#炎の転校生 REBORN
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mostlyfate · 11 months ago
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xchiyuki · 5 months ago
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✧ FANDOMS ✧
The following are the fandoms I have written for/will write for, listed in alphabetical order. Click to be taken to each fandom’s general writing tag (always “fandom fanfic”).
[ under construction: some fandoms may be missing ]
ajin: demi human | 亜人
assassination classroom | 暗殺教室
bakugan battle brawlers | 爆丸 バトルブローラーズ
bakuman. | バクマン。
battle royale | バトル・ロワイアル
beck | ベック
the betrayal knows my name | 裏切りは睦の名前を知っている
beyond the boundary | 境界の彼方
black clover | ブラッククローバー
bleach | ブリーチ
blue dragon | ブルー・ドラゴン
blue exorcist | 青の祓魔師(エクソシスト)
blue lock | ブルーロック
bna: brand new animal | BNA ビー・エヌ・エー
btooom! | ブトゥーム
bungo stray dogs | 文豪ストレイドッグス
carole & tuesday | キャロル&チューズデイ
the case study of vanitas | ヴァニタスの手記
ceres, celestial legend | 妖しのセレス
chainsaw man | チェンソーマン
d.gray-man | ディー・グレイマン
dandadan | ダンダダン
danganronpa | ダンガンロンパ
darling in the franxx | ダーリン・イン・ザ・フランキス
days | デイス
deadman wonderland | デッドマン・ワンダーランド
death note | デスノート
delicious in dungeon | ダンジョン飯
demon slayer: kimetsu no yaiba | 鬼滅の刃
digimon adventure | デジモンアドベンチャー
dorohedoro | ドロヘドロ
dororo | どろろ
dr. stone | ドクターストーン
drifters | ドリフターズ
durarara!! | デュラララ!!
erased | 僕だけがいない街
fire force | 炎炎ノ消防隊
food wars!: shokugeki no soma | 食戟のソーマ
free! | フリー!
fullmetal alchemist | 鋼の錬金術師
gangsta. | ギャングスタ
gantz | ガンツ
gokurakugai | 極楽街
gurren lagann | 天元突破グレンラガン
haikyu!! | ハイキュー!!
haven’t you heard? i’m sakamoto | 坂本ですが?
honey so sweet | ハニー
horimiya | ホリミヤ
inuyasha | 犬夜叉
jigokuraku: hell’s paradise | 地獄楽
jojo’s bizarre adventure | ジョジョの奇妙な冒険
jujutsu kaisen | 呪術廻戦
k (k project)
kabaneri of the iron fortress | 甲鉄城のカバネリ
kagurabachi | カグラバチ
kaiju no. 8 | 怪獣8号
kakegurui | 賭ケグルイ
kill la kill | キルラキル
kimi ni todoke. | 君に届け
kiss him, not me! | 私がモテてどうすんだ
komi can’t communicate | 古見さんは、コミュ症です。
kuroko’s basketball | 黒子のバスケ
log horizon | ログ・ホライズン
magical girl apocalypse | 魔法少女・オブ・ジ・エンド
march comes in like a lion | 3月のライオン
mashle | マッシュル-MASHLE-
mob psycho 100 | モブサイコ100
monthly girls’ nozaki-kun | 月刊少女野崎くん
my dress-up darling | その着せ替え人形は恋をする
my hero academia | 僕のヒーローアカデミア
my love story!! | 俺物語!!
nana | [ナナ]
naruto | ナルト
noragami: stray god | ノラガミ
one piece
one punch man | ワンパンマン
oshi no ko | 【推しの子】
ouran high school host club | 桜蘭高校ホスト部
pandora hearts | パンドラハーツ
persona 5 | ペルソナ5
parasyte -the maxim- | 寄生獣 セイの格率
promare | プロメア
the promised neverland | 約束のネバーランド
psycho-pass | サイコパス
psyren | サイレン
reborn! | 家��教師ヒットマンREBORN!
run with the wind | 風が強く吹いている
sakamoto days
say “i love you”. | 好きっていいなよ。
seraph of the end: vampire reign | 終わりのセラフ
shiki | 屍鬼
sk8 the infinity | SK∞ エスケーエイト
spy x family
sweetness & lightning | 甘々と稲妻
terror in resonance | 残響のテロル
that time i got reincarnated as a slime | 転生したらスライムだった件
tokyo ghoul | 東京喰種トーキョーグール
tokyo revengers | 東京リベンジャーズ
tsubasa: reservoir chronicle | ツバサ -RESERVoir CHRoNiCLE-
tsurune | ツルネ ―風舞高校弓道部―
vinland saga | ヴィンランド・サガ
waiting for spring | 春待つ僕ら
wind breaker
yona of the dawn | 暁のヨナ
yowamushi pedal | 弱虫ペダル
yu-gi-oh! | 遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ
yu-gi-oh! gx | 遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ GX
yu-gi-oh! 5d’s | 遊☆戯☆王5D’s
yu yu hakusho | 幽☆遊☆白書
(last updated: 2024.12.10)
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rainbcwdream · 7 years ago
