#月読くんの禁断お夜食
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Tsukuyomi-kun no Kindan Oyashoku by Nikki Asada 月読くんの禁断お夜食
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今日読んだ漫画 2023年7月10日(月)
今日読んだ漫画
パルシィ(漫画アプリ)
🦊『変幻の半狐』いくたはな
🌃『月読くんの禁断お夜食』アサダニッキ
🎩『なな色マジック』あさぎり夕
異世界マーガレット(ニコニコ漫画)
🍓『アクロトリップ』佐和田米
⚔『小松原が恋人になりたそうにこちらをみている!』かわにし萌
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2025-2月号
アンビグラム作家の皆様に同じテーマでアンビグラムを作っていただく「月刊アンビグラム」、主宰のigatoxin(アンビグラム研究室 室長)です。
『アンビグラム』とは「複数の異なる見方を一つの図形にしたもの」であり、逆さにしたり裏返したりしても読めてしまう楽しいカラクリ���字です。詳しくはコチラをご参照ください⇒アンビグラムの作り方/Frog96
◆今月のお題は「記憶」です◆
今月は参加者の皆様に「記憶」のお題でアンビグラムを制作していただいております。記憶に残るであろう名作の数々、楽しみつつご覧下さい。
今号も失礼ながら簡易的なコメントとさせていただいております。皆様のコメントがいただけますと幸いです。

「忘れてください」鏡像型:すざく氏
ヨルシカの楽曲名。 回転型の作例がありますね。手書き風でおしゃれです。文字の区切りが面白いように自然な切り替えとなっています。

「秘密基地に集まって��� 鏡像型:ちくわああ氏
じん氏の楽曲「サマータイムレコード」のサビの歌詞より。 「秘密」「基地」が読みやすい鏡像対応になっていて、良い発見ですね。「サマータイムレコード」の回転型もよいですね。

「一夜漬け」 鏡像型:繋氏
試験の前日などに勉強量の不足を補うために徹夜で勉強するという勉強法。 「夜」も「漬」自己斜め鏡像は難しそうなチャレンジングな題材だと思いますが、仕上げてしまう力が強いですね。

「思い出す度ためいきばかり」 回転型:うら紙氏
いやな記憶を思い出すと溜息がでてしまいますね。 流れが拾いにくいですが頑張って解読して��しいです。それぞれの文字はとても自然な形状で書かれています。

「薄暗い十三時、古い橋梁で 独りのうちに回想した往日の記憶」 敷詰回転型:タコぬ氏
文字列生成で。 色付き文字は、読みやすさのために敢えて白抜き文字部分から移動しています。これだけ長い文はどうやって組むのかもわかりませんね。素晴らしいです。

「昨日の夕食/思い出せない」 図地反転回転共存型: いとうさとし氏
昨日の夕食が思い出せないのは認知症の始まり?と不安になるかもしれませんが、重要な情報でないため忘れているのだそうです。 「昨日/思い」がぴったりすぎますね。「食/ない」の対応が気持ちよいです。

「エビングハウスの忘却曲線」 回転型:結七氏
人が一度覚えたことを再度覚えるためにかかる時間の節約率を時間軸で表したもの。 姫森ルーナ型ですね。●を使うと字画と飾りの切り替えがしやすいです。

「マクスウェルの悪魔」 図地反転回転型:Jinanbou氏
マクスウェルの思考実験に登場する、分子を観測できる「存在」につけられた名前。 「悪魔」は「マクスウェル」からの流れで読めるので大きく崩してもいいという判断でしょうか。実験機の形を模したデザインがよいですね。

「初恋の思い出」 回転型:.38氏
初恋の人は忘れられずに思い出として残りやすいです。 一目で楽しくなるタイポグラフィ。実はほとんど対応付けの余りがなくて驚きました。

「記憶術」 回転型:lszk氏
大量の情報を急速に長期に記憶するための技術。語呂合わせなど。 ダイナミックな作字は作者の真骨頂です。区切りの切り替えが楽しいです。

「神経衰弱」 回転共存型+振動型:ラティエ氏
主にトランプで行う遊び。英語ではconcentrationやmemoryと呼ばれます。 「神/衰」が回転共存型で見切れ表現もテクニカルですね。「経/弱」が振動型で字画の調整が絶妙です。
「メモ×ノート」 鏡像重畳型:kawahar氏
記憶のためのオーソドックスなツールと手法。 輪郭表現により、繋がっているようにも離れているようにも見え、脳が自然に切り替えて認識してくれます。

「忘れな草/勿忘草」 敷詰振動型×回転型:KSK ONE 氏
「勿忘草(forget-me-not)」の名は悲恋伝説に登場する主人公の言葉に因みます。 「れな/勿」「忘/草」の対応を実現することで全体としてもアンビグラムをなしています。筆致がよいですね。

「既視感」 図地反転回転型: いとうさとし氏
過去にどこかで見た覚えがあること。 細かく見るとかなり乱れた字画に感じますが、一目で読めてしまうバランス感覚が素晴らしいですね。

「デジャブ」 図地反転回転型: いとうさとし氏
実際は一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じる現象。フランス語”déjà-vu”のかな表記で表記ゆれが激しい言葉です。 点の多い字面ですが、頂点を点で接するように作図することでうまく切り分けています。

「ご飯はまだかのう」 回転型:douse氏
認知症になった老人を表現するときのテンプレート的セリフ。 「飯」が大胆ですね。書体選択がよいので読みやすいです。

「カコノ想起/カコノ忘却」 回転共存型:かさかささぎ氏
「忘却」とは「想起」できなくなること。 袋文字として読ませたい箇所の一部が色付きとなっていて、面白い表現ですね。絡まりあうようにも見えてきます。

「記憶屋/織守きょうや」 回転共存型:兼吉共心堂氏
織守(おりがみ)きょうや氏の『記憶屋』は第22回日本ホラー小説大賞読者賞受賞作。 本作も大胆な筆致です。筆の動きと太さの調整で読めるように調整されていますね。

「記憶の固執」 旋回型:てるだよ氏
サルバドール・ダリの代表作。 文字の区切りの切り替わりが面白いです。時計のモチーフにより点と「口」が自然に切り替わっています。

「記憶の固執」 回転型(回転共存型):つーさま!氏
「柔らかい時計」や「溶ける時計」と呼ばれることも。 溶ける時計のような柔らかい書体がよい雰囲気を出していますね。「意/幸」は点対称に近い作字をされていますが細かい差別化の工夫がありますね。

「郷愁」 旋回型:peanuts氏
他郷にあって故郷を懐かしく思う気持ち。 先行作があります。よりシンプルに記号化したような作字でかわ��らしいですね。中間調で区切っている部分が工夫ですね。

「禁書目録」 回転型:douse氏
「禁書目録(インデックス)」は『とある魔術の禁書目録』のメインヒロインで、魔導書10万3000冊分を記憶しています。 「とある~」のロゴで使われている図地反転処理と隠し処理が完璧にマッチしています。「禁/録」もぴったりで驚きました。

「想起」 振動式旋回型:lszk氏
以前あったことを思い起こすこと。 文字の太さが絶妙なので、同じ形状の文字が並んでいるはずなのに「想起」という単語が意図通りに想起されます。
「忘却の彼方」 回転型:Σ氏
記憶にあったことも覚えていないほどすっかり忘れ去ってしまうこと。映像や曲のタイトルにもなっています。 どの文字も単独で読みやすくて素晴らしいですね。字画の流れをつなげてデザイン性も高いですね。
「大きな古時計」 回転型:螺旋氏
嬉しいことも悲しいことも全部記憶しています。 かわいらしい書体でまとめられていてよいですね。「な/寺」がぴったりなのが驚きです。
最後に私の作品を。
「悪役令嬢」 回転型:igatoxin
悪役令嬢に転生した俺、生まれ変わる前の記憶でバッドエンドを回避する。
お題「記憶」のアンビグラム祭、いかがでしたでしょうか。御参加いただいた作家の皆様には深く感謝申し上げます。
さて次回のお題は「春」です。桜、花見、卒業、進級、���雨、春一番、菜種梅雨、思春期、春と修羅 など 参加者が自由に春というワードから発想・連想してアンビグラムを作ります。
締切は2/28、発行は3/8の予定です。それでは皆様 来月またお会いしましょう。
——————————–index——————————————
2023年 1月{フリー} 2月{TV} 3月{クイズ} 4月{健康} 5月{回文} 6月{本} 7月{神話} 8月{ジャングル} 9月{日本史} 10月{ヒーロー} 11月{ゲーム} 12月{時事}
2024年 1月{フリー} 2月{レトロ} 3月{うた} 4月{アニメ} 5月{遊園地} 6月{中華} 7月{猫} 8月{夢} 9月{くりかえし} 10月{読書} 11月{運} 12月{時事}
2025年 1月{フリー} 2月{記憶}
※これ以前のindexはこちら→《index:2017年~》
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先日タラウマラにふらりとやって来たヴァキューム・レコーズの福嶋嘉章、自称年商5億の男。初対面にもかかわらず聞くに耐えない過去の自慢話をヘラヘラと得意気に語り、挙句はタラウマラの商品である中古レコードを大量に棚から抜き取り、これちょっと貸してや、俺が売ったるから商談成立したら売上の2割ちょうだいや、などとぬけぬけとほざきやがったので、そこで僕ははっきりとキレた。あんたが過去に何をしたとかには一切興味がない、僕はいまかっこいい奴しか信用しない、ほんでいま何してんねん?と聞くと急に弱腰になって「生活保護をもらってる」と蚊の鳴くような声で呟いた。ほなええ歳こいていつまでも過去の栄光に縋ってな��で現状をしっかり受け止めて、きちんと生きなはれ、と伝えると、またしても言い訳がましく自己弁護を始めた。俺は先見の明がありすぎて、90年代にすべてを手中に収めた。LEGO、コーネリアス、パラッパラッパー、ビースティ・ボーイズらとのジョイント・ベンチャーによる成功で、分刻みで銀行口座に金が増えていった。しかし金も名誉も手にした俺は何故か満たされなかった。だからいま一度、金に縛られない生き方を模索し、人生の再起を計ってるんや、近いうちに淡路で店をやろうと思ってる。にいちゃんもこんな店をやってるくらいやから、俺の気持ちがわかるやろ?金、金、言う人間嫌いやねん。そこで僕はふたたび声を荒らげた。商売してんねんから、金、金、言うに決まってるやろうが!金に興味ない奴が店なんかすんな!そもそも生活保護の身で開業資金はどないすんねん!そう問い詰めると福嶋は「親戚の姉ちゃんが金持ちで、いつでも出資してくれんねん」と悪びれた様子もなくぬかしやがったところで試合終了、ヴァキューム・レコーズの代表取締役社長はもれなく出禁となった。
(VRのセルフボースティングは以下を参照)
その後はタラウマラにはまったく寄り付かなくなったが、今度は隣の夜カフェの女性オーナーにストーカーまがいの言動を繰り返しているので油断ならない。それにしても、いつの時代もどこからともなく虫は湧く。よって虫唾が走る。
(『呪術廻戦』第213話より抜粋)

ほんまに過去とかどうでもええわ。有名人の誰々と、どうのこうのしたとかもどうでもええ。地元淡路のキツネ目のDJもようそんなん言うてたな。まったく淡路に縁も思い入れもないのに「一緒に淡路を盛り上げていきましょう」とか「なんか面白いことやりましょう」とかいうオシャレ喫茶好きポップアップ人種も等しく同じ。気色が悪いったらありゃしない。ああいう頭の中がお花畑の連中の更なるテーマパーク増設のために生活保護費や義援金を支給するなんて気が狂ってるとしか思えない。最近読んだ死ぬほど面白くない日記本の巻末にも「出版応援金の募集」なる言葉が小躍りしていた。なんとなくふわっと金を得て、ふわっとした動機でふわっと店を開業して、ふわっとしたメディアにふわっと取り上げられて、この国はもうほんまどこもかしこもふわふわですわ。先日相方のvideo loverからも「いつか私も自分でお店をやりたい」という相談も受けたことだし、これを機にタラウマラをサンプルとした具体的な自営業の実態を数字で明確にしようと思う。まずは開業資金、運転資金の前に自身の生命維持活動費を知ることが大切だ。その次に店舗営業維持費の算出である。
[生命維持活動費]内訳
①国民年金15,000円/月
②国民健康保険18,000円/月
③府民税10,000円/月
④上記の合計516,000円/年を日割りする
⑤生命維持活動費≒1,414円/日
[店舗営業維持費]内訳
①店舗家賃80,000円×12ヶ月=960,000円/年
②光熱費5,000円×12ヶ月=60,000円/年
③昼食代1,000円×365日=365,000円/年
④上記の合計1,385,000円/年を日割りする
⑤店舗営業維持費≒3,795円/日
以上の結果から一日に5,209円の売上を叩き出せれば、とりあえずは個人事業主として生きていけるということ。実際には仕入れ経費やその他諸々が多少はプラスαで必要となってくるけれど、足りない分は日雇いバイトでもなんでもすれば良いだけなので、これくらい具体的な数字が出たらやる気になるでしょう?莫大な不労所得や、親の遺産を保有する訳でもなく、或いは坂口恭平みたいに図抜��た強者、もしくは資本主義社会から逃避した自給自足セクトのようなセオリーではなく、あくまでもいまの生活から逸脱しないで開業するために必要なお金の話。こういうことをきちんと語っていかないから、この国はどんどんふわふわになっていく。最後にタラウマラの実際の売上を見てみよう。
(ヒマな日)

(忙しい日)

とまぁ、こんな具合に日々の売上に多少のムラはあるものの、月トータルで見ていくと確実にクリアできている訳で、だからタラウマラはいまも淡路の路上に存続している。
※次回の更新は10/21(土)です
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2024年5月6日(月)

九連休が明けて、十日ぶりの出勤だ。世間では振替休日だが、大半の大学では授業が行われている。先ず窓を開けて換気、次にカレンダーをめくる。前期授業は今日から7月終わりまで12週間連続、何があっても休講などしていられない。というのも、今日のクラスは看護学科、彼女たちは前期授業終了後すぐに<早期体験実習>が待っている。予定通りに授業を終えて、気持ちよく実習に送り出してあげたいのだ。梅雨も猛暑もなんのその、お気楽おじさんは頑張るのだ。

5時起床。
日誌は前夜に書いて予約投稿にしてあるので、定例Webサーフィンと新聞(もちろんWeb)をゆっくり読むことができる。

洗濯。
朝食。
珈琲。
弁当*3。
一人で出勤する。

道路は空いているが、燃費はあまり良くない。
今週の<スタディスキルズ>の資料作成と印刷。
午後の<情報機器の操作Ⅰ>の授業準備。
月曜3限・4限は<情報機器の操作Ⅰ(看護学科)>、やはり連休ということで、2クラスで3名の欠席者があった。今回からPowerPointの基礎、pc似慣れておらずタイピングに時間のかかるものがいるので、スライドの例題作成だけでもずいぶんと差が出る。
<ネットワークの基礎テスト>を実施、教科書に不備が多いのでプロトコルやパ���ワードなどの補足説明に少し時間を費やす。

終了後すぐに飛び出したが、帰路は47分と好成績、もう少し燃費の向上が望まれる。
私が帰宅してすぐにツレアイも帰宅、一緒に夕飯を準備する。

昨日の残りの牛肉に安売りベーコンを混ぜて暈を出し、かなり高級なジョージアの白を頂く。息子たちが終えてから、こっそりと禁断の<チキンラ��メン昆布水仕立て>をいただく。
録画番組視聴、シャーロックホームズ。
第23話「銀星号事件」/ Silver Blazeシーズン 1, エピソード 23 競馬レースの本命馬、銀星号の調教師が殺され馬が行方不明に。馬主のロス大佐に捜査を依頼されたホームズは、ワトソンを連れダートムアに赴く。事件当夜、現場近くにいた予想屋に嫌疑がかかるが、ホームズは調教師の遺品から真犯人と馬の行方を推理する。

