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ビルド&ルパパト夏映画感想
夏映画特有の忙しなさは感じたものの、全体として非常に満足なものだったと思います。体感時間としては非常に短い時間だったので、ちゃんとした感想になっているかは分からないものの、感想をまとめていこうと思います。
まずはルパパト、なにせ竹達ボイスがエロい。ゴーシュ可愛くないですか!?
あとノエル君の出番少なめでちょっと残念。最初はなんだか鬱陶しいキャラが出てきたものだと思ったけど、今となっては非常にいいキャラですよね彼。 ジャックポットストライカーには本編でも出て欲しいですね。ロボ3体並ぶ日が来るだろうか……。あと、ジャックは警察側使ったら先輩が分裂するのだろうか?
透真と咲也のやり取りって多くはないものの、はまると面白そうな二人ですよね。あと、ダブルヒロインには是非とも武器交換してほしかった……。
赤い二人は言わずもがなって感じなので端折るんですけど、柱に隠れている二人を撃つゴーシュとデストラのシーンはマフィア映画っぽくて好きです。
さてビルド。やっぱり忙しくって描ききれていない部分が多いと思うんですよ。うつみんがスクラッシュ二つ携えてヒゲポテトに会いに行ったのは何故なのか。エボルトの差し金なのか、個人的思惑なのか。というか、うつみん出番あそこしかないやんけ。悲しいぞよ。あと子供たちのクスって声が聞こえて全てを察した。
撮影に使われていた場所はほとんどに見覚えがあって、エグゼイド映画で病人がわんさかした場所だったり、ウィザードのハリケーンドラゴン初使用の場所(他にもいろいろ使われてる)であったりと、そういう見方でも十分に楽しめたかなって。
でもなんていうか、もうちょと時系列前倒しにして黒くなる前のロストボトルでもよかったんじゃないかなぁっていう気持ちはある。そしたらエボルトに3本入れるむりくりさが薄れたと思うし。
終盤ちょっと薄味だったロストボトル編を補完するエピソードとしては非常に素晴らしいものだったと思うし、戦兎と葛城の対比がやっぱり物語としてよい演出だったと思う。
ギャグパートというか、ネタもきちんと入れつついい感じだったのかな。ビルドの追いかけられるシーンは若干くどかった気がするけど。
ジオウにも触れておこうかな。魔王は自称じゃないんだね。あと思ってた以上にフランクな対応で驚いた。偏屈な人を想像してた……けど、ライダーの見た目的に偏屈はないか。 冬映画は忙しくても見に行くので非常に楽しみです。平成ライダーからどれだけ人を呼べるのだろうか。いい加減に佐藤健を呼んでくれって感じもしつつ、ここ数年のライダーは皆忙しいから、不安は拭えないよね。
もう一度劇場に行くかと言われれば否だけど、DVDになったらのんびり見たいですね。以上!
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法の女王~Queen of the law~
響歴1432年。七大国家により世界の陸地は八割近く統治されていた。その列強の中に一カ国だけ、七大国家にありながら首都を大陸に持たない島国があった。その名はランタニア王国。双翼の獅子を模った紋章を掲げ、鋼鉄の騎士団と高威力の火砲に支えられた強靭な軍隊を率いる国家元首は……可憐なる乙女であった。
ランタニア王国首都アウレアに位置する王城の中央棟最上部。城の主であるソフィこと女王ソフィーリス・マリーベル=ランタニアは午前の執務に取りかからんとすべく身支度をメイドたちにさせていた。イエローダイヤのごとく澄んだ金色の髪をまっすぐに伸ばし、陶磁器のごとく美しい肌、纏うは真紅に染められた正絹のドレス。金糸の刺繍とともに艶めかしく朝日に煌めく真紅のそれだが、随所に散りばめられた純白のフリルが主同様の可愛らしさを引き出す。コルセットを締め上げ、その豊かな胸元を飾るのは金とルビーのペンダント。
「今日も姫様は美しいですわぁ。あぁ、私だけの女王さま……。踏まれたい」
「今日も始まったわ。メイド長の病気が」
