着てくれるのでとってもエロい。(私服)ゲイル自信過剰な野心家は最終的に神になりました(全身銀粉)。さて、彼をこんなふうにして本当によかったのかな…?みたいなムードなので正史ではないのかも。ゲイルに行くつもりはなかったんですが、一番最初に誘ってきてくれたので彼の ルートにすることにしました(自分から話しかけた順番 なんだよなぁ…)。正直バルゲのことを エロゲだと思っていたので「特別な魔法のレッスン」を完全にいやらしいやつだと思い込んでホイホイついていき、肩透かしを食らったアホは私です。いやらしい意味での特別なレッスンは非常に前衛的で革新的で興味深く、初見の時はマジで吹きました。笑らせてもらった。流石は神と寝た男よ。後半魔法が強力すぎるのと、広範囲 行けることと、必中の魔法の矢連打が有能すぎる(ラスボスをほぼ矢で倒した)ので、1周目のパートナーという部分を差し引いても 最後までスタメン落ちすることはありませんでした。広範囲強力魔法キモッチイィ〜〜〜アスタリオン制作スタッフの性癖全振り属性詰め合わせ男。こいつだけ世界観エロゲじゃない???先ほど申し上げたように バルゲのことを完全にエロゲだと思い込んでいた、という部分と、事前に目にしまくっていた彼のファンアート(エッチなやつ)からの刷り込みと思い込みで、なるほど誰にでも身体を開いてくれる系の人なん��ね?すぐやれるんだね??と思い込んでいたので こちらからアプローチしたときめちゃめちゃ 冷たく断られたのでアレッ…?となりました。ヤリマンだと聞いてウッキウキで勃起して誘いに行ったのに僕にだけやらせてくれない、みたいな…うっ…古傷が… ちなみにすぐやれるのはレイゼルでした。(いらん情報)アスタリオンは…というかこのゲームは色々な人間の色々なエピソードがたくさん詰まっているので、トラウマや 嫌な部分を呼び起こすことが多いような気がする。例に漏れず私もそうだったので、嫌な気分になって途中ちょっとやるのがきつくなったシーンがありました。だからクリアに1年近くかかったのかな…大量のサブクエ寄り道だけが理由ではなかった気がする。人によって刺される部分は違うから、注意だぞ!今回は1周目かつパートナーをゲイルで固定にしたので(ゲイルは乱交も二股も人前で脱ぐことも禁止のお硬い人だから…)、アスタリオンとは「よく衝突するがそれでも心配で付き合いをやめないお節介な友人」として支える善人ルートを取りました。結果として1周目で因縁をチャラにして仲間を解放する独り立ちルート(正史っぽい)は、大正解だと思いました。アスタリオンの表情が凄く明るく変わったように見えた。(思い込み…?気のせいかも)今回善人ロールプレイだったせいか、アスタリオンの好感度を上げる 選択肢を全然 選べなくて体感 7割ぐらい反対されてたんですけど、これ 2週目以降もうまく アスタリオンの好感度 上げられるんでしょうか ?全然自信がないです…一番好きなのに…2周目は君専用のイエスマン(男性)を作るので なんとか心を開いてくれ おれにハルシンこのおやじ。セックス大好きおじさん。ほんと笑えるので私はとても好きだしこんなん皆好きだろって思ってたんですけど、むしろ今の時代の特に若い方はこの親父無理…(マジトーン)っていう人が多いんじゃないかな?と思い直しました。真面目で厳格な男上司!みたいな感じなのに、彼の中で(←重要)親密度が最高潮に高まるとめっちゃ露骨に性欲むき出しにしてくるところとか、私は大爆笑 だったんですけど、生々しすぎて無理っていう人はいる かもしれないね。でも断ったらちゃんと身を引いてくれるから紳士だよハルシンは…かなり…からの昔のヤンチャプレイ武勇伝披露がもうオモロすぎてですね…ゲイルがドン引きしてる中主人公とハルシンで酒飲みながら猥談で盛り上がっててほしい。あと性欲の発露の仕方が面白すぎてね…初回プレイでキスの前にいきなりクンニ(あるいはフェラ)&野外&獣プレイの華麗なコンボを決めてくる上、すでに別の人間とパートナー関係を結んでいた場合、「俺は全��一緒でも構わないぞ」と乱交の勧めをしてくるので、私は本当面白すぎて笑ったんですけど、無理な人(ゲイルとか)はとことん無理だと思うので…おもしれー男。魔法も謎なの多くておもろい。実用性なさすぎじゃない??回復の実の結実魔法とか意味わかんない 上にエロすぎて 本当に笑える。彼の全部がエロに繋がってるように見える。バルゲの娼館行ったときも、「人数が足りないんじゃないか?」ってすかさず乱交の提案してくるのこいつどんだけ複数人でやるの 好きなんだよ…!?てなった。やりましたよ。ええ。5人で。5人以上がデヴィル界の正式な乱交らしいのでルールに則らないと失礼だし…ゲイルは恋人が娼館に行くとか無理🤮なので一旦下がっていただいて、アスタリオンとハルシン 連れてったらまんまと5人でやることに。アスタリオンがプロを負かすレベルのテクニック持ちで「しかし彼はどこか遠い目をしているようだ…」というところが悲しすぎました。泣ける。娼館周りのイベ大好き。あら、アスタリオンとはここで寝てましたね…「このリーダーは俺と寝ないという大いなる罪を犯している」みたいな発言面白かった。寝ないで取っておいても こういう特別なセリフが聞けるのはいいですね。セリフ種類 どれだけ バリエーションあるんだろうか…ハルシン現実世界にいたら むちゃくちゃ嫌ですけど、二次元の男は何をしていても可愛いですから。淫乱テディベアとはハルシンのことよ!ダディハルシン!2次元と現実の区別をしっかりつけて楽しもうね!(自戒)主人公(1周目)女タブ。黒長髪に赤メッシュ。筋肉質。ファイター→バーバリアン。バルゲ市民。辺境の出身。倫理は基本は善人で 人助けも積極的にする。しかし森育ちなので自然は厳しく無常であるとどこか達観していた部分がある。筋力ロールと説得が得意。酒好き&貞操観念の部分ではハルシンと非常に気が合う。しかし パートナーのゲイルが 常に目を光らせているので不貞は難しいのであった。隙を見て寝られるチャンスがあるやつは いくらでも食っていく。そして後でバレてゲイルに本気で幻滅されるのであった。皇帝まさの2人目の私…いや主人公。ゲーム開始時、守護者って何だ??って思ってキャラクリしたけど お前だったのか。皇帝の内面がああいう人だって分かってたらネタ枠の不細工にしなかったのに…いや すごい不細工であの内面 っていうのも すごく燃えるんですけど。人間時代の昔の住処に行って思い出話が止まらなくなる皇帝可愛すぎでは?自我強めってだけで化け物になるのを抑えられたってどういうことなの?どんだけメンタル強いの?やはり主人公だったか…人間時代に犬を可愛がってて(最高得点)、ママからもらった初めての銀食器とかもずっととっておいてるのすごい可愛い。���直に申し上げて 最後の方の皇帝様の行動(脳に勝てないと判断するやいなや主人公の肩を引いて素早く撤退、からの2つ目の策!判断が早い!ラスダンで主人公の後ろをずっとふわふわ ついてきてくれる可愛さ)でハートを盗まれましたので、2周目以降は確実に見目麗しい男性でキャラクリしてプレイしたいと思います…かっこよ〜…守護者の性別を自分(主人公)に合わせて女にしていたら、彼へのイメージは全く変わっていたような気がします。異性でやってよかった…めっちゃ…もえたわ…キュンです…でも皇帝ラスボスルートあるんだって??気になりますねえ〜本気で皇帝を好きになったらそのルートは是非取りたいね。愛するものと敵対して殺し合いたい。
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2025/05/27
明日計画無痛分娩で入院をする。逆子がなおらず帝王切開かなと思っていたらギリギリでなおってくれた。
でも赤子は小さめらしく、皆からも全くお腹が目立たないと言われてへこむ。私が働きすぎて寝不足が続いたからか?ご飯をあまり食べられなかったからか?インフルエンザにかかってしまったからか?色んな反省点が浮かんでは消え、それなのに予定日より少し早くこの世に搔き出してしまうのか私は、と葛藤している。したところで入院日はもう変わらないんだけど。
里帰り先には陣痛が来たら無痛分娩、という産院は無かったので満足するまでお腹の中に居させてあげられなかったという申し訳なさがある。痛みが怖いので早くこの世に出てきてもらうよ。ごめんね。
そして初めは意味がわからなかったけれど、お腹の中からいなくなるというのは本当に寂しい。今まで一緒だったのが個として切り離される寂しさは想像以上で今からでも自然分娩に変えたくなるほどに寂しい。この気持ちを綴って残しておくことができる語彙を持ち合わせてないのが悔しい。好きだから、とか、可愛いから、とか、小さいからとかそんな理由じゃなく、というより訳もなく居なくなるのが寂しい。早く会いたいという気持ちはなくて、ただただまだお腹の中に居たいだろうに早めにこの世に産み落としてすまんな、という気持ち。
里帰りをしているので両親とよく話すが、2人とも子供である私と弟の生まれた時のことを昨日のことのように鮮明に覚えていて、どれだけ嬉しかったかを何度でも話してくれる。歳を重ねるに連れてこんなにストレートに愛情を表現されることなんてほぼなくなるので、実家に帰るたびに自己肯定感の中でもかなり根っこのほうの自信みたいなものが少し回復する。私も同じように子供のことを愛せるといいけれど、どうしてもテイカー気質からは抜け出せないからな…。
悲しくなるから考えないようにしているけど、健常じゃない場合だってもちろんある。小さめだし、お腹も小さいし、私の妊娠期間の過ごし方も良くなかったし、遺伝的なものもあれば、無痛分娩リスクもある。健常で生まれてきたと思ったら何年後かに障害が分かるケースや、身体障害を負う場合だってある。そんなことをすり抜けてもなお不登校、いじめ、非行、受験、思春期、就職、結婚、子供…と乗り越えなければいけない壁なんか死��ほどある。そりゃ「ずっと腹の中に居てくれ、居てくれさえすればどんな状況もなり得ないんだから」という感情も渦巻くはずだ。シュレーディンガーの猫をまさか我が子で体感するとは思いもしなかった。
まだお腹の中に居たい(と決めつけている)だろうに、ごめんよ。あと何日かしたらもう君はこの世界に出てくるみたい。本当に愛せるかは全然分からないし、良い親になる自信もない、苦労を沢山かけると思う、真っ当な人間に育て上げられる自信もない、ぶつかるのもしんどいなって思う。言うこと聞かなかったら理不尽に怒ることも絶対あるよ。それでも親になってしまうよ、ごめんね。最大限の努力はするけどあまり期待しないで。こんな後ろ向きで弱気だけど、精一杯頑張ってみるし、自分の命より大切と思う気持ちはあるよ。迷わず自分の命なんか差し出せるし、どっちかが危なくなったら君が生きるんだぞ。では、後ほど。
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「企業のネットが星を 被おお い、電子や光が駆け巡っても」国家や民族が消えてなくなるほどではない近未来が舞台の『攻殻機動隊』などで、後のクリエイターに多大な影響と衝撃を与えた漫画家、士郎正宗さん(63)。デビュー40年を迎え、世田谷文学館(東京都)では初の大規模展が開催される中、読売新聞の単独書面インタビューに応じ、これまで生み出した作品や創作の秘密、AI(人工知能)がもたらす人間の未来などについて縦横無尽に語った。近年ほとんどメディアの取材を受けていない士郎さんの貴重な語録をご覧あれ。(文化部 池田創) 展覧会では、『攻殻機動隊』の主人公の素子の印象的なセリフが印刷されたのれんが来場者を出迎える(東京都世田谷区の世田谷文学館で) 世田谷文学館で大規模展 ――デビュー40年を迎えられて、どのようにお感じになっていますか。 そもそも寡作な上、諸事情による中断・未発表・ボツ作品が多過ぎて読者諸氏に申し訳ないものの、何とかここまで生き残る事が出来て大変に幸運だったと思っています。活動が東京や他業種に広がるに連れて「水中を歩いて進むかの様な状態」になり、40年、色々と大変でした。また書籍などの荷物が転居や避難に適さない分量になっています(笑)。 ――代表作「攻殻機動隊」は海外でも熱狂的な人気が続いています。 最初期に出版物の海外展開を頑張りました。望外に細長く継続しており、ありがたい限りです。 ――今回の世田谷文学館の展覧会は大量の原画が間近で見ることができ、充実した展示内容です。 士郎正宗さんのコメントとともに作品世界を振り返る巨大な年表(東京都世田谷区の世田谷文学館で) 今回このような機会を頂き大変感謝しております。僕程度の小規模 傭兵ようへい 型漫画家でこういった事が可能なら、日本のコンテンツ業界はもっと多様多彩な作家・作品を、深掘り探索・開発活用出来るのではないかと思います。 ――「攻殻機動隊」をはじめ、ご著書は情報化社会を予見していると言われます。 たま��ま運良くタイミングや関係者の都合に合致し話題として取り上げて頂いているだけで、僕以外にもそういった作家・作品は多数存在していると思います。情報化社会の好ましくない側面があまり大きくならなければ良いですね。物騒、殺伐、トラブルは架空妄想物語の中だけで十分です。 ――AIの発展についてどのように感じていますか。 利便性と損害可能性は表裏一体、これまで考えられなかったレベルの明るい未来の可能性が開ける一方で、悪用や視野 狭窄きょうさく が起き、見えざる支配も容易になっている。研究開発に係る方々には頑張って頂きたいなと思います。 簡易強化外骨格、遠隔操作系ロボット類の開発が現実的 ――幼少期に親しんだマンガや小説はどのようなものがありますか。 デビュー作『アップルシード』のラフスケッチなどが並ぶ展示室(東京都世田谷区の世田谷文学館で) アニメ版の「鉄人28号」や「エイトマン」から入って、雑誌「りぼん」(一条ゆかり氏、大矢ちき氏、弓月光氏などなど)、松本零士氏、永井豪氏、細野不二彦氏の影響が大きいですね。大学以降は諸星大二郎氏、星野之宣氏、大友克洋氏の存在が大きいと思います。 ――「攻殻機動隊」で描いた人間の身体と精神の関係はどのように感じていますか。 脳や体が一体として機能している中では、脳が優位の制御系があったり、体が優位の制御系(例えば副腎とか脊髄反射系とか)があったり、交換可能な部分や欠損許容部分(例えば昔は虫垂や 胆嚢たんのう を結構普通に切除していた)があったり、複雑で不思議に出来ていると思います。 義体化のような、身体交換は僕が生み出した要素ではありません。スタニスラフ・レム氏の『君は生きているか?』や、日本のマンガアニメ界においては石ノ森章太郎氏の『サイボーグ009』などの有名作品がすでにありました。サイバネティクスの一般的な目的は医療や軍事だと思いますが、今後は老化・劣化対策というのも存在感を増すかもしれません。個人的には年々増加中の災害現場における簡易強化外骨格や遠隔操作系ロボット類の開発を進める方が現実的かなとは思います。 ――ご著書に細かく書き込まれた欄外文章の役割や狙いを教えてください。 リズム感が単調になりがちな説明セリフや会話を物語内部から減らせる、それによってキャラの練度・演出を高めに設定出来る、物語と読者の距離の調整ができる、などでしょうか。昨今、いや昔もこういう方法は 流行はや りではありませんが……。 ――押井守監督のアニメーション映画版のご感想をお聞かせ���ださい。 個人的には原作に気を使っている部分が押井氏にしては多めの1作目より、押井氏節全開の『イノセンス』の方が好みです。いずれも一生懸命作って頂いてありがたいなと思っております。 ――ネット社会の広がりやAI技術の発展をどう感じておられますか。 人工知能の偏向学習、悪意ある人 達たち による人工知能活用と、対策する側の人工知能活用の格差、オンライン上に無い膨大な情報の無視や軽視など、課題は山積しているのではないかと感じています。世界は 繋つな がって狭くなると同時に、逆に分断細分化が進んで互いの距離が開き、問題解決の可否、明暗の格差も広がっている様に感じています。今まさに『言葉が通じなくなってバベルの塔が崩壊し始めている』状態でしょうか。人工知能育成では可能な限り、真実や実態に近い情報を得て優先解とするような、何らかの情報検証機構が必要でしょう。 コスパタイパ重視では驚きや発見も無い ――ネットに常時接続することが当たり前になりました。そのことをどのように感じてらっしゃいますか。 一般的なネット通販をほぼ利用しておりませんが、ネット社会になってからの方がサービスの質が低下&商品を探しにくくなったように感じています。便利、合理的、コスパタイパ重視の姿勢は内向きになりがちで、冗長性や余白が少ない分、周囲を見渡す余裕が減少し続けるし、ひいては驚きや発見も無く窮屈ですね。昔のSFでは「監視管理社会」は人々の敵として描かれるのが一般的だったのですが、現代では意外とそういう管理監視社会の利点も許容されているように思います。とはいうものの、今後もDXが進み常時接続が常識常態化し、行政サービスやインフラなどの分野で、高度化し便利で安全で充実した幸福度の高い世の中になっていくと良いのですが……。 ――「攻殻機動隊」ではサイボーグ化しても人間の内にある「ゴースト」という概念が存在します。「ゴースト」とは何でしょうか。 展示室の中央には『攻殻機動隊』の原画が並び、迫力のある筆致を間近で感じられる(東京都世田谷区の世田谷文学館で) 正確か否か、定義可能か、とは別にして、宗教や哲学や文学昔話の分野で古くから使われている「たましい」「霊魂」「ソウル」などの単語が印象として一般的には伝わりやすいのではないかと思います。「何だかよくわからないが、存在しているように思えるモヤっとしたものを『ゴースト』と呼ぶ」のも娯楽分野では分かりやすくて良いかな、ということで単語を使用しています。 犬や小鳥も感情を有することが一般的にも知られており、感情は人間だけが持つ最上位の機能・特別な評価対象ではない、という観点から、マンガ版ではゴーストという単語において「感情に特別な意味を持たせていない」つもりです。当��ながら人の価値観はそれぞれなので、僕と他のアニメ版の監督諸氏とでもこうした諸々に対する考え方に違いがあるわけですが、その事自体も含めて、作品を異なる角度から捉えて楽しんで頂ければ良いなと考えています。 神話は魅力の塊なのだが… ――ご著書はシリアスな展開と迫力のある戦闘シーンの間にギャグが挟まりますね。作中におけるギャグの効用とはどのようなものでしょうか。 シリアスとギャグの挟み方や割合、そもそも混在を容認するか否か、など受け取る方々の価値観も観点も実に多様なので「万人にとって満足できる作品」というのは僕には難しいなと考えています。僕の取り扱うキャラクターたちは明日をも知れぬ立場なので、悲観的に備え楽観的に対処する、冗談でも言っていないとやっていられない、といったタイプが多めになっています。会話の軽さと行動、判断の速さ厳しさのギャップを楽しんで頂ければ良いかと思います。 ――『仙術超攻殻ORION』は日本神話をモチーフにしたファンタジーです。神話の魅力を教えてください。 神話と呼ばれる物語達は限られた要素と根源的な思考や解釈と想像力で織り上げられ、時代や民族の壁を越えて生き残っている、「選び抜かれた精鋭達」です。人々の心情や思考型や文化を映す鏡として、魅力の塊と言っても良いですね。一方で歴史を振り返ると、建築や芸術や情報戦において支配者や宗教組織や抵抗組織の都合や思惑と深く関わったと思しきものも多く、純粋に「素晴らしいか?」と問われると、答えに困る側面もあります。 ――『攻殻機動隊』のフチコマや、『ドミニオン』の小型戦車ボナパルトなど、作品からは戦車愛を感じます。 正義感にあふれる女性警察官のレオナが活躍する『ドミニオン』のコーナー(東京都世田谷区の世田谷文学館で) 「頑丈で壊れにくくて安全度が高い&移動以外にも何か作業が出来る乗り物」が好きですね。作品内に描く機会はなかなかありませんが、消防関連や港湾作業用の特殊車両、土木建築系や農林作業系の特殊機能車両なども同じように楽しくて興味深いと思っています。 気負わず欲張らず、自己ベスト更新維持 ――現在はイラスト制作や、画集刊行に活動の比重を置いておられますね。 マンガやアニメやゲームの企画書・プロット・シナリオなども色々と作っているのですが、なかなか最終商品の形にまで進める事が出来ておらず、イラストや画集は関係者や予算が少なくても実現可能な 為ため か商品の形になりやすい、というのが理由かと思います。 ――女性のエロチシズムを感じさせる美麗なイラストを生み出されています。 展示室の後半は、雑誌に発表した色鮮やかなカラーイラストが目を引く(東京都世田谷区の世田谷文学館で) モノクロでは描写���にくいがカラーでは比較的描写が容易で、競合が起きにくいと思われる光沢の肌にこだわっています。近年の画集においては、似た構図やポージングの微差バリエーションを連続、重複して描くことで、アニメの原画をパラパラと連続で見る時に近い印象や効果の誘発が起きないかと工夫しています。 ――近況を教えてください。 今も40年前も変わらず東京ではなく関西にいて不規則不健康な生活をしながら昼夜延々と絵やプロットや駄文を描き続けています。視力体力の減少により、未読書籍が積み重なっています。 ――今後の執筆への意気込みや読者へのメッセージをいただければと思います。 気負わず欲張らず、自己ベスト更新維持で変わりなく、他にしたい事も無いので、ダラダラ延々と何かを作る日々を送ると思います。読者諸氏にはまた次の作品でお会いした際に、何らかの形でお楽しみ頂けると幸いです。
「攻殻機動隊」士郎正宗、ネット社会・AI発展に警鐘「言葉が通じなくなってバベルの塔が崩壊し始めている」 : 読売新聞
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続続・デート記録 0502 無事2度目の採卵を終えて現金で謝礼金を受け取る。なんで現金…闇バイト感がすごい。 帰宅後、生理痛よりさらに重い鈍痛に耐えていると哲学博士がごはんつくりに来てくれた。親子丼と冷ややっこを大きなテーブルで食べて、人と暮らすのって悪くないのかも、と去年高橋君が家に転がり込んできた時と同じ感想を持った。 0503 喜劇研究会の大学二年生の後輩と雨の中出町柳でデートした(〇〇君とデートしたいな~♡とふざけて名指しでツイートしたらDMが来た、夢のようななりゆき)。 喫茶ゴゴでモーニングしたあと出町座で映画観て、叡山電車にのって貴船神社参拝。やっぱりお笑いサークルの人はごりごりに笑わせてくれてすごい、超満足。 人生で一番歳離れた人とのデートかもしれない。いまの1年生、早生まれだと干支同じらしくてウケる。 0505 神戸-東京間で仕事上二拠点生活をしている人と心斎橋でランチ。一周遊び終えた感じのしゃらくさい、一歳上のコンサルだった。ディスカッションでヒートアップしたけどそういう人には色気を感じないもんだなと思う。寝ないように気をつけよう、ならよくあるんだけど、寝たいと少しも思えなくてわれながら不思議��った。 夜中に「結局真剣な相手は求めてないんだよね? どういう関係がほしいの?」とLINEが来ていて、あー最初に目標設定しないと異性と関われない感じ? つまんないなあ、と思った。けれど明らかに自分より頭が回る人だったので、そう思うことでほっとしてもいることにも気づいていた。デートは戦いじゃないのに。 0507 哲学博士が車出してくれたので清水五条でランチ。デザートにスコーンとたいやきもつけた。 一歳しか変わらないとはいえあくまでも学生だしそのうえバンドマン、長髪、ピアス、喫煙者なので(ひも願望とかあんのかも!)と邪推していたのだがお手洗い行っているうちに勘定もたれてしまった。見た目のわりに硬派な人。なんというかカップルじゃなくてアベックって感じの交際になりそうだなと思いながら付き合い始めた。 わたしの本拠地はあくまでも東京なのだが彼がどれくらいそれをわかってくれているのかわからない。吉田寮を一瞬出て一人暮らしするも半年で舞い戻るくらいには寂しがり屋っぽい。 暇な人と付き合いたいなあと思ってたからちょうどいいのかも。今年博士出そうにないし、吉田寮も気に入ったし、わたしは元々貧乏くさいデートが好きだし(登山、野宿、ドライブ、不法侵入など)、うん、ずっと学生でいてほしいかも。 0509 高橋君が京都に来たので、雨が降りしきるなか一緒に自転車で写真の展示を見て回った。誰かと自転車で並行して町走るの、意外と1年ぶりとかだった。写真と企画への文句を言うのをにやつきながら聞き流す。文句ってその人の賢さが出るから、いいよね。 夜はおかるでカレーうどん食べて、2軒目は村屋という居酒屋でちびちび日本酒を飲んだ。京大生の友達の家に泊まるというのを見送って帰宅。

0510 東山の京セラ美術館でもういちど高橋君と集合。今度こそ晴天、暑すぎずちょうどいい季節。 ハンバーガーショップでランチ食べて、17時まで展示回って高瀬川で休憩して、次会う約束は特にないまま「またね」と別れた。 恋人がドラマーとしてライブに出ていたので吉田寮に行く。演奏中4回くらい目が合って恥ずかしかった。文句なしにいろっぽくてかっこよかった。好いた男の表舞台を見に行く、というのはもしかしたら大学生以来かもしれない。 元彼とゆいとKICHIRIで21時に集まって0時までだべった。元彼に「やってること大学生すぎるけど、マーケットが拡がってよかったじゃん」と失礼なコメントをされた。 0512 末広食堂という600円で定食を出している、いかにも学部生が来そうな食堂に恋人と行った。店前でハグして、14時に新幹線に乗る。
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キングダムハーツの一作目は私自身が深く関わった作品です。「ディズニーにとっても画期的かつ実験的プロジェクトだとおもいます。大げさかもしれませんが、ディズニー史に残るプロジェクトになるんじゃないかな」というこインタビューのコメントが、第一作目が発売される時にファミ通のインタビューに掲載されています。 当時、私はディズニーに在籍しており、日本を含むアジアのゲーム部門を見ていましたが、このプロジェクトが一番記憶に残りかつ成功したプロジェクトとなりました。ディズニーサイドのプロデューサーを務めたわけですが、この作品、幾つもの奇跡が重なり大ヒットに繋がり、ファミ通に引用されたコメントがあながち外れていなかった事になりました。今だから言える、キングダムハーツ一作目の舞台裏を、ディズニーの中での様子や、ビジネス面にスポットを当てながら今から振り返って見たいと思います 私がディズニーに入った時、米国のメンバーから実験的なプロジェクトが動いているという事は聞いていました。ただ、全くディズニー社内でオーソライズはされておらず、実験をしているという名目でした。ところが、私がディズニーにはいってしばらくたっても、契約は存在せずに、実験のはずが現場ではどんどん開発を始めていきます。スクエアエニックス(以降スクエニ)では開発ディレクターの野村哲也氏の想いがあり、非常に前のめりに開発を続けたいという意志が固く、一方で、ディズニーはイエスともノーとも言わないで、頑張りましょうという曖昧な返事を繰り返していました。先ずは、何とかプロジェクトをオフィシャルにしなくてはいけません。 そもそも、『キングダムハーツProject』は、承認を得るには大きな問題がたくさん含まれていました。それは内容に関するクリエイティブのチャレンジが原因となっています。普通のライセンス契約は、すでにあるイメージを利用して商品を作るもの、ゲームのライセンスもすでにある映画やキャラクターの世界観を使ったゲーム制作がそのベースとなっていました。ところが、キングダムハーツは例外事項のオンパレードでした。 ・米国の外で、少なく��も日本では、全く新たな世界観を持ったディズニーのライセンスが認められた事はなかった。 ・当時、まだ3D のミッキーのモデルが公に存在していなかった。 ・ディズニーの違った世界観、例えばターザンとピノキオとミッキーを一つの作品の中に入れる事��できるのはディズニーランドだけであった。 皆さんも想像できると思うのですが、ディズニーという会社は非常にアメリカ的な会社です。アメリカ、ハリウッドが中心で、ここで作られたクリエイティブを日本を含めた世界に流すのがビジネスモデルです。ある意味、ハリウッドのクリエイティブを頂点にライセンスのビジネスモデルが完成されているのです。ディズニーの財産は、ディズニーの世界観である事が徹底されていて、ディズニーの世界観を守るため、とても細かいライセンスのガイドラインが設けられ、世界にその指示が渡っていました。ブランドを守るグループの力は強く、社内での隠語でPolice(警察)と呼ぶ人もいました。
日本においてのライセンスグループは、ミッキーの新しいイラスト一枚を米国に認めてもらうために四苦八苦するのが実情でした。その様な状況で、上の様な問題?を持ったゲームが認められるはずがないというのが社内の空気だったのです。
皆さん、ご存知ですか?ミッキーの耳はいつでも正面を向いている事を。2Dイラストのミッキーはたとえ横を向いている時でも、その耳はまん丸で正面を向いているのです。それが3Dになったらどうするんだ、そもそも3Dのミッキーなんて米国が認めないし、他の膨大なキャラクターの3Dデータ、個々のアニメーションデータをどう承認してもらうのだというのです。
日本のディズニーでは、日本初のジャパンクリエイティブ作品を是非押して行こうと言う掛け声はあったものの、ディズニーの日本のベテラン社員の方が、「事が大きくならないうちにダメならダメと言ってあげるのがクライアントに対する本当のサービスだよ」という忠告をしてくれました。
当時のディズニーゲーム部門のプレジデントはディズニーストアの店員からのし上がって行った女性でした。とてもガッツがあり、野心があり社内政治的にも一目置かれており、彼女もこのプロジェクトにかけていました。ディズニーでは、業績だけでなく、新たなプロパティ、クリエイティブを生み出せるという事が、高い評価となるからです。プロジェクトは挑戦的でクリエイティブだし、部門トップもやりたいと言う事で、そういう意味では、ゲーム部門には米国も含めて何とかこのプロジェクトを通したいと気持ちが行き渡っていました。
