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欅共和国2018@富士急ハイランド・コニファーフォレスト 7/20-22
<セットリスト/衣装> ・opening/共和国2018(白のコート?) ・overture 1.危なっかしい計画/セカアイ 2.サイレントマジョリティー/セカアイ(ポジ:今泉→長濱) 3.世界には愛しかない/セカアイ(ポエトリー:今泉→小林) ・欅坂MC 4.青空が違う/セカアイ 5.バスルームトラベル/バストラ 6.僕達の戦争/セゾン(他メン放水) 7.制服と太陽/セゾン 8.バレエと少年/セゾン(ポジ:原田→上村) 9.100年待てば/エキセン 10.太陽は見上げるものを選ばない/エキセン·期待(けやき坂2期生含むゼンイン) ・欅坂/けやき坂MC 11.期待していない自分/期待 12.誰よりも高く跳べ/期待 13.NO WAR in the future/期待 14.東京タワーはどこから見える?/風吹 15.エキセントリック/風吹(2番ソロ:今泉→平手) 16.AM1:27/風吹(途中から他メンイン) 17.語るなら未来を…/風吹 18.風に吹かれても/風吹 ・ending/共和国2018 <encore> EN1.二人セゾン/サイマジョ EN2.キミガイナイ/サイマジョ EN3.もう森へ帰ろうか/サイマジョ EN4.ガラスを割れ/サイマジョ <w-encore(7/22のみ)> W-EN1.アンビバレント/7th?(白ブラウスに濃紺スカート?ガウチョ?) <初日> オープニングとエンディングはメンバー以外出るのが嫌な人もいるだろうけど、個人的には去年よりも断然好き。 去年の行進曲みたいなのは、共和国のテーマにはあってるかもしれないけど、明るい印象が強くて漢字とはミスマッチ感が少し感じていたので(がなちゃんならありかなと思ったけど)、クールな今年のほうがハマってるかなと思う。 今回は本編のオープニングとエンディングであれだけガラス感(他グループとの抗争?対決?感、特にオープニング)を煽っといてやらず、アンコールでMC無しのラストにt突如流れ出す平手のソロ映像(現在進行系で行ってるかのように見せる)を使って、ぶっ込んでくる辺り最高。今、平手の映像は衣装も時間帯も照明も使って、本当にやってるかのように見せてたのも面白かった。実際ステージが見えない席が悪い人ほど、実際にその場で行われたように思えるのはデカ箱ならではだし、いい席の人ほどタネに気づいてしまうから損という、過去に見たことがない凄い演出だと思う。 これまでも後ろからとか横からメンバー出てくるとか、アイドルのデカ箱ライブでよくある「みなさんの近くに行きます」パフォーマンスは何回もあったけど、演出で端の席が勝ちってバケモンかよ。アイドルファンってビジョン見てること多いから現場で行われていないことに気づかないしそれを活かしてるのも凄い。現実に向き合えよっていうメッセージも含まれてそう。 (→最終日にネタバレしてる奴いてぶっ飛ばしたくなった。巻き込むのは身内だけにしてくれ。) 平手マンセーだと思われるだろうだけど、平手一人で絵を持たせられるからこそできる演出。まだ全力とは言えないかも知れないけど、欅坂46に平手友梨奈ありということを最後の最後に見せつけられた。 今回はロゴからも太陽と月がテーマっぽくて、QuickJapanの今野さんのインタビューの月=漢字、太陽=ひらがなの暗示かと思っていたのだけど、漢字の明るい曲(太陽)→がなちゃん(太陽)→漢字(月)みたいな構成かなと思う。 漢字とがなちゃんの入れ替わるタイミングが「太陽」なのも面白い。改めて漢字=月とすると「太陽"は"見上げられるものを選ばない」って、逆説的に「月が見上げる人を選ぶ」と考えると、サイマジョ含め漢字欅の「全員に理解されなくたっていい精神」とかダークなところに繋ってく思えるし秀逸な例え。 漢字(月)を後半に集めることで日没後のアンコールとか時間にある程度合わせてるし、野外ならではですごく良かった。(初日は30分押しだったからどこまで考えられてるか不明だけど) 色々と書きつつも大きな流れはこれまで同様漢字全員→漢字ユニット→がなちゃん→漢字全員。やっぱり1ブロック目の後ってどのアーティストでも、アルバム曲とかミドルチューン達がくること多いし鉄板っちゃ鉄板なわけだけど。 今回、MCがコンパクトで間延びしなくてすごい良い。がなちゃんの入るタイミングも太陽の曲中だから登場の時間削れてるし、何よりラスト曲の印象がある曲を本編中盤に組み込むのって他では余り見たことがないし、2組で構成されている欅坂(けやき坂)ならではの構成だと感じた。 今までワンマンはもちろんフェスとかでも多用してきたダンストラックってキメには使えるけど、次に来る曲が予想できて飽きてくる所もあるので、たまにでいいかな(やったらやったで絶対ブチ上がるのはご容赦…)。 この1年でレベルアップしたがなちゃんは全く盛り下げることなく、むしろブチ上げてくれたし、漢字ファンとしてもすごく良かった。自分は漢字が好きなので正直尺を考慮するとライブは別々の方がいいんだけど、アイドルグループな以上可愛い曲を求めているファンも結構な数いるだろうから、そこをある意味受け止めてくれるのが、がなちゃんなのかなと改めて感じた。 今日の誰飛べ〜NO WARの流れを見ると「(ポップに)盛り上がった!楽しかった!」と思える曲としては、漢字はこの先勝てないだろうなと思ってしまった。(ガラスも盛り上がりは凄かったけど、がなちゃんのそれとは違う路線だし)
今回、漢字は1stから6thまでのシングル衣装を変わりがわり着てい���たのもお祭り感あって面白かった。(→要所、要所で楽曲と衣装の組み合わせに意味を感じさせるものもあったし) 4th枠だけ唯一表題じゃないエキセン衣装で、不協和音を使わなかったのは、最終日のWアンに残したか…? 切にWアンやるなら避雷針からの不協和音にして欲しい(→アンビバレントの衝撃ヤバかったからよし。)
エキセンのフォントあえてなんだろうけど、何故あの丸フォントなのだろう…若い人を意識してなのだろうか? 去年の共和国、全ツの感じ(明朝っぽい)の方が、文字として刺さってきて断然良かった… 何よりも今年の共和国はアンコールが個人的に最高…(去年の誰愛→不協和音も大概ヤバかったが) 個人的に欅で好きな曲1位セゾン→2位キミガイナイの流れが本当に凄かった。 不協和音以降、風吹を除くとダーク、クールな曲がほとんどだけど、本編の制服と太陽とかセゾン、キミガイナイみたいなキレイな曲も欅の武器だと思ってるので、それが真っ暗な野外の中聞けるのが最高だった。キミガイナイの繋ぎは1stアニラ、CDJ1718と同じ感じだったが、直近のワンマンで披露してない(1stアニラ以来)からか、周りは気づいて無い人も多そうだったのが意外だった。その中で一人で発狂して、イントロ鳴った瞬間は泣く寸前で上を見上げてた。 キミガイナイは後ろのビジョンに歌詞流すとかじゃなく、”ド”シンプルに星みたいに小さな照明が光ってるだけなんだけど、曲の雰囲気と合ってて幻想的。 1stアニラのニンジャーライト、CDJ1718の薔薇の演出とか、アナログ寄りな演出で魅せれる曲って強い。 エキセンみたいにビジョンありで際立つ曲ももちろんいいんだけど、正直席位置にかなり左右されるし、シンプルに戦える曲があるってアーティスト本来の力かなとも思うし。しかもこれだけ売れてる ”ド” メジャーなグループのなのに世間一般が知らない曲で、しかも代表曲のカップリングってところも面白い。 あと上でも述べたが漢字が月、がなちゃんが太陽という表現あって、やはり漢字は「闇を照らす月 = 皆が隠している本音を出す」という側面が、メディアではフューチャーされやすいと思う。