#駒林神社
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2024年8月8日

南海トラフ地震の想定震源域と今回の震源
南海トラフ地震臨時情報の対象の1都2府26県707市町村はこちら(朝日新聞)
気象庁は8日、初となる「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表した。対象となった1都2府26県707市町村は次の通り。���庁は今後1週間程度、地震や津波への注意を呼び掛けている。(内閣府の資料から)
茨城県 水戸市、日立市、ひたちなか市、鹿嶋市、神栖市、鉾田市、東茨城郡大洗町、那珂郡東海村
千葉県 銚子市、館山市、旭市、勝浦市、鴨川市、富津市、南房総市、匝瑳市、山武市、いすみ市、大網白里市、山武郡九十九里町、同郡横芝光町、長生郡一宮町、同郡長生村、同郡白子町、夷隅郡御宿町、安房郡鋸南町
東京都 大島町、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、八丈町、青ケ島村、小笠原村
神奈川県 横浜市、横須賀市、平塚市、鎌倉市、藤沢市、小田原市、茅ケ崎市、逗子市、三浦市、秦野市、厚木市、伊勢原市、海老名市、座間市、南足柄市、三浦郡葉山町、高座郡寒川町、中郡大磯町、同郡二宮町、足柄上郡中井町、同郡大井町、同郡松田町、同郡山北町、同郡開成町、足柄下郡箱根町、同郡真鶴町、同郡湯河原町
山梨県 甲府市、富士吉田市、都留市、山梨市、大月市、韮崎市、南アルプス市、北杜市、甲斐市、笛吹市、上野原市、甲州市、中央市、西八代郡市川三郷町、南巨摩郡早川町、同郡身延町、同郡南部町、同郡富士川町、中巨摩郡昭和町、南都留郡道志村、同郡西桂町、同郡忍野村、同郡山中湖村、同郡鳴沢村、同郡富士河口湖町
長野県 岡谷市、飯田市、諏訪市、伊那市、駒ケ根市、茅野市、南佐久郡川上村、同郡南牧村、諏訪郡下諏訪町、同郡富士見町、同郡原村、上伊那郡辰野町、同郡箕輪町、同郡飯島町、同郡南箕輪村、同郡中川村、同郡宮田村、下伊那郡松川町、同郡高森町、同郡阿南町、同郡阿智村、同郡平谷村、同郡根羽村、同郡下條村、同郡売木村、同郡天龍村、同郡泰阜村、同郡喬木村、同郡豊丘村、同郡大鹿村、木曽郡上松町、同郡南木曽町、同郡大桑村、同郡木曽町
岐阜県 岐阜市、大垣市、多治見市、関市、中津川市、美濃市、瑞浪市、羽島市、恵那市、美濃加茂市、土岐市、各務原市、可児市、山県市、瑞穂市、本巣市、郡上市、下呂市、海津市、羽島郡岐南町、同郡笠松町、養老郡養老町、不破郡垂井町、同郡関ケ原町、安八郡神戸町、同郡輪之内町、同郡安八町、揖斐郡揖斐川町、同郡大野町、同郡池田町、本巣郡北方町、加茂郡坂祝町、同郡富加町、同郡川辺町、同郡七宗町、同郡八百津町、同郡白川町、同郡東白川村、可児郡御嵩町
静岡県(全域)静岡市、浜松市、沼津市、���海市、三島市、富士宮市、伊東市、島田市、富士市、磐田市、焼津市、掛川市、藤枝市、御殿場市、袋井市、下田市、裾野市、湖西市、伊豆市、御前崎市、菊川市、伊豆の国市、牧之原市、賀茂郡東伊豆町、同郡河津町、同郡南伊豆町、同郡松崎町、同郡西伊豆町、田方郡函南町、駿東郡清水町、同郡長泉町、同郡小山町、榛原郡吉田町、同郡川根本町、周智郡森町
愛知県(全域)名古屋市、豊橋市、岡崎市、一宮市、瀬戸市、半田市、春日井市、豊川市、津島市、碧南市、刈谷市、豊田市、安城市、西尾市、蒲郡市、犬山市、常滑市、江南市、小牧市、稲沢市、新城市、東海市、大府市、知多市、知立市、尾張旭市、高浜市、岩倉市、豊明市、日進市、田原市、愛西市、清須市、北名古屋市、弥富市、みよし市、あま市、長久手市、愛知郡東郷町、西春日井郡豊山町、丹羽郡大口町、同郡扶桑町、海部郡大治町、同郡蟹江町、同郡飛島村、知多郡阿久比町、同郡東浦町、同郡南知多町、同郡美浜町、同郡武豊町、額田郡幸田町、北設楽郡設楽町、同郡東栄町、同郡豊根村
三重県(全域)津市、四日市市、伊勢市、松阪市、桑名市、鈴鹿市、名張市、尾鷲市、亀山市、鳥羽市、熊野市、いなべ市、志摩市、伊賀市、桑名郡木曽岬町、員弁郡東員町、三重郡菰野町、同郡朝日町、同郡川越町、多気郡多気町、同郡明和町、同郡大台町、度会郡玉城町、同郡度会町、同郡大紀町、同郡南伊勢町、北牟婁郡紀北町、南牟婁郡御浜町、同郡紀宝町
滋賀県(全域)大津市、彦根市、長浜市、近江八幡市、草津市、守山市、栗東市、甲賀市、野洲市、湖南市、高島市、東近江市、米原市、蒲生郡日野町、同郡竜王町、愛知郡愛荘町、犬上郡豊郷町、同郡甲良町、同郡多賀町
京都府 京都市、宇治市、亀岡市、城陽市、向日市、長岡京市、八幡市、京田辺市、南丹市、木津川市、乙訓郡大山崎町、久世郡久御山町、綴喜郡井手町、同郡宇治田原町、相楽郡笠置町、同郡和束町、同郡精華町、同郡南山城村
大阪府 大阪市、堺市、岸和田市、豊中市、池田市、吹田市、泉大津市、高槻市、貝塚市、守口市、枚方市、茨木市、八尾市、泉佐野市、富田林市、寝屋川市、河内長野市、松原市、大東市、和泉市、箕面市、柏原市、羽曳野市、門真市、摂津市、高石市、藤井寺市、東大阪市、泉南市、四條畷市、交野市、大阪狭山市、阪南市、三島郡島本町、豊能郡豊能町、泉北郡忠岡町、泉南郡熊取町、同郡田尻町、同郡岬町、南河内郡太子町、同郡河南町、同郡千早赤阪村
兵庫県 神戸市、姫路市、尼崎市、明石市、西宮市、洲本市、芦屋市、伊丹市、相生市、加古川市、赤穂市、宝塚市、三木市、高砂市、川西市、小野市、加西市、南あわじ市、淡路市、加東市、たつの市、加古郡稲美町、同郡播磨町、揖保郡太子町
奈良県(全域)奈良市、大和高田市、大和郡山市、天理市、橿原市、桜井市、五條市、御所市、生駒市、香芝市、葛城市、宇陀市、山辺郡山添村、生駒郡平群町、同郡三郷町、同郡斑鳩町、同郡安堵町、磯城郡川西町、同郡三宅町、同郡田原本町、宇陀郡曽爾村、同郡御杖村、高市郡高取町、同郡明日香村、北葛城郡上牧町、同郡王寺町、同郡広陵町、同郡河合町、吉野郡吉野町、同郡大淀町、同郡下市町、同郡黒滝村、同郡天川村、同郡野迫川村、同郡十津川村、同郡下北山村、同郡上北山村、同郡川上村、同郡東吉野村
和歌山県(全域)和歌山市、海南市、橋本市、有田市、御坊市、田辺市、新宮市、紀の川市、岩出市、海草郡紀美野町、伊都郡かつらぎ町、同郡九度山町、同郡高野町、有田郡湯浅町、同郡広川町、同郡有田川町、日高郡美浜町、同郡日高町、同郡由良町、同郡印南町、同郡みなべ町、同郡日高川町、西牟婁郡白浜町、同郡上富田町、同郡すさみ町、東牟婁郡那智勝浦町、同郡太地町、同郡古座川町、同郡北山村、同郡串本町
岡山県 岡山市、倉敷市、玉野市、笠岡市、井原市、総社市、備前市、瀬戸内市、赤磐市、浅口市、和気郡和気町、都窪郡早島町、浅口郡里庄町、小田郡矢掛町
広島県 広島市、呉市、竹原市、三原市、尾道市、福山市、府中市、大竹市、東広島市、廿日市市、安芸高田市、江田島市、安芸郡府中町、同郡海田町、同郡熊野町、同郡坂町、豊田郡大崎上島町
山口県 下関市、宇部市、山口市、防府市、下松市、岩国市、光市、柳井市、周南市、山陽小野田市、大島郡周防大島町、玖珂郡和木町、熊毛郡上関町、同郡田布施町、同郡平生町
徳島県(全域)徳島市、鳴門市、小松島市、阿南市、吉野川市、阿波市、美馬市、三好市、勝浦郡勝浦町、同郡上勝町、名東郡佐那河内村、名西郡石井町、同郡神山町、那賀郡那賀町、海部郡牟岐町、同郡美波町、同郡海陽町、板野郡松茂町、同郡北島町、同郡藍住町、同郡板野町、同郡上板町、美馬郡つるぎ町、三好郡東みよし町
香川県(全域)高松市、丸亀市、坂出市、善通寺市、観音寺市、さぬき市、東かがわ市、三豊市、小豆郡土庄町、同郡小豆島町、木田郡三木町、香川郡直島町、綾歌郡宇多津町、同郡綾川町、仲多度郡琴平町、同郡多度津町、同郡まんのう町
愛媛県(全域)松山市、今治市、宇和島市、八幡浜市、新居浜市、西条市、大洲市、伊予市、四国中央市、西予市、東温市、越智郡上島町、上浮穴郡久万高原町、伊予郡松前町、同郡砥部町、喜多郡内子町、西宇和郡伊方町、北宇和郡松野町、同郡鬼北町、南宇和郡愛南町
高知��(全域)高知市、室戸市、安芸市、南国市、土佐市、須崎市、宿毛市、土佐清水市、四万十市、香南市、香美市、安芸郡東洋町、同郡奈半利町、同郡田野町、同郡安田町、同郡北川村、同郡馬路村、同郡芸西村、長岡郡本山町、同郡大豊町、土佐郡土佐町、同郡大川村、吾川郡いの町、同郡仁淀川町、��岡郡中土佐町、同郡佐川町、同郡越知町、同郡梼原町、同郡日高村、同郡津野町、同郡四万十町、幡多郡大月町、同郡三原村、同郡黒潮町
福岡県 北九州市、行橋市、豊前市、京都郡苅田町、築上郡吉富町、同郡築上町
熊本県 宇城市、阿蘇市、天草市、阿蘇郡高森町、上益城郡山都町、球磨郡多良木町、同郡湯前町、同郡水上村、同郡あさぎり町、天草郡苓北町
大分県 大分市、別府市、中津市、佐伯市、臼杵市、津久見市、竹田市、豊後高田市、杵築市、宇佐市、豊後大野市、由布市、国東市、東国東郡姫島村、速見郡日出町、玖珠郡九重町
宮崎県(全域)宮崎市、都城市、延岡市、日南市、小林市、日向市、串間市、西都市、えびの市、北諸県郡三股町、西諸県郡高原町、東諸県郡国富町、同郡綾町、児湯郡高鍋町、同郡新富町、同郡西米良村、同郡木城町、同郡川南町、同郡都農町、東臼杵郡門川町、同郡諸塚村、同郡椎葉村、同郡美郷町、西臼杵郡高千穂町、同郡日之影町、同郡五ケ瀬町
鹿児島県 鹿児島市、鹿屋市、枕崎市、阿久根市、指宿市、西之表市、垂水市、薩摩川内市、日置市、曽於市、霧島市、いちき串木野市、南さつま市、志布志市、奄美市、南九州市、伊佐市、姶良市、鹿児島郡三島村、同郡十島村、薩摩郡さつま町、出水郡長島町、姶良郡湧水町、曽於郡大崎町、肝属郡東串良町、同郡錦江町、同郡南大隅町、同郡肝付町、熊毛郡中種子町、同郡南種子町、同郡屋久島町、大島郡大和村、同郡宇検村、同郡瀬戸内町、同郡龍郷町、同郡喜界町、同郡徳之島町、同郡天城町、同郡伊仙町、同郡和泊町、同郡知名町、同郡与論町
沖縄県 名護市、糸満市、豊見城市、うるま市、宮古島市、南城市、国頭郡国頭村、同郡東村、島尻郡与那原町、同郡渡嘉敷村、同郡座間味村、同郡南大東村、同郡北大東村、同郡伊平屋村、同郡八重瀬町、宮古郡多良間村

猛暑のせい?広島の夏の交通事故、死者数が倍に 警察が注意呼びかけ(朝日新聞)
7月以降に広島県内で起きた交通死亡事故数が、昨年の同時期を大幅に上回っている。県警によると、連日の猛暑による集中力や注意力の欠如が原因の一つと考えられるといい、注意を呼びかけている。
県警交通企画課によると、7月1日~8月4日の交通事故死者数は12人で、昨年同時期の5人から倍以上に増えている。
このうち、バイクや自転車、歩行者の死者数は計9人。日中の事故で亡くなった人は9人で、夜間は3人だった。
同課は、気温が高くなり、運転などに集中できないことが事故につながっている可能性があると分析。運転する場合はこまめに水分補給したり休憩をとったりし、体調に異変を感じる時は運転を控えるなどの対策が必要としている。
担当者は「交通事故を防ぐためにも、熱中症警戒アラートが発せられるような暑い日は不要な外出を控えて」と呼びかけている。
気象庁によると、広島市内では35度以上の猛暑日が8日まで10日間続いている。(遠藤花)

「1990年に天皇の戦争責任を論じ始めたとき不安はなかったか、ですか? なかったと言えばウソになります」=吉本美奈子撮影
(インタビュー)昭和天皇の戦争関与 歴史学者・山田朗さん(朝日新聞)
「昭和天皇は戦争への主体的な関与をしなかった」「最後まで対米英戦を回避しようとした」。こうした昭和天皇像に、実証的な研究を通じて見直しを迫ってきた歴史学者がいる。明治大学教授の山田朗さんだ。「天皇の戦争指導」の実態はどうだったのか。その歴史を直視してこなかった戦後日本社会とは。
――昭和天皇(1901~89)が戦争中にどう行動し、そのことを戦後にどう考えていたのか。実証的に調べる研究を30年以上も続けていますね。
「きっかけは、昭和天皇の健康が悪化した88年から日本社会を覆った『自粛』現象でした」
「天皇が戦争にどうかかわったかについての先行研究はすでにありましたが、私には『昭和天皇には戦争責任がある』という結論ありきの研究に見えました。他方には『戦争責任などない』との意見もあったけれど、どちらも戦争中の実態を踏まえた議論とは思えなかった。史料を踏まえた実証的な研究が必要だと思いました」
――日本が米英に対する戦争を始めたのは41年12月でしたね。「昭和天皇は最後まで日米開戦を避けようとしていた」という話が広く信じられていますが、事実でしょうか。
「違います。41年9月6日に開かれた御前会議の時点までは、確かに天皇は開戦を躊躇していました。しかし側近の日記や軍の記録などから見えてきたのは、そのあと天皇が戦争への覚悟を決めていく姿でした」
「10月には宣戦布告の詔書の作り方を側近に相談しており、11月には軍の説く主戦論に説得されています。最終的には天皇は開戦を決断したのです」
――昭和天皇は戦争に主体的に関与することがなかった、という理解も広がっていますね。
「事実ではありません。大日本帝国憲法では天皇は大元帥、つまり日本軍の総司令官でした。形式的発言をするだけだったというイメー��が広がっていますが、記録によれば、大元帥として出席した大本営御前会議では活発に発言しています。軍幹部への質問や注意を通じて作戦に影響を与えていた実態も、史料から見えてきました」
――昭和天皇が具体的に変えた事例を挙げてください。
「42年のガダルカナル島(南太平洋ソロモン諸島)攻防戦で、航空部隊を現地へ送るよう天皇は3回にわたって、出撃をしぶる陸軍に督促していました。3度目の督促の翌日、陸軍は派遣を決めています」
「45年の沖縄戦では『現地軍は何故攻勢に出ぬか』と言って、積極的な攻撃に出るよう要求しました。現地軍は持久戦でいくと決めていたのですが、天皇の意思が現地まで伝わったため中途半端な攻勢が行われ、無用な出血につながりました」
「天皇の言葉が作戦を左右する影響を与えた事例は、満州事変から敗戦までの間に少なくとも17件確認できます。国家意思に影響を与えていた形です」
――作戦指導だけにとどまらず「戦争指導」も行っていたと著書で主張していますね。
「ええ。戦争指導は単なる軍事作戦指導とは異なり、外交などの政治戦略と軍事作戦を束ねた、より高次の指導です」
「昭和天皇は43年のソロモン諸島などの攻防で、戦い方が消極的だと侍従武官長を厳しく叱責し、こんなことでは敵国の士気が上がって第三国にも動揺が広がってしまうと言って積極攻勢を求めました。国際情勢をにらんだ上で国家としてどう作戦を立てるかという戦争指導の領域にこのとき昭和天皇は立ち入っていたと、私は思います」
――昭和天皇はなぜ作戦指導や戦争指導をしたのでしょう。
「大日本帝国という国家の抱えていた構造的な問題が背景にあってのことだったと思います。天皇を好戦的な指導者だったとみなすのは間違いです」
――構造的な問題とは?
「ガダルカナル戦で天皇が指導に踏み込んだのは、どちらが航空機を出すかでもめていた陸軍と海軍の対立を解くためでした。大日本帝国では陸軍も海軍も天皇に直属していて、両者を統合して指揮する統合幕僚長のような指導役が不在でした。陸・海軍の対立を調整できるのは当時、天皇だけだったのです」
「軍事戦略と外交戦略の双方を統括しえたのも天皇だけでした。軍の最高指揮権にあたる『統帥権』は天皇にあり、統帥権は行政から独立していました。首相ですら軍事行動の詳細を知ることはできない構造です。外交や予算をつかさどる行政が軍部と分立していた中で、両者を架橋しえたのは実質的に天皇だけだったのです」
――「昭和天皇は戦争指導をしたのか否か」と問う以前に、「そもそも戦争指導をできる指導者は当時いたのだろうか」と考えさせられる話です。
「ええ。戦況の悪化に直面したことで昭和天皇は大日本帝国が抱え��構造的欠陥の深刻さに気づき、自らが動くしかないと考えた可能性があります。陸軍と海軍が持つそれぞれの経験値では解決できない事態があり、政治が軍事を制御できる仕組みも見当たらない。そんな状況下での戦争指導だったのです」
――昭和天皇に戦争責任はあった、と主張していますね。
「実態を踏まえれば、昭和天皇には戦争責任があったと考えるべきだと思います。あれだけの悲惨な結果を招いた戦争において、大日本帝国の軍事と政治の双方を統括できる国家指導者だったのであり、すべての重要な政策決定の場にいたのですから、およそ責任がなかったと言えるものではありません」
――連合国が戦後に日本の戦争指導者を裁いた東京裁判(極東国際軍事裁判)で、昭和天皇は訴追されませんでした。米国が占領統治のコストを下げるために見送ったとされます。
「裁判が始まる前から日本国内では、昭和天皇は平和主義者であって戦争責任を問われるべき人物ではないとのイメージづくりが、政府などによって進められました。天皇を守るためだったと語られがちですが、それだけではなかったと思います」
「戦争は陸軍の強硬派が進めたものであって天皇には止める権限がなかったというストーリーをつくることで、海軍主流派や外務省・内務省の官僚らは自らを『天皇の側にいた者』とし、責任追及を回避できました。その人たちが戦後日本の権力を担っていったのです。このシナリオを最終的に追認したのが米国主導の東京裁判でした」
――その歴史は現在に何か影響を与えているでしょうか。
「責任をとるべき人がとっていないという巨大な前例が今も生き続けています。宮内庁が編纂して今から10年前に公開された『昭和天皇実録』も、天皇は平和主義者だったというイメージを強化する内容でした」
――ウクライナ侵攻などが起きた影響もあって、今、日本政府はかつてない規模での防衛力増強に乗り出しています。
「戦争期の近代日本史が教えるのは、軍を政治的にコントロールすることの難しさです。軍事は軍事の専門家だけが理解できるものだという論理のもと、閉じられたサークルの中で『自己展開』していってしまう傾向が、軍事にはあるからです」
「昭和戦前期と違って今は一応、行政府が外交も安全保障もあわせて統括できる体制には変わっています。しかし、国民の代表である国会のチェックが安全保障政策に反映されているかといえば、答えはノーです」
――5年前に公開された新史料「拝謁記」に注目するよう訴えていますね。なぜですか。
「昭和天皇があの戦争のことを『戦後に』どう考えていたのかを、今までにない生々しさで伝えている史料だからです。拝謁記とは、初代宮内庁長官だった田島道治が昭和天皇の戦後の肉声を記録したものです」
――何が分かったのですか。
「昭和天皇の中で戦後、『誰がどうやっても戦争の流れを止められなかった』という考えが次第に強まっていった事実です。田島の耳に最後には言い訳だと聞こえてきたほどでした」
「陸軍が戦争の牽引者だったのは事実です。しかし昭和天皇はブレーキの壊れたジェットコースターの単なる乗客だったのではなく、操縦する側でした。ブレーキが壊れていたわけでもなく、実際、天皇の聖断という形で戦争は終わっています」
――その歴史からどんな教訓をくみとるべきでしょう。
「戦前は天皇が国家の主権者でした。その主権者が戦後、『自分にはどうしようもなかった』という考えに至っていた。現在の日本では国民が主権者です。再び戦禍に見舞われたあとで『自分にはどうしようもなかった』という総括をまた繰り返すのか。主権者としての選択が問われていると思います」(聞き手 編集委員・塩倉裕)
やまだあきら 1956年生まれ。専門は日本近現代史。軍事史や天皇制論に詳しい。著書に「大元帥 昭和天皇」(94年)、「昭和天皇の戦争認識」(2023年)など。
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2024年7月26日に発売予定の翻訳書
7月26日(金)には41点の翻訳書が発売予定です。
ホラー映画の科学 悪夢を焚きつけるもの

