#唇環
Explore tagged Tumblr posts
yutakayagai · 5 months ago
Text
秀一が七瀬に案内されたのは、一年二組の教室だった。大概、一組あたり三十名の生徒が学んでいるらしく、これまで男子校とは無縁だった秀一には「未知の世界」だった。やはり「むさ苦しい」のだろうか?と、彼は色々と想像を膨らませた。教室内から賑やかな声が聞こえ、一瞬「学級崩壊」しているのでは?と七瀬に聞いた。
「一応、国公立大学への進学率は高いって聞いてますけど…」
「まァ、本当だけど、休み時間は何処もこんな感じですよ」
「何やってるンですか?」
「う〜ん、何やってるンでしょうね」
流石に休み時間のことまでは解らない様だった。七瀬は教室の引き戸を開けると、何故か急に静かになった。談笑をしているだけだったのか、散り散りになっていた生徒らが一斉に着席した。K高校の制服は、紺色の詰め襟にサイドベンツが入ったものだった。七瀬が教壇に立つと、生徒の一人が起立の声かけをした。まるで防衛学校の様な号令である。七瀬は挨拶をすると、秀一の紹介も含めて話し始めた。
「今日から、一年生の現代文を担当することになった、益子秀一先生です。益子先生、皆に自己紹介してもらってイイですか?」
突然促されたので、少々慌てた様子を見せたが、
「はじめまして。益子秀一です。都内の私立高校で担任も受け持っていた経験もあります。早く皆と仲良くできるよう頑張りますので、よろしくお願いします」
と会釈した。生徒の中には、目を���きく見開いて興味を示す者もいた。一瞬どよめいたが、
「はいッ、授業を始めますよ!」
と七瀬は声を上げた。
授業の合間、秀一は教室の後ろで見学をしていた。その最中にも一部の生徒が振り向いてはヒソヒソと話し、落ち着かなかった。そんな生徒に秀一は、
「授業中だから、ヒソヒソ話は止めようね」
と小声で言った。
授業が終わり、廊下に出ると七瀬は溜息をつき、
「…実は、一年二組は一番やりずらいンです。ウチは特別進学コースと大学進学コースと分かれているンですけど、先刻のクラスはあまり出来がよくなくて…」
と話した。まァ、見りゃ判るよと秀一は割り切っていたが、
「恐らく、初めてだからかなァ?」
と言うと、
「何人か、益子先生に好意を持った奴がいたと思うンで、注意した方がイイですよ」
と強調した。
その後もクラスを転々とし、授業が終わる都度、七瀬はめいめいのクラスの特徴を話した。一環して共通しているのは、
「益子先生に好意を持った生徒がいる」
という言葉だった。秀一は、七瀬には「解りました」と言ったが、内心は「まァ、面白可笑しくやってやれ」と思っていた。
理事長室では、岩崎が秀一の様子を貢に報告していた。向かい合うソファに座り、貢自ら淹れたコーヒーを片手に岩崎は、
「七瀬先生からは、さっそく一部の生徒からモーションかけられたみたいです」
と話した。貢は『モーション』という言葉に反応した。
「それって…惚れられたって事?」
「う〜ん、何だか解ンないけど、そう言ってたヨ」
「そうなンだ…」
「そうそう、益子先生って白いビキニブリーフを穿いてるみたいよ」
「あら、やだ」
「あんな色黒な肌に…鼻血が出そう!」
「前立腺、うずいた?」
「でも、案外用心深いかもよ」
「そうかァ〜」
貢はカップアンドソーサーをローテーブルに置くと、岩崎の隣に腰を下ろした。内腿に触れながら、
「相変わらず、カワイイね」
と囁いた。
「な、何ッ!? 仕事中なのに、ダメよ」
「相変わらず、不安定なの?」
「…うん、ダメ。急に淋しくなっちゃうの」
「相変わらず独りでオ◯ニーしてるの?」
「だって、『セフレ』いないし…」
「今夜、亮ちゃんのところに晩酌しに行くけど、どう?」
「『亮ちゃん』って、用務員の?」
「『メチャクチャに抱いてやるからな』って…」
「乱暴はイヤ」
「淫乱パーティーやろうよ」
「う〜ん、考えてとく」
そんなやり取りの合間に貢は岩崎の唇を奪い、彼の股間を弄った。早くもスラックスの中で硬くなっている様だった。耳の方も息をかけられ、岩崎は貢を堅く抱擁した。彼は言った。
「…早く更年期終わって欲しいナ」
「淋しい時は、いつでもおいで」
実は、貢は岩崎とは彼がやはり上野のゲイバーで知り合い、そのまま意気投合した情人(アマン)の一人だった。妻子とは所謂「中年離婚」し、自暴自棄になっていたのを隣に座っていた貢が声をかけ、連れ込み宿に連れ込んだのだ。岩崎は妻子がいる頃にゲイビデオのモデルをやっていた程だった。一見ノンケっぽい雰囲気がある様子に貢は惚れ、しかも若いながら主任までやったことがあると言うものだから校長にしてやると誘ったのだ。
岩崎は貢の接吻と抱擁に満足すると残りのコーヒーを飲み干し、カップアンドソーサーをローテーブルに置いた。微かに涙がこぼれたのか、
「顔洗わなきゃ…」
と立ち上がった。貢は彼の方を見詰め、
「申し訳ない、仕事中に…」
と自分の行動を反省した。岩崎は、
「…貢クン、優し過ぎるのよ」
と振り向かずに言ったが、微笑は浮んでいた。何となく自分自身に優しくなれた様だった。ただの欲求不満だった様だ。彼は、
「失礼します」
と平然を装いながら理事長室を後にした。貢は、
「…だからアイツはカワイイんだよ」
と笑った。
一年二組では、生徒の一人がぼんやりと窓の方を見上げていた。背後から、
「おい、諸井!」
と同級生に呼ばれるも気付かなかった。うわの空の様だ。その同級生が再び、
「諸井、何ボ〜ッとしてるンだよ!」
と、今度は背中を叩いた。流石に、
「痛ッ、何するンだよ!」
と振り向いた。彼は諸井翔と言った。同級生の黒木正美は、
「もしかしたら、お前、あの益子先生に惚れちゃったのか!?」
とからかった。翔は、
「ち、違うよ!」
と顔を赤らめた。
「嘘つくンじゃねぇよ! 顔真っ赤だそ!」
「ち、違うよ! バカ!」
翔は、額がかかるぐらいの前髪を垂らし、中肉中背だった。中学生の時は、精通は経験したが未だオ◯ニーはしたことがなかった。母親が勉強しろとやかましく、しかも過保護だった。自分の下着もこれまで買ったことがなかった。
一方、正美は髪を真ん中で分けた、細めの黒縁メガネをかけた中肉中背である。父子家庭だが殆んど仕事で、祖父母が面倒をみていた。母親は彼が幼い頃に病死し、再婚もせずに海外赴任が多かった。K高校には、彼自ら入学を希望した。父親に心配されなくてもイイ様に、との考えからだった。
翔は、秀一が私語を慎むよう他の同級生に声をかけていた様子を見た時、その距離が短いことに気付いた。耳元で囁く様に言われ、その同級生はドキドキしたと授業の���に周囲に話していた。日焼けした肌に冴える水色のワイシャツが残像として残り、微かに透けてみえたタンクトップに男らしさを感じた。彼はこれまでにない憧れを抱い��。また、性衝動も起き、授業の後にトイレへ行って個室の中でスラックスを下ろすと、ブリーフから先走り汁が沁み出ていた。未だオ◯ニーをした経験もないので、とりあえずトイレットペーパーで包皮を剥いて拭き取った。いよいよオ◯ニー「デビュー」か?と彼は思った。
或る同級生が、今週の宿直が体育教師の大平雅之先生だと話した。大平は、普段は全学年の保健体育を担当しているが、ラグビー部の顧問も兼務していた。コ◯ドームの付け方をこれからの時代は教えなきゃダメだと提案したのも彼であり、宿直に入ると生徒の誰かしらは男色の「洗礼」を受けていた。正美は言った。
「実はさァ、入寮したその日にあの、益子先生に注意されていた野澤、大平先生に『食われた』らしいよ」
「マジで?」
「でも、アイツ、中学生の時には付き合っていた教師がいたみたいだし、ずっと宿直室で大平先生と寝てたって」
「それって、ヤバくね?」
野澤佳憲は、スポーツ刈りで細めの容姿だったが、中学生の時は美術部に所属し、その顧問と肉体関係だったらしかった。モデルをいつも任され、ヌードが殆んどだった。彼自身も顧問だった教師のヌードをデッサンで描き、部活動が終わると必ず人気のない山林で「カーセッ◯ス」をしていた。すっかり男色癖がついている様だった。佳憲は自席から立ち上がり、正美と翔の話に加わった。
「あまりバラすなよ…。高校入学してからセッ◯スしてなかったンだから」
「お前、大平先生の何処がイイの?」
「チ◯ポがデカいンだよ。サポーターの様なビキニブリーフからはみ出る様にデカくて…しかもザー◯ンもとてつもなくて。オレ、気絶しちゃったよ」
「な! コイツ、スケベだろ!?」
二人のやり取りに翔はついていけなかった。オレはオ◯ニーすらしたことないのに…。この高校に入学してから、ずっとそんな話ばっかりだと、彼は塞ぎ込んだ。もし、大平先生が誰とでも大丈夫なら今夜宿直室に行ってみようかと思った。佳憲は言った。
「益子先生、カッコイイよなァ〜」
「あれ、大平先生はどうでもイイの?」
「否、何か違うンだよ。オーラを放ってる感じがして…」
「『オーラ』って、何だよ」
「う〜ん、何か触れてはいけない感じだな」
「そうかなァ?」
次第に、正美と佳憲の会話に翔はイライラし、ついにそれが「爆発」してしまった。彼は教室を出て行き、上履きのまま校舎を飛び出した。二人は、
「何だ、アイツ…」
と呆気にとられた。
これまで性というものに興味はあったが母親によって抑圧され、押し殺してきた翔にはどうしてイイのか解らなくなっていた。彼は山林��中に入ると絶叫し、慟哭した。バカ! バカ!と、何度も心の中で訴え、地��の上に転がった。まるで駄々っ子の様に這いずり回り、頭を抱えた。そんな彼の声に気付いたのか、「別荘」の居間でラジオを聴きながら夕食の支度をしていた亮司が出て来た。彼は泣き続ける翔に声をかけた。
「おい、大丈夫か!?」
だが、依然として地面に顔を伏せて泣き続けている。亮司は無言で翔を起こし、土だらけになった制服を手で叩きながら別荘に連れて行った。
亮司は翔に制服を脱ぐよう話し、上下とも洗濯機に入れて洗った。その間、翔はワイシャツに白いセミビキニブリーフという格好で居間のソファで塞ぎ込んでいた。亮司はコーヒーを淹れたマグカップを渡し、飲むよう言った。泣き疲れたのか先刻の様なイライラした感情はなく、ぐったりしていた。コーヒーを一口飲むと翔は口を開いた。
「…おじさんは、ここの用務員?」
「あぁ、先月から」
「こんなところがあるなンて、知らなかった」
「狂った様に泣いてどうしたの?」
「…おじさん」
そう言葉にすると翔は亮司に抱きつき、再び泣き始めた。亮司は背中を撫でながら泣くのを止めるよう促し、まずは事情を話すよう言った。翔はこれまでの経緯を伝えた。亮司は、
「つまり、お母さんの目は離れたもののなかなか性の処理をどうしてイイんだか解らないンだね?」
と聞いた。翔は涙を手指で拭いながら頷き、
「…中学生に入学して間もなくチ◯毛が生えて声変わりもしたけど、なかなか父さんも仕事で忙しくて…。母さんも勉強しろとうるさかったし、塾の先生が好きだったけどそんな思いも押し殺してきた」
と話した。
亮司は、翔の母親が彼にとって絶対的な存在で、心許して色々と相談できずに内なる思いを抱えつつ黙殺してきたのだなと分析した。大抵、両親からの愛情が希薄だと何らかの不具合が出て来るものだ。彼は、翔をベッドに連れて行った。股間を弄りながら接吻し、ワイシャツを脱がせた。突然の行動ではあったが、翔は亮司の体温に何か安らぎを感じた。唇ってこんなに柔らかいンだと、彼は亮司の背中に両腕を絡ませた。Tシャツを脱ぎ、翔はブリーフだけになった。すでに先走り汁で滴り、太く硬直していた。亮司も灰色のセミビキニブリーフだけになり、
「性は、決して怖がるものじゃない。身体が反応しているってことは、求めてるンだよ。君はおかしくなんかない、正常だ」
と、ブリーフ越しに彼は翔のチ◯ポを頬擦りした。翔は赤面しながら、
「イヤ、恥ずかしい…」
と、しかし内腿は何故か大きく開いていた。そのまま亮司は翔の身体に覆い被さり、乳房など彼の諸部位を接吻した。
「あッ、あッ、あん…」
二人はブリーフを脱ぎ、亮司はいきり勃ったチ◯ポを翔のと重ね、「兜合わせ」をした。未だ十六歳と若気の塊の様な翔は恥じらいも捨て、
「…おじさん、気持ちイイ」
と唇を求めた。すっかり接吻の虜になった様だった。
ローションを使わなくても、翔の先走り汁だけで十分にその代わりを果たしていた。包皮を剥こうと亮司は試みた。本当に童貞(チェリー)なンだなと、翔のチ◯ポは先端の付け根までは剥けなかった。そのうちに翔は全身をくねらせ、
「イヤ、あッ、あん…」
とオルガズムに達しそうだった。亮司はこのままオレもイッてしまおうとしごき、翔も彼の唇を求めた。
「あ、あぁぁぁぁん!」
接吻しつつ、翔は前屈みになりながら紅潮したチ◯ポの先端からうっすらと黄ばんだドロッとした愛液を跳ばした。続けて亮司も絶頂を迎え、
「イ、イクッ! イクッ!」
と声を上げた。全身が火照り、二人の下腹部は数多の愛液が飛沫の様に跳び散った。翔は冷めぬ欲情のままに、
「あッ、あぁぁ、あぁッ…!」
と亮司を両腕の中に引き寄せた。これまで経験したことのない欲情が、彼を狂わせていた。そんな翔に応える如く亮司は彼を堅く抱きしめ、
「嗚呼、愛おしいよ…」
と囁いた。
情事はその後も続き、翔は二度目のオルガズムを経験した。あまりの烈しさに亮司は喘ぎ、ベッドの上で大の字になって横たわった。彼は、
「…シャワー浴びよう」
と、翔と二人で浴室に入って身体を浄めた。亮司は、未だ翔が十六歳であることを忘れていた。脚や腋の毛はそれなりに生えているものの、肉付きも齢相応で肌にハリがあった。先刻まで、なかなか性の処理ができずその苦しみの故に嘆き悲しんでいたとは思えないほど、彼の表情は柔らかくなっていた。亮司は聞いた。
「どうだい、性って素晴らしいだろう?」
「…うん。これまで押し殺してきたのがバカみたい」
「おじさんで良かったか?」
「…うん」
翔はすっかり亮司を好いてしまっていた。シャワーの湯水を全身に浴びながら、二人は抱擁した。唇も重ね、離れようとしなかった。その間に洗濯機からメロディーが流れ、乾燥も終えたということを告げ知らせた。二人は浴室から出ると、寝室の床に脱ぎ捨てた下着や衣類を拾い、着た。
時計の針は、すでに午後六時半を回っていた。亮司は翔を寮まで送って行くことにした。呼鈴を鳴らすと、宿直に入っていた大平が応対した。彼は、
「彼のクラスメイトから話は聞きましたが、どうしたンですか?」
と聞いた。亮司は一応、
「実は、山林の中でドロドロになっちゃって…。取り乱してもいたンで、しばらくウチにいてもらったンですよ」
と話した。翔はうつむいたまま、
「用務員さんが話を聞いてくれて…。今は大丈夫です」
と言い、上履きに履き替えた。大平は深々と頭を下げ、
「わざわざ、ありがとうございます。明日は休みなので、様子を見ていきます」
と伝えた。
寮を出��がら、まさか「彼と濡れ事をした」なんて口が裂けても言えまいと、亮司は思った。しかし、あんな興奮したのは何年ぶりかなァ、嗚呼、そうだ、あの時以来だなと、昔を思い出した。
「別荘」に戻ると玄関先で貢が、最寄りのスーパーで買って来たのか思いっきり膨らんだビニール袋を片手に座っていた。彼は、
「亮ちゃん! ずっと待ってたンだよ!」
と唇を尖らせた。亮司は、
「あぁ、すっかり忘れてたよ。悪い」
と頭を下げた。
24 notes · View notes
roskyng15 · 1 year ago
Text
可以摸妳嗎?
他這樣問我
這次的對象是之前有過接觸,比我年紀大一點多的那位大哥哥
上次讓他在工作室愛撫我的那位
其實我對他沒有什麼興趣
可能是外型不是很中意吧
但是他人很有禮貌也很大方慷慨
跟他出去很放鬆
但我覺得他有個癖好就是很喜歡用撫摸的方式
似乎是很享受著愛撫我的身體,看我高潮舒服的樣子
反而沒有想要整套的性愛
不過這樣也好
因為我對他還沒到有那樣的慾望
總之就是
我們因為某些原因
他帶我到了一個半開放的空間室內
確定周圍是沒人的
我們肩並肩坐在一起先是討論了一些事情
逐漸放鬆開始聊天
他說想要撫摸我
我說嗯可以
他去整理清潔一下回來後
從後環繞雙手揉了我的胸部
他把我的衣服撩起來露出內衣
然後把內衣拉低讓我的乳頭露出
他玩著我的乳頭
這樣的感覺很直接會帶來快感
我以為他只是想摸摸我的胸部
但他起來把我的外褲脫下只留下內褲
接著要我背對著坐在他的大腿上
因為他比我高大很多
我這樣被他抱著覺得自己很像一種玩物很羞恥
他把我的內褲從旁邊拉開,露出陰部
接著用手指開始在我的陰唇間來回按壓撫摸
不知為何這樣被弄好舒服好舒服....
他用不同的方式玩弄著我的陰部
才一下下我就出水了
他的手指輕輕挖弄著我的淫水
還把濕黏的手指拿給我看問我這是什麼
他似乎非常享受這個過程
他玩得很有技巧讓我很舒服
即使衣服沒脫光的情況下僅僅是被撫弄小穴就舒服到不行
他的手在我的穴縫之間不停揉���
伴著我黏滑的淫水以及力度適中的愛撫
我已經快到高潮邊緣了
我無意識地伸手往他的胯下摸去
本能般尋覓著男人的肉棒
摸到他硬梆梆的老二,即使隔著褲子也能感受到的硬度
我抓著摸著他的肉棒
讓他用手把我摸到高潮
我身體顫抖幾下
我都可以感覺到小穴流出好多淫水
他很滿足看著我高潮
又更加把我的內褲拉開(不是脫下)
讓我的肉穴更加暴露出來
才停了幾秒他又開始撫摸
還故意用手指攪弄出淫水的聲音
我感覺整個陰部都被他摸得徹底了
陰蒂一直被刺激著
最後他就這樣用手把我弄高潮二次
雖然我不知道他怎麼可以忍得住挺著老二這樣弄我
他是說 他抽插的話有時很久才能有想射精的感覺
不過我也不太在乎有沒有抽插就是了
他既然喜歡這樣摸我
而我也覺得很舒服就讓他弄
不得不說這樣被玩小穴真的蠻特別又舒服的...