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bc the world needed this
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black-silystya · 8 years ago
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yuukoatheart · 6 years ago
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勇者の剣が以外と細かく作られてる ww #炎の転校生reborn #円盤化 ❤ (HMV&BOOKS TOKYO) https://www.instagram.com/p/ByAv3WbjTqc/?igshid=h70aqfga1k3i
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anime868 · 8 years ago
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炎の転校生 REBORN 第4話
炎の転校生 REBORN 第4話 炎の転校生 REBORN 第4話「乙女な転校生!!」 キャスト:重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、藤井流星、濵田崇裕、小瀧望、川島海荷、鹿賀丈史 【Dailymotion1/1】 【Dailymotion検索】 【Youtube検索】 【Pandora検索】 炎の転校生 REBORN動画一覧へ 炎の転校生 REBORN 第4話 Youtube(ユーチューブ)視聴 ここは 炎の転校生 REBORN 第4話 ドラマ無料動画の視聴ページです。
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lovecrazysaladcollection · 7 years ago
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忘れもしない今年の5月18日。 武蔵野赤十字病院、循環器科の医師から次のような宣告を受けた。 「膵臓ガン末期、骨の随所に転移あり。余命長くて半年」 妻と二人で聞いた。二人の腕だけでは受け止められないほど、唐突で理不尽な運命だった。 普段から心底思ってはいた。 「いつ死んでも仕方ない」 とはいえあまりに突然だった。
確かに兆候はあったと言えるかもしれない。その2~3ヶ月前から背中の各所、脚の付け根などに強い痛みを感じ、右脚には力が入らなくなり、歩行にも大きく困難を生じ、鍼灸師やカイロプラクティックなどに通っていたのだが、改善されることはなく、MRIやPET-CTなどの精密機器で検査した結果、いきなりの余命宣告となった次第である。 気がつけば死がすぐ背後にいたようなもので、私にはどうにも手の打ちようもなかったのだ。
宣告の後、生き延びるための方法を妻と模索してきた。それこそ必死だ。 頼もしい友人や強力この上ない方の支援も得てきた。抗ガン剤は拒否し、世間一般とは少々異なる世界観を信じて生きようとした。「普通」を拒否するあたりが私らしくてい��ような気がした。どうせいつだって多数派に身の置き所なんかなかったように思う。医療についてだって同じだ。現代医療の主流派の裏にどんなカラクリがあるのかもあれこれ思い知った。 「自分の選んだ世界観で生き延びてやろうじゃないか!」 しかし。気力だけではままならないのは作品制作とご同様。 病状は確実に進行する日々だった。
一方私だって一社会人として世間一般の世界観も、半分くらいは受け入れて生きている。ちゃんと税金だって払ってるんだから。立派には縁遠いが歴とした日本社会のフルメンバーの1人だ。 だから生き延びるための私的世界観の準備とは別に、 「ちゃんと死ぬための用意」 にも手を回してきたつもりだ。全然ちゃんと出来なかったけど。 その一つが、信頼のおける二人の友人に協力してもらい、今 敏の持つ儚いとはいえ著作権などの管理を任せる会社を作ること。 もう一つは、たくさんはないが財産を円滑に家内に譲り渡せるように遺言書を作ることだった。無論遺産争いがこじれるようなことはないが、この世に残る妻の不安を一つでも取り除いてやりたいし、それがちょいと向こうに旅立つ私の安心に繋がるというもの。
手続きにまつわる、私や家内の苦手な事務処理や、下調べなどは素晴らしき友人の手によってスピーディに進めてもらった。 後日、肺炎による危篤状態の中で、朦朧としつつ遺言書に最後のサインをしたときは、とりあえず、これで死ぬのも仕方ないと思ったくらいだった。 「はぁ…やっと死ねる」 なにしろ、その二日前に救急で武蔵野赤十字に運ばれ、一日おいてまた救急で同じ病院へ運ばれた。さすがにここで入院して細かい検査となったわけだ。結果は肺炎の併発、胸水も相当溜まっている。医師にはっきり聞いたところ、答えは大変事務的で、ある意味ありがたかった。 「持って…一日二日……これを越えても今月いっぱいくらいでしょう」 聞きながら「天気予報みたいだな」と思ったが事態は切迫していた。 それが7月7日のこと。なかなか過酷な七夕だったことだよ。
ということで早速腹はきまった。 私は自宅で死にたい。 周囲の人間に対して最後の大迷惑になるかもしれないが、なんとしてでも自宅へ脱出する方法をあたってもらった。 妻の頑張りと、病院のあきらめたかのような態度でありつつも実は実に助かる協力、外部医院の甚大な支援、そして多くの天恵としか思えぬ偶然の数々。 あんなに上手く偶然や必然が隙間なくはまった様が現実にあるとは信じられないくらいだ。「東京ゴッドファーザーズ」じゃあるまいし。
妻が脱出の段取りに走り回る一方、私はと言えば、医師に対して「半日でも一日でも家にいられればまだ出来ることがあるんです!」と訴えた後は、陰気な病���で一人死を待ち受けていた。 寂しくはあったが考えていたのはこんなこと。 「死ぬってのも悪くないかもな」 理由が特にあるわけもなく、そうとでも思わないといられなかったのかもしれないが、気持ちは自分でもびっくりするほど穏やかだった。 ただ、一つだけどうしても気に入らない。 「この場所で死ぬのだけは嫌だなぁ…」 と、見ると壁のカレンダーから何か動き出して部屋に広がり始めるし。 「やれやれ…カレンダーから行列とはな。私の幻覚はちっとも個性的じゃないなぁ」 こんな時だって職業意識が働くものだと微笑ましく感じたが、全くこの時が一番死の世界に近寄っていたのかもしれない。本当に死を間近に感じた。 死の世界とシーツにくるまれながら、多くの人の尽力のおかげで奇跡的に武蔵野赤十字を脱出して、自宅に辿り付いた。 死ぬのもツライよ。 断っておくが、別に武蔵野赤十字への批判や嫌悪はないので、誤解なきよう。 ただ、私は自分の家に帰りたかっただけなのだ。 私が暮らしているあの家へ。
少しばかり驚いたのは、自宅の茶の間に運びこまれるとき、臨死体験でおなじみの「高所から自分が部屋に運ばれる姿を見る」なんていうオマケがついたことだった。 自分と自分を含む風景を、地上数メートルくらいからだろうか、ワイド気味のレンズで真俯瞰で見ていた。部屋中央のベッドの四角がやけに大きく印象的で、シーツにくるまれた自分がその四角に下ろされる。あんまり丁寧な感じじゃなかったが、文句は言うまい。
さて、あとは自宅で死を待つばかりのはずだった。 ところが。 肺炎の山を難なく越えてしまったらしい。 ありゃ? ある意味、こう思った。 「死にそびれたか(笑)」 その後、死のことしか考えられなかった私は一度たしかに死んだように思う。朦朧とした意識の奥の方で「reborn」という言葉が何度か揺れた。 不思議なことに、その翌日再び気力が再起動した。 妻を始め、見舞いに来て気力を分け与えてくれた方々、応援してくれた友人、医師や看護師、ケアマネージャなど携わってくれている人すべてのおかげだと思う。本当に素直に心の底から。