日本のディズニーブランドグループのアドバイスは当然NGです。ただ、あまりに彼等の評価基準からは、かけ外れすぎているので、あえて判断出来ないと言うのが、彼らの立場でした。米国では常にブランドとゲーム部門の交渉が行われていましたが、私も良く呼び出されました。ついていた事に、タイミングは悪くありませんでした。
当時のディズニーのブランド部門のトップの悩みは、ディズニーのキャラクターが女性にしか受けず、対象年齢も下がりすぎており、何か新しい動きが欲しいと思っていたのです。話してみると、ブランドのトップの人はディズニーの世界観のエッジがなくなって行くのを危惧していたのです。当時の私は、前職がセガの(コンスーマー)開発のトップでしたので、クリエイティブの匂いを感じてくれたのでしょう、非常に長い時間ディズニーのブランド論やキャラクターの見せ方について語り合いました。如何にビデオゲームという舞台が、当時のディズニーにかけているお客さんに上手くアピールしうるメディアであるかといった話もしました。
先方は、ミッキーが最初に出て来た時には少しやんちゃな部分があったのに、今はお利口さんすぎてエッジがなくなっていると言う事も正直に話してくれるのです。ある意味、それにどう答えるのかもテストであったと思うのですが、ディズニーのブランドをどうしたらあげていけるのかというアイデアや考え方も私なりの意見を述べました。セガの時代に、ソニックの再生プロジェクトに関わっていたのも役立ちました。また、ブランドトップの彼には、時々途中経過を流したり、事前にちょっとした事を相談する様にしました。いわゆる、根回しをして信頼を得る作戦を取ったのです(これが出来たのは、当然、絶対的に当時のスクエアの制作能力が高かった事が挙げられます。最初に彼らの作ったいくつかのキャラクターの3Dデータ、アニメーションの審査の時に、ディズニーのスタジオの人たちがその品質に驚いた程でした)。
ディズニーにとって、当時ゲーム部門は主流の部門ではありませんでした。あくまで、映画、テレビ、パークがメディアの中心で、ゲームはライセンス部門の一部でした。(因みに今では、ゲームとインターネット部門が一つになり、ディズニーの独立部署かつ戦略部署と位置づけされています。) ディズニーがあまり強くない領域であまり強くないターゲット層に向けて、他人のお金で(スクエア)実験的な施策を打つのは会社に取っても悪くないと言う空気になっていきました。しかも品質は高く、ゲームで定評のあるパートナーなのです。ただ、それでもブランドグループもなかなかオフィシャルにGOを出しません。 我々にとってもう一つの追い風は、当時他国が落ち込んでいる中、日本のディズニーが全体で絶好調だった事です。東京ディズニーランドに加えディズニーシーがまさにオープン準備中でしたし、i-modeへの対応でモバイル部門も立ち上がっていました。ライセンス部門も他国が落ち込んでいる中好調を維持し、ジブリ作品のビデオ流通も当たっていました。
そこで、長年ディズニーでCEO(当時)として君臨をしていたアイズナー氏が、久しぶりに日本を訪問する事になったのです。この時の彼への権力の集中は凄まじく、彼の日本出張時に、何や感やで米国から100人以上の人が同時に日本にやって来ました。この様な中、日本での活動報告をアイズナー氏にする事になり、私もプレゼンをする事になったのです。
我々ゲーム部門の目的は、何とか此処で『キングダムハーツ』をオフィシャルにすることでした。数日かけて、ゲーム部門社長やディズニージャパン社長とプレゼン内容を相談し、当日に挑みました。アイズナー氏は流石にちょっと尊大とも言えるくらい威厳があり、カジュアルなセッティングにもかかわらず、場には緊張感が走ります。ストレートで厳しい質問もどんどん投げかけます。
私��順番になり、ゲーム業界の様子やいくつかのプロジェクトを説明したあと、『キングダムハーツ』の説明をはじめます。このプロジェクトが如何にクオリティが高くディズニーにメリットがあるか自分が説明するのを、横からゲーム部門社長が援護説明を入れます。とても助かったのは、アイズナー氏の内容に関する質問に対し、ブランドのトップが如何にディズニーのブランドにとってメリットがあるか援護射撃をしてくれたことです。
アイズナー氏は気軽に、「おー、そうか。頑張ってくれ」と励ましの言葉をくれましたが、この時が本当に『キングダムハーツ』がオフィシャルにディズニー内でGOになった瞬間でした。プレゼンが終わった後には、皆が祝福の握手に来てくれて、ブランドトップは祝福のハグまでしてくれました。この時まで、中立だった人たちがサポートに回ったのです。
何で、こんなに大袈裟なのかと思うのですが、ディズニーのクリエイティブに対する想いと、当時の組織の膠着が重なり合ったことが背景となっているのでしょう。あの時、アイズナー氏がちょっとでもネガティブな事を言っていたら、あのプロジェクトは飛んでいたかもしれません。
余談となりますが、当時一応、ブランドのトップは創始者ディズニーの甥 Roy Disney だったのですが、彼は保守的な立場の人でしたが、アイズナー氏との折り合いは悪く、彼は会議には出ていませんでした。彼がいたらここも一悶着あったかもしれません。
これは、言ってしまえば社内ポリティクスの苦労話です。そこには、普遍的な事もあるし、ある意味ディズニーという特殊な問題もあるでしょう。普遍的なことを言えば、どんな会社も形は違えどもなんらかの根回し、プロトコルがあるのだということです。よく、アメリカの会社には根回しがないという言葉を聞きますが、少なくともディズニーには全くその言葉は当てはまりません。ただ、日本の根回しとは少し違った感じはします。有力者にとにかく頭を下げてお願いするというよりは、一応こういう正義と言うか正しい気持ちとそこに伴うコミットメントが込められているかという説得はついていました。まあ、サプライズをビジネスマンは好まないという意味では同じなのかもしれません。また、どんな企業もトップが傲慢になりすぎると、決めるプロセスで苦労するというのも普遍的かもしれません。
ディズニーの特殊な面で言うと、クリエイティブに対する考え方、決め方、こだわりもこの件を通じてよく理解出来ました。あるところではビジネスを追求しているのですが、クリエイティブに対して尊敬しなければいけないとする問題意識は共有されています。ライセンスのガイドラインの作り方、ビジネスの作り方も見事なものです。コンテンツやIPをビジネスにする仕組みを積み上げているのです。
現在、日本ではサンリオが非常に上手いグローバルライセンス展開をしていますが、一方で集英社プロパティを中心に勿体無いコンテンツが沢山あります。世間で、ジャパンクールとはいうものの、その広がりを見せている様には思いませんが、コンテンツやライセンスのプロデュース、事業化能力をあげることも、コンテンツ、IPビジネスにおいてクリエイティブにも劣ることなく必要なことであるということはディズニーから学べるところです。
では、このライセンス商品を、ディズニーとしてどうプロデュースし盛り上げたかという施策を紹介します。ひとつが音楽に関する取引と、もう一つがプロモーション施策です。音楽に関して言うと、スクエアのクリエイターでディレクターを務めた野村哲也さん��、出来れば当時人気絶頂であった宇多田ヒカルさんを起用したいと言って来ました。ディズニーのゲームライセンスの契約で(とんでもない)社内ルールは、基本ディズニー作品に使われた曲はディズニーのものになるというものでした。
凄いアーティストと組んでゲームを作るという発想が、もともとなかったのです。ディズニーのリーガルと宇多田ヒカルさんの事務所、レコード会社と交渉しますが、此処でディズニーマジックが起こります。宇多田ヒカルさんがディズニーの大ファンで世界的に曲が広まるのであればと嬉しいと、日本語と英語版の楽曲提供を基本合意してくれたのです。然も、ディズニーの条件である、音楽のパブリッシング窓口がディズニーとなる事も納得してくれたのです。
キングダムハーツの主題歌「光」は、テクニカルには、宇多田ヒカルさん初の海外版になっているのです。ちょっと、蛇足ですが、この「光」という素晴らしい曲ですが、出来上がるのに時間がかかりました。丁度、彼女の病気と結婚の時期とかぶってしまったのです。この曲が素晴らしいものであったにもかかわらず、プロモーションビデオがとても地味な(失礼)出来になっているのは、病気が大きく影響していた様です。この曲は発売以来3週連続のオリコン1位を獲得します。人気絶頂だった宇多田ヒカルさんの曲とゲームのプロモーションを上手くリンクさせる下地が出来上がったのです。
私は、『キングダムハーツ』の問題として(今でこそとても当たり前に自然に見えているかもしれませんが)、スクエニのキャラクターとディズニーのキャラクターが並んだ時の違和感を感じていました。これを払拭するには、その世界観をあまり見せないか(ミステリーにして口コミに頼る)か、目一杯メディア露出をするかだとおもいました。前者は何もしないに等しいことなので、せっかくディズニーも絡んだ大型作品なのでどう露出するか考えました。スクエニに広告費露出を頼もうにも、先方は開発費が予算を大幅に越えており、その枠にも限界があることはわかっていました。
ディズニーには、新しい映画を世間に出すときに、他の企業と組んでプロモーションをするというco-promotion という仕組みが出来上がっていました。例えば、トイストーリーの映画封切に合わせて、マクドナルドがハッピーセットを出してその告知をメディア広告(主にテレビ)するという類のものです。ゲームではこのモデルを使ったことがないけれど、何とか出来ないものかということで、幾つも営業に回りました。その甲斐あって三井ホーム社、日清社そしてアサヒ飲料社とco-promotion 契約を結べました。
特に、アサヒ飲料社とはゲーム業界史上最大規模となるco-promotionが成立します。内容は、バイヤリスオレンジと三ツ矢サイダーを対象に、キングダムハーツのボトルキャップとデザイン缶キャンペーンを実行し、さらに大々的にキングダムハーツのイメージと宇多田ヒカルさんの「光」を使い、バイヤリスオレンジと三ツ矢サイダーをテレビ広告を中心としたメディア広告を展��するというものです。ブランドを二つに分けたのには実は裏の事情があります。ディズニーはグローバルにコカコーラ社とキャラクターライセンス契約をしていました。そのため、炭酸飲料についてはミッキーとその仲間たち、ディズニーでいうところのスタンダードキャラクターに関しては使えませんでした。そこで、どうしてもスタンダードキャラクターも使いたいアサヒ飲料社の要望に答えるべく、バイヤリスオレンジにスタンダードキャラクターをあてがい、本当に推したい三ツ矢サイダーにはその他のキャラクターをあてがうことにしたのです(ちなみにすべて『キングダムハーツ』に出ているキャラクターでないといけない)。
結果デザイン缶は10パターン作ることになります。こちらにとって結果的によかったのは、アサヒ飲料社が2つのメインブランドを推すキャンペーンになったためプロモーション規模が結果的に大きくなるおまけもついて来たのです。ここであえて追加すると、日本の他のディズニー部隊の協力は素晴らしいものでした。当然、コカコーラ社を担当している部門や当時のディズニージャパンの星野社長(現在ジブリ社長)の協力が無ければ到底出来ない内容でした。
このキャンペーン規模、テレビ広告の規模全国2500GRP以上という凄まじいものでした。どれくらいすごいかと言うと、ソニー・コンピュータエンタテインメント(当時。以下SCE)とスクエニがキングダムハーツにかけた広告を足したものの倍近くあったのです。また、ボトルキャップとデザイン缶を併せた『キングダムハーツ』仕様のドリンクは3000万缶近く作られ、コンビニでも『キングダムハーツ』のイメージが一気にばらまかれました。
キャンペーンタイミングも奇跡的にピッタリ合わせることが出来、今から考えても信じられないくらい上手く連動が出来たと想います。ゲームとの相性バッチリのアサヒ飲料のテレビ広告(YouTubeで捜しましたが見つかりませんでした。残念)は、ゲームの発売1週間前から集中投下され、この広告が始まるや、コンビニでのゲーム予約が8倍に跳ねました。ゲームも初回発注から、週末を待たず追加発注がなされ、何と1週目にスーパーロボット大戦の発売があったにもかかわらず、1位を獲得、大ヒットダイトルヘと成長をして行きます。海外では、『キングダムハーツ』はファイナルファンタジーを凌ぐビジネスとなっています。 当然、この『キングダムハーツ』に関しては、ゲームの力やクリエイターの執念、またパブリッシャーの努力が第一義的に成功の要因です。彼等の更なる努力により、キングダムハーツが10周年を迎え、さらに大きなIPに育っていることを本当に嬉しく思います。おめでとうございます。
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untranslated text of servamp events drama
I don't know how to upload an audio file, it's too big. Here's the event drama from a long time ago, but this lovely episode is often missed
リリイ:御園、紅茶が入りましたよ 御園:あぁ リリイ:どうしたんです?そんな…難しい顔をして 御園:リリー2月10?あと何日だ? リリイ:えーと、10日ほどですが リリイ:あ、もしかして誕生日会の準備でしょうか?あ、それでしたら… 御園:いや、さっき堂々たちがバレンタインの話をしていた 御園:友達同士でもチョコレートの交換をすると聞いたのだ リリイ:あぁ、友チョコですか! 御園:真の友情を築いた者同士がその友情の証に互いが作った���ョコレートを交換し一層絆を深め合う!これであっているな! リリイ:えっと、あっているような、微妙に違うよな… 御園:どうなんだ!! リリイ:あってます! 御園:やはりそうか、まあ、城田と千駄ヶ谷に友情的なものを感じていないわけでもないからな。奴らに友チョコを用意してやろう! リリイ:ふふ、応援していますよ、御園! 御園:しかし、あと10日ほどしかないとは、そもそもチョコレートとは、一体どうやって作るんだ?
黒:真昼ー、コーラなくなった 真昼:早、もうなくなったのかよ?お前飲み過ぎだぞ! 黒:血を飲まずに、コーラですませ心優しい吸血鬼に向かってなんて言い種だ? 真昼:そこは血を飲めよ! 真昼:あ、いや、まって、コーラと同じペースで飲まれたら俺が大変なことになるんじゃ? 真昼:…ほどほどに飲めよ! 黒:注文の多いやつだな! 真昼:来たかな? 黒:あー? ヒュー:頼もうー 鉄:邪魔するぜ?真昼の兄貴 真昼:急に来てもらってごめんな、2人とも、旅館の手伝いも大丈夫なのか? 鉄:今は繁忙期でもないし ヒュー:おぉーあ、おおおお! ヒュー:日本が誇る文明の利器、こたつがあるのじゃ!どれどれ、吾輩にオーっと 黒:っつ、冷えたまま入ってくんな! 真昼:あ、寒いし!とりあえず鉄も上がってくれよ! 鉄:お! 鉄:電話で言ってたのってこの食器棚か? 真昼:そうなんだよ、この下に家の鍵落としちゃってさ 真昼:どうにかして取ろうとしたら、どんどん奥に入っちゃって 真昼:もう食器棚を動かして取るしかないと思ったんだけど 黒:真昼の非力な腕じゃ無理だった 真昼:俺が落としたのも悪いけど、蹴って入れたのは黒だからな! 黒:たまたま通りかかっただけだし、そういう責任転嫁とは向き合えないで 真昼:とにかく!そんなことで呼び出して本当に申し訳ない! 鉄:気にすんな、力仕事は得意だ 鉄:毎日背中にヒューと適当に何か乗っけて指立せしてるしな ヒュー:うん、昨日は座布団十枚の上に吾輩が乗ったの! ヒュー:揺れる座布団の上でいかにバランスを保つか!あれは吾輩にとっても良い訓練であった 鉄:今日は20枚行ってみるか? 黒:何目指してんだ? 真昼:誰だろう?宅配便かな? 御園:なんだ、空いているじゃないか!邪魔するぞ 真昼:は?御園とリリイ!? リリイ:えっと、鍵が開いていたもので、お邪魔いたします! ヒュー:なんじゃ、なんじゃ、賑やかになってきたの! 黒:植えすぎだろう!俺の休日が 鉄:おぉ、ちび、久しぶりだなあ。 御園:な、なぜここに貴様らがいるんだ? 真昼:あ、あの、それについては後で話すから、御園こそどうしたんだ? 御園:そ、それはだな…おい!リリイ!千駄ヶ谷もいるなんて想定外だぞ!て直した方がいいんじゃないのか? リリイ:でも、鉄君にもあげるつもりなのでしょう?でしたら、隠す必要はないのでは? 御園:そうか?そうだな 御園:ん、貴様ら、2月14日が何の日か知っているか? 黒:貴様ちゃん、また自分の誕生日を知らせに来たのか? 御園:違う!確かにその日は僕の誕生日だが、そうじゃない方だ! 真昼:そうじゃない方?ってー、バレンタイン? 御園:正解だ! 真昼:なんだ、びっくりした ヒュー:吾輩知っておるぞ、女の子がチョコを用意し、それを意中の相手に投げつける! 真昼:嫌がらせか! ヒュー:掛け声はこうじゃ!鬼は外! 真昼:それは節分!! 黒:なんつう暴力的きな愛情表現だ、向き合えねー 鉄:好きなやつにあえて投げつけるのか、不快な リリイ:愛と憎しみは紙一重と言いますからね ヒュー:そうすると厄が払われると聞いたんのじゃが 真昼:だから節分と混ざってるってヒュー! 真昼:なんでみんなものりがいいんだよ!ただ渡すだけでいいの! 真昼:でも、どうして急にバレンタインの話? 御園:ふん、ふん、ふん。貴様らはまだ知らんだろうから、教えてやろう。 御園:このバレンタインは何も恋愛うんぬんだけのイベントではない 御園:友情を確かめ合うイベントでもあるんだ! 真昼:うん?確かにクラスの女子も友達同士で交換とかしてるもんな、友チョコってやつだろう? 御園:ん⁈はい、知っていたのか⁈ 真昼:うん 御園:まあ、そこで、僕も、貴様らにチョコを作って渡してやろうと思った、一応、とも、友達だから、な 真昼:御園 黒:作るって、貴様ちゃんチョコ作れんのか? リリイ:ふふ、だから真昼君に教わりに来たんですよね?独学で作って美味しくない物を渡すのは忍びないと 御園:そんことは一言も言ってないぞ!リリイ! 真昼:そっか!俺でよかったらもちろんいいよ!一緒に作ろう!その方が分かりやすいだろうし 御園:あぁ! リリイ:よかったですね、御園! ヒュー:うん、作ったチョコを皮で投げ合い、絆を深めるのじゃな! ヒュー:なんとも美しい友情じゃなの! 黒:どうしても投げてんだな? 鉄:俺は料理とか得意じゃねえけど、手伝えることあったら何でも言ってくれよ? 真昼:じゃあ、とりあえず材料の買い出しに行こうか 黒:その前に、家の鍵ないと出かけらんねえだろう? 真昼:あ
ロウレス:リーヒーたん!俺も疲れたっす! ロウレス:バレンタイン限定スイーツだかなんだか知らないですけど、朝から一体何件コンビニ走越したと思ってんですか? ロウレス:休憩ー!一回休憩すべきっす! リヒト:うるせえぞ、クズネズミ!てめえがぐずぐずしてる間に売り切れるかもしれないだろう? ロウレス:売り切れてるんですよ、実際!もう散々回って全滅だったじゃないっすか?そのとろける…なんとかチョコラみたいな リヒト:とろける贅沢、天使のフォンダン勝負だ ロウレス:名前なんてどうでもいいんっすよ!ううぅ、もう、ハリネズミや寒さに弱いっすからね! リヒト:だったらここで勝手に凍ってろ! ロウレス:俺をここに放置しても、限界距離越えてヘロヘロになのはリヒたんっすからね! リヒト:次の店に行くぞ ロウレス:ちょ、ちょ、ちょリヒたん!まって! ロウレス:この店で最後ですからね、ここになかったら帰るっすよ! リヒト:スイーツコーナー、スイーツコーナー ロウレス:全然人の話聞いてない? リヒト:あった、最後の一つはやはり天使である俺のために残されていたとしか思えない べル:ああ!!あったよ椿きゅん!えっと、名前何だっけ? 桜哉:とにかく贅沢、ゲロ甘ぼんぼんショコラだったような気がします 椿:いやだな、桜哉、とろける贅沢天使のフォンダンショコラだってばー リヒト:ああ? 椿:あ? 椿:これはこれは、強欲の兄さんにそのイブじゃない? べル:こんなところで会うなんて、あ、マジ運命!きゃー素敵!殺す! ロウレス:げー、最悪っす 椿:最悪だなんてひどいなあ、可愛い可愛い弟でしょう? 椿:さあ、ほら、もっと嬉しそうな顔してよ!最高の休日だって喜んでよ! 椿:あはははははは、はははっはは、ああ、面白くない 桜哉:椿さん、ここコンビニなんで、急に大声で笑うのやめてくださいよ 桜哉:ほら、店員さんから白い目で見られてますし 椿:冷静に言わないでよ、桜哉 べル:え、どうする?椿きゅん?せっかくのチャンスだから、こいつら串刺しにしちゃう? 椿:えへへ、いいね!て言いたいところなんだけど、僕、今はそういう気分じゃないんだ。 椿:ただ今日発売のバレンタイン限定スイーツを買いに来ただけだし リヒト:偶然だな、俺もだ。 椿:なんだ~気が合うじゃないか?気が合うついでに早くそのスイーツから手を離してくれない? リヒト:てめえこそ、さっさと離せくず悪魔!これは天使である俺にこそ相応しいだ! 椿:いやだよ!僕はこの辺のコンビニを回り尽くしてやっと見つけたんだから! リヒト:俺はこれで10件目だ 椿:僕は11件目だ! リヒト:12件 椿:13 リヒト:14 椿:15 ロウレス:やっちゃえ、リヒたん!天使の力見せつけちゃって! べル:頑張れ!椿きゅん!そんな電波野郎ぶーさしゃえ! ロウレス:あ?なんすかあんた?なんかちょっと微妙にキャラかぶってないすか? ロウレス:てかその眼鏡のセンスどうしちゃったんですか? べル:あ?てめえこそ!インテリぶった黒縁メガネかけやがって、笑っちゃうぞ 桜哉:お先に失礼します。 べル:ちょっと桜哉!何帰ろうとしてんですかこら!? 桜哉:いや、たかがチョコでよくそこまで熱くなるなって ロウレス:たかがじゃないですよ、リヒトはこれの発売をスマホにアラーム登録して待ってたんですからね?しかも、なぜか俺のスマホに べル:スーパーキューンだって!昨日の夜は楽しみすぎて寝てないんだからな! 桜哉:遠足前の幼稚園児かよ? 黒:おら会話するとか信じらんねえ、 真昼:悪かったって、御園たち外に待たせてるし、早く済ませ…ん? 桜哉:真昼! リヒト:猫さん! 椿:ちょ!急に手を離せたら! リヒト:あ 椿:落ちた… ロウレス:ああ、これは食べられないっすね べル:あはははははは 桜哉:それ、ちゃんと買い取ってくださいよ。 桜哉:それより真昼は買い物帰り?この後暇? 真昼:ええ?あ、いやいや、その前になんなの?この状況! 黒:おい!かがなんだって!何も見なかったことにして、さっさと帰るぞ! 真昼:いや、でも桜哉もいるし 桜哉:簡単に言うと、人気スイーツの最後の1個を巡って、椿さんとそこ羽生えた人が揉めて、結果的にスイーツは床に落ちたみたいな感じ? 桜哉:あ、まあ、大したことないって 椿:ん、立ち直りそうにないよ… リヒト:あ…また探す! 真昼:未だかつて見たことないほどダメージ受けてるけど?! ロウレス:ていうか兄さん達こそどうしたんですか?その大量の板チョコちょ袋からはみ出してるんですけど? べル:あはははははは、分かった!女子からもらえないからって、自分で作っちゃうって作戦だ、殺し! 真昼:誤解だ! 桜哉:いや、もらえないって言うか、真昼が作ったチョコの方がうまいって分かってるから、みんな渡しづらいですよ 真昼:桜哉… 桜哉:真昼がモテるって話は聞いたことないけど… 真昼:フォローするなら最後までしろよ! 真昼:まあ、こっちも色々あってさあ、これから御園たちと俺の家でチョコを作ろうって話になってるんだ 椿:あ、そうか! べル:あはは、椿を復活した? 椿:うん!とっても面白いこと思いついたからね 椿:ね、城田真昼、これと同じものを作ってよ~ 真昼:いきなり何言ってんだよ!無理だって リヒト:なるほど、猫さんが作ってくれるのか?とろける贅沢、天使のフォンダン勝負 黒:いや、俺は作んねえけど 真昼:何ちゃっかり全員家に来る流れになってんだ!? 真昼:なー、桜哉もなんとか言ってくれよ! 桜哉:真昼の家!この近くだよな! 真昼:こいつが一番来る気満々だ! 黒:あ…面倒くせえことに 御園:遅いぞ!城田!????な、椿!?貴様らはなぜここに!? リリイ:おお、これは、これは 椿:あらら、色欲に傲慢も、兄弟水入らずってやつかな べル:大集合だね、椿きゅん!もうこの店ことばっかしちゃったペットで考えじゃない? 桜哉:その前に店の人に通報されそうですけど リヒト:く、悪魔がゾロゾロと、まとめて天使の力で浄化してやる! ロウレス:さすがリヒたん!この世に迷った最後の天使!ジャパニーズカッコイイ! ヒュー:あ!床にチョコが落ちているということはつまり! 鉄:友情を確かめ合ったのか? 真昼:いや違うから!いい加減覚えて! 真昼:椿とリヒトさんがどうしても買いたいバレンタイン限定スイーツがあったみたいなんだけどで、かくかくしかじかで床に落としちゃって 椿:で!これから城田真昼の家に行って、代わりに作って貰うってわけね、ベルギア? べル:あーそうそう!突撃!隣の晩御飯! 御園:晩御飯じゃないだろう!城田は僕と友情の証である友チョコを作る約束だ! ロウレス:あははは!男同士で友チョコって虚しくないっすか? ヒュー:何を言うか?バレンタインに送るチョコには日頃伝えられない感謝も込められておるのじゃぞ? ヒュー:親しき仲にも礼儀あり、性別など関係なしじゃ! 鉄:お歳暮みたいな感じか?ヒューはいつもいいこと言うぜ。 リリイ:もらったら素直に嬉しいものですしね。 椿:日頃の感謝?あれ?なんか僕も欲しくなってきたようなかしら。 桜哉:な!真昼!俺もチョコ作りたい!俺が真昼にやるやつ 椿:ちょっと桜哉!くれるなら僕でしょう?最近の桜哉は僕より城田真昼優先で困っちゃうよ べル:城田真昼白玉昼オフィシャルストーカーだもんね 桜哉:おっしゃるサポーサーみたいに言わないて貰っていいですか? 桜哉:スポンサーねスポンサー見たり言わないでもらっていいですか? 真昼:桜哉、桜哉っ俺は聞いてるよ、聞いてるよ、桜哉、ちゃんと聞いてるよ、桜哉:動揺した、真昼ありがとう! 桜哉:あと!俺はストーカーじゃないんで。 リヒト:おい、かんてんじゃねえよ 桜哉:くそ リヒト:あと、その猫さんはチョコを食べても大丈夫なのか?前にテレビで猫にチョコが毒だって言ってたぞ 真昼:あー、いや、まあ、黒は雑食なんで、チョコも普通に食べますよ 黒:俺はチョコよりポテチの方がいいんだけど 鉄:なあ、この人数で作るなら材料を買い足すか? 真昼:いや、練習用にと思って結構多めに買ったから、これでも余るくらいじゃないかな? 黒:どうすんだよ、そんなに作って? ロウレス:あ、俺らだけで消費するより、せっかくなのは会場のみんなにお裾分けしたらどうですか? 真昼:会場? 御園:なるほどな リリイ:あ、せっかくですし、メッセージカードもつけましょうか! 椿:というわけで、会場の物販にてチョコがコーヒーを発売中! べる:買わないなんて選択肢はないよね! 桜哉:十個ください!真昼のやつ! 真昼:先紛れて宣伝かよ!あっていうか作るなら、そろそろ行かないと! 真昼:この人数うちに入るかな… 黒:バレンタインとも向き合えねー
真昼:な、やっと見つけた! 真昼:おー、黒! 黒:真昼 真昼:こっち買い物も終わったぞ!欲しがってたゲームなかったのか? 黒:あった、けど初回版AとB、どっちにするか迷ってる。 真昼:ん、それで中々戻ってこなかったのか… 真昼:そんなのどっちでも大して変わんないだろう? 真昼:なんだよ!その分かってねえなみたいな溜息! 黒:初回Aには限定のもちもち快眠枕がつくし、Bにはふわふわ熟睡ブランケットがつくんだぞ! 黒:究極の選択だろう! 真昼:どんなゲーム買おうとしてんだよ! 黒:あーだんだん選ぶの面倒くさくなってきた。両方買ってくれ。 真昼:この間恐竜とかを狩りするゲーム買ったばっかりだろう。買うならどっちか1本にしろ! 黒:じゃあ、俺がA買うからホワイトデーに真昼がBを俺にプレゼンとするってことで 真昼:バレンタイン何ももらってませんけども!!むしろ俺があげたよな?! 黒:こまけやつだな、じゃあ、Aのもちもち快眠枕 真昼:そっちでいいんだな?買ってくるぞ 黒:お、さっさと帰って、狩りのゲームの続きもやらねえと 真昼:お前な…分かった、帰ろう 真昼:あ、ホワイトデーと言えば、1階の特設コーナー今日までだったよな? 黒:お前1個もチョコレートもらってないくせに、やめとけ。自分に勝っても虚しいだけだぞ。それが許されるのは女子だけだ 真昼:ほっとけよ!ちょっと覗いてみるくらいいいだろうな。 真昼:美味しそうなやつあったら1個買ってやるから 黒:しょうがねな。
御園:高校1年の参考書は…この棚か? 御園:うん、(じー)、レベルの低い問題ばかりだな。別のにするか リリイ:(じじじじー) 御園:おい!リリイ!視線が鬱陶しいぞ! 御園:僕にくっついてこないで、店の外で待ってろ! リリイ:うん、ですが、御園が迷子にならないか、心配で 御園:こんな狭いフロアで、どうやったら迷子になるというんだ! リリイ:あーそんなこと言って、参考書コーナーに辿り着くまで散々迷っていたじゃないですか? 御園:あ!あれは!貴様を巻こうとして、わざとあちこち歩き回ったんだ!迷っていたわけじゃない! リリイ:あ!御園!こっちの参考書の方がよさそうですよ? 御園:ああ、そうか?…で、違う!口を出すな リリイ:しー、本屋では静かにですよ? 御園:たかが買い物くらい、僕1人でできるというのに! リリイ:ふふ、御園は以前と比べると、外出が増えましたよね~ 御園:そうか? リリイ:えー、以前は家の物に頼んで用事を済ませることが多かったですから、これも真昼君達の影響ですかね? 御園:影響などない!僕はただ、自分で使う参考書だから、自分で選んだ方が効率的だと思っただけだ! リリイ:おお!成長しましたね~御園… 御園:涙ぐむなあ! リリイ:お使いの様子を写真に撮っておかないと! 御園:お使いじゃない!カメラを向けるな!撮るな!