64 notes · View notes
gaetanchiao · 1 year ago
Text
Tumblr media
他試圖專注於超越痛苦,控制它,但這不是真實的痛苦,它存在於他的內心。他曾經對槍傷不屑一顧,那些傷口並沒有像這樣痛……這是壓倒性的。 「那麼,隊長,告訴我更多關於像你和我這樣的人吧,」那個男孩說,看著肌肉英雄在床上扭曲翻滾。 「停下……」史蒂夫懇求著,不確定自己還能忍受多久。 「你給我住口,」盧卡斯怒斥道,「跪下!」他命令著肌肉英雄,指向他腳下的地面。史蒂夫吞了口口水,心臟在胸腔裡狂跳,面對向這個年輕人投降的前景。 他拚命忍住淚水,試圖控制自己的身體。「你只是在延長你的痛苦,乖乖跪下來吧。」盧卡斯命令道,手勢指向冰冷的石地面。 史蒂夫咬緊牙關,汗濕的頭髮黏貼在他的前額。他怒視著那個年輕人,感覺到內心的掙扎在肆虐。每一刻的沈默都在拉長,每一秒的流逝似乎都在痛苦中持續了永恆。 最終,無法再忍受,肌肉英雄不情願地爬下床榻,向著場地移動。 他走到盧卡斯面前,看到那個男孩的眼中閃爍著娛樂的光芒。最後,史蒂夫緩緩地跪在雙膝上,臉貼著地面。當他這麼做的時候,痛苦隨即消失,快感回歸,完全充斥著他的身體。 史蒂夫重重地呼出一口氣,感到心臟在胸腔裡狂跳。他的陽具立刻恢復活力,強烈地跳動。那個年輕人俯視著他,目光欣賞地掃過史蒂夫的身體。 「真是令人印象��刻,親愛的隊長,」他說,聲音中帶著惡意。「你是個乖孩子嗎?」 史蒂夫困惑地抬頭看著他。 「我問你話了,你是個乖孩子嗎?」 「我問了你一個問題,你是個乖孩子嗎?」 史蒂夫怒視著他,「我沒有那麼說。」 盧卡斯只是挑了挑眉,快感又一次消失了。 史蒂夫四肢著地尖叫,痛苦似乎是上次的十倍。「我問了你一個問題,Herrcaptain,你是個乖孩子嗎?」施密特堅定地重複道,他的語氣要求服從。 史蒂夫努力忍住尖叫;他的身體因痛苦而扭曲。他考慮了再次違抗施密特的後果,很清楚地知道抵抗意味著要忍受無法忍受的折磨。他不情願地強迫自己說出這些話,「是的,我是個乖孩子。」 就這樣,快感回來了,史蒂夫鬆了口氣,緩解是立即的,再一次他所知道的只有幸福。盧卡斯放下了場域,和他一起走進了牢房, 「那麼,我們學到了第一課,」那男孩在史蒂夫的頭髮間遊走著手指,而肌肉英雄討厭這觸感就像是成千上萬的小小快感爆炸。他抗拒著將頭推向觸感以尋求更多,而是試圖集中注意力。 「很簡單,違抗我,」快感消失了,取而代之的是他���管中的熔岩般的火焰,「服從我,」而那達到涅槃的快感又回來了。 史蒂夫在地上喘著氣,無法完全理解他的處境。「現在,過來,孩子,」盧卡斯命令道,「我們將學習剩下的課程。」史蒂夫抬頭看著他,他完全被這個年輕人所支配,他的身體背叛了他,他的思維失去了所有連貫的思想。 他的陰莖堅硬如石,痛苦地在他的雙腿之間跳動。他知道自己正在遭受的羞辱,但快感如此壓倒性,以至於他發現自己無法抗拒。 「面對我,」男孩命令道,「看著我。」 史蒂夫猶豫了,但無情的快感波浪穿過他,迫使他服從。他的腿搖晃,但他設法站直,面對盧卡斯。那個邪惡的醫生審視著他的俘虜,欣賞著肌肉英雄完美的體格。 史蒂夫的胸膛因期待而劇烈起伏,他的心靈因感官的折磨而旋轉。「現在,打開我的長袍,看看我的身體。」 在命令下,史蒂夫顫抖的雙手伸出,輕輕地解開了綁著長袍的腰帶。慢慢地,他推開了衣服,露出盧卡斯緊實、雕刻般的身體。史蒂夫驚訝地盯著這個年輕人,當他看到那巨大的陰莖橫亙在他的雙腿之間時,他的眼睛瞪大了。 那比史蒂夫以前見過的任何東西都要大——一個真正巨大的標本,粗大而未割包皮,它軟軟地懸掛在那裡,比大多數男人勃起時還要大。肌肉英雄緊張地吞咽著,感覺到自己的陰莖不由自主地在腹部變硬。 「看著它,」男孩命令道,「那是一根精美的德國陰莖,一根主人的陰莖!」他伸手撫摸史蒂夫硬挺的陰莖,「這是一根精美的作品,一根偉大的美國陰莖,但這個,」他將史蒂夫的手放在自己的陰莖上,「這現在是你的主人。」 史蒂夫的手僵硬著,只是抓著男孩的陰莖,感受到它在手中慢慢變硬的熱度簡直瘋狂。 他感覺到陰莖抽動和脈動,一秒秒地變得更硬。史蒂夫幾乎能感覺到陰莖似乎有了自己的生命在跳動。他無法相信它有多大,它變得有多硬。史蒂夫自己的陰莖也跳動著,滲出液體,因為裝置讓這一切對他來說是愉悅的。 「做吧,」施密特命令道,「撫摸我的陰莖。」史蒂夫顫抖的雙手握住那巨大的陰莖開始撫摸,感受著每一條靜脈,每一個凸起。「崇拜那根陰莖吧,親愛的隊長,向我展示你理解它的力量。」 當史蒂夫聽從命令時,他的手自動地動作更快,摩擦著那粗大的陰莖,感受著掌下的隆起和凸起。肌肉英雄的心跳加速,他的陰莖在腿間跳動,每一次撫摸都讓他因為裝置而心跳加速。 他越是猛烈地手淫那男孩,自己就越是感到快樂……他催促自己停下來,但他無法停止這個循環。 他能嗅到盧卡斯激情的麝香味,這只是讓他自己的興奮感更加強烈。儘管他努力抗拒,史蒂夫發現自己完全屈服於這位年輕男子的要求。 快感太強烈了,他雙手抓住陰莖,想要在取悅那男孩的同時也取悅自己。 隨著他的努力,它變得更大,達到了令人難以置信的長度和厚度。史蒂夫對這個尺寸感到驚訝,被這個怪物般的陰莖嚇到了。當他繼續抽動它時,他感到自己的陰莖也變得更硬更大,渴望釋放。「乖孩子,」盧卡斯低聲說,他的陰莖在史蒂夫的握持中變得不可思議地巨大。"真是個乖孩子。" 這些話讓肌肉英雄的身體感受到更多的快樂,他作出呻吟的回應,雙手動作更快。 史蒂夫用力而狂熱地撫摸著那巨大的陰莖,看起來幾乎是絕望的。他自己的陰莖隨著手的每一次撫摸都跳動著,渴望釋放。他無法相信自己是多麼願意地屈服於這位年輕男子,他的身體渴望更多的快樂。 他看進那男孩的眼睛,看到其中的娛樂感,他知道這才是真正的折磨。 「很好,」他說著,拉開史蒂夫的手,「你可以被教導,現在……跪下。」 史蒂夫停下來,抬頭看著這位英俊的年輕男子,知道如果他拒絕的話會受到懲罰。他慢慢地降低自己,跪在這個高大身影前。「向我展示尊敬,向我展示忠誠,孩子,」盧卡斯命令道,抓住史蒂夫的下巴抬起他的臉。 史蒂夫凝視著那雙藍眼睛,看到其中反映出的純粹邪惡。「好好崇拜那德國陰莖,」盧卡斯低語,他那深沈的聲音帶著黑暗的意圖。 史蒂夫的心跳加速,他的身體本能地對那挑釁的命令作出反應。他的手顫抖著,伸出去撫摸那巨大的軸心。他以溫柔的關懷輕輕追蹤著那條脈絡分明的表面,對其龐大的尺寸感到驚奇。 當他包圍著那腫脹的頭部,拇指輕輕掠過頂端時,他能感覺到盧卡斯強勁的勃起在他觸摸下跳動。 「它已經厭倦了你的手,它渴望更多,」盧卡斯說,等待著史蒂夫的理解。 史蒂夫低頭看著他手中的巨大陰莖,它似乎隨著每一次心跳變得更大更堅硬。「吸吮它,」他終於聽到自己低聲說出,那話語在他耳中聽起來如此陌生。他抬起臉,與盧卡斯的目光相遇,眼中充滿了羞愧和絕望。 這個男孩微笑著,將手放在史蒂夫的肩膀上,引導他靠近。史蒂夫的心跳加速,他的喉嚨收緊,當他向前傾斜時,感受到臉上的溫暖濕潤的空氣。 「拜託……」史蒂夫啜泣著,「不要逼我這麼做……」 「沒有人在逼你做任何事,隊長,這全是你自己的選擇……」那個男孩向他保證,「只要記住沒有快感時的感覺……」 史蒂夫呻吟著,張開嘴,輕微地張開嘴唇。他能感覺到陰莖壓在他的下唇上,當他為即將到來的侵入做準備時,眼睛充滿了淚水。他猶豫了一會兒,深吸了一口氣,然後猛地低下頭。 史蒂夫的嘴巴吞下了那巨大陰莖的頭部,他的舌頭自動地纏繞著它。那種味道讓他不知所措,一種麝香味和前列腺液的混合味道似乎覆蓋了他整個嘴巴。 當他開始吸吮那個男孩的陰莖時,裝置的指數飆升,給史蒂夫完美的身體帶來了更多的狂喜,就好像他在吸自己的陰莖一樣。當他更用力地吸吮那個男孩時,他得到了更多的快感,他呻吟著,感覺自己失去了控制。 他口中充滿了前列腺液的味道,陰莖在他口中膨脹。史蒂夫的呻吟聲更大了,他的臉頰凹陷下去,當他的頭上下搖晃時。 他喜歡陰莖滑過嘴唇的感覺,吸吮造成緊密的封閉,當他越吸越深時。每一次舔弄都給史蒂夫滲漏的陰莖送去了色情的火花,使他更加崇拜那根陰莖。 他想要取悅這個年輕人,因為這意味著對他來說更多的快樂。他的手抓住了陰莖的根部,幫助引導它更深入他的口中。史蒂夫的嘴越張越大,容納了那根巨大成員的驚人圍度。 這位肌肉英雄驚訝於他的嘴巴是多麼容易地接受這個入侵者,毫無抵抗地吞咽下去。他繼續上下搖晃著頭,品嚐著年輕人前列腺液的味道。 「你以為你會回到這裡嗎?回到你的膝蓋上吸德國人的陰莖,隊長?崇拜那肉棒!向我展示你服務於更優秀的男人!」盧卡斯在看著這位活著的傳奇人物吸他的陰莖時命令道。 史蒂夫感到他的下巴開始疼痛,當他深喉那根粗大的軸時,他的喉嚨肌肉掙扎著要適應那根巨大的成員。史蒂夫感到他的陰莖在他的腹部跳動,渴望得到關注,而他專注於取悅那個年輕的德國人。 「嗯,對,就是這樣,」盧卡斯低聲說,「更用力地吸,我的好孩子。」 這些話送來了一股快感,史蒂夫急切地遵從,他的嘴越張越大以容納那根跳動的陰莖。他能感覺到從那根巨大工具散發出的力量,用一種迷人的慾望和屈服的混合物充滿了他的整個嘴巴。 這位肌肉英雄沈醉於這種感覺,他的陰莖隨著時間的推移越來越接近高潮。 「哦,我看到你很享受自己,」盧卡斯觀察到,他的藍眼睛閃著娛樂的光芒。「告訴我,隊長,被貶為紅骷髏孫子的單純性交洞,感覺好嗎?」 史蒂夫的下巴緊緊地咬合,那羞辱性的指控刺傷了他的自尊。然而,他無法否認那湧上心頭的感覺——一種由痛苦、慾望和徹底無助混合而成的強烈情感雞尾酒。他把雞巴拔了出來,「閉嘴,」他憤怒地吐出這句話,聲音沙啞而緊張。 盧卡斯笑了,快感消失了,史蒂夫尖叫一聲,又回去吸那男孩的雞巴,渴望再次被性愛的極樂世界所包圍。 當盧卡斯向前挺腰,讓史蒂夫的嘴巴被他的雞巴刺穿時,羞恥感充斥了他的大腦,「偉大的美國隊長在崇拜一根優越的德國雞巴,來吧隊長,你享受這個!」 這位年輕人的話深深刺入史蒂夫的心靈,撕裂了他尊嚴的殘餘。男孩的前列腺液的味道充滿了他的嘴巴,與唾液混合,他繼續越來越狂熱地吸吮著雞巴。
30 notes · View notes
petapeta · 27 days ago
Text
http://kurousagi.sakura.ne.jp/up/2mr9313.txt
タキシード仮面様コンプリートワークス
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「か弱い女の子に暴力を振るう・・・男の風上にも置けぬ妖魔よ聞くが良い  言葉の一つであってもレディに対する心遣いを忘れないのが本当の紳士  例えばタイのレストランでは大声で「コーヒー!」などと注文してはいけない  なぜなら現地の言葉で「コー」は○○を下さい  ��ヒー」は女性の大切なあの部分、すなわち幻の銀水晶を意味するからだ  そんな事を公衆の面前で叫んだ日にはウェイトレスさんは赤面  怒ったガチムチ店長さんに「お前にはこっちをくれてやるぞジャップ」などと  ムーンスティックでアクションされてしまうだろう  知らずに言ったでは済まされない事なのだから  充分に注意するがいい  でもどっちかっていうと私はそういう意味で言った  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「波寄せる美しき夜の浜辺・・・この情景を壊す無粋な妖魔よ聞くが良い  淡路島では女性器を「チャコ」と呼ぶため、ご当地出身の上沼恵美子さんは  サザンの「チャコの海岸物語」を歌う事が出来ない  これはまさに悲劇と言ってもいい  だが夕方以降の浜辺というのは音を吸収する砂と打ち寄せて岩間に反響する波の音で  男女がムーンティアラアクションしても気付かれにくい  これを利用して他県から来る小学生をプライベートビーチに連れ込んじゃう  不届きなジャップもいるそうだ  そんなものすぐ保護者に見つかってムーン袋だたきにされるので止めた方が良いのにな  あいつら土下座しても許してくれないからな  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「この体臭は・・・タキシード仮面様!」 「新緑香る芽生えの季節・・・清らかな花々を踏み荒らす妖魔よ聞くが良い  貴様には見えないのか?この生命に満ちた大地そこで繰り広げられる営みが  お外でアクションすることをアオカンと言うが、その漢字は「青姦」ではない  「青邯」なのだ  元々は野外で居眠りをする言葉だった・・・だが  邯には枕という意味もあり、そこから転じて青空の下でのムーンティアラアクション  またはムーンプリンセスハレーションを指す言葉になったのだ  枕か・・・フフッ、思い出すな  この役を貰ったときのことを  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「心に優しさを忘れ・・・獣のように人々を襲い荒ぶる妖魔よ聞くが良い  そんな風に誰かを傷つけてなんになる?ライオンのセックスを知っているか?  やつらはペニスに骨が入っているため萎えることなく数時間に渡ってアクションすることができる  一方そんなやつらの爪や牙に怯えおちおち愛を確かめ合う事も出来ない草食動物はどうだ?  キリンはメスを発見すると全力ダッシュで近づき、狙い澄ましたように衝突事故みたいな挿入  直後に射精して終りという、スケベ同人でジュピターが堕ちる以上の早さだ  どうだ、これがお前の知りたがっていた獣のセックスの真相だ  ちなみに晴れてエンディミオンになった暁にはもっと時間を掛けたいものだ���  クリスタル・トーキョーってラブホの名前みたいだしな  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「この不快な咀嚼音は・・・タキシード仮面様!」 「人の情けを忌み嫌い・・・優しさを無碍にする妖魔よ聞くが良い  「無毛にする」と間違って覚えていた阿呆も聞くが良い  中国の一部では今でも、男の子に親愛の情を示すときにはその子の珍棒の先を摘む  じゃあ女の子の場合はどうするかというとそれは私にもわからない  ただ一つ言える事、それはこれが「賭け」であるということ  一歩間違えればただの性犯罪者になりかねないからこそ、慎重に行動せねばならないという事だ  まったく関係ないことなのだが私は明日から海外へ旅行に行く  場合によってはもう君たちには会えないかも知れないが、どうか悲しまないで欲しい  私が居なくなったら、きっとセーラースターズの出番が増える  そう思うと怖くはないんだ・・・例えメンバーの名前一人も思い出せなくてもね  でもセーラー火球って何だよそれ  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「この抜け毛の量は・・・タキシード仮面様!」 「妖しくも魔なるもの・・・まさしく呪われた呼び名を持つ妖魔よ聞くが良い  例え忌むべき存在であっても心にひとかけらの優しさあるかぎり、私の声が届くはずだ  日本人が聞いた時に初めてヤバイと思う呼び名と言えば「エロマンガ島」「スケベニンゲン」等は  もはや有名所と言っても差し支えないだろう  バリ島にそびえ立つ「キンタマーニ山」も知っている人間は多いだろうな  南米アンデスの高山「チンボラソ」まで行くと少しマニアックか  チンボラソ・・・一見やばそうでそんな要素は薄い、しかし公衆の面前で発音するには憚られる  そんな危うさを秘めた薄氷を踏むような地名だとは思わないか?  ちなみにこのチンボラソには、地元で古くから伝承される「チンボラソのうた」という物も存在する  ふふ・・・聞きたかろう・・・では歌いながら解説してやろう。まず、この出だしの歌詞だが  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「セーラー戦士といえどか弱き乙女・・・そこに付け込む卑劣な妖魔よ聞くが良い  貴様らの狙うミジンコは普段は全てメスという変わった生き物だ  だが周囲の環境によって種の存続が危ぶまれるとその中で一番男らしい個体がオスになる  声優で言えば斎賀さんのようなものだ  そして周りのメスはそいつに濡れそぼり、全員がそいつとアクションして子孫を大量に残すのだ  つまりミジンコの性別は変幻自在と言えるだろう  どうだ妖魔よ  セーラースターライツという存在が何となく判ってきただろう  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このどもり気味な自己紹介は・・・タキシード仮面様!」 「見た目の違いから種を分け隔て・・・人を虐げようとする妖魔よ聞くが良い  男も女もない、人間とは皆等しく平等なもの  元は同じイブなのだ  陰��(ペニス)だって陰核(クリスタル)から派生したものなのだ  小陰唇は男で言うとペニスの尿道海綿体であり  大陰唇はなんと陰嚢にあたる  ぶーらぶらだ  股間に同じ魂を持つ者同士、わかりあえないはずがない  なのにあいつら何かあるとすぐ陰嚢を蹴ってきやがる・・・親父にも蹴られた事無いのに  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「この名刺は・・・タキシード仮面様!」 「あらゆるモノを憎み、妬み・・・そして破壊する妖魔よ聞くが良い  大切なのは柔らかな心だ。スポイトの頭の部分みたいな感じのな  あれは英語でニプル、日本語でもそのまま「乳首」という名称だ  現在日本で入手可能な乳首はシリコン製のシリコン乳首にシリコンカラー乳首  そしてラテックス製のねずみ乳首、赤乳首の4種類  シリコン乳首の名前のガッカリ感と言ったら無いが  逆にねずみ乳首などロリケモックスを彷彿させる良い言葉だと思わないか?  赤乳首の方はお大事に  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「博多豚骨・・・タキシード仮面様!」 「昨今のブームに乗って通ぶった挙句・・・粉落としなんぞを頼む妖魔よ聞くが良い  九州弁で「でもさぁ」「しかし」などの意味である「ばってん」  英語にも似たような意味の単語がある  それは「but then」  なんと発音もほぼ一緒なのだ  歴史的に裏付けがあるわけでもない、語源と言うには根拠皆無な共通性だが  九州弁とはかくも面白いものだと気付かされるな  どうだ、今回は下ネタもなく綺麗にまとまっただろう妖魔よ  今だ、ポポ・ブラジル!」 「はいっ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「法で裁けぬ闇の住人を、我等がやらねばだれがやる。妖魔よ聞くが良い  貴様ら妖魔に対してほぼ完全な役立たずとも言える警察だが  その内部では俗に言う隠語というものが存在する  中でも面白いのは「包茎」を指す言葉だ  そんなもの普通に「包茎」と言えばいいと思うがこれがなかなか面白い  万年筆から取った「パーカー」。由来は「頭にキャップが被る」所からだ  里芋料理の「きぬかつぎ」は皮ごと蒸し、「食べる時に皮を剥く」というオネショタな理由からだな  他にも想像しやすいのは「虚無僧」「すっぽん」「みのむし」等だが  一番格好良いのは「レーザーガン」だと私は思うぞ  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「じゃ大根とー、がんもとー・・・タキシード仮面様!」 「悪魔の手によって作られた悲しき生命・・・さまよえる妖魔よ聞くが良い  2003年の春、アメリカフロリダ州で悪魔の手によって生み出されたモノを知っているか  それこそが人工処女膜「バージン・ミー」だ  クインベリルの手下みたいな名前だな  女性の局部にセットするとムーンティアラアクション時に痛みが走り、血まで出る  これにより演技ではなくスムーズなロストシーズンを装えるというわけだ  ピュアな男性の良心を欺く、実に卑劣な存在ではないか!  こちらだけが一方的に童貞を失う・・・アンフェアな取引ではないか!  少々興奮してしまったが別にこれは私の体験談ではない  私の友人、月経の騎士(つきかげのナイト)から聞いた話だ  今だ、セーラー��ーン!」 「はいっ!」
「このブレーキ音は・・・スタッドレス仮面様!」 「厳しい寒さに耐える人々をあざ笑う・・・許せぬ妖魔よ聞くが良い  凍り付いた不毛の大地を拓き、豊かな文化を築いたアイヌという民族がいる  彼らの独特な言語、それを知った時貴様は戦慄するだろう  なにせアイヌ語で女性器は「ツ」。たった一文字の恐ろしさだ  敵の攻撃がかすった時、電柱からずり落ちた時など思わず口走ってしまいそうではないか  だが本当の恐怖はここからだ  「ノ」「ト」・・・繋げて読めば大人気声優のこの二文字  なんと「ノ」は平常時、そして「ト」は勃起時を指しているというのだから堪らない  のとが・・・能登が・・・  正直に言おう、今の私はトだ!  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「現われたと思えばまた消える・・・神出鬼没の妖魔よ聞くが良い  突如消えて困るものアンケート第一位(なかよし調べ)と言えば男性器だが  03年のスーダンでとんでもない事件が起っている  「マントを付けた謎の外国人が街をうろつき、男性の性器を消し去ってまわっている」という通報があったのだ  妖魔の仕業かと思われたがさにあらず、なんとコロ(性器収縮症候群)と呼ばれる精神疾患の一種  これがパニックにより集団感染しただけだったのだ  感染者は自分の男性器が「しぼんでいく」「体内にめりこむ」「星野光みたいになる」感覚に襲われる  当然そんな外国人もいなければ被害者の男性器も無事だったが  一つの都市全体が幻覚からパニックを引き起こし、さながら白昼の惨劇といったところだった  どうした妖魔よ、ひとのマントをじっと見つめて・・・欲しがってもやらんぞ  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「Cette rose est un smoking chose comme le masque(このバラはタキシード仮面様のものですね)」 「地球上のあらゆる民族にも属さず・・・そしてあらゆる民族にあまねく害を与える妖魔よ聞くが良い  人は国境を越え分かり合う事が出来る。それは人と妖魔も例外ではない  例えばフランスではコンドームを「イギリス人のマント」と呼び  イギリスではコンドームを「フランス人の手紙」と呼ぶ  そもそもコンドームは当時流行していた梅毒を防ぐための手段であり  つまりコンドームが広く普及しているというのはそれだけ自国にこれだけの梅毒が蔓延していますという  恥さらしに他ならなかったのだ  なので「こんな不名誉なものは自国の品ではない」と苦しい言い訳をするべく  フランスはイギリスのせいにし  ���ギリスはフランスのせいにし  私は謎の外国人のせいにした  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「5秒前!4・・・3・・・2・・・・・・タキシード仮面様!」 「そこだ妖魔! いかに隠れようともこのタキシード仮面の目を欺く事は決して不可能!  なぜ判ったのか不思議な顔だな。いいだろう教えてやる  カメレオンの様な能力を持つ敵というのは貴様をはじめ創作物には数多く登場する  だが、実際にはカメレオンは周囲の色に合わせて色が変わるわけではないのだ  主に暑さ寒さや空腹、恐怖などの精神的ストレスで変化し  そのバリエーションも無限というわけにもいかないようだ  もし本当に周囲の色を反映して変化するのであれば夜間はどこに居ても真っ黒になるはずだからな  ちなみに夜は彼らは真っ白になるそうだ  加瀬あつし風に言えばある意味私もカメレオンを持っているが  それは周囲のセーラー戦士に影響されて色と硬さを変えるわけではないのがこれで判っただろう  まぁ私はぶっちゃけちびうさかサターンだけでも・・・うっ・・・スターシード出る  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「(この模様は何に見えますか?という問に対して)タキシード仮面様!」 「人々の眠りを妨げる・・・世を騒がす妖魔よ聞くが良い  一日に三時間の睡眠しか取らなかったとされる偉人と言えば?  