#小銭 稼ぎ 方法
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seonuyang · 9 months ago
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Lyrics for Masa’s new song’s
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Shinigami ~ 死神 | Grim Reaper
今日の演目は十八番の死神
女によくやるオトコのアマガミ
噛んではいけない表のアララギ
今日は無料だ私の漢気
皆目検討つかないお話
狂喜乱舞その結末を観よ
死屍累々の結末は無い無い
そんな事わかる皆様大体
御宅を並べた前座は終わり
私は引っ込む裏にお分かり
北から来たハイカラな噺家
女が話せば寄席も華やか
金が底つき落ち���れたおいら
昔京都で見た綺麗な花魁
為替で失敗破滅のコーナー
これでも前はロレックスオーナー
ツキと神と嫁に見放された
金が尽きたら周りも離れた
これでもかなりもらったラブレター
人生の賭けにおれは敗れた
酒買う金もないこの惨めさ
過ぎてく24と7日さ
この人生に終わりが来たのさ
悲劇か喜劇か雲泥の差
よぉにぃさんお前はまだ死ねない
寿命がたっぷり残ってん
だな どうだ?一つ稼いでみねぇか
この呪文で死神追っ払うんだ
アジャラカモクレンテケレッツのパ
死神追いやる魔法の言葉
病人の足元の死神が
消えたら病人は全快だ
ヤブの医者が大金を稼いだ
一瞬で稼いだ富と名声
女はいつでも顔で厳選
愛人囲んで浴びる源泉
神をも恐れぬ乱痴気騒ぎ
使えば無くなるそれが金
そろそろ稼ぎに行こうかね
枕元の死神ノータッチ
凄いアイデアで今棒立ち
布団を回して立場逆転
呪文で死神追い払って
ちょろいぜ奴らもこんなもんて
大金抱えて帰ってるって
怒った死神前に見参
お前の人生全て清算
言ったろあれは駄目だと散々
突如現れる地下の階段
地下に広がる無限のロウソク
人間の寿命が揺れるこの火
助かる為にはおれはどうする
小さな火を大きなロウソクに移す
よぉにぃさん急がにゃ死んじまう
手が震えてるけど大丈夫か?
死んだら晴れてこちらのお仲間
得意の噺で仲間を増やせ
アジャラカモクレンテケレッツのパ
今日の演目は十八番の死神
女によくやるオトコのアマガミ
噛んではいけない表のアララギ
お客のロウソクがあぁ消える
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Watashi no namae wa ~ 私の名前は | My Name Is
なんつったっけ?可愛い感じの
そこらに居そうな名前の子
ギャルかオタク?違うよな。
新種の女の生態系
百戦錬磨合コン番長
さり気狙っちゃ勝ち組だっちゃ
この日のために固めたブランド
終電ギリ翔んで埼玉
六本木、寿司、口先ベラベラ
あいつチャラチャラ
まじイライラ
ビッチになった大人の階段
ホテルに響く音がパンパン
女がハイ登場
これから即戦場
嘘吐き社長令嬢噂は風俗嬢
華金終わりは性欲モリモリ
トークの中身は下ネタギリギリ
トイレでカチ込むスパッとラリラリ
ぶってる女の態度はロリロリ
こんばんはまた会いましたね
今日もこの後行っちゃいます?
中央区夜の街で口説く
飲んだらサクッとショートタイム
あれ?ところで今更だけどさ
なんだったっけ君の名前
お酒の力で記憶が混濁
女が語る私の名前は
私の名前は
そうそうないわイケてる坊っちゃん
グラスをガッチャンかわいい姉ちゃん
この日のために固めたブランド
御用達リボリボ千葉茨城
バチクソ短いスカートヒラヒラ
あいつチャラチャラマジイライラ
なんか違った大人の階段
ホテルに響く音がパンパン
女がハイ登場毎日即戦場
嘘吐きミス〇〇
噂はジジィの愛人
今夜の獲物はあそこのガリガリ
トークの中身は下ネタバリバリ
トイレで早目に媚薬を塗り塗り
トイレ出た後の作戦練り練り
こんばんはまた会いましたね
今日もこの後行っちゃいます?
中央区夜の街で口説く
飲んだらサクッとショートタイム
あれ?ところで今更だけどさ
なんだったっけ君の名前
お酒の力で記憶が混濁
女が語る私の名前は
言われても知らねぇってどうでもいいでしょ名前
わからないあなたに教えた世の中
華金終わりは性欲モリモリ
トークの中身は下ネタギリギリ
トイレでカチ込むスパッとラリラリ
ぶってる女の態度はロリロリ
言われても知らねぇってどうでもいいでしょ名前
わからないあなたに教えた世の中
今夜の獲物はあそこのガリガリ
トークの中身は下ネタバリバリ
トイレで早目に媚薬を塗り塗り
お店出た後の作戦練り練り
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To Guide Blue
一気に変わったバビロンシステム
歌舞いた時代はもう終わり
キッズのヘッズが街を占領
イカれた時代の幕開けだ
ダッシュでクッシュを買ってる一生
速攻検挙でハイ!おしまい
ダメダメそんなの時代は合法
みんなの青い下だ
明日が見えた
昨日は消えた
あなたを招待
宇宙の銀河鉄道へ
やだやだもうヤダ!鼻曲がるぞ
臭うぜ大人の吐息がさ
最近見ないクラブでポストマン
最近増えたねメンヘラ薬局
「なぁに?あんたも青い舌か?」
カリスマ天使の青めの笑顔で
細々広がるシートの眠剤
Seedは冤罪Eatは大罪
おおら��その中たかだか身体だ
さっさと払いなおじさん
デロデロの親父の夢の対価
お財布にだけ価値Foo!
なぁに青い舌になりたい?
まずはジュースに溶かしてごらん
資金はちょっとのガッツでパパ活
まずはご飯で初めてごらん
スーパーコピーで固めたおじさん
少し褒めるだけいい気なもんさ
おっとマスクしてバレないように
青い口元は私の秘密
興味を無くした人間の街で
ゴミの横に座る事もできる
何にもないけど金だけある
青めの天使が仲間を増やす
ここまで変わったバビロンシステム
歌舞いた時代はもう昔
青めの天使が街を占領
イカれた時代の幕開けだ
ビビった大人の生き方醜悪
子供が身体で大人を掌握
世代で変わる物事の善悪
路上の風俗、ラブホで快楽
いつしか終わったバビロンシステム
歌舞いた時代誰も知らない
ゴミが散らかった天国の横
東方シネマズを見上げた
腐った大人の思考は醜悪
子供がホテルで大人を掌握
時代で変わる物事の善悪
OD前提人生最悪
ほぉら青い舌は最高
次は瓶ごと試してごらん
資金はちょっとのガッツでパパ活
大人もありで試してごらん
スーパーコピーで固めたおじさん
ちょっと褒めるだけいい気なもんさ
キスで青い舌をぶち込んで
稼いだ金で更に青くなる
興味を無くした人間の街で
ゴミの横に座る事もできる
何にもないけど金だけある
青めの天使が仲間を増やす
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Buddha
ある朝眺めた血の池の底
そこにいればそれはたいそうな事
仏陀の教えはちゃんと聞く事
血の池に響く神の音
両手を広げてここに来なさい
救いは貴方のためにあります
極楽の蜘蛛を伝ってくれば
そこには約束の蓮の葉
仏陀が救い出した犍陀多
しがみついた足元蓮の葉
天地ひっくり返す救いが
犍陀多に響いた
昔逃がした一匹の蜘蛛
今では消えた前世の煩悩
感謝してます我が釈迦
貴方のためブンシャカラカ
釈迦にすがって祈る犍陀多
我が忠誠は貴方我が釈迦
前世の行い忘れたかな
輝く蜘蛛は釈迦の使いか
仏陀を目指す次は犍陀多
先を見据えた極楽の華
少し見えた悟りは高らか
皆に祝福をブンシャカラカ
BUDDHA今あなたに差した後光
BUDDHA響く地獄の鐘の音
BUDDHAその祈りを捧げていこう
我が仏陀 我が仏陀
BUDDHA生きる道が修験道
BUDDHAなれぬ君は守銭奴
BUDDHA���じぬならTHE END
我レ仏陀 我レ仏陀
地獄に落ちる輝くこの糸
誰でもないあなたの足元
釈迦が使わせた小さな蜘蛛
それを助けたら聴こえた音
犍陀多にたかりここに集い
驕り高ぶり主に奪い
仲間に配り日銭を稼ぎ
俺に祈りまるで仏陀に
突然来たその終わりの時
サクッと一撃もう潮時
裏切り者が揚げる勝鬨
さらば犍陀多覗き込む餓鬼
決意を胸に終わる犍陀多
誰も信じなければ簡単だ
あの世でも俺が頂きなんだ
次の仏陀は俺だ犍陀多
BUDDHA今あなたに差した後光
BUDDHA響く地獄の鐘の音
BUDDHAその祈りを捧げていこう
我が仏陀 我が仏陀
BUDDHA生きる道が修験道
BUDDHAなれぬ君は守銭奴
BUDDHA信じぬならTHE END
我レ仏陀 我レ仏陀
お人好しの仏を噛んだら
血を吹き出して死ぬアホンダラ
天を手中に収めたんだな
仏陀を落とす暗い大穴
血の池に落ちてゆく我が釈迦
次の仏陀はおれだ犍陀多
釈迦の極楽の蜘蛛殺した
輝く蜘蛛の糸は途切れた
世界の崩壊空には釈迦
今頃気づくおれ愚かだな
死んだ蜘蛛を抱える犍陀多
悲しそうな顔する我が釈迦
��度だけお許しを我が釈迦
焦って蜘蛛の亡骸捨てた
目の前から消えてく我が釈迦
地獄の底の底の犍陀多
我レ仏陀 我レ仏陀
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jaguarmen99 · 4 months ago
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国連を使った反日団体による日本への内政干渉などもそうですが、 基本的に日本は日本人同士でしか成り立たない 「多少我慢すれば収まる」を当たり前に行います。
この記事に出て来たのはyoutubeだとBANされるレベルの 底辺配信者が集まるkidkのDBR6という配信者のようです。
日本だと面倒だからと済まされて逮捕されないのを良いことに 泊まったホテルなどでも屋内で立ちションしまくり、 屋外でも立ちション、一般人にも迷惑行為を行ってそれを配信して小銭にする 本当の意味での人間のクズです。
残念ながら真にダメな人というのはジョニー・ソマリ同様、 こういう事しか思いつけない程度なのでしょう。
ジョニー・ソマリは日本と同じように 韓国で迷惑行為をくり返して再生数を稼ごうとしましたが、 逮捕、起訴されて有罪となっています。
日本だと事なかれ主義最優先の警察も官僚も 「とりあえず被害が大きくならなければ多少被害に遭った人達を泣き寝入りさせておけばいい」 ということをまず選択します。
特に外務省に至っては「日本が我慢すればいいだけなんだから」と 自分達がわずかでも批判される可能性がある行動は徹底して回避します。
日本の場合は犯罪者であっても本当に優しい対応をします。 それこそがこうした迷惑系をのさばらせる原因です。
また不法滞在外国人に対しても日本の対応が甘すぎるが故に それをずっと悪用されていることも多くの人に知ってもらいたいです。
先日は公明党が「子供が可愛そうだから」を抜け道にする穴を 党を挙げて作った事を過去に自慢していた事を取り上げましたが、 そもそもの問題として日本の場合はなににおいても必ず「 0.000001%でもうっかりだった可能性があるのなら、 ろくでもない裁判官が無罪にして国が負けたりするなんてのがさらっとあるわけです。
日本の場合は不法滞在者に対しては 「帰って下さいね」 でまず終わりにします。 そして逃亡されたらまた 「帰って下さいっていいましたよね、帰って下さい」 こういう感じです。 それで収容されても 身元引受人ビジネスをしている人権屋弁護士が出て来て仮放免させるわけです。 そしてその時の住所から逃亡する……と。
身元引受人は逃亡されることなんて百も承知で引き受けます。 全く責任を負わなくてよいからです。
そう簡単��強制送還になりません。 しかも、相手側の国が渋ったら渋っただけ 「あー、そうですかー、仕方ないですねー」 で済ませます。 おまけに今やビザ免除停止をなぜかやろうとしません。
公明党が牛耳る国交省のかかげる 「観光公害が問題になっていますが対策は無視して無責任にどんどん観光客を増やし続けます」 政策があるのかもしれません。
日本は観光立国で食べていける国ではないので すでに観光公害が明らかなのですからなにかしら対策をするべきですし、 入国税を取って観光公害対策の予算にでも回せば 官僚だって利権が作れるんだから喜ぶでしょう。
でも日本は相変わらず「出国税」は取るものの 入国税は頑なに取ろうとしないんですよね。 日本人からはどんどん税金を取るけども、 観光公害が顕著になっても絶対に取らない取るつもりはないって 普通に考えて異常だとブログ主は考えてしまうのですけどね。
おっとっと、話がいつもどおり逸れました。
ある程度の年齢の方は記憶があるかもしれません。 かつて都内で偽造テレカを売っていた外国人たちが問題になったことが過去にありました。 不法滞在イラン人です。
80年代は自国での災害や戦争などで経済も社会も混乱していた バングラディシュ、パキスタン、イランから 観光名目で日本に来ては日本に不法滞在する人達が大量にやってきました。
不法滞在者による刑法犯や不法就労の急造もあり、 89年にバングラディシュとパキスタンが、 91年にイランに対しても「ビザ免除措置の停止」が行われました。 また強制送還も次々に行われた事も有り、 ピーク時約30万人だったイランからの不法滞在者は減り続けました。
「帰って下さいと言って帰るようだったら不法滞在なんて犯罪目的に来てない」 とブログ主は考えます。 予算をケチらず、強制送還すべきなのです。
公明党が進めようとしている「子供ができたら滞在許可を出すべき」なんて どうやったって不法滞在目的で仕込んで来るのが目に見えてますよ。
ただでさえ出生地主義の国の国籍を手に入れるべく 出産のためだけに外国に遠征するのが問題になっているんですから。
本人の意思を尊重して対応しているという事にできるんでしょうけど、 不法滞在にはきっちり強制送還で取り締まるべきなんです。
不法滞在者という犯罪者の親が不法滞在を合法化できると考えて 子供を利用するなんて新たな不幸を生むだけです。
親子ともども母国で仲良く暮らしてもらうのが幸せというものです。
日本の入国管理の 「本人の良心と善意にまかせて帰ってねと言うだけ」 なんて論外だとブログ主は考えています。
そのなかにたまたま手続を忘れていたのがいたらどうするんだ��
そう言う人もいるでしょう。 そんな人が本当にいたとして、それは全体のどのくらいの割合ですかね? ただでさえ民主党政権以降、不法滞在&難民申請のコンボで 延々と居座り続ける外国人が思い切り増えてるんですよ。
居座り続けている間に合法的に居座る理由を作ろうとする活動も当然やるでしょうよ。
新たな不幸を生まないためにも、 犯罪者はとっとと取り締まって強制送還すべきなんです。
強制送還に応じない国に対してはビザ無し渡航の即時停止をすべきです。 例外は要りません。
トルコのように日本で殺人未遂をくり返して強制送還された凶悪犯を 日本に再入国させるくらいまともに対処していません。
本来なら外国で凶悪犯罪を繰り返したような輩はパスポート取り上げをすべきでしょう。 自国の恥であり、他の自国民の海外での評価にもかかわるのですから。 ですがトルコ政府は日本に再入国させない対策をとりませんでした。
ですがやはり日本からトルコに対してのペナルティなど全くありません。 舐められて当然でしょう。
日本が取っている事なかれ主義というのは 「自国民が被害に遭うことを放置している最悪の選択肢」 でしかありません。
もういい加減にルールを守らない連中は強制送還しましょう。
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kennak · 7 months ago
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訂正:特に在宅のもの   https://anond.hatelabo.jp/20241028152204   在宅でできる副業、短時間だけできる副業、お小遣い程度で良いから稼げる副業 そういうのは基本、世の中にほとんど無いんですよ 俺も在宅で副業みたいなことしてるから、よく聞かれるんだけどさ   なぜ無いか?   競争が激しすぎる やりたい人があまりにも多すぎるんだよね 子育てしてる人、介護者、年寄り、学生、地方民、病気な人 在宅ワークって言えば聞こえは良いけど、要は内職なんだよね 内職の平均時給知ってる?500円以下だよ これは内職の法律が家内労働法っていう、バイトとかとは別枠で存在してるから   工賃の例 https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/jirei_toukei/chingin_kanairoudou/toukei/t-saitei.html   なんで安いかといえば、まあ法律が単に古いっていうのとか、それ以上上げたらビジネスが成立しないとかあるけど 安くてもやりたい人が多すぎるからなんだよね 究極、ライバルは海外の安い労働力になる   俺のかーちゃんも昔内職やってたけど、あれ思ったよりハードワークな上に品質にうるさいんだよね、ちょっとでも雑なら買い取��されない 相当にしんどいよ   インターネットで渡せる仕事はほとんどが自動化できてしまう ここ10年くらいクラウドソーシングが流行ってきたけど、PCの中で完結できる仕事なんてほとんどが自動化できるんだよね 当たり前だよね で、残るものと言ったらほんとにまだ自動化出来てない一部のタスクと、専門性が高いものと、コミュニケーションの類、あと人が居てようやく成り立つものとか?(チャットガールとか?コールセンターは自動化が進んでるし) 全体のパイが少ないし、専門性や特殊スキルでもなければほとんど残らないわけ で、やりたい人は多いから買い叩かれて、時給がどんどん落ちる、500円は普通に割る、下手すりゃ300円も割る、個人事業主だから労働基準法は無視される それでもやりたい人がいるから酷いことになる   じゃあインターネットで渡せない、物理的なものはどうなん?となると、それは内職になるわけ 内職という形じゃなくても、相場はそこら辺に落ち着くんだ   仕事がないからレモン市場になる 需要と供給のバランスが崩れると、悪人に目をつけられる 在宅ワークもそれで、偽物の詐欺みたいな仕事の情報が多すぎる 結果、地雷8割本物2割となると、市場が成立しなくなって壊れる 詐欺とまではいかずとも、超絶ブラックみたいなケースもある 最悪なのは、唯一まともそうに見えた仕事が地雷や詐欺と言うパターンで、こうなると人はそこで諦めてしまう すると市場が壊れてまともな募集すら減っていく   正社員、専門性が高い人ですらまともな副業はできない 一部のコネがある人や、運が良い人はのぞいて 専門性がある人ですら、土日だけ働きたいとかそういうのは成立しづらい 例えば、フリーランスフルタイムの時給4000円級の仕事の場合、土日のみ副業者は時給2000円くらいが相場になったりする(在宅に限らずね) これはやはりやりたい人が多すぎるからだと思う 副業したい人が多いうえに、皆土日が休みだから あとは週2日で雇ってくれるのが少ないんだと思う (普通の儲かってる会社はそんなの募集しなくていいんだよね、業態によるけど) 結果薄給になるんだけど、正社員や専門家という安定職業に慣れた奴らはその労働環境と賃金に耐えられず「割に合わない」と言ってやめていくんだ 一応これ攻略法としては、週3と週4の2つの複業すれば解決するんだけどね、できるもんならな(俺はやってる)   一般的なバイトの素晴らしさ 一度在宅ワークや副業をやると、普通のバイトってなんて素晴らしいんだろうとなる 時間をやり過ごすだけでそこそこの金くれるんだから 「そこに居てそれなりの仕事をするだけで金くれる」のパワーってすごいんだよね   ギグワークはすごい? そう考えると、UberEatsとか、あとは一部のタイミー系みたいな ちょっとだけ働けるシステムってのはそれだけで貴重ですごいと思う、もちろん貧テックであり闇深なんだけど、闇か無かみたいな話だし (あ、これも一種の副業だから、こういう副業はできるよね、タイトル詐欺になってる。まあパイは小さいけど) ただし在宅のギグワークはほぼ無いんだよね、やっぱ無理なんだと思う あと地方にもない   本業をしつつ、学び+小銭稼ぎの副業はできない 上でほとんど語ったけど、これは上手くいかない 「学び」って言う時点で未経験な部類でしょ?無理に決まってんじゃん やるなら「無料でもいいから学びたい」か「強い専門領域で小銭稼ぎ」かのどっちかしかない そしてそのどっちも割ときつい   結論:みんなYouTuberになろう笑   ーーーーー   ないと言ってるくせに自分ではやってるとか矛盾したこと言ってることに気づいた 「一般的な正社員にとって」という条件をつけるべきかも バイト掛け持ちみたいなのはやれてる人いるしね   あと、本当は成立する副業はあるんだと思うんだけど そういうのって募集するほどのものでもないから見つからないんだよね、市場に出ないというか   もしくは自分でビジネスする人もいるだろうけど あまりにも最高難易度が高くて挫折するよね、下手すりゃ赤字になったりするし 「労働すれば一定対価が得られる」っていう農家マインドの日本人にとって、赤字のリスクって耐えられないんじゃないか?
