yeppisnh
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So sick of being sober
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나에게 잊는 것은 기억하는 것보다 훨씬 더 어렵다.그 때문에 마음속에 과거를 키우고 있다.
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yeppisnh · 19 days ago
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19:37
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yeppisnh · 22 days ago
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日本文学の教授とは、今も親しい付き合いが続いている。彼は、賑やかな場所を愛しているのか、それともどこかでそれを避けたいのか、つかみどころのない人物だ。大学時代、腐れ縁とも呼べるほど彼と関わり続けた私は、その曖昧で独特の人間的な魅力に引き込まれていた。
入学当初、適当に割り振られたゼミで彼と出会った。希望していた人気のゼミには入れず、繰り下げで彼の「古文」「神話」「民俗学」のゼミに配属されたのだ。文学といっても小説のような親しみやすい分野ではなく、専門性の高い講義は小難しく、教室の半数以上の学生は睡魔に負けていた。しかし、俺は違った。彼の講義に散りばめられた小話が、ラジオの深夜放送のように耳を惹きつけた。「異界」や「オカルト」といった話題が飛び出すたび、好奇心をくすぐられたが、彼はいつも「古来はそうした話もあったが、医学や科学が未発達だった時代の話であって――」と、現実的で夢のない結論に着地する。その落差が、どこか彼の生き方を映しているようで、俺はそこに惹かれた。学術的厳密さと人間味の間で揺れる彼の語り口は、妙に魅力的だった。
卒業後、彼から飲み会の誘いを受けた。電車が間に合わず車で向かった俺は、残念ながら酒を飲めなかったが、教授は俺が到着した時点で既に上機嫌だった。「おー、来たか」と、軽やかな声で迎えてくれる。シラフでは決して目を合わせない彼だが、この日は違った。行きつけの居酒屋は、普通の声量では会話が途切れるほどの喧騒に満ちていた。煙草の煙と日本酒を炭酸で割る彼の姿には、渋さ、貫禄、そしてどこか哀愁が漂う。20時に始まった会話は、22時30分まで途切れることなく続いた。大学の内輪話、卒業生の近況、そして俺の卒業後の生活―─ブラック企業の疑いがある会社に勤める俺の話を聞くと、彼は目を丸くして言った。「え、怒鳴りつけておいて、貴方のために言ってるのよ……だって?それさあ、典型的な搾取の常套句じゃないの。」そして、酒の勢いもあってか、突拍子もない提案を繰り出した。「辞めて、大学の助手になってみれば?いや、待てよ…エッセイやりたいならさあ、エッセイを書いてみるのはどうなの?ブラック企業を告発するエッセイスト、絶対反響あるよ。」
エッセイスト――実は、密かに憧れていた職業だ。教授の言葉に火がついた。「表現したいなら、拙くてもいい、まずはやってみるんだよ。」と彼は畳み掛ける。俺は思わず乗せられた。「確かに、暴言もネタにできたらメンタルも強くなりそうですよね。いいかもしれない…」と返す。レバーは苦手だと伝えたのに、「ここのは特別だ」と注文された葱たっぷりのレバーを口にすると、驚くほど臭みがなく、初めてレバーの美味しさに目を見張った。「ほら、やってみないと分からないだろ?」と教授は笑う。「賞に応募でもしてみな。自称ライターは山ほどいるが、食えるようになったらその時奢ってくれよ。今日は俺が持つから」と、慣れた手つきで会計を済ませてしまう。「あ――」と声を上げる間もなく、彼は軽く笑って「いいんだよ」と一蹴し、駐車場まで送ってくれた。
教授は論文や本を出版し、表現の厳しさを���る人だ。それでも俺にエッセイを勧めるなら、試してみる価値はあるのかもしれない。久々の恩師との対話は、雑然とした俺の日常に一筋の光を差し込んだ。帰路、1時間の運転はあっという間に感じられ、ハンドルを握る手から硬直が解けていくようだった。
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yeppisnh · 30 days ago
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考えが凝り固まるほど、人間は所謂「こども」から「大人」に近付いていく。だけれど、悲しい事に考えが凝り固まるのは、元々柔軟だった考えを金具で無慈悲にぶっ叩かれてきた経験があるからこそだ。俺は、柔軟に物事を捉えられない大人を可哀想だと思う。価値観の金槌で殴られ、凝り固まったその考えで、また「こども」を殴る。そうすることで、どんどん「大人」が増えていく。大人になるってそういう事だと思った。社会に出た途端変な奴が多いのも、こういう事なんだろう。
だけど、例外もいる。先人から振るわれた金槌を捨てる勇気がある人たち。それは、おとなだけれどこどもでもある。まさに柔軟性のある人、大人にもこどもにもなれる人。俺はそういう風に歳を重ねていきたい。凝り固まりたくないから、貴方達の金槌は避けさせてもらうね。例え殴られようと、俺は後から生まれてきた大切な子達に、それを振り翳したりなんてしないよ。
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yeppisnh · 30 days ago
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香りが痛みを染み込ませていく。