生きる気力が再起動したからには、ぼんやりしているわけにはいかない。 エクストラで与えられたような命だと肝に命じて、大事に使わねばならない。 そこで現世に残した不義理を一つでも減らしたいと思った。 実はガンのことはごくごく身の回りの人間にしか伝えていなかった。両親にも知らせていなかったくらいだ。特に仕事上においては色々なしがらみがあり、言うに言えなかった。 インターネット上でガンの宣言をして、残りの人生を日々報告したい気持ちもあったのだが、今 敏の死が予定されることは、小さいとはいえ諸々影響が懸念されると思えたし、それがゆえに身近な知り合いにも不義理を重ねてしまっていた。まことに申し訳ない。
死ぬ前にせめて一度会って、一言でも挨拶したい人はたくさんいる。 家族や親戚、古くは小中学校からの友人や高校の同級生、大学で知り合った仲間、漫画の世界で出会い多くの刺激を交換した人たち、アニメの世界で机を並べ、一緒に酒を飲み、同じ作品で腕前を刺激しあい、楽しみも苦しみも分け合った多くの仲間たち、監督という立場のおかげで知り会えた数知れないほどたくさんの人びと、日本のみならず世界各地でファンだといってくれる人たちにも出会うことが出来た。ウェブを通じて知り合った友人もいる。
出来れば一目会いたい人はたくさんいるが(会いたくないのもいるけれど)、会えば「この人ともう会えなくなるんだな」という思いばかりが溜まっていきそうで、上手く死を迎えられなくなってしまいそうな気がした。回復されたとはいえ私に残る気力はわずかで、会うにはよほどの覚悟がいる。会いたい人ほど会うのがつらい。皮肉な話だ。 それに、骨への転移への影響で下半身が麻痺してほぼ寝たきりになり、痩せ細った姿を見られたくもなかった。多くの知り合いの中で元気な頃の今 敏を覚えていて欲しいと思った。 病状を知らせなかった親戚、あらゆる友人、すべての知人の皆さん、この場を借りて不義理をお詫びします。でも、今 敏のわがままも理解してやっていただきたい。 だって、「そういうやつ」だったでしょ、今 敏って。 顔を思い出せば、いい思い出と笑顔が思い起こされます。 みんな、本当にいい思い出をたくさんありがとう。 自分の生きた世界を愛している。 そう思えることそのものが幸せだ。
私の人生で出会った少なからぬ人たちは、肯定的否定的どちらであっても、やっぱり今 敏という人間の形成にはどこか必要だっただろうし、全ての出会いに感謝している。その結果が四十代半ばの早い死であったとしても、これはこれとして他ならぬ私の運命と受け止めている。いい思いだって随分させてもらったのだ。 いま死について思うのはこういうこと。 「残念としかいいようがないな」 本当に。
しかし、多くの不義理は仕方ないと諦めるにせよ、私がどうしても気に病んで仕方なかったことがある。 両親とマッドハウス丸山さんだ。 今 敏の本当の親と、アニメ監督の親。 遅くなったとはいえ、洗いざらい本当のことを告げる以外にない。 許しを乞いたいような気持ちだった。
自宅に見舞いに来てくれた丸山さんの顔を見た途端、流れ出る涙と情けない気持ちが止めどなかった。 「すいません、こんな姿になってしまいました…」 丸山さんは何も言わず、顔を振り両手を握ってくれた。 感謝の気持ちでいっぱいになった。 怒涛のように、この人と仕事が出来た���とへの感謝なんて言葉ではいえないほどの歓喜が押し寄せた。大袈裟な表現に聞こえるかもしれないが、そうとしか言いようがない。 勝手かもしれないが一挙に赦された思いがした。
一番の心残りは映画「夢みる機械」のことだ。 映画そのものも勿論、参加してくれているスタッフのことも気がかりで仕方ない。だって、下手をすればこれまでに血道をあげて描いて来たカットたちが誰の目にも触れない可能性が十分以上にあるのだ。 何せ今 敏が原作、脚本、キャラクターと世界観設定、絵コンテ、音楽イメージ…ありとあらゆるイメージソースを抱え込んでいるのだ。 もちろん、作画監督、美術監督はじめ、多くのスタッフと共有していることもたくさんあるが、基本的には今 敏でなければ分からない、作れないことばかりの内容だ。そう仕向けたのは私の責任と言われればそれまでだが、私の方から世界観を共有するために少なからぬ努力はして来たつもりだ。だが、こうとなっては不徳のいたすところだけが骨に響いて軋んだ痛みを上げる。 スタッフのみんなにはまことに申し訳ないと思う。 けれど少しは理解もしてやって欲しい。 だって、今 敏って「そういうやつ」で、だからこそ多少なりとも他とはちょっと違うヘンナモノを凝縮したアニメを作り得てきたとも言えるんだから。 かなり傲慢な物言いかもしれないが、ガンに免じて許してやってくれ。
私も漫然と死を待っていたわけでなく、今 敏亡き後も何とか作品が存続するべく、ない頭を捻って来た。しかしそれも浅知恵。 丸山さんに「夢みる機械」の懸念を伝えると、 「大丈夫。なんとでもするから心配ない」 とのこと。 泣けた。 もう号泣。 これまでの映画制作においても予算においても不義理ばかり重ねて来て、でも結局はいつだって丸山さんに何とかしてもらって来た。 今回も同じだ。私も進歩がない。 丸山さんとはたっぷり話をする時間が持てた。おかげで、今 敏の才能や技術がいまの業界においてかなり貴重なものであることを少しだけ実感させてもらった。 才能が惜しい。何とかおいていってもらいたい。 何しろザ・マッドハウス丸山さんが仰るのだから多少の自信を土産に冥途に行けるというものだ。 確かに他人に言われるまでもなく、変な発想や細かい描写の技術がこのまま失われるのは単純に勿体ないと思うが、いた仕方ない。 それらを世間に出す機会を与えてくれた丸山さんには心から感謝している。本当ににありがとうございました。 今 敏はアニメーション監督としても幸せ者でした。
両親に告げるのは本当に切なかった。 本当なら、まだ身体の自由がきくうちに札幌に住む両親にガンの報告に行くつもりだったが、病気の進行は悔しいほど韋駄天で、結局、死に一番近づいた病室から唐突極まりない電話をすることになってしまった。 「オレ��膵臓ガン末期でもうすぐ死ぬから。お父さんとお母さんの子供に生まれて来て本当に良かった。ありがとう」 突然聞かされた方は溜まったものではないだろうが、何せその時はもう死ぬという予感に包まれていたのだ。
それが自宅に帰り、肺炎の危篤を何とか越えて来た頃。 一大決心をして親に会うことにした。 両親だって会いたがっていた。 しかし会えば辛いし、会う気力もなかったのだが、どうしても一目親の顔を見たくなった。直接、この世に産んでもらった感謝を伝えたかった。 私は本当に幸せだった。 ちょっと他の人より生き急いでしまったのは、妻にも両親にも、私が好きな人たちみんなに申し訳ないけれど。 私のわがままにすぐ対応してくれて、翌日には札幌から両親が自宅についた。 寝たきりとなった私を一目見るなり母が言った言葉が忘れられない。 「ごめんねぇ!丈夫に産んでやれなくて!」 何も言えなかった。
両親とは短い間しか過ごさなかったが、それで十分だった。 顔を見れば、それですべてわかるような気がしたし、実際そうだった。
ありがとう、お父さん、お母さん。 二人の間の子供としてこの世に生を受けたことが何よりの幸せでした。 数えきれないほどの思い出と感謝で胸がいっぱいになります。 幸せそのものも大事だけれど、幸せを感じる力を育ててもらったことに感謝してもしきれません。 本当にありがとうございました。
親に先立つのはあまりに親不孝だが、この十数年の間、アニメーション監督として自分の好きに腕を振るい、目標を達成し、評価もそれなりに得た。あまり売れなかったのはちょいと残念だが、分相応だと思っている。 特にこの十数年、他人の何倍かの密度で生きていたように思うし、両親も私の胸のうちを分かってくれていたことだろう。
