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#LGBT理解増進法は差別増進法だ
gupaooooon · 1 year
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LGBTQ+への差別“増進”法が、日本版Don't say gay(LGBT)法が、可決された日本🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮
日本では、先日↓に書いたあの法案が、正式に通った。
「LGBT理解増進法」という名の、事実上の「差別増進法」が。日本版「Don't say gay(LGBT)法」ともいえる、最悪な法案が、通ってしまった。
国会に、極右団体/差別主義者団体の有名な連中が、何人も。統一教会との繋がりもはっきりしている連中が。Twitterを使い毎日のように差別をぶち撒けている差別主義者共が。
自民党と維新という醜悪な差別主義者政党に招かれ。
国会で、大々的に、彼等が“女性の代表”🤮🤮🤮(その中には性犯罪加害者として告発された過去を持つ男性までいる)(そもそもが、彼等は揃って、女性差別を煽ってきた、アンチフェミニズム/セクシスト/ミソジニストとして有名な差別主義者達で……それがいまや、“女性の代表”ヅラ)として、LGBTQヘイト、トランスヘイトの差別言説とデマと陰謀論をぶち撒けていった🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮
自民党の議員のひとりは、極右デマ機関のFOX NEWSをソースとして高らかに讃えた🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮
本当に、反吐が出る光景だ。
そして今も、先日↓に書いたように、有名なクリエイター達が、二次創作を楽しんだりするオタクなアカウントが、
毎日のように、トランスヘイトを、LGBTQ+へのヘイトを、デマを、拡散していく。
もう、「一見すると差別とわからない、一見するとフェミニズムっぽいことを書いているけど、トランスヘイトのツイート」……ですらない、直球の酷いデマや差別言説まで、平然とRTされている。罷り通るようになった🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮🤮
日本語圏のムーンナイトのファンダムにいるトランスヘイターも、毎日のように差別言説を拡散し続けている。
本当に、しんどい。反吐が出る。
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kowalski38 · 1 year
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日本各地にボチボチ増え始めようとしているジェンダーレストイレ、あるいは女性トイレ撲滅運動。 こうなる事で普通の方なら、ソレがどういう事に繋がっていくかおわかりでしょう。 若き女性や幼い女の子が性犯罪に巻き込まれる確率がグーンと上がるのだ。 なぜなら、トランスジェンダーを差別してはいけない、拒否してはいけない、受け入れなければいけないという風潮が、またメディアによって作られ、変態的な思考で女性トイレに入って来て周りに批難されても、そして、 ・どう見ても男 ・どう考えても変質者 ・どう譲ってもロリコン が、魔法の言葉『私、心は女なんです!!』と言ってしまえば、『はいOK👌、LGBT理解増進法案によって、無罪!!』なんて事になり兼ねない。   となれば、この法案を悪用し、女性トイレや女湯に堂々と入り誘拐、強姦、盗撮を企む【えせジェンダー】も増える事でしょう。
変態・ロリコンの夢の国、LGBT法案は【またもや補助金目当てか】 - よーたの心のままに、感じたままに・・・
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oldtimejapan · 1 year
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LGBT法案に反対します!
こちらのブログでは政治的なことを取り扱うのは極力避けてまいりましたが、今回だけは黙ってられない!この法案は日本の文化・伝統を破壊し、かつ女性や子供を危険にさらすものです。 以下「一般社団法人 新しい歴史教科書をつくる会」の緊急声明をご紹介します。私もまったく同意見です。
<緊急声明>拙速な「LGBT法案」成立に強く反対する
令和5年6月8日
一般社団法人 新しい歴史教科書をつくる会
各社報道によると、LGBTなど性的少数者への理解増進を目的とする議員立法「LGBT理解増進法案」について、与党(自民党・公明党)は9日の衆院内閣委員会で審議のうえ、即日与党案を可決させ、13日に衆院を通過させる構えで、今国会での成立の公算が大きくなったとされています。
 しかしながら本法案は何の緊急性もない上に、仮に成立した場合、施行後の国民���活を混乱させ、我が国の伝統・文化、さらには国体の破壊にまでつながる可能性のある悪法です。
 そればかりか、自民党内の議論では反対多数であったにも関わらず、党執行部が強引に法案をとりまとめるなど、非民主主義的な手法も批判されるべきです。
よって当会は、内容的にも手続き的にも重大な問題をはらむ本法案を成立させようとする国会に対し、強い反対の意を表明します。
 日本国のために日々奔走されている心ある議員、とりわけ自民党の保守系国会議員の先生方には、本法案の危険性を改めてご認識の上、法案成立回避に是非とも尽力をいただきますよう、心よりお願いいたします。
 また、明日の委員会可決、また来週の衆参本会議での成立を阻止するために、会員、支援者の皆様におかれましては、反対の声を自民党や国会議員の先生方に届けていただきますよう、何卒、ご協力をお願いたします。
 なお、「LGBT法案」は与党案のほか2案が提出されていますが、下記は実際に成立が予想される与党案に対しての批判であります。
1.そもそも特別なLGBT法を作る必要がない
 ➀法を作る場合には立法事実(法律の合理性を支える社会的事実)が示される必要があるが、LGBT法案にはいかなる立法事実があるのか。具体的にLGBT当事者がこんなに迫害されているといったことが全く示されていない。
 ②そもそも「性的指向及び性同一性」は、社会・文化的分野の問題であり、何より人の内心の事柄である。政治的分野や経済的分野と異なり、このような領域、とりわけ人の心の中の問題にまで法はむやみに立ち入るべきではない。
 ③日本は元来、歴史的にLGBTに関して比較的寛容であり、対象となる人々を処罰したり殺害したり迫害したりするような文化は持ち合わせていない。現在のマスメディアに日々、出演する人たちを見てもそれは明らかである。海外と事情が違う以上、同じ視点で法制化を進めるべきではない。
さらに、アメリカでさえ特別法が成立していない状況で、日本が急ぐ理由はどこにもない。
2.法案自体の内容の問題
➀「性的指向及び性同一性の多様性」の意味が不明
 法案は、国民に対して「性的指向及び性同一性の多様性」を受け入れるように迫っておりLGBTを理由��する差別を禁止する趣旨のものであることがわかる。
 しかし、肝心の「性的指向及び性同一性の多様性」の意味する事柄が不明である。そもそも、国民が受け入れるべき多様性とはどこまでの範囲なのか記されていない。
②差別の定義がない
「性的指向及び性同一性の多様性」の範囲が不明な上、差別に関する定義が存在しないことも重大な問題である。定義がない以上、その「乱用」の恐れがあり、極めて危険でありと言わざるを得ない。
③「理念法」というまやかし
 罰則もないし、理念法だから問題はないとも言われるが、これはまやかしである。2016年に成立した「反ヘイト法」がまさにそうであった。理念法であり罰則規定がないから、というふれこみであったが、成立した途端、地方自治体レベルで実質的な「罰則」が設けられてしまった。本法案も、成立後に<「性的指向及び性同一性」を理由とする差別は許されなくなった>ということを大義名分に、地方自治体レベルで様々な解釈が行われ、差別とされる行為の範囲も拡大し、さらに「罰則規定」までつくられていくことも大いに予想される。
④研究の名の下に大きな利権が生まれる
法案には、LGBTに関する研究および、その知識と思想を普及するための研究に予算がつくとある。それに携わる研究者や教育者及び関連諸団体に大きな利権が生まれることになる。
⑤学校と親との対立が発生する
 法案には、LGBTに関する教育啓発を児童生徒などに対して行う努力義務が規定されている。学校がLGBT教育に乗り出せば、親と学校が対立する事態が生まれるだろう。そうなれば、学校教育全般がうまく機能しなくなっていく恐れがある。
3.民主主義の崩壊につながる
➀本法案の必要性について、岸田総理は国民に対する公的説明をしていない。マスコミも法案の必要性と内容を紹介しないし、国民は一体どういう法案がつくられつつあるのかも知らない。
②LGBT保護のためだというが、LGBT当事者からヒアリングを行ったという話を聞かない。LGBT当事者は、むしろ法案に反対の人が多いと聞く。
③自民党の党内議論の中では反対派の方が圧倒的に多かったのに、執行部が強引に法案を決定してしまった。民主主義の原則は完全に無視されている。さらに、議員立法は「全会一致」が原則であるはずなのに、与党はまともな審議も行わないままに強行採決しようとしている。本当にこのまま進むようなら日本の民主主義は崩壊していくこととなるだろう。
この背景にはアメリカの民主党政権からの圧力があると言われている。日本の独立に関わる問題でもある。 
4.法案が通れば、どういう問題が生まれるか
➀女性の人権が抑圧される