よくメディアでも「メッセージ性」という言葉も聞くし。そんな中での今回の共和国のマーク「月と太陽」だった中で、ストレートな強いメッセージ曲ではなくセゾン→キミガイナイの選択は意外だったし、それも月が出る時間になるアンコールに選ばれたのは「これも欅坂だぞ」と提示しているように感じた。(→アンコール全体の解釈は後述) 次のもう森は平手入りお初。メンバー欠けた戻ったりでアニラからもガラっと動き変わるかなと思ったけど、割と平手がセンターに来ただけって感じ。個人的には大サビ前の時間が止まる?止める?ところを鈴本が��投→平手ソロは本領発揮感が合って胸熱だった。 正直な所、セカアイでの弾ける笑顔とか、イントロかかった瞬間、パッとその曲の主人公になる昔の平手感はまだ無いんだけど、この後に控える「止まった時計が動き出す」ような畳み掛ける大サビまでの流れの口火を切る転換部を平手が戻ってきても、鈴本が担うことは、平手と鈴本の関係性を思い浮かべてしまった。 AM披露は正直1番意外だったかもしれない。全ツが謎のピラミッドの中でやるという個人的にダントツのクソ演出(3人が絡む下りが特にあるわけでも無いのに、せっかくのダンスメンの動きに制約がかかるし枠で見えんし)だったから嬉しかった。 僕戦の土生ちゃんの煽りが一番盛り上がりという意味では、テンションアガったかもしれない。 (初日だけあがり過ぎて記憶がない、2日目は「みんなやっちゃえー!」最終日は「騒げー!」) バレエは原田の代役を上村。正直、バレエチックなふわっとした表現は圧倒的に原田が上だけど、持ち前の可愛らしさでハマり役だった。 なんの曲か忘れたけど、上村は最近パフォーマンスかなり良くなってると感じたし、見せ場があるのは個人的にいいなと感じた。 平手復帰のMUSIC DAYのガラスとかかなり動きも激しいし、髪も振り乱してるし。 (→7th、2列目でかまして欲しい) セカアイのポエトリーは客含めていつも以上に違って���白かった。平手の時は声を聞くために全員黙って耳を澄ませる、菅井は笑顔爆発の感情乗せまくりだから思いっきり湧くみたいな。 ポエトリーに加えてセゾンと計画の小林ソロは去年の全ツと同じく今泉欠席を強く思い出させて辛いものがあった。 <2日目> 避雷針席端の端。
音補強のための追加されたスピーカーで下手後ろ以外は全く見えず。 ステージ後ろのビジョンも見えないので、欅のビジュアルが体感できなかったのはかなり大きなマイナス。特にエキセンとガラスは歌詞がビジョンで出るので総合演出感が強かったのもあり、やっぱりライブはクソ遠くてもいいからセンターで見たいと心から思った。 避雷針で花道先頭から二人目も全く見えず…。平手が来るとき大抵そこだったので、これが避雷針席か (?) って思った。 ただ避雷針席で良かったこともあり。放水無傷(思い出的には微妙だが…)、(下手は)退場最初、(自分は1番端だったので)柵にもたれられるし(ステージ向くと)前も後ろもいないから何も気にする必要なし。 1番良かったのは序盤のジェット放水する度にステージに虹がかかって見えること!(これは下手だからか?)
セカアイの歌詞の「虹がかかった〜」の後の放水は最高。鈴本の「空はまだ明るいのに突然雨が降ってきた~」もハマってたし�� あと唯一見れる3列目下手に織田、齋藤、長沢がいることが多くて、普段あまり注視しない(見えにくい)メンバー見れる良い機会だったかもしれない。 あと最前だったからジェット放水の機械モロで見えてたんだけど、バカデカイし黒塗りだしでルックスが完全に兵器のソレで笑った。 本当にデカさは日本でこの規模での導入が初なのも頷けるレベルで、射出方向は斜め上だから傾いてるのにも関わらず砲身は成人男性レベルのデカさだし、圧力かけるガスタンクは家庭用品プロパンガスのタンクの倍ぐらいは入りそうな勢いだし、水補給するタンクは家庭用の風呂なら5.6杯分はいけるんじゃないかぐらいのデカさ。 しかも恐らくその規模が6・5・5・6の22台?に加えてステージからホース放水、水鉄砲に泡砲台、ご丁寧に後ろブロック用に遠隔操作の放水機まであるから水の量ね。そりゃビショビショなりますよ。 (威力あり過ぎて、風に流されなければC〜Fぐらいしか当たって無いのも頷けた) バスルーム初日は上手:小池、下手:尾関、長濱だったんだけど、
2日目は上手:尾関、小池、下手:長濱に変更のになり長濱しか見れなかった… (→3日目は上手:長濱、小池、下手:尾関に変更でした。) AM、初日は花道より後ろだったから、鈴本ほとんど背から見る感じだったので、(クソ遠目とはいえ)前方から見れて良かった。風吹のスーツ衣装は、ダンスのジャンルとは少しミスマッチかなと思ったけど、カッコつける曲という意味ではよかった。特にパンツだからスーツの方が線が見えていい部分もあった。頭に手で銃を突きつける振りは超カッコよかった。 (媒体に取り上げられてる平手ソロの写真を参照) サイマジョ、制服と太陽の時、泡まみれの織田見て爆笑。 制服と太陽の時の長沢は頭の上にちょこんと乗ってて持ってるなって感じ。 (→自分で付けたらしく、流石ですね) 改めてがなちゃんの誰跳べNO WARは一般的な認知度は無いけど、会場を盛り上げる力は既にPerfumeのエレワ、チョコディスクラスだった。コールしたり跳ぶ時はストレートにガンガンメンバーが煽るし、ビジョンに歌詞乗るから初見でも把握もできやすいしアウェー戦にも強そう。 (メンバーの煽りは2日目が一番煽りが多かったし、端でも観客の声量ハンパ無かった。) 去年受験の都合で欠席で今年初出演の米谷は、去年の映像を見てよほど楽しみにしていたんだろう、2日目でも放水してる時は笑顔全開で弾けまくっていた。 <3日目> 新曲アンビバレント初披露、初公開。 衣装は白ブラウスに濃紺スカート?(エキセンに近い)、平手以外は第二ボタンからで、平手のみ第一まで締めてたか?。ブラウスは動きがあってもストンと���ちるようにサイドにスリットがある形状。 ダンスチューン。 (→下はガウチョ、上は平手のみレギュラーカラー、他のメンバーはバンドカラー) 欅オタクからすると平手復帰とも言える新曲で「一人ではいられない」っていう歌詞は本当に卑怯。 途中、笑みも見られたし、3日間でダントツ一番の表情で本当に心からおかえりと言いたい気分だった。 齋藤に至っては笑顔全開、キメ曲なのに楽しさ溢れ出てて凄い良かった。ライブが好き、早く踊りを見せたいってよく言ってるだけに、無意識だったんだろうなー。(MV見ると敢えてなのかもしれないけど)他の曲見てると3日とも抜くメンバー決まってたのかなと思うんだけど、最終日のみ披露だから齋藤抜くことが決まってたのかわからないけど、カメラマンさん最高です。
上手花道の真正面だったので花道来る曲は本当に近かった。あと兵器ウォーターショットは直撃エリアのためビチョビチョ。 いっぱいメンバー来てくれたけど、ダントツでヤバかったのはやはり平手( 太陽の2番、ちなみに1番は中央島で21人、大サビはステージなので唯一2番だけ花道)。 太陽は平手含めての披露だとオタク的に平手不調と言われた悪夢の全ツしか無かった訳だが、横に誰もいない平手一人の表現と向き合えるのは贅沢な時間だった。 昔みたいな表情豊かとまではいかないけど、やはり平手の表現は凄かった。目力にフォーカスされたり、サイマジョや不協和音のイメージが強いけど、平手は他のメンバーと比べて虚ろ、儚さみたいな表現、空気感を作るのが圧倒的に巧い。全握とかフェスとか合わせると20回近く欅のライブ行ってるけど、当たり前だけど踊ってることもあり、これだけ平手だけを集中して見る機会ってこれまで無かったんだけど、 吸い込まれる感じだった。 本当に気が付いたら涙流してた。 後、花道先頭に来たのは僕戦で鈴本、100年で長濱、計画で佐藤、石森、セカアイで守谷どこかで米谷、理佐、尾関だったかな、記憶が曖昧。
