magicrazy0808
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恥知らず
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magicrazy0808 · 8 years ago
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SCP-978×RW
欲望カメラの実験記録 with RW
完全に自分向け
被験者:エージェントA 撮影された行動:撮影用の椅子に座って、缶ビールを飲んでいる。 撮影結果:巨大な猫を抱き枕にして睡眠している。毛布は被験者の私物であることが確認できた。
泥のように眠ってみたい。 ――エージェントA
被験者:エージェントY 撮影された行動:撮影用の椅子に座って、煙草を蒸かしている。 撮影結果:100名以上が花や祝杯を持って被験者を囲んでいる。確認できる人物は全員が実在の人物であり、被験者の交友関係者を中心としていることが確認できた。うち[編集済]は実際と異なり[編集済]。 注記: エージェントYは写真のデータを所望したが、セキュリティ上の都合で却下された。写真はエージェントYの意向により、その場でライターで処分された。
いいことすれば幸せになれるだなんて、そんな世の中じゃないでしょ。 ――エージェントY
被験者:エージェントG 撮影された行動:撮影用の椅子の前に立っている。 撮影結果:壮年の夫婦が立っており、お互いを見つめている。表情は柔和。
ホントにこうなったらいいなぁ。 ――エージェントG
被験者:エージェントR 撮影された行動:撮影用の椅子に座っている。 撮影結果:[削除済] 注記:エージェントRは実験に抵抗を示したが、エージェントGの説得によって協力した。撮影された写真を確認した実験担当者のうち、撮影者を含む3名が[削除済]、ほか6名が[削除済]。写真はエージェントRの手でその場でライターによって処分された。
私を見ようとしないでください。もう二度と。 ――エージェントR
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magicrazy0808 · 8 years ago
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RW掛け合いまとめ
コピペが増えすぎたのでオリジナルを分離
ウルトラ自分向け
虚「もう私――こんなことになってまで、生きていられません」 エ「だ、大丈夫だって! 監査官も誰もいねえし、ここで起こったことは全部俺たちが揉みほぐしておくから…!」 厄「揉み潰す、な」 顎「『揉み消す』だバカタレども」
なぜか猫にモテる厄師丸VS顎多 厄「お悩みのようだね(うれしそう)」 顎「ねこ……」 厄「硝煙臭いのが駄目なんじゃない?」 顎「…………」 厄「待って本気で凹んだな?」
恐い夢~の奴で顎多が「風の強い雨の日」と言い出す回 顎「天候が荒れているときは風が読み辛くて……観的ミスが出るのが一番怖い」 厄「これそういう議題じゃなくない?   俺普通になんかヤベーバケモノに追っかけられるのとかだよ、なんかそういう議題でしょこれ」 顎「銃(コレ)が好きで仕事してんだよ、お前もそっちだろ」 厄「いや俺もザックリするのは好きだけど別に得物にそこまで思い入れは……」 顎「えっマジで?」 虚「ヒーローの会話じゃないですよこれ」
虚「ヒーローってなんか……もっとこう! 夢と希望と! 救いとかっこよさと! なんかそういうのじゃないんですか! そう……エイヂさんみたいな!」 エ「このR18カレーって死亡事故出てんの? 昼食ったんだけど」 厄「死んでねえよ、病院送り」 エ「じゃあセーフだな!」 虚「…………」
顎「カレー喰いたいな……爛崎、カレー喰いに行くか」 虚「えっ、喉大丈夫なんですか?」 厄「コイツの喉は酒焼けだよ! 顎多先輩俺も奢ってカレー!」 顎「割引券あるし奢るよ。だがそこの同期テメーはウンコでも喰ってろ」 厄「無情!」
エ「ウンコ味のカレーだってカレーの一種だッて!イケルイケル!」 厄「エイちゃん喋ると状況が胡乱になるからやめて」 虚「私あんまり辛いの得意じゃないんですけど大丈夫です?」 顎「バターカレーとかある……」 虚「おいしそう……」 厄「やだもー俺もウンコ喰いにいこ」 エ「マジで?」 厄「松屋」 エ「ウンコ…?」
エ「松屋ってウンコ置いてんの?」 厄「俺ぐらいになるとね……もう合成肉は全部ウンコだから」 虚「エイヂさん大丈夫ですか? なんていうか……洗脳されちゃったりしませんか?」 顎「三歩歩けば忘れるから問題ない」 エ「忘れねえよ!歩かないから!飛ぶから!」 虚「だめそう……」
"スプリーキラー"を知るヴィラン「顧客すら顧みない唯我独尊で名を知らしめた残忍極まりない不敵の陽動屋が、今やヒーローなどと稚児の使いじみた生活とは……引導を渡してやる、厄師丸……」 顎「今とあんま変わってなくないか?」 虚「そうですね」 厄「待って」
厄「俺さあ、めっちゃ心入れ替えたから! もうなんかこう、正義の心が目覚めまくってるからね! もう過去なんざ知らねえ、俺はヒーローなんだよッ! 来やがれ! 死ねッ! ブッ殺してやるッ! ズタズタにして東京湾に浮かべてやらァ!」 顎「入れ替わってなさそうだ」 虚「そうですね」
厄「ぬぁにが倫理委員会に通報するだァーッ!?テメーだってエフェクト使ってんじゃねーか!!!」 顎「緊急回避(ドッジ)は例外になってんだよ、んなことも知らねえでヒーローやってんのかコイツ」※まだリフレしか使ってない 厄「んだとこのクソアマァーーーッ!!!」 虚「歌いますよ…」
虚「顎多さん、こないだ喫茶店で飲んでたとき、厄師丸さんがすぐオーラぶわってなって死ぬほど邪魔だからやめてほしいって言ってましたよ」 厄「はぁー? あぎたんそんなに見てんの? 俺のこと大好きすぎじゃない?」 虚「超ポジティブ」 エ「あの人サテンでも酒キメてんのかよ、逆に酒以外飲んでるとこ見たことなくない?」 虚「いやー! スタバで珈琲頼むときに、『一番小さいので』って言うんですよ、なんかもうすごい可愛くて……」 厄「飼い慣らされてる……?」 エ「まず連れ出せんのがすげーよ、まさかうっちゃんがこんなコミュ強だったとは」
無線通信中 顎『東側に壁あるだろ』 厄「あるよー」 顎『ちょっとマイク寄せて叩いて』 厄「うーい(コンコン)」 顎『もうちょっと強く』 厄「ほーい(ドンドン)」 顎『うし断熱材だけだな、そこ動くなよ』 厄「うん?」 顎『見えてンだよ後ろのォーッ!』(壁をぶち抜いて徹甲弾が潜伏エネミーに突き刺さる)
虚「鍵かかってますね……」 顎「"マスターキー"の出番だな」(《零距離射撃》でノブを吹き飛ばす) 虚「超アグレッシブ解決」
パン屋 虚(トングをカチカチやる) 顎「やめろ」 虚「クロワッサン食べたいんですよ!」 顎「普通に取れ(取ってトレイに置く)」 虚「おとなしい……」 顎「……?」 虚「厄師丸さんがクロワッサンは危険なので威嚇してから取らないと刺されるって」 顎「なぜ信じた」
厄「メロンパンは装甲が固いぶん大人しいから安全だよ」 虚「なるほど!(メロンパンを取る)チョココロネはどうですか? 急所が剥き出しになっているように見えますが」 厄「コロネ系はヤバイ、具に釣られてうっかり手を出した奴を補食するから、視界の外からいかないと」 虚「なるほど! デンジャー!」
厄「ピザは既に切れ目入っててトドメ刺されてるやつは大丈夫、それ以外は飛ぶ」 虚「危険ですね! お食事パンは気分ではないのでやめておきます!(チョココロネの背後に回り込む)」 エ「なんだありゃ」 顎「有識者会議」
厄「うん? あ���、全部録音してるから。わかってるよね? コレ。うん、じゃあ、くれぐれもよろしく」
顎「えげつね」 厄「わかる~、アイツは交渉下手だね、俺を敵に回すと怖いよ~」 顎「そうか?」 厄「そうよお、どんな手を使ってでも……だよ」 顎「ほおん、俺なら?」 厄「う~~~ん…………お前んち爆破すんぞ」 顎「草」
虚「顎多さんがあほになってしまう夢を見て……」 顎「あほ」 虚「でもよく考えたらあんまり変わりませんでした!」 顎「煽りすげえな」 虚「これからも作戦中以外はだめ人間な顎多さんでいてください!」 顎「煽りすげえな」
虚「トリック! オア! トリート!」 厄「うわ、えげつない魔女きた」 虚「ふっふっふ! お菓子を持たぬものはRCですよ!」 顎「イタズラの範疇じゃねぇ」
厄「おっと? そういううっちゃんはお菓子持ってんの?」 虚「まだです! まだもらってないので!」 厄「ふうん……ということは、逆にこっちがトリックオアトリートすれば、即イタズラ成立ってワケだ?」 虚「何言ってるんですか!? 今日は子供がお菓子をもらう日ですよ! 四十路前のおじさんがしゃしゃり出ていいイベントじゃないんですよ! 年甲斐考えて貰えませんか?」 厄「ドドド辛辣」
虚「ギリギリ二十代の顎多さんならまだしも! そもそも仮装すらしてないくせに片腹痛いですね! 鼻で笑っちゃいます!」 厄「あぎたんも微妙にDISられてない?」 エ「最近うっちゃんも台詞に磨きがかかってきたな」 顎「室内飼いのオウムみたいな……」 エ「この面子のクソ語彙が感染ったっつう?」 顎「そうそれ」
虚「お菓子ー! お菓子を所望しますよ! ダメそうならイタズラです!」 厄「なんもないよ。RCじゃないイタズラにして」 虚「じゃあ今日一日、厄師丸さんのことは完全にシカトしますね」 厄「ひっっっど」 顎「あ、揚げ煎餅あるわ」 虚「やっふー!」 厄「そんなタイムリーにお菓子持ってることある?」 顎「つまみ」 エ「コイツ……」
虚「でも私、顎多さんにならイタズラされてもいいですよ!」 顎「は?」 エ「お、斜め上のやつ来た」 虚「顎多さんがどういうイタズラを思いつくのか、ちょっと興味ありませんか!?」 厄「やめときなよ、目つぶってって言われて喉にウイスキー瓶ごとブチ込まれるよ」 エ「生々しすぎる」 顎「懐かしいな」 エ「実際にあったのかよ!?!?」
顎「んじゃ……」歩み寄る 虚「ぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬん」壁際まで逃げる 厄「わかりやすい」 エ「わかりやすい」 顎「…………」壁際で止まる 虚「ぬんっ……」どきどき 顎「…………ばーん」指でっぽう 虚「…………!!! ……!!!!!!」
顎「悪い、なんも思いつかなかったわ」 厄「うわムカつくー、マジムカつくコイツー」 虚「にゃあん……」 エ「うっちゃんが溶けた」 虚「撃ち抜かれました……これが、死……」 顎「リアルに撃ち抜いたことあるじゃねえか」 エ「あ~~~すぐヤバい話題に飛び火する~~~やめろ~~~~」
厄「うっちゃん、俺もやっていい? 俺も~」 虚「あのときのことはあんまり覚えてないのでほんと! てゆうか恥ずかしいので忘れてほしいっていうか……! 何度も言ってますけどお!」 厄「しまったもうシカトが始まってる」 顎「でけえ的だったわ」 厄「いやでもこれ無視されてるってことは逆説的に"何をしても見逃される"ってことじゃない? 違う?」 エ「ハート強いな」
