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けいおんの話
あけましておめでとうございます!元旦は起きたら16時でした!七島です!誰か殺してくれ。
12/28〜1/3までけいおんがニコニコ動画で1期2期映画と無料公開してたんですけど、みなさん見ました?見てない?ぼくだけ?そう……
何回同じ話をするんだって感じだけど、初めて見た時からぼくはけいおんがめちゃくちゃ好きでして、2周以上したアニメってホントにけいおんかグレンラガンくらいしかないんじゃないかってレベルで好き。
あれがやっぱり高校生のロールモデルというか、高校生活の指標だったから、今いろんなことを振り返って無事ゲボ吐きそうになっています。どうしてこうなっちゃったの……
在りし日の七島少年は田井中律さんを推していて、2、3周目あたりで平沢唯さんを推しはじめ、先日のイッキ見で中野梓さんも琴吹紬さんも好きになってしまうといった具合でした。秋山澪さんは……ナオキです
歳を食うと琴吹紬さんの魅力がわかるというのは実際的を射ていて、お嬢様が集まるであろうあの女子校において飛び抜けたお金持ちの家庭で育ち、所謂「世間知らずのお嬢様」的なキャラクターの彼女のいちシーンいちシーンでのかわいさは、多分実際に高校を卒業していないとわからないところもあるのかなと思います。
なんてことない毎日がかけがえないとはよく言ったもので、それらは無為に過ごして失って初めて気付くものであり、仮に無為に過ごしていなかったとしても過ぎ去ったものを取り返すのは至難の技なのであります。それが時間であるにしろないにしろ。その「なんてことない毎日」の大切さ、文字通りの「かけがえのなさ」を丁寧に描写したのがけいおんというアニメなんだと思います。2期は特にそれが顕著だったように思います。
1期に比べて2期の方が「毎日」の描写が細かい、というか大切に丁寧に描かれていることは、有り体に言ってしまえば大人の事情であり、1期で莫大な人気を生んだ作品を2クールまで引き延ばすことが必要になったため日々の描写を多く入れるようになったワケですが、それが逆によく働いた部分も多いにあると考えられます。
まず1期。12話の中で唯たちを成長、進級させ中野梓というキャラクターを登場させるために高校生活におけるメインのイベントに焦点をあて、わりかしハイスピードで話が進行していきます。平沢唯さんは高校生に至るまで何か部活なりに熱中したことがなく、せっかく高校生になったんだから何かを始めたい!という理由で軽音部に入部します。一体この行動で何人の純粋なオタクくんが夢を見て軽音部に入り辞めていったのでしょうか。エルレガーデンを聴いてるウェイに迫害されていなかったかとても心配になります。キモ。女子校の何倍増しかで綺麗にされているであろうゆるゆる〜な描写の中で、ギターに向き合い、メンバーと打ち解け、今までふにゃふにゃと生きてきた平沢唯さんは文字通り成長していきます。いい話ですね。1期で一番好きなシーンは、唯たち軽音部が2年生の文化祭で、一度曲が終わってから琴吹紬さんが勝手にアンコールを始めるシーンです。お嬢様で、引っ込み思案というまでではないものの、親の都合などできっと色んな人の前でお行儀良い自分でいることがよくあったであろう琴吹紬さんが、自らの意思で、紅潮した頬と流れる汗のまま、「この時間を終わらせたくない」と言わんばかりに演奏を再開するのが、もう、おじさんはね、大好きなんだよ……
つーかアニメの中の文化祭で平沢唯さんはギターを始めて3ヶ月程度だと思われますが、上達が早すぎるだろ。いやマジで。あからさまにADHD。それはいいんですけど……
そして2期。唯たちが3年生になったところから始まります。高校三年生は何かと「最後の」というワードがついてまわる時期。それはつまり1人だけ学年が下の中野梓さんと上級生たちの別れは避けられないということでもあります。言われてみれば当たり前のことですが、先にも述べたように「当たり前」の描写に力を入れるアニメだからこそ、中野梓からの視点をしっかり描いてくれていたように思います。
中野梓と上級生たちの別れを暗に示すようなシーンはところどころに散りばめられており、例えば上級生たちが夏期講習に行っている間は、中野梓さんは自身の友達と夏を過ごしており、その話の中ではうっかり居眠りしたときに見る夢では、必ず上級生たちが現れていました。これは、中野梓さんの中でどれだけ上級生たちが大きな存在であるか、悪い言い方をすれば中野梓さんがどれだけ上級生たちに依存していたかをわかりやすく表すシーンでした。
そもそも2期が1年間を2クールかけて描写したのは、大元に中野梓さんの視点ということがあったのだと個人的に解釈しています。勿論、中野梓さんが毎回メインなんてことはなく上級生たちがメインの話もたくさんありますが、もしかしたら中野梓さんが上級生たちと過ごせる最後の1年間ということで、日々を噛み締めていた様子が、明確に言及されずともそこにあったのだと思います。
