#握れば拳
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pikahlua · 2 years ago
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MHA Chapter 404 spoilers translations
This week’s initial tentative super rough/literal translations under the cut.
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1 このままいけばあなたは敵と対峙し このままいけばあなたはヴィランとたいじし kono mama ikeba anata wa VIRAN to taiji shi If you continue like this, you will face a villain
2 言い表せようもない程…凄惨な死を迎える‼︎ いいあらわせようもないほど…せいさんなしをむかえる‼︎ ii arawaseyou mo nai hodo...seisan na shi wo mukaeru!! and die an unspeakably...gruesome death!!
tagline 1 かつて、相棒が視た未来ーー かつて、ナイトアイがみたみらいーー katsute, NAITOAI (kanji: aibou) ga mita mirai-- Once before, the future that Nighteye (read as: his partner) saw--
tagline 2 No.404 大好き‼︎オールマイト‼︎ 堀越耕平 ナンバー404 だいすき‼︎オールマイト‼︎ ほりこしこうへい NANBAA 404 daisuki!! OORU MAITO!!   Horikoshi Kouhei No. 404 We love you!! All Might!!  Kouhei Horikoshio
3 風が かぜが kaze ga The wind
4 吹いていた ふいていた fuite ita was blowing.
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1 今日はパイでもつくろうか きょうはパイでもつくろうか kyou wa PAI demo tsukurou ka "Shall we make some pie today?"
2-3 遠くの危より今日の締切じゃボケ! とおくのきよりきょうのしめきりじゃボケ! tooku no ki yori kyou no shimekiri ja BOKE! "Today's deadline is worse than some distant danger, idiot!"
4 気流がおかしい… きりゅうがおかしい… kiryuu ga okashii... "The wind stream is strange..."
5 メリルさっきの放送事故 メリルさっきのほうそうじこ MERIRU sakki no housou jiko "Meryl's broadcasting blunder from earlier"
6 もうアップされてる mou APPU sareteru "has already been uploaded."
7-8 今後ジェット気流に乗ってーー北米にも影響を及ぼす可能性があります こんごジェットきりゅうにのってーーほくべいにもえいきょうをおよぼすかのうせいがあります kongo JETTO kiryuu ni notte--hokubei ni mo eikyou wo oyobosu kanousei ga arimasu “From here on, there is a chance it could ride a jet stream and affect North America as well.”
9 マルティンごはんよー MARUTIN gohan yoo "Martin, food!"
10 オールマイト… OORU MAITO... "All Might..."
11 死んじゃやだな しんじゃやだな shinja ya da na "I don't want him to die."
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1 小僧! こぞう! kozou! "Kid!"
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1 再び"変速"を発動すれば今度こそ反動からは逃れられん! ふたたび"へんそく"をはつどうすればこんどこそはんどうからはのがれられん! futatabi "hensoku" wo hatsudou sureba kondo koso handou kara wa nogareraren! "If you activate Gear Shift again, you won't be able to escape from the backlash this time!"
2 勝ち筋を見出してからでなければーー… かちすじをみいだしてからでなければーー… kachisuji wo miidashite kara de nakereba--... "Unless we find a way to win--..."
3 "変速"!!! "2nd (kanji: hensoku)"!!! "Second (read as: Gear Shift)"!!!
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1 間に合わない まにあわない ma ni awanai "You won't make it."
2 わかってんだろ? wakattendaro? "You understand, right?"
3 おまえの中のオールマイトがーー おまえのなかのオールマイトがーー omae no naka no OORU MAITO ga-- "The All Might inside you--"
4 曖昧な姿だったのは本人がまだ生きていたからじゃないのか? あいまいなすがただったのはほんにんがまだいきていたからじゃないのか? aimai na sugata datta no wa honnin ga mada ikite ita kara ja nai no ka? "Isn't the reason why he looked so unclear because his real self was still alive?"
5 それが今形を成し始めているのはそういう事じゃあないのか? それがいかたちをなしはじめているのはそういうことじゃあないのか? sore ga ima katachi wo nashi hajimete iru no wa sou iu koto jaa nai no ka? "Isn't that why he's starting to take shape now?"
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1 世界に夢を見せた男の死で せかいにゆめをみせたおとこのしで sekai ni yume wo miseta otoko no shi de "With the death of the man who showed a dream to the world,"
2 夢は現実に還るんだ ゆめはげんじつにかえるんだ yume wa genjitsu ni kaerunda "the dream will return to reality."
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1 誰かの握った拳が だれかのにぎったこぶしが dareka no nigitta kobushi ga Someone's clenched fist...
2 誰かの吐息が だれかのといきが dareka no toiki ga Someone's long sigh...
3 あなたが殺される…未来を変えたくて あなたがころされる…みらいをかえたくて anata ga korosareru...mirai wo kaetakute I wanted to change the future...where you will be killed,
4 変える術を探ってきた… かえるすべをさぐってきた… kaeru sube wo sagutte kita... so I have been searching for a way to change it...
5 …エネルギーなんじゃないか…と思うんだ… …エネルギーなんじゃないか…とおもうんだ… ...ENERUGII nanja nai ka...to omounda... ...It's some sort of energy...I think...
6 己が強く望む未来… おのれがつよくのぞむみらい… onore ga tsuyoku nozomu mirai... A future for which I wished strongly...
7 望む…エネルギー のぞむ…エネルギー nozomu...ENERUGII Energy...from wishing.
8 ブラジルでの蝶の羽ばたきは ブラジルでのちょうのはばたきは BURAJIRU de no chou no habataki wa A butterfly flapping its wings in Brazil
9 テキサスでハリケーンを引き起こす テキサスでハリケーンをひきおこす TEKISASU de HARIKEEN wo hikiokosu causes a hurricane in Texas.
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1 誰かの祈りが だれかのいのりが dareka no inori ga Someone's prayer...
2 クソザコのてめェが力をつけて…! クソザコのてめェがちからをつけて…! KUSO ZAKO no temeE ga chikara wo tsukete...! Why'd a damn weakling like you get that kind of power...!
3 オールマイトに認められて… オールマイトにみとめられて… OORU MAITO ni mitomerarete... You were recognized by All Might...
4 なのに何で俺はっ なのになんでおれはっ nanoni nande ore wa So why was it me...
5 オールマイトを終わらせちまってんだ オールマイトをおわらせちまってんだ OORU MAITO wo owarasechimattenda who put an end to All Might?
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1-4 爆轟少年… ばくごうしょうねん… Bakugou-shounen... "Young Bakugou..."
5 勝つぞ!!! かつぞ!!! katsu zo!!! "We'll win!!!"
tagline ただの鼓舞ではない、その叫びは確かな決意‼︎ ただのこぶではない、そのさけびはたしかなけつい‼︎ tada no kobu de wa nai, sono sakebi wa tashika na ketsui!! It's not just for encouragement, that shout is certain determination!!
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ari0921 · 2 months ago
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
  令和七年(2025年)4月26日(土曜日)
      通巻第8756号 
風情に満ちていたイタリアの古都、並木道も中華料理、中国食材、中国旅行代理店が林立
気がつけば町は乗っ取られ、えげつないチャイナタウンに化けていた
*************************
イタリアのトスカーナ州で最も有名な観光地はフィレンツェである。その北西に隣接する町がプラトーでフィレンツェから電車で25分。いまや不法移民の中国人に乗っ取られた。
人口20万人の田舎町に5万5000人の中国人がいる!
気がつけば、伝統的���繊維企業が乗っ取られていたのだ。しかも中国人は自らの工場で縫製したアパレルを「イタリア製」とし、EU域内ばかりか世界中に輸出し、ドルを稼ぎに稼いだ。なかにはブランド品の贋物も混じっていた。
繊維産業が栄えると、夥しい中国マフィアが這入り込んできた。シマをめぐって勢力争いが繰り広げられ殺人事件も起こった。のんびりと、中世の面影のあったイタリアの古都は物騒なチャイナタウンとなった。ベルルスコーニの時代から問題視され、一度はベルルスコーニ首相(当時)自らが視察に赴いたこともあった。
それまでプラトーの繊維製品、とくに毛織物は高品質で高い評価を得ていた。グローバル化と移民の影響で、ヨーロッパにおける「Made in China」の拠点となった。中国人は、メイドインチャイナのイメージでは世界市場で悪評嘖々なことを知っていた。どうしてもMADE INITALYのラベルが欲しかったのだ。
プラトー市は中世の建物や壮麗なカソリック教会が並んでいるが、その陰で、中国人経営の繊維工場、ミシン作業所は昼夜を問わず稼働し、従業員が全員、中国からの移民という構造ができあがった。
しかも原材料の仕入れから製造、流通、販売というサプライチェーンが、中国人の手に握られている。
最大の原因はグローバリズムである。
その前提がEUの「シェンゲン協定」だ。いったんEU加盟国へ入るや人の移動は自由である。中国からの不法移民はウクライナマフィアと組んで、ポーランド、ハンガリーなどへ密入国し、あとは自由に動き廻るシステムを『活用』した。
安価な労働力の流入によりプラトーの伝統的な企業は、価格競争に負ける。
イタリア人の若い世代はプラトーの伝統家業を継がなかった。このため、市場は価格重視となり、プラトー伝統の産業は短時日裡に衰退した。
 市内の空き地を買収し、次々と遊休工場、古い機械、そしてブランドを買い取って���まった。中国人工場は24時間体制で稼働し、部外者を雇用しない。これらの工場は合法的な営業許可をえているが、実際の操業には不法労働、脱税、環境汚染など政府の検査や罰金の対象になる。
 イタリアの労働組合や地元企業は、中国人移民が市場秩序を乱したと批判した。しかし中国企業は業界の隙間を狙ったビジネスだと主張し、「われわれが彼らの仕事を奪ったのではなく、彼らが自ら仕事を放棄したのだ」というロジックで反論する。
 ▼風情のあった並木道も中華料理、中国食材、中国語の旅行代理店が林立して、ほぼチャイナタウンに化けた
プラトー旧市街は、並木道だった地域が、中華料理店や理髪店、学校、旅行代理店が立ち並び、公園では十代の若者たちが太極拳の練習をしている。
中国人コミュニティは5万人を超え、ヨーロッパで最も中国人人口の密集した都市の一つとなった。
日本でもチャイナタウンがいつのまにか各地に形成され、やかましい中国語が飛び交い、ゴミ区別をせず、辺り構わず排尿するので地元住民とトラブルが目立ち、最近は川口のクルドと同様に、文化、生活様式の違いが際だってきた。
世界最大の高級品グループLVMH傘下「ディオール」が中国の請負業者に製造を委託していたことが判明した。EU本部はブランドの評判を守るために、製品がイタリアで作られるだけでなく、一定の割合で地元の材料と労働力を含むことを義務付ける「メイド・イン・イタリー」ラベル制度の改革を論議するようになった。しかし何ほどの政治的勢いも見られない。
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nm-senmon · 2 years ago
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ビルダーの続き prt3
俺が先に風呂場から出て体を拭いてると、ビルダーはまだケツに自分の指を3本入れてかき混ぜてる。
兄貴我慢出来ないので、ここでデカマラ入れて下さい!って泣きそうな顔で欲しがってる。片足上げてフル勃起させながら激しく指マンしてる。
近くに寄って来て俺のチンコ掴んでローションも無しに自ら生マンコに生チンコを一気に入れた。トロットロのマンコ!ローション付いてんの?ってくらい。一気に奥まで入れてる。ビルダーは、奥に精子も小便も全部出して欲しいっす!ビルダーのチンコはバキバキのままで我慢汁がダラダラ出てる。
俺はその我慢汁でビルダーの亀頭攻めをしては舐めさせたり亀頭攻めたりした。凄い喘ぐ!もっと欲しい!って言うから我慢汁でベトベトの右手をビルダーの生マンコに一本ずつ入れてみると、4本が拳の部分まで入った。お前腕いけんの?って聞くと、慣らせば余裕です!腕とチンコ入れてケツの中でオナニーしてもらって構わないっす!とか言い出す始末。
とりあえず俺は一番奥に突いて密着して、小便欲しいのか?って耳元で優しく聞いた。もう言葉になってないくらいの声で、小便下さい!小便下さい!と何回も言う。散々さっきまで小便飲み合ってたから出せるか不安だったけど、踏ん張って少しだけ小便してやっあ!
