#解放殉死者の日
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ari0921 · 11 months ago
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和六年(2024年)8月2日(金曜日)
   通巻第8351号 <前日発行>
 ハニヤ暗殺の謎は深まるばかり。イスラエルの関与はあったのか
  イスラエルの目的はハニヤの政敵=シンワール殺害だ
*************************
 2024年7月31日、ハマスの最高指導者ハニヤがテヘランの「居宅」でボディガードとともに暗殺された。すわ、イスラエルの仕業かと誰しもが反応しただろう。ところが、真犯人はわかっていない。
過激派内部の内ゲバの可能性も否定できないことは前号でもみた。
 イランの最高指導者ハメネイ師は「イスラエルへ直接報復をせよ」と呼号した。ハメネイ師は「イスラム共和国の国境内で起きたこの悲惨で悲劇的な事件を受けて、復讐するのは我々の義務だ」と述べた。
「犯罪者でテロリストのシオニスト政権は、我が国の親愛なる客人を殉教させ、我々を悲嘆させたが、自らに対する厳しい処罰の土壌も整えたのだ」と主張した。
イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は「イラン・イスラム共和国の領土保全、名誉、尊厳を守り、テロリスト占領者に卑怯な行為を後悔させる」と誓った。
 イラン革命防衛隊(IRGC)も、イランとその同盟国による「厳しく痛みを伴う対応」でのぞむとした。「ハニヤ暗殺はシオニストの犯罪者、殺人者、テロリスト集団が、国際ルールや規制を一切考慮せず、ガザでの9か月に及ぶ戦争の恥ずべき失敗を隠蔽するために、いかなる犯罪行為も躊躇しないこと」を示していると述べた。
 またイランの国連大使は「暗殺は米国とイスラエルの連携のうえで行われた」と批判した。
モスクワはこうして危険な趨勢に警告し、報復がつづけば中東全域を巻き込む戦闘となり、世界大戦に発展する危険性があるとした。
かくして暗殺関与を名指しされたイスラエルだが、ネタニヤフ首相は7月31日、テレビ演説し、パレスチナのイスラム組織ハマスやレバノンの民兵組織ヒズボラなどの親イラン勢力に「壊滅的な打撃を与えた」と強調したもののハニヤ暗殺に関しては言及しなかった。
ネタニヤフ首相は国民に対し「困難な日々が待ち受けているが、あらゆるシナリオに備えている。いかなる脅威にも��固として対応する」と呼びかけた。
 ▼中国の和平仲介努力は水泡に帰した
 ハニヤ暗殺の一週間まえ(7月23日)、中国の王毅外相はパレスチナ自治区で反目し合うハマスと自治政府主流派のファタハの代表、他に12のパレスチナ過激派の代表を北京に招いた。
中国の仲介で「ガザ地におけるイスラエルとの戦争の終結後、占領下のヨルダン川西岸とガザ地区に暫定的な『国民和解政府』を樹立する」という提案に対して各派が同意した。 
この会議は北京で3日間にわたって開かれた、パレスチナの過激派、14グループが参加したことは画期的であり、中国の外交力の表れだとも言えるだろう。
しかし率直に言って、各派は、中国の顔を立てて、何回も反古にしてきた紙切れに署名しなおしたに過ぎない。
実際には同じ合意が2017年10月にエジプトの仲介によってカイロでなされたが、その後の進展は何もなかった。
王毅としては「中国の外交成果だ」と宣伝したいところだろう。中国はイランとサウジアラビアの関係修復を仲介した『実績』もある。
中国外務省の毛寧報道官は「中国とパレスチナは信頼できる兄弟であり、良きパートナーだ」とし、中国はパレスチナの結束と和解に向けて「すべての関係者と不断の努力をする」と述べた。
2007年にハマスがガザ地区からファタハを追放して以来、両グループは対立を解消できていない。
ハマスは30日になって声明をだし「各派閥の和解に向けた中国の取り組みや、これまでの「パレスチナの大義に対する賛同姿勢、大量虐殺の阻止」を称賛した。
しかし北京の和平会談では停戦達成に向けた取り組みや、イスラエルの攻撃によって引き起こされた「悲惨な人道状況」、中国によるガザへの人道支援の強化などが議題になっただけだった。
中国のパレスチナ支援は、毛沢東時代からである。「民族解放」運動を支援するため、パレスチナ人に武器を送った。ガザをめぐって中国政府高官や習近平国家主席までが、パレスチナの独立国家の必要性を強調してきた。北京でアルール(ファタハ代表)は、中国によるパレスチナの大義への支援に感謝した。
ハマス政治部門幹部はイランの首都テヘランで記者会見し、ハニヤ暗殺を受け、パレスチナ自治区ガザでの戦闘を巡るイスラエルとの停戦交渉に意味がなくなったと訴えた。
 北京の『努力』にかかわらず中東の安定にはほど遠い。
 第一にガザを支配するハマス��ヨルダン川西岸を統治するパレスチナ政府とは、口もきかないほどに反目している
第二にアッバスに対しての批判はパレスチナ全体に根強い。
第三にハマスの内部はセクトに分かれ、お互いが対立しており、とくにイスラエル撲滅を叫ぶ強硬派と人質解放を和平の交渉手段としたハニヤとは先鋭的な対立関係にあった。ハニヤはカタールを拠点とし、人質交換などの交渉をイスラエル側と展開してきた。カタール政府もハニヤを支援してきたのだ。つまりイスラエルにとってはハニヤ殺害の動機はあっても、現時点ではメリットが薄いのである。
 
▼だれがハニヤのテヘランの隠れ家を知っていたのか?
 さてハマス指導者の暗殺である。
 7月31日、ハマスは「最高幹部イスマイル・ハニヤ氏が殺害された」と発表した。同日早朝にイランの首都テヘランにあるハニヤの滞在先が「そらからの飛翔体」(ドローン?)で攻撃され、警護の1人も殺害された。ハニヤはガザ地区にはおらずカタールの首都ドーハを拠点としており、イランのマスード・ペゼシュキアン新大統領宣誓式のためテヘラン入りしたのだ。
 ハニヤはガザ地区のシャティ難民キャンプの難民の家庭に生まれた。イスラム大学在学中から政治活動に携わり、ハマスに関与した。1980年代後半にイスラエルで数回逮捕され、投獄された。ハマスの創設者兼精神的指導者シェイク・アハメド・ヤシン師につかえ、ヤシンが暗殺されると、2006年にパレスチナの「首相」に選出された。
2007年にハマスがクーデターでガザ地区を制圧し、ハニヤが事実上のガザ支配者となった。2017年にハマスの政治指導者となってカタールに移住した。ガザ地区のハマス軍司令官であるシンワールとハニヤの間には個人的な対立があった。
 ハニヤはハマス指導部内で穏健派とみなされ、イスラエルとの長期フドナ(停戦)を支持し、1967年の国境内にパレスチナ国家を樹立するという解決策に同意するとさえ述べていた。同時にハニヤはテヘランに接近することを選び、それが「パレスチナ人の戦略的奥深さ」であると説明し自らの立場を固めた。
 
1993年の「オスロ合意」以後、ガザ地区が拠点の「ハマス」と「パレスチナ・イスラミック・ジハード」活動し、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区はファタハが統治するという色分けが出来た。
PLO主流派「ファタハ」傘下の「アル・アクサ殉教者旅団」はイスラエルで自爆テロを相次いで実行した。「ハマス」以外にも、「パレスチナ解放人民戦線総司令部派」(PFLP-GC)、「エルサレム周辺のムジャヒディン・シューラ評議会」(MSC)なる謎の組織がガザ地区に出現した。MSCはハマスの分派とみられる。
ヨルダン川西岸地区では「獅子の巣窟」と自称する��たな組織が出現するなどした。
 このほか、「イラク・レバントのイスラム国」(ISIL)、ISILを支持する「エルサレムのイスラム国支持者」など謎めいる組織が出現した。過激派セクトの相互不信と対立も、見落としがちな視点である。
▼ガザのハマス軍事指導者シンワールがイスラエルの暗殺目標だ
 
 ハニヤはガザ地区指導者とは異なった外交アプローチをしていた。
 たとえば2024年5月23日、アフガニスタンのタリバン代表団がテヘランを訪れ、カタールの首長と同時にハマスのハニヤと、このイランの首都で会談しているのだ。
タイミング的にはライシ大統領(当時)がヘリコプター事故で死亡した直後だった。
専門筋は、ハマスはイランとタリバンとの関わりを可能な限り最小限に抑えようとしているとし、逆にテヘランはハマスとの絆をより強めようとしていた。ガザの軍事的なハマス指導者シンワールの考え方では、たとえ銃撃戦で夥しいガザ住民が犠牲になろうとも、イスラエルとの戦争をできるだけ長く続けることにある。この点でハニヤとは対立しており、またイランはハニヤの扱いに苦渋の様相だった。
イスラエルのガザ攻撃によってハマスが外交上の得点をあげたのは事実である。アイルランド、スペイン、デンマークなどが「パレスチナ国家を承認する」と決定したが、米国内でもパレスチナ支援が急激に増えていた。ハマスはむしろハニヤによって国際的孤立か抜けだそうとしていた。つまりハニヤが鬱陶しい存在となったのがガザの軍事指導部シンワールと、イランである。
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kennak · 1 year ago
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(注意: つらい内容が含まれます) ヨギタ・リマエ、BBCニュース 丘の上、木々の合間に、ミャンマー軍キャンプの廃墟がある。眼下に、特徴的なハートの形で地元で有名な、絵のように美しい湖が見える。足元には、地雷の薬筒や使用済みの弾丸が散乱している。兵舎があった場所では、散らばるトタン屋根の隙間から、黄色い花をつけた野草が顔を出している。キャンプの一角には、急いで掘られた塹壕(ざんごう)がある。 赤、白、青の横じまの中央にサイチョウという鳥が描かれた���が、曇り空の下で風になびいている。ミャンマーの西部チン州で同国の軍事政権と戦う、民族武装組織「チン民族軍(CNA)」の旗だ。 CNAは7カ月前、地元の武装住民グループとともに、インドとの国境貿易の町リクホーダルにあるこのキャンプと、チン州の他の地域からミャンマー軍を追い出した。チン州の武装勢力は、2021年のクーデターでミャンマーのぜい弱な民主主義を粉砕した軍事独裁政権と戦ってきた。その彼らにとって、前例のない成果だった。 国軍がこの地域で支配権を失ったのは初めてだ。BBCは今回、同国西部で反政権勢力の躍進を目にするという、めったにない機会を得た。 リクホーダルでの勝利は、決して簡単ではなかった。武装勢力は1年以上にわたり、何度も攻勢をかけた。一部の家族は、耐え難い犠牲を払った。 画像説明,武装抵抗運動に加わったラルヌンプイさん ラルヌンプイさんはダンスが大好きな17歳だった。彼女のソーシャルメディアのアカウントは、人気映像のダンスをまねる彼女の動画でいっぱいだった。 「彼女はいつも自信たっぷりに踊っていた。でも、着飾ることには興味がなかった。兵士に憧れ、国のために命を捧げた兵士についての歌を一日中聴いていた。勇敢で強く、怖いもの知らずだった」。ラルヌンプイさんの母ラルサントルアンギさんは、そう話す。 クーデターが起こると、ラルヌンプイさんは両親を説得し、家族が暮らすハイムアル村で武装住民運動に加わった。その理由を、学校で手書きした英作文の中で、次のように説明していた。 「ミャンマーはいま、壊れている。(中略)ビルマ兵は私にとって敵だ。情けがないからだ。(中略)私の将来は国民防衛隊にあって、私はそれが好きだ」 2022年8月、彼女の村の武装住民らは他のグループとともに、リクホーダルの軍キャンプに攻撃を仕掛けた。 「私たちは13日間連続で、相手側にドローン(無人機)の雨を降らせた。爆弾のほとんどは私が作った。私が部隊で一番の溶接工だったので」と、ラルヌンプイさんの父ラルジディンガさんは言う。彼はクーデター前はトラック運転手だったが、ハイムアルで何人かと国民防衛隊を組織するようになった。 この時の攻撃では、軍キャンプを奪うことはできなかった。双方に犠牲者が出た。 ミャンマーの地図 2022年8月14日、ミャンマー軍は報復攻撃としてハイムアル村を急襲した。住民の話では、民家十数軒に火が放たれた。私たち取材���は、そのような家屋の残骸をたくさん目にした。ミャンマー軍は、北部と西部で抵抗勢力を抑え込むため、何万軒もの民家を焼き払ったと非難されている。 この報復攻撃で、17人が軍に人質に取られた。ラルヌンプイさんと、弟のラルルアトマウィアさん(15)も含まれていた。その後、この2人を除いて全員が解放された。2人の父親に軍が仕返しをしたのだと、家族は考えている。 2日後、ハイムアルの外れにある森の浅い墓の中に2人の遺体があるのを、村人たちが発見した。 どちらも残忍な拷問を受け、銃床で殴り殺されていた。ラルヌンプイさんはレイプされていた。弟の胸、腕、性器には熱湯によるやけどの跡があった。BBCは、遺体の詳細な写真と検死報告書を確認している。 BBCはこの件でミャンマー軍に質問を送っているが、まだ回答はない。 ラルヌンプイさんの弟ラルルアトマウィアさんはまだ15歳だった 「子どもたちに何が起こったのか、考える勇気がない」。父ラルジディンガさんはしばらく黙った後、言葉を探すように言った。「子どもたちは殉死者だ。私よりずっと立派だった」。 