#このあとリアルに底擦りましたよ
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車検中。
Car inspection in progress.
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240805 月
【焦りを捏造する方法】
大前提:基本的に「独りで焦る事ができる」人間はいません。「リアルな他者との摩擦や衝突」なしに頑張れる人間ってもんはいません
だから何かしらのコミュニティに無理矢理所属するところから「焦り」を生み出していきます
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1:まず、脅迫的で抑圧的な環境に所属する(あえて非人間的で厳しいリーダー / コーチの下に所属する)
2:遊んでたら、あるいはオーダー外の仕事をしてたらヤバい(でも遊ばなきゃだし他クライアントの仕事もしなきゃならない)という状況を作る
3:鬼リーダーの隙を見計らって自分が本当にやりたい事とやるべき事をやり、鬼リーダーのオーダーもそつなくこなす
4:不満を持つ同士を集め脱出に向けたチームを編成し、性格合わずとも利害の為に結託し背中を任す
こういう「脱出ゲーム的シチュエーション」を意識的に見出す事で「ポジティブな焦燥」を維持する
自分達のやる気がなくとも「謎の使命感と自負心持ったちょっと頭のネジ外れた実力���」が集団の中に1~2人いれば自ずと環境の「脅迫度」は上がってゆく
その上で「ブラック環境凌いで永住できるポテンシャル」獲得し、「今よりも人間的で自由な世界へ旅立ちたい」と心の底から願い、自分の中のさらなる潜在ポテンシャルを引き出すのだ
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【あとがき】
これは本来やる必要のない反乱行為。自作自演のヘイト捏造
自分と相性よい毒親に一般論ぶつけて「敵」に貶め、予定調和的に裏切らんとするマッチポンプ
だから端的に言って「失礼で傲慢で恩知らず」なムーブ
でもさ、それやらんと全部自分が悪いって事になっちゃうじゃん(そうでしかないんだけど)
なーんか、自分がちょっと革命に携わったヒーロー側って認識しないと全部申し訳なくなっちゃうじゃん
その申し訳無さに敗けてコミュニティへの所属諦め引きこもっちゃうわけでしょ? んで歳だけとって卑屈未練の後悔の日々
毎日休まず仕事してたってそのIfの世界線はすぐ隣に見えてんだ
いい人でいようとする努力なんてやめていいんだよ
全然同情の余地ある、理屈的になんの破綻もない強者を勝手に「敵扱い」して恨んで憎んで「支配から脱出する!」って息巻いちゃっていいんだよ
キャパある強者(親)ならそれも許すって。許されなかったら、より一層面白い展開になるんだしいいじゃん(ごめん、やだよな... 自分そんな目にあった事ないから言えるだけだわこれ)
生存者バイアスだよなー、この物言い。でもほんと、少なくとも僕が携わった強者は僕の裏切り行為に対し皆「超・寛容」でしたよ
これまた自分の落ち度棚上げした下品で酷い物言いですが、僕を許さなかった人って押し並べて「人間がクッッッッソ小さい小物」です
はい、本当にそう。当人らが一番わかってんだこれ。ごめんな、死体蹴りしちまって
いや、本当にその節はご迷惑かけて申し訳ございませんでした。キャパないのにキャパある人達だって信じてすがって甘えちゃったんすよ、俺も「人を観る目全然ない」から
なんかいっつも偉そうな事言ってるし自信たっぷりだったから「まさかそこまで打たれ弱い人」だなんて思わないじゃん?
端的に言って詐欺られましたよ。あんたらすげぇ格好悪ぃやつらだよな、なら最初からちゃんと看板にそう書いとけよ
いや、ほんと... すんません。悪気、あるわこれ
僕、格好悪いものアレルギーなんで、つい...(バカ、この一連の発言遠からずブーメランになって刺さるぞ、自分もこれから力失ってどんどん格好悪くなっていくに決まってんだから。張っとけ張っとけ、ダッサい予防線)
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11180143
愛読者が、死んだ。
いや、本当に死んだのかどうかは分から��い。が、死んだ、と思うしか、ないのだろう。
そもそも私が小説で脚光を浴びたきっかけは、ある男のルポルタージュを書いたからだった。数多の取材を全て断っていた彼は、なぜか私にだけは心を開いて、全てを話してくれた。だからこそ書けた、そして注目された。
彼は、モラルの欠落した人間だった。善と悪を、その概念から全て捨て去ってしまっていた。人が良いと思うことも、不快に思うことも、彼は理解が出来ず、ただ彼の中のルールを元に生きている、パーソナリティ障害の一種だろうと私は初めて彼に会った時に直感した。
彼は、胸に大きな穴を抱えて、生きていた。無論、それは本当に穴が空いていたわけではないが、彼にとっては本当に穴が空いていて、穴の向こうから人が行き交う景色が見え、空虚、虚無を抱いて生きていた。不思議だ。幻覚、にしては突拍子が無さすぎる。幼い頃にスコンと空いたその穴は成長するごとに広がっていき、穴を埋める為、彼は試行し、画策した。
私が初めて彼に会ったのは、まだ裁判が始まる前のことだった。弁護士すらも遠ざけている、という彼に、私はただ、簡単な挨拶と自己紹介と、そして、「理解しない人間に理解させるため、言葉を紡ぎませんか。」と書き添えて、名刺と共に送付した。
その頃の私は書き殴った小説未満をコンテストに送り付けては、音沙汰のない携帯を握り締め、虚無感溢れる日々をなんとか食い繋いでいた。いわゆる底辺、だ。夢もなく、希望もなく、ただ、人並みの能がこれしかない、と、藁よりも脆い小説に、私は縋っていた。
そんな追い込まれた状況で手を伸ばした先が、極刑は免れないだろう男だったのは、今考えてもなぜなのか、よくわからない。ただ、他の囚人に興味があったわけでもなく、ルポルタージュが書きたかったわけでもなく、ただ、話したい。そう思った。
夏の暑い日のことだった。私の家に届いた茶封筒の中には白無地の紙が一枚入っており、筆圧の無い薄い鉛筆の字で「8月24日に、お待ちしています。」と、ただ一文だけが書き記されていた。
こちらから申し込むのに囚人側から日付を指定してくるなんて、風変わりな男だ。と、私は概要程度しか知らない彼の事件について、一通り知っておこうとパソコンを開いた。
『事件の被疑者、高山一途の家は貧しく、母親は風俗で日銭を稼ぎ、父親は勤めていた会社でトラブルを起こしクビになってからずっと、家で酒を飲んでは暴れる日々だった。怒鳴り声、金切声、過去に高山一家の近所に住んでいた住人は、幾度となく喧嘩の声を聞いていたという。高山は友人のない青春時代を送り、高校を卒業し就職した会社でも活躍することは出来ず、社会から孤立しその精神を捻じ曲げていった。高山は己の不出来を己以外の全てのせいだと責任転嫁し、世間を憎み、全てを恨み、そして凶行に至った。
被害者Aは20xx年8月24日午後11時過ぎ、高山の自宅において後頭部をバールで殴打され殺害。その後、高山により身体をバラバラに解体された後ミンチ状に叩き潰された。発見された段階では、人間だったものとは到底思えず修復不可能なほどだったという。
きっかけは近隣住民からの異臭がするという通報だった。高山は殺害から2週間後、Aさんだった腐肉と室内で戯れている所を発見、逮捕に至る。現場はひどい有り様で、近隣住民の中には体調を崩し救急搬送される者もいた。身体に、腐肉とそこから滲み出る汁を塗りたくっていた高山は抵抗することもなく素直に同行し、Aさん殺害及び死体損壊等の罪を認めた。初公判は※月※日予定。』
いくつも情報を拾っていく中で、私は唐突に、彼の名前の意味について気が付き、二の腕にぞわりと鳥肌が立った。
一途。イット。それ。
あぁ、彼は、ずっと忌み嫌われ、居場所もなくただ産み落とされたという理由で必死に生きてきたんだと、何も知らない私ですら胸が締め付けられる思いがした。私は頭に入れた情報から憶測を全て消し、残った彼の人生のカケラを持って、刑務所へと赴いた。
「こんにちは。」
「こんにちは。」
「失礼します。」
「どうぞ。」
手錠と腰縄を付けて出てきた青年は、私と大して歳の変わらない、人畜無害、悪く言えば何の印象にも残らない、黒髪と、黒曜石のような真っ黒な瞳の持ち主だった。奥深い、どこまでも底のない瞳をつい値踏みするように見てしまって、慌てて促されるままパイプ���子へと腰掛けた。彼は開口一番、私の書いている小説のことを聞いた。
「何か一つ、話してくれませんか。」
「え、あ、はい、どんな話がお好きですか。」
「貴方が一番好きな話を。」
「分かりました。では、...世界から言葉が消えたなら。」
私の一番気に入っている話、それは、10万字話すと死んでしまう奇病にかかった、愛し合う二人の話。彼は朗読などしたこともない、世に出てすらいない私の拙い小説を、目を細めて静かに聞いていた。最後まで一度も口を挟むことなく聞いているから、読み上げる私も自然と力が入ってしまう。読み終え、余韻と共に顔を上げると、彼はほろほろ、と、目から雫を溢していた。人が泣く姿を、こんなにまじまじと見たのは初めてだった。
「だ、大丈夫ですか、」
「えぇ。ありがとうございます。」
「あの、すみません、どうして私と、会っていただけることになったんでしょうか。」
ふるふる、と犬のように首を振った彼はにこり、と機械的にはにかんで、机に手を置き私を見つめた。かしゃり、と決して軽くない鉄の音が、無機質な部屋に響く。
「僕に大してアクションを起こしてくる人達は皆、同情や好奇心、粗探しと金儲けの匂いがしました。送られてくる手紙は全て下手に出ているようで、僕を品定めするように舐め回してくる文章ばかり。」
「...それは、お察しします。」
「でも、貴方の手紙には、「理解しない人間に理解させるため、言葉を紡ぎませんか。」と書かれていた。面白いな、って思いませんか。」
「何故?」
「だって、貴方、「理解させる」って、僕と同じ目線に立って、物を言ってるでしょう。」
「.........意識、していませんでした。私はただ、憶測が嫌いで、貴方のことを理解したいと、そう思っただけです。」
「また、来てくれますか。」
「勿論。貴方のことを、少しずつでいいので、教えてくれますか。」
「一つ、条件があります。」
「何でしょう。」
「もし本にするなら、僕の言葉じゃなく、貴方の言葉で書いて欲しい。」
そして私は、彼の元へ通うことになった。話を聞けば聞くほど、彼の気持ちが痛いほど分かって、いや、分かっていたのかどうかは分からない。共鳴していただけかもしれない、同情心もあったかもしれない、でも私はただただあくる日も、そのあくる日も、私の言葉で彼を表し続けた。私の記した言葉を聞いて、楽しそうに微笑む彼は、私の言葉を最後まで一度も訂正しなかった。
「貴方はどう思う?僕の、したことについて。」
「...私なら、諦めてしまって、きっと得物を手に取って終わってしまうと思います。最後の最後まで、私が満たされることよりも、世間を気にしてしまう。不幸だと己を憐れんで、見えている答えからは目を背けて、後悔し続けて死ぬことは、きっと貴方の目から見れば不思議に映る、と思います。」
「理性的だけど、道徳的な答えではないね。普通はきっと、「己を満たす為に人を殺すの��躊躇う」って、そう答えるんじゃないかな。」
「でも、乾き続ける己のままで生きることは耐え難い苦痛だった時、己を満たす選択をしたことを、誰が責められるんでしょうか。」
「...貴方に、もう少し早く、出逢いたかった。」
ぽつり、零された言葉と、アクリル板越しに翳された掌。温度が重なることはない。触れ合って、痛みを分かち合うこともない。来園者の真似をする猿のように、彼の手に私の手を合わせて、ただ、じっとその目を見つめた。相変わらず何の感情もない目は、いつもより少しだけ暖かいような、そんな気がした。
彼も、私も、孤独だったのだと、その時初めて気が付いた。世間から隔離され、もしくは自ら距離を置き、人間が信じられず、理解不能な数億もの生き物に囲まれて秩序を保ちながら日々歩かされることに抗えず、翻弄され。きっと彼の胸に空いていた穴は、彼が被害者を殺害し、埋めようと必死に肉塊を塗りたくっていた穴は、彼以外の人間が、もしくは彼が、無意識のうちに彼から抉り取っていった、彼そのものだったのだろう。理解した瞬間止まらなくなった涙を、彼は拭えない。そうだった、最初に私の話で涙した彼の頬を撫でることだって、私には出来なかった。私と彼は、分かり合えたはずなのに、分かり合えない。私の言葉で作り上げた彼は、世間が言う狂人でも可哀想な子でもない、ただ一人の、人間だった。
その数日後、彼が獄中で首を吊ったという報道が流れた時、何となく、そうなるような気がしていて、それでも私は、彼が味わったような、胸に穴が開くような喪失感を抱いた。彼はただ、理解されたかっただけだ。理解のない人間の言葉が、行動が、彼の歩く道を少しずつ曲げていった。
私は書き溜めていた彼の全てを、一冊の本にした。本のタイトルは、「今日も、皮肉なほど空は青い。」。逮捕された彼が手錠をかけられた時、部屋のカーテンの隙間から空が見えた、と言っていた。ぴっちり閉じていたはずなのに、その時だけひらりと翻った暗赤色のカーテンの間から顔を覗かせた青は、目に刺さって痛いほど、青かった、と。
出版社は皆、猟奇的殺人犯のノンフィクションを出版したい、と食い付いた。帯に著名人の寒気がする言葉も書かれた。私の名前も大々的に張り出され、重版が決定し、至る所で賛否両論が巻き起こった。被害者の遺族は怒りを露わにし、会見で私と、彼に対しての呪詛をぶちまけた。
インタビュー、取材、関わってくる人間の全てを私は拒否して、来る日も来る日も、読者から届く手紙、メール、SNS上に散乱する、本の感想を読み漁り続けた。
そこに、私の望むものは何もなかった。
『あなたは犯罪者に対して同情を誘いたいんですか?』
私がいつ、どこ��、彼を可哀想だと記したのだろう。
『犯罪者を擁護したいのですか?理解出来ません。彼は人を殺したんですよ。』
彼は許されるべきだとも、悪くない、とも私は書いていない。彼は素直に逮捕され、正式な処罰ではないが、命をもって罪へ対応した。これ以上、何をしろ、と言うのだろう。彼が跪き頭を地面に擦り付け、涙ながらに謝罪する所を見たかったのだろうか。
『とても面白かったです。狂人の世界が何となく理解出来ました。』
何をどう理解したら、この感想が浮かぶのだろう。そもそもこの人は、私の本を読んだのだろうか。
『作者はもしかしたら接していくうちに、高山を愛してしまったのではないか?贔屓目の文章は公平ではなく気持ちが悪い。』
『全てを人のせいにして自分が悪くないと喚く子供に殺された方が哀れでならない。』
『結局人殺しの自己正当化本。それに手を貸した筆者も同罪。裁かれろ。』
『ただただ不快。皆寂しかったり、一人になる瞬間はある。自分だけが苦しい、と言わんばかりの態度に腹が立つ。』
『いくら貰えるんだろうなぁ筆者。羨ましいぜ、人殺しのキチガイの本書いて金貰えるなんて。』
私は、とても愚かだったのだと気付かされた。
皆に理解させよう、などと宣って、彼を、私の言葉で形作ったこと。裏を返せば、その行為は、言葉を尽くせば理解される、と、人間に期待をしていたに他ならない。
私は、彼によって得たわずかな幸福よりも、その後に押し寄せてくる大きな悲しみ、不幸がどうしようもなく耐え難く、心底、己が哀れだった。
胸に穴が空いている、と言う幻覚を見続けた彼は、穴が塞がりそうになるたび、そしてまた無機質な空虚に戻るたび、こんな痛みを感じていたのだろうか。
私は毎日、感想を読み続けた。貰った手紙は、読んだものから燃やしていった。他者に理解される、ということが、どれほど難しいのかを、思い知った。言葉を紡ぐことが怖くなり、彼を理解した私ですら、疑わしく、かといって己と論争するほどの気力はなく、ただ、この世に私以外の、彼の理解者は現れず、唯一の彼の理解者はここにいても、もう彼の話に相槌を打つことは叶わず、陰鬱とする思考の暗闇の中を、堂々巡りしていた。
思考を持つ植物になりたい、と、ずっと思っていた。人間は考える葦である、という言葉が皮肉に聞こえるほど、私はただ、一人で、誰の脳にも引っ掛からず、狭間を生きていた。
孤独、などという言葉で表すのは烏滸がましいほど、私、彼が抱えるソレは哀しく、決して治らない不治の病のようなものだった。私は彼であり、彼は私だった。同じ境遇、というわけではない。赤の他人。彼には守るべき己の秩序があり、私にはそんな誇り高いものすらなく、能動的、怠惰に流されて生きていた。
彼は、目の前にいた人間の頭にバールを振り下ろす瞬間も、身体をミンチにする工程も、全て正気だった。ただ心の中に一つだけ、それをしなければ、生きているのが恐ろしい、今しなければずっと後悔し続ける、胸を掻きむしり大声を上げて暴れたくなるような焦燥感、漠然とした不安感、それらをごちゃ混ぜにした感情、抗えない欲求のようなものが湧き上がってきた、と話していた。上手く呼吸が出来なくなる感覚、と言われて、思わず己の胸を抑えた記憶が懐かしい。
出版から3ヶ月、私は感想を読むのをやめた。人間がもっと憎らしく、恐ろしく、嫌いになった。彼が褒めてくれた、利己的な幸せの話を追い求めよう。そう決めた。私の秩序は、小説を書き続けること。嗚呼と叫ぶ声を、流れた血を、光のない部屋を、全てを飲み込む黒を文字に乗せて、上手く呼吸すること。
出版社は、どこも私の名前を見た瞬間、原稿を送り返し、もしくは廃棄した。『君も人殺したんでしょ?なんだか噂で聞いたよ。』『よくうちで本出せると思ったね、君、自分がしたこと忘れたの?』『無理ですね。会社潰したくないので。』『女ならまだ赤裸々なセックスエッセイでも書かせてやれるけど、男じゃ使えないよ、いらない。』数多の断り文句は見事に各社で違うもので、私は感嘆すると共に、人間がまた嫌いになった。彼が乗せてくれたから、私の言葉が輝いていたのだと痛感した。きっとあの本は、ノンフィクション、ルポルタージュじゃなくても、きっと人の心に突き刺さったはずだと、そう思わずにはいられなかった。
以前に働いていた会社は、ルポの出版の直前に辞表を出した。私がいなくても、普段通り世界は回る。著者の実物を狂ったように探し回っていた人間も、見つからないと分かるや否や他の叩く対象を見つけ、そちらで楽しんでいるようだった。私の書いた彼の本は、悪趣味な三流ルポ、と呼ばれた。貯金は底を尽きた。手当たり次第応募して見つけた仕事で、小銭を稼いだ。家賃と、食事に使えばもう残りは硬貨しか残らない、そんな生活になった。元より、彼の本によって得た利益は、全て燃やしてしまっていた。それが、正しい末路だと思ったからだったが、何故と言われれば説明は出来ない。ただ燃えて、真っ赤になった札が灰白色に色褪せ、風に脆く崩れていく姿を見て、幸せそうだと、そう思った。
名前を伏せ、webサイトで小説を投稿し始めた。アクセス数も、いいね!も、どうでも良かった。私はただ秩序を保つために書き、顎を上げて、夜店の金魚のように、浅い水槽の中で居場所なく肩を縮めながら、ただ、遥か遠くにある空を眺めては、届くはずもない鰭を伸ばした。
ある日、web上のダイレクトメールに一件のメッセージが入った。非難か、批評か、スパムか。開いた画面には文字がつらつら��記されていた。
『貴方の本を、販売当時に読みました。明記はされていませんが、某殺人事件のルポを書かれていた方ですか?文体が、似ていたのでもし勘違いであれば、すみません。』
断言するように言い当てられたのは初めてだったが、画面をスクロールする指はもう今更震えない。
『最新作、読みました。とても...哀しい話でした。ゾンビ、なんてコミカルなテーマなのに、貴方はコメをトラにしてしまう才能があるんでしょうね。悲劇。ただ、二人が次の世界で、二人の望む幸せを得られることを祈りたくなる、そんな話でした。過去作も、全て読みました。目を覆いたくなるリアルな描写も、抽象的なのに五感のどこかに優しく触れるような比喩も、とても素敵です。これからも、書いてください。』
コメとトラ。私が太宰の「人間失格」を好きな事は当然知らないだろうに、不思議と親近感が湧いた。単純だ。と少し笑ってから、私はその奇特な人間に一言、返信した。
『私のルポルタージュを読んで、どう思われましたか。』
無名の人間、それも、ファンタジーやラブコメがランキング上位を占めるwebにおいて、埋もれに埋もれていた私を見つけた人。だからこそ聞きたかった。例えどんな答えが返ってきても構わなかった。もう、罵詈雑言には慣れていた。
数日後、通知音に誘われて開いたDMには、前回よりも短い感想が送られてきていた。
『人を殺めた事実を別にすれば、私は少しだけ、彼の気持ちを理解出来る気がしました。。彼の抱いていた底なしの虚無感が見せた胸の穴も、それを埋めようと無意識のうちに焦がれていたものがやっと現れた時の衝動。共感は微塵も出来ないが、全く理解が出来ない化け物でも狂人でもない、赤色を見て赤色だと思う一人の人間だと思いました。』
何度も読み返していると、もう1通、メッセージが来た。惜しみながらも画面をスクロールする。
『もう一度読み直して、感想を考えました。外野からどうこう言えるほど、彼を軽んじることが出来ませんでした。良い悪いは、彼の起こした行動に対してであれば悪で、それを彼は自死という形で償った。彼の思考について善悪を語れるのは、本人だけ。』
私は、画面の向こうに現れた人間に、頭を下げた。見えるはずもない。自己満足だ。そう知りながらも、下げずにはいられなかった。彼を、私を、理解してくれてありがとう。それが、私が愛読者と出会った瞬間だった。
愛読者は、どうやら私の作風をいたく気に入ったらしかった。あれやこれや、私の言葉で色んな世界を見てみたい、と強請った。その様子はどこか彼にも似ている気がして、私は愛読者の望むまま、数多の世界を創造した。いっそう創作は捗った。愛読者以外の人間は、ろくに寄り付かずたまに冷やかす輩が現れる程度で、私の言葉は、世間には刺さらない。
まるで神にでもなった気分だった。初めて小説を書��た時、私の指先一つで、人が自由に動き、話し、歩き、生きて、死ぬ。理想の愛を作り上げることも、到底現実世界では幸せになれない人を幸せにすることも、なんでも出来た。幸福のシロップが私の脳のタンパク質にじゅわじゅわと染みていって、甘ったるいスポンジになって、溢れ出すのは快楽物質。
そう、私は神になった。上から下界を見下ろし、手に持った無数の糸を引いて切って繋いでダンス。鼻歌まじりに踊るはワルツ。喜悲劇とも呼べるその一人芝居を、私はただ、演じた。
世の偉いベストセラー作家も、私の敬愛する文豪も、ポエムを垂れ流す病んだSNSの住人も、暗闇の中で自慰じみた創作をして死んでいく私も、きっと書く理由なんて、ただ楽しくて気持ちいいから。それに尽きるような気がする。
愛読者は私の思考をよく理解し、ただモラルのない行為にはノーを突きつけ、感想を欠かさずくれた。楽しかった。アクリルの向こうで私の話を聞いていた彼は、感想を口にすることはなかった。核心を突き、時に厳しい指摘をし、それでも全ての登場人物に対して寄り添い、「理解」してくれた。行動の理由を、言動の意味を、目線の行く先を、彼らの見る世界を。
一人で歩いていた暗い世界に、ぽつり、ぽつりと街灯が灯っていく、そんな感覚。じわりじわり暖かくなる肌触りのいい空気が私を包んで、私は初めて、人と共有することの幸せを味わった。不変を自分以外に見出し、脳内を共鳴させることの価値を知った。
幸せは麻薬だ、とかの人が説く。0の状態から1の幸せを得た人間は、気付いた頃にはその1を見失う。10の幸せがないと、幸せを感じなくなる。人間は1の幸せを持っていても、0の時よりも、不幸に感じる。幸福感という魔物に侵され支配されてしまった哀れな脳が見せる、もっと大きな、訪れるはずと信じて疑わない幻影の幸せ。
私はさしずめ、来るはずのプレゼントを玄関先でそわそわと待つ少女のように無垢で、そして、馬鹿だった。無知ゆえの、無垢の信頼ゆえの、馬鹿。救えない。
愛読者は姿を消した。ある日話を更新した私のDMは、いつまで経っても鳴らなかった。震える手で押した愛読者のアカウントは消えていた。私はその時初めて、愛読者の名前も顔も性別も、何もかもを知らないことに気が付いた。遅すぎた、否、知っていたところで何が出来たのだろう。私はただ、愛読者から感想という自己顕示欲を満たせる砂糖を注がれ続けて、その甘さに耽溺していた白痴の蟻だったのに。並ぶ言葉がざらざらと、砂時計の砂の如く崩れて床に散らばっていく幻覚が見えて、私は端末を放り投げ、野良猫を落ち着かせるように布団を被り、何がいけなかったのかをひとしきり考え、そして、やめた。
人間は、皆、勝手だ。何故か。皆、自分が大事だからだ。誰も守ってくれない己を守るため、生きるため、人は必死に崖を這い上がって、その途中で崖にしがみつく他者の手を足場にしていたとしても、気付く術はない。
愛読者は何も悪くない。これは、人間に期待し、信用という目に見えない清らかな物を崇拝し、焦がれ、浅はかにも己の手の中に得られると勘違いし小躍りした、道化師の喜劇だ。
愛読者は今日も、どこかで息をして、空を見上げているのだろうか。彼が亡くなった時と同じ感覚を抱いていた。彼が最後に見た澄んだ空。私が、諦観し絶望しながらも、明日も見るであろう狭い空。人生には不幸も幸せもなく、ただいっさいがすぎていく、そう言った27歳の太宰の言葉が、彼の年に近付いてからやっと分かる���うになった。そう、人が生きる、ということに、最初から大して意味はない。今、人間がヒエラルキーの頂点に君臨し、80億弱もひしめき合って睨み合って生きていることにも、意味はない。ただ、そうあったから。
愛読者が消えた意味も、彼が自ら命を絶った理由も、考えるのをやめよう。と思った。呼吸代わりに、ある種の強迫観念に基づいて狂ったように綴っていた世界も、閉じたところで私は死なないし、私は死ぬ。最早私が今こうして生きているのも、植物状態で眠る私の見ている長い長い夢かもしれない。
私は思考を捨て、人でいることをやめた。
途端に、世界が輝きだした。全てが美しく見える。私が今ここにあることが、何よりも楽しく、笑いが止まらない。鉄線入りの窓ガラスが、かの大聖堂のステンドグラスよりも耽美に見える。
太宰先生、貴方はきっと思考を続けたから、あんな話を書いたのよ。私、今、そこかしこに檸檬を置いて回りたいほど愉快。
これがきっと、幸せ。って呼ぶのね。
愛読者は死んだ。もう戻らない。私の世界と共に死んだ、と思っていたが、元から生きても死んでもいなかった。否、生きていて、死んでいた。シュレディンガーの猫だ。
「嗚呼、私、やっぱり、
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ARASHI EXHIBITION JOURNEY 嵐を旅する展覧会 @tokyo September
母と2人で行ってきたARASHI EXHIBITION JOURNEY 嵐を旅する展覧会の並ぶところからの覚書雑感です。覚えている限りなので曖昧なところもあるかも。
やはり集合時間前から館内で並ばせてくれてたみたいで指示通り時間前に早く着きすぎるのは良くないと、集合時間5分前くらいに着くともうその回のほぼ最後尾グループみたいな感じだったの。でも、展示観ててしばらく経っても後続グループは来なかったしそっちの方がのんびり見られてよかったのかなあと。昼の回でグッズ完売もなかったので良かった!
ガラス張りの入り口入ってすぐのところからあいばちゃん、ニノ、大野さん、寝そべる松ずん、櫻井さんとか順番うろ覚えだけど五人がそれぞれ大自然に扮した壮大な天井〜床までの写真が続いてるホールちっくなところに並ぶ。並ぶ左手は見終わった後のスーベニアショップに繋がってるからスタート&ゴール地点。松ずんは2写真共寝そべってばっかりで並んでる人の頭の辺りになっちゃうから顔見えにくかったな。母と、松ずんいなくない?相葉ちゃん2人いるじゃん!みたいに言ってた記憶。
大自然模した巨大嵐さんは右となりの部屋まで続いててそのとなりの部屋に移る間にチケットと本人確認。チケット画面に触ることはなかったけど、画面読み取った後の会員証、本人確認書類は写真も顔と照らしてきっちりみてた!コンサートもこれくらいやってほしい…。ここの写真もだけど全体的なテーマ写真の、あの大自然をなぜ自分たちで表現しようとおもったのかは最後までわからなかったな…笑
チケット確認済ませるとグッズパンフとグッズ購入引換券がビニール袋に入ったの1人1組貰えた。となりの並ぶだけの部屋に移るとまたもや壮大な大自然嵐さんたちを眺めながら待機タイム。パンフ1部取り出して、購入引換券をまとめて大切にカバンに保管したあと笑、母と2人でじっくり、パンフや壁を眺めてた。パンフ1部は未開封で保管しておくのよ!綺麗に!って言ったら母に大笑いされた笑 そして引換券無くしたらお買い物できないからね!レジでお会計の時に交換するから大切にカバンの奥底に。
入り口〜この部屋までは壁がガラス張りだから外から建物撮るときはそこが写り込まないようにスタッフさんが外で撮影する人に声かけてた。最初に並ぶチケット確認側の部屋の奥にカーテンで仕切られてるところがあって、誘導されて入ると左に続く通路があってそこに14〜16人くらい1グループで通された。そこまで集合時間から15分くらいかな?右の壁に嵐さんの、グッズにもなってるアクリル板の旅に出るやっちまった家族写真(等身大気味)が並べられてて左側はなんかジャングル風…謎の…笑 そこから角を右に曲がると嵐さんからの開催目的のメッセージが今度は左側の壁に掲示。右側は石が積み上げられてるの。ほんとこの大自然の全体テーマ…何…笑 やっちまった家族写真の壁の前で待つので原寸気味だね、とか目の前にあった相葉ちゃんが細いとか翔さん綺麗とか、ほんとにこのグッズ買うの?とか母と話してた笑 曲がったところでまた止まってスタッフさんから写真撮影不可とかスマホ電源切るとかの注意事項と、次の部屋の機械説明受けたあと、右の扉を通り過ぎて最初��小部屋に。チケット確認前にもスマホとか注意事項は案内あったし傘を持ってたら鞄に入れられないサイズのかどうかも確認してて入らなければ入口の傘立て誘導されるんだと思います。
最初の小部屋は4分半くらい?の完全入れ替え制の映像で、宇宙空間みたいな背景の写真の群れの中に五人(全身やや等身大気味?)が正面に現れて、挨拶やこの部屋の写真とかの説明を話してくれた。4面ある壁をメンバーが動いてその写真の小話を少し。懐かしいね〜みたいな。写真と動くメンバーと、どこをみたらいいのかわからなくなって困る!笑 そのあと次に行く?って映像が変わって、私たちはその部屋にいたまま、嵐さんだけ映像が変わります!5×20のPV撮影してた砂浜で寝そべる、翔さん、ニノ、松ずん(入り口壁)にぐるりと囲まれて変わる。ちょうどアップ!入り口に飾られていた大自然嵐さんとは比べ物にならないどアップ!ニノは腕組みするような感じで正面から、松ずんは頭に頬杖ついて横たわってた!翔さんもニノ同様正面からしかみえなかったかな。天井から床まであるスクリーンなんだけど、その2/3が顔くらいのサイズのとんでもないどアップなの!何も知らずに入ってすぐのところに立ってたら左手にニノだった!入り口の扉がある壁面が松ずん、その向かい側が翔さん、二人の間がニノ。天然二人はどこだ?と思ったら二宮さんの反対側(出口がある)の壁面遠くでキャッチボールしててお客さんの頭で全然見えてなかったけど、おーい始まってるよ〜!って呼ばれてるのが可愛くて笑 これPVで謎の超遠景キャッチボール撮影してる時だよね?別アングルからこんなの撮ってたの?そんな何回もキャッチボールしなくない?って母と話してた笑 駆け寄ってくるときに砂浜の砂をバッとみんなに掛かるように輪に加わって三人にバカ!やめろ!とか言われて笑う相葉ちゃんと、途中砂がすごいって自分で愚痴る相葉ちゃんにニノがそれ自分だからなって突っ込んでて相変わらず可愛かった笑 二宮さんと松ずんをメインに見てたから天然側ほとんど見てないよ…😭
話の内容ほとんど覚えてないんだけど、でっかい二宮さんが可愛くて…あんな巨人になら弄ばれたいと思ったんだけど…大きくて可愛いって最強だよね!んね!!この部屋の最後は、寝そべってるみんなが立ち上がって、松ずんの壁と天然の壁の角のところにある出口の周りに集まって、またね〜とか行ってらっしゃーいってまるでアトラクションの誘導かい!っていうわちゃわちゃ感でご案内!スタッフさんが扉開けて待ってる。もちろん名残惜しいんだけど、五人の映像もフェードアウトするからそのタイミングで出た!
次から最後の小部屋前までは時間制限、グループ分けなく自分のペースで見られる模様。平日水曜昼の回でだいぶ人少なくてのーんびり堪能できました。
映像部屋から左に細長く続くのはどこからか忘れたけど最新5×20までのコンサート楽屋裏写真!ポプコンはあった。僕と君もあった!ということは…10周年終わってから…?WSでも映ってた部屋だね。背面はそのコンサートの日程。正直ここの写真を全種売って欲しいと思うほどでした。全部可愛い!表情判定に厳しいから写真買わない母も欲しがってた!自然な顔がお好きなの、母もわたしも笑
5×20でおふざけ分と本ちゃんuntitledでUB練習のにのあい、ゲーム機とキーボード詰め込まれたキャスター付鞄ドヤ顔披露の二宮さん、上半身脱ぐ他三人の写真もちらちらあったな。デジの電極?つけられてるとことか。円陣組んでるuntitledのコンサート前とか、5×20のコンサート終わりのエレベーターにスタッフさん含め6〜7人詰め込まれるとき体を縦書きかぎかっこ並みに横に曲げて前髪ちょういい感じに横に流しながら愛想振りまいてる二宮さんとか。覚えきれないくらいたくさん!全然覚えてられてない。まぢで全種買わせてください!!って思った。平成最後の誕生日祝ってもらってる相葉ちゃんの写真もあったね。お金は用意したのに…なぜ手元に残させてくれないの…。
そのまま直線上の部屋が衣装のコーナーで5×10のスケスケ、5×20・ジャポ・あゆはぴ・ポップコーン・5×10・ハワイのそれぞれオープニングの衣装!足の内もも側は大体素材違いで恐らくストレッチきいてそうな素材で、5×20では松ずんの衣装は肩幅大きかったし、ジャポでは大野さんの身長ちっこかった!笑 靴まであったのは5×20だけでマネキンの身長揃ってたんだけど、ほかの6衣装は全部身長合わせの展示っぽくて、大宮に挟まれた相葉ちゃんの衣装の背が高くて驚いた!ふたりがちっこいのか。松ずんのとか翔さんのとか胸板周りの厚みが他三人と違ったり。ポプコンの、かなり可愛いから下で見たかった!右手前からスケスケ、その上がポプコン、その奥中段にハワイ。左手前から5×20、上にあゆはぴ、奥下段にじゃぽ。5×10は通路正面上段で、お得意のスケルトンステージ風だから真下からのぞけた!笑 本当に刺繍とかスパンコールとかクリスタルとかフリンジとか細かくて、できれば生地の厚みも触って確かめたかった…プロジェクトランウェイ好きとしては!!笑 5×20はツアー中だけどああいうのって普通何着作っておくのかな。汗かきまくるから3着はあるよね…?ちゃんと衣装の足元にメンバーカラーが置いてあるのでここでファン力を確かめられることはありません。あ、でもどのコンサートの衣装かは背景に静止画置いてあるんだけどあゆはぴ衣装は特徴ないから後ろみるまでわからなかった…笑
次が左に曲がるとコの字型にピカンチで岡本さんの撮ってくれた写真の部屋。印画紙にきちんと焼かれてすごく綺麗で。この部屋の壁がグレーでそれがまた良かった。この部屋の色にしたいっていったら暗いって言われたけど笑 二宮さんが車内で飲むのと、翔さんのピントぼやかしたやつ欲しい。あの写真集買ってない…今回の載ってないのかな。なくても買うべきよね…。みんな細くて若々しくて。がむしゃら感がびんびん。
岡本くんがメッセージくれてて、誰よりも早く大人になりたがって岡本くんの周りにいた松ずん、うまくやりたいけどできなくてでもそれも笑顔でみんなとわかちあう相葉ちゃん、パンクかロックとフォークの融合してるニノ、すべてに無頓着なのにすべてにおいて最高のレベルで表現する大野さん、学ランリーゼントで今なら最強とか言うくせにすごく難しい英単語を覚えて大学卒業を目指す翔さん、ってな感じで。すごく良かった。ブレイクしたいっすってずっと言ってた彼らのブレイクは、まだこれからなのか、今もうその時なのかはわからないけど、この五人の巻き起こす嵐に巻き込まれるのはすごく心地いいみたいな、そういうことも書いてくださってて…。客観的な嵐さんは展示の中でここだけだし、嵐の中からじゃなくて、次元は違うけどある種私たちと同じ外からの唯一の文章の、その最後の部分読んだ時、この展示会で涙腺一番刺激されてしまった。この次の部屋でメモを取ってる人が見かけたからわたしもそうしたらよかったなあ。
次は絵の部屋。ここもコの字気味かな?嵐さんの書いたミッキーが、たぶん印刷だけど並んでる。ここはAMNOS順。相葉ちゃんのは鉛筆の下書き線もあった。あの大きさで見るとやっぱり大野さんのは線にブレがなくて綺麗なのがよくわかる。このメンバーミッキー絵を見ながらメモを取っていた方はなにをメモしていたのか知りたい…笑
その横は嵐さんが演じたドラマ・映画の原作漫画家さんが、嵐さん自身を描いてくれた新聞広告の大判。これも当たり前だけど原画じゃなくて残念。それでも新聞の判も大きくサイズ揃えてあるし新聞の枠とかないからやっぱりカッコ良い。実家にまだ貼って飾ってるから回収してこようかな笑 あと嵐四人が大野さんの展覧会の時に描いた彼の似顔絵が、大野さんの写真を挟んで松ずん、二宮さん、写真、相葉ちゃん、翔さん、の順でかな?飾ってあった。フリースタイル観に行ってないから初見!松ずんの絵はぼかしで影とかきちんといれてたし相葉ちゃんと翔さんはミッキーもだけど模写うまい!二宮さんはノーコメントで…笑 その下にはさらにその絵を大野さんが模写した展示。最初はなんで同じ絵のちょっといびつな絵があるんだろ?って思って母とわやわや話してたらスタッフさんが本人が描いたんですって教えてくれました。スタッフさん全体的に優しい。恐らく大野さんは壁に直接描いてるとおもう!四人の絵が飾られてる所とともに一枚大きな板になってたから、剥がしてほかの会場にも持っていけるはず!
次の部屋もコの字気味。やたらカラフルな2019年2月にLA行った時の撮影風景映像が真っ先に。たぶん自由にみられる全部の映像の中で一番長くて4分ちょっとくらい?集合アートボードの跳ねてるところの撮影風景もあったけど映像自体は無音。部屋全体にはBGM流れてるけど。全部の映像部分には尺表記してあってお優しかった☺️(どれも正しい尺は覚えてない笑)どぎついサーモンピンクみたいな壁の色で全体的に明るい、写真そのものを展示する部屋。LAで撮ったものが高そうな紙に印刷されてた!額装も1つずつあって光輝かしいスターのLAツアーって感じします。写真の中に個別ソロのエンドレスで青白い壁と水色の光の中でそよ風受け続ける五人の映像が飾ってあったのでどこからループするのかしばらく見つめてた笑 グラミー賞観に行った時の写真も混ざってた。でもこのLA撮影の背景と、コンサートのピンクジャケットじゃない衣装や小物のケバケバしさとのミスマッチやら髪の長さやらであんまり好きくなくて、俯瞰でサングラスかけた五人を撮影してるのとか以外はあんまりだったかな笑 そのまま、デビュー〜いままでの、お土産屋さんよろしくポストカード風に大量の写真が飾ってあるゾーンがあったんだけど、普通の横並びのと、カードスタンドにも縦横構わず挿さってるのもあるのに触っちゃいけないから首と腰がめっちゃ痛かった笑 しかもスタンドの方は無駄に何枚も同じのをさも売り物のように挿してあるの!笑 売ってないのに!!笑 仕事場以外で撮ったものも混ざってたみたいで、若めの頃の空港とかのもあった。ここの最後に、LAと箱根のプリクラ、箱根のお皿と犬のぬいぐるみ、ジオラマの気球とヘリがあった。ヘリちょうちっこいの。むしろこれを売ってくれ!って感じよ。嵐さんのサインもあったな。あれは何年のだったろう。箱根のプリクラは加工系のだからみんな目がでかくて顎がなくてエイリアンみたいだった笑 マジパンでつくられたみたいなケーキっぽいものはあれ何に使われたやつだろう…記憶…。会報で作った嵐さんのスノードームもあったけど一番上の段でかなり見にくかったよ!笑
写真ブースにもある壮大な嵐さんの右横にこのコーナー最後の家族旅行の五人がいて、入り口のところと同じ原寸大ちっく!大きいから爆笑も原寸大だしまたここで繰り広げられるアクリル板グッズ買うのやりとり笑
展示の写真に関しては、最初のコンサート裏のがクオリティ一番可愛くて欲しかった。このピンクの部屋の写真もチラチラ自然な一面のあったけど、見る姿勢がきついのもあって、ふうん…程度の感じ…笑 アイドルであっても裸体に関心ないから箱根の入浴写真も髪型キマってるなあ程度の感想でした笑
アクリル板家族に別れを告げて進む直線の細い廊下みたいなところは5×20の歌詞が星空に斜め��でっかく印刷されてる。文字が透明なぷくぷくシールみたいな加工されてて綺麗だった!大きくなったからこそ数え間違いのないあの5つの点はわざとだと思うの!って歌詞初見の母に熱弁しちゃったよ笑
その次から個々のコーナー!年齢順に並んでた!
大野さんのところは絵とダンス。入って左には絵の筆と、ベニヤに書かれた左手の縁取り完成版と、失敗の途中までの。ちゃんと失敗って書いてあるのが可愛い。実際に使ってたパレット三種類は何枚も重なってる使用済みペーパーと普通のプラスチックのと、透明なアクリルの薄い蓋みたいな四角いやつを使ってた。この蓋みたいなやつは本当に蓋だと思うのよ笑 筆も10本以上あったんじゃないかな。一列に並べてて、筆先円柱だったり平らなのから極細までたくさん。綺麗に洗ってあったし道具丁寧に使うの素敵だなと。奥には5×20コンサートのために振り付け練習する大野さん。いつものTシャツ着てた!笑 右にはちょう巨大なキャンバスにアクリルで書かれた自画像。2016年作ってあったかな。大野さんの展覧会ってたった3年前…?ん??こんなに大きいの描きたいんじゃ仕事してたら無理ねって母は言ってた。わたしはこんなに大きい絵を描いておける部屋が家にあるのかなって言ってた笑 あとたぶんモデペとか使って立体的になってるところもあって、わたしもまたすこーし絵が描きたくなってるタイミングだからまじまじと見てしまった。モデペ使うの苦手なんだよな〜。
次は翔さん。リリックができるまで!リリックを書く自宅のリビングを再現。流れる音楽は5×20のラップデモを翔さんが歌ってて新鮮でかっこよかった!歌詞が所々違うし天井近くには添削してるラップ詞の映像もあった。流れてるデモと実際のでは違う部分も。吹き込み歌声ラフなのもあってちょうかっこよかった。スノードームもあのサイズなんだなあって、集めたいと思ってたから参考になった。入って正面には、自宅リビングのテレビボードが再現されてて、ブース前でラップ仕上げる翔さんの映像が流れてるテレビの横に、アロマが置いてあって必死にかいだけど忘れちゃった笑 いい香りではあった!嵐ジェットの模型、グラミーのチケット、どこかの国の新聞紙のカレンダー、GQのトロフィー、こないだのしやがれ三人旅行のお写真、おそらく最初の日テレ嵐WEEKの看板?、知識不足でどなたかわからないけどイラストとフィギュアちっくなやつ、ヤッターマン関係のフィギュアと初紅白のスタンドとかが飾られてた。インテリアセンスはあるじゃん!って笑、かっこ良い横長の細い木目のテレビボードというか壁面で。おっとなー!って感じ笑
相葉ちゃんのコーナーのテーマがよく覚えてない笑 あんまりにのあいはあんまり裏感なかった笑 バズりNightの手作りTシャツと、ボクシングのグローブ、大野さんが作ってくれたGパン、ベストジーニストの盾、自転車ドラマの台本、ラブラブ愛してるの人形、とか。あ!子供の頃のお写真たくさんあって、お母さんに面影が似てるなあと思った。まだ一度も中華屋さんに行ったことないからご両親初見…。翔さんのとは別の嵐ジェットのもあったな。あの壁の絵は相葉ちゃんが描いたのかなあ?バイクを絵にしておいたって言ってたけど、それにしてはうまくない??プロの手よね…??笑
次の二宮さんの部屋のテーマは映画とゲーム。ゲームは触れるよ!とかっていう表記がそのテーマに沿ったところみたい。伝わりにくい!笑 報知映画賞のとか、日本アカデミー賞の。母と暮せばと検察側の罪人だったかな?作品ふたっつであんなにもらえるなんてすごいし受賞も大変…物量的に!最優秀主演男優賞のトロフィーにはさわれて、1.5kgあるって係りの人言ってた。撫でるだけじゃなくてしっかり触らせてあげたい!っていう二宮さんの言葉通り、さわったところがすごい擦れてるの笑 みんながさわったあれはこのあとどうするんだろう…ジャニーズ事務所に飾るのかな…絶対家に持ち帰らないよね…?笑 優秀賞に選ばれると小さいトロフィーと賞状がもらえて、最優秀だと金の縁取り幅がすごく広い賞状だった!そういう違いがあるのね〜。ただし、なんというか、まあ…賞を自慢するワンパッケージの二宮さんの原点!笑 翔さんとか大野さんのみたいな裏側が見たかったよ!!笑 いやまあほんとうに誇らしいけど!!なんならハマってるゲームのプレイ動画とか見たかった笑 でもなんだろな…やっぱり嵐さんがお休みしたら役者業が増えるのかな、とはこの部屋をみて思ったかな…。嵐さんが休む感じはこの展覧会では微塵も感じなかったんだけどね!
最後の松ずんのとこは通しリハを見て取ってる松ずんメモ。実物が少しあって、綺麗なのを選んだんだろうね〜って母が笑 男の子の字!っていう感じ。ジュニアの並びが汚いとか端的に書いてあるのがリアル。金剛山ってなんだろ?あとさすがまとまりがあって読みやすくて書き慣れてる感じした。それもそういうのは選んだのかな。実際に書いてる松ずんの映像と共に。後ろには何枚も重ねて拡大されたメモ。毎回素敵なコンサート作り出してくれてありがとうございます!あなたのおかげで私たちは安心して夢の世界に浸れます!!白むちエンジェル松ずんありがとう。
ここで最後の部屋に入る前の並ぶための部屋に。可愛い方の顔の壮大な自然になりすます嵐さんの一枚写真があって、衣装はキービジュアルの並んでる時のともちがうやつ。しっかりスーベニアのマグネットとクリアファイルになってます。可愛いお顔だったから思いのほかたくさんお迎えした笑 思い出してみたら山々や大自然になりすます入り口の並んでるとことスーベニアショップの上にいた寝そべったりしてる嵐さんは同じなんだけど、スーベニアにはなってないなって。顔は微妙だったからいいけど笑
一番最後の展示は恐らく1組ずつ見せてもらえる3分ちょっとのデビュー〜5×20までのコンサート切り取り映像部屋。斜めに5×20が掲示してあったところの背中がこのゾーン。この部屋に入るともう展示に戻れませんみたいに言われるからここまでは戻り放題だったのかな…?悔やむ…。最初のメンバーが説明してくれる部屋と同じ完全入れ替え制。私たちの時は1組ずつ通してくれてたけどどうなんだろう?母と二人きりの貸切!(知人に聞いたら別の組とも合わせて数組で見たそうなので貸切はタイミング次第みたい。)スタッフさんが説明してくれて、映像がはじまるの。BGMはバラードちっくなピアノメインアレンジのA・RA・SHI。はじめは、低い4〜5段の段差の最前列座ってみたけど首痛さ限界だから前から二段目に座って観た。ちょうど良い高さ。映像はAll the BEST!!1999-2019についてるやつの凝縮版ってかんじ。おそらく内容は違うとは思うけど…。10周年とかuntitled長めだった気がするよ?大宮SKもいたしポップコーンマンもいた!若い頃はギラギラしてるし最近のは行って観た記憶もある。曲がしっとりしてるからしんみりセンチメンタルな空気になってしまった。お休みがわかってるから。お休み…。淋しい…。でもお休みがなかったらこの展覧会にはならなかっただろうから意味のない仮定はもうしない。素敵な展覧会のシメだった。
最後の最後の出口の上には嵐さんの大好きだよ!by大野さんとか家に帰るまでがえきしびしょんだよbyニノ(恐らく)、俺たち全部一緒に旅してきたよinイングリッシュby翔さん、ありがとうまたねby松ずん、嵐大好き!by相葉ちゃん、みたいな一言メッセージと個々のサインで終わり!これは最後の部屋に入る前に並んでる時にじっくりみてられるんだと思うんだけど、なにぶん誰もいなかったからむしろ早く部屋に案内したそうなスタッフさんの思いを受けたこともあり笑、メモしてないからうろ覚えすぎて。途中からで���取れば良かったしそういうところくらいの予備知識入れていくべきでした!帰ってきてずっとそこ後悔。特に岡本くんのところ。ニノについてのコメントが大野さんに次いで的確だと思ったのにほぼ記憶にない…😭
スーベニアショップについたけどじっくりみたかったからスタッフさんに声かけてトイレに先に行きました。また戻るときに声かけてじっくりお買い物。
ノリタケさんのポストカードだけ買い忘れたんだけどそんなに広くはないから壁沿いに進んでいけば1巡すれば買い逃しは無いはず。友人に頼まれてたものも買い漏らしなく、母とわたし最大4個買えるから予備欲しいのは母にも協力してもらってお買い物。会場に向かうときすれ違うお買い物済ませた人の袋がやたら小さかったり薄くてみんななんでそんなに少なく買うの?わたしちょう買う気満々なのに!という意気込み通り9万ほど買いました。さらさら素材のビニール袋のサイズ3種類あって母は中を1袋で、わたしは大を二重という買物結果。それでも重くて持ち手切れそうだからスタッフさんに聞いたら二重までなんですって。小分けの袋も(小サイズの?)もらえたらしくそれは1枚まで���友人に渡すのに貰い忘れたよ…ごめにょ…。何円とかの有料でいいから丈夫にしたかったな。予定していた10万超えは無かった!笑 実物みたら意外と予備買いしなくていいやっていうのがあったりメンバーソロ写真は全員分買わなかった…ラグランTもBEAMSコラボも厳選しました。造り丈夫でわたしの中で有名なででにー公認なのにラグランの素材うすいし…笑 でも、11月ディズニー行くので着ていきたいと思います笑 母は一応翔さん推しを自認してるのに、ベアブリックもミッキーキーホルダーもラグランも、色とタッチから松ずん選んでました笑 特に松ずんのミッキーは一番お気に召してて楽しそうに選んでるとこ可愛かった☺️親馬鹿ならぬ子馬鹿です!花道真横の席になったとき、初めて真近で会えた通り過ぎる松ずんのスーパースターのきらめきにやられちゃったもんね、って納得させてた🤣笑 母が楽しめたことが一番嬉しくて良い展覧会だったよ!
お買い物の後に残されたフォトブースでは、ジオラマと嵐さんを自分で好きに撮るミニコーナーと、2箇所にいるスタッフさんが1組3パターンまで嵐さんと撮ってくれるコーナーがあった。スタッフさんのところは二箇所とも同じ写真だからどちらかでのみ。自分たち込みで撮ってくれたあと、嵐さんだけのも3枚撮ってくれました。言えば1組じゃなくて1人分ずつのカメラで撮ってくれたのかな。なかなか図々しく聞けないけど今度からは図々しく聞いてみよう…。あとメモ!コンサート行くときもメモ…はちょっと難しいけど!だって目の前には本物の嵐さんいるからね。
結局実際に通路の中に入ってから出るまでに3時間かけました。長いのかな。スーベニアショップお買い物後半はおそらくつぎの組先頭が追いついたのか混み合ったけどそれまで悠々だったので、結果集合時間間際に並んでラッキー。レジもほぼ空いてた。商品在庫も潤沢でむしろ常にたぷたぷになるようにマメにスタッフさんが品出ししてました。
六本木駅からの道順もわかりやすいしあの展示で1500円って安すぎる…と思うくらい楽しかったです。グッズ代で賄えるんだろうけどそれならもっとオリジナル写真欲しかったし、是非とも展覧会のパンフレットが欲しかった!惜しいよ嵐さん!笑 展覧会の図録って普通あるじゃない…?笑 あんなにも記憶に焼き付けなくちゃいけない時間は早々なくて集中してみたけどやっぱり覚えきれなくて。特に、ほんっとうに、岡本くんのところ…!どなたか岡本くんの寄稿全文メモされてないでしょうか…。
でもでも、大好きな母と一緒にかなりのんびりじっくり堪能できたので本当に満足です。��や首が相当痛かったので帰り道に見かけたつるとんたんで食べられたのも良かった。母と行きたいなって思ってたので!
東京残すところ2ヶ月分と、各地回ったあともう一周してくれたら何度でも見に行きたいと思うほど素敵でした。ありがとうございました!
わたしと母の次の嵐さんとの花火は、ひとまずは10月ハロウィンのコンサート!母が良い席で観られますように✨🙏✨