ニーナ・ネセス/著 五十嵐加奈子/翻訳
フィルムアート社
詩の畝 フィリップ・ベックを読みながら

ジャック・ランシエール/著 髙山花子/訳
法政大学出版局
北東アジア、ニーチェと出会う

金正鉉/編著 文俊一/著 趙晟桓/著 岩脇リーベル豊美/著 柳芝娥/著 金賢珠/著 ほか
法政大学出版局
ソングライターの秘密

フランク・グルーバー/著 三浦玲子/翻訳
論創社
ベルクソン書簡集 II

アンリ・ベルクソン/著 松井久/訳
法政大学出版局
ウェス・アンダーソンの世界 フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊

マット・ゾラー・サイツ/著 樋口武志/翻訳 篠儀直子/監修 篠儀直子/翻訳
DU BOOKS
初等整数論9章(第2版) POD版
James J. Tattersall/翻訳 小松尚夫/翻訳
森北出版
難問・奇問で語る 世界の物理
特定非営利活動法人 物理オリンピック日本委員会/翻訳
丸善出版
城砦〈上〉
アーチボルド・ジョセフ・クローニン/著 夏川草介/翻訳
日経BP
城砦〈下〉
アーチボルド・ジョセフ・クローニン/著 夏川草介/翻訳
日経BP
男はクズと言ったら性差別にな���のか
アリアン シャフヴィシ/著 井上廣美/翻訳
柏書房
ズィーラーン国伝 I 神霊の血族
ローズアン・A・ブラウン/著 三辺律子/翻訳
評論社
ズィーラーン国伝Ⅱ 王の心臓
ローズアン・A・ブラウン/著 三辺律子/翻訳
評論社
デンマークの産業財団
スティーン・トムセン/著 尾﨑俊哉/翻訳
ナカニシヤ出版
ウィルフレッド・ビオン未刊行著作集
クリス・モーソン/著 福本修/翻訳
誠信書房
なぜガザなのか : パレスチナの分断、孤立化、反開発
サラ・ロイ/著 岡真理/編集・翻訳 小田切拓/編集・翻訳 早尾貴紀/編集・翻訳
青土社
大規模データセットのためのアルゴリズムとデータ構造
DzejlaMedjedovic EminTahirovic InesDedovic ほか/著 岡田佑一/翻訳
マイナビ出版
「世界の終わり」の地政学 野蛮化する経済の悲劇を読む 上
ピーター・ゼイハン/著 山田美明/翻訳
集英社
「世界の終わり」の地政学 野蛮化する経済の悲劇を読む 下
ピーター・ゼイハン/著 長尾莉紗/翻訳
集英社
指揮棒の魔術師ロジェストヴェンスキーの“証言”
ブリュノ・モンサンジョン/著 船越清佳/訳
音楽之友社
デッドプール 30th Anniversary Book
ウォルト・ディズニー・ジャパ��株式会社/監修 齋藤隼飛/翻訳 鯨ヶ岬勇士/翻訳
KADOKAWA
十八歳の別れ

キャロル・モーティマー/著 山本翔子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
ときめきの丘で

ベティ・ニールズ/著 駒月雅子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
愛し子がつなぐ再会愛

ルイーザ・ジョージ/著 神鳥奈穂子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
脅迫された花嫁

ジャクリーン・バード/著 漆原麗/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
炎のメモリー

シャロン・サラ/著 小川孝江/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
心まで奪われて

ペニー・ジョーダン/著 茅野久枝/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
今夜だけあなたと

アン・メイザー/著 槙由子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
ホテル王と秘密のメイド

ハイディ・ライス/著 加納亜依/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
コウノトリが来ない結婚

ダニー・コリンズ/著 久保奈緒実/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
絆のプリンセス

メリッサ・マクローン/著 山野紗織/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
浜辺のビーナス

ダイアナ・パーマー/著 小林ルミ子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
ハイランダーの秘密の跡継ぎ

ジェニーン・エングラート/著 琴葉かいら/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
プリンスを愛した夏

シャロン・ケンドリック/著 加藤由紀/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
伯爵に拾われた娘

ヘレン・ディクソン/著 杉本ユミ/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
プロビデンス Act3
アラン・ムーア/著 ジェイセン・バロウズ/イラスト 柳下毅一郎/翻訳
国書刊行会
サムライ心得帖 : 戦術・武具から教養・礼節まで
スティーブン・ターンブル/著 風早さとみ/翻訳
原書房
ナチスを撃った少女たち : スパイ、破壊工作、暗殺者として戦った三人
ティム・ブレイディ/著 矢沢聖子/翻訳
原書房
道徳教育
エミールデュルケム/著 古川敦/翻訳
丸善出版
新版 地図で見るイスラエルハンドブック
フレデリック・アンセル/著 鳥取絹子/翻訳
原書房
貝類図鑑
S.ピーター・ダンス/著 マシュー・ウォード/写真 サイモン・エイケン/写真 黒住耐二/翻訳 山崎正浩/翻訳
創元社
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2025/6/20 18:00:18現在のニュース
【日曜に書く】論説委員・中本哲也 ハンちやんとアンノーさん(1/2ページ)([B!]産経新聞, 2025/6/20 17:57:33) 【ビブリオエッセー】怖いほどまっすぐに 「高峰秀子の反骨」高峰秀子(河出書房新社)([B!]産経新聞, 2025/6/20 17:57:33) 【書評】文化部編集委員・喜多由浩が読む『また、本音を申せば』小林信彦著 「生き字引」が教えてくれる([B!]産経新聞, 2025/6/20 17:57:33) 「ぎゅっとしていい?」児童にセクハラ発言、神戸市立小の男性教諭を懲戒免職([B!]産経新聞, 2025/6/20 17:57:33) 【産経抄】4月24日([B!]産経新聞, 2025/6/20 17:57:33) 【本ナビ+1】『この世を生き切る醍醐味』樹木希林著 スター超えた「カリスマ」 俳優・寺田農(1/2ページ)([B!]産経新聞, 2025/6/20 17:57:33) テレビ東京、「男子ごはん」22日放送分をさしかえ 国分太一さんコンプラ違反の影響拡大([B!]産経新聞, 2025/6/20 17:57:33) 日本代表の水町泰杜 ユニバでインドア、ビーチの「バレー二刀流」へ(毎日新聞, 2025/6/20 17:53:19) <2025年 戦後80年>風船爆弾 女学生過酷な労働 児童文学者・宮内さん 川崎市麻生で講演:東京新聞デジタル([B!]東京新聞, 2025/6/20 17:51:49) 日経平均株価、終値85円安 中東緊迫下のゴールデンクロスなるか - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/6/20 17:51:26) 日本代表の水町泰杜 ユニバでインドア、ビーチの「バレー二刀流」へ(毎日新聞, 2025/6/20 17:48:56) ポッドキャスト:東京都議選の最新情勢は? 6月22日投開票 物価高対策など焦点(毎日新聞, 2025/6/20 17:48:56) 期待の若手が集結 フレッシュオールスターに阪神・今朝丸らが選出(毎日新聞, 2025/6/20 17:48:56) トランプ氏、イラン攻撃に「2週間の猶予」なぜ 交渉見極めか策略か(朝日新聞, 2025/6/20 17:47:31) 【安野光雅が描く洛中洛外】もう一度見たい作品13位 「法然院の椿」([B!]産経新聞, 2025/6/20 17:46:08) 【日曜に書く】論説委員・山上直子 絵描き安野さんについて([B!]産経新聞, 2025/6/20 17:46:08) 国分太一さん冠番組20日夜放送分が中止に、ジャパネットたかたは出演CM差し止めを発表([B!]産経新聞, 2025/6/20 17:46:08) 【気になる!】文庫『輝け!キネマ 巨匠と名優はかくして燃えた』([B!]産経新聞, 2025/6/20 17:46:08) 【ビブリオエッセー月間賞】1月は『茨木のり子の献立帖』 奈良県生駒市の松ノ浜さくらさん([B!]産経新聞, 2025/6/20 17:46:08) 【ビブリオエッセー】泰然自若として潔く 「高峰秀子の言葉」斎藤明美(新潮社)([B!]産経新聞, 2025/6/20 17:46:08) 期待の若手が集結 フレッシュオールスターに阪神・今朝丸らが選出(毎日新聞, 2025/6/20 17:45:54) 逃れられない「スクールカースト」の恐怖…「一軍」入りの条件とは?([B!]読売新聞, 2025/6/20 17:45:26) 小中学校の教科書スリム化へ、内容絞り込み…文科省「各教科の本質的な理解に重点を置くため」([B!]読売新聞, 2025/6/20 17:45:26) 中学生駅伝で全国有数規模 「第77回東葛飾駅伝」が協賛金募集(毎日新聞, 2025/6/20 17:41:24) 「橋本陣屋」跡から石垣 鳥羽伏見の戦いで焼失 江戸幕府、防衛強化の痕跡か 古文書「見取図」に記載なし /京都 | 毎日新聞([B!]毎日新聞, 2025/6/20 17:40:24) 消費者物価の伸び率、半年連続で3%以上 コメ中心に幅広く押し上げ(朝日新聞, 2025/6/20 17:39:53) 温暖化で気温1度上昇→世界の食糧生産、1人1日ご飯0.5杯分減に:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/6/20 17:39:50) 【ビブリオエッセー】『二十四の瞳』の記憶とともに 「まいまいつぶろ」高峰秀子(新潮社、河出文庫)([B!]産経新聞, 2025/6/20 17:39:43) 【ビブリオエッセー通信】女優は画家に恋をした?([B!]産経新聞, 2025/6/20 17:39:43) 外国人バス運転手170人、特定技能で公道へ 日本語能力低い場合は「サポーター」が同乗 「移民」と日本人([B!]産経新聞, 2025/6/20 17:39:43) <産経抄>夫は「ふつうの世界」を教えてくれた([B!]産経新聞, 2025/6/20 17:39:43) 【産経抄】4月22日([B!]産経新聞, 2025/6/20 17:39:43) <産経抄>増える老衰と「逝き方」([B!]産経新聞, 2025/6/20 17:39:43) 中学生駅伝で全国有数規模 「第77回東葛飾駅伝」が協賛金募集(毎日新聞, 2025/6/20 17:37:46) 太平洋戦争末期の「西部軍事件」 処刑された米兵捕虜らを追悼 福岡(毎日新聞, 2025/6/20 17:33:43) 妻の首つかみ殴打容疑、79歳夫逮捕 妻は死亡「布団汚れ、かっと」(朝日新聞, 2025/6/20 17:32:48) 【写真まとめ��天皇、皇后両陛下、広島訪問2日目 被爆者と懇談(朝日新聞, 2025/6/20 17:32:48)
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2001-02 吉祥寺マンダラ2

2001 2 KICHIJOJI TOKYO Program City Hole Bar MANDA-LA 2 0422-42-1579 1 THU 2 FRI おちあいさとこ)岡田浩安(サンポーニャ) 沢田穣治(G.B)秋岡欧(G)石川智(Perc) <中央線航海日誌~第2章~> のびつつ田ミチル(Yo)駒形犬吉(G)野内隆行(G) 陳材立(ジャンク派詩人)&吉田直(P+) ハルコフランハルコ(Vo.G)まどのうめ(Key.G.yo) 15 不破大輔(B)川下直広(Ts)室舘彩(F) *1800 THU 佐々木彩子(0)木村勝利(0)関根まり(Perc) OPEN 7:00 PLAY8:00 2500 Open 6:30 Play 7:00 1800 16 FRI 17 SAT 森田哲朗(oG)/遠勝祐亮(oG) ·1800 nino trinca ·2300 3 SAT AREPOSれいち(Vo.Ds)清水一登(Key)渡辺等(B)浦山秀彦(G) <ウッツノキミン 前売有¥2500 (18 SUN 浜根由香(Vo.琴)中田太三(.琵琶G) 4 SUN 須山公美子(Vo.アコーディオンPf) 古城“大納言”太郎osnm) *2000 Open 6:00 Play 7:00 2800 たかしまみちのり(Vo.G MON WHO森山美(2価売則(©)森山由香(Kex)木友明(B) 今成秀樹(Ds)西和(Perc) 19 MON ·1800 20 TUE オパビニア 清水一登(P1)鬼怒無月(©)芳安洋(DS) *2500 中川イサト(6)吉野五十一(oG) ·3500 6 TUE Work Station / 浜田伊織(o.G) 7 WED ·1800 21 WED Machine & The Synergetic Nuts mahi-mahi(Sax)須藤俊明(Ds) 鈴木ヒロユキ(B)岩田ノリヤ(Key) SOH BAND 完修司の用も人にかず(Sex)チェルノブイリ部(ey) 増田隆一(G)清水(B) 田尾空子Group/ポヤムー/石川永世(oG) Open 6:00 Play 7:00 *1800 22 THU 8 THU Mid Cambrian Priod /マヤイズミ/Wドゥーブルベ OPEN 6:00 PLAY 7:00 *1800 イトウサチ(vo.G)/eEYO(Vo)山口順(G)中原信雄(B)外山明(Ds) ¥1800 9 FRI 10 SAT 知久寿焼(Vo.G) Birthday Live 23 FRI 前売有¥2800 果コーダーカルテット 栄原止で川口義へ 近藤研二 関島岳郎(リコーダー) 桜井芳様(G)原さとし(バンジョー) ロンサムストリングス 村スチール)松永参()前売有¥2500 風来音(ふきね)/ BLUE LAKE 遠真理(Vo)近貴幸(G) 山口正喜(G) 江口賢(Perc) ·1800 (11 SUN MUMU 植村昌弘(Ds)中根博(Tb)坂元一(Key) COTU COTU 坂本弘道三木黄太 佐藤研二(チェロ) Tigris & Euphrates 鈴木新(Sax.Syn)&光段(Samples) *2000 (12) MON 倍音S/ ダた ·2000 13 TUE ねこマジ井関住子(Vo)白神直子(Yo)南方美智子(Pf) ちざわゆうこ(o.P+) ·2000 24 SAT なぎら健壱(a.G)+OWNRISK 前売有¥2500 25 SUN あなんじゅぱす平田陽子(VoPf)松山龍(GB)/ぱらぼら ¥1800 26 <CD発売記念> MON みのすけ(Vo.G) 前売有¥2500 MMY募糖水合活(8)/Emergency!大良() 30 水谷浩章(B) 藤“社長”良ー(G) Haruna ItohElectronics) Samm Bennett Electronics) OPEN 6:00 PLAY 7:00 2500 14 WED やちむん 奈須重(Vo.G)山里満寿代(VnCho) ¥2000 28 WED シカラムータ 食品部(TCD2)植村目弘(DS 大熊巨(Cl) 坂本弘道(Vc) 太田恵資(Vn) 桜井芳¾(G 前売有¥2800 ◆時間:開場 PM6:30、開演 PM7:30(異なる場合はスケジュール表内に記してあります。)ライブ終了後、AM0:00まで営業しています。 ◆料金:チャージ+ドリンクオーダー(ライブチャージはスケジュール表内に記してあります。ドリンクは500円より。) ◆前売券は1ヶ月前より当店にて発売します。くわしくは店員におきき下さい。 ◆出演希望の方はデモテープ・写真を用意の上、ご来店下さい。 今後のスケジュール JR中央線 /新宿→ 吉祥寺駅 南口 井の頭通り 丸井/ (東魚入 MANDALA 2 ※るー 〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町2-8-6 中央マンシ CALL/FAX. 0422-42-1579 ホームページアドレス http://www.mandala.gr.jp/ 3/3 SAT プラネタリウム 佐藤史朗AccoraSynt)本高���日)山本恭久(Ds) ラバーグドウース 醸(0P)橋爪哲生(B)鶴見数行(03) 3/18 SUN くじら 杉林恭雄(Vo.G)他 3/13 朱鷺たたら(能田薬笛笛)ナスノミソル(E) THU 322さかな 315滝本司oGp ソログスト松本正(PerO) 3/29 三上寛•石塚俊明/ JON大)
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【blog】初詣(御座石神社)

↑新年あけましておめでとうございます!今年も猫年!
みなさま今年もどうぞよろしくお願いいたします。

↑さて、今日は田沢湖にある「御座石神社(ござのいしじんじゃ)」に初詣しました。

↑商売繁盛・無病息災をお祈りしました。

↑階段を下ると湖側にも鳥居あり。

↑お空は曇り空で、空の色を映す田沢湖もにび色です。でも雲の隙間から光が差し込んで、とてもきれいな田沢湖でした。

↑本当はゆっくり見たかったけれど、観光客が沢山で立ち止まれなかったので、ドライブスルーたつこ像。

↑画面右端が、雲で隠れていますが我らが秋田駒ヶ岳。画面中央が、荷葉岳(かようだけ)です。

↑初夏になるとこもれびのアーチになる林。冬は雪景色のアーチです。

↑猫基地に帰ってきてすぐ御札を奉納して、商売繁盛と無病息災をお祈りしました。
事故無く怪我なく病気無く、ほどほどに働いてはほどほどに休み、猫さま達のお世話をしながら、細く長くじっくりことこと生きてゆきたい所存です。2025年度も何卒よろしくお願いいたします。

