#ここで思い出したのが加齢とともに聴き取れる周波数帯が狭くなっていくという話
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and273 · 7 years ago
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SEP 26, 2018 Kyoto Japan by iPhone7+ #そういえば音楽の世界はハイレゾの時代になったとか聞こえてくるけど昔の音楽CDを再生する技術もどんどん進歩してるんですかね #iPhoneデビューした時にCDを読み込んだ時のファイル容量と音質のバランスについて色々と調べて試してみた結論としてずっとAAC形式の256kbpsで取り込んでるんだけどもしかしていよいよCD丸ごとそのまま非圧縮のWAV形式で読み込み直す時が来たのかなと #ところが全然ちがったのでした === 整理 【WAV】 ・CD丸ごとそのまま非圧縮(起源はWindows) ・ビットレート 1411kbps ・とにかくファイルサイズが大きい 【AIFF】 ・CD丸ごとそのまま非圧縮(起源はMac) ・今となってはマイナーで対��機種が少ない 【MP3】1995年〜 ・人間には聞こえない範囲を中心にデータを減らしてファイル容量を小さくしたもの 【AAC】1997年〜 ★ ・MP3の改良版 ・音質と容量のバランスで選ぶならこれ ・iTunesの上限は最高320kbpsまで ・iTunesで現在ダウンロードできる曲はAACの256kbps ・2012年までは128kbpsだったからさすがに音が悪いと文句が出た ・AACの128kbpsと256kbpsの差は女性ボーカルの高音部でわかりやすい 【ALAC】 ・Apple Lossless(アップル・ロスレス) ・AACとCD丸ごと非圧縮の中間 === 【ビットレート】 ・1秒間にどれだけのデータが入っているか ・ビットレートを下げるほど高音域がカットされる ・ビットレート128kbpsだとMP3は15kHzまでだしAACも18khzまで ・ビットレート160kbpsだとMP3もAACもだいたい19kHzから上はカットされる ・音の良し悪しは高音域やビットレートだけでは決まらないけどね ・AACの256kbpsがだいたいMP3の320kbpsと同程度で、それ以上は特殊な用途以外では必要ないはずなんだけど、通常は192bpsでも十分なはず === 【ビットレートとデータ容量】 (1分間あたり) 128kbps 0.94MB 160kbps 1.17MB 192kbps 1.41MB 256kbps 1.88MB ★ 320kbps 2.34MB === #ここで思い出したのが加齢とともに聴き取れる周波数帯が狭くなっていくという話 #18歳ぐらいからゆるやかに始まって50歳あたりから加速する #どこまで聞こえるかはその日の体調などでも変わるとかその辺を予習してから聴力検査のアプリを2つダウンロードして試してみた #今の私が聴き取れる高音の上限は13.5kHzで14kHzになるとまったく聞こえない #それから右耳は4kHzあたりが苦手らしい === #AAC形式だとビットレートを128kbpsまで下げても高音域は18kHzまで残るから私専用と割り切るならもう256kbpsで取り込む必要はなさそう #CD1枚あたりWAV形式だと640MBとかになるのがAAC形式だと64MBぐらいで収まるわけでファイル容量と音質のバランスっていうのはそういうことなんだけど256kbpsをやめて全部128kbpsで取り込み直すと単純計算で現在32GBある音楽データが半分になる #音の良し悪しって高音域だけじゃないらしいから結論としてはこれからもCDとの違いをほとんど感じないレベルとされてるAAC形式の256kbpsで行くけどね #iPhoneやiPadレベルの音質でしかも移動中の色々な騒音の中でノイズキャンセリングのヘッドフォンで聴く程度ならWAV形式はもちろんAACの320kbpsも必要なくて256kbpsでも十分にオーバースペックみたいだよ === #さらに4kHzって具体的にどんな音なのかトーンジェネレーターというアプリで確かめてみた #普通に耳に当ててみると左右の耳で聞こえ方に差は感じないんだけどな #ちなみに今の私が聴き取れる低音の下限は約60Hzだった #つまり今の私の可聴域は60Hzから13500Hzまでで一般的には20Hzから20kHzらしいからけっこう老化してきてるっぽい #カーステレオの低音域がどうこうググってたけど60Hzより下が聞こえないなら普通のスピーカーだけで十分にカバーできてるからサブウーハーは不要な気がしてきた #あと88鍵のピアノは27.5Hzから4186Hzだそうで一番上でも約4.2kHz弱って実はピアノの高音ってあんまり高音じゃないんだね #それからピアノの鍵盤のいちばん左側の30Hz前後って3割ぐらいの人は聞こえてないらしい #911ワゴンRのスピーカーを変えたら急に魅力を感じるようになってきたトランペットは165Hzから932Hzだとかバイオリンは200Hzから2637Hzだとか調べるといっぱい出てくる https://www.instagram.com/p/BoMe2TVn0rS/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1mrpxsabxn008
#そういえば音楽の世界はハイレゾの時代になったとか聞こえてくるけど昔の音楽cdを再生する技術もどんどん進歩してるんですかね#iphoneデビューした時にcdを読み込んだ時のファイル容量と音質のバランスについて色々と調べて試してみた結論としてずっとaac形式の256kbpsで取り込んでるんだけどもしかしていよいよcd#ところが全然ちがったのでした#ここで思い出したのが加齢とともに聴き取れる周波数帯が狭くなっていくという話#18歳ぐらいからゆるやかに始まって50歳あたりから加速する#どこまで聞こえるかはその日の体調などでも変わるとかその辺を予習してから聴力検査のアプリを2つダウンロードして試してみた#今の私が聴き取れる高音の上限は13#それから右耳は4khzあたりが苦手らしい#aac形式だとビットレートを128kbpsまで下げても高音域は18khzまで残るから私専用と割り切るならもう256kbpsで取り込む必要はなさそう#cd1枚あたりwav形式だと640mbとかになるのがaac形式だと64mbぐらいで収まるわけでファイル容量と音質のバランスっていうのはそういうことなんだけど256kbpsをやめて全部128kbpsで取り込み直#音の良し悪しって高音域だけじゃないらしいから結論としてはこれからもcdとの違いをほとんど感じないレベルとされてるaac形式の256kbpsで行くけどね#iphoneやipadレベルの音質でしかも移動中の色々な騒音の中でノイズキャンセリングのヘッドフォンで聴く程度ならwav形式はもちろんaacの320kbpsも必要なくて256kbpsでも十分にオーバースペッ#さらに4khzって具体的にどんな音なのかトーンジェネレーターというアプリで確かめてみた#普通に耳に当ててみると左右の耳で聞こえ方に差は感じないんだけどな#ちなみに今の私が聴き取れる低音の下限は約60hzだった#つまり今の私の可聴域は60hzから13500hzまでで一般的には20hzから20khzらしいからけっこう老化してきてるっぽい#あと88鍵のピアノは27#それからピアノの鍵盤のいちばん左側の30hz前後って3割ぐらいの人は聞こえてないらしい#911ワゴンrのスピーカーを変えたら急に魅力を感じるようになってきたトランペットは165hzから932hzだとかバイオリンは200hzから2637hzだとか調べるといっぱい出てくる
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2ttf · 13 years ago
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kiitatakita · 6 years ago
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聴講メモ 情報ネットワーク法学会第19回研究大会1日目 #inlaw #inlaw19
聴講時に入力したメモです。断片。配布資料等からのメモも引用符はありません。 聞き取り間違い等、あります。おかしな部分は記録者のせいです。
開催案内:http://in-law.jp/taikai/2019/infomation.html 日  時:2019年11月2日(土) 12:30~17:30 場  所:関西大学千里山キャンパス 100 周年記念会館
情報ネットワーク法学会 2019年総会
第20回研究大会予定 2020年12月3日(土)、4日(日) 中央大学市谷田町キャンパス
【開会挨拶】 中川 裕志 情報ネットワーク法学会理事長
法律と情報、人工知能技術の関係を下支えしている人工知能倫理
アシロマ原則、人工知能学会倫理指針から総務省AIネットワーク社会推進会議報告書、IEEEの指針、人間中心のAI社会原則、EU、OECDの指針
人間並みになるのは難しい。
IEEEはAIの定義をしようとした。
全ての指針でプライバシー保護を要請している。
最近、特に重要視されているのが透明性。accountabilityも。出資者、運営者も重要なステークホルダー。
難しいのでトラストに行く。社会的な信頼、信用。法律では信任。
公平性、差別禁止 フェアネス(定義が難しい)
今のAIも十分に大きな脅威 悪用、誤用 人間の一生に大きな影響を及ぼすことも。
GDPR 自動的な決定に服さなくてよい権利
独占禁止、国際協調 囲い込みに反対する 国家による独占の問題
人権 意外と最初の指針では書かれていなかった。
政策的な意味合いが強い
【開催校挨拶】 芝井 敬司 関西大学学長
1886年に法律学校、戦前の大学令による大学になったのが1922年。ボアソナードの薫陶を受けた弟子たちが作った学校。
文科省にもシンギュラリティの信奉者がいた。価値判断等を捨象したもの。
【基調講演】 河田 惠昭 関西大学社会安全学部 特別任命教授      社会安全研究センター センター長 「国難災害が起これば破綻する災害関連法」
令和元年台風19号豪雨災害 温暖化による風水害外力の強大化 原形復旧から改良復旧に改める必要 ハザードマップの活用、被災地の浸水リスクが大きい地域を居住禁止に
被害が発生したら対策 常に後手
堤防は切れやすいところが固定している 破堤氾濫したところは何度もしている
現場を知らない 台風の特徴がなかなか理解できない
自転車並みの速度 一カ所で降っている雨が長く続く 無茶苦茶降る
狩野川台風を強調しすぎた
北寄りの雨域の大きさを過少評価→東北地方の豪雨を見過ごす
台風が温帯低気圧になるときに前線の発生があることを見過ごした
豪雨時の自動車利用が危険であるという認識が薄い。とくに堤防上の道路。カーナビ依存で判断を誤る
千曲川の堤防決壊範囲は従来よりも狭かった。砂防関係者はきちんと努力していた。
JRは国鉄時代と違い、保険に入っている。
高齢者、避難行動要支援者が多く亡くなっている。
デイケアサービスの車が要支援者を避難所に連れて行けないのか
防災体制の硬直化
浸水範囲に比べて浸水深への関心が薄い
川が溢れない限り、浸水被害は発生しないという思い込み
経験と体験による思い込み
人的被害は格段に少なくなっている。本来であれば、数百人がなくなってもおかしくない。
東京が水没したら、経験がないので水を抜けない。大阪は室戸台風で浸水している。3日で排水できる。
東京は下水の処理量が少ない。排水管の直径が細い。 千代田区や中央区が2週間、水が抜けないということが起こりうる。
起きたことがないことが起こらないという保障はない。
オリンピック、パラリンピック期間中に超大型台風、大水害が来たらどうするのか。
首都直下地震や南海トラフ地震に対応するには自衛隊も警察も人員が足りない。病院も対応できない。 停電したらどうなる?