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(長島 昭久:衆議院議員、会派「未来日本」代表) 私は、これまでの「安倍外交」が、官邸主導で戦略的に展開されてきたことを評価しています。そうであるからこそ、最近の安倍外交にはいくつか注文を付けたくなる衝動を抑えきれません。 日中第三国市場協力フォーラムであいさつする安倍首相 特にここ半年ほどの安倍外交の変調は誰の目にも明らかではないでしょうか。ひと言で言うなら、その場しのぎの昔ながらの自民党外交に戻ってしまったように感じられます。もちろん、外部の我々が知り得ない情報は膨大��、外交交渉には秘密がつきものです。表で交わされているやり取りだけを見て批判してもたいていは的外れになることを承知の上で、これが単なる杞憂に終わることを祈りつつ、以下いくつか指摘させていただきたいと思います。 ■ 「最大限の圧力」から「前提条件なしの会談」へ 第一は、対北朝鮮外交です。 周知のとおり、昨年の元旦、北朝鮮の金正恩委員長が「平昌オリンピックに選手団を派遣する用意がある」とのメッセージを発した途端、まずオリンピック主催国の韓国がこれに飛びつき、なんとアメリカが続き、中露が後押しして国際社会と北朝鮮との間に一気に雪解けムードが広がりました。そこから、北朝鮮選手団の平昌オリンピック参加(2月)、南北首脳会談(4月、5月)、そして中朝首脳会談(3月、5月)へと北朝鮮による「微笑外交」攻勢が展開され、ついに6月にはシンガポールで史上初の米朝首脳会談が開かれたのです。 そのような展開の中で、一昨年まで北朝鮮に対し「国連制裁決議に基づいて最大限の圧力を」と、徹底制裁を訴えてきた安倍政権は、アメリカが北朝鮮の対話路線に応じ始める中で、次第にトーンを変えていきました。世界中で首脳会談や外相会談が開かれるたびに、最大限の圧力を説いて回っていた安倍総理や河野外相でしたが、別人とも思えるほどの豹変ぶりを見せたのです。
極めつけは、今月6日に飛び出した安倍総理の「前提条件なしに金委員長と会談する」という発言でしょう。これまで「拉致問題の解決なくして国交正常化なし」とあくまでも北朝鮮による拉致問題解決こそが先決との立場を堅持してきたにもかかわらず、今後はそういう前提を撤回するというのですから、誰が見ても大転換。ずばり言えば、大幅譲歩です。しかも、そのような政策転換を行った理由について、国会でも、対外的にも、きちんとした説明はなされていません。 実は日本政府が「最大限の圧力」路線を盛んに称揚していた時期ですら、日本には、国連の「制裁逃れ」が疑われる北朝鮮の船がかなり頻繁に寄港していました。私は昨年11月、衆院安全保障委員会で、韓国ですら入港禁止にしている北朝鮮の貨物船が、日本に60回以上も寄港している問題について外務省や国交省に質しました。この韓国の船はロシア経由で石炭を輸出し、外貨を稼いでいる可能性が高い、と国連安保理の北朝鮮制裁に関する専門家パネルで懸念が再三指摘されているにもかかわらず、日本は漫然と放置しているのです。私が安全保障員会で指摘した後も状況は何ら変わっていません。 一方で、日本政府は、海上自衛隊が従事する洋上における「瀬取り」の監視活動を、「国連制裁の徹底履行」の証左として盛んにその成果を強調していますが、何ともちぐはぐな対応と言わざるを得ません。 もちろん、「中曽根外交4原則」にあるように、外交は時流を的確に捉えて国益を促進する術ですから、半島情勢をめぐる戦略環境を決定づけるアメリカと北朝鮮との関係が変化すれば、それに応じて外交姿勢も変化させねばなりません。一貫性だけを追求して戦争に突入したり緊張を高めたりなどというのは愚の骨頂です。米朝雪解けに対しては、アメリカ向けのICBMのみを規制したり、未だに大量に残る核や通常戦力の脅威に対する抑止力を低下させるような政策(例えば、米韓合同軍事演習を中止したり、大量破壊兵器開発につながる外貨稼ぎ阻止のための国連制裁を緩和したり)には明確にNOを突き付けつつ、戦略環境の変化を的確に捉えて懸案の拉致問題の解決に向けて水面下の工作を加速させることが肝要です。その際に、北朝鮮政策の一部を転換することに躊躇の必要はない。惜しむらくは、政府からそのような丁寧な説明が一切ないことです。 ■ 米中「新冷戦」のさなかに「日中協調」へシフトチェンジ 安倍外交の変質を示す第二点は、対中国の関係です。 まずアメリカは、2017年12月に公表した『国家安全保障戦略』で「中国やロシアなどは、技術、宣伝および強制力を用い、アメリカの国益や価値観と対極にある世界を形成しようとする修正主義勢力である」と批判し、協調路線から戦略的競争路線へとシフトしました。これは、歴史的な転換ともいうべきもので、この報告書を皮切りにトランプ政権の対中政策は加速度的に硬化していきます。翌年の8月には、ファーウェイをはじめとする中国のハイテク企業5社をアメリカの政府調達から排除し、二次、三次サプライヤー(日本企業も当然入る)まで取引を規制する「2019年国防授権法」を成立させ、10月4日、ついにペンス副大統領がワシントンで「冷戦布告」ともいうべき演説を行いました。その間に、対中追加制裁関税は2500億ドルに膨れ上がり、まさしく米中「新冷戦」とまでいわれるような事態に至っています。
それに対して安倍総理は、昨年10月に北京を訪問し、「競争から協調へ」とアメリカの対中姿勢とは真逆のメッセージを出したのです。この訪中では、日本から財界人も大勢引率して、まさしく中国側の歓心を「爆買い」するかのようでした。 そして、あれほど参加に難色を示していた一帯一路構想についても、「全面的に賛成ではないが、適正融資による対象国の財政健全性、プロジェクトの開放性、透明性、経済性の4条件があるならば、協力していく」と大幅な歩み寄りの姿勢を示したのです。 アメリカとの関係が険悪になった中国が日本にすり寄ってくるのは外交の世界では十分想定できることですから、日本としてはそういう時こそ、これまで中国側が日本の意に反してやってきたことについて、きちんと主張すべき絶好のタイミングであるはずです。例えば、尖閣諸島周辺海域への執拗な侵犯行為はやめてもらう。本稿執筆時点ですでに46日連続(史上最長)で中国海警船舶数隻が尖閣沖の接続水域に侵入しています。対応にあたる我が国海保の巡視船は日夜厳しい状況にさらされています。こういう挑発行為を止めさせるのが、日中友好の基本ではないでしょうか。また、東シナ海のガス油田をめぐる2008年の日中合意を誠実に履行することや、2016年の国際仲裁裁判所の裁定に従い、南シナ海の人工島を放棄し周辺環境の原状回復を求めたらどうでしょうか。さらに、米��間の関税報復合戦に参戦しないまでも、先端技術の強制移転や政府補助金による企業買収、ハッキングによる企業秘密や国防情報の窃取など、日米共通の課題である中国の歪んだ経済慣行を正すよう求めるべきでしょう。 しかし安倍総理はそういう態度を一切取りませんでした。この時期に、敢えて「競争から協調へ」と舵を切り、中国側にその代価を一切求めませんでした。これがアメリカや国際社会から見て「米中関係が悪くなった隙を突いて、日本は漁夫の利を狙いに行こう」的な行動に映るとすれば、国際的な威信にもかかわります。 ■ 外交青書より「北方四島は日本に帰属」の記述を削除 このように安倍外交への疑念が膨らんでいる中でダメ押し的に出てきたのが、対ロシア外交での変質です。 安倍総理は、ロシア問題にはことのほか熱心に取り組んできました。「戦後70年も経っているのに、日露間に平和条約がないのは異常だ。なんとしても自分の在任中に平和条約を締結したい」という主旨の発言を何度も繰り返してきました。 政治家として成し遂げる目標を明確に持つことは大切なことです。が、それが成果を急ぎ「前のめり」になることには注意を要します。外交は、焦った方が負け。期限を区切ってしまえば、その期間内に成果を出そうという焦りを相手に見透かされ、妥協に妥協を重ねざるを得なくなるからです。 そうした中で明るみに出たのが、『外交青書』問題です。令和元年度版の『外交青書』から、戦後一貫して堅持されてきた「北方四島は日本に帰属する」という重要な記述が削除されたのです。
『外交青書』は、日本外交の基本方針を示す極めて重要な文書です。これに『防衛白書』を合わせた2つの文書は、日本の外交安全保障政策・戦略を内外に宣言し、政策遂行の透明性を高めていく大事な外交ツールでもあります。その『外交青書』の記述が、わが国の主権を放棄するかのように変更されたのです。さらに言うなら、「北方四島は日本に帰属する」という文言を削除したということは、これまで「北方四島が日本に帰属する」と言い続けてきた歴代政権が、あたかも誤った主張をしてきたかのような印象を内外に与えてしまう可能性を排除できません。 しかも、あの文言を削除した理由について、国民への説明もないまま、いきなり『外交青書』が公表されてしまいました。手続き的にも疑問符が付きます。 ■ ロシアはヤワな国家ではない 「北方四島は日本に帰属する」の文言を削除した背景には、ロシアに対して何らかのシグナルを送るという意図があったと言われています。しかし、この文言の削除によって、いったいロシア側にどんなシグナルを送ることになるのでしょうか。 北方四島に関するこの記述は、『外交青書』の中でも重要な部分です。それだけに外務省の事務方が勝手に変更できるものでもありませんし、河野外務大臣の一存でできるものでもないでしょう。今回の削除は、間違いなく安倍官邸の意向を反映したものでしょうが、将来に禍根を残す���失策だと考えます。なぜなら、一度削ったものを元に戻すのは容易ではありません。戻そうとすれば、その理由が必要になり、日露間に無用の摩擦を生じてしまうのです。 アメリカ、中国、ロシアといった大国は、良くも悪くも「力がすべて」です。力を信奉している国に対して、自ら譲歩したり、妥協したり、遠慮したりすれば、付け込まれるだけです。「日本はそんなに譲ってくれたのか。じゃあその誠意のお返しにこちらも少し妥協を・・・」などという発想は、大国にはまったくありません。これがリアル・ポリティックスの世界です。そんなことは「リアリスト」である安倍総理は百も承知のはずなのですが、どうしたことでしょうか。 いったい安倍総理は中国やロシア、北朝鮮に対してどこまで譲歩しようとしているのでしょうか。これでは日本の国益を損ねることになりかねません。もちろん、国益は中長期的に捉えるべきものです。常に長期的な戦略的利益を念頭に置いて、短期的な利害得失に一喜一憂したり、先ほど論じたように一貫性に拘泥し過ぎたりして国際社会全体の潮流を見失ってはいけません。 したがって、これまで安倍総理が外国に対して一見弱腰に見える妥協的な態度を見せても、私は「より大きな戦略的利益のために妥協が必要な場面もあるのだろう」という思いで観察してきました。例えば、2015年の日韓慰安婦合意などはその典型です。安倍総理を取り巻く保守層は韓国との慰安婦合意にはそもそも批判的でした。多くは、たとえ妥協しても韓国からの外交的見返りなど期待できないと考えていました。しかし、当時の安倍総理の視線の先には韓国ではなく中国の動向がありました。当時はちょうど、中露が韓国を取り込み、さらにはアメリカを誘い込んで「歴史問題」で日本を孤立化させようと試みている真っ最中でした。慰安婦問題での妥協は、中韓に楔を打ち込む効果を狙ったものでした。
今の日本にとって最優先に考えなければならない課題は、「対中戦略」です。これは日本だけではありません。アメリカにしても、21世紀の戦略的な課題とは、「中国の台頭にどう向き合っていくか」に尽きます。その意味から言えば、ロシアと中国が結託して日本に圧力をかけられるような形というのは、日本にとって最も避けなければならない事態なのです。 そのロシアは、クリミアを併合したことで、アメリカやヨーロッパから制裁を受けています。窮地に追い込まれたロシアに接近し、両国間の領土問題を解決し、平和条約を締結して中露の間に楔を打ち込むというのが、おそらく安倍総理の戦略的なイメージングだったはずです。 しかし、そこで考えなくてはならないのは、そんな日本の戦略にロシアが安易に乗っかるようなヤワな国なのか、ということです。 ■ 日本には日本の、ロシアにはロシアの国益がある ロシアにはロシアの国益があるし、譲れない戦略的な立場もある。中国とも上手くやりながら、日本から利益を獲得していく。その際に、日米同盟に隙間風を吹かせることができれば、万々歳でしょう。それがロシアの基本的な立場なのです。安倍総理の戦略的なイメージが、すんなり実現できるものかどうかは、また別の���題なのです。 昨年11月、安倍総理はシンガポールでプーチン大統領と首脳会談を行い、「1956年の日ソ共同宣言を基礎にして平和条約交渉を加速化する」ことに合意しました。この時に、「なぜ1956年の段階に戻ってしまうのか」という疑問を多くの人々は抱いたのではないでしょうか。 日ソ共同宣言では、平和条約締結後に歯舞群島と色丹島を日本に「引き渡す」(「返還」でないことには注意を要します)とされています。旧ソ連側から見れば「歯舞・色丹の二島で終了」ですが、日本側からは「まず歯舞・色丹を返還してもらい、国後・択捉はその後さらに交渉を続ける」という解釈がなされました。 しかしその後、北方四島をめぐっては、1993年の細川-エリツィン会談による東京宣言、2001年の森-プーチン会談によるイルクーツク宣言で、「平和条約交渉は四島の帰属の問題を解決してから実施する」と、1956年の日ソ共同宣言のレベルから日本は大きく押し返したのです。敗戦からわずか10年で締結した日ソ共同宣言以来、国力の増大を背景にした歴代政権の努力で、日本の主張を(ソ連邦崩壊で国力が低下した)ロシア側に呑ませてきたのです。これが国際社会のリアル・ポリティックスの実態です。 それを昨年、安倍総理がいきなり1956年時点にまで引き戻してしまったのです。「なんとか平和条約を締結したい」という思いがあったことは間違いありません。それでも、多くの国民は「公けにはできないだけで、安倍-プーチンの間では、『二島を足掛かりにまず平和条約を結び、それから残る二島の返還交渉に』というような約束があるのだろう」と信じていたと思います。しかし、事ここに至って『外交青書』の記述削除を見せられたとき、私たちは、それが「展望なき後退」に過ぎなかったのではないかと疑わざるを得ないのです。 ロシアは、これ以降、「日ソ共同宣言では『二島を引き渡す』と書いているが、『いつまでに』とは書いていない」とか、「歯舞、色丹を引き渡した後に、米軍基地が展開しない保証を」などと、およそ友好的とは思えない主張をするようになっています。一瞬の妥協が、際限のない後退を呼び込んでしまったというのは言い過ぎでしょうか。 安倍総理は、プーチン大統領とは実に25回もの「差し」の会談(テタテ)をやってきました。まさに全力を注いでロシアとの平和条約締結と、北方領土問題に取り組んできたのですが、これまでのところ残念ながら成果はゼロ、と言わざるを得ません。ゼロならまだしも、60年前の日ソ共同宣言の時点にまで戻ってしまったことを考えれば、マイナスと捉えるべきかも知れません。 ところで、安倍総理がこれほどまでにロシアとの関係に前のめりになるのは、祖父である岸信介元総理の存在が関係していると見ます。安倍総理の愛読書の一つに『岸信介証言録』(中公文庫)という本があります。政治学の泰斗・原彬久氏による晩年の岸元総理へのロングインタビューをまとめたものですが、その中で「やり残した仕事は何か」と問われた岸は、「2つある。1つは北方領土、もう1つは憲法改正だ」とはっきり答えています。その無念は、安倍総理の頭の中に深く刻まれ��いるはずです。 さらに言えば、安倍総理の父・安倍晋太郎外相(当時)も、ソ連のゴルバチョフ大統領(当時)と交渉。亡くなる間際まで、北方領土問題の解決に心血を注ぎました。その様子を最も間近で見ていたのが、当時外相秘書官だった安倍晋三氏です。 ロシアとの平和条約締結と北方領土問題の解決は、まさに親子三代にわたる宿願でもあるのです。なんとかこの問題を前進させたいという思いを、安倍総理は他の誰よりも強く持っているはずです。その点は痛いほど理解できます。 その思いは尊いのですが、冷静になれば、違う一面も見えてきます。その宿願である平和条約締結ですが、ロシアと平和条約を結んだからといって日露間の緊張がなくなるかと言えば、全くそんなことはありません。例えば日本と中国の間には、日中平和友好条約が結ばれて40年以上も経ちます。しかし、尖閣諸島など日中間では緊張が絶えません。ロシアとの平和条約についてもそういった冷めた目で見ることも必要だと考えます。
では、北方領土問題の進展を期待する以外に、平和条約の締結を急ぐ意味はどこにあるのでしょうか。 期待できるメリットは2つでしょう。1つは旧島民の方々の心情的な問題です。故郷に帰れない、先祖の墓参りもできない。それはあまりにもかわいそうではないか、と。ただし、墓参や自由往来は、平和条約がなくても実務的な取り決めで解決することができるのではないでしょうか。そこで経済協力などを絡めてロシア側の譲歩を引き出す交渉は大いにやる必要があります。 もう1つは漁業権益の問題です。北方領土周辺の海域で、日本の漁船が拿捕されたり、漁民が抑留されたりする状況をできる限り無くしていかなければなりません。ただしこれも漁業交渉を通じて解決すべき問題で、平和条約がなければ漁業交渉ができないわけではないと考えます。 であるならば、こちら側が一方的にタイムリミットを決めて、妥協を重ねてまで平和条約締結や北方領土返還交渉を急ぐ必要があるとは思えません。 ■ 影を潜めてしまった高度な戦略的判断 冒頭でも述べましたが、私はこれまでの安倍外交を高く評価してきました。「地球儀を俯瞰する外交」を標榜する安倍外交は、世界中に戦略的な布石を打ってきました。これから展開されようとしている対イラン外��などは、米欧主導の核合意を側面から支え、対イラン制裁が厳しい時にもイランとの対話の道を閉ざすことなく粘り強く外交関係を深めてきた成果と言えましょう。また、インド太平洋構想により、インドとオーストラリアを戦略的に結び付け、地域の平和と安定のためアメリカの関与を繋ぎ止めるために果たしてきた安倍外交の役割は大きいものがあります。そのほかにも、中国の「一帯一路」に対抗して、中央アジアや南太平洋諸国へのインフラ投資を戦略的に進めてきました。 しかし、最近の安倍外交は、そのようなダイナミックさが影をひそめ、小手先で小さな得点稼ぎに腐心しているように見えてしまうのです。それが誤解であれば、平にご容赦いただきたいのですが、そこに高度な戦略的判断が見えてきません。 トランプ大統領の5月の訪日はつつがなく終わりましたが、6月には中国の習近平主席が来日し、日中とともに米中首脳会談が開かれます。さらに安倍総理が「前提条件なし」での対話に意欲を燃やす北朝鮮の金正恩委員長との首脳会談も遠からず開かれるかも知れません。もちろん、日露交渉も続いています。6月のG20に韓国がどのようなアプローチで臨むのか、それをどう迎えるのか安倍総理の外交のリアリズムが厳しく問われると思います。 目先の利害得失に目を奪われることなく、当初見据えていた日本の戦略的利益が描かれた「ビッグピクチャー」を胸に、リアリスト外交を展開していただきたい。
長島 昭久
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Cairns Ironman 2023 Race
アイアンマンレース@ケアンズ オーストラリア 2023/6/18 レース編
ケアンズでのアイアンマンレースのため、23年ぶりにオーストラリアへ。熱帯モンスーン気候帯に属するということで暑いと思いきや、冬季の快適な気温・湿度感にものすごく癒されてきた。アジアの熱に慣れている自分からすると、25度前後のレースは快適としかいいようがない。
6月15日木曜日の午後にシンガポールを出発、パース経由かつ夜行便で金曜の朝にケアンズに到着する、という謎の行程で現地入り(バイクをもって、トランジットはなるべくしない方がよいのに…)。こじんまりとした街が総出になって、アイアンマンレースを盛り上げてくれた。 前日・前々日から街中、いたるところにランナーやサイクリストがたむろし始めるのは見ていて励みになる。トランジションの場所が2か所、双方離れていることもあって、幾つかチェックインの作業を済ませなければならないんだけど、両日ともわりとリラックスできたと思う。特に金曜日の夜は、前夜一睡もできなかったために、ものすごくぐっすりと眠ることができた。金曜にウォーキングとプールでのスイム、バイクの試し乗り、土曜日に30分ジョギングをして体を暖めてた。
今振り返っても、本当に大変なレースだったんだけど、挑戦してみてよかった。アイアンマンぐらいすごいレースだと、なんでやるのか?という動機がみんなそれぞれあるんだろうと思う。Jacques Steinberg が書いたYou Are an Ironmanという本を7-8年前に読んだんだけど、参加者は三者三様にそれぞれの思いや理由をもって、この挑戦に立ち向かうことを知った。果たして僕の動機は?,ということだけど…それと、この挑戦を達成した後に見えた景色はどんなものなのだったのだろうか?一言では言えないし、それはひとつでもないと思う。さらっと言えちゃう動機、ではなくて、むしろその大部分は”なんとなく楽しそうだから”、というふわっとした応えのような気がする。そう、一番の理由はそれで良いと思う。だから笑顔で終われたことこそが、何よりも楽しんだことの証明なんじゃないかな。