ロウレス:あ!リヒたん、リヒたん!ホワイトデー特設会場ってここじゃないっすか? ロウレス:すげえー人多いっすね リヒト:ち、なんで日本の休日はどこもかしこも混んでるんだ ロウレス:しょうがないっすよ。行列を見たらとりあえず並ぶのがジャパンの風習らしいし? ロウレス:で、今回狙ってる限定スイーツは何なんですか?またフォンダンショコラスか? リヒト:ついて来るんじゃねえ!消えろバカネズミ! ロウレス:あ、いてぇ、すぐそうやって蹴る、暴力天使! リヒト:ごちゃごちゃうるせえぞ!クズネズミ! ロウレス:あ、あんまりっすよ! ロウレス:俺花粉症だから、この時期あんまでか出かけたくないのに! ロウレス:リヒたんが今日しか出店しない店があるっていうからついて来たなのに リヒト:花粉症?なら、俺はクズネズミアレルギーだ ロウレス:クズネズミアレルギーって何っすか?俺といると、いつも全身痒くてしょうがないとか、そういう? リヒト:それだな ロウレス:ああああ!電波発言が痛すぎて全身痒くなるのはこっちっすよ! ロウレス:いい年した男が限定スイーツなんか買っちゃって、可愛いと思ってんですか?そういうのあざといって言うんですよ! リヒト:あー? 椿:あれ~?強欲の兄さんとそのイブじゃないか? ロウレス:あ?椿 椿:前にもこんな風にあったね!元気だったかい? リヒト:おい、待て!てめえが持ってる袋! 椿:あー、これかい?老舗の和菓子屋、夢夢あんのホワイトデー限定、和風マカロンスペシャルボークスだよ。 椿:最後の1個が買えるなんてついてると思わないかい? リヒト:最後の1個だと!? 椿:もしかして、君もこれが買いたくてきたのかい?なら、1足遅かったみたいだね。 ロウレス:え!リヒたんが狙ってたのってマカロンだったんですか?マジで女子みたいっすね リヒト:おい、それをよこせ! 椿:あー、嫌にきまてるじゃない リヒト:それは天使である俺にこそふさわしいんだ!クズ悪魔がさっさと浄化されろ! 椿:あ!ちょっと!暴力ふるな!この電波天使何とかしてよ!これじゃカツアゲじゃない! ロウレス:天使っつより大魔王っすね 真昼:おい、クロ店の中で猫の姿はまずいって!ちゃんと自分で歩けよ!黒:ニャー!引っ張んな! 真昼:ああーあ、ん?なんかこっちの方は騒がしいな? 黒:おい、近づかない方がいいって 真昼:でも誰か困ってるのかもしれないし… 黒:え? 椿:そうなんだよ!困ってるから助けてくれないかい? 真昼:な、椿!?それにリヒトさんとロウレスも! リヒト:あ!猫さん! 黒:だから近づくなって言ったのに! 真昼:どういう状況?なんかバレンタインの時も似たようなことがあったような… ロウレス:まさにそうっすよ!この2人が限定スイーツ巡って、あーでもないこうでもないって リヒト:またか! 御園:城田…って、なん、なん貴様ら! リリイ:これはこれは、皆さんお揃いで! リヒト:ち!また悪魔が ロウレス:なんでどんどん集まってきちゃうんすかね? 椿:兄弟ってそういうものなんじゃないの?はははははは、はははっはは、ああ、面白くない 真昼:えーと、椿今日は1人なんだな。 椿:君達と違って、僕のサブクラス達は忙しいからね。 椿:毎日僕のために色々動いてくれているんだよ?送ったトークアプリにも返信できないくらいにね 真昼:桜哉なら先、バレンタインのお返し何がいいってトークアプリが 椿:え? 真昼:え? 黒:まあ、なんだ、ドンマイ 御園:ドンハイポレントインのお返し? 御園:おい!リリイ、僕も城田にチョコレートをもらったか? リリイ:あ、えっと、そうですね! リリイ:バレンタインデーにチョコレートをもらった人は、その相手ホワイトデーにお返しする習慣がありますよ 御園:そんなルールがあったのか! 御園:だが、今挙げられるものなど…は!城田! 真昼:え、あ、え、あ、どうしたんだ?御園? 御園:バレンタインのお返しだ!受け取るがいい! 真昼:何この袋、う?!参考書!? 御園:あまり嬉しそうじゃないな 真昼:え、いや、うん、まあ、勉強は大事だけど、気持ちだけでいいって! 真昼:結局バレンタインはうちで一緒に作ったし、お菓子とか気を使わなくていいからさあ! ロウレス:あーそういや言ったっすね!結局チョコだけじゃなく、夕飯まで食ったような リヒト:猫さん付きのこたつ、あれはよかった。 黒:いや、俺こたつのオプションじゃねんだけど… 真昼:ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと!話を戻すけど、結局その限定スイーツはどうなったんだ? ロウレス:最後の1個椿に買われちゃったんですよね~ ロウレス:ああーかわいそうなリヒたん~また城田真昼に作ってもらうってのはどうすか? 真昼:え?いやちょっと? リヒト:クズネズミにしてはいいこと言うな 真昼:待って!待って!なんでまた突然のように、俺の家に来る流れになってるんですか? 御園:僕も行ってやっても構わないぞ リリイ:えー?ああ、御園が行くのでしたら、私もご一緒します! 真昼:ええー?な、黒もなんとか言ってくれよ! リヒト:よしよし 黒:ゴロゴロゴロ 真昼:いつの間にリヒトさんの腕に! 椿:うん、面白そうだし、僕も行っちゃおうかな! リヒト:あ?てめえは来る必要ねえだろう?くず悪魔 ロウレス:そうだ!そうだ! 椿:えー、1人だけ仲間外れなんて、寂しいじゃないか? 椿:なら、これならどう?きつねさんだよ、コンコン リヒト:きつねさん!よし、俺が抱っこしてやろう ロウレス:ちょろい!ちょろ過ぎっすよリヒたん! 椿:さあ!出発しようか 黒:うう、やっぱ真昼の方が1番落ち着くな。安定感はねえけど! 真昼:文句言うな乗るな! 真昼:はー、結局こうなるのか?向き合えね 黒:おい、俺のセリフ取るな 真昼:たまにはいいだろう? 黒:じゃあ、シンプルに考えて、向き合えねー 真昼:混ぜるのはどうなの!?
椿:さあー、集まったみたいだし、そろそろ始めようか? 真昼:いや、あの、何を? 椿:何って?ファミレスに集まってすることといえば、秘密の会合に決まってるじゃない? 真昼:えー、秘密なのに、ファミレスなの? 真昼:それに黒も面倒くせえって言って、来てないんだけど… 椿:怠惰の兄さんはいても、いなくても一緒だから構わないよ。どうせ人の話なんか聞いてないだろうし 真昼:まあ、確かにそうだけど ロウレス:会合だか、なんだか知らないですけど、要件があるなら早くして欲しいっす、俺今日この後バイトなんで ロウレス:あ、お姉さん、ポテト追加で リヒト:おい!くずネズミ、メロンパフェも追加しろ ロウレス:自分で頼めばいいじゃないですか? ロウレス:すいません!メロンパフェも追加 真昼:悠長に注文してる場合じゃないだろう!俺ら一応敵同士だろう? 椿:散々ドラマシーディーとかで一緒に温泉だの、プールだの雪合戦だのしてるじゃない? ロウレス:まあ、今更っすよね? 真昼:それ触れちゃいけないところ リヒト:このクリームソーダ輝く天使の鐘から生み出されたような甘さ 椿:あー、黙々と飲み続けてるところ悪いけど、僕、映画を撮ろうと思ってるんだよね? 真昼:は?いきなり何言ってんの?お��� 椿:だって今回の映画、僕の出番少ないんでしょう? 真昼:なん、なんか悪かったよ。それについてはなんかごめん 椿:ないなら、作っちゃえばいいんじゃない? 椿:ってことで、僕の、僕による、僕のための映画を撮ろうと思い立ったわけさあ ロウレス:そのことと俺らが呼ばれたことどう繋がるんですか? 椿:ああ、さしが悪いな、手伝ってもらうためだよ! 椿:今日は第1回スタッフミーティングってわけ! 椿:あ!強欲の兄さんは美術、そのイブは音楽担当ね! リヒト:なんで俺が悪魔のために協力しなきゃならないんだ? ロウレス:俺もお断りっす、冗談じゃねえすよ! 真昼:っていうかそもそもなんで俺たちなんだ?自分のサブクラスたちに手伝ってもらえばいいだろう? 椿:それじゃつまらないでしょう? 椿:こっそり撮って、サブプラスのみんなへ突然のサプライズ上映会、きっと全員感動でむせび泣くよ~考えただけで!ははははは、あはははははは、あはははは、あはっは、っ 真昼:ああ、もうー!ほら水、はい 椿:あ、ありがとう! ロウレス:わー、リヒたんとは別方向に頭があれっすね リヒト:あ?!なんか言ったか?バカネズミ リヒト:どうでもいいが、さっきからテメエの足邪魔なんだよ! ロウレス:ごめん~~長すぎて蹴ちゃったみたいっすね~ リヒト:バキバキに折ってやる! ロウレス:あ!いて!やったっすね!お返しっす! リヒト:悪魔のくせに天使の俺に勝とうなんざ!百万年早いんだよ。 椿:あああ!痛い痛い!ちょっと!僕の足にも当たってる!! 真昼:ちょっと落ち着けってみんな!ここファミレスだから、テーブルの下で蹴り合うな!ほら、ポテトとパフェ来たから! リヒト:ちっ ロウレス:ふん! 椿:はあー、あざになってる… 椿:もう監督は僕なんだから!スタッフは言うこと聞いてくれないと困るんだけど! 真昼:明らかに人生ミスです。 ロウレス:っつうか、出番はどうなってんだ?オレだって、オレ自分主演の映画撮りたいっすよ! ロウレス:かっこいいアクションにド派手なCG演出!こうスカットするようなやつ リヒト:クズネズミ主演の映画なんて誰が見る? リヒト:主役は天使たらこの俺!そしてその相棒は猫さん! リヒト:俺の天使力と猫さんの可愛らしさが欠け合わせた映画こそ、全世界が求めているものだ! 真昼:リヒトさん、リヒトさん、口にクリームついてますよ? リヒト:っん 真昼:は…おい、椿、映画撮るって言い出したのお前だろう?話が脱線してるけど? 椿:ファミレスの抹茶みずも、まあ、悪くないよね? 真昼:デザートに夢中になってる場合じゃないだろう! 椿:はは、ごめんごめん、まあ、でもアクションっていうのは採用かな?主演は僕!だけど、爆発をバックにかっこよく歩いてくるカートとかが取りたいよね! ロウレス:ダサイ、どうかでみたようなsceneっすね 椿:もうー、主演は譲らないけど、手伝ってくれるお礼にエキストラとして出してあげるからさあ、ちょっと真剣に考えよ リヒト:なんで上からなんだよ、てめえは ロウレス:そうっすよ大天使に対して頭が高いじゃないですか? 椿:うん、アクション映画か 椿:何か意見があるなら手を挙げてお知らせください! 真昼:挙手制なの?じゃあ、はい 椿:はい!城田真昼ね 真昼:あーこの間黒と映画館行ったんだけど、その劇場フォーディーエックス上映もやっててさあ、アクション映画ならそういうのも面白そうだなでちょっと思った リヒト:フォーディ…なんだそれ? ロウレス:オーディエクスっていうのはいわゆる体験型の上映方法っすね。 ロウレス:例えば車が走ってるシーンに合わせて座席シートがい揺れたり、あと嵐のシーンで水が降ったり、風が吹いたりまるで自分が体験してるみたいに映画を見られるんですよ。 椿:えー、面白そうじゃない!採用! ロウレス:あと、香りとかも設定できるらしいですね。 椿:じゃあ、僕が登場するたびにいい匂いがすりようにしようか~ 椿:うーん、お稲荷さんの匂いとか? 真昼:登場の度にいなり寿司のにおいてどうなんだ? 椿:じゃあ、抹茶 リヒト:俺はメロン ロウレス:オレは生ハムとチーズが大好きですね 真昼:全部混ざったら大変な匂いになるぞえー 椿:そんなにいうなら君の登場シーンにも何か匂いをつけてあげるからさあ、何がいいの?柔軟剤?消臭剤? 真昼:俺も食べ物がよかった! 椿:ん、文句が多いな 真昼:なんで俺がわがままみたいな扱いになってる 真昼:ぞっていうかさっき聞き飛び出たんだけど、俺は何の担当で呼ばれだんた? 椿:エリー 真昼:は? 椿:アシスタントディレクター 真昼:あー? ロウレス:ん、確かに向いてそうですね。ちまちま動き回るの。 リヒト:なるほど、適役だな 椿:撮影に関わる細かいプロ全般をお願いするよ!あとケータリングの手配もよろしくね 椿:美味しいやつ、美味しいやつ、美味しいやつ、僕安っぽい弁当は食べられないから 真昼:誰が手伝うか!! ?:お前だ。
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Am I a fairy or...? and 紡ぐ日常(メロディー) lyrics translation
Am I a fairy or...?
[Japanese] 「ボクは妖精だ…」と 気付いてしまった日 人と違うことなんかより 胸に想うことが 「たからもの」を守る その為についた羽根 人と違うこの役割(すがた)が 誇りに想えたんだ 生きる意味があるって チカラが溢れる ずっとずっと一緒だよと 決めたはずだったのに お別れってさ…いつも急だね 突然パアっと広がる世界 風に羽根が追いつけない 悲しくないなんてあるものか 怖さで震えが止まらない 守っていたと想ってた でも守られてたんだね その強さを知りたいから 感謝(サヨナラ)を言うんだ I am I-ai- 初めての景色は 個性が溢れてて 人と違ってよかったって 教えてくれたんだ 花の色、天気予報、子供の笑顔も 毎日、毎日、異なることで 地球は華やかに 彩って回り続ける 「やりたいことが出来たんだ」と 胸を張って歌うために 涙を拭いて旅にでよう それがどしゃぶりな雨でも やがてきっと出会うだろう 愛を伝えるべき人 まだ名も知らぬ君へと キスをあげるために I just wish you 明日(あす)のために今日を過去にして 新しいドアを開き 夢を掲げよう そして無限に広がる未来 風に羽根は喜ぶだろう 自分自身を信じゆこう 怖さもゼンブ抱きしめて 挑戦をし続ければ 神様は微笑むさ 自分が宝石になれ ボクはボクと叫ぶ I am I-ai- [Romaji] "Boku wa yousei da…" to kidzuite shimatta hi Hito to chigau koto nanka yori mune ni omou koto ga "Takara mono" wo mamoru sono tame ni tsuita hane Hito to chigau kono sugata ga hokori ni omoetanda Ikiru imi ga arutte chikara ga afureru Zutto zutto issho da yo to kimeta hazu datta no ni Owakarette sa… itsumo kyuu dane Totsuzen paatto hirogaru sekai kaze ni hane ga oitsukenai Kanashiku nai nante aru mono ka kowasa de furue ga tomaranai Mamotteita to omotteta demo mamoraretetan da ne Sono tsuyosa wo shiritai kara sayonara wo iunda I am ai Hajimete no keshiki wa kosei ga afuretete Hito to chigatte yokattatte oshiete kuretanda Hana no iro, tenki yohou, kodomo no egao mo Mainichi, mainichi, kotonaru koto de Chikyuu wa hanayaka ni irodotte mawari tsudzukeru "Yaritai koto ga dekitanda" to mune wo hatte utau tame ni Namida wo fuite tabi ni deyou sore ga doshaburi na ame demo Yagate kitto deau darou ai wo tsutaerubeki hito Mada na mo shiranu kimi he to kisu wo ageru tame ni I just wish you Asu no tame ni kyou wo kako ni shite Atarashii doa wo hiraki yume wo kakageyou Soshite mugen ni hirogaru mirai kaze ni hane wo yorokobu darou Jibun jishin wo shinjiyukou kowasa mo zenbu dakishimete Chousen wo shitsudzukereba kamisama wa hohoemu sa Jibun ga houseki ni nare boku wa boku to sakebu I am ai [English] The day I realized that "I'm a fairy…" It's because of what I feel in my heart rather than being different from others These wings that are attached here to protect "my treasures" I felt proud of this look (role) of mine that was different from others My power overflows knowing that there's meaning of life Even though we've decided we'd always be together forever Farewells are always so sudden, aren't they… The world suddenly expands in a flash, and my wings can't keep up with the wind There's no way I'm not feeling sad, I'm so scared that I can't stop trembling in fear I thought I was the one protecting you, but I was the one who got protected instead, didn't I? I want to know that strength of yours, so I bid my farewell (thanks) to you I am I (Ai) The scenery I saw for the first time, overflows with my own individuality It told me how glad I am that I'm different from others The color of the flowers, the weather forecast, and the children's smiles They all can be different every single day The earth continues to rotate in brilliant colors So that I can proudly sing, “I was able to do what I wanted to do” Let's wipe our tears and go on a journey, even if it's in a pouring rain I'm sure that someday I'll meet them, someone who I'll convey my love for To give a kiss to you, whose name I haven't known yet I just wish you Let the past be the past for the sake of tomorrow Open the new door and pursue our dreams And then, my wings will rejoice in the wind as the future expands to infinity. Let's believe in ourselves and embrace all of our fears As long as you keep trying, the God will smile upon you. Turning myself into a jewel, I'll shout that "I am me" I am I (Ai)
紡ぐ日常(メロディー)
[Japanese] どうってことない日とか 冴えない日だってあるさ でも大丈夫 ボクと特別にしていこう 紡ぐ日常(メロディー) さぁ一緒に歌おう 凹んじゃってる君の顔 小さい声はもはや聞き取れなくて 覗き込んだ瞳 溢れる涙 何があったか話してよ なんて言いながら尊くて 胸が締め付けられそうだ この気持ち… これこそが… 愛なんだ!(It's LOVE!) 君とだから知ることが出来たんだ 大切な今日が色づいてく データだけじゃ分からない 非合理的な感情なんてちょっといいね 君の(LaLa…)涙(LaLa…) ボクが拭いてあげたいんだ ずっと… 自由に生きてみよう 何だって出来るから 踏み出してみて 自分の世界を変えられるのは 自分だけだと思うんだ なんて言うだけは容易いって? ホントだって! 口にして ほらなんだか 出来そうな気がしない?(しない?) 君とじゃなきゃ見ることもなかった 新しい夢 息づいてく 「手を伸ばせば白い雲も掴めるかな?」と 君が笑っているから 二人で笑った 忘れないで ボクがいること 紡ぐ日常(メロディー) 重ねて行こう 寂しい時 嬉しい時も ユニゾンしよう 君と歌うことに意味があるんだ もっと… 君とだから知ることが出来たんだ 大切な今日が色づいてく データだけじゃ分からない 非合理的な感情なんてちょっといいね ボクが(LaLa…)ボクで(LaLa…) あり続ける理由はひとつ 君と生きるため 特別なメモリー増やそう さぁ一緒に歌おう 声を聴かせてよ LaLa… LaLa… LaLaLaLaLa… LaLa… LaLa… [Romaji] Doutte koto nai hi to ka saenai hi datte aru sa Demo daijoubu boku to tokubetsu ni shite ikou Tsumugu merodii saa issho ni utaou Hekon jatteru kimi no kao Chiisai koe wa mohaya kiki torenakute Nozoki konda hitomi afureru namida Nani ga atta ka hanashite yo Nante iinagara tattokute Mune ga shimetsukerare sou da Kono kimochi… kore koso ga… Ai nanda! (It's LOVE!) Kimi to dakara shiru koto ga dekitanda Taisetsuna kyou ga irodzuiteku Deeta dake ja wakaranai Higouri teki na kanjou nante chotto ii ne Kimi no (LaLa…) namida (LaLa…) Boku ga fuite agetainda zutto… Jiyuu ni ikite miyou Nandatte dekiru kara fumidashite mite Jibun no sekai wo kaerareru no wa Jibun dake da to omounda Nante iu dake wa tayasuitte? Honto datte! Kuchi ni shite Hora nandaka dekisou na ki ga shinai? (shinai?) Kimi to janakya miru koto mo nakatta Atarashii yume ikidzuiteku "Te wo nobaseba shiroi kumo mo tsukameru ka na?" to Kimi ga waratte iru kara futari de waratta Wasurenaide boku ga iru koto Tsumugu merodii kasanete ikou Sabishii toki ureshii toki mo yunizon shiyou Kimi to utau koto ni imi ga arun da Motto… Kimi to dakara shiru koto ga dekitanda Taisetsuna kyou ga irodzuiteku Deeta dake ja wakaranai Higouri teki na kanjou nante chotto ii ne Boku ga (LaLa…) Boku de (LaLa…) Ari tsudzukeru riyuu wa hitotsu Kimi to ikiru tame Tokubetsu na memorii fuyasou Saa issho ni utaou Koe wo kikasete yo LaLa… LaLa… LaLaLaLaLa… LaLa… LaLa… [English] There are days when nothing special happens or boring But it's okay, let's do something special with me Now, let's sing along together, to the spinning melody (of our daily life) You look so downcast You can't even hear a single thing I said I could see your overflowing tears as I peered into your eyes Hey, talk to me if something happened I said that casually, but in truth you're so precious to me My heart feels so tight like it's being squeezed These feelings… Yes, it's what you call… Love! (It's LOVE!) It's because I'm with you that I came to know How this precious day become so colorful These illogical feelings that you can't understand Just from data alone are kinda nice I (LaLa…) want (LaLa…) To wipe away your tears forever… Let's live our life as we want I'm sure you can do anything, so try to take a step forward I believe that you're the only one who can change your own world It's eaiser said than done, you say? I'm telling you the truth! C'mon, say it Look, don't you feel like you can do anything now? (Don't you?) I would've never seen it if it's not for you How this new dream would come to life "Do you think we could catch the white clouds if we reach out our hands?" Seeing your smile made me laughed alongside you Please don't forget that I'm here with you Let's overlap the spinning melody (of our daily life) Singing in unison, through lonely and happy times There's a meaning when we sing together More… It's because I'm with you that I came to know How this precious day become so colorful These illogical feelings that you can't understand Just from data alone are kinda nice There's (LaLa…) only (LaLa…) One reason why I can continue to be myself So that I could live alongside you Let's create more special memories Now, let's sing along together Let me hear your voice LaLa… LaLa… LaLaLaLaLa… LaLa… LaLa…
#mikaze ai#the translations might not be fully accurate#if that scenery is a reference to the indigo-colored sky...#that means the next line of being different than others might also be a reference to aine... welp#also you might be confused as to who he's talking about at the beginning part of fairy since he said he haven't met that someone yet#don't worry me too :"))#that part really fumbled me up so im just... going to keep it like that until further context ww
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MPW Ep 6 Subtitle Corrections
Masterlist: EP 1 || EP 2 || EP 3 || EP 4 || EP 5 ||
Y: 正直言って 怖い 近づく度に 心臓が跳ねるから 何なら近寄らないで欲しい 住む世界が違うから 好かれたいとかは思わない ただ。。。 嫌われてしまったら死んでしまうかもしれない 想像するだけで 胃液がせり上がった Y: To be honest, I was scared. Because whenever he came close to me, my heart leapt and skipped a beat. I wished that, if possible, he wouldn't come near me because we lived in different worlds. 'I want him to like me' - I never had a thought like that. It was just... If he ended up hating me then I felt like I might die. Just thinking about it made my stomach turn.