暗黙知が組織の知恵として蓄積されていない
指揮命令系統が整備されていない ICSがない。
停電自体が新しい災害を引き起こす。
連続滝状災害 複合災害
災害対策関係法令
国の支援を基礎とした対策になっている
1945~59年 戦争中の治山治水事業の長期にわたる中断のツケ 毎年、数千人規模の犠牲者 1960~94年 錯覚により防災努力を忘れる 1995~    巨大災害時代
中小災害のレベルなら現行法令でもイケる。今後起こりうる巨大災害では無理。
内閣府防災と消防庁の二元体制
非常対策本部と緊急対策本部のどちらを設置するかは政府の判断に委ねられている 科学的判断無し
阪神大震災の時は、何が起こっているのか分からなかった。東日本大震災の時は情報が一元化された。
罹災証明書発行の義務付け 第90条の2
千葉県内の自治体は罹災証明書の発行に四苦八苦している スキルがない
災害対策法は被災しなければ対策をできない法律
財政基盤がしっかりした自治体では、有効な災害対策が施行されていない 都道府県の指導不足
新たな被害の発生における責任所在の不明確さ
減災戦略のない社会インフラの耐震補強工事の目標
国が潰れたら原形復旧はできない。
米国は水害保険が強制保険になっている
みなし仮設 中越地震から。
災害救助法 命を失わない、最低限度のもの 原型は江戸時代 法律はキャスリーン台風から。
災害救助法と被災者生活再建支援法はリンクしている 少しずつ、ずれてきている。
被災者生活再建支援制度は診断・補強から生活保障にすり替わっている
脱線したらどうするかと問われても脱線しないと答えるJR
第1分科会 「AI・ロボットの進化に伴う法と倫理の交錯」 主査:新保史生(慶應義塾大学総合政策学部) <登壇者> 新保史生 (慶應義塾大学総合政策学部教授)
中川裕志 (理化学研究所 革新知能総合研究センター 社会における人工知能研究グループディレクター)
最近のAI倫理指針で重視されている項目 パーソナルAIエージェントの概念
『裏側から視るAI』
パーソナルAIエージェント ゆりかごから墓場まで面倒を見る
トラストできるか 本人、相手から 増えていくデータ 利活用できる条件 使いながらルールを決めていく 死後も有効(情報的な死 認知症等) 生存している他者の個人情報を含む情報的遺産
久木田水生 (名古屋大学大学院情報学研究科准教授)
自律型兵器の倫理的問題 自動化された意思決定と差別
「人工知能の倫理的課題:軍事利用、自動的意思決定による差別の事例から」
「知的」という言葉の意味が曖昧
Jerry Kaplan 「絶え間ない自動化の進展」
今まで自動化されていなかったことが自動化されることによって、従来の「価値」が毀損される恐れが生じるという問題
『世界』10月号「ロボット兵器の倫理的問題:殺人の自動化というテクノロジー」  人間の関与を減らす 抵抗を下げる 常時監視や暗殺の動機づけ 付随的損害の増加
「数学的破壊兵器」キャシー・オニール 『あなたを支配し、社会を破壊する、AI・ビッグデータの罠』  大規模に使用され、間違っていて、不公正
アルゴリズムには作成者の偏見や先入観や意見が、データには社会の持つそれらが反映される
人工知能は、他者を機械かどうなデータと、そこから推論される属性の束とみなし、リスク分析の対象として扱う態度を助長する
「倫理」だけでなく、しっかりした規制が必要
河島茂生 (青山学院女子短期大学現代教養学科准教授、理化学研究所革新知能統合研究センター客員研究員)
社会調査(2019.2実施)の結果報告 ※プレゼンテーションスライド https://www.slideshare.net/ssuser4058b8/20191102?ref=https://www.slideshare.net/ssuser4058b8/slideshelf
AIの利用経験や愛着度、スコア社会、トロッコ問題等
「AIに関わる社会調査報告(概要)」
『AI時代の自律性』
人型ロボット、ペット型ロボットの利用希望は少ない
3割の人が愛着を持つのは多いか少ないか
AIによる人物評価への信頼度は半々
自分のスコアを見てもいいと思うのは親子夫婦で5割、国、警察では2割5分ほど
掲載手順やスコアが公表されない場合、よくても悪くても嫌
現行の履歴書や面接で扱う項目で十分であると考えられている
松尾剛行 (桃尾・松尾・難波法律事務所 弁護士)
対話型AIの法律問題概要
「対話型AIに関する法律問題-AIの人格の文脈において-」
AIチャットボットの名誉毀損 「加害者形態」が想起されることが多い AIチャットボットは「被害者」になるか
芸名に言及した名誉毀損を認める 大原麗子事件
筆名に言及して行う名誉毀損  その名義での社会的活動をしている以上、社会的活動に紐づいて社会的評価は存在する
「匿名アカウント」それが誰のことが分かるのであれば該当
「完全な匿名」の���合  最近は芸名やペンネームと同視する論調の裁判例が出現
平成28年10月18日 東京地判 東京地判平成18年10月6日
「デマを広げるような劣悪なAIを運営した」ということは批判の対象となり、運営者の名誉にかかわる →運営者の名誉を棄損しているという余地がある
自然人である「中の人」に帰属させる議論以外の議論の余地はないのか
「インターネット上の人格が傷ついた」 →「AIは人格を傷つけられない」
呉羽真 (大阪大学先導的学際研究機構附属共生知能システム研究センター特任助教)
自律型対話ロボットと遠隔操作型対話ロボット コミュニケーションにまつわるロボットの倫理的・社会的問題 発信主義から到達主義へ
「コミュニケーションにまつわるロボットの倫理的・社会的問題」
哲学としての倫理学
コミュニケーションと社会生活の変容
テレプレゼンス技術が生み出し得る問題  不適切な使用  対面コミュニケーションの減少と人間関係の貧困化
テレプレゼンスロボットは人間関係を貧困にするか? 対面コミュニケーションの価値とは何か?
「ソーシャルロボット」…人間と相互作用し、社会的反応を喚起しうる自律型ロボット  過度な依存による人間関係の希薄化・社会生活の貧困化  欺瞞 騙されているのか?   明示的に尋ねられた場合、ロボットは感情を持たない、と答える   無意識にロボットを、感情を持った存在者として扱う    現実/虚構の境界が不鮮明  忌避されるのは、人間の代用としてのロボットの位置付け   単なる道具でも人間の代用でもないロボットの社会的位置付け
し 去年から今年にかけて壁にぶち当たっている感じ 話がかみ合わない問題が持ち上がっている。 「自律」の語が分野によって概念が全然違う。法学系ではプラスの語感。光学的には暴走を想起させる。
倫理学・哲学的・法学的視点から見たAI・ロボットとは(定義、可能性、問題意識)
自律とは何か
な AIは外界とのインタラクションをしながら変容する。自由意思を持っているとは考えにくい。人間に本当に「自律性」があるのか。
か 生物学的な自立性と自律的な思考、近代的な個人の自律性 人間か介入せずに自動的に動くことが多ければ多いほど、自律性が高いとされている 技術が技術を制御する 生物学的な自律性は、まだない 人間は社会という自律的なシステムに組み込まれた他律的な一部 どのレベルでの議論か
くき 工学的自律性を高めることが、社会的な自律性を高めるのか 新しいルールを作る ルールを疑う 自分が何を意図する人間でありたいか
ま この法律関係ではこの程度の自律性が要求されるというような議論
し 社会の中で自立型ロボットはどういう位置付けに?
くれ 愛着の3割の取扱い ぬいぐるみや人形と比べたらどうなのか
会場 AIの人格権が認められた場合、その請求はどのように行われるのか。中の人の影法師に過ぎないのでは。
ま 代理人として主張するのか、所有権侵害のような話が必要になるのか、議論が分かれる。「中の人」に帰着させるという議論はある。設計者、運営者、場を提供した人など、様々な主体が出てきた場合はどうなるか。
し 具体的な問題として取り上げることが必要
第4分科会「個人情報保護法制『2000個問題』を考える2019~自治体法務・災害対策・政策動向~」 主査:岡本正(銀座パートナーズ法律事務所 弁護士・博士(法学))
<登壇者>
鈴木正朝(新潟大学教授/理化学研究所) 2000個問題と個人情報保護法の令和2年改正に向けて
提案当初は1800個問題と言っていた。3・11を経て医療、防災、共助の問題としてクローズアップ。 論点化の契機となった。 「地方自治の本旨」が錦の御旗として振られている。法改正でクリアできるのではないか。 ベースにあるのは個人情報保護法自体が大きく変わっていくということ。放置すると更に構造的に乖離が進む。 10年間、ほとんど同じ表
第5条の改正が必須 「地方公共団体の区域の特性」の立法事実は何なのか
GDPRは主権国家を���えてEU内で用語とルールの統一を図っている
権限2000個問題と制度2000個問題
データのフリーフローをどうやって担保するか
総務省行政管理局は所管しているけど、処分はできない。公的部門は誰も監督していない。
2000の役所が欧州への窓口になれるのか?
現状制度との整合 散在情報と処理情報の違い
特定個人の識別情報にいつまで依拠していくのか
湯淺墾道(情報セキュリティ大学院大学教授) 地方自治制度改正と個人情報保護
研究当初は広域組合や一部事務組合は条例を持っていなかった。
「地方自治制度改正と個人情報保護」
行政区長をめぐる問題 小規模自治体に置かれていることが多い  町内会、自治会に委ねている 行政区加入促進条例、義務付け条例の例がある
転入届を行政区長経由でないと受理しないという自治体が20年前くらいにはあった。
民生委員 非常勤地方公務員に該当  民間ではないから個人情報保護法非適用 条例で実施機関と位置付けられていないところが多い  機微情報を取り扱うことが多い  適用すべき法令がない
行政区または行政区長が個人情報保護条例上の実施機関に該当するのか
地方公務員法改正  特別職にできなくなる→個人情報の取り扱い事業者になるのか?