「自称」トランス女性が、女性トイレや女性風呂に入ってくる。それを女性やその施設管理者が拒否すれば、LGBT差別となり、法的に争っても女性側・施設側が負けることになる。欧米では、ことごとく女性側が負けている。
トイレや風呂に入ってくるだけではなく、アメリカで発生したように、トランス女性が女性を強姦する事件も発生するかもしれない。総じて、女性の人権が抑圧される事態が発生するだろう。
さらに、スポーツで女子種目にトランス女性が出場し、ことごとく優勝をさらう事態がすでに海外で発生している。筋力や脚力に勝るトランス女性と競合すれば女性は圧倒的に不利である。
②偏ったLGBT教育による少子化の加速
 学校では、LGBTに関する教育が行われることになるが、LGBTへの理解を深めるのを超えて、ひたすらLGBTの美化が行われることが予想され、各国で生じているようにLGBTが激増することになる。その結果、日本の少子化は更に進行することになる。
③国民の分断の進行
国や地方公共団体、学校や事業所で、一般国民のLGBTに関する言動に対するLGBT活動家などによる過剰な攻撃が多発することになる危険性がある。その結果、国民は、かえって、LGBTに対する反感を持つようになるかもしれない。国民の分断は更に進むことにつながる。これは、実際に、LGBT保護を進めた欧米で起きていることである。
④「同性婚を認めろ」の声が大きくなる
LGBTを尊重しなければならないのだから同性婚も認めよ、という声が大きくなる。LGBT法ができることにより、裁判所の見解も変わっていく可能性がある。
⑤皇統の破壊への懸念
皇室の男系男子による皇位継承に、多大な影響を及ぼす可能性がある。(以上)
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shredderwastesnow · 11 months
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クィアたちのZINE交換【前編】
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発端
ある6月の休日、ZINE交換会に参加した。 主催は、数人のクィアによって結成されたプロジェクト集団「陰気なクィアパーティ」。今年春から、東京と名古屋で、派手なパフォーマンスが苦手なクィアのための穏やかな集まりを開いている。
そもそも「クィア」とは何か
「クィア」は、既存の性のカテゴリーに馴染めない人を指す言葉として、最近様々なメディアで使われるようになった。 元々「クィア(queer)」は「奇妙な」「異様な」という意味の英語で、セクシュアルマイノリティたちを揶揄する蔑称として欧米で使われていた。 しかし社会運動をしていたセクシュアルマイノリティたちが、たとえ端から見れば奇妙でも自分たちはありのままで生きるという決意と共に「クィア」を自称しはじめたことで、かつてのネガティブな意味合いが薄れてゆき、現在に至っている。
「クィア」の意味するところは「セクシュアルマイノリティ」と似ているが、カバーする範囲は「クィア」の方が広い。 紙媒体やネットでこれらの言葉に触れてきた印象では、「セクシュアルマイノリティ」は、性自認・性的指向が明らかにマジョリティとは違うという自覚がある人を指している。 それに対して、「クィア」には、まだはっきり認識できていないものの、世間が想定する性のカテゴリーに今ひとつ馴染めない…と感じているような、マジョリティとマイノリティのあわいにいる人も含まれる。 また、「セクシュアルマイノリティ」には、マジョリティに理解されず、社会から疎外された存在というニュアンスがある(その他の「マイノリティ」=在日韓国人、部落民、外国人などのような)。 この言葉が使われる際は、当事者が法制度などによって不当に権利を制限され、自分らしく生きることを阻まれているという実態がセットで提示されることが多いように思う。
例えば、性自認が男性(シス男性)で恋愛対象は女性(ヘテロセクシュアル)だが、女装をしている時の方が心地よいという人がいたとする。「クロスドレッサー(異性装)」「トランスヴェスタイト」「女装家」などと呼ばれる存在だ。 特殊なセクシュアリティを持っているが故に、街中で後ろ指を指されたり馬鹿にされたりして、尊厳を傷つけられることはあるだろう。 しかし、「ホモセクシュアル」ではないので、同性婚できない日本でパートナーと結婚できずに苦しむリスクはない。 「トランスジェンダー」的な傾向はあるものの、性自認と医学的・社会的に割り当てられた性のギャップに苛まれたり、高額な性別適合手術の必要性を感じているわけではない。 このような人は、「私はセクシュアルマイノリティです」と言っていいのか戸惑いがあるのではないだろうか。 自分の辛さは、法制度と闘わなければならない人のそれに比べたら軽微なのだから、この程度でセクシュアルマイノリティを自称して生きづらさを訴えるのは行き過ぎている…と自粛してしまうことが考えられる。 しかし、男は365日ズボンで暮らすものだという既存のジェンダー観から外れているという点で、彼は間違いなく「クィア」である。「私はクィアです」と言うのは、「私はセクシュアルマイノリティです」と言うよりはるかにハードルが低い。
「クィア」は、既存の性のカテゴリーに馴染めていないが「セクシュアルマイノリティ」の括りから除外される人々もふんわりと包み込む、懐の深い言葉だ。 セクシュアリティは千差万別で、まだ解明されていないことも多く、しかも生まれてから死ぬまでに変化する可能性もあるという揺らぎを前提として生まれた概念なので、より多くの人たちの拠り所になれる。しかし、このふんわりとした性質故に、定義するのは非常に難しい。
参考:
私のクィアネスについて
私は自分が「デミロマンティック」だと思っている。要は、世間一般の人と比べて、恋愛感情が希薄だという自覚がある。
多分「デミロマンティック」は多くの人にとって聞き慣れない言葉だが、「アセクシュアル」「アロマンティック」であれば知っている人はいるのではないだろうか。 「アセクシュアル」は性的欲求を持たない人、「アセクシュアル」は恋愛感情を持たない人を指す。 (日本では「アセクシュアル」は恋愛感情も性的欲求もない人の意味で使われ、恋愛感情はあるが性的欲求のない人は「ノンセクシュアル」と呼ばれるケースもあるようなので、「アセクシュアル」の意図するところは使う人や文脈によって変わりそうだ。なお、「ノンセクシュアル」は和製英語だそうです。)
「アセクシュアル(asexual)」「アロマンティック(aromantic)」の頭に付く「a」は、英語では否定(non-、un-)の意味を持つ。「asexual」=「sexual(性的欲求のある状態)でない」、「aromantic」=「romantic(恋愛感情のある状態)でない」ということになる。 一方、「demi」は、「半分」「少し」の意味を持つ(ヨーロッパ系のカフェでエスプレッソを注文すると出てくる小さなカップ=「デミタスカップ」を想像してもらえると腑に落ちるのではないでしょうか)。つまり「デミロマンティック(demiromantic)」は、「romantic(恋愛感情のある状態)が少なめである」という意味になる。
息抜き:
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当事者の書いた文章や当事者が主人公の小説を読む限り、アセクシュアルおよびアロマンティックの人は、それぞれセックスや恋愛に対して拒否感や嫌悪感がある印象だ。 私はどちらに対してもそこまで強い拒否感はなく、恋愛の延長線上にセックスがあることにもそれほど違和感を持っていないが、いかんせん恋愛感情が起こらない。
学生時代、周囲が少女漫画を貸し借りして「○○君と△△君だったらどっちがタイプ?」「私たちもこんな恋愛したいよね~」と真剣に語り合っている中、私はそのテンションに全く付いていけず、自分はみんなと違うな……と漠然と感じていた。
勉強や就職活動や創作活動などは、将来の自分の可能性や選択肢を増やして今より自由になるための活動であるのに対し、恋愛は、相手と良い関係を作るためのしがらみや我慢を発生させる点で、人生を不自由にする活動だと思っていた。 シスヘテロ男性との恋愛の先にあるかもしれない結婚・妊娠・出産などを想像すると、積極的に恋愛するシスへテロ女性たちは、自ら進んで家父長制に取り込まれにいっているように見えてしまった(ものすごく穿った見方だという自覚はある……彼女たちは自分の意志で恋愛しているのであり、余計なお世話だとは思うけど)。
私の中にこういった思考が育まれたのは、幸せな恋愛やパートナーシップのサンプルを身近に見つけられなかったという環境的な要因に加えて、やはり先天的な要因もあると思う。 近年の脳科学では、外部からの刺激によって脳内の快楽を司る「報酬系」という神経回路が活発化し、ドーパミンが分泌されると恋愛感情が起こるとされている。多分、私の脳ではこの回路があまり活発ではなく、少女漫画という刺激では作動しないのだろう。 (ただ、脳内物質にはドーパミン以外にもセロトニン・テストステロン・エストロゲンなどがあり、これらが出ていれば何らかの感情は発生していることになるので、恋愛感情がないからといって無感動というわけではないのですが。)
参考:
社会人になってから、微妙に恋愛感情が出てきた時期もあるにはあったが、それも数年に一度ぐらいの低い頻度だった。 仕事が忙しければどうでも良くなるし、一人で行きたい場所に旅行したり、カルチャーに触れたりライブやイベントに行ったりすればそこそこ満たされてしまうので、そのうち別にいいやという気持ちになる。
そんな自分のことを、私自身は「ドライな人間」「淡泊なタイプ」だと解釈していた。 ただ、性自認と医学・生物学的な性は一致しており(シス女性)、恋愛感情が起こる場合は異性に向くため(ヘテロセクシュアル)、自分がセクシュアルマイノリティだとは思っていなかった。 しかし、日本でもセクシュアルマイノリティに関する議論が活発になり、LGBT以外のセクシュアルマイノリティやクィアについての文献や記事が広く出回るようになって、やっと「デミロマンティック」というちょうど良い表現に出会えた。
