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冒険図鑑
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the sankhwa 金子、玉田に依る手��、草紙、黙示録
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thesankhwa-note · 6 years ago
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2019年総括まとめ
メンバーによる年間ベスト5とMusic Build Teamによる外側から観たIn a Coma解体新書を、見やすく纏めました。
ゆく年くる年のお供に、深夜3時の古い映画に飽きてきた頃にどうぞ。
2019年間ベスト
・金子編
・山田編
・玉田編
In a Coma 解体新書
・pechica編
・佐藤編
本年もお世話になりました、2020年もどうぞよろしくお願いいたします。
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thesankhwa-note · 6 years ago
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In a Coma 解体新書(pechica編)
こんにちは、pechicaです。2019年もあと1日!さて、私は今年の私的ベストAlbum "In a Coma"について1曲ずつ、思い出や空想と共に綴っていきたいと思います。よろしくどうぞ〜。
1.Million voices from innocence
ギターを弾いて歌う、それだけで金子くんの人柄や想いが伝わってくる。シンプルに良い、それだけでいい。初めてデモをもらったときのことを思い出します。心にそのまま届いてくる音楽、むしろ私と同じチャンネルの人たちなのかな?と思って。その直感とあふれる音楽愛で今日まで一緒にやってきました。間違ってなかったと思います。このアルバムではアレンジ段階から佐藤くんと共に参加していたので、the sankhwa music build teamという素敵なチーム名をもらいました。ありがとう。
2.Astronorm
ロケットに乗って青空を自由に飛び回る男の子の夢。宇宙まで行ってしまう彼らに空高く出会った鳥の群れが、いってらっしゃいのエールを送るようにぐるぐる周りを飛んでいるイメージ。朗らかで、心強い気持ち。ずっと遠く、宇宙の裏側でまた会える気がする。
3.Juvenile
私たちの住む惑星そのものが大きな宇宙船で、ずっしりと銀河を移動しているイメージ。びゅんびゅん流れ星が降ってくる、壮大な宇宙空間を想像して弾いています。この曲を一緒に創りながら、あぁ私たちバンドなんだな、と改めて思いました。歌詞に出てくる"14歳"の頃は、転校して馴染めずにウォークマンで音楽ばかり聴いていました。自分とは関係のないはずの曲の世界が、ふと繋がって別世界に連れて行ってくれるとき、音楽の強さを感じるし、それにずっと救われて生きてきました。想像することは素晴らしいこと。それを教えてくれる、玉ちゃんのロマンがたっぷり入った一曲です。
4.33
私はクラシックピアノ出身なので、こういう一曲まるまる繰り返される一定のリフを最初提案されたときは一瞬心が曇ったけど、笑、やっていくうちに染み付いてくる機械感に妙な気持ちよさを見い出すに至りました。2番からはさらにマシン化したくなってきて、結果ビブラフォンと音を編み込んでいく感じになったのが特に面白い変化でした。最後は盛り上がって歓喜のパレード。暗闇から昇華していくエネルギーを感じるし、私は昔からそういうものに優しさや美しさを感じます。
5.Interlude "Resonance"
山田ドローン。山田くん、こんな才能あるなら映画のサントラ全編やったらいいのにな、と思います。私は映像音楽の作曲もしてるけど、ギターが弾けないので今後色々お願いしたいと思います。あ、曲の感想じゃなかった。。曲の最後に出てくる、人間の奥底をぶるぶる震わせてくるような重厚な低音、あれには血湧き肉躍ります。おっきなスピーカーで、部屋を真っ暗にして、現在地がわからなくなるくらい爆音で聴きたい一曲。
6.Home
アルバム全体を通して宇宙のイメージがあるのですが、この曲は私の中で大人版ファンタジアみたいな、闇と魔法の世界でもあります。うまく言えないけど、善か悪かもわからない魔法使いが行脚してる感じというか。
あとthe sankhwaあるあるなんですけど、音優先なのでどうしても演奏がスパルタになってしまって、この曲も例外ではなくホーン隊がハァハァ言いながら吹いてくれていたのが印象的でした。その気持ちわかるよ、と思いながら眺めてました。。そんな中スタジオリハでホルンのさきほちゃんは常に私の癒しで、みんなにとってもそうだったと思います。
7.Kin
草原におおきな風が吹いて、柔らかなウェーブが起きた時、今のは一体なんだろう?と空を見上げる人々が���の気配と温かさに包まれるような一曲。逆立った毛並みを撫でてくれて、子供のまま純粋に笑っていられる。そうしてまた勇気が湧いてくる。そんな世界の中で私は風にも空にも大地にもなったような気持ちでみんなを見守るようにピアノを弾いています。
"いつのまにか大人びた"という歌詞にキュンとして、思わずハモりました。
8.Coma
この曲自体もそうなんですが、歌詞を初めて金子くんから受け取ったとき、なんて優しくて、どうしてこうも心が震えて切なくなるんだろう...と感動したのを覚えています。ずっとこの曲の中に生きてたい、この柔らかな夢にただ身を委ねていたい、そんな気持ちになります。
遠くにキラキラした水面が浮かんだので、ギターをぐるぐる巻き込みながらその光に向かって泳いで行けるように、ピアノを丁寧に重ねていきました。繊細な心象風景をそのまま水面に写したくて、音を細かく確かめながら変えていったので仕上がってとてもほっとしています。
自分にただいまを言うみたいに、何度も何度もみんなで演奏したい、大好きな一曲。
9.Advent
コンニチハ、ワレワレハサンカデス。というモールス信号だそうです。あぁ。宇宙の果てまで届いて欲しいこのアルバム。わたしは自分で曲も作るし歌も歌うけど、サンカの中にいる時はピアノを弾いて、曲や歌によりそって、この光みたいな曲たちに追い風を吹かせることが使命だと思っています。そしてそれがたのしい。そんなのって、どうかしてると思う。でも、どうかしていたい。2020年もどうかしながら機嫌よく過ごしたいと思います。みんなよろしくね。最後まで読んでくれてどうもありがとう。ハグ〜!
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thesankhwa-note · 6 years ago
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In a Coma 解体新書(佐藤編)
From inside -in a Coma-
サンカのみんなが今年のアルバム5選を発表するとのこと。
それに伴い、サポートのテメェらもなんか書きやがれという通達が俺の元にきた。
最初はやらないつもりでいたが金子健太からの2、3発の暴力とけたたましい暴言に屈し、俺は今あっせあっせと文章を書いている。
(わかると思うけど、冗談だからね。そう書いておかないとまた暴力暴言が飛んでくるから。ほんとに冗談だから。ハハハ怖いハハハ。)
そんなことは置いといて、せっかくなのでアルバムの事を完全偏見かつ身内目線の甘々デレデレ初恋男子の気分でしたためてみようと思う。
今年はこのバンドがアルバムをリリースした記念すべき一年だったが、みんな聴いていただけただろうか。
俺はアルバムを作ると聞いた時にここまでの盛り沢山の内容になるとは思っても見なかった。
ステッカー入ってるわ、ポストカードが入ってるわ、セルフライナーノーツ入ってるわ、ナンバリングしてるわ、箱から何から何まで完全D.I.Y…こんなゾッとする内容物をまとめ上げた彼らを単純に尊敬できる。
本人たちはまだまだやりたいことがあるそう。彦摩呂風にいうとアイディアの宝石箱。農業でいう複合農業。和牛風にいうとイイねっ!(クイッ)である。
当然だが、アルバムに収録されている楽曲たちについてもイイねっ!(クイッ)である。
立ち上げからサポートとしてほぼ全ての演奏を共にしてきた僕としては、このアルバムには彼らが数年の歳月をかけて変化し進化してきた事と、
音楽に対する情熱を持ってしっかりと歩いてきたことがよくわかるアルバムだと思う。
思い返せば最初は初期衝動満載スタートで、今まで自分が演奏したバンドの中で音が一番音がデカかった。
バンドの立ち位置上、玉ちゃんのドラムで左耳が壊れると思いながらその音量感やダイナミクスについていくのに必死だった。
てっさんはいきなりビブラフォンを買ってきてスタジオに現れた。きっとキレたらやべーやつだと思った。
僕はスタジオ内で普通に緊張した。
その中に年齢不詳の男性、鳥笛を持った金子さんがいた。なんやこの声は!と思うほどの綺麗で繊細な歌声で歌を歌う。やべーバンドだと思ったのをよく覚えている。
そこから色々あって今の形態になり、たくさんの曲を作りながら確実にやりたいこと、今表現したいことがどんどん固まっていき、最後は作品になった。単純にそれは物を一緒に作った人間として嬉しい限りだ。
話が脱線したのでアルバムの話に戻る。
聴いてもらった人たちはわかると思うけどIn a coma聴いて宇宙っぽく、仮想空間その中にあるお話や場面が見えてくる感覚を覚える。
個人的な感覚だが、宇宙とかSFの世界って幾何学模様とか直線の羅列モノのイメージがある。心電図とかなんか宇宙っぽくない?