虚「もう大丈夫ですから!」ふんす 顎「駄目ならまたやる、それだけだ。だろ?」 エ「やめてくれ~~~俺に振らないでくれ~~~~~」 厄「本人が大丈夫って言ってるなら大丈夫でしょ、ほ~ら大丈夫」揉む 虚(((歌唱))) 厄 >>>死<<< 顎「医務班」 エ「ったくもーまた運ぶの俺じゃんかよ、だりいなオイ身長20cm寄越せ」
厄「無視してないじゃん、詐欺くない?」 顎「おい、アンコールだってよ」 厄「加減しろクソが」
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magicrazy0808 · 8 years ago
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magicrazy0808 · 8 years ago
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「だからさあ、とりあえず例として『おっぱい揉ませてくれたらここは見逃してあげよう』っていうのがあるとするじゃん? そこに対してまあまず『いいよ!』って快諾してくれるのはめちゃめちゃあってほしいけど今んとこ見たことないし無いものとして、殴ってくるのは平凡すぎて論外だし、皮肉で返してくるのはめっちゃありがちだけど正直三流でしょ? やっぱ即答で『ダメ』って断られるのが及第点として、一流は『一瞬答えに詰まる』だと思うんだよね……その後どう対応するにしても、なんつーかその微妙な隙みたいなのがね、いんだよね」
「さっき何で右に回った? 迂回すんなつったよな?」 「いやあのヴィラン(女の子)ギリギリ捕まるかなと思って……」 「結果は?」 「どういう意図でその質問してる?」 「テメーが自分の判断で動いたことについてどういう認識を持っているか、今後反省する気があるか……ねえだろうが、少なくとも次のターンでどう動くつもりかを把握したい」 「はい」 「こっちから言って聞かせる必要があるか? プライドねえのか?」 「はい。挟み撃ちには失敗しました��いや俺だけの失敗じゃないけど」 「それは分かってんだよ……あっちはあっちで風間がブチギレてるからいいんだが」 「あーやっぱあの人あの顔でも怒ってんだ、こえーなー」 「それはそれとしてテメーだよ……」 「しまったなーこっちもキレてんなー」 「何万回似たようなことしでかしてるか分かってんな?」 「何万回は言いすぎだよお、つい追っちゃうようなのが出てくるなんてせいぜい三回に一回ぐらい……」 「テメーはチン█以外でモノ考えらんねえのか? 頭蓋骨になに入れて歩いてんだ? 左右のタマに一発ずつブチ込んだら多少はド頭まで血が通うようになんのか?」ガチャッ 「ちょっとそれしまってホント、本気じゃないのは分かってるけどちょっとヒュンッってした」 「……右舷は"ライトシーカー"に任せよう」ジャキッ 「あーはいはい! 分かった待って! 今の煽りはマズった! 分かります大丈夫! 次はちゃんと捕ま」 「……………」バチン 「えません! 作戦通りやります!」 「やらねえなあ?」 「正直自信はない」 「自覚があるならまだ向こうよりマシか。ワケはまったく話にならねえが」 「だってもうホラ、こればっかりは仕方ないじゃん? あぎたんのコレと同じようなもんでしょ?」 「まあ分かるが同情はできない」 「じゃあこういうのはどう? あぎたんがマジで禁酒するなら俺もマジで禁欲する。どう?」 「無理だろ?」 「無理っすね。無理でしょ?」 「無理だな……」 「はい、じゃあここは痛み分けということで」 「……俺は深酒で作戦に支障を出したことはねえんだがなあ?」 「あーもうやめよ! この会話無駄だって無駄無駄!」 「テメーのは仕事に差し支えてるだろつってんだよ……反省ってレベルじゃ済まねえぞ、命掛けで改善しろ」 「うーん、いまいち心に響かないんだよね……もっと子供に向かって言い聞かせるみたいに言って」 「……あのね厄師丸くん、君の性欲がチームのみんなに迷惑をかけているんだよ? ちゃんと考えて行動しようね?」 「は? なに今の、IC入れるからもっかい言って」 「風間ァー、悪いが右のほうに明比屋貸してくれ。コイツのせいでもう一仕事だ」ジャコッバタン 「あーぎーたーんー!」
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magicrazy0808 · 8 years ago
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PC5とヴィランに知り合いのいる知り合い
「で? 誰だっけその」 「Mrコバルト。すげー色の背広の」 「あのAviUtlのデフォプラグインだけで作ったみたいなクソ動画の……」 「そうそれ」
「あれあの動画のさ、あれで最後一緒に爆破されてたんでしょ? ウケる」 「ウケない。資料は送った」 「超ウケる。じゃあコレ(指五本/パー)で」 「(指三本)までだな」 「はあ? クソクライアントか。下調べだけでどんだけかかると思ってんだこのボケ」 「胸に手を当ててよく思い出してみろ。既に二万貸してるだろ?」 「あ~~~そういうこと言う~~~~~」 「言う。頼んだぞ」 「いや待ってマジ、よく考えてマジで、まだ足りないものあるでしょ?」 「ねえよ」 「正直最近面子から俺へのリスペクトが全く足りてないと思うんだよね。タダ働きもいいとこだと思わない? 労働基準法的にアウトくない?」 「何言ってんだコイツ」 「ここまでブラック労働させられるといつストライキが発生してもおかしくないと思うことない? 具体的には今度のアレでセキュリティダウンが一瞬遅れてフロアが火の海になったりすることとかあったりするかもしれないと思わない?」 「あのなあ、」 「別にほら? エイちゃんがちゃんと仕事すれば焼き払われて困るのはお前ら三人だけだし、どうせうっちゃんとエイちゃんはブチ切れてて避けられないんだから最終的に頑張るのはあぎたんだけだしね? まあ一人頑張りゃいいなら別にその程度の進行バグがあっても俺はね? 俺は困らないからね?」 「それならいい、ゆっくり有給消化して英気を養ってくれ。こっちはコミカライズに頼むわ」 「待って。いや実はそろそろ返さないと真剣にマズいお金が十二万ぐらいあるんだけど、だんだん首回らなくなってきてるんだよね」 「アホか」 「それが例の筋っていうか、これから頼みにいく奴っていうオチなわけなんだけど」 「クソすぎる……」 「というか頼んだのはそっちなんだから筋通してもらいたいんだよなあ!」 「テメーのケツはテメーで拭け。俺の諭吉二匹はいつ返ってくるんだ? 素粒子に還ったとでも言いたいわけか?」 「あのね、分かってると思うけど、俺が向こうから引っ張り出せるっつーことは向こうも俺から引っ張れるっていうことだからね? 俺に余裕がない状況は正直危険だよ、いつ例のセーフハウスみたいにあぎたんちがドカンと行ってもおかしくないわけだから」 「ほー、そいつは上等だな」 「待って待って。そういう話じゃないから……だいたい俺がそんな安易に交渉材料ダダ漏らすような人間に見える?」 「見える」 「いーや、見えないね。少なくともあぎたんには見えてない、あんたは俺のアドバンテージが崩れたときの状況を覚えてるから。だから俺を視て、まず三万で切りだした。五万は持ってきてない、出すつもりがないから。でももう一万はある……最悪の可能性も考慮してるから。つーかこれから戻りがけにコンビニでビールを買うから」 「今日は朝からポン酒の気分でな……」 「はいはいワンカップ……で、危ないっつーのは俺のほうがちょっと今ガチめの金欠で、これから現金で五万揃わなかったらどっちにしろ誰かにたかるか、ルート繋いどくための"等価交換"か……ってことになるわけで、まあ最悪あぎたん本人は気にしないとしても俺だって完璧じゃないわけだし、どっから最終的に組織として不利益を被るネタ掴まれるかわかんないでしょ? そのへんのリスクを鑑みたら今ここで俺と交渉しといたほうが後々面倒にならなくていいし、ついでに割増しで恩が売れるっていう話なわけなんだけど」 「回りくどいが要するにタカリっつう……」 「違うって! ちゃんと働くから! なんならイロ付けるし! どうせならここで他を頼って俺を野放しにするより、原価よりちょっと安くなおかつ扱い慣れたほうを選んでおかない?」 「だる……」 「ヘーイ彼女、俺で妥協しない?」 「………………」 「今即決で四万出すならもう黙る」 「………………(四万出す)」 「素直でたいへんよろしい」 「残りはネタ聞いてからな(二万渡す)」 「はあ? 話聞いてた?」 「はいはいワンカップぐらいまで……」 「クソが……! 最初からその気かよ! でもこれで合計四万、原価五万で一万分は返済したからな覚えとけよ! クソ、残り三万誰から借りっかなあ……」 「(コンビニ行こ……)」  
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magicrazy0808 · 8 years ago
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 眠っていた。自分の意志でそうしたはずなのだが、目が覚めるといつ眠り始めたのか覚えていない。いつものことで困りはしない。その必要があればすぐに目は覚めるし、眠る直前の続きから何事もなかったかのように話し始めることもできる。困ったことがあったとしても、必要のない記憶だと判断したならば、おそらく忘れてしまうだろう。
 べっとりと背中が壁に張り付いていた。頭を持ち上げる動作と同時に神経のリブートが完了し、睡眠によって落されていた痕跡をまったく残さずニューロンを奔る信号が回復する。UGNの検査機関の待合だった。差し出された書面を受け取る。身体状況は異常なし、危険値だった侵蝕率も数日の謹慎と行きつけのバー1件の犠牲で落ち着き、独房行きは免れた。ただ一つ引っかかったのはRC検査の視覚野。 「点数落ちてる……というか、このへん死角になってませんか?」 「あー」  こんなクソバカげた検査をしなくとも自分の身体なのだから誰よりもよく分かっている。俄かにささくれ立った思考に自律神経が作用するのを感じながら、顎多は「ま、元がいいから大丈夫だろ」と応じた。元々平均以上の点数が出ているのは事実であり、今回の結果も充分に目こぼしの効くレベルであった。 「しかしこの抜け方はちょっと良くないですよ」  この人物は何をそれほど不安がっているのだろうか? 苛立っている様子も混じっている。憤っていると言ってもいい。前向きに捉えれば心配しているのかもしれないし、さもなければ危機感が足りなげに映っているのかもしれない。あるいは当人に何か別に引っかかりになるようなことがあって引き摺っているのかもしれないし、ふとしたことで何かを思い出してどんな形であれ水を差さずにはいられなかったのかもしれない。何にせよ、あまり押し問答をしたい気分ではない、という主観だけが事実だった。顎多はなるべく穏便かつ迅速にこの場を切り抜ける方法を考えたほうがいい――と思ったが、死角を抜けたあたりに視覚えのあるオーラを感じたので、やめた。 「あら、顎多さん」  つかつかと歩いてきたのは駒戸だった。駒戸はUGN所属のエージェントだが、都庁で働いている。ベテランの公僕らしいはっきりとした姿勢と歩き姿は見た目よりずっとその存在感を大きくしており、実際に働きぶりも凄烈である。