犯罪人名簿をめぐる問題  即位に伴う恩赦の問題   選挙権、被選挙権の欠格事由   資格制限   犯歴管理
要配慮個人情報
地方公共団体の自治事務 やらなくてもいい 国は法整備は要らないとの立場
川崎市は公選法に関わるもののほか、本来なら作成できないはず。
犯罪人名簿の個人情報は身分証明にも利用
「地域住民の利益」だけでは法令上の根拠とは言い難い
民生委員、行政区長については地方自治の実体を踏まえた立法措置が必要
前科情報、犯歴情報は総務省と法務省が投げ合っている
板倉陽一郎(ひかり総合法律事務所 弁護士/理化学研究所) 十分性認定といわゆる3年ごと見直しの議論における2000個問題
実害がないと言い張る人がいるが、十分性認定は民間分野しかされていない。
自分の自治体の条例解釈が分からないと呼ばれた。
米国は週ごとの違いが大きいので、GAFAが音を上げた
対応していると競争力が落ちるので、まとめて欲しい。
韓国はいま、十分性認定の交渉中。個人情報保護委員会は執行権限が殆どなく、権限のある検察は独立性に疑問
十分性認定がされているのは個人情報保護法の範囲内。独立行政法人は困った。文科省も、総務省も頼りにならない。個人情報保護委員会に聞いても、所管外だと。
SCCは無効になるかもしれない。
ヒアリングでは有識者のほとんどが問題を指摘。
病院が一番、問題が深刻。
基本の部分、まとまっているだけでもかなり楽なはず。
岡本正(銀座パートナーズ法律事務所 弁護士・博士(法学)) 行方不明者の氏名開示や要配慮者名簿の現状を考える 自治体からの提言
『図書館のための災害復興法学入門』
いわゆる3年毎見直し
条例の統一化、委員会の所管の拡大
災害時における氏名の問題、死者の氏名
特別法による対応という議論もあるが、機微情報の連携というのは難しいのではないか。
官民データ法19条で整合性要請
企業を含む多施設共同研究の問題
国際間のイコールフィッテング
正当な事由による連携 地域による格差
一括して個人情報保護委員会が所管を。
知事会提言  法令等によりその根拠を明確にしたうえで、全国統一的な公表基準を作成すること(国が)
基準を作っている自治体は殆ど、無い。
名前と年齢が出なくなった。
60代、70代だと、要支援の度合いが分かり難い
個人情報保護委員会が懇談会設置、地方の意見を聴く
お 災害現場は自分で判断したくない(できない?)。2000個だからできないわけではない。政令市ですら災害情報の扱いが分からない。
ゆ 自民党の憲法改正案には「何人も」個人情報を保護しなければならないとの文言がある。条例レベルでは扱えなくなる。
い 憲法を改正しなくても対応は可能。3年に1回、改正しているのは強い。十分性認定もあり、コミッショナー会議でも話題になっている。いい加��、公的機関を何とかしろよと思われているのは間違いない。
ゆ 日本の戦後の地方自治は、精神的権利については地方自治に委ねてきたが、経済的な利害に直結したものについては自治体の上乗せ、横出しを嫌がると行政法からの見方。経済的利益の問題になってきたので、横出し、上乗せを嫌がるようになった。
会場 目的外利用はもともと制限されているが、被害者の情報はもともと「被害者」として集めているのだから、情報を出すのは目的外利用ではないのではないか。緊急避難なのか、目的内なのか、自分は後者だと思う。統一されて、行政機関個人情報保護法と同じになれば、審査会で審査する必要はない。残すのであれば、別のものとして作るしかない。 自治体の条例が要配慮個人情報を取得できないのはおかしい。機微情報はもっと狭い。 中央政府にはないが、自治体にだけあって、出していけないものがあるのなら、それは別建てにすべき。
い 目的内外部提供は行政機関はできる。自治体はそれが分からない。
た 統一すれば、お前ら勉強しろで。
い 自治体は自分のところの条文が分かっていない。
す どちらかというと、法学の問題ではなく、行政学の問題。単にエクスキューズで言ってるだけ。国で引き取り、有識者会議でガイドラインを。法の支配が行き届いていない。基本は通達。ルールがあれば、マスが動ける。起草担当者が精緻に作るのが必要。
ゆ 国は審査会に第三者を入れることを要請はしていない。PIAは別。審査会と制度審議会を分けるべきというのが原則。
会場 報道機関の立場としては、自治体側に公表させるためにはどうやって攻めていけばいいのか。公表するかどうかというのは考え方の違いもあるが。
お 救援関係者の間で共有されていれば必要ないというのが行政の立場。現実にできていればだが。逆に、メディアの力を借りないとできない救援活動もあるのではないか。
す 新聞協会は15年法の時、萎縮の懸念を強く主張した。本来の名宛人は行政である。憲法との関係を整理する必要。報道は5W1Hをしっかり出すこと。民意ではなく憲法に問いかけるべき。裏取りは必須、実名報道は各社が訴訟リスクをとっても、報道すべきかどうかを判断して欲しい。
会場 災害という局面で、自分の住んでいる自治体で必ず被災するわけではない。「地方自治の本旨」で他の自治体の住民の権利はどうなるのか。
ゆ 指摘の点はもっと上のレイヤで、現行の災害法制全体の問題。
お 現行法では一応、現地主義なので、救援自体は行われる。名前を出すかどうかは自治体の都合。
す 名簿複数存在の問題は?
お 全ての団体の名簿が乱立して、何度も同じことを聞かれる。
す 突合もできないのか。
お そのとおり。
会場 管理者不在の名簿が乱立しているのが実態。
す 構造的に解消できない問題。自治体が機能しない事態にあっては中央政府マターである。
ゆ 現場の対応がバラバラなのが問題
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mashiroyami · 7 years ago
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Page 88 : 地下
 それぞれが黒の団と対峙している傍ら、圭はエアームドに乗りバジルを追っていた。ピジョットは逞しい翼で強まりつつある雨中を翔るが、決してエアームドを突き放すようなスピードではない。圭はもっとピジョットに近付くように指示すると、鋼の鳥は従順に加速した。ピジョットの隣までやってくると、顔に襲いかかってくる雨と風圧に耐えながら圭は声を張り上げる。 「おい! どこに連れて行くつもりだ!」  バジルはちらと圭を見やり、しかし無視して更に速度を上げさせた。挑発されているような感覚だった。この野郎、と思ったのはエアームドも同じか、ピジョットに遅れをとらないよう羽ばたく。  威嚇も兼ねて五月雨を抜くことも考えたが、慣れない不安定な空中では思うように動ける自信を持てなかった。エアームドは鋼に覆われた身体をしているために、雨水で滑りやすくなっている。これだけの雨風、煽られながらがむしゃらに刀を振ったところでバジルには掠りもしないだろう。ただ、雨自体は、決して圭にとって不利な状況ではない。水を操る彼としてはむしろ好条件なくらいだ。それに、バジルの力は空中ではうまく発揮できないことも、圭は知っている。  知っているのだ。  リコリスでクロと再会した際に表情を柔らげた時のように、バジルに出会った時にも戸惑いと同時に無意識に懐かしさを抱いていた。口に出して言うつもりは毛頭無いが、言語による疎通が可能な今、話をしたい気持ちも無いわけではないのが、正直なところだった。  彼らはセントラルの端が見える位置までやってきた。首都は、中心部を円形に囲むような深い川でセントラルと郊外を大きく分断している。川は周囲を白いコンクリートで固められており、架けられている橋の遙か下まで掘り進められている。どんなに大雨が降ろうとも、地上まで溢れることはまず決して無いと断言できる。  ピジョットは徐々に高度を下げていったが、川の傍まできたところでその傾斜を急なものにした。地下、つまり川を囲む白いコンクリートの壁沿いに滑るように高度を一気に下げていく。臆することなくエアームドは後を追う。前のめりに落ちることのないよう圭はエアームドにしがみ付き、息を呑んでバジルの背を見つめた。一体バジルはどこに連れて行くつもりなのか皆目検討もつかぬままである。  雨の日はやはり水流が激しく、近付くにつれて轟々と流れる音が鼓膜を引っかく。殆ど川の水面まで来ると、川の一部も流れ込んでいる壁の横穴が見えてくる。四角く切り取られた巨大な穴はピジョットやエアームドが飛行しているままでも通り抜けられるような大きさだった。当然だが、簡単に人の出入りできるような場所ではない。しかし、ピジョットは躊躇することなくその穴へと飛び込む。多少たじろぎながらも、行こう、と圭は声をかけた。頷いたエアームドも暗闇へと身を投じる。  外から見ると真っ黒く口を開けているようだったが、中はぽつりぽつりと白い明かりが規則正しい間隔で壁に設置されていた。濁流のような水の音はあっという間に背後へ遠ざかっていく。穴の中を流れる水は外に比べれば幅が狭いせいか穏やかで、奥に進むほど顕著になっていった。雨もなければ、自然による横殴りの風もない。静かな廊下だった。ささやかな水の音と鳥ポケモン達の羽ばたきが不安定に反響する中、やがて大きな空間へと出た。道の中央を流れていた水流は巨大な部屋に入ったと同時に左右に分かれ、部屋を囲うように走っていく。  壁には今までの道と似た白電灯がともっているが、それで照らしきれないほど天井が高いことが、音の感覚でわかる。先程は音がちらばってはすぐ跳ね返るような騒がしさだったが、今は音がまるで吸い込まれていくかのようだった。あの真っ暗なおぞましさすら感じさせるような見えない天井に吸収されて、戻ってこない。部屋には部屋を支えている巨大な円柱がいくつも設けられており、そこにも明かりが設置されている。途方も無く天井までが高い部屋だが、奥行きも深いものだった。どれだけ目を凝らしても、点々と照明が黒の中に佇んでいるばかりで、まるでその端が見える気配はない。首都の地下にこのような空間があったとは露も知らなかった圭は、悪寒に包まれたような静かで圧倒的な空気感に狼狽える。  ピジョットは減速し、遂に猛勇な鉤爪が地を捉えた。羽ばたきが止んで、バジルの地面に降り立った音がした。エアームドも倣うようにゆったりと止まり、圭は鋼の背中から降りる。足元で薄い水の音が跳ねた。水流は遠くなっても、水気は満ちていた。  全身が雨でずぶ濡れになっているため、圭はその水を少しでも払うように頭を振って、腕で顔を擦る。それから、仄かな灯りの下、正面に立ちじっと圭を窺っているバジルを見た。彼はボールを取り出す。続いて彼の手元から赤い光が伸びた。ピジョットを包み込んで、水の滴る鳥獣は光の中へとその姿を消す。バジルの周囲が急に侘しくなる。出会い頭に見せた痛烈な殺気は潜んでいた。バジルの雰囲気はどこか弛緩していて、まるで敵ではないような隙だらけの懐だと圭は思った。それでも、圭もエアームドにボールも向ける。赤い光が薄暗闇の中で瞬いて、エアームドは呆気なくボールへと戻っていった。  静寂の中にぽつりと佇む。  二人きりで立って、急に圭はどうしたらいいのかわからなくなった。込み上げる懐かしさをぐっと堪える。煌めいた思い出など無い。それに、バジルは黒の団で、圭の敵だった。そしてバジルがなんのためにここに連れてきたのかも、圭には検討がついていた。 「……久しぶりだな」  言葉が分かる。何を言っているのかが解る。記憶の彼よりも声音が低くなっている。  先にそう言われてしまって、圭は頷くしかなかった。 「元気そうだ」 「……まあな」 「それは良かったな」 「皮肉のつもりかよ」 「別に」  バジルの顔は仮面でも付けたように無表情のままで、素っ気ない言動だけれど、多分、バジルの胸にも積もる話があるだろうことがなんとなく圭には嗅ぎ取れた。元々多くを語らない淡々とした人物だ。記憶の中の彼の人格が、そのまま変わらず成長して今に至っているのならば。 「……ずっと、聞きたいことがあった」  声が暗闇に吸い込まれる。見えない天井の中へと消えれば、しなやかな沈黙が流れていく。 「どうして黒の団を出て行ったのか」  途端、圭の丸い瞳がすっと細くなる。  単刀直入に聞いてくる。仏頂面とは裏腹に、性急な心持ちなのかもしれない。オレンジの瞳を縁取る睫毛が下を向く。雨水を吸い込んで、刀の形に浮き出た上着に触れ、布越しに五月雨の鞘を、柄を、確かめた。 「笹波白にどう唆された」 「関係ない」  即座に切り捨てた。 「理由なんてなんだっていいだろ」圭は素っ気なく答える。「そっちからしてみれば、どうであろうと裏切り者であることに変わりない。お前だって、今俺をここに連れてきたのは、人目につかない場所で俺を殺すため、だろ」 「……」 「全部覚悟していた」  言いながら、圭は自分の身を固めているかのような思いだった。覚悟とは、自分で使いながら聞こえの良い言葉だった。脳が、神経が、耳が、指先が、冴えていく。カンナギ襲撃時のような衝動に肉体が突き動かされるばかりの暴力的感覚とは色の異なる、しんと痺れのような緊張感に圧迫されていく。  バジルはひりひりとした圭の威嚇に、目を伏せ、右手を自身の胸の前へと突き出した。袖が引かれて、その腕につけられた黒い腕輪が顔を出す。 「俺はお前達が憎いよ」 「はっ」  圭は鼻で嘲笑した。こんな笑い方、いつからしていなかっただろう。 「それでいいじゃん。余計な言葉は要らない」  冷めた声。涸れた亀裂。  一切の震えはなかった。圭は腰元に手を当て、姿勢を低くする。 「五月雨!」 「創樹」  刀を抜くのと同時に圭が叫ぶと、刀身に淡い光が走る。襲いかかる鋭い枝を真正面から捉えると、まとめて切り落とした。矛先を失った枝は勢いも殺され、その横を走り抜けるように圭は間合いを詰めた。足下は水が敷かれており、一つ蹴るたびに水音が響く。しかし、バジルに近付こうと一歩先をいくたびに不思議と、地が、柔らかい。元はコンクリートで固められたはずの場所が、短い叢で覆われているのに気付く。  初動を遮られたバジルだが、動じない。地に手をついて、音や掌に伝わる感覚から、右手から圭の位置を、速度を、そしてその周囲の草花を把握する。足下に広がる即席の草原に警戒したのか、圭が助走をつけて跳んだのが、バジルには手をとるようにわかった。バジルは顔をあげる。余計なものを削ぎ落とした、燃え滾る朱い両眼。両手に持って振り上げられた五月雨の、ぎらりと睨むような刀身の光が空中をまっすぐに輝き、バジルに向けて躊躇も無く力の限り振り下ろされた。