#涜神館殺人事件
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そういえば、弟のこの作品『涜神館殺人事件』、本格ミステリー大賞にノミネートされました!
手代木家、祭り状態です^^
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スーパーダンガンロンパ2 感想
それはネタバレと言います
先日クリアしました。おまけモード等は未プレイ 本編のみの感想と考察
難易度はいつも通りイジワルでプレイ タイトル画面からキャラクターのみならずUIデザインもドット絵でなんだかゲーム調でとても良い
横スクロール日向クン関節キモくてわろた
通信簿イベントは基本気になったキャラのみでやり直し等は無しだが、狛枝だけは2章以降どうしても気になりすぎて一度だけ時を戻して1章で1つ回収した(2章以降は日向から見た狛枝の人格が変わるため、システムの都合上イベント1は1章で見ないとテキストに矛盾が生じる…)

最終的に通信簿の進捗はこんな感じ
先ず一つ言えることがあるとすれば、俺は澪田が好きだった
CHAPTER1 絶望トロピカル
十神白夜は十神白夜だと思っていたためプレイ前は生き残るだろうと予想してたが、話しかける暇もないまま死亡 かなりショックだった
しか��それ以上に衝撃だったのはこの殺人を扇動したのが狛枝凪斗だったことだろう 狛枝の考えは序盤では到底理解に及ばんが、最後までやるとある程度は理解できるし納得もできる 己の価値観で物事を考えるのは危険だと十神(本物)も言っていた
‣殺人の計画
超高校級のみんなのために奮闘していた十神が、家族のために外へ出ようとした花村に殺されたというのは皮肉なものだ
しかし花村は十神を狙ったわけではなく、よからぬことを企んでいた狛枝を止めよう(殺そう)として、それを防ぐために十神が身を挺した結果、今回の事件の犠牲者となった
これは狛枝の”幸運”の才能が働いたのだ 前段階として狛枝の殺人の計画が十神によって妨害され”失敗”に終わるという不運がある その後、花村がその計画を利用して殺人を起こすことで狛枝の望み通り”コロシアイが始まる”のである
‣花村と狛枝の会話
狛枝の殺人計画に気づいた際の花村との会話では、狛枝の”希望”に対する絶対的な信頼と、”絶対的な希望”を証明するためならコロシアイでもなんでも出来る、という常軌を逸した考えが語られる それに対し花村は「訳が分からない、どうかしてる」と言い、狛枝の価値観を否定する
‣十神のリーダーシップ
コロシアイ修学旅行において危険視すべきなのは「疑いあうこと」だ それを防ぐためには皆で協力し合う事が大切だが、その解決策として十神は”秩序を持った統率”を取るため自らリーダーを名乗り出た
モノクマの狙いが疑心暗鬼を引き起こすことであれば、そうさせないことは正しく生き残るための道である 十神には人の上に立つ素質もあったし、実際に反発した人間は九頭竜くらいだったので、もし殺人が起きなければ皆をまとめることも可能だったろう
また、十神は仲間を妄信するのではなくむしろ疑ってかかっている 同じく上に立つ立場の人間としてソニアが居るが、ソニアは皆をひたすらに信じるスタンスだ この場合リーダーに最も相応しいのは十神ということになる(「疑いもするけど、それでも信じたいという気持ちが本当に信じるという事」という七海のスタンスとも一致している)
CHAPTER2 海と罰。罪とココナッツ
ヒヨコと小泉の風呂イベントがあったり、水着CGがあったりと、裏で狛枝が拘���されていることなど忘れるくらい和気藹々としててよかった 七海、どうしてそんなところにほくろがあるんだ?
2章は狛枝の語りから入る ここの笑顔で口めっちゃパクパクするの面白い
「価値ある人間とそうでない人間って、生まれた瞬間から明確にわかれているんだ。」
「才能ある人間は“なる”もんじゃない…最初からそれだけの器を持って生まれてくるものなんだ。」
ここでは狛枝が生きてきた中で構築されてきた、”絶対的な希望”の価値と己の無価値さを説いている
「これは憧れなんかとは違うからね。憧れって…自分がそうなりたいと願い気持ちでしょ?ボクのはそんな図々しい気持ちとは違うんだ。ボクのはなんて言うか…もっと純粋で、無償の愛みたいなものなんだよ…」
「ボクは…どちらにも頑張って欲しいだけなんだ。ボクは…その先にある“絶対的な希望”をこの目で見たいだけなんだ。」
狛枝は『才能を持って生まれた人間』に憧れているのではない 希望同士がぶつかり合って残ったより強い希望、すなわち”絶対的な希望”に究極の価値を見出している(=無償の愛)
‣狛枝の監禁
旧館で拘束されて行動制限を設けられていたが、これが逆に小泉を”動機”に向かわせる原因になる 狛枝の様子を見に行った小泉は、そこで『トワイライトシンドローム殺人事件』についての話をし、ゲームをプレイしに行ってしまう
このころから七海は「コロシアイなんて絶対にさせない」という強い意志表明をしはじめる そして日向に『トワイライトシンドローム殺人事件』をクリアするように誘い、学級裁判でも相棒として積極的に手伝ってくれるようになる
1章序盤で相棒役となってくれていた狛枝が拘束されたところで、新たに日向の支えになってくれた 可愛い
‣事件について
九頭竜とペコ山の通信簿イベ等はノータッチだったので犯人までは分かっても動機は推測できなかったが、記憶が消された期間より前から関係があったことは盲点だった これに関しては本編中、ダイナーに居る九頭竜に話しかけると「新しい島について教えてきたヤツがいた」との話を聞くことができる これがペコ山である
ペコ山は自分を”道具”だと言い張っていたが、九頭竜はそうは思っていなかったし、周りも認めなかったため自分に投票させたペコ山の思惑は失敗に終わる ペコ山と九頭竜は互いを想いあってはいたが、互いの価値観を共有することが出来ていなかったのだ
九頭竜はトワイライトシンドローム殺人事件の真相を探るため話を持ち掛けただけだったが、小泉の反論を受けて衝動的に手にかけようとしてしまった ペコ山の動機は九頭竜を守るため(生かすため)
「他人の罪を裁くなんて…そんな権利なんて誰にもない���だよ!復讐なんて…間違ってるよ!!」
小泉の「他人を裁く権利などない」という考えは正論かもしれないが、しかし極道の世界で生きてきた九頭竜にはオトシマエをつけさせなければならないという使命感があった これは単なる復讐ではなく、九頭竜にしか分からない仁義である 二人の価値観が決定的に違っており、それを受け入れられるだけの器がまだ育っていなかったために起きた事件だった
‣ソニアに関して
海水浴を企画しみんなを集めたことで”小泉が自分の罪について相談する機会”を失くしてしまったことは、事件の引き金になっている
また、図書館で『キラキラちゃん』について話したりシリアルキラーに関心を持っている事がわかるが、これは今回の裁判において重要なヒントであり、ミスリードでもある
しかしここで注目したいのはソニアがシリアルキラーなどの異文化に関心を持つ理由だ
「自分と違う価値観と触れ合うのは、とても大切な事なのですよ。」
‣この世界の謎について
ジャバウォック島が人工島である事を匂わせる描写があったり、無数の監視カメラなどであたかも前作のダンガンロンパ同様、「世界に放映されている」と思わせるミスリードがある
実際は1章冒頭の扉の場面やチャプター演出等でこの世界が現実ではなく、前作同様に閉鎖空間であることを予想できる
未来機関については、モノクマの言う事を信じる気はなかったので完全に敵だとは思っていなかったし、この時点で”裏切り者”とモノミへのヘイトが尋常じゃなかったのでおそらく未来機関は味方で、あってモノクマ・未来機関・日向たちの3すくみだろうと考えていた
モノミについても敵ではないが権限持ちを意味するステッキを盗られている以上役に立たない置物程度に思っておいた(ちゃんとモノケモノを倒してくれていました)
CHAPTER3 磯の香りのデッドエンド
追悼ライブや花火の打ち上げなどこれまで以上に澪田が積極的に行動を起こしてきたため、このあたりで退場かと怯えながらも覚悟を決めてプレイしていた
九頭竜とヒヨコはどちらも大切な仲間を失っているが、九頭竜はこの章で自分なりの”ケジメ”をつけ、回復後は協力的になり、日向たちと行動を共にすることを拒まない
