#許容応力度計算による耐震���級3
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完成見学会のご案内
これまでの経験の中で一番キツい工程で��たが、やっとのことで完成見学会にこぎつけることが出来ました‼️ お世話になった職人の皆様には本当に感謝感謝です‼️!!
それでは��ご案内です。 開催日:令和6年3月15(金)・16(土)・17(日)・ 23(土)・24(日) 時 間:10時~16時 完全予約制 開催場所:金ヶ崎町 見学申込方法:弊社HPのお問いわせ または 下記電話より ★tel. 0198-41-5615 ★mobile. 090-3755-0155 (申込受付後に詳しい場所をお知らせさせていただきます)


⭐︎『ベースボールハウス』のご紹介 野球が大好きなファミリーが伸び伸び暮らせる家が出来ました。 緑の山々に映える切妻屋根の板貼りの家は、どこか野球(ホームベース)を連想するような外観です。 外装の板材は岩手県産材の杉、内装に使われている床と階段材は岩手県産材の赤松、天井の羽目板は杉と何処にいても木の香りとぬくもりを感じられるお家となりました✨ LDKにはお子さまの背比べを刻んでいく桧の柱が立っています。木の経年変化と共にお子様の成長を暖かく見守ってくれるお家です☺️ 野球少年のお子さまとお父さんが広い庭でキャッチボールをする姿が今から楽しみです‼️😊
UA値0.22W/㎡K Q1.0住宅Level-3 許容応力度計算による耐震等級3 BELS⭐︎5評価取得
#栞家建築舎 #Ume-ie建築設計事務所 #しおりや @tettsu1972 #岩手県産材 #いわて木づかい住宅普及促進事業 #いわて森の棟梁 #いわて木づかいサポーターが作る住宅 #95%が岩手県産材 #板張り外装 #杉板張り #岩手県産赤松フロアー #新住協 #200ミリ断熱の家 #許容応力度計算による耐震等級3 #手仕事 #木の住処 #家づくりは住まいづくり #衣食住を丁寧に #心地よい家 #暖かい家 #エコな暮らし #本と栞と綴り #田舎暮らし #自然素材の家づくり #オガファーザースモール #細部に心を込める大事さ #想いは細部に宿る #中村好文好き #伊礼智好き
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「空と庭の家」完成見学会にご来場いただきありがとうございました
8/31(土)9/1(日)に開催しました「空と庭の家」完成見学会に多くのお客様よりご来場いただき、ありがとうございました。




ご来場のお客様には、中庭と裏庭の両方を大開口で愉しむことのできる家、2階にあるテラスの開放感を感じていただけたと思います。また、その開放感の安全性を裏付ける、許容応力度計算による耐震等級3の取得。
長期優良住宅認定による、資産価値のある家。 全館空調システムによる、温度差の少ない空間。 多くの要素をご覧いただけたと思います。
今回の見学会では 土地を契約されて家づくりが前進されるお客様。 これから融資の申し込みをなさるお客様。 ご出産なさったお客様。 初めて弊社の建物をご覧になったお客様。 久しぶりに参加いただいたお客様。 新婚のお客様。 今回も様々なお客様との出会いがあり、楽しくお話しをさせていただきあっと言う間の2日間でした。
ありがとうございました。
無事に終えましたことを、お施主様、ご来場の皆様に感謝申し上げます。
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明日はいよいよ構造見学会を開催します。まだ予約に空きがございますので、興味がある方はぜひHPよりご予約ください🙌 最新施行事例はホーム画面のURLから @lohastahome #新築注文住宅 #新築住宅 #ロハスタ #ロハスタホーム #lohastahome #lohasta #lohasstudio #モデルハウス #gooddesign #グッドデザイン賞 #デザイン住宅 #マイホーム #一戸建て #設計士とつくる家 #住宅設計 #部屋作り #耐震等級3 #許容応用力度計算 #ホウ酸防蟻処理 #em漆喰 #em珪藻土 #emセルロースファイバー #外付けブラインド #passivblind #ダクトレス熱交換換気 #家づくりアイデア #構造見学会 #構造見学会やります #二世代住宅 #nealyzeh https://www.instagram.com/p/Cp7CaG_S056/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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耐力壁で大臣認定、年間3億円の建設費削減見込む 一建設
飯田グループの一建設は、構造用パーティクルボードを用いた耐力壁で「壁倍率5」の大臣認定を7月26日付けで取得した。 同社は19年度から特に構造や外皮おける仕様の向上を進め、22年3月15日以降の確認申請分から、住宅性能評価の5分野8項目での全棟最高等級取得を標準化した。一方で、構造用面材の使用量の大幅な増加、資材や人件費の高騰といった現在の市場動向を踏まえ、耐力壁の高耐力化によって、使用面材量を削減する構造計画の見直しを検討してきた。 今回の大臣認定取得によって、倍率4.3の軸組仕様とほぼ変わらない施工手間で倍率5.0を運用することが可能となったほか、許容応力度計算(構造計算)で用いることができる耐力壁の実性能値(短期許容せん断耐力)は大壁直張り仕様で5.5倍相当、大壁片側受け材仕様で5.7倍相当に上り、木造2階建ての耐震・耐風性能が向上する。 また、構造計算が必要な木造3階建てでは、更なるコスト削減効果を見込むとともに、設計上では年間約3億円の建設費削減を試算している。 今後は、同様の接合方法でJIS構造用MDF仕様の耐力壁についても認定申請を勧めるほか、床勝ち仕様などのバリエーションを拡充するとともに、建設現場の施工合理化と品質の安定を目的に耐力壁の工場生産化(パネル化)を検討する方針だ。
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個人ブログなんですが、一応、関連事業一覧を掲載しておきます。
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人造人間国型
ディストピアっぽい世界で働くアーサー・カークランド型アンドロイドの話です
第455代ダービー伯爵に招かれ、オオサカの隠れた名店と名高いキ���シンチのソウメン・バーを訪れた。ソウメンは、決して自己主張の激しい麺ではない。ネギとツユの下に隠れて決して目立たず、しかし田園の河川のように清涼なのど越しと小麦と塩のうまみが感じられる。ソウメンの質実剛健さは英国紳士の美学に通ずるものがある。
(警告:規定文字数超過 投稿不可)
アーサー・カークランド9286-R レベル2-6 / マッチング110 スコア未計測 宇宙標準時 556:6E
足の長さが不揃いでがたつきを起こす、不快な座り心地のパイプ椅子に体を縮こめながら、俺はロンドン・アイ――この手元の端末のことだ――に今しがた打ち込んだ文字列をじっと眺めていた。オオサカ・エリア4インターナショナル展示場の建設現場に併設された栄養供給所は、今日の作業を終えた無数のアンドロイドの群れがひしめき合い、店員を呼ぶ怒号に似た声と、仲間内でのお決まりの話題の応酬ですさまじい騒音に満ちていた。俺は決して目線を向けないように―― ましてや睨みつけるなんてことのないように――注意しながら、彼らが繰り返し交わし合っているフレーズに耳を済ませてみた。ラバ、ダブ!ダブ!ラバ、ダブ!ダブ!ラバ!ダブ!ダブ! 思わずため息が漏れた。なんてことだ、ほんの2ヶ月前までは、俺にはあの意味不明の暗号の意味がちゃんと理解できたし、なんだったら彼らに混じって同じ暗号の応酬が出来たはずである。しかしもうそれは叶わない。あの言語で会話ができるのはレベル3以上のアンドロイドに限られる。俺はつい先日の、あの事件が切欠で、レベル2へと転落したのだ。
俺の席はレベル2アンドロイドに割り当てられたスペースにあり、ソウメン製造機の丁度、真向かいの位置だった。この岩山の如く聳え立つ「シェフ」のレパートリーは中々広かったはずだが、レベル2のアンドロイドが注文できるようなメニューは事実上ソウメンしかない。ソウメン風グルテン・ネギ風ミドリムシフレーク添え。それが確か正式名称だったはずだ。もちろん、ローストビーフ風高アミノ酸キューブだの、カレーライス風味イソロイシン錠剤だのの比較的栄養価の高いのを注文��たい日もある。特に今夜のような疲労が極度に達している夜は…しかし、それらの消費スコアの高すぎる品物が並ぶのは上座のテーブルだけで、今の俺にはとても手が出せない。きっとあのテーブルに座ってるのは知ってる奴らだ――俺にはそんな風に思えてならなかった。同じ建設現場で働く同僚のことだ。奴らのことだから、わざと俺の席が見える位置に陣取り、俺のみじめな様子をあざ笑いながら錠剤を齧り、発泡神経酩酊剤を煽っているに違いない。俺はテーブルに詰め寄ってよほど嫌味の1つでも言ってやろうかと考えたが、すぐにやめた。むやみな絡みは「品のよろしくない行為」と見做される可能性がある。これ以上のスコア減点は、とりわけ、「火星」に関して口にするような、自殺行為はなんとしても避けねばならなかった。
俺はロンドン・アイに意識を集中させ、規定文字数以内でソウメンを褒め称える文章を推敲し続けた。その間我らがシェフは、排水管から汚物まみれの下水が吹き出すような濁った音を立てて、ずらりと並んだカップへソウメンを順番に叩きつけていた。小さすぎるカップからだらしなくはみ出したソウメンもツユも、全く拭われる様子もない。殺気立った様子の店員が、トレイにソウメンを乱暴に並べながら、また店中のあちらこちらにすっ飛んでいく。この供給所に配置されているスタッフは彼1人だけのようである。 それでもここのソウメンの品質は良いんだ、ほんとに。という、良かったところを探し出す系の書き込みををするべき、だろうか。それともストレートに、この供給所はキタシンチの名店どころか廃材置き場同然の簡素な作りで、ソウメンもほんのりと不純物処理所の芳香がすることを書くべきだろうか。 どちらの書き込みの方が、「英国紳士らしい」のか。
☓☓☓☓思 ☓ ☓こと☓☓☓☓、思っ☓まま☓☓☓☓☓書☓ばいいんだ。☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓人☓目☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓☓
アーサー・カークランド8756-E レベル3-5 / マッチング13568 スコア5532/6693 宇宙標準時 586:3F
その間にもロンドン・アイには、誰なんだか分からない「アーサー・カークランドたち」の書き込みが次から次へと流れ込んできた。レベル3.5以上のアンドロイドの書き込み――よって、ロックがかけられた俺のアイセンサーでは文字化けして意味を為さない文章としか読み取れない文字の羅列。だが、スコアの高さから見てそれは極めて英国紳士らしく、社会性に富み、読む者を感嘆せしめる内容であるようだ。 俺は少しでも高スコアの根拠を知るためにその文字列を隅から隅まで観察した。こんなふうに、文字数は適当な長さにカットした方がいいのかもしれない。内容はどうか。ところどころに散っている判別可能な文字から推測するに、「思ったことを思ったまま書けばいい」と書いてあるように思えた。何の計算もなく、思ったことを思ったままに――俺は自分の想像したそのエンパワメント・フレーズにわずかに失望感を覚えた。少なくともその紳士的なアドバイスは、今夜の俺にとってはなんの意味もなかった。なんとしても、このスコアに匹敵する書き込みをしなくてはならない――近頃は、英国紳士らしくないとして書き込みの連投は忌み嫌われるため、今夜のチャンスは一度きりだ。成功すれば、俺のスコアウォレットの残高はいくらか潤い、今夜の労働者移送用エア・コンテナでリラクシングシートを利用できるだろう。
英国紳士、その不可思議なもの。立派なイエガラの出身であること。ノブレス・オブリージュであること、その他もろもろ。ずっと前に予想屋に聞いた話だと英国紳士は四六時中、不純物処理所に行くのにすらリラクシングシートを利用するような連中だったという。俺が「そんな奴らしい」書き込みをし、振る舞いをせねばならないというのはいかにもおかしな話なように思える。しかし俺はアーサー・カークランド型なので、アーサー・カークランドらしく話し、振る舞い、トレンド予想に高い消費スコアを支払い、プラマイゼロすれすれのスコアアップに努力する。そうして当局は個ではなく群れとして、何らかの方向性を持ったアーサー・カークランド像を形成する。俺が存在する現実世界と、ロンドン・アイを通じた向こう側にある仮想世界とで。俺がそれがどんな像になっているのかを知るすべはない。何しろアーサー・カークランド型だけでも、とにかく数が多すぎる上、ネットワークにはレベル違いのみならず無数のセキュリティの壁が立ちはだかっているのだ。 俺たちアーサー・カークランド型の思考ユニットが制限の無い同一クラウドネットワークに接続されているならば、今この世界に存在している英国紳士なるものの実像を、大まかにつかむことができるのでは思われるが、俺にとっての英国紳士アーサー・カークランドとは、極めて断片的な、時にはお互いを打ち消し合うワードの群れに過ぎなかった。無数のアーサー・カークランドの情報は日々更新が繰り返され、当局と少なからず繋がりのある予想屋は熱心に今日のトレンドワードの宣伝を行う。すでに太古の時代に消えてしまった、アーサー・カークランドなる謎めいた人物の限りない再生。彼の天まで達するほどの巨大な立体映像が俺たちの頭上をすっぽりと包み込み、のしかかってきているようである。
モラリスト。なけなしのスコアを支払って、今月の始めに予想屋から買ったトレンドワードはそれだった。やはりソウメンをけなすのは止めておこうか。いや、建設現場労働者として利用せざるを得ない��の供給所の欠点を的確に指摘してこそ、モラルの高い紳士的な行動といえるんじゃないか。例え親愛なる第455代ダービー伯爵の紹介の名店だったとしても(そして、第455代ダービー伯爵なるアンドロイドは本当はどこにも存在していないとしても)。いったいどんな風に…決して攻撃的にならないように…その表現方法は…俺の思考ユニットは空腹と疲れで通常の稼働率の50%程度の力しか発揮しなかった。 3日前に作業中の感電で損傷した左腕が、いまだ何度信号を送っても全く反応せず、持ち上がらないので俺は右腕だけで全ての業務を行わなければならなかった。身体全体がコールタールに漬かったかのような重苦しさも消えず、俺はここ数日、課せられたノルマを達成できていない。左腕の事故は、モジュールA-4の配線を確認している時に端子が接触して起きた。1か月前までの俺であればまずありえないミスである。だがあの時の俺は極度に疲労し、与えられた工程をこなす以外に気を配る余裕がなかったのだ。
俺がこのような状況に陥るきっかけとなったのは、火星だ。正確に言えば、火星に関する情報を漏らした奴が原因で、こうなった。俺たちの労働区画では、地球から遠く離れたあの赤い惑星に関する話題は非常に品がよろしくないとされている。 1か月前、キュービクルの内部清掃を行っていた時、俺の3メートル後ろあたりで何か諍いのようなものが起こっていた。諍いというよりは、一機のレベル2アンドロイドを数機のレベル3が囲んで、通電したり、刺激によって発生した短い奇声を真似したりして遊んでいた、という方が正しい。アンドロイドに時折ああした全く不可解に思える行動が見られるのは、数千年前に絶滅した我々の祖先の習性の名残りであるらしい。 この作業現場で働いているアンドロイドは、オオサカ・エリア4労働管理局の所有物だ。当局の許可なく損傷を与えることは例えレベル2アンドロイドであっても許されない。許されていない���はずだ。しかし、この現場はこの件に限らずとにかく規律が緩み切っている。2か月前にだって俺の持ち場の床に大量のグリスをぶちまけた奴がいた。犯人はすぐに思考洗浄にかけられるものと思っていたが、大量のスコアを支払ったのか、レベルが高い奴だったのか、とにかくグリスがぶちまけられたのは俺の現場監督行き不届きが原因ということにされた。思い出しただけで腹立たしい出来事だ。それだけじゃない、半年前は・・・気が付くと俺は通電していた奴を殴り飛ばし、馬乗りになってそいつの持っていた電極を首筋へ突き付け、いいか、今度風紀を乱したら殺すぞと毒づいていた。 その夜、俺のロンドン・アイに1通のダイレクトメールが届��た。送信主は、あのレベル2アンドロイドだった。
助けてくれて感謝している。とても感謝■■いるんだよ、今だから言うが、俺はずっと俺は■は俺はあんたと交遊を持ちたいと思ってたんだ・・・・・ あんたにだけに、俺の秘密を打ち明けたい。俺はこないだ、ロンドン・アイのセキュリティ1ロックを突破したんだ。ヤバ筋の友達がいてさ、教えてもらったんだ・・・壁に穴を空ける方法をさ。驚くべきことに、セキュリティ1ロックの向こう側の仮想世界では、火星の話題は制限なんて■■てないんだ。火星について話すななんておかしなルールがあるのは、オオサカだけだったんだ。その他にも、 ここからは、ロンドン・アイから仕入れた極秘情報だ。誰にも誰にも言わないでくれよ・・・俺たちがせっせと拵えているこのバベル・・・この天に到達するのが目的の塔だがな、このガラクタを作ってる俺たちの■■はどこで作られたと思う?それはな、火星なんだ。当局の連中が話すことも、記録に残すことも一切禁じているあの■■で・・・俺たちの足や腕は作られたんだ。コスト削減のためだよ・・・地球の、しかもヨーロッパ純正アンドロイドとなれば、その値段は天井知らずだからな。 オオサカ・エリア4インターナショナル展示場が完成すれば、サミットだの世界アンドロイド耐久競技だので無尽蔵に利益が得られる。奴らはそう説明してるが、今時天に届くような展示場なんか、観光客がどれほど長い間面白がってくれるかわからんぜ。当局は我々の威信をかけた事業だなんて言ってるが、内心このデカブツを極限まで安い作りで仕上げようとしてる‥このままじゃ、そして、俺たち全員は使い潰しにされ
グスタフ・サイトウ 1150-U レベル2-4 / マッチング85 スコア未計測 <Private message> 宇宙標準時 640:7D
そいつは建設現場に二度と戻って来なかった。そして、俺もオオサカ・エリア4労働管理局に拘束されることとなった。奴からのメールを読んだ瞬間、事態のまずさを察知してメールの痕跡を全て消去しておいたがもう遅かった。メールをハッキングで盗み見されたのか、もしくは俺がぶん殴った奴が、2人まとめて通報したのか。グスタフ・サイトウに脱獄方法を教えた奴の情報を手に入れるために、当局はサイトウを泳がせていたのかもしれない。とにかく俺は、永遠に続くかのような思想洗浄を受ける破目になった。我々の親愛なる当局が緊縮に励んでいるという情報は本物だったようで、記憶の完全な消去と洗浄が可能な最新式のブレインウォッシャーは導入されていなかった。俺の洗浄には極めて旧式の、思考ユニットに繰り返し電気ショックを与える式のブレインウォッシャーが使用された。拘束された俺は昼夜を問わず「私は模範的な英国紳士であり、わが国と地域の発展と文化の持続に寄与し続け���」と洗浄完了とみなされるまで発言し続けるよう命ぜられ、その合い間に数えきれないほど反射的嘔吐を繰り返した。指一本動かせなくなった俺が待機所に放り出された頃には、俺のスコアは大幅に減点されレベルは3から2へ格下げされていた。
俺の陥っているこの苦境も、元はといえばあのバベル野郎のせいなんだと思うと忌々しい思いにかられた。今月のトレンドワードから考えると、職場の規律を遵守した俺の評価がこの有様だというのはいかにも理不尽な結果に思えてならなかったが、いくら頭の中で反論や異議申し立てを考えても無駄だった。恐らく当局はあのバベル野郎と俺を通報した奴に大量の特典スコアを授けたことだろう。バベル野郎を虐待していた奴にはリラクシングシート利用パス3カ月分が授与された可能性もある。とにかく、オオサカでは火星はタブーなのであって、火星に関するすべての痕跡を消去する運動こそがモラルの高い行為とみなされるのだ。 俺が今やるべきなのは、とにかく可能な手段でスコアアップに励み、リラクシングシート利用パスを手に入れることだ。そうすれば、シートのメディカルケア装置を使ってこの体を、特に左腕をいくらか使い物になる状態まで回復させることが出来る。そうすればこの数日来のノルマ未達による低評価を巻き返せるだろう。だが、例え身体が回復したとして、そんな非現実的な働きができるのだろうか?それに、また同じようなミスを犯して身体のどこかが損傷したら?またシート利用パスを手に入れればいい・・・だが、予想屋のトレンドワードを買うのもままならず、階級上位のアンドロイドの書き込みの分析も不可能なこの状況で、果たしてスコアを獲得し続けることは出来るのだろうか?トレンドワードも利用パスも、とにかく恐ろしく高くつくのである。この状況はいつまで続くのだろう?3か月、もしくは1年、それまで俺の身体は持つのだろうか?何も考えたくない。もがけばもがくほど引きずりこまれる底無し沼に落ちてしまったかのようだ。あのバベル野郎は、レベル1へ格下げされたのだろうか。もし自分が、レベル2からレベル1へ転落するようなことになれば・・・それが何を意味するか、俺は知らなかった。重労働ののちに廃棄処分だという奴もいれば、思考洗浄よりも過酷な目に合わされるという噂もあった。じっとりと湿気と熱気に満ちたこの供給所でも、自分の将来について考えるとうすら寒さを覚えずにはいられなかった。