初日ぶりにビジョン見れたので、改めてセゾンのラストの映像 (ひまわりとかの四季の映像) 最高だった。この後、3(+1)曲あるのわかってたけど、もう終わってしまうのかの思って感傷的になってた。 漢字MCで平手の話題をメンバーが出しまくって、喋らせたの感謝。そして抜いてくれたカメラマンさんマジで感謝。結局、去年みたいにWアンの煽りもなかったし、楽曲以外では唯一の声出し。観客むちゃくちゃ湧いた。 セカアイのポエトリーの時、平手の時みんな黙るのもそうだけど、欅坂オタクは、ほぼ全員平手大好きだと思える瞬間だった。 自分は幸運にもセンター後方、下手見切れ席、上手花道前と3日間入国できたが、野外ならではでどこもある意味良席だった(そもそも去年とは段違いで当たらなかったので、3日間入国できたこと自体がキセキなのだが)。 センターは言うまでもなく、何かが見切れることなく 会場全体見えるから文句なしの最高。下手は3日目のMCや写真にも上がっているように放水時の虹が見えるからこれも最高。上手はアンコール時にステージ越しに夕焼けが見えるからこれも最高。 後は花道も3本あるし、放水は規格外過ぎてほぼ全エリアで当たってるっぽいし(少なくともFブロックでは当たった)。それでも唯一濡れなかった避雷針席は、バストラで周って来る際目の前だったし、全席最高。
結局3日間を通して不協和音は、表題で唯一衣装も含めて披露が無かった。(今泉が欠けていたとはいえ)昨年の全国ツアー最終日に1つの完成形を提示した後も、大晦日の紅白歌合戦でメンバーを飲み込みメディアにも取り上げられ、2ndアニラでは平手不在の代役を菅井が背負って立ちその豹変ぶりが話題となった代表曲の復活はいつになるんでしょうか。
衣装と歌唱の曲が合ってない表題もある中、バストラは2ndアニラ同様にMVプチ再現なのは上がった。後は最後のガラス。 欅ってMdnの特集(のメイン部分)組めるぐらいにはクリエイティブに金かけてるし、楽曲-振り-衣装-ジャケットまでしっかり統一感持って作られてる(と感じる)ので、ライブで再現されることで完全体になる感じね。 特にオタクって逐一情報はチェックしてるし、一つ一つの作品に思い入れとか多いから、MVをライブで疑似体験できるっていうのはやっぱり好き。 アンコールの解釈として、原田今泉の欠席をセゾン、志田の欠席をキミガイナイで改めて示した、次にもう森で、理想と現実の乖離(前2曲の欠員)を歌として示す。もう森はラストに感情の爆発みたいな盛り上がりがあるものの、今回の曲の立ち位置としては恐らく「現実への絶望」が主題。平手ソロの映像も含めてここまでを1st のサイマジョ衣装で歌うことで「初期に思い描いていた世界」は叶わない理想郷と示し、最後には倒れるまで現実に打ちのめされる。そこからのガラスを割れ。完全に反抗、逆襲宣言。 2ndアニラのインタビューでメンバーの「欅坂は終わったと言われないように」という趣旨の発言をよく見たし、テーマは確実に「平手無しで成立させる」だったと思う。 実際、代理センターは話題になったし、やり遂げたという評価だったように思う。 それでもなお、ソロ映像まで入れて、平手の復活を改めて強調した後、選んだラストのメッセージに「 反抗 、逆襲 」を選んだのは、これからも「私達は平手筆頭で行く宣言」と感じられた。
アンビバレントは、最後の「この夏」のフレーズが意味深すぎて、リリース前の今はもちろん全ツ終えないと何も見えていない気がする。とりあえずクソかっこよかった。それだけ。
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欅坂46 2nd YEAR ANNIVERSARY LIVE@武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ (4/7)
1.overture
メンバーがグループ毎に登場、バックスクリーンには名前が出る感じ。位置的にスクリーン見にくかったこともあるかもしれないが、全ツの方が見やすかったかな。(そもそもローマ字表記は視認しにくい)
2.ガラスを割れ!
(センター: 小林由依 、今泉佑唯)
1曲目からあぁ鈴本やっぱ上手いと感じさせられた。動きのキレが凄いし、タイミングもバッチリ。ただステージ移動でラスサビの小池・鈴本が前に出てくるシーンが見れなくて残念。動きが付くことで躍動感出てよかったんだけども。
あと鈴本がラス前のターンで46SHOWと同じく1ステップ入れてた(軸足に対して回るんじゃなくて半回転×2のジャンプ)のが、敢えてやってる動きだと確認できただけで最高。
3.避雷針
(センター: 渡邊理佐)
平手・志田不在のため、マスゲームのみ。1対20の対比が見せどころのため、マスゲームのみで成立し見せられるように、一部踊りに変更あり。終わってから振り返ると避雷針だけは平手ポジションに代理は立てなかったんだなと。現状、唯一の平手入りの講演であるCDJが映像化されていて本当によかった。
4.君をもう探さない
ラス前は平手不在のためCDJのように何もない空間にスポット。そもそも平手が目立つ曲じゃないので基本は全ツと同じ。平手抜きでやると、改めて歌詞が意味深すぎると感じた。
平手無しだったから演出的に違和感なかったんだけど、CDJの探さない→避雷針の繋ぎが最高だったから、是非また入れ替えてやって欲しい。
5.もう森へ帰ろうか?
(センター: 小林由依 、今泉佑唯)
平手ありの披露が無いしMVも別撮りなので21人ver.は不明だが、マスゲームが淡々と続く→大サビで動くっていう 振りの全体構成は避雷針と近い感じ。この構成だと踊れるメンバーが最後にグッと引き立ってくるから個人的には好きです。 特にこの日記憶に残ったのはラスサビ前に鈴本がセンターに出てくるシーン。このシーンは出島ステージだったので大サビに備えて列の後ろからぞくぞくとメインステージに列を成して戻っていく中、鈴本はセンターにいたのでもちろん最後尾。花道中程から有明セカアイの平手ばりに最後猛ダッシュして自分のポジションに踊りが始まるギリギリに戻ったのにも関わらず、体流れることもなくダントツでキレのあるダイナミックなダンスを披露。本当に鈴本一人異次元で声を漏らしてしまった。動きとしては手を広げる動きが多いので単純に身長が低いメンバーは相対的に腕が短くなるので不利だと思うのだが、体落として大きく見せたり、角度と動きで差をつけたりで工夫しているのか、見劣りどころか圧倒的だった。 あと出島にいるときは、席が下手側の花道の先の立ち見席だったので真横からステージをみれたので、ペアで列になるシーンの時に土生が後ろで座っている振りも見れたし(表現もすごい良かった)、横一列で一人ずつ動きをズラす動きも真横・上からというTVでは見えなかった方向から見れたことは貴重。(全握含めほとんど前からしかステージ見えないし)
あと「ユートピア」っていうワードを使うセンスね。曲のタイトルでいいよってぐらいに一言で世界観がまとまっているし、語感の強さも圧倒的。 秋元康はやっぱり天才だと改めて感じた。
MC1
6.バレエと少年
逆位置のステージ奥だったので正直あまり見えず。小池、原田の2人がメインなことを全ツ当時はそんなに気にしていなかったけど、しっかり踊れる2人がメイン貼ってたんだなと(今更)。セゾンフロントのバレエ経験者だけに原田はふわっとした動きがすごくいいと改めて感じた。 本当にステップが軽い。
7.波打ち際を走らないか?