ソフィ専属のメイドだけで城内に20名を超す。彼女らを率いるメイド長がソニア・ファイン。ソフィが生まれてからずっと側にいて、溺愛し続けている女性だ。変態的振る舞いが目立つ一方で、彼女の嗜好、趣向を最も理解しておりソフィも彼女を信頼し寵愛している。
「ほらソニア、手が止まってるわよ。時間が惜しいから早くしなさい。ほら、靴を持て」
「かしこまりました」
ランタニアは女王が統治する国家であり、数代前の女王は服飾に非常に注力した。豪奢なドレスは王侯貴族の憧れであり、国の頂点に立つ女王は常に美しさを求められる。そして美は足下から表れる。ソニアは鹿革をなめした靴をソフィの白くなだらかな���へ履かせる。やや薄い素材ではあるが、至る所に羊毛の絨毯が敷かれた城内では差し支えない。
「さぁ、行くわよ」
昨今の流行である長い長いドレスの裾をメイド達に持たせ、堂々とした足取りで私室を後にするソフィ。その頭上に頂く白金のティアラにも美しい紅玉が嵌められていた。赤という色はランタニアを象徴する色であると以前に、歴代女王の瞳でもあった。金髪紅瞳の女性が小さな村で鉱脈を発見し、繁栄をもたらす。この国に伝わる口承文学であり、古代ランタニア語で黄金を意味するアウレアの地を治める女王を崇めるものでもある。
「「「おはようございます。女王陛下」」」
執務室には数多くの政務官がおり、ソフィが自らの席へ座るまで頭を上げることはない。
「面を上げよ。しかと、職務に励め」
「「「ははぁ!!」」」
役人たちにそう告げるソフィ。しかし、彼女にも当然ながら職務がある。ランタニアという国は君主制であり、臣民たちは女王によって権能を授かる身でしかない。そのため、女王は三権および軍隊の長であり、日々膨大な量の書類に追われる。当然、官吏たちも目を通しているが、最終的な決裁は女王のみが持つ双翼の獅子が掘られた印によってのみ行われる。
ソフィーリス・マリーベル=ランタニアは未だ齢15であり、人間の寿命が50年前後であるこの世界であっても、非常に年若い国家元首である。しかしながらソフィは非常に才気溢れる少女だった。
ソフィは二年前、先王であるマリーベルの崩御にあたり王座に就いた。当時のランタニアは海峡を挟んだ隣国、スペラティーニャ帝国との戦争中であった。長引く戦争と女王の崩御、国内はかなり疲弊していた。しかしソフィが王座に就いて以来、上級将官の刷新や海戦での勝利、果てはスペラティーニャでの内紛も重なり、戦争は辛くも勝利に終わった。生まれながらにして次代の女王として嘱望されていたソフィは、その才華を瞬く間に開花させると同時に、それを国内外に知らしめるかたちとなった。
終戦の翌年、響歴1431年にランタニアとスペラティーニャ双方に縁ある国にて講和条約は結ばれ、戦勝の証としてランタニアは帝国の植民地である南部大陸のアータルシャ地方、ランタニア風に読めばハルタルシア地方を割譲された。彼の地は王国、帝国双方から見ても遠く、辛勝である以上致し方ないが僻地をなすりつけられ��形になる。
だからといって、放棄するわけにも行かず本国としては植民地へ軍を駐留させねばならない。そのための方策も���に動き出している。そんな矢先のことだった。主務大臣の補佐官が慌てた様子で執務室に駆け込んできた。
「何事か、女王陛下の御前であるぞ」
老執事然とした痩躯の男性、ランタニアの行政府副長たる筆頭大臣ガリウスだ。彼の諫言に年若い大臣補佐官は居住まいを正し、片膝をついて報告を読み上げた。
「現在、王城の正門前広場に軍の人間が集まって喚き散らしております。所属はおそらく第二師団第四旅団の歩兵大隊……ハルタルシアに派遣する部隊と思われます」
「え、なんで!?」
「……陛下」
気を抜くと年若い少女の一面が垣間見えてしまうソフィを窘めるガリウス。ソフィもまた、居住まいを正して何故かと問う。
「畏れ多くも申し上げまするに、彼らはハルタルシアへの派遣を拒んでいる様子。戦争に勝ったのにこれではまるで流刑ではないか、本国における居住の自由を侵害する命令だとのたまっております」
「面倒なことを……」
「……ふぅむ」
報告を受けガリウスは渋面を浮かべ、ソフィはその柳眉を下げる。