うぉ〜兄貴の温かいの感じるっす!嬉しいっす!体の中で全部吸収したいっす!有り難う御座います!嬉しいっす!ってド変態曝け出してた。
俺もそれに興奮してション浣状態でガン掘りしてやった!ビルダーの生マンコはトロトロでマジ最高に気持ち良かった!ドンドン腰振ってケツ壊れるんじゃないか?ってくらい掘ってやるとビルダーは、そのまま中に!中出し!中出し!兄貴の精子欲しい!出して!出して!ケツぶっ壊す勢いでもっともっと!って言う事が淫乱そのもの。
俺はマジでケツ壊わす勢いでガン掘りして奥の方に中出しした!何も躊躇せず射精するならケツが当たり前って感じで出してやった。気持ちいい!
ビルダーは小刻みに震えてる。痙攣してるみたいに。中出し最高!中出し最高!って言いながら、ケツから俺のチンコを抜いてシャブりつく。喉奥までガッツリ咥えて綺麗に舐めてる。
シャブり終わると、洗面台に太い足を乗せて左手でフル勃起し続けてるチンコを寄せて、右手の掌をからケツマンに持って行き気張り始めた。ケツから中出しした精子がたっぷり出てきて。
ビルダーは、おぉ精子凄い量!中出ししてもらった精子を飲め!って命令して下さい!ケツから出した精子を全部飲め!って言って下さい!と真顔でオネダリしてる。
俺は、まずケツから出した精子を飲まずに口に溜めろ!飲まずにゆっくり味わえ!と言った。ビルダーは、ハイ!と言って掌の精子を全部啜った。そしてまたケツマンに掌を持っていって精子を出す。少しだけ出たのを、また口に啜って溜めた。俺はその右手の掌を舐めてやる。ビルダーの口には俺が中出ししたばっかりの精子が溜まってる。そのまま、ザーキスしてやる。さっき小便を口移ししたように、今度は俺の精子をお互いの口に行ったり来たり。ビルダーはそれにも興奮して小刻みに震えながら俺のチンコを握ってる。俺は背中側からビルダーのケツマンに指を入れてケツマン掻き混ぜて指に付いた精子をビルダーの口に入れて綺麗させる。
俺はビルダーを洗面台に両手を付かせてケツを突き出させた。ケツマンを舐めてやる。トロトロのケツマン��奥に舌を入れて舐め回す。自分の精子の味がする。やっぱり精子は美味い!ビルダーのチンコから垂れ流れてる我慢汁もシャブって味わう。俺はケツ舐めしながらビルダーに、ベッド行って今度はお前の精子を俺に出せよ!だて言うと、俺の精子をケツ奥に出したいっす!俺の精子で孕んで欲しいっす!と言って2人でベッドルームに向かう。
デカいリュックから太めのディルドとウナギとローションを出して朝までケツ限界までヤリましょうね!とバキバキのビルダーが子供の様に嬉しそうな顔してやがる。
そんな会話しながらも、ビルダーな自分のケツマンに指を入れては口に入れて味わってる。精子美味いっす!と言いながら。
俺はベッドに仰向けで寝てM字開脚状態で寝てたら、その間にビルダーが入ってきて、俺の腰を上に持ち上げ、ケツマンを舐め始めた。
続きはまた。
ベッドでも色々ヤリまくったから…最後まで書けるのか?心配なってきたら
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yaduhiyo · 1 year ago
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二次創作ゲーム|ゼロからの脱出 ②設定とキャラ定義、コンセプト  
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━━━━━━━━━━ ①ゲームづくりの発端・使用ツールなど ②設定とキャラ定義、コンセプト ③ロゴ・UIデザイン ④未定(シナリオ、謎づくり……) ━━━━━━━━━━
※この記事内にはゲーム全体のネタバレがあります
┃コンセプトづくり(タイトル決め)
プレイしてくださった方にはご承知いただいているかもしれませんが、「ゼロからの脱出」というタイトルは ①脱出部屋"ルーム:ゼロ"からの脱出 ②ゼロから友達になったあとの"関係値ゼロ"からの脱出 のダブルミーニングになっています。
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このタイトルを仮称に決めた時点で、舞台を里のはずれからブルベリに移しました🌊 "ゼロ"という響きがどうこねても里の廃墟には似合わなさそうだな……というのと、ブルベリであればアオイの制服を🍊と🍇で悩まなくて(または差分を作らなくて)済むという今更の思い至り──!
┃ふたりの関係値
"関係値ゼロ"からの脱出……ということで、目指すコンセプトのベースは『両片思い』の切なすぎないもどかしさ・甘酸っぱい関係の可愛さ! 特に「切な(シリアスにし)すぎない」という部分はとっても大事にしました。 ※↑ドンヨリ暗くしたくないの意図なので、「切なくて~」というご感想はメチャ褒め言葉です、ありがとうございます……!!😭✨️
■ふたりが恋愛感情を自覚するタイミングって…… スグアオに限らず当然ですが、公式で明確な(明言された)描写がない以上、また片方が主人公キャラである以上、ここはとっっっても想像や解釈の幅が広い……!特にアオイ たのしい きっと初めて会った瞬間や初バトル、オモテ祭りがきっかけなふたりも存在すれば、前後編の間や再会した時に自覚するふたりも、エリアゼロも……番外編も……いっそアオイがパルデアに引っ越す前とかいう可能性だって……(※ワンライ小説で書いたネタ)
※弊サの"好きなタイミング"はあえて決めるなら スグリ:初めてバトルした時(微自覚、だんだん気付く) アオイ:番外編後もうちょっと先 ですが正直ほんといつでもおいしい 全部ください
これはかっこよく言うとサブ・コンセプトなのですが、今回つくるゲームでは「ふたりの・原作のこういうところ、たまらんよねえ~!」という"同じイチファンとして、遊んでくださる方の原作に対する思い入れへの共感"に振り切った(もちろんわたしが描きたい・描いてて楽しいが前提の)二次創作にしたいなというのを漠然と考えていました。 より原作の思い出に準拠……と言うとあまりにおこがましいですが、たとえばスグアオに触れたことがない方が遊んだとしても「フーン、関係性ゲキモエじゃねーの……」と感じていただける&それが本編(のふたりのやりとり部分)からわたしたちが得たあの栄養と近しい味になれてたらいいなァ~~~ッとか…… どういう文章?(消しますか?)(脳内のヒューベルト)
となれば、本編後まだ"友達"感強めのスグ&アオでも・すでに意識しあっているスグ♡アオでも解釈に大きな差が出ないように、幅広く「恋愛感情に育つまで」を想像できる余白があれば尚良し!ということで舞台は"本編から約一年後"のブルベリに決定!
■ちなみに スグ主もちょこちょこ描いてきましたが、弊サにおいての主人公とアオイとの書き分けはこんなかんじ🍊 ※ここってべつに全然明確に分けなくてよいものだと思ってるのですが、あくまで自分が書(描)きやすいようにこう定義してるよ~の図です!
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┃タイトル絵
一年後のブルベリと決まったところでおおよそ頭身が定まったので、立ち絵とタイトル絵を並行して描いていきます
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最初のラフ(寝っ転がって天窓を指差すアオイ&なんで照れさせたか忘れてしまったスグリ)
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脱出パートのとある場所を探索すると発生する「手錠を気にしすぎないように手を繋ぐ」という会話を意識して、最初はフツーに繋いでもらっていたのですがCPイベント合わせのタイトル画面やぞ!いい加減にしろ!と己の魂の叫びに従って素直に恋人つなぎにしました 欲望を手放すな ちゃんと握ってるのはアオイだけですが……
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ただ手錠そのものを描いちゃうのはちょっとビジュが異質(悪目立ち)かな?というのと、ネタバレほどではないが先出しされても情報の再放送でしかないので省略しました。 看板やリモコンよりはネタバレにならなさそうなラインのアイテムを入れつつ……(そういえば、当初は真ん中にモルペコロボが寝ていました)
タイトルにもバナーにもほぼ入りませんでしたが、ブルベリの指定靴ってメ~~~チャかわいいですよね……!!
あとこれ自分で言わないほうがいいってわかってるんですけど、スグリの視線の先はリンゴのつもりで描いたんですけど、なんか……
┃立ち絵
「おおよそ頭身(一年後)が定まった」と言いつつかなり最後の方まで調整を繰り返していました、頭身……! 今でもちょっと高いかな?と感じる瞬間があるのですが、これ以上縮めるとほぼ本編頭身になってしまって……🤔(※わたしの塩梅の限界)
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夜中にせや!途中で髪型変更しよ!と思いついた時は己への感情がふたつに分裂しかけましたがここ描くのとっっても……楽しかったです……!!描けてよかった スグリのポーチはシナリオに合わせて途中で慌てて外しました 腰まわりが……さみしい……
本当はそれぞれもうひとつポーズ差分つくる予定だったのですが、ラフをアテて動かした際にあんまり動いてもうるさいな(それより表情が多いほうがしっくりくる)と思いボツにしました。 ※スグリ:口元に拳をあてて考えている、本編にもあるあのポーズ ※アオイ:右手を胸元に・左手を自然におろした落ち着きポーズ
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最終的な表情表……!(超アナログ!)
