#いずみの植木屋さん
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hancyan · 4 months ago
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さて、@frankensonnet さんのOld Townの編集版のシェアです。
まず初めに、これは、Frankensonnetさんの作品であり、私はCAWでの編集をしただけで、Frankensonnetさんの権利を侵害するつもりはありませんし、Old TownはFrankensonnetさんのものである事をお断りしておきます。そして、大いなる感謝の意を表します。
Well, I'm sharing an edited version of @frankensonnet's Old Town.
First of all, I would like to state that this is Frankensonnet's work, that I have only edited it using CAW, that I have no intention of infringing on Frankensonnet's rights, and that Old Town belongs to Frankensonnet. And I would like to express my deep gratitude.
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日本の家屋を建築するには非常に多くのCCが必要になりますので過去に私が作成したLotsは外しました。なので、NoCC、建築の難しい物のみ配置してます。 町役場等の公共の区画はありません。なので、ビルダー向けだと思います。
Since a lot of CC is required to build a Japanese house, I removed the Lots I created in the past. Therefore, I only place NoCC and difficult-to-build buildings. There are no public lots for town halls etc. So I think it's geared towards builders.
Thank you For sims. Masaharu777 Melo Sim R-Sims3 Story- Sakura Sims
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@jazzysimlife さんのthe Sims 4 Snowy Escape debug buildings to use for CAWと@hydrangeachainsawさんの Japanese House
@jazzysimlife's the Sims 4 Snowy Escape debug buildings to use for CAW and @hydrangeachainsaw's Japanese House
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ビーチはCCを取り除いた状態で配置しました。お好みで装飾して下さい。
The beach has been placed without CC. Please decorate it as you like.
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今回、道路のテクスチャー、全ての樹木の植え替え、新たな土地と区画の追加及び区画のリサイズ、日本風の住所へ変更しました。
桜を多く植えました。「ソメイヨシノ」という品種になるように置きかえModを使用しています。「ソメイヨシノ」は日本の桜です。
This time, I changed the road texture, replanted all the trees, added new land and plots, resized the plots, and changed the addresses to a Japanese style.
I planted a lot of cherry trees. I used a replacement mod to make them the "Somei-Yoshino" variety. "Somei-Yoshino" is a Japanese cherry tree.
Sakura replacement mod by @honobonoticさん(@rain-coat-aaame-info) I really recommend this
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★64×64の区画はありません。最大で60×60です。 ★There are no 64x64 plots. The maximum is 60x60.
★日本の車両は左側通行なので、信号や標識はそれに基づいています。(間違って設置したのではないですよw) ★Vehicles in Japan drive on the left side of the road, so traffic lights and signs are based on that. (They weren't installed by mistake lol)
★重くなるので電線と郵便ポストは設置していません。 ★Electric wires and post boxes were not installed because they would be too heavy.
★全ての建物を配置したセーブファイルはありますが、使用しているCCがあまりにも多く、且つ全てを追跡できないため申し訳ありませんが配布はできません。
★I have a save file with all the buildings placed, but unfortunately I cannot distribute it because there are so many CCs used and I cannot keep track of them all.
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Included
Noir and Dark Sims 3 - Tokyo City - CC
@jazzysimlife's the Sims 4 Snowy Escape debug buildings to use for CAW
@hydrangeachainsaw's Japanese House
Sakura replacement mod by @honobonotic
この偉大なるクリーエーター達がいなければこの町は完成しませんでした。心よりの感謝申し上げます。
Without these great creators, this town would not have been completed. Thank you so much.
ワールド以外にもゲーム内で多くのCCを使用させて頂いてます。日本人のクリエーターの多くが引退若しくは放置してしまっているので本当にありがたいです。
Besides the world, I use many CCs in the game. I am very grateful because many Japanese creators have retired or left them alone.
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Lighting MOD @nilxis 's Uranesia Lighting Mod PLUS
Gshade Preset One and Done by @nectar-cellar
Thank you
Have a great time! 
@katsujiiccfinds @sssvitlanz​  @pis3update @kpccfinds
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m12gatsu · 24 days ago
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すきな詩集はありますか。もしよかったらおしえてください。
答えるのがもったいないような質問です。何にしようかなー。本当は本棚見ながら答えたいんだけど、引っ越したばかりで本が入ってる段ボールをまだ解いていなくて。
管啓次郎が左右社から出している詩集の装丁が好きで、本屋で見かけるたびに蒐めています。何冊あるのか知らないけど。最近は吉岡実を少し読みました、松浦寿輝が『青天有月』か何かで触れていたから。松浦の小説が好きなんですが、詩集も持っています。自分が書くとしたら(なんて烏滸がましいけれど)、土方巽の『病める舞姫』や、『慈悲心鳥がバサバサと骨の羽を拡げてくる』みたいなものが書けたらいい、とずっと思っています。吉増剛造はもう誰も到達できない言葉の地平を尚走って走って、走り去っているような感じ。福田拓也の『DEATHか裸』とか、榎本櫻湖の『Rontgen、それは沈める植木鉢』とか、自分の知らない言葉の射程を見せてくれるような詩集が好きです。
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hinge · 28 days ago
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Hinge presents an anthology of love stories almost never told. Read more on https://no-ordinary-love.co
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ari0921 · 3 months ago
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<正論>CO2は生命育む恵みの物質
東京大学名誉教授・渡辺正
CO2を悪とみる1988年以来の発想は、中世の魔女狩りに似て、社会を壊すエセ科学だった。かつて35年ほど光合成を研究した工学系の化学屋が、そう断じる根拠をご披露したい。
快適な暮らしもその恵み
約30万種の陸上植物は、太陽光を動力にした光合成で、安定な水とCO2から高エネルギー物質を作る。必須物質の全部を生合成する植物は、単独で繁栄できる。
物質合成能の低い動物は、植物の「製品」を強奪して生きるしかない。草食動物はむろんのこと、肉食動物も間接的に植物を食べている。要するに植物から見た動物は「寄生虫」にすぎない。
大魚や鯨を頂点とする海中の食物連鎖も、植物プランクトンと藻類がCO2から作る有機物を原点にして成り立つ。
私たちも植物の恵みで生きる。飲食物のうち、水と食塩を除くほぼ全部が、直接間接の光合成産物だとわかる。体重72キロの筆者を作る13キロの炭素原子も、元は大気中のCO2分子だった。
光合成は、私たちに飲食物のほか材料(木材など)と繊維(綿・麻・紙)も恵む。1億~2億年前の光合成産物は、化学変化して石油や石炭、天然ガスになった。
文明や文化を創造し、快適な暮らしと移動法を手に入れ、情報化社会を作ったヒトも、食物から産業用動力までの全部を植物に頼る。高層ビルが演出する都会の華麗な夜景も植物の恵み、つまりはCO2の恵みだと心得よう。
CO2増え豊かさ増す世界
CO2削減の声が芽生えてから大合唱に育つまで35年余、大気のCO2濃度は増え続けた(たまたま同時進行した昇温の原因は多様)。直近の25年間はペースを上げながら15%以上も増え、世界を豊かにしつつある。なぜか?
大気に適量の酸素がたまった4億~5億年前に緑藻の一種が上陸し、分化・進化を経て1億~2億年前の恐竜時代に大繁栄した。葉の化石を調べた結果などから、当時のCO2は現在の5~10倍も濃かったと推定されている。
当時の生物を先祖とする植物に、今のCO2は薄すぎる。だからこそ本格的ハウス栽培では、石油燃焼���置を使って内部のCO2濃度を外気の3~4倍に上げ、植物=作物の生育を速める。
大気に増えるCO2は、むろん地球の緑化を進め、ひいては私たちの食糧を増やしてくれる。
衛星観測によると地球の緑は、30年間に約10%ずつ増えてきた。作物の収量も快調に増えた状況を、国連食糧農業機関(FAO)の統計が語り尽くす。食糧の増加は、8億人以上ともいう飢餓人口の低減にも貢献してきた。
そんなCO2を減らすのは、全人類に向けた大犯罪だろう。
カネと利権「CO2悪玉論」
CO2は、気温変動の主因ではない。たとえばCO2が単調に増え続けた過去2千年のうち、10~13世紀は今よりだいぶ暖かく(中世温暖期)、江戸期を含む14~19世紀は寒かった(小氷期)。
先述の1億~2億年前は、気温も3度は高かったとおぼしい。それでも熱暴走など起きず、生物が栄えたわけだから今後、CO2が倍増しても問題はない(CO2の赤外線吸収は飽和に近いため、倍増時でも昇温は0・5度未満)。
だが国連は、東西冷戦の終結が見えた88年、CO2温暖化危機を口実に、排出の多い先進国の富を途上国へ流す南北調停仕事を思いつく。だから定例集会COPでも、近年は「カネよこせ(途上国)」と「ちょっと待て(先進国)」の口論だけをやってきた。
実のところ国連の企(たくら)みは、とうの昔に破綻している。80年代末は途上国だった中国が今や世界一のCO2排出国なのに、国の分類を変えないというルール上、今もって「途上国」なのだから。
けれど、環境浄化が進んで失業に怯(おび)えつつ国連と協働した面々が、一件を「解決可能な環境問題」という虚構に仕立て上げた。
深刻そうな話にメディアが飛びつき、政治家は票を期待して血税を垂れ流す。巨費の利権を産学界の亡者(一部は知人)が狙い、脱炭素など非科学語を操って庶民を騙(だま)す世になった。
政府は昨今、脱炭素・経済成長の営みをエセ英語でグリーントランスフォーメーション(GX)と呼ぶ。10年で投資150兆円を期待するというけれど、「脱炭素」の成功だけはありえない。
たとえば、バイオ燃料のCO2発生量は石油より少ない…と叫ぶ集団がいる。事実なら人類は燃料問題から解放され、化石燃料の大半を掘らずにすむ。だがバイオ燃料はCO2を増やす代物だから、石油採掘が減る気配すらない。
バイオ燃料は善…という噓が、2022年12月の航空法改正(バイオ燃料導入)につながった。審議会に理系の人はいないのか?