僕が思うその要因は、繰り返しのフレーズの中に現れる小さい変化の連続と、アンビエントギターの広がりを使ってこの宇宙の設計図をかけているのは3人の音楽知識の深さとそれを実践できるスキルがあってこそであり一緒にプレイしていてもとても面白いし感心する。ポストクラシカル的。
Pechicaお姉さんのプレイもそれに呼応するように音階を巧みに使いこなし、美しい旋律を乗せて曲をもう一つ奥行きのある風景に運ぶ。
それがある曲では大きな恒星、ある曲では消え入りそうなお星��まみたい。
俺はそういうイメージが湧いてきてそれをどの音がそれを連想させるか考えて聴いている。
Juvenileや33はまさにそれがわかりやすいと思うので一音一音が自分の思う雰囲気やイメージのどれを表しているか想像しながら聴いてもらっても楽しんでもらえると思う。
Juvenileは大胆で男前だ。大きい星のそばを通っているみたい。
複雑なコーラスワークも取り入れて実験的な試みが散りばめられて7分を感じさせない。
33はダンスミュージックだと思っている。気持ち良くて一番踊れる。
そこのお姉さん、僕と手を取り合って月明かりの下で踊りませんかってなる。マジで。
星がたくさん見える日にしか会えないって設定でやってくれませんか?ってなる。
ギミック的なことをたくさん取り入れても歌が歌として成立していて尚且つ立っているのもこのバンドの聴き応えがあるところで改めてIn a comaを聞くと金子さんの歌声が心地よく、美しい。あったかいのである。それでいて曲がいいのだ。
Comaを初めて聴いた時、曲に良さに打ちひしがれた。練習している時も歌を聴いてたら自分の入る場所を忘れてしまうことがある。ごめん。
「知らせて 恋のようなその痛み」なんて歌詞に思わずドキッとする。でも恋の歌ではないんよね。そういう日本語が持つ奥ゆかしさの選び方がとても秀逸で、演奏の幾何学感と日本語の奥ゆかしさが共存しているのがこのアルバムの素敵で魅力的なことだ。
つらつらと書いたがアルバム全体を通して、こんなことを感じている。
その他の曲の感想は実際に聴いて感じてみて欲しい。
この作品に関われてよかったと思うしもっとたくさんの人に聴いてもらえたら万々歳である。
これだけ書けば、金子さんに殴られることはもうないだろうし安心して今夜はIn a comaを聴いて寝ることにしよう。
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thesankhwa-note · 6 years ago
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2019年間ベスト5(金子編)
どうも金子です。
今年は主にアルバム制作を経て、自分はこれから歌とどう向き合っていくのか等、歌う事について考えた1年間だったなと思います。
と言うわけで今年聴いた音楽5選のテーマは歌です。
・Big Theif「U.F.O.F」
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UFOフレンド=まだ見ぬ友人ってのがもう良いですよね。Adrianne Lenkerは最も好きなシンガーの1人です。どこかでも書きましたが「エイリアン」のリプリーがギター持って歌ってるみたいでカッコイイ。こっちを上げましたが今年出たもう一枚の天と地の地の方「Two Hands」と2枚一緒に選出したいです。
・Weyes Blood「Titanic Rising」
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アートワーク、MVともに今年1番ですかね。
何度も持っていかれました。大好きです。ありがとう。ノスタルジックだけどSF映画の様なここではないどこか感。私の好きな要素が全て詰まったポップスです。
・Joanna Sternberg「Then I Try Some More」
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音を重ねて装飾して計算されて作られた音楽も、もちろん大好きなんですけど、この作品のように何の飾りもなく、声と楽器だけ、録音している空気もそのままパッケージしたような音楽がたまらなく愛おしくなる日���あります。宝石みたいな音楽。
・Efterklang「Altid Sammen」
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新作ずっと待っていました。クラシカル、ミニマル、電子音楽等を取り込んだサウンドは理想系。地味なようで実は超ロマンチック。今年もう1枚epが出ていて、その中に合唱隊を迎えリアレンジされた「Vi er uendelig」が収録されていますが、the sankhwaでもいつか合唱団とやりたいですね。「Havet løfter sig」はどちらのバージョンも名曲。
・Rex Orange County「Pony」
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この若き才能を妬むのではなく称賛したいです。今1番ライブを観たい人。こういう人が今のイギリスから出てきてくれて嬉しい気持ちでいっぱいです。前作「Apricot Princess」も良い作品でしたが、このまま最新作が最高傑作タイプで駆けていって欲しいです。
声に出して言いたくなるバンド名King Gizzard and the Lizard WizardやアルゼンチンのFemina等もよく聴いていました。
そして、玉ちゃんと被ったので外しましたがAsayake 01の「S S W」も感動した作品です。
来年2020年も宜しくお願いします。
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thesankhwa-note · 6 years ago
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2019年間ベスト5(山田編)
2019年もあっという間に過ぎ去っていきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
どうもthe sankhwaの山田です。
今年は毎年恒例の「Bon Fire」でバンド、自身とも初のアルバムを出すことができました。
タイトルは「In a Coma」我々の想像世界と宇宙観を紐付けた作品。謂わばSF映画のような作品です。
まだ聴いていない、聴けていないというかたはサブスク公開までしばしお待ちください。
さて、ここからは今年感銘を受けたアルバムを5選紹介していきます。
(ナンバリングしますが順位ではありませんので)
1.Bibio 『Ribbons』
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bibioことステファン・ジェームス・ウィルキンソンはイギリスのアーティストです。
一人で歌ったり、ギター弾いたり、ドラム叩いたり、バイオリンも弾いちゃうしサックスも吹くマルチなお方です。
この作品を選んだのは、先行リリースされていた「Curls」を聴いたとき、とてつもなくノスタルジーな気持ちになったからですね。自分が思う美しい風景を切り取って見せられているような、また彼の見る美しいものを見たような気分になる。曲調やアレンジは基本的にはシンプルなのだが、彼の奏でる音がそうゆう気持ちにさせてくれる。これがBibioというアーティストの特質なのだなと思う。
また曲に様々な自然の音が入っているので、都会の喧騒を忘れ、耳を傾けるのにいいかもしれない。
ほかにも「Pretty Ribbons And Lovely Flowers」という少しインダストリアルな曲や「Old Graffiti」でみられるBibio Funkも聴けて、バリエーション豊かな作品になっているので、色々な楽しみ方ができるのも良い。
自分の中で、Nick Drakeの『Pink Moon』やJoni Mitchellの『Blue』のようなエバーグリーンな作品になるんだろうな。
2.Beirut 『Gallipoli』
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アメリカのバンド。はじめはフロントマンのザック・コンドン氏のソロプロジェクトから始まったのだとか。
