#雨漏り 調査 会社
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雨漏り調査の専門会社。高度な技術と豊富な手法で、雨漏りの原因と箇所を確実に特定します。
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確定申告会場で自民党裏金事件への怒りが噴出している。少しでも不備があれば課税される国民に対し、「政治資金」は非課税の聖域。疑惑の国会議員の申告状況も明らかでないが、実は1960年代、国会で200人以上の申告漏れが公表されていた。国権の最高機関を舞台に、脱税と疑われる行為が繰り返されるのはなぜか。本紙「本音のコラム」で指摘した青山学院大の三木義一名誉教授(租税法)���ともに、考えた。(西田直晃、森本智之) ◆自民の裏金議員へ「確定申告せよ」 「けしからんとしか言いようがない。雨の中でも義務を果たすのが、ばからしくなってしまうよ」 19日昼、納税者が続々と訪れた東京都港区の品川税務署の近く。年金収入などがあるという山田経一さん(77)は、確定申告を終えて憤りを語った。 そもそも、国会議員は、給与に当たる「歳費」こそ所得税が源泉徴収されているものの、月100万円の調査研究広報滞在費(旧文通費)、月65万円の立法事務費などは報告義務がない上に非課税だ。 山田さんは「十分に思えるほどの手当などがありながら、さらにカネが必要だというのはおかしい。政策を練るための最低限の手当だけにして、あとは一般国民と同様に確定申告すべきだ」。 ◆税務署の職員「みなさんの気持ちは分かります」 受け付け初日の16日には今年も、俳優の高橋英樹さんが申告を呼びかけた品川税務署。近くで取材を続けていると、怒りを口にする人たちが目立った。 記者が「裏金事件について…」と切り出すと、「実は、私は税務署の人間でして」と苦笑いする背広姿の男性も。「納税者のみなさんの気持ちはよく分かります」とだけ答え、足早に去った。 裏金のうち、政治資金であれば非課税とし、政治活動以外に使った分や未使用分は議員個人の「雑所得」として課税—。この国税庁の見解に照らすと、キックバックされた資金を「使用していない」と自民党の調査に回答した議員は、本来課されるべき納税義務を免れたことになる。 ◆納税を呼びかけた岸田首相に対し「どの口が…」 「野党が指摘するように脱税に当たるはずだ」と話したのは、品川区の自営業女性(54)だ。「国民が同じことをすれば罪に問われてしまう。信じられないほど不公平だ。岸田首相が納税を呼びかけたニュースを見て、『どの口が…』と突っ込みたくなった」と語気を強めた。 自民党内でも「キックバックを受け取った議員は納税すべきだ」との声が上がっているが、既に「政治資金」として収支報告書を一斉に訂正した経緯がある。課税すれば「矛盾」が生じるとして、否定的な意見が多いようだ。 ◆裏金議員の申告状況は だが、確定申告を終えた加藤昭治さん(79)は「矛盾しているのは政治家たちの発言と行動のほうだ」と突��放す。「自分たちに都合の良いように解釈してしまっている。どんな裏金も裏金なんだから、しっかりと課税するべきだ」 そもそも裏金議員たちも今、確定申告をしているのか。国税庁の担当者に尋ねたが、「われわれは守秘義務があり、個々の納税者の申告状況を公にすることはない。議員であっても、一般市民であっても変わりはない」とのことだ。 ◆1966年「黒い霧事件」後には異例の公表 とはいえ、過去には国税庁長官が国会で、議員の申告状況を公表した前例がある。きっかけは1966年、自民党議員の不祥事が続発した政界の「黒い霧事件」だ。 「黒い霧事件」後、政治改革の議論の中で議員の課税問題が噴出。確定申告の時期を経た67年5月23日、衆院大蔵委員会で泉美之松(みのまつ)国税庁長官が調査結果を明らかにした。 課税対象になる所得があるのに申告漏れしていたなどとして修正申告、更正決定した国会議員は「現職議員が181名、前議員が22名、合計203名」で、金額は「トータル2億1800万円」。当時の衆参両院の定数の3割近くに申告漏れがある計算だった。 国会議員に対するこうした調査はこの時が初めて。異例の動きの背景に何があったのか、「こちら特報部」は19日に国税庁に質問したが、「なにぶん古い話で、行政文書の保存期間との兼ね合いもあり、すぐには答えられる状況ではない」とのことだった。 ◆当時の大蔵大臣は政治家の「特権」に言及 当時の大蔵委のやり取りは議事録に残っている。泉氏は国会議員の所得申告状況について「収入支出の申告は漏れているのが実情」「所得ありとしての申告は非常に少ない」と説明。質問した社会党の西宮弘氏は「一般の中小企業では収入はないかとウの目タカの目になって探しておるじゃないか。とても国民は納得できない」とかみついた。 これに対し、自民党議員の水田三喜男・大蔵大臣は「一番納税道義の高くあるべきはずの国会議員であるので、一般に対する所得の把握と議員に対する所得の把握は若干違ってもいい」と政治家への特別対応を認めるような発言。さらに、「議員に対する名誉の尊重という意味から、国会議員だから特にこれを調べなければならぬということは私はないと思う」とまで言った。 西宮氏は「それは大変な間違いだ。だからこそ政治家に対する不信感が高まっている」「税金を納めることが実にばかばかしくなってきた。私がそうなんだから、ましていわんや、一般の国民は」と猛反発。60年近く前のやりとりだが、何だか現在の自民党への批判を彷彿(ほうふつ)とさせる。 ◆国税は政治家からの逆襲に悩まされ… 一連の経緯を今月8日の「本音のコラム」で紹介した三木義一氏は「ちゃんと議員も申告しろという声が上がり、与党の議員も一斉に確定申告することになった」と解説する。 三木氏によると、議員側はその後、政治活動関連の支出をすべて必要経費に入れ、政治活動の収支が赤字になると申告。国会議員の給与に当たる「歳費」と相殺することで個人としての所得が低くなったとして、逆に支払い済みの所得税の還付を求める与党議員が続出した。政治家からの逆襲だ。 「これに国税が参ってしまった。あわてて雑所得は他の所得と損益合算できないように制度改正したが、そこまで。これに懲りたか、税務当局が政治家に対して継続的に何かチェックしているというのは今に至るまで聞いたことがない」 ◆「不正を見逃すことは許されるのか」 日本大の岩井奉信名誉教授(政治学)も「国税が政治に踏み込もうとすると『政治活動の自由を侵す』と批判される。それが政治家への対応を甘くさせている部分はある」と認める。「政治活動の自由には配慮しなければいけないが、不正を見逃すことは許されるのか。政治資金制度の第三者委員会を検討してもいい」 自民党が公表した安倍、二階両派への聞き取り調査結果には、不記載の理由を「派閥からの指示、説明」とする回答があった。三木氏は「所得の仮装隠蔽(いんぺい)ではないのか。通常なら重加算税の対象になるし、その場合は過去7年にさかのぼる。ところが自民党の調査は5年分だ」と指摘する。 「国税はこの結果に基づき、『隠れて裏金を受け取った議員の税務調査をやります』『きちんと疑義を晴らします。調査します』と言わなければいけない。それが、国税の役割じゃないか」 ◆デスクメモ 所得税の捕捉率は「トーゴーサンピン」(10・5・3・1)と言われてきた。源泉徴収されるサラリーマン(10)は他職種より高いという意味で、最も低いピン(1)は政治家だ。マイナンバーで漏れを無くすそうだが、最大の不公平は温存したまま? 是正する順番を間違えている。(本)
「納税ばからしくなる」怒りが充満する確定申告会場 自民裏金議員との「信じられないほどの不公平」:東京新聞 TOKYO Web
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"Kill them with kindness" Wrong. CURSE OF MINATOMO NO YORITOMO
アイウエオカキクケコ���ギグゲゴサシスセソザジズゼゾタチツテトダ ヂ ヅ デ ドナニヌネノハヒフヘホバ ビ ブ ベ ボパ ピ プ ペ ポマミムメモヤユヨrラリルレロワヰヱヲあいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわゐゑを日一国会人年大十二本中長出三同時政事自行社見月分議後前民生連五発間対上部東者党地合市業内相方四定今回新場金員九入選立開手米力学問高代明実円関決子動京全目表戦経通外最言氏現理調体化田当八六約主題下首意法不来作性的要用制治度務強気小七成期公持野協取都和統以機平総加山思家話世受区領多県続進正安設保改数記院女初北午指権心界支第産結百派点教報済書府活原先共得解名交資予川向際査勝面委告軍文反元重近千考判認画海参売利組知案道信策集在件団別物側任引使求所次水半品昨論計死官増係感特情投示変打男基私各始島直両朝革価式確村提運終挙果西勢減台広容必応演電歳住争談能無再位置企真流格有疑口過局少放税検藤町常校料沢裁状工建語球営空職証土与急止送援供可役構木割聞身費付施切由説転食比難防補車優夫研収断井何南石足違消境神番規術護展態導鮮備宅害配副算視条幹独警宮究育席輸訪楽起万着乗店述残想線率病農州武声質念待試族象銀域助労例衛然早張映限親額監環験追審商葉義伝働形景落欧担好退準賞訴辺造英被株頭技低毎医復仕去姿味負閣韓渡失移差衆個門写評課末守若脳極種美岡影命含福蔵量望松非撃佐核観察整段横融型白深字答夜製票況音申様財港識注呼渉達良響阪帰針専推谷古候史天階程満敗管値歌買突��接請器士光討路悪科攻崎督授催細効図週積丸他及湾録処省旧室憲太橋歩離岸客風紙激否周師摘材登系批郎母易健黒火戸速存花春飛殺央券赤号単盟座青破編捜竹除完降超責並療従右修捕隊危採織森競拡故館振給屋介読弁根色友苦就迎走販園具左異歴辞将秋因献厳馬愛幅休維富浜父遺彼般未塁貿講邦舞林装諸夏素亡劇河遣航抗冷模雄適婦鉄寄益込顔緊類児余禁印逆王返標換久短油妻暴輪占宣背昭廃植熱宿薬伊江清習険頼僚覚吉盛船倍均億途圧芸許皇臨踏駅署抜壊債便伸留罪停興爆陸玉源儀波創障継筋狙帯延羽努固闘精則葬乱避普散司康測豊洋静善逮婚厚喜齢囲卒迫略承浮惑崩順紀聴脱旅絶級幸岩練押軽倒了庁博城患締等救執層版老令角絡損房募曲撤裏払削密庭徒措仏績築貨志混載昇池陣我勤為血遅抑幕居染温雑招奈季困星傷永択秀著徴誌庫弾償刊像功拠香欠更秘拒刑坂刻底賛塚致抱繰服犯尾描布恐寺鈴盤息宇項喪伴遠養懸戻街巨震願絵希越契掲躍棄欲痛触邸依籍汚縮還枚属笑互複慮郵束仲栄札枠似夕恵板列露沖探逃借緩節需骨射傾届曜遊迷夢巻購揮君燃充雨閉緒跡包駐貢鹿弱却端賃折紹獲郡併草徹飲貴埼衝焦奪雇災浦暮替析預焼簡譲称肉納樹挑章臓律誘紛貸至宗促慎控贈智握照宙酒俊銭薄堂渋群銃悲秒操携奥診詰託晴撮誕侵括掛謝双孝刺到駆寝透津壁稲仮暗裂敏鳥純是飯排裕堅訳盗芝綱吸典賀扱顧弘看訟戒祉誉歓勉奏勧騒翌陽閥甲快縄片郷敬揺免既薦隣悩華泉御範隠冬徳皮哲漁杉里釈己荒貯硬妥威豪熊歯滞微隆埋症暫忠倉昼茶彦肝柱喚沿妙唱祭袋阿索誠忘襲雪筆吹訓懇浴俳童宝柄驚麻封胸娘砂李��浩誤剤瀬趣陥斎貫仙慰賢序弟旬腕兼聖旨即洗柳舎偽較覇兆床畑慣詳毛緑尊抵脅祝礼窓柔茂犠旗距雅飾網竜詩昔繁殿濃翼牛茨潟敵魅嫌魚斉液貧敷擁衣肩圏零酸兄罰怒滅泳礎腐祖幼脚菱荷潮梅泊尽杯僕桜滑孤黄煕炎賠句寿鋼頑甘臣鎖彩摩浅励掃雲掘縦輝蓄軸巡疲稼瞬捨皆砲軟噴沈誇祥牲秩帝宏唆鳴阻泰賄撲凍堀腹菊絞乳煙縁唯膨矢耐恋塾漏紅慶猛芳懲郊剣腰炭踊幌彰棋丁冊恒眠揚冒之勇曽械倫陳憶怖犬菜耳潜珍
“kill them with kindness” Wrong. CURSE OF RA 𓀀 𓀁 𓀂 𓀃 𓀄 𓀅 𓀆 𓀇 𓀈 𓀉 𓀊 𓀋 𓀌 𓀍 𓀎 𓀏 𓀐 𓀑 𓀒 𓀓 𓀔 𓀕 𓀖 𓀗 𓀘 𓀙 𓀚 𓀛 𓀜 𓀝 𓀞 𓀟 𓀠 𓀡 𓀢 𓀣 𓀤 𓀥 𓀦 𓀧 𓀨 𓀩 𓀪 𓀫 𓀬 𓀭 𓀮 𓀯 𓀰 𓀱 𓀲 𓀳 𓀴 𓀵 𓀶 𓀷 𓀸 𓀹 𓀺 𓀻 𓀼 𓀽 𓀾 𓀿 𓁀 𓁁 𓁂 𓁃 𓁄 𓁅 𓁆 𓁇 𓁈 𓁉 𓁊 𓁋 𓁌 𓁍 𓁎 𓁏 𓁐 𓁑 𓀄 𓀅 𓀆
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2025/3/31 23:00:07現在のニュース
PFASが海自・下総航空基地から検出と千葉県が発表 水路・金山落の汚染原因は「基地からの排水」と結論:東京新聞デジタル([B!]東京新聞, 2025/3/31 22:54:07) 百度、AIアプリにDeepSeekなど導入 利用者増狙う - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/3/31 22:54:06) リアルタイム視聴率は重要なのか 「あんぱん」は朝8時に固執しない:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/3/31 22:51:26) 情報漏洩疑惑めぐる第三者調査終了 兵庫県、内容は処分時に公表:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/3/31 22:51:26) JR肥薩線、熊本県内の3駅廃止で最終合意 20年九州豪雨で被災 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2025/3/31 22:48:35) スマホ新法、米Apple・Googleなど3社対象 ��取委 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/3/31 22:47:56) 首都圏マンションの大規模修繕工事で談合疑い…管理組合発注を対象、設計監理会社側も関与か([B!]読売新聞, 2025/3/31 22:46:52) 【そもそも解説】国軍のクーデターから4年、ミャンマーでいま何が?:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/3/31 22:46:06) 小学1年の給食減量は「不適切」 裁判で和解、福岡・宮若市が謝罪:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/3/31 22:46:06) フジテレビ、CM再開まだ遠く スポンサー、報告書受け対応見極め | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2025/3/31 22:42:58) PFASが海自・下総航空基地から検出と千葉県が発表 水路・金山落の汚染原因は「基地からの排水」と結論(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2025/3/31 22:40:38) 「南海トラフ」首都圏の津波による死者は最大6300人…新被害想定、早期避難の実現へ「現状」と「課題」とは(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2025/3/31 22:40:38) BSフジ『プライムニュース』キャスター・反町理氏、セクハラ&パワハラに「該当し得る」行為([B!]