#ずっと眺めていられる俺の宝物
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kennak · 1 year ago
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金曜日のお昼前、ぼんやりX(Twitter)のタイムラインを眺めていたら「渋谷タワーレコードでビヨンセサイン会開催」というにわかには信じられないような情報が目に入りました。「えっ、これ、マジ……!?」と一瞬、言葉を失います。ビヨンセに会えるのは先着150名。「今すぐに家を出れば、間に合うんじゃね?」と思い、即座に身支度をして家を飛び出します。 ダッシュで駅まで行き、電車に乗り込んで車内でサイン会のレギュレーションを確認。渋谷タワーレコードでビヨンセの最新アルバムを購入した先着150名がサイン会に参加できるとのこと。「※お時間の都合により、サイン会参加券をお持ちの方でも止むを得ず途中で終了となる可能性もございます。その場合、大変恐れ入りますが、サイン会にご参加頂くことは出来ません。それら可能性を全てご了承いただいた上でご購入ください」という恐ろしい文言もありますが、一目でもビヨンセが見られれば問題なし! そして到着時間を見積もるとだいたい11時50分ぐらい。CDはまだ残っているのか? ドキドキしながら渋谷駅からタワレコまでの最もスムーズな経路を脳内でシュミレーションします。そして渋谷駅に着いたらタワレコまで猛ダッシュ! ビヨンセ 渋谷タワーレコードサイン会 整理券 人混みをかき分け、タワレコまで全力疾走。そしてお店に着いて無事、整理券をゲット! これが11時50分ぐらい。とりあえず、ビヨンセに会える権利を獲得しました。 ビヨンセサイン会対象商品購入専用レジ ビヨンセサイン会対象商品購入専用レジ そのまま列に並んでビヨンセのCDを購入します。周りの整理券をゲットした皆さん、かなり興奮している様子。もちろん僕もぶち上がっていますよ! レジには「ビヨンセサイン会対象商品購入専用レジ」という激アツのパワーワードが記されていて最高! ここだけ見ると地下アイドルのサイン会となんら変わりがありません(笑)。お支払いを済ませてCDとサイン会参加券をもらって地下の会場に向かいます。 ビヨンセサイン会整理券配布終了 地下のイベント会場に向かう途中でちょうど、整理券配布終了が終了になりました。これが12時5分ぐらい。告知が急だったこともあるのか、意外と時間がかかりましたね。諦めずに渋谷タワレコにダッシュしてよかった! ビヨンセサイン会 Cowboy Carter CD これが購入したビヨンセの最新アルバム『Act II: Cowboy Carter』。これにサインをするわけではな��、別にサインしたポスターをビヨンセがお渡ししてくれる模様。このCDの購入代金2690円で至れり尽くせりじゃないですか! ビヨンセサイン会ボディチェック 地下のイベント会場の手前で手荷物&ボディチェック。金属探知機でチェックする厳重さ。まあ、ビヨンセに会うんだからこれぐらいのことはしますよねー。この時点で12時20分ぐらい。イベント開始は13時からなので列にならんで待機します。この時点でも「本当にビヨンセ、来るんだろうか? そっくりさんとかじゃないの?」と半信半疑でおりました。結局、ちょっと遅れて13時15分くらいからイベントがスタート。会場から出てきたビヨンセと謁見した皆さん、感激のあまり泣いている人が多く見受けられて「自分はどえらいところにいるのでは……?」と思い始めます。 ビヨンセサイン会抽選 ビヨンセサイン会Tシャツ 列が進んで地下イベント会場に入る手前で抽選会。