We've seen for awhile that Yoh's fear that Segasaki will one day come to disdain him is what keeps him from voicing his thoughts out loud - but it is in Ep 6 that we truly learn the intensity with which Yoh feels, and come to understand why that fear overwhelms him to the point that he is incapable of hearing Segasaki's love for him.
Or, Yoh sees Segasaki for the first time and literally starts spouting poetry in the way only a visual artist can. Get ready for a lot of interaction breakdowns - this episode tells us quite a lot about these two! Same translation disclaimer applies, Ep 6, let's go!
S: 相変わらず 歩くの遅ぇな S: As usual, he walks so slowly
Y: あのさ 実は Y: 出てくるときにケンカしちゃって M: え?どうしたの Y: お前の仕事なんてどうでもいいって言われた M: 瀬ケ崎さんが?そんなこと言ったの? Y: どうでもいいって なんだよ Y: 人が一所懸命やってることに対して* Y: 最低だよ あいつ* Y: You know... actually Y: When I was leaving we got into an argument M: Huh? What happened? Y: I was told "I don't care at all about something like your work" M: By Segasaki-san? He said something like that? Y: "I don't care at all"... what's with that! Y: To say that about something that someone is giving their all for...* Y: He's the worst, that guy** **Yoh uses あいつ (aitsu) to refer to Segasaki as "that guy". This is again considered rude, though is often used amongst male friends as well (like calling someone an asshole/bastard). He tends to use this word to refer to Segasaki in his head, especially when he's annoyed with him.
*Just like at the end of Ep 5, where Yoh emphasizes that he will become someone who can earn more as opposed to just earning more, here Yoh specifies that he is upset with Segasaki's response to his work, rather than being upset with the response being directed at himself, as the original subs imply. It's a small difference but I think it's important because it fits with his entire character. He has consistently only been triggered by comments about his work, not about him as a person. Yoh is self-conscious and sensitive about his work, because he sees competence as a measure of worth. It's precisely because he ties his self-worth to his work that he falls into such a deep depression in Ep 5, and it is the same reason why Yoh does not understand what good Segasaki could possibly see in him - after all, there is no merit in just being who he is, only in the work that he can do.
Y: いや それは都合よく受け取り過ぎだよ Atsuya: ダヨ君 言葉って受け取り方が9割だからさ A: 同じ言葉でも その時の気持ちやコンディションによって A: 違った意味に捻じ曲げちゃうものなんだよ A: ダヨ君が元気な時だったら もっと甘~く聞こえたんじゃない? Y: No, that's just over-interpreting it in my favor Atsuya (Man-san's husband): Dayo-kun, they say that about 90% of the meaning words convey comes down to the way we interpret them, so A: Depending on the way we feel, or our condition in that moment, that meaning can end up distorted and warped, even if the same words are used, you know? A: If Dayo-kun you, had been in a happier mood, might it not have sounded a lot sweeter to you?
Y: ん。。。いや、違うんです Y: 俺とあの人って そういう感じじゃないんで Y: Mm... No, it's not like that Y: That person and I, well... that's not what it's like (between us), you see
Y: あの人を初めて見たとき この星の生き物じゃないかもしれないって思った 少なくとも地球上で見たものの造形の中で 一番きれいだとおもった 耳の形 鼻筋 下顎角のライン 唇の膨らみ きっと見えない眼球の形状まで きれいなんだろうなって
Y: When I first saw that person I thought that he might not be a living thing from this planet At the very least, out of all the forms that I had ever seen on this Earth I thought he had the most beautiful one. The shape of his ears, the ridge of his nose, The line of the angle of his jaw, the full contour of his lips Even the structure of what could not be seen - the globe of his eyes - I thought for sure that too must be beautiful.
Y: 趣味で漫画は描いてたけど 現実の人間を描くのは初めてだった それに 男を描きたいと思ったのも初めてだった 今 目に焼き付けて 描きつけておきたい衝動に駆られた たぶん あの美貌と同じ空間にいた そのせいで 俺は おかしくなっていた Y: I had drawn manga as a hobby but It was my first time drawing a real live person. And, It was also the first time that I thought "I want to draw a man" In that moment, driven by impulse, I wanted to burn his image into my eyes, to capture his likeness down on paper. Probably, it was because I was in the same space as that beauty. It was because of that, that I began to go crazy.
At 06:44, when Segasaki's green shirt classmate comes in calling his name, you can see that Yoh mouth’s "Mizuki" after he hears it.
(Btw Green Shirt later wears a Red Jacket, and is played by Nishimoto Maiki, the leader of the group Acchan is in - GENIC. Cute shot of the 3 of them here)
S: 直接何かしてくるわけではないし 別にいいと思うけど S: Well it's not like he's doing anything to us directly... I think it's fine actually
Y: 女の子が相手なら 一目惚れだとはっきり思ったかもしれない でも ただただきれいな男だったんで 自分の脳が そこまで処理しきれなかった Y: If it was a girl Then maybe I would have clearly understood that this was love at first sight But it was just very simply, a beautiful man so My brain couldn't handle processing more than that
Most of this is not subtitled, and it’s a little muffled, but as the group walks over you can hear that Segasaki is the center of their conversation here, though he's not actually participating in it much. It speaks to the group dynamics, so I'm including it here (Segasaki is bolded):
Girl: ええ? S: ちがうよ Red Jacket: 瑞貴じゃん、ね、今ね? Girl どうせモテるじゃん S: いやモテない Red:モテるよ瑞貴が Girl: 告白されてるよ どうせ Red: されてる されてる Girl: あれ!ぼっちくん*じゃん Red: うわっ マジだ ぼっちくんじゃん Boy: いつも俺たちのことチラチラ見てる Girl: ちょっと来なよ おしゃべりしたげるからさ** Girl: Whaat? S: It wasn't Red Jacket: It was (said to) Mizuki wasn't it, right? Just now? Girl: I mean you're popular anyway! S: No, I'm not Red: Mizuki's popular Girl: Whatever it is, that was a confession (you received) Red: It was, it was Girl: Oh hey! Why, isn't it Little Loner*? Red: Oh snap, you're right! It is Little Loner! Boy: The one who always sneaks looks at us Girl: Come here a bit, we'll talk to you, ok?** *ぼっちくん (Bocchi-kun) - Bocchi is slang for loner, and by adding the suffix "-kun" to it, they've turned this into a diminutive, like a nickname. It sounds cute and friendly, but is clearly meant as a casual sort of insult, so I've translated it as "Little" here. **This is an interesting line to discuss. She tells Yoh to come over, using the phrase 来なよ (kina yo) - this is the same "na" that Segasaki uses in Ep 4 actually, when he tells a drunk Yoh to go sleep in the room. It's the exact same word form, but where it was tender when Segasaki said it, it's highly insulting here - and the reason is because of the context and their (non-existant) relationship. She may be Yoh's senior, but this is the first time they're meeting, and they are nowhere near close enough that this phrasing would ever be seen as appropriate. She then tells him "we'll talk to you", using the colloquial form of "~したあげる (shita ageru)" aka "to do for you" - in other words, she's framing the action of them talking to him as if it were a gift from them to him (this word form also implies they are above him in the hierarchy). She also adds the polite prefix "O" to the word for "talk", which in this context is meant to make her appear sweet and ladylike. In other words, with just one line, she has insulted Yoh not only by talking down to him as if he were a small child or a pet, but also by insinuating that she's a sweet, lovely person who has been so kind as to deign to speak to him.
Y: あの。。。俺* 買ってきます Y: 絡まれてるより100億倍マシだわ Y: Um... I*... will go and buy it. Y: That's definitely 100 million times better than getting harassed by them *Yoh still uses the masculine pronoun 俺 (ore) for "I" here (the same one he's used in every episode) which is remarkable for the fact that he doesn't switch to the more polite form 僕 (boku). Nowadays, it isn't really expected per se that a junior make this switch - especially since "ore" is usually the go-to pronoun for most male university students - but the switch wouldn't be surprising either, given that they are his seniors. Yoh does acknowledge their seniority when he uses the formal -masu form of the word "to buy" - but in the context of them bullying him, the choice to stick with the more masculine pronoun "ore" suggests that he isn't intimidated by them.
Red: セルフパシリって すごくね? Girl: やばいよ Red: He automatically offered to be an errand boy! Isn’t that crazy? Girl: It’s nuts!
パシリ(pashiri) - to be made to run errands - is slang, and it is used specifically to refer to cases where someone with more social power orders another around. It’s almost always linked to bullying or misuse of social power – so by using this word, these guys - they know exactly what they are doing.
Y: クソだよ あいつら* Y: Those bastards*… they’re trash *Yoh uses the same word あいつ (aitsu) to refer to the gang that he did at the beginning of this episode to refer to Segasaki - once again it is the context that changes the meaning of this word. With Segasaki, it is proof that they share a close relationship. With these upper classmen that he's just met - it's definitely rude.
This is a very common form of bullying in school, and evidently, Yoh recognizes it immediately. The fact that he jumps so quickly to cooperating with it tells us sadly that this is something he's familiar with - he's likely been bullied before. This is unfortunately, unsurprising, because Yoh doesn't adhere to social norms very much. He eats alone, he stares at people, he doesn't greet his seniors properly (that slight bow is not enough, there should at least be a verbal greeting of some sort).
In my post on amae, I talked about how the interdependent self-construal means that one's ability to assimilate is seen as a value. In the same vein, people who do not fit in with the group, or who do not conform, are not looked upon favorably in Japan, because it is often assumed that they simply do not want to. It is not that they are unable to assimilate, it is that they are refusing to make an effort to be part of the group, and thus the fault and blame lies with them. Ostracization of those different therefore, is the expected consequence and punishment that the group metes out. All of us have to do our part to adhere to the rules of the group - what makes you so special that you can do your own thing? If you just did your job of fitting in like the rest of us have, well, then you wouldn't be in this position in the first place, now would you? - This sort of justification is the reason why bullying in Japan can become very, very extreme, and why despite efforts, has been so difficult to eradicate.
S: そんなに 一人で持てないだろうと思って S: 貸して Y: ありがとうございます* S: 行こう S: I thought all of that was probably going to be too much for one person to carry S: Pass it over Y: Thank you very much* S: Let's go
*Yoh uses the full, polite version of "thank you" here, and he will, for the most part, continue to use desu/masu forms with Segasaki, and answer him politely, in recognition of their senior/junior relationship. Similarly, Segasaki uses informal forms with Yoh, though he maintains a friendly demeanor and does not drop to rude forms at all, because they aren't that close yet. Note how he says 行こう (ikou) for "let's go" here - different from his present day "we're going", which leaves no room for argument.
(Also, he took the heavier bag of drinks (´ ▽`).。o♡)
S: 結構歩くのゆっくりなんだね Y: よく 言われます S: 君 名前は? Y: あ 葉って言います あの。。。葉っぱの S: ふーん 葉くんか Y: はい S: 俺は Y: 瑞貴...さん S: なんで知ってんの? Y: あ そう呼ばれていたので S: よく 聞いてんな Y: はあ まあ。。。
Let's break this down to look at some social cues and nuances:
S: You walk quite leisurely, don't you? Y: I've... been told that a lot
This is more than just a callback to the beginning of the episode (or a chance to contrast how much more polite and sweet Segasaki sounds here 😂) - This is another way in which we see Yoh does not fit in. Segasaki is his senior, who has gone out of his way to come help him (never mind that Yoh's being bullied), and he should at the very least, be trying to match Segasaki's pace, not making him wait like Yoh does here. Segasaki's comment should be taken as much as an expression of surprise, as it should a cue to catch up - Yoh glances briefly at Segasaki after this line (which seems to amuse the latter) but he doesn't actually apologize outright or walk any faster. He does admit that he's been told this often - which sometimes can work as a concession, because you sort of validate what the other person is saying, but at the same time you aren't quite agreeing either. That said, it can backfire, because it means you've been made aware of your habit and yet have done nothing to change it. Segasaki doesn't seem to mind though, and actually matches Yoh's pace here.
Speaking of "pace" - "マイペース" or "my pace" is a loan word from English, and is a term used to describe someone who tends to do things, well, at their own pace, or in their own way, and who isn't bother by the people or goings-on around them. Usually meant as a benign, sometimes affectionate comment on someone's personality, it often brings to mind the image of someone who appears to drift during conversations, who might be a little "slow" in social interactions, or who physically lags behind the group. It can have negative connotations, because it means the group needs to make concessions for this person (like looking for them when they've wondered off). Yoh is the epitome of someone who is "my pace", and I'm very sure that the emphasis on his slow walking is not just a peculiar quirk of his character, it's an intentional part of the character design to show how Yoh is different.
S: *You... what's your name? Y: Ah, I'm called Yoh. Um... written with the character for "leaf" S: Hmm~ Yoh-kun huh.. Y: Yes
*Segasaki uses the polite pronoun 君 (kimi) to refer to Yoh here, as opposed to the rougher お前 (omae) that he now uses in the present day.
That little action Yoh does whilst saying "leaf" is him drawing out the kanji character for his name. It's quite common to tell someone which character is used to write your name, because the characters usually mean something, and it helps others to remember. Strictly speaking, Yoh really should be introducing his full name here, but judging by how he's been fiddling with the plastic bag, he's probably just too nervous to realize.
S: I'm Y: Mizuki...san S: Why do you know that? Y: Ah... that's what.. you were called (by them) so... S: You listen closely don't you Y: Ahh.. yea...
Nice save 😂First of all, it's extremely unusual to jump straight to using someone's first name instead of their family name (unless you're still a kid), let alone doing it to an upper classman, though Yoh does manage to tack on the polite suffix "-san" at the back. It's the verbal equivalent of stepping right into someone's personal space and touching their bag or something and then being all "er there was something there...". It's just weird and borderline inappropriate 😂 The fact that Segasaki doesn't scold him for taking such a liberty, or show any sign that he appears weirded out by it (in fact, he actually goes along with it!) tells us that Segasaki is a very kind (yasashii would be the right term here, the same term that appears at the end of this episode) or at least a very tolerant individual though I'd also like to think he just finds Yoh's strange ways a little cute too.
S: いま 楽しい? Y: え?あ いえ S: 絡まれて パシらされてさ Y: ああ。。 S: どう? Y: いや たのしくないです Y: 瑞貴さんは? S: 俺? Y: はい S: 全然楽しくない S: 内緒ね Y: はい
Continuing with the breakdown:
S: Is it fun? Y: Huh? Ah no-
Segasaki's tone changes here to a more serious one - all he does is stress the final syllables of the word "fun" to indicate he's asking a question, instead of adding any end particles that might give more context, or that might soften the tone. The topic switch is a little sudden, which is why Yoh seems a bit confused. It doesn't help that the words are a little ambiguous - it literally translates to "now, fun?" - except the Japanese word for "now" is often used to mean "just now" as well, because the Japanese concept of time is not quite as linear as it is in West. "Now" doesn't just refer to "this current exact second we are in", it extends from whenever the "current activity" began right up to "this current exact second" - the key is figuring out what the current activity is 😅. Because Segasaki jumps into this topic so suddenly, and without much contextual cues, Yoh can't quite tell whether he means now, as in them walking together, or now, as in, the whole being sent on an errand thing, which is why Segasaki clarifies in the next sentence:
S: Being hassled, and sent on errands? Y: Oh... S: So? Y: No, it... isn't fun.
Segasaki watches Yoh closely whilst he waits for the answer to his question. This is Segasaki checking that Yoh knows he's being bullied, and it's also permission to talk about the topic. Once he confirms that Yoh does know what's happening, he looks away again.
The exchange tells us a lot about Segasaki's character, because often, the reason why bullying goes on for so long is that no one is willing to talk about it. Everyone knows what's going on, but no one acknowledges it. The fact that Segasaki jumps straight into it hints to Yoh that he doesn't agree with what his "friends" are doing (whether Yoh catches that hint or not is a different story). It also tells us, the audience, that he isn't afraid to speak up about things he disagrees with (similar to how he spoke up for Yoh when Yoh was sketching in the cafeteria) - but not to the extent that he'll do something which threatens the harmony of the group outright. This is tatemae/honne, which I talked about briefly in the amae post as well, and linked to this street interview video for real life examples. In short, tatemae is your ability to avoid conflict and smooth over group interactions, and is seen as an essential and positive trait. Segasaki is very good at this, even at this stage in his life, which is part of why he is so well-liked.
Y: What about Mizuki-san? S: Me? Y: Yes S: I'm not having fun at all S: It's a secret, yea? Y: Yes
This is cute, and tells us about Yoh's character too. Firstly, he's still persisting in his use of "Mizuki-san", though he's being really tentative about it, like he's testing whether or not it's okay. Secondly, he's actually asking Segasaki directly to confirm his stand on what his "friends" are doing. Is this Yoh being daring, or just his slightly awkward, somewhat tactless self? I couldn't tell you 🤣 It's likely a bit of both.
In response, you can hear the surprise in Segasaki's voice, but he doesn't hesitate to detach himself from the actions of the group. The way he invites Yoh into his group here, by acting as if he's let Yoh in on a secret, is very charming obviously, and reminds me somewhat of how in Ep 4, he suddenly drops to "Kanami-san" when talking to Man-san too. This again fits with how his "public mode" has been consistently portrayed thus far - nice, charming, polite, good-looking, and obviously popular (Ep 3, the girls in the cafe at the back, Ep 4, the way he talks to Man-san, this Ep, where he's even been proposed to).
Guy: 俺の水がきたかな? Red: あいつ覚えてるかな Guy: 確かに 待たせたな S: ごめん 葉くんお腹痛いんだって だから連れて帰るわ はい Girl: 瑞貴まで帰らなくてもいいんじゃん S: しんどいのに 一人すんのかわいそうでしょ* S: じゃあ またね また S: 行こう Red: 優しいな** 瑞貴 Girl: でも 帰っちゃったよ Guy: Is my water coming? Red: Will that guy remember? Guy: Good point, he's really made us wait S: Sorry! Yoh says he's got a stomachache, so I'm gonna take him home. Here! Girl: Huh? But it's not like Mizuki you have to go too right? S: Leaving him all by himself right when he's having a hard time - wouldn't you feel bad for him?* S: So, see you guys later, 'kay! Bye! S: Let's go Red: Mizuki's really kind** isn't he? Girl: But, he's leaving you know!
*Segasaki does a very small switch up to the polite form here, as he takes the moral high ground by reminding the girl that as Yoh's senior, they have an obligation to take care of him when he's unwell. He's still friendly about it though. **優しい (yasashii) - kind. This word pops up a lot to describe Segasaki, we'll talk about it at the end of this episode.
Y: あの いいんですか? S: あそこ戻りたかった? Y: いえ Y: Um... is this okay? S: You wanted to go back there? Y: No
Y: いつも 友達に囲まれてるこの人が なんでこうして 俺と一緒に歩いてるのかわからなくて 不思議だった Y: This person, whose friends were always surrounding him... I just couldn't understand why he'd walk together with me like this It was a mystery to me.
Y: あの顔が 信じられないほど近くにあった 耳元に届いた声の響きまで 良いものであることに 気づいてしまった Y: That face was... so close to me I could scarcely believe it And it dawned on me then How wonderfully pleasing Even the notes of his voice drifting pass my ears sounded
The scene in the library I've included right at the top, but I'm going to add the conversation that happens during Yoh's monologue, since the subs have them sort of mixed in.
S: 葉 S: 何してんの? Y: え?えと、あの、本を探せて... S: この本面白いよ Y: え? Y: ありがとうございます S: また感想教えて Y: はい S: Yoh S: What're you doing? Y: Eh! Um, ah.. I'm looking for a book... (inaudible) S: This book is interesting Y: Eh? Y: Thank you very much S: Tell me your thoughts on it next time Y: Yes
Segasaki's already dropped the polite suffix "-kun" behind Yoh's name here, and doesn't actually bother to let Yoh finish saying thank you before he tells him to report back about the book. Yoh on the other hand, is still using the full, formal and polite version of thank you, and answers him properly. Segasaki's taken the initiative to get closer to Yoh - he's already speaking to him like how he does in the present day (just, not roughly), but Yoh hasn't gotten comfortable enough yet to drop the formalities - or, he simply may not be sure if he can.
Navigating formalities and when to drop them is tricky, and requires some degree of social intuition. Generally speaking, Segasaki dropping a speech level should be a sign that it might be okay for Yoh to drop as well (not to the same level of course, just a little less formal) - but given how Yoh sees them as living in different worlds, and how fearful he is of being hated, it's unlikely that he'd want to touch the status quo.
Y: あの人の気持ち? Y: That person's feelings?
Yoh's pretty much stuck to the phrase "that person" when referring to Segasaki this whole episode, even during his flashback. He tends to do this when he's feeling some distance between them (like in Ep 2).
On screen messages: Y: What is Kintsuba? S: You don't even know what Kintsuba is? Y: I'm sorry [Yesterday] S: I'll be back late today Y: Understood [Today] (unread) S: Just give the editor some kind of excuse, and come back right now
A: 随分 追い込まれてたねぇ Y: 気持ちを言葉にするとか あんまりしたことなくて Y: 他人の気持ちなんて なおさら A: You've pretty much been cornered, huh?* Y: Putting feelings into words and all... I've never really done that myself... Y: Let alone (doing that for) another person's feelings. *This is in reference to Man-san asking Yoh to write out Segasaki's feelings
A: めちゃくちゃにしてやる, めちゃくちゃにして..x10 A: Gonna mess you up, mess you up... x 10
Yes, this does sound like a line straight out of a bad Jp AV 🤣🤣. I mean, we're talking about scenes from Man-san's manga right? That they had to mosaic out? 🤣🤣
Now you know why Segasaki is pissed.
S: 可奈美さんも一緒に仕事してるんですか? M: すみません!瀬ケ崎さんにご報告もせずに進めてしまって S: いや、可奈美さんのせいじゃないですよ S: Kanami-san, are you also doing your work together with him? M: I apologize! We ended up moving forward without even alerting you about it! S: No, it's not your fault, Kanami-san
You can tell Segasaki has misunderstood here - he thinks Man-san has also been called to work at this Editor's place, and is completely not listening to what she has said, hence her ?? reaction 🤣
S: あ、すみません 急用ができてしまったので葉を迎えに来ました S: Ah, I apologize An urgent matter arose, and so I've come to pick Yoh up.
Segasaki's being quite formal here, but this is not the way to be polite. The "proper" way to request leave to go home early on behalf of someone else would be to first, apologize specifically for the disruption, introduce yourself and your relation to that person, apologize that an urgent matter has come up, regrettably but firmly insist that said person must return home immediately on pain of death, apologize again for all the trouble caused, promise to make up for it, humbly ask for understanding, and then apologize your way out the door.
So yes, despite the polite word forms this is quite rude, and is so far removed from Segasaki's usual "public mode" that it cracks me up. Segasaki's composure is unravelling by the second in these next few scenes - he is pissed and absolutely does.not.give.a.shit. 🤣
From right to left: S: So, this bastard is the famed Editor huh... S: Don't you dare try to deceive and pull tricks on Yoh! S: The hell you doing touching him like that so freely!! A: Who (is this)?
The language gets progressively ruder the more the speech bubbles get pointy and the larger the font gets🤣🤣
M: 瀬ケ崎さん やっぱ強いわ~ M: Segasaki-san really has a strong presence after all~
Y: 黙っててごめんなさい* S: あのさ Y: はい S: ああいうのがいいわけ? Y: え? S: 俺より あの男のどこがいいわけ? Y: I'm sorry for keeping this from you!* S: Tell me Y: Yes S: Is that what you like? Y: Huh? S: Compared to me, just how is that guy better? *Yoh uses the full but informal version of "sorry" here - gomen nasai. Making a note of this here so I can come back to it in one of the analysis posts.
Y: え、いや Y: 比べるものじゃないと思うけど。。 S: あるんだろうが 俺より いいところが S: まあ、納得する理由がない限り俺は認めねえけどな Y: 強いて言えば 優しいかな* Y: 人の話を ちゃんとじっくり聞いてくれるし Y: Um, no... Y: I don't think it's something that can be compared... S: There is something, isn't there? Some way in which he's better than me S: Though, unless you give me something I think is reasonable I won't accept it Y: Well if I had to say something then... maybe, he's kind?* Y: I mean, he listens carefully and attentively to what someone has to say...
*優しい (yasashii) - often translated as "kind", it encompasses the ideas of "caring", "tenderness", "thoughtful/considerate", "warm/gentle". It's often a trait people say they look for in their significant other.
