#阿僧祇那由多の不可思議
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阿僧祇那由多の不可思議 序
ようこそ恒河沙へ
その店に入る為には、入り口を開けてすぐに|設《もうけ》けられた、六畳ほどの小部屋を通る必要がある。
それはまるで、雨粒や汚れ、埃なんかを、そこにあるカーペットで落とす為に|設《しつら》えてある様に感じた。
或いは所謂《いわゆる》『風除室《ふうじょしつ》』だろうか。だがしかし、その実際の機能は兎《と》も角《かく》として、風除室という言葉を充《あて》てがうのは、どうも、しっくりとこない。
そんな事を思いながら、二枚目の扉を開ける。それらは西欧か米国の、伝統的な様式か何かなのだろう。その名前はわからないけれど。
「言ってみれば、風除室ならぬ光除室《こうじょしつ》ね」 「え?」
突如浴びせられた声に驚く。それは噂に違わぬ、美声であった。
声の主を探すが、店内は薄暗く、その姿���認められない。
まだ目が慣れていないせいもあるだろう。
光源は橙のランプの|灯《あかり》のみであるらしかった。
時折何かがその光を遮って陰が踊る。
それが不思議と不気味では無く、寧ろ何か、お祭りに参加している様な、そんな心持ちにさえ、なるのだ。
「風除室と言うと、どうしてもガラス張りのイメージがあるでしょう? でもあそこはガラス張りではないわ。本当はきちんと名前があると思うのだけれど、生憎《あいにく》建築関係には最近まで興味がなかったのよ」
こちらの暗順応《あんじゅんのう》を待たずして、言葉はまたも投げかけられた。
その時、カチッっと音がして、俄かに室内の明るさが増す。
それは相変わらず暖色系の照明なのだが、先ほどよりも遥かに店の中がよく見える様になった事には違いない。
そして気づく。
溢《あふ》れる数々の物、物、物。
そのどれもが曰《いわ》くありげであったり、『まさにアンティーク』といった佇《たたず》まいをしていたり、得体の知れない異国情緒溢れるアイテムであったり……。
『統一感がないという統一がなされている』と言えそうな程に、見事にバラバラに物が集積している。
筈なのに、それが店内のオレンジ色の光や、薄黄色い壁紙、紅い色をした梁《はり》や柱によってなのか、全体では調和している様に見受けられた。
「暗くてごめんなさいね。日光を厭《いと》うものもあるから仕方ないの。直射日光はもちろん、僅《わず》かな陽の光も、極力避けたいのよ。白色照明もね」
遂に声の主を目視する。『記録的な低身長と童顔』という見た目も噂通り。服装もフリルが目立つ少女趣味なものである。だがしかし、成人女性であることは確かだろうと、その所作や雰囲気、そして独特な古式騒然《こしきそうぜん》とした口調からなのか、何故か確信をもって感じられる。
「そういう意味では光除室と言うよりか、陽除室《ひじょしつ》とか日除室《にちじょしつ》なんて呼び方もいいかもしれないわね」
声の主は、こちらの思考などお構い無しに続ける。それは当然かもしれないが、仮にもお店なのだから、こちらの様子を見て声を掛けるものではないか?
「まぁ、そんな話はどうでもいいわね」
いつのまにか、傍《かたわら》に若い男性が立っていた。声の主の少女趣味の服装を、『ロリータ』と呼称するような分類法であれば、彼の服装は所謂『ゴス』��系統に当たるだろうか。ファッションにはそれほど詳しくないので判然としないけれど。
「それでは改めまして……」
少女、いや、少女然とした声の主が、私を見つめる。
「ようこそ『|恒河沙《ごうがしゃ》』へ。あなたの執着《のぞみ》を、伺《うかが》います」
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探偵事務所兼アンティークショップ兼霊能事務所である『|恒河沙《ごうがしゃ》』に、今日も客は入らない。
『別にお金に困ってる訳じゃないからいいのよ』
とは、店の主人たる|阿僧祇那由多《あそうぎなゆた》の弁である。
曰く、『寧《むし》ろ暇で嬉しいでしょう? 最近の人は』、とかなんとか。
まるで自分は最近の人じゃないみたいな物言いだが、阿僧祇那由多ことナユちゃんは僕とそう歳は変わらない。お互いにまだ四半世紀《しはんせいき》も生きていない。人生の素人であり、ペーペーであり、新参者である。……一部意味が重複《ちょうふく》していた気がするが、例えば『四苦八苦』だってその中身は意味が重複していたりする様だから、別にいいのだろう。
……何故『四苦八苦』を例に出したのか。ピンと来ないけれど、それはそれとして……。
以前、歳下の子と付き合っていた際に、同様に『最近の子は〜』などという言い方をしているのを見かけた事があった。だからナユちゃんがそうしていても別段驚かないし、それこそ『最近の子はこうなんだなぁ』ぐらいにしか思ってないけれど。でもそれだと、僕も彼女達と同じ穴の狢《むじな》という事になってしまうのではあるまいか。それはなんだか心外である。改めよう。
「ねぇ」
急に声を掛けてくるものだから、驚いてしまった。彼女との日々の経験から推察するに、これは多分態《ワザ》とやっていて、嫌がらせというか、悪戯《いたずら》というか。主に巫山戯《ふざけ》たい時と、不機嫌な時に採用される手口であるからして、『そのどっちかなんだろうなぁ』『今日はどっちなんだろうナァ』ぐらいの気概《きがい》で挑む。━━━そういう意味では予兆みたいで便利だ。警鐘と言うか、アクションゲームの敵の予備動作みたいなものだね。でもまぁ、驚くのは好ましからざるところであるので、やめてほしい事に変わりは無いが━━━
しかし何用だろうか。
アレ俺またなんかやっちゃいました?
恐る恐る、恐らく僕の右手後方、僕を見下ろして立っているであろう━━━とは言っても身長が低いので、大して見下ろせないだろう━━━ナユちゃんの方へ、振り返る。
……………………。
そこに、ナユちゃんは、居た。
そりゃそうだ! そりゃいるだろうさ!
だがその表情やら所作は決して悪戯心満載《いたずらごころまんさい》の巫山戯たいモードの彼女のそれでは無かったのだった! 残念無念ッ! ここまでかっ!
「今さっき、また何か失礼な事を考えていたでしょう」
彼女は半ば呆れているような調子で、そしていつもの『古めかしい女性口調』でそう言った。
ギクゥ。と、心の中で音がする。もちろん表層には噯《おくび》にも出さないに努める。確かに僕はさっき、『なんか昔の彼女の話をするのは悪いなぁ。なんか嫌(な予感するん)だなぁ、(もしナユちゃんににバレたら)怖いなぁ。心の中とは言え』などと内心の内心レヴェルで思っていたのですが、それでしょうか?
「なんのこと?」
繰り返す様だが、努めて冷静に対処する。ポーカーフェイスが大事なんだ。
「惚《とぼ》けてるでしょう」
執拗な責めの手が引っ込む気配はない。ここはひとつ、何か手を打たねばなるまいて。
……そうだな、いっちょ『風変わりな事』をして、彼女の気を逸らすべか。そしてそれは常識では考えられない様なレベルの、『不可思議』なことであるのが望ましい。
そう判断した。
「エエ!? トボケテルゥ!? ナニソレ!? ミライチャンワカンナイ!」
『モノマネを仕込まれたインコのモノマネをする男』、現る。
しめしめ、これで百年の恋も冷めよう。
ナユちゃんが僕に恋をしているなんて、ありえないのだけれどね。
だからこれは冗談さ。
「…………。」
じっ
と僕を見つめるナユちゃん先生。軽く握った左手を口元に添えて覆い隠している。その右手は腕組みの要領で左肘の方へ曲げられている。ナユちゃんが何か、深刻な事を考えている時の動作だ。
これはまずい。
しかし何故だい?