副業はね、無いんですよ
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ari0921 · 1 year ago
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和六年(2024)1月4日(木曜日)
    通巻第8080号
 中国の「認知戦」専門チームは「311基地」の61716部隊
  敵の人々の認識を誤断させるフェイク、脅迫情報をおくり続けよ
*************************
人間の知識を司る意識に巧妙に操作された攪乱、陽動情報、嘘の情報、フェイクなどを植え込んで戦意を削ぎ、モラルを弛緩させ、士気を低下させる高度な情報戦争が「認知戦」で認識の領域に侵入し、敵の総合戦略を麻痺させる。
 嘗ては地下出版や風船によるビラの散布、潜入スパイのたれ流した嘘情報からはじまって筆跡をまねた手紙、命令書の偽造もあった。印鑑も偽造した。
 近年の情報操作の戦場はラジオ、テレビ、新聞からネット網に移行し、ときに敵のプラットフォーム、公的機関のHPを乗っ取り、あるいは権威筋の機関を騙る詐欺(なりすまし)の手口に似た戦術が多用されている。
生成AI、チャットGPTは、いとも簡単に画像や音声を偽造し、たとえば敵の政治指導者になりすます。女性指導者の裸の写真やら擬装されたベッドシーンまで機械がつくってのけるのだ。
すでに中国軍機関紙である『解放軍報』は23年4月13日号点で、「対話型AI『チャットGPT』の軍事利用の可能性を議論する」という論文を掲載している。これによれば「偽情報で敵を混乱させて有利な状況を作り出す『認知戦』や情勢分析などは有望である。とくにチャットGPTの文章作成能力を利用し、偽りの言論を作り出し、民衆の心理に影響を与え、民衆の認知を誘導、欺まん、操作することで社会の分断や政権転覆の目的を達成できる」と明記しているのである。
 ロシアがクリミヤ半島を軍事占領し電光石火に併呑する前の段階で、こうした作戦をロシアの認識戦チームが行使した。「ハイブリッド作戦」と呼ばれた。
このハイブリッド作戦は、発案者がゲラシモフ参謀長だったために「ゲラシモフ・ドクトリン」と命名された。
 こうした認知戦(RECOGNITIVE WARS)を得意とするのが中国人民解放軍である。軍内部に「認知戦部隊」を持ち、とくに「台湾統一は歴史的使命だ」などと大言壮語を宣伝し続けてきた習近平にとっては重要な工作部隊である。
米国の軍事アナリスト、ティモシー・トーマス退役軍人が米国陸軍戦争大学の学術誌『パラメータ』に寄稿した論文「マインドにファイヤーウォールはない」では「人の心、意識、精神の重要性を無視することはできない」とし、ハードウェアだけの戦争はもはや意味が希薄になったとした。
 ▼情勢判断を誤らせる高度な戦争
認知戦とは相手の認識領域に誤った知識、情報を植え込んで情勢判断を誤らせる高度な心理戦争のパラダイムに含まれるが、人間の心理を読みこなさないと高度な戦術は取れない。しかし知的レベルの高い人に効果がなくとも、無知蒙昧な大衆の誌認識力を誤らせば良いのである。
個人のメールアカウントはすでに中国が掌握している。台湾、香港に、或いは日本を経由して個人情報を売り飛ばす輩がいる。
日本の例を挙げよう。LINEヤフーの利用者は9600万人。23年11月に無料通信アプリLINEで大規模な個人情報漏洩が発表され、夥しいプライバシー情報が漏れていたことが判明、なかでも取引先の企業、氏名、メルアドが特定できる情報だった。LINEヤフーは業務を中国、韓国から切り離すと再発防止を言明したが、徹底されていなかった。LINEヤフーは「韓国よりも、中国支配といった方が正確で、昔も今もLINE情報は中国に筒抜けだと見て良い」(「テーミス}2024年1月号」
ベトナム戦争のおり、ベトナム反戦運動がこともあろうに当事者のアメリカ国内で起きた。これはソ連がなして絶妙な世論工作だった。
「ソ連の代理人」たちがメディアを誤導したのだ。ヒューマズム、人命尊重という普遍的価値観は重要だが、戦略的見地から言えば、これは利敵行為となる。戦争をやっているときに自分の国の指導者を後ろから首を絞めるようなものだろう。
ま、日本でも朝日ブンカジンとか、小田実とか、アジビラ一枚でかけ回った、おっちょこちょい左翼がベ平連とかのソ連の代理業務のごときを展開していましたからね。
中国人民解放軍の対台湾『認知戦争』は福建省福州に」ある311基地が本拠だ。
ここで専門部隊が対台湾工作を担当とし、傘下メディアを通じて情報操作を行う。311基地の司令部は、台湾海峡対岸の福州市だから台湾と言葉も共通であり、また台湾人駐在員が多いので、脅迫やハニトラで工作員に成り下がった台湾人も多いらしい。
311基地は「世論戦、心理戦、法律戦基地」として編成された軍の機構改革によって新設された「戦略支援部隊」の傘下にあり、部隊番号は61716である。
311基地の由来は「世論戦、心理戦、法律戦」の三戦(3)と軍事作戦(1)、ネット上の情報作戦(1)の組み合わせだと台湾筋は推測している。傘下にラジオ局「海峡の声」と「中国華芸伝播公司」、出版社の「海風出版社」を持つ。 
フランス軍事学校戦略研究所(IRSEM)は、2021年の報告書『中国の影響力』のなかで、これらメディアの「会長」は偽名で、311基地の司令官(少将)と同一人物だと指摘した。
311基地はニュースサイト「華夏経緯網」を開設しており、北京のIT企業が開設したとされているが、新華社通信や中国共産党機関紙、人民日報と同列のメディアの一つだ。
▼若者の失業対策だった五毛幇
中国には失業した若者が展開する「五毛幇」が存在し、一説に20万人が従事したとされた。フェイクメールを一通打てば10円、一日に200通ほど打ち込んで発信し、日銭、食事代を稼いだ。
この五毛幇たちは党の指令通りの文書を無数のネットに流し続けたが、いまや生成AIで、人を雇わなくてもできる。あらゆるソーシャルメディアサイトやプラットフォームを活用して、攪乱、フェイク、陽動、恐喝などのニセ情報、心理的威圧を目的とする情報の発信を続ける。
中国は、認知ウイルスを拡散する手段として、内部対立の醸成、人々の怒りの扇動、分割と統治という3つのアプローチを使い分けている。
現地の協力者を招いて論争を煽り、虚偽の情報を拡散させることで、台湾の世論を操作し、政府に対する不満と怒りを引き起こす作戦である。周辺国も巻き込んで主要敵を孤立化させるのである。
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en-no-sita · 7 months ago
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▼ 名古屋クリマvol.51 私的備忘録
こんにちは、こんばんは。エンノシタのワタナベです。エンノシタなにがしについてはウェブサイトにて。
以下は先日開催されたクリエーターズマーケットvol.51のいち個人としての感想と備忘録です。
12/7〜12/8は、両日ポートメッセなごや別館で某韓流アーティストの周年記念全国ツアーライブが開かれ、大小のイベントが愛知県内各所でバッティングしまくるというなかなかの2日間でした。人が分散しているのだろうなというのが館内の人の波にも現れていたと思います。通りたくても人が邪魔で通れないから仕方なく別の通路を選ぶ…なんてことを私は一度たりとも体験しませんでした。そこまであちこち移動していたわけでもないので定かではありませんが。
イベントのバッティングなんか、東京はいっつもそうだわと関東圏の方々に言われてしまってはおしまいですが、出展者さま方にとって普段と勝手が違うクリマだったことは間違いないと思います。
名古屋クリマの公式アナウンスとしてはライブコマース禁止となっていましたが、フツーにいらっしゃったよなあという感覚。男女問わず。年齢層も割と幅があったように思います。運営側が派手なことをやらかさない限り目をつぶっているのか、見えていない(ライコマ側が上手く立ち回っている)のかは分かりません。各種SNSのつぶやきを参考にへーへーほーほーと思うなどしておりました。
以前よりも聴き取れる中国語の量も増えてきたこともあり、あちらこちらでこりゃライブ配信しながら販売していらっしゃるわという声が聞こえてくるのでした。運営側の注意書きには日本語、英語、中国語のほか、ハングル表記もありました。果たしてライブコマース販売は絶対悪なのか?何を優先するのか?というところで主催者側の判断が分かれるのでしょう。
私は私、周りなんぞ見えん知らんスタイルは健在なものの、ぶっとんでこりゃやばいわという海外のライブコマースの方を私は見かけませんでした。個々人の感覚の差もあるかもですが。なんというか、まだ全然まともな方なのでは…?と思ったくらいです。ただのやんちゃな小遣い稼ぎではなく、生業にしているビジネスの雰囲気を感じました。白紙のシールシート持参で購入者の名前(アカウント?)を書き込んで貼って商品を作家さまに手渡すところなど、配信者自身のリスク回避だろうと思われる行為も印象的でした。あちこちで商品をキープして、一日の終盤にお会計をして回る人が多いみたい��よ、と作家さまから教えていただき、いや、決済は都度その場でしておこうや!と心のなかで激しくツッコんだ私です。そのあたりの商品と金銭の交換マナーの日本における“郷”がお相手にも浸透すればいいよなあと思ってしまいます。
好奇心と勢いで話し掛けてみたひとりの中国語話者のライブコマースの女性は、自分は毎日この仕事をしている。東京や大阪にも行くし、福岡にだって行く。と言っていました。ざっくりと聞き取れた限り、彼女の場合、対面イベントで現物を見ながらの販促に絞っているような感じでした。少なくとも相手の話を聞く意思は確実にある印象を受けました。一時期と比べればライブコマースに参画するハードルは高くなっているのかもしれません。正しい文法、ビジネスライクなコミュニケーションが取れるまでにレベルアップできたならどんなにいいだろう…!と歯がゆかったです。ライブコマースを生業にしている方々の話をじっくりと聞いてみたいものです。
中国版Instagramの小红书(RED)を後日調べてみると、ハンドメイド系アカウントやライブコマース系アカウントだけでなく、観光ガイド系アカウントでも、各地のイベント情報がシェアされていました。ハッシュタグをもっと読み取れるようになったら情報収集も早くなりそうな気がしています。『ハンドメイドラヴァーの天国』(意訳)のハッシュタグもありました。おもしろい。
それにしても愛知の規模感の大きなイベントってどうしてこう、辺鄙な端っこでやるんでしょうかね。路線限定&駅の終点まで行かねばならんのは本当に解せんと思います。ポートメッセしかり、愛知国際展示場しかり。愛知県民の私でも『はー!しんど〜!!!』と思います。
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asobigami · 7 months ago
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2024/11/20 (月) ほんの僅かな修正
青いあそびがみ・ばらサロン
11/13水曜→「管理者へ連絡」というちゃんと機能するメールフォームをようやく作りました。「あそびがみ」「ばらサロン」こちらからどうぞ。
青いあそびがみ
11/12火曜23時ぐらい?→「!num」が使える条件を限定した。つまんねえ機能だなと思ったので実用的にした。ついでに「機能一覧��をまとめて更新。
11/15金曜→「配信」を「映像配信」にした。スマートフォンで見やすくした。「再受信」「音ON/OFF」「全画面」っていう便利なボタンをつけた。「自動読み上げ」をここに持っていきたいな。
さっき(23時)→「予定表」「メモ帳」をスマートフォンでまともに表示できるようにして、ついでにスマートフォン版あそびがみに表示開始。ここに「天気」も移動しました。機能してなかった「設置者を呼ぶ」を消しました。
たった今(23:41)→「-1」について神奈川so-netとnttpcとyournetとau-netとhomeとbbtecがおかしかったのを直してちゃんと-1できるようにした。連投対策でまた近々ちょい変える予定。
そんな感じです。
あとnumの人が困ってたんでちょっといろいろ考えてます。プロバイダごとに出してる記号とかも考えたら「今いるか~?」とか思ったりしてます。これは10月に出した新しい投稿者特定方法のからみでついでに変えたいと思ってます。
あと『おひねりしてイベントのカウントダウン出してほしい』っての見かけました。このおひねりって概念自体もう長らく停まってますね。なんか別の理由つけて俺の小銭稼ぎとサイトの盛り上げができたらと思うのですが。どんなもん��しょ。Amazonの「ほしいものリスト」から品物買ってくれたら大体なんでもしますとか。古事記すぎ?
2024/11/20 11PM 設置してます。
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追伸(11/21 0AM)
あ、肝臓の病気しました。
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drooog · 1 year ago
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全人類パン食い放題
2023/03/03
人間社会に問題提起する人はいつだって、弱者・労働者階級・マイノリティだ。
そりゃそうだ。満たされ、なんの不便も苦痛もなく生きてる人間は、社会に対する問題なんて見つからないだろうから。
あえて問題を作るとすれば、もっと贅沢をしたいとか、もっと名声を得てチヤホヤされたいとか、そういったことになるんだと思う。それもまた、取り立てて批判する気にはなれない。それはもはや個人の意志ではなく、人間という動物が概ね��ういうふうにできているから。彼らもまた遺伝子の奴隷で、与えられたもので生かされている動物に過ぎない。自分だって、生まれたときからなんの不自由も感じない環境にいたなら、同じ思考をしたかもしれない。根本的にはどんな人間も行動原理の芯にあるのは「自分が幸福でありたい」だけだと思う。その解釈が全員違うだけで。
テレーズだか、アントワネットだかの「パンがないならお菓子を食べればいい」みたいな言葉も、人類全員がパンもお菓子も食い放題だったなら、「確かに」で終わる話だ。食えない人間が沢山いたから、その言葉は問題提起に用いられた。
もちろん、満たされた人間特有の乾きや退屈、苦悩もあるだろうし、弱者の気持ちを慮ることができるえらい人だってたまにいると思う。
でも自分はそんな立場に生まれたら、こんな色々人間や社会のこと考えたりしなかったと思うから、弱者、労働者階級、マイノリティに生まれてよかったなと思う。全部タラレバで、意味のない仮定だが。
で…。
嫌なこと① 弱者・マイノリティの問題は強者・マジョリティにとっては問題ではないし、正直どうでもいい
嫌なこと② 「みんな幸せになって欲しい思想」と「短絡的でも自分が得すればいい思想」は、前者の人が搾取される形で顕在化しがち
嫌なこと③ 集団心理には理屈が通じない
嫌なこと④ どんなに頑張っても意思疎通が不可能な人間がたくさんいること
…これらが複雑に絡まり合い、世界との関わり方がわからなくなる。たまに。
善良で品行方正な人間は、悪くて狡賢い人間の発想を知らない、思いつかない、持たないことが多いが、悪くて狡賢い人間は、善良で品行方正な人間の発想を知っている。
例えば詐欺。カモは詐欺師の考えてることなんてわからないことが多いが、詐欺師はカモが何を考えてるかわかる。
これ、嫌すぎ。
面倒なことだが、世界が平和で善良な状態を保ちたいなら、その自分の守りたい世界を脅かす存在の考え方も学んで知らなきゃいけない。そして、それを未然に防ぐ体制を習得しなきゃならない。善良のつもりでいる人間たち、理不尽に蹂躙されて、どうして…って泣いてんじゃない。無知だ。全部の問題、社会全体の幸福は、全人類が思慮の浅さと無知を克服しようとしなければ成し得ない。
自分で積み重ねた努力や経験じゃなくて、他人のそれを掻っ攫って得しようとするやつが嫌いだ。そうやって手に入れた金になんの価値がある?そうやって生きることになんの矜持がある? 