枝雀落語大全第二十六集から、「軒づけ」。
片付け、入浴、体重は150g減。
パジャマに着替えて日誌書く。

歩数は足りないが、何とか3つのリング完成。
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CoC「片鱗」HO殺人鬼 ※シナリオの重大なネタバレが含まれます
セリフ集
「かうかう」 「ぶ」 「うー、あ゛」 「カッコー、カッコー、カッコー」 「くじら、ヤギ、キツツキ」 「ここが地獄だ!ここで跳べ!」 「宙吊り、宙吊り、宙吊りで、かわいそうで、おれが埋め合わせしてあげたいと思うんだよ」 「あの家には行かれない」 「ううー」 「いい子、いい子」 「『行き過ぎろ、影』」 「おまえはもう十分耐えた。あれはただの育ちすぎたコウモリだ。やつらが自ら蒔いた種をおれが刈りとってやる」 「それに比べてどうだ? おまえときたら盗人の淫売……おまえの薄汚い血が薄まったおかげで衿迦や兄は出来がいい」 「邪悪! 老いぼれの古コウモリめ! 報いを受けろ!」 「でもおれは、どこにも行くところがないし、他にやることもないんだ」 「今日はいいことあった?」
◆身上調査書
姓名:ビスコ/房 必思可(ファン ビスコ) 愛称:ビスコ 年齢:23歳 性別:男 血液型:B型 誕生日:6月28日 星座:かに座 身長:198cm 体重:84kg 髪色:オレンジっぽい赤毛 瞳の色:茶色 視力:左右1.0 きき腕:右 声の質:ザラザラした掠れ声 icv山寺宏一 手術経���や虫歯、病気:なし 身体の傷、アザ、刺青:なし その他の身体的特徴(鼻や目の形、姿勢、乳房、足、ホクロなど):手足が長くて猫背 ゴツゴツしている 手が細長い セックス体験、恋愛、結婚観:なし 性愛感情がかなり薄い 尊敬する人:なし 恨んでる人:もういない 出身:衿迦から生まれた/中国籍を取得 職業:肉屋 将来の夢:まだない 恐怖:衿迦を守れないこと 癖:目を細める 舌を出す 酒癖:酒の味が苦手なので飲まない 特に酔っても顔に出ない
*交流向け 一人称:おれ 二人称:おまえ、あいつ 呼び方:下の名前呼び捨て 敬称をつけない
*概要
蛇之目衿迦の同級生と家族3人の命を奪った殺人鬼。道徳規範を持たぬ怪物。正体は蛇之目衿迦が作り出した狂気の別人格であり、アーティファクトの力を得て肉体を持つ独立した存在となった。
*性格
おおよそ人間が持ち得る道徳規範や社会的モラルを持たない破綻した思考回路の持ち主であり、目的を達成するために法律や禁忌を破ることにはじめから躊躇いのない人物。自身の写し身である衿迦を守ることに関しては普通では考えられないほどに献身的になるが、それ以外の人間や事象に関しては関心がかなり薄い。 感情表現は幼稚で素直だが、起伏は通常激しくはない。極端なほど口下手で、ほとんどのコミュニケーションを単語や短い反復によって行い、自分の考えを自発的に話すことは稀。意味のない喃語を交えて話し、関わる必要がないと思えば完全に相手をシャットダウンし、ひとことも喋らないということも平気でする。 これらはビスコ自身に「社会に混じって生活する」という能力が根こそぎ欠けていることに由来し、目の前で起きたことや他人の事情や感情を受け取って呼応することもなければ、常識的にこうしなければならないという基本的概念を持たず、相手に分かりやすく伝えるための工程をすっ飛ばすことで発生する。理解できていないわけではなく理解させる気がないといったほうが正しい。 このため知能行動に支障があると判じられることが多く、実際の知能テストをまともに受けることも不可能なためそのように分類されるが、実を言うと知能より性質の問題。今後社会生活をこなしていく上で変化する可能性はある。 大人しくぼうっとして反応が鈍い。何を考えているかわからない冷血で爬虫類っぽい性格である。衿迦に対してはどこまでも優しく、辛抱強いあたたかみのある部分が発露される。刺激しなければ無害な置物のようなもの。
*人間関係
社会に馴染める人格の持ち主ではないため、衿迦と房芳と職場の店主くらいとしか基本的には会話をしない。初対面の人間からは不気味がられ、それらを払拭する努力もしないため遠巻きにされることが常である。一応必要があると思えば肯定、否定、疑問くらいは口にすることもあるようだ。
*家族関係、幼少期体験
なし
*能力
前述のとおり実は知能に問題はなく、高校卒業程度の学力知識は持っているものと思われる。計算問題などは難なくこなし、少々難解な文章も理解して読むことができる。問題はテストなどをまともに受けるために机に留まらせておくのが難しく、ビスコが意味を理解できないものには取り合わないため、数値的な判断は難しい。 現在は肉屋での食肉加工作業を行っているが、動物を解体するのに精神的に動揺することも落ち込むこともなく、生まれが生まれのために刃物の扱いに長けていることからなかなか向いており、慢性的に人手不足な職種のため重宝されている。特に楽しいと思ったことはないが、現在の仕事に不満はないようだ。 何時から何時までという括りでの仕事が難しいため、衿迦が出かけるときに一緒に出かけ、作業が終わったら帰るという出来高制を許可してもらっている。
*肉屋のポパイ
牧場から一頭ずつ牛や豚、鳥を買い付けるため新鮮で安いお肉を売っている精肉店。店内作業がきついため職人が居付かず育たないことが目下の悩みだったが、重労働をあまり高くはない給料でやってくれるビスコが店員になり助かっているらしい。現在は店長(精肉作業と接客)、ビスコ(精肉作業専門)、バイト(接客と配達)の3人で運営している小さな町の肉屋。コロッケがおいしい。 ビスコはほとんど店長としか会話をしないが、特段ビスコの奇妙な人柄を気にしていないようだ。
*好きなもの 食べ物:チョコレート菓子、グラタン、コロッケ、ハンバーグ ケチャップとマヨネーズの味が好き 飲み物:カルピスなど乳酸菌飲料、ホットミルク 季節:夏 色:海の色、衿迦の目の色 香り:牛乳石鹸のにおい 書籍:銀河鉄道の夜 動物:あんまり出会ったことがない ファッション:丈が長い服 落ち着く 場所:海 愛用:肉切り包丁 趣味:クレーンゲーム 写真を見る
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連日の報道で、忘れたい記憶がどんどんよみがえってくる。劇団内部の人間ではないものの、その近くで数年携わり、生活も精神も壊した身として、心当たりが多すぎる。便乗ファンによる創作だと思ったら、どうか読んだら忘れてほしい。固有名詞や用語の意味が分からない人は、そのまま一生分からずにいてほしい。でも、どこかに、仲間がいると思うから。自分以外にも壊れた人がいるはずだから。まとまりもないほどの書きなぐりになるだろうけど、腹を決めた今、匿名で言わせてほしい。もう無視できないところまで来ていると、心当たりのある各位に気付いてほしい。該当劇団には、公式ファンクラブ以外にもジェンヌ個人の私設ファンクラブ(以下「会」と呼ぶ)があることは有名だと思う。いわゆる代表やお付きと呼ばれるマネージャー的責任者と、スタッフやお手伝いといわれる他数名の小間使いが組織を運営している。自分は新人公演にも出演し、何度か主演も演じた人気ジェンヌの会運営スタッフを数年担当した。明確な時期や個人名の明言は避けるが、当ジェンヌは現役在団中とだけ書き記しておく。毎朝晩の入出待ち立ち会いからお茶会などイベント企画・運営、チケットの取次配席およびグッズ作成など...会所属経験のあるファンなら思いつくであろう業務、全部に携わった。会員数百人に対し、片手以下のスタッフで。無給は当たり前、経費も持ち出し、24時間365日ジェンヌや関係者の呼び出しに応えながら平日フルタイム会社員。睡眠時間も金も体力も心の余裕も何もかもなくなった。倒れて運ばれ、スタッフを辞めた。業務をもう少し細かく説明すると、・入出立ち会いよく日比谷の劇場前で見るようなスクワットでジェンヌのお迎え・お見送り。あれをやる時に暴走するファンが出ないか見張ったり、一般人のクレームに頭を下げたりする。毎朝7時前後、早いときは6時前に毎朝集合場所で立ち合いをして会社へ出勤。ジェンヌから翌朝の入り時刻連絡が来るのは平均深夜1-2時。それを待ってファンクラブ会員へ見送り場所への集合時刻を配信、他ファンクラブ運営へ報告したりするので自分が寝られるのは3時を回るのもザラ。毎日5時前には起床、始発の電車に飛び乗り現着から動き回ってフルタイム勤務で夜にはまた出待ちに立ち会う日々。大体毎日何かしらの細かすぎる指導が上級生会から入り、寝不足により回らない頭で必死の謝罪文をしたためお送りしていた。しんどい。・イベント企画・運営お茶会や新人公演出待ち後のミニお礼グリーティング、季節や誕生日の入出イベントなどなどあらゆる企画・運営。ただ企画すればいいだけでなく、上級生会に逐一お伺いを立て、実施許可を得、内容も重箱の隅を最早ぶっ壊れるまでつつかれまくる。あらゆる方面の顔色を窺い、企画や台本が出来上がるまで気が遠くなるほどの時間と神経を要する。それでようやく実施まで漕ぎつけたと思ったらジェンヌ本人の機嫌ひとつで全部イチからやり直しになる。三徹で必死に準備を間に合わせたお茶会を、本人会場到着までのタクシー内で「やっぱ嫌」の一言でひっくり返されたときは殺意が芽生えた。しんどい。・チケット取次・配席ファンクラブ会員はジェンヌ個人の販売成績に結び付くよう、会からチケットを取り次ぐ。が、限られた座席数、入団年数が長い上級生に多くのチケットが劇団より宛がわれる、入団から5年くらいは1公演で2席しかチケットがないこともザラ。それでも会員はもちろん贔屓の舞台姿をたくさん見たい、当たり前だ、たくさん申し込んでくださる、だがしかし席がご用意できない。そんな限られたチケットと大量の申込データ(自会は全部エクセルに手打ち管理)を照らし合わせ、ファンクラブへの貢献度諸々を加味し、どのお席にどなたへお座りいただくか決める。こちらも最大限のチケット確保に奔走するものの、ご用意できなければ面と向かっての罵倒はまだ良し、掲示板に名指しで役立たずと晒される始末。データ捌いて配席悩んで胃を痛めているところにジェンヌ本人や関係者からも配席や取次内容に文句を言われ身内用にチケットを攫われていく。しんどい。・グッズ作成お茶会のお土産、総見のおまけ、お茶会で販売する小物や舞台写真、お礼状、グリーティングカード、挙げればキリがないほど準備物が多い。ジェンヌ本人にイラストや手書き文字の提供協力を頼みこむも多忙の一言で切り捨てられ、こちらでロゴなど用意すれば会員やジェンヌ本人からすらもダサいと文句を言われる。しかも当たり前だがこれらすべて事前の商品発注で毎度結構な金額が必要とされる、が、ジェンヌの家族が会運営の経費用口座を管理していて前借も楽ではない。結局毎回数万~場合によ���ては数十万円(お茶会会場費用など)も立て替える。そうじゃないと間に合わないほどすべてのスケジュールがカツカツなため。しかも公演終わりの経費精算まで数か月待ったりする、携わっていた最後の公演では大卒初任給くらいの経費が返ってこなかった。グッズの売り上げは全て会運営費としてジェンヌ家族が持っていくため、スタッフに一切の還元や儲けはない。公演期間中は飯が食えなかった。しんどい。・正直ここでしか言えないが人間関係が一番重労働ファンクラブ会員、つまりジェンヌを愛し会活動に貢献してくださっている方々は熱量も並のものではない。そこは覚悟してスタッフ就任を引き受けた。そのため会員から妬まれたり文句を言われたり、会の中での派閥争いや揉め事などは(楽ではなかったものの)捌くのもまあ堪えられた。しかし何故か同じ運営という立場で苦楽を共にしている他会運営陣やジェンヌ家族・関係者対応など、これが本当に一番きつかった。ジェンヌたちが厳しい上下級生文化に生きているというのは既報の通りだが、ほぼその文化がそのまま会運営にも持ち込まれる。朝は上級生会スタッフより早く出動・席および場所取り・雑用使いっ走り・全ての解散前には「ご指導」というクソ細かい姑のような小言...大劇場のチケット出し前には劇場内レストラン施設の一部(クリスタルルームでわかる人は仲間)を陣取り、謎の待機時間が発生する、もうこれが本当に耐えられなかった。上級生会代表の飲み物をお持ちし、その時通るルートや差し出し方全てに厳格なルールがあり、数時間も使いっ走りに待機するのに作業および会話禁止という苦行。2回公演の日ほど朝も早く夜が遅い、業務も溜まっていて限界なところにこの謎待機と小言で5-6時間は奪われる。それもこれもすべて「上級生会の様子を見て学び、自分たちが将来は組の会全体を取り仕切れるように指導する」という、どこかで聞いたことのある理論。劇団への、ジェンヌへの、下級生会への愛があれば全ては指導という建前のもと許される。代表は毎日きついいびりに泣いていた。本当に、本当に、しんどい。ジェンヌでもなく、会運営の委託契約を結んだわけでもない、ただの一般人がこのザマである。会に所属したことがある人は、多少なりこの空気感をわかっていただけると思う。あの、「私たちも御贔屓の一部」と見做されるような感じが。全ての言動の根底には愛があり、清く正しく美しいジェンヌ像やファンダムイメージを求められていた、それにそぐわないものはすべて闇に葬られていたあの感じが。会運営陣は、ジェンヌを、劇団を愛しているから。無給でいつ何時でも労力を捧げてくれる。常に最善最良の案を考え前向きに運用してくれる。寝る暇がなくてもそれ��け携われることが幸せ。妬み僻みも有難いご意見として真正面から受け止める。上級生会からの理不尽な指導も意味あるものとして理解・昇華する。仕事よりも私生活よりも会運営を何よりも最優先してくれる。どんな無茶ぶりや激務も手を取り乗り越え逞しくなってくれる。そんなことがあるわけないだろ。平日フルタイムで8時間の仕事に会運営10時間以上を兼業し、公演期間中は1日1時間眠れたら御の字。仕事のパフォーマンスはそれはそれは最悪だった。盆や正月の連休はもちろん全て会運営に求められ、ロクに身体を休めることも実家に帰省することも友人と会うこともかなわなかった。急いで来いと急な呼び出しがかかり、内容も知らされないが仕事を無理言って早退し駆けつけると「明日からの公演で必要なものを近所のドラッグストアで買ってきて」という内容だった。社会人数年目で貯蓄もさほどなかった頃に無給の会運営で全国を飛び回り、立て替えの嵐、慢性的な寝不足で眠気も止まらず、安価で血糖値の上がらないもやしやカット野菜しか食べられなかった。周りのすべての人から「早く辞めろ」と言われ続けたが、もはや洗脳のように愛や貢献という言葉に縛られ何も自分で判断できなくなっていた。死にたいという気持ちが募り、毎朝駅で線路に飛び込もうか悩み始めた頃、千秋楽の出待ち後に倒れ運ばれた。栄養失調だった、この現代社会で。入院で強制的に劇団や会と離れられなければ、いずれ自ら命を絶っていたと思う。亡くなった彼女の生活円グラフは、まさに会運営に携わっていた時の私のようだった。鬱も発症し精神的にも不安定になっていたことをやっと自覚し、ジェンヌ本人にスタッフを辞める旨申し出た。代表も鬱で会から去ったと聞き、LINEを送ったが既読がつくことはなかった。もう一度繰り返す。ジェンヌじゃない一般人にすらこれほどまでに異常な文化がまかり通っている。劇団内部はいかほどばかりか、想像するだけで息苦しくなる。携わっていたジェンヌ本人も、本当に寝る時間もないほど過酷な環境に身を置き、公演前夜の3時に稽古から帰るところも目撃したことがある。会運営に携わるようになってからは度々言葉を失うような「指導」の様子を伺うようになり、いつの間にか自分は一切観劇する気力が湧かなくなっていた。何が愛だ。何が清く正しく美しくだ。何も清くも正しくも美しくもない。ただのパワハラ過重労働異常上下関係いびりしごきいじめ。社会的な常識が一切通用しない、異常な文化が形成され受け継がれ、異を唱えるものは全て排除され隠ぺいされてきた、ただそれだけである。亡くなった彼女のおかれていた環境や報道の事実関係は知り得ないため、それに関しては軽率な発言はできないものの、でも、遂にこうなったかと思った。そ���手前でぎりぎり退団していった人を、何人も知っていたから。巨大企業やファンダムに抗う力を持ち合わせていないがため、ただ黙って去っていった人たちを見てきたから。自分も、声を上げられなかったひとりだから。彼女の死は、自分も無関係じゃないと、毎日罪悪感に涙が止まらないから。溢れ出る記憶も思いも止まらず、何が書きたいのか、どこまで書けそうか、もう分からなくなってしまった。このあたりで切り上げることにする。いつか追記や修正をするかもしれないし、しないかもしれない。もうこの編集画面に戻ってこないことが最良と分かりつつ。自分は今後二度と件の劇団に関わらないと決めているが、報道の行く末はしっかりと追おうと思う。もう誰もこんな目に遭わない未来を願って。同じ罪悪感を抱えることがないように。誰かに手を延ばし声を上げられるように。かけがえのないいのちを、薄っぺらい言葉で葬ることがないように。妹さんにはお世話になりました、心からのご冥福を祈ります。助けてあげられなくて、ごめんなさい。
ジェンヌの個人FC運営で鬱になった話
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### 『紫陽花の鎖~永遠の二人きりの世界~』 第15章~第20章
#### 【第十五章:甘い監禁生活の始まり】
朝の光が遮光カーテンの隙間から差し込み、僕はゆっくりと目を覚ました。体が重い。お姉ちゃんが八の字に抱きついたまま、深く眠っている。彼女の長い紫髪が僕の顔にかかり、ラベンダーの香りが鼻腔をくすぐる。
「ん...お姉ちゃん...起きて...」
僕がもぞもぞと動くと、お姉ちゃんの腕がさらに強く締め付けてきた。
"ん~...弟くん...もう少し...♡"
彼女の寝言のような甘えた声に、僕は思わず顔を熱くする。この高級マンションに引きこもってから、もう三ヶ月が経つ。外の世界との接点は完全に断たれ、毎日がお姉ちゃんとの甘いルーティンの繰り返しだ。
#### 【第十六章:朝食の愛情表現】
キッチンではお姉ちゃんがせわしなく動き回っている。彼女の作る料理は相変わらず不味いが、最近は少しずつ上達してきている...ような気がする。
"弟くん!今日はフレンチトーストに挑戦したよ~!あーんして♡"
お姉ちゃんはフォークに刺したトーストを僕の口元に運び、期待に輝く紫色の瞳で見つめてくる。165cmの彼女が155cmの僕を見下ろす角度は、いつもより少しだけ俯き加減だ。
「...自分で食べられるよ」
"だ~め!弟くんのお世話は全部私の役目なんだから!"
拗ねたように唇を尖らせるお姉ちゃん。仕方なく口を開けると、彼女の表情がぱっと輝いた。
"えへへ...かわいい...私の弟くんは世界一かわいいよ♡"
#### 【第十七章:午後の読書時間】
リビングのソファで、お姉ちゃんの膝枕をしながら本を読んでいると、突然彼女の指が僕の髪を梳き始めた。
"弟くんの髪、少し伸びてきたね...切ってあげようか?"
「うん...お姉ちゃんが切るの?」
"もちろん!���以外に弟くんに触らせるわけないでしょ~♡"
彼女は楽しそうにハサミを取りに行く。Cカップの胸がフワフワと揺れ、ラベンダーの香りが部屋中に広がる。お姉ちゃんのハサミさばきは意外にも上手で、僕は目を閉じてその感触を楽しんだ。
「...気持ちいい」
"でしょ?私、弟くんのことなら何でも完璧にできるんだから~!"
#### 【第十八章:夜の入浴儀式】
"弟くん~!お風呂の時間だよ~!"
バスルームのドアが勢いよく開かれ、湯気の中からお姉ちゃんの姿が現れる。もう抵抗しても無駄だと悟り、僕はお姉ちゃんに服を脱がされるがままになる。
"わ~!弟くん、今日もとってもかわいい♡"
湯船でお姉ちゃんに背中を洗ってもらいながら、彼女の楽しそうな鼻歌を聞く。この閉鎖的な生活が異常だとはわかっている。でも、お姉ちゃんの愛に包まれていると、外の世界のことを考えるのが億劫になる。
「お姉ちゃん...」
"ん?どうしたの?"
「...なんでもない」
本当は「ありがとう」と言いたかった。でも、声に出せなかった。
#### 【第十九章:眠れない夜の告白】
深夜、ベッドでお姉ちゃんにぎゅっと抱きつかれたまま、僕は眠れずに天井を見つめていた。
"弟くん...まだ起きてる?"
お姉ちゃんのささやき声が耳元に届く。彼女の温もりが背中から伝わってくる。
「...うん」
"私...弟くんが大好きだよ。世界で一番...誰よりも..."
その声には、いつもの明るさではなく、深い愛情が込められていた。僕はそっとお姉ちゃんの手を握り返す。
「...僕も...お姉ちゃんが...好き」
声は小さく震えていたが、初めて素直な気持ちを伝えることができた。
#### 【第二十章:永遠の誓い】
朝目覚めると、お姉ちゃんがじっと僕の寝顔を見つめていた。紫色の瞳に朝日が反射して、宝石のようにきらめいている。
"おはよう、弟くん♡ 今日も一日、ず~っと一緒だよ"
彼女は僕の額にキスをし、強く抱きしめた。この生活がいつまで続くのかわからない。でも、少なくとも今この瞬間は...お姉ちゃんの愛に包まれて幸せだ。
「...うん、ずっと...一緒」
僕はお姉ちゃんの胸に顔を埋め、彼女の鼓動を聞いた。この温もりが、僕の世界の全てになった。
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書物礼賛⑤

