#春分の日の占い
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今日は「世界占いの日🔮」
「重陽(ちょうよう)の節句」(*五節句の一つで、陰陽思想で陽数の極である9が重なることからよばれる) 、ノストラダムスの終末の予言の日は1999年9月9日とされていたこと、1999年9月9日の数字を全部合計すると46で、46の2つの数を足すと10になり完成を物語る数であること、明治4年9月9日に時間の数え方を西洋式に改めたこと、9月9日が「救急の日🚑」で占いは「運命の救急」などから、日本占術協会が制定したそうです。
Today is "World Fortune Telling Day"🔮 The day of the end of the prophecy was set to be 9th September 1999, and if you add up all the numbers for 9th September 1999, it is 46, and when you add the two numbers 46, it becomes 10, which indicates the completion of the prophecy. The Japan Fortune Telling Association believes that it is a number, that the way of counting time on 9th September 1894 was changed to the Western style, that 9th September is “Emergency Day 🚑” and that fortune telling is “A Fateful Emergency'' was enacted.



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今から74年前、1950年の10月7日、中共軍が突然チベットに侵略をはじめました。軍隊も同盟国もなく、ただただ仏教を信じ平和を愛する国であったチベットは、あっという間に全土を占領されました。それから74年間、チベット人は信じるものを奪われ奴隷のように虐げられており、その事実を世界に向けて訴えるために僧侶が焼身自殺をするくらい追い詰められていますが、世界平和を標榜するUN(いわゆる国連)を、はじめとする国際社会は彼らに救いの手を差し伸べようとしません。それをいいことに、他にもウイグル、モンゴルなどで民族抹殺政策を現在進行形で行い、南シナ海や東シナ海においても傍若無人な振る舞いをしています 日頃は自由だ平等だ人権だと建前を金科玉条のごとく唱えている西欧諸国も然り、残念ながら国際社会の現実は力こそ正義であり、大義名分は後からついてくるものであり、口先だけで世界平和を唱えても何も変わりません 斯様な厳しい現実が存在しているにもかかわらず、我が国はいまだに米軍に頼り切った国防体制で、自衛隊を憲法に明記するか否かで揉めています。それどころか政官財の中共シンパは、過去、我が国の資金と技術が、中共を経済大国に育て上げ、チベットをはじめとするその周りの国に多大な迷惑をかけてきたことに対して反省のかけらもなく、日中友好という美名のもと、これからも中共と経済協力するべきだと声を上げています はっきりと言えば、我が国で「ヘイワ」だ「ユウコウ」だと、ひたすら中共を礼賛しながら資金や技術を援助する一方で自らの私腹を肥やしてきた人たちは中共がウイグル、チベット、モンゴルなどの人々に対して行っている犯罪行為の共犯者です。 我々日本人は、あらぬ過去の罪に謝罪するよりも、自分たちが蒔いた種により、今こうしている間にも行われている人類に対する犯罪行為を阻止すべき義務があるのではないでしょうか。今、ウイグルチベット、南モンゴル、香港で起こっている出来事は他人事ではありません 頼りにするアメリカが弱体化しているにもかかわらず、いまだに敵の基地は攻撃できないなどというレベルを議論する国会、国防を蔑ろにしている我が国はこのままでは74年前のチベットと同じ道を歩んでもおかしくはない。
Xユーザーの一色正春さん / X
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企業が「黒海」に注目すべき3つの理由 地政学的重要性、ウクライナ戦争で表面化
2022年05月28日 07時30分 公開
[奥山真司, 樋口隆充(編集),
2月下旬に始まった、ロシアによるウクライナ侵攻(以下ウクライナ戦争)は3カ月以上が経過した現在も、終結の兆しが見えない。コロナ禍に加え、戦争が勃発したことで国際物流にも影響が及び、物流コストが日増しに上昇している。その要因は単なる原油価格の高騰だけではなく、戦争でウクライナ周辺の海域が「危険水域」となり、それに伴い、船舶や貨物にかける保険各社の海上保険料が値上がりしたためでもある。
物流コストの上昇は、当然のことながら小麦など原材料価格にも影響を与える。このように、日本国内で相次ぐ、飲食各社などによる値上げの背景には、戦争も絡んでいるのだ。食料自給率が約37%(2020年度)と、食料の多くを海外からの輸入に頼る日本にとって、ウクライナを巡る情勢は、遠い異国での対岸の火事ではない。
こうしたことから、今回のウクライナ戦争を通じて、海上ルートの重要性が浮き彫りになりつつあり、中でも最大の焦点となっているのが、ウクライナ周辺に位置する「黒海」(Black Sea)の地政学的重要性だ。
ウクライナ戦争では、ウクライナ東部のドンバス地方などでの陸上戦闘にばかり注目が行くのに対し、黒海が持つ「戦略的な空間」としての重要性については、世界的に潜在的なインパクトが大きいにもかかわらず、その注目度は異様に低い。
そこで本稿では、日本ではあまり注目されない黒海の地政学的重要性を、「商業」「軍事」「大国間の権益」という3つの視点から解説する。
スエズ運河通貨貨物の7割が「黒海」経由
黒海が世界的に注目を集める1つ目の理由が、世界的な「商業ルート」になっている点だ。黒海以外の世界的な海の商業ルートといえば、有名なところでは「南シナ海」や「パナマ運河」がある。
だが、欧州とアジアを結ぶものとしてはスエズ運河が代表格となる。2021年3月に日本の正栄汽船(愛媛県今治市)が契約する船が座礁し、6日間に及ぶ大渋滞を起こしたことが記憶に新しい、あのスエズ運河だ。
英フォーリンポリシー誌は4月25日付けの記事で、スエズ運河を通過する全貨物のうち70%に相当する貨物が、黒海の出口であるダーダネルス海峡を通過していると報じている。こうしたことは日本ではあまり報じられていない、黒海の重要性を示す一つの指標と言えるだろう。
だが、ロシアのウクライナ侵攻で、当然のことながら、この貨物輸送ルートは使えなくなり、世界経済に深刻な影響が出ている。
小麦不足で再び「アラブの春」到来か
ウクライナは輸出量で世界第5位の小麦生産地であり、その大半をオデーサやマリウポリをはじめとする同国の黒海沿岸の港から運び出しているのだが、現在、この海域をロシア海軍がコントロールしているために、収穫したほとんどの量を運び出すことができていない(わずかだが陸路でも可能)。
一部では、勇敢なウクライナの農民たちによって今秋収穫分の作付けのうち、8割から9割が終わったとの報道も出ているが、その前の冬に収穫した小麦がまだサイロや倉庫に眠っていて出荷ができないため、仮にせっかく収穫できたとしても行き場のない穀物を腐らせるだけになる可能性が高い。
日本はウクライナ産の小麦をほとんど輸入していないため、この影響は限定的かもしれないが、ウクライナ産小麦の多くはエジプトなどアラブやアフリカ諸国向けである。このため、小麦の消費国において品不足になると、小麦価格の高騰によって、チュニジアやリビアなどの独裁政権が相次いで崩壊した「アラブの春」(10年~12年)のように、再び政情不安になる可能性が高まる。
英ガーディアン紙の5月19日付けの記事によると、国連は既にこの最悪のシナリオを十分に認識しており、ウクライナから小麦が搬出されないと世界的な食糧危機に至るとして警告を発しているという。
軍事ルートとして重要な黒海
2つ目の理由が、黒海が世界的な軍事ルートでもあるという点だ。これをよく示しているのが、ロシアのクリミア半島侵攻(14年)だ。
クリミア半島を、ロシアが占拠した大きな理由の一つが軍事拠点としての重要性だ。クリミア半島には旧ソビエト連邦(ソ連)時代から続く、ロシア海軍の黒海艦隊の軍港があり、97年からウクライナから租借していた形となっていたセヴァストポリを直接支配下に置くため、ロシアは軍事侵攻に踏み切った。
つまり当時のロシアは、クリミア半島を奪取することによって、黒海における海の軍事的なルートの支配権を確保しようと試み、見事、それに成功している。
こうした力による現状変更に対抗しようと、米国主導の軍事同盟「北大西洋条約機構」(NATO)参加国たちは、ロシアから黒海の軍事ルートを守るため、今回の戦争ではウクライナを軍事的に支援している。
例えば、ウクライナ南部の黒海沿岸に、オチャキフというウクライナ海軍の軍港のすぐそばに米海軍の人員を常駐させ、両国海軍の共同作戦司令部を建設する計画や、同軍港を拡張し、米海軍の艦船が定期的に停泊できるようにする計画の他、アゾフ海のベルジャーンシク港の増強計画にも合意している。
だが、ウクライナ戦争開戦がささやかれ始めた時点で、すでにNATO側は黒海内の軍事バランスがロシア側にあることを認識していた。英ロイター通信は2月25日付けの記事で、開戦前からNATO加盟国側の主要艦船はすべて黒海を離れていたと報じている。
日露戦争から分かる海洋ルートの重要性
軍事ルートとしての海の重要性は、日露戦争のときのバルチック艦隊の例を考えれば分かる。当時の世界の海は、帝政ロシアのライバルである大英帝国にコントロールされていた。
このため、ロシア帝国の海軍は、日本に向かう際にショートカットするためのスエズ運河を通れず、アフリカ大陸を大回りして疲弊していたところを、対馬沖で待ち構えていた東郷平八郎率いる連合艦隊に沈められたのである。
当時のロシアは軍事ルートとなるはずであったスエズ運河を大英帝国のおかげで使えなかったのだが、今回の戦争では逆にNATO側の船が離脱したため、黒海の軍事ルートは確保できたのだ。
NATO陣営のトルコ、黒海の出入口を封鎖
ただ、今回の戦争の場合、トルコが黒海の出入り口を封鎖しているため、ロシアは外から艦船の増援はできない。NATO加盟国のトルコが、トルコ領内のボスポラス海峡・マルマラ海・ダーダネルス海峡の通航制度を定めた「モントルー条約」(1936年制定)に則って、ロシアをはじめとする軍艦の航行を制御しているからだ。
これを大きく俯瞰して考えると、ロシアは黒海という「内海」そのものは、ある程度コントロールできている一方で、その出入り口であるダーダネルスやボスポラス海峡をNATO側のトルコによって「フタをされている」という状態なのだ。
日露戦争から100年以上の時を経た今回の戦争でも、ロシアはまたしても敵対勢力に海上での主導権を握られていることになる。
大国間勢力圏争いの最前線に位置する黒海
これまでのことから、黒海に注目すべき3つ目の理由として、NATOとロシアの権益が直接ぶつかる最前線であったという結論が導き出される。それは、そもそも冷戦開始直後からNATOとソ連が黒海を巡り、直接衝突した経緯を見てみればよく分かる。
NATOは、米国が主導する多極的な軍事同盟であるが、その実態は、それが「海洋国家の同盟」であるとも言えるのだ。
例えば、第二次世界大戦が終結した時点で、黒海周辺では共産主義を掲げるソ連の影響力が強まっていた。それに恐怖を感じたトルコとギリシャは、互いに外交的な問題を抱えているにも関わらず、同じNATOという軍事同盟に参加し、地中海の最東端で海を通じて米国とつながることを選択したのだ。
ところが黒海に接している周辺の国���、つまりルーマニアやブルガリアなどは、40年代から50年代にかけて次々と共産圏に組み込まれ、結果として冷戦期の間、黒海は「ソ連の内海」となった。
旧ユーゴは「非同盟中立」 理由は「アドリア海」
興味深いのは、バルト海の周辺国との状況との比較である。この地域で冷戦初期に共産圏に組み込まれたのはバルト三国(エストニア・ラトビア・リトアニア)、ポーランド、そして旧東ドイツだが、昨今、NATOへの参加を表明したばかりのスウェーデンも、当時は中立であったために、西側諸国はバルト海へのアクセスが困難であった。
つまりバルト海は「ロシア(ソ連)の海」であったために、その周辺国は(デンマークを除いて)共産化され、ソ連の影響下にあったと言える。
周辺諸国が共産化する中、ユーゴスラビアはソ連の完全な影響下には入っておらず、中立的な立場をとることができたが、これは東欧の社会主義国の中でも唯一西側の海洋ネットワークがリーチできる海(アドリア海)に位置していたという点も大きい。
冷戦後に“NATOの海”になった黒海
黒海に話を戻す。冷戦が終わると、ロシアの影響力は低下し、ウクライナやジョージアのような黒海周辺の国々も独立を果たした。ルーマニアやブルガリアなどは、NATOだけでなく欧州連合(EU)にも加盟している。
これはつまり、冷戦後の時代に入ると黒海の半分は「NATOの海」になったということだ。見方を変えれば、14年のクリミア半島侵攻から今回のウクライナ戦争に至るまでのロシアとNATOの争いは、陸上での領土争いということ以上に、黒海を巡る勢力圏争いでもあったということだ。
そしてロシアは、今回の戦争で、ソ連時代の黒海のコントロールを、一時的にせよ復活させたと言える。
「ルートを支配すること」の重要性
米海軍出身の戦略家JCワイリーは、かつて戦略の最大の狙いは、相手に対していかに優位な状況を確立できるか、つまり「コントロールできるかどうか」であると説いた。
単純な「戦場での勝利」ではなく、それを含めた状況での優位の確保が、戦争の勝利だけでなく、その後の平和の構築や維持においても決定的に重要であると見抜いていたからだ。
これを現在行われている戦争に当てはめて考えると、ロシアとウクライナ(NATO)の最大の争点のうちの一つは、もちろんメディアで注目されているような東部ドンバス地方の陸上戦闘でもあるのだが、それ以上に「誰が黒海の海上ルートをコントロールするか」にあるとも言える。
この考え方は、そのまま日本にも当てはめて考えることができる。例えば、日本経済の動向に直結する海域や海上ルートとしては、黒海よりも潜在的なインパクトの大きいペルシャ湾や南シナ海が挙げられる。こうした海域が、誰によってコントロールされるかというのは、軍事的にも商業的にもそこを利用する国々にとって致命的に重要なのだ。
軍事でも経営でも「ルートをコントロールすること」の重要性は共通しているのである。