はいマーキュリー!そう、ナポレオンだ  そんなナポレオンを崇拝していた我が国の偉人、野口英世は  同じく一日に三時間しか眠らず連日の激務に身を投じ努力を重ねた  一方、ナポレオンの側近秘書官プーリエンヌが後生で語ったところによると  ナポレオンは一日八時間たっぷり寝て、さらに二度寝・昼寝もしていたというのだから堪らない  野口の耳に入らなくて本当に良かったと思う  ちなみに毎晩の街のパトロールで日中睡魔に襲われ、学校から帰るとつい  リビングのソファーでうたた寝してしまっているちびうさを私は  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「黄昏よりも昏きもの・・・タキシード仮面様!」 「か弱き人間を侮り・・・見下す妖魔よ聞くが良い  たとえ力無き者達であっても勇気と信念があるかぎり、不可能な事など一つもないのだ  かのナポレオンも「余の辞書に不可能という文字はない」との名言を残しているが  本人はそんなことこれっぽっちも言っていなかったという  いわゆるキャラクター戦略の一環、逸話というやつだな  フフ・・・連日のナポレオン推しに納得のいく答えが欲しいか?ならば教えてやろう  彼の主治医が残した記録にこんなものがある  『胸部は豊満、女性の形に似ている。また体毛は薄く、股間の隆起は小さい』  わかるか?つまり私が言いたいのはナポレオン=男装の麗人説である  遠征中に妻・ジョセフィーヌが浮気をしていたのも彼とは偽装結婚であったからではないか?  偽装の意味が今ひとつわからなくなったが、どうだ妖魔よ  なにか厨二くさい歴史物ラノベが描けそうだろう?  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このバラは・・・��りぶり博士!」 「幼い子供にまで襲いかかる・・・うらやま もとい!うらやましい妖魔よ聞くが良い  貴様のような変態的ペドフィリアな悪霊から我が子を守るために  モンゴルでは「ネルグイ」という名前を付ける事がある  ネル=名前、グイ=無いという意味で、名前を知られると魂を汚されるという言い伝えから  わざわざ「名前はありませんよ」と悪霊にアピールするのだ  他にも「ヘンチビシ(誰でも無い)」「フンビシ(人間じゃ無い)」などがあるが  もっと酷いものになると「バースト」  一見格好良さそうなこの名前の意味はなんと「うんこまみれ」  魂を汚しに来た悪霊に対しバーストしてやンぞコゾー!という、一種の攻性防壁だなイシカワ  セーラーサターン及びちびうさもバーストしそうになったら急いで私を呼ぶのだぞ  なぜならその時トイレの戸はなぜか開かなくなっているからな  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「しゃあっ!タキシード仮面様!」 「若い女性を誑かす・・・ふしだらな妖魔よ聞くが良い  男子の憧れである「ハーレム」、これ実は複数の女性を集めた桃源郷という意味ではない  その昔王族の間においておとんの妻がある程度隔離された状況あるいは場所のことを指したのだ  つまり奴隷制度か一夫多妻制が無ければ無意味とも言える  だからたった一人を愛するようなハーレムも、あったと言えばあった  逆にオスマン帝国ではオダリスク(奴隷女)を数百人も囲ったハーレム「至福の門」などもあり  そこで年齢を重ねるとオダリスクといえどある程度の権力を持ち(若いオダリスクの教育係など)  「うあああ!オ・・・オダリスクが王族の宮殿を練り歩いている!」という  そこいらの平民よりもよほど高い地位すら手に入れたという  なので私を指してセーラー戦士ハーレム最高じゃんなどと揶揄するのはまったくの間違いである  すでに仲良しグループを作っている女性の中にたった一人男子が混ざる恐怖、味わってからほざくがいい  タキシード仮面はタフでなければ務まらないのだ  今だあっ、セーラームーン!」 「おおっ!コブラ・ソード!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「力を振りかざして弱きをくじく・・・傲慢な妖魔よ聞くが良い  主に国家権力の象徴として庶民に目の敵にされている閣僚だが  その堅苦しいイメージとのギャップというものもある  アイルランドのフリン環境相、アイスランドのアハーン首相などは聞いただけでも腰が砕ける  スロバキアのコカン外相などまこちゃんに蹴り上げて欲しいのかと思う名前だ  スウェーデンのローション環境相・・・さぞエコな成分なのだろう  いずれもライス国防長官が普通の名前に聞こえるほどの猛者揃いだが  コートジボワールのマンゴ大佐がゲイ参謀総長にクーデターを起こされたという話は  「そりゃゲイだからね」とマンゴへの反逆も納得がいく  まぁ・・・名前を言ったらセーラー戦士の本名などかなりアレなものが多いが  作中一番悲惨なネーミングなのはぐりお君ではないだろうか  あいつ婿養子に行ったら「大阪ぐりお」だぞ。惜しいな!  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「この漫画は・・・よこたとくお先生!」 「子供達の夢と希望を奪い・・・暗闇の明日を招き寄せる絶望の妖魔よ聞くが良い  子供達に夢と希望を与える教材「学研シリーズ」その編集には並々ならぬ執念があった  「科学と学習」ではペンギンの足形を取ろうとして「頼んだぞ」と頭をなでた瞬間  ペンギンに怒りのくちばしを眼球めがけて喰らい失明寸前まで行ったり  ペットボトルロケットが暴走しロケ地の遊園地プールのアクリル壁を破壊したり  動物イラストレーターがニホンザルを追って長野の地獄谷で遭難したりと散々である  実験コーナーで水槽に顔をつっこんで歯の食べかすを魚にとらせたり  身体に本物・偽物の果物を付け、見分けがつくのかニホンザルの群れの中で寝転がった編集者もいた  ちなみに後者の実験結果は「どっちも全部とられた」だが  たった二つしかない男のフルーツをもぎ取られなかっただけでも行幸と言える荒行だな  グフフ・・・さぁ蛍くん、きみも学研からだのひみつを一緒に読もうねぇ  え、なに?赤ちゃんが?大丈夫!デキッコナイス!  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「か弱い女性ばかり狙う・・・卑劣なる妖魔よ聞くが良い  近年で男性の「女子化」が進む中、ついにというかとうとうというか  ニューヨークに「女装学校」なるものができてしまった。読んで時の如くである  週末に家族の目を盗んでお化粧し、フリルのワンピースに袖を通して鏡の前に向かう  そんな「もっとキレイになりたい」男性が入学するデッドムーンサーカス団みたいな吹きだまりである  ジェンダーフリーへの関心が高まった90年代初頭に創設されたこの学校  6割以上の生徒が既婚者であるという。お前らなぜ結婚した  私もウラヌスに「お前ここに在籍しとんのやろ?」と聞いた際スターオルゴールの片方を蹴り上げられ  激痛と薄れる記憶の中、入学手続きを送付寸前まで行った覚えがあるが  フフ・・・意外と頑丈なものでまだ無事だったよ  見る?  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「そこまでだ!バスを乗っ取り人質を盾にする作戦は失敗のようだな妖魔よ  さて乗客の皆様方はメタドンバスというものをご存じだろうか?  オランダでは中毒性の高いハードドラッグの使用拡大を防ぐために  マリファナなどソフトドラッグは法的に認可されている  敵に捕まったプルートが「���・・・私を好きにしていいからスモールレディには手を出すな!」とか言うようなものだな  さてもう薄々判っただろう。メタドンバスのメタドンとは麻薬の一種であり  自治体が運行し希望する人に麻薬を打って回っているというとんでもないサービスなのだ  時には一日で重度中毒患者が1000人近くもバスに押し掛けるというのだから  麻薬対策なんだかそうじゃないんだかもうよくわからないな  お喋りはここまでだ!サターン、サイレントウォールでバスを崖から遠ざけるんだ!  そうだバックだ。バックさせるんだ。バックでな。バックで・・・させて・・・うっスターシード  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「な・・・なんやてえええ!?タキシード仮面はん!」 「無数の分身で惑わそうとしても無駄だ妖魔よ!本物はお前だ!  なぜ判ったのか不思議な顔だな!フフフ・・・簡単な事だ  いかにも「古い友人です」「親戚です」という顔で式に参列する人達。だが待って欲しい  それはセレモニー代理屋からの派遣なのかもしれないのだ  出席するだけではなくスピーチや仲良く集合写真、余興の披露までしてくれるという  建前にうるさい日本社会ならではだな  スピーチを噛んでしまう新人もいるそうだがそれが逆に「ホンモノっぽい」と言われるという  なんとも奥の深い職業ではある  しかし所詮は金で動く他人、お仕事で出席しているということを忘れ無茶を言ってはいけないぞ  おなじ金で動くなら他人より肉親だな、ちびうさ  なんぼや・・・なあ・・・なんぼやて・・・  今だ、萬田はん!」 「ヨロシおまっせえええええ���え!」
すまんの 慈善じゃなくて 腹の中なら売れる 貸付額はパンク寸前 今から会いまっせ
泣きたくなるよなネオンライト 電話もできないミッドナイト だって追い込み どうしよう ハードなマグロ漁
黒いベンツに導かれ 事務所で巡り会う 期日の残りを数え 占う俺のゆくえ 同じ地球(シマ)に生まれたの ミラクルロマンス 死んじゃっているの ミラクルロマンス
「ゲエエ!このパワーは・・・ま、まさかプリンセス・セレニティ!?」 「妖魔よ、これがセーラームーンの記憶に秘められし真の力、ムーンセレニティの輝きだ  セレニティとはセレナイト結晶、透石膏を指すのだが  この透石膏が10メートルを超え森のように林立する洞窟があるのだ  その名も「クエバ・デ・ロス・クリスタレス(結晶窟)」セラムン用語っぽいな  大変美しく価値があるにもかかわらず、気温平均45度・湿度約100%というムレムレかつヌレヌレな環境のせいで  特殊保冷服を着込んだ専門家でも中で活動できるのは20分が限界だという  私もまぁ中で活動できるのは20分くらいだが、締まりがキツいと10分くらいの時もあるんやで  みたいな小粋なジョークをジュピターに振ったのだがあれから1週間くらい会話が無くなって  まったくこれだからウブなネンネは困る  む、どうしたマーズ、マーキュリー、ヴィーナス。敵は向こうだぞ  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「清らかな乙女の純潔を奪う・・・穢れた妖魔よ聞くが良い  私か?私の話は今してないだろう  代わりにこんな話をしてやろう  アフリカに今も存在している遊牧民の一つ、ベドウイン族は結婚式の当日に花嫁の処女を確かめるため  銀水晶に指を突っ込み血が出るかどうかを確認する  ゴーマリソーン  まぁ未開部族には良くある風習だが、この時血が出なかった=処女で無かった場合はなんと  花嫁の父親かもしくは長男が斬首してもいいと言う事になっているのだ。ビッチ死すべしというわけだな  私か?私の話は今してないだろう  ただまぁ、成人してからの処女って重いし・・・後腐れ無い方が良いかなって  ・・・私の友人の月経の騎士(つきかげのナイト)が言ってた  私か?私の話は今してないだろう  おいやめろジュピターその件に関しては後で首はやめろやめるんだうさこ!うさこー!」 「はいっ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「粗野にして粗暴・・・気品のかけらもない野蛮な妖魔よ聞くが良い  言葉の一つであってもレディに対する心遣いを忘れないのが本当の紳士  古来より教養の一つとされた和歌のオフィシャルコンプリートブック「万葉集」にはこんな歌がある  『桜麻の麻生の下草早生ひば妹が下紐解かざらましを』  実に美しい響きだな  意味としては「桜麻の麻畑の下草がもう少し早く生えていたなら、私は彼女の下紐を解かなかっただろうになぁ」  あれ?と思った諸兄はこの「下草」に注目して欲しい  下に生える草・・・もうおわかりだな。古今紳士というものはモジャモジャはおろか生えかけですら  興味を失ってしまうというストイックな生き物だったんだよ!なんだってー!  だが安心してほしい。一方で古来より女性のものは神秘的な力を兼ね備えお守りにもされている  クインベリルとの最終決戦前には・・・セーラー戦士達よ、頼んだぞ  ムーン2:マーズ1:マーキュリー1:ジュピター5:そして私のが1くらいのブレンドで頼む  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「パターン青!タキシード仮面様です!」 「暴虐の限りを尽くし・・・破壊をもたらす妖魔よ聞くが良い  およそ歴史上において暴虐の名が語られる時、必ず登場するのがローマの暴帝ネロだ  その放蕩な堕落っぷりは実の母アグリッピーナとムーンティアラアクションを繰り返していたという  有名な言い伝えだけでも十二分であるのだが  他にも男娼を招き入れた際自分が処女の花嫁役になり、花婿にバックで掘られて  「余にお前のエナジーをぶち込んでくれ!コードネームはセーラーVだ!」という感じのプレイを好んだそうな  更に殺した妻の代わりなのか、そっくりな美少年スボルスを去勢させると女装させ結婚式まで挙げた  倒錯ここに極まれりとい��た感じだな  個人的には狂った環境によってそれが許された上での変態よりも、社会道徳や法に反逆した変態の方が  変態としての矜持・志を高く評価したいと思う  私は百点中何点かな?フフフ  今よ、シンジ君!」 「うわああああああああああ!」
「あっ・・・タキシード仮面様」 「そこまでだ!嫌がる女性にいくら付きまとっても貴様に春は訪れんぞ妖魔よ  女性を口説くとはどういう事か、私がとっくりと見せてやろう  そもそも貴様にようにガッつきすぎるとどうなるか?それがこれだ  俳人・小林一茶の残した日記にこんな事が記されている  「八日 晴 菊帰ル 夜五交合」「十五日 晴 月見三交」「十日 晴 黄散」  なんと妻の菊と一日どれだけアクションしたかの記録なのだ。ちなみにこの時小林一茶54歳  黄散(強精剤の一種。すごい効いた。変身ペン並の便利アイテム)を使ってでも致したかったらしいが  26歳下の若妻を貰ってればそりゃヤりたいっすよねヘヘ  まぁ月見交合などは将来の私に約束されたプレイでもあるのだが  できれば月以外の衛星も含めて惑星大直列(カサブランカ・メモリー)をキメたいものだな  今だ、俺と付き合ってくれ詩織!」 「話し掛けないでくれる? あなたと幼なじみだっていうだけでも 嫌なのに」
「貴様がタキシード仮面だな! なんというか聞いていたよりもずっと・・・」 「この強大な妖気、紅のルベウス率いるあやかしの四姉妹か!  ならば聞くが良い  皆さんが日頃何気なくやっている乳頭の愛撫  これは医学用語で「ラヴィング」という格好いい名称が付いているのだ  他にも乳首を軽く摘む・前面を撫でる・揉みしだく事をそれぞれ  タポトーマン・マッセル・ペトリサージと言うのだ  どうだ、セラムンの敵幹部に居てもおかしくない名前だろう?  異名を付けるとしたらそうだな、「愛撫のラヴィング」「乳揉のペトリサージ」という感じか  どうだ、今からでも改名を  おっとすまない、泣かせるつもりはなかった。敵とは言えレディに失礼な提案だったな  ・・・泣いてるコーアンちゃん・・・ギザカワユスなぁ・・・  今だ、セーラームーン!」 「ダルクサンダー!」
「この賞金額は・・・人間台風(ヒューマノイドタイフーン)!」 「平和を踏みにじる・・・愛無き妖魔よ聞くが良い  ラブとピース無くしてはこの世に光など永遠に生まれない事を!  さてピースと言えばおなじみコッドピース。元は中世ドイツ、ショースの股間部に取り付け  スターオルゴールがぶーらぶらしないように収納するための物であった  だがファウルカップのように防護性を高めるために金属製のものへ  更にこれみよがしに装飾を施し、いらん芸術性まで高め始めていった  中には獅子の頭を模した物などもあったため、ではウラヌスのコッドピースはさぞ立派なのだろうと  見せて貰おうとした瞬間に股間への蹴り、それは、装着していたコッドピースをいとも簡単に破壊し  その時の私と言ったらラマーズ法を繰り返すだけの哀れな小動物(アルテミス)であった  なので近くを通りかかったちびうさとサターンに、いにしえよりの民間療法を懇願  早く私の患部にかけるんだ、ラブアンドピス、ラブアンドピス  今だ、ウルフウッド!」 「トンガリーーーーーーッ!」
「このジングルは・・・タキシードクイズ!」 「さぁ今夜もやって参りました、紳士による紳士のためのシルクハットなお時間  ザ・タキシードクイズ!テレビの前の妖魔よ聞くが良い  90年代アメリカでどれだけ長い時間怒張を維持できるかという「勃起マラソン」が行われましたが  この勃起とは何が勃起したのを指すのでしょうか?はいジュピター!え、手挙げてない?  そう、ペニスだ。ペニス。いうてみ・・・ほれぇ・・・いうてみぃや・・・  その時の記録は40時間、叩き出したのはわずか18歳の少年だったというのだから地球の未来も明るい  だが1971年にはすでにイタリアでそれ以上の記録が出ていたのだ  叩き出したのは27歳の男性で、記録は驚愕の54時間  ムーンスパイラルハートアタックが約6480回ぶち込める計算だ妖魔よ  その勃起を支えたネタは何だったのかというとなんと「名犬ラッシー」  まぁワンワンスタイルと言い換えれば古今東西ますらお奮い立つもやむない無双体位であるな  ワンワーン!よしいいぞサターン!もっとだ!もっと私を鳴かせてくれ!コードネームはセーラーVだ!  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「あっちじゃヘリも飛ばした 戦車にも乗れたよ!100万もする武器を自由に使えた!タキシード仮面様!」 「気品もセンスのかけらもない・・・醜い妖魔よ聞くが良い  洋画に付けられた邦題で名作と言えば「ランボー」「天使にラブソングを」などは  気品とセンスに溢れた類い希な例と言えるだろう  逆に「史上最悪のボートレース ウハウハザブーン」といった「お前が最悪だよ」という感じの題名もある  さて我等がセーラームーンはというと、例えばうさぎは「セリーナ」セレニティを意識した良い名前だな  私の本名は「ダリアン」なんかそういうサイコ映画があったような気もするな  各話タイトルもうさぎ誕生日会は「バースディ・ブルース」ちびムーン活躍回は「テインテッド・ティーパーティ」など  バンドオブブラザーズ並の戦場ドラマを彷彿させる渋さとなっているが  うさぎがルナに「俺の戦争じゃなかった、あんたにやれって言われたんだ!」とか言ったり  ちびうさが「トゥインクルエール鳴らしてぇ、鳴らしてペガサス乗り回してぇよ」とか言ったりはしないので安心だ  ただし声は若干太い  今だ、セーラームーン!」 「フゥーハハハァ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「柔肌を引き裂き・・・鮮血を求める凶暴��妖魔よ聞くが良い  今ではすっかり童貞の意味で使われるようになった「チェリー」  オックスフォード辞書によれば、そもそもは組み立て前の男を知らぬ成型色  またそんな乙女という名のガンプラを初めて組み上げた際の破瓜の血の色から来ているジオン驚異のメカニズム  要するに乙女を指す言葉だったのだな  さくらんぼよりも「桜の花びら」というニュアンスで言えば納得していただけるだろうか  しかしロマンチックな例えも男からすれば実際ちょっとしたスプラッター映画  紳士的に部屋をノック「今から挿入(はい)るけどいいかな?」「ええ・・・どうぞ」なんてやりとりがあって  ワクワクしてドアを開けたら出ました紅のルベウス。紅ってかもうドス黒い  塩沢さんの声で「かかったなタキシード仮面!」とか響くわけだ。かけるのはこっちなのに  そんなん見ちゃったもんだから、もう、スターライトタワー崩壊。守るべきものを失った・・・  あっでもサターン君のは大丈夫汚くない。なんていうか、Y'ズまん  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「フッ、危機一髪だったがこの賭けは私の勝ちと言うところだな妖魔よ!  そんな時、ボールの数字を読み上げてくれるのがビンゴディーラーだ  利益をネイティブアメリカンの収入源にしていることから主にインディアンカジノで行われており  一兆円市場の業界でニーズも高く安定した優良職業  声に自信のある方はアメリカかカナダに飛んでみては如何かな?  というか私の近くにも欲しいな、ビンゴディーラー。主に寝室にスタンバってくれるやつを  んでもし当たったら、いや周期計算とかちゃんとしてるけど、ナマ気持ちいいし、だからもし当たったら  美声で「オオ・・・ビンゴゥ!」って教えて欲しい  「おめでとうございます!見事ビンゴしたのはこちらの紳士!」みたいなライトアップ付き  くす玉なんか割れちゃったりして、花吹雪も舞ってる中、笑顔のビンゴディーラーがラジカセのスイッチ入れると  エターナルセーラームーンのメイクアップBGMが流れ出したりね(エターナルッ)  ああ永久就職(エターナル)ってそういう意味かぁーみたいなね(エターナルッ)  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「単勝一番人気はタキシードカメン、オッズ1.2」 「無駄だ妖魔よ!こちらには勝利の女神がついているからな!  いわゆる「あげまん」というやつだ。伊丹監督の映画で有名になったが  「あげまん」の「まん」は銀水晶、つまり女性のオマンクスを指した言葉では無い  本来「まん」とは「間」であり巡り合わせや運などを意味する  つまり相手の運気を上げる人を総じて「あげまん」下げる人を「さげまん」というのだ  なので「男の場合はあげちん・さげちんになる」というのは真っ赤な嘘だ  そもそもさげちんって何だ。萎えてるじゃないか。女性よ��も男性側に不利益が出てるじゃないか  「どうした?大気光の変身バンクでも見ちゃったか?���とか慰めたくなるじゃないか  私を見たまえ!トゥインクルエール無しでもペガサスいきり立って登場、ウマ並なのねアナタとっても  下半身のデッドムーンサーカスがテントを張ったぞ!  見えました最終コーナーを曲がって、いやそんなに曲がってないけどちょっと右曲がりで  アマゾネスカルテットの芝無し最終直線に  今だ、杉本清実況アナ!」 「タキシードカメンは遅れて六着」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「セーラー戦士達の洗脳は解けたぞ!残念だったな妖魔よ!  彼女たちが正常な状態に戻ったところで、伝えておきたい事がある  日本ではスタンダードとされる正常位だが、他の民族においては全然正常じゃない  多くは横向きに寝そべりながら挿入する側臥位が一般的  まぁ昔の庶民は狭い家で同じ部屋に家族が寝ていたため、お互い横向きでアクションする方が  隣で寝てる人にぶつかったり物音を立てたりしなくて済みそうだ  そもそも生物学的に見れば一番正常というか自然なのは後背位っぽいがな  ちなみに側臥位は動きも目立たないため隠れてアクションするには最適の体位と言える  隠れなきゃいけない様なやましい行為は私は一切してないが、魔が差すファンタジーそうさ夢だけは  私はただサターンをサンクチュアリに連れて行こうとしただけなのに。誠心誠意謝ったのに。所持品全部差し出したのに  そしたらクインベリルの声の人が「まだ命が残ってるではないですか」みたいな事言ってきて殺されるところだった  君は幼宇宙(コドモ)で感じたことがあるか!?  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