少しの間を置いて、彼は続けた。子どもたちのことを愛情をこめて語る、誇らしい父親の姿だった。「息子は私より5センチ背が高くなっていた。話し好きで、家の手伝いを何でもいやがらずにやった」、「2人は切っても切れない仲だった。人が集まっているところに娘が行けば、みんな楽しく笑顔になった」。 母ラルサントルアンギさんは、涙を拭いながら末娘のハダシちゃん(4)を抱きしめ、こう話した。 「夫には、子どもたちの死で落ち込まないように言っている。これは私たちだけの問題ではない。将来の世代も自由は必要だ。何の権利もなく、軍の言いなりになるような、そんな状態で暮らすのは正しくない。命をかける価値がある戦いだ。私は自分の子どもたちを誇りに思っている」 私たちはミャンマー滞在中、戦闘服に身を包んだ人たちに会った。半自動小銃などの銃器を携えている人もいた。ただ、職業軍人ではない。野蛮な紛争に直面し、見事なまでに意を決している農民、学生、一般住民たちだ。 国民防衛隊のヴァラ司令官は、ハイムアルの眼下に広がる緑豊かな谷を指さしながら、ミャンマー軍はこの全域から撤退し、最も近い基地でも直線距離で50キロ以上離れていると笑顔で説明した。現地の墓地では、ピンクと白の造花で覆われた新しい墓へと私たちを案内した。 「軍事政権と戦って死んだ人たちのものだ」と、ヴァラ司令官は義理のきょうだいの墓のそばに倒れている花束を戻しながら言った。私たちは、ラルヌンプイさんとラルルアトマウィアさんの墓も見つけた。 私たちが会った住民らのほとんどは、ハイムアルの南にあるチン民族軍のヴィクトリア基地で訓練を受けていた。私たちは、緑深い森と山間部を通る、曲がりくねったでこぼこ道を進み、同基地を訪ねた。 そこでは、制服を着た何百人もの若者が新兵となって、広々とした平原を行進していた。 行進が終わると若者たちは、「私たちの祖国、愛する土地、私たちは血と命をかけてそれを守る」と歌う。 そして、武器の訓練へと続く。銃声が響く。 全員18歳以上だと説明されたが、もっと若く見える人も多い。2011年のミャンマーの民政移管で、大勢が自由を味わった。それだけに、もはや軍事政権は受け入れられないと考える10代の若者たちが、それぞれの夢を捨てて、抵抗運動に加わったのだ。 サン・ダール・リンさん(19)は教師を目指していた。 「クーデター後の最初の1年は、それほど悪くなかった。けれども、やがて軍が私たちの村を砲撃し始めた。私たちの家は壊されて、村に入って来た兵士は家を燃やし、人や動物まで殺した。私たちはジャングルに逃げた。かなりの人数がいたので、ジャングルがそのまま村になった」 「おじは無残に射殺された。私は軍が大嫌い。自分の国と国民を守るため、CNAに加わった」 私たちは行く先々で、ミャンマーの若者たちが革命の波に巻き込まれているのを目にした。 ビルマ国家のために働いていた何千人もの人たちもまた、支持する対象を変えた。 ヴァンラルペクタラさん(22)はかつて警官だった。 母親のモリー・キアンさんは、息子が警察で訓練を受けていたころの古い写真を3枚差し出すと、「彼はそこそこの月給をもらっていた。私たちは幸せで満足していた。そうしたらクーデターで政府が倒され、彼は抵抗運動に参加することを決めた」と説明した。 モリーさん自身は青春時代を軍事政権下で過ごした。「当時は楽しい日なんて1日もなかった。軍がとても怖かった。だから私は息子の決断を支持した」。 息子ヴァンラルペクタラさんは2022年3月に抵抗運動に参加。その6日後に殺害された。 モリーさんは胸と首を指さしながら、「息子はこことここを刺された」と言った。「残忍に襲われた。片足は切り落とされていた」。さらに話を続けようとしたが泣き崩れた。「この話をするのはつらい」。 ヴァンラルペクタラさんが死んだ時、彼の妻は妊娠していた。もうすぐ1歳半になる男の子は現在、遠く離れた難民キャンプで暮らしている。 軍が村から追い出されたときの気持ちを尋ねると、モリーさんは拳を突き上げた。「とてもうれしい。でも完全な勝利が見たい」。 彼女の次男も国民防衛隊の一員となっている。 国軍に比べれば弱い複数の反政権勢力が、この紛争の流れを変え、はるかに強力で装備の整ったミャンマー軍を守勢に立たせた。それができたのは、一般国民の幅広い支持があるからだ。 「最初は軍が���っているように見えた。しかし、戦争であれ政治であれ、国民の支持がなければ誰も勝てない。軍は武器では優位かもしれないが、民衆を味方につけられていない」。チン州の反政権グループが設立した並行政権の「首相」に指名されている政治家、パ・サンさんはこう話す。彼はアウンサンスーチーさんが率いる国民民主連盟(NLD)のメンバーでもある。 並行政権は、チン州全域の80%近くを掌握していると主張する。しかしミャンマー軍は、州都を含め戦略的に重要な町のほとんどを今も支配している。 それでも、反政権勢力には勢いがある。今週初めにはトンザンという町を奪った。 チン民族軍のフテト・ニー広報官画像提供,AAKRITI THAPAR/BBC 画像説明,チン民族軍のフテト・ニー広報官 「ここは私たちの土地だ。ビルマ軍の土地ではない。私たちは勝利を収めつつある。この土地の隅々までよく知っているからだ」。チン民族軍のフテト・ニー広報官はそう言う。 民族軍側が戦果を挙げている理由は、ほかにもある。国内各地の反政権勢力が協調し、軍が力の入れどころを選ばなくてはならない状況を作っているのだ。チン民族軍によると、自分たちはカチン独立軍やカレン民族解放軍、カレンニー軍と協力関係にあるという。 反政権勢力が直面する最大の課題は、グループ同士の内紛だ。チン州だけでも数多くの派閥が活動しており、その多くは従来から敵対している。 前出の政治家パ・サンさんは、結束を維持するのは可能だと主張。クーデター後に軍によって投獄されたアウンサンスーチーさんが率いる、選挙で選ばれた文民政府を代表する国民統一政府(NUG)の下で活動することに向けて、将来的な計画があると話す。 「私たちは鋭意、法律と憲法を作成している。NUGの一員として、チン州から大臣2人と副大臣1人を出す予定だ。ミャンマー軍が敗北を認めるときに向けて、あらゆる準備をしている」 私たちが会った人たちには、明らかな共通点があった。自分たちは勝てると、全員信じているのだ。 「もう、それほど長くはかからない」とパ・サンさんは言う。「こういう予測をするのは良くないが、私たちがあと2〜3年以上戦うような、そんなことにはならない。そう信じている」。 (追加取材:アアクリティ・サパル、サンジェイ・ガングリー) (英語記事 The devastating cost of fighting Myanmar's military dictatorship)
【ルポ】 ミャンマー軍事独裁政権と戦う人たち その途方もない犠牲 - BBCニュース
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elle-p · 2 years ago
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Famitsu 1823 Persona 3 Reload part scan and transcription.
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続報
謎だらけの迷宮タルタロスも新ギミックを追加してリニューアル!
真田明彦
声:緑川 光
さあ挑め、奈落の果てに
当時開発に携わったP-STUDIOがみずから現行最新機種でフルリメイクしたJRPGの名作。1日と1日の狭間に存在する“影時間”に潜む謎の存在“シャドウ”と戦う若者たちの物語が、新たに描き起こされたグラフィックで色鮮やかに蘇る。今回は、登場人物たちの情報や迷宮タルタロスの新要素を紹介する。
3年生でボクシング部の主将。専用ペルソナ“ポリデュークス”は、不死身の肉体を持ち、剣術と拳闘の名手として名をはせた、ギリシャ神話の英雄だ。
専用ペルソナ
ポリデュークス
己の拳を武器にシャドウを叩きのめす
電撃と打撃のハイブリッドでシャドウたちを蹂躙する
←↑もちろん真田も、本作からの新要素である超強力なスキル“テウルギア”を使用できる。彼のテウルギア“ライトニングスフィア”は、敵全体へ相性を無視した電撃属性の大ダメージを与える効果を持つ。
専用ペルソナ
ルキア
山岸風花
声:能登麻美子
主人公の同級生で、パーティーを後方から支援するナビ役を務める。専用ペルソナ“ルキア”は、古代ローマで信仰を貫いて殉教したシチリア島の聖女。
←↓支援スキルで主人公たちをサポートする風花。テウルギアの“オラクル”は、味方全体にランダムでいい効果が発生する。
↑→突剣を振るう美鶴。テウルギア“ブリザードエッジ”は、敵1体へ相性を無視した氷結属性の特大ダメージを与える効果を持つ。
桐条美鶴
声:田中理恵
専用ペルソナ
ペンテシレア
3年生。特別課外活動部部長にして生徒会長、フェンシング部にも所属する。専用ペルソナ“ペンテシレア”は、ギリシャ神話に登場する誇り高きアマゾネスの女王。
巨大な迷宮タルタロスに挑め!
1日と1日の狭間に存在する“影時間”にのみ姿を現す巨大な迷宮“タルタロス”。内部には無数のシャドウが徘徊し、主人公たちに襲い掛かる。本作ではグラフィックや一部ギミックが新しくなったほか、ダッシュ移動、ボタンひとつでパーティー全体のHPを回復させる“オートリ��バー”などの機能も追加。
↑→本作では操作系が見直され、探索がやりやすくなった。また、戦闘後のシャッフルタイムも選択制になるなどより便利に。『ペルソナ3ポータブル』で追加された失踪者救出も実装。
破壊オブジェクトと施錠された宝箱
タルタロス内には破壊可能な物体や宝箱が点在しており、フィールドアクションで破壊した物体からは、回復アイテムなどが出現することがある。宝箱には施錠されたものもあり、“薄明の欠片”と呼ばれるアイテムで解錠が可能。手間は掛かるがそのぶんいいアイテムが入手できる。
オブジェクトを壊しアイテム収集に励もう
↑→破壊オブジェクトの中には、宝箱の解錠に使う薄明の欠片が入っていることも。発見したら積極的に破壊するといい。
エントランスの時計
タルタロスのエントランスに置かれている時計を起動すると、パーティーメンバー全員のHPとSPを全回復できる。ただし、起動には毎回薄明の欠片が7個必要となる。薄明の欠片は貴重なのでムダ遣いせず、探索期限間際で探索の継続が必要な場合など、いざというときに使おう。
SPを回復できるありがたい施設
←タルタロスではとくにSPの回復手段が乏しく、時計は貴重な存在。使いどころを見極めて薄明の欠片を投入するのだ。
モナドの扉とモナド通路
探索中、“モナドの扉”と呼ばれる巨大な扉が出現することがある。その先には貴重なアイテムが入った宝箱と、強力なシャドウが待つ。
←↑モナドの扉の奥では、貴重なアイテムが入手可能。ただし、強力なシャドウが待ち受けているので、腕前に自信があれば挑戦しよう。
風花だけが使える支援スキル
風花の支援スキルは、戦闘だけではなく探索時のサポートも行える。探索中に“ナビボタン”を押せば、支援スキルを選択して発動できる。
←↑フロア内の敵から感知されなくなる“ジャミング”を始め、スキルは多岐にわたる。発動にはほかの仲間と同様にSPが必要となる。
港区の街を巡って出会いを捜そう
街中で出会う“コミュ”のメンバー
→放課後や夜の時間には、ポロニアンモールや巌戸台駅など、学園外のさまざまな場所に移動できる。
主人公が、出会った人々と交流を重ねて絆を結び、その絆をさらに深めていくことで発生、成長する“コミユニティ”(通称“コミュ”)。コミュランクを上げると、そのキャラクターにまつわる特別なイベントを見られるほか、ペルソナ能力の強化にもつながる。今回は、コミュを築ける人物の中から、おもに学外で出会う人々を紹介しよう。彼ら彼女らとは、放課後や夜の時間などをメインに交流することができる。
飛躍的に顧客を増やすテレビ通販会社社長。���金にがめつく、独特の経営理念を持つ。主人公をタレントとして売り出そうと目論む。
たなか社長
テレビ通販社長
声:島田 敏
ややガラの悪い僧侶。煩悩だらけの様態を見せるが、檀家からの評判は上々。主人公に独自の価値観と言葉で説教をくり返す。
無達
型破りな僧侶
声:青森 伸
他校の陸上部のエースで、全国レベルで注目を浴びる実力者。主人公に才能を見出し、ともに競い合うライバルとして認める。
早瀬 護
他校のエース
声:梅原裕一郎
オンラインゲームで出会うプレイヤー。主人公の操るN島を相棒と呼ぶ。休日には必ずログインし、主人公が来るのを待っている。
Y子
インターネット
声:なし
長鳴神社脇の公園で出会う女の子。両親が離婚寸前で不安を感じ、あまり家に帰りたがらない。主人公をおにいちゃんと呼び慕う。
大橋舞子
神社の女の子
声:河野ひより
不治の難病を患っており、休日になると弱った体をおして神社へやってくる。自分の生きた証を童話という形で残そうとしている。
神木秋成
余命いくばくもない青年
声:野島裕史
古本屋“本の虫”の店主夫婦で仲はとても良好。数年前にひとり息子を亡くし、生前に彼が植えた柿の木を形見のように思っている。
北村文吉•
光子
古本屋の老夫
声:高木早苗
声:龍田直樹
休日にはメールでの誘いも
放課後や休日には親交を深めたキャラクターたちからメールで誘いを受けることがある。個性的なメールにニヤリとすることも⋯⋯?