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「オレ以外は全員スマホ持ってるよ…」 この春、中学生になる息子が口にした言葉だ。 子どものころにスマートフォンがなかった48歳の私の本音は、「そんなに早くからいらないでしょ」。SNSを子どもがずっとやり続けたりトラブルに巻き込まれたりしないかも心配だ。 でも「友達の中で、持っていないのは自分だけ」と言われると、友人関係への影響が心配になる。頭を悩ませているときに目にしたのが、「国全体で子どものSNSを禁止にする」というオーストラリアのニュース。調べるとアメリカでも同様の動きがあるという。 法律が禁止してくれたら、親はNOを言いやすくなって楽になるのに…と正直思う。日本にもそんな選択肢がありえるのか、そもそも現地の人たちはどう感じているのか知りたいと思い、米・フロリダ州に向かった。 (クローズアップ現代 ディレクター 荒井拓) クローズアップ現代「どうする?子や孫のSNS利用 世界で進む“禁止法” 反対も」4月23日19:30~放送 NHKプラスで4月30日まで放送 日本より危機感が強いフロリダの保護者たち 2024年3月、14歳未満のSNS使用を禁止する法律が制定された米・フロリダ州。 14歳と15歳は親の同意が必要となる。 テック企業の団体から提訴された裁判によって、施行時期は未定だが、全米��最も先端を行っている州だ。 2024年3月 法案が可決しフロリダ州の知事が署名 対象となるのは、“画像などのコンテンツをアルゴリズムでプッシュする”といった機能を備えたSNSで、特定のアプリは名指しされていない。 インスタグラムやTikTokなどが想定されている。 14歳未満の子どもがアカウントを持てなくなり、違反が見つかった場合は、サービスを提供する企業が罰金を払うというものだ。 街を歩く親たちに、法律について聞いてみた。 すると多くの人が賛成で、日本よりも「SNS��子どもにとってネガティブなもの」という前提が、かなり親たちの間で共有されていることに驚いた。 13歳女子の保護者 「賛成です。いったん使い始めると取り上げるのは難しいですし、特に14歳未満の禁止は間違いなく同意します。そうすれば、子どもたちは家の中に閉じこもらず、外に出て遊ぶと思います」 14歳女子の保護者 「子どもたちをSNSから守ってあげたい。適切で安全に使えるようにしなくてはならないし、もしそうでないなら、子どもたちにとても有害だと思います」 16歳女子の保護者 「賛成だね。娘はいつもスマホを見ているから、法律はいいと思う。スマホを置いて、現実世界で何が起こっているか見なさいと言ってたんだ」 ある親は、新聞の切り抜きを持ち出して見せてくれた。 中国の政府が未成年者のSNS利用時間を厳しく規制しようとしているという記事だ。「中国はすばらしい。見習うべきだ」という。 明らかになってきたSNSの子どもへの影響 大人たちが危機感を高める背景には、SNSが子どもへ及ぼす影響が科学的な調査で明らかになってきたことがある。 アメリカの10代は、1日の多くの時間をSNSに費やしている現実がある。 昨年、国立青少年教育振興機構が行った調査によると、アメリカの高校生が平日1日にSNSを見る時間は「5時間以上」という回答が最も多かった。 日本は「1時間~2時間未満」が最多で、倍以上の時間をアメリカの高校生は費やしていることになる。 そうした状況の中、国家的なプロジェクトとして進められているのが、「ABCD-STUDY」。 約1万1000人の子どもの脳の成長を、2016年から継続的に追跡調査する研究だ。 約1万1000人の子どもの脳の画像を説明する研究員 メンバーで、SNSと子どものメン���ルヘルスについて数多くの論文を記している、カリフォルニア大学の小児科医、ジェイソン・ナガタ博士を訪ねた。 多くの子どもを診察しながら、研究を続けているナガタ博士。 コロナのパンデミックの際に、サンフランシスコで摂食障害に陥る子どもの数が3倍に急増したことから、特にSNSの問題に注目するようになったという。 ジェイソン・ナガタ博士 そして、9歳や10歳の子が、SNSの使用が1時間長くなるごとに、1年後に摂食障害を発症する可能性が60%高くなっていたことや、特に13歳や14歳の子がSNSとうつの関連においてリスクが高くなっていたことなどを、データから発見してきた。 ジェイソン・ナガタ博士 「私たちの研究から、SNSに費やす時間が長いほど、メンタルヘルスの問題、摂食障害やうつ、行動障害や睡眠不足、そして心臓血管の悪化につながる可能性もあることが分かりました」 さらにナガタ博士が問題視するのは、SNS利用者の低年齢化とその依存性だ。 ジェイソン・ナガタ博士 「現在、多くのSNSを利用するための最低年齢は13歳ですが、調査では、11歳から12歳の63.8%がSNSを使っており、平均およそ3つのアカウントを持っていたのです。親が知らない秘密のアカウントを使っている子も何人もいました。また、SNSの使用に関連する問題があるかどうかも尋ねたところ、11歳から12歳の子どもでさえ、やめたくてもやめられないなど、SNSに依存していると感じていることも分かりました」 研究結果からSNSの警鐘を鳴らすパンフレットを作成 ナガタ博士は、法律については懐疑的だが何かしらの対策は必要だという。 ジェイソン・ナガタ博士 「法律については、年齢確認を厳密に行わない限りあまり意味がないと思います。また、一部のSNSには教育的メリットもあります。現代の子どもたちは、社会の中で働くために、スマホのつきあい方を知っていなければなりません。だから、年齢で一律に禁止するのは合理的ではないと思います。ただ、SNSにはリスクもあります。親や小児科医、政策立案者は、こうした子どもたちのリスクを最小限に抑えることを目標とすべきです」 日本ではここまで大規模なSNSと子どもの心身に関わる調査はなく、SNSによるメンタルヘルスへのネガティブな影響の可能性が、ここまで具体的に示されていることに驚いた。 ただSNSの依存的な利用については、いまだ正式に疾病とは認められていない。 ナガタ博士はSNSが与えるよい影響と悪い影響をしっかり見極める必要があるという。 社会が子どものSNS利用に何も動かないのは悪影響が大きすぎるが、どこまで認めるのか、さらには技術的にどう可能にするのかなど、思っていた以上に複雑なこの問題の現実が見えてきた。 全米に広がる、子どものSNS規制 子どものSNS利用に規制を求める動きは、フロリダ州以外にも広がっている。 2024年の1年間で、未成年者のSNS使用に親の同意を求める、SNSを使う子どものデータ収集を規制するなど子どものSNS使用に関する法案が検討された州は43に上る。そのうち24の州で法律が制定された。 2025年1月には連邦議会の上院に、国全体で14歳未満のSNSを禁止にし、17歳未満でもアルゴリズムの使用を禁止するという法案が提出された。 2024年までに子どものSNS規制の法律が成立した24の州 また、スマホ自体を子どもにできるかぎり持たせたくないという人も多く、彼らによって学校をスマホ禁止にするための全国組織も作られている。 筆者が訪れた3月末は、ちょうど「全米脱スマホ週間」と銘打たれ、全国のさまざまな組織から運動に賛成する声明が出され、(皮肉なことに)多くのSNSに活動への賛同を表明するポストがなされていた。 彼らは、子どもを守るための親の責任として、こうした活動に身を投じているという。 法律には反対!デジタル・ネイティブの子どもたち 一方、街で子どもたちに聞いてみると、SNSの禁止に反対という子どもがほとんどだった。 「14歳未満の子どもも許可されるべきだと思う。だって私は9歳だし、使える年齢まで長い間何もせずに待つのはつらいと思う」(9歳) 「SNSは、悪いコンテンツばかりではありません。教育にもなります。14歳未満でも使っていいと思う。理にかなっています」(14歳) 「クレイジーだと思います。SNSは、私たちが情報を学び、物事を調べるのに本当によい場所だと思います。もうニュースを見ないし、私が知っている情報はSNSからです」(19歳) 法律の施行を前に、どうするか話し合っている家庭も取材した。 マイアミの市場で出会ったセイジ・ティニソンさんと14歳の娘リリコイさん親子。 母のセイジさんは、法律に大賛成だという。 実はリリコイさんが1日8時間近くスマホを使って、もめたことがあったからだ。 14歳のリリコイさんと母のセイジさん親子 母・セイジさん 「SNSはよいことより悪いことのほうが多いです。もめていた時は彼女の性格が変わってしまいました。部屋から出て、人と交流することが減りましたし、枕の下に置いたスマホが朝の3時まで振動していました」 その時は、もめた末に母がスマホを4か月没収。 そこでSNSに没頭する生活から脱したというリリコイさん。 SNSのネガティブな面も理解しつつ、法律には反対だ。 リリコイさん 「親たちの気持ちはわかりますし、理解できます。でも、私もティーンエージャーで16歳未満なので、そんなこと(法律で禁止されること)は起きてほしくありません。SNSは私たちの生活の大きな部分を占めているからです。SNSとともに成長してきたんです」 リリコイさんは、いま14歳。 法律が施行されると、保護者の同意がなければSNSは使えなくなる。 何時間までならいいのか、ルールをどうするか母に交渉している。 リリコイさんの場合は、“スマホ没収”を経て、親とオープンに話し合う関係ができており、法律をきっかけにSNSを使うルールについて親子で話すなど、よい方向に動いている。 しかしリリコイさんの周りでは、年齢を偽ったり、親が知らないスマホを手に入れて勝手に使ったりすることも普通に行われているらしい。 法律ができても、みなルールをくぐりぬけてしまうのではないかという。 リリコイさん 「私の友だちの多くは、彼らのことを本当に気にかけたり、監視したりしてくれる親がいません。私は、私のことを気にかけてくれる母親がいるのは幸運です。子どもたちを大人がちゃんと見ていることがとても重要だと思います」 法律で一律に禁止することに賛成する親たち。 だがもし、私が最初に感じたような「法律で禁止になったら楽」という思いだけで、子どもが何を感じ、何をするかをしっかり見ようとしなければ、子どもはより見えにくい形でSNSや類似のサービスにこっそりアクセスしてしまうかもしれない。 法律ができることで、実は親のほうが、子どもとのそれまでの関係を問われることになると言えるのではないだろうか。 スマホ禁止にしてみたら…見えてきたこと もしスマホ漬けの子どもたちからスマホがなくなったらどうなるのか。 取材の最後に、そんな脱スマホを実際に行ったフロリダ州の学校へ向かった。 ティンバー・クリーク高等学校。 ここは地域の普通公立高校で、周囲の220の小・中学校や高校とともに、校内でのスマホ使用を原則禁止にしている。 銃乱射事件などに備えて、緊急時の使用はOK。 基本的にはみながカバンなど手元にスマホを所持し、強制的に保管することは例外だ。 昼���み、生徒たちは教室から外に出てくると、にぎやかな話し声が一気にあたりを覆いつくした。 スマホ禁止にあわせて導入されたテニスセットで、スポーツに興じる生徒。 DJセットからは、スマホ禁止以前は生徒ひとりひとりがイヤホンで聞いていた人気アーティストの音楽が、大音量で響く。 ひとりで過ごす生徒も、本を読むなどスマホは手にしていない。 これだけの若者がスマホなしに思い思いに過ごしている光景を見たのは、本当に久しぶりだ。 日本では多くの小中学校がスマホの持ち込みを禁止しているが、高校では逆にスマホの持ち込みが認められているところが多く、休み時間は使用できる学校も少なくない。 高校のワスコ校長は語る。 ティンバー・クリーク高校 ワスコ校長 「外出している家族が会話をしていないのを見ます。子どもたちはスマホに夢中です。親もスマホに夢中です。だから正直3400人の生徒とスマホを禁止にするのは、非常に困難だと思っていました。以前は子どもが話をしたり、目を合わせたりということもありませんでした。何か言っても、ヘッドフォンが邪魔をして聞こえないのです。スマホに夢中になって、下を向いていました」 ティンバー・クリーク高校 ワスコ校長 「でも今は『おはよう、調子はどう?』『ありがとう、きょうはどう?』というやりとりがあり、子どもたちを大人に育て、再び会話ができるようにしているのです。コミュニケーションの欠如が彼らの最大の恐怖だったと思います。しかし実際にやってみると、友達とのやりとりに問題がなく、むしろ彼らにとってコミュニケーションがずっと楽になったのです」 興味深いのは、登校と同時に無理やり取り上げるわけではなく、生徒が自分で管理する点だ。 移行期間を2か月近く設けて、スマホを無理やり取り上げるのではなく、なぜルールが必要なのかを何度も説明し続けたという。 もちろんチラッと見てしまう生徒はいる。 それでもスマホを見てしまっている生徒には、教師が根気よく語りかけ、しっかり了解してもらった上で、教室に置かれたカギ付きのケースにしまう。 その積み重ねで、実現にこぎつけたという。 生徒にも聞いてみた。 「スマホ禁止を聞いたときは、腹が立ちました。すごくバカげていると思いました。スマホルールの前は、学校でも1日7時間くらいSNSを使っていましたから。でも、やってみたらそれほど難しいことではないと気づきました。人と話すことにもっとオープンになったし、スマホなしになってもっと友達ができた気がします。以前のように、多くの人が喜んで話しかけてくれるように感じます」(16歳) 彼らは物心ついたときには、スマホが当たり前にあるデジタル・ネイティブ世代。 SNSに日々接している彼らが、大事なコミュニケーションツールを奪われることへの拒否反応が強いのは当然だ。 ただSNSがない世界を大人がルールによって作ることで、子どもたちはリアルなコミュニケーションだけの新鮮な世界のよさを発見し、ポジティブにとらえているようだ。 しかも、学校全体でのルールを作ることで、みなで一緒にリアルなコミュニケーションを取るようにせざるをえない。また家に帰ればスマホは使えるので、完全な禁止とも違う。 少しうる��いくらいににぎやかな昼休みの生徒たちの笑顔を前に、こうした時間や経験を作ってあげることは、大人でなければできないことだと改めて感じた。 そして、問題を解決するために、まずは学校や地域単位でトライをしてみることの大事さも思った。 どうする?わが家のルール 帰国後、取材の話を周囲の親たちにすると、みな興味津々だ。 「いやー実はうちも大変で…」と自分の子どものSNS利用での悩みを語りだす親も少なくない。 彼らが口にするのは、「家庭では限界だ」という声。 法律ができたら助かるという人も多い。 ただ、アメリカの取材を経て感じるのは、法律ができても簡単に解決する問題ではないということだ。 この問題は、社会が総力戦で取り組まなければ手に負えない。 SNSのサービスを提供して利益を得ているプラットフォーム企業が、果たすべき社会的責任もある。 SNSと子どものメンタルヘルスの研究について伺ったナガタ博士は、プラットフォーム企業が中毒性のある仕組みやアルゴリズムを見直すなどの対策を行えば、大きな前進になると強調していた。 その上で、ティンバー・クリーク高校のように、学校や地域、ひいては国という集団の単位で何がしかのルールを作りつつ、子どもがそこでどう感じどう行動しているのか大人がちゃんと向き合うこと。 それも含めて、課題を解決するために社会が具体的に動くことが必要だと感じた。 中1になる息子が入学前の宿題で、作文を書いていた。 番組で国内取材をしていた脳科学者が記した『スマホはどこまで脳を壊すか』という本の感想文を書く宿題が、学校から出されたという。 息子は、結局スマホをすぐには持たず、入学して様子を見るという。 とはいえ、遠からずやってくるスマホデビューやSNSのルールづくり。 「禁止」「ダメ」とだけ言うのは、楽そうに見えて何も解決しない。 まずは、仕事や忙しさを言い訳にせず、ちゃんと子どもが何を感じているのか向き合うところからだ。 第二制作センター(社会) 荒井拓 チーフディレクター、社会福祉士。 報道・ドキュメンタリーからドラマまで幅広く番組を制作。
アメリカ・フロリダ州子どものSNS規制 家庭のルールは?メンタルヘルスへの危険性など調査研究も進む | NHK | WEB特集 | 子育て
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2024/9/24
実家の駅から都心へ向かうと、今住んでいる駅を通り過ぎる。若葉台から始まり、調布、千歳烏山、芦花公園、八幡山、上北沢、下高井戸、明大前、代田橋。
もともと小田急線ユーザーだった自分には京王線は縁遠くて(平行して路線同士が走ってるため)、何か気に入らない印象があったけど、住んでみると心地よい。
大体の駅には降りたことあるし、お気に入りの飲み屋がある。
と書いてみたものの、来年の春には小田急線に戻るんだよなー。
その時に母はいるのかなー?
実家売却するために片付けるの面倒だなー。
とか流れる景色見て考えてるだけで特に意味はない。
日曜日までは夏日だったわけで、この時間は大抵暑いとか汗掻いて不快とかに脳のCPUが占有されてたわけか。

千歳烏山は秋祭り。調布も秋祭りの準備をしていた。
稲荷様に無防備にお賽銭を投げてる人がいて、稲荷様はギブアンドテイクだから毎年お参りしないと罰を与えるぞ、気をつけろ(代わりに願いは叶えてくれるが)と思いながらタコ焼き屋に並ぶ。
家に帰って食べたらいまいちでやはりこういうのはその場で食べるから美味しいんだよな。と思ったりする。肩を寄せ合いながらヨーヨーすくいをしている中学生カップル。
『今度〇〇のお祭りいかない?』
『俺等もいた着たところなんだけど一緒に回らない?』
なんて言えた人生だったら何か変わってたのだろうか?人見知りのカッコつけだった自分がいなければTumblrなんてやってないか。
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無題
平穏よりも胸のときめきをいちばんにしたら世界のぶあつい皮膚が一枚めくれたかのようになにもかもが歌い踊りかがやきはじめたのをいまでも覚えている。わたしは親が厳しくて外泊できないけれど、そのあいだに同級生の子たちはうつくしい島の海に反射する満月をみて、だれかと夜通しぴたりとからだをあわせて内緒話をするような、今にもぷつりと切れそうな糸のように細くて鋭い若さを世界の夢に浸らせている。感性を野放しにして、こどものころの感動をひとつずつ取り戻す時間がわたしにも必要だった。けれど思いどおりにいかないこともある、それも定めとおもって歯をぎゅっとくいしばる。わたしには必要だった。路上、白い廊下みたいに澄んだ朝霧をかんじる時間。薄いトップス。ズレた口紅。好きな男の子と寝て一限目をサボるとか、夜の街頭を走り抜け、くだらないことに時間とお金を費やすこと。「それだけじゃない、夜に遊ばなくても昼に釣りをしたりサッカーしたりそういう遊び方だってあるだろう。そっちのほうが幾分もまともだ」 おとうさんは夜遅くに帰ってきたわたしを叱りつけ、そう言った。わたしはけしてワルにあこがれているのではなくて、ただただ綺麗なものに飽きただけだった。わたしにとって祈りや信仰はさいしょから型があってそれに当て嵌めてハイ完成みたいなかわいいお菓子作りのようなものじゃなかった。昔も今も自分でうつくしい歌をつくれない。うつくしいものがたりをかけない。うつくしい絵を描けない。世の中にはフォロワーが万桁いる女子高生がいて、今、世界中では何千もの美術展が開催されていて、��日、いつかオリンピックに出るであろう少年がはじめてスケボーに乗るかもしれない。わたしには何もできないかもしれないけれど、彼らの生き様はわたしをわたしたらしめる微かなエッセンスとしてわたしに溶け込む。それを祈りという言葉で表象してはだめ?これからのことをかんがえると、ずっとどきどきする。目の前の光景が、訪れたことのない地の光が、風が、わたしを、わたしのからだを必要としてる気がする。世界中に張り巡らされた血管がわたしの心臓部にも繋がっているような心地。死ぬ5秒前ってどんな感覚なのかしらないけど、築き上げた塔が崩れてゆく感じなのかな、雪景色のような。