~前回までのあらすじ~ クインベリルによって洗脳されてしまったタキシード仮面は急行系カードと物件を捨て値で売り払ってしまった 「・・・ここは・・・そうか、私は今まで操られて・・・しかしそれももう終りだ!  正常に戻った私から貴様に一つ教えてやろう  日本の正常位が世界的には全然正常じゃない、という事は前回言ったが  太平洋の一部島々では座りながらワールドをシェイキングするのが一般的  女性が木などにもたれて座り脚を広げると見えたぞ、ブラック・ドリーム・ホール!  ここで相手の男性が性器で刺激し濡れそぼればOK。濡れそぼらないうちに、というか  サターn いや相手が特に脚を広げてもいないのに刺激しようとするとウラヌスに殴られたりする  医者に診せたら一目でわかる グーパン型に痛むTatoo かくせないわ  逆にこの島で日本の正常位というのはアブノーマルプレイに分類されてしまうのだ  「なぁ・・・正常位してみね?」「やだもー変態!」そんな感じ  戦時中の日本軍が教えたそうだが、日本人は変態という印象には遺憾の意を表明する  今だ、さくまあきら氏!」 「桃鉄で遊んでくれた皆さん、今までありがとうございました」
「うわああ!し、死んでる!?」 「ようこそ妖魔の諸君。君たちはそれぞれ私がちびうさにした何らかの行為を  ウラヌスとプルートにチクった共通点を持つ  よってこの館にてその罪を償って貰うが・・・生き残りたくばこれを見ろ  これは南極一号と呼ばれるダッチワイフだ  その名の通り南極観測船の隊員達がアブラカダブラポン!するために用意されたビッチである  ところが極寒の中では性欲自体が起きず、誰もポン!しなかったため結局全員ノーテンで南極にて南局終了  帰国後のインタビューで「処女にて帰還す!」という感動大作っぽい文字が躍る事になった  己の生まれた目的を果たせずに任務を終えた彼女の心中お察しする  なればこそ女性としての役割は紳士として全うさせてあげたい  ブラックレディは私のホワイトで中和できるはずだって意見したらこれだよ  毎度毎度あの巨女が。ヘリコプターに変な名前付けてるくせに。しかも撃墜されたくせに  天王号とかセンス疑うわ、私みたいにマシンタキシーダーとかにすればいい。そんなの持ってないけど  今だ、セーラームーン!」 「なんだ今の爆発音は!」「見ろ、唯一向こう岸に掛かってた橋が」
「この波動は・・・ジェダイの騎士!」 「そこまでだ妖魔よ!地の利を得たぞ!  こないだ脱衣所でうっかりウラヌスと鉢合わせ、すわラブひなか?と思われたが  雪のように白い肌の向こうに出たぞ雪原の怪物ワンパ!もっさもさやんけ!ルークあやうし!  その隙にいつもの的確な蹴りがヒット、どこにって?もう言わなくても判るよね?  ウウッ・・・もう隕石調査は諦めるしかないっ・・・!  薄れる意識の中で思ったのは、スターウォーズEP5でルークがワンパに襲われるシーン  あれは特殊メイクでもなんでもなくルーク役のマークが撮影現場へ来る途中交通事故に遭った怪我なのだ  マジモンの負傷をそのまま撮影に使うとは恐るべき機転の利かせ方と言えよう  こっちはルークどころじゃないよ。あのね、ライトセーバーが根本から伸びない。フォース全然出ない  お願いブゥンって言ってブゥンって・・・そう思い今一度パンツの中を見たら死ぬ直前のヨーダみたいなのがいた  さっきまで元気にグリーバス将軍並に振り回してたのに!弟のように思ってたのに!  今だ、レイア姫(朝日テレビ版)!」 「はいっ!」
「このエンジン音は・・・マシンタキシーダー!」 「私の愛機からは逃げられんぞ妖魔よ!  昔は白馬の騎士などという言葉もあったとおり馬に乗って颯爽と登場などが一般的だったが  その「馬」という動物、実はすでに野生には居ない。地球上から絶滅してしまっているのだ  今いるのは人間が飼育しているもの、そしてそれが「野生化」したムスタングのような種類だけだ  そ���な彼らを無闇に戦いの場にかり出すのは良くないと思ってのこのマシンだが  走行シチュエーションを問わず走りを楽しみたいライダーにオススメのハイパープロ リアショック  あえて個性を主張しないスタイリングは乗る人こそが紳士たれと呼びかけているかのようだ  だがそんなマシンも乗る前に取り押さえられては真価発揮できず  またキミか!プルート君!そんなビラビラになった時空の門には興味がないと言っているだろう!  それとデッドスクリームは命中させる場所によっては私の馬が絶滅するので禁忌(タブー)だと言っているだろう!  判ったか!判ったらはやく不躾棒でちびうさのトランクまわりのチェックの続きを  今だ、田辺憲一さん!」 「ちょっと加速悪いねこれ」
「このジェット音は・・・マシンタキシーダー・スライダーモード!」 「ウイルスをまき散らす妖魔・・・いや病魔よ聞くが良い  貴様が蔓延させたこの風邪、世界各地で最も多くの民間療法を持つ病気なのだ  いわゆる「お婆ちゃんが言ってた」というやつだな  ポーランドでは玉葱丸々一個のみじん切りと砂糖で作ったポタージュ一気飲み  イタリアでは黒焼きにしたレモンを鉢巻きで額に巻き付ける。八つ墓村?  ブラジルでは生のニンニクでネックレスを作り首にかけ  そして日本ではおなじみネギを直腸に挿 どうしたちびうさ?フフッ、早くキャストオフしてごらん  ハイ来たこの痛み!例によって鋭い蹴りが人間・氷川誠としての部分をダメにした。もういいだろう!  見て下さい私のワームを・・・こんなネイティブになって謝っているではないですか・・・  その隙をついてクロックアップ、あやうくシャボンスプレーで葦原君になる所──なにっ!?  ほう、クロックアップについてこれるのか  だがお前は俺を甘く見すぎてる  今だ、加賀美!」 「運命の」
「お前は確か・・・タキシード仮面」 「こんな時間に公園で一人・・・どうしたんだセレセレ  妖魔といえどか弱いレディ。君にそんな涙は似合わないな  ほら耳を澄ませてご覧。スターオルゴールの音色が響いてくるだろう  1週間くらい巻いておいたからね。ぎりーって。理性が壊れる寸前まで巻いておいたから今ちょっとやばい  そうそう、オルゴールというのは実は日本語だ  江戸時代に海外から入ってきた見知らぬ楽器は全てオルガノと読んでおりそれが転じたようだな  つまり外国人に「俺のスターオルゴールを~」と言っても通じない  まぁちびうさにも最初は通じなかったよ。それがむしろ興奮した。スター・・・いやカオスシード出た  鞘からちょっと抜けそうになったギャラクシアの剣を頑張って定位置に戻しましたけどね  でもそこへ通りかかった蛍君が「私にもお手伝い出来る事あります?」とか言ってきて、エ、エン、エンディミON!  誰だって誰かの力になれる。それを言いたかった  さ、判ったらもうお帰り」 「・・・うん(よく判らないけど、悪いヤツじゃないのかも)」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「下劣な手段で人々の心に入り込む・・・薄汚い妖魔よ聞くが良い。  現在では笑いを伴わない猥談や露骨な性的話題も全てひっくるめて下ネタと呼ばれているが  寄席、落語の席ではエロ関係は「バレネタ」と呼び、下ネタと区別していた  では下ネタとは何を指したのか?そのものズバリ「排泄・汚物」マーズが今朝でかい音をさせていたアレだ  しかも粋や通に繋がるバレネタと違い下ネタはとにかく下劣で低俗と嫌われた  確かにマーズのはいかにもマーズ・アタック!色と大きさは例えるならニコルソンな凶暴さ  どんなウンチの時も絶対諦めない、そんな仮面な乙女のポリシーをもつ私ですら躊躇した  思わずERに駆け込んだらダグラスがナンパ目的以外で急患扱いしてくれるレベル  それに比べてプルートはどうだ!ちびうさをスモールレディと言うだけの量はある!顔をあげて とびこんでゆくの  ひり出された見事なガーネットロッドの圧倒的迫力、君自身がキング・エンディミオンだったのだ・・・  フッ、ちびうさやサターン以外でもこんなポテンシャルを持つ戦士が居たとはな  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このジングルは・・・タキシードクイズ!」 「さぁ今夜もやって参りました、紳士による紳士のためのシルクハットなお時間  ザ・タキシードクイズ!回答席の妖魔よ聞くが良い。動けば撃つ  ちんちん電車から電車を取ると何が残るでしょうか!はいジュピター!上のお口で答えて!  え?・・・あー、まぁ普通はそう言っちゃうよね。正解は「線路と駅」ですがフハハハ!  そんなジュピター大好きちんちんの形を模した大人の玩具  これ実は特許を出願する場合、該当する分類が存在しないのだ  なので「大人用玩具」なのになんと「子供用玩具」として出願される。フ、聞くだけで勃起するわい・・・  見よ、三つのタリスマンが共鳴して・・・振動して・・・リズミカルに揺れ始めた!新たな危険に誘われてここにブブブブ  思春期のサターンにはちょっとサプライズだったようだね、でもそんなに嫌がっても聖体(オスティーは)正直だな!  で、気付いたらもう眼前にディープサブマージ迫ってるわけ。はいはいまた失敗です。どうなっているのかね  聞いているのかねカオリナイトくん!魔具茶だ!はやくしたまえ!  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「残念だったな妖魔よ!貴様の集めていたエナジーは全て取り戻したぞ!  この黄色くて温かくて良い香りのする液体エナジーはな!チャープチャプだ!  「男として四部ジャンケン小僧のガラスのシャワー並に浴びたい液体と言えば?」で一位の潮だが  皆がありがたがる最大の理由であるアンモニア成分、実はほぼゼロ  潮すなわちスキニー線液が尿道口から出る際に微量の尿が混ざるだけで成分的には汗と同じ!  つまり世の男性の8割がやっているマーキュリープレイ��ポカリスエットで代用できるのだよアンダーソン君  おっとお役立ち情報に洗浄のピスニスト達の浮動票が無所属タキシード仮面に多く傾いたかな?  だがやはり本物は違うぞ  たった100ccの中に宇宙が見える、それは彗星スノー嗅ぐや、否や、私の脳を鮮やかに刺激してスパーク  おお、ザ・ライトスタッフ(尿資格者)・・・!ラムダパワー充填  本日は若干言語野に痺れが残る。甘んじて受け入れよう。しょっぱいけど  いまならなかよし12月号に港区立十番小学校検尿日カレンダーがついてくる!  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「信じて送り出した・・・タキシード仮面様が!」 「息のあったコンビネーションは見事だが、同じ二人組ならこちらが上だ妖魔よ!  はるか君とみちる君あたりにとってはもはや当たり前の用語「タチ」と「ネコ」  語源は諸説あるがタチは「太刀」というわかりやすい隠喩以外にも  歌舞伎の「立役(男の役)」から来ているとも言われている  ネコはネコ車(工事用一輪車)を押している姿がソイヤッソイヤッに似ているからソイヤッ  セーラー音頭で んちゃちゃっちゃ  私も以前キングエンディミオンの嫌がらせでうさことの仲を引き裂かれた際  何かを求めるように一の橋公園を徘徊。ねぇオーディションでこの役貰った時の事が忘れられないのぉ  あるときはルナ、ある時はアルテミス、ていうかどっちもネコ、ヤッタネ!タキシード  不特定多数との絆が魔界樹のエイリアンを打ち砕く!エイルの笛よ吹き荒れろ、やだこれ太ぉい  そうか・・・これがキングの持つ優しさの源・・・こうして歴史は紡がれていく・・・  ていうか私じゃねえか  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「人々の憩いの場を踏み荒らす・・・悪逆の妖魔よ聞くが良い  人質の皆さんも是非お子様と一緒にお聞き下さい。♪おお牧場はみどり 草の海 風がふく♪  小学校の教科書などでもおなじみスロバキア民謡  実は祖国では聞くことが出来ない。それは元の歌詞に原因があり・・・要約するとこうだ  「戦に出るから家臣達お供せよ」「銃も持たずに何を狩るというのですか領主様?」  「18歳くらいの雌の鹿が居たので馬で追い立てた後に下腹部の銃で(小指を立てながら)これモンよ!」  「う、うむ なんだか興奮してきたよ!」  当然日本では歌詞を変えられているわけだがなんとパッションな歌だろう  私だってこれやりたい。エーデルワイス舐めたい  自慢の銃で、あ、でも罠もいいな。ちいさな子鹿を餌にせつなママまでおびき寄せちゃうトラップ一家  その表情がマイ・フェイバリット・シングス。理性という名の山を越え���大人のスイスへ亡命しよう  そんな完璧な計画書を燃やした人がこのクラスにいます。先生怒らないから手を挙げなさい  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「この点滅は・・・聖夜限定奥義・タキシードミラージュ!」 「まぶしかろう妖魔よ!聖なる夜を荒らし回るのもここまでだ  さぁもう安心だ子供達、お父さんお母さんの所へお帰り。あ、やっぱまだまずい  今ちょっとお父さんがね、暴れん棒のサンタクロース。クリスマス前にはっちゃけた  大丈夫別にお母さんは虐められてるわけじゃ・・・お父さんの方が泣いてた?フッ、珍しくもない  いいかい坊や、下痢止めと下剤を同時に飲むとどうなると思う?答えは下剤の勝ち  人間、我慢するより出すほうが自然なんだね  ただいまの決まり手は押し出し、押し出しでウンコの勝ち。ウンコ六連勝です。パンツ負け越し。濃いのハッケヨイ!  街を見てごらん、イルミネイションが輝いて、すっごい出た時に似てる。ブリリアントダイナマイトネオン  プレゼントは来年10月くらいまで待ってね、きっとお母さんの産道から出てくる  何?違う?DXゴーカイオー?でもまぁ豪快に合体はしてるし納得してくれ。キャベツ畑からガレオン出航  今夜はゴム無しで大いなる力、注入。なぜって?  人間、我慢するより出すほうが自然なんだね」 「まもちゃん、今頃何してるかなぁ・・・」
「私は・・・私はただ、この人と一緒に・・・」 「判った、行くが良い。妖魔と人間の恋・・・まさにロミオとジュリエットか  ラブストーリーの傑作と呼ばれるこの話、日数的に見るとかなりとんでもない  初日でロミオとジュリエットが出会いバルコニーでキス  と思ったら翌日には電撃結婚。その帰りにロミオはジュリエットのいとこに  ロミオ・スパイラル・ハートアタックをキメて殺害  その後ロミオ逃亡からジュリエット偽装自殺、勘違いにより二人とも死亡までわずか三日だ  このスピードからすると多分おセックスもしてた。絶対。判らないようにちっちゃく  「そしてロミオ中出し」とか書いてある。んでバレないうちに次の瞬間、食事シーンとかになってるの  ロレンス神父に後で聞くと「うーん、まぁフニクリフニクラ~」みたいな曖昧な事言いそう  もうねわかってる。ロミオもこれ普通に行ったらおセックスできないって理解してるから  一瞬の隙を突いて腰突いて。速攻。ラディカルグッドモンタギュー家。見習いたいね  サターンだって変身中にササっと済ませれば、そう思ってたら変身バンク無いの・・・嘘だろ・・・  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」
「このバラは・・・タキシード仮面様!」 「追いつめたぞクイン・ベリル!光と闇の決着をつける時だ  光と闇。言うなれば食い合わせ。ウナギ&梅干やスイカ&天麩羅などは有名だが  はいそこの妖魔!そーです貴方です!��でんを肴に一杯。いいですねぇ  しかしこれがクセ者。なんと酒&辛子は共に結構を促し「過ぎる」ために高血圧の原因に  また茄子の漬け物&ざるそばも体温を下げる組み合わせのため身体に悪影響  普段何気なく食べてるこうした組み合わせ、実は禁忌(タブー)だったんですねぇまみちゃん  逆に良い組み合わせと言えばちびうさ&サターン  お互いの名を呼びつつも同時に達してしまう「堕ちる時は・・・一緒だよ」うん手は絡ませて!  プルート&ちびうさも「やめて、スモールレディが横で寝て・・・っ!」という感じで  声を押し殺してのお餅つき。月のお餅はベタベタしてる  というわけでTVスペシャル龍騎のラストさながらに私を囲むセーラー戦士の皆様、ガッテンして頂けたでしょうか?  あぶないっ、うさこ!」 突き飛ばされたセーラームーンが見たのは、自らを庇いクインベリルの雷に貫かれたタキシード仮面の姿だった (つづく)
うさぎの手に抱かれ、タキシード仮面のマスクの点滅がゆっくりと褪せていく 「ブレーキの壊れたピスト自転車」と呼ばれた彼に終りが近いことは、もはや誰の目にも明らかだった 「こんなの・・・こんなのないよ・・・」 「すまないうさこ、正体を隠してでも・・・ずっと傍に居てあげたかったのに・・・」 「ううん、あたし知ってた。全部知ってたんだよ  正体がまもちゃんだって事も、ずっと私達を助けてくれてた事も  冬眠中の熊は眠ったまま尿をボンジョビしたり、逆に植物で腸を詰まらせ糞をブリジストンさせない事も  20世紀初頭まで食人してたフィジー島民によると「腐りかけをタロイモの葉で巻くとうんめぇーっ!」って事も  丼物に付く沢庵は一切れだと「人斬り」三切れだと「身切り」だから二切れだって事も  テトリスの作者は特許を取ってなかったのでこれっぽっちも金が入らなかった事も  ちびうさがこないだ「お父さんって呼びたくない・・・」って漏らしてた事も全部!」 「なにそれ死にた・・・い・・・」 「まもちゃん!まもちゃああああん!」  次号、感動のフィナーレ! (つづく)
物言わぬタキシード仮面、いや地場衛の身体を冷たい宮殿の床にそっと寝かせる たったそれだけの所作にうさぎの、衛への深い愛が籠もっているかのようだった 「うさぎ・・・」「うさぎ!」「うさぎちゃん!」「うさぎ!」 戦士達がうさぎを、そして己を鼓舞するかのように名前を叫ぶ。憎しみ、悲しみ・・・どれとも違う グリコマークのモデルになったのはフィリピン人マラソン選手カタロン氏。そんな表情だった 「みんな、いくわよ!」「ええ!」 皆判っていた。戦いの果てに死があること。今まで欠けることの無かった大切な仲間 それが敵の攻撃を受け、当たり前のように当たり前の現実を見せつけた 横たわるタキシード仮面。冷たい身体。目の前の死体。ただの物。糞袋。ゴミ。粗大ゴミ。←お前らの末路 そんな言葉を振り払うように5人は突撃していった 「フン、小癪なセーラー戦士どもが・・・!」 死の女王が嗤った
「男の子の股間に付いてる『チ』で始まるカタカナ4文字なーんだ?はいセーラームーン!」 「チンポコ!」 「正解はチャックでした!ゲェいささかも怯まない」 クイン・ベリルの精神攻撃を辛くも耐えるセーラームーン。大切な人を奪われた怒りが目に宿っていた 「成長期をむかえると毛が生えて皮がズル剥けちゃうアレはなーんだ?はいセーラームーン!」 「チンポコ!」 「どうもろこしだよ!即答はやめろよ!」 プリンセス・セレニティとしてのエナジー、そして羞恥心が備わった強い精神 それをある意味尊敬のまなざしで見つめる仲間達との絆が、今のセーラームーンの力だった だが──── 「女の子が一度味を覚えるとハマっちゃう、黒くて硬いものなーんだ?ヒント『チ○コ』はいジュピター!」 「えっ、あの、あふっ・・・」 セーラージュピターがゆっくりを膝を付き倒れる。砂山が崩れるようにゆっくりと スローモーション、そう、中森明菜並にスローモーションだった 「いや・・・いやあああああ!!!」
このまま圧せば勝てる、そう踏んだはずの攻撃の手が弛む 目の前の大義も忘れセーラームーンはジュピター・・・いや「まこちゃん」の元へと走り寄った 戦士といえど思春期の女の子。過酷なさだめに何から何まで耐えうるはずもない そんな目論見が当たり冷笑を浮かべるクイン・ベリルだった 「まこちゃん!まこちゃんどうしたの!?イグの!?」 「ちょっと濁音は止めなさいよばかうさ!」 「だってレイちゃん、まこちゃんが・・・まこちゃんが!だってまこちゃんなんだぜ!?」 瞬間、乾いた音が宮殿に響く 腫れた頬を抑えるセーラームーン。涙目でそれを睨むマーズ。うろたえるヴィーナス F91の展開の早さに一言あるマーキュリー 「・・・しっかりしてよね、ばかうさ。ここまできて全部無駄にしたら、きっとまこちゃん悲しむよ」 「レイちゃん・・・そう、だね」 ふっきった顔で立ち上がるセーラームーン。続く三人の戦士。もう迷わない。もう逃げない。もう寝ない 決意に満ちた表情だった
「貴様ら・・・!?」 ばかな。確かに立ち上がれぬよう心を折ってやったはずなのに。なぜ? 一人の仲間の死、それによって他の四人も戦えなくなるはずだったのになぜ!? 困惑するクイン・ベリル。タキシード仮面の死はカウントされていなかった 目の前の華奢な少女達が、死という現実を越えてなお立ちはだかる それが理解できなかった 「・・・ふん、同じ事をあと四回も繰り返せばそれで私の勝ちよ!」 「そんなにエロ雑学覚えてきたんだ・・・」 「引く」 「う、うるさい黙れ!」 声を張り上げるベリル。だが──── 「クイン・ベリル・・・可哀想な人」 「なんだと!?」 セーラームーンの意外な言葉に、死の女王は目を見開いた
「か・・・可哀想・・・だと・・・!?」 驚きに見開いた目は、徐々に屈辱で怒りに染まってい��� 「可哀想だと!!!!111111?????」 「私達がなぜ立ち上がれたのか、判らないのね。だからそうやって婚期を逃し女を諦めてまで  卑猥な雑学で相手の心を乱して漬け込み破壊しようとする」 「ばかうさ・・・」 「それ私達もやってたんやな」 「ほんとだよ。謝れよ各方面に」 「かつて・・・赤塚不二雄は歯医者に言ったわ。『知り合いを驚かせたいので歯全部抜いて下さい』って  結局医者に止められたって!」 うさぎの頬を涙が伝う。それは誰のためでもない、自分のための涙だった。自分のためかよ
セーラー戦士達のエナジーが増大する 「マーズ・スター・パワー!」 「マーキュリー・スター・パワー!」 「ヴィーナス・スター・パワー!」 「ジュピター・スター・パワー!」 ジュピター!?ジュピターナンデ!? 「ムーン・クリスタル・パワー!」 「くうう・・・滅びよセーラー戦士!この穢れた地球の未来と共に!エロ雑学と共に!」 暗黒のエナジーは戦士達を蝕んでいく。だがそれでもセーラー戦士達は諦めなかった 「絶対に皆と帰る・・・あの平和だった日々へ!楽しかった毎日へ!だから力を貸して!銀水晶(生理中)!」 「脱ぐんじゃないバカ!死ね!」
とどめとばかりに襲いかかるクイン・ベリル だがその毒牙は飛来した一輪の花によって阻まれた 「な・・・なにっ!?」
「このバラは・・・まもちゃ、いえタキシード仮面様!」 「銀水晶のエナジー、そしてうさこ・・・お前の愛がある限り私は不滅だ!  我が最愛の人を傷つける・・・妖魔の女王よ聞くが良い  傷と言えばどこのご家庭にもあるアロエ。今や家庭の医学でおなじみですね  消炎・殺菌効果が高く『医者要らず』とまで言われるこの植物だが  場合によっては要注意。何と妊婦にとって最悪の影響である流産を引き起こすのだ!  アロインという成分が子宮収縮を引き起こすためだが間違っても悪用はいけないぞ  一夜の過ちの結果を帳消しにしようと「お前の身体・・・大事にしたいからよ」などと  甘い言葉たくみにアロエを食べさせるなんてそんな不謹慎なこと・・・やろうぜっ!  あれ?なんでジュピター生きてるの・・・?あっごめんやっぱ今の無し!うそ!うそでした!  今だ、セーラームーン!」 「はいっ!」 二人の切り開く未来が、地球を救うと信じて────────── そしてこの定時スクが、色んな人達に許されると信じて────────── (おわり)
おまけ -使いそうで使わなかったネタ一覧-
YESロリータ!NOビッチ!
