#宮本信子
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shihlun · 2 years ago
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Juzo Itami
- Woman in Witness Protection
1997
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mukaikun · 9 months ago
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母の待つ里 (2024) Episode 4 Subtitles by drunkenimp
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fa-cat · 1 year ago
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写真家の篠山紀信さん死去 83歳
著名人の肖像など時代を象徴する人物を撮り続けてきた写真家の篠山紀信さんが4日亡くなりました。 83歳でした。
篠山紀信さんは、東京都出身で、日本大学芸術学部の写真学科に在学中に広告制作会社に入社して広告写真を撮影し、その後、フリーのカメラマンとして活動を始めました。 歌手の山口百恵さんや、ジョン・レノンさんとオノ・ヨーコさんの写真、それに、1991年に発表して話題になった宮沢りえさんのヌード写真集など多くの話題作を手がけました。 「激写」ということばを生み出したほか、俳優の樋口可南子さんを撮影した作品をきっかけに生まれた「ヘアヌード」ということばは流行語にもなりました。 また、人物だけでなく、建築や風景なども対象に、時代を切り取るさまざまなジャンルの写真を撮り続け、東日本大震災のあとは被災地に足を運んで作品を発表したほか、2012年から7年にわたって全国で開催された巡回写真展には100万人を超える人が訪れるなど、60年以上にわたって第一線で活躍していました。 関係者によりますと、篠山さんは、4日亡くなったということです。 83歳でした。
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chikuri · 2 months ago
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民主党政権のほうが明らかに酷いです。「民主党政権の何が悪夢だったのか、きちんとした説明を聞いたことがない!」といった主張は定期的に出現しますが、さすがに「聞いたことない」なんてはずはないので、おそらく「自分の気に入る説明ではない」という意味か、「バカに分かるように説明したところで、そもそもバカは聞いてない」パターンのいずれかとは思いますが。 前回の悪夢のような民主党政権時代を生き抜いてきた者として私が言えるのは、「とにかく、あのような惨劇は二度と繰り返してはならない」ということだけです。 歴史修正は容赦できません。あの時代がいかに酷いものであったか、ご存知ない方もぜひこの機会に知って頂きたいので、支持者から叩かれること覚悟で説明していきますね(過去同様の投稿を複数おこなっていますが、毎回更新改訂しています。今般のバージョンが最新版です)。 個人的に、「悪夢の民主党政権」における大きな問題点は次の3点と考えています。 (1)国家運営能力の欠如により、内政上の失敗を数多く引き起こし、国益��損ない続けた。 (2)拙劣な外交を繰り返し、日米関係をはじめ、周辺諸国からの信頼を大きく毀損した。 (3)総理・閣僚をはじめとする所属議員の度重なる不祥事や、自分たちに都合が悪い情報を隠蔽する体質によって、国民の政治に対する信頼を失い続けた。 では、それぞれどんなことがあったか振り返っていきましょう。これがわずか3年間で起きた出来事です。はらわたが煮えくり返る覚悟で読み進めてください。 (1)国家運営能力の欠如 ・財源の見込みが甘く、政権交代の際に掲げたマニフェストはほぼ未達成。 ・官僚を敵視して排除し、国家業務の停滞と質低下を招いた。 ・金融政策と財政政策が食い違い、タイミングの悪い増税も重なり、景気や株価は低迷を続けた。 ・歴史的水準まで進んだ円高を放置し、デフレを加速させた。 ・法的根拠がないばかりでなく、仕分人の選定や対象事業選定にも透明性を欠いた「事業仕分け」をデフレ時におこない、必要な公共投資を削減。経済を悪化させたにも関わらず、結果に責任を負わなかった。 ・「コンクリートから人へ」という誤った政策により、災害対策を疎かにしたうえ、地域社会を破壊した。 ・「朝鮮王室儀軌引渡」「尖閣事件の船長釈放」「運用3号通知」「国家公務員採用大幅減」など、閣僚たちが思い付きレベルの意思決定を独断でおこない、結果的に我が国の将来に禍根を残した。 ・難民申請から6カ月たった申請者に対し一律に就労できる運用を始めた。 ・法的根拠のない組織を乱立させ、意思決定過程が曖昧になり、指揮命令系統も混乱。 ・法的根拠のない大臣や副大臣を任命したり、個人的な友人を参与に、党職員を内閣官房職員に任命するなど、ルールを無視、公私の別がつかない人事を実施。 ・原発停止、ダム建設中止など、法令根拠や事前協議が必要な決定を手続無視で断行。 (2)外交能力の欠如 ・普天間基地問題が迷走し、沖縄とアメリカの信頼を大きく損なった。 ・来日したオバマ大統領を日本に残したまま、鳩山総理がAPEC首脳会議に出席するためにシン��ポールに向かうという非礼行為。 ・尖閣沖漁船衝突事件では、中国側の脅迫や報復に屈して船長を早々に釈放、不起訴に。その後の尖閣諸島国有化でも迷走。 ・領空侵犯が頻発するも、実効的な対策をとらず。 ・防衛上特に秘匿することが必要な「防衛秘密」3万件を破棄。 ・韓国に対しては、通貨スワップ協定締結、朝鮮王室儀軌引渡し、慰安婦問題での「知恵を絞っていきたい」発言など、不用意な譲歩を重ねた。 ・韓国の歴代大統領として初めて、竹島へ李明博大統領が上陸。 ・旧ソ連時代を含めて初めて、北方領土へロシア国家元首が上陸。 ・実現に向けた方策が何ら決まっていない状態で、国連気候変動サミットにおいて「CO2の25%削減」を突如国際公約化。 ・実現の見込みも全くないまま、G8の場で、「太陽光パネルを1000万戸に設置する」と突如国際公約をおこなった。 (3)閣僚・所属議員の度重なる不祥事と情報隠蔽体質 ・鳩山総理⇒偽装献金問題、脱税問題、引退撤回、「最低でも県外」「Trust me」「国民の皆様が聞く耳を持たなくなった」 ・菅(直人)総理⇒外国人献金問題、北朝鮮関係団体献金問題、「顔が見たくなければ法案を通せ」 ・野田総理⇒在日韓国人献金問題、脱税企業献金問題、民団選挙協力お礼発言、「大きな音だね」 ・小沢元代表⇒政治資金規正法違反容疑で強制起訴(無罪判決)、献金虚偽記載で公設秘書が逮捕(有罪判決) ・仙谷官房長官⇒尖閣漁船衝突事件、「自衛隊は暴力装置」 ・赤松農水大臣⇒口蹄疫問題、「だから早く殺せって言ってるのに」 ・松本復興担当大臣⇒「知恵を出さないやつは助けない」「書いたらその社は終わりだから」 ・長妻厚労大臣⇒運用3号独断決定、職務停滞 ・蓮舫行政刷新担当大臣⇒事務所費架空計上問題、国会内ファッション雑誌撮影、「2位じゃダメなんでしょうか?」 ・安住財務大臣⇒「1ドル75.63円の時点で介入を指示した」「学校のプールにガソリンを貯蔵できないか」 ・前原外務大臣⇒外国人から政治献金受領 ・岡田外務大臣⇒「核兵器めぐる日米密約は存在した」 ・川端文科大臣⇒事務所費架空計上問題、キャバクラ費用を政治資金で計上 ・鹿野農水大臣⇒対中不正輸出疑惑、機密漏洩疑惑 ・鉢呂経産大臣⇒(記者の一人に、着ていた防災服をなすりつけ)「放射能つけちゃうぞ」「市街地は人っ子一人いない、まさに『死のまち』」 ・一川防衛大臣⇒「安全保障に関しては素人」 ・柳田法務大臣⇒「答弁は二つだけ覚えておけばいい」 ・山岡消費者担当大臣⇒マルチ商法業者からの献金問題 ・岡崎国家公安委員長⇒議員時代、韓国で日本大使館に対する反日抗議デモに参加 ・中井国家公安委員長⇒議員宿舎にホステス連れ込み&カードキー貸与、式典で秋篠宮ご夫妻に「早く座れよ」とヤジ ・輿石幹事長⇒「間違った情報ばかり流すなら、電波を止めてしまうぞ」「電波が止まったら、お前らリストラどころか、給料をもらえず全員クビになるんだ」 ・小林議員⇒違法献金問題で選対委員長が逮捕、選対幹部が公職選挙法違反で有罪 ・土肥議員⇒竹島領有権放棄を日本側に求める「日韓共同宣言」に署名 ・横峯議員⇒賭けゴルフ、女性暴行、恐喝事件への関与 ・緒方議員⇒「スーパー堤防はスーパー無駄遣い」 ・太田議員⇒「そうでしたっけ? フフフ」 ・原発事故対応(SPEEDI、米実測値の非公表、議事録不作成など)、尖閣ビデオ、北朝鮮ミサイル発射への対応、温暖化対策の家計負担、年金改革の財政試算 など、自分たちに都合が悪い情報は隠蔽し、政府への深刻な不信感を招いた。 ・総理-閣僚間で見解の方向性や意見の不一致が常態化。それらも含め、自民党で同様の事態があれば野党のみならずマスコミも総出で吊し上げられる事態となるが、マスコミも概ね民主党に好意的な報道姿勢。 そんなに民主党時代が良かったなら、下野以降何度でも政権を取り戻すチャンスはあったはず。なのにただ一度もそうなっていないということは、それが民意ということです。私はあんな地獄のような時代は二度と御免です。
Xユーザーの新田 龍さん: 「民主党政権のほうが明らかに酷いです。「民主党政権の何が悪夢だったのか、きちんとした説明を聞いたことがない!」といった主張は定期的に出現しますが、さすがに「聞いたことない」なんてはずはないので、おそらく「自分の気に入る説明ではない」という意味か、「バカに分かるように説明したところで」 / X
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kennak · 4 months ago
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「エヴァンゲリオン」シリーズに登場する組織を名乗り、防災情報を「国内最速」のレベルで発信し続けるSNSアカウントがある。今や気象庁も認める社会インフラの一つとなった「特務機関NERV(ネルフ)」だ。当初は19歳の大学生による無許可のファン活動だったというNERVが、最速と呼ばれる防災情報組織に発展した背景には何があったのか。アカウントの設立者でセキュリティー会社「ゲヒルン」(東京)社長の石森大貴さん(34)の歩みを追った。(時事ドットコム取材班キャップ 太田宇律) ◇学生起業「すぐにつぶれると」  大学生だった石森さんが、ツイッター(現X)上に防災情報を発信するアカウント「特務機関NERV」を立ち上げたのは、2010年2月のこと。エヴァンゲリオンに登場するNERVは、謎の敵「使徒」と戦う組織の名称だ。「突如現れる使徒は、現実世界で言う災害のようなもの。当初は、全国の警報や避難指示を自動投稿するだけのアカウントで、ただのファン活動でした」(石森さん)  エヴァと出会ったのは、主人公の碇シンジと同じ14歳のとき。幼なじみがDVDを貸してくれたのがきっかけで、「新劇場版」の公開時には映画館に何度も足を運ぶほど熱中した。大学在学中に知人の勧めで起業したときも、社名はエヴァにちなんで「ゲヒルン」に決めた。「頭脳」を意味するドイツ語だが、ファンにはNERVの前身組織名として知られている。  石森さんは設立当初のゲヒルンについて、「若手エンジニアを集めたイベントの開催や、ウェブサイト制作などを手掛けていましたが、大した仕事はなかった。きっとすぐにつぶれてしまって、自分は普通に就職するんだろうなと思っていました」と振り返る。その運命を大きく変えたのは、起業から半年後、2011年3月に発生した東日本大震災だった。 ◇炎上する小学校「もうだめか」  石森さんは宮城県石巻市出身。震災当時は東京都内で1人暮らしをしていたが、同市渡波の実家には母と妹がいた。  「揺れの直後は一度だけ家族と連絡が取れましたが、すぐに通信が途絶えてしまった。報道ではなかなか石巻の情報が得られず、一晩中ツイッターにかじり付いていました」。東京にいる自分にできることはないか。石森さんはネットや報道で得られた石巻市内の被害状況や避難情報を、自身のブログに「スクラップ」していった。被災者や故郷を案じる人のため、せめてもの行動だった。  夜が明けた午前6時ごろ、炎上する石巻市内の小学校や津波で押し流された家屋の空撮映像がテレビで流れた。「実家や家族も、もうだめじゃないか」―。最悪の想像が頭をよぎったが、数日が経った後、石森さんの実家が流失を免れ、中にいた母や妹も無事だったことが分かった。しかし、石巻市雄勝町で病院職員として働いていた伯母は、大津波で帰らぬ人となった。 ◇ヤシマ作戦  震災直後から、東京では輪番停電(計画停電)が始まった。エヴァには、使徒を倒すために日本中を停電させ、その電力で陽電子砲を撃つ「ヤシマ作戦」という場面がある。石森さんはNERVのツイッターアカウントで、計画停電をヤシマ作戦に例え、連日必死に協力を呼び掛けた。  「怪しい」といぶかしむ人もいたが、次第に賛同する人は増えた。アニメの版権元は「あくまで非公式」としつつ、NERVの名称やロゴの使用を容認してくれた。石森さんはこれ以降、NERVのアカウントを徐々に「国内最速の防災情報アカウント」へと発展させていく。  災害情報共有システム(Lアラート)から避難情報などを受信できるようにし、気象業務支援センターとも専用線をつないでもらった。ゲヒルンは防災情報発信だけでなく、有名企業のセキュリティー診断を手がける企業として成長し、2016年にはさくらインターネットの子会社に。NERVの緊急地震速報は、テレビのテロップ表示を速度で上回ることも多く、災害時に多くの人が頼る情報インフラの一つとなっていった。 ◇防災アプリ、始動  ただ、ツイッターでの防災情報発信には限界も感じていたという。「全国の情報が全部流れてくることは、メリットでもデメリットでもある。一度でも煩わしいと思われたら、フォローを外されてそれっきり、その人の役には立てなくなってしまう」(石森さん)。ツイッターの運営企業の方針変更に振り回され、アカウントが突然「凍結」されてしまう事件も起きた。ニーズに合わせた防災情報を自主発信するため、自社アプリの制作を決断した。  「防災の日」に当たる2019年9月1日、ゲヒルンはiPhone用アプリ「特務機関NERV防災」をリリース。わずか1日で10万人超がダウンロードするほど大きな反響があったという。エヴァの版権元からは「社会的に意義のある活動」として正式に名称やデザインの使用許諾を得られ、気象庁も「使命を共にする頼もしいアプリ」と太鼓判を押した。2025年3月時点で、Android向けを含めたアプリの総ユーザー数は680万人を超える。 ◇「国内最速」無力感を糧に  現在、ゲヒルンの社員は15人。国内最速レベルの通知を実現しているのは、石森さんを含む少数精鋭の技術者たちが日々、システム改修と効率化を進め、人間には知覚できない「1ミリ秒」を削る努力をしているからだという。その背景にあるのは、石森さんが震災時に痛感したという「無力感」だった。  「大学で情報科学を勉強していたので、情報の取り扱いには長けていると思っていました。でもあの災害で、自分は家族や親戚にとって何の役にも立てなかった。あの日、自分がブログに情報をスクラップしていたように、全ての災害情報を一カ所にまとめたい。必要な情報を、大切な人に一瞬でも早く届けられたらと思い、開発を続けています」(石森さん) ◇「会社辞める」心折れた過去も  伯母を亡くした震災から今年で14年。スマートフォンの普及や技術の発展で、災害の情報は当時より早く、必要なときに必要な分だけ届けられるようになりつつある。ただ、石森さんはかつて、「このままSNSで防災情報をつぶやいていても、本当に人を救えるのか」と疑念を持ち、周囲と連絡を絶った時期もあった。  防災アプリ公開から半年前の2019年2月。きっかけは、親会社とのグループ会議で、防災事業の赤字をとがめられたことだった。「防災情報で儲かるのか」「社員と信頼関係は結べているのか」。役員からの厳しい言葉に、石森さんは強いショックを受けた。「この会社ではやりたいことができない。辞める」。そう言い残して、石巻市の実家に帰ってしまったという。 ◇情報は完全じゃない  再起のきっかけは、たまたま見に行ったリアス・アーク美術館(宮城県気仙沼市)で出会った東日本大震災の展示だった。「現代人は情報に命を託している」「しかし、あのような大規模災害が発生したなら、情報を待つ前に、想像力を働かせ、自ら行動しなければならない」―。常設展示の解説にあったこの一文が、石森さんの心に刺さった。  震災の日、伯母がいた石巻市雄勝町の雄勝病院。周辺に第1報として発表された大津波警報は「高さ6m」で、3階建ての病院屋上に逃げればやり過ごせたはずだった。しかし、実際に雄勝町を襲った津波は最大16.2メートル。雄勝病院は屋上まで津波にのみ込まれ、入院患者40人と、伯母を含む職員24人が犠牲となった。  「情報は完全じゃないし、答えじゃないし、届かないこともあるし、遅れることも、間違っていることもある。情報の役割は、その人に『判断をもたらす』ところまでなんです。情報に依存しないで、自分で考えて行動することを、自分は開発者として伝えなければならない。そう気付きました」  東京に戻った石森さんに、ゲヒルンの専務で、少年時代からの友人でもある糠谷崇志さんは「みんな待ってるよ」と声を掛けた。再起した石森さんを、ゲヒルンの仲間たちは温かく迎えてくれた。「心の整理がついて、それからは迷わず仕事に向き合えるようになった」と、今は思える。 ◇「1ミリ秒」削り続ける  防災アプリの運用コストは、精度や性能の向上とともに年々膨らみ続けている。「広告を見た���無料で使えるとか、課金したらより良い情報が得られますというのは、防災アプリとしてはあるまじき姿。一方で、ユーザーからは、『このアプリがなくなったら本当に困るので、課金させて欲しい』という声も寄せられていました」。そこで、2020年9月から「サポーターズクラブ」を開設し、運営費の一部を有志に支援してもらうことにした。  ただ、サポーターからの収益で賄えているのは、サーバー代などで年間1億円を超える運用コストの1割程度という。「あったらあっただけシステム改良に使ってしまうから、どんどんコストが大きくなる」と石森さんは笑う。  東日本大震災では、指定されていた一次避難所に身を寄せたにも関わらず、津波にさらわれ命を落とした人々がいた。情報は命を救うこともあれば、奪うこともあると、石森さんは言う。「怪しいアカウントの情報だから間違っている、気象庁や自治体、報道機関の情報だから正しいということでもないんです。情報の正確さと共に、自分の想像力も大事にして行動してほしい」。情報で人を救うことまではできなくても、少しでも早く伝えられたら、その人はどう行動するか判断できる。そのために、NERVは今後も「1ミリ秒」を削り続けていく。  <この記事は、時事通信社とYahoo!ニュースの共同連携企画です>
「情報で人は救えない」心折れた過去◆特務機関「NERV」、それでも削る1ミリ秒 #知り続ける(時事通信) - Yahoo!ニュース
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daruma1004 · 1 year ago
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みんな知らない「実は略語」の言葉をまとめました。詳しくは...