だが、動きがあまりに大振りだった。バジルは横へ避け、右手の人差し指を持ち上げた。圭の足下から細い蔓草が束のように茂り、小柄な圭にせり上がって、バジルの右手が握られた途端、身体に絡まり付こうとする。ざわりといくつも這ってくる草はしかし弱々しい類のもので、抵抗するように、圭は五月雨を足下に突き立てる。 「水柱!」  圭の周囲、ごく僅かの至近距離に細い水の柱が勢いよく突き上がった。土砂降りに当てられたかのように草は萎れて、圭から離れて水没していく。水が解かれたと同時に初動と同様の硬い枝が今度は真上から突き刺さらんとするばかりに走ってくる。視界が悪く、どこに何の植物が潜んでいるのか、把握しきれない。後方へ跳ぶように回避すると、横に視線を伸ばす。気配。バジルの身体は既に接近しており、防ぐ前に横腹に打撃が入った。靴の素材は硬く痛みは骨にまで響くようだった。圭の身体は床に転がり、しかし五月雨を握る手は緩めない。じんとした痛みに僅かに表情を歪めている端から、叢はくすぐるように茎を伸ばし圭に忍び寄る。得体もしれない植物だ。なんの毒が仕込まれているかもわからない。圭は起きあがって飛び退くと、その先の地面も柔らかく、周到な準備に舌を巻きそうになる。  と、頭がぐらり、或いはふらり、と浮かんだような感覚が降りかかる。  痺れ粉の類だとすぐにわかった。微量だが、この敷き詰められた叢の何かが花粉のように周囲にまき散らして、空気に忍び肺に入り、身を硬直させる。だがまだ十分に身体は動く感覚があった。鼻の奥に力をいれて喉を締め圭は目の前を見据える。バジルは右手を翳し、様子を窺っている。  圭は刃先を後方へと向けて、そのまま引きずるように走り出した。切っ先が叢に当たり、走り際に柔らかさを裂いていく。右足に絡みつこうとするように茎が伸びても、圭は即座に振り解くように力強く走るので、バジルは目を見開いた。咄嗟の判断でバジルは腰に下げていたホルダーを開いて刃の太いナイフを取り出すと、下から突き上げてくるような五月雨に応戦した。  金属と金属がぶつかりあう音が異様なまでに地下フィルターに響きわたり、余韻は遙か遠くまで引き延ばされる。二つのぶつかった衝撃は二人の身体を痺れさせる。両者引かなかった。長い刀身を持つ五月雨は持ち上げるには当然重く、うまく受け止めさえすれば上から押し込むようなバジルのナイフ���も止められた。急接近した二人は互いに睨みつけあう。バジルはナイフを五月雨に滑らせて、圭が前のめりになる。流させた五月雨に当たらないようバジルは身体を捩り、そのまま切っ先を相手の顔に向けた。体勢を崩された圭はしかし頭を振ってその道を避け、寸で、顔の隣を刃が切り裂いていく。背中、互いに振り返ったところで、バジルの右手が自身に誘うかのように内側に動いたのを見て、圭は背後に勢いよく迫る枝の存在に気がついた。同時に五月雨を後ろに振るうと削る確かな感触が伝わってきた。そのまま、回転するように五月雨を前へ、バジルの腹を横に一閃する動き。バジルはまたナイフで受け止めて、二度目の金属音がこだました。  四方八方に意識を集中させていなければ、どこかしらから抉られてしまいそうだった。光が不十分であり人工的な弱々しい植物群ではバジルの力は完全には発揮されないが、それでも、この一つの方向に囚われないあらゆる方向から多発的に攻撃を仕掛けてくるのが、彼の戦い方だった。しかし、これだけの広範囲、これだけの量の植物を掌握している事実に圭は顔を歪める。  連続的に仕掛けるか。しかし、完全に動きを封じられるほどでなくても、筋肉を硬直させようとする地味な痺れがじわじわと圭の身体を疼いている。刃の長さでいえばリーチは圧倒的に自分が長く、至近距離での戦闘なら、と踏んでいた圭もバジルのナイフを突き返すことができず、むしろ押されていた。  圭の額に脂汗が滲む。  その時だった。バジルは後ろに気配を感じて、その場を咄嗟に離れた。圭から間合いをとり、しかし視線は圭から外れて、まだ距離のある地下フィルターの朧気な光に目を向ける。  ほとんど闇の中で、光に照らされて姿を現したのは、女性だった。いや、その背後にもう一人いる。バジルとほぼ同程度の年齢とみられ、大きな団子をつくった髪型に、ボーダーのタンクトップの上に黒い袖の短いシャツを羽織り、ホットパンツの下からは異常なまでに長い羚羊のような足が伸びている。圭もバジルも思わぬ人間の登場に目を丸くした。 「ココ・ロンド」  先にその名を呼んだのは、バジルの方であった。圭は驚きに言葉を失ったまま、彼女、ココを見つめる。  ココは溜息混じりに、圭やバジルを含めて周囲を見回し、今の状況を確認した。 「随分やってくれてるじゃない。こんな地味なところで。何かをしようとしているとは、種を見つけた時から思っていたけど」 「……いつここに気付いた」 「あんた達が気付かないうちに。急に音がしたからもしかしてと思ったけど……また懐かしい奴まで」  薄暗闇の中でも際立つような、明るい茶色の瞳が圭を射抜く。  圭にとってもあまりにも想定外であり信じられない心持ちだったが、これ以上の助太刀は考えられなった。五月雨を構え直し、ココと挟み込むようにバジルを睨みつける。 「調べてみようとする前にくるとは思わなかったけど。で、どうする。三対一、数ではそっちが不利だ」 「……」 「無駄な怪我は、お互い作りたくないでしょ」  静かなバジルに呼応するように、鬱蒼とし生長を続けていた叢の茎が、一斉に萎えつつあった。 「君からも言ってやりな」  ココは隠れるように彼女の後ろに控えている存在に声をかける。陰に潜んでいたかのような黒い髪が輪郭を露わにし、それとは裏腹の金色の獣の瞳が瞬いた。  バジルがその顔――ブレットの顔を確認すると、明らかに狼狽した。  獣の双眸は下を向いて、後ろめたさを引きずっているかのような雰囲気だった。嘗てバハロ近辺で発作に倒れたクロを助けようとしたブレットは、後を追ってきたバジルと戦い、そして敗れた。そういえば、あの日も夕立のような凄まじい雨が降っていた。当時の一挙手一投足が鮮明に思い出せるほどその記憶はまだ新しいが、互いに随分と遠い過去のようでもあった。 「ペンダントだけ残っていたのは引っかかっていたが、本当に生きていたとはな」 「……僕も、まさか、もう一度会えるとは思ってませんでした」  ブレットは怯えているような震える声を出して、勇気を出して顔を上げる。 「バジルさん、この場は……これで収めてください。あなたと無闇に戦いたくないです」  切実な懇願だった。刃物のような沈黙が誰もの胸をすり減らす。  バジルは右手にはめたブレスレットに視線を落と���、その疼くような淡い淡い濃緑の光を一瞥した。 「……決して逃げるな」ぼそりとバジルが呟く。「そうだろう」  バジルを除いた誰もが身体を堅くした。圭は改めて五月雨をバジルに向け、ココはいつでも走り出せるよう一歩踏み出して、ブレットはまだ割り切れない表情を浮かべながら体勢を低くとる。  対してバジルは薄く嘲笑し、右手に持っていたナイフを元のホルダーに収め、ポケットに入れていたボールを取り出した。「創樹」呟いてから、暗い空洞に白い閃光が弾け、彼のポケモン、ピジョットが再び顔を出す。  彼等の足下にびっしりと敷き詰められた叢が、瞬く間に死んだように枯れていく。そもそもこのような人工的な閉塞空間は、バジルが用意したものの、彼にとって最良の環境とは言い難かった。光が届かず養分も足りなければ伸びる草木も細く弱々しい。相手が三人、それも誰もが近距離戦を得意とする面子だった。状況が最悪など、バジルにとっては火を見るよりも明らかであった。  軽やかにピジョットに乗ると、最後に圭と視線をぶつけ合う。 「甘かったのは俺の方だった」  冷たい顔つきだった。熱気を帯びた圭に断罪のような氷の刃を突き立てる。 「次は容赦しない」  痛々しい火花が散り、ピジョットの翼が広がる。風が巻き起こり、水を含みしなっていた圭の上着もぶわりと大きくはためいた。  羽ばたく音が遠のいていく。エアームドを出してその背中を追おうなどと圭は考えなかった。研ぎ澄まされていた闘争心は既に萎えていた。疲労感が後から全身に圧し掛かってくる。異様な感覚だった。確かに懐旧の情を抱いていたのに、後から考えれば圭自身も不思議に思うほど迷いなく刃を向けていた。  羽音が彼方に吸い込まれて完全に聞こえなくなるまで、誰も動かなかった。 「……圭、久々」 「おう」  煮え切らないような空気の最中、思い出したように二人は会話を交わす。圭は五月雨を鞘に収め、肩の力を抜く。尖りきった雰囲気でバジルを圧倒しようとしていたココは、ふっと脱力したかのように笑った。 「あんた、いつのまにアーレイス語身に着けたの? やるねえ。というか、真弥がセントラルにいるのは噂で知っていたけど、圭までいるなんて思わなかった」 「俺も来たのはつい最近だよ。クロもいる」 「クロ? ……そう」  ココは隣にいるブレットに一瞥をくれる。ブレットは唇を引き締めてその言葉を聞いていた。 「……そいつ、誰だっけ」  つられるようにブレットを見ながら、圭は眉間に皺を寄せる。会話の様子を見るにバジルとも関係が深いようだったが、圭はその存在を思い出せないでいた。萎縮したブレットの肩を、ココは守るように力強く叩く。 「ブレットよ。ブレット・クラーク。まあ、覚えてないのも無理ないかもしれないけどさ。元、出来損ないの」 「今も出来損ないですよ」  縮こまっているブレットはそっと苦笑した。 「……ああ。なんか、いたような気もするようなしないような」 「あ、その言い方、全然思い出せてないでしょ」 「ま、そのうち思い出せるだろ。……でも、大丈夫なのかよそいつ」 「何が?」 「どっちにしろ黒の団だったんだろ。けど、俺はよく覚えてないってことはその後に団を出た奴……そんな近くに置いて、裏切ったらどうするんだって話」  戦闘の熱を引きずっていて、圭の神経は未だ尖っていた。ブレットに向ける視線は疑念と敵意を籠めている。一瞬だけココは不思議そうな顔をしてから、そんな圭を吹き飛ばすように豪快に笑い始めた。地下フィルターに明るさが差し込む。 「平気よ。この子、あのバジルに立ち向かったからね。黒の団の裏切り者、ね」 「……ふーん」  圭は疑いを拭わない。真正面から痛い視線を受けるブレットは身体を硬直させるのみだった。  しかし、この場でブレットをとやかく言っている場合ではない。圭は肩を落とす。こうしている間にも、見えない所で刻々と状況は移り変わっているはずだった。 「まあそれは後でいいや。それより他を探しにいかなきゃ……真弥さんが見つけられたのかわからないし」  圭は鞄からポケギアを取り出す。ぎこちない手つきで通話を選択しても、まるで反応しない。電波が届いておらず、ここがセントラルであるにも関わらず地下の閉塞空間だということを、遅れて思い出す。 「なに、はぐれたってわけ」 「つうかバラバラにされたんだ。……今回の目的は俺じゃなかったんだろうな。俺じゃなくて、他だ。いくら数でこっちが有利でも、あの様子じゃ本来バジルが逃げるはずがないだろ。バジルはただの時間稼ぎだった。クロはそんなに心配しなくても大丈夫か……いや、わからないな。あいつ、黒の団に誘われてるって前言ってたし」 「は? まさか」  ココは顔を歪めた。 「本気らしい。団にとっては今でも特別なんだろうな……とにかく、真弥さんに連絡とってみる。ここじゃ電波が届かないみたいだから、俺は外に出るよ」 「あ、待ってよ」  その前に、とココは左手に腕時計のように巻き付けていたポケギアを差し出した。 「ポケギア持ってんなら、連絡先。交換しておいた方が、何かと後で便利でしょ」 「ああ……そうだな」  改めて連絡先を登録する。ココのポケギアは圭よりも真新しく傷が少ない。型は同じだが深い赤色をしていた。小さな機械にまた一つ繋がりができて、それも相手は嘗て今後会うことはないだろうと踏んでいた人間で、こうして唐突とはいえ再び繋がったことに、二人とも不思議な気分で画面を見つめる。 「北区にある真弥さんの家にいる。ただ今日はこんな状態だ、どうなることかわからないけど……落ち着いたらまた連絡する」 「了解」  圭は息をついて再度心を引き締める。が、思い出したように顔を上げると、ココの腕を掴み、女性にしては随分背の高いココの身体が前のめりになったところを、身体を伸ばし、耳元に口を寄せる。 「考えておいてほしいんだ」圭は囁く。「黒の団を倒したい。……協力してくれないか」  ココが目を見開き言葉を失っている間に、圭は手を離し、その身を翻す。枯れた叢を走り抜け、その途中でエアームドを出すと、地下フィルターの狭い出入り口の光へと向かっていった。
 地下フィルターの外は相変わらず雨が降り続けていた。それも、地下に入った時よりもずっと勢いは増しており、バケツがひっくり返ったかのような土砂降りだった。その気配は、長い通路を進むうちに大きくなっていく雨音から容易に感じ取れた。川に通ずる出入り口を抜けると、その水嵩が増しており、濁流となって波まで立てている荒々しい川の様子に圭は圧倒された。まるで狂った獣だと思った。激しい水音の塊の中に、雄叫びのような雷の音まで飛び込んでくる。  ポケギアの画面に視線を移すと、電波の強さを示すアンテナが三本表示されていた。真弥に連絡をとろうと選択をしている間に、先に真弥から通話が飛び込んできて、慌てて選択する。 「真弥さん! 今どこ!?」 『お、圭の方は無事だったか。こっちは東区だ』  昨晩まで散々聴いてきた声なのに、何故だか随分と懐かしかった。 「そっか……バジルはとりあえずなんとかなった。そっちの状況は?」 『流石。ラーナーは回収した。黒の団に捕まってたけどね、無事だよ。けど、かなり憔悴してる。エーフィとブラッキーも今は使えないから、あまり動けない。クロは屋外だ。東区と南東区の間にある、高層ビルにいる』  ラーナーの無事に胸を撫で下ろしたした直後、真弥の発言に耳を疑った。 「なんでそんなことわかるんだよ」 『ノエルは非常に優秀な人材だ、とだけ言っておくよ。まあそれはいいとして、加勢にいってやった方がいい。通話が変に切れたんだけど、その音がな……あいつのポケギア、多分破壊されたね』  圭は息を止める。同時に、別れる直前に不敵に笑う女の顔が蘇る。周到に用意されていた作戦。あまりにも円滑に分断させられた流れ。恐らく時間稼ぎだったバジル。嫌な予感がした。 『俺も行けそうなら向かうけど、期待はするな』 「……了解。探しに行く」  真弥のアパートで落ち合うことを約束した後、通話を切り、エアームドに場所を指示した。  痛いほどの量の雨が降り頻る。逸る感情を抑えて、泥沼のような予感がただの杞憂であることを、今は祈る他なかった。 < index >