花道がステージに十字伸びていたので4人散ったけど、志田がいなくて4人だったけど、5人だったらどうしたんだろうかなとふと思っていた。
相変わらず青マリは全員、人気のビジュアルメンなので絵面が凄い。
いつも思うけど、この5人が一番王道のアイドルポップスやってるの敢えてなんだろうけど面白いんだけど、これからもアイドル曲枠担当なんですかね?メンバー他にもいるだろうし、そろそろ変えてもいいんじゃないかなと個人的には思います。
8.AM1:27
(鈴本美愉、小林由依、 小池美波、原田葵 )
後ろに半透明のスクリーンを背にして、鈴本ー小林、小池ー原田ペアでの構成。本来の平手 ー鈴本ー小林はズレは作っているものの一人ひとりは基本同じだった記憶があるが、ペア毎に振りが違った。元以上に、より小池ー原田のかわいい声も入り新し感じに。個人的にAMメンバーはダンスメンと言われているので、次はもっと早い曲とか重い曲でゴリゴリした踊りつけてほしい。
9.再生する細胞
やはり今泉の歌唱力は圧倒的。以上。
あと今回は上からだったので裸足ばっちり見えました。
10.結局、じゃあねしか言えない
齋藤は鈴本のようなアレンジこそ無い(わからないだけかも)けど、すっきりした動き。お手本みたいな印象。石森も齋藤に近いが少し意思が乗った感じ、佐藤は線がキレイで曲線的な動きも得意、織田はパワフル。土生は背筋がピンと伸びた走り方が代表的で、どこか動き・表情が固く崩せなかった部分が今回(というより5thでセンターになって以降)変わってきたように感じた(土生についてはまた後述)。ユニットの中では個人の色もありつつ、パフォーマンス力あるので 一番見ていて楽しい。
11.100年待てば
全ツが気球曲だったので振りがついた。着ぐるみがでたり、風船(虹、車、景気)が出たり、ひらがな兼任時代らしいポップなアイドル枠って感じ。ちっちゃいお子さんって、長濱好きそうと感じた… 振りもアイドルらしく、手振ったり簡単な動きだし。そして今更だけど歌うまくなったわ、不安に感じたシーンが記憶にない。
12.バスルームトラベル
3人の真後ろの影響にMVと同じく時計を映し、バックのビジョンも3人のイメージカラーを使って歌うメンバーを抜くみたいな、MVの再現にライブ感を載せた拡大版みたいな演出で最高だった。MVってロケだろうがスタジオ撮りだろうがライブ再現するのって難しくて、MVはMVで完結するものが多いけど、生で見れているって体験が初めてに近かったかも。
MC2
13.1行だけのエアメール
全ツで唯一やらなかったアルバム曲。小林の声が揺れていて緊張しているのかな+今泉はやっぱり上手いのを再認識。コーラスの感じが生感あってよかった。
14.ゼンマイ仕掛けの夢
弾き語りっていいですね。特にアイドルでは生音感って一番味わいにくい感じがするので、これをデビューSGからできているって欅の色で武器だと思う。
DANCE TRACK
メインの3人は鈴本、小林、渡邊?
次がカタミラに行かないのがCDJに引き続き新鮮。既存のパターン壊していく感じはいい意味でファンを裏切ってくれるので凄く好き。AMでも使った半透明のスクリーンを使ってレーザー反射させてたり、テクノロジー使ってます感も出しててアイドルらしからぬいい演出よかった。Perfumeを見てきているので最新の凄い何かを見てる感は無いけど、正直歌って踊れば成立しているアイドルのライブで、顔が見えなくなる演出に金をかけてくれるのは好きです。欲を言えばこのダンストラックを、というわけではないが、全ツのエキセン張りにどこかで1つの演出に振り切るものがあってもよかった気はする。今回避難誘導灯点けっぱなしだったし察してたけど。相変わらずここでも佐藤の線的な表現は凄い。影だけで静止した時に本当に映える。
15.月曜日の朝、スカートを切られた
(センター: 渡邊理佐)
クールな曲は渡邊が立つ。この曲から平手のセンター代役が出てくる訳だが、やはり平手が顔となって表現していただけに、メンバーが変わって曲の解釈が変わっていることが、このライブの一番良かったところ。ただスカートは、元々動きが少ない曲なので引きではあまりセンターが変わってどうというのは感じる場面は少なかった。「あんたは私の何を知る」のフレーズもどっちかというと淡々としてるので、色は出にくいので少し残念。といいつつ冷たく言い放つ感じ、普通にハマってて良かったけど。
16.エキセントリック
(センター:土生瑞穂)
土生覚醒、この一言に尽きる。元々センターになるシーンもあったし、他の曲で裏センターやっててよかったこともあるが(特に誰愛 欅ver.)、やはり圧倒的高身長が真ん中にいる絵は左右のバランスも取れるし凄い良い。それに今まで苦手のようだった姿勢を崩した動きや感情を載せた表情がかなり上手くなっていて印象に残った。個人的に能面タイプだと思っていて、それほど表情に違いを出すのが苦手たメンバーだと感じていたので、何かミスマッチしていて曲にハマっていないと感じる事が多いメンバーだったけど、その面影は全くなかった。踊りも高身長モデル体型だけに筋力無いのが露呈してたけど、この頃動き良くなってきたしフロント効果凄い。本当に頑張ってるのが目に見えて現れてる。
全ツほど演出に振っては無かったけど、サビの時にビジョンで断続的にeccentricって流れてたのがかっこよかった。
ジャケ写も衣装もMVもだけど、フォントとかMdnで特集組めるぐらいビジュアルデザインが強いのは欅の強み。アイドルかこんなことやるのかっていうギャップって強い。
あと2番の歌唱シーンで代役立てなかったので、今まで欠けていた今泉が戻ってきたのと同時に、志田が欠けてしまったことがよくわかるのは個人的には好きだった。21人揃う日を心待ちにしています。
VTR(1st Anniversary~ 2nd Anniversary)
去年からの1年間の振り返り映像(ライブとMV収録メイン)。最後に国境流れた瞬間に坂道来るってなったよね…最高…
あと素直にこんだけ撮ってるなら円盤出せと思ったよね…
17.国境のない時代
立ち位置 順不同(かつ曖昧)
センター:長濱
フロント:尾関、原田、石森、佐藤
2列目:(センター)鈴本、上村、米谷、小池、齋藤、 長沢 、織田
3列目:渡辺、渡邊、守屋、菅井、今泉、土生、 小林
共和国の誰愛に続いて坂道の欅Ver.やっぱり最高ですね。坂道は当たり前だけど46/48の選抜チーム なので、 いろんなグループの 代表として来ているから、各グループやメンバー自身の色や個性が出ていて、どこが私が私が感が残っているけど、欅が再現すると一曲の楽曲を表現感しているがある。
それに加えて何ぞこのフォーメーション…
平手活動休止・卒業となった時に、このフォーメーションでSG出してくれと本当に思う。現状の欅の課題(?)って、(もちろんパフォーマンスの実力もあるだろうが)人気メンが1・2列目から3列目に下がらなくて、3列目が半固定となっているのが、ガラッと変わるだけで印象が全然違った。といっても結局のところTAKAHIRO先生の振りだと3列目もフューチャーされるシーンは絶対あるので、人気メンが3列目にいるのも良いんじゃないでしょうか。あと人気メンが初の3列目起用になって、パフォ力上げて帰ってきたら最高じゃんとも思うし。
そしてこのフォーメーションの核はなんと言っても鈴本の2列目センター。もう全曲ポジ固定で良いんじゃないでしょうかレベルで最高だった。平手に次いでフロント経験してる鈴本に2列目いけよって言うのもなんなんだ、という話ではあるが本当に良かったんです。まず現状2列目センターって菅井・守屋から始まり長濱みたいに人気メンポジションだし、結局流動的にフォーメーション変わるから、下がるから悪くなるとも自分はそんなに感じていなくて。 確かに 2列目センターってフロントほど抜かれることは減るし、ジャケとか雑誌とかのメディアの露出は減るとは思うけど、映像ではセンター越しに否が応でもバンバン映るし、その画にバシっと決める鈴本がいるのは安心感が凄い。今回の代役と一時のフォーメーション除けば、平手がセンターじゃない曲って初めてになる訳で、しかもフロントもこれまでにないメンバーを起用していくことになった時に鈴本が後ろにいたら成り立たせてくれる気がした。
18.東京タワーはどこから見える?
今泉復活して小林とペアでのシーン最高ですね。
平手・志田欠けたのに伴って全ツから振りが一番変わったような印象がした。
あと今泉復活して小林とペアでのシーン最高ですね。
CDJの時にも書いたし全ツからずっと思ってるけど 斎藤→鈴本の流れは相変わらず本当に最高。「パーソナリティが振りに出る」じゃなくて「パーソナリティを出した振り」を、この大人数グループで全員に振り付けて、カッコよく整えるTAKAHIRO先生本当に凄い。
19.危なっかしい計画
(センター:菅井友香)
今泉復活して小林とペアでのシーン最高ですね。 (東京タワーに続き2回目)
幸か不幸か平手を気にしなくなったので、全ツよりちゃんと楽しめた感があった。(初披露の共和国振りかも?)