クィアを自覚した後の問題
自分がクィアだと自覚することは、こういう人間は自分だけではないと安心できる点では救いだが、自分は差別される側の人間なのだという疎外感を突きつけられる点で呪いにもなる。 過去にセクシュアリティの違いが原因で周囲から浮いてしまった経験を、差別を受けた体験として捉え直す作業は、それなりの痛みを伴う。 しかし、これを丁寧に行わなければ、自分の生きづらさを解きほぐして緩和することもできないし、この先どう生きるのが自分にとっての幸せなのかも模索できない。 また、自分が生きている日本社会がどんな人間を異端として疎外・排除しているか、あらゆるセクシュアリティが肯定されるために社会や自分自身はどうあるべきかも見えてこない。
自分の中のクィアネスに向き合うことを意識し始めてから、同じように既存の性のカテゴリーからはみ出している人がどう生きているのか知りたいと思うようになった。 コロナが沈静化したタイミングで読書会やコミュニティを定期的に検索していたところ、「陰気なクィアパーティ ZINE交換会」の告知に出会った。 クィアとして生きる実感をZINE作りという形で語り直す作業を、この機会にやってみたいと思った。
限られた時間の中で何とか内容をまとめ、A5版12ページ、6,000字強のZINEが完成した。 会場で7部を交換し、2部は手持ちのZINEがなかった人に渡した。
「陰気なクィアパーティ」の大らかさ
私は「LGBT」ではないし、「アロマンティック」「アセクシュアル」のいずれでもないので、そういった人を対象とするコミュニティへの参加には抵抗がある。 でも「クィア」を冠したコミュニティであれば、私もここにいて良さそうだと思える。
会のグラウンドルールには、このような文言がある。
陰気なクィアパーティは、セーファースペースであり、あらゆる性のあり方を持つ私たちが共にいるための空間です。 差別の構造を解体する空間であるためには、参加者全員の協力が必要です。 自身の境界と他者の境界を尊重し、全ての人が居心地良く過ごすことができる対話空間作りにご協力ください。
この宣言はとても心強い。 このような場なら、「性的指向も性自認もマジョリティと変わらないくせにマイノリティぶるな」とか、「もっと辛い立場にあるセクシュアルマイノリティに比べれば、お前のしんどさなんて取るに足りないものだ」といったような攻撃を受けるリスクは低そうだと感じた。 そして、一定の安全が担保された空間で様々なクィアたちとコミュニケーションする中で、クィアとしてどう生きるかのヒントが掴める気がした。
会場に足を運び、様々なセクシュアリティの参加者からもらったZINEを読んで、自分の想像を超えた差別や疎外感を知り、世界の見え方が少し変わった。 あの空間に、一人のクィアとして立ったからこそ見えた景色だ。 私のZINEも、誰かにとって新たな気付きをもたらすものになっていればいいなと思う。
会社を辞めようとしているタイミングでこのような場に出会うことができ、本当に感謝している。 主催者の皆様、ありがとうございます。
そして今後は、小説の執筆ペースを上げることと並行して、一人のクィアとして考えたことをもっと言葉にしたくなった。 個が尊重されるセーファースペースで、様々なクィアと対話したり励まし合ったりする時間が定期的にあったら、何かと心細いクィア人生も豊かなものになる予感がする。
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kennak · 1 year
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LGBT理解増進法案、ひたすら西田昌司・自民党政調会長代理が猛反対している報道しか流れてこないんだけど、もしかして与野党総出で成立を望むこの状況で、本当にこのおっさん一人がゴネてスタックしてる状況なの…?
[B! 差別] 自民、LGBTQ法案で党内対立が深刻 異論相次ぎ、集約見通せず 「差別は許されない」は「日本に合わない」:東京新聞 TOKYO Web
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hakoniwa-h · 1 year
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10周年目のトモダチコレクション新生活
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 2013年4月18日に発売日を迎えた「トモダチコレクション新生活」ですが、なんとなんと10周年を迎えました。おめでとうございます。2013年の4月17日夜11時のワクワクを共有したくて、このブログも2023年4月17日夜11時に更新しました。  いつもいっしょで無くさないダウンロード版をおススメしていたのももうできなくなってしまいました……。  ブログをお引越ししてくる前、Seesaaブログと言う場所でトモダチコレクション新生活のあれやこれやを載せていたのですが、その時代からのお付き合いがある方は10年以上このブログを見ていたことになります。  ありがとうございます。10周年おめでとうございます!
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↑リクノコ島生まれの100人目の住民かんたも9歳になりました。
 トモダチコレクション新生活は2014年6月6日、『Tomodachi Life』という名前で、アメリカ、EU、オーストラリア、韓国‥で発売されました。発売前、「同性婚」に関する要素を任天堂が不具合として修正、これに対し、「修正しないで欲しい」という当事者からの要望に、「社会的主張は盛り込めない」と強気な態度に出た覚えがありますが、この態度に対してユーザー、人権団体から抗議を受け、謝罪に至ったという非常に残念な経緯があります。  当時、私もこの騒動について自分なりにまとめなければならないと、拙いながら騒動について纏めたのですが、ジェンダーやLGBTコミュニティに関する知識が薄く、「同性婚」や「同性愛」と書いて良いのかという惑い(Miiの恋愛に関しては何と言うか、「愛」なの? という意識が若干ありました)や宗教保守に対する忖度を抱いたことを覚えています。そのため「同性結婚」や「同性恋愛」という言葉を使っています。その拙いブログ記事はSeesaaから引っ越し、あまりにも「差別的な表現なのではないか」「ちょっとここ間違いなのではないか」と思う部分は時代時代、静かに修正を行ってきましたが、それでも当時の自分の雰囲気や思いの大筋はそのままで、削除することなく、今でもあります。
 当時、好きな作品と時代の移り変わり、自分の抱く「当たり前だと思っていた社会と闘うこと」についてまだ拙かった私がそこに存在しています。 【過去に書いたブログ】  トモコレ海外発売前の同性結婚騒動  https://hakoniwa-h.tumblr.com/post/151286653996/
【参考】 ・HUFFPOST - 伊藤大地 「任天堂は同性婚にNO」? ゲームの設定めぐり海外で波紋 https://www.huffingtonpost.jp/2014/05/08/nintendo-tomodachi_n_5292748.html ・CNET Japan – Nick Statt 任天堂が謝罪--「トモダチコレクション 新生活」欧米版で同性愛に対応せず https://japan.cnet.com/article/35047703/ ・CNET – Michelle Starr How to have same-sex relationships in Tomodachi Life https://www.cnet.com/tech/gaming/how-to-have-same-sex-relationships-in-tomodachi-life/
 今日はこの10年で思ったちょっと真剣な、トモダチコレクション新生活から考えられる、政治に関する話にお付き合いください。
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■Miiの活躍  批判から10年近く経ちました。この批判の後、『Miitopia』が発売され、Miiのスキは仲間のMiiなら性別関係なく(というかMiiの性別すらとても曖昧になった)、誰でもスキという新たな面白さを持つソフトとして3DSで生まれ、Switchでリメイクされてパワーアップして帰ってきました。
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↑Miitopia  また、Miiは2016年3月17日に配信を開始した『Miitomo』で任天堂のスマホ事業第一作目として華々しい活躍を見せました。現在、残念なことに『Miitomo』は終了してしまいましたが、『Pikmin Bloom』でピクミンたちと街にお花を植えています。Mii自体は頑張っていると思います。
■ゲームと政治  任天堂は「社員一人ひとりが力を発揮できる環境づくりに努めます。」(https://www.nintendo.co.jp/csr/report/employees/topics/index.html?active-topics=topics01)と人権の尊重を掲げ、パートナーシップ制度を2021年3月導入したと報道されました。  この多様性のある職場環境づくりには「女性活躍推進」の項目もあるのですが、任天堂(日本)は女性社員が30%なのは一般企業を思えば多い方かもしれませんが、未だ女性にチャンスが少ない状態は変わりなく、同時に女性社員が少ないことは、女性がパートナーシップ制度を受けるチャンスも少ないということでもあります。今日明日にいきなり5割などはさすがに無理だとは思いますが、徐々に増やして欲しいですね。  また、任天堂含めた日系エレクトロニクス企業は2020年新疆ウイグル自治区での強制労働に関与したのではないかと指摘を受け、「現代奴隷」に関してどう考えているのか報告書の提出を求められています。