気回しに長けており、オーラの見える顎多より遥かに人を視るのが上手い。 「お久しぶりです。調度良いところでした、謹慎は月曜まででしたね? スケジュールについてご相談が」 「どうも」顎多は心から感謝を込めて会釈した。「いいか?」結果の書面を受けとり、どことなく物言い足りなさそうな検査員を一瞥して歩き出す。  駒戸はしばらく隣を歩いてからため息をついた。 「調子がお悪いようですね」  書面に触れた途端、それに付随する情報を彼女の指先が読み上げ、どうにも困惑したような、まさにため息と同じような色が雑じるのを視て、顎多は何と答えるか少し悩んだ。係員が神経症じみた懸念事項の羅列の記憶でも載せていなければいいのだが。 「別に」結局そういう言い回しになってしまう。「元々ムラがある」  駒戸は顎多を見た。視点はほとんど変わらないが、なぜか少し高いところから見下ろされているような気持ちになる。 「そうでしょうか?」  彼女には何が見えているのだろう。世の中にはこういう人間がいくらもいる。他人の中にあるものをより高精度に洞察できる人間が。  出口とおそらく広報室、それぞれに分かれる前に自動販売機の前で立ち止まった。ざっと見回したが酒類はなかった。目を閉じる。目を開ける。なにかしらの思いかけていた薄靄は忘れる。ただビールが飲みたくなった。めちゃくちゃ冷えてるのが。 「先日はかなり大変だったとお聞きしました」 「どれが?」 「レインボーブリッジの件です」  ああ、と適当な炭酸を押しながら言う。思い出さないようにしていたが思い出した。この虫食いじみた死角に原因があるとしたら、あの弾丸か、精神の網膜が焼けるほど使い潰した共感性か、その相乗効果のどれかだ。 「そっちも大変だろ」  あれが市井に与える影響も計り知れないだろう。謹慎中は一切テレビを点けなかったが、何かしら起こっているのも知っている。風間は批判を呑んでも活動を自粛しているし、狩矢も商売上がったりだとぼやき抜いていた。 「大変というか。一周半回っていつも通りと言えます」 「んだそら」 「大変でなかったことは一度もないんですよ」  それがどういう意味であったのか、顎多には分からなかった。オーラが見えても考えていることまでは分からない。推測することしかできない。駒戸は諦観しているように見えた。  ベンチが埋まった。駒戸は280mlの紅茶を買って、それを一息に飲み干した。 「……神城系列のカンパニーからモニターテストの申請があった製品の中に、感覚型オーヴァードの視覚野増幅に役立ちそうなものがありました」 「ほー」 「申請しておきますか? 使用後にレポートの提出が必須ですが」  顎多は力強く駒戸を見た。彼女の特技の一つに代筆がある。頼れる特技だ。 「私は今とても忙しいですよ」 「俺もこれから忙しくなりそうな気がする」 「そうですね、普段の1.5倍は働かないと来月苦しいでしょう。顎多さん、申請が必要ですか?」  駒戸は微笑んでいた。全体的に。 「じゃあ頼む」 「レポートの提出を忘れないでくださいね」 「はあ? 学生じゃあるまいし」 「それは書かないという意味ですか? 忘れないという意味ですか?」 「どっちにしとくかな」 「任意制ではありません。ちゃんと書いてください」 「めんど……」 「顎多さんの感覚視野がどのように展開されているのか私には分かりませんが、あれは信頼できる製品です」 「あんたが言うならいいんだろうな」 「どうでもよさそうですね」 「どうでもいいよ」顎多は立ち上がり、自販機でさっき駒戸が買ったのと同じ紅茶を押した。「やることは同じだ」  駒戸のあまりにも高度な心配りに対する応答に相応しい感慨が籠っていることを祈りながら、それを彼女の手に押しつけて、廊下を左折した。注視すればするほど、死角が存在しないはずの触覚に疼いた。  後日、駒戸からメールが届いた。 【申請が通りました。製品は既に発送しています。レポートの定型を添付しましたので、提出を忘れないようにしてください。  また、どのような心理的、言語的障壁があるにしても、重要だと感じている事項は口に出して伝達すべきです。忘れないようにしてください。  あなたのことを考えているのは私だけではありません。紅茶、ありがとう】  それが分からないのはこの目が曇っているせいなのだろうか。  やはり分からない。それも分からない。  ただ一つ、分かるのは……本当に闘わなければならないものは、おそらく目には見えないということ。  
#SS
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magicrazy0808 · 8 years ago
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潜入A班が管轄組織でしてはいけないことの公式リスト
>A班の皆さんへ  もう二度とこのようなテキストを作る機会がないことを祈っています。  広報課より >顎多さん  以下のリストを目につくところに掲載しておいてください。 >顎多さん  リストを貼り出すのを忘れないようにしてください。 >顎多さん  ちゃんと貼ってください。
潜入A班が管轄組織でしてはいけないことの公式リスト
1.潜入A班は、建造物の倒壊を始めとする大規模な被害を発生させる破壊行動を前提とした作戦を立案してはいけません。立案した作戦はA形式報告書に記入して監査官の承認を得てください。    a.立案せず実行することも認められません。    b.ギルドが所有していることが暫定している建造物であっても認められません。    c.いけすかない昔の女が住んでいる地域であっても認められません。 2.エフェクトを使ったいかなるハラスメント行為も許可されていません。減点の対象になります。    a.使っていなくてもやめてください。 3.丸めた新聞紙や背中を撫でることで"グレーターゴリラ"を懐柔できるという虚偽の情報をライセンス認定一年未満のヒーロー(以下、新人ヒーロー)に教えてはいけません。 4.適切な許可なくEXレネゲイド感染アイテムで遊んではいけません。    a.エクスプローラーブーツはエンジェルハイロゥシンドロームのオーヴァードが100mを何秒で走れるかを測るために使用するものではありません。    b.賭博目的などもってのほかです。    c.控室で待機中の全てのヒーローの総意であってもです。 5.R対策室所有の射撃場でダメージレースを行ってはいけません。    a.UGN所有の射撃場で行ってもいけません。    b.民間の対エフェクト処理済射撃場で行ってもいけません。 6.ヒーローズクロスは娯楽や生殖目的で使用してはいけません。 7.私の予定帳に勝手に予定を書き込むのはやめてください。    a.あなたと食事に行く予定はありません。    b.ホテルに行く予定もありません。    c.「ウッカリ家に上げちまってそのままズルズル」することもありません。私が《巨匠の記憶》を使えることを失念していませんか? わざとだよ、わざと! 8.ヒーローズクロスデコレーション改造キットの通販サイトを新人ヒーローに教えてはいけません。 9.FHセルに郵便配達事故詐欺のスパムメールを送信することは許可されていません。    a.セルリーダーの名義で寿司を注文することもです。    b.ピザであっても駄目です。 10.『事故』という言葉を言い訳に使ってはいけません。 11.RCを《シークレットトーク》の代わりに使用してはいけません。たいていのオーヴァードはあなたのRCに耐えられません。 12.ライフルは全ての疑問に対する解決策ではありません。    a.アームブレードもです。    b.《完全獣化》もです。 13.エマージェンシーコールは楽しいブザーではありません。 14.2chanにヒーローの個人情報を投稿するのはやめてください。    a.職員の個人情報を投稿することも許可されません。    b.性癖は「無害な情報」ではありません。 15.職員を口説いて"グラトニー"のセーブハウスの連絡先を渡すイタズラはもはや看過できません。当該のセーブハウスは既に焼却されています。 16.いかなる防音室のある娯楽施設でもRCでの歌唱を行ってはいけません。    a.同行者が耐えられても、隣部屋の人間が耐えられないケースがあります。普通に歌ってください。 17.室長のコラージュ写真を2chanに投稿してはいけません。    a.祭になっていたとしても認められません。 18.『戦闘ヘリ』『セントリーメック』といった語句を含んだ作戦は自動的に却下されます。これらを潜入作戦に用いることはありません。    a.潜入作戦は殲滅作戦の代替表現ではありません。    b.「オブラートに包んだ表現」でもありません。 19.多脚戦車を普通自動車免許で運転することはできません。 20."伊庭宗一"名義で出会い系サイトに登録するのはやめてください。 21.ライフルにレネゲイド増幅剤を投与してはいけません。その方法でEXレネゲイドに感染することはありません。 22.ヒーローズクロスの確認侵蝕が99%以下のヒーローを「残機」と呼ぶことは控えてください。 23."ララバイ"はいかなる"ラスボス"でもありません。    a.世界の半分を譲渡することもできません。    b.きちんと否定してください。 24.管轄組織の施設内ではいかなる売買行為も許可なく行ってはいけません。    a.抜けた羽で寝具を作成することを止めはしませんが、販売を行ってはいけません。許可も降りません。    b.好評であったとしてもいけません。 25.いかなる問題に対しても「早撃ち」という解決方法を提示してはいけません。 26.新人ヒーローにコンドームを『思い出の一品』相当として装備することを提案してはいけません。    a.『とっさのお守り』相当でもいけません。何も間違ってなくない? 27.いついかなる場合であっても、たとえエフェクトを使用していなかったとしても、廊下で取っ組み合いの喧嘩を行ってはいけません。 28.このリストに掲載されていないことをリストアップして「潜入A班が管轄組織でしていいことのリスト」を作ることは許可されません。    a.「厄師丸陣が管轄組織でしていいことのリスト」も許可されません。
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magicrazy0808 · 8 years ago
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狩矢ナツメ
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"レッドライン" 狩矢ナツメ(かりや-) 29歳 女 160cm 55kg カヴァー:クライムファイター ワークス:ヒーロー
6年前にライセンスを取得し活動を開始したフィメールヒーロー。 ハイウエストジャケットに赤メッシュの髪、12cmのヒールが標準装備。真っ赤なライン(光線)を投射して闘う射撃型。 快活で、カラカラとよく笑い、初心めな可愛い男の子が好きな恋多き女。「塗り潰す!」がモットー。ボディタッチが多い。 ライセンス取得までは登録済みだが非認定オーヴァード(エフェクトは一切使用不可)であり、認定を受けるための勉強をする金もないレベルだった。なので自分と同じ境遇、あるいは社会において不遇なタイプに対して強く思うところがあり、そういうもののためであればヴィラン相手に肩入れしてしまうこともある激情家。ただし空っ風なので、失敗やかけた迷惑はどんどん棚上げする。