別れの描写に関しては23話「卒業!」が一番顕著であり、卒業生の胸に花をつけるシーンで、唯たち軽音部に花をつけていたのは中野梓さんではありませんでした。まったく関係ない3年生に花を贈る中野梓さん、その後会話を楽しむ軽音部の面々を遠目に眺めるも、自分の友達に話しかけられてそっちとの会話に参加します。見事に美しく高校を出て行く側、残る側の対比がされていて、思わず拍手しました。気持ち悪いですね。ハハ。笑うな。
映画は誰の視点だと限ったことはなく、強いて言うなら中野梓さんと平沢唯さんが主軸で話が進んでいくイメージです。劇中BGMが素晴らしく、映画であるため作画も気合が入っているので、ぜひ。ぜひのぜひ。
アニメに限らず漫画であれば放課後ティータイムの面々の物語は続いて行きますが、アニメは綺麗に、本当に綺麗に、唯たちの高校生活をまとめています。ラブライブやアイドルマスター等のコンテンツと違い延々と続けることはなく、気持ち悪い言い方をすれば彼女たちの人生を、リアルを描き切った結果なのでしょう。ぼくは棺桶にBDを全部入れて欲しいです。
何度見ても終わるたびにすごい虚しくなってしまうので、けいおんは鬱アニメだと思いました。
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最低
マジで最低のものを見てきた。ありえん。
いっしん(2つ下の子です)の演劇の県大会が無料でやってたので、時間潰しがてら見にいきました。今まで高校演劇をちゃんと見たことなかったので。自分で見ないで語るのはとてもよくないと思うし。いっしんよかったよ。上手だった。
で、そのあとの某高校で、マジで、マジで19年生きてきた中でもっとも最低な1時間を過ごしました。マジで最低。ありえねえ。
今まで菱沼が散々「震災劇はクソ」つってた意味が自分の目で見たことではっきりわかりました。クソ。クソ以下。あれは人間のやっていいことじゃない。
見ていて一番癇に障ったというか、最悪だなと思ったのは大人の影が見え隠れどころかはっきりしてたところです。ありえねえ本当に。どういうメンタルしてたらああいうことができるんだ。
今回初めて震災劇と呼ばれるようなものを見たばかりだから、全てが全て今日のもののようなものなのかはわからないけど、少なくとも今日みたものは最悪でした。演劇じゃない。あんなものを演劇と呼んではいけないと、ぼくは思いました。
今日見たものはそもそも土台がズルいと思っていて、震災劇、というか生身の人の触れにくい部分や傷を題材にしているから叩いた時点で叩いた側の発言がいわゆるヘイトスピーチのようになっちゃう。早速差別かよ?チョッパリらしいな。
何もかもが気にくわない。脚本は本当に生徒が書いてるのかな。大人が書いて指揮をとってるんだとしたら、どういう気持ちなんだろうか。少なくとも人間の心を持ってたらあんなことはできない。人の傷や、触れにくい部分を晒して、自分と向き合って、明日に進んでいこう!みたいなことをやりたいんだろうか。それは、大人が先導することなんだろうか。「やらせる」ことなんだろうか。
更に言えば、生まれや見た目の違い、親の離婚、引きこもり、いじめなんかをだしてきておいて、出演した生徒全員にフォーカスするのかと思えば、まったく触れられていない生徒もいたところ。これ「どれだけウケるか」を大人がオーディションして脚本書いてるってことでしょ。おかしいだろ本当に。なんだと思ってんだよ人を。人間の心を持ってたらそんなことできないはずだよ。おかしいよ。最低だよほんとに。
正直言えば俺は演技からして気に食わなかった。「誰かを演じるだけが演劇じゃない」ということの言ってることもわからなくはないけど、多分そういう段階じゃない。演技の上手い下手とかじゃなくて、後ろに見え隠れする薄汚い意思が気持ち悪くてしょうがなかった。生徒が大人を批判するシーンも、大人が書いてたのかと思うと吐き気がする。最低すぎて本当に涙が浮かんできた。
芝居をしたいとか、演劇をしたいじゃなくて、ウケる「もの」をやろうっていう魂胆が気持ち悪かったんだと、思う。賞を取れるんじゃなくて、賞をウケざるを得ないものだったから、気持ち悪かったんだと、思う。あんなもんに先輩の芝居が負けたのかと思うとなにもやりきれなくなる。
何回でもいうけど、あんなの演劇じゃない。芝居じゃない。クソだ。クソ以下だ。最低だよ最低。マジで信じらんねえ。
サイゼリヤのミラノ風ドリアはいつ食べても美味しいなと思いました。
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最強
最強の生物と聞かれて、何が思い浮かぶだろうか。ぼくは範馬刃牙を思い浮かべました。
しかし、範馬刃牙はあくまでも漫画のキャラクターであり、実在しない。じゃあ実在する生物で何が最強かとなると、一概にこれとは言えない。気がする。
言わずもがな百獣の王ライオンは候補に上がるだろうし、サメももはや神格化されてるから出てきそうである。本当は海で最強なのはシャチなんですけどね、初見さん。シャチは骨格がマジでおっかない。サメを体当たりで殺すし、マッコウクジラを狩る。ヤバ。リスの戦闘力は黒人男性2人分に相当するらしい。つまり町田とかいう神奈川県のある地域に存在するリス園は黒人男性をうじゃうじゃ飼ってるものと考えて差し支えないはずだ。なんの話?
