#絶世の���女は魔王子さまに寵愛される
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modernheavy · 2 years ago
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今日読んだ漫画 2023年8月3日(木)
りぼん2023年9月号
👋『ハロー、イノセント』酒井まゆ
😈『絶世の悪女は魔王子さまに寵愛される』朝香のりこ+*あいら*
👰『初×婚』黒崎みのり
🍯『ハニーレモンソーダ』村田真優
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esoterics-posts · 6 months ago
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記憶と想像力と理性と感性と頭脳
低位マインドがマナス(抽象マインド)に、理性が直観に道を譲る様になる。魂の霊感に促されて霊人が生まれる。身体の外界からの感覚や自然界の束縛から自由になる時、恩寵に依って神我実現する。
時折、キリストや覚者方から啓示や夢の様な奇跡が起こる。『非増長』
音楽界
アニメや歌が大好きでした。子どもの頃からゲームは音楽同様に大好きでしたが、時間存在の錯覚に依る是迄の精神と感情・激情の心理学的な崩壊的内部破壊に依る頭脳の破損のダメージは計り知れない様です。美しい音楽達だけがぼくの盾になってくれていたのを今でも思い出せますー。『心の友』
騒音
酷い地鳴りの様な不快な、けたたましい外界の音は精神的に破壊的であり醜悪であり得る。静かな音のある風景こそが美しい。高精細の油彩画の様な上質な輝きのある表現は無音でも最高に美しいー。真っ暗闇の様な無よりは、鮮やかな色彩のある御霊の世界の方が遥かに限りなく美しい。『音の引き算』
至福
豊かさとは目に視える世界の終わりのない心の安らぎのあるドラマである。現実は無残で、残酷で、凄惨で、あり得るから霊的な世界を調性する『キリストと覚者方』の弟子である青春の燃え上がる様な情熱の冷めない色鮮やかなポートレートに封じ込められてある永遠の思い出であるー。『フェイス』
宝瓶宮
夢の中の彩りの書籍の数々、橙色の灯のあるカーテンの #坂本龍一『1996』が流れている神界の父と母の霊と家にいた。#TDE の Gain、ー🟥🟥🟥 🟦🟦🟦 🟨🟨🟨ー、#小室哲哉、ぼくは千年以上生きる人々の住む街に居た。下に、外界に降りてみると、もう2度と登れる家は其処にはなかったー。
下の外界に降りると、一階から風船の様なモノが上がっているだけだったー。夜の闇に飲まれて、其処にあった筈の家がもう其処には目に視える存在としては存在していない様だったー。亜界からもう戻れない理性の認識の世界に生まれたぼくは霊以外の身体は此れから死を受け入れなくてはならない様だー。
夢の中で
『キリスト・マイトレーヤの降臨』を伝えて窓越しに、アメリカ?圏の人々の居る街の一角に居た。
ベンジャミン・クレームの紹介に尽力したぼくに
「母は幾ら貰ったの?」と言う。SMAPは仲間にならず。今でも宮村優子を大好きな事がバレて照れている。ゲームの中の関智一が仲間に加わったー。
夢の中で
iPadのフィルターに監視機能が付いていて駆けつけたのは中国人。母を助けてくれた。iPadを切られてしまった。女の子にiPhoneを買ってあげた男性が窓から何度も背面飛びのモーション。女性も飛び降りたが夢の中である��に気が付いていてスローで着地した。夢をコントロールできるようだった。
夢の中で
秘密の画像の入ったフィルムを急いで折り畳んだせいで、クシャクシャになってしまった。其のアンテナフィルムを再び機械に入れると、横に並んだ5つのウィンドウにコンテンツが視える。看護師?の女性から隠すのが必死だった。急いで消そうとするがしっかり見られてしまった様だったー。
意思の相
音楽の売り上げ枚数についてー。 #オリコンランキング #100万枚、#200万枚、#300万枚、#400万枚、...。魔法的、#七光線心理学 的に曲調の音階の相違点は #カバラ数秘術 的な知恵で解ける。優しい鳥や魚の様な『#龍』の存在は夢の中でも人間の命を助けてくれていた様でしたー。
夢の中にて
辻元清美、北村晴男、その他、の肉を食べるオフ会
。(珠には良いよね。)市松模様のカバーを付けたiPadを持った一団でした。
沖縄王
夢の中で、5段階の覚者の超身軽なキャラク��ーは素手で剥き出しの鉄筋をまるで、スタントするようだった。不思議なことに、飛び移っても怪我1つもしないで、軽々と、軈て、余裕綽々と地面に降り立った。自分なら誰よりも君を高く買ってやれるよと、女性とその親族を口説いている様だったー。
授業
夢の中で池上彰さんが先生になって授業がありました。ぼくの今の端末がHauweiである事を告白しました。自分の教科書を見せた。タブレット端末をバリバリにメインに使うような素振りはなく、パイシス【双魚宮】のアナログのビジュアルの良い紙でできた世界史の教科書と睨めっ子する様子だったー。
夢の中の
不意に機械の装甲を着て変身する型(パターン)の正にアイアンマンの様な相手の人だった。もう1人居たけれど先を越されて、ショックを受けて何故かぼくのiPadのバッテリー🔋の残量が残り9%で、通信が途切れるかもしれなくて焦っていた。ぼくは夢の中でキリストに変身しようとしていたー。
夢の中では
コロナ禍に於いて、吉本興業の一団の内場勝則と未知やすえ、他が仕事に溢れ?食事をせびりに家にやって来た。内にも当然に経済的にはそんな余裕はなく父が怒って拒絶、門前払いしている様だった。
手翳しで病気を治す超能力者、霊能力者として横になる母の病気を回復させるぼくだったー。
トマス・オフィーリエ 1905ー
ファイナル・ファンタジーとスター・ウォーズの走り。夢の中で、SFのイラストレーターの青い絵を視ているぼく。舌の長い女性や筒に粉を入れる詐欺師の男性と、実態のない辻褄合わせに奔走するIT業界関係者と云う触れ込みで、誰でも閲覧可能のネット業者だった。
夢の中
(今、描かないならいつ描くの?)と言われて、
夢の中は、ぼくの描いていた筆の先から内的世界へ流出するルノワールやモネの様なカラフルな色の絵の洪水でした。第4光線の極致で、葛藤を通しての調和の光線でした。モノとモノとを隔てる輪郭さえない御霊の様でさえありましたー。『印象派』
悪夢の中では
母が揚げた複眼のある鬼の唐揚げ(小)が3つ出て来たー。こんなモノ喰えねーよ!気持ち悪くて、食べれる訳がない。怖い夢だったー。あーあ、もう嫌!悪夢だった。伝導瞑想をするぼくに対する仕打ちの様に思えて���らない。ああ、疲れたなー。しんどいですね!皆様、お疲れ様ですー。
益虫と害虫
悪夢は獏に食べて貰う様にします。悪い夢を食べてくれる獏は良い奴だねー。珠に🦐海老を食べる事に対する罰かも知れないなー。悍ましい夢は嫌ですねー。『夢を食べるバク』
獏にあげます。獏にあげます。獏にあげます。
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木星の大聖
今朝方の夢で、ぼくには岡江久美子の生まれ変わりが捲し立てているのが視えていました。(一体、どうなってるのか?)ぼくはメテオを片手でチーズアーモンドの様に防いでいます。心に宿る善意の念が『キリスト意識』である事は何よりも人として大切です。最近、悪夢で魘されていますがー。
夢の中に
女性と男性とぼくが一緒に生活している様子だった。奇妙な事に、二人ともぼくの親という訳でもなく、見ず知らずの関係の人という方が正しい様だった。どう云う関係なのか判然としなかったー。不思議な空気から逃れる様に、ぼくは一人で自分の両親を求めて夢の中を彷徨っている様子だったー。
夢の中で
橋下徹さんがぼくではないぼくの霊だった者にイリョウヒンテンで次から次へフクを選んでくれていた。その中には『トップリーダー』と云うブランドもあった。目が覚めると生放送のテレビでコメントをしている橋下徹さんがいた。話している声が変換されて、ぼくの御霊になっている様だった。
夢の中では
森喜朗(風)と小泉純一郎(炎)。森さんは、ぼくに「新聞記事を読んで」と言う。小泉さんは「其れはトップがする事じゃない」と言いました。若い時の御二人が西洋画の劇画調(ロマサガ風)に描かれていました。ロゴス(理)じゃなくなった時代。相方と絵を描いてテレビ出演するぼくー。
夢の中で
友達との再会ー。
父に見せ��くれと言われた傷だらけの女性の本を窓から捨てぼくは「夢は全て嘘で、虚妄である。」と言った。
筑紫哲也が湯湯婆付きの服を着て断食していたー。
ぼくの愛犬ミニーは、ぼくや家族が美味しいモノを食べている間、詰まらなさそうにして机の下に俯いていたー。
夢の中で
カラーの明晰夢の中でシュールレアリスムの詩人の詩(日本語訳)を真剣に読んでいるぼく。起きたらもう忘却の彼方で誰の作品か判然としないー。父が借りた本を図書館に返却しなくてはいけない事を頻りに気にしていたー。
ぼくの興味はダリかマグリットかピカソやミロ、シャガール...他。
夢の中で
○○○議会議員
○○○公園で何かあったら其処を下れば覚者の家に繋がると母に言う。父が買収工作の集票機械の好敵手の相手に逢う。「厳しいですがー」と父。学歴は補欠選挙の所為で高卒だったので、ぼくを大学まで行かせてくれた今は優しい父です。ぼくは精神の危機を迎えて病気との共存。
夢の中で
カードゲームに学ぶ海賊活動とその対処方法について電子決済的なルールとその普及について。設定資料とゲームに学ぶ一行であった。其れはあまりにも悪辣で、狡猾でさえある損害と獲得の条件のボロいゲームの様でさえあったー。貰い物の金銭で、後悔を学ぶ様な代物だったー。『損得勘定』
夢の中で
PlayStation3とVRセットを繋いでいました。『接続可能?』山程びっしりの接続端子でしたー。
現実には今のぼくが持つのはAndroidの端末です。
今後もコスパ抜群の端末が欲しい所ですねー。
今持っているのが3年目になるタブレットの
softbankAir3
Hauwei media Pad3 Lite S ですー。
夢の中では
コロナの病気にならない様にワクチンを接種するまで、精神科の先生方とその他の人が次回の診察まで完全に隔離される事になってしまいましたー。病院の隣の部屋が白魔法のレイズ、アレイズの様な寝床で眠りに就いている様になっていて、ぼくが次回の日程を何とか聞いて事なきを得ましたー。
夢の中で
即興で子どもの描くような絵を描いているぼく。
もっと、巧くなりたいです。絵の表現では頭ばっかり酷使するのもダメです。
宇宙重力設計に基づいた建築物に対する応用について第4光線に従って創造された隣の家へのスロープを小錦が走る。第��光線の超現実的な通路の中を宮村優子も走る。
直接選挙
夢の中で第三光線の働きを視覚化させる為に田嶋陽子とイギリス政府との丁々発止。命令や信号や経済体制を敷いて行く事で朝受け取った仕事を夕方には1日に1つの確実と云う的確な問題解決のスピードを実現させた。マーガレット・サッチャー女子の様な強力な政治体制を作り上げ機能させたー。
夢の中で
ぼくがもう一人(?)、目の前のテレビに大きく映されていた。撮影中のカメラ(?)からぼくはギリギリ隠れていたー。野球の先生(?)らしき人が居たが赤く人程の嵩もあるケチャップのイメージの痕が道の跡に残ったが何故かぼくの事を怒らなかった。目覚める前に皆が、其れは血だと言った。
夢の中で
食事をしている時に同級生のT島が冷えたグラタンの様な食事を食べるのに温めてないなんて分からない旨を述べる。接続端子をゆっくり古い☎電話機に指すと、音声で地元のCMが流れると言うモノだった。当時の電話線は低速でネットするだけでも、困惑する程に遅かったのを覚えているー。
夢の中で
ジャッジ・ドレッドの二人の将校に負けたトランプ前大統領が合同する。もう、一期遣りたい様だった。喧騒の中で高い金切り声の様な波長の囁き声が煩い。父と母と一緒に居ると地震があって船の上の様に部屋が沈んで揺れた。ぼくはもう一度、人生をやり直す為に英語を勉強して���る所だったー。
夢の中
意識的に高い弟子は疲弊してしまうが、進化の段階を著しく低く書かれたA倍晋三。大学の同級生の緑色のスライムがある部屋の引き戸を閉めて、女の子の部屋、そしてJ祐史浩が居た。ベンジャミンの本(?)が置いてあった。子どもとぼくも一緒に算数の掛け算のテストをしている所で目が覚めた。
夢の中で
宮村に100円。オネエに1000円かんぱ。
Androidの端末があり、大きな充電器のコネクタとケーブルを接続端子につけるとコネクタ部分に金色の明かりが点灯した。CGでジェダイの騎士が現れた。他の端末にはFFシリーズとスター・トレックがある様だったー。『伝説と中華タブレット』
残心
夢の中のコンピュータウイルスによって壊れかけたガジェットの中に皆の描いた卒業制作がある。大量のデータが浮かんでいるぼくはその中から塗りかけの群像表現であるルネサンス期の様な未完成の儘での作品に必死に手を入れていた。画業に対する執着と無念が残っている。『菜食主義と完全主義者』
YAMAHA−5500
NHKで9つのシンセサイザーが並んでいる。縦に9つ並列されている #超心理学 のビジョン。カメラで撮った筈の映像。『#坂本龍一だった覚者』
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手探りの夢
行き交う人々の多さに圧倒されながら、カイダンを降りて行くと、霊波が途中途絶える。其れでも歩き続けていると複数の駅の下り口があるが、どれも行き過ぎてしまった事に気が付いて戻る。ずっと手前にガラスの扉のある駅の連絡線を見つけて入る。松果体を5個分使ったが2個分も足りない。
夢の中で
のびるのキッシュと、ポテト🥔やコーン🌽や人参🥕やグリンピースのシチューを食べていた。味はしなかったー。
ぼくのプレイステーションに挿されたポケットステーションが赤く光っていた。プレステ版のFFⅢをしている様だった。少し前まで夢の中で雑誌でFFTを読んでいた様だったけれどー。
夢の中へ
ベンジャミンがミケランジェロを守り、シェイクスピアやぼくの夢に守られている。誤った自己同一性と涙。ゲートを降ろしてフルフェイスの呼吸機械を着けると1000年後の世界にお婆やエヴァンゲリオン後のアニメの放映が続いていた。桂三枝さんが誰でも愛して貰える誰かがいる事を伝えたいー。
夢の中で
15000円 21世紀Anniversary Edition
坂本龍一教授が夢の中でぼくの持っている黒いKORGのシンセサイザーで弾いてくれた。『1996』のアルバムの全曲分がある。流石に高価過ぎるから出させたくない旨と、返金しようか提案してくれた。優しい人だと想う。「買う意思はあります。」
安倍晋三と小泉純一郎
御二方が、アイディア(考え)の夢の中に出てきました。現実主義と、データ主義のー光線の違いを通して、認識の対立的な対置法的な構図が明らかとなっていました。御二人とも、覚者方のインスピレーションの下で働いたイニシエートだったが、消費者の立場ではインフレはダメです。
幼少期の淡い思い出
O.🏹さん、ごめんね。当時は勝手で、我が儘な、片想いばかりしていました。夢の中で、ぼくはiPadでポケモンのゲームをしている。🏹さんは🦉を撃つ似たアクションゲームをして、横になっていました。ぼくに想いが届きました。ぼくは今でもあなたの事を愛しているよ!ありがとうね!