他人の匂いが嫌いだ。鬱陶しくて心を掻き乱して、踏み込まれたくない領域を思い切り土足で踏み躙られるような気分になる。だけれど、貴方の匂いだけは違った。肌から香る貴方自身の匂いを俺の遺伝子は拒まなかった。それどころか、溶け込んでしまいたいとまで願った。貴方と同じホクロの位置。手を繋げば指の間から溶け込みそうで、声を聞けば鼓膜をふんわりと優しく揺らし、口つけてしまえば貴方の口内の温度が俺の愛の最適温度だと知る。
ああ、出会ってしまった。あの時そう思った。
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yeppisnh · 30 days ago
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掻き集めているつもりが振り払い落としている。抱き締めたつもりが背中に爪を立てている。頭を撫でたつもりが、君の首を掴んでいる。俺が望むことは裏目に出るし、それが正解じゃないことの示しのようで居心地が悪くなる。地に足をつけて生きてきた以上、望むものはこの地のどこかにあるはずなのに、答えが見つからない。ただ愛すだけじゃ苦しいだけだった。本物の恋とか愛を経験したからこそ、得られるものの取捨選択がより厳密になり、手から溢れ出る物が増えた。俺の手元には、君の欠片がほんのり残って、それからはどんどん冷たくなるのを待つだけなのだろう。
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yeppisnh · 1 month ago
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失う事を分かって手に取ることほど、残酷なものはない。
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yeppisnh · 3 months ago
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公私混同が嫌いすぎる余り、家、友人、大学、仕事場、全部で人格が違った。だから仕事の人と飲むと必ず「そんな喋る人だった?」とか「そんなに面白い人だっけ?」とか言われるけど、これがまた気に食わない。勿論、仕事で笑顔を見せないわけじゃないけど、素直に仕事も飲みも同じような人格でやって行ける方が、何だかちょっと不自然に思える。人間の緩急の問題で、その締め方や緩め方を間違えると、信頼を失いかねないのに。仕事はこれ以上ないだろうというくらい真面目に誠実に、私情を挟まずに。飲みはこれ以上ないと言うくらいに飲んで、気を弛めて出し惜しみせずに、ダーツでもテキーラでもなんでも。大学生ノリも慣れた頃と同時に卒業したけど、もう既に大人の人としっぽり飲みたい気持ちがある。身の内の話を引き出しあって、これからは、本当の意味で初めて語り合えるような酒の席があ��ばいいなと思う。
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yeppisnh · 3 months ago
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フランス語学の大学教授が本の翻訳家に転身した。本は刷った数だけ印税が入るが大体その計算でも、年収は100-200万になるそうで大学教授の平均の-10倍、大損。(尚、年収の話だとかは大学で結構タブーなのでヒヤヒヤした。)その教授の担当の講義で一度、発熱して出席出来ないことがあった。一度しか関わる機会のない講義だったのに失礼だと思い、出席をしてないなりに自分で調べてレポートだけを提出しに教授の部屋まで尋ねた。見知らぬ生徒の顔を見るのに慣れているのか顔を突き合せても驚かれなかったが、レポートを手渡すと驚いていた。「俺は叱らないし威圧的ってタイプでもないから、出席しなかった生徒は大概、何も言わずに疎遠なまま卒業していくのに。偉いね、人をよく見ているね。」と、若干舌足らずな喋り方で、優しく対等に喋っ��くれた。その教授は他の教授とは違うと思った。この人は身を置いてないなと感じたのは間違いじゃなかったようで、俺の卒業と同時に翻訳家に転職する事を告げた。フランス語学で有名なのはアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリのThe Little Prince(星の王子さま)だが、彼もサン・テグジュペリの一人だと思った。彼は飛行士であり軍隊でもあり、同時に小説家であり続けた。彼はフランス語学研究者であり続けながら、サン・テグジュペリがふらっと立ち寄った地理学者のように、大学教授に立ち寄っていたのだと思った。転職しようと彼の根底にあるフランス語学への愛は揺らいでないし、寧ろ確信に変わって表現の道に進んだのだろう。関わる機会が極端に少ない教授だったが、一生徒が声を掛けるなんてな、と自分の遠慮が恨めしいほどにあの人は素晴らしかった。誰かの言葉を借りるなら、その人もフランス人の愛し方だ。最近は、あの人のような生き方が出来るならとフランスの哲学書を手に取り始めている。
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yeppisnh · 3 months ago
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So sick of being sober
「君はまだお酒は飲めても子どもなんだから、お酒を飲んだって忘れられないよ。」
貴方が俺を対等に扱わなかった証拠が炙れた日。確かに、お酒で忘れるってどうすればいい?アルコールで頭の中を麻痺させて楽しい事だけに集中したいのに、俺は酒を飲むと恨みの部分がパッと消えて、君に対する感謝しかなくなってた。後にも先にも従順な子だったのに、この言葉だけは俺の上に立っている人のように俺をグッと上から押え付けた。ある程度酒の嗜み方が分かる頃、俺はあの人の気持ちが分かるのだろうか。
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