【参考】 ・国際人権NGOヒューマン・ライツ・ナウ 【報告書】新疆ウイグル自治区に関連する強制労働と日本企業の関与について https://hrn.or.jp/activity_statement/18457/ ・任天堂株式会社 現代奴隷に関するステートメント(PDF) https://www.nintendo.co.jp/csr/pdf/ModernSlaveryTransparencyStatement_jp.pdf
また、ちょっと気になるニュースがありました。 ・CNN 「任天堂米国法人が女性社員を解雇、理由を巡り物議に」 https://www.cnn.co.jp/business/35080561.html ・Gigazine 「ニンテンドー・オブ・アメリカで受けたひどいセクハラや女性差別について元従業員が告白」 https://gigazine.net/news/20220819-nintendo-of-america-sexual-harassment/
■現実が足を引っ張っている状態  さて、私が、そして多分このブログを見てくれている人なら望んでいる『トモダチコレクション新生活』正当な続編なのですが、日本社会のLGBTQ+コミュニティに対する冷酷な対応がMiiたちの生存にも影響を及ぼしているという指摘を今しなければなりません。  Miiの恋愛や結婚を男性対女性の一つだけにしておくのか、もっと自由なものにするのか、そのあたりの政治の問題が開発や発売の足を引っ張っていると思わずにいられないのです。もう「一方の性別しか好きにならないMii」は恐らく作ることができません。「一方の性別しか好きにならないMii」を作ったら、9年前のTomodachi Life発売時に起きた騒動の約束が嘘になってしまいます。  世界規模に広がっているファンコミュニティ(正直、「任天堂法務部」とキャッキャしながらマイノリティを攻撃している一部コミュニティや、国際情勢や戦争に影響しかねない機密情報を晒し合うコミュニティはともかくとしてという思いがありますが)はバカではないからです。そして、トモダチコレクションのみならず、様々なゲームに影響が及びます。「ビジネスのために人権をないがしろにする」と判断されれば、上記の人権ステートメントにも更に厳しい目線が向けられることになるからです。  これらの問題をクリアできなければ、『トモダチコレクション新生活』の続編開発なんて指示しない(というかできない)でしょう。  開発の足を引っ張っているのは、この10年で悪化した日本の政治と、「人権教育のなさ」だと今なら思います。
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 『トモダチコレクション新生活』の発売を望むあなたに言えることは、まじめに日本の政治について考えることだと思います。できれば、人権やLGBTQ+コミュニティについて、Miiは架空のアバターですが、現実に生きる人をゲームの中に落とし込むことができる不思議な立ち位置は、現実と切っても切り離せない存在であり、現実に影響を及ぼすこともあるからです。  それに自覚的であること、自分の当たり前を見直し、差別をやめることが開発販売への一番の近道だと思います。  男女じゃなければ結婚できないのは当たり前ですか?  現実にはありえずとも、赤ちゃんが同性カップルに導かれてもよかったのでは?  家を手に入れる方法が夫婦に限られているのはなぜでしょう?  見直せることはたくさんあります。
 そんなまじめなことを、トモダチコレクション新生活発売後10年で言わなければいけないと思うほどに、「ちょっとこの国まずいぞ」と深刻に私が捉えているという意識を受け取っていただけないか。という小さなお願いです。  私は『トモダチコレクション新生活』の新しい島にSwitchが輸入されて、それでゼルダとか、リングフィットアドベンチャーとか、Miiに遊んで欲しいよ。3DSにWiiU遊んでるMiiも愛しいけど、「Switch輸出して~!」と言いたいです。
 たぶん、3DSやWiiの修理にダウンロードコンテンツも、もう少し景気が良かったら続けられることもたくさんあったのではないかなと思います。島に住むMiiのWiiや3DSが壊れたらどうするんだろう。なんて悲しいんだろうと思うと同時に、Miiなら直せそうな気もするとも思う……。
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■締め付け  昨年、2月24日ウクライナ侵攻に侵攻したロシアは ――13年に「非伝統的性的関係(同性愛)」について未成年に「宣伝」することを禁じる法律が成立した。17年にはDVを非犯罪化する法改正もあった――  (毎日新聞:「女の子」だから、抗議する プーチン政権下のロシアの女性たち より引用)  とあり、2022 年末、「LGBTを宣伝するゲーム」のリストアップが行われました。これは、上記の法律が成立していたことが所以です。 そのリストの中には『Miitopia』が確実に含まれているし、含まれていなくても報告があれば含まれるようになるだろうと思います。 『Miitopia』がR18発売になったことも大きな話題を呼んだのですが、これは、この“宣伝”の部分に引っかかってしまったためです。  『Tomodachi Life』も含まれているかもしれません。
【参考】 ・毎日新聞 – 菅野 蘭 「女の子」だから、抗議する プーチン政権下のロシアの女性たち https://mainichi.jp/articles/20230413/k00/00m/030/139000c ・AUTOMATON – Daiki Imazato ロシア下院議員が「LGBTを宣伝するゲーム」をリストアップ。『Fallout』や『Apex Legends』など有名ゲーム多数を危険視 https://automaton-media.com/articles/newsjp/20221115-226706/ ・AUTOMATON – Ayuo Kawase Nintendo Switch『ミートピア』はロシアでは“18禁”だとして話題にのぼる。同性愛描写が影響か https://automaton-media.com/articles/newsjp/20210219-152683/
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 他にも、昨年11月、神道政治連盟が、同性愛について「精神の障害」「依存症」と書かれた差別的な冊子を 自民党の国会議員懇談会の会合で 配布したことが問題になりました。ハッキリと申し上げて、日本はLGBTQ+に関しては上記で述べたロシアの状態にとても近いと私は感じています。日本に「同性愛プロパガンダ禁止法」を作られては、Miiに関するゲーム作品の発売に限らず、日本に輸入される他のゲームにも、作品にも制限がかかります。『トモダチコレクション新生活』、『Miitopia』の中古作品の流通停止という事態さえ最悪あり得ると頭の片隅で考えてしまう。そんな未来は嫌で嫌でたまりません。
【参考】 ・Yahoo個人 – 松岡宗嗣 「同性愛は依存症」「LGBTの自殺は本人のせい」自民党議連で配布 https://news.yahoo.co.jp/byline/matsuokasoshi/20220629-00303189 ・朝日新聞デジタル – 伊藤舞虹 議員ら会合でLGBTQ差別冊子、「加担怖い」 当事者の神職ら抗議(有料記事) https://www.asahi.com/articles/ASQCG74K2QBPOIPE00S.html ・東京新聞 日本除いた「G6」からLGBTQの人権守る法整備を促す書簡 首相宛てに駐日大使連名 サミット議長国へ厳しい目 https://www.tokyo-np.co.jp/article/238238 ・Wikipedia「自民党議員会合LGBT差別冊子配布問題」 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E6%B0%91%E5%85%9A%E8%AD%B0%E5%93%A1%E4%BC%9A%E5%90%88LGBT%E5%B7%AE%E5%88%A5%E5%86%8A%E5%AD%90%E9%85%8D%E5%B8%83%E5%95%8F%E9%A1%8C
・BBC NEWS JAPAN 80秒で解説…米国防総省の機密情報流出、なぜ深刻なのか https://www.bbc.com/japanese/video-65284025 21歳の空軍州兵を逮捕、米国防総省の機密文書流出 https://www.bbc.com/japanese/65271731 (オンラインゲームチャットグループと言われていますが、SteamやDiscordと思いっきりゲームコミュニティで起きた事件です)
・Wezzy 多様性を目指すゲーム業界と、アンチ・ポリコレゲーマーの衝突/今井晋さんインタビュー 【前編】https://wezz-y.com/archives/63889 【後編】https://wezz-y.com/archives/63890
 日本のゲーム業界がどちらに行くのかは、ユーザーの雰囲気にも影響されると思います。
 好きなゲームが遊べるなら自分さえよければ良いという態度や姿勢を今まで取れてきたかもしれませんが、それはこの国に(比較的まだ)「お金」があると思われており、他人のことをおもんぱかることのない態度を取れる無神経な人々が多い国だったからだと私は思っています。そしてそれが、「東アジアの奇妙な風習の島国の人だから…」という人種的目こぼしがそこはかとなくあったとも思います。  しかし、今後はその言い訳は通用しませんし、その言い訳を通用させてきた裸の殿様ビジネスの在り方を情けなく思わないといけない時代に入ったと思います。だからこそ、私はせめて、Miiを愛し、このブログを読むあなたに今後の政治含めた未来について、まじめに考えて欲しいと切に願います。