ちなみに、ぼくの考える最強候補はもっと別の生き物だ。
それは「高校生」である。あいつらマジで無敵すぎる。無敵ってわかる?敵が無いの。は?殺す
家、学校、街中と極めて小さな世界で3年間を過ごす彼らの生態は、そこらじゅうで見かけることができる。「ブンカサイ」と呼ばれる期間は最も危険だ。この世の全てが自分や、自分の友達のために回っていると思っている。自覚の有無に関わらず、そうなっている。殺す。
思えば確かにそうだった気がする。なんででもはできないけど、ある程度なんでもできると思ってた気がする。だって高校生だし。時間は無限だと思ってた。だって高校生だし。部活でもバンドでも恋でもなんでも、失敗したとしてもいくらでも取り返せる気がしてた。だって高校生だし。
多分、オタクエニメイションの高校生に異常な、信仰とも言える憧れを抱いていた小中学生のぼくは、やっと高校生になれて、単純に嬉しかったんだと思う。嬉しかったし楽しかった。みんな素敵な人だった。
みんな知ってる?もうあの教室に朝行けないんだぜ。ヒーターの前に集まったり授業ブッチして美術館のベンチでぐだぐだもできないんだぜ。女子の短いスカートにドキドキもできないんだぜ。できはするか。うっかりすると捕まっちゃうだけで。許して。
ぼくが引きずりすぎているのか、みんなが吹っ切るのが上手なのか、実は引きずってるけどそれをごまかしたり隠したりするのが上手いのか、ぼくにはわからないけど、最近とても寂しくなります。やたらと思い出すし、泣きそうになります。元カノさんとか。吐きそうになる。高校生をどの時点からやり直したら面白いかな、とか妄想してると平気で1時間くらいたってたりします。みんなはどう?飲み会で忙しい?そうか。死ね。絶対に急性アル中で運ばれて大学クビになってほしい。
元気でいればいいとか嘘だし、みんなにまた会いたいし、ゲラゲラ笑ってたいし、でも時間って巻き戻らないらしいし。オエってなる。なぜ俺はあんな無駄な時間を……
多分無駄な時間コミコミで、ステキな思い出なんだろうけど
街中でぐるぐる回りながらインスタのストーリーとかのあげる女の人はすごいなぁと思いました。恥ずかしくないのかな。
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猫
ねこかわいい。いやマジで。
親父が脈絡もなく「うちには血統書がほしい」って言い出して、ブリーダーかなんかからもらってきたらしい。ヤバ。
ぼくは猫がめっちゃ好きだ。ありえないくらい好きだ。猫の動画漁ってたら朝になってたりする。
でも、飼うのは苦手だ。
まず、命に責任を持ちたくない。云万円出したらぽろっと命が買えてしまう時代だ。怖くない?俺は怖い。そもそも数百円で売ってる命を食って生きてる時点で元も子もない事を言ってる気もするが、怖い。しかも俺の行動一つで命の行く末を変えることができてしまうのだ。餌をやらないことだってできるし、軽く首をひねることもできてしまう。しないけど。
しかも、今の時代飼うとしても家の中だろう。この世に生まれたのに、家の中だけがその子の世界の全てって考えると、どうにもならない気分になってしまう。お前はどういう気持ちで窓の外を見ているんだろうか。おい。仮に十年生きてくれたとしても、10年間の全ての世界は家の中で完結してしまう。人間の都合で去勢だってされてしまう。マジかよ。
ついでにこれは懺悔みたいなもんなんだけど、小学生くらいの時に親父が拾ってきた猫が家にいた。めっちゃかわいかった。でもめっちゃいじめてた。今でも覚えてる。覚えてるからこそ、猫が飼えない。飼いたくない。過去にいじめたことがあるのに、平気なふりをして新しい猫を愛でたりできてしまうのが怖い。前の家でも飼っていて、今となっては半分ノラみたいになってる猫だっている。そいつだって一応うちの猫だ。かわいがっていたのだ。猫アレルギーなのに一緒のベッドで寝ていたのだ。
こんな文章を書いて偽善者ぶっているくせに、ちゃっかり今も猫と戯れている。こんな自分もいやだ。どうしようもない。
センター試験まであと少しだけど、プリキュアは面白いなぁと思いました
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足がまだ痛い
菱沼をケツニ乗せてチャリ転倒すてはや2週間近く経ちますが、まだ地味に痛いです。
全然我慢して歩けるんですけど、痛いもんはいたい。当分2ケツしねえ。
ふと思ったんですけど、親ってマジですごくないですか
ガキのためにはめちゃくちゃ力っていうか人生割いてますよ。びびる。
友達に教えてもらった映画で「きっとうまくいく」って映画をさっき見ました。英語のタイトルは3 idiotsらしいです。インド映画です。くっっっっっっっそ面白かった。シンゴジラぶりに映画見て拍手した。
ざっくりいうと、インドで一番の工科大学に入った大学生たちの話なんですよね。
そこでまぁ、リアルな家の収入の話とかが出てきて、すごい切なくなってしまった。この表現が正しいかはわからないけども。
ぼくは幸い、ほんとに運が良くて、親もやりたいことをやれと言ってくれるし、私立に行きたいと言った時も承知してくれたし。めちゃくちゃ渋ってたけど。あまつさえ浪人もさせてもらってる。すごくないですか?自分のクソガキ勉強するのに一年で100万とかかかるんすよ。100万ってわかります?俺にはわからない。
小学生の頃、変にオタクを拗らせてオタク系厨二病と不良系厨二病を発症してしまい、この世に行きとしとげる生物で最も愚かな生き物だったんですけど、親なんかちょくちょく学校に呼ばれたりしてたんですよ。マジで申し訳ない。ほんとに。謝りきれない。仕事とかほっぽるしかないんですよ自分のガキの不祥事で。今の俺だったら殺すもんマジで。
その時、先生の会話で「やっぱ親の教育がアレなんじゃないんですか……?」みたいなことを言ってるのが聞こえてきて、それにすごいムカついたのを未だに覚えてるんすよね。俺がやったことだし俺が考えたことなのになんで親を出してくるんだと。俺だけでええやんかと。んなこと言うなら迷惑かけるなって話なんですけど。
