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TBS 報道特集を観てくださり、TBSや日本サハリン協会や僕のほうに「私は樺太生まれです、ぜひ あなたにお会いして、話を聞いてもらいたい」といった問い合わせを頂戴しております おじいちゃま、おばあちゃま、そして、自分の両親や近親者が樺太生まれ��引揚者であるとの思いのこもったメッセージをお送りくださっております皆さま、心より ありがとうございます。放送後におおくの皆さまが声を寄せてくださったという事実を前に、かつて彼の地に40万人もの日本人が暮らしていたという歴史に実感がともなったと同時に、その戦争の記憶を受け取るのに、今がいよいよその最後の最後の時期にあたるのだということを思わずにはいられませんでした。その記憶を受け取るか、否か、それは僕たちひとりひとりの自由意思でよいのだと思います。僕は、どうしても、この命で、それらを受け取りたかった、どうしても 受け取る必要があったのです。ぜひ、また、何か新しき良き機会をつくって、ご連絡を頂戴しております皆さまに、お目にかかることができればと心から願っております。ご家族の皆さま、おじいちゃま、おばあちゃまに、どうぞ どうぞ よろしくお伝えください。
近いうちに、ぜひ、お会いいたしましょう。9月17日に、築地本願寺「へいわフォーラム」にて、今回のサハリンの旅についての講演をいたします。もしも お身体が大丈夫でしたら、ぜひ いらしてください。お目にかかることができましたら、とても嬉しく光栄に思います。
皆さまの日々が、お元気で、幸せなものであることを、心から 願っております。
小木戸 利光 拝
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TBS 報道特集 ドキュメンタリー 8月18日土曜日17:30〜 放送予定
TBS 報道特集さんが、ドキュメンタリーとして、戦争体験者の記憶の伝承を目的とした「戦後世代の語り部育成事業」に取り組んでいる私の活動に密着してくださいました。昨年秋から俳優の仕事の現場も含めた様々な場で取材を受けてきました。
今春、ロシア連邦サハリン州へ渡航し、戦後サハリンに残留を余儀なくされた「残留日本人」と呼ばれている皆さまにお会いしてきました。その旅の一部始終も、TBSのクルーが撮影しています。日本統治時代の樺太(サハリン)では、1945年8月15日以降に戦闘が激化し、多くの多くの犠牲者を出しています。無数の人々の取り返しのつかない家族の離散は、この時に起こりました。沖縄、そして、この樺太でも、地上戦が行われていたのです。会話の中で日本語・朝鮮語・ロシア語が同時に混ざって出てくるおばあちゃん。少数民族・ウィルタ族の名前、日本の名前、ロシアの名前という3つの名前を持つ、終戦直後に生まれた女性。母親はついに亡くなるその日まで頑なに自分の父親の存在を明かさなかったと話してくれた女性。親戚や兄弟がシベリア抑留に遭った女性。日本へ永住帰国をした女性。ロシア国籍を取得し、家族とともにサハリンで生きて行くことを選択してきた女性。数十年の時を経て、肉親の安否・所在が判明し、顔も分からぬ家族との再会を果たした女性。女性、女性、女性。戦中の樺太(サハリン)では、1945年8月の時点で、日本人男性のほとんどは戦地に送られていておらず、樺太に残り暮らしていた人の多くは、その家族である女性と子どもたち、そして、朝鮮半島から樺太へ渡り労働に従事していた朝鮮人の方々でした。僕がお会いした残留日本人の皆さまの育てのお父さんは、朝鮮半島にルーツを持つ方々です。
サハリンでの聞き取りの旅。そこでは、戦中戦後の悲劇だけでなく、それらの大きな受難を経て徐々に形づくられてきた多文化・多言語・多民族国家・ロシア連邦サハリン州に暮らす皆さまの人生とその在り方の豊かな側面が多く浮かび上がってきています。人種・民族の多様性とそれらの共生について、分断が拡大する世界に、サハリンが重要な手掛かりを与えてくれています。
TBS 報道特集のドキュメンタリーは、8月18日土曜日17:30〜 放送予定です !
