#peterperch

[royalmilkteaspicyfisihing]

中禅寺湖チャリティーTシャツで集まった寄付金をお渡ししました（中禅寺湖、レイクトラウト）

早いものでもう8月ですね。この時期は中禅寺湖よりも渓流に行く日の方が多いのですが、先日中禅寺湖チャリティーTシャツの集計を行い、寄付金を中宮祠自治会にお渡ししました。

このシャツを手にとって頂いた皆様のおかげで、合計金額は...

¥666,461-という、少なくとも僕にには驚きの寄付金が集まりました。本当にありがとうございます。結局3回増刷をして、日本全国の方からの注文をたくさん頂きました。中禅寺湖にまだ来たことないアングラーから、幼い頃一度だけ行ったことがある方。お父様へのプレゼントでお揃いで買ったという方など、色々なメッセージももらいました。正直、発売が始まってからはやっぱり数を売ること、それと繋がり多くの寄付金を渡すことに気を取られていましたが、シャツの購入という形で協力してくれた方たちの声を聞くと改めて、そういう想いあってこそ完成する製品・企画であったことを気づかされました。

皆様から集めた寄付金を「渡す役目」だけPIKE STREET MARKETということになっていますが、前述の通りこのシャツを買って頂いた一人一人の方のおかげであり、ネットでなく実店舗での販売を了承してくれた中禅寺湖コタンさん、そしてもちろんチャリティーということで無償でイラストとデザインを提供してくれたピーター・パーチ（http://peterperch.com/）と、同じように利益を取らずにシャツの製作を快諾してくれたカレントさん（http://current.jpn.com/）の協力なしでは実現しませんでした。本当にありがとうございます。 ※以前YouTubeにアップした紹介動画では伝わりにくかったので追記すると、カレントさんが業務を委託している福祉作業所の方たちには正規の値段で依頼をしています。

結果的にたくさんの方に協力をしてもらい実現した2020年のチャリティーTシャツ。きっかけは本当に単純に、何か釣り人がもっと地域のためにできることがないか？だったり、非常に個人的な想いから、この湖に何か恩返しできないかな？と思ったことでした。再三ブログや他メディアにも書いていますが、僕にとって特別なとても縁のある湖なんです。別に僕のために協力したわけではないことを百も承知で言わせて頂きますが、本当にありがとうございました。これを着てるみなさん全員が僕の思う”カッコイイ”です。

今を生き、釣りという趣味を超えた遊びに出会ってしまった我々には、大げさに言うと後世に「釣り」を伝えていくという義務があります。魚を釣るという行為を超えた、私たちに様々なことを教えてくれるライフスタイルとしての釣り=フィッシングです。そのためには次世代を釣りに連れ出すことと、いつまでも自然と遊ぶことのできるフィールドの存在が必要であり、たとえ多額のお金でなくても、釣り人の思いが通ったこのシャツがそれらを「守る」ことに繋がれば嬉しいです。

PIKE STREET MARKET

[sinh11]

ヒメマスT。 ジェンキンス氏 @shota_jenkins_konno と某所からの帰り途、コンビニでばったり。 久しぶりだった。 ずっと気になってたカッコイイシャツをもらった！（買えよ） デザインかっこいいな、と思ってたんだけど 肌触りも機能性もよさそうな、しっかりしたシャツです。 @pikestreetmarket_jp >> https://www.pikestreetmarket.jp/ ヒメマスという魚にはすこし縁を感じているので。 これ着てヒメマス撮りに行こう。 大切に着ます。ありがとう！ ※ 写真4枚目はだいぶん前に中禅寺湖で撮らせてもらったジェンキンス。 #PIKESTREETMARKET #PETERPERCH #ヒメマス https://www.instagram.com/p/CCcuh8lpa3X/?igshid=xn1edrydll4p

[w-1sekiguchi]

今季初雷魚🐟

やっぱり雷魚釣り楽しすぎる！

[arsnijder]

YES!! Het Viscafé is weer open. Kom maar hengelen! #ofjevislust #degoudenhoek #reopening #biggernbetter #stopmotion #garyclarkjr #verbouwing #revised #seafood #lobster #huishoudbeurs #sousvide #fishbra #peterperch #oyster #crab #meatwithoutfeet #bestofamsterdam #fish #bar #bloodymary #michelada (bij Viscafé De Gouden Hoek)