僕はちょっと、『モノマネを仕込まれたインコのモノマネをする男』になっただけさ。その前は『ちょっと昔の彼女のことを思い出していた』だけさね。僕の何が悪かったというのだろう。そう思うと、何だかこれは、理不尽な圧政に思える。なんだか許せない気持ちになってきた!
「……いいわ。ミライチャン。どうしてインコのモノマネをしたのかだけ教えてくれる?」
おや? 雲行きが変わってきたぞ? これはイケる。
「それはただ僕が、楽しかったから」
どこかで聞いた言葉でお茶を濁す。『何それ』とでも言っていつもみたいにクスクス笑ってくれ。そうすれば全てが丸く収まるんだ。別に丸く収めなくてもいいけど。
尖っていこう。
どこぞのビールのCMみたいだ。
「…………そう。相変わらず、変な人ね」
そう吐き捨てて、彼女は自分の席に戻っていく。
ふうぅぅぅぅぅぅぅぅ、一命を取り留めたぜぇ。
僕は心の中で冷汗を拭う。
「今日はお客さんが来るからね。ちゃんとしてよね」
ひえぇ。もう大丈夫だと思って弛緩しきったところに、また彼女の声が浴びせられて、こっちに戻ってきて隙有り御��頂戴の再追求がはじまるのかと思ったぜぇ!
実際はそんなことなくて、単に『お客さんが来る』というノーティスだった訳だが……。
ん?
お客さん?
「まぁ、そうは言っても、まだ暫くは来ないと思うけれど」
「え、今日予約あったっけ?」
「いいえ。予約はないわ。でも、来るわよ」
「あっ」
このパターンか。久しぶりだったから最初の頃の様な察しの悪さを演じてしまった。
彼女曰く『そういう事がわかる時がある』のだという。
僕自身は全くそういうことは実感出来ないけれども、彼女の力については実感を以て確信している。 僕は彼女を尊敬しているし敬愛しているけれども、親愛の情から、気を許しすぎて、ついつい彼女に巫山戯た態度をとってしまう日もある。
しかし『親しき仲にも礼儀あり』という言葉がある様に、ある程度は弁《わきま》えなければならない。 とはいえ余り好印象を与えるような事をし続けてバランスを欠いても良くない。この塩梅が正直ちょっと難しい。素人にはわからないでしょうね! ふぇふぇ〜ん。
ん、なんかものっそい話がズレていってる気がするぞ! 気のせいか!?
「悪いけど、いつも通りに応対の半分くらいは宜《よろ》しくね」 「ん? ああ……任せて」 「ん。 ありがと」
くだらない思考に終止符を打つ様に、ナユちゃんがいつものお願いをしてくる。こんなのに毎回言わなくてもいいのに、毎回言うのは律儀だ。律儀なのは嬉しいけれど、もうちょっと信用して気を許してくれてもいいのになと思う。まぁそれは追い追い。そのうち時間が解決してくれるだろうさ!
ビバ! 単純接触効果!
…………う〜ん。
どうにも今日は、他人になった様な心持ちがするなぁ。
ま、そんな訳ないけどサ。
さて、と。
僕はお気に入りの、ダークグリーンのカウチから立ち上がって、彼女に声を掛ける。
「お茶を淹れるよ。次は何にする?」 「そうね、今はチャイが飲みたいわ」 「チャイ? 珍しいね?」 「ええ。ダメかしら?」 「全然いいよ! 珍しいなって思っただけ」 「良かった、ありがとう。理由は多分、仏教の話もしたからね」 「ああ、名前の話ね」 「そう。それで多分インド繋がりよ。誰かさんの言う様に安直なの」 「あれ? もしかして根に持ってる?」 「そんなことないわよ〜」
そうだろうか。まぁ彼女がそういうならそうなんだろう。そういうことにした。
あと別に、今日はインドの話はしていない気がするが。チラっとサンスクリット語とかガンジス川が出てきたぐらいで。今日はなんだか、彼女もおかしいな。彼女の真似をして言えば、『何か人智を超えた不可思議によって、何らかの影響を受けている』のかなともチラっと思ったが、どうなんだろうか。
まあいいか。どうせ僕には、わからないことだ。
僕はチャイを淹れる為に、キッチンに向かうべく歩き出す。
「お手間よね。ごめんね。大変だったらいいからね」
背中に投げかけられる、そんな言葉。
「ハハ、ノープロブレムさ。任せて」
変に外人みたいに返しをしてしまった。
う〜ん、やはり、今日は僕も彼女もなんだかいつもの僕や彼女じゃないみたいだ。
なんなのだろう。気持ちが悪い。心が思う様にならない。
これぞまさに、以前調べた、『|五蘊盛苦《ごうんじょうく》』ってやつだろうか。
…………?
『五蘊盛苦』なんて、いつ調べたっけ?
不快な疑問を、振り払う様に、再びキッチンへ向かった。
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不可説不可説転
数の単位、ってあるじゃないですか。
一、十、百、千、万、億、兆、、、
兆まではわりと耳馴染みがあるかと思いますが。
兆より大きい数の単位があるってことをご存知ですか?
