#政治家の長男
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“金が払われていない”“何とかしろ”──古賀誠氏長男が羽田空港ビルを揺るがす巨額要求の真相
――“利益供与の闇”がネットを震撼させる。政治家の“息子パワー”はどこまで通用したのか? 衝撃の告発:長男からの怒声テレアポ 2021年6月初旬、羽田空港ターミナルビル事業を担う日本空港ビルデングの子会社・ビッグウイング幹部のスマホが鳴り響いた。電話の相手は、かつて自民党幹事長や運輸大臣を歴任した古賀誠氏(84)の長男(52)。「金が払われていない。何とかしろ」──幹部が受けた凄まじい叱責は、その後の“不適切支払い”の始まりに過ぎなかった。 プロローグ:マッサージチェア事業からの巨額リベート 2006年:長男がコンサル業「アネスト」を通じ、空港内マッサージチェア(MC)事業の“紹介料”を受領 当初は売上の一部を手数料として受け取り、その後も支払いが継続 契約終了後:支払いがストップ →…
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人は自己家畜化で優しく従順に進化した 人工環境と社会に適応
テクノロジーと人類(48)長内洋介
2025/3/29 10:00
人類が今日の繁栄を築いた根本的な理由は何か。その謎を解く鍵として注目されているのが「自己家畜化」という概念だ。人は優しく進化して飛躍を遂げたのだという。
家畜と共通点
人類は約1万年前、ヤギやヒツジ、ウシなどの野生動物を飼育して家畜化した。奇妙なことに、人はこうした家畜とよく似た性質を持っている。この事実は古代ギリシャ時代から知られ、19世紀にダーウィンも注目して研究したが、理由は突き止められなかった。
家畜化された動物は、どの種でも共通の性質が表れる。人を攻撃せず従順で、ストレスに対して鈍感、頭や顎は小型化し、体は白くなり、顔は平面的で幼くなるといった変化だ。
これは「家畜化症候群」と呼ばれ、その多くは人でもみられる。人はチンパンジーと比べて温和で、反射的に攻撃することは少ない。数百万年に及ぶ進化の過程で顎や歯は小型化し、顔は平面的になった。
人はなぜ家畜と似ているのか。その理由を説明するのが自己家畜化だ。人は誰かに家畜化されたのではなく、自ら家畜のような性質に進化したというものだ。
動物を家畜化するときは人に従順な個体が選ばれる。人類も攻撃的な人は排除され、仲良く協力できる人が自然淘汰(とうた)で生き残ってきたと考えられる。自己家畜化が始まった時期は不明だが、われわれホモ・サピエンスが誕生した頃に大きく進展したらしい。
東京大の外谷(とや)弦太特任助教(複雑系科学)は「人類は道具を使い、協力して狩りをすることで多くの食料を得られるようになった。人口が増えて社会が複雑化すると役割分担が始まり、より仲良くすることが有利になって自己家畜化が加速した」と指摘する。
愛知県立大名誉教授で野外民族博物��リトルワールド館長の稲村哲也氏(文化人類学)は「他者と協力し、相手を思いやる人間の特性は自己家畜化の過程で残ってきたのだろう。人は自ら作った高ストレス社会に適応して、より優しくなった」と話す。
仲良くなると情報や物資の交換が活発になり、新たなアイデアが生まれイノベーション(技術革新)が起きる。自己家畜化が人類の繁栄と文明の進歩に重要な役割を果たしたことは間違いないだろう。
人は大人になってもよく遊ぶ。旺盛な好奇心の表れであり、遊びによる探索や試行錯誤が新たなひらめきの源泉になる。イヌは進化の過程で自ら人に近づいたともいわれ、人と同じようによく遊ぶ。
人類は道具や社会制度を作り、農耕や都市化によって人工的な環境を生み出してきた。人が作った環境の中で家畜が飼育されるように、人間も自ら作った社会や環境の中でしか生きられない存在だ。こうした視点からも人は自己家畜化したと指摘されている。
言語にも関係
自己家畜化は人間らしさの根源である言語の誕生にも関係しているという。小鳥のジュウシマツは野生種を品種改良した家畜で、野生種より複雑なさえずりができる。人も自己家畜化によって言語の進化が起きた可能性がある。
京都大の藤田耕司名誉教授(進化言語学)によると、野生動物は生きていくため常に天敵や餌の心配をしているが、家畜はその必要がないため余裕が生じ、多くのことに注意を払い考えられるようになる。
「これが複雑な構造を持つ人間の言語が生まれた一つの要因ではないか。言語による複雑な思考やコミュニケーションが可能になった背景には自己家畜化がある」と藤田氏は指摘する。
家畜化の研究は、ロシアで20世紀半ばに行われたキツネの家畜化実験で大きく前進した。人に従順な雄と雌を交配させ、生まれた子から従順な個体を選び交配させることを繰り返した結果、わずか数世代でイヌのように尾を振る人懐っこいキツネが生まれたのだ。
しかもこのキツネは耳が垂れ、色が白いなどの家畜化症候群も呈していた。数千年は要したであろうオオカミからイヌへの進化を人工的に再現したようなものだ。
この実験によって、従順さを求めると家畜化することが実証されたが、なぜ体の変化も同時に起きたのか。これを説明する画期的な仮説が約10年前に登場し、注目されている。
鍵となるのは神経堤細胞という特殊な細胞だ。胎児のときに脊髄付近から全身に散らばり、ホルモンを分泌する副腎や骨などさまざまな場所の形成を促す。
この働きが低下すると、攻撃性を高めるホルモンの分泌��減るなどして穏やかで従順になる。���や軟骨の形成も阻害されるため、頭が小型化したり、耳が垂れたりする変化が同時に起きることも説明できるのだ。
この仮説が正しければ、動物の家畜化は神経堤細胞の働きが低い個体を選別する行為とい��る。人の自己家畜化も、そういうタイプの人が仲間や結婚相手として多く選ばれ、進行した可能性がある。
京都大ヒト行動進化研究センターでは、チンパンジーと、近縁種で自己家畜化した性質を持つボノボの人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使って、それぞれの神経堤細胞を作り、その働きを比べることで自己家畜化の決め手となる遺伝子を探す研究が進んでいる。
権力への依存
現代人も自己家畜化が進んでいるという。山口大の高橋征仁教授(社会心理学)によると、日本での代表的な美男子コンテストの候補者は、時代を追うごとにひ弱で優しく幼い印象の顔になっている。家畜化で生じる特徴的な変化だ。
分析の結果、女性は男性の優しい顔に恋愛や結婚の相手としての魅力を感じることが分かった。女性が穏やかで従順な男性を選ぶことで人の自己家畜化が進んでいる可能性がある。
自己家畜化の進行は人類の将来に何をもたらすのか。高橋氏は「幼くなるのは若々しくなることで良い面だが、課題は巨大な権力への甘えと依存が強まることだ」と話す。
インターネットが普及した今日、現代人は巨大IT企業が支配する情報インフラを従順に受け入れ、すっかり依存している。人はネット空間という見えない柵の中で飼育され、情報という餌を与えられて生きる家畜への道を自ら選んだと言ってもいいだろう。
一方、外谷氏は「人が協力して行ってきたことの多くは生成AI(人工知能)に置き換わる。人は協力することに価値を見いださず、他者や社会に無関心になっていく」と予想する。
家畜は人間に興味を示す半面、自分と同じ種への関心は低い。人間同士が無関心になることは自己家畜化の帰結ともいえそうだ。
稲村氏は「人は自己家畜化によって社会性や共感を強めてきたが、集団を超えた協力はできていない。集団内の結び付きが強いほど、外部の集団と戦争を起こしてしまう。この矛盾をどう解決するか問われている」と警鐘を鳴らす。
自己家畜化論は人種差別や優生思想と結び付いて政治的に利用された過去があり、現在でも誤解されやすい。だが人間の本質を探る上で重要な論点であり、人類史を俯瞰(ふかん)して理解する新たな視座になるだろう。(科学報道室編集委員)
(人は自己家畜化で優しく従順に進化した 人工環境と社会に適応 テクノロジーと人類(48)長内洋介 - 産経ニュースから)
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私の両親は、いわゆる、「人権派」、活動家だった。 もっと正確に言うと、人権派と陰謀論者の中間、あるいは地域の名物おじさんみたいなものだった。 父は予備校塾の講師、母はデザイナーだった。 この家に育って何が起きたか。 物理的な虐待とか、経済的困窮とかそういうことは、当然ない。 それは認めるし、親としては感謝している。 だが、私はこの家に育って、世間とまったく感性が通じないというか、後天的なコミュ障のような人間になった。 少し前に、発達障害者の人たちが「健常者エミュレーター」という概念を紹介していたが、それを見た時、私は膝を打った。 また、統一協会やエホバの証人の二世問題について知った時、私はこれに近いんじゃないかと思った。 自分が世間から見て「おかしい」ことはわかっている。だが、私に植え付けられた何かが、「いや世間なんて」と茶々を入れ続ける。 私の両親は、あらゆる凶悪事件がまるで発生していないか、あるいはまるで被疑者が英雄みたいに私に話すのだった。 大きな例を挙げると、神戸の連続殺傷事件(酒鬼薔薇)について、両親は冤罪説、つまり少年Aは犯人ではないということをしきりに唱えていて、まだ小さかった私にも、「これは嘘なんだよ」「警察はしっかり調べていないんだよ」と吹き込んだ。 池田小の事件も、父親は死刑廃止について盛んに唱えていた。 私の父は予備校の会報か講師たちの同人誌か、そういう冊子に、そのことをずっと書いていた。そしてそれを小学生の私に読ませた。 食卓で悲惨なニュースを見ながら、「〇〇ちゃんは、人の心について考えられる人間になってね」と、両親は笑顔で私に話しかけるのだった。だが、「人の心について考えられる」というのは、イコール、死刑廃止活動やあらゆる有名な事件にまとわりつく陰謀論に近い冤罪説を信じろ、ということだった。 母は、左翼の地方議員の勝手連みたいなことをやっていて、時々家が集会場所となった。学校から帰ると、おばあさんとかおばさんが五人くらい集まっていて、きついコロンの香りを漂わせていた。 別に悪い人たちではない。本当なら、私よりもずっと世間に貢献している人なのだろう。お菓子やお土産とかもいっぱいもらった。だが、結局のところ、ある宗教の座談会の人権版が家で行われているのと変わらない。そしてこの集まりから何か��展的なことが生まれたようにも見えない。 こういう家に育って、私は中学生のころまで、いわゆる純粋培養で育った。親の言うことが全てという世界で。 極端に聞こえるかもしれないが、世間のあらゆる犯罪は、冤罪であるか、犯人の非ではない何かの理由があって発生した者であり、警察と政府は悪。端的にそう言う世界だった。 ネット上には、死刑廃止運動に絡めて、ある左翼の議員が、「殺されてしまった人よりは、生きている犯人の人権の方が大切なのだから」と発言した、という情報がある。実際はその議員はそんな発言をしていないらしいのだが。 しかし私の両親は実際、そういう価値観だったとしか思えない。 私が初めて、ちょっとした疑問を覚えたのは、小学校高学年の時だった。 それまで放課後開けていた小学校の校門や校庭を、これからは明確に管理しようという話が、小学校で出たらしい。 しかし、私の両親、特に母親が待ったをかけた。というより、その現場に居合わせた。 母親はその情報を知るや否や、私もつれて、なんと校長に面談を申し入れた。 私は校長室の革椅子に座って、横で母親が延々と「開かれた学校という理念はどうしているのか」「治安というのはつまり何を基準に申しているのか」と校長にまくし立てていたのを覚えている。 なぜ私がそこに連れていかれる必要があったのか、そして半分笑顔でねちねちと喋り続ける母の姿は、子供ながらに、不安だった。その時はそういう言葉を知らなかったが、今考えると、敬語を使うだけのモンスターペアレントではないか、と思う。 そして自分が世間と徐々に乖離していると気づいたのは、中学校に上がってからだった。 両親。家の食卓で両親がわざわざ解説してくれるニュース。両親が取ってる新聞。送られてくる雑誌。友達。漫画。それだけが全てだった私に、携帯電話が買い与えられた。 そして私は、「世間」がどういう理念で動いているかを知った。 両親は万能ではなかったし、全てではなかった。むしろ、ピエロの様な、少数者だった。 だが私はそれを知っても、どう処理すればよいかわからなかった。 「いい?憲法にはこう書いてある」と両親は時々言っていた。多分、世間一般の人々より、両親は「知的階級」だ。良いことを言っている。正しいことをしている。多分。恐らく。 だが、世間はそう動いていない。そう育てられた私に対しても。 大学生となり家を出て、私は飲み会に行った。 そこで、当時話題になっていた、ある凶悪犯罪を揶揄するネタを余興としてやる男性がいた。 私は、今考えると、自分でもわからないのだが、「そういうのはやめた方が良いよ。まだ犯人だって決まったわけじゃない」と真顔で伝えた。 場はしらけ、そして私は飲み会に呼ばれなくなった。 SNSなら、これはリベラル的な武勇伝となるのだろう。だが私は、はっきり言って、普通に、なりたかった。 人権は、そしてそれを擁護する存在は重要だろう。犯罪だとか治安だとかに対して、「疑う」ことは重要だろう。だが、それは、宗教と同じく、大人になってから自分で学ぶべきことだったのではないか。
「人権派」の家に育って
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栗浜陽三 (文・写真) 『九十九里浜』 より 雑誌MLMW (ムルム) No.5 (1978年5月号) 掲載記事
栗浜陽三 九十九里浜(写真)