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honne-siyo · 8 years ago
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人工知能主導のクルマ革命~自動運転車の普及で自動車業界と社会はどうなる?
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人工知能主導のクルマ革命~自動運転車の普及で自動車業界と社会はどうなる?
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はじめに
現在、世界中で、第4次産業革命の潮流が巻き起こっています。この潮流は、基本的に物理領域、デジタル領域、生物領域の境界をつなげるさまざまなテクノロジーの融合がベースとなっており、人工知能、ビッグデータアナリティクス、IoT の技術はその根幹にあります。第4次産業革命の影響力は、水力・蒸気力による機械工業化を中心とする第1次産業革命、 電力を用いた大量生産に象徴される第2次産業革命、そしてエレクトロニクスと生産の自動化を活用した第3次産業革命に比べて、圧倒的に大きいと言われています注1。
この潮流をけん引しているのは主としてドイツとアメリカです注2。ドイツでは、インダストリー4.0 (Industrie4.0; Industry 4.0)という政府主導の国家的イニシアティブのもと、2013 年より、物理空間と情報空間を融合させる CPS(Cyber-Physical Systems サイバーフィジカルシステム)を基礎としたプラットフォームの開発・活用によって、製造業のスマート化を進めています。このプラットフォームでは、インターネットにつながっ���機器、システム、データアナリティクス、ネットワークがそれぞれリアルタイムでインタラクティブに動作し、製造デザインから始まる製造チェーンと、流通、カスタマーサービスを含むサプライチェーンがシームレスに統合・脱中央化されます注3。
一方、アメリカでは、2014 年に、GE、AT&T、シスコ、IBM、インテルの5社が創設した企業連合 IIC(The Industrial Internet Consortium)が、CPS と同様のコンセプトをもつインダストリアル・インターネット(The Industrial Internet)の実現と普及をあらゆる産業領域で促進しています。インダストリアル・インターネットは、IT(Information Technology)と OT(Operational Technology)を一つに統合し、センサーにつながったモノやヒトが送信し合うデータをアナリティクスで解析する、IoT のエコシステム(第 2 回の記事を参照)の基礎となるメカニズムです注4。
近年自動車業界で加熱している自動運転車の開発・実用化への動きは、この第4次産業革命の象徴とも言えるかもしれません。テスラ・モーターズ社 CEO のイーロン・マスク氏は、2年前に、自動車は自動運転が普通になり、人間による運転は違法にすらなる可能性があると予言しました注5。この過激とも思われたメッセージも、今では現実身を帯びたものとして響きます。今回は、自動車業界の海外メディアを中心に概観し、人工知能主導の自動運転革命の最新事情とビジョン、自動車関連業界および社会全体へのインパクト、および残された課題に迫ります。
自動運転時代へのカウントダウン
世界の自動車産業は、人工知能主導の自動運転時代に向けて大きく舵を切っています。IHS マーキット社の予測では、人工知能システムの新車への搭載率は、2015 年の段階では、わずか 8 %で、主に音声認識の領域に限られていましたが、2025 年には、109 %まで上昇する見込みです。つまりこの時期には、複数かつ多様な人工知能システムが、数多くの乗用車で使用されている可能性が高いのです注6。
自動運転技術の今
すでに、自動運転の前段階として、最近の新型乗用車には、ADAS(Advanced Driver Assistance Systems、先進運転支援システム)が搭載されてきています。ADAS とは、 運転を安全かつ快適なものにするべく、車両システムを、自動化・適応・強化させるシステムです注7。 車線維持・車線逸脱防止支援システム、アダプティブ・クルーズ・コントロール(Adaptive Cruise Control 車間距離制御装置)システム、自動駐車システム、緊急自動ブレーキシステム、衛星ナビゲーションシステムなどがその代表的なものです。ADAS によって特定の状況に限っては「自動」で操舵・加減速ができるようになっています注8。
本格的な自動運転のメカニズムでは、人工知能を背景としたソフトウェアで ADAS システムが統合され、レーダー、カメラ、超音波、ライダーなどの車載センサーで感知・生成された運転環境データを処理し、判断し、適切な対応につなげます 注8。また、自動運転車には、人工知能システムのほかに、コグニティブ・コンピューティングの技術も採用されています。コグニティブ・コンピューティングのシステムは、人間の思考や問題解決を再現するアルゴリズムに基づき、より複雑な運転状況や、乗車する人間の意志、ほかの自動運転車のニーズを深く理解し、必要な行動を決定するのに適切な情報やアドバイスを提供する役割を果たします注9。
自動運転のメカニズムは IoT のエコシステムのなかに位置づけられており、つねにインターネットに接続されている状態になっています。車内のセンサーから集められたデータは、適宜メーカーの開発者やサービス業者に送信・分析され、オンデマンドでのサービス提供に生かされます。たとえば、メンテナンスが必要な時期になれば、自動的にパフォーマンスデータがメーカーに送られ、メーカーがソフトウェアを通じてシステムのアップデートを行ない、医療緊急時には、センサーが自動的に医者を呼ぶ、といったシナリオが想定されています注10。
現時点では、まだ完全自動運転の市販車は存在しませんが、海外では、フォード、テスラ、グーグル(正確には子会社のウェイモ)、GM、ウーバー、アップル、BMW、 ボルボ、ダイムラー、アウディなど代表的なメーカーやテック企業が、その開発に向けて取り組んでいます注11。
自動運転の段階的技術区分
乗用車の自動運転には厳密な技術区分があり、SAE インターナショナル(The Society of Automotive Engineers International、自動車および航空宇宙関連技術分野における世界最大の標準化団体)によれば、2017 年 9 月現在、次の 6 段階と定義されています注12。
●自動運転レベル 0~レベル 2: 人間のドライバーが運転状況を監視する段階
レベル 0: 非自動運転 自動運転機能がなく、ドライバーが常に自身で動的運転タスクを行なう段階 レベル 1: ドライバー支援 操舵・加減速のうちどれか一つの制御系統をドライバー支援システムが操作するが、動的運転タスクのほとんどをドライバーが行なう段階 レベル 2: 部分自動運転 操舵・加減速両方の制御系統をドライバー支援システムが操作するが、ドライバーが必要に応じて運転状況の監視し、動的運転タスクを行なわなければならない段階
●自動運転レベル 3~レベル 5: 自動化された運転システムが運転状況を監視する段階
レベル 3: 条件付き自動運転 自動運転システムがすべての動的運転タスクを行なうが、ドライバーが必要に応じて介入する段階 レベル 4: 高度自動運転 特定の運転状況において、自動運転システムがすべての動的運転タスクを行ない、ドライバーは基本的に介入しない段階 レベル 5: 完全自動運転 あらゆる運転状況において、自動運転システムが常にすべての動的運転タスクを行ない、ドライバーが介入する必要のない段階
2016 年にはテスラのモデルS注13や、ダイムラーのEクラス注14など、すでにレベル 2 の車が登場していました。2017 年には、アウディがレベル 3 の新型車 A8 の実用化を宣言しています注15。2010年からいち早く完全自動運転車の走行実験を始めていたグーグルは、2017年6月に、自社開発のプロトタイプでの実験を打ち切り、高度な市販用自動運転車の開発に集中すべく、FCA の大量生産車、パシフィカをベースとした開発試験に切り替える意向を発表しています注16。ビジネス・インサイダー・インテリジェント社は、部分ないし完全自動運転車が 2020 年には 1000 万台公道を走っているだろうとと予測しています注17。
期待される道路インフラの高度化
自動運転の技術の進化に合わせて期待されているのが、道路インフラの高度化です。TRA(Transportation Resource Associates)社の説明によれば、アメリカでは現在の道路を自動運転車の走行に適したものにするために、かなり大規模なリノベーションが検討されています。
自動運転車にあわせ、まず舗装、路面標示、標識などは、センサーで認識されやすくなるよう最適化されていくことになります。また、自動運転車相互の速度調整や車線変更のモニタリングの実現により、結果的に全体的な高速化が見込まれるため、新たな速度規制が盛り込まれる見込みです。また、現行の高速道路システムで採用されている無線通信技術、DRSC(Dedicated Short Range Communications、専用狭域通信)を強化して、道路側のカメラやセンサーと車との通信を向上させる取り組みがなされつつあります。
当面の過渡期には、既存の道路を利用して非自動運転車、自動運転車それぞれに車線を用意する必要がありますが、まったく新しい道路を人間よりナビゲーション能力の高い完全自動運転車向けに設計するとすれば、道路の幅や出口車線、カーブなどの道路設計も、より省スペースなものとなる可能性があります注18。
自動運転車普及のメリット
自動運転の技術と関連インフラが整い、自動運転が普及することで、多くのメリットがあるとされています。未来学メディア『フューチャリズム』(Futurism)の概略レポート注19の抜粋を参考に、関連するメディアを参照してまとめると、その希望的ビジョンの一端が見えてきます。
もっとも大きな利点は、交通事故の飛躍的な減少です。現在、毎年世界で 125 万人が交通事故で亡くなっています注20が、マッキンゼー・アンド・カンパニー社の調査によれば、自動運転の普及により、アメリカでの交通事故を 90 パーセント減らすことができるということです 注21。
また、上述のように、自動運転車は周囲の環境と互いにコミュニケーションをとれ、ベストなルートを選ぶことができ、かつ、スマートな道路インフラも、交差点などの交通量を最適化しますので、結果として渋滞や、付随するストレスを軽減できる可能性があります注22。
加えて、自動運転車は基本的に EV 車なので注23、環境にも好影響を与えます。欧州委員会のレポートによれば、地球上の交通による CO2 排出量は、1990 年から 2010 年までで 45 パーセントも上昇しています注24。しかし、たとえばアメリカの通常��タクシーが EV 自動運転車におきかわるだけで、2030 年には、マイルごとの排出量を現在の 87 パーセントから 94 パ ーセントは減らせる可能性があるといいます注25。
さらに画期的なメリットは、高齢者層や障碍者層などのモビリティを飛躍的に向上させる可能性を秘めていることです。グーグルの実験で、全盲の男性が一人で完全自動運転車に乗車し、2000 キロ完走できたのは記憶に新しいところです注26。
自動車産業のサービス業化と周辺業界への影響
しかし、自動運転時代の到来は、完全に楽観視できるものではありません。ことに伝統的自動車産業にとってはチャンスであるとともに脅威でもあります。加速する自動運転車の標準化は、シェアリング・エコノミーの台頭と軌を一にしており、業界のビジネスモデルの変容を迫るものだからです。
未来学者のマーティン・フォード氏は、『ロボットの脅威 ―人の仕事がなくなる日』(Rise of the Robots: Technology and the Threat of Jobless Future)注27で、完全自動運転車の多くは所有されず、シェアされるものとなると予測しています。
実際、上記の企業を含めた海外の自動車メーカーの多くは今、自動運転車の開発自体のみならず、シェアされるクルマというコンセプトを前提に、サービス業化の方向へドラスティッにシフトしています。モノとしてよりサービスとしてのクルマ、つまり、CaaS(Cars as a Service 、カーズ・アズ・ア・サービス)、ひいてはサービスとしての交通、TaaS(Transportation as a Service 、トランスポーテーション・アズ・ア・サービス)を提供すべく、新しい体制を整えようとしているのです注28。
自動車業界に先駆けてクルマはシェアされるもの、という文化をけん引し、交通ネットワーク車両サービスというかたちでCaaSを地で行く新しい業界の典型として、ライドシェアやカーシェアがあります注29。
ライドシェアはタクシーサービスの進化系のようなものです。たとえば最大手のウーバーは、スマートフォンのアプリで一般ドライバーの運転するタクシーや自家用車を配車し、相乗りでの乗車・スムーズな決済が行なえるサービスを展開しています注30。一方カーシェアは、言うなればレンタカーの進化系です。こちらの最大手、ジップカーのサービスでは、同じくアプリを利用して現在位置から最も近い空車を指定してレンタル予約することができ、分単位や時間単位といった短距離での利用も受けつけています注31。
こうしたライドシェア・カーシェア業界は、自動運転車の導入を視野に入れています。ウーバーやジップカーは、現在大学の研究チームなど、モビリティエンジニアリング分野に強い専門家やエンジニアたちと協力して、自社の研究開発拠点を展開しています 注30 注31。