産経新聞, 2025/3/31 22:40:21) 日本曹達、賃上げ率18.8% ベア一律5万円 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/3/31 22:40:18) 国内2カ所目「内密出産」導入 東京・賛育会病院、望まぬ妊娠に対応:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/3/31 22:39:13) 「有力な番組出演者」や役員のハラスメントを認定 フジ第三者委:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/3/31 22:39:13) 国際園芸博の建設費、97億増 横浜市が警戒する「万博から飛び火」:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/3/31 22:32:41) 「令和の百姓一揆」 農家ら3200人がデモ「農業は危機的状況」 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2025/3/31 22:31:41) フジ社長会見「苦言を呈します」一部不適切な発言が飛び、スタジオ画面に切り替わる 記者マイク回収される(スポニチ) | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2025/3/31 22:31:41) 生々しいやりとり…中居氏BBQで幹部「アナウンサー調整してみます」被害者は当時フジ女子アナ(スポニチ) | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2025/3/31 22:31:41) 中居氏への刑事・民事の責任追及「あらゆる選択肢を検討」 フジ社長 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2025/3/31 22:31:41) JR九州と熊本県、肥薩線八代―人吉の復旧で最終合意 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/3/31 22:31:37) 北海道運輸局、JR北海道に改善指示 安全管理に不備 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/3/31 22:31:37) 肥薩線八代―人吉復興計画、上下分離でJR九州の負担軽減 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/3/31 22:31:37) JR四国、26年3月期に経常黒字18億円 中計目標を達成へ - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/3/31 22:31:37) JR東海初代社長・須田寛さんお別れの会 大村知事ら参列 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/3/31 22:31:37) 関���鉄道、4月1日から精神障害者割引導入 常総線など - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/3/31 22:31:37) 「るるぶつくばエクスプレス」4月8日発売 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/3/31 22:31:37)
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【〈千年村〉研究ゼミ】 前期活動報告⑹〜韓国調査篇
韓国千年村調査3日目(8月23日)
中谷研究室学部4年の小谷さくらです。韓国調査3日目の様子を��伝えします! 今日からいよいよ千年村比定地の集落調査が始まります~
<8月23日のスケジュール> 09:00 燕山郡燕岐県 調査 10:30 比豊郡赤鳥県 調査 12:00 昼食 13:00 熊津山城 見学 14:00 扶餘郡悦城県① 調査 15:30 扶餘郡悦城県② 調査 16:00 国立扶餘博物館 18:00 ロッテリゾートホテル到着 19:30 夕食 / 調査の振り返り
7時15分に起床。3日目ともなると朝の準備も手早く終えられるようになります。
ホテル内のレストランで朝食をとり、8時にバスに乗りこんで調査に向かいます~!
9:00- 燕山郡燕岐県 集落調査
図1 燕岐郷校(撮影:2024/08/23 碓井颯)
朝一番で韓国初の集落、燕山郡燕岐県にて調査です!
山と河川に挟まれ、まさに背山臨水の地形に展開されたその集落には李氏朝鮮時代に儒教の学校として各郷に置かれていた郷校がありました。
門が閉まっていて入ることはできませんが、威厳のある朱色の門と立派な建造物は、当時の人々が儒教教育を大変重要視していたことが分かります。 門は3つの扉から構成されていますが、向かって右が入口、左が出口、そして真ん中は祖先や先代の先生方などが通る扉として普段は閉め切られ、祭事などの際に開かれるようです。
燕岐郷校を基点に3グル��プほどに分かれて集落調査を行いました。
途中で幼稚園に出会ったのですが、石垣を模した塀で囲まれていました。昔ながらの韓国住宅は石垣で囲われていますから、石垣が韓国建築におけるアイデンティティであるという意識がある程度現地の方々の中にあるのではないかと推測してみたり、、 ちなみにこの塀のデザインは、この後様々な集落や都市で目にすることになるので次第に慣れていくのですが、普遍的であることに気づく前の自由な想像も楽しいものですね!
図2 幼稚園の石垣(撮影:2024/08/23 小谷さくら)
少し経って、幼稚園から西北方向へ同行していただいた早稲田大学文学部の植田先生と韓先生が、これは寺院ではないかと立ち止まられたのです。しかし私たちの目には民家にしか見えません。しかしよく見ると神社の屋根に確かに「卍」がありました。事前調査でもこの場所に寺院があると記されています。
図3 100年の歴史を持つ寺院(撮影:2024/08/23 ���田剣) 日本でよく目にするような建物ではなく、人々が日常生活の中で気軽に足を運べそうですね!
偶然お坊さんらしき方が通ったので聞いてみたところ、この建物はなんと100年ほどの歴史を持つようです。
寺院付近の住宅は比較的新しいものが多く、道もまっすぐ整理されているので近年形成され��住宅地だと推測できます。 玄関扉に以下のような煌びやかな装飾が施されている家が多くありました。先生方によるとこのデザインは近年の流行りだそうです(^^)
図4 新興住宅の玄関扉(撮影:2024/08/23 小谷さくら)
大通り沿いは郷校や寺院の周辺とは異なり、陸屋根の民家や3,4階建てのアパートばかりでした。陸屋根は60年代にブームとなりましたが、結局雨漏りなど不備が多くさらに切妻屋根をかけているそうで、、
図5 大通り沿いの景観(撮影:2024/08/23 戸田剣)
また、村(マウル)の入り口を示す石碑が2つほど見つかったため、少なくとも二つ以上の村が集落内に存在していることが分かります。石碑がつくられた年代にばらつきがあり、一斉に造られたわけではなさそうです。
図6 村の入り口を示す石碑(撮影:2024/08/23 口石直道)
10:30- 比豊郡赤鳥県 調査 小学校の北側の山際に展開された集落です。一つ目の集落と同様に私は植田先生と韓先生とご一緒させていただいておりました。
お二人が東屋で立ち止まって何やらお話されていたのでどうも気になるのですが学生はとりあえず歩いてみようということで、航空写真で発見できた集落の境のため池まで歩くことにしました。
日本の千年村調査あるあるとして犬に吠えられるということがありますが韓国でもそれは変わらないようです。犬の良く吠える村は良い村だと先生がおっしゃっていたのでまあいいかと思いながら歩みを進めていると時折り古い蔵があったり、集落の端には樹齢年の大樹を発 見したり。
図7 民家の様子(撮影:2024/08/23 戸田剣)
図8 村の端に位置する大樹(撮影:2024/08/23 小谷さくら)
時間になってしまったので急いでバスへ戻ると、植田先生と韓先生が比定のデーターベースが間違っていたとおっしゃっていました。すべてを信用できるデータというのはないものですね。
韓国千年村研究、なかなかに道のりは険しい、、、(T_T)
燕山郡燕岐県の集落をあとにして次なる目的地、熊津山城へ向かいます。
12:00- 昼食
正午を回っていたので熊津山城のふもとで昼食をとることに。韓先生も以前いらしたことのあるお店だそう。前菜が8種類ほどテーブルに並び、いざ食べようと思いきや前菜の後にメイン料理がくるそうでそのボリュームに日本勢は圧倒されてしまいました笑メイン料理は白身魚と緑茶のお茶漬け。和食と変わらないように思えますが、中には味付けが独特なものも。
図9 昼食のお茶漬け(撮影:2024/08/23 碓井颯)
12:30- 熊津山城 たらふく食べてエネルギー補給をしたのでいよいよ熊津山城へ。
前日に見学した上党山城とは異なり、山の頂上を囲むような形で築かれた山城です。
図10 下から見上げた熊津山城(撮影:2024/08/23 小谷さくら)
頂上には王宮址だとされる発掘現場があり、ふもとから見上げた山城の姿と王宮址から眼下に臨める景観は、当時の山城の威厳を十分に想像し得るものでありました。
14:00- 扶餘郡悦城県① 集落調査 熊津山城を後にして本日3回目の集落調査へ。 牛小屋やため池、寺院を示す標識など様々な構造物を発見。しかしそれらのつながりや村の構造をいまいち掴めないという声があがりました。
図11 集落の景観(撮影:2024/08/23 碓井颯)
千年村ではないのだろうか、、少し気を落としながらバスの停車の場所まで歩いていきましたが、バスが停車する前の村役場に集っていた地域の方から暑いからと招き入れていただき飲み物や村史をいただきました。現地の人々の暖かさを体験できました(^-^)
図12 村役場でおもてなしを受けている調査メンバー(撮影:2024/08/23 碓井颯)
15:00- 扶餘郡悦城県② 調査 その後、協議をした上で直ぐ近くに位置する郷校のある集落に向かうことになりました。ここでも郷校を基点に集落を調査しました。
しかし、1番初めに向かった集落より規模が小さく、山と大通りの距離が短かったのでより近代化がみられる集落でした。
図13 郷校の横にそびえたつ大樹(撮影:2024/08/23 小谷さくら)
郷校から少し登ったところには古い家が多くありました。
図14 郷校に近い民家(撮影:2024/08/23 戸田剣)
郷校の隣には現在の小学校が建てられており、この位置関係は様々な集落で普遍的にみられるようです。
図15 郷校の隣に建てられた小学校(撮影:2024/08/23 戸田剣)
郷校の横には樹齢年ほどの大樹が位置していて、関係性が考察できました。大樹の先にはお墓が位置していて、典型的な韓国集落の構成要素が実際にどのように配置されているかを体験できた集落でした。
扶余邑を走るバスの車窓からは、広大な錦江の景観が臨めました!川幅はもちろんのこと、河川敷のスケールも日本とは大違いで思わず見惚れてしまいました。
図16 車窓から臨む錦江(撮影:2024/08/23 碓氷創平)
16:00- 国立扶餘博物館 国立扶餘博物館に到着し、解説を聞きながら鑑賞しました。扶余で出土し、韓国の国宝として各地で様々なモチーフに使用されている「百済金剛大香炉」も目にすることができました。
当時の人が残したものを見るだけでもその技術や使われ方にまで想いを馳せれば当時の生活景を鮮やかに思い描くことができますね。
図16 百済金剛大香炉(撮影:2024/08/23 口石直道)
18:00- ロッテリゾートホテル扶余
博物館を後にして、本日の宿泊場所へ。ロッテリゾートホテル扶余は今回の調査に同行していただいているguga都市建築の趙先生が設計されています!
図17 ロッテリゾートホテル扶余(撮影:2024/08/23 碓井颯)
19:30にホテルの地下にあるフードコートで調査チーム全員で夕食を食べながら今日の調査の振り返りをしました。
同行していただいた先生方から様々なご意見、アドバイスをいただき、明日以降の調査の方針、そして今後の韓国千年村の在り方について再考する機会となりました。
夕食後、部屋に戻って韓先生に絵地図の見方を教えていただきました!(^^)
日記を書いたり、調査資料を修正したり、コインランドリーに奔走したりしているとあれもうこんな時間?となり、あたふたと3日目が終わっていきました。
以上、韓国調査3日目、8月23日の日記でした!
明日は今日の反省を生かして引き続き集落調査です!4日目となろうともやはり異国の地です。目に映るものは何もかもが新鮮です。
待ち構えているであろう新たな発見が楽しみですね!