「第四旅団の歩兵隊は此度の戦争で徴兵した農民や漁師が多いのではないか? 特に南部の。一度は上陸を許し戦地となったベイリルグ地方の復興はおそらく国家事業の域じゃ。よもや民草だけで復興など……為そうとしているのか?」
「無知蒙昧な小官が愚考するに、おそらくそうかと。確かにベイリルグは今や焼け野原です。しかし、彼らは故郷を離れられないのでしょう。この国を愛しているが故に」
「わらわもこの国と、民を愛しておる。なればこそ、命令を撤回するのも吝かではない……と、言ってやりたいものじゃが、そうもいかぬ。まずは第四旅団長の……いや、おそらく門前にいるであろう大隊長に通達した方がよいか。かの地方をかつて統治した一族の系譜であるベイリルグ中佐へ、まずはこちらの指示命令に不服があるならば、司法省を通して申し立てよと」
政務官の一人が文言を羊皮紙に記しソフィが押印して、ガリウスから大臣補佐官に手渡される。
「ウィリアム・ベイリルグ中佐へお渡しして参ります」
彼が一礼して玉座の間を去ると、続けてソフィは政務官の一人へ陸軍大臣にはせ参じるよう記した文書を書かせ、陸軍省へ向かわせた。
「陛下、陸軍大臣には何をおっしゃるつもりで?」
「いや、今回のハルタルシアに派遣する部隊を選定した具体的な訳を聞かねばならぬと思ってな」
ランタニアの軍は陸軍と海軍があり、今回騒ぎを起こした部隊は陸軍の所管である。現在の陸軍大臣は戦後、首をす��替えたばかりの穏健派の男であり、よもやベイリルグ地方の利権に絡むための人事とは、ソフィには思えなかった。
「ベイリルグ地方選出の議員は確か、ウィリアムの兄であるジャスティン・ウィリアム子爵であったな。自分の領地から弟を追い出したい……いや、既に軍属の弟を今更どうこう出来まい」
ランタニア王国はかつてこそ封建制であったが、100年以上前から議院制に移行している。が、旧領主がそのまま議員として選出されることが多く、実態は未だに領主が存在していると言っても過言ではない。国庫へ納める税の代理徴税権を持っている他、憲法に触れない範囲内である程度の規律を制定することも出来る。
「バルゼミラン陸軍大臣、到着されました」
中央省庁はアウレアにまとめて置かれている。これは女王の招集にいち早く応じるためでもある。齢47にして総白髪のバルゼミランは陸軍の出身ではあるが、兵士ではなく国内治安を担当する公安畑の出身である。戦争が終わり国内の治安を戦前の水準以上へ持ち直すための司令塔である。
「ヨハネス・バルゼミラン。陛下の命に馳せ参じた次第であります。して、いかなる用にございましょうか。小生に遂行可能であらば粉骨砕身の覚悟で――」
「堅苦しいやり取りは抜きじゃ。バルゼミランよ、卿は正門前広場の現状を知っておるか?」
「はっ。主務省の者から聞いております。ベイリルグの隊が植民地への派遣を拒んでいると」
「その件じゃ。第二師団第四旅団の歩兵大隊にハルタルシア行きを命じたのは何故じゃ?」
バルゼミランは傅いた姿勢のまま問に答える。
「歩兵隊には此度の戦争で徴発した農民、漁業民が多くおります。しかし、南部以外の多くの地は戦火を免れ、再び農作が可能であります。しかし、南部はベイリルグを始めかなり疲弊しております。農地再生にかかる時間は長大であり、さすれば新天地へ移り農業、漁業へ従事してもらうことこそが、彼の地を守れなかった我々に出来る最大の償いと判断した次第であります」
「純然たる善意と申すか? ジャスティン・ウィリアム子爵やその他南部の貴族との談合は一切ないのだな?」
「滅相もございません。陛下に誓って、そのようなことはございません」
「うむ。分かった。最後にもう一点、それを通達したのはいつじゃ?」
「第二師団へ通達したのは7の月だったかと」
今は9の月。師団から大隊へ通達が下るまでどれほどの時間がかかるかソフィには分からぬが、行政府として陸軍省が通達を怠ったとは言えまい。
「あい分かった。下がって良いぞ」
「はっ、失礼します」
陸軍大臣が部屋を後にすると、ソフィも立ち上がる。
「陛下、どこへ?」
「私室じゃ。いくつか判例を見ねばならぬからな」