両親と丸山さんに直接話が出来たことで、肩の荷が下りたように思う。
最後に、���よりも気がかりで、けれど最後まで頼りになってくれた妻へ。 あの余命宣告以来何度も二人で涙にくれた。お互い、身体的にも精神的にも過酷な毎日だった。言葉にすることなんて出来ないくらい。 でも、そんなしんどくも切ない日々を何とか越えて来られたのは、あの宣告後すぐに言ってくれた力強い言葉のおかげだと私は思っている。 「私、最後までちゃんと伴走するからね」 その言葉の通り、私の心配など追い越すかのように、怒濤のごとく押し寄せるあちらこちらからの要求や請求を交通整理し、亭主の介護を見よう見まねですぐに覚え、テキパキとこなす姿に私は感動を覚えた。 「私の妻はすごいぞ」 今さらながら言うな?って。いやいや、今まで思っていた以上なんだと実感した次第だ。 私が死んだ後も、きっと上手いこと今 敏を送り出してくれると信じている。 思い起こせば、結婚以来「仕事仕事」の毎日で、自宅でゆっくり出来る時間が出来たと思えばガンだった、ではあんまりだ。 けれど、仕事に没頭する人であること、そこに才能があることを間近にいてよく理解してくれていたね。私は幸せだったよ、本当に。 生きることについても死を迎えるにあたっても、どれほど感謝してもしきれない。ありがとう。
気がかりなことはもちろんまだまだあるが、数え上げればキリがない。物事にも終わりが必要だ。 最後に、今どきはなかなか受け入れてもらいにくいであろう、自宅での終末ケアを引き受けてくれた主治医のH先生、そしてその奥様で看護師のKさんに深い感謝の気持ちをお伝えしたい。 自宅という医療には不便きわまりない状況のなか、ガンの疼痛をあれやこれやの方法で粘り強く取り除いていただき、死というゴールまでの間を少しでも快適に過ごせるようご尽力いただき、どれほど助けられたことでしょう。 しかも、ただでさえ面倒くさく図体と態度の大きな患者に、単なる仕事の枠組みをはるかに越え、何より人間的に接していただいたことにどれほど私たち夫婦が支えられ、救われたか分かりません。先生方御夫婦のお人柄にも励まされることも多々ありました。 深く深く感謝いたしております。
そして、いよいよ最後になりますが、5月半ばに余命宣告を受けてすぐの頃から、公私に渡って尋常ではないほどの協力と尽力、精神的な支えにもなってくれた二人の友人。株式会社KON’STONEのメンバーでもある高校時代からの友人Tと、プロデューサーHに心からの感謝を送ります。 本当にありがとう。私の貧相なボキャブラリーから、適切な感謝の言葉を探すのも難しいほど、夫婦揃って世話になった。 2人がいなければ死はもっとつらい形で私や、そばで看取る家内を呑み込んでいたことでしょう。 何から何まで、本当に世話になった。 で。世話になりついでですまんのだが、死んだあとの送り出しまで、家内に協力してやってくれぬか。 そうすりゃ、私も安心してフライトに乗れる。 心から頼む。
さて、ここまで長々とこの文章におつき合いしてくれた皆さん、どうもありがとう。 世界中に存する善きものすべてに感謝したい気持ちと共に、筆をおくことにしよう。
じゃ、お先に。
今 敏
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NOTEBOOK »NOTEBOOK» ブログアーカイブ » さようなら - KON’S TONE (暫定用のCoral負荷分散アクセスリンク) NOTEBOOK »NOTEBOOK» ブログアーカイブ » さようなら - KON’S TONE (via otsune)
残念としか言い様がない。今敏さんの言葉とかいい、もっと映像が見たかった。
(via mitaimon)
(via charchives)
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kuzmene · 7 years ago
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さようなら
忘れもしない今年の5月18日。 武蔵野赤十字病院、循環器科の医師から次のような宣告を受けた。 「膵臓ガン末期、骨の随所に転移あり。余命長くて半年」 妻と二人で聞いた。二人の腕だけでは受け止められないほど、唐突で理不尽な運命だった。 普段から心底思ってはいた。 「いつ死んでも仕方ない」 とはいえあまりに突然だった。
確かに兆候はあったと言えるかもしれない。その2〜3ヶ月前から背中の各所、脚の付け根などに強い痛みを感じ、右脚には力が入らなくなり、歩行にも大きく困難を生じ、鍼灸師やカイロプラクティックなどに通っていたのだが、改善されることはなく、MRIやPET-CTなどの精密機器で検査した結果、いきなりの余命宣告となった次第である。 気がつけば死がすぐ背後にいたようなもので、私にはどうにも手の打ちようもなかったのだ。
宣告の後、生き延びるための方法を妻と模索してきた。それこそ必死だ。 頼もしい友人や強力この上ない方の支援も得てきた。抗ガン剤は拒否し、世間一般とは少々異なる世界観を信じて生きようとした。「普通」を拒否するあたりが私らしくていいような気がした。どうせいつだって多数派に身の置き所なんかなかったように思う。医療についてだって同じだ。現代医療の主流派の裏にどんなカラクリがあるのかもあれこれ思い知った。 「自分の選んだ世界観で生き延びてやろうじゃないか!」 しかし。気力だけではままならないのは作品制作とご同様。 病状は確実に進行する日々だった。
一方私だって一社会人として世間一般の世界観も、半分くらいは受け入れて生きている。ちゃんと税金だって払ってるんだから。立派には縁遠いが歴とした日本社会のフルメンバーの1人だ。 だから生き延びるための私的世界観の準備とは別に、 「ちゃんと死ぬための用意」 にも手を回してきたつもりだ。全然ちゃんと出来なかったけど。 その一つが、信頼のおける二人の友人に協力してもらい、今 敏の持つ儚いとはいえ著作権などの管理を任せる会社を作ること。 もう一つは、たくさんはないが財産を円滑に家内に譲り渡せるように遺言書を作ることだった。無論遺産争いがこじれるようなことはないが、この世に残る妻の不安を一つでも取り除いてやりたいし、それがちょいと向こうに旅立つ私の安心に繋がるというもの。
手続きにまつわる、私や家内の苦手な事務処理や、下調べなどは素晴らしき友人の手によってスピーディに進めてもらった。 後日、肺炎による危篤状態の中で、朦朧としつつ遺言書に最後のサインをしたときは、とりあえず、これで死ぬのも仕方ないと思ったくらいだった。 「はぁ…やっと死ねる」 なにしろ、その二日前に救急で武蔵野赤十字に運ばれ、一日おいてまた救急で同じ病院へ運ばれた。さすがにここで入院して細かい検査となったわけだ。結果は肺炎の併発、胸水も相当溜まっている。医師にはっきり聞いたところ、答えは大変事務的で、ある意味ありがたかった。 「持って…一日二日……これを越えても今月いっぱいくらいでしょう」 聞きながら「天気予報みたいだな」と思ったが事態は切迫していた。 それが7月7日のこと。なかなか過酷な七夕だったことだよ。
ということで早速腹はきまった。 私は自宅で死にたい。 周囲の人間に対して最後の大迷惑になるかもしれないが、なんとしてでも自宅へ脱出する方法をあたってもらった。 妻の頑張りと、病院のあきらめたかのような態度でありつつも実は実に助かる協力、外部医院の甚大な支援、そして多くの天恵としか思えぬ偶然の数々。 あんなに上手く偶然や必然が隙間なくはまった様が現実にあるとは信じられないくらいだ。「東京ゴッドファーザーズ」じゃあるまいし。