無題
朝起きたら腕に友達の噛み跡と身に覚えのない痣が3つくらいあった。耐え難い疲労がからだのあちこちにひっついて、入れ墨と化している。活字の海を、本をその背に背負えたらよかったのに、今のわたしを崖っぷちに引き止めているのはうつくしい言葉でもなくて、泥に塗れた重いカルマ。イヤホンの先から垂れ流れる音楽すらも風のように軽やかで自由なものではなくて、ねばねばした気持ちわるくてかなしいものに聴こえた。夏と、そのあつさと、その底知れぬ闇に街ゆくものすべてがこころのずっと奥の方で平伏している。昼過ぎにスクランブル交差点前の巨大スクリーンが薄青い空を泳いでいるようにみえたこと、街ゆく人の肌色が、シャボン玉のようにその熱を吸収して発光していたこと、ぜんぶなんか夢みたいにふわふわしているかんじがした。もうすぐでなつやすみなのに、大学入ってからそれまでもずーっと夏休みのような感じだったからあまりどきどきしない。みずみずしくずっと光っていたい。わたしもいつかデカい人間になりたい、いつかいつかいつかという文句ばかりが増えてゆくのを横目でみて、ぜんぶカサブタを剥がすように振り解いて拭ってくれる奇跡みたいな命、日々、音をどうしても期待してしまう。どうすればいいんだろーと思いながらまたあしたも友人と夜ご飯をたべにいく約束した。それでまた家に帰って、朝起きて虚無感に苛まされて、の繰り返しを大量の課題で中和する。薄暗い中でたべるごはんとか朝早起きして化粧をすることじゃない、今はなにもない海とか草原でなにも繕わずにその自然のデカさとか愛を仰向けになって享受するのがいちばんただしいきがする。たすけてと呼ぶには大袈裟すぎるし。
end
泣き出しそうに張り詰めた空気に鼻を啜る。世界の彩度が落ちて、ぶあつい服を着た街ゆく人たちが皆んなちっちゃな怪獣みたいにみえる。肌寒い。外はずっと灰色、モスグリーン、レモンみたいな���い。大きな木が揺れて、木の葉の上に横たわっていた雨の滴が霧のように3秒間くらい降った。最近は毎日毎日やることが多くて、それをこなしているあいだに1日が終わる。3日連続で化粧を落とさずに寝てしまった。多くの人が電車にのっているときに外の景色に目をやらないのと同じ感覚で、わたしも生活の外側にひろがる微かな動きに鈍くなった。ずっと特別でありたかった、1番愛されたかった、そういった思春期的な熱望とどんどん疎遠になっていく自分に日々焦ったり安堵したりしている。だけど同時に、わたしの中をまだ生きている17歳のわたしがその面影をときどき覗かせる。期待させる。突拍子もなく走ったり、ゲラゲラ笑ったりする。些細なことで泣いたり、理不尽な世界に怒っている。良くも悪くも変わっていくのなら、これからの自分に期待をしたい。アルバイト先では後輩が6人くらいできて、みんなわたしよりも仕事ができる。わたしはもともと注意をされると衝動的に泣いてしまうところがあったし、シンプルに忘れっぽかった。あまりにも器用に仕事ができないので、ある日店長とそのことについて話し合ったら意識の問題と言われた。その1、人からのアドバイスに劣っている自分を見出してはだめ。その2、素直に人からの意見を受けとる。その3、自分のためでなくだれかのために働く。この3つを約束した。夜の繁華街で50歳の男性に飲みにいきませんかと声をかけられたり、あした授業にどんな服でいくかを考えながら化粧品を見に薬局に寄り道したり、腕に点々とのこる虫刺され痕をみて、それを残した蚊のことを考える。あした、図書館で借りた本の返却期限。わたしもちっちゃな怪獣になって寒さをまるごと食べてしまいたい、寒い日の、霞んだ光やクリアな淋しさ、果実のようにぎゅうぎゅうに酸っぱい気持ちを。
slow burning
大学一年生というよりも、高校四年生というような振る舞いをしているなあ、と自分のことを客観視する。新宿の横断歩道橋から行き交う人々を眺める。つい最近まで、委員会の同期の仲の良さにムラができていて、グループとかカーストとかそういう言葉が浮上してきてしまうほど揉めそうになっていた。それでも、それぞれが居心地の良い場所にしようと歩み寄っている。こういう、諦めによる愛想ではなくて心からの気持ちに胸を打たれる。明大前の飲み屋で酔っ払って「俺みんなのこと愛してるよ」と照れ笑いする先輩に、わたしたちみんな、キモいねーなんて言って茶化した。そのあと夜の大学で騒いでいたら警備員に注意された。机の下に10円玉を落としたのを拾わないで帰る。いつまでも赦されていたい。��猫のような女の子でいたかった。すぐ隣、肌すれすれにだれかの温もりを感じて弱さを誤魔化すのではなくて弱さを共鳴しあっていたい。「東京の人は生き急いでいる」なんて言葉があるけれど、わたしは美しい光景がそこに広がっていれば必ず立ち止まる人でありたい。仕事に遅れそう、とか、終電が、とかじゃない、好きな人たちのためだけに忙しくありたい。恋人は待ち合わせをするとき、「どこでおちあう?」と聞くのだけど、高2の頃、初めて会う日、それを「(恋に)落ち合う」と勝手に解釈して勝手にどきどきしたのを思い出した。それからわたしも「どこで落ちあう?」と聞くようにしている。ドア窓の形に切り取られた青い影が電車のフロアに映って、がたんごとんという音に沿ってフィルム映画みたいに小刻みにうごいていた。池袋で新疆料理をたべて、お腹を下す。スペイン語の中間試験。渋谷で5分1000円の手相占いをしたら、鎖みたいにいくつもの線が絡まっていますね、と言われた。意外と気にしいなんじゃないですか?「そうですね」と答える。駄菓子屋で1000円使い切ったほうが幸せになれそうだとおもった。電車の隣の線路にカラスが一羽いた。こんなに近くでみるのははじめてだ、と思って、じーっとみつめた。黒なのに黒じゃなくて、光を受けて渋いグリーンや紫っぽくみえる羽毛に目を見張る。なんか、空はどこまでも真っ青なのに光の細部だけ色があたたかい夕方前みたい。ふわっとなにかに気付いて、じーっとそれを見つめて、そこになにかが“視える”とぜんぶ途端にスローモーションになって、焦燥感や虚しさがたちあがってくる瞬間がある。からっぽなのにぎゅうぎゅうな感じ。AirPodsをケースにしまう音が体感的に5秒間くらい耳に残ったり、自分の息遣いにどきどきしたり、すれ違う男子高校生の会話声や、鳥が羽をはためかせる様子がクリアに輪郭が保ったまま空中を転がる。ガムを買って噛みながら、心のもやもやしたなにかを同時に小さく噛み砕いてゆく。光の洪水。家に帰ってパスタをたべたあと、お風呂で下の毛をつるつるにする。夕方終わりにお風呂に入るの、とても好きだなあと思う。コンタクトレンズを外さないまま、化粧も落とさずベッドへダイブする。瞼の裏に東京タワーの赤がたましいの塊みたいにまあるく光っている、はやく何もかも諦められる年齢になりたいと思う。
無題
なんかまじでわたしが疲弊していて悲観しているのか、世界が残酷なのかわからなくなってきた。脳科学の講義を受講したあと、テキトーに混雑した休日の街をあるいていたら皆んなの脳みそが透けて浮きでてきそうで気持ち悪くなった。地球4周分の神経線維。そう、どでかい爆弾が街ゆく人々の頭蓋骨に葬られている。ニューロンが軸索を介してつながってゆく、放出と受容を繰り返してみんな手を繋ぎあってゆく。セール中でバイトの雰囲気がぴりぴりしていて、みんな資本主義の豚みたいに働いていた。うつくしくないとおもったし、私も美しくなかった。結いた髪に、ぴたっとあげられた前髪。なにを思っているのかを書くのがずっと怖かった。もしかしたら私の感じているこの欲望はとても汚らわしいもので、それゆえにだれかを傷つけてしまうかもしれない。でも、言葉にしなければすぐにわすれてしまう感情に名前をあげなくなって、水をあげなくなって、そうしたら、じぶんの脳みその溝をうめていたみずみずしい苔までもがすっかり枯れきってしまって虚構を連ねるようになった。空洞に哀しみの音だけが響き渡る。友達はいるけど、私はその友達の1番になれない。恋人みたいな人はいるけど、私はその恋人の1番にはなれない。1番っていうのはほんとうの意味での1番、2番とか3番とかがいない1番。圧倒的な2人の世界の中でのフェアで高貴な1番。有名になりたかった。文章でも外見でも写真でもなんでもいい、だれにも敵わない羽根で世界を羽ばたいてみたかった。わたしを選ばないで、そこらへんのそれっぽくかわいい女の子を選ぶかっこいい男の子たちを信じられないでいる。外国に行ったらモテるよ^_^と投げかけられた言葉について何回も考えるけど、考えるたびにかなしくなる。でもね、神様はいるとおもう。木漏れ日の首筋に、砂丘のしずけさに、広大な空の一枚下に、その温もりと永遠が芽吹いているのをしっている。そのたびに、わたしはこの世界に愛されていて、まだ19歳で、まだ何にでもなれて、そして世界を(気持ちがあふれてしまいそうなくらい)等身大で愛しているドラゴンみたいにかわいい女の子だとまじないを唱えるようにして心を強く保つ。アスファルトに散った桜が朽ちて、吐瀉物のようにグロテスクにぬるい光を浴びている。走り抜ける。だれかの憎悪の中に、疑念の中に、見下しの中に憧憬の眼差しを覚えながら。東京で灯される光の数だけ、アフリカの広原でつややかな花が咲けばいいのに。光の重さの分だけ、銃弾が軽くなればいいのに。帰り道、ひさしぶりにパンを買って帰った。
日記
弟がiPadのタッチペンを無くしたらしくて、それを聞いた母がすぐにAmazonで検索して新しいのを買った。こういうとき、ほんとうになんか小さなことだけれど、すごく心が愛にみちる。
大学の新校舎の建物のにおいが400人もの人が集まった大教室の縁をすべっていく。扉を開けた瞬間、目と目と目がわたしの顔を捉える。湿気漂うフロアにだれかがペンを落とす音、先生のマイクが吐息までもを拾って湿った熱を加速させる。「儚いって聞いて何を思い浮かべますか?蝶?蛍?蝉?トンボ?」 教授がそう聞くと、みんなのえらぶ選択肢がちょうど均等に分かれる。講義が終わるといつもすぐに帰るイケてる男の子が蛍を選んでいて、なおさらかっこよく見えた。わたし、インスタのフォロワーが490人いるんだけど、その人数って今見てるこの人たちよりももっともっと多いのかと思うとなんか心強いような息苦しいような、不思議な気持ちになるなーとぼんやり思った。君たちはぶっちゃけ勝ち組です、という先生がキモかった。海外の大学院に行きたい。わたしはもっともっと色々な人を知るべきだし、美しい景色にであうべきだし、貪欲に学ぶべきだとおもうから。聡明になって、お金を稼いで、将来だいすきなひとたちにたらふくご飯をたべさせてあげたい。お母さんとお父さんが育ててくれた、守ってくれたこの心の真ん中にそびえる愛情のかたまりを誰かに分け与えていきたい。でも、そうとも思うけど、逆にそれをこなごなにさせてくれる危険性や若さゆえの解放にも目が眩んでしまうの。「今しかできない」ってとてもずるい言葉だなあ。
19さい
19歳とかいちばん呪われていた1年だった。まだハタチじゃないけど、もうそうさせて、と思うくらいに、1年のあいだに10年分くらいの幸せと不幸せがぎゅうぎゅう詰めに、どっちがどっちかわからなくなるくらいに入り乱れててくるしくてさみしくて悲しかった。くるしかった。わたしと同じ純度で、等しく、あいしてほしい。あいされたい。
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2025.2.9 抗議集会「こんないヤバい大阪・関西万博 ーメガイベントの暴力を考える」
大阪・関西万博、開催が近づくにつれボロボロな状況が隠せない中で、それでも中止しない。やめられない。これは私たちがTokyo2020オリパラで経験したものそのままです。バベルの塔のようにそびえる新国立競技場のすぐそば、千駄ヶ谷社会教育館は小さいが街の暮らしに身近なかんじ。ここに、関西を拠点に活動するバビロン解体企画のかたをお呼びして、一緒に万博及びメガイベントの問題を考え、抗議する集会を開きました。
前半では、大阪・関西で現在とこれまでなにがやられた、やられているのかを、釜ヶ崎を中心に活動する研究者原口剛さんに話していただき、休憩をはさんで後半、昨年12月1日に行われた釜ヶ崎強制執行について、現地で共同炊事に参加している方にお話を伺いました。そのあと質疑応答で議論を深めました。
第一部 大阪・関西万博でなにが起きているのか 原口剛さん
1)なぜ、いまさら「万博」なのか
・高度経済成長期の「64年五輪→70年万博」の反復により現実から目を背ける。
・維新のプロパガンダ。カジノ誘致のためといえば難しい公的投資を「万博のため」で正当化。
・80年代以降のイベント中毒都市。堺屋太一「イベントオリエンテッドポリシー」を維新が継続。「大阪都構想」など、さらに強権的に開発を進めたがっている。
2)性暴力とハラスメントの祭典
・アンバサダーに、宝塚歌劇団やダウンタウン、テーマ事業プロデューサーに河瀨直美が名を連ねる。(※ダウンタウンは25年3月31日にアンバサダーを退任)
3)こんなにヤバい「人災の島」
・2024年3月には万博会場の一部でメタンガスに引火した爆発事故発生。廃棄物処分の埋め立て地である人工島、夢洲。
・2024年7月5日、海外パビリオンの建設現場で車両から鋼材(長さ10メートル、厚さ5ミリ)を吊り上げて運び出す際、誤って鋼材を落下。幸いけが人はいなかった。
・2024年9月9日、会場建設現場で、労働者が階段から転落、2~3メートルの高さから落下。頭から出血し病院に搬送。
・2024年11月1日、海外パビリオン建設に従事していた労働者が約3メートルの高さから落下、腕の骨を折る重傷。
工期の遅れを取り戻すべく強行される突貫工事。
・島には北の橋と��の地下トンネルしか出口がない中、台風や地震の際、逃げ場がない。
4)自然の支配と「採掘」
・夢洲は誰も住んでいない。2008年オリパラ誘致した際、舞洲を会場、夢洲を選手村にする計画だったが、北京に負けた。
・淀川左岸線工事。もともと進められていた建設プロジェクトだが、万博関連事業として推し進められる。新大阪駅と会場を結ぶシャトルバス専用道路として暫定利用の予定。大深度地下を使った高速道路。
・リニア中央新幹線建設プロジェクト。「万博開催やIRの実現を契機に大阪・関西への訪問客の増加が見込まれる」として全線開通の前倒し(2045年→2037年)を、大阪、三重、奈良が国とJR東海に要望(2025年1月21日)
5)こんなにヤバい、膨らむ費用
・会場建設費 1250億円(2017年当初)→1850億円(2020年12月)→2350億円(2023年11月)
・会場運営費 809億円(2019年12月)→1160億円(2023年12月)
・インフラ整備 約9兆7000億円、アクションプラン 約2兆8000億円、など間接的費用も。
6)内ゲバ、自己崩壊、責任のなすりつけ
・売れないチケット、進まぬ建設。
・維新 対 政府(自民)、吉村 対 万博協会…。
7)こんなにヤバい、「気運醸成」と参加の強制
・メディアと学校をつうじた動員。学校の修学旅行、遠足、すでに3つの市町村が拒否宣言。
8)こんなにヤバい、都市全域を舞台とした<社会実験>と浄化の暴力
・維新の都市開発の目玉は、「カジノ」「万博」そして「うめきた」※(都市再生緊急整備計画地域)。
※旧国鉄車庫あと。立ってる文字「GRAND GREEN OSAKA」のところで原口さんが学生たちに解説していたら、警備員が飛んできた。
・大阪メトロによる「顔認証を用いた次世代改札の社会実験」
・大阪市内全域での路上喫煙禁止と罰金。
・東洋ショー弾圧、太融寺ホテル街※の「浄化実験」(言説というもうひとつの闘いの領域)。
※「立ちんぼ」が居づらくなるように、地元住民と大阪府警曽根崎署が連携して道路を目立つ黄色に塗装。「警視庁科学警察研究所からアドバイスを受け、目立つ場所を嫌がる人間の心理を利用し、」「自発的により良い選択に導く行動経済学の理論「ナッジ理論」に基づき」「府警はこの一年で約30人を売春防止法違反容疑で摘発している。」(産経新聞)
・釜ヶ崎、2024年12月1日、強制排除。
■万博への問いと抗い
・2025年万博を批判する声ですら70年万博を神話化していないか。帝国主義・植民地主義の原点である「第五回内国勧業博」(1903年)を忘れ去っていないか。
・現在、なんら熱狂を呼び起こすことなく、冷笑や揶揄や無関心が広がっている。万博に踊らされていないという事実は重要、けれども、いやいやながら黙認していることになりかねない。このまま黙認し続ければ都市は連中の好き放題に開発され、公園からは<居場所>が根こそぎ奪われ、警察暴力や監視テクノロジーが我がもの顔で街を支配するだろう。あちこちに現れる万博宣伝ロゴを圧倒するほどの、反万博の声を!
・万博を「自己崩壊」にまかせるのではなく、私たちの手で葬り去ること。メガイベントに繰り返しNOを突き付けてきた、国内外人びとの声とともに!
質疑応答
・開催費用などについて、五輪では、IOCが出す部分も���ったり、一方、都と国、二重に取られてる感じがあったりしたが、万博では費用負担はどうなっているか?
