#地下文学の世界 秘蔵��庫
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地下文学の世界 秘蔵文庫 第七巻 地下文学研究会編 壱番館書房 性に狂った少年時代/女の命 他
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Recommended Books 【京都・Kyoto】
&Premium特別編集 まだまだ知らない京都、街歩きガイド。 (MAGAZINE HOUSE MOOK) 雑誌 – 2024/8/6
マガジンハウス (編集)
雑誌「&Premium」発、人気の京都ガイド第5弾! 混雑する観光地から離れて、暮らす人だからこそ薦めたい15のエリアと8つのテーマ、全316軒を紹介します。 ■大和まこの京都さんぽ部 暮らすように歩く、京の街
【紹介エリア・テーマ】 静かに過ごす時間/七条通/四条南/御所南再訪/自分みやげ/叡電/現地系中華/老舗の味/賀茂川/河原町松原/栗の菓子/鹿ヶ谷通/アペロの時間/二条城南/東大路通/冷泉通/吉田&聖護院/壬生/整える/北野天満宮界隈/栗の菓子2/御所西再訪/京丹後
女人京都 ペーパーバック – 2022/9/28
酒井 順子 (著)
京都に通い続けるエッセイスト・酒井順子による、全く新しい視点から切り取った京都エッセイ&ガイド。 女性の生き方、古典、旅、文学など幅広く執筆活動を行う著者が、小野小町、紫式部、清少納言、日野富子、淀君、大田垣蓮月、上村松園など歴史上の女性たち43人の足跡をたどる旅に出た。
「京都の中でも、京都らしさを最も濃厚に抱いている存在は、名所旧跡でも食べ物でもなく、京都の『人』なのではないかと私は思います。(中略)京都の都会人の中には、今も、平安以来続く都会人らしさのしずくが、滴り続けているのです。」(「はじめに」より)
京都に暮らした女性たちの生き様を知ることは、現代の京都の人々、そして京都の街を知ること。 この本を片手に歩いてみると、平安時代の遺構がそのまま残っているところもあれば、貴族の屋敷が今は児童公園になっていたりすることにも気づく。京都の通りを上ル下ルし、西へ東へと歩き回り、時代を行ったり来たりして、新たな旅の提案を教えてくれる。 この本を読むと京都の歴史や文学がぐっと身近になること間違いなし。
京都散策に便利な地図付きです。
お茶の味 京都寺町 一保堂茶舖 (新潮文庫) 文庫 – 2020/5/28
渡辺 都 (著)
ゆったりと流れる時間、その時々で変化する風味、茶葉が持つ本来の美味しさ──お湯を沸かし、急須で淹れてこそ感じられるお茶の味わいがあります。江戸時代半ばから京都に店を構える老舗茶舗「一保堂」に嫁いで知った、代々が受け継ぎ伝えてきた知恵と経験、家族のこと、お店のいまと未来、出会いと発見に満ちた京都生活。お茶とともにある豊かな暮らしを綴った、心あたたまるエッセイ。
京都、パリ ―この美しくもイケズな街 単行本 – 2018/9/27
鹿島 茂 (著), 井上 章一 (著)
◎26万部『京都ぎらい』の井上章一氏、フランス文学界の重鎮である鹿島茂氏が、知られざる京都とパリの「表と裏の顔」を語り尽くす。たとえば、 ・日本には「怨霊」がいるが、フランスにはいない ・日本のお茶屋とパリの娼館は、管理システムが似ている ・パリの娼館は、スパイの温床だった ・日仏では、女性のどこに魅力を感じるか ・洛中の人にとっての「京都」はどこ? ・パリの人にとっての「パリ」はどこ? ・パリと京都の「汚れ」に対する意識の違い など、知っているようで知らなかった「京都とパリ」の秘密がわかる。
京都のおねだん (講談社現代新書 2419) 新書 – 2017/3/15
大野 裕之 (著)
お地蔵さんの貸出料は3000円、発売第一号の抹茶パフェは1080円、では舞妓さんとのお茶屋遊びは? 京都では値段が前もって知らされないことも多く、往々にして不思議な「おねだん」設定に出くわす。京都を京都たらしめているゆえんともいえる、京都の 「おねだん」。それを知ることは、京都人の思考や人生観を知ることにつながるはず。京都歴二十余年、サントリー学芸賞受賞の気鋭の研究者が解読する、京都の秘密。
なぜこれがこんな高いのか、あんな安いのか、なんで無料なのか、そもそもあんなものになんでおねだんがつくのか―― 大学進学以来、京都住まい二十余年��往々にしてそんな局面に出くわした著者が、そんな「京都のおねだん」の秘密に迫る。 そもそも「おねだん」の表示がされていない料理屋さん、おねだん「上限なし」という貸しビデオ屋、お地蔵さんに生ずる「借用料」。 そして究極の謎、花街遊びにはいくらかかる?
京都人が何にどれだけ支払うのかという価値基準は、もしかしたら京都を京都たらしめているゆえんかもしれない。 京都の「おねだん」を知ることは、京都人の思考や人生観を知ることにつながるはず。 2015年サントリー学芸賞芸術・文学部門を受賞、気鋭のチャップリン研究者にして「京都人見習い」を自称する著者による、初エッセイ。
京都 ものがたりの道 単行本 – 2016/10/28
彬子女王 (著)
「京都という街は、タイムカプセルのようだ」と著者は言う。オフィス街の真ん中に聖徳太子創建と伝えられるお寺があったり、京都きっての繁華街に、坂本龍馬と中岡慎太郎が暗殺された地の石碑がひっそりと立っていたり。そこには人々の日常があり、みなが変わりない暮らしを続けている。そんな石碑になど目を留めない人もたくさんいるはずだ。 それでも著者は、そんな場所に出会う度に、タイムカプセルを開けたような気持ちになるのだという。幕末の争乱期の京都へ、平安遷都する以前の京都へ、近代化が急速に進んだ明治・大正時代の京都へ……。さまざまな時代の“時"のカケラが、街のそこかしこに埋まっている。この場所で徳川慶喜は何を思ったのだろう。平家全盛のころの六波羅は、どんな景色だったのだろう。安倍晴明はここで何を見たのだろう。その“時"のカケラは、一瞬の時間旅行へと誘ってくれる。 日本美術研究者として活動する著者が、京都の通り界隈にまつわる逸話から、神社仏閣の歴史、地元の人々の季節折々の暮らし、街歩きでの目のつけどころや楽しみどころ、京都人の気質までを生活者の視点から紹介する。さらに、自身のご家族のこと、京都府警と側衛の方たちとのやり取りなどの日常生活の一端を、親しみやすい文体でつづる。6年以上、著者が京都に暮らす中で感じ、経験した京都の魅力が存分に語られており、「京都」という街の奥深さと、「京都」の楽しみ方を知る手がかりとなる。 新聞連載の24作品に、書き下ろし3作品を加えて刊行。京都の街歩きに役立つ「ちょっと寄り道」情報や地図も掲載。
京都はんなり暮し〈新装版〉 (徳間文庫) 文庫 – 2015/9/4
澤田瞳子 (著)
京都の和菓子と一口で言っても、お餅屋・お菓子屋の違い、ご存知ですか? 京都生まれ京都育ち、気鋭の歴史時代作家がこっそり教える京都の姿。『枕草子』『平家物語』などの著名な書や、『鈴鹿家記』『古今名物御前菓子秘伝抄』などの貴重な資料を繙き、過去から現代における京都の奥深さを教えます。誰もが知る名所や祭事の他、地元に馴染む商店に根付く歴史は読んで愉しく、ためになる!
京の花街「輪違屋」物語 (PHP新書 477) 新書 – 2007/8/11
高橋 利樹 (著)
京都・島原といえば、かつて興隆をきわめた、日本でいちばん古い廓(ルビ:くるわ)。幕末の時代、新選組が闊歩したことでも有名である。その地でたった一軒、現在でも営業を続けるお茶屋が、輪違屋(ルビ:わちがいや)である。芸・教養・容姿のすべてにおいて極上の妓女(ルビ:ぎじよ)、太夫(ルビ:たゆう)を抱え、室町の公家文化に始まる三百年の伝統を脈々と受け継いできた。 古色なたたずまいを残す輪違屋の暖簾をくぐれば、古(ルビ:いにしえ)の美しい女たちの息づかいが聞こえてくる。太夫のくりひろげる絢爛な宴は、多くの客人たちを魅了し続けている。 本書では、輪違屋十代目当主が、幼き日々の思い出、太夫の歴史と文化、お座敷の話、跡継ぎとしての日常と想いを、京ことばを交えてつづる。あでやかでみやびな粋と艶の世界----これまでは語られることのなかった古都の姿が、ここにある。
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Hinge presents an anthology of love stories almost never told. Read more on https://no-ordinary-love.co
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
アイウエオカキクケコガギグゲゴサシスセソザジズゼゾタチツテトダ ヂ ヅ デ ドナニヌネノ���ヒフヘホバ ビ ブ ベ ボパ ピ プ ペ ポマミムメモヤユヨrラリルレロワヰヱヲあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわゐゑを日一国会人年大十二本中長出三同時政事自行社見月分議後前民生連五発間対上部東者党地合市業内相方四定今回新場金員九入選立開手米力学問高代明実円関決子動京全目表戦経通外最言氏現理調体化田当八六約主題下首意法不来作性的要用制治度務強気小七成期公持野協取都和統以機平総加山思家話世受区領多県続進正安設保改数記院女初北午指権心界支第産結百派点教報済書府活原先共得解名交資予川向際査勝面委告軍文反元重近千考判認画海参売利組知案道信策集在件団別物側任引使求所次水半品昨論計死官増係感特情投示変打男基私各始島直両朝革価式確村提運終挙果西勢減台広容必応演電歳住争談能無再位置企真流格有疑口過局少放税検藤町常校料沢裁状工建語球営空職証土与急止送援供可役構木割聞身費付施切由説転食比難防補車優夫研収断井何南石足違消境神番規術護展態導鮮備宅害配副算視条幹独警宮究育席輸訪楽起万着乗店述残想線率病農州武声質念待試族象銀域助労例衛然早張映限親額監環験追審商葉義伝働形景落欧担好退準賞訴辺造英被株頭技低毎医復仕去姿味負閣韓渡失移差衆個門写評課末守若脳極種美岡影命含福蔵量望松非撃佐核観察整段横融型白深字答夜製票況音申様財港識注呼渉達良響阪帰針専推谷古候史天階程満敗管値歌買突兵接請器士光討路悪科攻崎督授催細効��週積丸他及湾録処省旧室憲太橋歩離岸客風紙激否周師摘材登系批郎母易健黒火戸速存花春飛殺央券赤号単盟座青破編捜竹除完降超責並療従右修捕隊危採織森競拡故館振給屋介読弁根色友苦就迎走販園具左異歴辞将秋因献厳馬愛幅休維富浜父遺彼般未塁貿講邦舞林装諸夏素亡劇河遣航抗冷模雄適婦鉄寄益込顔緊類児余禁印逆王返標換久短油妻暴輪占宣背昭廃植熱宿薬伊江清習険頼僚覚吉盛船倍均億途圧芸許皇臨踏駅署抜壊債便伸留罪停興爆陸玉源儀波創障継筋狙帯延羽努固闘精則葬乱避普散司康測豊洋静善逮婚厚喜齢囲卒迫略承浮惑崩順紀聴脱旅絶級幸岩練押軽倒了庁博城患締等救執層版老令角絡損房募曲撤裏払削密庭徒措仏績築貨志混載昇池陣我勤為血遅抑幕居染温雑招奈季困星傷永択秀著徴誌庫弾償刊像功拠香欠更秘拒刑坂刻底賛塚致抱繰服犯尾描布恐寺鈴盤息宇項喪伴遠養懸戻街巨震願絵希越契掲躍棄欲痛触邸依籍汚縮還枚属笑互複慮郵束仲栄札枠似夕恵板列露沖探逃借緩節需骨射傾届曜遊迷夢巻購揮君燃充雨閉緒跡包駐貢鹿弱却端賃折紹獲郡併草徹飲貴埼衝焦奪雇災浦暮替析預焼簡譲称肉納樹挑章臓律誘紛貸至宗促慎控贈智握照宙酒俊銭薄堂渋群銃悲秒操携奥診詰託晴撮誕侵括掛謝双孝刺到駆寝透津壁稲仮暗裂敏鳥純是飯排裕堅訳盗芝綱吸典賀扱顧弘看訟戒祉誉歓勉奏勧騒翌陽閥甲快縄片郷敬揺免既薦隣悩華泉御範隠冬徳皮哲漁杉里釈己荒貯硬妥威豪熊歯滞微隆埋症暫忠倉昼茶彦肝柱喚沿妙唱祭袋阿索誠忘襲雪筆吹訓懇浴俳童宝柄驚麻封胸娘砂李塩浩誤剤瀬趣陥斎貫仙慰���序弟旬腕兼聖旨即洗柳舎偽較覇兆床畑慣詳毛緑尊抵脅祝礼窓柔茂犠旗距雅飾網竜詩昔繁殿濃翼牛茨潟敵魅嫌魚斉液貧敷擁衣肩圏零酸兄罰怒滅泳礎腐祖幼脚菱荷潮梅泊尽杯僕桜滑孤黄煕炎賠句寿鋼頑甘臣鎖彩摩浅励掃雲掘縦輝蓄軸巡疲稼瞬捨皆砲軟噴沈誇祥牲秩帝宏唆鳴阻泰賄撲凍堀腹菊絞乳煙縁唯膨矢耐恋塾漏紅慶猛芳懲郊剣腰炭踊幌彰棋丁冊恒眠揚冒之勇曽械倫陳憶怖犬菜耳潜珍
“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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虚子自選揮毫『虚子百句』を読む ⅩⅥ
花鳥誌2025年4月号より転載

日本文学研究者
井上 泰至
30 川を見るバナナの皮は手より落ち
『ホトトギス』昭和十年一月号初出は「落つ」の形だった。『ホトトギス』同年十一月号には「落ち」の形で「十一月四日。武蔵野探勝。浜町、日本橋倶楽部。」と注記。『五百句』には「明治九年十一月四日。武蔵野探勝会。浜町、日本橋倶楽部。」と注記。 この句は、今夏の句とされているが、それは「バナナ」が夏の季語となったからで、この句そのものは最初から季感は薄い。それは日本の四季とは別枠の「熱帯季題」としての「バナナ」の句だったからである。
星野立子の句評につけば、こうある。
一人の男か女があって、ぼんやりと川の面を眺めております。その人はバナナを食べようと思って皮をむきながら手に持っております。そして失神したようにぽかんと川を見ています。バナナの皮は手から離れて下に落ちました。そのことさえも知らぬげになお川を見ております、という句であります。
この解説に従えば、虚子は「一人の男か女」を見て詠んだことになるが、『ホトトギス』の初出では「手より落つ」とあって、バナナの皮は虚子自身の手から滑り落ちた可能性を否定できない。特に「から」でなく「より」という助詞に注目すれば、「落つ」では無論のこと、「落ち」であっても、この「バナナ」は作者自身の手から落ちた含意が読み取れる。
この句の主語の所在が問題になるのも、虚子句全体の傾向として近代的主客分離の意識が薄い句が多いことに由来する。それは連句の特徴につながる。連句はそもそも一句の独立にこだわらない散文性に特徴がある。実際「雑」と称する無季の句も必ずある。そもそも海外詠とは、日本の風土に依拠する季題を核とする虚子一門にとって、例外的存在、つまり「雑」の句に近いものであった。そこで、在地特有の季題を別にこしらえ、これを連句由来の散文的文体に載せて詠めばいいというのが、バランスのいい虚子らしい、現実的な対応だったのである。
五七五に七七を付け、さらに五七五を付けていく集団制作の文芸たる連句には、以下のような内容的分類が可能である。
「場の句」=風景の句 「人情句」=人が詠み込まれている句 「自分」が詠まれている「自の句」(主観の句) 「他人」が詠まれている「他の句」(客観の句) 「自分」と「他人」が詠まれている「自他半の句」
ここで最後に太字に���た「自他半の句」こそが、虚子句の主客合一句と関連するので、現代の連句作品から例を引いてみてみよう。
「もう少し歩きたいの」と由比ヶ浜 兎弦
ソネット『久米仙人』より 平成二十年三月二十三日
この句は、女性が詠んだものとも、女性からそう言われて詠んだものとも、どちらともつかない。その主客があいまいで、どちらとも解釈できうるところが、次々と場面と転換していく連句の「変化」には有力な詠み方なのである。虚子句の一大秘鍵は、近代俳句の主役でありながら、俳句の先祖の古さを使って、自然との対話を試みる文体を得たことだったという見通しがここに得られる。
「バナナ」の句に戻れば、川を見詰め、バナナの皮を流してしまった虚子自身を見つめる、「天」の視線がこの句にはあったとも言い得るのであって、この句を英訳して、主語を「I」もしくは「He」としてしまったときに、この句に漂う放心状態で主客未分の気分というものは、翻訳によって失われてしまう。ロスト・イン・トランスレーションの陥穽が口を開けて待ち構えているのである。
昭和十一年、虚子は渡欧に際して、南方にも寄港、これを機に「熱帯季題」を提唱する。「バナナ」も当然この中に入ることになる。その背景は、日本を飛び出して活躍する邦人の多さにあった。例えば、問題のバナナ句が詠まれた昭和九年の『ホトトギス』雑詠欄を通覧すれば、高野素十や池内友次郎の欧州留学組を除いても、海外および外地詠は目立つ。シンガポール・バダビア・ビルマ・アメリカ・奉天・ハルピン・青島・上海・サイパン・パラオ・ニュージーランド・アメリカ・ブラジル等々。もはや、世界各地から送られてくる俳句への対応に迫られることになっていたのである。
虚子が、晩秋に詠んだ無国籍なバナナの句は、こうした背景抜きに語れない。アメリカでは、「バナナ共和制」という言葉がある。典型的な植民的栽培植物であるバナナを主産業や産地とする、遅れてきた民主主義を指していう。後にアメリカに吞み込まれるハワイ共和国大統領の一族が、今日のドールバナナを起こした。やがて植民地となったフィリピンでの大量生産は、日本人にもおなじみだが、日本とて台湾領有時代、同様のことは行っており、バナナは戦前から日本の食卓を賑わしたのである。バナナは今日風に言えば、グローバリズムの先駆けたる食品植物だった。(『俳句』令和六年九月号「虚子の遺産⑥」)
31 汝にやる���二単衣といふ草を
『五百五十句』注記に「(昭和十四年)六月十一日黒部峡探勝。つき来りし宿の婢に。」とある。「ホトトギス」昭和十五年六月号「句日記(昭和十四年六月)」に初出。前年七月号の「消息」には、「先月の九日の夜汽車で富山に行つて、二日ばかり同地の俳人諸君に厄介になつて帰つて来たのでありました。蓬矢知事の格別なる斡旋、普羅君はじめ辛夷社の好意、又無外君の黒部嚮導に迎の労を多としなければなりません、茲に謹んで御礼を申上げます」とある。
掲句については『喜寿艶』に次のような自句自解がある。
宇奈月の延対寺といふ旅館に泊つて、翌朝一行二十人ばかりは黒部鉄道に乗つた。美しい娘が一人宿から随いて来て何かと世話をやいた。黒部に降りて鐘釣温泉のほとりに行くとそこに鷺草のやうな可憐な草花が咲いてゐた。それは十二単衣といふ草であると案内する人が云つた。私はその一本を摘んで、貴女に上げやうと云てその婢に渡した。
現存する延対寺旅館は、明治三十三年創業。黒部の絶景が売り物で、竹久夢二・与謝野晶子・川端康成など様々な作家・文化人に愛された。接待した「蓬矢知事」とは、内務・警察官僚で、当時の富山県知事だった矢野兼三である。戦前の知事は選挙でなく、内務官僚が任命・派遣された。昭和十三年四月から県知事になっている。前田普羅を筆頭とした地元の俳人も大勢参加した。「無外君」とは吉沢庄作。魚津生まれで黒部の吉沢家に養子として入り、富山県尋常師範学校卒業後、小学校教師を経て、魚津中学校で博物学教育を担当。三、四年かけて集められた植物標本は約一七〇〇点。登山家としては、新ルートを開拓し、数々の記録的登山を成し遂げ、多くの紀行文を残した。また、黒部保勝会・黒部案内人組合等を設立し、登山環境整備を行うとともに、黒部の自然保護運動を展開し、中部山岳国立公園の指定を得るためにも貢献した(黒部市HP)。
十二単衣は、二十センチほどのシソ科の多年草で、紫の花が重なって咲く姿を、平安朝の女房の��装の十二単衣に例えて、この名がある。一句は、その名を教えられ即興で詠んだところがポイントで、『奥の細道』の那須野で、道に迷いやすいところを、馬を引いて案内した少女に、名を問うと「かさね」と答えるので、「かさねとは八重撫子の名なるべし」と曽良が詠んだ例を彷彿とさせる。
なお、「句日記」の掲句の前後には、こうある。
六月十日。昨夜、夜汽車にて上野を発す。朝六時八分三日市着、直ちに黒部鉄道にて宇奈月に行く。延対寺泊り。
田の畦におしめ干したり田草取る 箕を脇にかかへて農婦立ち涼し 供華のため畦に芍薬つくるとか 立山の夏かげの皺凡ならず 夏山の剣といふは美(く)はし山 立山と気楼ある魚津よし 腰に籠晩涼に何をする人ぞ 六月十一日。黒部峡探勝。 黒薙川 茂みより細々と出し吊橋が 雪渓を見上げてトロの進むまま つき来たりし宿の婢に 汝にやる十二単衣といふ草を 猿飛を見て戻り急夏山路 岩の上の大夏木の根八方に 夏山やトロに命を托しつつ 雪渓の下にたぎれる黒部川 鉄板の覆したるトロ涼
一覧すると、倒置法を使って末尾を助詞で終える句が多いことに気付かされる。全体に虚子には目新しい句材多く、このような抑揚の利いた文体を選ばせたものと想像される。
『虚子百句』より虚子揮毫
31 汝にやる十二単衣といふ草を 32 山川にひとり髪洗ふ神ぞ知る