20.風に吹かれても
(センター:小林由依 )
風に吹かれてもは時期も全ツ後なので、平手はライブや映像でも笑顔の表現がかなり減っていたので小林の笑顔が印象的だった。楽観的感がすごい出ていて平手とは違う、より明るい曲になっていた。単純に平手が抜けたことで鈴本とWセンターチックになるところも新鮮。そしてこの曲の鈴本の笑顔が最高に爆発していた。踊りは抜群だし、元々表情豊かなのに感情を乗せるのは得意じゃない(渡邉と同様、顔立ち的にもクール系はできるが…)印象だったが、普通に楽しめていたからなのかわからないけど、小林の作る明るい印象にマッチしていた。
21. 不協和音
(センター:菅井友香)
正直、平手抜きで不協和音を演ると決めたことに凄く感心した。全ツはもちろん、紅白を通して、欅坂のダークな印象ともなる代表曲でもあり、平手が抱えていたもの、背負っていたものを強く感じる楽曲���紅白で平手・志田・鈴本がブッ倒れたことで、欅オタク以外の世間一般にも重い曲だという話はニュース番組等で伝わった訳だし。その曲の絶対的センターの平手の代役をキャプテンである菅井がやり遂げるって、どんなドラマだよ… 菅井の動きはこれまではもちろん今日のどの曲と比べても気迫が見えて力強かったし、「僕は嫌だ」も欅書けの企画を全く想起させない迫力だった。 レコメンであまり記憶が無いと言っていたぐらい、曲に入り込む事って受け取る人の印象も変わるレベルなんだなと感じた。そして同じくレコメンで行っていたが、その分アンコールの菅井は正直出し切った感が凄かった。
あとTHE ENDの演出は、全ツ幕張ファイナル来れなかった人にちょっと再現しました感があって、いい演出だなと思った。(さっさと円盤化しろよという話だが)
en
en1.世界には愛しかない
(センター:守屋茜)
明るく快活な守屋魂が出ていた。他の曲よりポエトリーリーディングがあるから顕著に個人個人の曲の解釈の差 (明るい、力強い) が出て、なんの気無しに見ていても違いを感じれる凄い良い代役だった。しかもフロントステージに段差があるので、ほぼ守屋だけ上に1人残されるという、守屋の独り身感(欅書けの相関図、フィーリングカップル回参照)が出ていたのが最高だった。
en2.二人セゾン
(センター:小池美波、ソロ:原田葵)
普通にセンター小池、ソロ原田起用ってセゾンフロントとはいえ、こういう選択できるのに驚いた。ダンスメンだから普通に見ていられる安心感。平手でも笑みを出す曲だから、小池が普通にマッチしていたのも面白かった。( 平手は笑みもあるけど葛藤とか感傷的な印象が強いので。)ソロは原田の小さい細い体では高身長の平手の力強さには勝てないけど、持ち味の線のキレイさとか動きの軽さがあって、小池のセゾンにあっていたし何より精一杯感が伝わってよかった。
MC4
(ここで昨日はセゾンやってないという話が出て、昨日は鈴本or今泉センターの サイマジョだと察して、若干落ち込む…)
en3.太陽は見上げる人を選ばない
(センター:菅井友香)
言葉に思いをのせたMCの後に、この曲で終わるのはハッピーすぎず悲しくなりすぎず良い最後だった。TVにもバンバン出ていて今や数万人規模の動員は簡単にできるドメジャーアイドルが、人間のどこか暗い部分を歌うギャップもありつつ、世間一般に届けたいというメッセージなのかと感じた。
あと輪になるシーンで渡邉と尾関(おぜりさ)がイチャイチャしてたのを目撃してしまいハッとした。
全体として良かったと感じたところは、上でも述べたが、 平手のセンター代役としてメンバーが変わり、今までとは違う表現の楽曲を見れたことと、その表現のクオリティが高かったこと。正直全ツ名古屋1日目の急遽平手が抜けた公演は、他の公演でも不調だったといわれていた全ツの中でも、ダントツで酷い公演だった。メンバーが一丸となって平手抜きでもやってやるという気合が感じられて、表に出ているのは凄いうれしかった。一方で平手との解釈の違いを見れて嬉しいという感情って何回もライブに行ってるからかなとも感じる。特にこれまでの平手の圧倒的な表現力を求めてライブを見に来た人には、なんか違うと思う部分があったのかなと思う。確かにこれまでのライブで時折あった、平手の放つ狂気の様なものに触れてゾクっとすることは無かった。ただ21人全員での楽曲表現が欅の強みなので、たまにはこういう番外編的なライブがあってもいいかなと感じた。(追加メンバー本当に怖い…)
PS.とりあえず鈴本の解釈した形で、センターに立ち曲の主人公として踊り表現する サイレントマジョリティーを見ずには死んでも死にきれない。円盤化、最低でも欅書けか46SHOWで映してください… それか平手の復活が間に合わなかったらビバラポップで是非ともやってください… これだけが心残りだ…
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Perfumeトゥワー2/14
セットリスト
1.Take me Take me
2.パーフェクトスター・パーフェクトスタイル
3.SEVENTH HEAVEN
4.Perfume
5.MY COLOR
6.STAR TRAIN
7.Hurly Burly
8.Dream Fighter
9.edge(⊿)
10.The best thing
en1.無限未来
en2.チョコレイトディスコ(mix)
本編10曲はPTA(FC)のライブで聞きたい曲ランキング昇順(10→1位)。
個人的には「何曲かそこ入るんだ?」って意外に思った曲はあるものの、最終的には「(訓練されたPTAの方たちは)わかってらっしゃる)」という感想。
ファンの中で名曲と言われる曲やライブの最終曲、中でも披露回数が(特に近年)少ない曲が集まってる辺り「ライブで聞きたい曲=どこかで採用してくれる可能性がある」としっかり察してる人が多い内容になってるあたり最高。(某他アーティストのアンケート結果の曲は直近の曲ばかりでファン層の総入替を痛感して辛いものがあった)
各曲感想
0.opening movie
掟の映像とか前トゥワーの映像もだけど、初っ端から懐かしいが込み上げてきた。個人的にはPSが凄い印象的でうおって声が出た。こんな若造でもほとんどわかるぐらいにはファン歴長くなったんだなと改めて感じてからの本編開始でした。
1.Take me
GAME武道館行けてない勢なので、当日唯一の初見曲。正直もう見れると思ってなかったので、一曲目から今日は最高だと確信した。Perfumeを初めて見てから10年目でようやくGAME収録曲制覇できました。投票した気持ち悪い()人たちに感謝感激ポリ嵐です。10年も経てば3人も大人になってるのでセクシー感もそりゃあ出ますよね。Perfumeの衣装って既製品改じゃなくなってから、しっかり体のライン出るようなものが多い気がするので、ご多分に漏れず遠目でも凄かった。しなやかって感じ(語彙力)。個人的にここ数年であ〜ちゃんの大人にな表情ができるようになったなと思っているので、記憶の中の昔の映像と比較してレベルが全然違っていて無茶苦茶炸裂していた。(これまではカッコつけてもどこか可愛いが残っていた印象があった)
2.PSPS
DFと並びファン大好き曲のニ大巨塔なのではなかろうか、実際キー公演では漏れなくやってる気がする。コンベス収録曲だしリリース当時を考えると、曲調も相まってエモさ爆発ですよね。これだけ満員御礼のほぼアリーナクラスの会場をFCだけで埋めてる中でのPSPSは別格でした。Perfume(ystk)の魅力の一つとして、エレクトロだけど情緒的な楽曲があるところだと思うし、Perfumeのストーリーの中で外せない一曲でもあるし最高。
3.セブヘブ
こちらも言わずもがなファン評価の高い曲。いつからかフェスとかでも結構セトリに入ってきているので、どの時代からのファンでもライブの記憶がある曲なんじゃないかなと思う。曲中で3人が見合わせる振りはいつ見ても、3人の関係性が垣間見える様で最高。あと他のアーティストでも思うけど美メロ系で乗れるって最高にズルい。
4.Perfume
ザ・アイドル時代の曲。コール曲はジェニーはご機嫌ななめもあるので、その関係もあるのかグループ名を冠しているのに出番は割と少ない曲(ちょいちょいはやってくれるけど)。特に後のMCで8年前のトゥワーのことを振り返り言っていたが、東京ドーム公演の半年前ですら今と比較してアイドルらしいことをしていたと感じる部分があるぐらいなので、近年のアーティスト感が強くなり年齢的に大人になった3人が歌うこの曲は貴重だなと思う。生歌感が強いのも、やはりあがるポイント。セトリをランキング順でやることを先に決めてたかどうかは知らないし、正直ブラックボックスなので操作のしようなんていくらでもある中やってくれたことに感謝です。