↑今年もめちゃくちゃ働いてくれたスチームコンベクションオーブンに鏡餅とみかんを飾りました。

↑今年もよろしくね。
■■■おまけ■■■

↑2024年9月から始めたあつまれどうぶつの森。こちらでもめでたい新年を迎えました。ほしい家具がなかなか揃わず、まだお披露目できていないのですが、だいぶ構築されてまいりました。秋田黒猫屋の周辺施設や、田沢湖、お気に入りのお店等を少しずつ建築中です。そのうち夢番地等公開できればな~と思っております。よろしくお願いいたします。
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Hyper Yellow
この度、イム・ミヌクによる個展「Hyper Yellow」を駒込倉庫にて開催致します。 会期:2024年3月1日(金) - 3月12日(火) 時間:12:00 - 20:00 会場:駒込倉庫(東京都豊島区駒込2-14-2) 入場料:無料 公益財団法人大林財団 制作助成事業 Komagome SOKO is pleased to announce a solo show, “Hyper Yellow” by Minouk Lim. Dates: Fri. March 1 - Tue. March 11, 2024 Hours: 12:00 - 20:00 Venue:Komagome SOKO(2-14-2, Komagome, Toshima-ku) Admission:Free The Obayashi Foundation Research Program お問い合わせ: Tel : 03-3546-7581(大林財団事務局) Mail : [email protected] Website : www.obayashifoundation.org/urbanvision/
この度、公益財団法人大林財団が2017年から隔年で行ってきた助成事業《都市のヴィジョン》第4回助成対象者イム・ミヌク(Lim Minouk)のプロジェクト詳細が決定しました。
本事業は、都市のあり方に強い興味を持つ国内外のアーティストを選考、従来の都市計画とは異なる視点から新たな都市のあり方を提案・提言するものです。今回の助成対象者である韓国出身アーティストのイム・ミヌクは、芸術と政治、過去と現在、個人と共同体を横断しながら、現代社会では忘れられ隠された声や存在を様々な手法で呼び起こす創作活動に取り組んでいます。
イム・ミヌクは、2024年2月29日(木)-3月12日(火)に東京の駒込倉庫にて展覧会「Hyper Yellow」を、3月2日(土)-3日(日)に隅田川と東京湾周辺を屋形船で周遊するパフォーマンス「S.O.S – 走れ神々」を開催いたします。
展示のタイトル「Hyper Yellow」、つまり「イエローを超過した」状態は、特定の色や人種を指す言葉を越え、どこにも存在しないが、どこにでも存在する境界線と壊れやすい関係に置かれた原本の意味を問いかけるイエローの感覚へと私たちを誘います。東大寺のお水取りに使われるお松明を再解釈したオブジェや、中国と韓国、日本に伝来した十一面観音が観光客として登場するナラティブを取り入れた映像は、宗教的伝統を遂行する都市の中で、川に浮かぶ観光客のような、他者が持つ新たな認識の可能性に導きます。パフォーマンスでは、屋形船の中に流れる音楽やガイド、川辺で行われる出来事の交錯によって到来すべき海へと案内します。このように、日本における祭儀に現れる平行する世界と流動的な境界に着目し、歴史、国家、信仰、そして生態学的・地理的感覚の再編成を試みる予定です。
イム・ミヌク「Hyper Yellow」 展覧会「Hyper Yellow」 プレビュー:2024年2月29日(木) 16:00- *作家在廊予定 会期:2024年3月1日(金)-3月12日(火) 12:00-20:00 会場:駒込倉庫(東京都豊島区駒込2-14-2) 入場料:無料
パフォーマンス「S.O.S – 走れ神々」 会期:2024年3月2日(土)、3日(日) 17:00-18:30 会場:隅田川屋形船(「越中島桟橋」発着、東京都江東区越中島1丁目先 越中島公園内) 入場料:無料 参加方法:要予約。*受付は終了しました。
トークイベント 本プロジェクト開催にあわせて、イム・ミヌクのトークイベントを開催します。 日時:2023年3月4日(月)17:00-18:30(開場 16:30) 会場:(株)大林組30階レセプションルーム 品川インターシティB棟30階(東京都港区港南2丁目15番2号) 入場料:無料 参加方法:要予約。*受付は終了しました。
「Hyper Yellow」
観光客は常に二重の視線を装着したまま街を旅する。空と地の間で近いものと遠いものを同時に捉えながら、見慣れたものと見知らぬものの間を往復する。彼らは政治的な関心がなく、言語的なコミュニケーションがなくても、包容性と慈悲を与える神のように、風と共にやってきては雲のように散っていく。自分が知っているものと知らないものを比較しながら意識の転換を図ろうとする観光客にとって、都市は常に一歩下がった存在である。これは都市と川の水の関係に似ている。お互いに絶え間ない変化と流れの中で、決してすべてを教えてくれず、一部にのみ参加し、イデオロギーを超越する。なぜ川辺にはいつも走る人がいるのか、手を振る人たちは誰を見送るのか、私に別れを告げるのか。松尾芭蕉とパリの恋人たち、十一面観音が平行する世界は、最も具体的な瞬間と最も抽象的な視点を同時に贈る。これは、観光客が複数の世界の間で自分の人生を振り返り、新たな飛躍を得ようとするとき、過去と未来の間で微かに気づく方向性のようなものだ。屋形船は最後の箱舟以後の放浪を提案する。歴史は友情と信念を守ろうと走る者たちが立てる都市の煙のようなものだからだ。
イム・ミヌク
https://www.obayashifoundation.org/urbanvision/profile/2023_minouk_lim.phphttps://theatercommons.tokyo/news/obayashi-lim-minouk/
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1月
年女。元旦から地元の友人2人とデニーズに6時間居座り、年末年始限定メニューの存在を知る。卒業式ぶりにネイルをした。魂24周年にバリチルで開催したパーティーで初めてオーダーケーキを頼んだがかわいくて大満足。こうきとまなみと神田大明神と湯島天神に初詣に行き、一瞬リョータに会う。シネマカリテで『そばかす』を観た。
まなみと日産グローバル本社でSAKURAの試乗をし、帰りに寄った中華屋で居眠りをした。あゆみさんとすえぴとネロの店で新年会をする。
THE FIRST SLAM DUNKの衝撃。三井への恋心を15年振りに思い出す。
すみちゃんとの大人の休日倶楽部が発足し、蔵前〜合羽橋あたりを散歩。観音山フルーツパーラーでももちとあゆみさんとすえぴが初対面。帰りにみんなにつかあってもらって、Tnewtiesで靴とワンピースを買った。
ことごとくおみくじの引きが悪い。

2月
休職中の同期に久しぶりに会えた。元気そうで一安心。こうき主催のスイーツ会兼合同お誕生日会。ダロワイヨでケーキをたくさん食べた。工場の同期と遊んでザファを一緒に観た(THE SECOND SLAM DUNK)ら、同期は24時間経たないうちに2回目を観に行っていた。代官山のあたりをプラプラ散歩し、無数のトイプードとすれ違ったり旧朝倉邸に住みたがったりする。自主的Tłusty czwartekでミスドを食す。
かなこと海を見てカラオケ。バリチルで三井の寿の宴を行う。21卒22卒23卒になった高校の友達と卒業旅行で箱根へ。富士屋ホテルで豪遊し、星の王子様ミュージアムに涙ながらの別れを告げる。
テニミュ青学vs氷帝が当日の公演中止でぴよと残念会。

3月
同期とご飯に行ったら2ヶ月ビハインドで私のお誕生日プレートをオーダーしてくれていて、この子たちのことは何があっても守ろうと思った。私お姉ちゃんだから。
大学の部活の先輩同期とかなり久しぶりに会った。大手町有楽町エリアで昼から夜まで遊んで、現役の時もこんなに遊んだことないから新鮮だった。私はちゃっかり途中の大丸でコスデコのアイグロウジェムをタッチアップし購入していた。
妹と母と受験お疲れ様の一泊2日熱海旅行。恋愛おみくじに「六歳年下が良い」と言われてじゃあ、三井寿か。と思う。月曜有給旅行の良さを感じたが穏やかな春の熱海の空気に当てら��て情緒が不安定になる。
念願の姫鶴一文字を初顕現。宝箱からかなり早い段階で飛び出してきてくれて嬉しかった。
THE THIRD SLAM DUNKで横断幕特典シールをもらう。すみちゃんとピューロに行き、バツ丸のカチューシャを買ったらマレフィセントになった。三井を応援するネームプレートを作る。
在宅後ダッシュで駒沢に向かい、まおとA東京の秋田ノーザンハピネッツ戦を観る。なまはげがいたり、ありえない技(天井ダンク)を持つマスコットキャラがいたり、選手の概念車を教えてもらえたり、SDGsがボコボコにされたりと見どころ満載。ザファのおかげでプレーの解説がしやすい。ありがとう井上雄彦。
本社の同期4人ですみだ水族館にお出かけ。大阪人の登場シーンが肩揺らしすぎ歩くの早すぎ治安悪すぎで爆笑。いつの間にか水族館に墨田区の伝統アピールとして大金魚ゾーンができており不意打ちを喰らう。その後浅草寺で引いたおみくじ:凶。
かなこと銀河劇場でマリー・キュリー観劇。すごく良かった。韓国作品らしくフェミニズムのベースに労働者の健康被害問題や企業の製造責任、資本主義批判まで織り込んでおり見事な構成力。そうこうしていたらミューマギの第二公演情報解禁があり、まさかの山﨑昌吾ジャーファルに椅子から転げ落ちる。
ぴよのお誕生日@バリチルを開催。調子に乗ってバカのバースデーケーキを買ったら大変な目に遭った。
ももちとすみちゃんの作った和風シナリオを通過。知人の作ったシナリオは初だったが手癖を感じて面白い。バカ男子大学生コンビだったのでロールプレイが楽しかった。ガチ恋粘着獣の影響でYouTuberの探索者にした。
客先から一部品番値上げOK連絡をもらい、祝いにケーキを買って帰る。ここまで足掛け半年。


4月
まおとBunkamuraのマリー・ローランサン展を観る。ローランサンとシャネルのメディアを介したラップバトルの話やテニミュのような前衛映像で爆笑。
閉館前の三菱一号館美術館に駆け込み、グッズを買う。そのまま散歩してヒューマントラストシネマ有楽町で『ジョージア 白い橋のカフェで会いましょう』を観る。すごくリラクシングでおおらかな映画で良かった。お国��かな。
カイザーの話をされすぎてブルロ原作を読み始める。何もかもがめちゃくちゃすぎて読んではTwitterを開き、読んではTwitterを開くハメになった。おかしすぎる漫画。
はるかさんのお誕生日会があり、ウォカジンのヘアピンで爆盛り上がり。まったく、兄貴は意外と抜けてるところがありやすからね。
すみちゃんとラシーヌの苺アフタヌーンティーに行き、ノリタケの加州安定ティーセットが届く。
アニメのオペラオーが良すぎてメロメロになる。本当に彼女のことが大好きだしこの手の人間に弱い。ウマ娘は人間ではないが。
品川区民として初めての選挙(区議会議員選挙)。出張ついでにTさんと京都で遊んで私が行きたかった京都府立植物園に付き合ってもらう。何故か28,135歩も歩いた。
わが、まお、あゆみさん、すえぴと日本橋でピザを食べてから千葉ジェッツのA東京戦を観戦。冨樫を初めて生で観た。千葉なのに東京のイキリ中学生たちがコラボしていて何故?と思う。今回は席が取れなすぎてバラバラに座ったから観ながら話せなくて残念。観戦後の焼肉で炎の男の写真撮影に興じる。

5月
2日にネスの夢小説を読み「ふ〜ん結構ネスのこと好きかもと思った」とツイートしている。

運転練習を兼ねてGWに家族で伊香保に行こうとしたが関越が混みすぎて秒速5センチメートルしか進まなくなったため途中で諦め森林公園へ行く。エゴイストなので別行動して一人だけサイクリングをした。地元のイタリアンで祖父母の誕生日祝いをした。
こうきとポコの再会。この時祖父母がこうきを質問攻めにしており申し訳なかった。
降り頻る雨の中ポラ科とポーランド祭りに行き、帰りに駅のムンバイでチャイをしばく。
金夜のミュージアムナイトですえぴとマティス展に行く。プロヴァンスの映像コーナーがあり、教会の鐘の音を聴いた瞬間幸村精市との存在しない記憶とホームシックの幻肢痛に襲われた。とにかくヨーロッパに行きたい。
ももちとひなと湘北を想う湘南ドライブ。逗子マリーナの駐車場が法外な値段という学びを得る。これがあゆみさんから譲り受けたネスと初めてのお出かけ。
文フリに出かけて東直子とまほぴ、安田茜にサインをもらう。のいちゃんとたほさんにもご挨拶して差し入れを渡す。いつかドームに連れて行きます!と言われて最前行きます!と返した。
こうきとすえぴ、あゆみさんが対面し4人でヴァーミリオンのポップアップへ。この時はオーブのガーネットの指輪を買った。昼食場所を探したが渋谷の人口密度が高すぎてお高めの地中海料理に入る。イスカンダルセットというワクワクセットを注文。
母の日プレゼントで母にageteのネックレスを見繕った。チャーム別売りのやつ。
すみちゃんと劇場版コナン(魚影)を観た。元太のセリフ全てと陰謀論者の目暮警部で爆笑する。観終わった後がってん寿司でうなぎを食べてネスにも見せてあげた。

6月
マンシティvsバイエルンのチケットが当たりまくる。ここから1.5ヶ月ほどチケット捌きに奔走する。チケ取引が中学の先輩や大学の後輩に会うきっかけになったので何だかんだよかった。
すえぴとあゆみさんと六本木ヒルズで薔薇のアフタヌーンティー。スタンドの高さがありすぎて起立して写真撮影。PWCを始める。三笘が来た瞬間ゲームバランスが崩壊し三笘ゲーと化した。
ミューマギの公演が始まり、6公演入る。今回はキャストが増えたのでオープニングとエンディングの厚みがすごかった。まさかの客降りで山﨑ジャーファルさんが数メートル先を歩いて行った。長生きはするものだと思った。マギ、サイコー!でも紅玉ちゃんの個人ブロマイドがないのはまだ納得してない。アクスタが売り切れすぎて買えないかと思ったがぴよが捕獲してくれた。
ネスの夢小説を書く。執筆中は納期にミートするために定時退社していた。わりと気に入っているので続きが読みたい。
部署の奨励金で帝国ホテルのご飯を食べ、その後走って若手による新入社員歓迎会に移動。

7月
前日深夜に母に誘われ、急遽クレイジー・フォー・ユーを観劇。萌さんをリアルで初拝見。エンタメに全力な作品でかなり良かった。衣装もすごい。タイミングよくたかりかさんとも会えた。
ぴよとあゆみさんと東京タワーで迷子のストライカー探し。その後言ったカフェでマスターの爺さんに絡まれ怪しげな成功譚を聞かされる。
はるかとこうきと浦和レッズvsFC東京を観戦。初めてのスタジアムだったのでドキドキだったが色々新鮮で楽しかった。埼玉出身者としてコバトンと写真撮影。試合は0-0で内容もしょっぱい。酒井も3分くらいで怪我したし。翌日に国立でこうきと町田ゼルビア vs東京Vを観戦。シチュエーションが整っておりかなり熱い試合とブーイングが見られた。
リトル・マーメイドをひなと観た。冒頭にアンデルセンの引用があり大事をあげて椅子から転げ落ちる。
あゆみさんが妄言バースの夢小説を書いてくれた。嬉しすぎて仕事中に読みまくる。やってることが10年前と同じ。
すえぴあゆみさんももちとココス呪術コラボを冷やかす。
ポラ科ドライブで秩父へ行きそばを食べる。ポテくまくん邸を表敬訪問。
あゆみさんと渋谷シティの試合観戦。コートが近く、ボールを蹴る音が聞こえてすごかった。妹と国立西洋美術館のスペインのイメージ展に行く。
大学の部活の納会に参加しバスケをした後2次会までこなす。
マンシティvsバイエルンの当日、午後休を取ってネイルを変えてから国立へ向かう。かなりお祭りムードで楽しい。こうきにバイエルンバウンドの服装を褒められて嬉しかった。はるかさんも合流して写真撮影やらトロフィーチラ見やらをした。試合はシティのパスワークのすごさとバイエルンの疲労を感じた。
バリチルでリョータとソーちゃんの誕生日会をした。

8月
地元の祭りで3年ぶりの花火がまさかの強風で打ち上げ中止。同日に花火大会があった板橋では火事が起きていたので妥当な判断だったと思う。
すみちゃんと大人の休日倶楽部有楽町編を実行し、シンガポール料理、プラネタリウム、マリアージュ・フレールを巡る。マリアージュ・フレールで友人の結婚祝いを買った。
友人の結婚パーティーに参加したが、レストランでやる簡単なものだったためか泣かなかった。中学時代のいつメンと会えて嬉しいが、私が恋愛の話題に非対応なためやりづらさはある。最近どう?と聞かれたので順調だよ〜と言ったらいつから付き合ってるんだっけ?と言われる。流れを無視して交際ではなく人生の話をしてしまいすみません。でも結婚した友人のことは誇りに思うし尊敬するし応援してる。私たちもうホグワーツにも帝光中にもいないけど、それぞれの戦場で変わらず戦おうね。
お盆は車を乗り回すためムーミンバレーパークやスタジアムジャポンや伊香保に出かけた。
ひなとまなみと島でバカンス。海で浮いたり原チャリを乗り回したりと満喫。花火もお菓子も買ったのに朝が早かったため夜ご飯後に爆睡。星が綺麗らしかったが当然見れず。護岸されていない箇所で泳ごうとしたら波が激しすぎて引き波の時に足に当たる石で流血した。
ももちこうきあゆみさんと才能の原石たちとで本能のままに餃子を食らった。あゆみさんももちまおとHUBでサバトも開催。
かなこれみかと横浜散策。ダイナーでハンバーガーを取り違えられ、中華街にあるフォーチューンアクアリウムの存在を初めて知る。
ひなとTHE FOURTH SLAM DUNK。

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「下町芸術祭2023 COMMONS HACK」が開幕しました!(会期:2023.11.3〜11.19)


