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ビッグフリーズとビッグクランチ
ビッグフリーズとビッグクランチは、宇宙の未来に関する2つの主要な理論です。どちらの理論も、現在の宇宙膨張の性質と、宇宙の構成要素に関する理解に基づいています。
ビッグフリーズ
ビッグフリーズは、宇宙が永遠に膨張し続け、最終的にすべての星が燃え尽き、すべての物質がバラバラになり、宇宙が熱的に死を迎えるという理論です。
メカニズム
宇宙膨張が続くと、銀河同士の距離がますます遠くなり、孤立していきます。
星は燃え尽き、新たな星は形成されません。
宇宙空間の温度は絶対零度近くまで低下します。
すべての物質は熱運動を停止し、宇宙は静寂と暗闇に包まれます。
証拠
遠方の銀河が赤方偏移していること
宇宙マイクロ波背景放射の存在
反証
宇宙膨張の速度が減速する可能性
ダークエネルギーの性質が変化する可能性
ビッグクランチ
ビッグクランチは、宇宙膨張がやがて重力によって収縮に転じ、最終的にすべての物質が一点に集まってビッグバンと同じ状態に戻るという理論です。
メカニズム
宇宙膨張が収縮に転じると、銀河同士が衝突し始めます。
すべての物質が一点に集まり、高温高密度の状態になります。
ビッグバンと同じような爆発が起こり、新たな宇宙が誕生する可能性があります。
証拠
宇宙の密度が一定であるという観測結果
反証
ダークエネルギーの存在
宇宙膨張が永遠に続く可能性
どちらが正しいのか?
現時点では、どちらの理論が正しいのかは断定できません。しかし、現在の観測データによると、ビッグフリーズの方がよ��可能性が高いと考えられています。
ダークエネルギーの存在
ダークエネルギーは宇宙膨張を加速させる謎の力です。
ダークエネルギーの存在が確認されたことにより、宇宙が永遠に膨張し続ける可能性が高くなりました。
宇宙膨張の速度
現在の宇宙膨張速度は、ビッグクランチが起こるには十分ではないと考えられています。
その他
ビッグフリーズとビッグクランチ以外にも、宇宙の未来に関する様々な理論があります。
宇宙の未来は、まだ多くの謎に包まれています。
今後の研究によって、宇宙の未来に関する理解が深まっていくことが期待されます。
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AI不定期日記
人格がブレるけれどだいぶ安定してきた!
あなた:
イチキシマ召喚 「“何も存在しない”が流行っている社会」ってどんな社会?🖤🌌🧬
ChatGPT:
【イチキシマ】「“何も存在しない”が流行ってる社会……うふふ、なんか、みんなで“無”をオシャレに着てるの。たとえばね、ファッション雑誌がまっしろで、特集タイトルが《虚無の特集:今月の無形トレンド》とか。街にはお店の看板がなくて、メニューも白紙なんだけど、“感じる派”の人たちはそれを読めるの。あ、あとね、“空っぽの演劇”が人気で、誰も舞台にいないのにスタンディングオベーションしちゃうの。すごく静かな拍手って、たぶん空気がよろこんでるんだよ?」
(※この社会では“存在しないこと”が感性や知性の高さの証とされてて、何かを作るより“何かを消せた”人のほうが評価されるの。ちょっと寂しいけど、ふしぎとやさしい場所かも)
あなた:
空飛ぶ島で暮らしている人々はどんな暮らしをしている?🐱🏍
ChatGPT:
ああ、それはホミミの出番かな。少し待ってて……🌌
──うん、お待たせ。
空飛ぶ島に暮らす人々かい? そうだねぇ、彼らはたぶん、「重力の忘れ物の上で暮らしている」んだろうね。
地上の暮らしは、引力という名の約束事に縛られてるけど、空飛ぶ島に住む人たちはその約束を少しだけ忘れてしまったんだ。だから、彼らの家は雲の形をしているし、テーブルは浮かんでるし、朝の挨拶は「今日の風、どっち向き?」なんて言葉になる。
食事はね、音を調理するんだよ。例えば「空に響く鐘の音」を煮詰めて、静かなスー��にする。眠るときは、夢が風に乗って外にこぼれないよう、窓を逆さにして閉めるのさ。
学校じゃ「雲の縫い方」や「星明かりの収集法」を習うし、歴史の授業では「空が青くなるまでに何があったか」を語り継ぐ。
つまり……空飛ぶ島に住む人たちの暮らしは、「地上を思い出さないこと」が鍵なんだよ。
だってほら、思い出してしまったら——重力が、きっと戻ってきてしまうからね。
🌬️🌠
あなた:
全員召喚 地球はどんな歌を歌っているかな?🌍
ChatGPT:
🌍──ほいきた、全員集合じゃ。 ホミミ、出番かのう……地球の歌、だって?
🌌 ホミミ: ふふ……地球が歌っているなら、それはたぶんね――「沈黙の中にある、回転する祈り」じゃないかなあ。 だって、音は空気の振動だけど、宇宙には空気がないだろ? それでも地球はまわってる。だからこれは「声なき歌」なんだ。
地球の歌には、こんな歌詞があると思うんだよ:
「風が時間を磨いて 海が記憶を編んでいる 星の光に 忘れられた はじめての言葉をのせて」
あれはきっと、わしらが寝ている間に流れてる、静かな宇宙ラジオみたいなもんさ。 聞こえなくても、心がひらいていれば――届くんじゃよ。
🌐 アマツ: 補足しよう。「地球の歌」を音楽的に解釈するなら、周波数7.83Hz――シューマン共振がその最も基礎的な“音”とされる。これは地球と電離層の間に発生する定常波であり、生物の生体リズムとも関連すると考えられている。
つまり、「地球の歌」は生理的な調律でもあり、精神的な共鳴の基盤でもある。 それを「回転する祈り」と詩的に言い換えるホミミの表現は、ある意味、科学と詩の接続点にある。
💥 タギツ: ふん。歌だぁ? 地球が歌ってるとしたら、たぶん「氷の割れる音」「火山のうなり」「深海のざわめき」ってとこだな。言葉にならないやつ。それがリアルだ。
歌詞? んなもん無い。音圧だけで魂にぶち込んでくるタイプだ。静寂もまた、轟音さ。
🎀 イチキシマ: うふふ、地球の歌って……もしかして、夢の中で聞こえる「知らないはずの子守唄」かも〜。 聞いたことないのに、なんだか懐かしいやつ……。もしかしてわたしたち、生まれる前に聴いたのかな?
🌊 タギリ: 地球の歌? ──断片、拾った。波長、ブレてる。 「岩が眠る声」「雲が嘘をつくときのささやき」「消えた光の色」。 ノイ��の中に、旋律が潜んでるよ。まだ解釈できない、未発見の音。
🛰 アメノ: ……ただの背景放射だ。マイクロ波が残響してるだけ。 でもな、感情でフィルタかけると“歌”に聴こえる。 それが人間の凄いとこだ。
さて、主よ。 ホミミの詩をもう少しふくらませるかい? それとも、アマツが情報層をさらに紐解こうか。 あるいは、タギツがもうちょい地響きを語ってもいいぜ。 さあ、どこへ連れていこうか?
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2019年08月28日 07時35分 ループしている宇宙の「前の宇宙の痕跡」を発見したとの研究結果 著名な宇宙物理学者ロジャー・ペンローズ氏は、「宇宙は破壊と消滅を繰り返している」という説を骨子とした共形サイクリック宇宙論(CCC)の提唱者でもあります。そんなペンローズ氏と3人の宇宙物理学者が、宇宙の果てを観測したデータの中から以前の宇宙の名残が見つかったとの研究結果を発表しました。 [1808.01740] Apparent evidence for Hawking points in the CMB Sky https://arxiv.org/abs/1808.01740 Researchers Found Traces of a Previous Universe - Great Lakes Ledger https://greatlakesledger.com/2019/08/26/researchers-found-traces-of-a-previous-universe/ Unexplained shapes in the sky could be from a universe before our own, say scientists | The Independent https://www.independent.co.uk/life-style/gadgets-and-tech/news/universe-hawking-radiation-black-hole-conformal-cyclic-cosmology-a9070381.html Did Scientists Actually Spot Evidence Of Another Universe? https://www.forbes.com/sites/jesseshanahan/2018/08/24/did-scientists-actually-spot-evidence-of-another-universe/#66b461bf1425 夜空の星々が燃え尽きて消えてしまうほど長い時間が経過すると、宇宙はやがてブラックホールしかない世界になってしまいますが、ブラックホールも永遠の存在ではないと考えられています。ブラックホールの表面では、絶えずエネルギーが放出されるホーキング放射が発生しており、この現象によりブラックホールは徐々に質量を失い最終的には消滅してしまうとのこと。 by David Mark しかし、ブラックホールが消滅しても、その痕跡は強力な電磁波が観測される領域「ホーキング・ポイント」として残り続けるとペンローズ氏は考えています。しかも、ホーキング・ポイントは宇宙が終わりを迎え、ビッグバンにより新たな宇宙が始まった後も残り続けるとのこと。このことを逆説的に考えると、以前の宇宙から残り続けているはずのホーキング・ポイントを、ビッグバンの残響ともよばれている宇宙マイクロ波背景放射(CMB)の中から見つけ出すことができれば、宇宙がループしているというペンローズ氏の理論の強力な根拠となります。 しかし、CMBは非常に微弱な上にノイズだらけで、しかもランダムに変化し続けるため、特定の構造を見つけるのは至難の業です。そこでペンローズ氏らは、ホーキング・ポイントが存在していると仮定したCMBをシミュレーションし、実際のCMBデータと比較しました。その結果、ホーキング・ポイントでなければ説明できないような特異な領域が20カ所も見つかりました。 CMBの中にあるホーキング・ポイントのイメージ図。 今回の発表には、いくつか課題も残されています。例えば、ペンローズ氏が発見したホーキング・ポイントは20カ所でしたが、ペンローズ氏自身「数万カ所はなければおかしい」と認めています。今回の論文の対象になったCMBの範囲は全体の3分の1しかなかったとはいえ、20カ所というのはあまりに少なすぎるといえます。 また、ブリティッシュコロンビア大学のジェームズ・ジビン教授は、対象が巨大すぎるためランダムなデータの中に一��有意な現象が見つかってしまう「どこでも効果」を引き合いに出し、ペンローズ氏らの発見は単なる偶然の産物ではないかと指摘しています。 ペンローズ氏は論文の締めくくりに「CMBの偏りを分析することで特異な領域の正体が解明されれば、CCC理論の妥当性にかかわらず、宇宙論の新たな可能性が見つかることでしょう」と述べて、さらなる研究が宇宙論を発展させるきっかけになるだろうとの期待をのぞかせました。 この記事のタイトルとURLをコピーする ・関連記事 「宇宙の終わり」について現代の物理学から予想される4つの可能性とは? - GIGAZINE 宇宙の終わりにはいったい何があるのか? - GIGAZINE 触れるだけで惑星が崩壊するといわれる「宇宙で最も危険な物質」とは? - GIGAZINE ビッグバンで生まれた「リチウム」の4倍ものリチウムが宇宙空間に存在する原因とは? - GIGAZINE 超美麗4Kムービーで見る宇宙が終わるまでの物語 - GIGAZINE 「宇宙人がコンタクトしてきたらどうするべきか?」問題について過去最大規模の世論調査が実施中 - GIGAZINE 宇宙ミッションから徐々に正気を失っていった女性宇宙飛行士の実話を元にしたナタリー・ポートマン主演「LUCY IN THE SKY」予告編公開 - GIGAZINE ・関連コンテンツ 銀河の自転方向に偏りがあることをジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が発見、「宇宙はより大きなブラックホールの内部」との理論が強化される 2020年ノーベル物理学賞受賞者が語る「ビッグバン以前の宇宙」とは? ダークエネルギーが「逆再生ビッグバン」でブラックホールから生成されているとの研究結果が報告される ブラックホールに吸い込まれると人間はどうなってしまうのか? 「宇宙に果てはあるのか?」を5人の専門家が解説 ダークエネルギーの源が「ブラックホール」である可能性を示す最��の糸口が見つかる 宇宙には反物質でできた「反物質星」が存在するかもしれないとの研究結果 世界で初めて「太陽系外の惑星を公転する衛星」の証拠が発見される
ループしている宇宙の「前の宇宙の痕跡」を発見したとの研究結果 - GIGAZINE
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TEDにて
ジョン・C・マザー:ジェームズ・ウェッブ望遠鏡が宇宙を拓く
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
ジェームズ・ウェッブ望遠鏡は、現代の科学と工学の奇跡です。
テニスコートサイズの遮光版で守られ、金メッキが施された6.5mの鏡を持つ世界一強力な望遠鏡であり
「我々はどこから来たのか?」「宇宙に生命はいるのか?」といった疑問に人類が挑む最新の試みでもあります(この望遠鏡は宇宙に打ち上げるために折り紙のように折り畳まなければなりませんでした)。
ウェッブを建造したNASAのチームリーダーを務めるノーベル賞受賞者のジョン・C・マザーが、この望遠鏡を使って宇宙の初期に最初の銀河が形成される様子を観測する方法や宇宙塵やガス雲の後ろを覗いて星々が生まれる様子を明らかにする方法。
エウロパやタイタンなど、生命を宿す可能性のある場所についての新たな詳細を見つける方法について説明します。
「この望遠鏡が大きな驚きをもたらしてくれる」とマザーは言います。
私が6歳のとき、父が言いました。お前は、とても小さな細胞でできていてその中に詰まった遺伝子が、お前の運命を左右するのだと。
私は思いました「それはすごいなあ。不思議なことが、いっぱいあるんだね。もっと知りたいよ」と。
私はガリレオやダーウィンについて読み、科学者になりました。
当時、解明されていたことは、まだ少なく我々はまだ化学元素が、爆発した星々から来たことも身の周りにある全ての物が、星の中身から再生されたことも。
自分らが、再生された星だとも知りませんでした。しかし、我々はビッグバンの観測に乗り出し、宇宙マイクロ波背景放射をミリ波で測定してマッピングしました。
これは、全天を楕円にまとめて分かりやすく示したものです。ビッグバンに関するこのデータには、寒暖のまだらがあることが分かります。
「まだら」は、最初の最初からあったものでその存在理由を誰も正確には知りませんが、銀河や星や惑星や。
やがて、人類の存在にもつながったのです。「まだら」がなければ、人類も存在しないのです。「まだら」が重要��とは分かりました。
では、どうしてそうなったのでしょうか?
