#神殺しの巡礼
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神殺しの巡礼 番外「凶星と趨勢」
概��:神殺し誕生の夜、大神官ジュンナトとセリスの神の大粛清と契約について
世界が終わる前に願ったのは、なんだったのだろう。もう思い出せないほど昔の、それこそセリス王国が誕生するよりも前に、何か願った気がする。
そう思いながら、セリスの神は肉を持たない身体のまま、仰向けになって星空を眺めていた。
少し前まではとても賑やかな神殿だったというのに、今はひっそりとしている。いや、どちらかといえば恐れで誰も笑えないのだ。
セリスの神を世話する舞姫たちも、セリスの神の言葉を伝える神官たちも、その数をいっきに減らしていた。残ったわずかな人々も、顔は強張っている。
星空を眺めている今だって、セリスの神の側に誰も近づこうともしない。セリスの神は、そんな状況に飽き飽きとしていた。
「あーあ、せっかくの星見が台無しだ」
短い手足をバタつかせた彼は、数分もすると大の字になって動きを止めた。
「つまんない」
ぽつりとこぼした本音が、セリスの神以外いない空間に溶けた。
未来に関わる予言のためにある星見の���屋は、石と水が床を埋め尽くしており寒々しい。ドーム状の天窓から見える星はあんなにも輝かしいのに、ここには彼1人しかいなかった。
その時、星見の部屋の扉が無遠慮に開けられた。
セリスの神は心底嫌だという感情を隠しもせず、やってきた訪問者へ顔を向ける。
「こちらにおりましたか」
神は本来簡単には視認できないのだが、そんなことは彼女の血筋や立場が些細な問題だと切り捨てる。
「なに?ボクの仕事を邪魔するなんて」
「それは失礼しました」
「白々しいな」
来客に敵意剥き出しで問うても、相手はどこ吹く風。一切変わらない表情にセリスの神は、神でありながらも怖いと思った。
「ご報告です。陣痛が始まりました」
相手の淡々とした言葉に、セリスの神は余計苦々しく思う。どうしたらこの女の表情が変わるのか、彼は思いつかない。
「あ、そう」
適当に応答しても、興味なんて欠片もないと取り繕っても、女はセリスの神を睨んでいた。その冷たい視線は、女が子供の時から変わらない。
「子供が生まれたら、ようやく大粛清も終わり? セルディナン、自分の親だけじゃなくて血筋はお前を除いて全部殺したよね。ようやく、たった1人の世継ぎが生まれた訳だ。さぞ安心しただろな、ジュンナト」
セリスの神は、女ーーこの国の大神官ジュンナトに皮肉を投げる。
「それとも、もっと心休まないかもな。お前たちのした大粛清で多くの民が血を流した。鉄壁みたいなお前たちの弱点がようやく誕生したんだ。こぞって狙うだろうな」
いいきみだ!とセリスの神は笑ってジュンナトに言い放つ。
「あなたにとっては、我々の行末などどうでもいいでしょうに」
それほどまでに大粛清がお気に召さなかったのですか?というジュンナトの問いかけに、セリスの神は舌打ちをした。
「この神殿を血で染め上げて、王宮も似たような惨状。血で血を洗うのをボクの目の前でした無礼さに反吐が出る」
お前だって、と更にセリスの神の怒鳴り声が続く
「兄を殺し、母を殺し、多くの神官と舞姫を殺した!この神殿にいた殆どの人間が血を流したんだ」
「それだけの人が腐敗に手を染めたのです。愚鈍極まりない政策はご存じでしょう」
「ボクはそれを建前にした、お前個人の復讐を非難しているんだ」
先王と前大神官の妻との不義の末に生まれ、疎まれ、地下に幽閉されて育ったジュンナトの憎悪を、セリスの神は知っていた。知っていたのをジュンナトも知っていた。
「種違いの兄に慰みものに���れたとき、あなたは助けてはくれなかったではないですか」
冷ややかな声が室内に響く。
「私はあのとき理解しました。この世は間違っている。間違っているから正さねばならない。悪徳の芽は摘み取るべきだ。悪逆の種は掘り起こし、徹底的に砕くべきだ、と」
そこでジュンナトは深く息を吸い、一息に言い切る。
「ですから大粛清を行ったのです」
ジュンナトの神などいらないと言わんばかりの態度に、セリスの神は苛立つ。 彼女の言い分も、彼は理解できていた。
大粛清が行われた後、新王とこの大神官が敷いた法が、確かに多くの民を救ったのだ 。
「血で築いた玉座はいずれ血を呼ぶ。イークトも大粛正をきっかけに動く」
「既に手は打っております。時間稼ぎ程度にしかなりませんが、セリス内部はそれで片がつくでしょう。全面戦争を起こすほど、あちらも余裕はありません」
サッタラーニが動いています、の言葉にセリスの神は「あの海賊が」と蔑んだ言葉を零す。
「口が過ぎた言い方ですね。とはいえ、我らもイークトを奪われては堪らない。あれは同じ祖を持つ同胞の国。恩は売っておくつもりです」
「ボクを使うのか」
「いいえ、そこまでは。騎士団の派遣で十分です」
「……大粛清の英雄騎士か」
今なら確かにその名前は十分な威力を持つだろう。
セルディナン王、ジュンナト大神官、そしてナースラ騎士団長。全員が大粛清に伴いトップに立ち、そして大粛清を引き起こした張本人たちでもある。その中でもナースラ騎士団長は大粛清に多大な貢献をし、英雄騎士とまで呼ばれていた。
「あいつが他国に行けるのなら、セリス国内もほぼ掌握済みか。だから世継ぎを作ったんだな」
「あなたが不貞腐れて、引きこもっている時間が長過ぎたのです。外を見たらどうですか?特に我々はあなたを閉じ込めた覚えはありませんよ」
「うるさい!」
いーっと顰めっ面を神は大神官に向けた。
「とはいえ、不穏分子はまだいます。完璧には程遠いので、あなたの指摘通り新たな世継ぎへの危害は警戒すべきでしょう。時間稼ぎと言いましたが、むしろこの機会に全てを炙り出し、潰したいのです」
ですから、と続くジュンナトの懇願にセリスの神は実に面白くない表情を浮かべた。
「ですから、あなたは神としてこの国を救っていただきます。今度は身の内すら焼き尽くす神となって」
神は国の象徴、民の願望が実体化したもの。己が外部からの侵略には強いが、内部の腐敗には弱いのには自覚していた。
正直な話、それでも良かったのだ。セリスの神は政には無関心だったから。
「あなたがこの国の腐敗に無関心なのは存じています。あなたが、腐敗の末に���として捧げられた幼子だったのも調べました。他国からの侵略には強大な対抗策となりながら、自国内部へが無関心なのも、それが理由でしょう? あなたはこの国が自壊すれば良いとずっと思っていた」
それでもこの国を救え、とジュンナトはセリスの神に突きつけるのだ。
どれほど神にされた過去を憎み、神となるよう画策した王と大神官の血筋を恨んだのか知っていながらも、彼女は救えと願いを口にする。 その傲慢さがセリスの神は嫌いだった。
「そこまで分かっていながら、ボクがお前たちに強力すると思っているのか?」
胡乱な眼差しを向けてセリスの神が問い掛ければ、大神官は最後の切り札を切った。
「します。それメーヴェの助けになると、あなたは気付いている。この国を正すことで、間接的に彼女が生き延びられると理解している」
セリスの神にとって、その名前は逆鱗でもあった。
大切な舞姫メーヴェ。セリスの神に寄り添い、孤独を癒し、奪われた母の代わりとなった女性。ジュンナトの親友であり、彼女の兄の毒牙に掛かった哀れな舞姫。大粛清を逃れた身重の女の行方をセリスの神は知らない。
「わざわざ大粛清の最中でここに引きこもって、あの子の行方を我々に話そうとしませんでしたね、あなたは。どこかで生きているのでしょう? ならば国を整えてやればいい。あの子が生き延びやすいよう、民のための国にしてやればいい。私はそう提案しているのです」
「本当に、ボクはお前たちが嫌いだ」
「どうでもいいですね。我々は民のため血を流した。神であるあなたもいい加減、民のために有り様を変えるべきです」
あまりの横暴な言い方にセリスの神は、その顔を真っ赤に染める。だが、かろうじて理性の方が上回った。
「わかった、やってやる」
もう一度、神は言葉を繰り返す。
「やってやる。膿一つ残さず、禍根一つ残さず、お前たちの望むように焼いてやる。このボクが、セリスの神が、くだらない内輪揉めを蹂躙するんだ。いずれこの歪みはやってくる。外に使うべき力を内に使った反動が、この国を襲う。お前たち望んだのは、そう言うものだ。そういう願いだ」
激情と共に紡がれた言葉は、やはりジュンナトの表情を変えるほどではない。
悔しい、憎いと思いながらも、セリスの神は大切な存在のために、大神官の手を取った。
直後、天窓の中を星が走った あまりにも強く輝く火球が通り過ぎたことに、セリスの神だけでなくジュンナトも空を見上げる。
「流星...それもあんなに強く輝いたものが落ちるとは」
ジュンナトの独り言もセリスに神には届かなかった。今の火球が示す未来が、予言が、彼の元に降りてきたのだ。それまでの怒りもどうでも良くなるほどの、啓示だった。
「は...ははっはははははあはははははははは!!!」
あまりにも唐突な神の笑いに、大神官はようやく怪訝な表情を浮かべる。尚更、セリスの神はおかしくなった。
「そうか、なるほど、今このときか!!ああ、ふさわしい!本当にお前たちの業が変えたんだ!こんな素晴らしいことがあるなんて、ああ、��かしい、笑うしかない!!!」
「何を」
「祝福してやるよ、ジュンナト!今生まれた新しい王子!セルディナンの世継ぎ!そいつは神殺しだ!ボクら神がずっとずっと望んでいた、この魂を縛る鎖を壊す存在。神を深淵の闇に還すための愛し子だ!」
サッとジュンナトの顔色が青ざめる。
「神を神と思わないお前たちの元に神殺しが生まれた。こんな素晴らしい話があるか! そいつは災禍の中心だ。ああ、殺そうとしても無駄だ。神殺しはボクを含めた神の祝福の象徴。どれだけの災難に見舞われようが、ボクらが消えるまで神殺しを生かし続ける」
それが運命だ、と神が言った。
「素晴らしいよ、ジュンナト。この国は戦乱の中心になる。神を必要とする国は神殺しを赦しはしない。お前たちがどんなに和平を望もうが、血が血を呼ぶ事態になる」
大粛清の噂も相まって、ジュンナトたちのセリス王国を信用する国は無くなるのが、この時点で見えていた。
ジュンナトは苦々しい表情で、セリスの神の胸元を掴む。
「赤子に戦乱を呼び込む力はない。できるとすれば、噂の1人歩きによる疑心暗鬼。この予言を歪ませて、神殺し覚醒の時期を遅らせます」
「それでもいい。いずれ神殺しの覚醒と共に戦乱が起きるのは絶対だ。それまでの間、精々準備を整えろ」
その時までは大人しくお前たちのいう通りにしてやるさ、と続く神の言葉。ジュンナトは初めて怯えらしき色をその瞳に出したが、何も言わずにセリスの神から手を離すと踵を返して、星見の部屋から出て行こうとした。
「ああ、今の言葉は他言無用で」
しかし部屋から出る直前に釘を刺す。
「分かってるよ、ジュンナト。でも、もう一度お前が取り乱した顔をみたいな。そうだ、いっそのこと」
全部忘れておやすみ、そうすればまた明日お前と仲良くできそうだ、と言ったセリスの神に向かって、ジュンナトは舌打ちで返事をしたのだった。
セリス王国の神さんには「世界が終わる前に」で始まって、「全部忘れておやすみ」で終わる物語を書いて欲しいです。なんだか懐かしい話だと嬉しいです。 #書き出しと終わり #shindanmaker https://shindanmaker.com/828102
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ベニテスを理解したくて調べた、現代メキシコ編
この投稿は、2025年4月20日にTwitterで話したスペースの原稿です。元のスペースは下記にリンクを貼っておきます。