↑この考えもうざい。ある程度恵まれた立場だから言えることだと思う。奪うことでしか生きられない境遇の人だっているんですよ。 
人類は基本的に楽したいからそのように発展してきました。限られた時間の中でしか生きられないので、移動手段や家事なども機械に任せるようになりました。楽で手っ取り早いな手段をとることの何が悪いんですか? 正当な手段とはなんでしょう? 法律や倫理道徳のことを言ってるなら、そんなもの便宜上人間が定義しただけなのだから、目安に過ぎません。 時代が変われば変容してしまうような、絶対のものじゃない。自分の頭で考えて、判断を下すしかないと思います。 人は生きていくために、金がいります。それで、何も持たない人間が自分の切れる手札で一番有効な手段が詐欺や強奪しかなかったら、やっぱりそれをするしかない。社会に生かされているのなら、社会のルールに従うべきだと思います。しかし、社会が私たちを排斥しようとするなら、それを破ることもやむなしと思います。
それに、普段から搾取されてないつもりなのしょうか?基本的に市民は、資本家に搾取されるために日銭を稼いでいます。会社も同じこと。小規模な範囲で国というものの在り方を模倣してるだけ。無知な人間は搾取されるために存在するし、搾取する側はそれを掠め取る。それは悪いことではありません。すべての人に役割が与えられ、すべての人に生きる権利が与えられます。 
たとえそれが詐欺で、騙されていたとしても、本人は金を払う価値があると思ったから払っただけです。 元々人は、実態のないものに金を払います。宗教とか、キャラクターとか、風水とか。ただの紙切れでも、ボールでも、それについた付加価値に対して平気で大金を払える人だっています。それらも、詐欺だと言えるでしょうか?全部、嘘だとしても、本当だと思っていれば幸せでいられるんですよ。
↑良いとか悪いとか、正しい正しくないとか、効率がいい悪いとかじゃない。お前の言う通り、何に価値を感じるかなんて人の数だけある。俺はただ、それを利用して利益を掠め取ろうとするその腐りきった根性が嫌いだって言ってんだよ。誰かが一生かけて技術を磨いて作り上げられた作品や人生を複製して売り捌くようなマネをして、そこにお前の価値が無さすぎてかわいそうなんだよ。そんな手段で金を稼いだって、誰かから搾取し続けたっていつまでもお前は誰かの価値のおこぼれで生きてんだよ。俺はお前の存在、働きに対して対価が払われるべきだと思うよ。嘘や、見栄や、虚言じゃなくて、お前から生み出される宝石に対してだ。それが1番あるべき社会の構造だと思う。
おい、誰だ。勝手にレスバするな。
何が言いたかったか忘れちまったよ。
まあこのように、価値観は人の数だけあり、どれもが絶対的な正しさを持たない。
たとえ自分が吐き気を催す邪悪さを感じている行為があったとしても、それがキラキラと輝いて憧れの対象に感じる人もいるのだと思う。また、自分が大切だと思っていることも、心底くだらない何も救わないカスの理想論だと思ってる人もいるのだと思う。
寄り添う素振りを見せたとして大半の人��本当に自分と相反するものに対しては分かり合おうとする気などないし、基本的にどうでもいい。自分もそうだ。猟奇殺人犯に命の大切さを説いたところで、徒労でしかない。
根本的に知能や環境によって言葉自体が通じないこともある。同じ場所にいて、同じ時代を生きていても、見えている景色はまるで違うものである。思想は結局、権力や武力で縛るしかないこともたくさんある。それはとても寂しいことだと思う。
最近はSNSの発達で、大衆は短絡的で、刹那的なものばかりを求めているのが見える。
心のパンが枯渇している。
心のパンに飢えていて、みんなが心を満たすことのできる手軽なパンを欲している。本当は何が欲しいかなんて、自分のいる世界がどんなふうに作られてきて、死んでいった人たちに何を託されてきたのかなんて、考える余裕もいない。
でも、1つの価値観で世界を統べることなどできないし、それを求めるのは独裁者の思考と同じだ。
おれはパンを作りたい。
目指すは全人類パン食い放題の世界。
いつまでも夢を見ている。誰も求めていなくとも、パンを作りたい。1番独善的で、醜くて愚かなのは自分だと思う。昔から、口先ばかりで言っていて行動が伴ってない。行動できるようになりたい。
最終的な判断は、正しいか間違ってるかではなく、好きか嫌いかであるべきだと思う。
どんなに正しい世界でも、嫌いな世界だったら嫌だから。
自分のオモロを信じて行動している人が1番信用できる。
さようなら。
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bearbench-tokaido · 1 year ago
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四篇 下 その三
亭主は、 「それなら、これになさいませ。」 と、馬の足に巻く布切れを指し示す。 「これなら、一足七文で、お売りいたしましょう。」 「ええ、馬の靴が履かれるものか。人をからかうな。」 と、弥次郎兵衛は、だだをこねる。 北八も、いらいらしてきて、 「一足買ったらどうだ。弥次さん。だいいち、かたっぽだけ買って、どうするつもりだ。」 弥次郎兵衛は、すました顔で、 「決まっているだろう。また先へ行って、もうかたっぽ買うのさ。」 と、すました顔で答える。 なるほどと、亭主は、ひざを叩き。 「ハハハ。しかたがない。十四文にいたしましょう。一足でお買い下さい。」 「最初から、そう言やいいものを。」 と、やっとのことで、草履を手に入れ、草鞋を脱ぎ捨てると、早速履き替えて行く。
さて、この宿場を通り過ぎると早くも、八町なわてからさなげ明神を拝みながら今岡村の宿場に着いた。 ここは、いもかわと言う平らなうどんが名物で、これがまた風味がよいので、弥次郎兵衛が一首詠む。
名物の しるしなりけり 往来の 客をもつなぐ いも川の蕎麦
それより、あなう村、落合村と通り過ぎて有松に着いた。 ここは、名に聞こえた有松絞が名物で、いろいろな染物を家ごとにつるしてかざりたて商っている。
弥次郎兵衛と北八の二人が、この宿場に入ると両側の店より声がかかる。 「おはいり、おはいり。あなた、おはいり。 名物、有松しぼり、お買いなされ。さあさあ、これへこれへ、おはいり。」 「ええ、やかましいやつらだ。」 と、弥次郎兵衛は、横目にその様子をながめると、一首詠む。
ほしいもの 有まつ染よ 人の身の あぶらしぼりし 金にかえても  (人の身の汗と油を絞って稼いだ金に替えても、欲しい���のは有松の絞り染だ。)
北八もやかましいと思いながらも、有松しぼりがなかなかいいので、 「おい、弥次さん。浴衣でも買わねえか。」 と、声をかける。 「そうだな。思いっきり値切り倒してやろうじゃねえか。」 「よかろう。いっぱい買うようなふりをして、からかってやろう。」 と、あちこち見回しだした。
そうして、二人が歩き回っているとこの町の外れに小さな店だが、染め生地を表通りにいろいろ吊してあるのを見つけたので、店の中に入り弥次郎兵衛が、 「コレ、この絞りはいくらします。」 と問うてみた。 この家の亭主らしい男は、誰かと将棋をさしていたが、夢中になって弥次郎兵衛らに気がつかない。 「おっと、これはまずい。ええと、お前さんの持ち駒はなだったかな。」 と、亭主は、将棋の相手に聞いている。 弥次郎兵衛は、 「おい、これは、いくらだときいてるんだ。」 と、すこし声高にいうと、やっと気がついた亭主は胆をつぶして、 「はいはい。それかいな。」 と、弥次郎兵衛の方をチラッと見て、すぐに将棋の方に戻ると黙っている。 「そうだ、いくらだ。」 亭主は、相変わらず、将棋盤を見ながら、 「これが、こうなるから、こうなってと。で、あなたはいくらだとおっしゃってる。 それがそうだと、この将棋の次の手はこうしよう。」 弥次郎兵衛は、 「ええい、じれったい。これは、売らねえのか。値段はいくらだと聞いてるのに。」 と、いらいらしながら聞く。 亭主は、将棋の相手が打ったてをみながら、 「はてさて、やかましい人じゃ。 布をひっくり返すと、符丁がついている。それを読んでみなされ。」 弥次郎兵衛は、 「こいつはとんだ商人だ。符丁にウの字とエの字が書いてあるが。」 「おおそうか。そうじゃろう。でも、素人には何のことかわからんだろうから。 ほれ、こちらに見せなせえ。」 と、将棋盤を見たまま手で、弥次郎兵衛から、布切れをうけとると、 「それは、一尺が三分五厘の値段の布じゃ。」 と、言う。 それを聞いて、北八が、小さな声で、 「十尺で、団子と同じか。」 と、言う。 弥次郎兵衛は、大げさに、 「高い高い。負けなせえ。」 と、いうと、 「なに、負けろだと。いやだね。いくらへボ将棋でも、負けてたまるか。」 亭主は、将棋に夢中であるが相手の方が気になりだした。 「次兵さん、商いをしましょうか。あの人たちが待っておられる。」 亭主はそれでも、 「よいわいの。とても、あの連中は買いそうもない。 それに、金銀を持っていそうな面をしていない。 なにしろ、金銀は私がもっているんだから。」 と、将棋の駒の金銀が、自分の手の中にあるとばかりにじゃらつかせる。 それを聞いていた弥次郎兵衛が、 「なんだ、金銀がないだ。人をみくびったことをいいやがる。 持っているぞ。これは、ふんどしにするとしたらいくらになる。」 亭主は、 「ふんどしにするだと。ちょこざいない。」 と、将棋の戦法の一つとかけている。 弥次郎兵衛は、 「こいつは、俺らを馬鹿にしてやがる。 商売に、ちょこざいながあるものか。素人め。」 と、大きな声でいう。 将棋に夢中だった亭主は、ここでハッと気づいて、早々に将棋をやめて、 「へいへい、これは粗相をいたしました。 どれでも、負けてあげましょうから、お買いあげ下されませ。」 北八は、 「最初からそういえばいい��のを。たくさん買って上げましょう。 で、弥次さん、お前、お袋さんやおかみさんへの土産には、あれがよかろう。 いくらになる。」 亭主は、 「へい、銀十四匁八分になります。」 弥次郎兵衛は、 「それ、そっちのは。」 「はいはい、これは、十五匁。」 弥次郎兵衛は、 「もっといいのはねえのか。」 亭主は、 「ありますとも。へい。これが二十一匁づつ、こちらが二十匁、下のが十九匁でおざります。」 弥次郎兵衛は、 「いやいや、もっといいのがほしい。」 「いや、そういわれましても、このようなものでおざります。」 と、亭主は困っている。
弥次郎兵衛は、 「ふん、そんなら大事にしまっておきな。誰かが、買ってくれるだろう。 俺は、一番最初に見た、この三分ぎれを、手ぬぐい分だけ切っておくんなせえ。」 と、一尺の値段が銀三分の布を、手ぬぐいの長さの二尺五寸だけ買うという意地の悪い注文をする。 「ヘイさようかな。」 と、亭主は、やっぱりとがっかりしながら布地を二尺五寸に切ってよこす。 弥次郎兵衛は、この代金を払って店を出た。 「とんだ奴らだ。人を薄馬鹿の三太郎にしようとしやがって。 あやうく、買わなくていいものを買いそうになった。 ハハハ。しかし、だいぶ道草をした。ちっと急いで行くとしよう。」 と、これよりすこし道を急いで、早くも鳴海の宿場に着いた。
旅人の いそげば汗に 鳴海がた ここもしぼりの 名物なれば
などと、一首読みながら田ばた橋(でんばた)を渡ると笠寺観音堂に着いた。 笠を被った木像の観音様が見える。それで、この名前がついているのかと、
執着の なみだの雨に 濡れじとや かさをめしたる 観音の像
と、一首詠む。
それより戸部村、山崎橋、仙人塚と通り過ぎ、ようやく宮の宿(名古屋市熱田区)についた頃には日も傾き出していた。 旅館の前には、客を泊めようとして女中連中が声を張り上げている。 「あなたがた、お泊まりじゃおませんか。お湯も沸いております。 相部屋ではございません。お泊まりなされませ。」
弥次郎兵衛は、 「さて、泊まりはどこにしようか。銭屋かひょうたん屋か。 北八が、町並みをすかしてみていたが、 「向こうの家ちはなんだ。鍵屋か。」 女中は、 「もし、お泊まりかな。」 北八は、 「おお。泊まりにしよう。で、ここは、いくらで泊める。」 女中は、なれたもので、 「オホホホ。結構です。お泊まりなさんせ。」 と、いうと、北八が 「結構ですとは、ただで泊めるということか。」 弥次郎兵衛は、 「ずうずうしい事を言うもんだ。ただより高いものはない。」 と、かさをとって入る。
旅館の亭主が出てきて、 「さあ、お湯を上げましょう。 お足が汚れてないなら、すぐに、お風呂にはいられたらどうです?」 と、荷物を座敷に運ぶ。この間に、弥次郎兵衛と北八は草鞋を解いて奥へ通る。 部屋に落ち着くと、女中が茶を持ってきた。 「さあ、お茶をお召し上がり下さいませ。」 部屋の外から、目の悪い按摩が話しかけてくる。 「一つ、いかがですかな。」 北八は、按摩の方を見て、 「もんでもらいたいところだが、とりあえず腹が減った。」 弥次郎兵衛も、 「うん、まず腹ごしらえだ。その後にしよう。」 按摩は、 「それなら、後でまた覗いて見ましょう。」 と、出て行く。
つづく。
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raccoon-pizza · 2 years ago
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530:底名無し沼さん:[sage]:2023/09/24(日) 02:48:14.30 ID:/+zwj0zC
天園はなんであんなデカデカとゴルフ場と接道してんのかね
ゴルフ場は私有地だからハイカー入ってくるなって言うならそも接道なんてしなきゃいいし
電力業者や市や消防あたりの要請でやってるなら入口に門付けて鍵かけとけばいいのにそれもせんし
あんなに堂々と接道す���なら休憩所とお湯どうせあるだろうからハイカーに開放すれば小銭稼げるだろうに。
ハイカーとじゃ客層違いすぎて高級感なくなるからやらんのかねえ
仮に開放してもゴルフ場の客とじゃ単価違いすぎるしな
予習なしで天園登っちゃうと頂上でお出迎えしてくれるあのゴルフ場が一番笑うわ
531:底名無し沼さん:2023/09/24(日) 07:35:31.63 ID:N2pkjpn+
>>530
先週、天園あたりでへばってた爺ちゃんが、ゴルフ場のとこでタクシー呼ぼうとして追い出されてた
天園の茶屋は民家、公衆トイレの整備、電力会社とか、あのゴルフ場のとこを通り抜けて行き来してるから施錠とかできないんだろうな
532:底名無し沼さん:[sage]:2023/09/24(日) 15:08:47.65 ID:/+zwj0zC
いやできなかないだろ。受付に鍵取りに来させればいいだけじゃん
わざわざ受付閉まってるだろう夜間に作業せんでしょあんな山の上で
あんだけ堂々と接道してればそりゃハイカー側も使いたくなるわ爺さんも可哀そうに
533:底名無し沼さん:[sage]:2023/09/25(月) 14:47:05.85 ID:CIKK+3vG
ハイキングとゴルフ両方やってる人がいるんでしょう近所の人で
だからあえて開いているのでは
534:底名無し沼さん:2023/09/25(月) 16:09:41.61 ID:SZrJnzrj
天園休憩所は民家だから、あそこは生活道路なんだろ
休憩所のほうは大正からみたいだけどゴルフ場は昭和40年頃みたいだから、あそこ閉めたら問題だろ
535:底名無し沼さん:2023/09/26(火) 03:10:31.37 ID:jCI/fhh/
大平山〜天園〜市境広場〜関谷見晴方面と南部斎場方面の尾根道は
横浜市の市道に指定されてます 
一方今泉からゴルフ場は鎌倉市の道路情報が無いので不明ですが
おそらく完全に私道
昔は通行黙認してたし通行禁止の立て看板も無かった
不法投棄やハイカーが勝手に駐車して迷惑だったんでしょう
ゴルフ場造成より以前から日源荘はあったので下界との行き来は尾根道や
獅子舞谷経由でしょうね
536:底名無し沼さん:[sage]:2023/09/27(水) 05:35:36.63 ID:nKLrqKYg
もし天園休憩所が鎌カン私道の権利者の一人だったら俺らが通っても鎌カンに文句言われない
鎌カンが通るなって公に言える時点で、天園休憩所は少なくとも鎌カンの許可のもとで通ってるだけで権利者じゃないよ
だから鎌カンが閉めても問題にならない。生活道路云々は関係ない
休憩所の生活に配慮して上げるなら、鍵借りに行くなり共有鍵持たせればいいだけ
>>535
へー、どの程度か知らんけど黙認の時期あったんだ
ハイカーも無ほ、・・・もといワイルドなとこあるヤツ多いからなあ
最初から端っこの一部区画を開放してハイカー向けに商売しちゃった方が統制も取れて鎌カンもwinwinだったかもね
537:底名無し沼さん:2023/09/27(水) 10:17:00.46 ID:NynYjWwo
天園休憩所は既得権だと思うんだけどな
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picnicism · 2 years ago