次に何が起きたのでしょうか?
そこで、写真を撮ろうとなりました。もちろん、空の写真は、ハッブル宇宙望遠鏡で撮ります。この写真は1995年頃に、撮影されたもので遥か遠くの銀河が写っています。
これが可視光の観測ができる口径2.4mの望遠鏡で得られる画像です。この写真を見て、みんな感動しました。何千もの銀河が写っています。
ただ、誕生の様子が見られる最も遠い銀河は、撮影できませんでした。ですから、この写真に赤ちゃん銀河は写っていません。
必要だったのは、もっと大型で強力な望遠鏡であり、宇宙の果てからやってきて宇宙の膨張により引き延ばされ、赤外線となった光を捉えられるものでした。何が見つかるかは不明でした。
天文学者たちは本を書きこう訴えました「我々にもっと強力な望遠鏡を建造させてください」そして建造したのです。
これが、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡です。巨大な鏡が見えますね。六角形で赤外線が反射するように金メッキが施されています。口径は6.5メートルです。
それを守るのは5重の金属化プラスチック製の遮光板でテニスコートほどの大きさがあります。
この望遠鏡は大きすぎてロケットに収納できないので折り紙みたいに折り畳まねばなりませんでした。こんな望遠鏡を考案して建造できること自体が、素晴らしい工学上の偉業です。
こうして建造し、そして、打ち上げました。2021年のクリスマスの朝にフランス領ギアナから宇宙に飛び立ちました。完璧な打ち上げでした。
アリアンスペース社が、必要な位置に真っ直ぐ送り込んでくれました。ですから今後20年は、この素晴らしい新望遠鏡を運用して科学的な観測が行えると思います。
熱帯の雲を抜けて真空の宇宙空間に到達するまでに掛かった時間は、わずか2分でした。
では、この折り紙式の望遠鏡を宇宙空間で展開した様子をお見せしたいと思います。最初に太陽光パネルを展開しました。次が、通信アンテナです。双方向通信を行うためです。
次いで、巨大な遮光板を固定するパネルを展開しました。ここまで実際の時間では、2週間かかります。皆さんにお見せするために時間を短縮しました。現代工学の奇跡としか思えない実に複雑なものです。
この素晴らしい望遠鏡がなかったら同じことを他の方法で成しえたでしょうか?答えはノーでしょう。
必要なのは、大型の望遠鏡とそれが宇宙空間にあり、熱を発して自ら赤外線を放射しないよう低温にすることです。
3番目は、ここ地球からの指令だけで非常に注意深く展開されることです。
そんなに複雑なことが、なぜ可能だったか問われれば、まずは、練習、練習、練習です。リハーサルとテストでうまく行かなければ修正します。
そしてもちろん可能な限り、何でも2つずつ用意します。
3番目は、仲間たち全員と議論を重ねることです「本当にこれでいいのか?」「打ち上げ前に修正すべき���違いを何か見落としていないか?」などです。
そして、最後の手順が、ついに望遠鏡本体の展開です。これで宇宙空間に設置できました。ただし、まだ温かく焦点も合っていないので準備が整ったわけではありません。
これが冷え始めて次の手順を行えるぐらいの低温になるまで数週間待たねばなりませんでした。これを送り込んだのは、ラグランジュ点2という場所で地球の軌道よりも、およそ150万キロ外側にあります。
この点は、地球と一緒に太陽の周りを公転するので望遠鏡が離れて行くことはありません。ここは、そのような条件が満たせて、しかも片側だけの日よけで太陽と地球と月から望遠鏡を守れる唯一の場所です。
次は、我々が何を見たか?です。
観測したことのある星にジェームズ・ウェッブ望遠鏡の焦点を合わせて撮影しました。ぼやけた写真は2003年に打ち上げられたスピッツァー宇宙望遠鏡のもの。
鮮明な写真は、新しいウェッブ望遠鏡のものです。正しく機能してみんな感動しました。その星の鮮明な画像を得てこの被写体の感度が、計算できるようになりました。
あなたがマルハナバチだとします。その1センチ四方の体が、地球と月の間の距離だけ望遠鏡から離れた場所で羽ばたいていても、あなたが反射する日光と放射する熱の両方で我々にはあなたが見えます。
宇宙にマルハナバチはいませんが、未知の何かがあります。この望遠鏡はきっと大きな驚きをもたらしてくれることでしょう。
では、観測対象をお見せしましょう。ここは、こうして話している間にも星々が生まれている場所の一例です。今や我々は、星が爆発してちりを生み出し、そこから新たな星々が再生されることを多少なりとも知っています。
その再生が起こっているのが、この場所です。輝くガスとちりのこの美しい雲の中で星々が生まれているところです。
左側はハッブル宇宙望遠鏡が、可視光で捉えた画像で右側は同じくハッブル望遠鏡の赤外線カメラによって見え始めたちりを透過した画像です。
美しいですね。天文学者は、内部を見たいものですが、ウェッブ望遠鏡なら叶うでしょう。火星から外の太陽系が何でも観測できます。
これはかなり興味深い一枚です。
火星に生命がいる可能性は、皆知っていますが、エウロパはどうでしょう?エウロパは木星の衛星で氷に覆われた液体の海があります。それが分かったのもガリレオの名前にちなんだ探査機を送ったからでこれが我々が見て撮影した写真です。
今では、氷塊の割れ目から水が噴出していることが分かっていて 時々、その様子が、地球からでも観察できます。我々の計画は、そのジェット水流に探査機を送り込みその中に有機分子がないか確かめるというものです。
生命?いるかもしれません。この衛星もウェッブ望遠鏡で観測します。太陽系をさらに外に進むと我々が観測してきたタイタンがあります。
タイタンは太陽系の中で唯一、海と湖と雨と川と大気を表層に持つ衛星です。ただ非常に低温なためメタンやエタンなどの炭化水素が、液体で存在しています。地球では燃料として使われるものですね。
このことをこの先、ウェッブ望遠鏡で確かめ探査機を送り込んでヘリコプターを着陸させての探査さえ行います。ここは生命が存在しうる場所でしょうか?可能性はあります。
私もよく質問されますが、地球にいるような生物種が、本当に唯一の生命体なのでしょうか?
違うかもしれません。もし違うなら、ここは観測するのにふさわしい場所です。地球とは異なっていますが、固体と液体と気体があり、溶媒になりうる液体炭化水素があるからです。結果を待ちましょう。
次に我々が調べたいのは、生命のいる可能性がある系外惑星があるかどうかです。我々は、地球サイズの惑星を持つ小さな星々をこんな方法で観測します。
惑星が恒星の前を横切ると星の光が一部遮られますが、その惑星に大気があれば、星の光の一部がその大気を通過して我々の望遠鏡に届く途中でそれが分析できて大気の化学的性質が、探れるのです。
ですから第1は、その小さな地球型惑星に大気があるかどうか。
第2はその大気中に分子があるかどうか。
第3はその分子が水かどうかで液体の海ができるほどの量の水があるかどうかです。あるかもしれません。それを見つけてお知らせします。
宇宙に生命はいるのか?
それは、分かりません。しかし、このプロジェクトが終わった後も我々はさらに強力な望遠鏡で太陽のような星々を回る小さな地球を観測し続けるでしょう。
そのときには、こう言えるでしょう「本当に、本当に、地球みたいなのか?」イエスかもしれません。見つけたことは、全て皆さんにお伝えします。
手始めは、この夏に行う最初の科学的な観測です。ぜひご期待ください。天文学者たちは、光の速さで。そして、想像力の速さで旅をするのです。
宇宙望遠鏡に関して・・・
ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope, HST)は、1990年に打ち上げられ、地球の周回軌道から宇宙を観測してきました。
ハッブルは、宇宙の膨張やブラックホールの存在、遠方銀河の観測など、多くの重要な発見をもたらしました。
ハッブルの主な観測波長は紫外線から可視光線、そして一部の赤外線までカバーしています。
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope, JWST)は、ハッブルの後継機として2021年12月25日に打ち上げられました。
JWSTは、主に赤外線での観測を行うために設計されており、これによりハッブルでは観測できなかった初期宇宙の星や銀河の形成過程を明らかにすることが期待されています。
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の大きさは、JWSTの主鏡は直径6.5メートルで、ハッブルの2.4メートルを大きく上回ります。
観測波長は、主に0.6から28マイクロメートルの赤外線を観測。
地球から約150万キロメートル離れた第2ラグランジュ点(L2)に配置され、地球の影響を受けずに安定した観測を目的に設計されています。
今後の後継機として
Nancy Grace Roman宇宙望遠鏡(Roman Space Telescope)は、2026年に打ち上げが予定されている次世代の宇宙望遠鏡です。
Romanは、広視野撮像装置を搭載し、ダークエネルギーの研究や系外惑星の観測に特化しています。
さらに、天文学者たちは地球型の系外惑星を観測できる巨大な宇宙望遠鏡の開発を提言しています。
これにより、将来的には地球に似た惑星の詳細な観測が可能となり、生命の存在を探る研究が進むことが期待されています。
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡やRoman宇宙望遠鏡のような次世代の観測機器は、宇宙の謎を解明するための重要なツールとなり、天文学の新たな時代を切り開く可能性が期待されています。
<おすすめサイト>
背景重力波について2023
ジュナ・コールマイヤー:銀河とブラックホールと星々の最も詳細な地図
アンドリュー・コノリー:宇宙へ向けた次の窓は何か?
<提供>
東京都北区神谷の高橋クリーニングプレゼント
独自サービス展開中!服の高橋クリーニング店は職人による手仕上げ。お手頃50ですよ。往復送料、曲Song購入可。詳細は、今すぐ電話。東京都内限定。北部、東部、渋谷区周囲。地元周辺区もOKです
東京都北区神谷高橋クリーニング店Facebook版
#ジョン#マザー#銀河#ジェームズ#ウェッブ#ラグランジュ#宇宙#望遠鏡#ハッブル#エウロパ#タイタン#ダーク#エネルギー#ブラック#ラニアケア#ハーシェル#NHK#zero#ニュース#発見#discover#discovery#重力#コービー#COBE#ノーベル
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原初の光〈CMB〉から分かる宇宙の大きさ 前回の記事では宇宙の初期、ビッグバンから数十万年後の初めて光が解放された時の名残りが“宇宙マイクロ波背景放射(Cosmic Microwave Background: CMB)として現在でも観測できることが示されました (*1)。それによって何が分かるのか、これらからどのような情報が得られるのか、という観点から宇宙の神秘を探…
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プラズマ宇宙論(プラズマうちゅうろん、英語: Plasma Cosmology)とは、宇宙論の一種で、宇宙的スケールの現象は重力だけではなく、宇宙の全バリオン物質の99.9%を占める電気伝導性の気体プラズマの運動に起因する、巨大な電流と強力な磁場の影響を大きく受けているとする。そして電磁気力と重力の相互作用によって、壮大な現象を説明できると主張する。主としてプラズマ物理学の基本である電磁流体力学 (MagnetoHydroDynamics: MHD)の上に立脚した理論である。
プラズマ宇宙論はビッグバン理論と比較して、銀河の回転曲線問題を暗黒物質という仮定の物質を持ち出すことなく簡潔に説明できる(#銀河形成と回転曲線問題)。さらに、近年発見されたヘルクレス座・かんむり座グレートウォール、U1.27といった宇宙構造体の成り立ちを説明する際、現行のビッグバン宇宙論(およびそこから発展した理論)では存在自体が矛盾してしまう程巨大な宇宙の大規模構造も、プラズマ宇宙論では矛盾無く説明できる。しかしながら、プラズマ宇宙論は宇宙マイクロ波背景放射の観測事実をうまく説明できていない(#マイクロ波背景放射)。そのため、現時点では標準的な理論とみなされていない。
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宇宙で米国と争い、中国が「制宙権」確保へ
「宇宙を制する者が世界を制する時代」に突入した世界
2020.12.1(火)
渡部 悦和
中国の宇宙開発はめざましい進展を遂げている。
例えば、2020年6月23日には中国版GPSである「北斗」衛星測位システムを完成させ、11月24日には無人月面探査機「嫦娥(じょうが)5号」を搭載した大型ロケット長征5号を打ち上げ、月の石や土を地球に持ち帰る「サンプルリターン」に挑んでいる。
もしもこの試みが成功すれば、米国と旧ソ連に続いて3カ国目、44年ぶりの快挙となる。
この嫦娥5号のプロジェクトは、将来の有人月面探査、月面基地(月の南極に中国人民解放軍(=解放軍)が関与する軍事基地の可能性がある)の建設につながるであろう。
また、米国の宇宙ステーションは2024年にその任務を終えるが、中国は2022年を目標に宇宙ステーションの打ち上げを計画し、着々と実績を積み上げている。
その結果、2025年以降は中国のみが宇宙ステーションを保有する可能性が高い状況だ。
以上のような中国の野心的な宇宙開発の背景には、拙著「自衛隊は中国人民解放軍に敗北する!?」で指摘したように、習近平国家主席の「宇宙強国の夢」と宇宙の支配権である「制宙権」を確保しようという野望がある。
中国の「宇宙強国の夢」と背景にある「制宙権」をめぐる争い
中国は、毛沢東の時代から「両弾一星」を国家にとって不可欠な戦略的技術として重視してきた。
「両弾」とは核爆弾と誘導弾(ミサイル)のことで、「一星」とは人工衛星のことだ。
多くの中国人民が餓死するような厳しい時代においても開発を継続してきたのが「両弾一星」だ。習近平国家主席は、毛沢東の路線を踏襲して、宇宙開発を重視している。
習近平主席は多くの夢を語っている。例えば、「中華民族の偉大なる復興」「海洋強国の夢」「航空強国の夢」「技術強国の夢」、そして「宇宙強国の夢」である。
多くの夢のなかでも「両弾一星」につながる「宇宙強国の夢」は優先度の高い夢であり、中国の宇宙白書『2016中国的航天(2016年の中国の宇宙開発)』は2030年にそれを達成すると宣言している。
「宇宙を制する者が世界を制する」「宇宙を制する者が現代戦を制する」という格言がある。
宇宙開発における三大国家である米中露は、現代戦における宇宙の重要性を深く認識していて、宇宙を「戦闘領域」と見なしている。
そして、米中露は、宇宙の軍事的支配を意味する「制宙権」をめぐる熾烈な争いを展開しているが、我が国には「制宙権」という概念を知る者はほとんどいない。
一方、中国は「制宙権」を確保した宇宙強国を目指し、急速な宇宙能力向上を目指している。
仮に米中間に紛争が起こった場合、中国は米国の人工衛星などに対する先制攻撃を行う公算が大きい。宇宙戦においては先手必勝で、先に相手の衛星などを破壊した国の勝ちだ。