なんとAMBUSHの特製Tシャツが当たっちゃいました。超ついてる! そして会場に入ると……。 渋谷タワーレコードビヨンセサイン会 ビヨンセ、マジでいる! 超ヤバい! あまりのことに脳みそが追いつきません。 渋谷タワーレコードビヨンセサイン会 だんだん落ち着いて見てみると、1人1人に声をかけてお話をし、握手やハグをしています。はがしの人もそんなに急かさない、超神対応現場であることが判明。さっきからすれ違っている皆さんが泣いていた意味がわかってきました。 この投稿をInstagramで見る みやーんZZ(@miyearnzzlabo)がシェアした投稿 こちらのお姉さんはなんとビヨンセの前でダンスを披露。ダンスが終わるまでやさしく見守るビヨンセさまはまるで聖母のよう。一切、はがそうとしないスタッフの方も素晴らしいし、列に並んでいる我々も声援を送る最高な空間が出現しています。 ビヨンセサイン会にジェイ・Zも…… この投稿をInstagramで見る みやーんZZ(@miyearnzzlabo)がシェアした投稿 で、ふとサイン会をしている横のエリアを見てみると、ジェイ・Zを発見! 俺の5メートルぐらい先にホヴァがいる! 俺は今、カーター夫妻と同じ空気を吸っているのか……マジで意味がわからない! 列で並んでいる前のお兄さんと「あれ、ジェイ・Zっすよね?」「マジでヤバい!」「意味わからない!」と興奮気味に話してしまいました。 ビヨンセサイン会・馬 会場には何人かお子さんもいらっしゃってました。ジェイ・Z&ビヨンセのお子さんもいらっしゃったのかな? ブルー・アイヴィーちゃんとかその下の双子ちゃんとか、家族総出でサイン会に来ていたんだとしたら激アツすぎるなーと、列に並びながらキッズたちを眺めていたのでした。そんなこんなでついにビヨンセ様と謁見に。ステージにスマホや荷物は持ち込んじゃいけないので、後ろの列に並んでいる人にお願いして、ビヨンセ��一緒にいる動画を撮ってもらっちゃいました。他の参加者の方もみんな、そんな感じで助け合いながらビヨンセと一緒に過ごせる瞬間を撮っていて、とてもピースな雰���気でした。 ビヨンセサイン入りポスター ビヨンセサイン会・サイン入りポスター これがビヨンセから直接いただいたサイン入りポスター。ちゃんとステージ上で書いているのを見たので、間違いなく直筆。すごすぎる! ステージ上で会ったビヨンセはバリバリにオーラが出ているものの、とても優しい表情で僕を見つめて握手してくれました。正直、何を話したのかは覚えてませんが、ハグした瞬間にめっちゃいい匂いがしたことは覚えています。俺は、とんでもないことをしてしまった……。呆然とした心持ちで地下のイベント会場から地上階に上がります。途中、僕の後にビヨンセと会った何人かの方々と「やりましたね」「本当にビヨンセ、いましたね」と興奮気味に話しながら出口に向かいます。 ビヨンセサイン会出待ち タワーレコードの出口周辺には出待ちの人々が多数いてびっくり。改めて、自分はとんでもないイベントに参加してしまったんだという実感を抱きながらお店を後にしました。ビヨンセ渋谷タワーレコードサイン会、マジで歴史に残る神イベントでした。孫の代まで語り継ぎたい! とりあえずいただいたサイン入りポスターは額に入れて家宝にします。素晴らしいイベントを企画してくれたソニーミュージックとタワーレコード渋谷店にも感謝です! この投稿をInstagramで見る Beyoncé(@beyonce)がシェアした投稿 イベント後、ビヨンセのInstagramにこの日の様子が投稿されていました。きっとビヨンセも楽しんでくれたんだと思います。本当にありがとう、ビヨンセ! 愛してる!!