妻が脱出の段取りに走り回る一方、私はと言えば、医師に対して「半日でも一日でも家にいられればまだ出来ることがあるんです!」と訴えた後は、陰気な病室で一人死を待ち受けていた。 寂しくはあったが考えていたのはこんなこと。 「死ぬってのも悪くないかもな」 理由が特にあるわけもなく、そうとでも思わないといられなかったのかもしれないが、気持ちは自分でもびっくりするほど穏やかだった。 ただ、一つだけどうしても気に入らない。 「この場所で死ぬのだけは嫌だなぁ…」 と、見ると壁のカレンダーから何か動き出して部屋に広がり始めるし。 「やれやれ…カレンダーから行列とはな。私の幻覚はちっとも個性的じゃないなぁ」 こんな時だって職業意識が働くものだと微笑ましく感じたが、全くこの時が一番死の世界に近寄っていたのかもしれない。本当に死を間近に感じた。 死の世界とシーツにくるまれながら、多くの人の尽力のおかげで奇跡的に武蔵野赤十字を脱出して、自宅に辿り付いた。 死ぬのもツライよ。 断っておくが、別に武蔵野赤十字への批判や嫌悪はないので、誤解なきよう。 ただ、私は自分の家に帰りたかっただけなのだ。 私が暮らしているあの家へ。
少しばかり驚いたのは、自宅の茶の間に運びこまれるとき、臨死体験でおなじみの「高所から自分が部屋に運ばれる姿を見る」なんていうオマケがついたことだった。 自分と自分を含む風景を、地上数メートルくらいからだろうか、ワイド気味のレンズで真俯瞰で見ていた。部屋中央のベッドの四角がやけに大きく印象的で、シーツにくるまれた自分がその四角に下ろされる。あんまり丁寧な感じじゃなかったが、文句は言うまい。
さて、あとは自宅で死を待つばかりのはずだった。 ところが。 肺炎の山を難なく越えてしまったらしい。 ありゃ? ある意味、こう思った。 「死にそびれたか(笑)」 その後、死のことしか考えられなかった私は一度たしかに死んだように思う。朦朧とした意識の奥の方で「reborn」という言葉が何度か揺れた。 不思議なことに、その翌日再び気力が再起動した。 妻を始め、見舞いに来て気力を分け与えてくれた方々、応援してくれた友人、医師や看護師、ケアマネージャなど携わってくれている人すべてのおかげだと思う。本当に素直に心の底から。
生きる気力が再起動したからには、ぼんやりしているわけにはいかない。 エクストラで与えられたような命だと肝に命じて、大事に使わねばならない。 そこで現世に残した不義理を一つでも減らしたいと思った。 実はガンのことはごくごく身の回りの人間にしか伝えていなかった。両親にも知らせていなかったくらいだ。特に仕事上においては色々なしがらみがあり、言うに言えなかった。 インターネット上でガンの宣言をして、残りの人生を日々報告したい気持ちもあったのだが、今 敏の死が予定されることは、小さいとはいえ諸々影響が懸念されると思えたし、それがゆえに身近な知り合いにも不義理を重ねてしまっていた。まことに申し訳ない。
死ぬ前にせめて一度会って、一言でも挨拶したい人はたくさんいる。 家族や親戚、古くは小中学校からの友人や高校の同級生、大学で知り合った仲間、漫画の世界で出会い多くの刺激を交換した人たち、アニメの世界で机を並べ、一緒に酒を飲み、同じ作品で腕前を刺激しあい、楽しみも苦しみも分け合った多くの仲間たち、監督という立���のおかげで知り会えた数知れないほどたくさんの人びと、日本のみならず世界各地でファンだといってくれる人たちにも出会うことが出来た。ウェブを通じて知り合った友人もいる。
出来れば一目会いたい人はたくさんいるが(会いたくないのもいるけれど)、会えば「この人ともう会えなくなるんだな」という思いばかりが溜まっていきそうで、上手く死を迎えられなくなってしまいそうな気がした。回復されたとはいえ私に残る気力はわずかで、会うにはよほどの覚悟がいる。会いたい人ほど会うのがつらい。皮肉な話だ。 それに、骨への転移への影響で下半身が麻痺してほぼ寝たきりになり、痩せ細った姿を見られたくもなかった。多くの知り合いの中で元気な頃の今 敏を覚えていて欲しいと思った。 病状を知らせなかった親戚、あらゆる友人、すべての知人の皆さん、この場を借りて不義理をお詫びします。でも、今 敏のわがままも理解してやっていただきたい。 だって、「そういうやつ」だったでしょ、今 敏って。 顔を思い出せば、いい思い出と笑顔が思い起こされます。 みんな、本当にいい思い出をたくさんありがとう。 自分の生きた世界を愛している。 そう思えることそのものが幸せだ。
私の人生で出会った少なからぬ人たちは、肯定的否定的どちらであっても、やっぱり今 敏という人間の形成にはどこか必要だっただろうし、全ての出会いに感謝している。その結果が四十代半ばの早い死であったとしても、これはこれとして他ならぬ私の運命と受け止めている。いい思いだって随分させてもらったのだ。 いま死について思うのはこういうこと。 「残念としかいいようがないな」 本当に。
しかし、多くの不義理は仕方ないと諦めるにせよ、私がどうしても気に病んで仕方なかったことがある。 両親とマッドハウス丸山さんだ。 今 敏の本当の親と、アニメ監督の親。 遅くなったとはいえ、洗いざらい本当のことを告げる以外にない。 許しを乞いたいような気持ちだった。
自宅に見舞いに来てくれた丸山さんの顔を見た途端、流れ出る涙と情けない気持ちが止めどなかった。 「すいません、こんな姿になってしまいました…」 丸山さんは何も言わず、顔を振り両手を握ってくれた。 感謝の気持ちでいっぱいになった。 怒涛のように、この人と仕事が出来たことへの感謝なんて言葉ではいえないほどの歓喜が押し寄せた。大袈裟な表現に聞こえるかもしれないが、そうとしか言いようがない。 勝手かもしれないが一挙に赦された思いがした。
一番の心残りは映画「夢みる機械」のことだ。 映画そのものも勿論、参加してくれているスタッフのことも気がかりで仕方ない。だって、下手をすればこれまでに血道をあげて描いて来たカットたちが誰の目にも触れない可能性が十分以上にあるのだ。 何せ今 敏が原作、脚本、キャラクターと世界観設定、絵コンテ、音楽イメージ…ありとあらゆるイメージソースを抱え込んでいるのだ。 もちろん、作画監督、美術監督はじめ、多くのスタッフと共有していることもたくさんあるが、基本的には今 敏でなければ分からない、作れないことばかりの内容だ。そう仕向けたのは私の責任と言われればそれまでだが、私の方から世界観を共有するために少なからぬ努力はして来たつもりだ。だが、こうとなっては不徳のいたすところだけが骨に響いて軋んだ痛みを上げる。 スタッフのみんなにはまことに申し訳ないと思う。 けれど少しは理解もしてやって欲しい。 だって、今 敏って「そういうやつ」で、だからこそ多少なりとも他とはちょっと違うヘンナモノを凝縮したアニメを作り得てきたとも言えるんだから。 かなり傲慢な物言いかもしれないが、ガンに免じて許してやってくれ。
私も漫然と死を待っていたわけでなく、今 敏亡き後も何とか作品が存続するべく、ない頭を捻って来た。しかしそれも浅知恵。 丸山さんに「夢みる機械」の懸念を伝えると、 「大丈夫。なんとでもするから心配ない」 とのこと。 泣けた。 もう号泣。 これまでの映画制作においても予算においても不義理ばかり重ねて来て、でも結局はいつだって丸山さんに何とかしてもらって来た。 今回も同じだ。私も進歩がない。 丸山さんとはたっぷり話をする時間が持てた。おかげで、今 敏の才能や技術がいまの業界においてかなり貴重なものであることを少しだけ実感させてもらった。 才能が惜しい。何とかおいていってもらいたい。 何しろザ・マッドハウス丸山さんが仰るのだから多少の自信を土産に冥途に行けるというものだ。 確かに他人に言われるまでもなく、変な発想や細かい描写の技術がこのまま失われるのは単純に勿体ないと思うが、いた仕方ない。 それらを世間に出す機会を与えてくれた丸山さんには心から感謝している。本当にありがとうございました。 今 敏はアニメーション監督としても幸せ者でした。
両親に告げるのは本当に切なかった。 本当なら、まだ身体の自由がきくうちに札幌に住む両親にガンの報告に行くつもりだったが、病気の進行は悔しいほど韋駄天で、結局、死に一番近づいた病室から唐突極まりない電話をすることになってしまった。 「オレ、膵臓ガン末期でもうすぐ死ぬから。お父さんとお母さんの子供に生まれて来て本当に良かった。ありがとう」 突然聞かされた方は溜まったものではないだろうが、何せその時はもう死ぬという予感に包まれていたのだ。