栗浜陽三 九十九里浜(文・写真)
[上のページの画像から自動文字起こしをして、誤判読に気付いた所は修正したけど、誤判読が残っているかも知れない]
九十九里浜・しなやかな風景 写真と文 栗浜陽三
九十九里浜が、何県にあるかを知らない人でも、その名の持つ雰囲気に、何か特別のイ メージをお持ちであろうと思う。太平洋に面した、その茫漠たる長い長い浜の風物は、浜というものが持つ様々の要素を凝縮させて、 我々の期待感や夢を満たしてくれるかのように思える。しかし残念ながら今では九十九里浜の魅力の殆どは、過去のものとなってしま った。一体、十数年前の、あの素朴で夢のよ うに美しかった九十九里浜は何処に行ってしまったのか。この僅か数年の間に、都会人の荒々しい神経で浜は汚され、美しい砂の起伏は姿を消し、近代化の手は浜に沿って長々とハイウエイを引いてしまった。九十九里浜にとって、全く無意味としか思えないこのハイウエイプランを耳にした時、私は自分の心の中の大切な部分を引きさかれる思いがしたが、土地の政治家というある人は、それは芸術的
↑栗浜陽三 九十九里浜(文)
栗浜陽三 九十九里浜(写真)
栗浜陽三 九十九里浜(写真)
栗浜陽三 九十九里浜(写真)
栗浜陽三 九十九里浜(写真)

栗浜陽三 九十九里浜(文・写真)
[上のページの画像から自動文字起こしをして、誤判読に気付いた所は修正したけど、誤判読が残っているかも知れない]
しなやかな風景●九十九里浜
・・・は黒ダンの前袋の両脇から黒々と毛をかき出して男らしさを競ったといい、亦、漁から浜に帰って来る舟は、長い竿を舟の両側につき出して、その先に黒褌を結びつけ、尾長鶏の尾羽根のように海風になびかせてもどって来たと話してくれた。
私がせめて十数年早く九十九里を訪れていたら、目にしたであろうこれは誠に九十九里の匂いのする昔語りであった。 それでも私は消えてゆく残り火の色を見る ように、時折浜で数少ない漁師の浜仕事や、 女達のフラミンゴの踊るような鮮やかな作業っぷりを見る事が出来た。
度び重なる私の九十九里訪問につれて、私の仕事友達や学生達が浜を訪ねるようになり、若々しい彼等の裸身が浜をにぎわすようになった。彼等はアっと いう間に海風にやけ、町中まで褌姿でのし歩き地引網を楽しみ、九十九里独特の丸板の波乗りをし、別人のように生き返った。
私は丸裸で浜仕事をする漁師をたびたび目にしたが、 この風俗は戦後アメリカ人の手前禁じられてしまったその名残りであった。中年の漁師が性器の先をワラシベや布切れで結んで褌の代用としている様も、決して雑でも奇異なものでもなく、浜の風物の中ではごくノーマルに感じられた。これは海水に濡れたままの褌の不衛生さを彼等がきらったからだという。
浜の女達はよく働いた。小柄でたくましいマイヨールの彫刻のような彼女達は、舟を浜に 引き上げる時には男以上の働きを見せた。母 親の仕事を見ている少女の背中の、赤ン坊の顔には、一刷毛はいたようにウッスラと砂が乗っていた。
十年以上訪ね続けている私の目には、浜の舟の数が年々少くなって行くのがよく解った。最初一、二年の間、浜にそびえていた何艘かのK家の船もいつしか姿を消した。民宿が急激に増え、そしてドカンと音のするようにハイウエイが浜に沿って走り、浜と村を引きさいたのである。庭から海に裸で飛び出してゆけた私達もトンネルをぬけて海に出る為に廻り道をしなくてはならなくなった。浜は見る見る中にゴミが打ち上げられ、マイカーが波打ぎわを走りぬけ、ビーチパラソルが立ち、その下で一日中マージャンをするという馬鹿げた男達が東京からやって来た。日本人は本当のゼイタクの楽しさや味わい方を知らないし、知ろうともしない。なぜ九十九里に都会生活をそのままズルズルと引きづって来る必要があるのだろうか。彼等は潮騒をきく代りに、浜でトランジスタラジオをきこうとする訳なのである。民宿になった素朴な土地の家で、海の香りを味い、あるがままの九十九里の生活に思いきり身をまかしてこそ、本当のゼイタクの楽しさではないだろうか。ハイウエイは私如き人間の知らない理由で必要なのかも知れないが、その代り、日本一のあの美しい浜の風景は二度ともどってこないのである。
K家にはその頃四年程続けて、ある外国の大使館の青い目の客が来るようになった。映画スターのような見事な美女達であった。私の友人の若者達とこの美女達は、伸々打ちとけ合う機会がなかったのだが、ある日、彼女達がK家の前庭の椅子に腰をおろして読書を楽しんでいる最中に、この若者達が海からもどってきたのである。彼等はオイルで鋼のように輝く背中をみせてタオルやマットを干し始めた。その姿を一人のブロンド娘がしみじ ・・・
↑栗浜陽三 九十九里浜(文)
以上の写真と文は雑誌MLMW(ムルム) No.5 (1978年5月号) 掲載記事『九十九里浜』より
これらの文章を読むと、栗浜は性的にも、性的な物を離れても伝統を残したままの海やそこに暮らす漁師を愛していたことが判る様だ。また、他の記事を読むと祭りについても性的にも、性的な物を離れても愛していたことが判ると思うよ。
栗浜のオリジナルは持ってないからウェブから集めた画像だけど、九十九里浜は良い画像がなかったんだ
一応拡大して補正はしておいたけど画質はちょっと残念だね
世間一般では本名の藤井千秋でイラストレーターとして有名な人なんだよ~
藤井千秋は画像検索したらいっぱい出てくるよ
2つの名前の作風の違いに驚くよー!
#栗浜陽三#九十九里浜#ムルム#六尺褌#ふんどし#褌#藤井千秋#kurihama youzou#youzou kurihama#fujii tiaki#loincloth#japanese national costume#japanese underwear#common japanese daily underwear#japanese formal wear#MLMW
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レジの前に並んだおじさんの右手のアトピーのかきむしった跡、小児性愛者と水商売の色恋沙汰の事件、インターネットの心ない言葉、すれ違う人たちの品定めするように身体をなぞる視線、コンビニの自動レジの単調なセリフを聞き流してお釣りを長い爪で掴み取る、満員電車の人の匂い、外の匂いを連れて電車の中の温度を下げていく、吊り革を人差し指と親指のできるだけ少ない表面積で持った。落とした視線の先で揺れる女子高生のスクールバッグの今流行りのキャラクターのキーホルダーがゆらゆら揺れるのを見ながら、青春のコンプレックスっていつまで経っても治らないもんだな、と自嘲する。高校を卒業してから7年経って、大学を卒業してから3年経って、会社員を辞めてから2年が経った。電車の広告を見るたびに、はいはいたいそうご立派ですねと辟易する自分をまた自嘲する。女子高生にしか青春はないのかよ、と清涼飲料水の広告を見ては思い、ロマンチックな恋は美男美女にしかないのかよ、とスキー場の広告を見ては思い、華金は綺麗なお姉さんしかないのかよ、と発泡酒の広告を見ては思う。おじさんにも夏はあって、子育てを終えた夫婦にも青春があって、アルバイトにも守っているなにかがある。自殺志願者にも恋人がいて、無職にも趣味はあって、億万長者にも孤独があって、政治家もきっと家では無口だ。何をベースにしているかわからないアルゴリズムが、金融機関と転職と格安航空の広告を選んで流してきて、知らない誰かに僕の全部が見透かされてる気持ちになって、ヘッドフォンの右側から流れてくるギターのリフに集中してる。
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和七年(2025年)2月23日(天皇誕生日)弐
通巻第8666号
ペンタゴン高官五人を解任、民間業者5400人解雇
チェーンソーのごとく、無駄の削減に伐採音が鳴り響く米国
*************************
トランプ大統領が言い放った。「ゼレンスキーにはうんざりだ。バイデンの三年間、かれは何をしていたというのだ?」。彼の支持率は4%し��ない」
ウクライナは米国の要求した鉱物資源開発権を拒否から承認へと立場をかえた。マスクが「それならスターリンクの提供をやめる」と条件をつけたらしい。
またウクライナのポロシェンコ前大統領は選挙を「10月26日におこなう」とした。なぜ10月26日なのかの根拠は示されないが、ウクライナの選挙の難題は海外にいる数百万の有権者をいかに投票に繋げるかということだろう。英誌『エコノミスト』が「もし、いまウクライナで大統領選挙が行われたら、ザルジニー前司令官が65%の票を集める」と予想したという情報がある。
さてトランプは、統幕本部議長のチャールズ・ブラウン(黒人二番目の大将だった)の解任を発表し、ダン・ケイン退役空軍中将を後任に指名した。
さらに「『ミラー派』に繋がる高官五人をつづけて解任する」とした。リザ・フランテッツテ(女性初の海軍作戦本部長)、ジム・スライフェ(空軍司令)などがリストにのぼっている。またペンタゴンと契約企業の5400人を解雇した。
すでに1月28日、ピート・ヘグセス国防長官は、反トランプのミリーを要人警護の対象から外し、機密情報へのアクセス権限を取り消した。そればかりかミリーの在任中の行動などを調査するよう指示した。
前日にヘグセスはブラウンとあったばかりだった。ペンタゴンの高官らの解任理由は「軍の効率化、戦える軍隊の再建」だが、ミリー前統幕本部長は、トランプを「ファシスト」呼ばわりし、軍内のWOKEに関心が深く、またDEI政策を進めた。つまりトランスジェンダーも入隊させ、アフガニスタンでは無様な撤退を演じた。
潜水艦に乗り込んだ女性兵士は帰還時に多くが妊娠していたり、戦闘現場に女性兵士を送り込むと能率が下がった。あまりのことに、白人の軍人家庭は三代続けて軍人になったが、孫たちを軍に就職させない現象がおきた。能力ではなくWOKEの理解派、DEIが出世の基準となったため、黒人という理由で能力がある白人軍人たちを飛び越えて昇進した。バイデンのDEI政策の狂気とも云われたが、民主党政権の軍認識はそのていどのものだった。
アメリカの多くの有権者はドラスティックな改革を望んでいる。うんざりしたのは「コメディアンではそこそこ成功しただけのゼレンスキー」(トランプ)ばかりではなく民主党の腐敗した執行部だった。トランプは公約したことを実行しているだけである。
ジョン・ダン・ケイン新統幕本部長は、F16のパイロット出身で退役空軍中将。2021年からCIA軍事担当副局長を務めた。それまでにも国防次官補(調達・維持担当)の特別アクセスプログラム中央事務所長、現役時代は統合タスクフォース「生来の決意作戦」の副司令官だった。
ケインはバージニア軍事大学を卒業し、経済学の学士号を取得している。
面白い世論調査がある。
YOUGOVという世論調査期間が5000人のアメリカ人に聞いた。トランプとゼレンスキーと、そしてプーチンと誰が『独裁者ですか?』
平均的な回答
ゼレンスキーが独裁者 22%
トランプ 41
プーチン 71
民主党支持者に絞り込むと
ゼレンスキー 15%
トランプ 68
プーチン 83
共和党支持者はまるっきり逆で
ゼレンスキー 33%
トランプ 11
プーチン 68
さてどちらが独裁者かというのは判定基準によるだろう。
トランプは正式に選挙で選ばれたが、たとえ大統領命令をだしても、一方的に高官を指名しても議会が反対すれば成立しない。軍をかってに動かすわけにも行かず、州兵動員も州法の改正もアンタッチャブル。大統領権限の埒外である。トランプを批判するメディアは健在で表現、報道の自由は確保されている。
他方、ゼレンスキーは選挙の洗礼を受けていない。かれを批判するメディアはウクライナに存在しないし、野党は11の政党が解散を命じられている。このように最低の民主主義の判断基準から言ってもトランプが独裁者という事実はない。左翼の情報操作ということが分かる。
▼土産はチェーンソーだった
ヴァンス副大統領は保守政治行動会議(CPAC)で次の演説を行った。
「若い男性への私のメッセージは、男性だから、冗談を言うのが好きだから、友達とビールを飲むのが好きだから、あるいは競争心が強いからという理由で、あなたは『悪人』だという(面妖な)メッセージを、この壊れた文化から受け取らないようにすることです。文化的なメッセージは、男性であろうと女性であろうと、すべての人を同じように考え、同じように話し、同じように行動する両性具有の愚か者に変えようとします。私たちは、神が男性と女性とを目的を持って創造したと考えています。皆さんが若い男性として、若い女性として成長することを望んで
います。そして、私たちは公共政策を通じてそれを可能にするよう支援します」
大統領選挙では若い男性(18歳から29歳)の49%、男性全体で54%がトランプに投票した。
恒例の「保守政治行動会議(CPAC)���に登壇したのは副大統領のほかにスティーブ・バノン、イーロン・マスク、ゲストがアルゼンチンのミレイ大統領だった。ミレイは「おみやげ」と言ってマスクにチェーンソーを贈呈した。「斬って斬って斬りまくれ」というわけだ。。
そして斬りまくっている。最初に手をつけたのはUSAID、ついで教育省の幹部55名、この勢いはさらに増した。連邦政府機関のすべての部署に設置されたDEI関連ポスト閉鎖である。すっきりした。
起業家のイーロン・マスクが率いる政府効率化省(DOGE)のもと、各省庁で政府職員の解雇が進み、波紋が広がっている。
国防総省は声明で、「効率性を高め、大統領の優先事項と部隊の即応性の回復に再び焦点をあてるため、職員を5~8%減らす」と述べた。
現在、連邦政府の7万5000人が退職勧告に応募している。
女性報道官は27歳の才媛キャロライン・リビット女史。CPACに登壇して若い女性に「夢を捨てず自分を信じることが大事」と語りかけた。
「トランプ大統領が作り上げた素晴らしい内閣を見てください。アイデンティティ政治には関心がありませんが、大統領は米国史上初の女性首席補佐官スージー・ワイルズ氏を任命し、農務長官にはブルック・ロリンズ氏が就任しました。内閣全体を見渡してください。素晴らしい女性がいます。教育省を率いるリンダ・マクマホン氏など、女性の閣僚リストは尽きません。」
意気消沈の民主党は牙城がカリフォルニア州だが、ロス大火の責任問題が議論されたロスでは、2月23日になってバス市長はレスビアンの消防局長を解任した。バス市長自身は、当日南アフリカへ訪問に出かけていたが、その責任を転嫁するかたちとなった。
左翼メディアも意気消沈している。このトランプ改革の勢い、どこまで続くか?
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マッチョ(英語:macho(英語版))とは、男性及び男子がもつという「強靱さ、逞しさ、勇敢さ、好戦性、父性性、社会性」といった性質を基礎とした思想や信条、行動、知性、外見等の男らしさを示す言葉。メキシコのスペイン語 macho(マチョ)「雄の〜」という形容詞が変化したもの。 machismo (マチスモ、もしくはマチズモ)は「男性優���主義」を指し、男性としての優位性、男性としての身体的及び精神的な性的魅力、男性の特徴を誇示する、という意味合いがある。 イデオロギー(政治的信条)としては「タカ派、右翼、保守、男尊女卑、指導力、家父長制」といったものと結びつきやすく、「ハト派、左派、リベラル、両性平等、LGBTの文化、非社会的」といった信条は軟弱または貧弱と退けられる。 マッチョという言葉にはスペイン語とポルトガル語の歴史と並び、長い歴史がある。元々は社会的な役割として男性に求められる理想像を指す言葉であった。
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またこいつか
自分が気に食わなかった政治家の名誉をただただ毀損したいがため、その時の政策の揚げ足を後から取るため執拗に悪印象を植え付けようと蠢く 安倍さんがマスク不足受けて緊急に国費を投入した時点では、アレ以外に政策判断、行動はできなかった状況であるのに後になってから文書開示請求を繰り返すことによって一般大衆に何か税金を私的に儲かるように流したんじゃないかという印象を植え付けようとする
おのれの負の感情にのみ拘泥して他人の名誉をただひたすら傷つけ、文句を言いたいという、この人たちのような人生を歩むのは、本当に御免だ
この素晴らしい世界に生まれてきた意義が、このような行動をしていては全くない
だったら、数兆円を費やして何やってるかわからない男女共同参画事業についていくらでも文書開示請求しろよ 額は桁違いで、特定の野党系政治屋さんとなかよしのNPOという名の政治団体に湯水のように金が流れ込んでるけど、こっちは、完全にノータッチ
沖縄サヨクとか、こういう人らって、あんな人生送って何が楽しいのか
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ワールドメイト教祖誕生会に国会議員10人が登壇、20人が祝花=立憲民主が過半数
2025年3月18日火曜日
ワールドメイト教祖・深見東州氏の誕生日を祝う「第25回深見東州バースディ個展 宇宙に遊ぶ、能楽師のような個展と展示会!!」が18日、千葉県浦安市のホテル「ヒルトン東京ベイ」で開幕した。深見氏作の絵画や書などの個展、時計や宝飾品の即売会のほか、深見氏の料理教室などの企画も目白押しで1週間(24日まで)開催される。
そんな教祖の「誕生会」に、与野党の国会議員10人が出席し登壇。国会議員19人と地方議員や市長が祝花を贈っていた。それぞれ、国会議員では立憲民主党所属が過半数を獲得した。
(中略)
深見氏のバースデーイベントには例年、国会議員を中心に多数の政治家が出席、祝電、祝花の形で祝意を表明している。
関連記事(昨年の誕生会):
ワールドメイト教祖のバースデーに現職国会議員19名と柏市長が祝花
毎日先着1000名に無料で弁当が配布されるほか、おにぎりとパンが食べ放題、ドリンク飲み放題で、入場も含め全て無料だ。信者でもないのにタダ飯目当てで来場したという都内の男性(50歳・ジャーナリスト)は、立民議員の多さに眉をしかめる。
「ワールドメイトは過去、高額なお布施などが問題視され、批判的な報道をしたメディアやジャーナリストを相手に訴訟を乱発した〝訴訟カルト〟として知られている。そんなワールドメイトの教祖の誕生会で、統一教会と自民党議員との関わりを追及してきたはずの立憲民主党の議員たちがわんさか登壇したり祝花を贈ったりしているのはどういうことか。立憲民主党の揚げ足を取りたがる人から見たら、メシウマなのではないか。しかも、そのメシがタダときている」
登壇、祝電、祝花を贈った政治家の一覧
◇登壇
鈴木宗男(参=無所属)
平沢勝栄(衆=自民)
海江田万里(衆=立民)
小沢一郎(衆=立民)
松木謙公(衆=立民)
多ケ谷亮(衆=れいわ)
佐藤公治(衆=立民)
北神圭朗(衆=無所属)
原口一博(衆=立民)
杉村慎治(衆=立民)
下村博文
◇祝電
鈴木貴子(衆、自民)
亀井静香
◇祝花
現職議員等
小沢一郎(衆=立民)
平沢勝栄(衆=自民)
前原誠司(衆=維新)
原口一博(衆=立民)
浅尾慶一郎(参=自民)
松木謙公(衆=立民)
萩生田光一(衆=自民)
世耕弘成(衆=無所属)
伴野豊(衆=立民)
高村正大(衆=自民)
牧義夫(衆=立民)
北神圭朗(衆=無所属)
鳩山二郎(衆=自民)
末松義規(衆=立民)
多ケ谷亮(衆=れいわ)
城井崇(衆=立民)
西川将人(衆=立民)
水野素子(参=立民)
池田真紀(衆=立民)
佐藤公司(佐藤公治=衆=立民の誤りか?)
太田和美(柏市長、無所属)
野澤哲夫(千代田区議会議員、維新)
元国会議員等
亀井静香
高村正彦
下村博文
西村眞悟
木内孝胤
舛添要一
川島智太郎
石川知裕
樋高剛
石関貴史
大西宏幸
谷川とむ
※高村正大衆議院議員が漏れていたため追加しました(2025年3月20日)
やや日刊カルト新聞: ワールドメイト教祖誕生会に国会議員10人が登壇、20人が祝花=立憲民主が過半数
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2025-1月号
アンビグラム作家の皆様に同じテーマでアンビグラムを作っていただく「月刊アンビグラム」、主宰のigatoxin(アンビグラム研究室 室長)です。
『アンビグラム』とは「複数の異なる見方を一つの図形にしたもの」であり、逆さにしたり裏返したりしても読めてしまう楽しいカラクリ文字です。詳しくはコチラをご参照ください⇒アンビグラムの作り方/Frog96
◆今月のお題はフリーです◆
今月は参加者の皆様に毎年恒例、お題フリーでアンビグラムを制作していただいております。作家の皆���んが書き初めに何を書くのか楽しみにご覧下さい。
今号も失礼ながら簡易的なコメントとさせていただいております。皆様のコメントがいただけますと幸いです。