国立国会図書館デジタルコレクションより
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井上 泰至(いのうえ・やすし) 1961年京都市生まれ 日本伝統俳句協会常務理事・防衛大学校教授。 ���攻、江戸文学・近代俳句
著書に 『子規の内なる江戸』(角川学芸出版) 『近代俳句の誕生』 (日本伝統俳句協会) 『改訂雨月物語』 (角川ソフィア文庫) 『恋愛小説の誕生』 (笠間書院)など 多数
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2023.02.22_堀部安嗣さん講演 - 於・前橋工科大学 演題 『私のパッシブデザイン』
積極的に受け身であること
理系・文系 ふしぎな分け方
他の言い方は無いのかな、
→時間の流れかた、概念が、理系と文系では違う
横で一定・理系 時間とともに成長していく、という概念
ぐるぐるぐるぐる循環・文系
理系の人が作り上げるもの・コンピュータ、エアコン、車etc.
文系 1000年前以上の、弘法大師の書
200年��上まえのモーツァルトの音楽
ドストエフスキーの文学
いつの時代でも良いものは良い
1日の循環
建築の世界 理系的・文系的のバランスのとれた世界 いろんなタイプの人がいる方がよい
警鐘を鳴らす、ブレーキをかける建築家
堀部さんは、文系的だと自覚
建築は、果たして進歩しているか、進化しているか。
防水技術、免震技術 進歩
それらが人の幸せに役に立っているか
…
映画 ファースト・マン
静謐な映画
ニール・アームストロング船長の自伝的な映画
人類の栄光の光の裏にある闇、影
地球上では、自然ゆたかな所での家族との暮らし 東西冷戦 生存確率の低いロケットに乗り、たどり着いたのは空気もない死の星
地球は緑豊かで美しい土地だったのに、なぜ危険をおかしてまで
瀬戸内海の美しい自然
いまでも200年前の風景の残る
東京のほうが進んでるよね、との劣等意識を持つことが多い。もったいないこと。
讃岐市のプロジェクト
やりたいこと、ただひとつ。
この土地を、国立公園にふさわしい土地に戻してゆく 建築もいらない、けど、建築の役割はあるし、できること、人々に安心を与えることは建築に出来る
東京の風景 東京の方が豊かだと、地方の人は錯覚してしまっている ふしぎなこと
富山 宝物があるのに
兵庫 20年前は森だったところ
中央へ、宇宙へ
侵略 キリがない
宮沢賢治の詩 僕は家族にほめられた、僕は世界に誉められた、その先にどこへ行けば?
コロナ禍 ステイホームの自粛のとき、自分の足元を見つめざるを得ない→自分の地域の良い点に気づいた 足元への評価
roots
根源
根のあるもの
足元にすでに持っているもの
どんなものを土台にして、私たちは思考しているのか
…
原風景
横浜の鶴見
色んな人が行きかうカオス
鶴見線 鉄ちゃんのあいだでは有名
中学のとき、ヨーロッパ 写真を撮った
国道駅のアーチとのかさなり
自作でも 意識したわけではない、原風景が滲み出る →設計という行為
曹洞宗大本山 近所に
お寺のもつ悠久の時間の流れ、不気味さ、幼少期触れて生きてきたことは幸運だった
大きなお寺は風景が変わらない
50年前の樹 祖父と一緒にみた
再訪するもき、私はここで生まれてきたのだ、と実感 そこでの、子どもと老人のことを祖父と私にかさねる
記憶 確かな記憶のない限り、未来を見出せない お墓 ショッピングセンターが立ったり、バイパスが通ったりすることはない
静岡県浜松市 趣のある素晴らしい日本家屋・庭に住んでいた。今、その場所は道路の下に眠っている 往時の記憶が甦らない、すべて破壊されている 道路による記憶の破壊
…
見たこともない、感じたこともないものは
つくれるのだろうか?
設計 それ以外はできない
見て感じたもの、記憶を頼りに、今へ状況へ再現する
いきなり_
幸せについて
同伴者と吹雪のなか、つらい登山のイメージ
つらい、眠い、衣服はびちょびちょに
そのなかで、暖かな山小屋を発見する
幸せに とても小さな建築で、いろいろなことが出来る。食べる、眠るetc.
人種のちがいも関係ない、歳の差も関係ない
信じている宗教も関係ない inclusiveな
外部環境が室内に入り込んで来たような建築でも、庇の出が陽を遮ったり、風通しがよかったり、床の肌触りがよい、など。自然環境を、変換している。 ホモ・サピエンスの
日本の庭のおもしろさ 私たちにはあたりまえ、だが、フランスの建築学生と京都のこうとういんに行ったとき、おもしろい、おもしろい、と。音がおもしろい。アプローチの石のヴァリエーション 靴を脱ぐ所スノコ、畳、めまぐるしく床の材料が変化してゆく。こんな小さなところで、これほどの変化していくのは面白い。
新緑の美しく見える秘訣 背後の常緑樹
新緑の淡さを引き立てる、背景としての濃い緑
全部が新緑、全部が常緑、というのがふつう
アメリカとか
コンビネーションのあるのは珍しい
…
人間の感情はどうして生まれ��のか
生存のために必要となる、咄嗟の行動や判断のために進化の過程で作られた
森でクマに出会う。恐怖の感情を抱く、その後の行動の選択肢を広げていく 恐怖という感情を引き金にして
仲良しの友達、幸せ、喜びの感情
こいつと付き合っていると、自分は生存できるぞ、との。
生存のための引き金、スイッチ
雪の夜の暖かな山小屋
生存の喜び
反対に、もう生きていたくない、とか、生存のことを考えていない人は、感情の起伏がなくなってくる 感情の、生存における大切さ
ヒュッゲ デンマークの概念
これを日常生活でしているからこそ、世界でいちばん幸せな国とされる
日本 先進国のなかでは幸せ指数が低い
ヒュッゲの反対をやってきた
150年前・200年くらい前は、日本もそうしていた。
今の日本の住の風景
居住性の進歩 けれども、それらがある程度達成できたとき、この姿が、幸せな住まいの環境なのか、と。
使い捨てられるもので風景が構成されている。幸せ感の乏しいのは、使い捨ての時代だからでは?
竹富島 色んな不便、不都合、多々
住まいや環境はトータル 幸せ感としてはこちら
…
あるものを活かす
パッシブデザイン
あるものとは?
気候風土、自然エネルギー
歴史、文化
記憶
風景
ハードウェアではなく、ソフトウェア、手に触れられないもの
ブリコラージュ ありあわせのもので作る
→『和』では?
和風とは、有り合わせで作られる、非常にレベルの高い行為から生まれる
家庭料理 素晴らしいブリコラージュ
冷蔵庫の残り物、スーパーで買ってきたものと合わせて
和 足し算 引き算
ほうれん草の胡麻和え
和えている
明太子スパゲッティ
日本の人たちの得意としていた
極東 漂流物を、イノセントにあり合わせて組み合わせて作りあげた
cnt.) ないものをねだる
自分がすごく良いものをもっているのに、何か他を憧れる
→侵略や戦争へ
70数年前、わたしたちも痛い目にあった。資源、植民地
…
モーターボート アクティブ
ヨット パッシブ
これからは燃料も高いし、すべてヨットのような建築に、という訳ではない。
ふたつの要素を足し合わせる、共存させる
どっちか一方では足りない、幸せ感を感じる住まいにはならない
目的
幸せ感 心身が楽になる 健やかに暮らす
手段
アクティブ+パッシブ
ご利益
省エネルギー
光熱費削減
…
温熱デザインへの取り組み
まずはパッシブ 太陽の恵み、土地の持つポテンシャル
アクティブ 性能の良いエアコン それを活かす
建物の性能 断熱性能、気密性能
ねこ は、居心地の良い場所を見つける天才
猫が天才であるわけではない。
ホモ・サピエンスが何故、そう思うか。
ホモ・サピエンスと猫の心地よいと感じる場所が近い 犬の心地よいところとはちょっと違う
猫 生まれたところは、暑いところ。暑さにはつよい
犬 暑いところではハアハア
ホモ・サピエンス 暑さに強い
30℃越えでも走れる
寒さに弱い パフォーマンスができない
吾輩は猫である、で、人を評して、やかんみたい、と。
ホモ・サピエンス アフリカ起源
それからどんどん北上
ほとんどの歴史を暑いところで暮らしてきた
→住まいをあったかくしましょう、というのが、私の建築観
…
私たちは生存できるのか
孫の世代まで、良い環境はあるのか
狩猟採取時代もよりは生存の危機を感じないことが多くなった現代人
コロナ禍でそれを意識
ほんとうに、このさき建築をつくれるのだろうか
生存の危機を感じたこと
→しっかり認識して、どういう建築が出来るのかetc.を自問すべき
あるものを活かす、というのがおおきなヒント
熱容量の大きな家 非常に効果がある
住まわれている人たちの幸せ感がおおきいと感じることが増えた
あるものを活かす 壁からの放射温度が快適
…
安定した家に居ると、外に出たくなる
屋根のかかった屋外に出たくなる
両親の葉山の家
半屋外
→ヒント、韓国の民家
冬の部屋と夏の部屋が分かれている。
冬の部屋 紙、オンドル
夏の部屋 ふきっさらし
潔い構成だなー。
…
鎌倉 扇ケ谷の家
スタディ いろいろ
最後の決め手はパッシブデザイン
南面の窓を大きく
あれもこれもダメ、となると何の一歩も踏み出せない 太陽光発電は、戸建ての屋根に乗せるのは素敵なことと自分は考える
けど、美しい瓦の屋根にそれが乗るのは、というのもあった
情緒的なものと機能的なものを合わせる
デザインによってできうる
シンプルに、自宅の庭で野菜を作る、みたいに太陽光発電を考えている
電気、移動に莫大なコスト 自分の家で発電できることは爽やかなのではないかな
デザインの力です達成できる、との信念
…
南面 ソーラー
北側 庭的な グレアの少ない
アメリカ サンタモニカ
街区 太い道路 細い道路
太い 伝統 雑多なものが出ないように
細い サービス機能
(細い道路の方 日本の街の感じと似ている)
…
土地は親から譲り受けたものではなく、孫から借りているもの。ネイティブ・アメリカンの言葉
貰ったものなら汚してもよい
借りたものなら汚してはいけない
自身の所有の土地としても、その意識で
「土地を所有している」といっても、多くは所有していない、太陽、大地の奥、雨、風
原発
覚醒剤をやって人生を破滅した人が覚醒剤の怖さを語ると説得力がある
原子力の怖さ、ヤバさを、説得力を持って語れる 原発から10年、原爆から100年経っていない いま、原発が再稼働しようと。
…
↓私の質問への答え。堀部さんが書いていた、トタン小屋の形の美しさと、著書『建築を気持ちで考える』でのアスプルンドの章について
.
益子さん
住まいは掘立小屋くらいでいい
そこを整えいく
しかし、人の家を設計するとなると、、
自宅と人の家で設計が変わる
アスプルンドの章、気持ちが入っている
大好きな建築家
自分の設計は、形式性 構造の綺麗さ、コスト、施工性などから考えている。
正面性とか歴史性とかからではない
アスプルンドの建築、死者の声がする。彼の死生観が感じられる建築
…
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ブルネイ旅行記2025 - Part 4
ブルネイ3日目、いよいよスタート。 前の投稿はこちらからどうぞ。
ブルネイ旅行記 Part 1 / ブルネイ旅行記 Part 2 ブルネイ旅行記 Part 3
3日目最初は市内観光からスタート。

ホテルのすぐ近くにあった、いかにも地元の人向けのマーケットをチラッと覗いた後は、、、
観光名所の1つ、オールドモスクへ。 こちらは前国王が建てたモスク。 広い公園の中に巨大フレームがあって、↑こんな写真を撮ることができます。


この公園、地面に小さな泥団子が無数にある。 カニらしいです。 やー、砂浜では見たことあるけど、こんな公園にもおるらしい。
このオールドモスク、湖畔にあるため、こんな湖面反射の美しい写真を撮ることができます! 素人の私が、普通のデジカメで撮影してもこれ↑。 カメラマンの人なら、きっともっと素晴らしい写真が撮れるはず。

こちらのゲートから、観光客も中に入ることができます。

入ることの時間は限られているので要注意。

モスクのドームの装飾って、本当に美しいんですよね。


写真を撮る、うちの母。 女性観光客は、このガウンを必ず着用します。


入り口のところに小さな冷蔵庫があって、小さめペットボトルの水が入っています。 これ、無料でいただけるんです。
オールドモスクの向かいに公園があるのですが、この日はなにやら人がたくさんいて、パレード?の練習をされていました。

実は2/23がブルネイの建国記念日で、この日はその記念式典の練習をしていたのです。
本当に偶然、国旗掲揚を見ることができました。 やはりな、旅運あるんです、私。多分。