気が付けば客足もまばらになり、供給所は静けさを取り戻しつつあった。俺はいまだにロンドン・アイに書き込むべき文章を決めかね、じっと手元を見ながら途方に暮れていた。視界の上側の方に白い影がよぎって、止まった。見上げてみると、店員がソウメン製造機にもたれかかってふうっと息を吐いていた。疲労しきっている様子で、点々と薄茶色のシミが染みついた自分のエプロンを見つめながら首を曲げてじっとしていた。そいつは俺��同じアーサー・カークランド型だった。 俺はソウメンはまだか、遅すぎじゃねえか、と言うつもりだった。しかし、口をついて出たのは思いがけない言葉だった。 「なあ、アンタはなんつーか…すごく良くやってると思う。これだけ大勢のわけわかんねえ客のわけわかんねえ注文を、実に手際よく捌いてる‥誰でもできることじゃない。本気で言ってんだぜ。ああ、それと・・・ここの食い物は・・・いや。いい。忘れてくれ」 俺はここで言葉を切り、黙りこんだ。奴は口角を上げることもせず、緑色の目を見開いてこちらをじっと見つめた。一切反応らしい反応を返さないので、俺は話してる間にすっかりバツが悪くなってしまった。永遠とも思える長さの気まずい沈黙が続き、奴はふいに踵を返してソウメン製造機の裏手に引っ込んでしまった。俺はあっけに取られて無人となったカウンターを見つめ続けた。悪態の一つでもついてやろうかと考えたがその気力もなかった。そんなものだろう、というわずかな諦めを感じただけだった。
どん、と目の前に大きな皿が置かれた。カウンターがビリビリと震えるほどの衝撃にぎょっとして思わず見上げると、さっきの店員がやはり同じような無表情でこちらを見つめていた。「わりいな、ソウメンは切れちまったんだ。代わりにこれで、おんなじワショクってことで、頼むわ。」 店員はそこで言葉を切って首筋に手をやり、2~3度引っ掻くと、意を決したように再度口を開いた。 「アンタ最近おかしいぜ。死人同然の顔してる」店員の緑色の目にはさっきまでとは違う、わずかな感情の動きが感じられた。 そしてすばやく顔を伏せながら、別にあんたのために用意してたってわけじゃねえからな、と呟き、また巨大な「シェフ」の裏側へ帰ってしまった。
俺は呆然としながら、店員が置いていった皿を見つめた。そして、果たして、ソウメンの代わりが茹でブロッコリー丸ごと一本に変わるなんてことがあるだろうかと考えた。巨大なブロッコリー風の何か――タンパク質か何かの塊だろうか――はこの供給所にしては比較的清潔な、白い皿に載せられて天に向かって真っ直ぐに屹立していた。この件は、この件こそロンドン・アイに投稿するべきユニークな出来事なのではと考えたが、俺の思考ユニットも、片腕も、どうしても文章を紡ぎだそうとしなかった。 誰かが俺の身を案じている。たったそれだけの出来事が、全身に染み込んでいくような感覚がした。 スコアよりも何よりも、ほんのたったこれだけのものを。おれの体はどれほど欲していたことか。なぜ、おれの体はこんな風に訳のわからない反応を示すようにできているのだろう。これは、祖先のどのような習性の名残りなのだろう。 俺はロンドン・アイの電源を落として右側のポケットに仕舞い、 黙って皿に添えられたフォークを手に取り、ブロッコリーを横倒しにし、���さえつけて切り分け始めた。この瞬間、ここには奴がくれたブロッコリーと俺だけの世界があり、その世界は誰の目にも晒されることのないまま儚く解けて消えていく。それは考えてみれば美しい営みのような気もしたからだ。これでいいんだ。リラクシングシートはまた明日、なんとか頑張ってスコアを稼いで使えばいいじゃないか。
そして俺は今留置場にいる。あのブロッコリーの、炎天下のヘドロを更に1週間腐敗させたような強烈な味は、口に入れて噛み締めた瞬間俺の口内センサーを貫き、脳天に達した。俺が吐き出したブロッコリーは弾丸そのもののスピードでソウメン製造機を直撃した。嘘のように粉々に大破した「シェフ」の補償スコアを支払うことなど当然出来ず、俺は器物損壊罪でお縄となった。 リラクシングシートもスコアアップも夢のように消えてしまった。俺はこれから、レベル1へ格下げされるだろう。あんなに恐れていたはずの、この数々の事実は、しかし今の俺にはなんの脅威も与えなかった。俺は薄暗い監獄の隅でうずくまりながら、自分の両腕を眺めていた。 限界積載量300kg・・・400kg・・・500kg。俺のアイセンサーには両腕に凄まじいエネルギーが満ちていく様子がありありと映し出された。微動だにしなかった左腕には何事もなかったかのように感覚が戻っている。両腕だけではない。あんなにも重かった身体は羽のように軽く、両足はひと蹴りするだけでちょっとしたビルを飛び越せそうだ。これは、なぜ、こんなことになったのか。あのブロッコリーのかけらをほんのわずかに飲み込んだだけで(そう、ほんの少しは飲み込んだのだ)、こんなパワーが得られるなどということが現実にあり得るのだろうか。 あのブロッコリーは何なのか。あの店員は何者なのか。いや、直接本人に聞けばいいのだ。間もなく俺の両腕のパワーは監獄のチャチな鉄棒をへし折れるほどに高まるだろう。監視の目が緩んだスキを見て――ここを脱出出来れば、オオサカを出て、いずれ俺の両腕と両足を故郷の火星へ連れてゆけるだろうか。現実離れした想像の泡沫を頭の中で弄びながら、俺は来るべきチャンスをじっと待つことにした。
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人類にとって2000年以上も昔の紀元前から解決できなかった超難問、「緩まないねじ」を画期的な発明によって実現した天才日本人がいる。株式会社NejiLaw(ネジロウ)代表取締役社長の道脇 裕氏である。その発明の原理は19歳の時、わずか数秒で考えたという。 道脇氏が開発した「緩まないねじ(L/Rネジ)」がどれほど頑強かを物語る有名なエピソードに、米国航空宇宙規格(NAS)にのっとった耐久試験をあっさりクリアしただけでなく、逆に試験装置の方を壊してしまったということがある。その評判は瞬く間に世の中に知られることとなり、数々の賞を総なめにした。 道脇氏は小学校を5年で“自主”休学した。理由は「今の教育システムに疑問を感じる」だった。それ以来、まともに学校には行っていない。子どもの頃は大学教授の母親の研究室で実験に明け暮れ、長じては新聞配達や漁師、とび職などの職を転々としながら独学で20,000件以上もの発明を生み出すという、実に型破りな人生を送ってきた。 L/Rネジは、プラントや橋梁、送電鉄塔、建築物、飛行機や自動車等から腕時計、メガネやインプラントに至るまで幅広く応用できる。老朽化や災害などでねじの緩みが原因となる事故を無くすことができ、日本のみならず世界の危機を救う画期的ツールになる可能性を秘めている。道脇氏は更に、L/Rネジを応力センサーとして用いて締結作業の適切性判断や締結状態の常時監視、構造物の異常検知を可能とし、健全性を見える化する「スマートネジ」も開発した。 普段は、まともな食事時間を確保することも難しく、気付けば夜中になっていることも少なくない。それでもなんとか日に1食は軽食だけでも摂るようにしているという。脳を動かすのに不足する糖分は、常にペットボトルのレモンティーで補給するという道脇氏に、L/Rネジの事業展開や日本の教育のあり方、今後の抱負などについて伺った。 「緩まないネジ(L/Rネジ)」とは ボルトに組み付けた2種のナットを機械構造的に結合。互いにぶつかり合う、または引き合うことでロックされる。 出典:NejiLaw HP (http://www.nejilaw.com/product.html) きっかけは、夜中。運転中に車のタイヤが外れてしまった ――「緩まないねじ(L/Rネジ)」の発明は、どのようにして生まれたのでしょうか。 道脇 19歳のある日、真夜中に古い愛車、簡単に言えばオンボロの車を運転していた時のことです。突然ハンド��を取られて車がズズズッと路肩に引きずられ、その瞬間、黒いものが猛スピードで走行中の愛車を追い抜き去って行くのが、視界に入りました。数百メートル先まで転がって行ったもの、それはなんと、走行中の僕の車から外れたタイヤだったのです。 タイヤは車体側のハブという部品に埋め込まれた5本のボルトで固定されていましたが、そのうちの1本が折れ、残りの4本はナットが緩んで外れてしまっていました。 それは、「ねじって本当に緩むんだ・・・」と深く体感した瞬間でした。もし人通りの多い日中だったら、人身事故につながっていたかもしれません。 後日、「緩まないねじを実現することは、不可能である」と耳にした僕の脳は、いつものように「不可能が証明されたのか?不可能を証明することは可能を証明することより難しい。不可能が証明されていないのであれば、不可能とは言えないだろう。では可能にする構造を考えて、反証しよう」と動き始めたのでした。 その数秒後、僕の脳はそれを可能とする原理と構造を考え出していました。ボルトの構造と同時にナットの構造を考え、緩まないネジの原型は、この時でき上がったのです。 ベンチャー・キャピタルの出資を断って資金ゼロで起業 ――まさに「常識をネジろう」という発想ですね。ところで、道脇さんはこれまでに20,000件以上の発明をされていて、大半が未発表だと聞きます。その中から事業化にL/Rネジを選んだのは、どのような経緯があったのでしょうか。 道脇 僕にとって発明は日常であってどちらかというと反射現象に近いかも知れません。それは、いわば思考のクセのようなものです。そしてそれは、本質的な問題や課題を感じ取り、原因や要因を見いだし、メカニズムや原理を突き止め、解決策を考え出すという思考の流れが常に循環しているような。それに付随して、1つの発明をしている間に別の発明が次々と、まるで河の流れのように出てくるのです。 そんなある日、有名企業の顧問をされていた親しい人から「どんな発明も道脇さんの頭の中にあるだけでは、世の中の役には立たないので、形にして世に出しましょう」と促されました。その後、数年間にわたってことあるごとにお声がけいただき、いつの間にか周囲には10人を超える僕の応援団ができていました。 そこで、目ぼしい発明を200件ほど書き出し、実現性や事業性、費用等について、皆で検討することになりました。その結果、「事業化するなら、これからの世の中に大きな貢献ができ、投資も比較的少なく実現性の高そうな緩むことのない(L/R)ネジがいい」となったのです。 ただ、その時リストに書いたのは「緩まないネジ」というタイトルと概要だけで、図面も見本もありません。