一方で、ヒヨコはまだ九頭竜の罪を許せておらず、前へ進もうとしている途中の段階だった そして絶望病の発覚後はモーテルの自室に閉じこもり、モノクマの罠である絶望病に怯えてしまう おそらくこの差が生存できるか否かの分かれ目だろう
‣左右田の才能発揮
病院とモーテル間の連絡を取り合うため通信機を発明しているが、ここでの発明は「みんなのため・コロシアイを防ぐため」のものであり、左右田の才能がコロシアイの道具ではなく「皆と生きるため」に使われている(罪木の見立て殺人の道具としても使われたが、これを日向が観測していたことにより結果的に日向にしか辿り着けない”真実”に繋がっている)
‣絶望病について
モノクマが自由に罹患・治療することができる謎の病気 この非現実的な病気はこの世界が現実ではないことを分かりやすく示唆している
‣狛枝のウソつき病に関して
病名の通り狛枝は嘘をついている 狛枝の様態が悪化した翌日、起き上がれるようになった狛枝の病室を訪ねると
「日向クンと一緒なんてボクには耐えられないよ。」 「さっさと行っちゃって、もう顔も見たくないからさ。」
というような台詞を言う
これは嘘であるから、本音としては「一緒にいたい」ということになる
しかし普段の狛枝は「自分なんかが超高校級の皆と並び立つなんておこがましい」と自分を卑下するような発言が目立つ 更に己の才能が分からないにも関わらずみんなと仲良くする日向に対して”羨ましい”と言っている これらもすべて本当であり、「一緒に居たい」と言う本心を隠しつつ「自分なんかが一緒に居ていい訳ない」という本音を喋っているのである
狛枝は皆を”希望の象徴”とする一方で自分は”希望の踏み台”としてしか見ておらず、それらはすべて自信の無さから出る発言であり、彼の”希望の象徴”としての基準を己は満たしていない(生まれ持ったものなのだから、努力したって価値のある人間にはなれない)という考えのもとで構成された自己肯定感の低さの表れである
‣事件について
犯人の決定的な証拠は無かったが、現場の状況からして罪木以外はあり得ないという状況 しかし動機も分からない以上罪木にボロを出して貰うしかない… 七海の協力もあり罪木から論破できる言葉を引き出すことに成功
狛枝が捜査段階から罪木に疑いの目を向けていたのは、看病された際に絶望病に罹っている事に気づいたからだろう 事実、狛枝の様態が回復する頃にちょうど罪木は高熱を出していた(抱き着かれながら目覚めた日向はそれに気が付いた)
そして”あいするひと”のために殺人を計画したという罪木の告白
「あなたに会えるという希望を持って死ぬ私を、どうか許してください。」
ここで言う”あいするひと”とは江ノ島盾子であり、彼女は皆の記憶が消された期間より以前に既に死んでいるという事実が証明される
狛枝に指摘された通り、現在の罪木は過去を思い出したことによって”絶望”に堕ちており、「あなたに会える希望を持って死ぬ事を許してほしい」という台詞は”絶望”に相応しくない”希望”を抱くことに対する懺悔である
更に罪木の病気は”思い出す病気”であること、「私がこんな人間になったのはみんなのせい」であることから、罪木は誰かの影響を受けて”こんな人間(絶望側の人間)”になったことがわかる
裁判後、罪木は”島で過ごした仲間たち”とのことを「ただの過去」と言い切る これは島に来てからの罪木は”学園生活の記憶”を失った過去の罪木、つまり”絶望に堕ちる前の罪木”であり、絶望に染まってしまった現在の罪木にとっては価値のない過去でしかない
豹変した罪木は正直好き
‣ソニア
ちなみに今回もソニアの言動が事件の引き金になっている(帯が結べないヒヨコに対して「ライブハウスの鏡を使ったらどうか」という助言をしている) これは善意からのミスリードである
猫丸が再登場するときロボ化フラグか?とか思ったらガチロボットでまじでわらった
CHAPTER4 超高校級のロボは時計仕掛けの夢を見るか?
ロボットに命があるのならAIにも命はあるのだろうか
猫丸がロボ化して復活した後のこのタイトル、早くも死亡フラグか…と思いつつ 冒頭から思ってたけど1やV3と違って開けた場所で色彩も鮮やかで全体的に明るい雰囲気だ 南国だの遊園地だの
ジェットコースターでなんやかんやした後ドッキリハウスとかいう完全な閉鎖空間に誘拐される この章をプレイした時二徹明けの夜とかだったから思考も推理もグシャグシャで正直あんまり覚えてないが結構難易度の高いトリックだった気がする
タワーを通じて繋がる二つの空間が単純に横並びでないことはすぐにわかったが、振動のないエレベーターがあくまでその挙動を隠すためのものであることに気づかず実際動いてないんじゃないか?みたいなことを考えて 動いてるのは建物の方(非現実的だがこの世界なら起こるだろ)、のような推理をしてた気がする
どうしてそこに八角形があるのかな?
この章でソニアと田中が何やら仲良くなる ここについては詳細を知らないが、二人は互いに励ましあい協力しようとしていたらしい
‣ファイナルデッドルーム
狛枝操作 急に脱出ゲームが始まって動いてない脳みそが更に固まるが、優しい狛枝とウサミのヒント(答え)でなんとかクリア ちゃんと起きた状態でやりたかった
狛枝は”6発中5発が弾丸入りのロシアンルーレット”をするが、見事に成功させてクリア特典を受けとる ここでの狛枝は意識的に”超高校級の幸運”の才能を利用しており、自分の才能に絶対的な信頼を置いていることがわかる
‣クリア特典
未来機関のファイルと希望ヶ峰学園のプロフィール
狛枝は自分たちの過去と日向の才能について知ることになる 予備学科差別には大変笑ったが日向からしたら途方もない絶望だろう 読む前は「才能が分かれば日向クンも喜ぶだろうな」ってウキウキだったのが面白い
日向が何の才能も持たないただの”予備学科”であることを知った狛枝は���日向に対し「キミもボクもただの”踏み台”でしかないんだ」と、それまで以上に日向のことを同類視している
元々”希望ヶ峰学園に憧れる存在”として意識していたようだが、才能が無いことを知った彼の中では完全に自分と同じ価値の無い人間に成り下がってしまったのだ
‣事件の真相
田中は閉鎖空間にいる間も生きることを諦めず、生きるために戦う事を選んだ それは猫丸も同様で、彼は田中の殺気を感じ取った瞬間に自分も戦う事を決意していた
ソニアや終里は田中たちの考えに納得できないと言うが、その信念は決して間違っておらず、自己の正当化でもない 自分の価値観を押し付ける気は毛頭ないし理解されようとも思わず、ただ己の信念を貫いたことで世界を変えた彼の功績は大きい
「俺様の価値観を押し付けるつもりなど毛頭ないからな…だが、あえて言わせて貰うとすればッ!ただ死ぬのを待つだけの生など…そこに一体どんな意味がある?」 「生を諦めるなど…そんなものは“生に対する侮辱”でしかない!」
生を諦めることを生への冒涜、生物としての歪みだという彼の信念が今回の事件の”動機”になり、それによって日向たちの「仲間同���で殺しあうくらいなら死んだ方がマシ」という諦観の価値観を変えた
田中がファイナルデッドルームに行くに至った動機は、”停滞”した現状を打破するため つまりは全員で緩やかに死んでいくことを防ぐためであり、みんなを前に進ませることが目的である そのために「弐大との戦いに比べれば児戯に等しい」ロシアンルーレットも越えてみせたのだ(自分一人の生死よりもみんなを含めた生死の方が重要ということ)
彼の命に対する価値観が”超高校級の飼育委員”によって培われたものだとすると、彼もコロシアイにおいて己の才能を発揮していたと言える
狛枝にはこれを”希望のための殺人”と思えなかったが、実際にはみんなに希望を与える結果となっている
‣ソニア
4章では男女で別れてそれぞれの階の客室を使うことになるが、ストロベリーハウスの部屋数に対してあぶれてしまいラウンジで寝泊まりするはずだった日向を、女子が使うマスカットハウスの余った部屋に泊まるよう誘導する
ここでもし日向がラウンジで寝泊まりしていたら、その後起きる事件は実行不可能だったのである(犯人は気づかれずラウンジを通る必要があるため)
今回もソニアは事件が起こる一端ともいえる、善意からのミスリードをしている
また、この章の最後で狛枝がモノクマを呼び出すシーンがある
そこで「この島の絶望を排除することが出来れば、ボクは本物の希望になれるはずだ」と、自分の持つ”超高校級の希望”になりたいという欲望を吐露している