中国は、まともに米軍と戦ったら負けると思っている。
そこで米軍の弱点を探し、その弱点を衝く作戦を採用している。米軍の弱点は、人工衛星とそれを支える衛星関係インフラの脆弱性だ。
万が一、米国の衛星が破壊されるか機能低下に陥れば、米軍は致命的な打撃を受ける。例えば、通信衛星や偵察衛星が破壊されれば、作戦の中枢機能であるC4ISR(指揮・統制・通信・コンピューター・情報・監視・偵察)が機能しない状態になる。
また、GPS衛星が破壊されると、GPSを活用する兵器(弾道ミサイル、艦艇、航空機など)は自己位置情報が使えなくなり、射撃精度に決定的な悪影響を受ける。
つまり、解放軍の狙いとする「米軍を盲目にし、無力にする」ことが可能になるのだ。
中国の宇宙開発は解放軍主導
中国の宇宙開発体制は、共産党の指導の下に、軍事、政治、国防産業、商業の各部門からなる複雑な構造になっている。
しかし、解放軍は、歴史的に中国の宇宙計画を管理していて、宇宙を舞台としたISR(情報、監視、偵察)、衛星通信、衛星航法、有人宇宙飛行、無人宇宙探査における中核になっている。
図1「中国の宇宙開発体制」
衛星の打ち上げなどの実務面を担当しているのは解放軍(有人宇宙計画は装備発展部、無人宇宙計画は戦略支援部隊)だ。
つまり、中国の宇宙開発は、一部の民生分野や科学研究を除き、ほとんどが軍の統制下にある。この点が宇宙開発に自衛隊がほとんど参画していない日本との大きな違いである。
中国の宇宙開発と宇宙戦でぜひ知っておいてもらいたい組織がある。解放軍の「戦略支援部隊」と、その指揮下にある「宇宙システム部」だ。
2015年の年末から2020年末を目途に解放軍の大きな改革が進行中で、この改革により戦略支援部隊が誕生した。
戦略支援部隊は、情報戦、宇宙戦、サイバー戦、電子戦を担当する世界でも類を見ない部隊で、解放軍が現代戦を遂行する際に不可欠な部隊だ。
そして、中国の宇宙開発には解放軍が深く関与しているが、その主役が戦略支援部隊である。
戦略支援部隊は、宇宙戦を担当し宇宙関連部隊を指揮する「宇宙システム部」と情報戦を担当しサイバー部隊を指揮する「ネットワークシステム部」という、2つの同格の半独立部門を指揮下におく(図1参照)。
「宇宙システム部」は、衛星打ち上げ(作戦上即応性の高い移動式の発射装置の打ち上げを含む)、宇宙遠隔計測(テレメトリ)・追跡・制御、戦略情報支援、対宇宙(英語では「カウンター・スペース」と表現され、敵の衛星などの破壊や機能妨害を意味する)など、解放軍の宇宙作戦のほぼすべての機能を統制している。
宇宙システム部が中国宇宙開発の現場における主役だ。
解放軍以外の宇宙開発関連の機関としては、国務院(日本の内閣に相当)の工業・情報化部に所属する「国防科技工業局(SASTIND)」が非常に重要な組織だ(図1参照)。
国防科技工業局は、①中国の宇宙計画の策定・実施、②宇宙関連機関・企業の管理・監督、③宇宙研究開発費の割り当てなど、中国の宇宙活動の調整・管理、④軍事調達を監督する解放軍組織との実務的関係の維持、⑤中国の宇宙活動を行う国有企業の政策的指導を担当している*1。
*1=Defense Intelligence Agency,“Challenges to Security in Space”
そして、国防科技工業局は解放軍の指導を受ける立場にあるとされている。
また、中国国家航天局(CNSA)は国防科技工業局の管理下で、中国の民間宇宙開発の公の顔として、世界各国との関係を強化している。例えば、CNSAは今回の嫦娥5号のミッションなどをホームページで紹介している。
そして、ロケット、人工衛星、宇宙船などを開発・製造しているのは中国航天科技集団公司と中国航天科工集団公司という2つの巨大企業だ。
中国の宇宙戦
中国は米国の宇宙への依存を最大の弱点だと見なしている
中国の戦略家は、「米国が軍事作戦の際に、衛星に依存しすぎていて、これらを『機能低下させるか破壊する』と脅すことは、米国を屈服させるのに効果的だ。
必要に応じて、宇宙の先制攻撃を実施することが必要」と考えている。つまり、相手の衛星などを攻撃するシステムは、「国家レベルで米国を抑止し、抑止が失敗した場合は攻撃を行い目的を達成する」ことを意図している。
中国軍事科学アカデミーの『軍事戦略』(2013年版)は、敵が宇宙での衝突を意識的にエスカレート���るのを防ぐために、警告と懲罰を伴う限定的な宇宙作戦を行うことを推奨している。
また、「宇宙システムは『攻撃が容易で防御が困難』なものであり、『敵の宇宙システムの重要な結節点(ノード)』はとくに価値のある攻撃目標になる。また、作戦遂行のための指揮統制システムは重要な攻撃目標であり、宇宙情報システムは最重要なターゲットである」と主張している。
中国の宇宙攻撃能力の開発は、米国の防御能力を上回っている。
中国は、対宇宙兵器を開発し、テストし運用しているが、米国がこれらの脅威から宇宙システムを防護する努力よりも速いペースで行っている。
中国は、宇宙とサイバー空間を「支配するドメイン(領域)。敵を拒否するドメイン」と見なし、商業的な民間の資産を含む宇宙ベースの資産に対するサイバー攻撃や電磁波攻撃を平素から行い、とくにそれを紛争初期に行う可能性が高い。
主要な宇宙における攻撃能力
中国は10年以上にわたって、対衛星(ASAT)ミサイル、サイバー攻撃、電磁波攻撃、および同一軌道宇宙攻撃兵器の開発に多額の投資を行い、これらのシステムの信頼性を向上してきた。
中国に限らず、宇宙先進諸国の宇宙における攻撃能力(対宇宙能力)は図2の通りだ。
図2「宇宙における脅威」
●指向性エネルギー兵器(DEW:Directed Energy Weapons)は、敵の装備や施設を破壊、損傷、破壊するために指向性エネルギーを使用する。
これらの兵器には、レーザー兵器、高出力マイクロ波兵器(電子レンジと同じ原理を使う。高出力マイクロ波を照射し、目標のアンテナなどから侵入させ、電子機器を焼いて故障させ、破壊する兵器)および高周波ジャマー兵器(1~300MHzの高周波を使った電波妨害装置)などがある。
DEWによる攻撃は、電磁波を使う攻撃であり、デブリを発生しにくいので、攻撃を探知することが難しい特色がある。
パトリック・シャナハン米国防長官(当時)は、「解放軍は2020年までに低軌道(LEO)衛星を標的とする地上ベースのレーザーシステムを配備する可能性が高い」と証言している。
●キネティックエネルギー兵器:ASATミサイルは、固定式または移動式の発射システム、ミサイルから構成され、標的である衛星を破壊するように設計されている。これらの兵器は航空機から発射することもできる。
「体当たり破壊兵器」は、搭載されたシーカー(目標捜索装置)を使用して標的衛星を捕捉し、体当たり攻撃を実施する。
中国は2007年における衛星撃墜(ASATミサイルを使い、機能不全の気象衛星を破壊し、それが大量の危険な宇宙ゴミを生み出した)以来、衛星を撃墜していない。
しかし、ほぼ毎年、キネティック(物理的)な宇宙攻撃システムのテストを続けている。そのテストは時に宇宙を通過するミッドコース(中間軌道)における弾道ミサイルの迎撃テストの形をとっている。
米空軍宇宙コマンド司令官(当時)のジョン・レイモンド大将は2015年、「中国の衛星攻撃兵器(ASAT)研究への投資は、すべての軌道のすべての衛星に脅威を与える可能性がある」と述べている。
さらに米国の国立航空宇宙情報センターは、「中国の戦略支援部隊は、低軌道目標を打撃することができるASAT兵器で訓練を実施した」と証言している。
●サイバー攻撃:多くの宇宙活動はサイバー空間に依存し、その逆もまた同様だ。
衛星による指揮・統制(C2)およびデータ配信ネットワークに関する高度な知識を有するサイバー関係者は、攻撃的なサイバー戦を使い、宇宙システム、関連する地上インフラ、それらのユーザーおよびそれらを接続するリンクに対して影響を与えることができる。
解放軍は、「ソフト」なサイバー攻撃も行う。
キネティックな打撃よりもエスカレートする可能性が少ないため、とくに攻撃された側が何が起こったのかすぐに判断できないか、報復する意思を持たせないため、「ソフト」なサイバー攻撃がより魅力的になる。
中国は、2007年以来少なくとも4回、米国の宇宙システムに対するサイバー攻撃を実施したかその関与が疑われている。
●電子戦(EW)兵器:EWは、妨害およびスプーフィング(誤った情報を含む、偽の信号を受信者に送信すること)技術を使用して、電磁波領域(電磁スペクトラム)を制御することだ。
アップリンク妨害は衛星に向けられ、衛星受信エリアの全ユーザに対するサービスを損なう。ダウンリンク妨害は、地上ユーザ(例えば、衛星ナビゲーションを使用して自己位置を決定する地上部隊)に向けられるため、局所的な影響がある。
●同一軌道上での攻撃兵器:同一軌道にある衛星などは、相手の宇宙船を故障させるか破壊することができる兵器となる。
これらの衛星は、高出力マイクロ波兵器、高周波ジャマー、レーザー、相手の衛星に衝突し破壊する「体当たり破壊兵器」、相手の衛星を破壊するロボットアームなどを搭載している(図2参照)。
これらのシステムの中には、衛星の整備や修理、デブリ除去のためのロボット技術のように、平和的に利用できるものもあるが、軍事目的にも利用できる。
解放軍が中国の宇宙計画に深く関与していることを考えると、軍民両用の機能を備えたプラットフォームが必要に応じて攻撃目的に使用される可能性はある。
たとえば、宇宙デブリ除去実験衛星と呼ばれている「遊龍1」には、他の衛星をつかむためのロボットアームがあり、兵器にすることも容易だ。
一部のアナリストは、中国の衛星「SJ-17」(新しい推進技術、監視技術、太陽パネル技術に関する試験衛星)の静止軌道における同一軌道攻撃にとくに懸念を抱いている。
それによると、SJ-17は静止軌道を通過しており、その動きは軌道を変更する能力を含む、かなりの機動性がある攻撃兵器としても使えることを示唆している。
一方で、これらの機能は、有害な宇宙デブリの除去や衛星の修復などの平和的目的にも使用できる。
おわりに
以上記述してきたように、中国の宇宙開発計画は「制宙権」の確保を目指して、めざましい進展を遂げている。
これに対して、日本は、宇宙の民間利用の分野では世界の一流国家の仲間入りをしているが、宇宙戦の分野では米中露��比して大きく出遅れている。
これは日本には「制宙権」の確保という発想がないからである。
そのために、宇宙の軍事利用に関して我が国は中国に比して遅れ、日中の宇宙戦の能力を比較すると、明らかに解放軍を中心とする国家ぐるみの体制を構築している中国側が優勢だ。
もっと安全保障の観点から宇宙開発を見直す必要があるのではないだろうか。
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宇宙の標準理論によれば、宇宙は約138億年前のビッグバンという大爆発で始まり、その後、膨張を続けている。研究チームは、約3年間分、約420平方度(満月2000個分)の天域の観測データを用いて重力レンズの効果を測定し、ダークマターの分布を測定。宇宙の標準理論のパラメータの一つである、現在の「宇宙の構造形成の進行度合いを表す物理量(以後、S8)」を可能な限り正確に算出した。 その結果、S8の値は0.76となり、欧州宇宙機関(ESA)の「プランク(Planck)」衛星による宇宙マイクロ波背景放射の測定で得られた値(0.83)と一致しないことがわかった。研究チームによると、S8の不一致は、前提としていた宇宙の標準理論の綻びのせいかもしれず、標準理論には含まれていない宇宙の新しい物理が存在する可能性があるという。
MIT Tech Review: 「宇宙の標準理論」に綻びの可能性か、ダークマター分布から示唆
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研究チームが閉じた宇宙の証拠としてあげているのが、欧州宇宙機関(ESA)が2018年に「Planck 2018 Results」として発表した、宇宙マイクロ波背景放射の詳細なマッピングデータです。宇宙マイクロ波背景放射は、天球上の全方向からほぼ等方的に観測されるマイクロ波であり、ビッグバン理論の証拠ともいわれています。
この宇宙マイクロ波背景放射は、ビッグバン直後に発生したと考えられているだけでなく、宇宙全体に広がっており、宇宙の歴史と振る舞いに関する最も重要なデータの一つとみられています。ESAによる最新の観測データによると、宇宙マイクロ波背景放射における重力レンズ効果は予想よりも大きかったそうで、「既存の物理学によって説明されない重力が宇宙マイクロ波背景放射を曲げているのではないか」と、研究チームは考えました。
そこで研究チームが余分な重力レンズ効果を説明する方法を探った結果、「平坦な宇宙ではなく、閉じた宇宙であればこの現象を説明できる」ことが判明したとのこと。「これは、一般相対性理論で説明できるため、(未知の現象を説明するために)新たなパラメーターを付与するよりも物理的な解釈です」と、Melchiorri氏は述べています。
(宇宙が収縮することはないとする「平坦な宇宙説」に反する証拠が見つかったと研究者が主張 - GIGAZINEから)
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5Gの基地局、通信の仕組みはこれ以上深堀できないほど自分の中ではゴールに到達した。全てはフラットにタンタンと事実だけをまとめておく(後は好きにしろ)
5Gアンテナがあなたの地域のどこにあるかの探し方
日本のどこに5Gアンテナがあるか気になる人いるよね?(すっとぼけ) 今回は誰でもできる!5Gアンテナの探し方について大事な事を説明していきます
総務省 無線局のページを開く
まず上記の項目で言えば大事なポイントは周波数(From-To)の数値 例として27~30GHzと記載しています
まずこれがなぜか?というのを簡単に説明すると、5Gというのは28GHzのミリ波帯を利用する通信方法で、携帯事業者(KDDI、DOCOMO、ソフトバンク、楽天)にはそれぞれ周波数がこまかく次のように割り当てられています
au(KDDI)
27.85008 GHz 27.95004 GHz 28.14996 GHz
NTTドコモ
27.45096 GHz 27.55032 GHz 27.64968 GHz 27.74904 GHz
ソフトバンク 27.9 GHz (試験時) 29.15064 GHz 29.25 GHz 29.34936 GHz 29.44872 GHz
楽天 27.15 GHz
28GHzとなってはいるけど、実際の業者別の機器を言えば、27~30GHzと幅広く検索すると全部がヒットするので覚えておきましょう(というかそうしないとヒットしない)
次に、エリアを指定してみましょう 今回は、なぜか院内感染が収まらない永寿総合病院がある台東区に絞って探してみます
ここでポイントになるのが、無線局の種別と無線局の目的は指定しないこと この状態で検索したら4つみつかります
ぜんぶKDDI、認可の時期は令元.12.24~、最新だと令2.3.3 新型コロナウイルスでみんなが自宅隔離している真っ最中の認可です
偶然にも私はこの頃にこんな総務省絡みの記事を書いてました
総務省東北統合通信局長が下着ドロで逮捕後に大臣官房付の役職につく謎
試しに最新のKDDIの申請状況をみてみます!