でも今日チャリこいでて、「今インターネットとかゲームとかありふれてるけど、使い方を間違えなきゃいくらでも自分にとって利益にできるのになんでそうならないんだろうか、やっぱり親が教えないからなんだな」と無意識に自分で思ってました。
それ考えた次の瞬間、ウワッてなったんすよね。
結局今となっては、子供は自分でものを考えられないし、親に与えられたものや親の教育で、人間が形成されるものだと思ってる自分がいて、自分で自分にビビりました。
いわゆるしょーもない大人を見下してたつもりの自分も、その一部になりつつあるのと、子供をもはや、膨らませた言い方をすると、「親のもの」として見ている自分がいたんすね。悲しいなぁ。一番嫌だったことを俺がしてるよ。見てるかスーパークソガキだった俺。俺は今お前が一番嫌いだった大人になろうとしてたよ。
自分が思ってる以上に「世間」っていうのは大きくて、「世界」は広くて、人間は「世論」に染まるんだなぁと思って切なくなりました。
こないだ演劇を観に言ったんですけど、やっぱ好きなことをしてる人を尊敬するし、好きなことをしたいなと思いました。
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二人乗りは危ない
いやタイトルの通り。マジで。法律で禁止されてることって絶対何かしら理由あるからね。根拠のない反骨精神はよくない。ごめんな菱沼。
夏が終わったらしい。マジ?確かに涼しいと思ってた最近。え、いやマジ?勘弁して本当に
スケジュール上で存在しなかった夏休みというか、盆休みを創りだしたり、急に具合が悪くなって見たりして、大学生になった友達とかとご飯に行ったりした。
地元にいる人も、地元を出てった人たちも、みんな新しい生活を楽しんで、いろんなことが起きて、変わって、苦しんでたりした。
なんだかんだみんな同じなのかもしれないなぁと思った。
ぼくも楽しいという一番大事な部分が欠落してるけども、環境が変わったり辛かったりするのは同じだからね。そこだけ。バカがよ。
特に変わったことと言えば、youtubeのアプリをスマホから消してしまった。
第一にまず時間がデロンデロンに溶ける。城之内ファイヤーかな。許してほしい。
でももしかしたらそんなのは建前にすぎないのかもしれなくて。
ぼくは最近だけどいろんな音楽を聴くようになってきていて、インディーズバンドのMVとかを見るのが結構好きになった。あとはナルトの名場面集とかな。あれおすすめに無限にサジェストされんのやめてほしいんだけど。見ちゃうじゃん。やっぱ建前じゃねえわ。
特技が被害妄想なので、隣の芝なんか誰の芝でも真っ青に見えちゃうんですよ。もう海なんかメじゃないね。
バンドマンたちだって急にライブハウス全部埋めるくらい客がいたわけじゃないことは頭でわかってるし、そこに到るまでに2、3年じゃきかないくらいに人生を使って、苦労してるだろうこともわかってる、つもり。そう、つもり。
ぼくは身一つで厳しい世界に飛び込む勇気がないから、学歴って盾が欲しくて勉強してるところもある。そもそも言葉に説得力が出ない。だって無職だし。ヤバ。19歳無職の字面ヤバ。
彼らは、後先を考えていたかは知らないけど自分でその世界に飛び込むことを決意して、親元を離れたかどうかは知ったこっちゃないけども、自分と、自分たちで切り開いて行ってる。人生を。多分。ぼくらは彼らじゃないからわからないけど。
それこそ結局のところ自分で選択した結果今の状況があるわけで、そのわがままに親の金も時間も使わせてもらってるわけで、それでもかったるくなってしまうじぶんがいるわけで、どうしようもないワネ本当に。
まだ高校生だった頃、ていうか一年前だけど、「浪人生が遊んでんなよ」とか「浪人させてもらってんだから勉強以外すんなや」とかめっちゃ思ってた。心の底から思ってた。バカがよ。オメー勉強だけした日なんかねえくせにな。言い訳と文句ばっかり上手になっていってほんまにゲボが出そうになる。
大学生とかいう生き物は大嫌いだし、友達が帰ってきて「俺は大学でなにしてんだろ」って言ってる奴が一人いた。頭のキレるやつだ。
ぼくもこの先そうなってしまうのかとか、なりたくもない大学生になるために勉強してるのかとか、そもそも大学生になれるのかとか、いろんなことが頭をよぎって心臓がクチャっと凝縮されそうになる。
大学に行ったから好きなことだけできるとか、やりたい勉強だけできるとか、多分そんなことはありえないんだろうけど、なんというか、早くこの状況から抜け出したい。世間のいろんなことから、友達から置いてかれてる気分になってしまう。
ぼくも学校帰りにディズニーに行きたいなと思いました。
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盆
盆休みってなんだよバカがよ。
高校の友達が割と福島に帰ってきた。東京にいったやつも、西千葉にいったやつも、京都に行ったやつも帰ってきてた。好きなひともいっぱい帰ってきてたし、嫌いな人もいっぱい帰ってきてた。
集まって大騒ぎしたらみんな一瞬で高校のみんなに戻ってて、安心して、嬉しくて、でも俺だけ取り残されてる気がしてやっぱり寂しかった。でも楽しかったので予備校はだいぶサボった。ママにバレた。ごめんなちゃい。
タルくてうっかり一本早い電車で帰ったりすると仲良くもなかった高校の同級生とかをうっかり駅で見かけたりして、形容しがたい感情がうかんだりもした。
彼ら彼女らは福島を出て、新しい土地に馴染んで、新しい環境に馴染んで、服も昔きてたようなのじゃなくてWEARにズラーッと並んでるようなのを着て、福島にいたころの若干芋臭さが抜けない感じの雰囲気も、ローテしてたであろうTシャツも着なくなっていて、実際その人なんだろうけどやっぱり別の人に見えた���もした。切ないね。