スイム 3.8km
スイムのスタート地点はケアンズ市内(メイン会場)から車で30分ぐらい北のPalm Cove。予約した送迎バスに揺られ、朝5時半ぐらいにトランジションに到着。大体1時間半ぐらいかけてゆっくりとバイクの最終調整、ワセリン塗ったり、トイレ・着替え・準備体操をして、その後は波打ち際で試泳。そのぐらいになると徐々に明るくなってくる。素晴らしく良い天気。気温もよい具合で、むしろ僕のノースリーブのウェットスーツがちょうどいい気がしたぐらい(ほぼ9割以上は袖ありだった)。前日に試泳してなかったから、この時海に入れたのはよかった。緊張がほぐれる。

7時40分からプロがスタートして、僕が出発したのは50分ぐらい(カテゴリー2)。ドキドキの中、ローリングスタート。水中ではぶつかったり押し合ったりもなく、わりと無難にスタートした感じ。
スイムは全体的にタイムの出やすいコンディションだったと思う。63分というのは台湾でのレースと一緒のタイム。1m1秒のペースは、やっぱり海流が味方してくれないと出ないと思ってる。今思えば、波の向きが露骨で、泳ぎやすいところとそうじゃないところがはっきりと別れるコースだった。例えば沖合に出れたら流れが弱いとか、沖に向かってる時は進みづらい、みたいに。水質はあんまり良くなくて、腕の先が見えないくらい濁ってる。恐怖心が削がれるっていう意味で、それもありかなと思った。だけどそのせいでドラフトがしずらい…あとは、右側でしか息継ぎをしない僕にとっては、反時計回りの3.8キロはやややりづらいんだけど、前方目視をこまめにしたせいか、そこまでコースを外れることなく、泳げたと思う。
ウェアに関しては、下だけちゃんと履いたトライスーツの上から、ウェットスーツを着てた。袖ありのトライスーツは腕のあたりの擦れが辛かったから(ダバオでの経験)、なるべく着たくない。あと、ウェットスーツがノースリーブだから、袖ありトライウェアが下から見えるのはかっこ悪いかなと。そういう理由もあって、トライウェアを下半分だけ着て、残りは丸めて腰の辺りに収納して泳いでた。練習でもこの方法を試して問題なかったから大丈夫だった。1周周り終わる頃にはむしろ名残惜しい、と思うほど快適で最後の1キロぐらいの直線もぐんぐん疲れ知らずで行けた。

バイク 180km
トランジションはすごくゆっくりだった。バナナとアミノバイタル食べながら、アームカバーとか手袋つけたり。これから長い長いバイクが始まるんだと思うと若干憂鬱だったかも。バイクコース、全然予想していたのと違うじゃん…というのがバイク始まってすぐの感想。デサルーの時のようなフラットなものを想像していたのに、初っ端から続くアップダウンの連続。結構がっつりな峠もあるし。乗り始め、ということと、追い風、という条件もあって、はじめのうちにかなり勘違いのスピードが出てた。ドラフティングの反則も気になったせいか、遅めの人を意識的に抜かしたりもしてた。あの時は、体力温存のために力を少し抑えめに行くのが正解だった気がする。すごくシーニックなコースだと思う���だけど、もう気が気でなくて、ほとんど景色なんかみてない笑。早いところでは時速55㎞以上出てたみたいだし、あまりよそ見をできる状況じゃなかった。北に40㎞弱進んだところで折り返し、風向きが変わる。そこから一路、上り坂と風のダブルに悩まされてかなり体力を使ってしまった。1周目終わったあたりで(80㎞ぐらい)、もういい加減やめたくなってきたのが正直な思い。体力が最後まで持たないんじゃないか、というリアルな恐怖を感じてた。でもそうも言ってられないから、ちゃんと計画通りに栄養補給したり、下り坂でうまくスピードを捕まえたりしてなんとか体力をキープしてた。後半にかけては抜かされる一方。凸凹道が終わる150㎞地点以降は、フラットな幹線通りを一路ケアンズ市内に向けて走っていく。思っていたほど、向かい風が強くなかったこととフラットな道に救われて、最後までぎりぎり足が動いてくれたことに感謝。ラスト30㎞はほぼ泣きべそ状態で、一刻も早く終わってくれーと懇願している感じだった。この頃になると、理性的な判断が鈍ってきて、食べる物も好きな羊羹とマグオンだけになってた。幸いバイクに何事もなく180㎞走破してくれたし、足や体も特に痛みもなく、トランジション2にたどりつけた。その時はどっと安堵したのを覚えている。半分ちょっと過ぎまでは時速30㎞をキープしてたんだけど、さすがに後半はばてたね。それでも6時間10分はかなり予想していたよりも速いタイムだったから嬉しかった。

ラン 42.195km
もちろんバイクをやってる頃は、そのあとのランのことなんて一切頭になかった。体力を温存しておく、という考えがあるわけもなく、そのままランへの準備を開始。ここでもアミノバイタルを食べ始めながら、腰ベルト、ゼッケンベルト、カーフスリーブ、キャップ、五本指ソックスを身に着けて、早速出発へ。トイレに立ち寄った(上にサングラスを便器に落とした…から水で洗ってた)時間が加味されているから、トランジションは10分とすごく長くなっている。ランを開始してすぐ、目の前を一位でゴールしたプロのBraden選手が通り過ぎていって、一気に歓声があがった。まじか、、と思った。でもおかげですごくテンションが上がった;頑張ろうって。不思議なことに、バイクの疲労感は一切感じなくて、体の痛みも何もなかった。気温と湿度も影響しているのかもしれないけど、まさに快適そのものだった。逆に、スピードが出すぎないようにすごく気を付けてた。10㎞を4周するコースだから、きっと勝負は3-4周目だろうって感じてた。逆に1-2周目はすごく快調で、いつものごとく、水・コーラ・氷をエイドステーションで調達して、快晴のウォーターフロントと公園を走ってた。30分おきにエネルギージェルもとるようにして(羊羹・マグオン・塩キャンディ・塩タブレット)、いっぺんに食べちゃうのではなくて、10分以上かけてゆっくりと接種してた。お腹を壊して立ち止まってる人も周りにちらほらいたから、それを避けようと思っての対策だった。あとやったのは、肩と首を1キロおきに回すこと(肩こり対策)、氷の入ったコップを持ちながら走って、溶けた冷たい水を膝や太ももにかけてた(足攣り対策)。30キロ以降は自然な流れでスピードが落ち込んできてた。大体6分40分ペースで走っていたと思う。もちろんスピードを持ち直すことも考えたけど、それはやめといた。日が沈んで、真っ暗な中で走る4周目でつぶれるのが怖かったから。結局、お腹も足も何も故障せずに、最後までいけそうなところまできてた。スタート地点を通過するたびに、ゴールする人たちの歓声が聞こえて、もらい泣きしていたぐらいだから、自分の時はさぞやばいだろう、と思ってた笑。沿道のお客さんの盛り上がりもよかったし、Donnaがハイタッチしてくれるおかげで、気分は最後までめげなかったのかも。そして、最後の直線入ったあたりからが、もうやばかった。笑顔と涙でハイタッチしながら最後のフィニッシュを迎えた感じ。Kenya Endo, you’re an ironman! と言われたときは心の底から嬉しかった。今でも忘れない。タオルをもらって、日本のスタッフさんに労われて、顔クシャクシャだったはず。ランのタイムは4時間17分。キロ6分ちょっとのペースだった。総合タイムは11時間50分で、12時間を切れたことは素直に驚きだった。レース終わった直後は、ゴールエリアで15分以上放心状態で、まったく動けず…でもケアンズの夜はもちろん濡れたままいるには寒すぎて、しばらくしたら、震えが止まらなくなってきてた。友人がゴールするまでの間、いったんホテルに戻って、温かいシャワーを浴びたとさ。



まとめ
それ以降のことはもちろん夢心地。筋肉痛はひどかったけど、でも大きな達成感があったから、すごくハッピーにケアンズでの残りの時間を過ごしていた。翌日午後4時のフライトに乗るに合わせて、月曜日の午前中はバイクパッキングがメインで、あとはメタスポーツから参戦していた3人でシャンパンランチをいただいてた。無性に肉が食べたくなって、メインを二つ頼んだんだけど、分量は全くもって問題なかった。

大会自体に関して、とてもよくオーガナイズされていて、参加してよかったと思ってる。アジアオセアニア地区のチャンピオンシップレースということで、結構強豪が多かったんじゃないかな。日本からもたくさんの人が参加していたよう。大会ホテルのシャングリラに3泊したけど、ここもまあ快適だった。朝飯はついていなかったので、スーパーに買いに行ってパン・ハム・チーズ等を適当に食べてた。
幾つか細かいことを列挙すると、Personal Needs Bagは両方とも結局使わなかった。まあ保険としてはありかなと思った。
タイミングチップは靴下の上からしめるのがおすすめかもしれない。地肌に直接結びつけていたら、擦れて終わったとき血まみれになってた…
バイクバッグ・ランバッグを前日にチェックインしないとならないのだけど、その日の夕方(レース前日)に雨が降ったので、できればビニール袋にいれるのがベストだと思った。
空港から市内までの送迎は、僕は行きは空港付属のTransfer serviceを使って30ドル(乗り合い)。帰りはUberを使って同じぐらいの値段。
ケアンズはグレートバリアリーフにも近いし、山も海も楽しめるエンターテイメントがあるようだから、次回あるとしたらもう少し長居してもいいかなと思った。