5.マイカラ
流石と言うしかないぐらい振りを全員がやっていて面白かった。(ただ左右をどうするかが未だに不明なので統一感はまるで無かったが)JPN収録曲なのでそれほど古くない楽曲だが、ワールドツアーのタイミングとも重なったからか、キーポイント曲感は強い。特にロッキン大トリの時のマイカラの画は最高だったので、個人的にも凄い印象深い曲。ファン側よりも舞台に立つ3人側からすると、このそこそこ複雑な振りを全員がやってる画って壮観なんだろうなと思うと、ファンとしてもやれて嬉しい曲です。
6.スタトレ
WT3rdの印象が強い曲。直近のファンだとあの映画で深みに落ちた人もいるだろうし、そもそも日本から遠征して現地に行くような気持ち悪い()ファンは実体験している訳だし、もちろんWPTAの人には思いがある曲なんだろうなと思う。リリースしてからは頻繁にやっていたこともあり、聞けて感動と言うわけでは正直なかったが、ダントツ最近リリースのこの曲がランクインしてくるあたりはファンの思いが反映してるなと改めて感じた。
7.ハリバリ この曲が入ってくる辺り上述の「聞きたい曲に投票してる感」がえげつない。初披露が抽選イベントかつ未成年応募不可の氷結サマーナイト、あとは韓国のフェスとかお盆時期の平日深夜のソニマニとか、言い方悪いが名曲かつ踊れる曲なのにとりあえずロクなところでやってない曲。MCであったがそもそも2012年の曲なのにフルが初披露の時点で頭おかしい。氷結サマーナイトの映像出た当時リピートしまくってたしTVでも結構やってただけに、未だに振り結構覚えててなんか面白かったし、それだけ聞いてた好きな曲なのに知らない振りが出てくるのも不思議な感覚だった。
8.DF
PSPSのところでも記載したが、ファンが好きな曲といったらこの曲感。自分は武道館に行けていないので恐らく思い入れは現地にいた人と比較すると全然無い方だと思う。ただ後の重要な公演でもしっかりやってくれてるのでここで出るのは当然の曲ではあるが、やってくれてうれしかった。マイカラの振りもだけど「先まで」だけ一斉に歌える民度の高さはすげぇなと感じた。
9.edge
披露はサヨナラ国立以来かな?スタンドの上の方だったので、カウントダウンの暗転中にメンバーはけたの見えてedgeと確信して爆上がりした。 個人的にはWT1st以来だったのだが、 WT1stはライブハウスツアー(香港は謎の展示会場だったが)だったので、今回の方が直二を思い出した。ビジョンの映像もベースは直二のままでサヨナラ国立と同じテイスト、恐らく撮り直ししてる(衣装が当日のものに見えた)辺り本当に演出に手を抜いてないし、ファンのことも理解しているし信頼できるチームだと実感。⊿以降フェイキ、だいじょば、パーリー等飛ばせる曲増えたけど、個人的にはGAME、edge路線のただただクソ重い曲の方が好きだし演出も専用のがあるのであがりますね。
10.Tbt
ツイに先に書いたけど、ランキング曲形式ってわかって途中の曲やってくうちに絶対1位はTbtだと確信してたのにも拘わらず、イントロの1音目鳴った瞬間に「やったー!」って叫んでしまった。初めてPerfumeを見てから少なくとも50本はライブに行ってる中で5本の指に入るぐらい8年前のトゥワーのTbtは忘れられないし、そもそも無茶苦茶好きな曲。MCで「トゥワーでやりすぎたから、やらんようなった」って本当に何故に?って感じだった。Samt英詩メイン路線で止めてるのにアルバム曲だからサビにこれだけ英詩振ってOKだったのかとか(リリース時期もあったろうが)���そちらは海外公演のキー曲化してるやんとかもう本当に謎。椅子とかスタンドマイクとか使わないんだし、どんどんやってくれよ。個人的Perfumeで一番好きなセラガは客振りは1サビからしっかり(結構MCで先に説明あったりする)なのに、Tbtって振り自体が出てくるのは2サビからだから、普通に振り見れる+振りコピの2度美味しい曲だと感じました。前トゥワーとは比べ物にならないくらい遠くから見ることになったけど、聞けてうれしかったのはダントツでTbtでした。
en1.無限未来
sol録り損ねたので完全初見。ちはやふるの主題歌だけにFLASHを彷彿とさせる静から始まる曲だなと感じた。長年Perfumeを見てきた中でもCEドームの掟→FLASH→ミラクルの曲順が過去最高だと思っているので、無限未来がどんな使われ方するか無茶苦茶楽しみ。特に静なだけでなく後半に音が増えて色が入っていく様な感覚が凄い好きでした。
en2.チョコ
2/14が唯一だったらしく感謝。そしてmixしかやんないってのはやっぱり少し残念。個人的にライブはハッピー曲とか圧倒して終わるやり逃げ曲が好きなのでチョコ終わりは好きです。この頃ポリと同じくやらない公演も出てきたりしているので、今後振り返ると貴重に感じたりするのかな?
全体を通してPerfumeに一番ハマっていた⊿前後の時期の楽曲が多くて凄いエモい公演だった。(本編〜コンベス:2、〜GAME:2、〜⊿:3、〜JPN:1、〜L3:1、〜CE2:1)よくファンが「(自分が好きだった)アーティストは変わってしまった」って言う奴に対して、自分は「当たり前だろ」って思っていて、アーティストはもちろん自分も何かしら趣味嗜好が変わるのは当たり前。ましてや時代も変われば流行り廃りもある訳でアーティスト側がずっと同じことやってたらつまんねえだろとも思う訳で。実際、最初にピンと来なかったものに後々どハマリすることなんでザラにあるし、聞き手側も全然変わるじゃん。そういう中でもやっぱり1組のアーティストを長く追いかけていく中で「ハマった頃の楽曲」って思い入れもあるだろうし、その頃の自分にドンピシャでハマってる訳だから、いくらファンを続けていてもその頃が一番好きっていうことがほとんど。特にジャンルはおろか絶対的な1組に固執してる訳じゃないと、アーティスト毎に求めてる曲調もあるのかなとも思うので。
…と言う訳で個人的には今回のライブは「記憶に染み付いてるThe Perfumeが再現された」感が凄かった。もちろん今のPerfumeのライブも楽しいから行き続けている訳で3人の関係性も変わったなんて感じたことは無いけど、自分の人生を変えてくれた時のPerfumeが目の前で再現されているとしか思えなかった。
それでいて「踊り」という好きになった当時は微塵も意識していなかった視点でも楽しかった。ここ近年踊りに凄い興味を持ち始めていて(自分が踊る訳ではないが)感じるのがレベルの高さで、Perfumeから入ったから感じて無かったんだなと凄く思う。かしゆかの手足が長いとか、のっちが少し身長が大きくてくねくねしてるとか多少の差はあれど、他のグループと比べると圧倒的にフィジカル的な差は小さくて、その上振りの癖も最小限に抑えるぐらい作品としての統一感に極振りしててmかつスキルがあるので全ての動きを高水準にまとめているので他のアーティストとは格の違いを感じる。(FUTURE-EXPERIMENTのfusion見れば一発でわかる話だが)しかも揃えやすい止めの位置以外の曲線の動きでも軌跡も速度も抜群に揃ってるし、(当日でいうと特にTake me、ハリバリが顕著)、MIKIKO先生の振りって音に合わせたものが多くて振りが揃ってると視覚的にもリズムにハマってる感覚が強くなるし、メンバー間で1テンポ・1振りずらす振りですらもバチバチに揃ってるから圧巻としか言えない。もちろんこんな客観的な要素ではわからない長年の3人の呼吸のようなものもあるのだろうが、スキルの部分だけでも作品としての質が別格。
通常のワンマンだとこれに最先端のテクノロジーが入る訳で、しかも「3人しかできないもの」で、「3人が好きなスタッフ」が、「3人が映える形」で演出が作られている舞台表現としてのクオリティがおかしい。このレベルは少なくとも日本じゃ他に無いと思う。個人的にはフェスとかみたいなライブハウス感のあるものでも、純粋なパフォーマンスが最高なので大好きですが。
Perfumeを見続ける理由はこれだけで十分だし、正直それ以上の思いもあるのでずっと見続けたいと思います。
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CDJ1718 欅坂46
COUNT DOWN JAPAN 1718
EARTH STAGE
欅坂46
セットリスト
overture
1.風に吹かれても
衣装チェンジ、ダンストラック
2.東京タワーはどこから見える?