ソフィとしては軍令が正当なものである以上、ハルタルシア派遣を推し進めたい気持ちもある一方で、当該部隊の隊員の故郷を想う気持ちも無碍には出来ないとも思っていた。また、先ほどベイリルグ中佐には司法省へ訴えるよう通達を出している。こうなれば裁判沙汰になるのは必然だ。ランタニアは君主制であるが、臣民に保障する権利や統治��構についてまとめた憲法典が存在する。その中には仕事を選ぶ権利や、結婚をする権利、そして今回一部の兵士が問題視した、自由に住む場所を選ぶ権利も保障されている。そして、臣民は己の信念に基づき司法に申し立てをする権利というのも存在する。しかしそれ以上のことは規定されていないのだ。裁判の存在は明文化されているが、それをどのように行い、どのように結審するかは全て女王の権能となっている。
「あら陛下、お早いお戻りで」
「あぁ戻った。してソニア、私のベッドでなにしてんの!」
「いえ、綺麗に皺の伸びたシーツを見たらつい……うふふ」
「また伸ばしておきなさいよ」
主人のベッドでうつ伏せになるソニアを特に咎めることなく、自室の本棚から役人が申し立てた行政不服審査に関する判例の載った紙面を取り出す。まだ製本技術の無い頃の判例だ。本国内ではあるが主務省のある出先機関から別の出先機関へ異動となった官吏が実質的な左遷だと不服申し立てをした案件だ。
「この件では……そうね、役所側の通達怠慢によって処分は取り消されたのよね」
「お疲れでしたら胸をお揉みしましょうか?」
「せめて肩を揉まないか変態メイド」
「ハァ……ハァ……」
「息を荒げるな」
「申し訳ありません。お茶をお持ちしましょうか?」
「いや、後で頼むわ。そうね、次に執務室へ戻る時に同行しなさい」
「かしこまりました」
ソニアと軽口を交えながらも、続いてソフィは別の書面を取り出す。居住の自由に関する判例が記されているものだ。
「国内の人間に対する居住の自由に関するなかなか判例はないのか……」
その後、何枚かの書面を見ても全て渡航してきた外国人に対しての判決であった。
「あら、これは……」
かなり古い資料であったが、ようやく居住の自由に関する裁判例が見付かった。かつて砦を建設するために民間人から土地の徴発を行った際に起きた裁判であった。訴えられる側と判決を下す側が同じである以上、致し方ないのだが訴えは棄却された。この時の文言が、今回にも通用するものであるとソフィは判断した。
「ソニア、行くわよ」
「はい。どこまでもお供します」
「ふっ、すぐそこよ」
ソニアに裾を持たせ、再び執務室へ赴くソフィ。着いて早々、役人の一人に司法大臣を呼ぶよう命じた。また席に着くと、ソニアに茶を用意させた。茶はランタニアが古くから統治する北部大陸の中央に位置するリンディアの名産品だ。未成年のうちに女王となったソフィにとって、茶は最近飲み始めたワインとは比べるまでもない好物であった。芸術の国と呼ばれる北部大陸��西に位置するスイラント王国で生産された白磁の茶器で飲むのがソフィのお気に入りである。ソーサーにカップを置くと、扉の外から役人の声が響く。
「ミランダ大臣、到着なさいました」
「通しなさい」
ソフィが応じると扉が開き、現われたのは妙齢の美女――司法大臣のミランダだ。傅く彼女に、すぐ側まで寄るよう命じ、執務机を挟んでミランダが座る。ソニアに茶を注がせ、促しながらソフィはことの顛末を語る。
「なるほど、子細かしこまりました。して、陛下のお考えは」
「響歴1402年の役人の不服申し立て案件、また749年の砦建造に際して民間人を移動させた案件の判例を綜合して鑑みるに、此度の件は『本件命令に行政側の怠慢といった落ち度はなく、また将来の国益を鑑み相当のものであり、裁量権の逸脱には当たらず合憲』といったところだろう。軍部の考えも彼らを思ってのことだ。理解してもらうより他あるまい。ウィリアム卿に伝えてくれるな?」
「かしこまりました」
「苦労をかける」
「滅相もございません」