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デイリーポータルZが東急傘下から独立するというニュースを見た。私はBuzzFeedをやめてから、副業でメディアを作れないかなと思っていて、ぶっちゃけ事業として稼げなくてもライターに多少の還元ができるような仕組みはないか考えていたのだけど、やっぱり厳しいなーというのが正直なところである。ビジネスとして厳しいというのは、収益源の目処が立たないということにつきる。収益1:広告一番の収益源となるはずなのは広告だろう。しかし昨今のプライバシーデータの規制により(それ自体は良いことなのだろうが)、メディアが表示するようなバナー広告の効果は落ち、広告単価は下がっている。多くのメディアも広告の量を増やして対応し、ページを開いたら広告、ページを切り替えたら広告という感じだ。単価の下がった広告枠は規模の小さな広告主にも買いやすくなるので、昨今あちこちで話題の、低品質な、詐欺まがいの広告がたくさん見られるようになった。しかし、広告プラットフォームもメディアも誰も取り締まらない。それが収益源だからである。結果としてユーザーは自衛のために広告ブロッカーを利用する。大手の広告主はブランドセーフティのためバナー広告を敬遠するようになる。広告単価はさらに落ちて、広告収益はさらに減る。残るのは低品質な広告ばかり。絵に描いたような下降サイクル。収益2-A:投げ銭他の収益源があるとすれば課金だ。面白い記事に投げ銭をさせてくれればいいのにと人は言うが、実行する人は少ない。PVの何パーセントが投げ銭のリンクをクリックするだろうか。そこからクレジットカードを登録してコンバージョンする率は?だいたい、まともな事業体はそんな不安定な収益源を頼れない。広告であれば短期的にはPVにあわせた収益予想がつくので、PVが稼げなかった月でも記事を濫造して取り戻せるかもしれないが、投げ銭が足りないからと月末に慌ててヒットコンテンツを用意することはできない。余談1:広告メディアの収益は短期的にはPVに依存するが、中期的には広告単価が重要な変数となり、長期的にはすべてのメディアは死んでいる。余談2:つまり、ウケそうなコンテンツを完成させてから売るというのは、どれだけ売れるかやってみないと分からないというのでリスクの高いビジネスモデルなのだが、それを全力でやっているのが映画業界の面白いところである。収益2-B:月額課金そういうわけで月額課金である。デイリーポータルZもこれを柱に選んだようで、当然というか、他に選択肢がないというのが正直なところである。イベントをするとか(Newspicks)、グッズを売るとか(ほぼ日)、そういう手段もあるが、それも会員のベースが出来て��らの話だろう。月1100円からという設定に対して、数百円なら~という声もあるようだが、そういう人はいくらでも払わないので、これくらいでいいと思う。なにか年一回オリジナルグッズを配るかわり、月2000円からにしても良かったくらいである。もっといえば、月1万円の初期サポーターを1000人限定募集とかでも良かったのでは(シリアルナンバーの書かれた会員証つき!)。長くインフレと無縁だった日本人は値上げに敏感なので、最初の値段設定は高くしておきたいのだ。安いプランは後で作れる。支出と収支デイリーポータルZは月100万円の赤字だったらしいが、さすがに編集部に人を置いていた時のことで、独立後はそんな出費はないと思いたい。サーバー代が月80万とかいう話もあって、これもなんとかならんかなーと思う。コストを限りなくゼロにすれば、少なくとも損はしない。比較してみると、スマホ一つではじめられるYouTuberは支出のリスクがなく、経営的に正しい。なんなら、ニュースレターにしたっていいわけである。noteの定期購読マガジンは決済手数料を引いてさらに20%(と振込手数料)らしく、さすがに高すぎるのだが、固定費を抱えるリスクを考えると選択肢としてはありかもしれない。実際、動画が作れる人はみんなYouTuberになって、作れない人はニュースレターを書いているわけである。メディアの役割そう考えると、ウェブサイトを中心としたようなネットメディアの役割はもう終わったのかもしれない。稼げる人はわざわざメディアや組織といった仕組みのいらない時代で、YouTuberでさえみんな独立していくわけである。デイリーポータルZは歴史のある組織で、実績のあるベテランが揃っているけれど、これからの新興メディアは、すごく意地悪な言い方をすれば、個人で稼げない人達の集まりということになるのかもしれない。でもまあ、最初から自分で稼げる人というのはそういないわけで、今後のメディアはライターとかプランナーの養成所みたいな役割を担っていくという割り切りでも良いのかもしれない。出版社だって一番の仕事は人材発掘なわけである。問題は、出版社はスーパーヒットクリエイターのおかげで人材発掘の裾野を広げることができるが、ネットメディアはそうはいかないということだ。もっともメディアは人材養成所というなら、ライターに原稿料を払うのではなく、ライターから受講料をもらう形にすれば、収益モデルは解決できる。記事は会員向けサイトに公開する形で、寄稿するライターはそのサイトのアクセス権を友人たちに売る。記事ごとに何枚のアクセス権を売るかノルマがあって、でもノルマ以上に売れたらキックバックがあって、この話もう終わりにしましょうか。
メディアをつくらない方法 
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安全の稼ぐ方法をネットビジネスで。現実的な副業の学生。
————————————・がんばっても、十分、家計が補えない・子供や家族と、一緒に過ごす時間を確保しながら稼ぐ必要がある。・会社に通いながら、収入の別の軸が要る————————————以上の悩みを解決できる記事を用意いたしました。ご案内する「ポイ活で副業」を、しっかり実践すれば、月々の収入の足しを大幅にアップすることができますよ!何でかと言いますと、ご紹介する副業は、Webで確認できる、大体のポイントサイトに登録・実践している私が、厳しく選んで精査されたポイントサイトからなる体験談から作成した記事だからです。実例社会の風を得るために、就職は必要だと思いつつ、ただ、現状の自分の経験値では、必要経費を賄うに十分ではない、しかし、必要分を確保しないといけない。ダブル雇用をして、体に負荷があっても、何かできることは無いかと探しているときに出会えた、現実的な手段だと思いました。内容の記事前半では「…
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wr16 · 2 years ago
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23-4-3
「自分は何をやりたいのだろう」と問いかけてみる。
具体的な答えが直ぐには何も浮かばなかったことにとても戸惑った。「健康になりたい」という願いにしても、それそのものが目的ではない。「詩を書き続けたい」ということは、そうであれたら幸せだと思う、一方で、それだけが目的と化したのであれば、そうして書かれたものに、私は価値を見いだせるのだろうか? それでは、今までどうして詩を書いていたのだろう、そして、どうしてそれをまとめ、詩集をつくり、販売する、等という営みをするのだろう? 「表現者になって有名になりたい? 」あわよくばという欲は無いわけではない、けれど、どうせ実現しないだろうと諦めはついている。
「ゆるがないしあわせが ただ ほしいのです」とくるりの歌詞を引いてみると、しっくりとくるような気がする。
その、揺るがない幸せのなかには、お互いの意思によって一緒にいることを選んだ人と家族になること、一緒に支えあって暮らすこと、詩を書き続けること、美しいものに触れること、この社会においてささやかであったとしても確かな生活から生み出された一個人達の切実な表現に触れること、微力であったとしてもその営みの一員であるという自覚をもつこと、その営みをどうすれば支える・援助することができるのか考えること、実際に行動すること、様々な過去や葛藤、憎しみに近いような感情があったとしても何かあったときには肉親を援助する事、などが含まれていて、そのどれが欠けたとしても、それは私にとっての幸せではないのだろう。
先日、就労移行のスタッフの口から出た「今、無理をすれば働けるかもしれないが、そうしていない、そうできないのは、○さんらしい働き方、生活の仕方をしたいという意志が強いからだと思います」 という、その時にはしっくりと来なかった言葉が、こうして自らの望み、願望を書き出して行った時に少し腑におちたように感じる。
なんにしても、生きていく為の生業は必要であって、それでいて生きるために稼ぐことで私の持つ力をすべて使いきってしまうとすればそれは私にとっては生きているとは言えない生活であって。
諸々の金銭的な事や、自らの弱さ、いたらなさを見つめるとき、肩の上に乗っている荷の重さにひしゃげてしまうような感想にいたるが、それは果たして大きすぎる望み、なのだろうか。
この、インターネット上に公開されてある、この日記帳と名づけただけの投稿に、こうして生活のこと、家族のこと、働くこと、病気のこと、諸々を書き連ねてしまうのは、それら全てが創作、詩を書くということと密接に関わっている事であるからだ。書かなくて良いことを書いていてしまうのかも知れないという自覚はある。いつまでモラトリアムを続けているのかと糾弾する声がする。
「無かったことにされたくない」と思っていて、自分なりに書くことをはじめた。それがいつしか、詩と呼ばれるものに近づいて、自らそう呼ぶことになっていった。詩集なのか小説なのかわからなかった冊子を作って、ようやく「詩集です」と差し出すことができるような詩集を作ることができた。���敬していた絵描きのかたに依頼して表紙を描いて貰った。
the novembersのソングライターでボーカルである小林祐介がベストアルバムのタイミングでそれまでの自らの作品を振り返って書いた文章がとても印象に残っている。その時の切実な叫びが、哲学が、強迫観念が、痛みが、怒りが、欲望が、そのままの形として曲として残っていること、それを書いた主体もそれを受けとるリスナーもその時を追体験できること、そして、「小林祐介」というひとりの個人の考え方、生との向き合いかた、「あなた」との向き合いかた、社会との向き合いかたの変化(成長と言って良いのかも知れない)が、累積していくこと。
藤原基央に、小林祐介に、志磨遼平に、ジョン・レノンに、カートコバーンに、ロックスターに、どうしようもなく憧れながら、僕はそうはなれないだろう事を知っている。けれど、少なくとも僕自身のために、あるいは僕のことを知って、少なからず愛している人のために、こうして残しておく詩が、何かの意味を持つだろう希望に、魔法のような希望を、手放すことはまだできない。
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ophelia333k-k-k · 2 years ago
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note-3(2023年1月30日)
 受けようと思っていた大学院の教授がちょうど今年から別のところに行ってしまう、ということを試験一週間前くらいに知って、モチベーションが下がっている。それでも、その先生がいなくても、自分の研究したいことはその大学でできるから、と思ってまた勉強をしたりもしたけれど、その先生は東京の私立大学に移るみたいだから、それなら自分もそこを受けたかったな、と思う。でも、一瞬、そのことを知った時にわりと受験がどうでもよくなって、無職でもフリーターでも大学院生でも何でもいい、と思ったけど、少しだけ頑張ってみようと思う(自分の文章を読み返すと、「思」ってばかりで嫌だ、嫌だ、と感じる)。  ***  三条河原町のマツモトキヨシでブロン(84錠)とクリーム玄米ブランとリポビタンDを買ったら、「濫用可能性がある薬物について」みたいな文字が書かれた大きなシートを出されて、「成人してますか?」「はい」「こちら、飲まれたことはありますか?」「はい「症状は何ですか」「咳です」というやり取りをしていた。外では、全学連の人間が「アメリカが…中国が…戦争を止めよう…」と街頭宣伝をしていて、その声がマツモトキヨシの中にも響き渡っていた。  ***     宇佐美りんの『推し、燃ゆ』を読んだ。  一応、褒めようと思えばいくらでも褒めることができる。まず、『推し、燃ゆ』というタイトル自体、かなり絶妙で、ほとんど完璧といってもいいくらいだし、「推しが燃えた。ファンを殴ったらしい。まだ詳細は何ひとつわかっていない。」という書きだしも、文句のつけようがない。    あと、優れていると思った表現として、学校での水泳の授業のときの、   〈入ってしまえば気にならないのに、タイルの上を流れてくる水はどこかぬるついている気がする。垢や日焼け止めなどではなく、もっと抽象的な、肉、のようなものが水に溶けだしている〉
 というのはほんとうに上手い、と思った(表現としてよいだけじゃなくて、作品自体の、誰かを「推す」ことによって自分自身の肉体の重さのようなものから逃れ、浮上しようとする、というテーマとも結びついている)。情景描写として、100点満点なんじゃないかと思う。   〈成美はリアルでもデジタルでも同じようにしゃべる。ふたつの大きな目と困り眉に豊かに悲しみをたたえる成美の顔を見て、あたしはよく似た絵文字があるなと思いながら「駄目そう」と言う〉
 という描写も優れていると思う。���ンターネット時代の人物描写としてお手本みたい。あと、「来てて偉い」が一瞬、「生きてて偉い」に聞こえるという描写も現代という時代をちょうどよく表していて、その辺りが芥川賞受賞作らしい    と、間違いなく「上手い」作品だけど、個人的にはそれほど好みの作品ではなくて、いくらか物足りなさがある。バランスがよすぎるし、よくできすぎていると感じるし、そもそも芥川賞が求めているものと、自分が欲望しているものが噛み合っていない(そのわりに、褒めようと思えばいくらでも褒められてしまうのが作品の強度なのかもしれない)。    「推し」という文化から自分は自分にとってなじみ深い、というほど近いものではないけれど、性的でない、そして距離があって一方的という意味ではすごく現代的で、新しい「関係」の形なのかもしれない、と思う。ただ、一方では『推し、燃ゆ』における「推し」とは天皇のメタファーである、という話題とか、偶像としてのアイドルとか、歴史的な連続性もまたあって、反復されたテーマでもある。でも、それでもそこに「推し」という言葉を与えて、現代を描き切ったのは紛れもない実力を感じる。    ***    ドゥルーズによれば、思考とは知を愛すること、つまり愛知(フィロソフィー)から始まるのではなくて、むしろ嫌知から始まる。外部から侵入する暴力的なシーニュとの出会いによって、考えるように強制されることでしか、人は思考なんてしない。何かに強いられて考えるし、何かに強いられて哲学をする。でも、それだと、シーニュに出会わない人間は考えることができないわけだけど、シーニュとはつまり私たちを揺らがせるものだから、その揺らぎを排除するのではなく、揺らぎを保ち続けることによって、シーニュと出会うことができる、のかもしれないと思った。    ***    ***    スピノザがドゥルーズに与えた影響というのは、身体力能を低下させ、「なしうること」をより少なくする(制限する)ものとしての「道徳」に対する批判であり、身体力能の増大(より多くのことをなしうること)を目指すものとしての「倫理」の肯定。    「おまえはこの木の実を食べてはいけない……」とアダムが言われたとき、アダムはそれを道徳的な禁止として受け取るけれど、そこで言われているのは本来、その木の実がアダムの身体にとって毒になるということでしかない。にも関わらず、人々はそれを道徳的な「わるい」として受け取る。本来、この世界には「善」も「悪」もなく、ただ組み合わせに基づいて相性の「いい」「わるい」だけがあるだけ。  〈よさ〉とは活力、力能の問題であり、私たちをより多くのことをなしうるような出会いはよく、私たちがより少ないことをなしうるような出会いは、〈わるい〉。その意味で、道徳的な法とは、私たちの身体がなしうることを減少させるものでしかなく、求められるのはスピノザ的な身体力能の増大と唯物論的な〈出会い〉の倫理。  その意味で、スピノザには「生」の哲学がある。文字通り、それはこの私たちを生から切り離すいっさいのものを、私たちの意識の制約や錯覚と結びついて生に敵対するいっさいの超越的価値を告発する。  出会いによる触発(アフェクチオ)と力能(ポテンチア)の増大。    「私たちの生は、善悪、功罪や、罪とその贖いといった概念によって毒されている」(『スピノザ 実践の哲学』p49)    「道徳的世界観は、生きる上では無用であるばかりでなく、生きることを否定し続けている。心をめぐってお喋りを続け、悲しみを利用してお喋りを続け、悲しみを利用して小銭を稼ぎ、道徳支配を強めるばかりで、多様な生を肯定して、多様な生を信頼することができないのだ。どうして、もっと単純に、もっと晴朗に、一切の生を祝福することができないのであろうか」(『ドゥルーズの哲学 生命・自然・未来のために』)    ***    校長先生の話はつまらない、というクリシェがあるけれど、数百人の生徒に向けて「校長先生」として話すのではなく、個人として話すのならそれなりに面白い話もあるんじゃないかな、と思うことがある。基本的に話というのは一般的であると面白くなくて、何かしらの特異性が含まれていないと面白くないのだけど、「校長先生としてスピーチする」という状況は「一般的な」話をすることを強いる。それは政治家の話がつまらないのも似たところがあって、一般的なことしか話せないから。  そして、自分ももしそういう立場に立たされたのなら一般的なことばかりを喋ってしまうのだろう、とは思うけれど、どこかで一般的ではなくて特殊な、具体的で特異的なことを言いたいと思う。
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kennak · 2 years ago