1曲目の「When I DIe」から異国情緒溢れるサウンドに包まれまる。とてもヨーロピアンなサウンドだなと思い、騎兵隊の行進や地中海が脳内に流れました(行ったことないしみたことないけど)。2曲目の「Gallipoli」は後半のテーマがマスターピース感を更に強くしているなと。8曲目の「Landslide」はまるでBeach BoysってかBeach Boys…でもモロにこういう事やれるのも羨ましな、オルガンいいですよね。11曲目の「We Never Lived Here」から12曲目(最後)の「Fin」にかけてエピローグ感満載なのも良かった。とくに「We Never Lived Here」はお気に入りなのだが、シンセサイザーのシーケンスから始まり、それがラッパにバトンタッチし、最後にダイナミックなホーンセクションがくるなんて、、、とても好きです。
まるで映画を観たような感覚になる素晴らしいアルバムですね。書き始めてから調べてるうちに南イタリアのプーリア州の奥田舎に潜むスタジオ施設でレコーディングしたとのことで、なんか納得しました。なぜがニューシネマパラダイスを思い浮かべた。
3.Salami Rose Joe Louis 『Zdenka 2080』
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カリフォルニア州出身のリンゼイ・オルセンによるソロプロジェクト。
ローファイなサウンドをベースとしたジャズトロニカなサウンドと心地の良い彼女の歌声がマッチしたとても癒やされるアルバム。
彼女の音楽は新しいようで古いような、何処か違和感のあるサウンドでよく聴いた。ローファイ感や音の揺らぎも嫌らしい感じではなく、すっと入って体に馴染む。少しへんてこに感じ���リフやサウンドも魅力的にしてしまう素晴らしいアーティストだ。
私も知らないうちに虜にされていたアルバムですね。stina nordenstamを思い出してしまう。どちらも声に魅力がある女性シンガーだ。個人的にはこのジャンルはあまり聴いてこなかったのでこれから掘り下げていこうと思います。
4.KIRINJI 『cherish』
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前作から短いスパンでの発表ですが、今年度邦楽NO.1です!磨きあげられたタイトなグルーヴを聴かせてくれ、feat.YonYonでは韓国語ラップを入れ込んだり、『善人の反省』ではメロとギターが終始ユニゾンという、ジョージ・ベンソンばりの曲があったり、『Pizza VS Hamburger』とか最高にふざけててもう好きじゃんってなる。ジャンルレスでボーダーレスなアルバムでとても最高。KIRINJIにはこの鬱陶として排他的な邦楽、大きく言うなら日本の道を切り開いていって欲しいです。日本のユース達にこういう音楽がもっと広まって欲しいんだな。
5.Radical Face 『Therapy』
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フロリダ州のアーティスト、ベン・クーパーによるソロプロジェクト。彼は元々小説家を目指していて、日々書きためていたそうなのだ、PCが壊れデータが全てなくなるという、この世の終わりのような出来事から、もともとやっていた音楽のシーンに舞い戻ってきたとか。(皆さんバックアップは大事ですよ)ボーカルの金子氏が好きで教えてもらった時はあまりピンときていなかったの��が、聴くたびに自分に馴染んでいったアーティストだ。自分自身の音楽に対する姿勢が変わったのも大きいかな。悲しい歌こそポップに、そういうマインドは最近とても共感できる。今作はバンドと、アコースティックバージョンがあるのだがどちらも良い。バンドバージョンはシンセやサンプリングが入っていてポップな要素と彼の優しい歌声がハッピーな気持ちにさせてくれる。アコースティックバージョンはただただ心が癒される。
どちらもtherapyというわけだ。
最後に。
前述しましたが、今年は自分が音楽に対する考え方が大きく変わった年でもある。以前は多くに伝わらなくても、少しの理解者がいればいいと思っていたが、今は少しでも多くの人に僕たちの音楽が伝われば嬉しい、伝えなければいけないと思うようになったかなと。
これからも音楽を作り続けていくのであろうと思うので、2020年もよろしくお願いします!
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thesankhwa-note · 6 years ago
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2019年間ベスト5(玉田編)
 玉田です。今年一年たくさん聞いた音楽の中で、年間ベストの5枚を選びました。
 忙しい日々の生活の中で、「よし、腰を据えて音楽を聴くぞ!」というタイミングはなかなか訪れません。自分の制作やレコーディングの仕事をしていると、合間の時間は耳を休めたりしていることが多いので、ここ最近は尚更音楽を聴く時間が減っています。
昔はどのタイミングで音楽を聴いていたのかなと思い返すと、ほとんどが移動中の電車やバスの中でした。幼少~高校生の頃は、遠くの学校に通っていたのでその時間はたっぷりと取れましたし、大学生になっても基本的には家から出て歩いている時間が多かったので、その隙間を狙って聴いていたように思います。(また、大学生の時は、周りを圧倒するための知識を今よりも求めていたので、情報蒐集に貪欲だったように思います。今はその気持ちを取り戻したいと思うばかりですが…。)
 僕は家が職場のようなモンなので、通勤の時間はありません。寝て起きれば5秒で仕事開始ができる状態です。引っ越した当初は「自宅が職場なんて最高ジャンよ」と思っていたのですが、2~3ヶ月も経つと「いや、これどうなんだ」というような気持ちになってきました。実は、通勤や移動の時間、オフを感じる場所で出来る「空き時間」こそが、僕の中のインプットの場だったことに漸く気付いたのです。小さくても構わないので、なんとか自分の生活だけの部屋を借りれないものだろうか。
 そんな状況なので、なるべく聴ける時には音楽を聴こうという気持ちになりました。昨年やその前の年よりインプットは少��かったものの、その分同じ音源をたくさん聴いた気がします。その中から5枚を選び抜いたので、よかったら目を通してみてください。
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・夜霧/ウワノソラ
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 自らが制作に噛んでいるアルバムで恐縮ですが、ウワノソラの夜霧は僕にとっての人生のマスターピースの一枚となったので、必然的に入れざるを得ません。
過去最大級に負荷が僕に襲い掛かったり、それを1ヶ月程自宅に籠もりっぱなしで頭を捻らせ、なんとか攻略したりしました。ウワノソラのリーター、角谷からは「お前はSteely Danを超えるアルバムを作るんだ」と言われたのが強く印象に残っています。この制作の時期はずっと70~80年代のAORやSOULばかり聴いていました。リオンウェアの重厚なアレンジ、ジーンチャンドラーの高域が歪んだ歌声、Steely Danの殺しまくったドラムの音、伊藤銀次のトレモロの濃すぎるエレピなど、脳にこびりつく程聴きあさりました。その時の苦悩や、出来上がった時の感動と安堵と不安が入り混じった形容しがたい感情が、このアルバムを再生するたびに波のように襲い掛かってきます。ですので、僕はこのアルバムを生半可な気持ちでは再生できません。大事な時にだけ、少し聴いてはこの時の気持ちを思い出したりしています。
 曲としては、隕石のラブソングが好きです。もちろん全部好きなんですけど、この曲が一番頭の中に残ります。角谷の書く、コミックIKKI系列の青年漫画のような歌詞と、古臭い言葉選びがこの曲に詰まっていて、製作中もよく聞き直していました。
・Vi/木
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 今年の頭にリリースされた、エレクトロニカ経由のR&B/SOULという不思議なジャンルに、いたく興奮しました。ai ni ikoという曲の、2000年代初頭に現れたIDMの香りと、現代SOULに通ずるレイドバックや「外し」の感覚の混ざり方が非常に気持ちよく、強く新しいと感じました。
 今の時代における新しさとは、過去を如何に消化するかなんだなと強く思わされる一枚です。MVの不思議なCGたちも、靄のかかった記憶を掘り起こしているようで何度も見直したりしました。
 これを聴いて、あーやっぱりIDMもSOULも好きだなと改めて思いました。両方とも別ベクトルではあるものの、直感的な聴き心地の良さが存在していて、このアルバムはそこの美味しいツボを綺麗に抑えたアルバムになっていると思います。