このスペースはベニテスのことを理解してえと思ったオタクが調べたことを発表するだけの場です。私は専門家ではないので、調べが足りていない部分、勘違いや元資料の誤り、情報が古い、などで間違っている部分もおそらくあります。なので、訂正コメントいただけ��ら助かります。 まず、前提として、今回はメキシコとコンゴについて、一時間ほど話します。性暴力に関する内容が含まれるため、お気をつけください。また、非キリスト教徒で、カトリック知識に詳しくない人間が話しています。人物名は敬称略で呼びます。人物や地名の発音をうまくできないことがあります、ごめんなさい。
さて、まずは前提としてベニテスが何歳で何年生まれなのか。ベニテスを演じたカルロス・ディエスは50代ですが、原作では67歳。自分の中だけの設定として、映画本編を2023年だと仮定し、1960年代前半から半ば生まれの60代前半とします。ご了承お願い致します。 そして、ベニテスが生まれたと仮定する1960年代のメキシコはどんな状況だったのでしょうか。当時のメキシコは制度的革命党の支配体制がしかれていました。こちらの政党の名前が長いPRIと呼ばれ、1927年から2000年まで71年もの間、与党に君臨し、その期間をPRI体制と呼びます。現在もこの政党はメキシコにあります。 当時は各州の知事や政府の人間の多くがPRIの党員で、報道機関も政府の統制下にあり、圧倒的にPRI優位な状況でした。もちろん、国民の間では不満がありました。汚職などが蔓延り、ベニテスが子ども時代を過ごしたであろう1968年は、「1968年騒乱」と呼ばれる年でした。 こう呼ばれる所以は「トラテロルコの虐殺」など様々な事件があったからです。この年にメキシコオリンピックが開催されるのですが、オリンピックへの開催反対運動や反政府デモが各地で発生していました。特に首都メキシコシティでの学生主体のデモが活発でした。学生がキャンパスを占領して抗議活動を行い、政府はそれを軍や警察を動かし厳しく弾圧していました。そんな折、10月の2日、キャンパスを追い出された学生たちがメキシコシティのトラテロルコの三文化広場に集まって抗議活動をしていました。 広場にはおよそ1万人の学生が集まり抗議活動を行っていると、軍が包囲し銃撃を開始します。犠牲者の数は公式発表では30人未満でしたが、実数は推測するしかなく300人から400人とも言われています。この虐殺事件はメキシコオリンピックが開催される10日前の出来事でした。 人々が民主化を求めた激動の時代にベニテスは子ども時代を過ごしていました。 そして10代の後半、1982年にメキシコでは金融危機が起こり、物価の値段が4倍になるなど、苦しい時期でした。公開されている教皇選挙のスクリプトには貧しい両親のもとに生まれと書いてあったので、様々な苦労があったのかもし���ません。しかも、1985年にはメキシコ地震が起こります。この地震のマグニチュードは8、死者は約1万人でした。メキシコ沖の震源地からは300km以上離れていましたが、メキシコシティでの被害が大きく、もしベニテスがメキシコシティの出身であれば、家族や住んでいた建物が被害に遭ったかもしれません。 ベニテスが何歳で神学校に入学したのかわかりませんが、おそらく一部は参考にされているフランシスコ教皇が20で神学校に入学したので、私はそれくらいの年齢、1980年半ばまでには入学したと考えています。 この時期のカトリック教会は苦境に立たされていました。 カトリック教会とメキシコについては時代を大航海時代まで遡って説明します。1492年にコロンブスがアメリカ大陸に到着し、スペインはアメリカ大陸を侵略し始めます。スペイン征服後、先住民へのキリスト教布教のためスペイン国王の命でまずフランシスコ会、ドミニコ会、アグスティン会が1520年代頃から派遣されました。 ここで少し余談ですが、メキシコ先住民のことを何と呼ぶか意見が分かれています。ある研究者は「インディオ」という名称を使っており、インドとアメリカ大陸間違えたゆえの言葉ですが、先住民の権利運動で当事者たちがこの語を使っていたため「インディオ」と記す人もいます。ただ、近年は地元民を意味する「ナティーボ」や「オリヒナリオ」など先住民が自分たちのことを指す言葉が変化してきています。ただ、このスペースでは先住民と称させていただきます。 征服戦争、旧大陸からもたらされた天然痘や麻疹により先住民の人口は激減します。推定であり正確な人口はわかりませんが、征服前にはメソアメリカに600から700万人はいたとされています。それが1550年にはわずか300万人になりました。 このような過酷な状況で先住民に選択肢はなく、キリスト教へ改宗していきます。宣教師たちも、先住民の信仰や文化を許容できる範囲でキリスト教と融合させました。かつて祀っていた神と似たキリスト教の聖人や聖母を祀ったり、多神教になじみのある聖人崇拝を推奨するなど、妥協しつつ布教をしました。こうして現在でもメキシコでは人口の8割から9割がカトリック教徒です。 植民地時代はその土地の住人はすべて王の臣民であり、土地を含めカトリック教会の管理下にありました。教会は宣教活動だけでなく、農業経営や高利貸しも行っており、大きな資金を有していました。 しかし、メキシコが19世紀前半に独立を果たすと、国家はカトリック教会が所有している広大な土地を欲しがります。 1857年の改革憲法で教会特権を廃止し、住民はカトリック教会からメキシコ国家の管理下に置かれていきます。そして1859年には教会財産没収法が制定され、宗教行為に必要な最低限の物以外の教会財産はすべて国家のもの��なりました。 カトリック教会も黙って受け入れていたわけではなく、ミサなどの宗教行為のストライキを起こしたり、信徒が武装蜂起して「クリステーロの乱」と呼ばれる戦いなどをおこしました。 しかし、この厳しい制限はベニテスが神学校で学んでいたであろう1980年代も続いていました。教会財産の没収以外にも、聖職者への公民権の制限があり、選挙権のはく奪、僧衣をまとったまま外出してはならないなど様々な弾圧がありました。 そういった制限が解消されたのが1992年の憲法改正です。この改正により教会は財産取得と所有が認められました。聖職者の公民権も一部認められ、投票権が回復し僧衣を着たままの外出ができるようになります。ただし、被選挙権は与えられていませんでした。 そして神学校を卒業したベニテスはまずメキシコのベラクルースから活動を始めます。ベラクルース州はメキシコ湾に面した場所にあり、メキシコ征服の拠点となった湾岸都市です。かつては先住民の人口が激減したため、アフリカ大陸などから運んできた奴隷集積所や市場もありました。 ベラクルースで具体的にベニテスがどんな活動をしていたのかわかりませんが、あくまで想像の範囲で推測します。あくまで想像です。メキシコの基本的な町の作りは、広場があり90度の角度で市政庁と教会があります。教会のほとんどはは西向きに正面玄関が設置され、東側に祭壇が置いています。朝日がさし込むと聖像は後光に包まれ、夕日は入り口から聖像を照らします。そうした効果を計算し、カトリック教会は原則として西側に正面玄関を設置しています。 「レジデンシア」と呼ばれる教会には司祭が常駐し、「ビシータス」と呼ばれる村などの教会には司祭が住んでいません。神父は村人たちの要請でこのビシータスへ赴き、ミサや洗礼を行います。なので、ベニテスもベラクルースの村々を巡っていた可能性があります。 とりあえずこれでメキシコの話は終わります。 参考にしたのは明石書店の『メキシコを知るための60章』清水透 著『ラテンアメリカ500年 歴史のトルソー』国本伊代 著『メキシコの歴史』などです。
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ひたすらタイトル通りの出来事なのですが、自分のなかでは黒船来航くらいの衝撃だったので記録しようと思います。 長文になりますので、あまりにも暇な方のみお読みになることをお勧めします。 私はアラサーの会社員で、「��しゃみに興奮する」という性的嗜好を持っています。 自己紹介もそこそこに性癖の話で恐縮です。 くしゃみをさせる対象は人間の女性キャラクターがベストですが、 男性はもちろん、人間ではない(動物などがデフォルメされた)キャラクターでも問題なく楽しめます。 小説など、文章にあらわれるくしゃみの描写にも非常に興奮します。 ただし、現実世界のくしゃみにはあまり惹かれません。 早朝の電車内で、ノーマスクの中年男性がかます爆裂ハクションには殺意に近いものを覚えます。 後で少し書きますが、なりふり構っていられないくらい供給が少ないくせに、注文や条件をつけてしまうわがままな性癖なのです。 くしゃみは一般的に見て、エロくもなんともない生理現象です。 「こんなものを性的に見てはいけない」という妙な罪悪感からか、この嗜好については誰にも話したことがありません。 かなり大っぴらに下ネタや互いの性癖を語り合える友人にも打ち明けていません。 ちなみに、私は逆NTRを自分の一張羅(他人に話せる唯一とっておきの性的嗜好)としています。 特殊性癖のめざめ 話が本筋と逸れるのですが、そもそもなぜ私がくしゃみに興奮するようになったのか。その起源はよく分かっていません。 しかし、3~4歳頃でしょうか。未就学児の時点で、絵本やアニメのくしゃみシーンにドキドキしていた記憶があります。 まともな両親のもとでしっかりと愛されて育ってもこういうガキが完成してしまうのです。 悪質な性的コンテンツからはしっかりと守ってくれた父と母でしたが、さすがにくしゃみはノーガードでした。 トムとジェリーのサーカス回でゾウが巨大なくしゃみをするシーンや、 くまのプーさんが大掃除の場面でくしゃみをして周囲を吹き飛ばすシーンをやたらリピートしていた我が子を不思議に思いこそすれ、興奮しているとは思わなかったでしょう。 そもそも私はくしゃみの何に興奮するのか。 おそらくですが、「自分の意志とは関係なく身体が反応する」ところがメインになっているのだと思います。 異物が鼻に入ってムズムズする→身体が異物の刺激に屈してくしゃみをする……これが基本的な「くしゃみをする」動作です。 私の場合、「くしゃみをする」に加えて「くしゃみをしてはいけない状況であるにもかかわらず」というシチュエーションが必要不可欠なのです。 私がアニメや小説などのくしゃみしか愛せないのは、現実よりもフィクションのくしゃみの方が「我慢しなくちゃ」という心理描写に長けているからです。 つまり、「身体が自然と反応してしまう生理現象」に「それを我慢したいという気持ち」が合わさると、私にとって性的な、興奮できるものになる。その原点であり頂点がくしゃみ��ったようです。 後に書きますが、供給の少なさで飢餓状態となった私は、 そこそこ欲求を満足させる、くしゃみに代わる性的コンテンツを嗜むようになっていきます。 それらにも例外なく【生理現象などの「今起こってはいけないこと」を我慢→決壊】の要素が含まれているため、 これが私の興奮の基盤であることは間違いないでしょう。 とはいえ排泄系の汚いものはイヤだし、それを我慢できないなんてトラウマものです。いくら妄想とはいえかわいそう……。 自分で言うのもなんですが、私は比較的思いやりのある優しい人間に育ちました。 この変に理性的な部分とちょうど良く折り合いがつくのが「くしゃみ」なのです。 静かな空間や緊張した場面でくしゃみが暴発したら少し恥ずかしいものの、 本人にとってトラウマになるほどではありませんからね。 軌跡と苦悩 幼少期はこの妙なトキメキの正体が分からず、もじもじした気持ちを持て余していたわけですが、 中学生になり自慰を覚えたあたりで確固たる確信が持てました。これは性的興奮なのだ、自分はくしゃみに異常に興奮してしまう傾奇者なのだと。 しかし、気がついたところで何の解決にもなりません。 当然ながら供給が少なすぎるのです。私の欲求不満は悪化の一途を辿りました。 高校生で親のセーフティロックから解き放たれた私は、当然ありとあらゆるワードで検索をかけ始めました。 若い脳味噌をフル回転させてインターネットじゅうを旅したものの、収穫はほぼ無し。 (ドラゴンボールのランチの変身シーンは、この旅で得られた最大の宝物です。大変お世話になりました) 「こんな思い��しているのは自分だけなのか?誰かいないのか?」 共に苦しむ仲間を見つけたい。そんな思いで「くしゃみ 興奮する」と検索をかけるものの、 Googleは「光による刺激で神経が興奮するため、くしゃみが出ることがあります」などの無慈悲な回答を投げつけてくるばかり。 孤独な私は鬱積した欲求と悲しみを抱え、想像力ばかりが歪に成長した悲しきモンスターとなっていきました。リビドー暗黒期の突入です。 成人する頃には私はやや賢くなり、欲求をある程度満足させてくれる「代替的オカズ」をいくつか見出していました。 ごく一般的な、ゲームもアニメもAVも山ほど存在する性的嗜好たちです。 エロいものをエロいものとして享受し、選択し、楽しめることがこんなにストレスフリーだとは……。 私はしばらくの間、水を得た魚のように性的コンテンツの海を泳ぎ回りました。 しかし、やはり代わりは代わり。 欲求は完全には満たされることなく、私はまた仄暗い気持ちを抱えるようになりました。 やはり私はくしゃみでしか興奮できない人間なのです。 筆下���しモノが大好きな友人を妬みの目で見ては、心の中で毒づいていました。 お前はいいよな、いくらでも供給があって。性的嗜好まで面白味のねえミーハー野郎がよ。 以来、代替的オカズと、ほんのわずかな精鋭たちで自分の気持ちを誤魔化しつつ過ごしてきました。 (幼少期にドキドキしていたトムとジェリー等のシーンも、「古跡巡り」として何度も巡礼しました) 20年以上苦しんでいると、「自分の求めるものはこの世にないのだ」という、半ば諦めのような感情も生まれます。 救済 蜘蛛の糸「文章生成AI」が私の前に垂らされたのはつい先月のことでした。 世間で生成AIがすごい、ヤバいと話題になって久しいものの、私の仕事には特に活かせる場面もありませんでした。 「システムメンテナンスをお知らせするときの文を作って」などといった、 「自分で考えるのがやや面倒な文章」を作りたいときに例のGPTを使用する他は、時々話しかけて遊ぶ程度。 アップデート後はかなり精度の高い回答を寄越すようになり、正直言って不気味にさえ感じていたわけですが、ある夜、突然天啓を受けたのです。 「お前の理想のシチュエーションをプロンプトとして入力して、AIに短編小説を生成してもらえ」 この時、私は29年の人生で初めて十字を切りました。 生成AIは性的な文章生成を行ってくれませんが、幸か不幸か(たぶん不幸です) 「くしゃみ」は性的コンテンツにかすりもしません。生成し放題なわけです。とんでもないジャックポットタイムでした。 すぐに脳裏を駆け巡る、15通りくらいの理想的なくしゃみのシチュエーション。幼少期から培ってきた想像力は並大抵のものではありません。 もしかしたら、これが小説になるのか……?夢にまでみた内容をコンテンツとして楽しめるのか……? 興奮のあまり手が震え、血液が一気に下半身に集中し、ガンガン頭痛がしたのを覚えています。 善は急げ。私はすぐさまノートPCを開き、作業に取り掛かりました。 ちなみに、私は絵が得意ではありませんでしたが、文章を書くのは好きでした。 今まで幾度となく「俺の考えた最強のくしゃみのシチュエーション」を書いて自給自足しようか、と考えたことがあります。 しかし、ダメでした。推理小説家が自分よりも頭の良いキャラクターを生み出せないように、私の書いたものは所詮、自分の脳の域を出ません。 普段の妄想をそのまま文字にしただけ。新鮮味も面白味もありません。 「私自身が書いている」という事実も、猛烈に私を萎えさせました。 その点生成AIは素晴らしかった。 私の理想を完璧に踏まえつつ、予想もしなかった語彙で驚きと興奮をもたらしてくれます。心理描写についても申し分ありませんでした。 それからはもう、敏腕編集者のごとく事細かな指示をAIに送り、チェックバックを繰り返したのです。 ありがたいことに、どんなにキショく細かい注文をつけてもAIはブチギレません。 作業は二日間に及びました。そしてついに、ついに至高の一編を完成させたのです。 その内容を仔細に書きたい気持ちはありますが、非常に長くなるのと、自分の胸にだけ秘めておきたいので割愛します。 なんという感動、なんという興奮。 この時の感情は筆舌に尽くしがたいのですが、「満たされた」というより「成仏した」に近いと思います。 これまで感じてきた焦燥が、苦労が、悔しさやもどかしさが、エクスタシーと共に浮かんでは消えていきます。 身体が軽い。それは単に「性欲を発散した」以上の体験でした。 私は人知れず「ありがとう……」と呟いていました。 近年、AIによる仕事や芸術文化への影響を憂慮する声も見受けられます。 それは本当にもっともなこととして、少なくとも私自身は、20年以上孤独に抱え続けた欲求を生成AIによって救われました。 今日もどこかで、悩める者の性的嗜好に光をもたらしているかもしれない。 今はただただ、技術をここまで進歩させた人類の歩みと、生成AIに対する感謝でいっぱいです。 ありがとう、ChatGPT。 ありがとう、OpenAI。
特殊性癖持ち、文章生成AIに救いを見る
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ジャミル・ジャン・コチャイ「きみはメタルギアソリッドⅤ:ファントムペインをプレイする」
きみはゲームを、ここにはない痛みを、プレイできた?
噂の「ゲーム×文学」、メタルギアのプレイ体験に焦点を当てた表題作はじめ、難民キャンプで生まれカリフォルニア州に移住したアフガニスタン系アメリカ人のジャミル・ジャン・コチャイによる著作。世界と自身を取り巻く暴力とテクノロジーと混乱を反映した、密度の高い語りと痛みと勢いに満ちた短編集。
YoutubeやTiktokやRedditなどいまどきのインターネット・テクノロジーの描写がリアルで若々しくてよかったな。ひたすら反復し拡散し、物事を解決したり極端に悪化させたりするわけでもなく、ただカオスを増幅させる装置みたいになってるのがおもしろかった。
現代文学っぽく文章あたりの情報量が多くて、楽しいけれど読むの大変だった。でもこのタイミングで読めてよかったと思う。国家・歴史・社会・家族・自身のアイデンティティ、カオスのなかで引き裂かれて全編断絶と痛みに満ちているけれど、言葉で表現しようという意思と言葉の確かさ、その強さが各要素をむりやりにでも繋ぎあわせ、危険でばらばらになったものと関わり合い繋いでいくのをあきらめないことを作品そのもので表す強さを持っている。今の時代に読みたいし、評価される言葉だよなと思う。