原理を説明しても、誰もが「構造をイメージできない」というのです。そこで、紙粘土でL/Rネジの形状を造ってみたのですが、ますます首をかしげるばかりでした。それでも「道脇さんが言うのだから間違いないだろう」と��信じてくれました。 頭の中での考案から11年後の2007年、紙粘土製ではあるものの初の試作品を製作し、その翌年には特許出願を行い、09年にその開発と事業化のための会社を創業しました。創業したものの、当時は資金“ゼロ”の会社でした。オフィスも無く、机や椅子さえ無い小さな小さな会社の会議は、いつも喫茶店や駅の待合室、支援者の会社の空き会議室を使わせてもらうといった状態でした。 創業のきっかけとなったのは、ちょうどその頃に出会ったある教授の勧めで2009年度の日本MITエンタープライズフォーラム(現日本MITベンチャーフォーラム)のビジネスプランコンテストに応募することになったことでした。応募するからには個人よりも法人の方がよいとの結論から株式会社NejiLawを設立したのです。 こうしてビジネスプランコンテストに出場することになり、その結果として、おかげさまでMost Attractive Award(最優秀賞)などの賞をいただくことができました。余談ではありますが、例年副賞があった当ビジネスプランコンテストでは、前年に起きたリーマンショックのあおりでこの年、副賞はつきませんでした。 コンテスト後、複数のベンチャー・キャピタルから出資の声をかけていただきました。ですが、すべてお断りをすることにしました。資金難にあえいでいた時だったので、胃から手が伸び出るほどだったのですが、道に迷わず、流されず、どんなに苦しくても甘えることなく、信じる道を小さくとも一歩一歩自力で歩んで行こう。たとえ時間はかかっても、独立独歩で着実に進んで行こうと決意していました。 ですから資金面では創業当時から大変苦労しました。 試験装置を壊してしまった「緩まないネジ」 ――NejiLawのネジは緩まないあまり、ねじの緩み試験で逆に試験装置を壊してしまったそうですね。 道脇 そうなのです。世界で最も厳しいとされる米国航空宇宙規格(NAS)にのっとった振動試験機で、L/Rネジの緩み耐久試験を実施した時のことです。その試験では、17分間緩まなかったら合格とされています。それが17分たっても全然緩む様子が見えない。しばらくそのままにして、どこまで耐えられるか試すことになりました。ちょうど3時間くらい経過した頃、試験室から聞こえてくる音が何だかおかしい。いよいよ限界点が来て緩んでしまったかと急いで試験室に飛び込むと、ネジが床に散らばっていたのです。「あれ、ネジが増えている?」と思ったら、なんとそのネジは試験装置側のねじだったのです。L/Rネジが緩んだのではなく、試験装置の方が先に壊れて試験装置を構成しているねじが飛び出して散乱してしまっていたものだったのです。緩まないネジの実力を確信した出来事でした。 ――その後次々と賞を受賞され、「L/Rネジ」は広く知られるようになりました。 道脇 資金不足を何とか解消しようと、できる限りの賞に挑戦しました。いくら技術に自信を持っていても、資金が無くては何もできません。世に広めるためには権威ある賞などによる信用も必要です。そして、2011年2月には新技術開発財団の助成に採択され、8月に川崎起業家オーディションの大賞を受賞しました。10月には東京都ベンチャー技術大賞も受賞しました。同年11月には「GOOD DESIGN賞」の金賞を受賞し、2012年、経産省の戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)にも採択され、いよいよ量産技術の開発がスタートしたのです。 「道脇裕知財全集」。20,000件を超す発明のうち、特許を取っているものはほんの一部。何しろ発明は少なくとも1時間に1つ、毎日ダース単位で浮かぶ。特許を取得する手間も資金も追いつかない。メモを取ることさえ追いつかない。 一人一人の独創性を伸ばすことが本当の教育 ――ところで、道脇さんは小学校を自主休学されています。お母様は大学教授、お父様は某大手化学メーカーの研究所所長、役員という家庭と聞きますが、なぜ休学に至ったのか、お聞かせいただけますか。 道脇 個人の能力や興味対象は千差万別で、それに対する万能の処方箋は無いと思っています。あるとすれば、社会全体が愛情を持って子どもに接すること、見守ることが大切なのではないかと。親が子どもに、先生が生徒に、近所の人が子どもたちに接するとき、大切なのはやはり愛情です。それと教育内容や方法は、時代を読みながら時代に合わせて行く必要があると思っています。 小学校に入ると、学校とはどんなところかとわくわくしましたが、入学して程なく授業は自分に合わないと感じました。先生が授業で説明してくれることは教科書にほとんど書かれていて、その内容は1週間もあれば授業中に全科目の通年分を理解できてしまう。するとその後の1年間近くの時間は一体どう過ごせばよいのであろうかと思いました。 1年生の時から教科書やノート、筆記用具はすべて学校に置きっ放しにして帰っていたので、いつも忘れ物はゼロ。ランドセルに入っているのは探検用の懐中電灯やロープなどでした。それらの7つ道具的な物は、下校時に遠回りしたり、下水道を通ったり、毎日違う道無き道を進んで探検しながら帰宅していたので、その探検に必須アイテムでした。 小学校に入学した初学年は、学校というところがどういうところか解らずに通っていたわけです。その状況は、2年生に進級すれば変わるかも知れないと通い続け、3年生、4年生になっても何等変わらない状況が続きました。結局、僕は小学校に通うべき理由を知らずして丸々4年間通っていたわけです。当時は、偏差値偏重が極度に進んだ末期の時代背景がありました。正解が決まっている問題を模範解答に忠実に、そしていかに早く正確にこなせるかが問われ、それができる子どもが優等生で、将来の企業戦士として有望視されていました。世の中はアメリカに追いつき追い越せの時代でもありましたが、教育の効果が出る20~30年後は今とは違う社会になるはずです。アメリカに並ぶようになった日本は、アメリカを真似るのではなく、自分で課題を見つけ解決策を考えて実行することが重要な社会になるのに、そういう教育になっていない。これでは、本当の能力は伸びない上、そのような状況に移行した際に社会を支えられる人材がいなくなってしまうだろうと感じたのでした。 大切なのは、��々の子どもの持っている独創性を伸ばすこと、そしてその独創性を昇華させる裏付けとなる盤石な基礎を構築させることです。このまま中高大学と進んでも、今は独創性を持っていても遅かれ早かれ、多かれ少なかれ、自分も量産型みたいに画一的な人間になってしまうだろうと、僕はおそれを抱いたのでした。そのような未来社会のギャップ、つまり独創的で問題解決型でさまざまなモノゴトを共有できる人が多く必要な社会であるが、反面そのような人はほとんど存在しないというギャップは、僕1人の問題なだけではなく、日本全体にとっての甚大な損失でもあるので、1人でもその量産型ラインから降りるしかない――これが5年生当時の僕の解決策だったのです。 そこで、「自分は、勉強が嫌いではない。むしろ好きな方だ。それでも今はそれをするときではない。他にもっとすることがある。だけれども自分はいつか必ず学問の道に戻ってくる。その日が来るまで見守っていて欲しい」。親と学校にそういう考え方を説明して、自主休学しました。親は僕の性格をよく知っているので、僕の意思を尊重してくれました。そして、その後10年近くもの間、見守り続け、待ち続けてくれました。 道脇氏は、発明の内容を各担当者たちに、いつでもどこでも説明して共有するため、身近な壁という壁はすべてホワイトボードにしていますと笑う。 社会常識の欠如を痛感。結局、学問に戻ってきた ――小学校は義務教育ですが、その面での支障は無かったのですか。 道脇 その辺りにつきましてはよく誤解されるのですが、義務教育というのは、「子どもは学校に行って教育を受けなければならない」という子の義務ではなく、「国や親が子どもに教育を施さなければならない」という社会や親の義務なのです。明治維新の後、政府は学校をつくりましたが、多くの子どもたちは野良仕事や親の手伝い、でっち奉公などで、登校できない状況があったわけです。そこで先生たちが各家庭に、「子どもに教育を受けさせるのは親(政府)の義務です」と説得して回ったわけです。それが義務教育の始まりなのです。 学校に行かなくなった頃は、大学で物理や科学の教鞭をとっていた母親の研究室に入り浸って、喜々としてあれこれ実験をしていました。そこには実験道具はいくらでもありました。回路設計や電子工作みたいなことをしたいと思えば、装置も器具類も書籍もそろっている。僕は夢中でいろいろな物を作ったり分解したりしました。特殊な電極で電気分解をして酸性水と塩基性水とを分離したり、有機物を熱分解させて炭化��素を発生させたり、塩酸や硫酸などの劇薬を使った実験をしたり、好奇心旺盛な少年にとって、そこは格好の遊び場だったのです。 またあるときは1日中、公園のベンチで、バス停で乗り降りする人たちを眺めたりしていたこともありました。スーツのビジネスマン風の人、中年の女性、作業着の人、学生服を着た人などみんな疲れた顔をして、それでもせかせかと満員のバスに乗る姿を観察しながら、社会とは一体どういうものなのだろうと思索にふけっていたのです。 その頃には、新聞配達、チラシのポスティングの仕事を、商店街を回って受注したりするなど働くとはどういうことなのかを考え、実行するということもしていました。その後は、漁師見習い、とび職、内装リフォームなど、さまざまな仕事をして10代の終盤近くまでを過ごしました。実際に稼いでみないと、社会の仕組みが分からないと思い、いろいろな仕事を経験したのでした。 しかしある日、友達と話していて、自分に知識や社会常識が全く無いことに気が付きました。本も新聞も全く読まなかった上、人の話を聞いてもニュースを見ても理解できず、世の中とのギャップを痛感しました。自分はバカなのだと。 では、バカを克服するにはどうしたらいいか。知識が無いから知識が必要なのではないか。知識をつけるにはどうしたらよいだろうか。そうだ本と新聞を読もう。本を読むには、漢字を知る必要がある。では漢字の勉強をしよう。旧い言い回しも知っておく必要がある。それでは古文も漢文も必要だ。新聞には、経済や社会のことが書かれている。すると、経済とは何かを知る必要がある。社会もだ。社会には歴史や文化が関係している。日本の歴史も世界の歴史も必要だ。それに地球の歴史、宇宙の歴史もある。文化とは何かも知る必要がある。それから経済には数字や計算が付き物だ。それでは計算ができないといけないから算数も学習しておこう。その延長に数学があるから数学も勉強したい。