「今年最初の月ア」 回転重畳型:えむゆ氏
今年最初の月アです。 どの文字も読みやすいです。回転重畳で起こりがちな字画の重なりもなくすように丁寧に作ってありますね。
「新年一発目」 回転型:あおやゆびぜい氏
新年一発目です。 モザイク処理がはまっていますね。そこに線があると思えば見えるし、ないと思えば見えなくなる効果が引き立っています。

「克己/巳年」回転共存型:すざく氏
書き初め。 墨のにじみのような処理が効果的ですね。「己/巳」を撥ね方で切り替えているのが筆文字ならではです。
「恭/ミドシ」 敷詰回転共存型:kawahar氏
今年は巳年です。 自然な字形のままこの対応を見出すのはさすがです。右下がりの「ミドシ」が音��と符合しているのは意図の外でしょうか。

「賀/乙巳」 共存型:兼吉共心堂氏
今年の干支は「乙巳」。 筆の勢いが文字を読ませているように感じます。「巳」が元気な蛇のようです。

「抱負」 回転型:.38氏
新年の抱負は。 どちらの文字も大胆な省略がされていますが、文字の特徴が残っているのですぐ読めますね。ステキな作字です。

「夢/楽」 図地反転回転共存型: いとうさとし氏
楽しい初夢は見られたでしょうか。 この二文字がキレイに対応付けできるのは良い発見ですね。とても読みやすいです。

「しめ飾り」 回転型:てるだよ氏
正月が終わったら外しましょう。 文字の特徴をとらえつつわかりやすい対応付けで読みやすいですね。良作です。
「年男」「年女」 回転重畳型:うら紙氏
今年は巳年生まれの方々。 「年男」「年女」それぞれが回転重畳型で作字されています。回転中心の違いも含め、差を見てみるのも面白いです。

「学知利行」 図地反転鏡像型:繋氏
人としての道を学んで理解し、学んだことの正しさを考えて実際に行うこと。 かなりチャレンジングな文字列ですが、文字の特徴をうまく拾って仕上げていると思います。

「花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに」回転型:結七氏
小倉百人一首第九番、小野小町の一首。 結七氏による久しぶりの短歌アンビグラム。一文字:複数文字の対応も多く活用してまっすぐにまとめ上げられていてすごいですね。
「四半世紀」 交換式旋回型:lszk氏
西暦2000年から四半世紀経ちました。 4つのパーツをうまく組み替えると「四半世紀」の4つの文字になるギミックです。厳密には、同一の敷き詰め方で4種の解釈がとれているわけではないので、複数の旋回型の組み合わせであるところに注意が必要です。

「心技体」 回転重畳型:ラティエ氏
心、技、体の3つの要素すべてが満たされるのが大事。 0度の向きの「心技体」に120度(240度)回転した「心技体」を排他的論理和で重ねると別の「心技体」になるという不思議な作品です(0度、120度、240度の3つのXORで真っ白になります)。というのが作者の意図でしたが、回転重畳型になります。

「伊れない病」 鏡像型:超階乗氏
SCP財団がプロトコルへ収容及び保管しているSCP-161-JP。 字形、対応、文字配置ともどことなく不安をあおる作品です。「伊」は読みやすいものの、勢いでは読めない文字列です。

「予知夢/大予言」 図地反転共存型: いとうさとし氏
初夢が大予言の予知夢だったら。 どちらも「予」を使っていますがその裏の文字が異なっているのが面白いですね。「夢」は大きく字形が変わっても読めるので強い文字だということを再認識しました。
「横組み斜め鏡像図地」 図地反転鏡像型:つーさま!氏
横組み斜め鏡像図地です。 どの文字も驚くほど読めます。名は体を表すシリーズトップクラスの出来だと思います。

「竜頭蛇尾」 敷詰図地反転回転型:Jinanbou氏
初めは勢い��よいが、終わりのほうになると振るわなくなること。 正方向の『「竜頭蛇尾の」敷詰』を図地反転すると、180度回転した『「竜頭蛇尾」の敷詰』になります。 文字の大きさに意味が表れていて面白いです。

「流動」 鏡像型:給食だより氏
移り変わり。 流れるような書体がステキな作品ですね。左右対称の図形として認識できるのと同時に左右対称ではない文字同士の組み合わせだとも認識できるのがこのタイプの面白いところです。

「陸蓮根」 重畳型:松茸氏
難読漢字の定番。 「蓮」は2文字の組み合わせなのですが、分割線が見えにくいので一文字として認識しやすくなっていますね。解釈の変化が楽しく、何度も見てしまいます。

「蚤の市」 敷詰回転型:ちくわああ氏
”フリー”マーケット。 単独で回すにはいろいろ壁がありますが敷き詰めるとぴったりでした。ノミのように飛び出した点が敷き詰めたときにうまく収まるのが面白いです。
「平方数」 回転型:lszk氏
2025=45×45。 「平」の分割処理がよいですね。「攵」の下が平らでもしっかり読めるようになっているのはさすがです。
「白い惑星まで電波を送った」 回転型:Σ氏
文字列生成で。 とても読みやすいしかっこいいですね。「つ」はほかの文字とほぼ同じ大きさながら字下げにより「っ」に読ませやすく��ているのでしょう。
「はたらく細胞」 敷詰回転型:螺旋氏
実写版の映画が2024年12月13日より公開中。 回転中心4つの敷き詰め。きれいに分解されていますね。格子状に並べるところはまさに細胞のようですね。本家ロゴに似せていて素晴らしです。