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食パン:主食用パン
食パンの語源に関しては複数ありどれが正しいかわかりませんが、有力な説を2つ紹介します。1つは、「主食用パン」の略。パンが日本に入って来た当時はイースト菌などもなく、比較的小さな菓子パンだけが作られていました。それからパンが大きく膨らむようになり、米の代わりになり得るようになったため、「主食用」と名付けられました。もう1つは、消しパンではない「食べられるパン」の略。昔は美術のデッサンなどでパンを消しゴム代わりに使用していたためです。
ブログ:ウェブログ
ウェブサイトの一種で日記形式のもの。英単語でも”blog”がありますが、もともとは”Web”と記録を意味する”log”が合わさった言葉である”web log”の略です。
軍手:軍用手袋
元々軍隊用の手袋として使われていたためです。日露戦争の際に、寒冷地を戦場とする兵士に支給するために考案されたものです。その後、荷物運搬や土いじりなど日常生活で使われるようになりました。
演歌:演説歌
元々は自由民権運動の政治運動家(壮士)たちが演説の代わりに歌った壮士節が始まりとされます。1930年代にジャズやクラシックが大衆歌に組み込まれていき、歌詞も政治とは関係のない叙情詩的なものに変わっていきました。
教科書:教科用図書
主に小・中・高および特別支援学校などで学ぶ時に配布される中心的な教材のことで、「教科用図書」の略です。教科書と教材の違いは、文部科学大臣の検定に合格したものが教科書と呼ばれます。
チューハイ:焼酎ハイボール
焼酎とハイボールを組み合わせた「焼酎ハイボール」の略語。焼酎やウォッカなど無色で香りのない酒類をベースに、炭酸で割ったものを一般的に指しますが、炭酸ではなくウーロン茶で割ったウーロンハイもチューハイの一種です。
ジャガイモ:ジャガタライモ
ジャガイモはそもそも南米原産の食材であり、日本には16世紀末にインドネシアのジャカルタからオランダ人により伝えられました。そのため当時は「ジャガタライモ」と呼ばれていましたが、後に略されていきました。ちなみに日本では中国語由来の馬鈴薯とも呼ばれます。
ワイシャツ:ホワイトシャツ
主に男性が背広の下に着るシャツのことですが、元々は和製英語である「ホワイトシャツ」の略。よく「Yシャツ」と記載されることがありますが、これは完全に当て字です。一方で、「Tシャツ」はアルファベットのTの字に似ているためこう呼ばれるようになりました。
割勘:割前勘定
友人との飲み会などでよくある割勘は「割前勘定」の略。割前とは分割してそれぞれに割り当てることを意味する言葉です。江戸時代後期の戯作者で浮世絵師として有名な山東京伝が発案されたと言われており、当時は「京伝勘定」と言われていたそうです。ちなみに世界的に見ると割勘の文化は少数派で、男性や年上が払うのが一般的のようです。
カラオケ:空オーケストラ
歌のないオーケストラの意味で、「空(から)オーケストラ」から「カラオケ」と略されました。カラオケは日本で1960年後半に誕生したとされ、その後世界に広がっていきました。そのため英語でも”karaoke”と書きます。ちなみに中国語では「卡拉OK」と突然アルファベットが出てくる不思議です。
バス:オムニバス
ラテン語で「すべての人のために」という意味の「オムニバス」が語源で、フランスの乗合馬車の発着所の雑貨屋の看板に書かれていたことに由来します。そこから多くの人が利用する乗合自動車をオムニバスと呼ぶようになり、その後略されました。
リストラ:リストラクチャリング
英語で「再建」を意味する”restructuring”から略されたものです。リストラと聞くと人員削減をイメージしますが、本来の意味は事業構造を再構築することです。その中の一環として、人員削減が起こります。
リモコン:リモートコントロール
英語で「遠隔操作」を意味する”remote control”から略されたものです。TVなどに向かってリモコンから赤外線をデジタル信号で送ることでチャンネルや音量などを操作することができます。
ソフトクリーム:ソフト・サーブ・アイスクリーム
海外では「柔らかいクリーム?」となり伝わらない和製英語です。英語では” soft serve icecream”であり、ソフトクリームサーバーの製造などを行っている日世の創業者・田中穰治が日本でソフトクリームを広めるのにわかりやすくするために省略したとされています。
ペペロンチーノ:アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ
唐辛子をオリーブ油で炒めたパスタ料理。正式名称は「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」と言います。イタリア語で「アーリオ」は「ニンニク」、「オーリオ」は「オリーブオイル」、「ペペロンチーノ」は「唐辛子」を意味しています。
経済:経世済民
中国の晋朝について書かれた歴史書である『晋書』に書かれた「経世済民」を略した言葉です。現在の政治と同じような意味で昔から使われていました。明治以降、”economy”の訳語として頻繁に使われるようになったようです。
首相:首席宰相
首席はトップを意味し、宰相は辞書で調べると「古く中国で、天子を補佐して大政を総理する官。総理大臣。首相。」と載っています。首相の言葉の中に首相が含まれている二重表現のような言葉です。ただ「首相」は日本国憲法に記載された言葉ではなく、報道などで使われる内閣総理大臣の通称です。
切手:切符手形
お金を払って得た権利の証明となる紙片のことを古くから「切手」と呼んでいました。日本の近代郵便制度の創始者である前島密が、“郵便物に貼って支払済を表す印紙”に「切手」という言葉をそのまま当てたそうです。
出世:出世間
元々は仏教語で、仏陀が衆生を救うためにこの世に出現することを指す言葉で、「出+世間」でした。そこから略され、日本では僧侶が高い位に上ることを意味するようになり、世間一般でも役職が上がることなどを指す言葉となりました。
断トツ:断然トップ
2位以下を大きく引き離すことを指す言葉ですが、元は「ずば抜けて」の意味を持つ「断然」と首位を表す英語の”top”が合わさった言葉の略。そのため「断トツの1位」という表現は二重表現になります。
押忍:おはようございます
朝の挨拶である「おはようございます」から「おっす」と短くなり、さらに「おす」へと略されました。そこから「自我を押さえて我慢する」という意味を込めて「押忍」という漢字が当てられました。
デマ:デマゴギー
大衆を扇動するための政治的な宣伝を意味するドイツ語の「デマゴギー」を略したものです。元の意味の通り、政治的な意味合いを持つ言葉でしたが、昭和になってから、単純に「嘘」や「根拠のない噂」の意味で使われるようになりました。
おなら:お鳴らし
屁を「鳴らす」の名詞である「鳴らし」に「お」をつけて婉曲に表現した言葉で、そこから一文字略されました。元々の言い方の方が上品な感じがあって良いですよね。というのも、一般庶民は昔から「屁」と言っていましたが、宮中に仕える女房たちは隠語として用いていたためです。
電車:電動客車
電動客車をより細かく表現すると、「電動機付き客車」または「電動機付き貨車」となります。電車は架線あるいは軌道から得る電気を動力源として走行しています。
電卓:電子式卓上計算機
計算機という本来役割を表す意味の言葉が略されています。1963年に世界初の電卓が登場し、1964年に現在のシャープから日本初の電卓が発売されました。当時の価格は53万5千円と車を買えるほどの値段でした。今では100均で売られているものもあるのに驚きですね。
ボールペン:ボールポイントペン
英語で”ball-point pen”と言い、これを略した言葉です。ボールという単語が使われている理由は、ボールペンの構造上、先端に小さな回転玉(ボール)があるためです。
インフラ:インフラストラクチャー
英語で「下部構造」や「基盤」を意味する”infrastructure”から略されたものです。電気・ガス・水道・電話・道路・線路・学校や病院などの公共施設など、私たちの生活に欠かせないものを指す言葉となっています。
シネコン:シネマコンプレックス
「コンプレックス”complex”」が「複合の」を表す英単語で、同一ビル内に複数のスクリーンを備えた複合型映画館のことを表します。国内の代表的なものとしては、TOHOシネマズ、イオンエンターテイメント、MOVIX、ユナイテッド・シネマなどがあります。
シャーペン:エバー・レディー・シャープペンシル
シャーペンが「シャープペンシル」の略ということを知っている方は多いと思いますが、実はこれも略語。1838年にアメリカで「エバーシャープ」という筆記具が登場し、その後1915年に現シャープの創設者である早川徳次氏が国内初となるものを考案し、「エバー・レディー・シャープペンシル」という商品名をつけヒットさせました。
ピアノ:クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ
イタリア語で「小さい音と大きい音を出せるチェンバロ」という意味です。いつの間にか「小さい音」を表すピアノだけに略され、楽器を表す名詞となりました。元のピアノの意味は今でも音の強弱を表す「メッゾピアノ」や「ピアニッシモ」と合わせて音楽記号として使われていますね。
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ryotarox · 1 year ago
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16.首相官邸の建築 - 東京建築散歩
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「これは、テレビの画面から撮った写真だけど、正面だけ、非常に開放的に作られているのがよくわかるなあ」「これは、とっても不思議なデザインだと思いますが、どういう人が設計したものなんですか?」 「これは、官邸のなかに検討委員会ができて、ずいぶん時間をかけて検討した結果なんだよ。有識者会議が開かれて、丹下健三、芦原義信、鈴木博之などという人から意見を聞いたらしい」 「丹下さんまで呼ばれているんだ」 「まあ、丹下さんと芦原さんはすでにかなり高齢だったはずだから、注目したいのは歴史家の鈴木博之さんだ」「鈴木さんはとくにハイテクと和の要素を組み合わせたデザインにすべきだ、と力説したらしい」と宮武先生。 「全体はモダニズムだ。しかし、たしかに和の要素が感じられる」と東郷さん。 「どこが和なんですか?」と恵美ちゃん。 「第一に左右非対称。つぎに軒。」 「えーっ、左右非対称がどうして和なんですか?」
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「これはアメリカの大統領官邸ホワイトハウスだ。左右対称、シンメトリーなデザインが国の権威を表現するデザインとしてよくきいているだろ」 「��しかに日本の国会議事堂もシンメトリーですね。では、なぜ首相官邸は非対称なんですか」 「じつは、日本建築の特質として左右非対称ということが昔から言われているんだよ」 「昔の建築も、もとは中国から入ってきた時は、全部左右対称だったのに、日本に入ったとたんに、非対称にくずしてゆく。法隆寺からして非対称なんだ」 「えーと、法隆寺は中門を入ると、金堂と五重塔と左右に並んでいますね」 「そうだろう、中国では、金堂を中心に据えて、五重塔を左右対称に置くのが原則なんだよ」 「確かに法隆寺は非対称ですね」 「それは、桃山時代になって、茶室、数寄屋建築になるとますますはっきりする。それこそ、日本建築の特徴だといわれてきたんだ」 「でも、和のデザインという方針から、非対称のデザインへ行くのは、相当大胆な決断力ですね」 「もし、丹下さんが設計していたら、必ずシンメトリーになっただろうなあ」 「つまり、日本的なデザインと指示されて、非対称のデザインでこたえた建築家は相当なツワモノだということだ」
「ガラスの中に木の格子が見えるだろう。これも和のデザイン要素だよ」 「そうですね。あれは、町家の格子のようですね」 「国家を代表する建築としては、かなり大胆なデザインだと思うよ」 「参考意見は、分かりましたけど、設計したのはだれなんですか?」 「うーん。それがはっきりしない。公式には建設大臣官房 官庁営繕部ということになっている。つまりお役人が設計した。しかし、漏れ聞くところでは、じっさいには日建設計がやったということだ」 「そうだろうなあ、これは、相当腕のたつヤツの仕業だぜ」と東郷さん。
「モダニズムの建築でこれだけ軒が出ているのはめずらしい」 「ヨーロッパのモダニズム建築は立方体で、軒はないですからね」 「車寄せの庇から、ピアノの鍵盤のような壁面、そして軒と実にリッチなデザイン要素が重なっているぞ」 「ハイテクと和のデザイン、この建築の見せ場だな」
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lupinnewseason · 2 months ago
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【6/20(金)配信スタート】劇場版の前日譚『LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン』一斉配信!