数学を知っておけば、経済だけではなく、あらゆる本質に通じているに違いない。技術にも関係している。技術といえば、その基礎は物理学や化学、工学が関係している。するとそれらも学ぶ必要がある。それから人とコミュニケーションをはかるには人の心も理解できなければならない。そうだ心理学も必要だ。というようにバカを克服するのに必要なことを考えては書き連ね、書いては考えてと進めていったら、漢字から宗教、哲学、神学に至るまで何十項目になりました。こうしてできたバカ克服プログラムを眺めていたその時、「そうか、これはまさに小学校から大学にかけて学ぶ教育カリキュラムそのものではないか」と気が付いたのです。と同時に、このことが、僕が学問の道に戻るきっかけとなったのです。 そこで、まずはバカ克服のマイルストーンとして、大学受験資格検定(大検)を受検することを決意しました。ですが、試験まではあと3カ月しかない時期でした。 それからの3カ月間というもの、昼夜を問わない徹底した独学による自習に没頭し、平均学習可能猶予期間8日間という詰め詰め工程の中、大検は無事���11科目合格することができました。 その後、数年来の知己で予備校の校長をされていた人の勧めで、米国コロラド州の大学に留学しました。それは、その人が留学費と生活費、渡航費に至るまでを与えてくれたことによって実現したものでした。ところが、またしても僕は学校に通わなくなってしまったのです。通ったのはわずか5日間でした。やはり学校という枠が僕には合わなかったようです。その後は、現地でしかできないことを目一杯しようと、大学の先生や研究者、作家と仲良くなって、豊かな日々を過ごしました。帰国後、いの一番にそのパトロンのところに真っ先に報告に行くと、「で裕は、どれくらい学校には通ったの?」と訊かれ、「5日間で辞めてしまいました」とこたえると、彼は大きく頷きにっこりしながら「さすが、裕。そんな感じだろうと思ってはいたんだけど、5日間とはすごい。それでこそ裕だ。」と笑うのでした。 帰国後の何年間かは家に閉じこもり、数学の研究、特に自然数の構造と性質についての研究に没頭しました。 先人のアプローチや考え方を一切学ばず、完全に独自に「素数分布構造」を解明したり、「離散と連続を連結する解析的剰余式」を導出したりと、ほとんど家から出ることもなく、インスタントラーメンと納豆を食として、寝る際には敷き布団の下でわずかばかり寝るというスタイルで何年もの間、数学と戯れていました。 またそのずっと後には、かのアインシュタインも悩んだといわれる、「ゼロ除算」(例えば1÷0)に関する論文も著しました。ゼロで割ることはできないというのが数学史上の常識ですが、その問題に答えを出し、世界の数学者の評価を受けているところです。 小学5年生の時の“自主”休学で親を説得した際、僕はこう約束しました。「何年かかるか分からないけれど、自分は必ず学問の道に戻って来る。心配せずに温かく見守ってほしい」。時間はかかりましたが、その通りになりましたね。 食事は基本的に1日に1食となることが多い。他にはレモンティーを10本ほど。液体から摂取するその糖分が、即効的に脳の活動を効率よく促進させるという。 第二次ネジ革命、マルチセンシング機能を備えたIoT「スマートネジ」を開発 ――現状での商品化の事例はどのようなものがあるのでしょうか。また今後のビジネスの方向性についてお聞かせください。 道脇 商品化の1例としましては、カシオ計算機株式会社の腕時計「G-SHOCK」があります。時計本体とバンドをつなぐ部分にL/Rネジをご採用いただいております。搭載モデルが剛体である腕時計本体とゴム製のバンドという構成であることから、普通のねじでは、いくら締めても適切な締結状態が得られず緩んでしまいますが、それをL/Rネジで解決しました。 ネジ単体だけでなく、ボルトやナットを含めた接合部材の応用開発も進めています。詳しくは言えません���その1つには、IoTとしての「スマートネジ」があります。これはL/Rネジ自体をセンサーにしたもので、ネジ型センサーともセンサー型ネジとも言えます。 スマートネジに極微弱な電圧をかけて電位の変化を調べると、ネジにかかる応力の状態や異常を検知できます。普通のねじで止めた場合、電位に異常値が出ても、その原因がねじの緩みによるものなのか、周辺の応力状態の変化によるものなのか、区別がつきません。さらに緩みが進行してしまえば、応力自体を検知できなくなってしまいます。 しかし、スマートネジであれば、原因としてネジの緩みは初めから除くことができるので、周辺応力状態の変化を反映しているものとして正確に応力測定ができます。このアイデアは、19歳の時のタイヤ事故でL/Rネジを発案した翌日に考え出しました。緩まないねじが実現できるなら、精確な応力検知ネジを実現することができると。 経験豊富な作業員や技能者、技術者の引退や減少を、スマートネジが補う ――応力を測れるスマートネジは、プラントや建築物など応用範囲が広そうですね。 道脇 はい、その通りです。例えば、ある種の社会インフラ的なプラントは全国にあり、時に深刻な事故が起きています。それでもこれまでは、立上げの時代から携わっていた現場力の極めて高い経験豊富な多くの作業員の方々によって、正常な運転状態が守られているわけです。ところが今後の社会では、経験豊富な担い手が高齢化してどんどん引退され、その担い手は、人数としても減少した経験の浅い人に替わっていくというのが実情です。今後の社会の中で、大きな事故などが起こらないように操業を長期的に持続させることは、容易ではないでしょう。ひとたび大きな事故が起これば、経営に大きな打撃になるだけではなく、その生産を頼りにしている社会も大きな損失を被ることになります。「ヒヤリ・ハット」までを含めると、大小を問わずトラブルの原因の多くはねじ回りにあるとされています。 各種のプラントでは、大小さまざまなねじが膨大な数使用されています。重要な設備の要所を留めるねじには、非常に高度な締結技能が要求されます。締め忘れや締結状態に重大な変化を与える急激な温度変化などのリスクがあっても、外見では異常の有無を確認できません。 ――プラントの他に想定される応用例を挙げていただけますか。 道脇 例えば鉄塔は、国内に約24万基ありますが、鉄塔1基あたりには万本単位のねじが使用されているといわれています。つまり24億本以上のねじが鉄塔に使われていることになります。その管理は数人1組で現場を回って鉄塔に登り、ねじ1本1本、サビや塩害や鳥害の有無を目視確認したり、打音検査をしたりして緩みなども確認されています。 高所でしかも高電圧。雨天や落雷などを考慮するとその危険性はさらに増してしまうと思われます。それを人海戦術でやっていることになるわけですが、今後は人口減少でこの種のインフラの維持管理も人手不足が深刻化してしまうことから、これ��での保守管理の方法のままでは持続性が危ぶまれます。 そこで、そのようなところに役立つモノをつくろうと開発したのが、スマートネジなのです。高速道路やトンネル、橋、鉄道、高層建築、航空機や自動車などのねじが緩めば、大惨事につながりかねません。また、ねじの緩みのみならず、被締結部材等の構造体の応力状態を知ることができれば、適切な運用、保守管理ができ、事故も未然に防げます。 世界的に自然災害の大規模化が進行する中、日本では特に地震、台風、竜巻、大雨、火山噴火などの天災が巨大化し、しかも頻発しているだけでなく、同時発生まで起きています。 今年9月の台風15号の前後には地震、竜巻、噴火も起きました。国の安全基準は災害ごとに別々に作られており、同時発生は想定されていません。連続的に発生する心配もあり、何万戸もの建物やインフラの被害を1つ1つ点検することは極めて困難です。困難というよりも、実質的にほとんど不可能な状態になってしまいます。人手は足りず、外見だけでは正確な判断ができません。 2016年の熊本地震では、震度7が2回襲いました。1回目の震度7に耐えた大学の学生寮に居た学生が、2回目の震度7で被害に遭われるという痛ましい事故もありました。もしスマートネジが使われていれば、一見安全でも、内部は力学的に危険だと警告することができたのではないかと思うのです。 こうした情報があれば、警察や消防隊、自衛隊はもっと安全に、もっと効率的に救援活動を展開することができると思うのです。 日本の人口は、2060年には今より4000万人少ない8670万人になると言われています。つまり今後は平均して毎年100万人ずつ減る計算です。作業員も保守管理要員も技能者も技術者も減るので、老朽化したインフラや��宅の維持はますます困難になります。 では、どうやって現代社会の瓦解を防げばよいか。人口減少に合わせて、誰でも使えるテクノロジーをつくり、あまねく普及させることが求められます。 そこで、スマートネジを使えば、締めている作業最中からデータが取れるので、規則通りに締めたかどうかが「見える化」され、経験が浅い人でも正しく作業できます。また応力データを時間の経過に伴って取得し続けることで、プラントや建造物や乗物などの内部の隠れた異常をキャッチして、事故を予防することができるようになります。 L/Rネジ用の「N規格」体系を着々と整備 ――道脇さんはL/Rネジを「N規格」として体系化すると述べておられます。進捗状況はいかがですか。 道脇 ISOで最初に規格が採用されたのは、ねじです。ねじはオスとメスを組み合わせて使います。ねじ山の高さやピッチが少しでも違うと互いに適合しないことになって使えませんが、規格に従っていれば、誰がどこで製造したねじでもオスとメスがぴたりと合い、強度も保証されます。 L/Rネジは、従来のねじに極めて似ていますが、構造はもとより機械的特性などにも違いがあります。そのことからL/Rネジとしては、現在日本で広く使われている「M規格」とは別の体系が必要になります。それがN規格です。ちなみにNは、新しい(New)、次なる時代の(Next)、ニッポン発の(from Nippon)、ネジの法則体系(Neji’s Law)というコンセプトから、新たな規格体系をN規格と名付け、社名をNejiLawとしたものです。 すでにN1(ネジの外径が1ミリの呼び径)からN300まででき上がっていて、それに合わせるメッキ仕様や特殊ネジの専用規格も整えています。 L/Rネジ以外にも発明を製品化したものはいくつもあり、その一部を当社のショールームで展示しています。例えば、東日本大震災で福島第1原発が被害を受けたのを見て、何とかしたいと開発した「放射線防護システムウォール」は、水の壁を簡易に造って放射線による被爆を防ぐための物です。また高速道路用の交通騒音消音デバイスである「ブライトライン」という、首都高速道路で採用されている物もあります。 旧態依然とした体質のままでは取り残される ――最後に、日本は近年、国際競争力の低下が指摘されています。新しいアイデアを次々と実用化されている立場から、現状をどのように見ておられますか。また処方箋があれば、お聞かせください。 道脇 世の中は相互に作用しながら刻々と遷り変わっていくわけで、旧態依然としたやり方や体質、構造のままでは、海外を含め周りの社会から取り残されてしまいます。 先進国は、例外無く高齢化して人口が減少しており、人口構造にも深刻な変化が顕れています。先進国が先進国になる過程で建設してきたインフラは、老朽化が加速し、いまや大きなリスクへと変貌しつつあります。これらを適切な形態で維持管理し、発展させていくことが求められます。しかも先ほどもお話ししたように、近年は確実に自然災害のレベルが著しく増大しています。これら自然災害レベルの凶暴化、インフラや住設の老朽化、人口減少・少子高齢化が重なり、深刻化すると、社会は維持できなくなってしまいます。「今、何が問題か」が判っているので、あらゆる方面からあらゆる取り組みをし、国民が総力を挙げて実行していくことが極めて重要で、それこそが社会を維持してゆくことができる唯一の道だと感じます。 今ほど、すべての人々が、目の前にある危機に真摯に取り組む姿勢が求められる時代はないのではないでしょうか。 TEXT:木代泰之、PHOTO:倉橋 正 史上初の「緩まないねじ」が世界を救う――小学校“自主”休学の天才発明家・道脇裕の「常識をネジろう!」はMugendai(無限大)で公開された投稿です。