あとマジで検索しづらいこの名前もすごくいいと思います。
・Out for Delivery/Lauren Desberg
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 今年一番「ずっと聴ける」JAZZボーカルのアルバムでした。アルバム一枚通しての流れがあり、それでいて各曲のパンチが薄いわけではなく各々の味が出ている名作だと思います。技巧や正確性や、自らの理想の理論を売りにしている印象のあるJazz界隈のアルバムの中で、そこを全く感じさせない「シンプルな良さ」「味わい深さ」があるような気がします。(勿論これは僕の偏見であり、すべてのミュージシャンがそうではないことも重々承知しております。)
 古臭さを感じる曲ではきちんと「古臭さ」を感じ取れるアレンジやMIXになっていたり、現代のSOULの雰囲気を感じる曲ではかなりクリアなサウンドで収録されていたりと、対応力の幅に驚きます。音響的なアプローチの柔軟さが本当にすごい。ロックのアルバムよりも歪んでいるところがあったり、ギターのディレイが気持ちよくフィードバックしていく様子は、ジャンルの垣根を超えて響くための「記号」を潤沢に含んだ大きな生き物のように感じます。
 あとこれはもっと個人的なのですが、昔馴染みのシンガーに歌声が似ていて、聴いていて少し懐かしい気持ちになったりするのも非常に良いです。
・4 to 3/小川美潮
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 元チャクラのボーカリストが1991年にリリースしたアルバム。配信サービスのいいところは、こういった過去の名作をすぐに共有できるところだと思います。
未だに色褪せず、どこにも属さず、鮮やかに輝き続ける名盤です。友人の桶田氏から教えてもらったのですが、本当に何度でも、どのタイミングでも聴ける不思議なアルバムだなあと聴き直している今も思います。この「温度感ゼロ」の感覚は、僕の中での一つの憧れであり、普遍的なモノを作り出す上での大事なポイントのような気はしています。未だに紐解けずにいますが。
 アルバムの中で使われている音の一つ一つをピックアップすると、さすがに少し古さを感じる時があるのですが、やはり音楽は組み合わせの妙、混ざると途端に古臭さはなくなります。歌詞の言葉遣いも温度感がなく、しかし心の何処かに引っかかるワードをきちんとなぞってくる、まるで魔法のようです。この時代くらいまでの、キーボーディストがプロデューサーになっているアルバムは、時折こういった色褪せないアルバムが存在している気がします。選考漏れとなりましたが、秋本奈緒美のONE NIGHT STAND(1982)も結構とんでもないアルバムで、そちらもキーボーディストがプロデューサーに据えられています。
 この温度感ゼロ、いつか踏襲できるようになりたいとずっと画策しています。
・SSW/ASAYAKE01
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 こちらも制作に携わっているアルバムですが、こちらも外せない一枚です。大阪の宝。魂の歌声が44.1kHz/16Bitのフォーマットに収まりきらない勢いで封じ込められています。ひとまず聞いてほしい。できればライブも見にいって欲しい。ステージ上にはギターを抱えた冴えないフォークシンガーが一人立っていると思いきや、一度ライブが始まればそこは野外の広いステージになります。演奏される音楽はもはやエレクトロ、不思議と体が動いて止まらず、ライブが終わる頃には疲れ果てるくらい踊ってしまうことでしょう。
 アルバムを通して荻野さんのMIXが本当に素晴らしくて、いつ聴き直しても新鮮な気持ちで聴けます。空間の処理や配置の仕方が本当に見事で、その技術で以ってこのアルバムの魅力を十二分に引き出しているように感じます。
 このアルバムはASAYAKE01という物語の序章なんだなと強く感じます。鋭い眼光で切り取られた言葉やメロディが、これは何かの始まりだとずっと訴えかけてきます。もはや運命力すら感じるこのアルバムは今年の5選を締めくくるのにピッタリだなと思い、選ばせていただきました。
 SSWという曲のスネアと、湯船オーシャンという曲のリズム構築などをさせていただきましたが、どちらも非常に好評とのことで嬉しいばかりです。今後この人は一体どのような進化をして僕を驚かしてくれるんだろうか。
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以上5選です。いくつか悩みましたが、これでFIXということでどうか。
来年はもう少しインプットを増やしたいですね。
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thesankhwa-note · 6 years ago
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玉田に代わって代打俺!カネコです。
PL学園14年夏の地区大会決勝で監督兼選手として活躍した宇佐美君ネタでやってまいりました。
今回は趣味全開でいかせていただきます。
さて、いよいよ23日から春の選抜高校野球大会が開幕しますね!
春のセンバツと言えば、夏が終わり新チームが始動し、秋季地区大会の成績から選考される一般枠28校と各秋季地区大会の優勝校が戦う明治神宮大会枠1校+秋季地区大会前の都道府県大会で上位の成績を残し、かつ恵まれない環境や地域に良い影響を与えているなどの理由で選考される21世紀枠3校の全32校で行われる訳ですが、今日はこのセンバツの見所や展望について書きたいと思います。
既に大本命とされているのは、
昨年の明治神宮大会覇者の札幌大谷や、超高校級投手、奥川君、及川君を擁する石川の星稜と横浜、その横浜を見事に攻略した埼玉の春日部共栄、春と言えばの愛知の東邦、近畿王者の龍谷大平安、投打のバランスがとれた履正社、好投手擁する明石商業や広島の広陵、九州では福岡の筑陽学園あたりかと思いますが、個人的には元プロ野球選手の中谷仁新監督率いる智弁和歌山と、家の近所に学校がある履正社を推しています。
智弁は昨年の主力が大勢残っておりファンとしては非常に楽しみです。
とまあザッと挙げるだけでもたくさんの注目校が出てきますが、前述したように春のセンバツは一冬越えて行われる大会なので前評判やデータだけでは測れないところが面白い!みんな成長していますので勢力図が変わっていたり、アマチュアスポーツなのでジャイキリも全然あり得ます。
一回戦1日目から星稜×履正社ですので、早々に強豪が消え波乱がありそうな組み合わせですね。
例年、春は好投手のいる学校が優勝する傾向が強い気がしますので僕はやはり今年は星稜がいくんじゃないかなと思っていますが、21世紀枠で出場した兵庫の長田高校や和歌山の向陽高校などの活躍も記憶に新しく、もうみんな頑張れーと息子を見るような気持ちでいっぱいです。
そして高校野球と言えば応援も注目したいところ。今回の目玉は何と言っても千葉の習志野でしょう!美爆音、体感したいです。
2011年夏に習志野が出場した際に中継で見ただけですがめっちゃくちゃ凄かった記憶があります。
後は東邦のブラバンの日程の都合上、大阪桐蔭が友情応援で参加するそうでそちらも楽しみなところです。
僕が組み合わせ抽選前にチケットを購入したのは大会6日目の28日で、まだどの高校が観れるかわからずドキドキしていましたが、まさかの智弁和歌山を引き当てるという引きの強さ!
しかも2試合目からは2回戦で、呉×市立和歌山と高松商×春日部共栄の勝者、星稜×履正社と日章学園×習志野の勝者という観たいところが観れる可能性がある+どこが勝ち上がっても見所満載の激アツな日です。
それではまた!
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写真は野球少年だった僕が甲子園のマウンドで投げた時のもの(小4)絶対領域!笑
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thesankhwa-note · 6 years ago
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どうもカネコです。
先日、ふと思い付きで琵琶湖を見たくなり滋賀へ行ってきました。
小学校1年の1学期の間だけ草津市に住んでいたのでそこより先へ行ってみたくて彦根まで。
新大阪から新快速で1時間30分くらいで着くんですね。近い!