夢の中で
授業を受ける為の色分けされた教科書ー落語・時代劇・国語・社会科などーが配布されていた。マイトレーヤは光線の覚者として��霊的ダ・ヴィンチで、最期の晩餐のワイングラスを光のCGで描かれた絵。科学的魔法、魔法的医学は今後のアクエリアスの時代の関心事であるー。『病からの治癒』
夢の中で
今とは少し様子の違うベレー帽の父と、母の肖像画を描こうとクロッキー帳を開けると、夥しい二次のエロのイラストの宣材写真。急いで捲って描いていない空白のページに移動した。母は「持っていないモノばかりなのね」と言うのでぼくは「初心者を先生は苛めるものだからね。」と答えた。
夢の中で
ドラマの音楽に小林武史さんが出演した白とグレーの石畳のPV。本人様の霊と会う事ができた。ありがとうございまーす!高橋英樹さんが出てくれたので感謝と感動の意を伝えたら「君は運が良い」と激励された。ぼくの奥様と覚わしき人がぼくと互いに使いかけのカミの素材を使うように言った。
夢の中で
目を覚ますと、モノクロームの明晰夢の中で石川道子さんが枚方超前前時間(?)に居てた。講演会がある様だったー。ぼくも目を覚まして、参加したくて勇んで起きたが其れはまだ夢の中だったー。そして、目が覚めたのだったー。然し、もし、覚者方になれば本当に霊的に目が覚めるだろうにー。
夢の中のO君
専用の📺とSFCでゲームしてたら「今、何してんの?💢」まさかの体育で競争。子供の当時、今から思えば第2段階だった足腰に自身があって記憶のママでハンデも皆、ヘロヘロ。サークルを踊る。ボロボロの奥歯を見て、キャベツを切り、卵とマヨネーズを合える旧友。M月ありさに見られたー。
最期の晩餐
夢の中で、母はぼくがいないと、火が消えたようだったと言う。🍣や🥩は長らく食べていない。最期の晩餐を何にしようか?と云うような別にどうでも良い様な事を大層、真面目に思い巡らせたー。イエス様が「明日、何を食べようかで悩むべきではない。」と言ったと云う事が思い出されたー。
夢の中で
石川道子さんの寄稿文が掲載されていた本を見つけて文章を眺めていたらどんどん時間が過ぎて、辺りはもう既に暗くなってきた。周りには立ち読みする人々がいたが、特に隣りにいた眼鏡を掛けた男性やその周りの人々や他の人誰もがぼくに何か言いたげな様だったがぼくには知る由もなかったー。
夢の中で
中島秀俊がモデルをしているデッサンクロッキー帳があった。中田英寿が女性の方と一緒にパン屋を開店しようとしていた。海外からの宅配の🚙荷物は検疫をすり抜けて、秘密の内にもう既に国内に持ち込まれてしまった様だった。小泉純一郎に笑われてしまった。あっという間に年は過ぎ去った。
夢の中で
RPGゲームでFFシリーズの超現実の夢の中で、蜘蛛の糸で道路を横切る女性モンスターにエクスカリバーのセリスの魔法剣ファイガ?みだれうちで4000~5000ダメ連打で倒せた。
女性スタッフに食事処にてタッパに入った唐揚げと御飯を見せられて注文。テーブルの上の落書きを叱責されたー。
夢の中では、
自民党が I井君の経由でぼくの死後の荷物のクロッキー帳、をジャパネットタカタにそのまま回収されてしまいました。ぼくは幽霊です。23+57=
最新OSのインストールされた祖父のテレビがある。地震が怖いので壁紙を選んでいた。携帯の
電力の上限が廃止されて安くなり、自由化が進むー。
夢の中で
細木数子と番組収録と料理をしていた。夢の中なので、無意識の中で手順が上手くいかなかった。ガヤの女性達が仕事を終えて早速、携帯を弄り回していた。隣でも同時にスタジオ収録が行われている様だった。音楽の効能として、ワーグナーが作曲に、小室哲哉が瞑想に向いていると教えられたー。
夢の中では
霊的であり抽象的である為に第2,3,4光線の様な在り方が低いイニシエートではない事は、現実に生きる6光線と5光線と1光線の人々は適性があっても、ぼくの様な生まれつき低い光線で食事の量と瞑想的な生活になる様に、我慢している事が分からないのか?何れだけ食べられないかー?
夢の中で
無意識で受験勉強を強いらている。身体を鍛えたあげくに勉強もしろなんて正気の沙汰じゃない。国語をしている間だった。本には自分なりの覚え書きが書いてあった。人には其々自然な適性があり、得意や苦手な科目があるものだ。万能性や機能性は比較的稀有なものであるー。『明在系と暗在系』
夢の中
階段を急いで駆け上がると近代の絵画や作品があり、赤青緑の装飾のラインのある抽象の窓の様な建築デザインが並ぶ中で、その中のカイダンを更に疾走するとFFのゲームに登場するキャラクターと場面赤い飛空挺などの絵画が多数並ぶ作品展だった。FFのゲーム📺➰🎮をしている人がいたー。(57:××)
夢の中で
死を母が問う。人は死んだら終わり?
アストラル界は #オーロラ の様に磁場である。世界は実存に飲まれる。真我の存続を望むから自然と精神。死を越えて生まれ変わることを信じられない不信心が過ぎる現代人。#ヱヴァンゲリヲン の映画館で映画を応援するファンの皆がいたー。『#生成流転』
夢の中で
¥320という使途不明金が発生していて何に使うのか分からないので困惑。
夢の中で���無色界でパソコンで母と一緒に調べものをしている書籍関連データベースがある。青空文庫の書籍読み放題である。
Keica氏を応援しなければならないと思い出して、Tweetをフォローしないといけないと想うー。
夢の中で
風呂からで出て(?)服を着る前に恥ずかしいけれど裸で女性達の間を横切る事になった。
勉強をしているが数学は子供の時の方ができるようである。哲学は大人にならないとできないー。
黒い車が遠くに見える様見えたが、呼び戻して海の中へ入るのを防いだが、小さなジオラマの様でもあった。
夢の中で
T川さんがたくさんの知人や友人と一緒に霊界にいる。水のサーバー。一般的に光線(能力)が高い人は段階が低い傾向がある。ダリやライプニッツは1.6や1.7。伝導瞑想を続けるぼくのイニシエートは3.8段階?で具象の霊界なので観たこともない景色の中で道に迷う。
男性のいる女性?に嫉妬。
夢の中で
母がお笑い芸人らを相手に料理。
100人分 200万円もいかなかった。
一人辺り一万二、三千円?
生海老に身がなくて踊り食いは怖くて食べられなかった。魚の剥き身がずらりと並んでいた。🇮🇹イタリアンのパスタを食べていた。伸びをした時に隣の人も伸びをしていて触れたので避けたー。
夢の中で
ベンジャミン・クレームが映画になっている。録画ボタンを押そうとするがリモコンには見当たらない。
自分の靴を探し回っていたがない。上皇后様達が同じバスに乗り合わせていた。
河野太郎がワクチンについて予防接種2回とブースターとして2回受けなければならないのか発言していたー。
夢の中にて
最近、自分の魂と魄が離れそうで生きながらに何度も気を失ないそうになっている顛倒夢想の状態にあるー。誰もが『今から #150年後 の事』は知らないだろうと、Kinki Kidsの堂本光一さんが「誰も本当の事は分かるわけがないやろー!」堂本剛さんと一緒に夢の中に居て言われた。『運命』
夢の中で
聖なる愛が尊いー。ぼくの愛する宮村優子が声優から役者に転向した事実。
卒業式が楽しいのに学校に行かないなんてダメですー。
皆で鰻を食べようとして、D井義治氏の豪邸に招かれた。開け放たれた引き戸の間から生い茂る木々のグラデーションの様に色付いた素晴らしい景色が視えたー。
夢想文学
不完全なぼくをお許し下さい。夢の中のことでさえ失われてしまう事があります。可能であれば寝ている間の情景は全て文学作品にしたいくらいですが、二度寝した事で、Twitterに上げても文字化けして消えてしまう事があります。失意と後悔の中で憤るけれど、イエス様の優しさに触れています。
#5G
家の中で、ずらりと並ぶ多種多様なテレビの大きいリモコンであり尚且つ携帯電話であるものを(見せてくれていた)から(#モネ)兼、携帯電話を手にとって見ていた。母が其れを「持って行くのはダメだ」と言う。何れもがまるで、美しい美術品やjewelの様だったー。『=#SoftBank』『#Dokomo』『#AU』
夢の中で
未練と後悔
宇宙が変わって、必死に勉強を覚え直す友達。
様変わりした電車の改札口。お金を入れればディスプレイに行き先が表示される。
コーラ入りのペットボトルを楽器にして音楽を弾く女子高生達。ぼくはこれから自分の病気に対峙して、孤独に耐えなければならないー。花のある食卓。
夢の中にて
取られぬ様に書籍をタオルで隠して自室を出て、隣の岩田兄貴の部屋にトイレを借りに入ったが、四方八方何処を見てもない。青いキラキラの部屋に触れてはいけないのを悟って医者が出てきたが、対応に困惑。道に迷い地下に降りて、ドラクエ風の迷宮に苦闘。家に帰れなくて、目が覚めたー。
夢の中で
街角で綺麗な魚が2匹も、捕れている大学院生(?)とおぼしき2名のお兄さん達がいるー。
家に帰ってきてフクをハンガーに掛けると、焼きそばUFOのプラスチック(?)のスポーツシューズがあるので気に入って眺めていると母が味が違うインスタント焼きそばUFOを山程持ってきたー。
夢の中で
『#どこでもいっしょ』を #iPodTouch で『#井上トロ』でプレイ
○白い温泉
◎黒い温泉、熱湯に浸かること10秒
↩��
◎水風呂!気持ちいい!
桂文枝ぼくの甥さんに似て非なる者に、スイーツ🍰だと魚肉ソーセージを素粒子の甘いイメージにー。
#EV、#水素 15年後まで生きる事が霊的目的
夢の中で
鳥羽水族館の付近で漁をしたと云う夢を観た。
夢の中で
自分のタブレットやデイケア共有のPCが古くなったので、3GRamの #Surface を #イオシス で新たに母が購入してぼくが初期設定をしていたー。手にないと消えてしまうと思い、絵を描く台に使われていた板などを探し回って見つけた。男性にデイケアで「パソコンないの?」と聞かれたー。
夢の中で
筑紫哲也先生の霊 ぼくは著述を手で読んで、頭に手翳しーすらすらの精神、でも疲れている。違う光線 頑固な親父 #メリクリウス #ギリシア神話 #論理性。#留美子先生 たかだか37億光年の身体で、光なんか解ける訳ない。管理人さんに絵で触れた。ボッテ���チェリからラファエロへの鍵。
夢の中にて
男の人で、未来のぼく(?)か、未来のぼくの親(?)がフタと上部の注ぎ口を手で破りお湯を注ぎ作った #カップヌードル を3つ用意してくれていた。#WiFiルーター 接続をしてくれている。ぼくは #renovoタブレット を手に入れて持っている様だったー。ぼくは今世の母と一緒に居たー。
夢の中
北野武に右利きでもダリみたいに写実で描けても、左利きならもっと天才だったに違いないと言う。高架下の車の行き交う道路歩いていると左の脚だけにパッチが履けていない。車の配送の無料チケットが当たる。バスの停留所に車が突っ込んでくる。移動場所に如何わしい店ができており戻る。
歪む標識の文字
何も恨みはありません。『ツバメの尾』
寧ろ、一生を画家としての人生を貫いて生ききった事は称賛に値するでしょう。誰よりも努力と奇想の仕事に捧げた孤高の人です。ピカソほど有名ではありませんが、ブラックロッジ(闇の館)と縁を切り、ホワイトロッジ(大白色同胞団)に参加したい。
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信仰心
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#ダリ はフィゲラスに美術館があるほど成功した人ですが、ぼくはまだまだ貧乏人で、肖りたいくらいですー。疫病や天変地異のような厄災にあっては、人々は協力すべきです。神の存在や御言葉を信じない不信心者には天罰が下りますよ。#キリスト・マイトレーヤ を受け入れて破局だけは避けたい。
夢の中で
答申と(未)決定事項
同級生のK村君が勉強をすらすら解いている。
#ICT の教育が必要になるにつれて自宅のタブレットをどうすべきか悩んでいた。時計の針は2時40分を指していた。焦るぼくはルーターの処遇を悩む。目が覚めると、実際には10時。
暗記から記憶の知覚化が問題になる。
変なおじさん。
殺虫剤を手に入れ自宅へ戻る。
ピアノを弾こうとすると予約の長蛇の列があると言われる。
全自動のAIのあるマリオが動くファミコンのある店、白いパフェ、五色の御旗の麺類がー出て来る。今は日本人に耐えろー♪耐えて自分の色を後世に残せー♪と言うような内容の歌詞だったー。
やり直しの再生(リセット)
帰納法ができなくて魔法が使える。3次元ができない。四次元の絵を納得できる。今とは違う意味で生意気で、頑迷で、美術に一途で、今と似た風貌の父と母に文句を言って困らせている。左利きで、ファミコンに機械を差し込んで遊んでいる。コロナ禍もない様だー。生活良好!