MC
3.月曜日の朝、スカートを切られた
4.キミガイナイ
5.大人は信じてくれない
6.君をもう探さない
7.避雷針
8.エキセントリック
公式レポート(以下リンク参照)に一部追記
https://rockinon.com/quick/cdj1718/detail/171291
以下メンバー、楽曲の略称は統一しておらず適当です。
まずライブ��前に今泉の年末の活動休止が発表された。BUBKA内のインタビューで耳の調子からイベント等の出演は自粛していると答えていたので、事前に予想はできていたものの残念。
今年は昨年のGALAXYからEARTHステージに格上げ。キャパは2倍以上ぐらいかというランクアップ。
開演10分ぐらい前に到着したが後方はかなりスカスカな状態(後ろ半分はほぼ人がいないぐらい)、クローク���リアがかなり混雑していたので、後から客は増えたのかもしれないが…。夏のロッキンのGRASSも開演前はそれほどだったので同じ感じか。
5th楽曲を初めて聞く機会ということもあり、せっかくなので前で見ようと思ったもののEARTHで普段前で見るということをしないので、2柵目にハマり目視だと表情はわからないぐらいの距離感で見ておりました。尚、結構最初に(開演直前〜風に吹かれても)圧縮はあったので慣れてない人は辛いかな…ぐらいの感じ。
一組目なので渋谷さんの挨拶、紹介からのスタート。ロッキンでは「今1番の若者の心情を体現しているグループ」という紹介だったが、今回はその「ロッキン後のメンバーからの感想でお客さんの声援に支えられたという言葉から、これからのステージでメンバーを応援してください」ということが1つ、「今のキャパ(47000人)になってから初めて28日が早い段階で売り切れたのは彼女達の影響もあるでしょう」の2つでスタート。
overture
TGCの映像と同じ。
アーティスト路線で売りつつアイドルとしてはやはりメンバーの名前を売りたいということなんだろうか?個人的には映像は無くて全体アー写がロゴだけとかのがいいかなと思っている(些細な違いだが)。
とかなんとか思いつつテンションガンガン上がってスタート。
風に吹かれても
イベントで何回か、テレビ収録でも披露しているものの個人的にライブではお初。結果唯一の表題曲だったこともあり、1番フロアが揺れて正直ステージは余り見えなかった。
年末の特番含めテレビで結構披露してるからか認知度もあるのか、みんな飛んでて割と驚きだった。
生音では無いにしろライブ会場だと低音ボンボン聞こえてテンション上がる。後の避雷針もだけど5thの2曲はベース感が強いから尚の事。
サビが全体的で同じ振りの曲なので、より揃ってる感を見たいからドセンターでちゃんと見たい。改めてギリギリに行き過ぎてポジションを見誤った事を反省。
ダンストラック
ワンマンぐらいしっかり尺長め。
演出的には全然構成は違うけど手繋みたいに2グループに別れて、共和国のもんきょんこみたいに交互に踊るみたいな感じ。
途中各グループからソロで抜かれるシーンもあり、全ツみたいに1人で見せれる人が踊るってのが個人的には好き(暗くて誰かわかんないこと多いけど)。
こういう誰かがフィーチャーされる演出で全体のスキルが上がればいいのになあと思う。
この音色で次がカタミラじゃないのはヲタ釣ってるなと感じた(結局最後までやらないかったし)。
東京タワーはどこから見える?
アルバム曲で個人的に1番好きな曲。(今のところ今泉を除く)全員がセンターで変わり替わり踊る曲。
ツアーで散々思ったけど、ふーともんのシーンが最高過ぎる。踊りで欅を支える2人だけど、裏で統率を取っている齋藤と表で背中で見せる鈴本の具現化とも言える振り、最高ですね。TAKAHIRO先生崇め奉ります。
MC
ロッキンと同じくあっさり菅井様のみ。
トークスキルが上がってるとは言え楽曲派、パフォーマンス派で売っているとも言える欅のアウェーの音楽イベントでは、これがスタンダードでい続けて欲しい(体力的にはキツそうだけども…)。
月曜日の朝スカートを切られた
正直以外な選曲だった。アルバムのリードトラックでもあるので、MVもあるしTV披露もあった曲ではあるが遅い曲。
振りはダンスというより演技的な要素が強いので、あまりアウェーには向いていないかなと思うこともある。また後のオトシンやダンストラック+カタミラなど程、激しいダンスや強い歌詞では無いし攻めで使う曲では無いかなと思っている。
後になって振り返れば次がキミガイナイなので、欅の世界観、表現力を見せたいということだったのかも、とも感じる。
(ベタだけど来年今泉が完全復帰したらスカート→サイマジョを見たいとは思う)
キミガイナイ
去年CDJでやってるとはいえ、まさかやると思ってなかったので繋ぎの音楽で「キミガイナイか?」って、なってる時点で叫んでた。
衣装や立ち位置の調整する中で、MCをせずに楽曲を連続して披露するとできる間をフェスでも補えるのは良いなと思った。
特にわかる人にはわかる、わからない人にはわからない決まった流れってバンドの繋ぎでもよくあるけど、このどっちにもより過ぎない感覚が個人的には凄く好き。
ふーブロに上がってたけど薔薇の演出も凄く印象的だった。代々木のニンジャーライトもめちゃめちゃ良かったけど、楽曲の感傷的というか情緒的というか…な曲調をこう違うアプローチで、しかもアウェーとも言えるロックフェスの(メイン捨てるとはいえ)たかだか1ステージで演る辺りが欅を推せる大きな要因かもしれない。運営なのかメンバーなのか分かりませんが最高です。
欅の世間的なイメージって(マスコミがサイマジョの印象を使いまわしていることもあり)笑わないアイドル、反社会的・反抗みたいな印象が強い分、他の路線の曲が映えてくるのも事実。フェスでこういう振り幅を持たせるのは多面的にアプローチできて個人的にいいんじゃないかなと感じる。
個人的にキミガイナイは欅の好きな曲でトップ3に入ってるんだけども、改めてこの曲が1stシングルのカップリングって凄い。
大人は信じてくれない
有明の1曲目でもあり、全ツでやらなかったとは言え欅の中で攻める曲となっていると再認識。初見でも歌詞はわかりやすい大人への敵意だし、ヘドバンの振りもロックファンにはもちろんわかりやすいロック(反抗心)のアイコンなので、ロックフェスのセトリとしてはカタミラよりよく考えてみれば向いているのかもしれない。
横並びの振りの所は特段違和感が無かったが、今泉が入るとのりバチっとハマるんだろうなぁと少し残念だった。
君をもう探さない
イントロ鳴った瞬間思ったのはてちソロのシーンどうするの??ということ。期待と心配どおり全ツと違って離れが無いので、てちソロの時はステージから全員消えるという前代未聞の感じに。後は全ツのメインステージと同じ流れでみんなが先に戻ってる所にてちが1人で帰って来て、1対19の構図で終了。
この曲は欅の中で立ち位置が難しい曲だなと全ツ中も思っていて、反抗でもないが明るくもなく、情緒的でもなくアイドルっぽくもない、強いて言えばスカートと同じく欅のストーリー性を示す曲だと思う。ただスカートはサイマジョの前のストーリーと名言されているしMVもTV披露もあるから、より立ち位置が曖昧。特に全ツの演出ありきだと感じていたので、この後の繋ぎでどれだけ度肝を抜かれたことか…
避雷針
メンバーが好きと公言してることも多く、いわゆる欅らしい曲。全ツ後の他のイベントはファッション系がほとんど(?)で尺も短かったので、初披露は開始前から期待していた。特にMVで振りはほとんど披露されなかっただけに、振りがハマってこその欅の作品としては、正体がまだわからない部分が多かった楽曲。