なお形容詞「グリーン」は、遠い未来の姿ではなく、CO2が増え、植物界も食卓も豊かさを増す現状にこそふさわしい。
GX関係者はCO2が減ると誤解して喜び、筆者は増えると確信して喜ぶ。私たちは妙な時代を生きている。(わたなべ ただし)
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lllusioninthehead · 8 months ago
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2024/11/10
家造りの外構の相談に連れ合いと二人で出かけた。
外構部分だけは地元の先輩にお願いしていて、「どうせお金払うなら身内で回したいよね」という精神と、その先輩はイタリア味のある、なんというかハンサムな人なのでセンスも間違いないだろうという思いがある。
小田急線沿いの中間で待ち合わせだったのだけれど、また祖師ヶ谷大蔵のスーパーでシャインマスカットを見つけてしまい3房買い、2房をハンサム先輩にプレゼントした。だって399円なんだよ。
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気に入っていた米粉ピザのお店が揚げ生どら焼き屋になっていた(食べたらこれは生ドーナツだねとなったけど)パン屋から伸びるクロワッサン屋になり米粉ピザ屋になり、揚げ生どら焼き屋になった。節操のなさ。しかし、こういう数打てる人は成功するよね。選択と集中。
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お昼にお蕎麦屋さんでカツ丼を食べたりして待ち合わせまで過ごした。
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肝心の打ち合わせだが、連れ合いはどうしても周囲の家の目線が気になると言うのでフェンスを側面と庭側にL字で配置することになり金額が400万くらいになることがわかった。きっと、それでも頑張って安くしてくれてるのだと思う。フェンスとかコンクリートとか高いんだね。当たり前にその辺にあるものは安く見積もられがち。木だって高い。街の木は植えられたり切られたり人間の都合でしてるけど。
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バスケをして、また実家へ。
少しずつ家と実家の往復に慣れてきた。泣き言ばかりも言ってられない。
歳を取ると大抵のことで傷つかなくなっていく。水分を抜けきった木はもう割れることがないように、柔軟さや瑞々しさと引換に鈍感さを手に入れる。
傷つけることもできれば少なくしたい。が、これはどうなんだろうか。社会的な力が育ってくる分、残酷さも増してる気がする。加害性で人に介入しないは常におもっておかなくては。というか人に介入なんてしたくないけども。
「老人は心が傷ついたりするのだろうか?」と母を見て思ったのがきっかけでわかわからない思考の連鎖に飲み込まれてしまった。
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雨が撮れた。いつもの街灯の光が増していた。
何でも利用したり取り込んだりして、できれば強く生きたい。巡り合う度に汚れて、惹かれる度に傷つくとしても。
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hachikenyakaiwai · 11 months ago
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【かいわいの時】元禄六年(1693)八月十日:井原西鶴没 (大阪市史編纂所「今日は何の日」)
西鶴は、「誓願寺本堂西のうら手南向、三側目中程」(滝沢馬琴)に葬られた。その墓は、誓願寺境内で3回[註]移設されている。その経緯および実行者を記すと
(1回目 1889年)幸田露伴 今や露伴幸に因あり縁ありて、茲に斯に來つて翁を��へば、墓前の水乾き樒枯れて、鳥雀いたづらに噪ぎ塚後に苔黑み、霜凍りて屐履の跡なく、北風恨を吹て日光寒く、胸噫悲に閉ぢて言語迷ふ。噫世に功ありて世既に顧みず、翁も亦世に求むるなかるべし。翁は安きや、翁は笑ふや、唯我一炷の香を焚き一盞の水を手向け、我志をいたし、併せて句を誦す、翁若し知るあらば魂尚饗。九天の霞を洩れてつるの聲 露伴。「井原西鶴を弔ふ文」『小文学 第1号』1889より。
*幸田露伴が処女作『露団々』で金港堂から得た原稿料は五十円(現在価値で約170万円)。その「資」で露伴は旅に出る。1888年大晦日から1889年1月31日まで丸ひと月(露伴来弔はこの折。移設費用は、その「資」で賄った)。「時に嚢中一銭も無くなりければ、自ら経済の妙を得たるに誇ること甚し」(『酔興記』)。
(2回目 1910年)木崎好尚 浮世の月二年見過ごして二百七十年の昔(略)印の墓はいつしか八丁目寺町誓願寺の無縁塔におし込められしを二十余年前幸田露伴君が旅の置みやげに現今の本堂東南手に再興されしも浮世草紙の紙よりも薄き人情今度の電路問題の墓地取払ひの憂い目見る墓のぬし誰も見返るものなく《略》二百十年忌の追善発起の手前それがし痩せ腕を揮うて施主と相成申さん四日の日曜の午後一時に形計の移転式を営んで下さいと口約して置いた《略》さて、今度の改葬場所は元の地点に近いと信ぜらるゝ本堂の西南手の樟の下陰と定めたれば鶴のなき声に尋ね寄らんとする文学上有縁の方々に此顛末を告参す(大阪にて好尚)。「東京朝日新聞 明治四十三年十二月五日」
(3回目 1933年)南木芳太郎 明治二十幾年の頃、幸田露伴氏によって無縁塔中より発見され、門内近き所に建てられてあったが、明治四十二年の冬、電車通路の爲寺域は狭められ墓地整理の止むなきに至ったのを木崎好尚氏によつて、本堂西南手の通路に面し移されたのである、その後星霜二十幾年、現在に至りては背後が隣地との境界線にあるため、いつしか建てられし��小屋の板塀は痛く損じ實に見苦しく且つ墓域もなく悄然として無縁塔に並んであるのは如何にも侘しく感じられるので、今回誓願寺住職を促し更に西北隅の好位置に再轉させ、墓域を画し松壽軒に因み大なる松樹を植え、塔上を被ふ事とした、ほんの心だけであるが、これで墓らしくなったと思つてゐる。「西鶴の墓」上方郷土研究会『郷土研究 上方 第三十ニ号』1933(=写真も)
[註]滝沢馬琴が報告した「誓願寺本堂西のうら手南向、三側目中程」を本来の位置(0)とすれば、西鶴の墓は正確にゆうと「4回」移動している。以下に。( )内実行者
0)本堂西の裏手、三側目中程(北条団水他1名) 1)無縁塔の内(誓願寺) 2)本堂東南隅(幸田露伴) 3)堂の西南手、樟の下(木崎好尚) 4)西北隅の一画(南木芳太郎)
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yoooko-o · 1 year ago
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24/01/2024
今も断捨離やっていますが、ひと段落つきそうになった最近、私の寝室も好きな香りで満たされたい心境になりました。
プンプンときつい香水、アロマの類は苦手な私。
プンプンな香りは苦手でも、山登り(初心者レベル)、ハイキングは大好きで歩いているときに仄かに香る植物の香り、特に樹木の香りは大好き❣️
そんな私が今まで無縁だったアロマディフューザーデビューを果たしました🙌
家具の買い替えでずっと通い詰めたニトリで。
店内にある香りのサンプルを色々嗅いでいるうちに酔いました笑
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その中でユーカリ&ウッドの香りがめっちゃ好み🥰
去年の12/30にニトリで購入したサイドテーブルの上に置いています。
スティックがなぜやたら多い��かという理由ですが、私の部屋に対して、容量が小さいことが判明 笑
※私の部屋はかつて弟と一緒に使っていた部屋+途中で増改築を経て、超細長い間取りで現在10畳くらいあるかも…💧
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私の部屋を出た廊下の奥にあるサブ洗面台(特に冬場は寒いので家族は誰も使いません笑)にはこちら。
ダイソーで買いました。
香りのサンプルがなかったので大丈夫かな~と思いましたが、110円なので試しに購入👛
スティックは6本入っていましたが、プンプンは嫌なので3本にしました。
こちらは昨夜設置、今はほんのり花の香りがする位なので、洗面台のスティック本数はこのくらいの使い方でちょうどよさそうです。
[今日の結論]
人って断捨離でこ��まで変わるんだと思いました。
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hinge · 16 days ago
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ryotarox · 1 year ago