とりあえず、兆より大きい数の単位を並べてみます。
兆(ちょう)
京(けい)
垓(がい)
秭(じょ)
穰(じょう)
溝(こう)
澗(かん)
正(せい)
載(さい)
極(ごく)
恒河沙(ごうがしゃ)
阿僧祇(あそうぎ)
那由他(なゆた)
不可思議(ふかしぎ)
無量大数(むりょうたいすう)
「無量大数」まであります。
なんだか小学生時分で偉そうに「無量大数!無量大数!」と叫んでいた記憶が。
「無量大数言えるやつめっちゃカッコいい」みたいな、そんなやつ。
とまあ、これが日本の命数法という中で呼ばれる数の単位です。
命数法 - Wikipedia
だがしかし、数の単位には、無量大数よりも大きい単位があるのです。
それでは早速ご覧ください、覚悟してください。
洛叉(らくしゃ)
倶胝(くてい)
阿庾多(あゆた)
那由他(なゆた)
頻波羅(びんばら)
矜羯羅(こんがら)
阿伽羅(あから)
最勝(さいしょう)
摩婆羅(まばら)
阿婆羅(あばら)
多婆羅(たばら)
界分(かいぶん)
普摩(ふま)
禰摩(ねま)
阿婆鈐(あばけん)
弥伽婆(みかば)
毘攞伽(びらか)
毘伽婆(びかば)
僧羯邏摩(そうがらま)
毘薩羅(びさら)
毘贍婆(びせんば)
毘盛伽(びじょうが)
毘素陀(びすだ)
毘婆訶(びばか)
毘薄底(びばてい)
毘佉擔(びきゃたん)
称量(しょうりょう)
一持(いちじ)
異路(いろ)
顛倒(てんどう)
三末耶(さんまや)
毘睹羅(びとら)
奚婆羅(けいばら)
伺察(しさつ)
周���(しゅうこう)
高出(こうしゅつ)
最妙(さいみょう)
泥羅婆(ないらば)
訶理婆(かりば)
一動(いちどう)
訶理蒲(かりぼ)
訶理三(かりさん)
奚魯伽(けいろか)
達攞歩陀(たつらほだ)
訶魯那(かろな)
摩魯陀(まろだ)
懺慕陀(ざんぼだ)
瑿攞陀(えいらだ)
摩魯摩(まろま)
調伏(ちょうぶく)
離憍慢(りきょうまん)
不動(ふどう)
極量(ごくりょう)
阿麼怛羅(あまたら)
勃麼怛羅(ぼまたら)
伽麼怛羅(がまたら)
那麼怛羅(なまたら)
奚麼怛羅(けいまたら)
鞞麼怛羅(べいまたら)
鉢羅麼怛羅(はらまたら)
尸婆麼怛羅(しばまたら)
翳羅(えいら)
薜羅(べいら)
諦羅(たいら)
偈羅(げら)
歩羅(そほら)
泥羅(ないら)
計羅(けいら)
細羅(さいら)
睥羅(へいら)
謎羅(めいら)
娑攞荼(しゃらだ)
謎魯陀(めいろだ)
契魯陀(けいろだ)
摩睹羅(まとら)
娑母羅(しゃもら)
阿野娑(あやしゃ)
迦麼羅(かまら)
摩伽婆(まかば)
阿怛羅(あたら)
醯魯耶(けいろや)
薜魯婆(べいろば)
羯羅波(からは)
訶婆婆(かばば)
毘婆羅(びばら)
那婆羅(なばら)
摩攞羅(まらら)
娑婆羅(しゃばら)
迷攞普(めいらふ)
者麼羅(しゃまら)
駄麼羅(だまら)
鉢攞麼陀(はらまだ)
毘迦摩(びかま)
烏波跋多(うはばた)
演説(えんぜつ)
無尽(むじん)
出生(しゅっしょう)
無我(むが)
阿畔多(あばんた)
青蓮華(しょうれんげ)
鉢頭摩(はどま)
僧祇(そうぎ)
趣(しゅ)
至(し)
阿僧祇(あそうぎ)
阿僧祇転(あそうぎてん)
無量(むりょう)
無量転(むりょうてん)
無辺(むへん)
無辺転(むへんてん)
無等(むとう)
無等転(むとうてん)
不可数(ふかすう)
不可数転(ふかすうてん)
不可称(ふかしょう)
不可称転(ふかしょうてん)
不可思(ふかし)
不可思転(ふかしてん)
不可量(ふかりょう)
不可量転(ふかりょうてん)
不可説(ふかせつ)
不可説転(ふかせつてん)
不可説不可説(ふかせつふかせつ)
不可説不可説転(ふかせつふかせつてん)
ぐ、ぐぬぬ。。。
実に124個もの数の単位が、、、
最強の単位は「不可説不可説転」という、なんともまあ不可説な単位。
実はこれ、正式な数の単位ではありません。
仏典において「計算もできないほど大きな数を示して悟りの功徳の大きさを表したもの」とされています。
「お前今、悟りレベルどれくらい?」
「んー、翳羅(えいら)くらい?」
「まだまだ半分じゃん、俺ついに青蓮華(しょうれんげ)までいったわ」
「不可説不可説転まであと24個じゃん!!」
みたいな、悟りレベルを語る上で欠かせない単位らしいです。
(本当にこのように使われてるかもしれない)
124個、多すぎる。
日常生活で実用することはないと思いますが、雑学知識として���白かったので記事化。
みなさんも「不可説不可説転」の境地を目指しましょう。
はいはい不可説不可説転。
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66. トレースタトラー
(英題)A Trace of the Nightmare
2021/03/30
作曲: thus(2020) 編曲: thus(2021) 歌詞: thus(2011-2021) 絵: thus(2021) 動画: thus(2021) (フォント: ピグモ 01) © 2021 thus. Composed by thus
ニコニコ動画 https://nico.ms/sm38510745
YouTube https://youtu.be/ZpaQrPxMsjs
哔哩哔哩 https://www.bilibili.com/video/BV1ev411H7Xh/
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3,2,1で微睡(まどろ)み落(お)つ悪夢(あくむ) 沈(しず)む彼方(かなた)、沈(しず)む彼方(かなた)、
鈍(にび)に煌々(こうこう)と馴染(なじ)まぬ段数系(だんすうけい)が 巡状況(じゅんじょうきょう)を植(う)え付(つ)けられた勘違(かんちが)いを信(しん)じていた 落(お)ち継(つ)ぐ
倒(さかさま)なる 住(す)まいの一(ひと)つ一(ひと)つが 合(あ)わぬ明度(めいど)を 加味(かみ)していただけ
茫(ぼう)としていた誇大(こだい)妄想(もうそう)に 現夢(げんむ)の霧(きり)抜(ぬ)く箱庭(はこにわ)の片隅(かたすみ) 「貴方(あなた)だ」
僕(ぼく)は只(ただ)走(はし)り続(つづ)ける 螺旋(らせん)階段(かいだん)を登(のぼ)って行(い)って 尾行(びこう)施行(せこう)癖(へき)の備(そな)え持(も)つ 欲(よく)の亡者(もうじゃ)供(ども)挙(こぞ)って「頂戴(ちょうだい)」 僕(ぼく)は未(ま)だ走(はし)り続(つづ)ける 夢幻(む��ん)回廊(かいろう)に下(くだ)し落(お)として 具体内(ぐたいない)で誤動作(ごどうさ)す麻痺(まひ) 処理(しょり)を追(お)い越(こ)した「君(きみ)は誰(だれ)」
3,2,1で既視(きし)に酔(よ)う 「底(そこ)に墜(お)ちろ、墜(お)ちろ、墜(お)ちろ、墜(お)ちろ、」
鰰(はたはた)縦(よ)しんば 群(む)れ微笑(ほほえ)み 欠(か)く 生憎(あいにく)機能(きのう)は切(き)る嫌(きら)いでして
天叢雲(あまのむらくも)数多(あまた)手(て)が招(まね)き 握(にぎ)る猟銃(りょうじゅう)で 轉(てん)ぜぬは曲者(くせもの)
ファーストステップ後(ご)自動(じどう)操縦(そうじゅう) セカンドオピニオン 求(もと)め忘(わす)れ サードパーティーの監視(かんし)感(かん)じては 四番目(よんばんめ)こそが自分(じぶん)だと知(し)った それだけ
僕(ぼく)は只(ただ)登(のぼ)り続(つづ)ける 螺旋状回(らせんじょうかい)を拾(ひろ)い喰(く)らって 痛(いた)い辛(つら)いの並(なみ)レールに沿(そ)う 前後脈(ぜんごみゃく)に依(よ)り 挙(こぞ)って散(ち)って 僕(ぼく)は未(ま)だ登(のぼ)り続(つづ)ける 基盤(きばん)欠落(けつらく)に蹣(よろめ)き切(き)って 胃瘻(いろう)めく域(いき)で常態(じょうたい)と 塔頂上(とうちょうじょう)立(た)つ君(きみ)は誰(だれ)
恒河沙(ごうがしゃ)阿僧祇(あそうぎ)那(な)由(ゆ)他(た)不可思議(ふかしぎ)と 口(くち)を紡(つむ)いで謀(はか)る種々(くさぐさ) 千本(せんぼん)歯軋(はぎし)り 戦慄(せんりつ)を聞(き)き 次(つぎ)の番(ばん)こそ 自分(じぶん)だと知(し)る
3,2,1で瓦落(がらく)とす 先(せん)に、逃(に)げろ、逃(に)げろ、逃(に)げろ、逃(に)げろ、 (3,2,1で夢(ゆめ)を見(み)る 故(ゆえ)に堕(お)ちろ、堕(お)ちろ、堕(お)ちろ、堕(お)ちろ、) 3,2,1で別(べつ)の次元(じげん) 邪魔(じゃま)だ 退(の)けろ、退(ど)けろ、退(の)けろ、退(ど)けろ、 (3,2,1で夢(ゆめ)を見(み)る 故(ゆえ)に墜(お)ちろ、墜(お)ちろ、墜(お)ちろ、墜(お)ちろ、) 3,2,1で 行(い)き止(ど)まる 悪魔(あくま)。遥(はる)か彼方(かなた)、遥(はる)か彼方(かなた)、 (3,2,1で目(め)を瞑(つむ)る 夢(ゆめ)よ醒(さ)めろ、醒(さ)めろ、醒(さ)めろ、醒(さ)めろ、) 3,2,1で犇(ひし)めかす 形(かたち)、特装(とくそう)、騒擾(そうじょう)、言動(げんどう)、情操(じょうそう)、 (3,2,1 画竜点睛(がりょうてんせい)仕上(しあ)げ 醒(さ)めろ、醒(さ)めろ、醒(さ)めろ、) さあ!