#TPCR #SDGS #報道特集 #NORRONA #小木戸利光 #toshimitsukokido
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築地本願寺で開催される「へいわフォーラム2018」にて、今年の登壇者としまして、講演をさせていただきます。
「へいわフォーラム」は、毎年9月18日の全戦没者追悼法要に合わせて、その前日の9月17日に開催されているものです。
「声なき声に耳を澄ます ~Listen to silent voices」と題して、僕が主宰するTheatre for Peace and Conflict Resolution (TPCR)の取り組みについてお話させていただきます。とりわけ、今春に実施したロシア連邦サハリン州での残留日本人の皆さまへの聞き取りの旅について、音声記録や写真資料などをもとに、その模様をお伝えします。
また、大学などの教育機関や地域社会において推進している"Theatre for Peace and Conflict Resolution"というボディーワークや演劇的手法を用いたワークショップの取り組みについても、お話させていただく予定です !
「へいわフォーラム2018」の詳細は、こちらです → http://tsukijihongwanji.jp/tokyo-kyoumusho/news/heiwa2018/
小・中・高等学校・大学の先生方へ
「へいわフォーラム」は、クラスやゼミ単位でのお席の予約が可能です。ぜひ、生徒・学生の皆さんとともに、お越しください。入場無料です ⚪︎
#へいわフォーラム #SDGs #TPCR
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Theatre for Peace and Conflict Resolution シアターワーク 秋の一般講座を開催します!「本来の自分に出会う場所」をテーマとした、全4回連続のワークショップです。WSの内容などの詳細につきまして、以下の投稿にアップしました。受講者の皆さまの感想なども一部掲載されています。
先日無事に「Temple Session ~Theatre for Easing Mind and Soul」が終了しました。ご参加いただきました皆さま、心よりありがとうございました。皆さまが、心と身体を通して、表現をするということを通して、ご自身の存在をときあかし、ほどいていかれる姿に、つよく心を打たれました。最終日は、終わりではなく、この旅は、そのままに続いていくのだと感じさせていただけた、光明寺での夜でした。
一般講座では、今後セッションを継続開催し、初めての方も、2回目以降の方も、どなたにでも開かれたものとして進めていきます。また、セッションにおける変容のプロセスを大切に扱いながら、近い将来、ご希望の受講者の皆さまとともに一つの表現作品の創作に取り組みたいと思っています。詩作、演劇、踊り、音楽、絵画など、多様な形で、皆さまおひとりおひとりのなかにそれぞれに尊くユニークな可能性が溢れており、それらが今にも溢れ出てきそうなことを、セッションを通して実感しております。
Theatre for Peace and Conflict Resolution のシアターワークは、来学期以降〜国内外の多くの大学などの教育機関で授業を行う機会に恵まれています。教育現場においては、その大半が座学で構成されているカリキュラムのなかに、シアターワークとしての行学(practice=心身の動きを伴った実践)が融合していくことを目指しています。
シアターワークとともに、どこかで 皆さまにお会いできますことを、心から楽しみにしております。
Theatre for Peace and Conflict Resolution 代表 小木戸 利光
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9月9日スタート シアターワークショップ(全4回)お申し込みフォーム
→ https://ws.formzu.net/fgen/S22156915/
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2018年8月9日 上映会+トーク「ナガサキを思いながら」