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(建築設計事務所 可児公一植美雪から)
KUGENUMA-Y 敷地は湘南の海の近く、5層高さ15mのRCラーメンフレームが6層長さ150mの鉄骨スロープを纏った、単純な構成の住宅。 最初に施主から求められたのは高さが15mである事、そして何があってもその高さまで登れる事という2点だけだった。これには施主の大らかな生き方と、海の近くで生きてきた覚悟のようなものを感じた。この施主にとっての生きる事を具現化したような力強く、かつ軽やかで大らかな建築がふさわしいと考えた。同時に海に近いこの場所で、建築自身にも生き残っていける強かさが必要だとも感じた。 15mのラーメンフレームには溶融亜鉛メッキの施された鉄骨のスロープが巻きつく。エレベーターでもなく、階段でもない単純な坂道であるこのスロープは、どんな時でも必ず各層を経て15mの高さまで届けてくれる。また、この単純な坂道は様々な別の意味でも捉えられる。 外部に生み出す拡張空間は上層階でありながら、全ての開口部で掃き出し窓を可能とし、上層での複雑な内外の繋がりを生み出す。それは拡張する床であり、日射を遮る庇であり、安全のための手す��であり、地上からの視線を遮る目隠しとなる。 また、天井高の高い1,2層、壁のない3層、トンネルのような4層、東屋のような5層、均質な5層のフレームの中の質の異なる空間に対して、均質な6層のスロープが少しずつずれながら絡みついてくる事で均質なルールの中に小さな歪みを生み出す。同時に、このスロープは住人が建物の隅々までを自分の目で見る事を可能としている。 通常、高さ15mの建物の外壁は近くで見る事が出来ず、知らず知らず劣化し建物の寿命を縮めていくが、ここでは常に目線の高さにあり、日常的な確認ができる。メンテナンス工事の際には、高さのある建物は足場も高くなり大きなコストとなるが、ここではスロープが足場となる。住人の生きる事が同時に建築を生かす、そんな単純で複雑な建築を目指している。
建築敷地 : 神奈川県 竣工年月 : 2018年3月 工事種別 : 新築 主要用途 : 専用住宅 主要構造 : 鉄筋コンクリート造 地上4階 敷地面積 : 185.67m2 建築面積 : 69.04m2 延床面積 : 102.89m2 構造設計 : 鈴木啓/ASA 担当 : 木村洋介 長谷川理男 施工会社 : 大同工業 担当 : 川上冬樹 写真撮影 : 藤井浩司/ナカサアンドパートナーズ
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増井 俊之 - 江ノ島のマクドの隣にあるこの建物がすごく不思議なのだが...... | Facebook
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iamactuallybeing-o-od · 3 months ago
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#00023:
"新社会人"としての、最初の1週間が終わった。
やっぱり、毎日早起きして会社行くのはちょっとハードだ......。というのも、自分は元々夜型人間だから。理想では22時くらいには寝たいのに、頑張っても23時半くらいになってしまった。そこから、8時過ぎの始業に向けて6時過ぎに起きるから、毎日、睡眠時間は7時間いかないくらいになる。
ロングス��ーパーでもある自分は、果たしてこれからやっていけるのか......今月は乗り越えられても、来月とか、がっと疲れがきて日中の活動に支障が出たりしないだろうか...と、少し不安になる。
一方、就職先での仕事はというと......気楽にできている(改めて書くと...自分は植物や生物のレプリカ・ジオラマ等を作る会社に就職した)。今週はざっと、こんな感じの内容だった。
★火曜★ 午前: 作業部屋の整理+簡単な作業少し
     午後: うちの会社が作ったものを見に、博物館へ行く (新人研修)
★水曜★ 1日作業 (そんなに難しくない)
★木曜★ 骨格標本にする鯨の骨の洗浄作業のサポート
★金曜★ 1日作業 (作るものが細かいが自分としては気楽な作業)
4月1日入社ということで今週は火曜スタートだった。1日目はほとんど"労働感"がなくて、午後の博物館なんか、先生に引率されて"社会見学"しに行く小学生みたいな気分だった。会社があまり忙しくない時期ということもあって、翌日からはのんびり室内作業の日々がしばらく続くんだろうなぁ......と思っていたところ、木曜には突如別棟のアトリエに先輩社員に連れられ、クジラ骨の洗浄のお手伝いをすることになった(「突如」とは書いたものの、さすがに前日に告知はされた)。
クジラ骨は...一旦砂の中で腐らせた後に肉を剥ぎ、放置されていたものだから、ものすごく臭っていた(獣臭ムンムン...個人的に、ホームセンターの魚用の餌がたくさん置かれてるコーナーの匂いを思い出した)。それでも意外とすぐに慣れて、洗浄のための運搬作業も着々とこなし......。と思いきや、帰り道、ハイエース車内の密な空間で、凝縮されたあの臭い(若干酸っぱさを含んだ臭いに変わっていて、言うならばちょっと腐ったよっちゃんイカに包まれているかのような感覚)と一緒に移動したのは辛かった(換気してもあまり効果はなく...😇)。車内ではずっとStereolab(たしか"MARS AUDIAC QUINTET"というアルバム)がかかっていて、行きの道中は幸先が良いな~なんて呑気に思っていたけど......。まぁ、作業は終始気楽にできたから良いっちゃ良いか。
......が!本社屋に戻ってからが本番だった。というのも、身体全体にあの、クジラ骨の臭いがこびりついていることに気づかされたから(作業中に着てた服はもちろん即洗濯)。飲み物などを入れて作業現場に持って行っていたエコバッグにもあの臭いが染みついていて......帰宅後に 浸け置き洗いしたらだいぶマシになったものの、微妙に苦い香りが残った。何より、身体についた臭いが大問題で、帰宅するまでにすれ違う人たちのことや、電車に乗ったときのことを考えるとちょっと緊張モノ...な経験だった。(帰り間際に同期の人から練り香水を1回分だけもらって、その人と一緒に応急措置として髪に塗り込んでみたり......帰宅後にシャワーを浴びてすっきり臭いがとれたからよかった)
...と、そこから続く今日は......昨日から一転、ひたすら指先を動かして細かいものを作る日だった。1週間の疲れと作業の単調さで、ウトウトするかと思いきや......作業が軌道に乗ると楽しめてきて、意外と乗り切れた。
⋆⋆⋆
就職後、はじめの1週間はこんな感じだった。ほんと、朝早く起きなきゃいけない以外は...労働にしてはなんだか楽しい、そう感じる。職場の人も、(事前にバイトしてたから予め雰囲気は充分に掴んでいたけど)ここでならやっていけるかも...と思える人たちでよかった。思いがけず色々なことがあったおかげで、1週目はすぐに終わった感覚だ(いきなりクジラ骨の現場に放り込まれるなんて、なかなかのレアケースらしい)。
ここから先、自分はどうなってくんだろう.........。
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[2025_04_04]
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poirebatterista · 4 months ago
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250226_地鎮祭
ずいぶん久しぶりにこのブログを動かした。
という���この前、名古屋で金田雄太さん(ow)から透明性についての勉強会に誘われたとき、ふつふつとこのブログのことを思い出して、かつて事務所勤務のときに書いたテキストを久しぶりに読んでみると、いや、ナツい!となってそのまま遡って読みあさってしまった。
こんなブログって最近減りましたよねと先日、木村俊介さんとも少し話していた。多分、ぼくらの前の世代の人たちが活発に書いていたんだろうけど、ぼくも学生時代には徹夫さんの日記を楽しみに見てたし、事務所勤務のときも板坂さん(当時は全然面識もなかった) や大村さんのブログをこっそり眺めていた。zineやInstagramが主な主流になってきたけど、その前は匿名の情報を辿っていかにニッチなところにたどり着くか、という楽しみがあったように思う。
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で、今朝、地鎮祭に向かう電車の中で、これから着工する姉の家のアーカイブをどうしようか、とぼんやりしていたところで、「ブログ書かねば!」と突然思い出した。現場のようす、そのリアル、いま考えている頭の中を書きつづる、遠くから眺めるだけだった、あの "現場ブログ" を書くチャンスがいよいよ来たではないか!