予備校では変わらずぼっちを続けているから誰に服を見せるわけでもないので、まじでクソ適当な格好で行ってる。それはぼくのオサレ意識の足らなさが問題なのかもしれないけど。そんな格好で歩いてるところに、大学に染まって「大学生」になった人に話しかけられても、もう見かけられるだけでも普通にいやだ。被害妄想が激しいから、「あれ?七島くんじゃね?」「浪人してんだ〜」みたいな会話されてると妄想するだけで泣きそうになる。誰も見てねえし興味ねえのにな。
第一志望に行けなかった人も、行った先でなんだかんだ楽しんでるし、それでもよかったかなみたいな考えがよぎったりする。いや行けてもぼく夜間学部だけだったんすけどね。ハハ。笑うな。
インスタに未成年のくせに酒の画像をアップしたりしてるやつは死ねばいいと思いました。
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最近聴いたやつ
何が夏だよバカがよ。
朝の家から駅、駅から予備校に向かう数分間しか夏の暑さを感じられてない。基本エアコンにうおんうおん冷やされてる。最近なんとなくずっとダルいのは絶対にそのせいだと思う。
いや、暑いの感じたいワケでもないんですけど。苦手だし。暑いのもエアコンも。あと寒いのも。生きるのに向いてない…………
Bentham/OMG
オサレ……カッコ良いのら……全部通して雰囲気がつかみやすい
toe/For Long Tomorrow Songs,Ideas,We Forget
インストバンドってまともに聴いたの始めて。思った以上に退屈しない。このやっすいイヤホンじゃなくてもうちょっとしっかりしたやつで聴いたらもっと楽しいと思う
椎名林檎/無罪モラトリアム 勝訴ストリップ
すいませんまともに聴いたの始めてでした。全部通して林檎節というか、やっぱり椎名林檎の曲は椎名林檎になるなといった感想。好きですとても。アルバムのタイトルから曲名一つとっても全部椎名林檎。おいしい。
カッパマイナス/Heavy Liquid
カッパマイナス!!まったくノーマークだったけどクソよかった。聴いて。
マジで生活リズムをなんとかしたい2018なんですよ。予備校行ってエンジンかかるの17時とか。うちの予備校20時に閉まるしね。バカかと。いやマジで。んで変な癖ついて2時まで寝れないし。死ねやもう。みんな嫌いだバーーーーーカ勝手に素敵な夏休みを過ごせ 急性アル中で運ばれたりすればいいなと思いました。
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君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命
銀杏BOYZ、好きですか?ぼくは好きです。
初めて銀杏BOYZを聴いたのは確か、中学生の時部活に一切行かず延々と一人カラオケに通っていた頃だった気がする。
デンモクの履歴を延々と遡っていると、「あの子は綾波レイが好き」って曲が目に入った。エヴァのキャラソンかな?と思って帰ってYouTubeなんかで聴いてみたら、マジで意味わかんないどころか歌詞もおっかなくてそれ以来数年間ぼくは銀杏BOYZを聞くことはなかった。
高1だったか高2だったかは忘れたけど、ひょんなことから「BABY BABY」を聴いた。衝撃だった。これ綾波レイが好き歌ってる人ら?かっこいいじゃんこれ……いっぱいちゅき…………
ぼくは、とりあえず聴きたい曲が入ってるアルバムを借りてみる傾向がありまして、ふらっとツタヤに寄った時タイトルにもあるアルバムを借りたんすね。
最初はずっとBABY BABYをリピートしてるんだけど、流石に飽きてきてアルバムを全部通して聴いて見たりすると意外に「これええやんけ」みたいな曲に出会ったりした。所謂青春パンクのような、叫び散らしたりする音楽を今すんなり聞けて、というか好きになれたのは銀杏BOYZを聴いたからなんだろうなぁとしみじみ思う。今でも聴くし。今聴いてるし。
聴き始めてからはずっっっと銀杏ばっかり聴いてた。おかげで聴くだけで高校生活のあれやこれを思い出す。楽しいことに向かう時も、悲しいことがあった後も、ずっと聴いてた。いつも峯田の声が流れてた。
聴けば聴くほど、時間は戻らないしどうしようもないことがじんわり頭に染み込んできて、どうしようもなくなってしまう。
みんなは元気ですか。大学は、どうですか。楽しいですか。高校、楽しかったですね。大事な思い出です。ぼくは何とか生きています。
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音楽が聴きたい
めちゃくちゃ汚い話をするから読まないでください。
週6で往復3時間。電車通学である。通勤なのか正しくは。いやでも俺は無職だし。ていうかマジで辛いなこれ。なんでクソ早起きしてワクワクどころか絶望が待つ空間に自ら向かってんの。ヤバ。
1時間以上空いてる時間って、案の定だいぶ暇である。電車でそんくらい寝てるとがっつり寝た割にあんま疲れ取れないから損した気になる。んで、ずっとイヤホン耳にぶっこんで音楽ばっかり聴いてた。勉強した方がいいと思うよ?ん?オイ。
ある日。耳が痛いことに気づいた。なぜか左耳だけ。
まったく心あたりがないのに時間が経つにつれて頭痛まで出てきた。頭の左側を内部から手当たり次第突き刺してるみたいな感じ。マジで痛かった。
体の不調はほっとけば治ると思ってしぶとく19年近く生きてきたが、耳はあかん。だって見えねえし届かねえし我慢もきかねえ。さすがに耳鼻科に向かった。予備校はサボった。
内心結構ビクビクしていたのだ。イヤホンの音量デカすぎたかな、とかこれから先一生何か残ったらどうしよう、とか。
名前を呼ばれて診察室に入った。死ぬほどやる気なさそうなサンオツだった。しっかりしてくれ頼むよ。
症状を伝え、椅子が電動で後ろに倒れてなされるがままに横になると、ご親切に耳の中をカメラで写してリアルタイムで見せてくれた。やだなんか恥ずかしいんですけど……
正直引いたね。めちゃくちゃ汚い。でもちょっと待ってほしい。俺風呂上がりとか綿棒3、4本使って掃除しますよ。なんでこんなナウシカの腐海みたいになってんの。
サンオツ「あ〜ここね、これ。この白いの。カビね。」
なんて?
カビ。カビつったか?今見てるのは耳の中だが?