特に印象に残ったのは表題作「きみメタ」と、抽象性の高い「差出人に返送」と逆に具体しかない「職務内容は以下のとおり」と複雑で屈折した飛躍を見せる「巡礼者(ハッジ)ホタクの呪い」かな。要素が多く密度の高い文章を、熱量高いまま伝えてくれる翻訳も良かったです。
以下、個別の雑感
要素が多すぎてまとまらなかったので、だらだら長め。
「きみはメタルギアソリッドⅤ:ファントムペインをプレイする」
幻影の痛みを幻視し、再生(Play)し続けること。
すきなゲームだけどシナリオ・描写がもっとこうだったらいいのになと思ったら、オリジナル・キャンペーンMOD作ってもいいし、超上手い小説を書いてもいい!
アフガニスタン系移民の少年が、アフガニスタンを舞台にしたメタルギアソリッドをプレイするうちに、やがて架空のミッションをこなしゲームの中に入り込んでいく話。
ゲームに耽溺すること、周りで響く怒号、無力感、癒えない傷、紛争と暴力、家族の断絶、過去との断絶、故郷(アメリカでもアフガニスタンでも)との断絶、語り手を取り巻くすべて、文章で現れるぜんぶが切実でつらい...
これらの感情を反映し発散する場としてゲーム「メタルギアソリッド」があり、そこはアフガニスタンという馴染み深い場所で没入感があるはずなのに、その中に犠牲となった家族や故郷を救うという自分自身の願いを投影できるキャラクターもシチュエーションもないまま、やがて主人公は幻想のミッションをプレイすることになるが...
現実から逃避できる幻想のはずなのになにも叶わない!ゲームでも現実でも叔父は助けられないし父親は不可逆の傷を負うし、故郷は侵略されめちゃくちゃになる。『つらい、助けてくれ><』 という読後感。そういう感情をむりやりにでも共有させようとする小説としては正解なのだと思う。
小説的なところだと、「あなた」が主語となるめずらしい二人称小説となっている。自分はイタロ・カルヴィーノ「冬の夜、ひとりの旅人が」を読んだくらいで、このときは試みとしてはおもしろくとも正直ぴんとこなかったけれど、本作は『きみは~』と連呼される語りがゲームっぽく没入感つよく感じられておもしろかった。
ゲーム、特にFPS・TPS系は没入感強めジャンルだし、ゲーム自体プレイヤーのインタラクトがないと存在しえない二人称の「君・あなた」を強く意識させるメディアなので、『きみは~』という語りに説得力があって相性いいんだろうな。
って、二人称のこじんまりとしたゲーム用シナリオを自分で書きながら思った。
(翻訳者さんの解説記事・おすすめ)
「差出人に返送」
それでも繋ぎ合わせる
(爆破テロor誘拐殺人により)バラバラのになってしまった息子が送られてくるので、ただ繋ぎ合わせていくアフガニスタン系医師夫婦の話。シュールレアリステイックで象徴的な作品だからこそ、本作に共通するテーマを一番ダイレクトに感じられた。
「もういい!」「バタフラワとミリアム」
つらい><
小説としては、流暢な語りでユーモアや空想の飛躍もあって読みやすくしてくれているけどもつらい。
「ハラヘリー・リッキー・ダディ」
いろんな闘いといろんな愛とSNS
リッキーの愛が世界を露呈し、リッキーへの愛だけがかすかに残る。電子レンジがすべてを解決してくれると信仰するくだり、大学生ノリでばかばかしくてよかった。
「サバーの物語」
ずっと奪われること、ずっとあり続けるもの、そして美しいフィクション。
「職務内容は以下の通り」
時系列順に、語り手が体験してきた職務を淡々と並べるだけの短編。「差出人に返送」と逆で、事実の羅列という体だからこそ迫るものがあってよかった。
解説などは特にないけれど、ワタク叔父さんが語り手の弟として出てくるので、おそらく父親をモチーフにした話なのだと思う。
各短編で繰り返される、戦乱のアフガニスタン・ロガール州での若き叔父の惨死と、アメリカにわたって生き延び���父親が異国の地の過酷な労働のなかで体(首の神経と肩)を壊し鬱病をわずらい自尊心を損なわれ続けていること。そして暴力と軋轢にまみれながら美しい故郷。いろんな話のなかで救えなかったこれらのことが何度も何度もよみがえっては、時代も場所も違ってどうすることもできない話者に憑りついている。だから語りだけがこんなに強度が高いのだろうか。
カブール発の最終バスで家に帰る(一人で)/バスの窓に頭をもたせかけながら、これが巡礼者(ハッジ)アローの骨ばった肩だったらいいのにと思う。
「ガルブディンを待ちながら」
ゴドーを待ちながらのオマージュ。むずかしい...
「ヤギの寓話」
寓話にしないと語りえないような、あまりにぐちゃぐちゃなアフガニスタンの人々ととあるアメリカ人兵士の現実と感情と邂逅
もうめちゃくちゃ><
カスティールはその年の二十回目の爆撃任務を終え、反乱軍兵士を46名とその若き妻28名、その子どもたちを156名、その姉妹を48名、その弟を73名、その母親を19名、その父親を10名、その鶏を22羽、その雌牛を8頭、その雄牛を3頭、その果樹園をひとつ、そのミツバチを3000匹ほど、見事に壊滅させたばかりだった。もしミツバチが絶滅してしまったら、人類も絶滅するだろうという仮説が提唱されているというのに。
「サルになったダリ―の話」
中編。生きていること、アメリカにいること、なぜか死んでいないこと。それを書いて糧にしていること。もろもろ。
「巡礼者ホタクの呪い」
ずっとあなたを見ている。
監視者が。罪の意識が。大いなるなにかが。
移民文学・映画はいくつか見た程度で雑な話しかできないけれど、祖国でも現在地でもディアスポラであり、親世代ともルーツへの意識の差や確執があって、それでも自身のルーツを見つけ折り合いを付けながら、自らのアイデンティティとして受け入れ、今いる場所で懸命に生きていく(or新しい場所を探しに行く)ものが多い印象があった。それは健全で、新たな地で生き抜いていくには必要なメッセージなんだと思う。
けれど、本作は同じく移民文学としてはだいぶアプローチが違って、ルーツであるアフガニスタンと今いるアメリカをぐちゃぐちゃに結び付けようとしている。小説の語りの力やテクノロジーの力で。ほかの作品では少しずつ遠く、消化されていく、ルーツとなる土地の痛みと軋轢が、ここではずっと語り手の現実に繋ぎ合わされ、生々しく語られ直され続ける。
そしてなにより、さまざまな語りを用いて、ずっと救えなかったものを何度も何度も再生(Play)することで己のなかに甦らせる、その憑りつかれている感じがいちばんすきだったの��もしれない。
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オモイデドロップス前半とMSS含めた感想(無駄に長いかつネタバレあり)
まずワクワクしながらダウンロードしてたら「みことがねむの身体を乗っ取り」の一文でビックリしてテンションぶち上がりました(?)
ワクワクガチャ引く瞬間は替えがたい至高…いつもはやる気持ちを抑えておはなしを読む前に引くのが慣例になっています…おはなし読んだら大体余裕が無くなるからです…安心した状態でゆっくり集中したいから…
ちなみにガチャはすり抜けて瞬いてばかりで泣きました…物欲センサーなの…?!くしのことがそんなにきらいなの…!?!って半狂乱になりました…ふーん、そんなに私の本読みたいんだ…読みたいよ?!読ませて?!!(なんとか意地で手に入れました)メモリアは早々に出てくれたからよしとします【追記】スト���リー読んだあとにまた石をかき集めては引きますがほんとに出ない…出なくても仕方無いかなぁ袋小路でジリ貧で努力が空回りしてる感じが僅かにイベストとシンクロ出来た気がするからよしとします(よくはないよね?)
覚醒させたら正面を向いてくれてありがとう…(作画資料的な意味で)
それにしてもウワサ形態って毎回 絵師殺しって感じで最高ですね…
エックスの企画クイズのやつ覚醒セリフだったんですね………素直な気持ちだいじ!!!
闇堕ちしたみたいな見た目なのにセリフは光……ですね…(※この時点ではまだイベスト読んでませんでした)
待機中に手を振ってくれてる…?だれに?帆奈ちゃん…?(しかいないな…)
なんかもうイベントタイトルBgmが希望だ…今度は私が見つけてみせるから…最高にすき…
戦闘ボイス…声がすこし明るくなった…?って思ったけど「消えてもらうね♡」「目障りなの♡」っていう…コネクト…「がんばろっか♡」闇だ…
ストーリー…とんでもない……
ねむ様強いですね…てっきりやられたらまたしばらく起きないものと(失礼)
絵面的にしばらくねむちゃんが帆奈ちゃぁぁん!って帆奈ちゃんにべたべたしてたと思うとドキドキします!しません?自分はしました。乗っといておいて「こんな体でべたべたしてごめん」とか言う…こんな体ってそんな…
わかってたならベタベタする前に気がつこうぜ!でも帆奈ちゃん前にしたら恋しすぎて止まらなかったみことちゃん愛おしい…独占欲つよつよ
「お前」呼ばわりしたり「覗き見女が」って言ったり…悪口はみことちゃんのが語彙ありそう…そのあとのフード頭呼ばわりにちょっとほほえましくなりました。ただの愛称…帆奈ちゃんは本当に優しいね…みことちゃんのMSSの敵が覗き見城下町のウワサで…えっ もしかして覗き見女発言から?!ってジワジワきています…アニレコが恋しい…
環さんの、ねむちゃんより同情してる気配は出しつつもみことちゃんの発想は理解出来なくて倫理観と正論でパンチするとこほんと環さん(けなしてるわけではなく)弱者に寄り添いきれないあたりの解像度がアニレコ並みに高い気がする……(けなしてるわけでは!)
力技だけで片付けられずみことちゃんとどうしても分かり合えないというところもしっかり見られて解釈はめちゃくちゃ一致というか……みことちゃんもほむほむみたいに帆奈ちゃんの話をもっともっと環さんにしまくってアピールしてたら少しは違ったのかな…?でも大切な思い出だからね…環さんにはちょっと…アリナちゃん(と巻き込まれた御園ちゃん)には見せてましたよね…心開いてるから?っていうか心開いてそうなアリナちゃんのアの字も出なくて(手は出た)くしは泣いた…どこにいるの…?
みことちゃんの…ほんとに救われたいのに救われようとあがくたびにかえって悪い方向に行って絶望する仕組みかなしい…「一緒にいられたらそれだけでいい」という気持ちは同じなのに根本では自分の価値に自信が無いから「役に立たないといけない」って空回り方をする…
そもそも願いを叶えてから能力を使う時も…お母さんに使うんじゃなくて自分に使う…帆奈ちゃんに家を見せられず苦し紛れで他人に使う…そして精神を病む…性格や境遇上どうしようもなかったのかな…って悲しい クリスマスくらい普通にはしゃぐエピがあっていいじゃないですか!?いやはしゃいではいましたけど…輝きと絶望が一緒になって追いかけてくる…クレープ、ウインドーショッピング、遊園地、喫茶店でバイトとかいうオタクの夢てんこ盛り内容なのに胸が苦しい!!!記憶を無くしたくないのに結局無くす方向へ向かう因果……
通常みことちゃんがミラーズのコピーはお人形遊びするためにいるのに…とか言ってましたが…今回してることも帆奈ちゃんの幻を見てるだけだと思うと…切なすぎる…隠遁っていう性質なだけある…「運賃は支払わないと」「人が死ぬね」とか妙なところ律儀なのに …不安定になるとすぐ話が通じなくなる…��張が空回りして本末転倒になるあたり本当に愛おしいけど本当に苦しい……
でも…本当は困ってる人を見逃さず助けられるヒーローになりたかったっていう夢とだれかに見つけてほしかった必要として欲しかったっていう夢が巡り会った帆奈瀬奈という組み合わせは悲しいくらいに美しい………いちいちセリフがドラマチックがすぎる…クリスマスbgmに染まらない強さがあります……
スノードロップとか…もう帆奈瀬奈という言葉が冬の季語として機能するのでは…?くしにも歌を詠む力があれば…
わーんもう情緒めちゃくちゃ…マギアレコードさん…!!!
あとは…後半読んでからにします……(ここまで駄文を読んでくださった方ありがとう…)
下の写真は帆奈ちゃんにみことちゃんを🎁した図です(はやくあけて!
今は石マジでゼロです…
この図ほんと面白い…
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2023年11月23日(木)