たぶん、そんな気分になったのはいま読み始めた宇野常寛さんの「庭の話」も影響しているのだろう。なんとなく、これから始まる姉の家のことは、Instagramじゃない方がいいな、と思った。書く、ということをそのまま つくること、につなげるために。
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ぼくは、「建築と庭のあいだ」についてずっと考えている。これは学生の時からずっとテーマだったし、おそらくこのことを考えながら死んでいくのだろう。「庭」というのは日本庭園のことからはじまって、空き地や植物といった広い意味での「庭」でもあるし、メタファーとしての「庭」でもある。自分でも、その時の興味に合わせて割と都合よく使っているのだが、常にその言葉を中心におきながら、周縁を広げ、そのあいだに広がるさまざまな事物について考えている、ということだと最近は整理している。
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これから現場がはじまる住宅は、その中でも実直に、建築と庭園、あるいは空き地的な庭、についてそのままつくってみたい、と思って設計している。ひとまず、これまで調べてきたことを思うままに立ち上げてみた。( と言いつつ、案をまとめるのに3 - 4年ほどかかってしまっていて、「いやいや、もう提出2週間前なんだから早く設計仕上げようよ」なんて学生に言っときながら、自分はこの有り様。 )
もうひとつ、施主は音楽家で、この住宅には音楽室がある。それもあって、割と序盤から音について考えているのだが、それもこのブログを書くことを推し進めてくれた。大学院の修士設計で失敗したこと、そのあと働いていた事務所で出会った同僚のbenさんと知覚や雰囲気について話していたことが、遡るページの断片に残っていた、その残り香をうっかり見つけてしまったために。
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いま、地鎮祭をフィールドレコーディングした音を聞きながらこのテキストを書いている。小学校の子供たちの声がひびいて、「えい」という声はほんのささやかだ。しまいには、むすびの言葉と重なるように、手洗いのうたにかき消されてしまって。
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kokoro-m · 1 year ago
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脈打つ楽園
窓枠から揺らぐ桜の枝も、明日には新緑に飲み込まれそうだ。そういえばここ最近の私の心は綺麗なものに反応しづらい日々が続いていたと思う。晴れの日にカーテンを開けると世界が広がる気がしたし、少し雑にひいてしまったコーヒー豆から苦味を感じた時でも満足していたし、少し開けた窓から春一番が吹き込めば、髪の間に隠れた前髪が目に入ってだるがったり、それさえ日常のきらめきの一粒に、感じていた。
限りなく思い出せる出来事として、喜びに溢れていたはずの、ぱりんと割れた器があって、肌に刺さるほど大きな破片はないから散らばったまま放っておいたのであった。掻き集めてしまえば自分が必死になって過去に浸るような馬鹿な羽目にあうので、毎日思い切り踏んづけて、粉々にする。胸を張るように歩いても曇天の日が多いとあからさまに気分は下がって、記憶の引っ掛かりである音楽を街中のドラッグストアで聞けば瞬きの回数が多くなった。ことごとく気分が天気に左右されるのは通常であったが、あの冬というのは、幾分長かった気がする。
青々とした芝、本当の芝生は全く青くない。はげて土が見え、何日か前に落ちた赤褐色の枯葉、折れたての小枝に誰かが落としたガムの包装紙。秋に忘れられたどんぐりの頭、裸足の指をくすぐる小さな蟻、どこからか飛んできた灰色の石ころ。大きな幹からぐんぐん伸びた枝や生まれたての葉っぱが影を落として、太陽は数分ごとに位置を変え、私たちはそれから逃げるように、お尻をよじらせ木陰を追いかける。誰かの恩恵を受けたわけではなく、私はいつも芝生の上にいる。小学生の時、近くの公園が養殖中になると近くのブランコで口を尖らせ、早く陽の光の元で寝転びたい気持ちを抑え、スニーカーの先端でゴム床を蹴った。中学生になると、芝生の上で読むものがミステリー小説になった。官能小説も相変わらず読んでいた。高校生、私は一人になりたかった。ブレザーの背中についた細い葉を手で振り落とし、スカートも入念に叩いて、草の匂いが残る裸足で靴下を履いて、窮屈なローファーで電車に乗った。それから今も、私は芝生の上で寝っ転がったり、体育座りをしたり、枝葉から覗く太陽をかざした手のひら越しに見たり、首が痛くなれば、足の甲を走る蟻を応援したりしている。
仲良くなったら変わるよ、好きになったら変わるよ、大人になったら変わるよ、経験したら変わるよ。自分というものが変化するということが大前提で人に教えられると、すごく窮屈な気分になる。好きなものは変わらない、増えるだろうけど。逃げ道だって変わらない。泣く時に来る場所も、聴く曲も、読み返す詩も、変わっていないのに。手の届かないところで美化され、日記の彩りとして消費され、全部同じになんてなれない。あくまで共通のものが私と貴方と誰かに存在して、分かり合える喜びが胸を満たすけれど、貴方や誰かが存在する以前から私はずっとここに居たはずだ。貴方のせいで変わったわけじゃ無い。貴方や誰かを通り過ぎた私が、覚えたての感情を抱いても、知らせたりなんてしない。私の全ては、貴方や誰かに、関係がない。もう居なくなったなら。
一定の冷たさが占めていた、細々とした砂利の音と唸る波の音が聞こえた真夜中の海に似ている。目を覚ませば春風が部屋の観葉植物を力強く揺らす季節になっていた。眠りかけていた機微ごと叩き起こされるも、自分のいる場所は変わっていない。薄く開けた唇の隙間から、生温かい陽気を味わう。次に瞳を閉じた時には安らぎが欲しい。深い眠りと呼吸に身を任せて。
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astk-design · 1 year ago
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House in Shukugawa 夙川の家 (共同設計|arbol)
ミニマルな空間と美しい曲線が生む 優しく包容力のある住まい The minimalist space and beautiful curves create a tender and inclusive home
夙川の家は兵庫県西宮市に位置し、四方を2階建ての隣家に囲まれたコンパクトな旗竿地にある。 プライバシーの観点から外に開くことが難しい敷地条件に対し、内部を周囲から切り離して住み手のための”独立した世界”をつくることを目指した。 ”中庭”と”大きな気積をもったドーム空間”により、閉じた箱の中でも窮屈さを感じることなく、美しい緑や光を愛でながら居心地良く過ごすことができる。包み込むような空間が家族の団欒を生み、暮らしを受け止める包容力のある住まいとなっています。
“House in Shukugawa” is located in Nishinomiya City, Hyogo Prefecture, on a compact flagpole-shaped lot surrounded on all sides by two-story neighboring houses. The site conditions made it difficult to open the house to the outside for privacy reasons, so we aimed to create an independent world for the client on the inside. The “courtyard” and “domed space with a large volume” allow the residents to spend a cozy time while enjoying beautiful greenery and light, without feeling cramped in a closed box. The enveloping space creates a family gathering, and the house has the tolerance to accept the people’s life.
- ⚪︎ロケーション  夙川の家は、兵庫県西宮市の豊かな自然と古くからの邸宅街が広がる夙川沿岸の閑静なエリアに位置している。この場所のように地価が比較的高いエリアでは、邸宅街と対照に土地が細分化され住宅が密集している部分も多くみられる。本邸も、四方を2階建ての隣家に囲まれたコンパクトな旗竿敷地での計画だった。 ⚪︎ご要望  クライアントから伺った理想の住環境や要望は、次の5つに整理できる。
自然とのつながり(緑、光、風、四季を感じれること)
プライバシーを確保しつつhyggeを大切にできること(hygge:デンマーク語で「居心地がいい空間」や「楽しい時間」をさす言葉)
陰翳礼讃の精神で光や陰翳を繊細に感じられること、照明計画も同様に均一な明かりではなく変化や緩急があること
全体に繋がりがあり、用途に合わせて空間ボリュームが多様に調整されていること
インテリアから建築まで飽きのこない普遍性のあるデザインであること
これらのテーマと敷地条件をもとに、建築形態を検討していった。 ⚪︎デザインコンセプト  プライバシーの観点から外に開くことが難しい敷地条件に対する解決策として、あえて周囲を隔絶し「中庭」と「ドーム空間」によって建物内部にクライアントのための“独立した世界”を構築する住まいを提案した。また共有していただいた好みのインテリアイメージには、ヨーロッパの空気感を感じるものが多く意匠にもそれらの要素を取り入れることにした。
 まずコンパクトな敷地の中で可能な限り大きく建物のフットプリントを設定し、周囲に対して閉じた箱型の木造2階建てとした。次に内部でも自然や四季を感じ取れるよう、安定した採光が確保しやすい北側の角に中庭を配置。その周りを囲むようにホールやダイニングスペース、キッチンなどのアクティブなスペースを設けた。寝室や浴室といった個人の休息スペースは、必要最小限の大きさにして2階に配置した。(1ルームの寝室は、可動式収納家具によって部屋割りを調整可能)  この住まいの最大の特徴はドーム型のホールであり、それは人々の暮らしを受け止める包容力のある空間となっている。適度な求心的プランが家族の団らんを生み、中庭の抜けとドームの大きなヴォイドが人が集まった際も居心地の良さを保証する。閉じた箱でありながら窮屈さを感じることなく、親密なスケールで家族や友人達と心地良く過ごすことができる。  またタイル張りの床、路地テラスのようなダイニングスペース、バルコニーのような踊り場、ドームとシンボリックなトップライトなどにより、1階は住宅でありながらセミパブリックな空気感を醸し出している。これがプライベートな空間である2階とのコントラストを生み、小さな家の中に多様さと奥行きをつくり出している。  採光については、単に明るいことだけではなく相対的に明るさを感じられることも重要である。ホールの開口部は最小限として基準となる照度を下げつつ、中庭に落ちる光が最も美しく感じられるよう明るさの序列を整理した。また壁天井全体を淡い赤褐色の漆喰仕上げとすることで、明るさを増幅させるとともに影になった部分からも暖かみを感じられるよう設計している。  空間操作としては、中庭外壁隅部のR加工、シームレスな左官仕上げとしたドーム天井、ドームと対照的に低く抑えた1階天井高などが距離感の錯覚を起こし、コンパクトな空間に視覚的な広がりをもたらしている。 ⚪︎構造計画  木造軸組構法の構造材には、強度が高いことで知られる高知県産の土佐材を使用。上部躯体には土佐杉、土台にはより強度や耐久性の高い土佐桧を用いた。工務店が高知県から直接仕入れるこだわりの材であり、安定した品質の確保とコスト削減につながっている。 ⚪︎造園計画  この住まいにおける重要な要素である中庭は、光や風を映し出す雑木による設え。苔やシダなどの下草から景石や中高木まで、複数のレイヤーを重ね、コンパクトでありながらも奥行きのある風景をつくり出している。またコンパクトな分植物と人との距離が近く、天候や四季の移ろいを生活の中で身近に感じ取ることができる。石畳となっているため、気候の良い時期は気軽に外へ出て軽食を取るなど、テラスのような使い方も可能。草木を愛でる豊かさを生活に取り入れてもらえることを目指した。  敷地のアプローチ部分には錆御影石を乱張りし、大胆にも室内の玄関土間まで引き込んで連続させている。隣地に挟まれた狭い通路であるため、訪れる人に奥への期待感を抱かせるような手の込んだ仕上げとした。また石敷きを採用することにより来訪者の意識が足元に向かい、ホール吹抜けの開放感を演出する一助となっている。 ⚪︎照明計画  ベース照明は、明るすぎず器具自体の存在感を極力感じさせない配置を心掛けた。特に中庭の植栽を引き立てる照明は、月明かりのように高い位置から照射することで、ガラスへの映り込みを防止しつつ、植物の自然な美しさを表現できるよう配慮している。ホールについても、空間の抽象度を損なわないために、エアコンのニッチ内にアッパーライトを仕込み、天井面に器具が露出することを避けた。  対して、人を迎え入れたり留まらせる場(玄関、ダイニング、リビング、トイレ)には、質感のある存在感をもった照明を配置し、インテリアに寄与するとともに空間のアクセントとしている。 ⚪︎室内環境  居心地のよい空間をつくるためには快適な温熱環境も不可欠である。建物全体がコンパクト且つ緩やかに繋がっているため、冬季は1階ホールとキッチンに設置した床暖房によって、効率よく建物全体を温めることができる。壁天井には全体を通して漆喰(マーブルフィール)による左官仕上げを採用し、建物自体の調湿性能を高めている。  換気設備は「第1種換気※1」を採用。温度交換効率92%の全熱交換型換気ファン(オンダレス)により、給排気の際に室内の温度と湿度を損なうことなく換気を行うことができるため、快適で冷暖房負荷の削減に繋がる。CO2濃度や湿度をセンサーにより検知し、自動で換気量を増やす仕組みも取り入れている。  また断熱材は、一般的なボードタイプよりも気密性が高く、透湿性に優れた木造用の吹き付けタイプを使用。サッシはLow-E複層ガラス+アルゴンガス充填で断熱性を高めた。 ※1「第1種換気」..給気、排気ともに機械換気装置によって行う換気方法 ⚪︎まとめ  近隣住宅が密集する環境の中で、周囲を隔てて内部空間を切り離すことで、住み手のための世界を築くことができた。仕事で毎日を忙しく過ごすクライアントだが、ここでの時間は、仕事を忘れ、好きなものに囲まれ、家族や友人たちと心から安らげる時を過ごしてほしい。心身共に癒やされるような家での日常が、日々の活力となるように。この住まいがそんな生活を支える器になることを願っている。 ⚪︎建物概要 家族構成 |夫婦 延床面積 |70.10㎡  建築面積 |42.56㎡  1階床面積|39.59㎡ 2階床面積|30.51㎡ 敷地面積 |89.35㎡ 所在地  |兵庫県西宮市 用途地域 |22条区域 構造規模 |木造2階建て 外部仕上 |外壁:小波ガルバリウム鋼板貼り、ジョリパッド吹付 内部仕上 |床:タイル貼、複合フローリング貼            壁:マーブルフィール塗装仕上             天井:マーブルフィール塗装仕上 設計期間|2022年11月~2023年7月 工事期間|2023年8月~2024年3月 基本設計・実施設計・現場監理| arbol  堤 庸策 + アシタカ建築設計室  加藤 鷹 施工  |株式会社稔工務店 造園  |荻野景観設計株式会社 照明  |大光電機株式会社  花井 架津彦 空調  |ジェイベック株式会社  高田 英克 家具制作|ダイニングテーブル、ソファ:wood work olior.      ダイニングチェア:tenon インテリアスタイリング|raum 撮影  |下村写真事務所 下村 康典 、加藤 鷹 資金計画・土地探し・住宅ローン選び|株式会社ハウス・ブリッジ テキスト|加藤 鷹
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House in Shukugawa ⚪︎Positioning the land as the background  Located in Nishinomiya City, Hyogo Prefecture, the surroundings along the Shukugawa River are quiet, with abundant nature and a long-established residential area. Due to the high value of land and the relatively high unit price per tsubo, there are many areas where land is densely subdivided into smaller lots.  The site was a compact, flagpole-shaped lot surrounded on all sides by two-story neighboring houses. These conditions were by no means good. However, the client purchased the lot because of its good surrounding environment and the fact that it was in an area that he had grown familiar with since childhood. ⚪︎Requests  The ideal living conditions and requests we recieved from the client can be organized into the following five categories.
 To be able to feel nature (greenery, light, wind) even inside the house
 To be able to value "hygge" (Danish word meaning "comfortable space" or "enjoyable time") while ensuring privacy
 To be able to feel light and shade sensitively in the spirit of " In Praise of Shadows(Yin-Ei Raisan)" and the same goes for the lighting design
 The entire space is connected and the spatial volume is adjusted in a variety of uses
 Timeless design that can be cherished for a long time
Based on these themes and the site conditions, the architectural form was studied. ⚪︎Design concept  The site conditions made it difficult to open the house to the outside for privacy reasons, so we aimed to create an independent world within the house in line with the client's preferences. Many of the interior images they shared with us had a European feel, and we decided to incorporate these elements into the design.
 First, the footprint of the building was set as large as possible in relation to the site, and it was designed to be boxy and closed to the outside. To allow the interior to experience nature and the four seasons, a courtyard was placed in the north corner, where it is relatively easy to secure lighting. The hall (living and dining room), kitchen, and other active spaces are located around the courtyard. Rooms for individual rest, such as bedrooms and bathrooms, were kept to the minimum necessary size and placed on the second floor. (The storage furniture in the bedroom is movable in order to accommodate changes in usage.)  The most distinctive feature of this project is the domed hall. It is a tolerant space that accepts people's lives. The moderate centripetal plan creates family gatherings, the courtyard and the large volume of the dome guarantee a cozy feeling even when people gather. Here, one can spend comfortable, quality time with family and close friends without feeling cramped.  In addition, the tiled floor, the alley terrace-like dining space, the balcony-like stairs, and the dome and symbolic top light give the first floor a semi-public atmosphere even though it is a house. This contrasts with the private second floor, creating variety and depth within the small house.  In terms of lighting, it is important not only to be bright, but also to have a sense of relative brightness. While minimizing the openings in the hall to lower the overall illumination level, we organized the sequence of brightness so that the light falling on the courtyard would be perceived as beautiful as possible. The walls and ceiling are finished in a uniform light reddish-brown plaster, which allows the warmth of the light to be felt while amplifying  the brightness of the space.  In terms of spatial manipulation, the soft curvature of the outer courtyard wall corners, the seamless plastered dome ceiling, and the low ceiling height of the first floor in contrast to the dome create the illusion of distance and visual expansion in a compact space. ⚪︎Interior Environment  A comfortable thermal environment is also essential for creating a cozy space. As the entire building is compact and gently connected, the volume can be efficiently heated in winter by floor heating installed in the ground-floor hall and kitchen. The walls and ceilings are plastered (with a Marble Feel) throughout to enhance the building's own humidity control.  The ventilation system is "Class 1 Ventilation*1. The ventilation system uses a total heat exchange type ventilation fan (ondaless) with a temperature exchange efficiency of 92%, which allows ventilation without compromising indoor temperature and humidity during air supply and exhaust, resulting in comfort and reduced heating and cooling loads.  The insulation is of the sprayed wooden type, which is more airtight and has better moisture permeability than ordinary board-type insulation. Low-E double-glazing glass with an argon gas filling are used to enhance thermal insulation.