夢の中にて
『#BOYMEETSGIRL 』
小室哲哉の音楽をなぞり返していた。芸能人の人々や宮村優子にも寸時、出会う。
マッチョな警察官が複数人突入してくる。『けむりだま』で逃げようとしたが、目が覚めてーオメガと神龍を召喚、サークルで記憶を消されて、タイダルウェイブで、皆、海の中へ沈んだー。
種の保存と人類補完計画
宮崎駿さんの作った映画が夢の中に視える。アクションあり、メルヘン、冒険活劇の様でさえある。蝶々が視えた。人類は性別的な囚われのない存在(霊界)と物質界に於いて無生物から形態の進化をした。実際には我々の身体は栄養から【物質性の大主方】が創造してくれているー。
夢の中にて
坂本龍一の曲。ダリの彫刻群。左利きの天才になれたらー。
スター・ウォーズが現実化し宇宙人だらけの���場。水浴びの場所。兎に角、逃げる。
超未来にタイム・トラベル。歩き回ってテレビ局に入ると北野武。怪談話の本を見る志村けんに聴かせる📱からの小室哲哉の『#InTheFuture 』
夢の中で
ある少年は両親から勉強と趣味の時間の制限を受けている様だったー。ぼくは自分の部屋にてー仏教の本、波動の法則、ぼくの好きだった人などの本を整理している所だったー。
目覚めた後に、実際に整理してみた。書籍と古い昔のコンピューターは殊の外、嵩み重い事が分かる。
デジタル化ー。
夢の中で
#Apple から #Hauwei の端末を買い変えたのはWi-Fiモデルの所為でした。店員さんに勧められて新しい会社の製品だったからでしたー。自分の席へ戻って来るといつの間にか、大きいタブレットになって画面には神秘的な魔方陣の配置の数字が並んでいた。E上さんに「やったー!」って言われたー。
夢の中にて
精神や身体が疲れて寝ていたら、
「そんな生活していたら、相撲取りになるぞ!」とU田先生。ぼくはいつも食事をセーブしている。
ぼくだけステテコ姿で着替えに家?に戻る。
北原輝久さんに(アメ車に自分のサインを入れてプレゼントするぐらいでないと女性は手に入らないよ)と言われる。
夢の中では
#AndroidTV ならぬ👾 #エイリアンTV?
女性?の先生についてO野とぼくはテレビの規格を勉強している所だった。白龍の動作不良の固まったような絵が視える。
ぼくの今持っているAndroidタブレットは容量が小さくCPU性能が劣るので珠に固まったり、アプリが正常に動かない事がありますー。
精神を壊す勉強
夢の中で
中華料理屋の来世のぼくと家族は逃げた。「誰が救ってくれるのか?」言葉を話せない様にする能力を持った僧侶に詰め寄る。「復活したの?」エデンで煙草を吸うS村けんは狼狽する。先生とWi-Fiを切って、図書館の鍵を内側から掛け伸縮自在の戸を下から両上の磁石に嵌めたー。
夢にて
東京のねぎ焼きーシンプルだけど美味しそう
🕶️93歳まで生きて芸術に身を捧げた写真家・画家のTASHENの1冊
iPhoneから滴る抹茶で滴混みー無意識と意識を表現できるー意識的文字列と無意識的滴混み
女性の告白両想いでお茶屋の店主は遠慮に幻滅ー頼むとお茶を注いでくれお湯を変える心遣い
夢の中で
1つは折れたAndroidタブやiPodnanoを持っているぼくを海老蔵が横目に見ている。
大好きなFFⅣV,Ⅵ,
Ⅶのプラットホームが涙モノでとノビオは述べる。ゲームの中の街と現実に生きているぼくらの街が絵の中で繋がっているのです。生きていく努力や忍耐を��って生活をしないのは駄目だから。
夢の中で
8日~10日間も続く雨の日について、子どもが外出して良いか?ボードで確認する。子ども同士其れも小さい女の子同士の外出でも子どもは大丈夫だと言うが、只でさえ迷子や誘拐に気を付けるべきであるから止めておいた方がいい。更に洪水や土砂崩れなどの災害に要警戒であり、危険であるー。
「10人ほどキリストが居られるので何方でも二人選ばれて信仰させて戴いて結構です」と石川道子さん?が言う。母がマイトレーヤを信仰するのを止めようと言う。ストーリーに抗えなかったぼくに道子さん?からダメ出しされ、「今の立場を弁えなさい。」と注意を受ける。『薬師如来、観音菩薩』
夢の中にて
哲学者、音楽家、天文学者、海洋生物学者、軍人、
科学者、などの1流のサロンで皆がイニシエート達で映画の中でのやり取りのようで、仲の悪い友人に気分を悪くされた様だった。光線心理学者の今世のぼく?と犬、その他の演者。GUNZE、東京のお菓子、皆が東京に上京したくなる様だったー。
時間割表では水曜日の3ジゲン?
夢の中で、小林武史さんが音楽の授業でオーディションをしてくれていた。時間は過ぎて、直ぐに終わってしまった。後悔だけが残った。後ろ髪を引かれる思いで、ただ「ぼくは自分の人生を変えたい!」と言いたかった。飽き性だけど、今でも音楽が大好きですー。(^ω^)
#光線構造
マイトレーヤの使命巻末のイニシエートのリストの数字は見る度に実存がある事が頭の調子で分かる旨を両親に告げる。数字が入れ変わって生まれ変わる事ができる。
隣の線路の今の学生を優先する為にも電車ごと停車し変遷した。このコロナ禍で学生生活は犠牲になっている事に同情するー。
夢の中で
きねさんの音楽のガジェットに依る転調に依る独創曲を視ている。女性は心に残る様で素朴で繊細な文体の表現をする人が多い様な気がする。論理的な文体で作文する女性の爆発する様な男性的な霊的表現をする人のなんと稀有な事か?ダリの『炸裂する女性の頭部』と云う作品が思い浮かんだー。
11人の弟子 釈迦
12人の弟子 キリスト
5人の使者 キリスト・マイトレーヤ
ぼくが気が強くて、メンタルテレパシー可能だったら、論理的な第三段階のロゴスマインドだったら、皆の前で話ができたら良いのですがー。ベンジャミンの肉体はお亡くなりになりましたが、霊的精神は不滅ですー。
以前にも述べたのですがー
ベンジャミン亡き後、悲しんでいると、先日、ぼくが階段を登る時に、上の階に居住している人の身体に重なる様にして、同氏が走って来て(!)物質界のまぼろしであるマヤ(幻)で顕れました。ぼくは同氏��生前の講演に何度も参加しました。真我である魂のレベルでは不死です。
夢の中にて
縦長のダリの本の下にーダイヤモンドのJewelryのアップ。志村けん「自分の夢に使わなくて、何勿体ない事してんだよ!」前世のミロ、前前世のゴッホ、4分の1、4分の2、4分の3、4分の4、と云う #カット割り のカメラワークそして其の逆の4分の4、4分の3、4分の2、4分の1ー。
夢の中にて
親父がブチ切れ。似た棒を使って人参を盗むフリをして店員と窃盗犯のGメンを試している。窃盗は悪い事ですが、殊更のTV報道はくだらない。児島と出川。食品ロス対策で、痛みかけの食品を大量に抱き合わせにしていて、買って少しずつ食べられたら食べようと思っていた児島さんがキレたー。
進化の弧
異界にてー左手を握りあって、語学の先生と感激の再会。左利きで絵を塗り潰す練習をするが、ピアノの練習の甲斐もなく、少しも上達しない。メンタル偏極ができない。先生の落胆に対して、言い訳がましく光線の解説が入る。意識の偏極が両目の光線とヘッドセンターにしかない所為らしいです。
岡本太郎
其れはまるでエネルギーと極彩色の表現主義でありながら、シュール。其の意志の顕れの筆致は燃え上がる炎の様な恰も書家の其れの様でさえあった。自由闊達に観える絵は徹頭徹尾、無心で描かれていたー。アカデミズムに反逆するモチーフに縛られない自由な絵は時には反美学的でさえあったー。
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アイテムや魔法依存
現実には各種のエナジードリンクか?レモンティーの様な飲み物に依る回復方法以外に、FFVにてモンクのジョブから引き継いだアビリティで敵から攻撃を受けても、回復方法がチャクラしかなくて魔法で回復ができない。HPが1000しか回復しないで、戦闘不能になりそうになるー。
#FFV #FINALFANTASYV (#SFC)#スーパーファミコン より #ジョブシステム に依る #モンク のアビリティ #チャクラ は現実化可能である。#アジュナ・チャクラ 眉間に集注しながら #大祈願 を唱える真我に整列する為の #伝導瞑想。 #超越瞑想 と #トライアングル瞑想  #個人瞑想。
#SquareEnix
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buriedbornes · 5 years ago
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第47話 『覇王降臨(3) - 転機』 Advent of the Overlord chapter 3 - “Revolution”
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全てがひっくり返って新しい秩序が支配するまでに、時間はかからない。
国の最後の治安を守るはずだった兵士達が、城へと殺到した。
守るべき立場の者がいないのだから、それは戦いですらなかった。
城にいた数えるほどの特権階級者達は、残らず市中の広場に引きずり出された。
それは、然るべき結果であったと同時に、にわかには信じ難い光景でもあった。
誰一人として、行動に異を唱える者はいなかった。
集団は、驚くほど整然と政治責任者達を引き立てた。
そのあまりの整然さに、疑いなく広場まで自分の足で歩んできた者さえいた。
それは、帝国の、最初で最後であり、静かなるクーデターだった。
しかし、無血では成らなかった。
陣頭に立っていたテオは、黒色の甲冑を身にまとい、広場へと現れた。
黒髪をたなびかせて、細身の長剣を佩いていた。
「このような事を、一体何の権利があって…!ワシらが何をしたと言うんだ!」
石畳の上に横たえられ狼狽するロー氏を前に、テオは冷たい視線を投げかけた。
「そんな事、どうでもいいのですよ」
テオは剣を抜いた。
ロー氏の顔が青褪める。
「これまであなた方が何をしてきたのか、そんな事は何の問題でもないのです」
「では…」
剣が高く掲げられる。
「これからの帝国にあなたのような方は必要ない、それだけです」
鋭い軌跡が弧を描き、皺まみれの頭部が宙を跳ねた。
テオは剣を殊更に掲げ、民衆や兵士達はそれに呼応して爆発する。
そうして、テオは次々に帝国の要人達の首を刎ねていき、それに応じて国が沸く。
血が流れ、熱狂が最高潮に達していく様を、エルピダだけは冷静に見つめていた。
これは一体なんだ。
何が起きている。
テオは、何をしているんだ?
人々がテオを、革命の指導者として祭り上げている。
昨日までは魔術院の一員として、帝国を構成する人間の一人として、隅に埋もれていたはずの青年が、一夜にして帝国を底から覆している。
そしてその事を、誰一人として疑問を抱く事なく、まるで何年も前からそうであったかのように、新たな覇者の出現を人々は歓迎している。
これは、異常な光景だ。
白昼夢��も、もう少し現実味のある様子を映すだろう。
エルピダは、この日初めて、心の底からテオに恐怖した。
テオに出会った日、彼が大きな宿命を背負う、非凡なる人間である事は確信していた。
ただ、これほどのものであろうとは。
エルピダは、次々と剣を振るっていくテオを凝視した。
何十人もの血が流れ、最後に、ティアナ女帝が残された。
成人もせぬ、ほんの子供である。
テオも、体躯はともかく、歳だけで言えば、大して変わらぬはずである。
殺すのか、この子も。
ヴァーニスの血脈さえ断って、テオはこの国の王になるつもりか。
「かつてヴァーニス帝がそうしたように―」
昨晩のテオの弁舌が脳裏をよぎる。
しかし、ティアナ女帝は、つまらなさそうな顔でテオを一瞥すると、再び目を閉じただけだった。
「早くしてくださらないかしら」
テオはその言葉に応じて、剣を構える。
「こんな最後を迎えるために、私は生を与えられたのですね」
小さな女帝は、大きなため息を漏らした。
「ちっとも面白くなかったわ」
剣が空を走った。
それは、少なくとも未来を生きる者達にとっては、新しい歴史が始まる瞬間であった。
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夕刻、テオは広場に設置された簡易の踏み台に登り、佇んでいた。
人々は彼の言葉を待ち、静まり返っていた。
エルピダは、テオに呼ばれ、台の傍らにいた。
「あなたも、この革命の立役者だ」
その言葉は、あまりにも白々しく響いた。
それでも今は、テオなりの気遣いが見せてくれる人間味が、不安を和らげてくれる気がして、それに縋りたい気持ちもあった。
テオは、人々を見渡して、口を開いた。
「今日この日、真の自由を勝ち取ったのは、他でもないここにいる全ての人々である」
そこまで言うと、テオは剣を引き抜き、左手の甲を軽く撫でて、血を流���た。
その血を民衆達に向け、叫ぶ。
「今日、こ��にいる全ての人々が、戦うための剣を引き抜いたのだ。私は皆の剣だ。戦って勝ち取り得るもの全てを、私が皆に代わって手に入れよう」
テオは剣を掲げた。
民衆の感情が弾けた。
そこからは、意味のある言葉が聞こえる事はなかった。
方々から飛び交うあらゆる種類の歓声が全ての音を遮って、会話は成り立たなかった。
ただ、テオは、剣を掲げた先の空を見上げていた。
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新たな王が生まれ、文字通り一夜にして、帝国は生まれ変わった。
富は再分配され、行政は最適化され、まるで縛られて止まっていた血流が流れ出すように、滞っていた経済と物流が息を吹き返した。
革命とは、昨日まであったものを新しいものに置き換える過程である。
新たな形に順応するまで、本来は社会全体を混乱が支配するのが常である。
しかし帝国は、まるで昨日までそうであったかのように、一夜にして、全く異なる社会を受け入れた。
その、明らかに異常な事態に、異常さを感じられている人間は、エルピダの他にはいないように見受けられた。
また、革命決起の日以来、光を見る機会が得られない事にも、エルピダは疑問を感じていた。
テオの革命と、光が見えなくなった事に、何の相関関係があるのか、エルピダには全くわからなかったが、ただ彼はテオに詰問する時間を持てず、煩悶とする日々を過ごさざるを得なかった。
テオは言うまでもなく善政を敷いた。
そのために、一日中テオは城と街の各所を移動し続けていた。
つい数日前までは、魔術院の研究室で隣に座っていた若き同胞が、今は国をより良くするために奔走しているのだ。
エルピダにとってのそれは、ほとんど不審な行為だった。
あれほどの研究への情熱はどこへ行ったのか。
光がどこから来て、何をもたらすのか、その真実を共に追うのではなかったのか。
あるいは、光が何かをもたらした結果、彼にこの劇的な変化を与えてしまったのではないか。
しかし、確証を得る手段は何ひとつなかった。
国政が安定し���めた頃、テオは魔術院の拡大を指示した。
そして、これまでとは比較にならないほどの規模で研究設備を増強し始めた。
貴族の屋敷と見紛うほどの新しい研究室を見渡しながら、エルピダの中で謎がさらに深まった。
テオはまさか、このために国を覆したのか?