※表情差分は最初「aoi_pokan01」「sgr_smile03」という感じで名付けていたのですが、どれがどれだか直感的じゃなかったので"目元"と"口元"の組み合わせを使う・使わないに関わらず全通りの番号を振って、表と見比べながら打ち込む形に変更しました。 例)aoi01_tere.png , sgr16_tere_ase.png
next:③ロゴ・UIデザイン(仮)→
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m12gatsu · 5 months ago
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無題
過日、子どもはしきりに左手を口に運び、握った拳をアイスクリームのようにべろべろ食んでいる。フロイト先生のいう心理性的発達の最初の段階で、まだ視力も弱い赤ん坊は口唇の刺激によって世界と出会い、その輪郭を識るらしい。利き手っていつ決まるんだろう。頭もな��か左側ばかり向く癖がついている。右側に気をつけろ。
「乳頭混乱」や「射乳反射」といった、助産師受け売りの授乳にまつわる四字熟語を彼女が教えてくれた。「乳頭混乱」とは、哺乳瓶に慣れた子が母乳を嫌がる状態のこと。「射乳反射」とは、子が乳房を吸啜する際、母体にオキシトシン(乳腺の筋線維を収縮させるホルモン)が分泌され、文字通り母乳が勢いよく発射される現象のこと。「不快性射乳反射」(Dysphoric milk ejection reflex: D-MER/ディーマー)という症状もあり、ホルモンの影響で授乳の瞬間にネガティブな感情が湧き起こることもあるのだという。彼女は、「あれがそうだったのかわからないけど」と前置きした上で、「なんかゾワゾワ嫌な気持ちになったこともある」と自分の情動を観察していた。
共通テストの国語が新聞に載っていたので解いた。かつて管啓次郎の紀行文を熱心に読んでいたおかげもあって、1問目の評論は楽しく解けた。2問目の小説の内容について、特定のトラウマ体験を想起させられる恐れのある課題文の出題は避けるべきである、という主旨の言説を見かけた。そもそも出題に係る物語の軸からはいささか逸れた部分的な台詞に対する指摘だし、そんなん言い出したら何も出題できなくならん? と思った。
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kennak · 4 months ago
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奈良県奈良市の奈良県立西の京高校(現在は閉校)で1995年、演劇部顧問だった男性教諭が部員に「演技指導」と称して暴力や性的虐待を繰り返していたことが発覚した事件。加害者には実刑判決が確定している。 事件の経過 顧問の男性教諭(1995年当時32歳)は少なくとも1992年から、演劇部の指導の際に「演劇指導」と称して、複数の演劇部員への暴行やわいせつ行為を繰り返した。 教諭は1994年2月4日、演劇部員の2年生の女子生徒に対して、「練習時間に遅れた」などとしてこの生徒の頭を20回以上殴った上、腹部を拳で2~3回殴るなどした。この暴行で、被害にあった女子生徒は鼓膜損傷など全治9ヶ月のけがを負った。その際、教諭は「親には本当のことをいうな。お前の将来ぐらいどうとでもなる」などと被害者を脅して暴行の隠蔽工作もおこなった。 教諭の暴力行為については、以下のようなものが指摘された。 通し稽古の際に殴る。被害生徒は殴られたはずみでドアの取っ手に顔をぶつけてけがをした。 「指示通りに脚本を作れなかった」として20回以上平手で殴ったうえ、暴行の事実を隠すように強要した。 「音響操作を間違えた」として20回以上殴った上、「足腰が立たないようにしてやる」と暴言を吐いた。 「演劇指導」と称して、女子部員を別室に連れ込んで体を触るなどのセクハラ行為。 学校は暴力行為の一部を把握していたが、教諭が「演劇指導」と強硬に主張したため、その主張を鵜呑みにしてそれ以上の調査をおこなわなかった。 被害者が1995年に「被害者の会」を結成し、奈良県教育委員会に被害を訴えた。 教諭は1995年9月下旬から自宅謹慎措置となり、奈良県教委が事実関係を調査した。しかし教諭は奈良県教委の調査に対して、自分の演劇論を延々と述べるなど言い訳に終始していたという。 さらに教諭は、演劇部員や奈良県教育委員会の調査に応じる生徒らに対して、「県教委に知り合いがいる。お前のしゃべったことはすべて耳に入る」(から教諭にとって都合の悪いことをしゃべるな)などと脅し、事実を隠蔽しようとした。またIは、保護者らに対して嘆願署名を集めるように依頼した。 奈良県教育委員会は1995年10月7日、教諭を諭旨免職処分にした。 刑事処分 奈良県警奈良署は1995年10月9日、1994年2月4日の暴行事件などを理由に、元教諭を傷害容疑で逮捕した。 奈良地検は1995年10月31日、元教諭を傷害罪で起訴した。また奈良地検は1995年11月22日、「演技指導」と称して女子部員の体を触ったなどの強制わいせつ容疑で、元教諭を追起訴した。 公判では、元教諭は起訴事実を全面的に認めたものの、部活動への熱意や部員への思い入れなどを理由に情状酌量を求めた。 奈良地裁は1997年2月26日、懲役2年6月の実刑判決を下した。元教諭は控訴したものの、二審大阪高裁で1998年3月18日、一審奈良地裁判決を支持し控訴を棄却する判決が出された。その後元教諭への懲役2年6月の実刑判決が確定した。 民事訴訟 この事件では、被害者の部員らが、元教諭個人と学校管理者の奈良県を相手取って損害賠償を求める訴訟を奈良地裁に起こした。 元教諭は和解に応じて総額約1000万円の和解金を被害者に支払った。 しかし奈良県は「早い時期に学校側に相談していれば被害は少なく抑えられたはず」などとして過失相殺を主張し、訴訟の棄却を求めた。 奈良地裁は1999年12月1日、「当時の状況を考慮すれば、被害者が被害を訴えること自体がきわめて困難」と判断して奈良県の主張を退け、奈良県に約1100万円(原告側請求の満額)を支払うよう命じる判決を出した。県は控訴を断念し、この判決が確定して被害者側に賠償金を支払った。
奈良県立高校演劇部性的虐待事件 - きょういくブログ
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elle-p · 6 months ago
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Persona 3 the Weird Masquerade ~The Blue Awakening~ pamphlet message and keywords transcription.
MESSAGE
遂に「ペルソナ3」も舞台化となりました!
「ペルソナ3」というゲームは、限りある「今」に真剣に向かい合って生きることの大切さと、それを分かち合える「絆」の素晴らしさを描いた作品です。発売から長く経った今でも、ゲームプレイとは全く異なる形で背さんと一緒に「ペルソナ3」の世界を体験出来るのは、応援をして下さる情さんがいらっしゃってこそ。
おかげさまでゲームの最新作も続々とリリースさせて頂く予定となっていますので、こちらも是非、宜しくお願いします!
橋野 桂
KATSURA HASHINO
原作「ペルソナ3」 ストーリー原案、ゲームデザイン
本日はWeird Masquerade (仮面舞踏会) にご来場いただきまして誠にありがとうございます。まさか自分で「ペルソナ3」を舞台化することになるとは夢にも思っておりませんでした。しかし演出の奥さんほか、様々な方のご縁でプロデュースすることになり、キャストの皆様もこれまで馴染みのあるキャスト、初めましてのキャスト、それぞれのご縁で集まっていただきました。そういう意味では、この舞台は、人と人とのつながりや絆なくしてはなり得なかった作品です。それはまさに、ペルソナのテーマの一つでもあることに気が付き、原作とのご縁も深く感じながらこの作品に取り組んでまいりました。
奥さんの創造する映像とステージのコラボレーション、清実さんの秀逸のダンス、いいむろさんの紡ぎ出すマイムに、役者たちの情熱が加わったとき、きっと皆様の目の前にはペルソナ3の壮大な世界が現れていると思います。本日は存分にこの舞踏会をお楽しみください。
吉井敏久
TOSHIHISA YOSHII
舞台「ぺルソナ3 the Weird Masquerade ~青の覚醒〜」プロデューサー
まずはじめに、ペルソナ3の舞台化に関われた事を心から感謝します。
珠だという言葉こそがふさわしい沢厚なストーリー美しい楽曲の数々凛として、でもどこかはかなげな人間味あふれるキャラクター達と迎えた幾度の側焼け⋯はじめてクリアしたときに体験した、あのとてつもない余肌は今でも忘れません。
いつまでも決して色あせる事の無い魅力にあふれたこの作品、自分を信じ、強い気持ちを持って前に進む事の大切さを教えてくれます。
あの時、あの日の自分が感じたあの感動を分かち合いたいです。ペルソナ3を愛する全ての人達とともに。
奥秀太郎
SHUTARO OKU
舞台「ペルソナ3 the Weird Masquerade ~青の覚醒〜」演出
原作ゲーム「ペルソナ3」は、今でも多くのファンに愛されている、まさに記憶に残る名作です。そんなペルソナ3を舞台という全く別ジャンルに持ち込むことに、不安がなかったかと言えば嘘になります。ですが奥秀太郎さんの素晴らしい映像・演出、そして役者のみなさんの熱演が、必ずやゲームという二次元を再���、さらに言えば超えると⋯⋯まあそんな堅苦しい話はいいとして。