*1 "Type 1 Ventilation". A ventilation method in which both air supply and exhaust are done by a mechanical ventilator. ⚪︎Structural Planning  Tosa wood from Kochi Prefecture known for its high strength, were used for the structural members of the wooden frame. Tosa cedar was used for the upper frame, and Tosa cypress was used for the foundation because of its higher strength and durability. The construction company purchased these materials directly from Kochi Prefecture, ensuring stable quality and reducing costs. ⚪︎Landscaping plan  The courtyard, an important element of the house, is designed with a mix of trees that reflect the light and wind. Multiple layers, from undergrowth such as moss and ferns to landscape stones and medium height trees, create a compact yet deep landscape. The compactness of the space also means that the plants are close to people, allowing the users to feel the weather and the changing seasons in their daily lives. The cobblestone pavement enables the use of a terrace-like space, where one can casually step outside for a light meal when the weather is nice. We aimed to bring the richness of loving plants and trees into people's lives.  The approach to the site is made up of tan-brown granite, which is boldly pulled into the entrance floor of the house to create a continuous line. Since it is a narrow passageway between neighboring properties, we created an elaborate finish to give visitors a sense of anticipation of what lies ahead. The use of stone paving also directs visitors' attention to their feet, helping to create a sense of openness in the hall atrium. ⚪︎Lighting Plan  The base lighting is not too bright, and the presence of the fixtures themselves is minimized as much as possible. In particular, the lighting that enhances the plants in the courtyard illuminates from a high position, like moonlight, to prevent reflections on the glass and to express the natural beauty of the plants. In the hall, lights were installed in the air conditioner niche avoiding the exposure of fixtures on the ceiling surface, so as not to spoil the abstractness of the space.  On the other hand, at the place where people are welcomed in or stay (entrance, dining room, living room, and restroom), lighting with a textured presence is placed to contribute to the interior design and accentuate the space. ⚪︎Summary  In an environment where neighboring houses are densely packed, we were able to build a world for the residents by separating the interior spaces from their surroundings. The client spends his busy days at work, but during his time here, he wants to forget his work, surround himself with his favorite things, and spend truly restful moments with his family and friends. We hope that daily life in a house that heals both body and soul will be a source of daily vitality. We hope that this home will be a vessel to support such a lifestyle. ⚪︎Property Information Client|Couple Total floor area|70.10m2 Building area|42.56m2 1floor area|39.59m2 2floor area|30.51m2 Site area|89.35㎡ Location|Nishinomiya-shi, Hyogo, Japan Zoning|Article 22 zone Structure|Wooden 2 stories Exterior|Galvalume steel sheet, sprayed with Jolipad Interior|Floor: Tile flooring, composite flooring           Walls: Marble Feel paint finish           Ceiling: Marble Feel paint finish Design Period|November 2022 - July 2023 Construction Period|August 2023 - March 2024 Basic Design/Execution Design/Site Supervision| Yosaku Tsutsumi, arbol  + O Kato, Ashitaka Architect Atelier Construction| Minoru Construction Company Landscaping|Ogino Landscape Design Co. Lighting|Kazuhiko Hanai, Daiko Electric Co. Air Conditioning|Hidekatsu Takada, Jbeck Co. Dining table and sofa|wood work olior. Dining chairs|tenon Interior styling|raum Photography|Yasunori Shimomura, Shimomura Photo Office (partly by O Kato) Financial planning, land search, mortgage selection|House-Bridge Co. Text | O Kato
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hangorin · 2 years ago
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東京五輪から2年 湾岸はいま
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悪夢のようなTOKYO2020大会から2年が経った。 五輪のために姿を変えられたあの場所は、巨額の資金を費やして建てられた会場は、白いフェンスに閉ざされていた公園は、いま一体どうなっているのか。 湾岸エリアを中心に、フィールドワークを行った。
①築地市場
築地本願寺から場外市場に向かう。日曜日。外国人観光客、親子連れ、カップル。賑わいは築地市場があった頃と変わらないように見えた。どの店にも、昼食を目当てに沢山の人が並んでいる。
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立体駐車場の最上階から市場のあった方を見下ろす。縦横に走るターレ、魚の並ぶケース、積み上げられたトロ箱、林立する仲卸の看板――それらが全て消え去り、でこぼこの、剥き出しのコンクリートだけが灼熱の太陽に焼かれていた。その一部は駐車スペースに。数台の自家用車。物悲しくなるぐらいしょぼい。
駐車場のわきに、築地市場の仲卸とおぼしき店名のプレートを付けたターレが放置されていた。よく見ると、ナンバープレートを外した痕がくっきりと残っている。
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石原元都知事が主導した2016年五輪招致当時、築地市場を潰してメディアセンターを作るという話が出ていた。2020東京大会ではそれが「駐車場」にかわり、市場は2018年10月に東京都によって閉鎖された。選手村から競技場への輸送のために新たに作られた環状2号の全面開通は、五輪閉幕から1年以上も過ぎた2022年12月。五輪招致が、都民の台所を打ち出の小づちのように利権を生み出す空虚な「一等地」に変えてしまった。
築地を舞台にしたある連載漫画の中で、目利き一筋の主人公は何故か移転に何の葛藤もないまま「豊洲で頑張っていこう」と仲間に呼びかけていた。築地市場83年の歴史は、急速に「なかったもの」にされようとしている。
②月島
東京では五輪の前から、競技会場と直接関係のない場所でも各地で再開発が起こっていた。晴海にも程近い、湾岸エリアに位置する月島もまたその1つ。もんじゃストリートで有名なこの町は、一本裏道に入ると古い木造家屋が軒を連ねる下町らしさが残っている。私たちが2017年に訪問した際は、月島1丁目西仲通り地区再開発計画のためにもんじゃストリートの店舗が軒並み閉店していた。
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そして今回訪ねてみると、MID TOWER GRANDなる地上32階、高さ121mの超高層マンションが建ち(2020年10月竣工)、その1階にもんじゃ屋などの店舗が入っていた。 月島ではさらに地上48階、高さ178.00mのタワマンを建てる月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業、地上58階、高さ199mのタワマンを建てる月島三丁目北地区第一種市街地再開発事業が控えている。フィールドワークの後で知ったことだが、この月島三丁目再開発計画には反対運動や行政訴訟も起こっているとのこと。長年暮らしてきた人々の息吹が聞こえるような町並みが、大手開発業者によって姿を変えられようとしていることには胸が痛む。
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③晴海選手村
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カンカン照りの選手村跡地。ここはHARUMI FLAGなる高層マンション群として開発され、完成すれば5,632戸12,000人が暮らす街になるという。未だ工事中で通行できるのはメインストリートの車道のみ。焼けつくような暑さの中、誰もいないコンクリートだらけの空間は殺伐とした雰囲気が漂っていた。
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選手村をめぐっては、東京都が適正価格の10分の1という不当な安さで都有地を三井不動産ら11社のデベロッパーに売却したとして住民訴訟が起きている。五輪という祝賀的なイベントが作り出す例外状態によって、公共財産が民間資本に吸い上げられた象徴的な場所だ。
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街の中心に近づくと、左手には、大会中、大量の食材廃棄が問題となった食堂の跡地が、中央区立の小中学校(2024年度開校予定)として整備されていた。
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右手には三井不動産の商業施設「ららテラス」。その1階には「東京五輪を振り返りスポーツの力を発信する施設」として「TEAM JAPAN 2020 VILLAGE」が設置されるらしい。五輪と三井不動産のどこまでも続く蜜月がうかがえる。
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その先では道路を挟んで左右両方の街区で50階建ての2棟の超高層タワーマンションが目下建設中だった。
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選手村を訪れるとき、2018年、建設工事中に2人の労働者が亡くなったことを思わずにはいられない。その街区は、労働者の死という痛ましい現実を塗り固めるようにSUN VILLAGE(太陽の村)という輝かしい名前で分譲されている。 この街区だけではない。この街全体が、五輪によって引き起こされた問題などまるで何もなかったかのように成り立っている。この街ではとても生きていけない、生きた心地がしない。生気を抜かれたようにその場を後にした。
④潮風公園、お台場海浜公園
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ビーチバレーボールの会場設営のため何年もフェンス封鎖されていた潮風公園。わたしたちは初めて公園内に入った。こんなに広かったのか!無観客のくせに、この公園全体を占拠していたなんて、ほんとうに厚かましい。
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東京湾の対岸の埠頭にはコンテナが並んでいる。海をみてみると、うっ!海水は泥沼のような色。しかし、なぜか匂いはせず、潮の匂いさえもしない。ファブリーズでもしているのか?
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わたしたちは、野宿の人たちが寝ていた場所を探して公園内を歩いた(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織員会による追い出し→https://x.gd/ZJP4d)。木がたくさんあってなかなか住み心地よさそうだと思っていたら、屋根のある排除ベンチにたどり着いた。なんて醜いデザインなのだろう。
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次に「トイレのようなニオイ」と話題になったお台場海浜公園のビーチへ、匂いを確認しに行った。「遊泳禁止」の看板があり、スクリーニングのためと記してあったが、やはり汚染が懸念されているのだろろう。このビーチの海水も濁っていて、潮の匂いさえもしない。怪しい水質だ。
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しかし、暑すぎる。灼熱の日差しの下で、ビーチバレーボールや、トライアスロンをやって、汚い海に飛び込んでいたのか。 知れば知るほど、オリンピック・パラリンピックは地獄だ。
⑤有明
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有明の旧会場エリアへ。グーグルマップで見ると、どうやらこの一帯は「有明オリンピック・パラリンピックパーク」と名付けられたらしい。いまや地に落ちた電通がオリンピックでちゃっかりゲットした、唯一黒字と言われる有明アリーナへ。SNSではステージが見えない席があると不評を買っていたが、「ディズニーオンアイス」をやってるらしく、猛暑の折、駅から会場まで大勢の人だかり。
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有明体操競技場はこの5月に「有明ジメックス」と名を変え、株式会社東京ビックサイトが運営する展示場としてオープンしたらしい。第一印象は「・・・神社?」世界的ウッドショックの最中に木材を山のように使って、10年程度で取り壊される予定とのこと。こんなに立派にする必要あったのか?