仮にそうであれば、なるほど筋は通るし、合点も行く。
ただ、そうであったならば、尚の事正気の沙汰とは思えぬ。
自身の研究を推し進めるために、国を盗ってしまおうなどと誰が考えるか。
そしてまた、それを本当に成し遂げてしまえる人間など、いようものか。
しかし、そうでない場合は、やはりテオの事が理解できなくなる。
自身の野心のため、あの演説のように、自分が欲しいものを全て手に入れるための戦いであったのかもしれない、そうに違いない、と思うしかなかった。
もはやテオは、どう転んでもエルピダの理解の範疇外の存在に変貌していた。
エルピダは再び、今度は独りで、光の正体を追い求める研究を再開した。
テオが研究室に戻ってくる事はなかった。
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テオは、覇王を自称した。
革命時の象徴的な黒い甲冑に、さらに外出に際してはフルフェイスの兜をかぶった。
曰く、威容を示す事も覇王の仕事である、との事だった。
ヴァーニス帝が力、ワーレン帝が知の支配なら、テオはカリスマの支配だった。
すべての人々が、不自然なほどにテオを信じていた。
テオに従えば全てがうまく行く、そう誰もが信じるからこそ無用な反駁も生じず、安定した社会の重要な要因となっていた。
不自然ではあったが、納得してしまいそうなほどのものを、テオは持っていた。
誰に対しても偉ぶる事なく平等に接し、聡明で、そして革命の日以後のどんな場面でも笑顔を絶やさなかった。
彼に対した時、臣下の者が感じる事は、不安や緊張よりも、安心と安らぎであった。
ずっとこの人と共に歩みたい��思わせる、圧倒的なカリスマ性が、テオの最大の武器であった。
民衆の覇王に対する態度は、親愛や忠誠よりも、むしろ盲信や崇拝に近かった。
そして、そんな王だからこそ、呼ばずとも後宮に入る事を望む女性達は跡を絶たなかった。
そんな者達に、テオは、どちらかと言えば冷淡な反応を示した。
だが、帝国は過去に跡継ぎが原因で幾度となく国難が訪れた経緯から、臣下達も後宮を据える事を強く推していた。
半ばやむを得ないような形で、テオは後宮の設置を許可した。
しかしテオは、有力者の家族などは全く迎えず、街先で貧しそうに暮らす者を選んでは後宮に迎えた。
そうして、その娘達には、様々な教育を施し、技術を身に着けさせ、働く場を用意した。
娘達は少なくとも寝食に不安を覚える事はなくなったが、特別贅沢ができるわけでもなかった。
そしてテオ自身も、一向に夜の閨に足を向ける事がなかった。
あまりに前例のない扱いに、臣下達は口々に”これは後宮と呼べるのか?”と疑問を呈した。
その問に大して、覇王はこう答えた。
「どんな貧しい身であっても、勤勉であれば覇王の寵愛を受けられるかもしれないと知れば、民衆は誰もが勤勉になろうとするだろう。優れた才能の芽が見つかれば、その娘と私とで成した子も優れた王になるだろう。愚王の歴史が繰り返される事もない」
臣下達は、後宮の事についてそれ以上追求する事をやめた。
代わりに、後宮とは別に、若い者を奨学励行する施設が作られ、性別年齢を問わず優れた者を国中から抜擢し重用するための制度が設けられるに至った。
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覇王はこうして富国を成し遂げ、遂にはヴァーニス帝の悲願、即ち諸国統一のための外征を再開した。
戦わずして併合される国がほとんどだったが、一方で、抗う相手に対して覇王は容赦なく果断であった。
礼を尽くす相��には礼を返し、丁重に扱い、平等な臣民として迎え入れた。
当初は暗黒時代の衰退によってヴァーニス帝全盛時の半分程度になっていた版図は、再び盛り返し、かつての領土を超えて、さらにその倍以上の領土を平らげて、帝国は歴史上最も隆盛する時期を迎えた。
革命から、10年が過ぎようとしていた。
~つづく~
第48話 覇王降臨(4) 再誕
「ショートストーリー」は、Buriedbornesの本編で語られる事のない物語を補完するためのゲーム外コンテンツです。「ショートストーリー」で、よりBuriedbornesの世界を楽しんでいただけましたら幸いです。
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toubi-zekkai · 4 years ago
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 7月20日(2019年)
 恋をすると人はその衣装を脱がされ、ほとんど裸に近い状態となる。青い空を流れる白い雲、道端に咲いている花の香り、小鳥たちの黄色い歌声、現実はそれ以前とは比較出来ないほど彼に接近し、それまで見逃していた多くのものを彼は感じられるようになる。それと同時に彼の心は酷い寒さに震えている。なぜなら彼は着ていた衣装を脱がされてしまったのだから。どうか服を着せて欲しい。彼に服を着せることの出来る相手は彼の服を脱がして裸にした相手、つまりは彼が恋をしている相手、ただその人だけのように思われる。
 ほとんど裸になってしまった人間、彼の心はどうしようもなく不安なのだ。それは恋の相手を中心に広がる剥き出しの自然と化した外の世界に対する不安と制御出来ない自分の感情という自分の内側の自然に対する不安とである。何とかこの自然に名前や形や秩序を与え、衣装を纏わせたい。でなければ自分自身が壊れてしまう。自分自身が完全に自然と化してしまう。その為には恋している相手にも自分に対して恋をしてもらって彼女も裸になってもらわねばならない。彼女にも服を脱いでもらい自分の名前が入ったラベル付きの服を着てもらわねばならない。そうすることで彼の不安は初めて治癒する。震えていた彼の心は愛の温もりに包まれ込む。しかし、同時にあれほど熱かった恋の炎は急速に冷めていく。何故なら彼は彼女とともに再び分厚い衣装を着始めてしまったから。彼の前にありのままの自然とは無限にかけ離れた音楽の鳴らない日常が訪れる。  或いはそれが決して叶わない恋ならば彼はどうしようもない不安を抱え続けなければならない。裸のまま、自分が壊れるまで生きていなければならない。崖の淵へと追い詰められた彼の瞳に自殺の誘惑がちらつく。実際に死ぬ人もいるだろう。しかし、彼は詩を書き始める。絵を描き始める。ギターを弾き始める。永遠に手の届かない裸の彼女に言葉や色彩やメロディで衣装を纏わせるのだ。それは同時に彼自身の裸を包み込む衣装にもなる。こうして一つの芸術作品が生まれる。美しく優れた作品の下には彼と彼女、二人の亡き骸が静かに埋まっているのだ。  完全な作品が出来上がったとしたら彼はもう二度と作品を作ろうとしないだろう。心穏やかに一個の形骸として衰滅していくだろう。花瓶に挿された赤い花が少しずつ色を失い朽ちていくように。しかし、それは幸福な事に大抵の場合成功しない。美の女神は復活し、その生贄である自分もまた同時に復活する。再び彼はペンや筆を取り始める。  そうして何度も繰り返し行われる苦しい死と復活の儀式、それがそのまま彼の全芸術史の軌跡となっていく。  恋、しかしその相手は生身の人間であるとは限らない。それは一枚の絵、一曲の音楽、ひとつの花、太陽や海に恋をする人もいるだろう。ひとつの国そのものに恋心を抱くこともある。ただその恋の相手に共通しているのはそれが美しいということである。  一体、何を美しいと感じるか、それはその人間の性質、経験によって千差万別だ。しかし美しいものは決まって剥き出しの裸で現れる。たとえ何重幾重もの衣装を纏っていたとしてもその衣装を突き破って剥き出して来る裸体。生命の力そのものであるそんな裸体を目の前にしたとき、その熱と光が彼という観測者の衣装を焼き滅ぼす。そうして彼もまた裸になるのだ。
 美しいものとは、人がじっと注視できるものである。何時間ものあいだ、見つめていることのできる一基の彫像、一枚の絵。
ーー 田辺保訳 シモーヌ・ヴェイユ「重力と恩寵」よりーー
 美しいものは見ていて疲れない。その或るものに対して瞳を開いていられる時間はその或るものの美しさに比例する。永遠に見ていて疲れないもの、それこそ本当に美しいものである。逆に美しくないものを見ているとすぐに疲れる。それは衣装であり観念なのだ。  朝、目覚めたとき、彼はほとんど裸だ。もし疲れているとしたら昨日の衣装がまだ残って彼の周りを包んでいるのである。社会人としての一日は彼に夥しい衣装を纏わせる。一日が終わる頃になるとその重みで彼はほとんど動けなくなる。それが疲れというものだ。素直に眠る事はもとより、食べる事、酒を飲む事、意味の無いおしゃべり、テレビ、熱い風呂、セックス、そういったものとの接触によって彼は彼の衣装を脱ぎ、裸となる。彼は疲れから解放された気になる。それが本当の裸はさておき、自分が解放され裸になったと感じられるような物質、サーヴィスに現代のこの国は溢れ反っている。大抵の人間はその範囲内で満足するだろう。彼は鶏や豚のように飼い慣らされる。麻薬患者のように薬漬けにされる。そこからまた更に裸になりたいと願う人は稀だ。だから人々が美しいものを求める土壌はほとんど存在しない。本当の恋が発生する条件もほとんど存在しない。幸福なゾンビたちの王国。しかし、不幸にも未だ美しいものを求め続ける人間も稀ながら存在する。彼等、決して眠る事の出来ない人々はこのただ広いだけの虚しい砂漠の中に一輪の可憐な花が咲く瞬間を���独と絶望のうちにひたすら待ち続けているのだ。
椋鳥(むくどり)の恋
醜い鳥 嫌われ者の鳥 天界からの追放者 サタンでさえも その醜い風貌と鳴き声に 目と耳を塞ぎ顔をしかめる
日が昇ると 何処からともなく 集団で湧いてきて 白い糞を撒き散らし 美しい花を食べ尽くし 畑の作物を食い荒らしてしまう
時には 何百何千という軍勢をなし 街路樹や電線に群がって 大合唱を始める それは歌などではない ありとあらゆる汚い言葉 浅はかな欲望、侮蔑、憎しみ、 言い逃れ、不安、讒言、 罵詈雑言の嵐であり 便所の落書き 公開処刑場を取り巻く 愚劣な群衆の囁き 破廉恥な罪の告白であって つまりは騒音である そんな穢れた鳥たちに 黒い蠅や虱のように たかれられている木々は 痒く不快で堪ったものではない 時折怒ったように その枝先を揺らして 五月蠅い悪魔たちを振り払う すると鋭い悲鳴を上げて 鳥たちは一斉に舞い上がり 街の空はすっかりと 黒く覆われてしまう 街行く女たちは皆足を止めて 日蝕のように不吉な暗い昼空に 怯えた視線を投げ掛けかけ 街行く子供たちは皆足を止めて 空に向かって小石や空き缶を投げ付け 街行く男たちは皆足を止めて 胸の中で奴らへの殲滅作戦を練っている
鳩の様に人に懐くこともなく 雀の様な可憐さもなく 鴉のような賢さもない 全く呪われている 罪深き鳥、椋鳥 頭に思い描くだけでも 汚らわしく 嫌な気持ちになる
しかし、私は見たのだ 冬も終わりかけた或る日 庭に生えている 年老いた梅の木に 一羽安らいでいる椋鳥を つい最近まで 豊満に咲き誇っていた 白い梅の花も 今ではその殆どが散って 年老いて汚れた花と どす黒い枝ばかりが目立つばかり 花から花へと 忙しく飛び回っていためじろも 枝の上に仲良く並んで 団欒していた雀たちも 大空に響く大きな声で 花の美しさを湛えていたひよ鳥も 今では既に見る影がなかった ただ一羽 相も変わらず 汚らしい椋鳥だけが 閉園した遊園地や 上映が終わった映画館に 居座ってだだをこねる 子供や老人の様に 寒々しい枝の上で 白い仮面の下 未だ恍惚の余韻が残る 小さな瞳を潤ませて 花が散ってしまうことに 独り抗議していた ぎぃぎぃ ぎぃぎぃ その物悲しく 調子の狂った笛のような 椋鳥の鳴き声は 日が沈み 辺りがすっかりと 暗闇に包まれる その終わりまで ���々と途切れることを まるで知らなかった
椋鳥よ もう祭りは終わったのだ 早くその暗いねぐらへと帰るが良い 余韻の炎が 薄ら寒いお前の胸を 今晩だけは温めるだろう それなのに お前はまだ帰ろうとしない 寒さが段々と お前の生命を 蝕んでいくだけなのに 愚かな鳥よ もう勝手にするが良い 全く汚らわしく醜い しかし美しさの何たるかを 誰よりも知ってる鳥よ
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hananien · 5 years ago
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【S/D】アナ雪パロまとめ
アナ雪2の制作ドキュメンタリー面白かった。みんなで一つのものを作るって素敵だなって素直に感動しちゃった。一人でコツコツ作り上げるのも素敵だけどさ、それとはまた違うよね。
アナ雪は大好き。2でアナが超進化を遂げたのでもっと好きになった。また兄弟パロ書きたいな。
3話あるけど全部で12000字くらいなのでまとめました。
<エルサのサプライズパロ>