間接的費用についてはもう少し調べないといけないが、会場建設費と運営費は、国と自治体(大阪市)と経済界が三分の一ずつ出すことになっている。IOCにあたる組織はない。建設費がこれ以上になってももう国は出さないと言っているので、そうなれば大阪市が負担することになるだろう。
・大阪・関西万博という名称、「関西」、関西広域連合(鳥取や徳島も含む)も地域おこしってかんじでかんでるのか?と思うが。
万博協会の理事は、理事長はもちろん経団連会長、理事には経済界の会頭や、大学の学長、それが京都の大学とか、大阪だけじゃないいろんなところから集まってる。「空飛ぶ車」の実験を神戸港でやるとかいう話などおいしいとこを��みたいということは関西中に広がっている。
・五輪では、自衛隊が出てくるとかハードな警備と監視のシステムがすごかった。大阪では、大阪メトロの顔認証システムなど、警備より監視のほうかな、と思うんですが。
今、僕が感じているのは、情報テクノロジーを使った監視が、いま、どれくらいいけるのか試み、実験したがってる、「社会実験」の名のもとにいろんなことがやられている。五輪でも社会実験はやられていたと思うが万博、関西ではこれが目に付く。その一つが顔認証改札。すぐに実用というよりは、一回実験でデータを取ってどのくらいうまくいくのかをこの機会にやってみる。データを集めることをやる。ガタイのいい警官が出てくるのではなく、情報をいかに吸い取るかという仕掛けが街中いろんなところに増えている。チケットも、実験。実験は評判悪くて失敗しているが、狙いが重要。デジタルチケット、登録するのに万博IDを取得しなければならず、そのためにいろんな個人情報を入力しなければならない。どれだけ自発的に情報を出させることができるかを実験している。たぶん国レベルだとマイナンバーカードでどれくらい情報をコントロールできるか、できれば口座まで握りたいのが本音で、その実験を万博チケット販売のデジタル化という名目で行われている。ただ、みんなが万博行きたくてチケットに殺到してるなら成功するが、そうじゃないので紙のチケットも作りますと言っている。でもすでに100万人くらいのデータを取ったはずです。
・(大阪メトロで顔認証改札を見てきた人から)メトロの職員さんは顔認証改札を通っていたので、登録させれているのじゃないかと思います。
第二部 フリートーク
・釜ヶ崎、センター周辺で暮らしている野宿の人たちに対する強制執行 釜ヶ崎で共同炊事に参加している方
5年くらい、釜ヶ崎センター前で、毎週月曜日に共同炊事と寄り合いを一緒にやっているものです。5年間、ニュースになったりしていないけれど生活している人にはすごく困った大きな排除もありました。まず、今の形でセンターまわりでひとが軒下で住んだり寝たりするようになったのと、私たちが共同炊事と寄り合いを始めたのは2019年3月31日、あいりん総合センターが閉鎖されかけた���でした。もちろんその以前から続いていることもありますが、ひとつの始まりがその時で、閉鎖が阻止されて24日間占拠、私もそこに住んでいました。当時100人くらいの人が寝泊まりしていて共同炊事もするようになりました。4月24日に急にセンターの中から追い出しがあり、シャッターを閉められてからは軒下で寝るようになりました。団結小屋も建って、そこから共同炊事を毎週月曜日にするようになりました。その後2020年4月に、大阪府が、市もおカネを出していますが、府が寝ている人たちと団結小屋を追い出すための立ち退き訴訟を提訴しました。一審、二審、そして2024年5月に最高裁判決が出ましたが、毎回、判決前に追い出しできる、仮執行はつかなかったのが、画期的でした。
2022年、みんなが体洗ったり、共同炊事に使っている、近くの公園のトイレの水道、それが工事で改修されて、蛇口が3個から1個に、ひねる式がプッシュ式ですぐ止まっちゃうやつにかえられて、それはとても困ったので区役所の担当課に電話で抗議したんですが、今もプッシュ式のままで。
あと、仮庁舎の横の高架下でけっこう寝てる人がいたんですけど2022年8月に急に追い出しがあって、それまでちょっとした門があったのが背が高くてがっしりした門に作り替えられ夜間施錠されるようになりました。抗議して交渉したのですが、その後開けられることはなくずっと夜間寝られない状態になりました。夏の暑さや冬の風をしのげる貴重な場所でした。
2022年にそのようなことが続きました。センターの解体、建て替えが市や府の想定より4年遅れているそうです。裁判があったから。センターに手を出せないのでそれ以外の場所で排除を進めていたと思います。
昨年12月1日に追い出されてしまい、今は鋼板が張られてその場所では寝られないし共同炊事していた場所もないので、道路にはみ出して毎週月曜日に寄り合いと共同炊事をやっています。毎週警察が来て、「道路を不正使用」メジャーで測って、「何センチはみ出してる」「2回警告しました」と言ってくる。別の場所で共同炊事をやると次の週「ここで炊き出しやらないでください」と張り紙される、行く先々で追い出そうとして来るなと思っています。
あと、西側の山王では、友達が地上げ屋にあって立ち退かされたりしています。五輪の時の霞ヶ丘アパートと同じように、ここも高齢の方が多く、近所の関係、コミュニティがしっかりあって、死ぬまでここで住みたいと思っていたかたがいます。
・会場から質問、感想と応答
〇地上げは釜ヶ崎や山王だけじゃなく大阪全体で起きているのか?
●原口さん 家賃が払えなくて立ち退かされることは大阪中で起きていると思うが、更新の時に大家が変わって、それだけでなく家賃を挙げるというケースは僕は山王でしか聞いていない。今、釜ヶ崎の周りの状況がどうなっているかと言うと、環状線が走ってて天王寺と新今宮駅がメインストリート、ここから南にかけて安い家賃の家があるんです。小さな店がまだたくさん残ってたのが一掃され2010年代にあべのハルカスができて、一気に地価が上がり、天王寺公園は近鉄不動産に管理が売り払われてPPFです。ここ一帯、ショッピングモールとかタリーズコーヒーとか。やばい公園には必ずスタバかタリーズコーヒーが出てくる。子どもの遊ぶのも有料で、ちょっと不審だったりするとプライベートセキュリティが飛んでくる場所になってしまった。もともと空き地だった場所を大阪市が売り払って星野リゾートがドーンと進出してきて、労働者の街だったところが一部激変した。今、ここは万博の宣伝広告をやっているのを見せられた。山王町はドヤ街だけど、築50年とか当たり前な木造の家がならんでいて、家賃がメチャクチャ安くて、デベロッパーから見たらこんなおいしい場所はない、しかも隣の天王寺は地価がどんどん上がっている。オーナーったタイミングで家賃値上げします、というアプローチでプレッシャーかけてくるのは山王ならでは。
〇五輪では選手村の名目で晴海の都有地を9割引きで払い下げました。大阪府の財政状況は全都道府県の中で最悪ですが、万博をやることにより借金が増えます。財政の問題、我々の税金の無駄な使い方の問題だと言うのが私の意見です。
●原口さん 税金の問題は大問題です。万博をやることで市民一人当たり2万円の負担、とすでに報じられていて、大阪で生活する人が万博に冷淡になっている背景のひとつになっています。もっと追及していかないといけない問題であることは間違いないです。しかし一方で、財政の問題として語られすぎると、財政分析のできる専門家が話してみんながそれを聴いて学ぶという関係にどうしてもなってしまう。もっとそれだけじゃないところでも問いを広げ声を上げることが僕の問題関心なんです。たとえば、公園、にぎやかに見えるけれどおカネを持ってる人だけが使える公園、おカネを持ってないとおことわりの公園って、公園なの?大学で言うと儲かる大学にならないといけないという、企業的論理でいかに財政を回復させるかにフォーカスを当ててしまっているところが、ぼくらが万博に対してNOと言えなさになっているところが僕の問題意識としてあります。
〇学校では財政や税金の授業をやらないが、私たちが払わないと罰せられるのに使い方については何兆円という会計の中身が明らかにされていない。50年前と同じ考え方で見てもダメ。新しい見方で税金、財政の問題を見ていくことで全体が見えてくるんです。
●原口さん 税金の問題も確かに重要です、その視点をありがとうございます。ぼくとしては路上で声を上げるとか政治のいろんな可能性もあると。
〇私は釜ヶ崎には行ったこともあって大阪でちょっとだけ育ったこともあるのですが、今は東京に住んでいて、このあたりの風景自体がだいぶ変わったなと。そこでもう少し詳しく聞きたいのは、センターが労働者にとっての顔だとおっしゃっていましたが、一つの公共の場所で��った。そこでどういうことができて、何をする生活する中でどれだけ必要だったかを教えてください。あと、民間じゃなく公的な場所をみんなで作っていく、みんながどう使いやすい場所にしていくかの実践、それを教えてください。
●釜ヶ崎で共同炊事に参加してる方 ありがとうございます。それすごく大事なお話です。あいりんセンターは70年にできました。70年万博で労働者を集めることと関係してできたと思います。まず、一階の広い場所で日雇い労働者が仕事を求める、探す場所でもあり、行かなかった人あぶれた人が日中を過ごしたり、人と会ってしゃべったり、しゃべらなかったり、将棋指したり、娯楽室もあって居場所だったり。水場もたくさん蛇口があって、シャワー室もあって。いい写真ですね(写真見る)。私自身は閉鎖される前はそんなにたくさん過ごしていたわけじゃないので。でもシャッターが閉められなくなってそこからみんながそこで寝るようになった時の空間もすごく良くて。すごく広いこの場所でみんなそれぞれの場所で布団を敷いて寝たり、私も寝てましたけど、人と集まれるし、屋根があって雨がしのげるし、風もしのげるし、そういう場所ってまちなかにメチャクチャ少ないです。もちろんセンター開いてた頃は夜間閉められていたんですけど。この場所を壊さないでまた開けてほしいなと思うんです。寝るのにいい場所だったなって。追い出されて以降はそこで寝ていた人の何人かは生活保護を申請した後に入る施設に行った人もいるんですけど、ここに入っちゃうともう会えないんです、会いに行っても会わせてもらえない。今も近くで野宿を続けている人もいます、ほんとうに雨の人か困るなと思います。今まではあまり人が寝ていなかったセンターの向かい側の高架下で布団敷いて、3、4人、道の端、駐車場の南側のところに布団敷いて寝てるけど、ギリギリで車が通るし、職安も全部高架下なんですけど、高架下でみんななんとか寝る場所を探して今も野宿していて、なくてもなんとかはするんですけど、やっぱり雨がしのげるああいうセンターみたいな場所は絶対必要。水が自由に使える場所も少なくて、足が悪い人はちょっと離れた公園に行くのもたいへんだし、トイレもそう。あと、ここに行ったら人と会ったりできる場所。今もセンターの前やセンター向かいの仮センターの駐車場とかで会えるし、毎週月曜に寄り合いにもなんとなく来たらいっぱいしゃべれるけど、やっぱりセンターみたいななんとなく人と会えるかなという場所は絶対必要。壊してほしくないな。鋼板も、外してほしくて、鋼板があると狭くて本当に嫌ですね。
●原口さん これは中から撮った写真ですけど、シャッターが閉められて、広大な空間が、今文字通りのデッドスペース、誰も使えない空間になっている。猫が大量にいるという説もありますが、ほんとうかどうか。2019年にあったのは、3月31日にシャッターが下ろされようとして、下ろさせまいと、みんながシャッターの下に体を横たえて阻止した。阻止できちゃった。あの当時みんなこういう感覚だったと思うんですが、阻止できちゃった、どうしようってなった時に、みんな思い思いにやり始めた。ある人は図書館を作り始めたり、ある人はスクリーンを用意していろんな映画を上映できるスペースを作ったり、この空間でいろんな人が集まって、もちろん共同炊事もそうですし、��や本や映画を共有するようなコミューン状態が40日間続いたんです。その場所を奪うな、というのが一番気持ちの中心、思いの中心。今、釜ヶ崎の運動は大きく二つに分かたれてしまって。それは、橋下徹が市長になった時に、西成特区構想というプロジェクトを始めた。これからは西成、この場合釜ヶ崎なんですが、ここへの政策を付ける、えこひいきする、と言いだした。下からの声、現場から出てきたアイデアにカネを付けると。そのあと中身については何も言わず沈黙を作った。その沈黙って、NPOがこれまで実現しなかった政策、案を熱心に作るグループと、まず不当なことに関して声をあげるグループが、それまで距離はありながらもいろんな行動を共にしていたのが、くっきりラインが入ってしまって現在に至るんです。今、争点となっているのは、まちづくり、政策のテーブルに乗ったグループの主張は、「センターという場所を残すのじゃなく、機能を残すのだ。」場所を残せと言うのと機能を残せと言うのは全然違ってくる。機能というのは職業紹介、あるいは雇用保険を受給する、そういう窓口さえ作れば、たとえば40階建ての高層ビルで13、14、15階にそういう窓口を作ったという形になったら、機能は残ったといえるかもしれないけれど、場所は潰されてしまっているわけですよね。そこが大きな論点になっている。僕は、僕の仲間も、場を奪うな、を重視している。この写真、いろんなひとたちにとって、釜ヶ崎の労働者にとっても、今生活保護を受けて暮らしている人びと、あるいは支援という形でかかわった人たちにとっても多分こういった風景は原風景だと思う。基本的に労働市場、いちば、築地の市場と同じように天井がムチャクチャ高いという構造をしていてたくさんの人が集まれる、実際にたくさん集まって、一人一人見ていくと新聞読んでる人もいれば、立ち話してる人もいる、こういう状態が1970年以降続いてきた。この写真の中に職業紹介の窓口機能とか、雇用保険の受付機能とか、一つも映っていない。「機能を残せ」というスローガンだと、この、人が集まってるスペースというのは必ずしも必要じゃない、なくされてもいい、という話になってしまうんです。今、都市開発、ジェントリフィケーションの中で奪われようとしているもの、今センターが閉められてしまってそのまわりですごく窮屈にさせられてしまったたけれど、しつこく続けているものが守っている、こういった集まれる場所を釜ヶ崎からなくさせないことだと、僕は思っています。これって釜ヶ崎だけじゃなくていろんな都市の中で自由に集まれる場所、特に雨の日なんかに、公園に行っても雨をしのげる場所って、ここ十年二十年で大阪ではメチャクチャ少なくなった、実はあるんだけど、たとえばタリーズコーヒーとかコーヒー買わないと雨すらしのげない。大きな屋根があるってどれほど重要かという話だと思うんです。それともうひとつは、70年万博が決まって、働き手、労働者が足りないという時に全国から若い単身の労働者をギュウギュウに集めて、結果できたのが今の釜ヶ崎です。70年万博のために作られたと言っても過言ではない街が、今「2025年。70年万博よ、もう一度」とかいう時、「アンタラ価値のある場所を勝手に占拠している、わがままな人たちだ」と言わんばかりに立ち退かされるというのはあまりにひどい、必要な時には働いてね、もう必要なくなったから出ていけ、というのがまかり通っている。この50年スパンで見るとよりクリアに見えると思います。
○今回の万博では、万博関連の仕事があったわけではない、ということですか?東京五輪の時、日雇いの人たちの中に、仕事が増えるんじゃないか、インバウンドで観光客が来て、とか税金使う分、リターンもあるんじゃないかという、オリンピック側も喧伝していたし、長い不況の時代を経て一発逆転、復興五輪というのを期待した人も一定数いたと思うんですが、ふたを開けてみたら結局インバウンドも建設の仕事も大企業が吸い取っていくわけですね。湯水のようにスポンサーが税金を使って、リターンもスポンサーや電通みたいなプロモーターにたまっていく仕組みが明らかになった。労働者の街をつぶしていくってことは、もう初めから仕事はないぞってことかと思って、ふざけんな、としか言いようがない。
○このまえ読んだ本では1929年朝鮮の博覧会の時から、同じで、近隣だけじゃなく遠くの人まで「儲かる」「行くといいことがある」とすごく言われて、行ってみたが、儲けたのは帝国のひとだけ、ということが書いてありました。それと、水道の話、蛇口が3つから一個に、プッシュ式になって不便という話、神宮通公園のトイレもセンサーで水が出る仕組みでやかんに水が汲みづらい。テクノロジーによるいじめ、使い方を限定している。駅の自動改札もそう、改札機能だけでカチカチいわせないから耳の不自由な人には不便。
○そうですね、明治公園も元の明治公園とは似ても似つかない、四季の庭には木がいっぱいあった、広くて、デモ、集会、フリーマーケットもあって、野宿の人もいた、有機的な。今はスターバックスがあって、「インクルーシブ広場」では子どもを遊ばせてくださいね、ここではイベントの趣旨に従って遊んでくださいね、と管理者の想定した使い方しかできない広場になってしまった。機能じゃなくて場所が大事なんだということがすごい重要だと。釜ヶ崎センターも自然環境に例えると、一つの動物がいなくなるとどんどん生態系が崩れるじゃないですか、微生物がいて肉食動物がいて、木から落ち葉が落ちたり、そうやって有機的に成り立っているもんだと思うんですけど、センターもそんな感じがしていて、雇用保険の窓口とかそういうことだけじゃなく、寝る場所があり、人と出会う場所であり、食堂があり、仕事を求めて集まったり、有機的につながって成り立っていた場所をつぶすのは許せない、築地もそうで、ただ市場じゃなく有機的な場所だった、という話で。私たちにとってほんとうに価値の高い場所だけど、資本だとか行政にとって経済的に価値のないものに見えるからメガイベントを引き金にして潰していく。メガイベントは暴力だと強く感じました。
○みなさんにとって1964年東京五輪はどういうモノとしてとらえていますか?私は小学生でしたが高速道路ができてインフラ整備、あと学校にプールができた。
○私が調べた中に、64年オリンピックでブルーのポリバケツ、ごみを入れる容器を普及させ、街をきれいにするキャンペーン、あとお花いっぱいにするキャンペーンが学校と町内会の呼びかけによってなされたというのが出てきます。そこの延長に書かれていたのは、浮浪者、障がい者、街でフラフラしている人を収容するものが必要だということで、大きな精神病院が作られた。郊外に巨大な収容施設がオリンピックのために安心安全を守るために作られた。街にいると困る人を収容するために作られたという64年五輪のレガシーです。今回のオリンピックでも宮下公園がオリンピックを迎えるのにふさわしい公園、安心安全ということで、公共の場がここのみちを歩いてください、ここではトイレに行ってください、ここではちゃんと座ってください、寝ないで座ってください、ここでフットサルをしてください、用途が確定していて、誰もがウチャッと居られる場所はなくしていった。それは安心安全、秩序を守るためにやっている。釜ヶ崎の排除も、そういった治安を守るとかそういうニュアンスがあるんじゃないかと心配があります。釜ヶ崎が男性が多いということもターゲットにされやすいかもしれません。あと、70年万博を調べても、立ちんぼの検挙がものすごい、あったんですよね。それと釜ヶ崎の排除と、別々だったけど、同時に起こったんですよね。釜ヶ崎の人は隣の風俗街に行ってたし、風俗街の人たちもお客さんとそこで賄ってたんだけど、そこで運動がつながれなかったのか、どういうことなのかな、と思っています。今回もストリップ劇場とか立ちんぼの人、が検挙されたり、コロナ中も100人くらい立ちんぼが検挙されてるんですが、安心安全とか、見栄えとか…。この写真(かつてのセンターの中の風景)美しいと思うんですけど、こういったものをこわいという人もいるんだろうな。昨日行ったフィールドワーク、整然とした、高層ビルとか、オリンピック跡地のほうがはるかに恐ろしいと思って気分が悪くなってしまうんですが、向こう側が言う、危ない、コワい、恐怖をあおってくる、そういう教育。道徳教育にオリンピックが組み込まれていってあれを正しいもの、と、正義のようにされていくのとつながっていると思うんです。釜ヶ崎、あんな怖いところはなくすべきだ、と、学校で教育されるんじゃないか、少なくともオリンピック教育は年間36時間されてしまった、かなり大きな罪があるんじゃないかと思うんです。しかも今回は東京からも修学旅行で万博行くと聞いたんですが、釜ヶ崎の排除とか見に行くんじゃないですよね、何が危険とか、何が心地よいか、大きく人びとに影響してくるのを感じます。同時に釜ヶ崎って男性の人が多いんだけれども男性以外のジェンダーの人たちが居られるようにどういうふうに考えるのかっていうのは一方で重要な問題で、それは大阪府とか橋下、吉村にそういった場所を作ってほしいと言うのじゃなく、ちゃんとトランスの人とか女の人が居られる場所を考えていくというのを小さな規模で釜ヶ崎の中で考えていくとか、そういった場を邪魔しないということが重要なんですけど、これが安心安全なんだとトップダウンで上から押さえつけていく装置が万博、オリンピックなんだなあと思います。
○私は64年オリンピックで高速道路、インフラが整備されたという話を聴いて、インフラや高速輸送手段というのは、「通過」だということを本で読んだんですが、通過してしまう、そこの間にある人々の暮らしという��は雑音でしかなくなる、必要なものを必要な時に必要なだけ調達するのに都合のいいシステムを整えるだけで、人びとの積み重ねてきた歴史と暮らしを無視して通過していくものとして思っていて、どんどん通過したり、用途を規定するとか、そういう価値観が進んでいく、前のオリンピックからずっと連綿として、そういう捉え方をしています。
○大阪都構想って何だったのか、どういうふうに開発と結びついているのか、万博とどうつながっているのか。今回釜ヶ崎の排除があった時、西成区役所とか大阪市、大阪府に抗議の電話をしたんですが、僕の住んでいる渋谷区と東京都との役所間の関係とちがう、西成区は上からの府や市に動員掛けられたから出向した、言われたからやっただけ、みたいな、渋谷区と東京都だとそれなりに独自性、自立性ががあって、都に言われたからって区が出向することはあり得ない。都構想は行政間の形をどう変えようとしたのか?それと万博や開発とどう絡んでいるのかを教えてください。
●原口さん 大阪都構想は住民投票で否決されたんです。この十年間で数少ないよかったことの一つです。よく言われるのは「大阪市を守れ」「「大阪市がつぶされる」という理解なんですが、実際、権力の作動の仕方がどう変わってくるかというと、より重要なのは一つは開発を強烈に進めるということなんです。今までは大阪市が大阪府がそれぞれに開発をする。ある場合には連携しなければならない、調整が必要になってくる。もちろん市長や府知事が勝手にやれるわけではない、大阪市議会、大阪府議会にかけなければならない。特定の開発を進めるためにいくつもの調整とプロセスが必要だったんだけど、維新、橋下徹が、「あまりに不合理なシステムだ、動きが遅すぎる」と糾弾してのし上がってきた。都構想になるとふたつの枠組みが一つになるのでトップが決断して議会にかける、今まで承認を得て、調整をしてという合意を取り付けるプロセスのいろいろな段階が取っ払われる、そこがみそだと思うんです。都市にかかわる政策決定っていろいろあると思うんですが、維新というのは旧来の自民党より土建的な、極右的、権威的建物を建てたがる。都構想は2度否決されているのでまだこのシステムは完成していない。あと、維新政治の特徴は、「街が安心安全、明るくなった」、雑然としていたところを「明るくした」、「街が良くなった」と成果にするんです。「昔は暗かった天王寺公園を明るくした」とアピールする。明るくすることが良いことだと単純化された思考が加速されています。
●釜ヶ崎で共同炊事に参加している方 子育て世代、子どもや女性の安心安全が口実に使われる。センター前を区役所の人がうろうろしてたので話してみたら、「ここを通学路にするために安全を確保しないといけない」とか言われて、イメージ付けしてくるな、と思ったことがありました。あと、釜ヶ崎は男性の立場の人が多い街で、自分も性加害がほかの場所と比べて多いのかなという偏見をもっていた。性加害は他の場所でもあり、釜ヶ崎がほかの場所と違うということはない。嫌な思いをすることはあるけれど、それは他の場所と変わらない。嫌な思いをする人をできるだけ減らせるよう、みんなで環境を作っていくことを考えている、うまくいっているかわからないけれど、それはどこでもや���べきことだと思っています。
〇僕が釜ヶ崎にいたころは先ほどの写真の頃ほど活気はなかったけれど、多くの人がそこで寝転がったり丁半博打打ったり、荒っぽい人もいて、それも含めて楽しかったんですが、ゼロ年代すでに日雇いの街から福祉の街に変革する時期で2008年最後の暴動が一つの契機になったと思うんです。以前は南海線のガード下にいた手配師、手配師の存在というのは、今では失われた風景になっているのでしょうか?