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追記昼休みに見てみたら伸びててワロタ。ブクマカはソープの話題にはあんまり反応しないのにパパ活には反応するのね……。ちなみに古くはデートクラブ、比較的最近で援助交際、パパ活は全て「当初はセックス無しのデートで見た目等がハイスぺの女に金持ちオッサンが金を払うものだったが、その言葉が一般に広まった時点で実質的に売春を意味するように変わった」と理解してくれればよい。ちなみにパパ活は今は「p活」と言われてるけどね。こんな話読んじゃって気分悪いって人、シンプルにすまんかった。そこは本当に申し訳ない。誰も聞いてないだろうが俺は増田に風俗情報を時々書くアラフォーソープ愛好マンであり、基本的にはソープメインにしてるよ。ただ、たまの気分転換的に、約20年前から当時で言う援助交際もやっており、それがこの年数分積み重なった経験則を書いている。てかこんなの書ける場所は唯一増田くらいであり、そういう意味で俺は増田を気に入っているのだが、余談であった。個人の経験なのでこ���が正しいなんて言う気は無いよ。唯一絶対なのは、平均すれば確実にプロのお姉さんの方が良質だということ。なんか岡村が言ったとおりコロナ禍以降に風俗に女が流れ込んで~とか言ってるブコメもあったけど、知らんだろうけどプロのお姉さんの方が平均的に良質なのは俺の知る限り約20年前時点から変わっていない。パパ活はマジでガチャ。ガチャ回してハズレ引いてもそれはそれで楽しめるくらいのメンタルと財布を持つ男にしかお勧めできない。あと、俺が、値切りできる嬢が良いとの価値観だとのブコメをいただいたが、そんなことは思っていない。ただ実際に会ってみると「申し訳ないが俺の思うあなたの適正価値はこれくらいですよね」というパパ活女子が多いというだけだ。そんじゃーね。(追記ここまで)追々記何で増田みたいに実態がわかってるのにリピするの~みたいなブコメをいただいたが、それはプロのお姉さんもそうだが、比較的まともで良質な嬢ほどスパッと辞めちゃうからだよ。今まで会��てそれなりに仲良くさせてもらった嬢と次また会えるとは限らない。てか良質な嬢ほどその内確実に会えなくなる。例えば過去一番仲良くさせてもらった当時女子大生のあの子は、大学卒業して就職するんでもう辞めますつってスッパリ辞めてそれ以来会ってないもんな。結婚したとは聞いたけど。必然的に、なるべく良質な嬢と遊びたければ、プロ含め常にある程度の新規開拓をし続ける必要があるんだよ。やんなくて良いなら新規開拓なんてしないよ。(追々記ここまで)   フリーランサーだと細かく交渉ができるし自由度高い遊びができるこんなパパ活女子は激レアな当たりなので的外れだぞ。90%以上が「こっちの提示条件からは一切譲らない」て感じで交渉もへったくれもない。パパ活女子とは基本的に野良の売春婦でしかないよ。その上で金銭的事情で大きく分けると次のように分類できる。借金(掛金)がある女(セックスあり)基本的に20代の女。ぶっちゃけ風俗嬢が野良営業してるだけの存在。基本的にホストに貢いでて支払いがヤバい。性格とかメンタルの問題で店舗在籍すらできない(過去に在籍歴あり)女が多い。数を回して稼がないと支払えないのでほぼ毎日募集してるし、条件面(主に金額と場所)の交渉とか一切不可で女側に都合の良い条件でなければ会うことはできない。その上でクソ事務的な時短セックスな場合がほとんどだったりするが、それなりに真面目にプレイしてくれる女もいる。会ってる最中だけでも最低限愛想よく接してくれたら、このカテゴリ内ではとの但し書きつきで優良な女と言える。相場は2万~3万。生活費を稼いでいる女(セックスあり)学生か無職の女(シンママが多い)か、稼げない本業持ちの女。通常のバイト等では生活費が足りなかったり、あるいは性格等で通常の仕事ができない結果としてパパ活をしている。生活費を稼ぐ=最低で月15万程度以上は必要ということで、ほぼ毎日募集してるし、ぶっちゃけ風俗嬢が野良営業してるだけであるが、本人は風俗にまで堕ちてない的な謎のプライドを持っている場合が多い。真面目に働く方が時間効率的に良い疑惑があるが、真面目に働けないのでつまり人格面もろくでもない女がほとんど。このカテゴリの女と会って良い気分で帰れたことが一回しかない。基本的に避けておく方が良い存在。あと風俗在籍歴が無いせいか対策が甘く性病持ってる率が地味に高い。相場は1.5万~2.5万。小遣いをガチに稼いでいる女(セックスあり)←書き漏れてたんで追記基本的に20前後の年齢層の女。学生だったり無職ニートだったり。JKもいるが普通に逮捕されるのでJKとは絶対に会ってはならない。実家住みとかで生きていくには特に不自由していないが推しへの課金だのなんだのでそれなりの額を必要としており、かつまともなバイトなんて時間効率的にやってらんないよねー(やれない場合も含む)、みたいなノリの女。なんというか、非常にがめつい。生意気というかなんというか、自分を買う男に対し謎の上から目線を発揮している奴が多い。後述のとおり高額だからといって良質とは限らないため、会った後のガッカリ感がだいたいキツイ。相場は2.5万以上。小遣いを緩く稼いでいる女(セックスあり)激レアかつ一番優良な部類。普通に本職がある社会人とか、実家に住んでてバイトもしてて普通に生きて遊ぶには困っていない女子大生とか。ミドサー以上の女も何気にけっこういる。ちょっと贅沢したい(服やアクセ、遠征費用、等)時だけパパ活をする感じ。良い意味でセックスにあんま抵抗が無いというか金を貰うからにはちゃんとやります的な真面目さを持っている女が多い。人柄的な意味でもマシな場合が多い。このカテゴリの若い女をツモれて仲良くなれた場合は見返りが大きく、パパ活とはそういう女をツモれるかのガチャを回す遊びと言っても過言ではない。というか2回目会っても良いと思えるパパ活女子はその時点で激レア当たり嬢である。相場は1.5万~3万。小遣いを稼いでいる女(セックス無し)数年前は食事・ショッピング・カラオケ等で5000円/hが相場だったのに、いつのまにか1万円/hに相場が爆上がりしている。1万/hって下手すりゃキャバクラより高いやんけ! じゃあそういうプロの接客より接客が良いかというと当然そういうことはない。あとセックス無しのためガチな高校生がけっこういる。合法的に高校生と遊びたいならまあこれだが、合法的にと言っても相手は高校生なので正直色々トラブりがちである。止めておく方が良い。個人的には素人のガキに時給1万とかあり得ないと思っている。余談パパ活において価格は女の質とまったく相関がないため、高額条件の女ほど会ってみた場合のガッカリ感が正直強くなりがちである。「自分に自信があるため値下げはしない」と自称する女の、会ってみて発覚する勘違い具合はかなりの高確率である。この界隈はやってる男も女もやべー奴が多いため「ちゃんと会えて普通に遊べてちゃんと約束どおりの金のやり取りができる」頻度は非常に低い。男目線だと「見た目が普通以上、愛想が良い、若い、普通に楽しくセックスできる、金銭トラブルが無い」の時点で激レア当たり嬢評価せざるを得ない。パパ活女子に聞いた女目線だと「それなりの清潔感がある、ちゃんとシャワー浴びてくれる、まともに会話できる、乱暴なことをしない、生でヤろうとしない、約束どおりの金を払う」の時点で優良な男ということである。パパ活女子全般に言えることだが、経験人数こそ多くなるものの別にセックスが上手いとかはなく基本的にはマグロ(良くてフェラはある程度)である。女から色々攻めてもらいたいなら普通に風俗でプロのお姉さんに頼む方が良い。1日あたり二人くらいまともな男をツモれたら良い方らしい。というか「当日、今から」みたいな流れで会うとだいたいロクでもないことになる。優良な部類のパパ活女子は事前に話が決まっていることがほとんど。本記事の内容について、プロ(所謂「援デリ」)は含めていない。直近で会った当たりの子と話しが合った話題は「処女を◯万で売ります、とか募集してる子いるけど、処女かそうでないかなんてわかんないし、そもそも処女は無価値とは言わんけどめんどくさいからわざわざ高額で買うようなもんじゃないよね」だったちなみにその子は高校の時に大学生の彼氏相手が初体験だったそうだ若い男は乱暴なことをしがちなので30か40歳以上のオッサンとしか会いたくない、という女子がけっこういるanond:20231007215343追々々記しごおわしたらまた伸びててワロタ。以下ブコメ返信。つぎ込んでる額→言うほど多くないが数えたくもない程度ではある。少なくとも年間3桁万円とかではない。累計ではまあ風俗分含めて500万くらいは使ってるかもしれん。パパ活おっさんの実態→あんまりオッサン同士でつるむことが無いから知らん。少ない経験上では、俺と同じくプロでも素人でもいいからとにかく良い嬢と遊びたいという奴と、とにかく安く済ませたいという奴と、プロはなんか嫌って奴と、バックレたり冷やかしたり前提のクソな奴かなあ。なおパパ活おっさんの希望を聞いてみると「そういうプレイがしたいならソープ行けよ。素人女子にそれは無理だよ」としか言いようがないことがあったりする。生活に困っていないのに体を売る女→金さえ貰えれば意外とセックス平気って女はいる。その時点でネジが飛んでると言われればそうだろう。まあパパ活だと店舗在籍と違って女も一応男を選べるという利点はある。新規開拓は野良じゃなく店行けば?→書いてるとおりソープメインだっつーの。相場が安い→プロのソープ嬢と遊ぶのに90分3万と思えば、よっぽどのプラス要素が無い限り、素人とのセックスの対価は2万以内が適正だと思っている。まあ「素人であることそのもの」に価値を見出すおっさんもいるだろうが俺はそうではない。てかパパ活女子に言いたいけどホ別2.5以上だと価格帯的にガチにソープが競合サービスとなるので分が悪いと思うよ。ギャンブル的快感→うーん……それはどうかなあ。ギャンブルだと思わないとやってられない、が正直なところ。だから俺は元々ソープがメインでパパ活は気分転換。増田とは界隈が違う→それは事前の吟味が上手くいってんじゃない? 自分が若くてアホな頃のことも含めてけっこう手広く会った経験の蓄積で言ってる。そら当たりの子のことだけ話せばもっといい感じになるわ。梅毒→俺は初めから生アリで募集してる子とは絶対に会わない。これまで定期化した仲良かった子はだいたいどっかのタイミングでお互い大丈夫って確認した上で1回は生でやったけどさ。優良パパ活女子を見分ける方法→コミュニケーション経験を積めとしか追追記を読んでもなお「じゃあプロを開拓しつづければよくない?」としか思えないんだけども…。パパ活とコンスタントに会える都市部で風俗店に困ることあるの?結局マグロでもいいから本番がしたいってこと?ちげーよ。楽しくセックスできる相手ってほんとちょっとしたビミョーなアレコレの合う合わないがあるんだよ。ほんでプロのお姉さんは原則として店舗経由(裏引きはバレた場合がめんどいので基本やらない前提)なので仲良くなれたとしても限界があるんだよ。優良素人女子だとプロのお姉さんよりも色々融通が効くって利点があるんだよ。だからプロ��けじゃなくて素人にもある程度アンテナ張ってた方が楽しめる確率が上がるのよ。買う側も精神的におかしいと思う。パートナーと愛を育むことには興味なく手当たり次第に良い女とヤリたいってことでしょ?そうですね、いい女とヤりたいってのは男の本能では? とは言え別に正当化する気はない。こんなん表立って言えないから増田なんかに書いてるわけでさ。これだけ実態がわかっている人間が罪悪感を抱かないのは、女側がクソなのか増田がサイコパスかの二択…金銭が関与しているとはいえ一応は合意の上でセックスしてるんだから罪悪感なんて抱かないですね。つっても一人だけ本当に罪悪感を抱いた子がいて、その子に対してはノーセックスで定期的に金を渡している程度には俺は偽善者ですね。   anond:20230608125127 ←これは俺の描いた真面目な風俗素人共への紹介記事
お前らはまったくパパ活女子の実態をわかっていない
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ari0921 · 4 years ago
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和三年(2021)7月5日(月曜日)
通巻第6974号
 日本、周回遅れだが、ハッカー対策を本格化
   警視庁400名、自衛隊800名。かたや中国のハッカー部隊は20万人
************************
 中国のハッカー部隊は、20万人以上と推定されている。軍のシステムが複雑に交錯しているので、実数の算定はむずかしいけれど、上海の軍事関連の或るビルが、その本拠であると米国情報筋は認定している。
くわえてネットには共産党の指示に従って書き込みの下請けをする「五毛幇」(「五毛党」ともいう)が百万人以上いる。一通につき、五毛(8円)、一日四百通ほど打てば、適当なアルバイトになるため失業中の若者や学生が小遣い銭稼ぎをしている。
 欧米や日本、豪、カナダなどでハッカー攻撃が相次ぎ、企業から身代金をデジタル通貨で要求する犯罪が横行している。それを現金化する闇市場も中国にある。
おもに中国、ロシア、北朝鮮などの組織で、表に出た被害だけでも巨額だが、被害を公表しない企業や公的機関を含めると、氷山の一角に過ぎないことも分かっている。
 警視庁はエキスパート、ITスペシャリストなどを集め、22年度中に400名程度の新組織を目指している。
 防衛省も、22年度に「自衛隊サイバー防衛隊」を立ち上げ、今年度末に800名体制とする。いずれも来年の話である。
 基本的にハッカーの防御とは、攻撃と表裏一体なのである。
日本の法律体系は「専守防衛」が象徴するように、防御側が先制攻撃を仕掛けたり、犯罪組織にハッカー攻撃をすることが出来ない。犯罪組織にハッキングを掛けて、実態を解明する方法が採られない限り、防御には限界がある。関連法の改正が急がれるのだが、政界、官界にその動きの兆候さえ見られない。
  ▲暗号通貨はハッカー犯罪の温床なのか?
 世界に流通している暗号通貨は300種類以上もあるとされ、その時価総額は、150兆円を超える。
 ビットコインなど「暗号通貨」は採掘に大量の電力が必要となる。これを戦争のカテゴリィで考えれば、発電所攻撃、送電線攻撃がハッカー犯罪防御の物理的に有力な手段である。
 6月23日にBIS(國際決済銀行)は「中央銀行発行のデジタル通貨」報告書をまとめたが、資金洗浄犯罪を防ぐためにID認証の必要性を唱え、また「ビットコイン」「ビッグテック」は公益に反する傾向があると警告した。
 ところが警告を無視するかのように中国の採掘業者は、電力の安い米国テキサス州へ殺到しているという。たとえば、中国の「BITマイニング」は57メガワットの採掘施設を建設するために、30億円を投じる。
 
 中国政府はビットコイン規制を厳格化しており、取引所の閉鎖が相次いでいる。中国がマイニングを規制する理由は電力節電と言われるが、裏の目的は人民元のデジタル化にとって最大の障害となるからである。
 
 テキサスは資源が豊富であり、全米の人口動態を見ると、とりわけシリコンバレーからテキサス州オースチン市への移転が顕著だ。
家賃の高いカリフォルニア州より、テレワークが主流となって、在宅勤務OKとなれば、テキサス州へ移住するという現象がおこった。しかし、2月の寒波による大停電が発生し、そのうえテキサス州は電力ビジネスが自由化されているため、電気料金が急騰した。
 英米ならびにEUの一部では暗号通貨への規制が強化されており、英国は「バイナンス・マーケット」社の事業を禁止した。
このバイナンスマーケッツは無登録営業だったため、マネーロンダリングの温床になると警告を発してきた問題企業である。同様な措置をカナダと日本もとっている。米国はバイナンスの捜査に踏み切っている。とくに米国は一万ドル以上を暗号通貨で送金する場合は、当局への報告を義務づける方針を固めた。
 バイナンスは謎の香港籍人、ジャオ・チャンポンが2017年に香港で起業し、手数料0・1%、世界300の暗号通貨を取引するとあって、利用者は1000万人を超えている。
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kuro-tetsu-tanuki · 4 years ago
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裕くんが三日月亭でバイトする話(タイトル)
定晴ルート入った辺りのお話。
委員会イベやら本編の描写やらとあるルートネタバレやら有。
「なぁ裕。お前、数日ここでバイトしねえか?」 「は?バイト?」
いつものように三日月亭に買い物に来ていた俺は、店長から唐突な申し出を受けた。
「お前ドニーズでバイトしてたって言ってたよな?調理スタッフとしてもやれるだろ?」 「はあ。まぁ、確かにキッチンもやってたのでやれなくはないですが。どうしたんです?随分と突然ですね」
三日月亭は店長が一人で回している。 繁盛している時間は確かに忙しそうではあるが、注文、調理、配膳と見事に捌いている。 港の食堂を稼働させていた時の俺のような状態ではとてもない。 これが経験の差というものか。 いや、それは兎も角人員を雇う必要性をあまり感じないのだがどうしたというのだろうか。
「いや、その・・・ちょっと腰が・・・な」 「腰?店長腰悪くしたんですか?ちょ、大丈夫ですか!?海堂さん呼んできましょうか?あの人ああ見えてマッサージ得意なので」 「あー・・・そういうワケじゃ、いや、元はと言えばお前らがブランコなんか・・・」
なんだかよくわからないが随分と歯切れが悪い。 腰悪くしたことがそんなに言いにくい事なのか? 言葉尻が小さくて上手く聞き取れない。
「・・・あー、海堂の旦那の事は頼む。屈んだりすると結構痛むもんでな。基本はホール、こっちが手一杯になったらキッチンもやってもらうつもりだ。で、どうだ?まかない付きで給料もしっかり出すぜ。時給は・・・こんくらいでどうだ?」 「おお・・・意外と結構な金額出しますね」 「臨時とは言えこっちから頼んでるわけだしな。その分コキ使ってやるが」
海堂さんの事を頼まれつつ、仕事内容も確認する。 まぁ、ドニーズの頃と左程変わらないだろう。お酒の提供が主、くらいの違いか。 時給もこんな離島の居酒屋とは思えない程には良い。田舎の離島で時給四桁は驚きだ。 内容的にも特に問題ない。直ぐにでも始められるだろう。 とはいえ、屋敷に世話になっている身。勝手に決められるものでもない。
「非常に魅力的ではあるんですが、即断即決とは・・・。申し訳ないですが、一度持ち帰らせてください」 「おう。言っとくが夜の居酒屋の方だからな」 「キッチンの話出しといて昼間だったらそれはそれでビックリですよ。わかりました、また明日にでも返事に来ますよ」
話を終え、買い物を済ませて三日月亭を後にする。 バイト、かぁ・・・。
夕食後。皆で食後のお茶をいただいている時に俺は話を切り出した。 夜間の外出になるのでまずは照道さんに相談するべきだし、海堂さんにもマッサージの話をしなければならない。
「成程。裕さんがやりたいと思うなら、私は反対はしませんよ。店長には日ごろからお世話になっていますし」 「ほー。ま、いいんじゃねぇの?懐があったかくなることは悪いことじゃあねえじゃねえか。マッサージの方も受けといてやるよ。店長に借り作っとくのも悪くないしな」
難しい顔をされるかと思ったが、話はあっさりと通った。 海堂さんに至っては難色を示すかと思っていたが、損得を計算したのかこちらもすんなりと了承を得た。 ちょっと拍子抜けしつつ、改めて照道さんに確認する。
「えっと、本当にいいんですか?」 「ええ。ただ、裕さんの事を考えると帰りだけは誰かしらに迎えに行ってもらった方がいいかもしれませんね」
確かに。禍月の時ではなくても、この島は気性が荒い人は少なくない。 まして居酒屋で働くのだ。店長がいるとはいえ何かしらトラブルに巻き込まれる可能性もある。
「じゃあ、俺が迎えに行くぜ。なんなら向こうで普通に飲んでてもいいしな」
お茶を啜っていた勇魚さんがニカッと笑う。 あ、湯呑が空になってる。 急須を取り、勇魚さんの湯呑にお茶を注ぎながら問い返す。
「俺は助かりますけどいいんですか?はい、お茶のおかわり」 「お、さんきゅ。いいんだよ、俺がやりてえんだから。俺なら酔いつぶれることもねえしな。それに、そういうのは旦那の仕事だろ?」
自然な流れで旦那発言が出てきて驚きつつ、その事実に一気に顔が火照る。 うん、そうなんだけど。嬉しいんだけど。そうストレートに言われると恥ずかしいというかなんというか。
「え、と��・・ありがとうございます」 「けっ、惚気は余所でやれってんだ」 「ふふ・・・」
海堂さんのヤジも、照道さんの温かな眼差しもどこか遠くに感じる。 ヤバい。凄い嬉しい。でもやっぱ恥ずかしい。 そんな思いに悶々としていると、冴さんがコトリと湯呑を置いた。
「で、バイトはいいんだけど、その間誰が私達のおつまみを用意してくれるの?」 「はっ、そういやそうだ!オイ裕!お前自分の仕事はどうする気なんだ」
冴さんの一言に、海堂さんが即座に反応する。 ええ・・・酒飲みたちへのおつまみの提供、俺の仕事になってたの・・・?