This word has come up often to describe Segasaki - in Ep 2, Segasaki uses it to describe himself, in Ep 3, Yoh uses it to describe Segasaki's voice, and of course here in Ep 6, red shirt uses it to describe Segasaki again. Even when the word isn't said out loud, a lot of Segasaki's actions would fit this word - In Ep 2, when he picks up after Yoh and comforts him during their not-argument. In Ep 3, when he passes Yoh his gift, and implies there's nothing to be sorry for. In Ep 4, the way he coaxes Yoh. In Ep 5, when he takes care of Yoh. In Ep 6, he speaks up for Yoh in the cafeteria when he doesn't have to, when he goes to help Yoh. The irony of this moment is that Segasaki puts in a lot of effort and probably does pride himself in being yasashii, and he listens to Yoh better than Yoh listens to himself, and yet he hears from Yoh that he isn't yasashii or attentive, which explains the pained expression on his face.
S: あ、そう S: 俺先行くわ* S: Oh, is that so? S: I'm going ahead then* *わ (wa) - this ending particle puts emphasizes one's statement, but is not one that Segasaki usually uses. It's less forceful that his usual speech, because he's quite hurt by Yoh's statements.
Y: かばんに入ってたやつ 戻しといてから Y: The thing that was inside my bag, I put it back so... The way Yoh ends this sentence leaves room for a follow up - it's an invitation to continue the conversation, which we actually have not seen him do with Segasaki, and that's why he looks so dejected when Segasaki rejects that invitation by walking away.
Though it's been hinted at throughout the show, Ep 6 is where we get confirmation that Yoh's just never quite fit in with the crowd, and that Segasaki has always been in the center of it. The stark difference explains why Yoh is so afraid that one day he will do something to make Segasaki hate him, and why he reflexively rejects the idea that Segasaki could possibly love him.
This episode is painful, for both of them. For Yoh, because from the intensity of his monologues, we finally get a sense of how big a presence Segasaki is to him, and therefore, how devastating it would be to lose him. For Segasaki, because for all that he can read Yoh, for all that he has done to try and reassure Yoh of his love, he still cannot make Yoh see, cannot make Yoh hear.
"If he ended up hating me then I felt like I might die."
It is precisely Yoh's love for Segasaki that makes Yoh fear the possibility of losing him, and it is that fear that blinds, deafens and mutes Yoh to the very thing he hopes for. And it is in trying to protect himself, that he inadvertently hurts the very person he loves so much.
#my personal weatherman#taikan yohou#体感予報#MPW subtitle corrections#mytranslations#segasaki x yoh#Ep 6 has given us a lot of context about these two#and reinforces again that it doesn't matter what Segasaki might say or do#Until Yoh sees the good in himself#he's not going to overcome that fear#Segasaki literally gives up his best ability here#he let's his composure slowly unravel throughout this whole ep#he loses the very thing that triggers Yoh's feelings of inadequacy#and yet Yoh doesn't even notice#ahh this is what happens when you love a “my pace” person
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Ai's Solo Best Album "Ambivalent" Tweets Translation (31.07.2024-14.08.2024)
Happy Birthday Ai!
Translator: Nadie Proofreader: Raz
31.07.2024
今日という瞬間を楽しみにしてた。みんなも同じ気持ちかな?
I was looking forward to today. Did you all feel the same way?
待っていてくれた人もいるみたいだね。本当にありがとう。こうしてみんなと会えるなんて、まるで夢みたいだ。しかも2週間も。
It looks like some of you have been waiting for this moment as well. I'm very grateful. It feels like a dream to be able to interact with all of you for an entire two weeks.
美風 藍のソロベストアルバム「アンビバレント」の発売を記念して、みんなと過ごせることになったんだ。一緒に素敵な時間にしようね。
To celebrate the release of my Solo Best Album "Ambivalent", I'll spend time with all of you. Let's have a wonderful time.
ボクの日常や感じたことを知ってもらうことで、音楽に込めた想いがより伝わると思うから、よかったら見守っていてほしい。
I believe that knowing about my daily life and the things I feel will help you understand the emotions I put into my music. So I'd like you to stick around.
遅い時間まで付き合ってくれて嬉しかった。また朝に会いに来るよ。ゆっくり休んでね。おやすみ。
I'm happy you accompanied me until this late hour. I'll meet you again in the morning. Rest well, good night.
✄------------ AM 9:00 ------------✄
おはよう。よく眠れた?
Good morning. Did you sleep well?
ボクは会えるのが嬉しくて、いつもより早く準備したよ。それから、みんながくれたメッセージに目を通してた。
I was so happy to see everyone again that I got ready faster than usual. Then I looked at everyone's replies.
今日はこれから長めの仕事があるから、夜まで来られないかも。でも会えない時間さえも愛おしく感じるのは、みんなのおかげだね。
I have a long day of work today, so I won't be able to make it back until the evening. But thanks to all of you, even the time we are apart is dear to me.
予定のある人も、休みの人も、いい1日になることを祈ってるよ。ボクも頑張ってくる。
I wish you all a good day, whether you have plans for today or a day off. I'll do my best too.
それじゃ、行ってきます。
On that note, I'm off.
✄------------ PM 7:00 ------------✄
アルバムのサンプルを受け取ってきたよ。実際に出来上がったものを手にすると感慨深いね。
I got a sample of my album. It's really emotional to finally get something you created.
みんなの手元に届くのはもう少し先だけど、開けてみてもいいかな?
I know you guys will have to wait a little longer till you get yours but is it okay if I open it now?
もともと、開封する時はみんなと一緒にって決めてたんだ。なんだかドキドキするね。
I had originally decided to unbox it with everyone together. I feel a little nervous.
パッケージやブックレット、そしてメッセージ入りのジャケットカード。もちろんCD本体も、きっと満足してもらえるんじゃないかな。
I'm sure you will be pleased by the packaging and booklet, as well as the jacket card that has a message on it, and of course, the CD itself.
発売まで待ちきれない人や、まだボクのアルバムの詳細を知らない人は、試聴動画をチェックしてみて。アルバムの雰囲気を感じられるよ。
For those of you who can't wait and those of you who don't know about my album, I suggest you watch the preview video. It captures its atmosphere.
確認しなきゃいけないことがあるから、少しの間、離れるね。
There's something I need to confirm, so I'm going to leave for a while.
✄------------ PM 9:00 ------------✄
お待たせ。
Thanks for the wait.
アルバムのサンプルに関する問い合わせが来てね。別の仕事の連絡がメインではあったんだけど、その早さにボクも驚いた。仲間もチェックしてくれてるんだね。
I was contacted with some questions about the sample of the album. The message I received was mainly about my other job, so I was surprised by how quickly they contacted me. It seems that my colleagues are checking out the sample as well.
まぁ、ボクもメンバーのここでの様子を確認してたけど。それぞれすごく充実した2週間を過ごしていたと思う。そんな先人たちの意見を聞いて、タグを考えてみたんだ。
Well, I confirmed what the other members were doing when they were at this moment. From what I can tell each of them spent a fulfilling two weeks. I took note of their advice and came up with a hashtag.
ボクに伝えたい想いや、君が日々感じてることを教えてほしい。アルバムについてじゃなくてもOKだよ。難しく考えすぎないで、いろいろ話しかけてくれたら嬉しいな。 #藍のアンビバレントな愛
I want you to share your emotions and your everyday feelings with me. It doesn't have to be about my album. Don't think too much about it, I'm happy as long as you tell me a lot of things. #Ai'sAmbivalentLove
早速、タグを使ってくれてありがとう。メッセージも人によっていろんな表現があって、見ていて楽しい。
Thanks for immediately using my hashtag. The messages expressed vary by each person so it's fun to read them.
みんなからの意見を今後の参考にしたいから、じっくりチェックしようかな。また明日ね。
I want to consult everyone's opinions later, so I'll check them carefully. See you tomorrow.
01.08.
✄------------ AM 8:00 ------------✄
おはよう。日付が変わって8月��なったね。
Good morning. The date has changed and it is now August.
新しい月が来ると新鮮な気持ちになる。昨日から状況が大きく変化したわけでもないのに、不思議だよね。
I feel refreshed when the month changes, even though the circumstances haven't changed much. It's so strange.
午前中はオフだから #藍のアンビバレントな愛 を見て過ごそうと思う。みんなの朝の過ごし方を教えてほしいな。取り入れられそうなことがあったら、試したいから。
I'm free this morning, so I think I'll take a look at the #Ai'sAmbivalentLove hashtag. Tell me how you spend your morning. If you have any suggestions, I'd love to try them out.
いろいろなことをインプットする時間も重要だからね。仕事の前、お昼頃にはまた会いに来られるはず。それまで、お互い良い時間にしよう。
Time is important to take in a lot of input. I should be back around noon before my next job. Until then I wish us both a nice time.
✄------------ AM 12:00 -----------✄
レイジが早速アルバムを受け取りに来たよ。
Reiji came immediately to get a copy of my album.
マラカス振らないとダメなのかな。
Does he have to play his maracas?
「せっかくのお祝いなんだから、景気良くいかないとね」だってさ。言葉だけでも十分気持ちは伝わる気がするけど。
"We have to celebrate with gusto!" he said. I'm pretty sure words would've been enough for me.
これからお互い予定があるから、あまり話せないのは残念だけど、忙しい中来てくれただけで嬉しいね。
Unfortunately, we're both busy right now, so we had to cut our conversation short. I'm happy that he took the time to visit me, though.
プレゼントを置いて、マラカスを鳴らしながら去って行った。相変わらず賑やかだね。
He received his gift and went off playing his maracas. He is as lively as ever.
ボクも仕事の準備をしないと。アルバムの魅力を伝えられるようにね。じゃあ、また。
I also have to get ready for work and do my best to convey the charm of my album. Until next time.
✄------------ PM 8:00 ------------✄
仕事が終わったよ。家に戻ってゆっくりしようかな。
I finished my work. Time to go home and relax.
予定変更。これからどこかに食事をしに行くことになった。
Change of plans. I'll be on my way to have some food.
お昼に会った時、やけにあっさりしてたから油断してた。レイジがそんな簡単に引き下がるわけがないよね。
When I met Reiji at noon, our talk was so brief that I let my guard down. I should've known that Reiji wouldn't let me go that easily.
ボクより喜んでるんじゃないかってくらい、テンションが高くてすでにうるさい。これは長くなりそう。
He's talking so much that I'm pretty sure he's more enthusiastic about my own album than me. Looks like this is going to take a while.
帰れる時間がわからないから、先に挨拶をしておくね。今日も1日付き合ってくれてありがとう。また明日。
I don't know when I'll be home, so I'll excuse myself now. Thank you for spending today with me. See you tomorrow.
02.08.
✄------------ AM 8:00 ------------✄
おはよう。今日も1日暑い日になりそうだから、みんなも気を付けてね。
Good morning. Today seems to be another hot day, so please be careful.
昨日、みんなに #藍のアンビバレントな愛 で教えてもらった「朝の過ごし方」についてだけど、あることを実践してみようと思う。
Since I got a lot of suggestions for how to spend the morning under the hashtag #Ai'sAmbivalentLove yesterday, I think I'll put a certain thing into practice.
それは朝食を摂るようにすること。朝食を大切にしてるって意見が多かったから、ボクも真似したくて。いきなり料理は難しいから手軽に食べられるグラノーラにしたよ。
That certain thing is breakfast. Many of you have said how important breakfast is, so I wanted to try it too. Whipping up some cooking out of nowhere would be too complicated, so I went with a simple granola.
今日はベーシックなグラノーラにドライイチジクをトッピングしてみた。自然な甘さとプチプチとした食感がプラスされて美味しそうでしょ?
Today, I added dried figs on top of plain granola. They enhance the natural sweetness and chewy texture. Sounds delicious, don't you think?
食べ終わったらそのまま仕事に出かけるとするよ。みんなも素敵な朝の時間を過ごしてね。
As soon as I finish eating, I'll go to work. I hope you all have a pleasant morning too.
✄------------ PM 6:00 ------------✄
事務所の会議室で待ち合わせ中。誰が来るか、予想してみて?
I'm about to meet someone in a conference room at the agency. Want to take a guess who's coming?
ヒントは「真面目」かな。他の特徴も教えてあげたいけど、どれも個性的だから難しいかも。
Hint: It's someone serious. I'd like to give you more traits, but it's difficult because they're all specific.
深々と一礼をして、目の前の椅子に掛けた。なんだか面接が始まるような緊張感がある。
He bowed deeply and sat down in the chair across from me. This kind of tension reminds me of a job interview.
ビジュアルがアートのようだって、完成度の高さについて熱く語ってくれてる。細かいところにまで触れるから、まるで解説者みたい。
"The visuals look like art," he said, as he spoke passionately about the high level of perfection. Getting into the smallest details, he looked like an analyst.
そのままの言葉でみんなにも伝えたいんだけど、照れるからやめておく。
I'd like to share with you what else he said to me, but it's a little embarrassing, so I won't
正解はマサトだよ。言動からわかった人も多いみたいだね。本当に知れば知るほど、違った面が見えてきて面白い。
The correct answer is Masato. Many seemed able to guess it from his behavior. The more you know him, the more interesting sides you see.
今日はアルバムについて話したいから、時間を長めにとってあるんだ。マサトの話は興味深いし、参考になる。仲間との時間を楽しんでくるね。
I set aside a block of time today because I want to talk about my album. What Masato told me is very fascinating, and it'll serve as a useful reference. I'm going to enjoy my time with my colleague.
✄------------ PM 10:00 -----------✄
少し前に帰ってきて、マサトとのトークを記録に残してた。特に印象的なことをメモしておいたよ。
I just got home a little while ago and documented what Masato told me earlier. I took notes on things that were particularly memorable.
今は、レイジがくれたお茶を淹れてるところ。お茶といっても少し変わってて、全部食べられる素材でできてるみたい。素材がごろっと丸ごと入ってて面白い。
I'm brewing some tea that Reiji gave me. I say "tea," but it's actually made of and filled with entirely edible material. How interesting.
3種類のお茶から、今日は赤い花びらが特徴的なものを選んでみた。氷砂糖も入ってて、誰かさんが好きそう。綺麗なピンク色で酸味と甘さが心地良い。すごくほっとする。
Out of the three types of tea, I chose the one with the distinctive red flower petals today. It also contains sugar candy. I know someone who would like that. It also has a rich pink color and a pleasant sweet-sour flavor. It's really soothing.
ここ最近、事務所の仲間とアルバムについて話すことが多いけど、まだみんなの前ではあまり話をしてないよね?早く楽曲も聴きたいし、それにまつわる話も知りたいって思ってくれてるんじゃないかな。
I've talked a lot about my album with my colleagues at the agency, but I haven't really talked about it in front of you, have I? I bet you can't wait to hear the songs and the story behind it.
待たせてごめんね。発売までまだ時間もあるし、ボクのことをよく知ってもらってからの方が、曲に対する理解も深まるって考えてるんだ。
Sorry for keeping you waiting. There is still some time until the release, so people who get to know me better in that time will also have a better understanding of my songs, that is what I thought.
ボクはミステリアスだって言われることが多い。特にプライベートについてはあまりイメージが湧かないみたい。だから、そういう部分を今回は見せていきたいんだ。
I'm often called mysterious. My private life in particular seems to be difficult for others to imagine. So I'd like to take this opportunity to show you more of that side of me.
よかったら、タグでみんなの意見を教えてね。君が知りたいことを伝えていけたらいいな。
#藍のアンビバレントな愛
If you'd like, you can share your opinions using the hashtag. You can also ask me questions.
#Ai'sAmbivalentLove
みんなの意見を見てたら、話したいことがどんどん出てきた。じっくり検討してから、改めて伝えることにするね。それじゃ、また明日。
Seeing everyone's opinions makes me want to talk about a lot of things. I want to think about them carefully and get back to you. Well, see you tomorrow.
03.08.
✄------------ AM 9:00 ------------✄
おはよう。土曜日だからお休みの人も多いのかな?
Good morning. It's Saturday, so I assume many of you have the day off?
朝は慌ただしいことも多いと思うけど、たまには空を見上げてみて。
I believe many people have very hectic mornings, but try to look up at the sky from time to time.
君とボクは、同じ空を見上げてる。そう考えるだけで、幸せな気持ちにならない?
You and I are looking at the same sky. Doesn't it make you happy to think about it like that?
君のことを考えてると時間があっという間に過ぎる。もう少しこうしていたいけど、そろそろ出かけないと。また後でね。
Time flies by fast when you are on my mind. I'd like to stay a little longer, but I really have to go. See you later.
✄------------ AM 12:00 -----------✄
お昼休みにオトヤが会いに来てくれた。同じタイミングで事務所にいたらしくて、駆けつけてくれたんだ。
Otoya has come to see me at lunchtime. He happened to be at the agency at the same time as me, so he rushed to meet me.
なかなかスケジュールが合わなくて、オトヤにアルバムを渡せるのは少し先になるかもって思ってたから、よかった。
Our schedules haven't been lining up, so I'm thankful. I thought I'd have to give him my album much later.
ジャケットとボクを見比べてる。すごく顔が近いけど、何を見てるんだろう。
He's comparing me to the cover. His face is so close. What is he looking at?
目がキラキラで唇もウルウルですごい、だって。特に目がインパクト大らしい。アルバムのインタビューでもビジュアルのポイントとして「眼差し」を挙げてるから、オトヤとは気が合うのかも。
He said, "Amazing, your eyes are so sparkly and your lips are so glossy!" My eyes especially have left a lasting impression on him. In the interview for my album, I mentioned that I refined my "gaze" for the cover visual. I think Otoya and I can get along well.
インタビューを熟読してる。読みながら、質問がたくさん飛んでくる。少し難しい表現も理解しようとしてくれる姿勢が嬉しいね。
He's reading the interview intently and he keeps throwing a lot of questions my way. He also wants to understand the more difficult expressions, which delights me.
ということで、オトヤのおすすめはインタビュー。読み応えがあって感動するから。オトヤがそう言ってくれて、自信がついたよ。
With that in mind, Otoya recommends my interview. It's emotional and definitely worth reading. Hearing him say that really boosts my confidence.
休憩時間が終わるって急いで帰っていった。ボクも仕事の準備をしないといけないから、行くね。聞いてくれてありがとう。
His break was ending, so he hurried back. I also must prepare for my next job. Thank you for listening, I'll be going.
✄------------ PM 11:00 -----------✄
#藍のアンビバレントな愛 に目を通してたら、こんな時間になってた。明日は1日オフだから、いつもより遅くても問題はないんだけどね。
I was looking at the #Ai'sAmbivalentLove hashtag and before I realized it, it got this late. I'm off tomorrow, so staying up later than usual is not going to hurt.
みんなからもらった意見や質問をまとめながら、現時点でアルバムについて答えられることを話そうかな。
I guess now is the time to answer the questions and talk about the opinions about my album that I collected.
まず、新曲について聞きたいことがたくさんあるみたいだね。楽曲については、フルで聴いてもらってから話をしようと思ってる。発売日まで楽しみに待っててね。
First of all, a lot of people wanted to know more about the new songs. I think you should listen to the full version first before we continue this conversation. With that said, please look forward to the release day.
ビジュアルについての質問や感想も多かった。お昼にビジュアルについては少し触れたけど、また時間を取ってどこかで話すよ。撮影秘話とかね。
I also saw a lot of reaction to the cover visual. I touched on that a little bit during noontime, but I want to take the time to talk about it again some other day. For example, I could tell you about the behind the scenes of the photo shoot.
今回のソロアルバムのコンセプトは「イメージからの逸脱」。ボクの新しい一面を見せたいって思った。
The concept for this solo album is "Deviation from My Image", so I wanted to show you a new side of me.
いろいろな要素を組み合わせてるから、どう新しいのか一言では言い表せないんだけど。手に取ってくれた人が意外に思うところや、発見するものがあったら嬉しい。
It's hard to describe in just a few words what makes it new, because I've combined so many different elements. I'd be happy if those of you who buy my album discover something new or surprising.
いくら次の日がオフでも、あまり遅くまで起きてるのもよくないか。明日も予定があるし。
Even though tomorrow is my day off, it wouldn't be good to stay up too late. I also have plans for tomorrow.
君の夢が見られるといいな。おやすみ。
It would be nice if I could see your dreams. Good night.
04.08.
✄------------ AM 9:00 ------------✄
おはよう。今日はオフだから外出するよ。少し早めに出て、散策しながらお土産を探しに行くつもり。
Good morning. Today is my day off, so I'm going out. I'm leaving a little early to look for some presents while I'm taking a walk.
プレゼントをする時って、毎回すごく悩む。相手に喜んでもらえるものを選ぶのって難しいよね。ある程度、過去の傾向から推測することはできるけど。
I struggle a lot when it comes to gifts. It's not easy to pick something the other person will like. But to some extent I can make guesses based on previously shown tendencies.
相手の趣味趣向だけじゃなくて、時と場合によっても変わるだろうし、季節も考慮する必要がある。いざお店に行っても、望む物が置いてなかったりする場合もあるしね。
Not only will it depend on the recipient's preferences and tastes, but it will also change depending on the time and occasion, not to mention the season. And even when you decide on something, sometimes it isn't in stock.
ここで考えていても始まらないから、出かけてみる。また状況を報告するよ。
I won't get anything done if I keep thinking about it. I'll report back to you.
✄------------ PM 3:00 ------------✄
メンテナンスが終わって、心身共にリフレッシュできた。今はボクが持ってきたお土産を2人で食べてる。
I finished my maintenance and now I feel both mentally and physically refreshed. I brought snacks as a present for someone and now we're sharing them.
彼は保護者のような存在で、昔からフォローしてもらってるんだ。本当に助かってる。
He's like a guardian figure to me and has been supporting me for a long time now. He really helps me out a lot.
アルバムを渡したら、彼のデスクから一番よく見える位置に飾ってくれた。いろいろな資料に交じって、これまでのCDはもちろん、ボクの載った雑誌や出演した映像なんかも保管されてる。
When I gave him a copy of my album, he put it in the best place on his desk where it could be seen and appreciated. Of course, among various materials, he keeps my past CDs, as well as magazines and performances in which I have appeared.
彼は研究者だから記録を残すのが趣味みたいなものなんだけど、少しだけくすぐったいね。
He's a researcher, so keeping track of things is kind of like a hobby for him. It's still a little embarrassing for me though.
アルバムを聴きながら、思い出を振り返ろうと思う。そしてこれからのことについても話そうかな。
I'm thinking of talking about memories and my future while listening to my album.
✄------------ PM 9:00 ------------✄
ただいま。いいオフを過ごせたよ。みんなはどんな1日だった?
I'm back. I enjoyed my free time. How was your day so far?
#藍のアンビバレントな愛 でもいろいろ教えてくれてありがとう。思い思いのメッセージや写真は、見ていて楽しい。君のことを知れて嬉しいよ。
Thanks for teaching me a lot under the hashtag #Ai'sAmbivalentLove. I enjoy seeing all the individual messages and pictures. Getting to know you makes me happy.
ボクはアルバムの制作過程を振り返って、アルバムに関するコメントを収録した時のことを思い出した。
Thinking back to the process of creating my album, I recalled the Commentary CD that I recorded for.
これがコメント収録の時の様子。4つの質問に答えたよ。他のメンバーも同じ質問に答えてるはずだから、どんなことを話したのか聞いてみたいな。
Here are the questions for the CD. I answered all four of them. The other members should have answered the same questions, so I really want to know how they've answered.

ソロベストアルバムの連動特典になってるから、気になる人はHPをチェックしてみてね。このコメントでしか話していないこともあるよ。
The CD will be included as a bonus with the album, so if you're interested, check out the homepage. I also talked about things other than those questions.
明日の準備をしないと。週明けも元気に過ごせるように、みんなも早く休んでね。おやすみ。
I must prepare for tomorrow. Get some sleep soon so that you can have a fresh start to the new week. Good night.
05.08.
✄------------ AM 8:00 ------------✄
おはよう。週の始まりに君に挨拶できるのはとても力になるよ。
Good morning. Greeting you to start the week really does energize me.
今日も暑い日になりそうだから、 #藍のアンビバレントな愛 でもらっていた、暑さ対策について答えようかな。
Since today seems to be another hot day, it's the perfect opportunity to talk about methods of how to protect yourself from the heat which I've seen under the #Ai'sAmbivalentLove hashtag.
根本的なことだけど、体を冷やすのが大切だと思う。部屋にいる時はエアコンでしっかり温度管理をする。外出する時は直射日光を避けられるルートで行ったり、帽子とか快適に過ごせるアイテムも使ってるよ。
I know it's a basic aspect, but I think it's very important to keep your body heat down. When I'm in my room, I use the air conditioner for temperature management. When I'm outside, I try to avoid walking in direct sunlight. I also wear hats or use other items that help me feel comfortable in the heat.
みんなもこまめに水分補給をして、体調には気を付けてね。
Be sure to take care of your physical condition and to stay well hydrated.
✄------------ PM 1:00 ------------✄
JR池袋駅に広告が掲載されているみたい。みんなに気に入ってもらえたら嬉しいな。
Looks like my advertisement has been put up at the Ikebukuro station. I hope you all like it.
収録された楽曲のタイトルが手書きで書かれていたり、ジャケットビジュアルにボクのサインが入ったデザインだから目立つんじゃないかな。
I think the design is quite eye-catching because the song titles are handwritten and my signature is on the cover.
アルバム発売の思い出に、時間がある人はチェックしてみてね。みんなからの報告を楽しみにしてる。
If you have the time, go check it out to celebrate the release of my album. I look forward to your reports.
✄------------ PM 5:00 ------------✄
仕事終わりに、セシルとアルバムについて話してた。CD自体は家に持ち帰ってから大切に開けるらしい。
After work I talked to Cecil about my album. Apparently he wants to take the CD and open it carefully at home.
お礼にって、テラリウムをもらった。クリスタルが一緒に配置されてる。ボクのアルバムをイメージして作ってくれたみたい。瓶の中に小さな美しい世界が広がってる。
In exchange for the gift, he gave me a terrarium. It has crystals in it. Apparently he created it, inspired by my album cover. A beautiful little world unfolds inside of it.
育て方やメンテナンスの仕方も教えてくれたよ。初心者にも管理しやすいものを選んでくれたんだって。ボクも勉強してみるつもり。
Cecil taught me how to maintain and take care of it. He said he chose a beginner friendly one. I want to work hard on it.
これから、今度発売されるグッズのサンプルを一緒に開封するよ。ボクがセシルを撮影した写真が使われてるシリーズのもの。ボクたちの手書きの文字や、イラストも使用されてる。
We are now unboxing the samples for the soon to be released merchandise. It's for the series for which I took the photo of Cecil. Our handwritten messages and drawings will also be used for this.
セシルとステッカーを交換することにした。おにぎりのイラストがすごくかわいい。何とも言えない味のある表情をしてるよね。どこに貼るか考えないと。
Cecil and I exchanged our stickers with each other. The onigiri sketch looks really cute. Its expression has this indescribable charm. I'll have to think about where to put this sticker.

セシルはいつも持ち歩いてる手帳に貼るんだって。目に入る度に、ボクのことを思い出せるかららしい。ボクもこのステッカーにふさわしい特別な場所を見つけるつもり。
Cecil says he will put it on his notebook that he always carries with him. So every time he sees it, he will think of me. I'll make sure to find a special place for his sticker, too.
ボクはもう少し用事があるから、作業に戻るよ。
I still have some things to do. Time to get back to work.