CHAPTER5 君は絶望という名の希望に微笑む
この時点で七海と狛枝の通信簿は回収済み
‣詐欺師
捜査パートで十神が偽物だったことが判���する 意味が分からなかったが、意味などないらしい 十神の正体を引っ張ったのは『コロシアイ学園生活の生き残り』や『裏切り者』のミスリードでしかなかったのだ
七海は自分たちを騙していた十神に対し仕方ないと言う
「才能を持つっていう事は、その才能に縛られるって事でもあるんだよ。」
本人の望む望まないは別として、才能に頼らざるを得なくなる状況もある 狛枝はその生き様からして上記の事を体現しているだろう
そしてこれは才能を持たない人の方が良いのかもしれないという考えであり、狛枝とは真逆の価値観である
‣自殺に見せかけたトリック
自分の命を懸けて”絶対的な希望は絶望に打ち勝つ”ことを証明したかった狛枝は、今回の”犯人不明のトリック”に及んだ
自殺(狛枝が仕組んだ殺人)であることは裁判中早い段階で判明したが、その動機について「狛枝は俺達を皆殺しにする為に自殺したのか?」と日向が疑問を抱く
そして消化弾の細工に気づき、この事件の犯人が”特定不可能”であることに辿りつくが、ここで重要なのがモノクマには犯人が分かっている点である(プログラム世界である以上、監視カメラなどの小細工を必要とせず、監視者として全てを把握できる)
‣ソニア
倉庫で火災が発生した時、ソニアが「消化弾を使いましょう」と言わなければ狛枝の罠に嵌ることは無かった 善意からのミスリード
また、軍事施設で怪しい動きをしていたり、狛枝が用意した大量の爆薬がただの花火であることを教えにギリギリになって倉庫へやってくる等”裏切り者”のミスリード
”絶望を排除しようとする”狛枝と、”希望を守ろうとする”七海
‣七海千秋
七海の推理の根幹は「信じる」ことだ
「疑いもするけど…それでも信じたい。その先にあるのが『信じる』って気持ちなんだよ。」
狛枝は自分の幸運を信じて「裏切り者に自分を殺させる」計画を決行した その幸運を信じるのであればこの事件の犯人は”裏切り者”である七海だ そう推理した七海は、日向なら真実に辿りついてくれると信じて”裏切り者”の推理を託したのだ
日向が七海を”裏切り者”として指摘することは狛枝の運を信じることではなく、七海を疑うことでもなく、七海を信じることである この選択は非常に心苦しいが、七海の選択を裏切らないためでもある
未来機関を裏切れないからと、これまで直接的な干渉は控えていた七海だが、この章をもってそれを卒業することになる
七海はひな祭りも乳絞りも知らない 生まれたばかりで色々なことを学習している途中だ
「人の感情とかを推測して考慮して、選択しなきゃいけないようなのはちょっと難しい。」 「できるだけ、傍観者でいた方がいいって。」
そう言っていた七海が狛枝の”希望”に対する感情を推測して考慮した推理を披露し、自分の意思で”本来の役割”を降り、未来のために日向たちの背中を押したことは彼女が正しく成長していることの証明だろう
‣超高校級の幸運
狛枝の目的は「裏切り者以外の全滅」、さらに言えば「希望が絶望に打ち勝つ事」である 前者が今回の計画の主目的であり、これは日向たちの推理によって”失敗”に終わった しかしこの失敗という不運は6章で覆ることになる
‣七海とウサミのおしおき
ウサミはおしおきの直前こんな話をする
「英雄になる必要なんてないんでちゅよ。無理に誰かに認められなくてもいいんだからね。」 「他人に認められなくても、自分に胸を張れる自分になればいいんでちゅ。」
これは権限をモノクマに奪われたウサミ本人にも、才能を持たずそれに強い憧れを抱く日向にも向けられた言葉であり、同時に 確かな才能を持つ者に憧れ、自分を卑下していた狛枝にも刺さる言葉だ
‣バグり始めた世界
画面にノイズが走りテキストが文字化けすることでこの世界がプログラムであることが表面化してきた それだけでなく、死んだはずの仲間が出てきたりと心臓への負担が大きい演出となっている
その後レストランで狛枝の最期のメッセージを聞くことに
バグりながらも話を紡ぐ狛枝が残したものは『11037』のパスワードと、彼の願望をあらわにした言葉だった
「ボクの行動が世界の希望の礎になると信じている」 もし本当にそうなったら「ボクを…超高校級の希望と呼んでくれ。」と、今まで隠していた「”超高校級の希望”になりたい」という願望を明確に口にする
CHAPTER0 修学旅行へと向かう乗り物の中のような
船の中でカムクラと話している狛枝
カムクラの視点で語られるが、両者の語り口からは”あいつ”(江ノ島)に対する殺意や憎しみが垣間見える (狛枝の「大嫌いなあいつを殺せるのかな?」 等)
”絶望”になった生徒たちは皆が皆罪木のように江ノ島のことを純粋に敬愛してるわけではなく、彼らの様に否定的な感情を抱く者もいるのだろうか
‣カムクラの目的
「僕は持っています。あいつが遺したモノを…」
江ノ島が遺した江ノ島アルターエゴのことだが、それを持ち込んだ理由は単に江ノ島を復活させるためではなく、江ノ島を利用してツマラナイ世界に何かを残そうとしている
『予想がつかない』出来事を期待している
‣狛枝が腕を移植した理由
「最大の敵である”超高校級の絶望”を取り込むことに成功した」 「大嫌いだからこそあいつの力を取り込む」
と言っているが、直後に「大嫌い…なのかな?なんだろ…おかしいな…」などと錯乱する様子も見られる
6章裁判での苗木(偽物)の「江ノ島と一体化する事で、自分の中で彼女を生かそうと考えたんだろうね。」と言う発言は江ノ島アルターエゴの推理であるから狛枝の真意は分からない
CHAPTER6 This is the end 〜さよなら絶望学園〜
序盤は希望ヶ峰学園の探索 愛着のある景色が壊れていく様は面白かった 前作をアニメで済ませずちゃんとゲームプレイしててよかった
未来機関のメールの痕跡などから苗木たちが”超高校級の絶望”を匿っていること、それが未来機関の意思と反することなどが伺える
‣ちーたんアルターエゴ
監視者の二人についてや、監視者の権限を乗っ取ったウイルスも”ルール”に縛られていることを教えてくれた ここで何者かがこの世界にウイルスを持ち込んだことがわかる
‣苗木誠
苗木クン生きてるしめっちゃ喋るしなんなら普通に登場してわろた
『11037』のパスワードを「ある人が窮地に陥った自分を救うために残してくれた数字」と言っていて、なんだかすごく嬉しくなった 舞園さんが好きなので 苗木にとって舞園さんは今でも恩人であり忘れられない思い出なんだ
以下裁判パート
‣苗木?登場
めちゃくちゃ格好良い登場の仕方だったけど偽物だった
ここで狛枝が先に辿りついた真実の一つ、自分たちが”超高校級の絶望”であることを突き付けられる
モノクマから卒業プログラムで卒業を選ぶことで”超高校級の絶望”の記憶はなくなり、現在の日向たちのまま卒業できるという説明を受ける
死んだみんなは生き返らないが、ここで外に出ない意味はないので当然卒業の流れに 七海が残してくれた未来ならそんなの選ばざるをえない…
しかし、日向たちが卒業する方へ誘導しているモノクマに違和感を抱き、この苗木を信用して良いのか?と言う流れに 結果、この苗木はモノクマの自作自演だということがバレる ここで苗木である証明のために『11037』の意味を問うところがまた良い
‣江ノ島アルターエゴ
死ぬ前に江ノ島本人がちーたんの技術を盗んで作った…らしい カムクラが持ち込んだウイルス
江ノ島は卒業プログラムについて「死んだみんなは生き返る」と条件変更 あからさまに都合が良すぎるが
ジャバウォック公園にあったカウントダウンは「コロシアイ修学旅行のタイムリミット?」→「モノクマの言う”あいつ”が来るまでの時間?」→「江ノ島がプログラムを改ざんするまでにかかる時間?」のように次々とミスリードされていったが、結局意味など無いらしい
ここにきて卒業を押すのか…?と思ったら
‣苗木(本物)登場
主人公か?
苗木は新しい方法として”強制シャットダウン”を提示する しかし現状では人数が足りない…まさかとは思ったが、そのまさかだった
‣霧切・十神登場
激アツカットインからのクールな二人 苗木含めたこの三人好き
十神が「いいから強制シャットダウンだ」しか言わない こいつ前は自分の価値観で物事を考えるのは危険とか言ってなかったか?