「それこそ三日月亭に飲みに来ればいいのでは・・・?」 「それも悪くはないけれど、静かに飲みたい時には向かないのよ、あそこ。それに、この髭親父を担いで帰るなんて事、か弱い乙女の私にさせるの?」
確かに三日月亭は漁師の人達がいつもいるから賑やか、というかうるさい。 ゆったり飲むには確かに向かないかもしれない。ましてや冴さんは女性だから漁師たちの視線を集めまくることだろう。 さり気なく、海堂さんを担ぐのを無理ともできないとも言わない辺りが冴さんらしい。
「ふむ。俺が裕につまみのレシピを教えてもらっておけばいいだろう。新しいものは無理だが既存のレシピであれば再現して提供できる」 「それが無難ですかね。すみません、洋一さん。今日の分、一緒に作りましょう。他にもいくつか教えておきますので」 「ああ、問題ない」
結局、洋一さんが俺の代わりにおつまみ提供をしてくれる事になり、事なきを得た。
翌日、午前中に店長へと返事をした後、島を探索。 少々の収穫もありつつ、昼過ぎには切り上げ、陽が落ち始める前には三日月亭へと足を運んでいた。
「説明は大体こんなもんか。不明な点が出てきたら逐一聞いてくれ」 「はい。多分大丈夫だと思います」
注文の仕方、調理場の決まり、会計の方法。 業務の大半はドニーズでの経験がそのまま役立ちそうだ。 むしろ、クーポンだのポイントだのない分こちらの方がシンプルで楽かもしれない。 渡されたエプロンを付けて腰紐を後ろで縛る。うん、準備は万全だ。
「さ、頼むぞルーキー」 「店長が楽できるよう努めさせてもらいますよ」
そんな軽口をたたき合いながら店を開ける。 数分も経たないうちに、入り口がガラリと音を立てた。
「いらっしゃい」 「いらっしゃいませー!」
現れたのは見慣れた凸凹コンビ。 吾郎さんと潮さんだ。
「あれ?裕?お前こんなとこで何してんだ?」 「バイト・・・えっと、店長が腰悪くしたみたいで臨時の手伝いです」 「なに、店長が。平気なのか?」 「動けないって程じゃないらしいので良くなってくと思いますよ。マッサージも頼んでありますし。それまでは短期の手伝いです」 「成程なぁ・・・」
ここで働くようになった経緯を話しつつ、カウンター近くの席へご案内。 おしぼりを渡しつつ、注文用のクリップボードを取り出す。
「ご注文は?まずは生ビールです?生でいいですよね?」 「随分ビールを推すなお前・・・まぁ、それでいいか。潮もいいか?」 「��あ、ビールでいいぞ。後は―」
少々のおつまみの注文を受けつつ、それを店長へと投げる。
「はい、店長。チキン南蛮1、鶏もも塩4、ネギま塩4、ツナサラダ1」 「おう。ほい、お通しだ」
冷蔵庫から出された本日のお通し、マグロの漬けをお盆にのせつつ、冷えたビールジョッキを用意する。 ジョッキを斜めに傾けながらビールサーバーの取っ手を手前へ。 黄金の液体を静かに注ぎながら垂直に傾けていく。 ビールがジョッキ取っ手の高さまで注がれたら奥側に向けてサーバーの取っ手を倒す。 きめ細かな白い泡が注がれ、見事な7:3のビールの完成。 うん、我ながら完璧だ。 前いたドニーズのサーバーは全自動だったから一回やってみたかったんだよなぁ、これ。
「はい、生二丁お待たせしました。こっちはお通しのマグロの漬けです」 「おう。んじゃ、乾杯ー!」 「ああ、乾杯」
吾郎さん達がビールを流し込むと同時に、入り口の引き戸が開く音がした。 そちらを向きつつ、俺は息を吸い込む。
「いらっしゃいませー!」
そんなスタートを切って、およそ2時間後。 既に席の半分は埋まり、三日月亭は盛況だ。 そんな中、またも入り口の引き戸が開き、見知った顔が入って来た。
「いらっしゃいませー!」 「おう、裕!頑張ってるみたいだな!」 「やあ、裕。店を手伝っているそうだな」 「勇魚さん。あれ、勇海さんも。お二人で飲みに来られたんですか?」
現れたのは勇魚さんと勇海さんの二人組。 俺にとっても良く見知ったコンビだ。
「勇魚から裕がここで働き始めたと聞いてな。様子見ついでに飲まないかと誘われてな」 「成程。こっちの席へどうぞ。・・・はい、おしぼりです。勇魚さんは益荒男ですよね。勇海さんも益荒男で大丈夫ですか?」 「ああ、頼むよ」 「はは、裕。様になってるぞ!」 「ありがとうございます。あまりお構いできませんがゆっくりしていってくださいね」
勇魚さんは俺の様子見と俺の迎えを兼ねて、今日はこのままここで飲むつもりなのだろう。 それで、勇海さんを誘ったと。 もう少しここにいたいが注文で呼ばれてしまっては仕方ない。 別の席で注文を取りつつ、すぐさまお酒の用意を準備をしなければ。
「いらっしゃいませー!」 「おッ、マジでいた!よう裕!遊びに来てやったぜ!」 「あれ、嵐の兄さん、照雄さんまで。何でここに?」
勇魚さん達が来てからしばらく経ったころ、店に見知った大柄な人物がやってくる。 道場の昭雄さんと嵐の兄さんだ。
「漁師連中の噂で三日月亭に新しい店員がいるって話を聞いてな」 「話を聞いて裕っぽいと思ったんだが大当たりだな!」 「確認するためだけにわざわざ・・・。ともかく、こっちの席にどうぞ。はい、おしぼりです」
働き始めたの、今日なんだけどな・・・。 田舎の噂の拡散力は恐ろしいな。 そんな事を思いつつ、2人を席に誘導する。 椅子に座って一息ついたのを確認し、おしぼりを渡しクリップボードの準備をする。
「おお。結構様になってるな。手際もいい」 「そりゃ照雄さんと違って裕は飲み込みいいからな」 「・・・おい」
照雄さんが俺を見て感心したように褒めてくれる。 何故か嵐の兄さんが誇らしげに褒めてくれるが、いつものように昭雄さん弄りも混じる。 そんな嵐の兄さんを、照雄さんが何か言いたげに半目で睨む。ああ、いつもの道場の光景だ。
「はは・・・似たようなことの経験があるので。お二人ともビールでいいですか?」 「おう!ついでに、裕が何か適当につまみ作ってくれよ」 「え!?やっていいのかな・・・店長に確認してみますね」
嵐の兄さんの提案により、店長によって「限定:臨時店員のおすすめ一品」が即座にメニューに追加されることとなった。 このおかげで俺の仕事は当社比2倍になったことを追記しておく。 後で申し訳なさそうに謝る嵐の兄さんが印象的でした。 あの銭ゲバ絶対許さねえ。
「おーい、兄ちゃん!注文ー!」 「はーい、只今ー!」
キッチン仕事の比重も上がった状態でホールもしなければならず、一気にてんてこ舞いに。
「おお、あんちゃん中々可愛い面してるなぁ!」 「はは・・・ありがとうございます」
時折本気なのか冗談なのかよくわからないお言葉を頂きつつ、適当に濁しながら仕事を進める。 勇魚さんもこっちを心配してくれているのか、心配そうな目と時折視線があう。 『大丈夫』という気持ちを込めて頷いてみせると『頑張れよ』と勇魚さんの口元が動いた。 なんかいいなァ、こういうの。 こっからも、まだまだ頑張れそうだ。
「そういえば、裕は道場で武術を学んでいるのだったか」 「おう。時たまかなり扱かれて帰って来るぜ。飲み込みが早いのかかなりの速度で上達してる。頑張り屋だよなぁ、ホント」 「ふふ、道場の者とも仲良くやっているようだな。嵐の奴、相当裕が気に入ったのだな」 「・・・おう、そうだな。・・・いい事じゃねえか」 「まるで兄弟みたいじゃないか。・・・どうした勇魚。複雑そうだな」 「勇海、お前さんわかって言ってるだろ」 「はは、どうだろうな。・・・ほら、また裕が口説かれているぞ」 「何っ!?ってオイ!勇海!」 「はははははっ!悪い。お前が何度もちらちらと裕の方を見ているのでな。あれだけ島の者を惹きつけているのだ、心配も当然だろう」 「裕を疑うわけじゃねえ。が、アイツ変なところで無防備だからよ。目を離した隙に手を出されちまうんじゃないかと気が気じゃねえんだよ」
何を話しているのかはここからじゃ聞こえないが、気安い親父たちの会話が交わされているらしい。 勇魚さんも勇海さんもなんだか楽しそうだ。
「成程な、当然だ。ふうむ・・・ならば勇魚よ、『網絡め』をしてみるか?立会人は俺がしてやろう」 「『網絡め』?なんだそりゃ」 「『網絡め』というのはだな―」
あまりにも楽しそうに会話しているので、まさかここであんな話をしているとは夢にも思わなかった。 盛大なイベントのフラグが既にここで立っていたのだが、この時点の俺にはあずかり知らぬ出来事であった。
そんなこんなで時間は過ぎ、あっという間に閉店時刻に。 店内の掃除を終え、食器を洗い、軽く明日の準備をしておく。 店長は本日の売り上げを清算しているが、傍から見ても上機嫌なのがわかる。 俺の目から見ても今日はかなり繁盛していた。 売り上げも中々良いはずだろう。
「いやぁ、やっぱお前を雇って正解だったな!調理に集中しやすいし、お前のおかげで客も増えるし財布も緩くなる!」 「おかげでこっちはクタクタですけどね・・・」 「真面目な話、本当に助かった。手際も良いしフードもいける。島にいる間定期的に雇ってもいいくらいだ。もっと早くお前の有用性に気づくべきだったな」
仕事ぶりを評価してくれているのか、便利な人材として認識されたのか。 両方か。
「俺も俺でやることがあるので定期は流石に・・・」 「ま、ひと夏の短期バイトが関の山か。ともかく、明日もよろしく頼むぜ」 「はい。店長もお大事に。また明日」
金銭管理は店長の管轄だし、もうやれることはない。 店長に挨拶をし、帰路につくことにする。 店を出ると、勇魚さんが出迎えてくれた。
「さ、帰ろうぜ、裕」 「お待たせしました。ありがとうございます、勇魚さん」 「いいって事よ」
三日月亭を離れ、屋敷までの道を二人で歩いていく。 店に居た時はあんなに騒がしかったのに、今はとても静かだ。 そんな静かな道を二人っきりで歩くのって・・・何か、いいな。
「・・・にしてもお前、よく頑張ってたな」 「いや、途中からてんてこ舞いでしたけどね。飲食業はやっぱ大変だなぁ」 「そうか?そう言う割にはよく働いてたと思うぜ?ミスもねえし仕事遅くもなかったし」 「寧ろあれを日がな一人で捌いてる店長が凄いですよ」 「はは!そりゃあ本業だしな。じゃなきゃやってけねえだろうさ」
勇魚さんに褒められるのは単純に嬉しいのだが、内心は複雑だ。 一日目にしてはそれなりにやれたという自覚もあるが、まだまだ仕事効率的にも改善点は多い。 そういう部分も無駄なくこなしている店長は、何だかんだで凄いのだ。
「にしても、この島の人達はやっぱり気さくというか・・・気安い方が多いですね」 「そう、だな・・・」
酒も入るからか、陽気になるのは兎も角、やたらとスキンシップが多かった。 肩を組んでくるとかならまだいいが、引き寄せるように腰を掴んできたり、ちょっとしたセクハラ発言が飛んできたり。 幸か不幸か海堂さんのおかげで耐性がついてしまったため、適当に流すことは出来るのだが。
「裕、お前気を付けろよ」 「はい?何がですか?」 「この島の連中、何だかんだでお前の事気に入ってる奴多いからな。こっちは心配でよ」 「勇魚さんも俺の事言えないと思いますけど・・・。大丈夫ですよ、俺は勇魚さん一筋ですから」 「お、おう・・・」
勇魚さんは俺の事が心配なのか、どこか不安そうな顔で俺を見る。 モテ具合で言ったら寧ろ勇魚さんの方が凄まじい気がするので俺としてはそっちの方が心配だ。 でも、その気遣いが、寄せられる想いが嬉しい。 その温かな気持ちのまま、勇魚さんの手を握る。 一瞬驚いた顔をした勇魚さんだが、すぐさま力強く握り返される。
「へへっ・・・」 「あははっ」
握った手から、勇魚さんの熱が伝わってくる。 あったかい。手も。胸も。 温かな何かが、胸の奥から止まることなく滾々と湧き出てくるようだ。 なんだろう。今、すごく幸せだ。
「なぁ、裕。帰ったら風呂入って、その後晩酌しようぜ」 「閉店直前まで勇海さんと結構飲んでましたよね?大丈夫なんですか?」 「あんくらいじゃ潰れもしねえさ。な、いい��ろ。ちょっとだけ付き合ってくれよ」 「全くもう・・・。わかりましたよ。つまむもの何かあったかなぁ」
という訳でお風呂で汗を流した後、縁側で勇魚さんとちょっとだけ晩酌を。 もう夜も遅いので、おつまみは火を使わない冷奴とぬか漬けと大根おろしを。
「お待たせしました」 「おっ、やっこにぬか漬けに大根おろしか。たまにはこういうのもいいなあ」 「もう夜遅いですからね。火をつかうものは避けました」
火を使っても問題は無いのだが、しっかりと料理を始めたら何処からかその匂いにつられた輩が来る可能性もある。 晩酌のお誘いを受けたのだ。 どうせなら二人きりで楽しみたい。
「お、このぬか漬け。よく漬かってんな。屋敷で出してくれるのとちと違う気がするが・・・」 「千波のお母さんからぬか床を貰いまして。照道さんには、俺個人で消費して欲しいと言われてますので・・・」 「ああ、ぬか床戦争って奴だな!この島にもあんのか」
ぬか漬け、美味しいんだけどその度に沙夜さんと照道さんのあの時の圧を思い出して何とも言えない気分になるんだよなぁ。 こうして勇魚さんにぬか漬けを提供できる点に関しては沙夜さんに感謝なんだけど。 というかぬか床戦争なんて単語、勇魚さんの口から出ることに驚きを感じますよ・・・。 他の地域にもあるのか?・・・いや、深く考えないようにしよう。
「そういえば前にからみ餅食べましたけど、普通の大根おろしも俺は好きですねえ」 「絡み・・・」
大根おろしを食べていると白耀節の時を思い出す。 そういえば勇魚さんと海堂さんでバター醤油か砂糖醬油かで争ってたこともあったなぁ。 と、先ほどまで饒舌に喋っていた勇魚さんが静かになったような気がする。 何があったかと思い勇魚さんを見ると、心なしか顔が赤くなっているような気がする。
「勇魚さん?どうしました?やっぱりお酒回ってきました?」 「いや・・・うん。なんでもねえ、気にすんな!」 「・・・???まぁ、勇魚さんがそう言うなら」
ちょっと腑に落ちない感じではあったが、気にしてもしょうがないだろう。 そこから小一時間程、俺は勇魚さんとの晩酌を楽しんだのであった。
翌日、夕方。 三日月亭にて―
「兄ちゃん!注文いいかー?この臨時店員のおすすめ一品っての2つ!」 「こっちにも3つ頼むぜー」 「はーい、今用意しまーす!ちょ、店長!なんか今日やたら客多くないですか!?」 「おう、ビビるぐらい客が来るな。やっぱりお前の効果か・・・?」
もうすぐ陽が沈む頃だと言うのに既に三日月亭は大盛況である。 昨日の同時刻より明らかに客数が多い。 ちょ、これはキツい・・・。
「ちわーっとぉ、盛況だなオイ」 「裕ー!面白そうだから様子見に来たわよー」 「・・・大変そうだな、裕」
そんな中、海堂さんと冴さん、洋一さんがご来店。 前二人は最早冷やかしじゃないのか。
「面白そうって・・・割と混んでるのであんまり構えませんよ。はい、お通しとビール」 「いいわよォ、勝手にやってるから。私、唐揚げとポテトサラダね」 「エイヒレ頼むわ。後ホッケ」 「はいはい・・・」
本日のお通しである卯の花を出しながらビールジョッキを3つテーブルに置く。 この二人、頼み方が屋敷の時のソレである。 ぶれなさすぎな態度に実家のような安心感すら感じr・・・いや感じないな。 何だ今の感想。我が事ながら意味がわからない。
「裕。この『限定:臨時店員のおすすめ一品』というのは何だ?」 「俺が日替わりでご用意する一品目ですね。まぁ、色々あってメニューに追加になりまして」 「ふむ。では、俺はこの『限定:臨時店員のおすすめ一品』で頼む」 「お出しする前にメニューが何かもお伝え出来ますよ?」 「いや、ここは何が来るかを期待しながら待つとしよう」 「ハードル上げるなァ。唐揚げ1ポテサラ1エイヒレ1ホッケ1おすすめ1ですね。店長、3番オーダー入りまーす」
他の料理は店長に投げ、俺もキッチンに立つ。 本日のおすすめは鯵のなめろう。 処理した鯵を包丁でたたいて細かく刻み、そこにネギと大葉を加えてさらに叩いて刻む。 すりおろしたにんにくとショウガ、醤油、味噌、を加え更に細かく叩く。 馴染んだら下に大葉を敷いて盛り付けて完成。 手は疲れるが、結構簡単に作れるものなのだ。 そうして用意したなめろうを、それぞれのテーブルへと運んでいく。 まだまだピークはこれからだ。気合い入れて頑張ろう。
そう気合を入れ直した直後にまたも入り口の引き戸が音を立てたのであった。 わぁい、きょうはせんきゃくばんらいだー。
「おーい裕の兄ちゃん!今日も来たぜ!」 「いらっしゃいませー!連日飲んでて大丈夫なんですか?明日も朝早いんでしょう?」 「はっは、そんくらいで漁に行けない軟弱な野郎なんざこの打波にはいねえさ」 「むしろ、お前さんの顔見て元気になるってもんだ」 「はァ、そういうもんですか?とは言え、飲み過ぎないように気を付けてくださいね」
「なぁあんちゃん。酌してくれよ」 「はいはい、只今。・・・はい、どうぞ」 「っかー!いいねぇ!酒が美味ぇ!」 「手酌よりかはマシとは言え、野郎の酌で変わるもんです?」 「おうよ!あんちゃんみたいな可愛い奴に酌されると気分もいいしな!あんちゃんなら尺でもいいぜ?」 「お酌なら今しているのでは・・・?」 「・・・がはは、そうだな!」
「おい、兄ちゃんも一杯どうだ?飲めない訳じゃねえんだろ?」 「飲める歳ではありますけど仕事中ですので。皆さんだってお酒飲みながら漁には出ないでしょう?」 「そらそうだ!悪かったな。・・・今度、漁が終わったら一緒に飲もうぜ!」 「はは、考えておきますね」
ただのバイトに来ている筈なのに、何だか何処ぞのスナックのママみたいな気分になってくる。 それも、この島の人達の雰囲気のせいなのだろうか。
「あいつすげぇな。看板娘みてぇな扱いになってんぞ」 「流石裕ね。二日目にして店の常連共を掌握するとは。崇といい、これも旺海の血なのかしら?」 「もぐもぐ」 「さぁな。にしても、嫁があんなモテモテだと勇魚の野郎も大変だねぇ」 「裕の相手があの勇魚だって知った上で尚挑めるのかが見ものね」 「もぐもぐ」 「洋一、もしかしてなめろう気に入ったのか?」 「・・・うまい。巌もどうだ?」 「お、おう」
料理を運んでいる途中、洋一さんがひたすらなめろうを口に運んでいるのが目に入る。 もしかして、気に入ったのかな? そんな風にちょっとほっこりした気持ちになった頃、嵐は唐突に現れた。 嵐の兄さんじゃないよ。嵐の到来って奴。
「おーう裕。頑張っとるようじゃのう」 「あれ、疾海さん?珍しいですね、ここに来るなんて」 「げ、疾海のジジィだと!?帰れ帰れ!ここにはアンタに出すもんなんてねぇ!裕、塩持って来い塩!」
勇海さんのお父さんである疾海さんが来店。 この人がここにやってくる姿はほとんど見たことがないけれど、どうしたんだろう。 というか店長知り合いだったのか。
「なんじゃ店主、つれないのう。こないだはあんなに儂に縋り付いておったというのに」 「バッ・・・うるせェ!人の体好き放題しやがって!おかげで俺は・・・!」 「何言っとる。儂はちょいとお前さんの体を開いただけじゃろが。その後に若い衆に好き放題されて悦んどったのはお前さんの方じゃろ」
あー・・・そういう事ね。店長の腰をやった原因の一端は疾海さんか。 うん、これは聞かなかったことにしておこう。 というか、あけっぴろげに性事情を暴露されるとか店長が不憫でならない。
「のう、裕よ。お主も興味あるじゃろ?店主がどんな風に儂に縋り付いてきたか、その後どんな風に悦んでおったか」 「ちょ、ジジィてめぇ・・・」 「疾海さん、もうその辺で勘弁してあげてくださいよ。店長の腰がやられてるのは事実ですし、そのせいで俺が臨時で雇われてるんですから。益荒男でいいですか?どうぞ、そこの席にかけてください」 「おい、裕!」 「店長も落ち着いて。俺は何も見てませんし聞いてません。閉店までまだまだ遠いんですから今体力使ってもしょうがないでしょう。俺が疾海さんの相手しますから」 「―ッ、スマン。頼んだぞ、裕」
店長は顔を真っ赤にして逃げるようにキッチンへと戻っていった。 うん、あの、何て言うか・・・ご愁傷様です。 憐れみの視線を店長に送りつつお通しと益荒男を準備し、疾海さんの席へと提供する。
「よう店主の手綱を握ったのう、裕。やるもんじゃな」 「もとはと言えば疾海さんが店長をおちょくるからでしょう。あんまりからかわないでくださいよ」
にやにやと笑う疾海さんにため息が出てくる。 全く・・・このエロ爺は本当、悪戯っ子みたいな人だ。 その悪戯が天元突破したセクハラばかりというのもまた酷い。 しかも相手を即落ち、沈溺させるレベルのエロ技術を習得しているからなおさら性質が悪い。
「にしても、裕。お前さんもいい尻をしておるのう。勇魚の竿はもう受けたか?しっかりと耕さんとアレは辛いじゃろうて」
おもむろに尻を揉まれる。いや、揉みしだかれる。 しかも、その指が尻の割れ目に・・・ってオイ!