[lemouching]

Xmas 2021 Noël 20121 A tous nos amis ! (Surtout ceux qu’on a oublié dans la liste !) To all of our fry (especially the ones we forgot on the list!) - - - - #lemouching #flyfishing #fliegenfischen #pescamosca #pechealamouche @tourisme_aveyron @aappma.isle.sur.la.sorgue @aappmaducapcir @aappma_du_loch @aappmaespalion @aappmadubasverdon @aappma.la.gaule.tricastine @aappma_latruitedeliton @aappma_haute_thur @aappma_uniondespecheursdeparis @aappma_haute_thur @aappma_lacs_torrents @globe_truiteur @patagonia_flyfish @gordon.sim @loik75020 @looptackle @looptackleeurope @loopandreas @hpa_grandair_goods @hpastagram @lordsofrivers @troutandstream @troutslayer_bc @billfrancois24 @gregcrema @emma_grossi @gregoireribert @electra_greenlife @theflyingelectra @eleonore.kamir @adriendevilleneuve @adrien_k @plc_peche.fr @marc_adrien_75 @martinkamir @marc_millieroux @marcfly.guide @marcboeschguide @remi.castaing @rich_fly_fishing @peterperch @pete_tyjas @thisisflymagazine @fred_riversexperts @hookeqc @matt_audiffret @herve.dupied @cent_quatre_vingt_sept @romainleteuff @piotr_widelka @pisgahtroutadventures @peuxflyfishing @pierrerigalleau @jesuisdavidsaintpaul @flylords https://www.instagram.com/p/CX3pthmNWJ-/?utm_medium=tumblr

[peterperch]

Wishing you all a merry Christmas and a happy new year!

[royalmilkteaspicyfisihing]

LAKE CHŪZENJI Charity shirt by Peter Perch/中禅寺湖チャリティーTシャツ

こっそりと作っておいた僕のWEBストア『Pike Street Market』にて、本日より中禅寺湖チャリティーTシャツの予約を開始しました。去年BIGFISH1983で作った時と違い、利益の全てを中宮祠自治会に寄付します。

この企画を進める過程で、新型コロナウィルスの影響はどんどん深刻なものになっていきました。いつもお世話になる中禅寺湖の地元の人たちの話を暗い話題が多く、”コロナの騒動があるから” ではありませんが、一層何かできることをしたいなと思ったのは正直な気持ちです。

去年のシャツを見て、来年は俺にデザインをさせてくれとピーターから言ってもらえて実現したピーター・パーチデザインのレイクトラウト。今や彼の絵はHuercoだけでなく、今シーズンのパタゴニアのTシャツにもイラストが使われています。「もちろんタダでいいし、何年か前に書いた魚がもうあるから」と言っていたわりには、すごく手の込んだイラストにちょっと胸が熱くなりました（笑）