苗木とその希望を信じてプログラム世界に身を投じた二人だったが、彼らの説得も虚しく江ノ島が突きつける残酷な真実に日向たちは絶望してしまう
苗木たちがこの世界に来るタイミングは、江ノ島に操作されたものである
‣希望更生プログラムから絶望復元プログラムへ
”強制シャットダウン”を選ぶと「この島での記憶が消える」 それはつまり七海の記憶も消えるという事だ それはみんなが絶望に戻ってしまうことや死んだみんなが生き返らない事よりも重大に思えてしまった
しかし”卒業”という選択肢は世界に”絶望”を放つことである それは江ノ島の”絶望”が勝つことを意味するため選ぶことは絶対にできない
(”留��”はどう考えてもメリットが無いため考慮しない)
江ノ島は日向たちに卒業��選ばせたがる(=苗木たち三人を永遠に留年させ、生き返ったみんなを江ノ島アルターエゴで上書きする(のちの人類総江ノ島化計画)ことを目論んでいる) ここで重要視すべきなのは人類総江ノ島化計画ではなく、苗木たちを永遠にこの世界に留まらせる事である
そして強制シャットダウンをさせないために江ノ島はさらなる残酷な真実を突き付けてくる
‣カムクライズル
日向創が希望ヶ峰に憧れるあまり付け込まれロボトミー手術を施されて生まれた”超高校級の希望”と呼ばれる天才 あらゆる才能を人工的に植え付けられた結果、人生を「ツマラナイ」ものだと思っている模様 カムクラの存在は5章のウサミの台詞と真逆であり、狛枝の「才能は生まれ持ったもの」という理念に反するもの
強制シャットダウンすれば日向は”絶望”状態のカムクライズルになり、日向創という存在は消えるのだと言う こんなにも残酷な真実があっていいのだろうか、まさに絶対的な絶望だ
そしてどちらも選べず立ちすくむ日向たちに対し、江ノ島は「予想通り」だと言う すべてが予定調和で、すべてをコントロールできるゲームの世界だから こうして事態は膠着したまま苗木たちもなすすべなく日向は絶望に堕ちてしまう…
江ノ島アルターエゴの真の狙いは”停滞”であり、南国の島でずっとずっとずっと…みんなを未来に進ませない事にある そこに動機は存在せず、ただ純粋に絶望を追い求めているだけ
‣七海千秋
救いの手を差し伸べてくれるのはやはり七海だった
「キミ達はゲームなんかじゃないんだよ?”選ぶ”だけじゃなくって…”創る”事だってできるはずだよ。」 「たとえ”存在”がなくなったとしても、私とみんなで作った未来をみんなが進み続ける限りは…私は消えてなくなったりしない。」
と意識の底から日向の背中を押して励ましてくれる そうして才能を持つ事がゴールじゃない、自分を信じてあげる事が大切だと言うのだ
これは七海がコロシアイ修学旅行を経て学習したことであり、日向が欲していた”希望”の言葉だろう
「キミなら”未来だって創れる”はずだよ。」
七海の言葉を借りて絶望に染まったカムクラを論破していく 日向創、いい名前だ
‣スーパーサイヤ日向
江ノ島は七海の後押しにより覚醒した日向を見て完全に予想外だという反応を見せる 「ま、まさか・・・カムクラ?ちょっとどうなってんの!?こ、これって・・・マジもんのバグとか!?」という台詞から推察すると、現在の日向はカムクラと同等の力を持っており、”超高校級の絶望”に対抗できるものだとしたら、日向は”超高校級の希望”として目覚めたのである
そうして日向は自分たちで”未来を創る”ために強制シャットダウンをする決意をみんなに示した
‣江ノ島の敗北
江ノ島アルターエゴはウサミにおしおきされ、今度こそ影響力を失う
”超高校級の希望”が”超高校級の絶望”に打ち勝ったという事は、狛枝の望みが成就したという事でもある 5章での狛枝の計画が”失敗”して七海が未来機関としての役割を放棄し処刑されるという”不運”を覆すのが、6章での七海が日向の���意識の中”で彼を励ますという役割を担う”幸運”に繋がる
つまり狛枝の行動が起因となってどんな絶望にも打ち勝つ絶対的な希望を日向に与えている
これは狛枝が意図していたことではなく、本人が望んだ結果とは別の形での幸運の成就という、これまで発揮されてきた才能の法則性と違わぬものになっている
また、”幸運”という才能が単なる偶然の産物ではないことはカムクラがその才能を持っている(=移植できるレベルで定義が存在する)ことが証明となっている
EPILOGUE 未来の前の日
スーツ着た霧切さんがとても可愛かった 腐川が十神の帰りを待っている事を思わせる台詞もあったし前作の生き残り組はこの世界でちゃんと生きてるんだなと思うと感慨深かった
苗木たちの創った未来も存在している事実が嬉しい
同時に日向たちが創った都合の良い未来も存在していることを願う
今作が一貫して言っていたことは、「多様な価値観があること」
己の価値観のみで形成された世界では起こりえない予測不可能なことでも、行動を起こせば”奇跡”は起きる
他に考えたい点
・日向(カムクラ)達はなぜ超高校級の絶望になったのか
・希望ヶ峰学園のした事
・カムクラの目的 等
キャラ評などは通信簿埋めてから改めて書くと思う

これは一番好きな日向創の表情
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JGmomentⅠ
twitterのモーメント移植
囈【たわごと:筋道の立てない言葉、寝言】自分めも
自分の頭の中と、知識前提でこぼしてるからはたから見たら伝わらないし齟齬しか生まれそうにない
変装がうまいひとが化粧してあげるの��んとすきなの………でも首化粧とか死化粧とかもいい題材ですよね………
まぁ時代錯誤なんですけどね、生首は……でも死体偽装やってそうだか��ありです…?
にんたまで某変装名人が変装には観察が必要、だから日頃からスケッチをして観察力を鍛える~ってあってですね、絵がうまいんですよ、つまり変装がうまい人は絵がうまいんですよ、……言いたいことわかるな?(という顔
今更だけど舞台OPのとこで田崎さんが福本さんにのとこ二部の伏線かな…
福本さんの潜入先としてどこかの定食屋の厨房とかもやってるかもね
多分ね、日本にいる間は料亭の厨房とか旅館の厨房とかにも出入りしてたと思うんですよね
福本さんの料理帖みたいなのもつくりたいきもちだけ
高身長いかしてモデルやってる福本さんとぼくさーの傍ら減量レシピ本だしてる福本さんとイケメン料理研究家として料理番組と雑誌連載もってる福本さんっていうネタがある(備忘録
まつげが長い&まっすぐ&伏せがちな人の目にはハイライトが本当に入りにくいのでみよさんはそんなイメージ
ゆうきちゅうさ(現パロだと何かすごくて偉い人)の隣にいつもいるイケメン敏腕秘書っていうネタもある
和装のときの色合いといい黄色いレインコート・傘が、もしはたのさんご自身で選んでそれなのだとしたらはたのさんは致命的な部分がおわかりですね
自分の中の過去考察がないと脈略無さすぎるんだけど「揚屋のおねえさん方に遊ばれた(化粧、お着替えなど着せ替え人形てきな)のがきっかけで女装に抵抗がない」というのを踏まえた実井くんを描きたい
かえる場所はどこにあるのか。 いや、そんなものなど葬った。 待っているのは真っ黒な孤独だけだ。 帰る、還る
軽率にきりすと教における白百合の意味など調べてしまい、柩の献花としては普通なのだけれどこっち側が勝手に考察深めてしまっているのでみよさんはピエタやってほしいし、修道女だけどべるにーにの聖テレジアの法悦やってほしい
演者を演じる、というのも好き
あの学生集合写真も合成出きるんだなってわかりました
「必ず救うの軍なきものは必ず守るの城なし」:援軍のくるアテのない城でがんばっても、落城は時間の問題ということ。
「彼を知り己を知れば百戦して危うからず」中国の兵法家・孫武の言葉。戦いに勝つには敵をよく知り、自分の力を正しくつかんでおくことが何より大切ということ。
猫の目時計:猫の瞳は薄暗い夕方になると、まん丸になる。忍者はこうした猫の瞳の変化で時刻を知ることが出来る。 教養なき忍びは滅びる
任務でペアくんで主従してるのもみたい(の名残が執事
者で学んだことがスパイにあてはまりまくるからやっぱり忍術の勉強したっての本当だよ?!?!?!???ってなる
戦の規模が大きくなればなるほど事前の調査ってものが必要になってくるでしょ、戦に勝つのは敵より情報収取が優れている場合です(事件の本質の段/庄・乱 メモ
最初のスーツを仕立ててるところもみたい、きんぐすまんみたいな…あーいう…かんじ…
それはそうと軽卒にきんぐすまんパロも、考えたりはしてるんだけどえぐじーとほまた逆方向の愚直さである佐久間さんは正義感でつっぱしるかんじなかな、と
和装の時に軽卒に極道ぱろを考えたりしてたんだけど純真に極道にそだってしまったさくま坊っちゃんもよい 。考えてたのは極道の家で警察官をめざすさくま坊っちゃん……。 和装からの軽卒ごくどうパロのチャートをかるーく考えているので今日はそれをもう少し練る()それはそうと機関員の背中に妖怪背負わせたい(墨でもすたじゃん刺繍でもよい
1話みるとなんで背の低いやつに天井裏~のこめんとが流れたりするんだけど背が低いから天井裏なんて狭いところ点検するんやで…( ˘ω˘ )って毎回なる。別に高いところは跳躍なり腕力なり梯子なりで上れるからな
盆栽にやさしいのはあの数の盆栽あったら家1軒買い替えるよりも高くつくからなんだろうなと思うのです…とくに自分で世話・といよりは作家から(もしくはコレクターから)買い付け⇒維持という意味での世話してそうなイメージ
軽率に忍びの卵とすぱいが脳内でお話しするんだけどスパイとして生き抜いたcvしものが影が薄いことを悩んでいるcvしものにうらやましいな、ってよく言ってる。 すぱいのほうのcvかじはにんじゃのたまごのcvかじの笑いどころがわからなくてすぐツッコミ役になってる
それはそうと機関員たちの見分けつくようになったよな~とか考えてたけど軍人とか学生(当時の)になったらそれこそ見分けつかなくなるわけで、あの時代だったら個性ありありじゃん~~~~って思い直しました(?)
あの姿(見目麗しい・洒落ている)をデフォルトとして印象付けといて、変装するときに一般的な外見にすることで同一視を避けてる感じなのかもしれないな…
今の感覚だと地味で終わってしまうかもしれないけど当時の感覚だと違うよね、スーツ一式仕立てて、ほぼ毎日で、そんな若い男性が複数人いるわけで
機関員世界線の現代なD組記憶もち転成ぱろで、機関員時代の記憶のせいでうまくいきができない機関員のそれぞれの子供時代~みたいな話が!よみたい!のでしっていたら教えてほしいです……(五体投地)にん…のたまごたちの二次だとたまにみかけるので……ありませんか…
自分の体にきすまーくつけられることは厭わないのに唇は奪わせない機関員…などをかんがえた
色の任務はするけどのらりくらりと唇にはしないしさせないんだァ…相手(女性だとして)にも「こんな男にあげちゃだめだよ」とか言ってそうだな~(キャラ指定はしてない)
機関員のうなじにバーコードつけたい
化物として生まれたのか、化物として育っていったのかというお話
愛される人を演じるのは得意なんですよ、(愛なんて知りませんけど)って機関員に言わせたい
在りし日の己を「友人」とか「隣人」とか言いながら話す機関員の物語よみたい
遠近法?で手で顔かくすやつやってほしい
絶対見せてくれないだろうけど機関員の瞳からつたう涙がみたい…かばーによってはわらうしおこるしかなしむだろうけど涙は見せないんじゃないかな
普段着で派手柄シャツきてる機関員がみたいんだよ~~(この呟きには友達と現代においては忍ぶ必要がなくなった機関員たち、という概念が含まれています
機関員たちはカバーを変えてるけれど、「彼ら」のカバーそのものは何も変えずに、人によって感じる印象がかわる、そんな鏡の様な彼らも見てみたい。
「僕らが変わったように思うのならば、それは貴方が変わったのですよ。」「僕らは何一つ、変わることはありませんから」
莫迦なことを言う。人間である以上不変であるはずがないのに。…………しかし、彼らは「人間」なのだろうか
唐突に脳内のはちやさぶろうが脳内の機関員たちに「いちいちカバーなんて作らないで別人に作り変わればよくない?」などといい放った……変装名人め
機関員の心臓抉り出しても死にそうにない感じ書きたい(死にますよ)
めも→風船、現像室、かめら、はーばりうむ、ぱずる、椅子
人はどうしたら神なくして聖者になれるか
あめ…かみなり…のなかに機関員をほうりこみたい(ひどい)
大きめ、派手めの耳飾りしてる機関員みたいな~爪塗ってるのもみたいんだけどさ~
手鏡、化粧台の鏡、姿見、あわせ鏡、無限回廊な大きいあわせ鏡(鏡の間)、ひびの入った鏡、鏡の破片、かーぶみらーなど
からばっじょのなるきっそすな三好とかも描きたいな
軽卒に探偵か詐欺師か強盗をやらせたい(トリックを考える頭がない)
自分の知ってる限りの料理番組の要素まぜこぜにしたふくもとさんの料理番組パロを考えてはいるのです、漫画描けないから……
は~~~満面笑顔の機関員描きたいな!!