ミランダはソフィにとって師のような人物だ。司法省というのは裁判制度の確立していない、罪と罰を女王の専断によって定めるこの国にそぐわないように思われるが、司法省には歴代の女王が下した莫大な数の判例が残されている。かつ、憲法を最も深く理解する者が集う役所だ。国の指針を決める頭脳派が揃っている。幼い頃からソフィはミランダを家庭教師として重宝していた。現在の利益と将来もたらされる利益、それらをすぐさま比較衡量し決断する。それはソフィの天性の才であった。それを見抜き、磨いたのがミランダだ。
「彼らのためにもベイリルグ地方を始め国内の復興は急務ね。一部貴族から私財を徴発する勅命を出すこともやむなしじゃ。国庫もそう潤沢じゃない故な。権力の勢力図はどうじゃ? ここにいるだけでは見えて来ぬものが多くてな」
「はっ、それに関しましては――――」
時は流れて響歴1702年。ランタニア領ハルタルシアは独立の日を迎えた。南部大陸初の民主主義国家として新たな国家、ハルティス共和国の門出だ。その日、首相となった男はこう語った。
「我らが祖国ハルティスは母たるランタニアから親離れする。今から300年近く昔、列強から見れば僻地とも言えるこの地を、ランタニアから派遣された者たちは耕し、原住民に農業を漁業を教え、また文字の教育も施した。大戦も経験したが、彼らは決してこの地を見放さなかった。我らに独立の礎を授けてくれたかの国に敬意を表し、国際協調の世を共に築こうぞ!」
初代総督となったウィリアム・ベイリルグはその手腕を存分に振るい、ハルタルシア繁栄の祖となった。彼は帝国による中途半端な支配を���し、合議制を以て意志決定を下すことを是とした。晩年彼は原住民の女性との間にもうけた子供に家督を譲り、一度だけ復興した生家へ戻った。その際、伯爵位を叙すという通達があったが、彼は「彼の地を伯爵領とするつもりはない」と辞退した。彼の人間性が分かるエピソードとして、語り継がれることとなる。
後の歴史学者によって『法の女王』の異名を授かることとなるソフィ―リス・マリーベル=ランタニア。今はまだ、彼女の長い30年の及ぶ治世の始まりにすぎない。
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リズと青い鳥 感想
総評:90分があっという間過ぎて何とも言えない。
流石にそれじゃおいおいって感じなので一応細かい感想をば。
私の状態としては、1期2期を放送当時に一周見た程度。今回で10回目だという友達と一緒に見てきたので、少し解説をしてもらいました。
文体ぶれぶれだし、とりとめも無いし、まともな考察もありませんが、それでもお付き合いくださるならどうぞよろしくお願いします。
絵本パートについて
本田望結の演技が巧拙はともかく雰囲気に非常にマッチしてて、ジブリっぽさがあった。あれ単体でも十分に考えさせられる部分があって非常に良かったのです。
演奏パートについて
ユーフォシリーズの映画は総集編1本目以来なのですが、劇場音響で聴く演奏パートはたまりませんねぇ。これを読んでくれる人は知っての通り、私の作品にはフルート吹きの女の子が登場するものもあるじゃないですか。一時、フルートの演奏を聴きまくってたんですけど、やっぱ綺麗ですよね。
作画について
石原監督の方、キャラデザだと池田さんとか門脇さんあたりかな? そっち側のデザインの方が見慣れてるし個人的には好みなんですけど、西屋さんのキャラデザだと柔らかくて自然で、物語の雰囲気にはまぁベストマッチですよね。みぞれの表情も自然に描かれてて引き込まれる。ただ、なかよし川の二人がしっくりこんくてしょんぼり。二年生メンバーの絵柄はわりとどっちも好き。
のぞみぞについて
ぶっちゃけ、物語の中心線である彼女らの感情が難しい。希美の言動はほんとアニメシリーズの頃からやっぱり分かんない。原作読もうかな��。
みぞれにこの曲好き? って聞かれて「好きだよ。だって……」って結局最後まで何でか分からないし。みぞれに対しての振る舞いがラブコメの鈍感主人公チックな部分がある一方で、アニメ本編の頃より主人公っぽさを感じなかったんだよね。アニメ希美ははつらつとしてキリッとした犬っぽくて、みぞれは凜として一人でいる猫っぽかったんだけど、映画だと、飄々とした猫希美と彼女について回る犬みぞれなんだよね。