みやーんZZ ビヨンセ・渋谷タワーレコードサイン会レポート | miyearnZZ Labo
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saratosoujurou · 7 months ago
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幼い君 Le Petit Prince (1943)
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彼がどこから来たのかを知るまで、随分と時間を要した。幼い君はよく私を質問攻めにしたが、こちらからの質問にはあまり耳を傾けなかった。しかし、幼い君のなんてことない一言で次第に全貌を把握する事はできた。これもそのうちの一つである。彼は最初、私の飛行機(飛行機なんて描かないぞ。俺の絵心の範疇外だ。)を見てこう聞いた。
「ねぇ、それなぁに?」
「それじゃない。空を飛ぶ飛行機なんだ、俺の飛行機!」
幼い君に私が飛べると言える事が誇らしかった。 すると幼い君は浮かれてはしゃいだ。
「へぇ!じゃぁキミも空から落ちて来たの?」
「そうさ」
私は慎ましやかにそう答えた。
「あ、それは面白いね……!」
幼い君は愛らしく笑った。自分の不幸を笑われた気がして、私は不機嫌になった。もうすこし真面目に受け取って欲しかったのだ。 しかし幼い君は続いて言った。
「じゃぁ、キミも空から来たんだね!どこの星から来たの?」
その瞬間、彼の秘密を解ける一筋の光が差したように思えたので、入れ食いに深追いした。
「じゃぁ君は違う星から来たんだな?」
幼い君は答えず、私の飛行機を眺めては頷いた。
「そうだね、こんなのでそう遠くからなんてのは無理だろうね……」
彼はしばらく考えに耽った。そして私が描いてやった羊をポケットから取り出し、まるで宝物を見るかのような眼差しでうっとりしていた。
暗に仄めかされた“違う星”の話に私がどれだけときめいたかなど、想像に難くないだろう。私はもう少し、そこに踏み込んだ。
「なぁ、ボク。君はどこから来たんだい?“君のお家”って、どこ?その羊をどこに連れてこうとしてるんだい?」
幼い君は答えずしばらく考えに耽った後、口を開いた。
「よかったよ。キミが描いてくれた箱。夜には羊のお家になってくれるだろうし」
「そうだとも。君が良い子にするんなら、昼に羊を留めておく為の紐も描いてあげるよ。杭もね」
この提案に幼い君はキョトンとなり聞いてきた。
「とどめておく?おかしなこと言うんだね!」
「だってその子、勝手に出歩いて道に迷っちゃうかも知れないじゃないかい…」
すると私の幼い友人はまたほころぶように笑った。
「どこに行くって言うの?」
「どこへだってさ。前に、真っ直ぐ…」
すると幼い君はとても厳かに答えた。
「大丈夫だよ。ボクの住んでるとこね、すっごく小さいから」
そして少しだけ悲しい顔でこう付け加えた。
「前に真っ直ぐとか言ってもね、行けっこないんだ。そう遠くになんて……」
鴗羽令(そにわ れい)訳
Il me fallut longtemps pour comprendre d’où il venait. Le petit prince, qui me posait beaucoup de questions, ne semblait jamais entendre les miennes. Ce sont des mots prononcés par hasard qui, peu à peu, m’ont tout révélé. Ainsi, quand il aperçut pour la première fois mon avion (je ne dessinerai pas mon avion, c’est un dessin beaucoup trop compliqué pour moi) il me demanda :
— Qu’est ce que c’est que cette chose-là ?
— Ce n’est pas une chose. Ça vole. C’est un avion. C’est mon avion.
Et j’étais fier de lui apprendre que je volais. Alors il s’écria :
— Comment ! tu es tombé du ciel !
— Oui, fis-je modestement.
— Ah ! ça c’est drôle…
Et le petit prince eut un très joli éclat de rire qui m’irrita beaucoup. Je désire que l’on prenne mes malheurs au sérieux. Puis il ajouta :
— Alors, toi aussi tu viens du ciel ! De quelle planète es-tu ?
J’entrevis aussitôt une lueur, dans le mystère de sa présence, et j’interrogeai brusquement :
— Tu viens donc d’une autre planète ?
Mais il ne me répondit pas. Il hochait la tête doucement tout en regardant mon avion :
— C’est vrai que, là-dessus, tu ne peux pas venir de bien loin…
Et il s’enfonça dans une rêverie qui dura longtemps. Puis, sortant mon mouton de sa poche, il se plongea dans la contemplation de son trésor.
Vous imaginez combien j’avais pu être intrigué par cette demi-confidence sur "les autres planètes". Je m’efforçai donc d’en savoir plus long :
— D’où viens-tu mon petit bonhomme ? Où est-ce "chez toi" ? Où veux-tu emporter mon mouton ?
Il me répondit après un silence méditatif :
— Ce qui est bien, avec la caisse que tu m’as donnée, c’est que, la nuit, ça lui servira de maison.