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わたがしだらけ
わんこがしきりに舐めてくる夢を見る。ほけっとした憎めない顔つきをして、はっはっはっと忙しなくあったかい湿った吐息を出し入れして、暖簾のような舌をだしっぱなしにしただらしなさ。ダックスフントであったりコーギーであったり、豆柴であったり、ゴールデンレトリーバーであったり、ダルメシアンであったり、パグであったりチワワであったり、種類は多岐に渡った。種名を記憶していない、テレビでしか見たことがない凜々しい立派なわんこも、その夢ではみんなだらしなかった。 俺はいつもそんなわんこの舌にもみくちゃにされている。べろべろん、くすぐったいだろ、ぺろぺろ、やめろっ、ああ、うふふ、もふもふ、ふわふわ、べろんべろん、きゃっ��ゃうふふ……よくわからない湿った、でもふわふわした甘い幸福にまみれて自意識も失われてフライアウェイした頃、頭部に強い衝撃が襲いかかり、ようやく目が覚める。それは寝相が悪すぎてベッドから落ちた場合であったり、母親に叩き起こされた場合であったり、枕元に置いた目覚まし時計が落ちてきた場合だったり、いろいろだった。そういった類の夢を見た日は、何かしらの物理的衝撃が無いと目覚めないのだった。 割と真面目に、自分にはわんこに興奮する性癖があるのではないかと内心悩む。 至ってノーマルな自己評価は間違っているのだろうか。 試しにどこかのおばさんが散歩しているブルドックをさりげなくまじまじと目で追ってみたのだが、幸福感だとか興奮だとかは一切発露せず、不審な視線を返されて逆にいたたまれなくなった。近日中に夢にはそのブルドックが登場してラブラブにダイヴして更にいたたまれない朝を迎えたので、そういった行為はやめた。 この情緒の正体が一体なにものか、意を決して��女に相談した。そう、俺にはちゃんと彼女がいるのである。その彼女は怪訝な表情を浮かべ、絞りきった答えとして夢占いを勧めてきた。朝のめざまし占いみたいなおみくじ感覚のものは気にならないのだが、占い、それも夢占いという一層スピリチュアルなものは疑わしいし、どことなく恐ろしくて二の足を踏んでいる間に、彼女から別れ話が切り出された。気色悪い男としてカテゴライズされてしまったのだろう。解せない。 次に友人に相談した。クラス替えをして席が前後になって話すようになったが、テンポがちょうどよく合うのでなんとなくそのままつるむようになった奴だ。 彼女との失敗から学んだのであまりことこまかに話さずにざっくりと「わんこにもみくちゃにされる夢をよく見てなかなか起きれない」と話した。これだけでもなかなか頭おかしい字面である。一方友人は「ふうん」とこれ以上無い適当な相槌を打ちながらスマホゲームから視線を離さない。真剣さをそれとなくちりばめるとゲームを止めて、「それって何がやばいん?」と逆に尋ねてきた。 「朝起きれないこと以外は特に問題無くない?」 それだけでも充分大きな問題だとは思う。 「いや……俺、なんか変なんかなって」 「考えすぎだろ」なんでもないことのように笑った。「人間、ちょっと他人と違う部分なんてそれぞれあるもんだし」 どこか達観したことを解ったようにさらっと言うのだけど、それが鼻につかないのがこいつの人間としての特性である。 「わんこの夢に興奮することが?」 「そういう人もいるよ。大体、夢だろ。幸せな夢ならますますいいじゃん。なに、��精して汚すから困ってんの?」 最後の質問は黙殺した。 「猫でも見たら? 猫カフェに行くとかさ、犬のイメージが相殺されるかもよ」 なんだその謎理論は、と思いながらも、悪くはない予感もした。多分夢占いよりはマシだ。 ついてきてくれるらしいので、放課後になってその友人と初めての猫カフェに向かった。気恥ずかしかったのだが、友人は気にも留めていないようにあっさりと可愛らしい女子向けっぽい木製のドアを開けた。男子高校生二人が猫カフェに来る光景を果たして店員はどう見たのだろう。考えすぎなのか。 猫は可愛かった。ちいさい子は両手にすんなり収まるような、かよわい、守ってやらなければならないような父性のような部分が刺激されるような気もした。猫はすましたいけすかない印象があるが、人慣れしているやつばかりだし、ちょっとしたでぶ猫なんて胸を覆うあったかさやもふもふ加減がたまらないような気もした。夢でのわんこたちの激しすぎるスキンシップとは真逆のおとなしさに純粋に癒やされるような気もした。でもそれって一般的な感覚だろう。同行した友人もそれなりに幸せそうだし、スマホで写真を撮りまくっててこっちが恥ずかしいくらいだった。 「つまり、考えすぎなんだよ」 猫の写真を待ち受けにして満足感を得た顔で猫派の友人は言った。こいつ俺をだしに使ったんじゃないだろうか。 制服に獣のにおいが沁みついただけであとは変わらなかった。翌日また夢を見た。にゃんこではなく一貫してわんこだった。休日だったこともあり延々と放っておかれ、夕食の時間になって落とされた母の雷でようやく気がついた。考えすぎと言われてしまえばそれまでだが、隠された性癖というより一種の病気ではないかと不安になる。生活に支障が出るのは困るが、決して夢の内容自体が嫌なわけではないし、夢を見ている間はむしろ底知れない多幸感に包まれるのが複雑なところである。 不安が拭われる前に、夏休みに入ろうとしていた。夏休みの途中では近所で花火大会という一大イベントが来る。元カノと一緒に歩くはずだったイベントである。代わりにかの友人を含めた数人と行くことになった。何故こうなった感は否めないが、花火大会だというのに家で過ごしたりましてや家族と行くなんて猫カフェ以上に恥ずかしい。 そして、もう一つ大きな問題として、これは学校という閉鎖空間だからこそ起きてしまう悲劇なのだろうが、元カノが僕の夢について漏らしてしまい、あることないこと膨らませながらおかしな噂になって、頭おかしいやつという不名誉なレッテルを貼られてしまった。所詮は夢の話であり、身近な友人達は笑い飛ばしてくれる。それにこんなつまらん噂話は退屈な学校生活における刺激の一環であり、時間と新たな話題が解決してくれるだろうとは思いながらも、意外に痛みを伴った。 当初は彼女が唯一になるはずだったが、結果的にこの友人がこの一連の恥ずかしい夢について相談できる相手になってしまったため、たまにその話をぼんやりとするようになった。聞いているようで全然聞いていなくて、聞いていないようでやっぱり全然聞いていないので、真剣に聞けよと言いたくなる時もあるが、徐々に俺の方も慣れてきて、仕方ないかもしれないと受け入れるようになっていた。普通を求める俺の実生活に影響が出ているというのに、何が仕方ないんだという話ではあるが。 夏期講習の地獄が終わってから、懐かしの駄菓子屋で安い棒アイスを食べる。コンビニは学校のやつがいる可能性があった。奇異な視線にも疲れるものだ。 「大変だなあ」 実に他人事として友人は言う。 直射日光に当たると秒でアイスが溶けるし、単純に暑いため、僅かに出来た軒下の影で頬張る。背後で扇風機のからから回る音がして、店主のばあちゃんが奥の畳であくびをしている。軒先では柴犬が気怠げにアスファルトに突っ伏していた。夢に出てくるわんこもあんな感じでだらしない体格をしている。いっそ俺もああなりたい。もしかしてわんこになりたい深層心理だったりするのだろうか。そんな暑さにやられた思いつきをふと言ってみると、 「おれも猫になりたい」アイスを噛み砕きながらぼやく。「夏期講習、面倒臭いから」 ものすごく適当なことを返された。 それはそうとして、アイスは美味い。きれいにたいらげた頃、隣で小さな声があがった。 「当たりだ」 「え?」 「意外と運がいいんだよな」 得意気に木の棒を見せびらかしてきた。確かにあたりと印字されている。都市伝説ではなかったのか。 そして、その小さな棒が差し出された。 「やるよ」 「え?」単純なロボットの一つ覚えみたいに同じことばかり繰り返した。 「おれの強運で、お前の不運が相殺されるかもしれない」 聞き覚えのある文句である。 正直に申せば唾液まみれであろうものを受け取るのもばっちいという思いも無いわけではなかったのだが、ちょっとまいっていたのだろう、おとなしく受け取った。扇風機を一身に浴びている奥のばあちゃんに見せると、無言で冷蔵庫を指差された。適当に取れ、という意らしい。慣れないことで少しおどおどとしながら、アイスをもう一本取り出す。おまけを食べている間に、友人はなんだかんだ英単語帳を開いて何かを出し抜こうとしていた。柴犬は鼻提灯でも浮かべる勢いで爆睡していた。 そしてその夜はそのだるだるとした柴犬が溌剌として俺に飛び込んできた。アスファルトに投げ出していた活力が無かった舌でこれでもかと舐め重ねてきて、もふもふで押しつぶしてくる。そして俺はかけられるわんこ圧にまみれて苦しいどころかなぜか途轍もなく幸せで、思考はわたがしのごとく中身がなくなって、トリップして、もうなんでもいいやとそのふわふわの幸福の渦に身を委ねているのだった。 やっぱり病気かもしれない。 ベッドから落ちて、花火大会の当日をそうした柴犬の夢と共に迎え、LINEで友人達が会話を重ねているスマホ画面を全然違う世界の出来事みたいに眺めた。窓から差し込む陽光は夕方のものだった。起きたばかりだというのに待ち合わせ時間が近い。目覚めたばかりの瞬間は、夢があまりにもはっきりとしすぎていて、リアルの方が現実感が無い。 特に大きなきっかけがあったわけでも興味があったわけでもないが、夢心地のまま「夢占い 犬」と検索をかけていた。生々しい傷を残していった元カノのアドバイスである。 一瞬で膨大な検索結果が出てくる。適当に上位に出てきたサイトに踏み込む。 急に意識が冴えてくる。 夢占い業界では、犬は親しい人を示し、更に区分すると犬は男性の象徴でもあるらしい。舐められる夢はそれをどう感じるかで意味が異なるようだが、幸福感を覚えていれば、恋愛的発展うんぬんかんぬん。 「え?」 咄嗟にかの友人が脳裏に浮かんで、コンマ数秒で打ち消した。 床の上で固まったまま、他のページも確認する。全部が全部同じではない。いろんな夢占い論理が展開されている。少しほっとした。あくまで占いである。そしてあくまでこれは女性目線での話である。冷静になってみると若干でも動揺した自分が恥ずかしい。 振り払うように身支度をして、待ち合わせ場所である駅前に向かった。家を飛び出して、息が切れそうになりながらも走った。驚いたのか、途中で吠える声が聞こえた。わん、と一声。無視した。夢のわたがしみたいなふわふわした多幸感をできるだけ打ち消そうとした。 駅前では既に人数分集まっていた。律儀な奴等なので、きちんと時間に合わせてきたのだ。 「また夢でも見たか?」 遅刻した俺をからかうように友人が言う。ひそひそと仄暗い、悪い意味での嗤いネタとして回ったこの話題をなんでもないように笑って言える奴は限られている。 いや、そっち? と思わざるを得ない。わんこの方ではなくて? あくまで夢の話だ。そう言い聞かせているのも束の間、よくつるむ奴等とわいわい、夏期講習がどうこう、宿題がどうこう、お盆がどうこう、口うるさい先生がどうこう、と話に話を咲かせていたら気が紛れた。 やがて現地に辿り着く。真昼の名残のような蒸し暑さが人波を包み込んでいた。夜といってもだらだらと汗が垂れていく。凄まじい人だかりで、見失わないようにするだけでも大変だった。 祭は地元での開催なので、知り合いとも擦れ違う。元カノの姿も見かけた。俺のことには気付かなかったようで、彼女もよくクラスで一緒に話している友達と祭を楽しんでいるようだった。結局噂なんて気にしているのは俺だけで、考えすぎで、本当にどうでもいいことだと実感する。当たり前みたいにカップルも見かけた。あいつらそうなんだとしげしげ眺めた。 花火の場所取りは別の友人がしてくれていた。それぞれお礼を言って、率先して交代要員を申告したのは猫派の友人だった。言葉に甘えて、夕食代わりの焼きそばや、たこ焼きや、きゅうりの浅漬けや、ベビーカステラなどそれぞれ両手に買い込んで随分なごちそうになった。祭の夜が創り出す非日常的な空気にすっかりほだされて晴れやかな凱旋気分で持ち帰ってみると、友人はしれっと単語カードを捲っていた。 「えーっ祭まできて何やってんだよ」 「勉強だよ」 極めて冷静に返され、信じられないと土砂降りのごとく非難が飛び交って、わかったわかったとポケットにしまわれて、買い込んだ食料を囲む。 「どんだけ食う気」 と友人は呆れながらも、焼きそばを啜った。その後は、見え隠れする歯に青のりが貼り付いていた。 周囲の賑わいは増していくが、水に薄めた藍はどんどん濃厚になっていき、空は既に暗くなっていた。 やがて、前触れもなく鮮やかな炎のきらめきが空を飛ぶ。軌跡が途切れ、間もなく大輪の光の花が炸裂し空を彩った。遅れて、おもたくみぞおちまで響く巨大で深い音。 分散していた人々の意識が一気に花火に集まる。おおとどよめきのような歓声があちらこちらであがった。つられて俺も声をあげた。空から見たら、無意識のうちに一致団結して顔が上向いて、面白い光景だっただろう。 花火が次々とあがる。最初から惜しみなく繰り出されて見入っていた。ぼうっとしている最中、ふと友人を見やった。視線を感じた予感がしたからだった。奴はやや驚いたようだったが、明滅する光に照らされて、いたずらに口を指差して笑っていた。なに、と問うと、口をあんぐりと開けているのが犬みたいだ、とのことだった。ただ馬鹿にされていることはよく解った。仕返しのつもりで歯に付いた青のりを指摘すると、すました顔をして、唇のあたりの皮膚がうごめいた。隠された場所で舌が青のりを払っているのだ。ふわふわしたなにかが意識を掠めた。 この情緒の正体がどういうかたちをしていたとしても、彼との関係性は良好でありたいと思った。
了
「わたがしだらけ」 三題噺お題:駄菓子屋、空を飛ぶ、くすぐったい
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インターネットと友情
「リアル」で会うのはこれが三度目。今日、彼女は結婚する。
「この子は何の友達なの?」 桜貝みたいな色した愛らしい招待状が届いた日、母がそう尋ねた。式場で同じテーブルになった華やかな女の子たちにも「何繋がりのお友達なんですか?」なんて聞かれたりしたけれど、なんとなく上手い言葉が見つからなくて、笑顔でお茶を濁した。それでも、共に涙を流して彼女を祝福したし、コースの締めに出た香りの良いジャスミンティーをテーブルの女子全員で仲良くおかわりしたりもした。 けれど、長年の知り合いみたいに楽しく会話を弾ませた彼女たちと会うのも今日が初めてなのだ。そもそも、唯一の知り合いである新婦とだって二回しか会ったことのない。そんな結婚式に出席する日が来るなんて、一体誰が想像するだろうか。 人生は何が起きるか分かんない、本当に。
こんな思いもよらない経験をさせてくれた彼女とはTwitterで知り合った。恋愛について語るアカウント、通称・恋愛ついったらーなるものに興味を持ったのが5年ほど前。そのときはどちらかといえば、オタクじゃない「普通」の女の子がインターネットで何を書くんだろうという好奇心の方が強かった。普段、暮らしの中でわざわざ口にすることはない、人間の心の柔らかい部分に触れてみたかった。 そこで覗き見たのは、物語と現実の狭間で鮮やかに色づいた言葉だった。普通に生きているように思える女の子たちは、その可愛い心の中に恐ろしいほどの熱量を隠し持っていた。日々繰り返される真夜中の内緒話には、蜂蜜みたいに蕩ける幸せから誰にも救えない真っ暗な悲しみまで、何だって存在していて、いつしか顔も名前も知らない誰かを本気で心配したり応援したりする自分がいた。 「この子の行く末を見守りたい。どうかしあわせになってほしい」 そんなこと言ったら「たかがインターネットの」「嘘か本当かも分からない」言葉を本気で信じたりして馬鹿だって思う人もいるんだろう。ある意味、それは真っ当な意見かもしれない。匿名故の弊害だってたくさんあるし、物凄い執着心で画面越しにどうにか傷付けてやろうとする人、個人情報を暴こうとする人、そういう類もごろごろいる。そんなところで心を剥き出しにしている方が馬鹿だって意見に反論することは難しい。
だけど、そういうのから程遠い、素直で真っ直ぐな人たちとたくさん出会えたから、悪くねぇなTwitterって思っちゃう。馬鹿でよかったと思ってしまう。 わたしは物心ついた頃からインターネットに浸かってきた。彼女を始めとして、SNSを通じて出会った大切な友人たちがいる。ただ、その子たちの説明をインターネットに浸っていない人たちになんて伝えればいいのか、しっくりくる言葉がずっと見つからないでいるのも本当だった。 何だか後ろ暗い気持ちも少しだけあった。 所謂、「リアル」と「ネット」で出来た友人に差があるのか?その問いに対する答えをわたしは持っていない。インターネットにわたしのすべてはない。けれど、それはリアルだって同じことだ。リアルにだって、すべてを曝け出しているわけじゃない。 ただ、相手が自分をどう捉えているかを判断することについては、インターネットの方が難しい気がしている。普段、他人と親密な関係性を築くにあたって、お互いの心の距離の測り方を言葉にならないものに頼っている部分は大きい。 例えば、声とか表情とか、ノンバーバルの部分。 インターネットじゃ、元気いっぱいなツイートをしている人が画面の向こうで泣いていたって気付いてあげることはできない。やっぱり目に見えることだけが全てじゃないって心から思う。自分の持つ稚拙な言葉だけで親密な関係を築く難しさもある。 だからこそ、そんなところで出会った人間に結婚式に呼んでもらえるくらい親しくしてもらえるというのは、脳天が痺れるほどに嬉しい経験だった。
式当日の話に戻る。招待客に全く知り合いがいないため、会場となったうつくしい京都の風景を満喫しながら、高揚感に満たされた人々を一人ぼんやり眺めることになった。行く前は寂しいとか落ち着かないとか、そういう気持ちになるかなと心配していたけれど、完全なる杞憂だったみたい。 そこには彼女と旦那さんの世界があって、わたしたちがインターネット越しに触れてきた日常のずっしりとした積み重ねがあった。家族、友人、職場の同僚、集まった人たち全てが新郎新婦の人生を表している。人間が生きるって、人生の大切な局面を迎えるって、鮮やかだ。わたしたちの知り得ない毎日を重ねて、今日の良き日がある。聴こえてくる世間話から様々な思いを感じていた。 でも、この会場にいる誰一人知らない、彼女の中で起こった彼女だけのドラマをわたしたちは知っているんだ。たった二回しか会ったことはなくても、インターネットの暗闇の中、鮮やかな光が弾ける瞬間をたくさんたくさん見てきた。そう思うと、まだ式が始まってもいないのに、あと一息でも吐き出したら涙が溢れ出して止まらなくなりそうだと思った。張り切って着た着物の帯の圧迫だけじゃない締め付けが胸にキていた。 ちなみに、誰も知り合いのいない結婚式に行くなんてハードルが高いと思われる方もいるかもしれない。しかし、わたしは根っからのオタクなため、彼女のファンの中の幸運なひとりとして激レアイベントに参加させてもらった気持ちでいた。推してるアイドルの少人数制超レア接触イベントにひょんなことから当選して、めかしにめかしこんで単身乗り込んでいる感覚とでも言えばいいのだろうか。控えめに言っても血沸き肉躍る。どこもかしこも彼女のことが好きな人間の集まりなのだから、もちろんめちゃくちゃ楽しんだ。 お父様に手を引かれ、バージンロードを歩く彼女と目が合えば、涙がナイアガラのように溢れてきた。あの子、女神みたいに綺麗だった。本当にフォロワーのみんなに見せてあげたかった。披露宴では新郎新婦の愛情深さがその視線から伝わってきて、頭を抱えたくなるくらいしあわせだった。
言い出せばキリがないほど、幸福な記憶に満ちた一日だった。 その中でも一番印象的だったのは、新婦の友人代表の挨拶。それは、結婚式場の広い窓から見える鴨川を背にして、こんな言葉で始まる。 「学生時代、この川沿いを歩いて、色んな話をしたよね」 少し上擦った彼女の声からはどうしようもない喜びが溢れ出していた。 ああ、今、わたしの目に何の変哲もない街の一角として映っている風景がこの人たちにとってはかけがえのない思い出の詰まった特別な場所として像を結んでいるのだ。 笑ったり、泣いたり、喜んだり、かけがえのない時間が、彼らの歩んできた人生がここに詰まっている。そんな場所で彼女は真っ白なウェディングドレスに身を包み、最愛の人を心底愛し気に見つめている。その事実に気付いてしまったとき、涙を拭うのも無駄なほどに泣けてきた。柔らかな口調で語られる新婦と友人たちの間に築かれてきた友情、親愛、無数の思い出たちがどうしようもなく愛しかった。 そして、メッセージはこう続く。 「あなたに出会えて人生ツイてた」 なんて最高な言葉なんだろう。 わたしも人生ツイてた。とんでもなくツイてた。星の数ほど人間がいるインターネットの片隅であなたと出会えた。素敵な人だな、話してみたいな。そう思った人と仲良くなれたこと。誰にも会いたくないけど、誰かに傍に居てほしい夜、君の言葉が凍えた胸に明かりを灯してくれたこと。わたしたちの間にあるのは、そういう単純な喜びの積み重ね。 出会ったのが学校なのか美術館なのか会社なのか海外なのか。わたしたちはたまたまインターネットだっただけだ。Twitterがなかったら出会えなかった。嬉しい日も悲しい日も何でもない日もひっそり積み重ねてきた無数の言葉がわたしたちを繋いでいる。 インターネットと友情なんて、そんなもんでいいんだ。だって、あなたが特別なことに変わりはないのだから!
ご結婚おめでとうございます。どうか末永くお幸せに。
【追伸】 結婚式への招待を頂いた日、行けない人も含めて、インターネットのみんなでお祝いしたいと素直に思った。こんな幸せ、わたしだけで感じるのはずるいじゃない? だから、色んなフォロワーさんからこっそりメッセージを集めた。本当に凄かった。誰の言葉も彼女への強烈な愛に満ちていて、作成作業中から感極まって泣いてしまったくらい。 二次会でメッセージブックを渡した瞬間、彼女はきょとんとしていた。そうだよね。急に貰っても意味が分かんないよね。でも、表紙をめくったところで気付いたあなたが「無理!」って叫びながら泣き出したから、ガッツポーズしちゃった。 協力してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
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月見櫓 韓国人そのものよりも厄介な日本人
韓国人なんかを恐れたり警戒する必要はないという意見があります。 確かに彼らは、8割でパペクトだと思ってる上に、せっかちで過程をすっ飛ばして結果を望む癖が強く、自らを高く大きく見せようとするあまり、比喩的な意味でも直接的な意味でも上げ底が常態化しているために、しばしば自ら高転びに転びます。 全てを勝敗で考えたがり、しかも自分が負けるということを全く想定しません。失敗は全て他人に転嫁し、自ら反省するということがありません。反省をしないので反省を教訓とすることも出来ません。 こんな生き物が作る国ですから、まるで趣味か年中行事のように自らの国を滅ぼしてきました。そのため、一貫した国家としての歴史を持ちません。 そのくせ、誇らしい歴史を渇望すること極めて甚だしく、自分たちにとって望ましくないと感じる歴史はなかったことにしたり、他者や他国に責任転嫁し、自分たちにとって望ましいと感じる歴史は、たとえそれが他国のものであっても、自分のものにしようとします。こんなことばかりしていれば、そりゃ国が持つはずがありません。 地政学的条件と、民族的惰弱さ故に他国から攻められればひとたまりもないのはしかたないとしても、自国内、自民族同士でも団結するということが出来ず、他国からの侵略がない時は自国内で、同じ民族同士で食い合いを始めます。 そんな生き物が他国を侵略することなど出来るはずがないから、過剰に警戒する必要はない、という主張は一理あります。現在の韓国人も、文明人風の装いだけは上手になりましたが、一皮向けば中身はそんな生き物です。無闇に恐れたり警戒する必要はないという意見も、故のないことではありません。 実際、韓国人が「ウリナラは一度も他国を侵略したことがない」と誇るように、韓国が主体となって他国へ攻め入ったことはありません。 ですが、思い出してほしい【事実】がひとつあります。 あれほどまでに趣味か年中行事のように国を滅ぼしてきたくせに、彼ら自身は滅ぶことなく今まで生き残ってきました。現在の朝鮮人が古代から連綿と続く朝鮮半島固有の土着民族かどうかには議論の余地がありますが、少なくとも朝鮮半島の中で淘汰を繰り返し、そこで生き残った民族が現在の朝鮮人であることは【事実】です。 しかも、彼らが主体となって他国に攻め入る能力がないからと言って、彼らにその欲求がないわけではありません。ないわけではないどころか、焼け付くような渇望を抱いています。それが証拠に、これまでの歴史においても、他国の威を借った彼らは、他国の名の下に、嬉々として他国や他民族を蹂躙してきました。これもまた、歴史の【事実】です。 それでも彼らがそういう生き物だということを正しく知り、正しく対応すれば、韓国人など恐るに足らぬと言う人もいるでしょう。しかし韓国人は必ずしも韓国人として、あるいは朝鮮人として現れるとは限りません。彼らは他者に擬態しますし、更には他者を取り込み、操ることまでするのです。 韓国人は、実に巧みに他者に取り入ります。しかも以前から弊ブログで何度も言ってる通り、悪い意味で日本人と相性が良いのです。 ネットでどんなに韓国人の本性を知っていても、リアルの韓国人と話す機会があれば、10人中8人ぐらいは「あれ?韓国人ってネットで言われてたのと違くね?」と思うでしょう。半端に韓国人を知っている人ならば、「これがあの伝説の稀少種?」と思ってしまう人も、絶対にいるでしょう。 こちらが年長者であれば、驚くほどうやうやしい態度で接する韓国人も珍しくありません。こちらが年少者であれば、何くれとなく面倒を見てくれることもよくあると聞きます。日本人男性に対する韓国人女性の擦り寄りっぷりも、日本人女性に対する韓国人男性のアプローチも、まことにあからさまで臆面がありません。同性に対してであっても、手をつなごうとしたり腕を組んできたり、甚だしくは同衾までしたがる韓国人は一般的です。 こんな韓国人の対人的な距離感の無さに驚き、また鬱陶しいと内心では思いつつ、だからと言って俄に無碍にすることも出来ず、気がついたら彼らのペースに乗せられていたという日本人は、大変に多いのです。 また韓国の対日姿勢や反日教育について、日本側の意見に同調するだけではなく、韓国を厳しく激しく非難して見せる韓国人も、全く珍しくありません。日本のことを口を極めて誉めそやす韓国人など、佃煮にするぐらいいます。 ネットで知った韓国人のイメージとは大きくかけ離れた現実の韓国人に驚き、認識を改めてしまう日本人は少なくありません。それこそが、彼らの戦略(と言うよりも本能的な擬態)であるとも気づかずに。 結果、取り込まれたという自覚さえ持たず、いつの間にか韓国人の思うとおりに行動していたり、なんとなくおかしいとは思いながらも、彼らの勢いに飲まれて流される日本人が多いのは、これまでに日本で仕掛けられた韓流捏風を思い起こしていただければ、容易にご理解いただけるでしょう。 韓国人に取り込まれた日本人は、寄生虫に脳みそを乗っ取られたかたつむりの如く、韓国人のために行動するようになります。韓国人に取り込まれた議員を多く抱える民主党が政権を執った3年3ヶ月を思い出してください。 韓国人(及び朝鮮人)だけを警戒しておれば良いのであれば、問題はさほど難しくはありません。厄介なのは、韓国人に取り込まれた韓国人ではない人々、殊に日本においては、日本人なのです。韓国人が極めて巧妙に日本人に取り入り、取り込もうとする生き物であるということに対する警戒も、私たち日本人は決して怠ってはならないのです。 韓国人そのものも安易に侮るべきではありませんが、それ以上に韓国人に取り込まれてしまった日本人、即ち日本国内のあらゆる場所に多数存在する「朝鮮人のような真似をする奴」こそが大変に厄介だということを、私たち日本人はくれぐれも肝に銘じるようにしなければならないと思う次第です。
引用終了
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しこたま寝込みをおそわれる
めくられた布団に入り込むつめたい空気の気配で、遠い眠りがぐらついた。 覚醒しかけた意識がつい迂闊に、おかえり。帰ってきたのか、と、いつもどおりに声を掛けそうになって、すんでのところで飲み込んだ。 そうだ、オレは今日この男に約束を反故にされているのだ。 せっかく明日は休みが合ったから、今夜はゆっくり過ごせるっつーことで、一緒に買い物に行って、前にグルメ番組を見ているときに獄がうまそうだなあ、とかぼやいてたものなんか作ったりなんかして、そのあとNETFLIXで上映期間に間に合わず観そびれてしまった映画なんかを観るのもいいな、だなんて、端的に言えば久々に朝までふたりきりでゆっくり過ごせると思っていて、オレは浮かれていたのだ。 それなのに! この嘘つき弁護士ときたら、急な飲み会が入っただとかで、気を使う相手だから断れないけれどもはやく帰るからとか言ってたくせに、結局このとおりの足元もおぼつかないような立派な酔っぱらいになって御前様だ。 いい大人が! それも弁護士のくせして! できもしねー約束なんかしやがって。結局、この男はオレのことナメくさってやがるのだ、と、おさまったはずの怒りが一瞬で再沸騰する。 今日は徹底的に無視だ。クチなんかきいてやるもんかよ、と、不貞寝を決め込んでいると、ベッドのスプリングがしなって獄が潜り込んできた。タンクトップの肩ごしに触れる洗いざらしの髪の毛も、ハーフパンツの裾をめくりあげて、太ももに這わされた腕もひんやりと湿っている。 「……なあ、起きてんだろ」 空却、と呼ぶ声に完全無視を決め込むと、ぐっと存在が近くなる。密着した身体の境界から、獄のシャワーを浴びたばかりのすこし低い体温にじわじわと浸食される。丸めたオレの身体をぎゅっと抱き込みながら、タンクトップの裾から手が滑り込んできて、ヘソのあたりを撫でられた。 「ぶん殴られてェのか、」 拒絶を込めて言い放つと、くびすじに鼻を擦り付けながら、この男は酒に酔ったすこし甘えた声で、起きてるじゃねえか、何怒ってんだよ、と、半笑いで宣いやがった。 約束(かなり楽しみにしていた)を反故にされて、寝ているところを起こされて、謝罪もなしに酔いに任せて身体を弄られているのに、おかえり待ってたぜ♡だなんて、素直に迎えられるはずがない。ヘソをすりすりと弄っていた手を叩くと、獄は吐息だけで笑っていた。 くっくっ、と、振動が密着した背中がごしに伝わる。獄が笑って、いたずらをやめない手が這わされるたびにオレが身をよじると、いい香りのする高価なシャワージェルの匂いが拡散される。アルコールが溶け込んだその香りは、酒も飲んでいないのに酔いを誘発するほどくらくらする。 もうすっかり嗅ぎなれたこの香り、これはまずい。香りは記憶を鮮明に残す、だなんていうが、完全にセックスの始まりを連想させるし、実際かなりクる。 オレはこの匂いに弱いのだ。身体に甘い毒がまわったように腰がズンと重くなる。 この香りで思い出すのはどれもやらしい記憶ばかりだ。絡み合う舌の温度、唾液の混じった味、普段のきっちりとセットされた髪の毛が下ろされていて、その毛先から滴る汗のしずく、千の媚薬を溶かしたようなひくくてあまい声、手の温度、普段はすこし薄情に見える色素の薄い瞳が淫靡に彩られる瞬間なんか、ああ、ヤベエ、たまらない。腰が重い、口の中に唾液が溢れる、その温度にふれたい、さわりたい、さわってほしい。 顔を見たら負けてしまいそうで、身体をぎゅっと丸めて枕に顔をうずめて、スネをかかとで蹴ったり、しつこい腕を叩いたりと、布団の中で攻防を繰り広げていると、ピアスを外した無防備な耳を喰まれた。 「悪かったって、許してくれ。顔ぐらい見せろよ」 ようやくの謝罪と、鼓膜を介して神経に直接注ぎ込まれるようなゾクゾクとするバリトンに思わず声をあげそうになって、横目でチラリと様子を伺うと、獄は頬杖をついてへらりと笑っていた。 開いたままのドアからつけっぱなしのリビングの明かりが伸びていて、ゆるいウェーブを描くダブ・グレイの髪からぽとりと滴が落ちた。逆光でもわかるぐらいに月と同等な光量を湛えて瞳が欲情している。 そんなずるい顔をすれば許されると思っている獄に腹が立つのと同じぐらい、絆されてしまいそうな自分にも腹が立った。 クソ、死ぬほど欲しがってみやがれこの銭ゲバ弁護士め、お前が懇願するまでぜってえヤんねえからならな、と心に決めて顔を背けると、くくっと笑う気配がして、獄の熱い直情が尾てい骨にぐっと押し付けられた。 「だったらソノ気にさせてやるよ」 背骨に声が反響してびりびりと甘い痺れが背中をひきつらせる。びくん、と、震えた身体を悟られたくなくて、脚を抱えて身を固くしていると、耳の穴に舌が差し込まれる。柔らかい舌で耳の輪郭をなぞったり、尖らせた舌で耳の軟骨のくぼみをなぞったり、拡張したピアスの穴をほじくられたりするたびに、ぴちゃぴちゃと濡れた音が直接鼓膜を震わせて、喉の奥から悲鳴が漏れそうになる。 「ぁ……」 口に手を当てて漏れそうになる喘ぎ声を殺して、じりじりと襲ってくる快感から逃げようと身をよじると、腕を取られて脇の下に入り込んだ手でタンクトップの上から乳首を爪の先が掠めた。 獄の短く切り揃えたれた指先の感触が肌に一気に蘇る。この男とのセックスですっかりと敏感になってしまったそこは軽く弾かれるだけでも熱をもって痺れて尖っていく。 耳を熱い舌で嬲られながら服の上から乳首を引っ掻かれると、嫌なのに身体の奥が震えてあられもない声が漏れた。 「気持ちいいか?」 乳首立ってきた、お前ここ弱いよな、と、耳元で液状化した媚薬のような声で囁かれ、立ち上がった乳首の先端をくりくりとつまみ上げるように擦られるとそのたびに情けない声が出る。身体の中心がムズムズして膝をこすり合わせると寝巻きがわりのハーフパンツのウエストバンドに手がかけられた。 「あ!」 待て! という言葉より先に獄の手がいつものように下着を剥ぎ取ろうと腰骨付近に這わされて、それからぺたぺたと臀部から太ももを弄って、怪訝な顔をして身体を離し、布団をめくりあげた。 「……ずいぶんカワイーことしてくれんのな」 「ちが……! ちげェよバカ! これはべつに……! 拙僧の趣味だっての!」 「へェ……、そりゃ知らなかったぜ。オマエにこんな変態的な趣味があるだなんてな。色欲坊主ここに極まれり。だな」 「獄がオッサンだから知らねえだけだろ! 流行ってんだよウッセ、若者の間ではこんなんフツーだっての!」 「んなわけねーだろ、たーけ」 流石に俺でもそれはねーよって分かるわ、と、隙間に指を通して、ほぼ紐でできている布面積の乏しい下着の頼りないストリングを引っ張っり腰骨をペチン、と、弾かれる。片腕で頭を支えて、オレの恥ずかしい姿をうれしそうにニヤニヤと眺めている。 「ヤラシーな。めちゃくちゃそそるぜ」 「別にッ、」 「悪かったよ。今日はこんなに待たせちまって」 だから違う! と、���ぼうとしたのに、背後から覆いかぶさってきた獄に身体挟み込まれて、鼓膜に直接、俺のためなんだろう? と、千の媚薬を溶かしたような声色で囁かれる。 お前のためなんかじゃない、と、言い返したいのに、そのくすぐったい声に甘い吐息が漏れる。肩からくびすじまでを舐めあげて、膝を割り片足を立てさせられて、獄の手がその太ももの内側をさする。てのひらはゆっくりと撫でさするように上に移動して、かすめるみたいに親指の付け根の関節で薄い布を持ち上げ頭をもたげているソコを刺激した。 「あ……!」 丸く切りそろえられた人さし指の先で形を確かめるように撫でられると、じわりと沁みた先走りで皮膚が卑猥に透けた。 「たまんねえな」 「あぅ、」 テントを張っている薄い布を濡れそぼったペニスごとぐいっと手のひらで掴まれると、尻たぶに挟まった細いストリングが容赦なく食い込んだ。窄まりを擦り上げるストリングの感触にムズムズして膝を閉じようとして身を捩ると、足の間に差し込まれた獄の膝がそれを阻んで、側位のままぐっと脚を開かされる。 「ぅあ」 「ぐっしょりだな」 「いち……、いち言うなッ」 「期待してたんだろ?」 今日は朝までって、と、きゅっと睾丸ごとペニスを握り込まれて、会陰を中指で擦られる。そのまま皮膚の上から前立腺を押し込まれると、きゅん、っと、アナルが引きつってさらにストリングが食い込んだ。もどかしい刺激に、声にならない声が漏れる。悪さを繰り返す獄の腕を掴むと、力ないそれは太い腕にすがるように張り付いただけだった。 「ぁ、はあッ……、ク、ッソ!」 獄の腕にオレの手が食い込んで爪の先が白んでいる。爪を立てると、腕を取られ、おおきな手に指を握り込まれて、脇腹を舐められた。始点の高い鷲鼻気味の鼻が脇の下に潜り込んで、皮膚の薄いソコにざらりとした濡れた舌の感触がして、ついばむように愛撫された。他人にそう触れられたことのないトコロを触られて、新たな性感帯を無理やり開発されて敏感になった皮膚が泡立つ。そんなとこしなくていい、と、言いたいのに、口から漏れるのは喘ぎ声だけだった。 二の腕の柔らかいところを強く吸われて、噛まれる。最悪だ、絶対に痕ができている。普段は嫌になるぐらい場所を定める男のくせに、これじゃしばらくスカジャン脱げねえじゃねえか、と、怒りたい気持ちは、獄の野生を宿した瞳を見ていると薄れていく。 強烈に求められている、という精神的恍惚がドラッグのように頭を犯していく。もっと欲しがってほしい、もっと激しく求められたい、と。自分ばっかりが好きなんじゃないか、という不安な心が彼の渇望に、陶然と震える。 すっかり勃ちあがって面積の少ない布から顔を出した亀頭からだらだらと先走りがこぼれて、太ももを汚し、腰が揺れるたびに獄の手に握り込まれたそこから濡れた音がする。尾てい骨にあたる獄のバキバキに勃ち上がったペニスの感触に脳が煮えていく。早く確信を突くような刺激がほしい。 腕や股間への羽の先でくすぐるような愛撫に、理性が焼き切られそうだ。 「ひとや……、なあ、ちゃんと、……しろよッ」 「んーー?」 じゅう、と、はしたない水音を立てて二の腕のやわらかいところを吸っていた男がのんきな返事を寄越す。瞳が合うと、ふっ、と、これみよがしに脇にべろりと舌を這わせて、タレ目がちの堀りの深い強い目がオレを射抜く。おとなの余裕が悔しかった。 「バカ! 聞こえて……ッン、だろ! 銭ゲバ! ハゲ! エロオヤジ!」 「本当にかわいいなァ、オマエは」 もぞり、と、後ろで獄が動く気配がして、尻のやわらかいところに、熱くて硬い怒張が当てられる。濡れた先端の感触がリアルで、腰が歓喜にゆらめく。 「あ! おい……! んんッ!! ウッソだ……ろっ!」 尻たぶとストリングの間に熱いペニスがぬるっと入り込んで下着の中に獄が入ってくる。ぐっしょりと濡れた下着のなかで生身の性器どうしが触れ合う。裏筋の敏感なところを獄の亀頭が擦り上げて、手のひらのなかでまとめてしごかれると、膝で支えられた脚が高く浮いて足の指がいびつに歪んだ。激しくこすられて下着から露出したペニスからはひっきりなしにカウパーが漏れ出て、こすれるたびにいやらしい音を立てた。首筋にかかる獄の熱い吐息がくすぐったくてうれしくて、悲しくないのに瞳に涙の膜が張る。 「はあッ、ダメ……、だっ! あッ!」 「だめじゃないだろ。随分良さそうだぜ」 腰を大きくグラインドさせ、ふくらんだ亀頭でアナルを突いたり、会陰の上から前立腺のある場所をごりごりと硬いペニスでえぐられると、みだらに脚が開いて先走りが漏れる。 ぬるつく下着ごと獄の手でこすられるとたまらなくて、はしたない喘ぎ声が熱い吐息とともに吐き出される。キスもなしにこんな変態プレイのまま射精させられるなんてたまったもんじゃなくて、肩口に鼻先を埋めた獄を振り返って、絡ませた指を強く握り、その瞳をみつめると、このニブチンの酔っ払いはようやく気づいたのか、くちびるがあと3cmまで迫った。 「…………」 まぶたをうすく閉じて口を開いてキスを待っていても、あの熱いくちびるは与えられない。手はせわしなくずっと愛撫を繰り返していて、触覚から聴覚から視覚から責め立てられてもう限界が近いのに。 目を開くと吐息だけが触れ合う距離で獄はじっとオレを見ていた。タレ目がちな瞳が意地悪く眇められて、鷲鼻気味の鼻先がオレの鼻梁に触れた。 「キスしてほしいか?」 「……ぅ、」 チョコレート・ビロードの声色にゼロ距離で囁かれて、先端の敏感なところを手のひらですっぽり包み込みながら扱かれて、幹を太くて熱いペニスこすられて、頭がおかしくなりそうだった。 絶頂のなかその熱い唇を貪りながら果てるのがなによりもすきなのに、お預けを食らってしまってイくにイけない。絶頂はもうすぐソコまでやってきているのにくちびるだけが与えられなくて気が狂いそうだった。 「あ! だめ、も……、う出ッ……るっ、からァ!」 はやく、と、アエギゴエだけで縋ると、重ねられた獄のペニスがぐんと大きくなった。擬似的な挿入のように腰を使って、尻と腰がぶつかる皮膚を打つ音が、挿れられたときをフラッシュバックさせて、背骨から腰にかけてが重くしびれる。涎と涙を零しながらみだらに舌を獄のくちびるをこじ開けようと伸ばすと、絡み合った指を強く握り込まれる。 「、ンむ……ッ!」 噛み付くようにそのくちびるにかぶりつくと、たれ目気味の瞳がふっと優しくたわんで、瞑ったまぶたの端で厚めのくちびるが歪んだ。 舌の感触がきもちい、熱い口内がきもちい、歯列をなぞる精巧な軟体動物のような舌がきもちい、夢中でキスを貪ると、獄の手の動きが早くなって、腰がずくんと揺れて熱い迸りが体の底から噴出した。 「――――!」 絶頂の声までも絡め取られるほどの息もできないキスのなかで射精すると舌が引きつった。溢れた唾液で抵抗なく摩擦する舌の感触がきもちいい。 ぐっしょりと重たくなった下着のなかで、放った精液が獄のまだ硬いソレにまとわりついて、ぬめりを借りた彼のペニスがまだ絶頂の余韻で敏感になっている尻たぶの間に入り込んだ。 「あ! 待ッ……!!」 「待てねぇ」 挿れたい、と、もう一度くちびるを塞ぎ、頼りない下着のストリングをぐいっとずらして、獄の直情が窄まりにあてがわれる。片足を立たされたままの脚を後ろから抱えられると、下着の中に吐き出したばかりの精液が尻の方へ伝っていく感触がした。ザーメンでぬかるんだアナルを膨らんだカリですりすりと突かれると、期待で呼吸が浅くなる。 「ン、はぁッ……!」 ゆっくりと身体のナカに侵入してくる硬いペニスに身体が泡立って抱えられた脚が高くピンと引き攣る。震える太ももが汗で滑って獄の短く切りそろえられた指先が内ももの柔らかいところに食い込んだ。身体のナカのせつない空洞が獄のそれで満たされる。 「も、脱ぎたい、いやだ、獄」 「んー?」
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●夢の『ドラえもん』『どこでもドア』
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●夢の『ドラえもん』『どこでもドア』 ●パリに『どこでもドア』が出現!? フランス国鉄の夢溢れるアンビエントプロモーション https://markezine.jp/article/detail/18783 2013/11/06 山田 健介(株式会社PR TIMES)[著] 2013/11/06 08:00 電車の旅は、陸続きのヨーロッパならではの楽しい旅を演出します。「あの都市へ行ってみたい」そんな気持ちにさせるフランス国鉄のキャンペーンを紹介します。海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「AdGang」からの厳選記事を紹介するこの連載は、毎週水曜日更新です。 キャンペーン概要 時期:2013年 国名:フランス 企業/ブランド:SNCF 業種:鉄道 ドラえもん、大好き! 首都パリから50以上の都市への鉄道網を構築しているフランスの国鉄「SNCF」が、パリの街角に『リアルどこでもドア』を設置するというアンビエントプロモーションを実施しました。 パリの街角に突如現れたのは、赤、水色、オレンジ、黄緑、紫のカラフルな5つのドア。町行く市民の興味をそそります。 ●【体験レポ】話題のドラえもんVR『どこでもドア』で南極まで行ってみた!?[2017年] https://www.enjoytokyo.jp/date/detail/1365/ 2017/02/20 トレンドに敏感な早耳ガールの間で、話題沸騰中のデート体験VR(バーチャルリアリティ)。本日2017年2月20日(月)から、期間限定で「ドラえもんVR『どこでもドア』」が東京ソラマチで体験できると聞いたレッツ編集部が、早速レポート。驚きの体験は、デートを盛り上げてくれること間違いなしです! ドラえもんの世界を体感できる!最新アクティビティへ それでは会場のある3階へ。今回VR体験が出来るのは、のび太くんの部屋を再現した特設スペース。まず目に入ってくるのが、部屋の真ん中にある「どこでもドア」。再現性の高さに感動です! ●ドラえもんのひみつ道具で欲しいのは!? - Pouch[ポーチ] https://youpouch.com/2016/06/07/360532/ 1位「どこでもドア」2位「タイムマシン」、3位は意外なアレだったよ! シナモン 2016年6月7日 お腹の四次元ポケットから取りだした道具で、なんでも願いを叶えてくれるといえば「ドラえもん」! 「あのひみつ道具が欲しい~!」と思ったこと、みーんな絶対あるよねっ。 今回は、日本最大級のQ&Aサイト「教えて! goo」から「ドラえもんの道具でほしい物は何ですか?」についてのQ&Aをご紹介します。 【今回の質問】 ドラえもんの道具でほしい物は何ですか? 私は「どこでもドア」と「タケコプター」ですね。 (goo150さん) 【回答者さんたちからのお答え】 ■考えるだけで楽な気分に! 絶対「どこでもドア」!! 通勤も楽だし、帰省も旅行も楽チン。 (wan-chanさん) ドアを開けたらどこでも行きたいところに移動できるって、こんな素晴らしいことはないですよねぇ。朝寝坊しても大丈夫だし、実家や旅先にひとっ飛び! もし、リアル「どこでもドア」が発売されたら、少々高くても買ってしまいそう……。 ●どこでもドア - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/どこでもドア どこでもドアは、藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』に登場するひみつ道具。 作中で使用頻度が高い。 片開き戸を模した道具。目的地を音声や思念などで入力した上で扉を開くと、その先が目的地になる。ドアの色はピンク。