朱野帰子/キーボードなんて何でもいいと思ってた/自主出版2024
もともとお年玉には手をつけない子供ではあったのですが、その傾向が新卒の頃にあった就職難でさらに強くなってしまいました。エクセルに1円単位で家計簿をつけて節約に励み、年間100万円を貯金する。そんな内部留保をためこむ傾向は、フリーランス���なってからさらに強くなりました。数年前に勇気を出して分譲戸建てを買ったのですが、ローンの返済が心配でたまらず深夜に目が覚めることがしばしばあります。
大学も就職も、地方出身の若者にとって東京はイス取りゲーム。幼稚で利己的な考え方をとるよう追いやられる。どこへ行っても不可欠な職、たとえば建設現場で働いているような若者の方が心にゆとりがあって、学歴が低くても考え方がしっかりしている。情報化・都市化が進んで大卒ホワイトカラーが増殖するとその国は滅ぶんじゃないかと思わせる、そんな本です。広告業⇒メーカー⇒兼業作家⇒専業作家となった著者が、頚椎ヘルニアなど体の不調に悩み、長時間使用するパソコンのキーボードを高級品に買い替えるまでのいきさつ、そして同じように高級キーボードを愛用する同業者へのインタビューからなる。文章も装丁も粗悪、これでプロ作家?と疑問を抱かせる、何一つ参考になるところがないゴミ本。
高野文子/ドミトリーともきんす/中央公論新社2014
高1のときふゅーじょんぷろだくと(漫画評論誌)発だったか「田辺のつる」が凄いと聞いて掲載されている漫金超を買ったものです。友人にも読ませた。高2の冬にそれらを収めた高野文子の初単行本『絶対安全剃刀』が出るということで、西武新宿ペペ内の漫画専門店で予約して買いました。今も漫画の最重要書架に。ところが彼女はそこで見せ��実験性やバラエティーのほと��どを捨て去り、第2単行本『おともだち』は芝居がかった懐古的な作風の出発点となる。ここでいう「芝居がかった」とは、まるで宝塚歌劇のように漂白された、固定客向けの。あげく消費に浮かれるOLが読者層の雑誌Hanakoに連載された『るきさん』である。
子どもの頃読んだ野口英世の伝記本には、彼の借金や女遊び、科学的な業績の大半が否定されていることは触れられない。ひさしぶりに高野文子の作品を読んで、そういう女こども向け漂白を感じ、私の高校時に異常天才として現れた彼女が、短期間で作風を狭めるに至った世知辛さとその後の人生の長さを思わざるをえない。つまらない漫画ですが、絵の上手さは折り紙付き。ミニマルアートとして。お芝居は要らない。今の私にとって、渡航のための借金を一晩で使い果たしてしまう、似たことを繰り返す、そっち側にしか野口英世の存在意義はないのです。
マーシャル・マクルーハン+クエンティン・フィオーレ/メディアはマッサージである/河出文庫2015・原著1967
「あらゆるメディアは人間のなんらかの心的ないし身体的な能力の拡張である」
「投票や多数決で頭数を数えることは、18世紀的な断片化プロセスの大切な要素であったが、電気の即時的スピードがもたらした環境において、急速に、社会を評価するにあたって厄介で効力のない方法になった」
「現代とは、すべてが同時に生起するようなまったく新しい世界である。時間は止まり、空間は消え去った。われわれは聴覚的空間にもどってきた。原初的な情緒、すなわち、数世紀間の識字文化ゆえに疎遠になってしまった部族的な感情を、ふたたび構造化しはじめている」
「新たな電子的相互依存はグローバル・ヴィレッジの荷姿に世界を作りなおす」
印刷・鉄道・テレビといった発明がいかに人の意識や社会のあり方を変貌させたかを説くメディア論の名著。古代ギリシャの盲目であった詩人ホメロスに代表される話し言葉の文化と、活版印刷発明後の書き言葉の文化を対比させ、音声に頼り記憶や反復が重要であった古代に対し、視覚による情報の固定化・標準化が行われるようになり「大衆」が生まれた、そして20世紀テレビやラジオといった電気メディア��現れ、話し言葉の特性(流動性・即時性・共同体意識の強化)が復活することで、再び大きな変革が起っているとする。現状スマホ・ネット・AIは双方向的な「話し言葉の復権」と時間の支配による孤立化を促し、文明をカタストロフに導くのではないかというような、示唆に富んだ一冊。
谷頭和希/ニセコ化するニッポン/KADOKAWA2025
前々回いわゆるプロ倫を批判する前置きとして「ディズニーランドのハリー・ポッターのアトラクションでトシ(タカアンドトシ)の次男がグッズを買うのに抽選があって3回行列に並んでやっと買えた」と述べましたが、ユニバーサルスタジオジャパンの間違いでした。まあ似たようなものですが、世間的な娯楽に対する無知無関心がさらけ出されてしまった。
非国民の視点=日本人が行列するようなものごとは価値がない。本書によれば東京ディズニーランドは当初富士山麓と浦安が候補地であったが、ウォルト・ディズニーの創業理念を貫くため日本人が神聖視する富士山を避け、「何もない」浦安に造られた。食事の持ち込み禁止、外の風景が見えないようになっているなどカルト的な閉鎖空間であったが、後年になるほど借景を取り入れたディズニーシーもしくはDオタと呼ばれるリピーターを意識した催しなどマーケティング志向が強まりディズニーの創業理念は薄まっていく。これと類似する差別化・ブランディングを図ったヴィレッジヴァンガードは近年凋落し、スターバックスはリピーターにとって特別な場所であり続けているのだという。前者は行ったことない、後者は2~3回行ってみたが広告・新自由主義的な邪悪な空気。
そしてコロナ禍と円安を経て、日本人客や地元住民など眼中にないと思われるニセコのスキーリゾートをはじめ全国いたるところで「選択と集中」「テーマパーク化」に沿った再開発が進み、静かな排除が進んでいる…。著者自身も、このテーマで食っていく、俺のもんだ感を放つ。週刊東洋経済やダイヤモンドの、写真や図表の潤沢な特集記事で見せてくれるのならそっちがベターでしょう。
打越正行/ヤンキーと地元/ちくま文庫2024・原著2019
本土の建設業に従事する日雇い労働者の場合、単純作業がメインになるが、地元の後輩を雇い入れてきた沖組の場合、仕事の割り振り方がそれとは異なる。作業には楽なものからキツいものまである。新参者の後輩は、目の前のことで精一杯で、できる作業も限られているが、何年か働くうちに、できることが増えてくる。ところが、自分にとって楽な作業を優先して行い、全体の作業工程を乱す従業員がいる。女性従業員が言うように、一緒に働いていれば、他の従業員のことを考えて働く者と、自己中心的な働き方をする者とが、それぞれ見えてくる。作業をサボっているわけではないが、働いているようで実際には手を抜いてい ことが、経験者にはわかる。そういう働き方を繰り返す者は、周囲の従業員に負担をかけ続けることになる。このような従業員は、最終的には先輩から桟木で殴られるなどの暴行を受けることがあった。
(セクキャバの従業員の採用や警察対策において)重要なのは、地元の人間が得た(覚醒剤に関与している)京子と加奈の情報を、適切な範囲で、適切な方法で用いるということだ。そこには、持たざる者同士が、貴重な情報を共有しようとする互酬性の論理が働いている。と同時に地元という場には、情報にせよ、人間関係にせよ、適切な範囲と方法でそれを用いることができない人間は見捨てざるを得ないという力学がつねに働いているのであった。
民主党政権当時に同い年のイトコが長男を連れて在特会・桜井の街宣を見物したとかで、以来「ネトウヨの従弟」として旧ブログにたまに登場してもらいましたが。毎年彼が主催する新年会、風邪やコロナが重なって延期になっていたのが2月1日に行われ、2年ぶりに参加。その「長男」、高卒で大手スーパーに勤め、今35歳。昨夏に入籍し、今夏には第一子が生まれるという、その嫁さんも初参加。ローンを組んで一軒家を買い、中野区の実家は妹2人が好きにすればいいともいう。誰もが利用する生活インフラに従事し、ありとあらゆるクレームに対処したり、パートの女たちを管理する側でもあり、職業意識の高さ、それによって磨かれた人間的な器量に感服する思いであった。少女漫画時代の弓月光さんのファンということで私とも少し話が合うのだが、血は争えないけれどもやはり自分には結婚・子育ては無理だったなと納得。従弟は従弟で表具・内装の仕事のかたわら消防団を30年続け、副団長に推されているという。体を使って働き、地元に根付いて生きる彼らの姿に学ぶところの多い一日であった。
本書は以上のような学びに満ちた、人文系学問の本当の役割を再認識させてくれる労作。解体屋、風俗経営者、ヤミ業者として生きる沖縄の20・30代と同じ目線に立つこと。ウシジマくんの描写が図式的で薄っぺらいと思わせるような、人生の臭いやぬくもりが直接伝わってくる濃密な一冊。
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250210 月
【0:00】
月曜。娘のアバター画、前回描いたの1年ちょい前だった。やっぱ体感3か月前だ。40代の1年イズ体感90日理論(個人差はあるだろう)と合致する
細かい数字はさておき、とにかく「最低2倍巻くつもり」でやらないと生産性が20代の半分以下になってしまうのは間違いない(なってるしな)
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まだまだ時間あるって思ってるのに実際は「想定の1/3以下の時間」しかないのだ。そりゃ何やったって間に合うわけがない。しかも病気になって足踏みしたりもする
「じゃあもう気にしてもしゃーないっしょ」という判断でカス化してるのが世の普遍的中年
子供がぜんぜん憧れられないおっちゃんおばちゃん
「もうなんすかその、憧れる憧れない / かっこいい悪いっての、よくないすか? さもしいっすよ、なんか。自分のオヤジがそんなことウジウジグダグダ言ってたらヤじゃないすか?」
ってね、うん、言ってるよ私の中の真っ当な脳内友人も
特に異存、なし。その通りだと思う、うん
でもやめない。勝手にやらせても��う
別に喧嘩売る気とか全然ないが5年後に「あー。確かにあん時それくらいの焦燥感抱えてなきゃ50代でこれはできねーっすわ。少なくとも自分には無理っすわ」って言わせてみせよう
オエェェ
自己啓発酔いしたわ...
ドーピングっすからね、所詮
いいんすいいんす。自信増強剤飲んでハッタリオリンピック出場するっす!
そんでハリボテチャンピオンに俺はなる!!
張り子タイガーで行こうじゃないか。プレステ2みたいなポリポリしたルックでさ。湿度にめっぽう弱い!
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昼夜逆転ダメ、ぜったい
よって、眠くなくとも寝るフェイズを設けなければならない。かつ、その時間は最低6hにすべき(5hだとなんかの負債を抱える)
10:30を起床時刻とした場合、4:20に寝ればちょうどいいって計算になる。となると残り活動時間は3h30min。うむ、大した事はできんな... むしろ興が乗ると手を止められず明日の午後までやってしまってアタマ超痛くなって体調崩す
だから「やれば面白くなりそうな作業」に手を付けるのは避ける。いくつかそういうのあるんで
つまんないやつをイヤイヤかじるのがいいだろう...
ほんっとクライアントに対し失礼きわまりないんだが、一度自分の中で「やりたくない」ってなったらとことんやりたくないんだからどうしようもない。かといって相手を納得させられる理由なんか一つもないので「なんかわかんないけどできてません」って返す以外なくなる
はい、ヌケサク化まったなし。某社ではずーっとずーっとそうだった。でも面白い(?)のが、私よりも周りの健常な人々のほうが倍くらいおかしくなってた(指示内容が抽象的&作業工程が高難易度かつ背負うお金んの責任重すぎて次々うつ病やメニエール病発症してた)ので、結果私は「まだマシな方」扱いだった
アタマの調子はずっと悪い。なんつーか、ずーっとずーっと酔っ払ってる気分だ。いや、実際昨日アルコールは入れました
けど、そういう事でもない気がする。二日酔いもなくシャキっと(?)起きてるんだし
クライデイズですら削るレベルの駄文を全部載せてるからここはもうオンラインゴミ屋敷
Discordとほぼ同じ感覚で使ってるなー
----------------------- 【2:55】
買い出し行って食事して、ジャンプ+読んで少し寄せラクガキいじったらこの時間になってた。まあ、なるよ そんだけ行動したら。これでも仕事のこと思い出すタイミングは家にいる時よりも早い
あと1h20か。いっそ映画でも観た方がよくない?
これからティアとコミケの本をでっち上げられるくらいの自信をチャージしないといけないんだぞ?! そんな足踏みしてちゃダメだろ
🎶NOW PLAYING: https://www.youtube.com/watch?v=Uv35XSGrbrg
----------------------- 【12:30】
寝たのはたしか7:30くらい。Discordをやってしまった。5h睡眠。やっぱ少し睡眠足りてない
だが眠気は皆無。エア自信を貯めておかないとこのあとやるギャンブルの負荷に耐えられないというアレがあるのでペナルティは先送りにする。なるほど、この「ツケの積み重ね」が未来に私が食らう「転落」に繋がるわけだ...
私は悪くない。私は間違っていない
自分の非を認めない事による敗北や失敗の心理的キャンセル
実に愚か極まりないが「自信の借り入れ」ができぬ者に大きな勝負はできないというのも事実
ああ... 実に、実に「応援しづらい特性」が滲み出ている
私の本心は、ああ、間違いなく応援される事よりも「破滅リスク抱えた大勝負」を欲している
「過ちを犯した自分の罪を保留オア無かったことにする」
これが「転落へ至る暴走の第一歩」なのだと思う、マジで
私はどうなりたいのだ???
退屈が死ぬほど嫌いなのは間違いない。我慢も嫌だ。だが命令されるのは好きだ。命令されることは我慢ではない。じゃあ我慢しろと命令された場合はどうなるのだ???
矛盾。エラーが発生する。多分、命令によって受容するがまんには持続性がない。しかも何度も同じ命令を送られるたびに破るのが容易になる。やはり、退屈を我慢し続けることは私にとって困難だ
がまんしろと言われながら虐待的な扱いを受ける場合はどうだ?
それは全然退屈ではない。刺激があるからな。他者と関わる物語と、あるいは自分自身を被害者として定義する「権利」を与えてもらっている。自分を被害者と定義する権利はいくら相手が「貴様が自身を被害者扱いすることを許さない」と脅そうが剥奪できるものでもない
つまりどうやってもその権利は私のものになってしまうし、刺激的な「物語」が手に入ってしまう
うん、それは面白い。そこまでのコストかけて私を一箇所に縛り付けようとする他者がいる事自体が面白い
その刺激、十分娯楽に値する
なんで偉そうなんだよ...
私は自身の中に生じる「敵意」や「被害感情」の滑稽さを愉しんでいる。理性では制御不能な「動物的な防衛機制や自己欺瞞」が生み出す思考の可笑しみを愉しんでいる
なんでこんな矛盾まみれな論を私の心はこうも容易く受け入れるのだ?? と―
要するに人は「他責」が大好きなのだ。責任を他人に押し付ける権利を手に入れている時が一番安心するのだ
私は(実際にはそのカードを使う事はないが)自分の手元に十分な「他責用カード」が揃っている時に最も安らぎと癒やしを覚える
結局は自分を攻撃した相手に対する「生殺与奪権」握れる状態に優越感を感じているだけなのだ
私は今、誰の弱みも握っていないし誰からも具体的な被害を被っていない
だから不安で不安で仕方ない。私は十分過ぎる「免罪符」得た上であえて「冤罪」をふっかけられたい「逆転無罪フェチ」なんだ
免罪符が通用せずそのまま実刑食らってしまうパターンにもドキドキする
私は丁寧に運用し育てればそれなりの所まで到達できた可能性が「台無し」になる瞬間観るのが大好きなんだ
誰もが同情禁じ得ない悲劇的状況に立たされ「泣きわめきたい」という欲を持っている。そこまで悲しい目&ひどい目に合ったなら壊れても仕方ないよねと皆が認める状況において思い切り壊れたい
つまり「受難者としてのカタルシス」を得たいのだ
今はなんというか、普通にただ迷惑な人になっている
これは私にとってとても退屈で不本意な状況だ。私に対しメチャクチャな脅迫や理不尽な重圧かけてくる存在がごく僅かにしか存在せず、今やそれらは「簡単な手続き」と「軽い覚悟」によって排除できてしまう状態
運良く、完璧なまでに「冤罪被害者」の立場を獲得したい
「追い詰められた犯人が土壇場で苦し紛れに放った被害者アピール全部本当」みたいなギャグ展開が欲しい
私は弱者ではない。だが、弱者がにぎりがちな悪い武器思い切り握ってぶん回してみたいという「好奇心」を人一倍持っている
積み上げた信頼が台無しになっていくカタルシス��ドミノ崩し、積み木崩し... ビルの制御解体...
そういうの、たまらない。高く高く飛んで、絶対助からない高度から墜落してどういうわけか一人だけ生き残りたい
99.99%死ぬ綱渡り実行し、綱をふつうに踏み外したにもかかわらずあり得ない奇跡で助かる万死に一生を味わいたい
これが太宰おさムーバーの本質
「また死ねずに生き残っちまった」という自嘲に浸る贅沢
失敗は負債。負債の返済せずさらに失敗重ねれば負債は雪だるま式に増えてゆく
ああ... 私の本質というものは、人の親が持っていたら最悪なパーソナリティだ。転落のカタルシス、墜落のカタルシス、それを味わう為の意図的な負債の放置...
どちらが先なのかはもはやわからない。失敗の苦痛回避する為に始めた現実逃避なのか、現実逃避してる時にだけ味わえる快楽得る為積み上げた失敗なのか―
妻という制御装置を失い、私はまた悪い欲に身を委ねたくなっている
心の中に委員長をレンダリングしろ
ダメ! ダメダメ! ルール違反! って言われたい
被害者というものは押し並べて自身の弱さ(運の悪さ含む)を棚上げした弱者の居直りでしかないんだ
人間は生まれた瞬間から「種族としての罪」を平等に背負っており、その罪に対する罰が適用されるのが「弱者優先」なだけである
つまりどんな立場の人間であろうと明日いきなり理不尽な冤罪食らって死刑宣告される可能性はゼロではない(それは法律的なアレだけではなく強者が本気で生き残りたいと願った際の生贄という立場含む)
その悲観的世界観を受け入れた上で、それでも「まあなんでもいいんじゃない? 人類全体の幸福の総量さえ高ければ」と思って生きれりゃ幸せに違いない
自分の命が失われても、自分より運いい人間が生き延びてくれるなら人類全体の運の総量は「十分残ってる」。ならばそこに希望はあるだろう、と―
個が犯す失敗とそれに伴うヒステリーなんて自分を「数字」として捉えれば実に些末なアレでしかない。世に影響及ぼすほどのエネルギーになり得てない。ならば相対的に自分は無害だし、自分が死ぬほど嫌いな人間達も別に社会に対しなんら害を与えてないと評せる
変な人間が殺されず生かされ続けてる世界こそが多様で平和な社会
「ちゃんとした人しかいない世界」は、どこかで間引きと選別が行われているディストピア
「誰も不幸にならない安全で平和な世界」なんて不自然すぎるし人類という種にとって都合が良すぎる
だから私は理不尽と不幸を愛する。混沌を愛する。人の野蛮さを愛する
自信変動なし