 弟の誕生日を祝うため、城や城下にまで大がかりなサプライズを仕込んだディーンは、過労で熱を出してしまった。キャスたちの協力もあって無事にサプライズは成功したものの、そのあとで何十年ぶりくらいに寝込むことになってしまった。  (これくらいで熱を出すなんて、おれも年をとったもんだな。そりゃ、ここのとこ狩りもあって、ろくに寝てなかったけど……。昔はそんなこと、ざらだったのに。こんなていたらくじゃ、草葉の陰から親父が泣くな)  「ディーン」 スープ皿を銀の盆に乗せて、弟のサムが寝室にやってきた。「寝てた? ちょっとでも食べれそう?」  「食べるよ。腹ぺこだ」  まだ熱のせいで頭はもうろうとしていて、空腹を感じるところまで回復してないことは自覚していたが、弟が持ってきた食料を拒否するなんて選択肢は、ディーンの中にないのだ。  サムは盆をおいて、ディーンが体を起こすのを手伝ってやった。額に乗せていた手ぬぐいを水盆に戻し、飾り枕を背中に当ててやって、自分の上着を脱いで兄の肩にかけてやる。  兄がスープをすするのを数分見つめてから、サムは切り出した。  「ディーン、今日はありがとう」  「うん」  「兄貴に祝ってもらう最初の誕生日に、こうやって世話が出来て、本当にうれしいよ(※何かあって兄弟は引き離されて大人になり、愛の力で再びくっつきました)」  「おまえそれ、いやみかよ。悪かったな面倒かけて」  「ちがうよ」 サムは少しびっくりしたように目を広げて、それから優しく微笑んだ。「本当にうれしいんだ。まあ、サプライズのほうは、あんたの頭を疑ったけど。ワーウルフ狩りで討伐隊の指揮もしてたってのに、よくあんなことやる時間あったな? 馬鹿だよ、ほんと。ルーガルーに噛まれたって、雪山で遭難したときだって、けろっとしてるあんたが、熱を出すなんて……」  「うーん」 ディーンは唸った。弟の誕生日を完璧に祝ってやりたかったのに、自分の体調のせいでぐだぐだになったあげく、こうやって真っ向から当の弟に苦言をされると堪えるのである。  「でも、そのおかげかな。こうやって二人きりでいられる」  「看病なんてお前がしなくていいんだぞ」  気難し気に眉を寄せてそっぽを向きたがるディーンの肩に手をおき、ずれてしまった上着をかけ直してやって、サムはまた優しく微笑んだ。「ずっと昔、僕らがまだ一緒にいたとき、あんたは熱を出した僕に一晩中つきそって、手を握って励ましてくれた」  そんなことを言いながらサムが手を握ってきたので、しかもディーンの利き手を両手で握ってきたので、ディーンは急に落ち着かなくなったが、すぐにその思い出の中に入り込んだ。「ああ……おまえはよく熱を出す子だった。おかげで冬は湯たんぽいらずだったな」  「一緒に眠ると怒られた。兄貴に病気をうつしてもいいのかって、親父に叱られたよ」  「おれは一度もおまえから病気をもらったことなんて」  「ああ、あんた病気知らずだった。王太子の鏡だよな、その点は」  「その点はって」  「僕はその点、邪悪な弟王子だったんだ。あんたに熱がうつればいいって思ってた。そうしたら、明日になっても、一緒のベッドに入っていられる。今度は僕があんたの手を握ってやって、大丈夫だよ、ディーン、明日になれば、外で遊べるようになるさって、励ましてやるんだって思ってたんだ」  「……そりゃ――健気だ」  「本当?」  「うん……」  「こうしてまた一緒にいられて、すごく幸せなんだ」  「サミー」  (キスしていい?) サムは兄の唇を見つめながら、心のうちで問いかけた。息を押し殺しながら近づいて、上気した頬に自分の唇の端をくっつける。まだふたりが幼いころ、親愛を込めてよくそうしていたように。  ディーンはくすぐったそうに笑って顔をそむけた。「なんだよ、ほんとにうつるぞ。おまえまで熱出されたらキャスが倒れる」  「もう僕は子供じゃない」 サムは握った手の平を親指で撫でながら言った。「だからそう簡単に病気はうつらないよ。そもそも兄貴の熱は病気じゃなくて過労と不摂生が原因だからね」  「悪かったな」  「僕のために無理してくれたんだろ。いいんだ、これからは僕がそばで見張ってるから」  「おー」  目を閉じたディーンの顔をサムは見つめ続ける。  やっと手に入った幸福だ、ぜったいに誰にも壊させない。兄が眠りについたのを確認すると、握った指先にそっとキスを落とす。彼がこの国に身を捧げるなら、自分はその彼こそに忠誠と愛を捧げよう。死がふたりを分かつまで。
<パイとエールと>
 公明正大な王と名高いサミュエル・ウィンチェスターが理不尽なことで家臣を叱りつけている。  若い王の右腕と名高いボビー・シンガー将軍は、習慣であり唯一の楽しみである愛馬との和やかな朝駆けのさなか、追いかけてきた部下たちにそう泣きつかれ、白い息で口ひげを凍らせながら城に戻るはめになった。  王は謁見の控えの間をうろうろと歩き回りながら、臣下たちの心身を凍り付かせていた。  「出来ないってのはどういうことだ!」 堂々たる長身から雷のような叱責が落ちる。八角形の間には二人の近衛兵と四人の上級家臣がおり、みんなひとまとまりになって青ざめた顔で下を向いている。  「これだけの者がいて、私の期待通りの働きをするものが一人もいない! なぜだ! 誰か答えろ!」  「おい……どうした」 ボビーは自分の馬にするように、両腕を垂らして相手を警戒させないよう王に近づいた。「陛下、何をイラついてる。今日は兄上の誕生日だろ」  サムは切れ長の目をまんまるに見開いて、「そうだよ!」と叫んだ。「今日はディーンの誕生日だ! ディーンが天界に行っちゃってから初めての誕生日で、初めて王国に戻る日だっていうのに、こいつらは僕の言ったことを何一つやってない!」  手に持っていた分厚い書冊を机に叩きつけた。ぱらぱらと何枚かの羊皮紙が床に落ちて、その何枚かに女性の肖像が描かれているのをボビーは見た。頬の中で舌打ちして、ボビーは、今朝、この不機嫌な王に見合い話を持ち掛けた無能者を罵った。  まだ手に持っていた冊束を乱暴に床に放り投げて、すでに凍り付いた家臣たちをさらに怯えさせ、サムは天井まである細い窓の前に立った。  ひし形の桟にオレンジ色のガラスが組み込まれている。曇りの日でも太陽のぬくもりを感じられる造りだ。サムがそこに立つ前には、兄のディーンが同じように窓の前に立った。金髪に黄金の冠をかぶったディーン・ウィンチェスターがオレンジの光を浴びて立つさまは、彼を幼少期から知る……つまり彼が見た目や地位ほどに華美な気性ではないと知るボビーにとっても神々しく見えたものだった。  ディーンがその右腕と名高かったカスティエルと共に天界に上がってしまってからというもの、思い出の中の彼の姿はますます神々しくイメージされていく。おそらくはこの控えの間にいる連中すべてがそうだろう。  「兄が戻ってくるのに、城にパイ焼き職人が二人しかいない」  「ですが、それで町のパン焼き職人を転職させて城に召し上げるというのは無理です……」 家政長が勇気を振り絞った。しかしその勇気も、サムのきつい眼差し一つで消えた。  「全ての近衛兵の制服を黒に染めろといったのになぜやらない!」  二人の近衛兵は顔を見合わせたが、すぐに踵をそろえて姿勢を正した。何も言わないのは賢いといえなくもない。  「何で黒にする必要がある?」  ボビーの問いにサムは食い気味に答えた。「ディーンが好きだからだよ! ディーンは黒が好きだ、よく似合ってる」  「ディーンはベージュだって好きだろ。ブラウンもブルーも、赤も黄色も好きだ。やつは色になんて興味ない」  「それに注文したはずのエール! 夏には醸造所に話を通していたはずなのになぜ届いていない!」  項垂れる家政長の代わりに、隣に立つ財務長が答えた。「あー、陛下。あの銘柄は虫害にやられて今年の出荷は無理ということで、代わりの銘柄を仕入れてありますが……」  「そ���話は聞いた! 私はこう言ったはずだ、ディーンは代わりの銘柄は好きじゃない。今年出荷分がないなら去年、一昨年、一昨々年に出したのをかき集めて城の酒蔵を一杯にしろと!」  「そんな、あれは人気の銘柄で国中を探してもそれほどの数はありません……」  「探したのか?」 サムは、背は自分の胸ほどもない、老年の財務長の前に覆いかぶさるように立ち、彼の額に指を突き付けた。「国中を、探したのか?」  財務長の勇気もこれで消えたに違いなかった。  ボビーは息を吐いた。  「みんな出て行ってくれ。申し訳ない。陛下にお話しがある。二人だけで。そう。謁見の儀の時間には間に合わせる。ありがとう。さっさと行って。ありがとう」 促されるや、そそくさと逃げるように控えの間から去っていった六人を丁寧に見送り、ボビーは後ろ手に扉の錠を下ろした。  「どうなってる」 ボビーの怖い声にもサムはたじろがなかった。気ぜわしそうに執務机の周りを歩き回る足を止めない。  「最悪だ。完璧にしたかったのに!」 床に落ちた肖像画をぐちゃぐちゃにしながら気性の荒い狼みたいな眼つきをしている。「ディーンの誕生日を完璧に祝ってやりたかったんだ! 四年前、僕らがまた家族になれたあとに、ディーンが僕にしてくれたみたいに!」  「四年前? ああ、城じゅうに糸を張り巡らせて兵士の仕事の邪魔をしまくってくれたあれか……」 ボビーは口ひげを撫でて懐かしい過去を思い返した。「しかしあの時はディーンが熱を出して……結局は数日寝込むことになっただろう」  「完璧な誕生日だった。僕のために体調を崩してまで計画してくれたこと、その後の、一緒にいられた数日間も」  「あのな……」  「いろいろあって、あの後にゆっくりと記念日を祝えたことはなかった。ようやく国が落ち着いたと思ったら、ディーンは天界に行っちゃった。いいんだ、それは、ディーンが決めたことだし、僕と兄貴で世界の均衡が保てるなら僕だって喜んで地上の王様をやるさ。滅多に会えなくなっても仕方ない。天界の傲慢な天使どもが寛大にも一年に一日だけならディーンが地上に降りるのを許してくれた。それが今日だ! 今日が終われば次は一年後。その次はまた一年後だ!」  「わかっていたことだぞ」 ボビーはいった。「べったり双子みたいだったお前たちが、それでも考えた末に決めたことだ。ディーンが天界にいなければ、天��たちは恩寵を失い、天使が恩寵を失えば、人は死後の行き場を失う」  「これほど辛いとは思わなかった」  サムは椅子に座って長い足を投げ出し、希望を失ったかのように俯いた。  「なあ、サム。今日は貴重な一日だよな。どうするつもりだった。一年ぶりに再会して、近衛兵の制服を一新した報告をしたり、一晩じゃ食べきれないほどのパイの試食をさせたり、飲みきれない酒を詰め込んだ蔵を見せて自慢する気だったのか?」  「いや、それだけじゃない。ワーウルフ狩りの出征がなかったら、城前広場を修繕して僕とディーンの銅像を建てさせるつもりだった」  「わかった。そこまで馬鹿だとは思わなかった」 俯いたサムの肩に手をあて、ボビーはいった。「本当に馬鹿だ��。サム、本当にディーンがそんなもの、望んでると思うのか?」  「ディーンには欲しいものなんてないんだ」 サムは不貞腐れたように視線を外したままいった。「だからディーンはディーンなんだ。天界に行っちゃうほどにね。それだから僕は、僕が考えられる限り全てのことをしてディーンを喜ばせてあげなきゃならない。ディーンが自分でも知らない喜びを見つけてあげたいんだよ」  「ディーンは自分の喜びを知ってる。サム、お前といることだ。ただそれだけだ」  サムの迷子のような目がボビーを見上げた。王になって一年、立派に執務をこなしている姿からは、誰もこの男の甘えたな部分を想像できないだろう。  もっとも、王がそんな一面を見せるのは兄と、育ての親ともいえるボビーにだけだ。  「……それと、エール」  「ああ、焼き立てのパイもな」 ボビーは笑う。「職人が二人もいればじゅうぶんだ」  サムはスンと鼻をすすって、ボビーの腕をタップして立ち上がる。  「舞踏会の用意は?」  「すんでるよ。ああ……サム、中止にするわけにはいかないぞ。もう客も揃ってるし、天界のほうにもやると伝えてある」  「わかってる。頼みがあるんだ……」
 ディーンがどうやって地上に戻ってくるか、サムは一年間毎日想像していた。空から天使のはしごがかかって、白い長衣をかぶったディーンがおつきの者たちを従えてしずしずと降りてくるとか。水平線の向こうからペガサスに乗って現れるとか。サムを驚かせるために、謁見の儀で拝謁する客に紛れ込んでくるかもしれない。  そのどれもがあまりに陳腐な空想だったと、サムは反省した。  謁見の儀を終えると、ディーンは何の変哲もない、中級貴族みたいな恰好で、控えの間に立っていた。  ひし形に桟が組まれた、長い半円の窓の前で。  「ディーン」  サムの声に振り向くと、ディーンは照れ臭そうな顔をして笑った。「サム」  二人で磁石みたいに駆け寄って、抱き合った。
 ディーンの誕生日を祝う舞踏会は大盛況した。近隣諸国の王侯貴族までが出席して、人と人ならざる者の世の均衡を保つ兄弟を称え、その犠牲に敬意を表した。ディーンと彼に随行したカスティエルは、誘いのあった女性全員とダンスを踊った。そしてディーンは、しかるべき時間みんなの祝福にこたえたあと、こっそりとボビーに渡された原稿を読み上げ――それはとても礼儀ただしく気持ちの良い短いスピーチだった――大広間を辞した。  「どこに行くんだ?」 一緒に舞踏会から抜け出したサムに手を引かれて、ディーンは地下に向かっていた。「なあ、王様がいなくていいのかよ。まだ舞踏会は続いてるんだぜ」  「僕がいなくてもみんな楽しんでる。今夜は一晩中、ディーンの誕生日を祝っててもらおう」  「本人がいない場所でか?」  「ああ。本人はここ」  サムは酒蔵の扉を開いてディーンを招いた。「ディーン、来てくれ」  いくつかある酒蔵のうち、一番小さな蔵だった。天井は低く、扉も小さい。サムの脇をくぐるように中に入ると、まるで秘密の洞窟に迷い込んだように感じ���。  「ここ、こんなだったっけか」 踏み慣らされた土床の上に、毛皮のラグが敷かれている。大広間のシャンデリアを切り取ってきたみたいに重々しい、燭台に灯されたろうそくの明かり。壁づたいに整列された熟成樽の上には、瓶に詰められたエール、エール、エール。  「パイもある」 どこに隠してあったのか、扉を閉めたサムが両手に大きなレモンパイを持ってディーンを見つめている。  ちょっと決まり悪そうな、それでも自分のやったことを認めて、褒めてくれるのを期待しているような、誇らしげな瞳で。  「誕生日おめでとう、ディーン」  二人きりで過ごしたかったんだ。そういわれて、ディーンは弟の手からパイを奪い取った。  パイは危うい均衡で樽の上に置かれて、二人はラグの上に倒れ込んだ。
<永遠>
 誰がなんというおうと、おれたちが兄弟の一線を超えたことはない。  天使たちはおれの純潔を疑ってかかった。天界に昇る前には慌ただしく浄化の儀式をさせられた。”身持ちの固さ”について苦言をたれたアホ天使もいたほどだ。おれはその無礼に、女にモテモテだった自分を天使たちが勘違いするのも無理はないと思うことにした。  ああ、若く逞しい国王のおれと、いちゃつきたがる女は山ほどいた。でもおれは国王だ。心のどこかでは、弟に王位を譲るまでのつなぎの王だという思いもあった。だからこそ、うっかり子供でも出来たら大変だと、万全の危機管理をしていた。  つまりだ、おれはまだヴァージンだ。浄化の儀式は必要なかった。  女とも寝てないし、男とも寝てない。弟とは論外だ。  いつか、サムに王位を譲り、おれが王でないただの男になったら、女の温かな体内で果ててみたいと、そう思っていた。  でもたぶん、それは実現しない。なんというか、まあ……。  天界に行ってから、天使たちがおれの純潔について疑問視した原因が、女じゃないことに気がついた。そこまでくればおれだって、認めないわけにはいかない。  クソったれ天使たちの疑いも、あながち的外れじゃあないってこと。