ドアのノブに意志読み取りセンサーが組み込まれているため、場所の指定は「いつもの空き地」と言えば野比家の近所の空き地になったり、「どこでもいいから遠く」と言えば適当な場所になるなど、曖昧な指定が可能。また、のび太がしずかの家へ行こうとすれば、のび太の気持ちが読み取られて行き先が風呂場になったりもする。更に船など常時高速で位置を変えているような場所(乗り物)や、空飛ぶ絨毯など移動先の位置がはっきり分からず素早く動いているような場所、どこかの宇宙(銀河)を移動している宇宙船の中といった、会いたい相手の居所や行きたい場所の位置が分からない場合でも正確に移動することが出来る(ただし『宝島』のみ、高速で移動する対象へは移動できないという設定になっている)。
アメリカ版では「Anywhere Door(エニーウェア ドア)」という名前で登場 ●ドラえもん - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/ドラえもん 『ドラえもん』は、藤子・F・不二雄による日本の児童漫画・SF漫画作品。及び、作品内に登場する主人公(未来からやって来たネコ型ロボット)の名前である。 作者が最も長く描き続けた代表作であり、日本では国民的な漫画作品の一つ。テレビアニメ化、映画化、舞台化なども行われ、多くのキャラクター商品が販売されている。海外でも、東アジアを中心に高い人気を誇る。 作者: 藤子・F・不二雄 出版社: 小学館 ジャンル: 児童漫画、少年漫画、SF漫画、ギャグ漫画 話数: 全1345話
作品の概要 本作は、22世紀の未来からやってきたネコ型ロボット・ドラえもんと、勉強もスポーツも苦手な小学生・野比のび太が繰り広げる少し不思議(SF)な日常生活を描いた作品である。 基本的には一話完結型の連載漫画であるが、一方でストーリー漫画形式となって日常生活を離れた冒険をするという映画版の原作でもある「大長編」シリーズもある。 一話完結の基本的なプロットは、「ドラえもんがポケットから出す多種多様なひみつ道具(現代の技術では実現不可能な機能を持つ)で、のび太(以外の場合もある)の身にふりかかった災難を一時的に解決するが、道具を不適切に使い続けた結果、しっぺ返しを受ける」というものが多く、前作の「ウメ星デンカ」のストーリー構図をほぼそのまま踏襲しており実質的な後継作品ともいえる。 このプロットは、作者の藤子・F・不二雄が自身のSF作品で描いた独自定義「すこし・不思議」(Sukoshi Fushigi)という作風に由来し、当時の一般SF作品の唱える「if」(もしも) についての対象を想定した回答が反映されている。 作品の主人公はドラえもんであるが、上記のプロットのように物語の主な視点人物は副主人公であるのび太である。 ●ひみつ道具(ひみつどうぐ)https://ja.wikipedia.org/wiki/ひみつ道具 ひみつ道具(ひみつどうぐ)は、藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』、『大長編ドラえもん』、および他者の『ドラえもん』派生作品に登場する、未来の道具を指す総称。作中では、未来の国(22世紀のトーキョー)で生まれたロボット「ドラえもん」が四次元ポケットから取り出したりすることで登場する。 子守ロボットならではの道具が多く存在し、ほとんどは人間業を遥かに凌ぐ力を誇る。基本的には便利とされる物を中心とし、子供から大人まで射幸性を刺激する。尚、中には攻撃的な道具も存在するが、生命に関わる程の攻撃が出来る物は少ない。 物を無限に収納できる四次元ポケットには、ボタン電池ほどのロボッターから、巨大な風雲ドラえもん城まで、さまざまな大きさの物品をいろいろと収納している。そういった性格のポケットをドラえもんが装備しているため、作品全体を通して数多くのひみつ道具が登場する。 名称の読みが「あ」で始まるものから「そ」で始まるものについては「ひみつ道具一覧 (あ-そ)」を、「た」で始まるものから「わ」で始まるもの、および記号で始まるものについては「ひみつ道具一覧 (た-わ)」を参照 ●ひみつ道具一覧 (あ~そ) https://ja.wikipedia.org/wiki/ひみつ道具一覧_(あ-そ) ひみつ道具一覧 (あ-そ)(ひみつどうぐいちらん あ-そ)では、『ドラえもん』『大長編ドラえもん』および『ドラえもん』派生作品に登場するひみつ道具のうち、名称の読みが「あ」で始まるものから「そ」で始まるものまでを列挙する。 原作者である藤子・F・不二雄が執筆した『ドラえもん』、『大長編ドラえもん』(VOL.1〜17)、および藤子・F・不二雄のその他の著作に登場するひみつ道具はもちろん、正当な著作権者である藤子・F・不二雄プロや小学館が公認したものと解される、藤子・F・不二雄以外の者が執筆あるいは制作した『ドラえもん』および『ドラえもん』派生作品に登場するひみつ道具も含める。 藤子・F・不二雄以外の者が執筆あるいは制作した『ドラえもん』および『ドラえもん』派生作品については著作権者による研究が進んでおらず、検証可能な資料も不足しているため、すべてのひみつ道具をこの一覧で網羅するものではない。 ●ひみつ道具一覧 (た-わ) https://ja.wikipedia.org/wiki/ひみつ道具一覧 (た-わ) ひみつ道具一覧 (た-わ) (ひみつどうぐいちらん た-わ)では、『ドラえもん』『大長編ドラえもん』および『ドラえもん』派生作品に登場するひみつ道具のうち、名称の読みが「た」で始まるものから「わ」で始まるものまで、および記号で始まるものを列挙する。 原作者である藤子・F・不二雄が執筆した『ドラえもん』、『大長編ドラえもん』(VOL.1〜17)、および藤子・F・不二雄のその他の著作に登場するひみつ道具はもちろん、正当な著作権者である藤子・F・不二雄プロや小学館が公認したものと解される、藤子・F・不二雄以外の者が執筆あるいは制作した『ドラえもん』および『ドラえもん』派生作品に登場するひみつ道具も含める。 藤子・F・不二雄以外の者が執筆あるいは制作した『ドラえもん』および『ドラえもん』派生作品については著作権者による研究が進んでおらず、検証可能な資料も不足しているため、すべてのひみつ道具をこの一覧で網羅するものではない。 ●【物理エンジン】タケコプターで本当に飛べるのか?検証【ドラえもん①】 https://youtu.be/fUsJlq6bOZY ドラえもんの「タケコプター」そっくりのラジコン。漫画のように気持ちよく飛べると思いきや、オモチャの宇宙飛行士は思いっきりグルグルグルグル......。安全な「タケコプター」の実現はまだ遠い先? 物理エンジンでドラえもん。 次の動画でみなさんが考えてくれた案を検証しています。 【みんなのタケコプター案】 https://youtu.be/69hxdkl5kE0 物理エンジンでドラえもん。 第2話「みんなのタケコプター案」
前回、コメント欄に書いていただいたみなさんの案を少しだけ試させていただきました。 いろいろ考えてくださった方ありがとうございます。 (なるべく多くの案を試したく、一つ一つがかなり短くなってしまいました)
【前回の動画】 https://youtu.be/fUsJlq6bOZY のび太の関節をいれてバランスをとるという案も多くありましたが、 こちらの技術不足で一旦保留。 (遺伝的アルゴリズムを考えてくださった方もいた) 【想定している条件】 ・反重力型のタケコプターを想定。 ・回転軸の方向に一定の方向で引っ張る。 ・タケコプターは合計50kgのものを持ち上げられる能力がある。 ・関節は自由に動かす。 ・タケコプターの重さは500g ・少なくともひとつは体につけなくてはいけない。 ・複数使ってもいいが、パワーを割り振る。 ・基本的にはなんでもあり。(タケコプターを100個つけるなどもOK) ●��ドラえもん』のタケコプターがあれば、実際に空を飛ぶことができる ... http://web.kusokagaku.co.jp/articles/842 2018/01/13 ドローン、すっかり浸透してきましたなあ。カメラを搭載して自在に飛び回り、驚くような映像を撮影してくれるし、荷物の配達などにも使われ始めている。 その躍進ぶりを見聞きするたびに、どうしても思い出すのが『ドラえもん』のタケコプターである。小さなプロペラを頭につけて、気軽に空を飛ぶ。数あるドラえもんのひみつ道具のなかでも、いちばんポピュラーで便利そうなアイテムだ。 にもかかわらず、実際にタケコプターが開発されたという話は聞かない。ドローンにも勝る画期的な道具だと思うのだが、なぜ誰も作ろうとしないのだろう? タケコプターには、何か問題があるのだろうか。 ●ドラえもんの手はこれだったのか? 丸いのに掴めるロボット・グリッパ技術「Omni-Gripper」のしくみ デンソーウェーブが展示 https://robotstart.info/2019/01/18/omni-gripper-robodex.html 2019/01/18 「第3回ロボデックス」で、特に来場者がごった返していたデンソーウェーブブース。たくさんのCOBOTTAが並ぶの中、ひときわ興味深いグリッパがあった。 形状は丸っこいのにいろいろなモノがつかめるグリッパ。 つかむ部分はブヨブヨしている。それなのにデモを見ると、消しゴム、クリップ、付箋紙を掴んだりできる。バキューム式かとおもいきや、刃物のように尖ったものでもつかめるそうだ。しくみは「摩擦」を使っているというが、それを聞いてもどうして掴めちゃうのかさっぱりわからない。 ●タケコプター、タイムマシン、どこでもドアは実現できるか、3大道具を徹底検証 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00996/092000019/ 2019/10/07 子供のころに誰もが憧れたドラえもんの「ひみつ道具」は、いつの日に、どんな形で現実になるのか。日経コンピュータの創刊1000号を記念して大胆予測する特集の最終回は、最難関とも言える3大道具を取り上げる。タケコプター、タイムマシン、どこでもドアだ。シンギュラリティー後の時代は、これらが「3種の神器」になっているかもしれない。 ドラえもんのひみつ道具の中でも特に魅力的で、多くの人が実現を願うのが「タケコプター」「タイムマシン」「どこでもドア」の3つだろう。作中の至るところで登場し、誰もが知るいわば3大道具となっている。 ●ドラえもんですでに実現された「秘密の道具」35選 | | CHANGE ... https://www.change-makers.jp/technology/10978 ある有名なベンチャー企業の代表は「人間が想像できるものはいずれ必ず実現できる」と語っていました。実際に私たちの今の生活でも、数十年前に描いていた想像の多くが実現されています。 では、実際にどんなものが想像されて、すでに実現されたのか、ドラえもんの秘密の道具から実現できているものを見ていきましょう。 秘密の道具1:アンケーター 髪の毛など体の一部をセットすると、その人物に関する情報をおしえてくれるマシン。 実現されたもの1:遺伝子検査キット 自宅で唾液などを採取して送りだけで、生活週間病や肥満タイプなどの、何百種類の情報を知ることができます。 ● 「ドラえもん」の道具が実現可能か検討せよ https://note.com/nobunagashinbo/n/nb66aa8352075 新保信長 2015/11/07 藤子不二雄原作のアニメキャラクター「ドラえもん」はいろいろ道具をもっている。タイムマシンやスモールライトのように、現段階の物理学からすると、とうてい不可能であり実現できないことが証明できそうなものもあるが、いくつかは実現できそうに見える。下に何となくできそうに見える道具を上げたが、これらから一つを選んで、それが実現可能かどうか検討しなさい。不可能ならばその理由を筋道を立てて詳しく説明しなさい。可能ならばどのような原理に基づくのか、実現するにはどのような工夫が必要か論述しなさい。 1)タケコプター プロペラと心棒からできているたけとんぼの様な道具で、これを帽子につけてかぶると空に浮かび、任意の方向に飛行できる。 2)エネルギー節約熱気球 ライターの火だけで飛ぶことができる熱気球(人が乗ることができる)。 3)消光電球 スイッチを入れると、光を吸収して夜のように部屋の中が暗くなる電球。 4)望遠メガフォン スコープで相手を狙いながら話すと、遠くにいてもその人に声が届く。 ('99年・千葉大学) 日本が世界に誇る人気キャラクター「ドラえもん」が、ついに入試にまで登場! それも、ただ名前が出ただけじゃなく、ドラえもんの “ひみつ道具”が実現可能かどうかをまじめに検討させようというんだからビックリだ。 課題は「タケコプター」「エネルギー節約気球」「消光電球」「望遠メガフォン」という4つの「何となくできそうに見える道具」の中から一つを選び、「それが実現可能かどうか検討しなさい。不可能ならばその理由を筋道を立てて詳しく説明しなさい。可能ならばどのような原理に基づくのか、実現するにはどのような工夫が必要か論述しなさい」というもの。一見、ふざけているようだが、同大学によれば、「物理に関する潜在能力を引き出すのが目的で、この課題は問題発見能力がポイント」とのことで、出題した側も大まじめなのである。 ◆今作れそうなドラえもんの秘密道具 - NAVER まとめ https://matome.naver.jp/odai/2150681207913673201 2017/10/01 - ドラえもんの秘密道具、未来の発明品で実現している物、しそうな物 - Yahoo!知恵袋. ◆ドラえもんの世界は近づいている?実現しているドラえもんのひみつ道具19選 https://curazy.com/archives/54004 2014/12/04 「あー、ドラえもんのひみつ道具があったらなー」誰もが口に出したこの発言。 2014年12月現在でもなお、ドラえもんは未だ未来のネコ型ロボットではありますが、道具はいくつか実在していました。 いくつかの製品は実現はしているとはいえ、まだまだドラえもんの世界に叶わないものもありますが、ドラえもんの世界を越えた製品も存在し、40年前に人々が思い描いた40年後の世界と今を考えるいい指標になるかもしれません。
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{- RP詳細 -}
{Twitterでの注意事項}
※リアル優先の為、リアルが多忙だったりトラブルが起きている場合は小休止することがあります。その際、交流ができない期間が長くなる場合もありますのでリム&ブロお任せいたします。
DM内は自由設定(基本的に指定が無ければ自宅) DMは常にどなたにでも解放中 フォロワ以外の方でもお気軽に。ドッペル推奨派
表には居て裏に居ない等あるある思考 リプ蹴りはお互い様 こちらも適当な所で切る事がありますが他意はありません。 複数PCあまり気にしませんが、気付いた場合は色々ご事情もあると思うので、此方からは避けるようにしています。 背後詮索は趣味ではありませんので詮索も致しません。
友情、日常ほのぼのRP大歓迎 ぶっ飛んでる上に奇抜で珍獣ポジかと思いますが故意に敵意を向ける等は致しません。 こちら側へ悪意や敵対心むき出しにされなければ大人しいです。
TLでのロル有無は気にしません。 当方キャラの特性として時折ツイート内にて英語を利用します。 しかし決してPLが英語が得意な訳ではありません。
※※英語は海外の友人に教えて貰ったり調べたりしたスラング等を利用※※
※※グーグル先生が翻訳のオトモ※※ 上記をご理解の上温かく見守って絡んで遊んで貰えたらと思います。 またこちらはTwitter上でのみで扱っている特殊設定なので、
DM内やロルでは英語を使う事はほぼほぼありません。
また、ゲーム画像や3次元写真(人物映り込み無)は微笑ましく眺めてます。但し、PLはゲームに疎いです。
【惚気に関して】 基本的に惚気は表ではあまり致しません。 時折零れる事はあるかもしれませんが、記念日など特別な事がないかぎりあまり言わない方です。むしろ惚気は本人に言うスタンス。
※過度な惚気NG
日常会話の全てが惚気な方とは距離を置かせて頂きます。 日常会話や普通の会話を楽しみたくとも100%全て惚気を聞けというスタンスは此方も受け入れるのは難しいので、相容れないと判断し距離を置くかリムさせて頂くこともございます。
取り扱い注意点・備考 ---
基本的にPCがTwitterを使用しているスタンスですが、楽しくワイワイキャッキャッできたら良いかなくらいの緩い認識でロル有無は臨機応変に遊んでいます。 大体文字数Overに苦しめられています。交流後、会話交流を著しくする気がないと感じる方が居た場合はご縁が無かったと思いブロ→解除させて頂く事があります。
会話がし辛い等お互いにあるかと思いますのでそこはふんわりと。
過度に攻撃的な発言、一般常識やマナー逸脱、違法行為を露呈するような発言等が多い方は大変申し訳ありませんが距離を置かせて頂きます。 背後の考え方として、PC設定がある事は承知しておりますが、Twitterは不特定多数が見ているという事。
なりきりとは言え無法地帯のように”設定だから”で全て許されるとは思っていない為、見解の違いがあるなと感じる方とは離れるようにしております。 裏でバトルやアングラ的なRP交流をする等はまた別と考えています。
あくまで背後がPBC時代の古い人間の為、棲み分けの考えが強く有り表で何もかも露出して行くというのに抵抗があるという個人的な価値観によるものです。 嗜好や考え方は様々ですので、お互いに近い認識を持つ者同士で平和に交流したいと思っています。 そういった嗜好を持つ方を全否定したいという訳では無い事ご理解頂けたら幸いです。 あくまで認識の違いが大きくあるのに無理に交流をする事で、摩擦を起こし不要なトラブルを招きたくないという思いから、見解が大きく違う方をフォローしないよう注意しているつもりではあります。 また、此方側も不快な思いをさせないよう心掛けてはおりますが、何かありました際はご指摘や助言をDMにてPL宛に頂けたらと思います。
但し、 マウンティングが激しい方は暫く様子を見ますが、あまりに激しいと同様のマウンティングを返す事はあります。 目には目を精神です、できれば煽らないでやって下さい。 地雷が人とずれているとよく言われますが、地雷を踏まれたら瞬間湯沸かし器です。 平和に過ごしていきたいというのが根底にあるので煽りはご遠慮下さい。 喧嘩は売られたら買います。 長々と記載しましたが、ようするに価値観と認識違うあるあるだよね! あまりに違うのに無理に付き合う事はないよね! 喧嘩は疲れるからお互いに避けようね! 楽しく平和にほっこりするようなTwitter交流が出来たらいいよね!
という緩い考えの元、Twitterを楽しんでいます。
※以下性癖等の記載有※
どちら側でも楽しめるリバ
日常、裏ロル 100~ 基本持ち越し、リアルタイムは出来る範囲
性癖 ------
甘々~ハードまで対応 修復不可の傷がつかない低度のSMプレイは好
NG・地雷 ---
重スカ、重SM、死、切断、後遺症や傷が残るプレイ、RP中の斜線や顔文字 過度鬱、オウム、マグロ、みさくら、 汚喘、セフレや一夜の遊びの意味を理解していない意味不明な発言が多い方、設定がコロコロ変わりすぎて付いていけない方。(口調が突然変貌、性格が変貌、設定が真逆…等)
萌・可 ---
イチャイチャ、ほのぼの、軽い駆け引き、軽口、日常、()内での持ち越し相談 多イキ、 淫語、露骨、直接表現、多喘、雌イキ、 潮吹き、結腸姦等も萌え。NG以外なら基本なんでもいけます。 基本的に露骨表現を好むため露骨、時折男性向け表現も使います。
外部 ---
Gメール or 帯を利用 Twitter有
その他 ---
プロフィール画像等は絵師の方に依頼をし撮って頂いてます。 著作権は作者の絵師の方にあります為、 無断の持ち出しトレス等のルールを逸脱した行為はご遠慮ください。 自撮りは練習中。 盗撮は大喜びします。
PC≠PL 他PC無 背後20over♀
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【活動報告】語彙大富豪で遊んでみました
やみなべ堂は、今年の冬コミ(C95)には参加いたしません。
ですが、次はどういうものを書くのか、イベントに参加するのか、冊子を作るのか……活動方針を決めるための会議を毎週行っております。
その中で話題に上がった「語彙大富豪」。
10/26(日)に、やみなべ堂メンバーで��回プレイを行いました。
乱れ飛ぶ暴力!ポエム!B級映画……そして帰ってきたサメゾンビ映画! 胡乱な勝負の行方はどっちだ!?
「さらに読む」から、当日のログをご覧ください。
※「語彙大富豪って何?��」という方は、こちらのページをご参照ください。 [語彙大富豪 - Togetterまとめ](https://togetter.com/li/1133007)
みちのすけ:いえーーーーー みちのすけ:てんこー! みちのすけ:点呼開始! やま:yeah! やま:準備完了!(1/4) いまり:準備完了!(2/4) 椿かすみ:準備完了!(3/4) みちのすけ:えこたああああああああああん echoes:ん みちのすけ:いた! みちのすけ:はじめまーす echoes:準備完了!(4/4) 全員準備完了しましたっ! みちのすけ:はじめに!勝利を求めるより芸術点を求めて大喜利アクロバットかます方が楽しいっぽいのでバランスよくやっていきましょう! みちのすけ:ではイニシアティブ決定のダイスロール! いまり:パチパチパチ みちのすけ:100面! みちのすけ:1d100 DiceBot : (1D100) → 43 椿かすみ:1d100 DiceBot : (1D100) → 28 やま:ダイス合計:29 (1D%100 = [20] 1D%10 = [9]) いまり:1d100 DiceBot : (1D100) → 32 echoes:1d100 DiceBot : (1D100) → 39 みちのすけ:高い順にみち えこ いまり やま かすみん みちのすけ:手札置き場を左端で上から並べましょうか どどんとふ:いまりが「echoes」へカードを渡しました。 どどんとふ:いまりが「やま」へカードを渡しました。 どどんとふ:いまりが「いまり」へカードを渡しました。 どどんとふ:いまりが「echoes」へカードを渡しました。 どどんとふ:いまりが「いまり」へカードを渡しました。 どどんとふ:echoesが「echoes」へカードを渡しました。 みちのすけ:窮屈だったかwwww いまり:ちょっとジグザグにしましょ みちのすけ:初手は語彙大富豪シールドパックから「やみなべ」の みちのすけ:1d5 DiceBot : (1D5) → 5 みちのすけ:5番目の単語を使用します みちのすけ:初手! どどんとふ:みちのすけが「null」のカードを受け取りました。 どどんとふ:みちのすけがカードを公開しました。「熱湯」 みちのすけ:熱湯! みちのすけ:いくらお湯が熱かろうと みちのすけ:こいつはものともしないんですよね どどんとふ:みちのすけがカードを公開しました。「ゾンビ」 みちのすけ:ヴァー やま:ロメロ… いまり:(で、どうすりゃいいんだっけ?) 椿かすみ:ゾンビは佐賀を救う(雑談したら手殺す可能性があるのかな) いまり:(チェック?とかいうのをやった気がする) みちのすけ:納得なら通し、チェックならいちゃもんをつけつつチェック宣言だ! echoes:通し やま:通し いまり:熱湯<ゾンビ「ではない」ことを示せるならチェック? みちのすけ:半数=2名のチェック宣言で差し戻しになるぞい みちのすけ:そうそう 椿かすみ:ゾンビランド・サガではゾンビは温泉入ってもなんともなかったから熱湯より強い みちのすけ:その話まだ見てないけどアイドルは熱湯コマーシャルもやるので熱湯より強い みちのすけ:ゾンビの…アイドル! 椿かすみ:(主語ゾンビじゃなくなっとるw) みちのすけ:ではゾンビが場に残り次はえこたん 椿かすみ:まぁ通しです、チェック失敗かな みちのすけ:あいや、いまりさんの詠唱が来るのか? いまり:詠唱=いちゃもんってことでOK? それなら一応準備があるぞ みちのすけ:周囲を詠唱によって説得できればチェックがつくかもしれない echoes:ゾンビくらいならこの人なら軍隊を差し向けるなり新刊を差し向けるなりでどうにかなるでしょう どどんとふ:echoesがカードを公開しました。「皇帝」 みちのすけ:あっあっあっ みちのすけ:ま、まあ三人通ってたので echoes:神官ね いまり:新刊www みちのすけ:軍隊差し向けていいんですか????増えますよ、ゾンビ いまり:どうかんがえても汚染されるよね いまり:ゾンビの軍隊になるよね echoes:軍隊の中には普通神官職がいるのでは みちのすけ:ただでさえ群体属性を持つゾンビが さらにふえてしまう やま:皇帝が無双すれば問題ないのでは echoes:そうじゃなかったらゾンビが出てくるRPG国持たないし 椿かすみ:これはチェック入ってるのか??w echoes:まあ大抵RPGだと皇帝の方が強いけど・・・・・・ みちのすけ:RPG文脈かー echoes:ボスキャラとして>皇帝 椿かすみ:FGOではセイレムのゾンビーはBSK、皇帝(ツァーリ)はライダーだからどっちが強いとも言えないな いまり:チェック!皇帝といえどもただの人!ゾンビにかまれればおしまい!というか仲間! やま:ノーマルゾンビだとエンペラーに勝てなさそうなので通しかなー局所で猛威奮った後国滅ぼす前に鎮圧されちゃうゾンビ物多いし みちのすけ:ノーマル皇帝ならチェックだけどRPG的皇帝なら無双されちゃうかなー 通し みちのすけ:RPGゾンビ、感染力がなさすぎる 椿かすみ:私もゾンビーはとりあえず拝謁かなわないと思うので通しー みちのすけ:ゾンビのアイドルが……負けた! みちのすけ:場には皇帝!いまりさんどうぞ いまり:(まずい……シンプルに強い「皇帝」に勝てそうなカードがこのテクニカルデッキにはない……!) いまり:ここは……「パス」を宣言するぜ! みちのすけ:リアル暴力……市民革命… 椿かすみ:(これ言葉の解釈を手番の都合のいいように変えてもいいんだっけ? 例えば「皇帝」をシューマッハで解釈するとか) みちのすけ:周りのプレイヤーが納得すれば 『アリ』です やま:ゾンビに勝った皇帝には みちのすけ:やまさんVS皇帝 どどんとふ:やまがカードを公開しました。「先史文明の超技術を得たナチス製の魔術的サイバー古代サメゾンビ」 みちのすけ:ゾンビがwwwwwww みちのすけ:帰ってきたwwwwwwwwwwwwww やま:ゾンビをぶつけるンだよ! みちのすけ:しかもナチスのゾンビですからね やま:属性を盛ると強くなるがメタも増える感 椿かすみ:これ、1枚のワード?w みちのすけ:リアル皇帝は頭からガブーですよ みちのすけ:アリです。 椿かすみ:シャークネード起きちゃったかー みちのすけ:修飾を付けておくことで特攻範囲と説得力が上がるwwwwww いまり:これは「通し」だな。だってゾンビでサメだもんな。 echoes:通し みちのすけ:通しですね。 やま:サメ強い… みちのすけ:やまさんの盛り方が初プレイのそれではない・・・・・・! みちのすけ:場には先史文明の略サメゾンビ! みちのすけ:かすみさんこれに勝って人類の平和を取り戻してください! いまり:かすみんさんの反応がない……サメに食われたか? 椿かすみ:まー、仮に先史文明の超技術でナチスが魔術的強化を施したサイバー生物だとしても みちのすけ:「先史文明」「ナチス」「魔術」「サイバー」「サメ」「ゾンビ」のどれかを止められれば止まりますよこれ やま:特攻属性! 椿かすみ:それはしょせん「地球」の話かと みちのすけ:なんならSサメPパンチングCセンターで拳でとめられる 椿かすみ:はるか「未来」で、「宇宙」をまたにかけるこの男には歯型ひとつつけられないんじゃないかなー 椿かすみ:というわけで「コブラ」 どどんとふ:椿かすみがカードを公開しました。「コブラ」 みちのすけ:孤独なシルエット! みちのすけ:通しです 圧倒的通し echoes:通し やま:孤独なSilhouetteには勝てない通し みちのすけ:ヒューッ! 椿かすみ:正直これジョーカーだった気がする(診断メーカーで出てきただけだよ みちのすけ:コブラ、強いですよね。精神力、身体性能、サイコガンと性格面も隙がない みちのすけ:だけど、それは全盛期の話なのでは? どどんとふ:みちのすけがカードを公開しました。「老い」 みちのすけ:寄る年波に……勝てるか!? みちのすけ:ぶっちゃけ勝ってるエピソードが来そうで怖いんですが みちのすけ:寿命、あるよね……? echoes:通し 椿かすみ:不死にはなってないんじゃないかな……通しー やま:生身(一応)だから通し みちのすけ:通った! いまり:(みんなあっさり通しすぎじゃないか?) いまり:(もっといちゃもんつけていこーぜ) みちのすけ:老コブラがバリバリ現役で海賊ぶっとばしてたエピソードとか やま:(自分の手番で勝て無さそうな奴には積極的に通していくぜ) みちのすけ:寿命を克服した世界観だよ!って提示されたら みちのすけ:皆チェックが入るよ! echoes:私は筋が通ってたら基本通す方針かな(もうすぐ夕飯だし) みちのすけ:夕飯、遅すぎる みちのすけ:うまいこと言ったなと思ったら僕も通しちゃいますね みちのすけ:次!寄る年波に勝つんだえこたん echoes:確かに老いた身には大抵のことをやるのはつらいし遠からず死んでしまう。 echoes:しかしながらこれがあれば大丈夫。 みちのすけ:(いちゃもんでなくても、積極的に与太噺とか詠唱してこうぜとは思ふ) どどんとふ:echoesがカードを公開しました。「クローン」 みちのすけ:残機! みちのすけ:しかし、クローン残機で若返ったキャラ、だいたい破滅してますよね echoes:若くて元気な身体が戻ってきます やま:クローンは寿命が短い説 みちのすけ:根本的な「存在としての老い」に追いつかれてしまう物語……! echoes:クローンの運用方法はたくさん用意するのが基本だと思うの。 いまり:チェック!クローンによって若い身体は取り戻せても、悠久の時を過ごした「心の老い」は止められない。 みちのすけ:クローンによる「若返り」を繰り返すたび……彼の瞳からは輝きが失われ、10代の肉体でありながら老人と間違われるほどになったのだ…… 椿かすみ:んーチェックかなー。クローンは「老い」との戦いには勝ててない気がする。世界に対する自分の存在を失わせないという意味では勝てるかもしれないけど、脳のシェアをしていないなら、オリジナルはふつうに負けてる感。 みちのすけ:チェックぅ やま:クローンを用意しても対処療法で根本的に老いからは逃げられてない感が有るのでチェックかな echoes:んじゃつぎ みちのすけ:単語だけなら上手いなーと思ったけど対抗詠唱がうまかったのでチェックです みちのすけ:いまりさん! いまり:たとえどんなに老いたとしても、僕たちの心はいつだって輝いていた「あの日」に戻れるんだ…… どどんとふ:いまりがカードを公開しました。「あの日見た真っ白な入道雲」 みちのすけ:ノ、ノスタルジ~~~~~~ やま:入滅感ある 椿かすみ:走馬燈カナ みちのすけ:肉体的には滅んでるけど精神性で老いを超越したので通したいですね私は やま:勝ったというか受け入れて次のフェーズに進んだと言うか判定に迷うぞ… みちのすけ:美しいので通し! みちのすけ:(判定そこなの?) echoes:���いているのは変わっていないのでチェック いまり:あの日みた入道雲を、僕らはずっと追いかけている。 いまり:夢は老いない!夢は死なない! やま:走馬灯感有るので老いに負けてるやん!的にチェック! みちのすけ:2チェックでバウンスです 世論には勝てなかったよ…… いまり:ま、負けた…… みちのすけ:老い、強いな……宿命系カード…… やま:戦略的にパスだぜ! みちのすけ:次!老いを克服してくれやまさん! みちのすけ:パスだったぁー! いまり:カード出てるのにー やま:スッ みちのすけ:かすみん!老いに勝ってくれ! みちのすけ:寿命がある存在特効の範囲が広すぎてやばい老い やま:メカ系手札を用意しておくんだった…! いまり:ここで初手のゾンビが効いていた可能性が みちのすけ:ゾンビなら勝ってた みちのすけ:先史文明から存在するし魔術だしゾンビなので滅びません~何度でも復活します~~~~~ みちのすけ:通るよゾンビシャークネード 椿かすみ:難しいなぁ……でも、魂が擦り減らないなら、肉体と同一でない存在なら回避できる可能性もあるかな? 椿かすみ:草薙素子がネットの海を漂い続けているように。 椿かすみ:マトリックスの「キアヌ・リーヴス」も、勝てているんじゃないか。 どどんとふ:椿かすみがカードを公開しました。「キアヌ・リーヴス」 みちのすけ:俳優! いまり:ネオなら、ネオならきっとやってくれるはずだ……。 みちのすけ:マトリックス オチ 検索 いまり:(キアヌ・リーヴスってレバノン生まれなんだ。知らなかった) みちのすけ:良く調べれば確実に不滅存在な奴も演じてそうではあるんですが、とりあえずここではネオなのかな 椿かすみ:地球が静止する日 が超常的な存在だったっけ……予告しか見てないから下手なこと言えないなと 椿かすみ:コンスタンティンはあいつ天使か悪魔かと思ったら人間だったから止めた やま:ネオは機械と休戦協定結んでENDだったような みちのすけ:いやしかしマトリックス、プラグ抜いて「現実に帰る」を成功させちゃってるんですよね確か みちのすけ:マトリックスでは無敵のネオも、勝利し成功したからこそ…… みちのすけ:「老い」ていくのだ……! やま:電子生命化してないからチェックすな みちのすけ:痛恨のマトリックス……!チェック! 椿かすみ:現実世界もキアヌ・リーヴスだっけ……マトリックス世界でのネオだからーと思ったけど。 みちのすけ:は、俳優が……変���る!? やま:マトリックス3作目では生身のアクション場面も多かった筈(うろ覚え echoes:つぎ みちのすけ:2チェックでバウンスです。世界が一巡したので「覚悟」が出来る…… みちのすけ:この速さに ついてこれるか――? どどんとふ:みちのすけがカードを公開しました。「君のいない世界のスピード」 みちのすけ:僕はついて行けるだろうか 君のいない世界のスピードに echoes:パス みちのすけ:ポエム札です。 いまり:君のいない世界であっても、君を思い出すことはできる どどんとふ:いまりがカードを公開しました。「秒速5センチメートルで舞う花びら」 みちのすけ:新海アニメ! やま:メタ決められた感! echoes:通し やま:通し 椿かすみ:「君」の不在は新海誠の通底するテーマだからねぇ……特効でしょう…… みちのすけ:この「君のいない世界のスピード」は、要するに恋人や相棒と分かれた喪失感なんですよね…… みちのすけ:君を想って足を止めて、僕は一歩もあの場所から動けていない…… みちのすけ:久しぶりに見た君の左手には、ああ、指輪が…… みちのすけ:動けて、いないのでは・・・・・・? みちのすけ:置いて行かれているのでは・・・・・・? みちのすけ:革命だったら通してた 僕はチェックです みちのすけ:しかし世論には勝てなかったので場には秒速5センチメートル! どどんとふ:やまがカードを公開しました。「エイリアンVSサメ」 やま:センチメンタルはねじ伏せるよ! みちのすけ:センチメンタル、ゼロ echoes:通し みちのすけ:花びら蒸発しましたね溶解液で みちのすけ:通し! いまり:ああ、溶けたな。余韻なんてないな。 いまり:通し! 椿かすみ:なんでサメそんなにあるんだ みちのすけ:サメ映画のバリエーションですから みちのすけ:どっからどーーーーーーみても みちのすけ:サメデッキ……! やま:サメが強いからつい積んでしまったんだ! やま:だがサメデッキではない みちのすけ:場にはエイリアンVSサメ! この戦いを制してくれかすみん! みちのすけ:違うのwwwww みちのすけ:B級映画デッキじゃったか……ジュマンジとか入ってないだろうなwwwww 椿かすみ:んー、ってことはつまりこれ、映画というか、(商業)作品なんだよね?? やま:サメデッキは構築しやす過ぎる感があったのであえてのノーテーマデッキ みちのすけ:ですね。そういう解釈もぜんぜんありだと思います 椿かすみ:その作品の中においては、桜の花びらなんて秒で溶けるけどー 椿かすみ:映画なんて、「スポンサー」がいなくちゃそもそも存在できないんじゃないの……? どどんとふ:椿かすみがカードを公開しました。「スポンサー」 やま:あっ… いまり:出資者様には逆らえない! echoes:通し みちのすけ:10:0 みちのすけ:通し いまり:通さざるを無い やま:通し いまり:パーフェクトゲームだった みちのすけ:俺のターン! みちのすけ:スポンサーといえば豊富な資金を持ち、社会権力もありますが みちのすけ:権力を持つからこそ、闘争に巻き込まれることもあるのではないでしょうか みちのすけ:その中で首筋に刃を突きつけられて…… みちのすけ:「生き延びたければ、例のサメ映画に出資するんだ……いいね?」 どどんとふ:みちのすけがカードを公開しました。「死の恐怖」 いまり:また概念系か! echoes:通し みちのすけ:サメ映画を!作るんだよ! みちのすけ:天秤が自分の命とサメ映画製作なの、あまりにもひどい やま:通し やま:ニンジャ=スポンサーなら負けなかった いまり:映画を作るのなんて博打だ!破産が怖くて、死ぬのが怖くてスポンサーができるか! いまり:……死んだら何にもならないな。通し。 みちのすけ:サメ映画、復活 みちのすけ:死の恐怖に打ち克ってくれ!えこたん! echoes:私はこの計画を完遂させたい、でもそれには寿命が足りない。 echoes:どうにかして計画を完遂させたい、 echoes:自分のクローンを作って計画を完遂させtレバいい。 やま:通しだなー みちのすけ:クローン兵……! 椿かすみ:今回は通しでいい気がするー、死の恐怖が自己存在の消滅によるものではなく、目標を完遂できないことによることなら、クローンで解決はありそう やま:ボバフェットが一杯! みちのすけ:クローンヤクザもひるみませんからね 遠しです みちのすけ:通し。 echoes:これって誰かにカード渡したら操作できるようになったりする? echoes:さすがに夕飯に行きたいんだけど。 みちのすけ:仕方ないかー みちのすけ:手番抜かして継続ですかね echoes:じゃあそれで。 みちのすけ:乙乙 echoes:では~。 やま:乙 いまり:おつ 椿かすみ:お疲れさまでしたー、開始遅くしちゃって申し訳ない いまり:(ちなみに明日有休の人) みちのすけ:有給、つよカード みちのすけ:対抗詠唱ありますか? いまり:それは「死の恐怖<クローン」に対して? みちのすけ:いえすいえす みちのすけ:通るなら遠し宣言を みちのすけ:3通しは出てますが、対抗詠唱が強ければ掌は返りますよ いまり:怯えているのか……?たとえ群体としてのクローンがいたとしても、「個」としての存在はお前ひとり。死の恐怖からは逃れられまい。チェック! みちのすけ:クローンヤクザ概念がつよつよなので僕は通し継続! やま:クローンは洗脳教育して出荷よ! 椿かすみ:まぁストームトルーパーもそういう概念だし、私は死の恐怖の由来をそこ以外だと解釈して通したから通し継続ですねー みちのすけ:「シャッテメコラー!」「ワドルナッケングラー!」 みちのすけ:「グワーッ」「グワーッ」「アバーッ」 みちのすけ:逆転ならず!クローンは死んだけどまだまだいっぱいあります みちのすけ:クローン戦争だいまりさん! いまり:しゃーない。ここでこのカードを切るか……。 いまり:たとえ何千何万のクローン軍団が相手でも、なにも恐れることはない。そう俺とお前なら! どどんとふ:いまりがカードを公開しました。「最強で最高な二人」 みちのすけ:10:0 みちのすけ:量産型で勝てる相手じゃないよ やま:無双系カードにはクローンは勝てないなあ やま:通し 椿かすみ:通しですー いまり:大勝利 みちのすけ:最強タッグを打ち破れるか!?やまさん! やま:よし破壊力だ! どどんとふ:やまがカードを公開しました。「重力子放射線射出装置」 みちのすけ:はい極限暴力ー いまり:いやチェックでしょ。どう考えてもその最終破壊兵器をぶっ壊しに行くのが「最強で最高の二人」でしょ。 みちのすけ:未履修者に向けて詠唱(布教)するといいと思いますよ 椿かすみ:チェックかなー? 装置はすごいかもだけど、使用者がその二人に勝てるわけはなさそう 椿かすみ:(え、なに、これ胎界主ネタなの みちのすけ:最終破壊兵器、拳銃サイズで主人公の装備なのがまたひどいんですよね みちのすけ:二瓶勉作品ネタです(BLAME!はいいぞ! 椿かすみ:あーBLAMEか。シドニアのアニメしか履修してないです やま:敵が超巨大なロボだろうが強キャラだろうが超硬質の構造物だろうが当てれば全部オーバーキルな奴! みちのすけ:シドニアニメで母船に張り付いたガウナが形成してた奴ですね確か。あれは技術力が足りてないので巨大になったけど みちのすけ:シドニアで開発してた重力(略)がガウナに取り込まれたんだっけ? いまり:たとえどんな形だったとしても、理不尽な暴力にあの二人が負けるわけないって、あたい信じてる。 やま:エネルギー足りないから運用できないよ→ガウナパワーならオッケーだよ やま:ソロ系最強主人公の持ってるチート武器だから好みで判定が分かれる感 みちのすけ:ともかく、履修済みマンとしてはどうしようもない超越暴力なので通しちゃうけど世論が許さないでしょ やま:カテナカッタヨ… 椿かすみ:やっぱり装置ってところがなーw みちのすけ:装置(拳銃) みちのすけ:浪漫はあった みちのすけ:場には最強タッグ!かすみさんどうぞ! 椿かすみ:まぁ、それ自身が発動できる権限を持ってないから、うん、厳しいかなとでも最強に勝てる手札ないんだけど みちのすけ:君のいない世界のスピードだったら勝ててた。 いまり:>最強のカルテット+トップメタ作戦だ!宣言通りのデッキ構成でした。切り札をきってしまったぜ……。 やま:「三人に勝てるわけ無いだろ!」があれば みちのすけ:二人じゃなくなったら、最強ではいられないから……! 椿かすみ:最強で最高の二人、だとすれば、その「二人」でいることを削いでしまえばよいのだろうー 椿かすみ:おんな���こと書いてたね 椿かすみ:何によって二人でなくなるだろう、それはきっと外からの奸計や甘言ではなく、内からの衝動、つまり二人の「魂」の在り様がすれ違った時ではないかな どどんとふ:椿かすみがカードを公開しました。「の魂」 みちのすけ:う、うーん いまり:このタイプミス感。 椿かすみ:いや、診断メーカーからそのままとってきたんだよね みちのすけ:最強で最高な二人の魂は最強で最高なのでは……! 椿かすみ:たぶん合成語ありのルールのやつだったのかと いまり:いったい何の魂だったんだ診断メーカーくん…… やま:ソウルが強い…! いまり:魂は響きあう! みちのすけ:タッグでなければ、最高でなければ、昇天していた みちのすけ:魂も最強で最高にノリノリな図しか見えないのでチェックです やま:チェック! いまり:同じくチェックです いまり:やはり二人は最強だった いまり:そして最高だった みちのすけ:あの詠唱で痴話げんかなら通してた。 いまり:目玉焼きにかけるのはしょうゆ?それともソース? 椿かすみ:なるほどー みちのすけ:最強で最高の二人かー みちのすけ:二人組撃破だけなら逸話もあるはずだけどこの文脈だとちょっと勝てないぞう みちのすけ:通し! みちのすけ:いまりさんお好きな札をどうぞ いまり:やったぜ。 みちのすけ:最強で最高だから強かった。 いまり:ここはカードゲーム的戦略に従い、見えてる札を処理していこう。 みちのすけ:きーえるひこーきーぐもー いまり:「あの日見た真っ白な入道雲」を再オープン! やま:続いていこう みちのすけ:ノスタルジーをぶちこわせそうなやまさあああああ やま:雲は消し飛ばせるよ! やま:思い出も一緒だ! みちのすけ:そうですね無限射程ですね みちのすけ:曇天とか雨天時に使用すると雲に大穴が開いて陽が差し込んでくるタイプの武器です。 いまり:「思い」はいつもそこにあるんだ。 やま:あの日入道雲を見上げていたら一抹の光が走って いまり:瞼を閉じれば、ほら、すぐそこに。 やま:雲が粉々に吹き飛び静止衛星軌道上のステーションがバラバラになって地上に降ってきたぞ! みちのすけ:あの日ですからねー。今存在するならだいたい消し飛ばせるけど時間遡行はBLAME!には出てこない……! いまり:チェックですね。概念系に物理系は相性が悪いのでは? みちのすけ:ここはチェックじゃ。肉体は消し飛んでもノスタルジーは護られた やま:概念系に対するメタの薄さを露呈してしまった……! 椿かすみ:チェックですねー みちのすけ:次、かすみん! 椿かすみ:「あの日見た真っ白な入道雲」、それはその時の平穏、安寧、幸福を思い出すものでしょう 椿かすみ:でももし、そうした思い出が誰かによって無惨に奪われ、虐げられ、すなわちその思い出が苦みを伴ったなら、それは克服すべきトラウマになる どどんとふ:やまが「椿かすみ」へカードを渡しました。 