僕(ぼく)はまた走(はし)り続(つづ)ける 螺旋(らせん)階段(かいだん)を風(かぜ)切(き)り颯(はやて)に 森羅万象(しんらまんぞう)す 諸々(もろもろ) 如何(いかん)掌握(しょうあく)し 挙(こぞ)って頂戴(ちょうだい) 僕(ぼく)は只(ただ)走(はし)り続(つづ)ける 基盤(きばん)形成(けいせい)に挫折(ざせつ)跪坐(きざ)して 明晰夢(めいせきむ)化(か)する 諸々(もろもろ) 遂(つい)は��(つかさど)る この現(うつつ) そして弑(しい)せんと 君(きみ)の翳(かげ)
「3,2,1で目(め)が覚(さ)めよう これは悪夢(あくむ)、悪夢(あくむ)、悪夢(あくむ)、悪夢(あくむ)、」
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無限大数の上
十
百
千
万
億
兆(ちょう)
京(けい)
垓(がい)
秭(じょ)
穰(じょう)
溝(こう)
澗(かん)
正(せい)
載(さい)
極(ごく)
恒河沙(ごうがしゃ)
阿僧祇(あそうぎ)
那由他(なゆた)
不可思議(ふかしぎ)
無量大数(むりょうたいすう)
洛叉(らくしゃ) 倶胝(くてい) 阿ゆ多(あゆた) 那由他(なゆた) 頻波羅(びんばら) 矜羯羅(こんがら) 阿伽羅(あから) 最勝(さいしょう) 摩婆羅(まばら) 阿婆羅(あばら) 多婆羅(たばら) 界分(かいぶん) 普摩(ふま) 禰摩(ねま) 阿婆鈐(あばけん) 弥伽婆(みかば) ���ら伽(びらか) 毘伽婆(びかば) 僧羯邏摩(そうがらま) 毘薩羅(��さら) 毘贍婆(びせんば) 毘盛伽(びじょうが) 毘素陀(びすだ) 毘婆訶(びばか) 毘薄底(びばてい) 毘きゃ擔(びきゃたん) 称量(しょうりょう) 一持(いちじ) 異路(いろ) 顛倒(てんどう) 三末耶(さんまや) 毘睹羅(びとら) 奚婆羅(けいばら) 伺察(しさつ) 周広(しゅうこう) 高出(こうしゅつ) 最妙(さいみょう) 泥羅婆(ないらば) 訶理婆(かりば) 一動(いちどう) 訶理蒲(かりぼ) 訶理三(かりさん) 奚魯伽(けいろか) 達ら歩陀(たつらほだ) 訶魯那(かろな) 摩魯陀(まろだ) 懺慕陀(ざんぼだ) えらい陀(えいらだ) 摩魯摩(まろま) 調伏(ちょうぶく) 離きょう慢(りきょうまん) 不動(ふどう) 極量(ごくりょう) 阿麼怛羅(あまたら) 勃麼怛羅(ぼまたら) 伽麼怛羅(がまたら) 那麼怛羅(なまたら) 奚麼怛羅(けいまたら) べい麼怛羅(べいまたら) 鉢羅麼怛羅(はらまたら) 尸婆麼怛羅(しばまたら) 翳羅(えいら) 薜羅(べいら) 諦羅(たいら) 偈羅(げら) 歩羅(そほら) 泥羅(ないら) 計羅(けいら) 細羅(さいら) 睥羅(へいら) 謎羅(めいら) 娑ら荼(しゃらだ) 謎魯陀(めいろだ) 契魯陀(けいろだ) 摩睹羅(まとら) 娑母羅(しゃもら) 阿野娑(あやしゃ) 迦麼羅(かまら) 摩伽婆(まかば) 阿怛羅(あたら) 醯魯耶(けいろや) 薜魯婆(べいろば) 羯羅波(からは) 訶婆婆(かばば) 毘婆羅(びばら) 那婆羅(なばら) 摩ら羅(まらら) 娑婆羅(しゃばら) 迷ら普(めいらふ) 者麼羅(しゃまら) 駄麼羅(だまら) 鉢ら麼陀(はらまだ) 毘迦摩(びかま) 烏波跋多(うはばた) 演説(えんぜつ) 無尽(むじん) 出生(しゅっしょう) 無我(むが) 阿畔多(あばんた) 青蓮華(しょうれんげ) 鉢頭摩(はどま) 僧祇(そうぎ) 趣(しゅ) 至(し) 阿僧祇(あそうぎ) 阿僧祇転(あそうぎてん) 無量(むりょう) 無量転(むりょうてん) 無辺(むへん) 無辺転(むへんてん) 無等(むとう) 無等転(むとうてん) 不可数(ふかすう) 不可数転(ふかすうてん) 不可称(ふかしょう) 不可称転(ふかしょうてん) 不可思(ふかし) 不可思転(ふかしてん) 不可量(ふかりょう) 不可量転(ふかりょうてん) 不可説(ふかせつ) 不可説転(ふかせつてん) 不可説不可説(ふかせつふかせつ) 不可説不可説転(ふかせつふかせつてん)
だそうです。
小学生の時に無料大数まで覚えた時は
『がい』と『じょ』ってのの間に『し』ってやつがあった気がするけど
なくなったんかな?