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『ルパン三世』約30年ぶりとなる2Dアニメ劇場版『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』の前日譚―― 銭形警部を主人公に据えた渾身のハードアクション、『LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン』(小池健監督)が6/20(金)より一斉配信が決定! 『LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン』公式サイト
■TV初放送決定! 映画公開を記念して、WOWOWにて『銭形と2人のルパン』のTV初放送が決定! さらに『次元大介の墓標』『血煙の石川五ェ門』『峰不二子の噓』3作品を一挙放送します。 放送日時:6月22日(日) 18:00~『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』(2014) 19:00~『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』(2017) 20:00~『LUPIN THE IIIRD 峰不二子の噓』(2019) 21:00~『LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン』(2025)
■日曜劇場『御上先生』宮崎陽平監督からのコメントが到着! TBSにて1月から放送された日曜劇場『御上先生』の脚本・詩森ろばさんが、大のルパン好き、特に石川五ェ門が好きということで、台本に「次元(つぎもと)」というキャラクターが生まれました。宮崎監督もルパンが好きだったので、セットの次元部屋が出来上がり、話数を通しての『御上先生』への協力が実現しました。
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配信サイトなど詳細は作品公式サイトをご覧ください。 ⇒ https://www.lupin-3rd.net/zenigata-twolupins/
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yutakayagai · 7 months ago
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翌日、会社からマンションに帰る途中、信也はJR上野駅向かい側のビジネスホテル「М」に近いところに、たまたまゲイ総合サイトからアクセスして見つけたバラエティショップ「B」に立ち寄った。いざゲイビデオに出演するとなると、モデルがどんなシチュエーションで相手と絡んでいるのか研究しなくてはと思ったのだ。しばらく裕美は漫画の〆切が近いと仕事場の方に泊まり込みになると、昼休み中にラインがきた。全く、〆切そっちのけで飲みに歩いているからだと、彼は呆れた。アシスタントの香織も、よく子持ちでありながらあちこち出掛けるよなと、未だに学生気分が抜けないのが不思議だった。
色々と小言を呟いてはいたが、少しは下半身の穴も「開発」しなくてはと、信也は真純にラインをし、「サ◯ソンビデオ」に出演することは伏せつつ、もっと気持ちよくセッ◯スをするにはどうしたらよいかと相談した。すると、真純から返ってきた言葉がこれだった。
「雄マ◯コで感じる様になれば沢山イクよ」
と文末にハート印が付いていた。彼は、
「信ちゃんとまたイッちゃいたいな」
と今度はハート印が三ケ付いていた。余程やりたいンだなと信也は苦笑した。
一方、憲一にも同様の質問をしたが、やはり「ア◯ル」が最高だとの回答だった。直腸と大腸の裏側に前立腺があり、そこを刺激されると普通に肉棒をしごいて淫液を出すより気持ちいいと話していた。彼は、三社祭の前日に真純と寝た時のことを思い出した。嗚呼、確か「潮吹き」をしたな…。あんな状態にオレもなるのかと信也は想像しただけで恥ずかしかった。しかし、問題は挿れるまでの下準備が大変そうだった。まるで鼻の穴にごぼうを突っ込む様なものだし、自分が経験した限りでは痛いの一言しかなかった。 そのことも相談したが、
「まずはラヴオイルで相手の『雄マ◯コ』で濡らし、最初は一本、徐々に二本、三本と拡げていけば大丈夫」
と、憲一からメッセージが返ってきた。また、
「あまりに好きだったら『雄マ◯コ』を舐めちゃうな」
ともきた。「舐める」!? 所謂「ケツ」の穴を!? 信也は生理的に無理と思った。元々、大きい方を排泄する為にあるものを舐める���と!? オレにはできない! 彼は、縦線の入った『げッ!?』と言葉を放つイラストのスタンプを押した。それに対して憲一は、
「オレは信ちゃんのならペロペロしたいなァ〜」
とハート印を付けて返信した。
そんなやり取りを東西線と銀座線での移動時にしていた。今日は憲一も真純も休んでいるから、まァ、こんな時間にラインしても大丈夫だろうと思ったが…。時折、二人は昨日「Kバー」やホッピー通り、ゲイバー「Z」で撮った写メを添付していた。信也は泰典とずっと過ごしていたが、その間に二人は褌越しに他の客と「兜合わせ」をしたり、舌を絡ませ合ったりと好き放題やっていた。仕舞には、恐らく今朝ビジネスホテル「C」の部屋の中なのか、二人が「フィニッシュ」した後の様子もアップされ、かえって信也の方が赤面した。そのうちに下半身が反応し始め、彼はブリーフケースで股間を隠した。まるで、裸同然の透けた下着だけで卑猥なポーズをとったグラビアの女を見てオ◯ニーを隠れてやろうとする男子中学生の様だ。
信也は、先走り汁がスラックスにまで染み出していないか心配しながら上野駅で下り、バラエティショップ「B」を目指した。雑居ビルの二階に上がってすぐ左手にドアがあったが、開けると奇抜なデザインの下着や褌が陳列され、奥の方には無数のDVDが置かれていた。所謂「ケツワレ」が視界に入り、彼はハンガーに掛けられたものを手に取った。嗚呼、アメリカンフットボールやラグビーの時に穿くやつだなと思ったが、どういうシチュエーションの時に使うのか解らなかった。
一方、DVDの陳列棚に目を移すと、一見ゲイとは無縁な、黒髪を五分分けにした紺色のスーツを着た痩せ型の男が色々とパッケージを見ていた。彼は「エ◯ティックスキャン」のDVDをメインに探している様だった。二、三十代のスーツ姿のモデルがワイシャツのボタンをはだけさせ、比較的筋肉質な肉体を見せながらシースルーのビキニ越しに股間を「もっこり」させている。信也は「如何にも」感を漂わせているので、全然萌えなかった。彼は寧ろ、「Mr. H◯t」の様な普通の中年男が恍惚の表情を見せている方に欲情した。憲一も真純も、見た目は普通のおっさんだからだった。
Mr.H◯tのDVDを二本買うことにし、信也はディ◯トと「ペ◯ローション」の置いてある棚に歩いて行った時、先刻からDVDを探している男の携帯電話が鳴った。何処かで聞いたことがある声が聞こえてきた。
「大輔君、どう〜? カッコいい男の子があんあん言いながらお尻掘られてる様なもの、あったァ〜?」
「いやァ、パッケージだけじゃ解らないス��! それっぽいの、何本か買って来ますよ」
「一応『レディース』雑誌だから、『ガチ』ゲイでもダメだと思うのよォ〜。いっその事、男だけど妊娠しちゃうファンタジー物にしちゃおうかしら?」
「先生、男に『子宮』はないスよ!」
「そうよねぇ〜、まさか『キ◯玉』に子どもできちゃエイリアンだもンねぇ〜」
この調子の喋り方とい、このトーンの声とい、嗚呼、彼が裕美の担当者なンだなと思った。家に置いてあったDVDは彼が買って来たンだなと、信也は思った。彼は、大輔には声をかけずにレジへDVDや「大人の玩具」を持って行った。チェック柄の紙袋に入れられ、外から見られない様に考慮はされていたが、何となく「ついに買っちまった」感が付きまとった。
途中、下谷神社にお詣りをした後、どうせ独りだしと信也はマンション近くのラーメンチェーン店「H」で日本酒も付け、夕食を済ませた。あまりに近所なのでなかなか来る機会がなかったなと、彼は餃子と野菜たっぷりラーメンを食べた。嗚呼、このまま風呂も済ませちゃおうと、「K湯」にも寄り、日替わり湯にどっぷり浸かりながらしばらく頭の中を空っぽにさせた。マンションに戻ると、彼は新しい下着に取り替え、部屋着のTシャツとスエットパンツに着替えた。そのままベッドに身を投げ、しばらく天井を見上げていたが、彼は枕の横に置いたバラエティショップ「B」で買った諸々を開封することにした。袋から出すと、真っ先にディ◯トと「ぺ◯ローション」が転がってきた。ピンク色のディ◯トは、意外とリアルにできていた。男の肉棒を模したものだが、キチンと血管が浮き出ているところまで再現されていた。大きさがあるらしく、まずは最小のものから始めることにした。しかし、これを「雄マ◯コ」に挿れるのは抵抗があった。汚れてはいけないと思い、念の為に「コ◯ドーム」も箱で買った。
「オレは何やってるンだろ…」
と、内心バカバカしく思えたが総てはビデオ撮影の為だと割り切ることにした。
信也は、ベッドの上にバスタオルを敷き、とりあえず用を足すことにした。ディ◯トを挿れるのだからまずは「雄マ◯コ」の中をキレイにしなければと、トイレに向かった。数分後、用足しをすると彼は再びベッドに横たわり、タブレットで気になる動画をアプリで探しながらスエットパンツを脱ぎ、ブリーフ越しに一物を弄り始めた。時折、向かい側の姿見に映る自分自身の姿に視線を向け、内腿を開きながら腰を突き上げ、何度も股間を愛撫した。動画には、ワイシャツをはだけさせた中年風の男が白いビキニ越しに一物を弄っていた。ネクタイをだらりと襟に垂らし、如何にも仕事帰りという表情を見せながら、時折ビキニの端を引っ張り、勃起してきた「ムスコ」に欲情している。早くも信也は硬く太くなっていくのを感じ、Tシャツをたくしあげた。乳房を弄りながら、動画の男と一緒にオ◯ニーをしているかの様な錯覚に陥った。
「あん、ああん…」
おのずと信也はディ◯トに手が伸び、ブリーフ越しに己の肉棒に押し付けた。腰を左右に動かしながら、そのディ◯トを徐々に「雄マ◯コ」に移していき、突いた。すでにコ◯ドームは付いており、いつでも挿れることができた。彼は憲一か真純に絡まれているというシチュエーションでオ◯ニーにふけた。次第に肉棒の先端も先走り汁で濡れ始め、彼はブリーフを脱いだ。ぺ◯ローションで手指をヌルヌルにし、まずは雄マ◯コに人差し指を挿れ始めた。直腸を越えたところに「Gスポット」はあった。確かに、しこりの様なものを感じた。彼は中指も挿れた。微かに痛みはあるが我慢できるものではあった。チ◯ポはいったん萎えるも、先端からは先走り汁が滴っていた。そう言えば、ゲイビデオではしごいていたなと彼はチ◯ポの裏側を愛撫した。嗚呼、今のタイミングならディ◯トを挿れられそうだ。
コ◯ドームを被せたディ◯トにぺ◯ローションを塗りたぐり、そっと雄マ◯コに挿れていく。信也は恐る恐るだったが、見事に奥まで挿れることができた。
「嗚呼、入ってる…」
それをゆっくりと上下に動かしていく。彼は声を上げずにはいられず、
「あッ、あッ、あン…」
と、おのずと天井に下半身を上げて開脚した。もし裕美が偶然帰って来たら悲鳴を上げるだろうなと、彼は帰って来ないことをただ祈った。
グイグイとディ◯トを押し込み、信也は理性が麻痺していくのを感じた。じんわりと汗をかき始め、チ◯ポを弄っている左の手指が先走り汁でヌルヌルになっていくのを感じた。嗚呼、女になった気持ちだと彼は思った。そっとディ◯トを引き上げると、
「あッ、あああん!」
と黄色い声を上げた。この様子を憲一や真純にも見せたいと、いったん左手指を枕元にあったティッシュで拭い、近くに置いた携帯電話で動画を撮った。他人に痴情を見られることにエクスタシーを感じるのかもと、彼は自分自身の意外性を見出した。身体が火照り、片手に持った携帯電話を操りながらラインでオ◯ニーする様子を憲一と真純に送信した。三人は三社祭を共に行動するのに先立ち、予めグループラインをつくっていた。
尿意に近い切迫感を経験した挙げ句、
「イ、イク! イク! イク!」
と声を上げた。これまでにない、チ◯ポの先端から止めどなく乳白色の淫液が流れ、一部は跳び散った。右手指はベトベトに汚れ、もう一度シャワーを浴びなければと思った。もう片方の手でデ◯ルトを引き抜こうをしたが、
「いやァァァァァン!」
と、再び黄色い声を上げた。ズルズルと脱腸しそうな感じだった。一番小さいものを買ったつもりが、やはり用を足すだけの穴に突っ込むのはキツいと、信也は思った。下腹部や両太腿に跳び散った淫液をティッシュで拭い、用済みのコ◯ドームをトイレのゴミ箱に捨て、彼はもう一度シャワーを浴びることにした。
浴室から出ると、携帯のラインアプリに赤丸が付いていた��で確認すると、憲一や真純からだった。二人共、信也の動画を見て「抜いた」のか、硬直したまま淫液を垂らした二人のチ◯ポが写メで送られていた。コメントはいずれも、
「信ちゃん、サイコ〜!」
「こんな気持ちイイの、初めて!」
と大絶賛していた。すでにライン自体が「ハッテン場」と化していた。まァ、スタンプ一つでも押しておこうと、信也はお気に入りのイラストレーターが描いた「ありがとう」というスタンプを送った。
彼は、いつ撮影の話が来ても良い様に、一日おきにア◯ルセックスの疑似練習をした。
-À suivre...