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国家機密の漏洩を中国など外国に漏らさない仕組みである「セキュリティクリアランス」が法制化に向けて検討が進んでいる足元で、我が国のエネルギー問題を議論する内閣府「再生エネルギータスクフォース(以下、再エネTF)」が燃えています。 内閣府で行われている再エネTFは、安倍晋三政権以降、重要閣僚を歴任した自民党・河野太郎さんが用意している審議会に準ずるハコで、国民に広く負担を求めている再エネ賦課金や再生エネルギーの固定買い取りをするFIT価格に関して政府に提言を行う会議体です。 もともと河野太郎さんは教条的な脱原発思想の持ち主で、政策的に原子力発電から再生エネルギーにシフトさせることを重視してきました。2021年には、我が国のエネルギー政策の大きな方針を定める『エネルギー基本計画』の策定において、原案について説明に来た官僚を怒鳴りつけ、パワハラ騒ぎを起こしています。 【関連記事】 ◎河野太郎大臣 パワハラ音声 官僚に「日本語わかる奴、出せよ」(週刊文春電子版) 問題は、パワハラを起こしたことだけではなく、河野太郎さんが原案にあった「(日本の発電能力のうち)再生エネルギーの比率を『36~38%』という上限のある数字ではなく『36~38%以上』に(しなさい)」という河野太郎さんの主張そのものにあります。 この河野太郎さんの主張を政府内で後押しする会議体のひとつが、今回問題となった再エネTFです。実質的な構成員4人のうち、大林ミカさん、高橋洋さんの二人がソフトバンク系の自然エネルギー財団からの起用です。 その大林ミカさんが政府に提出した再エネTF関連の資料には、中国国営の送電企業である国家電網公司の資料であることを意味する刻印が刻まれており、日本のエネルギー政策を議論し改善案を提案するべき再エネTFに中国製資料が混ざっているというのはどういうことなのか、と問題になったのが今回の事件です。 【関連記事】 ◎河野太郎の再生エネルギータスクフォース(内閣府)で元活動家構成員が中国企業の資料で政府への提言取りまとめ(note) 結局、内閣府は、ハッキング被害に遭ったからという雑な理由で資料の公開を一時中止しましたが、今回の会議資料だけでなく、昨年12月に行われた前回資料にも実はその中国企業の刻印があったことが判明すると、釈明を二転させています。 また、河野太郎さんもTwitter(X)上で、「チェック体制の不備でお騒がせしたこと」とポストしていますが、これは河野太郎さんらしいレトリックで、責任はそのような会議体に大林ミカさんらを選任した河野太郎さん自身ではなく、会議体を運営している官僚のミスだと話をすり替えているようにも見えます。 河野太郎のハイリスクな人選 実際、今回問題になった大林ミカさんは反原発活動を繰り返し行っているNPO団体「原子力資料情報室」の元幹部です。ソフトバンク系の自然エネルギー財団の事業局長として選任するのはともかく、このような人物を河野太郎さんがイデオロギー的親和性から政府の会議体に招聘してしまうというのは割とリスクの高いことです。 折しも、政府の重要とされる指定情報について、出入りする官僚や民間事業者に対して認定がない��り公開させないというセキュリティクリアランス法案がいまの国会でまさに審議されようとしているところです。その中で勃発したのですから、何ともタイミングの悪い話です。 この内閣府再エネTFは、霞が関的にはあまり重要視されていない会議体ではあります。しかしながら、上記のようにエネルギー基本計画やFIT価格、再エネ賦課金にまつわる議論の中で国家機密に該当する事項を河野太郎さんが知っている可能性が高く、その内容について再生エネルギー界隈にとって有利なように反論や提言をさせることも充分に考えられますから、非常に可燃性の強い事件であると言えます。 また、今回の件では、再生可能エネルギー、ひいては太陽光発電が抱える問題を理解しておく必要があります。つまり、太陽光発電ゆえに日中にしか稼働しないことから、夜の時間帯の電力需要に合わせるため必要な大容量蓄電池も、いずれも中国製太陽光パネルや中国産レアメタルの依存度が高い商品だということです。 河野太郎さんのことなので、じゃあアメリカはいいのか、原発もトイレなきマンションでいいのかと議論をしてくる可能性は高くあります。 しかしながら、アメリカとは互恵関係にあり、原子力業界的にもアメリカ資本やアメリカ企業とは日本も相互に買収や投資でご一緒できる関係です。使用済み核燃料の問題も、次世代核融合炉や中間貯蔵施設も含めた核サイクルの議論も進捗中です。 そもそも日本の電力会社や電源開発企業が中国で自由にビジネスができないことを考えれば、相互主義の観点から中国に日本政府が格段の配慮を行う理由はまったくありません。 むしろ、原発事故も起こしてしまった日本は諸外国に比べて原子力発電の新規設置数では見劣りしています。また、欧州の過剰な再生エネルギー礼賛の動きがロシアによるウクライナ侵略の影響で完全に頓挫し、脱原発を完了したとされるドイツですら原子力に回帰させています。EUでは、原子力発電を「グリーン」認定せざるを得ない状況になっているんですね。 もちろん、原子力発電所にいざ事故が起きてしまうと大変なことになりますから、地震など災害の多い日本では、より慎重な運用が求められるというのは言うまでもありません。 日本のエネルギー政策に紛れ込む中国の毒 既に述べた通り、再エネTFが扱う議題で中国の関与が特に危険だとみられるのは、電力代に上乗せされる形で負担させられている再生エネルギーへの付加金の引き上げ、それ自体への提言も再エネ普及の規制緩和等のテーマのひとつになっているからです。 固定買取制度では、太陽光発電や洋上風力発電などの再生可能エネルギーの普及・振興のため、電力を各家庭や企業に配電する旧一電(旧一般電力事業者;東京電力や関西電力など)に対し、再エネで発電した電力をFIT価格で買い取ることが決められています。これは、国民負担です。 再生エネルギー政策が拡大したのは、東日本大震災に伴う福島第1原発事故がきっかけでした。この時に原子力発電の稼働が全国で一斉に停止したことに加え、当時の旧民主党・菅直人政権がソフトバンク・孫正義さんらの関与もあって、再生エネルギーの振興へと大きくシフトしたことが出発点です。 その後の自民党政権でも大型台風やゲリラ豪雨、猛暑などの気候変動対策のために二酸化炭素の排出を削減する政策を打ち出し、二酸化炭素の排出において、発電稼働時は環境負荷が少ない太陽光によるメガソーラーや新たなベースロード電力として洋上風力発電などに脚光が集まりました。 さらに、安倍晋三政権後に成立した菅義偉政権では、2020年10月26日の臨時国会所信表明演説において、自民党・公明党間での合意に基づき、2050年までに日本がカーボンニュートラルを目指すと宣言しました。 正直、この2050年に二酸化炭素排出「実質ゼロ(出した二酸化炭素の量と同量の処理、吸収を行って二酸化炭素を増やさないこと)」という事実上の国際公約はかなり高いハードルです。 こういった環境政策の実現にあたっては、当時の総理・菅義偉さんや河野太郎さんとゆかりの深い側近議員であり、再生エネルギー議連の事務局長を務めていた自民党・秋本真利さんが受託収賄の罪で逮捕・起訴されるという事態も起きています。 国民のエネルギーという観点でみれば、旧民主党政権以降長らく原子力発電所の稼働ができなかったことから、定常的な電力供給(ベースロード)の大半を火力発電所に頼った結果、日本のエネルギー輸入が2022年には対前年比96.8%増の33兆4755億円に達しました。 単純に、これだけの日本の国富が海外に流れ出たことを意味し、当然のことながら日本は大幅な貿易赤字に転落しています。 資源のない日本にとって、エネルギー調達の多様化や、再生エネルギーなどによる国産化は悲願です。同時に、原子力発電所の再稼働がようやく進み始める中、今回の再エネTFでの一件は「我が国政府のエネルギー政策に関する議論が、よりによって中国の影響を受けてしまっているのではないか」という大きな懸念が投げかけられるきっかけとなったのも事実です。 エネルギーの海外依存がダメな理由(当たり前) また、菅直人政権でFIT価格42円/kWh(キロワット・時)という途方もない高値に設定され、再生エネルギー推しになった背景には、当時エネルギー産業への参画に意欲を燃やしていた孫正義さんの考えも色濃く反映されていました。 その後、孫正義さんは日本の電力を海外から調達��る野心的なプラン「アジア・スーパーグリッド構想(ASG)」を立ち上げ、その推進を図るためにこの大林ミカさんらが所属する自然エネルギー財団を組成した面もあります。 菅直人政権で成立した法外に高いとも言える太陽光発電のFIT買取価格を決めたのは、メンバーリストに載っている調達価格等算定委員会委員長で、当時、京都大学教授であった植田和弘さんです。元自然エネルギー財団の理事を務めておられた方です。 また、東京都の元環境局長であった大野輝之さんは自然エネルギー財団常務理事を現任されています。この辺、大丈夫なのかなとは思います。 【関連資料】 ◎国会エネルギー調査会(準備会)について(環境エネルギー政策研究所) ◎自然エネルギー財団スタッフ エネルギー政策がなぜ重要なのかと言えば、海外にエネルギーを依存すると、その海外の政治的な事情で電気を止められた場合、安全保障リスクがいきなり発現するところにあります。 日本が台湾やマラッカ海峡、インド洋、紅海などの安全確保に常に関与しようとするのは、エネルギーの輸入路であるこれらの海域が日本の安全保障において死活的に重要だからです。 ましてや、原子力発電所で事故が起きたからと言って、孫正義さんが韓国・中国やモンゴルロシアにまたがるエナジーグリッドを構想したところで、中国や韓国が外交問題などで「ムカついたので日本への送電やめます」とか言われたら日本では死人が出てしまいます。 ヨーロッパ(EU)では、(イギリスを除き)陸続きということもあり、国を超えたエネルギーの相互融通が問題なく進められてきました。ロシアによるウクライナ侵攻でエネルギー価格が急騰し、脱原発や再生エネルギーへのシフトが頓挫したのも、ロシアから送られてくる天然ガスパイプラインが停止されたことが大きな理由のひとつでした。 ロシアに天然ガスを依存したヨーロッパのように、エネルギーを外国に依存するリスクを考えれば、日本が中国や韓国に大事な電力供給を依存する考え自体が荒唐無稽であるとも言えます。 「一帯一路」の基本方針に沿った発言 その自然エネルギー財団が参画している国際会議・エネルギー構想は、今回問題となった中国国営企業・国家電網公司が中心となって組成している非営利団体、GEIDCOです。 これは、中国の派遣的貿易政策の国際金融面を支える一角「一帯一路」にも深く関わりをもっていて、2015年9月に中国国家主席・習近平さんが国連開発サミットで提唱した国際送電網構想(グローバルエネルギー・インターコネクション)の実現にも与する団体と言えます。 その会長が、今回問題となった国家電網公司の元董事長(経営者)の劉振亜さんであり、副会長がソフトバンクの孫正義さんです。 今回の問題を受け、内閣府の規制改革推進室がTwitter(X)上で、「自然エネルギー財団と中国政府・企業とは人的・資本的な関係はない」と説明していますが、結果的に知らされていなかっただけで間違っているとも言えます。 言い換えるならば、中国「一帯一路」の国際エネルギー政策において、日本側窓口のひとつになっている、事実上の出先機関であると言えます。 「一帯一路」と関わりがあるからただちに問題だとは言えませんが、これらの関連性について情報公開(ディスクロージャー)が行われてきたかと言えば、決してそうではありません。 このように、中国の対外政策とゆかりの深い団体の構成員に、重要閣僚を歴任した河野太郎さんが日本のエネルギー政策の問題や懸念を開示していたのだとしたら、セキュリティクリアランスにおける重要指定情報を海外勢力に流した疑いも否定できなくなります。 もしも内閣府が大林ミカさんら関係先の中国関与について一定の嫌疑を持つのであれば、国家公務員として適切な法的手段を行使して、大林ミカさんの出自や中国への渡航歴、入出金履歴を洗うレベルではないかと思います。 もともと大林ミカさんの名前が出るようになったのは、何らかの事情で成田一坪地主で、反基地拡張運動に従事される方と関わりを持たれたことに端を発しています。 思い返せば、2003年ごろから「大丈夫なのかなあ、この人」という心証を持っておりましたので、20年以上のときを経て、旧民主党やソフトバンクに食い込んで自然エネルギー屋になっていたというのは感慨深いものがあります。 また、河野太郎さんが旗振り役の再エネTFに対しては、エネルギー政策基本分科会において、「最低限の知識さえも理解も有さないような委員で構成されたような組織は存在していること自体がどうかと思う。まさに行政改革すべき対象ではないか」と指摘されています。 【関連資料】 ◎第48回総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会 他方で、再エネTFは国際連系線(※)について触れた上で、「2050年を見据えた、アジア諸国との国際連系線構築を検討すべき」としており、実質的に電力の中国依存をすべしという「一帯一路」の基本方針に沿った発言をしているのは注目されるべきことかと思います。 ※国際送電網における国家間をつなぐ個別の送電線のこと 問題は、大林ミカさんなどはともかく、周辺におられた原英史さん、川本明さんら、規制改革では論客とされる方々がこれらの主張の背景関係を本当に知らなかったのかという点です。 他国の代弁者と思われる人が政府の委員会などに入ってしまう背景 例えば、河野太郎さんが主催する会議体でスピーカーとして出席していた民間人氏は、民間シンクタンクに在籍し、規制改革会議のワーキンググループのメンバーであると同時に、シンガポールに拠点を置く中国資本と思われる対日本投資ファンドでパートナーを務めておられました(2023年11月、筆者らからの利益相反の指摘を受けてファンドを辞任)。 【関連資料】 ◎規制改革推進会議について(内閣府) また、ライドシェア関連議論においても、推進役の人物は、自身の経営する会社のサービスで中国の配車サービス大手と資本関係や業務提携があります。日本で中国人による白タク行為がこの中国企業経由のマッチングにより横行しているにもかかわらず、いまだにライドシェアの規制緩和を求める発言を繰り返しています。 単に産業面での利益相反なだけでなく、関係性を明示することなく、他国の政策にとって有利な発言や提言を政府内で繰り返しているケースは少なくありません。 しかし真の問題は、そういう人物を推挙した人が相応に大物であったり、重要閣僚経験者が推薦した人物について、その適格性を深く考えることなく、ほぼノーチェックで官邸や内閣府など事務局が委員に選任してしまうことにあります。 これらの事象を、事務局のミスだ、官僚が悪いと指弾することは簡単ですが、そもそもそういう人物をなぜ政府が選任するに至ったかはよく考える必要があるでしょう。 そして、本来はこのような会議体には、エネルギーに直接携わる人物を選任し、国民の利益にかなう必要な議論を重ねるとともに、安全保障の観点や技術開発、国際動向といった観点の議論も加味し、2050年やその先のような長期のエネルギー調達のビジョンをしっかりと打ち立てることが必要なのではないかとも思います。 今回、このような問題が起きているのは政権基盤が揺らいでいる岸田文雄政権下ですが、非常に難しいのは、「来年いないかもしれない岸田さんのために、地雷原の中で汗をかこうと思っている官僚はほとんどいない」ということです。 また、少なくともこの秋までは政権を持たせなければならない岸田さんからすれば、自民党内の裏金議員処分もにらんで党内宥和を図る観点から、問題のタスクフォースを仕込んでいる河野太郎さんや、その後ろ盾になっている菅義偉さんと握らないと難局を突破できなさそうだということに尽きます。 この問題は岸田さんにしか解決できない事案であって、せっかく現状では無敵の人でもございますし、岸田さんにはご裁可をしっかり降ろしていただきたいと願う次第です。
河野太郎が仕切る再エネ会議の資料に中国企業の刻印が……安全保障の根幹であるエネルギー政策に紛れ込む中国の毒 【山本一郎の“炎上商法”】中国依存度が高い太陽光パネルやレアメタル、ゲスの勘ぐりかもしれないけど大丈夫?(1/6) | JBpress (ジェイビープレス)
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【小説】氷解 -another- (上)
誰かを傷つけた後は、自分も傷を負う。
殴った後にその手が痛むように、それは代償として、必ず負うことになる。一方的に相手を痛めつけるなんて芸当はできない。そんな勝手は許されないのだ。傷つけた分は、傷つかなくてはいけない。たとえその痛みが、平等ではないにしても。
傷つけるとわかっていて手を下した時は、なおさら性質の悪い傷が残る。その音が聞こえてきそうなほどに心が軋んだのを感じたり、予想通り、耐え切れなくなった涙が溢れ落ちていくのを見たりするのは、そんな風に誰かを傷つけるのは、堪える。