確かになんか白いのが縦横無尽に……えっ気持ち悪いんだけど…………なにこれ…………
イヤホンさしっぱとか、耳掃除のしすぎとかで耳の中がどうにかなってこんなになってるらしい。よくわからんけどエライこっちゃ。割とよくあるし全然治るよってかる〜く言われた。お前マジ俺の心配度合いわかってんのか背中とか汗でビッチャビチャやねんぞ。
診察が終わって処方箋もらったあと、「1100円になります」って言われて、腰を抜かしかけた。そうか、俺もう病院タダじゃねえのか。薬もお金かかるのか。マジか。だいぶショックだった。
だから、なんか怖くてここ1、2週間くらいイヤホンでもヘッドホンでも音楽を聴いてなかった。耳に入るのはせいぜい、ぶるらじの間のBGMくらいだ。いやカッコいいよアレマジで。格ゲーのBGMバカにできんんわ。
一周回って、今とても「音楽を聴きたいなぁ」って思ってる。
多分一時期、なんだか義務のような感覚で音楽を聴いていた。イマイチ自分のドストライクの音楽がわからなくて、色々模索しなきゃで、でも一曲だけ聴いてそのバンドが好きっつったらビンタされそうだからアルバム通して聴かなきゃ……みたいな。誰にために音楽聴いてんの?って状態だった。
コンビニ飯続きだとお母さんの弁当が急に食いたくなったりするあの感じ。無理やり当たり前を取っ払ってみると、その当たり前に対して執着心が生まれてくる。気がする。少なくとも俺はそう。
イヤホンも持たずに家を出てきてるから、今から何を聴こうかすごい楽しみだ。頭の中でリストアップしてる。
一番最初は何がいいかな。ひさびさにウキウキしてる。
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上半期とは
職を失ってからというもの、延々と予備校と家を往復する日々を繰り返していたため曜日感覚を失い、今が何月何日なのかスパッと言えなくなりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。どうも七島です。
ぼくの通ってる予備校は日曜日しか休みがないんですけど、何をトチ狂ったか小学校の友達と仙台で一夜を過ごし、あまりの疲労にごく稀にしか使わない新幹線を使ってさっさと家に帰って死んだように寝ていました。
昼頃に目が覚め、なにぶん家で勉強することができないのでどこか図書館にでも出ていこうかと思って家を出たのはいいものの、意志の弱さに定評がありますこの私、良すぎる代謝に服を一瞬でビッチャビチャにされてあえなくコンビニに逃げ込むハメになりました。相変わらずお金がないので、財布に一つだけ残っていた百円玉ふたつを生贄にガリガリ君といろはす(2L百円)を召喚して、知覚過敏と戦いながらチャリを漕いでいました。
もともと少ない友達がどんどん地元を離れてしまっているので誰かを呼び出すわけにもいかず、というか無職だから勉強しなくちゃいけないし、ぶらぶらしている暇もないはずなんですけど‥‥ぼくはこれから一体どうなってしまう��だろうか‥‥とか考えてると、河原にきていました。
別段近所ってわけでもなかったのですが、ちょうど上に架かる橋が日陰を作っていて、いい感じに川に足を突っ込めそうだったのでそこで時間を潰すことに決めました。
比較的嫌な濁り方をしてない川でした。サンダルを放ってつま先をつけると、期待していたほどの冷たさではなかったものの、この炎天下では救済以外の形容が見当たらないほどには気持ちいい温度でした。
多分ぼくが気づいてなかっただけなんですけど、最近セミいますよねセミ。まじかよ。まだ春終わったくらいだと思ってたんだけど。ゑ?
セミの声にうんざりしていたところ、スマホに映る日付を見てぬるっと納得できました。
その日は7月1日で、空は快晴で、川が流れていて、アイスが冷たくて、
すっかり夏でした。
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天気が良かったから
マジで腰が痛い。いやマジで。
延々と「腰が痛い〜〜〜」って言いながら家をウロウロしてたら見かねたパパ上がタイ古式マッサージを勧めてきた。行きつけらしい。いや、タイて、古式て。めちゃ怪しくないすか。いや行くけどさ。
結局体のバキバキに固まった筋肉をほぐしてもらってすごい楽になったんですけど、こう、部屋がえっちでちょっとドキドキしました……
一応遅刻って体だったので仙台に行ったはいいんですけど、アホほど空が青くて綺麗で、なんかバカバカしくなっちゃって
予備校をサボった。
結構な冒険だった。バレやしないのにせこせこ毎日まじめに通ってたから、昼間に仙台駅周辺を歩き回るのは新鮮だった。でもお金もないし行くあてもなかったからブックオフで立ち読みしただけだったけど。めぞん一刻おもしれえ。
福島に帰る電車で、平日だし時間も時間だから全然人がいなくて目の前は窓から見えるクソ田舎が広がってた。いつも寝てるか単語帳見てるか既に真っ暗だったから、なんとなく目を奪われて、マジでなんもねえな、とか人一人つうか車もいねえな、とか、まぁ、田舎も案外いいじゃん。とか思いながらちんたら鈍行に揺られてた。
サボってしまったので、家に帰るのが早すぎるとバレて怒られてしまう……みたいな、習い事をサボった小学生のようなことを考えてた。十年経ってもまったく変わらん。
さすがに勉強しなさすぎなのは……と思って図書館に入ってったけど、高校生で机が埋まってた。ずるするな。居場所がねえ。
結局いっつも友達とだべる近所の河原の土手についた。空気が気持ちよくて、2時間くらい体育座りとかしてぼーっとしてた。あぁ、たまにはこういうのもいいな、と思った。
あくまでたまにだからこう言うのが心に映えるんだろうなぁ、とか考えつつ言い訳を考えながら家に帰った。次の日も予備校。予習しなきゃ
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聴いたやつ
おなかへった。ゲーム買ったはいいけどやる時間ないの忘れてた。ゲェジ
Fugazi/The Argument
サニーカーウォッシュがのボーカル?が好きなんだって。まだよくわからんけどかっこいいと思う。
チャットモンチー/チャットモンチーBEST
クソ好き。いやマジで。ちなみにこの曲は元カノさんと別れる直前から別れて1ヶ月くらいききっぱでした。ウ゛ッ
Nirvana/Live at reading
しゅき……最後にせんきゅー言うてるコバーンの声がかっこよい 曲はもちろん良い
JUDY AND MARY/FRESH
クソ良いやんけ。そばかすしか聴いたことなかった。ギターがエグすぎるバンドじゃんちゃんとこれ
Oasis/Morning glory
これがレジェンドか……眉毛太いな。あと口がアホほど悪い
supercell/Today is beautiful day
無念のキモオタヴォイ泣き。
MOROHA/MOROHA BEST〜十年再録〜
買え。俺は買った。1分聴けば一生聴かないか、一生聴くかがわかるっつってたよ
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もろはのつるぎ
ドラゴンクエスト5が好きだ。
小学生の時にやって、結局ブオーン(クソでかいボスです)が倒せず、そのままになってる。詳細はすっかり忘れてしまった。もともとは友達が、レヌール城への入り方すらわからなかったのをたまたま入り方を見つけたから興味を持った気がする。ていうか友達もっと頑張れよ。レヌール城��てめっちゃ序盤だぞ。子供だぞ、主人公。
街の名前も忘れてしまったけど、旅の途中で盗賊の集落みたいなところがあった。そこの武器屋で、ひときわ高い値段とひときわ高い攻撃力の武器があった。もろはのつるぎだった。説明文に「受けたダメージの一部が自分に返ってくる」みたいなことが書いてあった気がする。買った後に気づいた。バカがよっつって、さっさと売った。無駄金じゃん、て思った。
それから数年経って、いつかな、高2か3くらいの時かな。先輩がMOROHAの「tomorrow」のリンクをツイートしてた。
なんとなくそれをタップして動画を見たら、俺の知らないHIPHOPがあった。
当時フリースタイルダンジョンが流行ってた頃で、どいつもこいつも覚えたてのションベンみたいなリリックでツイッターのリプとかでフリースタイルとかしてたぐらいだ。ぼくもやってた。ダンジョンキッズだから。
ぼくは中でもR-指定っていうラッパーが好き。今も全然Creepy nuts聴く。ど素人でもわかるくらい、「ラップ」が上手だったから。ぼくの中の「ラップ」は、R-指定の綺麗な韻とかフローがスタンダードだった。
ところがMOROHA。初めて聴いた時思わず声が出た。なにこれ。ラップじゃねえじゃん。朗読?