リズとしてのみぞれと、青い鳥としての希美で序盤が進んでいくとして、希美は青い鳥はまたリズのところに帰ればいいみたいなことを言っていたあたり、アニメ2期の雰囲気を感じるかな。きっと希美にとってみぞれは帰る場所。でもリズであるみぞれはどこにも行かず留まっている。そんな感じがした。
その一方で、リズ、青い鳥、その双方がみぞれにあるって友達の話を聞いてすごく納得する面もあったし、留まりたい気持ちとどこかへ行きたい気持ちが併存するのは共感できる。加えて、みぞれにはオーボエの才能が青い鳥として存在し、先生とのやり取りが非常に重要になってる感が強かった。
ゆで卵やふぐのくだり
友達の解説をきいて非常に納得した部分。フルートパートの一年生がつぼみちゃんの服を着れなかったとか、剣崎ちゃんがゆで卵取り出してそのまま食べても美味しいですよっていう辺りが、そのままの自分でいいっていう表現だと聞いて、もうどうにもそれが一番難しいじゃんとか思いつつなるほどなって思った。関係ないけど、女子高生がおもむろにたまごを出すのはなんだかあれですよね。
ていうか剣崎ちゃんめっちゃ良い子やん。普通、「あの先輩、なんだか感じ悪いよねぇ」みたいな感じになってもおかしくないじゃんね。
……とりとめのなさがピークってる。
時間の取り方
解説を聞いて絵本パートが終わってすぐ現実パート冒頭はこの時期。で、みぞれが文庫本のリズを一ヶ月延滞するシーンでえ! ってなる。し、プールの丸っと飛ばされてん!? ってなった。BGMだけのシーンで、ダブルリードの会に参加するそぶりを見せたものの、そのシーンもなく。
「きみの声をとどけたい」を見て全てのシーンを描けばいいってものじゃないことは重々承知だけど、まぁ大胆にカットしてきたなぁとは思った。めまぐるしいとか、あっという間だと思ったのはこの辺りが理由なのかな。
雑感+α
早々に見ていたら財布が滅亡するレベルで見に行っていたと思うので、私には一回で十分です。合間合間に高密度のなかよし川とれいくみがあって満足です。
作品を通して、のぞみぞのお互いの自立を描いていると判断したので、私としてはいいエンディングだと思ってます。取り敢えず以上。また書き足すかも知れないけど���。
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2018夏アニメ視聴予定
五十音順です。
あそびあそばせ
百合っぽい雰囲気がする。岸誠二監督だけど日常物だと信じてる。流石に大丈夫だろう。
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術
原作者むらさきゆきや先生が好きなので見ます。
音楽少女
かつてアニメミライでやったショートアニメの頃から雰囲気が好きなのですが、キャラデザが大きく変わったのでやや不安。百合みに期待
七星のスバル
キャスト未発表ですが原作者もイラストレーターさんも中堅どこなのできっと外れでは無いはず。
少女☆歌劇 レヴュースタァライト
個人的にかなり期待度の高い作品。
邪神ちゃんドロップキック
フォロワーさんのどなたかが話題に上げていた気がする。百合なのかな。
すのはら荘の管理人さん
総監督大沼心にシリーズ構成志茂文彦とか、日常物なら絶対外さないのが目に見えてる感あるじゃないですかもう。
ハッピーシュガーライフ
もう言うまでもないでしょうって感じ。
はねバド
絵柄の爽やかさとほのかな百合みを期待して。ただ、姉がぼそっと「シャトルが顔面にぶつかって人死にが出る漫画ってこれじゃなかったっけ?」とか言ってたので、そういう意味でも期待。
はるかなレシーブ
かな恵ちゃんがいるってだけで見ますけど。きらら枠ですね。
百錬の覇王と聖約の戦乙女
ラノベ原作アニメは一応チェック。HJとしては3作品目のアニメ化ですかね。おそらく。
ゆらぎ荘の幽奈さん
なにかと話題になってたので。ニセコイを最後まで見られなかったのである意味ではリベンジ。これは流石に実写化しないでしょうよ。
12作品ですね。そう多くはないし夏休みもありますが、その夏休みが忙しいのでちょっと不安な本数。最後まで見るのはせいぜい半分ってところですかね。