死ぬな殺すな囚われるなでございますけれど、夢の中とか脳内で気に入らない、とか眼中にないとかそういう周囲の人を殺してる機関員の話みたい!
問答、過去を惨殺、耄碌して記憶混濁、糸が切れて落涙、アンデッド生きる屍生者の葬列死者の誕生、カバーと素顔彼が俺だった、人間化物、火遊び めも
顔に?似合わず雨で偏頭痛ひきおこす神永さんとか、雨の匂いがするねっていう甘利さん
禁断の果実としてのリンゴ、黄金のリンゴとしてのオレンジ(マルメロ、毒リンゴとしてのトマトとか描きたい
血濡れには基本ならないはずの機関員さんたちをどうにかこうにか血濡れにしたいのと前言ってた頭の中では殺戮犯とかワインとかも描きたい
「だって頭の中(ここ)では僕がカミサマ」
「人を殺したことがあるようなことをいうね」 「馬鹿言わないでくれ、不殺の誓いをたてているんだ」
化物の自覚があるのか、化物と言われたことがあるのか、化物を何と心得るか、化物でいることの自負心、反対に化物でいることの羞恥があるのかとかとか
間諜は生への執着が大事なんですけれども、すぐ生死への冒涜のようなことをさせてしまう許して
生き急いでるか、死に急いでいるのか
任務中にどこに住んでるの?的なニュアンスの「どこに帰るの?」という問いかけに「帰る場所なんてないんだよ」って笑顔で返す機関員さん
かれらは多重人格者…意識的だからカバーといえるのだろうけれど。耄碌してきてから自分が「誰」なのか混乱してほしさある
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▽CoC
私が愛したあなたへ。 as 蒼井ミコト
同居人 as エルマー・ベッケンバウアー
ダンス・ウィズ・ストレンジ as エリオット・ベンソン
幽世常世の満天下 as 灯 養花天 HO3
辜月のN as 卯波 しらはえ HO箱
やさしい世界と呼吸法 as 早凪 宵
わたあめ羊とシロップダンス as 香賀 レツ
星と天が彷彿として as ルチル・アマゾニット/ブラウ・カルサイト
フカシカ▲▲▲ as 皇ソラ
茶瀬木高校オカルト部 as 凉釆ヤコウ
青解 as 角倉ミカドHO2
沈黙への夜想曲 as アルバ・ビアンコ
少年少女が世界を救ったら悪いですか? as 条条シグレ
369 as ヒューマHO2
ループ橋で何かが自分を待っているんです。as 酒々井ホマレ
花冷えに亡く季節 as 水勿川露花 HO「記」
冒涜���市Z as ドンダー・メイソンHO3
初恋性 ストックホルム症候群 as 灰梅珊瑚
yes, my load. as エリオット・ベンソン HO従者
Good morning ALL as HO不老不死
VOID as 白咲スイHO4
壊胎 as 香賀レツ
悪夢の続きは魔女集会にて as シュエ・ラズーリト HO4
ミニチュアガーデンコンプレックス as 白波燈
NapFrappe as No.0708 HO Moon
プルガトリウムの夜 as 花前イブキ HO2
嗤う人間師 as アイラ・エヴァンズ HO3
ギフト as 浅海セオ
幸せの在り処 as 一蓮妲己
君の胴 as 文咲ナツメ
仰望すれども銀 as リヒト・シュテルン
ワンルーム・ディスコン as 皇ソラ HO2
商・不幸堂 as 一蓮妲己 HO2
EUREKA as 白波燈 HO2
愛飢ゑヲワル as 立花アキラ
親愛なるオケアノス as 灰谷ネモ HO2
はじめまして as 桧森アサヒ
ユウジン as 杜沢ユウマ HO2
蹂躙するは我が手にて as フランチェスコ・アッローロ HO1
ようこそ!迷冥市役所都市伝説課へ! as ヤクモ HO2
夜森 as 式守ミクモ
たたら as 花良ヨシノ
十二星座館殺人事件 as スタンリー・サジタリウス HO射手座
ゆらめく魔法市 as アルビー・ウォーカー
鬼の棲む as 桧森アサヒ
家の中を歩いてみよう as 凛堂アザミ
キルキルイキル as 水述シキ
Our Song as 山科スズカ
爛爛 as リヒト・シュテルン HO1
アフェクシオンにも似て as 文咲ナツメHO3
青、モノクロに色めく涙星 as 蒼井ミコトHO1
チギリガミ as 酒々井ホマレ
火点し頃の蜘蛛踊り as 鉢屋六郎 HO4
あなたを愛する私より。 as 蒼井ミコト
ジャンヌの猟犬 as アガットHO2農民
メーデー、電子の戦場から as 蘭爛々
デウス・エクス・マキナは死んだ as レプリカ・レモンツリー HOカミ
カエラズノケン as 織部楊太郎
将来の夢 as 立花アキラ
まれびとこぞりて as ジーン・四季島
花落ちる as 蘭爛々
夢うつつを誰か知る as 立花アキラ
人生画廊 as 立花アキラ
灼熱さえあればいい as 弦月杠
透明人間は人の皮を被るか? as 春田レトHO4
志学の友は何を見るか as 式部レンゲ
海も枯れるまで as 硝乃トオHO1
ソープスクール as 神座藍HO4
悪の組織が地球を救ったら悪いですか? as 条条ミゾレHO3
キキツヅニナク as 式部レンゲ
胸キュンしたら1d100 as 杏花霖
カノ���街 as 肆桜紅緒HO4
アンアンリ・ファンタスマゴリア as 杏花霖
World End Breakers as のっぽさんHO天災
お前が人を殺すのだ as 八乙女伊織
きみは100億万ドル as 静寂茉莉花
はじめましてと、君は言った。 as 柚黄アカネ
脱獄は乙女の嗜み as 兼松レイラHO1
この狂った世界の端くれで as 片桐はつね
エンディングノート as 浅海セオ
夜葬の繭 as 凛堂アザミ
電子∞感染 as 式部レンゲ
バベル as カチューシャ
AND/HAND as 花扇紺
13・13 as 花扇紺
感染自罪のモンタージュ as 神樂響
落園 as 辻本ミナト
センタク as 山岸ヒナタ
変異、タクシー as 山岸ヒナタ
水槽回顧 as 神樂響
しのぎ問答 as 杏花霖
揺らぎの文末 as 桐生かえで
彼方からの君に捧ぐ as 八乙女伊織HO4
オールドメン・アクト・ライク・エンジェルズ as 流星ハルカ
コッペリアの証明 as 凛堂アザミ
「 」なんてね as 神宮悠李
お前は誰だ as 凛堂アザミ
凍心 as 杏花霖
星の神話、エンドロール as 浅海セオHO2
ヒトリゴト as 森下みずは
デキナイコ as カチューシャ
カタシロ as 立花アキラ
夏霞から、夕立まで as 杏花霖
レインレインダウンタウン as 杏花霖
救う神あれば捨てる神あり as 片桐はつね
誰がロックを殺すのか as カチューシャHO2
庭師は何を口遊む as 神樂響HO1
刹夏 as 露草藍夏
Dの信仰 as 山岸ヒナタ
夢の対価 as 山岸ヒナタ
Piece of Her Heart as 立花アキラ
Life goes on as 立花アキラ
Dlma as 立花アキラ
沼男は誰だ as 立花アキラ
豪華客船と怪盗団 as 立花アキラ
まずはダイスを振れ、話はそれからだ as 立花アキラ
延命病院 as 立花アキラ
毒入りスープ as 立花アキラ
PC不明:ストラフトンの山の火、星売り商人、etc…
▽マダミス
箱庭の観測者様へ
腐女子山荘殺人事件
J・モリアーティの暗躍
狂気山脈
▽エモクロア
新約・きさらぎ駅 as 桐生こずえ
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Hand in Hand 第1~5回 セッションまとめ
※ 注意 「バグ・シャースの侵蝕」収録シナリオ #6さま作「Hand in Hand」のシナリオネタバレを含みます
第1回
二宮 星 (にのみや せい) PL:晴松 18歳男性/インディーズバンドのベース
NPC 零埼 宙
高校生になると同時に交通事故で両親が亡くなり、叔父の家に引き取られる。しかし、両親の事故は叔父が運転していた車での事故だった。間接的にではあるが人を殺してしまった、その自責の念から精神的に追い詰められた叔父は宙の顔を見るたび暴力を振るうようになる(亡くなった母親と顔が似ていたため)。叔父の暴力は日に日にエスカレートしてゆき、彼女はじきに学校にも行くことができなくなる。もうこのまま自分は死ぬのかもしれない。そう覚悟したある日、叔父は通り魔に襲われ亡くなる。家の目の前で襲われたため、宙は犯人の顔を見てしまった。それが、二宮星だった。 それ以降、彼女は二宮星に恐怖とは裏腹に信仰に近い執着の念を抱くようになる。自分を助けてくれた、あの人は誰なのか。 その後短期間の入院ののち学校に再び通うことが叶い、友人とともに訪れたライブハウスで彼女は星と再会する。名前、所属しているバンド、住んでいるシェアハウス…彼のことをもっと知りたい。もっと仲良くなりたい。あわよくば彼にとって唯一無二の存在になりたい。そんな願いを抱いた彼女は、魔術に手を染め、今回の事件を引き起こしたのだった。