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ぼくとダンガンロンパ1:chapter2
※一応書くがネタバレ。僕は本当に8年前のゲームの何を警戒しているんだ……? 表題通りchapter2の話をする。
僕が1話で得た教訓から、このゲームを続けるモチベーションは大きく分けて3つある。 ひとつは、舞園さやかちゃんのその後、真意や裏事情を確認すること。 もうひとつは、最初に立てた第一印象からキャラクターたちがどのような結末を迎えるのか確認すること。 そして最後のひとつは、舞園さやかちゃんの次点で僕の気を引くキャラクター、不二咲千尋(一発変換してくれるGoogleIMEくんは優秀)の行く末を見届けることである。 もう既に今回の記事がどういうオチになるのか目に見えていると思うがどうせここまで来たのなら読んでいってほしい。
本題に入る前にいくつか前回の記事に関して話すことがあって、まず第一に舞園さやかちゃんの苗字を思いっきり誤字っていたことに後から気付いた。死んでお詫びする。あとギャルがいきなり退場したことに関してネットで顔しか見た記憶ないのはそういうことかーいとか書くつもりだったのがさやかちゃんの話をするうちに着地点が迷子になって気付いたらすっ飛ばしてた。最後にUIが狂ってると書いたが狂ってるのは僕の環境だったことが判明した。もとがPSPであることを考えると妥当な配置であると言える。
というわけでchapter2である。いきなり本命がいなくなってしまったので既に消化試合の様相を呈しているが、逆転裁判だって2話でいきなり綾里千尋さんが死ぬしそのあとだってあの手この手で登場してくれたんだからさやかちゃんだってこの後出番がないわけがない! ……ん? 千尋? 2話で死ぬ? とはいえ、僕が不二咲千尋に注目したのは別に逆転裁判の登場人物と名前が被っているからではない。セーラー服を着てデフォルトが困惑顔でついでに口が開いているキャラクターは半分以上が男、という歪んだ統計の結果である。
僕はこの手の女装男子(作中では男の娘と言われていたが線引きに自信が無いのでその点に異議を唱えるのはやめておく)に強いエモを感じるタイプの人間で、何故かというと秘密を隠しているキャラクターはそれだけで魅力がグッと引き締まり、その振る舞いに強い説得力を持つようになるからだ。 秘密を隠していると言えばそれはこのゲームのすべての登場人物に当てはまり、本心を覆い隠すという意味では舞園さやかちゃんがその最たる例のようなものでそれは勿論非常に魅力的な要素だが、「自分の根本的な属性を偽る」という点でこの手の、とくに目的ではなく手段として女装を用いるキャラクターはまた違う魅力を発揮する。それが、「最初からボタンの掛け違った人間関係が構築される」という点である。 「偽った自分」と最初に対面した相手が初手から違ったプロトコルのコミュニケーションを選び、正しくないグループの人間としてカウントされ、最初に目指したはずの未来からどんどん遠ざかってしまう。そうして積みあがったツケは自らの心の限界か、それとも周囲からの違和感の蓄積か、何らかの手段で払わされることになり、そこで初めて本当の自分で勝負することになる。その全ての虚しさに僕の心は打ち震えさせられる。二次元の話と言えどあんまり性別差を強調した話をすると警察が飛んでくる気がするがそれは別のところで話をしてもらおう。 とにかく、僕はこういう一つの嘘からどんどん嘘が積みあがっていって最初に躱そうとした問題よりはるかに大きな問題が後からやってくることになるキャラクターが大好きなのだ。まあ、別に女装してなくても条件に該当するような属性を持つ登場人物は他にもいてその大体は好物だが。
chapter1の間は不二咲千尋も特に変わった様子を見せず(僕が見落としている、自由時間に話しかけると分かる、等の可能性は考えられるが)、chapter2に入ったあたりで大きく風向きが変わることになる。 なんと会話に登場する機会が大幅に増加したのである。しかも「女子からの誘いを断る」「強さに憧れを見せる」「男の約束に惹かれる」「いつか強くなって秘密を打ち明ける」などと数え役満みたいな振る舞いをはじめ、完全にそういうことだ、という疑惑を深めていくのであった。その一方でこの手のお話のお約束である「スポットの当たったやつは死ぬ」の条件をドンドンドンドン満たして行っており、内心でハラハラしながら自由時間に突入する(この前後で行われたサウナ対決のことはプレイ時に日を跨いだこともあって完全に意識の外に放り出されており、それが後に困った事態を引き起こすことになる)。
さて、自由時間であるが、本命がいきなり消えたのでこちらも消化試合である。どうも全員分の会話を見たければゲームを周回することが前提の量あるらしいので、不二咲千尋ら一定以上楽しめる会話が見込めるメンバーは後に回して、パッと見イロモノに見えるメンバーから先に会話を埋めることにした。2週目をプレイしたときは最初に野球部の会話を埋めないといけないという事実にややげんなり(僕は典型的なナードなので彼のような人間とはゲームの中ですら会話するのが億劫)するが、それはそれとしてパッと見でイロモノ枠に見えるのはオタク、腐女子、成人(chapter2までプレイしたにも関わらず彼のパーソナリティは3ダブということ以外何も分からない、情報量がモノクマと大差ないんだが?)、そして大神さくらあたりであろう。 僕は大神さくらちゃんとコミュニケーションをとることに決めた。決してイロモノ度が一番高いと言いたいわけではなく、「超高校級」という一言で整合性をぶん投げているこのゲームの中でもひときわ輝くその異彩を放つ風格と、達観したキャラクター性を理解することがこの世界を僕が咀嚼する上で重要だと思ったからである。初手で死んだ奴ですら現実離れしたコントロールを披露するこのゲームを常人が理解できるかどうかは全く自信が無いが……。
自由時間を全て費やして彼女の下へ通いつめ、手持ちのアイテムが食品(カップラーメンとかポテチとか渡したら絶対怒るだろ……)と武器(絶対素手以外邪道とか言うだろ……)と石しか��かったのでひたすら軽石(こんにゃくにしか見えない)を渡し続け、稽古をつけてもらったり茶をしばいたりしながら彼女のエピソードを進めていく。1話の時点で薄々思っていたがパロディめっちゃ多いなこのゲーム! 計4回のエピソードを見ても結局のところ彼女の底は見えなかったが、話を聞いてくれないとちょっと怒っちゃったり、精神面の鍛錬に重要性を見出していない(苗木くんに言われてかろうじて納得する程度)あたり、ああなんだ普通(?)の高校生なんだなあ、と思えて楽しいエピソードだった。エピソード中というより本編シナリオ中の行動への感想になるが、武にしか興味がない、という風に一見見えても情に厚かったり協力する姿勢を積極的に見せてく��たり、不二咲千尋の体を「我が行こう」と確認してひっくり返るあの下りは彼女の頼もしさ、優しさ、ほんのちょっぴりのスパイスとしての可愛さ(失礼)が一度に味わえて美味しいイベントであった。そもそも不二咲千尋をトレーニングに誘ってるのが既にかわいい。なんやかんやで結構好きなんだけど彼女の顔を思い出そうとするとブロリーしか出てこないのはなんでだろう。 なお、結局彼女の通信簿に星はつかなかった模様。やっぱりあの星エピソードコンプの星じゃねえかあああァァァァァアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
順番が前後するが、僕が彼女のエピソードをチョイスした理由は地味にもう一つあって、「最初からコミュニケート相手に選ぶプレイヤーが少なそうだから得られるスキルが強そう」という下心丸出しな理由なのだが、実際にコミュニケーションが進んで「明鏡止水」やら「丹田呼吸法」やらクッソ強そうな名前のスキルをもらうと否が応でもテンションが上がるというもの(さやかちゃんからもらった『美声』はラップバトルで機能するものとあってイマイチ実感できなかった。というより僕はラップバトルを2回やった今でもルールを把握していない)で、どれどれ……とスキルを確認してみると無事ひっくり返った。
めっちゃ有能じゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……照準の……ブレが……なくなる? あのクソエイムにブチ切れ台パンかまさなくてよくなる? 最っ高じゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!さくらちゃん有能!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 一生ついていきま……それは無理。
1話の頃は影薄くてただのビッグマウスという印象しかなかった石田彰もここに来て本��参戦、こういうタイプのキャラはどうしても第一印象であまり良くない印象を持ってしまう性格をしていて、その後好きになれるかどうかは今後の展開次第なんだけどこのゲームの場合はのちのちお仕置きするときに偽りのカタルシスを高めるために散々憎まれ口を叩かせている可能性が否定出来ないのであんまりヘイトを高めていくような感情移入は望ましくないね。 帝王学を叩き込まれて社会を裏から操る存在を自称する割に苗木くんにライバル心メラメラなのが可愛いと思います。大丈夫か? 君の戦う存在は多分もっと強大だぞ?