最近、サイドキックとしてガード特化の新人を拾ってきた。仮免許だが、ライセンスが取れるまで面倒を見るつもりである。 捨てられた獣のように世界を恨んでいる誰からも認められない人間のために、世界は塗りつぶすことができると証明するために。
ライフパス
シンドローム ブラム=ストーカー/エンジェルハイロゥ リストカットすると傷が光る血を媒介に真っ赤な光を操る。血潮こそが光。なのでエフェクト使用中は暗闇で身体がほの明るくなる。とにかく破壊力に特化しており、ヒーローネームの通り真っ赤な走査線状に伸ばした鋭利な光の刃で敵を一網打尽に切り裂く。他にも赤色光線限定で多種多様に操ることができる。
カヴァー:クライムファイター ワークス:ヒーロー 基本的には賞金稼ぎ。自ら獲物を求めて治安の悪い繁華街を徘徊する。戦闘を開始すると周辺が返り血と光線で真っ赤に染まるため"レッドライン"の存在はすぐに知らしめられる。 なぜかグラビアが売れており、追っかけのカメコがついているとかなんとか。 かなり稼いでいるが、ねぐらにしている下北沢周辺では赤いスポットライトが局地的な抑止力になってしまっており、つまんなーいと思っている。
覚醒:無知 劣悪そのものと言っていい大家族の七女であり、気が付いたら覚醒していた。 当時から癇癪持ちで傷がついてわめくたびエフェクトを乱反射しており、おかげさまで学校にもほとんど寄り付かなかった。
衝動:闘争 原動力となるもの。衝動というかもはや起源。 強烈な負けず嫌いであり、侵蝕率が上がれば上がるほど、状況が不利であればあるほど歯止めが効かなくなる。
出自:貧乏 ロイス:友人 P:友情◎/N:敵愾心 ロイス対象は顎多丈。狩矢が最も貧困だった夜間学校時代の友人。コンパでベロベロに酔ったところを介抱してもらったのが縁。 それまで出会い系やコンパを梯子しながら男に寄生して生き抜いてきており、もうこのコンパで次の男を捉まえて夜学も辞めようと思っていたところ、泥酔していたためにうっかり顎多に押しかけて爆笑される。 帰らされそうになるところを投げ出されたら行くとこないんだよ畜生と立ち向かったものの歯牙にもかけられなかったが、暴れ出してオーヴァードであることが知られると顎多の態度が一変。「もしも戦闘ライセンスを取るために本気で勉強するなら、自分が空けている間は寝泊りしていい」などと言い出す。 ナツメは半ば捨て鉢に条件を了承し、居候生活を開始する(この頃顎多はまだ下北沢でアパート暮らし)。どんなにキレても喚いても顎多は動じないし、気が付くと何日も家にいないし(同じエンジェルハイロゥを持つ認定オーヴァードであることは明かしていたがヒーローであることは明かしていなかった)、反社会的なヤケクソを仄めかしてさえも戻ってこないが、勉強は見てくれたしエフェクトの練習(当然グレーゾーン)も付き合ってくれた。 しかしナツメはこの頃めちゃくちゃ精神が不安定だったので、 >いつでも出てって良いだって? >あんたあたしのこと馬鹿にしてるんでしょ? >可哀想だから飯食わせて自分のために全部やってるんでしょ!? とかなんとか言いながら男を作って出て行き、しかし性懲りもなくもうアンタなんかいいもんね彼氏がいるから! というメールを送りまくっていたのだが、なんと相手の男が厄師丸だったので顎多は耐え切れずカウンターに突っ伏して呼吸困難になるほど大爆笑したのだった。 厄「え? 俺もしかしてあぎたんの彼女寝取った?」  顎「(彼女では)ない」 その後、顎多は厄師丸と共謀し、ナツメにエフェクトを使用してヒーローの真似事をする機会を与えた上で、自身がヒーローであることを明かす作戦を立てた。ちょうど発生した強盗事件をダシにしたのである。 この件で、自分に出来ることがあること、そして厄師丸をヴィランからヒーローに引き上げた「栄誉」「賞賛」「報酬」という名前の毒を投与されたナツメはマジで真剣に努力してライセンスの取得に成功した。クソビッチは治らなかったが現在は姉御肌でハイな人生下剋上ヒーローとしてカルト的な人気がある。 精神(というか、収入)が安定するまでは顎多のことをハチャメチャに恨んでいたが、今は余裕たっぷりに「正直なところ丈も寂しかったんでしょ?」と完全に許している。顎多は「テメーは人ん家であんだけ荒れといて何様のつもりだよ」と思っている(別に否定はしないし恨んでもいない)。是非もないネ! なお顎多と同じペースで飲める珍しい人種だが、特に制御も自制もできないので最後は完全に潰れる。大迷惑である。
履歴
00年 レネゲイド解放 01年 レネゲイド犯罪の増加 03年 ヴィランズイヤー 05年 第一次RW開戦 10年 第一次RW終結 13年 パラディン、デビュー 14年 ライセンス取得 20年 現在
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magicrazy0808 · 8 years ago
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鴉麻峰景
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"ブラックステイク"  ​鴉麻峰景(アマミネ/ケイ) 16歳 女 161cm 48kg カヴァー:高校生 ワークス:ヒーロー候補生
「髪の毛まとまんないや」 『おのれは領域と重力が操れるのだから自前でどうにかすればよいだろう』 「そんな器用なことができたら赤点なんか取らないんだよね」
巷で噂の正体不明・所在不明・目的不明、杭状の魔眼を操りどこからともなく事件現場に現れては手荒くヴィランを片付けて去ってゆく不可思議なヒーローもどき・あるいは都市伝説、"ブラックステイク"。 その正体は――八王子に存在する明林付属高校ヒーロー科に通う女子高生、 鴉麻峰景(アマミネ/ケイ)その人である!
ニュージェネレーション。本来ヒーローなんて夢のまた夢という実力しか持たない鴉麻峰だったが、憧れと惰性でどうにか補欠合格した明林付属の入学式当日に商店街で強盗を目撃し、周囲の制止を振り切って割り込んでしまう。当然返り討ちに合ってしまったのだが、偶然吹っ飛ばされた古美術店に置いてあった謎の黒い塊に語りかけられ、「なんぞ……」と答えると同時にあっさり契約が成立。ヴィランは気持ちよく殴り返した。この時点では当該のヴィランは普通にヒーローに取り押さえられかけて逃げていったりしてしまったが、《猫の道》を用いて顔が割れる前に逃げ出すことに成功。その後、この時のヴィランと追いかけっこをするに当たり"ブラックステイク"という非認可ご近所ヒーローが誕生したのである。
魔眼は鉛筆のような六角形をしており、あまり大きなものは作ることができなかったが、謎の黒い塊ことクロちゃんと契約してからこれを巨大化してブン投げることができるようになった。 それ以外��は領域の力でとにかくあちこち走り回るだけが取り柄。
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"ブラックステイク"として出撃するときはスカーフに擬態したクロちゃんで顔を半分覆い、ツインテールを持ち上げてねこみみヘアを作成したすがたになる。手動なので変身するまでに少し時間がかかる。
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お控えなすってお控えなすって 御免なさんせ悪党さん 不詳ながらも英雄気取り 無精なすがら猫の道 ウッカリ得てした黒羽根ならば 飛ばしてざんしょう彼方まで ここに名乗り出でましては あたし、黒杭(ブラックステイク)と申します 横文字失礼 では殴る
律儀に仁義を切る。ただし面倒だと「お控え~(殴る)ブラックステイクです(殴る)」ぐらいまで短縮する。
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magicrazy0808 · 8 years ago
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RWキャラ案避難所
うそ……私のキャラ案、増えすぎ……? 個別記事を作るまでの繋ぎとしてキャラクターの設定を書きためておく場所
●"エグゼリオ" 風間出巳(かざま/いづみ) 環状線沿いに存在するヒーロー事務所"エグゼクション"の代表。ハヌマーンピュア。28歳男性。 彼の事務所は複数の新人ヒーローを抱えており、活動のいろはを現場をふまえながら教えるなどのバックアップ体制の高さから「風間塾」などと呼ばれることもある。本人も実際に体育科の教職課程を卒業しており塾講師の経験を持つ。勉強会などの副業が忙しいほか、新人を活躍させるためにあえてサポートに回ることも多いため活躍にはムラがあるが、本腰を入れた週はランキング20位内に入る程度はザラであり、CMなどにも出演している。 レネゲイドウォー初期に覚醒しており、以来護人会に連なるヒーローとして戦い続けてきたベテラン。 副業込みでドチャクソ忙しいので当番は知り合いの暇なヒーローに連絡して代わってもらうことが多い。
●"ライトシーカー" 明比屋都(あけびや/みやこ) 夜来学園に通う高校生、17歳。女性。既に飛び級めいて戦闘ライセンスを取得しており、ヒーローとして活動している。"エグゼリオ"のサイドキックのうちの一人にして最年少。 「生涯年収のためにヒーローを志した」と豪語する守銭奴で、最短距離でトップヒーローを目指す効率主義者。目指せ十代で年収一億越え。 無駄なことは極力やらない主義だが、人脈は人の生き死にを決めるもの、経済学は人間学である、などの思想があるため学校生活はほどほどにエンジョイしている。チョコクロワッサンの買い食いは幸福感の購入に当たるので無駄ではない認定。至福の時は賞金が振り込まれた後の預金残高を見るとき。 多角的な観点から精査して"エグゼクション"に所属したらしいが、幼少期に一度"エグゼリオ"に救出された経験があり、なんだかんだ彼を尊敬している。ただし近頃は副業やなんやらが忙しくてほとんど本気を出さないので半分ぐらい舐めている。今の風間と同じ年になる頃には"エグゼクション"を超えるヒーロー事務所を経営している予定である。予定は未定。
●"レッドライン" 狩矢ナツメ 元メンヘラ。顎多の夜学時代の悪友で、彼女を下の名前で呼ぶ珍しい人種。 顎多と同じペースで酒が飲めるやはり珍しい人種だが、代謝制御も自制もできないので確実に前後不覚介護不可避になる。大迷惑である。
●"クレイモアニュート" 雪陰真人 儚く線の細い色白の少年。無口。レッドラインのサイドキック。 元は然るヒーローの息子であったが、父の引退の契機となる事件に巻き込まれた際に仲違いし、ヴィランの用心棒をしながら生き延びてきたところを狩矢に捕まった。良かったような悪かったような。
●"コントロールクォータ" 塔野美明 R対策室に所属する監査官(ウォッチャー)。 生真面目だがその正体は同人屋。とんだムッツリ野郎だぜ!