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reportsofawartime · 2 years ago
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クリス・ヘッジズ: 私はアルジャジーラのアラビア語放送のスタジオで、ガザ市からのライブ中継を見ています。ガザ北部のアルジャジーラ記者は、イスラエル軍の激しい砲撃のため、ガザ南部への避難を余儀なくされた。彼はカメラを置き忘れた。彼はガザ最大の医療複合施設であるアル・シファ病院でそれを訓練した。夜です。イスラエル軍の戦車が病院の敷地に向かって直接発砲する。水平方向に長く赤色が点滅します。病院への意図的な攻撃。意図的な戦争犯罪。重病人や幼児を含む最も無力な民間人の意図的な虐殺。その後、フィードが死んでしまいます。 私たちはモニターの前に座ります。私たちは沈黙しています。これが何を意味するかはわかっています。力がない。水がない。インターネットがない。医療用品はありません。保育器の中にいるすべての乳児は死にます。すべての透析患者は死にます。集中治療室にいる人は全員死ぬでしょう。酸素を必要とする人は皆死んでしまいます。緊急手術が必要な人は全員死亡します。そして、容赦ない爆撃で家を追われ、病院の敷地に避難してきた5万人はどうなるのか?私たちもそれに対する答えを知っています。彼らの多くも死ぬだろう。 私たちが目撃しているものを表現する言葉はありません。 5 週間にわたる恐怖の中で、これは恐怖の頂点の 1 つです。ヨーロッパの無関心は十分に悪い。米国の積極的な共謀は計り知れない。これを正当化するものは何もありません。何もない。そしてジョー・バイデンは大量虐殺の共犯者として歴史に残るだろう。彼が殺害に関与した何千人もの子供たちの幽霊が、彼の残りの人生につきまといますように。 イスラエルと米国は、世界の他の国々にぞっとするよう��メッセージを送っている。ジュネーブ条約を含む国際法や人道法は無意味な紙切れです。イラクでは適用されなかった。ガザでは適用されない。私たちは爆弾とミサイルであなたの近所や都市を粉砕します。私たちはあなたの女性、子供、老人、病人を理不尽に殺害します。私たちは飢餓と感染症の蔓延を画策するために封鎖を設置します。地球の「下等な種族」であるあなたたちは問題ではありません。私たちにとってあなたは絶滅すべき害虫です。私たちはすべてを持っています。もし私たちから何かを取り上げようとしたら、私たちはあなたを殺します。そして私たちは決して責任を負いません。 私たちは自分たちの価値観のために嫌われているわけではありません。私たちが嫌われるのは価値観がないからです。ルールは他人にのみ適用されるので、私たちは嫌われます。私たちには違います。私たちが嫌われているのは、無差別虐殺を行う権利を自分たちに傲慢に主張しているからです。私たちが嫌われるのは、無情で残酷だからです。私たちが嫌われているのは、私たちが偽善者であり、民間人保護、法の支配、人道主義を語りながら、160人の子供を含む毎日数百人のガザの人々の命を奪っているからです。 イスラエルは、数百人の死者を出したガザのアル・アハリ・アラブ・キリスト教病院爆撃容疑で非難されたとき、憤りと道徳的怒りで反応した。イスラエルは、この爆撃はパレスチナ・イスラム聖戦が誤って発射したロケット弾によるものだと主張した。ハマスやイスラム聖戦の兵器庫には、病院を襲ったミサイルの巨大な爆発力を再現できたものは何もない。ガザを取材してきた私たち人間は、このイスラエルの比喩を、不気味なほど何度も聞いてきた。彼らは常にハマスとパレスチナ人の戦争犯罪を非難しているが、現在は病院がハマスの司令部であり、したがって正当な標的であると主張しようとしている。彼らは決して証拠を提供しません。イスラエル軍と政府は息をするように嘘をつきます。 アル・シファで職員が勤務する国境なき医師団は声明を発表し、患者、医師、看護師が「銃撃を受けて病院に閉じ込められている」と述べた。同団体は「イスラエル政府に対し、ガザの医療システムに対する容赦ない攻撃を中止する」よう求めた。 「過去24時間にわたり、ガザの病院は容赦ない砲撃にさらされている。 MSFスタッフが今も勤務している最大の医療施設であるアル・シファ病院複合施設は、産科部門や外来部門を含む数回の攻撃を受け、複数の死傷者を出している」と声明には記されている。 「病院周辺での敵対行為はまだ続いている。 MSFチームと数百人の患者は今もアル・シファ病院内にいる。 MSFは病院への攻撃の停止、即時停戦、医療施設、医療スタッフ、患者の保護を緊急に改めて求める。」 ガザ北部とガザ市にある他の3つの病院はイスラエル軍と戦車に包囲されており、ある医師はアルジャジーラに対し「病院に対する戦争の日」だと語った。インドネシア病院も停電したと伝えられている。国連人道問題調整事務所(OCHA)は、ガザにある36の病院のうち20病院がもはや機能していないと報告している。 イスラエルとワシントンの皮肉は息をのむほどだ。趣旨に違いはございません。ワシントンはただそれを早く終わらせたいだけだ。人道回廊?砲撃は一時停止しますか?これらはガザ北部の完全な人口削減を促進するための手段です。ラファのエジプト国境通過を許可された数台の援助トラック?広報ギミック。目標はただ一つ、殺して、殺して、殺して。速ければ速いほど良いです。バイデン当局者が話しているのは、イスラエルがガザの破壊を終えた後に何が起こるかということだけだ。彼らは、ガザ人が地区南部で避難所もなく野外で暮らし、食糧、水、医療の不足で死に至るまで、イスラエルによる虐殺は終わらないことを知っている。 イスラエルが地上侵攻する前のガザは、地球上で最も人口密度の高い場所の一つであった。北部の110万人のガザ人に南部の100万人以上のガザ人が重なったら何が起こるか想像してみてください。コレラなどの感染症が流行したときに何が起こるかを想像してみてください。飢餓の惨状を想像してみてください。何かをしなければというプレッシャーが高まります。そしてイスラエルは、パレスチナ人を国境を越えてエジプトのシナイ山脈に押し込むことを望んでいる。一度そこに行ってしまうと、彼らは決して戻ってくることはありません。イスラエルによるガザ地区の民族浄化は完了するだろう。ヨルダン川西岸の民族浄化が始まるだろう。 それがイスラエルの狂った夢だ。それを達成するために、彼らはガザを居住不可能にするでしょう。 もしあなたがガザのパレスチナ人で、武器を手に入れられたらどうするだろうか、と自問してみてください。もしイスラエルがあなたの家族を殺したら、あなたはどう反応しますか?国際法や人道法は抑圧者には適用されず、抑圧された者にのみ適用されるとわかっているのに、なぜそれを気にするのでしょうか?テロがイスラエルがコミュニケーションに使用する唯一の言語であり、明らかに理解できる唯一の言語であるなら、あなたはテロで言い返さないでしょうか? イスラエルの死の乱交はハマスを潰すことはない。ハマスというのは一つのアイデアだ。この考えは殉教者の血によって養われています。イスラエルはハマスに豊富な物資を与えている。
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ktakeuchi · 21 days ago
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対等な同盟国としての日越
歴史は残念ながら戦争によってしか作られない。 我々の歴史の知りうる最初から、本年今年に至るまで、我々は戦争にしか興味がない。
もっというと、人類は組織にしか興味がない。なぜならそれが生物として弱い我等が個体として生きる唯一の方法だったからだ。そして組織とは、すなわち戦争の主体となりうるということだ。戦争で勝つことが組織の目的であり、理由である。
ちょっと話が大げさになったが、この原則は今までも変わらなかったし、今後も変わりそうにない。 そして、今のところその戦争に強い組織の最適解は国民国家だ。
階級闘争とか民族解放戦線とかあぁインターナショナルとかいろいろライバルはいたのだけど、最後に勝ち残ったのは古典的なこれだ。
リバタリアンとかアナーキズムとか十字軍とかジハードとかもなくはないが、国民国家の敵ではないわ。
国連加盟国って意味では国家の乱立している21世紀前半ではあるが、戦争可能という本来的意義としての国民国家は、そんなに多くない。
イギリス、フランス、ドイツ、アメリカ、日本というのが古典的な国民国家。 そして新参として、ロシアとベトナム。
私の想像のつくアジア方面で言うと、日本とベトナム���けが国民国家ということになる。いざとなれば戦争マシーンになれる国であり、そのポテンシャルではなくてその経験のある国だ。
その国家の存在理由の本質が共通しているから、利害が一致すれば日本とベトナムは同盟国になりうる。 この同盟国というのは友好関係の文飾ではなくて、戦争のための実務的で法的拘束力を伴う同盟だ。具体的に言うと、相互参戦義務のある攻守同盟であり、中国がベトナムを侵略したら日本は中国に宣戦布告し、日本と中国が東シナ海で戦闘すればベトナムは南シナ海で中国の実効支配している島嶼を攻撃する。日本人はベトナム人のために死に、ベトナム人は日本人のために死ぬ。そういう関係を築くということだ。
これは、第一次世界大戦や第二次世界大戦における英仏の関係と似ている。
この未来は日本と中国の戦争によって起こる。 今の日本に、双務的な日越軍事同盟を結ぶことは無理だ。なぜならそれは片務的な日米軍事同盟に慣れきっているからだ。 文面上は日米安全保障条約は双務かもしれないが、アメリカ人のために死ぬということを現実的課題として考えている日本人がどれだけいるのか。 しかし、台湾を巡って米中戦争が起これば日本が中立であることはありえない。まして片務などありえない。アメリカ人と共に死ぬか、中国人を殺さないためにアメリカ人が死んでいくのを見捨てるか、二者択一だ。そしてその選択は、前者しかありえない。
この選択が、規模的にどういうものなのかは分からない。 艦船数席と数十人の殉職者で済むのかもしれないし、数十万人の軍人と核攻撃によるその数倍の民間人戦死者になるのかもしれない。 経緯は成り行き次第だが結果は同じで、その戦争が終わったときに日本は望むと望まないとにかかわらずアジアの軍事大国としてそこに存在しているということだ。それは1945年のアメリカ合衆国の姿と変わらない。
おそらく同じ経緯と結果をベトナムがしている。 台湾を巡る米中戦争が発生したとき、ベトナムが局外中立というのはありえない。中立は利敵だ。外交的文飾としてはベトナムは中立を激しく主張するだろうが、それは言葉ではなく行動で判断される。
短期的には日本(特に沖縄)の軍事基地を使えるかどうかが大問題だろうが、中期的には南シナ海の制海権が大問題であって、それに決定的な役割を果たすのはベトナムだ。
米中戦争は、短期的には日本がどちらにつくかによって勝敗が決まり、中期的にはベトナムがどちらにつくかによって勝敗が決まる。
そしてそれは、戦後の外交的資産になる。 米中が戦って共に衰退すれば、台頭するのは日越だ。
日越は戦後に、共通の経験と共通の価値観と、戦後秩序の維持という当面の共通ゴールを持つ国同士として、軍事同盟を組むことになる。
それは日米安保がなく、アメリカは西欧を軍事支援せず、核の傘は大した意味を持たず、帆船時代に戻ったかのように多極化していた世界において、皆が右往左往している時代だ。
日本はベトナムと軍事同盟を結び、ミャンマーをベトナムと同じような存在にしようとする。ミャンマーの山奥の少数民族掃討戦に陸自の派兵を厭わないということだ。
中国は影響力を後退させながらもインドネシアを「絶対国防圏」とするだろう。でも戦争のできない国家には二線級の発言力しかない。自分の金と自分の命とどちらかしか選べないときには、だれもが自分の命を選ぶのだ。
日越と同じような関係を、イギリスはインドと結ぼうとするだろうが、これはうまく行かないだろう。歴史的経緯にもよるし、人口が違いすぎるからでもある。だからそれは対等で対象的な関係ではなくて集団安全保障体制といった類のあいまいさを残す。そこにロシアが付け込む。
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renachtara0313-blog · 2 months ago
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願い事と後悔
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 たくさんの後悔をした。多くの後悔にまみれることは日常茶飯事だけど、今回の後悔と苦しみの内容は、これまでと少し違うのかもしれない。
 うっかりというか、話が通じるかと思って昔好きな作品の話を親にした。しかし、今は色々考えた末、かつて追いかけていた作品も、そこから出てきて元々好きになった誰かも、さよならした状態だ。その結果、当事者は何も考えず適当に言っているだけだろうが、鞍替えしたのだとか、放ったらかしなのだとか、日本刀とか歴史への関心が失せたのだとか、言いたい放題言われるようになった。事実は変わらないから左耳で聞いて右耳で流した。彼らには、当然ながら、理解されないと思っていたので、昔の作品や昔好きだった対象を追っていた時の苦しみについては、一言も喋ったことがなかった。
 アウトプットする機会を失っていたが、心のしこりは残っているので合わせてもう一つ吐き出す。別のブログの記事に書いた話とも間接的に繋がるが、「作品の作風と、日記から滲み出る本人の感性や人柄がものすごく好みだった」作家さんに対して、ずっと見ているとファン以上に個人的に仲良くなりそうな邪な思いを持ちそうだったので、自らSNSを断ち切りながら、その人の作品を見なくなったことがある。人様との距離感も掴めないなんて、お前(私)はなんてバカなの!と絶対いろんな人に言われそう。ああ、言われることは覚悟したさ。でも、私は必死だったんだ。だから、これ以上拗れさせない判断をした自分に、拍手と乾杯だ。人付き合いが下手な自分が悲しいね。
 本筋というか、画像と繋がる話題に戻す。今、新しい好きな人が、二人いる。深く追いかけるようになった作品を発としたのでルーツが同じ、親遠戚関係にある、二人。画像は、二人それぞれにゆかりのある、物や人工生命体。真ん中は、主���/アバター。メアリー•スーだと罵られそうな、切っても切れない自我。
 二人とも、数えきれないくらいの理由がどんどん見つかって、好きになった。「楽器を手にとって戦う」「ゴシック(若干のロリィタ入り)調の服装が似合う、黒髪ロングヘアーの麗人(幼い見た目ではないものの、透明感のある印象)」という基本的なプロファイルから一目惚れするにぴったりだったお姉さんは、話し方を知り、考え方を知ってさらに好きになった。彼女の音楽は人の内面、もう少し踏み込むと強い願い、誰かにとっては本能や本性に気づかせ、見せてくる、その結果強い願いに気づいた誰かが行動の変化を起こすことがある。善人は少ない、且つ、自分の内面と向き合い、意思で何かを選びとる行動を起こさなかった人々にとって、この音楽の力が巻き起こす結果は地獄絵図だったようだ。彼女の母の葬儀に来た人のうち、母を心から慮り、尊敬していた人がほぼほぼいなかったことを知った時、幼い彼女はどんな気持ちだったのだろう?