— Bien sûr. Et si tu es gentil, je te donnerai aussi une corde pour l’attacher pendant le jour. Et un piquet.
La proposition parut choquer le petit prince :
— L’attacher ? Quelle drôle d’idée !
— Mais si tu ne l’attaches pas, il ira n’importe où, et il se perdra…
Et mon ami eut un nouvel éclat de rire :
— Mais où veux-tu qu’il aille !
— N’importe où. Droit devant lui…
Alors le petit prince remarqua gravement :
— Ça ne fait rien, c’est tellement petit, chez moi !
Et, avec un peu de mélancolie, peut-être, il ajouta :
Droit devant soi on ne peut pas aller bien loin…
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chaukachawan · 7 months ago
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終わらないストーリーなんて
まあ詰まらない、よね。
お久しぶりです。あるいははじめまして。水琴冬雪です。
と書いてみたはいいものの、もうこの文章を書くこともないのかもしれないと思うと少し込み上げてくるものがあります。皆と過ごした時間を思うともっと込み上げてくるものがあります。
さて、これを書き上げたら本当に終わりのようで先延ばしにしてきましたが。そろそろ皆さんとの日々に区切りをつけましょう。少しの手紙と、思い出と、言いたいことと。栞の役者にはおまけに追伸とおすすめの小説付きで。
素敵な終わりをありがとう。では、始めましょう。
園堂香莉
華幻の月で照明オペをやってくれた時から話すようになった気が。今公演で一番振り回してしまった人。脚本は変えるわ照明は変えるわ動きは変えるわ…本当に申し訳ないと思ってます。悪かった理由5つどころじゃないです。ほんとにもう、とりあえずふぇーいとか言わせる精神状態にしてごめん。ただ、それでも君を四季に当てて良かったと思ってしまっているよ。楽ステちゃんと泣かされました。自分勝手でごめんね、僕は楽しかったよ。少しでも君に楽しかった記憶が残ってくれていれば嬉しいです。ご無事で。もし、これが永遠の別れなら、永遠に、ご無事で。
(P.S.)
普通のあんこのことを"黒あん"っていうの普通だと思ってたんだけど違うの?じゃあ白あんとどう区別するの?まあ僕はカスタード派なんだけれども。
東野圭吾『素敵な日本人』
太宰好き(だよね?)の君にはこんなタイトルの小説を。短編集なので読みやすくておすすめ。毎夜寝る前に一編ずつどうぞ。
近未来ミイラ
色々な偶然が重なって仲良くなれたんだろうなっていうのを、君との縁で一番感じてる。iPad回しを伝授できなくて残念だなあ。なんとなくだけど、君と交した何でもない会話を僕は一生覚えているんだと思うよ。色々思い出を振り返ってみても君と会えて良かったなあって漠然なことしか浮かばないけど。会話する度、演劇する度にずっと君が羨ましく感じてました。これからはそれを特等席で見ることが叶わないことを少し寂しく思います。宝物をありがとう。
(P.S.)
他者を巻き込むアドリブは控えようね、やるなら伝えようねって話はどこいった?最後の最後にやりやがってまじで。暗転中にどれだけ涙をこらえたか知らないんだろ。
三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』
本に関する謎を解いてい��日常のお話。実在の本がたくさん登場するから気になるのがあればそこから広げてもらえると。
たぴおか太郎
僕の脚本全てにおいて役者参加してくれてる唯一の存在。そして実はちゃうかにおける僕の初の共演相手。ずっと役に真摯に向き合ってくれてる姿を見て嬉しく思うと共に、すごく勇気づけられていました。その思いに応えようと僕も必死になれました。たくさん相談した。その度にたくさん支えてくれた。本当にありがとう。また今度ご飯行こうな。今度はコメダ俺が奢るからさ。ああそれと、「最後が栞で良かった」って言ってくれてたけど。僕の方こそ、君で良かった。
(P.S.)
ビブラスラップの予算降りたらしいよ、おめでとう。ところで黒字になったのはビブラスラップの貢献が大きいと思うんだけどどう思う?
