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中国語学習��記録
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zhlearner · 7 years ago
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そのほかの挨拶
今回は「你好」「謝謝」以外の挨拶をいくつか取り上げる。参考動画は以下のとおり。
http://youtu.be/UHwkRoDYewA
http://youtu.be/RKlbvtsNUt8
http://youtu.be/DTo2_rhpbbk
早安(zăo ān)
おはようございます(台湾)。家族とかが相手のときは単に「早(zăo)」と言えば足りる(これは日本語の「おはよう」にあたる)。
z の発音はほぼローマ字と同じ(ということにしておく)。an も「アン」と思ってよいが、日本語の「ん」よりは英語の n を意識したほうがよい。
早上好(zăo shàng hăo)
おはようございます(大陸)。台湾ではまれ(まったく使わないわけでもなさそうだが)。省略すると「早」になるのは「早安」と同じ。
ng の発音は英語と同じ。
晚安(wăn ān)
おやすみなさい。
w は u と同じ扱い。したがって wan は「ワン」というよりは「ウァン」。
晚上好(wăn shàng hăo)
こんばんは(大陸)。台湾では夜でも「你好」を用いる。
再見(zài jiàn)
また会いましょう(別れの挨拶)。
ai は素直に「アイ」。ian は「イエン」に近い発音。ㄢ(维基百科)によれば -an の部分の発音は /ɛn/、/æn/、/en/ あたり��分かれるらしい。ちなみに「ツァイツェン」という表記を見ることがあるが、音訳としては少しおかしい。
ところで、典型的には「さようなら」と紹介されているけど、いまどき学校と葬式以外では「ではまた」「失礼します」のほうが普通ではないかな…。
明天見(míng tiān jiàn)
また明日(別れの挨拶)。この「天」は日本語の「日」にあたる。要するに「明天見」は「明日会いましょう」という意味である。
m、t の発音はおおむねローマ字と同じ(ということにしておく)。
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zhlearner · 7 years ago
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おまけ:「シェイシェイ」
おそらくはゆっくりと発音した「謝謝」が「シェーシェー」に聞こえたのだろうと思われる。これ自体あまり正しくはないが、中国語には母音の長短による区別はないのでただちに問題になるわけではない。最大の問題はこれが「シェイシェイ」になってしまったことである。
「え」の長音
え段の長音を表すとき、小学校では基本的に「い」と綴るように教えられる。たとえば「えいが」(映画)といった具合である。これには少数ながら例外が存在する。「おねえさん」「ねえねえ」「ええと」がその例である。
本来、日本語には正書法など存在しないのだが、かなづかいに関しては「とりあえずこれに従っておけ」的な文書として文部科学省の現代仮名遣いがある。それにはこう書いてある。
(4) エ列の長音
エ列の仮名に「え」を添える。
例 ねえさん ええ(応答の語)
つまり超少数派の「おねえさん」のような表記こそが本則であって、「えいが」のような表記はむしろ特別なケースとみなすべきものである。この「えい」という表記については「付記」の中で以下のように言及されている。
次のような語は,エ列の長音として発音されるか,エイ,ケイなどのように発音されるかにかかわらず,エ列の仮名に「い」を添えて書く。
例 かれい せい(背) …
気づかれただろうか。つまり日本語には「えー」(長音)と「えい」(ほぼ二重母音)の間の区別が存在しないのである。したがって、映画は「えーが」と発音するのが普通だが、「えいが」と書かれたとおりに発音しても一向に構わない。日本人話者にとって両者は等価である。
余談になるが、「メイン」が「メーン」と記載されることがあるのもこれが理由である(上の年代の方々のほうが多い)。「クラスメイト」と「クラスメート」あたりになってくると、おそらく年代が下っても表記が割れる。
結論
話を「謝謝」に戻そう。つまり「謝謝」が「シェーシェー」のように聞こえたところ、いつの間にか「えー」と「えい」の等価性が適用されて「シェイシェイ」になってしまった、というのが予想される顛末である。現実的には多少発音を間違えたところで(「礼を言っている」ことは明らかなことから)通じるかもしれないが、そもそも /ie/ と /ei/ は別の音なので、できるだけ「シェイシェイ」とは発音しないように気をつけたい。