 公式で提示された逸話に涙を流して以来、私はずっと彼女を追いかけてきた。アルトリア•ジアロの言葉と行動は、エピソードによっては苛烈であり、深い考えと内省のない人々を突きながらも、その内面には「どうしようもない人々が、どこかで持つ善性をまだ信じる」ところが良く見えるのが好きだ。信じているからこそ彼女は自分の理想に背かず行動し、自分の行動を否定もせず、下されるべき審判なら受ける、というスタンスも美しいと思った。なんて気高き魂なのだろう。どこかで見た「この悲しみもいつか終わるわ」は、彼女が自分自身に言い聞かせているものだろうか?人の誠実さを期待しているからこそ、自分の音楽が他人にどのような影響を与えるか分かった上で躊躇したものの、結局教えを乞う子供にチェロを教えてあげたこともまた印象に残る。
 後、彼女について「私が」話す上で省略できないものは、彼女自身が「自分の音楽=鏡」と誰かに伝える場面があったこと。自分の心を見せる鏡…って、「私の頭の中に昔からいる」、世間で言う「オリジナルキャラクター(一次創作キャラクター)」の本質と通じているじゃん、これ。実際に私は、鏡が人の形を得たような女(女の子)の人物(像)を作ったことがあり、たまにその鏡娘との脳内対話と、鏡娘からの叱咤を通じて自分の心を落ち着かせた経験がよくある。(当の鏡娘は、元々相対している人の本音を突き付ける話しぶりをする存在であるため、誰かにとっては腫れ物•誰かにとっては気付きを与えるポジションとして、何らかの物語で動くつもりだった。が、物語は特にない���ま、結局私とたまに会話をする存在として落ち着いてしまった)鏡娘も黒髪ロングヘアーで多少ゴシックな衣装を纏っていることもあり、偶然にも関わらず、アルトリアとの繋がり(共通点)を感じてしまう。このような自分の感性により、自然と心理的距離が5G以上の超速で縮んでしまい、(前述した元からいる鏡娘ではなく、アルトリアの方)彼女が頭の中に住み着くまでそれほど時間はかからなかった。もう少しすれば元の作品であるゲームの方でも、お迎えできるようになる。長いようで短い、6ヶ月ー7ヶ月だった。
 ここまでも大変長い文章になった自覚はあるが、いよいよ弟君の方の話をしなければならない。ので、カメラを止めないように、この筆も止めない。
 アルトリア以上にフェデリコの話をずっと、大分長い間温めていた。何せ、近づいたきっかけが、「近遠戚ならアルトリアの話してくれるのかな」という気持ち、当時「男性」という存在として好きな存在は他にいたこと、だからこそ性的な雰囲気が一切しない人でない限り、気になって調べたり近づく気がなかったこと。きっかけのほとんどが、ものの見事に当事者にフォーカスしていないのだ。彼を好きな理由を述べても、他の誰かや何かへの当てこすりが入るのではないか、それは嫌だな、と思ってずっとしまい続けていた。でも、もう想いが破裂しそうなくらいに膨らみ続けたんだ。そろそろこれを、外に出そう。どんなものであっても、彼を好きな理由に嘘はないし、好きな理由が彼以外の誰かに当てはまることはないのだから。
 「結果を伴わない言葉には何の意味もない、だから、彼がこの事件を解決できると口に出すことはない」。フェデリコが主役だった話の中で、一番好きなフレーズ(モノローグ=状況説明)である。多分読み返すともっと気に入る場面や言葉があるだろう。だけど、私は初めて心に残ったこの話を、一番に挙げたい。世の中、誰かを心から思いやってもいないはずなのに、口先では人当たりの良い言葉を伝えられる人が、どれほど多いことやら。具体的な施策もできることも手伝えることもないのに、「頑張れ」「無理するな」だけで人は救われるのか?私は決してそんなことはないと思う。ちょうど彼のストーリーを読んでいた時、私がその傍らでよく見ていたニュースが、東北地方ー特に青森とかの豪雪の話だった���いや、雪かきお疲れ様の言葉で解決する問題じゃないだろう。特に定職についていない若者を全国から総動員して、人海戦術で雪を何とかするしかないのか。アンドロイドが降りすぎた雪を溶かすことでなんかの発電エネルギーに変えてくれないものなのか。自分は雪が降らない地域でしか暮らしたことのない人間だけど、様々な縁があって青森県は好きなので、もどかしいやら何とやらでインターネットを見るのが苦しい冬だった。青森とラテラーノ•アンブロシウス修道院には何の関係もないが、ともかく、この1節が決定的なきっかけで、「フェデリコ•ジアロは信頼して良い人物だ…彼は自発的に考えて、決断して行動を合わせて行い、無駄な言葉を発することはないだろう!」と思えてしまった。
 彼の人柄が見えやすい話を先に聞いたということもあってか、それからは彼の言葉や行動の背景が一段と分かりやすく、素直だなと感じることがほとんどだった。言われている通り冷たく見える表情が、顔は切れ長に整っているけど、ほんの少し、そしてたまにしか笑わないから他の人には冷たく見えるのだろうなと思ったり。機械のような言葉は、彼が上手に取り扱えるもの(機械を触ることが得意だった)を元に自分の言葉に置き換えたのでは?と思ったり。脳科学の軽い本を読んで得た知識に基づき、「彼の光輪についたアンテナが少しずつ増える背景は、シナプスの一部がアンテナに反映されているけど、彼の思考と想像•感情などの拡張によってシナプスが拡がっている?」と密かに勝手に妄想している。根拠も薄いし、他の理由で覆されそうなので本人には(?)言わない。
 加えて彼は、妥当性のある理由を自分にも他人にも求めるタイプでありつつ、決めたことに対しては真っ直ぐに全力である。殉職した同僚の遺言に基づき、経費でアイス100玉を月日をかけて代わりに食べに行く(!)とか(その結果アイスクリーム屋のVIP会員権を貰ったとの話がある)、妻を失って廃人になった叔父(※伯父だったかもしれない)さんが「昔は幸せだった。アルトリアとルチアーナ、皆で水鉄砲遊びをしたりして…」と話を切り出したら、「望みであれば半休を取って遊びに行きましょう」と返していた。全力が通り越してかわいい。不本意な評価と言われそうだが。このマルチェッロさんに対しては、妻を喪い娘(アルトリア)はまともに直視できずで自分と生活も省みれなくなっていた時、幼い時から寮から帰った時に、フェデリコが世話をしていたようである。リアル父子家庭の悲しい世界を見るようだ。また、先天的に他人の感情を理解できないということを理解している中、両親が殉職したことを目の当たりにし、「他人の感情を理解できる人になりなさい」という遺言に従って努力を今も続けている。具体的には、図を描いて他人の感情を理解しようと試み続けている。
 ここまでなら不器用で誠実で、性に基づく家父長性を感じさせない、フェアで可愛げのある青年である。で、終わりなのだが、終わらなかった。彼が誰かに好意を持つことがあること、好意を持った前提での言葉と行動を、いくつも見せられてしまった。夢に出て、脳に居座ってきたら、それはもう幻覚ではない。最初はさすがに私も「私は私に過ぎない、博士と同じ位相の存在になることなんてできない」と言い聞かせていたが、「意識の共存や、人格と体格の交換とか、未来とかどこかで可能になる話だしな…」というご都合主義兼確固たる頭が働き、博士はプレイヤーでないと誰かに言われても、もう無理ですーと返すほかない状態になってしまった。ちなみに好意の前提の言葉と行動は記載しないことにした。私宛の言葉は私だけの秘密である。
 なお、好きであることには、様々な苦しみがついてくる。自分の好きの形が歪なので、「仲良く喧嘩する幼馴染みのような、関係は深いブラザーシップは分かるし納得するけど、近遠親相姦は無理」とか。これは他の人による創作を見ることを控えることで、回避していくほかない。(公式は…まあコンプライアンス上(コンプライアンスとは??)相「恋愛」相「姦」は直接出さないだろうと思うしかない)後は、物語(メタ目線含む)など様々な面で、彼と彼女の寿命が早く来たり、どちらかは国の都合によって犠牲者になるのか?という心配。これも結局はコントロールしようがない心配であることに加え、「必ずしも私たちの元いた星で一緒にいるべき、とは誰も思ってないわよ?」という話(※これは作品発の言葉ではなく、彼女→私宛の会話)にヒントを得て、器や過ごす形が変わっても、何らかの形で一緒にいれば良いのだろう、という結論に落ち着いた。
 後、思い出したので文末に付け加えると、ひょっとすると今年はフェデリコの誕生日に年休消化する(できる)かもしれない。宮城県(仙台Etc)に行けば良いなと思っている。良い計画を立てれば良いのだが、当の今の現実の私は、オーストリア•ドイツ旅行の準備でいっぱいいっぱいである。テラじゃない、ホモサピエンスの地球のリターニアである(?)。
 今度こそはが、今度こそを繰り返すばかりにならないといいな。いや、繰り返すばかりにならないように、自分が何とかしたいな。好きな人を、永く好きで居続けたい。好きを貫ける下地を維持するために、自分の現生活で改善できる点は改善していきたい。後悔を減らすことが私の願いなのか、ここでやっとタイトルを回収した。
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yotchan-blog · 4 months ago
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2025/3/9 17:00:19現在のニュース
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crydayz · 4 months ago
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250218 火
過去日記再掲:2017年 某月某日
--- 【幸せになれたなら】
幸せになった私はもう、ネットのリアクションひとつに一喜一憂することもないだろう
誰がどれだけ自分を肯定しようが否定しようが、自分の中に絶対の満足と安らぎの根拠があるのなら
-----------------------
身の丈にあった仕事がある事が本当の幸福だと知っているのだろう
そして、極端な苦痛を伴わずにその幸せを維持できる根拠がすでにある
今以上を求めない謙虚さも身についている
表現したいからする
それを商売にしたいなどという野卑な願望はもうなく、高みを目指す為の自己分析も放棄し、自分よりも成功した他者を見返したいなどという欲もない
世間的には地味で価値が乏しいと思われるような仕事でも、案外自分には向いていて需要がある仕事もある
そういうものを見つけ、それをそつなくこなして生きていく為の作法
そういうものが身につきつつあるという事だ
つまり、自分を「凡人」と認める事が出来ているということ
これまでは「無能」というレッテルを自分に貼り、それをバネにして「有能」に憧れた
だが今は「凡人以上でも以下でもない」事を静かに受け入れている
社会不適合的な性質はそのままだがそれともうまく折り合いつけてやっていける予感もあるし、常に改善の努力もしている
悲観もなく期待もない
明日突然死ぬとしても悔いはない
これこそが、この安寧こそが幸福じゃあないか
もう競争しなくていいし、二度と裏切られる心配もない
----------------------- ◆ムカつきと嘲りこそが世界のすべてだと思い出せたなら:
ラク・ガジェット時代のように、人の体と心をバラバラに刻んで機械で再構築するような絵を描きまくろう。そしてそいつらと共に踊ろう
まず始めにあるのは、ただただ身勝手な怒り
「ざっけんな」という順ギレの意識
そしてその自業自得な不快感に対する「バッカじゃねーの?」という醒めた第三者視点の維持
その摩擦の中で湧いたわずかな寂しさの中でのニヒリスティックで冷笑的な創作モチベーションを得る
そして一通り好き勝手遊んだあとは、ちゃんと需要ある「女性メカ」を描こう
私が最も嫌悪する概念である「ふつう」を受け入れ、ふつうを愛する人々の価値観に殉じよう
----------------------- ◆より安心し幸福を感じる為には:
身の回りに制御不能で意味をなさないものがあるなら、それを可能な限り排除する
もしそれを排除することが困難なら��、それから可能な限り距離を置く
もしそれと距離を置くことが困難ならば、その混沌を愛し 許し それと共に果てる
最期は死の受容こそが安らぎだ
--- ※CRYDAYZ始動前に書いたローカルテキスト 「気分がよくなった未来でしたいこと.txt」より
----------------------- ◆追いZAKKI:
昨日ふとこのテキストファイルの存在を思い出し、開いてみた
そこには99%今の心情をエミュレートした未来予想が書かれていた
ああ。私はこのオチを8年前から知っていた。いや、もっと言えば16年以上前から同じ結論の中で生きている
闘争へのしがみつきアンド飢餓への執着は「もうとっくに終わっている現実(噛み飽きて味しなくなったガム)」を延命する為の「対症療法」に過ぎない
減るばかりでもう回復する見込みのないゲージは減り続けている
未来を予測できるという事は「絶望の予習」がしやすいということ
抽象的な悲観ではなく、覚悟と決意に裏打ちされた「対策」が練れるということ
そしてそれは日々の安らぎと感謝の気持ちへと繋がってゆく...