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2025年01月27日 23時00分 アルコールには睡眠導入効果があるが睡眠の質を下げる アルコールを摂取すると眠気が生じるため、眠りにくいときにアルコールを摂取するという人もいます。しかし、ノッティンガム・トレント大学でスポーツ科学や睡眠を研究しているエマ・スウィーニー氏とフラン・ピルキントン=チェイニー氏は「アルコールは眠りに落ちる時間を早めるが、睡眠の質を低下させる」と主張し、アルコールと睡眠の関係を解説しています。 Alcohol may help you fall asleep faster, but it leads to a worse night’s rest overall – here’s why https://theconversation.com/alcohol-may-help-you-fall-asleep-faster-but-it-leads-to-a-worse-nights-rest-overall-heres-why-246841 アルコールの摂取によって眠りにつくまでの時間が短くなることは科学的にも確かめられています。しかし、アルコールの摂取量と睡眠の関係性を調査した研究では、アルコールによる睡眠導入効果を得るには「就寝3時間前にワインをグラス3~6杯飲む」という比較的大量のアルコール摂取が必要であることが示されています。 一方で、「就寝3時間前にワインをグラス2杯飲む」という少量のアルコール摂取でも睡眠への悪影響は生じてしまいます。具体的には、「レム睡眠に入るタイミングを遅らせる」「レム睡眠の時間が短くなる」「夜中に頻繁に目覚める」「後半の眠りが浅くなる」といった悪影響が現れるとのこと。レム睡眠が妨げられると記憶の定着が損なわれたり、感情のコントロールに支障をきたすことがあります。また、睡眠が妨げられることで翌日の疲労感が増すことにもつながります。 アルコールが睡眠の質を低下させる原因は、一部が解明されています。アルコールは鎮静作用に関連している神経伝達物質であるGABAの働きを強めるほか、眠気に関わっているとされるアデノシンの分泌量も増やして眠気を感じやすくします。しかし、体内でアルコールの分解が進むと、アルコールによって生じた体内の変化を元に戻そうとする「リバウンド効果」が生じ、GABAの働きやアデノシンの分泌量が通常時と同等になって睡眠が妨げられてしまいます。 また、アルコールはメラトニンの生成にも影響与えます。メラトニンには「疲労感を感じさせて眠気を誘導する」という効果があるのですが、アルコールによってメラトニンの生成量が変化すると睡眠リズムに変化が及ぶことがあります。 さらに、アルコールには「気道の筋肉を緩めていびきを悪化させる」「利尿作用によってトイレのために起きる回数が増える」といった効果もあります。これらの効果が合わさって睡眠に悪影響を及ぼしているというわけです。 スウィーニー氏とピルキントン=チェイニー氏はアルコールに頼らずに睡眠に入るための手法として、以下の行動を推奨しています。 ・毎日同じ時間に就寝・起床することで体内時計を整える ・涼しく、暗く、静かな部屋で眠る ・寝る前に読書や入浴などのリラックスできる活動を実施���、習慣化する ・午後にカフェインを摂取しないようにする ・身体活動を増やすことで、一日の終わりに疲れを感じるようにして概日リズムを調整する。朝の日光を浴びながら運動するとさらに効果的 この記事のタイトルとURLをコピーする ・関連記事 たった1カ月の禁酒で健康状態が劇的に改善し禁酒終了後の飲酒量も減少する - GIGAZINE 断酒するとわずか2~3週間で肝臓の健康状態が改善してがんや脳卒中のリスクも減る - GIGAZINE 5時間未満の睡眠で車を運転するのは飲酒運転と同じくらい危険という研究結果 - GIGAZINE 定期的な運動が二日酔いの軽減に役立つという研究結果、その理由とは? - GIGAZINE 「一晩寝たら解決策が浮かぶ」という現象のメカニズムが一部解明される、脳は睡眠中に1日の出来事を1秒未満に圧縮して整理している - GIGAZINE 飛行機の中でお酒を飲むと危険な理由とは? - GIGAZINE 全身を激しい寒さにさらすセッションで睡眠の質が向上する可能性 - GIGAZINE ・関連コンテンツ 定期的な運動が睡眠の質を高める理由とは? 「コーヒーがエネルギーを与えてくれるというのはウソ」と専門家、カフェインが活力を「前借り」する仕組みとは? カフェイン断ちをするとどんなメリットがあるのか? 平日の睡眠時間が6時間以下だと、週末に寝だめをしても認知能力を回復できないことが明らかに 新型コロナウイルスとの戦いで役立つのは「睡眠」、免疫力を高める睡眠とは? 定期的な運動が二日酔いの軽減に役立つという研究結果、その理由とは? 平均睡眠時間を1時間減らすと糖尿病・ガンに関する遺伝子が活発になることが判明 ダイエットには「食べるタイミング」が重要との指摘、いつカロリーをとるのがベストなのか?
アルコールには睡眠導入効果があるが睡眠の質を下げる - GIGAZINE
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ビアンカがホットハニーレモンジンジャーを用意してくれている。ポッドでお湯が沸いている音がする。ジャケットのフードを被ったまま熱心に本を読んでいるナオヤがいる。私はそれらから1~1.5mくらいのところで膝にパソコンを開いている。左膝にはラーメン(小さな柴犬)の熱を少しだけ感じる。時刻は16:56、12月28日、RV(キャンピングカー)トリップの3日目。RVに乗ってから、丸48時間が経ったのかな。時間のことはよく判からない、不思議な心地だ。
他の3人はRVの外のテーブルに居て何やら話し込んでいる。きっと明日のプランだろう。
6人もいると、行動は大変かと思いきや、全然。ノーストレス。
旅は、その序章が12月21日に始まった。崇とカレンとヌヌ(おでぶな柴犬)と出発した際の事はもはや鮮明には思い出せない。自分の記憶倉庫の小ささに本当に驚く。
ビアンカは音楽が好きだ。いや、みんなそれぞれに好きだけど、誰よりもすぐに音楽をかけて、誰よりもみんなが納得をするDJをするので、もうすっかりDJの座はビアンカのものになった。ホットレモンをみんなに配った後、本を開いてすかさず、音楽かけて良い?と断ってから、静かなジャズが始まった。
ビアンカとは12月21日に初めてサンフランシスコで落ち合った。ビアンカはニューヨーカーなのだけれど、今は仕事でLAに住んでいて、休暇はサンフランシスコにいるという。公開は禁じられている途方もないセレブの家を建てる仕事に就ているところとのこと。この部屋の外では話しちゃダメよ、と言いながらセレブの名前を教えてくれた次の日には、この車の外では話しちゃダメよ、と車内で話して、ここ以外では話しちゃダメよって言ってみんなに言いふらしている、と笑っていた。ビアンカは崇のコロンビアの同級生で、そのままアメリカで建築家になった。崇は建築でコロンビアに入ったのに、卒業する時にはメジャー変更をしてすっかりテックの人間になった。
台湾人達は皆洋名を持っていて、「ビアンカ」と言われてもどんな人間を想像していいのか今一つわからなかった。
初めて彼女を目にした瞬間のことはとても鮮明に憶えている。
私は車の後部座席に座っていて、眠くて、降りなかった、ビアンカの家に着いた時。崇とカレンが降りて、お団子を高い位置に作った背の高い女性が現れた。手の振り方とか、ヌヌを可愛がる「オーマイガッ」の発音などから、とてつもなくアメリカンな雰囲気を感じ取った。それがほんの5秒くらいの間に捉えた第一印象。
聞いていた話は、すごく料理をする人、ワイナリー巡りには熱心だと思うということ、くらいかな。買い物リストをカレンとビアンカが作ってくれていて、もう本当に凄まじい量の食材が並んでいて、私と崇はどうやって二人の暴走を止めようか、と目論んでいた。そんな感じで初めましてをした。サングラスを額に乗せたアメリカンな彼女が隣に、小さくてシャイな芝犬を膝に乗せて乗り込んできて、ようやく2024EOY tripの始まり。
まずはサンフランシスコの日本食スーパーに行って買い出し。特に恐れていたような暴走はしなかったし、レトルト食材を平気で買う感じから、聞いていた「ビアンカ」象は早くも改まる。
最初のAirbnbに向けて車旅が始まった。その柔らかな口調が、第一印象のイケイケ系アメリカンな印象を改めていく。気遣いの細やかさも「良い人」感が強まる一方。
1件目のAirbnbはものすごく大きかった。元々6人+2匹というプランで予約して、直前で来れなくなった人がいて4人プラス2匹になったので一人一部屋あるやらもうとにもかくにも広い。アメリカンピーポーと旅をするととんでもない贅沢��する事になるんだなぁ、という感覚。難しいことは考えず、ここまで来たんだから楽しみ切れれば良いなという思いでスタートした。
一通り贅沢すぎる家の、扉という扉を開いてキャーキャー言った後、ビアンカはすぐさま犬の散歩に出た。(という記憶があるやらちょっと自信がないやら)。タカシとカレンの犬の飼い方にかなりカルチャーショックを受けていた(散歩に出ない。基本寝てる。贅沢なご飯。プリンセスプリンセス)ところなので、ビアンカの犬ファーストな様子にはちょっと安心した。稼いでるんだろうなぁ、というオシャレな革リードに、こだわったドッグフードに、すごいわ。インディペンデントウーマンね、と私のことをおちょくったその言葉、そっくりそのまま本気でお返しするわ。
最初の晩は鍋をした。私は何かと洋食ばかり自炊するので、みんなのアジア食好きが面白い。長いこと自国を離れると、できるだけふるさと��ものが食べたくなるものなのだろうか。私は昔から、どこに行っても、日本にいても、主食はパスタだし、米はリゾにしがちだ。みんなでつつく鍋はもちろん美味しいし、一向に不満はない。
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今は12月29日(日)の23時47分。私は早くも3泊目となる(実際の感覚はもっとたくさん泊まった気がする)ロフトでの寝床(キャンプ用のマットレスに寝袋)を用意して上記までの記述を読み直しながら再び少しだけ書いてみようかと思う。既にカレンの寝息が聞こえて、ナオヤが扉を開いてキャンピングカーを出ていった、おそらくトイレかシャワーだろう。
私の寝床の真横に寝ているビアンカにはタイピングしていても平気?と聞いたら「I can sleep in any condition」と3回目くらいの同じセリフを聞いた。
カレンのベットには犬が2匹寝ていて、奥のキングベッドにはタクオミとタカシが居る。タクオミはDUNEを英語で読んでいる。タカシ(=崇)はスマホをみていて、私の真下のベッドのナオヤもスマホを見ている。なんだかすっかり日常を感じる、キャンピングカーに。素敵な感覚だ。
キャンピングカーの第一印象は、思っていたより広い!だ。とても広い。
とはいえ6人(+2匹)で生活するので、言うても割と一杯一杯。
今日は雪山ハイキングをした。ビアンカと二人で朝の5時に起きてみんなのランチボックスを拵えた。カレンもすぐに起きてきてたくさんのベーグルにひたすらクリームチーズを塗ってくれた。雪山はとても本格的で大変だったけれど、下山後のロッジがとても素敵だった。
帰宅後のシャワー、そして魚介のリゾットはもうこの上なく最高だった。美味しかったなぁ。毎食とてつもなく贅沢に食べることにみんなで一心になっている。
一つのキャンピングカーの中で、毎晩異なる展開が、計画外で形成されていく感じがものすごく面白い。たとえば今、3泊目の夜は、上述のように、寝る人は寝たけれど、書いている私を含めて起きている人は起きている。このケースは初めてだ。
昨夜はみんな焚き火の煙臭が凄まじくて、シャワー浴びた人からどんどん寝ていった、翌朝が早いので。その前は、、、と考えてみて、今晩は既に4泊目なのでは!?となった。出発日は26日なので、29の晩というのは4日目?
毎日楽しいことがあって、もうよくわかりません~。
旅の始まり、Airbnbパートの12月21日に話を戻そう。
最初の晩は鍋をして、うわー!たくさんDVDがある、とかジブリ映画の話とか、スターウォーズ観ていないなんて、というお決まりの話とか。
ともかく家が贅沢すぎて、もうここに一週間は泊まりたい、そう思っていた。旅好きが伺えるインテリア(いろんな旅行先が収められたたくさんの額縁がいろんなところに散りばめられていたり)に、全てが使い居心地の良いグッズ、空間。(使えるリキュールを揃えなかったけれどシェイカーがあった。今度からアメリカのサマーハウスに行く時はカクテルセットを持っていきましょう)
ポーカーを一通り楽しんだ後に、おやすみと解散して、私はリビングで本を読んでいた。しばし集中していたら、突然にビアンカの部屋の扉が開いて、「気づいちゃった!」というので、何かの大事だと覚悟の気持ちで続きのセリフを待った。スターウォーズを半強制的に観させられていたAVスペースのタカシも、どうした!?という感じで固唾を飲む。
「餅を食べ忘れちゃった!」とビアンカ。
タンユェン、と言って、中国では冬至の日に欠かさずに食べる団子があるのだそうだ。カレンとビアンカはいずれも台湾人である。
眠って目を閉じていたのに、急に思い出しちゃった!という。
私とタカシは冬至のこだわりは無いものの、私はありがたく楽しく、その文化を味わった。
団子を拵えて、楽しんだ後に、健やかにおやすみ~!と部屋に引き上げたビアンカ。
翌朝は少し散歩をした。ネイバーを味わうのはとても楽しかった。別荘街を丹念に歩いて、建築物などを楽しんだ。もののけもののけ言い合っていた雨林帯に、木の家はカビそうだなと思ったり、深い緑の中に一台の真っ赤なジープが良く映えたり。
はて、22日は午前中から本当によく飲んだ。ワイナリー巡りある。
1件目には11時にJoseph Phillips。晴れではなかったけれど、ワイン畑のドライブは最高だった。10年も経つけれど、南仏巡りが鮮明に思い出されてノスタルジックなドライブ風景。
JPは身の丈に合わない気がするくらいゴージャスがすぎる空間。ぶどう畑が広がる展望を存分に活かした建物、玄関。駐車場からわざわざルートが定められて入り口まで誘導されるのだけれど、通る時には“なんで?”となる。どこを歩いても玄関に行けるのに、なぜわざわざここを通るようにと定められているのか、と。
リッチな空間に入った後、ウェルカムシャンパンを片手に席まで案内される。座席は背の高いテーブルに座高の高い椅子。溢れんばかりの輝くグラスたち。全員の氏名が印字されたワインリストも重厚なバインダーに挟まっている。あまりの裕福な環境に馴染みきれていない間に、スーザンが登場。恰幅が良くて背は低め。セーターにはコルクが縫い付けられていて、ツリーになっていた。ライトがキラキラとコルクと一緒に縫い付けられていて、ゆかいこの上無い。重厚なメガネに、クリスマスなイヤリング。誰しもが楽しくなる人がスーザンだ。
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今は1月3日の15:42。San Joseのダウンタウンにあるカフェに、タカシとナオヤといる。日本ではカフェでMacBookを開くのにほんのちょっとだけ抵抗を感じる。なんかそれっぽくなるのがすごく嫌で。笑 アメリカではMacBookがiPhone人口くらいの勢いなのでなんとも感じない。私たち日本人3人はややBGMの音の大きすぎるカフェの大きなテーブルでそれぞれのMacを開いてそれぞれなんかやっている。私は29日の夜中にキャンピングカーのロフトで少し書き進めたその日からさらに1週間前くらいの日記を読み直したところ。
旅が終わった。
旅が終わるのはいつも寂しい。でも今回はそれなりに肉体的な疲れもあるし、NYCが好きすぎるので帰ることが楽しみでもある。でもNYCに戻ったら残り後ほんの20日間ほどで、本当の帰国になるので、そのことを想像するともっと寂しくなので先のことに思いは馳せないようにしている、そんな1月3日。正月感は全くない。元日の朝にキャンピングカーのキッチンでビアンカとお雑煮を作った時間が正月感のピークである。
昨夜はMBAの試合を観に行った。とてつもなく楽しかった。クラブにいるみたいな騒ぎだった。アメリカってこんな感じなんだなぁ、と改めて体感もして楽しかった。朝は仕事に行ったカレン以外のみんなで素敵なカフェで朝ごはんを食べた。都市に戻るこれ以上なく最高のやり方なんじゃない?と好きな時間だった。テラスで朝食食べる冬の西海岸最高。朝ごはん食べた後はビアンカのオフィスで少し仕事をしてからSF散歩をした。
その前の晩、すなわちRVを降りてカレンの家に戻ってきた最初の晩はみんなで『あいの里』に(布教を受けて)没頭して寝不足になった。
今日の午前は写真のアップロードに費やした。初めて見る動画が沢山。見直し出してみて、もうRV Tripが手の届かないところに去ってしまった感覚と直面した。旅の全部が、あまりにも最高だった。RVを降りてからも結局みんなで一緒にいるから、旅が終わってしまった感覚が急激ではない。普段の旅行や登山では、山を降りたり、駅についたりすると友達と解散をするから、その瞬間からどっと襲ってくる、旅の終わりの感覚が。でも今回は、終わった後もみんなでご飯食べて、シャワー譲り合って、買い出しの話をしていて、なんだか新しいカタチだ。
ビアンカ(私の1月の大屋さんになった)は昨日LAに戻った。
ナオヤは明日日本に帰る。
私は明後日の早朝にNYに立ち、タカシとタクオミは明後日の夜NYに立つ。
SJに残るカレンの寂しさを想像すると他人のことながら胸が潰れそうになる!友達と一週間くらい過ごした後にみんなが帰って行った時のあの感情の、今回はどれほど膨大なものになるのだろう。ボーイフレンドまでもみんなと同時に去っていくのだから��
崇が昨日仕事のmtg中に、once in a lifetime levelの旅だった、と同僚に向かって言っていて、アメリカっぽい大仰な表現だなぁ、と隣でMR作りながら片耳で聞いていた。でも今こうしてpagesを前に書きたい気持ちと何を書けば良いのか、という気持ちと、どこからどうやって記録すれば良いのか途方に暮れる現実を前に、確かにこの旅は、どこから手をつけたら良いのか自分でも手に負えないくらいの大きな大きな旅だったんだなぁ、と実感している。スパイシーなチャイラテが切れたのでpagesも新しくして何かを書いてみたい。そういえばチャイラテを作ってくれたお姉さんに���by the way あなたの名前とても素敵ね」と言われて嬉しかった。アメリカでそんなこと言われたの初めて。
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この後メチャクチャドレスを買った(魔女)
※CoCシナリオ「かいぶつたちとマホラカルト」のネタバレを含みます。
甲高い女の声、不協和音のようなチャイム、わざとらしいノイズ、キイキイと五月蠅く繰り返すだけの一定のメロディ。数年前に買ったきり置いていたステレオを通したその曲は、ただ鼓膜を振動させるばかりで何の酩酊も齎さない。――これも外れ。 予想通り。けれどそうであることに落胆はしつつ停止ボタンを押し、ディスプレ���に向き直る。作業の暇潰しに流しておくBGMにしては騒がしすぎた。
『電子ドラッグ』。あの一件からその単語に興味を持って、界隈でそう呼ばれる音声は幾つか入手してみたものの、どれもこれも単調なフレーズを繰り返すだけの素人音楽のように聞こえた。一度だけ聞いたあの音楽と同じように、耳から流れ込むような酩酊感を与えてくれるものは見つからない。聴くだけで万人の脳に直接作用するような技術の実在を確かめるため、そしてあの人智を超越したかのような音の快楽を再び得るためには、やはり本家本元の開発元からデータを入手する必要があるだろう。 マホロバ株式会社、そしてマホロバPSI研究所。不定期的に移転を繰り返しているという怪しげな研究所の所在自体は調べがついたが、内部データへのアクセス方法については思案しているところだ。流石に所内におけるデータ通信は全て独自ネットワークで管理しているらしく、片手間の調査だけでは侵入経路を見つけることはできなかった。 場合によっては現地に赴くことも吝かではないけれど――、施設や研究員への接触を図るにしても、生身で動くのは何かとリスクが伴う。それなりに顔と名前が世間に知られた身であれば尚更。『×大教授に不正アクセス禁止法違反の容疑』、もしくは『謎の失踪』――、あることないこと書かれたゴシップ雑誌の見出しを想像して思わず口角が上がる。……それはそれで刺激的で少しだけ惹かれるが、どうせ掛け金の大きい勝負をするならばもう少し色々な可能性が欲しい。
ならばどうしようか、と一息ついて視線を巡らせる。 夜のオフィス街から点々と電気が消えていく。人気のない国道沿いをトラックが横切り、静まり返る住宅地を若者が自転車で通り過ぎる。客もまばらなファーストフード店でポテトをつまむ学生がふと視線を上げるとき、寂れた歓楽街でホステスが豪快に嘔吐している。入り組んだ裏路地で、交差点で、商店街で、エトセトラ、エトセトラ――。 壁一面に並べたディスプレイは、研究所が所在する地方都市各地の監視カメラの映像を映し出している。本業の合間の趣味、リアルタイムで観察できるのは多くても一日一時間程度だが、昼間の分のログデータは随時収集して見返していた。このような研究所周辺地域の監視、それと関連機関へのハッキングを通した情報収集、それらをしばらく続けて確信を得たことが一点。 マホロバについて探っている人間が自分だけではないこと。それも、少なくとも二組いる。
まず一人目。自分と同様に、けれど恐らくそのもう少し前から研究所について情報収集を行っている何者か。関連機関のネットワークの一部に、自分以外の人間が情報入手の目的で侵入した痕跡があった。また市内に仕掛けられた目ぼしい監視カメラの位置を洗った際、他企業や警察が設置したにしては不自然な位置に取り付けられたカメラを幾つか発見した。データを解析するに、これらは前述の侵入と同時期に仕込まれたようで、都合よくマホロバの研究員達の行動圏内に設置されている。ひとまず有難くタダ乗りさせてもらった。