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そこからゆりかもめの駅を越えると、フェンスで囲われた草ぼうぼうのワイルドな一角が。有明BMX会場跡地だ。グーグルマップには「有明アーバンスポーツパーク(2024年4月開業)」とあるが、いまのところ影も形もない。スポーツ施設より原っぱ公園の方が需要あるのでは?
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有明テニスの森公園は工事パネルが外されて、開放感に溢れていた。こんな素敵な場所を何年もオリンピックのために囲って、市民を排除してきたかと思うとあらためて腹が立つ。
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真夏の炎天下に火を燃やし続けた聖火台があった夢の大橋にも立ち寄った。観覧車が無くなっていた。東京都はこの夢の大橋を含むシンボルプロムナード公園の一角に、新たに聖火台置き場をつくって飾っている。東京都はいつまでオリパラの亡霊にすがる気か。。
⑥辰巳・東京アクアティクスセンター
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アクアティクスセンター
「威圧」を形にしたような巨大建造物。
建物の周りには木陰がなく、取ってつけたような弱々しい植栽が施されている。
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正面外の、広すぎる階段は、車いす利用者でなくても、大げさすぎてびっくりする。コンクリートが日射で熱い。ゴミ一つ落ちていないのは、人が寄り付かないからだろう。
その下にたたずんで私は、ピラミッド建設のために労働を強いられている人のような気持ちがした。
ここは、公園の一部であった。近くに団地もある。誰でも入って、海からの風を感じながらくつろぎ、出会う場所だったはずだ。
5年前に訪れた時は、工事中で巨大な支柱がそびえたっていた。三内丸山遺跡にインスパイアされたのかと思ったが、出来上がったのは帝国主義の終点のようなしろものだった。
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「お前たちが来るところではない。」という声がどこからか聴こえる気がした。
知ってる。だから入ってみた。静かだ。人っ子一人いない、空調が効いて冷え切っている。だだっ広いロビーの小さな一角に、TOKYO2020オリパラのポスターたちがいまだに展示されていた。
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競争をあおり、序列化し、勝者に過剰な価値を与え、「感動」を動員するスペクタクルがここで続けられるのだ。
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生きていくのに必要な潤いをもたらす公園に、このような醜悪なものが君臨しているのを私は許せない。
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炎天下の湾岸エリアを丸1日かけて回った。TOKYO2020跡地は、廃墟になっていると思いきや、むしろ多くの場所でまだまだ開発が続いていた。開発への飽くなき欲望と「レガシー」への執着、五輪災害は閉幕後も延々と残り続けている。 この日撮影した映像を使って「オリンピックって何?東京からパリ五輪1年前によせて」という動画を作成し、1年後に五輪開幕が迫るパリでの反五輪の闘いに連帯を示すメッセージとした。 From Tokyo To PARIS, NOlympicsAnywhere
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chisasarasa · 8 months ago
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240626
いつもより早く起きて札幌へいく。 近所のパン屋でパンを買って、朝食。 ふたつ山のクリームのはさまったパン。柔らかくて甘くておいしかった。 札幌にくるたびに札幌って遠い、と思う。 北海道という括りだけれど東京―静岡くらいの感覚。 あと、都会。帯広が田舎であると気づく。 水族館にいって、みたかった写真展へいく。 夏帆の写真。 写真に写ったのがたまたま夏帆だった、というような雰囲気が心地いい。 写真ってひかりだ。 写真みたいな絵を描いてみたい。 リアルな、というのではなくて、空気感を捉えるというか。
帰路は夕方の陽の光がきれいで、街も山も木も、全部が思い出みたいだった。
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240627
これから新しくアルバイトを始めるから早起きを習慣づけていきたい、と思って、少し早く起きた。 今日は研修。 ホテルの部屋やカフェのいたるところに本があって、ここで働くならきっと大丈夫、と思っていた。『かなわない』植本一子、とか三角みづ紀さんの詩集たちとか。十勝での暮らしの本もあるみたいで読んでみたい。 少し疲れてしまった。 帰宅して、床でごろごろとして、米を買いに行った。 5㎏の米、意外とすぐになくなる。
友人から沖縄土産と東京のおすすめの品が届く。 ぎっしり詰まっていて、わくわく箱だった。 お土産リストにきゅんとした。  ちんすこう…沖縄土産の定番。クッキーみたいなかんじ  のどぐろだし塩…お土産じゃないけど、最近はまって使ってるやつ
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240628
朝、鼻がつまっている。 そういえば、一昨日くらいからくしゃみもよく出る。 風邪だろうか。何かアレルギーだろうか。 今日は天気がいいから毛布の洗濯をする。 展示初日がスタートした。 ずっとそわそわしていた。 大丈夫かな、と不安。ギャラリーの方が写真を送ってくれて、棚いっぱいに展示していただいていることを知る。見ることができて、安心。でもやっぱり自分の目でも見たかったな。 お金が満足にないから、こういうときの行動が制限されてしまう。くやしい。
夜、『どこにでもあるケーキ』を読んで、ねた。
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ari0921 · 11 months ago
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和六年(2024年)8月13日(火曜日)
    通巻第8365号
 バングラ政変の黒幕に米国が関与? 『南アジアの春』?
  インドから見れば、周りのスリランカ、ミャンマー、モルジブに政変が起きた
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 筆者の印象ではバングラデシュの人々はたいそう親日的である。国旗をみても、日本の国旗そっくりのデザインで、白地がみどり、日の丸は赤。小学生でもまっさきの覚える国旗だ。
 1971年の戦争でパキスタンから独立後、日本が最大の支援国だったこともある。
 そのバングラ人が日本にあきれかえった事件は、ダッカ空港日本赤軍ハイジャック事件で、凶悪犯人の出鱈目な要求を当時の福田政権は「命は地球より重い」と言って身代金にも応じ、ハイジャッカーの言いなりになったことだった。
日本には武士道があったのでは?
 2015年に筆者は関空からダッカへ向かった。飛行場で登場寸前に継体電話が鳴り、うっかり或る新聞コラムの原稿締め切りを忘れていたことを知った。原稿の督促、それも24時間以内。
機中で書き上げ、ダッカのホテルから、FAX送稿して間に合った。間一髪だった。原稿用紙を持っていないので、同行した家内に下書きの字数を数えてもらい、1200字にまとめた。強烈に思い出すのはダッカの三流ホテルからでもFAXが通じたからだ。
 機内で隣に座ったのは若いバングラデシュの男性。日本ではタイル工務店で働き、一年ぶりの里帰り、親方がボーナスを呉れたからと嬉しそうな笑顔だった。「おみやげも沢山買えた」。
 先般のバングラ政変はシェイク・ハシナ首相がインドへ逃亡し、欧米が保護していた銀行家のムハンマド・ユヌス(ノーベル平和賞。グラミー銀行創設)を暫定政権のトップの据えることで、混乱は一時的に収まった。超法規的措置だが、最大野党BNPと軍が納得したからで、軍は出来るだけ早い時期に民主手続きによる選挙を行うと宣言した。
 バングラデシュの軍隊はエリートで陸軍13万2000人、海軍1・7万、空軍が1・4万の陣容である。
 さてバングラ政変の「黒幕」は誰なのか?