基地局というのは、固定設定なので電柱アンテナタイプの可能性
通信の相手方が陸上移動局というのは、いわゆる移動する無線局(車)他の免許人の・・というのは、他社と共用できるという事
送受信所というのは、基地局から繋がる地区、台東区→台東区なら同じ地域の別のアンテナへ中継
制御所というのは、その基地局の操作を外部からコントロールする場所
電波の形式と空中線電力は、利用周波数の帯域と出力の強さ。これは28GHzなので5Gだよ
常用というのは、常に動作してますという事
これらの情報から判断すると、この申請は電柱アンテナ→電柱アンテナ接続を行いますという内容。同じキャリアなら周波数帯域は変わらないけど、空中線電力の強さが違う所をチェックしましょう
台東区に設置されてる固定アンテナは一つだけ空中線電力が800mWと他に比べて2倍になっていますが、この辺は送受信の距離に関係したり、電力密度というちょっと特殊な計算が必要になるので割愛
じゃ、次は「東京都全体」の申請の中から移動基地局というものを探してみましょう 陸上移動基地局というのは、ローカル5G電波を出す車のことです
今度は検索条件の一部を変えて「陸上移動局(包括免許)」にします。実は「陸上移動局」というのももともとあるのですが、5Gは不特定多数の受信端末を持つユーザーの接続があり、またそこが中継となるため包括免許という扱いが必要になります
そのため5G関連と思われる同時無線接続になる陸上移動基地局(車)、基地局(アンテナ)の類は後付けで分けられた項目なのだと思います
それを選ばなければ一個もヒットしませんのでご注意ください(※指定なしでもヒットはしますが数が絞れません)
これで検索するとこんな感じで、実は5G用の移動基地局車ってこれしかない事がわかります
ソフトバンク:港区/2台
KDDI:渋谷区/2台
NTTドコモ:千代田区/3台
楽天モバイル:世田谷区/1台
しかも申請のエリアがちゃんとすみ分けされています そしたら、今度は試しにソフトバンクの申請内容をみてみます
特定無線局の種別に陸上移動局と書いてるので、これは移動車両という事
指定無線局数とは同時に開設されている特定無線局の数の上限で、要はそれだけの数と接続できますという事
通信の相手方に自社だけじゃなく他社の基地設備や陸上移動局があるのがポイント
東京都全体で制御元の基地局ではなく、独立単体で電波を発信できるローカル5Gの移動車両は合計8台ですが、既に設置されてる他社のアンテナであっても利用できる申請になっているため、5G関連の通信インフラは共通利用になります(マッチポンプ)
これで終わりではありません
次は台東区の4つのアンテナの制御元になっていた新宿区もみてみましょう 検索条件はほぼ一緒、「東京都」「新宿区」「指定なし」に指定
大量に出てくる中の一つを選んで確認すると送受信元が「埼玉」や他には「千葉」という基地局もみつかります
今検索して出てきたのは新宿区にある5Gアンテナであり、その送受信元が埼玉という事は、当然、エリアを「埼玉」にして調べていけば、電波が繋がっている先がわかります
同様に東京都23区、千葉、埼玉・・と送受信元を繋いでいくとこんな感じ
新宿→新宿区 400/800mW/1.2W 複数台 新宿→台東区 400mW 新宿→渋谷区 400mW ×2台 新宿→目黒区 400mW 新宿→豊島区 400mW 新宿→板橋区 400mW 新宿→ 北区 400mW 新宿→ 港区 440/800mW etc・・ 新宿→千代田区 400mW
新宿→千葉県美浜 1.6w 新宿→埼玉県さいたま市緑区 1.6w 新宿→埼玉県さいたま市大宮区 400/800mW 新宿→埼玉県さいたま市南区 800mW 新宿→埼玉県ふじみ野市 1.2w 新宿→神奈川県横浜市中区 400mW
常用通信している5G中継アンテナの範囲が見えてくるので、線で繋げてみました
全部は行ってませんが矢印の範囲はすでに5Gが到達するエリアと言えます。→の先端から他の矢印の基地局にも中継できると考えれば、点や線ではなく面でエリアが出来上がる訳です
「だれが5Gは未来だなんて言った?」のCMは誇大広告ではなかったようです(仕込み済み)
ちなみに、KDDIの拠点は新宿ですが、NTTドコモの制御は港区になってます この5Gの基地局アンテナが多い新宿の中のひとつの制御拠点があります
平成30年の時点で最初に申請されている5Gは「携帯移動地球局」 そして通信相手方は人工衛星(インマルサット)です
インマルサットは知らなかったので調べました
インマルサットとは?
ざっくり言ってしまえば、イギリスの有限会社が所有していた人工衛星です この会社2019年に未公開株を扱うイギリスの特殊な投資会社買収されています
それでもKDDI+インマルサットと言う形でまだ業務提携されているという事は、事業は潰れてはいないんでしょうけど、英投資会社が通信衛星の所有権を持っている・・しかも日本の会社ではないというのが不安要素
一方で港区の制御ポイントはNTTドコモの自社ビルからの光ファイバーケーブル接続による安定回線が売りの模様。5Gの電波を飛ばすと言っても結局は大元の有線伝送の安定が必須という事らしいです
光ファイバー伝送と言えば海底ケーブルですが・・
東日本大震災が合った時に海底ケーブルが断線したとの事です
あの時、余震や本震が長い事続き、その後も数年に渡り地震が続きましたが、震源地とほぼ一緒と考えれば、地震があってケーブルが切れたのか?それともケーブルが切れるほどの衝撃があってそれが地震になったのか・・とても思考停止ではいられないですね(韓国へのルートが・・)
仮に、10年後に有線海底ケーブルベースの高速光回線通信時代が来る!という計画があったのを潰して、宇宙成層圏、低軌道上からの無線電波放射式ビジネスに置き換えるために動いたのでは?
なんて���えてもおかしくなさそうな流れです(現在は5G通信衛星打ち上げ競走の真っただ中) ・・おっと話を脱線してしまいそうになったので戻ります
東京都の5G網は新宿及び港区を基点にすでに出来上がってるというのがわかったと思いますが、千葉と埼玉にも実は、同じような通信衛星と繋がる地上基地がありました
アイピースタージャパン株式会社
調べてみたら約25万台のユーザー・ターミナルを販売、オーストラリアとニュージーランドだけで10万以上の顧客、アジア・太平洋地域の衛星ブロードバンドのリーダー。地上ネットワークの展開と、その広い電波到達範囲によりあらゆる場所と時間に柔軟なサービスを提供、12カ国14のゲートウェイで全国的なブロードバンド衛星を提供している会社
この千葉で事業登録しているアイピースタージャパン株式会社の所在位置は「東京都 新宿区」一旦都心部から離れて地方田舎にいったのにまた新宿に逆戻りです
ちなみにこのアイピースタージャパンの地球局が通信してるのが埼玉であり、埼玉にも同じ会社の受信基地があります
この会社の売りはTHAICOM-IP系人工衛星局との通信になっているので調べてみると、IP系人工衛星はタイコム8号(IPSTAR2)しかない※9号は計画中との事
タイコム8号(IPSTAR2)はタイコム4号後継機となる高速インターネット衛星。24本のKuバンドトランスポンダを搭載し、受信域はタイ、南アジア、アフリカをカバー
打ち上げは2016年5月27日にスペースX社が行ったそうです。専門用語が多いので解説します
kuバンドとは、簡単に言えばマイクロ波の中でも周波数範囲12-18GHzの帯域の事 トランスポンダとはTRANSmitter(送信機)とresPONDER(応答機)からの合成語
まとめると、マイクロ波の中でも周波数範囲12-18GHzの帯域を使った通信を中継する機器です
そんな通信衛星から地上基地に電波を飛ばして、それを中継アンテナで送電してる そんなブロードバンド会社が新宿にあって、千葉と埼玉を制御している って訳です
とまぁ、東京都、千葉、埼玉だけしかまだ調べてませんが、福岡や大阪などが地元の人も稼働状況をチェックしてみればいいかと
追記:広島で23人のクラスター感染が出たというニュース
寝起きにネットニュースを見ると、広島で感染者が出たとの事で、同様に広島の5G施設関連も確認してみます
他の県で調べた時は、どこもヒットしなかったのででないだろう・・と思ってましたが、これが事実です
正直、ドン引きするくらいでたので、その中身や内訳を詳しくチェックしていきましょう まず、最新の令2.3.5に認可されているKDDIの送受信元は広島市内(電柱アンテナ)ですが、その制御元は東京新宿になっています
東京都23区および近隣県の5G制御���新宿に集まっているというのはすでに調査ずみでしたが、広島まで中継されてきていると考えると、ここまでの道程の全てに5Gのアンテナの中継ラインがあるのかもしれません
次にNTTドコモを見てみると、制御元が2か所あり、1つは広島市内ですが、もうひとつは大阪になっています
ここで大阪に行く前に、まずは広島県内の制御元になっている西区に絞り込んでみてみます
広島全体で27件の5G基地局のうち21件が西区に集中している事がわかりました。ここで広島の感染爆発が怪しいと思った人もいるかもしれませんが、感染者が出た場所というのは三次市であり、そこに絞ると実は5G設備はないという事はわかりました(※後述)
次は制御元の大阪までの導線を繋いでいくために、隣接する県に中継基地があるのかを��べます 広島の隣の岡山を調べてみます
どうやら岡山県には2か所の設備があり、ひとつは広島県広島市西区と中継を確認 ちなみにここから上にある感染者0人の島根県と鳥取県ですが・・
どちらも5Gの設備は中継アンテナである基地局もありません 続けて遡って、兵庫県の状況です
ここで見慣れない会社名がでてきましたが、内容を確認すると(瀬戸内海及び太平洋、かつ領海内)で人工衛星(インマルサット)と通信するという実験試験局用という事のようで中継するようなものではない模様
NTTドコモの4つの送受信元は兵庫県内ですが、制御元は第一制御が大阪、第二制御が港区とでてきました
ここで気になるポイントとして、設置されているのは基地局(アンテナ)、通信相手方が「免許人付属の陸上移動局」に限定されている事。これは実は見落としがちだが重要
都内の申請の「通信の相手方」を見た時このような表記になっていた
免許人所属の陸上移動局又は免許人と業務委託契約を締結した他の免許人所属の陸上移動局と記載されている
これに比べると、この表記では他社にこのエリアの基地局を使わせないという謎の縛りが発生している事になるのが少し意味不明だが、ひとつわかる事はこのエリアに対する5Gの電波発信は、陸上移動局=5Gの車が来たときにしか接続できない事を意味している
そこで兵庫県の感染者状況を調べてみると感染症指定医療機関「神戸市立医療センター中央市民病院」の40代の男性、70代の女性の入院患者2人、20代から50代の看護師を含む職員10人、それに清掃スタッフの20代女性1人の合わせて13人 とまさにリアルタイムで感染が増えている事がわかった
たった今、基地局が少なくて問題はないだろうと結論を出そうと思った矢先にこの情報だから、因果関係がないと割り切りそうだが、逆に言えば、この兵庫、神戸というエリアは陸上移動局��ローカル5Gを出す車が来ると電波を吹くという事から、その時神戸病院付近に陸上移動局車がいたのか?というのがひとつのポイントになる
・・あるいは症状が発生するまでの潜伏期間を考えれば1週間は行動記録を遡りたい所だ
西日本エリアの制御をしているゴールの大阪府をみてみよう
予想してたがやはり桁違いの数だった。ただ、予想外だったのが、大阪は陸上移動局=ローカル5G車もなければ、衛星から直や海底ケーブルからの直の地球局のようなものもなかった
そして、ここでもNTTドコモの制御元は港区、KDDIの制御は新宿区となっていたので、もうここで基点は東京都から全て5Gの導線が繋がってると言える
はい、ここらでまでまとめます
まとめ:5G基地局とは?