駅を降りた時の知らない町に来たんだ感好き。
彦根城の周りを散策しているとお堀の向こうから彦根東高校野球部の練習している元気な声が聞こえてきてテンションMAX。
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そのまま商店街を散策。
雰囲気も良くて町歩きに最適です。
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途中、&Anneというお店でウェス・アンダーソンの本を購入。
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そこから琵琶湖まで向かう道中、近江高校が近いということでそこを経由することに。
昨年の夏の高校野球準々決勝、金足農業との激闘をベースの佐藤君と現地で観戦していた僕は聞こえて��る金属バットの音に感動。
完全に高校の周りをうろつく怪しいおじさんと化していました。
近江のみなさん選抜は残念でしたが夏楽しみにしています。めちゃくちゃ応援してます。
一冬越えた林君と有馬君のバッテリーに思いを馳せつつ琵琶湖へ。寄り道して到着した初春の琵琶湖は日も暮れかけていて、寒さに耐えきれずあまり長時間滞在出来ずでしたが水辺は良いですね。関西の水瓶。近江ブルー。
次は漁港からクルーズしてみたい。
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夜ご飯は洋食シマダというお店へ。
オレンジワインがあるお店最高。
ご飯美味しい。ホールのお姉さんもシェフもとても気さくで満足度高しでした。
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夜の彦根もまた雰囲気が変わって歩かずにはいられなかったので東横インのネオンを目印に散歩。
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めちゃくちゃキレイな町。人の気配がなくて町歩きを存分に満喫。たくさん歩けて幸せでした。
なんだか楽しくなり勢いで宿泊し、帰りは湖西線でゆっくり琵琶湖一周する流れで帰宅しました。
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湖西線の方が車窓からの眺めが良いのでおススメです。
次は水路の町針江の川端を見に行きたいと思います。
終始、近江高校の応援歌Fireballが脳内再生されていた旅でした!
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thesankhwa-note · 6 years ago
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汽笛
玉田です。
2月、色々ありましたので、曲を書きました。
大好きだったバンドに宛てた曲なもので、公開するのがすこしむず痒くあります。
よければ、下記リンクから聴いてみてください。
https://note.mu/pianolesson/n/n7a912b97d7e4
汽笛 あのとき��上で話した言葉達はすっかり忘れてしまったけど 景色だけがずっと、写真のように残っている そういう事なら仕方ないな 2月の冬、冷たい風が撫でる髪、白 唸る汽笛に振り向くたび、きっと今を思い出す
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thesankhwa-note · 7 years ago
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冬は静かな映画を観たくなりますよね。
どうも金子です。
「それぞれのシネマ」と言う名だたる巨匠達
が、自分にとって映画館とは?と言うお題に沿って作られた3分間の短編をまとめたオムニバス映画を観た日から(調べたら12年も前だった)ずっと気になっていたイランのアッバス・キアロスタミ監督の作品がBlu-ray BOX発売に伴いレンタル開始されたので、「桜桃の味」「風が吹くまま」「友だちのうちはどこ?」を観たので軽くまとめようと思います(「そして人生は続く」「オリーブの林をぬけて」はこれから観る。)
どれもふとした時に思い出しては幸せな気持ちになれる一生モノの作品。
役者はほとんどが素人で、カットもそれほど多くなく何が起こる訳でもないのに魔法がかかってるみたいに素晴らしい映画ばかりでとても感動しました。
「桜桃の味」は中年男性が報酬と引き換えに自殺の手伝いをしてくれる人を探しながらテヘラン近郊を車で彷徨い、目星を付けた人達を乗せて走る車内での会話で話が進んでいく。出会ったのは若い兵士と学生と剥製師で、ことごとく断られる中、お金に困っている剥製師がついに説得に応じるのだが…という内容。
「風が吹くまま」は、とある村の伝統的な葬式の様子を撮影するため、テレビクルーが村に滞在するが、あと数日も持たないだろうと聞かされていた病人が一向に亡くならないどころか回復の兆しが見えてきて、上司と部下との間で板挟みになるディレクターのイライラが募って…という内容。
どちらも死生観がテーマとなっていて、最終的に2人の主人公は憑き物が取れたように人生を見つめ直すのだが、随所にある生と死の対比、優しさ、生きる事への問い掛けが押し付けがましくなく坦々としていて素朴ながら胸にジワリとくる良作だった。
「桜桃の味」のラストには��掛けがあるのも◎
「友だちのうちはどこ?」では、先生から「次にノートに宿題をやって来なかったら退学だ」と叱責された友だちのノートを間違って持って帰ってしまった少年が隣村に住む友だちの家までそれを返しに行くお話。
主人公は友だちの家がわからないので、大人に聞いて回るのだが、まともに取り合ってくれなかったり、声が届かなかったりと観ているこちらも少年と同様に段々不安な気持ちになってくる。
少年の母親やお爺さんはまともに話を聞かないばかりか、大人の言うことを一回で聞かないなんて躾のなってないこどもだと言い放つ有様で、普段から家庭でも学校でもそういうふうに教育されてたら、そりゃ大人に対して萎縮するわととても不憫だったが、
それでも友だちのために迷路のような土壁の村を駆け回る少年の真っ直ぐさはとてもキレイだった。
ラストが憎たらしいぐらいにハッとするオチをつけてくるし本当に素晴らしい映画でした。
「そして人生は続く」と「オリーブの林を抜けて」は同じ村が舞台の3部作とのことで、観るのがとても楽しみ。
それではまた!!
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thesankhwa-note · 7 years ago
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散歩したい
趣味のひとつに散歩がある。
ちょっとそこまでの気軽なものから、往復で5、6時間がっつり歩き倒す日もある。
後者は最早ハイキングだろと突っ込まれるかもしれないが自分の中ではあくまで散歩として楽しんでいる。
目的地がある日もあれば、歩きながら決める日もあり気分転換と言うよりは1番好きな休日の過ごし方が歩く事と言っても過言ではない。
京都の叡山沿線宝ヶ池公園はお気に入りのスポットで、朝早くに向かい、園内の散策を終えたらビールを片手に沿線を歩き、途中本屋に寄り道して出町柳まで行くというのがお決まりのコースだ。余力があればさらに鴨川沿いを進み河原町まで歩く時もある。
近所なら豊中から箕面まで続くロマンチック街道と言う一本道が好きだ。ウェアハウスで地ビール飲んで北摂スパイス研究所でカレー食べて滝まで行って帰宅する。めっちゃ楽しい。
ゆっくり音楽を聴いたり考え事をしたり、とても貴重な時間となっている。
最近では楽しみを共有出来る奇特な友人達もいて話しながらの散歩も楽しい。
その話をカメラマンの三田君にした所、ポケモンGOやってたら今頃凄いトレーナーになってるよとのお言葉を頂いたが、ゲー��に全く興味がないので可能性をひとつ無駄にしたなと思った。
一緒に歩きたい人がいればご一報下さい。
ポケモンGOやらない人限定で。
カネコ
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thesankhwa-note · 7 years ago
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28歳になったので、27歳を振り返る記事を書きました。この記事を書くために少し締切をブッチギリました。玉田
寿命
28歳は、妙に懐かしい夢と猛烈な歯痛ではじまった。
左上顎辺りに微細な違和感を持ちながら仮眠をとると、起きる頃には地獄のような苦痛となって顔の左側を覆っていた。
夢の中では親父がギターを弾いていて、その姿を見に行く自分自身を俯瞰で見ていた。あれは自分だったのか?夢に居た自分をぼんやり観ていると、これまたぼんやりと顔が昔の自分に寄っていくように変わっていった。
あれは自分になる前、一体誰だったのだろう。
親父は懐かしい曲を楽しそうに弾いていた。オリジナルソング、なにか大きな川の話が出てくる曲だった気がする。裏打ちのギター。
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27歳は激動の年だった。
仕事を辞めてフリーランスになった。本格的に社会からの後ろ盾がない立場は、体が軽くなったようでふわふわとした不安定な気持ちになった。
音源を2枚ほど出した。SOAのFIND、ANYOのFACT。SOAの方は横浜と大阪でワンマンを敢行して、有り難いことにお客さんが集まった。ANYOはこの速度でリリースを続けられているという状態が嬉しい。割と「聞いたよ」って声も頂いていて、19の頃からの積み重ねが少しずつ形になっているような気がした。