第2回
与謝野 龍子 (よさの りゅうこ) PL:ちゃんぴよ 17歳女性/レディース二代目総長
NPC 織部 紫乃
ごく普通の一般家庭に生まれた優しい少女だったが、中学生のときに強姦未遂に遭い男性恐怖症になる。高校では親友とも呼べる大切な友達ができ、楽しい毎日を過ごしていたが、親友に彼氏ができたことをきっかけに疎遠になる(男なんて信用出来ない、という根本的な価値観の違いからすれ違った)。その時から、「大切なものは力づくでも手に入れないといけない。誰かに奪われてしまう前に」という考えにとらわれる。 そして高校2年生の春。紫乃はある日の学校からの帰り道、不運なことに不良集団に捕まってしまう。男性恐怖症からろくな抵抗ができない彼女を、助けてくれたのが与謝野龍子だった。汚い男たちなんかよりよっぽど強くて凛々しくて美しい、あの人ならわたしを守ってくれる。あの人が欲しい。紫乃はその時から龍子に偏執的な恋慕の情を抱き、ストーカー行為を繰り返す���うになる。
補足:ピアノが上手。料理や裁縫など、女の子らしいことはひと通りできる。 ふだんは明るく元気に振る舞う。
第3回
神乃 御子人 (かみの みこと) PL:おさと 25歳男性/渋谷の占い館で働く占い師
NPC 夢上 麻里
19歳。お屋敷に住む世間知らずのお嬢様。孤児院育ち。両親は亡くなったと知らされている。容姿が美しかったため5歳のとき富豪の家に引き取られる。とても甘やかされて育ち、欲しいものはなんでも与えられた。きれいな服も、かわいいお人形も、全部すぐに手に入る。そんな生活は幸福で満たされていて、……つまらない。嫌気がさした彼女は、中学三年生(15歳)の春に家出をする。できるだけ遠く、まだ知らない世界を見てみたい。彼女が心の赴くままに電車を乗り継ぎ、そして降り立ったのは渋谷の街。高いビルや行きかう車、そして雑踏。普段接することのない世界に目を奪われた彼女は、気づくと路地へ迷い込んでいた。無防備な彼女は、不運なことにたむろしていた不良に囲まれてしまう。誰か、助けて……!そう心の中で叫んだ彼女の手を、誰かが掴む。「走って!」その手に導かれるまま、全力で走る。走る。その手を握っていたのが、神乃御子人だった。
第4回
平塚 明 (たいらづか あき) PL:はりまや 20歳女性/元レディース/教職を志している
NPC 米田 森平
絵、PL:ちゃんぴよ 30歳/由華大心理学部教授 院卒後、母校である由華大の心理学部心理学科の助教授となる。扱う論文の題材や着眼点が斬新であることから、若手ながらその分野では功績を認められている。優秀だが、興味を持ったことには自分��納得するまでとことん突き詰め固執する癖がある。 ある日の帰り道、大学の裏坂でたむろする不良たちがカツアゲをしている現場を目撃し、止めに入る前に明に場をおさめられて(ぶっとばされて)しまう。それをきっかけに明に興味を持つ。以来、行き過ぎた探求心から、彼女のことを調べ上げ、日頃の行動を分析するなどストーカーまがいの行動に走るようになる。 そんなある日、考古学者の友人から魔術書の存在を教えられ、彼女を巻き込んだ心理学的実験を行うことを思いつき――。
第5回
尾張 巡 (おわり めぐる) PL:のろま 39歳男性/記憶喪失/特徴:天才(元)
NPC 止野 みらい
23歳/元研究員 15年前、尾張巡とともに製薬会社の人体実験に巻き込まれたひとり。冒涜的な存在との邂逅によって奇跡的に記憶を失わず逃げることに成功したが、SANの永久的消失状態に陥る。その際、密かに恋心を抱いていた先輩の尾張巡への想いを捻じ曲げてしまうこととなった。現在は彼への執着心のみで生きている。
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友達が欲しいなんて思って、『生きる技法』を図書館でリクエストするか目次を眺めていたけど、何だか卑屈な気分になっちゃうね。 http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784862280558
いくら自分が積み重ねてきたものだとしても、年上から年下へってスタンスで書かれてるものって、俺は嫌いだね。いかにも年下というのも嫌だけど、年齢立場関係無いような意見じゃないと、受け付けない体質だな。
20上にでも言えるような事じゃないと、不純だと思うんだよなあ。じゃあ何を理由に20上の奴は怒るんだって話でね。
「自分を嫌っている限り、本当の友だちはできない」って、なんかいくらか例外が思い浮かんじゃうんだけどな。「自愛」の語感は良いが。
追記:読書ってこういう作業だと思うんだけど、間違ってる?
追記2:死んでくれないと、交換可能になってくれないと困る。例えば俺の考えは明日にでも変わっているはずで、だとしたら今日の俺を読んだ人間は、然るべき時にそれを殺せなきゃいけない、というより読む時にはそれを殺せなきゃいけない。学ぶには、精神を殺すのが絶対条件になる。相手が頭の中で生きていてはいけない。
追記3:それについて直面するたびに、頭の中で小さなそいつが出てきて、失敗しても何の責任も取らない。あり得ない事だ。だから読む時は、自分の遠慮との戦いになる。いかに徹底的に冒涜し尽くすか。
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シナリオ『きさらきらきらぎ駅』
【シナリオについて】
3時間程度のクローズドシナリオです。推奨技能は基本の探索技能、2~4人向け。 やる事が若干多いシナリオになります。

【概要】
探索者は電車によって知らない駅に連れて来られます。脱出して下さい。
【あらすじ】
とある魔術師が生贄を集める為、異空間を作成し、その空間を保つ為時を止めた。自分の作り出した空間を調べた魔術師は、覚えのないトンネルを目にし、入って行く。しかしそこは偶然アイホートの迷宮に繋がっており、彼はアイホートの契約を受け入れ雛を埋め込まれてしまう。
魔術師の目論んだ通り電車によって異空間に迷い込んだ七越蓮美は、脱出方法を調べ、夢魔に会う事が事件解決へ繋がる道だと判断し、儀式を行う。しかし夢魔に取り付かれた彼女は夢の世界に囚われてしまう。彼女の夢によって作り変えられた空間は、数日後に控えた結婚式を想起させるものだった。
同じ様に連れて来られた探索者は止められた時間を動かし、蓮美を救出し、無事元の世界に帰る事が出来るのか…? と言う内容のクローズドシナリオです。
【導入】
6月18日。 オフ会でツイッター友達、獏夜れむ(ばくやれむ、本名は鉄屋文子(てつやふみこ)、好きな方を使って下さい)から海外土産だと言って小さな紙袋を貰う。中を見てみると、ドリームキャッチャーが入っている。 この時、探索者のうちの一人の紙袋の中に、ドリームキャッチャーが二つ入っている。獏夜に確認を取るならば「店の人が間違えたのかも、いいよ~もらっちゃって」と言うだろう。
夜、オフ会は解散し、探索者達は電車に乗っている。座席に座った彼らは、突然眠気に襲われるだろう。 そして、目が覚めると知らない駅に着いていた。 激しい雨が降っており、辺りは暗く、時折稲妻が光っている。 新しく綺麗な駅で、看板には「きさらきらきらぎ駅」と書かれている。
時計を確認すると宣言した場合、時刻は11時27分となっている。
◎ホーム
掲示板とベンチがある。
目星:ベンチの下に赤いものが転がっているのを見つける。近付いてみれば、それが折れたヒール部分であることが分かる。
★掲示板
時刻表が画鋲で留められている。何かが書かれているが、うまく読むことが出来ず、見ていると気分が悪くなって来る。SANチェック1/1d2。 剥がして裏を見ると「よるはたやすくまをつれてくる」と書かれている。
※線路を伝って外に出ようとするなら、線路先のトンネルを抜けると元の駅に戻っている。SANチェック1/1d3。
※今後、いつどこの時計を確認しても11:27となっている。複数の時計を確認しそれに気づいた探索者はSANチェック0/1d2。
改札を抜���ると、広い空間に出る。右手に駅の出口の様なものがあり、他には「待合室」と書かれた扉と「駅長室」と書かれた扉、何も書かれていない擦りガラスの扉、トイレへの入り口、を見つける。
広い空間:壁際にはロッカーと券売機が並んでいる。

★券売機
きさらきらきらぎ駅発の切符が三種類売られている。ボタンには「60」と書かれている。現金を入れると、転がり落ちて来てしまう。バール等を使って壊そうとしてもびくともしない。 ロッカーで見つけた財布のコインを六枚入れると、切符を買う事が出来る。 切符の種類は「きさらきらきらぎ→終わらず」「きさらきらきらぎ→終わり」「きさらきらきらぎ→狭間」。
★ロッカー