さすがに当時の自分はそこまでの希望的観測は抱いていないものの「そうする以外に選択肢はない」とわかった上で自分を騙し続けたのだ
無論、少し羽を休めたなら私は今の視点を解除し再び戦場に戻る
そしてもう二度と戻ってはこないかもしれない。それでいい
何も不満はない。私の物語は、はるか昔に終わっていたんだ
今は撃ちそびれた湿気ったボムに活躍の場を与えてやっているだけ
過去に潰えた自分の夢の弔いをしているに過ぎない
2017年頃、私の主観は最高に老けきっていた。90歳の老人のごとくすべてを諦め、許し、受け入れていた
再起可能なキャリアも技術力もなく「ン千万」の借金背負う37歳
うん。もうどうしようもないから「希望」を抱くことしかできなくなった堕ちに堕ちた存在
そんな自分が書いた「気分がよくなった未来でしたいこと」というテキスト
それは遺言めいた祈りに他ならない
最期にこれだけは願わせてくれ、というなけなしの善
悪意と後悔まみれの腐りきった心の中で僅かに残った理性
それを丁寧に切り離し、タイムカプセルに封じたのだ
これが私にとっての玉手BOX
まーた老け込んじまったな... 忘れてたのによ
もう一度、行って来い、俺
お前の完成された幸福なエンディングは常に過去にある
ここから先は、あるいはあり得たIfの青春エミュレーション
私に他愛もないバカ話ができる友人がいて、愛すべき妻がいて、可愛い娘がいるだなんて信じられない
居場所を与えてくれる親代わりの社長達がいる��んて信じられない
出来すぎている
でも、これは8年前の俺の祈りが結実した未来なんだ
だから私もここからさらに祈ろう
「追い・お祈り」だ
5年後の私、インターネットの絵描き達と共に「素敵なお祭り」の中心になれていますように。特等席でオモロイやつらの生き様ウォッチできてますように
エンタメ前線を味わい尽くせていますように
これを「気分がよくなった未来でしたいこと.txt」に書き加え、記憶を消去するとする
【✓】
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goodspeedalways · 8 months ago
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まえがき
相打ち / 合言葉 / 合図 / 愛想づかし / アイデンティティ / 赤ん坊 / 赤ん坊(天界の) / 赤ん坊がしゃべる / 悪魔 / 悪魔との契約 / 痣 / 足 / 足が弱い / 足跡 / 足跡からわかること / 足音 / 仇討ち(兄の) / 仇討ち(夫の) / 仇討ち(主君の) / 仇討ち(父の) / 仇討ち(妻の) / 仇討ち(動物の) / 仇討ち(友人の) / 仇討ちせず / あだ名 / 頭 / 後追い心中 / 穴 / 兄嫁 / 姉弟 / 尼 / 雨音 / 雨乞い / 天の川 / あまのじゃく / 雨宿り / 雨 / 蟻 / あり得ぬこと / アリバイ / 泡 / 合わせ鏡 / 暗号 / 暗殺 / 安楽死 / 言い間違い / 息 / 息が生命を与える / 息が生命を奪う / 生き肝 / 異郷訪問 / 異郷再訪 / 異郷の時間 / 異郷の食物 / 生霊 / 生贄 / 遺産 / 石 / 石に化す / 石の誓約 / 石の売買 / 石つぶて / 椅子 / 泉 / 板 / 一妻多夫 / 一夫多妻 / 糸 / 糸と生死 / 糸と男女 / 井戸 / 井戸と男女 / 井戸に落ちる / 従兄弟・従姉妹 / 犬 / 犬に転生 / 犬の教え / 犬婿 / 猪 / 命乞い / 衣服 / 入れ替わり / 入れ子構造 / いれずみ / 入れ目 / 因果応報 / 隕石 / 隠蔽 / 飢え / 魚 / 魚女房 / 魚の腹 / 誓約 / 動かぬ死体 / 動く首 / 動く死体 / 兎 / 牛 / 後ろ / 嘘 / 嘘対嘘 / 嘘対演技 / 嘘も方便 / 歌 / 歌の力 / 歌合戦 / 歌問答 / うちまき / 宇宙 / 宇宙人 / 宇宙生物 / うつお舟 / 馬 / 馬に化す / 海 / 海に沈む宝 / 海の底 / 裏切り / 占い / 占い師 / 瓜二つ / ウロボロス / 運命 / 運命の受容 / 絵 / 絵から抜け出る / 絵の中に入る / 映画 / 映画の中の時間 / エイプリル・フール / ABC / エレベーター / 円環構造 / 演技 / 縁切り / 宴席 / 尾 / 尾ある人 / 王 / 扇 / 狼 / 狼男 / 大晦日 / 伯父(叔父) / 教え子 / 教え子たち / 夫 / 夫の弱点 / 夫の秘密 / 夫殺し / ���とし穴 / 踊り / 鬼 / 鬼に化す / 斧 / 伯母(叔母) / 親孝行 / 親捨て / 泳ぎ / 恩返し / 恩知らず / 温泉 / 蚊 / 貝 / 開眼 / 開眼手術 / 外国語 / 改心 / 怪物退治 / 蛙 / 蛙女房 / 蛙婿 / 顔 / 画家 / 鏡 / 鏡が割れる / 鏡に映らない / 鏡に映る遠方 / 鏡に映る自己 / 鏡に映る真実 / 鏡に映る未来 / 鍵 / 書き換え / 書き間違い / 架空の人物 / 核戦争 / 隠れ身 / 影 / 影のない人 / 駆け落ち / 賭け事 / 影武者 / 過去 / 笠(傘) / 重ね着 / 仮死 / 火事 / 貸し借り / 風 / 風邪 / 風の神 / 火葬 / 仮想世界 / 片足 / 片腕 / 片目 / 語り手 / 河童 / かつら / 蟹 / 金 / 金が人手を巡る / 金を拾う / 鐘 / 金貸し / 金貸し殺し / 壁 / 釜 / 鎌 / 神 / 神に仕える女 / 神になった人 / 神の訴え / 神の名前 / 神を見る / 髪 / 髪(女の) / 髪が伸びる / 髪を切る・剃る / 神がかり / 神隠し / 雷 / 亀 / 仮面 / 蚊帳 / 烏(鴉) / 烏(鴉)の教え / ガラス / 川 / 川の流れ / 厠 / 厠の怪 / 癌 / 漢字 / 観相 / 観法 / 木 / 木に化す / 木の上 / 木の下 / 木の精 / 木の股 / 記憶 / 帰還 / 聞き違い / 偽死 / 貴種流離 / 傷あと / 犠牲 / 狐 / 狐つき / 狐女房 / 切符 / きのこ / 木登り / 器物霊 / 偽名 / 肝だめし / 吸血鬼 / 九十九 / 九百九十九 / 経 / 狂気 / 競走 / 兄弟 / 兄弟と一人の女 / 兄弟殺し / 兄妹 / 兄妹婚 / 凶兆 / 凶兆にあらず / 恐怖症 / 共謀 / 巨人 / 去勢 / 切れぬ木 / 金 / 金貨 / 禁忌(言うな) / 禁忌(聞くな) / 禁忌(見るな) / 禁忌を恐れず / 銀行 / 禁制 / 空間 / 空間と時間 / 空間移動 / 空襲 / 偶然 / 空想 / 盟神探湯 / 釘 / 草 / くじ / 薬 / 薬と毒 / 口から出る / 口と魂 / 口に入る / 口二つ / 唇 / 口封じ / 靴(履・沓・鞋) / 国見 / 首 / 首くくり / 首のない人 / 熊 / 熊女房 / 雲 / 蜘蛛 / 繰り返し / クリスマス / 車 / 系図 / 契約 / けがれ / 毛皮 / 下宿 / 結核 / 結婚 / 結婚の策略 / 結婚の障害 / 月食 / 決闘 / 仮病 / 剣 / 剣を失う / 剣を得る / 幻視 / 原水爆 / 碁 / 恋文 / 恋わずらい / 硬貨 / 交換 / 洪水 / こうもり / 高齢出産 / 声 / 氷 / 古歌 / 誤解による殺害 / 誤解による自死 / 五月 / 子食い / 極楽 / 心 / 子殺し / 誤射 / 子捨て / こだま / 琴 / 言挙げ / 言忌み / 言霊 / 五人兄弟 / 五人姉妹 / 小人 / 殺し屋 / 再会(夫婦) / 再会(父子) / 再会(母子) / 再会(盲人との) / 再会拒否 / 最期の言葉 / さいころ / 妻妾同居 / 最初の人 / 最初の物 / 裁判 / 財布 / 催眠術 / 坂 / 逆さまの世界 / ���立ち / 作中人物 / 桜 / 酒 / 酒と水 / さすらい / さそり / 悟り / 猿 / 猿神退治 / 猿女房 / 猿婿 / 三者択一 / 山椒魚 / 残像・残存 / 三題噺 / 三度目 / 三人兄弟 / 三人姉妹 / 三人の魔女・魔物 / 三人目 / 死 / 死の起源 / 死の知らせ / 死因 / 塩 / 鹿 / 仕返し / 時間 / 時間が止まる / 時間旅行 / 死期 / 四季の部屋 / 識別力 / 地獄 / 自己視 / 自己との対話 / 自殺願望 / 自傷行為 / 自縄自縛 / 地震 / 紙銭 / 死相 / 地蔵 / 舌 / 死体 / 死体から食物 / 死体消失 / 死体処理 / 死体変相 / 七人・七匹 / 歯痛 / 自転車 / 死神 / 芝居 / 紙幣 / 島 / 姉妹 / 姉妹と一人の男 / 姉妹と二人の男 / 死夢 / 指紋 / 弱点 / 写真 / 写真と生死 / シャム双生児 / 銃 / 周回 / 十五歳 / 十三歳 / 十字架 / 醜女 / 醜貌 / 手術 / 入水 / 出産 / 出生 / 呪的逃走 / 寿命 / 呪文 / 順送り / 殉死 / 乗客 / 肖像画 / 昇天 / 娼婦 / 成仏 / 食物 / 処刑 / 処女 / 処女懐胎 / 処女妻 / 女装 / 女中 / 初夜 / 虱 / 心中 / 心臓 / 人造人間 / 人肉食 / 神仏援助 / 人面瘡(人面疽) / 心霊写真 / 水死 / 彗星 / 水没 / 水浴 / 頭痛 / 鼈 / すばる / 相撲 / すりかえ / すれ違い / 寸断 / 精液 / 性器(男) / 性器(女) / 性交 / 性交せず / 性交と死 / 生死不明 / 成長 / 成長せず / 性転換 / 生命 / 生命指標 / 切腹 / 接吻 / 背中 / 背中の女 / 背中の死体 / 背中の仏 / 蝉 / 千 / 前世 / 前世を語る / 前世を知る / 戦争 / 洗濯 / 千里眼 / 僧 / 象 / 像 / 葬儀 / 装身具 / 底なし / 蘇生 / 蘇生者の言葉 / 空飛ぶ円盤 / 体外の魂 / 体外離脱 / 太鼓 / 第二の夫 / 太陽 / 太陽を射る / 太陽を止める / 太陽と月 / 太陽と月の夢 / 太陽と月の別れ / 鷹 / 宝 / 宝が人手を巡る / 宝を失う / 宝を知らず / 宝くじ / 宝さがし / 竹 / 多元宇宙 / 蛸 / 堕胎 / 畳 / たたり / 立往生 / 立ち聞き(盗み聞き) / 脱走 / 狸 / 旅 / 旅立ち / 玉(珠) / 卵 / 魂 / 魂と鏡 / 魂の数 / 魂呼ばい / 樽 / 俵 / 弾丸 / 誕生 / 誕生(鉱物から) / 誕生(植物から) / 誕生(卵から) / 誕生(血から) / 誕生(動物から) / 誕生(母体から) / 男性遍歴 / 男装 / 血 / 血の味 / 血の力 / 知恵比べ / 誓い / 地下鉄 / 力くらべ / 地球 / 稚児 / 地図 / 父子関係 / 父と息子 / 父と娘 / 父の霊 / 父娘婚 / 父殺し / 父さがし / 乳房 / チフス / 地名 / 血文字 / 茶 / 仲介者 / 蝶 / 長者 / 長者没落 / 長寿 / 追放 / 通訳 / 杖 / 月 / 月の光 / 月の満ち欠け / 月の模様 / 月旅行 / 辻占 / 土 / 唾 / 壺 / 妻 / 妻争い / 妻食い / 妻殺し / 爪 / 釣り / 鶴女房 / 手 / デウス��エクス・マキナ / 手紙 / 手ざわり / 手相 / 鉄 / 掌 / 手毬唄 / 天 / 天狗 / 転校生 / 天国 / 天使 / 転生 / 転生(動物への) / 転生する男女 / 転生と性転換 / 転生と天皇 / 転生先 / 天井 / 電信柱 / 天地 / 天人降下 / 天人女房 / 天人の衣 / 電話 / 同一人物 / 同音異義 / 盗作・代作 / 同日の死 / 同日の誕生 / 投身自殺 / 同性愛 / 逃走 / 童貞 / 動物援助 / 動物音声 / 動物教導 / 動物犯行 /
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yasusaka · 11 months ago
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「宮崎正弘の国際情勢解題」令和六年(2024年)7月13日(土曜日)通巻第8327号<前日発行>