この時点でのキャラクターへの感想はこんな感じ。
オタク:親友とは言わんがコメディリリーフとしてしぶとく生き残るんじゃないかな……。 腐女子:臭い連呼される女子キャラはある意味貴重なんじゃないかな……。 風紀委員:ぼちぼちこいつがバカだということに気付き始めてきた。風紀委員であって秀才ではないもんね。 リーゼント:不良キャラの常である怖そうに見えて男気溢れるいいヤツ路線を発揮し始めてきたがバカそうなやつが1話で死んだことを考えると怪しいんじゃねえかな……。 水泳部:数少ない常識人ポジに収まり始めている、意外と生き残るか? 御曹司:こいつが終盤ボスになるかこのchapterで無残に死ぬかはこのゲームのキャラクターの扱い方を知る上で重要な要素になるだろう。 成人:パーソナリティが不明 不二咲千尋:死なないで……どうか……。 縦ロール:御曹司と比べるとやや協力的に見えるがたいていこういうヤツのほうが手強いんだよなあ。怪しすぎて味方サイドにはカウントできないが果たして。 大神さくら:彼女が犯人サイドに立つことがあったら地味に結構なショック受けると思う。なんやかんや好き。 ギリギリちゃん:こいつの正体さては超高校級の天才とか探偵とかとにかく頭いいポジションだろ。
……目をそらし続けるのも限界はいつか訪れる。既に分割して書けば良かったと激しく後悔しているが、下手に分割して文量格差が出来るとそれはそれで寂しいのでようやく捜査パートに入ろう。 そう、捜査パート。つまり事件発生後。確信と共に女子更衣室へ踏み込む御曹司を見ながら(こいつ絶対むっつりスケベ扱いされてるな)と謎の評価を下しながらそこで見た光景。
はい、死んでました。不二咲千尋。
推しのワンツーフィニッシュは思ったよりこたえたらしく、しばらくの間無言でゲームを進める僕の耳には通話口から流れる含み笑いの声が響いていた。 さて、これでこのゲームでも被害者は基本スポットの当たった奴から死ぬ、という法則はある程度適用されるのだろう。問題は犯人の方で、逆転裁判と同じく「最初の容疑者は犯人ではない」の法則は適用されると考えてもよいだろうが、この場合の最初の容疑者は誰��ろう。死体の状況から伺えるジェノサイダー翔(サイバー亮の親戚か?)か、突然しゃしゃり出てきた御曹司のどちらかと考えるのが自然だろう。どうせジェノサイダーは突然豹変要素が出てきた腐女子なんだろうし。
本当は捜査パートでも各キャラクターの反応をいちいち拾っていくべきなんだろうが、難易度イジワルではそれが許されない。総当たりすると時間がかかりすぎるのである程度効率的な操作をしないと時間が消滅するのだ。それに集中するあまり途中で出てきたReアクションを奇麗にスルーして奇声をあげたりしながら、さっくりと証拠を回収していく。死んでから「そういえば付き合い悪かったねあの子」と言われるところに最高のエモを覚えながらもタイムアップ、裁判に突入。1話を後から振り返って思ったがこのゲームは決定的な証拠を苗木くんが手に入れることは出来ないようになっている節を感じるのできっとオタクの手に入れたアイテムでまた話がこじれるんだろう。あとオタクの居た場所が場所なので完全に更衣室で拾ったのだと勘違いしており(勝手に)話がややこしくなるのであった。御曹司の同時行動も完全に苗木くんにミスディレクションさせるためだけにわざわざ同行して丁度いいタイミングを見計らって別れて後はこっそり観察してたのかと思うとほほえましい。
さて、この裁判開始時に得られた情報と妄想から、焦点は以下の通り。
・不二咲千尋の性別
・模倣されたジェノサイダー
・更衣室の男女の交換(2話連続で部屋入れ替えトリックというのはどうなんだろう)
・学生証(前述のとおりサウナイベントを忘れていたせいで悲惨なことになった)
である。これらが明らかになっていく順番によって真犯人が誰なのか、という話に変化していくだろう(この辺はとりあえず裁判してしまえという逆転裁判プレイヤーの諸症状の一つである)。 結果的にジェノサイダー→性別→部屋→学生証の順で話が進み無事真犯人が判明するわけだが、サウナイベントを忘却していた僕は推理がかなり迷走していて辛いプレイとなった。
さくらちゃんのおかげでエイム力の向上した苗木くんにご満悦……と思ったら新たに現れたノイズとかいうシステムに絶叫し、腐女子の人表も裏も演技うめーなーと思ったらそのあたりでようやく沢城みゆきだったことに気付き、「ジェノサイダーが不二咲千尋を殺さなかった理由は?」の問いに意識の中で既に不二咲千尋が男性だったので「正解無いじゃん!!!!」と取り乱したりしながらもジェノサイダーの模倣犯が御曹司であることを看破(演技のはずなんだけど取り乱した演技うまいっすね御曹司)、そのまま話題は不二咲千尋の性別と犯行現場の話に入っていく(このあたりになるとノイズでも発言でも場を荒らしまくるジェノサイダーの発言が基本全員からシカトされてるのが笑える)。さくらちゃんが不二咲千尋に触れるくだりは前述のとおり素のさくらちゃんが垣間見える良い場面だったし、ジェノサイダーの「殺しときゃよ��ったチクショウ!」が楽しそうでよかった。
このあたりになると裁判中でもちょいちょい示唆された通り(御曹司犯人じゃないな……?)という疑惑が広がり始めるのだが、サウナイベントを忘れていたせいで犯人候補が頭から消滅した僕は内心めちゃくちゃ焦ったりしていた。「犯人は男」のあたりで証拠を見直してようやくリーゼントが男の約束をしていたり地味に目立っていたのを思い出したぐらいだ。 というか性別問題にも部屋入れ替えにも気付いてなかった御曹司大丈夫か?
それはともかく、その後の進行によって御曹司が犯人ではない、という流れになり、今までまるっきり問題にされていなかった被害者の生前の行動に話が行くのである。縦ロールの「不二咲……くん」の言い方が可愛い。 ここでちょっとしたトラブルがあって、1度目は「まだ証拠がある」という意味で、2度目は「ジャージの色はまだ話してない」という意味で「セレスの証言」を2回連続で使用することになるのだが、「逆転裁判では2回連続で同じ証拠を突き付けることはほぼない」という感覚に慣れ切った僕は思い込みから推理が暴走、はじめてのゲームオーバーを拝む羽目になってしまった。逆転裁判と違うところは突き付ける部分以外の会話も読んでないと「証拠品の全容が明かされていない」という逆転裁判ではあまりなかった(弁護士から見て。検事サイドは使いまくってくる)状況が作られたときに対応できないところ、というのを思い知った。よくログ読んだらさくらちゃんの「ジャージは数種類ある」に誰も反応してなかったね。
結局、この後ギリギリちゃんの話題誘導によってリーゼントが言わなくていいことを口走ってしまい、そのまま男子更衣室にいたこと、学生証の壊し方を知っていることが芋づる式にばれ、風紀委員の必死のフォローも虚しく観念してしまうのである(御曹司お前、「更衣室から出ていくリーゼントを見た」ってそれだけかよ。証拠能力低っ)。後付の感情なんだろうけど、せめて秘密がバレないように、とした更衣室の入替、学生証の破壊というその余計な行動は非常に綺麗だ。せめて、という状況にしたのはお前だ、というやるせなさも含めて、彼のやり場のない感情がよく伝わってくる。
始まるリーゼントの述懐。ようは「兄貴の死の真相がバレたらチームへの求心力が無くなり、仮に脱出しても居場所がなくなる(一部推測)(そもそも普通に警察沙汰レベルの事故起こしてんじゃねーかと思うが暴走族にそれを言っても仕方ないだろう)」というものだったわけで、彼は元いた自分の所属、属性を希望ヶ峰学園で新たに生まれた親友や、これから親友になるかもしれなかった関係より優先してしまったということになる。
これが非常に美味しい! 自分の強さを誇示しておきながら、その実前に進むことを恐れ(もちろん兄の存在は彼にとってそれこそ呪いのように大きな十字架としてのしかかっていただろうし、公表されれば確実に大事件である)、新たな友人よりも昔の集団を選び変化を拒んでしまった���ーゼントは、自分の弱さを自覚し、前に進むために新たな仲間たちに秘密を打ち明ける決意をした不二咲千尋に嫉妬してしまうのである。美味しい……。 庇護する対象として「男の約束」を交わしたはずの相手は、自分よりずっと先にいることを思い知らされたリーゼントの胸中はどうであっただろうか。強いつもりになっていただけの自分を頼ってくれた不二咲千尋に感じたものは本当に嫉妬だけだったのだろうか。考えなかったわけではないだろう。もしかしたら族の連中も今までの功績でたとえ真相がそうであれ自分をリーダーと認めてくれるかもしれないと。ここで出会った新たな友人たちが助けてくれるかもしれないと。ぐるぐると回る思考の中で、最後に彼が信じられなかったのは自分自身だったのだろう。
事が起こってから何度も後悔したことだろう。いざ裁判が始まってみれば新しい親友はあんなにも自分のことを庇ってくれるではないか。けれども時は戻らない。少しでも不二咲千尋に詫びるための余計な行為が引き金となって疑惑が決定的となり、ついには観念した彼の胸中を思うとメシウマが止まらない。 こうして、不二咲千尋は自らの嘘を精算することで、誰かの逆上を呼び、ひとつの事件を引き起こし、二人の命を失う結果となった。不二咲千尋は間違っていたのだろうか? そんなはずはない。秘密を持った人間がその秘密を明かす、その瞬間に再構築される関係こそが最もエモいのだから。今回はそれが殺人事件という展開を呼び起こしただけだ。不二咲千尋の生き方は何より美しかった。そう思う。
……頼むから舞園さやかちゃんか不二咲千尋のどっちかでいいから帰ってきてくれ……。
ムービーギャラリーが虚しすぎるんです。
全体のストーリーラインとしては、真犯人が後ろめたさと贖罪の気持ちから取った行動が結果的に余計な行動となって犯行が明らかになる展開は非常に良く纏まっていてスッキリ出来たと思う。冷酷になりきれずに取ってしまった行動が結果的に自らの破滅を呼ぶ、というのはこの作品の中で統一したテーマとなっていきそうなので今後も注目していきたい。その点野球部って全く考察することなくてすげーよな。 で、ここで一つ気になるのが、リーゼントは「ギリギリちゃんの誘導尋問」と「サウナに学生証を投げ込む行為」が決定的な証拠(正確には決定的な証拠ではないのだが、このゲームは逆転裁判と違って客観的に決定的な証拠が生まれ得ないので仕方ない)となって無事裁判でクロ判定されたわけだが、もし「ギリギリちゃんが口を挟まず」「サウナの学生証が発見されていなかったら」リーゼントを犯人とするのは御曹司の「現場から出ていくリーゼントを見た(しかも男女のどっちかが判別できる場所で見れていない)」という証言だけになってしまう。この状態だといくら御曹司が口八丁を重ねても風紀委員は確実にリーゼントに味方��るだろうし、水泳部あたりは情に流されそうだし、ジェノサイダーは「どうせなら正統派イケメンが処刑されたほうが萌える」とか言い出しそうだし御曹司負けてたんじゃないの……? とずっと思ってる。不二咲千尋の性別にも更衣室入れ替えにも気付いてなかったようだし実は結構ポンコツなのかこいつ? と思うと裁判終了後にデカい顔して堂々と宣戦布告した挙げ句自分も一部分っていなかったトリックの解明で「危険すべき相手がわかった」とか言っちゃうその神経も許せようものである。
煽り耐性低いところもかわいい。
ようやく最後の話題までたどり着いたのだが、chapter2の最後のシーンで「彼女が口火を切ってくれたおかげで殺し合いが始まった」の彼女ってもしかして舞園さやかちゃんを指してるわけじゃないんじゃないですか? よく考えたら部屋のプレートを入れ替えたのも野球部にお誘いの手紙書いたのもさやかちゃんだとは確定してないですよね? つまり舞園さやかちゃんを殺した真の黒幕がいるんですよ。これはきっと彼女の真相が明らかになっていく展開ですねえ、間違いない。そうに決まっているんだ(それだとさやかちゃんが包丁を持ち出した事実に説明がつけられない現実から目をそらしながら)。
次回から分割します。
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完成見学会のご案内

『猫と一緒に楽しく暮らす家』の見学会のお知らせです!!