東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
色んなものを受け止めてくれる君だから、しんどくなっちゃうんじゃないかと心配だけれど。この本はお守りになってくれるんじゃないかなと思うよ。
錫蘭リーフ
いやはや奇跡の再会。まあ別に阪大受けるって知ってたから驚きはしなかったけども。僕が高二の時の大会ではじめましてなはずだから出会って…4年?長いねえ。の割に2回しか舞台を通して絡めてないのか、意外だね。とこ���でどうだった?僕もあの頃から成長できていたら良いのだけれど。もう舞台で絡むことはないのかなあと思いつつ、この2つの記憶を大切に生きていくんだろうなと思いつつ。
(P.S.)
実は君がちゃうかに入って暫くはなんか恥ずかしくて目をあまり合わせられてなかったの気付いてた?こんなんでもすっごい嬉しかったんだよ。
吉野泉『手のひらアストラル』
福岡が舞台の小説。見知った景色が沢山あるよ。僕はこれを福岡にいる時に読んだけど、きっと今の君なら懐かしみながら読めるんじゃないかな。
帝京魂
華幻の月のPV撮影で俺が勝手にテンション上がってたような記憶。一緒に当日制作やった時にがっつり会話したような。演技に対する着眼点がなんとなく俺と似てるような気がして演出補佐を頼んだけど、本当に助けられたね。色んな人の練習に付き合ってくれてるの、ちゃんと見てたよ。実は今回の指針のひとつに君が楽しめるかっていうのがあったんだけど。楽しい記憶として残ってくれてたらいいなと思うよ。
(P.S.)
「がくがいこうえん」なんだから普通「がいこう」って略すと思うよねえ?今からでも呼び方変えようぜ。
東野圭吾『流星の絆』
容疑者Xの献身から東野圭吾繋がりということで。後はまあ、時々でいいから天野のことを思い出してほしいなとも思いながらの選出。
森々仙入
36期の中で���験稽古を除いて初めて話したのは君なんだよ。宣伝美術講習会の時に「ちゃうかですか?」って話しかけてくれたね。実は僕も「こいつちゃうかかなあ」って思ってたけど話しかける勇気出ませんでした。すごく助かったよ。名刺渡すシーンで俺が適当に呼びかけても上手く合わせてくれるのを見てこいつはできるぞと思ったのを覚えてる。そしたら案の定よ、白い粉とかまじで見せちゃいけないやつ。君がちゃうかにいるうちはどの公演も千秋楽を見に行こうかな。でも普段の演技も素敵だと思うよ。本当に。
(P.S.)
とある理由によりうちにワイン余ってるんだけど飲みに来ない?直接誘う勇気が出なかったからここで聞いてみるよ。
池澤夏樹『スティル・ライフ』
「ラムダってカタカナで書くと物理っぽくて嫌」とかほざく君にはこれを。なんでだよ、物理楽しいだろうが。
体験稽古で席が近かったから割と初期から勝手に覚えてた人。"ベ"を奪われるとは何事かと思ったけどまあ君がもらってくれるんならいいか。ガンガで「誰かトマト食べたい人いませんか」って会話をした時に仲良くなれそうって思ったような。実際共通点多そうで嬉しい嬉しい。ずっといいなあと思っていた役者だから、舞台の上で会話することなく終わってしまったのがほんの少し心残り。あとボケさせられなかったことも。人を沢山頼って人に沢山頼られる、素敵な人になっていくんだと思います。君との縁、手放さないように頑張りますね。
(P.S.)
2回カラオケ行ったくせに君の歌をほぼ聞くことなく終わった気が。そういえば人科祭の動画も見てない。推しに対する態度ではないですね、すみません。
知念実希人『祈りのカルテ』
5話からなる短編集。帯に「5回泣きました」って書いてあってさ、まさかって思いながら読み進めたら僕はちゃんと5回泣かされた。読む時はハンカチを用意して、翌日予定がない夜にどうぞ。
苔丸
初めてのオムニだというのに「それじゃ喧嘩止まんないよ」みたいなダメを出しまくってたね。なんてひどい先輩か。なのに今では立派になっちゃって。皆が見てないところでたくさん努力してるんだろうなって伝わってくるその姿に、密かに憧れを抱いていました。君が最上級生のうちはこの劇団は安泰だね。あと実は君の脚本、結構好みだったんだよね。それにちゃうかに合ってると思う。いつか見られたらいいなあって、少し思ってたり。
(P.S.)