さて、市内を車で走っていると気付きますが、ブルネイの車は左側走行。 そこから少し歴史の話が広がります。
ブルネイの起源は、はっきりとは分かっていないらしいのですが、wikiによると、歴史上に残っているのは、西暦971年、当時の宋(今は中国)に対してのブルネイ朝貢の記録が最初なのだそうです。
現在の国王の始祖にあたる方があらわれたのが14世紀。 イスラム教を周辺諸国へ布教しつつ領土を拡大していき、東南アジアの海洋貿易の要衝としても栄えていきます。
その後、ヨーロッパによる東南アジア諸国の植民地化の時代がやってきます。 ブルネイも領土を失っていきました。 現在とほぼ同じ領土にまで縮小されてしまった中、1888年にイギリスの保護領となります。
流れが変わったのは、第二次世界大戦中の太平洋戦争の勃発です。 日本軍が東南アジア諸国の統治を始めました。 1945年、日本の敗戦により、ブルネイは再びイギリスの統治下へ。 高まる植民地化政策への反対の流れの中、1984年にイギリスから独立し、主権を回復することになったのです。
なるほど、イギリスの統治下にあったから、車は左側通行なのかと考えたのですが、ガイドのReikoさん曰く、日本統治下時代の日本の影響なのだ、と。
ここで、本当自分の無知が恥ずかしいのですが、私は初めて、ブルネイのために尽力した木村強さんという人物のことを知りました。
日本統治下の時代、ブルネイはブルネイ県として国民に日本語教育を行おうとしていました。 以前に統治していたイギリスも、当初の日本も、ブルネイの資源や海の要衝として「利用」しか考えていなかったんですね。
しかし、1942年にブルネイ県知事として就任した木村強さんは、当時としては稀有な考えの持ち主でした。 日本の国益だけを考えるのではなく、ブルネイの発展に力を注ぐ方だったのです。 ブルネイの王室にも敬意をもって接し、その結果、ブルネイ王室の方々からも温かく迎えられたのだそうです。 木村さんの秘書として一緒に働いたのが、当時の王様の弟。 木村さんはブルネイの人々の心に寄り添い、文化・宗教を尊重し、その結果現地の人々からも絶大な信頼を得ることになります。
木村さんは知事として就任していた1年で、道路や電気、水道といったインフラを整え、子どもたちには教育の機会を与え、ブルネイの発展に大きく貢献したそうです。
木村さんご本人の手記が↓こちらのサイトにありました。 http://kansai.me/tdym/ww2nd/brn-hudoki05.htm
この手記の中にあった言葉、感動した部分を抜粋。
“私は、戦争に負けることば聊かも想像したことばないが、仮に万が一期待に反するような結果になっても、日本人の行動、日本人の行為が後世に笑われ、批判されるようなことがないように、品位を維持し日本の国際的信用を高め、長く良い印象を残しておけばいつか海外に発展飛躍ができるから、好感と信頼感を保つようにしたいという信念で、異民族の統治に当たったのであった。”
当時の日本軍からすれば、甘すぎる対応は苦々しいものだったでしょう。 結果、木村さんは1年で転任させられることになります。 退任の際は木村さんも、周囲のブルネイの方々も、共に涙を流して別れを惜しんだのだそうです。 軍部の命令に背いてでも、ブルネイのために尽力した木村さんの気概。 こういう素晴らしい先人のおかげで、今の私たち日本人は海外でも大きな恩恵を受けているわけです。 実は旅の途中、心無い日本人youtuberの話を聞いたのですが、恥ずかしいやら腹立たしいやら。 コツコツと築かれてきた日本人への信頼は、今急速に失われているのかもしれないと思うと、先人の方々に申し訳なく思います。
自分に出来ることは、知る事と、こうして誰かに伝える事。 小さな事かもしれませんが、ただの一般人の自分だとしても、日本人としての矜持を持ち、一人一人が自分の振る舞いを顧みることが、すごく大切なのだと思います。 当時秘書だった王様の弟は、その後国王になりました。 その国王と木村さんの再会の話も泣けたのですが、ご興味ある方は、是非ご本人の手記を読んでみてください。
ブルネイの車が左側通行なの��、当時の木村さんのインフラ整備の結果なのですね。 現在、ブルネイと日本の関係は非常に良好で、天然ガスの輸出は、その殆どが日本向けです。 日本統治時代、もし日本がただただブルネイで搾取を行っていたとしたら、今のこの良好な関係はなかったでしょう。
こんな方がいらっしゃったこと、全然知りませんでした。 旅はね、やはり新しいことの学びがたくさんある。 そこから自分に何ができるかを考えるきっかけになる。
あまり知らない場所に行きたいのは、知ることができるからなんだよなぁ。 いや本当に、なんとなくビビッと来たから選んだ今回の旅の目的地がブルネイだったのですが、ガイドのReikoさんと出会い、木村さんのことを教えてもらって、ブルネイを選んで大正解だったなと思っています。
・・・ちょっと木村さん話で盛り上がり過ぎたな。 いやでも、この感動は多くの人に知ってほしい!! というわけで、続きはPart 5にしておきましょう。
ブルネイ旅行記2025 Part 5 ブルネイ旅行記2025 Part 6 ブルネイ旅行記2025 Part 7
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Hinge presents an anthology of love stories almost never told. Read more on https://no-ordinary-love.co
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TEDにて
アスメレット・アセファー・ベルへ:私たちの足元にある気候変動の解決策
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
SDGsや気候変動対策は、再生可能エネルギーのことではありません。パンデミック対策の一環です!それ以外の活動は派生物。権力濫用の口実に注意!
SDGsや気候変動対策は、再生可能エネルギーのことではありません。パンデミック対策の一環です!それ以外の活動は派生物。権力濫用の口実に注意!
COP27では、1.5度目標についての文言は削除され、化石燃料の段階的廃止も消えた。
COP27では、1.5度目標についての文言は削除され、化石燃料の段階的廃止も消えた。
土壌の中には地球上の全ての植物と大気中に含まれる炭素を合わせた量の2倍の炭素があります。
生物地球化学者のアスメレット・アセファー・ベルへが土の科学の世界へと導いて、気候変動に対処するために土が炭素を貯留する力をどう利用できるかを説明します。
「土は地球システムの中における生命活動の有無を左右する指標です。さらには気候変動に立ち向かう私たちの味方にすることもできます。取るに足らない土くれという扱いはやめましょう。」
私たちが直面している問題である気候変動に対する最も重要な解決策の一つは、文字通り私たちの足元にあります。
土です。土壌は地表を覆っている薄い層にすぎませんが、私たちの星の運命を変える力を秘めています。
この1.8メートルほどの厚さの土壌は、固まりになっていない土が地球の表面を覆っているもので地球システムの中における生命活動の有無を左右する指標となり、さらには気候変動に立ち向かう私たちの力にもなりえます。
取るに足らない土くれという扱いは、止めましょう気候変動はすでに起きているのです。地球の気温は上昇し続けています。
それは私たちが大気中に放出しているメタンなどの温室効果ガスの増加が原因です。皆さんも知ってますよね。
しかし、これは知らないかもしれません。気候変動に対処するため私たち人間社会が取り組める最も重要な対策の一つは、土の中に眠っています。
私は土壌学者で18歳の時から土について研究してきました。土の謎を解明することが好きだからです。そして、とても重要な気候変動への解決策を広く理解してほしいのです。
さて、これが今の気候の現実です。地球の大気中の温室効果ガス(二酸化炭素)の濃度は、ほんの150年ほどで40%上昇しました。人間の活動により今や94億トンもの炭素が、大気中に放たれています。
原因は化石燃料の燃焼や集約農業手法をはじめとして土地の使い方を変えて森林伐採を進めているからです。
しかし、大気中に存在する温室効果ガス(二酸化炭素)は、その半分ほどしか増えていません。私たちが大気に排出し続けている温室効果ガス(二酸化炭素)の半分は、陸地や海に吸収されているからです。
その過程は「炭素隔離」と呼ばれています。要するに、気候変動により現在直面しているのがどんな問題だと考えるにしても私たちが経験しているのは、汚染の半分による問題でしかないのです。
なぜなら自然の生態系が、残りを吸収してくれているからです。
しかし安心してはいけません。今私たちが抱えている大きな問題が2つあります。
1つ目、私たちが何か大きなことを始めないと、そして、早く手を付けないと排出量は増加し続けてしま��こと。
そして、2つ目、この自然の生態系が、大気から二酸化炭素を吸収し、自然環境に隔離しておく能力が、どんどん損なわれてきており人間の行動が原因でそれが危機的な状況にあるということです。
そこで私たちが今後も今まで通りの生活を続けるとしたらこの自然の生態系に守ってもらえるかは、分からないのです。
ここで土壌の登場です(都市部のヒートアイランド現象もアスファルトが問題)
土壌の中にはおよそ3兆トンの炭素がため込まれています。その総量はざっと私たちが現在大気中に排出している炭素の315倍になります!!
そして、土の中には植物中や空気中の2倍の炭素があります。ちょっと考えてみてください。土壌の中にある炭素は、世界中の植物の中にある炭素より多いんです。
青々と茂る熱帯雨林や巨大なセコイアの木々、広大な草原、全ての耕作地域、地球に咲き誇るありとあらゆる花々、そして今大気中にある全ての炭素を足して2倍にしてください。
つまり、土壌の中に溜まっている炭素の総量がほんの少し変わることで地球の大気の状態維持に重大な違いをもたらすのです。
しかし、土壌は単なる炭素の貯蔵庫ではありません。言ってしまえば銀行口座のようなものである時点で土の中に貯留されている炭素の総量は、土壌から出入りする炭素の量によって決まります。
炭素は光合成を出発点にして土の中に入ります。植物が二酸化炭素を大気中から取り込み自身の組織を作るのに利用し、植物の命が終わるとその組織は土に還るのです。
こうした、かつて生きていた生物の組織が、土の中の微生物の働きで腐敗していく際に炭素が土壌から抜け出し、また大気中に戻っていきます。
腐敗によって二酸化炭素、メタンや亜酸化窒素などの温室効果ガスも大気中に放たれます。しかし、同時に私たちの生命維持に必要な全ての栄養物も放出します。
土壌があらゆる気候変動の抑制戦略において重要な役割を持つ理由の一つが、炭素を長期間保存できることにあります。
腐敗する残留物が地表に残っていた場合、炭素は1年か2年しか残らないのに対して土の中では100年、もしくは1000年以上も残り続けるのです。
私のような土壌生物地球化学者は、どのようにして土の中でこのシステムが、成り立っているのかを研究しています。
土壌内に集積した鉱物の中の炭素と鉱物との物理的な結合が、炭素を長期保存したり、炭素を鉱物の表面に結び付ける強力な化学結合の仕組みを調べたりして
炭素が鉱物とのそういった結び付きにより、土の中に捕らわれると最も抜け目ない微生物の力を持ってしても容易には分解できません。
分解されにくい炭素は、温室効果ガスとして、大気中に戻ることはありません。
しかし、炭素隔離の利点は、気候変動の抑制だけではありません。
炭素を豊富に含む土壌は、健全で肥沃でやわらかいのです。つまり、いろんな用途に使え利用しやすいのです。スポンジのような形態となり、水分や栄養素をたっぷり含むことができます。
このような健全で肥沃な土壌は、この地球上の至る所で見られる最も活力があり豊かで多様な生態系を支えているのです。
全ての生物の命を繋ぎバクテリアや菌類のような微生物から様々な高等植物まで全ての動物に必要な食べ物や栄養や繊維をもたらしてくれます。皆さんや私もそうです。
現時点で、私たちがすべきなのは、土をしかるべき貴重な資源として扱うことです。
残念ながら現実はそうではありません。
世界中の土壌はこれまでにない速さで劣化が進んでいます。様々な人間の行動に原因があります。例えば、森林伐採、集約的な農業生産システム、過放牧、農業における化学薬品の過剰使用、土壌の浸食などです。
今現在世界の半分の土壌が、劣化していると考えられています。
日本の農家が古代から土を大切にしていた根拠が示され、これは正しかった!!
日本の農家が古代から土を大切にしていた根拠が示され、これは正しかった!!
土壌の疲弊には多くの弊害があります。いくつか例をあげましょう。
一つ目、疲弊した土壌では、植物の生産性が下がります。そのため土壌が疲弊することで私たちにとって必要なそして、この地球に生きる生物にとって必要不可欠な食料や資源の供給が、損なわれてしまいます。
そして、二つ目、土壌の利用と疲弊により、ここ200年余りの間���私たちが今現在、大気中に排出している炭素の量と比べて12倍もの炭素が大気中に放たれています。
残念ながら悪い知らせはまだあります。
高緯度にある土壌についてです。極地方の泥炭地には、世界の土壌中の炭素の3分の1が、蓄えられています。
このような泥炭地の下には、解けない氷の大地、永久凍土があります。
炭素はこの土壌の中に停留し、長い年月保存されます。理由としては、植物は、暖かい夏の短い期間に光合成を行えてもすぐに寒く暗い季節が訪れ、微生物は残留物を迅速に分解できなくなるからです。
そして、極地方の環境では、炭素の蓄えは、何百年も何千年も保たれるのです。
古代の未知のウイルス以外の理由がコレです。
しかし、今現在、地球温暖化の影響で永久凍土が解け出しています。永久凍土が解けると微生物が入り込みやすくなり、ここの炭素をどんどん分解していきます。
その結果膨大な量の炭素が大気中に温室効果ガスとして放出されてしまう可能性があるのです。
更なる温室効果ガスが大気中に放出されることは、更なる温暖化を引き起こし、困難な状況をさらに悪化させます。
正帰還のループが自己強化によって幾度も繰り返され私たちの未来の地球環境は、劇的に変わってしまいます。
幸いそれを回避する方法をお話しできます。
土壌の疲弊と気候変動という2つの、たちの悪い問題の解決策です。再生可能エネルギーではないのです。
この問題は私たちが作り出したのと並んで、その解決策も分かっています。
2つの問題に同時に取り組むことで一気に解決するもので「上手な土地管理による気候変動対策」と呼んでいます。
どういうものかといいますと土の中に保存される炭素の量が、最大となるようにきちんと考えて土地を管理します。
取り組む方法は、根が深い多年生の植物を植えるとともに可能な時にはいつでも森の復元に務め農薬や放牧を適正化することで耕作など農業活動から生じる影響を減らします。
そして、堆肥や生ごみなどのリサイクル資源を用いて土の中に炭素を増やすことも含みます。
日本では、古代からの農家の伝統がまだ受け継がれて残って実践されてます。
日本では、古代からの農家の伝統がまだ受け継がれて残って実践されてます。
このような土地管理の考え方は、決して急進的なものではありません。
これは肥沃な土地を活用し、人類文明を維持するために太古から使われてきた方法です。
実際、今現在取り組んでいる人もいます。目的を達成するために今や世界中で具体的に数値化された活動が行われています。
フランスで始まったある活動は「4 per 1000(4パーミル)」という名で知られ、意欲的な目標を掲げています。それは、地中の炭素の貯蔵量を年間0.4%づつ増やすというもので先ほど話した上手な土地管理による気候対策を用いています。
もし、この具体的に数値化された取り組みが完遂すると化石燃料によって排出された二酸化炭素の3分の1の量を相殺できます。
再生可能エネルギーだけではないのです。
しかし、この取り組みが完ぺきな成功をおさめなくても私たちの取り組みは始まったばかりですから、より健康で肥沃で人類やその他の生き物に必要な量の食料や資源を生み出す土壌へ。
また、より多くの温室効果ガス(二酸化炭素)を大気から隔離し、気候変動の抑制に一役買うような土壌へ向かうことができます。
これが政治家がよく言うウィン・ウィンの解決策だと確信しています。
そして、私たちにもできることがあります。
まず、土は相応の敬意をもって扱いましょう。地球上の生命の基盤となっていることへの敬意、炭素を貯蔵してくれていることへの敬意、そして、私たちの環境の調整役となっていることへの敬意です。
ヒートアイランド現象の原因である都市部のアスファルトではないのです。
そうすれば、私たちは同時にこの時代に直面している2つの地球規模の最も喫緊の課題を解決できます。
気候変動と土壌の疲弊の問題です。さらにその過程で増え続ける人類に対して食料と栄養を保証することが同時にできるのです。
ありがとうございました。
(個人的なアイデア)
初めに前提条件として
カーボンニュートラル(気候中立)とあえて書いたのは、炭素中立に直訳すると概念が、庶民に伝わりづらくなるため。
また、権力濫用の口実にされる危険性を慎重に考慮した結果です。
声高にカーボンニュートラルの直訳を指摘しても、未来を描けない人々なので、みんなは心の中で、あぁ残念な人なんだと軽蔑して下さい。
経済学者で、ケンブリッジ大学名誉教授のパーサ•ダスグプタが、イギリス政府に提出した報告書の中に登場。
経済学を学ぶと、登場する資本や労働などの生産要素の投入量と算出量の関係を示す生産関数があります。
こうした関数は、様々な前提条件に基づきますが、経済学者は、収穫逓減の法則と言うものをよく知っています。
このような人工的な生産関数とは、他に天然由来の生産関数。
つまり、自然から収穫できる生産関数を導き出し、地球全体の生産関数というエコシステムを数値化することでバランスをコントロールできるかもしれないというアイデア。
ここでは、自然資本と呼びます。
自然資本を加味すれば現在の経済成長ペースがどこまで持続可能かを分析することもできます。
人間は、国内総生産GDPを生み出すため、自然から資源を取り出して使い、不要になったものを廃棄物として自然に戻す。
もし、自然が自律回復できなくなるほど、資源が使われて、廃棄されれば、自然資本の蓄積は減少し、それに伴い貴重な生態系サービスの流れも減っていくことになります。
さらに、教授は、経済学者も経済成長には限界があることを認識すべきだと説いています。地球の限りある恵みを効率的に活用しても、それには上限があります。
したがって、持続可能な最高レベルの国内総生産GDPと言う臨界点の水準も存在するということが視野に入るようにもなります。これは、まだ現時点では誰にもわかりませんので解明が必要です。
なお、地球1個分は、ずいぶん昔に超えています。
さらに
世界では、独自の炭素税制度を持たない地域に対し、低収入の住民に、二酸化炭素排出量に応じて炭素税を導入する一方で、その税収のほぼすべてを配当として還元することにしている!
大多数の世帯は、この配当で炭素税による負担増加を賄え相殺できる(電気代や光熱費含む)
これは、まだ庶民に伝わりづらい炭素税で、法人には、技術革新などを促す!一方で、配当で低収入の住民に再分配し、環境問題も配慮している。
さらに、データ配当金をデジタル通貨「Libra」などで直接配当して、どんどん増幅させても良いかもしれません。
このように海外では、法人税に世界的な「最低税率」の設定、国境を越えた世界的な炭素税の設定とベーシックインカムの相乗効果も考慮。再分配を世界レベルでシステム化している。
日本国内では、消費税以外をベーシックインカムの財源とし、国民皆給付で事前分配、再分配ということもプラスサムしてシステム化を推進すれば
もしかして、デフレスパイラルやマクロ経済学的な合成の誤謬も最小化できるかもしれない。
北欧など、東ヨーロッパの地域では、共産主義の名残がみられます。
共産主義1.0を辞書で調べると憲法なしの皇帝の横暴から、やむなく暴力で革命をし、100%財産の私有を否定、生産手段・生産物すべての財産を共有、貧富の差のない社会を実現。
しかし、共産主義2.0の現代は、最低収入保障の形での実現に比較的限定し、ポスト資本主義になるとドラッカーは言う!!
ポスト資本主義とは、アメリカの「株主主権モデル(経済的側面の重視)」日本の終身雇用、年功序列「会社主義モデル(人的側面の重視)」ドイツなどの「社会市場主義モデル」
の3つをバランスよくコントロールしつつ、一神教、多神教やカルチャーに融合させた多様な社会になると言っています。
日本では、共産主義?資本主義?法人、個人の超裕福層にも当事者意識を持たせるため、不況に陥り財政政策が必要となっ��場合
超裕福層の資産半分を臨時裕福税として機動的に強制徴収し、ほぼすべての低収入者に配当金を還元するマクロ経済学上のアイデアは?
日本では、一回実験する必要があります。
他のアイデアでは、代わりに、貨幣の流通という裕福税に似た流動負債と言う形で、個人法人超裕福層に全資産の半額分を強制借金をしてもらい。
全資産の半額分をほぼすべての低収入者に配当金として還元する。還元しても低収入者は、製品やサービスでお金を使ってくれるので経済も活性化する。
その後、特別減価償却と言う形で複数年単位で負債を返済してもらう協力を行政府が要請するなどでも大規模に実現できそうだ。
前に似た方法で、東日本大震災?規模を小さく実行してた。
または、行政府が、労働分配率を財政政策の重要指標と定義し、不況時に株価の下げ率と逆相関させる。財源は、自国通貨の国債発行で賄う。
つまり、株価下落の年のみ一年ほどの時限立法発動。法律で、法人に株価下落と同じ比率を労働分配率の上げ率分として強制的に自動実行。
株価下落した年のみ行政府と日本銀行が、低年収者を一時下支えさせるアイデアもどうだろうか?
<おすすめサイト>
ジョン・フランソワ・バスタン:地球に1兆本多く木があったら?
チャド・フリシマン: 100の温暖化対策法
ヨハン・ロックストローム:繁栄する持続可能な世界SDGsを築く5つの革新的な政策?
テッド・ハルステッド: 皆が勝利する気候問題へのソリューション
ジョー・ラシター:気候変動の解消に向けた原子力発電の必要性?
アラン・セイボリー:砂漠を緑地化させ気候変動を逆転させる方法
フレッド・クラップ:人工衛星を打ち上げ 恐ろしい温室効果ガスを追跡しよう
リサ・ジャクソン:2030年までにカーボンニュートラル(気候中立)達成を目指すAppleの誓い
クリスティン・ベル:「ネット・ゼロ(相対的なCO2排出量ゼロ)」とは何か?
<提供>
東京都北区神谷の高橋クリーニングプレゼント
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2024年5月14日

高齢者の孤独死、推計年間6.8万人 今年1~3月に1.7万人確認(朝日新聞)2024年5月14日
孤独・孤立対策推進本部の会合で発言する岸田文雄首相=2024年4月19日午前8時9分、首相官邸、岩下毅撮影
孤独・孤立の問題への対策をめぐり、政府は13日、今年1~3月に自宅で亡くなった一人暮らしの人が全国で計2万1716人(暫定値)確認され、うち65歳以上の高齢者が約1万7千人で8割近くを占める現状を明らかにした。年間の死者数は約6万8千人と推計される。政府は「孤独死・孤立死」の実態把握を進めており、本格的な推計に向けて今回のデータを生かしていく考えだ。
13日の衆院決算行政監視委員会で、立憲民主党の長妻昭氏の質問への警察庁の答弁で示された。同庁によると、今回のデータの公表は初めて。今年1~3月、警察への通報や医師からの届け出で警察が取り扱った一人暮らしの遺体(自殺も含む)のうち、65歳以上の高齢者は1万7034人だった。年齢が上がるほど死者数は増え、85歳以上は4922人となった。今回の3カ月分のデータを単純に年間ベースに置き換えると、65歳以上の死者数は約6万8千人と推計される。
ニッセイ基礎研究所の推計(2011年)では、65歳以上の孤立死は年間で2万6821人。東京都監察医務院によると、20年に東京23区内で自宅で亡くなった一人暮らしの65歳以上は4207人で、15年と比べて1.35倍に増えた。
太田差惠子(介護・暮らしジャーナリスト)補足 現在のところ、「孤独死」には確立した定義はなく、人によってとらえ方は異なります。大きく分けて次の2つです。
誰にも看取られずに亡くなること
死の数日後に「異臭」によって発見されること
もし、①を孤独死とするなら、独居に限らず避けることは困難だといえるでしょう。一方、②に関しては避ける術はあります。
普段から孤立しないこと。見守る側について、家族や地域と考えがちですが、それが難しいケースが増えています。
人的・ITによる見守りなども効果があるでしょう。対策を考えるために、実態を明らかにすることはとても大切だと考えます。
西尾元(法医解剖医/兵庫医科大学法医学講座主任教授)補足 わたしどもは日常的に法医解剖を行っています。法医解剖というと、犯罪捜査のイメージがあるのかもしれませんが、わたしの施設で解剖する遺体の約半数は、一人暮らしの方になっています。多くは高齢者です。一人暮らしをしていて、例えば病気や夏場の熱中症で、病院に連絡を取れないままに亡くなったような場合、解剖になることがあります。遺体が見つかった時に、亡くなった状況がわからないからです。独身者だけでなく、現在結婚していて誰かと同居していても、最後は一人になります。地域包括センターといった行政サービスや病気を在宅で見てもらう医療サービスなどが役に立つかもしれません。いまや、一人でひっそりと自宅で亡くなるという死に方は、この国の珍しくない死に方となっています。
竹内豊(行政書士)補足 業務で遺産整理手続きを行うことがありますが、数年前から「孤独死した方の相続人」からの相談が増えています。
孤独死の場合、親族(相続人)との付き合いがほとんどない方が多く、その結果、相続人も当事者意識が低く「かかわりたくない」といって相続手続に非協力的であったり、逆に降ってわいた遺産を「できるだけ多くもらいたい」といった感じで、相続人同士で協議が整わないリスクが高くなりがちです。
遺産分割協議は相続人全員の同意がなければ成立しません。成立しないと預貯金は凍結されたままですし、不動産は相続人の間で「共有」のままで売却などできません。その結果、金融資産の払戻しはできず、不動産は空き家になる確率が高くなってしまいます。
遺言書を残せば、遺産分割協議をしないで財産を「好きなように」残すことができます。ご自身の相続が上手くいかないと心配な方は遺言書を残すことを検討してみてはいかがでしょうか。
荒川和久(独身研究家/コラムニスト/マーケティングディレクター)見解 孤立死はたとえ結婚して子がいたとしても、誰にでも訪れる可能性があります。少なくとも現時点で孤立死した75歳以上の世代はまだ皆婚時代でほとんどが結婚していた世代です。2020年国勢調査の段階でも65歳以上の単身者は約740万人いますが、そのうちの75%が元既婚者(離別・死別で一人になった)です。今後は、これに加えて生涯未婚だった人たちが加わるため、孤立死は増加するでしょう。
今まで国全体の孤立死に関する統計はとられていませんでしたが、実態が把握されればいろいろと対策も検討できるようになるでしょう。
ただ、いずれにせよ老後の一人暮らしは増えるし、人には必ず死が訪れるわけで、孤立死自体がレアケースではなくなってきます。今後は、テクノロジーを活用した生存確認や見守り機能などの充実で、たとえ亡くなったとしても早期に発見できる体制が望まれます。