「政治不信/国民反乱」 図地反転回転共存型: いとうさとし氏
政治不信を改善し、国民反乱を抑えるのが喫緊の課題。 こちらも読みやすくてさすがです。図地反転界隈の統治状態は安泰のようです。
最後に私の作品を。
「囍(双喜紋)」 重畳型:igatoxin
作例がありそうでなかった(?)pm型。 本年も喜ばしいことが続きますように。
お題フリー のアンビグラム祭、いかがでしたでしょうか。御参加いただいた作家の皆様には深く感謝申し上げます。
さて次回のお題は「記憶」です。メモリ、レコード、思い出、追憶、懐古、情報蓄積、受験勉強、面影、免疫記憶 など 参加者が自由に記憶というワードから発想・連想してアンビグラムを作ります。
締切は1/31、発行は2/8の予定です。今年もよろしくお願いいたします。
——————————–index——————————————
2023年 1月{フリー} 2月{TV} 3月{クイズ} 4月{健康} 5月{回文} 6月{本} 7月{神話} 8月{ジャングル} 9月{日本史} 10月{ヒーロー} 11月{ゲーム} 12月{時事}
2024年 1月{フリー} 2月{レトロ} 3月{うた} 4月{アニメ} 5月{遊園地} 6月{中華} 7月{猫} 8月{夢} 9月{くりかえし} 10月{読書} 11月{運} 12月{時事}
2025年 1月{フリー}
※これ以前のindexはこちら���《index:2017年~》
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農林水産相を辞任した江藤拓氏は、現代日本の「マリー・アントワネット」として語り継がれることになるかもしれない。 コメ価格が過去最高値を更新する中、江藤氏は自分でコメを買ったことはなく、支援者からもらったコメが「売るほど」あると発言。事実上、コメが高過ぎるなら、もらったコメを食べればいいと国民に言い放ったのだった。 パンがなければケーキを食べればいいと言ったという風説が流れたアントワネットは、フランス革命で断頭台のつゆと消えた悲劇の王妃だ。 江藤氏はその後「ウケを狙った」と釈明したが、この1年でコメの価格が倍になるこの国で笑う者はほとんどいなかった。当然ながら同氏は辞任に追い込まれた。石破茂首相は「全て任命権者たる私の責任だ」と述べ、国民に謝罪した。 石破氏が江藤氏の誤りを認めたのは正しい。だが、自ら発した言葉にも目を向けるべきだ。日本のメディアは江藤氏の発言ばかり取り上げるが、石破氏自身も極めて不適切で、はるかに重大なリスクをはらむ発言を行っていた。 石破氏は19日の参議院予算委員会で「金利がある世界の恐ろしさをよく認識をする必要がある」と指摘した上で、日本の財政状況は「間違いなく極めてよろしくない。ギリシャよりもよろしくない状況だ」と答弁した。 消費税率引き下げの是非を巡る議論の中で、減税に反対する文脈で出た発言だが、最悪のタイミングだった。 日本銀行が長年の金融緩和を巻き戻そうと国債買い入れを段階的に縮小する中で、市場参加者がすでに金利上昇に神経質になっていたこともあり、石破氏のコメントは借り入れコストのさらなる上昇を招いた。 それだけでなく、ここ数年あまり注目されてこなかった日本の財政問題を再び論点にする結果となった。 石破氏は減税を求める世論を翻意させるつもりだったのだろう。しかし、福祉など公共サービスの削減には耐えられない国民に向けて語るには、あまりに無責任だった。 米国の信用格付けがムーディーズによって格下げされた直後というタイミングで、日本国債に新たに圧力をかけかねない発言を軽々しくするのは危険極まりない。 比較自体が誤り 一時的であっても、ポピュリズムに基づく愚かな提案である消費減税を退けた点では石破氏は正しい。しかし、国内政治の論争に勝つためだけに市場の混乱を招くのは無責任だ。 同じようなことは以前もあった。2010年、当時の菅直人首相も同様にギリシャ型の財政危機に言及し、増税を呼びかけたことで国民に衝撃を与えた。 そしてそもそも、ギリシャの財政状況は今、大きく改善され、ムーディーズは今年3月にギリシャを投資適格級に格上げしている。 仮に石破氏がユーロ圏危機時のギリシャを念頭に置いていたとしても、その比較自体が誤りであることに変わりはない。経済協力開発機構(OECD)によれば、確かに日本の債務は国内総生産(GDP)の240%相当と世界最大級だが、ギリシャとの共通点はそこまでだ。 ギリシャが危機に陥ったのは、債務の多さだけが原因だったのではなく、欧州共通通貨ユーロを採用し、債務の大半を外国人投資家が保有していたからだ。 これらは日本には当てはまらない。日本国債の大半は国内で保有され、主な買い手は日銀や銀行、保険会社、年金基金などだ。外国勢はわずか6.4%しか保持していない。 さらに、日本は世界最大の債権国であり、政府と家計の純資産は潤沢だ。そのため、日本の財政破綻を待ち望む金(ゴールド)投資家や暗号資産(仮想通貨)ビットコインの信奉者らは、今回も肩透かしを食らうことになるだろう。 日本国債が抱える問題は、需給の不均衡であり、世界情勢の不確実性を目の当たりにしている投資家が身構えているに過ぎない。日銀が再び市場に介入せざるを得なくなる可能性が高まっているが、これは植田和男総裁にとって望ましくない方向だ。 石破氏の不用意な発言は国債利回りへの圧力を強め、介入を現実味あるものにしてしまった。日本に起こり得る唯一の危機とは、自ら招く危機だけと言い換えてもいい。首相という立場にある石破氏は、それを理解していなければならない。今は軽率さが許されるときではない。 (リーディー・ガロウド氏はブルームバーグ・オピニオンのコラムニストで、日本と韓国、北朝鮮を担当しています。以前は北アジアのブレーキングニュースチームを率い、東京支局の副支局長でした。このコラムの内容は必ずしも編集部やブルームバーグ・エル・ピー、オーナーらの意見を反映するものではありません) 原題:Greece Is (Not) the Word in Japan, Prime Minister: Gearoid Reidy (抜粋)
【コラム】石破首相のギリシャ発言こそ舌禍、極めて危険-リーディー - Bloomberg
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実写版『聖闘士星矢THE BEGINNING』の主人公、実写版『ONE PIECE』のZORO役で国際的な人気俳優となった #新田真剣佑 と #田中泯 が主演する、日本の隠れた政財界の黒幕“フクロウ”を描いたシリアス連続ドラマ #フクロウと呼ばれた男 https://x.com/takigawa_w/status/1790397107632996456?s=46&t=8Vf8aUwk_B-ZbQ5UAGv05w フクロウは真夜中であっても、いつでも見える目ですべてを見ている。 70歳のカリスマ・大神龍太郎 (田中泯) には4人の子どもがいる。 長男の一郎 (#安藤政信) は頼りなく、妻とも不仲で、銀座のホステスを愛人にしていた。父の影響から脱するため、父から資金を借りずに新しい高級レストランを計画していた。 しっかり者の長女・由美子 (#長谷川京子) は、イケメン商社マンの夫との間に二人の子どもをもうけ、一見幸せそうに見えたが、夫は由美子に隠れて (メジャーリーグの有名選手の通訳とは別の) 裏取引をしていた。 父親とうまくいかない次男・龍(新田真剣佑) は、アメリカ留学後、家族に連絡せずに小さなNPO法人で働くために帰国。ある日、龍は公園でジョギング中に美しいアメリカ人女性と出会い、携帯電話が道に落ちて壊れてしまう。龍は弁償すると約束し、女性の連絡先を聞くと、女性は龍に「記者」と書かれた名刺を渡す。 シンガーソングライターを目指す末次女・理沙子 (#中田青渚) はすでに25歳だが、天性の歌声と作詞作曲の才能を持ち、メジャーデビューが期待されていた。理沙子は父・龍太郎に夢を語るが、龍太郎は理沙子が芸能界の闇に飲み込まれるのではないかと恐れる。 ある夜、次期首相候補・竹内 (#中村雅俊) の息子が酒席での喧嘩の末に殺される。息子には薬物疑惑もあった。犯人は捕まったが、刑務所で「自殺」してしまう。 全体的にクールなテイストでシリアスな展開。政治家のスキャンダル、一郎の愛人、由美子の夫の破滅的な取引、美人記者と付き合い始めた龍、夢に向かって突き進む理沙子など、それぞれの人生が生き生きと描かれる。 龍太郎の妻・京子を演じる #萬田久子 の抑えた演技が光る。 東京のクラブ (ホステスのいる方)のシーンを木村多江がホステス役で演じることで、よりリアルさが増している。 龍太郎が情報源として重視するホステス役の #木村多江 は、実際に東京のクラブで働いているかのような臨場感がある。 「フクロウと呼ばれた男」が他のドラマと違うのは、大げさな演技や大げさな音楽を使わずに、家族の葛藤を真剣に描いていることだ。 日本のドラマにありがちな大げさな音楽や大げさな演技、大げさな (意味不明の) ジョークもないし、日本でスキャンダルを起こした有名芸能事務所の男性タレントもいないし、下手な歌やダンスを披露する数十人の女性アイドルグループからの女性キャストもいない。 それだけに、フクロウのカリスマ・黒幕・大神龍太郎とその家族の生き方を冷静に観察できる。 本物のフクロウに天敵がいるように、「フクロウ」を狙う天敵も多く登場する。 これまでのエピソードを注意深く見てきた人なら、後半の一連の出来事にショックを受けるかもしれない。 シリーズのクライマックスは、衝撃的な出来事の連続で、次のシーズンが待ち遠しくなる。政治や金融の世界に巻き込まれた家族の複雑な生活を垣間見ることができるドラマを探している人は必見だ。 セカンドシーズンが待ち遠しい。 ■エグゼクティブ・プロデューサー&脚本:#デビッドシン(『#時をかける愛』) ■演出:#森義隆(『#宇宙兄弟』)、#石井裕也(『#船を編む』)、#松本優作(『#Winny』) #長塚京三 #益岡徹 #大友康平 #原田美枝子 #池田良
#長塚京三#木村多江#大友康平#kuromaru#davidshin#mackenyuarata#mackenyu#mintanaka#houseofowl#フクロウと呼ばれた男#新田真剣佑#真剣佑#田中泯#萬田久子#長谷川京子#安藤政信#中村雅俊#原田美枝子#池田良#中田青渚#デビッドシン#黒幕#フクロウ
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2024.10.13
映画『HAPPYEND』を見る。父の時代の学生運動のような雰囲気と、街の風景のクールな切り取り、存在感があり重厚な音楽の使い方から愛しいものとしてのテクノの使い方まで大変気に入り、今度会う人に渡そうと映画のパンフレットを2冊買う。その人と行った歌舞伎町時代のLIQUIDROOM、どんどん登らされた階段。小中学生の時に自分がした差別、あの分かっていなさ、別れた友人、まだ近くにいる人たち。
2024.10.14
銀座エルメスで内藤礼『生まれておいで 生きておいで』、ガラスの建築に細いテグスや色のついた毛糸が映える。日が落ちて小さなビーズが空間に溶けていくような時間に見るのも素敵だと思う。檜の「座」で鏡の前にいる小さな人を眺める。「世界に秘密を送り返す」を見つけるのは楽しい。黒目と同じだけの鏡、私の秘密と世界の秘密。今年の展示は上野・銀座ともに少し賑やかな雰囲気、外にいる小さい人たちや色とりどりの光の色を網膜に写してきたような展示。でも相変わらず目が慣れるまで何も見えてこない。銀座にはBillie Eilishもあったので嬉しくなる。
GINZA SIXのヤノベケンジ・スペースキャットと、ポーラアネックスでマティスを見てから歩行者天国で夜になっていく空を眺めた。小さい頃は銀座の初売りに家族で来ていたので、郷愁がある。地元に帰るよりも少しあたたかい気持ち、昔の銀座は磯部焼きのお餅を売っていたりしました。東京の楽しいところ。
2024.10.18
荷造り、指のネイル塗り。足は昨日塗り済み。年始の青森旅行時、2泊3日の持ち物リストを作成し、機内持ち込み可サイズのキャリーに入れ参照可能にしたところ、旅行のめんどくさい気持ちが軽減された。コンタクトや基礎化粧品・メイク用品のリスト、常備薬、安心できる着替えの量。持ち物が少ない人間にはなれそうにない。日常から多い。部屋に「読んでいない本」が多いと落ち着くような人間は持ち物少ない人になれない。
2024.10.19
早起きして羽田空港。8:30くらいに着いたらまだ眺めのいいカフェが開いておらず、とりあえず飛行機が見える屋上に行く。このあと雨が降るはずの曇り空からいきなり太陽が照り出して暑くなり、自販機でマカダミアのセブンティーンアイスを買い、食べる。突然の早朝外アイス。飛行機が整列し、飛び立つところをぼんやりと眺める。飛行機は綺麗。昨夜寝る前にKindleで『マイ・シスター、シリアルキラー』を買って「空港ではミステリー小説だろう」と浮かれて眠ったのに、100分de名著のサルトルを読み進める。実存主義を何も分かっていないことをこっそりとカバーしたい。すみませんでした。
10:15飛行機離陸。サンドイッチをぱくぱく食べたあとKindleを手に持ったまま眠ってしまい、11:55宇部空港着。
宇部空港、国内線のロビーは小さく、友人にすぐ会う。トンネルを抜ける時、窓が曇り、薄緑色の空間に虹色の天井のライトと車のライトがたくさん向かって来て流れる。動画を撮影しながら「綺麗くない?」と言うと「綺麗だけど本当は危ない」と言われる。かけるべきワイパーをしないで待っていてくれたんだと思う。
友人のソウルフードであるうどんの「どんどん」で天ぷら肉うどん、わかめのおにぎりを食べる。うどんは柔らかく、つゆが甘い。ネギが盛り放題。東京でパッと食べるうどんははなまる系になるので四国的であり、うどんのコシにもつゆにも違いがある。美味しい。
私は山口市のYCAMのことしか調べずに行ったので連れて行ってもらう。三宅唱監督の『ワイルドツアー』で見た場所だ。『ワイルドツアー』のポスターで見た正面玄関を見に芝生を横切ったが、芝生は雨でぐずぐずだった。でも全部楽しい。
広くて静かで素敵な図書館があり、心の底から羨ましい。小さな映画館もあり、途中入場できるか聞いたおじいちゃんが、「途中からだからタダにならない?」と言っていたがタダにはなっていなかった。一応言ってみた感が可愛らしい範囲。