パネルで4桁のパスワードを入れるタイプのロッカー。一つだけ閉まっている。 閉まっているロッカーには「金と同等のもの」と書かれたメモが貼られている。
※閉まっているロッカーは「2327」で開く事が出来る。時は金なり。
★閉まっているロッカー
小銭入れが出て来る。中には1d100枚のコインが入っているだろう。 自販機の下のコインを見ていれば、同じものだと言うことがわかる。
◎出口
鉄柵で閉じられており、鍵が掛かっている。脇には傘立てがあり、数本の傘が刺さっている。 自販機で見つけた鍵で開けることが出来る。
柵の間から目星:草原の様な景色が広がっている。25以下で成功したならば、道の先の方にトンネルが見える。
開けると一面に、草原のような景色が広がっている。 どしゃぶりのそこには一本道が続いており、向こうにトンネルが見えるだろう。 また、道の脇に祠があることもわかる。
★祠
木造の祠がぽつんと立っている。 耐久値は10。STR対抗をするなら11。 破壊すると、雨が止む。自分達の持つ時計が動き出した事にも気付くだろう。
★トンネル
石造りのトンネル。かなり古い様に感じる。
聞き耳:カサカサと何かが動く様な音が聞こえる。
中に入って進むなら、「おーい、その先はあぶないよ」と言う声が聞こえる。振り返ると片足の老人が立っている。老人はそう言うと、その場からすうっと消えてしまう。SANチェック0/1d3。もっと先に進むならば、ふと、何かが転がっている事に気付くだろう。それはローブを纏った様な姿の死体だった。その体から小さな蜘蛛の様な生き物が、皮膚を食い破って出て来る所を目撃する。SANチェック1/1d6。 そして、探索者達は何かが近付いて来ている気配を感じるだろう。顔を上げると彼らは、肉のついてない無数の足に支えられた、青白く膨らんだ楕円形のものを目にする。アイホートを目にした探索者はSANチェック1d6/1d20。そしてゼリー状の目がまばたきをすることもなく探索者を見つめたかと思うと、契約をするか尋ねて来るだろう。拒めばその場で殴打され殺される。ロスト。契約を受け入れればアイホートの未成熟な雛を埋め込まれる。以降はルルブ参照。
◎待合室
ベンチが並んでおり、自販機が置かれている。
目星:隅に工具箱が置かれている。金槌やバール等が入っている。
★ベンチ
目星(無くても見つけてもよい):一冊の手帳があるのを見つける。
6/13 気付いたらよく分からない駅にいた。外に出るドアも開かないし人もいない。怖い。夢なのかな。
6/14…? やっぱり出られる場所は正面の扉、待合室、駅長室しかないみたい。ホームから線路を辿って帰ろうとしたのだけど奥から変な太鼓と鈴の音が聞こえて来て、そしたら具合がどんどん悪くなって、一歩も先に進めなくなった。遠くにタクシーが見えた気がする、のに。大声で叫ぶことも出来ない。
6/15…? 自販機の裏で鍵を見つけた、駅長室の棚か引き出しの奴かな。何かヒントがあればいいのだけど。早くこの夢から抜け出したい。じゃないと間に合わない。
手帳の最後ページのアドレス部分には「七越蓮美」と書かれている。
手帳に目星:6/22に花丸が付けられている。
★自販機
様々な飲み物が売られている。価格部分には10と書かれている。
目星:自販機の下にコインが二枚落ちている。拾ってみると、10と書かれたそれは見た事のないデザインのものであることが分かる。
※この自販機で飲み物を買おうとした場合、手持ちの現金だと何度入れても硬貨が落ちて来る。自販機の下で手に入れたコインでしか買う事が出来ない。
珈琲を買うと宣言した場合、10と書かれたコインで買う事が出来る。 押すと缶と一緒に、大きめの鍵が落ちて来る。 珈琲には「Made in 終わり」と書かれている。 味は至って普通のもの。美味しい。
他の飲み物を買った場合、どれにも「Made in 狭間」と書かれているだろう。 開けてみると酷い腐臭がする。思わず手を滑らせそれを取り落とすと、缶に入っていた血が床に飛び散る。SANチェック1/1d2。
◎駅長室
棚と机、時計がある。
★時計
ドアの上に掛けられた古いアナログ時計は、11時27分になっている。 ずっと眺めていると、秒針は動いているが、短針と長針はいつまで経っても動かない事に気付く。
目星:時計の裏側に何かが引っかかっている事に気付く。椅子を使って取ってみれば、それが鍵であることに気付くだろう。
★棚
鍵のささったガラス製の扉が片方開いている。中には本が詰められている段と、小物の置かれた段がある。
図書館:「夢についての著述」「異空間への誘い」と言う本を見つける。 目星:紋様の書かれた小さな箱が入っている。箱は指輪のケースの様だ。中身は空。夢についての記述を読んでいれば、そこに描かれている紋と同じだと言うことがわかる。
「夢についての著述」
「夢魔とは文字通り、夢をつかさどる魔である。眠りのしるしを左手薬指に嵌め、以下の呪文を唱える事によって、彼らとの接触をはかる事が出来る。」と言った事が書かれており、ページの下には紋様と、呪文のようなものが描かれている。指輪の��を見つけていれば、そこに描かれている紋と同じだと言うことがわかる。また、その次のページは破られている。
「異空間への誘い」
「生贄を捧げる手段として、最も効率が良いのはその為の空間を作成する事だ。作成された空間は時を止めれば永らえ続け、その場に人を誘い続ける。魔法陣や祠、魔術に関連する物品を使う事で、それは可能となる。稀に作成したものが意図せずして別の空間に繋がってしまう事もあるが、場合によっては冒涜的なものとの関わりを深めるまたとない機会になるだろう」
★机
引き出し付きの机。鍵が掛かっている。上には電話が置いてある。 どこかへ電話を掛けると、遊園地の古いスピーカーから出ている様なひび割れた音で曲が流れているのが聞こえる。
知識1/2、または音楽技能:モーツァルトの子守歌であることが分かる。しかし短調で非常に不気味だ。流れていた曲は唐突に途切れ、そこからツーツーと終了の音が流れる。
鍵開けか時計の裏で見つけた鍵で開ける事が出来る。中にはくしゃくしゃに丸められた紙が入っており、それが本のページだと言う事がわかるだろう。「どの夢にも存在するそれは時として非常に邪悪であり、人間を陥れ、終わらずの世界へ導こうとするだろう。そして覚めない夢に囚われたものは、夢魔の次の楽しみの為の餌となるのである。」と書かれている。
目星:「去る時は珈琲」と言う走り書きを見つける。
◎擦りガラスの扉
扉を開けてみた探索者は驚いて息を飲むだろう。 そこには出来たばかりのショッピングモールの様な建物が広がっていた。 真ん中に噴水のあるその場所にはきらびやかな音楽が鳴り響いているが、人は一人もいない。
※この空間でドリームキャッチャーを所持していなかった場合、CON×5ロール。失敗した探索者は一日眠ったまま起きません。何も出来ないまま丸二日間駅にいると(この世界で時は流れていませんが、KPで大体の時間を計算して下さい)アイホートに襲われます。
目星:扉の脇にパンフレットが置かれており、店の名前を見る事が出来る。
①花屋 おやゆび姫 ②仕立ての人吉(したてのひとよし) ③山中書店 ④左川薬局(さがわやっきょく) ⑤コバヤシマート ⑥郵便局 ⑦Cafe ISANUKI

◎噴水
水が噴き出ている綺麗な噴水。もし水面を覗き込むと宣言したならば、天井が人体や骨を寄せ集めたもので出来ている事に気付くだろう。SANチェック1/1d6。なお、水面越しでない光景を確認すれば、普通の天井が映っているのが分かる。SANチェック0/1d3。
目星:近くにUSBとメモが落ちている事に気付く。メモ��は「彼女は今、何を望んでいるだろうか?」と書かれている。
①花屋 おやゆび姫
バラやチューリップ、マーガレット、カーネーション等が花瓶にささっている。
目星:棚に白バラのブーケが一つ置かれている。 知識1/2、また本屋で花言葉の���を探すと宣言:これらの花言葉を思い出す、調べる事が出来る。
バラ:「あなたを愛しています」「私はあなたにふさわしい」 チューリップ:「思いやり」「愛の告白」 マーガレット:「真実の愛」 カーネーション:「無垢で深い愛」「あらゆる試練に耐えた誠実」
②仕立ての人吉(したてのひとよし)
鍵が掛かっていて開かない。鍵開けも使えない。店の中はカーテンが掛けられており、覗くことはできないだろう。ここは郵便局の金庫の中の鍵で開ける事が出来る。 中に入ると、探索者達はマネキンに着せられた純白のドレスに目を奪われる。ベールのかぶせられたそれが、ウェディングドレスであることは明らかだろう。
ウェディングドレスに知識:最近の流行りのデザインであることがわかる。古いものではない。 部屋に目星:部屋の隅にパソコンの充電器が落ちている。
③山中書店