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okujirasama · 18 days ago
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こころを知りたくて、ほんとうを知りたくて、かなしみのほうへ自ら近づいてしまうときがあるね。しばらく前のこと、こころの中には必ずかなしみの奥底へ沈んでしまう記憶があったのですが、気がついたら存在は微かなものになっていて、役に立たない。記憶とはそういうものですか。かなしい記憶をなんども反芻することは回路が強化されてさらに思い出しやすくなるそう。わたしたちは、思い出さなければ、忘れる。かなしいことばかり思い出している。チャンネルを切り替えるように、全く別のことを思い出すと良いそうですが、砂嵐ばかりだ。小さいときに、ラジオで流れている砂嵐が途切れるとき、流れ星が流れたということです、というのをどこかで読んだ。あさになって、よるになって、またあさになったらいいけれど。
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読んだ本。小川洋子さんの『遠慮深いうたた寝』。小川さんは文学を信じているひとだと思った。小さい頃に見ていた風景を、小さい頃の目線でじっとみつめるような一瞬がある。読者も文学を信じている。小鳥の話と、答えのない問いがよかった。宮地尚子さんの『傷を愛せるか』。傷。こころの傷。傷は在ること。それだけなんだ。『誰かが自分のために祈ってくれるということ』は、ただ、ひとつの答えだと思った。傷のとなりには、人の祈りが在るから。それでよかったんだと思う。よかったね。
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人が、一体、何を信じているのかを知るための一つの手段として、読書というのは良いものだと思う。
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mukaikun · 9 months ago
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母の待つ里 (2024) Episode 3 Subtitles by drunkenimp
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ari0921 · 6 months ago
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
  令和七年(2025年)1月6日(月曜日)弐
    通巻第8583号
トランプ政権は「さようならDEI」である。
『オバマの家来』エマニュエル駐日米大使が日本から去る。
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 トランプの大勝の意味は極左政権だったバイデン時代の終わりではない。米国をはんぶん破壊した「オバマ時代」(バイデン時代とはオバマ院政だから合計12年)の終焉なのである。
 「民主党の高層部に陣取った極左集団はくさっている。全体主義と変わらない」と言って、RKJもトゥルシー・ギャバードも飛びだした。前者はトランプ政権で厚生長官、後者は国家情報長官となる。
 オバマ・バイデンの十二年間つづいた「悪政」とは、公務員や追随する広告代理店や弁護士やコンサルタントを動員して欺瞞の政治目的を拡販してきたこと、「人道主義」をいう美名で隠蔽した中身とはアメリカを社会主義的全体主義国家と塗り替えることだった。
 第一に「人口構成が運命だ」という妄想があった。白人の出生率が激減している一方で、黒人、ヒスパニック、アジア系の移民が急増し、人口構成を逆転する趨勢を加速させる。
そうすれば極左政党が半永久的に政権の座を維持できるという妄想に基づいた計画だった。
 反対の選挙結果だった。ヒスパニックと黒人の民主党支持が顕著に激減し、そのうえ労組が民主党支持から離れた。
これらの基層部分は依然として民主党へ入れたが、曾ての固定票ではなくなっていた。民主党の牙城といわれたNYCやロスでトランプは大幅に得票を増やした。
 第二にオバマ院政下にあったバイデンは就任後、90の連邦機関に人種優遇とDEI規則を義務付けた。「左派のネオ・レイシズム」である。
全米でアンチDEI運動が燎原の火のように燃え広がった。
第三に国境開放を解放し、1600万人とも言われる不法移民を受けいれたことは逆にヒスパニック系の票を失った。『聖域』といわれた都市は治安悪化に悲鳴を上げた。
第四に石油・ガス産業に対するグリーン・ニューディール戦争は、環境問題に関心のある若い有権者を引き寄せるはずだった。石油ガス業界を「オバマ院政』(バイデンの四年)で完全に敵に回した。皮肉にも環境規制強化が中国のEV産業を飛躍させアメリカの三大巨人の経営をふらふらにした。自動車労組も幹部を別として、バイデン支持を離れた。
第五に反イスラエルキャンペーンである。ハマス支持の過激派の言動をバイデン、ハリス政権は正当化したが、反イスラエル、そして反ユダヤ主義の左派の票を獲得できなかった。そればかりか民主党の基盤だったユダヤ人の相当数が共和党へ鞍替えした。
▼『オバマ時代』とは『ポストモダン宗教』だった
 こうしたオバマ・バイデンの十二年間に猖獗した「ポストモダン宗教」はオバマ時代に急速に勢力を拡大した。妖しげなNGO、コンサルタントと称して企業の幹部に落下傘降下し、顧問弁護士とか社外取締役として当該企業のWOKEを見張った。
消費者の反乱がおきて、バドワイザーなど、販売を四割も落とした。BLMなど過激な活動家グループ、インスタントな財団、公務員組合などが納税者の資金で支えられた。
この急拵えの亜官僚システムは連邦および州の機関、公立学校、そしてアメリカ企業に強制した『研修』と称する仕組みにあった。つまり「DEI産業複合体」だった。
トランプ政権は「さようならDEI」である。
 学生ローンの減免など、「平等保護」ではない。多くの異議申し立てがあり、各地で訴訟に発展した。トランプ政権のDOGE設立と、その大鉈で崩壊しそうだ。
 オバマ政権は系列の左派知識人を動員し、例えば欠陥だらけのイラン核合意について、主流メディアや政治エリートに虚偽や誤解を招くような話を売りつけ、その後、反対意見を封殺した。
この仕組みは、 ロシアゲート、ハンター・バイデンのラップトップ、その他多くの多くの論点において、有権者の70%が主流のニュースメディアを 信用しなくなり、FOXニュースとカールソンの番組とネットの記事とトランプのXへの投稿、SNSに拡がった保守の主張への支持となった。
 バラク・オバマは巧みな演説で時に人々を感動させた(というより誤解させた)が、このようなホワイトハウスの陰湿で陰謀的な政治が民主党を全体主義的ムードへと導いた。惨敗後、民主党執行部は空中分解、自ら首を絞めたのだ。
 米国の財界、ウォール街は雪崩のようにトランプ政権にアプローチを進めている。
メディアもすっかり様変わりだ。ワシントン・ポスト政治風刺漫画家が、同紙オーナーがトランプを思わせる銅像前に土下座する様子を描いた漫画の執筆し、それが没になった直後、辞任した。
 漫画家のアン・テルナエスは「私がペンを向けた対象や人物のせいで漫画が削除されたのは初めて」と投稿した。その風刺漫画には、アマゾンの創設者でワシントン・ポストの所有者であるジェフ・ベゾスや、フェイスブックとメタの創設者マーク・ザッカーバーグ、その他のメディアやテクノロジー界の大物たちが、巨大なトランプ銅像(金日成親子を思わせる)の前でひざまずいてお金の入った袋を掲げている様子が描かれていた。ABCニュースを所有するディズニー社のシンボルであるミッキーマウスがひれ伏している姿も描かれた。
ABCニュースは、ニューヨークでの性的虐待裁判の報道をめぐってトランプが名誉毀損で訴えた事件で、1500万ドルの和解に同意した。
テルナエスは風刺漫画の不掲載は今回が初めてだとし、「これは状況を変えるものであり、『報道の自由』にとって危険だ。民主主義は暗闇の中で死ぬ」と逆の捨て台詞を残した。
『オバマの家来』エマニュエル駐日米大使はやっと日本から去る。
最悪の評判を取りながらもウクライナ支持、LGBTQ法の強要など、忠実にオバマの社会破壊活動を実践してきたが、つぎには民主党全国委員会の委員長への立候補を検討している。
エマニュエルは2009~10年にオバマ大統領の首席補佐官を務め、シカゴ市長に当選し、バイデン大統領から駐日大使に指名された。この背後にオバマがいたことは明白、そもそもバイデン政権の閣僚は殆どがオバマの指名だった。
日本にとってじつに迷惑千万の外交を展開した。 
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petapeta · 4 months ago
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8 世紀の日本の歴史の年代記である日本書紀によると、有力な高位の大臣であった平群真鳥(498 年没)は、伝説的な第 24 代天皇である仁賢天皇(449 年~498 年)の死後、権力 を奪い、国を支配しようとしました。真鳥は、亡き天皇の幼い息子である将来の武烈天皇(489 年~507 年)の代理で行動していると主張し、この相続人のために委託された壮大な宮殿に住んでいました。 武烈は成長すると、真鳥の息子である平群鮪の秘密の恋人であった影姫に求愛を始めました。影姫が皇子の誘いを断るとどうなるかを恐れ、しぶしぶ会うことを了承した時、真鳥は武烈へ馬を提供するよう命じられた。大臣は命令を受け入れ、あざけるように「誰のためにこの宮殿の馬を飼っているのか?もちろん、彼の命令には従わなければならない」と言ったが、故意に馬を遅らせました。 その妨害にもかかわらず、武烈は最終的に詩の朗読会で影姫に近づきました。鮪は邪魔をしようとしましたが、脇へ追いやられました。この二人の若い男たちは、比喩の中に脅迫と侮辱を隠した詩を交換しました。鮪が身を引くことを拒否したとき、武烈は次の詩歌を使って影姫に直接愛を宣言したが、鮪は自分の愛こそが影姫が必要とする唯一の愛であると返答しました。 武烈はその時、鮪と影姫がすでに恋人同士であることに気づきました。馬の一件を思い出し、無礼に激怒した武烈は、鮪を処刑し、真鳥を殺すよう手配しました。恨みでいっぱいとなった真鳥は、死ぬ前の最後の復讐として、最終的に呪われた塩が天皇の食卓に届くことを期待して海の全ての塩を呪いました。彼は数えきれないほどの地名を挙げましたが、どうやら角鹿地域に言及することを忘れていたようで、そのため、天皇が食しても安全なのは角鹿から来た塩だけだと信じられていました。
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kennak · 1 year ago
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今回の報告書で「消滅可能性自治体」とされた自治体は、以下の通り。 【北海道】 函館市、小樽市、釧路市、夕張市、岩見沢市、網走市、留萌市、稚内市、美唄市、芦別市、赤平市、紋別市、士別市、三笠市、根室市、砂川市、歌志内市、深川市、富良野市、登別市、伊達市、北斗市、当別町、新篠津村、松前町、福島町、知内町、木古内町、鹿部町、森町、八雲町、長万部町、江差町、上ノ国町、厚沢部町、乙部町、奥尻町、今金町、せたな町、島牧村、寿都町、黒松内町、京極町、共和町、岩内町、泊村、神恵内村、、積丹町、古平町、余市町、赤井川村、南幌町、奈井江町、上砂川町、由仁町、長沼町、栗山町、月形町、妹背牛町、雨竜町、北竜町、沼田町、当麻町、比布町、愛別町、上川町、上富良野町、和寒町、剣淵町、美深町、音威子府村、幌加内町、増毛町、小平町、苫前町、羽幌町、遠別町、浜頓別町、中頓別町、枝幸町、豊富町、利尻町、美幌町、津別町、清里町、小清水町、訓子府町、佐呂間町、遠軽町、湧別町、滝上町、西興部村、雄武町、大空町、豊浦町、白老町、洞爺湖町、むかわ町、日高町、平取町、浦河町、様似町、えりも町、新ひだか町、士幌町、広尾町、池田町、豊頃町、本別町、浦幌町、釧路町、厚岸町、浜中町、標茶町、弟子屈町、白糠町、羅臼町 【青森県】 青森市、弘前市、八戸市、黒石市、五所川原市、十和田市、むつ市、つがる市、平川市、平内町、今別町、蓬田村、外ヶ浜町、鰺ヶ沢町、深浦町、藤崎町、大鰐町、板柳町、鶴田町、中泊町、野辺地町、七戸町、横浜町、東北町、六ヶ所村、大間町、東通村、風間浦村、佐井村、三戸町、五戸町、田子町、南部町、階上町、新郷村 【岩手県】 宮古市、大船渡市、久慈市、遠野市、一関市、陸前高田市、釜石市、二戸市、八幡平市、奥州市、雫石町、葛巻町、岩手町、西和賀町、平泉町、住田町、大槌町、山田町、岩泉町、田野畑村、普代村、軽米町、野田村、九戸村、洋野町、一戸町 【宮城県】 石巻市、気仙沼市、白石市、角田市、登米市、栗原市、蔵王町、七ヶ宿町、村田町、川崎町、丸森町、松島町、七ヶ浜町、大郷町、色麻町、加美町、涌谷町、女川町、南三陸町 【秋田県】 能代市、横手市、��館市、男鹿市、湯沢市、鹿角市、由利本荘市、潟上市、大仙市、北秋田市、にかほ市、仙北市、小坂町、上小阿仁村、藤里町、三種町、八峰町、五城目町、八郎潟町、井川町、大潟村、美郷町、羽後町、東成瀬村 【山形県】 鶴岡市、酒田市、新庄市、上山市、村山市、長井市、尾花沢市、山辺町、中山町、河北町、西川町、朝日町、大江町、大石田町、金山町、最上町、舟形町、真室川町、大蔵村、鮭川村、戸沢村、高畠町、川西町、小国町、白鷹町、飯豊町、庄内町、遊佐町 【福島県】 会津若松市、白河市、喜多方市、二本松市、田村市、伊達市、桑折町、国見町、川俣町、天栄村、下郷町、檜枝岐村、只見町、南会津町、北塩原村、西会津町、猪苗代町、会津坂下町、三島町、金山町、会津美里町、泉崎村、棚倉町、矢祭町、塙町、鮫川村、石川町、玉川村、平田村、浅川町、古殿町、三春町、小野町 【茨城県】 日立市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、潮来市、常陸大宮市、稲敷市、桜川市、行方市、鉾田市、城里町、大子町、美浦村、河内町、八千代町、五霞町、利根町 【栃木県】 日光市、矢板市、那須烏山市、益子町、茂木町、市貝町、塩谷町、那珂川町、 【群馬県】 桐生市、沼田市、渋川市、藤岡市、富岡市、安中市、上野村、神流町、下仁田町、南牧村、甘楽町、中之条町、長野原町、嬬恋村、草津町、東吾妻町、片品村、みなかみ町、玉村町、板倉町 【埼玉県】 行田市、秩父市、越生町、小川町、川島町、吉見町、鳩山町、ときがわ町、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町、東秩父村、神川町、寄居町、松伏町 【千葉県】 銚子市、勝浦市、富津市、八街市、南房総市、匝瑳市、香取市、山武市、いすみ市、栄町、神崎町、多古町、東庄町、九十九里町、芝山町、横芝光町、白子町、長柄町、長南町、大多喜町、御宿町、鋸南町 【東京都】 檜原村、奥多摩町 【神奈川県】 三浦市、中井町、山北町、箱根町、真鶴町、湯河原町 【新潟県】 小千谷市、加茂市、十日町市、村上市、糸魚川市、妙高市、五泉市、阿賀野市、佐渡市、魚沼市、胎内市、田上町、阿賀町、出雲崎町、湯沢町、津南町、関川村、粟島浦村 【富山県】 氷見市、南砺市、上市町、入善町、朝日町 【石川県】 七尾市、輪島市、珠洲市、加賀市、羽咋市、志賀町、宝達志水町、穴水町、能登町、 【福井県】 大野市、勝山市、あわら市、池田町、南越前町、越前町、高浜町、若狭町 【山梨県】 都留市、大月市、韮崎市、上野原市、甲州市、早川町、身延町、南部町、富士川町、道志村、西桂町 【長野県】 大町市、飯山市、小海町、佐久穂町、立科町、長和町、阿南町、阿智村、平谷村、天龍村、上松町、南木曽町、王滝村、大桑村、木曽町、生坂村、筑北村、小谷村、坂城町、高山村、山ノ内町、木島平村、信濃町、小川村、飯綱町、栄村 【岐阜県】 美濃市、瑞浪市、恵那市、山県市、飛騨市、郡上市、下呂市、海津市、養老町、関ケ原町、揖斐川町、池田町、七宗町、八百津町、白川町、東白川村 【静岡県】 熱海市、下田市、伊豆市、御前崎市、牧之原市、東伊豆町、松崎町、西伊豆町、川根本町 【愛知県】 津島市、新城市、南知多町、美浜町、設楽町、東栄町、豊根村 【三重県】 尾鷲市、鳥羽市、熊野市、志摩市、木曽岬町、大台町、度会町、大紀町、南伊勢町、紀北町、御浜町、紀宝町 【滋賀県】 高島市、甲良町 【京都府】 宮津市、京丹後市、井手町、宇治田原町、笠置町、和束町、南山城村、京丹波町、与謝野町 【大阪府】 富田林市、河内長野市、柏原市、門真市、泉南市、阪南市、豊能町、能勢町、岬町、太子町、河南町、千早赤阪村 【兵庫県】 洲本市、西脇市、加西市、養父市、朝来市、宍粟市、多可町、市川町、神河町、上郡町、佐用町、香美町、新温泉町 【奈良県】 大和高田市、五條市、御所市、宇陀市、山添村、安堵町、三宅町、曽爾村、御杖村、高取町、上牧町、河合町、吉野町、大淀町、下市町、黒滝村、野迫川村、十津川村、下北山村、上北山村、川上村、東吉野村 【和歌山県】 海南市、橋本市、有田市、御坊市、田辺市、新宮市、紀の川市、紀美野町、かつらぎ町、九度山町、高野町、湯浅町、広川町、美浜町、由良町、みなべ町、日高川町、白浜町、すさみ町、那智勝浦町、太地町、古座川町、串本町 【鳥取県】 岩美町、若桜��、智頭町、八頭町、大山町、日南町、日野町、江府町 【島根県】 雲南市、奥出雲町、津和野町、隠岐の島町 【岡山県】 玉野市、笠岡市、井原市、高梁市、新見市、備前市、真庭市、美作市、久米南町、吉備中央町 【広島県】 竹原市、府中市、安芸高田市、江田島市、安芸太田町、神石高原町 【山口県】 萩市、長門市、美祢市、周防大島町、上関町、田布施町、平生町、阿武町 【徳島県】 鳴門市、小松島市、吉野川市、阿波市、美馬市、三好市、勝浦町、佐那河内村、神山町、那賀町、牟岐町、美波町、海陽町、上板町、つるぎ町、東みよし町 【香川県】 さぬき市、東かがわ市、土庄町、琴平町 【愛媛県】 宇和島市、八幡浜市、大洲市、四国中央市、西予市、上島町、久万高原町、内子町、伊方町、松野町、鬼北町、愛南町 【高知県】 室戸市、安芸市、須崎市、宿毛市、土佐清水市、四万十市、東洋町、奈半利町、田野町、安田町、北川村、本山町、大豊町、いの町、仁淀川町、中土佐町、佐川町、越知町、檮原町、日高村、津野町、四万十町、大月町、三原村、黒潮町 【福岡県】 嘉麻市、小竹町、鞍手町、東峰村、添田町、川崎町、みやこ町、築上町 【佐賀県】 多久市、玄海町、大町町、白石町、太良町 【長崎県】 平戸市、松浦市、対馬市、壱岐市、五島市、西海市、雲仙市、南島原市、東彼杵町、小値賀町、新上五島町 【熊本県】 水俣市、上天草市、天草市、美里町、和水町、小国町、産山村、高森町、山都町、氷川町、芦北町、津奈木町、多良木町、湯前町、相良村、山江村、球磨村、苓北町 【大分県】 佐伯市、臼杵市、津久見市、竹田市、杵築市、豊後大野市、国東市、姫島村、九重町、玖珠町 【宮崎県】 串間市、えびの市、高原町、国富町、諸塚村、椎葉村、美郷町、高千穂町、日之影町 【鹿児島県】 枕崎市、阿久根市、西之表市、垂水市、曽於市、南九州市、三島村、さつま町、湧水町、錦江町、南大隅町、肝付町、大和村、喜界町、天城町
【全744自治体リスト】「消滅可能性自治体」を一挙公開…北海道から鹿児島まで 出産年代の女性人口が半数以下に 日光市や草津町も  |FNNプライムオンライン
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apothecaryscript · 3 months ago
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Episode 11 (Ep.35): The Hunt / 第11話(第35話)『狩り(かり/Kari)』
老宦官(ろうかんがん)「この際(さい)、血(ち)を薄(うす)めるのであれば、いっそこのような者(もの)を取(と)り込(こ)んでみては」
Ro-kangan “Kono-sai, chi’o usumeru-node-areba, isso kono-yona mono’o tori-konde-mitewa.”