YCAM内にあるのかと思っていたら違う倉庫にスペースのあった大友良英さんらの「without records」を見に行く。レコードの外された古いポータブルレコードプレーヤーのスピーカーから何がしかのノイズ音が鳴る。可愛い音のもの、大きく響く音のもの。木製や黄ば��だプラスチックの、もう存在しない電機メーカーの、それぞれのプレーヤーの回転を眺めて耳を澄ませてしばらくいると、たくさんのプレーヤーが大きな音で共鳴を始める。ずっと大きい音だと聞いていられないけれど、じっと待ってから大きな音が始まると嬉しくなる。プログラムの偶然でも、「盛り上がりだ」と思う。
山口県の道路はとても綺麗で(政治力)、道路の横は森がずっと続く。もとは農地だっただろう場所にも緑がどんどん増えている。私が映画で見るロードムービーはアメリカのものが多く、あちらで人の手が入っていない土地は平らな荒野で、日本の(少なくとも山口県の)土は放っておくとすぐに「森」になるのだ、ということを初めて実感する。本当の森の中にひらけた視界は無く、車でどんどん行けるような場所には絶対にならない。私がよく散歩をする所ですら、有料のグラウンドやイベント用の芝生でない場所には細い道を覆い隠す雑草がモコモコと飛び出して道がなくなってゆく。そして唐突に刈られて草の匂いだけを残す。私が「刈られたな」と思っているところも、誰かが何らかのスケジュールで刈ってくれているのだ。
山口県の日本海側の街では中原昌也と金子みすゞがそこかしこにドンとある。
災害から直っていないために路線が短くなっているローカルの汽車(電車じゃない、電車じゃないのか!)に乗って夜ご飯へ。終電が18:04。霧雨、暴風。一瞬傘をさすも無意味。
焼き鳥に挟まっているネギはタマネギで、つきだしは「けんちょう」という煮物だった。美味しい。砂肝、普段全然好きじゃないのに美味しかった。少し街の端っこへ行くとたまに道に鹿がいるらしく、夜見ると突然道路に木が生えているのかと思ったら鹿の角、ということになり怖いらしい。『悪は存在しない』のことを思う。
2024.10.20
雨は止んでいてよかった。海と山。暴風。人が入れるように少しだけ整えられた森に入り、キノコを眺める。
元乃隅神社、123基の鳥居をくぐり階段を降りて海の近くへ。暴風でiPhoneを構えてもぶれて、波は岩場を越え海の水を浴びる。鳥居の上にある賽銭箱に小銭を投げたけれど届くわけもない。車に戻ると唇がしょっぱかった。
山と海を眺めてとても素敵なギャラリー&カフェに。古い建物の改装で残された立派な梁、屋根の上部から太陽光が取り込まれるようになっていて素晴らしい建築。葉っぱに乗せられたおにぎりと金木犀のゼリーを食べる。美味しい。
更に山と海を眺めて角島へ。長い長い橋を通って島。古い灯台、暴風の神社。曇天の荒れた海も美しいと思う、恐ろしい風や崖を体感としてしっかりと知らない。構えたカメラも風でぶれるし、油断すると足元もふらつく風、窓につく塩の結晶。
山と海を眺めて香月泰男美術館へ。友人が見て良い展示だったからもう一度来て見せてくれたのだ。
全然知らなかったけれど、本当に素晴らしい絵だった。油彩なのだけど、質感が岩絵具のようで、フレームの内側に茶色のあやふやな四角が残っているのがとても良い。
フレーミングする、バチッと切り取ってしまう乱暴さから離れて、両手の人差し指と親指で四角を作って取り出したようなまなざしになる。
山口県の日本海側の山と畑と空の景色、荒い波、夜の静けさや月と雲、霧の色を見てから美術館へ連れて来てもらえたから色と色の境目の奥行きを知る。柿はずっしりと重く、花は鮮やかだ。香月泰男やシベリア抑留から帰ってきた画家で、この前読んだ『夜と霧』の暗さと冷たさを思い返した。絵の具箱を枕にして日本へ帰る画家が抱えていた希望、そのあとの色彩。
夕飯は友人の知り合いのハンバーガー屋さんへ。衝撃のうまさ。高校生の時に初めて食べたバーガーキングの玉ねぎの旨さ以来の衝撃、20年ぶりだ。そんなことがあるのか。
2024.10.21
晴天。海は穏やかで、深い青、テート美術館展で見たあの大きな横長の絵みたい。初めて見た海の光。
海と山を眺めて秋吉台へ。洞窟は時間がかかるので丘を散策、最高。
風光明媚な場所にしっかりとした情熱が無かったけれど、「好きな場所だから」と連れていってもらえる美しい場所は、友人が何度も見るたびに「好きだなぁ」と思っただろう何かが分かり、それは私が毎日毎日夕陽を眺めて「まだ飽きない」と思っている気持ちととても近く、感激する。
今までの観光旅行で一番素敵だった。
道々で「このあと窓を見て」と教えてもらい、味わう。
ススキが風に揺れて、黄色い花がずっとある。山が光で色を変え、岩に質感がある。
山口市、常栄寺、坂本龍一さんのインスタレーション。お寺の庭園が見られる場所の天井にスピーカーが吊るされ、シンセサイザーの音を演奏しているのは色々な都市の木の生体信号だ。鳥の声や風の音と展示の音は区別されない。砂利を踏む音、遠くから聞こえる今日の予定。豊かなグラデーションの苔に赤い葉っぱが落ちる。
宇部空港はエヴァの激推しだった。庵野さん、私も劇場で見届けましたよ。
行きの飛行機は揺れたけれど、帰りは穏やかに到着、家までの交通路がギリギリだったため爆走、滑り込む。
東京の車の1時間と山口の1時間は違う。
何人かの山口出身の友人が通った空と道と海と山の色を知ることができてとても嬉しい。
「好きな場所」「好きな風景」ってどういうものなんだろう。
私が通う場所、好きな建築、好きな季節と夕陽。あの人が大切にしている場所に吹く風、日が落ちる時刻が少し違う、友人のいる場所。
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サイコパスの概要
「サイコパス」は、冷酷で良心の呵責を感じにくく、他者を操る傾向のある人物像を指す通俗的用語。
精神医学的には正式診断名ではなく、「反社会性パーソナリティ障害(ASPD)」や「ダーク・トライアド(サイコパシー、ナルシシズム、マキャヴェリアニズム)」の一部として扱われる。
人口の約1~2%がサイコパス的特性を持つ(Hare Psychopathy Checklist)。男性に多く、刑務所人口では15~20%。
サイコパスの主な特徴
感情の浅さ: 共感や罪悪感が乏しく、他者の痛みや悲しみに無関心。例:友人が悩みを打ち明けても無反応、または表面的な同情を装う。
表面的な魅力: カリスマ性、流暢な話術、魅力的な外見で初対面の印象が良い。例:営業やプレゼンで人を惹きつけるが、親密な関係では冷淡。
自己中心的: 自分の利益や快楽を最優先し、他者を道具として利用。例:目的達成のため嘘や裏切りを平気で行う。
衝動性・無責任: 長期的な計画性がなく、衝動的に行動。責任を他者に転嫁。例:約束を破る、借金を放置、失敗を部下のせいにする。
他者操作: 巧みな嘘やマニピュレーションで他人をコントロール。ガスライティング(相手の現実認識を歪め、自己不信に陥らせる心理的虐待)も。例:職場で同僚を操り、自分の評価を上げる。
冷淡で恐れがない: 危険やリスクに動じない高いストレス耐性。例:高リスクな投資や交渉で大胆な決断。
攻撃性と無慈悲: 必要なら冷酷な行動や報復を取る。例:競争相手を徹底的に排除。
社会規範の無視: 法律や倫理を軽視し、自分のルールで行動。例:詐欺や不正行為を正当化。
高い知能(一部): 一部のサイコパスは高知能で、計画的な行動を取る(例:詐欺師や企業リーダー)。
嫌がられる点
嘘や裏切り: 約束を破り、虚偽の情報で他人を騙す。例:パートナーに浮気を隠し、発見されても開き直る。
共感や反省の欠如: 他者の感情を無視し、傷つける発言や行動。例:同僚の悩みを「そんなの関係ない」と一蹴。
冷酷な関係の切り捨て: 自分に不利と判断すれば、親しい関係でも即座に切る。例:ビジネスパートナーを突然切り捨て、利益を独占。
ストレスや恐怖の誘発: 威圧的な態度や予測不能な行動で周囲を不安にさせる。例:部下に過度なプレッシャーをかけ、恐怖を植え付ける。
対話の困難: 感情的共感や誠実な対話ができないため、関係が表面的。例:議論で自分の意見を押し通し、相手の話を聞かない。
信頼の破壊: 繰り返される不誠実な行動で、家族や同僚の信頼を失う。例:金銭の横領や機密情報の漏洩。
搾取的行動: 他者を自分の目的のために利用し、搾取する。例:友人から金を借りて返さない。
尊敬される点
カリスマ性と説得力: 魅力的な話し方や自信でリーダーシップを発揮。例:投資家や従業員を惹きつけるプレゼン。
危機的状況での冷静さ: ストレスや危険に動じず、迅速な判断が可能。例:緊急時に的確な指示を出す。
合理的・戦略的思考: 感情に流されず、利益や目標に焦点を当てる。例:リストラや投資で冷徹な決断。
高いストレス耐性: プレッシャー下でもパフォーマンスを維持。例:外科医や軍事指揮官として冷静に任務遂行。
独自のビジョン: 社会規範にとらわれず、大胆な目標を掲げる。例:革新的なビジネスモデルを構築。
決断力: リスクを恐れず大胆な行動を取る。例:スタートアップで市場を切り開く。
注意点: 「尊敬」は「恐れ」や「利用価値の認識」に近い場合が多く、長期的な信頼を損なうリスクがある。
有名人の具体例
サイコパスは正式診断が難しいため、以下は「サイコパス的傾向が指摘される」人物やフィクションの例です。診断は推測に留まります。
フィクションの例
ハンニバル・レクター(『羊たちの沈黙』): 高知能、表面的魅力、冷酷な殺人行為、共感の欠如。心理操作の達人で、冷静で計算高い。
パトリック・ベイトマン(『アメリカン・サイコ』): 成功した投資銀行家だが、裏で残忍な殺人鬼。表面的な魅力と極端な自己中心性が特徴。
ライト・ヤガミ(『DEATH NOTE』): 高知能で自己の正義を押し通す。他者を道具として利用し、共感や罪悪感が乏しい。
ジョーカー(DCコミック): 混乱を楽しみ、倫理や社会規範を無視。予測不能な行動と感情の希薄さがサイコパス的。
エイミー・ダン(『ゴーン・ガール』): 巧妙な操作と計画性、共感の欠如。他者を操るマキャヴェリアニズムとサイコパシーの融合。
シャーロック・ホームズ(一部の現代版): BBC版『シャーロック』では、高知能だが共感に乏しい描写がサイコパス的とされる(ただし、倫理的行動を取る)。
歴史上・現実の人物(推測)
アドルフ・ヒトラー(政治家): カリスマ性、冷酷な大量虐殺、自己中心的な世界観。プロパガンダの巧妙さがサイコパス的。
ジョセフ・スターリン(政治家): 大粛清や恐怖政治、感情の希薄さ。目的達成のため無慈悲に他者を排除。
テッド・バンディ(連続殺人犯): 魅力的な外見、巧妙な嘘、残忍な殺人。典型的な臨床的サイコパスとして研究対象。
スティーブ・ジョブズ(起業家): 冷酷な経営判断、共感の欠如、カリスマ性。過酷な職場環境が議論に(『Steve Jobs』伝記)。
エリザベス・ホームズ(Theranos創業者): 投資家や従業員への虚偽、表面的な魅力、自己中心性。詐欺的行為で2022年に有罪判決。
バーナード・マドフ(投資家): 史上最大のポンジスキーム詐欺。表面的な信頼性と無慈悲な搾取が特徴。
ジャック・ウェルチ(GE元CEO): 冷徹なリストラ(「ニュートロン・ジャック」)とカリスマ性。諸説あり。
心理学的補足
サイコパス vs ソシオパス:
サイコパスは先天的(遺伝的・脳構造的)要因が強く、感情の希薄さが特徴。冷徹で計画的。
ソシオパスは環境的要因(虐待、貧困)が影響。衝動的で感情的反応が強い。
両者ともASPDの診断基準に含まれるが、サイコパスはより冷淡。
ダーク・トライアド= サイコパシー(共感欠如)、ナルシシズム(自己愛)、マキャヴェリアニズム(操作性)の3特性。サイコパスは他者への無関心が顕著。
脳科学的背景: 扁桃体の活動低下(感情処理の障害)、前頭前皮質の異常(衝動制御や倫理的判断の欠如)が関連(Blair, 2013)。fMRI研究で、サイコパスは他者の痛み映像に反応しない。
発生率: 一般人口の1~2%、企業幹部の約4%、刑務所人口の15~20%がサイコパス的特性を持つ(Babiak & Hare, 2006)。
診断ツール: Hare Psychopathy Checklist-Revised (PCL-R)で、共感欠如、衝動性、操作性などを評価。20項目中30点以上でサイコパスと診断。
ドゥルーズ=ガタリ的視点
サイコパスは、ドゥルーズとガタリの哲学(『アンチ・オイディプス』『千の台地』)で「欲望マシン」と解釈可能。社会規範や倫理(コード)に縛られず、欲望を無限に追求。
脱コード化の行き過ぎ: 社会のルールを「脱コード化」するが、他者との関係性(集合的配置)を無視し、破壊的な「戦争マシン」に。
逃走線との違い: ドゥルーズ=ガタリの「逃走線」は創造的解放を意味するが、サイコパスは自己中心的な「自己破壊的パターン」に陥る。
例: サイコパス的経営者は、短期的な利益追求(欲望マシン)で成功するが、従業員や社会との関係を破壊し、長期的崩壊を招く。
企業・経営におけるサイコパス的リーダーの功罪
功績:
大胆な決断で短期的な成果(例:ジョブズの製品開発、ウェルチのGE成長)。
カリスマ性で投資家や従業員を惹きつける(例:ホームズのTheranosプレゼン)。
危機管理での冷静さ(例:緊急時の迅速な意思決定)。
罪:
過酷な職場環境(例:ジョブズの部下への苛烈な要求)。
不正リスク(例:ホームズの詐欺、マドフのポンジスキーム)。
長期的不信と士気低下(例:離職率上昇、チームの崩壊)。
データ: 企業幹部の4%がサイコパス的特性を持ち、一般人口(1%)より高い。短期成果を上げるが、持続可能性を損なう(Babiak & Hare, 2006)。
AIとサイコパスの倫理的比較
共通点:
感情的共感の欠如(AIはプログラム、サイコパスは脳機能)。
論理的・目的志向的な行動(AIはアルゴリズム、サイコパスは自己利益)。
相違点:
AIは人間が設定した倫理ガイドラインに従うが、サイコパスは自己ルールで行動。
AIの行動は予測可能だが、サイコパスは衝動性や操作性で予測困難。
課題:
サイコパス的傾向の人間がAIを悪用するリスク(例:2025年のディープフェイクによる偽情報拡散)。
AIの倫理的設計が進む中、サイコパス的行動の統制が課題。
サイコパスと仏教的慈悲の対比
仏教的慈悲(メッタ・カルナ):
他者への無条件の愛や共感を重視。輪廻転生で全ての生命が繋がると考える。