がんす横丁で知るヒロシマ ~街の秘密を探る・八丁堀界わい~(NHKニュース お好みワイドひろしま)2024年5月14日
昭和24年から36年にかけ、新聞に掲載されたエッセイ「がんす横丁」。書いたのは、NHK広島放送局の初代アナウンサー 薄田太郎さんです。
原爆投下前の広島のにぎわいを回想し、人気となった「がんす横丁」をもとに、かつての広島の姿を探しに街を訪ねました。
広島のにぎわい
「がんす横丁」をひもとくと、かつての広島の街のにぎわいがあふれています。
『京口御門あたりに見世物小屋がならび、(中略)八丁堀の新埋め立て地に常陸山、梅ヶ谷両横綱の相撲興行があって、娯楽場としての小競馬場ができ、広島の東部に新盛り場を現出した』 がんす横丁より
発展の秘密は広島城にあり!
岡崎キャスター 「広島城のお堀に街の発展の秘密があるということで、探って行きたいと思います」
教えてもらうのは、原爆投下前の広島の地域や文化に詳しい神道学者で、広島修道大学 非常勤講師の中道豪一先生です。
中道先生 「街の発展の大きなポイントのひとつが、お堀や運河を埋め立ててにぎわいを作ったというところになります。水の恵みを受け、時には水の脅威と闘いながら街を発展させていった」

現在の広島城の堀の外周は、およそ1.5キロ。
しかし、明治10年の地図には外側の堀、そして、南に向かって流れる西塔川と平田屋川という2つの川が。現在これらの堀や川は、現在は存在しません。
どうしてなくなってしまったのでしょうか。がんす横丁にそのヒントがありました。
『この堀をそのまま残しておくことは、ただいたずらにレンコンをはびこらすのみで、(中略)この堀を埋めて電車を走らせ、道路にして家を建てるという都市計画(そのころはまだそんな言葉はなかったようである)で始められたと想像する。』 がんす横丁より
都市計画一大プロジェクト!
都市の近代化を目指す広島市は、城下町のなごりである広島城の外堀や川を埋め立て、これを道路や宅地にする計画を打ち出しました。

明治43年、外堀から始まり、西塔川、そして平田屋川と次々に埋め立てていきました。

つまり西塔川は、現在の鯉城通り。平田屋川は、現在の並木通りや地蔵通りにあたります。
中道先生 「このあたりは増える人の住む場所を確保するという目的もおそらくあったと思われますが、電車道とたくさんの人や車が通る道に変化しています。まさにこれは水の都広島の水を埋め立てて、生まれたにぎわいのひとつというふうに言えるかと思います」
八丁堀の秘密を探る
いまも賑わうおなじみの八丁堀も広島城の堀だったということで、やってきました。
歩いているとひっそりたたずむ灯ろうを発見。
岡崎キャスター 「ちょっとひっそりしすぎではないですか?」
中道先生 「実は、謙虚に外堀の存在を主張している」

灯ろうを見てみると、「広島城八丁堀外濠跡」と書かれていました。
八丁堀という地名は、この角から外堀の長さが8丁、およそ880メートルだったことに由来しています。
埋め立てられた八丁堀界わいは、多くの娯楽施設が建てられました。太陽館など、3つの活動写真館が建ち並ぶ盛況ぶりが、がんす横丁にもつづられています。
『太陽館で忘れられないのは、大声の呼び込み屋であの電車道に面して「いらっしゃい、松之助の自来也はこちら」というバン声は、白島の電車終点近くまで聞えた。』 がんす横丁より
『広島最初の百貨店福屋が八丁堀角にできたのは昭和四年十月一日で、四階まで運転されたエレベーターは広島人をびっくりさせた。(中略)「一度乗ってみようではがんせんか」と手弁当持ちの見物人がつめかけて、福屋は開店早々からさかんな売れ行きで、四階の食堂も毎日満員であった。』 続がんす横丁より
広島市内中心部に魚市場!?
最後に訪れたのは、八丁堀から南に入ったところにある商店街。ここも川にまつわる場所だといいます。
中道先生 「こちらは中の棚といいまして、古くからある魚市場と言われています」
商店街のあちこちに、魚がデザインされたロゴが。