写真部を動かしていきたいんだけどさ、いい感じのスポットあったら紹介してよ。あと連れ出してください、インドア派なんです僕は。
辻村深月『凍りのくじら』
ドラえもんのひみつ道具がたくさん登場する小説。読み終わったあとなんかぼーっとしちゃったから忙しい時には読まないようにね。
響夜
謎��本名で自己紹介する羽目になったね。ちゃうかネームより先に苗字覚えちゃったよ。多分お客さんを意識するのが上手な役者なんだと思う。だって君のゲネ写真カメラ目線多いんだもん。写真選定が捗る捗る。その力もあってか、舞台上で目を引く、元気で感情豊かな良い役者だと思います。これから演じるであろう色々な性格の君を見るのが楽しみ。個人的には超絶シリアスな役とか見てみたいんだけどどうだろう?
(P.S.)
散々偉そうにしてたけど、実は化学大の苦手なんだよね。今後はあんまり力になれなさそう。有機化学ならギリ。
久住四季『星読島に星は流れた』
夜を響かせてきた君にはこの本を。終わり方がすごく好みなんだけど、共感してくれたら嬉しいな。
ミル鍋
宣伝美術チーフを引き受けてくれてありがとう。なんかこう、君のチーフはおおらかでいいよね。うまいこと皆を気遣えてて、見習わないとなあって思ってた。あと君は役幅も広くてすごいな。コメディからシリアスまでしっかりこなせるの尊敬してる。そしてどんな役でも心から楽しそうに見えてた。君が稽古場にいるだけで笑顔になる人、きっとたくさんいると思う。僕もその一人。これからどれくらい忙しいのかわかんないけど、君の役者を次も楽しみにしています。
(P.S.)
君が好き勝手してるの、大好きだったよ。それを眺めてるのも好きだったんだけど、君が好き勝手した結果生まれたものが、何よりも。
砥上裕將『線は、僕を描く』
いつも苦しめられてて心配になるけど。ほんのちょっぴりでいいから、線を描くのが今より楽しくなってくれたらいいなと思うよ。
あろハム権左衛門
最初のオムニであんなに振り回されてた君が今ではこんなに周りを振り回すアドリブをするようになるなんて…権左衛門の血は争えないのかな…まあそれはおいといて。ちゃうかで初めて演出をやった時の新入生だから個人的には思い出が多く、勝手に誇りに思っている役者です。いつか僕が理想的な声をもっている、だなんて言ってもらえたような気がしますが、僕に言わせればどの口が、と。僕の方こそ君が羨ましかった。せっかくならもっと君と舞台の上で絡みたかったなと、僕はちょっぴり思うのです。
(P.S.)
カテコにサングラスで来るのはずるいって、色んな意味で。何となく君は平然としてると思ってたから、泣いてるの見てびっくりした。ちょっと嬉しかったのは内緒ね。
小坂流加『余命10年』
最初と最後が君で良かったなあと思いながら。別に死ぬ間際からの思いつきとかじゃないよ、まっさかあ。
西峰ケイ
オレンジのロゴを担当してもらったのは本当に偶然なんだよね。「新入生を自分が出る脚本と違うところの担当にしたら面白いんじゃね?」という悪魔のような発想の被害者の一人。なんてひどい宣伝美術チーフか。でもそれから僕の脚本全部を彩ってくれて、本当に感謝��ています。宣伝美術にも普段の会話にもセンスが光っていて、羨ましく思うと同時に楽しく、頼もしく思っていました。偶然から繋がった縁、もう少し大切に思わせてください。
(P.S.)