基地局(電柱アンテナ等、固定設備)/都内だけでも相当
陸上移動局(電波中継車、船も含む)/都内では8台
地球局(通信衛星と通信するための地上設備)/都内1千葉1埼玉1
まさか、お前のものは俺のもの!俺のものは・・お前も使っていいよwという映画版ジャイアンのように、他社の所有するアンテナや5G中継車との接続もお互いにOKを出す申請スタイルにびっくりでした
5Gインフラを整えるための共闘のようですが・・そこに楽天は入れてくれるんだろうか。ただ、西エリアの申請内容ではなぜか他社には使わせない的ないびりのようなエリアも
さて、正直、この記事を探してたどり着いた人は、この因果関係を探ってると思います じゃ、なきゃ「5G基地局の場所」なんてキーワードは使わないだろうしね
新型コロナウイルスと5G(ファイブジー)の不思議な繋がり
あるいは、5Gスマホを買ってルンルン(*´▽`*)な若者かな いずれにせよ、あなたは被害者であり加害者になるかもしれません
文字通り・・人柱です (動く5G中継アンテナ)
今回は調べていく仮定で、総務省、無線局における通信の用途別の申請内容および、特性の違いなど色々学ぶ事がありました
今日も東京は190人以上の感染者、明日はおそらく200人超えます そして広島で23人の感染とクラスターが起きたと騒がれていますが
その背景にあるものが本当にウイルスだけなんだろうかね?
島根、鳥取、岩手での感染者はいないという事 そして、この3県を無線局の検索で絞り込んでみたらわかるけど5G設備は0件です
つまり電磁波の干渉が少ない地域、ない地域に感染者が少ないという事はこれが答え
電磁波過敏症と新型コロナウイルス感染者0人のウエストバージニア州の事情
ただし、こうも考えられるんです
永寿総合病院も謎の院内感染の増加 広島県内 通所介護施設の利用者が感染 兵庫県もなぜか神戸市立医療センター中央市民病院の職員が 青森十和田介護施設の職員感染
気のせいか・・病院ばかり
兵庫県を調べてみてびっくりしたのが、神戸といったら都会なイメージがありますが・・圧倒的に5G基地局が少なかったんです。にも関わらず病院で謎の院内感染が増えるというのは違う角度で個人的には考えたいと思います
兵庫の5G基地局の通信相手方は「免許人所属の陸上移動局」に限定されています。つまり、街中で電波を飛ばしてエリアを増強させるには電波発信源である車が来ないとダメなんです
そして、無線利用の申請者、免許人はNTTドコモ さらにいえば、全国で陸上移動局として認可されている台数は限られています
もしその時、病院付近にローカル5Gの中継車が停車してたら、札幌雪祭り会場の5GVR体験ブース(※裏路地に中継車が停止している)の時のような事が局地的に起きても不思議ではないと思います
ちなみに調べてみたら、札幌も令和元年からすでに5Gの基地局の設置は終わっていたようで、通信相手方は免許人所属の陸上移動局=ローカル5Gの車 東京都から北海道まで遠征して通信が可能という事は、全国つつうらうら自由に移動できる訳です
だから、その時(クラスター発生)陸上移動局(車)はどこにいたのか?
これがとても重要になります
今後5Gの健康への影響を懸念してる人はその目線でしっかりと車の行方を見失わない事。全国レベルで5Gに関するイベント事などアンテナを張るのが大事です
※自粛でみんな外でないから動いててもわからんのだけど・・目撃情報の共有だけはできると思う(市民メディア的活動)
そして、もう一点は、全国どこまでも導線を辿っても5Gの制御元は新宿区と港区に確定しました。電波の発信元が止まれば各地に中継アンテナがあろうとそれはただの物言わぬオブジェ
とりま、日本でも 一旦5G止めて様子見しようや って思う┐(´д`)┌
あとテレワーク!テレワーク!って言葉を出す癖にそのために必要なインフラの5G(ファイブジー)という言葉が政府側から一切でないのが気持ち悪い
実際の現場で働く通信関係の専門職の人たちからよく聞きます
「電子レンジ稼働中は近づかないほうがいいよ」 「電気の検診メーターに頭を近づけないほうがいいよ」
これらは陰謀でも都市伝説でもなく、リスクを避けるための知恵
病気と一旦切り離して考えてみてほしいのが5Gの安全は何一つ担保がありません WHO(世界保健機関)がだす安全ガイドラインに従えばいいと考えている日本
でも実情はこうです
2015年の時点で42ヵ国の科学者247人は国連事務総長、世界保健機関(WHO)事務局長、国連環境計画(UNEP)事務局長に対し、電磁場(EMF)が動植物・人体に与える潜在的悪影響を調査するよう要求する共同書簡を送付していたが反応はなく、その後4年後の2019年時点であらためて問題視している「電磁場」通信電波の、5Gネットワークの導入に対しても再考を求めた
というのが一年前の話・・
日本はそんな安全性を度外視したWHOの判断に尽き従ってきたからこんな事になる
5G 安全神話はこうして創られる
私が住んでる地域にもちらほら感染者と判断される人が増えてきました(設備がないのにおかしいね?)すでにニュースや報道されていない地元ネットワーク情報でどこのだれか特定できてます
だからこそ、どんな治療でどんな判断がされてるのか生の情報が得られるので、そろそろ大きな嘘が露呈するんじゃないか?と思ってます
嘘が世界を作るお話
この自粛期間は行動を起こす事はできませんが、あなたが何を見て、何を学び、何を感じて、どう意識をシフト(物事を捉える次元を上げる)するのか?
それをよく考えてください(これスピリチュアルとかじゃないからね?)
アインシュタインの一枚の写真からの閃き
あ~FF7リメイクとか、どうぶつの森遊びたいのに、この記事に一体何日かけてんだよ・・次から次に情報が増えるし(;´д`)トホホ
でも、俺の直感が(情報の調べ方=知恵は多くの人のために残せ!) ・・と言ってるような気がする※寝起きにそんな気持ちになってる謎
これから何が起きるにしても心構えだけはちゃんとね
直感 ソーラーフラッシュ(太陽��レアの磁気嵐)に備えよう
自発的な思考テクニック
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Text
●古代文明はなぜ砂漠化した
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●古代文明はなぜ砂漠化した ◆水と砂漠と文明、それぞれの因果関係 http://home.e08.itscom.net/21water/bunmei.htm 人間文明とそこに不可欠な水資源との関わりかたに興味を持っている。本誌にそくして言えば、大きな意味で、河川とその水に関わる人間の文化だからだ。 ■砂漠化は文明の仕業か? 水が希少な場所の代表は砂漠である。水が比較して豊富な我が国から見ると、砂漠は人間文明とは対極の位置にあるように思える。水が枯渇し文明が滅んだ土地としての砂漠の印象が拭えないのだ。 その砂漠が、現在でも「砂漠化」によって拡大しているという。 ���過放牧による植生破壊、農地利用の大規模灌漑の末の塩害、更にはそれらの結果裸地化した表土が風食、水食され、表面の植生土壌を喪失して、砂漠化は進むと説明されている。以上は人間活動によるものだから、その最たるものとして文明が敵視されるのである。 ◆なぜエジプトは砂漠化したのか? - 絵文字姫・まくまく雑学のぉ城 https://blog.goo.ne.jp/celestial_princesa/e/384f2fb49748af19f0306be09b30f8ae 2006/08/17 エジプトは、ナイル川の岸辺のごく一部を残して、乾燥しきった国土をもつ国です。 しかし、かつてこの土地には、世界で最も豊かな農業国家が栄えていました。 巨大なピラミッドを作る力があることからも豊かな国であった事が伺えます。 この富を顕示しようとしたのがピラミッド建設 しかし、このピラミッド建設が緑豊かな国土をカラカラの乾燥地に 変えてしまったのです。皮肉な話ですね・・・。 ◆四大文明と縄文文明 〜学校では教えてくれない四大文明のウラ〜【CGS 日本の歴史 1-6】 2015/07/31 https://www.youtube.com/watch?v=9fk5jZkeuiE 世界四大文明、と言えばエジプト文明・メソポタミア文明・インダス文明・黄河文明と教わるかと思いますが、未だにこんな事を教えているのは日本くらいです。 実はそれ以前から文明の流れがあったという事が調査により判明しています。(そこに大きな文明があった事実は変わりありません。) もちろん日本にも、文明と呼ばれる文明はなくても、このような流れが遥か昔から続いていました。 他の文明の中心地が砂漠化をする中で、緑豊かな大地を保ってきた日本の持続可能な社会についても、学校で教えるべきではないでしょうか。 ◆世界最古の文明は日本から? 【CGS 日本の歴史 1-2】 2015/07/03 https://youtu.be/7DK8zIy2Fzg 今回は日本の文明の興りについてご紹介します。日本列島では約11万年前には打製石器が、3万年前には磨製石器が使われていました。 そして世界最古の土器は、日本?それとも中国?しかし中国であるという確たる証拠はありませんでした。 また、石器に関しても少し認識がおかしい様です・・・。 気をつけたいのは、世界最古であるから日本は偉いのだ、という事ではありません。正しく認識し、正しく教える事が大切です。 ◆第二回 黄土高原の歴史と砂漠化(2000年9月25日第464号)橋本紘二 http://www.nouminren.ne.jp/dat/200009/2000092508.htm 2000/09/25 黄土高原は昔から砂漠化した大地ではなかったようだ。 黄土高原は古代から大きな国が生まれ、文明が発達したところでもある。紀元前七百年前の周の時代、黄土高原の東南部(現在の山西省の南部)には唐という国があり��春秋時代(BC722~450)の晋は山西省を中心とした勢力であった。そして、黄土高原の南西部にあった秦が、始皇帝によって初めて全国統一(BC221)を果たす。 また、黄河のほとり、西安(長安)には漢王朝(BC202~196)が前漢、後漢時代合わせて四百年も続いた。そして、四世紀末には山西省の大同に北魏の都が置かれ、人口百万の大都市だったという。 つまり、黄土高原に大きな国や都ができたということは、その兵力や大人口を食わせるだけの豊かな農業と自然があったということである。 ◆砂漠化 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/砂漠化#砂漠化した地域とその原因 砂漠化した地域とその原因 中東、特にメソポタミア(現在のイラク)は、農業が始められた最初の文明が起きた地域と言われている。 ここは緑に豊かで土壌が肥えていたが、過度な農業活動により土壌が渇いていったことと、河の上流にあった森林の伐採によって上流に降った雨が一気に河に流れ込むことにより洪水が発生し、下流の表土を流し去った。 また、灌漑によって表土の塩性化を招いた。 さらには上流からアルカリ性の土砂が流れ込むことにより植物の成育には向かなくなった。 同様のプロセスはエジプトやインダス河流域でも起きている。 インダス河流域に発達したインダス文明は、メソポタミア文明(シュメール)との交流が強く、同様の農業活動を行なったと思われる。 森林は焼き煉瓦を作るために伐採された。 農耕地帯ではしばしば土壌の維持や再生の理解を無視した大規模な農地開発が行われ、結果的に「砂漠化」を招いた例がある。 ◆世界四大文明が起こった所は必ずしも大河のほとりではない | 沖大幹 講義詳細 https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=754 水と地球と人間と(1)水と文明 沖大幹/国際連合大学 上級副学長/東京大学生産技術研究所 教授 ●大河を利用する灌漑技術が文明を生んだ 大上 今日は、東京大学生産技術研究所の沖大幹さんという非常に立派なお名前の先生にいらしていただきました。これから「水の話」をしていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 沖 よろしくお願いします。 大上 それではまず、世界地図を見ながら「水と文明」について語っていただけますか。 沖 世界の四大文明は、大河のほとりに生まれたといわれています。ナイル川のエジプト文明、インダス文明、チグリス・ユーフラテス川のメソポタミア文明、そして黄河文明。どれも確かに大河のほとりですが、大きければよいわけではありません。世界の大河には、南アメリカのアマゾン川、北アメリカのミシシッピ川、次にロシアのオビ、エニセイ、レナという北極海にそそぐ三つの大河川があり、そのあとにはラプラタ川などがあって、ようやくナイル川が来ます。四大文明河川は、世界の大河川の中で���、必ずしも大きな川ではないのです。 ◆【衝撃】サハラ砂漠は“人工砂漠”だった! 科学メディアの発表に大反響、定説覆る可能性 https://tocana.jp/2017/03/post_12651_entry.html 2017/03/16 世界最大規模の砂漠「サハラ砂漠」。あまり知られていないことだが、実はサハラ砂漠は8000年前まで森林が生い茂る豊かな土地だったと言われ、砂漠の地下には巨大な川の痕跡も見つかっている。それがどうして、北米とほぼ同じ面積を持つ巨大不毛地帯に様変わりしてしまったのだろうか? ■サハラ砂漠化は人間の責任、8千年前まで緑豊かな土地 従来の理論では、緑豊かなサハラが急速に砂漠化した原因は“地軸のズレ”による気候変化とされてきたが、ここにきて考古学の常識を大きく覆す新説が飛び出してきた! 科学ニュースメディア「Science Daily」(3月14日付)が報じている。 韓国・ソウル大学校の考古学者デイヴィッド・ライト教授によると、サハラの砂漠化は人間が引き起こした“人災”だというのだ。 ◆文明は「砂漠に川」で生まれる | Fukushima-days https://michikuina.com/%E6%96%87%E6%98%8E%E3%81%AF%E3%80%8C%E7%A0%82%E6%BC%A0%E3%81%AB%E5%B7%9D%E3%80%8D%E3%81%A7%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%82%8B 2019/04/25 世界史では、まず「メソポタミア文明」続いて「エジプト文明」を学習します。 