 おれと弟が一線を超えたことはないが、お互いに超えたいと思っていることはどっちも知っている。  ということは、いずれ超えるってことだ。それがどうしようもない自然の流れってやつだ。  どうしてそんなことになったのかというと、つまりおれたち兄弟、血のつながった正真正銘の王家の血統である二人がおたがいに意識しあうようになったのはなぜかということだが、たぶんそれは、おれのせいだ。おれの力だ。  おれは小さい頃から不思議な力があった。  それはサムも同じだけど、サムの力はウィンチェスター家から代々受け継いだもので、おれのほうはちょっと系統が違った。今では、それが天使の恩寵だとわかっているが、当時はだれもそんなこと、想像もしなかった。それでも不思議な力には寛容な国柄だから、おれたち兄弟は一緒に仲良くすくすくと育った。ところがある事件が起きて、おれは自分の力でサムを傷つけてしまった。それ以来、両親はおれの力を真剣に考えるようになり、おれたち兄弟は引き離された。  おれが十一歳のとき、もう同じ部屋で寝ることは許されていなかったが、夜中にサムがこ��そりとおれの寝室に忍び込み、ベッドに入ってきたことがあった。  「怖い夢を見た」という弟を追い払うなんてできるはずがなかった。お化けを怖がるサムのために、天蓋のカーテンを下ろし、四方に枕でバリケードをつくって、ベッドの真ん中でふたり丸まって眠った。  翌朝、おれは自分が精通したのを知った。天蓋ごしにやわらかくなった朝日がベッドに差し込み、シーツにくるまっていたおれたちは発熱したみたいに熱かった。下半身の違和感に手をやって、濡れた感触に理解が追い付いたとき、サムが目覚めた。汚れた指を見つめながら茫然とするおれを見て、サムはゆっくりとおれの手を取り、指についた液体を舐めて、それから、おれの唇の横にキスをした。  おれはサムを押しのけて、浴室に飛び込んだ。しばらくすると、侍女がおれを迎えに来て、両親のことろまで連れて行った。そこでおれは、これからは城の離れにある塔で、サムとは別の教育を受けさせると言い渡された。大事にはならなかったとはいえ、サムを傷つけた力には恐怖があったから、おれはおとなしくその決定に従った。結果として、サムがキスをした朝が、おれたちが子ども時代を一緒に過ごした最後の日になってしまった。  おれの変な力がなかったら、あのままずっと一緒に育つことができただろうし、そうならば、あの朝の続きに、納得できる落とし前をつけることもできただろう。おれはなぜサムがキスをしてきたのか、その後何年にわたってもんもんと考える羽目になった。サムによれば、彼もまた、どうしてあのタイミングでキスしてしまったのか、なぜすぐにおれの後を追わなかったのかと後悔していたらしい(追いかけて何をするつもりだったんだろう)。なんにせよ、お互いに言い訳できない状況で、大きなわだかまりを抱えたまま十年間も背中合わせに育ってしまったんだ。  再会は、おれの即位式だった。両親の葬儀ですら、顔を合わせていなかった。  喜びと、なつかしさ、罪悪感に羞恥心、後悔。それを大きく凌駕する、愛情。  弟は大きくなっていた。キャスに頼んで密偵まがいのことをさせ、身辺は把握していたけれど。王大弟の正装に身を包んだサムは、話で聞いたり、遠目にみたり、市井に出回っている写し絵よりもよっぽど立派だった。  意識するなって言うほうが無理だろ。
 ところでおれは、もう人じゃない。  一日に何度も食べなくても、排泄をしなくても、死なない体になった。天使いわく、おれは”顕在化された恩寵”だそうだ。恩寵っていうのは天使の持ってるスーパーパワーのことをいう。つまりおれはスーパーパワーの源で、天界の屋台骨ってこと。  そんな存在になっちまったから、もう必要のない穴ってのが体には残っているんだが、おれの天才的な弟ならその使い方を知っていると思っていた。  そして真実はその通り。弟はじつに使い方がうまい。  「純潔じゃなくなったら、天界には戻れない?」 一年前から存在を忘れられたおれの尻の穴にでかいペニスを突っ込んだサムが尋ねた。  うつ伏せになった胸は狼毛のラグのおかげで温かいが、腰を掴むサムの手のひらのほうが熱い。ラグの下に感じる土床の硬さより、背中にのしかかっているサムの腹のほうが硬い。  ついに弟を受け入れられたという喜びが、おれをしびれさせた。思考を、全身を。顕在化されたなんちゃらになったとしても、おれには肉体がある。天使たちはおれにはもう欲望がないといった。そんなのはウソだ。げんに今、おれの欲望は毛皮を湿らせ、サムの手に包まれるのを期待して震えている。  「サム……あ、ア」 しゃっくりをしたみたいに、意思を介さず肛門が収縮する。奥までサムが入っていることを実感して、ますます震えが走った。「サム、そのまま……じっとしてろ、おれが動くから……」  「冗談だろ?」 押さえた腰をぐっと上に持ち上げながら、サムはいった。「どうやって動くんだよ。力、入らないくせに」  その通りだ。サムに上から押さえつけられたとたん、おれの自由なはずの四肢は、突如として意思を放棄したみたいに動かなくなった。  「そのまま感じてて……」 生意気な言葉を放ちながら、サムはゆっくりと動き始めた。おれの喉からは情けない声が漏れた。覚えているかぎり、ふざけて登った城壁から落ちて腕を骨折したとき以来、出したことのない声。「はああ」とか「いひい」とか、そういう、とにかく情けない声だ。  「かわいいよ。かわいい、ディーン」  「はああ……」  「あんたの純潔を汚してるんだよ、ディーン……。僕に、もっと……汚されて……」 サムの汗がおれの耳に垂れた。「もう天界には戻れないくらい」
 まあおれは、かねがね自分の境遇には満足だ。天界にエネルギー源として留め置かれている身としても、そうすることを選んだのは自分自身だし、結局、やらなきゃ天界が滅んでしまう。天国も天使もいない世界で生きる準備は、国民たちにもだれにも出来ていない。  せっかくうまくいっていたおれとサムの関係が、期待通りにならないことは承知の上だった。おれたちは王族だ。自分たちの欲望よりも優先すべきことがある。おれは天界で腐った天使どもと、サムは地上でクソったれな貴族どもと、ともに世界を守れたらそれでいい。そう思っていた。サムも、そう思っているはずだった。  一年に一日だけ、地上に戻る許可を与えられて、おれが選んだのは自分の誕生日だった。  ほんとはサムの誕生日のほうがよかった。だけどおれの誕生日のほうが早く訪れるから。  サムに会えない日々は辛かった。想像した以上に永かった。
 下腹をサムの手に包まれて、後ろから揺さぶられながら、おれはふと気配を感じて視線を上げた。酒蔵の奥に、ほの白く発光したキャス――今は天使のカスティエルが佇んでいた。  (冗談だろ、キャス。消えてくれ!)  天使にだけ伝わる声で追い払うが、やつはいつもの表情のみえない顔でおれをじっと見つめたまま動かない。  (取り込み中なの見てわかるだろ!?)  (君はここには残れない) キャスがいった��(たとえ弟の精をその身に受けても。君はもはや人ではないのだ)  (そんなことはわかってる) おれがいうと、キャスはやっと表情を変えて、いぶかしげに眉をひそめた。(君の弟はわかっていない)  (いいや、わかってる……)  「ディーン、こっち向いて」 キスをねだる弟に応えて体をひねる。絶頂に向かって動き始めたサムに合わせて姿勢を戻したときには、もう天使は消えていた。  わざわざ何をいいに来たんだか。あいつのことだから、もしかして本当に、サムのもらした言葉が実現不可能なものだと、忠告しに来たのかもしれない。  天使どもときたら、そろいもそろって愚直で融通のきかない、大きな子どもみたいなやつらだ。  きっと今回のことも、天界に戻れば非難されるだろう。キャスはそれを心配したのかもしれない。  お互いに情けない声を出して、おれはサムの手の中に、サムはおれの中に放ったあと、おれたちは正面から抱き合って毛皮の上に崩れ落ちた。  汗だくの額に張り付いた、弟の長い髪を耳の後ろにかきあげてやると、うるんだ緑の目と目が合った。  「離れたくないよ、ディーン」  「おれもだ」  サムはくしゃっと笑った。「国王のくせに、弱音を吐くなって言われるかと思った」  おれはまた、サムの柔らかな髪をすいてやった。  おれがまだ人だったころ、おれの口から出るのは皮肉や冗談、強がりやからかいの言葉ばかりだった。だれもがおれは多弁な王だと思っていた。自分でもそうだった。  でも今や、そうじゃなくなった。  おれは本来、無口な男だったんだな。  見つめていると、弟の唇が落ちてきた。おれは目を閉じて、息を吸い込んだ。このキスが永遠に続けばいいのにと思う。  願っても意味はないと知っているからな。
 「驚いたよ」 天界へ帰るすがら(地上からは一瞬で消えたように見えただろうが、階段を上っていくんだ。疲れはしないけどがっかりだ)、キャスがいった。「きみたちは……意外とあっさり別れた。もっと揉めるかと思っていた」  「揉めるってなんだよ」  「ずいぶんと離れがたそうだったから」  「ふつうは他人のセックスをのぞき見したこと、隠しておくもんなんだぜ」  「のぞき見などしていない」 キャスは大真面目にいった。「のぞき見ではない。私は隠れてなどいなかった」  おれは天界への階段から転がり落ちそうになった。「おま……キャス……じゃあ、おまえの姿、サムには……」  「見ていただろうな。君とキスしているときに目があった」  「――あいつそんなこと一言も」  「今朝、私には警告してきた。次は翼を折ってやると。君の手の大きさじゃムリだと言ってやったが」  おれはため息を吐いた。  「次があると思っているのだな」  「もう黙れよ」  「一年に一度の逢瀬を、続けるつもりなのか。君はもう年をとらず、彼は地上の王として妻をめとり、老いていくというのに」  「なあ、キャス。おまえに隠してもしかたないからいうが、おれが天界にいるのはサムのためだ。サムが死後に行く場所を守るためだ」  キャスはしばらく黙ったあと、唇をとがらせて頷いた。「そうか」  「ああ、そうだ」  「きみに弟がいて世界は救われたな」  おれは足を止めて、キャスの二枚羽の後ろ姿を見つめた。彼がそんなふうに言ってくれるとは思っていなかったから驚いた。  キャスが振り返っていった。「どうした」  「べつに。おまえ皮肉が上手くなったなって。ザカリアの影響か?」  「やめてくれ」 盛大に顔をしかめてキャスはぷいと先を行ってしまう。  「お、待てよ、キャス。おまえのことも愛してるぜ!」  「ありがとう。私も愛してるよ」    たとえばサムが結婚して、子どもができ、平和な老後を迎えるのを、ただ天界から見守るのも素晴らしい未来だと思う。義務感の強いサムのことだから、十中八九相手は有力貴族の娘か、他国の姫の政略結婚だろうが、相手がよっぽどこじれた性格をしていない限り、いい家庭を築くだろう。あいつは優しいし、辛抱強くもなれる。子どもにも偏りのない教育を受けさせるだろう。安定した王族の指導で、王国はますます繁栄する。国王と王妃は臣民の尊敬を受け、穏やかに愛をはぐくみ、老いてからも互いを慈しみながら、孫たちに囲まれ余生を過ごすだろう。  愛と信頼に満ちた夫婦。サムがそんな相手を見つけられたらどんなにいいか。おれは心から祝福する。それは嘘偽りのない真実だ。  だけど、それは死が二人を分かつまでだ。  サムが死んだら、たとえその死が忠実な妻と手をつなぎ、同時に息を引き取るような敬虔なものだったとしても、彼の魂はもう彼女のものじゃない。死神のものですらない。おれだ。おれがサムを直接迎えにいく。  そしておれがサムのために守ってきた天国で、おれたちはまた、やり直すんだ。  おれが精通した十一歳の朝からでもいい。  ぎこちなかった即位式の午後からでもいい。  世界におれたちだけだったら、どれだけ早くたがいの感情に正直になれたかな。それを試すんだ。  だから今は離れていても、いずれは永遠に側にいられるんだ。  今は言葉だけでいいんだ。おれを汚したいといったサムの言葉が何物にも代えがたい愛の告白に聞こえたなんて変かな。サムの愛の言葉と、この体のどこかに残っているサムの精だけで十分なんだ。  また来年、それをおれにくれ。おまえが誰かいい女と結婚するまで。  おまえのための天国を作って、おれは永遠が来るのを待っている。
おわり
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tantannonichijo · 6 years ago
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なろう系にはまった結果一年で大量に読みまくった件
去年の6月に「剣士を目指して入学したのに魔法適性9999なんですけど!? (年中麦茶太郎@ZZT231)」という作品をふらっと読んだことをきっかけに小説家になろうに掲載されている作品を暇さえあれば読みまくるという一年を過ごしてきました。 そのほとんどが異世界転生ものでネット上では展開が強引、理不尽等とあまり好まれていないような感想が多いのですが、それらがボクは大好き。「おれつえぇばっちこい!」「もっと読ませろ」てな勢いで読み、気がついたらブックマークが70を超えるという状況になってました。 ここまでブックマークが増えてしまうと連載途中の作品の更新があるたびに「あれ、この人って誰だっけ」「どんな展開?世界?」と大混乱に陥るのですがそれもまた楽し。まだまだなろうの世界からは抜け出すことは出来ないし抜ける気も無いのでいい趣味が出来たと喜んでいます。 70を超えたまぁ中途半端なタイミングですが、ここでボクが読んできたものをリストアップ、何か皆さんの参考になればいいなと思います。
ちなみにこれだけ読んできてこれは面白かった、オススメというものが何作かあります。気になった方は一番最後にあげておくので是非読んでみてください。
しかし、よくまぁこれだけ読んだなぁ・・・
2019/06/08現在ブックマーク(追加逆順)
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robatani · 7 years ago
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眠りの歌
 書庫の奥にある私室の小さな窓から冬の柔らかな光が注ぎ込み、猫達は静かに伸びをする。特に異変もなくつつがなく一日は過ぎ昼を超え、あいもかわらず私こと「黒斑指」サラムの地上での憑代たる天才イーリーンは不機嫌なまま。今回の不機嫌の種は色々あるが片方はいつもの通り自分が来ると水を打ったように静かになる同年代の神官達のこととその怒りに対して「まあまあかわいい神官達は緊張してしまったのね」的ななだめ方をしてくる内なる女神の鷹揚な態度であった。怒りをぶつけるかのように書庫の整頓をして数時間、流石に体の節々が痛くなって休憩に入れば、耳の奥から思わずうっとりして眠気を誘うような歌声が鳴り響く。