舞台「ペルソナ3 the Weird Masquerade ~青の覚醒〜」を観に来て頂きありがとうございます。ペルソナ3は劇場アニメ版の方の脚本もやらせて頂いているのですが、きっと間違いなくこの郷台も負けないほどおもしろいものになるでしょう。なんといってもペルソナ3なので。
舞台の一番の見所はやはり役者のみなさんの熱演だと思ってます。いかに原作のキャラクターを再現しつつ、役者さん自身の味を滲ませてくるか。そのあたりに注目して見て頂けると嬉しい限りです。俺も観るのが楽しみですホント。ではでは、最後までお楽しみください。
熊谷 純
JUN KUMAGAI
舞台「ペルソナ3 the Weird Masquerade ~青の覚醒〜」脚本
KEYWORD
[ ポートアイランド ]
月光館学園は、ポートアイランドにある。主人公たちは学生寮から毎日モノレールでこの人工島まで通う。
[ 辰巳ポートアイランド ]
巨大ショッピングモール、ボロニアンモールを擁するポートアイランドの中心地。私立月光館学園もこの一角に建てられている。
[ 私立月光館学園 ]
主人公が学園生活を送ることになる月光館学園は初等部から高等部まである私立学園で、桐条グループが有する名門。小学校から高校までの一貫教育を旨としているが、柔軟な受け入れ体制もあって編入者も多い。自由な校風とファッショナブルな制服などにより近隣の学生からの人気も高い。ポートアイランド誕生と同時に桐条グループの資金が流入し、実質、グループの傘下となって現在の場所に移動した。
[ 巖戸台分寮 ]
表向きには月光館学園が所有する寮の一つ。しかし実際には特別課外活動部の拠点となっており、ペルソナ使いの資質を持つ者だけが選ばれ、入寮を許される。
[ 桐条グループ ]
世界規模で展開されている巨大な複合企業。病院や学校経営、都市開発などさまざまなジャンルに進出しているが、その根幹となっているのは機械技術・部品製造関連部門で、グループ内で最大シェアを誇っているのが、電子機器の開発、製造を行う桐条エレクトロニクス。現在、桐条グループ全体のトップに立ち、全権を握っているのは、美鶴の父親である桐条武治。
[ 桐条鴻悦 ]
先代の桐条グループ総統。桐条武治の父親。10年前の事故で死亡。
[ 影時間 ]
午前0時から約1時間存在するこの時間は、多くの人にとっては「ないもの」として認識される。その存在にすら気づかない人が多い中、主人公たちのように「適正」を持つ者は影時間の間でも自由に動くことが出来る。
[ シャドウ ]
影時間にあらわれる謎の敵。彼らは様々な能力・姿を持つ。影時間への適性��持っていたとしても、彼らと戦う力がなければその精神を貪り食われてしまう。
[ 象徵化 ]
影時間に適正を持たないものは、午前0時以降、“象徴化”して棺のオブジェに姿を変える。何も見えず、聞こえず、感じず、起こったことを覚えてはいることはない。
[ タルタロス ]
影時間の訪れとともに集合したシャドウの力が空周に干渉し、月光館学園校舎を変容させた姿。午前0時になると突如出現するタルタロス。遥か上空までそびえたつこの謎の迷宮に一体なにが隠されていると言うのだろう。
[ ペルソナ ]
ペルソナとは、もう一つの自分。シャドウとの戦いだけでは得られない仲間たちとの絆が、心の力ペルソナをより強くする。
[ 召喚器 ]
ペルソナ使いが召喚に使用する器具で、特別課外活動部の部員には、拳銃型召喚器が支給されている。召喚器は拳銃を模しているだけで、引き金を引いても弾は発射されない。死と恐怖を連想させる形状と、みずからに引き金を引くという行為が、召喚をスムーズにしている。
[ オルフェウス ]
主人公が最初に覚醒させたペルソナ。ギリシャ神話の太陽神アポロンの息子で、竪琴を得意とし、死んだ妻の蘇生を願って、冥界へと降りたオルフェウスがモチーフ。
[ イオ ]
ゆかりのペルソナ。ギリシャ神話に登場する、ゼウスの妻ヘラの神殿の巫女、イオがモチーフ。
[ ヘルメス ]
順平のペルソナ。ギリシャ神話に登場する、神々の伝令を務める神、ヘルメスがモチーフ。
[ ポリデュークス ]
真田のペルソナ。ギリシャ神話に登場する、ゼウスの子で不死身の神ポルックスがモチーフ。
[ ペンテシレア ]
美鶴のペルソナ。トロイアとギリシャの戦争の際、12人の女戦士を引き連れて劣勢のトロイア単に加勢したとされる、アマゾネスの女ペンテシレアがモチーフ。
[ ルキア ]
風花のペルソナ。中世キリスト教に伝わる型人、聖女ルキアがモチーフ。
[ 特別課外活動部 ]
略称はS.E.E.S.。ペルソナ使いを集めてシャドウと戦うことを目的としている。発足者兼部長は美鶴、顧問は幾月。その活動の真の目的は一般人には知られてはならないため、対外的には部活動という体成をとっている。発足当初はペルソナ使いは美鶴だけであったが、真田をはじめとするペルソナ使いが次第に増え、現在に至る。拠点は巌戸台分寮。
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miya-shogun · 1 month ago
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造形各論5リアぺ
 先生の考え方に圧倒されると同時に、自分の将来のプランがわからなくなってしまった。先生は「世界平和」を人生のゴールに掲げ、その達成のために今できることを実践していると話されていた。その姿に衝撃を受けた。
 私も就職活動の自己分析を通して、同じように「人生のゴールから逆算する」という考え方でキャリアプランを立てようとしたが、思いつくのは非常にぼんやりとしたものばかりで苦戦している。
 今の私の生涯目標は、「自由な発想で多くの人を楽しませる」ことだ。しかし、「誰に?どうやって?」と突き詰めていくうちに、私の目標も「世界平和」に近いと思い始めた。人の心を軽くして笑顔を引き出すことは、小さな平和を生む行為だと思う。
 授業の中で、拳を握ったセルフポートレートの作品に興味を惹かれた。自分のアイデンティティである「構え」をすることで、ジェンダーを超えた表現が実現している。正面から見ると力強く、背面から見ると拳や表情が見えず、柔らかさや着物の美しさが際立つ。見る角度によって全く違う印象を与える点に、表現の奥行きを感じた。
 また、先生が語っていた「制約から生まれる自由」という言葉にも深く共感した。私は広告業界を志望している。広告の仕事には、クライアントの課題や社会情勢など、多くの制約がある。
しかし視点を変えてみると、広告は多くの「目的」を達成するためのアイデアを考えている仕事だと思う。そしてそのアイデアを生み出す時間が、私は何より楽しいと感じる。むしろその制約があるからこそ自由に発想が広がる。
 時間を忘れるほど没頭していて、誰に何を言われようと関係なく、無理せず自然と良いものを生み出せている気がする。友人に「どうしてそれができるの?」と驚かれたとき、自分にしかできないことがあるのかもしれないと、初めて嬉しく思えた。
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moznohayanie · 1 year ago
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「自分は光をにぎつてゐる」 自分は光をにぎっている いまもいまとてにぎっている 而(しか)もおりおりは考える 此この掌(てのひら)をあけてみたら からっぽではあるまいか からっぽであったらどうしよう けれど自分はにぎっている いよいよしっかり握るのだ あんな烈しい暴風(あらし)の中で 摑んだひかりだ はなすものか どんなことがあっても おお石になれ、拳 此(こ)の生きのくるしみ くるしければくるしいほど 自分は光をにぎりしめる
ー山村暮鳥『山村暮鳥詩集』
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arraytale001 · 6 months ago
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CHAPTER 11
見えないの?  
File 10  
フリスクは間違いなく今、サンズのそばにいた。二人は何事もなかったかのように、暖かく話し、笑い声が過ごす時間の隅々に響いていた。本来ならば目を大きく見開いて見届けるべき過去は、サンズによって巧みにぼやかされていた。彼の疑念を巧みにかわすことで、アンダインの死を記憶から薄れさせていたのだ。  
フリスクは無意識のうちにそれを受け入れ、サンズが時に威圧的な雰囲気すら醸し出すほど違って見える理由という重要な疑問を忘れてしまっていた。再びサンズを友達として見るようになっていた――それはまさにサンズの狙いだった。  
サンズは意図的にアンダインを最も残酷な方法で殺した。フリスクの目の前で、彼が誰かが死ぬ場面を簡単に忘れられないようにするためだ。フリスクがどう反応し、どのように選択を下し、彼の道徳心がどう支配するのかを観察するのも、全てサンズの計画の一環だった。
フリスクは道徳心を保ちサンズを拒むのか、それとも罪を無視して同情を見誤り許してしまうのか。答えはここにあった。サンズは満足げに微笑み、フリスクがあまりにも簡単に彼を許したことに感情が膨らんでいった。これほど簡単なことはなかった。フリスクは誰かの隠された動機を深く探るほど賢くなかった。彼は純粋で、ナイーブで、簡単に正しい方向にも間違った方向にも導かれる。サンズはフリスクを地獄のど真ん中に引きずり込むことだってできた。フリスクは炎が目の前にくるまでそれに気づかなかっただろう。  