それとも勘違いかな。
クイズ番組で少しだけ賢そうに見える知識。
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“十 百 千 万 億 兆(ちょう) 京(けい) 垓(がい) 秭(じょ) 穰(じょう) 溝(こう) 澗(かん) 正(せい) 載(さい) 極(ごく) 恒河沙(ごうがしゃ) 阿僧祇(あそうぎ) 那由他(なゆた) 不可思議(ふかしぎ) 無量大数(むりょうたいすう) 洛叉(らくしゃ) 倶胝(くてい) 阿ゆ多(あゆた) 那由他(なゆた) 頻波羅(びんばら) 矜羯羅(こんがら) 阿伽羅(あから) 最勝(さいしょう) 摩婆羅(まばら) 阿婆羅(あばら) 多婆羅(たばら) 界分(かいぶん) 普摩(ふま) 禰摩(ねま) 阿婆鈐(あばけん) 弥伽婆(みかば) 毘ら伽(びらか) 毘伽婆(びかば) 僧羯邏摩(そうがらま) 毘薩羅(びさら) 毘贍婆(びせんば) 毘盛伽(びじょうが) 毘素陀(びすだ) 毘婆訶(びばか) 毘薄底(びばてい) 毘きゃ擔(びきゃたん) 称量(しょうりょう) 一持(いちじ) 異路(いろ) 顛倒(てんどう) 三末耶(さんまや) 毘睹羅(びとら) 奚婆羅(けいばら) 伺察(しさつ) 周広(しゅうこう) 高出(こうしゅつ) 最妙(さいみょう) 泥羅婆(ないらば) 訶理婆(かりば) 一動(いちどう) 訶理蒲(かりぼ) 訶理三(かりさん) 奚魯伽(けいろか) 達ら歩陀(たつらほだ) 訶魯那(かろな) 摩魯陀(まろだ) 懺慕陀(ざんぼだ) えらい陀(えいらだ) 摩魯摩(まろま) 調伏(ちょうぶく) 離きょう慢(りきょうまん) 不動(ふどう) 極量(ごくりょう) 阿麼怛羅(あまたら) 勃麼怛羅(ぼまたら) 伽麼怛羅(がまたら) 那麼怛羅(なまたら) 奚麼怛羅(けいまたら) べい麼怛羅(べいまたら) 鉢羅麼怛羅(はらまたら) 尸婆麼怛羅(しばまたら) 翳羅(えいら) 薜羅(べいら) 諦羅(たいら) 偈羅(げら) 歩羅(そほら) 泥羅(ないら) 計羅(けいら) 細羅(さいら) 睥羅(へいら) 謎羅(めいら) 娑ら荼(しゃらだ) 謎魯陀(めいろだ) 契魯陀(けいろだ) 摩睹羅(まとら) 娑母羅(しゃもら) 阿野娑(あやしゃ) 迦麼羅(かまら) 摩伽婆(まかば) 阿怛羅(あたら) 醯魯耶(けいろや) 薜魯婆(べいろば) 羯羅波(からは) 訶婆婆(かばば) 毘婆羅(びばら) 那婆羅(なばら) 摩ら羅(まらら) 娑婆羅(しゃばら) 迷ら普(めいらふ) 者麼羅(しゃまら) 駄麼羅(だまら) 鉢ら麼陀(はらまだ) 毘迦摩(びかま) 烏波跋多(うはばた) 演説(えんぜつ) 無尽(むじん) 出生(しゅっしょう) 無我(むが) 阿畔多(あばんた) 青蓮華(しょうれんげ) 鉢頭摩(はどま) 僧祇(そうぎ) 趣(しゅ) 至(し) 阿僧祇(あそうぎ) 阿僧祇転(あそうぎてん) 無量(むりょう) 無量転(むりょうてん) 無辺(むへん) 無辺転(むへんてん) 無等(むとう) 無等転(むとうてん) 不可数(ふかすう) 不可数転(ふかすうてん) 不可称(ふかしょう) 不可称転(ふかしょうてん) 不可思(ふかし) 不可思転(ふかしてん) 不可量(ふかりょう) 不可量転(ふかりょうてん) 不可説(ふかせつ) 不可説転(ふかせつてん) 不可説不可説(ふかせつふかせつ) 不可説不可説転(ふかせつふかせつてん)” - 「無量大数」の上ってありますか?? - Yahoo!知恵袋 (via panpanya) (via arma) (via 57577, panpanya-deactivated20130515)
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2017-06-28-SeaAir【子育】2歳児
さて、数日遅れましたが2歳となった息子の近況でも記そうと思うわけです。
ご存じの通り自分用ですが、最近アンパンマンミュージアムに行ったという話を実家に電話したところ、私の父が「もう読んだ」と言っていたのでどうやら需要はあるようです。
■言葉
とりあえず当然挙げなければならないのは言葉がめっちゃ増えたことです。増えたし、格段にコピー能力が上がった。意味はさておき言葉を教えると、かなりの精度でおうむ返ししてくる。2歳の誕生日にままごとセットを妻が購入してプレゼントしたのですが、「これはナス」「なすぅ」「これはきゅうり」「きゅうり」「これは…」「だいこぉん!」となぜか大根は知っていたりした。「北大西洋条約機構」「?」ってなったので「Nato」「なと」などと言って遊んでいます。
あと言葉とは違うけど、誕生日の歌を何度も歌ってあげていたので、「��っびーばーでー、ゆぅ!」とか歌えるようになってた。ある程度の長さでも繰り返せば覚えるわけなのだ。せっかくならやたら長い言葉を毎日毎日毎日繰り返すことで、幼児が覚えてないような長い言葉を一つ覚えさせようぜ!と私が発案して「グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国」を覚えさせようとしたところ、妻から「イギリスはそのうち呼称が変わる可能性があるから止めといたほうがいい」というあいすを実に納得させる素晴らしい説得を見せてくれました。良さそうなのは一十百千万億兆京垓秭穣溝澗正載極恒河沙阿僧祇那由他不可思議無量大数とかですかね。
それと、保育園の影響なのか、「おとーさん、おかーさん」ってときどき言うようになった。パパ、ママ、のほうが言葉の発達が早いということで我が家はパパママ呼称だったんだけど、個人的にはお父さんお母さん呼びのほうが好きなのでこのタイミングで徐々に変えてしまうことに。たまに自分が間違うけれど。どっちの呼び方もあるんだーって感じ���ら徐々にお父さんお母さんにシフトすることにします。まぁ、彼はもともとパパママって呼ぶのも遅かったからね。多分私ら夫婦が互いのことをパパママじゃなくて名前で呼んでるからだろうけど。ここは譲れません。
■イヤイヤ期
2歳児、なんと言っても外せないのはイヤイヤ期でしょう。「なんでも自分の力でやりたい」というと聞こえは良いですが、「なんでも自分の思い通りに事を進めたい」のほうが近く、保育園に行くだけでも、
「朝ごはんのパンをオーブントースターから取り出したい」「着替えはもうちょっと遊んでからにしたい」「家から出るのはもうちょっと後からがいい」「靴履きたくない」「ドアのカギを閉めたい」「エレベーターが来たらドアが閉まる直前に乗りたい」「エレベーターでは足踏みしてドンドン言わせたい」「電車まで行くのは自分出歩きたいし途中で車や気になるものがあったら足を止めたい」「改札のSuicaピッてするのやりたい」「電車とホームの間はけっこう隙間があるけど自分自身だけで乗りたいから手を離せ」「電車にのったら窓の外をみたいから抱っこしろ」「電車が止まったら自分で電車から降りるから抱っこから降ろせ」「階段ではなくスロープから降りるから遠回りする」「改札のSuicaピッてするのやりたい」「保育園まで歩く途中も気になるものがあったら足を止めたい」「保育園の門扉の鍵を閉めたいから抱っこしろ」「保育園の入り口ドアのパスコードロックを解除したいから抱っこしろ(入力は一緒にする)」「靴は自分で脱ぐから触るな」