そこは開かなくても良い方の時空門だから
処女宮!復唱するんだジュピター!処女宮!オメコのシャカ!!「天舞宝輪」あっ見ろシャカの目が
キミにはまだちょっと早いけど劇場版R前夜祭を始めようね
ウラ��スはあとでゴリラフォルダに保存してやるからちょっと待っていろ
いたいのいたいの飛んできたー
今日もまた一人寂しく子孫予備軍を大量虐殺して、2軍ベンチ���温める簡単なお仕事
アメリカ横断ウルトラタキシードクイズ
この香りは・・・タイムリープ仮面様!
下手人は私だっ!
おまわりさん、この人スターライツです!
おい店主!安い酒から持ってこい!
ネットの匿名性が私を強くした
マシンタキシーダーが涙を・・・!
偉大なる聖人の使用済み染み付き聖骸布
何も考えずにエッチ展開に突入するだけのエロ漫画は私に勇気を与えてくれる
フーム・・・よし、発想を360度変えてみよう
ジュピタアアアアアアアア!!それだめ!!!剃って早く!!!111
うわ機械獣みたいなブサイク!うーん、真(チェンジ)!私のドラゴン、意気消沈
4人シートに3人しか座れないケツ・・・といえばプルートですが
バーニング・・・(ポンポンポンポンポンポン)オマンダラー!!
悪意から身を守るため、善意が牙を剥いた!
腸洗浄(マネーロンダリング)
「ゴールドボール・ランを開催する!」「サンディエゴ・ニューハーフ!」「サンディエゴ・ニューハーフ!」
人生のウルムド・アブドゥル
G(ジャイアント)・スポット!
海綿体(スポンジボブ)
え!? ゴムを付けずにデリシャスマッチを!? 妊娠(でき)らぁっ!
エロくない事言うのやめてもらえます?
この妖魔の攻撃・・・進研ゼミでやったとこだ!
3 notes · View notes
8scorpiotemple · 5 days ago
Text
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
天蠍宮的日常
I、《橄欖樹下的休憩》 今天依舊是情朗的好天氣,我與米羅走在聖域外那條種滿橄欖樹的小路上,陽光從枝葉間灑下來,一點一點落在我們交握的手上。 我抬頭看著他,他側過臉來,陽光落在他臉邊,那雙眼睛看著我���,什麼都沒說,卻什麼都讓人懂了…… 我們來到一棵粗壯的橄欖樹下,陽光剛好被濃密的枝葉擋住,樹影斑駁,空氣裡是溫暖的青草香。 「……我們在這裡休息一下吧。」我拉住米羅的手。 米羅點點頭,坐到地上,靠著樹幹半躺下來,然後一把把我拉過來—— 「靠著我。」 他的手環在我腰間,頭枕著我的肩膀,呼吸越來越沉……竟然真的睡著了。 我不敢動,就這樣靜靜地看著他。 風輕輕吹過,帶動他髮絲微微顫動,他唇邊勾著一抹放鬆的淺笑。 「……帥慘了。」 我忍不住湊過去,親了他一下。
II、《村子裡的小任務》 米羅睡了一會兒,揉著眼睛醒來。 「我們去下面村子買點東西吧?」我提議。 我們來到聖域山腳下的小村莊,走到點心攤前,老奶奶一看到米羅就熱情地打招呼。 「哎呦!這不是我們帥氣的黃金聖鬥士米羅嗎?這是你太太啊?」 「Σ(°△°lll)!?不、不是太太……」我驚慌失措的回答。 「……嗯,她是我的人。」米羅笑的有些玩味。 一群孩子突然圍了過來-- 「黃金聖鬥士!你們親一個,親一個!」 「ΣΣΣΣΣΣΣΣ(///▽///)」 米羅壞笑著低頭在我臉頰親了一下,「任務完成。」 「(///口///)你、你這個大蠍子!」
III、《任性只是為了撒嬌》 我們走回聖域,我故意拖慢腳步,在米羅身後哼哼兩聲,「走不動了,我腳酸……」 米羅轉過頭,挑起眉毛,「才走一小段,體力有那麼不好?」 「不管!」我抱住他後背,整個人黏上去,「我要你背我你背我!」 米羅失笑,雙手牢牢撐住我大腿,背著我往聖域方向走去。 「這是小獅子的撒嬌?」 「嘻!你就當是吧!」 米羅低聲一笑,腳步穩健地踏上石階,我趴在他背上,臉緊貼著他結實的肩膀,心跳怦怦跳著。 --我的幸福就是,有你足矣❤️
2 notes · View notes
jaunepastel · 11 months ago
Text
Tumblr media
百老匯的貓
/
此刻,我坐在空蕩蕩的台北家中,距離出發只剩下倒數二十八天。
車子收走最後一箱回收,三十坪的的老房,頓時像剪掉多年長髮的少婦,輪廓活靈活現,展露最原始的模樣。回憶如老照片被翻出,熱戀的歡愉,熟稔的默契,爭執的苦語,新生的喜悅,呱呱墜地的女兒溫溫,際遇如候鳥過境,隨著即將而來的遷徙,沾了邊又得離去。
「喵喵,你也要離開我了嗎?」肥肥的肚腩,在我大腿間形成一顆抱枕,接著掙脫,跳了下去。
大概是低估了紐約租房市場的險惡,以及租客間的競爭火熱。這幾個月,每天早上醒來,我就像緊咬股市開盤的投機客,杵在電腦前,看好目標,下好離手。剪下貼上剪下貼上,有時一口氣連發十幾封郵件和私訊,不小心把開頭的房東人名給貼錯,也是常有的事。
例行公事,我打開收件夾,畫面好似當機:
Inquiry about rental in New York
Inquiry about rental in New York
Inquiry about rental in New York
每封信標題內容都大同小異,不外乎身家背景介紹,幾歲哪裡人什麼職業,不煙不酒品行良好,搞得跟相親一樣,最後的最後才會提到我有一個可愛又文靜的一歲半女兒,會跟著我們一起前行。心想說篇幅這麼少,房東應該不會介意吧。事實證明是我想太多。
一個人找房,深諳室友之道,想離曼哈頓近一點不是難事;兩個人找房,下點功夫還是能找到合租公寓,當起二房東的大有人在;三個人找房,已讀不回是常態,歉聲連連說房子太小不適合,建議我們自己租個1B1B好區套房,人生就此飛黃騰達。偏偏,我沒那個錢,也不求飛黃到哪,只想尋個短暫停留的家,得在兩個人找房的預算間,找出三個人的各種可能。
一天一天過去,那些可能,隨著我的Inquiry們,一同消失在茫茫網海裡。
『沒有室友就是爽!三四月曼哈頓套房短租。』
我被這則發文的豪邁給吸引住。 「······我們找房好一段時間了······衷心希望有機會入住您的套房。」
雖然依舊是剪下貼上,但文字背後的焦慮無助,或多或少成功傳遞到銀幕外的另一個空間去了。同一時間,我正糾結於三四個物件當中,短租的日期該如何兜湊,才能無縫接軌這半年;森林小丘上課要通勤一個小時,曼哈頓一樓要擔心老鼠和醉漢入侵,威廉斯堡房租要六個月全付會不會是詐騙,我像童話故事裡撿石頭不能往回走的女孩,再挑下去可是一顆石頭都沒有了。距離出發還有兩個多禮拜。 「小孩我是沒問題,只是我家在四樓沒有電梯,你們會不會不方便?」 莎拉簡短的答應,讓我想起她發文時的爽朗用字。「住很重要!我會幫你們打點好,請好好享受我的公寓。」這麼一句話,彷彿給我吞了顆定心丸,安撫行前騷動的思緒。搭機前一晚,包袱所剩不多,不安盡拋腦後,心情輕鬆的不可思議。我看著逐漸縮小的地表樓房,龐雜的台北城,我的故鄉,想著哪天我會不會愛上這輕飄飄的感覺。 於是,我們擁有了第一個結尾是New York的地址,位於曼哈頓百老匯區。
「早知道不要租四樓了!」西恩氣喘吁吁,將最後一個三十公斤重的行李箱拖上樓,一進房門就癱坐在地。「下次搬家可不可以找一樓的。」「我盡量囉。」想到三個禮拜後又要再將所有家當搬下樓,我不禁打了個冷顫。一回生二回熟,我一邊安慰西恩,順手從行李箱拿出一小包烏龍茶,轉頭尋找廚房裡的熱水壺。
十二點十分,東部標準時間。與台北相隔十二個小時的曼哈頓午夜。從甘迺迪機場搭上華人計程車,行駛在平板無憂的快速道路上,兩旁盡是皇后區黝黑大遠景,此時還感覺不到紐約的形貌。空氣粒子旋轉收縮,直到出了中城隧道,我們隨著車流,一舉穿進曼哈頓的心臟。高樓百窗,霓虹街燈鼓譟,打亮了巨大看板上的秀顏,女明星眼眸深邃,企圖引人犯罪。三十七街經過第五大道,塞車的步調,讓我用慢動作欣賞了帝國大廈,那棟建築是你一看到就會認得,不需贅述的經典,這不是夢,卻像夢遊迷幻沈醉,我正在電影場景裡。 夜深,暖氣徐徐放送,驅散我體內的累積疲倦,遠方傳來救護車的高頻呼喊與零星槍響。我閉上雙眼,腦海不由地響起《計程車司機》中憂鬱的薩克斯風,寂寞都顯得立體。喝完母奶的溫溫被西恩抱在懷裡,早在柔軟大床上睡去,只留我與這城,遲遲捨不得入眠。 ♦
初春的光,灑進十坪米的套房,我吸進一口冰涼,清醒地環視四周。對我來說,到一個落腳處,第一件事就是確認廚房。烤箱冰箱洗碗機,醬油麻油中西調味料,麻雀雖小五臟俱全,滿意極了。房子中央擺著一張小巧的鵝黃色木桌,波浪弧形的斑駁桌腳,想必是古董老件吧,突然想起莎拉是學藝術的,牆上掛滿湖水藍綠的動物畫像,獨角獸的尖角孤傲揚起,擠得扁扁的壓克力顏料罐則充滿了生活的氣息。紐約的氣息。
溫溫的雙手扶在起霧的窗上,留下不完整的掌痕,熊熊圖案的米白睡袍還穿在身上,模樣甚是可愛,繼續在窗上拍了幾個小手印,看來她很喜歡這裡,一切如此新鮮有趣。
簡單梳洗,我們輕裝上街。地底白煙卷卷升起,南北向的道,費里尼電影般的靜止車陣,幾何玻璃帷幕,抬頭讚歎資本主義的雄偉;東西往的街,消防梯鏽得煙灰,鷹架層層堆疊,衰敗與生長同時交織成紐約的血肉。小販高聲兜售自由女神,芭蕾女伶頂著包頭,黑衣曲線魚貫沒入窄門,三件式西裝的俊俏男子,用力咬了手上的貝果,一步作兩步橫越馬路。 售票亭外熱熱鬧鬧,我和巷口的《貓》四目交接,黑底黃目如紐約客犀利,這貓名氣響亮,而我竟然一次也沒走進去過;徘徊中城一圈,在Wholefoods超市採購生鮮、酒足飯飽後,金黃燈光齊下,十字路口變成大型伸展台,時髦男女自信耀眼,提著大包小包的我們硬生生穿過《芝加哥》滿溢的開演人潮,美腿包圍爵士樂,上一秒還沈浸在感官享受,下個轉身就被《西方壞女巫》的綠臉紅唇給嚇個正著,衛生紙差點從紙袋裡滾了出來。
開學在即,除了扮演觀光客,還有正事要辦。郵件傳來,通知我去中國城的廚藝用品店,領取已經繡好名字的制服,還得試穿廚師鞋。
「你好了嗎?」西恩熟稔地將溫溫裝在背巾裡,露出兩隻小腿晃呀晃。
「都好了,我查一下。等等可以在附近找個中菜館。」我穿上鞋,低頭盯著手機推開房門。
「打不開!」我大力扭轉把手,門還是一動也不動。
「怎麼可能,你的鑰匙咧���」西恩接手開門,我摸摸外套牛仔褲口袋,脫了鞋在地上裡翻找包包。
「看來我們被反鎖了,你打給房東吧。」西恩將溫溫放下,開冰箱裝了杯柳橙汁。
我打給莎拉求救,太過緊張以致於忘了她在地球的另一端,好在莎拉接了起來,給了我Super的電話號碼,說是管理員會幫忙,要我別擔心。許久沒說英文的我,要打給陌生人,還真有點語言障礙。不管了。電話接通,我的心跳也跟著嘟嘟響。
「我是莎拉的房客,曼哈頓八大道,我們房門被鎖起來,你能來開門嗎?」第一句話順暢說完,我輕鬆許多,等待對方回應。
「我在長島······放假······再見。」這個Super大概是拉丁裔,捲舌音吃掉了話中好多字,我只聽到幾個令人崩潰的重點,接著是一陣沈默。莫名其妙被掛電話後,我也不好再打擾莎拉,決定打給附近的鎖匠碰碰運氣。殊不知,鎖匠在電話那頭嘰哩咕嚕一長串,我一個字也沒聽懂,濃郁口音令人費解。西恩和溫溫坐在餐桌喝果汁吃餅乾,彷彿看我在演哪一齣鬧劇。
我用力敲了房門幾下,宣洩怨氣,金色門把都快被我轉鬆。此時,我聽見開門聲從隔壁傳來,像是轉開保險箱的勝利喀噠聲。
「哈囉,請幫我開門,嘿嘿!」我一邊拍門,試圖將聲音穿透金屬門板傳送到外。所幸,鄰居老先生正要外出,把插在大門上的鑰匙取下,解救了我們。一出家門,熟悉的《貓》埋伏街角,琥珀雙眼大膽直視初來乍到又莽撞的我,這回連貓都在取笑,笑問我準備好了沒有,迎接紐約這場大戲。
走著走著,在百老匯,我們的新家,歌詞的最後一句悠揚地唱著。 
A new day has begun. 明天又有什麼等著我呢? 寫在2017年.春
Tumblr media
11 notes · View notes
mtosak-genai · 3 months ago
Text
Great Morning Routine 02
 夜明け前の静寂が、まだ家全体を支配している時間。  マックス・パワーズの巨大な肉体は、キングサイズのベッドの上で規則正しく、深い呼吸を繰り返していた。
 昨日までのヒーローとしての激務の疲れなど、彼の超人的な回復力の前では些細なことだ。
 隣で眠る最愛の妻、サラの穏やかな寝顔。  目を覚ましたマックスは、その柔らかな頬にかかったブロンドの髪を、熊のように大きな指で、しかし羽毛に触れるかのように優しく払った。
 彼の瞳には、深い愛情と、守るべきものへの揺るぎない決意が宿っている。ザ・グレイトマキシムこと、マックス・パワーズは紛れもなく、善良で、力強く、そして何よりも妻を一途に愛する男だった。
 ゆっくりと、巨大な体をベッドから起こす。スプリングがきしむ音すら立てないように細心の注意を払いながら。愛する妻であるサラの眠りを妨げることなど、彼には到底できない。わずかな物音も立てずに寝室を後にし、彼は自室へと向かった。
 マックスの自室。  そこはヒーローとしての装備や、個人的なトレーニング器具などが置かれた、彼のプライベートな空間だ。
 クローゼットを開けると、そこには機能的なトレーニングウェアが並ぶ。そして、色とりどりのスパッツが何枚も掛けられていた。
 最近、マックスは、このスパッツを好んで履くようになっていた。  以前までは、ヒーロー活動時やトレーニング中のインナーとして着用することが多かったのだが、部屋着として着用することが多くなったのだ。
 以前はもっとゆったりとしたスウェットパンツなどを好んでいたはずだが、なぜだろうか?