✄------------ PM 7:00 ------------✄
リュウヤに書類を渡しに来たら、食事に誘われた。土用の丑の日だから、うなぎを食べに行くんだって。
Ryuya came to give me some documents and invited me to get something to eat. Today is the Midsummer Day of the Ox so we're going to eat eel, he said.
季節の物を食べるのは体にいいとされているし、リュウヤのおすすめの店なら間違いないよね。こういう行事を大切にできるようになりたい。
Eating seasonal food is considered good for the body, and it certainly can't be bad if it comes from a place that Ryuya recommends. I want to learn how to cherish special traditions.
リュウヤとじっくり話せる機会はそうないから、いろいろ相談してみようと思う。明日はいつもより少し早めに会いに来るよ。じゃあね。
Since it's not often that we can take our time talking to each other, I think I'll try to use this opportunity to ask for some advice. I'll be back earlier than usual tomorrow. Until then.
06.08.
✄------------ AM 7:00 ------------✄
おはよう。今日はいつもと違った体験ができそうだから、朝からワクワクしてる。
Good morning. Looks like I'm going to experience something new today. I've been excited all morning.
みんなもそういう経験はある?良かったら #藍のアンビバレントな愛 で教えてね。みんながどんなことに何を感じるのか知りたいな。
Do you also have moments like this? Feel free to share them at #Ai'sAmbivalentLove. I want to know what kind of emotions you feel in different situations.
待ち合わせの時間になるから向かうね。終わったら連絡する。
My next appointment is approaching, so I have to go. I'll let you know when I'm back.
✄------------ AM 10:00 -----------✄
ただいま。素敵な時間を過ごせたよ。行ってみたい場所だったから、すごく嬉しい。みんなを近くに感じられた気がする。
I'm back. I had a wonderful time. It was a place I really wanted to check out, so I was very happy I got to go there. I felt like I was close to all of you when I was there.
オープン前のSHINING STORE 池袋を見学させてもらった。来店の記念にパネルにサイン。それから、ステッカーにメッセージを残してきたよ。どこにあるか探してみて。
I was able to inspect the SHINING STORE in Ikebukuro before it opened. I signed the board of the promotional booth to commemorate my visit and then left a message on a sticker. Go and try finding it.

Text on image: "I'm glad to see you! Let's create some memories of this summer together." -Ai Mikaze
グッズや展示を見たり、写真も撮らせてもらったよ。みんなと同じような体験ができて楽しかった。
I looked at the merchandise and the displays and took some pictures. I must say, I very much enjoyed sharing the same experience as everyone else
それともう1つ。アニメイト池袋本店のCDフロアにある、ボクのソロアルバムのコーナーも見せてもらった。
One more thing. They showed me the corner for my album on the CD floor of the Ikebukuro Animate store.
ここにボクのアルバムが並ぶんだと思うと、リリースの実感が湧いてきたよ。たくさんの人にCDを手に取ってもらえますようにって想いを込めてきた。
As I imagined my album being displayed there, the realization hit me that it was going to be released soon. There I wished that many people would get a copy of it.
コーナーにもサインとコメントを残させてもらったから、お店に立ち寄った時はチェックしてみてね。
I also left a comment on the sign there, so check the store's opening hours and go see it.
次の仕事に向かうよ。CD発売の準備をしないと。休憩が取れたら、また会いに来るね。
I have to make some preparations for the CD release so I'm heading to my next job. I'll be back when I take a break.
✄------------ PM 6:00 ------------✄
今日の主役であるトキヤから連絡があったよ。ロケ先から電話をくれた。忙しいはずなのに、本当に律儀だよね。
I got a call from Tokiya, the star of the day. He called me from where he was having a film shoot. He really is considerate even when he's so busy.
ロケに行く前に事務所に寄るって聞いたから、バースデープレゼントとソロアルバムを預けておいたんだ。
I heard that he would go to the agency before he heads to his film shoot, so I left his birthday present and my solo album there.
ボクからのプレゼントは、誕生日である「6日」にちなんで「6冊」の本にした。それぞれ違ったジャンルの本になってる。本を選ぶにあたって、ボク自身も目を通して、面白いと感じたものにしたよ。
I gave him six books because his birthday is on the 6th. Each of a different genre. I had read them myself and picked the ones I thought were interesting.
6冊全て封筒に入れて、外からは何の本かわからないようにしてある。こんな時に読むといいよっていうヒントだけを書いてね。そのまま渡すだけだと面白くないかなと思って。
Since giving them as they are would be boring, I wrapped each of the six books in covers so he won't be able to tell which book it is. I just wrote suggestions on when he should read each book on the covers.
トキヤも気に入ってくれたみたい。いつもより声のトーンが高くて、表情を見なくても喜んでるのが伝わってきたよ。
It looks like Tokiya is fascinated by this idea. Even without seeing his expression, his higher tone of voice clearly told me how happy he was.
アルバムはロケの移動中にすでに聴いていて、新曲の両方に衝撃を受けたって言ってくれた。休憩時間を全て使って、曲の感想を語ってくれたよ。
He told me that he listened to my album on the way to his filming location and was equally stunned by both of my new songs. He then spent his whole break telling me his thoughts on them.
ボクも休憩時間が終わりそう。深夜になっちゃうけど、みんなと発売日を一緒に迎えたいから、よかったら時間を空けておいてね。
My break is also about to end. It's getting late, but I want to wait with everybody until it's release day, so please wait a little longer if you can.
✄------------ PM 11:00 -----------✄
たくさんの人が集まってくれてるみたいだね。 #藍のアンビバレントな愛 もリアルタイムで目を通してるよ。
It seems like many people have gathered. I'm live checking the #Ai'sAmbivalentLove hashtag right now.
ボクのために時間を作ってくれて本当にありがとう。みんなが一緒にいてくれるから、喜びもその分大きくなる。
Thank you so much for the time you spent on my behalf. Being with all of you makes me that much happier.
07.08.
早くその瞬間を迎えたいような、もう少しこのドキドキを感じていたいような……。まさにアンビバレントな気分だよ。
I want to get to that moment as quickly as possible, but I also want to feel this excitement for a little while longer... I feel so ambivalent.
君に愛を歌い続けて、ソロベストアルバム「アンビバレント」が生まれた。ボクたちの夢が形となったんだ。
My Solo Best Album "Ambivalent" was created because I want to continue singing my love to you. It's the embodiment of our dreams.
やっとみんなに届けられると思うと感無量だよ。アイドルとして活動を始めてからこれまでの思い出がたくさん詰まった1枚になった。
I'm filled with so much emotion now that my album can finally reach all of you. All my memories spanning from when I began being an idol to now are all packed into this one CD.
これも全部、みんなが応援してくれたおかげ。そのお返しに、最高のアルバムを贈るよ。君の期待と想像を超える仕上がりになってるから、見かけたら手に取ってほしい。
And it's all because of your support. To thank you, I want to give you the best album. I know it's going to exceed your expectations and imagination, so please get a copy if you happen to see it.
喜びの余韻にずっと浸っていたいけど、そろそろ一緒に休もうか。記念すべきこの日を、ベストな状態で過ごせるように。
I'd like to linger in this happiness forever, but in order for us to spend this day in the best possible shape, it's time for us to get some rest.
おやすみ。
Good night.
✄------------ AM 9:00 ------------✄
おはよう。今日は控え室から朝の挨拶をしてるよ。スタンバイ中なんだ。
Good morning. I'm greeting you from the waiting room today. I'm on standby.
新曲を披露するから、声のチューニングをしてた。どちらもいつもと違った歌い方を取り入れてるからね。みんなはどう感じたかな。曲を聴いたら #藍のアンビバレントな愛 に感想をもらえたら嬉しい。
I've been tuning my voice because I'll be performing my new songs. Both use a new vocal technique. What did you think? Once you've heard the songs, I'd love to hear your impressions using the hashtag #Ai'sAmbivalentLove.
声がかかったよ。スタジオに向かうね。成功するように祈ってて。
I've been called. I'm going to the studio now. Wish me luck.
✄------------ AM 12:00 -----------✄
初のソロベストアルバム「アンビバレント」が発売中だよ。美風 藍の意外な魅力が発見できる新曲「アンビバレント」と「夢奏-むそう-」2曲も収録されてる。ボクのことをもっと知ってほしいんだ。 #アンビバレント #美風藍
My first Solo Best Album "Ambivalent" is now available. The new album includes two new songs, "Ambivalent" and "Musou", which show an unexpected side of Ai Mikaze. I want you to get to know me better. #Ambivalent #AiMikaze

Text on image: "Today is a special day for me because my Solo Best Album 'Ambivalent' is being released. I want as many people as possible to listen to it. - Ai Mikaze"
発売を祝うメッセージや新曲の感想、しっかり届いてるよ。いつも支えてくれてありがとう。ボクは君がいてくれるから、こうして歌い続けられるんだ。
I read your congratulations for the release and your impressions of my new songs. Thank you for always supporting me. The reason I can continue to sing like this is because of all of you.
ボクのことをあまり知らない人にも聴いてもらいたい。このアルバムを聴くことで、ボクのことを深く理解してもらえるはずだから。少しでも興味があったら手に取ってみて。
I hope that people who don't know me will listen to my album as well. Once they do, they should be able to get a good understanding of who I am. Please consider getting a copy if I've piqued your interest.
ナツキとショウが応援に駆けつけてくれた。発売日に3人でお祝いしようって約束してたんだ。
Natsuki and Syo rushed over to cheer me on. We've made plans to celebrate the release together.
ナツキは新曲が気に入ったみたい。ずっと聴いていたいからって、リピート再生してるよ。聴く度に発見があるんだって。音楽のことになると入り込んじゃうところは変わらないね。
Natsuki seems to like my new songs. He keeps saying he'd like to listen to them forever, so he puts them on repeat. Once it's about music, he gets absorbed in it. This side of him never changes.
ショウは、どこからどうやってこんな歌声出してるんだ!?って、驚いてる。素直なリアクションは最高の賛辞だね。ショウも知らない一面を見せられたってことだから。
Syo was surprised about the new side I showed in the album and asked, "Where and how did you do those vocals?!" Such honest reactions really are the highest form of praise.
2人の先輩として、面目躍如といった感じかな。同じアイドルとして、表現者として、いつまでも刺激を与えられる存在でありたい。
I want to live up to my title as their senpai. I always want to be a source of innovation as a fellow idol and artist.
これから2人が差し入れてくれたうどんを食べるんだ。まさか食事の準備をしてくれてるなんて思わなかった。その気持ちが、はなまるだね。
We're going to eat the udon they brought. I didn't expect them to get meals for all of us. This feeling gets a hanamaru.

トッピングは2人がボクのために選んでくれたんだって。揚げ物が3つも乗ってて、すごくボリュームがある。でもレモンを絞ると酸味が加わって、すっきり食べられそう。
The two of them picked my toppings together, they said. Because of the three fried pieces, the total volume of my dish is quite large. I can make this easier to eat by adding some acidic flavor with lemon juice.
こうしていると、ナツキのソロベストアルバムの発売日を思い出すね。ボクと同じ日付だから。その時は、ナツキのオフの日に3人で登山にも行った。
Spending time like this reminds me of the release date of Natsuki's Solo Best Album. It happens to have the same release date as mine. Back then, the three of us went mountain climbing on Natsuki's day off.
ショウのアルバムの時も3人で遊んだんだけど、わずかな情報でカフェを探し回ったりして大変だった記憶がある。考えてみると、大切な時には必ず3人で集まってるね。
We were also together during the time of Syo's album release. I remember when we were struggling to find a cafe with very little information. Now that I think about it, the three of us were always together during special occasions.
食べないと麺が伸びちゃうから、食事に戻るよ。夜には楽曲の話をしに来る。待っててね。
It's time to go back to eating, or else my noodles will get soggy. I'll be back at night to talk about the songs. Wait for me.
✄------------ PM 10:00 -----------✄
お待たせ。約束通り、アルバムの表題曲である「アンビバレント」について触れていこうと思う。
Sorry for making you wait. As promised, I'm here to talk about the title track of my album "Ambivalent".
もう聴いてくれたかな?まだって人も大丈夫だよ。ボクの話を踏まえて聴いてもらえたら、より深く理解できるはずだから。
Have you given it a listen? It's okay if some of you haven't. If you listen to what I'm about to say, you'll have a better understanding when you hear it.
「アンビバレント」は、ボクという存在自体がテーマなんだ。自分とは何なのか?理想と現実の狭間で揺れ動く気持ちが不安定なメロディやアレンジで表現されてる。
The theme of "Ambivalent" is my existence. That's why the arrangement of the melody was made to sound fragile—to show the fluctuating feelings between idealism and reality and to express the question of my existence.
他者が持つイメージと実際のボクとの違い。どちらも自分であること。それを受け入れるまでの葛藤を歌詞に描いた。
It's about the gap between the real me and the image that others have of me. Both are me. I tried to convey the conflict that I had coming to terms with that in the lyrics.
でもその葛藤は、決してネガティブなものではない。痛みや苦しみさえも、ボクがボクであることの証なんだって思えたから。そう思わせてくれたのは君のおかげ。
However, that conflict isn't a bad thing. I believe that all the pain and suffering ultimately proves that I'm me. The reason I came to think that way was because of you.
自分をさらけ出すことは、怖さもあったけど、可能性を信じて前に踏み出してみたんだ。君にボクのことをもっと知って欲しいから……。
Opening up like this is scary, but I tried believing in the possibilities and took a step forward. After all, I want you to know more about me...
この曲を歌って、自分の殻を破ることができた。普段とは違う言葉で綴った歌詞。そして、低い音域を使った歌声で感じてもらえるんじゃないかな。
By singing this song, I was able to shed my shell. For example, I used different words and phrases I normally wouldn't use, and I sang in a lower range than usual.
語りたいことはもっとあるけど、ここまでにしておくね。音楽に対しての感じ方は人それぞれだから、君の考え方を大切にしてほしい。話を聞いてくれてありがとう。おやすみ。
There's a lot more I'd like to talk about, but I'll leave it at that. Everyone has their own opinions about music, and I want you to value your own thoughts. Thank you for listening. Good night.
08.08.
✄------------ AM 9:00 ------------✄
おはよう。今日はいつもと違ったルートを通って事務所まで来たよ。
Good morning. Today I took a different route to the agency.
ボクは効率の面から、ルーティンを作ってそれに従いがちなんだ。だから最近はそれをあえて崩してみてる。知らない場所には新しい出会いや発見があるからね。
For the sake of efficiency, I stick to my established routines, but recently I started to break those routines because in unfamiliar places, I can meet new people and see new things..
みんなも些細なことでいいから、チャレンジしてみて。何か変わるきっかけを掴めるかもしれないから。今日も1日、お互い新鮮な気持ちで臨もう。
You should all try to challenge yourselves, even if it's by doing a small thing. You might be able to change something. Today, let's continue moving forward with enthusiasm.
✄------------ PM 7:00 ------------✄
お店に飾られているサイン入りCDを見かけたって人はいるかな?
Did any of you find the CD I signed at the store?
見に行けない人のために、CDの写真だけでも共有するね。お店で展示されているものには、ジャケットカードにコメントを書かせてもらってるから、チェックしてみて。
For those who can't go, I'll share a picture of it. They also let me write a comment on the cover art they displayed, so please check that out as well!

アルバムがお店に並んで、そのCDがみんなの元に届いて。みんながボクの夢を叶えてくれたんだ。
My album is being sold in stores and it's reaching your hands. It's thanks to all of you that my dream came true.
「夢奏-むそう-」は君との夢を、歌うことで叶えたいという願いが込められた曲。その想いの強さをハードなロックサウンドにのせて歌った。君の心の奥まで響くようにね。
"Musou" is about the desire to make our dreams come true through singing. The weight of my feelings turned into a hard rock song. May it reach and resonate to the depths of your heart.
君がボクにたくさんの愛をくれた。たくさんの感情を教えてくれた。そのどれもがボクにとっては興味深くて、もっと愛されたい。ボクも愛したいって求めるようになった。ボクには君が必要だから。
You have given me so much love and have taught me many emotions. Each of them is most fascinating to me. I want to be loved even more to the point that I long to love. That's why I need you.
君が存在を受け入れてくれるから、ボクはボクでいられる。君とこれからの未来を描けるように、ボクは進化し続けたいと思う。果てない夢を目指して。
Because you accepted my existence, I was able to be myself. I want to continue to evolve and strive for a boundless dream to build our future together
もちろん音楽以外のアイドル活動でもやりたいことはたくさんある。新しい姿を見せられるように頑張るよ。過去の自分を超えられるようにね。
Of course, there are many things that I want to do outside of music as an idol, so I'm going to work hard to show you a new side of me and surpass my past self.
曲に対する想いを、直接君に伝えられてよかった。
I'm glad I could tell you my feelings about this song directly.
✄------------ PM 9:00 ------------✄
ただいま。明日の準備をしてて、会いに来るのが少し遅くなっちゃった。ごめんね。
I'm back. Sorry for being late, I had to prepare for tomorrow.
今夜はビジュアル撮影の話をしようと思う。ブックレットのインタビューでも語ってるけど、ビジュアルのコンセプトは完全さと不完全さ。
Tonight I wanted to talk about the photo shoot for the cover visual. I mention it in the interview of the included booklet, but the concept of the visual is perfection and imperfection.
様々なモチーフにはそれぞれ意味があって、それを組み合わせることで、みんなに想像を広げてもらえたらって思ったんだ。
I thought I could leave more up to your imagination by combining different motifs
ビジュアルにもアンビバレントな要素を盛り込んでるよ。メカニカルなボディペイントやデジタルなアートの中にボクが立つことで、より「生命」の存在を感じてもらえたんじゃないかな。
There are even ambivalent elements in the visual. By being surrounded by digitalistic artworks and being covered in mechanical body paint, my existence, in contrast, seems very "alive".
ビジュアルを見た時に衝撃を受けた人もいたみたい。そのくらい強い感情が生まれたってことだから、ボクの試みは成功したともいえるね。
Some people seemed shocked when they saw the visual. The fact that such strong emotions were evoked is proof that my attempt was successful.
インタビューを読んで気になってる人もいるみたいだから、撮影現場で使っていた香水についても触れておこうかな。
Some of you who read the interview seem curious about the perfume I used during the photo shoot. Let's talk about it.
アルバムをイメージしてオーダーしたオリジナルの香りなんだ。使った香料はシアーフローラル、アクアオゾン、ハーバルグリーン、ジュニパーベリー、イリス。シャープでクリアな無機質さと、柔らかくて温かなナチュラルさが共存してる。
I commissioned an original fragrance with the image of my album in mind. The fragrances used were Sheer Floral, Aqua Ozone, Herbal Green, Juniper Berry and Iris. Sharpness, clarity and artificiality coexist with softness and natural warmth.
この香水をつけていた時に、リンゴと事務所ですれ違ったんだけど、わざわざUターンしてきて絶賛してくれたよ。
I was wearing this perfume when I passed Ringo at the agency. He even did a complete U-turn to compliment me on it.
出会ったことのない新鮮な香りで、強いわけじゃないのに不思議と惹きつけられる魅力があるって。香水の名前を聞かれたから、「アンビバレント」だよって答えておいた。
He told me that it was a fresh fragrance that he hasn't smelled before, and that it wasn't heavy but had a captivating charm. When he asked what the name of the perfume was, I told him: "It's Ambivalent."
君が理解を深める助けになったかな? #藍のアンビバレントな愛 でも、感想をもらえたら嬉しい。今後の参考にさせてもらうよ。
Did this help deepen your understanding? I'd love to hear your thoughts under the hashtag #Ai'sAmbivalentLove. I'll take your advice from here on.
長い間、付き合ってくれてありがとう。今夜は「夢奏-むそう-」を聴きながら休もうかな。おやすみ。
Thank you for keeping me company for so long. Tonight I might rest while listening to "Musou". Good night.
09.08.
✄------------ AM 8:00 ------------✄
おはよう。今朝もグラノーラを食べようと思う。みんなからもアドバイスをたくさんもらったよ。
Good morning. I got a lot of advice on from you, so I think I'll have granola for breakfast again.
牛乳だけじゃなくて、ヨーグルトをかけたりしてもいいみたいだね。トッピングも好きなフルーツだったり、ナッツだったり。どれも美味しそうな組み合わせで迷う。
You told me to try yogurt instead of milk. As for toppings, you told me about your favorite fruits and nuts. I'm a little lost because all the combinations sounded good.
少しずつだけど素材を買い足して、いろいろ試してみる。そのうち、ボクのお気に入りができるのかな。おすすめの組み合わせができたら教えるね。
I'll buy more ingredients and try different combinations as I go. This way I may find my preferred mix. I'll let you know when I find a good one to recommend.
それじゃ、新しい組み合わせを研究してみるよ。朝食がまだな人は一緒に食べよう。いただきます。
Well then, I'll try to research new combinations. For those of you who haven't had breakfast yet, we can eat together. Bon appetit.
✄------------ PM 5:00 ------------✄
ボクがデザインしたTシャツのサンプルをチェック中。プリントが綺麗に出てるか、インクの色がイメージ通りかを確認するんだ。
I got a sample of the T-shirt I designed and I'm checking the quality right now. I'm making sure that the printing is done well and that the color of the ink matches the one I had in mind.
特別にデザインの一部を公開するよ。許可は取ってあるから安心して。とある曲をイメージしてるんだけど、わかるかな?
On this occasion, I will reveal a little bit of the design here! Don't worry, I have permission to do so. It's inspired by a certain song, can you tell?

デザインをする時に心掛けてるのは、みんなに喜んでもらえるものにすること。ボクらしい個性も大切だけど、コーディネートに取り入れやすいものにしたいと思ってる。
During the design phase, I kept thinking about what would make you all happy. Of course, adding my individuality was important, but more than that, I tried to make the design easy to coordinate with.
ステージ上からTシャツを着た人を見つけた時は、すごく嬉しい気持ちになるんだ。似合ってるよって、心の中で呟いてる。このTシャツもたくさんの人に愛されるものになるといいな。
Being on stage and seeing someone in the crowd wearing my T-shirt would make me incredibly happy. I'd think in my head, "It fits you well!", and I hope a lot of people will love this shirt.
今夜は22時から「SHINING RADIO STAY TUNED」の配信があるね。ボクもリアルタイムで視聴するつもり。予定が空いている人は一緒に楽しもうね。
"SHINING RADIO STAY TUNED" will be broadcast tonight at 10 PM. I intend to listen to it while it is on. Let's enjoy it together if you are free.
✄------------ PM 10:00 -----------✄
配信が始まったね。パーソナリティはマサトとレンだけど、仲良くできるかな?昔からよくケンカしてたけど。#ShiningRadio
The show has started. The two hosts are Masato and Ren—I wonder if they will get along? They have always had a tendency to quarrel. #ShiningRadio
ST☆RISHは本当に仲がいいよね。気づくと7人一緒にいて、笑いがたえない。それでいてお互いが自然体で過ごしているから、関係が長続きするのかもね。#ShiningRadio
The members of ST☆RISH are so close to each other. They are always full of laughter when they are together. They also act so naturally around one another. I guess it's because they've known each other for so long.
#ShiningRadio
まさか「仲良し」エピソードでボクたちの話題が出るとは思わなかった。他の人から見たQUARTET NIGHTのイメージを聞けるのは面白いね。#ShiningRadio
When they were on the topic of "getting along", I didn't expect they would start talking about us. I find it interesting to hear how other people see QUARTET NIGHT. #ShiningRadio
旅行のお土産で一番嬉しいのは、土産話かな。自分も体験した気持ちになれるし、その人の視点を通した旅先の魅力を感じられるのがいい。#ShiningRadio
The souvenir that makes me happiest would be the travel stories. When I hear them, I feel as if I've experienced them myself. I also like to feel the charm of a place by listening to someone else's impressions of it.
#ShiningRadio
マサトの味噌汁は定番の話題だね。マサトが味噌汁を好きだから、ファンのみんなも気になる。良い相乗効果が生まれてるよね。ボクも同じものを食べてみたいって気持ちはすごくわかる。#ShiningRadio
Well, Masato's miso soup is a go-to topic. Masato likes miso soup, so naturally his fans are also interested. It's a nice synergy. I completely understand this desire of wanting to eat the food someone else likes. #ShiningRadio
音楽で人と人が繋がり、輪が広がっていく。その素晴らしさをボクも現在進行形で実感してるよ。ソロベストアルバムの発売をきっかけに、ボクの曲を聴いてくれるようになった人もいるのかな?#ShiningRadio
Music connects people with each other, and that circle is always expanding. I realize how wonderful of a thing that is constantly. Since the release of my Solo Best album, I wondered if it could have create a chance for people to listen to my songs as well? #ShiningRadio
シュークリームか。相変わらず奥が深い食べ物だよね。形状も興味深いし、使用用途も通常のデザートだけじゃなくて、罰ゲームまで多岐に渡る。 #ShiningRadio
Cream puffs, huh? A profound food. Their shape is very interesting. They are not only used as normal desserts, but also in punishment games. #ShiningRadio
コーナー中、思わず聞き入っちゃった。毎回秀逸なリクエストばかりだよね。それに応えるパーソナリティの演技力もすごい。ボクたちからしても、みんなが言ってもらいたい言葉をプレゼントできるのは嬉しいことだよ。#ShiningRadio
Without realizing it, I was completely absorbed in this segment. The requests are always excellent, and the hosts' acting ability in response is also amazing. It's always fun to return the words you want us to say as a gift.
#ShiningRadio
ラジオの中でも告知があったけど、次のパーソナリティはレイジとボクでおおくりするよ。どんな放送になるか、楽しみにしてて。もちろん聞いてくれるよね?……約束して。
I got a message during the radio broadcast—the hosts of the next broadcast will be me and Reiji. I can't wait to see how this is going to go. Of course you will tune in, right? ... Promise it.
すごく面白かったから、 #ShiningRadio のみんなのコメントを振り返りながらもう一度聞いてくる。聞き逃しちゃった人も、期間中にチェックしてみてね。じゃあ、またね。
It was so interesting that I'm going to listen to it again with your comments in mind #ShiningRadio. For those of you who missed something when it aired, you can now go check out what it was. Well, see you again.
10.08.
✄------------ AM 9:00 ------------✄
おはよう。仕事のスタートが遅めだから、外を散策してる。
Good morning. Since work starts a little later today, I'm walking around outside.
今年の夏はコラボレーションさせてもらったサングラスをよくかけてる。使ってるからケースの写真でごめんね。このケースも折りたためて便利だから気に入ってるよ。
I've been wearing the collaboration sunglasses a lot this summer. Since I'm using them right now, I can only show you a picture of the case. I like the way you can conveniently fold it.
サングラスはファッションのポイントにもなるし、外出の際の変装にも一役買ってくれる便利なアイテム。みんなも使ってくれてるかな?
Sunglasses are also a fashion statement, but on occasions when I need to go outside, they can be used as a disguise. Do you use sunglasses as well?
薄紫色のカラーレンズはもちろん、ときめきを表現したテンプルの形がデザインのアクセントになってる。正面からだけじゃなくて、横から見た時の印象も意識したよ。
The lenses are tinted light purple and the temples are designed to represent a heartbeat. That way, there's not only an effect when you look at it from the front, but also when you look at it from the side.