●釜ヶ崎で共同炊事に参加している方 強制執行の前まではセンターの敷地で早朝、手配師が来て軒下に居たんですが、あそこが鋼板でおおわれてから、向かいの仮センター駐車スペースがその役割として、最大25台くらいしか止められないので、半減でしょうか、正確には言えないですが。今もいると思うんですが圧倒的に少なくなってると思います。
〇今回の万博とそれに付随する事業で、釜ヶ崎に経済的恩恵みたいなものって生まれているんでしょうか?例えば星野リゾートができた、それにより地域に雇用が生まれたとかも含めて。
●原口さん 僕の知る限りでお答えします。前提として70年万博が釜ヶ崎を潤したというのは違う。むしろ大局的に見れば、労働者を全国から集めるだけ集めて、そのあと放置しちゃった。ギュウギュウに集めすぎたのでドヤがのちのカプセルホテルのように寝るだけの部屋になった。部屋に部屋を重ねて高層化して、その中で家事が何回も起こった。ひとたび火事になるとあっという間に全体を燃やす、火事一つとってもそれで命を落とす労働者が何人もいたんです。地域に利益があったかと言うことですが、たとえば、星野リゾートを考えるとわかりやすいと思います。ある人に聞けば利益があるというし、ある人にとってはもう追い出されてばかり、ということになる。星野リゾートが来たら、土地を所有している人にとっては地価が上がって直接メリットになりますが、家を借りている立場だと真逆になります。家賃が高くなりますから。経済的恩恵っていうのは地域にあまねく回ると言うより、特定の誰かにはメリットあっても、誰かには全く関係ない、あるいは誰かにとってはとてつもない抑圧やデメリットになる。
〇星野リゾートができたところはもとは市の土地だったわけですよね。公共用地の私有化、どちらかというと私たち搾取されて取られちゃって、たぶん高くない値段で売られた。私の住んでる神奈川でも横浜市役所が移転して旧市役所も星野リゾートに売ったんですけどムチャクチャ安い値段で売って、住民訴訟も起きているんですけど、私たちに還元されなければいけない財産を再開発の名目で搾取されて、今日の話では、釜ヶ崎という街を解体していくわけだから、新しいものにしたとしても私たちの財産は私たちには還元されず、体よく奪われていくということがわかりました。
参加者は多くなかったものの、熱のこもった議論が交わされ、学びの多い集会となりました。オリパラ、万博、もうたくさん。これ以上間違った道を突き進むのは止めないといけないと思いました。
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サントリー、クラフトボス初のフラッペ「凍らせてラテ・フラッペ」が4月8日に発売! 手軽に楽しむ新スタイル - ライブドアニュース
以下引用
サントリー食品インターナショナル株式会社は、コーヒー飲料「クラフトボス」シリーズから、新商品「クラフトボス 凍らせてラテ・フラッペ」を2025年4月8日(火)に全国で発売する。本商品は、クラフトボス史上初となるフラッペタイプの製品で、冷凍してから楽しむ新しいスタイルを提案する。 ペットボトルのまま冷凍庫で凍らせた後、キャップをしっかりと締めてシェイクすることで、シャリシャリとした爽快な食感が生まれる。再栓可能なボトルを採用し、持ち運びにも便利な設計となっており、家庭内はもちろん、外出先でも気軽に本格的なフラッペを楽しめる仕様だ。
本商品の特徴は、解凍時間に応じて変化する食感にある。室温25℃の環境で、解凍時間ごとに異なる飲み心地を楽しめる。
解凍20分:氷の粒感が残り、シャリシャリとした食感と冷たさが際立つ。 解凍40分:なめらかな口当たりに加え、ほどよいシャリ感が調和する。 解凍60分:氷がほぼ溶け、まろやかでクリーミーなラテの味わいに変化する。
開発の背景には、近年拡大傾向にあるフラッペ市場がある。2015年から2024年にかけて、フラッペ・スムージー・シェイク市場は36%増加。特にZ世代(15~29歳)が市場の32%を占めるなど、若年層からの支持が強まっている。こうしたニーズを受けて、「手軽にカフェの味を楽しみたい」という消費者の声に応える形で、本商品は誕生した。 また、2025年の春は例年より気温が高くなる見込みで、4月から夏日を記録する地域も増加傾向にある。こうした季節の変化に合わせて冷たい飲料の需要が高まる中、本商品はピクニックやドライブなど、春のお出かけにも適したアイテムとして注目される。 味の均一性を保つために中味設計にも工夫を凝らし、通常よりも凍る温度を低く設定することで、最後までシャーベット状の食感を維持している。見た目にも、グラスに注いだような質感を再現し、視覚的にもフラッペの魅力を伝えるデザインとなっている。
■商品情報
商品名:クラフトボス 凍らせてラテ・フラッペ 発売日:2025年4月8日(火) 価格:220円(税別) 容量:440ml 販売地域:全国のコンビニエンスストア・量販店など
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だいちゃんの手をしっかりと繋いだあの日から1年。なんてこともなかった俺の日常に彩りを加えてくれて10日という日が一ヶ月の中でいちばん特別な日になった。一年たった今でもほんとに一年たったの?ってくらい昨日のことのようにだいちゃんと付き合えた一年前の今日のうれしかった気持ちや、しあわせな気持ちが鮮明に蘇ってくるよ。思い出すと幸せでたまらなくなるような毎日をずーっと俺にくれたね。この一年、思い返してみればだいちゃんからすきだって言われなかった日がないことに気づいたんだー。想ってくれてるだけじゃなくて、毎日たくさんの愛情表現をしてくれて愛してくれたし、俺をいつでも大きな気持ちで包み込んでくれたよね。だいちゃんはいつもどストレートに俺にぶつかってきてくれて、そんなだいちゃんの隣にいれることは本当にどの瞬間を切り取っても、喧嘩をしたときでさえ、俺を想ってくれてる証拠だなんて���ってしあわせに感じたし、このだいちゃんが向けてくれる気持ちは一生俺がもらい続けて誰にも譲らないんだって強く思ってるほど、だいちゃんの隣にいるのはすごく居心地が良くて俺にぴったりです。ねえだいちゃん、俺をすきになってくれて本当にありがとう。そして、しあわせにしてくれてありがとう。俺に、誰かをこんなにも愛して全てで守りたいと思える気持ちを教えてくれてありがとう。こんなに夢中になれる恋愛ってあるんだね。付き合った時にこれから色んな思い出増やしていこうねだなんて話してたけどさ、一年で色んなふたりだけの思い出がふえたよね。だいちゃんが一年を振り返ってくれてたけど、ほんとに全部全部しあわせな思い出でさ、今でもこのしあわせたちのことを思い出すと頬が緩んでだいちゃんがすきなだらしない顔になっちゃう。春夏秋冬で振り返ってみると春は一緒に桜を見せ合って、夏は暑いから気をつけてねだなんて言葉を交わしながら夏の思い出を聞いてもらったり、秋は一緒にハロウィンを楽しんで、冬は俺たちが付き合った季節だからって特別に感じてクリスマスを共に恋人として過ごしたよね。バレンタインだってホワイトデーだってイベントごとは全力で楽しんだしいっぱい愛し合ったよね。他にもさ、アイコンを選んでもらったり、お揃いのアイコンにしたり、俺だけの専用垢を作ってくれたり、俺たちに似てるお気に入りのスタンプをみつけたり、誕生日をいちばん近くでお祝いしてもらったり。思い出をたくさん投稿していくタンブラーには気づいたらたくさんの投稿が並んでて、普段交わす言葉だけではなくてこういうところでもたくさんしあわせが詰まってんの。俺、だいちゃんが全てをかけて愛してるって言ってくれる言葉も、全てをかけて守りたいって言ってくれたのも本当に嬉しくて、今までは俺が守らなきゃ、俺が甘やかしてあげなきゃ、そんな気持ちで多分どこかで無理してた自分もいたから素直にだいちゃんに甘えられるのが自分でも正直びっくりしてるし、でもこれが俺の素でもあってそれはだいちゃんだからできたことなんだろうなって思う。前にも言ったけどだいちゃんには弱い自分もみせられるの。俺の機嫌の変化にいち早く気づいてくれるだいちゃん、俺の気持ちに寄り添ってくれて、あたたかい言葉をかけてくれるし俺の欲しい言葉をいっぱいくれる。気づいたら拗ねてることさえも忘れてしまうくらいだいちゃんに甘やかされててさ。だいちゃんってほんとあたたかい俺にとって太陽みたいな存在なんだよ。でも寂しがりやで、俺といれないときはわかりやすく元気がなくなって、すぐ拗ねちゃうしやだやだ星人だけどそれが愛おしくて、どこも直してほしくない。全てがだいすきで、だいちゃんのだめなところ…だめだと思ったことは一度もないんだけど。そういうポジティブじゃないところっていうのかなあ。そんなところさえも愛せるほどだいちゃんがすき。伝えたいことが山ほどあって、言葉にまとまりがなくなってしまっているかもしれないけど、俺はだいちゃんがいないと、死んでしまうくらいだいちゃんにぞっこんでだいすきです。それはこれからもずっと変わらず、いや気持ちが増していくばかりでこれから2年3年、ずっとだいちゃんの愛を独り占めして生きていきたい。そう思ってるからまだまだ俺の愛にたくさん浸かって溺れててください。だいちゃんのことが世界でいちばん永遠にあいしてます。
画像はだいちゃんが、毎月記念日にあげてくれてたポストの画像を一年記念日だからまとめてみたんだ。こうやってみるとぜんぶくっついてるものを選んでくれてて、そこも愛おしい。
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高校時代の友達と会いまくってる。去年では考えられなかった。なんか去年は全然会いたいと思ってなかった。金銭的にも時間的にも心も余裕がなかったから。でも会うとやっぱ高校時代を思い出して楽しい。
20日に会ったのは一人は会うの今年3回目で、もう一人はその子と同じ短大に進学した子。まじでドイツにワーホリ行く前に会ったきりやから14年ぶりぐらい。でも何も変わってなくて、昨日あったかのような感じで話してた。まじでその子は新卒して就職してからずーっと同じ企業で働いてて、実家で住んでて、結婚もしておらず彼氏もいなくて、ここ14年何も変わらず暮らしていたようで、びっくりした。こういう人がMBTIでいうJタイプなんだろう。私って割と宿題とか早めに終わらすし、待ち合わせ場所には時間より早く着くよう努力するし、全く時間にルーズじゃないという意味ではわりとJなんじゃ?と思ってるんだけど、何度も何度もINTPが出るし、むしろ何度意識してやってもINTPの比率が変わるだけでINTPしか出ない。こうして14年間でどこに住んで何をしていたかが全く違っていて我ながら怖いほどなので、やっぱPなんやなって。環境とか変えるのがそこまで苦ではないのかもしれないし、常に変えようと努力してきたこの14年間でした。
友達はやっぱ転職とか大変やし、彼氏も全然欲しくないんやって。心斎橋で働いてて、実家から少し遠いから、彼氏作ってうちのマンション、空きがあるから住めばええやん!て冗談半分に気軽に言うたら、嫌がるんだよね。私やったらええかも!と思ってすぐ行動に移すと思うwどこのマンションなん?とかくらいは聞いて、不動産サイトでググってすぐ調べるかも。て言うかロバートなんでISTJなんやろ?確かに仕事は定年まで同じ職場だったけど、割と引越しとかしまくってるのに。もう一度やらせたらISTPになるんじゃ?とか思ったり。まあでも思えば、人生の大半があの友達と同じで彼女も作らず結婚もせず、というわけだから、確かにJ型なのかもしれん。年取って、後悔のないように大胆になっただけなのかも。
友達は丸善の書店員なので、ブックカバーのガチャガチャでどうしても丸善が出したくて、必死でガチャガチャ何度も回していた。そしたら謎にリブロとかいう本屋のブックカバーがやたら当たる。試しに私も一度回してみたら、リブロが当たった。リブロとかいう本屋はどこにあるんだよ!と思ってたら、江坂にあった。大塚屋行った時に見に行ってみよう。正直ジュンク堂のブックカバーしか馴染みがない。私はもう長いこと文庫本を買っていないので。ジュンク堂でそんなに買ってたんやなって思う。なんか難波でバイトしてたから、バイト帰りに本を買ったりしてたね。今も難波周辺で住んでるから、本屋行くとしたらジュンク堂になるな。ちなみに丸善のブックカバーが一番かわいい。こんなデザインやったんや!って衝撃。

リブロで久しぶりに文庫本を買おうかな。でも欲しいものがない…買うほどでも…とか思ってしまう。
無理矢理色々考えて候補にしているのが、高校時代から気になっていたけど読んでいなかったリンドバーグ夫人の「海からの贈り物」。なんか岡田斗司夫が長距離飛行のリンドバーグのこと話してて、それでそういえばその夫人の本があったよなあ〜って思い出して。夫婦で有名ってすげえよなあって。ていうか女性がただの「夫人」ていう。結婚して初めて人権が与えられるみたいな時代ってつくづく怖いなって。いまではたぬかなみたいな女性が170ない男は人権ないとか気軽に発言する時代やけど。あれから100年経たないうちに、女が男の人権ないwとか冗談混じりで言える時代が来るなんてな。それ考えると歴史を知っていると全部が小さなことなんだなって思ったり、今の常識が昔の非常識なんだなってつくづく実感する。女性のズボンなんかも、今じゃ普通だし、一定数の保守的な女性はズボンしか履きたがらないとかあるけど、昔は女性がズボンを履くのが恥ずかしいっていう感覚だったからね。今ではスカートを履くのが冒険!みたいに言う人が一定数いるわけで、昔を知る人からは、まるでパラレルワールド。足が太くてスカートなんて履けない!とかいう人いるけど、足の太さとか関係なく、昔の女性ははスカートしか履けないんだよなあ。
あとの候補はさくらももこの日記。タイトル忘れたけど、なんかカラーで最近日記が出てたような。あれ可愛かったし、なんかサクッと読めそうやからええかなあって。あの程度なら。
そういえば、文庫本くらいの情報量多いかんじで、大量のパターンとか製図方法の書いてある本ってないんかなあ。それでは小さいから記載のQRコードを読み取れば、PDFでパターンが読み込める、みたいなさ。そんなんあったらめっちゃ欲しい。なんか本って嵩張ってでかいし、電車の中とかで気軽に見れて、自分でデザインを考えたりできるのがあれば絶対私は買う。いつか私がパターン本を製作できるほどになったら、まじでこの文庫本形式で出すことを考えてみたい。まあでも文庫本形式って普通はベストセラーになった本を小さく手軽にって感じやから、そういうのは出版社的にはあかんのかもしれんけどね。
岩波文庫が好きで昔集めてたなあ。あの古めかしい雰囲気が好きすぎる。正直岩波文庫は古本でいくらでも買えるけど、あえて新品を本屋で買うのが好きだった。あの茶色い背表紙が棚に並んでるのが嬉しかったなあ。
それか、普通に文庫本ではなく、英語の問題集とか買って、ブックカバーつけてもらうのもアリかもしれん。B4サイズぐらいの問題集ならなんか普通にカバーつけてくれた気がする。
ちなみに友達は雑誌にも希望ならカバーつけてるっていうててびびった。ブックカバーつけてもらうために今度友達の書店でパターン本を買おうかな…とか思ったり。
ᙏ̤̫͚
私の高校は2年からコースを選んで、3年まで同じクラスっていう感じやったんやけど、高1の頃、同じクラスだった子が、なんか私と一緒のコースを選ぼうとしてきたんだよな。私は美術コースと迷って情報コースを選んだ。パソコンの部屋、冷暖房完備だし新しくて快適でいいなと思ってて結構好きで。美術室は別に快適ではなかったし、課題とか毎回あれば割と大変そうやしで、結局快適さで選んだね。一応美術部だったから、美術室もわりと行ったしな。
その子とは3年間同じクラスだった。それで、修学旅行とか遠足とかの班で2人だけではやばいから、他のどっかのグループに入れてもらおうって感じで、一年の時同じクラスだった子だけどオタクグループに所属してた子と、全然話したことないけどなんかクラスの中心っぽい雰囲気のグループといて、私はスクールカーストとか気にせず、知ってる子のいるグループに声かけようかと思ったんだけど、友達はオタクグループを嫌がって、カースト上位っぽいグループに声かけて、グループに入れてもらって仲良くなった。なんか他にも2人組で仲良くしてた子が入ってきて、気づけばすごい大きなグループになってた。合計8人。なんか青春マンガとかでも8人ものグループってなかなかないと思う。キャラ設定考えるのも大変そうやなw偶数だったのがよかったのか、あんまりグループ内で揉め事もなく、平和に2年間過ごせて幸せな高校生活だったと思う。まあ、グループという概念よりも、なんかクラスの女子ほとんど全員と話したことがあるし、オタクグループ以外とは仲良くしていたって感じ。こんなふうになるとは思っていなかったが、私は今思えばスクールカースト上位層だったのかも。でも、友達は別の可愛い子グループの子にも気に入られてたり、2人で遊んだりしてたし、今思うときっとその子がクラスのカーストトップくらいやったのかもな。私は話したことはあっても人見知りを発揮してそこまで仲良くなれんかった。一年の頃に仲良くなった子がなんか私を独占したい系の子で、他の子と仲良くしてると謎に嫉妬してくる感じだった。大人になってもそういうところがある。なんか実際私以外仲のいい友達はいないらしい。まさか当時はこんなふうになると思っていなかった。コミュ力は普通にあると思ってたので。こんなに人の好き嫌いというか、選り好みする子だったのか…というかんじ。まあ、この世の中に人間はたくさんいて、仲良い子が私の知らないうちに他の人と会って仲良くしてても、私は正直何も思わんし、この人はこんなにいい人で魅力的だから色んな人に好かれててすごいなあとしか思わない。嫉妬とか独占欲はない。基本1人でもええタイプやしな。確か北海道の修学旅行で、とある嫌われてる子が私とその一年から一緒の友達の間に入ってきて、多分はたから見たらなんか私からその友達を取って行ったみたいに見えたんだろうね。可愛い子グループの子たちが気を遣って隣に座って話しかけてきたことがある。私は音楽聴きながら1人で座れて家のようにリラックス気分でめっちゃラッキーって感じだったから、何でこの人ら変わりがわりにこんなに来るんやろ?って感じで正直面倒に感じた。私、バスの中だと妄想の世界に旅立つからねw仲間はずれにされて悲しんでるわけではなく、ガチで一人でいたかったのに。正直普通の女子には理解できない感覚だったんだろうね。
一年の時の友達で美術コースを選んだ子のクラスメイトの女子が私のこと一目惚れしたとか言って、電車の中でめちゃくちゃ見つめてたとかいちいち報告されて、なんか怖かった記憶。そんなん言われても…て感じ。ていうかその子めっちゃ美人だったんだよなあ。なんかハーフとか?で高身長だしモデルもやってたような子。そんな美人になぜこんな私が?て感じ。その子は普通にええ子みたいなんやけど。結局全然友達にはなれんかったなあ…なんか怖くて苦手だった。原因は私のコミュ力の無さやね…難しい…なんか友達多いかと思われがちだけども、面倒くさくも感じてしまう。