みちのすけ:サメ映画を押し付けるなwwwwwww やま:(いかん酷い操作ミスを) 椿かすみ:キアヌが演じたジョン・ウィックは、平穏を奪った相手に復讐する元・殺し屋である。彼にとって、その思い出は、相手と共に消し去るべき傷である 椿かすみ:というわけで開いてた手札を処理するよ みちのすけ:復讐者! やま:思い出VSキアヌ みちのすけ:うーん難しいマッチング みちのすけ:ジョン・ウィック オチ 検索 いまり:キアヌ自身にも「あの日見た真っ白な入道雲」はあるはずさ。 やま:ラストで過去を乗り越えて明日に生きてる感あるから通しで いまり:たとえ複雑な感情が渦巻こうとも、決して捨て切れない故郷への思い。それこそがノスタルジアなのだから。 みちのすけ:処分されるはずだった犬と一緒に夜の街に消えたので通し……か……? いまり:私は「チェック」だと思うが、世論には勝てない……。 みちのすけ:難しい戦いだった やま:判断難しいのは確かというか見たこと無い映画だしの! みちのすけ:では、ジョン・ウィックVS俺のターン! 椿かすみ:あくまでカードはキアヌだけどねw いまり:↑同じこと考えてた いまり:それよりみちのすけが「ウノ」状態であることについて。 椿かすみ:実は私も見てないんだ みちのすけ:このジョン・ウィック、愛する妻と子供(犬)との平穏な日常を破壊され、最強の復讐者となり犯人一派にたいして殺戮の限りを尽くすんですよね みちのすけ:フユコ……トチノキ…… みちのすけ:私の最後のカードは、こいつだ! 革命宣言! どどんとふ:みちのすけがカードを公開しました。「殺戮者のエントリーだ!」 みちのすけ:実質ニンジャスレイヤー(苦しい) いまり:な、なにー! やま:キアヌ=サ��! いまり:(革命ってどういう処理だっけ) みちのすけ:実質同じ札なら革命 椿かすみ:『革命』:ターンプレイヤーは場にあるカードより強い言葉を出す代わりに『場札と同じカード』を場に出して『革命』を宣言出来る。カードを出した人を除いて半数以上から承認が得られた場合、『革命』状態となり、以降は『場にあるカードより弱い言葉』を出すものとしてゲームを進める。 椿かすみ:『革命』②:ターンプレイヤーが『革命』を宣言し、カードを出した人を除いて半数以上から承認が得られなかった場合、出されたカードは手札に戻され、出番を終了する。 いまり:キアヌはあくまで俳優。ちょっと変わっているけど、あくまでハリウッドスター。それを「殺戮者」扱いとはいただけないな。「チェック」だぜ? やま:キアヌはニンジャではない(無言の腹パン やま:チェック! みちのすけ:グワーッ! 椿かすみ:あららw じゃあ通りませんねw みちのすけ:それを言われたらどうしようもない(ニンジャではない みちのすけ:なんなら普通に勝ちに行った方が通ったよ……! いまり:さて、私の番ですね。 いまり:キアヌ・リーヴスは名優。いろいろな役柄を演じることができるが、やはりぴったりくるのはどこか陰のある男。 いまり:そんな彼に降り注ぎ、身も心も冷え切らせてしまうのは、やはりこいつしかいない。 どどんとふ:いまりがカードを公開しました。「秋の終わりに降る冷たい雨」 みちのすけ:エモ札攻めだぁー! みちのすけ:うん、似合う やま:情緒的な空間はむしろキアヌを引き立ていい男にしてしまう……! やま:のでチェック みちのすけ:絵になる……そう、秋雨効果でキアヌのレベルが上がっているんですよ……! 椿かすみ:陰のある男だと愁雨は理想的な背景であるように思えるのでチェックー みちのすけ:チェックですね いまり:確かに絵にはなる。しかしその心の中は不安と孤独でいっぱいになってしまっているのだよ…… みちのすけ:キアヌ自身が病んでるエピソード持って来れたらわからなかった みちのすけ:バウンス! いまり:ざんねん! みちのすけ:水も滴るいい男に勝てるか?やまさん やま:ワンパだが切れる手札がこれしかない! いまり:「パス」もあり得る選択肢だったな。 やま:撃てば死ぬ 人間だもの きあぬ みちのすけ:はい暴力ぅー いまり:あ、死んだ みちのすけ:まあ俳優に暴力なので死にますね 椿かすみ:死にますね みちのすけ:過剰暴力 やま:死体も残らないやつ みちのすけ:さらばキアヌ 貴方の栄誉は永遠に語り継がれるであろう みちのすけ:重力子(略)VSかすみん! みちのすけ:超ビーム相手に対抗できるか? 椿かすみ:でも、名のある者がそんな凄惨な滅ぼされ方をしたなら、その「魂」は民衆によって称えられ、暴力などに毀損されない永遠を手に入れるでしょう 椿かすみ:あ、これもうカード出してますよ みちのすけ:の魂 いまり:あいかわらず解釈が難しいカードだ みちのすけ:これ、手札置き場から移動した位置は見えてないやつですか やま:(私は重力子放射線射出装置の精…) 椿かすみ:こっちにはみんな手札にあるように見えてる、「熱湯」の位置に移したほうがいいのかな? みちのすけ:今度から墓地と対戦用の手札置き場作りましょうか 椿かすみ:とりあえず過去に通ったやつ手札から外したもす みちのすけ:今のかすみんの移動は見えている・…・ みちのすけ:仕様が謎 みちのすけ:本人の移動じゃないと反映されないだけかな みちのすけ:改めて重力子略VSの魂 みちのすけ:キアヌの魂……? いまり:重力子~が話に聞く恐ろしいものであるならば、もはや彼の魂をたたえるという民衆すらも存在できないはず。信ずるもののいないところに魂は存在できない。チェックです。 みちのすけ:キアヌの魂でも無情なる破壊装置には干渉できないのでチェックです やま:魂とメカは特定条件がないとどっちも不干渉感あるのでチェックです 椿かすみ:惑星破壊爆弾なのか……? 対人または対軍くらいだと思ってたw みちのすけ:民衆全滅レベルではない…かな……w いまり:いけるいける みちのすけ:確実に被害者は出ますが。 やま:シドニアの方の巨大な奴ならいけるやも みちのすけ:そして私のターン みちのすけ:ドーモ、霧亥=サン ニンジャスレイヤーです どどんとふ:みちのすけがカードを公開しました。「殺戮者のエントリーだ!」 みちのすけ:罪のない無辜のキアヌを! みちのすけ:巻き添えになり踏み躙られた民草を! みちのすけ:その怒りを!嘆きを!代弁するのが、その声によって生まれたのが彼、ニンジャスレイヤーです 椿かすみ:ニンジャスレイヤーって妻子殺されたサラリーマンが復讐してるんじゃなかったっけ……全然コンテンツ追ってないんだけど…… みちのすけ:さらに言うなら、重力子(略)は当たれば必滅の超威力の攻撃ですが、回避可能な攻撃です 椿かすみ:義憤で戦う殺戮者だったのか…… みちのすけ:ニンジャスレイヤーはニンジャに虐げられた民草の怒りが集まってできた「ナラク・ソウル」に憑依された者のことで やま:だが重力(略の主な犠牲になっている珪素生物は果たしてニンジャスレイヤーサンの復讐対象足り得るのだろうか…? みちのすけ:今代のニンジャスレイヤーが妻子を殺されたリーマンのフジキド・ケンジですね みちのすけ:ともかく、回避可能な射撃属性は みちのすけ:ニンジャならこれでパツイチです! みちのすけ:BLAM!「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーは重力子放射線射出装置の射撃をブリッジ回避! 椿かすみ:まぁそれは確かに いまり:だが果たして一個人が戦略兵器レベルのそれを制圧できるかな……?(よく知らんけどでっかいほうで) やま:オフェンス側がニンジャスレイヤーサンな以上回避だけでは勝利の文脈としては弱い… やま:のでチェック! みちのすけ:口径に関係なく、重力子放射線の直撃に耐えうる素材は存在しない。しかし、弾道を曲げたり、重力子放射線自体を消滅させることで直撃を回避することができる。また、ある程度の素早さがあれば、弾を避けられる場合もある。尚、各都市階層を隔てる超構造体(メガストラクチャー)は、この放射線によってのみ干渉・破壊が可能である。 椿かすみ:それも確かにだなー>おふぇ みちのすけ:(ニコニコ大百科より) いまり:そもそも「機械」を「殺戮」できるのだろうか…… みちのすけ:この武器、リチャージが長いのでカウンターのツヨイ・スリケンが決まり手に いまり:「生きてるならば神様だって殺して見せる」とのたまう方もいるが、逆説的に「生きていないなら殺せない」となるだろう。 やま:重力子放射線射出装置は実際硬い みちのすけ:使用者から奪ってしまえば無力化できますね? いまり:しかし打ち倒すべきは「装置そのもの」であろう? いまり:(ラストカードへのチェックは厳しいのだぜ) みちのすけ:奪った重(略)を殺戮者が装備して使役したなら、それは勝利と言っても過言ではないのではないだろうか いまり:(でも正直そろそろ寝たいのだぜ) やま:重(略を装備したナチスゾンビならニンジャで通していた いまり:それは「重~」にとっても勝利なのではないか?自身は壊れもせず、もちろん殺戮もされず、十全に機能しているのだから。 やま:もしくは機械に精通したニンジャとか装置そのものへのメタ属性があったら通してたんだぜ いまり:やはり「殺戮者」はあくまで人型に対する特攻だとおもうね、ぼかぁ。 みちのすけ:別に自分で使える物は殺戮する必要ないですからね。奪ったスリケンだってホーリーヌンチャクだって使ってますよ彼ぁ みちのすけ:機械に精通と言うなら、フジキドはスーパーハッカーでもあったりします、が 椿かすみ:現状を無力化することを勝利だとするなら忍殺さんは満たせそうではある みちのすけ:これは覆らないチェックなのか……!? やま:語彙大富豪は数だよ兄貴 みちのすけ:巡航ミサイルも止めてたりするので、制圧なら逸話も数多くあるんですが いまり:ここは自分の心(と眠気)に正直になって……通しだ! みちのすけ:wwwwww やま:アバーツ みちのすけ:Wasshoi! いまり:ちなみに自分の心=コイントス みちのすけ:ひ、ひでえ やま:重(略は哀れ爆発四散 みちのすけ:と、ともかく!俺の勝ちだァー! やま:ゴウランガ! いまり:負ける気はしないが勝てる気もしないというあれであった みちのすけ:ニンジャ……殺すべし! みちのすけ:ラスト札だから10:0じゃないと通さないよ!されるとこのレベルの特攻でも通れないのでやばたにえんですよ みちのすけ:というわけでデッキ公開! いまり:ラスト・スタンド・ニンジャ いまり:くらえ。甘酸っぱい冬の思い出! どどんとふ:いまりがカードを公開しました。「無言で二人歩いた新雪の積もる通学路」 どどんとふ:やまが「いまり」へカードを渡しました。 みちのすけ:ゾンビ君のいない世界のスピード死の恐怖老い殺戮者のエントリーだ! どどんとふ:やまが「やま」へカードを渡しました。 いまり:なんじゃこれwww どどんとふ:やまがカードを公開しました。「人肌程度に保温されたオリハルコンの肉質を持つなまこ」 どどんとふ:やまがカードを公開しました。「蝉の抜け殻(塩味)」 みちのすけ:メメント・モリデッキでした やま:ポエット! どどんとふ:椿かすみがカードを公開しました。「どう見ても」 どどんとふ:みちのすけが「echoes」のカードを受け取りました。 どどんとふ:みちのすけが「echoes」のカードを受け取りました。 どどんとふ:みちのすけが「echoes」のカードを受け取りました。 どどんとふ:みちのすけがカードを公開しました。「脳梗塞」 どどんとふ:みちのすけがカードを公開しました。「大逆転」 椿かすみ:診断メーカー即席 どどんとふ:みちのすけがカードを公開しました。「認可取り消し」 みちのすけ:ひ、ひでえデッキだ いまり:改めてデッキセットまとめて・最強で最高な二人・秒速5センチメートルで舞う花びら・あの日見た真っ白な入道雲・秋の終わりに降る冷たい雨・無言で二人歩いた新雪の積もる通学路 みちのすけ:エモデッキ~~~~~~~! いまり:エモーショナル・シーズンズ&最強で最高の君と僕 どどんとふ:みちのすけが「椿かすみ」へカードを渡しました。 椿かすみ:んではこちらも改めて診断メーカー即席・コブラ・キアヌ・リーヴス・スポンサー・どう見ても・の魂 やま:物理が通じない! みちのすけ:どう見ても、何札????? やま:蝉の抜け殻(塩味)エイリアンVSサメ重力子放射線射出装置人肌程度に保温されたオリハルコンの肉質を持つなまこ先史文明の超技術を得たナチス製の魔術的サイバー古代サメゾンビ 椿かすみ:革命専用札かな(白目) みちのすけ:無言で二人~あたりにどう見ても恋ですね2828で勝てたかもしれない いまり:あかん。それはクリティカルや…… やま:二人で通学路には幼年期の終わりとかぶつけたい みちのすけ:強制的に卒業させるのでつよふだ みちのすけ:楽しい戦いでした! いまり:個人的MVPはやっぱりキアヌだな! いまり:そしてやまさんの残り札が場に出ていたらどうなっていたことか やま:デッキ構成にここまで戦略要素があったなんて… やま:最後に汎用性高い札を残しといた方が良いとか大富豪のセオリー過ぎる みちのすけ:ゾンビtoゾンビで革命貰ってたら確実に笑い死んでいた いまり:意外にコブラが活躍できなかった。やっぱソロはだめだな。 みちのすけ:序盤は概念札とか属性札とか皆持ってるし後半に防御高い札を出すと効果的かもしれませんね みちのすけ:(防御ってなんだよ) 椿かすみ:場の残りが強そうなやつ(メタうてなさそうなやつ)を4枚目に出して、1周させて無札を置くのか みちのすけ:メメントデッキでは老い以外ではコブラに勝てそうになかった 椿かすみ:特効対象が広い・多いやつを後のほうに残して、自分の手番で確実に捌いていくのか みちのすけ:二枚目で1巡耐えたので老いの耐性は強かったですね……入道雲は通したかったけど世論が許さなかった いまり:行けると思ったんだけどなー やま:ポエム札は中々判断が難しい いまり:なんだかんだで待機開始から5時間弱、実質開始から3時間半くらい?やっぱいろいろ長かった。 みちのすけ:ポエムデッキは詠唱力がキモですね。無情系札がないと突破しにくいので みちのすけ:実質一発目のマッチングから3時間ですかねー みちのすけ:詠唱がスムーズに進むといいんですが みちのすけ:待機時間が結構かさんだ感。 みちのすけ:あと最後の泥仕合! いまり:場のコントロール状態を明示できればもっとテンポよく進められるかもしれない(もうチェック入れていいのこれ?みたいなやつ) 椿かすみ:オンセだと書き中なのかスルーしてるのかわからないからね、対面なら「反論考えてそう」とか察せるけど 椿かすみ:オンセのチェックは宣言までの制限時間設けてもいいんじゃないかな みちのすけ:オフセだとその辺滅茶苦茶スムーズでしたねー、良い札が出たら爆笑してさっと通る。 いまり:最後のは普通に判断が難しかった。 みちのすけ:道具系の奪取禁止は普通につらい いまり:最後だけに簡単に通すと八百長っぽい感じに���っちゃってあれだし……。かといって明確に却下できる決め手はなかった。 いまり:振り返り会も長くなりそうなのでいったんここらへんで!おやすみ! やま:器物系は扱いに長けてるか壊せるかが個人的なラインかな やま:おやすみー みちのすけ:おやすっすー 椿かすみ:おやすみなさいですーお疲れ様でしたー
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ライナーノーツ(2018年M3秋)ー2
こんばんは。M3からだいぶたちましたがみなさまいかがお過ごしですが? ライナーノーツ第2弾です。 早速楽曲解説の続きから行こうと思います。 3回に分けるとしていましたが、わける意味を感じないため無理やり2回にねじ込もうと思います。多少長くなりますがご容赦を。 今回は「解説」に「反省点」、「制作を経て」、「今後について」と「まとめ」になります。
楽曲解説
2,Re boot 編成
ドラムス Small Room(EZDrummer2) ×2トラック(タム、ハイハット) Cymbals(QLSO) Snares(QLSO) Bass Drum(QLSO)
エレキギター AGG(Ample Sound)
エレキベース ABPL(Ample Sound)
鍵盤楽器 Bosendorfer Piano(QLP)×2
パーカッ��ョン Timpani(QLSO)
木管楽器 Solo Piccolo(QLSO) Tin Whistle(Ilya Efimov) Low Whistle(Ilya Efimov)
金管楽器 2 Trumpets(QLSO) Trombones(QLSO) Solo Tuba(QLSO) Horns(QLSO)
弦楽器 1st Violins 1st Violins(QLHS) 1st Violins Spic(QLHS) 2nd Violins 2nd Violins(QLHS) 2nd Violins Spic(QLHS) Violas Violas Sus(QLHS) Violas Spic(QLHS) Cellos Celli Sus(QLHS) Celli Spic(QLHS) Contrabasses Contrabass Sus(QLHS) Contrabass Stac(QLHS)
計27トラック
編成解説 他の曲と比較し特徴的なのはハイハットとティンホイッスルでしょうか。ピアノは2トラックあるのですが、リズムとメインを分けました。 比較的度のパートも低音が強めになっています。バイオリンと木管が高音を担い、他のパートは低いほうに回ることが多いですね。中域はピアノ、ギター、トランペット(高域も一部)、バイオリン2パート、ビオラなど。 ティンホイッスルなどを入れてみたのですが、オケになじんでしまい、あまり特徴をうまく使いこなせてない感じになってちょっともったいないかなという感じがしています。もう少しソロとかで出しても良かったかも。
楽曲解説 題名の通り、再起を意味する曲に仕上げたもの。 楽曲には再び立ち上がるための力強さをひたすらに込めました。 今回ストリングスの響きが多いですが、中でもバイオリン、ビオラあたりの中低音の響を大事にすることを意識しました。 最後のほうに非常に盛り上がる、強い部分がありますが、そこにはありったけの力を振り絞り、こぶしを握っているような場面を想像してみてください。 ここは一番良い形でエレキギターとほかの楽器が効果的に混ざった場面かと感じています。
4,Chrono Logic-Revival- 編成
ドラムス Small Room(EZDrummer2) ×4トラック
エレキギター AGG(Ample Sound)×3トラック(ソロ2パート、リズム1パート)
エレキベース Fender 5 Str(QLGoliath)
ボイス WOMEN oh(EW Hollywood Choirs)
鍵盤楽器 Harpsicord(QLSO) Bosendorfer Piano(QLP) Church Organ(Independence Free) Electric Piano Rhodes(QLGoliath)
金管楽器 Trombones(HSO) Horns(QLSO)
弦楽器(撥弦) Harp(QLSO)
弦楽器(擦弦) 1st Violins 1st Violins Sus(QLHS) 11V Marc(QLSO) Violas Violas Sus(QLHS) VAS Marc shrt(QLSO) Cellos Celli Sus(QLHS) VCS Marc shrt(QLSO) Contrabasses Basses Sus KS(QLSO)
計23トラック
編成解説 2015年「クロイロ。」のときから主に大幅に音源を入れ替えました。 ギターはELECTRI6ITYからAmpleSound系に差し替え、変に演奏を意識していたギターパートはトラックを一つ増やし、一貫性を持つようにしました。コーラス音源を差し替え、バイオリンのレガート部分はQLHSに差し替えました。 アレンジも一部大幅に変えたりと雰囲気はそのままにし、整理整頓しながら以前と全く同じにならないようアレンジを加えた形になります。 前のバージョンより、まとまりが出たのではないかと思っています。 個人的にはギター音源のミュートの音が好きでオートメーション書いて出したいところは目いっぱい出してみました。
楽曲解説 以前は題を「クロの」と「クロノ」をかけていたんですが、今回はナチュラルにしました。(黒の法則‐つまるところクロノセカイの法則、決まりがあること、クロノ‐時間的な部分をつかさどる少女、という意味でつけた。) 当初は手をつける予定が全くなかったんですが、ふとしたきっかけで聴くことになって、どうしてもリニューアルしたくなって。 音色を差し替えたり足したり、ストリングスは単純和音に音を追加して多少ハーモニーがきれいに響くようになったかと。一部はアレンジを大幅に変えています。 あとは雑になっていたところを調整したりとかもしました。当初は良いと思ったところも、今聞いたら「ん?」みたいなところがたくさんあって大変恐縮な想いでしたが…。 ミックスも重低音を強化し、ドンシャリ気味に調整しなおしました。 この曲はバンド編成が地盤になっているので、オーケストラ編成はどちらかというと、装飾的な扱いでしたが、今回のリニューアルで結構豪華さが増したかなと思います。
5, Challenge to Overcome 編成
ドラムス Small Room(EZDrummer2) ×4トラック Cymbals(QLSO)
エレキギター AGG(Ample Sound)
エレキベース Fng m-Bass(Independece Free)
鍵盤楽器 Celesta(QLSO) Bosendorfer Piano(QLP) Prog Rock Organ(HALion Sonic SE)
パーカッション Timpani(QLSO) Music box(Xpend!2)
木管楽器 Solo Flute(QLSO) Solo Piccolo(QLSO)
金管楽器 2 Trumpets(QLSO) Trombones(QLSO) Solo Tuba(QLSO) Horns(QLSO)
弦楽器 1st Violins 1st Violins(QLHS) 1st Violins Spic(QLHS) 2nd Violins 2nd Violins(QLHS) 2nd Violins Spic(QLHS) Violas Violas Sus(QLHS) Violas Spic(QLHS) Cellos Celli Sus(QLHS) Celli Spic(QLHS) Contrabasses Contrabass Sus(QLHS) Contrabass Stac(QLHS)
計28トラック
編成解説 金管メインのオケ編成プラスバンド、みたいな編成ですがリズムはバンド寄り。楽器編成は他とあまり変わりませんが、一番フルで編成してるのはこの曲じゃないでしょうか。基本的に戦闘曲が好きなので自分の好きに徹底的に寄せた曲なので、編成で特筆するところといえばテーマに沿った、という点です。 最近は少女的な面を曲に取り入れたい試みが多く、メロディラインはなるべく線の細い、高め、リリースに特徴のある可愛いらしいイメージの音を入れることが多いですね。 好きな音が全部詰まっている感じです。金管ホルン、トロンボーン、木管にフルート、ピッコロ、そしてギターにオルガンの音。
楽曲解説 この曲は発作的に書いた曲と言って過言ではありません。良くも悪くもいつも通りの戦闘曲風。戦闘曲好きが高じた一作となっています。 この作品の肝、というか魂は1:16~からのストリングス中心のアンサンブルです。 クワイアを入れていないのに、天に昇りそうなクワイアっぽい錯覚音が聞こえるのはなんか不思議な感じです。 とはいえ全体的にストリングスのハーモニーはかなり気にして作っています。 現時点での私の(個人的)最高峰です。
反省点
毎回課題になるのですが、ミックスです。 正解がない分、非常に苦労するのですが、今回はちょっと音圧を意識しすぎて繊細さが喪われた部分があったように反省しています。 ただ、音は以前と比べ芯が太く、バランスが良くなったんじゃないかなと思います。 プラグイン全般的にWAVESに差し替えたというのもありますが、音質は「クロイロ。」時に比べ格段に上がったのではないかと。 monotoneシリーズはrenapさんをはじめプロと同等の実力を持つ方々にお願いしていましたので、ある意味少し頼り切っていた部分がありました。 今回はその反省もあり、自分なりに試行錯誤しては見ましたが、難しいですね。 あとはダイナミクス、緩急の付け方ですかね、をもう少し繊細にできればよかったです。 リレー的な音の運び、音の強弱については個人的に特徴かと思っているのですが、もう少し強い表現で丁寧にできればなという課題が残りました。 マスタリングも、個人だけでやると非常に難しいな、と感じました。 次回制作の場合の課題とします。
制作を経て感じたこと
今回、音楽制作に注力しました。 そこで大きく見えてきたものが「音楽制作における限界」です。 これが技術的にではなく、モチベーションという点が主です。 技術的には先ほどかいた反省もそうですが、まだまだ至らぬ点があること重々承知しています。 今まで、得意だと思って何となく制作してきた音楽。 なぜ自分は音楽を作るのか、問いかけるいい機会かと思ったので、あえて自分を追い込んで制作をしてみました。 時間はあったのだけれど遅々として進まない制作。 何が原因なのだろう、と考えたときに自分の中にあった確かな音楽制作の熱は2曲ぐらい作った段階でかなりの割合が潰えていました。 純粋に作曲が楽しかったころとは変わってしまい、曲作りを単純に楽しめない自分がいることに気が付いたのです。 反骨的な衝動で制作したくなる欲はあくまでも衝動的欲求であり、それが満たされると、欲は制作に向かなくなります。 僕は音楽が好きかと聞かれれば好きと答えるし、制作が趣味ですかと聞かれれば趣味ですと答えます。 でもそれは、音楽そのものが好きかといわれれば答えはNOだし、今、作曲活動が楽しいかと聞かれればそれも答えはNOです。 僕が好きなのはあくまでゲーム音楽で、それに付随する音楽を作りたい、もしくはアイデンティティを持っている音楽を自分の解釈に変換したい。 改めて、自身は作曲家よりはアレンジャーであり、さら��言えば、音楽作曲ではなくBGM作曲なのだなと。 今回をもってオリジナル音楽中心の活動は当面の間控えようと考えています。 別に音楽をやめるわけではなく、あくまで自身の「得意技」として引っ提げておくつもりです。 ただ、今は限りある時間や興味を費やして、燃焼して作りたいものは「音楽」じゃないなと。 時間が解決する部分もあるかと思いますが、しばらく音楽は別の目的を達成するためのひとつの「手段」としてとらえ、そしてひとつのツールとして考え、必要であれば制作をするといった形になるかと思います。
今後の活動方針について
今まではあくまで音楽サークル「サイソウクウカン」だったのですが、 ここで創作サークル「サイソウクウカン」として再スタートしたい、と考えています。 僕が表現��して推し進めている「少女」×「音楽」ですが、「少女」というモチーフを主軸にしてすべての創作物を考えるようにしたいなと。 サイソウクウカンの「少女」というのはあくまで創作上の視覚的コンテンツであって、聴覚的な表現はあくまで、補助的な役割になるという考え方です。 長い建前を立てましたが、本音のところは音楽制作だけではモチベーションがついてこない、対してイラストに関してはインプットアウトプットのモチベーションが高まっており、どんどん絵を描きたいと感じています。 なので活動の主軸を視覚的表現に移そうかと、そう考えています。 サイソウクウカンの創作物語をどういった手段で届けるのが一番最適か、今のところはビジュアルノベル形式の創作かなと、考えています。 イラスト、キャラクターありきで音楽、文字によってその作品に時間軸を与える、今までだましだまし、生煮え状態だったサイソウクウカンをちゃんと形にしたいなと。 ここ3~4年を経て、イラストに関してはようやく人様に見せても良いかという自信と、上達を実感できたため、ようやく視覚的表現を行うに至っての個人的な最低スタートラインに立てたかと思っています。 取り組みの内容は今までよりもはるかに多くなりますので、制作にどれほどの時間を要するかというのは現状のところ見当もついていませんが、何らかの形にできればと考えています。 そしてやはり音楽は作品の一部として重要な役割を有するため、音楽制作に関しては引き続き行っていく所存です。 もし音楽作品として出すことがあるとすれば、サウンドトラックといった形になるかと考えています。 また、新しい試みとしてゲーム向けの素材制作など行ってみようかなと。 また、サイソウクウカンとは別口で、個人、しかもゆーさんだーZ名義での活動になりますが、水面下でゲーム制作が動いているので、そちらも実現に向けて頑張ってみようかなと考えています。
サイソウクウカンの創作はひるまあおいの最もやりたかったことを詰め込んでいくもので、綺麗とか汚いとかはいったん排除して表現したことに忠実になることが目標です。 これまで、音楽が気になると、当サークルの作品に触れてくれていた方々からみれば、まったく見当違いなものとなる可能性があり、もしそうなってしまったら申し訳ないな、といった気持ちがあるのもまた事実です。 僕自身があまり声を上げないことがそもそもではあるのですが、何か「声」があればそれがひとつ創作活動の方針として立てられる場合も大いにあるかと思います。
今までカッコつけてやってきた音楽。カッコついていたどうかは定かではありませんが、 色々な作品や文化に触れ、カッコつけるのをやめて、心に従い作りたいものに向き合う準備ができた、これは自身が成長したものと思いたいです。 表現はいまだにためらいや葛藤があるのも事実、色々な意味で時間がかかるかと思っていますが、見守っていただければ幸いに思います。
まとめ
大変長くなりましたがこれにてライナーノーツを締めとさせていただきます。 つらつらと色々書きましたが、後ろ向きな理由はなく、前向きに考えていきたいと思います。 今回、アルバムが何となく前を向くために立ち上がるような意味となったのは、サークルとしてもまさに「Re boot」したい、といった願望が出たのかなと、そんな風に思っています。 ひるまあおいのリアル人生においても大きな転換点を迎えているのも事実、今だからこそすべてにおいて前を向いて進めていきたい、そんな思いでいっぱいです。 そしてそして、長い文章に付き合っていただきありがとうございました。 今後は、なるべく、なるべく!色々なことを小出しにできるように努めます。 その中にはイラストもあるし、物語もあるし、音楽もあると思います。 自分でできることはやれる範囲で最大限で作っていきたい、今はそんな思いです。 今後ともサイソウクウカン/ひるまあおいをよろしくお願いいたします。
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些末なこと
記事にするまでもないなぁと思いつつtwitterには書くのを少しためらうこと
友達とフォロワーと
ここ1,2年で「友達」がたくさん増えた。事前に約束を取り付けて”現場”で会うことはもちろん、自宅に遊びに行って泊まらせてもらったり、Skypeで夜更けまで話をしながら原稿をしたり、会社帰りにそのへんで落ち合ってスナック菓子をつまみながらDVDを観て好き勝手感想を言い合ったり、休みの日に集まってご飯を食べたりしている。そういう時ってたいてい、好きなものについて勢い任せに喋ったり、相手が好きなものについて話す(自分が知らないジャンルだとしても)姿を見てにやにやしたり、その場にいない「共通の友達」を肴に笑ったりする。くだらない日常会話や仕事の愚痴も差し挟んだりしながら。
これらを踏まえると、プライベートに関しては3~4年前と比べると今の方が圧倒的に「リア充」だと思う。ともかく連絡先が増えた。細かいこと抜きでじゃあ会って話そうよという選択を取れる人が増えた。新しい知り合いなんてしばらく作ったことなかったけど、端的に言えば「友達が増えた」ということなんだろうか。ただまだ、私の中には「友達ではなくフォロワー」というくくりがある。これが友達じゃなきゃなんなんだ?という気もするけど、 LINEの連絡先を交換していたって、本名を知っていたって、住所を知っていたって、一度どこかでブロックされたり、向こうがSNSのアカウントを削除したり移動されてしまったらもう二度と会えないんだろうなと思うから。お互いの意志に関係なく突然のサービス終了っていうのもあり得るし。優劣をつけるわけではなくて、リアルと地続きかどうかで関係性の呼称は変わる。リアルと地続きの方が、「友達」なんじゃないのか。
と、つい最近までそう思っていたんだけど、私が「友達」と名付けている相手との関係性だって、今またね、と手を振ったそのあとに"もう二度と会えない可能性"は十二分に孕んでいるんだよなと気づいた。そしてリアルとは。違いってなんなんだろう。理由が無くても会ってもらえることかなぁ。
手元に増えゆく円盤たち
「フォロワー」と直接顔を合わせる機会が増えるのに比例して、部屋の隅に自分のものでないDVDがどんどん積まれていく。それはとりもなおさず、いろんな人がいろんな円盤を貸してくれているということなんだけど、私ははじめ「そういう文化」に少なからず驚いた。いくらSNSでそれなりに長く相互であったり、それなりに気が合うな!と思ってもらっていたのだとしても、今まさに自分がハマっている「大好きなコンテンツメディア」をほいほい人に貸し与える心境ってどういうものなんだろう?次に会う機会を、ぼんやりでも考えてもらっているということなんだろうか?どうせすぐにまた会うし、と思ってもらえているんだろうか。 いろいろ考えてみたけど、最近になってなんとなくわかってきたのは、オタクがメディアを他人に貸し与える行為は必ずしも「イコール信頼の表れ」とは限らないんじゃないかということ。メディアを購入するレベルのコンテンツになると、たぶんその人は内容を覚えるくらい繰り返し繰り返し現場に行ったor擦り切れるほど円盤を観て、もう血肉にしているんだろうと思う(DVDを買う行為、「通い詰めた思い出を買う」って側面もあるよね。わかる)。だから赤の他人である「フォロワー」に貸す心境としては「私はとてもこの作品が好きだから、それなりに話の合うあなたもよかったら観てみて、さらに楽しんでくれたら最高」ということなのかな。最悪、自分はもう観られなくても構わないと思っているor借りパクされたとしても自分がもう一回買えばいいやって思っている可能性。つーか複数回買えばそれだけ公式にお布施出来るし… この推測が合っているのか、すべての人がそうかどうかなんてわからない。けど、そう考えるとしっくりくることもある。
同人活動の原動力
「自分が好きなジャンルをもっと広めたい!」「推しの魅力を世の中の色んな人に知ってもらいたい!」そんな理由から同人活動、創作活動をする人が世の中には一定数いるらしい。それから、もらった感想が次回作の原動力になるだとか、自分の二次創作を読んで当該ジャンル/キャラそのものを好きになってもらえたらとても嬉しい、という作り手側の意見をたくさん、たくさん見た。世界に愛を、作り手側に感想を! 思いをシェアしたい、伝わってほしい、反応が欲しい。私は、こうした”欲”の根底には「同意が欲しい」という思いが共通しているんだろうなと思っている。個人的にこの考え方にはどこをどう切り取っても馴染めないのだけど、自分の好きなものの魅力を顔も知らないような人とでも分かち合いたいと考えること自体は、なんというかすごく健全な思考回路だと思う。 以前、私は「作品に対する感想が欲しいとは思わない、創作のモチベーションにも一切ならない、人に見てもらうために作品作りをするわけじゃない」というようなことを雑記で書いた。着想から製本まですべてひとり、ほかの人の意志は介在させるもんじゃない。させたくない。なるべく閉じた環境で、自分の考えを極限まで純度を高めて熟成させたい。同意や同調はあってもいいけど、基本的に無くてもいいもの。私は弱いからすぐに自分の意見を変えてしまう。せっかく構築した"自分自身の写し身"を、そうやって外部からのアクセスでかき乱されたくない。 以前から感じていたこういう感覚について、近しい友達からのスムーズな納得はおそらく得られなかったのだけど、最近たまに会うようになった年季の入った相互フォロワーたちに漏らしたところ「自分の作りたいものしか作らないんだから、人の意見が"どうでもいい"なんてそんなん当たり前じゃね?」というノリで一瞬にして全会一致となった。 ああ、私だけじゃないよなぁと少し笑った半面、やっぱり私も「同意が得られたら嬉しい」側の人間だったということにも気づいてしまった。これも矛盾だ。
「文句を言う権利を買う」という考え
ソーシャルゲームに課金するようになって、舞台を複数��観るようになった今、界隈を見渡して改めて自分の中で整理しておきたいのが「文句を言っていいのは当該コンテンツに金をかけた人間だけである」という論理。 フォロワーでも友達でもこの考え方に則ってオタクをしている人は多い。私としてもこの論理が間違っているとは思わないし、むしろ筋が通っていると思う。”異なった経済力を持つ人々には異なったサービスが提供される”のは資本主義・垂直的平等のお手本のような状況だし、そういう社会のルールがわかっていないイキリ無課金キッズが「文句」を垂れることで多少叩かれたりするのは致し方ないことだよなぁとも思う。 ただ「金さえ払えば文句を言っていい」という風に言い換えてしまうと、それは少し違う気がする。先に挙げた論理とニュアンスは変わっているから、完全なる言い換えとは言えないと思うんだけど。(たまに愚痴垢などをのぞくと、きちんとゲームをプレイしているからこそ、観劇をしたからこそ言える文句や恨みつらみでツイートが埋め尽くされている人を見かけるので、大変そうだなぁなどと思いながらそっ閉じをしたりしている) 私だって、お金や時間を使って得た体験が事前の想像や期待から大きく逸れていた経験がゼロという訳ではない。ただ、だからと言って運営に心から怒りを感じたことは…ない(呆れた、くらいはある)。恐らくだけど、先述したような考え方については「理解はするけど私の意見ではない」というスタンスでいるんだと思う。現状は。 私個人としては、お金を払うことで得られるのはあくまで「コンテンツを享受する権利」なのだと捉えているけど、おそらくここまでは大部分の人がもっている考え方なんではないだろうか。もう少し詰めると、私は金銭の対価は「コンテンツを享受する権利」”だけ”だと考えていて、受け取ったものに対してどう感じるかというのは、また別のレイヤーの話だと思っているんだけど…今の私は、仮にお金を払った対価に得た体験が自分の感性に合わなかったのなら、それを見抜けなかった、見誤った自分にものを見る目がなかったんだな、と勉強代としてすっぱり割り切ってやり過ごすようにしている。 ただ、体感としては「声をあげる権利」をも手にしたのだと考えている人も少なからずいる。そしてそれだって間違っていないはずで、実際、ソシャゲにせよ舞台にせよユーザーアンケートってほぼ間違いなく設置されている。うーん… Twitterで見た「運営(公式)とソリが合わなくなってきたのならターゲット層から外れたものと考えろ」論、「意見の一つも言えないようなコンテンツはただのディストピア製造機である」論、いずれもそれぞれに筋は通っていると思う。私はわりと前者よりだけど。敢えて言えば、「運営(公式)とユーザーは基本的に一方通行、パワーバランスは運営(公式)より」だと考えるか、「あくまで両者は対等であり、インタラクティブであるべき」だと考えているかによって、出される結論が変わってくる気がする。コンテンツ自体は好きなのに、運営方針が自分のスタンスと合わなかった時に悲劇が起こるんだろうね。 後者の論理に対して私がひとつ思うのは、"両者対等"をあるべき姿だと思っているのなら、"意見"を述べるにもそれなりの態度で臨みなさいよ、ということくらい。そして、前者よりである私は、「公式がすべて」だと考えている時点で怠惰であるとも言えるのかもしれない。
作品を作った人と、作品自体と
ひとつ前の項について書いていて思ったのは、「作品と作者を切り離してコンテンツを享受する/しない」が、いわゆる運営に対するスタンスにも影響しているんじゃないだろうか、ということ。私は作者が「自分にとって水が合わない人」であれば、作品自体も自然に、割と強い傾向として避けてしまう方だ。だから、つい最近TLでも「作品自体は好きでも作者が嫌いだなんて珍しくもない、モーツァルトの曲は好きだがモーツァルト自体は嫌いだ」と比較的強い口調で語るツイートを見て、へえ…と目を丸くしてしまった。例がモーツァルトだというのを踏まえた上で敢えて極端な言い方をすれば、嫌なら聴かなければいいのに。作曲家、たくさんいるし。ほかに楽しめるものを探せばいいのに…。まぁ瞬間的にこう思ってしまったんだけど、この手の意見を親の仇のように憎む人いるよね。確かにTLでも「コンテンツは好きだが運営は嫌い」という人はちょくちょく見かける。でも、私は「諦めてしまう」側の人間なので、たぶんそういう人たちとは今の私は水と油で、いくら話してみても平行線なんだろう。
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年に数本は公開される実話を基にした災害映画。 今年もアメリカの山火事で戦う森林消防士たちの物語、『オンリー・ザ・ブレイブ』が公開されました。
日本では山火事は滅多に起きないのでなかなか身近に感じられませんが、アメリカでは山火事のニュースを頻繁に耳にしますよね。
なぜアメリカでは山火事が多いのかというと、主に湿度が低いことが挙げられます。 特に山火事の多いアリゾナ州やカリフォルニア州は、夏場は湿度が10%代に下がることも。 (ちなみに日本の冬場の湿度は40%前後。) 夏場の気温の高さと、湿度の低い環境の中で風によって木々が擦れ、火種が生まれることによって、山火事は発生します。
頻繁に起きる山火事に対して、アメリカでは、森林消防隊なるものが存在します。 この作品は、そんな彼らの命がけの物語。
オンリー・ザ・ブレイブ
監督 ジョセフ・コシンスキー 脚本 ケン・ノーラン エリック・ウォーレン・シンガー 出演者 ジョシュ・ブローリン マイルズ・テラー ジェフ・ブリッジス 公開 2017年 製作国 アメリカ合衆国
あらすじ
すべてを焼き尽くす未曽有の山火事に、 たった20人で立ち向かった男たちがいた—。
猛烈な勢いで山を焼き尽くす炎。 近隣住民も森に住む動物たちも一斉に逃げ出す中、炎に突入しチェーンソーで次々と木を切り倒す男たちがいる。 アリゾナ州プレスコット市の森林消防隊員たちだ。 火の動きを読んだ指揮官のマーシュ(ジョシュ・ブローリン)は、迎え火を焚き、火をもって火災を抑え込もうとする。 だが、現場の権限を持つ米国農務省の“ホットショット(精鋭部隊)”に、「“市”レベルの消防隊員が余計な口出しをするな」と言われてしまう。
麻薬にセックスに・・・と堕落した日々を過ごしていたマクドナウ(マイルズ・テラー)は、ある日、数か月前に別れた恋人が妊娠している事を知る。 動揺し彼女に会いに行くが、「この子は私と家族で育てるから、あなたは関わらないで」と拒絶され、むしゃくしゃした勢いで駐車中の車から携帯を窃盗、その場で逮捕される。 何とか仮釈放されるも、母親に家からも追い出され、何処にも居場所が無くなったマクドナウが向かったのは、新人募集の案内を出していたマーシュ率いる森林消防隊だった。
採用面接中、一目でマクドナウが薬物中毒だったことを見抜くマーシュ。 他の隊員が「あいつは何でも中途半端なダメな奴だ」と猛反対する中、マーシュは窃盗罪で保護観察中の彼を採用する。 「生まれたばかりの娘を幸せにしたい」、「人間として生まれ変わりたい」という決意を買ったのだ。
新しいメンバーも増え、またいつも通りの地獄のような訓練を始める消防員たち。 マクドナウのことを信じていなかった他の隊員たちとも、命を預け合う現場を通して次第に絆が深まっていく。 そんな隊員たちを誇りに思い、自分たちも“ホットショット”になりたいという夢を捨てきれないマーシュは、妻のアマンダ(ジェニファー・コネリー)に勧められ、市の消防署長で親友でもあるデュエイン(ジェフ・ブリッジス)に、自分たちのチームを“ホットショット”に認定してほしいと相談する。 地方自治体の消防隊が“ホットショット”に昇格した前例はなかったが、彼らの実力に惚れ込むデュエインに説得された市長は、審査を受けられるよう手配するのだった。
そんなある日、チリカウア山脈で発生した火災へ駆けつけ、まさに本番で認定審査を受けることになるマーシュたち。 強風にあおられる火災を食い止めるために、マーシュは炎の“燃料”となる木々を焼くという判断を下すが、審査官から迎え火で火事がさらに勢いを増すと静止される。二人は激しい口論となり、マーシュは審査官に「あんたは黙ってろ!」と怒鳴ってしまう。
結果は、マーシュの勝利だった。マーシュを心から敬愛する副官ジェシー(ジェームズ・バッジ・デール)は、「審査がダメでも俺たちは森を救った」と誇らしげに胸を張り、隊員たちも深くうなずくのだった。 審査発表の日、「君たちのボスは生意気だが、君たちは最高の消防士だ」という審査官からのメッセージと共に“ホットショット”への昇格が告げられる。だが、隊員たちの歓喜も束の間、愛する家族を残して火災に立ち向かう彼らを、アメリカ史上最も恐ろしい、山を飲み込むような巨大山火事が待ち受けていた──。(公式サイトより)
2013年に起きたアリゾナ州の山火事事件に立ち向かった森林消防士・ホットショット(精鋭部隊)たちの物語。 リアルを追求した山火事の演出が迫力満点に描かれています。
監督は『トロン:レガシー』、『オブリビオン』のジョセフ・コシンスキー。
衝撃の実話
実話物語とは聞いていましたが、どんな出来事だったのか全く知らないで観たのでラストに驚きました。 そうか〜そうくるか〜と残念で脱力しちゃいました。 しかも従事していた隊員たちはみなさん20代、30代の方ばかり。