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zhlearner · 7 years ago
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你好/謝謝/不客氣(その 2)
你好
你好は「ニーハオ」と音訳されるくらいだし、ao はだいたい「アオ」でよいのだろうと思っていたのだが、Wikipedia の韻母表には /au/ とある1。実際、注音符号のㄠはㄚ+ㄨ(a+u)と説明されるし、���やね氏の動画でも「ニーハウ」と説明されている。まあ、维基百科(中国語版)のㄠというページによれば学者間でも /au/ と /ao/ と /aʊ/ とで見解が割れているとあるので、現実にはどちらで発音してもよさそうである。
いずれにせよ、ao はいわゆる二重母音であり、また a が主音なので、「ア・ウ」「ア・オ」ではなく「アゥ」「アォ」みたいに発音する。まあ、中国語は各音節(文字)を同じ長さで発声するのが原則なので、それさえ守っていれば自然���二重母音っぽい発音になるはずではある。
ついでに言えば h も /h/ ではなく /x/ であり、これは喉の奥をこすって出す音。日本語と英語にはないけれど、ドイツ語の ch、ロシア語の х などとして知られる「例の音」である。もっとも、中国語に /h/ は存在しないようなので、とりあえず日本語の「は行」にあたる発音をしておけばきっと通じるはず?(適当発言)
謝謝
x は日本語の「し」と同じ発音(Wikipedia)。それから ie は「イェ」「イエ」みたいな発音。後で説明する単独の e とは異なり、日本語の「え」と同じ発音でよい。したがって「謝謝」の発音は「シェシェ」ないし「シエシエ」(前者のほうが台湾的らしい)。あらゆる動画で言及されているが、くれぐれも「シェイシェイ」とは言わないように気をつけたい。
不客氣
「氣(qì)」は「七(qī)」の声調違い。b、u、k はとりあえずローマ字読みでよいということにして(u の発音は数字の項でも触れている)、問題は e の発音である。
再び Wikipedia の韻母表を見るとそこには /ɤ/ という見たこともない発音記号が書かれている。非円唇後舌半狭母音と言うらしい。同じ記事の英語版を参照するといくつかの言語が列挙されているが、そのほとんどは方言ないし個人差によって現れることがあるだけで、事実上、ほかの言語にこの発音は存在しないと言ってもよさそうである。
それだけ珍しい音で、しかも中国語の「曖昧母音」と呼ばれるような音なので、ネイティブでも説明に苦慮したり、それこそ説明があいまいになったりする。とりあえず一番現実的な説明がなされていると思ったのはこのページ。
あいまい母音「e」の発音のコツ(中国語達人への道)
ほかには以下の動画も参考になった。
http://youtu.be/Aq2C-oXHJ5M
http://youtu.be/dLcSsJz0Ai8
中には指をくわえて練習するように勧めるものもある(東京外大、カレンド沖縄)。極端なところでは「え゛ぁ」というもはやそれだけでは理解不可能な表記もあった(どんと来い中国語)。
ざっくりまとめると、口の形は「エ」みたいな感じで、喉の奥から「ウ」「オ」あたりの音を出せばよいということになるが、気を抜くと簡単に「ア」とか「ウ」とかになるし、やはりなかなか難しい。残念ながら、何度も耳で聞きながら練習して身につけるしかなさそうである。
中国語版、英語版では /au̯/ とあるが、これは /u/ が音節副音であること、つまり /a/ が音節の中心で /u/ はそれに付随する音であるということを示している。/u̯/ という発音記号があるわけではない。 ↩︎
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zhlearner · 7 years ago
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你好/謝謝/不客氣(その 1)
中国語で「こんにちは」は「你好(ní hǎo)」、「ありがとう」は「謝謝(xiè xiè)」というのは多くの人が知るところだが、こんなところにも学習材料は転がっている。
YouTube 等の動画では你好ではなく「大家好(dà jiā hǎo)」が使われているが、これは不特定多数に対するあいさつ。中国語でスピーチするとか夢のまた夢なので、私が使うことはおそらくないであろう。いや、中国人/台湾人相手に英語あたりでスピーチするときのあいさつとして使える可能性はあるかもしれない…?