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まだまだお試し
タイトル等の出だし一文字目が仮名入力が出来ないのもよく分からないし、Twitterとの提携がどのようになっているのかもまだ分からない。そして文字上限も分からない。他の人みたいに綺麗な感じに使いたいんだけどね。
なるほど合間合間に差し込めるものがあるというのはなかなかいいのかもしれない。使いこなせたら楽しいだろうなぁ。アレな話で恐縮ですが、イラストを上げている方にはTwitterには修正ありを、こちらにはなしで上げている方もいらっしゃるでしょうに。むふふな話ですよね。ほんと。
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先日開催されましたGirlsLoveFestival21にて先行発表致しました、百合アンソロジーInnocenceーイノセンスーVol.2の参加者を正式発表致します!
同時にVol.2に関する支援者様向け特典の情報も公開致しますので、最後までお付き合いくださいませ……!
イノセンスVol.2 参加者一覧
【小説】
五月雨葉月(Samidare_Hazuki )
百合宮伯爵(yurihakushaku )
斉藤なめたけ(saitonametake )
月庭一花(alice_whitelily )
しっちぃ(_sittie_ )
一零七(79c0wNTqXF9odGA )
SV-51( http://mypage.syosetu.com/252637/ )
南條樹( http://mypage.syosetu.com/412061/ )
坂津眞矢子(sakathumayako )
魚を食べる犬(dog_eat_fish )
ベニカ(hiyokokuru )
阪淳志(shitsuanba )
登美司つかさ(tomitsukasa )
らんシェ(yuzuna_sousaku )
雪原灯(minor_akari )
壊れ始めたラジオ(kowareradiota )
五月雨無夢(EgebubakaMUYU )
五月あやめ(rapurasu_ )
緑茶わいん( http://mypage.syosetu.com/601148/ )
刹那玻璃(z7WaUinaq0UVWZq )
【まんが、イラスト】
あるてぃめっと☆るいるい(Ul_Rui_Rui )
ユクリア(yuria10359 )
SheepD(sheepD_ )
ひな田(matu_hinata )
姫宮煌輝(himemiyakoki)
藤宮紅尾(beniolizzy )
順不同/合計26名
今回よりまんが・イラストも加わり、豪華な誌面になること間違い無し!
イノセンスVol.2は2017年12月末、コミックマーケット93および委託先書店様より発行予定です!!
続いてEnty並びにファンティアで制作支援をしていただいている皆様へのお知らせです。
まだご検討中の方も是非お読み下さい!
イノセンスVol.2では、表紙イラストのラフ・線画限定公開は既に終了してしまっているため、Vol.2掲載予定の作品をサンプルとして限定公開することに致しました!!
今週から12月にかけて、2週に一作品をサンプル向けに編集の上公開致します!
トップバッターとなる作品の公開は10/14(土曜日)を予定して準備を進めておりますのでお楽しみに!!
また、しばらくおまたせしておりましたPDF版公開ですが、DLページの準備が完了致しましたので10/14(土曜日)に期限付きで公開致します!
Vol.2もどうぞご期待下さいませ……!!
以上、お知らせでした。
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つかさ「つまりこれは小説を書ける?」
かなえ「まだよく分からないや。字数制限もどうなっているのやら。他の人みたいに使いこなせるまで時間はかかりそう」
つかさ「まぁ、気長に使っていこうよ」
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