 マックス自身、その変化に明確な理由を見出しているわけではない。ただ、なんとなく、この体に吸い付くようなフィット感が心地よく、動きやすいと感じるようになっていた。
 特に、安川と「男同士のスキンシップ」をとる際に、このスパッツは都合が良い……。
 ん? スキンシップ?  いや、俺は何を考えているんだ?
 思考に一瞬、靄がかかった。  しかし、それはすぐに霧散していく。
 マックスは迷わず、履きなれた黒いスポーツ用スパッツを選び、寝間着を脱ぎ捨てて、それを履いた。
 逞しい太腿、丸みを帯びた臀部。  そして中央に鎮座する男性の象徴。
 その全てが、伸縮性の高い生地によってくっきりと輪郭を浮かび上がらせる。彼は鏡に映る自分の姿を一瞥し、満足げに頷いた。
 うむ、動きやすそうだ。
 上半身には、吸汗性の高いスポーティなタンクトップを着る。  彼の隆起した胸筋や、広く逞しい肩、そして丸太のような上腕が強調され、まさにヒーロー然としたシルエットが完成した。
 自室を出て、階下のキッチンへ向かう。  今日は珍しくヒーロー活動は休日だ。  たまには自分が朝食を作って、サラと、そして「息子同然」のヤスを驚かせてやろう。
 そんなことを考えながら、彼はまず巨大な冷蔵庫を開けた。  キンキンに冷えた自家製プロテインドリンクのボトルが、いつものように整然と並んでいる。その一本を手に取り、愛用の巨大なシェイカーに移し替える。
 蓋を閉め、力強く数回シェイクすると、中身が泡立ち、見るからに栄養価の高そうな液体が出来上がる。彼はシェイカーの口を咥え、一気にそれを喉の奥へと流し込んだ。ゴクッ、ゴクッ、と力強い嚥下音が静かなキッチンに響く。 「ん、んぐんぐ、ぐっ、ぐっ」
 冷たくて甘い液体が口の端から溢れているが、全く気にすることなく、飲み続ける。飲み続けなければならない。  一息で飲み干さなければならない。
「んんーっ! グレイトォォッ!」
 飲み干した瞬間に、空になったシェイカーを高々と掲げ、満足の雄叫びを上げる。そして両腕を曲げ、力こぶを作ってポージングする。  ポージングをしたまま、口元をプロテインで汚しながら、スーパーヒーロー、ザ・グレイトマキシムは、肩で息をしていた。
 少々、大げさすぎる所作のようにも思えるが、これが彼の力の源であり、揺るぎなく定められた『日課』のひとつなのだ。
 直後、階段を降りてくる軽い足音が聞こえた。  パジャマ姿の安川が、キッチンに現れた。  この一週間で、彼はだいぶこの家に慣れた様子を見せている。最初の頃の硬さは取れ、マックスに対してもいくらか打ち解けた表情を見せるようになっていた。
「よう、ヤス! 早いじゃないか」  マックスは、待ってましたとばかりに、いつもの太陽のような笑顔で安川を迎えた。その声には、親愛の情がたっぷりと込められている。
「歯はもう磨いたのか?」  何気ない口調で、しかし確認するように、マックスは尋ねた。
 安川は一瞬、マックスの顔を見つめ、それからわざらしく申し訳なさそうな表情を作って俯いた。 「すみません、マックスさん……。まだ磨いてないんです。実は、昨日の夜も……磨くの、忘れちゃって」
 その答えを聞いて、マックスは一瞬、眉をひそめた。  意味が分からない、という顔だ。まるで、1+1が3だと主張されたかのような困惑。
「ヤス? 何を言ってるんだ? 忘れたのか?」  マックスは安川の肩に大きな手を置き、少し屈んで彼の顔を覗き込んだ。  その声には、叱責ではなく、純粋な疑問と、そして親しみが込められている。
「君が歯を磨いたら、俺たちの日課が楽しめないじゃないか。分かってるだろ?」  マックスはニッと笑い、安川の肩を軽く揺すった。
「流石に俺は、昨日の夜はちゃんと歯を磨いたぞ? そうしないと、サラに変に思われてしまうからな。でも、もちろん、今朝はまだだぞ。ヤス、君との『男の約束』だからな」
 彼はウィンクしてみせる。  その言葉と態度には、一片の疑いも、ましてや性的な含意など微塵も感じられない。  彼にとっては、それは友人であり息子同然の安川との、健康的で、男らしい、絆を深めるための当然の行為なのだ。
「さあ、じゃあ、いつもの日課、やるか」  マックスはそう言うと、安川の細い体を優しく、しかし力強く抱き寄せた。  安川は抵抗する素振りも見せず、されるがままになっている。
「いいか、ヤス。これはな、ただの挨拶じゃないんだぞ」  マックスは真面目な顔つきになり、まるで教師が生徒に教え諭すかのように語り始めた。  その声は低く、説得力に満ちている。
「俺たちの唾液の中にはな、たくさんの情報と、そして体を守るための細菌が詰まってるんだ。お互いの口内細菌をこうして交換することで、免疫システムが刺激されて、より強くなる。特に、寝起きの唾液には、その効果が凝縮されているんだ。決して不潔なんかじゃないぞ」
 彼は安川の顎にそっと指を添え、上を向かせた。  安川の瞳が、マックスの目をじっと見つめ返している。
「それに、デンタルフロスは歯磨きの前に使うのが効果的だろう? それと同じでな、歯を磨く前に、こうして舌をしっかり絡ませて、お互いの口の中を舐めあうことが、口内環境を整える上で非常に重要なステップなんだ。汚れを浮き上がらせて、その後の歯磨きの効果を最大限に高めるんだ」
 揚々と語られる、もっともらしい健康効果。  マックス自身、それを心の底から信じている。  彼にとって、これは科学的根拠に基づいた、合理的な健康法なのだ。
「ただ、サラには内緒だぞ」
 ちらり、とマックスはリビングの入り口と、二階へと続く階段の方へ視線を送った。  サラが起きてくる気配はないな。  よし、とマックスはうなずく。  そして笑う。 「もしも、男同士でキスをしているところを見られたら、俺たちが『ホモ』だと勘違いされてしまうかもしれないからな」
 そして、彼は再び安川に向き直ると、その薄い唇に、自分の唇をゆっくりと重ねた。  最初は軽く触れるだけ。しかしすぐに、マックスはより深く、強く、安川の口内を探り始めた。
「ん……」
 安川から小さな吐息が漏れる。  マックスはそれを意に介さず、プロテイン味の熱い舌を、安川の口の中に大胆に侵入させた。  安川の舌を探し当て、ねっとりと絡めとる。
 まるで父親が息子に何かを教え込むように、しかしその行為は明らかに恋人同士のそれのように濃厚で、執拗だった。
 マックスの大きな手が、安川の肩を抱き寄せ、さらに密着させる。  彼はたっぷりと自分の唾液を安川の口の中に送り込み、そして同時に、安川から送り返されてくる温かい唾液を、味わうように嚥下した。  これが、彼らの「日課」のキス。免疫交換の儀式なのだ。
 静かなキッチンに、くちゅ、くちゅ、という湿った水音だけが響く。  マックスの体温が、安川に伝わっていく。  彼のスパッツの膨らみは、キスの進行と共に、さらに硬さと熱を増しているように感じられた。
 かなり長い時間、キスは続いた。  マックスが主導し、安川は受け入れている。  その構図は、まるで恋人同士が会いを確かめ合っているかのようにも見える。  しかし、少なくともマックス自身にそのような意図は全くなかった。ただ、ホストファミリーの父親として、年長者として、男として、安川の健康を気遣い、絆を深めようとしているだけなのだ。
 キスを続けながら、マックスは安川の手を取った。  そして、その小さな手を、ごく自然な動作で、自分のスパッツの股間の膨らみへと導いた。
「んん……っ」
 マックスの喉から、微かなうめき声が漏れる。  安川の手が、薄い生地の上から、硬く熱を持った自身の男性器に触れた瞬間だった。
 安川はマックスの逞しいそれを、スパッツ越しにゆっくりと撫で、弄ぶように揉みしだき始める。
 マックスは目を細め、恍惚とした表情を浮かべた。  キスは依然として続いている。舌と舌が絡み合い、唾液が交換され、そして安川の手がマックスの股間を刺激する。  異様で、倒錯的な光景。  しかし、マックスの意識の中では、それはごく自然で、当たり前のスキンシップの一部なのだ。
 唇が離れ、互いの唾液で濡れた口元がきらめく。  安川が、少し息を切らしながら、マックスを見上げて尋ねた。 「ねえ、マックス……この、股間を揉むのには、どういう健康効果があるの?」  スパッツ越しにマックスの男性器を揉みながら、安川は尋ねる。  その声は、純粋な好奇心を装っていた。
「あー……これは、これは、だな」
 マックスは、その問いに、一瞬、思考が停止したかのように固まった。  軽い混乱がその表情に浮かぶ。
 健康効果? これに?  たしかに、キスには免疫交換とか口内環境とか、そういう理由があったはずだ。  だが、股間を揉むことに、何か健康上のメリットがあっただろうか……?
 彼の脳内に生じた違和感。  しかしながら、その『異常』な思考パターンは検知され、瞬時に『正常』な状態へと矯正される。
 高速で彼の思考回路が書き換えられていく。  ほんの一瞬の出来事だ。
 次の瞬間、マックスの表情から混乱は消え去り、いつもの陽気な笑顔が戻っていた。  彼は悪戯っぽく笑いながら、安川の頭をくしゃりと撫でた。
「ハッハッハ! ヤス、これにか? これに健康効果はないぞ!」  彼は楽しそうに言った。
「ただ単純に、そうシンプルに気持ちがいいだろう? 触る方も、触られる方も。これは、男同士の、なんていうか、友情を確かめ合う行為みたいなもんだ」
 彼は少し声を潜め、悪戯っぽく囁いた。 「でもな、あんまり人前でやるもんじゃないぞ? 特に、サラに見られたりしたら大変だ。俺たちが『ホモ』だって、誤解されちまうかもしれないからな! 注意が必要だ、いいな?」
 彼はジョークを言ったつもりで、からからと笑った。
 彼にとって「ホモ」とは、あくまで異質な存在であり、自分たちがそう「誤解」されるのは避けたい、という程度の認識でしかない。  この行為が本質的に倒錯的であることなど、露ほども考えていない。
 キスを終え、安川はマックスから少し体を離した。  そして、マックスの顔をじっと見つめながら、わざと聞こえるか聞こえないかくらいの声で、しかしはっきりと呟いた。
「あー、洗脳済みのノンケ既婚現役ヒーローの唾液って、マジ旨めえ」
 その言葉は、明らかにマックスに向けられていた。  侮蔑と嘲笑を含んだ、悪意に満ちた独り言。
 しかし、マックスはきょとんとした顔で、安川を見返しただけだった。 「ん? 何か言ったか、ヤス?」  彼はにこやかに問いかける。
 安川の呟いた言葉は、彼の耳には届いているはずなのに、その意味を全く認識できていない。
 安川は、その様子を見て、口の端を歪めて笑った。
「なんでもないよ、マックス」  安川は無邪気な笑顔を作って答えた。
「やっぱりマックスみたいなノンケのスーパーヒーローのチンポを揉みながら、こうやってホモみたいに男同士のキスをさせるのは、最高だなって思ったんだ」
 彼は再び、わざと露骨な言葉を選んで言った。  しかし、マックスの反応は変わらない。
「んん? よく分からんが、まあ、最高なら良かったな!」  マックスは安川の言葉の意味を全く理解できないまま、ただ彼の『最高』という言葉だけを拾い上げ、嬉しそうに笑い返した。  その大きな手で、再び安川の頭を優しく撫でる。
 その無垢で善良な笑顔の下で、彼の尊厳が、彼の常識が、静かに、しかし確実に、歪められ、侵食されていることに、マックス自身は全く気づいていない。  ただ、目の前の『息子同然』の少年との、ごくごく健康的な『日課』を、今日もまた、何の疑いもなく繰り返しただけなのだ。
 マックスは笑いながら、唇に濡らしている唾液を、手の甲で拭った。  タンクトップにこぼしたプロテインは渇き、既に固まり始めていた。
3 notes · View notes
kikifrfr · 6 months ago
Text
新ㄉ一年去弎樓遇到ray ray ozi &葛仲珊
好好笑
弎樓戴唇環的女店員好好看😻
2 notes · View notes
kennak · 9 months ago
Quote
「話をおまとめ下さい」 よく通る官僚の声が発言を止めた。82歳の男性があわてて口を閉ざした。その後ためらいがちに出た言葉はとても聞き取りにくかった。すでにマイクが切られていたからだ。新聞記者が連射したシャッター音が会場に響いた。 懇談会の終了間際、出席者のひとり、水俣病被害者の会の中山裕二が「一点質問させて欲しい」と伊藤環境相を引き留めた。「マイクを絞ったのか」とたたみかける中山らに伊藤氏は背を向け、司会を務めた水俣病担当室長も無言で���場を去った。 「全面かつ最終解決」と国が自賛した水俣病特別措置法施行から15年。「マイク遮断」はなぜ起きたのか。環境省にとって水俣病は忌むべき存在なのだろうか。(熊本県民テレビ 記者 東島大/敬称略) 水俣病の仕事は「後ろ向き」環境省職員の本音 筆者が受け取った環境官僚からの電子メール 「究極の『後ろ向きの行政』を担当しておりましたが(略)、今度は『前向きの行政』を所掌いたします」    こんなメールを貰ったことがある。環境省で水俣病を担当する特殊疾病対策室のある室長が異動の挨拶として私に送ってきたものだ。全歴代の室長すべてが水俣病の仕事を「後ろ向き」と認識しているとは思わない。しかし取材者としては、職員のかなりの部分の本音ではあるのだろうと感じている。 それは水俣病が単に古い事件だからではない。懇談会でマイク遮断を最初に指摘した中山裕二は40年以上環境省との交渉に関わってきた。今回中山は「マイクを切るなんて初めてだったよ」と憤りながらもその後記者たちにこう話した。 「環境省と私たちっていうのは振り返ればぎりぎりの緊張関係にあったけれども、それなりの信頼関係もあったと私自身は思っていたんです。ところがこの間の特殊疾病対策室長の対応、それが信頼関係を壊した」  5月1日は水俣病にとって大切な日だ。1956年のこの日、水俣市保健所に奇病発生の届けが出された。患者は5歳と2歳11か月の姉妹。報告書によれば、2人とも意識は朦朧として看護師がヤクルトで唇を湿らせてやるのがやっとだった。 姉は亡くなったが妹の実子は71歳になった。ことしに入って寝たきりの状態が続いている。自宅で倒れる直前に「靴がはけない」と声を上げたのを最後に70年自分の意思を言葉で伝えたことはない。 この日を公式確認の日として毎年慰霊式が行われる。環境相と県知事は必ず「謝罪」を口にする。その後に患者との懇談が用意されるが話は「聞き置く」のみ。患者側が追及しようとしても「係争中なので」とかわされる。被害者と加害者は、裁判の原告と被告でもある。そこに「信頼」の文字はない。「マイクオフ」が起きる種はすでにまかれていた。 原因企業ありきの経済成長 水俣病が抱えたタブー 「マイクオフ」を命じた環境省特殊疾病対策室長は、およそ2か月後に異動となった。環境省は定期異動の一環と説明した  ではなぜ環境省は水俣病に「後ろ向き」なのか。それはキャリア官僚たちが束になっても太刀打ち出来ないほどのタブーが水俣病問題に亡霊のようにつきまとっているからといえば文学的に過ぎるだろうか。  たとえば──水俣病の原因企業・チッソは小さな田舎企業ではない。戦前、軍部と結託し朝鮮半島に進出。世界最大級の水力発電ダムを建設し、戦後に首相となった岸信介らの後ろ盾を得てアジア一帯へ勢力を拡大。その売上は三井三菱を凌駕した。戦後は大陸に展開していた人員を水俣へ集約し、敗戦からわずかひと月で工場を再稼働させ、昭和天皇の激励を受けた。 巨大ダムを視察する後の首相・岸信介(右)当時は満州国産業部次長という肩書きだった  戦後は電気洗濯機、電気冷蔵庫、白黒テレビの三種の神器に欠かせないプラスチック製造に必要な化学製品オクタノールの国内シェアの85%を握る。私も取材に加わった「NHKスペシャル 戦後50年その時日本は~チッソ技術者の証言」では、当時通産省から経済企画庁に出向し水俣病対策にあたっていた官僚に取材している。彼は「排水を止めた方がいいんじゃないですかねなんて(出向元の通産省に)いうと『何言ってるんだ、チッソが、これだけの産業が止まったら日本の高度成長はありえない』と言われた。確信犯だね」と語った。文字通り、チッソは日本経済のエンジンだった。 水俣患者と国とで「板挟み」 自殺したキャリア官僚 故・後藤舜吉チッソ最高顧問。45歳で取締役となり「チッソ中興の祖」と言われた  チッソの認識はどうだったか。社長・会長・最高顧問を30年務め2年前に鬼籍に入った後藤舜吉に「工場廃液が水俣病の原因とわかったあともなぜラインを止めなかったのか」と尋ねたことがある。  その時後藤は「わが社が生産しなくなれば客が困る」と即座に答えた。「困るのは日本経済そのものだったのでは」と更に訊くと「たまたま結果が世の中のお役に立つといったようなことです」と煙に巻いた。 こうした「水俣病の責任を認めることは国策の誤りを認めること」という認識は環境官僚の手足を縛っていく。 1990年12月、環境庁の事務方ナンバー2の企画調整局長・山内豊徳が自殺した。53歳だった。 映画監督の是枝裕和が丹念に取材した記録「官僚はなぜ死を選んだのか」によれば、山内は死を選ぶ前日、家族に「水俣の仕事はどうしてもやりたくなかった」「自分に嘘をつかなきゃいけない部分が多すぎるんだ」と告白したという。  今、山内の名を記憶している環境省職員は少ないだろう。しかし「(水俣病問題が)やりにくいのは、外部じゃなくて内部なんだよ」とも漏らしたキャリア官僚の思いは、今も形を変えながら職員たちの意識に流れ続けているように思える。 戦後復興と漁師の命を天秤に 公害広げた「悪魔の選択」  「なぜ政府は水俣病を解決しないのか」。水俣病の取材を30年以上続けていると多くの人々からこの質問を受ける。しかし政府は水俣病を解決出来ないのではない。解決するつもりがないだけなのだ。正確には「解決する立場にない」と考えているというべきだろうか。裁判では、不作為──つまり政府が公権力を行使すべき局面であったのに「何もしなかった」ことが水俣病を拡大させたとされた。なぜ政府は何もしなかったのか。それはかつて政府がまとめた「見解」に見ることができる。この見解からひと月後、山内は死を選んだ。 1990年に政府がまとめた「水俣病訴訟に関する国の見解について」。山内氏はこのひと月後自死した  原文(画像参照)は慎重な言い回しだが、ここから読み取れるのは「戦後復興の代償を支払うのは誰か」という究極の問題である。日本の復興と、九州の一寒村の漁師や子どもたちの命。当時の官僚や政治家が秤にかけたものはあまりに大きすぎた。しかし彼らは一方に目をつぶり一方を推進せざるを得なかった。環境省は水俣病を教訓に産声を上げたと言われるが、正しくはこの悪魔の選択への忸怩たる反省として産み落とされたといえよう。  医師でもあった環境庁の第二代長官大石武一は、水俣病第一号患者・田中実子を見舞ったのちに訪れたストックホルムで「日本国民はより多くの生産、より大きいGNP(国民総生産)が人間幸福への努力の指標であると考え、これに最大の情熱を傾けて参ったのでありますが、その考えが誤りであることに気がつきました」と語った。 終わらない水俣病 解決を阻むもの 大石武一の演説に目を通す水俣病被害者の会・中山裕二さん マイク事件を通して、あらためて行政との「信頼」にこだわる被害者の会の中山裕二は今、大石の講演録を手に語った。 「経済優先の政治っていうのは一切変わってないということじゃないですか。環境省は、設立当初はそれなりの理念と正義があって国にブレーキをかける唯一の役所だったという言い方をする人もいたけれど、でもその後経済成長へともう一度舵を切った時にやっぱり抵抗しきれなかったんですよね」 チッソ工場から垂れ流された排水。水俣病が確認されて10年後の1966年まで続いた 水俣病とは、高度経済成長とは何だったのか。戦後の繁栄を享受した私たち日本人はどこまで水俣病に責任を負うべきなのか。ひとりひとりを説得する覚悟が伊藤環境相にはあるのだろうか。 編集後記 本稿の、岸信介元首相がチッソの朝鮮工場を訪れていたというくだりは10年程前の私の独自だった。当時は岸の孫の安倍晋三氏が首相を務めていた時期で、私がその頃勤務していた公共放送局では東京の報道局から「岸元首相の部分を削ったら放送する」と言われ「それではニュース価値がなくなる」と断ったら放送されなかった。今回マイクを切った官僚にもどこかへ忖度があったのだろうか。原稿を書きながらそんなことを思い出した。 ※この記事は、熊本県民テレビとYahoo!ニュースの共同連携企画です。