ところで、タイトルの最後にある「不客氣(bú kè qì)」は「謝謝」に対する返事で「どういたしまして」ぐらいの意味。
声調の変化
さて、なるほど「你好」は ní hǎo だから你は第二声だな、と早合点すると大変なことになる。你の本来の発音は第三声。そこで、「謝謝」の少し丁寧な表現である「謝謝你」は xiè xiè nĭ と発音する。なんでこんな面倒なことになっているかというと、単純に第三声が連続すると発音しにくいから。そのため、第三声が 2 音節連続したときは最初の音節を第二声で発音するという決まりがある。3 音節以上連続したときはもっと細かい約束があるようなので Wikipedia にでも譲ることにするが、雑な方法として最後以外をすべて第二声で発音するという選択肢はあるらしい。
ほかにも声調が変化するパターンがいくつか存在する。特に注意すべきと思われるのは次の 2 つである。
「不(bù)」は本来は第四声だが、直後に第四声が続くときは第二声で発音する。
「一(yī)」は本来は第一声だが、語頭・語中では、第四声の直前は第二声、ほか��第四声で発音する。
前者の例はずばり「不客氣」。後者の例としては「一百(yì bǎi)」がある。もちろん 100 という意味。中国語では日本語と異なり一をつける。
軽声
ところで「谢谢」「不客气」の発音は xiè xie、bú kè qi ではないかという話がある。「あれ、字上符(声調符号)は?」と思われるかもしれないが、付け忘れたわけではなくこれで正しい。
私が突然簡体字を使いだしたことに気がついただろうか。なるほど、そういうことか、と気づかれたのであればあなたは相当鋭い。そう、どうやら台湾と大陸で発音が異なるようなのである。大陸式の発音では「谢谢」の第二音節、「不客气」の「气」には四声でいうところの声調はなく、ただ短めにその音節を発音する。これが(最初の記事であえて放置した)軽声である。
その違いがわかる(はずの)動画たちがこちら。
https://youtu.be/94grzuQgWt0 ― 台湾
https://youtu.be/lgLb7yi_Hrw ― 台湾
https://youtu.be/dLcSsJz0Ai8 ― 台湾
https://youtu.be/h_YknBqGGH0 ― 大陸
https://youtu.be/SyANfXE5YQ8 ― 大陸
https://youtu.be/q7H-MEbRMV0 ― 大陸
両方聞いているとだんだん混乱する。当面の想定は台湾人相手の会話なので、このブログでは原則として台湾式の発音を優先することにする。
さて、「客(kè)」の発音がとてもやっかいなのだが、それについてはまた次回。
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zhlearner · 7 years ago
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数字(その 2)
今回は拼音の話である。
だいたいローマ字と思って読めばよい ― というのはかなりの大嘘だが、そうとでも思っていないととうてい覚えられそうにもないのでそういうことにしておく。まあ、少なくとも連想記憶の使い方としては間違っていないはずである。
とにかく、1 から 10 までの拼音は次のとおりである。
一(yī)
二(èr)
三(sān)
四(sì)
五(wŭ)
六(liù)
七(qī)
八(bā)
九(jiŭ)
十(shí)
i は基本的に「イ」の発音。ただし、日本語の「い」はあまりはっきり発音しないので、口を横に大きく広げてはっきりと発音したほうがよい。このあたりは日本語話者が外国語を習得するときのお約束。
…と、ここで終わればまだいいのだが、例外がある。四(sì)はこれだけ見ると「スィー」に近い発音になりそうだが、動画から聞こえるのはむしろ「スー」に近い。麻雀にしたって四萬は「しーわん」ではなく「すーわん」である。実際には「ウ」というわけでもなく、「イ」の形をしたまま「ウ」と発音するような感じらしい。Wikipedia の記事によると、この例外は zh、ch、sh、r、z、c、s の後に i が続いたときに適用される。
a はほぼ万国共通1の「ア」。ただし今後現れる e との区別を考えると多少はっきりと発音したほうがよいかもしれない。u は「ウ」みたいなものだが、口をしっかりすぼめて発音するというお約束がある。er はアメリカ英語の er と雰囲気が似ているが、舌はどこにもつけないらしい。
子音字は最初のうちは「とりあえずローマ字と一緒」ということにしようと思っているが、q だけは「チ」みたいに発音する。したがって、七(qī)の発音は「チー」に近い。実際、麻雀でも七萬は「ちーわん」と呼ばれる。
ところで、この記事を書いている間に、実は j と q は発音上の対立関係にあるとか、bā はとりあえず「バー」のように発音しているけど、麻雀で八萬を「ぱーわん」と呼ぶように「パー」のような発音しても構わない(ただし注意点がある)みたいなことを知ったのだが、すでにお腹いっぱいなので今後の課題ということにしておく。
英語(特にアメリカ英語)は「ア」とはやや異なる発音だが、むしろ英語のほうが例外的である。 ↩︎