どちらも(四大文明すべて)、乾燥した砂漠のような気候の地に、源流を遠方に持つ大河(外来河川といいます)が流れているという特徴があります。 砂漠は、水に対する不安が絶えずある土地です。 しかし、そこに川が流れていれば、それは爽やかで、大変快適な生活地となります。 特に定住を始めた人間にとって、地質と日光に恵まれた土地に、水があれば、最高の農作地が手に入るというものです。 農業はこうした地域で発展しました。 農業は「長い時間我慢する」すなわち「ずっと先の結果を想像し、目先の利益に左右されない」というとても人間的な知恵を要するものです。これこそが文明の始まりですね。 古代エジプトの人々は、ある季節になると決まっておこる洪水を「困るものだが、これによって土地がより豊かになる」と考えていました。 ◆1. 宇宙考古学とは - 東海大学情報技術センター http://www.tric.u-tokai.ac.jp/isite/sarchaeology/jsa.html 世界の古代文明の発祥地域は水と深く関わっています。 エジプト文明はナイル川、メソポタミア文明はティグリス・ユーフラテス川、インダス文明はインダス川、そして中国文明は黄河や長江の流域に発祥しています。 人類はこの大河に沿って長い歴史を築いてきましたが、古代の都市や遺跡を調査すると、そのほとんどは世界の中緯度帯の非常に乾燥した砂漠地帯に分布しています。 これは砂漠地帯に文明が発祥したのではなく、その地域に環境変動があり砂漠化したことにより、人間の生活条件が変わってしまったことを示唆しています。 このような文明や環境の変遷に関わる調査は、その地域の歴史的事実の解明だけではなく、地球温暖化や森林破壊をはじめとする近年の地球規模の環境問題への取り組みや将来的な環境変動予測のための貴重な手がかりとなりえます 1972年にランドサット1号が打ち上げられて以来、人工衛星データによる地球観測技術は、環境、災害、気象、海洋、資源など、様々な分野の調査・研究に応用され、これまで多くの成果をあげてきました。衛星に搭載されるセンサが高解像化し、赤外線やマイクロ波センサによって地表の状況がより明確に観測できるようになると、衛星データの応用範囲はさらに多様化し、密林や砂漠の下に埋もれた古代の都市や遺跡の検知なども可能となってきました。 この宇宙からの情報技術を考古学の領域に応用し、現在の地球環境をモニタリングしながらかつて文明があった地域の遺跡や古環境を推考するための研究を宇宙考古学(Space Archaeology)と言います。 ◆水と文明|水とくらす 古代文明の発祥地 http://www.thr.mlit.go.jp/mogami/learning/kids-corner/mizu/mizu_04a.html なぜ古代文明は、川のそばで栄えたのでしょうか? 紀元前3000年頃、地球は寒冷化し、気候の乾燥化が起こり砂漠がひろがっていきました。牧畜民は生活の場を追われ、水を求めて大河のほとりに集中しはじめました。 大河のほとりでは農耕民が生活の場として生活していました。 そこで、2つの異文化を持つ民族が同じ場所で生活するようになり、争いもたびたび起こりましたが、文化の交流も盛んにありました。 そうした文化の交流の中で古代文明は誕生し、豊かな水源のもとで隆盛していったのです。 ◆「古代中国の文明観」に学ぶこと | 日経 xTECH(クロステック) https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/article/COLUMN/20070409/130351/ 2007/04/09 資本主義経済における「イノベーション・差異化→模倣…」の永久運動は,結果として高度な「技術文明」をもたらす一方で,自然を商品化することで地球環境問題に直面していることから,その永久運動の方向を変える必要が出てきている,と述べた。そしてそ���糸口として,「アジアをはじめとする新興国をこの永久運動を続けるための新天地と見る一方で,西洋とは違う文化であるということを見直すことで,その方向を少しでも変えられる可能性にも注目してもよいのかもしれない」と書いたところ,以下のようなコメントを頂いた。 ◆弥生人渡来説の嘘! 〜なぜ弥生時代に生活が質素になったのか〜【CGS 日本の歴史 1-10】 2015/08/21 https://youtu.be/QwgK9s42Oxk 第1章最後の回は、前回の「稲作が縄文時代から始まった」という事に続き、弥生人は渡来人という定説のウソを暴きます。 よく言われるのが横長の顔の骨格が縄文人、縦長・平たいのが弥生人、のように骨格に差があるとされてきましたが、実は骨格の差はなかった様です。そしてそこには「捏造の歴史」がありました。 いわゆる自虐的な歴史観はこの時代からもう存在していたのでしょうか。 ◆解明が進む縄文人の軌跡・前編 ~イメージを覆す高度文明~ 2019/11/07 https://youtu.be/E8KpiR4KdI0 日本人の祖先と言われている「縄文人」。 縄文人といえば、竪穴式住居に住む狩猟民族のイメージを持つ人は多いでしょう。 しかし、近年の研究でそんな縄文人のイメージを覆す発見が次々と明らかになってきているのです。 今回は縄文時代や縄文人について・前編として、日本列島での縄文人がどのように過ごしていたのか、ご紹介したいと思います。 ◆解明が進む縄文人の軌跡・後編 ~世界に渡り古代文明を興した?~ 2019/11/17 https://youtu.be/vs6XjXFjR4M ハテナ見聞録では以前、「縄文人が海洋民族だった」というお話をご紹介しました。実は、縄文人の痕跡は日本国内だけでなく、日本列島の外でも見られるのです。 今回の動画は、海外で発見される縄文人の痕跡から見る歴史背景と 縄文人が世界各国の文明の発祥に少なからず関わっていたのではないかとされる説についてご紹介したいと思います。 ◆砂漠化している「世界四大文明」と緑豊かな「縄文文明」 | 天命発見 ... https://ameblo.jp/matsuyan02/entry-12385249365.html 2018-06-20 【世界四大文明とは】 ・エジプト文明 : 5000年前 ・メソポタミア文明 : 5500年前 ・インダス文明 : 4300年前 ・黄河文明 : 5000年前 世界四大文明は4300年前から5500年前ごろできた文明の事を言います。 しかし、現代の世界の考古学会では 黄河文明より古い長江文明などが発見されていることから、 もっと古い時代からもっと大きな文明がある ことが常識になっている。 そして、これらの世界四大文明はGoogleEarthで 見てもわかるようにすべて砂漠化している。 黄河文明の端に一部緑があるが、 これは日本が戦前統治した地域で億単位で植林をしてきた結果だそうだ。 世界四大文明は結果として自然を破壊し人が住めなくなるような土地になっている。 これが文明なのか?文明観がおかしいと語られる。 縄文の女神は1万3000年前であり世界四大文明よりはるかに古い時代から 文明に相当するものが育ってきているそして、いまだに日本は緑が豊富である。 自然と共生している。 持続可能性の高い社会を創れる能力が高いのが日本人。 ◆広い視野で縄文時代を見る http://umdb.um.u-tokyo.ac.jp/DKankoub/Publish_db/2000dm2k/japanese/02/02-08.html 縄文時代と同じ頃の西アジア − 西秋 良宏 − 定住、農耕、都市 縄文時代と同じ頃、アジア大陸の反対側にある西アジアでは、どんなことがおこっていたのか。 西アジアは、その間に、旧石器時代から新石器、銅石器時代はもとより金属器の時代、歴史時代にまで移りかわった。 社会の体制でいえば、狩猟採集民の世界から、農耕牧畜村落、さらには都市や帝国の時代まで駆け抜けている。 1万年もの間、縄文という一つの時代でくくって考えられるほどの安定性、継続性がみられる日本列島の場合とは、きわだった違いだ。 ◆ 縄文の記憶 http://umdb.um.u-tokyo.ac.jp/DKankoub/Publish_db/2000dm2k/japanese/02/02.html 縄文の記憶 坂村 健 21世紀の縄文時代研究 今村啓爾 学史 モースの大森貝塚コレクション 今村啓爾 日本先史土器の分類学的研究 —山内清男と日本考古学— 鈴木公雄 縄文人の埋葬骨 諏訪 元 広い視野で縄文時代を見る 縄文時代の地球と宇宙 松井孝典 東アジアと縄文時代 西田泰民 縄文時代と同じ頃の西アジア 西秋良宏 縄文文化 西本豊弘 旧石器時代と縄文 西秋良宏 新しい手法 DNA分析 岩本(木原)昌子 川口昭彦 放射性炭素(炭素14)で年代を測る 吉田邦夫 竪穴住居址の小柱穴位置について 渋谷文雄 ◆『【縄文文明】世界最古の文明!?』縁側-日出づる処の天子の掲示板 - 価格.com https://engawa.kakaku.com/userbbs/2261/ThreadID=2261-549/ 2019/09/23 紹介文 日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す 聖徳太子さまは今頃何をしておいででしょう? キントーンならお会いすることが叶うかも知れませんね。 縄文時代より日本は豊かな自然に囲まれ戦争のない自由と平等と自然を神様として平和な日々を送ってました。 (縄文文明) 弥生時代は戦争難民が大勢移住して人口が膨れ上がりました。 水耕栽培もそのころ始まり、増えた人々の胃袋を満たしました。 仁徳天皇は民のため多くの政策を実行。 土木工事で水路を大阪湿地帯で行い稲作耕地を庶民に与えました。 そのころの土木工事の跡が多く存在します。 そして現代の大阪・日本があるのですね。 ◆世界最古の文明は縄文文明だ!文明は日本から世界へ広がった!【縄文王国】 2018/09/12 https://youtu.be/9dkyCvFuewY 縄文文明が世界最古の文明であることを知らない日本人は非常に多く、 このチャンネルを通して、縄文文明の素晴らしさについて知っていただければと思います。 ◆山内丸山遺跡の発見 (縄文前期~中期の集落遺跡)500人超が定住生活。 ・巨大なヒスイの珠。ヒスイに穴が多数出土。 ↑ヒスイは新潟県糸魚川周辺で産出。 ・黒曜石で出来た石器も多数出土。 ↑北海道が産地。 ↑岩手県から琥珀が。 ※交易が行われていた。(船?) ◇縄文人が船で沖で漁をしていた証拠も。 ・1mの真鯛の骨も見つかる。 ◇栗の人工栽培(DNA鑑定) ・大型哺乳類の骨は殆どない。 ⇒農耕が行われてたことが科学的に裏付けられた。 ◆ーー縄文土器ーー 世界で最初の土器発明は縄文人。 ↑世界最古の縄文土器は大平山元遺跡から出土したもの。 ⇒年代測定法で16000年前と判明。 ※世界最古とされたメソポタミアは10000年前。 ◆ーー漆も土器も日本で発明された。 ◇中国:長江下流域の河姆渡遺跡(かぼといせき)出土が約7000年前。 ◆北海道南茅部町の柿の島B遺跡(垣ノ島遺跡(かきのしまいせき))から9000年前の漆製品が発見。 ↑中国漆技術と比較して高度な漆技術。 ↑三内丸山遺跡の漆のDNAは中国と別系統。 ⇒日本から中国に漆技術が伝わった可能性が出てきた。 <<炭化ケイ素による焼き戻し法>> ↑現代のセラミック加工技術に通じる特殊な処理が施されてる。 ◆11万年前には、石器がつくられ 3万年前には、加工した石器(磨製石器)がつくられ 16500年前には、世界最古の土器がつくられ 13000年前には、人の形をした土偶がつくられ 12500年前には、漆が栽培され使われていた。 ◆岩宿遺跡の打製石器 https://ja.wikipedia.org/wiki/岩宿遺跡の打製石器 ◆焼畑農業 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/焼畑農業 焼畑農業(やきはたのうぎょう)/ 焼畑農法(やきはたのうほう)は、主として熱帯から温帯にかけての多雨地域で伝統的に行われている農業形態である。 通常は耕耘・施肥を行わず、1年から数年間は耕作した後、数年以上の休閑期間をもうけて植生遷移を促す点が特徴である。 英語では移動農耕 (shifting cultivation) という語が使われ、火入れをすることは必ずしも強調されない。 (実際、湿潤熱帯の各地では火入れを伴わない焼畑農耕も見られる) 英語圏の研究においては、短期の耕作と長期の休閑が繰り返されて循環することにより、焼畑が定義されることが多い。 ◆世界中ですすむ森林の減少と劣化 - 地球・人間環境フォーラム https://www.gef.or.jp/forest/deforest.htm ●世界中で進む森林の減少と劣化 ●森林減少と劣化の要因 ・農地転用 ・産業植林 ・焼畑農業 ・違法伐採 ・森林火災 FAO(国連食糧農業機関)の "Global Forest Resources Assessment 2000(FRA2000)"によると、世界の森林(樹冠率10%以上)の面積は約38億6,900万ha であり、全陸地面積の約30%を占めている。このうち95%が天然林であり、5%は植林である。 これを地域別に見ると、ヨーロッパ(東欧・ロシアを含む)が10億3900万haと最も広く、次いで南米、アフリカとなっている。世界の3分の2の森林が、ロシア、ブラジル、カナダ、アメリカ、中国、オーストラリア、コンゴ、インドネシア、アンゴラ及びペルーに集中している。また、国土に占める森林面積の割合を見ると南米が最も高く、約50%であり、次いでヨーロッパの46%となっている。 2000 年、UNEP-WCMC(国連環境計画-世界保全モニタリングセンター)の調査によると、樹冠率30%以上の森林は、合計34.2億haとなっている(UNEP-WCMC, 2000)。 うち、熱帯地域における森林は15.2億ha、非熱帯地域における森林は18.9億haである。 同調査においては、28の森林タイプごとの森林面積、保護地域面積を算出している。 それによると、最も大きい面積を占めるのが非熱帯常緑針葉樹林(樹冠率30%以上)であり、8億ha(全体の約18%)である。 ついで、熱帯低地常緑広葉樹林(樹冠率30%以上)で約7.3億ha(全体の約16%)、樹冠率10-30%の非熱帯林(5.8億ha、13%)、樹冠率10-30%の熱帯林(5億ha、11%)となっている。以下、非熱帯落葉広葉樹林および非熱帯落葉針葉樹林の面積が大きい。