いつだってそうだ。特に、怒りに任せて部下を怒鳴りつけてしまった後は。
「やっぱり、ここにいたのか」
窓辺に腰かけ、眼下に広がる灰色の街を見下ろしていると、そんな声と共に、缶コーヒーが現れた。手に取ったそれは温かく、俺は咥えていた煙草を口元から離す。
「貝塚……」
目線を上げて顔を見やると、その男は自分の煙草に火を点けるところだった。
「お疲れさん。さっきはすげぇカミナリ落としてたなぁ。聞こえてたぞ、こっちのブースにまで」
貝塚はそう言って、わざとらしく笑って見せる。俺は思わず、大きな溜め息をついた。
「……一週間前に、会議の資料を作るように頼んだんだよ。今日の、重要な会議に使うやつを。それが昨日になっても出来上がってこなくて、ギリギリになってやっと持って来たと思ったら、印刷はめちゃくちゃで、おまけに、数字は一年前のデータだった」
「高倉さんかぁ。可愛いし愛想もいいんだけど、仕事がいまいちなんだよねぇ」
「資料を全部作り直すには時間がなかった。そのまま使うしかないと断念したが、数字が間違ってるんじゃ、先方だってこちらを信用できないだろう。だから耐え切れず、高倉を責めちまった。『重要な会議だって言ってあったのに、どうしてこんな』ってな」
重要な会議の資料なんて、部下に任せず自分ひとりで作成すればよかった。もっとこまめに資料作りの進捗を確認しておけばよかった。前日のうちに残業させてでも資料を完成させて、修正する時間を今日に残しておくべきだった。
そんな後悔が、喫煙室に紫煙となって立ち込める。
「……そしたら、あいつ、なんて返事をしたと思う?」
貝塚は煙草を咥えたままで返事をしなかった。俺は続けて言う。
「『だって、私にとっては重要なことじゃないですし』、だとよ」
「……それで、高倉さんのことを思いっきり怒鳴りつけちゃったってことか」
そう言う貝塚の口元は笑っていたが、その目は少しも俺のことを馬鹿にしてなどいなかった。
「あんな怒鳴られたら、高倉さん、泣いちゃったんじゃない?」
「……泣いてたよ」
俺は力なくそう答える。
さっき見た光景が、まぶたの裏から焼き付いて離れない。高倉はまるで子供のように、大粒の涙を零して泣いていた。私は悪くない、とでも言うように、俺のことを睨んでいた。ぽろぽろ、ぽろぽろと泣きながら、本当は文句を言いたいのであろう唇から、絞り出すように「すみませんでした」とだけ言って、それでも眼光は鋭かった。俺を非難する目だった。
「可愛い女の子を泣かせちゃったら、そりゃあ、後味悪いよねぇ」
貝塚の苦笑に、同情の色を感じ取る。
所属する部署も役職も異なるが同い年の貝塚は、社内で気兼ねなく話せる同僚のひとりだ。ライターを貸してやったのがきっかけで、喫煙室で言葉を交わす仲になった。
「まぁ、そんなに落ち込まないで。縞本だけが悪い訳じゃないだろ」
「……そうだな」
どうやら、俺を励ましに来たつもりらしい。それをありがたいと感じる反面、隣の部署のやつに気を遣わせるほど部下を怒鳴りつけるなんて、��、また後悔が生まれる。放って置くとどこまでも、俺の内側から後悔ばかりが滲み出てくるような気がする。
「高倉さんの方には、井荻さんが行ってくれたから、大丈夫だと思うよ」
缶コーヒーのプルタブを開け、一口飲もうとしたところだった。俺は思わず、動きを止めていた。
「井荻が……?」
「ちょうど定時だったから。更衣室で高倉さんと一緒になるだろうと思って、残業しないでもう帰るように伝えたんだ。あのふたり、大学時���の先輩と後輩なんだろう?」
「ああ…………」
井荻。
井荻沙織。
俺は、あの澄んだ瞳に見つめられると、なんて呼べばいいのかわからない、複雑な感情を抱かずにはいられない。
だが貝塚からその話を聞いて、多少、安堵できた。あいつが高倉の面倒を見てくれるなら、安心だ。
「そういえば高倉さん、春までに辞めちゃうんだって?」
コーヒーを飲んでひと息ついていると、貝塚が思い出したようにそう言った。
「そうらしい。俺も次長からそう聞いた」
「高倉さん、辞めるってことを直接次長に伝えたのか。直属の上司は縞本なのに、それを飛び越して」
「『もうあんな人の下で働きたくないです』だとさ」
「ははは、そりゃあ確かに、縞本に直接は言えないよなぁ」
貝塚は煙を吐き出しながら、朗らかに笑った。それから妙に意地の悪い笑みを浮かべると、声を落としてささやくように言う。
「高倉さんが辞めるんだったら、うちの課の井荻さん、そっちに異動させちゃおうか?」
「余計なことしなくていいぞ」
コーヒーをあおる。缶コーヒーは、飲めないほど不味くもなければ、また飲みたいと思わせるような美味さもない。
「ああ、そうか。縞本も、春で異動なんだっけ」
「九州にな」
「大出世じゃないか」
「正直、あまり嬉しくはないな」
「寂しくなるね」
「……そうだな」
貝塚が灰皿に煙草をこすりつけ、口から最後の紫煙を吐いた。俺はすっかり短くなった煙草を灰皿の中へと落とす。
吹きつける風に、ガラスが小さく揺れる音がした。窓の外は曇天で、今にも雪がちらつきそうな、重たい雲で埋め尽くされている。風が強いのだろう、雲の流れが速い。
すっかり暗くなった街を行く人々は、皆黒っぽい装いに見えた。春の訪れなど、微塵も感じさせない景色。
だが、春は必ずやって来る。そしてその時、俺はもうここにはいない。
「コーヒー、ありがとな」
礼を言うと、貝塚は目を伏せたまま片手を挙げて俺に応えた。もう一本吸ってから仕事に戻るつもりらしい、次の煙草を咥えていた。俺は喫煙室を出て、三階の営業部フロアに戻るため、階段に向かって歩き出す。
「――正直、もうあんな人の下で働くことに耐えられないっていうか」
廊下を歩いていたら、そんな声が聞こえた。ちょうど、女子更衣室の前だった。
「縞本さんって、正直、人の心がわからないんだと思うんですよね。……あ、」
更衣室の扉が開くと同時に、声の主は口をつぐむ。見れば、高倉志保だった。制服から着替え、今から帰社するところのようだ。まだ泣いていたのか、その目は赤く、潤んでいる。
高倉は俺の顔を見て咄嗟に、もうひとりいた女子社員の後ろへと隠れた。そのもうひとりは、井荻沙織だった。
ふたりは、今日俺が叱責したことについて、話をしていたのだろう。俺は思わず、足を止めていた。高倉は井荻の陰で動かないまま、こちらを見ようとしない。何か言葉を発しようともしない。
俺は彼女にとって、顔も見たくない相手なのかもしれない。口にした言葉が俺を非難する内容であっても、それを即座に謝罪する気にもならないのかもしれない。上司の陰口を叩くのは良くないことかもしれないが、それは恐らく、高倉の本心であるに違いない。
こんな人間の下で働きたくないと、そう言って泣く彼女を否定するのは、間違っている。退職を決め、次長にそう告げた彼女の感情は、本物だ。それをあれこれ言うのは間違いだ。少なくとも俺に、そんな権限はない。
だがこの苛立ちは、どこへ向かわせればいいのだろうか。
俺は小さく息を吸い、波立つ自分の感情を抑制する。
「井荻、」
「あ、はい」
呼ばれた井荻は一瞬、きょとんとした表情をしたが、すぐに返事をした。
「今日、行くのか?」
「はい。行きます」
どこに、と言わなくても、井荻はそう返事をした。ちゃんと通じたようだ。
「あっそ」
高倉のいる前で、それ以上の長話をする気にはなれなかった。俺は再び歩き始める。階段を登り、定時を過ぎたがまだ半数近い社員が残っている営業部フロアへと足を踏み入れる。
俺の机の上には、まだやらなければいけない仕事が積んであった。目の前の書類に集中しろ。自分にそう言い聞かせる。とりあえずは、今日の会議の大失態の後処理だ。どうやって先方の信頼を回復するか。まずは、それから考えよう。
「……人の心がわからない、か」
仕事に取りかかろうと思っているにも関わらず、先程の高倉の言葉をつい反芻してしまう。誰かからそう言われたのは、これが初めてという訳ではなかった。思い出す。土下座して、額を畳にこすりつけて頭を下げていても、罵声を浴びせられ続けたあの日のこと。
――あなたは自分のことが、図々しいとは思わないんですか。私たちの心なんて、あなたにはわからないんでしょうね。
そんな風に言ったあの人の言葉を、今でもときどき、夢に見る。その言葉は後悔となって、感情を掻き乱し、俺のことを痛めつける。
俺は誰の心もわからない。わかりようがない。たとえばそれは、上司に叱責された部下の、責任を逃れたいという甘い言い訳であり、あるいは、息子の自殺を止めることができないでいた、ふがいない親である自分たちへの怒りであり、もしくは、素直に感情を口にすることができなかった、恋人に対しての猜疑心だ。
俺はそういった誰かの感情を、わからないままでいる。わからないから��者を傷つけ、そうして、俺自身も傷を負ってきた。傷つけたのと同じ数だけ、痛みを感じた。
そしてそんな俺の心も、誰にも理解などされない。
だが、わかってなんてくれなくていい。共感も同情も、必要とは感じない。ありふれた安易な言葉で癒されたいと思うほど、俺はまだ堕ちてはいない。
「……わからなくって、結構だ」
そう、独り言をつぶやいたら、やっと仕事に取りかかる気になった。
今の俺にはすべきことがあり、それは誰かの傷を癒すことではない。
たとえそれが、自分自身の傷なのだとしても。
人間が自殺するきっかけなんて、ほんの些細なことにすぎないということを、俺は知っているはずだった。
ある年の、気が滅入るような雨と湿度の高い日々が終わらないでいた七月の初め、前職の会社で働いていた俺は、この春に入社した新入社員のひとりが自殺をしたという報告を部長から受けた。自殺した井荻公介は、俺が初めて受け持った部下のひとりだった。
その報告を受けた時、「一体、どうして」という疑問が湧き、そして同時に、その疑問を掻き消すかのように、「人が死ぬ理由は、大層なものとは限らないよな」と思う自分がいた。
井荻公介が自殺した理由を、俺は知らなかった。だが、彼が時折、暗い顔をして机に座っているのを見たことはあった。かと言って、死を覚悟して思い詰めているという風にも見えなかった。俺と話をする時はいつだって朗らかであったし、冗談を言って周囲を笑わせることだってあった。時間の空いた時や飲み会の席では世間話をすることもあったが、プライベートなことを深く聞いたことはなく、たとえばまだ独身だった彼に恋人がいるのかとか、両親や家族と上手くやっているのか、そういったことは知らなかった。
だから部長から、「縞本、最近、井荻くんに何か異変とかなかったか?」と尋ねられた時、正直に、「少し沈んだ様子の時もありましたが、深刻そうな様子ではありませんでした」と答えた。
その時、部長が妙に神妙な顔つきになり、「そうか……」と、独り言のようにつぶやいて深く頷いていたことに、俺は違和感を覚えたが、部長の様子が何を危惧しているのかはわからなかった。後になってから思い返してみると、恐らく部長は、この時すでに、この先に起こり得るであろう未来を予想していたに違いなかった。
井荻公介が自ら命を絶ったということはショックではあったが、それはどこか、俺の手が及ばない、遠くの出来事であるようにも感じられた。実際、その後の俺にできたことは、彼が受け持っていた仕事を整理し、他の部下たちに割り振ることだけだった。
仕事を片付けているうちは、彼がすでにこの世にいないという事実は実感できなかった。それは葬儀に参列している時だけは別であったが、結局、社内の自分の机に座っている間は、井荻公介は病欠で長期休養しているのと変わらない気持ちでいた。彼が突然の不在となって混乱したのは最初の一週間程度で、それを過ぎてしまえばいつも通り、机に積まれていく書類を右から左へと処理していくだけだった。
その状況が一変したのは、彼の両親が、彼の遺書を手に会社を訪ねて来た時で、そしてその時初めて、井荻公介が「上司からパワーハラスメントを受けていることが苦痛でたまらない」ということを理由に、自らの手で命を絶つと、そう書き残していたことを知った。
俺を含め、井荻公介と同じ課に所属する社員たちは、常務と役員が待つ会議室にひとりずつ呼び出され、面談を受けた。二週間にも及んだ聞き取り調査の結果、井荻公介に嫌がらせをしていたのは課長であったということが判明し、これには多くの社員がそう証言したことによって、ほぼ確定だと判断された。
確かに、入社直後から、課長と井荻公介は折り合いが悪かった。それは恐らく、ふたりの性格が真っ向から正反対であったということと、自身の学歴を鼻にかけている節があった課長より、さらに有名な大学を井荻公介が卒業していたということが、そもそもの原因であるように思われた。
俺は何度か、課長が井荻公介を指導しているところに居合わせ、時に過剰なのではないかと思うほど叱責をされている時、間に入ってそれを止めたことがあった。仲裁に入ると、課長はそれ以上彼を叱ることはしなかったが、「そもそも、井荻がこんな体たらくなのは、直属の上司であるお前がしっかりしないからだ」と、怒りの矛先を俺へと向けた。
「井荻には、俺からよく言って聞かせますので」と頭を下げても、俺に対する課長の文句はすぐには止まなかった。十五分以上にわたる説教から解放され、自分の席へと戻った時、隣の席の井荻は少しほっとしたような顔をしていた。課長にはわからないように、声を出さないまま「ありがとうございます」と井荻の口元が動いた時、俺は小さく苦笑して、「別に、気にすんなよ」と声をかけたものだ。
そうやって気にかけてはいたが、結局のところ、井荻公介は俺の目が届かないところで課長から嫌味を言われ、嫌がらせをされ、日々少しずつその心に傷を負っていっていたのだった。
同じ課の社員たちは、自らの上司を糾弾することを恐れ、「これは同じ課の人から聞いた話なんですが……」などという前置きを挟み、あたかもそれが、直接自分が見たり聞いたりしたのではないとしながらも、課長がどんな回りくどい手を使って優秀な新入社員をいたぶっていたのかを話した。それは、まるでクラスの悪ガキが考えつきそうないかにも幼稚なものから、思わず耳を疑いたくなるようなものまであったが、結局のところ、課長からパワーハラスメントが行われていたことには違いないと、役員たちには判断された。
そこで、ひとつの問題が持ち上がった。いけ好かないこの課長は、社長の遠い親戚筋に当たる人物だった。そういった後ろ盾があるにも関わらず、いつまでも課長のまま昇進しないのは、それだけこの課長が無能であるということの何よりの証明であったのだが、役員たちはこの課長を庇うことを決断したらしかった。課長が新入社員にパワーハラスメントをして自殺にまで追い込んだという事実は、会社の信頼の大きな損失に繋がり、ただでさえ低迷している直近の��上額がさらに低下するのは避けられない。そう考えた役員たちは、俺に貧乏くじを引かせた。
井荻公介に対するパワーハラスメントは存在しなかった。だが、直属の上司である俺には、監督不行き届きなところがあった。
結局、社内では「そういうこと」として処理がされた。
俺はその責任を負い、退職勧告の処分を受けた。それはつまり、俺が井荻を死に追いやったのだと、そういう解釈になってもおかしくはない結果だった。
その話を部長から告げられた時、いつも頼れる上司であったはずの部長が、なんとも悲痛な面持ちでうつむいていたことを、まるで昨日のことのように思い出せる。