それが自宅に帰り、肺炎の危篤を何とか越えて来た頃。 一大決心をして親に会うことにした。 両親だって会いたがっていた。 しかし会えば辛いし、会う気力もなかったのだが、どうしても一目親の顔を見たくなった。直接、この世に産んでもらった感謝を伝えたかった。 私は本当に幸せだった。 ちょっと他の人より生き急いでしまったのは、妻にも両親にも、私が好きな人たちみんなに申し訳ないけれど。 私のわがままにすぐ対応してくれて、翌日には札幌から両親が自宅についた。 寝たきりとなった私を一目見るなり母が言った言葉が忘れられない。 「ごめんねぇ!丈夫に産んでやれなくて!」 何も言えなかった。
両親とは短い間しか過ごさなかったが、それで十分だった。 顔を見れば、それですべてわかるような気がしたし、実際そうだった。
ありがとう、お父さん、お母さん。 二人の間の子供としてこの世に生を受けたことが何よりの幸せでした。 数えきれないほどの思い出と感謝で胸がいっぱいになります。 幸せそのものも大事だけれど、幸せを感じる力を育ててもらったことに感謝してもしきれません。 本当にありがとうございました。
親に先立つのはあまりに親不孝だが、この十数年の間、アニメーション監督として自分の好きに腕を振るい、目標を達成し、評価もそれなりに得た。あまり売れなかったのはちょいと残念だが、分相応だと思っている。 特にこの十数年、他人の何倍かの密度で生きていたように思うし、両親も私の胸のうちを分かってくれていたことだろう。
両親と丸山さんに直接話が出来たことで、肩の荷が下りたように思う。
最後に、誰よりも気がかりで、けれど最後まで頼りになってくれた妻へ。 あの余命宣告以来何度も二人で涙にくれた。お互い、身体的にも精神的にも過酷な毎日だった。言葉にすることなんて出来ないくらい。 でも、そんなしんどくも切ない日々を何とか越えて来られたのは、あの宣告後すぐに言ってくれた力強い言葉のおかげだと私は思っている。 「私、最後までちゃんと伴走するからね」 その言葉の通り、私の心配など追い越すかのように、怒濤のごとく押し寄せるあちらこちらからの要求や請求を交通整理し、亭主の介護を見よう見まねですぐに覚え、テキパキとこなす姿に私は感動を覚えた。 「私の妻はすごいぞ」 今さらながら言うな?って。いやいや、今まで思っていた以上なんだと実感した次第だ。 私が死んだ後も、きっと上手いこと今 敏を送り出してくれると信じている。 思い起こせば、結婚以来「仕事仕事」の毎日で、自宅でゆっくり出来る時間が出来たと思えばガンだった、ではあんまりだ。 けれど、仕事に没頭する人であること、そこに才能があることを間近にいてよく理解してくれていたね。私は幸せだったよ、本当に。 生きることについても死を迎えるにあたっても、どれほど感謝してもしきれない。ありがとう。
気がかりなことはもちろんまだまだあるが、数え上げればキリがない。物事にも終わりが必要だ。 最後に、今どきはなかなか受け入れてもらいにくいであろう、自宅での終末ケアを引き受けてくれた主治医のH先生、そしてその奥様で看護師のKさんに深い感謝の気持ちをお伝えしたい。 自宅という医療には不便きわまりない状況のなか、ガンの疼痛をあれやこれやの方法で粘り強く取り除いていただき、死というゴールまでの間を少しでも快適に過ごせるようご尽力いただき、どれほど助けられたことでしょう。 しかも、ただでさえ面倒くさく図体と態度の大きな患者に、単なる仕事の枠組みをはるかに越え、何より人間的に接していただいたことにどれほど私たち夫婦が支えられ、救われたか分かりません。先生方御夫婦のお人柄にも励まされることも多々ありました。 深く深く感謝いたしております。
そして、いよいよ最後になりますが、5月半ばに余命宣告を受けてすぐの頃から、公私に渡って尋常ではないほどの協力と尽力、精神的な支えにもなってくれた二人の友人。株式会社KON’STONEのメンバーでもある高校時代からの友人Tと、プロデューサーHに心からの感謝を送ります。 本当にありがとう。私の貧相なボキャブラリーから、適切な感謝の言葉を探すのも難しいほど、夫婦揃って世話になった。 2人がいなければ死はもっとつらい形で私や、そばで看取る家内を呑み込んでいたことでしょう。 何から何まで、本当に世話になった。 で。世話になりついでですまんのだが、死んだあとの送り出しまで、家内に協力してやってくれぬか。 そうすりゃ、私も安心してフライトに乗れる。 心から頼む。
さて、ここまで長々とこの文章におつき合いしてくれた皆さん、どうもありがとう。 世界中に存する善きものすべてに感謝したい気持ちと共に、筆をおくことにしよう。
じゃ、お先に。
今 敏
http://konstone.s-kon.net/modules/notebook/archives/565
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anr510-blog · 5 years ago
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ドラマ
・炎の転校生REBORN
・広告会社、男子寮のおかずくん
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bsinminoc · 8 years ago
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【島本和彦×ジャニーズWEST!】 『炎の転校生 REBORN』発表になりました! 島本先生の代表作がNetflixオリジナルでドラマ化です! さらにジャニーズWESTさんが全員主演!! 今冬、島本和彦は全世界へーー!! 熱きドラマを��期待ください!!pic.twitter.com/sCJndiSBhA
Twitter / gessanofficial
Twitterでトレンド入りしていたが、素直にドラマに出るのを喜んでいる原作を知らないジャニーズWESTファンと、 (アニメOP原作者歌唱バージョン含む) 原作を懐かしみ不安を隠しきれない原作ファンと、期待しているジャニーズWEST&原作ファンと、炎の孕ませ転校生ファンがTweetして面白かった。
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mostlyfate · 11 months ago
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maasayada · 8 years ago
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やっと落ち着きました。
5月下旬から準備していた印刷物の校了と、三日間の印刷立会い。翌日は炎天下の埋立地で日曜出勤。
休��出勤って、20代では「いつか振替休日が取れるから」と思うことで日常の延長で済んでいたけれど、30歳を過ぎるとパラレル・ワールドになる。このことは、そのうちまた書こうかと。(メモしておくと、自分がそこにいるパラレル・ワールドというのは、同時進行している世界のことは感じないはず。ところが…?)
週明けて、提案書ひとつ。後輩に進行してもらう予定で、彼の参考になるようにと思うと、逆に手が抜けず深夜まで。火曜は先程の印刷物の案件を優先するため、数週連続で簡易対応にしていた別件の運営報告書を、久しぶりに力を入れて作成。翌日クライアントへプレゼン、そこから島へ飛んで、一期一会の仕事を三日間。
結局この夏の本来のピークだったはずの印刷立会いから、一週間遅れて休息がもたらされることに。こういうときよく、美少女戦士セーラームーンのセーラーサターンというキャラクターを思い出す。「火事で人生を終えるはずだった土萌ほたる(現代日本に転生した仮の姿)が、サイボーグとなりあり得ない人生を歩み始めたことは、目覚めるはずのなかった私の魂にもショックを与えました。」と彼女は語る。※記憶に頼っているので、一言一句同じではないかと。