二人目の方は姿まで既に特定できている。顔は結構男前だが、いかにも堅気ではなさそうな雰囲気の褐色肌の男――ディスプレイの片端で、今も路地裏で呑気に煙草を咥える姿が映っている――彼はこの一週間程、観光客として市内のホテルに滞在しているようだ。こちらの動きはもっとわかりやすかった。 ふらふらとした一応の観光客然とした散策の合間、時折監視カメラの位置を確認しては記録しているような動作をする。強盗か、誘拐か、あるいは別の狙いがあるのか。人の目につかないルートを探っているようだった。 一組目の総戦力は不明だが、二組目の彼の方は単独犯ではない。手下が多いのか組織の規模が大きいのか、頻繁に誰かと電話をしているし、数日に一度は別の人物と合流して一緒に行動する姿を見かける。
目下思案しているのは、彼ら、恐らく同じマホロバという獲物を狙う者たちに協力を持ちかけるか否か、ということだ。私が今欲しているのは直接的な現地への干渉力、そして武力。彼らの動向を見ていると、恐らく条件は満たしているように思える。 そして何より、同時期に同施設を狙っているという偶然。受け入れられるにしろ突っぱねられるにしろ、これを奇妙な縁と思って、多少は面白い展開を期待してもいいんじゃないか? でもこういうのって、変に期待して駄目だった時が一番白ける―― 「……、ん?」 そこまで考えたところで、ふ、と画面の一点に目が留まる。 先程ファーストフード店にいた男子学生が、今度は駅前の繁華街を通っている。帰路の途中ならそれ自体は自然なことだが、路地を歩く彼はふと『こちら』を見上げた気がしたのだった。長い前髪と眼鏡のレンズに隠れた、どこか感情を読み取りにくい瞳がディスプレイ越しに私を見る。数秒じっと目が合ったような奇妙な間を経て、視線は外れた。 気がした、だけ。写されている側から視ている側のことが覗けるはずもないので、確実に気のせいだ、と判断できる。
市内の監視カメラの映像を確認しているとき、被写体と目が合ったように感じることはこれまでも時折あった。何も後ろ暗い所がなくても交番の前を通るときは緊張を覚える人間が多いのと同じで、監視カメラを見つけると過剰に意識してそこに目をやってしまう、もしくは意図して逸らそうとする人間は多い。 二日前に目が合った老女も、昨日目が合ったサラリーマンも。そして今日の男子高校生も。それと自分が画面を見たタイミングが偶然噛み合ってしまっただけだ。 けれど彼はそういえば先程も、食事中の妙なタイミングで視線をカメラの方向へ上げていた。 「……」 何となく���目を引かれるものがあった。看板の電池の切れた歓楽街の入り口から中央へ、そしてそこからも外れた裏路地へ。メインディスプレイに表示するカメラをその歩調を追うように切り替え、彼の足取りを追う。
学生に注目しはじめてから、すぐに気が付くことがある。褐色肌の男と彼の位置情報が、待ち合わせ場所で落ち合おうとしているかのように近づいている。君もあの男の子飼いの一人? それなら監視カメラの位置を気に掛けるのは不思議ではないけれど――ああでも今更調べるまでもなく、あの学生(仮)はボス(仮)より正確にこの街の死角を把握しているようだった。 歓楽街で目が合ってからというもの、彼の姿は一度も途切れることなくメインディスプレイに映り続けている。
彼が『わざと監視カメラに映る位置を選んで歩いている』のだと確信を持つのにそう時間はかからなかった。
鼓動が少し早まるのを感じる。荒唐無稽な想像に高鳴る心臓を、落胆したくはないという強い理性が未だ強く抑えていた。脳が瞬間的に熱くなるような感覚を得て、同時に妄想の域の推測が頭の中を高速で駆け巡る。 監視カメラの死角へ外れることなく、画面の中央を歩く男子学生。そしてこの数日、男の周辺で見かけた部下らしき複数の人物たち、奇妙なタイミングで監視カメラを『偶然』見た老若男女。 容姿や動作に共通項を見出したわけではない。それはただの勘で、期待だった。 もしかして、男の部下は複数人いるわけではなくて――
もうすぐ褐色男のいる裏路地に辿り着くというところで、唐突に学生の足が止まる。視線が再び『こちら』を向いた。無表情のまま彼の口が開く。 『――』 そしてそのまま、何か発話するように唇が動いた。
「――え、今なんか言った!?」 このカメラ音声入ってないんだよ!
私が思わずディスプレイの方に身を乗り出したときには、彼は既に画面から視線を外して前方へ歩き出していた。 「…………、ふ、」 知らず知らずの内に笑っていた。 「あっははは! どういう仕組み? なんで分かったの?」 いつぶりなのか思い出せないほどに、無性に良い気分だった。 私が夢中になって酔えるものは、あの電子ドラッグだけではない。自分の予測を超えていて、仕組みが理解できないものは、あの音楽だけではない。私がそれを知らなかっただけで、初めて頭を殴られるくらいに刺激的なことはまだこの世界に残っている。長生きはしておくものだと心から思う。 こんなに楽しいことがあるのなら、もっと早く犯罪者になっておくんだった!
表示するカメラを進行方向に切り替える。彼は褐色肌の男と合流したようで、死角に入った誰かと話す男の姿だけが画面に映っていた。この位置の映像は元々一人目が仕掛けたカメラから拝借したものだ、この画面を、彼あるいは彼女もきっと見ていることだろう。 大方この中で一番のルーキーは『俺』なのだろうから、ファーストインプレッションは派手にしておいた方がいい。
『こんばんは 良い夜だね』
近場の電光掲示板をジャックしてメッセージを送信すれば、画面に映る男が派手に煙草を取り落としたのが見えた。
『犯罪でも一緒にどう?』
――意外にも長続きすることになるお遊び犯罪者サークルが結成されたのは、この少し後の話だ。
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TEDに��
ケネス・ツーケル:ビックデータはより良いデータ?
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
自動運転車は始まったばかりです。ビックデータが牽引するテクノロジーやデザインの未来は、どうなるのでしょうか?ワクワクする科学的なトークで、ケネス・ツーケルは機械学習や人間の知識などの今後を検証します。
なお、ビックデータは教育や医療に限定してなら、多少は有効かもしれません。それ以外は、日本の場合、プライバシーの侵害です。
さらに、オープンデータは、特定のデータが、一切の著作権、特許などの制御メカニズムの制限なしで、全ての人が望むように再利用・再配布できるような形で、商用・非商用問わず、二次利用の形で入手できるべきであるというもの。
主な種類では、地図、遺伝子、さまざまな化合物、数学の数式や自然科学の数式、医療のデータやバイオテクノロジーサイエンスや生物などのテキスト以外の素材が考えられます。
科学技術は多くをもたらしてくれました。月面着陸、インターネット、ヒトゲノム配列の解析などです。
ビッグデータは重要で新しいものです。ビックデータについて考えてみると地球規模の課題について食糧問題や医療の供給。
エネルギーや電力の供給などに対処する唯一の方法であり。地球温暖化の影響でカリカリに焼けることがないようにデータを効率的に使うことが必要なのです。
ビッグデータの新しいモノとは何で重大事とは何でしょうか?その問いに答えるために情報がどのようなもので、過去には物理的にどう映っていたのかを考えてみましょう。
1908年。クレタ島で考古学者が粘土の円盤を発見しました。4.000年前の紀元前2,000年のものです。
この円盤には文字が書かれていますが、実質的には解読できません。完全に謎なのですが、4,000年前の情報がどんなものだったのかを言いたいのです。
これが社会システムが情報を保管して伝えたやり方です。さて、社会システムはそれほど進歩しませんでした。今でも、ディスクに情報を保管しています。
でも、以前よりもずっと大量の情報を保管できるのです。検索やコピーもより簡単です。共有や処理もより簡単です。情報を収集する時、かつては想像だにしなかった情報の再利用もできるのです。
この点においてデータは、固定的なモノから流動的なモノへ。変化のない静的なモノから変わりやすくダイナミックスなモノへと変化しているのです。いうなれば、情報には流動性があります。
クレタ島で発見された4,000年前の円盤は重く、情報はたくさん書かれていませんし、書き変えることはできないのです。
対照的にエドワード・スノーデンがアメリカの国家安全保障局から持ち出したファイルは、すべて指の爪サイズのUSBに保存でき、光速で共有できるのです。
データは膨れ上がっています。さて、今日の世界に大量のデータがあるのは、常時、情報を集めているモノを収集しているからです。
別の理由は、常に情報を含みつつもデータ形式にレンダレングされていないものを集めているからです。そして、データに置き換えます。例として、場所について考えてみましょう。
マーティン・ルターを例に挙げます。1,500年代にマーティン・ルターの居場所を知りたいのなら、常に彼の後をついて行き、羽ペンとインク入れを持ち運び居場所を記録しなければなりません。
でも?今日ではどうでしょうか?電気通信業者のデータペースにより居場所が分かります。常に、あなたの居場所に関する情報を記録するスプレッドシートやデータベースへの登録などがあります。
携帯電話を持っているならGPS機能があります。GPS機能のない機種でもあなたの情報を記録できるのです。つまり、場所はデータ化されるのです。
ビックデータの価値とは何でしょうか?考えてみてください。あなたは、より多くの情報を持っており、以前にはできなかったことができるのです。このコンセプトが生じる最も印象的な領域の1つが機械学習の領域です。
機械学習とは、人工知能に含まれコンピューター・サイエンスの1つです。その概念は、コンピューターに何をするかを教える代わりに単純に問題となるデータを投げるとコンピューターが独自に解明してくれるのです。
さて、ビックデータにも負の側面があります。私たちの暮らしを向上させますが意識しなければならない問題もあります。
最初の問題は「マイノリティ・リポート」のように、警察が目的のためにビックデータを使って予測に基づいて罰するかもしれないということです。
歯止めがないと、場所のデータだけで止まらず、個人レベルにまで下りていってしまうことです。
個人の高校の成績証明書のデータを使うのはどうでしょうか?失業しているのかどうか?信用情報。ネットサーフィンの行動パターン。夜更かしするのかどうかなどを使うかもしれません。
スモールデータの時代では、プライバシーが中心的な課題でしたが、ビックデータの時代では、課題は、自由意思や道徳基準の選択。人間の決断力や行為主体性などを保護することです。他にも大量にあります。
この技術の召使ではなく所有者にならなければなりません。ビックデータの時代は始まったばかりなので、正直言って今集められた全データに私たちはあまりうまく対処できていません。
国家システムだけの問題ではありません。
企業も多くのデータを集め乱用しています。うまく使えるようになるには、時間がかかります。原始人と火が直面していた課題にちょっと似ています。これはツールですが注意しないと私たちを焼いてしまうツールなのです。
何十年もかけて議論する必要があります。
ヨーロッパでの一般データ保護規則(GDPR)でも言うように・・・
年収の低い個人(中央値で600万円以下)から集めたデータほど金銭同様に経済的に高い価値を持ち、独占禁止法の適用対象にしていくことで、高価格にし抑止力を持たせるアイデア。
自分自身のデータを渡す個人も各社の取引先に当たりデータに関しては優越的地位の乱用を年収の低い個人(中央値で600万円以下)に行う場合は厳しく適用していく。
キャシーオニールによると・・・
思考実験をしてみましょう。私は、思考実験が好きなので、人種を完全に隔離した社会システムがあるとします。どの街でも、どの地域でも、人種は隔離され、犯罪を見つけるために警察を送り込むのは、マイノリティーが住む地域だけです。すると、逮捕者のデータは、かなり偏ったものになるでしょう。
さらに、データサイエンティストを探してきて、報酬を払い、次の犯罪が起こる場所を予測させたらどうなるでしょう?
あら不思議。マイノリティーの地域になります。あるいは、次に犯罪を犯しそうな人を予測させたら?あらら不思議ですね。マイノリティーでしょう。データサイエンティストは、モデルの素晴らしさと正確さを自慢するでしょうし、確かにその通りでしょう。
さて、現実は、そこまで極端ではありませんが、実際に、多くの市や町で深刻な人種差別があり、警察の活動や司法制度のデータが偏っているという証拠が揃っています。実際に、ホットスポットと呼ばれる犯罪多発地域を予測しています。さらには、個々、人の犯罪傾向を実際に予測しています。
ここでおかしな現象が生じています。どうなっているのでしょう?これは「データ・ロンダリング」です。このプロセスを通して、技術者がブラックボックスのようなアルゴリズムの内部に醜い現実を隠し「客観的」とか「能力主義」と称しているんです。秘密にされている重要で破壊的なアルゴリズムを私はこんな名前で呼んでいます「大量破壊数学」です。
民間企業が、私的なアルゴリズムを私的な目的で作っているんです。そのため、影響力を持つアルゴリズムは私的な権力です。
解決策は、データ完全性チェックです。データ完全性チェックとは、ファクト(事実)を直視するという意味になるでしょう。データのファクトチェックです!
これをアルゴリズム監査と呼んでいます。
最後に、マクロ経済学の大目標には、「長期的に生活水準を高め、今日のこども達がおじいさん達よりも良い暮らしを送れるようにする!!」という目標があります。
経済成長を「パーセント」という指数関数的な指標で数値化します。経験則的に毎年、経済成長2%くらいで巡航速度にて上昇すれば良いことがわかっています。
たった、経済成長2%のように見えますが、毎年、積み重ねるとムーアの法則みたいに膨大な量になって行きます。
また、経済学は、大前提としてある個人、法人モデルを扱う。それは、身勝手で自己中心的な欲望を満たしていく人間の部類としては最低クズというハードルの高い個人、法人。
たとえば、生産性、利益という欲だけを追求する人間。地球を救うという欲だけを追求する人間。利益と真逆なぐうたらしたい時間を最大化したいという欲を追求する人間。などの最低生活を保護、向上しつつお金の循環を通じて個人同士の相互作用も考えていく(また、憎しみの連鎖も解消する)
多様性はあるが、欲という側面では皆平等。つまり、利益以外からも解決策を見出しお金儲けだけの話だけではないのが経済学(カントの「永遠平和のために」思想も含めて国家や権力者は透明性を究極にして個人のプライバシーも考慮)
(個人的なアイデア)
データに向き合う別の方法として
「Appleでサインイン」
これに切り替える方法!!
Facebook、Google、Twitter、Lineのアカウント(日本他企業含む)を使って、ワンクリックでサインインできるようになる画面がよく登場します。
このソーシャルサインイン(ソーシャルログイン)方式にAppleが非常に魅力的な提案を2019の秋からしています。
Introducing Sign In with Apple - WWDC 2019 - Videos - Apple Developer
これはアプリなどからサインインする際に、ソーシャルメディアに登録しているアカウントの情報を自動的にサードパーティのサイトやサービスに提供してしまうことをコントロールする方法です。
「Appleでサインイン」(Sign In with Apple)ボタンは、アプリへの実装が義務化されて数年かけて普及してます。2021年時点ですべてに適用済み。
こちらは、Apple IDに登録しているアカウント情報からサービス側に提供する形にしてします。
使い方の簡単な説明は以下から
まずソーシャルサインインボタンから「Appleでサインイン」を選ぶ。
次に、名前とメールアドレスを登録する。ここで「メールを非公開」を選ぶと、Apple ID内に登録してるメールアドレスを公開せず、転送用のアドレスがサービス側に登録される。
最後にApple IDのパスワードを入力して登録を完了する。
次回からワンクリックで「Appleで続ける」ボタンから再ログインできるようになる。
転送用のアドレスは「設定」→「Apple ID」→「パスワードとセキュリティ」→「Appleでサインイン」から確認可能です。
他のソーシャルメディアアカウント情報から切り替えると、万が一、漏洩してもメールアドレスは非公開で保護できます。
そして
Appleは、プライバシー保護を目的とした「AppTrackingTransparency(ATT、Appのトラッキングの透明性)」を導入
高度なセキュリティーや高いプライバシーに投資を積極的に行います。
Appleはこれらの対策として提案した内容がこれ。
データミニマイゼーション!
取得する情報・できる情報を最小化する。データが取れなければ、守る必要も漏れる可能性もない!
オンデバイスでのインテリジェンス!
スマートフォンなど機器のなかで処理を完結させることでプライバシーにかかわる部分を端末内に留める。
クラウドにアップロードして、照会���ロセスを最小化することで、漏洩や不適切な保存の可能性を排除する���
高い透明性とコントロール!
どんなデータを集め、送っているのか、どう使うのかを明示し、ユーザーが理解したうえで自身で選んだり変更できるようにする!
セキュリティプロテクション!
機器上などで、どうしても発生するデータに関しては指紋認証や顔認証などを使ったセキュリティ技術で、漏えいがないようにしっかりと守るセキュリティプロテクション!
機器上などで、どうしても発生するデータに関しては指紋認証や顔認証などを使ったセキュリティ技術で、漏えいがないようにしっかりと守る
202012のApp Storeプライバシー情報セクションは、3つ目「透明性とコントロール」の取り組み。
位置情報などは自己申告だが、アップルとユーザーを欺いて不適切な利用をしていることが分かればガイドラインと契約違反になり、App Storeからの削除や開発者登録の抹消もありえます。
このプライバシー情報の開示は12月8日から、iOS、iPadOS、macOS、tvOSなどOSを問わず、新アプリの審査時または更新時に提出が求められるようになっています。
続いて
iOSのメッセージングアプリ「iMessage」に量子暗号を用いた「PQ3」を導入する
と2024年3月に発表し、年内にも全世界に展開するかもしれません。
量子暗号の先端を走る日本が行政府に先行導入すればよかったが、さすがAppleです!!
マイナポータルは中身が行政府に読み取られ悪用される危険性が高い?
かもしれないので(利用規約にもしっかり書いてあります)慎重に様子を見ていましたが改善されるような発表は見えない。
改善案として申請や令状を取らないと本人以外はマイナポータルの中身を見ることができないとか・・・
中の人がアクセスした履歴を記録しておくとかなどの対応をAppleを見習って欲しいものです。
Appleによると
「PQ3」という量子コンピューター対応の暗号プロトコルにより、高度に洗練された量子攻撃にも耐えうるとのことです。
つまり、最先端の量子コンピューターでも解読できなくなります。
妥協弾力のある暗号化と高度に洗練された量子攻撃に対する広範な防御を備えた「PQ3」は
Appleが定義するレベル3セキュリティと呼ばれるものに到達する最初のメッセージングプロトコル
であり、他のすべての広く展開されているメッセージングアプリを上回るプロトコル保護を提供します。
私たちの知る限り「PQ3」は世界のあらゆる大規模なメッセージングプロトコルの中で最も強力なセキュリティ特性を持っています。
でも、量子コンピューターはまだ存在しないのに、なぜこのことが問題になるのか?
Appleは「前提は単純で、そのような攻撃者が暗号化されたデータを今のうちに大量に収集しておいて、将来、解読するために保管しておく可能性があるから」と説明している。
「今は、データを解読できなくても、解読できる量子コンピューターが将来手に入るまで保管しておくことはできる」