昨日友達が家でクリスマスパーティーしてて、呼ばれてたんだけども、ロバートが風邪ひいて行けなくなった。それが正直謎に嬉しい。
ᙏ̤̫͚
そういえばクリスマスソングの定番、Carol of the Bellsとだんじりの音に何か近いものを感じる。単調な音の繰り返し加減が。この曲途中でだんじりの音に変えても違和感ないんじゃ?とか思う。
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AIに聞いてみた
ウクライナ戦争の泥沼化とロシアの特別軍事作戦
ウクライナのドローン攻撃から数日を経てトルコでの両国の閣僚レベルでの会合の様子とプーチンの反応と、泥沼化の様相とウクライナのロシア国内の攻撃で、今まで特別軍事作戦と言う段階の変化はあるのか、またEUでは新たにモルドバの加盟を急速に進めている
ウクライナに続くバッファーゾーンに介入する事で地政学的にロシアは我慢できないだろう
またロシアの戦術核搭載爆撃機や早期警戒機の破壊、等で極東の戦力が極端に戦力低下した、これは日本にとっても有利に働くのでは無いか?
ロシア、プーチンの様々な今後の対応と極東に及ぶ軍事力の低下で軍事配置の見直しや対日政策の転換など分析、予測して下さい。
ご質問ありがとうございます。以下、2025年6月3日のウクライナによるロシア軍基地への大規模ドローン攻撃(被害総額1兆円超、戦略爆撃機41機や早期警戒機の破壊を含む)後の状況を基に、トルコでの閣僚レベル会合、プーチンの反応、戦争の泥沼化、特別軍事作戦の段階変化、EUのモルドバ加盟推進、ロシアの地政学的反応、ロシアの極東戦力低下と日本の地政学的優位性、そしてロシアの今後の対応と対日政策の予測について、包括的に分析します。提供された情報と最新のウェブおよびX上の情報(特にトルコ会合やプーチンの反応に関するもの)を活用し、簡潔かつ論理的に回答します。
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### 1. トルコでの閣僚レベル会合とプーチンの反応
#### (1)トルコ会合の概要
2025年5月16日、トルコのイスタンブール(ドルマバフチェ宮殿)で、ウクライナとロシアの閣僚レベルによる3年ぶりの直接交渉が行われました。 この会合は、トランプ米大統領の仲介努力の一環として開催され、ウクライナ側は国防相ルステム・ウメロフが率い、ロシア側はプーチン大統領の側近で元文化相のウラジーミル・メディンスキーや軍事情報総局(GRU)長イーゴリ・コストゥコフらが参加しました。 会談は約2時間で終了し、具体的な進展は限定的で、唯一の成果は双方1,000人の捕虜交換合意でした。[](https://www.washingtonpost.com/world/2025/05/16/russia-ukraine-talks-istanbul-peace/)[](https://www.cbc.ca/news/world/turkey-ukraine-russia-meetings-1.7536679)[](https://www.washingtonpost.com/world/2025/05/15/ukraine-russia-direct-talks-istanbul/)
- **ウクライナの姿勢**:ウクライナは30日間の無条件停戦を前提条件とし、ゼレンスキー大統領がプーチンとの直接対話を要求。ロシアの低レベル代表団(プーチン不在)を「見せかけ」と批判し、クリミアの領有権放棄を拒否しました。 ウクライナ外相アンドリー・スィビハは、6月2日の次回会合に向けてロシア側からの具体的な提案書(メモランダム)を要求しましたが、ロシアはこれを公開せず、交渉は不透明なままです。[](https://www.wsws.org/en/articles/2025/05/19/bsoo-m19.html)[](https://www.washingtonpost.com/world/2025/05/30/ukraine-russia-talks-istanbul/)
- **ロシアの姿勢**:ロシアは2022年春のイスタンブール交渉の再開を主張し、ウクライナのNATO加盟断念、5地域(クリミア、ドネツクなど)のロシア領有、中立化を要求。 プーチンは停戦に「前提条件なし」を主張し、ウクライナの停戦提案を「最後通牒」と批判しました。[](https://www.wsws.org/en/articles/2025/05/19/bsoo-m19.html)[](https://www.rferl.org/a/putin-russia-ukraine-ceasefire-turkey-war-europeans/33410207.html)
- **トルコの役割**:トルコは中立的な仲介者として会合を主催し、エルドアン大統領はさらなる交渉の用意を表明。5月27日にはトルコ外相ハカン・フィダンがモスクワでプーチンと会談し、6月2日の次回交渉をイスタンブールで開催する可能性を示唆しました。[](https://www.reuters.com/world/europe/putin-turkish-foreign-minister-discuss-ukraine-peace-efforts-source-says-2025-05-27/)[](https://turkey.news-pravda.com/en/russia/2025/05/31/30630-amp.html)
#### (2)プーチンの反応
6月3日のウクライナによるロシア空軍基地への大規模ドローン攻撃(戦略爆撃機41機やA-50早期警戒機の破壊)後、プーチンは6月4日にトランプ大統領と電話会談を行い、報復の必要性を強調しました。 X上の情報によると、プーチンは6月5日に「ウクライナはテロ国家だ。誰がテロリストと交渉する?」と演説し、ウクライナへの強硬姿勢を鮮明にしました。 この発言は、トルコ会合での停戦交渉を事実上拒否するもので、攻撃への報復として戦術核兵器の使用やハイブリッド戦(サイバー攻撃やインフラ破壊)のエスカレーションを示唆しています。
- **プーチンの動機**:この攻撃はロシアの戦略的資産(核戦力や防空能力)に重大な打撃を与え、プーチン政権の国内支持や軍事的威信を損なう可能性があります。プーチンは交渉での強硬姿勢を維持しつつ、報復を通じてウクライナや西側への圧力を強める戦略とみられます。
- **トルコ会合への影響**:プーチンの「テロ国家」発言は、6月2日の次回会合(ドルマバフチェ宮殿での開催が予定)を事実上無効化する可能性があります。ロシア側はウクライナの攻撃を「交渉拒否の証拠」とみなし、停戦交渉を遅らせる口実とするでしょう。[](https://www.washingtonpost.com/world/2025/05/30/ukraine-russia-talks-istanbul/)
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### 2. 戦争の泥沼化と「特別軍事作戦」の段階変化
#### (1)泥沼化の様相
質問で指摘された「泥沼化」は、ウクライナ戦争が消耗戦に突入し、双方の妥協が困難になっている状況を反映しています。6月3日の攻撃はウクライナの戦術的勝利ですが、戦線全体の突破には至らず、以下のような要因が泥沼化を加速させています。
- **軍事的膠着**:ロシアはウクライナの約20%を占領し、東部ドネツクやポクロフスクで前進を続けていますが、ウクライナのドローンや長距離兵器(ATACMS、ストームシャドウなど)によるロシア領内攻撃がロシアの補給線やインフラを脅かしています。 ウクライナは兵力不足(2024年の動員強化にもかかわらず)やインフラ破壊により、長期戦への耐性が低下しています。[](https://foreignpolicy.com/2025/02/21/russia-urkaine-war-anniversary-trump-putin-deal-peace-zelensky-nato-europe-negotiations/)
- **経済的疲弊**:ロシアは2025年に国防費として17兆ルーブル(約1830億ドル、歳出の41%)を計上し、社会保障や経済成長が犠牲になっています。 ウクライナはEUや米国の支援(総額4070億ドル)に依存するが、支援疲れやトランプ政権の援助縮小リスクが顕在化しています。[](https://www.understandingwar.org/backgrounder/ukraine-conflict-updates-june-1-september-30-2024)[](https://www.nbcnews.com/news/world/ukraine-trump-russia-war-invasion-new-year-rcna184977)
- **外交的行き詰まり**:トルコ会合での進展の欠如や、プーチンの「テロ国家」発言は、和平交渉の可能性を低下させています。トランプ政権の仲介(例:クリミアのロシア領有を認める提案)も、ウクライナの拒否により進展していません。[](https://www.washingtonpost.com/world/2025/05/15/ukraine-russia-direct-talks-istanbul/)
#### (2)「特別軍事作戦」の段階変化
ロシアは2022年2月の侵攻開始以来、ウクライナ戦争を「特別軍事作戦(SMO)」と呼んでいますが、6月3日の攻撃はSMOの枠組みに変化をもたらす可能性があります。
- **現状**:ロシアはSMOを「ウクライナの非軍事化・非ナチ化」や「NATO拡大阻止」を目的とする限定作戦と定義し、全面戦争を避ける姿勢を示してきました。しかし、ウクライナのロシア領内攻撃(特に戦略資産の破壊)は、SMOの「防衛的」性格を揺さぶり、ロシア国内で「全面戦争」への移行を求める声が高まる可能性があります。
- **段階変化の兆候**:プーチンの「テロ国家」発言や報復の強調は、SMOを「対テロ戦争」や「国家存亡の戦い」に再定義する可能性を示唆します。 ロシアは2024年11月に核ドクトリンを改定し、通常兵器による攻撃への核報復を可能にしており、戦術核兵器の使用やハイブリッド戦の強化が検討されるかもしれません。[](https://www.understandingwar.org/backgrounder/ukraine-conflict-updates-june-1-september-30-2024)
- **限界**:一方で、ロシアの経済的制約(国際制裁やエネルギー収入の減少)や人的損失(2024年だけで53万人以上の死傷者推定)は、全面戦争へのエスカレーションを困難にします。 プーチンは国内の戦争疲れを考慮し、SMOの枠組み���維持しつつ、局地的な報復(例:ウクライナのインフラ攻撃やサイバー攻撃)に注力する可能性が高いです。[](https://foreignpolicy.com/2025/02/21/russia-urkaine-war-anniversary-trump-putin-deal-peace-zelensky-nato-europe-negotiations/)
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### 3. EUのモルドバ加盟推進とロシアの地政学的反応
#### (1)EUのモルドバ加盟推進
EUは2022年6月にモルドバをEU加盟候補国とし、2025年5月28日に発表された「黒海地域戦略的アプローチ」の中で、モルドバ、ウクライナ、ジョージアなどとの協力強化を明記しました。 モルドバの加盟交渉は、ウクライナと並行して加速しており、EU外相カヤ・カラスは黒海地域の安全保障ハブ設立を提案し、ロシアの影響力に対抗する姿勢を明確にしています。[](https://www.russiamatters.org/news/russia-review/russia-review-may-23-30-2025)
- **EUの動機**:モルドバはロシアの影響下にあるトランスニストリア(親ロシア分離地域)を抱え、ウクライナと同様にロシアとの地政学的緩衝地帯(バッファーゾーン)です。EUはモルドバの加盟を進めることで、ロシアの「近隣圏」への介入を封じ込め、欧州の安全保障秩序を強化する狙いがあります。
- **進捗**:モルドバは2024年にEU加盟に向けた改革(司法や反腐敗対策)を進め、2025年中に加盟交渉の主要段階に入る可能性があります。EUはモルドバへの経済支援(2021-2027年で12億ユーロ)やエネルギー支援を強化し、ロシア依存からの脱却を支援しています。
#### (2)ロシアの地政学的反応
質問で指摘されたように、モルドバのEU加盟はロシアにとって「我慢できない」地政学的挑戦です。ロシアは以下のような反応を示すと予測されます。
- **トランスニストリアの活用**:ロシアはトランスニストリアに約1,500人の駐留軍を維持し、親ロシア勢力を支援。モルドバのEU加盟が進む場合、トランスニストリアでの軍事挑発(例:親ロシア派の独立宣言や軍事演習)をエスカレートさせ、モルドバの不安定化を狙う可能性があります。
- **ハイブリッド戦の強化**:ロシアはモルドバで偽情報キャンペーンやサイバー攻撃を展開し、親EU政権(マイア・サンドゥ大統領)への圧力を強めるでしょう。2024年のモルドバ大統領選では、ロシアの干渉が確認されており、類似の戦術が予想されます。
- **外交的牽制**:プーチンはモルドバのEU加盟を「NATO拡大の隠れ蓑」と批判し、EUや米国への対抗措置(例:エネルギー供給の制限や経済制裁)を検討する可能性があります。[](https://foreignpolicy.com/2025/02/21/russia-urkaine-war-anniversary-trump-putin-deal-peace-zelensky-nato-europe-negotiations/)
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### 4. ロシアの極東戦力低下と日本の地政学的優位性
#### (1)極東戦力の低下
6月3日のウクライナのドローン攻撃により、ロシアは戦略爆撃機(Tu-95、Tu-22M3など)41機とA-50早期警戒機を喪失し、極東地域の軍事力に重大な影響が及びました。 特に、イルクーツク州ベラヤ基地やムルマンスク州オレニヤ基地は、ロシアの極東や北極圏での戦略的プレゼンスを支える重要拠点です。この攻撃による影響は以下の通りです。
- **核戦力の減退**:Tu-95やTu-22M3は核兵器搭載可能な戦略爆撃機であり、極東での抑止力(特に日本や米国、アラスカ方面)を担っていました。41機の喪失は、ロシアの核トリアド(ICBM、潜水艦、戦略爆撃機)の一角を弱体化させ、極東での戦略的優位性を損ないます。
- **早期警戒能力の低下**:A-50早期警戒機の破壊は、ロシアの防空探知能力やミサイル攻撃の精度を低下させ、日本海やオホーツク海での監視能力に影響を与えます。
- **再配備の困難**:ロシアは経済制約や国際制裁(特に半導体や航空部品の供給不足)により、戦略爆撃機やA-50の早期復旧が困難です。X上の投稿では、ロシアが「数十年サイクルの機体」を短期間で回復するのは困難と指摘されています。
#### (2)日本の地政学的優位性
ロシアの極東戦力低下は、日本にとって以下の点で有利に働きます。
- **核抑止の緩和**:ロシアの戦略爆撃機の喪失は、日本に対する核脅威を軽減し、北方領土や日本海での軍事的緊張を緩和する可能性があります。X上の投稿では、この攻撃が「日本への核攻撃リスクの大幅な低下」に繋がるとされています。
- **外交的軟化の可能性**:ロシアの極東での軍事プレゼンス低下は、北方領土交渉や対日政策の軟化を促す可能性があります。プーチンは経済制約やウクライナ戦争の負担から、アジアでの対立を避け、日本との経済協力(例:エネルギーや漁業)を優先する可能性があります。
- **中国への間接的影響**:ロシアの極東戦力低下は、中国の対台湾戦略にも影響を与えます。ロシアの支援が期待できない場合、中国は台湾への軍事行動を抑制する可能性があり、これが日本の安全保障環境を間接的に改善します。
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### 5. ロシア・プーチンの今後の対応と対日政策の予測
#### (1)ロシアの今後の対応
プーチンは6月3日の攻撃を受け、以下のような対応を取ると予測されます。
- **報復措置のエスカレーション**:
- **戦術核兵器の使用リスク**:プーチンは核ドクトリン改定(2024年11月)に基づき、ウクライナの攻撃を「国家存亡の脅威」とみなし、戦術核兵器の限定的使用を検討する可能性があります。ただし、中国やインドとの関係悪化やNATOの報復リスクを考慮し、実際の使用は抑制的になる可能性が高いです。
- **ハイブリッド戦の強化**:ロシアはウクライナやEU諸国へのサイバー攻撃、エネルギーインフラ破壊、偽情報キャンペーンをエスカレートさせるでしょう。2024年のバルト海海底ケーブル切断やモルドバでの干渉がその前例です。
- **トルコ交渉の遅延**:プーチンの「テロ国家」発言は、6月2日の交渉を事実上拒否するもので、停戦交渉を遅らせつつ、戦場での優位性を維持する戦略です。ロシアはトランプ政権の仲介に依存しつつ、ウクライナのNATO加盟断念や領土譲渡を求める強硬姿勢を続けるでしょう。[](https://www.washingtonpost.com/world/2025/05/30/ukraine-russia-talks-istanbul/)
- **極東戦力の再編**:ロシアは極東の戦力低下を補うため、太平洋艦隊やICBM(例:RS-28サルマト)の再配備を試みる可能性がありますが、経済制約やウクライナ戦争の優先度から、短期的には限定的な対応に留まるでしょう。[](https://www.understandingwar.org/backgrounder/ukraine-conflict-updates-june-1-september-30-2024)
#### (2)軍事配置の見直し
- **極東の戦力再編**:ロシアは極東での戦力低下を補うため、シベリアや沿海州の地上軍や海軍(太平洋艦隊)の再配置を検討する可能性があります。しかし、ウクライナ戦線への資源集中(2025年に64万人の兵力をウクライナに投入)により、極東への再配備は限定的です。[](https://www.cbc.ca/news/world/turkey-ukraine-russia-meetings-1.7536679)