「宮崎正弘の国際情勢解題」令和六年(2024年)7月13日(土曜日)通巻第8327号<前日発行> 7月13日はノーベル平和賞受賞者、劉暁波の七回忌未亡人の劉霞女史がドイツから離れ、日本に移住する。 7月13日は、ノーベル平和賞受賞者、劉暁波の七回忌。海外の民主活動家は世界中で追悼イベントをネット中継で開催する。共同通信によれば劉暁波氏未亡人の劉霞女史がドイツから離れ、日本に移住する(事実上の日本亡命)。2017年7月13日午後5時35分、61歳の中国のノーベル平和賞受賞者は瀋陽で拘留中に肝がんのため死亡した。イベントの主宰者はこう述べている(博訊新聞網、7月12日)。「劉暁波氏は象徴であり、我々の精神的指導者でありつづける。私たちにとって、人類の良心の富と知恵の結晶であると同時に、彼の精神と愛の力は重要であり、私たちは彼を忘れることはできない」劉暁波は中国共産党の一党支配の終結と民主中国の実現を求め「憲章08」の起草に参加した。ところが中国共産党は劉を「国家政権転覆扇動」の罪で起訴し、懲役11年の判決を降した。翌年、西欧社会は劉暁波にノーベル平和賞を与えた。イベントの拠点はロンドンで開催され、セミナーの他、在英中国大使館前のデモが計画されている。記念行事の出席者は、中国民主運動海外共同会議主席の魏京生、1989年の天安門運動の学生指導者王丹ら多くの海外活動家が参加し、「北京春報」名誉編集長胡平もゲスト参加の予定。胡平は「彼の精神を追悼するため、自由と民主主義の追求を受け継ぎ、忍耐し、圧力に屈せず、戦い続けることだ。劉暁波氏は『言論の自由の殉教者』だ」と述べた。 劉暁波未亡人の劉霞は2018年7月にドイツへ出国した。爾来、六年間をドイツで過ごしたが公の場には姿を見せず、また社会的発言を抑制してきた。共同通信によれば、日本訪問の経験がある彼女は日本の生活を気に入っており、将来的には日本への移住を検討しているという。
(読者の声1)パンデミックの到来の準備:放火犯が消防署を運営している?(その2) (承前) パンデミックの準備という名前の宝くじ 世界中で何十、いや何百もの生物研究所でワクチン開発の名の下で数多のウィルスや感染性のある病原体の機能強化の研究が行われている。武漢病毒研究所が最も悪名高いが、アメリカに大多数の研究所があり、少なくとも5つの研究所ではH5N1鳥インフルエンザのウィルスの操作を行っている。この大掛か��な胡散臭い、病原体の製造加工産業は我が国の政府機関、軍隊、大学、に浸透しており、それにもちろんのことながら医薬品業界は会社丸ごと絡みとられている。(訳者注:Gain of Function 機能強化と言われているが実は動物間では感染するウィルスの遺伝子組み換えにより機能を強化して、人間にも感染、さらには人から人への感染ができるようにウィルスを改変する悪魔の研究とも言われている) そのような「研究」は多段階の過程がある。 ● 補助金の獲得、法的、知的財産権、倫理的問題の覆い隠し:ウィルスの機能強化研究はパンデミックの準備、ワクチン開発に不可欠だ、という謳い文句により問題点を覆い隠す。 ● ウィルスなどの病原体を自然の中から取得:そのままでは人間に感染する能力がないが機能強化できそうなものの確保。 ● その病原体の遺伝子を研究所で操作することにより人間への感染能力を強化し、さらには致死能力を高める。 ● 人間と同様な免疫力や人間の細胞類似の細胞を持つ動物を使いそのウィルスの進化のスピードを加速する。 ● 病原体の感染能力や病毒性の強化に成功したという研究成果を科学誌に発表し、更なる補助金の獲得を確保。 ● そのウィルスへのワクチンが開発された時の特許料を確保する為、遺伝子操作で製造したウィルスの特許を獲得する。 ● その病原体が動物や多くの人間に漏洩するのを待つ。(あるいはそう仕組む) ● 予定していたパンデミック時の対応、ワクチン開発などを一斉に有無を言わせず実行する。 このようなことは1975年の生物兵器禁止条約違反である。だがこれらの研究所は、彼らの「研究」 はワクチンを開発することにより、”急速に出現する感染症” から世界の人類を守るための研究であると虚偽の主張をしている。それは嘘だ。これらの研究所で行われている機能強化研究は動物のウィルスを遺伝子操作して自然界では滅多に起こらないことを簡単に実現させている:種を超えて感染し、人間にも感染するように、しかも人間を大量に死亡させる研究をしているのだから。煎じ詰めれば、これらの研究者達は人間には全くあるいは殆ど危害のない動物のウィルスを遺伝子操作して人間への感染力、致死性を高める研究をやっているのだ。何故だ?この研究には何ら合法的な根拠はない。これは簡単なことだ:もし世界の人類をゴジラから守る気があれば、研究所で意図的に組織的にゴジラを作り出す必要はない。ワクチン開発に必要なことだというのも筋が通らない。現に存在する病原体が心配だというなら、その病原体そのものを克服する治療法を開発すべきだ。自然に存在する病原体に対しては既に数多の治療方法がある。既存の治療薬の目的を変更したり新薬(あるいはワクチン)を開発することも含め。ウィルスに効果があることが知られている既存薬も兵装の如く多数ある。目的に適った、倫理に悖らない、正気の研究であれば、研究所で殺人��器のようなウィルスを製造するのではなくて、既に存在する病原体の弱点をつく治療法の開発戦略に焦点を当てるべきだ。不幸なことに、正気の沙汰の研究に対しては補助金や権力が付いてこない。心配性の人たちの主張とは異なり、自然に起こるパンデミックはそうそうあるものではない。巨大製薬会社や研究者達が目指す巨大な利益は、特許、新薬、専売の製品に負うところが多い。とりわけ、毎年の定期的なワクチン接種などだ。(続く) (費府の飛行士)
(読者の声2)7月12日放送のニュース解説番組「フロントJAPAN」は宮崎正弘さんと高清水有子さんでお送りしました。 宮崎さんのテーマは「EUの分裂、NATOに亀裂」。高清水さんのテーマは「酒は百薬の長。酒に十の徳あり。我が国の常識は、世界の非常識」です。 下記ユーチューブでご覧になれますhttps://www.youtube.com/watch?v=oFHAVQGR_Z8 (新日本文化チャンネル桜)
(読者の声3)貴誌通巻8326号で「ニューズウイーク日本版でインフレは一種の課税であるからそれを招く国債発行はけしからん、と説くには開いた口が閉まらない。それなら逆にデフレを放置すればするほど日本人はお金持ちになるということになる」と記しました。そもそもインフレ・デフレに関して既存経済学は、通貨量Aと通貨・貨幣で表記できる「ものとサービス」Bの比較(バランス)をあれこれ考えているところに誤りがあります。肝心なことは今のこの世ではインフレ・デフレはAと価値量Cのバランスを考えなくてはいけないのです。特に重要なことは、CはAより「弾性値」が極めて高く、又時間軸から見ても変化が著しく大きいという事であるのですが、既存経済学はCをほぼ固定してAの変化にばかりフォーカスしているところが問題なのです。更に付記しますとCは欲望的価値Dと死活的価値E.に区分でき、インフレ・デフレがこのDで起きているのか、またはE.で起きているのかで、対処の仕方がちがって来るのですが、既存経済学はこの点に目を向けようとはしていません。 (SSA生)
(読者の声4)サロン劇場からお知らせです。 作岸田國士、演出藤井ごうの「葉桜」が上演されます。会場:目白台和敬塾内 旧細川邸サロン(東京都文京区目白台1-21-2) 出捐は村松えり、村井友映、水野小論、中丸新将、村松英子 日時 8月23日(金)19:00 24日(土)13:00/18:00 25日(日)15:00 26日(月)13:00 料金4000円★全席自由・開場は30分前 http://blog.livedoor.jp/salon_theatre/archives/34637778.html
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bailonglee · 2 years ago
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大田区のリサイクルで働かせて頂いていた。
最初は、良い環境、良き人たちかと思っていた。
しかし、最近、一変した。
従事させるビンの処理、2分以内、処理するペットボトル、2人で作業、2トン以上を、3時間少しでやらせる…
死にかけた。大田区が考えたの?過労死させる気?🤣
怪我をした状態で、スタートした。
だから、他の人より多くこなした。
結果、事務から言われたのは、
怪我してるのに使ってやったんだ!
ふーん。。。
それは、まあ良い。
1時間に、最大48ケース処理する。
つまり、一つの箱を、48秒で作業する。
パレット処理、行き先の違うビンの移動、全てやっての話だ。
かなり重労働…
そして、以前ペットボトルは、3台分を3人で作業して、1600kgでも、4時半くらいまでかかっていた。
しかし、急に6台分とかを、2人で、2200kgを、4時20分で終わらせる…
これは仕事だろうか?
拷問に、かなり近くないか?
大田区リサイクル事業共同組合、西商店様、私は最初素晴らしいと思い仕事に従事したが、こんなきつい作業させられたら、殺される…
死ぬ前に、書いてみた。
そういう仕事って、大田区が関わってますよね?
国民の税金も関わってますよね?
そんな拷問みたいなやらせ方で、人募集するって、大田区はどういう神経してるんですかね?
まだ戦時中の気分で、
貴様らはただ言われた事やれ!家畜なんだから!
そういうつもり?
僕は心の底から、リサイクルは素晴らしいと思っていたが、これは一体なんなんだ?
文句言わない人間には、死ぬほどきつい作業をやらせる…
それが大田区の方針、大田区リサイクル事業協同組合、西商店の考え方???
私の相方は、ひざまで汗かいてやってた。。
それは仕事?拷問?
昔なら、いじめや拷問は、人知れず行なわれた。
沢山、死んだ。
だから、色んな話し合いがあり、労働組合が出来て、法律が出来て、今日がある。
誰かのプライドのため、或いは「こんなに奴隷を使うのが、旨い!」自慢のため、誰かを犠牲にするのは、
今の時代許されない
と思う。
選民だか、神になったんだか知らんが、
驕り高ぶるにも程がある
と思いますが、どうなんでしょうかね。
そもそも、自治体とは何だ?、区とは何だ?、政治家とは何だ?
母体は大本教や金光教や天理教であり、元来、そういう愛のある団体から始まったはず。
それが、優秀な教祖やら幹部やらの慢心が、結果、破壊され尽くした、白痴日本を作ったんじゃないか?
にも関わらず、てめえら幹部だけ幸せならと、もはや宗教ではなく、世界最大のマフィアにまで落ちた、フリーメイソン、大本教、生長の家、イルミナティ、中国共産党。
だがしかし、世界はこいつら馬鹿の私物では、ない。
世界は愛で出来ている。
綺麗事でも幼稚でもない、単なる事実だ。
色んな力を持った幹部たち、優秀かも知らん、強いかも知らん。
知ったこっちゃ無いんだわw🤣✨🐧
そんな糞幹部だかも、生まれた時は糞小便垂れ流し、母や父に世話になった、一人残らずね。
イーロン豚も、然り。
それを、労働者を家畜扱いし、上から目線、やりたい放題など、世界が許すと考えるんか、このくるくるパーどもはw🤣
我々1人1人が主人公なのが、この世界。
こいつらの良いようにしていい世界など、存在しないんだよ!
或いは、こうも考えられる。
大田区京浜島の、リサイクル協同組合第二センターで、誰か死んだところで、過労死ではなく、本人の不摂生だと、大田区は処理して、善人面ぶら下げるのかね?
或いは、そこの大田区リサイクル協同組合第二センターの所属長が、菊地 竜太という人間を直接殺して、「いや、本人の不注意で、残念ながら死亡しました。」、という計画なんかねw
知らないがw
何でもいいが、あまり人を馬鹿にするのは、いい加減にした方がいい。
なぜここまで書くか?
それは、本当に死にかけたから。
元来4人分の作業を2人でやる事が、続いた。
最初気を使って頂いてるように発言されていたが、人数が減り、物量を増やした…
意味がわからなかった。
誠心誠意やったが、作業後、喋れないほどの疲労…
帰宅してうどん食い、すぐ寝た。
10時間近く寝たが、疲労が全く取れない。。
膝ががくがくし、まともに歩けない。
疲労が首にたまりまくり、頭がガンガン痛い…
立っているのがやっと…
人間は、無理をさせればいくらだってコキ使えるが、肉体には限界があり、それでも強いれば、死ぬ。
なぜいきなり、私は死に直面するほど働かされたのか、理解出来なかった。
悪いが、事実は、事実。
消えない。
やった事は、消えない。
それがとてつもなくおかしな事なら、世間に問う。
さもなきゃ、そんな流れは闇に伏されたまま、ただ泣き寝入りする。
命の危機にさらされ、書いた。
私は仕事で殉職する気ない。
それが美学だったのは、大日本帝国の戦時中だけだ。
一生懸命やるが、歩けなくなるほど働かせ、出来ないと、俺が出来るからお前らもやれ!、という論理は、帝国軍人までじゃないかな。
私はそれをやらされるなら、辞める。
勤務先に、そこまでは忠誠しない。
仕事って、愛と善意、戦いや競争ではなく、働く、傍が楽になる愛のためやる、忠誠ではない。
良いように使う、文句言わないから、無限にやらせろ、或いは、短時間少人数で大量に処理し、評価を上げるため?、そのために、私は歩く事すらまともに出来なくなる、それは仕事と言わない。
競争に来てない、ただまともに働きたいだけ。
誰かの評価アップの駒にせよ、やり��ぎだと思う。
生きてなきゃ、俺は意味がない。
死ぬつもりは、無い。
いつまで亡霊に引きずられるのか?