Appleは、今やりとりされているiMessageのやり取りを、将来のコンピューターや攻撃者、特に「Harvest Now, Decrypt Later」(今から収集しておき、後で復号する)と呼ばれる攻撃シナリオから守れるようにしようとしている。
このシナリオは、量子コンピューターなどのデータを解読できるだけの高度なデバイスが作られるまで、何年もデータを保管しておくというものだ。
量子コンピューターの近年の進歩から現実的に可能になり始めているためです。
Appleの説明では、メッセージングサービスの中でレベル3の「ポスト量子安全性」を持つものは2024年時点ではiMessageのみになります。
また「ポスト量子安全性」とは、将来、登場する量子コンピューターを使った暗号の解読にも耐えられることを意味します。
「PQ3」は、各デバイスがiPhoneデバイス内で生成し、iMessage登録の一環としてAppleサーバーに送信する公開鍵のセットに新しい量子暗号化キーも組み合わせて導入します。
この仕組みは、送信者デバイスは、受信者がオフラインであっても、受信者の公開鍵を取得して、最初の鍵確立時と鍵の再構築時の双方に量子暗号化キーが生成されるようになります。
「PQ3」は、2024年3月に公開されるiOS17.4、iPadOS17.4、macOS 14.4、watchOS10.4からiMessageで順次展開されていき、今年後半にはiMessageのすべての暗号プロトコルが置き換えられます。
最後に
背景として米国国立標準技術研究所(NIST: National Institute of Standards and Technology)は、既存の暗号を短時間に解読可能な量子コンピュータが実用化されると想定し
量子コンピュータでも解読困難な「耐量子計算機暗号(PQC)」の標準化を進めています。
さらに・・・
勝手に警察が拡大解釈してしまうと・・・
こんな恐ろしいことが・・・
日本の警察は、2020年3月から防犯カメラやSNSの画像を顔認証システムで本人の許可なく照合していた!
憲法に完全違反!即刻停止措置をみんなで要求せよ。
日本の警察の悪用が酷いので、EUに合わせてストーカーアルゴリズムを規制しろ!
2021年に、EU、警察への初のAI規制案!公共空間の顔認証「原則禁止」
EUのAI規制は、リスクを四段階に分類制限!
前提として、公人、有名人、俳優、著名人は知名度と言う概念での優越的地位の乱用を防止するため徹底追跡可能にしておくこと。
禁止項目は、行動や人格的特性に基づき警察や政府が弱者個人の信頼性をスコア化や法執行を目的とする公共空間での顔認識を含む生体認証。
人間の行動、意思決定、または意見を有害な方向へ操るために設計されたAIシステム(ダークパターン設計のUIなど)も禁止対象にしている。
禁止対象の根拠は「人工知能が、特別に有害な新たな操作的、中毒的、社会統制的、および、無差別な監視プラクティスを生みかねないことは、一般に認知されるべきことである」
「これらのプラクティスは、人間の尊厳、自由、民主主義、法の支配、そして、基本的人権の尊重を重視する基準と矛盾しており、禁止されるべきである」
具体的には、人とやり取りをする目的で使用されるAIシステム(ボイスAI、チャットボットなど)
さらには、画像、オーディオ、または動画コンテンツを生成または操作する目的で使用されるAIシステム(ディープフェイク)について「透明性確保のための調和的な規定」を提案している。
高リスク項目は、法人の採用活動での利用など違反は刑事罰の罰金を売上高にかける。
など。他、多数で警察の規制を強化しています。
人間自体を、追跡すると基本的人権からプライバシーの侵害やセキュリティ上の問題から絶対に不可能です!!
これは、基本的人権がないと権力者が悪逆非道の限りを尽くしてしまうことは、先の第二次大戦で白日の元にさらされたのは、記憶に新しいことです。
マンハッタン計画、ヒットラーのテクノロジー、拷問、奴隷や人体実験など、権力者の思うままに任せるとこうなるという真の男女平等弱肉強食の究極が白日の元にさらされ、戦争の負の遺産に。
基本的人権がないがしろにされたことを教訓に、人権に対して厳しく権力者を監視したり、カントの思想などを源流にした国際連合を創設します。他にもあります。
参考として、フランスの哲学者であり啓蒙思想家のモンテスキュー。
法の原理として、三権分立論を提唱。フランス革命(立憲君主制とは異なり王様は処刑されました)の理念やアメリカ独立の思想に大きな影響を与え、現代においても、言葉の定義を決めつつも、再解釈されながら議論されています。
また、ジョン・ロックの「統治二論」を基礎において修正を加え、権力分立、法の規範、奴隷制度の廃止や市民的自由の保持などの提案もしています。現代では権力分立のアイデアは「トリレンマ」「ゲーム理論の均衡状態」に似ています。概念を数値化できるかもしれません。
権限が分離されていても、各権力を実行する人間が、同一人物であれば権力分立は意味をなさない。
そのため、権力の分離の一つの要素として兼職の禁止が挙げられるが、その他、法律上、日本ではどうなのか?権力者を縛るための日本国憲法側には書いてない。
モンテスキューの「法の精神」からのバランス上、法律側なのか不明。
立法と行政の関係においては、アメリカ型の限定的な独裁である大統領制において、相互の抑制均衡を重視し、厳格な分立をとるのに対し、イギリス、日本などの議院内閣制は、相互の協働関係を重んじるため、ゆるい権力分立にとどまる。
アメリカ型の限定的な独裁である大統領制は、立法権と行政権を厳格に独立させるもので、行政権をつかさどる大統領選挙と立法権をつかさどる議員選挙を、別々に選出する政治制度となっている。
通常の「プロトコル」の定義は、独占禁止法の優越的地位の乱用、基本的人権の尊重に深く関わってきます。
通信に特化した通信プロトコルとは違います。言葉に特化した言葉プロトコル。またの名を、言論の自由ともいわれますがこれとも異なります。
基本的人権がないと科学者やエンジニア(ここでは、サイエンスプロトコルと定義します)はどうなるかは、歴史が証明している!独占独裁君主に口封じに形を変えつつ処刑される!確実に!これでも人権に無関係といえますか?だから、マスメディアも含めた権力者を厳しくファクトチェックし説明責任、透明性を高めて監視しないといけない。
今回、未知のウイルス。新型コロナウイルス2020では、様々な概念が重なり合うため、均衡点を決断できるのは、人間の倫理観が最も重要!人間の概念を数値化できないストーカー人工知能では、不可能!と判明した。
複数概念をざっくりと瞬時に数値化できるのは、人間の倫理観だ。
そして、サンデルやマルクスガブリエルも言うように、哲学の善悪を判別し、格差原理、功利主義も考慮した善性側に相対的にでかい影響力を持たせるため、弱者側の視点で、XAI(説明可能なAI)、インターネット、マスメディアができるだけ透明な議論をしてコンピューターのアルゴリズムをファクトチェックする必要があります。
<おすすめサイト>
iOSのメッセージングアプリ「iMessage」に量子暗号を用いた「PQ3」を導入すると発表!!
ケイド・クロックフォード:顔認証による大衆監視について知る必要のあること!
キャシー・オニール: ビッグデータを盲信する時代に終止符を!
ゼイナップ・トゥフェックチー:機械知能は人間の倫理性をより重要なものにする!
ホルム・ミスタッド:テクノロジー企業があなたを欺いてデータとプライバシーを放棄させる手口
マルグレーテ・ベステアー: 大企業による市場独占の新たな時代
データ配当金の概念から閃いた個人的なアイデア2019
グレン・グリーンウォルド: なぜプライバシーは重要なのか!
スーザン・エトリンガー: ビッグデータにどう向き合うべきか!
クリストファー・ソゴイアン: あなたが使うスマートフォンは人権問題である!
<提供>
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独自サービス展開中!服の高橋クリーニング店は職人による手仕上げ。お手頃50ですよ。往復送料、曲Song購入可。詳細は、今すぐ電話。東京都内限定。北部、東部、渋谷区周囲。地元周辺区もOKです
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ジャンボトロンの下で
2024年5月6日
アナヒド・ネルセシアン
4月25日、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の大規模な学生グループが、キャンパスのメイン広場に野営地を設営した。四方をベニヤ板のバリケードで囲まれた「パレスチナ連帯野営地」には、寝泊まり用の小さなテントのほか、食料、応急処置、電子機器(携帯電話の充電器、バッテリー)、楽器、画材などを置く大きな囲いもあった。図書館もあり、木に貼られた紙の標識には、2023年12月にイスラエル軍の空爆で死亡したパレスチナ人作家であり教師にちなんで、「リファート・アラリア記念図書館」と記されていた。
アラリアはジョン・ダンについて博士論文を書いた。YouTubeでは、彼がガザのイスラム大学で学生たちに英語で講義している様子を見ることができる。ある講義は、ホラティウスの『詩論』について、そして、芸術作品には教えるという役割と同時に楽しませることもしなければならないという考え方についての議論から始まっている。「『形而上学的』という言葉には何の意味もない」とそのすぐあとで彼は言い、それはダンのような詩人に、批評家たち、とりわけジョン・ドライデンやサミュエル・ジョンソンが押し付けたものだからだと説明して、彼らの批評をホワイトボードに映している。講義はダンの詩『餌(The Bait)』の分析へと進むが、アラレアが説明するところによれば、この詩は一般に『恋する羊飼いがその恋人に寄せて(The Passionate Shepherd to his Love)』として知られるクリストファー・マーロウの詩のパロディである。何かをパロディにするということは、「読者に別の可能性、もうひとつの世界観、別の世界観を提供しようとしている。人々に、これだけじゃない、ほかにもあるんだ、と伝えようとしている」とアラリアは言う。
彼の死後、アラリアは「If I Must Die(もし私が死ぬことになったら)」という詩の作者として広く知られるようになった。この詩は、彼を偲んで凧を作り、爆弾で焼かれた父親を持つ子供の前でそれを揚げるよう読者に求めている。その子供が「天使がそこにいて/愛を取り戻してくれる」と想像することができるように、と。学生たちがUCLAに野営地を設営した翌日、アラリアの娘、シャイマーが夫と生後3カ月の息子とともに空爆で死亡したことが伝えられた。
何よりもこのキャンプは、人間に対して、甚大な規模で残虐行為が行われ、その強制移住、拷問、不法拘留、殺人がアメリカによって資金提供されているているときに、通常通りに日常を送るという考え方に対する非難の表明だった。アメリカの大学は、ガザに落ちるミサイルを製造している兵器メーカーや、占領下のヨルダン川西岸に工場を持つ企業に資金を投資していることが多いため、パレスチナの人々の大規模な殲滅というイスラエルの目的を支持していると思われている。
最初に野営が始まったコロンビア大学から、カリフォルニア州立工科大学フンボルト校まで、全米に渡るキャンパスでガザ戦争に抗議している学生たちは、彼らの主な目的が、アメリカ政府に即時かつ恒久的な停戦を確保するよう圧力をかけること、そして大学やカレッジにイスラエルと関係のあるあらゆる金融資産から手を引くよう圧力をかけることだと明言している。イスラエルとの関係切り離しに関しては、1980年代に学生たちがアパルトヘイト下の南アフリカで活動する企業との関係を断ち切るよう学校を説得した際に確立された手法を参考にしている。反戦キャンペーンとしての野営は、オハイオ州兵によるケント州立大学での4人の学生殺害事件後に大きく発展した1970年の学生ストライキを含む、ベトナム戦争に対する抗議活動を想起させる。
野営地はまた、アラレアの言う意味でのパロディでもある。大学内部から出現した彼らは、大学とは何か、という別の可能性を提示している。野営地から流れてくるイメージの中でも強烈なものの一つに、「コロンビア大学は、エドワード・サイード教授を課題図書にしている、それならそこに書いてあることを生かしていいはずだ」というサインを持った学生の写真がある。抗議行動によって明らかになったのは、文系学部が淘汰の波にもまれ、ますます高価な学位工場として運営されているアメリカの大学が、依然として人々が真実とは何かを学び、その知識に基づいて行動できる場所であるということだ。言い換えれば、若者たちに試験のために歴史、経済学、政治学、道徳哲学などを暗記させ、暗唱させながら、そこで得た教育を実践に移すことを規制することはできない。
週末、野営地が形成された後、抗議に反対する大規模なグループがキャンパスに到着した。その中にUCLAの学生らしき人物はほとんどまたは全くいなかった。彼らは学生たちに向かって叫び声をあげ、人種差別的な中傷や性的な脅迫(「レイプされればいい」)を浴びせ、キャンプ地近くの地面に(何かの薬物を投与されて肥大した)生きたネズミが詰まった袋を開けた。反対派のデモ隊が退散するとき、彼らはキャンパスの真ん中にジャンボトロン(高さ3メートルほどの巨大な薄型テレビ)を、野営地の方に向けて、金属製の防護柵で囲んで置いていった。雇われた警備員が防護柵の内側に残り、スクリーンを守っていた。それから5日間、ジャンボトロンは10月7日のテロの映像と、レイプや性暴力を露骨に描写した音声をループさせて繰り返し流した。映像の中には、イスラエルへの無条件の支持を誓うジョー・バイデンのスピーチや、「Meni Mamtera(メニ・マムテラ)」と呼ばれる、うんざりするほど繰り返される子供の歌が混じっていた。今年の初め、イスラエル国防軍の兵士が、その曲をパレスチナ人の人質に対する音声による拷問の一環として使っている映像がSNSで拡散された、その曲だ。
火曜の朝、バイロンの『ドン・ファン』の授業を担当するためにキャンパスに到着すると、ジャンボトロンの音が大きすぎて、授業はおろか、自分の思考も聞こえないほどだった。私はその映像を撮影しようと、同僚と一緒にそこまで歩いていった。こんな寓意はなかなかない。一方には、ガザの人道的大惨事に注意を喚起するために、学位や将来の就職先、心身の健康を危険にさらしている若者たちでいっぱいの野営地がある。もう一方には、瑣末なセレブたち(彼らは自らの貢献を誇らしげにインスタグラムに投稿している)が資金を提供した高価なメディアマシーンがある。雇われた3人組の警備員以外は無人で、警備員たちは質問されるとシオニストの大義とは何の関係もないことを認めた。
同僚と私は、セクシャル・ハラスメントの苦情処理を管轄する「タイトルIX」のオフィスに連絡した。何十人もの教員も同じことをしたが、何の反応もなく、ジャンボトロンは5月2日木曜日までそこにあった。別の同僚は言った。「マーガレット・アトウッドを教えるときには、シラバスに(不快な感情や記憶を思い起こす可能性があるという)トリガー警告を書かなければならない。そうしないと学校当局に規制される。でも、これを何日も聞かされるのか?」 ここ数年、学生の感受性と反発する右翼のヒステリーに当たり障りのない対応をしてきた結果、イスラエル批判はシオニストの気分を害するから反ユダヤ的だとみなされる状況になってしまった。実際のところ、大学は学生を守ること、反ユダヤ主義やその他のあらゆる種類の憎悪と闘うことなど、寄付者のことほど重要視していないのだ。大学は資金を失いたくないし、訴えられたくもないと考えている。
4月30日午後11時、ほとんどが中年で、その多くがハロウィーンのマスクをかぶった男たちの大集団が、ナイフ、バット、木の板、催涙スプレー、熊撃退用のスプレーなどを携えて野営地に現れ、非武装の学生たちを襲撃した。彼らは野営地に花火を打ち込み、そのベニヤ板のバリケードを使って学生たちを地面に押し倒した。ABCニュースの映像では、半ダースの反対派がひとりの学生を殴ったり蹴ったりしている。独立ジャーナリストや現場にいた人々の映像には、「第二のナクバ」を求める声が収められていた。
ABCのニュース映像では、リポーターが信じられないというふうに叫んでいる。「警察はどこだ? 警備はどこだ? 当局はどこにいるんだ?」 最初の2つの質問に対する答えははっきりしている。警察もキャンパスの警備部隊もそこにいたが、彼らは介入しなかった。むしろ、およそ5時間もの間、彼らは程よい距離を保ち、暴徒たちと笑い合い、時折和やかに談笑していた。その暴徒は、自称元イスラエル国防軍兵士だけでなく、白人のナショナリストもいて、1月6日の連邦議会議事堂襲撃事件に関与したとして元リーダーが禁固22年の判決を受けた極右組織「プラウド・ボーイズ」のメンバーも含まれていた。白人ナショナリストは原則としてユダヤ人を敵視しているため、ユダヤ人学生を多数含む野営地に対する彼らの襲撃が、なぜ大学当局によって反ユダヤ的と裁定されないのか、その理由を問う価値がある。
夜が明けると、数人の生徒が病院に運ばれていたが、野営地はまだ残っていた。授業は休講となり、管理側は、なぜ介入することなく自分たちのコミュニティを狼の群れに投げ出したのかを説明しようと奔走した。非難の矛先はジーン・ブロック学長に向けられた。学長は反ユダヤ主義を非難するメールを定期的に送っていたが、公式にガザに言及したことはなく、11月にバーモント州で起きたパレスチナ人学生3人の射殺事件など、米国内のイスラム教徒に対する恐ろしい攻撃については一言も発言していなかった。野営地が襲撃される数時間前、ブロックはこの野営地を「無許可のもの」と呼ぶEメールを全員に送信していた。野営地は、「私たちのコミュニティの人々がいじめられ、脅かされていると感じさせ、恐れさせている」と彼は続けた。その後このメールは、部外者に対しての、ここへ来て野営地を解体せよという犬笛だったと解釈されるようになった。
結局、UCLAはコロンビア大学に倣い、機動隊を投入して野営地を撤去し、200人の学生と教職員を逮捕することにした。5月1日の夕方から2日の早朝までの約8時間、学生や教職員はプラスチックのゴミ箱や段ボールで作った盾で野営地を守り、その数と勇気で警察の侵入を2度にわたって撃退した。対照的に、警察はスタングレネードとゴム弾で武装してやってきていた。これは、至近距離から発射されれば骨を折ったり、目をつぶしたり、実際に殺傷能力のある「比較的殺傷能力の低い」(という宣伝文句の)武器である。マードック所有のフォックス・コーポレーション傘下で、大学生にもパレスチナにもほとんど同情的でないフォックスⅡで放映された映像では、ヘルメットをかぶった3人の特殊作戦警官が、彼らの真正面に立っていた学生の顔にゴム弾を撃ち込んでいる。少なくとも25人が病院に運ばれた。
しかし、最も不穏だったのは、野営地に隣接するロイス・ホールの屋上に狙撃兵がいる画像がX(旧ツイッター)で出回ったことだ。インディアナ州警察の警視総監は、インディアナ州立大学で行われたパレスチナ支持派の抗議行動で狙撃手が呼ばれたことを確認し、ニューヨーク市警は、コロンビア大学のハミルトン・ホールに突入した際、学生が1月初旬にイスラエル軍に殺害された6歳のヒンド・ラジャブちゃんにちなんで「ヒンド・ホール」と改名した建物内で、警官が実弾入りの銃を発砲したことを確認した。全米のキャンパスでは、1970年のケント州立大学のように、学生が殺されるのは時間の問題だというのが一般的な感情だ。学生も大学も、まったく異なる理由から、その代償を払う覚悟があるようだ。
学生たちは、90%の学校とすべての大学が破壊されたガザのためにそこにいるのだと言うだろう。その一方で、大学は、結局はイスラエルを批判から守るために、ネオナチと手を組むことを厭わない過激派以外誰も守ってこなかったその方針の道徳的空虚さに直面せざるを得ない。理念も計画もなく、暴徒に権威を譲り渡したのだ。学生たちは、彼らの大義を支持してきた職員たちとともに、責任者たちに見捨てられた大学の将来を方向づける立場にある。
週末、ブロックは、緊急事態管理局とキャンパス警察局を監督する新しい「キャンパス安全局」の設立を発表した。この原稿を書いている間にも、警官が学生、記者、法的オブザーバーを含む44人が、私が教壇に立つ日に車を停める駐車場で拘束されている。
*写真キャプション:5月1日、UCLAにおけるパレスチナ連帯の野営地
London Review of Booksに掲載
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20240502