でも、アコギの音が綺麗すぎて、とりあえず全部聴いてみた。珍しく。PV東出くん出てんじゃん。クローズ見たよ、かっこよかったよ、とか思いながら。
https://www.youtube.com/watch?v=AanfKNatAqk
え、カッケェじゃん。MOROHA。いいじゃん。アリじゃんコレ。スッと思った。
HIPHOPというか、東京生まれHIPHOP育ちみたいな人たちはこう、なんか所謂「ワル」っぽいイメージがあった。イルでドープでガンジャがウェイ、みたいな。偏見100%だけど。
んで、MOROHAの「革命」って曲があるの。
https://www.youtube.com/watch?v=AAN-oJeqBKI
「ヒップホップもロックもジャンルじゃない それは魂の名前だ」って歌詞。なるほど。アリじゃん、かっこいいじゃんMOROHA。好きです。てなった。アフロの掴みかかってくるような熱量と、UKのエグくて綺麗なギターの音で、すごいしっくりきた。魂の名前。なるほど。
辛い時に聞けば背中を押してもらえるかな、と思って聴いてたけど、明らかに背中を押す感じじゃなかった。めっちゃビンタしてくる。胸ぐらを掴んで、唾を飛ばしながら怒鳴ってくる。MOROHA、もろはのつるぎ、なるほど。これまたしっくりきた。
6月6日に出たアルバムのタイトル、ご存知だろうか。
「MOROHA BEST 〜十年再録〜」である。
10年て。コレを出すのに10年。マジか。10年ってことは、ぼくはまだ小学二年生の時にMOROHAはもう動いてたワケだ。
この十年再録の中に、MOROHAの泥臭さと汗臭さが詰まってると思った。19年も生きてないガキに言われてもなんだかって感じだろうが、それを感じた。
それ故に、「MOROHA」であり、「もろはのつるぎ」なのだ。努力が、血反吐が唾が、汗が、詰まっているのだ。MOROHAの曲には。パフォーマンスには。MV一つとっても、尋常じゃない汗だ。
https://www.youtube.com/watch?v=9Ul1fGwiFd0
一番好きなMVの「三文銭」だ。最後なんか声カッスカスだ。喀血しそうで心配になるくらいだ。
でもこのMVでアフロは「ブッ飛んでるやつなんかなんにもすごくないと思うんだよね」と言っている。衝撃だった。すごくないのか、ブッ飛んでるやつ。偉くないのか、ブッ飛んでるやつ。そこから先は書いてるだけでも涙が出そうになってくるので、自分で見て欲しい。頼むから。
きっと他のラッパーにけなされもしたかもしれない、ライブでだって顰蹙買ったり、見向きもされなかったのかもしれない。実際に見てない俺には推測することしかできない。
それでも、ずっとMOROHAのHIPHOPを貫いて、魂を貫いて、その上で歌ってる。アルバムを出してる。十年かかって。曲の中で何回も自分の弱さや汚さを歌っている。リアルに。肉薄してくるのだ、彼らの弱さは。ブッ飛んでない彼らの弱さだからこそ、目の前にやってくる。
そして「もろはのつるぎ」で、ぼくをぶった切る。
綺麗じゃない、むしろ汚いし、身も蓋もない言い方をすれば「ダサい」。けど、ぼくはラッパーのなかで一番こいつらが「かっこいい」と思う。いつでもぶん殴ってくれる。思いっきり振りかぶって。
聴くと、傷つきます。彼らは弱さをもって、ぼくの弱さを突き刺してくるから。もろはのつるぎは、刃が両方についているから。けど傷ついた分よりも、足を出させてくれます。背中を押すなんて優しい方法じゃないけど、それでも前に進めます。ぼくは。大好きです。MOROHA。
初めて親父を頼らずにやったバイトの給料で、真っ先にアルバムを買いました。大事にします。
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聴いたやつ
ここに来てダレる。まいにちつらいね!ハム太郎。
関係ないんですけど、面白いやつが最初に面白いことをして、つまらん奴がどんどんそれの真似をしてコンテンツ自体が腐り果てるの諸行無常って感じしますよね。しません?しろ。
サンボマスター/サンボマスター究極ベスト
世界はそれを愛と呼ぶんだよ。「悲しみで花が咲くものか」のとこで泣く。この冴えないおっさんかっこよすぎるだろ。
メタリカ/MASTER OF PUPPETS
メタルだこれ。めっちゃメタル。どこどこぎゅんぎゅん言う。メタリカのメタリカだけ聴いたことあるけど、あれよりはっちゃけてる気がする。
The Libertines/AMTHEMS FOR DOOMED YOUTH
andymoriの元ネタっつか最初はこれのパクリってどっかで読んだから聞いてみた。あぁ〜言われてみればて感じ。これはこれで好き。
名前のない怪物/EGOIST
オターーーーーッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!クソ好き。
BAD RELIGION/THE PROCESS OF BELIEF
これはハイスタの元ネタってか、メロコアの元祖らしいですね。めっちゃメロコア。メロコアって完成されてんな大昔から。ビビる。
The Beatles/Let It Be
れりびーーーれりびーーーー アルバムごとれりびーなんだね。聴きやすかったこれ。飽きない。
John Lennon/Power To The People
何十年前なのに退屈じゃねえすげえ。ビートルズより聞きやすい(?)