というような希望があって、常にこれを守らなければ泣きます。グズるとか泣きべそじゃないからね。可能な限り大声で泣いたほうが要求が通るから大声で泣く。自宅だったら泣けばいい���だけど外出先だと基本的に泣かせないように立ち回ってるなぁ。最近ではきちんと懇々と必要性を説くことで、言うことを聴いてくれるようにもなりつつある。泣いても無駄であることを知らしめつつ、どうしても保育園に行かなければならないということなどを納得してもらうのが一番よいらしい。
あとそれ以外でも否定されるのがとにかく嫌。朝7時に部屋で足をドンドン踏み鳴らしていたので、「ドンドンすると、他に住んでるひとが嫌な気持ちになっちゃうよ」とか言ったら静かに五体投地してすげー嫌そうな顔をすることも多い。不満表明なのでここからのことの運び方によっては泣く。頑張って理解してもらうしかないなぁ。
■健康
果たして2歳になるまでこんなに健康な子がいるだろうか、という程度に健康。最後に保育園を熱で休んだのは2016年9月です。共働きだと、子供が熱出しちゃって早退…みたいな話が多い中で大層ありがたいんだけど、平日休日構わず6時台に元気いっぱいで父を叩き起こしにくるのはもう少し控えてくれたら嬉しいなぁ…と思っている。梅雨時期にはいって部屋が暗いほうが目が覚めないらしい。
一方で怪我は結構多い。最近あった公園ダッシュ何もないところでヘッドスライディングシャチホコ事件があったけど、ようやっと顔から傷跡が消えそうなくらい。細かい傷はいつもついているし、前見ず走るからよく壁などにぶつかっている。お風呂の浴槽の縁からお風呂にドボーンするのが好きなので私が手を繋いだ状態で何度も登ってドボーンしてたら一度足を滑らせて腹を打つとか。もうこれも「こういうことすると痛い目見る」というのを体感してもらうしかないと思っています。どんどん小さなけがをするといい。
イヤイヤ期の影響ともいえるけど最近は夜寝るのがすっかり遅くなってしまった。許してしまうというか認めてしまう我々も我々だけど、お風呂に入ろう?と言ってから彼が部屋遊びをやめるまでにだいたい30分くらいかかるし、そろそろねんねしよう?と言っても嫌がるのである。当然パワーで解決することもできるので強制執行すればいいんだけど、その場合はめっちゃ泣くし、成長につながらないと思うんだよね。だからなるべく説得して、本人がOKを出してから泣かないままで次にうつる訓練をしているのだと思っている。ので、結果的に21時半~になってしまうんだけどそこは精神的に向上してもらうために必要だと思っている。精神的に向上心のないものは馬鹿なのである。
相変わらず食事はもりもりたくさん食べるマンなんだけど、好き嫌いが非常に激しい。下手したらご飯しか食べない日もある。口に入れても吐き出すので早々に諦めている。ただし保育園では真逆で、家では絶対に食べないほうれん草の白和えとかコールスローサラダとかも漏れなく食べているとのこと。あとお昼寝も文句言わずに寝るらしい。ええー!めっちゃ偉いやんけ!逆に保育園の先生としては自宅だと食べない寝ないが不思議らしい。2歳にして外面と内面を使い分けている…というよりは空気を読んでいるのかも。というわけでお昼寝や給食でちゃんと頑張っているようなので、自宅では好きに甘えさせればいいかなぁという気もしている。
■乗り物
未だに大好き。ウチの窓からは線路と大通りの道路が見えるので、毎日のように窓の外からでんしゃ!でんしゃ!とかバァスゥ!とかサーシャ!とかッァックー!とか言っている。ミキサー車とトラックはちゃんと言えないまま固定されつつある。ちなみに本物でもトミカでも動画でも、何かを発見してそれを主張しているときは、可能な限り親が同調して「そうだね~バスだね~」とか言ってあげないと同じセリフを何度も何度も繰り返す。多分、上手に言えたことを褒めてほしいんだろうなぁと思う。褒めて伸びる子になってほしいからいいんだけどね。
あとはついに自転車を買いました。子供乗せられるやつ。電動自転車12万円!がほんとにいるかどうか検討した結果、そこまで坂が多くないし登園に必須というわけでもないし、という理由で6万円くらいで電動じゃないママチャリにしました。小さい子載せる用の重心低くてしっかりしたやつ。自転車に乗る機会はなかったので現状大いに楽しんでいる様子。晴れている日は保育園登園にも使っている。喜んで乗るし乗ってる間はグズらないし、保育園ついてからならどれだけ泣いても大して迷惑じゃないのでとても良い。問題としては、保育園片道だと距離が短すぎてもっと乗っていたい、という主張が出てしまうところ。休日はいつもの公園以外にも遠くの公園に繰り出せるようになったのが素晴らしい。まだ買ったばかりなのでいろいろ行ってみたいけど梅雨であった。
■まとめ
というわけで元気いっぱいワガママいっぱいという感じですがちゃんと成長しているのでしょう。夫婦で情報交換もきちんと頑張りつつ、うまいこと子育てしてゆきたいものです。また何かのタイミングで成長記録が残せるといいなぁと思います。
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阿僧祇那由多の不可思議 あらすじ
『不可思議を思い議りましょう』
阿僧祇那由多は霊能力者である。そして同時に探偵でもある。謂わば『何でも屋』であり、日頃から様々な依頼を受けてはそれを解決する。全く以ってよくある話。不思議な事などなにもない。……の、だろうか? 今日もアンティークショップ兼探偵事務所兼霊能事務所『恒河沙』には客が来る。『執着』という名の『のぞみ』を、めいっぱいに携えて。客が求めるのは不可思議か、それとも思い議ることか……。
━━━━━━━━ ※本連載は外部サイト『小説家になろう』にも掲載しております。
※私之プロフィールにある登録サイトサービス一覧等に記載されているサイトにも同時掲載している場合があります。それ以外のサイトでは掲載しておりません。
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阿僧祇那由多のツッコミどころ 四
あの世についてのツッコミどころ・前編
「あの世にはツッコミどころがあるわ! 死後信仰によ!」
ナユちゃんの持病の発作が始まった。僕は本を閉じ、耳を傾ける。という事を動作で表してなお、言葉にして発しもする。
「さぁて、今日はどんなお話かなぁ?」 「ちょっと怖いお話よ!」
今日はその古めかしい喋り方が揺らぐ事はなさそうだ。───何故だかそう感じられる───凄みの様なものが、今日のナユちゃんにはあった。
「怖いお話? 割といつもじゃない?」 「そうかしら? いつもは割と、楽しいお話じゃない?」
認識の齟齬《そご》というのは良��ある話であって、然して気にするべきものでもない。それが今の僕の見解だ。故に、そういう事にしておくのだった。
それにさ。そもそも僕は、ナユちゃんと話すのなら、いつだって楽しいんだよ。それは大前提なんだよね。まぁいいか。こんなの合間にも数ミリ秒が過ぎていく。まずナユちゃんに答えなきゃね。いや、応えなきゃ、かな。
なんて、脳内で漢字の取捨選択し悩んでる暇《いとま》はない。『そもそもそんなことはどうでもいい』んだから。
「それもそうかもね。ということは、今日のお話は、楽しくはないのかな?」 「楽しめると思うわ。楽しくて、怖い話よ。怖い話とは概してそういうものでしょう?」