にも
エンドロールは辛い気持ちになっちゃいました。
山火事というのが身近ではないので、遠い国の出来事のように感じてしまいますね。 でも実際にアメリカでは毎年何万件もの山火事が起きているんですからね・・・ 山火事のシーンはすべてのシーンがリアルで、みていて息苦しくなるほど。
過酷な現場で戦っている男たちの勇姿と、山火事の恐ろしさを間近に体感できた作品でした。
優秀な消防士たちと山火事のたたかい
森林消防隊で働く男20人が、訓練を通じて絆を強めながら、人としてもチームとしても成長していく物語。 クライマックス、彼らは突如起きた大きな山火事に立ち向かうことに。
チームが成長していく中で、隊長のマーシュの仕事への思いや奧さんとの衝突、新人のマクドナウが人として成長していく姿などの人間ドラマも描かれていきます。 ストーリーは実話ベースですが、ドキュメンタリーというよりは、ドラマがしっかりと作られていて、一本の映画になっていました。
勇猛果敢に戦う男の背中に魅了されましたね。 家族や愛する人、町で暮らす人々を守りたいからこそ、彼らは燃え盛る山に身を投じていく。

にも
命をかけて仕事に従事している男ってのは、やっぱりかっこいいですね。
最初にちょっと書きましたが、実際に起きた事故を基に本作はつくられています。 ですが、私はどんな出来事だったのか全く知らなかったんですよね。 ニュースを全く覚えていなくて・・・
事前に情報をみるのが好きじゃないというのもありますが、ここまで徹底的にネタバレを回避してきた宣伝チームもさすが。
何も知らないで観るので、クライマックスでのドキドキハラハラは人一倍感じていたと思います。 なるべくはっきりオチを書くの好きじゃないんですが、本作に関しては書かないと感想がうまく伝えられないので・・・ 残念ながら、20名のチームは、最後に19名が殉職してしまうんですね。
これは衝撃的だったな。 チームはいくつもの危機的状況を乗り越えてきたんですよ。 地方自治体の消防団がホットショットに任命されることって前例がないことだったそう。 彼らの優秀っぷりは劇中でも描かれていたので、まあ今回もなんとかなるだろ、と思っていたんですがね・・・
それまでのチームとしての奮闘っぷりがよかっただけに、ラストは残念だし、やっぱり消防士は常に死と隣り合わせの仕事なんだなと改めて大変さを感じました。
人間ドラマもしっかり描かれています
人一倍「死」に対して向き合う仕事だからこそ、常日頃家族や友人、恋人との���ミュニケーションは大切ですよね。 本作では、彼らの仕事に対する姿勢を描く一方で、人としての内面も描いています。
物語の中心になるのは、消防団の隊長であるマーシュと、新入りのマクドナウ。 マーシュはベテランの消防団員。