チョコレートのしずく-drops of chocolate-
"光を内包したしずくがポトリと此処に落ちてきた"
あらためて感じたチョコレートとの出会いと、此処(新長田)で受けたインスピレーションを元に、空間に大きなチョコレートバーを突き挿したという想定です。
芸術祭には珍しい(?)実店舗での展示
チョコレートの奥深さと運営側の取り組みにも刺激を受け背筋が伸びる思い。街の(場)力が足元から伝わってきます
是非マップ片手に新長田の街歩きをお楽しみください♪近くにお出での際は11-山下ジュンコ×雫プロジェクト@久遠チョコレート
ご高覧頂けましたら幸いです。
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開催期間:2023年11月3日(金曜・祝日)~11月19日(日曜)
※プログラムによって日にち・時間が異なりますのでご注意ください。
会場:20会場
エフマシン、カフェバーサカヅキ、多文化共生ガーデン、スタジオ・長田教坊、喫茶初駒、二葉じぞう広場、ガパオハウス、久遠チョコレート、オルタナティブスペースJSR、東尻池のシェアハウス、角野邸、はっぴーの家、フィジオデザイン、Studio PLOW、WAGOMU CLIMBING GYM、ホームセンターアグロ 神戸駒ヶ林店、atelier KOMA、閑居永門、カトリックたかとり教会
参加アーティスト:24組
Ecco&キタぽんぽこ☆タカユキ、松蔭中学校・高等学校 美術部、シュウ、Bloco Barravento、内田結花、中村岳、モリン児+濱雅則、山下ジュンコ×雫プロジェクト、笹埜能史+八郎、ワタナベモモコ、CBA、小畑亮平、浅山美由紀、Alain Sinandja、春成こみち、渋田薫、ELA MUTIARA 、しのぎ部会、滑川みざ、山本紗織、馬渕洋、宮嵜浩、玉置哲也、佐々木樹
主催:新長田アートコモンズ実行委員会
共催:FMわぃわぃ、DOR、NPO法人DANCE BOX、NPO法人芸法、NPO法人ファンローカル、OUTDOOR LAB、r3(アールサン)、一級建築士事務所こと・デザイン、株式会社 Happy、株式会社SAKAZUKI Production、株式会社エフマシン、株式会社プラスト、株式会社ホームセンターアグロ、株式会社マチアケ、コミュニティサロンGNU、スタジオ・長田教坊、たかとりコミュニティセンター、多文化共生ガーデンKOBE・ながた友の会、福祉事業型「専攻科」エコールKOBE、有限会社スタヂオ・カタリスト
関連企画/団体:Arts For All、Citygallery2320、アッセン駒ヶ林、神戸学院大学ながた部(現代社会学部李ゼミナール)、ほたる火コンサート協会
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聰明
H:董卓對幼主「今上雖幼,聰明仁智。」直誇聰明,但無人培育。曹操「生子當如孫仲謀,景升父子皆豚犬」。說出孫權的聰明,後來也能三分天下。。《紅樓夢》第五回:「惟嫡孫寶玉一人,秉性乖張,生情怪譎,雖聰明靈慧,略可望成。」誇賈寶玉聰明,太聰明到遁入空門。人生平凡過,聰明的人有不同的人生及責任。20231018W3
網路資料:
聰明
詞聰明
相 似 詞伶俐、靈敏、智慧。
相 反 詞傻瓜、愚笨、愚蠢、拙笨、笨拙、魯鈍。
釋 義
耳目敏捷。如:「那老翁年逾七旬,仍是耳目聰明,真是令人羨慕。」
天資靈敏,理解力高,心思細巧。《三國演義》第三回:「今上雖幼,聰明仁智,並無分毫過失。」《紅樓夢》第五回:「惟嫡孫寶玉一人,秉性乖張,生情怪譎,雖聰明靈慧,略可望成。」
曹操看到武器優良、治軍嚴謹的東吳軍,脫口說出「生子當如孫仲謀」,表達對於孫權東吳的讚嘆之意,這也成為了三國歷史故事中的名言。
曹操「生子當如孫仲謀」其實有下一句話,那就是「景升父子皆豚犬」。
曹操看到武器優良、治軍嚴謹的東吳軍,脫口說出
。「景升父子」是誰呢?是荊州的劉表父子,荊州在三國之中,是一個兵家必爭之地,劉表的兒子劉琮繼承了劉表的家業,但是毫無作為,在面對曹操大軍,馬上就投降了,這也讓曹操十分看不起,認為劉表是毫無骨氣又軟弱的人,因此以豬狗一詞作為比喻,諷刺劉家父子在荊州的衰微。
三國演義第三回
卓問百官曰:“吾所言,合公道否?”盧植曰:“明公差矣。昔太甲不明,伊尹放之於桐宮;昌邑王登位方二十七日,造惡三千餘條,故霍光告太廟而廢之。今上雖幼,聰明仁智,並無分毫過失。公乃外郡刺史,素未參與國政,又無伊、霍之大才,何可強主廢立之事?聖人云:‘有伊尹之志則可,無伊尹之志則篡也。’”卓大怒,拔劍向前欲殺植。侍中蔡邕、議郎彭伯諫曰:“盧尚書海內人望,今先害之,恐天下震怖。”卓乃止。司徒王允曰:“廢立之事,不可酒後相商,另日再議。”於是百官皆散。卓按劍立於園門,忽見一人躍馬持戟,於園門外往來馳驟。卓問李儒:“此何人也?”儒曰:“此丁原義兒:姓呂,名布,字奉先者也。主公且須避之。”卓乃入園潛避。次日,人報丁原引軍城外搦戰。卓怒,引軍同李儒出迎。兩陣對圓,只見呂布頂束髮金冠,披百花戰袍,擐唐猊鎧甲,系獅蠻寶帶,縱馬挺戟,隨丁建陽出到陣前。建陽指卓罵曰:“國家不幸,閹官弄權,以致萬民塗炭。爾無尺寸之功,焉敢妄言廢立,欲亂朝廷!”董卓未及回言,呂布飛馬直殺過來。董卓慌走,建陽率軍掩殺。卓兵大敗,退三十餘里下寨,聚眾商議。卓曰:“吾觀呂布非常人也。吾若得此人,何慮天下哉!”帳前一人出曰:“主公勿憂。某與呂布同鄉,知其勇而無謀,見利忘義。某憑三寸不爛之舌,說呂布拱手來降,可乎?”卓大喜,觀其人,乃虎賁中郎將李肅也。卓曰:“汝將何以說之?”肅曰:“某聞主公有名馬一匹,號曰‘赤兔’,日行千里。須得此馬,再用金珠,以利結其心。某更進說詞,呂布必反丁原,來投主公矣。”卓問李儒曰:“此言可乎?”儒曰:“主公欲取天下,何惜一馬!”卓欣然與之,更與黃金一千兩、明珠數十顆、玉帶一條。李肅齎了禮物,投呂布寨來。伏路軍人圍住。肅曰:“可速報呂將軍,有故人來見。”軍人報知,布命入見。肅見布曰:“賢弟別來無恙!”布揖曰:“久不相見,今居何處?”肅曰:“現任虎賁中郎將之職。聞賢弟匡扶社稷,不勝之喜。有良馬一匹,日行千里,渡水登山,如履平地,名曰‘赤兔’:特獻與賢弟,以助虎威。”布便令牽過來看。果然那馬渾身上下,火炭般赤,無半根雜毛;從頭至尾,長一丈;從蹄至項,高八尺;嘶喊咆哮,有騰空入海之狀。後人有詩單道赤兔馬曰:“奔騰千里盪塵埃,渡水登山紫霧開。掣斷絲韁搖玉轡,火龍飛下九天來。”布見了此馬,大喜,謝肅曰:“兄賜此龍駒,將何以為報?”肅曰:“某為義氣而來。豈望報乎!”布置酒相待。酒甜,肅曰:“肅與賢弟少得相見;令尊卻常會來。”布曰:“兄醉矣!先父棄世多年,安得與兄相會?”肅大笑曰:“非也!某說今日丁刺史耳。”布惶恐曰:“某在丁建陽處,亦出於無奈。”肅曰:“賢弟有擎天駕海之才,四海孰不欽敬?功名富貴,如探囊取物,何言無奈而在人之下乎?”布曰:“恨不逢其主耳。”肅笑曰:“良禽擇木而棲,賢臣擇主而事。見機不早,悔之晚矣。”布曰:“兄在朝廷,觀何人為世之英雄?”肅曰:“某遍觀群臣,皆不如董卓。董卓為人敬賢禮士,賞罰分明,終成大業。”布曰:“某欲從之,恨無門路。”肅取金珠、玉帶列於布前。布驚曰:“何為有此?”肅令叱退左右,告布曰:“此是董公久慕大名��特令某將此奉獻。赤兔馬亦董公所贈也。”布曰:“董公如此見愛,某將何以報之?”肅曰:“如某之不才,尚為虎賁中郎將;公若到彼,貴不可言。”布曰:“恨無涓埃之功,以為進見之禮。”肅曰:“功在翻手之間,公不肯為耳。”布沈吟良久曰:“吾欲殺丁原,引軍歸董卓,何如?”肅曰:“賢弟若能如此,真莫大之功也!但事不宜遲,在於速決。”布與肅約於明日來降,肅別去。
紅樓夢/第005回
紅樓夢
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第五回 開生面夢演紅樓夢 立新場情傳幻境情
題曰:
春困葳蕤擁繡衾,恍隨仙子到紅塵;問誰幻入華胥景,千古風流造業人。
第四回中既將薛家母子在榮府內寄居等事略已表明,此回則暫不能寫矣。
如今且說林黛玉自在榮府以來,賈母萬般憐愛,寢食起居,一如寶玉,迎春,探春,惜春三個親孫女倒且靠後,便是寶玉和黛玉二人之親密友愛處,亦自較別個不同,日則同行同坐,夜則同息同止,真是言和意順,略無參商。不想如今忽然來了一個薛寶釵,年歲雖大不多,然品格端方,容貌豐美,人多謂黛玉所不及。而且寶釵行為豁達,隨分從時,不比黛玉孤高自許,目無下塵,故比黛玉大得下人之心。便是那些小丫頭子們,亦多喜與寶釵去頑。因此黛玉心中便有些悒鬱不忿之意,寶釵卻渾然不覺。那寶玉亦在孩提之間,況自天性所稟來的一片愚拙偏僻,視姊妹弟兄皆出一意,並無親疏遠近之別。其中因與黛玉同隨賈母一處坐臥,故略比別個姊妹熟慣些。既熟慣,則更覺親密,既親密,則不免一時有求全之毀,不虞之隙。這日不知為何,他二人言語有些不合起來,黛玉又氣的獨在房中垂淚,寶玉又自悔言語冒撞,前去俯就,那黛玉方漸漸的回轉來。
因東邊寧府中花園內梅花盛開,賈珍之妻尤氏乃治酒,請賈母,邢夫人,王夫人等賞花。是日先攜了賈蓉之妻,二人來面請。賈母等於早飯後過來,就在會芳園游頑,先茶後酒,不過皆是寧榮二府女眷家宴小集,並無別樣新文趣事可記。
一時寶玉倦怠,欲睡中覺,賈母命人好生哄著,歇一回再來。賈蓉之妻秦氏便忙笑回道:「我們這裏有給寶叔收拾下的屋子,老祖宗放心,只管交與我就是了。」又向寶玉的奶娘丫鬟等道:「嬤嬤,姐姐們,請寶叔隨我這裡來。」賈母素知秦氏是個極妥當的人,生的裊娜纖巧,行事又溫柔和平,乃重孫媳中第一個得意之人,見他去安置寶玉,自是安穩的。
當下秦氏引了一簇人來至上房內間。寶玉抬頭看見一幅畫貼在上面,畫的人物固好,其故事乃是《燃藜圖》,也不看係何人所畫,心中便有些不快。又有一幅對聯,寫的是:
世事洞明皆學問,人情練達即文章。
及看了這兩句,縱然室宇精美,舖陳華麗,亦斷斷不肯在這裡了,忙說:「快出去!快出去!」秦氏聽了笑道:「這裏還不好,可往那裏去呢?不然往我屋裏去吧。」寶玉點頭微笑。有一個嬤嬤說道:「那裏有個叔叔往侄兒房裏睡覺的理?」秦氏笑道:「噯喲喲,不怕他惱。他能多大呢,就忌諱這些個!上月你沒看見我那個兄弟來了,雖然與寶叔同年,兩個人若站在一處,只怕那個還高些呢。」寶玉道:「我怎麼沒見過?你帶他來我瞧瞧。」眾人笑道:「隔著二三十里,往那裏帶去,見的日子有呢。」說著大家來至秦氏房中。剛至房門,便有一股細細的甜香襲人而來。寶玉覺得眼餳骨軟,連說「好香!」入房向壁上看時,有唐伯虎畫的《海棠春睡圖》,兩邊有宋學士秦太虛寫的一副對聯,其聯云:
嫩寒鎖夢因春冷,芳氣襲人是酒香。
案上設著武則天當日鏡室中設的寶鏡,一邊擺著飛燕立著舞過的金盤,盤內盛著安祿山擲過傷了太真乳的木瓜。上面設著壽昌公主於含章殿下臥的榻,懸的是同昌公主製的聯珠帳。寶玉含笑連說:「這裏好!」秦氏笑道:「我這屋子大約神仙也可以住得了。」說著親自展開了西子浣過的紗衾,移了紅娘抱過的鴛枕。於是眾奶母伏侍寶玉臥好,款款散了,只留襲人,媚人,晴雯,麝月四個丫鬟為伴。秦氏便吩咐小丫鬟們,好生在廊檐下看著貓兒狗兒打架。
那寶玉剛合上眼,便惚惚的睡去,猶似秦氏在前,遂悠悠蕩蕩,隨了秦氏,至一所在。但見朱欄白石,綠樹清溪,真是人跡稀逢,飛塵不到。寶玉在夢中歡喜,想道:「這個去處有趣,我就在這裏過一生,縱然失了家也願意,強如天天被父母師傅打呢。」正胡思之間,忽聽山後有人作歌曰:
春夢隨雲散,飛花逐水流;寄言眾兒女,何必覓閒愁。
寶玉聽了是女子的聲音。歌聲未息,早見那邊走出一個人來,蹁躚裊娜,端的與人不同。有賦為證:
方離柳塢,乍出花房。
但行處,鳥驚庭樹,
將到時,影度迴廊。
仙袂乍飄兮,聞麝蘭之馥郁,
荷衣欲動兮,聽環佩之鏗鏘。
靨笑春桃兮,雲堆翠髻,
唇綻櫻顆兮,榴齒含香。
纖腰之楚楚兮,迴風舞雪,
珠翠之輝輝兮,滿額鵝黃。
出沒花間兮,宜嗔宜喜,
徘徊池上兮,若飛若揚。
蛾眉顰笑兮,將言而未語,
蓮步乍移兮,待止而欲行。
羨彼之良質兮,冰清玉潤,
羨彼之華服兮,閃灼文章。
愛彼之貌容兮,香培玉琢,
美彼之態度兮,鳳翥龍翔。
其素若何,春梅綻雪。
其潔若何,秋菊被霜。
其靜若何,松生空谷。
其艷若何,霞映澄塘。
其文若何,龍游曲沼。
其神若何,月射寒江。
應慚西子,實愧王嬙。
奇矣哉,生於孰地,
來自何方,信矣乎,
瑤池不二,紫府無雙。
果何人哉?如斯之美也!
寶玉見是一個仙姑,喜的忙來作揖問道:「神仙姐姐不知從那裏來,如今要往那裏去?也不知這是何處,望乞攜帶攜帶。」那仙姑笑道:「吾居離恨天之上,灌愁海之中,乃放春山遣香洞太虛幻境警幻仙姑是也:司人間之風情月債,掌塵世之女怨男癡。因近來風流冤孽,纏綿於此處,是以前來訪察機會,布散相思。今忽與爾相逢,亦非偶然。此離吾境不遠,別無他物,僅有自採仙茗一盞,親釀美酒一瓮,素練魔舞歌姬數人,新填「紅樓夢」仙曲十二支,試隨吾一遊否?」寶玉聽說,便忘了秦氏在何處,竟隨了仙姑,至一所在,有石牌橫建,上書「太虛幻境」四個大字,兩邊一副對聯,乃是:
假作真時真亦假,無為有處有還無。
轉過牌坊,便是一座宮門,上面橫書四個大字,道是:「孽海情天」。又有一副對聯,大書云:
厚地高天,堪歎古今情不盡;癡男怨女,可憐風月債難償。
寶玉看了,心下自思道:「原來如此。但不知何為「古今之情」,何為「風月之債」?從今倒要領略領略。」寶玉只顧如此一想,不料早把些邪魔招入膏肓了。當下隨了仙姑進入二層門內,至兩邊配殿,皆有匾額對聯,一時看不盡許多,惟見有幾處寫的是:「癡情司」,「結怨司」,「朝啼司」,「夜怨司」,「春感司」,「秋悲司」。看了,因向仙姑道:「敢煩仙姑引我到那各司中遊玩遊玩,不知可使得?」仙姑道:「此各司中皆貯的是普天之下所有的女子過去未來的簿冊,爾凡眼塵軀,未便先知的。」寶玉聽了,那裏肯依,復央之再三。仙姑無奈,說:「也罷,就在此司內略隨喜隨喜罷了。」寶玉喜不自勝,抬頭看這司的匾上,乃是「薄命司」三字,兩邊對聯寫的是:
春恨秋悲皆自惹,花容月貌為誰妍。
寶玉看了,便知感歎。進入門來,只見有十數個大櫥,皆用封條封著。看那封條上,皆是各省的地名。寶玉一心只揀自己的家鄉封條看,遂無心看別省的了。只見那邊櫥上封條上大書七字云:「金陵十二釵正冊」。寶玉問道:「何為『金陵十二釵正冊』?」警幻道:「即貴省中十二冠首女子之冊,故為『正冊』。」寶玉道:「常聽人說,金陵極大,怎麼只十二個女子?如今單我家裏,上上下下,就有幾百女孩子呢。」警幻冷笑道:「貴省女子固多,不過擇其緊要者錄之。下邊二櫥則又次之。餘者庸常之輩,則無冊可錄矣。」寶玉聽說,再看下首二櫥上,果然寫著「金陵十二釵副冊」,又一個寫著「金陵十二釵又副冊」。寶玉便伸手先將「又副冊」櫥開了,拿出一本冊來,揭開一看,只見這首頁上畫著一幅畫,又非人物,也無山水,不過是水墨滃染的滿紙烏雲濁霧而已。後有幾行字跡,寫的是:
霽月難逢、彩雲易散,心比天高、身為下賤;風流靈巧招人怨,壽夭多因毀謗生、多情公子空懸念。
寶玉看了,又見後面畫著一簇鮮花,一床破席,也有幾句言詞,寫道是:
枉自溫柔和順,空雲似桂如蘭;堪羨優伶有福,誰知公子無緣。
寶玉看了不解。遂擲下這個,又去開了副冊櫥門,拿起一本冊來,揭開看時,只見畫著一株桂花,下面有一池沼,其中水涸泥乾,蓮枯藕敗,後面書云:
根並荷花一莖香,生平遭際實堪傷;自從兩地生孤木,致使香魂空返鄉。
寶玉看了仍不解。便又擲了,再去取「正冊」看,只見頭一頁上便畫著兩株枯木,木上懸著一圍玉帶,又有一堆雪,雪下一股金簪。也有四句言詞,道是:
可歎停機德,誰憐詠絮才;玉帶林中掛,金簪雪裏埋。
寶玉看了仍不解。待要問時,情知他必不肯洩漏,待要丟下,又不捨。遂又往後看時,只見畫著一張弓,弓上掛著香櫞。也有一首歌詞云:
二十年來辨是非,榴花開處照宮闈;三春爭及初春景,虎兔相逢大夢歸。
後面又畫著兩人放風箏,一片大海,一隻大船,船中有一女子掩面泣涕之狀。也有四句寫云:
才自精明志自高,生於末世運偏淆;清明涕送江邊望,千里東風一夢遙。
後面又畫幾縷飛雲,一灣逝水。其詞曰:
富貴又何為,襁褓之間父母違;展眼吊斜暉,湘江水逝楚雲飛。
後面又畫著一塊美玉,落在泥垢之中。其斷語云:
欲潔何曾潔,雲空未必空;可憐金縷質,終陷泥淖中。
後面忽見畫著個惡狼,追撲一美女,欲啖之意。其書云:
子係中山狼,得志便猖狂;金閨花柳質,一載赴黃粱。
後面便是一所古廟,裏面有一美人在內看經獨坐。其判云:
勘破三春景不長,緇衣頓改昔年妝;可憐繡戶侯門女,獨臥青燈古佛旁。
後面便是一片冰山,上面有一隻雌鳳。其判曰:
凡鳥偏從末世來,都知愛慕此生才;一從二令三人木,哭向金陵事更哀。
後面又是一座荒村野店,有一美人在那裡紡績。其判云:
勢敗休雲貴,家亡莫論親;偶因濟村婦,巧得遇恩人。
後面又畫著一盆茂蘭,旁有一位鳳冠霞帔的美人。也有判云:
桃李春風結子完,到頭誰似一盆蘭;如冰水好空相妒,枉與他人作笑談。
後面又畫著高樓大廈,有一美人懸梁自縊。其判云:
情天情海幻情身,情既相逢必主淫;漫言不肖皆榮出,造釁開端實在寧。
寶玉還欲看時,那仙姑知他天分高明,性情穎慧,恐把仙機洩漏,遂掩了卷冊,笑向寶玉道:「且隨我去遊玩奇景,何必在此打這悶葫蘆!」
寶玉恍恍惚惚,不覺棄了卷冊,又隨了警幻來至後面。但見珠簾繡幕,畫棟雕檐,說不盡那光搖朱戶金舖地,雪照瓊窗玉作宮。更見仙花馥郁,異草芬芳,真好個所在。又聽警幻笑道:「你們快出來迎接貴客!」一語未了,只見房中又走出幾個仙子來,皆是荷袂蹁躚,羽衣飄舞,姣若春花,媚如秋月。一見了寶玉,都怨謗警幻道:「我們不知係何『貴客』,忙的接了出來!姐姐曾說今日今時必有絳珠妹子的生魂前來遊玩,故我等久待。何故反引這濁物來污染這清淨女兒之境?」
寶玉聽如此說,便嚇得欲退不能退,果覺自形污穢不堪。警幻忙攜住寶玉的手,向眾姊妹道:「你等不知原委:今日原欲往榮府去接絳珠,適從寧府所過,偶遇寧榮二公之靈,囑吾云:『吾家自國朝定鼎以來,功名奕世,富貴傳流,雖歷百年,奈運終數盡,不可挽回者。故遺之子孫雖多,竟無可以繼業。其中惟嫡孫寶玉一人,稟性乖張,生性怪譎,雖聰明靈慧,略可望成,無奈吾家運數合終,恐無人規引入正。幸仙姑偶來,萬望先以情慾聲色等事警其癡頑,或能使彼跳出迷人圈子,然後入於正路,亦吾兄弟之幸矣。』如此囑吾,故發慈心,引彼至此。先以彼家上中下三等女子之終身冊籍,令彼熟玩,尚未覺悟,故引彼再至此處,令其再歷飲饌聲色之幻,或冀將來一悟,亦未可知也。」
說畢,攜了寶玉入室。但聞一縷幽香,竟不知其所焚何物。寶玉遂不禁相問。警幻冷笑道:「此香塵世中既無,爾何能知!此香乃係諸名山勝境內初生異卉之精,合各種寶林珠樹之油所製,名『群芳髓』。」寶玉聽了,自是羨慕而已。大家入座,小丫鬟捧上茶來。寶玉自覺清香異味,純美非常,因又問何名。警幻道:「此茶出在放春山遣香洞,又以仙花靈葉上所帶之宿露而烹,此茶名曰『千紅一窟』。」寶玉聽了,點頭稱賞。因看房內,瑤琴,寶鼎,古畫,新詩,無所不有,更喜窗下亦有唾絨,奩間時漬粉污。壁上也見懸著一副對聯,書云:
幽微靈秀地,無可奈何天。
寶玉看畢,無不羨慕。因又請問眾仙姑姓名:一名癡夢仙姑,一名鐘情大士,一名引愁金女,一名度恨菩提,各各道號不一。少刻,有小丫鬟來調桌安椅,設擺酒饌。真是:瓊漿滿泛玻璃盞,玉液濃斟琥珀杯。更不用再說那肴饌之盛。寶玉因聞得此酒清香甘冽,異乎尋常,又不禁相問。警幻道:「此酒乃以百花之蕊,萬木之汁,加以麟髓之醅,鳳乳之麯釀成,因名為『萬艷同杯』。」寶玉稱賞不迭。
飲酒間,又有十二個舞女上來,請問演何詞曲。警幻道:「就將新製《紅樓夢》十二支演上來。」舞女們答應了,便輕敲���板,款按銀箏,聽他歌道是:
開闢鴻蒙……
方歌了一句,警幻便說道:「此曲不比塵世中所填傳奇之曲,必有生旦淨末之則,又有南北九宮之限。此或詠歎一人,或感懷一事,偶成一曲,即可譜入管弦。若非個中人,不知其中之妙。料爾亦未必深明此調。若不先閱其稿,後聽其歌,翻成嚼蠟矣。」說畢,回頭命小丫鬟取了《紅樓夢》原稿來,遞與寶玉。寶玉接來,一面目視其文,一面耳聆其歌曰:
[紅樓夢引子]
開闢鴻蒙,誰為情種?都只為風月情濃;趁著這奈何天,傷懷日,寂寥時,試遣愚衷,因此上演出這悲金悼玉的「紅樓夢」。
[終身誤]
都道是金玉良緣,俺只念木石前盟。空對著,山中高士晶瑩雪;終不忘,世外仙姝寂寞林。歎世間,美中不足今方信。縱然是舉案齊眉,到底意難平。
[枉凝眉]
一個是閬苑仙葩,一個是美玉無瑕。若說沒奇緣,今生偏又遇著他;若說有奇緣,如何心事終虛化?一個枉自嗟呀,一個空勞牽掛;一個是水中月,一個是鏡中花。想眼中能有多少淚珠兒,怎經得秋流到冬,春流到夏?
寶玉聽了此曲,散漫無稽,不見得好處,但其聲韻悽惋,竟能銷魂醉魄。因此也不察其原委,問其來歷,就暫以此釋悶而已。因又看下道:
[恨無常]
喜榮華正好,恨無常又到。眼睜睜,把萬事全拋;蕩悠悠,把芳魂消耗。望家鄉,路遠山高。故向爹娘夢裏相尋告:兒命已入黃泉,天倫呵,須要退步抽身早。
[分骨肉]
一帆風雨路三千,把骨肉家園齊來拋閃。恐哭損殘年,告爹娘,休把兒懸念。自古窮通皆有定,離合豈無緣?從今分兩地,各自保平安。奴去也,莫牽連。
[樂中悲]
襁褓中,父母歎雙亡,縱居那綺羅叢,誰知嬌養?幸生來,英豪闊大寬宏量,從未將兒女私情略縈心上,好一似,霽月光風耀玉堂。廝配得才貌仙郎,博得個地久天長,凖折得幼年時坎坷形狀。終久是雲散高唐,水涸湘江。這是塵寰中消長數應當,何必枉悲傷。
[世難容]
氣質美如蘭,才華阜比仙,天生成孤癖人皆罕。你道是啖肉食腥膻,視綺羅俗厭;卻不知太高人愈妒,過潔世同嫌。可歎這,青燈古殿人將老;辜負了,紅粉朱樓春色闌;到頭來,依舊是風塵骯髒違心願。好一似,白玉無瑕遭泥陷;又何須,王孫公子歎無緣。
[喜冤家]
中山狼,無情獸,全不念當日根由,一味的驕奢淫蕩貪還構。覷著那,侯門艷質同蒲柳;作踐的,公府千金似下流。歎幽魂艷魄,一載蕩悠悠。
[虛花悟]
將那三春看破,桃紅柳綠待如何?把這韶華打滅,覓那清淡天和。說什麼,天上夭桃盛,雲中杏蕊多;到頭來,誰把秋捱過?則看那,白楊村里人嗚咽,青楓林下鬼吟哦;更兼著,連天衰草遮墳墓。這的是,昨貧今富人勞碌,春榮秋謝花折磨。似這般,生關死劫誰能躲?聞說道,西方寶樹喚婆娑,上結著長生果。
[聰明累]
機關算盡太聰明,反算了卿卿性命。生前心已碎,死後性空靈。家富人寧,終有個家亡人散各奔騰。枉費了,意懸懸半世心;好一似,蕩悠悠三更夢。忽喇喇似大廈傾,昏慘慘似燈將盡。呀,一場歡喜忽悲辛;歎人世,終難定。
[留餘慶]
留餘慶,留餘慶,忽遇恩人;幸娘親,幸娘親,積得陰功。勸人生,濟困扶窮,休似俺那愛銀錢忘骨肉的狠舅奸兄。正是加減乘除,上有蒼穹。
[晚韶華]
鏡里恩情,更那堪夢裏功名;那美韶華去之何迅,再休提繡帳鴛衾。只這帶珠冠,披鳳襖,也抵不了無常性命。雖說是,人生莫受老來貧,也須要陰騭積兒孫。氣昂昂頭戴簪纓,光燦燦胸懸金印;威赫赫爵祿高登,昏慘慘黃泉路近。問古來將相可���存?也只是虛名兒教後人敬。
[好事終]
畫梁晝盡落香塵,擅風情,秉月貌,便是敗家的根本;箕裘頹墮皆從敬,家事消亡首罪寧,宿孽總因情。
[收尾:飛鳥盡投林]
為官的、家業凋零,富貴的、金銀散盡,有恩的、死裏逃生,無情的、分明報應,欠命的、命已還,欠淚的、淚已盡。冤冤相報實非輕,分離聚合皆前定;欲知命短問前生,老來富貴也真僥幸。看破的、遁入空門,痴迷的、枉送了性命;好一似食鳥盡投林,落了片白茫茫大地真乾淨。
歌畢,還要歌副曲。警幻見寶玉甚無趣味,因歎:「癡兒竟尚未悟!」那寶玉忙止歌姬不必再唱,自覺朦朧恍惚,告醉求臥。警幻便命撤去殘席,送寶玉至一香閨繡閣之中,其間舖陳之盛,乃素所未見之物。更可駭者,早有一位女子在內,其鮮艷嫵媚,有似乎寶釵,風流裊娜,則又如黛玉。正不知何意,忽警幻道:「塵世中多少富貴之家,那些綠窗風月,繡閣煙霞,皆被淫污紈袴與那些流蕩女子悉皆玷辱。更可恨者,自古來多少輕薄浪子,皆以『好色不淫』為飾,又以『情而不淫』作案,此皆飾非掩醜之語也。好色即淫,知情更淫。是以巫山之會,雲雨之歡,皆由既悅其色,復戀其情所致也。吾所愛汝者,乃天下古今第一淫人也。」
寶玉聽了,唬的忙答道:「仙姑差了。我因懶於讀書,家父母尚每垂訓飭,豈敢再冒『淫』字。況且年紀尚小,不知『淫』字為何物。」警幻道:「非也。淫雖一理,意則有別。如世之好淫者,不過悅容貌,喜歌舞,調笑無厭,雲雨無時,恨不能盡天下之美女供我片時之趣興,此皆皮膚淫濫之蠢物耳。如爾則天分中生成一段癡情,吾輩推之為『意淫』。『意淫』二字,惟心會而不可口傳,可神通而不可語達。汝今獨得此二字,在閨閣中,固可為良友,然於世道中未免迂闊怪詭,百口嘲謗,萬目睚眥。今既遇令祖寧榮二公剖腹深囑,吾不忍君獨為我閨閣增光,見棄於世道,是以特引前來,醉以靈酒,沁以仙茗,警以妙曲,再將吾妹一人,乳名兼美字可卿者,許配於汝。今夕良時,即可成姻。不過令汝領略此仙閨幻境之風光尚如此,何況塵境之情景哉?而今後勁萬萬解釋,改悟前情,留意於孔孟之間,委身於經濟之道。」說畢便秘授以雲雨之事,推寶玉入房,將門掩上自去。
那寶玉恍恍惚惚,依警幻所囑之言,未免有兒女之事,難以盡述。至次日,便柔情繾綣,軟語溫存,與可卿難解難分。因二人攜手出去遊頑之時,忽至一個所在,但見荊榛遍地,狼虎同群,迎面一道黑溪阻路,並無橋梁可通。正在猶豫之間,忽見警幻後面追來,告道:「快休前進,作速回頭要緊!」寶玉忙止步問道:「此係何處?」警幻道:「此即迷津也。深有萬丈,遙亙千里,中無舟楫可通,��有一個木筏,乃木居士掌舵,灰侍者撐篙,不受金銀之謝,但遇有緣者渡之。爾今偶游至此,設如墮落其中,則深負我從前諄諄警戒之語矣。」話猶未了,只聽迷津內水響如雷,竟有許多夜叉海鬼將寶玉拖將下去。嚇得寶玉汗下如雨,一面失聲喊叫:「可卿救我!」嚇得襲人輩眾丫鬟忙上來摟住,叫:「寶玉別怕,我們在這裏!」
卻說秦氏正在房外囑咐小丫頭們好生看著貓兒狗兒打架,忽聽寶玉在夢中喚他的小名,因納悶道:「我的小名這裏從沒人知道的,他如何知道,在夢裏叫出來?」正是:
一場幽夢同誰訴,千古情人獨我知。
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駒林神社の狛犬さん 阿 by kazu saito
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寡黙で熱いフィッシャーマン! 尻池宏典さん
(駒ヶ林浦漁業会 漁師)
JR新長田駅から15分ほど南に歩くと港があります。駒ヶ林の町に接する長田港です。そこには数十隻の漁船が並び、漁が行われ、毎朝セリが行われています。長田港の漁師で、PTA会長の経験があり、こども食堂等の地域活動に熱心に取り組まれている尻池宏典さんにお話を聞きました。(2019年8月23日インタビュー)
尻池さんとは6年程前からの知り合いですが、少人数で飲む機会はあまりありませんでした。今回は他の取材スタッフが諸々の事情で大幅に遅れて到着したため、2人でじっくりお話をすることができました。見た目どおりの誠実なお人柄が溢れる内容となりました。