 ハシナ前首相は亡命先のインドでメディアの取材に応じ、「明らかに黒幕はアメリカよ」と言っている。
 中国では? と切り返す暇を与えず、アメリカ黒幕説の理由を「セント・マーチン島をアメリカは軍事基地として租借し、ベンガル湾で睨みを利かそうとしていましたが、私が拒否し続けたからです」と説明した。ハシナは親中派である。
 セント・マーチン島はチッタゴンから南へ、ミャンマー沿いのリゾート島で、バングラの国内観光では人気もあるが、インフラが整っていないばかりかアクセスが悪く、外国人はほとんど行かない。
そもそもバングラは日本の四割しかない面積に一億八千万の人口を抱えて、世界一の稠密度をほこり、そのうえ国土の半分が湿地帯、海岸線はマングローブ、人が住める土地は限られている。
▼軍事要衝の確保を急いでいるのは中国である。
 米軍が、いくら地政学的要衝にあるとはいえ、この島を租借して空軍基地をつくるとは考えにくいのではないか。
とはいえ当該島の北にあるチッタゴンは中国がねらっているし、南のミャンマーのチャオピーはすでに中国の石油とガスのパイプラインの拠点化し、将来は港湾近代化を予定している。
筆者は、このチャオピーにも行ったことがあるが、ミャンマーの仏教原理主義過激派が70万人のロヒンギャをバングラに追いだした拠点でもある。中国が大工業団地を造ると言って土地の買い占めをしていた。
 一方、インドの心配事は何かと言えば、バングラ国内に19000人のヒンズー教徒、その安全である。バングラではヒンズー教徒への謀略事件が目立ち、8000人のインドからの留学生は政変前後に帰国した。カナダのトロント等では、ヒンズー京都を守れという集会とデモが行われている。
 バングラの政治はAI(アワミ連盟)とBNP(バングラ民族党)の対立構造で、最大野党BNPは過去二回の総選挙をボイコットした。
BNP総裁のジア元首相(殺害されたジア将軍未亡人)は自宅監禁を解かれたばかりで、これから政治力量を発揮できるか、どうか。
BNPには過激派JEI(ジャマート・エ・イスラミ)を抱えており、さらにこの分派の過激派が昨今のバングラ暴動を仕掛けたとされる。
 ハシナが去って、ラーマンミュージアムは破壊された。ハシナの邸宅は民衆が押し入り、手当たり次第に家具、備品を持ち去った。
エアコン、応接セットから扇風機、絨毯、植木鉢から家畜まで。陽気に歌を唱いながらの略奪だが、新聞も余裕を持って写真グラビアを特集したが、罪を咎める風情はまったくなかった。
 ▼バングラの産業は繊維だが女工哀史、ユニクロも撤退
 さきのグラミー銀行と組んでバングラに繊維工場、店舗を展開したのがユニクロだった。
そのグラミーユニクロは経営方式などで意見が合わず、撤退した。
 また日本が援助し、JICAが中心となって、ダッカ市内を縦断する地下鉄は部分開通していた。ところが、さきの暴動で駅や改札などが破壊され、メトロかいつの目途は立っていない。日本企業も新たな難題を抱え込んだ。
 日本に住む外国人は増えるばかりで、中国の82万人を筆頭に、二位ベト��ムが57万人、三位韓国が41万人。犯罪件数もこの順番である。
 四位以下はフィリピン人が32万、ブラジル22万、ネパール18万、インドネシア15万、ミャンマー8・7万、台湾、アメリカ、タイ人とつづき、ミャンマー、ペルー、インドスリランカのあと、第十五位がバングラデシュ人の27962人(23年度末統計)。
そういえば日本のコンビニ店員は十数年前までは中国福建省閥が多かった。
いまではスリランカ、バングラ、ミャンマー勢にカザフスタン、ウズベキスタンなどの新顔。つまり他の国からの出稼ぎ組はコンビニや居酒屋より給与の高いところへ移動したのである。
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touch196 · 9 months ago
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「わたぐもとひこうき」
そろそろ退職なので、職場へ返すものやら書類やら出して、
新しい眼鏡とかの調整してもらって、筋トレして、
買い物で手一杯になりながら。
青い空に、わた雲がたくさんでかわいいなぁ。。
と、撮り始めたら。
振り返ると、頭上を飛行機が雲の隙間をとんでて、みえなーいと思いつつ。。
(↑ 2枚目の空、わかったあなたはラッキー?)
民家の鉢植えのマリーゴールドに2羽の蝶がとまってたり。
畑のそばの木には雀かなにかが集まってたり、赤いトンボが低い枝の上にとまってたり、鳩が3羽やってきて飛んでったり。
蜂?があちこちの花の蜜を吸っては、花粉を運んでたり。
夏の終わりに、枯れてく花もあれば。
オレンジのコスモスが鮮やかに咲いていたり。
オレンジ色で斑模様(まだらもよう)の蝶が、あっちでもこっちでも飛んでたり。
草のなかに点、てんと…咲く彼岸花とか。
坂の下の崖に何重にも生えている、つる性の植物の葉に混じって、
黄色い花が咲いてるのに気づいたり。
毎日仕事の行き帰りで歩いてた道も、
久しぶりにのんびり歩くと、
いろんな生き物に目がいくものだなぁ。。
暇人の特権かなぁ。。
なんて。
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1年くらい前から気になっていた白髪も染めたし。
美容院出て、数歩のところにあるお店で、
運良くカジュアルファッションが多い自分に合いそうな、黒いヒールローファーがお手頃に買えたし。
(年配のご夫婦が閉店セール中だった。
普段は余り私の足のサイズは置いてないらしかったけど、たまたまあったとか。
ヒールの高さを測ってくれる時、子供用のピンクの定規をあてがっていて…なんか。
デパートのカチッとしたお店にはない、人の触れあい、大袈裟にいえば一期一会みたいな。
温かみ(営み)を感じた…。)
新しいベッドは、まだ組み立てられる状況にないけど���
入ったことがなかった、オーダーメイド枕のお店の人に色々聞いて、
自分に合う形ってだけでなく、特徴の違う中身が色々選べて面白そうだなぁとか。
(来月には、新しいサイズ展開が増えるというから今度また行ってみる)
前に生演奏のステージを聴いた、楽器屋のレッスンのチラシ眺めてたら、
聞いたことない名前の楽器があって、興味津々だったり。
ずっと、納得行ってなかった、キッチンの自分で買ったコンロの奥に設置する、
ちょっとお高い棚を頼んだり。
やらなきゃいけないことは、
山のごとくあるけれども。
ひとつひとつ、自分はどうしたいのか、
自分にとってはこれが良いってものを、ことを選んでいけば。
少しずつ、他人の基準じゃない、暮らしが生き方が見えてくるかなぁ。
そうだ、美容院行った朝から、
世に言う「セルフアファーム」っていうのかな。
自分の体に手を当てて感謝を口に出して言ったり、鏡の前で1杯の水に話しかけてから飲むとか、最高の笑顔をしてみるとか…。
努力なしでも続きそうで、でも何となく気分が良くなる…ような気がするから。
やってみてる。
あと、起きてすぐスマフォ見ない。
とか。
さぁて、これからどんな
「○○の秋」に、なるのかなぁ?
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【撮影時期:2024年9月26日、使用機材:AQUOS sense5G SHG03】
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kennak · 9 months ago
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警視庁立川署は22日、東京都国立市に住む無職の小峰陽子容疑者(74)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。容疑者は同日午前6時40分ごろ、自宅で殺意を持って、紐状のもので母親の小峰フクさん(102)の頸部を絞めたあと、刃物のようなもので首を刺すなどして、傷害を負わせたというもの。 「容疑者自身が犯行直後に“母親の首を絞めて殺した”と110番通報していた。立川署員が駆けつけると、寝室のベッドの上で、フクさんが血まみれで倒れているのを発見。だが、搬送先の病院で死亡が確認されたため、警察は容疑を殺人に切り替えて捜査を進めている」(全国紙社会部記者)  警察の取り調べに対して陽子容疑者は、 「ポータブルトイレに母親が移動できなくなり、自分が移動させるようになった。介護がきつくなって殺してしまった」  と供述しているという。 15年ほど前に離婚して実家へ戻ってきた容疑者  容疑者が生まれた前後に、事件現場となった一戸建て平屋に引っ越してきた小峰一家。 「父親は近隣にある大きな企業で働いていて、定年まで勤めあげた。母親は専業主婦だったね。容疑者は長女で、年子の妹がいました」(近所の住民、以下同)  容疑者は中肉中背で、口数が少なくおとなしかったようだ。 「年頃になって、北海道に嫁いで、2人の子どもももうけた。すでに孫も2人いたようでね」  ところが、15年ほど前に離婚して実家へ戻ってきた。 母親は出戻りの娘に“出ていけ!” 「妹さんも近隣の市に嫁いでいて、実家は年老いた両親だけになっていたから」  母親は最初、出戻りの娘に“出ていけ!”と怒鳴りつけたという。 「厳格というか、厳しすぎる母親だったからね。出戻りだと世間体が悪いと。父親は寡黙で優しい人だったから、そんなことは言わない。それで容疑者は1、2年、隣の立川市のアパートに住んでいて、しょっちゅう実家へ通っていたね」  その後、母親もようやく同居を了承したようで、両親と3人で暮らすように。 「本当に小峰家はつつましやかというか、質素に暮らす家でね。ちょっと前まではクーラーだってなかったんだから。庭の植木も自分たちできちんと手入れをしていた。容疑者も母親も無職だったけど、相当の蓄えがあったから問題なかったんじゃないかしら」  そんな中、10年ほど前にちょっとした異変が起きた。 「毎日、散歩を日課としていた母親を見なくなった。病気なのか、認知症なのかはわからないけど、なにしろ高齢だから介護を必要とするようになったんでしょうね」(別の近所の住民)  容疑者の実家には定期的にデイサービスが訪問し、近所の内科医も訪問診療に来ていたようだ。3、4年前には父親が亡くなった。 「転んだとかで、足を骨折して入院したんだけど、入院先の病院でコロナに罹患して……」(前出・近所の住民、以下同) 容疑者の唯一の気晴らしは…  以降は母娘2人だけの生活に。容疑者は決まって朝10時になると、自宅から200メートルほど離れたスーパーへ歩いて通っていた。 「毎日、買い物する必要もないと思うけど。きっと一日中、母親と二人きりで介護しなきゃいけないから気晴らしだったのかも……。介護が大変なら、近所や友だちに愚痴をこぼしたり、行政などへ相談したりすればいいんだろうけど、そういうタイプでもなかった」  母親を介護施設へ入れることはできなかったのか? 「金銭的にはできたはずだけど、母親が嫌がったのかもしれないね」  取材に答えてくれた近隣住民のほとんどは、容疑者に同情的だ。 「あれほど献身的にやっていたんだから、かわいそうの一言ですよ。減刑を求める嘆願書を、みんなに募ろうと考えているところです」  老老介護で追い込まれた末の殺人だった。
「気晴らしだった」老老介護の果てに102歳母親を殺害した74歳娘の悲しい“習慣”と近隣住民が募る減刑嘆願書(週刊女性PRIME) - Yahoo!ニュース
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