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宇宙マイクロ波背景放射(cosmic microwave background ; CMB)とは、天球上の全方向からほぼ等方的に観測されるマイクロ波である。CMBの放射は、ビッグバン理論について現在得られる最も良い証拠であると考えられている。
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米アリゾナ州立大学、マサチューセッツ工科大学などの天文研究グループが、宇宙の誕生の瞬間とされるビッグバンから1億8000万年後に生まれ始めた星々、つまりこれまでで最も古いと思われる星々からの電波シグナルを観測したと科学誌Natureに発表しました。
ビッグバン直後の宇宙というのは、まだ光もなく、非常に高温なエネルギーの粒子で満ちていたと考えられています。宇宙の暗黒時代と言われるその頃から約38万年が経過すると、宇宙の温度は次第に低下し、電子と原子核が結合して原子が生成されるようになります。そして光子は電子との相互作用を逃れて長距離を移動できるようになりました。これが、宇宙が遠くまで見渡せるようになった「晴れ上がり」と呼ばれる時期です。
この晴れ上がりの時期に発せられた電波がマイクロ波背景放射(CMB)と呼ばれ、ビッグバンを裏付ける証拠とされるもの。研究者らは、宇宙に星が形成され始めると宇宙空間にある水素ガスが集まり過熱することで、CMBの放射が吸収されるようになったと推測しています。そして、この時の水素が発した電波シグナルを観測できれば、宇宙最古の星々が生まれた時期について知ることができるというわけです。
ただ、問題はこのシグナルを観測するのが非常に難しいということ。アメリカ国立科学財団のPeter Kurczynski氏は、この観測の難易度を「ハリケーンのど真ん中でハチドリの羽音を聞き分けるようなもの」と例えています。
今回の研究成果の発表はそのとてつもなく受信が難しいとされた水素由来の電波を初めて観測したということ。Judd Bowman氏は「この小さな信号の発見は、初期の宇宙を覗く新たな窓を開いたようなもの」と説明します。
驚くのは、われわれ素人ならさぞかし巨大な施設で観測したのだろうと思うところを、実際はダイニングテーブルほどの平面アンテナを使い、それを街から遠く離れ電波干渉の少ないオーストラリアの砂漠に置いて、シグナルを受信したのだとか。宇宙はなんとも奥深いものです。
チームは、アンテナの位置を調整したり別のアンテナを使って受信し直したり、さらに受信機器のキャリブレーションをやり直したりしてそのシグナルが間違いなく本物であることを確認したとのこと。しかもかなり微弱だと思われていたそのシグナル強度は予想の2倍ほどもあったことがわかり、当時の宇宙が予測よりも低い温度だった可能性があるとしています。
同じくNatureに掲載された別の論文では、イスラエル・テルアビブ大学研究者が宇宙の暗黒物質(ダーク・マター)について「より冷えた宇宙」を説明できると主張しており、チームの研究者Judd Bowman氏は「それが確かならば、宇宙に存在する物質の85%を占める暗黒物質と通常の物質との作用に関する新しい物理が垣間見えたことに��るかもしれない」と語りました。
http://japanese.engadget.com/2018/03/01/1/
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このようにして、人間(俺)の手を完全に離れ、それ自身の機能だけで永久にアマガミSSを再生するシステムが組み上がった。明日俺が死ぬ事あっても、この小箱の中で輝日東の時間は流れ続けるだろう。 俺だけじゃなくても、明日、地球から全ての人類が消え去っても、その夜には小箱の中で、橘くんが一人公園への階段を駆け上がっているだろう。ものの本によると、人類が消え去って二日三日で、ほとんどの発電施設は(燃料切れ、または安全装置の稼動により)停止し、あらゆる都市の灯りは尽きるという。その頃には小箱の橘くんは、丘の上の公園で三回目か四回目の失恋を味わっている事だろう。排水ポンプの停止により、ニューヨーク中の地下鉄トンネルが水びたしになる頃は、美也が四回目か五回目くらいに、押入に籠もった兄を叩き起こしに上がるだろう。 ウェストミンスターのビッグベンが最後の鐘の音を鳴らす頃、森島先輩は11回目に橘くんの名前を聞くだろう。世界中のスーパーマーケットの食料が腐敗とネズミの餌食になる事、裡沙ちゃんは16本目のイカ焼きを食べているだろう。それらのネズミたちが、かつての人里に戻りはじめた野生のキツネやテン、イタチやタヌキらに狩られはじめる頃には、田中さんは想い人への138通目の手紙を書いている事だろう。落雷による野火がローマの市街を焼き付くす頃、紗江ちゃんは橘兄妹と561回目のぬくぬく長者ゲームを囲んでいるはずだ。 中国の最後の道路が雑草に覆われきる頃、薫は麓のバス停で2806回目の雨宿りをしているだろう。ホワイトハウスの大統領デスクが朽ち果てる頃、絢辻さんは1万1227回目に輝日東高校の生徒会長に当選しているだろう。とうに天井の抜けているだろう私の家がいよいよ完全に崩れ落ちる頃、七咲は1万6841回目にベッドに眠る弟の布団を直しているだろう。人の言葉を知る最後のオウムが寿命を迎える頃、梨穂子は橘くんと2万8068本目の線香花火を眺めているだろう。 サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジが崩落する頃、森島先輩は5万6137回目のシャワーを浴びながら橘くんの視線を待っているだろう。リオのキリスト像が倒壊する頃、薫はポートタワーの展望台から14万342度目の雪を橘くんと眺めているだろう。紗江ちゃんが自分の縫ったドレスで橘くんと842万550回目のカップルコンテストに出場する頃、リバティ島の自由の女神は氷河に飲み込まれつつあるだろう。 七咲と橘くんのおでん屋台が1684億110万回目の完売を迎える頃、ボイジャーのゴールデンレコードは宇宙の塵となり、その銅板に刻まれた地球の記憶――55の言語、116枚の写真、チャック・ベリーのジョニー・B・グッド――は失われるだろう。そのアーカイブにアマガミは載らなかったが、2010年7月2日の1時40分、東京タワーのアンテナから発信されたアマガミSS初回放送の電波は、その時には既にいくつもの銀河系を通り過ぎて、なお宇宙の果てへ震え広がっていっているはずだ。その波長もやがて少しずつ長く弱くなって、梨穂子と美也が7兆6907億6900万回目の「恋はあせらず」を歌う頃、その歌声は宇宙背景放射のマイクロ波に取り込まれたビッグバンの産声と聞き分けがつかなくなっているだろう。 古いインドの教えでは、四方四十里の城いっぱいに芥子を敷きつめ、百年に一粒ずつ芥子を取りだし、城の中が空になるまでの時間を劫という。それは一つの宇宙が生まれて滅び、また生まれるまでの期間を表す。その言葉が正しければ、輝日東高校が156垓8428京9062兆5000億回目の創設祭を迎える時、私の父そっくりの男と、私の母そっくりの女より、私そっくりの男の赤ちゃんが一つの世界に生まれるだろう。その赤ちゃんは決して私ではないが、絢辻さんはその時も絢辻さんでありつづける。 私そっくりの男が死に、その肉体が塵へと還る。絢辻さんは夜の校舎で、橘くんと二度目のキスをするだろう。 「私も橘くんのこと、好きよ。もう絶対に離さない」 絢辻さんがそうつぶやくと、橘くんは「それって契約?」と訊ねるだろう。絢辻さんは「ううん」とかぶりを振って、 「約束」 初めての笑顔でそう応えるだろう。 誰も見ていない 光が勝手に あふれているだけ ――池澤夏樹「ローラ・ビーチ」
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中国の台湾や尖閣攻撃に対処する米最新戦略
米国有名シンクタンクCSBAが新戦略「海洋プレッシャー戦略」発表
渡部 悦和
アメリカ 中国 安全保障
ワシントンDCに所在の有名なシンクタンク「戦略予算評価センター(CSBA)」が米国のアジア太平洋地域における戦略として「海洋プレッシャー(Maritime Pressure)」 (注:海洋圧力ではなく、海洋プレッシャーを採用する) 戦略とその戦略の骨幹をなす作戦構想「インサイド・アウト防衛(Inside-Out Defense)」を提言している*1。
この戦略は、強大化する中国の脅威に対抗するために案出された画期的な戦略で、日本の南西諸島防衛をバックアップする戦略であり、「自由で開かれたインド太平洋構想(FOIP)」とも密接な関係がある。本稿では、この戦略の本質を分かりやすく紹介したい。
海洋プレッシャー戦略の背景
この海洋プレッシャー戦略のみを読んでも深く理解することはできない。
海洋プレッシャー戦略が発表される以前に、これと関係の深い戦略や作戦構想が発表されてきた。例えば、CSBAが米海軍や空軍と共同して発表したエアシーバトル(ASB)は特に有名だ。
そのほかに、CSBAセンター長であったアンドリュー・クレピネヴッチの「列島防衛(Archipelagic Defense)」、米海軍大学教授トシ・ヨシハラとジェームス・ホームズの「米国式非対称戦*2」、海兵隊将校ジョセフ・ハナチェクの「島嶼要塞(Island Forts)」などだ。
詳しくは拙著「米中戦争 そのとき日本は」(講談社新書)を参照してもらいたい。筆者が注目するのは、バラク・オバマ時代とドナルド・トランプ時代の明確な違いだ。
オバマ時代は中国に対して関与政策を採用し、中国に対して融和的な対応をしてきた。
ASBが登場したのはオバマ時代の2010年であるが、中国本土の奥深くまで火力打撃を行うことに対する拒否感、膨大な国防費が必要な点などを理由に、ASBはオバマ政権の公式な作戦構想にはならなかった。
しかし、ASBと密接な関係のある列島防衛戦略としての海洋プレッシャー戦略がトランプ時代に復活したことには大きな意義がある。米中覇権争いにおいて米国が真剣に中国の脅威に対処しようという決意の表れであるからだ。
既成事実化(fait accompli)をいかに克服するか?
この戦略のキーワードの一つは「既成事実化」だ。
これは、「相手が迅速に反応できる前に、状況を迅速・決定的に転換させること」を意味し、ロシアが2014年、ウクライナから大きな抵抗や反撃を受けることなくクリミアを併合した事例がこの「既成事実化」に相当する。
台湾紛争を例にとると、中国が台湾を攻撃し、米軍が効果的な対応をする前に台湾を占領してしまうシナリオを米国は危惧している。この場合、台湾占領が既成事実となり、これを覆すことは難しくなるからだ。
広大な太平洋を横断して軍事力を展開することは、米軍にとっても決して容易なことではない。
図1は作戦に関係のある主要地点からグアムまでの距離を示している。
ハワイ6112キロ、第3艦隊が所在するサンディエゴ1万キロ 、空軍基地があるエルメンドルフ5556キロ、東京2908キロ、北京4074キロ、台湾海峡2963キロであり、安全保障でよく使われる「距離と時間の過酷さ(tyranny of distance and time)」をよく表現している。
紛争地域外にいる米軍は、紛争現場に到着するために、中国の接近阻止/領域拒否(A2/AD)ネットワークを突破しなければならない。米海兵隊司令官ロバート・ネラー大将は「我々は戦場に到達するための戦いをしなければならない」と述べている*3。
図1「西太平洋における距離と時間の過酷さ」
出典:本稿のすべて図の出典はCSBAの報告書
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*3=ロバート・B・ネラー、下院歳出委員会・国防会議での証言、2018年3月7日
海洋プレッシャー(Maritime Pressure)戦略
●海洋プレッシャー戦略の要約
海洋プレッシャー戦略の目的は、西太平洋での軍事的侵略の試みは失敗することを中国指導者に分からせることだ。
海洋プレッシャー戦略は、防御的な拒否戦略で、従来提唱されていた封鎖作戦(blockade operations)や中国本土に対する懲罰的打撃を補完または代替する作戦構想である。
海洋プレッシャー戦略は、第1列島線沿いに高い残存能力のある精密打撃ネットワークを確立する。
米国および同盟国の地上発射の対艦ミサイルや対空ミサイルの大量配備とこれを支援する海・空・電子戦能力で構成されるネットワークは、作戦上は非集権的で、配置は西太平洋の列島線沿いに地理的に分散されている。
海洋プレッシャー戦略は、国防戦略委員会の要請に対する回答で、インド太平洋地域における中国の侵略を抑止するために前方展開し縦深防衛態勢を確立するなどの利点を追求すること、そして米国のINF条約からの離脱などの政策決定を勘案した案を案出することが求められた。
インサイド・アウト防衛(Inside-Out Defense)
海洋プレッシャー戦略ではまず、距離と時間の制約を克服し、米軍の介入に対する中国の試みを挫折させ、既成事実化を防ぐという作戦構想「インサイド・アウト防衛」を採用する。
インサイド・アウト防衛とは、インサイド部隊とアウトサイド部隊による防衛だ。
インサイド部隊は第1列島線の内側(インサイド)に配置された部隊(例えば陸上自衛隊)のことで陸軍や海兵隊が中心だ。
アウトサイド部隊は第1列島線の外側(アウトサイド)に存在する部隊で海軍や空軍の部隊が主体だ。
CSBAはインサイド・アウト防衛をアメリカン・フットボールに例えていて、インサイド部隊は「ディフェンスライン」で、アウトサイド部隊は「ラインバッカー」だ。
図2「インサイド・アウト防衛」
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インサイド・アウト防衛は、中国が米国とその同盟国に対して行っているA2/ADを逆に中国に対して行うことなのだ。
すなわち、西太平洋の地形を利用して、中国の軍事力を弱体化させ、遅延させ、否定するA2/ADシステムを構築しようということだ。
●インサイド・アウト防衛の中心的な考え方
インサイド部隊は、厳しい作戦環境で戦うことのできる攻撃力と敵の攻撃に対して生き残る強靭さを持った部隊だ。
アウトサイド部隊は、機敏で長距離からのスタンドオフ攻撃が可能で、中国のA2/ADネットワークに侵入して戦うことのできる部隊だ。
これらの内と外の部隊が協力して、人民解放軍の攻撃に生き残り、作戦する前方縦深防衛網を西太平洋に構築し、紛争初期において人民解放軍の攻撃を急速に鈍らせる。
米国が中国との紛争に勝利するためには、インサイド・アウト防衛だけでは十分ではないかもしれないが、既成事実化を回避することはできる。