Old eunuch “If you’re going to thin the bloodline, why don’t you add this one to it?”
安氏(アンシ)「お気(き)に入(い)りは隠(かく)しておかないと、誰(だれ)かに隠されてしまうわよ」
Anshi “Okini-iri’wa kakushite oka-naito, dareka’ni kakusarete-shimau-wayo.”
Anshi “You should hide your favorites. Or else someone may hide them from you.”
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高順(ガオシュン)「壬氏様(ジンシさま)、おはようございます」
Gaoshun “Jinshi-sama, ohayo gozai-masu.”
Gaoshun “Good morning, Master Jinshi.”
壬氏「明日(あす)からの準備(じゅんび)は整(ととの)ったか?」
Jinshi “Asu’kara’no junbi’wa totonotta-ka?”
Jinshi “Are you ready for tomorrow?”
高順「ええ、抜(ぬ)かりなく」
Gaoshun “Ee, nukari-naku.”
Gaoshun “Yes, everything is in place.”
壬氏「では、残(のこ)すはあの娘(むすめ)だけか…」
Jinshi “Dewa, nokosu’wa ano musume-dake-ka…”
Jinshi “So, all that’s left is that girl…”
高順「遠征(えんせい)に同行(どうこう)させるのであれば、隠し通(とお)すのは難(むずか)しいかと」
Gaoshun “Ensei’ni doko-saseru-node-areba, kakushi-toosu-nowa muzukashii-kato.”
Gaoshun “If you’re going to have her along on this expedition, I doubt that it would be possible to hide it from her.”
壬氏「分(わ)かっている。薬屋(くすりや)には、今回(こんかい)の遠征中(えんせいちゅう)に、自分(じぶん)の口(くち)から話(はな)すつもりだ。本当(ほんとう)の身分(みぶん)をな…」
Jinshi “Wakatte-iru. Kusuriya’niwa, konkai’no ensei-chu’ni, jibun’no kuchi’kara hanasu-tsumori-da. Honto’no mibun’o-na…”
Jinshi “I know. I plan to tell the apothecary the truth myself during this expedition. About what my true status is.”
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桜花(インファ)「猫猫(マオマオ)~、お呼(よ)びだよ」
Infa “Maomaooo, oyobi-dayo.”
Yinghua “Maomao, you’re being summoned.”
猫猫「ん?」
Maomao “N?”
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猫猫「失礼(しつれい)します。玉葉様(ギョクヨウさま)、何(なに)かご用(よう)でしょうか?」
Maomao “Shitsurei-shimasu. Gyokuyo-sama, nanika goyo desho-ka?”
Maomao “Excuse me. Lady Gyokuyou, How may I be of service?”
玉葉妃「用があるのは私(わたし)ではなくて…」
Gyokuyo-hi “Yo’ga aru-nowa watashi’dewa nakute…”
Concubine Gyokuyou “It’s actually not me who called you.”
壬氏「私の方(ほう)だ」
Jinshi “Watashi’no-hoda.”
Jinshi “It’s me.”
猫猫「う…。どのようなご用件(ようけん)でしょう?」
Maomao “U… Dono-yona go-yoken desho?”
Maomao “How may I serve?”
壬氏「この者(もの)を数日(すうじつ)、返(かえ)していただきたいと思(おも)いまして」
Jinshi “Kono mono’o su-jitsu, kaeshite-itadaki-tai-to omoi-mashite.”
Jinshi “I would like for you to return this one to me for a few days.”
玉葉妃「返して?」
Gyokuyo-hi “Kaeshite?”
Concubine Gyokuyou “‘Return’ her?”
猫猫(…そういえば、翡翠宮(ひすいきゅう)に戻(もど)ってきたのは、玉葉様の出産(しゅっさん)が終(お)わるまでの特別(とくべつ)処置(しょち)だったっけ…)
Maomao (…So-ieba, Hisui-Kyu’ni modotte-kita-nowa, Gyokuyo-sama’no shussan’ga owaru-made’no Tokubetsu-shochi dattakke…)
Maomao (I guess, technically, I’m only back in the Jade Pavilion as a special assignment, limited to the term of Lady Gyokuyou’s pregnancy.)
玉葉妃「まぁ…困(こま)るわ。その間(あいだ)、毒見(どくみ)はどうするの?」
Gyokuyo-hi “Maa…Komaru-wa. Sono-aida, dokumi’wa do-suruno?”
Concubine Gyokuyou “Oh, no. Who will taste my food during that time?”
壬氏「うちの侍女(じじょ)を貸(か)しましょう」
Jinshi “Uchi’no jijo’o kashi-masho.”
Jinshi “I will loan you my servant woman.”
玉葉妃「信頼(しんらい)できる方(かた)かしら」
Gyokuyo-hi “Shinrai-dekiru kata kashira.”
Concubine Gyokuyou “Is she trustworthy?”
壬氏「もちろん」
Jinshi “Mochi-ron.”
Jinshi “Of course.”
玉葉妃「数日というと、どこかへ出(で)かけるのかしら」
Gyokuyo-hi “Su-jitsu-to-iuto, dokoka’e dekakeruno-kashira.”
Concubine Gyokuyou “For a few days, though… Are you going somewhere?”
壬氏「断(ことわ)れぬ筋(すじ)から、狩(か)りに誘(さそ)われまして」
Jinshi “Kotowarenu suji’kara, kari’ni sasoware-mashite.”
Jinshi “I was invited to a hunting trip by someone I can’t turn down.”
玉葉妃「断れぬ筋?」
Gyokuyo-hi “Kotowarenu suji?”
Concubine Gyokuyou “Someone you can’t turn down?”
壬氏「子昌様(シショウさま)のお誘いです」
Jinshi “Shisho-sama’no osasoi desu.”
Jinshi “An invitation from Master Shishou.”
玉葉妃「大変(たいへん)ねぇ、お付(つ)き合(あ)いも。それで、うちの猫猫を借(か)りたいというのね?」
Gyokuyo-hi “Taihen-nee, otsuki-ai-mo. Sorede, uchi’no Maomao’o karitai-to iu-none?”
Concubine Gyokuyou “It must be tough to keep up with all of that. So, that’s why you want to ‘borrow’ my Maomao.”
壬氏「ええ。返していただければと」
Jinshi “Ee. Kaeshite-itadake-reba-to.”
Jinshi “Yes, I would like to have her ‘returned.’”
玉葉妃「猫猫じゃなくてもいいんじゃない?うちには他(ほか)にもいい子(こ)がいるわよ?」
Gyokuyo-hi “Maomao-ja-nakutemo iinja nai? Uchi’niwa hoka’nimo ii-ko’ga iru-wayo?”
Concubine Gyokuyou “Must it be Maomao? I have other good girls around.”
壬氏「いえ…その娘を返していただけたら、それでいいので」
Jinshi “Ie… Sono musume’o kaeshite-itadake-tara, sorede ii-node.”
Jinshi “No, just returning that girl to me would be fine.”
玉葉妃「えーっと…どの子のことかしら…」
Gyokuyo-hi “Eeetto… Dono ko’no koto kashira…”
Concubine Gyokuyou “Hmm… Which girl is it, I wonder?”
壬氏「ですから、その娘を…」
Jinshi “Desu-kara, sono musume’o…”
Jinshi “Well, that girl.”
玉葉妃「ふふっ、さっきから『その娘』としか言(い)わないの��」
Gyokuyo-hi “Fufu, sakki’kara ‘sono musume’to-shika iwanai-none.”
Concubine Gyokuyou “You keep saying just ‘that girl.’”
壬氏「あっ……それが何か?」
Jinshi “A……Sore’ga nanika?”
Jinshi “Is there a problem?”
玉葉妃「高順」
Gyokuyo-hi “Gaoshun.”
Concubine Gyokuyou “Gaoshun?”
高順「はい」
Gaoshun “Hai.”
Gaoshun “Yes?”
玉葉妃「あなたは、猫猫のことを何て呼んでるの?」
Gyokuyo-hi “Anata’wa, Maomao’no koto’o nante yonderu-no?”
Concubine Gyokuyou “What do you call Maomao?”
高順「私は…小猫(シャオマオ)、と」
Gaoshun “Watashi’wa… Shaomao-to.”
Gaoshun “I use ‘Xiaomao’.”
玉葉妃「じゃ、あなたは猫猫のことを何て呼んでるの?」
Gyokuyo-hi “Ja, anata’wa Maomao’no koto’o nante yonderu-no?”
Concubine Gyokuyou “So, what do you call Maomao?”
壬氏「う…あ、ん…」
Jinshi “U…a, n…”
猫猫(うん?あぁ、そーいや一度(いちど)も名前(なまえ)を呼ばれたことないな。別(べつ)にいいけど。何(なん)で壬氏様はソワソワしてるんだ?ん?)
Maomao (Un? Aa, sooiya ichido’mo namae’o yobareta-koto nai-na. Betsu’ni ii-kedo. Nande Jinshi-sama’wa sowa-sowa-shiterunda? N?)
Maomao (Oh. Come to think of it, he’s never called me by name before. Not that I mind. Why is Master Jinshi so uncomfortable?)
玉葉妃「ウフフフ…」
Gyokuyo-hi “Ufufufu…”
猫猫(玉葉様の許可(きょか)が下(お)りたのは、30分後(さんじゅっぷんご)のことだった…)
Maomao (Gyokuyo-sama’no kyoka’ga orita-nowa, sanjuppn-go’no koto datta…)
Maomao (It took thirty minutes for Lady Gyokuyou to grant permission.)
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馬閃(バセン)「茘(リー)、という国名(こくめい)は、その一文字(ひともじ)で、建国(けんこく)の物語(ものがたり)を表(あらわ)している。草(くさ)の下(した)に三(みっ)つの刀(かたな)…。草は華(はな)、帝(みかど)の先祖(せんぞ)である王母(おうぼ)を指(さ)し、その下の三つの刀は王母を助(たす)けた三人(さんにん)の武人(ぶじん)を示(しめ)す。三つの刀のうち、下二(ふた)つに比(くら)べて大(おお)きい刀は、北(きた)の大地(だいち)・子北州(しほくしゅう)を指(さ)す。子北洲一帯(いったい)は、高粱(コーリャン)や麦(むぎ)を栽培(さいばい)していて、さらに北に行(い)くと、山岳地帯(さんがくちたい)が広(ひろ)がり…て、聞(き)いてるのか!?」
Basen “Rī, to-iu koku-mei’wa, sono hito-moji’de, kenkoku’no monogatari’o arawashite-iru. Kusa’no shita’ni mittsu’no katana… Kusa’wa hana, mikado’no senzo-de-aru Obo’o sashi, sono shita’no mittsu’no katana’wa Obo’o tasuketa san-nin’no bujin’o shimesu. Mittsu’no katana’no-uchi, shita futatsu’ni kurabete ookii katana’wa, kita’no daichi, Shi-Hoku-shu’o sasu. Shi-hoku-shu-ittai’wa, kōryan’ya mugi’o saibai-shite-ite, sarani kita’ni ikuto, sangaku-chitai’ga hirogari…te, kiiteru-noka?!”
Basen “The character used to write the name of our nation, ‘Li,’ also depicts the story of its founding. Three swords under grass. ‘Grass’ is for ‘flower,’ representing the Mother Royal, ancestor of the emperor. The three ‘swords’ under it represent the three warriors who helped her. Of the three swords, the one larger sword represents the Shihoku-shu, the northern lands. That entire area grows sorghum and wheat. If you go further north, you enter a mountainous region… Hey, are you listening?!”
猫猫「…はっ。すみません、馬閃様」
Maomao “…Ha. Sumi-masen, Basen-sama.”
Maomao “Oh, I’m sorry, Master Basen.”