かつて広島市には、3カ所の魚市場がありました。その真ん中に東魚屋町があったため、通称「中の棚」と呼ばれていました。いまの「中の棚商店街」です。
さらに中へ進むと、中の棚稲荷神社があります。広島の中でもかなり古い歴史を持つと言われています。
中道先生 「魚で商売する人が中の棚に集まるわけですが、そこの守り神として、おまつりされたのが、こちらの中の棚稲荷神社です」
この神社の特徴は、ほかの稲荷神社では、2月に行われことが多い例祭を6月に行うこと。そこには、魚市場で働く人たちならではの願いが込められています。
『一年一度の祭りには棚が乾かないよう、必ず雨が降るように祈った。すなわち、雨が降れば棚がぬれると縁起をかついで商売繁昌を願った。』 続がんす横丁より
中道先生 「棚に置いた魚がいわゆる雨に濡れて新鮮であるように、そのような意味を込めて、6月に例祭をあてたというふうに言われています。とにかく広島は水の都と言われてきました。ここでは川や運河、水を使った産業を含めると、広島にはものすごくたくさんの思い出や記憶が埋もれている」
薄田さんがこの「がんす横丁」を書いたのは、ある思いがありました。はしがきには、次のようにつづられています。
『あの町角にみかけたかつての小景や、盛り場のシルエットは、あとかたもなく原爆に打ち壊されてしまった。筆者は、その打ちのめされた裏小路の一寓から、ありし日の広島の幻影をしのんでみたかった。』 がんす横丁より
そこには、薄田さんの広島を愛する気持ち、あのときの広島を覚えておいてほしいという強い思いがありました。
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2023年の文化活動(一覧)
昨年もたくさん行脚しました。特筆すべきはコロナ禍からの本格的な脱却、夏休みの北海道旅行、勤続30年目のリフレッシュ休暇で西日本周遊、だろうか。行きつけの美術館は展示替えの都度、再訪するルーチンが確立。思ってたよりコンサートにもたくさん行ってた(クラシック系が多い)。地方の美術館(県立レベルの)を攻略する楽しさを知ってしまったので、今年も隙を見て行ってみたい。
星野道夫 悠久の時を旅する@東京都写真美術館
プリピクテジャパンアワード@東京都写真美術館
野口里佳 不思議な力@東京都写真美術館
パリ・オペラ座─響き合う芸術の殿堂@アーティゾン美術館
ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ 柔らかな舞台@東京都現代美術館
MOTコレクション コレクションを巻き戻す 2nd@東京都現代美術館
DOMANI・明日展 2022-23@国立新美術館
クリストとジャンヌ?クロード 包まれた凱旋門@21_21 DESIGN SIGHT
ハンドメイドジャパンフェス冬2023@東京ビッグサイト
室内楽・シリーズNo.22 デュオの世界 <チェロとピアノのための>@東京文化会館
驚異の声、驚異の言葉─未体験の音空間へようこそ!@横浜みなとみらいホール
Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx.:泉太郎@東京オペラシティーアートギャラリー
3331によって、アートは『 』に変化した@3331 Arts Chiyoda
恵比寿映像祭2023@東京都写真美術館へ
同潤会アパート渋谷@白根記念渋谷郷土博物館・文学館
引き寄せられた気配@トーキョーアーツアンドスペース 本郷
東京都水道歴史館
開館60周年特別展「横山大観と川端龍子」@龍子記念館
0~8848M・地上の紋――中国空撮写真展@日中友好会館美術館
毎年恒例の岡本太郎現代芸術展@岡本太郎美術館
六本木クロッシング2022展:往来オーライ!@森美術館
わたしたちは生きている!セタビの森の動物たち@世田谷美術館
それぞれのふたり 萩原朔美と榎本了壱@世田谷美術館
平原まこと 50周年 メモリアルコンサート@東京国際フォーラムCホール
吉松隆オーケストラ傑作選 吉松隆の<英雄>@東京芸術
動物会議 緊急大集合!@ギンザ・グラフィック・ギャラリー
VOCA展2023@上野の森美術館へ
藤子不二雄のまんが道展@豊島区立トキワ荘マンガミュージアム
昭和レトロ館
ヴォクスマーナ 第49回定期演奏会@豊洲シビックセンターホール
第52回邦楽演奏会@国立劇場
ダムタイプ|2022: remap@アーティゾン美術館
アートを楽しむ 見る、感じる、学ぶ@アーティゾン美術館
画家の手紙@アーティゾン美術館
重要文化財の秘密@東京国立近代美術館
明治美術狂想曲@静嘉堂@丸の内
今井俊介 スカートと風景@東京オペラシティアートギャラリー
収蔵品展076 寺田コレクションハイライト(前期)@東京オペラシティアートギャラリー
ブルターニュの光と風@SOMPO美術館
情景の地 ブルターニュ モネ、ゴーガン、黒田清輝が見た異郷@国立西洋美術館
エドワード・ゴーリーを巡る旅@松濤美術館 応挙と蘆雪@東京黎明アートルーム
「ラ・フォルジュルネ2023」 公演番号:313止まらない!若き活力の横溢と抒情 公演番号:324大作曲家に楽器の制約ナシ!SAXカルテットによる名曲の解答
島じまん2023@竹芝桟橋
デザインフェスタ vol.57@東京ビッグサイト
東京みなと祭@東京国際クルーズターミナル
ルーヴル美術館展@国立新美術館
清澄庭園
大阪の日本画@東京ステーションギャラリー
第63回 海王祭@東京海洋大学 越中島キャンパス
マティス展@東京都美術館
都美セレクション グループ展 2023
夢と自然の探求者たち―19世紀幻想版画、シュルレアリスム、現代日本の作家まで@群馬県立館林美術館
原始神母 THE DARK SIDE OF THE MOON 50th ANNIVERSARY@日比谷公園大音楽堂
本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語@東京都写真美術館
TOPコレクション セレンディピティ 日常のなかの予期せぬ素敵な発見@東京都写真美術館
田沼武能 人間讃歌@東京都写真美術館
発掘・植竹邦良 ニッポンの戦後を映す夢想空間@府中市美術館
プレイプレイアート展@ワタリウム美術館
下町七夕まつり@かっぱ橋本通り
モネ・ルノワール 印象派の光@松岡美術館
フィンランド・グラスアート 輝きと彩りのモダンデザイン@東京都庭園美術館
川崎水族館
F.A.T.2023 Summer Concert FireBird & AzBand & TAKEBAN@月島社会教育会館ホール
山下清展 百年目の大回想@SOMPO美術館
ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ@アーティゾン美術館
野又 穫 Continuum 想像の語彙@東京オペラシティー アートギャラリー
没後10年 映画監督 大島渚@国立映画アーカイブ
熊谷守一美術館
三井高利と越後屋@三井記念美術館
北海道旅行 ファーム富田 旭山動物園
恋し、こがれたインドの染織@大倉集古館
ブラチスラバ世界絵本原画展@うらわ美術館
特別展 古代メキシコ -マヤ、アステカ、テオティワカン@東京国立博物館
誰かのシステムがめぐる時@TOKAS本郷
東京大学総合研究博物館
第21回東京音楽コンクール(ピアノ部門)の本選@東京文化会館
テート美術館展@国立新美術館
ガウディとサクラダファミリア展@国立近代美術館
ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会@森美術館
コレクション展2023-3@青森県立美術館
大巻伸嗣 地平線のゆくえ@弘前れんが倉庫美術館
弘前昇天教会
旧五十九銀行本店本館(青森銀行記念館)
旧東奥義塾外人教師館
旧弘前市立図書館
山車展示館
弘前城
津軽藩ねぷた村
カトリック弘前教会
荒木珠奈 展@東京都美術館
ARTBAY TOKYO アートフェスティバル2023 CIRCULATION -ひともまちもせかいもめぐる‐@臨海副都心エリア
生誕140年 モーリス・ユトリロ展@横浜高島屋ギャラリー
全日本模型ホビーショー@東京ビッグサイト
デヴィッド・ホックニー展@東京都現代美術館
「あ、共感とかじゃなくて。」@東京都現代美術館
ステファン・サグマイスター ナウ・イズ・ベター@ギンザグラフィックギャラリー
福田美蘭 「美術ってなに?」展@名古屋美術館
生誕120年 安井仲治YASUI NAKAJI: PHOTOGRAPHS@愛知県美術館
フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築@豊田市美術館
漆の彩り・黒と金の幻想 - 高橋節郎@豊田市美術館(髙橋節郎館)
コレクション展 歿後20年 若林奮@豊田市美術館
2023年度 第2期 コレクション展@豊田市美術館
山田寅次郎展@ワタリウム美術館
Japan Mobility Show 2023@東京国際展示場
黒田記念館(特別室開室)
横尾忠則 寒山百得展@東京国立博物館
東京国立博物館の寒山拾得図
デザインフェスタ vol.58@東京ビッグサイト
永遠のローマ展@東京都美術館
上野アーティストプロジェクト2023 いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間@東京都美術館
動物園にて ―東京都コレクションを中心に@東京都美術館
第64回 日本版画会展@東京都美術館
「今こそ、ルーシー!」 ~LUCY IS HERE~@スヌーピーミュージアム
大原美術館
そして船は行く@高知県立美術館へ。
大塚国際美術館
コレクションハイライト@福岡市美術館
芥川龍之介と美の世界 二人の先達─夏目漱石、菅虎雄@久留米市美術館
遠距離現在 Universal / Remote@熊本市現代美術館
第3期コレクション展:宮崎県立美術館
MOTアニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ@東京都現代美術館
MOTコレクション歩く、赴く、移動する 1923→2020 特集展示 横尾忠則―水のように 生誕100年 サム・フランシス
大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ@国立新美術館
第4回カルチャー芸術展@国立新美術館
第12回 躍動する現代作家展@国立新美術館
21世紀アートボーダレス展(2023)@国立新美術館
JAGDA国際学生ポスターアワード2023@国立新美術館
第63回全国矯正展@東京国際フォーラム
ゴッホと静物画―伝統と革新へ@SOMPO美術館
ピカレスク・ニュー展 Vol.8@ピカレスク
モネ 連作の情景@上野の森美術館
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01/07/23
ceroがかっこいい。自分が真面目でうんざりとする。ちゃらんぽらんな知性がほしい。cero聞いてると海外文学読みたくなる。海外文学好きな友達にポールオースターを勧められ続けついぞ読んでいない。その人からの信頼を少しずつ裏切ってきてしまった気がする。もう1年は会っていない。自分の中に今まで出会ってきた人たちのための椅子があって、今も座っている椅子、いつか座りに来るかもしれない椅子、座りに来ないかもしれないけど綺麗にしている椅子、もう無い椅子、仕舞っている椅子などがある。爪切りは排泄行為と捉えられると聞き、夜中部屋でこっそり切っている。夜寝る前に清潔なキッチンで果汁100パーセントのオレンジジュースを透明なグラスで飲む時の気持ちがあって、爪切りってそれと似ているんだけどな。スマホのケースに直島行きフェリーの半券を挟んでおり、それなんですか?と話題にしてもらえることが多く、直島ではないが豊島美術館に対する賛美を、空間が生きているんです、などつらつらと並べ立てる。ボーナスの支給額を決める年一の自己評価シートみたいなやつが何よりも大嫌いなのだが、興味のあることに対しては熱量がすごいみたいなことをコメントされたのを思い出す。興味のないことに興味を持とうとすると魂がねじくれていく。ねじれの位置。1日に煙草を3本以上吸うと必ず喉風邪を引く法則がある。箱開けたて一本目のピースが恋しい。特別な日にしか喫煙しないため、ピースを3本吸って箱ごと捨てることを自分に許していた。今回も例に漏れず喉風邪を引き、喉風邪を引いて喋るのが少ししんどい時のトーン、スピードが心地よい。自分に余裕をもたらすための喉風邪。喉風邪を引くための煙草。風邪で声がおかしいと英語の発音がよくなる。イギリス訛りになってきている。フラットメイト1はインスタやtiktokを見て大爆笑するのが常なのだが、わたしも何かコンテンツで大爆笑したい。お笑いとかでツボに入りづらくて。最近爆笑してないなー!高校生の時爆笑しすぎてお腹がつって青ざめて吐いたことがある。フラットメイト1は今日も今日とて大爆笑。同居人としての同居人が心地いい。友達としての同居人は少し難しい部分が出てくる。同居人としての友達は如何だろう。豆の缶詰、トマトの缶詰、サバの缶詰ばかり買い込み、肉や野菜なども加えたりしてつけるソースあるいはかけるソースに応用している。レモンを1日1個絞って飲んだらどんどん新しくなれるかもしれないと、せっせとレモンを絞っている。人が集まる都会はどこも似たような顔をしている。丘や海岸や物価の安い全く空気が異なる文化圏へ行きたい。没頭がほしい。
家族がイギリスを訪れていた。観光の要所を回る絶好の機会であり、色々なところへ足を伸ばした。観光らしい観光に恥を感じるのだがなぜだろう。わたしの旅行はおそらく観光とは少し異なるもので、グーグルマップと嗅覚を頼りにローカルの雰囲気が漂う場所や飲食店を探しそこへ澄ました顔して入り込んでいくことに価値を感じる傾向にある。
オックスフォードでローカルガイドを頼んだところ、ハリーポッターのコスチュームを着せられハリーポッターの土産屋の前で記念写真を撮影するというド観光イベントから始まったため少々不安になった。というのも無計画で渡英してきた家族に慌てて事前のチケット購入を促したため、ハリーポッターの食堂・図書館が見れるツアー!的なものを予約しており、家族の誰一人としてコアなハリーポッターファンでもなければツアーガイドをつけたかったわけでもなかったのだ。マントと杖の着用を一旦断り苦い顔をしながらいそいそと写真撮影に応じるツアー客に対してガイドは若干拍子抜けもしただろう。しかし、個人的に訪れたら2時間も経たず引き上げてしまうような小さな街を、さまざまな歴史的解説付きで5時間も案内してもらい結果としてよい体験となった。オックスフォード修士だというガイドのケンブリッジジョークがわずかに度を越しており、私は楽しかった。ケンブリッジという街は常に変な匂いがし馬糞だら��でなにもかもが最悪だ!もしケンブリッジ大学へ進学したならば俺は一生お前と口を聞かない!(本屋にあるようなくるくると回る棚に陳列されたポストカードの上段にオックスフォード、最下段にケンブリッジの商品があったため、)ほらみろケンブリッジが一番下だ!(と言いながら商品を蹴り付ける)などといった具合である。ケンブリッジをトリガーにしてこのガイドを何度も思い出すだろう。
また明る日はストーンヘンジへ行った。こちらもツアー形態で、現地では自由行動だが行き帰りの交通手段としてツアーバスが提供されるものだった。イギリス観光客はハリーポッターのファンというマーケティングがなされているのか、行きのバスではハリーポッターと賢者の石、帰りのバスでは秘密の部屋が上映された。バスの中は冷蔵庫のように寒く、片道2時間以上かかる道中は眠るか、ほとんど音が聞こえないハリーポッター上映を観るかして寒さから気を紛らわせていた。ストーンヘンジは言ってしまえばただのでっかい岩の集合であり、片道2時間以上もかけて此処へ?と思ってしまうかもしれないが、事前に同僚から聞いていた評判と予想に反して非常によかった。駐車場から岩までは徒歩30分程度で、どこまでも広大な草原が広がる中を汗ばみながらゆく。北海道へ住んだことのある人が北海道みたいだと表現していた。欧州の北海道ことストーンヘンジ。広い草原には実は囲いがあって、放牧されていると思われる牛達が暑さから逃れるためわずかな木陰に集まっていた。まさにぎゅうぎゅう詰めである。ん、ぎゅうぎゅう詰めってそういうこと?ストーンヘンジはメインの岩、サブの岩たちが直径100メートルくらいはあろう囲いの中で環状にまとまったり散らばったりして点在しており、どうやら夏至と冬至に関係した配置らしいが、詳しいことは未解明らしい。囲いの外側も一回り大きな囲いがあり、囲いと囲いの間をぐるりと一周して岩を眺めて回る。270度くらいの地点で草原に座り、ポテチを回して食べながら、成分表示でタンパク質が12gあると喜ぶ弟に、それは何g当たりなんだと詰め寄ったりする。ポテチに飽きてきた頃、内側の囲いの内側にミッドサマーのホルガ村の人たちのような装いをした人たちがいることに気がつき恐れ慄く。白く長くゆったりとした服を纏い、花で拵えた被り物を身につけている者もいる。この日は夏至の翌日で、スウェーデンからか国内からか、夏至を祝うためにやってきた人たちが儀式を行っていたようである。
土曜日にはいつも行ってるダンスに弟も連れて行った。ロックは基礎すらやったことないようだが、大丈夫と参加を促す。気を抜くと父親に硬派な教育を施されてしまいそうな弟の、ダンスという楽しみだけは、勝敗や良し悪しに捉われず純粋に続けてほしいと願っている。
皆が帰ってしまってからコロナに罹り、寝たきり廃人生活を終了し外へ出ると世界は7月になっていた。
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Hinge presents an anthology of love stories almost never told. Read more on https://no-ordinary-love.co
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記憶というのはポインタとデータで出来ている。いつからか、そのように僕は信じている。忘却とはデータの在り処を指し示すポインタを失った状態であり、データそのものは確かに残っているのだと。何らかの切っ掛けでポインタが復元された時、記憶は鮮やかに蘇る。たった今まで自分が忘れていたことにすら驚くほどに。紅茶に浸したマドレーヌは暮らしに満ちている。長く生きれば生きるほど、過去が未来よりも重くなるから。
記憶のポインタは厳密な一対一対応ではなく、大なり小なり誤差が生じる。本来想起されるべき思い出の一部が欠落したり、少しずれた思い出が蘇ったりする。あるいは、なかった記憶が新たに生成されたりもする。これは僕が2022年11月20日の午後、「Solarfault, 空は晴れて」という本を読んだ時に生じた反応を元に生まれたテキストである。記憶というのは揮発性であるだけでなく発泡性でもあるから、1週間という時間は記憶を発酵させるに十分な時間だ。読んだ小説の感想文が新たな小説であっていけない理由はない。
青い、作用の定かでない、おそらくはあまりよろしくない液体。小瓶。『ロスマリン』だと思った。図書館で借りたハードカバーの本だった。少年たちが夏休みに高層ビルディングを抜け出して旅立つ先は暖かい海だった。映像の中で少年と犬が白い浜辺を走っていた。オゾンホールが話題になっていた世紀末。姉はフロンが使われているという理由で旧型のエアブラシをゴミの日に捨てた。その頃、一度塗った色をCtrl+Zすることはできなかった。読み終えた本の感想をTwitterで検索することはできなかった。Amazonは夜中に切らしたPPC用紙を翌日の夕方に届けてはくれなかった。
大学進学を機に上京し、僕は私鉄の駅から坂道を登って、サンドイッチ屋のT字路を左に曲がってどこかの企業の借り上げ社宅の側を抜けた先にある青いアパートで暮らした。とても青い家だった。九州から上京した人間には東京の日暮れは地球が丸いことを実感させるほどに早く、うどん屋のつゆはありえないほど黒かった。レンタカーで意味もなく夜の新宿を走り回って、ラーメンを食べた。殺人事件が起きそうな間取りの海辺の一軒家でペペロンチーノを作った。サークルに入って本を書いた。酔い潰れた関西人の介抱をしながら、寝言も関西弁なんだと妙に納得した。
敷地の外れの外れに、今はないその建物はあった。自治の名の下にビラがばら撒かれ、インクの匂いが漂い、アニメソングが館内放送で流れるような建物だ。そういえばビラを配っていたあの団体も青という字を冠していた。季節を問わず週に一度僕たちは集まって、ただ��たすらに話をした。それが僕たちの活動だった。生協の缶ジュースは少しだけ安かった。年齢も専門もバラバラな学生たちが、教養を無駄遣いしていた。時々真面目に小説を書いて本を作り、批評会で真剣に意見を交わしたりした。僕たちの掟はただ一つ、描き始めた物語を必ず完結させること。開いた物語は閉ざされなければならない。それさえ守れば何をやろうと自由だった。その頃茨城県でバケツで流し込まれた液体が青い光を放った。
学園祭で小遣い稼ぎをするために部員総出で占い師の真似事をした。タロットカードから客が望む物語を紡ぎ出すのは即興小説の訓練だ、というのが建前だった。原価がただ同然の占い屋はなぜだかいつも大繁盛で、僕たちのサークルは本の印刷代には困ることがなかった。
「久しぶり」
堤が話しかけてきたのは、夫の不倫を見て見ぬふりをしつつ、別れる決心ができないと悩んでいる女性の背中を押してしまった直後だった。
「俺のことも占ってよ」
「顔見知りのことは占わないようにしてるんだ」
本当に占いがお望みなら、と後輩のテーブルを指差す。堤は肩を竦めて、三百円を支払った。後片付けを終えた後、二人でステーキを食べに行った。安くて硬い牛肉にニンニクと醤油でえげつなく味をつけた代物だが、その頃の僕らにはそれでよかった。紙エプロンに跳ねたステーキソースが抽象画のようだった。
「なんだ、その。元気そうだな」
「どういう意味だよ」
「別に」
「ああ、聞いたのか」
「聞いたとも。なんで教えてくれなかった」
「教えたからといって、何が変わるわけでもないだろう」
「そりゃあ、そうだけどよ」
「じゃあ、いいだろ」
堤は煙草をくるくると回して言葉を探した。最後まで、出てこなかった。
小さなゲーム会社でアルバイトをした。携帯電話で話をしながら深夜の住宅街を歩いた。千駄ヶ谷のモスバーガーが秘密基地だった。自分たちが作っていたゲームのことは欠片も好きになれなかったけれども、スタッフ同士で話しているのが好きだった。六本木のライブハウスには月一で通っていた。お目当てのバンドの対バン相手のファンが自分の周りで激しく踊り出して、つられて踊っていた。強い人が集まる、という噂のファミリーレストランに自転車で乗り込んでカードゲームの対戦を挑んだりした。初めて中央特快に乗って八王子まで行った。
「で、いつ?」