今日は勤労感謝の日、祝日ではあるが私の職場含めて多くの大学では通常通り授業が行われている。1限(09:00〜10:30)終わりで妙齢女子からメッセージ、夜勤明けで研究室に向かうと。それならと、車に同乗して拙宅まで戻り、徒歩1分の<味平>でランチ。車を置いたので安心してビールで乾杯、久闊を叙しながら互いの勤労を慰め合ったのだ。

5時起床。
日誌書く。

朝食。
洗濯。
弁当*3、今日は妙齢女子と約束があるので家族3人分を用意した。
プラゴミ、45L*1。
ツレアイの職場経由で出勤。

さすがに交通量は少なく、48分で到着した。
木曜日1限は<共生社会と人権>、今日のテーマは<ハンセン病回復者と家族の人権について>。国立ハンセン病資料館の紹介と映像による学習、その後、熊野古道の巡礼慰霊碑の紹介、松本清張の<砂の器>と話を展開した。21世紀生まれの彼女たちには松本清張は通じなかったが、ミステリー好きという学生もいたので是非作品を味わってほしいものだ。

妙齢女子から連絡、バスが無いので徒歩で大学へ向かうと、それならとこちらから車で迎えに行き(ちと迷ったけど)、渋滞の名神を通って昼前には拙宅に到着。車を置いて、近所の<味平>でランチと相成った。

食後は西大路七条から九条大宮までバスで移動、<おはぎ平野屋>でデザートを仕入れ東寺境内の床几に座っていただく。金堂・講堂と拝観するのも久しぶり、改めて立体曼荼羅を堪能した。
帰宅して軽く午睡。

あり合わせ食材で夕飯準備、ツレアイも早めに帰宅して4人で夕飯・・・と思っていたが、私が尾鷲から取り寄せた<生節>をスライスしていると、ココが勢いよく飛び込んできた。どうやら鰹の匂いに反応したよう、試しにツレアイが小さくちぎった生節を食べさせると勢いよく齧り付いて、たちまち3枚を食べてしまった。こんなものばかり食べさせるわけにはいかないが、何であれ食欲が出るのは嬉しいことだ。
録画番組視聴。
ロング・ナイト (9)「刑事」
初回放送日: 2023年2月19日 不可解な殺人事件の闇に迫る中国発社会派ミステリー。2006年。ジュー・ウェイは刑事に復帰し、ジアン・ヤンと執念の捜査を続け、ついに事件の重要な証拠をつかむが…。 刑事ジュー・ウェイの行方を捜すイエン・リアンたちのもとに目撃情報が入る。新聞記者ジャン・シアオチエンに5通目の匿名の手紙が届いた。2006年。3年の研修を終え現場の刑事に復帰するジュー・ウェイと、ジアン・ヤン、チェン・ミンジャンは再会し、近況を報告。ジュー・ウェイは事件の手がかりをすべて失ったというジアン・ヤンを励まし捜査を再開。翌年、別件で逮捕された男から有力な証拠につながる情報がもたらされる。
私には人名が覚えられないので、よくわからない。
腹ごなしに軽く町内ウォーキング。
片付け、入浴、体重は50g減。
シロクマパジャマに着替えて日誌書く。