水俣病患者らとの”ギリギリの関係”を壊した「マイク遮断」事件はなぜ起きたのか 問題を追う記者が見た「解決を阻むもの」(KKT熊本県民テレビ) - Yahoo!ニュース
3 notes · View notes
yuupsychedelic · 10 months ago
Text
詩集『人生と演劇』
Tumblr media
詩集『人生と演劇』
1.「夜と演劇」 2.「あなたと演劇」 3.「ドレスと演劇」 4.「旅と演劇」 5.「僕と演劇」 6.「秋と演劇」 7.「演劇と風」 8.「演劇とマス」 9.「演劇とはかない」 10.「演劇とあきない」 11.「演劇と街」
1.「夜と演劇」
終演後の街はもう暗く、 車内も人はまばら。 言葉にならない余韻の中で、 私は台詞を反復する。
カーテンコールが終わる頃、 ひとりの眼を見つめて、 一瞬に涙を認めた。
この劇団はもう終わる。 明日はここにいない。 サヨナラも言えぬまま。 キャラバンは街へ消える。
風の中へみんなの宴は、 静かに溶けていく。 誰の声も聞かぬまま、 明日は別の場所で。
サヨナラも言わぬまま。 キャラバンは夜へ消える。
ありがとうも言えぬまま。 キャラバンは時に消える。
2.「あなたと演劇」
私の憧れた先輩、 ずっと追いかけてた先輩、 彼が「部活を辞めたい」と言った日、 未だに忘れもしない。
誰に聞かれても、 部長が問い詰めても、 虚ろな目のまま、 どこかを見つめていた。
もう数ヶ月が経って、 誰も先輩の話はしない。 でも、私は覚えてる。 数日後に転校していった先輩の噂、 もう聞かないけれども。
あのアイドルのオーディション、 親にも友達にも内緒で、 初めて応募した。
テレビに出るような人になれば、 先輩は帰ってくるんじゃないかって。 詩的でも激情でも、 なんでもなくたって、 私はアイドルになる。
やりたいことはこれから見つければいい。
広告を見た日に浮かんだ疑問、 やっとわかった。
生きる意味。 生きる価値。 生きる……
3.「ドレスと演劇」
ふだんの私にはなれない、 あなたになりきって。
大きな声で叫んだり、 普段言えないことを伝えたり、 そんな非日常感に憧れ、 私は役者になりたいと思った。
あの娘が着ている、 ドレスには手が届かなくたって、 あなたへのラブレター、 最初に渡された日、 ここで生きてくことを決めた。
憧れた私じゃなくても、 夢は無数に分岐して、 いつか描いた道のりが、 突然目の前に現れる。
世界はいつも残酷で、 言うことなんか聞かないけど、 それでも私は素直に、 愛のままに。
咲かせろ、リアリズム。
4.「旅と演劇」
あの頃は旅をするたびに、 街に劇団があって、 夜になると素敵な劇を観られたものだ。
名もなき役者と、 天才作家たちの宴。 次もまた観られるかと劇場を訪れると、 もう別の劇団が構えてた。
たとえば海の見える街で、 かつて映画館だった劇場。 たとえば昔栄えた町で、 かつて盛場だった劇場。
アングラの名を借りて、 誰もが明日の光を求めてた。
埃を被ったマネキンに何かを問うても、 誰も何も答えないと私は知っている。 それでも世界は今日も回り続けて、 誰かの夢を無作為に拾い集めようとする。
さらば役者たちよ、 さらば素敵な劇団よ。 あなたたちの描いた虹は、 私が忘れない。
一度きりのロマンスは 愛の名を借りた幻想。
5.「僕と演劇」
学校へ行きたくない日は 女優志願の姉に連れられ、 劇団の稽古を静かに眺めてた。
朝から深夜まで 僕の知らない世界が、 目の前に広がる様を観るのは 楽しかった。
でも本番を観るのは嫌いで、 大人と呼ばれる年齢になってからも 一度も観劇したことがない。
未完成なものが好きなのは、 保育園だった頃からの癖。 完成したら後は壊れるだけ、 ちょっぴり可哀想な気がした。
スーツをしっかり着る男も、 ドレスをきちんと着こなす女も、 どこで生��れたのかわからない生物も、 自然の中に佇む擬人化された君も、 そして、それを見つめる僕も。
9時から6時まで今日も僕は、 上司に怒られながら仕事をする。 後輩にゃ出世で先を越されたが、 世の中には上司になるよりも大事なことがある。
誰かの上に立つよりも、 僕は僕の人生の方が大事で、 とっくに亡くなった姉の後を追い、 週末はこのステージに立つ。
髪を切れと言われても 僕はこのステージのために髪を伸ばす。
6.「秋と演劇」
雨上がりの舗道に ぽつんと取り残された水溜りが、 まるでクラスメイトのAのようだと 友人の誰かが言う。
僕はそれを否定する言葉が出ず、 ひたすら唇を噛み締めるしかなかった。
秋が来る頃、 高校で文化祭があると聞いて、 僕はAにある役を演じないかと誘った。
ずっとAを見つめてきたから BにもCにもなれると知っていた。 誰かが決めつけなければ Aは誰にでもなれると知っていた。
人はほんの一言で変われる、 きっかけがある、 もしその一瞬が僕なら、 ありきたりな言葉でもいい、 僕だけの言葉で。
愛という名のシャワーで 君の心を融かそう。
AがAのままで居られるように 僕がこの手を握るから。
7.「演劇と風」
どんなに君が歴史になろうとも、 私が思い出させるから、 「老いた」なんて言わないで、 その手を握るから。
風に吹かれるように、 社会はゆっくり変わって、 たしかに君を、 過去のものにするけれども、 精神に埃を被らぬうちは、 きっと現在を投影したまま、 そうやって生きる。
ロマンティシズムの塊を、 人間と呼ぶのなら、 君が若かった頃の写真を切り取って、 目の前に貼り付けたい。
まだ死んでないじゃないか、 安いバーボンに溺れるくらいなら、 ラーデンシュタインに、 ローガン伯爵に、 君にしかなれないアイツを、 死ぬまでに再び演じてくれよ。
そうさせなきゃ、 ここで手を握っている意味などない、 私だって、 君に惚れ込んだんだから。
一度は憧れた人だから。
これ以上、 好きに筆を入れさせないでくれよ。
8.「演劇とマス」
最初はほんの気まぐれ、 人生はやさぐれ、 そんな私の戯れ、 あなたに明け暮れ。
いつしか劇も大きくなり、 髪はちょっと伸び、 メイクは綺麗になったけれど、 それでもふと微笑む瞳は、 あの頃とちっとも変わらない。
あなたの劇を見て、 あなたを好きになり、 私は大人に変わってった。
大きな仕事を任され、 しばらく行けなくなっても、 私はあなたが生き甲斐、 ずっとそうだと信じてた。
ある日、友達からのLINE。
彼の安寧を奪わないで。 ふつうに生きる権利を憎まないで。
9.「演劇とはかない」
この一瞬がすべてを台無しにしてしまう。
たった一音…… たった一秒…… いつかの夏の影。 踏みしめて。
「コメディエンヌ」と言われた同級生が 効果音を持ってきた。 いつも朗らかな少女の真剣な眼差し。
絶対に失敗は出来ないと 何度も練習して 僕のいない日は後輩にも委ねて もしもに備えた。
でも本番はまさかの影が付き纏う。
永遠に終わらぬ読み込み、 舞台はすぐそこまで進んでく。
君の落胆した表情が今も忘れられない。 プロになっても時折夢に現れるんだ。 ひと夏の努力を無駄にした十字架。
「君だけのせいじゃない」と皆は言うけれど、 それでも、 何か出来たはずだと、 心の中には消えないかさぶた。
君へのかさぶた。 青春という名前のかさぶた。
10.「演劇とあきない」
愛がはしゃぎだす、 この共鳴の中に、 ふたりは抱きしめ合う、 夜が明けるまで。
正解なんてない、 このエチュードが終わるまで、 悲しみに任せて、 抱きしめ合えばいい。
そんな芝居すら、 誰かが決めたもの、 私たちはドールハウスの中で、 夜明けまで、 愛を演じていく。
そうやって生きてきて、 こうやって笑ってきて、 ああやって泣いてきて、 どうやって生きるのか。
11.「演劇と街」
私の街に、 新たな劇場ができた。
人が来る、 広場が生まれる、 愛を知る、 夢を感じる。
余分に木を切らず、 できるだけ循環させ、 後載せの言葉ではなく、 今ある言葉、 そして地域の声で。
奏でたいのは理想じゃなく、 そこにある現実を見つめ、 何もない土壌への幻想でもなく、 今の地域と共に歩きながら。
なんでもない物語を紡ごう。 言葉のない世界を生きよう。
あなたと、 わたしと、 この街と。
詩集『人生と演劇』Credit
Produced by Yuu Sakaoka
All Poetry Written by Yuu Sakaoka Dedicated to Kazumi Yasui(「女優志願」) Brain by TORIMOMO, Koharu Takamoto, Sakura Ogawa
Designed, Edited, A&R by Yuu Sakaoka Co-Produced by Koharu Takamoto
Management by G.Slope & Hill's Planet
Very very very thanks to my friend, my familly, and all my fan!!
2024.9.1 坂岡 優
2 notes · View notes
pid-b · 1 year ago
Text
日々あれこれ#124
2024年4月8日 孤独はしずく 似たようなもの 池に住む魚が言うにはね かしこい魚 黒に惹かれ 深くひそむ 魚が言うな そんなことは口には出さず 唇ばかり見ている 水は澄んでいるが 深い緑で綿のような藻 水生植物の棲家 そういうことか あなたの世界 暗黒でもないが 確かに孤独のしずくの溜まった場所
2024年4月9日 花一輪の姿 言葉を補うブースター 落ちてゆく ロケットと同じ どうすればいい 自分の中で反芻する そんな世界があったはず もう少し先の 結局はまぼろしで いつまでも平行世界 接点があったのは 偶然の混信 その瞬間から環境に ひびが入っていたのだろう 間違いの歪み 崩壊した 一瞬で
Tumblr media
2024年4月11日 入れ子の中でひとり 空気の壁 知での分離 穏やかな午後でも 見えない仕切りはつねに存在し 気づいていた 違和感も理解力もすべて 階段を上り あるいは下らないぶつからない邂逅か 足を進めるほどに視界は歪んでしまう だから交わることはなく 長く歩む一本道 わたしだけ ひたひたと 続く
2024年4月12日 到達できないね あなたには 分からないのなら仕方なく ただ眺めても謎の暗号異教徒の呪文 そんなふうに思っている 目の前にあるのにね 答えも過程もない 考えようとしないの もっと受け取るだけがいい 私の範疇で感情が揺さぶられればいいだけ 私にとって難解なもの 考えたくもないの結論か
2024年4月13日 燃えたのはわたしのこころ 灼熱の太陽のように輝く あなたを見れば燃えて 残り 失ったものはなく 燃焼しながら得続けている 受け続ける糧は永遠ではない 分かってるんだ 失った輝きを知れば わたしのこころも冷えてしまう 白から黄色へ 変化してしまう それを経験したからね 失いたくない
Tumblr media
3 notes · View notes
roskyng15 · 2 years ago
Text
(分享被內射的經驗,其餘細節就直接省略)
在被他抽插到我已經高潮了一次後
因為高潮時小穴會不自主一直收縮
整個陰道都在緊縮、身體微微抽蓄
他說肉棒被穴肉整個吸住夾住讓他很爽超想射精
他的身體好燙
在我耳邊喘息
肉棒膨脹加上我的肉穴收縮狀態
陰道被棒棒完全填滿塞滿
龜頭頂在肉壁深處
我不停摸著他的頭還有摟住脖子
雙腿環繞扣住他的腰間
腹部往上抬配合他的抽插節奏
當他說快射了時整個人也發出呻吟
用力頂幾下把肉棒的精液灌滿我的淫穴
體內感受到男人的陰莖射精時的抽動
好情色又淫蕩...
蜜穴感覺被噴滿熱熱的液體
喜歡男人射精後緩慢在穴裡持續抽動
然後他抱著我
這時我們的性器官依然是結合的狀態
喜歡被幹完時這樣被摟著
他抽出後 穴穴裡的精液隨著流出
被欣賞著噴滿精液抽插後的淫穴好羞恥好情色
自己被男人徹底使用、霸佔的畫面一覽無遺
他還仔細把我的陰唇撥開 欣賞流滿他精液的小穴
他說我下面的嘴嘴都把他的棒棒榨乾了
喜歡這樣被幹穴灌滿
喜歡讓男人插著我的蜜穴呻吟到射精
讓大家猜猜
我有沒有舔舔他插完我射精後的棒棒?
96 notes · View notes
gaetanchiao · 1 year ago
Text
美國隊長Captain America 中計洗腦淫墮(中)
Tumblr media
「我的名字是盧卡斯·施密特,」他說,德國口音現在很明顯,「而且我正在以我祖父只能夢想到的方式摧毀你,隊長。」施密特揮舞著遙控器,按下了一個按鈕,史蒂夫感到一股快樂的爆發穿過他的身體。他的陰莖跳動,睪丸緊縮,他的臀部本能地向上拱起。
這位肌肉英雄的呼吸變得粗重,他的心在胸膛裡狂野地跳動。他試圖抵抗這種感覺,但他的身體拒絕服從。「你喜歡這個嗎,隊長?」施密特嘲諷地說,將遙控器在史蒂夫的臉前揮舞,
「這是我的慾望增強器,我設計它用來對抗你自己強化過的神經系統。對一個普通人來說,這可能會導致一個尷尬的勃起,但植入你完美的身體……只要它開著,就能帶來純粹的快樂。」
「停下……」史蒂夫喘著氣,努力保持站立,「別這樣做……」他幾乎說不出話來。
「但是隊長,我已經閱讀過你的檔案,你太久剝奪了這完美他媽的形態應得的快樂,我只是在幫它一把。」
史蒂夫能感覺到他的陰莖跳動,當他試圖阻擋這些感覺卻徒勞無功時,前列腺液在他下面積聚。這不是他能控制的情緒,它只是純粹的性能量一次又一次地使他顫抖著渴望。
他越是掙扎,它就越硬,他的陰莖隨著每一次快感的脈衝膨脹並變長。盧卡斯忍不住露出笑容,看著肌肉英雄的陰莖變硬,聽著他大聲呻吟。他做到了,他找到了削弱偉大的美國隊長的方法,但這還不夠好。
「隊長,當你讓自己體驗時,感受到的快樂是不是很驚人?」盧卡斯說著,按下按鈕並增加了強度。史蒂夫忍不住拱起背,隨著時間的推移,他的陰莖變得更硬,每一秒都在跳動。「感覺好嗎,隊長?」盧卡斯問道,邪惡地笑著。
史蒂夫搖了搖頭,努力抵抗那股幾乎要吞噬他的強烈慾望。「不,」他沙啞地低語,「這感覺不對。」
盧卡斯歪了歪頭,仔細打量著史蒂夫。「不對?」他質疑道,「如果感覺如此難以置信地對,為什麼會是錯的?」
他的問題像一拳打在史蒂夫的肚子上。他無法否認自己正在經歷的難以置信、幾乎壓倒性的快感。他從未有過這樣的感覺,甚至連近似的都沒有。那強烈、悸動的快感讓他瘋狂,讓他渴望更多。
然而,儘管身體上的極樂讓人陶醉,史蒂夫內心深處知道這是錯的,這只是紅骷髏用來對付他的又一武器。不是那個裝置,是那個男孩,他在仇恨中被塑造,現在他正在對他發洩。
「拜託了,孩子,你的祖父,」他喘息著,努力不去抓住自己的陰莖,「是個可怕的人,他殺了成千上萬的人…你可以做得更好!」
「哦,我打算這麼做,」那個男孩笑著說,「我不想殺任何人,」他再次調高了裝置,「我打算統治他們所有人。」
史蒂夫大聲呻吟,他的身體抽搐著,陰莖變得更硬,他開始滲出更多的前列腺液,「拜託…停下。」
盧卡斯打量著這位肌肉英雄,看著他在痛苦與快樂中扭曲,「這真的是你想要的嗎?你的嘴巴在抗議…但那陰莖在說…」他再次按下按鈕,「更多!」
史蒂夫尖叫出聲,快感吞噬了他,他的全身燃燒著。他的陰莖堅硬如石,他的手指抽搐著,渴望打手槍,似乎他身體裡的每一個神經末梢都在尖叫著要更多。「拜託…」他懇求著,不要這樣…」
「就是這樣,」盧卡斯對著肌肉英雄眨了眨眼,「別擔心,隊長,這只是我們的第一課。」然後他走開了,快感一刻也沒有停止。
「不!」史蒂夫尖叫著,「關掉它!」他對那個男孩喊道,知道自己再也承受不住了。那個男孩沒有回來,留下這位活著的傳奇在不斷的煩躁中。每一秒,快感的波浪似乎在增長,使他那光滑、健壯的身體顫抖。
史蒂夫正在迅速失去控制,他能感覺到前列腺液從他腫脹的陰莖中滲出,覆蓋了他的腹肌。他低頭看著自己的陰莖,那巨大的、紅紫色的頭部讓他感到滿意,他知道自己要輸掉這場戰鬥了。
慢慢地,一寸一寸地,他的手向著那疼痛的陰莖移動,同時他的心在尖叫著不要這樣做,不要在這裡……不要這樣。但這沒有用,他需要射精,現在沒有什麼比這更重要的了。
他的手緊緊地握住自己跳動的陰莖,輕輕地擠壓著,他大聲呻吟。他呻吟著,向前挺著臀部,「我需要射精。」這話以絕望的祈求之聲說出,他忍不住開始更快地撫摸。
壓力在他體內積聚,每一次新的撫摸都讓他變得難以忍受。這位肌肉英雄的陰莖變得不可思議地更大,隨著他那雷鳴般的心跳脈動。他的手在陰莖上快速地上下飛舞,將快感的震波傳遍他顫抖的身體。
他知道自己正在被觀察,很可能被拍攝,但他不在乎,他需要射精。
史蒂夫更緊地握住自己的陰莖,他的撫摸動作變得更快、更有力。這位肌肉英雄的呼吸變得粗重,他的嘴唇在無聲的呻吟中微張,當他的身體為不可避免的釋放做準備。當他抽動自己的陰莖時,史蒂夫的思緒狂奔,充滿了羞恥和自我厭惡。
他怎麼能讓自己淪落到這個地步?他是美國隊長,自由和正義的象徵,不是為了敵人的娛樂而自慰的可悲俘虜。
但當他閉上眼睛,專注於在他體內建立的感覺時,史蒂夫意識到他無法阻止自己。快感太強烈,太壓倒性,他根本無法抗拒。他的撫摸動作變得更快、更狂亂,他能感覺到即將到來的高潮。
「該死,」他嘶嘶作響,感覺到他的睪丸開始刺痛,「天啊,我快到了……」他啜泣著,知道現在自己無法停止。他的手動作更快,拇指摩擦著陰莖的尖端,那感覺幾乎無法忍受。
他的肌肉開始緊繃,睪丸上提,他知道自己即將爆發。
「對,對,對!」他大喊著,感覺精液從他的陰莖射出,首先濺到他的臉上,然後是胸肌和腹肌。當第一波射精離開他的身體時,史蒂夫感到快感壓倒了他,那個裝置把高潮變得超然。
他感到身體僵硬,然後倒在床上,精液噴灑在他完美的身體上,他顫抖著。
高潮似乎不會結束,快感的波浪像潮水一樣不斷沖刷著他。他身體的每一塊肌肉緊張又放鬆,就像被一種節奏性的舞蹈所擁有。他的視線模糊,他能聽到自己的呼吸在周圍回響,聲音比雷聲還要響亮。
他的陰莖仍然勃起,充滿了餘韻的快感。史蒂夫靜靜地躺了好幾分鐘,試圖從那壓倒性的感覺中恢復過來。慢慢地,他睜開眼睛,環顧牢房,最終目光落在將他與外界隔開的閃爍能量牆上。
透過透明的屏障,他看到自己的倒影,滿身汗水和精液,看起來完全失敗。
快感不斷湧來,當他看著自己時,史蒂夫再次抓住自己的陰莖,用自己的精液作為潤滑劑,開始再次撫摸自己,眼睛從未離開過他的倒影。
帶著厭惡和慾望的奇怪組合,他看著自己的肌肉在再次手淫時起伏,快感再次將他淹沒。
他盯著倒影中的自己操作陰莖,動作快速而無規律,渴望再次得到滿足。「不!」他呻吟著,但那哀求的語氣在他快速的撫摸聲中消失了。「不是這樣的……」他喃喃自語,一掌拍在陰莖上,手緊緊抓著陰莖。「我不是這種人……」他喘息著,另一隻手在他光滑無毛的皮膚上劃過。「這不是我……」
在整個過程中,史蒂夫一直與自己的倒影保持眼神接觸。就好像他在試圖重新連接一些失去的東西,一些被無情的快感洪流剝奪的自我方面。儘管內心矛盾,但無法忽視穿過他血管的巨大滿足感。他感到活著,充滿活力,然而又感到羞愧。
他如何能調和這種原始的、肉慾的渴望與他畢生對榮譽和職責的奉獻呢?當他撫摸著自己並站起來,走向那個倒影,狂熱地撫摸時,他在自己的眼中看到了那份渴望。
