#Avmz111.1
Explore tagged Tumblr posts
ervengel · 5 years ago
Text
Märklin 26983 “Rheingold Flügelzug” Avmz111.1
L.S.modelsのAvmz207やPIKOのAvmz111を紹介してきましたが、「じゃあメルクリンは?」となるので、見てみましょう。
…といっても、FIAT台車のAvmz207は持ってないので、プラグドア化したMD台車のAvmz111.1です。
1980年代の、TEE Rheingoldの最晩年(Rheingold 1983)をモデル化したもので、他メーカーでもADEくらいしか出していないものです(そして入手困難…)。
サボはTEE14/16 Salzburg-Emmerich間になっています。オーストリアのSalzburgからMainzまではこの4輌でTEE16として運行し、Mainzでスイス方面からのTEE 14と合流して終点のEmmerich向かう、という運用になります。これがFlügelzug (Off-shoot Train)たる所以ですね。
ただ、人気ないのかな?メルクリン版は2020年現在でもそこそこ新品が出回っています。
1:93.5ショートスケールの282mm客車です。照明と通電カプラが最初から装備されており、買い足し不要です。
Tumblr media
詳細見てみましょう。
通常のIC塗装に加えて窓下のオレンジのラインが追加されているのが、ラインゴルト専用客車の証。塗装はメルクリンの2010年代の標準的な出来です。床下機材のコック等に色差しがされているのはここ数年のトレンドですね。競合他社を意識しているのでしょうか。
Tumblr media
ドア付近。プラグドアと折り畳みステップが特徴的。プラグドアのボタン外縁は、ちょうどオレンジ線との塗り分けラインがかぶっていますが、これはおそらくボタン周りがオーバースケールだからでしょうね。よく見ると、窓にも一部印刷が入っています。芸が細かい。手すりは本体と一体ですが、塗り分けがされており、昨今の別パーツオーバースケール手すりよりは気に入っています。
Tumblr media
妻面は必要十分な再現です。電源ケーブルがモールド再現。スケール的には正しいので、色差しがあるとなお良いなと思います。尾灯は周囲をゴムで覆うタイプで実車通り。が、内側が下地のベージ���が見えてしまってますね…これくらいは、自分でタッチアップできそうです。
Tumblr media
台車はMD36系列、電磁吸着ブレーキ・ヨーダンパ装備の200km/h仕様です。ヨーダンパの車体側支持基部の板を、台車側にモールドしています。こうしないとカーブなんてとても曲がれませんので…スカートの開口部が実車より広いのも同じ理由です。台車の稼働範囲が極端に狭くなるからですね。
Tumblr media
車内はいつものあっさりしたもので、コンパートメントは仕切りもクリアパーツでなく、内部も座席が配置されているのみ。人形を乗せるには、肘掛がいつもネックになります。
Tumblr media
走行性能は他の28.2cm客車同様で、スムーズに曲がるし、S字カーブもちゃんとこなします(個人的には推奨はしませんが)。クリアランスゲージも問題なく、R1-R2カーブの複線をすれ違い通過できます。そんなのメルクリンなら当たり前、と言いたいところですが、予告されてるフルスケールRAmやICE4、フランス蒸気といった最近のクリアランスゲージ無視の流れを見ていると、これが当たり前でなくなりつつあるので怖い。
クリアランスゲージを守れるギリギリが、この282mm客車なので、メルクリンにはフルスケールを目指して欲しくないのが偽らざる心境です。
Tumblr media
1 note · View note
ervengel · 5 years ago
Text
Märklin 26983 “Rheingold Flügelzug” WGmh 854 “Club Rheingold”
Rheingold 1983繋がりで、こちらの紹介もさせてください。
Tumblr media Tumblr media
1:93.5のショートスケール、282mmのバー車です。HOではADEで出て以��、出たことのなかったアイテムではないでしょうか。元がApmh111の改造車なので、食堂車と違い実車は26.4mで、他の客車と同じ長さです。
特徴はもちろん、このClub Rheingoldのロゴと、Rot-Elfenbeinの間にオレンジ線。
Tumblr media
塗装はAvmz111.1同様のシャープな出来です。最高運用速度は160km/hの表記が。この頃のTEEは、観光列車の色合いが強かったため、速達性はそこまで求められなかったのでしょうか。
Tumblr media
ドア周り。折戸に折り畳み式ステップ装備です。
Tumblr media
台車はMD36系列ですが、160km/h仕様なのでヨーダンパなし、代わりに車軸発電機を片側に搭載しています。
Tumblr media
妻面はAvmz111.1同様の必要十分な出来です。いつも気になる尾灯位置はこれで正解。元はApmhだもんね。
Tumblr media
車内は、一応実車通りの席配置となっているようですが、ご覧の通りあっさりしています。テーブルを三方向から囲んでいるのが特徴ですね。
Tumblr media
あと、このモデルで特徴的なのが、mfxデコーダ搭載で、照明制御やサウンドを多数搭載している点です。サウンドは、ライン渓谷の名所の紹介が大半ですが、中には民謡「ローレライ」を歌うファンクションもあり、面白いです。
ようやく登場したClub Rheingold車輌ということで、これ目当てでセットで購入した人も多かったのではないでしょうか。(ただ、機関車と客車は、TRIXみたいに分けて出して欲しかったなぁ…)
こうなるとADEのフルスケールが欲しくなりますが、e-bayでもなかなか出ないので、入手する前にRocoとかL.S.Modelsとかが出しそうです。大穴はPIKOかな。
Tumblr media
0 notes