「で、次の計画は何、サンズ?」フリスクが期待に満ちた好奇心で尋ねた。彼は既にサンズに頼り始めているのかもしれなかった。  
「まだ考え中だ。」サンズはためらうふりをしながら答えた。「知ってるだろ、そんな簡単なことじゃないんだよ。レイズは俺たちの世界を支配する神みたいなもんだ。お前と俺はこっそり動かなきゃいけない。さもないと、あいつに見つかって何が起こるか分からない――お前も知りたくはないだろ、フリスク。」  
フリスクはうな���いた。「その通りだね。僕は天才じゃないから、こういうの苦手なんだ。もっと巧妙にあいつを騙す方法とか考えられないの?」
サンズは考えるふりをしながら、頭を左右に動かしたり、目を転がしたりしてアイデアを探しているように見せた。時折、大きなため息をつき、椅子の上で指をトントンと叩いた。何をしていても、彼は説得力のある演技をすることに全力を注ぎ、フリスクを優れた演技力で欺こうとしていた。  
「はぁ、詰まっちまった。天才的なアイデアなんて全然ないな、フリスク。」サンズは苦い失望を偽のシナリオに注ぎ込みながら言った。フリスクは相変わらず騙されやすく、すぐに彼のしかめっ面を真似た。  
「じゃあ、次はどうするの?」  
サンズは一瞬黙り込み、苛立ちで空を蹴るフリスクを観察した。彼の顔にはかすかな微笑みが浮かび、かつて「友達」だった頃の冗談や笑い合った記憶がよみがえった。サンズはその記憶を嫌ってはいなかった――全然。彼にとって、それらに何も問題はなかった。たとえ全てがゲームの一部だったとしても、少なくともフリスクと彼は喜びを共有した。複雑さに押しつぶされることのない瞬間だった。  
でも、それは過去のことだろう?古い録音の遺物であり、しまわれて忘れ去られるべきもの。再現できない過去を振り返ることに何の利益もない。サンズは、すでに起こったことにこだわることで自分の弱さをさらけ出したくなかった。それはただの偽りの希望と鈍い痛みを心に与えるだけだろう。  
過去は過去のままでいい。  
「今は休もう、フリスク。エネルギーを節約して、頭を空っぽにしろ。お前、きっと疲れてるだろ。」サンズは優しくフリスクの髪をくしゃっとした。この時ばかりは演技ではなかった――少なくとも、そ���願いたいところだ。どちらにせよ、彼の意図はフリスクに彼のそばで安心感を与えることだった。誰かの信頼は、彼らがどのように座るかで測れることもある――お前との距離、どのようにお前を見るか。小さなディテールが重要な情報を明かすこともあるが、大半の人はそれを完全に見逃してしまうものだ。  
サンズはフリスクを注意深く観察し、少年の態度をさりげなく研究した。ここで短い観察の結果を述べると、フリスクはサンズのパーソナルスペースに侵入するほど近くに座っていて、彼を不快にさせることなど気にしていないようだった。彼の目はサンズに穏やかに注がれ、疑念の跡はまるでなかった。彼はためらいなく話し、自分の考えを自由に表現し、言葉を深読みすることはしなかった。呼吸は安定しており、リラックスした表情には緊張の影もなかった。たとえ彼のそばに、自分の友達を残酷に殺した相手が座っていたとしても。  
サンズは顎に手を当て、小さな笑みを浮かべた。彼は確信を持って結論づけることができた。フリスクは完全に自分の手中にある――彼を信じ、彼に頼っている。フリスクの純粋さを利用し、抵抗なくレイズの領域に直接導くことができるだろう。
そう、抵抗はない――もしフリスクの体が彼だけのものであり、寄生する乗客や残留物がいなければ。  
フリスクの信頼を確保したことで、サンズは次の問題に焦点を移した。すでに彼に対し深い疑念や憎しみを抱いているかもしれない誰かだ。交渉など考えもしない相手。まだ取り除くべき障害があった、とサンズは思い、視線を鋭くした。  
キャラ。  
そうだ、あの幽霊。彼女はまだそこにいる。フリスクの中に深く入り込み、鋭くシニカルな目でサンズを見つめているに違いない。そんな厄介な観察者がいる間に、フリスクと計画を共有するのは賢明ではなかった――彼女は間違いなく全てを妨害するだろう。  
「引きずり出さないとな。」彼は腕を組み、大きく息を吐きながら考えた。  
「散歩に行かないか?気分をリセットするのも悪くないだろう。」サンズは立ち上がり、フリスクに手を差し出した。その友好的で、助けになりそうな提案を聞いて、フリスクは断ることができなかった。  
「あ、うん!スノーフルに行こう、サンズ。」  
その場所の名前を聞いて、サンズは一瞬顔をしかめた――まさかフリスクがそこを選ぶとは思わなかった。しかし、彼はすぐに考えを切り替え、胸を締め付ける不快感を抑え込んだ。  
「スノーフル、ね。いいさ。もしかしたらパピルスやみんなに会えるかもな。」イライラを隠しながら答えた。フリスクが彼の手を掴むと、サンズは背を向けたまま歩き出した。その顔には明るい笑顔を浮かべているフリスクの姿があった。
だが、フリスクがスノーフルに行きたいと言った時、サンズの内に隠された怒りがじわりと湧き上がった。何かが彼の心を引っ掻き、不吉な脅威をささやき、��々しい言葉で彼を呪っているかのようだった。それはまるでかつての自分自身が遠くから彼を見つめているように感じられた――怒りに燃えた目で、今にもその場で倒れろと呪いをかけるかのように。  
「終わらせなきゃならない。」彼は不安に駆られた心で考えた。「それが終わったら、自分も終わらせる。」  
まるで喉に石が詰まり、胸に釘が打ち込まれたようだった。かつて知っていた誰かのかすかな怒り――自分自身だとわかる誰かの怒りを感じた。  
サンズ。  
そうだ、あのサンズだ。かつてただのNPCであり、「裁く者」としての役割を果たしていただけだった。  
***
二人は並んで歩いていたが、時々サンズはフリスクを自分の前に行かせた。そのたびに、フリスクは少しパニックに陥ったように振り返り、心配そうな表情を浮かべてサンズを見た。「どうしたの、サンズ?」  
その声には純粋な同情がにじみ出ていた。この時のフリスクは、サンズが犯した過ちそのものではなく、それがもたらした結果に心を向けていた。彼の心配は、本当にサンズを失いたくないという気持ちから来ていた。フリスクの感情的な脆さは、サンズの行動の倫理的な問題に目を向ける余裕を奪っていた。  
「まだちょっと揺れてるけど、大丈夫さ。」サンズはさらに傷に塩を塗るように言った。彼はわざと弱々しく絶望的な姿を見せることで、フリスクを自分の精神的支えとしての役割に強く結びつけた。フリスクに、彼のそばにいなければならないという責任感を抱かせるためだった。  
サンズはぎこちない笑みを浮かべ、それをわざと不自然に見せることで、フリスクを自分の巧妙な罠に引き込んでいった。「お前がいてくれて、安心したよ、フリスク。他の誰にも、こんな臆病な姿は見せられない。」彼は視線をそらし、顔を曇らせて悲しげな表情を浮かべた。「特にパピルスには、こんな姿を見せたくないんだ。」そして、フリスクに悲しげで憂鬱な表情を向け、完全に依存できる空間を作り上げた。「お前だけだよ、このみっともない姿を見てくれるのは。こんな情けない俺を許してくれるといいんだがな、フリスク。」  
フリスクはすぐに首を横に振り、拳を握りしめ、決意に満ちた目でサンズを見つめた。「そんなことないよ!サンズが僕に心を開いてくれて嬉しいんだ。君のことをもっと知れる気がして。」  
サンズの笑みが広がったが、それはフリスクの同情への感謝ではなかった。その純粋さが、サンズの中に残っていた疑念を完全に消し去ったからだ。フリスクの信頼は無条件で与えられるものであり、サンズにとってはそれがフリスクの無邪気さと無謀さを象徴していた。  
「お前は本当に優しいな、フリスク。でも……俺がアンダインにやったことは――」サンズはちらりとフリスクの反応を伺うように目を向けた。フリスクの信頼が揺らがないと知っていたが、それでも彼の中にはわずかな好奇心があった。  
あるいは、深く根ざした誘惑が。  
また罪の話を持ち出したらどうなるんだ?その考えは彼を惹きつけ、小さな実験を試みたい衝動をかき立てた。それはリスクのある試みで、もしやりすぎれば破滅的な結果を招くかもしれない。しかし、フリスクを誘い、その反応を見る誘惑��は抗えなかった。  
「俺なんかただの殺人鬼だ。お前がここにいるべきじゃない――俺のそばにな。」彼は悲しみと後悔に満ちた声で言った。その演技を少し誇張し、フリスクが彼の振る舞いを不穏に感じ始めるかどうかを見極めようとした。サンズは再び餌を投げ込み、フリスクがその罠にかかるのを待った。彼の目は獲物を見つめる捕食者のようにフリスクをじっと見つめていた。  
しかし、怒り、失望、燃え上がる憤怒の視線――あるいはサンズをその罪で裁く視線ではなく、フリスクは一歩近づいてきた。彼はそっとサンズの手を取り、その表情は穏やかで優しさに満ちていた。フリスクは微笑みながら頭を垂れ、目を閉じた。その茶色の髪の隙間から、サンズは不安と困惑の表情を一瞬だけ垣間見た。それは彼の心を締め付けた。フリスクは本当に彼の感情を理解しようとしているのだ。  
「大丈夫だよ。」フリスクは穏やかだがしっかりとした声で言った。「一人じゃないよ、サンズ。僕も……僕だって――」フリスクの言葉は詰まり、その声は震えていた。それはまるで彼自身も、魂を刺すような罪の鋭い痛みを感じているようだった。「僕も殺人者だ――化け物なんだ。君と僕、同じ経験と罪を共有してるよ、サンズ。」
ビンゴ!  