PIKE STREET MARKETのアイテム第一弾はこのシャツと前から決めていました。オランダ人アーティストPeter Perch（ピーター・パーチ）によって、日本で中禅寺湖にのみ生息するレイクトラウトが描かれた中禅寺湖チャリティーTシャツです。 中禅寺湖を有する奥日光は、日本で初めて西洋式のフライフィッシングが伝えられた場所です。今も尚「聖地」として多くの釣り人を魅了して止まないこの湖には、様々なトラウト（鱒）たちが暮らし、その中でも1966年に初めて放たれたレイクトラウトは、以後50年以上にわたり子孫を残し続けるロマン魚。近年外来魚という言葉が頻繁に取り沙汰されますが、少なくともこの"小さな異国"ではレイクトラウトは釣り人に愛される存在です。2017年に初めて中禅寺湖を訪れたピーターは、自身初めてのレイクトラウトを釣り上げ、湖畔でパレットを取��出し、筆を走らせました。彼にとっても非常に思い出深い場所となったのです。 このTシャツの利益のすべては中禅寺湖やいろは坂の清掃、行事等、「中宮祠自治会」に寄付されます。僕はすっかりレイクトラウトに魅せられて以来、ホームと呼べる唯一の湖が中禅寺湖であり、釣り人による清掃活動や遊漁券を購入する以外の方法で何かこの場所に貢献できる方法はないかと考えた時に、自分のできる範囲で思いついたのがチャリティーTシャツでした。 昨年はBIGFISH1983の協力を得て、売り上げの2.5%（日光にちなんで）を寄付させていただきましたが、2020年はもっと自由にもっと大きく釣り人や湖を愛する人々に訴えかけるために、友人であるピーターにデザインをしてもらい、製作はNEW CURRENT WORKSさんに依頼をしました。 NEW CURRENT WORKSさんのアパレルや雑貨等のプロダクトには全てにおいて障がいのある方々の『手』が入っていてます。しかし「障がい者が作る」ではなく「手作業で丁寧に作る」を大切にCURRENTの商品は生み出され、大量生産の工業製品には無い暖かみが宿ります。 今を生き、釣りという趣味を超えた遊びに出会ってしまった我々には、大げさに言うと後世に「釣り」を伝えていくという義務があります。魚を釣るという行為を超えた、私たちに様々なことを教えてくれるライフスタイルとしての釣り=フィッシングです。そのためには次世代を釣りに連れ出すことと、いつまでも自然と遊ぶことのできるフィールドの存在が必要であり、たとえ多額のお金でなくても、釣り人の思いが通ったこのシャツがそれらを「守る」ことに繋がれば嬉しいです。

（Pike Street Marketより）

本当は中禅寺湖のコタンさんでの販売をメインに考えていましたが、今年は例年に比べて訪れる釣り人の数が少ないことなどを踏まえて、予定よりも少し早くWEBでの予約を開始しました。発送は来月半ばごろの予定です。

僕も含めて、釣り人が地元に貢献する方法は多くはありません。地元でご飯を食べる。宿に泊まる。もちろん遊漁券を買うなどの地元にお金を落とすことでも十分でしょう。だけど現状、なかなかそれができないのも事実。もしもこのシャツのデザインやストーリーが少しでも刺さった人がいたら、是非手にして欲しいなと思います。釣りのジャンルも違えば、グループも違い、もちろん人間同士なら好き嫌いもあるかもしれない。だけど今は同じ中禅寺湖アングラーとして、1人でも多くの人に着てほしいです。

[royalmilkteaspicyfisihing]

2019年を振り返る

もう何回耳にしただろうか、「もうこんな季節！」 12月に入ると突然倍速のスピードで時間が流れていく気がするのは、よっぽど普段からやり残したことだらけな生活ってことなんでしょうかね（苦笑）

きっとこれが2019年最後の投稿になるだろうから、忘れないうちに伝えておきます。皆さま、今年もお世話になりました。書きたいことを溜め込みながら賞味期限を過ぎてしまったり、他の連載等の執筆も少し増えたりで昔のように書けなくなってしまったブログですが、懲りずにコツコツと、時々ピリッと続けていきたいと思いますので来年もよろしくお願いします。

2019年は恒例になりつつあるHuerco Cafeから始まり、中禅寺湖解禁、群馬遠征、秋は秋田と北海道遠征の合間に初の試みだったHuerco Travelでタイに行ったり、そしてアイコネリとのアメリカ旅があったりで、思い出せばあっという間でもあるけど、あの中禅寺湖で雪に降られながら釣りをした日から半年と少しと考えると、意外と長かったようにも感じるなぁと、先週十和田湖の雪に降られながら（1枚目の写真）考えていました。

湖で大型化し、棲んでいる場所や生活パターンで色や形の違うニッコウイワナは本当に綺麗で興味深かった

まるで流星のごとく魚を運んできて岩に当たって散っていったタイニー...