「役員たちには抗議したんだが……。すまんな、縞本。俺の力不足だ」
「いえ……。井荻のことをもっとちゃんと見てやれなかった、俺にも責任がありますから……」
「すまんな……本当に、すまん」
「部長、もういいですよ」
「すまん…………」
部長はこのことがよっぽど後ろめたかったのだろう、「知人に会社を経営している人がいて、その人にお前のことを雇ってもらえないか、なんとか頼み込んでやるから」と、次の就職口の世話までしてくれた。俺の処分も、懲戒解雇にならずに勧告で済んだのは、この人の尽力があったからだった。
途端に、俺の両肩に、井荻公介の死は重くのしかかってきた。不思議な話だが、その重量を知って初めて俺は、井荻の死を実感として受け止めることができたのだった。つまりそれは、取り返しのつかない、拭い去ることのできない現実で、それは過去のものではなく、未来にまで影響を及ぼす絶対的な事実だった。
井荻公介の両親のもとへ、謝罪のために訪ねた頃、長かった梅雨はようやく明け、代わりに俺は、容赦のない日射しに焼かれ続けていた。
週末の昼下がりに訪れた井荻家は、外の熱気などまるで嘘のように、空気は重く凍てついていて、それは最愛の息子を突然失った両親の、怒りと悲しみが入り混じって吐き出される冷気だった。
異様とも思えるほどの存在感を放つ真新しい仏壇が置かれた和室で、俺は井荻公介の遺影と並んで座ったその両親の前、自分が彼の直属の上司であることと、社内にパワーハラスメントの事実はなかったということを伝えた。
その途端、ふたりは激昂し、俺のことを非難した。
「そんな言葉は嘘だ、公介は上司からのパワーハラスメントを苦に自殺したのだ」、と。
「公介は、私たちの最愛の息子は、あなたのせいで死んだのだ」、と。
「あなたが、殺したのだ」、と。
そうだ。俺の言葉は、真っ赤な嘘だ。井荻公介を苦しめていたパワーハラスメントは実際にあった。だが苦しめていたのは俺じゃない。課長だ。俺は以前から、あの課長が気に食わなかった。俺だけじゃない。社内で課長を好いている人間なんて、恐らくいない。皆、表立って声や顔に出さないだけで、あの人のことを嫌っている。なのに、誰も口出しできなかった。だから井荻公介は死んだ。俺が、俺たちが殺したのも同然だ。見ていたのに。聞いていたのに。誰も止めなかった。誰も助けなかった。だから、井荻公介は。自らの手で、命を――。
「沙織、そこで何をしているの」
井荻公介の母親がそう言った声で、俺は思わず、下げ続けていた頭を上げそうになった。目線だけ動かして仰ぎ見る。
和室の入り口に、ひとりの少女が立っていた。黙ったまま、こちらをじっと見ている。高校の制服を着て、エナメルのスポーツバッグを肩から提げていた。日焼けした額に、汗で前髪が張り付いている。今日は土曜日だから、学校は休みなんじゃないのか。部活動の練習でもあって、その帰りなのだろうか。
「帰ってきたら、ただいまって言いなさいって、いつも言ってるでしょう」
少女は俺と目が合っても、挨拶の言葉を発しないどころか、会釈のひとつもしなかった。ただ、何かを探ろうとしているような深い瞳で、俺のことを見つめていた。その仕草は、死んだ井荻公介に似ていた。それからやっと、井荻には妹がひとりいるらしいことを思い出し、この少女こそが、その妹なのだとわかった。
「もういい、二階へ行っていなさい」
父親がそう言うと、少女は返事もしないまま、俺からふっと目線を逸らして、廊下の向こうへと歩いて行った。やがて、階段を登って行く音が聞こえてくる。
「……すみません。今のが、娘の沙織です」
どこか落胆したような声音で、父親がそう言った。
「以前から、あまりおしゃべりな子ではなかったのですが、公介が亡くなってからは、口数がほとんど……」
肩を落として言う父親の姿は憔悴しきっていた。ついさっき、「出て行ってくれ。もう二度と、この家の敷居を跨がないでくれ」と、菓子折りの箱を投げつけてきたのが嘘のようだ。
だがそれは、そのひと時だけだった。父親はそう口にしたことで、息子が死んだのは、今目の前にいるこの男のせいだということを思い出したようだ。ぷつぷつと汗が噴き出していくかのように、俺への非難が始まっていく。
俺はふたりの前で頭を下げ続けた。何を言われても、会社から言われた通りのことを、言われたように繰り返した。パワーハラスメントはありませんでした。そういった事実は確認できませんでした。
井荻の両親はそれを否定し続けた。嘘つき、嘘つき。人殺し人殺し人殺し。息子を返して。私たちの息子を返して。
「あなたは自分のことが、図々しいとは思わないんですか。私たちの心なんて、あなたにはわからないんでしょうね」
母親が吐き捨てるようにそう言って、それから、わっと泣き出した。今日何度目かになる嗚咽を漏らしながら、不明瞭な声で息子の名を呼ぶ。
呼ばれた息子は遺影の中で、穏やかな笑みを浮かべている。その笑みは、もうこの先、絶えることがない。彼はずっと微笑んだままだ。実際の井荻公介は、もう二度と笑うことも、母親に返事をすることもできないのに。
「もう、お引き取りください」
父親が、耐えかねたようにそう告げた。
「あなたが来ることは、公介の供養にはなりませんから。もう、結構です」
窓の向こうから、蝉の鳴き声がする。母親はおいおいと泣き崩れている。俺が持参した��子折りの箱が、ひしゃげて畳に落ちている。蛍光灯の点いていない、昼間でも薄暗い部屋で、仏壇の蝋燭の火がゆらゆらと揺れる。
ああ。
俺はこんな光景を、以前にも見たことがあった。
真奈が死んだのも、こんな暑い日のことだったっけ。
あんな風に遺影の中で、ただ静かに笑っていたっけか。
※『氷解 -another-』(下) (https://kurihara-yumeko.tumblr.com/post/634221127908098048/) へと続く
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1人が死亡し18人がけがをした福島県郡山市の飲食店の爆発事故で、死亡したのはこの店で行われていた改装工事の現場監督だった仙台市の50歳の男性と確認されました。警察と消防はプロパンガスによる爆発とみて詳しい状況を調べています。
30日午前9時前、福島県郡山市島2丁目にある飲食店、「しゃぶしゃぶ温野菜郡山新さくら通り店」で爆発がありました。 店の中で男性1人の遺体が見つかり、警察が身元の確認を進めたところ、仙台市太白区の会社員、古川寛さん(50)と確認されました。 警察などによりますと、爆発が起きた店は新型コロナウイルスの影響で4月から休業し、その期間中に店舗の改装を行っていたということです。 古川さんが勤務する仙台市の設計施工会社によりますと、古川さんはこの店の改装工事の現場監督で、壁紙を塗装したり床を貼り替えたりする作業を行い、ガス関係の工事は請け負っていないということです。 今回の爆発では、このほか周辺の銀行のATMを使っていた人や近くの会社の事務所にいた人など、20代から80代の男女18人がけがをしました。 このうち40代の女性2人が重傷ですがいずれも意識はあり、残りの16人は軽いけがだということです。 消防によりますと、爆発が起きた建物の敷地にはプロパンガスのボンベが6本倒れていて、このうち3本でガスが漏れ、バルブが壊れていたということです。 警察や消防はプロパンガスが爆発の原因とみて詳しい状況を調べています。
仙台市にある設計施工会社の小西造型は、今回爆発が起きた現場の店舗で壁の塗装や床の張り替えなどの工事を請け負っていました。
この工事は、今月23日から始まり、30日は、店の看板を補修する予定だったということです。
古川さんは30日朝、宮城県内の自宅から会社の車で現場に向かい、午前8時10分ごろ、現場に着いたことを会社に連絡していました。
契約している警備会社に、古川さんが午前9時の数分前に現場の建物の鍵を開けた記録が残っているということで、それ以降は連絡が取れていないということです。
当時現場にいた社員は、古川さん1人だったということです。小西造型は「古川さんは仕事熱心で、誰よりも現場に詳しい優秀な方でした。事故の原因は分かりませんが、亡くなってしまったことは非常に残念です」としています。
爆発による衝撃 数百メートルにわたる
爆発現場となった郡山市島2丁目付近は、郡山市役所から西に1キロほど、JR郡山駅から、西に3.5キロほど離れています。
市の中心部で、商業施設や住宅地が広がる地域です。
爆発による衝撃は、数百メートルにわたって伝わったとみられ、周辺の店舗や住宅に、窓ガラスが割れるなどの被害が出ています。
このうち、現場から南に150メートルほどの離れた桑野協立病院���は、職員が地震と間違えるような震動を感じ、1階から4階までの窓ガラスがあちらこちらで割れているということです。
また、現場から東に370メートルほど離れた郡山女子大学付属幼稚園でも、ドンという大きな音とともに窓ガラスが1枚割れる被害が出ています。
爆発は改装工事中のフランチャイズ店
「しゃぶしゃぶ温野菜」の運営会社を傘下に持つ外食大手の「コロワイド」によりますと、爆発があった「郡山新さくら通り店」は直営店ではなく、いわゆるフランチャイズ経営の店舗だと��うことです。
平成18年に開業し、これまでに店側からガス漏れのトラブルが報告されたことはなかったということです。
この店舗は、ことし4月23日から新型コロナウイルスの影響で休業していて、今月21日から31日までの予定で改装工事を行っていたということです。
隣の電気工事会社 5人けが
爆発があった飲食店の東側にある、電気工事の会社に勤務している65歳の男性によりますと、当時、社内では100人ほどが勤務していたということで、男性は天井から落ちてきた照明が頭にぶつかりけがをしました。
また、この男性も含め合わせて5人が割れた窓ガラスが当たって首に切り傷を負ったり、崩れてきた壁で背中を打ったりするなどの軽いけがをしたということです。
男性は「とても大きな衝撃で、飛行機が墜落したかと思いました。事務所の窓ガラスが数多く壊れて、突然落ちてきた照明に頭をぶつけ、けがをしました。会社が再開できるように、いち早く復旧したいという思いです」と話していました。
100メートル余り離れた高校では
爆発が起きた飲食店から南へ100メートル余り離れた高校では、爆発の衝撃で教室の窓ガラスが割れ、けが人はいませんでしたが、生徒たちの間には動揺が広がっていました。
郡山女子大学附属高校は、夏休みが短縮された影響で31日までが登校日で、爆発が起きた当時は朝8時40分から全校で試験が行われていたということです。
学校によりますと、爆発による爆風や揺れで30枚ほどの窓ガラスが割れたりひびが入ったりしたほか、天井の配管がずれたり、ドアが壊れたりする被害があったということです。
けが人はいませんでしたが、被害を受けて、その場で泣きだしたり、過呼吸になった生徒が少なくとも10人はいたということで、担架や車いすを使って保健室に運び、休ませたということです。
もっとも被害が大きかった2年1組のクラスでは、校舎の北側にあたる窓ガラス2枚が大きく割れ、すぐ近くの机の下に落ちていました。
窓側から2列目の席に座っていたという生徒は「耳が痛くなるくらいの大きな音がして、同時にガラスが割れ、すぐに体を投げ捨てるようによけました。とても怖かったです」と話していました。
また、隣のクラスにいた40代の男性教諭は「窓が揺れるような風圧がものすごく強く、試験中だったが、生徒たちも動揺し、自分自身も恐怖を感じた。生徒には大きなけがの報告はないが、非常に動揺している」と話していました。
約120メートル離れた病院では
現場から北におよそ120メートル離れた病院に併設されたリハビリ施設でも爆発で大きな衝撃がありました。
施設の中にある浴室の脱衣場では天井の一部が崩れ、火災報知器が垂れ下がった状態になっていました。
また、リハビリなどを行う部屋でも天井についていたエアコンのカバーが2つ外れた���いうことです。
そして、施設の中にある時計は8時55分のままで、爆発の衝撃で止まったものとみられます。
爆発当時、リハビリ施設で勤務していた理学療法士の海藤寛喜さんによりますと、施設には利用者とスタッフおよそ30人がいましたが、けが人はいなかったということです。
海藤さんは「耳が痛くなるような大きな音と地震のような大きな振動を感じ、最初は何が起こったのか分からなかった。利用者の安全性の確保を最優先に考えました」と話していました。
現場近くの病院看護師「爆発音が2回 すごい音と風圧だった」
爆発があった現場から南に100メートルほどの桑野協立病院では、現場側の病室などの窓ガラス、およそ90枚が割れ、さらに病棟内の一部の電灯も落ちる被害がありました。
当時、病院には入院患者およそ80人と看護師などのスタッフおよそ120人の合わせて200人余りがいましたが、けがをした人はいなかったということです。
病室にいた看護師は「突然、爆発音が2回して、すごい音と風圧だった。窓が粉々になって、外を見ると辺りは灰色の煙に覆われて見えなくなっていた。何が起きたか分からず、必死に患者の安全を確認した。振り返ってみるととても怖く全員が無事だったのは奇跡だと思う」と話していました。
病院は、30日は外来診療を休止し、31日からは一部を除いて再開する予定だということです。
美容院で働く女性「建物の近くの道路に人が倒れている様子確認」
福島県郡山市で爆発があったとみられる現場から東側に450メートルほど離れた美容院で働く女性は、当時の様子について「ドンという爆発音を聞いたので急いで店の外に出てみると、建物から煙があがっていました。建物の近くの道路には人が倒れているような様子も確認できました」と話していました。
また、この美容院の周辺の店舗などでも窓ガラスが壊れるなど被害がでているということです。一方、この美容院には被害はなかったということです。
郡山市が避難所を開設
福島県郡山市は、爆発の影響で住宅に被害を受けた人などを受け入れるため、午前10時から、市内の亀田1丁目にある「桑野地域公民館」に避難所を設けています。
総務省消防庁 現地に職員派遣
総務省消防庁は原因の調査を支援するため、消防研究センターの職員を現地に派遣することを決めました。
また、消防庁の職員も管轄の消防本部に派遣することにしていて、爆発が起きた状況などを詳しく調べることにしています。
専門家「漏れたガスの量もかなり多かったのでは」
東京消防庁のOBで、市民防災研究所の理事、坂口隆夫さんは「映像を見るかぎり、プロパンガスが室内に漏れて、何らかの原因で着火して爆発したと考えられる。店の天井や壁が全体的に吹き飛んでいて、骨組みだけになっている。周囲も4つの方向すべてで被害を受けている。漏れたガスの量もかなり多かったのではないか」と指摘しています。
そのうえで、「これだけ激しく建物が壊れているので、建物は耐火構造ではなく、簡易的な構造だったのではないかと推測される。耐火構造であれば、壁などがすべて吹き飛ぶということは、よほどの圧力が加わらないと起きないと思われる」と分析しています。