金色の鐘が頭の中で鳴り響くような瞬間だった。それはまるで名誉あるトーナメントの勝利の鐘が、彼の心に響き渡ったかのようだった。その興奮は震えとなり、彼の全身を駆け巡った。  
サンズはフリスクを見た。彼の頭はまだ下がっていて、その手は静かな必死さでサンズの手を握っていた。その満足感は燃え盛る火のようであり、その致命的な炎は黒い煙を放っていた。サンズの魂は制御不能な情熱で脈打ち、彼は完全な支配を得たことを確信した。フリスクは今や、サンズが慎重に用意した牢獄に閉じ込められた。そして彼の心の中で、サンズは背後で比喩的な鍵をくるくると回しながら、捕らえた友に対する同情を装っていた。  
フリスクには見えないところで、サンズは心の中で勝利の曲を奏でた。 
「ありがとう、フリスク。本当に、お前は素晴らしい友達――」  
「なんて嘘つきなんだ~」  
「えっ。」  
「なんて狡猾なんだ、サンズ。友達を欺き、同情を誘って偽りの哀れみを演じるなんて。」  
それはフリスクではない。
声色は遊び心がありながらも嘲笑的で、不吉なリズムがサンズの胸を締め付けた。  
ゆっくりと頭を上げた彼らは、サンズの腕をさらに強く掴み、その力でジャケットの袖がくしゃくしゃに押しつぶされた。口元の筋肉を一瞬で引き締めると、彼らは残酷で広がった笑みを見せた。やがて、サンズの目の前にその正体が明らかになった。プレイヤーをただの操り人形に変え、意のままに操る存在。  
キャラ。  
未知の同乗者が姿を現した。その嘲笑に満ちた笑みは、燃えるような赤い目に縁取られていた。それはまるで海に映る夕焼けのようで、波を血のような赤に染めていた。その目は見る者を飲み込むような魅力があり、それ��目を合わせた者には破滅の静かな約束が宿っていた。  
彼女の言葉はすべて呪いであり、命令だった。それは道徳の境界を越え、血の道を選んだプレイヤーたちにとって悪夢そのものだった。
罪人を罰する悪魔――それがキャラだった。
そして、サンズ。  
サンズはキャラの威圧的な笑みを、自身の暖かく無害に見える笑みで迎えた。それは対照的に、目には鋭く揺るぎない集中が宿っていた。彼は彼女の圧倒的な雰囲気に飲み込まれることはなかった。彼はそんなに弱くはない。結局のところ、キャラを自らの家に招いたのはサンズ自身だった。ドアを開け、彼女を歓迎したのだ。そして今、彼は彼女を名誉ある客として扱うつもりだった。 
「やあ、キャラ。初めまして。」サンズは冷静な声で言ったが、その視線は捕食者が獲物をじっと見つめるようにキャラを捉えていた。それは挑発的な興味を含んだ視線だった。 
これこそが彼が待ち望んでいたものだった。
再び彼は広く笑い、満足感で頭を持ち上げた。サンズの計画は再び完璧に成功した。その絶対的な支配感は、彼自身を震わせるほどのものだった。
フリスクに甘���、罠に満ちた言葉を浴びせることで、キャラを追い詰めた。彼女がフリスクへの操作を目撃し、その演技がどれだけ不愉快だったかを彼は知っていた。巧みに、彼は一つの餌で二匹の獲物を捕まえたのだ。糸を巻き上げれば、見事に新鮮な二匹の魚がかかっていた。それは非凡な忍耐と鋭い戦略、そして甘美な成功の報酬によるものだった。  
次の計画に進む時が来た。 
キャラをフリスクの体から排除する。あるいは……彼女を完全に抹消し、このゲームのシステムから消し去ることだ。  
そうすれば、彼を妨げるものは何もなくなり、フリスクを完全に支配する自由が得られる。  
「馴れ馴れしくするなよ。俺があんたを嫌ってるの、わかってるだろ?」彼女の声は鋭く、その表情は揺るがなかった。その姿勢からは敵意が滲み出ており、今にもサンズに飛びかかり、無数の鋭く致命的な刃で彼を貫きそうだった。  
サンズは笑い声を漏らした。それはまるでキャラが最も面白い冗談を言ったかのようだった。その反応は彼女の顔をさらに険しくし、目がぴくりと動いた。彼の嘲笑は明らかに彼女を苛立たせていた。  
「まあまあ、リラックスしろよ、お嬢さん。ただ挨拶したかっただけだ。なんで殺し屋みたいに構えてんだ?」
「挑発するんじゃない。」  
「で、どうする気だ?」サンズは首を傾げ、笑みをさらに挑発的に広げた。  
「フリスクに全部バラすのもアリだろ?あんたの卑劣な計画、嘘、それに感情の偽りについても全部さ。」  
「ふーん、ありがちな脅しかよ。」 サンズの笑みは悪戯っぽく変わり、挑発的な口調で言った。「やってみろよ。むしろ見てみたいもんだな。」 その笑顔は徐々に消え、代わりに目にはぞっとするような鋭い光が宿った。何かが明らかにおかしかった。気づいたときにはもう遅い。チャラは感じた。サンズは脅しにひるむどころか、むしろ楽しんでいるようだった。その態度は彼女を行動に駆り立てるように仕向けているようにさえ思えた。
彼の口から出る言葉は、全て嘘と冷酷な操作に満ちていた。振る舞いは不気味で、チャラは気づいた——サンズの心は自分以上に壊れているかもしれない。 その目は全てを物語っていた。目的のためなら何でもする人間。犠牲なんて気にしない、手がどれだけ汚れようと構わない。
「おやおや、冗談好きなサンズはどこ行っちゃった?」
「たぶん、どっかで死んだんだろ。」
「その墓、見せてくれない?」
サンズは目を細めた——怒りではなく、静かな喜びを秘めた目だ。その言葉に傷つくどころか、むしろ面白がっているようだった。「その墓、ダサくて退屈だぞ。お前なんか、暇死にするに決まってる。」
「お願いしてるんだけど?」
「俺は断る。」
「ずいぶん失礼じゃない?私は客なんだよ。」
「なら帰れよ。失礼な客は好きじゃないし、お前だって倫理に反する訪問者は嫌いだろ、チャラ。」
チャラは突然笑い出し、髪をかき上げた。頬に広がる皮肉な笑みとともに、彼女の視線は前方に流れる滝へと移った。轟音を立てて岩にぶつかり、空気中で砕ける水の音が耳を包み込む中で、この言葉の応酬を楽しんでいるようだった。 「面白いわね。どうしてこんな風になっちゃったの、サンズ?たぶん、レイズは部屋でワインでも飲みながら、自分の傑作が立派な子に育っていくのを見てるんでしょうね。」
彼女の視線は皮肉に満ちており、その態度も挑発的だった。サンズは彼女が既にレイズとの対立の多くを察していると感じた。まるで少ない情報から多くの結論を導き出したようだった。チャラは既にサンズがなぜこんなことをしているのかを理解しているように見えた。彼が追い詰められ、レイズの狡猾な掌から逃れるために、卑劣な行動に出る必要があったのだと。
「お前と奴って、ほんと似てるよな。レイズは残酷な実験を繰り返して、お前はくだらない嘘で他人を操ってる。どっちもしょうもないショーの舞台作りに夢中って感じか。そういえば、最後にレイズと会ったとき、あいつに椅子に縛られて拷問されたんだよね。」
「落ち着いて言うよね。」
チャラは誇らしげな笑みを浮かべ、さっきの変な発言を軽く流した。「私はずっと前に死んでるのよ。ゾンビに何を期待してるの?」
「さあな、生きる欲望とか?死者の復活みたいな。」
「はあ?また何?はは?」彼女の目は大きく見開かれ、その後止まらない笑い声に包まれた。腹を抱えながら笑い転げる彼女を見て、サンズは少し困惑した表情を浮かべるだけだった。「これって生存ドラマか何か?白雪姫の童話?おいおい、冗談でしょ。あんたの答え、哀れでダサいわ、サンズ。」
「死んでる人間にしては、すごく生き生きしてるけどな。」
「おいおい、からかうなよ、それバカのセリフじゃん。」
「ハッピーニューイヤー。」
「…それもっとバカっぽい。」
「メリークリスマス?」
「違うって!」
サンズは小さく笑い、体を伸ばした。「そうだな、俺とレイズは似た���うなもんだ。ただ目標と方法が違うだけだ。時間は人を変える、痛みも、喜びも——そういうのが人を全然違う存在にするんだよ。チャラ、お前もその変化を感じてるだろう?死とか復讐とか、その辺はお前が一番よくわかってるはずだ。」
チャラはサンズを一瞥し、口元をわずかに引きつらせて笑った。「あー、さすが天才様。で、結局あんた何が欲しいの?」
肩をすくめながら、サンズは一歩近づき、左肩をしっかりと掴んだ。その表情は不気味で威圧的。大きな笑みから見える歯はぎゅっと噛みしめられ、捕食者のような凄みがあった。
目の穴はチャラの動じない瞳をロックオンする。サンズはその緊張感を楽しんでいるようだった。
目を見開くと、骨の白さを赤い炎が包み、不気味な光を放った。
「死。一言だ。」
青い炎が突然炸裂し、激しくぶつかり合った。サンズとチャラは武器を抜き、心はすでに戦闘態勢に入っていた。もう安っぽい侮辱も、偽りの丁寧さもない。二匹の捕食者が相まみえた。血と生々しい殺戮を予感させる対決。まるで互いに向かい合い、鋭い刃を握り、いつでも斬りかかれる準備が整っているかのようだった。
「楽しい言葉ね、サンズ。私もあんたに死んでほしい。」
「同じ気持ちで嬉しいよ。」
***
突然、ぎこちない静寂が二人の間に落ちた。
水の勢いよく流れる音や、岩に滴り落ちる水滴の音が、やけに鮮明に響く。二人は動かず立ち尽くし、まるであまりにも重すぎる何かを考え込むようだった。それぞれの思考は別の方向へと彷徨い、残る後悔に心が縛られていた。
サンズは立ち去りたくなった。この重苦しい空気から逃げ出したかった。でも無理だった——チャラがまだこの世界にいる限り。終わっていない問題があった。まだ彼女を置いて行くわけにはいかない。
「自分のやり方とか、行動とか、全部のリスク、分かってるんでしょ?」
沈黙を破り、チャラが口を開く。その声は冷静ながらも鋭かった。「フリスクを騙して、殺人者になって、生きるためのゲームシステムを壊して。これの代償がどれだけ大きいか、分かってるよね?安くは済まないわ——あんたの命、他人の苦しみ、それがその代価。」
チャラはサンズを見向きもしない。手をポケットに突っ込み、速い流れに流される氷塊を目で追っていた。
「分かってるさ、自分が何をやってるか。」
サンズが答える。その目は遠くを見つめ、空中に漂う薄い青い光を眺めていた。彼の息遣いは重く、かすかな笑みも次第に消えていく。「俺みたいな奴は大抵悲惨な終わりを迎えるもんだ。俺は最高の兄弟なんかじゃない。いつもパプスに隠し事して、秘密を抱えてる。間違った道を選んだ奴の運命くらい分かってるさ——悪を受け入れて、理性を捨てた人間のなれの果てだよ。忠告ありがとな。でも…」
サンズはチャラの方に向き直り、その目は揺るぎない決意で満ちていた。その強さはまるで鋼鉄で鍛えられた��思のようで、どんな障害にも折れることはなかった。その声には、魂の重みと決意が乗っていた。それは堕落しながらも、不屈の精神で守られていた。「…俺は引き下がらない、チャラ。何も後悔しないし、許しを乞うつもりもない。時間を戻したいとも思わない。自分で決めた道だ。罪の代償は全部払うさ。」
チャラは、サンズから放たれるその揺るぎない決意を感じ取った。このスケルトンはどんな壊滅的な災厄が降りかかろうとも、絶対に折れないだろう。後ろを振り返らず、自分の悲劇的な話で涙を流すこともない。
本当に覚悟ができていた。
「残念だったね。」
チャラが sly に言う。その声には皮肉が込められていた。「私はフリスクとは違うの——あんな純粋で心優しい奴じゃない。私を操れるなんて思わないで、サンズ。」
「分かってるよ。」サンズはニヤリと笑い、まるでその挑戦をすでに見越していたかのようだった。
「驚かせてみなよ、天才さん。どうやって私を消すつもり?」
「それは秘密だ、ミス。」