●"傾奇屋躁鬱" 済谷一升丸往實/傾良木結介 (片方にとっては不本意ながら)バディを組んで活動する認定ヒーロー。 済谷は普通にヒーロー業をやりたいのだが傾良木の歪んだ好奇心がそれを許してくれない。局地的な伝奇ヒーロー列伝。 厄介事に首を突っ込むのが存在意義なのでいい具合に目撃者として機能する。
●"スカル・ザ・スカーレット"  破生暮臣(はぶ/くれおみ) ヴィラン。長野県出身。イオンに売ってるものだけで一か月一万円生活ができる特殊な能力を持つ。 実力はあるはずなのだがいまいち暴れ切れないことが多く、決して無名ではないが有名ヴィランとは口が裂けても言えない微妙な立ち位置。性格が暑苦しいせいか気が付いたらヒーローと共闘して同業者をボコボコにしていたこともある。おかげでVネット内でも若干孤立している。 だが大丈夫!  破生は"スカーレット・ハウンド"という名前の小規模なカラーギャングを組んでおり、舎弟が三人いるのである。寂しくなんかないんだぜ! 三人とも社会の最底辺から破生のロックな生き様に救われてヴィランとして一旗上げたいと思っている連中で「アニキ~」とか言いながら慕ってくれている。飯とか奢るために今日も稼がないとヤバい。でもコンビニ強盗とかそんな雑なヤマのために闘うのは格好悪いのでどうせならドカンと派手なことがやりてえ! でもランカーヒーローとかに目はつけられたくない、そんなジレンマの中で今日も生きている。世間の荒波に負けない。
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magicrazy0808 · 8 years ago
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Shut"fxxk"up,,,
 構造理解が基本。距離が群青。赤。敵対者。対オーヴァード戦闘において死角は意味を成さない。かつては全てが手さぐりだった。この戦場において自分の役割とは何か。"自己とは見出されるものではなく、創造するものだ"……索敵。目標を知ることは己を知ることである。エンジェルハイロゥの内なる光が神の視点を与える。瞼の裏側でさえ世界は真昼のように明るく、人は炎のように揺らめく。誰しも正確に己を理解することはできない。輪郭は常にぼやけている。確実性があるのは外側にあるものだけだ。精神は構造体であり、思考は回廊である。望むなら、あらゆる窓を覗くことができる。それは薄暗い廃屋の冷たい床に横たわって見つめている廊下の向こう側へ打ち込んだミルドットであり、真昼めいたレーダー視に燃え盛る目標の炎であり、相手の直感をトレースしようと試みるマインドマップでもある。  床に滴った血痕を辿り、人影が現れる。  身を隠すことに意味はない。銃身は剥き出しのまま狙いを定めている。 「残ったのは一人、か」  排気する機関のような重圧の声。単に黒衣に赤い鎧の男だが、その内圧は常軌を逸し、既にここに至るまで数多のヒーローを"粛清"した。厳粛な正義は厳格な罰を生む。男はその体現者だった。銃口を目にしても意に介さず、堂々と間合いへ歩み寄る。足元へ点々と続くまだ赤い血を革手袋の指先で掬い、砕けて素顔の割れたヘルメットの下の口元で舐め取る*1。 「――焦り。惧れ。憤り。後は虚ろ。代わり映えのしない連中だ」 「ご高説どうも」 顎多は既に引き金に指を掛けている。 「自分のは殆ど見えないんだ……参考にしよう」  男の表情が鈍い笑みに歪んでいく。不完全燃焼の炎のような煌めき。愉悦。勝利の、あるいは侮蔑、もしくは確信の。  誰しも己の核となる色を持つものの、オーラは常に一定していることはない。風の前の灯のように揺らいでいる。だが、引き返せなくなるほど狂った人間を支配しているのは、いつも目を奪うような赤色だった。純化された動機。固執する原動。理を捻じ曲げる強引。衝動は、ただひたすらに赤い。 「ヒーローたるもの」  男は腕を広げる。人は語りたがる。自分自身を。 「威風堂々たれ。心根まで正義たれ。決して諦めてはならない。勝利せねばらならない。敗走するものは英雄とは呼べない。敵に背中を向けるものを正義とは呼ばない。いかなる悪手、悪地、悪条件が揃おうとも。真なるヒーローたるものであれば、必ず勝利すべきだ」  間合いは充分だった。しかし不足している。悪手、悪地、悪条件だ。  ヒーローにして指導者である"エグゼリオ"率いるハヌマーンシンドロームのヒーローと数名のバックアップを含めた鎮圧チームの作戦は十全であり、誰一人として敗走を想定したものはなかった。"エグゼリオ"は4名ものニュージェネレーションを連れており、中には新人ランキングで19位を取ったサイドキック"ライトシーカー"も居た。連携は完璧であり、三度は致命傷を与えたはずだった。  ヴィランは斃れなかった。*2  彼は引き裂いた若いヒーローたちの返り血を舐めながら問いかけた。  ――諸君、果たして英雄とは何者か?
 前衛が崩れた時点で"エグゼリオ"は撤退を決断した。  顎多は全員のオーラに重苦しい影が圧し掛かっていくのを見た。それは今に至るまで全員が、あるいは矜持、あるいは意地、あるいは情熱のために封じ込めようとしていたが、残念ながら長らく誰しもの頭を離れなかったものだ。 「元々頑固な奴だったが、これほどまでとはな」 風間の顔は笑っていた。後輩の前で苦い顔はできない男だ。 「体勢を立て直す。ここからの目的はまず湾岸ブロックを離れること。可能であれば別働しているUGNの処理チームと合流して、予定通り発破する。全員損傷も侵蝕もヤバいから気を抜かないように。"ララバイ"、殿は任せていいか」  顎多は頷いた。この中で撤退戦を経験しているのは風間と顎多だけだ。 「逃げ戦は久しぶりだ」 「第二次RWってのは伊達じゃないみたいだな。正直勘弁してほしいよ」  風間は舌を出して笑ったが、慌ただしく揺れ動いているオーラはまったく笑んでいなかった。  索敵能力のある"ライトシーカー"がバックアップとメンバーを連れて移動を開始する。それを見送る。 「さて、行くかあ」 「やっぱりな」 「もちろん」  既にあのヴィランの正体は割れている。"ヴァーシヴィル"――かつて多くの若きオーヴァードを指導し、自身の手に入れた力に戸惑う者たちを命を懸けて闘う使命を担うものとして鍛え上げた指導者のひとり、元ヒーロー。"エグゼリオ"の師匠だった。護人会と袂を分かち、隠遁しながらも暗に活動を続けている、とされていた。襲撃事件が明るみになるまでは。 「やってることはまったく狂気じみてるが……どうしてああなるまで追い詰められたのかと考えると、どうしてもね」  英雄(ヒーロー)という存在の重さを強く訴え続けてきた人物だった。その重さについに自分自身が耐えきれなくなったのだ。 「心中するつもりか? 殊勝なこった」 「まさか。勝てるわけがない」  もう顔も笑っていなかった。"ライトシーカー"を説得するには有効だが、強大な敵の前に笑顔は意味を成さない。 「じゃあわざわざ死ににいくつもりだったのか」 「向こうがその気なら、多分そうなるだろう。情けをかけてくれるような人じゃない」 「そうだな。重傷で済んだのはニュージェネばっかりだ。元塾生は全員死んでる」 「でも十代の子らだってあんな風にされたら死んだも同じさ、もうヒーローとして活動したいなんて思わないだろ?」  血の杭で磔にされ、自らの流した血で裏切りの烙印を押された無残な遺骸。どんな問答があったかは想像もつかない。 「……ビビってる自覚があるなら行くな。お前が死んだら明比屋も死ぬ。殿はお前が行け」 「まさか。あの子に限ってそんなことはない」 「どうだか。死んだも同然なんだろ、ヒーローが続けられなくなるんなら……」  明比屋みやこという少女にヒーローという道の歩き方を教えたのは"エグゼリオ"だ。あるいは、風間自身が"ヴァーシヴィル"に対して抱いた感慨と同じように。 「……顎多が死んでも困る奴は大勢いるだろ」 「大勢はいないだろうが俺が困る。まだ空けてない霧島があるし……言っとくが、俺は死ぬ気はないからな」  顎多は腰のリールホルダーからヒーロークロスを引っ張り出した。橙色だった。一方、風間のクロスは既に真っ赤に染まっている。 「挑発して造船所側まで追い込む。予定通り発破しろ。ギリギリで……向こうの連絡通路のほうに離脱する。貨物線路のあるほう……そこまでに処理班と合流して、お前らでトドメ刺せ」 「トドメが刺さるならもう仕留めてるっつうの」 「試してみたいことがある。お前らが駄目だったんなら情に訴えるのはアウトなんだろ、じゃあ後は俺みたいなカタブツが出るしかない」 「カタブツ? むっつりトリガーハッピーが何言ってんだ」 「本音ダダ漏れだぞ……ま、気狂いには気狂いをぶつけるぐらいでいいだろう」 「これから死ぬ奴に建前立ててもな。……上手くいくのか? それ」 「死ぬと思ったら諦めて逃げる。俺が落ちたらその場で発破してくれ」 「わかった。成仏しろよ」 「死んだらテメーの事務所にイタ電入れてやる」  風間はうっかりといった具合で笑った。 「みやこがビビりそう」  瞬間、ビシリと壁が鳴った。二人は反射的に身を伏せていた。  顎多は目を閉じ、そして視た。白地図の中の赤。敵はこちらを視界に捉えられる位置まで着けている。"ライトシーカー"はうまく避けている。彼女は有能だ。他の三人もいずれそのようになるだろう。この経験を持ち帰らせなければならない。ここで死なせることがあってはならない。  風間は頷くと、疾風のように駆け出した。顎多は同時に応射しながら階下へ移動する。遮蔽が多い。向こうはこちらほど正確に場所を特定することはできない。壁が鳴る。罅に血槍が突き刺さっている。走る。接敵限界地点��風間の足で先鋒に追いつくまでおそらく二分。迎え撃つそぶりを見せながら、逃げる。発破で建屋が崩壊してから確実に逃げられる位置まで誘い込む必要がある。  派手に足音を立てる踵から血が滴った。血槍は既に溶けて染みになっている。  死んでいる場合ではない――今はまだ。
※続くこともあるかもしれない
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magicrazy0808 · 8 years ago
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アルティメイドあぎたん
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このあとめちゃくちゃ接客した
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magicrazy0808 · 8 years ago
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“Kill'em all”, OKAY?