いざ始まってみると、探さないで孤立して終わったてちが完全に避雷針を指していると一瞬でわかる状態でスタート。これまで以上に終始、平手対残り19人の構図で展開。ヲタの中では周知されているてちもながキーとなる組み合わせとするシーンが数回出てきて、ヲタとしてはただただ胸熱。
ここで本日初お披露目の尾内さんのフード付衣装が大本領を発揮する(キミガイナイの薔薇との色見も最高だったが)。
平手だけがフードを被り孤立した状況での展開は、メディアの注目をひとえに受け孤立していった(ともみえた)平手の具現化そのものであり、今までの楽曲でもあった欅の最大の武器とも言える「現実の欅坂の物語・現在 ー 秋元康がその物語を認識し与えた歌詞 ー その歌から生み出したTAKAHIRO先生の振付 ー その全てを咀嚼しようとして表現する欅坂メンバー」に、さらに尾内さんの作る衣装が「グループとしての雰囲気を作る一要素」から「楽曲・作品表現として欠かせない、無いと成り立たない一要素」に昇華されている様に思えた。
また最後のシーンで平手がメンバーとセンターで集まっている中(MVで言えば最後の湖?沼?上でのダンスシーン)、最後に振り返って後ろに歩いていくのは、そのフェーズ(孤立した状況)はもう既に超えたという暗喩に思えた。
エキセントリック
センタービジョンで全ツの演出のデモっぽいもの(全ツのエキセントリックは、ステージ前に白い布をかけて歌詞を投影、歌唱メンバーだけが布の裏でスポットで照らされて見えるという演出)をを流していたのが印象的。全ツが急遽発表の平日公演祭り、ロッキンはツアー中の公演だったので、欅書けや各メディアでチラッと見ただけで、このCDJのステージが初見の人もいたと思うので、こういうことをやる辺り本当にニクい。布こそないがロッキンとは違って屋内公演だったのでスポットライトで抜かれるのはわかりやすくてよかった。
平手はセリフこそ張ってなかった(言ってなかった)が、最後にビジョンでも抜かれた不気味な笑みで彼女の世界にどれだけ引き込んだのだろうか。そもそもヲタの間ではよく言われている目力やダンスの表現力も凄いのは間違いないが、改めて平手の魅力は見た人が考えさせる余韻を生むような表現だと再認識した(毎ライブ後思っている気がする…)。作ってるとはとても思えない人の本質が滲み出ている様な表現で、目力と言われる所以のサイマジョの「意思を持った強い眼差し」であるが、時には「喜楽が溢れ出る笑顔」であり「狂気とも言える不敵な笑み」や「生気の無い表情」では無いかと思う。
ここで菅井様→メンバー全員で挨拶をして終了。
ライブを通して見て感じたことは、ロッキンでの「アウェーで攻めるセトリ」から、「今の欅坂46を魅せるセトリ」に意識的に変えたの��なと思った。
並みいるバンドでも新譜(アルバム)が出た直後だとしてもフェスではSG表題や鉄板曲は体感半分近くは大体やるもので、特にTVに出るようなアーティストこと知名度所以に言わばミーハーな客が多くド鉄板なセトリになりがちなもの。去年のCDJはセゾンまでの3SGのみだったので曲数も少なくほぼ消去法的な楽曲チョイスだったと予想できるが、ロッキンのセトリは表題に加えてカタミラ、オトシン、エキセンの様な今の欅のイメージ曲に最新のスカート、フェスで盛り上がる計画という構成でド直球で勝負したという印象だった(表題以外でも計画以外はMVあり、テレビ披露も多く、計画は当時最新のライブ映像がTIFだった)。今年のCDJは上述したが表題は風吹のみ。他のイベントでも披露していなかったアルバム曲である東京タワーと探さないの2曲と4月時点の全曲披露したアニラ以来のキミガイナイはかなり意外な選曲だったといえる。このセトリがどういった意図かは正直分からないが「今のファンに向けたかったセトリ」なのか、「今の彼女達が表現したい、演りたいセトリ」なのかであれば後者なのかなとは思う。運営が作り上げたいグループ像の一要素だったとしても、「彼女達の表現」と思えてしまう限り欅坂からは離れられない気がした。
後にNGTのステージも見たが欅はMC中のレスもやる子がいるとは言えむちゃくちゃ少ないグループだと感じた。雑誌等でもよく言われているが、2年目として個が出できたとは言えどもグループとしての繋がりが強いグループなので良いか悪いかは分からないが、「全員で足並みを揃える」意識が潜在的にあるのだろうかと感じた。
これも散々雑誌でも目にする言葉だが、欅坂のメンバーはインタビューでも個人での仕事や頑張りを欅坂の活動に昇華、貢献するという意識が非常に強い。また欅坂とは21人のメンバーはもちろん、けやき坂46や、MV・アートワーク、振付、衣装までほぼ固定されたチーム欅坂46でより良い作品を作ることが念頭にある表現者集団なのだと思う。
追記、土生ちゃんが全ツと比べ物にならないぐらいに仕上がっていてビビった。高身長でパフォ力身についたら凄い武器だな…
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風に吹かれても
楽曲は レトロ な曲調とはいえハイテンポだからゴリゴリにポップスに昇華されてる。全然古臭くないし、むしろおしゃれ感が出てる。特にベースのボーカルはいつもどおりの低音メインで、バンバン入ってくる掛け声部分が高音メインの構成なだけで、もう完全にアイドルソング。すごい。
ソロや数人のメンバーにフォーカスしたカットが多いっていうのがMVの第印象。そのカットひとつひとつが個人のキャラが立ってるものばかり(長沢のぎこちない振り、小池の笑顔、菅井の演ってます顔等)で、既存のファンが楽しめるのはもちろん初見の人に各メンバーを紹介するのに使えるんじゃないかと思うぐらい。
正直MVの世界観はあまりわからなかった。ただ衣装がスーツなことやセットからして「若者の代弁者」から大人を含めた大衆が共感できるものに変わってきたのかなと感じた。アイドルソング、J-POPなので恋愛要素は散らしつつ、人生観が本題なのかな。
振りは今までで一番音にあわせてきたかなと感じる。TAKAHIRO先生はメンバーと歌詞の理解を深める時間を必ず作ると各所インタビューでも述べているように完全に歌詞・物語重点型。今作はMVの平手を見ても今までの表題のような主人公がいる曲では無くて、メンバー全体で 楽曲のイメージ を作りあげる表現感が強い。MVだと全ての振りがあるわけではないが、平手がフォーカスされるシーンが少ない印象があるし(ソロカットはもちろん多いし、最後飛んでいくが…)。となるとこのアップテンポで感情表現の側面が減った分だけ、振りは早い早い。(絶対振りコピ楽しい。サイリウム振ってる場合ではない。) 楽観的にというサビで、「列になった状態で全員笑顔で軽快なステップを踏む」ことが特に全体表現間が強い。 その分MVだけでもダンススキルの差が如実に出てる結果に。フロントに「語るなら未来を」のイントロ5人の内、斉藤以外の4人いるので菅井尾関はかなりキツそう。今までの楽曲もそうだがTAKAHIRO先生の振りは隊列移動含めた全体での画がすばらしいので、この振りバチっと合うようになるのには凄く期待している(MVみたいに縦で横割りに3列でステージングして欲しい)。
映像単体としては 同じ新宮監督作品でも 「二人セゾン」がダントツで好きなので、そこまで好きっていう訳ではない。色々書いた割にソロのシーンもセットものも余り好きではない…といいつつも欅坂の表題曲とMVのクオリティは凄く高いと感じる。「アイドルなんてビジュアルよくてなんぼだろ」っていう人は一定数いる訳だし音楽を動画で聴くことが一般的になったこのご時勢に、作品のクオリティで時代変えていく感じがたまらなく好きです。
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