8月9日 長崎の原爆の日に、NHKの2本のドキュメンタリー&ドラマの上映会を行います。長崎の被爆2世の少女とその家族を写真家・東松照明さんが記録し続けた様を映像詩でつづるNHK「静かに時は流れて 〜長崎の少女と写真家の歳月〜」、そして、私が被爆2世の主人公を演じたNHK「あんとき、」の上映です。皆さまとともに静かな時をすごしながら、語り合える夜になりましたら、なによりです。中目黒のブックカフェにて、どなたでもご参加いただけます、どうぞ いらしてください ⚪︎
以下、主催のNHK・西川啓ディレクターからのメッセージです。 ------ 『ナガサキを思いながら』ドラマ&ドキュメンタリー上映会+トーク 2018年8月9日(木) 午後6:00〜9:00 @中目黒ブックカフェ アンダー・ザ・マット
8月9日は何の日か知っていますか?73年前の1945年8月9日、アメリカ軍が長崎に原爆を投下した日です。巨大な力が人々のそれぞれの人生を破壊し、何十年たっても放射能の影響が残り続けました。 原爆投下後に生まれた長崎の「被爆二世」を主人公にした二本のドラマとドキュメンタリー���あります。たまたまその主演俳優とディレクターが中目黒のブックカフェで出会ったことから、この夏、ささやかな上映会をやろうという試みが始まりました。
①ドキュメンタリードラマ「あんとき、」 夢破れ長崎に戻った若者トシ。出会ったのは亡き父のメッセージ。1945年8月9日 午前11時2分。「あんとき」の記憶。 主演 小木戸利光 【75分 NHK総合テレビにて2017年8月9日放送】 www.nhk.or.jp/docudocu/program/92919/2919602/index.html
②ドキュメンタリー「静かに時は流れて〜長崎の少女と写真家の歳月」 原爆投下後に生まれた少女「しづか」は放射能の影響と思われる病気で左目を失った。 世界的な写真家東松照明が、7歳の時から40年近く少女の成長を写真に撮り続けた。傷ついてなお、そこにいきづくものは何か・・・「しづか」に流れる時を16ミリフィルム撮影で映しとる。 ディレクター 西川啓 【50分 NHK総合テレビにて1999年8月8日放送】 https://www.nhk.or.jp/peace/library/program/19990808.html
③俳優 小木戸利光 + ディレクター 西川啓 トークセッション(50分) たまたまこの夏、小木戸と西川は出会い、小木戸が行う演劇を用いながら心を見つめるワークショップを西川が受講しました。 原爆投下は遠い他人事のように思えるかもしれません。映像の中の若者や少女をじぶんごととしてみられないかもしれません。 でも、誰のまわりにも今そこに様々な矛盾や問題があるはずです。大きな力に、小さな声はかき消されてしまうかもしれない。私たちは無力感に打ちひしがれてしまうかもしれない。 何もできなくて、いい。でもそこから小さな何かが始められるかもしれない。・・・小木戸と交流しながら、西川はそう思いました。 そんな思いを会場の方々とご一緒に語り合いたいです。
2018年8月9日(木) 午後6:00〜9:00ごろ(開場5:30) @中目黒ブックカフェ アンダー・ザ・マット (中目黒駅から徒歩10分ほどのビルの2階) http://www.underthemat.jp/
個人的なイベントですので、映像上映については無料ですが、 場所代として800円、別にワンドリンク(コーヒー・ビールなど)400円注文をお願いします。
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関西大学と堺市との地域連帯事業「教養としてのからだ、生き方としての健康」(全6回連続講座)に、講師として参加します。僕は、シアターワークをもとにした講義とワークショップを行います。あらためて、丁寧に自身の心を見つめながら、表現をするという行いを通じて、自身の心身と結びついてゆくというワークです。
講師は、小室弘毅さん(関西大学人間健康学部准教授)、Masayo Benoistさん(5Rhythms®ティーチャー)、藤田一照さん(曹洞宗僧侶、磨塼寺住職)、稲川依子さん(鍼灸師、「からもも」主宰)、そして、小木戸利光です。
講義と実践とともに、自らの身体と出会ってゆく旅。僕も他の先生方の講座をすべて受けてみたいです !