結局やりたかったことの半分も実現できたいないかもれないし、もっともっと自分次第でやれたことも絶対ある中で、振り返ることで意味を見つけることができるとしたら、僕にとって中禅寺湖チャリティーTシャツは小さな１歩だったと思う。賛同しない人だっているだろうし、そもそもかなりエリアを絞った企画とはいえ、普通なら釣り人が貢献しにくい中禅寺湖の自治会に少額でも寄付ができたのは嬉しかった。

Chuzenji Lake Tee “Autumn Yellow” by BARNS

「伝える」とか「残していく」の類は、やろうとすると本当に難しくて、本当はもっと考えていることはあったのに行動できなかった自分のイマを思い出して、来年につなげていけたらと本当に思います。ちなみに中禅寺湖のチャリティーは来年もやります。中禅寺湖にも来たことのあるPeterPerch（ピーター）が一緒にやりたいと言ってくれたのと、他にも制作で協力してくれる人がいたりで、今年は日光に掛けて利益の2.5%だったのを、利益の全てを寄付に変え、デザインも一新して販売したいと思ってます。販売もBIGFISH1983ではなく。

詳細はまた

2020年は、結構色々な節目が重なり、また変化が色々とある1年になりそうだと今から思っていて、やらないといけないことだらけですが、これもきっととても幸せなことなんだと思います。これまで以上に、少しでも僕や僕の携わる製品からPositive impactが皆さんに届くようにできればと。

目からウロコのテクニックもなければ、ポイント情報もないブログを今も読んでくれる人たちに伝えたいことがあります。僕はそんな皆さんをただの読者とも、お客さんとも思っていなくて、同じポジティブな空気によって寄せ集められた、友達ではないかもしれないけど、魚でいえば同族亜種（笑）違う場所に暮らしながらも、共通する生き方や好きなもので惹かれ合い、影響を与え合う存在だと思ってます。

仕事と遊びの境界線を取っ払ってしまった釣り。 僕にいつもいいこと、前向きなインパクトと楽しさを与えてくれる釣り。 時に自分を見失ったりトラブルさえ連れてくる釣り。

釣りよ、とりあえず2019年もお疲れ様でした。 いつもいつも世話になってばかりだけど、来年こそは君のためにもっとたくさんのことをできたら嬉しいです。そして自分を少しでも応援してくれる人たちにも、釣りから生まれる驚きと前向きなインパクトを。

ものっそいザックリとした1年の振り返りと、相変わらずまとまりのない文章におつきあいいただきありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。

[royalmilkteaspicyfisihing]

フィッシング×ライフスタイル（Huerco、フエルコ、アパレル）

最近あったことで嬉しかったことを思い浮かべて真っ先に頭に浮かぶことがある。忘れないうちに、すっかり筆不精になってしまいがちな指でキーボードを叩こうと思う。

「なん��のそれ？」とツッコまれようが、Huerco（フエルコ）はフィッシングライフスタイルブランドなんです。”フィッシング＝釣り” があくまで基盤にはなって���けど、釣り道具を作ったり、ウェアを作ったりする以上に、新しいライフスタイルだったり経験を提案したいっていう願いと誓いが込められたコンセプトなのですが、先日渋谷の上州屋さんでイベントをやらせてもらった時に、僕らの想像をはるかに超えるぐらい嬉しいことがあった。

当日はもちろん、メインのプロダクトとなるロッドの予約と同時に、アパレルや小物類も販売していて、お店側からもこんなにアパレルが出ることって中々ないと驚かれるほどでした。大げさでなくね。そんな中で、Tシャツを購入してくれた2人の若者が何気なくとった行動に、僕たちは感動した。

全然知り合いでもなんでもなく、タイミングもずらして来場した2人。なんとお会計後、もう一度試着室に入って、買いたてホヤホヤ（？）のシャツに着替えて、渋谷の街へと歩いて行ったんです。これって落ち着いて考えたらすごい事なんですよ。だって思い返せば、買ったばかりの服をその場で着るぐらい、嬉しかったりとか、気に入った！！って思えるものに出会ったのはいつの事だろうかって。しかもお店のある渋谷って街は、流行り廃りはあるにせよ、渋谷です。少なくともHuerco×PeterPerchコレクションのTシャツは、渋谷を着て歩くのに恥ずかしくないプロダクトとして認められたって事なんです。お店の人も、ここでウェアを買って着ていく人を初めて見たと。こんなに嬉しいことって中々ないです。

その内の1人、西田くん。写真ありがとう！わざわざパイクのお礼にお土産まで...。なんと彼は僕の全然アテにならないアドバイスでロンドンのパイクを手にした国際派アングラーでもあるのだ