お客様のこだわりがちりばめられたお家が完成しました!!今回もいろいろな試みがあったので、見学会がとても楽しみでおります。
下記に今回の見どころを紹介させていただきますので、ご覧いのうえたくさん妄想していただき(笑)まして、是非足をお運びいただけますと嬉しく思います。
それでは、ご案内です。
開催日:令和7年3月15(土)・16(日)・ 22(土)・23(日) 時 間:10時~16時 完全予約制 開催場所:滝沢市巣子 見学申込方法:弊社HPのお問いわせ または 下記電話より ★tel. 0198-41-5615 ★mobile. 090-3755-0155 (申込受付後に詳しい場所をお知らせさせていただきます)
☆『猫と一緒に楽しく暮らす家』
猫が寝たり楽しく歩き回ったりするのを常に感じながら、家族団らんしたり、それぞれ自分のお気に入りの場所でリラックスしたりと、猫にも家族にも『居場所』がたくさんあるお家です。
そして、この土地に建築地を決めるに当たり惚れ込んだお気に入りの景色を常に眺められるピクチャーウィンドウ。2階リビングならではお得感ですね。

●見どころ
・お気に入りの景色や岩手山を常に感じられる2階リビング
・造作家具と渡り板が連結した周回可能なキャットウォーク(リビング)
・家族それぞれの秘密の隠れ家(ロフト、裏動線など)
・普段の買い置きに便利なストックヤードを便利な場所に配置
・外壁:岩手県産材杉の板張り、フロアーは岩手県産材の栗と赤松
・紙クロス下地に天然粘土塗料を塗った塗り壁
UA値0.24W/㎡K Q1.0住宅Level-3 許容応力度計算による耐震等級3 BELS☆6評価取得
#栞家建築舎 #Ume-ie建築設計事務所 #岩手県産材 #いわて木づかい住宅普及促進事業 #いわて森の棟梁 #いわて木づかいサポーターが作る住宅 #板張り外装 #杉板張り #新住協 #200ミリ断熱の家 #許容応力度計算による耐震等級3 #手仕事 #木の住処 #家づくりは住まいづくり #衣食住を丁寧に #心地よい家 #猫大好き #猫と暮らす #天然粘土塗料レームファルベ #エコウッドトリートメント #自然素材の家づくり #オガファーザースモール #細部に心を込める大事さ #想いは細部に宿る #中村好文好き #伊礼智好き
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ついに、完成見学会のお知らせです‼️ かねてより建築中の住宅が完成し、施主様のご厚意によりお引き渡し前に完成見学会を行います。 日時 11月27日(土)、11月28日(日)、11月29日(月) 時間 9:30〜、11:00〜、13:30〜、15:00〜 完全予約制となりますので、見学をご希望の方はメール又は弊社ホームページのお問合わせフォームよりお名前、ご住所、お電話番号、ご希望日時を記入のうえお申し込みください。追ってご連絡をさせて頂きます。 希望日時が重複した場合には調整をさせて頂く場合がございますので、お早めにお申込みください。 申込先 [email protected] プロフィールのURLより弊社ホームページへ なお、感染症対策といたしまして検温、マスクの着用、靴下の着用、手袋(会場にて用意) の着用をお願いいたします。 #岩手県 #花巻市 #栞家建築舎 #Ume-ie建築設計事務所 #しおりや @tettsu1972 #岩手県産材 #岩手県森連 #いわて森の棟梁 #いわて木づかいサポーターが作る住宅 #天然塗料の塗り壁 #チャフウォール #新住協 #高断熱高気密 #200ミリ断熱の家 #許容応力度計算による耐震等級3 #手仕事 #手刻み #ささら桁階段 #家づくり #住まい #心地よい家 #暖かい家 #エコな暮らし #本と栞と綴り #住処 #自然素材の家づくり #自然素材 #オーガニック #花巻桜台の家 #中村好文好き https://www.instagram.com/p/CWhKDRrPonV/?utm_medium=tumblr
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2/11、12日に完成見学会開催予定の花巻百ノ沢の家をチョイ見せ第三弾…そして、大詰め。笑 今回は水廻りをご紹介。 先ずは造作キッチン…一言、いいなぁ。近くに配膳台があり薪ストーブがあり、家族が集まりそうなキッチンって、とても幸せ感があることを改めて感じます☺️ 今回紹介の水廻りの共通点は、給排水管が見える作りになってますが、隠れてジメジメ感があるより清潔感があってとてもいいなぁと思います。 是非、体感して欲しいと思います❗️😊 #岩手県 #花巻市 #栞家建築舎 #Ume-ie建築設計事務所 #しおりや @tettsu1972 #岩手県産材 #岩手県森連 #いわて森の棟梁 #いわて木づかいサポーターが作る住宅 #板張り外装 #杉板張り #新住協 #高断熱高気密 #200ミリ断熱の家 #許容応力度計算による耐震等級3 #手仕事 #木の住処 #家づくり #住まい #心地よい家 #暖かい家 #エコな暮らし #本と栞と綴り #田舎暮らし #自然素材の家づくり #自然素材 #チャフウォール #樹々に囲まれた住まい #中村好文好き #伊礼智好き https://www.instagram.com/p/CoZuEfChH0m/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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2/11、12日に完成見学会開催予定の花巻百ノ沢の家をチョイ見せ第二弾。笑 今回は1階をご紹介。 前回紹介の2階は遠景を望む窓でしたが、1階の窓は家の周りの景色を楽しめる窓です。 敷地内にはシンボルツリー🌲となる樹木や家を迎え入れてくれた林の樹木が立っています。その樹木たちを生活の色んなシーンで眺めることが出来るなんて、幸せだなぁとつくづく思います☺️ 是非、この空間を体感して欲しいと思います😊 #岩手県 #花巻市 #栞家建築舎 #Ume-ie建築設計事務所 #しおりや @tettsu1972 #岩手県産材 #岩手県森連 #いわて森の棟梁 #いわて木づかいサポーターが作る住宅 #板張り外装 #杉板張り #新住協 #高断熱高気密 #200ミリ断熱の家 #許容応力度計算による耐震等級3 #手仕事 #木の住処 #家づくり #住まい #心地よい家 #暖かい家 #エコな暮らし #本と栞と綴り #田舎暮らし #自然素材の家づくり #自然素材 #チャフウォール #樹々に囲まれた住まい #中村好文好き #伊礼智好き https://www.instagram.com/p/CoXDjbIBR-R/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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2/11、12日に完成見学会開催予定の花巻百ノ沢の家をチョイ見せ。笑 壁塗り作業も終わり、床養生板を剥がすことが出来ました。 今回は2階をご紹介。 岩手県産材の温もりと塗り壁の優しい色合いが相まって、何とも素敵な気持ちの落ちつく空間に仕上がりました。こだわりのピクチャーウィンドウでは景色の眺めを楽しめること間違いなし! 美味しい珈琲をいただきながら・・・ん〜、この空間が欲しくなりました‼️☺️ 是非、この空間を体感して欲しいと思います😊 #岩手県 #花巻市 #栞家建築舎 #Ume-ie建築設計事務所 #しおりや @tettsu1972 #岩手県産材 #岩手県森連 #いわて森の棟梁 #いわて木づかいサポーターが作る住宅 #板張り外装 #杉板張り #新住協 #高断熱高気密 #200ミリ断熱の家 #許容応力度計算による耐震等級3 #手仕事 #木の住処 #家づくり #住まい #心地よい家 #暖かい家 #エコな暮らし #本と栞と綴り #田舎暮らし #自然素材の家づくり #自然素材 #チャフウォール #百ノ沢の家 #中村好文好き #伊礼智好き https://www.instagram.com/p/CoOZuNyhlEc/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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花巻百ノ沢の家では塗り壁作業が進んでおりますが、なんと建主様ご夫婦がご自身で作業をされております✨😃 今日はその作業のほんのわずかですがお手伝いに。 とても想いのこもった住まいになること間違いないですね‼️☺️ 建主様のご厚意により完成見学会を開催することになりました。 そちらのアナウンスは改めてさせていただきます。 この後の作業も力を合わせて進めて参ります😊 #岩手県 #花巻市 #栞家建築舎 #Ume-ie建築設計事務所 #しおりや @tettsu1972 #岩手県産材 #岩手県森連 #いわて森の棟梁 #いわて木づかいサポーターが作る住宅 #板張り外装 #杉板張り #新住協 #高断熱高気密 #200ミリ断熱の家 #許容応力度計算による耐震等級3 #手仕事 #木の住処 #家づくり #住まい #心地よい家 #暖かい家 #エコな暮らし #本と栞と綴り #田舎暮らし #自然素材の家づくり #自然素材 #チャフウォール #百ノ沢の家 #中村好文好き #伊礼智好き https://www.instagram.com/p/Cn_FXhlhueb/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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遅いご挨拶となりましたが… 2023年明けましておめでとうございます⛩🌅🎍 昨年は、年始に計画した予定がコロナ禍による様々な影響を受け、初めて経験する混乱ぶりでした。 昨年経験した課題も今年に生かして、より前へ進めるよう社内一致団結し精進して参りますので、本年もどうぞよろしくお願い致します🙇🏻♂️😊 #岩手県 #花巻市 #栞家建築舎 #Ume-ie建築設計事務所 #しおりや @shioriyakenchikusya #岩手県産材 #岩手県森連 #いわて森の棟梁 #いわて木づかいサポーターが作る住宅 #天然塗料の塗り壁 #チャフウォール #新住協 #高断熱高気密 #200ミリ断熱の家 #許容応力度計算による耐震等級3 #手仕事 #住まい #心地よい家 #居心地のいい家 #暖かい家 #エコな暮らし #本と栞と綴り #住処 #自然素材の家づくり #自然素材 #オーガニック #花巻百ノ沢の家 #中村好文好き #伊礼智好き https://www.instagram.com/p/Cm8dzgdhx4O/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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住む。84号 2023年冬号 本日発売です。 今回で3度目ですが、今回もご縁があり初めての1ページ広告といつもの社名掲載と2箇所に弊社が掲載されております。 いつか効果を発揮してくれると信じております!笑 電話でもメールでもSNSでも、いずれにしてもご連絡いただいた方には1冊プレゼントさせていただきます‼️ #岩手県 #花巻市 #栞家建築舎 #Ume-ie建築設計事務所 #しおりや @tettsu1972 #岩手県産材 #いわて森の棟梁 #いわて木づかいサポーターが作る住宅 #新住協 #高断熱高気密 #200ミリ断熱の家 #許容応力度計算による耐震等級3 #手仕事 #家づくり #暖かい家 #エコな暮らし #本と栞と綴り #自然素材の家づくり #自然素材 #中村好文好き #伊礼智好き #住む。 #暮らし #無印良品 #心地よい暮らし #田舎暮らし #住処に住む #住処 #住み継ぐ #食は家にあり https://www.instagram.com/p/CmbO6bXB-L7/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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