 そして、それを踏まえた上で『トモダチコレクション新生活』の続編を開発してほしい。と堂々と願って欲しいと思うのです。
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 次の選挙は4月23日の統一地方選挙後半です。  今後、Miiがどう描かれて欲しいのか、そのキッカケの一つとして真剣に考えてみませんか。
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774 · 1 year
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「差別は許されない」と記載されていながら、何をもって差別とするかが書かれていないのだ。そもそも何が差別に当たるのか、は非常に論争的な問題である。
再燃!! LGBT理解増進法の何が問題なのか? | アゴラ 言論プラットフォーム
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jaguarmen99 · 1 year
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16: スフィンゴモナス(愛知県) [KR] 2023/02/19(日) 08:43:40.15 ID:ZIW5b1yO0 LGBTQ団体とフェミ団体って激突せんのか? 280: デイノコック(東京都) [CN] 2023/02/19(日) 10:15:41.08 ID:Qb62ASkk0 >>16 しとるよ フェミ団体としては受け入れる派と排除する派がいて分裂要因
痛いニュース(ノ∀`) : ゲイの活動家 「”LGBTへの理解を増進させる法律”だけでは生ぬるい。差別禁止法を作るべき」 - ライブドアブログ
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kijitora3 · 1 year
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経団連はジイサン集団だが、ついにボケたのか? フェミやLGBTQの多くがレベラル系というか、阿呆サヨクで何ら言論の自由を尊重せず異論を差別主義者のレッテル貼りで駆逐するためフェミやらLGBTQを悪用してることぐらい、秒で気づけ
 それに第一役職者の数や給与額や母性尊重や子育てへ配慮した勤務体系と、未整備などの女性差別、女性抑圧で世界の底辺を独走する日本の古色蒼然たる昭和のハラスメント満載の、日本財界代表が、それをいうか! さすが団塊ど真ん中世代だな 質低すぎ
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gupaooooon · 1 year
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pride monthに、LGBTQ+への差別“促進”法案が、日本版Don't say gay(LGBT)法案が通されようとする国、日本🤮🤮🤮
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昨日に続き、今日、日本では
極右/差別主義政党である自民党と公明党の与党によって。その傘下政党でしかない、同じく差別主義政党である、維新と国民民主によって。
俗にLGBT法案と呼ばれる法案が。
そもそもが、この法案は“差別禁止”とは程遠い、“理解増進”などという醜悪なマジョリティ目線で彩られた。自民党と結託する極右差別主義者団体である、日本会議/神道政治連盟/統一教会などに目配せをしていた、ただの中身のない外部へのアピールにしかならない“骨抜き法案”であったにも関わらず。
更にその法案が……差別禁止を“阻害”する内容を盛り込まれ…………どころか、一部には、「conversion therapy/転向療法/矯正治療」を肯定する/それらを強制する人間達に有利な言葉まで盛り込まれ、事実上の「反LGBT法案」「日本版Don't say gay(LGBT)法案」とも言える最悪な法案になった。今日、一気に衆院委員会で可決/通過までしてしまった。
差別主義者団体が、もっと力を増すような、大手を振って「これは差別ではない」と言い訳できるような法案になってしまった。
そして、この法案については元々、元々が、骨抜き法案で最悪な代物だったにも関わらず。
トランスヘイターが、差別主義者団体達が、この法案に反対する体裁で、ずっと、延々と、この数ヶ月間は特に、性的マイノリティへの差別扇動を続けていた。
この法案を利用して、ずっと、「女性スペース/防犯」をキーワードにして、トランスヘイトと陰謀論を拡め続けていた。
(先日書いた、日本語圏にいるムーンナイトのファンアカウントを運用しながら長年差別を拡めているトランスヘイターと、その周囲のムーンナイト好きのアカウント群も。ずっと差別扇動を続けていた、それらに無批判で居続けていた)
そんな最悪な状況下で。この法案が、更に最悪な法案として。通っていくだろうこと。
G7開催前に、チラチラと目配せアピール程度に、「LGBTQ+の人権」について言及した企業や著名人達も。
外部に対して、「LGBTに対する法案が可決された」という体裁だけ整えられたら、アピールができたら、何の問題もないのだろう。
各メディアも、トランスヘイトを続けている人間をさも“識者”かのように持て囃し、「LGBT+の権利についてはちゃんと考えてますよ?でも過激派が……」と、典型的な差別言説を、陰謀論を拡めることで、満足して終わるのだろう。それが罷り通るのだろう。
(真っ当な報道をしているメディアもあるけれど、web媒体に留まることが多い。それに加え、日本はとにかく、有名な、フェミニストと認知されている人々や、クリエイターや、文筆家や、教職の立場の人々が、続々と、SNSを通じて、トランスヘイトをはじめとしたLGBT+に対する差別に加担して、極右に合流していく。)
これまで同様に、この国のメディアもクリエイター達も、何も言わずに、どころか差別を支える側として、翼賛体制を続けていくのだろう。反吐が出る。
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memorandumsworld · 10 months
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性同一性障害について
日本整形外科学会のHPによると
トランスジェンダー(性同一性障害)の問題がある方の
治療(性転換症の治療)に関しては
成人に満たない人がするには
親権者の同意が必要と書いてあります
その他
治療を開始するにあたり1年のカウンセリングも必要と書いてあります
2人の認定精神科医
1人の認定婦人科医
もしくは1人の認定泌尿器科医によるカウンセリングです
さらに手術やホルモン治療になると認定された病院でないと国内ではできないと書いてあります
国内で性転換手術をすのはかなり難しいのかもしれませんが
絶対にできないわけではないです
また諸外国などで手術をする芸能人の方などが多くいらっしゃいますが
安全性の観点から見てあまりおすすめできないとも思います
言語の問題・衛生上の問題
緊急時の対応の問題などです
その他 上げればキリがありませんが
医療費の問題などもあるでしょう
よく「理解している」っと言っている人の中に
「ありのままでいれるようになればいいのに」っという方々がいますが
人間は完璧ではないので
いつ・どこで・どんなことで
性自認が崩れるとは限りません
極端な話をすれば
親の死に目に「孫がみたかった」
「ちゃんとした人間に産んであげられなかった」などと
情に訴える言葉だけでも心は揺らぎます
トランスジェンダーの治療はそれほどまでに難しく
簡単ではないと思います
合わせて
国外で性転換手術をしてしまうと戸籍の問題も発生します
国内で日本の正規の手順を踏めば
戸籍上も女性に変えることもできます
要件が6つあり
その中の一つに18歳以上であること
という定めがありますが
現在日本において
戸籍上性別が一致していれば
ある意味で偏見はあるかもしれませんが
「人権」という観点から見れば守られると思います
現在 トランスジェンダーの方々は色々な理不尽な差別にあっています
ですが
正式な手順を踏めば
トランスジェンダーの方々は法律上の「婚姻」ができると考えられます
これは
LGBT理解増進法や同性パートナーシップなどに頼らずに
ちゃんと個人の尊厳を守るコトnつながると思います
リソース
日本形成外科学会
https://jsprs.or.jp/general/disease/sonota/seidoitsusei/
裁判所
https://www.courts.go.jp/saiban/syurui/syurui_kazi/kazi_06_23/index.html
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zubaban · 11 months
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LGBTQQIAAPPO2S → LGBTTQQAAPPO2Sがいいと思います。
LGBT法が通った。 何も理解していないジジババが作った。
LGBTQQIAAPPO2S → LGBTTQQAAPPO2S、DSDs、性同一性障害(GID) の意味を全てペーパー見ないで即答出来る人がいるのだろうか?