帰りの電車は適度に混んでいた。冷蔵庫にマグネットで貼り付けたメモのことを思い出した。換気扇の調子が悪いから業者に連絡すること。そうメモしてから何ヶ月が経っただろう。その頃僕はもう自炊することを止めていて、冷蔵庫には赤ワインとチーズしかなかった。黒い服ばかり選んで着るようになっていた。たまたま見つけた美容院の美容師と気があって、好きなように自分の頭を作品にしてもらうことしていた。この時は確か、虎をイメージした金のメッシュの入った黒髪だったと思う。ギターなんて一度も弾いたことがないのに、スタジオを借りてエアバンドのアー写を撮った。悪ノリしてロゴも作った。
「まだ決まってない。決まっていたとしても、お前には教えない」
「そう」
エアバンドのベースは、本当のベーシストだった。本当はギターが弾きたかったらしいが、手が小さくてコードがうまく押さえられなかったんだと笑っていた。雷と餃子で有名な街から、時々都内に遊びに来ていた。常軌を逸した方向音痴の彼にとって、乗り換えはいつだって至難の技だった。コンピュータグラフィックスを専攻していた彼を、八王子の某大学の教授のところまで無事に送り届けるのが今日の僕のアルバイトだった。この頃のインターネット回線はZoomで面談するほど力強くもなく、クラウド環境はGitHubで自分のポートフォリオを公開できるほどではなかったから、修士論文の指導をしてもらうために直接会いに行く必要があったのだ。
「お前がいなくなるのは嫌だなあ」
そんなことを面と向かって言われたのは当たり前だが初めてだった。正直少しだけ心が揺らいだ。努めて僕は平静を装い、東へとひた走る列車の窓から外へと視線を移した。刻一刻と時は迫っていた。冬が始まっていた。セーターの袖を鼻に押し当てた。
「バンドはエアなんだ。ギタリストがいなくたって、やっていけるさ」
「エアじゃなかったら、よかったのにな」
「そうしたら、ツアーには必ず宇都宮を入れてやるよ」
「絶対MCでいじられるやつじゃないか」
東武線の駅の側、一階が物販になっているライブハウスを幻視する。もちろんバンドはエアなので、歌詞も曲もない。それでもステージの上で僕たちは青いライトに照らされていた。ライブの後半で必ずやる定番のバラード曲を歌えば、正確にハモってくれるという信頼があった。電車が新宿駅について、ベーシストと一緒に湘南新宿ラインのホームまで歩いた。
「それじゃあ、またな」
「ああ。今日はありがとう」
手を振って僕らは別れる。僕には、これが最後だと分かっていた。携帯電話が鳴る。新宿駅は人が多すぎて、誰も僕のことを気にも止めない。運命が僕を迎えに来る。もうすぐだ。こうして世界は分かたれる。
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地下文学の世界 秘蔵文庫 第四巻 地下文学研究会編 壱番館書房 春情秘帖/情事を覗く女 他
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堀部安嗣さん講演 (2023.02.22 於・前橋工科大学 演題『私のパッシブデザイン』
…
積極的に受け身であること
理系・文系 ふしぎな分け方
他の言い方は無いのかな、
→時間の流れかた、概念が、理系と文系では違う
横で一定・理系 時間とともに成長していく、という概念
ぐるぐるぐるぐる循環・文系
理系の人が作り上げるもの・コンピュータ、エアコン、車etc.
文系 1000年前以上の、弘法大師の書
200年以上まえのモーツァルトの音楽
ドストエフスキーの文学
いつの時代でも良いものは良い
1日の循環
建築の世界 理系的・文系的のバランスのとれた世界 いろんなタイプの人がいる方がよい
警鐘を鳴らす、ブレーキをかける建築家
堀部さんは、文系的だと自覚
建築は、果たして進歩しているか、進化しているか。
防水技術、免震技術 進歩
それらが人の幸せに役に立っているか
…
映画 ファースト・マン
静謐な映画
ニール・アームストロング船長の自伝的な映画
人類の栄光の光の裏にある闇、影
地球上では、自然ゆたかな所での家族との暮らし 東西冷戦 生存確率の低いロケットに乗り、たどり着いたのは空気もない死の星
地球は緑豊かで美しい土地だったのに、なぜ危険をおかしてまで
瀬戸内海の美しい自然
いまでも200年前の風景の残る
東京のほうが進んでるよね、との劣等意識を持つことが多い。もったいないこと。
讃岐市のプロジェクト
やりたいこと、ただひとつ。
この土地を、国立公園にふさわしい土地に戻してゆく 建築もいらない、けど、建築の役割はあるし、できること、人々に安心を与えることは建築に出来る
東京の風景 東京の方が豊かだと、地方の人は錯覚してしまっている ふしぎなこと
富山 宝物があるのに
兵庫 20年前は森だったところ
中央へ、宇宙へ
侵略 キリがない
宮沢賢治の詩 僕は家族にほめられた、僕は世界に誉められた、その先にどこへ行けば?
コロナ禍 ステイホームの自粛のとき、自分の足元を見つめざるを得ない→自分の地域の良い点に気づいた 足元への評価
roots
根源
根のあるもの
足元にすでに持っているもの
どんなものを土台にして、私たちは思考しているのか
…
原風景
横浜の鶴見
色んな人が行きかうカオス
鶴見線 鉄ちゃんのあいだでは有名
中学のとき、ヨーロッパ 写真を撮った
国道駅のアーチとのかさなり
自作でも 意識したわけではない、原風景が滲み出る →設計という行為
曹洞宗大本山 近所に
お寺のもつ悠久の時間の流れ、不気味さ、幼少期触れて生きてきたことは幸運だった
大きなお寺は風景が変わらない
50年前の樹 祖父と一緒にみた
再訪するもき、私はここで生まれてきたのだ、と実感 そこでの、子どもと老人のことを祖父と私にかさねる
記憶 確かな記憶のない限り、未来を見出せない お墓 ショッピングセンターが立ったり、バイパスが通ったりすることはない
静岡県浜松市 趣のある素晴らしい日本家屋・庭に住んでいた。今、その場所は道路の下に眠っている 往時の記憶が甦らない、すべて破壊されている 道路による記憶の破壊
…
見たこともない、感じたこともないものは
つくれるのだろうか?
設計 それ以外はできない
見て感じたもの、記憶を頼りに、今へ状況へ再現する
いきなり_
幸せについて
同伴者と吹雪のなか、つらい登山のイメージ
つらい、眠い、衣服はびちょびちょに
そのなかで、暖かな山小屋を発見する
幸せに とても小さな建築で、いろいろなことが出来る。食べる、眠るetc.
人種のちがいも関係ない、歳の差も関係ない
信じている宗教も関係ない inclusiveな
外部環境が室内に入り込んで来たような建築でも、庇の出が陽を遮ったり、風通しがよかったり、床の肌触りがよい、など。自然環境を、変換している。 ホモ・サピエンスの
日本の庭のおもしろさ 私たちにはあたりまえ、だが、フランスの建築学生と京都のこうとういんに行ったとき、おもしろい、おもしろい、と。音がおもしろい。アプローチの石のヴァリエーション 靴を脱ぐ所スノコ、畳、めまぐるしく床の材料が変化してゆく。こんな小さなところで、これほどの変化していくのは面白い。
新緑の美しく見える秘訣 背後の常緑樹
新緑の淡さを引き立てる、背景としての濃い緑
全部が新緑、全部が常緑、というのがふつう
アメリカとか
コンビネーションのあるのは珍しい
…
人間の感情はどうして生まれたのか
生存のために必要となる、咄嗟の行動や判断のために進化の過程で作られた
森でクマに出会う。恐怖の感情を抱く、その後の行動の選択肢を広げていく 恐怖という感情を引き金にして
仲良しの友達、幸せ、喜びの感情
こいつと付き合っていると、自分は生存できるぞ、との。
生存のための引き金、スイッチ
雪の夜の暖かな山小屋
生存の喜び
反対に、もう生きていたくない、とか、生存のことを考えていない人は、感情の起伏がなくなってくる 感情の、生存における大切さ
ヒュッゲ デンマークの概念
これを日常生活でしているからこそ、世界でいちばん幸せな国とされる
日本 先進国のなかでは幸せ指数が低い
ヒュッゲの反対をやってきた
150年前・200年くらい前は、日本もそうしていた。
今の日本の住の風景
居住性の進歩 けれども、それらがある程度達成できたとき、この姿が、幸せな住まいの環境なのか、と。
使い捨てられるもので風景が構成されている。幸せ感の乏しいのは、使い捨ての時代だからでは?
竹富島 色んな不便、不都合、多々
住まいや環境はトータル 幸せ感としてはこちら
…
あるものを活かす
パッシブデザイン
あるものとは?
気候風土、自然エネルギー
歴史、文化
記憶
風景
ハードウェアではなく、ソフトウェア、手に触れられないもの
ブリコラージュ ありあわせのもので作る
→『和』では?
和風とは、有り合わせで作られる、非常にレベルの高い行為から生まれる
家庭料理 素晴らしいブリコラージュ
冷蔵庫の残り物、スーパーで買ってきたものと合わせて
和 足し算 引き算
ほうれん草の胡麻和え
和えている
明太子スパゲッティ
日本の人たちの得意としていた
極東 漂流物を、イノセントにあり合わせて組み合わせて作りあげた
cnt.) ないものをねだる
自分がすごく良いものをもっているのに、何か他を憧れる
→侵略や戦争へ
70数年前、わたしたちも痛い目にあった。資源、植民地
…
モーターボート アクティブ
ヨット パッシブ
これからは燃料も高いし、すべてモーターボートのような建築に、という訳ではない。
ふたつの要素を足し合わせる、共存させる
どっちか一方では足りない、幸せ感を感じる住まいにはならない
目的
幸せ感 心身が楽になる 健やかに暮らす
手段
アクティブ+パッシブ
ご利益
省エネルギー
光熱費削減
…
温熱デザインへの取り組み
まずはパッシブ 太陽の恵み、土地の持つポテンシャル
アクティブ 性能の良いエアコン それを活かす
建物の性能 断熱性能、気密性能
ねこ は、居心地の良い場所を見つける天才
猫が天才であるわけではない。
ホモ・サピエンスが何故、そう思うか。
ホモ・サピエンスと猫の心地よいと感じる場所が近い 犬の心地よいところとはちょっと違う
猫 生まれたところは、暑いところ。暑さにはつよい
犬 暑いところではハアハア
ホモ・サピエンス 暑さに強い
30℃越えでも走れる
寒さに弱い パフォーマンスができない
吾輩は猫である、で、人を評して、やかんみたい、と。
ホモ・サピエンス アフリカ起源
それからどんどん北上
ほとんどの歴史を暑いところ��暮らしてきた
→住まいをあったかくしましょう、というのが、私の建築観
…
私たちは生存できるのか
孫の世代まで、良い環境はあるのか
狩猟採取時代もよりは生存の危機を感じないことが多くなった現代人
コロナ禍でそれを意識
ほんとうに、このさき建築をつくれるのだろうか
生存の危機を感じたこと
→しっかり認識して、どういう建築が出来るのかetc.を自問すべき
あるものを活かす、というのがおおきなヒント
熱容量の大きな家 非常に効果がある
住まわれている人たちの幸せ感がおおきいと感じることが増えた
あるものを活かす 壁からの放射温度が快適
…
安定した家に居ると、外に出たくなる
屋根のかかった屋外に出たくなる
両親の葉山の家
半屋外
→ヒント、韓国の民家
冬の部屋と夏の部屋が分かれている。
冬の部屋 紙、オンドル
夏の部屋 ふきっさらし
潔い構成だなー。
…
鎌倉 扇ケ谷の家
スタディ いろいろ
最後の決め手はパッシブデザイン
南面の窓を大きく
あれもこれもダメ、となると何の一歩も踏み出せない 太陽光発電は、戸建ての屋根に乗せるのは素敵なことと自分は考える
けど、美しい瓦の屋根にそれが乗るのは、というのもあった
情緒的なものと機能的なものを合わせる
デザインによってできうる
シンプルに、自宅の庭で野菜を作る、みたいに太陽光発電を考えている
電気、移動に莫大なコスト 自分の家で発電できることは爽やかなのではないかな
デザインの力です達成できる、との信念
…
南面 ソーラー
北側 庭的な グレアの少ない
アメリカ サンタモニカ
街区 太い道路 細い道路
太い 伝統 雑多なものが出ないように
細い サービス機能
(細い道路の方 日本の街の感じと似ている)
…
土地は親から譲り受けたものではなく、孫から借りているもの。ネイティブ・アメリカンの言葉
貰ったものなら汚してもよい
借りたものなら汚してはいけない
自身の所有の土地としても、その意識で
「土地を所有している」といっても、多くは所有していない、太陽、大地の奥、雨、風
原発
覚醒剤をやって人生を破滅した人が覚醒剤の怖さを語ると説得力がある
原子力の怖さ、ヤバさを、説得力を持って語れる 原発から10年、原爆から100年経っていない いま、原発が再稼働しようと。
…
↓私の質問への答え。堀部さんが書いていた、トタン小屋の形の美しさと、著書『建築を気持ちで考える』でのアスプルンドの章について
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益子さん
住まいは掘立小屋くらいでいい
そこを整えいく
しかし、人の家を設計するとなると、、
自宅と人の家で設計が変わる
アスプルンドの章、気持ちが入っている
大好きな建築家
自分の設計は、形式性 構造の綺麗さ、コスト、施工性などから考えている。
正面性とか歴史性とかからではない
アスプルンドの建築、死者の声がする。彼の死生観が感じられる建築
…
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Hinge presents an anthology of love stories almost never told. Read more on https://no-ordinary-love.co
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TEDにて
マット・ルッソ:宇宙の音を探る音楽の旅
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
宇宙の世界とは、よく描写されるように生物の存在しない静かな場所なのでしょうか?
恐らく違うでしょう。天体物理学者であり音楽家のマット・ルッソが、宇宙に隠されたリズムと惑星の軌道が奏でるハーモニーの秘密を紐解きながら私たちを壮大な宇宙の旅へと誘います。
「宇宙は音楽で溢れている。私たちはただその聴き方を学べばいいのだ」とルッソは言います。
皆さん。目を閉じて下さい。そして、広く開放的な野原に座っているところを想像してみて下さい。
太陽が右手に沈んでいきます。日が沈むにつれ今宵は、夜空の星が見えるだけでなく、星が現れる音まで聞こえてきます。
一番明るい星々は、ひと際大きな音を立てていて高温の青い星々は高い音を出しています。
異なる種類の星々で出来た星座たちは、それぞれが個性的なメロディーを奏でます。
例えば、ヒツジの牡羊座。そして、狩人のオリオン座。さらに、ウシの牡牛座も。
私たちは音に溢れた宇宙に住んでいます。このことを活かして新しい視点からその宇宙を体験したり、その視点を幅広い人々と共有することもできるのです。やってみましょう。
大抵の人は、私が天体物理学者と聞くと、とても感心してくれます。そして、音楽家でもあると伝えると「ええ、知ってますよ」ってね。
どうも誰もが、音楽と天文学には深い繋がりがあると知っているようなのです。これは、実は大昔からある概念で2000年以上前のピタゴラスまで遡ります。
ピタゴラスがつくった定理といえばピタゴラスの定理です。
ピタゴラスによると「弦のうなりには幾何学がある。天球の間では音楽が響いている」と。ピタゴラスはまさに惑星たちの天球に沿った動きが協和音を創り出していると考えたのです。
じゃあなぜ何も聞こえないのかと訊かれたら「それは当然だ。なぜなら何も聞こえないこと。つまり、本当の意味での沈黙を知らないからだ」と答えたでしょう。
停電してはじめて普段、冷蔵庫がうるさかったことに気づくのと似ています。何となく分かりますよね。アリストテレスのような人には、理解できなかったみたいですが。
本当のことです。
アリストテレスの言葉を噛み砕くと「良い考えではあるが、もし天空ほどの莫大な何かが独りでに動いて音を創り出しているとしたら聞こえるどころではなく、地球など破壊してしまうほどの音を出すはずだ。我々はここに存在するのだから天球の音楽などないのだ」
脳が血液を冷ますためだけのものだとも説いているような人なのでそんなもんでしょう。
でも、本当はどちらの言うことも正しかったということをお見せします。
まずは、何が音楽を音楽たらしめるのかについて理解しましょう。馬鹿げた質問だと思うかもしれませんが、なぜ同時に奏でた音と音は、こんなにも相対的に心地よく共鳴するのかと思ったことはありませんか。
例えば、この2つの音。あるいは、もっと緊迫した不協和な音もあります。この2音とかね。ほらね、なぜでしょう?
そもそも音程がある所以は?なぜ音程が合ったり外れたりするのか?実はこの質問には、ピタゴラス自身が答えています。一番左にある弦を見て下さい。この弦を弾いてみると高速で前後に振動して1つの音を出します。
この弦を半分に切って2本の弦にすると、それぞれが2倍の速さで振動し、それに対応する1つの音を出します。これは3倍の速度で。これは4倍の速度です。
音の協和の秘密は、簡単な比率にあったんですね。2つの音の比率が簡単であるほど、その2音は心地よく響き合い協和音になり、比率が複雑であるほど、不協和音になってしまうわけです。
このような音が持つ緊張と解放。あるいは、協和と不協和の相互作用が、音楽というものを創り出しています。
ありがとう。
まだ終わりではないですよ。
次は音楽の特徴である音の高さとリズムについてです。実はこの2つも先ほどの例と同様です。お聞きください。
(遅いリズム)
これはリズムですよね?スピードを早めるとどうなるか?
(徐々に早くなるリズム)
(高くなる音)
(低くなる音)
(遅いリズム)
1秒あたりに刻むリズムが20回を超えると脳は処理を切り替え、その音をリズムとしてではなく音の高さとして捉えます。
これが天文学とどう関係するのか?
ここでトラピスト1惑星系についてお話ししましょう。これは太陽系外惑星系で昨年2017年2月に発見され皆を興奮させました、
近くの赤色矮星を地球サイズの惑星が、7つも周回していると判明したのです。そして、そのうち3つは、水が液体でいるのに適した温度になっています。
また、地球から近いので今後数年のうちにそれらの惑星の大気中に酸素やメタンのような生命の兆候にあたるかもしれない物質を検出できるでしょう。
しかし、このトラピスト惑星系は非常に小さいのです。これは、私たちのいる太陽系内にある岩石惑星の軌道です。水星、金星、地球、火星です。
そしてトラピスト1に属する地球サイズの7惑星は、全て水星の周りに軌道を置いています。この写真を25倍に拡大してやっとトラピスト1の惑星の軌道が見えます。
地球サイズの7惑星が恒星を周回していると言いましたが、大きさでいえば実は、木星とその衛星系にずっと近いのです。
皆を興奮させたもう1つの理由は、アーティストが描いた惑星の予想図です。水もあれば、氷も存在する。もしかしたら陸地もある。このような綺麗な夕日を前に泳げるかもしれません。
皆が心を踊らせました。すると数ヶ月後、違う論文が発表され実はこんな場所かもしれないと言うのです。
論文によると地表は溶岩で出来ているかもしれないうえに中心の星からは非常に有害なX線が、出ていると言う兆候があったそうです。
地上を不毛にすると共に大気をも消し去ってしまうようなX線です。幸いにも数ヶ月前、2018年に入ってより精巧な測定結果を記した新たな論文がいくつか出てきて先ほどの美しい予想図に近いものに落ち着きました。
トラピスト1の惑星のいくつかには、豊富な水があると分かっています。全球海洋です、またいくつかは、厚い大気で覆われているので生命の可能性を探るにはうってつけの場所です。
しかし、もっと興味深いことがこの惑星系にはあるのです。私にとっては特にね。それは、トラピスト1が鎖状の共鳴関係だということ。
1番外側の惑星が2周する間に、その1つ内側の惑星は3周し、その内側の惑星は4周し、続いて6周、9周、15周、24周と軌道を重ねています。
これらの惑星の軌道周期が、とても簡単な比率であると分かりますね。1周毎に1ビート鳴らすとして周回速度を上げるとリズムが生まれるのは明らかですよね?
ですが、周回速度をもっと上げてみると音程が生まれます。この惑星系に限っては、これらの音はうまく混ざり合い人間の音楽のようなハーモニーさえ生み出します。
トラピスト1の音響を聞いてみましょう。最初に聞いてもらうのは、それぞれの惑星の軌道の音です。覚えていてほしいのは、この音楽は惑星系自身が奏でているということ。私は音程やリズムをいじっていません。
ただ人間が聞き取れる周波数帯域にしただけです。全7惑星の音が出揃ったところで今度は、2つの惑星が隣り合うたびにドラムの音を鳴らします。この時、2惑星は互いに近づき引力による引き合いを起��しています。
(1つの音)
(2つの音調)
(3つの音調)
(4つの音調)
(5つの音調)
(6つの音調)
(7つの音調)
(ドラムの音)
(音楽終わり)
これは、この星自身の音でありその輝きを音へと変換したものです。
こんなことがあり得るのかと思いますよね。オーケストラに似ていると考えれば良いと思います。
人が集まって演奏するオーケストラでは、好き勝手に音を出すわけではなく皆で同じ音調を奏でますね。
自分の奏でる音をちゃんと周りの楽器と共鳴させなければなりません。トラピスト1の発生初期にこれとよく似たことが起こっていました。
この惑星系の形成初期には、惑星たちが円盤状のガスの中に軌道を描いていてその円盤の中にいる間、互いにぶつからぬよう避けて通り軌道修正をくり返すことで完ぺきに調子を合わせたのです。
この軌道修正が功を奏しました。この小さな惑星系は、狭い空間に大きい質量が詰まっているのでもし、この協和状態に少しでも狂いがあったならあっという間に互いの軌道を邪魔し合い惑星系全体が崩壊していたでしょう。
なので、まさに音楽がこの惑星系とそこに存在しうる生命を生かしているということ���す。
では、私たちの太陽系の音はというとあまり言いたくはないですが、心地良い音ではありません。
それには理由があって私たちの太陽系はトラピスト1よりはるかに大規模なので全8惑星の音を聴くには、まず人間の可聴域の下限付近の海王星から始まり、可聴域の上限ギリギリの水星まで音域を目一使わなければなりません。
それに、太陽系の惑星は密集しておらず、かなりの広範囲にバラけているために互いに軌道修正する必要がなかったので惑星たちは、それぞれの音を思い思いに鳴らしてるだけなのです。
では、心苦しいですがその音色をお聴きください。
(1つの音)
これが海王星。
(2つの音)
天王星。
(3つの音)
土星。
(4つの音)
木星、そして更に火星が合わさります。
(5つの音)
(6つの音)
地球。
(7つの音)
金星。
(8つの音)
そして、最後に水星。うーん、止めましょう。
実はこれはケプラーにとって夢でした。ヨハネス・ケプラーは「惑星運動の法則」を発見した人です。
音楽と天文学と幾何学の間に何か関係性があると強く信じてやみませんでした。そして、太陽系の惑星におけるいかなる音楽的な協和をも探し求めそれだけを綴った1冊の本を残しました。