もう演出やらないの?あの時結構楽しくやれてたんだけれど。シリアス系も見てみたい反面、やっぱり君が輝くのはコメディなのかな。
住野よる『この気持ちもいつか忘れる』
こういうタイプの本読んだこと無さそう(偏見)っていうのと、君がこういうタイプの本を読んだらどう感じるんだろうっていうのが気になるから。読後感マシマシだよ。
アリリ・オルタネイト
学部も一緒だし、個人的には話しやすく思ってた。最初のオムニの時に日本語の発音めっちゃ練習してたのが懐かしいね。今ではもうそんなことはほとんどなくなった日本語マスター。なんなら僕の公演では英語も使う二刀流。去年も今年も結構君の良さを活かせたんじゃないかと思うんだけど、どうかな。君の笑顔に甘えることも多かった。その度に笑顔を返してくれて本当にありがとう。また今度ご飯でも行こうよ。ガンガとか。ああいや、ガンガンじゃなくて。
(P.S.)
モノレールで偶然会ったときびっくりしたあ。でも、話しかけてくれてありがとう。少し救われたんだよ。
アガサ・クリスティ『オリエント急行の殺人』
日本語版でも英語版でも。もしかしたらNetflixとかで見たことあるかもだけど、小説の方も色々細かくて面白いよ。
〆切三日前
最初のオムニのときから自然に演技できててすごいなあって思ってた。去年の文化祭で練習を見たのが懐かしいね。会話シーンと激昂シーンの切り替えもすごくて引き込まれてた。今回もそう。実は本番、君のシーンで胸のあたりがキュってなってたんだよ。舞台の上でも外でも、いろんな要望に元気な声で「大丈夫です」って返してくれたね。すごく助けられてたよ。来年もすごく頼りになる先輩として慕われるんだと思う。これからもちゃうかを頼みます。
(P.S.)
PV会議をしてる時「〆切三日前の文字列がシリアスブレイカー」っていう話で盛り上がったんだけど。���はどんな芸名になるのか楽しみで朝も起きれません。
恩田陸「夜のピクニック」
なんとなく好きそう。でもなんとなくで選んだ『博士の愛した数式』がハマってくれたから多分合ってる。
黒井白子
確かオムニ稽古期間の昼休み、香夜以外は先にご飯行ってる時。「出身どこ?」「じゃあ今一人暮らしだよね、家を出る時どう思った?」「その感じ出してみたらどうかな」こんな感じの会話をしたはず。これが僕の君に関する最初の記憶なんだけど、違ったらごめん。たくさん演劇について語ったような気もするし、全然語り足りないような気もする。実は演技面で結構君を参考にしてたんだよ。真似しようとしてもできないなあって、ずっと尊敬してた。またいろんな君を見せてね。次は絶対見に行くから。
(P.S.)
僕の描くキャラに何度も向き合ってくれてありがとう。あの時間、本当に楽しかったよ。
西尾維新『傾物語』
セカンドシーズンに含まれてるのでアニメを見た事があると信じて。アニメでは一部カットされてた手紙をぜひフルで読んでほしい。
中森ダリア
うっすら話すだけの期間が1年くらいあって、今年のメイク講習会でちょっと話せるようになって…という変遷を経て今に至るね。その結果舐められるという不本意な状況になったけれども仲良くなれたんだったらいっかなとも思ったり。メイク会議の時に頼もしいなあって思ってたらよく聞いたら「ヴェガさん」って言ってるのまじ面白い。これまでがっつり役者やってるのそんなに見たことないから、これからもっとやってくれたら嬉しいなと、密かに思っているのです。
(P.S.)
ちゃんとうちのニャンズの名前覚えた?次会ったとき抜き打ちテストするから、しっかり復習しといてよね。
小野不由美『残穢』
「この本を読んでから家の物音が増えた」とか言われてるホラー小説。恐怖に震え上がって大騒ぎする君を見てみたい。別に虫で怖がらされた仕返しとかじゃないよ、決して。
きなこ
仕込みの時に「君がきなこ?」みたいな話しかけ方をしたのがはじめましてかなあ。人見知りをごまかすために勢いで聞いちゃった記憶。すごく悩んだと思うけど、役者希望出してくれてありがとう。君の初役者の手助けができていたら嬉しいのだけれど。初舞台一発目でのアドリブが忘れられないんだけどさ、いつの間にそんな技身につけたの?逆こんな子に育てた覚えはありません、だよまったく。また舞台の上の君を見ることを楽しみにしています。
(P.S.)