またLGBTQQIAAPPO2Sの(T)と(I)についても当事者とLGBT利権団体との意見の相違があることも分かった
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「"多様性"と   "多様性の強要"から感じる矛盾 https://twitter.com/takuya_hyon/status/1655755930838122497
→LGBT法案 「百害あって一利なし」島田洋一福井県立大名誉教授(産経新聞) - Yahoo!ニュース
当たり前。アホかよ
→LGBT法案 来週提出調整 サミット前成立は困難(産経新聞) - Yahoo!ニュース
→「プランBはない」仏トランス女性選手、パリ五輪へ決意揺るがず 世界陸連が排除方針(ロイター) - Yahoo!ニュース
はるな愛さん「身近な人がLGBTQでも、何もしなくていいんです。普通に接すればいい」 – STORY [ストーリィ] オフィシャルサイト
「LGBT理解増進法」の何が「問題」なのか(ニッポン放送) - Yahoo!ニュース
LGBTは認められるのにロリコンやネクロフィリアが認められないのはなぜ... - Yahoo!知恵袋
女装して女性用浴場侵入 津、容疑の男「私は女だ」と否認 三重(伊勢新聞) - Yahoo!ニュース
もはや「LGBT理解抑制法」与党と維国の再修正案が衆院内閣委員会で可決(松岡宗嗣) - 個人 - Yahoo!ニュース
自民党のLGBT法案――女湯問題は「デマ」なのか、「不当な差別」とはどういう意味なのか(千田有紀) - 個人 - Yahoo!ニュース
最近りゅうちぇるについて呟いたら
DSDsの団体からインターセックスは政治的性的多様性の観点から言われているものが多く、インターセックスという表現は不適切でDSDsの当事者の多くは望んでいないと指摘を受けた。
DSDsを知らなかったので調べると「性分化疾患」という(病気)であり個性でも性的多様性でもなく社会にもその存在すら認識されていないので差別を受ける機会も多い。
トランスジェンダーは大きな括りであり
LGBTのTがトランスジェンダー(性同一障害)と勘違いされていると思うが違う。
トランスジェンダーの中でもトランスセクシュアル、トランスヴェスタイトなどがある。
トランスセクシュアルは性適合手術を望む状態、手術を受けた人。
性同一性障害はトランスジェンダーに含まれないし、2022年WHOは性同一性障害は精神疾患から外し、「状態」であると変更した。
日本では未だ障害とされているが、変わるかもしれない。
と、いろいろ書いたが、俺は興味があるので調べたりするが、多くの今物価高だー、賃金上がらねー、税、保険料で半分取られるーというクソ政府による日本社会では、こんなもん調べて理解しようなんて思うのでしょうか?
と思う。
自分のことで精一杯でしょう。
はっきり言って今の経済状態だと無理だと思うね。
金は余裕を生む。 これは残念ながら確かだ。
DSDs:体の性の様々な発達(性分化疾患)とは? | ネクスDSDジャパン:日本性分化疾患患者家族会連絡会 https://www.nexdsd.com/dsd
トランスジェンダーとは?【性同一性障害との違いも詳しく解説(当事者監修/2022年最新版)】 | LGBT就活・転職活動サイト「JobRainbow」 https://jobrainbow.jp/magazine/transgid
Xジェンダーとは? 【男女の枠に属さないってどういうこと?】 | LGBT就活・転職活動サイト「JobRainbow」 https://jobrainbow.jp/magazine/xgender
アロマンティックとは?【恋愛感情と性的感情は同じじゃない】 | LGBT就活・転職活動サイト「JobRainbow」 https://jobrainbow.jp/magazine/aromantic
宇多田ヒカルの「ノンバイナリー」告白って何?今さら聞けない新語の正体 | News&Analysis | ダイヤモンド・オンライン https://diamond.jp/articles/-/275630
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000gwen · 11 months
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マサキチトセさんのブログに対する反論
mastodonに書いた記事の再掲です。
https://ja.gimmeaqueereye.org/entry/27272
クィア系の人にありがちな、冗長な表現が多すぎるうえに分かりにくい文章で目がツルツルすべりまくってしまい読むのがとてもつらかった。
行為ではなく性的ファンタジーにおいても、私は(今は体型的に成功率だだ下がりだけど)同い年か少し年上の人に甘えて欲情させるのが好きなので、あえてむりやり小児性愛の枠組みに入れるとしたら私自身はファンタジーにおいてはどっちかって言うと小児側だと思う(タチだけど(誰得情報…))
とかいうどうでもいい性癖情報なんていらない。 顔写真出してる人がこういうこというのは無駄に生々しいんだよ。
で、瀬戸さんにとって「人物を指す名詞としてのクィアに人物としてのペドファイルを含めるつもりは昔からゼロ」だし、(もちろん)この人自身がペドフィリアではないということは分かった。
ただ
私が名詞としてクィアを使う時(例えば「クィアの権利と尊厳」とか言う時)に、そこにペドファイルを含めて考えてはおりません。 >LGBTQ+の「Q」にも含めて考えてはおりません。 (誤解:「ペドフィリアは LGBTQ+ の Qに含まれる」とマサキチトセは主張している より)
では「Q」に含まれてないのは分かったけど、「+」にペドファイルが含まれる可能性までは否定しきれていない。
そして、彼の
「小児性愛者という人口全体を悪魔のように社会が扱うことは結果的に小児性犯罪を温存してしまうから、児童を守ることには繋がらない」という議論を支持している (■「LGBT関連の論者の中でも私はかなり突出して小児性愛擁護派」という部分について説明します より)
という意見には同意できない。 あとこの(屁)理屈はセックスワーク論者がいいがちな「買売春を犯罪化すると地下に潜ってしまう」という言い訳と非常に近似していると思う。
『マルクス主義・フェミニズム・セックスワーク論』において、この「地下に潜る論」に対する反論は
セックスワーク派が最も愛好する屁理屈の代表格がこの「地下に潜る」論である。(略)まず第一に、最初にこの北欧モデルを導入したスウェーデンにおいて、この「地下に潜る」論は具体的に反証されている、少なくとも何ら実証されていない。(略)第二に、多くの人が理解していないのは、合法化国の方が「地下に潜る」部分がよっぽど多いという事実である。
というのも、ほとんどの合法化国は公衆衛生上やその他の必要から、店舗の登録や届け出などを義務づけているが、そうした登録を嫌がって営業する違法店が合法店の数倍多く存在するからである。あるいは、買春女性の保護のためとして、買春者にコンドームの着用を義務づけている国もあるが、そうした国ではコンドームの着用を求めない違法店が増殖することになる。
つまり、売買春の廃止に向けた措置は、いわゆる「地下に潜る」部分を含めて全体として産業規模を縮小させていくものであるのに対して、合法化ないし非犯罪化は、全体としての産業規模を増大させ、したがって「地下に潜る」部分も増大させるのである
『マルクス主義、フェミニズム、セックスワーク論:搾取と暴力に抗うために』,慶應義塾大学出版会,2021,p.165-167
https://twitter.com/DangaiMisaki/status/1498459612508729346?s=20(断崖みさきさんのツイートより)
となされている。
これをペドフィリアの場合で考えると、実際に「ペドフィリアとチャイルドマレスターは違う」「ペドフィリア差別に反対します」という意見でペドフィリアを“他者化/悪魔化”しないことが推進される場合、心理的な抵抗感/ハードルが下がり、小児性愛者の絶対数が増えるのは当然のことなのでは? 現に瀬戸マサキさん自身もこのブログで「異性愛や同性愛と同様に、ペドフィリアもまた、社会的/環境的に形成される部分が非常に大きい」といっているわけだし。
ペドフィリアを擁護する人は「ペドフィリアとチャイルドマレスターは違う」「性的な感情を抱くことと、同意のない性行為に及ぶことの間には大きな違いがある」といっている。
ペドフィリアを擁護している例1)
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ペドフィリアを擁護している例2)
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あたかも相手が子どもであっても「同意」さえあれば性行為に及んでも問題がないかのような言い分だ。 そもそも成人と子どもとの間に対等な性的関係が築けると思っているのだろうか。 成人から性的な欲望を向けられた子どもの「同意」は果たして本当に「同意」といえるのか、わたしはそういったことから疑問に思っている。
当然、子どもも社会の構成員であり、その保護者たちは常々不審者情報に気を張り巡らせながら生活しているし、(特に小児期の)性被害者もいる中で、歯切れ悪くもペドフィリアを肯定的に言及するのは、そういった人たちの心理的安全性を損なうのではないか? 瀬戸マサキさんは「ペドフィリアを完全には否定しきらない言説が社会に与える影響」ついてはどう説明するのだろう。