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加藤登紀子さんとご一緒できるたびに、たくさんの物語を受けとります、歴史が語り継がれていくように。
— 時を超えても、場所が変わっても、故郷と同じ暖かさで体を包む歌・・・ 激しい悲しみの中でも、熱い思いを奮い立たせる歌・・・ 不条理な運命にさらされる人々を、ある時ひとつに結び合わせる歌・・・ 歌には必ず歴史があります。 その歌を生み出した人の・・・ その歌を求め育てた人たちの・・・ その歌が見知らぬ地を旅した時の・・・ その偶然の歴史が歌に命と力を与えるのです。
人と人を隔てる国境や、言語の違い、宗教の違い、今と昔、 すべての境界線を越えてしまう運命の歌。
加藤登紀子「運命の歌のジグソーパズル」(朝日新聞出版)より、一部抜粋。 —
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Temple Session - Theatre for Easing Mind and Soul
全4回 7月1日(日)「Inner Voice」 7月8日(日)「Mindfulness」 7月22日(日)「Expression & Communication」 7月29日(日)「A piece of Theatre」
開催場所:光明寺本堂 港区虎ノ門3-25-1 開催時間:毎回 17:00~20:00 受講料:全4回 17,000円 お申し込み:参加者のお名前を明記の上、[email protected] までメール送信をお願いします。事務局より、当日の詳細や手続きにつきまして、ご連絡を差し上げます。
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Theatre for Peace and Conflict Resolution とは
「Theatre for Peace and Conflict Resolution」は、さまざまな人種・国籍・文化・思想・信条・ジェンダー・セクシャリティー・生まれながらの特性・境遇など、多様性に溢れた社会のなかで、私たち一人一人が、 自分自身の存在を認め、心の声に素直に、自らの潜在能力を存分に発揮して伸び伸びと美しく生きていく手がかりを掴むための、異なる他者の存在を認めて共生していく手がかりを掴むための、演劇的手法を用いた授業やワークショップを施しています。
芸術(Art)表現(Expression)とは、本来、私たち皆に等しくあるものであり、特定の人のためにあるものではありません。たとえば、人は、古くから、生きていて自ずと起ってくる祈りや願いを詩や歌や音楽や踊りにし、折々には暮らしの安全や豊作を祈願して祭り事を執り行ってきました。私たちの生命は、時に人生の歓喜を、時に生きる苦しみや悲しみを、何かしらで表現し解き放ちながら、世界との調和をはかるかのごとく営まれてきました。表現とは、私たちがまさに呼吸をするように、水を求めるように、自ずと生まれてくるものであるとも言えるでしょう。劇場(Theatre)とは、その芸術(Art)や表現(Expression)を昇華し、お互いに、受け取る場です。その場は、劇場だけに限らず、コミュニティーの話し合いの場、家庭のなか、教室のなか、職場のなかなどもそれに当てはまり、人と人との会話や会議もコミュニケーションという一つの表現と言えるでしょう。今、私たちは、各々の場で、個々の個性を尊重し、個々本来の能力が生かされていく環境を創ることができているでしょうか。
「Theatre for Peace and Conflict Resolution」では、ファシリテーターは、レシピエントとセッションや対話を行う場 = Theatre と捉えて、演劇的なワークショップを施していきます。レシピエントのなかには、たとえば、普段はなかなか言葉で表せなかった気持ちや思いが、詩や演劇という手法を通じてみると、驚くほど自然に出てきて表現できたという人があらわれます。芸術表現には、日常の会話レベルでは起こりにくい感性や心の扉を開いていく作用があるからです。レシピエントは、セッションを通じて、自らの心の動きを見つめていくことで、自己への理解が深まります。また、その経験から、自分自身に適した心のセルフケアの術を見つける人もいます。集団のなかで孤立しがちだった人が、本来の感性や能力を発揮し始めて生き生きとし、その結果、他のメンバーはその人の個性や特性を認識します。十分に理解していると思っていた同僚が、新たな一面を垣間見せて、お互いの理解や関係性がさらに深まるということもあるでしょう。同セッションは、自己への理解力、他者への理解力、共感力、コミュニケーション力、物事の多層的な観察力、他者を慮る心を養ってゆくことを目的としており、それゆえに、平和構築や紛争解決といった平和学の分野で有効活用されています。