図書館:「魅せられし夢」と言う本を見つける。「人の夢は更に人を誘い、その人の夢がまた他人を連れて来る。夢の魔物に憑かれたものが一人でそこから抜け出す事は難しい、と言うのも、夢の世界はひとつだけではないからだ。同時刻、同じ場所に、複数の夢が存在している事は珍しくない。囚われたものは作り上げた記憶の集合体に迷い込んだ人間から、徐々に現実を奪って行く。これらに捕らえられない為の手段として、古くからドリームキャッチャーや獏の置物と言った物がよく使われている。またもう一つの方法として、夢を生み出し続けている元凶を目覚めさせると言う手もある。ただしこれは、他人の精神を読み、本体がどこにあるか、彼らの望みを上手く見つけて不安定な世界へ介入しなければならないため、大変難しい」
目星:雑誌コーナーに女性誌、婦人誌、女性向けのファッション誌しか置かれていない事に気付く。
④左川薬局(さがわやっきょく)
この店だけ明かりが付いていない。鍵はかかっていないので中に入る事は出来る。 中に入った探索者は鼻を突く腐臭に顔を顰め、そして顔をあげるや否や折り重なった死体の山を目にするだろう。SANチェック1/1d4。
死体に目星:積み重なった死体は老若男女様々だが、どの体にも左手の薬指に酷い痣があることに気付く。 医学:どの死体も衰弱死したように感じる。
目星:レジの小銭入れの中に指輪を見つける。サイズは女性もの。 指輪に目星:「hasumi」と彫られている事に気付く。
⑤コバヤシマート
シャッターが閉まっているが、下の方に少しだけ隙間がある。STR(14)対抗、またはバール等を使えば開ける事が出来る。 開けると中はコンビニ。商品が並んでおり、奥にはATMとコピー機がある。
商品を調べる:どれも「made in 狭間」と書かれている。開けてみると腐臭に���れた人体の一部が出て来る。SANチェック1/1d3。
⑥郵便局
表にはポストが置かれている。中に入るとこちらも無人。
目星:机に紙袋が置かれている。紙袋の中には(探索者の人数×2)枚の白いはがきが入っている。サイズは往復はがきのもの。また、部屋の隅に金庫がある。金庫には「大事な日の為の」と書かれたメモが貼られており、三桁の番号が必要になっている。「622」と入れれば開く事が出来、中には鍵が一つ入っている。
⑦Cafe ISANUKI
こじんまりとしたカフェ。座席の一つに広げたノートパソコンが置かれている。起動しようとした場合、充電が切れている事に気付く。仕立屋で見つけた充電器をさせば、起動する事が出来る。
パソコンにUSBをさす:招待状、と書かれたPDFフォルダが中にある。開いてみればはがきサイズのファイルに「御出席」「御欠席」の欄のある七越蓮美の結婚式への招待状が入っているだろう。
目星:調理場の後ろに勝手口がある事に気付く。
勝手口から出ると、見知らぬ土地が広がっていた。近くにタクシーが止まっている。 そして、タクシーの脇には青年が立っているだろう。どうされました?と彼は聞いて来る。自分のことを尋ねられれば、この近くに住んでいて、駅に来る客を捕まえているのだと言うだろう。地名を聞けば答えてくれるが、彼の言葉がその部分だけ上手く聞き取れない。何度尋ねてもそれは同じである。SANチェック1/1d2。帰りたいと言うとタクシーへの乗車を勧めて来る。強制はされない。 彼の運転するタクシーに乗るならば、何も無い平原を暫く走り出すだろう。そして、ふと探索者は、車内のミラーに映る姿を目にする。そこには形容しがたい怪物の姿が映っていた。ニャルラトホテプの姿を目撃した探索者はSANチェック1d10/1d100。探索者が気付いたのと同時にそれは大きく笑い出し、アザトースの元へと連れて行かれてしまう。ロスト。
※勝手口から出る世界は、駅側の出口から出る場所とまた違う場所になっている。外から駅側の扉を見つける事は出来ない。また、徒歩などでの脱出を試みる様なら、何度もタクシー運転手が乗る様に声を掛けて来る。
【七越蓮美の救出方法】
コピー機でUSBの中身をはがきに印刷し、御出席に丸をつけ(御の部分を消す消さないはまぁ任意で…)ポストに投函する。投函した途端、目の前の景色がぐにゃりと歪み、気付けば探索者達は披露宴会場に立っているだろう。新郎新婦の席にはウェディングドレス姿の女性が座っている。近づいてみれば彼女が虚ろな目をしている事が分かるだろう。また、彼女の目の前の皿には大量のコインが入れられている。
女性に目星、または指を見ると宣言:左手の薬指に黒い指輪がはまっている。
指輪を外させると、周りの景色が崩れて行く。気付けば探索者達は駅の改札付近にいる。(コインを拾っていなければ、足元に散らばっている。)先程見た筈の場所だが、新築の面影はどこにも無く、壁や扉は何��年も前に建てられたかのようにぼろぼろになっているだろう。蓮美は目を瞬かせ、「ここは…?」と驚いた顔で言う。この時、彼女に薬局で見つけた指輪を渡さなければ、自分が指輪を持って無いことに気付き、探さなきゃと言ってモールのあった扉の方へ走りだそうとしてしまう。指輪無しで彼女を引き留めるには説得か言いくるめ。モールへ続く扉を開けると、そこには禍々しい闇が広がっており、おびただしい数の死体が目に映るだろう。これらは夢魔に囚われた人間の成れの果てである。闇の中では見たことの無い怪物が牙を見せて笑っているだろう。これらを目にした探索者はSANチェック1d2/1d6。止められなかった蓮美は闇の中へ落ち、絶叫があたりにこだます。
また、蓮美を連れて行こうとすると、「右足を何かに掴まれている様な感覚がして動きづらい」と言うだろう。彼女の足首を見ると、靄の様なものに掴まれ酷い痣が出来ている。SANチェック1/1d2。これは彼女にドリームキャッチャーを渡す事で取り払う事が出来る。
※御欠席に丸をつけた場合、絶叫の様なものが聞こえモールが崩壊していく。DEX*5に成功しなければ、崩壊に巻き込まれる。ロスト。
【きさらきらきらぎ駅からの脱出方法】
ロッカーの中にあった財布のお金で、「きさらきらきらぎ→終わり」を人数分購入(別の切符を購入した場合、後述)。それを使って改札を通るとホームに電車が止まっている。今にも動き出しそうだ。
探索者にはDEX*5を振って貰う。成功すれば無事電車に駆け込め、失敗すれば電車に転がり込んだその勢いで思い切り転ぶだろう。HP-1d2。ファンブルを出した場合、扉に尻を挟まれたまま電車が発車しだす。HP-1d2+SAN値-1(心の傷)。ラストに緊張感を出すだけの演出なので有無はお任せします。 この時、蓮美がドリームキャッチャーを持っていなければ転んでしまう。振り返った探索者が居れば、足を掴んだ靄の様なものが彼女の体を引きずって行くのを目撃するだろう。彼女の絶叫が響き渡り、そのまま改札の向こうへ消えてしまう。SANチェック1/1d4。探索者が彼女を助けようと駅に残った場合、いずれはアイホートに遭遇する。ロスト。
電車に入ると探索者達は意識を失うだろう。この時祠を破壊していれば、この空間は時間と共に消失するので今後迷い込む人間は出ない。目が覚めるといつもの駅に到着している。トゥルーエンド。祠を破壊しなかった場合、いつもの駅で目を覚ますが、電車を最後に行方不明になった、と言うニュースが時折耳に舞い込んで来る、探索者はあの悪夢の様な空間を思い出しては憂鬱な気持ちになるだろう。ビターエンド。
蓮美を助けた場合、後日、探索者達は教会の近くを通りかかるだろう。 そこにはウェディングドレス姿でブーケを投げる、笑顔の蓮美がいた。
※「きさらきらきらぎ→終わらず」「きさらきらきらぎ→狭間」を購入した場合
終わらず:電車に乗ると突然睡魔が襲って来る。意識が落ちる寸前にこのようなアナウンスが聞こえるだろう。「次は終わらず、終わらずの夢行きです」電車は延々と異界の線路を巡り続ける。もし誰かがまたきさらきらきらぎ駅行きの電車に迷い込んだ時、深い眠りに落ちている探索者達の姿を目にするかもしれない。ロスト。
狭間:電車が動き出し、暫くすると「テケリ・リ、テケリ・リ」と言う音がどこからともなく聞こえて来る。同時に電車の形が失われて行き、異臭が漂いだすと同時に黒っぽい玉虫色で柱状の形をしたものに姿を変えるだろう。ショゴスの姿を見た探索者はSANチェック1d6/1d20。諸々はルルブ参照ですが押し潰されます。ロスト。
【クリアボーナス】
生還 1d4 時間を動かした 1d4 蓮美を助けた 1d4
【余談】
テストプレイの時、「Cafe ISANUKI、逆から読んだら行くな死だからヤバイと思ってた」とPLの方が言われて初めて気付きました。マジかよ伊佐貫トンネル…。正直一番ぞわっとした瞬間でした。
シナリオは以上です。 感想等頂けるととても喜びます。
詐木まりさ @kgm_trpg
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