確かに。言われてみればそうだ。怖い話が嫌いな人ならともかく。そして怖い話が好きな人なら尚更。『怖い話を聞く事は楽しい』。だから、『怖い』と『楽しい』は『現に両立し得るもの』なのか。これは盲点だった。さすがナユちゃん。
ナユちゃんと居るとこういう、『いつの間にか思い込んでいたこと』、に良く気付かされる。『それこそがナユちゃんの本懐であり本領なのかもしれない』。とは、最近僕が勝手に心で呟いている常套句である。
「それで、いったいどういう話なのかな?」 「ふふん。ミライのそうやって聞いてくれるところ、わたしは好きよ」
なんか褒められた。そりゃ僕とナユちゃんの相性は全人類はおろか全生物の中でも屈指のものであるからして、然もありなん。
「そうね……まずは、老衰死した老人を考えてみて?」 「老衰死した老人、ですかぁ」 「ええ、老衰死した、老人よ」
どうやら老衰死していない老人やらはアウトオブ眼中のようだ。飽くまでフォーカスは老衰死という属性の死を経た老人にある様子。若者などもっての他である。話の腰的にはけしからん。折るな折るな、腰を折るな、口を挟んでいなくとも。……なんかこれは、童歌《わらべうた》みたいだな。と思いました。まる。
「……いい?」 「ああ、ごめん。一寸《ちょっと》持病《じびょう》の癪《しゃく》がね」 「お腹痛いの?」 「ん? ああいやぁ……そういう訳じゃあ、ないんだけれどね」 「なるほど。今日はそういうキャラなのね」
これはナユちゃんにほぼ毎日言われていることだけれど、イマイチピンとこないというか、『申し訳ないけど言ってる事がちょっとわからないです』、という心持ちになる台詞だ。それこそ、よくわからん常套句である。
「いいよ、続けて?」 「ん。続けます」
僕はナユちゃんの話の腰を治療する。まぁ僕自身は、心で色々思ってるだけで、一切ナユちゃんの話を遮っていないのだけれど。ただ心の中でこうやって、色々思ってしまうだけで。それが表の態度に僅かばかり漏れ出して、ナユちゃんの目に留まるだけなのだけれど。
今だってほら。また新たなトピックについて心は躍起になっている。『|〜《なになに》だけれど』っていう言い回しで思考するのは、小気味が良いな。とか。だけど連発するとくどいな。とか。まぁどうでもいいんのだけれど。けれど。けど。ケドケド。
「……老人が老衰で亡くなったとするわよ?」 「ああうん、聞いてるよ? 死んだね、老人。老衰で」
咄嗟のことに変な言い回しをしてしまった。ナユちゃんがなんとも言えない顔をしているけれど、その表情もまた可愛いのでオッケーです。ナユちゃんはどんな表情も似合うね、というか、ナユちゃんのするどんな表情も、クッソ可愛いッスネとフランクな気持ちになるというか。
わかるかな、この気持ち。……誰に言ってるんだろう。
「オホンッ」
ナユちゃんが|記号化されたようなベタなアクション《せきばらい》で僕を現実に連れ戻してくれる。ほんっと、僕ってば、ナユちゃんが居ないと生きてけないんだよね。ありがとうね、ナユちゃん。
「今日はそういう装備なのね」 「ふぇ? そっ装備?」 「なんでもないわ。つづけます」 「ア、ハイ」
ナユちゃんがよくわからない事を言う。まぁいつも、よくわからないことを言うのだけれど。
……もしこれが小説だったら、それで僕のこういう思考がモノローグなのだとしたら、先ほど僕が僕の『だけれども』という言い回しに言及してしまったが為に、読者の方々は集中出来なくなっていそうだけれど、それは僕には関係のない事だし、そもそもこれはモノローグでも小説でもない現実の僕の思考でしかないので、こんな事を考える事自体が無駄だ。
じゃあなんで考えたんだよ僕。 自分がわからない。
「エットネ?」 「聞いてますよ姫」
ナユちゃんのこの顔よ。もしこれが文字媒体の小説なのだとすれば、読者諸氏に見せてあげたいくらいなので、ラノベだったら挿絵を入れてもらうように編集者に作者が掛け合う所だろうし、ネット小説だったらその内作者が絵を描いて投稿してくれるのであろう。まぁ作者が絵を描ければの場合に限るが。
けれどもナユちゃんよ。ほんたうに、今日は自分でも自分の様子がおかしいのを感じているよ。
「……それでその老人が亡くなって仮に直ぐ天国に行くとするじゃない?」
どうやらナユちゃんは僕のおかしな様子を気にするのはもうやめるらしかった。いいぞ、そうでないと話が進まないからな。これがもしネット小説だったら読者の方に『いいからグダグダうだうだ言ってねえで話を進めろよ』とお叱りを抱かれてしまう所であろう。
まぁネット小説だとしても読者なんて現れてくれるかわからないのだけれども。 そして何度も言うが、これはネット小説ではなくて現実であり、モノローグではなく僕の思考そのものでしかないのだけれども。だけれども。だけれども。
なんかこう書くと、エコーみたいでかわいいな。……かわいくない?
「其のとき、天国で過ごすその老人は、一番最後、亡くなった時の老人の姿なのかしらね? それともその人の若い時の姿になるのかしら?」 「そりゃあ……どうなんだろうね? 確かにね」
ナユちゃんの話、僕はちゃんと聞いていた。読者の方や作者の方は、僕のあまりの不思議思考回路��供述の連続で、なんというかこう、『断片化』してしまったその話を、つなげる事が難しい様に予想される。
ですが、繰り返しになりますが、これは決して小説ではございませんので。その様な事を心配致しますは、『空が落ちてくるのではないか』、と心配するのも同然であると言わざるを得ますまいと存じますですハイ。
なんだこれ。なんか今日はどうも、一段と、変だな。僕。わかる。自分で。なんてね。全部わざとやってるんだけどね。だって、ナユちゃんが「もし若い時の姿になるのだとしたら、一体若い時のいつの自分になるのかしらね?」
彼女が僕の思考を遮る様に言葉を紡ぐ。
「さぁ、どうなんだろうね。それはちょっと、なってみないと、わからないなぁ」 「そうね。でも考えてみることは出来るわ。思《おも》い議《はか》る事は不可能ではないの」 「そうだね。それももっともだ。じゃあこうしよう。『若い時になる』んじゃないかな?」 「ざっくりと概念的に、若い時なのかしら? それとも全盛期? ではそれを誰が決めるのかしらね? 神様? 神様に其の仕事を割り振られたまた別の上位存在?」
そう一度に多くの疑問符を投げかけられましても、当方と致しましては返答に窮してしまう次第で御座いますデスハイィ…。
「でも本人が年老いた自分を気に入っていたら? なかなか日本にいると実感しづらいけれど、年齢を重ねることを悪い事と捉える向きだけがある訳ではないわ。加齢とともに深みが増すと考える人だっているの。私もその考えには一部賛同しているわ」
ナユちゃんは止まらない。こうなったら僕はもう、聞き専に回る。最初から大方、そうなのだけれど。
あと僕はナユちゃんのこういう所も好きなので、誤解なきように。だから、誰に言ってるんだ。
「本人が望む姿に任意になれるのが天国なのかしら? でも仮にもしそうだとしても、まだ問題は残っているわ」 「問題?」
僕は相槌の様な疑問を吐く。
「ええ。生まれて間も無くとか、子供の頃に亡くなってしまった子供を考えてみて? 亡くなってその子が天国に行ったとする。其の時、その子はもうそれ以上、成長する事は出来ないのかしら?」
はぁ。ナユちゃんは相変わらず小難しいことを考えるなぁ。普段の僕なら面白い面白いと舌を巻いて楽しむところであるのだろうに、今日はなんだか、食指が伸びないというか、イマイチ上の空である。ナンデダロウナ。