かなり大変だったようです。トラピスト1に暮らしてたらもっとずっと簡単だったでしょう。それか、別の惑星系K2-138とか。
これは2018年の1月に発見された5つの惑星から成る新たな惑星系でトラピスト同様、誕生間もない頃は、惑星たちが見事に協和していました。
この惑星たちは、2000年以上前にピタゴラスが提唱した調律法どおりに音が合っていたのです。ですが、ケプラー宇宙望遠鏡で発見されたためケプラーの名を冠しています。
そして、ここ数十億年でK2-138の調律は、トラピストに比べかなりずれてしまいました。そこで今から時間を遡ってK2-138の形成当時は、どんな音がしたのかを推測することにしましょう。
ありがとうございます。
さて、皆さん。この話はどこまで広がるのか宇宙にどれだけ音楽があるのか気になりますよね。私も昨年の秋、同じ疑問を抱きました。
トロント大学のプラネタリウムで働いていたときです。芸術家のロビン・レニーと彼女の娘のエリンから連絡がありました。ロビンは夜空が大好きですが、著しい視力低下により13年間夜空を満喫できずにいました。
どうにかできないかと相談を受けた私は、思いつくかぎりの宇宙の音を収集し、1つにまとめ「Our Musical Universe(音楽に溢れた私たちの宇宙)」を作りました。
宇宙のリズムやハーモニーを探索する音を基としたプラネタリウムショーです。
ロビンはこれにとても感動し、帰宅後に自分が体験した感覚をこの見事な美しい絵にしてくれました。私がポスター用に木星を付け足して汚してしまいましたが
さて、このショーに視覚の自由・不自由は、関係ありません。あらゆる人を夜空を抜け観測可能な宇宙の端まで音声を使って宇宙の旅に案内します。
しかしこれは、新しい目と耳で宇宙を体験するための音楽による知的探求の始まりに過ぎません。皆さんの参加をお待ちしています。
ありがとうございました。
(個人的なアイデア)
この世界中に太古からあるストリングのアイデアを統合し、数学と融合した理論物理学がスーパーストリング理論です。
2023年にはジェネレーティブ人工知能が登場し、このアイデアから観測データを個々の恒星のリズムとして個々の音で表現すれば良いのでは?
というインスピレーションが来ました。
こうすれば、全銀河の観測データを音で比較することが可能になり個々の音が複合的に重なり合いつつ・・・
シンフォニーの音色から新たな似た恒星系や銀河などの特徴も音階で比較解析できるようになるかもしれません。
ダークマターやダークエネルギーの特性の発見にも近づきそうな感じはします。
何か未知の銀河を発見するかもしれないし、瞬時にシンフォニーから特徴も一目瞭然にジェネレーティブ人工知能から意味が整理され、分かりやすくなるかもしれません。
さらに、スーパーストリング理論の素粒子からの知見の活用。
つまり、音に変換してアプローチする新たな理論も構築できるし・・・古代から音楽家は、感性で脳と共振させて譜面にしてた?
巨大な銀河からも音という形式でアプローチする理論を構築するためのデータの裏付けも精密に得られるかもしれません。
また、精密にデータにできるので同じ音という統一形式で極小の素粒子の理論と極大な一般相対性理論を融合できる可能性も開けます。
ひょっとすると、物や人間の固有振動数も精密なシンフォニーとして表現できるかもしれません。
「パワーか?フォースか?」の本での人間のレベルの数値化とも合致します。統合できる可能性もあります。
精密なドラムやベースの音は、重力波が合いそうです。
このような視点から見てみるとジェレーティブ人工知能により、天文学分野他に・・・探索ということで・・・
演奏だけでは生活できない音のプロである音楽家の人達の知識や経験、絶対音感を活用した天文学分野とともに仕事をする雇用が新たに産まれそうな兆しを感じとりました。
経済学的な視点からもみると・・・
地上の土地よりも銀河の星々の音というデータ資源の数は、無限にありますし、 今後、西洋占星術でいわれる200年続くと言われる風の時代にも最適になります。
<おすすめサイト>
ジェームズ・ビーチャム: 物理学の未解決問題をいかに探求するか?
ブライアン・グリーン:スーパーストリング理論を語る
ギャレット・リージ:万物のE8理論
ジュナ・コールマイヤー:銀河とブラックホールと星々の最も詳細な地図
ガブリエラ・ゴンザレス:LIGOはどのように重力波を見つけたのか - そしてその先は
重力波のデータ観測に成功。世界初
ジャナ・レヴィン:宇宙が奏でる音楽
フェルミバブルと素粒子の偶然の一致について2022
デビッド・バーン:いかにして建築が音楽を進化させたか!
バーニー・クラウス:自然界からの交響曲
スティーブン・ジョンソン:音楽がもたらしたコンピューターの発明
ジョン・グラハム=カミング:かつて存在しなかった最高のコンピューター
ニック・ヴィーシー:見えない物を透かし出すテクノロジー
<提供>
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裕の誕生日
この小説は同好者の間だけで楽しむために作られた二次創作の小説です。
原作者様とは一切関係ありません。
本編のネタバレ、及び各キャラクターのルートネタバレを含みます。 メインキャラクター5人のルートが終わってない方は読まない事を推奨します。
世界観等への独自解釈アリ。 定晴さんトゥルーED後の妄想。 定晴さんトゥルーED後と言いながら定晴さんが殆ど出てこない罠。 裕の誕生日パーティーしようぜ!いえーい!的な。 同年代組がわちゃわちゃしてるとこが書きたかったんですよ!!!
裕の誕生日
・・・初めて打波島を訪れて約一年。 蛭子の干渉がなくなり、その庇護下から離れた打波島はその豊かさを失いつつある。 けれど、それでも島の人達は今を生きるため少しずつ前に進んでいる。 禍月もなくなり、月狂いの性質もほぼ鳴りを潜めたようだ。 生活にも変化が現れ、禍憑きだのなんだのと言った差別も表向きは解消されたようだ。 さて、そんな打波島の景観はというと一年やそこらで大幅に変わるわけでもない。 が、明らかに以前より様々な建物が増えているのがわかる。 どちらかと言うと建設中のものが多い、という印象か。 急激な変化も軋轢を生むとの事で、尊久さん主導のもとゆっくりと生活の近代化が進められている。 これは元々尊久さんが行っていた事業でもあり、その点に関しては特に問題は無い。 潮の結界が無くなったため島から本土へ足を運ぶ人が多くなり、文明開化さながら色々な情報が飛び交っている。
そんな変化を始めた打波島に、俺は再び足を運んでいた。 色々あったし、母さんの一周忌くらいはキチンと島で迎えたかったのだ。 とは言え、お寺の住職がいるという事もなく、立派な墓があるわけでもない。 簡単な墓参りみたいなものだ。 そんな訳でちょっとだけ大学を休みつつ、俺は連絡船に飛び乗ることになった。 泰蔵さんとはちょくちょく連絡を取っていたためそこまでそこまで目新しさは無かったが、この一年間島と本土を恐ろしい頻度で行き来していたのを知っている。 曰く、「一年の1/3は船上の生活だった」とかなんとか。 それが比喩なのかどうかは分からなかったけど、去年会った時より若干やつれたような印象を受けたのも事実だ。 本当に忙しかったのだろう。
島に着き、伯父さんと崇と一年ぶりの再会。 崇は少し背が伸びており、成長期に入ろうとしていた。 学校にも通い始めたようで楽しくやっているようだ。 屋敷に再びお世話になりつつ、三人で母さんの墓へと赴いた。 読経を上げるわけでもないが、墓の前で皆で腰を下ろす。 持ってきた弁当を広げながら、伯父さんから母さんの思い出を聞き、崇の近況を聞き、俺の近況を話す。 本当にただの墓参りの光景だった。
前より本土との行き来が楽になったとはいえ、あまり島に長居するわけにはいかない。 以前お世話になった人たちに挨拶回りをして島内を移動する事約一日。 体力を使い切った俺は屋敷の部屋で突っ伏していた。
「むり・・・もう歩きたくない・・・」 「何だよ、向こう帰って軟弱になったんじゃないか?裕」 「俺は元々都会のもやしっ子だっての・・・。常に体力持て余してるお前らとは違う生き物なんだよ・・・」
突っ伏す俺の横で千波がからからと笑う。 千波もあの後色々とあったようで中々大変だったようだ。 最近はその状況も少し落ち着いたようで、何度か本土の方にも足を運ぶ機会もあったようだ。
「で、明日には帰っちまうのか」 「まぁな。大学自主休講してこっち来てるわけだし長居するわけにはいかないよ」
明朝には島を離れ、夕方には本土に到着予定だ。 潮の結界が無くなったおかげで迂回するルートを使う必要が無く、片道6時間足らずで動けるようになったのは本当に有難い。
「なぁ、裕!」 「ん、どうした?」 「お前、もうちょっとで誕生日だろ?誕生日ぱーてぃーしようぜ!」 「確かにそうだけど・・・俺本土に帰るんだぞ?」
唐突な提案に面食らいはするが、そもそも自分は明日には本土に帰るのだ。 この様子だと今からという事でもなさそうだ。 その辺をわかっているのだろうか。
「おう!だから、俺も一緒についてくぜ!」 「・・・はぁ!?お前、漁はいいのか?」
確かに島の住民は本土に出れるようになったし、千波も数回本土に来たらしい話は聞いている。 だが、こいつの本業は漁師だろう。 そんなホイホイ島から出ても良いものなのか。
「おう!実は、父さんから内地での用事を頼まれててな。薬だの医療器具だの色々受け取りに行かなきゃいけねんだ。そのついで、ってワケじゃねえけど」
成程、耕平先生のおつかいか。 あの人の事だからそれにかこつけて千波が本土に来る機会を作ってるんだろうとも推察できる。
「・・・やっぱ、ダメか?」
不安そうな、しゅんとした雰囲気を出された顔をされて無下に扱える程俺は人でなしではない。 そもそも、向こうが厚意で祝ってくれると言っているのだ。嬉しくない筈がない。
「・・・いや、嬉しいよ。千波がいいって言うならありがたく祝ってもらおう!」 「いよっしゃあ!辰馬にはもう連絡して約束してあんだ!」
嬉しそうに叫ぶ千波。辰馬にも連絡済みと来た。 そんな話は聞いてないけど・・・辰馬の事だ、秘密にしてたってところだろう。
「用意いいな・・・。辰馬も来てくれるのか」 「へへ、デンワって便利だよな!連絡したら即決で乗ってくれたぜ。よっぽどお前の誕生日祝いたかったんだろうなあ」 「まぁ・・・去年はそれどころじゃなかったしな」
電気が広く普及し、文明の利器が入り始めた打波。 新市街等一部の施設にはあった電話も、だいぶ広く普及したようだ。 去年の8月頃にたまたま誕生日の話になって「何でもっと早く言わないんだ!」なんて怒られたこともあったっけ。 あの時は母さんの事や島の事で自分の誕生日の事すらどうでもよくなってたからなあ。 ・・・そう言えば、イザナギに誕生日おめでとうって言ってもらったっけ。
「なあ裕、洋一さんも呼ぼうぜ!勇魚のおっちゃんや海堂のおっさん、冴の姉ちゃんとかもさ!」 「ちょ、落ち着けって。第一、皆自分の生活があるんだからそんな急に来れる訳ないだろ・・・」 「えー・・・」
確かに旺海邸で生活したあの面々とまた一堂に会したいという思いもある。 たった2か月という時間だったが、あの人たちはそれだけの思い入れと感謝他様々な気持ちもあるのだ。 幸いそれぞれの連絡先は聞いている。 自分の誕生日という機会を使うことに若干の気後れもあるがそれはそれとして。 誘ったら、来てくれるだろうか。 そんな期待が仄かに浮かぶのも事実だった。
「わかったわかった、聞くだけ聞いてみるから・・・」 「頼むぜ裕!」
そんなこんなで各方面に連絡したが、やはりと言うか皆各々の仕事・予定がある為来ることは難しい、となってしまった。 が、大学に通い始めたという洋一さんは時間が取れるということで、��達4人で集まる事となった。 幸いな事に今年の誕生日は日曜日という事で、土曜日から集まってそのまま夜更かしコースとなった。
「お、いたいた!おーい!洋一さーん!辰馬ー!こっちだこっち!」
当日、千波と先に合流していた俺は2人との待ち合わせ場所に向かっていた。 遠目で見てもすぐに判別の付く洋一さんを目印に、千波が声を掛ける。
「久しぶりだな、裕、千波」 「お久しぶりです、裕さん。千波も元気そうだな」
2人は千波の声にこちらに気づいたようで無事合流することができた。 島から戻って来た後もこの2人とは連絡は取っており、何度も会う機会があったのでそこまで久しぶりという訳ではないけれど。
「お久しぶりです、洋一さん。辰馬も元気そうだな!」 「ああ。裕達も健勝そうだな」 「あはは、ラガーマンは健康第一ッスからね。風邪ひいてる暇なんて無いッスよ」 「なんだよ辰馬、俺は風邪ひきそうな貧弱ってか?」 「そ、そんなつもりは・・・!いやでも、裕さん製作で結構不規則な生活してるってこの間・・・。そういう点は関心しないッス」 「そうだぞー。だから島回っただけでバテるんだぞ」 「うっ・・・藪蛇だったか・・・」 「あはは!裕、ちゃんと早寝早起き快眠快食快便は大事だぜ?」 「うむ。生活のリズムを崩すのは心身共によくない。バランスの良い食事、適度な運動、規則的な生活、これが乱れれば様々な不調が現れるぞ」
あれ、なんで俺こんな説教されてるような状況に? 今日は俺を祝ってくれるための日じゃ無かったの・・・?
「う、今日はその辺で勘弁してくれ」 「はは、裕さんの健康指南はまた今度改めてやるとして」 「先延ばしにはされたけどやるつもりなのか・・・」
意外と辰馬はそういう時スパルタだからなァ。 島に居た時の特訓を思い返す。 そういう所は一般人の限界を考慮しないと言うか藤馬さん仕込みの厳しさというか。 うん、今日はもう考えないようにしよう。不安な気持ちになって来た。
「じゃ、行きましょうか」 「おー、裕の家行くのは初めてだな!」
千波の言う通り、この面子を家に呼んだことは無かったなあと思いながら冷蔵庫の中身を思い出す。 帰って来てからもバタバタしてたからロクな物がないぞ。
「いや、その前に買い物行かせてくれ。準備する時間なかったし色々足りないから」 「ならご飯の用意も考えなきゃッスね。どうしましょうか」
今からの時間なら俺が作るのもアリか。 この面子なら皆で夕飯を作るのもそれはそれで楽しそうだ。
「あ、俺ぴざ食いてえぴざ!前に見て食ってみたかったんだよな!」 「ふむ、ピザか」
誕生日パーティーにピザ。 こう、フライドチキンとかコーラとかそういうジャンクな感じの食べ物が集まったパーティーにつきものなチョイスだ。 良いかもしれないけど家にあるオーブンで焼くには小さ目のものになってしまいそうな気もする。 それも悪くはないけれど、どうせならでっかいピザを皆でカットして食べたい気持ちもある。
「いっその事買うのもアリか・・・?」 「おー!〇ざーらか?どみ〇ぴざか?」 「いいけど、出せる金も限界があるからな」
嬉々として店を上げる千波。楽しそうでなによりだ。 だがしかし俺達は学生の身。 バイトをして収入を得ていたとしても日頃の生活だってある。 出せるお金だって多いわけではないのだ。
「いや、資金に関しては気にするな」 「え?」 「巌から結構な額の金を渡されている。巌にも裕の誕生日に皆で集まらないかという話をしたのだろう。自分は当直で行け���い代わりにこれで楽しめと」
資金繰りを気にしていると、洋一さんが懐から厚めの封筒を取り出し手渡される。 渡されるままに中身を確認すると、諭吉様が・・・いっぱい。
「うわ、こんなに!?かなりの金額ポンと出しましたね。何か申し訳ないな・・・」 「気にするな。裕宛に巌からの手紙も預かっている。これだ」 「なになに・・・」
『皆と楽しくやれよ。んで、洋一を目一杯楽しませてやってくれ。それと、誕生日おめでとうさん』
(過保護かよ!!ていうか俺の誕生日ついでかよ!!)
海堂さんと洋一さんの事情は島から帰って来た後になんとなくは聞いている。 この人達はこの人達で様々な苦労をしてきたのは知っている。 本土に戻ってから海堂さんにも頼まれはしたが、暇がある時は洋一さんと連絡を取って時には一緒に出掛けたりもしている。 それはそれで楽しいし、洋一さんにとっても良い刺激になるかとは思っているが・・・。
(初めて打波島に行く時からしたらえらく変化したもんだなあ・・・。いや、良い事だな。それに、これも海堂さんなりの気遣いか。ありがたく使わせて貰おう)
去年の打波行きの連絡船での出来事を思い出しつつ、頬が少し緩む。 あの時と比べたら、皆色々と変わった。きっとそれは良い事なんだろう。
「俺も母ちゃんと父さんから幾らか持たされてるぜ!金なら心配すんなって!」 「沙夜さんまで・・・。ちょっと流石に申し訳ないな」 「うう、こういう時に沢山出せない自分が悔しいッス・・・」 「辰馬は父さんと同じ医者になるんだろ?なら医者になってその後裕に色々してやりゃいいじゃんか」 「そ、そうかな・・・」 「そうだな。その時は稼いでる筈の辰馬先生に奢ってもらおうかなー」 「なら頑張るッス!その時はまた皆で集まりましょうね!」
脳裏に浮かぶ耕平先生と沙夜さんの笑顔に感謝しつつ、今度お礼をしなければと脳内にメモする。 苦学生の辰馬が申し訳なさそうに眉を下げるが、すぐさま千波がそれを引き上げる。 こういう時千波の真っ直ぐ純粋な精神は、生真面目過ぎる辰馬をガッチリとフォローする。 光属性のメンタルは周りすらも照らし出す。 ・・・プリキュ〇かな?
「そしたら後でピザー〇でも寄ってくか。持ち帰りの方が安いし」 「ピザ・・・高級品ッスね」 「確かに。なんでピザってあんな高いんだろうな」 「人件費、配送料の関係上割高になるのだろう。メニューにもよるのだろうが生地や材料の原価、それに基づく粗利率、定価から逆算しても明らかな乖離があるからな」 「だから持ち帰りで一枚タダとかやってるのか」
先に買い物をする為スーパーに向かう途中、ピザの価格について話したり。
「ビールはスーパードゥライでいいか?」 「あ、俺ドゥライ好きッス」 「裕ー!これ!俺ポテチ食いてえ!」 「ああ、いいぞ。好きなもの入れろよ。洋一さんは何か欲しいのあります?」 「えり好みはしない。任せよう」 「あ、コーラとかも買ってくか。辰馬も酒だけだとキツイだろ?」 「助かるッス」 「他のソフトドリンクも多少あった方が良いだろう。割り材にもなる」
皆でワイワイ喋りながら菓子や飲み物を選んだり。
「後はケーキか?」 「どうせならばホールで良いのではないか?」 「ホールっスか!?そんな高級品を・・・」 「いやまぁ今回は軍資金も潤沢なので・・・」 「裕、どれにすんだ?どれも美味そうだぞ!」 「うーむ・・・これは迷う」
ケーキ屋に入って色々悩んだり。
「ジューシーステーキか、アスパラベーコンか・・・」 「クォーターもアリッスすねぇ」 「洋一さん、このなげっとってなんだ?」 「ナゲットは貴金属の塊という意味もあるがこの場合はチキンナゲット、つまり鶏ひき肉に衣などをまぶして調理した料理のことだな」 「おい千波、お前が食いたいって言ったんだからお前も選べよ」
ピザー〇でメニューを前に唸ったり。 終始皆でワイワイと騒ぎながら買い物をする。 こういうノリ、大学の友人とはあまりした覚えがないからそれがまた楽しい。 そんなこんなで買い物を終えた俺達は今日の会場である俺の家へと到着したのであった。
「おっじゃましまーす!」 「お邪魔します」 「邪魔をする」 「おお、4人もいるといつもより狭く感じるな・・・」
男四人というむさくるしい図というのもあるが、辰馬や洋一さんの体格が大きいのもあるかもしれない。 決して狭い部屋ではない筈なのに、部屋の中が妙にみっちりした気分になる。
「おー、裕の家結構綺麗だな!なんかこう、裕の家!って感じ」 「なんだそりゃ」 「裕、冷蔵庫を借りるぞ」 「ええ、ケーキと飲み物はそっちに。今テーブル出しますね」 「千波。飾り付けしようか」 「おう!まかせろ」 「え、飾りつけ?そんなものまで用意したのか?」 「だって内地の誕生日ぱーてぃーはこれが当たり前なんだろ?」 「いや、そうなんだけど・・・それをやるのって大体子供じゃ」 「いいじゃないスか。折角準備したんですし、俺達がやりたいので」 「・・・じゃ、お言葉に甘えて。頼んだぞ」
飾りつけまで準備してくれた千波と辰馬に面食らいつつ、パーティーの準備にそれぞれ手を付けていく。 軽い掃除は流石に済ませているのでテーブルや食器を用意し、食べ物類と一緒に準備していく。 と、そんな時だった。 『ピンポーン』 家の呼び鈴が鳴り、何かと思い玄関のドアを開けた。
「はーい」 「こんちゃー!ノラネコヤマトです。旺海裕さんでお間違えないですか?お荷物お届けにあがりましたー!」 「・・・何か頼んでたっけ?・・・あ、ここにサインですね。ご苦労様です」 「床に失礼しますね。重量ありますのでご注意ください。ありがとうございました~!」
やって来たのはノラネコヤマト便。 特に何かを頼んだ覚えはないけれど俺宛なのは間違いないらしく受け取りのサインを記入する。 ノラネコのお兄さんはニカッと笑って礼をして去って行った。 床に置かれた大き目の四角い段ボール。 重量あるって言ってたけどどんなもんだろう。
「って重っ!」
持ち上げた段ボールはかなりの重量があり、ひーこら言いながら持ち上げる。 と、その重量が一気に軽くなる。 段ボールの反対側にはいつの間にか辰馬が来て一緒に支えてくれていたようだ。
「裕さん、大丈夫ですか。持ちますよ」 「助かる。しかし一体誰から・・・冴さんから!?」 「これ結構な重量ありますね。何が届いたんスか?」 「えっと・・・ワレモノ、酒類・・・ああ、うん。実に冴さんらしいプレゼントだ」
段ボールに貼られた依頼主の名前を見て一気に納得する。 冴さんからの贈り物、と言ったところだろうか。 誘った時に皆で集まる旨を話したので行けない代わりにお酒を、という事だろう。 辰馬に台所まで運んでもらい、早速中身を検分させてもらう。
「日本酒、焼酎、ウィスキー・・・え、これウォッカ、にスピリタス・・・?え、アルコール96%!?お、リキュール類もある。カシスにピーチにコーヒー。どんだけ詰め込んだんだあの人」 「ふむ。流石冴だな。豊富なラインナップだ」
『裕、誕生日おめでとう。誘ってもらったのに行けなくて悪いわね。代わりに私のオススメを入れたから皆で楽しんで頂戴。面白い事態になったら仔細の報告よろしくね。P.S.今度は別日に是非呼んで頂戴ね。あなたの料理が食べられなくてちょっと口寂しいわ』
(祝ってくれてる・・・んだよな、これ?)
前半部分は兎も角、後半と追伸がメインの文章に見えて仕方がない。 贈られてきたお酒もバラエティ豊かで色々と楽しめそうではあるが、どう見ても冴さん専用のお酒としか思えないものもある。 ・・・これは後日お礼も兼ねてお招きしなければならないんだろうな。
「いっぺんに消費できる量じゃないな。取りあえず楽しめる分だけ使わせてもらおう」 「裕ー!こっち準備出来たぞー!」 「おー!じゃあ始めるか!」
取り合えず冴さんからのお酒は一旦しまい込み、台所から離れる。 部屋側に戻ると壁や天井、テーブルに様々な飾り付けがされており、正にパーティーの雰囲気だ。 俺の家なのに別の場所みたいだ。
「・・・凄いな」 「へへ、辰馬と一緒に頑張ったんだぜ!」 「どうッスか?中々いい感じに出来たと思うんスけど」 「ああ、これは凄いよ。ありがとうな、2人とも。さて、準備万端という事で始めようか」 「飲み物の準備もOKだ」 「千波、音頭頼むぞ」 「おう!一日早いけど裕の誕生日を祝って。かんぱーい!」 「「「かんぱーい!」」」