--- 講師プロフィール 小木戸 利光(こきど としみつ) 1981年生まれ。Theatre for Peace and Conflict Resolution (TPCR) 代表。イギリス ノーザンブリア大学にて、演劇・パフォーマンスを専攻。アーティストとして、音楽、文芸、パフォーマンス作品を発表。俳優として、ドラマ、映画、舞台、ドキュメンタリー番組に出演。2017年、長崎の被曝2世の葛藤を描いたNHK「あんとき、」で主演。エッセイ集「表現と息をしている」(而立書房)を上梓する。平和教育の普及を目的としたTPCRの事業として、平和学、紛争解決学、コミュニケーション研究分野の大学教授らと協同し「Theatre for Peace and Conflict Resolution」というボディーワークや演劇的手法を用いたワークショップ型の授業を行う。国連SDGs(持続可能な開発目標)の「誰一人取り残さない − No one will be left behind」という理念への賛同を表明し、戦争体験者、被爆者、中国・サハリン残留日本人等の戦争の記憶の伝承を目的とした「戦後世代の語り部育成事業」に取り組んでおり、今春、ロシア連邦サハリン州へ渡航し、約20名の残留日本人関係者等への30時間に及ぶ聞き取りを実施。この模様は、今夏、ドキュメンタリー番組や平和関連のシンポジウムで報告される。CV:http://novemberagency.com/member/toshimitsu-kokido/
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第1回 一般向け講座につきまして
Temple Session - Theatre for Easing Mind and Soul
大学などの教育機関で授業として���っているボディーワークや演劇的手法を用いたワークショップ形式のセッションを、初めて一般向けの講座として開催します。全4回のプログラムで、最終日には、参加者それぞれが個人あるいはグループワークで表現作品を創りあげて、実演の成果発表を行います。心身とゆっくりと向き合う時間をとってみたい方、ボディーワークや演劇的なワークショップを通じて、自身自身や他者とのより良い対話・コミュニケーションの道筋を見つけていきたい方、学校や社会やコミュニティーのなかで何かしらの葛藤を持っていらっしゃる方、普段とは違った脳の使い方をしたい方、心に重たい気持ちを抱えていらっしゃる方、何か真新しいことに取り組んでみたい方など、子ども、生徒、学生、大人、どなたでも参加していただくことができます。同セッションや各回のテーマとなっているキーワードに触れて、何かピンとくるものがある方は、ぜひ。一般向け講座を開く一番の理由は、大学ではお会いすることのできない皆さまとのセッションの機会を創るため、それから、人種・国籍・文化・思想信条・民族性・使用言語・セクシャリティー・職業・年齢・生まれながらの特性など、あらゆる背景や個性を持つ人たちが、境界線を越えて、一堂に会し、交流する場を創りたいと思ったからです。
大学では、平和学・紛争解決学・コミュニケーション研究の分野で、その道の大先輩である教授らと協同して、「Theatre for Peace and Conflict Resolution (TPCR)」という演劇的な手法を用いた授業を行っています。これは、座学ではなく、実際にさまざまなエクササイズとともに身体を動かしながら、対話のなかで、それぞれが自分の意見や不安や葛藤や希望を表明・表現しながら、実感として自分自身という存在について、そして、自分とは異なる他者の��在やその視点や立場について学んでいくというものです。参加メンバーの出会いと組み合わせは、本当に一期一会で、その場にどのような皆さまが集まるのかによって、全体がチームとして学べること、生み出せるものが変わってきます。
今回のセッションは、一般向けとして、新たなアレンジを加えて、「Theatre for Easing Mind and Soul」として開催します。日々の心の緊張や葛藤が、すこしずつほぐれていくような、心と体の調和に焦点を当てたセッションを行います。参加者お一人お一人と丁寧に対話しながら進めていけますように、少人数制といたします。開催場所は、東京タワーのすぐそば、オープンテラスとしてもよく知られ、都会のオアシスと呼ばれている神谷町の光明寺の本堂です。第1回目の一般向けセッションを、とても楽しみにしています。どうぞ よろしくお願いいたします。