生まれも育ちも駒ヶ林ですか。
生まれたのは長田神社近くの宮川町で、6歳まで住んでいました。祖父が駒ヶ林で漁師をしていたのですが、私の父は三男でもともと大工になりたかったようです。それで、父は宮川町に引越してガラスブロックの職人をやっていました。漁師になったのは40歳頃で、とても遅かったです。漁師歴が短いのに駒ヶ林浦漁業会の会長もしていました。
長男の伯父はカメラが好きで漁師にならず、広告を作る仕事をしていました。駒ヶ林の写真もたくさん撮影し、町の歴史を記録していました。それで、次男の伯父が中学生の時から祖父と一緒に船に乗り漁師をしていたのです。でも、海苔の養殖を始めて独立することになったので、父が急きょ漁師を手伝うことになったのです。昔は駒ヶ林でも海苔の養殖をしていましたが、今は誰もやっていません。
どんなお子さんでしたか。
子どもの頃は今とは違って、落ち着きが全くなく、喧嘩ばっかりしていました。少年野球を頑張っていて将来はプロ野球選手になりかったんです。小学校の卒業式の時には「日本一の漁師になりたい。」と言って、周りの人から感心されましたが、ええ格好をしたかっただけで、実は本心はそうではなかったんです。
少年野球のエースでしたが、肘を壊してしまい、小学校6年生の時には球を投げられなくなって、野球の道をあきらめました。当時から身長が高かったので、中学ではバスケットボールを一生懸命にやって、バスケットボールの名門と言われていた高校に進学しました。ただ、強豪校過ぎました。練習が厳しくて体罰も日常茶飯事で、頬には毎日手形が残っていたほどでした。さすがに続けられずに1年で退部しました。

漁師の道に進まれたきっかけは。
バスケットボール部の退部後はいわゆる帰宅部で、夏休みや冬休みに父親の船に乗る機会が増えたんです。漁師の仕事は体験したらおもしろかった。無茶苦茶たくさんの魚が取れて、それがすぐに高く売れるのがおもしろかったです。漁師には高校卒業後にすぐになりました。というか、高校の卒業式の前からイカナゴ漁には行ってましたけど。 漁師になったのは、阪神・淡路大震災の影響も大きかったです。高校2年の時に震災がありました。自宅は瓦がずれたくらいで被害が少なかったんですが、家族を見つめなおすきっかけになりました。親孝行や家族を守る必要を強く感じたことも漁師になった理由です。 その思いは、PTAの会長や青少年育成協議会といった地域活動に取り組んでいることにつながっています。
奥様との馴れ初めを聞かせて下さい。
中学2年生の時に妻から告白されました。バスケットボールをしている姿がかっこ良かったそうです。それから10年目の24歳で結婚しました。ハードルは色々あったんですが、それを乗り越えての結婚です。一途な恋です。妻はきれいやったし、性格も良かった。今も全く変わっていません。

こども食堂をされていますのが、そのきっかけは。
PTAの会長をやると子供の家庭の事情を知ることが多いのです。PTAが終わってから何もしないのはどうも納得がいかなかったところに、テレビでこども食堂のことを知ったんです。協力してくれる人もいて、ふたば学舎で3年ほど前に始めました。月1回ですが多い時は30人ほど来てくれます。誰が来ても良いことにしています。自分が獲った新鮮な魚を提供できて、特色のあるこども食堂になっていると思っています。
漁師の仕事はいかがですか。
漁師を辞めたいと思ったことは1回もないです。自分に合っていると思います。でも、まだ足りてないし、海の事を半分も知っていないと思います。漁師は博打感がかなり高くて、それがストレスにもなるけど、喜びにもなります。昨年は神戸で一網で一番しらすを獲ったことで表彰されました。20年間の積み上げで、データではなく感性で魚が獲れるようになりました。

長田区内で一番お気に入りの場所はどこですか。
小さい時のお気に入りは、住んでいた宮川町の近くの西山公園です。ドラえもんに出てくる公園みたいな感じで思い出の場所です。今は駒林神社の鳥居の南側の港が見える所です。一番好きです。仕事場なんですけど、見ないと落ち着かない。
長田区の好きなところ、嫌いなところは。
好きなところはお節介なところ。そういう街に育ったから、自分もお節介になっています。嫌いなところはすっと出てこない。あるようでないような…。昔の長田はもっと濃かった。もっと息苦しかった。今はそんなことありません。ずっと長田にいるから、居心地がよいですね。人生の90%長田にいますから。

これから新長田のまちをこうしたいとか、こうなってほしいというのはありますか。
長田は高齢者も多いけど、若い世代もいる。昔の風景も残している中で新しいものもあって、まぜこぜに入り混じった所が良いです。色々なことを受け入れられる度量のある街です。震災の影響も大きいと思います。駒ヶ林でミャンマー人の難民が住み始めた時も受け入れることができた。DANCEBOXの活動もあってこそです。ニュータウンみたいな街には決してなってほしくない。
尻池さんに会うにはここへ
長田港 JR新長田駅から15分ほど南に歩いたところにあります。

インタビュー会場は、新長田駅近くで、地域の人が集う居酒屋さん
居酒屋楽 神戸市長田区若松町4丁目4−1 アスタ・クエスタ南棟201
http://bit.ly/2NvZjOX

#新長田#長田#駒ヶ林浦漁業会#漁師#長田港#PTA会長#こども食堂#長田神社#宮川町#駒ヶ林#海苔#イカナゴ漁#阪神・淡路大震災#青少年育成協議会#ふたば学舎#しらす#西山公園#駒林神社#ミャンマー#DANCEBOX#居酒屋楽
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『犬王』舞台巡り【山陽道編】
友魚の旅路/平家都落ちルートも巡りたいよね、という記録です。関西在住・北部九州出身なのでこの経路なんてもう数え切れんほど往復しているが視点を変えるだけでこんなにも新鮮な旅ができるってすごいなあと思う。
行った場所:腕塚(腕塚堂・腕塚神社)/草戸千軒町遺跡/厳島神社/花岡八幡宮/壇ノ浦古戦場・赤間神宮ほか

腕塚(兵庫県神戸市・明石市)
腕を埋めて腕塚。一の谷の戦いに破れ西へと落ちゆく途中で非業の死をとげた平忠度の腕を埋めたと伝えられる"腕塚"は神戸市長田区駒ヶ林と明石市天文町の2箇所にある。え どゆことじゃ?と思ったけど知りたいこと全部書いてある論文ありました(大坪舞2008「祭祀される忠度の腕ー伝承を引き寄せる場をめぐってー」『論究日本文学』88)。こちらを参考にすると、そもそも忠度死地は『平家物語』でも史実でも絞り込めない。両地の忠度伝承は、駒ヶ林は17世紀後半(腕塚そのものは19世紀)、明石は17世紀初頭(腕塚は17世紀後半)までは遡れそう、とのこと。
駒ヶ林の腕塚は一の谷からちょっと東に位置。地下鉄海岸線駒ヶ林駅が最寄り。長田港に面する民家に囲まれて"腕塚堂"がある。細い路地に入っていくけど看板や標石があるので迷いはしないと思う。ガレージみたいなお堂。北西に忠度胴塚もある(こっちは看板少なくてわかりにくかった。伍魚福さんの隣)。
明石の腕塚は一の谷から西へ10kmほど離れる。山陽電鉄人丸前駅下りてすぐの"腕塚神社"。神社といってもお堂はごく小さい。木製の腕は地元の彫刻家の方が奉納されたもので、これで患部を撫でるとよくなるとか(境内においてあった「腕塚神社縁起」より)。東南に忠度塚と忠度公園もある。駅をはさんで北の丘陵にある人丸神社は柿本人麻呂を祀るが、境内に"盲杖桜"があり目の見えない人とのゆかりが深い。このへんからは明石海峡と行き交う船たちがよく見えます。
当たり前ですが京都とは全然景色が違っている。南が海、北が山。海を眺めていると友魚としてはこのへんまでは始めて来た場所であっても(見えなくても)"知ってる景色"なんだろうし逆に平家の人びとにとっては都を落ちて流浪の��になってしまったことを思い知らされる景色なんだろうなと思う。
どちらの腕塚も、いまも地元の人に愛されているのが伝わってくるたたずまい。腕塚が複数箇所にあるの、後世の人たちが"物語"を求めた結果だと思うのでそんな人間の営みが愛おしくなります。

草戸千軒町遺跡(広島県福山市)
直接の舞台ではないのですが、湯浅監督がふくやま草戸千軒ミュージアム(広島県立博物館)の街並み復元模型に言及されていたので。博物館では中世の人々の生活に関連する出土品を沢山見られる。本編で町の人たちが持ってて印象的な曲物の容器もいっぱい並んでる。
草戸千軒町遺跡は当時の海岸線で芦田川の河口付近にあった中世の港町。友魚と谷一さんも寄ったかな?と思っていたのですが、拠点的な大都市というわけではないようなのと、どうやら14世紀後半は一時的に町が衰退していたようなので寄ってないかもしれません。友魚が魚をほぐしているシーンはまだ広島らしいので(オーコメより。広島を2年もまったり旅していたのはちょっと謎)、このあたりかなと思っていたのですが、お金持ちがの人がいるのは尾道とか鞆とかかな。
遺跡現地は博物館から西南約2kmに位置。調査後に掘削されあとかたもありませんが、法音寺橋に説明板が設置されている。橋を渡って芦田川の右岸には草戸稲荷神社と明王院(常福寺)がある。明王院は本堂が1321年、五重塔が1348年に建てられたものなので、友魚たちが見たかもしれない建物がそのまま残っていることになる。明王院入り口付近の石垣にはひょうたん形の石が組み込まれている箇所があり(現地に説明板あり)、犬王ポイント高いように思います。

厳島神社(広島県廿日市市)
あれに見えるは厳島(ここでお社は映さないの超好き)。斎き島=神様をお祀りする島 として古くから信仰されてきた。1151年に安芸守となった平清盛は厳島神主家の佐伯氏と関係を深め、12世紀後半に海上の社を造営。その後何度か建て替えられているが、主要な建物の配置は基本的には変わっていないらしい。特に印象的な回廊は、現在のものは永禄~慶長年間(1558~1615)の再建。作中の回廊は、1241年に再建され、1537年に焼けたものにあたる。
干潮のタイミングで訪問したので、社殿が建ってるベースとの距離感がわかってよかった。友魚が落ちちゃっても自力で這い上がれそうな深さで安心(海の子なので心配には及ばないんだろうけど)。社殿が海に浮かんでいる姿が見られなかったのがかなり残念だけど、昼に干潮だと夜に満潮になる、という関係が理解できた。
大鳥居は改修中だったので足場が組んであり近くまで行けず。でも社殿の柱にもフジツボいっぱい付いてるのが確認できました。大鳥居も何回か建て替えられていて、現在のものは明治期の再建。1325年に2代目が倒壊してから1371年に3代目が建てられるまで空白期間があるので、友魚訪問時(1360年代後半くらい?)、実際には建ってなかったぽい。
しゃもじって琵琶みたいな形だな~と思いながらお土産見てたのですが、弁財天の琵琶っぽい工芸品としてつくられるようになったんですね。知らなかった。

花岡八幡宮(山口県下松市)
境内に友魚が雨宿りしてた塔(閼伽井坊多宝塔)がある。多宝塔の建てられた時期、立て看板では「室町中期」となっているのですが、ガイドブックやウェブ上で「室町末期」説も見るのでど~いうこっちゃと思っていたのですが、建築様式からみて室町中~後期、解体修理で見つかった木片に永禄3年(1560)の墨書あり、ということのようです(下松市HPより)。また、お宮そのものも創建当初の鎮座地から1489年頃に現在地に動いているらしい。作中で描かれているのは実際よりも少し下った時期の姿になるのかなと思います。
多宝塔の実物は思っていたより小さい印象を受ける。というか、ここに友魚があの感じで座っているのを想像すると、まだだいぶこどもだな...?!と感じました。
旧山陽道に面した丘陵上に位置し、高いところにあるのでめちゃくちゃ石段を登る。現代人にとっては雨宿りにちょっと寄るレベルを越えてるので、参道入り口あたりでお寺の人が友魚に声をかけたのかもとか想像します。

壇ノ浦古戦場・赤間神宮ほか(山口県下関市)
鴨の河原と同様、壇ノ浦も始まりの場所であり終わりの場所。
壇ノ浦古戦場跡は関門大橋の下関側のふもとに「みもすそ川公園」として整備されている。ちょうどこのあたりに友魚の暮らしていた集落があったのかなと想像できる景色。作中では霧に包まれて対岸は描かれていないけど、九州側の門司がかなり近くに見える。この土地も"境界"ですね。
赤間神宮は壇ノ浦古戦場跡から南西1kmに位置。壇ノ浦の戦いで入水した安徳天皇を祀る。江戸時代までは阿弥陀寺で、明治の神仏分離により天皇社赤間宮へ。1940年に赤間神宮に改称。1958年につくられた水天門は「波の下にも都がございます」の竜宮城を地上に造りだす意図でデザインされている。
耳なし芳一の舞台でもあり、境内の片隅に芳一堂あり。宝物館ではいろんな種類の琵琶も見られる。境内に平家蟹の標本も置いてる。
生きてる平家蟹は市立しものせき水族館海響館で見られる。海響館ができるまえの旧下関市立水族館は長府にあったのだけど、敷地内に"鯨館"という鯨形の建物があった。現在は中には入れないけど外観は見られます。小さい頃訪れたことがあって、でっかい鯨!のイメージだったけど今回再訪したら思っていたより小さいな...となりました。場所は関見台公園。下関は近代捕鯨発祥の地とされ、鯨とゆかりが深い。たまたまかもしれませんがモチーフの重なりが面白いです。
旅してこの文章を書くことで、山陽道、というか瀬戸内の海辺が友魚の旅路であり作中作(腕塚、鯨、竜中将)の舞台でもあるという重なりをはっきり認識できたのでよかった。この作品の重層的につくられているところが大好きです。
文献(本文中で言及したものを除く)
小川國治編 2001『長州と萩街道』街道の日本史43 吉川弘文館
県立広島大学宮島学センター2020「宮島 大鳥居のひみつ」
広島県歴史散歩編集委員会編2009『広島県の歴史散歩』山川出版社
ふくやま草戸千軒ミュージアム2020『瀬戸内の交流 まちのにぎわい 人のつながり』
峰岸隆2015『日本の回廊、西洋の回廊』鹿島出版会
山口県歴史散歩編集委員会編2006『山口県の歴史散歩』山川出版社
山口佳巳2008「仁治度厳島神社廻廊の復元的研究」『国立歴史民俗博物館研究報告』第148集
頼祺一編 2006『広島・福山と山陽道』街道の日本史41 吉川弘文館
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2025年6月17日に発売予定の翻訳書
6月17日(火)には13点の翻訳書が発売予定です。
きいろいバス