学問としての「クィア批評」が「ペドフィリア/小児性愛」を扱うのはわかった。 しかし「LGBTQ+」の「Q」が「クィア」という解釈もあり得る以上、ジェンダーについて特に関心のない一般の人たちに対しても「クィア」とはなにか、そしてもし「ペドフィリアとチャイルドマレスターは違う」というなら、それらがどのように違うのか、「クィア」を扱うアカデミアの人たちは説明責任があるのではないか。
そして自分たちの理論がアカデミアのなかだけでなくて現実社会に影響を及ぼしたときに、どういった人たちに支持され、そして実際に子どもたちが犠牲になった場合に責任がとれるのかということも、「実際に行動に移した人が悪い」と逃げるのではなく、よくよく向き合って考えてほしい。
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kennak · 11 months
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現行のLGBT理解増進法案では、地域の統一教会信者が1人でも不安だと言えばLGBT教育ができなくなる。ゼロ年代に宗教保守と統一教会が展開した性教育バッシングがLGBTで繰り返される恐れが強い。
[B! LGBT] 「LGBT“差別”増進法」にNO。プライドパレードすら、できなくなる危機。「こんな法を通す国は、本当に最低です」
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sangokushi7 · 1 year
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LGBT理解増進法案は本当に危険?[調べてみた]
LGBT理解増進法案は、自民党性的指向・性自認に関する特命委員会が法制化を進めている法案で、正式名称は「性的指向および性同一性に関する国民の理解増進に関する法律」です。最近、この法案に対しLGBTの権利が過剰に主張され性犯罪が増加し、一般 #LGBT理解増進法案
    LGBT理解増進法案は、自民党性的指向・性自認に関する特命委員会が法制化を進めている法案で、正式名称は「性的指向および性同一性に関する国民の理解増進に関する法律」です。最近、この法案に対しLGBTの権利が過剰に主張され性犯罪が増加し、一般国民が被害を受ける等、過激な言動がネット界隈で飛び交っていますが、それは本当なのでしょうか?     これは差別禁止法ではない     結論から言って、LGBT理解増進法を理由に日本で性犯罪が増えるという事は絶対にあり得ません。理由は、LGBT理解増進法は、行政や企業、学校等に対し、性的少数者に対する社会の理解を深め、差別を無くしていこうとする啓発活動を命じ、性的少数者に対して必要な措置を命じているだけで、性的少数者を差別する者を処罰するための差別禁止法ではないからです。     罰則規定はあるが情報漏洩や虚偽報告に対するモノ     自民党…
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oimotoai · 1 year
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排除と矛盾のオリンピック
東京2020におけるピンクウォッシングに着目して
はじめに
 2021年に開催された東京オリンピック(以下東京2020)では、大会のコンセプトとして「全員が自己ベスト」「未来への継承」に並び、「多様性と調和」が掲げられた。新型肺炎の流行に伴い社会の分断が深まる中、多様な人々が個性を発揮し、違いを認め合う機会を提供することを目指して据えられたこのスローガンは、大会のあり方に一定の影響を与え、ポジティブな成果を残している。例えば運営においては、日本オリンピック委員会史上初めてトランスジェンダー当事者の委員が就任したほか、女性理事の割合が全体の4割を超えるなど、ジェンダーバランスの取れた組織づくりに一歩近づいた。また、LGBTQ+の支援団体(プライドハウス東京、グラード、アスリート・アライ)がメディア向けに「ジェンダー平等、公平性の確保のためのポートレイヤル(表象)ガイドライン」を配布するなどし、ステレオタイプ的な報道や選手を客体化するような表現への対策を行った。出場選手については、オリンピックで少なくとも185名、パラリンピックおいては少なくとも36名のLGBTQ+を公表する選手が出場し、どちらの人数も過去最多だったという。また、開催地である東京都では、2018年10月から性自認及び性的指向を理由とする不当な差別の禁止を盛り込んだ「東京都オリンピック憲章にうたわれる人権尊重の理念の実現を目指す条例」が施行され、セクシュアルマイノリティに対する差別に反対する立場が示された(プライドハウス東京 2021)。これらの成果をふまえると、東京2020はスローガン通り、多様性を祝福するイベントとして成功を収めたかのようである。
 しかし東京2020は、スポーツの大祭典という特大イベントに人々の注目を惹きつけ、またセクシュアルマイノリティへの寛容性をアピールしながらも、開催地である日本での実際のセクシュアルマイノリティの扱いから人々の関心を遠ざけていた。本稿では、日本におけるセクシュアルマイノリティ周縁化に焦点を当て、それらが東京2020によってどのように覆い隠されていたのかについて論じる。まず、ピンクウォッシングという概念について説明したのち、その概念を用いて東京2020での寛容性アピールと日本社会の現状との落差を指摘し、最後にこのピンクウォッシングが、スポーツウォッシュを可能にするオリンピックというスポーツのメガイベントに組み込まれることでその効果を最大限に発揮していた可能性について論じる。
ピンクウォッシングとは何か
 ピンクウォッシング(pink-washing)とは、同性愛を表すピンク色(pink)と「もみ消す」という意味の動詞であるwhitewashとを掛け合わせた概念であり、国家や行政がセクシュアルマイノリティに対する寛容性をアピールすることで、その他の人権問題を隠蔽することを指す(保井 2018)。例えば、イスラエルによる同性愛者への寛容性の表明は、パレスチナ人に対する人権侵害から言い逃れるためのピンクウォッシングであることが指摘されている。パレスチナを含むイスラエルの周辺国においては同性愛が宗教的にタブーとされているため、イスラエルは同性愛者を受け入れる姿勢を積極的に宣伝することで、自国の人権感覚がどれほど「進んでいる」かを示し、パレスチナの占領などのネガティブな印象を払拭しようと試みているのだという(保井 2018; 須崎 2022)。
 セクシュアルマイノリティへの寛容性を表明することで他のマイノリティの排除を不可視化することを指すピンクウォッシングだが、日本の場合、その効果はやや変わった形で現れる。セクシュアルマイノリティの難民の受け入れに着目した保井(2018)の研究からは、日本では、多様な性への寛容を国際社会にアピールすることで、実社会におけるセクシュアルマイノリティへの不寛容を隠蔽するという独自のピンクウォッシングが起こっているという。このように、特定の属性への不寛容を、その属性に対する寛容を表明することで誤魔化すという矛盾したピンクウォッシングの構造は、東京2020においても見出すことができる。
東京2020におけるピンクウォッシング
 ボイコフ(2021)は、オリンピックのネガティブな傾向が(1)過剰支出、(2)白象(無用の長物)の会場、(3)公共圏の軍事化、(4)立ち退きとジェントリフィケーション、(5)グリーンウォッシングという5つの主だった傾向に分類されると指摘しているが、東京2020ではこれらに加え、ピンクウォッシングが行われていたことを指摘したい。
 東京2020大会内で、視覚的にわかりやすくセクシュアルマイノリティへのサポートが表明された例としては、開会式での、歌手MISIAによる君が代の歌唱が挙げられる。「レインボーのドレスを身に纏って君が代を歌う」というパフォーマンスは、セクシュアルマイノリティに対する寛容的なイメージと日本という国家とを強く結びつけるという点で意図的かつ効果的な演出だったといえよう。また閉会式では、日系イギリス人でパンセクシュアルを公表しているリナ・サワヤマとエルトン・ジョンによる楽曲「Chosen Family」が使用され話題を呼んだ。自分達は「選び取った家族(Chosen Family)[*1]」であり、遺伝子も名字も関係ないのだと力強く言い切る「Chosen Family」は、世界中のセクシュアルマイノリティ当事者と痛みを分かち合い、お互いを祝福する賛歌として大ヒットした楽曲である。このように東京2020では「多様性と調和」というテーマに忠実なパフォーマンスや演出が行われたことで、日本があたかも多様な性と生のあり方に開かれ、他国を啓発するレインボーな国家��あるかのような印象を与えた。
 しかし、イメージと現実は大きく異なる。日本では、君が代が賛美する天皇制を支えた家制度の名残によって、異性婚をした夫婦が別姓を名乗ることすら認められない。家制度を契機に日本社会に広く浸透した家父長的価値観は、家制度の廃止後もなお、男性による女性の支配を当たり前と見做すような考え方や、異性愛を前提とした「家族とはこうあるべきだ」という固定観念として日本を生きる人々の生活に影響を与え続けている。