このまま現場に向かうつもり。みんなも夏を楽しんでね。
I'm off to work now. Enjoy your summer.
✄------------ PM 6:00 ------------✄
スペシャルTシャツのサンプルをもらったよ。ちょっと開けてみようかな。
I received a sample of my special T-shirt. Let me open it up real quick.
Tシャツに描き込んだ鳥のモチーフは、歌詞を考えている時に描いてたものなんだ。イメージを広げるために文字だけじゃなく、絵を描いたりしてた。
I drew the bird motif on the T-shirt while thinking of the lyrics. To expand my imagination, I not only wrote words, but also drew pictures.

絵を描くのはあまり得意じゃないから、何回も練習したりしてね。簡略化された線で表現しなくちゃいけないから、それが難しい。でも、いい気分転換になったよ。
I'm not really good at drawing, so I practiced a lot. I had to express it with simplified lines, which was quite difficult. But all in all, it was a nice change of pace.
ランマルがスペシャルTシャツを着てやってきた。ダンスレッスンの合間にCDを受け取りに来てくれたみたい。事務所で着替えたから問題ないらしい。普通に日常使いしてるんだね。
Ranmaru actually came while wearing my special T-shirt. Apparently he came to pick up my CD during a break from his dance lessons. It wasn't a problem because he changed clothes at the agency. He seems to wear it for everyday use.
アルバムの話をするランマルの表情が、自分のことみたいに嬉しそう。楽曲については、また時間を作って話すことにした。お互いこの後も予定があるからね。
Talking about my album, Ranmaru's expression turned cheerful, as if it were his own album. But we had to find the time to talk about the songs some other day since we both had plans afterwards.
CDと交換で、種なしぶどうで作ったコンポートをもらったよ。すごく綺麗な薄紫色。ローズマリーで香り付けされてるらしい。全く味の想像がつかない。
In exchange for my CD he gave me compote made from seedless grapes. The color was a lovely light purple. Apparently it has a rosemary scent. I can't imagine at all what it's going to taste like.
甘さ控えめだから、グラノーラに添えたりしてもいいらしい。残ったシロップはゼラチンを入れて、ゼリーにするのがランマルのおすすめ。ジャムとの違いについても教えてくれたよ。
Ranmaru said the sweetness is moderate, so adding it to granola might be good. He encouraged me to add gelatin to my leftover syrup and make jelly that way. He also taught me the difference between that and jam.
ランマルもレッスンに戻るみたいだから、ボクも仕事の続きをするよ。また夜にね。
Ranmaru seems to be returning to his lessons, so I'll continue my work as well. See you tonight.
✄------------ PM 9:00 ------------✄
#藍のアンビバレントな愛 にアルバムの感想をたくさん寄せてくれてありがとう。新曲だけじゃなくて、これまでにリリースした曲についても触れてくれてるね。
Thank you for leaving all your thoughts about my album under the hashtag #Ai'sAmbivalentLove. You even touched on my other released songs, not just my new ones.
リリース順に1枚のCDにまとめられているから、順を追って聴くとボクの歌声の変化を感じてもらえると思う。どの曲にも思い出があって、忘れられない。
All the songs are in the order they were released, so if you listen to the CD you can hear the changes in my voice. Each song has its own unforgettable story to tell.
みんなが改めて曲に対しての想いを伝えてくれるから、また新しい思い出が増えたよ。同じ曲でも時間が経つことで、感じ方が変わるのは面白い現象だね。
You have told me about your first impressions of my songs, and now new memories have been added to them. They are the same songs, but with the passage of time, the way one feels about them changes. What an interesting phenomenon.
これは活動を続けているからこそ体験できることだから、ずっと君に応援したいと思ってもらえるようなアイドルでいないとね。もっともっと好きにさせるから、ついてきて。
That's because we gain experience while our life goes on. I have to continue to be an idol that you always want to support.
Follow me and I'll make you like me even more.
君と過ごす時間が明日への力をくれるんだ。
The time I spend with you gives me strength for tomorrow.
また朝に会えるのを楽しみにしてる。おやすみ。
I look forward to meeting you in the morning. Good night.
11.08.
✄------------ AM 8:00 ------------✄
おはよう。今朝はランマルがくれたコンポートを食べたよ。グラノーラに添えてね。
Good morning. I ate my granola mixed with the compote that Ranmaru gave me today.
いつものグラノーラがまるでカフェのスイーツみたいになった。ぶどうの甘みだけじゃなくて、レモンの酸味も感じる。そこにふわっと香るローズマリー。絶妙な味のハーモニーだね。
My granola ended up looking like a dessert from a cafe. As I was eating, I could not only taste the sweetness of the grapes, but also the sourness of lemon. Combined with the scent of rosemary, it made an exquisite harmony of flavors.
ランマルのアルバムのリリース期間にも手作りのマスタードをもらったんだけど、それもすごく美味しかった。蜂蜜の甘さや醬油のコクが特徴的で、市販品と食べ比べてみたけど全然違った。
I also once received Ranmaru's homemade mustard back when his album was released, which was really delicious. The sweet honey and rich soy sauce flavors were very distinctive. I compared it to store-bought mustard, but the taste was completely different.
最近、食に対する興味が広がっていくのを感じてる。みんなや仲間の影響が大きいかな。これからもいろいろ教えてね。
Recently, my interest in food has widened. This may be due to the influence of my colleagues and you. So please continue to teach me.
✄------------ PM 4:00 ------------✄
仕事と仕事の空き時間に、レンが受け取りに来たよ。アルバムをもらうのが待ち遠しかったんだって。
Ren said he couldn't wait, so he came to pick up my album before his break.
早く聴きたいなら、事務所に置いておくけどって提案したんだ。でも本人から手渡しされることに意味があるみたい。レンらしいこだわりだね。
I offered to deliver my album to the agency for him, but it seems receiving my album in person was more meaningful to him. That is very much like him.
アルバムについては聴き込んでから話そうってことになった。また会う目的ができて、ボクも嬉しい。
He wants to hear it first, though, before we start talking about it. We're happy to have another opportunity to meet.
レンとこれからラブリルファンタジーをプレイするよ。CDを受け渡すだけじゃ物足りないんだって。面と向かってプレイするのは久しぶりかも。
It wasn't enough to just give him my album, so we're going to play some Loveril Fantasy now. It's been a while since we got together to play in person.
家からいつも使ってるマウスパッドを持ってきた。環境はなるべく同じにしたいからね。他にもラブリルファンタジーのグッズは愛用してる。
I brought my mousepad from home to make my environment as similar to home as possible. And I also use other Loveril Fantasy goods on a regular basis.

長時間のプレイは難しいから、中ランクのクエストをやる予定。1人でもクリアできるけど、2人で協力したほうが断然早く終わるからね。レンにも頼りにされてるし、頑張らないと。
It would be difficult to play for a long time so we plan to do some mid-ranked quests. They can be done solo, but together we can do them much faster. I rely on Ren a lot, so I have to do my best.
仲間と好きなことをして遊ぶ時間は、ボクにとって大切なんだ。少しの間だけど、思い切り楽しんでくるよ。
I appreciate the time I get to do the things I like with colleagues. I'm going to enjoy myself to the fullest, at least for a while.
✄------------ PM 7:00 ------------✄
リラックスタイムは終了。レンと別れて、これから仕事をするよ。
Relaxation time is over. Ren left and my work begins now.
抽選会用のポスターにサインを入れるんだ。最初の1枚はみんなに立ち会ってもらいたくて。準備するから、少し待っててね。
I'm signing the posters for the lottery. I want to show you the first one, but I have to do some preparations, so give me a second.
心を込めてサインを入れたよ。どこにサインを入れるか少し迷った。CDでは見えていない部分も、ポスターでは見られるのがポイントだね。
I signed it with all my heart. I was a bit unsure where to sign though. I decided on a place that is only visible on the poster but not on the CD.

君の笑顔を思い浮かべながら、サインを入れていく。ボクの想いも一緒に届くように。このポスターがどんな人の手に渡るのか、想像するだけでワクワクする。
I'll keep signing with your smile on my mind. May my signature and feelings reach you. I'm excited to think of all the people who will receive these posters.
サインを書くのに集中したいから、今日はここまでにするよ。みんなは週末の夜を満喫してね。
I want to concentrate on the signing, so I'm going to call it a day here. Go and enjoy this weekend night to the fullest.
12.08.
✄------------ AM 9:00 ------------✄
おはよう。最近の日課はみんなに朝の挨拶をすること。それともう1つあるんだけど、何かわかるかな?
Good morning. Recently, it has become part of my daily routine to greet you in the morning. Something else has also been added to my routine. Can you guess what it is?
正解は、セシルからもらったテラリウムの様子をチェックすることだよ。今のところあまり大きな変化はないけど、良い状況なんだと思う。
The answer is: looking after the terrarium I got from Cecil. Nothing much has changed so far, but I think that's a good sign.
温度や湿度が適しているかを確認して、必要であれば水をあげる。記録をつけるのも楽しいし、部屋に植物があるだけで雰囲気が変わる。
I check the temperature and humidity and add water if necessary. It's also fun to document, and the plants have an effect on the atmosphere of the room.
みんなも何か日課があれば、 #藍のアンビバレントな愛 で教えてね。君がどんなことに興味を持ってるか知りたい。
If you have your own routines, tell me about them using the hashtag #Ai'sAmbivalentLove. I want to know what you're interested in.
午後に休憩時間があるから、その時に会いに来るよ。じゃあね。
I have some free time in the afternoon, so I'll be back then. See you later.
✄------------ PM 3:00 ------------✄
仕事の合間に見つけたお店で植物を買ったよ。セシルのテラリウムと一緒に面倒をみようと思ってる。
I found a shop between work sessions and bought a plant there. I thought I could take care of it while maintaining Cecil's terrarium.
ヘミオニティス アリフォリア。ハートの形をした葉が特徴のシダ植物。その形状からハートファンやバレンタインファンとも呼ばれるみたい。
Hemionitis arifolia. It's a fern characterized by its heart-shaped leaves. This must be the reason why it's also called "heart fern" or "Valentine's fern".
直射日光を避けた明るい場所を好み、水やりには注意が必要らしい。季節や環境によっても変わるから、しっかり観察して適切な管理をしないとね。
It has a preference for well-lit areas, but direct sunlight should be avoided. It's important to pay attention to how you water it, because the amount of water depends on the season and environment. You must pay close attention to it.
ボクは人間観察が好きなんだけど、植物観察も新しい趣味に加わったかもしれない。植物は言葉を話さない分、コミュニケーションをとるのが難しいけど、時間をかけて理解できるようになりたいな。
I like observing people, but observing plants could be a new interest for me. Plants can't talk, which makes communication quite difficult, but I want to learn to understand them over time.
次の仕事まで、早速情報を集めるよ。植物にとって最高の環境を整えたいからね。
I want to prepare the best environment for my plants, so I will immediately start gathering information until it's time to work again.
✄------------ PM 8:00 ------------✄
ただいま。家に戻ってから、植物の居場所を作ってた。明日にならないと日当たりは確認できないけど、多分大丈夫だと思う。
I'm back. I'd been preparing a spot for my plants since I got home. I have to wait for tomorrow to confirm the sunny spots, but I think it should be fine.
今後の仕事に関する資料を手に入れたから、今夜は本を読む時間にする。基本的な知識の本と、関連しそうな本の2冊。
I received documents for an upcoming job, so I'll spend some time reading two books tonight. One covers the fundamentals while the other one may be relevant.
いままでに挑戦したことのないコンセプトだから、すごく興味深い。こういう機会がないと触れないジャンルだし、ボクと同じだって人も多いんじゃないかな。ある程度知識が深まったら、実際に日常生活でも試してみようと思ってる。
It's about a concept I've never been immersed in before, so it's very compelling. I'm sure there are a lot of people like me who wouldn't be able to touch this genre unless an opportunity came along. Once I deepen my knowledge about it, I think I'll use it in my daily life.
ボクたちの活動を通して、みんなが新しいことを知ったり、経験できたりするのは素直に嬉しい。君の人生に少しでも喜びという彩りを添えられたらって思う。
I am really happy to see you learn and experience new things through our daily lives. I hope I can add a little color, a little joy, to your life.
しっかり時間をかけて考えたいから、先に挨拶しておく。君も自分の時間を大切にね。今日も1日、お疲れ様。
I want to invest proper time thinking about this, so I'll say goodbye first. Make sure you value your own time as well. You've done well today too.
13.08.
✄------------ AM 9:00 ------------✄
おはよう。今日は1日オフだよ。午後に予定があるから、それまでゆっくり過ごすつもり。
Good morning. Today's my day off. I have plans for the afternoon, but until then I'm going to spend my time at my own pace.
今日は休みの人も多いかもしれないけど、平日に休みがあると、少し特別な感じがするっていうよね。こういう時に、何をするべきか悩むことがある。
Many people may have today off, but having a weekday free makes it feel a little more special. At times like these, I wonder what I should do.
天気のいい日は家の近くを散策したりすることが多いかな。夏は気温が高いから、注意する必要があるけど。あとは、仕事に関する資料を読んだりしてる。
I like to take strolls near my home on days with good weather. But the temperatures are high in the summer, so it's important to be careful. Otherwise, I tend to read my documents for work.
でもこの2週間は悩まずに済んだ。 #藍のアンビバレントな愛 をチェックするっていう、素晴らしい時間の使い方があるからね。大切に目を通させてもらうよ。
But these past two weeks I didn't need to worry about not knowing what to do. By checking the hashtag #Ai'sAmbivalentLove I find various wonderful ways to spend my time. I am looking through them carefully.
✄------------ PM 2:00 ------------✄
カミュに呼び出されて、指定の場所に着いた。洋館みたいな建物。CDを受け渡すだけのつもりだったんだけど、どうやら違うみたい。
Camus called me to an appointed place. It looks like a western-styled building. It seems I won't just be giving him my album, then.
個室に通された。これからアフタヌーンティーが始まるらしい。
I got led to a private room. Looks like we'll soon have some afternoon tea.
とりあえずCDを渡した。まさかこんなところでアルバムをやり取りするなんて思わなかった。せっかくだから飾っておきましょう、だって。
I went ahead and gave him my CD. But I never expected to exchange my album at such a place. He said that we might as well make it a special occasion.
大きなスタンドが出てきた。プレートにセイボリーもスイーツも3個ずつ乗ってるけど、他に誰か来るのかな?
A big sweets stand appeared. On the plates are savories and sweets for three. Will someone join us?
カミュが2人分食べるみたい。特別な日だからって言い訳してるけど、通常運転だね。夏の暑さに負けてるかと思ったけど、元気そうでよかった。
Apparently, Camus will eat two servings. He excused it by calling it a special day but this is just his standard procedure. I believed the heat of the summer had afflicted him but he seems to be doing well.
今日はカミュが紅茶をサーブしてくれるらしい。お茶のセレクトもお任せ。優雅で無駄のない動作は、さすが執事アイドル。
Camus wants to serve black tea today. Leave the tea selection to him. That graceful economy of movement is what you expect from the steward idol.
カミュが少しの間、ボクを借りることを許してくださいだってさ。アルバムについて話しながら、アフタヌーンティーを堪能してくるよ。
He asked to borrow some of my time to talk about my album while savoring the afternoon tea.
✄------------ PM 5:00 ------------✄
カミュのおかげで素敵な時間になった。こんなに手厚くもてなしてくれるなんて、感謝しないとね。
I had a great time thanks to Camus. I'm truly grateful for his great hospitality.
ボクはアルバムの楽曲について、カミュはスイーツについて、それぞれ解説し合いながら盛り上がったよ。情報が増えるほど、楽しみ方が広がるのはどちらも似ているね。
We got more pumped up as I talked about my album songs and Camus about sweets. Both subjects become more enjoyable the more you know about them.
次はカミュのターンだから、ここでのみんなとのやり取りについても話したよ。バトンを繋いでいくような感覚があって、ボクなりに力になれたらいいなと思ってる。
It's Camus' turn next, so I told him about the interactions I had with you all. It felt like a passing of the baton, so I can't help but hope that I was of some help to him.
アンカーを務めるのはプレッシャーもあるって言ってたけど、その表情は自信に満ちていたよ。きっとみんなを楽しませてくれるんじゃないかな。
With a look of confidence, he told me that being an anchor comes with its own pressures. I'm sure he'll keep you all entertained.
気になる場所に寄ってから帰ることにする。みんなも自分の時間を大切にしてね。
I'll return home after stopping at an interesting place. Make sure you value your time as well.
✄------------ PM 9:00 ------------✄
ただいま。少し前に家に着いて、手に入れたものを確認してた。
I'm back. I got home just a while ago and went through the things I bought.
まずは朝食で食べてるグラノーラ。ベースにもいろいろなフレーバーがあるんだね。チョコレート、紅茶、コーヒー、シナモンとかスパイスがきいたもの。気になるものをいくつか購入したよ。
First, granola for breakfast. Even the granola base comes in different flavors. Chocolate, black tea, coffee, cinnamon, and all kinds of spices. I bought the flavors that I thought were interesting.
次に、植物栽培用の道具。霧吹きや水差し、栄養剤。調べて必要そうなアイテムを揃えてみた。あまり過保護にしてもいけないけど、ボクの元に来たからには大切にしてあげたいと思う。
Then I got tools for cultivating plants. I got a spray bottle, a watering can, and nutrients. I gathered a few items that seem necessary for my research. I don't want to be too overprotective, but since they are by my side, I want to treat my plants well.
そしてメインは画材店。絵を描くための道具を見てきたよ。種類がすごく豊富で驚いた。「SHINING MUSEUM」の時にも感じたけど、何で描くか、どの紙を使うかでテイストが変わってくる。
And the place I wanted to visit the most was the art supply shop. I looked at some art tools, and the vast variety surprised me. What you use to draw, and the paper you use depends on the taste of the artist. I had the same realization during the time of the SHINING MUSEUM.
もちろん、コラボレーションした水彩色鉛筆も使うよ。それと合わせて、新しく手に入れたブラッシュタイプの水性ペンも試してみる。
I still use the watercolor pencils from back then, of course. Additionally, I want to test out my newly bought water-based brush pen.
描いたところを水に溶かして使うこともできるから相性が良さそう。細芯もついてて、そっちは細かい部分を描くのに向いてる。
It works well because the paint can be blurred with water afterwards as well. It also comes with a thin lead that can be used for more detailed parts.
絵の練習をしてくるよ。何を描くか悩むな。もっと上手くなったら、どこかでみんなに見せられるといいんだけど。
I'm going to practice drawing without worrying about what to draw. It would be great to show you my drawings one day when I'm better at it.
1日付き合ってくれてありがとう。みんなが一緒に楽しんでくれたから、いいオフになった。おやすみ。
Thank you for sticking around all day. If you all had fun, then it was a good day off. Good night.
14.08.
✄------------ AM 8:00 ------------✄
おはよう。ついに最終日。2週間、ここで毎朝会えたのがすごく嬉しかった。
Good morning. At last, we reached the final day. I really enjoyed greeting you all each morning for the past two weeks here.
目覚めた時に、一番最初に考えるのはみんなのこと。もう起きたかな?何をしてるのかな?って、気になっちゃう。そして #藍のアンビバレントな愛 のメッセージに目を通す。
The first thing on my mind after waking up was you. I couldn't help but wonder if you are up already or what you're doing. Then I'd check the hashtag #Ai'sAmbivalentLove.
ボクの日常に、君が存在することを強く感じられた。そして君にも、ボクの日常を知ってもらえたと思ってるんだけど、どうかな?
I strongly felt your presence throughout my daily life. Likewise, you got to know about the way I live my daily life. How was it?
大きな返事が聞こえてきそうだね。残された時間を大切に過ごそう。
I might get a lot of replies to that. Let's spend our precious remaining time well.
今日も1日、みんなに幸せを届けるよ。行ってきます。
I'll make you happy today as well. See you later.
✄------------ PM 1:00 ------------✄
休憩時間だよ。少しだけど、最近撮った写真の話をしようかな。みんなからもよく聞かれてたからね。
It's break time. Let's take some time to talk about the first picture I took. Many of you asked for it.
最初は記録として撮影していたけど、いつからか撮ること自体が楽しいと思うようになった。みんなに共有することもできるし。
At first, I only took pictures to document things but then I started to enjoy it. That way I can share them with everyone too.
でも最近はシャッターを切るよりも、自分の心に焼き付けることを優先してる。記憶に残せるように。
Recently, however, instead of pushing the shutter I prefer to burn the moments into my heart to keep them in my memory.
とある日の空。夏らしい青空。なんでもない日常がすごく輝いていた。君と過ごした2週間の思い出と共に胸に刻むよ。
The sky on that day was a typical blue summer sky. Shining on an ordinary day. Engraved in my heart together with the memories we made in the past two weeks.

名残惜しいけど、そろそろ仕事に戻るよ。次に会う時には嬉しい報告ができるといいな。
I'm reluctant to leave but it's about time for me to return to work. Next time we meet I hope I can deliver good news.
✄------------ PM 6:00 ------------✄
オリコンウィークリーCDアルバムランキング2位に、ソロベストアルバム「アンビバレント」がランクインしたよ。みんなが応援してくれたから、夢を叶えられたんだ。本当にありがとう。
My Solo Best Album "Ambivalent" placed 2nd on the Oricon Weekly CD Album Ranking! This is a dream come true, and made possible by your support. For that, I am truly grateful.
これまでのボクの活動が多くの人に伝わった結果なんだと思う。美風 藍としてアルバムを出せること自体がとても幸せなことなのに、それ以上の喜びをみんなにもらったよ。
I think this achievement is also due to sharing my lifestyle with you. It makes me so happy to release an album as Ai Mikaze, but more than that, I have received more happiness from all of you.
みんなからの「愛」がボクの中に宿り、そこから歌が生まれていく。このアルバムは君と紡いだ「愛」の軌跡。ボクの過去と現在が詰まってる
I'll shelter this "love" that I received from you and eventually it will become songs. This album is a miracle spun by our "love"—containing my past and present.
これまでを大切にしながら、これからも新しいボクの姿を見せていくよ。期待に応えられるように頑張るから、ボクの進化を見届けてほしい。
Everything up to this point was important, but from now on I'll show you a new side of me. I'll work hard to surpass your expectations, so I hope you'll be there to witness my evolution.
仕事があるから、また後でね。終わったら、できる限り早く戻ってくるよ。
I still have work to do, so I'll see you later. I'll be back as soon as possible.
マラカス振らないとダメみたい。
I guess he has to play his maracas.
レイジだけじゃなくて、ランマルもカミュも来た。
And Reiji wasn't alone—Ranmaru and Camus came as well.
スケジュールに入ってた仕事はフェイク。サプライズのために事務所に協力してもらって、予定を入れておいたんだって。
The job I had on my schedule was faked. The agency helped them by arranging my schedule to surprise me.
まさかとは思ってたけど、こんな手の込んだやり方で来るとは思わなかったよ。かなり前から押さえられてたから、全然疑ってなかった。
I never expected them to come up with such an intricate plan. I didn't suspect anything since it was planned quite some time ago.
会議室で待ってたら、突然マラカスを振りながらレイジが登場。ランマルとカミュも続けて入ってきたから驚いたよ。念のため伝えておくと、ランマルとカミュはマラカスは振ってない。
I was waiting in the conference room when suddenly Reiji appeared, playing his maracas. I was surprised to see that Ranmaru and Camus followed. For disclosure: Ranmaru and Camus were not playing maracas.
今もアンビバレントな気分だよ。長い間一緒にいても、3人の考えてることは予測できない。ボクを困らせたり、喜ばせたり。本当に面白いね。
This, too, makes me feel ambivalent. We've been together for a long time but I still can't predict them. They trouble me and they make me happy. They're definitely amusing.
オリコンウィークリーのお祝いをしてくれるらしい。おめでとうの言葉だけでも十分なんだけど。なんだか気合を入れて準備してるみたいだから付き合ってあげようかな。
They say they want to celebrate the Oricon Weekly Ranking. Congratulations would have been enough. But they seem to have worked hard on preparing this surprise, so I'll go along with it.
最後は一緒に過ごせるように戻ってくるよ。それまで待っててね。
I'll be back to spend the last moments together with you, so wait for me.
✄------------ PM 11:00 -----------✄
お待たせ。メンバーとの時間はすごく充実してた。たくさんお祝いしてもらったし、ここでの2週間のことも話したよ。
I kept you waiting. The time we spent together felt really fulfilling. I got celebrated a lot and we even talked about the past two weeks.
ソロアルバムの発売と、ここで君と過ごした2週間はかけがえのない経験になった。どの瞬間も大切な思い出なんだ。ボクはきっと、ずっと忘れない。
The release of my album, as well as the two weeks we spent together have become irreplaceable experiences to me. Each moment is an important memory that I'll surely never forget.
毎朝、君に挨拶をして。心が動いたことがあったら共有して。それを君が受け止めて返してくれる。何気ない日常が特別なものになった。
Greeting you each morning, sharing things that moved me with you, and seeing your reactions. That's what made my ordinary daily life special.
君が傍にいてくれるから寂しくないよ。こんなにも愛し合っているってわかったから。もし不安になることがあったら、ボクの曲を聴いてほしい。歌で抱き締めてあげるから。
I wasn't lonely because I had you by my side. I understood that we love each other this much. And if you ever feel worried, I want you to listen to my songs. I'll embrace you through my song.
君と奏でた夢と歌がボクの存在証明。それは永遠に変わらない真実。これからの未来も一緒に紡いでいこう。
The dreams and songs we completed together are the proof of my existence. And this reality will never change. Let's continue to spin the future together.