小木戸 利光
--- 実績紹介 ◇CAMPUS Asia Program(早稲田大学、北京大学、高麗大学 グローバルリーダー共同育成プログラム) 概要:紛争解決と社会変革に情熱とスキルをもつ次世代のアジアのリーダーを、日中韓の早稲田大学と北京大学と高麗大学校が協力して育成することを目的としたキャンパスアジアプログラムにて、講師として招かれ、6つの国籍からなる計30名の各国の学生たちとともに、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震とそれに伴う津波により甚大な被害を受けた岩手県上閉伊郡大槌町と釜石市を訪れて、数日間滞在しフィールドワークを行い、その経験・体験をもとに、演劇づくりに取り組みました。「Theatre for Peace and Conflict Resolution」という演劇的な手法を用いながら、演劇や演技や表現をするということを通して、理屈ではなく実感として他者の異なる視点や気持ちに近づいてゆき、自他を知り、理解していくための共感力と人間性を養うためのワークショップを施しました。授業は英語で実施。
◇早稲田大学 留学センター「Conflict Resolution and Social Innovation」 協同者:早稲田大学 留学センター講師 小山淑子(前国連職員) 概要:長崎の原爆をテーマにしたNHK「あんとき、」を鑑賞。ドキュメンタリー方式で撮影された同番組を参考に、自分自身の存在を、芸術や表現を通して表現するということについて学習。学生それぞれの、日本に留学してきた動機、政治経済や国際教養を専攻し平和学を学ぶことに決めた動機を、ワークショップを通して丁寧に見つめていくことで、自らの幼少期の体験や家族のルーツにまで遡りながら、自分自身の心の声やアイデンティティについて考察していきました。授業は英語で実施。
◇ 早稲田大学 国際教養学部「Building foundations for peace builders」 ◇ 早稲田大学 国際教養学部「Conflict Resolution」 協同者:早稲田大学 国際学術院 国際教養学部 国際コミュニケーション研究科 上杉勇司教授 概要:平和構築、紛争解決を考えるうえで、国際情勢に目を向ける前に、まずは目の前の教室のなかにいる私たち一人一人が、さまざまな考え方、感性、価値観、セクシャリティー、生まれながらの特性や境遇などを持っている、実に多様な存在であるのだということを実感するためのワークショップを実施。自分自身の存在を表現し、またその表現をツールとして他者とのコミュニケーションを深めていくシアターワークを行いました。授業は、前者を日本人学生たちと日本語で、後者は現在進行中のクラスで、日本、韓国、中国、フィリピン、香港、ロシア、英国、ポーランド出身の学生たちとともに英語で実施しています。
◇埼玉大学 教養学部「海外における人文学の展開」 協同者:埼玉大学 教養学部 野村奈央准教授 概要:ベトナム、ドイツ、日本の学生たちが共同してドキュメンタリーを制作するという授業に講師として参加。学生自身がディレクターとなり、自らでテーマを設定し、ドキュメンタリーをつくっていくにあたって、番組づくりという表現を通して、自分の関心事や問題意識等をどのような手法で形象化していけるのか、その方法を見つけていくための授業を行いました。一人一人のなかにある個人的かつユニークな視点や見解や意見、感情、倫理観等を、インタビューやワークショップによって引き出していきました。授業は英語で実施。
◇大分県佐伯市立鶴見中学校 講師として依頼を受けて、被差別部落問題をテーマに人権啓発を目的とした寸劇を行いました。結婚差別の複数の事例をもとに、被差別部落出身の青年役、交際相手の父と母役と兄弟役を設定。現代社会における結婚差別の一例を、ロールプレイ形式で描きました。このロールプレイ形式の即興劇もTheatre for Conflict Resolutionの手法の一つであり、例えば、生徒たちに順々にそれぞれの役をやってもらうことによって、演じるという事を通して、頭ではなく、感情や実感とともに他者の気持ちを理解していく手がかりを掴んでゆきます。 ---
皆さまのご参加を心よりお待ちしております !