既存の自動車メーカーが参入しようとしているのがまさにこの種の新興サービスです。ダイムラーは、すでに乗り捨て可能なカーシェアリングサービス car2go を 2008 年から世界各地で順次開始していますが、最近では、すでに自動駐車技術で提携しているボッシュと自動運転車の開発でも業務提携し、car2go のカーシェアリングサービスへの適用に向けて動いています注32。
同じく自動車メーカーのフォードも、ウーバーと比肩するライドシェア大手のリフトと提携し、自動運転を軸とした配車サービスの開発・展開に向けて動き出しました注33。伝統的自動車メーカーと新興のカーサービスがともに構想するサービスの主流は、利用者がアプリで自動運転車をオンデマンドで呼び出し、目的地まで輸送してもらうといったものです。
自動車関連産業の創造的破壊で、人材への考え方や教育のあり方も変わるという見方もあります。イベントフル・コンファレンス社ダイナミック・コンテンツ・マネジャーのエイドリアン・アーヴェイ氏は、モノづくりの時代に必要とされた優秀な工員や工業系エンジニアに代わり、洗練されたカーデザインのできるアーキテクトや、開発に必要なテック系のサイエンティスト、ソフトウェア・エンジニアへのニーズが高まっていく可能性があるとしています。同氏はまた、こうした人材を獲得する企業間の競争は激化する可能性が高まり、今後めまぐるしく変わりうる技術・規制に適応できるようなフレクシブルな人材教育システムの構築が必須になると見ています 注34。
フォード氏を含めた専門家たちは、こうした流れの中で、しのびよる失業危機も示唆しています。(これは第1回の記事で取り上げた専門職の自動化のシナリオより複雑な産業横断的な危機です)。フォード氏やCBインサイト社は、現在既存の個人所有車を前提としたビジネスモデルのもとで成り立っている業界、たとえば、修理業、車部品業、カーディーリング、タクシー・トラック業などの運輸・運送業、ガソリンスタンドや洗車業、フードデリバリー、自動車教習所などでリストラが起こる可能性があると指摘しています 注27 注35。
そのほか、一見自動車に直接関係のなさそうな業界も、自動運転車と関連サービスの普及によって、多少なりとも影響を受けると言われています。CBインサイト社の分析では、 変化を迫られる業界として、ファーストフード業界(新しいかたちのドライブスルー構築を迫られる)、石油業界(自動車の EV 化によって新たなラベニュー・モデルが必要とされる)、パーキング業界、不動産業界、公共セクター(駐車場構築をめぐるプランニングやサービスの構造的変化を要する)、航空業界(高コストの移動へのニーズの低下によって、 低価格化が求められる)、医療・ヘルスケア業界(怪我人が減ることで、フォーカスするケアのタイプが変わる)、メディア業界(利用者が車内で視聴する番組の質の向上に取り組む必要がでてくる)までもが含まれるとしています 注35。
完全自動運転実現のプロセスでクリアすべき課題
こうした産業構造の変化を視野に入れる必要性と同時に、忘れてはならないのは、完全自動運転の実現までには、まだ多くの課題が残されていることです。越えるべきハードルは、技術、法律、心理面にわたっていくつも存在します。
技術的課題
まず、さまざまなレベルで、安全性をめぐる懸念が議論されています。テスラのモデルSのドライバーが、自動運転モードで死亡事故注36を起こしたように、自動運転技術にはまだ不足があります。スタンフォード大学の機械工学エンジニアリング教授、クリス・ジャーディス氏は、完全自動運転に向けての技術は確実に進歩しているものの、人工知能やコグニティブ・コンピューティングのシステムが担うロジックの部分は、人間のレベルにいたっておらず「われわれ人間の眼や脳とは違う物の見方」をしており、ここに「未解決の問題がある」としています。自動運転車は、将来的に、子供がボールを追って突然車道に飛び出してきたらどのように対処すべきか、現実的な決断ができるほどの人間的能力が求められており、そのレベルに至るまでの技術的道のりはまだ遠いようです注37。
また、ブルッキングス研究所のレポートは、技術的限界によって生じうる具体的な危機的ケースを複数列挙しています。たとえば、豪雨や豪雪、濃霧などの悪天候によって道路状況が悪くなったり、標識が見えにくくなったりといった悪条件のなかでは、どうしても内臓カメラやセンサーの働きに影響することから、自動運転車が正常な運転判断・機能ができなくなり、事故が生じやすくなります 注22。
自動運転車自体に問題はなくても、道路インフラや、通信の質に問題があれば当然事故は増えますし、サイバーセキュリティにも十分な注意が必要です。無線によるハッキングやジャミング(通信妨害)攻撃や、カメラ、レーダー、センサーへの悪意ある妨害操作などは、正常な通信の遮断やアルゴリズムの誤解析につながります注22。
このレポートで自動運転車にとってもっとも大きな脅威とされているのは、GPS などの GNSS(Global Navigation Satellite Systems、全地球測位システム)へのスプーフィング(偽の信号を送信してシステムをかく乱させる)攻撃で、技術者はこうした危険に備えた設計に努める必要があるとされています。さらに、IoT システムを通じて、携帯電話など、デバイスから収集される利用者の個人情報の漏えいも無視できないリスクとして強調されています 注22。
法的課題
技術的問題と関連して法的課題も山積しており、非常に多岐にわたります。ルノー日産のゴーン社長は自動運転車の課題は、技術面より法制面のほうが大きいとさえ指摘しています注38。
上に述べた SAE インターナショナルの自動運転レベルにも関係しますが、法的課題の根本として、そもそもドライバーとは誰を指すかという定義自体を検討する必要があります。ジュネーブ道路交通条約では、これまでドライバーの定義を、車のすべてにわたる制御をコントロールし、国際法制度を完全に順守した「人間」としてきました。しかし、自動運転時代に向けて、ドライバーを「人間かシステム」と規定すべきとするスウェーデンとベルギーの提案もとに、 改正への議論を重ねる方向性を示しています注39。
そのほか、法的検討が必要な領域として、イギリスの有名な法律事務所ミルズ・アンド・リーヴスは、少なくとも以下の分野が含まれるとしています注40。これは同事務所が主としてイギリス国内を想定して表明している見解ですが、国際的にも示唆に富むものです。
●危機的状況に対する安全テスト・安全基準 そもそも、まず上記のような危険な状況に自動運転車の安全性を市販前にどのようにテストするのかが課題です、もちろんヴァーチャルでもシミュレートできますが、やはり実車で、コントロールされた公道上での試運転が必要となります。このテストを段階的に、安全なかたちで行なうための規制が求められます。 また、自動運転車の安全性への期待は高まりますが、当然事故の可能性はゼロではなく、適正な安全基準を規定しなければなりません。
●車の所有権・メンテナンス責任 車が個人で購入されるものではなく、シェアされることが常になる時代には、メーカーなど企業側にすべての責任が移る可能性が高くなります。
●民事責任(損害賠償責任) 完全自動運転車による事故の民事責任は、デザインや機能の不全によって起こったものの場合基本的に (利用者が意図的にハードウェアを破壊した場合などを除いて)、メーカー側に帰することになりえます。ただし、部分自動運転車において事故が起こった場合には、人間とシステムのどちらの手によって起こったものか検証できる記録が必要であり、それを判断する法的基準が必要とされます。
●刑事責任 同様に、完全自動運転車による事故の刑事責任も、個人の所有者が負うことは特別な場合を除いてほとんどなくなり、企業側のほうに移る可能性が高くなります。ただし、車両システムや道路インフラへの第三者による犯罪的操作などに対しては、適切な処罰を規定しなければなりません。
●保険 現在の個人をベースとした保険は時代にそぐわなくなり、メーカーやサービス業者の責任の増加に伴い、新しい保険商品が必要になるため、保険法も変えていかなければなりません。
●データ保護の基準 自動運転車からのデータ収集は安全確保や事故の原因分析、車両マネジメント目的のためなどに必要でありながら、倫理的に適切な範囲で行なわれなければならず、厳重な規制が必要です。
●サイバーセキュリティの基準 すべてのシステムが統合されている自動運転車は、テロリストやハッカーからの攻撃に遭いやすいため、車両製造の段階で法的に求められるセキュリティの基準を高める必要があり、また、関連する処罰規定の強化も望まれます。
●自動運転過渡期の規制 上記を含むすべての課題について、とくに非自動運転から完全自動運転に移る過渡期において、それぞれのステージにおける詳細な規定を作らなければなりません。 さらにトラックなど、貨物自動運転車に関してはさらに別の法規制が必要で、こちらにもコンセンサスが求められます注41。
心理的課題
そして、技術的・法的課題以前に、心理的課題が残されています。長きにわたり従来のクルマ文化に親しんできた現在の人間にとって、まだ未知数の多い自動運転車の普及をどの程度受容できるか、という根本的な問題は、まだ解決されていません 注42。
ミシガン大学交通研究所プロジェクト・マネジャーのブランドン・シャートル、同研究所教授のマイケル・シヴァック両氏による 2016 年の調査によれば、運転免許を持った 618 人のアメリカ一般市民のなかで、 46 %の回答者が伝統的な非自動運転車、39 %が部分自動運転車を支持し、完全自動運転車のほうがよいとした回答者は 16 %にとどまっています 注42。
また、2017 年 3 月から 4 月にアメリカとドイツの一般市民 1519 人に対して行なわれた ガートナー社の調査でも、71 %の回答者は部分自動運転なら利用を考えてもいいと答えた一方、55 %の回答者は完全自動運転車には乗りたくないとしています注43。
おわりに
日本でも、自動運転車実用化の動きは、政府も民間もやや慎重ながら確実に進んでいます。 政府は、2016 年の未来投資会議で、自動運転の実行計画をまとめており、2020 年までに完全自動運転車の実用化、とくに長距離トラックの自動運転化に向けて実験を進めるべく動いています。
また、民間では自動運転開発競争が過熱し、業界の再編成も盛んです。代表的な例で言えば、トヨタがエヌビディアと提携、ホンダもエヌビディア、な���びにソフトバンクやグーグルの子会社ウェイモと提携しました。レベル 4 以上の自動運転車の実用化予定はトヨタが 2023 年、ホンダは 2025 年をめどとしています。
こうした国内の動きは 2020 年から 2021 年を実用化元年の目標として設定している海外の動きに比べるとやや遅いと言えます。業界を超えた IoT のエコシステムの整備の進捗なども含めて、海外のペースから遅れが生じることで、社会にどのような影響がもたらされるのか、気になるところです。
また、現在、国内では個々の業界・組織レベルの働き方改革が盛んではありますが、自動運転パラダイムの到来に見る、業界横断的な労働市場の変化、および新たなビジネスの創出の必要性や具体的な促進支援策に関しては、議論がまださほどなされていないような印象を受けます。
向こう数年で人類が向かっていく自動運転時代の全容を、今からでも各業界、 社会全体が一丸となって理解し、ともに対応を検討・実行していくことが急務になるでしょう。
参考文献・参照サイト
注1: Schwab, Klaus. “The Fourth Industrial Revolution: What It Means, How to Respond.” World Economic Forum,14 Jan. 2016, https://www.weforum.org/agenda/2016/01/the-fourth-industrial-revolution-what-it-means-and-how-to-respond/
注2: “The Internet of Things: Industrie 4.0 vs. the Industrial Internet.” MAPI Foundation, 23 Jul. 2015, https://mapifoundation.org/economic/2015/7/23/the-internet-of-things-industrie-40-vs-the-industrial-internet
注3: “Industrie 4.0: Smart Manufacturing for the Future.” Die Germany Trade and Invest, 11 May. 2016, https://www.gtai.de/GTAI/Content/EN/Invest/_SharedDocs/Downloads/GTAI/Brochures/Industries/industrie4.0-smart-manufacturing-for-the-future-en.pdf
注4: “The Industrial Internet Consortium.” The Industrial Internet Consortium, n.d., http://www.iiconsortium.org/ see also Itasse, Stephane. “USA: Industry 4.0 the American Way.” Process Worldwide, 27 May. 2016, https://www.process-worldwide.com/usa-industry-40-the-american-way-a-536602/
注5 Konzer, Tony. “Tesla Motors CEO Elon Musk Says Future of Autonomous Cars is Nigh.” Nvidia, 17 Mar. 2015, https://blogs.nvidia.com/blog/2015/03/17/tesla-elon-musk-nvidia/