想定して待ち焦がれていたはずのことが長引き、ズレると、ああどこかで何かが揺り動かされているのかなーと考えてむしろ面白くなってしまう感性はここから来ている。(ちなみに、あり得たはずの物語が消えた、残念とかは殆ど思わない。)
また、芸能人が問題を起こすと公開前の物語がお蔵入りになることがあるけれど、私たちも過去に触れ合った人との物語を、いま大切な人と継いでいくかというと色々な判断があり、特に積極的に「胸に秘める」と決めるほどのことでもない場合、ある人の顔がそこにあったことが原因でただ消えていく、そんなエピソードが一般人にもある、と思ったので、これもメモ。
こうしたことは、今まであまり小説に取り入れられていないはずで(もっと美的な遅延や思い出の体裁になっているのではないだろうか)、取り入れ方を考えていきたい。
再び長めの文章を書けるようになったので、またよろしくお願いします。
I’ve finally settled down.
The proofreading of the material I’ve been preparing since late May, and the three-day printing observation session. The next day, I’ll be working on Sunday on reclaimed land under the blazing sun.
In my 20s, I always dealt with having to work on a day off as being an extension of everyday life, thinking I would be able to get a compensatory day off. But in my 30s it’s become a parallel world. I think I might write about that sooner or later. (If I make a memo, I probably won’t feel that a parallel world I’m in is a world that’s moving forward at the same time. As a matter of fact…?)
A proposal at the start of the week. It was supposed to be done by my junior, but I wanted to be of use to him as a reference, so I ended up unable to pull myself away until late at night. The material I mentioned earlier was the priority on Tuesday, so I put in effort for the first time in a while to draw up a separate management report that I had been easily handling over a few weeks. The next day, I’ll give a presentation to our clients, fly to the island, and carry out the once-in-a-lifetime job over three days.
The printing observation session should originally have been the peak of this summer, but in the end there’s been a one-week delay and I’ll be able to rest. At times like this, I think of the character Sailor Saturn from the bishoujo warrior series Sailor Moon. She said, “The fact that Hotaru Tomoe (alias reborn in modern Japan), who was meant to have ended her life in a fire, became a cyborg and began an improbable life is something that has brought shock to my soul, which was not meant to have woken up.” (I am relying on my memory, so this isn’t verbatim.)
This is where my sensibility comes from, that when something I’ve assumed will happen and have been longing for starts to drag on and go off-track, I’ll start thinking “ah, something is shaking somewhere” and actually find it interesting. (By the way, I won’t really be disappointed that a story that should have been possible has disappeared.)
Also, it sometimes happens that a celebrity causes a problem and a story that hasn’t yet been released to the public ends up getting shelved instead. But we have all kinds of judgments to make as well, such as about whether to continue a story we had with someone in the past with the people who are precious to us now. And if it isn’t something major enough for us to proactively decide to hide it, it might still simply fade away just because a certain person’s face was there. I thought ordinary people have episodes like this too, so I’ll make a memo of this as well.
Things like this haven’t really been included in my stories until now (isn’t this becoming an aesthetic delay, or taking on the format of a memory?), so I’d like to think about how to include it from now on.
I’ve become able to write longish texts again, so I’m looking forward to you reading them in the future.