 これが私の現在の不機嫌の種のもう片方であった。朝起きて食事をとって、それから何時の間にやら耳に憑りついていた得体のしれぬ歌声。例えば喉に引っかかった魚の小骨、例えば歯と歯の間に挟まった太い肉の筋。着込んだ衣装の下で止まらない痒み、そういった物であり、原因は全く分から対処法はといわれると全く思いつかない、といった辺りがさらにむず痒い。
 「黒斑指」の神殿では様々な書物を扱う。書き記して残すことに関してはこの「都市」で右に出る神殿はいない。そりゃあそうだ。私の所のありがたい女神様は記録やこれから書かれる書物に対しての絶大なる影響力を持つのだから。ともあれ、そんな女神の神殿であるがために、ここには様々な種類の書物が奉納される。各地の貴重な書物を集めた妹神の「螺旋の書庫を預かる者」サラーシュの大図書館とは違い、こちらに収められているのは「これから自分たちが書く本が長く伝えられますように神様この本を奉納しますのでなにとぞよろしくお願いします」的な思考の産物であり、悪い言い方をすれば神に対するわいろの山なのである。なので集まっている本の種類も雑然としていて取り留めもない。あちらに楽譜があると思えば、こちらには春画、その隣には哲学書。とはいえ何か役に立つかもしれぬ、どこかにこのえもいえぬ耳鳴りの対処法が書かれていないかと調べたがそんな都合の良いことはあるはずがなく、私は書庫にある長椅子の上で不機嫌に体を横にしているのだった。
 歌声は止まらない。
 歌声の内容は分からない。全ての言語を理解する「黒斑指」の祈祷を使っても、そして神々の文字を読みとき身に着けた私の天才を持ってしても理解できない歌声だった。もしくは意味等元からないのかもしれない。歌声はどこからともなく眠気を誘い、このまま鼠避けのために飼われている猫達に囲まれて丸くなってしまいたい、そんな気持ちを誘ってくる。それでいて不快だ。私は側にあったペンで手の甲を刺す。私に対して羨望なり嫉妬なりをないまぜにしながら半神とみなしている奴らの前でそんな姿は見せてたまるか。聖女面しているのは嫌であったしあわよくばこの役職が終わればいいなとも思っていたが、ちゃんとしていないことで何かを言われるのはまた嫌だった。それでいて各神殿の神官長達、特に手のかかる姪をあやすような伯父めいた大書記のニクヴァ師には被った猫を投げ捨てるような態度ばかり取っているのだから我がことながら度し難いと思う。
「イーリーン様……書庫頭様?」
 名前も覚えていない神官の一人が心配そうにこちらを覗いてくる。聖句の縫い込まれた長衣はそこそこの地位があることを示しているが、書庫に出入りする神官の中では並みといった程度。都市の民におなじみの波打つ黒髪を結い上げており、平凡な顔立ちでありこれを覚えるのは難しいな、といった所。そんな没個性な神官の一名に心配そうな顔をされる理由は恐らく眠気が漏れ出しているのが見られたのだろう。腹の底は不機嫌になる。聖女ぶるのはまっぴらごめんだが、私のいない場所での神官達のざわざわとした会話の中で「イーリーン様は「黒斑指」の寵篤いからと言ってお高く止まってらっしゃる」だの「所詮女神の後ろ盾がなければただの娘っ子」だのそういったことを回りくどく言われるかもしれないかと思うと業腹なので、いかにも心広く頭脳明晰この世の憂いなど全く知らないような微笑みを浮かべて、
「いえ、別に。そちらこそ休んだらどう? こっちはこっちで上手くやるから」
 などと心にもないことを言って見せるのである。本心としてはこっちに気を取られていないでせっせと働け奉仕の心で動け、どうせ私をさぼる口実に使う所なのだろうという所なのだが。
「ならよいのですが、イーリーン様。どうかお休みになってくださいませ。見れば午後の猫よりも眠そうな様子。先ほどもうつらうつらと舟をこいでらっしゃいました。私の方から他の方には告げておきますので……夕の祈祷までどうかお休みを」
 この神官、そんなに位が高かったのか。正直あまり神官達の顔を覚えていない私は迂闊なことをしたなと思いながらなおも笑みを作り、返す。何せ神々の文字を覚えてしまうまでは沢山いる普通の神官の一人であり、ある程度の年が経ったら俗世に戻り、本屋か何かを開こうか、ついでに良い相手を見つけて恋に落ちようかとでも思っていたくらいなのだった。書庫に出入りする程位の高い神官達の顔など知るわけない。いらいらする私の心を馬鹿にするかのように歌声は柔らかく耳の奥で踊り、私を眠気に誘っていく。このままこの神官の前で起きたままでいるのは難しい。今にもあくびが出そうなのを堪え、彼女を下がらせることにした。
「気持ちのみ受け取っておくわ。だけど人が眠いかどうか頭を動かすより大事なことがあるでしょう。勤めに戻りなさい。ええと」
「イーリーン様のお口を汚すほどの必要性のある者ではありません」
 私は内心でうへっとなる。名前を聞いたんであってお前のへりくだりを聞きにきたんじゃない。
 心に呼応するかのように歌声は強まり、眠気は酷くなっていく。
「じゃあいいわ、名無しの神官さん。仕事を言いつけるから。今すぐ熱いお茶を、なんでもいいから、入れてき」
 入れてきて、と言ったはずだった。だが最後の言葉の代わりに自分の体がぐらりと揺れた。自由が効かない。目の前の神官は少しこちらを見ていたが早足でどこかに去って行った。誰かを呼びに行ったのか。面倒から逃げ出そうとしたのか?
 歌声に絡めとられるようにして崩れ落ちる。
 意識が遠のく。
 そして私は眠りに落ちる。
 歌声は止まらない。
 俺のねぐらはまじない師集まるまじない路地にあり、店名は銀の黒猫亭。矛盾している名前は最初に使役していた黒猫の魂を銀の像に封じ込めたから。店主である俺は自他ともに認める出不精で、この寒い冬の間は二度と外に出るものかと決めていた。ある事件でこっそりと神殿に呼び出され、冬のよくすべる下水道を歩かされ、その上で神々の戦いを見た後としてはもう一生分の冬を過ごしたという気持ちだ。顔が覚えられる範囲ではあるがそれでも沢山いる猫達にミルクをやり、猫の王との間に子供をこさえたばかりの黒長毛とその子供らに精の付きそうな塩気の薄いチーズを一欠けずつ渡す。他の猫達が羨ましそうに鳴くのをこちらの声で黙らせ、さて気分もいいから店を開けようかと俺は立ち上がる。
 その瞬間、一匹の猫が警戒するように毛を逆立てる。伝染した様に他の猫達もふしゅうふしゅうと剣呑な音を立てる。何事かと思って辺りの気配を探れば、扉の方から音がした。
「シモドール、だったか」
「シモドールは他にいないがね。あんた誰だ。店はまだ開けてないぞ」
 扉を開ければ恰幅のいい人影が一つ。飾り気のない質素なフードつきの外套を着込んでいた。外套の下に見える衣服も質素でとらえどころがなく、この客かどうかも分からない相手にどう対処していいか分からず、俺はいつでも猫達を襲わせることができるよう意識を集中させる。
 相手は俺の気配を察したのか、説明も面倒だという風にフードを降ろした。
「あんたは……ああ、書物の女神さんとこの。何でわざわざお忍びで」
 男は「鼠神」スリヴに関するごたごたの時に会った神官長達の内の一人であり、イーリーン……天才を自称していた女神の憑代、猫の子を一匹貰ってくれた娘と共にいた男であった。名前はニクヴァであったか。この前見た時には穏やかな物を感じさせていたふくよかな顔は焦燥を堪えているのか苦い物となっていた。
「あんたほどのお偉方がこの路地まで出てくるとは、どんな風の吹き回しだか……また鼠でも出ましたかね。それともイーリーンの子猫がいたずらをし過ぎるから返しに来たとかですかね……まさか俺を捕まえようとかそんな訳じゃないだろうな」
 警戒のポーズのままでいる猫達に喉を鳴らして落ち着けと命じつ��、俺はニクヴァの目の奥を覗く。読みとれたのはただひたすらの焦り。それだけ。
「イーリーンが目覚めない」
 しばらくの沈黙ののち、意を決したかのようにニクヴァはひっそりと口にする。
「あのお嬢さんが? そりゃあ大ごとだ。病か? 疲労か? いや」
 神官長たるニクヴァ殿がわざわざ俺のねぐらまで来るとしたら理由は一つしかない。まじないが入用なのだ。俺はこの界隈に住む奴らの御多分に漏れずまじない師だ。自慢ではないが猫遣いのシモドールといえば「陽の落ちる西方」の夜影の中で色々と剣呑な術を使って隠された品を盗み出し、人を呪い殺しその他様々なことをやってきた男で名が通っている。危ない橋を渡りすぎて「西方」に居られなくなり、顔知る者無く悪名だけがかすかに届いている「あまたの神住まう都市」でほとぼりが冷めるまで過ごそうとしてうっかり居心地がよく住み着いてしまい今は酒場の主人などやっている、という話はさておいて。俺は半引退の身であっても腕と直感を鈍らせたつもりはないし、「西方」でここにいる連中を束ねたよりもさらに剣呑なまじない師どもや杖持つ本物の魔術師達(この地には訳あって神から力を盗み取り神秘を行う魔術師という生き物はいない)と何度も術を比べあって生き残ってきた自負もある。そんな俺にわざわざ声がかかると言えば、それはまじないが入用だという以外にない。
「まあ、入れやニクヴァ殿。あんたまで風邪を引いたらことだ。こんな時に酒は無理だな。温かいミルクで茶を入れるから、それでも飲んで気を休めてくれ」
 ニクヴァはかたじけない、と小声で言い、自分の姿が見られていないだろうなと心配するように転がるように店へと入って行った。彼が長椅子に腰かければそこで横になっていた猫が逃げていったが、やがて戻ってきてニクヴァの柔らかそうな膝の上も良いかもしれないと飛び乗り丸くなった。
「で、だ。呪われたんだろう、イーリーンの嬢ちゃんは」
「説明する手間が省けたがどうしてわかった」
「まさかまじない師の所にパンの焼き方を聞きに来るわけはないだろうからさ」
 イーリーンと関わったのは一度だけだが、細っこい体に重いものを背負い、ついでにそれに対して不満を心の中に抱いている奴だった。立場からして敵も多いだろう。俺は神様同士の戦いはあまり知らないが、人同士の戦いはよく知っている。表だって蹴落とすことのできない相手を呪うというのは昔の時代からある常套手段であるし、俺もそういう奴らのお蔭で飯にありついてこれたのだった。
「だが、神殿の方で解呪できそうなもんだろう」
「いや……そちらの対策をしっかりしていたようだ」
 ニクヴァは膝に猫を乗せたまま神妙な面持ちで茶を飲み、説明を始めた。その様子を見て他の猫もこの男は温かそうだと思ったのか、そろそろと近づいてきた。しばらく後にニクヴァの周辺は猫だまりになっていた。
 俺は話をゆっくり聞くために椅子を持ってきてそこに座った。
 ニクヴァの話ではこうだ。イーリーンが倒れているのを発見したのは、用があって彼女の元に向かった若い神官であった。部屋ではイーリーンが倒れており、安らかとは言い難い寝息を立てていた。彼女を起こそうとしたが押しても引いても目覚める様子はなく、これは大事だとニクヴァの所に神官は慌てて駆けて来たという。最初は病かと思ったがニクヴァと癒し手達の見立てでは全くもって思い当たる節は無く、文字通りの神頼みで占いを行ったならば、
「筆先からは見えない手で捕らえられた女の物語とお前の名前が出て来たということだ、シモドール」
「……やったのは俺じゃないぞ!」
 思わず立ち上がる。
「大丈夫だ、お前がやったわけではないと出てはいたから。そうじゃなければ今頃店の回りを神殿剣士達が囲んでいた」
 冗談を言っている暇があるかという風に焦燥の混じった笑みをこちらに向けられた。
「若い神官も疑われたが、占いの結果すぐに彼ではないことが分かって解放された。イーリーンが倒れたことが公になると大事だ。しばらくは風邪で思うように体が動かないということにして人払いをしたが……」
「さて、そこで俺が必要というわけだな、ニクヴァ殿」
「そうだ、シモドール。占いにいわせてみればまじないの糸を無理やり祈りで切り落としては、何が起こるか分からないということ……」
 ニクヴァは猫の形に彫刻をほどこした大きな水晶を取り出した。細工は精密で、今にも飛びかかってきそうな具合。相手は俺の趣味をよく知っている。何せ俺は猫には目がないのだ。
「まず、これを前金として我らの依頼を受けてはもらえんか。イーリーンを目覚めさせてほしい」
 おれは一回限りだと思ったあの不機嫌な娘さんと妙な縁が出来てしまったなと思いながら目の前の水晶の価値を計っていた。
 ニクヴァに連れられてきたは神殿の奥、彼女の私室で眠るはイーリーン。月のように白い肌に、長く真っ直ぐな黒髪。若さが溢れ、前見た時は不機嫌で一杯だった顔は今は苦悶の色に歪んでいた。頬は異様に青白く、呼吸は浅い。
「ずっとこのままで……我々にできることは弱った肉体に悪しき物が近づかぬよう魔祓いの祈りを続けて唱えることのみで」
「いや、それでいい。下手に手を出さないでいてくれて助かった」
 癒し手の代表である中年の男が俺に対して一礼をする。集まっていた者達はニクヴァの信篤い者達らしく話が先に通っていたようで、珍しいものを見るようなそぶりこそあれこの不審者を追い出せ的な気配はなかった。有難いことだ。
 寝台の上のイーリーンへと近づく。彼女の衣を緩め、力の流れを指で測る。額。腕。手首。心臓。柔らかな乳房が手に当たり、何故か済まない気持ちになる。どこかに何かが囚われているような気配がして、これはことだぞ、と舌打ちをする。ふと、彼女の息が何事かを告げているかのような奇妙な拍子を帯びていることに気付く。それは音階にしては奇妙な、それでいて寝息にしては一定の調子を帯びた物。
 おれはぎょっとなる。「西方」で見たことのある術の一つであった。一般的で、それでいて危険なもの。暗殺にぴったりのまじない。
「ニクヴァ。イーリーンが今日食べたり飲んだりしたものを洗ってくれ!」
「何が……」
「このお姫さん、毒を盛られている! とても強烈な奴、あんたらに言ってもわからないだろうが「歌いの網毒」だ」
 毒の内容に驚いたのか、それとも毒を盛られたことに驚いたのか場がざわつく。俺も焦った。「網毒」は飲んだ者を眠りに引きずり込む強力な毒であり、それだけでも命取りだが、ある種のまじないと併用すると生きたまま命をからめとっていく危険な術へと変わる。頭に回れば終わらない歌に憑りつかれ、例え目を覚ましたとしてもやがては声に蝕まれて廃人になっていく。そうでなくても目覚める体力を失ってそのまま衰弱して死ぬという極めて趣味の宜しい術だ。特徴的なのは被害者が皆同じ歌を口ずさみながら死んでいくということで、これは最初に術を編み出したまじない師のサインのようなものだった。まじない師は妙な所で自己顕示欲が高い。今回はお蔭で助かったわけだが。