チャラは指を伸ばし、ポキポキと音を鳴らした。その顔には明るくいたずらっぽい笑みが浮かび、目を細めると風が彼女の髪を遊ばせた。涼しく優しい風が彼女を包み、その鋭いエネルギーを際立たせた。「もし私が、あんたの計画なんか興味ないとか、一緒にいたいだけだとか言っても、どうせ殺すんでしょ?」彼女は挑発的な視線をサンズに向けて尋ねた。
「ビンゴ!」彼は乾いた、でも確信に満ちた声で笑った。「俺はお前を信じられない、チャラ。絶対に。」
二人の視線はまるで見えない衝突のようだった。二人は互いに向かい合い、それぞれの武器を構えた。その場にただよう不穏なオーラは冷たい風を呼び、空は暗く覆われていった。チャラは目を細め、その唇の端を自信に満ちた笑みで吊り上げた。その笑みには致命的な力が宿っていた。一方でサンズは冷静で落ち着いた態度を崩さず、その鋭い視線で隙を伺っていた。
それはまるで、アントニオ・サリエリとヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが壮大な劇場で競い合うような輝きを放っていた。
二人は無言で戦争の旗を掲げた。それは恐怖と死を予感させるものだった。なぜ彼らが今、互いに対峙しているのか、そこに小さな理由すら見当たらない。ただ一つの死の手紙が互いに宛てられていた。
憎しみと復讐。
二つの毒であり、忌まわしい物質だった。
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chaukachawan · 7 months ago
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デスゲーム役者紹介
秋公お疲れ様でした。ゆにです。
役者紹介って、何書けばいいのか本当にわかんなくなってきますね。
というわけで、デスゲームに参加した時の皆さんについて考えてみました。
園堂香莉
いきなりでごめんなさい、内通者です。初回から登場し、巻き込まれて可哀想なヒロインのように描かれますが、最終話近辺でデスゲーム主催者と内通し様々な工作を行っていたことが判明します。いちばん身近でデスゲームを感じたかったようです。
近未来ミイラ
2話で脱落します。トラップに怯えつつなんやかんやクリアしていましたが、勇気をだして勝負に出たところで脱落します。後々、彼の手記がデスゲーム攻略の鍵を握ります。親父ギャグを言いながら溶鉱炉に沈んでいくところは、ネットミームとして有名です。
たぴおか太郎
4話で脱落します。独特のワードセンスや、パニックになりながらも奇跡的偶然により数々のトラップをクリアする姿で人気を集めます。しかし、クワッカワラビー神への信仰を捨てきれず、良心を試してくるタイプのミッションに失敗し、姿を消します。
帝京魂
1話で脱落します。主人公が最初に会話する参加者のひとりです。残り少ない命を使い、幼い妹のために大金を狙い参加したことが明かされますが、絶望的シーンを演出するため、冒頭で脱落してしまいます。
錫蘭リーフ
内通者です。主催者の忠実な部下として、参加者に紛れ込み工作を行っています。主人公には6話くらいから怪しまれ始めますが、あまりに人柄が良いので中々内通者と判明しません。最後は主人公を庇って死にます。
森々千入
6話で脱落します。6話くらいから新ステージに突入して、主人公は新たな参加者と対面するんですが、そのうちの一人です。複数の参加者から人気を集め、グループ戦でデスゲームを勝ち残ろうとしますが、不審に脱落します。リーダーを失ったグループは疑心暗鬼に陥り、内部分裂していきます。
最後まで生き残ります。冷静沈着で、周りがパニックに陥っているなか正しく状況を分析し、着々と勝ち進んでいきます。最終話まで特に誰かと行動を共にすることはありませんが、クライマックスで主人公の大きな味方となり、勝利へと導きます。
苔丸
主催者側です。元々は参加者でしたが、素質を見込まれ主催者にスカウトされ運営に回ります。参加者の観察が主な業務です。最初の方は謎の人物として意味深に画面に移りますが、後々その正体が分かってきます。
響夜
最終話まで生き残ります。あまりにギャンブルに出るバーサーカーなので、放送中ずっと考察タグで内通者だと思われていますが、一般の参加者です。賭けに出た時の強運が持ち味で、最後に主催者と相打ちになります。
ミル鍋
毒入りお菓子の差し入れに食いつき、1話で脱落。
あろハム権左衛門
9話で脱落します。登場時はデスゲームに戸惑う様子を見せるものの、着実にコツをつかみ、華麗なテクニックで勝負を勝ち抜いていきます。彼女の成長物語は視聴者の心を掴みますが、最後は小さな女の子を庇って脱落し、涙なしには見れません。
西峰ケイ
5話で脱落します。最初はキツそうな印象から、主人公と敵対するかと思いきや、その姉御気質な性格やギャグセンで人気を集めます。あろハムと友情を築き、共に勝ち上がっていきますが、彼女を庇って脱落します。これにより、あろハムが覚醒します。
アリリ・オルタネイト
主催者側です。人間の参加者たちには冷酷に処分を下していきますが、実は参加者のかっていた猫を大事に保護している一面もあります。ちなみに、主催者側を辞めて一般社会に戻るには、拳銃ロシアンルーレットをしなければなりません。
〆切三日前
主催者側です。初回から主催者の部下として登場し、参加者を恐怖に陥れます。実は家族をこのデスゲームにより亡くしており、復讐のため綿密な計画を練ってゲームに参加し、スカウトされ主催者側にまで登りつめました。
黒井白子
6話で脱落します。序盤から登場し、時折主人公を励ましながら共にゲームを勝ち抜きます。5話くらいで主人公より先にミッションをクリアし、先で待っていると約束して次のステージに進みますが、6話ラストで既に脱落していることが判明するので、約束は果たされません。
中森ダリア
3話で脱落します。情に厚いギャルなので、時々おばあちゃんとか助けながらトラップをクリアします。主催者側の人間がおばあちゃんを騙して脱落させようとしている際、おばあちゃんを庇って口論になり、最終的にルール違反として理不尽に脱落させられます。出番は少ないが、視聴者人気高め。
きなこ
内通者です。癒しキャラとして人気を集めます。7話辺りから伏線回収パートに入りますが、そこで衝撃の裏切りが判明します。実は主催者の指示のもと参加者の不審な脱落に関わっていましたが、ほわほわした笑顔でそれを一切悟らせませんでした。
暁レミエル
2話で脱落します。夢を叶えるため大金を獲得することを夢見て参加しますが、人を騙して勝ち上がるタイプのミッションで罪悪感を隠し切ることが出来ず、1枚上手の相手に叶わず姿を消します。ちなみに相手はきなこです。
肆桜逸
4話で脱落します。灘で鍛えた数学力で緻密な計算を行い、生き残っていきます。しかし、得意の数学と大好きなポケモンカードのどちらで勝負するかという選択に迫られ、得意分野よりもポケカへの愛を優先した結果、あえなく敗北。
埖麦
8話で退場します。時には人を騙すことも厭わず、ゲームを勝ち抜いていきます。4話あたりでスカウトを受け、主催者側に。しかし旧知の友人であるらむだ・なつめの脱落に関わったことで気を病み、8話で主人公に情報を提供。契約違反で運営に消されます。
���苑
6話で脱落します。何となくでデスゲームに参加した猛者。らむだと行動を共にしていたことで、彼がリーダーであったグループの分裂に巻き込まれますが、特に動じずしれっと生き残ります。しかし、主催者側に忠誠心を試されたむぎにより姿を消します。
水琴冬雪
2話で脱落します。最初は気が乗りませんが、ゲームに挑むうちに人を蹴落とす感覚に慣れていきます。しかし、小さな女の子を相手に勝負する際、何かしらポエミーなセリフを残して勝負を放棄し退場します。作中でポエミーになるのはこの人だけなので、若干浮きます。
主催者は誰かな🎶
こふくちゃんかな🎶
以上です。
妄言にお付き合いいただき、ありがとうございました。
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belindarimbi13 · 8 months ago
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SCRAMBLE DAYS IS NOW ON SPOTIFY!
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Lyrics
紡いだ暖かなDAYS
時にはハネ返ってさ
飛び出す裏路地へ
瞳は輝いたまま
猥雑なこの街で
刻んできた足あと
いつだって騒がしい
俺らのマイホーム
巡り合って
Beef Rib Bowl味わえば
背中追って
今と過去縫い合わせた
Boy Hood
分けあったグラフィティ
消えはしない
あの日交差した道を
勝手きままにさ
歩いて帰ろうマイホーム
同じ道しるべ
そよ風と衝動に運ばれ
SCRAMBLE DAYS
手のひら握りしめて
守るための拳に
なにもこぼさない
カケラさえも宝物
誰もが流れ着いて
混ざり合えばもうファミリー
気が付けばこれこそが
誇れるマイルーツ
ビターバレーは
掃き溜めで遊び場
たまには逃げて
潮風追いかけて走ろう
Face Up
前を向いて次第に
撚り合わさった
消えない絆と居場所
笑ってまた進もう
「おかえり」が聞こえる
場所を胸に秘め紡いでく
俺たちの日々をその先へ
目まぐるしい嵐のような日々に
飲み込まれ時に疲れ果てても
「おやすみ」はまだいらない
連なりまた走り出す
同じスピードで
Boy Hood
分けあったグラフィティ
消えはしない
あの日交差した道を
勝手きままにさ
歩いて帰ろうマイホーム
同じ道しるべ
そよ風と衝動に運ばれ
SCRAMBLE DAYS
English Translation by @/matchagyudon
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myonbl · 1 year ago
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2024年6月9日(日)
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私ども夫婦はどちらも飲んべえの血筋、一年365日の晩酌は欠かさない。休肝日などと言う不健康な言葉は辞書には無く、規則正しく飲み続けている。今日はツレアイの誕生日、これもいつも通り酒好きの3男からプレゼントが届いた。確かに若い頃は飲み過ぎての二日酔い、肝臓に負担をかけたこともあったがそれも今は昔、近頃は飲みすぎる前に寝てしまうことが当たり前。いつまでも好きな酒とすごすこと、それには飲み過ぎることを控えねばと、気持ちも新たにしたのであった。
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5時15分起床。
日誌書く。
洗濯機回す。
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朝食は昨晩のすき焼きの後に用意しておいたうどんを頂く。
珈琲。
洗濯物干す。
何も予定がないので、各自片付けや読書など。
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ランチ、息子たちには日清ラ王しょうゆ味、我々は冷蔵庫掃除。
録画番組視聴。
笑福亭呂竹「近日息子」
初回放送日:2024年6月8日 土曜の早朝は関西の笑いをたっぷりと!▽今回は笑福亭呂竹の落語「近日息子」▽桂文枝からのお題に挑戦!第2回「らくご男子サバイバルチャレンジ」動物が不調を訴える…?