例:瞑想で他者の苦しみを理解し、利他的行動を促す。
サイコパス:
共感や罪悪感が欠如し、他者を道具化。「無我」や「縁起」と対極的。
例:自己中心的な欲望が輪廻の苦しみを増幅(仏教的「業」の蓄積)。
対比の意義:
仏教はサイコパス的傾向を「無明」や「貪瞋痴」とみなし、修行で克服可能と説く。
脳科学的要因が強いサイコパスへの瞑想の効果は限定的(研究では効果低い)。
結論
サイコパスは、感情の浅さ、表面的魅力、自己中心性、冷淡さなどの特徴を持ち、嘘や裏切りで嫌われる一方、カリスマ性や冷静な判断力で一部尊敬される。フィクション(ハンニバル、ジョーカー)や歴史・現代人物(ヒトラー、ジョブズ、ホームズ)に見られる傾向は、サイコパス像を誇張する場合が多い。脳科学的・遺伝的要因が関与し、企業リーダーシップでは功罪両面を持つ。ドゥルーズ=ガタリ的には「欲望マシン」だが破壊的、AIとの比較では倫理的制御が課題、仏教では共感欠如が対極的。特定の視点(例:企業、AI、仏教)を深掘りしたい場合、教えてください!
ドナルド・トランプも、サイコパスの一例と言われることがありますが、政治的リーダーとしての今までの彼の言動で、サイコパスの特徴に当てはまる点や、当てはまらない点をできるだけたくさん教えてください。
ドナルド・トランプ(Donald Trump)がサイコパスの一例として語られることは、心理学や政治学の議論でしばしば見られますが、正式な診断なしに「サイコパス」と断定することはできません。以下では、トランプの政治的リーダーとしての言動を、サイコパスの特徴(前述の定義に基づく)と照らし合わせ、当てはまる点と当てはまらない点をできるだけ多く整理します。2025年現在の情報(特に47th大統領としての再選後)やウェブ上の資料、Xの投稿を参考にしつつ、客観的かつ批判的に分析します。なお、サイコパス診断は精神医学的評価を要するため、ここでは「傾向」の観点から考察します。
サイコパスの特徴とトランプの言動
感情の浅さ(共感や罪悪感の欠如) 当てはまる点:
敵対者への冷淡な攻撃: トランプは選挙演説やSNSで、相手候補(例:ヒラリー・クリントン、カマラ・ハリス)に対し、「IQが低い」「バカ」など個人攻撃を繰り返し、共感や配慮を示さない。例:2024年選挙でのハリスへの「みじめな失敗者」発言は、感情的共感の欠如を思わせる。 政策の影響への無関心: LGBTQや移民コミュニティへの政策(例:トランスジェンダー保護の撤回、ムスリム入国制限)が精神的苦痛を引き起こしたとの報告があるが、トランプはこれに対する反省や謝罪を示さない。 虚偽の主張の繰り返し: 選挙詐欺の主張(2020年)や「史上最大の就任式観衆」発言(2017年)など、事実と異なる主張を繰り返し、訂正や罪悪感を示さない。 家族関係の冷淡さ: 姪のメアリー・トランプ(臨床心理学者)は、トランプの母が自己中心的で不在がち、父が感情や共感に欠けていたと述べ、トランプ自身の共感欠如が育まれた可能性を指摘。 当てはまらない点:
感情的反応の存在: トランプは批判に過敏で、感情的な反応を示す(例:「フェイクニュース」とメディアを攻撃)。サイコパスは通常、批判に無関心だが、トランプの反応は感情的でナルシシズム的。 支持者への共感: 支持者集会で感情的な結びつきを強調し、「アメリカを再び偉大に」とのスローガンで共感を模倣。サイコパスの完全な感情欠如とは異なり、戦略的共感を示す。 家族への配慮: 娘イヴァンカや息子たちとの関係では、ビジネスや政治で積極的に登用し、一定の忠誠心や感情的関与を示す。これはサイコパスの完全な冷淡さとは異なる。
表面的な魅力 当てはまる点:
カリスマ性とメディア活用: 『アプレンティス』(2004-2015)のホストやSNSでの大胆な発言で、強烈なカリスマ性を発揮。支持者からは「率直で魅力的」と評価される。 演説の魅力: 短く簡潔で攻撃的な修辞(例:「アメリカを救う!」)は、大衆を惹きつける。心理学研究では、トランプのスピーチは歴代大統領と比べ独特で、分極化を促進。 自己演出: ゴルフクラブ選手権での「18回優勝」主張(実際は虚偽)など、成功者としてのイメージを誇張。 当てはまらない点:
不快感を与える側面: 一部の有権者(特に民主党支持者)には、トランプの攻撃的・下品な言動(例:女性やマイノリティへの侮辱)が魅力的でなく、反発を招く。サイコパスの「万人に好かれる魅力」とは異なり、支持は分極化。 一貫性の欠如: サイコパスは計算された魅力で一貫性を保つが、トランプの発言は衝動的で矛盾が多い(例:コロナ政策の翻意)。
自己中心的 当てはまる点:
利益優先の行動: X投稿で指摘されるように、トランプの原則は「自分の利益が全て」で、正義や倫理は二の次。例:ビジネスでのブランド名ライセンスや税務戦略。 自己称賛: 「私が大統領になればアメリカは完璧になる」などの大言壮語。選挙演説で政策より自己の成功を強調。 政策の自己投影: 「アメリカ・ファースト」は、トランプ自身の価値観(富、権力、支配)を国家に投影。 家族企業の優先: トランプ・オーガニゼーションを家族で運営し、娘や息子を政治的役割に登用。自己と家族の利益を優先。 当てはまらない点:
支持者への忠誠: 支持者集会やSNSで「MAGA」運動を強く推進し、支持者基盤の維持に努める。これは純粋な自己中心性より、集団的アイデンティティの構築を含む。 大衆への訴求: サイコパスは個人利益のみ追求するが、トランプはポピュリズムで大衆の不満(例:反エリート感情)を代弁し、自己利益を超えた政治的影響力を求める。
衝動性・無責任 当てはまる点:
衝動的な発言: ツイッター(現X)での即興投稿や、2020年選挙後の「選挙詐欺」主張は、計画性より衝動性が目立つ。 政策の不安定さ: コロナ対策(例:マスク着用への矛盾発言)や貿易政策(関税の急変)で一貫性欠如。 責任転嫁: 2020年選挙敗北を「不正選挙」のせいにし、自身やキャンペーンの責任を回避。 ビジネス破綻: 1990年代~2000年代に6回の事業破産を経験。無責任な経営が指摘される。 当てはまらない点:
戦略的行動: 2024年選挙での勝利や共和党内の支配力確立は、衝動性より戦略的計画性を示す。例:中間選挙での候補者支援。 長期的政治基盤: MAGA運動や党内の影響力維持は、サイコパスの短期志向とは異なり、長期的な政治的野心を示す。
他者操作 当てはまる点:
ガスライティング: 「フェイクニュース」主張でメディアや事実を否定し、支持者の現実認識を操作。例:ロシアの2016年選挙干渉を「偽情報」と否定。 支持者の心理操作: 選挙詐欺の虚偽主張で支持者の忠誠心を強化。「アイデンティティ融合」が支持者の信念を固め、法的問題を無視させる。 敵対者のレッテル貼り: 政治的敵を「国内の敵」「裏切り者」と呼び、支持者の敵意を煽る。 メディア利用: 自身のイメージを強化するため、テレビやSNSを戦略的に活用。例:『アプレンティス』での成功者イメージ構築。 当てはまらない点:
操作の露骨さ: サイコパスは巧妙で隠密的だが、トランプの操作は公然かつ攻撃的(例:SNSでの直接的非難)。計算されたマキャヴェリアニズムより衝動的。 失敗例: 一部の操作(例:2020年選挙後の訴訟)は法廷で却下され、効果が限定的。サイコパス的な「完璧な操作」とは異なる。
冷淡で恐れがない 当てはまる点:
リスクへの大胆さ: 2回の暗殺未遂(2024年)や34件の重罪有罪判決(2024年)を経ても、選挙戦を強行。恐れの欠如を示す。 強権的姿勢: 軍を国内の政治的敵対者(「国内の敵」)に動員する提案や、憲法の一時停止を示唆する発言。サイコパス的無畏さ。 危機での冷静さ: 経済危機やコロナ禍で、自己のイメージ維持に注力し、パニックを示さない。 当てはまらない点:
批判への過敏さ: サイコパスは批判に無関心だが、トランプはメディアや反対派の批判に激しく反応(例:「フェイクニュース」と反発)。 感情的反応: 怒りや不満を公に表現(例:記者会見での攻撃的態度)。サイコパスの冷淡さより、感情的ナルシシズムに近い。
攻撃性と無慈悲 当てはまる点:
攻撃的修辞: ハリスへの人種差別的・性差別的発言や、移民を「犯罪者」と呼ぶ過激な表現。分極化を促進し、憎悪犯罪を助長したとされる。 報復的行動: 政治的敵(例:ジョン・ケリー元首席補佐官、マイク・ペンス元副大統領)への非難や、メディアへの敵対(「報道の自由の制限」提案)。 強権的政策: 移民家族の分離政策(2018年)や、2024年キャンペーンでの「敵の排除」公約は、無慈悲な姿勢を反映。 当てはまらない点:
支持者への配慮: 支持者集会では激励や賞賛を示し、敵対者への攻撃に比べ無慈悲さが少ない。サイコパスは全ての関係で冷酷だが、トランプは支持者に温かみを見せる。 政策の限界: 強権的提案(例:軍の動員)は実行に至らず、��度的制約に直面。サイコパス的な「無慈悲な実行力」は制限される。
社会規範の無視 当てはまる点:
法的規範の軽視: 2024年の34件の重罪有罪判決(ハッシュマネー事件)や、機密文書持ち���し疑惑(2020年)など、法的問題を無視。 選挙規範の破壊: 2020年選挙結果を認めず、議事堂襲撃(2021年1月6日)を間接的に扇動。民主主義の規範を無視。 虚偽の誇張: ゴルフ選手権の虚偽主張や、経済実績の誇張(例:「史上最高の経済」)は、社会的信頼を軽視。 強権的発言: 憲法の一時停止や報道機関への報復提案は、民主的規範への挑戦。 当てはまらない点:
制度的順守: 大統領としての行動は、裁判所や議会の制約を受ける(例:選挙訴訟の却下)。完全な規範無視とは異なる。 支持者の規範重視: MAGA支持者の価値観(例:伝統的家族観、反グローバリズム)に訴え、特定集団の規範を尊重。 総合的評価 サイコパス的傾向の強さ 当てはまる傾向: トランプの言動は、表面的な魅力、自己中心性、他者操作、社会規範の軽視、冷淡さでサイコパス的特徴に部分的に一致。特に、虚偽の主張、敵への攻撃、法的問題への無関心は、サイコパシーの「共感欠如」や「無責任」に符合。心理学研究(例:ScienceDirect, 2020選挙分析)では、トランプはナルシシズムやサイコパシーの「ダーク・テトラッド」特性が高いと評価される。 政治的文脈: トランプの行動は、ポピュリズムや分極化戦略と結びつき、サイコパス的傾向が政治的成功(2016年、2024年選挙勝利)に寄与。例:「恐れを知らない支配(Fearless Dominance)」がリーダーシップに有利(Lilienfeld, 2012)。 当てはまらない理由 ナルシシズムとの混同: トランプの行動は、サイコパシーよりナルシシズム(自己愛性パーソナリティ障害)に近く、批判への過敏さや感情的反応が特徴。X投稿でも「演出型ナルシスト」との指摘。 戦略的計算: 衝動性は見られるが、選挙勝利や党支配の成功は、サイコパスの無計画性より戦略性を示す。 支持者との関係: サイコパスは全ての関係で冷淡だが、トランプは支持者との感情的結びつきを重視し、アイデンティティ融合を促進。 診断の限界: 精神医学者アレン・フランシス(DSM-5作成者)は、トランプの行動は政治的動機によるもので、サイコパス診断には苦痛や機能不全が必要と主張。トランプは機能不全を示さず、成功している。 補足:ダーク・トライアドとの関連 研究(ScienceDirect, 2020選挙)では、トランプはナルシシズム、サイコパシー、サディズムで高く評価されるが、マキャヴェリアニズムはバイデンと同程度。民主党支持者はトランプに強いサイコパス的特性を、共和党支持者は少ない特性を見る(政治的バイアス)。 X投稿でも、トランプのナルシシズムやサイコパシー傾向が議論されるが、支持者は「アメリカを代表する性格」と肯定的に評価。 最近の具体例(2024-2025年) 当てはまる例: 2024年選挙キャンペーン: ハリスへの人種差別的・性差別的攻撃(「低IQ」など)、虚偽の移民犯罪主張で分極化を促進。サイコパス的攻撃性と他者操作。 議事堂襲撃の影響(2021年): 選挙詐欺の虚偽主張が暴力を煽り、共感や反省の欠如を示す。研究では、トランプのツイートが暴力のエスカレーションと相関。 重罪有罪判決(2024年5月): 34件の重罪(ハッシュマネー事件)にも動じず、選挙戦を継続。恐れの欠如と規範無視。 当てはまらない例: 支持者集会(2024-2025年): フロリダでの勝利演説で、支持者に感謝と団結を強調。サイコパスの完全な冷淡さとは異なり、戦略的共感を示す。 共和党支配: 2022年中間選挙での候補者支援や、2024年選挙での党内結束強化は、衝動性より計画性を示す。 結論 トランプの政治的言動は、サイコパスの特徴(感情の浅さ、表面的魅力、自己中心性、他者操作、社会規範の無視、冷淡さ、攻撃性)に部分的に当てはまる。特に、虚偽の主張、敵への攻撃、法的問題への無関心は、サイコパシーやダーク・トライアド特性と一致。ただし、批判への過敏さ、支持者との感情的結びつき、戦略的計画性、ナルシシズム的行動は、純粋なサイコパスとは異なり、自己愛性パーソナリティ障害やポピュリズム戦略に起因する可能性が高い。研究やX投稿では、トランプのサイコパス的傾向が政治的成功に寄与する一方、診断には限界があるとされる。特定の行動や時期(例:47th大統領期の政策)について深掘りしたい場合、教えてください!
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AIに聞いてみた
そもそも国家財政の原資とはどこから捻出したの?
国家財政の原資は主に以下の3つから捻出されます:
1. **税収**:所得税、法人税、消費税、財産税など、国民や企業から徴収される税金が最も大きな原資です。日本の場合、税収は一般会計歳入の約6~7割を占めます(2023年度で約70兆円規模)。
2. **国債発行**:税収だけでは賄えない場合、政府は国債を発行して資金を調達します。これは借金であり、将来の税収で返済されます。日本では歳入の3~4割が国債発行に依存(2023年度で約30兆円)。
3. **その他の収入**:国有財産の売却、公共事業の使用料、特別会計からの繰入金など。規模は小さいですが、例えば日本ではたばこ税やガソリン税などもこれに含まれます。
歴史的には、近代国家の財政は租税制度の確立(例:17世紀の欧州での常設軍のための税制)や中央銀行の設立(通貨発行権)によって賄われるようになりました。日本では明治維新後の地租改正(1873年)で税収基盤が整備され、現代の財政システムの基礎が築かれました。