馬閃「これから行く場所(ばしょ)の説明(せつめい)をしてやってるんだぞ」
Basen “Kore-kara iku basho’no setsumei’o shite-yatterun-dazo.”
Basen “I’m explaining the place we’re going to.”
猫猫「確(たし)か北の…」
Maomao “Tashika kita’no…”
Maomao “The, uh, northern…”
馬閃「子北洲だ!壬氏様を狩りに誘った、子昌殿(シショウどの)の一族(いちぞく)が治(おさ)めている土地(とち)だ」
Basen “Shi-Hoku-shu-da! Jinshi-sama’o kari’ni sasotta, Shisho-dono’no ichi-zoku’ga osamete-iru tochi-da.”
Basen “Shihoku-shu! It’s controlled by Lord Shishou’s clan, and he’s the one who invited Master Jinshi on the hunting trip.”
猫猫(自分(じぶん)のお膝元(ひざもと)に、狩りと称(しょう)して呼びつけたわけか…。さすがに皇帝(こうてい)は来(こ)なかったが、そうそうたる顔(かお)ぶれらしい)
Maomao (Jibun’no ohiza-moto’ni, kari-to shoshite yobi-tsuketa wake-ka… Sasuga’ni kotei’wa konakatta-ga, so-so-taru kaobure rashii.)
Maomao (Using the hunt as an excuse to bring him to his own turf. He couldn’t get the emperor to come, but it’s still supposed to be quite a roster.)
馬閃「何でこんな娘を父上(ちちうえ)は…」
Basen “Nande konna musume’o chichi-ue’wa…”
Basen “Why does my father care so much about this girl?”
猫猫(父上…ねぇ。馬閃様は、高順様の息子(むすこ)らしい。今回、壬氏様とは別(べつ)の賓客(ひんきゃく)として招(まね)かれている高順様の代(か)わりに、付(つ)き人(びと)をするという。宦官(かんがん)と言っても、生(う)まれつき『無(な)い』わけじゃないし、年齢(ねんれい)からして子がいてもおかしくないか)
Maomao (Chichi-ue…nee. Basen-sama’wa, Gaoshun-sama’no musuko rashii. Konkai, Jinshi-sama-towa betsu’no hinkyaku-to-shite manekarete-iru Gaoshun-sama’no kawari’ni tsuki-bito’o suru-to-iu. Kangan-to ittemo, umare-tsuki ‘nai’ wake-ja nai-shi, nenrei’kara-shite ko’ga itemo okashiku-naika.)
Maomao (Father, huh? Master Basen is Master Gaoshun’s son, apparently. Master Gaoshun was invited on this trip as a guest in his own right, so Master Basen will serve as Master Jinshi’s aid instead. Eunuchs aren’t born that way, so it’s not strange for him to have a son, given his age.)
猫猫「うおっ」
Maomao “Uo.”
馬閃「そろそろ着(つ)くぞ」
Basen “Soro-soro tsuku-zo.”
Basen “We’re almost here.”
猫猫「ん?おお~」
Maomao “N? Oooo.”
猫猫(標高(ひょうこう)が高(たか)く涼(すず)しいこの場所(ばしょ)を、先帝(せんてい)は避暑地(ひしょち)として毎年(まいとし)訪(おとず)れていたという。今の帝になってから皇族(こうぞく)は訪れていないが、子昌様の一族が管理(かんり)しているらしい)
Maomao (Hyoko’ga takaku suzushii kono basho’o, sentei’wa hisho-chi-to-shite mai-toshi otozurete-ita-to-iu. Ima’no mikado’ni natte’kara kozoku’wa otozurete-inai-ga, Shisho-sama’no ichi-zoku’ga kanri-shite-iru-rashii.)
Maomao (With its high altitude and chilly weather, this region was the late emperor’s favorite summer resort, and he visited yearly. Members of the imperial family haven’t visited during the current emperor’s reign, but Master Shishou’s clan continues to manage the area.)
猫猫(ここに泊(と)まるのか…)
Maomao (Koko’ni tomaru-noka…)
Maomao (So, this is where we’re staying…)
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猫猫(この部屋(へや)…やたら暑(あつ)いな。それにしても、何なんだ、あのくつろぎようは。いつもより疲(つか)れているのだろうが、限度(げんど)がある。…あれは、頭巾(ずきん)?美(うつく)しすぎるから、遠出(とおで)をする際(さい)に覆面(ふくめん)が必要(ひつよう)なのか…)
Maomao (Kono heya… yatara atsui-na. Sore’ni shitemo, nan-nanda, ano kutsurogi-yo’wa. Itsumo’yori tsukarete-iruno-daro-ga, gendo’ga aru. …Are’wa, zukin? Utsukushi-sugiru-kara, toode’o suru-sai’ni fukumen’ga hitsuyo nanoka…)
Maomao (This room is strangely warm. And that aside, what’s with the way this guy’s relaxing? He might be more tired than usual, but still, there have to be limits. Is that a face mask? Does he need to hide his beauty whenever he leaves the room?)
馬閃「ここでは、何とお呼びすれば?」
Basen “Koko’dewa, nanto oyobi-sureba?”
Basen “What should I call you while we are here?”
壬氏「室内(しつない)ではいつも通(どお)りでいい。外(そと)では、香泉(こうせん)と」
Jinshi “Shitsu-nai’dewa itsumo-doori’de ii. Soto’dewa, Kosen-to.”
Jinshi “Indoors, you can use the usual name. Outside, call me ‘Kousen’.”
馬閃「かしこまりました、香泉様」
Basen “Kashikomari-mashita, Kosen-sama.”
Basen “Understood, Master Kousen.”
猫猫(はて?)「何(なに)か、変(か)わった趣向(しゅこう)でも?」
Maomao (Hate?) “Nanika, kawatta shuko’demo?”
Maomao (Huh?) “Is this some kind of strange rule?”
壬氏「それについては……」
Jinshi “Sore’ni tsuite’wa…”
Jinshi “About that…”
猫猫(…ん?)「今回、高順様も賓客として招かれているのですよね?」
Maomao (…N?) “Konkai, Gaoshun-sama’mo hinkyaku-to-shite manekarete-iruno-desu-yone?”
Maomao “Master Gaoshun was invited as a guest today, right?”
高順「そうですが…」
Gaoshun “So-desu-ga…”
Gaoshun “Yes, but…”
猫猫(それなら、なぜ同(おな)じ棟(むね)に配置(はいち)されたのだろう?本来(ほんらい)はもう少(すこ)し差(さ)がつきそうな間柄(あいだがら)だが…)
Maomao (Sore-nara, naze onaji mune’ni haichi saretano-daro? Honrai’wa mo-sukoshi sa’ga tsuki-sona aida-gara daga…)
Maomao (In that case, why was he placed in the same building? There seems to be a bit more difference in rank between these two…)
馬閃「馬(マー)の一族は、代々(だいだい)香泉様の一族にお仕(つか)えする。棟が同じなのは当然(とうぜん)だ!」
Basen “Mā’no ichi-zoku’wa, dai-dai Kosen-sama’no ichi-zoku’ni otsukae-suru. Mune’ga onaji-nanowa tozen’da!”
Basen “We, the Ma clan, have served Master Kousen’s family for many generations. Of course we’d be placed in the same building.”
猫猫「そうですか…」(やっぱり壬氏様はいいとこの出(で)なのか…うん、うん)
Maomao “So-desuka…” (Yappari Jinshi-sama’wa ii-toko’no de nanoka… Un, un.)
Maomao “I see.” (So Master Jinshi is from a good family, after all.)
馬閃「父上、どういうことでしょうか?まさかこの娘…」
Basen “Chichi-ue, do-iu koto desho-ka? Masaka kono musume…”
Basen “Father, what’s going on? Could it be that she…”
高順「ん……」
Gaoshun “N……”
高順「小猫は例(れい)のことを何一(なにひと)つ知(し)らない」
Gaoshun “Shaomao’wa rei’no koto’o nani-hitotsu shira-nai.”
Gaoshun “Xiaomao knows nothing about it.”
馬閃「え?!」
Basen “E?!”
高順「いずれ壬氏様が直接(ちょくせつ)お伝えする。それまでは、この件(けん)には触(ふ)れるな」
Gaoshun “Izure Jinshi-sama’ga chokusetsu otsutae-suru. Sore-made’wa, kono ken’niwa fureru-na.”
Gaoshun “Master Jinshi will tell her soon. Until then, stay silent about it.”
馬閃「いや、しかし…いくら何でも…いて!くうーぅ…」
Basen “Iya, shikashi… Ikura nan-demo… Ite! Kuuuuu…”
Basen “But still, of all things…”
猫猫(何をやっているのだ?…とりあえず、荷物(にもつ)の片付(かたづ)けでもするか。仕事(しごと)しないと、後(あと)で水蓮様(スイレンさま)に怒(おこ)られる)
Maomao (Nani’o yatte-iru-noda? …Toriaezu, nimotsu’no katazuke-demo suruka. Shigoto shinaito, atode Suiren-sama’ni okorareru.)
Maomao (What are they doing? Anyway, I have to help unpack and clean up. I have to do some work, otherwise Lady Suiren will get angry with me later.)
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猫猫(あ~…外は宴(うたげ)で賑(にぎ)やかだというのに、なんで閉(し)め切(き)った部屋に閉(と)じこもっているんだ?)
Maomao (Aaa… Soto’wa utage’de nigiyaka-dato iu-noni, nande shime-kitta heya’ni toji-komotte-irunda?)
Maomao (It’s so lively outside with all the partying. Why is he hiding away in this sealed-off room?)
猫猫「あの…窓(まど)くらい開(あ)けたらいかがでしょう?」
Maomao “Ano… Mado-kurai aketara ikaga-desho?”
Maomao “Um, should we at least open the windows?”
壬氏「いや、いい。とりあえず、夕餉(ゆうげ)の毒見(どくみ)をしてみろ」
Jinshi “Iya, ii. Toriaezu, yuge’no dokumi’o shite-miro.”
Jinshi “No, don’t. Just taste the food for now.”
猫猫「あ…」
Maomao “A…”
壬氏「してみれば分かる」
Jinshi “Shite-mireba wakaru.”
Jinshi “You’ll understand when you do.”
猫猫「これは…スッポンですか?」
Maomao “Kore’wa… suppon desuka?”
Maomao “Is this… softshell turtle?”
壬氏「そのようだな」
Jinshi “Sono-yo-dana.”
Jinshi “Apparently.”
猫猫(食前酒(しょくぜんしゅ)も、果汁(かじゅう)の甘(あま)さでごまかそうとしているけど結構(けっこう)強(つよ)い。副菜(ふくさい)からデザートに至(いた)るまで…)
Maomao (Shokuzen-shu’mo, kaju’no amasa’de gomakasoto shite-iru-kedo kekko tsuyoi. Fuku-sai’kara dezāto’ni itaru’made…)
Maomao (The aperitif is really strong too, though they’re trying to hide it with the fruit juice. Everything, from the side dishes to the deserts…)
猫猫「何というか…精(せい)のつきそうなものばかりですね」
Maomao “Nanto-iuka… Sei’no tsuki-sona mono bakari desu-ne.”
Maomao “They all seem to be, well, invigorating.”
壬氏「分かっただろ」
Jinshi “Wakatta-daro.”
Jinshi “Now you see, right?”
猫猫(携帯食(けいたいしょく)?)
Maomao (Keitai-shoku?)
Maomao (Preserved food?)
猫猫「食べないのですか?毒ではありませんが」
Maomao “Tabenaino-desuka? Doku’dewa ari-masen-ga.”
Maomao “You’re not going to eat this? It’s not poisoned.”
壬氏「毒でなくても、食(く)うものではない」
Jinshi “Doku’de nakutemo, kuu-mono’dewa nai.”
Jinshi “Even if it’s not, it’s not anything I should eat.”
猫猫「では、残(のこ)しても怪(あや)しまれるので、私が食べてもよろしいでしょうか?」
Maomao “Dewa, nokoshitemo ayashimareru-node, watashi’ga tabetemo yoroshii desho-ka?”
Maomao “Well, it would be suspicious if it went untouched, so may I eat it instead?”
壬氏「勝手(かって)にしろ」
Jinshi “Katte’ni shiro.”
Jinshi “Do as you like.”
猫猫「うふっ」
Maomao “Ufu.”
壬氏「うまいか?それは」
Jinshi “Umai-ka? Sore’wa.”
Jinshi “Is it good?”
猫猫「おいしいですよ。スッポン以外(いがい)もおいしいと思いますけど、本当(ほんとう)に食べなくてよろしいのですか?」
Maomao “Oishii-desuyo. Suppon-igai’mo oishii-to omoi-masu-kedo, honto’ni tabe-nakute yoroshiino-desuka?”
Maomao “It’s delicious. The other dishes are probably great, too. Are you sure you don’t want any?”
壬氏「食べていいのか?」
Jinshi “Tabete ii-noka?”
Jinshi “Are you sure I can eat it?”
猫猫「はぁ。もともと壬氏様のお食事(しょくじ)です」
Maomao “Haa. Moto-moto Jinshi-sama’no oshokuji desu.”
Maomao “Well, it’s your food, after all.”
壬氏「本当にいいのか?!」
Jinshi “Honto’ni ii-noka?!”
Jinshi “Are you absolutely sure?”
猫猫(何なんだ?)
Maomao (Nan-nanda?)
Maomao (What’s with him?)
壬氏「…俺(おれ)はいい。馬閃、食っていいぞ」
Jinshi “…Ore’wa ii. Basen, kutte ii-zo.”
Jinshi “I won’t. Basen, you can eat it.”
馬閃「よろしいのですか?」
Basen “Yoroshiino-desuka?”
Basen “Are you sure?”
壬氏「ああ。むしろ食え」
Jinshi “Aa. Mushiro kue.”
Jinshi “Yeah. In fact, I order you to.”
馬閃「では…」
Basen “Dewa…”
Basen “In that case…”
馬閃「…美味(びみ)です!」
Basen “…Bimi desu!”
Basen “It’s delicious.”
壬氏「それは良(よ)かった…」
Jinshi “Sore’wa yokatta…”
Jinshi “That’s good.”
馬閃「ただ…」
Basen “Tada…”
Basen “But…”
壬氏「ただ?」
Jinshi “Tada?”
Jinshi “But?”
馬閃「…くっ。なぜこの娘は、平気(へいき)なのです?!」
Basen “…Ku. Naze kono musume’wa heiki nano-desu?!”
Basen “How is this girl not affected?!”
猫猫「なぜと言われましても…そういう体質(たいしつ)ですから」
Maomao “Naze-to iware-mashitemo… So-iu taishitsu desu-kara.”
Maomao “All I can say is that’s just how I’m built.”
馬閃「し、失礼(しつれい)いたします…私は、部屋に…」
Basen “Shi, Shitsu-rei itashi-masu… Watashi’wa, heya’ni…”
Basen “E-Excuse me. I’ll go to my room…”
猫猫(お若(わか)いとは大変(たいへん)である)
Maomao (Owakai-towa taihen’de aru.)
Maomao (It’s not easy being young and vigorous.)
馬閃「…あぁ…」
Basen “…Aa…”
猫猫「…どうしましょう?」
Maomao “…Do-shimasho?”
Maomao “What should we do?”