この飲食店は新型コロナウイルスの影響で4月から休業していて、その間に改装を行い、31日から営業を再開する予定だったということです。
こうしたことも踏まえ、爆発の原因については、「通常の状態であれば、ガス漏れはそう簡単に起きるものではない。営業再開に向けて改修工事をしていたならば、ガスの配管、あるいは器具の近くで工事などが行われていた可能性があり、それによってガス漏れが発生したのではないか、ということがまずは考えられる」としています。
また、長期の休業を経て営業を再開するほかの飲食店についても「ガスの元栓を閉め、店舗内にガスが供給されないような状況にしてほしい。ガスの元栓や配管の点検をしっかり行うことが必要だ」と注意を呼びかけています。
過去の主な爆発事故
建物が突然、爆発し死者やけが人が出た事故は過去にも相次いでいます。
おととし7月の西日本豪雨では、岡山県総社市のアルミ工場に近くの川からあふれた水が流れ込んで爆発が起きました。
周辺の住民数十人が骨折などのけがをしたほか、飛び散ったアルミで住宅が焼けるなどの被害が出ました。
また、おととし12月には、札幌市の不動産会社の店舗で爆発があり、周辺の住民など40人以上が重軽傷を負ったほか、まわりの建物の窓ガラスが割れるなどしました。
この事故では、店舗内で除菌消臭用スプレーを大量に噴射したことで可燃性ガスが充満し、給湯器のスイッチを入れたことで爆発が起こったとみられています。
さらに、今月5日には、静岡県吉田町の工場の倉庫から火が出て爆発的に燃え広がり、消防隊員3人と警察官1人の合わせて4人が死亡しました。火元を調べていた4人が、突然、爆発のようなものに巻き込まれたとみられています。
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昨年九月に亡くなった父の一周忌法要が無事に終わった。 改めてこの一年を振り返ると、線香をまめに焚いていたこともあってか 生前よりもずっと父のことを思い出すことが多かった気がする。 約一年振りにあった親族と膳を囲みながら酒を呑み、世間話に花を咲かせていると つい先週ぐらいにもこの食事会やったよな?と錯覚してしまう。 歳を重ねるほど頭の働きや体の動作が鈍くなる一方、 時間経過は年々加速していて、もう一年が思春期の一ヶ月ぐらいの体感しかない。 体の劣化は着実に進んでいて、 食道癌の疑いから胃癌の疑いへメドレーリレーで検査に振り回されたり 持病の悪化で通院回数と薬の量が増えたり、突然始まった耳鳴りに悩まされたり 我が身のポンコツさが、雨漏りの酷い古民家のように思えてきて情けなくなる。 修繕費用がかさむ家は潰すか建て替えを検討するところだが、生身の体はそうはいかない。 墓じまいする家が増えている中、我が家は世間に逆行するように新しく墓を建てた。 父の親族が眠る墓は遠すぎて墓参りに行く気が起きないとの理由で 家から近い場所(車で十五分ほど)を母が選び、真新しい墓に納骨も済ませてきた。 プロテスタントの母は「死んでまでお父さんと一緒の墓には入りたくない」が口癖で 自分が死んだら祖父母の眠っている教会に納骨してくれと何かにつけ念押ししていたのだが 父が亡くなった途端に「仕方ないから入ってあげようかな」と言い始め、墓を新調したのだった。 一周忌法要の少し前、自宅の仏壇に一枚の葉書が置いてあるのを見つけた。 差出人を見ると、幼い頃から良く遊んでもらっていた父の友人からだった。 学生時代からの大親友で、今は介護施設に身を寄せているらしい。 同級生の友人は次々にいなくなって寂しい。 残ったのはいよいよ俺と●●(父の名前)だけになってしまったが お互い体に気をつけて長生きをしようと、そんなことが書かれていた。 亡くなったことを知らせなくて良いのかと母に問うと 「だってじぃじが生きてることが■■さんの今の心の支えなんだから、 わざわざ気力を奪わずに、元気にしてると思わせてあげましょうよ」と静かな口調で語った。 教えない優しさ、か。人生、まだまだ学ぶことがある。 父の死後、名義変更や遺産相続の手続き等で 本当に多くの手続きがありヘトヘトになったので いずれ来るであろう自分の死後に、残されたものの負担を軽減できればと 死後事務委任について調べ始めた。 私の場合、例えばサブスク契約だけでも七社ぐらいあり スマホとの合算請求だったり、PayPay引き落としだったり、クレカ払いだったりと 支払い方法が異なっていてややこしい。 このブログもバックアップ機能のついた有料(アドバンス)契約なので 解約するには届出がいるであろうし、そういった諸々のことを予め伝えておけば 死後に手続きを代行してくれるらしい。 自分が死んだ後のことについて、ネガティブになり過ぎることなく むしろポジティブに考えられるようになったことが、父の遺した最後の教えかも知れない。
一周忌 - 忍之閻魔帳
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2025/2/25 21:00:14現在のニュース
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忘れうる伝承
まず第一には家族主義的傾向を挙げることが出来ます。ー家族主義というものがとくに国家構成の原理として高唱されているということ。日本の国家構造の根本的特質が常に家族の延長体として、すなわち具体的には家長としての、国民の「総本家」としての皇室とその「赤子」によって構成された家族国家として表象されること。
‐丸山眞男「日本ファシズムの思想と運動」
ここはどこなのか。もちろん富山県東部を走行中であることは分かっている。しかし横で車を運転する妻の存在も忘れてしまうほどの混迷に襲われていたことは確かだ。辺りはほとんど真っ暗闇である。私は思い出していた。幼い頃「祟りの子」と呼ばれ忌み嫌われていた旧友の存在を。私は山梨県の生まれだが、その響きが妙に頭に残り結局この歳まで度々思い出すことになった、その存在を、再度思い出していたのは偶然ではない。これから調べることになる地域の人びとが信仰心や土着の慣習に基づいて私に依頼をしていることだけは確かなのだ。
車が目的地である民宿に着いた。駐車場があることは既に聞き及んでおり、そこに車を停めた。宿泊料金は向こうが持ってくれるという。「はじめまして、遠藤さんですね」と言いながら女が出てきた。
お察しのとおり、私は遠藤秀 (みのる) である。どうやらここは朝日町と呼ばれる地域のようで、依頼主である、施設を管理する普通の主婦のような見た目の女性は高橋と名乗った。見た目は可もなく不可もなくといった感じの初老ほどの女性だ。髪型はショートだが、服装が浴衣のようなつなぎでクロックスのような踵を覆うサンダルを屋内で履いていた。彼女の名前は関東地方に多い名前なのではないかと思ったのだが、話の腰を折るのも億劫なので黙っていたがどうやら関東の出身のようであった。
「主人にとっては普通のことが私にとっては不思議なことだらけで……」
大きな声で話す女だと思った。関東の女の印象とは異なるが、指摘しないことにした。その代わりと言っては何だが彼女から事のあらましを語ってもらうことにしよう。
食事を採り、応接間のような場所に通された後に30分ほど世間話に興じることとなり、妻の美貌などの話で盛り上がった。私は否定したが恐らく多くの者にとって妻は美人だろうということは付け加えさせていただく。悪しからず。彼女は庶務だと思って欲しいと言った。事実ではあるが、元々出掛けの際は一人にしておきたくなかったという事情がある。名前は遠藤夫人とでも読んでいただきたい。それにしても声の大きな女だと思った。依頼の件を話すことは可能ですかと彼女に問われ私は快諾した。先程眠っていたからだ。元はといえば5日前に私の事務所に「複雑調査」の依頼が来たことが始まりだった。「複雑調査」というのは私が名付けたサービスの名前で通常の興信所では行わない複雑な依頼のつもりなのだが、実のところ私の理解では特殊な面はない。ただ単に煩雑な調査だと思って頂ければいい。電話越しの彼女が言うには市内3ヶ所の神社に藁人形が釘で刺された上に「レイ破廉恥、座敷男と交わった」という脅し文句のようなものが書かれた貼り紙が貼られていたというのだ。私は実のところその貼り紙に書かれた言葉が気になってわざわざ日本の反対側である日本海に面した富山県にまで来たのであった。
彼女は言う。「初めは近所の人が気付いて話題にしていたのを耳にしたのですが、貼り紙にあるレイというのが他ならぬ私の娘なんです、10歳になります」
「それで、私に依頼したわけですね」
「はい。座敷男と交わったという表現はうぅん、何ていうんでしょう、お前の母ちゃん出臍みたいなこの地域における慣用表現なんです。ひょっとしたら娘に危害を加えるつもりの人物が書いたのではないかと思ったのです」
「ちょっと待ってください。座敷童ではなく、座敷男ですか」
「そうなんです。大人の男は時々見境が無くなるという教訓を込めたと言われています」
「なるほど、警察にはまだ言ってないんですね」
「娘の為にも大事にしたくなかったのでまだ通報はしていません。近所の噂程度です」
「町内会のようなものへは」妻が聞く。
「話していません。私と夫を除いては見つけた近所の方��その方と仲良くされているお宅の方だけではないでしょうか。貼り紙を見つけた橋下という方が言っていました」
「とりあえず、分かりました。また話がある場合はまた明日伺うので、今日は休ませてもらいます。調査もぼちぼち始めます」
「分かりました。それではおやすみなさい」
翌日、私は女将さんに件の神社の住所を聞き妻と一緒に向かった。近年の富山は雨や曇りではなく、むしろ晴れている印象なのだが、その印象に違わず晴れていた。子どもの頃には日本海側は雨や曇りの印象があったが、なぜこうなったのだろうと思う。そのことを妻に話したら無視された。
3件の神社を回ったが、どれも何の変哲もない神社だった。土地の価値の関係か都会にあるものよりも大きく感じた。こんなところに藁人形が打ち付けてあったら驚くだろうなと思った。特に今日のような晴れた日には。しかし正直他には何も分からない。3件目の神社は他のものとは違い鳥居が黒く塗られていたの。既に大分禿げかけていたがそれがかつて黒かったことはよく分かった。
民宿に着いて女将さんに実行した人に身に覚えはないか、と聞いたが身に覚えはないと言う。
3件目の神社の管理を任されているという、橋下というお宅へ向かった。その方が藁人形と貼り紙を持っているというからだ。まだ元気そうなお爺さんが出てきて怪訝な表情を浮かべている。早速用件を伝えると例の貼り紙を持ってきて頂いた。どれも白い紙に黒いマジックのような跡で「レイ破廉恥、座敷男と交わった」と書かれてある。大体前情報の通りだ。今度は藁人形を見せてもらった。藁人形が着いて私はあっ、という声が出た。藁人形が紫色に塗られていたのだ。何かのペンキだろうか。
私と妻は、民宿の部屋に腰を落ち着け、話し合う。
「どういうことなんだろうね」私は言う。
「まぁ、大きな事件というわけではないみたいだし、ゆっくり事に当たればいいんじゃない」
「確かに」
���して私たちはその日は食事を採るまでゆっくり過ごし、その後は寝ることにした。食事は美味しかった。
翌日、私たちは女将さんの許可を貰いレイちゃんの通う小学校に向かった。今日も晴れていた。担任の先生と待ち合わせしたのが午後0時10分で、ちょうど昼休みである。親の許可を得たと伝えた上で探偵であることを述べると大人しく同意してくれた。コンプライアンスがあるだろうがある程度は融通が利くようだ。
職員室に通され「何があったんですか」と単刀直入に尋ねられた。電話越しに分かる通り、若い女性だった。
「近所の神社3件にレイちゃんを誹謗する内容の貼り紙が為されていたんです」
「それは大変ですね、彼女には何と言えばいいですか」と彼女が言う。
「とりあえずレイちゃんには黙っていてあげてください。ところでここからが本題なのですが彼女に過剰な関心を持つ人ないしは生徒に心当たりはありませんか」
「いえ、分かりませんがここ1か月ほどかなり怪しい風貌そして挙動の人が学校の周りで生徒によって確認されています」
「どのような人ですか」
「はい、サングラスをかけており生徒の方を見ながらぶつぶつ独り言を言っていたとのことです。学校の者が確認に当たりましたが残念ながら見つけることは出来ませんでした」
「そうですか。参考になりました。食事の時間も必要でしょうから今日は退席させて頂きます。何かありましたらこちらまで」と言って私は名刺を手渡した。事務所の名刺だ。
「はい、どうもありがとうございました」と彼女は言っていた。
翌日事件は起きた。民宿で妻とテレビを見ていたら、女将がちょっと待っていてくれ、と言って下の方へ降りていきしばらくすると警官が私たちの部屋に来た。警官が部屋まで来て、ちょっと話を伺いたいと言ってきた。民宿の部屋で私たちは警官に、レイちゃんが帰宅途中、何者かに突き倒され背中の辺りに小さな樽一杯分ほどの紫色のペンキをかけられ、軽い擦り傷を負ったと述べられた。目撃者はお��ず捜査を進めており、そのことに関して何か知っていることはありませんかと。それと並行して自分たちのこと、すなわち探偵という身分であることについても細かく質問を受けた。必然、話題は神社の藁人形と貼り紙のこととなり、私たちはそのことについて調べていたことを話した。するとどうやら、警官は用を終えたと判断したらしく、部屋から出て行った。
「レイちゃんがそんなことに」妻は言う。
「あまり怪しまれない内に俺たちも撤収することになるかもしれないよ」私は言う。犯人と自分たち、一体どこが違うのかという疑問は口にしないことにした。
「え、自首」
「えぇ、今朝警察から電話がありました。これから、署に向かいます」部屋に入ってくるなり、申し訳なさそうにぶつぶつと声を漏らした後で、女将さんは言う。
犯人が警察に自首したのだそうだ。神社の件も自分がやったと認めていると。警官が民宿に来ており、その説明の合間女将さんから聞かされた。犯人は近所に住む20代の若い男で、レイちゃんに好意を抱く無職だったそうだ。彼女への好意以外に何もなかったと。何の意外性もない展開に驚かされたが、案外、世の中そんなものなのかもしれない。今回の件は自分の手を介在させずに解決したので、初期の費用には達しないが着手金は頂くので、半分程度は料金を頂くことになる。
「こんなふうに帰っちゃっていいのかな」私は妻に言う。
女将さんは料金は後日指定の口座に振り込むと述べ、今回のことでは誠にご感謝致します、と言ってくれた。私が翌日帰ることを告げると、彼女は会釈しながら部屋から去っていった。
翌日宿を離れる際、女将さんに異様に感謝されたのが少し気にかかった。
走り出した車の助手席に座りながら外が曇っていることに気がついた。これでこそ富山。妻に話すとそうだね、と笑ってくれた。
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ツアー5日目、盛岡から仙台へ。
おかげさまで22日(水)の岩手公演を無事、しっかりとした手応えで終了することができました。 ついに岩手日報で大谷翔平選手のオープン戦初登板を上回る、今日の紙面トップの写真入り扱いとなりました。