釣りを始めた。
正確には再開した。
子供の頃はバス釣りブーム世代で最後に釣りをしたのは多分大学生ぐらいだったと思う。もう二十年も前の話だ。
夏に帰省したはいいが暇過ぎて物置から道具を引っ張り出して夜中に釣りをした。湖面に反射する橋の街灯の明かりを狙うとブラックバスが釣れた(つか夜釣り禁止)。思えばインターネットの全面的な普及前夜、ましてiphoneもYouTubeもSNSもない世界。田舎の夜の闇には茫漠として底知れない暗さがあった。
その後実家の車に竿を入れておいたらお袋が窓に挟んでへし折り、いつしか釣りもやらなくなった。
東京時代は下宿のまん前に多摩川がありスモールマウスバスやサクラマスまで釣れるポイントだったという。ただ哀しい哉、我が身の振り方でそれどころではなかった。
その後帰郷してからこれまで10年以上、目の前に富士五湖があるにも関わらず釣りをしようという気は起こらなかったが、これはどっかで釣りをタブー視していたからだと思う。
私はギャンブルを覚えたらやばい自覚があり若い時分から一切手を出さなかった。(年末の宝くじ以外。)
なんというか釣りもそれと同じ匂いがする。あとサッカー観るのもそう。
私にとっては(強調)釣りもサッカーも技術、釣法、戦術云々よりあくまで偶然や運、カイヨワの分類でいうアレア(サイコロ遊び)の領域や属性であって退屈と興奮のフォーミュラ、その妙が重要なのだ。
それが去年ぐらいからYouTube上にある山奥の源流部まで遡上して野営しながらテンカラやルアーで岩魚を釣る動画を見ていたらだんだんと釣りが気になり始めた。
つり人社のチャンネルの動画
☞ https://www.youtube.com/watch?v=Ctgz92afs_I&t=2358s
今年になり雪山登山を解禁した流れで釣りもやってみようと思った。
いざ何を釣るかとなると加齢に伴う趣向の変化もありバス釣りってのもしっくりこない気がする。もうちょっと燻製臭さというか少し枯れた感じが欲しい。渓流釣りが理想だが実釣するまでに踏む過程が多く敷居が高い。海釣りも然り。
試しに本栖湖に行ってみてこれだと思った。
スプーン(金属製の疑似餌)の鱒釣り。
その足で湖仙荘に行って遊漁券の年券を買った。