FUJIROCK FESTIVALに出演した。これは今までの経験の中で最も夢に近い出来事で、恐らく今後も覆ることのないファクターとなるだろう。憧れた彼らと同じ地で演奏を許されている事に心が熱くなって、演奏後には「生きていて良かった」と呟いた。人が初めて、「自分が興味を持っていること」に興味を持ってくれたような気がした。
the sankhwaの企画が満員御礼となった。SocoreFactoryの縦長のフロアに人が沢山居て、なんだかとても嬉しかった。自分達が「どうだ、良いだろう」というモノを「ええ、良いですね」と言ってもらえている気分で、少しだけ安心した。MUSIC FROM THE MARSのリハーサルに参加した。���ラムを叩いていてよかった、曲を沢山聞いていて良かった、と心から思った。
「螺旋境にて」という地獄のようなイベントを企画した。寺田町Fireloopの安井、松川両氏に手伝ってもらいながらの敢行であったが、第一回という感じの拙いイベントだった。拘りを貫いて、自らに楔を刺すように企画を進行した。自分の好きな「カルチャーのごった煮」みたいなイベントになったと思っている。なんとか続けたい気持ちはあるが、恐らく28歳中には行えないので温めておくことにする。
ghostpartyチームと沢山の映像を録り、録音をした。配信や、外国人アーティストの撮影も行った。拙い英語でやり取りする自分が滑稽で、せめて英語は話せるようになろうと心の底でぼんやりと思った。ニコニコ動画で「変拍子/ポストロック作業用BGM」を聴いていた頃の自分に、「数年後そのアーティストのライブを録るんだよ」とこっそり耳打ちしたい気持ちになった。
沢山機材を買った。殆ど破滅的と言っても良い程の衝動で、マイクや電源、椅子やプラグインを買った。楽器も少しだけ買った。未だ見ぬ理想の音源像を求めて、果てることのない先行投資を始めた気分だ。
ぐんぐんと視力が落ちた。未だ落ち続けている気がする。風邪も治りづらく、怪我は痕が残るようになった。先人たちが「どんどん治りが遅くなるよ」と教えてくれたので、少しだけ自愛するようにしようと思った。
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激動の27歳。その殆どが自分だけでは成り得ない事ばかりだ。どこかの偉い人が「生きているのではなく生かされているのだ」と言っていた気がするが、今更になってその言葉が身に沁みる。引き続きあらゆる人達に楽しいことを引っ張ってきてもらって、自分からも楽しいことを提供し続けれたら良いなあと思っている。なんとも厚顔甚だしいが、何卒宜しくお願い申し上げたい所存である。27歳が霞むほど楽しい28歳にするべく、動ける限り動こう。
あと何年こうして生きていられるのだろうか。キリンジのお兄ちゃんも、「時間がない」と言っている。全くその通りだ。身体が動く限り動いて、心が何も考えられなくなるまで楽しいことを考えよう。最期の最期まで楽しいことをして、「あー疲れた」といって死ぬまで、きっとあっという間だ。
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thesankhwa-note · 7 years ago
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2019年これまでに観た映画まとめ
忙しい時程、自分の時間を作り自身の機嫌をとるの大事とゆみさんから助言してもらったので、好きな映画鑑賞の時間を意識的に設けている。これまで観たものをまとめていきます。
「クレセント 冷たい海の底」
特別面白い映画ではなかったのに何故か印象に残っている不思議なホラー映画。子供がとても可愛い。
「レディ・プレーヤー1」
幼少期からゲームを一切やらない人間なので中々入り込めず退屈だったが、最後はスピルバーグらしい終わり方で、自分の最も古い映画体験を思い出し懐かしい気持ちになった。スピルバーグらしいというか、5歳くらいに観たE.T.から自分の映画好きが始まったのでチューニングが合いすぐに繋がっただけかもしれない。
「ブルーマインド」
少女が水槽の金魚をパクっとやっちゃう予告を観て気になっていたスイス産ホラー。良作だったが思春期の女の子がセックスやドラッグにハマっていく姿は観ていてキツかった。おじさんになった。ずっと伏線だと思って観ていたものが見事にスルーされたがあれはなんだったのか…
「フロリダプロジェクト」
貧困の中それしか知らない子供たちの活き活きとした眩しさが切ない。定住する家を持てず安モーテルでその日暮らしを余儀なくされている人々、それを見守る管理人の距離感が程良いラインで保たれていて感動の押し売り等は一切ない。管理人役のウィレム・デフォーをはじめ役者は皆は素晴らしかった。感想を簡単にアウトプットする事が躊躇われるが良い映画。
「桜桃の味 / 風が吹くまま」
イランの巨匠、アッバス・キアロスタミの作品。ずっと観たかったのでレンタル開始は本当に嬉しい。生に対して前向きになれる一生モノの映画。鑑賞後じわじわと広がる余韻で胸がいっぱい��なる。良すぎるのでどちらも盤の購入決定。
「MEG ザ・モンスター」
ステイサムvs巨大鮫のコメディー感(笑)メガロドンの映画化はUMA好きとしてひとつの夢が叶ったと思う。制作が噂されてる頃から楽しみにしていた。ラストがあれならサメはビーチまで来る必要はなかった。
「プーと大人になった僕」
哀愁漂うプーの姿を見かけるたびに観なければいけない気持ちになり鑑賞。100エーカーの森の連中は数十年変わらないがクリストファーロビンは変わってしまった切なさ。今ハリネズミと暮らしているからか可愛さ増し増しでした。
「ジュラシックワールド2」
続編を作る意味がよくわからなかったが、シリーズのファンとしてはやはり作り続けてくれる事は嬉しいものだ。
「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」
女性差別に立ち向かうNo1女子テニスプレーヤーvs賭け事がやめられないイかれた元男子チャンピオンの戦い。前者は自身の矛盾と葛藤しながら、後者は悪役となり自分の生き方を貫くための大勝負。その果てで得たもの失ったもの、そして取り戻したものの対比が切ない。鑑賞前の予想ではもっとシンプルな性差別をテーマにした映画かと思っていたが良い意味で裏切られた。素晴らしかった。
「希望のかなた」
アキ・カウリスマキの新作。強制送還を言い渡された難民の青年と彼を匿うレストラン経営者と従業員のオフビートな物語。ならではの構図や小物、感情というものを感じられない登場人物たち。しかしそこには確かに人の優しさとユーモアがあり不思議と温かい気持ちになる。
「ザ・プレデター」
シリーズのファンなのであらすじもチェックせず、内容も重要視せず期待値ゼロで鑑賞してみたら、PTSDの傭兵軍団のイカれ具合が最高でかなり楽しく鑑賞。ダイジェストかと疑うくらいサクサク話が進み程よくコメディタッチ、傭兵たちの散り方もイカれていてカッコ良い。シリーズ一作目のホーキンス通信兵役のシェーン・ブラックが監督だと知り納得。
以上カネコでした。
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thesankhwa-note · 7 years ago
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自分のをどりを踊れば良いのだね
人はきっと、その人だけが解る楽しみや良さを感じる何かを持っていて、あわよくば、その楽しさを他人と共有したいと思っている。 解り会��ない事もあるだろうが、伝わったときの嬉しさはなにものにも代え難い。
そんな欲求を体現したようなイベントが山口県は湯田温泉で行われていると聞く。 イベント名は「あそび/あそぶ」。首謀者はshiNmmやまざきまなぶ氏。
Tumblr media
なんともシンプルなフライヤーながら、すべてがここに詰まっている気がする。 サブタイトルの「好きなものを発表する回」、鹿、日時と場所。これだけで充分過ぎるくらいだ。鹿がとてもかわいい。 お昼すぎから行われるこのイベントは22時頃まで続く事もあるそうで、山口県の民はどこまで知的好奇心が豊かなんだと思わされる。
概要としては書いてあるとおりで、登壇した人がプロジェクターとマイクを使い、好きなものをプレゼンする。質疑応答もする。以上。どこまでもシンプルで、どこまでも魅力的だ。 内容は非常に多岐に渡るそうで、漫画の話から大学の研究の発表みたいなものまであるらしい。飛び入りで地元の大学生も参加したりするそうで、その枠組を越えた会合はどこまでもワクワクする。
すこし落ち着いたら、この試みを大阪でもやってみようか、と思っている。 ただ好きなものを言い合うだけの会合、きっと聴いたこともない、僕の脳では考えの及ばない面白さをプレゼンしてくれるひとが現れることだろう。日時はまだなんとも言えないし、the sankhwaは絶賛録音中で多忙ではあるのだが、なんとか隙間を縫うことも出来るだろう。また色々と決まり次第お知らせしたいので、どうぞ宜しく。
玉田
P.S.先週の交換日記ふっとばして大変申し訳ありませんでした。
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thesankhwa-note · 7 years ago
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年間ベストって選びきれないよねって話
玉田です。
先日「四季を知る」の企画で新たな写真を撮りに行っていた際、移動中の車の中で年間ベストをあげようという話が出た。
年間ベスト、もうそんな時期か。
常々思っているが、年間ベストとか今年の流行語大賞とかって、頭の方に出したアイテムの忘れられっぷりが酷いじゃないですか。やっぱりそれがローンチされたりリリースされた瞬間が最大風速で、あとはそよ風になっていくばかり。人間の記憶ってやっぱり曖昧だ。
��ういうベストに選ばれたかったら、10-11月くらいに発表するのがちょうどいいんだろうなあ。とか思いながら、粛々とリストアップ。優劣は無しだと思ってください。
!----- ここから -----!