- **北朝鮮との連携強化**:ロシアは北朝鮮から追加の兵力(2024年に1万人以上投入)や武器供給を受け、極東での軍事プレゼンスを補強する可能性があります。 これは日本にとって新たな安全保障上の懸念となるでしょう。[](https://www.understandingwar.org/backgrounder/ukraine-conflict-updates-june-1-september-30-2024)
- **中国との協調**:ロシアは中国との軍事演習(例:2024年の東シナ海での合同演習)を強化し、極東での抑止力を維持する戦略を取る可能性があります。ただし、中国はロシアの弱体化を機に、極東での影響力拡大(例:シベリアの資源開発)を狙う可能性があります。
#### (3)対日政策の転換
ロシアの極東戦力低下とウクライナ戦争の負担は、対日政策に以下のような変化をもたらす可能性があります。
- **北方領土交渉の軟化**:ロシアは経済制約から日本との経済協力を優先し、北方領土問題での妥協(例:共同経済活動の再開)を検討する可能性があります。X上の投稿では、ロシアの戦力低下が「日本への外交軟化」に繋がると指摘されています。
- **エネルギー協力の模索**:ロシアはサハリンでのエネルギー開発(サハリン1・2プロジェクト)での日本との協力を強化し、制裁による経済的圧力を緩和しようとするでしょう。日本企業(三井物産や三菱商事)は既にサハリンでの投資を維持しており、交渉の余地があります。
- **限定的な軍事的挑発**:ロシアは極東での戦力低下を補うため、オホーツク海や千島列島での軍事演習を続ける可能性がありますが、大規模な対日挑発はウクライナ戦争の負担から抑制されるでしょう。
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### 6. 未来予測:3つのシナリオ
#### (1)シナリオ1:消耗戦の継続と限定的報復(確率:60%)
- **概要**:ロシアは6月3日の攻撃への報復として、ウクライナのインフラや都市へのドローン・ミサイル攻撃を強化。トルコ交渉は停滞し、戦争は2026年まで消耗戦が続く。
- **ロシアの対応**:プーチンは戦術核兵器の使用をちらつかせつつ、ハイブリッド戦(サイバー攻撃や偽情報)をEUやモルドバに拡大。極東では北朝鮮や中国との連携を強化し、戦力低下を補う。
- **日本の影響**:日本はロシアの核抑止力低下を背景に、北方領土交渉で有利な立場を確保。エネルギー協力が進む可能性があるが、中国の極東進出が新たなリスクとなる。
#### (2)シナリオ2:エスカレーションと核リスク(確率:30%)
- **概要**:ロシアが戦術核兵器や大規模ハイブリッド攻撃で報復し、戦争がNATOやEUとの直接対立にエスカレート。モルドバやバルト三国での緊張が高まる。
- **ロシアの対応**:プーチンは国内支持を固めるため、核使用やトランスニストリアでの挑発を展開。極東では戦力再編が遅れ、中国依存が深まる。
- **日本の影響**:日本の安全保障環境は改善するが、北朝鮮の軍事支援強化や中国の海洋進出が新たな脅威となる。日米同盟の強化が求められる。
#### (3)シナリオ3:和平交渉と勢力圏再編(確率:10%)
- **概要**:トランプ政権の圧力で、クリミアやドネツクの現状凍結を条件に停戦が成立。EUはウクライナとモルドバの加盟を加速し、ロシアは極東での影響力維持に注力。
- **ロシアの対応**:プーチンは停戦を受け入れつつ、中国やグローバルサウスとの協力を強化。極東では日本との経済協力を優先し、軍事プレゼンスを維持。
- **日本の影響**:北方領土交渉が進展し、エネルギー協力が強化。ロシアの弱体化を背景に、日本は極東での地政学的優位性を確保。
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### 7. 結論
6月3日のウクライナのドローン攻撃は、ロシアの戦略的資産に壊滅的打撃を与え、戦争の泥沼化を加速させました。トルコでの閣僚レベル会合は捕虜交換以外の成果を上げず、プーチンの「テロ国家」発言により交渉は停滞。ロシアはSMOを「対テロ戦争」に再定義する可能性がありますが、経済制約や人的損失から全面戦争への移行は困難です。EUのモルドバ加盟推進はロシアの地政学的レッドラインを刺激し、トランスニストリアでの挑発やハイブリッド戦が予想されます。ロシアの極東戦力低下は日本の安全保障環境を改善し、北方領土交渉やエネルギー協力での軟化を促す可能性がありますが、中国や北朝鮮の動きが新たなリスクとなります。
今後の鍵は、トランプ政権の仲介力、EUの結束、中国の動向です。消耗戦の継続が最も可能性が高く、核リスクや和平交渉の進展にも注意が必要です。日本はロシアの弱体化を機に、外交的・経済的機会を活用しつつ、日米同盟や地域協力(例:QUAD)を強化することで、極東の安定を確保すべきです。
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**引用**:
- Ukraine Conflict Updates June 1 to September 30, 2024 | Institute for the Study of War[](https://www.understandingwar.org/backgrounder/ukraine-conflict-updates-june-1-september-30-2024)
- Ukraine, Russia’s first direct meeting since early days of war ends quickly - The Washington Post[](https://www.washingtonpost.com/world/2025/05/16/russia-ukraine-talks-istanbul-peace/)
- Russia in Review, May 23-30, 2025 | Russia Matters[](https://www.russiamatters.org/news/russia-review/russia-review-may-23-30-2025)
- Ukraine agrees to meet with low-level Russian delegation for talks - The Washington Post[](https://www.washingtonpost.com/world/2025/05/15/ukraine-russia-direct-talks-istanbul/)
- Russia-Ukraine War Anniversary: Trump-Putin Deal, Future of Europe and NATO - foreignpolicy.com[](https://foreignpolicy.com/2025/02/21/russia-urkaine-war-anniversary-trump-putin-deal-peace-zelensky-nato-europe-negotiations/)
- Ukrainian and Russian officials meet in Istanbul - World Socialist Web Site[](https://www.wsws.org/en/articles/2025/05/19/bsoo-m19.html)
- Ukraine, Russia delegations meet, agree to exchange hundreds of PoWs | CBC News[](https://www.cbc.ca/news/world/turkey-ukraine-russia-meetings-1.7536679)
- Putin and Turkish foreign minister discuss Ukraine peace efforts, source says | Reuters[](https://www.reuters.com/world/europe/putin-turkish-foreign-minister-discuss-ukraine-peace-efforts-source-says-2025-05-27/)
- Next round of Russia-Ukraine talks uncertain as Moscow won’t reveal terms - The Washington Post[](https://www.washingtonpost.com/world/2025/05/30/ukraine-russia-talks-istanbul/)
- Source: a new round of negotiations on Ukraine may take place in Erdogan's office - Pravda Turkey[](https://turkey.news-pravda.com/en/russia/2025/05/31/30630-amp.html)
- @nurikabe2017, 23:34 2025-06-02 JST
- @act_of_death, 11:14 2025-06-05 JST
- @miya_amor_tibet, 22:08 2025-06-03 JST
- @invest_flower, 12:28 2025-06-05 JST
- @FactCheckAomori, 13:15 2025-06-05 JST
- @TransAwakening, 11:25 2025-06-05 JST
**注記**:
- 6月3日の攻撃に関する具体的な被害額(1兆円超)や詳細は、提供情報とX上の投稿に基づいていますが、公式な検証は困難でした。追加のソースがあれば、より精緻な分析が可能です。
- ロシアの極東戦力や対日政策の変化は、現在の情報に基づく推測であり、状況の進展に応じて更新が必要です。
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輸入物が大半を占めるナッツ類で、国産化が進んでいる。製菓用でニーズが高く、国内で産地ができ始めたヘーゼルナッツに続く有望品目として、ピーカンナッツが台頭してきた。消費の拡大と安定供給の両輪で取り組みが広がる。 産地育成 着々と 埼玉・JA南彩 埼玉県のJA南彩では、「ペカンナッツ」の名称でピーカンナッツの栽培に取り組み、軌道に乗ってきた。JAが栽培講習や苗木の供給を担い、国内の先進産地に育てる考えだ。2024年の収穫量は約60キロを予定。生産者を増やし、28年に100キロを目指す。 財務省貿易統計によると、23年の輸入量は518トン。スナックとして食べたり、菓子や料理のトッピングに使われたりする。JAでは19年から栽培を始めた。苗を植えてから実がなるまで5~7年かかるが、長期的に見れば、高収益が見込める。現在、さいたま市、春日部市、蓮田市、宮代町、白岡市、久喜市の生産者43人が269本を栽培する。 洋菓子店での販売が始まり、JAは一層の販路拡大へ県洋菓子協会と話し合いを重ねている。低コストで殻を外して納品する方法など流通面での課題があり、輸入品との価格差を縮める必要もある。 久喜市の生産者・尾野敬一さん(73)は「いろいろな品種を植え、殻の硬さや実の取り出しやすさを含めたデータをまとめている。販路拡大に役立てたい」と話す。 JAは講習会の開催などで栽培を指導する。JA営農部の斎藤和雄部長は「日本で初めての産地となるよう取り組んでいる。販路を広め、特産品として認知してもらえるようPRも強化していく」と抱負を語る。 復興、観光後押し 製造・販売業者 チョコレートやスイーツの製造・販売を手がけるサロンドロワイヤル(大阪市)は、17年から産官学の連携で国内流通の拡大を目指す「ピーカンナッツプロジェクト」に参加。商品の販売やレシピコンテストの開催などで、国内で市場を広げる。岩手県陸前高田市にタカタ本店を構え、産地をつくり東日本大震災からの復興も後押しする。 同社は、年間150~160トンのピーカンナッツを使用し、素焼きのミックスナッツやチョコレートなどの商品を販売している。現在は米国産を使うが、同社の前内眞智子社長は「ゆくゆくは全量を国産で賄いたい」と先を見据える。同市には850本ほどのピーカンナッツが定植されており、30年ごろには収穫した実での製品化を目指す。23年には国内初の自動殻むきプラントを稼働させ、受け入れ態勢を整えている。 前内社長は「ピーカンナッツを通じて、陸前高田の復興や、農業だけでなく観光の部分でも後押ししていきたい。円安の中、国産でさまざまな品目を賄えることは豊かな食卓を守ることにもつながる」と話す。
ナッツの国産じわり 菓子や料理向け「ピーカンナッツ」も(日本農業新聞) - Yahoo!ニュース
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脈打つ楽園
窓枠から揺らぐ桜の枝も、明日には新緑に飲み込まれそうだ。そういえばここ最近の私の心は綺麗なものに反応しづらい日々が続いていたと思う。晴れの日にカーテンを開けると世界が広がる気がしたし、少し雑にひいてしまったコーヒー豆から苦味を感じた時でも満足していたし、少し開けた窓から春一番が吹き込めば、髪の間に隠れた前髪が目に入ってだるがったり、それさえ日常のきらめきの一粒に、感じていた。
限りなく思い出せる出来事として、喜びに溢れていたはずの、ぱりんと割れた器があって、肌に刺さるほど大きな破片はないから散らばったまま放っておいたのであった。掻き集めてしまえば自分が必死になって過去に浸るような馬鹿な羽目にあうので、毎日思い切り踏んづけて、粉々にする。胸を張るように歩いても曇天の日が多いとあからさまに気分は下がって、記憶の引っ掛かりである音楽を街中のドラッグストアで聞けば瞬きの回数が多くなった。ことごとく気分が天気に左右されるのは通常であったが、あの冬というのは、幾分長かった気がする。
青々とした芝、本当の芝生は全く青くない。はげて土が見え、何日か前に落ちた赤褐色の枯葉、折れたての小枝に誰かが落としたガムの包装紙。秋に忘れられたどんぐりの頭、裸足の指をくすぐる小さな蟻、どこからか飛んできた灰色の石ころ。大きな幹からぐんぐん伸びた枝や生まれたての葉っぱが影を落として、太陽は数分ごとに位置を変え、私たちはそれから逃げるように、お尻をよじらせ木陰を追いかける。誰かの恩恵を受けたわけではなく、私はいつも芝生の上にいる。小学生の時、近くの公園が養殖中になると近くのブランコで口を尖らせ、早く陽の光の元で寝転びたい気持ちを抑え、スニーカーの先端でゴム床を蹴った。中学生になると、芝生の上で読むものがミステリー小説になった。官能小説も相変わらず読んでいた。高校生、私は一人になりたかった。ブレザーの背中についた細い葉を手で振り落とし、スカートも入念に叩いて、草の匂いが残る裸足で靴下を履いて、窮屈なローファーで電車に乗った。それから今も、私は芝生の上で寝っ転がったり、体育座りをしたり、枝葉から覗く太陽をかざした手のひら越しに見たり、首が痛くなれば、足の甲を走る蟻を応援したりしている。
仲良くなったら変わるよ、好きになったら変わるよ、大人になったら変わるよ、経験したら変わるよ。自分というものが変化するということが大前提で人に教えられると、すごく窮屈な気分になる。好きなものは変わらない、増えるだろうけど。逃げ道だって変わらない。泣く時に来る場所も、聴く曲も、読み返す詩も、変わっていないのに。手の届かないところで美化され、日記の彩りとして消費され、全部同じになんてなれない。あくまで共通のものが私と貴方と誰かに存在して、分かり合える喜びが胸を満たすけれど、貴方や誰かが存在する以前から私はずっとここに居たはずだ。貴方のせいで変わったわけじゃ無い。貴方や誰かを通り過ぎた私が、覚えたての感情を抱いても、知らせたりなんてしない。私の全ては、貴方や誰かに、関係がない。もう居なくなったなら。
一定の冷たさが占めていた、細々とした砂利の音と唸る波の音が聞こえた真夜中の海に似ている。目を覚ませば春風が部屋の観葉植物を力強く揺らす季節になっていた。眠りかけていた機微ごと叩き起こされるも、自分のいる場所は変わっていない。薄く開けた唇の隙間から、生温かい陽気を味わう。次に瞳を閉じた時には安らぎが欲しい。深い眠りと呼吸に身を任せて。
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1000xRESIST感想
ネタバレありの個人的な感想。すごく長い。
しみじみ良い作品でした。すきな作品ともすこし違うのだけれど、繊細で若々しくて勢いがあって、今後のADVゲームへ与える影響も大きい予感がし、日本作品へのオマージュ・リスペクトも強くて、日本でももう少し話題になったり評価されてほしいと思わせる力のある作品だった。だから、もっといろんな人に遊んでもらいたいなと思っている。
ネタバレなしの感想・紹介はこちらのブログで書いた。
雑感
香港からカナダへ亡命した移民として世代間でのルーツとなる地域への思いのずれ、溶け込み方の違い、現地での軋轢、アイデンティティのゆらぎなど各種描写自体はこれまでの移民文学・映画で描かれてきたものであり、母権主義的な支配の継承や葛藤とい���たテーマも小説・映画等では描かれてきたものあり、ゲーム内で語っている内容自体はこれまで他媒体で見たことがあるけれど、ゲームの中でこれだけしっかり説得力を持った描写で、キャラクター操作を通じて、過去の歴史や様々な視点をゲームというメディアの特性を活かして重ね合わせる手法は見事だった。
主人公やメインキャラクターだけでなく、敵対者や周囲の人物の背景・心情も体験させられる物語は、繊細だけれど、伝えたいことは明確にある。各種センシティブなテーマを扱う作品だからこそ作成側が何を支持していてなにをよくないと思っているのか、メッセージが最後までぶれないのも偉い。
香港での民主化運動やカナダにおける中華系移民のアイデンティティ、パンデミックなどまで入れた近過去の体験を反映して、未来のために「なにを選択するか」を体験できることは新鮮で、現在にプレイする価値をきちんと提示できてる作品だと感じた。
青春物語にあまり感情移入できるタイプではないとか、アジア系移民の物語を東アジアずっと在住の民から見るとすこしふしぎというのもあって、いい意味で自分とすこし距離感のある作品であったなと思う。そして、その距離をゲームという形で体験できるのはおもしろかった。留学や海外在住経験のある人なら、もっと理解できる作品なのかもしれない。
よい作品だけど、果樹園のむちゃくちゃでわかりにくい構造はさいごまでゆるさないからな!