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zhlearner · 7 years ago
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数字(その 1)
まずは数字から手をつけることにした。これにはいくつかの目論見があった。
習得すればすぐに使える。
麻雀を覚えているので大まかな発音は知っている。
10 個もあれば四声も全部カバーされるだろう。
YouTube とかに動画がいくらでもありそう。
この選択は結果として正解だった。1 から 10 までの発音を理解するだけでも、思った以上にいろいろなことを学んだ。
何回も繰り返してじっくり聞いた動画は次の 3 つ。
https://youtu.be/qcEzIqJ4KZY
https://youtu.be/17sg2s7YNSk
https://youtu.be/HkaMAD5HNrU
声調
ご存知の方も多いと思うが、中国語には 4 つのメジャーな声調があり、「四声」と呼ばれている。教科書的な説明はこんな感じ。
第一声(ā、陰平)。高音のまま平らに発音する(55)。
第二声(á、陽平)。中音で入って高音に上げる(35)。
第三声(ă、上声)。低めに入ってさらに低く下げてから一気に上げる(214)。
第四声(à、去声)。高音で入って一気に低音まで下げる(51)。
実はこれ以外に軽声というのもあるので中国語の声調は 5 つという話もあるが、これは別の機会にぶことにする。
括弧内は音の高さの遷移を 1〜5 の数値で示したもので、1 が低音、5 が高音を表す。拼音の字上符が音の遷移をそのまま表している感じなのでわかりやすい。この四声を覚えるた��の定番として「媽麻馬罵(mā má mă mà)」という語句があり、大学時代に同期から聞いていたので知ってはいたのだが、練習しても発音の順番で混乱するだけで、私には意味がなさそうだったのでこの語句のことは忘れることにした。
さて、五(wŭ)と九(jiŭ)は第三声のはずだが、最初に動画を聞いたときは下がったり上がったりしているようには聞こえなかった。改めて聞いてみると最後のほうは尻上がりになっているようにも聞こえる。どちらにしても、基本的には声を低く出しておけばほかの声調とは区別がつくからそれでよいらしい。この発音法は半三声と呼ばれる。
実は簡単な第三声と実は難しい第二声のコツ(中国語達人への道)
こちらのほうが明らかに簡単だし、教科書的な中国語を目指しているわけではないので、私は半三声で押し通すことにする。
しかし、第一声、第三声(半三声)、第四声は意識できているかぎりはそれらしく発音できている気がするが、第二声だけは未だに感覚がつかめていない。第一声とちゃんと区別できている気がしないのである。実際、上でリンクしたページにも日本人は第二声が怪しくなりがちとあるので、これは注意したほうがよさそうである。数字だと零(líng)と十(shí)しかないので、そのことも私の習得に影響しているかもしれない。
さて、声調の話をするだけでそれなりの長さになってしまったので、拼音(ピンイン)の話は次回に譲ることにする。
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zhlearner · 7 years ago
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このブログについて
訳あって中国語を勉強することにしました。ついでにブログという形でその記録を残すことにしました。
私自身のこと
正体を明かしたところで特にまずいことはないのですが、今は隠しておこうと思います。何らかの機会に明らかにするかもしれません。とはいえ、何の情報もないのもどうかと思うので、少し人となりについて書いておきます。
IT 系のエンジニアとして働いています。仕事でも趣味でもプログラムを書くような人です。数学が得意で国語が苦手という典型的な理系です。高校時代は英語の成績もよくなかったのですが、大学に入ってから英語に触れる機会が多くあったため、少しは話せるようになりました。
中国語を習ったことはありません。文字はそれなりにわかるので、書いてある文章の大意は何となく理解できることもあります。漢文の授業で習った知識が役に立つこともある気がしますね。発音に関してはほぼゼロからのスタートと言ってよいでしょう。当然のごとく会話はまったく聞き取れません。
学習方針
「○か月/○年で中国語をマスターする!」的な考えは毛頭ないので、しばらくは自己流で進めることにします。必要に応じてチェックしてくれる台湾人が身近にいるので、その点は心強いです。
書籍はいずれ購入することになると思います。おそらくウェブだけでは厳しいでしょう。教室に通うことは現時点では考えていません。
おことわり
基本的には記録のつもりでいますので、本編は原則としていわゆる「だ・である調」を用います。
このブログがみなさんのお役に立つことがあれば幸いですが、その内容の正当性を保証するものではありません。万一、このブログの内容が原因となって不利益等が生じたとしても、一切の責任を負いかねます。
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