国府達矢/ロックブッダ
skillkillsのリズム隊が参加する、国府達矢氏のニューアルバム。日本語のメロ感と、バックの屈強なリズム隊とのハマり方が絶妙。歌詞感も全く今に寄ってないというか、古めの小節を呼んでいるような単語の独自解釈、独自のルールで持って使っているように聞こえるのも非常にグッド。
個人的には続・黄金体験という曲がすごく良し。音響アプローチも多彩で、エンジニアの頑張りも見える革新的アルバムだと思う。
TAM TAM/Modernluv
進化し続けるネオポップfeat.ネオソウル、掴みどころのない軽さの中に、彼らの芯の太さが見える一枚。
KURO氏の歌唱力も宛ら、曲のディレクションがほんとに素晴らしい。海の向こうの人たちの、あの掴みどころのない雰囲気をバッチリ自分たちのものにしているのが聞いてて解る(気がする)。
前作からのこの進化っぷり、ブラボーです。次も楽しみだ、という気持ちでいっぱい。今年のBonFireにも出演してもらえて本当に嬉しかったナァ。
Sen Morimoto/Cannonball!
カナダより、無国籍HIPHOP。サンプリングと演奏のクロスオーバーっぷりが尋常じゃなく、聴くたびに新たな発見が今でもある。
ちょっとサイケっぽい感じはJon Bapにも通じる所あり(個人的に)。キマった揺れ揺れ系サウンドは、他の追随を許さない感じがしてたまらない!
This Is Notという曲の同じ歌詞をリフレインしまくる所がホントにツボで、何回も聴きたくなるし一生聴いていられる気がする。
energy flow - rework/U-zhaan&Ryuichi Sakamoto
やってくれたな教授!と言いたくなるようなReworkっぷりに乾杯。全編タブラによるバッキング、メロディ。そこに教授のノイズ/アンビエントが重なってきてさあ大変。6分くらいの曲ですが4時間くらい聴き続けていたい。
おそらくプリペアド・ピアノであろうノイズサウンドの音の良さ、太さ、空間性などどこを取っても文句なし。インダストリアルさとクラシックな雰囲気が両立する不思議な音源。割とメロディがあるループものだけど、全く飽きない謎仕様。
ROTH BART BARON/HEX
東京のモンスターバンドがモンスターアルバム作ってました。はーまたやられた!という気持ちでいっぱい。
以前の作品よりも、なんというか「僕���」に歩み寄ってきてくれたような気がして、脳にすっと入ってくる曲たちが素晴らしい。歌詞感もメロ感も以前から大幅にアップデートされていて(あと機材も)、以前の「遠い人」と感じた部分は影を潜めている。寧ろ、その「遠い人」が、こちらに興味を持って歩み寄ってきている気がする。
挑戦と覚悟と、名曲という鈍器でぶん殴ってくる感じをみると、あーやっぱりROTH BART BARONだな、という気分になります(褒めてる)。
なかなか一緒にできないけど、また出来たらいいなあ。
!------ ここまで -----!
こう見ると日本のアーティストが多い。別に海外アーティスト聴いてないとかではないんだけど、偏ったなあ。
(なお、メンバーのベストのカブりは省く。僕も折坂悠太氏の平成と蓮沼執太フィルのアントロポンセン入れたかった。)
来年は我々のアルバムも出ますし、もっと大量のインプットが出来るんじゃないかと今からワクワクしております。
今年もおせわになりました。また来年もどうぞよろしく。
玉田和平
番外編の漫画5選
なくてもよくて絶え間なくひかる/著:宮崎夏次系
宮崎夏次系氏の描く女の子が死ぬほど魅力的な一冊。マジでいい。宮崎氏の全部の著書の中で一番魅力的な気がする。とにかく良い。
生活感と、ありえんジジイと、登場人物たちがもつ各々の常識が交差する感じ、非日常と日常の隙間を滑り抜けるような気分になれる。
氏が今年出したもう一冊、「アダムとイブの楽園追放されたけど…(1)」に入っている「オカリちゃんちのお兄ちゃん」もほんとに良いので併せて読んでほしい。男のロマンと、世の不条理さと、それに負けないための魂の参考書みたいな話なので。
魔法が使えなくても/著:紀伊カンナ
ヒリヒリする若者の焦燥感が詰まっている。バンドマンも必読だし、「なにかになろうとしている人」に突き刺さる漫画だと思う。
若者の微細な心の揺れと、誰にも理解しがたい同世代同士の合言葉がたくさん描かれていて、「ああ、そういえばもう僕の20代もあと少しなんだな」と無駄にこっちもヒリヒリしてくる感じがグッド。
妙に百合ってたり、冴えないクリエイターが変にピックアップされたりするところは非常に夢があるので、現実くんもしっかり見習っていくように。
無限大の日々/著:八木ナガハル
SF超大作。短編集とは思えない底の知れなさ。あらゆる物事、事象への理解の深さが果てしない。IF世界を描くにしては話が骨太過ぎて、まるで見てきたかのように描かれているのが最高。
尚且、突拍子もないアイディアが使われていたり、古いSF書のアイディアを引用していたりと、もうほんとに造詣が深い。たまらん。知的好奇心がバンバカ満たされていくので、超オススメです。
SFを描いていくと、結局「人とは、生物とは、自己とはなんたるや」を描く形に収束していくのが面白い。結局人間どこに居たって人間なのだな。
たぶん惑星/著:粟岳高弘
こちらもSF、もっと生活寄り。理解を越えた人やものや事象があって、それと向き合っていく人々の描きかたが素晴らしい。「別の星の先住民族」ってワードも素晴らしい。
ロリいしめちゃめちゃスケベな衣装を纏った人が各所に登場するけど、それが気にならなくなるくらいのSF理詰めっぷりで感服。ロリいところも非常に拘りが見えるのでそこにも感服。
謎の土地での謎の生き物や未開の地、でもテレビや新聞はあったりする感じとかもIF世界っぽくて良い。作者によるコマ外の解説(物語に登場するアイテムや名称など)も相まって、かなり読み応え満点。
ものするひと/著:オカヤイヅミ
小説家の日々を淡々と描く良作。ROTH BART BARONの三船氏とこの本の話になった時に、「これはクリエイター/アーティスト目線からの作品だ」という感想が出た。まったくもってそのとおりで、何かを作っている時の「気分」の表現の仕方が素晴らしい。どうしようもなくなる瞬間の時や、気分が乗ってきたときも、心の中にどこか穏やかな自分が居るような、そんな雰囲気をキチンと描画してくれている。
登場人物もかなり魅力的だが、基本的に全体薄味なのも良い。巻を重ねるごとに、どんどん人となりが出てくるのが更に良い。
「たほいや」という広辞苑を使った遊びもこの漫画で知ったので、いずれ誰かとやってみたい。ドでかい広辞苑を片手に向かうので、誰か呼んでくれ。
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thesankhwa-note · 7 years ago
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山田哲也的年間ベスト
お初です。山田です。
年末とゆうことで、私めも年間ベストアルバム5選を発表しますー。
いぇーい、パチパチ。パチパチ
では早速発表してまいりまーす。
Dirty Projectors / Lamp Lit Prose
いやー、これは今年一番ワクワクしたアルバムかもしれない。
メンバー脱退やらいろいろあったなかの哀愁感ある前作も良かったのですが、それを乗り越えて以前のスタイルは踏襲しつつエレクトロサウンドのアプローチを交えつつな感じで、どドストライクでした。次回作も楽しみですわい。
折坂悠太 / 平成
いやー、平成最後に相応しいタイトルで最高のアルバムでしたね!折坂氏の声の素晴らしさたるや、魂が震える感じがしてとても聴きごたえがあります���
ラテン、ジャズのアプローチが彼の声にすごいマッチしていて、素晴らしいです。
蓮沼執太フィル / アントロポセン
全然のクオリティもかなり高かったですが、前作を越える良さでした!