「イーリーンが倒れてまだ一日は経っていないよな。ならばまだ助かる目はある。皿を七つ持ってきてくれ! それをお姫様の回りにぐるりと並べてこいつを焚くんだ」
 俺は鞄から香草を出し癒し手へと投げる。うさんくさい物ではないし合法的に手に入る香草達ばかりだが、乙女の手のみで摘まれたり、月の夜ばかりに摘まれたり、三度雪解け水で洗われたりと特殊な状況を経験している。効能は簡単、目覚ましだ。どんな呪いであれ役に立つと思って持ってきたが正解だったようだ。
「焚くと一体――」
「煙が出るが臭いはそんなにひどくない。安心しろ。後、これから猫が出るが邪魔するんじゃないぞ」
 急いでインク皿が七つ持ってこられイーリーンの回りに置かれ、素早く火が付けられる。
 涼やかな匂いが部屋中に広がり、イーリーンの歌が少し止まり、彼女は咳き込んだ。
 ここまでは順調であった。俺は猫達を影から呼び出し、感覚をまじない師ものへと変える。この世ならざるものを見るための瞳を起こす。案の定イーリーンの首やら腕やら頭やらに歌う糸が絡みつき、網となり、彼女の肉体へと食い込んでいた。いや、もう内部にまで浸透している……急がなければならない……。
 俺は喉を鳴らす。影から猫達が波のように現れる。現実世界の方では息を呑むような音が聞こえたがそれを気にせず自分の意識を猫達に少しずつ明け渡す。猫の優れた感覚で見れば、強固な糸の弱っている所が良く見えること。完全なまじないなど存在しない。人の技には完全は存在しない。
「やってしまえ」
 猫達が一斉に寝台の上のイーリーンへと飛びかかり、彼女に絡まる見えない糸を遊ぶように次々と切り裂いていった。糸の抵抗もあったが、猫達の大合唱でかき消され、やがてされるがままに解けていった。
 猫達から意識を戻せば、イーリーンは半分目覚めたような顔で辺りを見ていた。
 俺は本当に大丈夫か、成功したか、と言いたげに彼女を支える。そして止めに
「誰か、盥を持って来い」
 すぐさま癒し手の一人が空の盥を持ってくる。準備��いいことで何よりだ。
 何をするんだとこちらを見るニクヴァを無視してイーリーンの口へと指を突っ込んだ。
 毒の混じっていたであろう食べ物が、水の残骸が、彼女の口から一斉に吐き出される。イーリーンは咳き込む。なにがなんだかわからないと言いたげな顔は相変わらずの不機嫌で、俺は安心する。
「お嬢さん。猫遣いの王子が助けに来ましたよ」
 冗談を言った刹那。イーリーンは体を震わせ、奇妙な視線をこちらに向けた。
「……誰か」
 零れる口調はやけに冷たく、寝起きの物にしてはしっかりしていた。
「イーリーンを害した者は誰か」
 イーリーンの姿が揺らめき光を放つ。優美な貴婦人の姿が陽炎のようにイーリーンに覆いかぶさる。イーリーンの声に二重写しになった声は文字通り神々しく、イーリーンのようで彼女の物ではない顔は静かな怒りと憂いをたたえていた。
「落ち着け、イーリーンだか中の神だか知らんが! こいつの体は目覚めたばかりだし毒も盛られていたんだ、静かにしてないと流石のあんたと言えども倒れるぞ!」
「人の子よ、これは我がいとし子に対する攻撃であり、しいては私への背信行為。速やかに罰を与えねばなりません」
 イーリーンであった者の瞳からは光が漏れ出、声は完璧な音となって身体に直接響いてくる。これが「黒斑指」サラム。名の通り、光り輝く右の指先は黒く染まり、それからインクのように黒い斑が手に飛び散っていた。一度「鼠神」と争っているのを遠巻きに見たが、もう一度見る羽目になるとは思わなかったし、まさか喋る羽目になるとは思わなかった。
 横を見ればニクヴァや取り巻きの神官達は平伏し、助けは得られないようだった。
「まじない師。共に来なさい。不届き者を見つけだし、その者に報いを与えねばなりません」
 俺は思う。女神であれ肉体はイーリーンの物だ。このまま立ち上がって動かれては何が起こるか分かったものではない。第一女神が気絶したら威厳も何もあったものではないだろう。それだけで済むならいいが、全てが終わった後にイーリーンがこときれていたら大変だ……報酬が逃げていくし、それ以前に人間として大事なものを駄目にしてしまう。
 俺は僅かに考えてから歌いはじめた。女神はどうかしたのかこの男はと言いたげにこちらを見る。俺は歌を続ける。イーリーンの中で渦巻いていた魔の歌ではなく、古くからのまじないの一つ。俺が師匠から教わった物の一つ。猫達の知っている歌の一つ。女神の降りているイーリーンに効くかはわからなかったが。柔らかな発音を何度も重ねて言葉でない歌を歌う。にゃごにゃごとしか聞こえないだろうそれは猫達の言葉で眠りの中へと誘う声であり、世の中の柔らかいもの、心地よいもの、はまりがいのある隙間等で作られていた。
「何をするのです、まじない師」
 はたして、女神の肉体の方には効いたようだ。彼女は数度ふらつき、訝しむような目でこちらを見る。
「いや、何。あんたはまだイーリーンだ。あの時みたいに完全に乗り移ってはいない……それだけの権限が今はないんだろう。完全な想像だが。だから、イーリーンごと眠らせる」
 歌う声を止め、それからまた音を連ねる。陽だまり、明け方の布団の中。暖炉の横。夏場は樹の影に。光は弱まり、イーリーンの万事反抗的で愚痴っぽい瞳が一瞬こちらを見たような気がした。
「眠れ、イーリーン。戻れサラム。お願いだから俺を恨まんでくれよ。あんたの毒が取れるまでしっかり世話をするし、不届き者はこっちでちゃんと捕まえておくから。女神様」
 イーリーンのようでイーリーンでない顔は眠たげにこちらを見た。俺は弱まってもなお神々しいその輝きから目をそらさずに、一人と一柱をじっと見た。神気を受けて震える足に力を入れる。
「本当に?」
 そう聞く声の中からは怒りが薄れており、少し面白がるような様子さえ感じられた。
「本当です、貴婦人様」
 サラムはしばし考えるように小首を傾げ、それから。
「では、いとし子の身と不敬者の始末、確かに頼みましたよ……悔しいですが、あなたの声は心地よい。あの歌とは大違い」
 優雅な笑みを浮かべ、サラムの光は消える。そして、イーリーンはぐらりと倒れる。慌てて抱きとめたその体は軽く、先ほどの眠りとは全く違う穏やかなものが表情に浮かんでいた。
「で、何なのですかこの花束は。弱った女と見て告白ですか。やめてください気持ち悪い」
「安心しろ。快気祝、いやこの場合は解呪祝だな。お嬢さんが今日もお嬢さんでいることへのお祝いでもある」
「まあ、サラムを穏便に戻して下さったことには感謝しますが。残念ながら私は人の入れたお茶と人の作った食事が一番好きなのであって飲めないし食べられない花にはあまり興味はありません」
 寝台で横になっているイーリーンに様々な香草を連ねて作った花束を渡せば、彼女のこの仕打ちである。元気なようで何よりだ。もっともこの花束はただの飾りではない。毒を払い、魔を寄せ付けないための呪術的防壁の要にもなる貴重な道具なのだった。本当だったら金を取るが、女神にイーリーンの世話をするといった手前、無料で大奉仕である。それでもまじない師の身でありながら神殿の中枢部に恩を売って関わりを持つことが出来たという大きなおまけがついたため、俺としては丸儲けだった。いつかこの縁も役に立つかもしれない。面倒事の種になるかもしれないがその時はその時だ。俺はイーリーンの所に養子に出した子猫をじゃらしながら未来のことについて考えていた。子猫は子猫特有の成長速度で大きくなり、母親に似た黒い毛皮がもこもこと体を覆っていた。
「……さて、あんたの方はもう大丈夫だな。後はあんたに毒を仕込んで呪いをかけた奴だが」
「ああ、それ知ってます」
「嘘だろう」
「天才ですので……というのは冗談ですけど」
 もしかしたら彼女が俺に対して冗談を言ったのはこれが初めてかもしれないと思いながらまじまじと見つめた。
「多分、私を嫌う一派です。前もありましたので。それに私が倒れているのを見つけた神官は見覚えのない神官と全然別の人でしたので。普通目の前で女神もどきが倒れたら驚いて人を呼ぶでしょう」
 イーリーンはこともなげに言った。
「女神は心が広大すぎて、自分の信徒の間の「小さな」いざこざは見えないんです。考えているのは記すことへの愛と信徒への母親のような感情のみ。まさか利益だけで自分の憑代を傷つける奴がいるなんて思いつかないのです。女神の限界ですね。視点が広すぎて小さなものは全く見えない」
「前にもあったって」
「虐められたって言ったでしょう。書物に毒を塗られました。寝台に偶然毒虫がいました。暗殺者に寝込みを襲われました。あるはずのない禁書が出てきました。その他色々陥れられそうになりました」
「そりゃあ、」
 俺は口をつぐんだ。子猫はじゃれる手が止まったのを見て飽きたように素早くイーリーンの寝台へとよじ登る。イーリーンは面倒そうだがまんざらでもない顔で小猫を撫でた。
「生憎私は天才ですが基本的に廊下での陰口や陰湿な物隠し、酷いあだ名等しか知らない小娘ですので」
「あんたなあ」
 どうもこの短い付き合いでわかったことは基本的にイーリーン嬢は人に必要最低限以上の感謝を言わないひねくれた性根の持ち主である上に万事が万事すねているか不機嫌でいるかどちらかという娘だということだ。そんな所が災厄を呼びこんでいるのか、それとも呼び込まれた災厄のせいでそんな性格になってしまったのか分からないのだが。
「なんというか、難儀な人生だな」
「同情ですか」
「いや、まあ、上手く言えないが。面倒な時は本当に面倒だって誰かを頼っていいんだぞ」
「頼るに値する誰かはいません」
 俺とイーリーンは睨み合う。猫がその間をちょろちょろと動き回る。
「じゃあ俺にこぼせ。女神に世話をするといった手前だ。ニクヴァから金も貰っている。あんたの嫌いな同情じゃなくて金での信頼関係だ。これなら安心だろう」
 この不機嫌が板についた小娘に付き合っているのはひねくれ者の猫をあやしているようで正直暇がつぶれるし、それでいて金が入ってくるならば大歓迎だ。
「でも……あなたはまじない師で」
「今じゃまじない師が神殿に顔を出してはいけない法はないだろう」
「法はないけれど慣例として!」
 俺は笑う。
「イーリーン、あんたは慣例とかは嫌いそうな性質だとおもったがな」
「そうですけど! そうなんですけど!」
 俺はしばらくイーリーンを悩ませておくことに決めた。
 また様子を見に来るぞ、と言って去った後も、イーリーンは悩んでいるのではないかという気がした。
 残された暗殺者の探索とイーリーンの保護の為に、影から猫達を放ち、俺は帰路に付く。
お題:「歌」
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modernheavy · 2 years ago
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今日読んだ漫画 2023年7月11日(火)
パルシィ(漫画アプリ)
👓『メガネ、時々、ヤンキーくん』なるき
りぼん2023年8月号
😈『絶世の悪女は魔王子さまに寵愛される』朝香のりこ+*あいら*
❄️『ハロー、イノセント』酒井まゆ
🤖『友達ができました。』森ゆきえ
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マーガレット2023年15号
🐇『あにまる荘202』森月あめ
🌈『虹野原で恋はできない』緒川あお
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LINEマンガ / デジタルマーガレット(デジマ)
☔『この恋は世界でいちばん美しい雨』碧井ハル+宇山佳佑
作品ページ
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この恋は世界でいちばん美しい雨
デジタルマーガレット(デジマ)
🌸『桜のような僕の恋人』加藤朱々+宇山佳佑
作品ページ
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桜のような僕の恋人
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modernheavy · 2 years ago
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今日読んだ漫画 2023年7月4日(火)
アルファポリス
⚔️『詐騎士』麻菜摘+かいとーこ
りぼん2023年8月号
😈『絶世の悪女は魔王子さまに寵愛される』朝香のりこ+*あいら*
🤖『友達ができました。』森ゆきえ
❄️『ハロー、イノセント』酒井まゆ
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ジャンプSQ. 2023年8月号
💀『怪物事変』藍本松
くらげバンチ
🎮『2フレで泣いてる神田さん』吉川景都
LINEマンガ
☔『この恋は世界でいちばん美しい雨』碧井ハル+宇山佳佑
🦊『怪物事変』19巻 / 藍本松
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pixivコミック
👹『蜜の巫女と花の従者』のくらじれ
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modernheavy · 2 years ago
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今日読んだ漫画 2023年7月3日(月)
コミックライドアイビーvol.05(電子書籍)
⚔️『蜜の巫女と花の従者』のくらじれ
LaLa 2023年8月号
🐉『龍皇の影姫』大宙晃
⚔️『あかのたち』海道ちとせ
りぼん2023年8月号
❄️『ハロー、イノセント』酒井まゆ
👰『初×婚』黒崎みのり
😈『絶世の悪女は魔王子さまに寵愛される』朝香のりこ+*あいら*
😘『キスで起こして。』春田なな
🍋『ハニーレモンソーダ』村田真優
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アルファポリス
⚔️『詐騎士』麻菜摘+かいとーこ
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