(もはや原型をとどめなかった)模写 地獄のかまってちゃん1号 一応本人の中にはそれなりのヒーロー哲学があり、自分のプライドのためならどこまでも正義 しかし残念ながらヴィラン哲学のほうがハバが広いのである。 燻製レベルで煙草を消費するけど健診で止められたりはしない むっちゃエゴサするタイプ 活躍が報道されてるかとか何言われてるかとかむっちゃググるしスレには日参する
[参考文献] 手癖 強いて言うならフランドール・スカーレット
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magicrazy0808 · 8 years ago
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「誰だ?」
模写
防御力が高いのはコートだけで下はほぼこう+弾薬ベストぐらい 痩躯は肉体1の貫録 握力だけは異常に高く、素手で空き缶をスクラップ可能 いいんだ オーヴァードの狙撃手に体格なんて必要ないんだよ 肝臓の数値が「オーヴァード的にはちょっとやばいって言うかなに? 絶え間なく飲んでるの? 大丈夫?」らしくて禁酒外来を勧められた 知らんな 絶え間なく飲んでる バストサイズは「たびしカワラん!!」の瓦屋さんと同じぐらい
[参考文献] THE PINBALLS/悪魔は隣のテーブルに 竹原ピストル/my dear a flood of circle/Beer! Beer! Beer! 影待蛍太/GROUNDLESS スティーブン・スピルバーグ/プライベート・ライアン 今は銃座のウルナが読みたい
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magicrazy0808 · 8 years ago
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RWコピペbotまとめ
RW関連 ツイッターに流したコピペbotまとめ
ウルトラ自分向け
以下コピペ
虚「のりつっこみ?ってなんですか」 厄「騎乗位じゃね?」 虚「きじょ……なんですか?」 厄「あ、教えてあげよっか?とりあえずあっちの部屋で」 顎「覚悟は出来てるな」 厄「待って」
厄「あぎたんに『キで始まってスで終わるものなーんだ?』って聞いてみたら『貴様を殺す』って即答されて、速攻で200m逃げた」
顎「凶悪犯に対してエイヂが『暴力じゃ何も解決しねえんだよ!!!』と叫びながら殴り掛かっていったんだが」
虚「UGNで合同作戦会議があったんですけど、厄師丸さんが別チームの女の子にセクハラして泣かせてしまって中断しちゃって。 顎多さんがキレて椅子蹴っ飛ばして『表へ出ろ』、厄師丸さんも応酬して『上等だよ』って言って外に出たんですけど、そこで顎多さんは扉締めて鍵掛けてました。 外からは厄師丸さんの『オ゛ォォイ顎多テメェこのクソアマァ!!!開けろボケぶッ殺してやる!!!』っていう罵声が……後でUGNの人に連行されてました。 あ、顎多さんは振り向いて二秒で『それでこの資料の続きなんだが』って通常運転に戻りました 」
顎「風が強いな」 虚「私のほうが強いです!」 顎「うん」
厄「えいちゃんから『最近カノジョの機嫌がちょっと悪くてさ~』ってライン来てて、寝落ちして無視っちゃってたから慌てて返信したら『悪い、寝取った』って送っちゃって、それで今窓の外から姿の見えない殺気を感じてるわけなんだけど」 
虚「ひじきとこんにゃくの煮物を作ってみたんですが、いまいち……不味くないんですけどおいしくもないんです、おいしい煮物が食べたいです」 顎「鷹の爪を少し入れてみたらどうだ」 虚「なるほど! ……エイヂさーーーん!!!」 顎「違う」
厄「こないだあぎたんと無線で喋ってて、ちょっとセクハラっぽいこと言ったら『ん?何だ?悪いな、よく聞こえなかった。もう一回、言えるもんなら言ってみろ』って言われて、振り向いたら心臓の位置にレーザーポインターが当たってたときの話する?」
エ「自販機で珈琲飲もうと思ってボタン押したら隣のお茶が出てきてさ。じゃあお茶押せばいいのか、と思って押したらお茶が出てくるじゃん。そこにちょうど顎多が通りかかったから『あのさあ、この自販機お茶押したらお茶出てくんだよ!』ったらすごい目で見られて、あの!!!! 俺そこまで馬鹿じゃないから!!!!」
顎「面子で鉄板焼きの店に行ったんだが、店員の『お肉はどのように焼きましょうか?』に対してエイヂが『死なない程度に!』とか答えるもんだから厄師丸が乗っかって『野性的に激しく、かつ憐れみを持って』とか言い出すし、爛崎は『なるべくかわいく』とか言う」 
厄「あぎたんさすがに胸なさすぎじゃない? リポビタンでもDあるのに」
顎「俺が家で冷えてるからクリアアサヒが代わりに現場出てくんねえかな」
虚「この世でいちばん美味しいものって何でしょう?」 エ「人の金で喰う焼肉~~~~」 顎「仕事上がりの一杯」 厄「他人の弱味」
厄「貧乏ゆすりするより金持ちゆすったほうが得じゃない?」
顎「まあ……この件に関しては、胸にしまっておこう」 厄「どこにあんだよ胸なんか」 顎「…………(静かに虚子を指差す)」 虚「しまう……んですか!? 私の胸に!?」
厄「余計なこと思いついた!」 他「「「そのまま黙ってろ」」てください!」
虚「顎多さんちに行ったときに、部屋の中が暗かったので、電気つけないのかな~と思って『顎多さん、暗くないですか?』って言ったら『元々こういう性格なんだ……』って言われて違うんです! そういう意味ではなく!」
エ「厄師���がめちゃくちゃうっちゃんにちょっかい掛けてて、ついに『静かにしてください!』って怒鳴られてたんだけどその程度で引く奴じゃねえじゃん、『はあ? 呼吸するなってこと? 心臓も動かすなってこと?』とか言い出してやべーこれガチの喧嘩になるなと思ってたら、顎多が通りかかって一言『生命維持に集中しろ』って一喝して去っていった」
顎「爛崎が初めてうち来てコタツに入ったとき『悪魔が人間を堕落させるために造り出した道具にしか思えません……!』とか言ってて笑った」
厄「例えばさあ、あぎたんが煙草吸ってたらどう思うよ?」 虚「煙草になりたいと思います」 厄「そういうアレじゃなくて」
厄「人間は大きく二つに分けることができるよね。剃刀(コレ)で」 顎「通報」 厄「待って」
エ「春先で制服の上からガーディアン着てる女の子めっちゃ可愛くねえ!?」 厄「強そう」
顎「爛崎、雷が落ちそうだから気を付けろよ」 虚「大丈夫です! 厄師丸さん(188cm)がいるので!」 厄「いえ~い」 ドヤ顔 顎「避雷針にされてんだよ……」
厄「あ~なんか今日カツ丼食いてえな」 顎「通報」 厄「まじホントちょっと待って」
厄「うっちゃんがめっちゃ短いスカート穿いてたから『見えちゃうぞ~』つったら『大丈夫です! スパッツ履いてますから!』とか言いながら目の前でスカート捲ってきたわけ。そしたらスパッツに『残念だったな』って文字が印刷されてて……何それ……どこで買ったの……つーか俺にそれ見せるために買ったの!? と思ってブランドのタグ見せてもらおうと思ってスカートに潜り込んだところから記憶がなくていま医務室の白い天井を見つめているところなんだけど」
虚「おいしいシチューのつくりかた~! まずオリーブオイルを用意します!」 エ「それを飲む!」 虚「にが~い! 全然おいしくなかったですね! おわりです!」 顎「なんで誰も止めねえんだ」
虚「女の子は『俺のことどう思う?』って聞かれるとキュンとくるらしいですよ!」 エ「マジで? 俺のことどう思う?」 虚「ぬふー! ちょっときました!!」 顎「爛崎、俺のこと……どう思う?」 虚「た、たはーーー!! ありがとうございます!!! 神です!!」 厄「うっちゃん、俺のことどう思う?」 虚「髪切ったらどうですか?」
虚「厄師丸さんは地上何階から落ちたらリザレクトするんですか? これってトリビアになりませんか?」 厄「なんかうっちゃんが急に殺意高いこと言い出した、俺なんかやったっけ?」 顎「こないだテメーが3階から落ちたのに無傷だったから言ってんだよ」 厄「あれは俺もビビった」
エ「まず俺がニュージェネが研修受けてる会議室に飛び込んで『お前ら! 早く逃げろ!』って言う役やるから、 厄師丸 が『そいつを訓練室に連れ戻せ。これ以上口を開かせるな』って言う役な。そしたら俺が『嫌だ! もうあの部屋は嫌だ!』って言いながら連行されるから、そこで顎多の『君たちには期待している』で締めようぜ」 顎「よし」 虚「よくない」
顎「お、雪降ってきたな」 虚「やっふー! 積もりますかね!」 エ「は、俺は雪ごときで浮かれたりしないぜ。うっちゃんと違って大人だからな。んじゃちょっと巡回に行ってくるぜ! ヒャッホゥ!」
顎「爛崎、かまくらの作り方って知ってるか?」 虚「わかりますよ! まず平家を滅ぼすんですよね!」 顎「違う」
虚「あ、あのっ……! 肉じゃが作りすぎちゃったんですけど、完食しました」
エ「カレーを一晩寝かせたつもりが起きていた……だと……!?」
顎「失せろ」 厄「ひっど、もっとオブラートに包んで言って」 顎「オブ失せろラート」
顎「とっとと視界から消えてくれねえか」 厄「は? それが人にものを頼む態度? やる気あんのか?」 顎「失礼ですが、近々わたくしの視界よりご消滅される予定は御座いませんでしょうか?」 厄「ありませ~~~~ん!」 顎「失せろ」
【避難訓練の「おはし」】 厄「お前は危険だ 早いとこ 死んでもらおう」 虚「抑えきれない……! 早く行って! 死んでも知りませんよ!」 エ「俺はお前を 離さない! 死なせない!」 顎「お前ら はしゃぎすぎると 死ぬぞ」
エ「顎多が充電切れでビービー鳴る携帯に向かって『そうやって泣き叫ぶ余裕があるならもう少し動いたらどうなんだ?』ってキレてて心から携帯に同情した」
虚「カラオケに行ったら注文したパスタを精神的に追い詰めてしまい、やきそばにしてしまう夢を見ました」
顎「厄師丸をチームから追い出そうと思ったことは一度もないな。そのまま殉職しろと思ったことは無数にあるが」
エ「うっちゃん、ピザって10回言って」 虚「私パスタ派なんですよねー」 エ「そっかー」
顎「さっき食堂行ったら爛崎がパスタに爪楊枝振りかけたまま硬直してた」
エ「不器用すぎるせいか実は料理系のアレが全然できなくて、マキ(彼女)に『みじん切りもできないの?』ってバカにされたのが悔しくてさ、コッソリ練習しようと思ってたんだけど、さっき包丁とたまねぎ持って給湯室に立ってたら通りがかった顎多に『……それはお前が持っていいものじゃない、ゆっくりこっちに渡すんだ……』って刑事ドラマみたいなこと言われて不覚にも泣きそうになった」
厄「一方あぎたんは俺に『壁ドンって知ってる~?』って聞かれたもののなんか知らなかったっぽくて、若干困った感じで俺の胸倉を掴んで後頭部を思いっきり壁に打ち付けた前科があるよ。聞いて。ねぇ、わかんないなら聞いて。そういうネタ振りだから。」
厄「すっげー喉乾いた」 エ「バームクーヘン喰う?」 顎「カップ酒ならある」 厄「殺す気か」
エ「今からそいつを~♪ それからこいつを~♪」 厄「殴りに行こうか~♪」 顎「通報」 厄「お前らグルだな」 
厄「作戦ミスった時、あぎたんかなり苛々してたっぽくてめちゃくちゃ理不尽に当たってきたんだけど、『俺を罵って気が済むならそれでいいよ、でもさ』って言いかけた時点でよく考えたら全部俺のせいだったからそのまま一時間ぐらい一方的に罵られ続けた」
顎「家の鍵だと思って取りだしたらヘアピンで、隣にいた爛崎に期待に満ちた視線を向けられた」