今回は前作よりメンバーの一体感が強まった気がしてとても良かったです。
特にNEWでは蓮沼さんの語りの様な歌にしびれました。
Arctic Monkeys / Tranquility Base Hotel & Csino
えぇーこんな感じでくんのかいなってゆう感じで、ええ意味で裏切られました。
アルバムを出すたびに変化してる。しかも個人的には良い方に常にベクトルが向いてるのではないかなと思う。
ロックバンドの一線を走りながらも、常に変化をし続けるのは見習うべき姿勢だなと思う。
KIRINJI / 愛をあるだけ、すべて
KIRINJIはいつでもロマンスを与えてくれます。
忘れかけてた、恥ずかしいような懐かしい
とても初々しい気持ちにさせてくれるかもしれない。
兄弟でいてた時代も好きですが今も良いですよね。
番外編で映画ベスト3
犬ヶ島/監督:ウェス・アンダーソン
かれこれウェスアンダーソンの作品は好きで、ようみてるんですが、今作は舞台が日本で犬が主役とゆうことで、無類の犬好き日本好きの私にとっては、ナンバーワン作品ですね。
レディープレイヤーワン/監督:スティーヴン・スピルバーグ
これはポップカルチャー好きならマストな作品でしょう。 アメコミから日本のアニメまで様々なキャラが登場するのを見る楽しさ!こんなところにこんなやつおるんかい!って何回見ても新たに気づくこともあるのも1つの楽しみです!
ヘレディタリー 継承 /監督:アリ・アスター
最近は洋ホラーの良作が多くて嬉しいです! ローズマリーの花嫁的な感じもありつつとても良かったですね。 常にびっくりさせにこず、焦らせてくるのもよかったですね。クライマックスの鬼気迫るシーンではエクソシストばりに印象に残るシーンでしたね。
(著:山田哲也/編集:玉田和平)
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thesankhwa-note · 7 years ago
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ライブ納め。年間ベストなど。
金子です。 12月19日、the sankhwaは寺田町Fireloopで年内最後のライブを終えました。 サンカは結成して3年が経ちましたが、毎年11月に自主企画をしていた(初年度のBroadcast satellitesは玉ちゃんの個人企画)ので、ゆるやかに師走を終えるというのが例年の流れでした。 ライブ納めとは言っても、現在アルバム制作中なので納めた感じはなく、ひと息つく間もなく続いている印象です。 気分が沈みがちな冬は体調崩しやすいので、まったりするより気を張ってる方が絶対に良い。かかってこいよと行った感じで気合い入れっぱなしで進みたいと思います。 気付いたら春だったわみたいな感じが理想。冬嫌いだから。
というわけで師走企画。 the sankhwaメンバーが選ぶ2018年ベストを発表。 ある程度纏めてましたが、次から次へと出てきて困りました。 取り敢えず一覧↓↓↓↓
Snail Mail / Lush Adrianne Lenkar / abysskiss Asi / Asi Aca Seca Trio / Trino butaji / 告白 cero / POLY LIFE MULTI SOUL Chancha Via Circuito / Bienaventuranza Conner Youngblood / Cheyenne Dirty Projectors / Lamp Lit Prose FATIMA / And Yet It’s All Love Goldmund / The Malady of Elegance Hater / Siesta Hugo Fattruso / Hugo Fattruso Y Barrio Opa Jean-Michel Blais / Dans ma main Jorja Smith / Lost & Found jose Luis Braga / Nossa Casa Kevin Krauter / Toss Up Khruangbin / Con Todo El Mundo Kurt Vile / Bottle It In Laura Lavieri / Desastre Solar Laura Veirs / The Lookout Leonardo Marques / Early Bird Mahmundi / Para Dias Ruins Mejiwahn / Luil O Fado Mountain Man / Magic Ship Richard Reed Parry / Quiet River of Dust Vol 1 Rose Droll / Your Dog ROTH BART BRON / HEX The Sea and Cake / Any Day Silva / Brasileiro Silvia Iriondo / Tierra Sin mal Stephen Steinbrink / Utopia Teased Superorganism / Superorganism TAMTAM / Modernluv Time Grove / More Than One Thing The 1975 / ネット上の人間関係についての簡単な調査 石橋英子 / The Dream My Bones Dream 七尾旅人 / Stray Dogs
この中で5枚選べと言われたら、
Snail Mail / Lush
アヴリル・ラヴィーン世代が鳴らすアップデートされた90'sオルタナティブサウンド。 曲はもちろんですが、声良し、コード感良し。来日公演も行きましたが良い意味で19歳ぽくなくて面白かった。 お前絶対仲良いから連れて来たやん!ってギターの男子がミスって怒られてる場面が特にグッときました。 Golden Dreamという曲が美し過ぎる。
Silvia Iriondo / Tierra Sin mal
近年食傷気味だったアルゼンチンネオフォルクローレ。この人は波長が合ったのかずっと聴いてます。ただのオシャレ音楽と聴き流すのは勿体ない。人々の生活��寄り添い四季の移ろいと共に末永く聴けるレコード。
jose Luis Braga / Nossa Casa
ブラジルはミナスの音楽家。MPBはTim Bernandesかこの人って感じでしたが、Timのリリースがギリギリ17年だったんでこっちを選択。 Sam AmidonやJose Gonzalez好きにはもちろんポストクラシカル好きにもオススメしたい。
石橋英子 / The Dream My Bones Dream
この人が紡ぎ出す異国感が大好き。毎回違って毎回素晴らしい。今作は記憶とか思い出に深く潜り込む旅のアルバムで、個人的にはDiego SchissiのTrenと対を成す作品。聴いていると沈黙が降りてきます。
The Sea and Cake / Any Day
あと一枚はTime Groveか迷ったけど、The Sea And Cakeが新作リリースしてくれた喜びでAny Dayを。 シカゴにいつか行きたい!!
映画は「君の名前で僕を呼んで」と「ヘレディタリー継承」が良かったです。 君の名前で〜は映画館出てからも涙を堪えるのに必死でしんどかったです。
来年もたくさん感動出来ますように。
それでは次のメンバーにバトンタッチします。
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