ぶっちゃけ、このシャツが本当に良いものだという自信はあります。ボディも１から作り上げて、細部にもこだわって、いわゆる「釣りブランド」が作るアパレルにしては良く出来過ぎていて、コストだってかかり過ぎでしょって言うぐらい。普通のセレクトショップに並んだってなんら遜色はないと本気で思えるものです。ただそれを決めるのは実際にシャツを手にとって触れるお客さんが決めることであり、「良いものを作れば売れる」と安易に信じている訳でもないです。されど、その夢なしには作れないような気もしている。 フラッとお店に立ち寄��た人もいれば、息子さん達に買いたいと来店されたお母さん、もともと興味があった人も皆実際に見て、良いものだと思ってくれたのだと思う。僕はこの日だけで、作ってよかったと思えるぐらいだった。

息子さん達のためにシャツを買っていただいた「お母さん」には、まだ少し話の続きがあって、少し無理を言って息子さん達がシャツを着ている写真を送ってもらった。実は縁あって、以前からこのブログを覗いてくれていたとのことで、まさか女性の読者の方がいてお会い出来るなんて！しかも、お店には美しい和装でいらして、もうパニックですよ。だってイベントでそんな事はまあ無いので、対応する僕らも最初は若干テンパり気味。なんと彼らロンドンのパイクにも挑戦したことがあるみたいで、残念ながらその時はあまり良い結果に恵まれなかったらしいのだけど、是非いつか、願わくばHuercoの竿でメモリアルなパイクをキャッチしてもらえたらなぁと。ストリートフィッシングにもぴったりのカッコいいトラベルロッド、シャツのの相性もバッチリなはず。

弟くんは釣りとお兄ちゃんが大好きだそうだ

かくして、ライフスタイルブランドとしての第一歩は十分に踏み出せたのではないかと思えたイベントだったのでした。思い返せば、このシャツを1枚作るのにも本当に色々あった。だけど、良い意味でぶつけ合って、妥協をしない方向で良いものが作れたと思う。たかだかTシャツ1枚に大げさと思われるかもしれないけど、ロッドよりも先にデビューする、しかも釣りというライフスタイルを掲げるブランドとして、中途半端なものは作れなかったんです。

送られてきた写真には、英語でこう記してあった。

2 huercos in aji-walker tee. Nice fitting n’ comfy. アジウォーカーを着た2人のフエルコ。良いシルエットと着心地だよ。

Huercoの意味、伝わっていたんだなぁ。 フエルコ（発音は違うんだけど）は古い中南米の言葉で、いたずらっ子という意味。こんな風にして、年齢を問わずにいたずらっ子が増えて、釣りという抜け出せない楽しい遊びを知る悪いオトナがどんどん増えてくれると嬉しい。

P.S. Tシャツは9月のイベントでも販売しています。すでに取り扱っていただいているお店さまではお取り置きなども出来ますのでお気軽にお問い合わせください。

Huerco アジウォーカーTシャツ（ヘザーグレー） 

[royalmilkteaspicyfisihing]

これまで多くを語らなかったアパ���ルですが、もしも"フィッシングアパレル"というカテゴリーが存在するのなら、HuercoがPeterPerchと作ったコレクションは全く違ったものになっている事でしょう。

私たちフエルコは、既存のボディやカラーを「選ぶ」という方法ではなく、糸を選びボディのシルエットを決め、それを染めるという「創る」事を選択しました。非常に時間がかかり、コスト面でも頭を悩ませる決断でしたが、スタッフのこだわりとピーターパーチというアーティストの描くデザインをプリントするという意味を思うと、それは全く苦にならない方法だと言えます。 完全なオリジナルボディに、タコバインダー縫法を採用し、より頑丈でロングライフを服に与える部分にも力を注ぎました。 タコバインダーとは左肩から衿裏、右肩まで、一般的には身頃と同素材の生地テープを、肩の端まで補強のために付ける始末方法で、とても丁寧な縫製仕様。手間もかかる行程ですが、これを施す事で強度が上がり縫い目も美しく、たとえ多少の"くたり"やねじれが出ても、ずっと長く着て欲しいという思いの現れでもあります。ヘビーな用途や着用頻度にも負けない、まさに全てのアウトドア派に向けたフィッシングライフスタイルアイテムだと言えます。 （写真：アジウォーカーTシャツ　マスタード）