厄「ところであぎたんはマジで気になる相手とかいないの?」 顎「……いるな」 厄「え? マジで? ちなみに聞くけど俺?」 顎「よく第九会議室の南の角に浮いてる、髪の長い女」 厄「は」 顎「気が付くといるんだよな、夕方ぐらいになると」 厄「待って」 顎「たまにお前の隣にも」 厄「待って」
虚「あんまり幽霊が出るって噂がすごいので、こないだ第九会議室で悪霊を追い出すっていうお香を焚いてみたんですよ。そしたら厄師丸さんが『なんか変な臭いする』って行って会議室から出て行きました」
顎「爛崎、上からケーキ貰ったんだが」 虚「はい! (`・ω・´)」 顎「チーズ」 虚「(`・ω・´)」 顎「チョコ」 虚「(`・ω・´)」 顎「苺」 虚「+:.゜(*゜∀゜*)゜.:。+」 顎「モンブラン」 虚「(`・ω・´)」 顎「好きなの選んでいいぞ」 虚「どれでもいいです(`・ω・´)」 顎「苺をやろう」 虚「+:.゜(*゜∀゜*)゜.:。+」
顎「朝一番で『CMでさあ、キリンさんが好きです、でもゾウさんのほうがも~っと好きです、っつーのあんじゃん? あれって要するに、背の高いシュッとした男も好きだけどやっぱ結局ゾウさんが大事だよね、って意味じゃないかと思ったんだけどどうよ?』と聞いてくるような奴と組んで仕事してる」
エ「もうかなり機械壊しまくってるけど一度も機械に壊されたことはないし今んとこ無敗、つまり俺はめちゃくちゃ機械に強い!」
顎「飲み会で男を落したいなら、少し酔ったふりをして後ろから甘えるように男の首に腕を巻き付け肩から肘、肘から手首、首後部にカンヌキのように固めた反対の腕が三角形を描くように頸動脈を締め上げ、ついでに横隔膜をカカトで押さえれば10秒ぐらいで落ちるぞ」
エ「世の中そんなに甘くねえんだよ」 顎「舐めたのか?」 エ「いや、噛みついた」
虚「口裂け女に遭ったときには『ポマード』と三回言えばいい、って最近知りました。それまで顎多さんに言われた『身体の真ん中、胸の下あたりを全力で殴ればいい』っていう対象法を信じてました」
エ「会議室で突っ伏して『パスタおいしいです……』ってなんか幸せそうな寝言いいながら寝てたうっちゃんに対して顎多が『違うぞ爛崎、それはうどんだ』って囁いてた。うっちゃんは『……うどん……?』って悩んでた」
虚「道ばたに綺麗な花が咲いてたので、エイヂさんに『見てくださいこれ!』って言って持っていったら『腹減ったのか? 飯なら奢ってやるから、草は食べないほうがいいぞ、後が辛いから』と。ち、違います! 食べません!」
顎「テメーは本当に空気読めねえな」 厄「窒素78.08%酸素20.95%アルゴン0.93%二酸化炭素0.034%ネオン0.0018%ヘリウム0.00052%、風速はおよそ1.82(m/s)」 顎「そういうところだよ」
虚「エイヂさんから移動中に迷子になったって電話が来て、急いで通話をスピーカーフォンにしてみんなで地図広げたんです。『エイヂ、周りに何がある?』っていう顎多さんの問いかけにエイヂさんは『……太陽が真上にある!』って勢いよく答えて、厄師丸さんは崩れ落ちるように笑い出して脱落しました。顎多さんは真顔で『よし、アジアまで絞れたぞ』って答えてました」
エ「こんなところで終わっちまうのか……! くそ、俺にもっと力があれば……」 ?「――力が欲しいか」 エ「誰だ!?」 ?「――何者にも負けない、強い力が欲しいか」 エ「……欲しい。みんなを護るための、力が……!」 ?「――アンケートにご協力ありがとうございました」 エ「待てゴルァ」
顎「力が……欲しいか……?」(うどんにおもちを入れる)
エ「ちょっと聞きたいんだけどさ、こないだうちのチームのリーダーに『お前は時々注意力が三万になってる』って言われたんだけど、普通のヒーローって何万ぐらいあるもんなの?」
虚「嫌なことがあったときは顎多さんに『パスタ!!!』って言うと『はいはいパスタパスタ』って返されてだいたいどうでもよくなるのでオススメです」
虚「卒業のとき好きな人の第二ボタンもらうのって、心臓に近い位置だかららしいですよ!」 顎「ほーん、なんで心臓もってかねえんだろうな」 虚「死にます」
厄「あぎたーん聞こえるー? そっち側危ないわ」 顎「具体的に説明しろ」 厄「『この料理は作ったことないけど、何度か食べたことあるしレシピ見なくてもなんとかなるでしょう!』って言いながら厨房に向かううっちゃんぐらい危ない」 顎「ルート変更する」
虚「お酒を飲み過ぎるとアルコール依存症になるって聞きました」 顎「それはデマだな。かれこれ10年以上毎日晩酌してるが、そんな症状が出る気配はない」 エ「いや言いづれえんだけどそれは依存症だろ」 厄「つーか10年前あぎたん未成年じゃねえ?」 虚「顎多さん!!!」 顎(立ち去る)
虚「最近、この近所で黒っぽい服を着た不審者が出るらしいんです。なので、厄師丸さんは黒っぽい服を着ないようにしてくださいね!」
厄「どうよこの一糸纏わぬ連携プレー!」 顎「服を着ろ」
虚「どうしてセブンイレブンはいい気分なんでしょうか?」 厄「シックスナインのちょっと後だから」 虚「シックス……?」 厄「あ、教えてあげよっか? いい気分だよマジ」 顎「なるほど、覚悟は出来てるな」 厄「待って」
エ「うっちゃんが会議室にスマホ忘れてったから、やべーはやく知らせなきゃ! と思って電話したら、会議室の机の上で着メロが鳴った……」
厄「今日真夏日だっけ、クソ暑いな……なんか冷たいものない?」 虚「あそこに顎多さんがいますよ!」 厄「それが?」 虚「冷たくしてもらえると思います!」
エ「顎多が言う『誰に許可取ってこんなに暑いんだまったく』ってかなりパンチの聞いたジャイアニズムフレーズだと思う」
顎「戦闘ライセンス以外に何か資格持ってるか?」 エ「死角? 特にねえな、迷彩中は無敵だぜ!」
虚「じゃーん! エイヂさんとツナと茸のカレーを作りましたー!」 厄「鷹入りカレー」 顎「具にするな」
虚「恋人がいる人って、毎年夏まつりが来るたび浴衣買い替えるんですかね? すごいお金かかりそう」 厄「同じでいいんじゃない? どうせ最後は脱がすんだし」 虚「ええ……でも『去年も同じの着てたな』って思われそうじゃないですか?」 厄「じゃあ夏までに彼氏を変えりゃいい、そうすりゃタダじゃん」 虚「なるほど! 最低!」
虚「エイヂさん、もうお腹がすいて歩けません……」 エ「じゃあ走るか!!!」 虚「はい!!!」 (走って帰る)
虚「あんまりにもお腹が空いていたせいか、顎多さんに『爛崎!』って呼ばれたときうっかり『ごはん!』って返事してしまいました……」
虚「さくらんぼの差し入れがあったので、『さくらんぼのへたを舌で結べる人はキスが巧いって話ありますよね!』ってエイヂさんと二人で練習してたんですよ。そしたら厄師丸さんが横から出てきてさらっと二本掛け合わせて結んでて、二人で「「うわーーー」」って言ってすごいっていうか正直ドン引きしました。顎多さんはさくらんぼ食べるの自体が久しぶりだったらしくて種を呑み込みかけて四苦八苦してました」
エ「誰だよインスタント焼きそばの湯切りするときにシンクの裏側から叩いてくるやつ! ビビるからやめろよ!」
厄「どうして壊れるほど愛しても1/3も伝わらないんだろうな?」 エ「壊したからじゃねえの」
(――タ………ケ……) エ「ッ、今の声は!?」  (――タ……ス……ケ……テ……) エ「誰だ!?  どこにいる、今いくぞ!」  (――タラコ……スパ……ゲッ……ティ……) エ「なんだ、たらこスパゲッティ喰いたい人か……」
顎「爛崎に神妙な顔で『午後の紅茶って朝飲んでもいいんでしょうか……?』って聞かれたから『特別に許可する』と答えておいた」
厄「動くな! 手を上げろ! そう、そのまま両手を頭の後ろに……よーしいいぞ、そして心持ち胸を張れ! ちょっと腰は捻り気味に! 伏し目がちに視線は流して、口をだらしなく半開きにしろ、よしそうだ! いいぞ、お前、いま最高にセクシーだ! めちゃくちゃいいぞ!」
エ「携帯がカレーに刺さった。あんまりにも完璧に真っ直ぐ刺さってたから、記念に写真取ろうと思って携帯探したらカレーに刺さってた」
虚「さっきうっかり松ぼっくりを踏んでしまったんですけど、顎多さんに『今のが手榴弾だったらお前、景気よく死んでたぞ』って言われて、いったい普段顎多さんはどういう現場でお仕事されてるんでしょう……」
厄「ほうれんそう? あー、報復・連鎖・総括の略ね」
エ「よく歌いながら歩いてるうっちゃんが、さっき自販機でなんか買いながら、ゆずの夏色のサビんとこを『この長い長い下り坂をー君を自転車の籠につーめてーブレーキを引きちぎりなーがらーゆっくりーゆっくりーふっふふーん♪ 』って歌ってて……『君』が無事かどうかすげー心配なんだけど……」
厄「は、片腹痛ぇな。……誰か救急キット持ってる?」
顎「喋り方が上から目線なのを改めたほうがいい、と言われたんだがよくわかんねえな、誰かアドバイスしてみろ」
虚「『矛盾』ってどういうお話でしたっけ」 顎「どんなものでも貫く矛、と、どんなものも通さない鉄壁の盾」 エ「その矛で闇を払い、その盾で愛する人を守ったらどうなるのか」 虚「最高にかっこいいパターンの奴ですね!」 エ「最高にかっこいいパターンの奴だぜ!」
エ「電車の中で着信鳴って、仕方なくスマホ取った顎多が『いま電話の中だから電車切るぞ』って通話切ってから一言『……逆だ』って真顔で言っててクソ笑った」
厄「あーもー疲れた、うっちゃんちょっと肩叩いてよ」 虚「はい、厄師丸さんの肩ってジャガイモみたいな形してて気持ち悪いですね。芽とか生えてそう」 厄「できれば物理的に叩いて」
顎「宗教の勧誘みたいなのが来て『あなたは死神についてご存じですか?』って言われたんだが、ちょうど銃の手入れしてたからそれ持って『俺のことか?』と聞いたら無言でドア閉められた」
厄「いま『NO MUSIC NO LIFE』って書いてあるTシャツ着たエイちゃんがイアホン外したから、アイツそろそろ死ぬな」
エ「休憩室見たらうっちゃんが『おめでとうございます! 元気なお弁当ですよ!』って言いながら鞄から弁当出してた」
顎「『お探しのページは見つかりませんでした』? ふざけんな、諦めずにもっとよく探せ」
エ「全員帰ったあとの会議室で『おい! みんな無事か!』『返事をしろ!』『くそっ、まさか全員やられたのか……!』って一人芝居してたら、帰ったはずの顎多がこっち見てて『生存者一名、これより帰宅する』つって去っうおおおおおおおおおああああああああああああああああ」
厄「昔酒の席であぎたん『周りにいる人間、誰が敵だの仲間だの、いつ裏切られるかだので悩む必要はない。乾杯すりゃ仲間だし、ムカついたらビール瓶で殴ったらみんな死ぬ』って言ってたし、数時間後にきっちり殴られたからね」
顎「立ちくらみの正式名称は『眼前暗黒感(がんぜんあんこくかん)』らしいという話を爛崎としていたら、完全獣化を解いたエイヂが『くっ……眼前暗黒感がっ……』とか言いながら戻ってきた」
エ「金が溜まったらプロポーズしようと思ってるんだけど、どういう感じで切り出すか悩むなー」 厄「(壁に手をつきやや上を見上げ髪をかきあげながら)俺の人生が茨の道だとしたら(ここで相手を指差す)お前はそう、そこに咲いた、一輪の、薔薇 」 エ「お前普段何考えながら生きてんの?」
虚「顎多さんに『鳥南蛮を作ったんですが、ポン酢とタルタルソースだったらどっちが好きですか?』って聞こうとして間違えて『タン酢とポルポルソースだったらどっちが好きですか?』って聞いてしまって、顎多さんには『ポルポルソース』って真顔で返されました……作るしかないんでしょうか、ポルポルソース……」
厄「待機してたら待ちくたびれたうっちゃんが隣で寝ちゃって、下手に触ると寝起きで手加減のテの字もない歌が飛んでくるからそっとしといたんだけど、あぎたんから『爛崎はどこだ?』って電話来て何も考えず『うっちゃんなら今俺の隣で寝てるよ』って言っちゃって『……どういうことだ? もう一回言ってみろ』って凄まれる事案が発生」