注6: “Artificial Intelligence Systems for Autonomous Driving on the Rise, IHS Says.” IHS Markit, 13 Jun. 2016, http://news.ihsmarkit.com/press-release/artificial-intelligence-systems-autonomous-driving-rise-ihs-says
注7: “ADAS Advanced Driver Assistance Systems: Definition.” Auto Connected Car News, n.d., http://www.autoconnectedcar.com/adas-advanced-driver-assistance-sytems-definition-a uto-connected-car/
注8: “How Does a Self-Driving Car Work?” The Economist,12 May. 2015, https://www.economist.com/blogs/economist-explains/2013/04/economist-explains-how-self-driving-car-works-driverless
注9: Hans, Joel. “What’s the Difference Between Cognitive Computing and AI?” RI Insights.Com, 19 Sep.2017, https://www.rtinsights.com/whats-the-difference-between-cognitive-computing-and-ai/
注10: Philip, Sulu. “5 Ways Artificial Intelligence is Driving the Automobile Industry.” Big Data Made Simple, 17 Mar. 2017, http://bigdata-madesimple.com/5-ways-artificial-intelligence-is-driving-the-automobile-industry/ see also Mohammed, Jahangir. “How Connected Cars Have Established A New Ecosystem Powered By IoT.” Techcrunch, 31 Jan. 2017, https://techcrunch.com/2015/01/31/how-connected-cars-have-established-a-new-ecosystem-powered-by-iot/
注11: Muoio, Danielle. “Here are All the Companies Racing to Put Driverless Cars on the Road by 2020.” Business Insider, 7 Apr. 2016, http://www.businessinsider.com/google-apple-tesla-race-to-develop-self-driving-cars-by-2020-2016-4/#tesla-is-aiming-to-have-its-driverless-technology-ready-by-2018-1
注12: “Automated Driving: Levels of Driving Automation are Defined in New SAE International Standard J3016.” SAE International, n.d., https://www.sae.org/misc/pdfs/automated_driving.pdf
注13: Nelson, Gabe. “Tesla Beams Down ‘Autopilot’ Mode to Model S.” Automotive News, 14 Oct. 2015, http://www.autonews.com/article/20151014/OEM06/151019938/tesla-beams-down-autop ilot-mode-to-model-s
注14: “Mercedes-Benz E-Class E200 and E220d 2016 Review.” Cars Guide, 29 Jul. 2016, https://www.carsguide.com.au/car-reviews/mercedes-benz-e200-and-e220d-2016-review-44137
注15: Taylor, Michael. “The Level 3 Audi A8 Will Almost Be The Most Important Car In The World.” Forbes, 10 Sep. 2017, https://www.forbes.com/sites/michaeltaylor/2017/09/10/tthe-level-3-audi-a8-will-almost-be-the-most-important-car-in-the-world/#3c1eb625fb3d
注16: Ahn, YooJung.“From Post-it Note to Prototype:The Journey of Our Firefly.” Medium,12 Jun. 2017, https://medium.com/waymo/from-post-it-note-to-prototype-the-journey-of-our-firefly-30569ac8fd5e
注17: “10 Million Self-Driving Cars will be on the Road by 2020.” Business Insider, 15 Jun. 2016, http://www.businessinsider.com/report-10-million-self-driving-cars-will-be-on-the-road-by-2020-2015-5-6
注18: Eldredge, Barbara. “5 Ways Driverless Cars Will Change Our Roads and Highways.” Curbed, 6 Sep. 2016, https://www.curbed.com/2016/9/6/12804434/driverless-cars-highways-roads-uber-google , see also“Staying in Control: Bridging the Gaps in Autonomous Vehicle Safety.” TRA, Sep. 2016, https://www.traonline.com/wp-content/uploads/2016/08/Staying-in-Control-Bridging-the-Gaps-in-Autonomous-Vehicle-Safety-TRA-Sept-2016.pdf
注19: “Benefits of Driverless Cars.” Futurism, 25 Nov. 2016, https://futurism.com/images/7-benefits-of-driverless-cars/
注20: “Road Traffic Injuries: Factsheet.” WHO, May. 2017, http://www.who.int/mediacentre/factsheets/fs358/
注21: Bertoncello, Michele and Dominik Wee. “Ten Ways Autonomous Driving Could Redefine the Automotive World.” McKinsey and Company, Jun. 2015.https://www.mckinsey.com/industries/automotive-and-assembly/our-insights/ten-ways-autonomous-driving-could-redefine-the-automotive-world
注22: West, Darrell M. “Moving forward: Self-Driving Vehicles in China, Europe, Japan, Korea, and the United States.” The Center for Technology Innovation at Brookings. 20 Sep. 2016, https://www.brookings.edu/wp-content/uploads/2016/09/driverless-cars-2.pdf
注23: Yamauchi, Mia. “How will Autonomous Vehicles Charge Themselves?”. Plugless, n.d. https://www.pluglesspower.com/learn/solve-last-mile-vehicle-autonomy/
注24: Olivier, Jos G.J., Greet Janssens-Maenhout, Jeroen A.H.W. Peters, and Julian Wilson. “Long-Term Trend In Global CO2 Emissions: 2011 Report.” PBL Netherlands Environmental Assessment Agency, 2011, http://edgar.jrc.ec.europa.eu/news_docs/C02%20Mondiaal_%20webdef_19sept.pdf
注25: Greenblatt, Jeffery B. and Samveg Saxena. “Autonomous Taxis Could Greatly Reduce Greenhouse-Gas Emissions of US Light-Duty Vehicles.” Nature Climate Change, vol 5. , 6 Jul. 2015, pp. 860-863. http://www.nature.com/nclimate/journal/v5/n9/full/nclimate2685.html
注26: Halsey III, Ashley and Michael Laris. “Blind Man Sets Out Alone in Google’s Driverless Car.” The Washington Post, 13 Dec. 2016, https://www.washingtonpost.com/local/trafficandcommuting/blind-man-sets-out-alone-in-googles-driverless-car/2016/12/13/f523ef42-c13d-11e6-8422-eac61c0ef74d_story.html
注27: Ford, Martin. Rise of the Robots: Technology and the Threat of a Jobless Future. Reprint Edition. Basic Books, 2016. https://www.amazon.com/Rise-Robots-Technology-Threat-Jobless/dp/0465097537/ref=t mm_pap_swatch_0?_encoding=UTF8 , see also マーティン・フォード著 松本剛史訳『ロボットの脅威―人の仕事がなくなる日』日本経済新聞出版社、2015 年。 https://eb.store.nikkei.com/asp/ShowItemDetailStart.do?itemId=D3-00035663C0
注28: Maytom, Tim. “When the Car Becomes a Service.” Mobile Marketing, 28 Feb. 2017. http://mobilemarketingmagazine.com/when-the-car-becomes-a-service see also “The Road to Transportation-As-A-Service.” CB Insights, 9 May, 2017, https://www.cbinsights.com/research/transportation-tech-auto-service-trends/
注29: Martucci, Brian. “Ride Sharing and Car Sharing – Cheaper Than Owning a Car?” Money Crashers, n.d. https://www.moneycrashers.com/ridesharing-carsharing/
注30: “Uber: Sign Up to Drive or Tap and Ride.” Uber, n.d. https://www.uber.com/en-JP/
注31: “Car Sharing: An Alternative to Car Rental with Zipcar.” Zipcar, n.d. http://www.zipcar.com/
注32: “Future mobility: Bosch and Daimler Join Forces to Work on Fully Automated, Driverless System.” Daimler, 4 Apr. 2017, http://media.daimler.com/marsMediaSite/instance/ko.xhtml?oid=16389692&filename=F uture-mobility-Bosch-and-Daimler-join-forces-to-work-on-fully-automated-driverless-sy stem