 また、同性婚が法制化されていない日本では、パートナーシップ制度の導入は着実に広がっているものの[*2]、Chosen Familyとの関係について、法的な保障を受けることが不可能である。G7において唯一同性婚を認めておらず、また性的指向に基づく差別を禁止する法整備をしていない国でもある日本は、OECDが発表したLGBTQ+の包摂に関する法整備のランキングにおいて、35カ国中34位、つまりワースト2位であることが発表されている[*3]。
 オリンピックの開催を念頭に「LGBT理解増進法」の制定が見込まれたが、2023年現在に至ってもその導入は実現しておらず、そもそも明確に差別を禁止しない法整備のあり方に批判が集まっている。加えて最近では、元総理秘書官による「(同性愛者を)見るのも嫌だ」「(同性愛者が)隣に住んでいたら嫌だ」などの発言[*4]、岸田総理大臣による「(同性婚を認めれば)家族観や価値観、社会が変わってしまう」との答弁[*5]によって与党のセクシュアルマイノリティに対する偏見や差別感情が露呈し、「理解増進」を促す側がそもそもLGBTQ+に対して不寛容であることに疑問の声も上がっている。
 このように、「多様性と調和」を掲げ、セクシュアルマイノリティの包摂を説くような大会運営の裏では、保守的な政権の下で同性婚もできず、差別を取り締まる法もなく、異性愛者でさえ生きづらさを抱えざるを得ないような社会が広がっていたのである。東京2020で行われていたイメージ戦略はまさに、セクシュアルマイノリティに対する寛容性をアピールすることで、国内の人権問題を隠蔽するピンクウォッシングに他ならない。
スポーツウォッシング×ピンクウォッシング
 そもそも開催国の社会問題を覆い隠す効果を持つオリンピックというスポーツの大祭典は、ピンクウォッシングにうってつけの舞台であった。
 ボイコフ(2022)は、政治指導者がスポーツを利用し、自国を国際的に先進的な存在であるかのように演出しつつナショナリズムを煽り、国内に蔓延る社会問題や人権問題から目をそらさせる現象を「スポーツウォッシング」と定義しており、ソルトレイクシティ冬季オリンピックをその一例として挙げている。9.11の同時多発テロ後、米国では「女性及び非異性愛者に不寛容なイスラーム社会」と「その社会の被害者を救済する自由で寛容な米国」という位置付けのもと、反イスラーム感情を伴う愛国主義―Puar(2007)によるところの「ホモナショナリズム」―が登場した。当時の米国では、イスラーム社会と対比した米国社会の安全性と先進性をアピールするために、例外的に女性や同性愛者の権利保障が強調されるという、一種のピンクウォッシングが起きていたのである。9.11後に初めて開催された2002年のソルトレイクシティ冬季オリンピックは、まさにこのホモナショナリズムによって強調される「(イスラーム圏からやってくる)テロとの戦い」というメッセージがメディアを通じて国際的に発信される、絶好の機会を提供したという。このように、オリンピックの開催を通じて、開催に尽力する政治家はスポーツを隠れ蓑にし、自国についての望ましいイメージを国際社会及び国内に向けてもに打ち出すことができるのである。
 開催国の権力者に都合の良い政治的効果をもたらすスポーツウォッシングには、広告、メディアとの結びつきが欠かせない。オリンピックは大会に対する政治的な異議申し立てを「スポーツに政治を持ち込むな」という態度でシャットアウトしながら、広告会社やメディア業界と結びつくことで、開催国の政治的思惑の実現を可能にさせる。東京2020では朝日新聞、北海道新聞、毎日新聞、日経新聞、産経新聞、読売新聞の6紙がオリンピックのスポンサーとなった。これに対し、主要なメディアがほとんどスポンサーシップを結んでいることで、これらのメディアに広告を出している企業も含め、メディアによる政治の監視という役割が十分に果たされていたかどうかが疑問視されている(ボイコフ 2020; McNeill 2020)。実際、当時の新聞の社説を比較した研究から、オリンピックのスポンサーでない新聞では国内の社会問題が大会開催と結び付けられて語られていたのに対し、スポンサーの新聞においてそれらの問題は大会と切り離され、あくまでオリンピックの外側での出来事として位置づけられていた傾向が明らかにされている(森津 2022)。
 このように、東京2020におけるピンクウォッシングは、スポーツの純粋さを盾にとるスポーツウォッシングと手を組み、メディアを懐柔するオリンピックというメガイベントの名の下に行われたことで、その問題性に対する追及から逃れている可能性がある。
さいごに
 本稿では、東京2020で掲げられた「多様性と調和」から出発し、日本におけるセクシュアルマイノリティの排除と周縁化が、オリンピックによってどのように隠蔽されたのかについて、ピンクウォッシングとスポーツウォッシングの概念を参照しつつ論じた。
 セクシュアルマイノリティであること自体が犯罪とされたり、迫害の根拠とされる国がいまだ88カ国にのぼる中[*6]、政権がセクシュアルマイノリティに対する寛容性をアピールすることにメリットを見出す程までに、国際社会及び日本社会が変化していること自体は、より包摂的な社会の実現にとって良い傾向である言える。しかし、先進国のお墨付きを得るために行われる寛容性の強調は、法整備による人権の保障といった内実が伴っていなければ、単に有害なだけである。日本、特に東京に対して、世界中に「多様性と調和」を呼びかけたからには責任意識を持ち、一刻も早くセクシュアルマイノリティの排除をなくすための法整備を整え、見せかけと実情が矛盾した状況を脱することを強く望む。
[*1] LGBTQ+コミュニティで長年使われてきた用語.血縁や法的な関係にはないが「家族」のような絆で結ばれ,互いに支え合うコミュニティを指す.
[*2] 2023年2月22日時点で,導入自治体の数は少なくとも260以上に上り,人口に対するカバー率は6割を超えている.(2023年2月25日取得,https://www.marriageforall.jp/marriage-equality/japan/).
[*3] OECD iLibrary, 2023, “3. Are laws in OECD countries LGBTI-inclusive?” より(2023年2月27日取得,https://www.oecd-ilibrary.org/sites/e22596d2-en/index.html?itemId=/content/component/e22596d2-en).
[*4] NHK,2023,「岸田首相 同性婚「見るのも嫌だ」などと発言の荒井秘書官 更迭」NHKホームページ,(2023年2月27日取得,https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230204/k10013970711000.html).
[*5] NHK,2023,「岸田首相 夫婦別姓や同性婚「改正で家族観 価値観 社会が変わってしまう」」NHKホームページ,(2023年2月27日取得,https://www.nhk.or.jp/politics/articles/lastweek/95231.html).
[*6] 認定NPO法人虹色ダイバーシティ,2022,「性的指向に関する世界地図」より(2023年2月25日取得,https://nijibridge.jp/wp-content/uploads/2022/07/220713_marriagemap_F_ol.pdf).
参考文献
ボイコフ,ジュールズ,2021,「祝賀資本主義,スポーツメガイベント,東京2020オリンピック」井谷恵子訳,『2020 横浜スポーツ学術会議報告(セッション:R-26)』19: 67-79.
――, 2022, “Toward a Theory of Sportswashing: Mega-Events, Soft Power, and Political Conflict,” Sociology of Sport Journal, 39(4): 342-351.
McNeill, David., 2020 “Spinning the Rings: The Media and the 2020 Tokyo Olympics,” The Asia-Pacific Journal, 18(5).
森津千尋,2022,「2020年オリンピック東京大会におけるスポンサーシップと新聞報道」スポーツ社会学研究,30(2): 85-99.
Puar, Jasbir., 2007, Terrorist Assemblages: Homonationalism in Queer Times, Durham and London: Duke, University Press.
プライドハウス東京,2021,東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会における LGBTQ+及び,SOGIESCに関する成果と課題,今後に向けての声明文,プライドハウス東京ホームページ,(2023年2月20日取得,https://pridehouse.jp/news/1431/).
須崎成二,2022,「セクシュアルマイノリティの受入をめぐる日本の二重規範――地理的スケール概念」からみた難民認定・在留許可」駿台史學,176: 55-74.
保井啓志,「中東で最もゲイ・フレンドリーな街――イスラエルの性的少数者に関する広報宣伝の言説分析」日本中東学会年報,34(2): 35-70.
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