こちらデジタル版記事です。
ゲストとして観客のみならず演奏する団員を魅了する詩の朗読でご共演くださいました、女優・創作あーちすと、のんさんの公式ブログでもご紹介いただいています。
岩手公演当日のバックステージレポートは、またあらためて。
ともあれ、ご来場いただいたみなさま、どうもありがとうございました!
翌日23日(水)は朝からバスで仙台に移動です。わたくしが担当する3号車では・・・。

熟睡率は90%を超えておりました。 3日間の直前合宿で初日は予期せぬ大地震の影響で移動日になってしまい、二日漬けで前日の拍手喝采の名演を見事成し遂げたのですから、疲れてますよね。 胸張って寝よう。

途中の宮城県に入った長者ヶ原サービスエリアでは、福島出身の団員が不思議な名産品を見つけたようで、宮城出身の団員に尋ねているようです。

ふたたびバスに乗り込むと、隣のホルン菊野奏良くん(福島市出身の高校2年生)とトロンボーン海津洸太くん(白河市出身の高校3年生)がお菓子を食べながら小声で話をしていました。 奏良くんから 「田中さん、”がんづき”って知ってますか?」 さきほどのサービスエリアで話題になった宮城の名産品のようです。 「何、それ?」 「いやぁ、福島にもないんですよ」 「東北ってひとつにくくっても、それぞれ違いがあるよね」 「普通に話をしていても、突然わからない方言が出てくるんですよ。仙台の団員だと”いづい”とか、”むつける”とか。」 「そう、実はみんな言葉もいろいろだね」 「そういうの知れるところが東北ユースの良さなんだよなぁ」 さすが第1期に小学5年で入って休団無しの生え抜き団員!
というような話をしているうちに目的地に着きました。

今日の宮城公演が地震の影響で中止になってしまったため、急きょ日立システムズホール仙台をお借りして練習できることになりました。この先、今日を逃すと東京公演まで合奏練習をする機会がありません。

つながる合唱団のみなさんも合わせは無しの練習のため到着されました。

まずは練習会場となるコンサートホールに入る前に、

みんなだんだん慣れてきました、抗原検査の時間です。

検査結果を待つついでに今日の「主張の強い服を着ている人」を探していたら、声をかけてくれました。

郡山市の大学一年生、ヴァイオリンの阿部姫乃さんなのですが、一見すると主張の強さが感じられません。

しかし、靴が主張していました。 「かわいいでしょ!」 果物王国を謳う都道府県が多い中、福島県もその一つです。福島応援の意味も込めて、合わせ技一本で「主張の強い服を着ている人」認定です。

団員と隔離しての「つながる合唱団」サイドの抗体検査待ちの列の中に「主張の強い服を着ている人」候補者を見つけました。

福岡県からご参加で、「ペ・ヨンジュンと顔が間違われるのではなく、名前が間違えられる」とおっしゃっていた在日韓国朝鮮人のぺェ・ヨンジョンさんです。
マスクが気になって近寄ってみると、

国旗でした!
さらに、

オリジナルでウクライナ・カラーで水引のバッジをつくられたのです。

九州からご参加の9名全員がこのバッジをつけて第九を歌うのだそうです。あとで合唱担当の事務局平子英子さんに伺うと、ペェさんがつながる合唱団の団長とのこと。
もちろん「主張の強い服を着ている人」認定。 現在までのベスト「主張の強い服を着ている人」に間違いありません。
実はわたくしも最近買ったPCケースは、こんな色合いにして主張をしております。

さて、抗原検査の待機組みに眼をやると、合唱団に岩手県宮古市から親子参加の第1期OGのオーボエ鳥居紗季さん、昌子さん親子の姿を発見しました。 やはり似ていらっしゃるものですから、思わず記念撮影をお願いしました。

す、すみません、眼をつむるところまで似ていらっしゃいました。 次のチャンスで再撮させてください。

この日のお昼です。


感染に配慮した横並びスタイルでのランチタイム。 ピーズサインは無言です。

今日の練習会場は仙台フィルのホームとして使用されている立派なホールです。
ここに地元仙台出身のサプライズゲストが来られました。 2019年に東北ユースオーケストラの初の委嘱作品『くぐいの空』を作曲なさった仁科彩さんです。なんと前日の岩手公演を鑑賞してくださっていました。

開演前のプレコンサートから団員の演奏の成長ぶりに感心され、開演で不肖わたくしが司会代役として話はじめた時から涙が溢れたとおっしゃってくださいました(舞台に登場し、話しはじめてスピーカーからのノイズとともに「マスク着けたまま出ちゃってた!」と気づき動揺のあまりマスクを外す際に眼鏡が外れそうになった事件で落ち込んでいたわたくしは救われました)。

みんなが音を一生懸命に聴きあって演奏する姿、素晴らしい演奏に感動しましたとの音楽のプロからの激賞を有り難く拝聴しました。さらには、150個の黒砂糖まんじゅうの差し入れまで、公演お祝いとして頂戴しました。 この春から仙台の某大学で音楽を教えられるために地元に引っ越しされたという仁科さん、今後ともどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。

東北ユースオーケストラの合宿恒例の忘れ物紹介をしてくれたのは福島事務局の竹田学さん。先週の地震6を記録した国見町にお住まいです。自宅の瓦が飛んでしまい、雨漏りを役場で借りたブルーシートで覆う状態の中、今回のツアーに参加してくださっています。どうもありがとうございます。あらためてお見舞い申し上げます。

栁澤寿男さんによる昨晩の盛岡での公演の振り返り反省練習がはじまって、舞台裏で「こんな立派なホールで練習できるっていいわね。最初の年は高校の下駄箱が並ぶ入り口の吹き抜けで寒がりながら練習してたもんね」と述懐されるのは、福島事務局の大塚真理さん。FTVジュニアオーケストラに続く、ジュニアオケ、ユースオケの事務局のベテランです。今回も日々増える忘れ物をまとめて持ち歩くなどのサポートに深謝です。
そして、さっきからの写真で気になっていた方がいらっしゃるかもしれません。今日3人目の「主張の強い服を着ている人」。

東京事務局で会社の後輩、宮川裕さん(第九合唱参加経験有り)のパーカーが強い主張の色でした。恥ずかしがり屋なので背中でポーズの一枚です。

もう一人、ゲストが楽屋口に来て、抗体検査を受けていました。

第2期、第3期とキャプテンを務めてくれたOGのヴァイオリン畠山茜さんで��。現在は東北ユースオーケストラ を長年応援してくださっているJA共済の宮城県本部に勤めています。今日行う予定だった仙台公演のために会社に休日申請をしていたので、そのまま仙台でのホールに来てくれました。手にチョコレートは、TYO同期同学年だった佐藤実夢さん(福島県出身で現在は千葉県で保育士)との共同差し入れでした。


休憩時間には見つけた団員に取り囲まれ、「会いたかったよ〜」と再会の喜びに溢れていました。コロナの時にはできなかったことが、そろそろ戻りはじめている気がします。

練習開始前に団員に挨拶をしてもらいました。1年前の地震による補償をようやく払い終わる作業が済んだのに、先週の地震で未消化率が100%になってしまったとのこと。大人の貫禄を感じました。
途中、栁澤さんは木場義則さんがご指導中の「つながる合唱団」の練習会場へ。

全国からつながって、まだ4日目というのに、妙な連帯感がありますね。
もうひとり、地元在住のゲストが来てくれました。

現在は大学受験のため休団している高校2年生のトロンボーン福澄茉音くんです。同じパートの一つ先輩の海津くんと仲良く再会を喜んでいました。
茉音くんが、「今日、一番ショック受けたわー」と言っていたのが、最初の年の夏の宮古島合宿で福島事務局の渡辺豊さんに同行していた颯太くん(当時5歳、現在は第6期のヴィオラ担当)との背比べでした。

落ち込む茉音くんの周りに高校2年生の同級生メンバーが集まってきたので、再会を祝う記念撮影です。

4月からは「高校三年生ズ」ですね。 茉音くん、志望の理学部物理学科に合格し、復団して東北ユースオーケストラのリーダーとして引っ張っていってくださいね。
この日は3時間ほどの調整練習で、バス3台に分かれて仙台のホテルに向かいます。

わたくしは、ひさびさの「バスの号車担当」として、3号車に乗り込みました。 市街地に入ると、白河市の海津くんが「やっぱり、仙台は人が多いなぁ」と感心しきり。近くに座っていたホルン奏良くんが「コロナ前の中学時代は、よく仙台に友達と遊びに行っていました」というのとは、同じ福島県でもだいぶん違いますね。