「―ッ!」
脳が危険信号を最大限に発し、半ば反射的に体が動く。 右手で尻を揉みしだく手を払いのけ、その勢いのまま相手の顔面に左の裏拳を叩き込む! が、振り抜いた拳に手ごたえは無く、空を切ったのを感じる。 俺は即座に一歩下がり、構えを解かずに臨戦態勢を維持。 チッ、屈んで避けたか・・・。
「っとぉ、危ないのう、裕。儂の男前な顔を台無しにするつもりか?」 「うるせえジジイおもてでろ」 「ほう、その構え・・・。成程、お前さん辰巳の孫のとこに師事したんか。道理で覚えのある動きじゃ。じゃが、キレがまだまだ甘いのう」
かなりのスピードで打ち込んだ筈なのに易々と回避されてしまった。 やはりこのジジイ只者ではない。 俺に攻撃をされたにも関わらず、にやにやとした笑いを崩さず、のんびりと酒を呷っている。 クソッ、俺にもっと力があれば・・・!
「おい裕、どうした。何か擦れた音が、ってオイ。マジでどうした!空気が尋常じゃねぇぞ!?」
店内に突如響いた地面を擦る音に、店長が様子を見に来たようだ。 俺の状態に即座に気づいたようで、後ろから店長に羽交い締めにされる。
「店長どいてそいつころせない」 「落ち着け!何があったか想像はつくが店ん中で暴れんな!」 「かかかっ!可愛い奴よな、裕。さて、儂はまだ行くところがあるでの。金はここに置いとくぞ」
俺が店長に止められている間に、エロ爺は笑いながら店を後にした。 飲み食い代よりもかなり多めの金額が置かれているのにも腹が立つ。
「店長!塩!」 「お、おう・・・」
さっきとはまるきり立場が逆である。 店の引き戸を力任せにこじ開け、保存容器から塩を鷲掴む。
「祓い給え、清め給え!!消毒!殺菌!滅菌ッ!!!」
適当な言葉と共に店の前に塩をぶちまける。 お店の前に、白い塩粒が散弾のように飛び散った。
「ふー、ふー、ふーッ!・・・ふぅ」 「・・・落ち着いたか?」 「・・・ええ、何とか」
ひとしきり塩をぶちまけるとようやく気持ちが落ち着いてきた。 店長の気遣うような声色に、何ともやるせない気持ちになりながら返答する。 疲労と倦怠感に包まれながら店の中に戻ると、盛大な歓声で出迎えられる。
「兄さん、アンタやるじゃねぇか!」 「うおッ!?」 「疾海のじいさんにちょっかいかけられたら大体はそのまま食われちまうのに」 「ひょろっちい奴だと思ってたがすげえ身のこなしだったな!惚れ惚れするぜ!」 「あ、ありがとうございます・・・はは・・・」
疾海さんは俺と勇魚さんの事を知っているから、単にからかってきただけだろうとは思っている。 エロいし奔放だし子供みたいだが、意外と筋は通すし。 あくまで「比較的」通す方であって手を出さない訳ではないというのが困りものではあるが。 そんな裏事情をお客の人達が知っている訳もなく、武術で疾海さんを退けたという扱いになっているらしい。 けど、あのジジイが本気になったら俺の付け焼刃な武術じゃ相手にならない気がする。 さっきの物言いを考えると辰馬のおじいさんとやりあってたって事になる。 ・・・うん、無理そう。
「おっし!そんなあんちゃんに俺が一杯奢ってやろう!祝杯だ!」 「いいねえ!俺も奢るぜ兄ちゃん!」 「抜け駆けすんな俺も奢るぞ!」 「ええっ!?いや、困りますって・・・俺、仕事中ですし・・・」 「裕、折角なんだし受けておきなさいな」
どうしようかと途方に暮れていると、いつの間にか冴さんが隣に来ていた。 と、それとなく手の中に器のようなものを握らされた。
「冴さん。あれ、これって・・・」
横目でちらりと見ると『咲』の字が入った器。 これ、咲夜の盃・・・だよな?
「腕も立って酒にも強いと知っとけば、あの連中も少しは大人しくなるでしょ。自衛は大事よ」 「はぁ・・・自衛、ですか」 「後でちゃんと返してね」
これって確か、持ってるだけで酒が強くなるって盃だったっけ。 その効果は一度使って知っているので、有難く使わせてもらうとしよう。 店長もこっちのやりとりを見ていたのか何も言うこと無く調理をしていた。
「おっ、姐さんも一緒に飲むかい!?」 「ええ。折角だから裕にあやからせてもらうわ。さぁ、飛ばしていくわよ野郎共ー!」 「「「「おおーっ!!」」」」 「お、おー・・・」
その後、ガンガン注がれるお酒を消費しつつ、盃を返す、を何度か繰り返すことになった。 途中からは冴さんの独壇場となり、並み居る野郎共を悉く轟沈させて回っていた。 流石っス、姐さん。 ちなみに俺は盃のご利益もあり、その横で飲んでいるだけで終わる事になった。
そんな一波乱がありつつも、夜は更けていったのだった。
そんなこんなで本日の営業終了時刻が近づいてくる。 店内には冴さん、海堂さん、洋一さんの3人。 冴さんはいまだ飲んでおり、その底を見せない。ワクなのかこの人。 海堂さんはテーブルに突っ伏してイビキをかいており、完全に寝てしまっている。 洋一さんはそんな海堂さんを気にしつつ、お茶を啜っている。 あんなにいた野郎共も冴さんに轟沈させられた後、呻きながら帰って行った。 明日の仕事、大丈夫なんだろうか・・・。
後片付けや掃除もほぼ終わり、後は冴さん達の使っているテーブルだけとなった時、入り口が壊れそうな勢いで乱暴に開いた。
「裕ッ!」 「うわっ、びっくりした。・・・勇魚さん、お疲れ様です」
入り口を開けて飛び込んできたのは勇魚さんだった。 いきなりの大声にかなり驚いたが、相手が勇魚さんとわかれば安心に変わる。 だが、勇魚さんはドスドスと近づいてくると俺の両肩をガシリと掴んだ。
「オイ裕!大丈夫だったか!?変な事されてねえだろうな!」
勇魚さんにしては珍しく、かなり切羽詰まった様子だ。 こんなに心配される事、あったっけ・・・? 疑問符が浮かぶがちらりと見えた勇海さんの姿にああ、と納得する。 というか苦しい。掴まれた肩もミシミシ言ってる気がする。
「うわっ!?大丈夫、大丈夫ですって。ちょ、勇魚さん苦しいです」 「お、おう。すまねえ・・・」
宥めると少し落ち着いたのか、手を放してくれる。 勇魚さんに続いて入って来た勇海さんが、申し訳なさそうに口を開いた。
「裕、すまないな。親父殿が無礼を働いたそうだな」 「勇海さんが気にすることではないですよ。反撃もしましたし。まぁ、逃げられたんですけど」 「裕は勇魚のつがいだと言うのに、全く仕方のないことだ。親父殿には私から言い聞かせておく。勘弁してやって欲しい」 「疾海さんには『次やったらその玉潰す』、とお伝えください」 「ははは、必ず伝えておくよ」
俺の返答に納得したのか、勇海さんは愉快そうに笑う。 本当にその時が来た時の為に、俺も更なる修練を積まなければ。 ・・・気は進まないけど、辰馬のおじいさんに鍛えてもらう事も視野に入れなければならないかもしれない。
「裕、今日はもう上がっていいぞ。そいつら連れて帰れ」 「え、いいんですか?」 「掃除も殆ど終わってるしな。色々あったんだ、帰って休んどけ」
俺に気を遣ってくれたのか、はたまたさっさと全員を返したかったのか、店長から退勤の許可が出た。 ここは有難く上がらせてもらおう。色々あって疲れたのは事実だ。
「じゃあ、折角ですので上がらせてもらいます。お疲れ様でした」 「おう。明日も頼むぞ」
店長に挨拶をし、皆で店を出る。 勇海さんはここでお別れとなり、俺、勇魚さん、冴さん、海堂さん、洋一さんの5人で帰る。 寝こけている海堂さんは洋一さんが背負っている。
「裕、ホントに他に何も無かったんだろうな!?」 「ですから、疾海さんにセクハラ受けただけですって。その後は特に何も無かったですし・・・」
で、帰り道。勇魚さんに詰問されております。 心配してくれるのはとても嬉しい。 嬉しいんだけど、過剰な心配のような気もしてちょっと気おくれしてしまう。
「俺に気を遣って嘘ついたりすんじゃねえぞ」 「冴さん達も一緒にいたのに嘘も何もないんですが・・・」 「裕の言ってる事に嘘はないわよ。疾海の爺さんに尻揉まれてたのも事実だけど」 「・・・思い出したら何か腹立ってきました。あのジジイ、次に会ったら確実に潰さなきゃ」
被害者を減らすにはその大本である性欲を無くすしかないかな? やっぱり金的か。ゴールデンクラッシュするしかないか。 あの驚異的な回避力に追いつくためにはどうすればいいか・・・。 搦め手でも奇襲なんでもいい、当てさえすればこちらのものだろう。 そう思いながら突きを繰り出し胡桃的な何かを握り潰す動作を数回。 駄目だな、やっぱりスピードが足りない。
「成程、金的か」 「裕、その、ソイツは・・・」
洋一さんは俺の所作から何をしようとしているかを読み取ったようだ。 その言葉にさっきまで心配一色だった勇魚さんの顔色変わる。 どうしました?なんで微妙に股間を押さえて青ざめてるんです?
「冴さん。こう、男を不能寸前まで追い込むような護身術とかないですかね?」 「あるにはあるけど、そういうの覚えるよりもっと確実な方法があるわよ」 「え?」 「勇魚。アンタもっと裕と一緒にいなさい。で、裕は俺の嫁アピールしときなさい」
嫁。勇魚さんのお嫁さん。 うん、事実そうなんだけどそれを改めて言われるとなんというか。 嬉しいんだけど、ねぇ?この照れくさいような微妙な男心。
「裕。頬がだいぶ紅潮しているようだが大丈夫か?」 「だ、大丈夫です。何というか、改めて人に言われると急に、その・・・」 「ふむ?お前が勇魚のパートナーである事は事実だろう。港の方でも知れ渡っていると聞いている。恥ずべきことではないと思うが?」 「恥ずかしいんじゃなくて嬉しくも照れくさいというか・・・」 「・・・そういうものか。難しいものだな」
洋一さんに指摘され、更に顔が赤くなる。 恥ずかしいわけじゃない。むしろ嬉しい。 でも、同じくらい照れくささが湧き上がってくる。 イカン、今凄い顔が緩みまくってる自覚がある。
「流石にアンタ相手に真正面から裕に手を出す輩はいないで��ょう。事実が知れ渡れば虫よけにもなって一石二鳥よ」 「お、おお!そうだな!そっちの方が俺も安心だ!うん、そうしろ裕!」
冴さんの案に我が意を得たりといった顔の勇魚さん。 妙に食いつきがいいなァ。 でも、それって四六時中勇魚さんと一緒にいろって事では?