バッタよろしく、同じ間違いを繰り返し、絶滅し、同じ間違いを繰り返し、絶滅…
それを、ただの馬鹿と言う。
バッタじゃなく、せめて人間の思考で生きてほしい。
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herbiemikeadamski · 3 years ago
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. (^o^)/おはよー(^▽^)ゴザイマース(^_-)-☆. . . 2月3日(木) #先負(丁亥) 旧暦 1/3 #節分 月齢 1.9 年始から34日目に当たり、年末まであと331日(閏年では332日)です。 . . 朝は希望に起き⤴️昼は努力に生き💪 夜を感謝に眠ろう😪💤夜が来ない 朝はありませんし、朝が来ない夜 はない💦睡眠は明日を迎える為の ☀️未来へのスタートです🏃‍♂💦 でお馴染みのRascalでございます😅. . さて、節分デス😅💦季節の節目。 暦上では、冬は昨日?今日まで? 明日からは春が立ち上がるって事 で「立春」で春が到来🤚マジ😅💦 でも、昨日あたりから日も伸びて もうチョイ辛抱ですかね🤣って事で 今朝は首の痛みも取れ、お腹が⤵️ 気味でしたが回復して来た様デス🤚 . 今日一日どなた様も💁‍お体ご自愛 なさって❤️お過ごし下さいませ🙋‍ モウ!頑張るしか✋はない! ガンバリマショウ\(^O^)/ ワーイ! ✨本日もご安全に参りましょう✌️ . . ■今日は何の日■. #慶長地震(ケイチョウジシン).  江戸時代初期の1605年2月3日(木)《慶長9年12月16日》に起こったとされる地震・津波である。  震源については諸説があり、南海沖(南海トラフ)単独地震説と南海沖と房総沖の連動地震説、ニューギニア海溝やフィリピン海溝などの遠地地震説など。  津波被害による溺死者は約5,000人(1万人という説もある)だが、地震による陸地の揺れの記録が殆ど確認されないのが特徴である。  また震源や被害規模も不明な点が多い。  大きな短周期の地震動が発生しない津波地震、或いは遠地津波の可能性が考えられ、同様の地震が将来発生した場合に避難が遅れ大きな被害が出る可能性があり、問題となっている。 . #先負(センマケ=又は、センプ・センブ・サキマケ、とも言う).  「先負日」の略。  陰陽(おんよう)道で、急用や公事(クジ)に悪いとされる日。  「先ずれば即ち負ける」の意味で、「何事も先に急いではいけない」とされる日です。  午前中はとくに悪く、午後はしだいによくなるという俗信がある。 . #不成就日(フジョウジュビ). 選日の一つである。 何事も成就しない日とされ、結婚・開店・子供の命名・移転・契約・芸事始め・願い事など、事を起こすことが凶とされる。 ���販の暦では他にも色々なことが凶となっていて、結局は全てのことが凶ということになる。 . #節分. 立春の前日のこと。 本来は立夏、立秋、立冬の前日も節分となるが、現在は春の節分だけが行われている。 季節の変わり目には邪気が生じると考えられていたため、それを追い払う意味で豆まきが行われる。 124年の2月2日の節分ですが、4年ごとに2月2日が節分になるらしですが2022年には2月4日だそう。  もともと、1984年には2月4日で1900年代は、ほぼ2月4日が節分が通常で2月5日が節分になる年もあったそうです。   これは、地球が太陽の廻りの公転周期が1年きっかりでない事が理由らしいです。  因みに、1太陽年(地球が太陽を1周する時間)は暦の1年ではなく、およそ365.2422日=365日+6時間弱なのです。 . #にじさんじの日. . #ジュディ・オングの日. . #乳酸菌の日. . #ササミ巻きガムの日. . #絵手紙の日. . #神社本庁設立記念日. . #大岡越前の日. . #不眠の日. . #くるみパンの日(毎月3日). . #ビースリーの日(毎月3日). . #みたらしだんごの日(毎月3~5日). . #4人の司祭の日(アメリカ合衆国). . #英雄の日(#モザンビーク). . #解放殉死者の日(#サントメ・プリンシペ). . #退役軍人の日(#タイ). . #ベトナム共産党設立記念日. . . ■今日のつぶやき■. #鬼の目にも見残し(オニノメニモミノコシ) 【意味】 観察の非常に精密な人にも時としては見落としがある。 情け容赦もなく過酷なことをする人にも手ぬかりがある事。 . . 1963(昭和38)年2月3日(日) #川合俊一 (#かわいしゅんいち) 【元プロビーチバレー選手、元インドア全日本男子代表主将】 〔新潟県糸魚川市〕 . . (北千住駅) https://www.instagram.com/p/CZfb5LvhAGYpdAUNWiKOSR8ySV1P1ouzRigdwI0/?utm_medium=tumblr
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ari0921 · 2 years ago
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織田邦男先生の論稿です
現代が見習うべき大正人の精神 麗澤大学特別教授元空将・織田邦男
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、ドラマのような優勝劇に日本国中が沸いた。顔に日の丸を描く人、球場内外で日の丸が振られ、国と選手と国民が一体化したような光景に、思い出したことがある。
国家と個人が一体となり
102歳で天寿を全うした父が90歳の時である。筆者に「もうそろそろ、ええじゃろう」と語り出し「実は、わしは戦艦大和を造ってたんじゃ」と。どうやら父は広島の呉工廠(こうしょう)で戦艦大和の建造に携わっていたらしい。「大和については、家族にも一切話してはならぬと命ぜられていたんじゃよ」と述べ、最後に「わしももう長くないからな」と終わった。大変驚いた。国家(海軍)の命令を、帝国海軍が消滅した戦後60年間も律義に守る。しかも戦後生まれの筆者に対して箝口(かんこう)令を守り通すとは。
父が亡くなる2年前、同じ大正生まれの小野田寛郎氏が亡くなっている。小野田氏は旧陸軍の軍人で、情報将校としてフィリピンのルバング島に赴任した。師団長の横山静雄中将から「玉砕は一切まかりならぬ。3年でも5年でも頑張れ。必ず迎えに行く」と訓示を受けたという。戦後も29年間、孤立無援でゲリラ戦を戦った。
手に入れたラジオで戦争が終結したことは気づいていたらしい。冒険家の鈴木紀夫氏によって発見され、帰還を促された。だが任務解除命令がない以上、任務は放棄できない。結局、元上官である谷口義美氏(元陸軍少佐)による任務解除命令を受けて帰国した。
両者に共通しているのは、国家と個人が一体となった「大正人」ということだ。父は大正3年生まれ、小野田氏は大正11年生まれである。先の大戦では大正人の7人に1人が戦没している。戦後復興の原動力も大正人が主力だった。
父には9歳年下の弟がいた。海軍パイロットとして昭和18年、太平洋のギルバート諸島上空で散華した。父は弟を思い、靖国神社にしばしば参拝した。最後の参拝は90代後半だったと思う。杖(つえ)を突きながら気丈に昇殿参拝を果たした。その時、父はポツリと呟(つぶや)いた。「何で靖国参拝に反対するんじゃろうのお」。現役時代、ある懇親会で小野田氏と同席させていただいたことがあるが、その時、小野田氏から同じ言葉を聞いたのを思い出した。
国家意識溶解の懸念
大正人にとって国家と個人は一体で、国家に尽くすことは、自分に尽くすことである。国家に命を捧(ささ)げた場合、国は永遠に死後の面倒をみる。なのになんだと、憤懣(ふんまん)やるかたない思いが感じ取れた。
国に殉じた先人に対し、国民が尊崇と感謝の念を表すのは世界の常識である。米国ではアーリントン国立墓地に、韓国では国立顕忠院に、フランスでは凱旋(がいせん)門の無名戦士の墓に国家のリーダーは参拝する。外国の要人来訪時も、必ず参拝する。これが国際共通の儀礼である。岸田文雄首相は1月の訪米の際、アーリントン墓地に参拝した。だが岸田首相は就任後、靖国神社には参拝したことがない。
いかなる事情があるにせよ、一国のリーダーが自国の為に命を捧げた先人に追悼の誠を捧げないのは異常である。異常を異常と感じなくなる時、国家と個人の一体感は失われ、国家意識は溶解していく。国家は国民一人一人の「義務と責任」から成り立っている。国家意識が希薄化すれば当然「犠牲」「勇気」「名誉」という普遍的価値は喪失し、我欲は限りなく肥大化する。国家あっての人権、人道、社会福祉であり、祖国あっての個人であるという当たり前のことが理解できなくなる。
公に尽くす生き様を忘れず
令和5年度予算が成立したが、国会での議論は見る影もなかった。昨年12月、安全保障関連3文書と共に、防衛費のGDP比2%、反撃能力の保有が閣議決定された。この時、「満足な議論もせず、民主主義の破壊だ」と野党は批判した。だが国会では十分な時間がありながら、「満足な議論」もせず、表層的で枝葉末節な質疑に終始した。参院ではウクライナ戦争や台湾有事もそっちのけで、行政文書をめぐっての「コップの嵐」に終始する体たらくである。
これを見る時、選良たちも国家意識が溶解し、安全保障や天下国家を「議論しない」のではなく、もはや「議論できなくなった」のではと思ってしまう。2021年の国際世論調査では「国のために戦うか」に対し、「はい」と答えた日本人は13・2%で最下位だった。この現実と通底するように思えてならない。
国家という「人」はどこにもいない。国家とは同胞、友人、知人、そして自分自身のことである。自分自身が国家そのものだという事実に戦後日本社会は目を伏せてきた。その結果「国家」の希薄化は深刻なまでに進んでいるようだ。
WBCで日の丸が乱舞する光景と国会の惨状が同じ日本だとはどうも思えない。数年もすれば大正人はいなくなる。国家と自分自身を同一視し、我欲を捨て、公に尽くす大正人の生き様を今こそ見直すことが求められているのではないか。(おりた くにお)
#産経新聞 #正論 
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2ttf · 13 years ago
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crydayz · 5 years ago
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200601
自分メモ:そろそろセルシスのGOLD会員が11ヶ月目でクリスタのずっと使えるシリアルが送られてくる。それと同時にGOLD会員を解約
--- 【9:00】
朝。ちょっとメンタルが優れなかったのでTumblrを少しやる(これを飽きるまでやると少し冷静になれる)。洗濯をし、昨日半分残しておいたサービス弁当をレンチンして食す。そして昨日のラクガキのつづきを描く。
オリジナルのメカは一日置くと足したい要素が増える。
--- 【20:30】
缶詰めロボの企画名を「#姫密兵弾(きみつへいだん)」に決定。英タイトルはKnight of Sealds
殉骨のドグル(#姫密兵弾 正史シナリオのタイトル)
密兵姫譚(みっぺいきたん)サブシナリオ
◆姫密兵(きみつへい)/ Seald Knight:
姫兵(きへい)とも呼ばれる。
オリジナル骨格から身体各部のパーツを伸長させ、出力補助装置、アブソーバーを搭載した全高3m前後の戦闘用ドグル。
胴体中央のカプセルチャンバーに弾姫(たまひめ)を込める事で「テンション」が上昇し稼働する。
「テンション」は  人間の骨に宿る自然エネルギーで、人が近くに居る事で活性化、人骨を組み込んだドグルを自律行動可能にする。
姫密兵はそのエフェクトを最大化する事を目的として作られた兵器である。
カプセルチャンバー内は呼吸可能な液体で満たされている。これはドグルが持つ「盾効果」が隣接する液体にも作用する為、弾姫を護る為の装甲としての効果を期待してのものである。
/// ◆弾姫(たまひめ)
弾姫巫女(たまひめみこ)の略称。姫兵のテンションを保つ為にカプセルチャンバー内に収められる。
/// ◆ドグル / Dogle:
「魔人の骨」を組み込んだ人形。自然エネルギー「テンション」を宿し、人間が近づくことでテンションが上がり動き出す。自律稼働する為には半径10m以内に人間が居る必要がある。魔人の骨は貴重な為メインフレームを除く部位はアルケー種(一般的な人類)の骨を混ぜて使用する。全パーツを魔人の骨で構成したドグルは「純骨(じゅんこつ)」と呼ばれ、教会によって「霊番」というIDと、それに紐付いた名前を与えられている。
T界では、基本的に遺骨は人間が近づく事で動く。特に魔人の遺骨は強力なテンションを宿し、ドグルのメインフレームとして活用される。遺骨の表面に人間の器官に相当するパーツを配置すればそれらも「それっぽく」動く。
よって、魔人の遺体は関節構造が崩れない限りドグルとして活動し続ける。ドグルを不活性化させるには頭部を胴体から30cm以上離す、もしくは首と胴の間に銀でできた物質を挟めばよい(ドグル化させたくない遺体には頚椎に銀のナイフを刺しておく)。
遺骨は例え部分的に折れていたとしても、全てのピースが揃った状態であれば「その部位のパーツ」として機能する。この特性を応用し、遺骨をいくつかのピースに分断したものを一定の間隔で外骨格内に配置し、オリジナル遺骨よりも長い「パーツ」を作成する事が可能。頭蓋骨以外は同カテゴリの遺骨をダブらせても稼働するので、例えば複数人の脊椎を用いて首の長いドグルを作成する事も可能。