Huerco フエルコアジウォーカーTシャツ (マスタード, M)

Amazon.co.jpで詳細を見る

[royalmilkteaspicyfisihing]

オランダ人と釣るニッポン① -シーバス編（スズキ、ヒラスズキ、ボートシーバス）

結構怒涛の10日間だった気がする。オランダからのゲスト、ピーターを迎えてのトラウト取材、Huerco(フエルコ)のPV撮影にピーターのワークショップ？、観光少しにあとシーバスも、もうたくさん詰め込んだスケジュール。ヘトヘトになると思いきや、僕と同じナチュラルハイ系のイカレたやつだったのでそのまま嵐の様に過ぎ去った（笑）

トラウト関連の写真とかネタに関しては編集者さんだったり、動画を編集している人も関わっているので、ひとまずシーバスから。ピーターはオランダで、一番メインで釣りをするのはシーバスらしい。まあシーバスと言ってもご存知（？）ヨーロピアンシーバス。その前にピーターって誰？って人がいるかもしれない。

ピーターは、Peter Perchの名前でヨーロッパだけでなくアメリカなどで、幅広く、釣りや自然に関するアートワークで活躍しているアーティストで、Huercoではロッドボトルのパッケージデザインやコラボ企画のTシャツのデザインを手掛けるなど、なかなかの重要人物。初めて会ったのはユトレヒトだったかな？まだ出会って２、３年なんだけど、なんだか今回の来日を通してすっかり打ち解けた。出会いかたによっては親友レベルのポテンシャルを感じるクレイジーな男だった。

そんな彼からの、釣りたい魚のリクエストの中に入っていた１種類がシーバス。「SUZUKI」と送ってきた。おしゃれなやつだ。成田に到着した日に早速釣りに行こうと船を予約しておいたのだが生憎強風で中止となってしまい、再度チャレンジ出来たのが帰る前々日だった。

千葉から出船する時はいつも誠丸さんにお世話になるのだけど、それに加えて毎回海外からのゲストを乗せてもらうのも思えば誠丸さんだ。

ピーターと大村船長

前に台湾人の友人を案内した時も、厳しい日で釣果には恵まれなかったけどすっかり船長の人柄や釣りの感じを気に入ってくれていた。そういえば彼らともまたやりたいなぁ。偶然台湾の友人も名前がピーターだ、ややこしいな。

台湾のピーター（���スマイル】より）

１ヶ所目で反応がなかったので、一瞬不安がよぎった。しかも風もそこそこ吹いてきた。だけど思い切って走ってもらった先でピーターが無事にスズキをゲット。しかも釣ってみたいなぁ〜と栃木でも話していたヒラスズキ。「Is this Blackfin!?」と子供の様な顔で聞いてくるデカイオランダ人を思い出すと笑えてくる。釣具屋に中古屋に、色々回ってルアーを揃えてよかったね（笑）

真夏日だし、この日も決して活性は高くはなかったけど、レンジとカラーをちょいちょい変えていって、飽きない程度に魚を触ることが出来た。前にボートからヒラを狙った時は、同船者は皆キャッチするという悔しい思いをしたんだけど、今回はリベンジ成功。無事にボートヒラをキャッチ出来た。ルアーはタピオスのフローティング、超スロー巻き。まあ、そんなのでしかなかなか口を使わないタフな日でした。

ピーターに会ってみたいって言ってたしなんか楽しそうだから、Rマジックの菅井さんも、前日にいきなり声をかけて急遽参戦してもらった。開始早々いきなりタコの仕掛けをセットしたり、ソイを釣ったり、全くやる気を感じられなかったが、まあこの時期はブラウンの事しか頭に入ってないんだと思う。いいと思った。

無事にマルも釣ってもらったし、楽しい時間はあっという間で気づけば日付が変わりそうな時間。急いでなりたけに向かったものの、なんと定休日。そうか、ググった時にはもう日付が変わってたから営業ってなってたのか...。