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勧められない
人に何かを勧められない。
神聖かまってちゃんが好きだ。「ロックンロールは鳴りまないっ」を聴いて、ビンタされるくらいの衝撃だった。バンドって、ロックって、こういうのもアリなんだ。そう思った。だからぼくは神聖かまってちゃんがとても好きだ。
人に、「なんかオススメの曲ある?」なんてたまに聴かれる。
中二病がいまだに抜けていないから、斜に構えて「まぁとりあえずみんな好きだしポルカドットスティングレイでええやろ」みたいな感じで無難な邦ロックを勧めたりする。いや好きですよ普通にポルカ。ギターうまいし。ボーカルが個人的に気にくわないだけで。ええ。
そのときなんかに、神聖かまってちゃんを勧めたりもした。すごい好きだし。
「え?何これ」
みたいな。まだわかるよ。最初は戸惑うよね。そのあとだよ。
「趣味悪くない?」
うるせえよマジで。はっ倒すぞ。俺は好きなんだよ。一生ラッド聴いてろ。いやラッド好きです僕も普通に。
おめーーーが聞いてきたんだろうが俺の好きな曲をよ。なんでケチつけんだよ。ちょっと音楽詳しいやつとかだと
「うわかまってちゃんかよ」「これ好きなやつって異常者アピールしたがるよね」
マジで埋めんぞ。本当に。うるさいんだよ。異常者アピールしたくて音楽聞いてんじゃないのこっちは。好きなの。なんでお前にクソみたいなレッテル貼られなきゃなんないわけ。バーーーカ。
憧れなの。俺の。お前らにとってはマーベルのなにがしかがヒーローかもしんないけど俺にとってはこいつらがヒーローなの。俺のできない、やりたいことではっちゃけてもがくのをやってるの。かっこいいの。
だからというか、ぼくは人に自分の好きなものを勧めるのが苦手だ。ぼくの好きなものに限って、だいたい受け入れられない。たまにぼくの人間性まで否定されてる気になる。ぼくは好きなんだよコレ。お前は嫌いで聞きたくもないかもしれんけど、俺は好きで聴いてるんだよ。嫌いとかいうのマジでやめて。割とガッツリ傷ついてるからね。
つうか勧められてケチつけんなら人に聞くなボケ。youtubeあんだろ。しねバーーーカ
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歌詞が聴けない
音楽を聴くのが好きだ。移動の時とか、空いてる時間があれば音楽が周りで流れていてほしいし、なんなら常時イヤホンをぶっこんでいたい。
これはぼくが音楽聴いてたりしないでやることもなしに一人でいると、中二病が抜けきっていないから変な考え事が捗ってしまうことが嫌なのもあるんすよね、誰かわかってくれませんか?
歌詞。歌詞が聴けない。こう、日本語に集中して音楽を聴けない。
聴き取れるんすよもちろん。ただ、なんというか、意味を持った文字のつながりとして認識できない。わかる?わかれ。
ぼくが洋楽をええなぁ〜つって聴いてるのも、文字のつながりから意味を推測して〜〜みたいなのがないからかもしれない。鳴ってるギターとドラムとベースとたまにシンセと……あとボーカル。みたいなあくまで楽器の1パートみたいな認識なのかもしれない。
矛盾してるように思えるけど、My hair is badは好き。これは多分別れてから延々と聴いてたから。なんで俺は自分で地雷を踏み抜いてしまうの?もう許してほしい。俺が俺を許してあげてほしい。
閑話休題
多彩な友達がいて、彼は曲が作れる。ギターもうまい。ていうかギターがうまい。ゴリゴリのロックだ。畜生だけどいいやつだ。彼は、ぼくなんかが歌詞という名のポエムをぶん投げると曲をつけて返してくる。等価交換とは。どうやってもゴリかっこいい。なんだあいつきもちわりいな。
で、歌詞を書いたりして、歌詞を書く彼からも話を聞いたりして、たかだか3、4分そこらの曲の数文字にトンデモない情報が詰まってることがやっとわかった。曲作るやつはすごい。言いたいことを短く綺麗にまとめられる奴が一番すごいし偉い。つまり俺はカス。殺せ。
ここまでくると、何かをするついでに音楽を聴いてるのが申し訳なくなってくる。この曲を作った人は一体どんな思いで作ったんだろうか。それを俺はこんな聴き流すような聴き方をしていいんだろうか。俺なんかが音楽を聴いてていいのだろうか。どうしよう。みたいな、犬も食わないしょーもない思考のスパイラルに陥ってしまう。アホなのかな。アホなんだろうな。
歌詞をかけるやつはすごいし、それに曲をつけられるやつもすごいし、それをまともに聴いてるやつはもっとすごい。ぼくもそうなりたい。どんな曲でも、咄嗟に「歌詞がいいよね」って感想を出したい。聴いてないから言えないんだよ。ごめん。演奏が好きなんだ。じゃあインスト聴けって言われると、それも違うの。あくまでボーカルはあってほしいの。わかるか?わかれ。そして俺を許せ。ごめん
人の作った音楽を、聴いてる以上全部味わってあげたいなぁ。そう思いながら、聴き取れないし聞き取る気もないロックを聴いてこれを書いてる。果たしてぼくには音楽を聴く資格があるのか。あってくれ。
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