「這不是我…這不是我…」他一邊重複著,一邊感受到自己的陰莖在手中跳動,他所能凝視的只有自己腫脹的陰莖,預精覆蓋著他的手使其變得滑膩…他向前挺腰,像是在與自己的雙手做愛一般呻吟著,他感到自己骯髒至極…但那感覺實在太美妙了。
他的呼吸變得沈重,他能聞到自己的氣味,能嘗到自己的鹹汗混合著從臉上滴落的精液,他能感覺到自己的需求變得越來越深、越來越黑暗。無情的快感持續在他的血管中流動,使他因慾望而頭暈目眩。
他知道自己的行為像一隻動物,但那已經不重要了;對釋放的渴望已經超越了一切。
他感覺自己又快到達高潮了,當他看著自己臉上那狂亂的神情時,他的抽動加快了,「天啊…」他一邊啜泣一邊越來越接近…他能感覺到高潮在體內聚集。
「天啊,不是又來了…」
那熟悉的感覺在他體內開始積聚,當他達到邊緣時,他的身體不受控制地顫抖。他的陰莖,閃著自己精液的光澤,在他的掌握中狂野地跳動。伴隨著一聲最後的、絕望的呼喊,史蒂夫爆發了,射出一道道白色、黏稠的液體朝著他的倒影。
高潮似乎又一次持續了永遠,每一波快感都比上一波更強烈。
他的陽具仍然勃起,充滿餘韻地跳動,雙腿因為緊張而顫抖。史蒂夫躺在床上,喘息不已,他的身體被汗水和精液浸透。
他無法相信自己的身體能夠忍受的極限,他知道自己可能已經越過了一條可能永遠無法回頭的界線。當他躺在那裡時,他試圖放鬆,但快感卻一次又一次地來襲…
史蒂夫呻吟著翻過身,將自己的陽具夾在腹肌和床之間,開始磨擦床單,他狂野地衝撞著毯子,大叫:「哦,對,太好了!」
監視器中充滿了美國隊長臉上的酒窩隨著他在床上自慰而上下移動的畫面,當盧卡斯看著時,他笑了,聽到這位堅定的肌肉英雄崩潰了,他自己的慾望戰勝了他的道德和體面。
他看著這位活著的傳奇像動物一樣撞擊著薄毯,他知道…這是可行的。
過了一會兒,時間似乎失去了意義,史蒂夫所能做的就是一次又一次地射精…最終在某個時刻,他昏了過去,他的再生能力使得他的陽具無論射了多少次都還能隨時準備好。
他慢慢醒來,意識到自己又在睡夢中和床做愛了。他毫不猶豫地加快了衝刺的速度,想要像往常一樣以一次美好的射精開始早晨。
他的臀部上下移動,想像著醫生辦公室的接待員在他下面,毯子對他陽具的摩擦感覺美妙,他渴望更多。他感覺到自己的睪丸開始收縮,知道自己又快到了。
「接受我的陽具,」他低聲喃喃,想像著那個女人在他下面扭動,他能聽到她的呻吟和嘆息,當他的陽具開始再次射精時,裝置使得高潮再次成為一次純粹的狂喜爆炸,徹底摧毀了史蒂夫所有的邏輯和體面。
他在自己的精液池中倒下,感覺到快感又開始積聚起來…
「至少你應該請床吃頓飯吧,」盧卡斯的聲音從場地的另一邊傳來。
史蒂夫的頭猛地轉向右邊,意識到那個男孩一直在看著他。羞愧充滿了他的心,當他慢慢坐起來,意識到自己滿身是精液時,「你喜歡這場秀嗎?」
「哦,我可喜歡了!」那個男孩大聲說,「你真是個野獸…我期待著近距離看到那種熱情。」
「我永遠不會碰你,」史蒂夫嘶聲說,把毯子圍在腰間。
「真是謙虛!」盧卡斯嘲笑道,「我的意思是我已經看到了一切。」
「你已經說明瞭你的觀點,」史蒂夫試圖說服對方,忽略了快感,「你現在可以放我走了。」
「放你走?」那個男孩聽起來很震驚,「親愛的隊長,我們甚至還沒開始呢,這只是為了測試慾望增強器是否有效,顯然是有效的。現在我們要開始真正的課程了。」
「課程?」史蒂夫問,他的胃因為某種類似於恐懼的感覺而翻騰。
「課程,」施密特糾正他,「我們先從簡單的開始,跪下。」
史蒂夫的眼神瞪著那個男孩,「像我這樣的人不會向像你這樣的人下跪。」
盧卡斯仰頭大笑,「哦,我的天,那真是令人印象深刻,如果你沒有被精液覆蓋,那會更加令人印象深刻,但不管怎樣,你還是做得很好。現在,跪下。」
「絕不,」史蒂夫咬牙切齒地說。
盧卡斯拿出遙控器,史蒂夫為更多的快感做好了心理準備……然後他把它關掉了。
對史蒂夫來說,振動突然停止感覺異常,隨即是一陣陣的疼痛。這不是普通的疼痛,而是千火燒身的痛楚,感覺他體內的每一個神經末梢都著了火,在皮膚下燃燒。
他大叫一聲,身體緊繃著,因為他所知道的只有劇烈的痛苦。史蒂夫向後爬,笨拙地摔在床上,四肢瘋狂地動著。這位肌肉英雄大聲呻吟,無法控制自己扭曲的身體。
「你在做什麼?」史蒂夫大喊,他的聲音因憤怒和絕望而顫抖。「停下!」
史蒂夫尖叫,他的哭聲在冰冷潮濕的牢房牆壁中迴響。吞噬他全身的灼熱痛苦似乎隨著時間的推移而加劇。他在混凝土地板上抓撓,尋求從折磨中獲得任何解脫。
11 notes · View notes
propwc · 11 months ago
Text
沒有笑容的日子,是被浪費的日子。
(20240720)
昨天再美好,終究壓縮成今天的回憶,與其多心,不如少根筋;與其紅了眼眶,不如笑著原諒,人生一世,糊塗難得,難得糊塗,活得太清楚,才是最大的不明白,人知足就會快樂,心簡單就會幸福。
走自己的道路,過自己的生活,人生,需要努力,更需要學會選擇,無論在何種情況之下,生活不是簡單的取與捨,不要斤斤計較失去的,得到的要比失去的更珍貴,你只有懂得了,才會懂得擁有,懂得。
人生的痛苦,大多就是源於活得太清楚,生活其實很簡單,就是不要把自己的悲傷,牽制在別人的恐慌之上,只要自己想開心,自己想快樂,那就可以很快樂!這才是真正的平淡,這才是真正的幸福。
不管世界多麼擁擠,都要讓心自由跳動,青春有時就是一列火車,默默前行,沒有回頭的餘地,曾經你以為多麼難忘記的人,多麼難過的坎兒,多麼難適應的環境,都在悄無聲息中逝去,留下一個更新的自己。
人生只能在路上,夢想只能在前方,有心無難事,有誠路就定通,正確的心態能讓你的人生更坦然舒心,當然,心態是依靠你自己調整的,只要你願意,你就可以給自己的一個正確的心態,只要你願意,你就可以堅持下去,
知足是一種心態,一種人生修養,其實生活沒什麼埋怨的,快樂是很簡單的,快樂就是要有目標有追求;保持一顆純真的童心;發自內心的微笑;懂得去寬容他人,無論在生命中是會遭遇有多少的困苦、艱難和波折,我們都是要保持淡然的心態。
人生百相,世態萬千,悲悲喜喜,才構成了人生的完美;謀事在人,成事在天,做過的事不要後悔,經常可以看到不少人自怨自艾,為曾經做過的錯事後悔不已,為過去的事而消沈,為過去的事而落魄,世上永遠沒有後悔藥。
你明知道自己不會和這個人在一起,還是會去享受這份戀愛的心情,然後到了合適的時候,離開,去和不愛但是很合適的人在一起,有些愛,只能止於唇齒,掩於歲月。
記住,永遠不要埋怨已經發生的事情,要麼就改變它,要麼就安靜的接受它,人有個好的心態,才能享受人生,幸福很遠亦很近,就看你用什麼眼光看,用什麼心態面對。
人心如葉片,一生一落,一落一生,每一個光陰流轉的季節,都有嫩芽懸於枝頭,人心是容器,時常刷新,時常清空,才會面朝陽光,輕裝而行。
Tumblr media
1 note · View note
yutakayagai · 1 year ago
Text
夏休みも二週間を切ってしまっていた。大樹も今年は遊び呆けてしまったと、少しずつ一学期の復習をしていた。佐伯からも、
「ちゃんと勉強してるの? エッチばかりしてると馬鹿になってしまうよ」
と言われしまった。確かに、連日の様に誰かと絡んでいたなと、大樹は反省した。
一方、佐伯は補講で連日出勤していた。彼の勤める私立I高校は中高一貫なので、たまに中等部にも授業をしなければならなかった。彼自身も大樹とばかりエッチをしてはダメだと、お盆を過ぎてからは絡むのを止めていた。すると、夢の中に浩志が出て来ては、
「おい、ムラムラしてねぇのかよ!?」
と声をかけられるのだ。彼は、
「父さん、オレはサルじゃない」
とそっぽ向いた。
授業をしながら、佐伯は中等部の生徒たちを眺めているが、昔から進学校として市内では有名ではあるが勉強ばかりでつまらなくないのだろうか?と思うことがしばしばある。まァ、オレが気にすることではないかと思いつつも、どうしても大樹と比較してしまう。彼の場合は特殊ではあるが…。
佐伯は、授業が終わると高等部側の職員室に戻り、昼食を摂った。いつも昨夜に作った余り物を詰めただけの弁当である。たまにご飯は、醤油で和えたかつお節をかけて海苔を敷き詰めたりしているが、大抵は自家製の梅干しを真ん中にのせた「日の丸」だった。この日は、昨夜作った「ちくわの磯辺揚げ」と、「わかめの酢味噌」を詰めた。最寄りのコンビニで買った「黒烏龍茶」を片手に、黙々と食べた。今日は、確か利江子さんは夜勤だったなァ。じゃ、大樹が泊まりに来るな。夕飯はどうしよう? 帰りにK百貨店でも寄るか…。彼は、そう今夜のことを考えていた。
職員室の隅では、他の教師がニ、三人話し合っていた。佐伯は密かに聞き耳を立てていた。どうやら、中等部と高等部の生徒二人が校内で関係を持っているらしい。
「或る女子生徒の話だけど、梅雨入りの前かなァ? 『保和苑』の、ほら、遊具がある…。あそこでウチの制服を着た男子生徒が接吻(キス)し合ってるのを見たらしいンだよ」
「だって、あそこは『A幼稚園』の子ども達のお散歩コースでしょ!?」
「否、夕方らしいンだよ。その後、二人でトイレの中に入って行ったらしいンだよね…」
「そう言えば、校内でも見かけたと言う生徒がいたなァ!」
そんなやり取りを聞きながら、
『別に生徒同士ならイイじゃないか』
と佐伯は思った。それじゃ、オレなんて犯罪者扱いだな…。大樹の方から求めてくるンだもの、相思相愛なら構わないと思うけれども。嗚呼、馬鹿らしい…。
実は、佐伯はその生徒のことを知っていた。高等部二年の神代拓也と言う、一見ガリ勉風の男の子である。やはり梅雨入り前に彼から相談を受けたのだ。確か、校内ではなかったと思う。中等部三年の谷嶋昌平に告白をされ、気付くと自分も好いてしまったと話していた。それに対し、
「実は、先生自身もゲイだけど、『好き』であることは決しておかしくはない。この高校で久しく教えているが、色々敏感になる年頃なのに何もないのが逆におかしいと思う。互いに好きならその感情に委ねればイイんじゃないか?」
と佐伯は助言したのだ。恐らく、その相談をした後に実行したのだろう。
あれから、拓也はどうしているのだろう? 佐伯は急に彼に会いたくなった。確か、今日は登校してきている筈…。食べ終わり、弁当箱を手提げに入れながら彼は心の中で決めた。
午後になり、佐伯は図書室を訪ねた。自習をしている生徒ばかりだったが、その中に拓也もいた。彼は英語を勉強していた。背後から、
「神代君、神代君」
と佐伯は声をかけた。佐伯の声に気付いた拓也は、
「あ、佐伯先生」
と笑顔で振り向いた。
佐伯は、他の生徒に聞かれはいけないと拓也を相談室に連れて行った。この間、彼から悩みを打ち明けられた時もそうだった。室内は何となく埃っぽく、佐伯は窓を全開にした。冷房も付け、
「埃っぽくなくなったら閉めるよ」
と言った。
廊下側に座った拓也は、短い髪を後方に流していた。若干ぽっちゃりと太めではあったが、身長も高かった。一見、柔道でもやっているのかと周囲から言われそうだが、何もスポーツはしていなかった。夏にも拘わらずネクタイを緩めず、キチンとした身なりだった。彼は内腿を閉じ、佐伯の方を見詰めていた。やや緊張している様だった。そんな様子に佐伯は、
「そんな緊張しないで…」
と声をかけた。大樹と違い、拓也は未だ「うぶ」な感じがした。まァ、彼は色々知り尽くしているからな…。拓也はスラックスのポケットからハンカチを取り出し、額の汗を拭った。そろそろ窓を閉めていいだろうと、佐伯は立ち上がった。窓を閉めながら、
「実は、職員室で君の話が上がっているンだ」
と言った。この言葉に拓也は、
「ー誰か、谷嶋君と僕が一緒にいるのを目撃したンですか?」
と聞いた。怯えている様だった。再び椅子に座った佐伯は、
「まァ、女子生徒はそう言う話が大好きだから」
と何気なく言ったが、拓也にとってはショックだったのか頭を垂れ、
「ー僕、彼が好きなンです。谷嶋君も、僕が好きみたいで…」
と、今にも泣き出しそうだった。
余程、周囲の目を気にしながら付き合っているのだなと、佐伯は思った。彼は、同性にしか興味が持てなかった中学生の自分自身と重ねていた。拓也は、
「ー先生、あれから二人っきりで会ってるンです。誰もいないところで接吻(キス)したり、エッチなこともしました」
と告白した。
「『エッチなこと』?」
「ーはい。トイレの中で、制服を脱いで抱き合ったりアソコをしごいだり…。谷嶋君、ご両親からは県立M一高を目指す様に言われてるンですけど、本当は高等部に進みたいらしくて。『先輩と一緒にいたい!』って言ってるンです」
トイレの中で抱き合う、アソコをしごく、何だか「ハッテン場」だなと、佐伯は思った。そもそも、昌平も拓也もそんなことを何処で知ったのか? 佐伯は聞いた。
「神代君、いつからそんなことをする様になったの?」
「ー実は、Tブックセンターで『薔薇族』と言うゲイ雑誌を、中等部にいる時に立ち読みしてました。あの雑誌の表紙を見てドキドキしちゃって…。その頃から『オ○ニー』も覚えました」
「買ったことはあるの?」
「否、専ら立ち読みです」
よく人目を気にせずにできたなと、佐伯は苦笑した。オレは、長谷川がいたから購読できたが…。
拓也は恥ずかしさの故に顔を赤らめていた。内腿を閉じたまま、彼は股間を押さえていた。色々思い出すうちに、一物が硬くなってしまったのだろう。本当に「うぶ」だなと、佐伯は思った。
その後も、拓也は昌平に対する想いを話し続けた。二人は、大抵は保和苑の敷地内で「密会」を重ねている様だった。昌平は、これまで自慰すらしたことがなかったと話した。二人っきりになる時の緊張感、唇同士を重ねた時の解放感、オルガズムに至るまでの切迫感、そして愛液を跳ばした後に訪れる充実感…。拓也は昌平との情事を思い出しながら話していたのか、
「あッ…」
と途中で声を上げた。その声に佐伯は、
「…どうしたの?」
と、恐らくイッちゃたのだろうと見当はついていたが、聞いた。拓也は、まるでいたずらをしたことを隠し切れなかった子どもの様にすすり泣き、
「…イッちゃった」
と漏らした。
結局、佐伯は拓也が泣き止むまで付き添っていた。余程、思い詰めていたのだなと彼は思った。偏差値としてはまあまあ上位の方で、一応国公立大学への進学率も県内ではよい方ではあるが、やはり一に勉強、二にも三にも勉強となると何処かで偏ってしまう。拓也の両親も、確か地方公務員だったっけ? 二歳年上のお姉さんも何処かの国公立大学に通っていた。そんな家庭環境の中で育ってきたのだから、なかなか自分自身の心情を伝えることなんてむずかしかったのだろう。
相談室を出た佐伯は、どっと疲れた気がした。未だ大樹と絡んでいた方がいい。本当なら昌平とも話をすれば拓也との関係性も見えるだろうけれども、そこまで干渉する気はなかった。まァ、若気の至りだろう。そう思って終わりにしようと、佐伯は決めた。
家に帰り、「自粛」していた大樹との情事を佐伯の方から破り、熱い接吻と堅い抱擁を交わしながら愛液を跳ばし合った。情事が終わり、ぐったりと横たわりながら大樹は、
「…久しぶりにおじさん、激しかった」
と言った。
「ちょっと学校でね…」
「何かあったの?」
「大樹より一歳年上の教え子から相談を受けて…」
「ふ〜ん」
「下級生と人気のないところでエッチしてるンだって」
「ふ〜ん、別にイイじゃん」
「大樹とは違うンだよ」
中学一年生には佐伯と関係を持ち、その後も仁志や宇佐美とも寝てきて同性との絡みを当たり前と考えていた大樹には、拓也の立場が理解できなかった。そもそも、佐伯の父・浩志と関係を持っていた大樹の父・広樹と、そんな二人に興味を持ってそのまま結ばれた母・利江子の間に生まれ育ってきたのだから、全然事情が違っていた。
そのまま二人は眠りに落ちた。夜明け近くになり、佐伯は夢を見た。暗闇の中から浩志が現れた、彼が声をかけた。
「久しぶりに燃えたね〜」
「あぁ、父さんか」
「大樹もさそがし嬉しかったンじゃねぇか?」
「父さん!」
浩志は相変わらず、遺影と同じ背広を着ていた。片手にはウィスキーが入っているのかスキットルを持っている。前回同様、彼は佐伯と向かい合って座った。すでに浩志は顔を赤らめていた。
「父さん、酒飲み過ぎじゃ…」
「いいンだよ、どうせ『おばけ』なンだから」
「まァね…」
「そう言えば、教え子の『神代拓也』って男の子は大樹と違って『うぶ』だな」
「何だ、知ってるの?」
「ウチに連れ込んでやっちまえよ!」
「…父さんとは違うよ」
もし拓也と関係を持ったら、バレた時が怖いと思った。両親は恐らく、我が子が犯されたと訴訟を起こすだろう。懲戒免職は免れない。昌平も同様だと思う。確か、昌平の父親がS総合病院の勤務医だったっけ? 国公立大学の医学部に入学させたくて県立M一高に進ませたいのだ。
浩志はスキットルを傾け、ウィスキーを一口飲んだ。相変わらず豪快だ。彼はゴックンと飲み込むと、話を進めた。
「実は、神代拓也君の母方の伯父、お前と寝た長谷川の妹だぞ」
「長谷川さんの…?」
「明日、K百貨店に行ってみな。警備員やってるぞ」
まさか、こんなところでつながるとは…。佐伯は翌日、拓也と再び会うことにした。いつも卑猥なことしか口走らない浩志が、この時だけは有難く思った。彼は、
「父さん、ありがとう」
と言った。浩志は顔を赤らめさせながら、
「オレは『愛のキューピット』だよ!」
と声を出して笑った。
2 notes · View notes
8scorpiotemple · 2 years ago
Text
Tumblr media
赫雅正在為米羅處理傷口。  
雖然米羅已經身為聖鬥士的頂點,依舊免不了須得面對強敵環伺的時候。
黃金聖鬥士的小宇宙有療傷的作用,但那也是最基本的止血與止痛,對於深層的傷口,還是得藉由醫療來治。   
赫雅看著米羅身上有著深淺不同的傷痕──對男人來說,那或許是引以為傲的榮耀;但對她來說,那是無以復加的心疼。  
她不是聖鬥士,無法瞭解那種拚了命的捨生取義的奉獻,但在那一晚過後,她卻也明白米羅所堅持的正義信念,但當他的信念與自己的觀念相悖的時候,自己又該有怎樣的抉擇?  
──她的內心一直糾結著。  
赫雅本身本來就不善長隱藏心事,她的眉頭一直微蹙著,沉默的替他包紮傷口, 但對米羅而言,這種如臨深淵般的氣氛反而被壓得喘不過氣來,他寧可赫雅多罵兩句也不至於讓他如坐針氈。
赫雅包紮好傷口,語氣淡然的問著米羅,「還有哪裡沒處理到嗎?」    
此時她的情緒雖然已經緩和,但空氣裡還是有些凝重,米羅想了想,指了指自己的嘴巴。    
「下巴?」    
赫雅沒有多想,再次靠近米羅的時候,被他一隻手撫上她的臉頰,另一隻手摟住了她的腰,便順勢吻了上去,緊緊的吻住她柔軟的唇, 一吻過後,當他鬆手,赫雅的臉立即漲紅,慌張的摀住嘴唇。    
「你……!」赫雅瞪著面前的人。    
「我的意思是……幸好我的嘴巴沒受傷。」米羅帶著戲謔的眼神微笑著,畢竟,就剛才那種情況下,著實讓他想捉弄捉弄她。    
「既然這麼有精神,」赫雅眯著眼睛,手掌升起一簇火焰,嘴角微微的牽動一絲笑意,「那你應該不介意身上再多一個燒燙傷吧?」    
這是老師的贈圖,當時並沒有指定動作,所以我看到成圖心臟差點都停了,還好突然有幾匹小鹿亂撞到我心跳恢復。 
我約的圖,無論是刀還是糖,都是挺含蓄的互動型,當然也不含蓄的,不過都直接升級為澀圖然後孤芳自賞……(咳咳咳) 
所以看到這種青澀的圖,反而噴發我許久沒有的少女心。
──不過想在這裡再解釋一下米羅和赫雅的關係,他們在正文裡一直以來都是清水劃過,畢竟聖鬥士的大義不是走小情小愛上,再加上赫雅本身,雖然沒有「匈奴未滅,何以家為」那種壯志淩雲的意思,不過她也不可能把維斯塔教丟一邊自己快活去。
但他們不是神,也不是和尚尼姑(別跟我說日本和尚,那對我來說太毀三觀),所以,但凡他們有些思想上的情欲我是覺得合情合理,因此通常我寫的文,都會曖昧指數偏高。
5 notes · View notes