バスを降りて、3台分のスーツケースと楽器を運び出し、ホテルの1階から3階にエレベーターで上がって、全員に部屋の鍵を渡すだけで1時間以上かかりました・・・。
とにもかくにも全員元気にしております!
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世界核被害者フォーラム 証言から 2021年12月7日【国民運動】
「核被害者と出会い、行動を起こそう」と呼びかける「世界核被害者フォーラム2021」が3日(日本時間)、オンラインで開かれました。ピースボートが主催し、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)が協力。被爆者や核実験被害者らが体験を語り、核被害者の権利や尊厳、核兵器廃絶に向けた行動について討論しました。核被害者の証言の要旨を順次、紹介します。
多量の放射能漏れ インド・ジャールカンド反放射能同盟 ガンシャム・ビルリさん ジャールカンド州ジャドゥゴダ地区に住んでいます。地域には七つの鉱山があり、大量のウラン鉱石が採掘されています。精製工場もあり、ウランを濃縮する過程で、大量のウラン廃棄物も排出されます。ウラン採掘会社はその廃棄物を村の沈殿池に捨てます。多量の放射能が漏れ、地域の大きな問題となっています。
放射能の影響は女性に顕著で、子どもが障害を持って生まれたり、死産したりしています。ウラン採掘会社の労働者も村の住民も結核やがんといった危険な病気に苦しみ、多くの人々が腎不全に陥っています。私たちは放射能に反対する団体を立ち上げ、20年間、運動を行っています。
空気は悪くなり、水は汚染され、土壌も悪くなりました。政府とウラン採掘会社はこの問題を認めようとせず、むしろもみ消そうとしています。
私たちが求めることは、ウラン廃棄物が捨てられる地域に住む人々が安全な生活環境に戻れるようにすること、放射能の影響を受けているすべての人に補償することです。私たちの地域でこれ以上ウラン採掘を行わないことも要求します。この地域の大気、水、土壌の放射能レベルの調査も行われるべきです。
20代で甲状腺がん 米国・核実験の「風下住民」、劇作家 メアリー・ディクソンさん 核実験が行われる中、放射性降下物をもたらす雲の下で育ちました。近所の酪農場で作られた牛乳を飲み、庭でとれた新鮮な野菜を食べ、アイスクリームに見立てて雪に砂糖を混ぜ、雨でできた水たまりで遊びました。ユタ州ソルトレークシティーでのことです。
1951年から92年の間に、米国政府は大気圏内で100個、地下で828個の核爆弾を爆発させ、ネバダ州の実験場の風下にいた無数の人々に致命的なレベルの放射線を浴びせました。
私は20代で甲状腺がんと診断され、甲状腺摘出手術を受けました。さらに手術をし、子どもを持つことができなくなりました。あまりにも多くの同級生が亡くなり、姉は46歳で亡くなりました。今は妹ががんとたたかい、一番下の妹は自己免疫疾患の治療を受けています。
90年、米国議会は極めて限定的な「放射線被ばく者補償法」を可決しました。2022年に失効しますが、議会に提出された超党派の法案はこれを15年延長し、西部の七つの州とグアムに適用範囲を広げます。正義と償いのための一歩です。
政府が核兵器の狂気のために二度と罪のない人間を犠牲にしない���うに全力を尽くさなければなりません。
(しんぶん赤旗)
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軍隊はその国を象徴する。自衛隊は軍隊ではない、と言う向きもあろうが、日本でたったひとつ軍事力を有する組織であることは間違いない。その唯一の実力組織がいま、静かに迷走している。
組織の進むべき方向を示せない。年功序列と、無意味で形骸化したしがらみに縛られる――。そんな自衛隊の姿は、そのまま日本社会の姿と重なる。全5回のシリーズとなる本稿では、現役の自衛隊幹部や米軍関係者への取材を通して、自衛隊が直面する根深い課題を浮き彫りにする。
「どっちつかずの状態になっている」
「災害支援というのは、自衛隊にとって『麻薬』のようなものなんですよ」
ある陸上自衛隊幹部はこう言ってため息をつく。「麻薬」とはいったい、どういう意味なのか。
内閣府による2017年度の世論調査では、自衛隊に対して「好印象を持っている」と答えた人が約9割にのぼった。また、自衛隊に期待する役割については「災害派遣」を挙げた人が約8割と、「国の安全の確保」の約6割を大きく上回ってトップとなっている。
「戦争放棄」「平和主義」が絶対的スローガンとされた戦後日本において、自衛隊は「鬼っ子」として忌避されてきた。いくら黙々と日々の訓練を積み、有事に備えても、「自衛隊などないに越したことはない」といった言説を声高に唱える識者も少なくなかった。国民はどこか、一歩引いて彼らとこわごわ接する面があった。
そうした空気が変わったのは、2011年の東日本大震災だ。津波で押し流された泥にまみれながら、被災地のがれき処理、そして被災者の救助活動に取り組む姿が国民に広く好印象を与えた。以来、この国で頻発する自然災害に際して「人々を助けるヒーロー」というイメージが確立し、国民にも受け入れられる存在になってきた。
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一見歓迎すべきことのように思える現状の何が、先の陸自幹部は問題だと言うのか。
「自衛隊とはそもそも、何のためのどのような組織なのか――そうした根本的な問題に、誰も向き合わなくなった。災害支援がそのための口実になっているということです。
あくまで軍隊として外敵に立ち向かうための組織である、と自己定義するならそのための訓練をすべきだし、災害支援に特化する道を選ぶのであれば、その専門的な技能を養うべきでしょう。しかし今の自衛隊は、どっちつかずの曖昧な状態に置かれている。結果として、全体の士気も練度も落ちていくことが問題なのです」
近年ではメディアも、前述したような国民感情の変化に沿って、被災地に入る自衛隊を好意的に報じることが増えた。しかし、高まる世の中の期待とは裏腹に、自衛隊内部には葛藤があるのだという。
「例えば、陸自で最精鋭の第1空挺団(千葉県船橋市)が昨年、千葉県での豪雨被害を受けて、倒木を伐採するなどの支援活動をして話題になりました。一般社会から見れば『社会貢献活動に取り組んでいて偉い』というだけでしょうが、その間、彼らの訓練活動は中止されます。
いくら精鋭とはいっても、彼らは災害支援のプロフェッショナルではなく、その点では体力のある素人とさほど変わりません。もちろん災害支援も命令ですから、嫌な顔は見せないでしょうが、『最精鋭の部隊に配属になったのに、木を切らされるのか』と違和感を持った隊員も少なくないと聞きます。実は優秀な隊員ほど、自分の存在意義に疑問を抱き、除隊の道を選ぶ者も多いのが現状です」
「好感度」を手放せなくなった
こうした問題があることは、筆者も別件の取材を通して知っていた。以前執筆した「自衛隊員のメンタルもやられた豚コレラ『5万頭殺処分』の壮絶現場」では、自衛隊が豚コレラに感染した家畜豚のと殺処分に動員されていることを報じた。また捕鯨問題の取材では、鯨肉の消費が落ち込む中、ある自民党議員が「クジラの肉が余ったら自衛隊に食べさせればいい」と発言するのを聞いて、自衛隊が国から悪い意味で「便利屋」のように扱われていると感じたものだ。
とはいえ、災害支援による国民からの「好感度上昇」を今さら手放すわけにもいかない。陸自の別の中堅幹部が言う。
「自衛隊には、演習の騒音問題などで周辺住民との軋轢がつきものでしたが、災害派遣が広報されるようになってから、住民の対応も全く変わりました。『物騒な邪魔者』から『いざというときに頼りになる存在』になったというわけです。世論を味方につけ続けるためにも、災害支援はやめられなくなっている。
また、これは陸自特有の問題ですが、人口減の時代にあって、政府は陸自の隊員数を減らす方向で話を進めています。その中で、予算などの利権を維持するためにもなるべく組織の規模を維持したい陸自にとっては、災害支援はいわば渡りに舟だった。警察や消防の活動範囲に食い込めるのはそこしかなかったんです。警察は県境より外にはなかなか展開できない。消防は人員が限られている。その点、自衛隊は全国展開できますから、適任だと主張できた」
米軍にも問題視されている
自衛隊にとって災害支援が大きなウェイトを占めるようになっている現状を、重く見ている組織がある。米軍である。
「軍隊」でも「災害支援隊」でもない、いわば宙ぶらりんの組織となった自衛隊について、ある米軍関係者は日米共同訓練に参加した際の経験を踏まえて「自衛隊は、米軍からレベルが低すぎて見放されかけている」と重い口を開いた。
「調整の中でミスコミュニケーションが起きるのは日常茶飯事です。誰が窓口かも確認せずに適当にやりとりしておきながら、こちらからメールを送っても反応しない。結果、物品が届かなかったり、必要な支援が提供できなかったりします。また、自衛隊側が欲しいというから最新兵器による支援��準備をしたのに、そもそも使う能力がなかったと後々判明したということもありました。我々に本当に協力して欲しいと思っているのか、疑問に思わざるを得ません。
また、軍事組織であるにもかかわらず指揮系統が定まっておらず、米軍では少佐にあたる3佐に判断を仰いでも『私には権限がありません』といちいち持ち帰って上司に相談するため、ものすごく意思決定に時間がかかる。何のために階級があるのかわからない。
英語できちんとしたコミュニュケーションもできませんから、現場レベルではトラブルが頻発しているし、米軍からクレームが来ると逆ギレする。計画の調整をしようとしても『一生懸命頑張ります』としか答えられない。信じられないと思うかもしれませんが、これが米軍から見た自衛隊の実情なのです。
米軍側も日米関係には亀裂を入れたくないですから、現場のいざこざには『大人の対応』で上官には強く報告せず表ざたになっていないだけで、相当不満がたまっています。米軍幹部も当然このことは承知していて、『はっきり言って、面倒をみるのはこりごりだ』『日米共同訓練はできればやりたくない』というムードがある」
ある防衛省幹部は、こうした米軍の本音を筆者が伝えると「返す言葉もない」と恐縮した。
「私も組織の人間ですから申し上げにくいのですが、その通りと言わざるを得ない。
勘違いしないで欲しいのは、個別の部隊は優秀なんです。真面目に訓練もしている。問題は、そういう部隊がどう動くべきかをマネジメントする人材が圧倒的に不足しているということです。計画にない不測の事態に対応できる力、異なる文化の組織とうまく協働する力、これらが圧倒的に足りていない。
これは自衛隊の訓練の仕方にも問題があります。たとえば演習では『攻める側はひたすら攻めて、守る側はひたすら守る』というような訓練をしているのですが、テロリストやゲリラと対峙した際に、相手がそのような折り目正しい攻撃をしてくるでしょうか?だまし討ち、ゲリラ戦法なども序の口でしょう。
しかし、訓練で不意打ちをすると『卑怯だ』とののしられる。これでは臨機応変な戦闘なんてできっこない。まさに『訓練のための訓練』をしているだけだ、と言われても仕方ありません」
進むべき道がわからない
組織をどう構築し、どう活かすかというビジョンがなく、現状維持と前例踏襲に縛られて現場の効率が上がらず、全体のパフォーマンスが停滞する――この悪循環は、日本型組織が陥る典型的な病理だ。陸自もその例に漏れない、いや、日本でも有数の「ダメ組織」であると若手の陸自幹部は明かす。
「企業では『働かないオジさん』が問題になっていますよね。自衛隊もまったく同じですよ。
陸自の組織では、一般企業でいう課長クラスの1佐以上に昇格すると、多くの人は仕事の負担が圧倒的に減ります。そこに昇格するまでは、朝5時起き・残業はエンドレスのブラックな労働環境なのですが、そこから抜け出してしまえば、部下からと忖度される側になり、とことん物を考えなくてもよくなってしまう。
広報対応などの業務はすべて部下が応答要領を書いてくれるし、間違っていた場合は当然部下が責任をとる。時間とエネルギーが余るので、組織内政治に走る人、筋トレばかりして『サムライ化』する人、部下の仕事の重箱の隅をつついて現場を混乱させる人が出てくる。
私の同僚にも、上官に『「てにをは」が気に入らない』と報告書を何回も突き返されてノイローゼになった隊員がいました。幹部の部屋には基本的に産経新聞しか置いていませんから、イデオロギー的に偏っていることも多い。そういう幹部が米軍のエリートに『ブレクジットについてどう思うか?』などと聞かれても、まともな話ができるわけがない。向こうからは『なんでコイツがこんなに偉いんだ?』と思われているでしょう」
世界情勢の激動の中で…
戦後の日本は現場力が支えてきた。優秀な技術者や営業マンのミクロな努力が、時代に合った製品やサービスを生み、国の地位を押し上げてきた。しかし大局を考えずとも、ひたすら目の前の仕事を片付ければ結果が付いてきた時代はもう終わった。
米中が突入した「新たな冷戦」を見るまでもなく、世界のパワーバランスは再び大きく揺れ動いている。いつ米国が「ひとり立ち」を要求してきても、いまやおかしくない。自衛隊にも、己を組織に捧げる「兵隊」だけでなく、大局を見極めリスクとリターンを吟味し、決断を下せる「将」が必要になっているということだ。
しかし、いまの陸自内部には、そうした理想とかけ離れた惨状がある。組織改革の足かせとなっているのが、幹部養成学校である「防衛大学校」が抱える問題である。(以下、第2回につづく)
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2018年9月10日(月)

旧暦では今日から葉月、俗に木々の葉が落ちる月と言われるが、本格的な秋であることは間違いない。間もなく秋分という季節の変化はもちろんだが、個人的には後期開始が近づいてきた。そろそろ、用意を始めねばならない。

いつも通り、名神茨木ICを降りると、をを、今日は信号機がちゃんとこっちを向いてくれている。

私の研究室は9階建ての8階、台風で壊れた屋根を通して週末の大雨が館内を直撃。メールで連絡は受けていたが、いざ8階へ上がってみると���水がひどい。

部屋の中はビニールシートが掛けられているが、幸い、私の部屋には漏水がほとんど無かったとかで、この部屋の天井から種々作業されているとのこと。ともかく、当分この部屋は使えない。
午前9時に箕面市教育委員会から来客、ただし、研究室は使えないので1階ロビーで対応した。明日の会議の打合せは簡単に済んだが、台風の話に及ぶと停電地域がまだまだあるとか。関西電力でも把握して居らず、市の職員が手分けして調査しているとのこと。
9時15分から、災害対応の緊急会議。被害状況が報告され、今後の対応について協議。大半の教室と研究室のある3号館は、当面学生全面立ち入り禁止。8階の研究室の東側(私の部屋まで)の教員は、4号館に引っ越すことになった。教室は6階までは(ほぼ)問題なし、7階は漏水とネットワーク機能に懸念があるため、早急にチェックが必要。5階の「教職支援センター」が利用できないため、教職採用試験を直前に控えた学生には、図書館のラーニングコモンズを提供することにした。
会議後は図書館へ移動、会議内容を報告し、3階のラーニングコモンズを提供するよう依頼する。
午後は、京大で社会調査実習の最終打合せが入っていたが、時間切れのため欠席連絡。

自宅に戻って遅いランチ、ロールパンにキャベツとハムを挟んで焼く。もちろん、🍷も。

amazonから、頼んでおいた『月の満ちかけをながめよう』が届く。
この本では、目で見える月の地形のほか、月の裏側、地球と月の関係として月食や日食、 スーパームーン、潮の干満なども紹介。 月にまつわる興味深い話をイラストとともに紹介するので、読み終えた後、 月を観察してみようという気にさせてくれます。
分かっているつもりでも、他人に説明しようとするとちょっと困ってしまう、まさにそんな分野の解説本。

今夜も夕飯はワンプレート、野菜の比重を高めることを意識している。
仕事終わりで皮膚科を受診しているツレアイを待ちながら、桂米朝「仔猫」を鑑賞。先日の露の新治さんのネタおろしを受けての勉強、もう一席の「替り目」ともども、何度聴いても飽きない。
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