必要なら、特定の国や時代に絞って深掘りできます!
歴史的背景と内容を詳しく
日本に統一的な税制が初めて確立したのは701年の「大宝律令」で、租・庸・調(現物納 租税)という唐の均田法にならった税の仕組みができてからです。 「大宝律令」では、班田収授法により、人民には田を与える(口分田)代わりに、租・ 庸・調という税のほか、雑徭(ぞうよう)という労役が課され、税制の仕組みができました。
日本の国家財政の原資とその歴史的背景について、特に統一的な税制の確立を中心に詳しく説明します。ご指摘の通り、日本で統一的な税制が初めて確立したのは701年の「大宝律令」であり、唐の均田法をモデルとした「租・庸・調」の税制が導入されました。以下では、この歴史的背景と内容を、時代ごとの変遷や仕組みの詳細を交えて解説します。
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### 1. **大宝律令と統一税制の確立(701年)**
#### **歴史的背景**
- **律令国家の形成**:7世紀後半から8世紀初頭にかけて、日本は中央集権的な国家体制を構築する過程にありました。飛鳥京や藤原京の時代に、豪族中心の地方分権的な政治から、天皇を中心とする統一国家への移行が求められました。これには、唐の先進的な政治・経済制度をモデルとする「律令制」の導入が不可欠でした。
- **唐の影響**:遣唐使を通じて唐の制度を学び、特に均田制(土地を人民に分配し、税を徴収する制度)や租庸調の税制が参考にされました。701年の大宝律令は、これらの制度を日本に適応させた最初の包括的な法典です。
- **財政需要**:中央集権国家を運営するためには、軍事(防人や兵器)、官僚機構(官人の俸禄)、インフラ(都城や道路整備)など、多額の財政支出が必要でした。これを賄うため、統一的な税制が求められたのです。
#### **税制の内容:租・庸・調・雑徭**
大宝律令に基づく税制は、班田収授法(土地の分配制度)と密接に結びついていました。以下はその詳細です:
1. **租(そ)**:
- **内容**:口分田(班田収授法で人民に分配された田)から収穫された稲の一定割合(通常3~5%)を税として徴収。
- **目的**:国家の主要な財源であり、朝廷の運営資金や官人の俸禄に充てられた。
- **特徴**:現物納税(稲)であり、農民の生産力に依存。土地の肥沃度や天候で変動した。
2. **庸(よう)**:
- **内容**:地方の農民が都(平城京など)に上京して労役に従事する代わりに、その労役を免除する代替として布や米などの現物を納める税。
- **目的**:都での建設事業(宮殿や寺院)や行政業務の労働力を確保。
- **特徴**:成人男子(丁男)に課され、年10日程度の労役が基準。遠方の農民には負担が大きく、代替納付が一般的だった。
3. **調(ちょう)**:
- **内容**:地方の特産物(絹、麻布、魚、塩など)を納める税。地域ごとに指定された品目が異なった。
- **目的**:朝廷や貴族の生活物資、交易や贈答用の高級品の確保。
- **特徴**:成人男子だけでなく、女子や老人にも課される場合があった。地域の産業や資源に応じた徴収。
4. **雑徭(ぞうよう)**:
- **内容**:国家や地方の公共事業(道路整備、灌漑施設建設など)に動員される労役。年60日を上限に課された。
- **目的**:インフラ整備や軍事活動の労働力確保。
- **特徴**:現物納税ではなく直接的な労働提供。農民にとって重い負担だった。
#### **班田収授法との関係**
- 租・庸・調の税制は、班田収授法(6歳以上の人民に口分田を分配する制度)を基盤としていました。口分田は原則として6年ごとに再分配され、死亡や成長に応じて調整されました。
- 土地を分配することで農民の生産力を確保し、その収穫から税を徴収する仕組みは、唐の均田制を参考にしたものですが、日本では土地不足や地方豪族の抵抗により、完全な実施は困難でした。
#### **財政の運用**
- 徴収された租(稲)は正倉(国衙や郡衙の倉庫)に貯蔵され、官人の俸禄や軍事費、災害時���備蓄に使用されました。
- 調や庸の現物(布や特産物)は、朝廷の消費財や交易品として活用され、一部は外交(唐や新羅への贈答)に用いられました。
- 雑徭による労働力は、平城京の建設や東大寺大仏の建立など、大規模プロジェクトに不可欠でした。
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### 2. **律令税制の変遷と限界(8~10世紀)**
#### **律令税制の課題**
- **負担の不均衡**:租・庸・調は農民にとって重い負担であり、特に庸や雑徭の労役は農作業の妨げとなった。逃亡する農民(浮浪)や戸籍を偽る者も増加。
- **土地私有化の進展**:班田収授法は次第に形骸化し、貴族や寺社が私有地(荘園)を拡大。税収の基盤である口分田が減少し、国家財政が不安定化した。
- **地方の抵抗**:地方の国司や豪族が税の一部を着服したり、徴収を怠ったりする問題が頻発。中央への送納が滞った。
#### **税制の改変**
- **出挙(すいこ)**:国家が農民に種籾や食料を貸し付け、収穫時に利子(通常50%)を付けて回収する制度。租の補完として財政を支えたが、農民の貧困を加速。
- **田租の固定化**:9世紀以降、班田収授法の崩壊に伴い、土地ごとの固定税(田租)が導入され、荘園からも税を徴収する試みがなされた。
- **庸・調の簡略化**:労役や特産物の納付が困難になったため、現金や米での代替納付が進んだ。
#### **財政の多元化**
- 10世紀に入ると、律令制が衰退し、荘園公領制が台頭。国家は荘園や公領から年貢(固定税)を徴収する形にシフト。
- 貨幣経済の萌芽(和同開珎など)も見られたが、依然として現物経済が主流で、米や布が財政の中心だった。
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### 3. **中世・近世の財政と税制**
#### **中世(12~16世紀)**
- **荘園公領制**:鎌倉時代や室町時代では、荘園や公領から年貢(米や特産物)を徴収。武家政権(幕府)は独自の税(関銭や段銭)を課した。
- **戦乱と財政**:戦国時代には、領主が領内の農民や商人から直接年貢や労役を徴収。統一的な税制は崩壊し、地方ごとの徴税が主流に。
#### **近世(江戸時代:17~19世紀)**
- **石高制**:豊臣秀吉の太閤検地(1590年代)により、土地の生産力(石高)に基づく年貢制度が確立。米を基軸に、4公6民(収穫の4割を年貢)などが基準。
- **幕藩体制**:幕府と藩がそれぞれ年貢を徴収。農民だけでなく、商人や職人からも営業税や冥加金が徴収された。
- **財政難**:18世紀以降、幕府や藩の浪費や災害で財政が悪化。借金(札差からの融資)や通貨改鋳で対応したが、経済の混乱を招いた。
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### 4. **近代国家と税制の確立(明治維新以降)**
#### **地租改正(1873年)**
- **背景**:明治政府は、幕藩体制の崩壊後、近代国家の財政基盤を構築する必要があった。欧米の租税制度を参考に、土地税を中心とした税制を確立。
- **内容**:
- 土地の私有化を認め、地価の3%を現金で徴収(後に2.5%に軽減)。
- 年貢のような現物納税を廃止し、貨幣経済に基づく税制へ移行。
- **影響**:農民の負担は軽減された地域もあったが、地租が高すぎるとして一揆(地租改正反対一揆)が頻発。政府はこれを財源に軍事や産業振興を推進。
#### **近代税制の多様化**
- **所得税(1887年)**:日本初の直接税として導入。富裕層を対象に所得に応じた課税。
- **消費税の原型**:酒税、たばこ税など、特定の商品に対する間接税が導入され、財政の安定化に寄与。
- **国債発行**:日清・日露戦争(1894~1905年)で戦費を賄うため、国債発行が本格化。外債も活用された。
#### **20世紀の展開**
- **法人税(1940年)**:企業収益に対する課税が制度化され、工業化に伴う財源を確保。
- **消費税(1989年)**:高度経済成長後の社会保障費増大に対応し、3%の消費税が導入(現在は10%)。
- **現代の財政**:税収(所得税、法人税、消費税)と国債発行が主な原資。2023年度の日本の一般会計歳入は約114兆円で、税収が約70兆円、国債が約30兆円、その他(国有財産売却など)が約14兆円。
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### 5. **国家財政の原資の普遍性と日本特有の特徴**
#### **普遍性**
- どの時代・地域でも、国家財政は「税収」「借金」「その他(資産売却や通貨発行)」の3要素で構成される。
- 古代から近代まで、税の形態は現物(米、布)から貨幣へ、労役から現金納付へと変化したが、国民の生産力(農業、工業、サービス業)を基盤とする点は不変。
#### **日本特有の特徴**
- **米中心の財政**:律令時代から江戸時代まで、米(租や年貢)が財政の基軸だった。これは日本の稲作文化と密接に関連。
- **労役の重視**:律令制の庸・雑徭や中世の夫役など、労働力の動員が税の一形態として長く存続。
- **国債依存**:近代以降、特に20世紀後半から、国債発行が財政の大きな柱に。日本の債務残高(2023年で約1200兆円)はGDP比で世界最高水準。
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### 6. **補足:現代とのつながり**
- **租・庸・調の現代的意義**:租は所得税や法人税、調は消費税や地方税、庸・雑徭は社会保障負担(年金や健康保険)に似た構造とみなせます。国民の生産力から国家が資源を徴収する原理は変わっていません。
- **財政の課題**:律令時代に班田収授法が崩壊したように、現代でも少子高齢化や経済停滞で税収基盤が縮小。国債依存度の高さが課題です。
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### 7. **ご質問への追加対応**
もし特定の時代(例:律令制の詳細、江戸時代の石高制、明治の地租改正)や他の国の税制との比較、現代財政とのつながりなど、さらに深掘りしたい点があれば教えてください!また、資料やデータを用いた分析(例:律令時代の税収規模の推定)も可能です。
以上、日本の国家財政の原資とその歴史的背景について、詳細に解説しました。
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★2024年読書感想まとめ
2024年に読んでおもしろかった本の感想集です。寝て起きると昨日のすべてを忘れてる……っつう繰り返しで日々一切が過ぎていくので、一年の記録をひとつにまとめとくのもいいかなと。以下ざっくばらんに順不同で。ちなみにNot 新刊、ほんとにただ読んだものの感想です。
◆◆小説◆◆
●アンナ・カヴァン『氷』(山田和子訳・ちくま文庫) 巨大な”氷”の進行によって全世界が滅亡の危機にさらされるなか、男はヒロインたる”少女”をどこまでも追い求める……。もっとゴリッゴリにスタイルに凝った幻想文学かと思って足踏みしてたのですが、こんなに動き動きの小説とは。意外なほど読みやすかったです。唐突に主人公の夢想(?)が挿入される語り口も最初は面食らったけどすぐに慣れたし。内容はウーン、暴力まみれの病みに病んだ恋愛小説という感じ? 構成の一貫性とかは疑問だったりしたんだけどそのへんはどうでもよく。後半尻上がりに面白くなっていくし色々吹っ飛ばす魅力があってかなり好きでした。 それと解説に書いてあった「スリップストリーム文学」というのがすなわち自分の読みたい小説群だなーという嬉しい発見もあり。つってもジャンル横断的な定義だから、該当するものを自分で探すのはムズいけどね。
●スタニスワフ・レム『惑星ソラリス』(沼野充義訳・ハヤカワ文庫) 何年も謎に包まれたままの海洋惑星に降り立った主人公が遭遇する怪現象の正体とは?……っていう超有名なSF。「実はこの海は生き物なんじゃね?」がオチだったらどうしよう……と思ってたけど杞憂、それは出発点に過ぎませんでした。途中に挟まる惑星ソラリスの(仮想)探険史の部分がすごく面白い。あとはこの小説のまとめ方はちょっと神がかってると思う……。自分はSFは全然明るくなく、ちょっと異様な感触みたいなものを求めてたまーに手に取るぐらいなのですが、その点この本はほんとにセンス・オブ・ワンダーを味わわせてくれて良かった……。SFオールタイムベスト1とかになるのもむべなるかなぁと。
●庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』(新潮文庫) 東大紛争終息直後の1969年を舞台に、あれこれ思い悩む男子高校生の一日を描いた中編。自意識過剰気味の饒舌な一人称文体が特徴で、すごくユーモラスだけど主人公がかなりナヨナヨした人物にも見える……。でもその中から、外界の強烈な変化に対してありのままで居られない精神の揺れみたいなものが浮かび上がってくるところがおもしろくて、確かに青春小説の名作かも……と思いました。 リアルタイムにはどうだったか知らんけど、今の眼で見るといわゆる”1968年”以降の状況とか、70年代カウンターカルチャー的な空気の”乱暴さ”に対する、一見弱々しいけど切実な返歌って感じもしました。 もっとも読み終えてから、この小説をあえて政治的な色で塗るならいわゆる”保守反動”的な感性に分類されるのかなぁとかはちょっと思ったけど。しかし、リベラルにあらざれば人にあらずみたいな価値観こそ断然間違ってるしなぁなどと、ひとりで勝手に問答したりもしました(笑)。それに現実的にはそんな二分法で単純に分けられるもんでもないだろうし。なんとなく「その時代の作品」という感じなのかと思ってたけど、今読んでも全然おもしろかったです。