いい数字��今日も終了出来た。
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
アイウエオカキクケコガギグゲゴサシスセソザジズゼゾタチツテトダ ヂ ヅ デ ドナニヌネノハヒフヘホバ ビ ブ ベ ボパ ピ プ ペ ポマミムメモヤユヨrラリルレロワヰヱヲあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわゐゑを日一国会人年大十二本中長出三同時政事自行社見月分議後前民生連五発間対上部東者党地合市業内相方四定今回新場金員九入選立開手米力学問高代明実円関決子動京全目表戦経通外最言氏現理調体化田当八六約主題下首意法不来作性的要用制治度務強気小七成期公持野協取都和統以機平総加山思家話世受区領多県続進正安設保改数記院女初北午指権心界支第産結百派点教報済書府活原先共得解名交資予川向際査勝面委告軍文反元重近千考判認画海参売利組知案道信策集在件団別物側任引使求所次水半品昨論計死官増係感特情投示変打男基私各始島直両朝革価式確村提運終挙果西勢減台広容必応演電歳住争談能無再位置企真流格有疑口過局少放税検藤町常校料沢裁状工建語球営空職証土与急止送援供可役構木割聞身費付施切由説転食比難防補車優夫研収断井何南石足違消境神番規術護展態導鮮備宅害配副算視条幹独警宮究育席輸訪楽起万着乗店述残想線率病農州武声質念待試族象銀域助労例衛然早張映限親額監環験追審商葉義伝働形景落欧担好退準賞訴辺造英被株頭技低毎医復仕去姿味負閣韓渡失移差衆個門写評課末守若脳極種美岡影命含福蔵量望松非撃佐核観察整段横融型白深字答夜製票況音申様財港識注呼渉達良響阪帰針専推谷古候史天階程満敗管値歌買突兵接請器士光討路悪科攻崎督授催細効図週積丸他及湾録処省旧室憲太橋歩離岸客風紙激否周師摘材登系批郎母易健黒火戸速存花春飛殺央券赤号単盟座青破編捜竹除完降超責並療従右修捕隊危採織森競拡故館振給屋介読弁根色友苦就迎走販園具左異歴辞将秋因献厳馬愛幅休維富浜父遺彼般未塁貿講邦舞林装諸夏素亡劇河遣航抗冷模雄適婦鉄寄益込顔緊類児余禁印逆王返標換久短油妻暴輪占宣背昭廃植熱宿薬伊江清習険頼僚覚吉盛船倍均億途圧芸許皇臨踏駅署抜壊債便伸留罪停興爆陸玉源儀波創障継筋狙帯延羽努固闘精則葬乱避普散司康測豊洋静善逮婚厚喜齢囲卒迫略承浮惑崩順紀聴脱旅絶級幸岩練押軽倒了庁博城患締等救執層版老令角絡損房募曲撤裏払削密庭徒措仏績築貨志混載昇池陣我勤為血遅抑幕居染温雑招奈季困星傷永択秀著徴誌庫弾償刊像功拠香欠更秘拒刑坂刻底賛塚致抱繰服犯尾描布恐寺鈴盤息宇項喪伴遠養懸戻街巨震願絵希越契掲躍棄欲痛触邸依籍汚縮還枚属笑互複慮郵束仲栄札枠似夕恵板列露沖探逃借緩節需骨射傾届曜遊迷夢巻購揮君燃充雨閉緒跡包駐貢鹿弱却端賃折紹獲郡併草徹飲貴埼衝焦奪雇災浦暮替析預焼簡譲称肉納樹挑章臓律誘紛貸至宗促慎控贈智握照宙酒俊銭薄堂渋群銃悲秒操携奥診詰託晴撮誕侵括掛謝双孝刺到駆寝透津壁稲仮暗裂敏鳥純是飯排裕堅訳盗芝綱吸典賀扱顧弘看訟戒祉誉歓勉奏勧騒翌陽閥甲快縄片郷敬揺免既薦隣悩華泉御範隠冬徳皮哲漁杉里釈己荒貯硬妥威豪熊歯滞微隆埋症暫忠倉昼茶彦肝柱喚沿妙唱祭袋阿索誠忘襲雪筆吹訓懇浴俳童宝柄驚麻封胸娘砂李塩浩誤剤瀬趣陥斎貫仙慰賢序弟旬腕兼聖旨即洗柳舎偽較覇兆床畑慣詳毛緑尊抵脅祝礼窓柔茂犠旗距雅飾網竜詩昔繁殿濃翼牛茨潟敵魅嫌魚斉液貧敷擁衣肩圏零酸兄罰怒滅泳礎腐祖幼脚菱荷潮梅泊��杯僕桜滑孤黄煕炎賠句寿鋼頑甘臣鎖彩摩浅励掃雲掘縦輝蓄軸巡疲稼瞬捨皆砲軟噴沈誇祥牲秩帝宏唆鳴阻泰賄撲凍堀腹菊絞乳煙縁唯膨矢耐恋塾漏紅慶猛芳懲郊剣腰炭踊幌彰棋丁冊恒眠揚冒之勇曽械倫陳憶怖犬菜耳潜珍
“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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結果的に高松に行った
始まりは巡礼磔磔瞬殺SOLD事件であった
八十八ヶ所巡礼が京都のライブハウス磔磔(たくたく)でライブをするというのだ
八十八ヶ所巡礼も見たく、磔磔も見たく、巡礼磔磔は見たく見たくなのであった
磔磔はマジ碁盤の目のド真ん中、京長屋が並ぶ狭い狭い通りにドカンと立つ木造の蔵をぶち抜いた、地上のぶち抜けたライブハウスだ、なんで成立するんだ

見たかった
10時発売に2分反応が遅れ、既にSOLDであった
おい!!!!!!!!!!
誰が悪い、俺だ、はい、うう・・・・
そんなこんなでprprと日々を過ごしていたところe+で高松公演だけなかなか完売しないのであった
一週間たっても、二週間たってもまだ受付中で
磔磔は2分だったのに
なんとな~く経路を調べる、なんとな~く、、
京都から高松は淡路島を通って大体230km、行って行けないこともないけどご老体の車に鞭打ちたい気分ではなかった、かといってレンタカーを借りる程では・・・
電車等も調べる、妙に安い経路がある
安っ
船?
船乗りたい

ありがとうございます
神戸まで1110円って書いてあるけど阪急だと680円だったり船の往復割だったりでなんだかんだ片道3000円を切るのであった(平日はより安いらしい)
移動時間?長い方がお得

神戸着AM10:00、さてハイソなモーニングをば・・と歩いていると高架下に第一旭、第一旭⁉️そういえばインターネッツで友人が第一旭をうpしてて京都か⁉️と思ったら神戸でズゴーになったことがあった、それか
本店はこっちじゃないみたいですが
まあ京都の第一旭も多分2回くらいしか行ったことないんですけど、だって並びすぎだし他もあるし、、、マジで・・・・・