虚「こっそりペットボトルに水割りを作って持ってきてる顎多さんが『他の連中には内緒な』っておせんべいをバリくれたんですけどモグ絶対バレて怒られるとモグ思いますしモグそんなことで私の口をモグ封じられるとバリこれおいしいですねモグモグ」
エ「爆弾事件でエマージェンシーが出て、ちょうどR対の本部に居たせいか顎多から『本部は無事か?』ってライン来てたから大丈夫って返そうとしたんだけど出動直前で焦ってたせいで間違って『本部は大爆発だぜ!』って送っちまった……どうすれば……」
暇すぎたのでしりとり(罰金制度あり) 顎「おかか」 虚「かに」 エ「にんじん! ……さん! です! よ!」 顎「潔く負けを認めろ」
虚「迷惑メールフィルターを強にしたのに、厄師丸さんからメールが届くんですよね……」
厄「最近『レイザーエッジはホモ』ってクソみたいなレスが流行っててマジギレしてたんだけど、うっちゃんだけが『私そういうの嫌いじゃないですよ!』って励ましてくれた」 エ「多分それフォローじゃねーぞ」
顎「この前厄師丸がぼーっとヤニ蒸かしながらアヒル見て『あー鳩』とか言ってて本当にセックス以外は全部どうでもいいんだなと思った」
厄「何度教えてもあぎたんがAKBのことを『群衆』って呼ぶ」
虚「顎多さんが昔、Aライセンスを取ってうかれていた私に『この仕事続けていくなら楽しいのは最初だけだ』って言ってましたけど、あれは嘘ですね。ヒーローの中には、待機中に廊下で駆けっこしてあまつさえそれで賭けを始める人や、任務中にレーザーポインターでサバゲーしようとする人、罰金つきのしりとりをする人、『任意出動だし眠いから帰る』って言って本当にそのまま帰っちゃう人がいます。まあ全部顎多さんなんですけど」
厄「みんなすぐ俺のことクズクズ言うけどおかしくない? 俺他人にそこまで辛辣にしたことないよ?」 顎「居ねえからな、お前より下が」 虚「(頷く)」 エ「(頷く)」 厄「おかしい」
厄「うっちゃんとあぎたんがテレビでK-1見てて、うっちゃんが『顎にちょっと当たっただけであんなに簡単に倒れちゃうんですか?』って聞いたら、あぎたん『脳が揺れるからな』って言って、急に振り向いて右ストレート一閃。正確に顎をブチ抜かれた俺はカウンター返す間もなく昏倒。なんで実例で見せようとすんの? つうか俺関係なくない?」
虚「顎多さん! いいニュースと悪いニュースがあります! まず、厄師丸さんがヴィランと交戦して孤立、負傷して身動きが取れない状態です!」 顎「そうか……。それで? 悪いニュースは何だ?」
厄「そもそも『 Trick or Treat! 』はTrの部分で韻を踏んでるんだから、『お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!』は和訳としておかしいと思うんだよね。押韻とバランスを鑑みるならやっぱ一番正しい和訳はこうよ、『お菓子がないなら犯すぞ!』」 顎「児ポ法」 虚「どこからどう見ても文句のつけようのない立派な犯罪者ですね!」 厄「おうお前ら、菓子はどうした菓子は」
厄「おい、誰だよ、俺の煙草にマグネシウムリボン仕込んだ奴、急に喫煙所で神々しく光り輝いちまったじゃねーか、怒ってないから出ておいで、あぎたんかうっちゃんでしょ、おいどこに隠れてやがる、はやく出てこいオイ」
エ「悪ぃ、状況が読めねえ……!」 顎「"じょうきょう"」 エ「さんきゅー!!!」
厄「煙草切らしちゃって口寂しかったから、あぎたんに『ガムかなんか持ってない?』って聞いたら、靴の裏見てから『悪い、今はない』って言われたんだけどアンタどういう状態のガム喰わせる気だよ」
虚「すごい発見なんですけど、エイヂさんって毎日ノーブラなんですね……!!!!」 エ「うわっ本当だ!!!!」 虚「ノーブラヒーロー……!!!!」 厄「いや普通なんだけど、その言い方だとエイちゃんがド変態に聞こえる」 エ「お前に言われたかねえわ」 虚「厄師丸さんもノーブラじゃないですか!!!!」 顎「そうだったのか、引くわ」 厄「どこから突っ込んでいいのこれ? マ█コ?」 エ「頼むから誰かツッコミに回ってくれよ……!!!」
ピロンッ メール1件 虚『今夜、花火大会があるんですよ! 一緒に見にいきませんか!』 厄「お」 ピロンッ メール1件 虚『間違えました! 今のは顎多さんに送るメールでした! 厄師丸さんは蛍光灯でも見ててください!』 厄「おん」
虚「合コン……? って、お持ち帰りができるらしいんですけど、タッパーとか持っていったほうがいいんでしょうか……!?」
厄「ちょっと腹立つことあって、あんまり人殴るのもよくないなと思ってここはあえて悲しんでみることにしたんだけどだんだんマジで悲しくなってきちゃって、ちょうどそこにあぎたんいたから『いま俺悲しみに包まれてるわ』って言ったら『悲しみだって別にお前なんざ包みたかねえよ』って言われてそうだなって思って悲しむのやめた。ちょっと人殴ってくる」
顎「爛崎から『終末まで大雨ですよ、お気をつけて』ってやばいメールきた」
厄「今日新婚さんプレイみたいな夢見てさあ、朝起きると台所で、裸エプロンの」 虚「やめてください!!」 厄「俺が朝飯作っててさぁ」 虚「本当にやめてください」
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magicrazy0808 · 8 years ago
Text
潰れた声の本音こそ
   復讐は何も生まない……、果たしてそうだろうか?
 報復の生産性については遥か過去から現在に至るまで長きに渡る論争が続いてきた。この界隈でもそう珍しいことではない、ヴィランに肉親を殺され復讐を誓う者、ヒーローに見殺しにされた恋人を契機にヴィランとなった者、どうにもならない世界の掃き溜めで見えるもの全てに憎しみを抱く者、あるいはもっとミクロな視点でも、それは存在し続けている。いつの時代においても悲劇は絶えない。  顎多丈にとってもそれは例外ではなかった。彼女が祖父を亡くしたのはもう11年も前のことで、彼女は17歳だった。  祖父はかねてから言い続けていた。「俺はお前より先に死ぬ」と。彼はおそるべきほど具体的なその仔細を想像し、いつも彼女に戦略を指南するときと同じような具合で説明した。チーム・メンバーが戦闘中に死亡した後のこと、そして自分が死んだ後、一人で生きていかなければならないということ。他の様々とまったく等価値に語られるそれを、丈は恐れ、想像してみればみるほど、重苦しいほどの喪失、全てを失った後に最後に残ったものすらをも失われるという苦しみ、覆らない事実への悲しみ、それに至るまでに世界から手渡される激痛、渦を巻いて押し寄せるそれらの濁流に潰されて、布団の中で泣いた。  だが、彼女の想像していたよりもはるかにあっさりとその時は来た。その瞬間、彼女は遥かに離れた場所から狙撃を行っていた。乱戦とはまた別種の、真っ白な集中の暗幕に包まれたまま、ヴィラン・チームの首魁の延髄を狙っていた。だからその瞬間を見ることはなかった。  当時のチーム・メンバーが曰く、とどめを喰らったのちに橋から転落したと言う。河口付近で、潮が速く、ついに見つかることはなかった。  その時どうしたのか……もはや思い出せないが……特別なことをした記憶はなかった。取り乱すことはなく、そもそうする必要も、また意味もなかった。不思議なことに、かつてあれほど恐れた現実が目の前に現れたとき、そこに表れた感慨はそれを覆すようなものではなかった。想像の中の混乱や恐怖の足元にも及ばない、ついにその時が来たのか、というぼやきひとつだった。  そして思い出した。"ジェネラル"と呼ばれた老齢のヒーローが、"ララバイ"に残したいくつもの助言のうちのひとつ。 (本当に恐ろしいのは……)  恐れること、そのものだ。
 顎多丈は専業ヒーローである。ヒーローは自営業務、フリーランスであるために専業者は仕事を求め、エマージェンシーが発令されていなくとも自発的に外回りを行ったり、あるいは警備契約やスポンサー契約を交わすなど副業を持つのが常だ。しかし、顎多は狙撃手という役回りがためにか、念入りに作戦を立てて行われるチーム活動が多いため、スケジュールには会議や実働の予定がびっしりと埋め込まれているものの、何もないときはほとんど家から数百メートル圏内で過ごしている。要するにコンビニ、スーパー、行きつけのスナック、あとは自宅、そのあたりだ。気ままな暮らしができるのは長年積んできた経験と実績のためであり、それを信じて仕事を回してくれる対策室のおかげでもある。エフェクトによる派手な射撃がヒーローらの間で個性として広まっている昨今、顎多のようにファクトリー製の銃器を扱うヒーローは決して多くなく、風の噂では (実際に言われたことはないものの) オーヴァードの癖にノーマルの武器を使っているなどと侮蔑される風潮もあるとかいうが、狙撃銃の弾速と衝撃波を伴う"鉛玉"の破壊力は今なお健在であり、稀ながら特殊弾薬で針の孔に糸を通すような射撃を行う等の特殊な状況下では顎多にしか出来ない仕事もある。  とはいえ第二次RWなんて大仰な噂もある昨今でさえ、普段仕事と言えば欠員補充、後方支援、あとはどうせ間に合わない緊急出動(スクランブル)待ちばかりであり、ランカーと組むような仕事は月に一回あればいいほうといった具合で、おかげ様で細かい仕事も頼まれたら全て引き受けるフリーランスの鑑、ならぬ都合のいい補填要員になっているのは事実。  メールチェック。R対策室より一件。 『欠員が出ましたので、本日問題なければ第二分室で19:00まで待機お願いします』  広報課のアドレスである。思わぬ仕事はフランクに回ってくる。  
続いたらいいなと思ってはいる
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magicrazy0808 · 8 years ago
Text
Dr.カタストロフ
「イィィーハァ! お元気にしていたかね諸君(ショックン)!」 「ブラーヴァ、ブラーヴァ! それでこそ我が162人目の愛人(アマンテ)に相応しい!」 「ンーーー??? 君はどこかで見たことがあるネェー、もしもし、過去に悪夢の大天才によって改造を施されたような過去はないかネェ?」
"Dr.カタストロフ" 文殊丸美美(もんじゅまる/よしみ) 81歳 男 175cm 64kg カヴァー:マッドサイエンティスト
偉大なる悪夢の大天才! オリジン:ジーニアスの申し子! そう、ワタクシこそが、君たちの死すべき安寧をやさ~しく圧し折り、よりエキサイティングな地獄(ヴァルハラ)を提供する、ホンモノの破滅の大王! つまり、Dr.カタストロフなのだヨ!
概要は後で書くのだヨ! シンドロームはブラムス/ノイマンとかがいいネェー、やはり天才にはノイマンシンドロームがよく馴染むということなんだネ! ン? ワタクシは超絶アクティブボーイなのでネ、外出しても噎せたりはしないヨ? 当然金属マスクも必要ナシ! でもスギ花粉だけは勘弁ナ!
そうそう、何だっけ、スプリーレモン? レイザーラモン? スプザーラッジ? だかなんとかっていう、そう、ヤクシマル君! 彼をオーヴァードに仕立て上げたのもまさにこのワタクシの高尚なセンスと頭脳によるものなのだヨ! 承諾を取らなかったせいでうっかりマジギレされて首チョンパされちゃったんだけどネ! おかげで最近首の据わりが悪くて困ってるヨー、取り外し可にしたおかげで首をいろいろ挿げ替えて遊べるようになったのはいいんだけどサ?
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