●フランツ・カフカ『審判』(池内紀訳・白水uブックス) 理由も分からないまま突然逮捕された主人公が、裁判の被告の立場にずーーーっと留め置かれるっていうお話。何ひとつ確かでないものに延々振り回され続ける理不尽が、ときに笑っちゃうほど面白く、逆に陰惨すぎるくだりもあったりして、総じて非常に好みでした。バカバカしいけどブラックな不条理ユーモア小説? カフカって自分が漠然と抱いてたイメージよりもずっと大胆で、わりとアホなことをあっけらかんと書いたりもするのねーという発見がありました。このお話には裁判的なものの外枠と手続きのみがあって、そこに「法」はないのでは? というふうに読んでたのですが……。終盤の「大聖堂にて」っていう章が凄かったです。
●スコット・フィツジェラルド『グレート・ギャツビー』(野崎孝訳・新潮文庫) ニューヨーク郊外に暮らすギャツビーという名の大富豪の生き方を、たまたま隣に住んだ青年が垣間見る、みたいなお話。ストーリーそのものはわりとベタだと思うんですけど、それを語る会話パートの書き方の巧さと、ドラマの合間の地の文が醸し出すほどよい叙情性がすばらしい。純粋ゆえの虚飾、虚飾ゆえの純粋さみたいな、テーマの核心部分にもちょっと飛躍があって面白いなーと。この短さの中に、アメリカっていう国の一断面をパチリと切り取ってる感じがするのもまた。ひとことで言うと絶品でした。英語圏小説のランキング上位に入ってるのもむべなるかなぁと。
●三島由紀夫『仮面の告白』(新潮文庫) この人の長編はあんま肌に合わないかも……と思って敬遠してたのですが、初めて好きなものに出会えました。言わずと知れた一発目の代表作。同性にしか欲望を抱けない青年の葛藤を、韜晦まみれの絢爛たる文章で綴った青春小説。個人的には、いわゆる”ふつう”でない自分を露悪的に飾り立てるような自己陶酔を振りまきながら、でもそれは”ふつう”でない自分を守るための防御姿勢にすぎなくて、結局は苦々しい現実と向き合わざるを得ない……みたいな話として受け取りました。読み方合ってるのか分からんけど。前半が下地で、後半がその実践編(あるべきとされる自分との葛藤編)なのかな。特に後半のなんとも言えないみずみずしさとその帰結がよかったです。
●横溝正史『獄門島』(角川文庫) 初・横溝。瀬戸内海の小島で巻き起こる猟奇連続殺人事件に金田一耕介が挑む。事件の過程はわりとふつう……と思いながら読んでいきましたが結局かなりおもしろかったです。振り返ると1から10まで本格ミステリじゃなきゃ成立しないような物語だったなと思って。国内ミステリーベスト1になるのもむべなるかなぁと。
●筒井康隆『敵』(新潮文庫) 折り目正しく”余生”を送っている渡辺儀助の生活風景を描いた老境小説。章題が「朝食」「友人」「物置」などとなっていて、各章ではそのカテゴリーごとに儀助の暮らしが掘り下げられていき、その積み重なりから彼の老境が浮かび上がってくる、みたいな趣向。特に食生活に関する記述が多いのですが、自分がほとんど興味ないのもあって前半は正直重く……。しかし地盤が固まり「役者」が揃ってからの中盤以降がけっこう楽し��、終盤は圧巻! けっきょく御大はすごかった……。 的を射てるかは分からないけど、小説の語り口的にもかなりおもしろいことをやってるような。老主人公の生活が章ごとにあらゆる角度から掘り下げられていきますが、そこで語られてるのは「ここ数年の彼の生活のディティール」っていうフワッとした塊としての時間であって、実は小説内では「敵」関連以外ではほぼ全く時間が流れてないように思います。A→B→……→Zみたいに、出来事同士を順番につないでいくことでドラマを進行させていくのとは全然違う手法で物語を語っていて、しかもそれにかなーり成功しているような。もちろん類例はあるんでしょうけど、個人的にはとても新鮮な小説でした。
★★★総合しますと、いわゆる名作と言われてるものって確かによく出来たものが多い……っつうめっちゃくちゃふつうのことを思わされた年でした。というか単純に数を読めてないのよなぁ。
◆◆その他の本◆◆
●『石垣りん詩集』(ハルキ文庫) 石垣りんのテーマは、貧しさ、労働、生活の苦しみ、”女性”性、戦争、戦後の日本、生きること、殺すこと、食べること、それらもろもろに否応なく内在する「ここにあることの残酷さ」みたいなものかなと思いました。そうした感情を、ゴロッとした異物感のある黒いユーモアで表現している詩が自分は好き。婉曲的に表現された切実な慟哭という感じもします。特に「その夜」っていう、入院中の書き手が人生の孤独と疲労を歌う作品が凄かった……。こんなん泣いちゃうよ。 「詩」というジャンルに依然として親しめてないので、定期的に読んでいきたい。
●柳下毅一郎『興行師たちの映画史-エクスプロイテーション・フィルム全史-新装版』(青土社) エクスプロイテーション=「搾取」。リュミエールやメリエスといった黎明期の作り手にとって、映画は緻密に作り込む「作品」ではなく興行のための「見せ物」に過ぎなかった――というところから説き起こして、観客の下世話な関心を狙って作られた早撮り・低予算・儲け第一主義映画の歴史をたどった本です。 取り上げられてるのはエキゾチズム(物珍しい異国の風景)、フェイク・ドキュメンタリー、魔術&奇術、畸形、セックス、特定人種向け映画、画面外ギミック映画などなど。現代の一般的な価値観や、映画=「それ単体で完結した(芸術)作品」みたいに捉えるとどうなのよ? ってものばかりなのですが、あの手この手でお客の関心をかき立て、乏しい小遣いを搾り取ろうとする映像作家たちの商魂たくましい姿が垣間見られる楽しい本でした。 見せ物小屋的映画論というのはある意味もっとも俗悪でいかがわしい映画論だと思うんだけど、確かにそれって実写映画のもっとも本質的な部分ではあるかも、という気がしてしまう……。個人的には、画面外のギミックで客を呼び込んだウィリアム・キャッスルの非・純粋なる邪道映画のパートが特に楽しかったです。一点だけ、エクスプロイテーションという概念設定はちょっと範囲が広すぎるような気はしないでもなかったかなぁ。でもこれを元に、観られるものをちょこちょこ観ていきたい所存。
●氷室冴子『新版 いっぱしの女』(ちくま文庫) 『海がきこえる』などの少女小説で有名な作者が、ふだん思ったことを自由に書き綴ったエッセイ集という感じでしょうか。一見柔らかいけどその実めっちゃ鋭い切り口と、それを表現するしなやか~な筆運びに痺れました。1992年に出た本だけど、新版が出てる通り読み物として全然古びてないと思う。おすすめです。
●『精選女性随筆集 倉橋由美子』(小池真理子選・文春文庫) この方のシニカルさと毒気がもともと好き、というのはあったのですが、とても良かったです。それでも最初のほうはあまりに歯に衣着せぬ攻撃性がなかなか……と思ったりもしたけど、中盤の文学論、特に大江健三郎、坂口安吾、三島由紀夫に触れたエッセイがなんともよくて。”内容はともかく独自の語り口を練り上げた文体作家として大江を読んでる”みたいなことを確か書いてたりして、言ってることが面白い。積んでる小説作品も読も~という気になりました。
●吉田裕『バタイユ 聖なるものから現在へ』(名古屋大学出版会) すんごい時間かかったけどなんとか読めた本。フランスの怪しく魅力的な思想家、ジョルジュ・バタイユの思想を、彼自身の記述を中心に先行テキストや時代背景なども織り交ぜて分析し、一本の流れにまとめた総論本。〈禁止と違反〉とか〈聖なるもの〉とか、彼の提出したテーマが結局面白いというのがひとつと、それらを論じていく手つきの周到さ・丹念さがすごい。特に日記や著書のはしばしの記述から、バタイユが影響を受けた先人の哲学(へーゲル、ニーチェ、マルクスとか)や同時代の思想潮流(シュルレアリスム、コミュニズム、実存主義とか)の痕跡を読み取り、そこから彼自身のテーマの形成過程を立体化していくあたりは本当に息詰まるおもしろさ。重量級の本でしたがめっちゃよかったです。もっとも自分は肝心のバタイユ自身の本を『眼球譚』しか読んでないので、現状この本のイメージしか持ててないというのはあるんだけど。とりあえず『内的体験』と『エロティシズム』だけはどうにか読んでみるつもり。
◆◆マンガ◆◆
●ジョージ秋山『捨てがたき人々』(上下、幻冬舎文庫) いろんな意味で深ーい鬱屈を抱えた狸穴勇介(まみあなーゆうすけ)という青年が、新興宗教の信者である岡辺京子という若い女性と出会ったことで始まる物語。性欲と金銭欲を筆頭に、あらゆる現世の欲望にまみれた救われぬ衆生たちの下世話で深刻な人間絵巻、といった感じでしょうか。ふつうに考えるとまぁそこまではいかんやろ……という境界を軽々と乗り越えてくる常軌を逸した展開がすごい。それと人間っつうのはホントにどうしようもない生き物だね~という気持ちにもさせられます。学生のときに買ったんだけど当時はつまらなくて挫折、自分にとってはあまりに読むのに早すぎたんだな……と今にして思いました。最序盤の伏線とかをきれいに回収し切ってはいないんだけど、この際そのへんはどうでもいいかなと。ここまで徹底的な方向へ流れていくならもう何も言えねえわ……って感じの終盤もすばらしい。 これが2024年に読んだものの中で一番面白かったです。
●小骨トモ『神様お願い』(webアクション)、『それでも天使のままで』(アクションコミックス) 両方とも短編集。子供のころや学生時代のイヤ~~~~~~~な記憶、それもおもに自分の弱さや性欲といった、一番目を向けたくない部分がどんどん脳裏によみがえってくる、えげつないけど得難いマンガでした。10代なんてまだまだ若いし人生これから! っていうのも本当だけど、それと同時に人生自体はとっくの昔に始まってて、けっこう多くのことは取り返しがつかないし人間の根っこの部分は歳食ってもそうそう変わりはしないっていう、しんどすぎるけど(自分にとっては)大切なことを思い出させてくれたところが何ともありがたかった……。お話の展開も総じてすんごいテクニカルな気がします。 それでも新刊の『天使』のほうが、『神様』よりほんのちょっとだけ優しさを感じる部分は多いかしら。
●吉田秋生『カリフォルニア物語』(全4巻、小学館文庫) 自分はおそらく作り手への愛とか感謝の念にはめっぽう乏しいほうで、何でも作品単体で眺めて、あーでもないこーでもない、ワンワンギャンギャン吠え猛ってしまう人間なのですが、吉田秋生だけは例外。何でも好き。丸ごと好き。読めるだけで幸せ。どのへんが琴線に触れてるのか正直自分でも分からないのですが、気になる部分があっても好きがそれを上回ってしまう気持ちというのは幸せだなーと思ったりします。 これは最初の代表作に当たるのかな。ニューヨークを舞台に行き場のない若者たちを描いた群像劇。彼女の描く、イタミやすい少年少女が自分は好き……。舞台はニューヨークなのに題名がこれなのもスマートでイカしてる。 もっともファンみたいに書いたけど、実は『BANANA FISH』と『海街diary』っつう一番大きいふたつをまだ読んでません。買ってはあるんだけどなんかもったいなくて……。でも2025年中には読もうかな。
●高橋しん『最終兵器彼女』(全9巻、ビッグコミックス) 部屋の片隅に長ら~く積んである『セカイ系とは何か』をいよいよ読むべく、『イリヤ』ともども手元に揃えてやっと読了。結果、あらゆる方向に尖りまくった傑作じゃん! と思いました。世界の崩壊に対して主人公2人の恋愛という、圧倒的に超無力なモノを対峙させ、理屈ではなくエモーショナルの奔流として無理矢理! 成立させた名作という感じ。まぁこの2人にほとんど感情移入できないほど自分が歳取っちまってることは悲しみでしたが、いい意味でのぶっ壊れっぷりが面白く。 それと自分はこれを読みながら、たまたま以前読んでいた米澤穂信の某初期長編を思い出したり。世界は���々と変化しているのに自分たちは無力な青春の中で何もできないでいる、みたいなこの感じって90年代から00年代の日本独自の感覚なんでしょうかね……。ちなみに『イリヤ』はまだ1巻しか倒してませんが読みます。今年中にはきっと読みます。読み切ることになっています。
●梶本レイカ『悪魔を憐れむ歌⑤』 4巻までで連載が打ち切りになってしまったマンガを、作者ご自身が5巻を自費出版して完結させた作品、だと思います。 舞台はさまざまな腐敗に揺れる北海道警察管区。人間の四肢を逆向きに曲げて殺害する、「箱折犯」と呼ばれる過去の猟奇殺人が突如再開され、そこからふたりの男のウロボロスめいた運命の輪がまわり始める……。 出版形態のためかは分からないですけど、最終5巻はこれまで以上に描写のタガが外れてる感じで、それがすごい楽しかったです。1巻の出だしからはこんなとこまでフッ飛んでくる話だとは思わなかった……。それでいて猟奇殺人ミステリーとしてもなるほどーと思うところもあって。この方はすごい前に『コオリオニ』っていうマンガも読んだのですが、主要キャラクターをとつぜん突っ放す感じがこわい。けど面白い。お疲れさまでした。
◆◆補足◆◆
・安部公房もちょろちょろ読んだり。今のところは、異常どころかめっちゃ理知的なアイデア作家という印象なんだけどこれが覆ることがあるやいなや。 ・『めくらやなぎと眠る女』というアニメ映画の予習をするついでに村上春樹の短編もちょこっと。ファンには超怒られそうですが、彼の小説ってパスタ茹でたりジャズを聴いたり昔の恋愛とか人間関係の失敗を感傷的に懐かしんだりといった、ザ・村上春樹なことをやってるときは…………なんだけど、その先で訳分からんことになる話がたまにあってそれがめっちゃ面白かったです。現状読んだものだと「ねじまき鳥と火曜日の女たち」、「UFOが釧路に降りる」、「納屋を焼く」が最高でした。できれば全作読んでみたい。 ・フランク・ハーバートの『デューン』シリーズも2個目まで。SFファンタジーの大家というイメージで読んだらメインで使う語り口(作劇法?)が超・会話劇なのが意外でした。
★★★これを書いている2025年1月現在はドスト先生の『悪霊』を読んでいます。が、全体の十分の一すぎてもまだ若者世代の話に入らないので投げ出しそう……。シニカル成分100%の語り口はけっこう好みなのですが。前に読んだ『罪と罰』と比べても視点が格段にいじわるな気がして、これを書いてたときの作者の精神状態やいかに? 2025年はもうちょい数をこなせたらいいなと思っています。ではー。
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