一寸深呼吸して、落ち着いてみよう。もちろん、心の中で、そうするだけだ。
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阿僧祇那由多のツッコミどころ 二
幕間〜霊とあの世
「なゆちゃんにとって幽霊って何なの?」 「なゆちゃんって呼ばないで。呼び捨てで良いってば」 「ハイ阿僧祇さん」 「他人行儀だなぁ」
なゆちゃんとチェスをしながら、僕は以前から持っていた素朴な(?)疑問をぶつけてみるのだった。因みにゲームは僕が劣勢であると思われる。それだから、なゆちゃんの注意を逸らすために、斯様な事を訊いている訳ではない。決して。
「隣人……と言ったら普通過ぎるかしら。兎に角、当たり前の存在よ」 「普通過ぎるかな? それはそうと、当たり前の存在かぁ」
僕は椅子に座り直し、大きく頷いてみせる。ゲームに勝つために、なゆちゃんの気を散らすために、こう言う事をしているのではない。断じて。
「そうね。私に��ってはどこもかしこも、人混みに見えるわ。それくらい、霊は当たり前にそこら中にいるものなの」 「うわあ、それは大変そう」
想像すると凄まじい。普通の人に混じって沢山の霊が常に闊歩しているなら、見える人間にとってはさぞ暑苦しいというか、窮屈な���界だろう。 なゆちゃんがこの店に『引き篭ってる』のも頷ける話である。
「今失礼な事を考えたでしょう?」 「え? そうかな? なゆちゃんは今日も可愛いなぁって思ってただけだよ」 「うそつき」
そう言ってチェックを取るなゆちゃん。あれえ? もしかして僕は僕では無く僕の生き霊なのかな? 考えてる事が筒抜けみたいだ。
「あなたの考えていることくらいわかるわ。私を誰だと思ってるの?」 「なゆちゃん」 「なゆちゃんって呼ばないで。呼び捨てして」 「阿僧祇」 「そっちじゃないわ」 「隙あり」 「あっ」
なゆちゃんが会話に気を取られている隙に状況を覆す僕。しめしめ。
「そう。今日は小狡いキャラなのね」 「キャラって何さ」 「あなたが毎日備えている違いよ」 「そんなのあるかな? 僕はいつも一緒だよ?」 「そう思っていればいいのだわ」 「僕ほど地味で普通の人間はいないよ」 「あなたが普通だったら雇ってなかったかもね」
なんだか良くわからないが、普通だったら雇っていなかったというのは心外だ。まるで僕が普通じゃないみたいに言うけど、僕なんかとりたてて特筆する所のない男である。なゆちゃんに見えている世界は相変わらず不可思議だ。
「さっきの話だけど、そんなに霊が沢山居るってなんか不思議だなぁ。皆んな成仏しないのかな? それとも出来ない?」 「どうかしらね。私はあの世のことはわからないわ。あの世には行ったことないもの」
そう言うが早いか、なゆちゃんのチェックメイト。 結局今日も僕が負けるのだった。
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ありますよ。 十 百 千 万 億 兆(ちょう) 京(けい) 垓(がい) 秭(じょ) 穰(じょう) 溝(こう) 澗(かん) 正(せい) 載(さい) 極(ごく) 恒河沙(ごうがしゃ) 阿僧祇(あそうぎ) 那由他(なゆた) 不可思議(ふかしぎ) 無量大数(むりょうたいすう) 洛叉(らくしゃ) 倶胝(くてい) 阿ゆ多(あゆた) 那由他(なゆた) 頻波羅(びんばら) 矜羯羅(こんがら) 阿伽羅(あから) 最勝(さいしょう) 摩婆羅(まばら) 阿婆羅(あばら) 多婆羅(たばら) 界分(かいぶん) 普摩(ふま) 禰摩(ねま) 阿婆鈐(あばけん) 弥伽婆(みかば) 毘ら伽(びらか) 毘伽婆(びかば) 僧羯邏摩(そうがらま) 毘薩羅(びさら) 毘贍婆(びせんば) 毘盛伽(びじょうが) 毘素陀(びすだ) 毘婆訶(びばか) 毘薄底(びばてい) 毘きゃ擔(びきゃたん) 称量(しょうりょう) 一持(いちじ) 異路(いろ) 顛倒(てんどう) 三末耶(さんまや) 毘睹羅(びとら) 奚婆羅(けいばら) 伺察(しさつ) 周広(しゅうこう) 高出(こうしゅつ) 最妙(さいみょう) 泥羅婆(ないらば) 訶理婆(かりば) 一動(いちどう) 訶理蒲(かりぼ) 訶理三(かりさん) 奚魯伽(けいろか) 達ら歩陀(たつらほだ) 訶魯那(かろな) 摩魯陀(まろだ) 懺慕陀(ざんぼだ) えらい陀(えいらだ) 摩魯摩(まろま) 調伏(ちょうぶく) 離きょう慢(りきょうまん) 不動(ふどう) 極量(ごくりょう) 阿麼怛羅(あまたら) 勃麼怛羅(ぼまたら) 伽麼怛羅(がまたら) 那麼怛羅(なまたら) 奚麼怛羅(けいまたら) べい麼怛羅(べいまたら) 鉢羅麼怛羅(はらまたら) 尸婆麼怛羅(しばまたら) 翳羅(えいら) 薜羅(べいら) 諦羅(たいら) 偈羅(げら) 歩羅(そほら) 泥羅(ないら) 計羅(けいら) 細羅(さいら) 睥羅(へいら) 謎羅(めいら) 娑ら荼(しゃらだ) 謎魯陀(めいろだ) 契魯陀(けいろだ) 摩睹羅(まとら) 娑母羅(しゃもら) 阿野娑(あやしゃ) 迦麼羅(かまら) 摩伽婆(まかば) 阿怛羅(あたら) 醯魯耶(けいろや) 薜魯婆(べいろば) 羯羅波(からは) 訶婆婆(かばば) 毘婆羅(びばら) 那婆羅(なばら) 摩ら羅(まらら) 娑婆羅(しゃばら) 迷ら普(めいらふ) 者麼羅(しゃまら) 駄麼羅(だまら) 鉢ら麼陀(はらまだ) 毘迦摩(びかま) 烏波跋多(うはばた) 演説(えんぜつ) 無尽(むじん) 出生(しゅっしょう) 無我(むが) 阿畔多(あばんた) 青蓮華(しょうれんげ) 鉢頭摩(はどま) 僧祇(そうぎ) 趣(しゅ) 至(し) 阿僧祇(あそうぎ) 阿僧祇転(あそうぎてん) 無量(むりょう) 無量転(むりょうてん) 無辺(むへん) 無辺転(むへんてん) 無等(むとう) 無等転(むとうてん) 不可数(ふかすう) 不可数転(ふかすうてん) 不可称(ふかしょう) 不可称転(ふかしょうてん) 不可思(ふかし) 不可思転(ふかしてん) 不可量(ふかりょう) 不可量転(ふかりょうてん) 不可説(ふかせつ) 不可説転(ふかせつてん) 不可説不可説(ふかせつふかせつ) 不可説不可説転(ふかせつふかせつてん)
ちなみに、1920年にアメリカの数学者エドワード・カスナーの当時9歳の甥ミルトン・シロッタが作った単位で「グーゴル」があり、コレは10の100乗。更に「1の後に疲れるまで0を書いた数」としてグーゴルプレックスという数を提案したそうで、コレは10のグーゴル乗であるそうな。つまり具体的に表記するならば、10の10000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000乗という事になり、もはやどーでも良くなる様な凄まじい単位という事ですね。
余談ですが、検索サイトでお馴染みgoogleは、この単位のグーゴル(googol)を命名者ラリー・ペイジがつづり間違えて登録したものだそうです。
” -
「無量大数」の上ってありますか?? - Yahoo!知恵袋
10^10000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000 - twwp (via kuruyoku)
2009-08-07
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