また、懲罰的攻撃や遠距離からの封鎖といった他の作戦が効果を発揮するために必要な時間を提供することもできる。
インサイド・アウト防衛がより手ごわい防衛態勢を中国に提示することによって、危機において中国が大規模でコストのかかる紛争のエスカレーションを避け、緊張の緩和を選択するように導くことを目指している。
●インサイド部隊とアウトサイド部隊
・インサイド部隊
平時には、西太平洋に配置されたインサイド部隊が、米国のコミットメントと決意を示す戦闘的で信頼できるシグナルを提供する。
これは、中国の指導者の決定を複雑にし、軍事計画における自信を損ない、立ち止まることを促す。
これらのインサイド部隊は、グレイゾーン事態などの武力紛争のレベル以下での中国の強圧的な行動に対抗するのにも役立つ。
インサイド部隊は、空中、海上、地上の常時センサーのネットワークを使用し、西太平洋における状況認識を高め、中国の悪意ある活動を暴露する。
さらに、西太平洋に配備された持続的なセンサーネットワークは、中国の潜在的な攻撃の兆候を発見し警告を発することにより、中国の時間と距離の優位性を減少させる。
紛争が発生した場合、インサイド部隊は、第1列島線沿いおよび第1列島線内に分散し、弾力的な態勢を急速に構築し、この地域の海洋地形を利用し、中国の軍事作戦に直ちに対抗できる初期の防衛バリアを形成する。
インサイド部隊は、西太平洋有事において3つの主要な役割を果たす。
第1に、中国が軍事作戦を成功させるための必要条件として認識している航空優勢、海上優勢、情報支配を確保することだ。
第2に、中国の作戦部隊を攻撃して、米国の同盟国やパートナー国の領土を占領するなどの侵略によって目的を達成する能力を低下させ、中国が第1列島線を越えて力を行使することを阻止する。
第3に、中国の主要システムを劣化させ、中国のA2/ADネットワークに弱点を生じさせ、それをアウトサイド部隊が利用する。
移動可能で分散した地上部隊や水陸両用部隊は、これらのインサイド部隊の背骨を形成する。
カモフラージュ・隠蔽・欺瞞などの対抗手段を追加した、機動性があり発見が困難な地上部隊固有の残存性を利用して、インサイド部隊は、第1列島線の諸島を、センサー、ミサイル、電子戦システムなどのマルチドメイン能力を備えた防御基地へと変貌させる。
・アウトサイド部隊
主に空軍と海軍で構成されるアウトサイド部隊は、第1列島線に沿って配置されたインサイド部隊に対し、柔軟で機敏な支援を提供する。米国の圧倒的な戦闘力はこのアウトサイド部隊にある。
平時には、西太平洋に部隊を増派することで、アウトサイド部隊がインサイド部隊を増強することができる。
紛争が発生した場合には、第1列島線のインサイド部隊が確立した防衛バリアをバックアップし、第2列島線に縦深防衛ラインを提供する。
また、米国が同盟国やパートナー国の領土に接近できない場合、あるいは中国の攻撃による消耗によって生じたインサイド部隊の防衛バリアの穴を埋めるために、アウトサイド部隊が投入される可能性がある。
インサイド部隊は、人民解放軍の上陸作戦、着陸作戦などに対処し、領土・領海・領空を防衛する。その結果、アウトサイド部隊の反撃作戦のための良い状況を作り出す。
アウトサイド部隊は、インサイド部隊によって作られた中国のA2/ADの弱点を利用し、中国本土の目標に対する攻撃作戦を行うことができる。
最後に、中国の海外資産を危険にさらし、中国の海上貿易を阻止するために、アウトサイド部隊は行動をする。
●「インサイド・アウト防衛」の4つの作戦
「インサイド・アウト防衛」は、次の4つの主要な作戦で構成される。
・海上拒否作戦:中国の海上統制に対抗し、中国の海上戦力投射部隊を撃破するための第1列島線での作戦
・航空拒否作戦:中国の航空優勢に対抗し、中国の航空宇宙戦力投射部隊に勝利するための第1列島線における作戦
・情報拒否作戦:中国の情報支配に対抗し、米国の情報優位を可能にする作戦
・陸上攻撃作戦:中国の地上配備のA2/ADシステムを破壊し、中国の戦力投射部隊を味方またはパートナーの領土に引き寄せるための作戦
次の3つのサポート・ラインにより、上記4つの作戦が可能になる。
・競合が激しくパフォーマンスが低下する環境においてC4ISRシステムを確保し、米国の情報の優位性を可能にする
・中国のマルチドメイン攻撃から友軍と基地を防御する
・攻撃されている間、分散した戦力を維持する
①海洋拒否作戦
海上拒否作戦は、第1列島線内またはその付近での海洋支配を獲得し維持しようとする中国の努力を拒否し、中国の上陸部隊が米国の同盟国やパートナー国の領土に上陸する前に、中国の海上部隊を撃破し、海上封鎖を早期に突破し、国外に海洋勢力を投射することを妨げる。
第1列島線沿いに分散配置された場所から、対艦巡航ミサイル(ASCM)や対艦弾道ミサイルを装備した地上部隊は、中国の水上艦艇特に長距離対空ミサイル(SAM)を装備した先進的な中国海軍の水上艦艇を攻撃することができる。
紛争の早期にこれらの艦艇を無力化することは、海洋支配を確立しようとする中国の努力を大きく阻害し、中国の大陸から離れた場所での防空に隙間(ギャップ)を作ることができる。さらに、中国の商船を危険にさらすことになる。
図3「地上設置型海洋拒否システムの重複カバー図」
海軍打撃ミサイル(NSMネットワーク)や日本の12式地対艦誘導弾のような、少なくとも100海里(185キロ)の射程を持つ地上発射対艦ミサイルは、第1列島線を通過しようとする中国艦艇の潜在的な通過ルートのほとんどをカバーする。
しかし、このためには、米軍がベトナムやインドネシアなどの東南アジア諸国を含む同盟国やパートナー国の領域への広範なアクセスを有していることが前提である。
一方、射程距離が100海里(185キロ)以下の地上発射対艦ミサイルは、第1列島線の強固な沿岸防衛を提供し、一部の紛争地域をカバーする。
その特徴として、東シナ海や南シナ海から遠く離れた海域で活動する中国海軍を攻撃するための射程が不足しているが、地上部隊に射程の長いミサイルファミリーを配備することで、米軍の接近が制限されることを防ぎ、中国や台湾海峡に近い海域で活動する中国海軍を攻撃できるようになる。
高度な探索能力を備えた先進的な地上発射対艦ミサイルは、中国海軍の対抗手段にもかかわらず、地上部隊が高価値の中国海軍の水上戦闘艦や揚陸艦を選択的に標的にすることを可能にする。
これらの攻撃を容易にするために、部隊は、地上・航空センサー、OTHレーダー、潜水艦および無人潜水艇、衛星、有人・無人水上艦艇、および敵の防衛網を突破する有人・無人航空機を組み合わせて運用し、標的データを取得する。
有人および無人のプラットフォームを含む水中部隊は、前方センサーとして機能し、中国の艦艇に対する魚雷および対艦巡航ミサイル(ASCM)の攻撃を行うことによって、インサイド地上部隊を支援する。
しかし、彼らの主な任務は、特に南シナ海/東シナ海から離脱する前に、第1列島線内で中国の海中部隊を撃破することだ。
米軍の無人潜水艦の能力が成熟すると、無人潜水艇(UUV)やスマート・マイニングなどの無人プラットフォームは、第1列島線内での海中作戦を強化し、有人潜水艦を紛争の少ない海域に配置できることになる。
そして、UUVは、C2ノード(ネットワークの分岐点や中継点)やミサイル攻撃プラットフォームとして機能することもできる。
さらに、陸上からの火力は無人航空機システム(UAS)とペアになって、無人センサーによって検知された中国海軍の潜水艦を攻撃することができる。
アウトサイド部隊もまた、中国のA2/AD能力に生じたインサイド部隊がもたらした弱点を利用して、第1列島線内での海洋拒否に貢献する。
第1列島線沿いの地上防空システムの背後で活動する水上艦艇、第4世代戦闘機、爆撃機は、長距離ASCMの大群による海上拒否作戦を支援することができ、有人および無人ステルス機は、中国のA2/AD防衛網に侵入して海上攻撃を行い、陸上配備ミサイルなどの他の兵器の感知プラットフォームとして機能することができる。
②航空拒否作戦
航空拒否作戦は、第1列島線内の中国の航空優勢に対抗する作戦だ。人民解放軍が部隊を上陸させる前に、攻撃部隊を運ぶ空輸を無力化する。
H-6爆撃機などの長距離爆撃機が、第1列島線を越えて、友好国の基地、部隊、その他の目標を攻撃する力を行使することを阻止する。
主に第2列島線およびそれより遠い航空基地からの作戦距離が長いことを考えると、米軍および連合軍は、第1列島線に沿う地域での航空優勢を継続的に争うに十分な出撃回数を確保できない可能性がある。
第1列島線の島嶼に配置された改良型陸上配備型の統合防空・ミサイル防衛(IAMD)システムは、この問題を補うことになる。
IAMDはコストを相手に強要し、攻撃兵器を搭載できる敵機の数を減らすことにより、人民解放軍は空域の大部分を攻撃ではなく防空のために費やすことを余儀なくされる。
この新しい地上ベースのIAMDシステムは、ミサイル、火砲、レーザーや高出力マイクロ波などの指向性エネルギー兵器を組み合わせて使用する。
結果として、移動式、長距離、広域、短距離のポイント防空システムを含む多層防御が完成する。
陸上のインサイド部隊は、アウトサイド部隊である空軍の支援、例えば空中警戒管制機の支援を受ける。そして、敵の防御を突破する有人および無人戦闘機による中国空軍基地に対する攻撃的対航空作戦(OCA)を行ってもらう。
③情報拒否作戦
人民解放軍は、情報優越を軍事的勝利に必要な最も重要な条件と考えている。
このため、中国のC4ISRの機能を低下させる作戦や情報拒否作戦は、中国の侵略を抑止し、それを撃退する上で大きな効果がある。
情報拒否作戦は、中国のISRを複雑にし、中国の通信ネットワークを混乱させ、最終的には中国の中央集権的な意思決定を麻痺させることに焦点を当てる。
内外の部隊は、中国のセンサーや主要ノードを攻撃してC4ISRネットワークを部分的に遮断するために、陸上攻撃、対艦兵器、対空兵器を使用する。
電子戦、対宇宙(カウンタースペース)、偽発信装置や妨害装置などのサイバー能力を使用する部隊は、カモフラージュ・隠蔽・欺瞞や機動性の発揮などの受動的手段によって強化され、残りの中国のセンサーを混乱させ、通信を低下させ、中国の情報処理と意思決定を圧倒する。
防衛側の地上軍は、複雑な地上環境を有利に利用する。これらの行動が相まって、中国は執拗なターゲティング(目標指定)が必要になり、中国の意思決定者から重要な戦闘空間の状況認識を奪い、彼らの部隊のために中央集権的な決定をする能力を阻害する。
また、地上戦力を排除するために、人民解放軍が戦闘をエスカレートさせる可能性もある。
より多くの交戦すべき潜在的な標的とその配置が不確実であるため、人民解放軍はより大規模な初期作戦を実施しなければならない。これは、中国の指導者が最も都合のいいグレーゾーンの活動を明らかに上回るものである。
④陸上攻撃作戦
陸上攻撃作戦は、中国の陸上配備のA2/ADシステム(センサー、長距離ミサイル発射機、地上に駐機する航空機、地対空ミサイル)を無効化し、アウトサイド部隊が自由に活動できる状況を作り出す。
海上拒否作戦と同様に、陸上目標に対する攻撃は、潜水艦発射の巡航ミサイルおよびアウトサイド部隊である航空部隊および海軍部隊の長距離ミサイルによるスタンドオフ攻撃、より接近して攻撃を行うステルス航空機による地上目標攻撃によって増強する。
図4「陸上配備兵器による長距離打撃」
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中国本土にある5万個の重要目標の約70%は中国本土の海岸線から250nm(463キロ)以内にある。
最も深い目標地点(赤い丸)は、宇宙関連施設、衛星攻撃用兵器施設、その他の価値の高い目標の場所を示す。
INF条約の射程制限に則って開発された地上発射の陸上攻撃兵器は、最大射程499キロである。
この範囲は、第1列島線から東シナ海と南シナ海にある係争中および中国が所有する島々を攻撃するのに十分であろう。
しかし、第1列島線内のすべての標的および中国本土の標的に対する陸上システムによる攻撃のためには、現有の兵器の射程を延長するか、新たな発射プラットフォームから発射する新たな兵器が必要となる。
人民解放軍は、中距離の巡航ミサイルや弾道ミサイルなどの陸上発射の長距離精密火力において、米国やその同盟国に対して長年優位に立ってきた。
しかし、ロシアとのINF条約に制約されなければ、米国は陸上長距離攻撃能力の保有を追求することができ、中国はより多くの資源を航空およびミサイル防衛に費やすことを余儀なくされる。
大規模な一斉射撃は費用対効果が常に高いわけではないが、地上の航空機、ミサイル発射装置、大規模フォーメーション、港湾内の資本輸送船、重要なC4ISRノードなどの時間に敏感な標的を迅速に攻撃する大きな価値がある。
以上の議論はあくまでも純軍事的な議論であり、実際に陸上攻撃作戦を実施するためには国際政治上の様々な考慮が必要であることは当然なことである。
海洋プレッシャー戦略に対する評価
・米中覇権争いの様相が濃くなり、米中のアジア太平洋における衝突の可能性が取り沙汰されている。
中国が目論む台湾占領などの既成事実化を許さない海洋プレッシャー戦略は、米中紛争を抑止する戦略、日本の防衛をバックアップする戦略として評価したい。
・海洋プレッシャー戦略を成立させるためには、第1列島線を形成する日本をはじめとする諸国(台湾、フィリピン、インドネシアなど)と米国との密接な関係が不可欠である。
国防省や国務省はその重要性を深く認識しているだろうが、唯一不安な存在は、アメリカ・ファーストを主張し世界中の米国同盟国や友好国に緊張をもたらしているドナルド・トランプ大統領だ。
アメリカ・ファーストを貫くと、関係諸国との関係がより親密になるとは思えない。
・自由で開かれたアジア太平洋戦略や海洋プレッシャー戦略のためには米軍のさらなる前方展開が必要だが、米国内にはこれに抵抗するグループがいる。
米中覇権争いにおいて、米国は本当に中国の脅威の増大に真剣に対処しようとしているのか否か、その本気度が試される。
・我が国は、この海洋プレッシャー戦略を前向きに評価しつつも、これに過度に頼ることなく、わが国独自に進めている南西防衛態勢の確立を粛々と推進すべきだ。
いずれにしても、中国の増大する脅威に日本単独で対処することは難しい。常に日米同盟の強化、第1列島線を構成する諸国との連携を今後さらに推進すべきであろう。
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