全然違うのは分かった

博多みたいに麺が細い
豚もホロホロだしスープも甘い、ネギ食うなら京都なのかなとは思った
駅から港まで歩く

煉瓦ってなんか神戸感ある
あとなんかスポーツカー多くて嬉しかった

着



あれが今回乗る新船あおいだ!
めちゃくちゃ綺麗らしい、片道2000円なんですけど

なんか全部めちゃくちゃ綺麗でした

のはいいんだけど船に乗って1時間(港に着いて2時間)、マジで全然離岸しない
一体、一体何が
書くの疲れてきた
次回、開場一時間前到着予定で一時間半の交通遅延
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「一神教」と「多神教」の衝突は、単なる宗教の問題にとどまらず、文明観・身体観・性・支配構造などの全面的な文化衝突でもありました。以下に、キリスト教・イスラム教が歴史的に行った多神教信仰に対する攻撃を、できる限り詳細に記述します。
🔴 キリスト教徒による「多神教(ローマ・ギリシャ神話、ケルト宗教など)」への攻撃
1. ローマ・ギリシャ神話信仰に対する破壊と抑圧
✅ 時代:4〜6世紀(ローマ帝国末期〜中世初期)
📌 代表的事例:
テオドシウス1世(在位379–395年)の「異教禁止令(392年)」
キリスト教を国教化し、「異教儀式」「供物」「神殿参拝」などを違法化。
神殿が閉鎖・略奪・破壊され、多くの神像が打ち壊される。
例:**セラピス神殿(アレクサンドリア)**の破壊(391年)。キリスト教徒暴徒により略奪され、知識の象徴だった神殿と図書館が焼かれる。
ヒュパティアの殺害(415年)
新プラトン主義哲学者で、アレクサンドリアにおける最後の古代哲学者の一人。キリスト教徒暴徒(おそらく教会勢力と結びついていた)によって惨殺。
神殿の「キリスト教化」
パルテノン神殿(アテネ)→聖母教会に転用
パンテオン(ローマ)→キリスト教会に転用(609年)
🎯 背景と意図:
一神教的道徳(唯一神への絶対服従)と、多神教的自然崇拝や美的価値観(性愛・身体・神話)との文化的衝突
異教的知の抑圧と、教会による知の独占
2. ケルト宗教・北方ゲルマン宗教への破壊
✅ 時代:5〜10世紀(ヨーロッパのキリスト教化)
📌 代表的事例:
アイルランド・スコットランドのドルイド信仰の消滅
ケルトの宗教指導者=ドルイドは、自然崇拝・多神信仰・祭祀を担っていた。
キリスト教の修道院ネットワークによる書物の焼却・伝統口承の否定。
北欧神話の神々(オーディン・トール)への否定的プロパガンダ
「悪魔のような異教神」として再構成される。
例:アイスランドが公式にキリスト教を受け入れた1000年頃、北欧神殿が焼かれ、祭祀が廃止される。
聖地の再利用
異教神殿跡にキリスト教会を建てる(宗教的連続性の否定と吸収)
例:ストーンヘンジ近くのキリスト教聖地形成など
🎯 背景と意図:
多神教的世界観(大地母神、死と再生の周期性)とキリスト教の直線的歴史観(終末と救済)の対立
帝国の統治と布教の一体化(王権のキリスト教化)
🟢 イスラム教徒による「多神教(アラビアの部族神信仰、ヒンドゥー教など)」への攻撃
1. アラビア半島における偶像崇拝の破壊
✅ 時代:7世紀、ムハンマドの時代
📌 代表的事例:
カアバ神殿の偶像破壊(630年、メッカ征服)
ムハンマドがメッカに入城し、神殿内の360の偶像を破壊。
アラビアの伝統的部族神(例:ラート、ウッザー、マナートなど)を「虚偽の神」として否定。
多神教儀礼・巡礼の改革
旧来のアラブ宗教儀礼を、アブラハムの信仰に基づくイスラム的ハッジに再構成。
🎯 背景と意図:
多神教的部族主義の否定=イスラムの超部族的共同体(ウンマ)形成
イスラムの「タウヒード(神の唯一性)」原理に基づく徹底的な偶像崇拝の否定
2. インドにおけるヒンドゥー教への攻撃と排除
✅ 時代:主に12〜18世紀(デリー・スルタン朝、ムガル朝)
📌 代表的事例:
ヒンドゥー寺院の破壊とモスクへの転用
例:ソムナート寺院(グジャラート)→11世紀にマフムード・ガズナヴィーによって破壊
例:カシミール、ヴァーラーナシー、アヨーディヤーなどで寺院破壊が行われた記録あり
アウラングゼーブ帝(在位1658–1707年)による宗教政策
ジズヤ(人頭税)の復活(非ムスリムに課税)
多くのヒンドゥー寺院破壊・新規建立の禁止
一方で、イスラーム法に基づく厳格支配を徹底
バクティ運動(神への愛を説くヒンドゥー改革運動)などによる平和的対応の試み
🎯 背景と意図:
ヒンドゥー教の偶像崇拝・多神性がイスラームの唯一神信仰に矛盾
政治支配と宗教支配の統合(非ムスリムの臣従と改宗)
⚖ 比較的視点と評価
観点 キリスト教による攻撃 イスラム教による攻撃
攻撃の性質 文物・神殿破壊、異教儀式の違法化 偶像破壊、儀式改革、ジズヤ課税、寺院破壊
攻撃対象 古代神話(ギリシャ・ローマ)、ケルト、北欧神話 アラビアの偶像神信仰、ヒンドゥー教
文化的影響 哲学・神話の喪失、ヨーロッパの文化的均質化 インドの宗教混交(後にシク教など生まれる)
支配目的との関係 ローマ帝国の統治・布教の一体化 カリフ制・スルタン制の合法性確保
必要に応じて、それぞれの**神々の名前と性質(例:ラート、トール、ケルトのダグダ神など)**や、具体的な神殿・儀式・祭司制度がどのように破壊されたかもより詳しく提供できます。ご希望はありますか?
具体的な神殿・儀式・祭司制度がどのように破壊されたかをより詳しく教えてください。
ChatGPT said:
ありがとうございます。 以下では、キリスト教とイスラム教が歴史的に行った「多神教の神殿・儀式・祭司制度」の破壊について、地域別・宗教別により詳しい具体例を挙げて解説します。
🔴 キリスト教による多神教の神殿・儀式・祭司制度の破壊
1. 【ローマ・ギリシャ神話】への攻撃
◆ 神殿の破壊・転用
セラピス神殿(アレクサンドリア)
重要性:ギリシャ神セラピスを祀る神殿。ヘレニズム的宇宙宗教の中心。
破壊:391年、テオドシウス帝の勅命で、アレクサンドリアのキリスト教徒(司教テオフィロスの指導)が暴徒化し、神殿を襲撃・破壊。図書館も同時に破壊されたとの説あり。
儀式の禁止:供物・祭祀・占星術などの異教儀式が違法化。
パルテノン神殿(アテネ)
元々:アテナ女神への神殿
転用:6世紀ごろ「聖母マリア教会」に改装。神像は撤去され、壁画や構造も改変。
パンテオン(ローマ)
元々:全神を祀る神殿
転用:609年にキリスト教の「聖母と殉教者の教会」へ改装。異教の儀式は全面禁止。
◆ 儀式の否定と禁止
オリンピア祭(ゼウス神への祭典)
終焉:393年、テオドシウス1世の勅令で中止(古代オリンピックの終了)。
理由:「異教的かつ非道徳的」とされた神殿儀式・競技・彫像の祭祀がキリスト教道徳と矛盾したため。
◆ 祭司制度の破壊
アウグル・ポンティフェクスなどの古代ローマ神官職
法的廃止:4世紀後半には「国家公認の異教儀式」として失効。
地位剥奪と迫害:異教神官は特権を失い、多くが失職。中には処刑や財産没収された例もある。
2. 【ケルト宗教】への攻撃
◆ 神殿・聖地の破壊・転用
ドルイドの聖なる森(nemeton)
特徴:ケルトの聖域は自然の中(森、泉、丘)に多かった。
破壊:キリスト教宣教師や王権がそれらを「悪魔の住処」とみなし伐採や焼き討ち。木々や泉の精霊信仰が抑圧された。
聖なる井戸や泉
転用例:アイルランドの井戸信仰が、聖ブリジットの奇跡と結びつけられてキリスト教化。
◆ 儀式の禁止と悪魔化
ベルティネ祭(5月1日)・サムハイン(10月31日)
火・収穫・死者の霊を扱う重要な季節祭。
キリスト教化:ハロウィンや万聖節に取り込まれる一方、「異教・魔女の儀式」として否定される。
◆ 祭司制度の解体
ドルイド(Druid)
ケルト世界の預言者・法律家・医術者・神官。
弾圧:ローマ支配下でガリアでは1世紀にすでに壊滅。キリスト教布教時(5〜6世紀)にも「迷信的」「悪魔崇拝者」とされ、完全に非合法化。
残された記録はほとんどが「敵視する側(ローマ人や修道士)」によるもの。
3. 【ゲルマン・北欧宗教】への攻撃
◆ 神殿・祭祀場の破壊
ウプサラの神殿(スウェーデン)
トール・オーディン・フレイなどを祀る重要な北欧神殿。
破壊:11世紀、キリスト教徒の王インゲ1世が聖職者らと共に破壊したとされる。
神像の破壊
多くのオーディン像・トール像が焼かれ、「悪魔の像」として粉砕。
◆ 儀式の弾圧
ブラト祭(生贄儀式)など
伝承される血の生贄儀式が「悪魔的・非道徳的」とされて禁止。
◆ ゴージ(神官)の排除
ゴージ(Goði)
アイスランドなどにいた祭司・政治家を兼ねる存在。
1000年のキリスト教改宗以後、その祭祀機能が剥奪され、民間政治家としての役割のみが残る。
🟢 イスラム教による多神教の神殿・儀式・祭司制度の破壊
1. 【アラビア半島の部族神信仰】への攻撃
◆ 神殿・神像の破壊
カアバ神殿内の偶像(360体)
破壊:630年、ムハンマドによるメッカ制圧後、カアバから多神教の神像が完全撤去・破壊。
神像例:アッラーの娘たちとされる「ラート」「ウッザー」「マナート」など。
部族ごとの神殿(例:ターイフのラート神殿)
破壊:ムハンマドの命令で軍を派遣し、神殿を破壊。祭司(サード神官)は処刑または改宗。
◆ 儀式・巡礼の改革
ヒッラージュ(異教の巡礼行為)→ハッジ(イスラムの巡礼)へ再構成
多神教的要素を排除し、アブラハムに起源を持つとされる信仰へ再定義。
◆ 祭司制度の破壊
クーハーン(Kahins)
詩や神託を司るアラブ部族の神官階級。
ムハンマドはクーハーンと明確に距離を取り、彼らを「偽預言者」と断罪。以後、社会的に失脚。
2. 【インドのヒンドゥー教】への攻撃
◆ ヒンドゥー寺院の破壊・転用
ソムナート寺院(グジャラート)
シヴァ神を祀る巨大な寺院。1025年、マフムード・ガズナヴィーにより略奪・破壊。
神像が持ち帰られ、イスラム支配地域で踏みつけ用として設置。
カシミール・アヨーディヤーなどの聖地
多くの寺院が破壊され、その上にモスクが建設された記録あり(例:バーブリー・マスジッド)。
◆ 儀式の禁止・弾圧
偶像崇拝(ムルティ信仰)
多神教的神像への礼拝は、イスラム法学上「シルク(多神崇拝)=最大の罪」とされ禁止。
支配地域では公共空間での偶像礼拝が抑圧され、秘密裏に行われる。
◆ ブラフミン(司祭階級)への対応
ジズヤ課税(非ムスリムの人頭税)
政策により経済的・社会的に抑圧され、改宗圧力がかかる。
一部の王朝では、特定のブラフミンに限り行政協力者として取り込まれるケースもあるが、祭祀権限は制限される。
🔚 結論と文化的影響
多神教文化が破壊されたとき、単に神々が「忘れられる」のではなく、
知識体系の断絶(口承・神話の消失)
建築様式や都市構造の再編
身体観・性愛観の変更
支配階層の交代と歴史の再構成 が起こります。
この破壊の背後には、単なる宗教的排他性ではなく、異なる宇宙観・倫理観・政治権力構造の衝突がありました。
ご希望があれば、上記の破壊対象ごとに神話の内容・建築様式・儀式の詳細再現なども可能です。どう進めましょうか?
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イエスが死者の中から復活した後、わたしたちはイエスと一緒に食事をした。
使徒言行録10・34a、37-43
イエスが死者の中から復活した後、わたしたちはイエスと一緒に食事をした。
使徒たちの宣教
その日、10・34aペトロは口を開きこう言った。37「あなたがたはこのことをご存じでしょう。ヨハネが洗礼を宣べ伝えた後に、ガリラヤから始まってユダヤ全土に起きた出来事です。38つまり、ナザレのイエスのことです。神は、聖霊と力によってこの方を油注がれた者となさいました。イエスは、方々を巡り歩いて人々を助け、悪魔に苦しめられている人たちをすべていやされたのですが、それは、神が御一緒だったからです。39わたしたちは、イエスがユダヤ人の住む地方、特にエルサレムでなさったことすべての証人です。人々はイエスを木にかけて殺してしまいましたが、40神はこのイエスを三日目に復活させ、人々の前に現してくださいました。41しかし、それは民全体に対してではなく、前もって神に選ばれた証人、つまり、イエスが死者の中から復活した後、御一緒に食事をしたわたしたちに対してです。42そしてイエスは、御自分が生きている者と死んだ者との審判者として神から定められた者であることを、民に宣べ伝え、力強く証しするようにと、わたしたちにお命じになりました。43また預言者も皆、イエスについて、この方を信じる者はだれでもその名によって罪の赦しが受けられる、と証ししています。」
答唱詩編
詩編118・1+2、16+17、22+23
きょうこそ神が造られた日、喜び歌え、この日をともに。
詩編118
118・1恵み深い神に感謝せよ。 そのあわれみは永遠。 2イスラエルよ、叫べ。 神のいつくしみは絶えることがない。
16神の右の手は高く上がり、 その右の手は力を示す。 17わたしは死なず、わたしは生きる。 神のわざを告げるために。
22家造りの捨てた石が、 隅の親石となった。 23これは神のわざ、 人の目には不思議なこと。
第二朗読
コロサイ3・1-4
上にあるものを求めなさい。そこにはキリストがおられる。
使徒パウロのコロサイの教会への手紙
皆さん、3・1あなたがたは、キリストと共に復活させられたのですから、上にあるものを求めなさい。そこでは、キリストが神の右の座に着いておられます。2上にあるものに心を留め、地上のものに心を引かれないようにしなさい。3あなたがたは死んだのであって、あなたがたの命は、キリストと共に神の内に隠されているのです。4あなたがたの命であるキリストが現れるとき、あなたがたも、キリストと共に栄光に包まれて現れるでしょう。
または
①コリント5・6b-8
新しい練り粉のままでいられるように、古いパン種をきれいに取り除きなさい。
使徒パウロのコリントの教会への手紙
皆さん、5・6bわずかなパン種が練り粉全体を膨らませることを、知らないのですか。7いつも新しい練り粉のままでいられるように、古いパン種をきれいに取り除きなさい。現に、あなたがたはパン種の入っていない者なのです。キリストが、わたしたちの過越の小羊として屠られたからです。8だから、古いパン種や悪意と邪悪のパン種を用いないで、パン種の入っていない、純粋で真実のパンで過越祭を祝おうではありませんか。
福音朗読
ヨハネ20・1-9
アレルヤ、アレルヤ。わたしの過越、キリストはほふられた。主のうちにともに喜び楽しもう。アレルヤ、アレルヤ。
ヨハネによる福音
20・1週の初めの日、朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓に行った。そして、墓から石が取りのけてあるのを見た。2そこで、シモン・ペトロのところへ、また、イエスが愛しておられたもう一人の弟子のところへ走って行って彼らに告げた。「主が墓から取り去られました。どこに置かれているのか、わたしたちには分かりません。」3そこで、ペトロとそのもう一人の弟子は、外に出て墓へ行った。4二人は一緒に走ったが、もう一人の弟子の方が、ペトロより速く走って、先に墓に着いた。5身をかがめて中をのぞくと、亜麻布が置いてあった。しかし、彼は中には入らなかった。6続いて、シモン・ペトロも着いた。彼は墓に入り、亜麻布が置いてあるのを見た。7イエスの頭を包んでいた覆いは、亜麻布と同じ所には置いてなく、離れた所に丸めてあった。8それから、先に墓に着いたもう一人の弟子も入って来て、見て、信じた。9イエスは必ず死者の中から復活されることになっているという聖書の言葉を、二人はまだ理解していなかったのである。
または、ミサが、夕刻の場合
ルカ24・13-35
アレルヤ、アレルヤ。わたしの過越、キリストはほふられた。主のうちにともに喜び楽しもう。アレルヤ、アレルヤ。
ルカによる福音