壬氏「ここで寝(ね)かせてやれ。俺はこいつの部屋で寝る」
Jinshi “Koko’de nekasete-yare. Ore’wa koitsu’no heya’de neru.”
Jinshi “Let him sleep here. I’ll sleep in his room.”
高順「ちゃんと部屋まで運(はこ)びますので…」
Gaoshun “Chanto heya’made hakobi-masu-node…”
Gaoshun “I’ll carry him to his room.”
壬氏「疲(つか)れているだろ」
Jinshi “Tsukarete-iru-daro.”
Jinshi “You must be tired.”
高順「そうおっしゃるなら…」
Gaoshun “So ossharu-nara…”
Gaoshun “If you say so…”
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高順「護衛(ごえい)たちは私の部屋を使(つか)うので、小猫はこちらの部屋を使って下(くだ)さい」
Gaoshun “Goei-tachi’wa watashi’no heya’o tsukau-node, Shaomao’wa kochira’no heya’o tsukatte kudasai.”
Gaoshun “The guards will use my room, so Xiaomao, please use this room.”
猫猫「はい」
Maomao “Hai.”
Maomao “Yes.”
猫猫(湯(ゆ)あみまでできるとは…贅沢(ぜいたく)だなぁ…。明日(あした)は狩りか…。つつがなく終(お)わるといいけど)
Maomao (Yuami-made dekiru-towa…zeitaku-danaa… Ashita’wa kari-ka… Tsutsuga-naku owaru-to ii-kedo.)
Maomao (A bath, too? How extravagant. The hunt starts tomorrow. I hope it goes without incident.)
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男1「これが例(れい)の…随分(ずいぶん)小型(こがた)だな」
Otoko-Ichi “Korega rei’no… zuibun kogata dana.”
Man-1 “Is this it? It’s quite small.”
男2「最新式(さいしんしき)だ。飛距離(ひきょり)と命中精度(めいちゅうせいど)も上(あ)がっている。これなら森(もり)の中(なか)でも狙(ねら)える」
Otoko-Ni “Saishin-shiki-da. Hi-kyori’to meichu-seido’mo agatte-iru. Kore-nara mori’no naka’demo neraeru.”
Man-2 “It’s the latest model. It has improved range and accuracy, too. With this, we can use them in the forest, too.”
男1「ここで、あの方には死んでもらう」
Otoko-Ichi “Koko’de, ano kata’niwa shinde-morau.”
Man-1 “This will be where they die.”
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猫猫(狩りは、宿(やど)から30分(さんじゅっぷん)馬(うま)に揺(ゆ)られ、徒歩(とほ)で一時間(いちじかん)山(やま)を登(のぼ)った高台(たかだい)で行(おこな)われる。お偉方(えらがた)が捕(つか)まえた獲物(えもの)をその場(ば)で調理(ちょうり)するという趣向(しゅこう)のようだ)
Maomao (Kari’wa, yado’kara sanjuppun uma’ni yurare, toho’de ichi-jikan yama’o nobotta taka-dai’de okonawareru. Oera-gata’ga tsukamaeta emono’o sono-ba’de chori-suru-to-iu shuko’no-yoda.)
Maomao (The hunt takes place at a location half an hour away by horse, and then one hour up the mountain by foot. It seems like the point of the event is to cook the game caught by the nobles on the spot.)
猫猫(やることがない…。散策(さんさく)でもするか)
Maomao (Yaru-koto’ga nai… Sansaku’demo suruka.)
Maomao (There’s nothing to do. Maybe I’ll take a walk.)
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猫猫(なかなかいい森だな…いい感(かん)じに薬草(やくそう)やキノコが生(は)えていそうな…ん?…大きな滝(たき)でもあるのか?…あ)
Maomao (Naka-naka ii mori dana… Ii-kanji’ni yakuso’ya kinoko’ga haete-isona… N? …Ookina taki’demo aru-noka? …A.)
Maomao (This is a pretty nice forest. It seems like a good place for herbs and mushrooms… Hmm? Is there a large waterfall nearby?)
李白(リハク)「お~、偉(えら)い偉い。う~、よしよしよしよし…お~、フヒヒヒ…」
Rihaku “Ooo, erai erai. Uuu, yoshi-yoshi-yoshi-yoshi… Ooo, fuhihihi…”
Lihaku “Oh, good boy! Good boy, good boy!”
猫猫(あれは……)
Maomao (Are’wa……)
Maomao (Hmm? Is that…)
猫猫「こんにちは」
Maomao “Kon‘nichiwa.”
Maomao “Hello.”
李白「こんにちは?あ~!嬢(じょう)ちゃんか!どうしたんだ?こんなとこで」
Rihaku “Kon’nichiwa? Aaa! Jochan-ka! Do-shitanda? Konna toko’de.”
Lihaku “Hello? Hey! Little miss! What are you doing all the way out here?”
猫猫「ちょっとご指名(しめい)があったもので」
Maomao “Chotto goshimei’ga atta-mono’de.”
Maomao “I was asked to join.”
李白「そうか。実(じつ)は俺(おれ)もよ、ご指名で護衛に入(はい)ったんだけど、犬(いぬ)の面倒(めんどう)でも見(み)てろってさ」
Rihaku “Soka. Jitsu’wa ore’mo-yo, goshimei’de goei’ni haittan-dakedo, inu’no mendo’demo miterotte-sa.”
Lihaku “Is that so? Well, same here. I was invited to join the guards, but they made me take care of the dog instead.”
猫猫(���白様も指名を受(う)けたのはいいが、地方出身(ちほうしゅっしん)の身(み)。他(ほか)の気位(きぐらい)の高い護衛たちに、追(お)い出(だ)された口(くち)だろう。最近(さいきん)どんどん出世(しゅっせ)しているようだが、その分(ぶん)風当(かぜあ)たりは強(つよ)くなる)
Maomao (Rihaku-sama’mo shimei’o uketa-nowa iiga, chiho-shusshin’no-mi. Hoka’no kigurai’no takai goei-tachi’ni, oidasareta kuchi daro. Saikin don-don shusse-shite-iru-yodaga, sono-bun kaze-atari’wa tsuyoku-naru.)
Maomao (Master Lihaku got invited to join too, but he’s from the countryside. The other prideful guards must have pushed him out. He seems to be climbing the ranks recently, but that does tend to be met with resistance.)
猫猫「口笛(くちぶえ)、下手(へた)ですね」
Maomao “Kuchi-bue, heta desu-ne.”
Maomao “You’re bad at whistling.”
李白「黙(だま)らっしゃい。いいんだ、これがあるからな」
Rihaku “Damarasshai. Iinda, kore’ga aru-kara-na.”
Lihaku “Hush, you. It’s fine. I have this.”
猫猫「賢(かしこ)いですね」
Maomao “Kashikoi desu-ne.”
Maomao “He’s smart.”
李白「だろ?場合(ばあい)によっちゃ、何里(なんり)離(はな)れてもやってくるらしいぞ」
Rihaku “Daro? Baai’ni yoccha, nan-ri hanaretemo yatte-kuru-rashii-zo.”
Lihaku “I know, right? I hear that in some cases, he can be summoned from miles away.”
猫猫「へぇ~…」(犬が、犬をなでてる…)
Maomao “Heeee…” (Inu’ga, inu’o nadeteru…)
Maomao “Huh…” (The dog is petting a dog…)
――――――――――――――――――――――――――――――
猫猫(避暑地(ひしょち)とはいえ、今日(きょう)は天気(てんき)も良(よ)く暑苦(あつくる)しい。快適(かいてき)に過(す)ごすのも一苦労(ひとくろう)だな…。…こんな暑苦しいのに、ずっと覆面(ふくめん)をつけて…料理(りょうり)にも手(て)を付(つ)けないつもりか?どんなに怪(あや)しい覆面姿(ふくめんすがた)でも、上座(かみざ)に座(すわ)っていれば、この中で一番(いちばん)の上客(じょうきゃく)ということなのだろう)
Maomao (Hisho-chi’towa-ie, kyo’wa tenki’mo yoku atsu-kurushii. Kaiteki’ni sugosu-nomo hito-kuro dana… Konna atsu-kurushii-noni, zutto fukumen’o tsukete… ryori’nimo te’o tsukenai tsumori-ka? Donna’ni ayashii fukumen-sugata’demo, kamiza’ni suwatte-ireba, kono naka’de ichi-ban’no jokyaku-to iu-koto-nano-daro.)
Maomao (Summer resorts should be cool, but the skies are too clear today, and it’s very hot. Getting comfortable isn’t easy. Even in this heat, he won’t take his mask off, and won’t eat the food. Despite his suspicious mask, given his seat, he must be the most important person at this party.)
猫猫(あれが楼蘭妃(ロウランひ)の父(ちち)、子昌様。子北洲の長(おさ)で、この狩りの主催者(しゅさいしゃ)だ。…ん?何か言われたのか?…いや、あのやたら外面(そとづら)のいい宦官が、あんなあからさまな態度(たいど)を取(と)るだろうか…。もしかすると、この暑さのせいで…)
Maomao (Are’ga Roran-hi’no chichi, Shisho-sama. Shi-Hoku-shu’no osa’de, kono kari’no shusai-sha-da. …N? Nanika iwareta-noka? …Iya, ano yatara soto-zura’no ii kangan’ga, anna akarasama-na taido’o toru-daroka… Moshika-suruto, kono atsusa’no sei’de…)
Maomao (That’s Master Shishou, Concubine Loulan’s father. He is the leader of the Shihoku-shu region and the organizer of this hunt. Hmm? Did he say something to him? Would that infinitely well-mannered eunuch show such an obvious attitude? Wait, could it be, because of the heat…)
猫猫(今は何もするな、と…)
Maomao (Ima’wa nani’mo suruna-to…)
Maomao (He’s telling me not to do anything?)
高順「小猫」
Gaoshun “Shaomao.”
Gaoshun “Xiaomao.”
猫猫「はい」
Maomao “Hai.”
Maomao “Yes.”
――――――――――――――――――――――――――――――
猫猫「これを頂(いただ)いてもよろしいでしょうか?」
Maomao “Kore’o itadaitemo yoroshii-desho-ka?”
Maomao “May I take this?”
使用人「ああ、いいよ」
Shiyo-nin “Aa, ii-yo.”
Servant “Oh, yeah, sure.”
――――――――――――――――――――――――――――――
猫猫「壬…香泉様!」
Maomao “Jin…Kosen-sama!”
Maomao “Master Ji―, Master Kousen!”
壬氏「お前(まえ)か…」
Jinshi “Omae-ka…”
Jinshi “It’s you.”
猫猫「これを外(はず)してください」
Maomao “Kore’o hazushite-kudasai.”
Maomao “Please take this off.”
壬氏「ダメだ」
Jinshi “Dame-da.”
Jinshi “I can’t.”
猫猫「周(まわ)りには誰(だれ)もいません」
Maomao “Mawari’niwa dare’mo imasen.”
Maomao “There’s nobody around.”
壬氏「誰か来(く)るかもしれない」
Jinshi “Dareka kuru-kamo shire-nai.”
Jinshi “Someone might come along.”
猫猫(あ~、めんどくせぇ!)
Maomao (Aaa, mendo-kusee!)
Maomao (Ugh, what a bother!)
猫猫「そんなに人目(ひとめ)が気になるなら、見えない所(ところ)へ行けばいいでしょう」
Maomao “Sonna’ni hito-me’ga ki’ni naru-nara, mienai tokoro’e ikeba ii-desho.”
Maomao “If you want so badly to go unseen, let’s just move somewhere we won’t be found.”
――――――――――――――――――――――――――――――
猫猫「失礼します。顔を拭(ふ)きますね」
Maomao “Shitsurei-shimasu. Kao’o fuki-masu-ne.”
Maomao “Excuse me. Let me wipe your face.”
猫猫(熱(あつ)い。やはり、のぼせている。早(はや)く持(も)ってきた水(みず)を…)
Maomao (Atsui. Yahari, nobosete-iru. Hayaku motte-kita mizu’o…)
Maomao (It’s hot. I bet he’s dizzy. I need to make him drink the water I brought…)
壬氏「薬屋(くすりや)…お前に話したいことがある…」
Jinshi “Kusuriya… Omae’ni hanashi-tai koto’ga aru…”
Jinshi “Apothecary, there’s something I want to tell you.”
猫猫「今ですか?」
Maomao “Ima desu-ka?”
Maomao “Now?”
壬氏「いつかは言わねばと思っていた…。俺は…本当は…」
Jinshi “Itsuka’wa iwaneba-to omotte-ita… Ore’wa…honto’wa…”
Jinshi “I was going to tell you at some point. I’m… I’m actually…”
猫猫「あっ!」(何だ?)
Maomao “A!” (Nan-da?)
Maomao (What was that?)
猫猫(硫黄(いおう)の匂(にお)い…?)
Maomao (Io’no nioi…?)
Maomao (The smell of sulfur?)
壬氏(飛発(フェイファ)か?!)
Jinshi (Feifa-ka?!)
Jinshi (A feifa?!)
壬氏「悪(わる)い!」
Jinshi “Warui!”
Jinshi “Sorry!”
猫猫「え?」
Maomao “E?”
壬氏「少(すこ)し驚(おどろ)かせる!」
Jinshi “Sukoshi odoro-kaseru!”
Jinshi “This may startle you a bit!”
猫猫「えぇっ?!」
Maomao “Ee?!”
猫猫(少しどころじゃねえだろ!!)
Maomao (Sukoshi-dokoro-ja nee-daro!!)
Maomao (You call this a bit startling?!)
男1「滝壺(たきつぼ)を探(さが)すか?」
Otoko-Ichi “Taki-tsubo’o sagasu-ka?”
Man-1 “Shall we search under the waterfall?”
男2「この高さなら、どうせ助(たす)からん。それより、飛発を隠(かく)しておけ」
Otoko-Ni “Kono takasa-nara, dose tasukaran. Sore-yori, feifa’o kakushite-oke.”
Man-2 “There’s no way he’d survive this height. More importantly, go hide the feifa.”
――――――――――――――――――――――――――――――
猫猫「うっ!…ごっ!」
Maomao “U! …Go!”
壬氏「泳(およ)げなかったなら、すまなかった…」
Jinshi “Oyoge-nakatta-nara, sumana-katta…”
Jinshi “I’m sorry if you couldn’t swim.”
猫猫「…あれで、泳げるわけ、ありません…」
Maomao “…Are’de, oyogeru-wake, ari-masen…”
Maomao “I don’t think it matters if I could swim or not in that situation…”
猫猫(50(ごじゅう)メートル近(ちか)くある崖(がけ)を飛(と)び降(お)りるとは無茶(むちゃ)なことを…)
Maomao (Goju-mētoru-chikaku-aru gake’o tobi-oriru-towa muchana koto’o…)
Maomao (The cliff was easily 50 meters high. Jumping that was crazy.)
猫猫「錯乱(さくらん)したのかと思いました…」
Maomao “Sakuran-shita-noka-to omoi-mashita…”
Maomao “I thought you went mad.”
壬氏「ここの滝壺は深(ふか)いから、うまく飛び降りれば、溺(おぼ)れない限(かぎ)りそうそう死(し)なない」
Jinshi “Koko’no taki-tsubo’wa Fukai-kara, umaku tobi-ori-reba, obore-nai-kagiri so-so shina-nai.”