と言うのも、日本で何が一番美味しかった？って聞くと、なりたけのラーメンだと（ちゃんと色々食べに連れて行きましたよ？笑）なのでその日は別のラーメンを食べた。美味しかった。なんだけどアレもやっぱり食べたい！って言うから、結局帰国前日もなりたけに行ってラーメンを食べるという、いかにもTokyo Bay Seabassなフィニッシュなのでした。

ちなみに僕は自慢じゃないけど（自慢だけど）、津田沼、千葉（閉店）、幕張、八幡、パリのなりたけ全店を制覇した大ファンである。

釣りって不思議だ。出会いって不思議だ。そして人間は面白い。 この髭もじゃのオッサンは実はまだ36歳、まあ気も合うわけだ。歳もそう離れていない。英語で文字通り「open my eyes」っていう言葉があって、知らなかった事に気づかされたり感銘を受けた時とかに聞く言葉。出会ってから、直接メールやスカイプを通して仕事をしてきたんだけど、やっぱり顔を見て話をして、一緒にいろんな時間を過ごして、HuercoとPeterPerchというブランド同士はもちろん、ピーターという釣り人と、もっと絆を深めることが出来て嬉しいと思った。

違う場所で違うものを食べて、違う魚を釣っているもの同士、刺激を受けないわけは無い。僕にとって彼の目線から一緒に見る、僕ら日本人や釣りや自然は、なんだかもう一回輝いた気さえした。絵を描く時に時折見せる真剣な眼差しには息を飲んだし、ふざけている時や車の中で歌ったり食い散らかす姿は本当に腹���たしい、普段の自分みたいだった。そうか、俺って普段こんなにみんなに迷惑かけてたんだな...（笑）

ではまた。

Huerco×PeterPerch コラボTシャツ発売中

Huerco クラックパーチTシャツ（ブラック）

Huerco クラックパーチTシャツ (ホワイト)

Huerco スケーターTシャツ (オレンジ)

Huerco スケーターTシャツ (オリーブ)

Huerco アジウォーカーTシャツ (マスタード)

Huerco アジウォーカーTシャツ（ヘザーグレー）

[w-1sekiguchi]

huercoのクラシックパーチT初回生産分を入手。 サイズで迷ったけどMで丁度良かった💡 プリント、素材感、形、どれもいい感じ♪

[arsnijder]

Aan de prak met de boys. #eindelijkrust #nietlullenmaarvreten #elleboogopafel #schoffelen #powergutsen #degoudenhoek #ofjevislust #bolo #peterperch (bij Viscafé De Gouden Hoek)

[royalmilkteaspicyfisihing]

伝わるコト、感じるコト（Huerco Cafe）

久しぶり過ぎるブログ更新、皆さん元気にしていますか〜？ 最近SNSでのイベント告知なんかばかりで手を抜いてしまっていましたが、最近自分よりかなり年上の方にも読んでいただいているということをお聞きしまして、改めて「ちゃんとしよ」と思いました（笑）

2月2日〜4日の３日間は大阪でHuerco Cafe & Gallery 2018 を開催しまして、その名の通りコーヒー片手に我々のプロダクトを見て、釣りの話をしたりのんびりしていってもらおうというイベント。誰も来なくてもきっちりコーヒーは入れてもらうからな、と言われて心配してましたが、蓋を開けてみれば大盛況！たくさんの方々とお会い出来て最高に楽しい３日間でした。

当日の様子はHuerco Magazineを更新しましたので、ぜひご覧ください。

Cafe Jenkins Vol.2 あっという間だったHuerco Cafe & Gallery 2018 

そして撤収後に今度は名古屋へと向かい、メインでお取引させていただいている問屋さんの売り出しへ。ここでもたくさんの小売店さんとお話が出来て、製品を理解してもらうとても良い機会だったのと、メーカーさん同士でも交流がある場所なので、色々と勉強させてもらいました。これ社交辞令でなく、特にG社さんなんてしばらく修行に行きたいぐらいですよ...