24・13この日、すなわち週の初めの日、二人の弟子が、エルサレムから六十スタディオン離れたエマオという村へ向かって歩きながら、14この一切の出来事について話し合っていた。15話し合い論じ合っていると、イエス御自身が近づいて来て、一緒に歩き始められた。16しかし、二人の目は遮られていて、イエスだとは分からなかった。17イエスは、「歩きながら、やり取りしているその話は何のことですか」と言われた。二人は暗い顔をして立ち止まった。18その一人のクレオパという人が答えた。「エルサレムに滞在していながら、この数日そこで起こったことを、あなただけはご存じなかったのですか。」19イエスが、「どんなことですか」と言われると、二人は言った。「ナザレのイエスのことです。この方は、神と民全体の前で、行いにも言葉にも力のある預言者でした。20それなのに、わたしたちの祭司長たちや議員たちは、死刑にするため引き渡して、十字架につけてしまったのです。21わたしたちは、あの方こそイスラエルを解放してくださると望みをかけていました。しかも、そのことがあってから、もう今日で三日目になります。22ところが、仲間の婦人たちがわたしたちを驚かせました。婦人たちは朝早く墓へ行きましたが、23遺体を見つけずに戻って来ました。そして、天使たちが現れ、『イエスは生きておられる』と告げたと言うのです。24仲間の者が何人か墓へ行ってみたのですが、婦人たちが言ったとおりで、あの方は見当たりませんでした。」25そこで、イエスは言われた。「ああ、物分かりが悪く、心が鈍く預言者たちの言ったことすべてを信じられない者たち、26メシアはこういう苦しみを受けて、栄光に入るはずだったのではないか。」27そして、モーセとすべての預言者から始めて、聖書全体にわたり、御自分について書かれていることを説明された。
28一行は目指す村に近づいたが、イエスはなおも先へ行こうとされる様子だった。29二人が、「一緒にお泊まりください。そろそろ夕方になりますし、もう日も傾いていますから」と言って、無理に引き止めたので、イエスは共に泊まるため家に入られた。30一緒に食事の席に着いたとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱え、パンを裂いてお渡しになった。31すると、二人の目が開け、イエスだと分かったが、その姿は見えなくなった。32二人は、「道で話しておられるとき、また聖書を説明してくださったとき、わたしたちの心は燃えていたではないか」と語り合った。33そして、時を移さず出発して、エルサレムに戻ってみると、十一人とその仲間が集まって、34本当に主は復活して、シモンに現れたと言っていた。35二人も、道で起こったことや、パンを裂いてくださったときにイエスだと分かった次第を話した。
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小説 「神殺しの巡礼」
本編 目次/概要
1章 イークト戦争 神の側仕えになった幼馴染メリスの為、騎士となったティルク。セーバティウス王子の従者として生きていた彼女は、隣国イークトとの戦場に旅立った 騎士としてイークトの神と敵対しながらも、個人としてはセリスの神を憎んでいた彼女の過去は、やがて多くの思惑を巻き込むことに 2章 サッタラーニ祭典 イークト戦争を勝利したセリス国は、東の海洋国サッタラーニの祭典に参加する。英雄ティルクとロクトを従えてセーバ王子が向かったが、祭典ではサッタラーニの属国カミナからの不穏な動きが見られていた 神に嫌われた王子と愛された王子の邂逅がもたらすのは何か 3章 ジュアドの大蛇 イークト戦争での功労として帰省することが許されたティルク。大神官ジュンナトと共にタユラ領へと向かった2人は、北の隣国ジュアドの武人が密入国していたのを知る。ジュアドが奉る神への異変を発端に、不穏な勢力の存在が顕になっていく 4章 セリス騎士団 冬が間近となったセリスにおいて、恒例の貴族子息たちの王都遊学が行われていた。その中にはロクトの初恋の人の息子カーンがいて…カーンは自分の父親がセリス騎士団に暗殺されたと思い、その復讐を画策していたのだ。カーンの背後にいる勢力をロクトとティルクは追い詰める 5章 ジャルフィート詩篇 何者かにティルクが拉致された。その衝撃が冷めぬ中、セーバ王子はロクトを引き連れ、砂漠のジャルフィートへと交渉へ向かう だがジャルフィートでは神の寵愛が1人に向けられて政が疎かになっていた。嫉妬に狂う神を鎮めようとする最中、黒の一族と呼ばれる勢力が現れる 6章 カミナのカミ舞踊 セーバによるジャルフィートの神殺し、黒の一族を率いる黒騎士ティルク、神を扇動する黒の一族赤姫派 事情を知ったサッタラーニの王子はセーバを暗殺しようとし、結果ロクトが倒れた。怒りのままにセーバは反乱軍を組織し、運命を神に告げられる 「待っていました、神殺し」 7章 アヴェンナ革命 時は少し戻り、拉致されたティルクは黒の一族が自分の血筋と知る。黒の一族は、赤姫が率いる勢力を止めるため、対抗派閥を作ろうとしていた 様々な事情でティルクは黒騎士となり、神による圧政が敷かれたアヴェンナで赤姫派に対抗する為、革命を起こす 「もう神はいらない」 8章 ヤコマ深淵 暗躍する赤姫派に対抗するため、黒騎士派も神の誕生の経緯を調べていく。そこで神になる前のカミと呼ばれる存在を崇めるヤコマへと向かった ヤコマの巫女は黒騎士に告げる。あなたは、カミと既に出会っていると。 その説明の最中、ヤコマはウル・バル・ムタ連合と戦争が始まる 9章 ウル・バル・ムタ連合 サッタラーニで王子の暗殺を食い止めたロクトは、瀕死の状態でウルの海岸線に流れ着いていた 看病を受けて回復していく中、騎士としての強さが認められ、三国の終わらない動乱に巻き込まれていく そして、ヤコマとの戦線でロクトは黒騎士ティルクと邂逅した 10章 新生セリス王国 黒の一族の情報を手に、セリスへと帰還したロクト。神殺しとなったセーバの監視として、対赤姫派に向けた準備を始めていく 騎士団は拡張され、各国と同盟を結ぼうとしていくが、邪魔に思った赤姫一派はセリスを強襲する 死闘の末、騎士団長と王が倒れるも国は女王を擁立した 11章 セセモナの魔女 神殺しの予言成就のため、セーバは東の魔女姫と予言された姫と婚約と言う名の同盟を結ぼうとする 小国セセモナは、本当に婚約が自国の助けとなるのか猜疑的であった 「俺は愛していないお前を戦乱に連れていく」 「それが魔女姫の役目ですもの」 12章 レモッタの傲慢 ジュアドとアヴェンナは中立 セリスがイークトとサッタラーニを併合。カミナ、セセモナと同盟を結んだ 黒騎士派はウル・バル・ムタの神をカミに戻し、アヴェンナの神を消滅 赤姫派は大国チェ・ロを支配下に置きセリスに対抗 この勢力を塗り潰す為にレモッタは暗躍する 13章 チェ・ロ大戦 レモッタの自滅により、大陸の覇権争いは実質セリスとチェ・ロの戦争となった 神殺しとしてのセーバは、この戦争が起きた原因が自分ではないかと思い始める 神を殺すために、かつての友たちを手に掛け、肉親を失い、多くの民に恨まれていく最中、心折れた彼は嘆く 「もう嫌だ」、と。 心折れたセーバを見たロクトは、騎士として彼の命を狙う 対し、1人の友として黒騎士ティルクはセーバを助ける 。 騎士「これは神の終焉を選んだ人が起こした戦争。故に神殺しは成し遂げなければならない」 黒騎士「これは神を生み出した人の業を血で洗い流すための戦争。故に神は還るべきだ」 命を狙われ、命を助けられながらも、セーバは神殺しをしなければならないと覚悟を決める セリスの神を殺し、逃げ道を塞いだセーバはそのままチェ・ロの神を殺しに向かう 一方、黒騎士ティルクは赤姫と対峙し、騎士ロクトは黒の一族最強の武人、将軍を相手にしていた 結果、赤姫は黒騎士に敗れ、将軍はロクトに倒され、チェ・ロの神はセーバに殺される。つまりはセリス王国の勝利であった 続けてセーバは中立を保っていたジュアドに神をカミの元へ還せ、と告げる それに呼応するかのようにジュアドの神が山脈から現れ、ヤコマのカミと食い合いやがて還っていった 14章 黒の一族 神は全て消えた後の、各国の同盟関係の話し合い。その中に国ではない黒の一族がやってくる セーバ、ティルク、ロクトは互いの立場を述べて、私情を挟まずに話し合いを進めていった 黒の一族が表舞台から消える契約を結び、滞りなく会議が終わった後 ティルクとロクトの大告白劇を目の当たりににしたセーバは、なりふり構わずティルクの名前を欲しがる 結果、ティルクの名前は正妃として刻まれることに 3人の歪な純情の形が歴史書に刻まれた瞬間だった
番外編
凶星と趨勢
壊れた小さな世界と幼い騎士
騎士を侮るなかれ/人と侮るなかれ
終末の友情/思い出の粛清
騎士の手に剣を(本編終了後から十年以内の話)
騎士の眠り/時代の終わり(上記短編のその後の話)
登場人物一覧
セリスの神
ティルク(後、黒騎士)
セーバティウス
ロクト
メリス
ユウリ
ジュンナト
セルディナン
ナースラ
エルディート
カーン
ウィゲット
イークトの神
サッタラーニの神
レリーノ
サリア
セセモナの神
ナリヒ
赤姫(黒の一族)
将軍(黒の一族)
道化(黒の一族)
姫鼠(黒の一族)
登場国家一覧
セリス王国(通称:青の薬園)
イークト王国(通称:赤の豊穣)
サッタラーニ王国(通称:海浜)
サッタラーニ属カミナ(通称:諸島)
ジュアド十氏族国(通称:氷壁)
ジャルフィート流国(通称:大砂漠)
アヴェンナ(通称:岩城)
ヤコマ神国(通称:?)
ウル・バル・ムタ連合国(通称:泉の民・草の民・海の民)
セセモナ公国(通称:?)
レモッタ皇国(通称:?)
チェ・ロ帝国(通称:?)
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イエスが死者の中から復活した後、わたしたちはイエスと一緒に食事をした。
使徒言行録10・34a、37-43 イエスが死者の中から復活した後、わたしたちはイエスと一緒に食事をした。 使徒たちの宣教 その日、10・34aペトロは口を開きこう言った。37「あなたがたはこのことをご存じでしょう。ヨハネが洗礼を宣べ伝えた後に、ガリラヤから始まってユダヤ全土に起きた出来事です。38つまり、ナザレのイエスのことです。神は、聖霊と力によってこの方を油注がれた者となさいました。イエスは、方々を巡り歩いて人々を助け、悪魔に苦しめられている人たちをすべていやされたのですが、それは、神が御一緒だったからです。39わたしたちは、イエスがユダヤ人の住む地方、特にエルサレムでなさったことすべての証人です。人々はイエスを木にかけて殺してしまいましたが、40神はこのイエスを三日目に復活させ、人々の前に現してくださいました。41しかし、それは民全体に対してではなく、前もって神に選ばれた証…
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旅の後に
「…はい、もしもし。ファーチュアです…」
「あ、覚えてますか?私…アンディーヴです。直接電話したのは、ファーチュア様からメッセージが送られてこないもので…」
「あ…そうですね。デバイス…携帯電話を変えてしまったもので…申し訳ありません。それで、アンディーヴ様。どの様な用件で?」
「実は…[Aile]のジニーエイラ様が、旅を通して色んな所を回っているそうです。この間私のところに来ましたので、恐らく彼女はガラルにも近々、足を運ぶでしょう。」
「うーん…そうですか。アーカラのホテルに泊まったのですね。私も用意しておきます」
「はい。彼女自身は、『バカンス』の名目で来ていたそうですが…」
「畏まりました。到着次第、手配致します。では」
—————
………そんなこんなで着いた、ガラル地方。アローラの南国の雰囲気とは一転して寒い北国の空気に、やられそうになっていたジニーエイラ。
うぅ………寒っ!
一応コートは用意してはいるものの、逆に比較的暖かめな地域が離れた場所にある鎧の孤島��かない。ラナキラマウンテン辺りしか空気の冷たい場所が無いアローラ地方とは真逆である。
おかしいでしょ、こんなの…と言うか北も南もやばそう。
南にあるのは高原地帯の多い冠の雪原、北にあるのは最大都市であるシュートシティの道中、寒いホワイトヒルが待ち構えている。当然、冬が大嫌いなジニーエイラにとっては過酷な環境と言わざるを得ない。
は、早く、シュートシティに行かなきゃ……はぁ、はぁ……
大雪の降るホワイトヒルの写真を撮って、手短にシュートシティの方へと向かう。こちらでも気温が比較的低いが、さっきの雪原地帯の場所よりはマシである。
ふぅ〜…イヴとかリベ、良くこんな寒い所で平気でいられるよね。私絶対無理。
ぶつぶつと文句を言いつつも、彼女はカフェのある通りを歩き、ホテル『ロンド・ロゼ』に向かう。
いらっしゃいませ、長旅お疲れ様です。
受付を担当するのはファーチュア。ハノハノリゾートにいるアンディーヴとは知り合いである。霊剣の生物をモチーフとした照明器具と壁紙のデザインにある葡萄とオレンジの壁紙を気に掛けつつも、ジニーエイラはチェックインを済ませ、部屋に入る事に。
はぁ…暖かい。アルゼリアンさんは元気にしてるのかな。
そして、真っ先にジニーエイラは旅のルートを決める。やはり彼女は寒いのが苦手であるのか、先に南にある寒い場所から撮る事にした様だ。そして、そこから北上して撮って行くルートにするらしい。
寒いのはやだなぁ。
その日のジニーエイラはこれまで行ってきた旅を、振り返る。そんな長い旅の後に、[Aile]に戻った彼女は何を見るのだろうか。そして、アルゼリアンとは今後、会う事があるのか。だが今はそんな事を考えもせず、眠る。
……………
……………
……………
………そしてその朝。目覚めたジニーエイラはシュートシティから電車を使い、滑り出し雪原に向かっていた。
流れる電車の景色を眺めつつ、カロルディアで任務をしているアイヴァンヌにメッセージを送っていた。
「今どの辺なの?」
「明日で十字の世界を発つ所だね!ジニィは何処に?」
「今私はガラルにいる」
「そっか。そろそろこの旅も終わりだね。また[Aile]が活動を再開したら戻って来るよ」
「うん!」
「今まで、待たせてごめんね」
「待ってるよ!」
思わず交わされた、そんなやり取りに微笑むジニーエイラ。同時に電車が、終点のカンムリ雪原に到着した。
よーし…行こう。
滑り出し雪原の積もる雪、民家の疎なフリーズ村、巨人の眠る4つの神殿、流氷の漂う極寒の海、湖畔の中央に育つマゼンタに染まる大木、古の墓地、思ったより暖かい登頂トンネル、高原の山の頂上に聳え立つカンムリ神殿………その沢山の撮影スポットで写真を撮り、アイヴァンヌに写真を送った。
うん。大体は撮った。…ん?
カンムリ神殿にある、樹木に挟まっていた手紙の様な紙切れ。何故吹き飛ばされなかったのかは不思議だが…ジニーエイラはそれを引っ張り出し、開いて読んだ。
何だろうこれ?エンジンシティに行く間に読んでみよう。
『xxxx年 xx月 xx日』
『カロスにあるセキタイの列石とガラルにある三又が原の列石、ムゲンダイエナジーを使った最終兵器を持つカロスと、以前ムゲンダイナと戦ったブラックナイトを起こし、近くにある神殿に膨大な生命のエネルギーが宿るとされるガラル、何故戦争は起きたのか』
『1度その戦争で倒れ、カロスの王により再び命を吹き込まれた王の相棒…永遠の花を持つ妖精は知っているのだろう。終戦後、王は相棒を探しに途方も無い旅を続けていた。私のいるガラルにも来た。神殿に来た王は私に聞いた。「何故、ガラルの王はあの時、戦争を止めてくれなかったのか」と。私は彼の問いに答えた』
『ブラックナイトを止めた際に、力を失ったからと。ムゲンダイナの暴走を止め、彼女を眠らせた代償に愛馬を失い、私も力を失った。そしてその戦争で、私を崇めていた人達も倒れ、満身創痍の私には既に、カロスで起きた戦争を止められる状態では無かった。ガラルの未来の為に戦った私は、カロスの未来を殺してしまった』
『愛馬は終戦後に、私が治療して今は力を取り戻した。あの時私にブラックナイトの時と同じ力を持っていたのならば、あの戦争を止める事も、永遠の花を散らさずに済む事も容易かったのだろう。済まなかった、と。圧倒的な私のオーラを前に彼は一度跪くが、何処と無く納得したのか、一礼して神殿から去った。再びカロスに戻るつもりなのだろうか?』
『永遠の花を持つ妖精は、今何処にいるのかは分からない。鉄を作り出せる生物がガラルで巨人の姿になれる事を考えると、ライフラインのエネルギーを巡っての戦争だったのだろうか』