刑事コロンボ
第6話「二枚のドガの絵」/ Suitable for Framing 大邸宅の広間。富豪でこの屋敷の主であるランディ・マシューズはピアノを弾いていた。そこに音もなく忍び寄るマシューズの甥デイル・キングストン。彼は手袋をはめた右手に拳銃を握り、銃口をランディに向けると、次の瞬間、発射音が轟いた。デイルは、叔父の死を確認すると次なる行動に出た。
ツレアイは買い物に、私は午睡。
夕飯前にココに点滴。
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夕飯は浜峰商店の干物、息子たちには天然鯛の一塩干し、我々は売る前イワシの丸干しで🍶。
録画番組視聴、刑事コロンボ。
第7話「もう一つの鍵」/ Lady in Waiting 美貌の女性ベス・チャドウィックは、父親の死後、家を守ってきた兄ブライスから交際相手について干渉され続けてきた。現在、問題になっているのは法律顧問であるピーター・ハミルトン。ブライスは、ピーターが野心のためにベスに近づいていると見て、彼にある手を打ったと告げる。
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この人らしい演出、この人らしい軽さと薄さ。
入浴、体重は昨晩から950g増、あちゃー。
パジャマに着替えて日誌書く。
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今日は家から一歩も出ず、ま、日曜日だからね。
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nsmn2s · 2 years ago
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とあるUAC基地での出来事1
注意 : 落書きレベルの書きなぐりです。
怒りで握られた拳が力任せにデスクを叩く。デスク上の「サミュエル・ハイデン博士」と書かれたネームプレートが衝撃で飛び跳ね、床へ落ちた。
「机の弁償代を給料から天引きするからな」
「そんな事はどうでもいい!」
怒りを向けられている当の本人は呆れたようにため息を吐く。この光景はもう恒例となっていた。
アポもなく上司である彼のオフィスに無礼も承知でズカズカと入れるのは彼女だけだ。
「何度も言ったはずだ、我々の理念を忘れたのかね。入社時の契約にも書かれていただろう。君たちは同意してここに居るのだろう」
「それが私の部下の命を使い捨てにして良いという理由になるとでも言うのか!」
白いアーマーに身を包んだ女性は臆することなく自分より背の高いサイボーグの上司に食ってかかる。
「これで何回目だ、ジェームズにライナスにアヴドゥル……みんな私より若い。昨日お前達研究者とやらが殺したルカは子供が生まれたばかりだったんだぞ!」
彼女が今まで殉職した部下の名前を忘れた事は無い。
「遺族には相応の見舞金が支払われるから問題は無い。それに何度も言うが先進的な研究にはアクシデントは付き物だ。何年も務めている君も知っているだろう、Y/N警備隊長」
二人の間にデスクが無ければ今にでも殴りかかってきそうな彼女に彼は淡々と話す。
「未来のために犠牲はつきものだ」
「何が未来だ。未来ある若者を遊び半分で殺して何が研究だ。私が遺族に死亡通知を書くときどんな気持ちか分かっているのか!?」
彼は淡々と事実を述べていたつもりだが、それは彼女の怒りに油を注ぐばかりだった。
Y/NはUAC火星基地でハイデン直属の警備部隊を束ねる役職で、部下に殉職者が出る度毎回こうして衝突するのが今や施設内で恒例となっていた。
彼女は熱血で義理堅い性格の人物であるため部下からとても信頼されてはいるが、上司のハイデンとはとにかく馬が合わないことで職員の間で有名である。
だがお互い嫌悪し合っている訳では無い。ハイデンは彼女の能力と自分の意見をハッキリと言う物怖じしない態度を評価しており、彼女もまた兵役帰りで就職場所もなく彷徨っていたところを拾い上げてくれた彼に大きな恩義を感じていた。
彼の弟子であるオリビアが彼女をエリートガード部隊に欲しがったことがあった。勿論そのときハイデンは断固として拒否し、Y/Nはハイデンへの恩を選んだ。本人たちは表こそ出さないがそれくらい信頼し合っていた。
---
「これで全員か」
「はい。遺体が見つからない者も含めてです」
ハイデンは静かに就任したての警備隊長からの報告を聞いていた。
エネルギーの研究も佳境に入り、研究費も嵩むにつれて人件費や人手不足が拍車をかける。取り扱うものの重要性や規模が大きいほど研究中の死傷者が増えていた。
いつものように電子脳に送られたデータを見直すと、いつもは気に停めない数字に彼は一瞬だけ目を止めてしまった。
「博士、1つ質問しても?」
「良いだろう」
視線を彼へ向ける。
「なぜ対面でも報告を? データでも報告するので二度手間で非効率では?」
「確かにそうだったな」
ハイデンは毎回デスクを拳で殴るあのやかましい女性を思い出す。そういえば彼女は機械を仲介して会話することを嫌う昔気質なところがあった。機械で変換された数値には1番大事な情報が欠落していると言い、対面での会話を好み、医療班よりも先に部下の不調を見抜いたことがあった。ハイデンの腰のジョイントの不具合も見抜いた事もある。
「次回からデータのみの報告で構わない」
そう言って新任を退出させた後、静かなオフィスに残された彼は何となしに自身のデスクの表面を金属の指で撫でる。彼女が叩いて出来た傷は残ってなかった。
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オリビアは処分手前の引き受け先のない遺体を引き取った。
実験中の事故で死亡した遺体は科学的な汚染や情報漏洩の危険が認められなければ遺族の元へと送られる。だがその遺体は損傷が激しく誰の遺体なのかさえも分からなかったため、廃棄処分寸前だった。
これが誰なのか、彼女と彼女に囁きかける悪魔は知っている。
「ついに私の所に来てくれたのね、Y/N」
来るべき時のために、彼女は赤黒い地獄の血肉で満たされた水槽に浮かぶY/Nだった肉片に静かに微笑んだ。
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m12gatsu · 1 year ago
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無題
飲もう、としばしば誘ってくれる上司がある。ありがたいことである。入職当初から何かと気にかけてくれる中間管理職で、五十の坂にも差し掛かって、酒が回ると自身の哲学をくだまき、お前は、と詰問してくる。こちらが回答に窮すれば、銀縁眼鏡の向こうから鋭い視線を投げかけてきて予断を許さない。注文のイニシアチブを握って、揚げ物ばかり誂えるので食卓が茶色くなる。遠慮せず食え、という。素直に食べないと機嫌を損ねる。その実、過去には一部の部下からパワハラの告発を受けて痛い目を見ており、とっくに時代に淘汰されているはずなのだが、俺が彼のことをいまいち憎みきれないのは、強権的で太っている、という点に限らず俺の父親に少し似ているからかもしれない、と時々考える。四十を越えてから職場結婚した上司は、いまは一男一女をもうけ、子煩悩な一面を覗かせつつ、鉄拳制裁をも辞さないという教育方針にはいつもひやひやさせられる。母子家庭で育った、という話も何度かきかされていて、本来ロールモデルとしてあるべき実父の不在を、実在させようともがいている不器用な男の姿を俺はそこに見る。で、最終的に全部奢ってくれる。ありがたいことである。
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kennak · 9 months ago
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先日、ピッコマで「北斗の拳」が1日限定全話公開してたので読んでみたんだが、本編はもちろんのこと、時代を感じる部分があって面白かった。 一気読みなのでうろ覚えも多くてすまんが、平成生まれのオタクから見たジェネレーションギャップをまとめてみる。 ・男女の区別がはっきりしてる 男とは!女とは!というカテゴリで括られていて「男に生まれたからには」「女としての幸せは」みたいな性別による話が多い。基本的に男が戦っていて、女は戦わないし、戦っても弱い。進撃の巨人とかキングダムみたいな強い女は出てこない。(ユリア実はめっちゃ強いかと思ってた) ・女子供は不可侵領域 基本的に「女子供」は絶対に殺してはならず、守るべき存在。殺すのは相当な外道というポジション。「女子供を殺す奴は人間じゃねえ」って主人公サイドが言ったり。「俺は女でも殺すぞ!」みたいな脅し文句を悪の象徴として使ったりする。鬼滅では老若男女が喰われているが、女子供を喰っていることだけに非難が集中するわけじゃない。子供に対する不可侵はまだありつつも、薄れてきている感覚かもしれない。 ・男は守ってもらえない ヒーローと一般人という区分よりも、男と女子供という区分が強いので、男である限り一般市民でもあんま守ってもらえない。妹を人質に取られると兄は必死になって助けようとするが、それが弟になると「あいつにも死ぬ覚悟ができている」とか言って助けないパターンになる。男に厳しい。悪役に殺されるモブも男ばかり。男が殺されて女子供が殺されそうになった頃に主人公が助けにくる。男も助けてくれ。ヒロアカで女子供しか助けてもらえなかったらすごい違和感ある。時代なのか? ・性的な言動が少ない 舞台は世紀末だけど性暴力的な言動や描写がほぼない。美人キャラ捕まえた悪役がいうセリフも「美人を捻り殺すの好き」みたいな感じで「俺のものにしてやるゲヘヘ」みたいな感じじゃない。誘拐しても無理やり襲わない。最近の方がそのあたりはエグい。 ・ヒロインと母性 ビンタしないし文句言わないし口数も少ない。平成の暴力系ツンデレヒロインとは違う。多少の反抗はありつつも基本は受け入れていく姿勢で寛容。ユリアは母性が強く、みんながそこに惹かれている設定なんだが、それを大々的に語られていることが衝撃だった。周囲に「母性に惹かれてる」って思われるのってあの時代的には普通なのか?恥ずかしくないのか?「あの人、ユリアの母性に夢中なんだね」って言われるんだよ。性癖みんなに把握されてるようで自分なら取り乱す。 ・命より誇り かっこよく死ぬ!というスタンスというか。命よりも誇りを取る。掟とか伝統もかなり大事。美学に命かけてる感じ。昨今の作品はわりと命を大事にしている。主人公サイドは特に「掟を守って死んだら元も子もないねーだろ!?」みたいな型破りが多い気がする。北斗の拳ではかっこ���いやつほど命をかけてるので、メインキャラがばんばん死んでく。死ぬペースも速い。 ・親子の親は死亡フラグ 父親はだいたい死ぬ。母親もときどきしぬ。親が死んでも、子が受け継ぐみたいな価値観が強そう。親子キャラだから死なないだろ、主人公が助けてくれるはず!みたいな前提で最初は読んでたけど、最後の方は子がいるってことは死にそうだなと思うまでになった。最近の漫画や映画は子どもを一人残して死なないパターンが多いかも? ・ラスボス系が子孫を欲しがる カイオウが「子をなす」ことを望んでいるのが意外だった。DIOとかヴォルデモートとか鬼舞辻無惨とか、ラスボス系は不老不死になって自分が永遠になる!みたいな思考が多いので。子供を作って受け継ぐみたいな人間的な営みを望むのが意外。上記の親子の価値観と近いところがあるのかも。 平成生まれでもギャップがあるなら、令和生まれが読んだらどんな風に感じるのかすごく気になるところだが。 たぶん、どの時代に読んでもラオウに憧れるやつはいると思う。ラオウかっこいいよラオウ。
北斗の拳を読んだらジェネレーションギャップがすごかった
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