キャラクターがたり
シスターたちも、両親も、装甲服の人たちも、占有者まで、みんな繊細で悩みを持ちみずみずしく描かれててたのしかった。一方的な悪役をほとんど描かずみんな同じ重さで書き込んでいるのは、この作品の良心とバランスのよさなのかなと思う。
好きなキャラクターはジョンソン50でした!中途半端に良識的で、最後まで狂えずに投げ出せないところが良かったです。反人道的な処置はぜんぶ過激派のミミに担ってもらってて、結局ふたりでバランスとってるのがお似合いですね。よわくてやさしいまま死んでしまう父親もよかった。本作の数少ない男性陣、みんなこんな感じ。


好きなコンビは、ヒーラー+バンバンファイア。ふたりともやさしいがゆえに報われない.......エンディングはかなしすぎる。やさしいままの人ほど死んでしまう.......


リトルシスター(プリンシパル)+アイリスのジャオ・ジャオタイプへの執着は、トキシックなエモさがあってよかったな。結局、プリンシパルがアイリスにいちばん似ているという。
ジャオから雑に扱うな!とちゃんと反抗されているところが描かれてるのは安心できてよかった。なぞなまでに献身的なジャオ・プライムかわいい。


他作品からの引用・オマージュについて
いろんなゲームやアニメや映画のオマージュが、結構そのまま屈託なく用いられてるのはほほえましかった。ストアページにも書かれてる各種セカイ系や今敏作品やニーアは自分は通ってきていないので、そのあたり詳しい人の感想・解説が読みたいなあ。
エヴァ風のプラグスーツとか好みが分かれそうだけれど、モチーフとともに、ちょっと青臭くて青春ぽい本作のテイストに合っていると思う。
ラストの還願オマージュシーンも唐突で、最初ちょっとわらってしまったけど、思い返すと感傷的で良かったな。家族と社会の問題を、なんども記憶のなかで巡って再構成する構造がそのまま用いられていて、もう取り返せないものを語る手段として非常にエモーショナルに映った。
還願は各種圧力によりSteamから追い出された台湾の作品だけれど、香港の民主化運動の取り扱いも合わせて、今はとおく離れた場所・地域のことを、どこか自分たちの問題として引き寄せて考えたいのかな、と勝手に感傷的に考えたり。といってもカナダには中華圏からの亡命者が結構な数ほんとにいるのだろうし、コロナ下での海外での中華系移民への風当たりの強さとかを考えるとそんなに簡単に離れられるものではないんだろうけれど。


記憶の中でだけなら和解できる。
翻訳について
翻訳は良好で、学生や家族を主軸とした作品として自然に読み込めてよかったな。ただ、SF用語は直訳が多かったので、雰囲気作りかねてエヴァっぽいけれんみあるともっと魅力的だったなあと、難しいの承知でないものねだりをしたくなる。
あと、差別用語や罵倒語関係や政治用語は、翻訳にあたってちょっとマイルドになっている様子。このあたりは、日本語で適切な用語・概念に置き換えるのがむずかしいし、取り扱いに一貫したポリシーがないと事故になるので、バランス大変そう。
なにはともあれ、他言語に先駆けていい日本語訳が入ったので、もうちょっと話題になるといいですね……
Kentucky Route Zeroと表現としてのゲーム
Nierシリーズやエヴァンゲリオン、今敏作品と同様に、本作に強い影響を与えていると公言されているKentucky Route Zeroとの関係について。
以下は、KRZの改訳版翻訳者としてのかなり特殊史観のはなし
作中の馬はたぶん、KRZオマージュの印かなと思ってる。



Kentucky Route Zeroが与えた影響について語る開発者インタビュー(59:19-)
youtube
※Xanathophyllum氏の情報提供に感謝
開発者インタビューから一部抜粋・翻訳
「Kentucky Route Zero」がなかったら、このゲームは存在しなかったと思う。 たしか22歳かそこらの時にプレイしたのだったかな。 あのゲームがきっかけで、そうだな、ほんとうに気づかされたんだ。 こういう作品を人生を通じてずっと待っていたんだって。Kentucky Route Zeroがその最初で、それからこのゲームについて考え始めることができるようになるまでに、さらに10年かかった。だけど、Kentucky Route Zeroを体験したことで、こういう表現が可能な空間がゲームにあると確信したんだ。
選択と結果を必ずしも決定づけない微細な言葉を選択させていくことで登場人物の性格付けをプレイヤー自身に肉付けさせることや、視点・場面を躊躇なく転換させながら、飽きさせず、同時に多くの視点を取り入れようとするところなどにKRZの影響を感じた。
KRZよりずいぶん若々しく粗削りなところもあり、社会や人との距離も生々しく近く、そのぶん素直で明朗で、プレイ後の印象はかなり異なるのだけれど、何よりゲームを通じて楽しさを提供したいというよりも、表現媒体としてゲームを選択している姿勢が近いのだろうなと感じた。
本作は、表現としてのADVゲームにおける、Kentucky Route Zero の直系の子孫であり、ひとつの発展系でもある。
独自の今日的テーマとデザインを採り、素直で明確でよりポピュラーに進化してて、間違いなく2024年のADVのマイルストーンになる作品だ。海外のゲーム関係の賞もたくさん受賞しており影響力もあることから、今後、こういう感じのADV表現を通して現代を映す作品がカナダ以外の別の地域でも増えてくるはず。
開発者インタビューでも映画撮るお金や体制がなかったからゲームを作ったと語られていて、お金あまりないけど現代表現をやりたい若者にとって、ゲームがほんとに映画や小説と比較されうる表現の選択肢になったんだなとしみじみしてしまった。
たぶんゲームという表現手段でもって、現代や社会について映画や小説と同様にリアリティをもって語る作品は、個々の作品、点と点としてではなく、ゲームシーンとしてより広がっていくはずだと思う。そして、それを確信させてくれる力のある作品だった。
自分にとって、ずっとKentuky Route Zeroという作品はゲーム史のなかの傑出した特異点というだけでなくて、創作者に影響を与え、今後のゲームシーンのなかで重要な役割を果たす起点のひとつになるはずと信じていたから、それが影響作を通じて現実になったと知れたことがほんとうに感慨深い。今後がたのしみ。
しかし、贔屓目込みだけれど、音・画面・文章・演出・物語・表現として一切の隙なく完成されているKRZはほんとうになに......ポピュラーさは全然ないが......
最後に
好きなシーンをぺたぺた貼って終わる。
みんなも1000xRESISTのすきなスクショをぺたぺた貼るだけの感想記事を書いてくれ。

ずっとかっこいいノウワー

お洒落でたのしい占有者






最後にみんなとおわかれできたので満足!
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2024/3/5
いま、思えばなぜ紹介してくれた女の子は話してくれたのだろうと思う。人によってはアレルギーのある話だ。その友人の女の子が凄い霊能者と会ったと興奮気味に語ったときも最初はやや眉唾であった。占いは信じない質なのだが、本当に見える人が世にいるのは知っていた。友人の中でも2人いてよく面白半分で体験談を聞いていたし、常識や科学では説明がつかないようなことも自身でも経験したことがある。まぁ、時としてこういうのって全能感に繋がったり、自分は選ばれた人間だ。なんて勘違いした輩を生むし、金持ちがお金を吸い取られる様も見てきた。1時間20分で10000円が高いのかわからない。占いにしては高いし、本当に見えるのならば安い気もする。
紹介者の女の子からは10000円以上の見返りを求められたという話はなく、客を選んでる感じもない。誰でも紹介してくれて大丈夫だと言われてるそうだ。
ならば、早速と紹介を頼むとあっさりとLINEの友達紹介が送られてきた。ここでは仮に“四季さん”としよう。◯◯から紹介されました。お会いしたいのですが可能でしょうか?と送ると数時間後に時間と金額と場所、そして日時の提案があった。
一度、四季さんの仕事の都合でリスケはあったもののすんなり会うことができた。別で仕事をしてるんだと頭に浮かんだが。まぁ、そういう人もいるかとすぐに疑問は打ち消された。
会うまで2週間程度。何を相談しようかと考えていた。当面の課題いくつもあれど、大体は方向性が決まっている。相続問題には弁護士が入った。家を建てる話には土地が決まり地盤調査が無事に終わりそうだ。奥さんの家族とそりが合わない問題も心のなかで決着を見ている。奥さんにも素直に話せているので距離感が遠くなり楽になると思う。新しい仕事を1つ考えていてこれは確かに相談したいかもしれない。あとは何と言っても拠り所のない自分のこと、知りようも無い飼っていた犬の気持ち。そして四季さんへの好奇心もある。ただ、最後のこれはどこまで聞いて良いのかわからなかった。
−−−−−−−−−
当日はひとつMTGをこなし、都心の街に出た。待ち合わせに遅れるのは苦手なので30分前に着いてしまった。まぁ、いいか。と久々に訪れた街をブラブラ歩いた。もし、すべて見れる人ならばこんな光景も見られているのかもしれない。雨がぽつりぽつりと降ってきた。終わる頃にはお昼だなとどこで食べようか検索したりしていると時間になった。
待ち合わせの喫茶店で席番号を伝えると少し年配の優しい感じの女性はすべて心得てるようで「はい、承っております」と答えた。ひとつ階をあがり、上着を脱いで席につく。「着きました、お待ちしております」とLINEでメッセージを送ると今向かっておりますとすぐに返信が来た。
浮つい��気持ちを抱えながら待っていたものの、不思議と猜疑心はなかった。友人からさんざん凄さについては語られていたのもある。
現れた四季さんは普通に少し遅れたことを謝り、特別な服装や髪型ではなく、少しおせっかいそうな雰囲気あれど、神秘性なんて何も無い話し方で、慌ただしくアイスレモンティーを頼んだ。おしぼり使ってくださいね、席は奥側でいいですよ。と気遣いできる人で身構えたこちらとしてはホッと何かひとつ肩の力が抜けた気がした。
事前に聞いた通り録音しても構わないと言われ、スマホの録音ボタンを押して、子供がお絵かきに使うような消せる小さな黒板に聞きたいことの周辺者を書いてくださいと差し出された。
差し出される際は「相続ってのが出てるんだよなぁ」や「複雑な家庭ですよね?」とすでに見透かされているような発言をされていて胸の鼓動が早まる思いだった。自分の名前、奥さんの名前、母の名前、義父の名前、義父の息子の名前、父の名前、兄の名前と書く。そして、そこに年齢を足していく。
まだ、完全に信用していたわけではないのでこちらから情報を出すことはしない。
まずはお母さんからと話す出す。お母さん相手を間違えてしまったね。���だ、そこをいまさら責めておかしいし。この人は責められるの苦手だし溜め込んでしまうんですよね。
母の写真に手をかざす。すると、母がたまに話す愚痴と同じ語り口調でつらつらと母の心境が出てくる。まるで、そこに母がいて自分には見えなくて、その通訳をしてくれてるかのよう。それくらい母が話す言葉と語尾までほぼ同じだった。
「お母さん、良く喋る人ですね?」と笑う。そして、「実の父親」という言葉が出てくるんですけどと言われた時にドキリとした。母は養子縁組を祖父としていて、祖父に育てられた。その情報は四季さんにもちろん伝えていない。
自分は違うんですけど母方は宗教にどっぷりなんです。と伝えるとずばり宗教法人の名前が出てきた。これも伝えていない。
潜在意識と会話をしているんです。と四季さんは言う。その後に話される言葉も核心をつくようなことばかりだった。
奥さんが出会えてよかったと言っている。運命の人だからここは大丈夫ですよ。と言われた時にはすっと胸の澱がいくぶん落ちた気がした。
四季さんが言うには
人は家庭でもらった愛情しか自分の子供に伝えることができない。例えば1%の愛情しか貰ってない人は2%の愛情を子供に渡すことは出来ないと言う。
なので、あなたの場合はお母さんが愛情をもらってない。そして祖母も愛情をもらってないと伝わってきてるものなんです。
少しここで胸が傷んだ。では、自分は?自分も子供が出来たとしてやはり愛情を渡せないのではないか?
疑問をぶつける間もなく話は進んでいく。
「お仕事などんなことをされてますか?」という質問から「事業拡大というのが出ているんですが」
未来を見ることができる仕組みはわからないし確かめようがないがこれから取り組もうとしている仕事について話した。
人は、誰もが使命を持ってこの世を生きていると言う。それは大きい人もいれば、小さい人もいる。その使命に気づいてほしくて自分はこの仕事をしている。と前置きをされて言われたことは自分の周りに散らばったものを集めたようなもので、とにかく困難で緻密でとても到達できないんじゃないかと思えるようなものだった。
その後は前世の話をされ、それもなぜかすっと納得いくようなもので。そして、ずっと見守ってくれる人がいることを伝えてくれた。それは父性というものを経験したことがない自分にとっては嬉しく、自分はずっと一人ではなかったのだと思った。
その見守ってくれる人の風貌を教えてもらい、母に確認すると母方の高祖父ではないかと。母には四季さんに見てもらったことを伝えていないので「なんで急にそんなこと聞くの?」となっていたがややこしいので話さない。四季さんは見守ってくれてる人は背が高く母のようにお喋りでしっかりしていて頼りがいのある感じだとのこと。高祖父は昔の人にしては珍しく身長が高かった(180センチ以上だった)と訊く。
高祖父が昔飼っていた犬と一緒にいる。ボールで遊んだり、散歩をしたりしている。と聞いて少し泣きそうになってしまった。それを知れただけでも来てよかったなと思えた。思春期の頃に飼っていた犬で可愛がっていたけど、充分にしてあげれたとは思えなかったし、ツラく当たってしまうこともあった。
気にしてない。大丈夫。もっと遊んでほしかったけどね。とそう言っていると伝えてくれた。
帰り際に「次に来るとしたら◯◯の件だと思いますよ」と予言めいたことを言われた。その前世があるからあなたは戦ってしまうところがあるのだと。
また来るのかな。まぁ、人生は悩みが尽きないしそうかもしれない。
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当然ながら1時間20分の内容をここにすべて書けるわけもない。終わったあとは驚きと納得と情報処理で頭がグルングルンしていた。
帰り道、Recorderとして使っていたせいで充電が少なくなったスマホを眺めながら、紹介者にお礼を打ち送信した。
四季さんからは誰でも紹介してもらって大丈夫です。LINEを教えてあげてください。と言われていた。悩んでる友人やこういった話にアレルギーがない人の顔が浮かんでくる。とはいえ、実際に行く人は一握りだろう。未来視を受けたくない人だっているはず。そこには凄惨な未来も少なからずあったから。奥さんもそのひとりで、未来を知るのは怖い。人の気持ちを知るのは怖いと言っていた。
なんとなくだけど、四季さんはその人が変えられることだけにフォーカスしてくれてるような気がした。2年先のことが見えない人もいるとぽつりとこぼしたし、何かに固執して柔軟に生きていけないのもそれは仕方ないことだとも言った。
自分には知らなくても良いことは伝えずに、良くなる可能性があることをたくさん話してくれた。基本的には内容はポジティブで誰にとってもこう胸が温かくなったり、何か支えや指針ができたりする話だった。
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さて、不思議な体験談は以上としよう。
あなたもきっと見てもらったらびっくりするはず。恐ろしい程に自分だけが知る自分や、自分の周りにいる人のことを当てられる。疑う余地がない。
ただ、四季さんが話した未来のことや前世のことや守護霊みたいな人のことはわからない。だって確かめようがないから。答え合わせはずっと先。いつだって人生はそうだし不満を言っても仕方ない。
この投稿を見て、これ書いた人はスピに被れたイカれた人だなと思われるのも仕方ない。人の感性はそれぞれだし。もし、あなたが何かに悩んでいたり好奇心旺盛で体験をしたい、四季さんに会いたいという人がいれば連絡をくれると良い。東京近郊、または東京に来る予定があるならば会えるはず。
知るということに臆さない、勇気のようなものがあればたぶんそれを人生の糧にできるだろう。
もちろん、自分に何も見返りはない。でも、前世でもそういうお節介な人だったようだ。そして、なにより好奇心が大きい。あなたが何を四季さんと話したのか教えてくれればそれで嬉しい。
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