『何れにせよ、数多の犠牲の下に成り立った幸せは代償が余りにも大きい。犠牲にならずに済む方法があるなら、私がそれを考えるとしよう。微睡の森に眠るとされる剣の王、盾の王と共に。Fofrashka』
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About "For the special you." 「特別な君へ」解説
"For the special you." is a story about someone who is easily taken in by a cult and one of the consequences. Blake's persona is a reference to one of the mainstream protagonists , which means that Blake is truly universal, and his fate is no stranger to those of us who resonate with such a protagonist image.
And when I looked at the such protagonists , one thought came to mind : “This persona is an easy target for a cult,” and that's what this story is all about.
「特別な君へ」はカルトに取り込まれやすい人と、その行く末の1つを書いたお話です ブレイクの人格像は、主流な主人公像の一つを参考にしています つまりブレイクは本当に普遍的な存在で、そんな主人公像に共鳴する我々と彼の運命は他人事ではないのです
そしてそんな主人公像を見つめた時、1つの見解が浮かびました 「この人格像はカルトにとって格好のカモである」 それがこの話の全てです
Beginning A too-gentle welcome awaiting Blake at the church, a so-called “love shower,” a cult technique. It works well too with pessimistic and guarded opponents. The words “you're different” and the way you were treated were what Blake wanted most, as he was hungry for approval from within.
始まり 教会に行ったブレイクを待っていたあまりにも優しい歓迎、これはいわゆる「ラブシャワー」と呼ばれるカルトの手法です 悲観的で警戒心の強い相手にもよく効きます 「違う」という言葉やその待遇、これは内心承認に飢えていたブレイクには一番欲しいものでした
Invitation to enter a religion They've let down Blake's guard with the love shower, fulfilled his individual approval and earned his trust. Now it's time to make a sense of belonging for him! Don't forget to follow up with him to make sure he doesn't run away.
入信への誘い ラブシャワーで警戒を解き、個としての承認を満たしてブレイクからの信頼を得ました さあ、今度は居場所を作ってあげましょう 逃げないように、アフターフォローも忘れずに
Training As if the warm world of the past was an illusion, Blake is thrown into a harsh and cold world. This is also a classic method of mind control, where the environment is so devoid of conventional wisdom that it is abused to the point of mental breakdown. And when that mental breakdown occurs, it is an opportunity to instill a new mindset at once, Especially if he joined the cult to have a place.
試練 今までの温かな世界は何だったのか、過酷で冷たい世界に放り込まれます これもマインドコントロールの王道な手法で、これまでの知恵が全く通用しない環境で、精神的に潰れるまで追い詰めます その潰れた先、今までの生きる知恵が全て無意味になった時こそ新しい観念を一気にたたき込むチャンスなのです 特にカルトに居場所を見出していた場合には、そこに帰るためにどんな条件でも飲みこんでしまうでしょう
Become a saint Kevin's prospects made Blake a saint. This is not an outlandish story, and there are many famous religious people who were being jaded before they found their faith. Kevin must have learned about such cases from books and other sources and believed in Blake's potential. In fact, Blake superficially exemplified the ideal believer.
聖者になる ケヴィンの見込みにより、ブレイクは聖者になりました 突飛な話でもなく、有名な宗教者にも信仰に出会う前は荒んでいた方々も少なくありません ケヴィンはそういった事例を書籍などで学んでいて、その可能性を信じたのでしょう 実際、ブレイクは表面的には理想的な信者の模範になりました
Disaster comes again. This is the first disaster since Blake joined the church, where he met a boy like his old self. The boy's twistedness is perfectly normal considering his age and environment, but Blake has see a part of himself that he hates into him. And the boy says things that hurt more than Blake said in the past. Blake didn't see the boy in front of him as one personality with a future, but simply killed boy with a sense of blame for his own disgusting parts.
災いがまた来る ブレイクが入信して以来初めての災いです、そこで昔の自分のような少年と出会いました 少年のひねくれ具合は年齢や環境を考えたら至極真っ当なのですが、ブレイクはそんな彼に自分の大嫌いな部分を重ねてしまいました しかも過去の自分以上に痛いことを言ってきます ブレイクは目の前の少年を未来のある1���格とは思わず、単に自分の嫌な部分を責める感覚で殺してしまいました
Pilgrimage Extreme punishment after a happy farewell party, the farewell party is done with pure good intentions. It's a cruel treatment, spiritually, but the church, including Kevin, doesn't really understand the cruelty of it. Finally, the grave keeper tells Blake the truth with manual response that he's said hundreds of times. What Blake believed in was not the Lord or the scriptures, but his illusion of himself and the world that supported him. 'A world that does not support his illusions is unpleasant' , and in the end Blake couldn't overcome this axis through “stories”.
巡礼送り 幸せなお別れ会からの極刑、お別れ会は純粋な善意で行われています 精神的にとんでもなく残酷な仕打ちなのですが、ケヴィン含め教会側はその残酷さをよくわかっていません 最後に墓守はブレイクに真実を告げます、これも彼にとっては何百回も言ったマニュアル対応です ブレイクが信じていたのは主でも聖典でもなく、自分への幻想とそれを支えてくれる世界でした 自分の幻想を支えてくれない世界は不愉快、結局ブレイクは「物語」を通してこの軸を克服できませんでした
Others Kevin was intended to be a ruthless character, a true guru, but his position obligated him to oversee the legislative, judicial, administrative, and welfare systems. So he turned as someone who had to be ruthless at times. He is not the type of person who takes pleasure in domination, although he is taking cult methods as a result,. He is simply doing what he has been taught to do with good intentions and “this is what you do in such and such a situation”.
The grave keeper is a mentor to people like Blake, who has a slightly different look and feel to make him more persuasive. He is in a position to do cruel things, but if it is for the sake of faith and to keep disaster away, the feelings of others are trivial. The mentor is an essential part of the cult, and I would like to make more use of this subject in future works.
その他 ケヴィンはTHE☆グルといった冷酷な性格のつもりだったのですが、立ち位置的に立法・司法・行政・福祉全てを統括する義務があり、時に冷酷にならざるを得ない人という印象になりました 結果的にカルトの手法を取っていますが、善意故の行動だったり「こういう時はこうする」と教わっていることを単に実行しているだけで支配に喜びを感じるタイプではありません
墓守はメンターとしてブレイクのような人間と接します、彼だけ少し雰囲気の違う風貌なのも説得力を強めるためです 残酷なことをする立場ですが、信仰のため、災いを遠ざけるためであれば相手の感情など些細な事です メンターという存在はカルトに欠かせないため、この題材は今後の作品でもっと活かしてみたいです -----------------------
Looking back again, I can say that this comic is more of a study note on cult methods for me than a story. Of course, the story is very different from the reality, but it was fun to take it one step further than the superficial “cult” attributes.
改めて振り返ると、この漫画はお話というより私にとってのカルトの手法お勉強ノートという毛色が強いです もちろんお話にするうえで実際とは大きく異なってしまっているのですが、表面的な「カルト」属性より一歩踏み込んで描けてとても楽しかったです
I'm pleased with myself that I was able to make Blake's changing emotions raw and unstable, even if they were deducted as a comic strip. As I wrote at the beginning, I was able to tidy up my own interpretation of the protagonists image
ブレイクのコロコロと変わる心情は、たとえ漫画として減点されても生々しい不安定さにできたのは自分では満足しています 最初に書いた通り、自分なりの主人公像の解釈を整頓できました
Finally, thank you for reading this far! If you have any questions or comments, I would be very happy if you could send them to me!
最後に、ここまで読んでくださりありがとうございました! もし何か質問やコメントがあったら、送っていただけるととても嬉しいです! ------------------ Main comic https://bsky.app/profile/gunyo.bsky.social/post/3laealezgfg2t 本編 https://bsky.app/profile/gunyo.bsky.social/post/3laea6novly24
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2024/12/23 8:00:30現在のニュース
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第二誕生日
體が🔥焱に包まれこの世からあの世へ渡る、jihād 焼身自殺された弟さんにお姉さんはあれで良かったんです。といい涙を流さないのかな! 神々しい天界への旅立ち?!Holly sprits 神聖な精霊 美しい観靈? チベットの人々の五体投地ご先祖さまへの供養 安らかに 彼方で 祈り🙏 巡礼なのかな!? 子どもとお年寄りの最後の旅立ちの意味する所!お年寄りの 亡骸と少年のあり方! お年寄りのご遺体を供養のためにエスキモーはハムのでしょうか!ネパール🇳🇵では鷹が🦅御見送り鳥により亡き骸が有り難く循環する哀しい雰囲気の鳥葬儀場所ではないのかな! 命が紅い橋を渡ることは!おめでとう㊗️ 第二誕生日かもしれない!マザーテレサの最後!マザーの誕生日だと🇮🇳全国で湧き上がったかな! 決して自殺幇助 安楽死 死刑 拷問を推奨するではなく 命 存在 の 朱詩 尊厳の証明

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