Jinshi “This waterfall basin is very deep. If you jump correctly, you probably won’t die, unless you drown.”
猫猫「ええ、溺れない限り」
Maomao “Ee, obore-nai-kagiri.”
Maomao “Oh sure, unless I drown.”
壬氏「うぅ……」
Jinshi “Uu……”
猫猫「はぁ…」
Maomao “Haa…”
壬氏「う…何だ?!」
Jinshi “U…Nan-da?!”
Jinshi “What are you doing?!”
猫猫「見苦(みぐる)しい姿(すがた)ですみませんが、このままだと風邪(かぜ)を引(ひ)きますので」
Maomao “Mi-gurushii sugata’de sumi-masen-ga, kono-mama-dato kaze’o hiki-masu-node.”
Maomao “I apologize for the indecent display, but I don’t want to catch a cold.”
壬氏「う……」
Jinshi “U……”
猫猫(前掛(まえか)けと腰布(こしぬの)はやめとくか。貧相(ひんそう)なあばら骨(ぼね)でも、隠せるものは隠したい)
Maomao (Mae-kake’to koshi-nuno’wa yametoku-ka. Hinso-na abara-bone’demo, kakuseru mono’wa kakushi-tai.)
Maomao (I’ll leave my undergarments on, I guess. Even though it’s just a set of skinny ribs, I’d like to hide what I can.)
猫猫「壬氏様のも絞(しぼ)りますので、脱(ぬ)いでいただけますか」
Maomao “Jinshi-sama’nomo shibori-masu-node, nuide-itadake-masu-ka.”
Maomao “I’ll wring your out too, if you take them off.”
猫猫「…あ…」
Maomao “…A…”
壬氏「自分でやる!お前のも貸(か)せ。俺の方(ほう)が力(ちから)があるだろう」
Jinshi “Jibun’de yaru! Omae’nomo kase. Ore’no-hoga chikara’ga aru-daro.”
Jinshi “I’ll do it myself. Give me yours, too. I’m stronger than you.”
猫猫「はあ」
Maomao “Haa.”
Maomao “Yes.”
猫猫(良かった…さっきより体調(たいちょう)は良さそうだ。機嫌(きげん)は悪(わる)そうだけど)
Maomao (Yokatta… Sakki-yori taicho’wa yosa-soda. Kigen’wa waru-soda-kedo.)
Maomao (Good, he looks healthier than earlier. His mood seems worse, though.)
猫猫(薬草(やくそう)はもう使えないな…何か他(ほか)に……あ)
Maomao (Yakuso’wa mo tsukae-nai-na… Nanika hoka’ni……A.)
Maomao (These herbs are useless now. Is there anything else?)
猫猫「壬氏様」
Maomao “Jinshi-sama.”
Maomao “Master Jinshi.”
壬氏「あ?何だ?」
Jinshi “A? Nan-da?”
Jinshi “What?”
猫猫「粗末(そまつ)な物(もの)で申(もう)し訳(わけ)ありませんが、食(しょく)していただけますか」
Maomao “Somatsu-na mono’de moshi-wake ari-masen-ga, shoku-shite-itadake-masu-ka.”
Maomao “I know it isn’t much, but would you like to eat any of this?”
壬氏「…何かの薬か?」
Jinshi “…Nanika’no kusuri-ka?”
Jinshi “Is this some kind of medicine?”
猫猫「朝餉(あさげ)に出(だ)された蕗(ふき)です。おやつにしようと持(も)ってきた物ですが…今の壬氏様には、塩(しお)が足(た)りないようなので」
Maomao “Asage’ni dasareta fuki desu. Oyatsu’ni shiyo-to motte-kita mono desu-ga… Ima’no Jinshi-sama’niwa, shio’ga tari-nai-yo-nanode.”
Maomao “It’s butterbur, from our breakfast. I brought it as a snack, but I think you need salt right now.”
壬氏「…塩?」
Jinshi “…Shio?”
Jinshi “Salt?”
猫猫「追(お)いかけてくるときに、醤(ジャン)や砂糖(さとう)を混(ま)ぜた水を持ってきたのですが…滝の上に置(お)いてきてしまったので…。とにかく、覆面をつけたまま狩りに出て、食事も水も摂(と)らなければ、体(からだ)がおかしくなります。暑さと水分不足(すいぶんぶそく)で、頭(あたま)が痛(いた)かったのではありませんか?」
Maomao “Oikakete-kuru-toki’ni, jan’ya sato’o mazeta mizu’o motte-kitano-desuga… taki’no ue’ni oite-kite-shimatta-node… Tonikaku, fukumen’o tsuketa-mama kari’ni dete, shokuji’mo mizu’mo tora-nakereba, karada’ga okashiku nari-masu. Atsusa’to suibun-busoku’de, atama’ga itakattano-dewa ari-masen-ka?”
Maomao “When I was chasing after you, I brought some water with soy paste and sugar in it, but I left it at the top of the waterfall. Anyway, since you went out hunting with your mask on, and refused to eat or drink, you must be in bad shape. Aren’t you getting a headache from the heat and lack of hydration?”
壬氏「…ん…」
Jinshi “…N…”
猫猫「のぼせは引(ひ)いているみたいですが、念(ねん)のために塩を摂ってください」
Maomao “Nobose’wa hiite-iru-mitai-desuga, nen’no tame’ni shio’o totte-kudasai.”
Maomao “Your fever seems to have come down, but please take some salt, just in case.”
壬氏「…そういうことなら…。…思ったより悪くないな」
Jinshi “…So-iu koto-nara… …Omotta-yori waruku-nai-na.”
Jinshi “If you say so… It’s not as bad as I thought.”
猫猫「…あ」
Maomao “…A.”
壬氏「フフ…お前も食え」
Jinshi “Fufu… Omae’mo kue.”
Jinshi “You eat some, too.”
猫猫「む…ふんっ。いただきます」
Maomao “Mu…Fun. Itadaki-masu.”
Maomao “Thank you.”
壬氏「フフッ」
Jinshi “Fufu.”
猫猫「あれは一体(いったい)何だったのでしょうか?」
Maomao “Are’wa ittai nan-dattano-desho-ka?”
Maomao “What was that back there, anyway?”
壬氏「飛発だな」
Jinshi “Feifa dana.”
Jinshi “A feifa.”
猫猫「飛発?」
Maomao “Feifa?”
Maomao “Feifa?”
壬氏「戦(いくさ)で使(つか)う、火薬(かやく)を使った武器(ぶき)だ。一回(いっかい)撃(う)つごとに準備(じゅんび)が必要(ひつよう)になる。それが間(ま)を置(お)かずに、2発(にはつ)撃たれた…」
Jinshi “Ikusa’de tsukau, kayaku’o tsukatta buki-da. Ikkai utsu-goto’ni junbi’ga hitsuyo’ni naru. Sore’ga ma’o okazu’ni, ni-hatsu utareta…”
Jinshi “It’s a weapon of war that uses gunpowder. It requires preparation after every shot. However, they shot twice in quick succession.”
猫猫「犯人(はんにん)は複数(ふくすう)いた、ということですか」
Maomao “Han’nin’wa fukusu ita-to iu-koto desu-ka.”
Maomao “So, does that mean there were multiple assailants?”
壬氏「ああ。少(すく)なくとも2人(ふたり)。他(ほか)にもいたかもしれない」
Jinshi “Aa. Sukunaku-tomo futari. Hoka’nimo ita-kamo shire-nai.”
Jinshi “Yes, at least two. Perhaps more.”
猫猫(…一体(いったい)誰(だれ)に何(なに)を恨(うら)まれているんだ?)
Maomao (…Ittai dare’ni nani’o uramarete-irunda?)
Maomao (Who holds a grudge against him, and why?)
猫猫「壬氏様。ここから出る方法(ほうほう)はご存知(ぞんじ)ですか?泳(およ)ぐ以外(いがい)で、ですが」
Maomao “Jinshi-sama. Koko-kara deru hoho’wa gozonji desu-ka? Oyogu-igai’de, desu-ga.”
Maomao “Master Jinshi, do you know how to exit this place? Besides swimming, of course.”
壬氏「奥(おく)の天井(てんじょう)に穴(あな)がある」
Jinshi “Oku’no tenjo’ni ana’ga aru.”
Jinshi “There’s a hole in the ceiling, deeper in.”
猫猫「それは、高順様は知っているのですか?」
Maomao “Sore’wa, Gaoshun-sama’wa shitte-iruno-desu-ka?”
Maomao “Does Master Gaoshun know about that?”
壬氏「…知らないかもな。馬閃なら知っているが、すぐに気づくかどうか…」
Jinshi “…Shiranai-kamo-na. Basen-nara shitte-iru-ga, sugu’ni kizuku-ka-doka…”
Jinshi “He might not. Basen would know, but I don’t know if he’ll notice right away…”
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猫猫「穴に向(む)かって、大声(おおごえ)で助(たす)けを呼(よ)ぶのはどうでしょう?」
Maomao “Ana’ni mukatte, oogoe’de tasuke’o yobu-nowa do-desho?”
Maomao “Can we shout from here to call for help?”
壬氏「よほど近(ちか)くに寄(よ)らないと聞(き)こえない。一日中(いちにちじゅう)叫(さけ)び続(つづ)ければ、誰かが気付(きづ)くかもしれないが…」
Jinshi “Yohodo chikaku’ni yoranaito kikoe-nai. Ichi-nichi-ju sakebi-tsuzukereba, dareka’ga kizuku-kamo shire-nai-ga…”
Jinshi “They would have to be very close to hear. Maybe if we kept yelling all day, someone might notice, but…”
壬氏「…何(なん)だ?」
Jinshi “…Nan-da?”
Jinshi “What?”
猫猫「…いえ、何(なに)も」
Maomao “…Ie, nanimo.”
Maomao “No, nothing.”
壬氏「高(たか)いが…片方(かたほう)が足場(あしば)になれば届(とど)くかもな」
Jinshi “Takai-ga…kataho’ga ashiba’ni nareba todoku-kamo-na.”
Jinshi “It’s high, but if one of us stacked on the other, we might be able to reach.”
猫猫(壬氏様を踏(ふ)み台(だい)にしたことが水蓮様にバレたら…!)
Maomao (Jinshi-sama’o fumi-dai’ni shita-koto’ga Suiren-sama’ni baretara…!)
Maomao (If Lady Suiren finds out I stepped on Master Jinshi…)
水蓮「う、ふ、ふ、ふ、ふ」
Suiren “U-fu-fu-fu-fu.”
壬氏「お前が下になったら潰(つぶ)れるぞ」
Jinshi “Omae’ga shita’ni nattara tsubureru-zo.”
Jinshi “I would crush you if I stood on you.”
猫猫「しかし…」
Maomao “Shikashi…”
Maomao “But…”
壬氏「やれ!」
Jinshi “Yare!”
Jinshi “Do it.”
猫猫「うっ…うぅ…」
Maomao “U…Uu…”
壬氏「お前、もっと太(ふと)ったらどうだ?」
Jinshi “Omae, motto futottara doda?”
Jinshi “You should gain some weight.”
猫猫「今言うことじゃないです。ん…あっ」
Maomao “Ima iu-koto-ja nai-desu. N…A.”
Maomao “Now is not the time.”
猫猫(ヌルヌルして湿(しめ)っているが、指(ゆび)を引(ひ)っ掛(か)ければ…)
Maomao (Nuru-nuru-shite shimette-iru-ga, yubi’o hikkake-reba…)
Maomao (It’s wet and slippery, but as long as I can get my fingers hooked…)
猫猫「立(た)ちます」
Maomao “Tachi-masu.”
Maomao “I’m standing up.”
壬氏「よし!」
Jinshi “Yoshi!”
Jinshi “Right!”
猫猫「ん…んん。ふっ…うぅ…、んっ…うぅ…ハァ。あっ…何だ、カエルか。ん、わ、うわ、うわ~!」
Maomao “N…Nn. Fu…uu…, n…uu…haa. A… Nan-da, kaeru-ka. N, wa, uwa, uwaaa!”
Maomao “Oh, a frog.”
壬氏「えっ、お…おい!あっ!」
Jinshi “E, o…oi! A!”
Jinshi “Hey!”
猫猫(あ~…痛(いた)…く…ない…)
Maomao (Aaa… Ita…ku…nai…)
Maomao (It… doesn’t hurt.)
猫猫「あっ…失礼しました。壬氏様…」
Maomao “A… Shitsurei shima-shita. Jinshi-sama…”
Maomao “Excuse me, Master Jinshi―”
(Continue to Episode 12/Ep.36)
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moment-japan · 6 months ago
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1978年 赤穂城断絶
監督:深作欣二
撮影:東映(東映太秦映画村)
出演:萬屋錦之介、千葉真一、松方秀樹、若林豪、三田佳子、岡田茉莉子、西郷輝彦、渡瀬恒彦、芦田伸介、藤岡琢也、金子信夫、近藤正臣、原田美枝子、森田健作、田村亮、峰岸徹、夏樹陽子、寺田農、宮内洋、藤巻潤、福本清三、島英津夫、佐藤佑介、中村光輝、和崎俊哉、島田歌穂、橘真紀、江波杏子、三船敏郎、丹波哲郎 ほか
今日は赤穂事件のあった日なので、昨日BSで放送していた赤穂城断絶を本日鑑賞。
今年は物凄い数の忠臣蔵の映画をBSでやっているので非常に嬉しい。
製作費がいくらかかったか心配になるほど出演者が凄すぎる東映のオールスターキャストによる作品で、昭和53年度文化庁芸術祭参加作品。
浅野内匠頭役の西郷輝彦が以外にも良く似合っている。
吉良上野介役の金子信夫の独特な嫌味感も最高。
不破数右衛門役の千葉真一が面白い演出で彼の演技部分を見るだけでも価値がある。
堀部安兵衛役の峰岸徹がかっこよすぎる。
吉良の家臣・小林平八郎役の渡瀬恒彦と千葉真一との殺陣シーンが、今まで見た忠臣蔵映画の中でも尋常じゃない激しさ。
小林(渡瀬恒彦)を倒した後の不破(千葉真一)の激しい息遣いは間違いなく本物。
(本当に凄いぞ、見ていて呼吸困難になりそうだった)
「目指すは吉良上野介一人。白髪首ただひとつ」
大石内蔵助役の萬屋錦之介の淡々とした演技が、現代のリーダー像にも通じる信頼感万全な風格に満ちている。
そして、この映画のロケ地は以外にも兵庫ではなく、ほぼ滋賀と京都。
二条城北大手門、二の丸御殿、本丸西虎口、彦根城、相国寺、大覚寺、金戒光明寺、永観堂、南禅寺僧堂坂、知恩院・・。
キャストだけではなく、京都のお寺もオールスター出演でした。
(京都好きの人は間違いなくニンマリ)
アスペクト比が2.35:1シネマスコープで撮影されているので、江戸城での刃傷シーンや討ち入りのシーンでは非常に迫力があります。
本作で渡瀬恒彦がキネマ旬報賞助演男優賞と第21回ブルーリボン賞助演男優賞を受賞。
エキストラの数、セットや衣装の出来が今まで見た忠臣蔵の中でも最高レベル。
赤穂城断絶は忠臣蔵映画の中でも間違いなく最高傑作の1本です。
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