ローレン・ロング/作 林木林/訳
あすなろ書房
歌の祭り

ル・クレジオ/著 管啓次郎/翻訳
岩波書店
トーニオ・クレーガー

トーマス・マン/著 小黒康正/翻訳
岩波書店
お許しいただければ : 続イギリス・コラム傑作選

行方昭夫/翻訳
岩波書店
PythonによるWebスクレイピング(第3版)
Ryan Mitchell/著 嶋田健志/翻訳 新井翔太/翻訳
オライリー・ジャパン
ふなでだ、ホイ!
ソフィー・ブラッコール/著 山口文生/翻訳
評論社
もしロシアがウクライナに勝ったら
カルロ・マサラ/著 鈴木ファストアーベント理恵/翻訳
早川書房
新訳 大いなる遺産 上
ディケンズ/著 河合祥一郎/翻訳
KADOKAWA
新訳 大いなる遺産 下
ディケンズ/著 河合祥一郎/翻訳
KADOKAWA
失われた世界
駒月雅子/翻訳 コナン・ドイル/著
KADOKAWA
神様ロキのめいわく日記
ルイ・ストーウェル/著 金原瑞人/翻訳 八木恭子/翻訳
岩崎書店
戦間期の国際建築
ケン・タダシ・オオシマ/著 田中厚子/翻訳
鹿島出版会
99%エコノミー : 資本主義の6つの危機を克服する経済の民主的戦略経営論
増田靖/翻訳 小川長/翻訳 円城寺敬浩/翻訳 清宮徹/解説 Paul S Adler/著
同文舘出版
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2025/4/12 8:00:25現在のニュース
転職縛る合意、有効か 「他店でピザ作るな」元職場に訴えられた 「競業避止」問われる合理性:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/4/12 8:00:21) 高齢化の悩み、はね返せ! 花見川団地に活気の拠点誕生 自治会、商店街など7者スクラム(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2025/4/12 7:57:55) カメレオンも、ヤギも! 拾得物116万点で過去最多 千葉県警、昨年分 現金5900万円は持ち主現れず(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2025/4/12 7:57:55) 6万本 どの花も笑顔 匝瑳でチューリップ祭り あすまで(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2025/4/12 7:57:55) 東京大文Ⅰ合格ランク 開成2年連続トップ、筑駒2位 日比谷など公立は上位20校中3校([B!]産経新聞, 2025/4/12 7:54:20) 「同じことしか言わない」と斎藤知事の支持者 取材で見えたもやもや:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/4/12 7:54:18) 英、国管理で鉄鋼生産継続へ トランプ関税うけ緊急法案 - 日本経済新聞([B!]日経新聞, 2025/4/12 7:52:17) 病院玄関に高齢男性運転の車突っ込む、来院者5人巻き込まれ負傷…千葉・船橋([B!]読売新聞, 2025/4/12 7:51:11) <2025年 戦後80年>三浦半島の戦跡たどる 在野の研究者・佐藤さん、ガイド本を制作中 発行費用の一部 支援呼びかけ(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2025/4/12 7:49:55) 障害者アート 身近に楽しんで 川崎「ピカソ・カレッジ」 「新百合オーパ」で定期的に展覧会 目標は活動の収益化(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2025/4/12 7:49:55) 原爆・原発 体験者が語る恐怖 神奈川県保険医協会など、横浜で19日講演会(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2025/4/12 7:49:55) NYダウ、600ドル超上昇で4万ドル台を回復 米長期金利も上昇(朝日新聞, 2025/4/12 7:45:34) 誤って強制送還の男性、トランプ政権に「帰還促進」命じる 最高裁:朝日新聞([B!]朝日新聞, 2025/4/12 7:42:47) 北海道北部の風力発電事業所で「世界最悪水準」のバードストライク 衝突対策後も相次ぐ 深層リポート([B!]産経新聞, 2025/4/12 7:42:45) 駅でドングリ育成、檜原の森へ 池上線・五反田、旗の台、千鳥町、蒲田 苗木植林し 未来の駅改修に活用(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2025/4/12 7:40:57) 「オンラインカジノ 10円でも賭博」 警視庁が西松建設の新入社員に訴え(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2025/4/12 7:40:57) 国民が東京都議選で1人を追加公認(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2025/4/12 7:40:57) 災害時、避難者に食事支援 武蔵村山市防災食育センター稼働 給食調理、アレルギーに対応(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2025/4/12 7:40:57) 檜原街道の通行止め きょう制限付き解除(東京新聞)|dメニューニュース(東京新聞のニュース一覧|dメニュー(NTTドコモ), 2025/4/12 7:40:57) グリーンランド米軍基地トップ解任 職員へのメールでバンス氏批判(朝日新聞, 2025/4/12 7:38:19) 「息子が闇バイトしているかも」 母の機転で発覚、なぜ気づいたか(毎日新聞, 2025/4/12 7:33:55)
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各地句会報
花鳥誌 令和4年3月号

坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
………………………………………………………………
令和3年12月2日 うづら三日の月句会 坊城俊樹選 特選句
しとしとと雨しとしとと冬近し 喜代子 護りうけ思ひ絡まる毛糸編む さとみ 冬河や網打つ人は何を漁る 都 冬怒濤雄島は人を寄せ付けず 同 寂聴の過去は激しく榾燃える 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月2日 花鳥さゞれ会 坊城俊樹選 特選句
秋風や消えゆく物にますほ貝 雪 蓑虫の纏へる物の哀れさよ 同 亡き友の顔をかぞへて師走かな 匠 裘かくしに去年の映画の券 同 なんとなく交はす言葉にある師走 かづを こころして願掛けをせむ神還り 数幸 恋多き尼の死悼む歳の暮れ 清女 仲よしの三人の婆おでん酒 啓子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月4日 零の会 坊城俊樹選 特選句
枯葉積む蝶のむくろを嵩として はるか 乃木将軍の墓ひとりぼち冬の蠅 佑天 枯葉舞ふ異人の墓は仰向けに 伊豫 赤信号ぬるき懐炉は胸の奥 ゆう子 冬霞あふひの墓の見つからず 佑天 黄落にころんと転び笑ひをり 久 坊城雀冬晴を祓ひに来 順子 十字墓影を寝かせて冬ぬくし 秋尚 冬の日に白装束の透きとほる きみよ
岡田順子選 特選句
百度石在らば祈らむ冬空に 炳子 墓一つ極月一つあるごとし 伊豫 冬晴や絵画館やや浮かみたり 佑天 塋域は枯野とならむ魂の黙 ゆう子 元勲の墓冬帝の貌をして 俊樹 極月の指墓碑銘を愛しみ 千種 冬晴や虚子の見守る墓一基 三郎 懐旧の情とは極月の男 千種 抱擁すマリアは寒き手を拡げ 俊樹 蝶も無き冬の墓標となりしかな 同 けふあたり上へと魂の日向ぼこ 慶月
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月10日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
面影山に半襟掛けて時雨虹 美智子 冬ぬくし赤子を丸く抱いてをり 栄子 冬ざれや修築の碑は沖を見て すみ子 ざらざらの風紋壁画冬日吸ふ 悦子 色鳥の木戸を飾りて飛び去りぬ 宇太郎 黄落の色に染まりて町の風 和子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月11日 札幌花鳥会 坊城俊樹選 特選句
冬日落つ老いのひと日の終りけり 独舟 ペーチカやレコード針の飛ぶところ 晶子 君知るや時空を超える除夜の鐘 同 悴みて錠剤一つ転がりぬ 寛子 樽前山を背負ひ堂々たる雄鹿 のりこ 魔女の口笛かも知れぬ虎落笛 岬月 天空の乱れし夜の虎落笛 同 クロークに寒さ預けて席に着く 同 恋心捨てしを叱咤虎落笛 同 五稜郭兵を鎮める雪しきり 雅春 冬虹を翔け上らんと鳥一羽 同 榾爆ぜる音にも温みありにけり 慧子 故郷は遠し一夜の雪二尺 同
(順不同特選句のみ掲載) …………���…………………………………………………
令和3年12月11日 ますかた句会 栗林圭魚選 特選句
みちしるべなき分かれ径枇杷の花 秋尚 中子師と歩みし坂ぞ枇杷の花 三無 杉樽に醤油の香り枇杷の花 ゆう子 新聞の折り目ずれなく漱石忌 同 枇杷の花不穏なること無き日々よ 同 布団干す母手作りの重さかな 多美女 立ち止まり見る人もなく枇杷の花 白陶 いぶかりつ人恋ふ猫や漱石忌 百合子 烏瓜色仕上りて句碑頭上 三無 日を回しながらゆつくり紅葉散る 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月13日 武生花鳥俳句会(十二月十三日) 坊城俊樹選 特選句
色鳥の風と光に遊びをり 中山昭子 色足袋をはいていよいよ籠りけり 上嶋昭子 落つるもの大地に還し山眠る みす枝 一灯のともる社や神の留守 英美子 極月にして捨つるべきもの何もなし 世詩明 冬麗やこの郷土にて生かさるる 信子 吾町に煙突のなきクリスマス ただし 時雨るるや振子時計の重き音 信子 天界の星座の見ゆる大枯木 みす枝 妻が留守する小春日でありにけり 世詩明 天帝の光射す庭冬の蝶 錦子 誰かれと言はず着ぶくれ句座にあり 英美子 身籠りてふくらむ夢や毛糸編む 同 街路灯夜霧のうるむ一直線 一枝 外套の襟立て警邏街の辻 三四郎 外海も内海も凪石蕗の花 中山昭子 何処見るでなき見つめゐる日向ぼこ 英美子 鴨一羽急に羽搏き黙破る みす枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月13日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
金色の曙杉や冬日向 美貴 お喋りは徐々に大声冬日向 あき子 松籟に静けさつのる炭手前 同 冬日向旧姓残る裁縫箱 美貴 山寺の燃える紅葉に冬日差し 迪子 ひと畝の冬菜を残し寺の畑 秋尚 彩りに冬菜を入れて中華粥 迪子 尉もまたかぐはしきもの桜炭 三無 晴れし日は富士仰ぎ見ゆ冬菜畑 貴薫 黒糖の飴舐め冬菜畑入る 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月14日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
乾きたる白杖の音や枯木道 登美子 初めての柚子湯子の手に一つづつ 裕子 冬タイヤ着け替へる音響く町 紀子 根深持ち友わが家を探し来る 令子 母と娘のふところ温め根深汁 同 甥つ子の来福めがけ霰降る 紀子 冬夜空指輪のやうな月蝕を 光子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月14日 萩花鳥句会
リハビリの迎へ待つ間や著ぶくれて 祐子 月蝕や三代並び膝毛布 美恵子 姿変へ伏兵地球を凍らせる 健雄 交差点スマホの生徒息白し 吉之 句仲間の声懐かしや忘年会 陽子 けたけたと笑ふみどり児日向ぼこ ゆかり まつしろな書類重ぬる年の暮 明子 彼の宿の達磨火鉢を懐かしむ 克弘
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月16日 伊藤柏翠俳句記念館 坊城俊樹選 特選句
竜胆の花がこんなに似合ふ墓 雪 考へのあるとも見えぬ懐手 同 木犀の香にほころびの見えそめし 同 機嫌よく水の軽さや紙漉女 眞喜栄 音のなき竹百幹の霜の声 同 枯菊をくべ足し仕舞ふ畑仕事 同 マスクして美人の顔を半分に 清女 丸太棒の如き大根もて余す 同 嘗つて僧と梅見の宿の河豚料理 ただし 渡来仏残る若狭に牡蠣筏 千代子 越に棲み訛は二つ石蕗の花 同 青空に別れに来たか赤とんぼ 輝子 冬帝の足音もなく来る越路 かづを 黒手帳終へし師走の赤手帳 高畑和子 ふぐと汁喰べて睡むたくなりにけり ただし 鴨浮寝何れか父やら母子やら 玲子 酔漢の愚痴の繰り言忘年会 みす枝 大根を抜きて土の香漂へり 富子 虎落笛白きもの皆吹き飛ばす 山田和子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月19日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
重力の強くなりたる冬至前 久 遥か行く貉の怪や枯野径 三無 裸木の一木領す群れ鴉 菟生 寒鴉鳴くまだ釣果なき釣人に 佑天 神鈴を鳴らす冬帝鎮むまで 慶月 冬木立天は奪へるもの奪ふ 慶月 冬ざれの谷戸田貫く風太し 三無 径を問ふ人にやさしき頰被 亜栄子 むじな池人惑はせて氷りけり 久 焚火の香まさをな空へ消えゆけり 眞理子 古鏡なす日輪弾く冬の沼 菟生 燃えつきの悪き焚火やむじな池 千種
栗林圭魚選 特選句
痛きほどの青空尖る冬芽かな 斉 初霜の葉脈白く浮き立たせ 貴薫 霜枯の行く手阻みし杭一つ 炳子 女坂とても険しき水仙花 芙佐子 朝霜を畦の日蔭に消し忘れ 秋尚 田の氷罪あるごとく割られけり 千種 径を問ふ人にやさしき頰被 亜栄子 むじな池人惑はせて氷りけり 久 烏瓜空眩しみて破れけり 久子 霜光る崩るるままの藁ぼつち 炳子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月21日 鯖江花鳥俳句会
新米を上り框にどさと置く 上嶋昭子 難儀やなあと呟きて懐手 同 真砂女の句厨に貼れば時雨くる 同 実印を押して腕組む冬座敷 同 ��雀あやとりの子に近づきぬ 同 秋霜や左近の陣に残る石 同 床の間の螺鈿煌めき冬座敷 中山昭子 暖炉燃ゆ三重奏の楽豊か 同 蓑虫の蓑の衰へ如何にせん 雪 炉話や若き日の恋爆ぜてをり みす枝 船頭の笑はせ上手冬日焼 洋子 奈落とも思ふ夜更けの雪起し 一涓
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月22日 第四十四回近松忌記念俳句大会 坊城俊樹選 特選句
お歯黒をつけし女の近松忌 世詩明 男云ふ今際の言葉近松忌 雪 心中はむかしがたりや近松忌 遊子 近松忌雨の鳥語を供華として かづを 忍び泣くお初時雨や近松忌 ただし 近松忌盗人被りの成駒屋 道夫 南座の木戸に盛塩近松忌 同 あでやかな傘をすぼめて近松忌 上嶋昭子 しぐるるや胸のほのほは消えもせず 同 近松忌今も名残の七曲り 節子 許されぬ恋の道行き雪深し 同 近松忌皆口紅の濃かりけり 匠 日野山の晴れて時雨れて近松忌 同 手枕の味を忘れて近松忌 千代子 恋に燃えし寂聴逝けり近松忌 みす枝 人情の深まる里や近松忌 同 近松忌お初の恋はありのまま 千加江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年12月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
棘の威の死して残れる枯茨 洋子 クリスマス会果てまこと神の闇 古賀睦子 山の端にしたたる銀河神楽宿 佐和 独り三味線せめて一手間熱燗に 勝利 熱燗に火宅を忘れおほほほほ 美穂 棋士決めの王手の響き冬座敷 吉田睦子 スイミング二秒縮めて聖夜の灯 桂 北窓を塞ぎて画布の静かな絵 朝子 お尻立て鳰はするりと異次元へ 勝利 胴長と漁網干しゐる舟小春 由紀子 熱燗や三巡目なるあの話 成子 音楽会敢へて師走を忘れたく さえこ かりそめに置く一本の冬の薔薇 由紀子 凍星や阿修羅は泪とどめたり 久恵
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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ダ-ティ・松本 不健全マンガ家歴30年[-α]史 ●はじめに この文章は同人誌「FUCK OFF!7」において書かれたものをベースにして逐次増補改定を加えていき、いずれ歴史の証言として、[というほど大袈裟なものでは無いが…]一冊の本にまとめたいという意図のもと、近年どんどん脳が劣化していくダ-松の覚え書きとしても使用の予定。事実関係は間違いに気付き次第 訂正。同人誌発表時のものも今回自粛配慮して、実名、エピソード等を削除した箇所有り。有り難い事に某出版社よりすでに出版打診があったがまだまだその時期ではない、マンガを描く事が苦痛になったら活字の方も気分転換にいいかも…。 /*マークは今後書き加える予定のメモと心得たし。 ●前史/修行時代・1970 さいとうプロの短くて濃い日々…… 1968年に上京。数カ月後東京は戦場に。熱い季節の始まりだった。 2年後親元を飛び出し友人のアパートに転がり込む。場所は渋谷から井の頭線で駒場東大駅下車、徒歩5分。地図で見ると現在の駒場公園あたり。昼間でも裸電球を付けなければ真っ暗という馬小屋のような部屋。数メートル先には当時の建設大臣の豪邸が…。前を通りかかるだびに警備のおまわりがじろり。 いつまでも友人に迷惑もかけられないのでとりあえずアシスタントでも…と手元にあったマンガ誌をひっくり返し募集を探す。幸いさいとうプロと横山まさみち氏のところでアシ募集があり両方応募。どっちか一つ通れば…と思っていたら何と両方受かってしまい、双方に条件を聞く。当時高円寺 のアパート、風呂無し4畳半の部屋で相場12000円の時代。前者一ケ月の給料10000円、後者20000円との事。給料の方がボロアパートの家賃より安いとは…!どう考えても前者は食う方法がないと判断し、後者さいとうプロへ入社。 ここに居たのはたったの半年に過ぎないけれど今思えばこれだけで本が一冊描ける位の濃い半年だった。しかしこのあと2X年分も書かねばならないことを思えば今回はいくつかのエピソードを書くだけに留めよう。 ダー松が入った時は小池一夫氏[クビ?]、神田たけ志氏や神江里見氏、きしもとのり氏[現・松文館社長]等と入れ替わりの時で、きし氏の女遊びの凄さと神江氏の絵のうまさは伝説になっていた。現在「亀有」「ゴルゴ」が歴代単行本の巻数の多いベスト1、2位だが[ともに100巻を越えた]、3位は神江氏の「弐十手物語」[70巻以上]だという事は知ってる人は少ないだろう。 当時の制作部は、さいとうたかを[以下ゴリ]をトップに石川班[ゴルゴ13、影狩り]、甲良班[バロム1]、竹本班[シュガー、どぶ等]の3つに分かれ、それぞれのキャップにサブ・チーフが一人づついて、ヒラが2~6人いるというシステムで総16名。独立し現在も活躍中の叶精作、小山ゆう、やまさき拓味の3名がそれぞれの班のサブ・チーフ。ダー松は石川班で左右1メートル以内に叶氏とゴリにはさまれ、のんびり出来ない状態で、はなはだ窮屈。叶氏はほとんどマンガ家になりたいとも思った事のなかった人で、設計事務所みたいなところで図面を引いていた人がなぜマンガプロダクションに来たのか不思議だった。格別マンガ好きというわけでもなかったせいか現在まで全ての作品が原作もので���オリジナルは一本もないのはそのせい?祭りなどの人がうじゃうじゃ出てくる群集場面が得意。 やまさき氏は大の競馬好き、現在競馬マンガを多く描くのは当時からの趣味が生きたというべきか。もう一つの趣味である風俗についてはここでは書くのは差し控えよう。小山氏は後日ここの事務の女性と結婚するが、当時はつき合っているとは誰も知らず、スタッフの一人がやめる時その女性に交際を申し込んだら、茶店に呼び出されて小山氏からと凄まれたと聞いたが嘘か本当かは不明。 ここでの生活は新入り[ダー松を含めて3名]は朝の9時前に会社に行き、タイムカードを押し、前日のごみをひとまとめして外に出し、トイレ掃除をして、16人分のお茶を2Fで入れて制作部のある3Fへの狭い階段をふらふら昇り、机ごとに置いて歩き、終れば、一息ついて買っておいたパンと牛乳を3分で食べて、やっとそれから仕事。しかし新入りの3名の内1人折茂は常に遅刻なのでいつも佐藤と2人でやっていた。佐藤も遅れる時はダー松1人で。辞めてから10年位、16人分のお茶を持って階段をふらふら歩きお盆をひっくり返す夢をよく見たものだが、実際ひっくり返したのは折茂と佐藤の2人で、よく茶碗を割っていた。 たまには夕方6時には帰れるが、普通は夜10時までで、アパートに帰って銭湯に行けばもう明日にそなえて寝る時刻、このくり返しの日々。週1日は徹夜で明け方に帰り、その時は当日の昼12時出勤。休日は日曜日のみで忙しい時はそれも取り消し。つまり休みは月3日。[これで給料2万円!]そんな日々の繰り返し。 夕方までは皆和気あいあいと仕事していたが、ゴリが夕方6時頃に「おはようさん」と現れると、全員無駄口がたたけなくなり、仕事場はシーンと静まり返り、以下その日が終わるまでは疲れる時間がただひたすら流れるのみ。 当時石川班は「ゴルゴ13」と「影狩り」を描いていたがゴリは主人公の顔と擬音のみ。マジックで最後に入れる擬音はさすがに入れる位置がうまいと感心。ゴルゴの顔はアルバムに大小取り混ぜてコピーがとってあり、忙しい時は叶氏がピンセットで身体に合わせて「これが合うかな~」といった感じで貼り付けていた。 その頃すでに「ゴルゴ」は近々終わると噂されていたが、現在もまだ続いているとは感嘆ものだ。 ゴリと石川氏が「ゴルゴ」の最終回の終わり方を話しているのを聞いたら、何ともつまらない終わり方。しかしあれから20年以上も経つ事だし、きっともっといい終わり方を考えてあるだろうなと思っていたら、先日TVで本人が最初から考えてある終わり方だと言うのを聞き、がっくり。企業秘密だろうから書かないが、作品の最初の方に伏線が数度出ているのでわかる人にはすぐわかる筈。 辞めた小池一夫氏とさいとうプロに何があったかは知らないが、漏れ聞く話では結構もめ事があったみたいだ。 「子連れ狼」で「ゴルゴ13」と同じ設定の回があった時、「小池のガキャー訴えたるー!」とゴリが吠えていたものだが、結局たち消え。さいとうプロ作品で脚本を書いた本人が辞めた後、他の作品で同趣向の作品を書いても著作権は脚本を書いた原作者のものだと思うがどんなものだろう。その回のタイトルは忘れたが、ある場所に居合わせた人々が武器を持った集団の人質となり、その中に素人だと思われていた主人公、実は殺しのプロフェッショナルがいて、次々とその集団を殺していく、といったプロットで、ミッキー・スピレーンの短編に同じような作品があり、本当に訴えていたら恥をかいたと思うが・・・。 そういえば事務の方には山本又一郎という男がいたが、後年映画プロデューサーとして 「ベル薔薇」や「太陽を盗んだ男」等を創る事になるが、この野郎が生意気な男で当時皆に対して10歳は年上、といった感じの振る舞いだったが後日俺と一つしか年が離れてなかった事を知り、そんな若造だったとは、と皆怒ったものだ。以来奴の事を「マタさん」から「クソマタ」と呼ぶようになる。 さて半年後に先輩たちが積もり積もった不満を爆発させる反乱事件が勃発し、2年は居るつもりでいたここでの生活も、辞めるか残るかの選択を迫られる。残ればさいとうプロの現体制を認める事となるので、ダー松も退社。 しかし反乱グループとは別行動をとって一人だけの肉体労働のアルバイター生活へ突入。超ヘビーな労働の製氷工場、人使いの荒い印刷所、命綱もない高所の足場で働く建設現場等々。トラックの助手をしていた時は運ちゃんが「本宮ひろしって知ってるか?うちの息子の友達でさぁ、昔、おっちゃんメシ食わしてくれーなんて言ってきたもんだが、今は偉くなっちゃってさー、自分のビル建てたらしいよ。赤木圭一郎みたいにいい男なんだ。」とうれしそうに話してくれたが、運ちゃんには悪いがそいつは今も昔も一番嫌いなマンガ家なんだ。あの権力志向はどうにかならんか。天下を取る話ばかりだもんなぁ。 ところで後日、単行本の解説で高取英が「さいとうたかをのヤローぶっ殺してやる!」とダー松が言ったなどと書いているが、小生はそんな危ない事言った覚えはないのでここできっちり訂正しておきます。 「会社に火ィつけてやる!」位は言ったかも・・・[嘘] 。 悪口は言っても別に怨みなど無い。ところでアシスタントとしてのダー松は無遅刻、無欠勤以外は無能なアシだったと反省しきり。理想的なアシスタントとはどんなものか、それはまた別の機会に。 *入社試験はどんな事を? *さいとうプロには当時ほとんどろくな資料は無かった? *ハイジャックの回の飛行機内部の絵は、映画「大空港」を社内カメラマンが映画館で写してきたものをもとに描く。 *当時のトーンは印刷が裏面にしてあり上からカッターでけずったり出来ない。 *トーンの種類は網トーンが数種、それ以外はほんの3、4種類位しかなかった。 *仕事中のB.G.M.はアシの一人が加山雄三ばかりかけるので大ひんしゅく。好評だったのは広沢虎造の浪曲「次郎長三国志」、初代桂春団次の落語。眠気もふっとぶ位笑えた。 ダ-松が岡林信康の「見る前に跳べ」をかけてるとゴリは「何じゃー!この歌は!」と怒る。名曲「私たちの望むものは」はこの男には理解不能。 ●1 9 7 1 ~ 1 9 7 4 持 ち 込 み & 実 話 雑 誌 時 代 当時は青年劇画誌全盛時代で、もともと望月三起也氏や園田光慶氏のファンで活劇志向が強く、 主にアクションもののマンガを描いて持ち込みに行っていた。今のようにマンガ雑誌が溢れかえって、山のようにマンガ出版社がある時代ではなく、数社廻るともう行くところがない、という状態で大手では「ビッグコミック」があっただけで 「モーニング」も「スピリッツ」も「ヤン・ジャン」も当然まだない。テーマを盛り込んだ作品を持って行くと編集から「君ィ、うちは商売でやっているんだからねぇ」と言われ、アクションに徹した作品を持って行くと「君ぃ、ただおもしろいだけじゃあねぇ」と言われ 「おい、おっさん!どっちなんだ?」とむかつく事多し。この辺の事は山のように書く事があるが、有りすぎるのでパス。 *そのうち書く事にする。 ただ金属バットで頭をカチ割って脳みそをぶちまけてやりたいような奴が何人もいたのは事実。今年[’97]「モーニング」に持ち込みに行って、断られた奴が何万回もいやがらせの電話をかけて逮捕された事件があったが、そのうちトカレフを持って殴り込みに行く奴が出てくるとおもしろい。出版社も武装して大銃撃戦だぁ!などと馬鹿な事書いてどうする!とにかく持ち込みにはいい思い出が何もない。そんな中、数本だけ載った作品は渡哲也の映画「無頼」シリーズの人斬り五郎みたいな主人公がドスで斬り合う現代やくざもの[この頃の渡哲也は最高!]、ドン・シーゲルの「殺人者たち」みたいな二人組の殺し屋を主人公にした『汚れたジャングル』、陽水の「傘がない」が好きだという編集さんの出したテーマで車泥棒とブラックパンサーの闘士とのロード・ムービー風『グッバイ・ブラザー』、拳銃セールスマンを主人公にした『ザ��セールスマン』、等々10本ちょい位。 さてその頃並行してまだエロマンガ専門誌といえるようなものがなかったような時代で、実話雑誌という写真と記事ページからなる雑誌に4~10ページ位を雑誌の味付けとして描かせてもらう。当時、お手本になるようなエロマンガなど皆無で、エロ写真雑誌を古本屋で買ってきてからみのポーズを模写。マンガで裸を描く事はほとんど初めてで、これがなかなか難しいのだがエロシーンを描くのは結構楽しい。当時出版社に原稿持って行き帰りにグラフ誌をどっともらって帰るのが楽しみだった。SM雑誌の写真ページも参考になる。なお当時のペンネームは編集部が適当につけた池田達彦、上高地源太[この名前はいけてます。また使いたい]等。その数年後、逆にマンガが主で記事が味付けというエロマンガ誌が続々と創刊される。 *さいとうプロをやめたあと編集や知人に頼まれて数人のマンガ家の所へ手伝いに行く。秋田書店「漫画ホット」で『ジェノサイド』を連載中の峰岸とおる氏の所へ行き、仕事が終わったあとまだ売れてない頃の榊まさる氏も交え酒を飲む/川崎のぼる大先生のところへ数日だけ/3000円たこ部屋/小山ゆうオリオンププロ *当時のアルバイトは記憶によると時給150~200円位/大日本印刷市ヶ谷駐屯地/坂/ *一食100円/どんなに貧しい漫画家もみかん箱の上で書くやつはいない/TV萩原サムデイ *ろくでなし編集者 ●1 9 7 5 ~ エ ロ マ ン ガ 誌 時 代 に 突 入 実話誌は意外とエロは抑え目で描くように口すっぱく言われていたのだが、以前活劇っぽい作品を描かせてもらってたが潰れてしまった出版社にいた児島さんが編集する「漫画ダイナマイト」で打合せも何にもなしに好きに描かせてもらい、ここでエロマンガ家としての才能[?]が開花する。描いてて実に楽しく眠る時間がもったいない位で、人に睡眠時間が必要な事を恨んだ程。出来る事なら一日中休まず描いていたい気分で完全にはまってしまう。 初の連載作品「屠殺人シリーズ」はこの頃から/『漫画ポポ』。中島史雄氏は大学時代にこの作品を見ていたとの事で、トレンチコートにドクター・ペッパー模様のサイレンサーつきマグナム銃で遊戯人・竜崎一也が犯しまくり殺しまくり、サディスト、マゾヒスト、殺人狂、まともな奴が一人も出てこない性と暴力の祭典。ちなみにタイトルページは描かないでいい、との事でどうするのかと思っていたら編集部が中のワンカットを拡大してタイトルページを創り、1ページぶんの原稿料をけちるというせこいやり方だった。けちるといえば、原稿の1/3にCMを入れる際、原稿料を1/3削った会社もあり。 ●1 9 7 6 ~ 後に発禁仲間となる高取英と出逢い、『長編コミック劇場』で「ウルフガイ」みたいのをやろうと、怒りに震えると黒豹に変身してしまう異常体質の主人公を設定し、獣姦のイメージで「性猟鬼」なるエロマンガをスタート!しかしその号で雑誌が潰れる。この路線は今でもいけそうな気がするがどんなものだろう。 この頃の珍品に「快楽痴態公園」がある。タイガースに11-0とワンサイドで打ちまくられ、怒ったジャイアンツファンのおっさんが公園でデート中の女をずこずこに犯りまくり、その間にジャイアンツは9回裏に12-11とゲームをひっくり返してしまうのである!その時のジャイアンツの監督はもちろんミスター長嶋、先発堀内、打者は柴田、土井、高田、王、張本等々がいる。タイガース監督は吉田、ピッチャー江本、キャッチャーフライを落球する田淵、そしてあの川藤もいる。解説は牧野…… ●1 9 7 7 ~ 上記2作品を含む初の単行本「肉の奴隷人形」が久保書店より発行。後にリングスの会場で逢った佐竹雅昭氏はこの本が一番好きとの事だった。 「闇の淫虐師」もこの年スタート。一話完結でバレリーナ、バトンガール等々、毎回いろんな女たちをダッチワイフのごとくいたぶりまくるフェチマンガとして1979年まで続け、単行本は「堕天使女王」「裂かれた花嫁」「エロスの狂宴」「陶酔への誘い」「終りなき闇の宴」の全5巻。ちなみに今年「闇の淫虐師’97」を『コミック・ピクシィ』にて発表。いつか『闇の淫虐師・ベスト選集』でも出したいところ。 [’98に実現、’99には続刊が出る] ●1 9 7 8 ~ 久保書店より第2弾の単行本「狂った微惑人形」。収録作品の「犯された白鳥」は持ち込み時代に描いた��のバレリーナもの。結構気に入っていた作品なのに、後年再録の際、印刷所の掃除のおばさんが捨ててしまい、この世にもはや存在しない不幸な子となる。[’99に宝島スピード・ブックに本より直接スキャンして収録] エロ、グロ、ナンセンスの会心作「恍惚下着専科」を発表。サン出版より同名の単行本発行。また同出版より「コミック・ペット/堕天使画集」として今までの作品を続々単行本化。全10巻位。これは今でも古本屋で流通しているとの事で、まだまだ世間様のお役にたっているらしい。 この年、「堕天使たちの狂宴」を描いていた『漫画エロジェニカ』が発禁処分、来年でもう20年目となる事だし、当時の人たちと集まってその大放談を収録し「発禁20周年特集号」でも創ってみようかと計画中。さて当時の秘話としてもう時効だろうから書いてみるけど、前述の『堕天使画集』に「堕天使たちの狂宴」は収録される事となり、当然修正をガンガン入れて出版されるものと覚悟していたら、米国から帰国後出来上がった本を見ると発禁になった状態のまま再録されている!以下桜木編集長との会話 ダ/いや~、いい度胸してますね。 編/だって修正してあるじゃない。 ダ/その修正状態で発禁になったんですよ 編/・・・・・ ダ/・・・・ 以下どんな会話が続いたのか失念…… それにしてもサドの「悪徳の栄え」の翻訳本は発禁後20年以上して復刻されたけれど、「堕天使たちの狂宴」は半年もしない内に単行本になっていたとはエロ本業界とは何といいかげんな世界!しかし作品そのものは、今見るとリメイクする気にもならないどうという事もない可愛い作品で、結局あれもあの時代の姑息な政治のひとかけらに過ぎなかったのだろう。いい点があるとしたら一つだけ、それまでのエロマンガになかった瞳パッチリの少女マンガ的ヒロインを登場させた事位か。