注33: Etherington, Darrell. “Ford and Lyft’s New Self-Driving Partnership Likely to be a Standard Model.” Techcrunch, 27 Sep. 2017, https://techcrunch.com/2017/09/27/ford-and-lyfts-new-self-driving-partnership-likely-to-be-a-standard-model/
注34: Ervay, Adrienne. “Top Tech Challenges Disrupting and Revolutionizing the Auto Industry.” Digitalist Magazine, 14 Sep. 2017, http://www.digitalistmag.com/digital-economy/2017/09/14/top-tech-challenges-disruptin g-revolutionizing-auto-industry-05365751
注35: “24 Industries Other than Auto that Driverless Cars Could Turn Upside Down.” CB Insights, 31 Jul. 2017, https://www.cbinsights.com/research/13-industries-disrupted-driverless-cars/
注36: Ferris, Robert. “Tesla Autopilot System’s ‘Limitations’ Played ‘Major Role’ in 2016 Crash: NTSB.” CNBC, 12 Sep, 2017, https://www.cnbc.com/2017/09/12/operational-limitations-of-tesla-autopilot-system-played-major-role-in-2016-crash-ntsb.html
注37: “Are We There Yet?: The Legal Aspects of Driverless Cars.” American Bar Association, Oct. 2015. https://www.americanbar.org/publications/youraba/2015/october-2015/are-we-there-yet–the-legal-aspects-of-driverless-cars.html
注38: “Self-Driving Cars May Hit Roads in 2018: Renault-Nissan CEO.” Reuters, 4 Jun, 2014, https://www.reuters.com/article/us-autos-ghosn/self-driving-cars-may-hit-roads-in-2018-renaul t-nissan-ceo-idUSKBN0EE1UU20140603
注39: Economic Commission for Europe Inland Transport Committee Working Party on Road Traffic Safety United Nations. “Report of the Seventieth session of the Working Party on Road Traffic Safety: Addendum.” United Nations Economic and Social Council. 23-26 Mar. 2015, https://www.unece.org/fileadmin/DAM/trans/doc/2015/wp1/ECE-TRANS-WP1-149-Aadd-1e.pdf see also Hamilton, Stephen. “Driverless Cars: The Road Ahead and the Liability Implications.” Mills and Reeve, Slideshare, Apr. 2016, https://www.slideshare.net/MGA A/mills-reeve-driverless-cars-april-2016
注40:Mills and Reeve. “Driverless Cars: The Top 10 Legal Issues.” Technology Law Update, 8 Dec. 2014, http://www.technology-law-blog.co.uk/2014/12/driverless-cars-the-top-10-legal-issues.html
注41: “Driverless Trucks: New Report Maps Out Global Action on Driver Jobs and Legal Issues.” International Transport Forum, 31 May, 2017, https://www.itf-oecd.org/driverless-trucks-new-report-maps-out-global-action-driver-jobs-and-legal-issues
注42: Schoettle, Brandon and Michael Sivak, “Motorists’ Preferences for Different Levels of Vehicle Automaton: 2016.” University of Michigan Sustainable Worldwide Transportation, May, 2016, http://umich.edu/~umtriswt/PDF/SWT-2016-8.pdf
注43: “Gartner Survey Reveals 55 Percent of Respondents Will Not Ride in a Fully Autonomous Vehicle.” Gartner, 24 Aug, 2017, http://www.gartner.com/newsroom/id/3790963
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and273 · 7 years ago
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SEP 26, 2018 Kyoto Japan by iPhone7+ #そういえば音楽の世界はハイレゾの時代になったって言うけど昔の音楽CDを再生する技術もどんどん進歩してるんですかね #iPhoneデビューした時にCDを読み込んだ時のファイル容量の大きさと音質のバランスについて色々と調べて試してみた結論としてずっとAAC形式の256kbpsで取り込んでるんだけどもしかしていよいよCD丸ごとそのまま非圧縮のWAV形式で読み込み直す時が来たのかなと #ところが全然ちがったのでした === 整理 【WAV】 ・CD丸ごとそのまま非圧縮(起源はWindows) ・ビットレート 1411kbps ・とにかくファイルサイズが大きい 【AIFF】 ・CD丸ごとそのまま非圧縮(起源はMac) ・今となってはマイナーで対応機種が少ない 【MP3】1995年〜 ・人間には聞こえない範囲を中心にデータを減らしてファイル容量を小さくしたもの 【AAC】1997年〜 ・MP3の改良版 ・音質と容量のバランスで選ぶならこれ ・iTunesの上限は最高320kbpsまで ・iTunesで現在ダウンロードできる曲はAACの256kbps ・2012年までは128kbpsだったからさすがに音が悪いと文句が出た ・AACの128kbpsと256kbpsの差は女性ボーカルの高音部でわかりやすい 【ALAC】 ・Apple Lossless(アップル・ロスレス) ・AACとCD丸ごと非圧縮の中間 === 【ビットレート】 ・1秒間にどれだけのデータが入っているか ・ビットレートを下げるほど高音域がカットされる ・ビットレート128kbpsだとMP3は15kHzまでだしAACも18khzまで ・ビットレート160kbpsだとMP3もAACもだいたい19kHzから上はカットされる ・音の良し悪しは高音域やビットレートだけでは決まらないけどね ・AACの256kbpsがだいたいMP3の320kbpsと同程度で通常は192bpsでも十分なはず === 【ビットレートとデータ容量】 (1分間あたり) 128kbps 0.94MB 160kbps 1.17MB 192kbps 1.41MB 256kbps 1.88MB ★ 320kbps 2.34MB === #ここで思い出したのが加齢とともに聴き取れる周波数帯が狭くなっていくという話 #18歳ぐらいからゆるやかに始まって50歳あたりから加速する #どこまで聞こえるかはその日の体調などでも変わるとかその辺を予習してから聴力検査のアプリを2つダウンロードして試してみた #今の私が聴き取れる高音の上限は13.5kHzで14kHzになるとまったく聞こえない #それから右耳は4kHzあたりが苦手らしい === #AAC形式だとビットレートを128kbpsまで下げても高音域は18kHzまで残るから私専用と割り切るなら今後は256kbpsで取り込む必要はなさそう #CD1枚あたりWAV形式だと640MBとかになるのがAAC形式だと64MBぐらいで収まってファイル容量と音質のバランスっていうのはそういうことなんだけど256kbpsをやめて全部128kbpsで取り込み直すと単純計算で現在32GBある音楽データが半分になる #音の良し悪しって高音域だけじゃないらしいから結論としてはこれからもCDとの違いをほとんど感じないレベルとされてるAAC形式の256bpsで行くけどね #iPhoneやiPadレベルの音質でしかも移動中にノイズキャンセリングのヘッドフォンで聴く程度ならWAV形式はもちろんAACの320kbpsも必要なくて256kbpsでも十分にオーバースペックみたいだよ === #さらに4kHzって具体的にどんな音なのかトーンジェネレーターというアプリで確かめてみた #普通に耳に当ててみると左右の耳で聞こえ方に差は感じないんだけどな #ちなみに今の私が聴き取れる低音の下限は約60Hzだった #つまり今の私の可聴域は60Hzから13500Hzまでで一般的には20Hzから20kHzらしいから私の耳はけっこう老化してるっぽい #カーステレオの低音域がどうこうググってたけど60Hzより下が聞こえないなら普通のスピーカーだけで十分にカバーできてるからサブウーハーは不要な気がしてきた #あと88鍵のピアノは27.5Hzから4186Hzだそうで一番上でも約4.2kHz弱って実はピアノの高音ってあんまり高音じゃないんだね #それからピアノの鍵盤のいちばん左側の30Hz前後って3割ぐらいの人は聞こえてないらしい #911ワゴンRのスピーカーを変えたら急に魅力を感じるようになってきたトランペットは165Hzから932Hzだとかバイオリンは200Hzから2637Hzとか調べるといっぱい出てくる https://www.instagram.com/p/BoMe2TVn0rS/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=ld1mbo9o842v
#そういえば音楽の世界はハイレゾの時代になったって言うけど昔の音楽cdを再生する技術もどんどん進歩してるんですかね#iphoneデビューした時にcdを読み込んだ時のファイル容量の大きさと音質のバランスについて色々と調べて試してみた結論としてずっとaac形式の256kbpsで取り込んでるんだけどもしかしてい#ところが全然ちがったのでした#ここで思い出したのが加齢とともに聴き取れる周波数帯が狭くなっていくという話#18歳ぐらいからゆるやかに始まって50歳あたりから加速する#どこまで聞こえるかはその日の体調などでも変わるとかその辺を予習してから聴力検査のアプリを2つダウンロードして試してみた#今の私が聴き取れる高音の上限は13#それから右耳は4khzあたりが苦手らしい#aac形式だとビットレートを128kbpsまで下げても高音域は18khzまで残るから私専用と割り切るなら今後は256kbpsで取り込む必要はなさそう#cd1枚あたりwav形式だと640mbとかになるのがaac形式だと64mbぐらいで収まってファイル容量と音質のバランスっていうのはそういうことなんだけど256kbpsをやめて全部128kbpsで取り込み直すと#音の良し悪しって高音域だけじゃないらしいから結論としてはこれからもcdとの違いをほとんど感じないレベルとされてるaac形式の256bpsで行くけどね#iphoneやipadレベルの音質でしかも移動中にノイズキャンセリングのヘッドフォンで聴く程度ならwav形式はもちろんaacの320kbpsも必要なくて256kbpsでも十分にオーバースペックみたいだよ#さらに4khzって具体的にどんな音なのかトーンジェネレーターというアプリで確かめてみた#普通に耳に当ててみると左右の耳で聞こえ方に差は感じないんだけどな#ちなみに今の私が聴き取れる低音の下限は約60hzだった#つまり今の私の可聴域は60hzから13500hzまでで一般的には20hzから20khzらしいから私の耳はけっこう老化してるっぽい#カーステレオの低音域がどうこうググってたけど60hzより下が聞こえないなら普通のスピーカーだけで十分にカバーできてるからサブウーハーは不要な気がしてきた#あと88鍵のピアノは27#それからピアノの鍵盤のいちばん左側の30hz前後って3割ぐらいの人は聞こえてないらしい#911ワゴンrのスピーカーを変えたら急に魅力を感じるようになってきたトランペットは165hzから932hzだとかバイオリンは200hzから2637hzとか調べるといっぱい出てくる
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