ドグルに生前の記憶はなく、ドグル化した瞬間からドグルとしての記憶をそれぞれの「遺骨」が持ち始める。ドグルの人格は頭部の記憶が基準となるが、別ドグルの骨を組み合わせればその骨が持つ記憶もフィードバックされる。
ドグルは10代の少年少女が近づいた際に最もテンションが上がり、出力 / 知能ともに安定する。
一体のドグルに頭部を2つ接続する事はできない(腕と脚は複数接続できる)。
魔人男性の骨をベースに作られたものをドグル、魔人女性の骨をベースに作られたものをドグラと呼ぶが、連骨術師やマニアを除く一般人の認識としてはどちらも「ドグル」である。
「魔人の遺体(肉がついた遺骨)」をそのままドグルとして運用する事は教会によって固く禁じられている。 
/// ◆盾効果 / 剣効果:
ドグルにはドグル自身を構成する素材の強度を上げる特性があり、テンションが高ければ高いほどその効果が強く発揮される。盾効果は液体にも作用する為、装甲と衝撃緩和の目的を兼ねて姫兵のカプセルチャンバーは液体で満たされている。
武器にも当然盾効果は宿り、刺突 / 切断系武器は貫通力 / 切断力が上昇する。この場合はその効果の特性上「剣効果」と呼称される。
/// ◆T界(テンション界)
人間の骨に「テンション」という力が宿っている世界。なぜ人骨にだけその力が作用するのかは不明。
「テンション」は当人の感情の昂り、周囲に子供、もしくは護るべき対象がいる場合に活性化し、本来の身体能力を越えた運動を可能とする。
テンションは死体になったあとも失われず骨に宿り続けるが、死体がドグルとして稼働する為にはアゴの骨を除く頭蓋骨が90%以上残っている事、脊椎が全て残っている事が必須条件である。
魔人の骨には強力なテンションが発生し、遺体となっても鉄製の外骨格を動かすほどの力を持つ。その為、ドグルのメインフレームに用いられる。魔人が本人の筋肉量を遥かに越えた力を発揮できるのは骨に宿る「テンション」のお陰。
テンションが高ぶった魔人の手刀は分厚い鉄板さえも貫き、テンションコントロールを極めた魔人は身体から鮮やかな色の「アウラ」を放つ。一般人類がその域に達する事はまずない。
魔人の多くは貴族 / 王室関係者であり、死後その遺骨は教会地下のカタコンベにて厳重に管理される。
/// ◆連骨術 / 連骨師
ドグルを生成する為の技術の総称。連骨術を扱う者を連骨師、または連骨術師と呼ぶ。8割の連骨師は国(教会)に属しているが、中にはモグリの連骨師も存在し、興行師や犯罪者の為のドグル修理 / 開発を担っている。
連骨師のアトリエはその性質上カタコンベ内に併設される。
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kadookanobuhiko · 6 years ago
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百田尚樹『殉愛』の真実・作品篇②
『殉愛』をあらためて読み返し、ぜんぜん事実と違うやんと特に思うのは、さくらの恋愛・結婚と金銭にまつわる話である。
 マネージャーだったKが、著者の百田尚樹と版元の幻冬舎を訴えた裁判で、百田はさくらがたかじんと会った2011年末には、彼女にイタリア人の夫がいたことを知っていたと証言している。
『殉愛』では、最初の出会いからわずか3日後に、たかじんはさくらを自宅マンションに招き、正座した上でプロポーズする。かつて好きだった女性に、さくらがそっくりだったから、というのが求婚した理由だ。ここまでで、私はもうおなかがいっぱいだ。
 求婚されたさくらは「気持ちは嬉しいです」と答えたあと、ネイルサロンを営むイタリアに帰ることを示唆する。なぜ、既婚者であることを言わなかったのだろうか。不自然である。
 このあとも、さくらが結婚していないことが前提となったシーン、会話が延々と続く。
 約2週間後、たかじんが 再び 求婚すると、さくらは「私、結婚生活というのが、具体的にイメージできません」と答えている。この時点で、すでに3回も経験してるやん! 
 たかじんとの結婚生活がイメージできない、と解釈できないことはない。だが、すぐあとにさくらは「お互いにイタリアと日本で暮らしながら生活をするのも可能なんじゃないですか?」と提案している。いやだから、イタリアには夫がいるやんか!
 その後、たかじんの食道ガンが発覚する。たかじんはさくらに電話で「手術するのは嫌やから、のたれ死んでもええわ」などと投げやりなことを言う。さくらはヤケになった、たかじんをたしなめた上で「でもーーもし、一緒に(ガンと)闘うなら、お婿さんにしてあげる」と告げる。
 ”お婿さん”にしたら、重婚ですやん! そのとき、何も知らない(?)たかじんは「ほんまに!」と無邪気に大喜びしている。さらにさくらは、たかじんに念押しする。
「これからは二人で頑張っていこう。だから嘘だけはつきっこなしにしようね」
 真実を言わず、結果的に嘘をついてるのは、当のさくらではないか。さくら&たかじんの大阪恋物語に感情移入できないのは、私だけではあるまい。
    □    □    □ 
 子供じみた”お婿さん”発言から数日後、さくらは父親に電話をかける。以下は親子のやりとりである。
<「お父さん」とさくらは言った。「実はイタリアに帰らないことにした」
「なんでや?」
「好きな人ができたから、しばらく日本にいる」
「そんな人がいつできたんや? 前から、付き合っていた人か?」
「違うの。去年の暮れに知り合ったの。家鋪さんという人なの」>
 このあと父親は、娘が好きになった男が、やしきたかじんであることを知って驚愕し、「お前、何を考えてるんや! 頭がおかしくなったんか」と30以上も歳の離れた有名芸能人と交際していることに怒りをあらわにする。
 さくらがイタリア人と結婚していることは、当然のことながら父親も知っている。さくらは自分のブログ(「都会っ子、イタリア・カントリーサイドに嫁ぐ」)に、父親と夫が会っていることをつづっている。
 だが、『殉愛』では、父親は自分の娘が未婚であるかのように会話している。きわめて不自然だ。「好きな人ができたから、しばらく日本にいる」と告げられれば、相手がはるかに歳上で有名人のたかじんであることを怒るよりも、「お前は結婚してるやないか!」ととがめるのが普通であろう。
 冒頭でも書いたが、百田はさくらがイタリア人と結婚していたのは知っていた、と裁判で証言している。だとすれば、作者は読者を欺いたことになる。なぜ百田は、この作品をノンフィクションと言い張ったのだろうか。
 果たして百田は、さくらが既婚者であることを本当に知っていたのだろうか? むしろ、騙されていたのではないのか? 
 どちらにしても、さくらとたかじんのやりとり、さくらと父親のそれは、ほとんどフィクションであろう。
 ”お婿さん”発言の1ヵ月半後、さくらはイタリア人と離婚し、その約1年半後にはたかじんと結婚する。実に手際が良い・・・。
 イタリア人との結婚と離婚については、『殉愛』には一切触れられていない。
     □    □    □
 さくらは遺産目当てで結婚したのではないかーーたかじんの死後にそう報じた週刊誌・スポーツ紙に対し、百田はエピローグで次のように反論している。
<さくらはたかじんの遺産を目当てに結婚したのではない。私は遺言書(コピー)をこの目で見ているが、たかじんの預金は全額寄付することになっている。ここで金額をはっきり言うことはできないが、数億は下らない。これらの金をさくらはまったく望まなかった。彼女が受け取ったのは、預金以外の大阪と東京のマンションの権利その他だけだ>
 私は財産目当ての結婚を一概に否定はしない。残念ながら世の中にはよくある話である。
 だが、その疑いが強い結婚を純愛物語にしてしまうのは、どうかと思う。さらに問題なのは、取材もせずにマネージャーや娘、元妻をあしざまに書いたことだ。
 百田の取材は、さくらを中心におこなわれたが、肝心のヒロインは金銭への執着が尋常ではなかった。
 たかじんが亡くなる4日前に、当面の生活資金として1000万円を吉村洋文弁護士(現・大阪市長)に求めて持ってこさせた上、たかじん所有の金庫内にあった現金2億円弱を自分のものだったことにしてほしいと懇願し、吉村にたしなめられた。さらに母校などへの合計6億円にのぼる遺贈の放棄を求め、たかじんの事務所に夫の退職金を求めて裁判まで起こした。
 いずれの工作も失敗に終ったが、遺贈に関して<これらの金をさくらはまったく望まなかった>という百田の記述は、まったく説得力を持たない。
『殉愛』に登場するヒロインは、もらっても問題はない現金さえ返そうとするクリーンな人物に描かれている。
 たかじんは自分が主催したパーティーにさくらを招待し、初めてふたりは出会う。先に帰るさくらに、たかじんは 人を介して 1万円入りのポチ袋をタクシー代として渡した。翌日、さくらは意外な行動に出る。以下『殉愛』から引用する。
<その後、フェイスブックで、たかじんに昨夜のお礼のメールを送り、「できればタクシー代のお釣りを返したいのですが」と書いた。実際にかかったタクシー代は千円ちょっとだったから、大半が手元に残っていた。これを返さないと、お小遣いをもらったみたいで���だったのだ>
 自分のために来てくれた人物に、タクシー代という名目で金銭を渡すことは、特に珍しいことではない。とりわけ芸能界では。むしろタクシー代を差し引いた金額を返すのは無粋である。
 それを返そうとする”純粋な人”がいてもいい。だが、同じ人物が、夫の死の間際に生活資金と称して1000万円を持ってこさせたり、夫の死後に金庫にあった巨額を自分のものだと強訴したりするのは、どう考えても平仄が合わない。
 タクシー代の返還の話が本当だとすれば、さくらは周到な計画を立て、出会った当初は財産目当てでたかじんに近づいていないことを演じていたのかもしれない。だとすれば、やはり百田は、さくらに騙されている。
 前にも触れたが、たかじんはさくらと会って2週間後に、300万円が入ったポーチを差し出し「秘書をやってほしい」と懇願する。さくらは受け取りを拒否するが、半ば無理やり持たされてしまう。数日後、現金を返そうとする際、こんな台詞を言ったことになっている。
「プライベートでもオフィシャルでも、お手伝いできることはやります。でも、お金はいりません」
 かっこいい! だが、「でも」以下の発言は、いまとなっては誰も信じないだろう。
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『殉愛』ではさくらは、金銭欲がまったくない上に、商才があるかのように描かれている。
 同書によると、さくらはイタリアでネイルサロンを経営するまで、大阪で会社を営む伯父の秘書を務めたことになっている。
<さくらは秘書時代に伯父の株式の運用を任され、二年間で一億円近い利益を出していた。伯父は姪に実業家の才能があると見て、「いつか起業するなら、いつでも投資してやるぞ」と言っていた>
 それだけ株の売買の才能があるのに、なぜさくらはたかじんの死後、金に困っていると窮状を訴え、遺贈の放棄を要求したのだろうか。株で儲ければいいではないか。
 また、実業家の才能があるなら、伯父に出資してもらえば第二の人生がスタートできたはずである。
 さくらの2番目の夫の話によると(たかじんは4人目)、この伯父は実は大阪市内にあるアダルトビデオを扱う会社の社長(当時)を務める愛人だった。この社長はストーカーのような行動をとったため、さくらに訴えられている(「百田尚樹『殉愛』の真実」(宝島社、以下『殉真』と省略)「5000万円をポンと出してくれた」伯父の正体)。まったく話が違うのである。
 たかじんのマネージャーのKが原告となった裁判で、百田は「自分の取材に圧倒的な自信がありました」「K氏のことに関しては、出来る限り裏を取ったつもり」「私がK氏に関して書いたことも、これはもう間違いないという確信を持って書きました」などと証言した。
 では、K以外の登場人物はどうなのか? たとえば百田は、この”伯父”を取材したのか? 出来る限り裏を取ったのか? 本当にさくらは株の運用を任され、2年間で1億円近い利益を出したのか? さくらに訴えられていたことも知っていたのか?  
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  『殉愛』の刊行から3年後、そして同書を検証した『殉真』が上梓されて2年後の2017年12月、『百田尚樹 永遠の一冊』(飛鳥新社)が書店に並んだ。この中で、百田が全著作について解説している。『殉愛』の全文は以下である。
<食道ガンを患った歌手やしきたかじんが最後に愛した女との凄絶な2年間を描いたノンフィクションです。30歳年下の妻は過去何度かの結婚歴があったゆえに、「未亡人は遺産目当ての女」と中傷され、物議を醸した本ですが、本を読んだ読者にはそうではないことがわかるはずです。書かれている内容はすべて真実です>
 たかじんは1949年、さくらは81年に生まれている。32歳違いで<30歳年下>ではない。自著の基本情報さえまともに書けない理由がわからない。 この期に及んで<ノンフィクション>を標榜する神経も。
 そもそもさくらの< 過去何度かの結婚歴>と<遺産目当ての女>という<中傷>は関係がない。たかじん以前の3人の夫は、資産家ではなかったからだ。さくらが未婚であるかのように書き、たかじんに関しては遺産目当てであるかのような動きをしたからこそ物議を醸したのではないのか。自著であるにもかかわらず、本人の解説が支離滅裂である。
 内容もさることながら、表現もおかしい。<本を読んだ読者>はないだろう。読者とは文字通り、本を読んだ者をいう。
 最後の<書かれている内容はすべて真実���す>という念押しにいたっては、おめでたいというしかない。<2019・1・31/完>
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