(END)
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翌日、会社からマンションに帰る途中、信也はJR上野駅向かい側のビジネスホテル「М」に近いところに、たまたまゲイ総合サイトからアクセスして見つけたバラエティショップ「B」に立ち寄った。いざゲイビデオに出演するとなると、モデルがどんなシチュエーションで相手と絡んでいるのか研究しなくてはと思ったのだ。しばらく裕美は漫画の〆切が近いと仕事場の方に泊まり込みになると、昼休み中にラインがきた。全く、〆切そっちのけで飲みに歩いているからだと、彼は呆れた。アシスタントの香織も、よく子持ちでありながらあちこち出掛けるよなと、未だに学生気分が抜けないのが不思議だった。
色々と小言を呟いてはいたが、少しは下半身の穴も「開発」しなくてはと、信也は真純にラインをし、「サ◯ソンビデオ」に出演することは伏せつつ、もっと気持ちよくセッ◯スをするにはどうしたらよいかと相談した。すると、真純から返ってきた言葉がこれだった。
「雄マ◯コで感じる様になれば沢山イクよ」
と文末にハート印が付いていた。彼は、
「信ちゃんとまたイッちゃいたいな」
と今度はハート印が三ケ付いていた。余程やりたいンだなと信也は苦笑した。
一方、憲一にも同様の質問をしたが、やはり「ア◯ル」が最高だとの回答だった。直腸と大腸の裏側に前立腺があり、そこを刺激されると普通に肉棒をしごいて淫液を出すより気持ちいいと話していた。彼は、三社祭の前日に真純と寝た時のことを思い出した。嗚呼、確か「潮吹き」をしたな…。あんな状態にオレもなるのかと信也は想像しただけで恥ずかしかった。しかし、問題は挿れるまでの下準備が大変そうだった。まるで鼻の穴にごぼうを突っ込む様なものだし、自分が経験した限りでは痛いの一言しかなかった。 そのことも相談したが、
「まずはラヴオイルで相手の『雄マ◯コ』で濡らし、最初は一本、徐々に二本、三本と拡げていけば大丈夫」
と、憲一からメッセージが返ってきた。また、
「あまりに好きだったら『雄マ◯コ』を舐めちゃうな」
ともきた。「舐める」!? 所謂「ケツ」の穴を!? 信也は生理的に無理と思った。元々、大きい方を排泄する為にあるものを舐めるだと!? オレにはできない! 彼は、縦線の入った『げッ!?』と言葉を放つイラストのスタンプを押した。それに対して憲一は、
「オレは信ちゃんのならペロペロしたいなァ〜」
とハート印を付けて返信した。
そんなやり取りを東西線と銀座線での移動時にしていた。今日は憲一も真純も休んでいるから、まァ、こんな時間にラインしても大丈夫だろうと思ったが…。時折、二人は昨日「Kバー」やホッピー通り、ゲイバー「Z」で撮った写メを添付していた。信也は泰典とずっと過ごしていたが、その間に二人は褌越しに他の客と「兜合わせ」をしたり、舌を絡ませ合ったりと好き放題やっていた。仕舞には、恐らく今朝ビジネスホテル「C」の部屋の中なのか、二人が「フィニッシュ」した後の様子もアップされ、かえって信也の方が赤面した。そのうちに下半身が反応し始め、彼はブリーフケースで股間を隠した。まるで、裸同然の透けた下着だけで卑猥なポーズをとったグラビアの女を見てオ◯ニーを隠れてやろうとする男子中学生の様だ。
信也は、先走り汁がスラックスにまで染み出していないか心配しながら上野駅で下り、バラエティショップ「B」を目指した。雑居ビルの二階に上がってすぐ左手にドアがあったが、開けると奇抜なデザインの下着や褌が陳列され、奥の方には無数のDVDが置かれていた。所謂「ケツワレ」が視界に入り、彼はハンガーに掛けられたものを手に取った。嗚呼、アメリカンフットボールやラグビーの時に穿くやつだなと思ったが、どういうシチュエーションの時に使うのか解らなかった。
一方、DVDの陳列棚に目を移すと、一見ゲイとは無縁な、黒髪を五分分けにした紺色のスーツを着た痩せ型の男が色々とパッケージを見ていた。彼は「エ◯ティックスキャン」のDVDをメインに探している様だった。二、三十代のスーツ姿のモデルがワイシャツのボタンをはだけさせ、比較的筋肉質な肉体を見せながらシースルーのビキニ越しに股間を「もっこり」させている。信也は「如何にも」感を漂わせているので、全然萌えなかった。彼は寧ろ、「Mr. H◯t」の様な普通の中年男が恍惚の表情を見せている方に欲情した。憲一も真純も、見た目は普通のおっさんだからだった。
Mr.H◯tのDVDを二本買うことにし、信也はディ◯トと「ペ◯ローション」の置いてある棚に歩いて行った時、先刻からDVDを探している男の携帯電話が鳴った。何処かで聞いたことがある声が聞こえてきた。
「大輔君、どう〜? カッコいい男の子があんあん言いながらお尻掘られてる様なもの、あったァ〜?」
「いやァ、パッケージだけじゃ解らないスよ! それっぽいの、何本か買って来ますよ」
「一応『レディース』雑誌だから、『ガチ』ゲイでもダメだと思うのよォ〜。いっその事、男だけど妊娠しちゃうファンタジー物にしちゃおうかしら?」
「先生、男に『子宮』はないスよ!」
「そうよねぇ〜、まさか『キ◯玉』に子どもできちゃエイリアンだもンねぇ〜」
この調子の喋り方とい、このトーンの声とい、嗚呼、彼が裕美の担当者なンだなと思った。家に置いてあったDVDは彼が買って来たンだなと、信也は思った。彼は、大輔には声をかけずにレジへDVDや「大人の玩具」を持って行った。チェック柄の紙袋に入れられ、外から見られない様に考慮はされていたが、何となく「ついに買っちまった」感が付きまとった。
途中、下谷神社にお詣りをした後、どうせ独りだしと信也はマンション近くのラーメンチェーン店「H」で日本酒も付け、夕食を済ませた。あまりに近所なのでなかなか来る機会がなかったなと、彼は餃子と野菜たっぷりラーメンを食べた。嗚呼、このまま風呂も済ませちゃおうと、「K湯」にも寄り、日替わり湯にどっぷり浸かりながらしばらく頭の中を空っぽにさせた。マンションに戻ると、彼は新しい下着に取り替え、部屋着のTシャツとスエットパンツに着替えた。そのままベッドに身を投げ、しばらく天井を見上げていたが、彼は枕の横に置いたバラエティショップ「B」で買った諸々を開封することにした。袋から出すと、真っ先にディ◯トと「ぺ◯ローション」が転がってきた。ピンク色のディ◯トは、意外とリアルにできていた。男の肉棒を模したものだが、キチンと血管が浮き出ているところまで再現されていた。大きさがあるらしく、まずは最小のものから始めることにした。しかし、これを「雄マ◯コ」に挿れるのは抵抗があった。汚れてはいけないと思い、念の為に「コ◯ドーム」も箱で買った。
「オレは何やってるンだろ…」
と、内心バカバカしく思えたが総てはビデオ撮影の為だと割り切ることにした。
信也は、ベッドの上にバスタオルを敷き、とりあえず用を足すことにした。ディ◯トを挿れるのだからまずは「雄マ◯コ」の中をキレイにしなければと、トイレに向かった。数分後、用足しをすると彼は再びベッドに横たわり、タブレットで気になる動画をアプリで探しながらスエットパンツを脱ぎ、ブリーフ越しに一物を弄り始めた。時折、向かい側の姿見に映る自分自身の姿に視線を向け、内腿を開きながら腰を突き上げ、何度も股間を愛撫した。動画には、ワイシャツをはだけさせた中年風の男が白いビキニ越しに一物を弄っていた。ネクタイをだらりと襟に垂らし、如何にも仕事帰りという表情を見せながら、時折ビキニの端を引っ張り、勃起してきた「ムスコ」に欲情している。早くも信也は硬く太くなっていくのを感じ、Tシャツをたくしあげた。乳房を弄りながら、動画の男と一緒にオ◯ニーをしているかの様な錯覚に陥った。
「あん、ああん…」
おのずと信也はディ◯トに手が伸び、ブリーフ越しに己の肉棒に押し付けた。腰を左右に動かしながら、そのディ◯トを徐々に「雄マ◯コ」に移していき、突いた。すでにコ◯ドームは付いており、いつでも挿れることができた。彼は憲一か真純に絡まれているというシチュエーションでオ◯ニーにふけた。次第に肉棒の先端も先走り汁で濡れ始め、彼はブリーフを脱いだ。ぺ◯ローションで手指をヌルヌルにし、まずは雄マ◯コに人差し指を挿れ始めた。直腸を越えたところに「Gスポット」はあった。確かに、しこりの様なものを感じた。彼は中指も挿れた。微かに痛みはあるが我慢できるものではあった。チ◯ポはいったん萎えるも、先端からは先走り汁が滴っていた。そう言えば、ゲイビデオではしごいていたなと彼はチ◯ポの裏側を愛撫した。嗚呼、今のタイミングならディ◯トを挿れられそうだ。
コ◯ドームを被せたディ◯トにぺ◯ローションを塗りたぐり、そっと雄マ◯コに挿れていく。信也は恐る恐るだったが、見事に奥まで挿れることができた。
「嗚呼、入ってる…」
それをゆっくりと上下に動かしていく。彼は声を上げずにはいられず、
「あッ、あッ、あン…」
と、おのずと天井に下半身を上げて開脚した。もし裕美が偶然帰って来たら悲鳴を上げるだろうなと、彼は帰って来ないことをただ祈った。
グイグイとディ◯トを押し込み、信也は理性が麻痺していくのを感じた。じんわりと汗をかき始め、チ◯ポを弄っている左の手指が先走り汁でヌルヌルになっていくのを感じた。嗚呼、女になった気持ちだと彼は思った。そっとディ◯トを引き上げると、
「あッ、あああん!」
と黄色い声を上げた。この様子を憲一や真純にも見せたいと、いったん左手指を枕元にあったティッシュで拭い、近くに置いた携帯電話で動画を撮った。他人に痴情を見られることにエクスタシーを感じるのかもと、彼は自分自身の意外性を見出した。身体が火照り、片手に持った携帯電話を操りながらラインでオ◯ニーする様子を憲一と真純に送信した。三人は三社祭を共に行動するのに先立ち、予めグループラインをつくっていた。
尿意に近い切迫感を経験した挙げ句、
「イ、イク! イク! イク!」
と声を上げた。これまでにない、チ◯ポの先端から止めどなく乳白色の淫液が流れ、一部は跳び散った。右手指はベトベトに汚れ、もう一度シャワーを浴びなければと思った。もう片方の手でデ◯ルトを引き抜こうをしたが、
「いやァァァァァン!」
と、再び黄色い声を上げた。ズルズルと脱腸しそうな感じだった。一番小さいものを買ったつもりが、やはり用を足すだけの穴に突っ込むのはキツいと、信也は思った。下腹部や両太腿に跳び散った淫液をティッシュで拭い、用済みのコ◯ドームをトイレのゴミ箱に捨て、彼はもう一度シャワーを浴びることにした。
浴室から出ると、携帯のラインアプリに赤丸が付いていたので確認すると、憲一や真純からだった。二人共、信也の動画を見て「抜いた」のか、硬直したまま淫液を垂らした二人のチ◯ポが写メで送られていた。コメントはいずれも、
「信ちゃん、サイコ〜!」
「こんな気持ちイイの、初めて!」
と大絶賛していた。すでにライン自体が「ハッテン場」と化していた。まァ、スタンプ一つでも押しておこうと、信也はお気に入りのイラストレーターが描いた「ありがとう」というスタンプを送った。
彼は、いつ撮影の話が来ても良い様に、一日おきにア◯ルセックスの疑似練習をした。
-À suivre...
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youtube
愛欲相対売買所 A Place To Get Over-The-Counter Lust
Original Links: https://www.youtube.com/watch?v=9xHlhegd3aY https://www.nicovideo.jp/watch/sm37853630
Music/Lyrics/Video: Aiiro Nishimon Illust: Kurebi Singer: Gekiyaku Rap: Kokone English Translation: Serene_Snowfal Subs: Kesera
Lyrics:
1A 返る事のないLINE 暗闇で青く光る画面 ぼーっと見てた "もういい"って自問自答 面倒くさくなっちゃって 形だけの愛求めて I stared blankly at the LINE you won't respond to that sits on my screen glowing blue through the dark Soliloquizing “Ugh I’m done” Is getting a bit tiresome I’m looking for love in name only
1B "イケナイ遊びに ちょっと付き合ってくれませんか 嫌嫌?" “Wanna join me for some scandalous fun? Or nah?”
1サビ 相対にdeal 内緒にしてよ? 最低なnight 華麗に乱れて (ドキドキは アッチェレランド)君に仕掛けたトラップ 無い無い無い"愛情"は売買 ナンセンスな 関係は欲情に捨てちゃって いたいけな私にキスをして? Won’t you keep this mutual deal discrete? This terrible night gorgeously becomes disarrayed (Your heart beat accelerandos) This trap I set for you Nope, nothing, nada, only “Affection” is for sale Just throw away your nonsensical relationship into lust And kiss pure and innocent me, kay?
2A ねぇ何回目? あなたの空虚なエゴにも聞き飽きたわ。 黙っていて? ゆらゆら揺れる"情"に はき違えた愛は 正しく歪み始めるの Hey, how many times has it been? I’m tired of hearing about your empty ego. Shut it, kay? This mistaken love assuredly starts to warp because of this shaking and swaying “sympathy”
2B 汚れ切った欲望に 飲み込まれて あぁ、、理想を憂いた I’m swallowed up by these completely tainted desires Ahh, I agonized over my ideals
2サビ あ、あ、あ、愛してを頂戴? 私だけに 愛憎なfeeling 感じ合いたいの (ド���ドロに溶けた脳幹)重なる狂気だ 痛い痛い痛い奴にバイバイ 無意味な思い出は お金に換えちゃって 忘れられない刺激与えて? Lo- Lo- Lo- Love me, okay? Only me I want us to share these feelings of love and hate (Our brainstems melted into goo) This is our overlapping insanity Bye bye to all those painful, hurtful, cringy guys I convert these meaningless memories into money, Won’t you give me unforgettable stimulation?
rap ノーサンキューな愛に 交わすもんなんて無いし いい加減"ハイハイ"って共感したフリだ 単純だ 滑稽なストーリー 騙されたフリして幼稚な愛に 正しさを振りかざすウザいやつらにかます快進撃だ I don’t have anything to exchange for a no thank you love, So I just pretended to sympathize and gave out a lukewarm “yeah, totally”- How simple Such a comical story, naive love pretending to be deceived I'll beat the heck out of annoying little shits who try to push what they think is correct
3C ドキドキドキしたい 不埒なその呼吸で 華麗に淫らに堕ちていきたい 夜が明ける前に 感情だけに任せて もどかしい気持ち晴らして? I want my heart to pound, and I want to gorgeously fall into lust with that audacious breathing Before the night ends, won’t you follow your own feelings, and dispel those frustrations?
"イケナイ遊びに ちょっと付き合ってくれませんか 嫌嫌?" “Wanna join me for some scandalous fun? Or nah?”
3サビ 相対にdeal 内緒にしてよ? 最高なnight 華麗に乱れて (ドキドキは アッチェレランド)君に仕掛けたトラップ 無い無い無い"愛情"は売買 ナンセンスな 関係は欲情に捨てちゃって トロけるほどのキスを交わして? Won’t you keep this mutual deal discrete? This terrible night gorgeously becomes disarrayed (Your heart beat accelerandos) This trap I set for you Nope, nothing, nada, only “Affection” is for sale Just throw away your nonsensical relationship into lust, And share an enchanting kiss with me, kay?
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Timeout #02 : Where Hearts Break and Mend.

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A week had nearly passed since I broke things off with Marco. His unread messages still lingered on my phone. Each time I saw his "We need to talk," my fingers would hover over the reply button before pulling away. Getting back together would only lead to the same heartache. The ER couldn't function without Marco. It was unfair of me to expect him to keep promises when he could be called in even on his days off. I had no right to complain. After all, I fell for someone who valued saving lives above all else.
"Hey, let's play tag next!" A small hand tugged at mine excitedly, pulling me from my thoughts. The young girl, who had just gotten her discharge date, had regained her vibrant energy. It was hard to believe this was the same child who had spent six months crying in her hospital bed. During counseling sessions, I liked to bring patients to this courtyard surrounded by hospital wings. The gentle sunlight helped soothe hearts confined to sterile spaces. "No running games. What if you fall?" "But I'm tired of hide and seek!" Her hand slipped from mine as she darted away. "Hey, wait!" I chased after her. Illness affects not just the body, but the spirit. Yet here she was, smiling enough to run around. Being able to witness each patient's emotional healing - this was why I took pride in my work. Even if I couldn't cure diseases like the doctors, I could help heal hearts. "Over here!" "Watch out for the-!" My warning came too late. My sudden movement threw me off balance. As my knee hit the ground, I heard the fabric of my lab coat tear. "Oh no! Are... are you okay?" Anxious footsteps approached. I quickly stood, smoothing my coat. "Hey now! No running off like that, okay?" I scolded her cheerfully while discreetly turning sideways. My knee throbbed sharply, but I forced myself not to show it. "I'm sorry..." I gently patted her downcast head. "Look, the flowers over there are blooming beautifully! Shall we go see?" I directed her attention to the colorful flower bed, distracting her from what had happened.
カウンセリングが終わると、足を引きずりながら更衣室へと急いだ。一歩ごとに膝に鈍い痛みが走った。 ドアを開けて誰もいないことを確認し、慎重にズボンを脱いだ。膝の擦り傷は予想以上に大きかった。この歳で子供のように転ぶなんて、と思わず笑ってしまった。湿らせたティッシュで傷口を拭き、着替えを取りにロッカーへ向かった。その時になって初めて、今日は替えのユニフォームを持ってきていないことに気づいた。ため息をつきながら、ズボンについた血痕を拭き取ろうと必死だった。今日はもう患者の診察の予定はない。気を付ければ何とか乗り切れるだろう。 残りの時間は会議でいっぱいで、机の上には山積みの書類が積み重なっている。今日は時間通りに帰るのは無理だった。
夕暮れが深まる頃、最後の打ち合わせを終え、���り固まった首をマッサージしながら廊下を歩いていた。蛍光灯が床に奇妙に長い影を落としていた。 廊下の隅で、時間が止まったようだった。 白い廊下に白い人影が立っていた。マルコだ。腕に抱えられた分厚いファイルがかすかに揺れた。言葉にならない時間が、私たちの間に流れた。彼の顔に驚きの色が浮かんだが、私が先に反応してしまった。視線を床に落とし、急いで通り過ぎようとした。 「…足、どうしたんだ?」 背後から聞こえてきた低い声に、肩がぴくりと震えた。相変わらず鋭い。苦笑いが唇をよぎった。 「転んで膝を擦りむいただけ。自分で治療したから大丈夫」 足を引きずっているのを必死に隠そうと、無理やり普段通りの歩き方をしようとした。 「見せてくれ」 彼の足音が近づいてきて、思わず体が緊張した。 「え、本当に、大丈夫なの」 声を落ち着かせるのに苦労した。 「もしそこにゴミや細菌が残っていたら、感染したり傷が残ったりするかもしれない」 「…後で同僚に見てもらいます」 私は廊下の向こうに見える時計をちらりと見て、現実逃避をした。 「…今日は仕事が山積みなんです」 そう言って、私は踵を返した。誰もいない廊下に足音が響き渡る中、彼の視線が背中を突き刺すのをまだ感じていた。
心理学のオフィスに入ると、静寂が私を出迎えた。同僚たちが消し忘れたデスクランプがいくつか、寂しげな光を放っていた。普段は賑やかなオフィスも、この時間になると妙に寂しく感じられた。 今日の仕事量を確認すると、またため息が出た。 「よし、2時間…いや、1時間で終わらせる」 そう呟いて自分を励まし、座り始めたその時、ノックもせずにオフィスのドアが開いた。ローがいつものように退屈そうな表情で入ってきた。 「まだここにいるなんて珍しいな」と 彼は私の顔を見ながら言った。 「何か用事でも?」と、 そっけない返事が自然と漏れた。ローは物憂げにバインダーを掲げ、クリップが蛍光灯の光に当たった。 「ローテーションの書類…どこに入れればいい?」 「ああ、箱に入れておけばいい」 彼が何も言わずに去ろうとした時、私は思わず声をかけた。 「ねえ、ちょっと…怪我を診てもらえませんか?」 「え?…どこが痛いの?」 ローは振り返りながら、かすかに目を細めた。 「カウンセリング中に幼い患者さんと遊んでいて転んでしまったんです。自分で治療したんですが、傷が残るのが心配なんです。見てください」 私は破れたズボンを指差した。ローは明らかに困った顔をしたが、黙って隅にあった救急箱を取り出し、椅子を引いた。 一瞬の沈黙の後、私は凍りついた。助けを求めていたにもかかわらず、その後のことを考えていなかった。診察室の静寂が急に重苦しく感じられた。
「あの…ズボンを脱がないと…いけないんですか?」 自分の声が震えているのがわかった。 「…他にどうやって診ればいいんですか?」 ローの声には、諦めと疲労が入り混じっていた。そして、私の考えを察したのか、彼は大きくため息をついた。医師として毎日患者さんの体に接している私が、こんな些細なことでためらっていることに、彼は苛立っているのがわかった。 「いいか、君の下着姿を見る気はない。早くしてくれ。仕事があるんだ」 彼の苛立たしい話し方に思わず反論しそうになったが、言葉を飲み込んだ。 「いいよ、でも、向こう向いて…」 声に不安が忍び寄ってきた。立ち上がるのが妙に気恥ずかしかった。布が滑る音さえも大きく感じられた。慎みを保つため、急いでズボンを太ももに掛けた。 「よし、準備完了」 ローは椅子を回転させた。冷たい指が私の膝に触れ、傷を注意深く調べた。 「ただの擦り傷だ。大したことない」 軽くあしらった言葉とは裏腹に、彼の手つきは驚くほど優しかった。荒っぽい扱いを覚悟していたが、彼は丁寧に傷口を拭き、繊細なタッチでガーゼを当てた。彼の仕草には、普段の態度からは想像もつかない温かさが漂っていた。 「……何?」 ローは私の熱心な観察に気づき、疑わしげな表情を浮かべた。 「何でもないよ。君って結局、ちゃんとした医者なんだと思ってただけだよ」 「僕の手術を見るまで、 それは控えておいてくれ」「結構だ。血みどろのものは苦手なんだ」 「ERの方が血みどろだ。…心臓手術は芸術だ」 ローはニヤリと笑い、手際よく救急箱を片付けた。
「よし、できた。掻くな」 「ありがとう」 私が立ち上がろうとした途端、ローは突然凍りついた。まるで石になったかのようだった。困惑しながら、私は彼を見上げ、ドアの方を見つめる彼の視線を追った。 「え?どうしたの?」 振り返ると、息が止まった。 マルコが救急箱を手にドアの前に立っていた。強い蛍光灯の下、彼の目は一瞬の驚きの後、氷のように冷たく変わった。彼の視線は、救急箱を持ったローから、下着姿の私へとゆっくりと移った。沈黙の瞬間は永遠に感じられた。 「…邪魔してごめん」 そう言うと、彼は踵を返した。ドアが静かに閉まると、白衣がわずかに揺れた。 ローはしばらく立ち止まり、それからゆっくりと私の方を向いた。いつもの無頓着な態度は消え、いつになく真剣な表情になっていた。 「…これはまずいかもしれない」。 心臓が高鳴るのが不安を露わにし、私は深呼吸をした。そうだ、これは同僚同士の医療行為だ。マルコがどう思おうと、罪悪感を抱く必要はない。それに、私たちはもう… 「大丈夫。…もう別れたんだ」。 無理やり笑顔を作り、さりげなくズボンに手を伸ばした。 「バカ、心配してないよ!まさか、私に恨みでも抱いてるんじゃないよ?」 彼の予想外の言葉に、私は立ち止まった。 「え?部署が違うのに、どうしてマルコと付き合わなきゃいけないの?」 首を傾げながら、急いでズボンを履き直した。 「…私も時々救急室の手伝いに呼ばれることがあるの。…それで、彼の手術の手伝いをすることになるの」 「え?聞いたことないわ」 ふと、好奇心が湧いてきた。救急室にマルコがいるなんて、私の知らない世界だった。看護師たちは彼の指示をどう待ったのだろう?研修医たちは彼から何を学んだのだろう?普段は穏やかな彼の態度が、手術室に入ると冷酷なまでにプロフェッショナルに変わるという噂を、私は漠然と覚えていた。 「マルコは手術中どんな感じ?厳しいの?」 「…以前は厳しかったんだけど。」 その言葉の意味を考える間もなく、ローは唐突に話題を変えた。 「明日の朝、冠動脈バイパス手術を受けるんだ。…もし暇なら見に来てくれ。」 そう言って、彼は部屋を出て行った。静かな診療室に夜の空気が満ちた。
◇
The next morning. My meetings finished earlier than expected. Looking at my schedule, I remembered Law's invitation from yesterday. (Might as well see how he works) Though I'd approached it casually, an odd tension crept into my chest as I climbed the stairs to the cardiac surgery ward. Hospital staff could observe operations freely unless specifically restricted. But clinical psychologists rarely set foot here. The surgical floor had a different atmosphere from the regular wards and offices. I walked down the corridor where even footsteps seemed muffled, filled with the scent of disinfectant. In the office, doctors and nurses in scrubs moved like precise gears in a machine. The whiteboard by the entrance displayed today's surgery schedule. I found Law's name and operating room. My hand hesitated on the observation room doorknob. Opening it slowly, I found several young medical students and two distinguished-looking senior doctors. One noticed me with surprise. "Oh, you're the psychologist..." "May I observe?" "Of course. You're just in time - the prep work is done, now comes the interesting part." Encouraged by his words, I approached the glass window overlooking the operating room. The surgical lights cast a bluish-white glow on the green scrubs. Though the masks should have made all faces look similar, Law's figure stood out strangely clearly. The exposed heart at the patient's chest made me catch my breath. The operating room was wrapped in silence, broken only by machine beeps and brief commands. Every staff member moved with precise efficiency. Though I couldn't understand what was happening, I found myself entranced by Law's confident movements. Suddenly, a small commotion arose behind me. Turning, I met Marco's eyes. Yesterday's scene flashed through my mind, making my heart leap. He showed a moment of surprise before his expression went blank, and he silently walked to stand beside me. The atmosphere in the observation room shifted the moment Marco appeared. The medical students tensed and whispered among themselves. "It's unusual to see you observing another department's surgery, sir." The doctor next to me nervously addressed Marco. "...Sometimes." Marco replied curtly, his gaze fixed on the operating room. His profile seemed to hold some emotion different from last night's coldness. Meanwhile, in the surgical field, Law had taken up his scalpel and was approaching the patient's thigh. (Wait, isn't this supposed to be heart surgery...?) As I leaned forward curiously, Marco's low voice explained: "He's harvesting a blood vessel to create the bypass-yoi." I peered through the glass at the surgery. The light focused more intensely on Law's hands. His right hand wielding the scalpel moved gracefully. His left hand with ultra-fine forceps delicately lifted a hair-thin blood vessel from between muscles, like drawing out a thread. "Wow, such a tiny vessel..." I couldn't help my amazed whisper. The doctor beside me smiled kindly. "He's very skilled. ...Even if his attitude needs work." This unexpected praise made me smile. The intense focus was completely different from his usual dismissive manner. Last night, beneath his characteristic complaints, his touch had been incredibly gentle. That duality shone brightest here in the operating room. "His technique is good. ...Though there's still some hesitation in his movements-yoi." The cool voice dropped suddenly from beside me. The tone made me straighten instinctively. Glancing sideways, I saw Marco observing the operation with one eyebrow raised, his sharp gaze evaluating the surgeon's skill.
We continued watching in silence. A heavy atmosphere that no one dared break dominated the observation room. The medical students held their breath, occasionally stealing glances at Marco. Eventually, as Law moved to the next phase, Marco slowly turned away. As the door closed quietly behind him and his presence faded, the doctors exhaled deeply as if released from pressure. "That was intense. ...What did he come to see?" The tension in the room gradually eased. "Marco... can he perform this surgery too?" I was surprised by my own question. The doctor smiled gently at me. "Of course. ER doctors need to handle all kinds of cases. In fact, there might not be any surgery he can't do." Those words settled heavily in my chest. In this world I didn't know, Marco was universally respected. It was a completely different side from the one I'd known as his girlfriend.
While lost in these thoughts, a voice announced the final sutures were complete. Law raised his arm as if wiping sweat from his surgical gown. Mid-gesture, his eyes flickered toward us. Despite the distance, I could clearly read his smug expression behind the mask.
That familiar mischievous grin seemed to say, "How was that?"
The operating room door closed, and the surgical lights dimmed. A brief silence fell before the next operation.
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