今の美少女エロマンガは本家の少女マンガもかくや!という位眼が大きいが当時としては画期的だったかも。 ●1 9 7 9 ~ この年の「淫花蝶の舞踏」は「堕天使たちの狂宴」よりずっといい/『漫画ソフト』。今年出た「別冊宝島/日本一のマンガを探せ!」でベスト2000のマンガがセレクトされているが、ダー松の作品の中ではこの作品が選ばれている。教師と生徒、二人の女たちが様々な男たちの手によってに次々ともてあそばれ、闇の世界を転々として再び巡り会う時、女たちは蝶と化し水平線の彼方に飛び去り、男たちは殺し合い血の海の中で屍と化す。ダー松作品にはこのように男根が女陰の海に飲み込まれてに負けるパターンが多い。[性狩人、遊戯の森の妖精、美少女たちの宴、人魚のたわむれ・・等々] この年からスタートの「性狩人たち」シリーズ[劇画悦楽号]はバレエ、バイオレンス、SEXの三要素がうまくからみあい、それぞれが頂点まで達する幸福な神話的作品だ。ここから派生した路線も多く、美少年路線は’83の「聖少女黙示録」へ。身体障害者路線は’80の「遊戯の森の妖精」、’84からの「美姉妹肉煉獄」へと繋がる。’81の最終話「ハルマゲドンの戦い」ではせりふなしで24ページ全てが大殺戮シーンという回もあり、中でも一度やりたかった見開きで銃撃戦の擬音のみという事も実現。こんな事がエロマンガ誌で許される時代だった。ちなみにこの回は[OKコラルの決闘・100周年記念]だが、何の意味もない。単行本は最初サン出版より、その後久保書店より「白鳥の飛翔」「少女飼育篇」「ヘラクレスを撃て!」「眼球愛」「海の女神」の全5刊。現在入手出来るのは後の3刊のみ。[「海の女神」も最近在庫切れ] この年出た「人魚のたわむれ」の表題作は性器に{たこ}を挿入するカットを見た編集長が「・・・[沈黙]・・・頭おかしいんじゃ・・ブツブツ・���気違い・・・ブツブツ・・・」と呆れてつぶやいていたのを記憶している。たこソーニューは今年出た「夜顔武闘伝」で久しぶりに再現。なおこの作品は’83にマンガと実写を噛み合せたビデオの珍品となる。水中スローモーションファックがなかなかよい。 ●1 9 8 0 ~ なぜか「JUNE」の増刊として作品集「美少女たちの宴」がサン出版より出版され、その短編集をもとに脚本化し日活で映画が創られる事となる。[「花の応援団」を当てたこの映画の企画者・成田氏は日活退社後「桜の園」等を創る。]その際、初めて映画撮影所を見学し、せこいセットがスクリーン上ではきちんとした絵になってるのを見て映画のマジックに感心。タイトルはなぜか「性狩人」で、’96にビデオ化された。監督・池田敏春のデビュー第2作となり現在までコンスタントに作品を発表しているが、出来のいい作品も多いのになぜか代表作がない。初期の「人魚伝説」が一番いいか。 この映画に合わせて「美少女たちの宴」を2~3回のつもりで「漫画ラブラブ」で描き出すがどんどん話がふくらみ、おまけに描いてる出版社が潰れたり、雑誌が潰れたりで雑誌を転々とし条例による警告の嵐がきた「漫画大飯店」を経て、「漫画ハンター」誌上で完結したのは’83になる。この作品でクリトリスを手術してペニスのように巨大化させるという人体改造ものを初めて描く。 この年の「遊戯の森の妖精」は身体障害者いじめ鬼畜路線の第2弾!森の中の別荘に乱入したろくでなしの二人組が精薄の少女の両親達を虐殺し、暴行の限りをつくすむちゃくちゃな作品で、雷鳴の中、少女の性器に男達のペニスが2本同時に挿入されるシーンは圧巻!しかしこのとんでもない男達も少女の性のエネルギーに飲み込まれ、朽ち果てていく・・・。 ●1 9 8 1 ~ 美少女マンガ誌のはしり「レモン・ピープル」誌創刊。そこで描いたのが「白鳥の湖」。虚構の世界のヒロインを犯すというコンセプトは、アニメやゲームのヒロインをずこずこにするという今の同人誌のコンセプトと同じかも。バレエ「白鳥の湖」において悪魔に捕われたオデット姫が白鳥の姿に変えられる前に何にもされてない筈がないというモチーフにより生まれたこの作品は、悪魔に男根を植えつけられたヒロインが命じられるままに次々と妖精を犯して歩き悪魔の娘となるまでを描くが、あまり成功したとは言えない。ただ人形サイズの妖精をしゃぶりまくり淫核で犯すアイデアは他に「少女破壊幻想」で一回やっただけなのでそろそろもう一度やってみたいところ。「ダーティ松本の白雪姫」はその逆をいき、犯す方を小さくした作品で7人の小人が白雪姫の性器の中にはいり、しゃぶったり、処女膜を食べたり、と乱暴狼藉![ちなみに両者をでかくしたのが同人誌「FUCK YOU!3」の「ゴジラVSジュピター」]この童話シリーズは意外と好評で続いて「ダーティ松本の赤い靴」を上記の単行本に描き下ろして収録。童話は結構残酷なものが多く、この作品も切られた足だけが荒野を踊りながら去って行くラストは原作通り。 *近年童話ブームだがこの頃もっと描いておけば「こんなに危ない童話」として刊行出来たのにとくやまれる。 「2001年快楽の旅」もこの本に収録。快楽マシーンを逆にレイプしてしまう、珍しく映画「2001年宇宙の旅」風のSF作品。 掲載誌を決めずに出来る限り多くのマンガ誌で描こうというコンセプトで始めたのがこの年スタートした「怪人サドラン博士」シリーズ。「不死蝶」シリーズや「美少女たちの宴」シリーズの中にも乱入し、「漫画ハンター」最終号では地球をぶっ壊して[その際地球は絶頂の喘ぎ声をあげ昇天する!]他の惑星へ行ってしまう。今のところ10誌位に登場。いつかこのサドラン・シリーズだけ集めて単行本化したいところ。ちなみに「サド」と「乱歩」を足して「サドラン博士」と命名。作者の分身と言っていい。 [後年、「魔界の怪人」として全作品を収録して刊行、04年現在品切れ中] この年描いて’82の単行本『妖精たちの宴』に収録の「とけていく・・」はレズの女たちが愛戯の果てに、肉体が溶けて一匹の軟体動物と化す、タイトルも内容も奇妙な作品。作者の頭もとけていた? ●1 9 8 2 ~ 1 9 8 3 ’83年に「美少女たちの宴」が完結。全てが無に帰すラストのページは真っ白のままで、このページの原稿料はいりません、と言ったにもかかわらず払ってくれた久保書店、偉い![明文社やCM頁の稿料を削った出版社=某少年画報社なら払わなかっただろうな……と思われる……]この作品以外は短編が多く、加速度をつけてのっていく描き方が得意のダー松としてはのりの悪い時期に突入。また10年近く走ってきてだれてきた頃でもあり第一次落ち込み期と言っていい。マンガがスタンプを押すように描けないものか、などとふとどきな考えまで湧いてくる。思えば一本の作品には、いったい何本の線を引いて出来上がっているものなのか。数えた馬鹿はいないだろうが数千本は引いている筈。一ヵ月に何万本とペンで線を引く日々・・うんざりする筈です。 この頃のめぼしい短編をいくつか書くと、少女マンガ家の家に税務調査にきた税務署員が過小申告をネタにねちねちいたぶるが、アシスタントに発見された署員は撲殺される。そして板橋税務署は焼き討ちにあう、といった作品「[タイトル失念]xx税務調査」。[後日読者よりこのタイトルを「色欲ダニ野郎」と教えていただく。ひどいタイトル *編集者のつけるタイトルはその人のセンスが実によくわかる。しかしサイテ-の題だなこりゃ…。 果てるまで「おまんこして!」と言わせながら処女をやりまくる「美処女/犯す!」はラスト、狂った少女が歩行者天国の通行人を撃ちまくり血の海にする。「嬲る!」はパンチドランカーとなった矢吹ジョーが白木葉子をサンドバッグに縛りつけ、殴って、殴って、殴りまくる。段平おっちゃんの最後のセリフ「・・ブスブスくすぶっちゃいるが・・・」「打てッ!打つんだ!ジョー!」「お前はまだ燃えつきちゃいねえ!」とはエロ・ドランカーの自分自身に向けて発した言葉だったのかも。トビー・フーパーばりの「淫魔のはらわた」は電気ドリルでアナルを広げてのファック!とどめにチェーンソーで尻を切断!いまだに単行本に収録出来ず。[’98の「絶頂伝説」にやっと収録]「からみあい」は夫の愛人の性器を噛みちぎる。「危険な関係」はアルコール浣腸をして火をつけ尻から火を吹かせる。この手は『FUCK YOU!2』の「セーラー・ハルマゲドン」で復元。そういえばこの作品の序章と終章だけ描いて、間の100章位をとばすやりかたはこの頃の「禁断の性獣」より。女性器にとりつき、男性器に変身するエイリアンの侵略により地球は女性器を失い滅亡する、といったストーリーで当時聞いた話では谷山浩子のD.J.でこの作品がリスナーの投書でとりあげられ、ダー松の名はダーティ・杉本と読まれたそうな。ヒロインの少女がひろ子という名前なのでこのハガキが選ばれたのかもしれないが、作者は薬師丸ひろ子からとったつもりだったのだが・・。[別にファンではない。] 「女教師狩り」は映画館で観客に犯される女教師とスクリーン上の同名のエロ映画の二本が同時進行し、一本で二本分楽しめるお得な作品。 ’83は’80に「漫画エロス」にて描いた「エロスの乱反射」の最終回の原稿が紛失したため単行本が出せないでいたのを、またまた「仏の久保さん」に頼んでラスト近くをふくらませて「漫画ハンター」に3回程描かせてもらい、やっと’85に出版。見られる事に快感を覚えるファッション・モデルが調教される内に、次第に露出狂となっていき、街中で突然裸になって交通事故を起こさせたり、最後はビルの屋上でストリップショー。そしてカメラのフラッシュの中に飛び降りていき、ラスト1ページはその性器のアップでエンド! 本格美少年・ゲイ・マンガ「聖少女黙示録」も’83。レズの姉たちの手によって女装に目覚めた少年がホモのダンサーたちに縛られなぶられ初のポコチンこすり合いの射精シーン。そして性転換して女となった主いるが、その中の’84の「白い肌の湖」はタイトルで解る通りのバレリーナものだがポコチンを焼かれた男が、一緒に暮ら人公が手術で男になった少女と暮らすハッピーエンド。この作品は単行本「美少女ハンター」に収録されてす二人の女と一人の男に復讐するエンディングがすごい!まず男の性器を切り取り、片方の女の性器にねじ込んだあと、その女の性器ごとえぐり取る。そしてその二つの性器をつかんだまま、もう一人の女の性器にフィストファック!のあげく、その二つの性器を入れたままの女性器をナイフでまた切って、ほとんどビックマッ���状態でまだヒクヒクうごめく血まみれの三つの性器を握りしめるとんでもない終り方!全くダー松はこんな事ばかりやっていたのかとあきれかえる。もう鬼畜としか言い様がない!しかし「ウィンナー」を二枚の「ハム」で包むなんて・・GOODなアイデアだ、又やってみよう。 ●1 9 8 4 ~ 「漫画ハンター」で「闇の宴」前後篇を描き、後日これをビデオ化。雪に包まれた六本木のスタジオで痔に苦しみながらの撮影。特別出演として中島史雄氏が絶妙の指使い、東デの学生時代の萩原一至が二役、取材に来たJITAN氏もスタジオに入ってきた瞬間、即出演で生玉子1000個の海で大乱交。カメラマンが凝り性で照明が気に入るまでカメラを廻さず、たった二日の撮影はやりたい事の半分も出来ず。撮影が終ると痔はすぐに完治。どうもプレッシャーからくる神経性だったみたいでこれに懲りてビデオは一本のみ。 この年の「肉の漂流」は親子丼もので、近所の書店のオヤジからこの本はよく売れたと聞いたが、一時よく描いたこのパターンは最近では「FUCK YOU!3」の「母娘シャワー」のみ。熟女と少女の両方が描けるところが利点。「血の舞踏」は久しぶりの吸血鬼もの。股間を針で刺し、噛んで血を吸うシーン等々いい場面はあるが、うまくストーリーが転がらず3回で止める。短編「果てるまで・・」は核戦争後のシェルターの中で、父が娘とタイトル通り果てるまでやりまくる話。被爆していた父が死んだ後、娘はSEXの相手を捜して黒い雨の中をさまよう。 またリサ・ライオンの写真集を見て筋肉美に目覚め、マッチョ女ものをこの頃から描き出す。しかしなかなか筋肉をエロティックに描くのは難しい。 ●1 9 8 5 ~ くたびれ果ててすっかりダレてきたこの頃、8年間働いてくれたアシスタント女史に代わってパワーのかたまり萩原一至、鶴田洋久等が東京デザイナー学院卒業後加わってダーティ・マーケットも第2期に突入!新旧取り混ぜておもしろいマンガをいろいろ教えて貰って読みまくる。「バリバリ伝説」「ビーバップハイスクール」「ペリカンロード」「めぞん一刻」「わたしは真悟」「Be Free!」「緑山高校」「日出処の天子」「吉祥天女」「純情クレイジー・フルーツ」「アクター」「北斗の拳」「炎の転校生」「アイドルをさがせ」「綿の国星」「いつもポケットにショパン」「バツ&テリー」「六三四の剣」永井豪の絶頂期の作品「バイオレンス・ジャック」「凄之王」「デビルマン」等々100冊以上とても書ききれない位で、う~ん・・マンガってこんなにおもしろかったのか、と感動! そこで眠狂四郎を学園にほうり込んで、今まであまり描かなかった学園マンガをエロマンガに、というコンセプトで始めたのが「斬姦狂死郎」。「六三四の剣」ばりに単行本20巻を目指すものの、少年マンガのノリは今では当たり前だが、当時はまだエロマンガとして評価されず、ほんの少し時代が早すぎたかも。’86に中断、今年’97に「ホリディ・コミック」にて復活!果たしていつまで続けられるか? →後に「斬姦狂死郎・制服狩り」、「斬姦狂死郎・美教師狩り」として刊行完結 前年末から始めた「美姉妹肉煉獄」は身障者いじめの鬼畜路線。盲目の姉とその妹を調教して性風俗店等で働かせ、娼婦に堕していく不健全・不道徳な作品で、肉の快楽にひたっていく盲目の姉に対し妹も「春琴抄」の如く己の眼を突き、自らも暗黒の快楽の世界にはいり、快楽の光に目覚めるラスト。 また、これからは女王様物だ!となぜか突然ひらめき「筋肉女」シリーズの延長としてフィットネス・スタジオを舞台に「メタル・クイーン」シリーズも開始。これは単行本2冊分描いたが、連載途中でヒロインの髪型を歌手ステファニーのヘア・スタイルにチェンジしたり、レオタードもたっぷり描けてわりと気に入っている。 10年近く描いた「美蝶」先生シリーズもこの年スタート!こうしてみるとマンガを描く喜びに満ちた大充実の年だったかも。 ●1 9 8 6 ~ この年は前年からの連載ものがほとんどだが、「エレクト・ボーイ」は空中でファックするシーンが描いてみたくて始めた初の超能力エロマンガ。コメディ的要素がうまくいかず2回で止める。この路線は翌年の「堕天使輪舞」で開花。 「夜の彷徨人」は自分の育てた新体操選手が怪我で選手生命を失ったため、その女を馬肉のごとく娼婦として夜の世界に売り渡した主人公という設定。しかし腕を折られ、女にも逆に捨てられ、そして事故によってその女を失ったあげく不能となってしまう。失った快楽を取り戻すため無くした片腕にバイブレーターを取りつけ、夜の街をさすらい次々と女たちをレイプしていくというストーリー。がっちり設定したキャラだったのにまったく話がはずまず、男のポコチンは勃起しないままに作品も不発のまま終る。 「斬姦狂死郎」が不本意のまま終わったため学園エロス・シリーズは「放課後の媚娼女」へと引き継がれる。当時見ていた南野陽子のTV「スケバン刑事・」とS・レオーネの「ウエスタン」風に料理。ラストの「男といっしょじゃ歩けないんだ」のセリフは一番好きな映画、鈴木清順の「東京流れ者」からのもじり。単行本は最初司書房から出て、数年後ミリオン出版から再販、そして’97久保書店より再々販ながら結構売れて今年また再版。この作品は親を助けてくれる有難い孝行息子といったところ。 ●1 9 8 7 ~ さいとうプロOBで那珂川尚という名のマンガ家だった友人の津田が「漫画ダイナマイト」の編集者になっていて、実に久しぶりに同誌で「堕天使輪舞」を描く。超能力エロマンガの第2弾。今回はエロと超能力合戦とがうまくミックスされ一応成功といっていい。この路線は「エレクト・ボーイ」とこの作品、そして’96の「夜顔武闘伝」も含めてもいいかも。一時、この手の作品は数多くあったが最近はめったに見かけない。しかし、まだまだこの路線には鉱脈が眠っているとにらんでいるがどんなものだろう。 ●1 9 8 8 ~ 「放課後の媚娼女」に続いて抜かずの凶一無頼控え「放課後の熱い祭り」を2年がかりで描く。’89に完結し司書房より単行本化。そして今年’97に改定してめでたく完全版として復刊!この頃が一番劇画っぽい絵で、たった2~3人のスタッフでよくこれだけ描き込めたなと改めて感心!エロシーンがちょっと少なめながら中島史雄氏がダー松作品でこの作品が一番好き、とお褒めの言葉を頂戴する。 TVで三流アマゾネス映画を見ている内、むくむくとイメージがふくらみ、昔から描きたかった西部劇と時代劇がこれで描けると、この年スタートさせたのが「不死蝶伝説」なるアマゾネス路線。昔々青年誌の創世期にあのケン月影氏がマカロニ・ウエスタンを描いていたことを知る人は少ないだろう。俺もあの頃デビューしていたらウエスタンが描けたのに、と思う事もあったが、このシリーズでほんの少しだけその願望がかなう。 この頃、アシスタントやってくれてた格闘技マニアの鶴田洋久に誘われ、近所の空手道場通いの日々。若い頃修行のため新宿でやくざに喧嘩を売って歩いたという寺内師範は、もう鬼のような人で、行けば地獄が待っていると判っててなぜ行く?と不思議な位休まず通う。体育会系はマゾの世界と知る。組手は寸止めではなく顔面以外は当てて可だったので身体中打撲のあざだらけ、ビデオで研究したという鶴田の体重をかけたムエタイ式の蹴りをくらい、右手が饅頭のように腫れ上がる。先輩たちの組手の試合も蹴りがもろにはいってあばら骨が折れたりで、なぜこんなヘビーな事をする?と思うが、闘う事によって身体の奥から何か沸き上がってくるものがある。スリランカの元コマンドと組手をやった時、格闘家の気持ちが少しだけ判るようになった。 ●1 9 8 9 ~ ’94まで続く「美蝶」シリーズでこの年は『ノスフェラトウ篇』を描き、シリーズ中これが一番のお気に入り。同人誌の「王夢」はこれが原点。 短編では「悪夢の中へ」はスプラッタ・エロマンガで久しぶりにチェーンソゥでお尻のぶった切り!はらわた引きずり出し、人肉食いちぎり!顔面叩き割り等々でラストに「ホラービデオの規制をするバカは俺が許さん!」などと書いているので、この年が宮崎事件の年か?世間は彼が日野日出志・作のホラービデオ「ギニーピッグ」を見てあの犯罪をおかした、としてさんざんホラービデオの規制をやっといて、結局見てもいなかったとわかったあとは誰一人日野日出志氏にもホラービデオさんにも謝らす゛知らんぷり。残ったのは規制だけで、馬鹿のやる事には全く困ったもんである。先日の「酒鬼薔薇・14才」の時も犯罪おたくの心理学者が、「これはマンガやビデオの影響です。」などと相も変わらずたわけた寝言をぬかしていたが、馬鹿はいつまでたっても馬鹿の���ま。少しは進歩しろよ!お前だよ、お前!短絡的で幼稚な坊や、小田晋!よぅく首を洗っとけ!コラ! 「獣人たちの儀式」は退学者や少年院送りになつた生徒、暴走族、ヤクザ達が集まって酒盛りしながら女教師たちをずこずこにしてOB会をひらく不健全作品。編集長が「また危ない作品を・・・」とこぼしたものだが、岡野さん、田舎で元気にお過しでしょうか。この頃の「漫画エロス」には「ケンペーくん」だとか「アリスのお茶会」だとかおもしろい作品が載っていたものです。「爆走遊戯」は伝説のストーカー・ろくでなしマンガ家の早見純が一番好きな作品と言ってくれたが、なぜだかわからない。人の好みはいろいろです。以上3本は単行本「熱き唇の女神」に収録。 「ふしだらな女獣たち」はフェミニストの女二人が美少年をいじめる話。これは「氷の部屋の女」に収録。 ●1 9 9 0 ~ この年の「美蝶」シリーズは『ダンシング・クイーン篇』。マネキン工場跡でJ・ブラウンの「セックス・マシーン」にのせて5人プレイをするシーンや文化祭でのダンスシーン等々結構好きな場面多し。暗くて硬い作品が多いので、この「美蝶」シリーズは肩肘張らずに、かなり軽いノリでキャラクターの動きに任せて、ストーリーも、そして次のコマさえも先の事は何にも考えず、ほとんどアドリブで描いた時もある。 「不死蝶伝説」に続いてシリーズ第2弾「不死蝶」は2誌にまたがって2年位続ける。これも結構お気に入りの一遍。 ●1 9 9 1 ~ 1 9 9 3 「性狩人たち」の近未来版、といった感じの「夜戦士」は学園物が多くなったので、マグナム銃で脳天をぶっとばすようなものが又描きたくなって始めたミニシリーズ。全5話位。松文館より単行本「黒い夜と夢魔の闇」に収録。 この年から知り合いの編集者がレディス・コミックを始める人が多く、依頼されてどうしたものかと思ったが、エロなら何でもやってみよう精神と何か新しい世界が開けるかも、という事から’94位までやってみたものの結果的に不毛の時代に終わる。与えられた素材が体験告白物という事で、非現実的なものは描けないという事は得意技を封印して戦うようなもので苦戦を強いられ、これって内山亜紀氏がやまさき十三原作の人情話を描いたようなミス・マッチングで不発だったかな。今後、もしやることがあれば美少年SMのレディス・コミックのみ。そんな雑誌が出来れば、の話だが。 いくつかやったレディコミの編集の一人「アイリス」の鈴木さんは同じさいとうプロOBで、マンガ・アシスタント、マンガ家、マンガ誌の編集、そして今はマンガ学校の講師、とこれだけ多くのマンガに関わる仕事をしてきた人はあまりいないだろう。これでマンガ評論でもやれば全て制覇だが・・・。 この頃はいつもと同じ位の30~40本の作品を毎年描いていたが、レディコミは一本30~40枚とページが多く結構身体にガタがきた頃で、右手のひじが腱傷炎になり1年以上苦痛が続く。医者通いではさっぱり痛みがひかず、電気針で針灸治療を半年位続けてやっと完治。その後、住んでいたマンションの理事長を押しつけられ、マンション戦争の渦中に巻き込まれひどい目にあう。攻撃するのは楽だが、話をまとめるなどというのは社会生活不適格のダー松には大の苦手で「お前等!わがままばかり言うのはいいかげんにしろー!」と頭をカチ割りたくなるような事ばかりで、ひたすら我慢の日々で血圧がガンガン上がり、病院通いの日々。確実に寿命が5年は縮まる。あの時はマジで人に殺意を抱いたものだが、今でも金属バット持って押しかけて奴等の脳みそをクラッシュしたい気分になる時もある。いつかこの時の事をマンガにしようと思っていて、まだ誰も描いてない「マンション・マンガ」というジャンル、タイトルは「我が闘争」。え?誰も読みたくない? この間に出た単行本は「血を吸う夜」、「赤い月の化身」「熱き唇の女神」[以上・久保書店] /「牝猫の花園」「真夜中の人魚たち」[以上久保書店]、「美蝶/放課後篇」「美蝶/ダンシング・クイーン篇」「不死蝶/鋼鉄の女王篇・上巻」[以上ミリオン出版]。 ●1 9 9 4 ~ 1 9 9 5 ろくでもない事が続くのは厄払いをしなかったせいか、このままここにいたら頭がおかしくなる、と15年以上いたマンションから引っ越し。板橋から巣鴨へ移動し気分一新!以前からうちもやりましょうよ、と言われていた同人誌創りをそのうち、そのうちと伸ばしてきたものの遂に申し込んでしまい、創らざるをえなくなる。しかもそれが引っ越しの時期と重なってしまい大いに後悔する。しかしいろんな人にお願いして何とか一冊でっちあげ、ムシ風呂のような夏コミに初参加。これが運命の分岐点。レディコミもこの年で切り上げ、以下同人街道をまっしぐら。現在まで「FUCK OFF!」が9まで、「FUCK YOU!」が4まで計10+&冊創る。 ’95からダーティ松本の名前にも飽きてきたしJr,Sam名でも描き始める。 レディコミ時代は松本美蝶。あと2つ位違うペンネームも考案中。 この間の単行本「氷の部屋の女」「双子座の戯れ」[久保書店]、「黒い夜と夢魔の闇」[松文館]、「危険な女教師/美蝶」[ミリオン] ●1 9 9 6 ~ 美少女路線の絵柄もこの年の「夜顔武闘伝」あたりでほぼ完成、今後また少し変化させる予定。しかしこの作品は超能力、アマゾネス、忍法エロマンガとでも呼ぶべきか。「グラップラー刃牙」みたいに闘技場での勝ち抜き性武道合戦までいきたかったけれど、残念ながらたどり着けず。 「冬の堕天使」は久しぶりの吸血鬼もの。都営住宅で生活保護をうけている吸血鬼母子のイメージが浮かび、そこから漫画家協会・加藤芳郎を撃つ有害図書騒動のマンガへ。吸血鬼少年が光の世界との戦いに旅立つまでを描き、「闇に潜みし者」は時空を越えて近未来での戦い。その間を描く作品を今後創らなければ。 「FUCK CITY 2006」はクソ溜めと化した近未来のTOKYOを舞台に久しぶりにダーティ・バイオレンスが炸裂!ハード・エロ劇画と同人誌風・美少女路線の合体は果たしてうまくいったかどうか?30ページほど描き足して、’97、9月にフランス書院のコミック文庫にて発売。[「少女水中花」] 「放課後の媚娼女」と「人形愛」刊行。[いずれも久保書店刊]前者は以前、上下巻だったのを一冊にまとめて。後者は近作を集めた同人時代を経ての初単行本で、同人誌を知らなかった読者はショックを受ける。メタルフアンから以下のようなお手紙を受け取る。「これはジューダス・プリーストの『ターボ』だ。ラストの『眠れる森の少女』は『レックレス』にあたる。しかしジューダスもその後『ラム・イット・ダウン』や『ペイン・キラー』という傑作を世に出した事だし、今後を期待したい」という意のダー松のようなメタルファン以外は意味不明の激励をうける。 ●1 9 9 7 同人誌「エロス大百科シリーズ」スタート!いろんな項目別に年2刊づつ計100ページ位を別刊シリーズとして出し続ければ10年で1000ページになり、以前「谷岡ヤスジ1000ページ」という枕に最適の本があったが、これも一冊にまとめて枕にして寝れば、目覚める頃は3回夢精しているなんて事に・・・などとまだたった40ページの段階で言っても何の説得力もないか。飽きたら2~3号でSTOPするだろうし・・。[推測通り「毛剃り」「美少年SM」「女装」3号でストップ中]冬にはやおい系にも進出の予定。 今年出した単行本は厚くて濃いエロマンガを集めた久保書店MAXシリーズ第2弾!「放課後の熱い祭り/完全版」と「夜顔武闘伝」オークラ出版。ともに大幅描き足して25周年記念出版として刊行。ティーツー出版よりJr,Sam名で「昼下がりの少女」、9月にはフランス書院より「少女水中花」の文庫本が出る予定で現在、この同人誌と並行して描き足し中。「斬姦狂死郎」第2部も「ホリディ・COMIC」誌にて6月よりスタート!年内創刊予定の『腐肉クラブ』なる死体姦専門のマンガ誌にも執筆予定。 さてさて25年間、旅行の時を除いて、現在まで2日続けてマンガを描かなかった事はほとんどない。これはその昔、伊東元気氏というマンガ家とお会いしたとき「今月何ページ描いた?」との問いに、「今月仕事ないんでぜんぜん描いてません」と答えたら、「そんな事じゃ駄目だ。仕事があろうがなかろうが、毎月100頁は描かなきゃ。」と言われ、以後その教えを守り[描けるページ数は減ったが]、マンガは仕事ではなくなり、朝起きたら顔を洗うのと同じで生活そのものとなり現在に至る。 今は何でも描けそうなハイな状態で、以前はたまには外出しないと煮詰まってしまう���で週いち位ガス抜きをしていたものだが、最近はせいぜい月いち休めば十分の「純エロマンガ体」。[純粋にエロマンガを描くためだけの肉体、の意。ダー松の造語] こうしてふり返ると、この路線はまだえぐり足りない、これはあと数回描くべし、なぜこれを一度しか描かない!等々、残り時間にやるべき事、やりたい事の何と多い事! 爆裂昇天のその日まで・・・ 燃 え よ ペ ン ! なお続きは 1997年後期 1998年 INDEX
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