一斉にグラスを掲げ、乾杯。 皆でピザにかぶりついたり。 辰馬がピザにちなんだ苦労話を零したり。 ポテトのフレーバーで論争になったり。 洋一さんがナゲットをひたすら食べ続けたり。 結局食べ足りなくて俺が台所に立ったり。 俺がケーキのロウソクの火を一本消し損ねたり。 千波が初めて食べた苺のショートケーキに目を輝かせたり。 楽しい時間はあっという間で、飲んで食べて騒いでいる間に時間は0時前になってしまった。 そして。
「お、日付変わったな!というワケで、裕、誕生日おめでとう~!」 「裕さん、誕生日おめでとうッス!」 「裕、誕生日おめでとう」 「うん、皆ありがとう・・・ははっ」
誕生日おめでとう、という言葉と共にパンパン!というクラッカーの音が鳴り響く。 クラッカーから飛び出た火薬臭い紙テープが降りかかる。 そんな匂いすらも嬉しく、愛おしく感じる。
「本当にありがとうな、皆。去年の今頃はそれどころじゃなかったし」 「裕さん・・・」 「だから、凄く嬉しいよ。千波、企画してくれてありがとうな」 「おうよ!俺もまさか内地の裕ん家来て誕生日ぱーてぃーできるとか思ってもなかったぜ。ありがとうな!」
千波の笑顔がすごく眩しい。 ああ、お前は本当に良い奴だなあ。 思わず感極まって千波を抱き込んで撫でまわす。
「千波・・・。この、可愛い奴め!」 「うわ、やめろよー!」 「うりうりー!っはははは!」 「うひっ、そこやめろって!あはははは!」
一通り千波を弄りまわして解放する。 千波はくすぐったかったのか、未だに笑っている。 そんな俺達を眺めていた辰馬と洋一さんに改めて向き直る。
「辰馬も、洋一さんも今日は来てくれてありがとう。こうやって皆に祝ってもらえるなんて思いもしなかったよ」
身を正して礼を言うと、辰馬がふるふると顔を振る。
「お礼を言うのはこっちの方ッスよ、裕さん」 「島でも、島から戻って来た後も、皆お前には世話になっている。俺達が何かをして喜んでもらえるならば嬉しい」 「ええ。色々、本当に色々ありましたけど、皆裕さんには沢山感謝してるんスよ。だから、少しでもお返ししたいッス」 「辰馬、洋一さん・・・」
2人の言葉に思わず涙ぐむ。 本当に、本当にあの島に行って皆に出会えて良かった。 こんなに暖かくて、幸せで、掛け替えのない友に出会うことができたのだから。
「・・・ちょっとしんみりしちゃったな。さ、夜はこれからだ。呑むぞー!」 「おーっ!」
折角の誕生日にこんな空気は似合わない。どうせならもっと楽しい思い出にしたい。 そう思い、再びグラスを掲げようとすると辰馬がゴソゴソと動き出した。
「と、その前に。裕さん。俺達から裕さんに誕生日プレゼントッス!」 「お、おお・・・!マジか、そんな用意もしてくれたのか」
誕生日プレゼント! 俺にとってはこのパーティーだけでも十二分にプレゼントのようなモノなのにまだあるのか! 驚く俺に、辰馬は笑顔で紙袋を手渡してきた。
「俺からはコレッス!どうぞ開けてください」 「じゃあ遠慮なく、って重っ!リストバンド・・・にしては随分ゴツいというか重いような」 「リストウエイトとアンクルウエイトッス!これなら日常生活でもトレーニングできるッスよ!」 「えっ・・・?」 「裕さんはもうちょっと鍛えておいた方がいいッス。ただでさえこっちは物騒なんスから。製作作業で運動不足ぎみって言ってましたよね?これなら日常生活でもトレーニングできるし健康にも良いし、いざって時に動けるッス!」
(これ、1パーツ毎に5kgって書いてあるように見えるんだけど・・・)
「ふむ、これはいいな」 「俺の使ってたのよりは軽いですけど動きを阻害しないし吸汗性も抜群ッス!おすすめッスよ!」
ラガーマンの辰馬にはこれでも軽いくらいなのかもしれないが悲しいかな文系の俺にはかなりキツい代物なんだが。 とはいえ島で教わった武術の型は今でも継続してるんだ、基礎体力と筋力だって去年よりは上がってる筈。 折角だしこれを機に改めて鍛えてみよう。
「ありがとう、辰馬」 「どういたしましてッス」 「次俺な!俺はこれだ!」
次は千波か。 千波がそう言って取り出したのは本、本、本。 あっという間に目の前に本の山が築かれる。
「おお・・・これは・・・」 「こっち来るたび色々読んでみたけど俺のおススメ10選!特にこの『白猫ジロ』シリーズが凄い良くてな・・・!」 「あ、これ前にサキが読んでた奴ッスね。めっちゃ泣けるって言ってたッス」
10選という割には冊数が15を超えているという事は10冊ではなく10種類といったあたりか。 本の虫である千波の選んだものに外れはないだろう。これは楽しみだ。
「さんきゅな、千波」 「おう!読んだら感想も聞かせてくれよな!」 「俺からはこれを」
最後は洋一さん。 カサリという音と共に手渡されたのは小さ目の紙袋。 辰馬の時と違って随分と軽い。
「おお、これは・・・んん!?」
開けてくれ、と促されたので早速開封。 出てきたのは馬の写真がプリントされた薄く、手のひら大の黒い箱。 なんか見覚えのある形状だ。 表面には英語でデカデカと商品名が書かれていた。
「ぎがんとほーす?・・・洋一さん、これは・・・?」 「コンドームだ」
こんどーむ・・・コンドーム!? 今洋一さんコンドームって言った?
「えっ?」 「えっ!?」 「・・・?」
聞き間違いかな?と思い聞き直そうとすると、辰馬も声を上げた。 千波は言葉の意味が分からないのか不思議そうな顔をしている。
「ああ、避妊具のコンドームだ。何を贈るべきか色々迷ったのだが、実用性、希少性を鑑みてこれにした。あまり流通量が多くないのだな」 「え、あの・・・」 「以前、勇魚との性行為の際に避妊具の調達が大変だと言っていただろう。色々調べたがこれが最も頑丈且つ大きいサイズのものでな」 「アッハイ」
ああ、やっぱり聞き間違いではなかったのか。 純粋な厚意なのだろう。 洋一さんはそういう人だ。 その気遣いは有難い。有難いんだけどちょっと違うよね? なんかこう、誕生日に贈るものとしては揶揄いとかを含むチョイスだよこれは。 海堂さんか。 海堂さんチョイスなのか。やはりあの髭親父とは一度決着をつける必要がありそうだ。
「すまん、誰かに贈答をするなど余り経験がなくてな。巌にも相談したのだが自分で考えてみろと言われてしまってな。・・・不適当だっただろうか」
まさかの洋一さん自身のチョイス。 珍しくしゅんとした表情の洋一さん。 んー!千波とは違う方向のこの純粋培養メンタル!たまんねえな! あの髭親父とは一度洋一さんの情操教育について話し合う必要がありそうだ。 しかし、不適当どころかピンポイントで適切すぎるというか。 実際、勇魚さんとシてる時にゴムの方が持たない事はままあるのだ。 大体そのままなし崩し的に生でやる事になってしまう時も多い。 実際凄く有難いチョイスでもあるというのは流石と言うべきか。 兎も角、洋一さんの顔を曇らせるわけにはいかない。 中身にツッコミどころはあれど、俺の為に選んでくれたプレゼントなのだ。 そう思うと表情が緩むのを感じた。
「いいえ、助かります。ありがとうございます、洋一さん」 「ああ、喜んで貰えてなによりだ。今後誰かに贈呈する時の参考にもなった」 「次は俺も手伝いますよ!何なら巌さんにも相談しましょう!」 「む?・・・ああ、そうだな。そうしてくれると嬉しい」
次なる犠牲者を増やすわけにはいかない。 そんな思いで食い気味に洋一さんに協力を申し出ると、案外満更でもなさそうに洋一さんも笑う。 海堂さん、後でちょっとお話ししましょう・・・。 そんなハプニング?もありつつ3人からのプレゼントを受け取り、自分の机に一旦置きに行く。 戻ってくると、辰馬がもう1つカバンから何かを取り出した。
「その、裕さん。あの・・・兄さんとおじいさんからも預かってるッス」
ちょっと顔を曇らせながらも辰馬がごそごそと取り出したのは風呂敷に包まれた箱のようなもの。 ・・・来た。来てしまったか。
「なぁ辰馬。これって・・・」 「兄さんとおじいさんから裕さんに、と。その、誕生日プレゼントらしいッス」 「お、おう。ありがとう・・・」
いやね、今日辰馬に会った時から感じてはいたんですよ。 あの島でも感じたビリビリとくる感覚というかエネルギーというか。 明らかにヤバげな物を辰馬は持ってきているな、と。 気付かないふりをしていたけど出された以上は避けることは不可能。 辰馬自身もそれを感じとっているのだろう。 こう、何とも言えない表情がそれを物語っている。 しゅるりと風呂敷を解くと、中にあったのは厳重に封をされた桐箱。
「おおー。何か凄そうだな!」 「こういった贈り物も趣きがあるな。参考になる」
千波と洋一さんが無邪気な感想を言っているがこっちはそれどころじゃない。 藤馬さんとおじいさんの贈り物だ。変なものでは絶対ない。 純粋に俺を思って贈ってくれたものなのはわかる。 わかるのだが、あの人たちの好意というか善意を本土基準で考えてはいけない。
(ええい、ままよ!)
意を決して桐箱の蓋を取る。 と、箱から突風が吹いたような衝撃を受けた。ような気がした。
「うわっ!」 「おい裕どうした!?大丈夫か?」 「お、おう。大丈夫だ、ちょっとびっくりしただけ」
叫び声をあげた為千波に心配されつつ、呼吸を落ち着ける。 大丈夫、大丈夫だ。 自分にそう言い聞かせつつ桐箱の中を改めてのぞき込む。
「これは・・・」 「勾玉、か?御守のようだが」
中に入っていたのは小さめの勾玉。 ぱっと見は御守やアクセサリの類に見えるものだ。 淡い水色をしているが、光の当たり方では赤い色にも見える気がする。 が、問題はその中身というか性質というか。 箱を開封した瞬間、部屋の中の空気が一気に清浄化されたのが理解できた。
「裕さん、これ・・・」 「うん・・・これはヤバい。いや、確かにこれは凄まじい御守だわ・・・」
辰馬も少なからず感じ取っているのか圧倒されている。 そうだよね、そう思うよね。俺自身もヤバイと思うもん。 これ、あれじゃん。ヒヒイロカネじゃん。 島に居た時適当に採掘してたら出てきたヒヒイロカネの欠片。 いつだったかテンションがおかしかった時の細工に使ったけど、余った分を海皇神社に奉納したんだった。
『裕殿の誕生日と聞き、おじいさんと共に贈り物を用意させて頂きました。これが裕殿にかかる厄を祓ってくれるでしょう。機会がありましたら、また島に遊びに来てください。裕殿の息災を願っております』
『御子殿、ご生誕の日誠におめでとうございます。何か贈り物を、と思い以前御子殿が神社に奉納してくださったヒヒイロカネの欠片を加工して御守をこしらえました。これが御子殿を災いから守ってくれるでしょう。どうぞ息災であられますよう』
はい。ありがとうございます。 お気持ちは嬉しいです。本当に。 けど・・・。
(・・・重い)
何というか、思いが重い。 ギャグで言ってる訳じゃないよ? 給料3か月なんてレベルじゃない。下手すれば一生ものの贈り物だ。 いやでも元々は俺が採掘したものが材料だしいやでもこれはちょっと洒落にならんブツというか。 色々な考えが頭の中を駆け巡り、俺はやがて考えることをやめた。
「取り合えず、普段身に着けるものに入れておこう」 「そ、そうッスね・・・」
余談ではあるが、この御守を貰ってから島に居たときのように『勘』が鋭くなった、ような気がする。 島に居た時に聞いた、ヒヒイロカネの『勾を増幅する』というその性質。 本土にいてもその性質は有効なのか、虫の知らせというか直感というか。 明らかに日常における危険というか災難が減ったと言いますか。 ・・・凄いな、コレ。
色々衝撃が走ったけど仕切り直して改めて乾杯。 ここからは本格的にお酒も解禁だ。 冴さんから貰ったお酒たちもさっそく開封させてもらおう。
「これだけ種類があればカクテルも色々作れるな」 「幅広く使えるリキュールの種類。入っているのも甘めのものが多い。流石冴だな」 「なぁ裕。この銀色の水筒はなんだ?」
段ボールの中に入った中身を検分。 本当に様々な種類の酒が入っている。 と、千波が銀色のボトルのようなものをを見つけて持ち上げる。
「ああ、シェイカーだな。簡単に言うと、これを使ってカクテルを作るんだ」 「かくてる!ヘミングウェイが愛したって言われるアレか!」 「これだけ材料が豊富にあれば結構な種類を作ることができる。何か作るか?」
シェイカーまで用意されているとは流石冴さん。 そして洋一さんのこのスキルである。
「え、洋一さんカクテル作れるんですか!?」 「見よう見まねだがな。レシピにはよるが混ぜるだけでも作れるカクテルはある。シェイカーを必ずしも使う必要はない。やろうと思えば誰でもできる」 「へぇ・・・」
ホントに洋一さんは何でもできるな。 関心している間に、洋一さんは段ボールの中身の検分を進めている。
「ラムはあるな。・・・ライムジュースを買っておいて正解だったようだな」
取り出したシェイカーを洗い、キッチンペーパーで丁寧に水気を拭き取り準備完了。 シェイカーにカラカラと氷を入れ、ラムとライムジュースとシロップをメジャーカップで量ってシェイカーに入れる。 蓋をして、映画とかでよく見る動きでシェイカーを振る洋一さん。 洋一さんの太い腕が振られると、シャカシャカ、カシャカシャという軽快な音が響く。
「「「おおー!」」」
何て言うか、凄く様になっている。 これでバーテンダーの恰好してたら本職の人かと勘違いしてしまいそうだ。 洋一さんだったらバーテンダーの恰好も様になるだろうなぁ。 そんな妄想はさておきシェイカーが振り終わり、グラスに静かにカクテルが注がれていく。 流石にカクテルグラスなんてないから普通のグラスだが。 そのグラスがスッと千波の前に差し出される。
「フローズンではないが、ダイキリだ。生ライムや生レモンを使うレシピもあるが、今回はライムジュースを使った簡単なレシピだ。ヘミングウェイに縁のあるフローズンダイキリの元になったカクテルと言えばわかるか?」 「おー!これが!・・・うめえ!すっきりした甘酸っぱさだな!」
ヘミングウェイとかフローズンダイキリとかはよくわからないが、千波にとっては馴染みあるワードだったようだ。 嬉々としてグラスを傾ける。 千波はダイキリを気に入ったのか、少量ずつではあるが何度もグラスを口に運んでいる。
「辰馬ー!お前も飲んでみろよ、だいきり!甘酸っぱくて美味いぞ!」 「そうなのか?じゃあ一口だけ・・・」 「あっ、千波、バカ!」
カクテルってモノにはよるけどかなりの度数あるんだよね。 特にダイキリの元はラム。蒸留酒で結構の度数の酒だ。 だからこそよっぽど軽めのモノを作らない限りビールよりアルコール度数が高くなりやすいわけで。 材料はラムとライムジュースとシロップ。どう見てもダイキリって度数高いよな。
「おー、うまい!それに体が温まってきたッス!」 「だろー!うまいよなー、だいきり!」
ダイキリを飲み終わった辰馬の顔が一気に赤くなる。 グラスに残っていた量は結構少なかったのだが辰馬にとっては十分すぎる量だろう。 さり気なく千波の顔も真っ赤に染まっている。
「ああ、遅かった・・・」 「あのダイキリで辰馬のアルコール許容量がオーバーしたようだが」 「ですよねー。・・・洋一さん、もし辰馬のベアハッグが俺に来たら助けてください」 「善処しよう」
この後に起こるであろう惨劇をなんとなく感じ取り、洋一さんに救助要請をしておく。 そして俺はその未来を回避するため、すぐさま台所に行きグラスに水を用意した。
「ほら、水飲んどけ。千波」 「おー。さんきゅ、裕。んぐ、んぐっ・・・はー、水うめー!あはははは」
そう言って水を千波の前に置く。 千波は酔ってはいるものの意識はハッキリしているらしく水を一気に呷る。 が、やっぱり結構酔ってはいるらしく水を飲みながら爆笑している。 だがこの状態なら千波はま��大丈夫そうだ。 問題は―
「辰馬、大丈夫か?水飲めそうか?」 「うー・・・」
顔を真っ赤にしながらゆらゆらと揺れている辰馬だ。 声を掛けても唸り声をあげるだけ。
「ほら、水だ。後が楽になるからちょっとでも飲んどけ」 「ん、ぐ・・・んぐ、んぐ」
自発的に動きはしないが、グラスを口元に運ぶと少しずつ水を飲み始める。 辰馬の喉もゆっくりと動いているのできちんと水を飲んでいるようだ。 なんかこう、子供をお世話しているような感覚になってきて微笑ましい。
「お、ちゃんと飲めたな。よし、えらいえらい」 「へへへぇ・・・」
グラスが空になったのを確認してテーブルに置く。 まだお世話している感覚が抜けていなかったのか、思わず辰馬の頭を撫でる。 辰馬も満更ではないのか子供のようにへにゃりと笑う。 うん、もう少し水を飲ませれば落ち着くかな。 そんな風に考えて、完全に安堵した瞬間だった。
「裕さん・・・裕さーん!」 「おごっ!?ちょ、辰馬・・・」 「裕さん裕さん裕さん裕さん裕さん!だーい好きッスー!」
案の定というか分かっていた結末というか。 辰馬が弾丸のようなスピードで俺に飛びついてきた。 当然俺がそれを受け止めきれる筈もなく、肺から空気を漏らしながら運動エネルギーに飲まれるまま床に激突する。
「ごふっ!ちょっ・・・苦し、しまって・・・ギブギブ!イデデデ!よ、洋一さん、ヘルプ!」 「ああ」 「なら俺は洋一さんに抱き着くー!」 「むっ。構わんが・・・」
辰馬が俺を床に押し倒し、千波は洋一さんの背中に飛びつく。 ていうか辰馬、抱き着くのはいいけど締まってる、首締まってるから。 なんというか、酔うと人にくっつきたがるなあお前ら。 そんな感想が頭に過ぎりながら意識が遠のきはじめる。 あ、本格的に締まってるっぽい。
「辰馬、それくらいにしておけ。裕、大丈夫か」 「かはっ、けふっ・・・た、助かりました。っ痛つ・・・」
白み始めた視界に唐突に色が戻ってくる。 体が酸素を求め多少咳き込むも、意識はハッキリしている。 むしろ、辰馬のベアハッグによるダメージの方がデカい。
「うー・・・何で邪魔するッスかぁ!裕さぁーん!」 「裕、大丈夫かー?っと、洋一さんやっぱでけー!高ぇー!あははははは!!」
切なげな辰馬の声につられて前を見ると、洋一さんが辰馬を羽交い締めにしながら持ち上げている。 その洋一さんに千波がおぶさるようにくっついており、肩越しに楽しそうな顔が見える。
「千波、すまないが辰馬についてくれるか」 「いいぜー。おりゃー、今度は辰馬にはぐだー!あはははー!」 「裕、もう一杯水を用意してくれるか。2人の面倒は俺が見ておく」 「はい、お願いします。辰馬、ちょっといい子にしてろよ」 「裕さぁーん・・・」
洋一さんに頼まれ、水の準備するために立ち上がる。 辰馬の鳴くような声に仔犬を連想してしまい、後ろ髪を引かれつつも俺は台所に向かう。 もうグラスじゃ足りないだろうからピッチャーで出すか。 というか、最初からピッチャーで水を用意しておくべきだったな。失敗した。 軽くピッチャーを洗い水を用意して戻ると、随分と静かになっていた。
「あれ・・・?」 「2人とも完全に意識が落ちた。裕、すまないがお前のベッドを借りていいか?」
辰馬が洋一さんを背もたれにした状態で眠っており、その辰馬に抱き着くような体勢で千波も寝ている。 普段中々見ることのない光景だ。
「ええ。こっちです」 「すまない」
洋一さんは2人を起こさないようにゆっくりと抱え上げる。 俺は誘導するように寝室のドアを開ける。 洋一さんがゆっくりと2人をベッドにおろし、タオルケットをかける。 筋肉のついた野郎2人を乗せたせいで俺のベッドがギシギシと悲鳴を上げているが、そこは頑張ってもらおう。 2人は横向きで向かい合うように眠っており、スースーと寝息を立てている。
「よく寝ているな」 「ふふ、顔は似てないのに兄弟みたいだなァ」
そんな2人の寝顔を眺めた後、リビングへと戻る。
「少し飲ませ過ぎてしまったようだな」 「飲ませ過ぎたというか自ら呑まれに言ったというか・・・」 「だが、辰馬も千波も楽しんでいたようだ。俺も、楽しかった」 「俺も楽しかったですよ」
テーブルの上を軽く片付け、もう使わない食器は先に洗ってしまう。 洗い物、軽い掃除程度ならば洋一さんと一緒にやればすぐ終わってしまう。 片付いたテーブルの上に、改めてお酒の準備をしていく。 正直なところ、飲み足りなかったのでもう少しだけ2人で飲むことにしたのだ。
「改めて、今日はありがとうございました。洋一さん」 「構わん。言っただろう、裕には感謝していると。お前が喜んでくれたならば、何より嬉しい。それは千波も辰馬も同じだ」
いつもより饒舌に語る洋一さん。 酔っているのせいなのかはわからないが、目じりが緩み、口角が少し上がっている。 洋一さんがこうやって感情を少しずつ表に出せるようになってきているのが、友人として素直に喜ばしい。
「はい、ありがとうございます。で、今日のお礼に俺に一杯作らせてください」 「ふむ?カクテルか」 「ええ」
レシピはさっき見ていたので覚えている。 ラム、ライムジュース、そしてシロップ。 シェイカーに氷をガラガラと放り込み、メジャーカップで量って注いでいく。 注ぎ終わったらシェイカーの蓋をして、シャカシャカとシェイクする。 中身がよく混ざり合ったら、グラスに静かに注ぐ。
「ダイキリか」 「ええ。洋一さん、カクテル言葉って知ってます?」 「ああ。ダイキリのカクテル言葉は希望・聡明だったか」
ホントに何でも知ってるなこの人。 俺なんてさっき軽く調べて初めて知ったのに。
「流石ですね。俺の、誇らしい聡明な友人に。その友に、希望ある未来があることを願って、なーんて。ちょっとキザっぽいかな」 「そんなことはない。・・・ありがとう、裕」
その後は、洋一さんにカクテル作って貰ったり、互いの近況を話したりしながらゆっくりと飲んでいた。 ふと気づけば3時を回ろうとしている。
「俺達もそろそろ寝るとしよう。裕は今日これから勇魚に会うのだろう?しっかり休んでおいたほうがいい」 「え、知ってたんですか」 「いや、もしこの集まりに勇魚が居なかったのなら何かしら贈っているか日付が変わった時間に連絡してきているだろうと思ってな。そんな風にも見えなかったからな。そんなところだろうとあたりをつけたのだが」 「流石・・・」
洋一さんの推理力というか察しの良さに脱帽しつつ、後片付けを終える。 ベッドをあの2人が占有しているため、使える布団が1つしかないためどちらがソファー使うかでひと悶着もありつつ消灯。
「おやすみ、裕」 「ええ、おやすみなさい。洋一さん。・・・千波も、辰馬も」
翌朝、昨晩の記憶がバッチリ残った辰馬による謝罪の嵐と、カクテルの飲みすぎで二日酔い状態な千波による騒動が起こったりしたものの。 朝飯を食べながら、また皆で互いの誕生日を祝おうと約束をしながら解散。 21歳の俺の誕生日パーティーは楽しい記憶で満たされて幕を閉じた。
「で、終わるワケもなく・・・」 「裕、スマン・・・その・・・大丈夫か?」 「・・・ええ、だいぶ落ち着きました」 「・・・なら、もう一発、な?」 「え・・・ちょ、もうちょっと休ませ、ンッ・・・」
夜、久々に勇魚さんと会い、誕生日のディナーに連れて行ってもらいつつ、その後は当たり前にホテルにエスコートされ。 誕生日というシチュエーションだったせいかお互いに盛り上がってしまい、折角もらったゴムも余り使うこと無く。 そのまま朝まで激しいコースと相成りましたとさ。
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