「勇魚さんはそれでいいんですか?対セクハラ魔の為だけに勇魚さんの時間を割いてもらうのは流石にどうかと思うんですが」 「んなこたあねえよ。俺だってお前の事が心配なんだ。これくらいさせてくれよ」 「そう言われると断れない・・・」
申し訳ない旨を伝えると、純粋な好意と気遣いを返される。 実際勇魚さんと一緒に居られるのは嬉しいし、安心感があるのも事実だ。
「裕、あんたはあんたで危機感を持った方がいいわよ」 「危機感、といいますとやっぱりセクハラ親父やセクハラ爺の対処の話ですか?」
冴さんの言葉に、2人の男の顔が思い浮かぶ。 悪戯、セクハラ、煽りにからかい。あの人たちそういうの大好きだからなぁ。 でも、だいぶ耐性はついたし流せるようになってきたと思ってるんだけど。
「違うわよ。いやある意味同じようなモンか」 「客だ、裕」 「客?お店に来るお客さんって事ですか?」
え、海堂さんとか疾海さんじゃないのか。 そう思っていると意外な答えが洋一さんの方から返って来た。 客の人達に何かされたりは・・・ない筈だったけど。
「店にいた男たちはかなりの人数が裕を泥酔させようと画策していたな。冴が悉くを潰し返していたが」 「何っ!?」 「え!?洋一さん、それどういう・・・」
何その事実今初めて知った。どういうことなの。
「今日店に居た男たちは皆一様にお前をターゲットとしていたようだ。やたらお前に酒を勧めていただろう。お前自身は仕事中だと断っていたし、店長もお前に酒がいかないようそれとなくガードしていた。だがお前が疾海を撃退したとなった後、躍起になるようにお前に飲ませようとしていただろう。だから冴が向かったという訳だ」 「疾海の爺さん、なんだかんだでこの島でもかなりの手練れみたいだしね。物理でだめならお酒でって寸法だったみたいね」 「えっと・・・」 「食堂に来てた立波さん、だったかしら。ここまで言えばわかるでしょ?店長も何だかんだでそういう事にならないよう気を配ってたわよ」
あァ、成程そういう事か。ようやく俺も理解した。 どうやら俺は三日月亭でそういう意味での好意を集めてしまったという事らしい。 で、以前店長が言っていた「紳士的でない方法」をしようとしていたが、疾海さんとのやりとりと冴さんのおかげで事なきを得たと、そういう事か。
「えー・・・」 「裕・・・」
勇魚さんが俺を見る。ええ、心配って顔に書いてますね。 そうですね、俺も逆の立場だったら心配しますよ。
「なあ裕。明日の手伝いは休んどけ。店には俺が行くからよ」 「いや、そういうワケにもいかないでしょう。勇魚さん、魚は捌けるでしょうけど料理できましたっけ?」 「何、料理ができない訳じゃねえ・・・なんとかなるだろ」
あっけらかんと笑う勇魚さんだが、俺には不安要素しかない。 確かに料理ができない訳じゃないけど如何せん漢の料理だ。店長の補助とかができるかと言うと怪しい。 この島に来てからの勇魚さんの功績をふと思い返す。 餅つき・・・臼・・・ウッアタマガ。 ・・・ダメだ、食材ごとまな板真っ二つにしそうだし、食器を雑に扱って破壊しそうな予感しかしない。 勇魚さんの事だからセクハラされたりもしそうだ。 ダメダメ、そんなの俺が許容しません。
「様々な観点から見て却下します」 「裕ぅ~・・・」
そんなおねだりみたいな声したって駄目です。 却下です却下。
「裕、ならば俺が行くか?」 「お願いしたいのは山々なんですが洋一さんは明日北の集落に行く予定でしたよね。時間かかるって仰ってたでしょう?」 「ふむ。ならば巌に―」 「いえ、海堂さんには店長のマッサージもお願いしてますしこれ以上は・・・」
洋一さんが申し出てくれるが、洋一さんは洋一さんで抱えてる事がある。 流石にそれを曲げてもらうわけにはいかない。 海堂さんなら色んな意味で文句なしの人材ではあるのだが、既にマッサージもお願いしている。 それに、迂闊に海堂さんに借りを作りたくない。後が怖い。
「洋一も無理、巌も無理とするならどうするつもりなんだ?高瀬か?」 「勇魚さん、三日月亭の厨房を地獄の窯にするつもりですか?」 「失礼ねェ。頼まれてもやらないわよ」
勇魚さんからまさかの選択が投げられるがそれは無理。 冴さんとか藤馬さんに立たせたら三日月亭から死人が出る。三日月亭が営業停止する未来すらありえる。 頼まれてもやらないと冴さんは仰るが、「やれないからやらない」のか「やりたくないからやらない」のかどっちなんだ。
「明日も普通に俺が行きますよ。ついでに今後についても店長に相談します」 「それが一番ね。店長も裕の状況に気づいてるでしょうし��� 「巌の話だとマッサージのおかげかだいぶ良くなってきているらしい。そう長引きはしないだろう」 「後は勇魚がガードすればいいのよ」 「おう、そうか。そうだな」
そんなこんなで話も固まり、俺達は屋敷に到着した。 明日は何事もなく終わってくれればいいんだけど・・・。 そんな不安も抱えつつ、夜は過ぎていった。
そしてバイト三日目。 俺は少し早めに三日月亭へと来ていた。
「ああ、だよなぁ。すまんな、そっちの可能性も考えてなかったワケじゃ無いんだが・・・そうなっちまうよなあ」
俺の状況と今後の事を掻い摘んで説明すると、店長は疲れたように天井を仰ぐ。
「何というか・・・すみません。腰の具合はどうです?」
別に俺が何かをしたわけではないけれど、状況の中心にいるのは確かなので申し訳ないとは思う。
「海堂の旦那のおかげでだいぶ良くなった。もう一人でも回せそうだ。何なら今日から手伝わなくてもいいんだぞ?」
店長はそう言うが、完治しているわけでもない。 悪化するわけではないだろうが気になるのも事実。 なので、昨日のうちに勇魚さんと決めていた提案を出すことにする。
「でも全快というわけでもないんでしょう?引き受けたのは自分です。勇魚さんもいますし、せめて今日までは手伝わせてくださいよ」 「心意気はありがてえが・・・。わかった、面倒ごとになりそうだったらすぐさま離れろよ?勇魚の旦那も頼むぜ」 「おう!」 「はい!さ、今日も頑張りましょう!」
昨日話した通り今日は開店から勇魚さんも店に居てくれる。 万が一な状態になれば即座に飛んできてくれるだろう。 それだけで心の余裕も段違いだ。
「裕、無理すんなよ」 「わかってますよ。勇魚さんも、頼みますね」 「おう、任せときな!」
勇魚さんには店内を見渡せる席に座ってもらい、適当に時間を潰してもらう。 俺は店長と一緒に仕込みを始めながら新メニューの話も始める。 途中、勇魚さんにビールとお通しを出すのも忘れずに。
「新しいメニュー、どうすっかねぇ」 「今日の一品、新レシピも兼ねてゴーヤーチャンプルーでいこうかと思うんですよ」 「ほー。確かに苦瓜なら栽培してるとこはそこそこあるしな。行けるだろう」 「スパム缶は無くても豚肉や鶏肉でいけますからね。肉が合わないなら練り物やツナでも大丈夫です。材料さえあれば炒めるだけってのも高ポイント」 「肉に卵にと寅吉んとこには世話になりっぱなしだな。だが、いいねえ。俺も久しぶりにチャンプルーとビールが恋しくなってきやがった」 「後で少し味見してくださいよ。島の人達の好み一番把握してるの店長なんだから。・・・でも、やっぱり新メニュー考えるのは楽しいな」 「・・・ったく、面倒ごとさえ無けりゃあこのまま働いてもらえるってのに。無自覚に野郎共の純情を弄びやがって」 「それ俺のせいじゃないですよね・・・」
調理実習をする学生みたいにわいわい喋りながら厨房に立つ俺達を、勇魚さんはニコニコしながら見ている。 あ、ビールもう空きそう。おかわりいるかな? そんな風に営業準備をしていると時間はあっという間に過ぎ去り、開店時間になる。 開店して数分も経たないうちに、店の引き戸がガラリと開いた。
「いらっしゃいませー!」
「裕、お前まだここで働いてたのか」 「潮さん、こんばんは。今日までですけどね。あくまで臨時なので」 「ふむ、そうか。勇魚の旦那もいるのか」 「おう、潮。裕の付き添いでな」 「・・・ああ、成程な。それは確かに必要だ」
「おっ、今日も兄ちゃんいるのか!」 「いらっしゃいませ!ははは、今日で終わりなんですけどね」 「そうなのか!?寂しくなるなぁ・・・。なら、今日こそ一杯奢らせてくれよ」 「一杯だけならお受けしますよ。それ以上は無しですからね」
「裕の兄ちゃん!今日でいなくなっちまうって本当か!?」 「臨時ですので。店長の具合もよくなりましたし」 「兄ちゃんのおすすめ一品、好きだったんだけどよ・・・」 「はは、ありがとうございます。今日も用意してますから良かったら出しますよ」 「おう、頼むぜ!」
続々とやってくる常連客を捌きつつ、厨房にも立つ。 店長の動きを見てもほぼ問題ない。治ってきてるのも事実のようだ。 時折お客さんからの奢りも一杯限定で頂く。 今日は以前もらった方の咲夜の盃を持ってきているので酔う心配もない。
「おう、裕のあんちゃん!今日も来たぜ!」 「い、いらっしゃいませ・・・」
再びガラリと入り口が空き、大柄な人物がドスドスと入ってくる。 俺を見つけるとがっしと肩を組まれる。 日に焼けた肌が特徴の熊のような人だ。名前は・・・確か井灘さん、だったかな? 初日に俺に可愛いと言い、昨日は酌を頼まれ、冴さんに潰されてた人だ。 スキンシップも多く、昨日の一件を考えると警戒せざるを得ない。 取り合えず席に案内し、おしぼりを渡す。
「ガハハ、今日もあんちゃんの可愛い顔が見れるたぁツイてるな!」 「あ、ありがとうございます。注文はどうしますか?」 「まずはビール。食いモンは・・・そうさな、あんちゃんが適当に見繕ってくれよ」 「俺が、ですか。井灘さんの好みと��わかりませんけど・・・」 「大丈夫だ。俺、食えねえもんはねえからよ。頼むぜ!」 「はあ・・・分かりました」
何か丸投げされた感が凄いが適当に三品程見繕って出せばいいか。 ついでだからゴーヤーチャンプルーも試してもらおうかな。 そんな事を考えながら、俺は井灘さんにビールとお通しを出す。
「む・・・」 「どうした旦那。ん?アイツ、井灘か?」 「知ってるのか、潮」 「ああ。俺達とは違う港の漁師でな。悪い奴では無いんだが、気に入った奴にすぐ手を出すのが玉に瑕でな」 「そうか・・・」 「旦那、気を付けた方がいいぞ。井灘の奴、あの様子じゃ確実に裕に手を出すぞ」 「・・・おう」
こんな会話が勇魚さんと潮さんの間でなされていたとはつゆ知らず。 俺は店長と一緒に厨房で鍋を振っていた。
「はい、井灘さん。お待たせしました」 「おう、来た来た」 「つくね、ネギま、ぼんじりの塩の串盛り。マグロの山かけ。そして今日のおすすめ一品のゴーヤーチャンプルーです」 「いいねえ、流石あんちゃん。で、なんだそのごーやーちゃんぷうるってのは?」 「内地の料理ですよ。苦瓜と肉と豆腐と卵の炒め物、ってとこでしょうか。(厳密には内地の料理とはちょっと違うけど)」 「ほー苦瓜。滅多に食わねえが・・・あむ。うん、美味え!美味えぞあんちゃん!」 「それは良かった」 「お、美味そうだな。兄ちゃん、俺にもそのごーやーちゃんぷうるってのくれよ」 「俺も!」 「はいはい、ただいま」
井灘さんが美味しいと言ってくれたおかげで他の人もゴーヤーチャンプルーを頼み始める。 よしよし、ゴーヤーチャンプルーは当たりメニューになるかもしれない。 そう思いながら厨房に引っ込んでゴーヤーを取り出し始めた。
それからしばらくして井灘さんから再びゴーヤーチャンプルーの注文が入る。 気に入ったのだろうか。
「はい、井灘さん。ゴーヤーチャンプルー、お待たせ」 「おう!いやー美味えな、コレ!気に入ったぜ、ごーやーちゃんぷうる!」 「あはは、ありがとうございます」
自分の料理を美味い美味いと言ってもりもり食べてくれる様はやっぱり嬉しいものだ。 作る側冥利に尽きる。 が、作ってる最中に店長にも「アイツは気を付けとけ」釘を刺されたので手放しに喜ぶわけにもいかない。
「毎日こんな美味いモン食わせてくれるなんざあんちゃんと一緒になる奴は幸せだなあ!」 「はは・・・ありがとう、ございます?」 「あんちゃんは本当に可愛い奴だなあ」
屈託ない笑顔を向けてくれるのは嬉しいんだけど、何だか話の方向が急に怪しくなってきたぞ。
「おい、裕!早く戻ってきてこっち手伝え!」 「ッ、はーい!じゃあ井灘さん、俺仕事に戻るので・・・」
こっちの状況を察知したのか、店長が助けを出してくれる。 俺も即座に反応し、戻ろうと足を動かす。 が、その前に井灘さんの腕が俺の腕を掴む。 あ、これは・・・。
「ちょ、井灘さん?」 「なあ、裕のあんちゃん。良けりゃ、俺と・・・」
急に井灘さんの顔が真面目な顔になり、真っ直ぐに俺を見据えてくる。 なんというか、そう、男の顔だ。 あ、俺こういう顔に見覚えある。 そう、勇魚さんの時とか、立浪さんの時とか・・・。 逃げようと思うも腕をガッチリとホールドされ、逃げられない。 ・・・ヤバイ。そう思った時だった。 俺と井灘さんの間に、ズイと体を割り込ませてきた見覚えのあるシャツ姿。
「なあ、兄さん。悪いがこの手、離してくんねえか?」 「勇魚さん・・・」
低く、優しく、耳をくすぐる声。 この声だけで安堵感に包まれる。 言葉は穏やかだが、どこか有無を言わせない雰囲気に井灘さんの眉間に皺が寄る。
「アンタ・・・確か、内地の客だったか。悪いが俺の邪魔・・・」 「裕も困ってる。頼むぜ」 「おい、アンタ・・・う、腕が動かねえ!?」
井灘さんも結構な巨漢で相当な力を込めているのがわかるが、勇魚さんの手はびくともしない。 勇魚さんの怪力はよく知ってはいるけど、こんなにも圧倒的なんだなあ。
「こいつ、俺の大事な嫁さんなんだ。もし、手出しするってんなら俺が相手になるぜ」
そう言って、勇魚さんは俺の方をグッと抱き寄せる。 抱き寄せられた肩口から、勇魚さんの匂いがする。 ・・・ヤバイ。勇魚さん、カッコいい。 知ってたけど。 知ってるのに、凄いドキドキする。
「っ・・・ガハハ、成程!そいつは悪かったな、旦那!」 「おう、分かってくれて何よりだぜ。さ、裕。店長が呼んでるぜ」 「あ、ありがとうございます勇魚さん。井灘さん、すみませんけどそういう事なので・・・」
勇魚さんの言葉に怒るでもなく、井灘さんは納得したようにあっさりと手を放してくれた。 井灘さんに謝罪しつつ、促されるまま厨房へと戻る。
「おお!あんちゃんも悪かったな!旦那、詫びに一杯奢らせてくれや!」 「おう。ついでに裕のどこが気に入ったのか聞かせてくれよ」
漁師の気質なのかはたまた勇魚さんの人徳なのか。 さっきの空気はどこへやら、そのまま親し気に話始める2人。
「ちょ、勇魚さん!」 「いいぜ!旦那とあんちゃんの話も聞かせてくれよ!」 「井灘さんまで!」 「おい裕!いつまで油売ってんだ、こっち手伝え!」
店長の怒鳴り声で戻らざるを得なかった俺には二人を止める術などなく。 酒の入った声のデカい野郎共が二人、店内に響かない筈がなく・・・。
「でよ、そん時の顔がまたいじらしくってよ。可愛いんだこれが」 「かーっ!羨ましいこったぜ。旦那は果報モンだな!」 「だろ?なんたって俺の嫁さんなんだからな!」
勇魚さんも井灘さんも良い感じに酒が入ってるせいか陽気に喋っている。 可愛いと言ってくれるのは嬉しくない訳ではないけれど、連呼されると流石に男としてちょっと悲しい気分になる。 更に嫁さん嫁さん連呼されまくって複雑な心境の筈なのにどれだけ愛されているかをガンガン聞かされてオーバーヒートしそうだ。
「何故バイト中に羞恥プレイに耐えなければならないのか・・・」 「おい裕、いつまで赤くなってんだ。とっとと料理運んで来い」 「はい・・・いってきます・・・」
人が耐えながらも調理しているというのにこの銭ゲバ親父は無情にもホール仕事を投げて来る。 こんな状況で席に料理を運びに行けば当然。
「いやー、お熱いこったなあ兄ちゃん!」 「もう・・・ご勘弁を・・・」 「っははははは!」
茶化されるのは自然な流れだった。 勇魚さんと井灘さんのやりとりのお陰でスキンシップやらは無くなったが、祝言だの祝い酒だの言われて飲まされまくった。 咲夜の盃が無ければ途中で潰れてたかもしれない。
そんな揶揄いと酒漬けの時間を、俺は閉店間際まで味わうことになったのだった。
そして、もうすぐ閉店となる時間。 勇魚さんと一緒にずっと飲んでいた井灘さんも、ようやく腰を上げた。 会計を済ませ、店の前まで見送りに出る。
「じゃあな、あんちゃん。俺、マジであんちゃんに惚れてたんだぜ」 「はは・・・」 「だが、相手が勇魚の旦那じゃあ流石に分が悪い。幸せにしてもらえよ!」 「ありがとうございます・・・」 「また飲みに���るからよ。また今度、ごーやーちゃんぷうる作ってくれよな!」 「その時に居るかは約束できませんが、機会があれば」
からりとした気持ちの良い気質。 これもある種のプレイボーイなのだろうか。
「じゃあな!裕!勇魚の旦那!」 「おう!またな、井灘!」 「おやすみなさい、井灘さん」
そう言って手を振ってお見送り。 今日の三日月亭の営業も、これにて閉店。 店先の暖簾を下ろし、店内へと戻る。
「裕。そっちはどうだった?」 「こっちも終わりました。後は床掃除したら終わりですよ」 「ホント、この3日間マジ助かった。ありがとうな」 「いえいえ、久しぶりの接客も楽しかったですよ」
最後の客だった井灘さんも先程帰ったばかりだ。 店内の掃除もほぼ終わり、閉店準備もほぼ完了。 三日月亭のバイトももう終わりだ。 店長が近づいてくると、封筒を差し出してきた。
「ほい、バイト代だ。色々世話もかけたからな。イロ付けといたぜ」 「おお・・・」
ちょろっと中身を確認すると、想定していたよりかなり多めの額が入っていた。 店長なりの労いの証なのだろう。
「なあ裕。マジで今後もちょくちょく手伝いに来ねえか?お前がいると客足増えるし酒も料理も注文増えるしな。バイト料もはずむぜ」 「うーん・・・」
店長の申し出は有難いが、俺は俺でまだやらなければならない事がある。 悪くはない、んだけど余り時間を使うわけにもなぁ。 そんな風に悩んでいると、勇魚さんが俺の頭にぽん、と掌をのせる。
「店長、悪いがこれ以上裕をここにはやれねえよ」 「はは、旦那がそう言うんなら無理は言えねえな。裕の人気凄まじかったからな」 「ああ。何かあったらって、心配になっちまうからな」
今回は勇魚さんのお陰で事なきを得たけど、また同じような状況になるのは俺も御免被りたい。 相手に申し訳ないのもあるけど、どうすればいいか分からなくて困ったのも事実だ。
「お店の手伝いはできないですけど、またレシピの考案はしてきますので」 「おう。売れそうなのを頼むぜ。んじゃ、気を付けて帰れよ」 「はい、店長もお大事に。お疲れ様です」 「旦那もありがとうな」 「おう、おやすみ」
ガラガラ、という音と共に三日月亭の扉が閉まる。 店の前に残ったのは、俺と勇魚さんの二人だけ。
「じゃ、帰るか。裕」 「ええ、帰りましょうか。旦那様」 「おっ・・・。へへ、そう言われるのも悪くねえな」 「嫌味のつもりだったんだけどなァ」
そう言って俺と勇魚さんは笑いながら屋敷への帰路につくのであった。
後日―
三日月亭に買い物に来た俺を見るなり、店長が頭を下げてきた。
「裕、頼む・・・助けてくれ・・・」 「ど、どうしたんです店長。随分疲れきってますけど・・・」 「いや、それがな・・・」
あの3日間の後、事あるごとに常連客から俺は居ないのかと聞かれるようになったそうな。 俺がまだ島にいるのも事実なので連れて来るのは不可能だとも言えず。 更に井灘さんがちょくちょく仲間漁師を連れて来るらしく、『姿が見えない料理上手な可愛い店員』の話だけが独り歩きしてるらしい。 最近では聞かれ過ぎて返す言葉すら億劫になってきているそうな。 ぐったりした様子から、相当疲弊しているのがわかる。
「な、裕。頼む後生だ。俺を助けると思って・・・」 「ええ・・・」
それから。 たまーに勇魚さん同伴で三日月亭にバイトに行く日ができました。
更に後日。
勇魚さんと一緒に『網絡め』という儀式をすることになり、勇海さんに見られながら致すというしこたま恥ずかしいプレイで羞恥死しそうな思いをしたことをここに記録しておきます。
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