水が栄養化した河口湖や他の湖と違って本栖湖は藻類が乾いた生臭さが一切ない。静けさの中青く透き通った水と富士山や周辺の山々を見ながら水面に糸を垂らしていると釣れなくてもそれはそれでいいという気になってくる。
聞けばデスレイク呼ばわりされるほど釣れないがそれでもハマって通う釣り人が多いのだという。

少し飽きたらお湯を沸かしてコーヒーをたてて、鳥の声や水の音を聴きながら星野道夫のエッセイ集や最近買った西川美和の短編小説を読んだ。雪化粧した山並みをぼーっと眺めている時ふいに、田舎に帰っても何もないぞと嘲りを含んだ知人の言葉を思い出す。
確かに何もなかった。
だがこれ以上の何があるというのだろう。

小学生以来に買った釣り竿とリール。
リールはバス用、竿は万が一の大物も対応できるネイティブトラウト用。共にシマノ製。下手の横好きは自認しているのでそれなりの道具で満足。いわゆるハイエンドの機種ではないが釣りに興味がない人からすれば安くもない。
兎にも角にもいっちょ前の太公望である。

本栖湖はその透明度の高さから水が青く虹鱒の背が保護色で青くなるという。誰が呼んだかブルーバック・レインボー、幸せの青い鳥ならぬ青い鱒を追うのだ。

休みの日の夕方か明け方に数時間、何日か通ってみるも噂通り、全然釣れない。何もかも手探り状態でこの釣りの最適解がわからない。
まじで釣れねえ。
釣れない釣りはどこか宗教的行為に近い。何かの到来を期して待つという部分では、リールのハンドルを回すのもチベット仏教の仏具、マニ車を回すのも特段の違いはない。
奇しくも釣れないことを俗に「ボウズ(坊主)」という。
連続ボウズ記録更新中の三月のある日の明け方、突き出た岬の中腹の辺り。日の出に合わせてティムコの赤金の10gのスプーンを投げる。ティムコってちんこみたいだなと思いながら表層を早巻きしているとゴツ…ゴツ…とアタリ。
目をこらすと黒い影がスプーンの周りをビュンビュン動いている。
ぐっと堪えて食った瞬間合わせた。
しかし久しぶりすぎて合わせが甘く何回か跳ねた後足元に手繰り寄せたとこでバラしてしまった。30cmぐらいの何らかの鱒。銀色の残像だけで噂の青い背中はわからなかった。
それから全く釣れなくなり、取り逃した魚の感触ばかりを思い返す日々。
Life is like fishing、初恋は祟る。
それからさらに経ち四月の上旬。
3時に起き毎度の国道139号線。
青木ヶ原樹海の脇を抜け明け方4時前にいつものポイントに着くと裏手の山の森でトラツグミが幽霊みたいに恨めしく鳴き、時折鹿が奇声をあげて合いの手を入れる。
空を見上げれば人工衛星かはたまたUFOか。謎の発光体が明滅もせず南東の方角へゆっくり移動していく。あれは一体何なのだろう。
遠くの浜の方から波の音が微かに聞こえてくる。
湖は風もないのに音を立てて荒れていた。

ライトで照らすと黄泉の国の入り口が浮かび上がる。
まるでタルコフスキーのソラリス。水深120mという深さと日本屈指の透明度もあり波が立つと湖全体がうねり一つの生命体に見えてきてすごく不気味だ。
東の空が白み始めるのを待って釣行を開始。まだ一投目だというのに私は一体何をしているのだろうという気持ちがすでに頭をもたげている。
今日も釣れない気がする。
あまりに釣れないことが続くとその行為の目的を問う意識が海嘯の如く内面に向かい始める。
同年代の人々は疾うに人の親になったというのに、とか。どうやら私の両親は私の子供を抱くことはない、だとか。そんな世間から押し付けられたのか、はたまた自身の先への不安や負い目なのか最早わからなくなった色んなアレコレ。それをぶん投げてとりあえずしまっといた暗い部屋。その扉の隙間からドロドロの中身が泡を立てて上がってくる。
酷かった子供時代のこと。誰かを傷つけたこと。誰かを憎んでいること。これまで飲み込んだ人の悪意、ありとあらゆる負の記憶たち。それが湖の波の形になってグニャグニャと湖面を揺らしている。
何の本で読んだか、文化人類学者の中沢新一が原始的な仏教の形が色濃く残るバリ島で呪術師に悟りについて尋ねると毎晩夜釣りに連れて行かれたという。釣りそのものに意味があるのではなく、暗闇の中の気配に意識を集中することで心の深淵に下りていくのだと。
眼前に広がるのは湖へ投射され顕現した潜在意識だ。
ヘドロの塊のようでいてどこまでも透き通っている。
思えば昔からよく水辺に行って水を眺めてきた。
釣りをやめてからは眺めるだけ。村上春樹のいうところのデタッチメント。一定の距離を保つ。
子供時代に海に連れて行ってもらったことはない。
多摩川も川岸に座ってただ眺めるだけだった。川面は光を反射し時に透過させその内側の世界を私に見せる。
釣りはその細い糸一本を通して水の中の世界との交感を試みる行為である。
気づけば再び水との境界線を越えていた。
たかだかおっさんが趣味で釣りを始めただけのくだらない話だが私にとっては何か象徴的な儀式みたいに思えた。

天子山地の向こうから山肌を舐めるようにドロドロと下りてきた雲が湖を渡り東側の富士の樹海上空にどんよりと溜まっていたが、その雲をかき分けて陽が昇り的礫と水面を照らす。

水面は朝日を反射し偏頭痛かLSDの見せるサイケデリックなビジョンみたいに幾何学的に像を結び、解ける。つか酔いそう。黒曜石の破断面のようにも見える。
前に釣りかけた時のティムコのスプーンに執着していたがパターンを捨てた。
所詮過去だ。
過去の魚は釣れない。
当たり前だが。
アワビの貝殻のキラキラが貼ってある赤金の少し小さいスプーンを直感で選ぶ。予感…、シンクロニシティが起きる直前と同じ気配がする。
朝日が照り返す辺りへ向けて50m近く遠投する。重い金属製のスプーンの釣りは根掛かりこそ多いが、かっ飛ぶので爽快だ。
着水し巻き始めた直後にゴン!とアタリ。距離かナイロンラインの特性か少し伸びる感じ。今度は確実に合わせた。
魚は針を外そうと二度水面を飛び跳ねる。慌てて竿先を水中に入れた。鱒は口が弱いらしく合わせてから取り込むまでの距離が長くてヒヤヒヤした。

手掴みで取り込む。
青い。
ランディングネットは一匹釣れるまではと用意していなかった。
弱らせないように針を外し写真を撮ってすぐ逃した。
そういえば大きさを計り忘れた。35cmぐらい。
ほんとに釣れた。
最初に釣った魚は逃がそうと何となく決めていた。
一瞬だけ交わりもう会うことはない。
私の釣ったあの鱒は今も深い湖のどこかを泳いでいる。
それを想像するとなんだか不思議な感じがする。
心の奥の森にいつしか魚のいなくなった湖���ある。
そこに青い背をした魚を放した。
そんな感じ。
静かな気持ちだ。

さて。
次は食う。
多分。
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