さらに東京へと戻ってきて（住んでるのは栃木だけど）、今度は来月に予定している、写真展の中でのポップアップストアの打ち合わせ。Huercoだけでなく、BIGFISH1983も共催させてもらっての都内での展示・販売イベント。2018年の関東一発目になるので、気になっている方は是非チェックしてくださいね〜。

と、忙しいアピールはこの辺にして、このトレイル中にあるブログにてHuercoを紹介して頂いたのをきっかけに、改めて気付かされたことがありました。

RIVER-WALK ブログ

プロダクトから伝わる手の温もりだったり、パッケージの持つ力ってやっぱりとてつもなく強力で、ブランドを立ち上げた時に初めてロッドボトルの案を出した時��気持ちがなんだか蘇ってくるようでした。どんな形であれ、何かが伝わったんだなと実感出来て嬉しかった。ロッドが届いた時にパッケージを見て興奮をしたというオーナーさんの声を聞いたり、そもそもパッケージのデザインが目に止まりHuercoを知ったという方に売り出しでもお会いして、間違ってなかったと思えました。

- どこか手の温もりが伝わる様なプロダクトにしたかった -

これは僕が釣り人であり、魚が好きだからなんだけど、魚の模様の生地とか、ビールのラベルとかにめっぽう弱いんです。今までワインやビール、ウィスキーでセンスの良い魚モチーフのラベルをヨーロッパで見たことがあって、その度にいつかこんなものをカタチに出来たらいいなぁって思ったこともあった。今でも特別な時にだけ空けたりとか、BIGFISH1983の動画に演出として度々登場させているのは、アメリカのお土産でもらったのがきっかけで大好きになったビール。その後もアメリカに行く友人がいるときは必ず買って来てもらうようにお願いしているぐらい。

Two Hearted Ale、味も最高に好みのペールエール

だけど最初の原案からその姿は驚くほど変りました。魚のイラストをPeterPerchと言う素晴らしいオランダ人の友人に以来することが出来て、さらにHuercoのグラフィック担当のスタッフがそれらを昇華する形で全体像をデザインしてくれました。「皆で考えて、皆で決める。」そんな多数決的な考えでは良いものは作れないと個人的には思っていますが、このロッドボトルに関していえば、皆のいいところが上手く作用しあった様に思います。結果論なのかもしれないけど、中身（ロッド）だけじゃなくて外身にもこだわって本当に良かった。

一番最初に書き起こした案

Peterと、先ほど紹介したRIVER-WALKブログの話に少し戻りますが、この記事中にこんな一文がありました。

“このロッドケースに映える魚のイラストを描いているオランダのアーティストPeter Perchさんが描かれたヤマメのイラストが展示されておりました。

なんていいましょうか。写実的でありながら、決してリアルというだけではないところに、Peterさんのフィルターを通して描かれた感が色濃く出ていて素敵です。” （文・写真:RIVER-WALKブログより）

これを読んだ時、鮮やかに思い出した瞬間があって驚いたんです。

実は上のヤマメの絵は、去年の夏にPeterが来日して、釣りに行く前に、写真を見た情報と本人の想像を元に描いた絵なんです。Peterが日本に来た最大の理由が、打ち合わせとかもそうだけど、そもそもいつかヤマメを釣りに行こうっていうオランダで交わした約束でした。

そしてPeter本人も「釣る前と釣った後では同じヤマメを描いたも全く違うものになった」って言ったんです。僕も若林さんが言う様に、決してリアルというだけでない部分を感じたし、そうか！これがPeterの思うヤマメなんだなって、妙に納得した記憶があって、そのせいか余計に嬉しくなったのかなと。

動画の中で出てくる絵が、釣った後に書いたPeterのヤマメ

釣るだけが釣りじゃない、なんてカッコいいことばかり言ってられないぐらい僕らは釣りも大好きですが、釣りの持つカッコ良さや魅力は本当にそれだけではないと思います。他では出来ないような “フィッシングライフスタイルブランド” を目指して、2018年も頑張って行きますので、遅ればせながら今年もよろしくお願いいたします。 ひとまず良いスタートが切れたことと、なんだか嬉しかったので久しぶりにキーボードを叩いてみました。

ではまた。

P.S. 今月発売のアングリングバス Vol.22 にも記事を書いてますので、ちょっと早いですが是非読んでくださいね。Vol.21のロンドンパイク釣行の記事をまだ読んでない方はバックナンバーも是非！笑

Angling BASS Vol.21 2018年 02 月号 [雑誌]: Angling Fan(アングリングファン) 増刊