にも
すでに命を山においているような風格を感じる男です。
しかし、その一方で家族である妻とは衝突が絶えません。 子どもを産み家族が欲しい妻と、危険な仕事をしているゆえに家族を作りたくない夫とのやりとりは複雑な気持ちになりますね。 仕事と家族、どちらを優先するのかというのは永遠に解決できないテーマでしょう。
激しい口論を繰り返した結果、マーシュは奧さんへの愛を再確認し、仕事をセーブすることを決めます。 そんな矢先に事故に遭い、マーシュは命を落としてしまうのです。 悲しすぎる・・・ようやくふたりも新たな一歩を踏み出そうとし始めていたタイミングなだけに尚更辛いものがありますね。 マーシュの殉職の連絡が入ったときの奥さんの慟哭は、一番胸が痛みました。
命をかける現場で闘う家族を、支える家族の姿も印象に残りました。 子どもが生まれたばかりだったり、これから生まれる予定だったり・・・ 正直、事故が起きたあとの集会のシーンはキツかった。
私自身や私の家族は、命をかけた仕事に従事していませんが、いつ突然いなくなるともわかりませんからね。 できるだけコミュニケーションをとっておくことって大切だなと改めて考えました。

にも
当たり前のことですが、当たり前だからこそ疎かになってしまうんですよね。
新入りで入ってきたマクドナウは、人として大きく前進します。 ドラッグに女に盗みと、やりたい放題の自堕落な生活を過ごしていたマクドナウ。 堕ちるとこまで堕ちきって、たどり着いたのがマシューたちのいる消防団の募集チラシでした。 最初はみんなに毛嫌いされますが、生まれてくる子どものために働きたいといったマクドナウをマシューは受け入れます。
厳しい訓練を乗り越えるうちにマシューの心も立ち直ってきて、チームにも溶け込んでいくのです。 最初はどうしようもないやつだな〜と思っていましたが、いつの間にか頼もしいチームの一員になっていて嬉しかったですね。 そしてマクドナウは、仕事をこなしていく中で家族を思うからこそ危険な仕事を続けられないと感じてしまいます。
マクドナウとマーシュ、それぞれ家族や仕事に対する思いがあり、どちらにも共感できる部分がありました。
そうそう、チームは男所帯なんですが、男所帯ゆえのワイワイしたノリもおもしろかった! 男子高校生みたいな(笑) 男はいつまで経っても楽しそうにじゃれあってていいですよね。
正統派ジョシュ・ブローリン
キャストの中にジョシュ・ブローリンが入っていたのをみて気になったというのもあったんですよね。 なんたって『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のサノス、『デッドプール2』のケーブルですからね!
ここ最近はアメコミのキャラクターばかりを演じていたジョシュでしたが、本作では勇敢な男を演じていてめちゃくちゃかっこよかった〜!

にも
普通の顔をしているジョシュ観たの初めてかも・・・(笑)
隊長としての厳しい一面や、仕事と家族に対して葛藤する一面など、たくましい男の姿がとても似合ってました。 イスをバンバン殴ってぶっ壊すシーンは、ジョシュのむきむきっぷりにちょっと笑っちゃいました(笑)

にも
そのあとイスは新しいものがやってくるんですが、その流れがいいんですよ・・・
新人のマクドナウを演じるのはマイルズ・テラー。 『ファンタスティック・フォー』の予告で顔はみたことがありましたが、彼の出演している作品は観たことがないんですよね。 徐々に心を入れ替えていく姿もよかったですが、やはりクライマックスの演技がよかったな〜 消防隊の家族が待つ中学校に向かった時の動揺や絶望の表情が、さらに辛い気持ちにさせるんです。
隊員たちを演じている役者陣も良かったな〜 最後のエンドロールでキャストの写真の後に、実際に亡くなった方の写真が映るのですが、ちゃんと面影を感じるような顔の人を選んでますね。

にも
遺族の方はどう思うんだろうか・・・
キャストの熱演、臨場感のある山火事シーン
本作の見所の一つとして、山火事のリアルな描写があります。 山全体を覆う火の波、隊員たちの目の前まで迫る炎は、大画面の映画館で観ると迫力を感じました。
迫力を感じるのも当然。 ロケは山奥で敢行され、およそ20kgのバックパックを背負った中、実際にキャストが防火帯を作りながら撮影に及んでいます。 火のついた木をのこぎりで切ったり、土を掘ったりしながら消火活動に勤しむ姿は、本物の消防士そのもの。
過酷なロケに立ち向かうために、キャストたちは訓練キャンプを行い、本物の消防士と同じような体づくりも意識したんだそう。 山の中を歩き回ったり、トレーニングをしたり。役者ってすごいですね・・・

にも
過酷なロケと訓練を乗り越えたおかげで、リアルなチームワークを映画の中で生み出せるんですね。
リアルなのは役作りだけでなく、撮影も。 実際に撮影所に森を作って、そこに火をつけてリアルな山火事を再現。 消化剤を撒くシーンも実際にヘリコプターから大量の水を落としています。
最後の消火活動のシーンも、最初は余裕をもって消化していたのに、消火ヘリのミスと天候の変化で一気に状況が変わってしまう。
キャスト、演出ともにリアリティにこだわっていることもあって、山火事のシーンはすべて引き込まれる臨場感と緊迫感を体感できました。
総評
評価
ストーリー
(4.0)
キャラクター
(4.0)
キャスト
(4.0)
演出
(5.0)
映像・音響
(5.0)
総合評価
(4.0)
良かった点
リアリティ溢れる演出
ドラマパートがしっかりしている
迫力ある山火事のシーンと、しっかり描かれた人間描写が上手くバランス取れていました。
悪かった点
特になし
悪い点はなかったのですが、日本人的には山火事の災害というのがあまり馴染みなくてフィクションの物語のように感じてしまいますよね。
まとめ
実話をベースにしたとは思えないドラマチックな物語でした。 でも実際にこういった事故が起きてるんだもんな・・・ 前知識ゼロでいったので、衝撃的なラストでした。
もしこれから観にいく方がいたら、何も調べないでいった方がより作品を楽しめると思います。 まあここ読んでる時点でネタバレ全開で申し訳ないのですが・・・(笑)

オンリー・ザ・ブレイブ
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