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sekihan12 · 6 years ago
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erichassiii · 6 years ago
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2018年 映画備忘録
2018年私的映画ベスト10本
・アベンジャーズIW
・ボヘミアンラプソディー
・バッドジーニアス
・アイフィールプリティー
・search サーチ
・ジュラッシクワールド
・クワイエットプレイス
・A GHOST STORY
・プーさんと大人になった僕
・来る
-時点-
クレイジーリッチ、ジュマンジ ウェルカム トゥ ジャングル、ウインドーリバー、5%の奇跡 君の名前で、僕を呼んで 、日日是好日、オンリー・ザ・ブレイブ、カメラを止めるな!、勝手にふるえてろ、オズランド 魔法の使い方おしえます
=以外、ノミネート作品(劇場鑑賞のもののみ)=
キングスマン ゴールデンサークル/スリービルボード/不能犯/デトロイト/コンフィデンシャル 共助/ギルバートグレイプ/グレイテストショーマン/肯定と否定/ブラックパンサー/15時17分、パリ行き/シェイプ・オブ・ウォーター/招かざる客/ちはやふる 結び/曇天に笑う/ペンタゴンペーパーズ/レッドスパロー/トレインミッション/娼年/パシフィック・リム ライジング/ジュマンジ ウェルカム トゥ ジャングル/アベンジャーズ インフィニティーウォー/レディープレイヤー1/ランペイジ 巨獣大乱闘/GODZILLA 決戦機動増殖都市/デッドプール2/OVER DRIVE/ゲティ家の身代金/万引き家族/空飛ぶタイヤ/ワンダー君は太陽/メイズ・ランナー 最期の迷宮/ハン・ソロ スターウォーズストーリー/羊と鋼の森/アメリカン・アサシン/ウィンチェスターハウス アメリカ/オンリー・ザ・ブレイブ/虹色デイズ/パンク侍 斬られて候/ジュラシックワールド 炎の王国/先生君主/劇場版 コードブルー/BLEACH/B'z 30th Year Exhibition "SCENES"1998-2018/ミッションインポッシブル フォールアウト/オーシャンズ8/インクレティブルファミリー2/銀魂2 掟は破るためにそこにある/マンマミーア!ヒア・ウィー・ゴー/アントマン&ワスプ/SUNNY 強い気持ち・強い愛/ペンギン・ハイウェイ/MEG ザ・モンスター/ザ・プレデター/スカイスクレーパー/クワイエット・プレイス/プーと大人になった僕/あのコの、トリコ/あの頃、君を追いかけた/パーフェクトワールド 君といる奇跡/旅猫リポート/ルイスと不思議の時計/search サーチ/オズランド 笑顔の魔法おしえます/ウェノム//走れ!T校バスケ部/ピッチパーフェクト ラストステージ/デス・ウィッシュ/スマホを落としただけなのに/ボヘミアン・ラプソディー/GODZZILLA 星を喰う者/アンクル・ドリュー/ビブリア古書堂の事件手帖/コーヒーが冷めないうちに/ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲/華氏119/アウト&イン/ういらぶ。/億男/人魚の眠る家/ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生/ポリスストーリー REBORN/ギャングース/くるみ割り人形と秘密の王女/来る/アリー スター誕生/春待つ僕ら/シュガーラッシュ オンライン/それ��けが僕の世界/こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話/ニセコイ/5パーセントの奇跡/ルイの9番目の人生/レディーバード/カメラを止めるな!/ウインド・リバー/バッド・ジーニアス/鈴木家の嘘/日日是好日/ボーダーライン ソルジャーズデイ/恐怖の報酬/A GHOST STORY/プレシャス・リスト/DEATINY 鎌倉ものがたり/勝手に震えてろ/ダークタワー/イコライザー2/クレージーリッチ/ザ・アウトロー/アイ・フィール・プリティー!人生最高のハプニング/君の名前で、僕を呼んで/
今年は110本を劇場で鑑賞。
うちギルバートグレイプ、恐怖の報酬は一度上映された作品なので実質118本かな。(恐怖の報酬は公開当時監督に無断で30分ほど大幅カットされた作品なので実質初公開作品に近いのかも)
マーベル作品が好きな自分にとってはやはり2018年はアベンジャーズIW。DVDでも何回見ただろうかってな作品。キャプテン、ソーが仲間を助けに来たシーンはいつ見ても良い。キャラ渋滞を見事に解消し、全世界を納得させなければならないストーリーで、全世界に制作を発注しあれだけの統一したクオリティーに仕上げる。まさに感服。
ボヘミアン・ラプソディーは劇場公開中。見ればきっと納得。バッドジーニアスの予想外のスリリングなスタイリッシュさ。これをコミカルに可愛くすると山口メンバー&アムロちゃんのThat's・カンニングだろうか。search サーチのPC画面を通した、まさにネット展開。ジュラシックワールド 炎の王国ではなかなか焦点が当たらない地味な恐竜達がご活躍。クワイエット・プレイスは会話が困難な異色の家族ドラマ。A GHOST STORYは視点が斬新な幽霊映画。アイ・フィール・プリティーは勘違いから全てが面白くなる、頭を打つのも悪くないかなと思える映画。プーさんと大人になった僕が陽ならグッバイ クリストファーロビンは陰。こちらも合わせて見てほしい。こんな背景があったと思うと非常に感慨深く見れる。来るでは神仏総動員した除霊劇。普段神社巡ってる身としては生業を垣間見れるのは最高だった。そして笑顔、幸せの裏にある怖さ。風刺���怖映画でもあった。
クレイジーリッチはアメリカ映画でありつつアジア人の映画。見る価値あり。ジュマンジ ウェルカム トゥ ジャングルはボードゲームからテレビゲーム。今度はきっとスマホゲーム。ウインドーリバー、銀世界での閉塞感は緊張感、サスペンス感がさらに増す。改めて感じる。5%の奇跡はまさにこんな夜更けにバナナかよにも通づる話。協力してもらう勇気さよ、大事さよ。君の名前で、僕を呼んで の日本では味わえない空気感。日日是好日、意味を見出しがちだけど、まず形から入り、心を入れてくという、忘れかけてた大事な感覚。オンリー・ザ・ブレイブ、結末にも触れるから言えないけど、どうも脳裏にシーンが焼きついてしまった。カメラを止めるな!は今さら、有名だからあえて見ないっていう奴ほど見た方がいいと思う。勝手にふるえてろは なんちゅう映画。急転直下のイタさたるやいなや・・・。オズランド 魔法の使い方おしえますは作品がどうのこうのというより、ロケ地がグリーンランドなので幼少期の色んな思い出が蘇った、ただそれだけ。
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black-silystya · 8 years ago
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camera-research · 8 years ago
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『炎の転校生』がNetflixで実写化! 島本和彦インタビュー「繰り返し観たくなる作品に仕上がっている」 - ガジェット通信
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『炎の転校生』がNetflixで実写化! 島本和彦インタビュー「繰り返し観たくなる作品に仕上がっている」 ガジェット通信 少年マンガ『炎の転校生』がNetflixのオリジナルドラマ��炎の転校生REBORN』として2017年11月10日(金)の配信が決定しました。 『炎の転校生』は1983年から1985年まで『週刊少年サンデー』(小学館)にて連載されていた作品です。島本先生のデビュー2作目にして、大人気と ... and more »
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