Theatre for Peace and Conflict Resolution
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早稲田大学 国際教養学部の1限の授業が終わりました。Theatre for Conflict Resolutionという演劇的な手法を用いた学生たちとのセッションの時間は、本当にかけがえのないものです。お互いの心をそのままに共有するセッションだからだと思います。 そして、授業を終えて、大隈重信像の前で、こうして ほっとひと息ついていると、2月のキャンパスアジアプログラムで 8日間をともに過ごし演劇づくりをした学生の一人に遭遇。人生はサインに満ちているものなのだと、あらためて実感している午前中のひと時です。 #SDGs #theatreforconflictresolution #toshimitsukokido
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6月2日(土)三鷹 天命反転住宅にて、“天命反転住宅で、子どもの創造力に出会う”をテーマに、藤田一照さん(曹洞宗僧侶)、稲葉俊郎さん(東京大学病院循環器内科医)、山岡信貴さん(映画監督)、藤本靖(ボディワーカー、身体論者)、小室弘毅さん(関西大学准教授)とお話をさせていただきます。
<主催> 藤本靖(環境身体学研究所代表) 小室弘毅(関西大学准教授) 岡村心平(関西大学非常勤講師)
<共催> 関西大学(東西学術研究所身体論研究班) 荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://ameblo.jp/yasudon123/entry-12378197750.html
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ロシア連邦・サハリン州に行ってきました。戦後、日本への帰国が叶わず、サハリンに残留を余儀なくされた日本にルーツを持つ皆さまとお会いしてきました。戦中戦後の記憶を受け取るだけでなく、それらの歴史を経て、形づくられてきた、多文化で多言語で多民族の多様性が共生する現在のサハリンに、未来のあり方を考える時の、大きな手掛かりを与えられています。これから夏にかけて、番組や講演など、いくつかの形で、その模様をお伝えしていく予定です
築地本願寺にて、会議でした。
#SDGs #theatreforconflictresolution
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早稲田大学 国際学術院 国際教養学部 / 国際コミュニケーション研究科 上杉勇司教授の平和構築と紛争解決を学ぶカリキュラムのなかで、「Theatre for Conflict Resolution」という演劇的な手法を用いた授業をさせていただくため、昨日はそのクラスの学生たちとの最初の対面をしました。「Building Foundations for Peacebuilders」と「Conflict Resolution」という2つのクラスに携わることになっていて、一つ目のクラスは、日本の学生たちと日本語で、二つ目のクラスは、日本、韓国、中国、フィリピン、香港、ロシア、英国、ポーランドの学生たちと英語でセッションを行います。お互いに心の触れ合うセッションをするのですから、この出会いは本当に一期一会だなと、あらためて実感しています。今年2月にキャンパスアジアプログラムにて一緒に演劇づくりに取り組んだ早稲田大学、北京大学、高麗大学のみんなは、元気にしているかなぁ。大学や教育機関での先生方や学生たちとの協同のお仕事のことを、とても大切に思っています。
To dear those I’ve met and worked with in any of the projects,
How are you doing there?
I’ll see you around sometime somewhere in this world, ha ?
Best Wishes,
Toshimitsu Kokido
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生まれながらに視覚を持たない加藤秀幸監督映画「ゴーストヴィジョン」にて、主人公を演じています。朝日新聞の記事で、メイキング動画と写真が公開されています。銀髪ロングヘアーの人物が、僕が演じている、全盲の主人公・エディフです。2019年公開予定です
https://www.asahi.com/articles/ASL4S5DVLL4SUEHF00G.html?ref=tw_asahi
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Homemade Ukrainian Liqueur
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