Tumgik
#自分の愛車の好きな写真を選んで繋いでいこうバトン
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「ゆゆ式の痛車」という提案
この記事は「ゆゆ式Advent Calendar 2017」の11日目の記事になります。
私の他にも様々な方がゆゆ式への愛をぶつけていますのでそちらも是非。
正直ものすっごくプレッシャーを感じております。
0.はじめに
というわけで全世��74億人のゆゆ信の皆様、はじめまして。
さてさて、本題に入る前に皆様に一つ質問。
Q.「ゆゆ式の痛車」は現実に何台存在するでしょう?
A.0台
0台。
そうなんです、0台なんです。
またまた~と思った方も多いでしょう。僕もそう思った1人なのです。
試しにGoogle HooYa! で検索。
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...それらしき画像はいくつか見ることができましたが、これらはレースゲームでのペイント機能によるものです。現実の痛車ではありません。他の検索エンジンでも同様の結果。
秋葉原UDX駐車場ブログ等の「痛車を紹介するサイト」でも全くヒットしません。本当の本当に「ゆゆ式の痛車」は存在していないようなのです。
これを受けてゆゆ信 兼 車オタクの僕は何ができるか、ということを考えました。
そりゃもう自分が生み出すっきゃないでしょう。
だがしかし現実は非情です。僕の手元には施工する予算や道具なんてありません。
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しません。
そういう訳で今回の記事は「提案」とさせていただきました。 具体的には「GIMP等のフリーソフトを用いたゆゆ式の痛車のデザイン」を行っていきます。 
(完成したものはページの一番下にあるので興味なければそこまでガ―――っとスクロールしていただいても構いません)
  この記事を通して「ゆゆ式の痛車」について少しでも意識を持ってくれれば幸いでご���います。
私見マシマシですがそこは勘弁してください。
1.役者をそろえる
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使用するイラストは原作3巻の表紙。手元にある資料で一番扱いやすいものを選びました。
「扱いやすいって何だよ」というと、
・こちら側に目線があること
・キャラクターが中途半端な位置で見切れていないこと
の2点です。ゆゆ識者の皆様についてはもうお気づきかもしれませんが、ゆゆ式と「目線」は切っても切れない関係にあります。そして「こちら側に視線がある」ことが如何に貴重かもご理解いただけるかと思います。
本当は唯ちゃんもこの中に入れてあげたかったのですが、そうなるとゆずこの頭が少し見切れていたりしてなかなかこれが難しいのです...
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ベースとなる車両がこちら。所謂スイスポ。サイドの面積が大きいハッチバック車かつ形状がシンプルなことが採用の決め手となりました。
よく見るとグランツーリスモ6のスナップショットですね。
これがどういう事かと言えば、僕の愛車(三菱ジープ)がステッカーを貼れる面積をあまりにも持っていないので断念した、という事でもあります。
リアルのような「つるつる感」はありませんが、これから先の工程は実写にも十分通用するものです。
さて、痛車のデザインを簡潔に紐解いていくと、大まかに分けて4つのレイヤー(背景、キャラ、文字(大)、文字(小))に分かれてる傾向にあります。
では、それぞれの製作方法について大雑把ですがまとめていきます。
2-1.背景レイヤー
背景レイヤーはその名の通り背景の役割を果たします。
一般的なイラストも背景が真っ白だと若干殺風景に見えるのと同じで、痛車も背景デカールの有無で完成度に大きな差が生まれます。
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↑わかりやすい例 (秋葉原UDX駐車場のブログより)
さて、ゆゆ式に使われる背景といえば
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この「白地に淡いピンク、淡い紫、黄色」。これを利用します。
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こうして、
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こう。
Inkscapeで簡単な模様を作ってGIMPで乗算しました。
これで背景レイヤーは完成です。
2-2.キャラレイヤー
先ほどの3巻の表紙をwaifu2xでノイズ除去&2倍の大きさに。
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そして切り抜き。今回は自由選択ツールを用いて切り抜きました。
シャギー等が目立つ場合もありますのでどちらかと言えばパスを使ってあげたほうが良さそうです。これは反省点。
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位置を合わせて乗算します。車体の影がキャラレイヤーにも反映されますので、ここら辺から雰囲気がグっと増してきます。製作していて一番楽しい瞬間です。
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キャラレイヤーが背景レイヤーに乗算しないようにするため、縁とゆずこのスペースだけ背景レイヤーは切り抜いてあります。
ひとまずはこれでキャラレイヤーの完成です。
2-3.文字レイヤー(大)
ロゴ等を設置していきます。
大きいロゴから配置していきましょう。これにはキャラ名や作品名などを記した場合が多いです。ゆゆ式の場合なら、「ゆゆ式」ロゴや「No Event, Good Life!」等の文字を大きく配置してあげるとゆゆ式らしさに繋がるのではないでしょうか。
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というわけで「ゆゆ式」ロゴをペタリ。
このままだと少し色合いが騒がしいので、
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脱色してから着色し、細かい位置を合わせます。これで完成です。
3.完成
細かいデカール等を貼っていき、完成です。この細かいデカールの有無は痛車の雰囲気を大きく左右します。デカールの種類に厳密な制約はありませんが、キネマシトラスや芳文社のロゴなんかを添えてあげるとゆゆ式感があります。
パーツメーカのロゴを多く使えば走り屋風のアレンジになります。(個人的にこれがめちゃめちゃ好きです)
...細かな調整を加えて完成したものがこちら。
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比較的シンプルにまとまったのではないでしょうか。
逆に言うなら物足りなさもあります。というか物足りません。背景レイヤーの力不足かはたまた文字レイヤーの種類の少なさか...
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同じ要領で唯ちゃんをボンネットに。「ゆゆ式」って2回使っちゃってるのがちょっと落ち着かないですね...
4.おわりに
という訳で「ゆゆ式の痛車」を制作してみました。正直こんなのでいいのかという若干の不安はあります。
僕自身がゆゆ式の痛車を所有するわけではありませんが、もっと自分の納得のいくデザインに近づけていきたいなと。その時はTumblrにこっそりUPするのでチラッと見てあげてください。
未だ実際に作られていないゆゆ式の痛車、誰かがこの記事を読んでその先駆けとなってくれたらいいなという淡~い願いを込めつつ、12/12担当の人にバトンを繋ぎたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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