あんまり多くを話せてないけど意外と趣味合うのではと勝手に感じてます。いつか色々お話できたらいいなと思ったり。その時はきなこくるみでも食べながらね。
住野よる『麦本三歩の好きなもの』
主人公の好きなものに関するストーリーが綴られる日常系短編集。ほっこりしたりしっとりしたり、穏やかな君にぴったりなんじゃないかと思って。
暁レミエル
趣味が合うというところから盛り上がって、気付けば演出補佐に。場当たりのときとかすごく助けられたね、ありがとう。いつも自主練をしてくれてる姿を見て、きっとこの子はこれから化けていくんだろうなって思ってた。稽古で苦しんでたところも本番めっちゃうまくいってたね、本番見てて感動してたよ。押し付けるつもりはないけれど、せっかくだから今後君の演出を見てみたいなって思ってます。役者としても演出家としても、これからが本当に楽しみです。
(P.S.)
とりあえずできるだけアクティビティの欄が赤くならないように頑張りなね。あれ見たときびっくりしちゃった。
住野よる『君の膵臓をたべたい』
恋愛ゾンビからの連想。作者曰くこれは恋愛長編じゃないらしいから、一回読んでそのへんの是非を確認してみてよ。
肆桜逸
今年になって怒涛の共演だったね。新歓では隣に立って、オムニでは向かい合って、そして最後は客席から眺めてた。色んな角度から君を見て、みんなから慕われてる理由にどんどん気がつくことができた。やっぱかっけえよ、ほんとに。自分の演技にも向き合ってくれるし周りの演技にもアドバイスしてくれるし、めっちゃ頼りにしてたんだよ。最後に一緒に舞台を作れて本当に良かった。もし機会があるのなら、またくだらない話で笑い合ったりしような。
(P.S.)
吹田まの冒頭がカットされてるの地味に寂しいんだけど。あの大暴れしてるシーン好きだったんだよね。
森博嗣『すべてがFになる』
理系なら絶対にハマる。もし読んだことあったらぜひ続編を読んでほしい。もしそれもあるなら他のシリーズを…とにかくおすすめ。ぜひ読んで。
埖麦
体験稽古のときに「理学部!?」ってテンション上がったの覚えてる。そしたら宣伝美術講習会でも会うことができてすごく嬉しかった。用なしでの会話感がすごい好きだったから今回もそういう役に当てたんだけど、よく毎ステージ会話を成立させることができるもんだと感心してたんだよ。なんかこう、君は僕と同じ香りがするな。そうそう、朝起きれない属。お互いこれからも世界に立ち向かっていこうぜ。
(P.S.)
いつかご飯行こうなって言おうとしたけど君めっちゃ好き嫌い激しいやん?何なら食べられるの?霞とか?
東野圭吾『眠りの森』
君には長編ミステリーを躊躇なくおすすめできそうだ。え?まさか。他意なんてないよ、もちろん。
紫苑
オムニでは練習してるのを軽く見たくらい、外公ではピアノ弾いてるの見たくらい、ということでこの公演で初めてしっかり話したね。君に鍵盤ハーモニカなりトライアングルなりを弾かせてあげられなかったのが一番の心残りかも。指示を出したら一発で応えてくれてるしオペもこなすし、本当に器用で頼りになる役者だなって思ってた。これからも周囲に気を配れる人であり続けてほしいなと思う反面、舞台上で暴走する君も見てみたかったり。
(P.S.)
疲れを溜め込むタイプなんじゃないかなって思うのが気のせいだといいんだけれど。これからも元気な君を見せてね。
夏目漱石『こころ』
なんかずるいような気もするけど、意外と全部通して読んだことないんじゃない?先生ということで繋がってるなってところも個人的には推しポイント。
水琴冬雪
僕宛てに手紙を書くと言うのも変な話だけれども。何回も悩んだね、演劇を続けてくれてありがとう。おかげで素敵な仲間に出会えたよ。この名前をこれからどれだけなぞることができるのかな。君と過ごした日々、本当に幸せだった。最後に君に、心から、精一杯の感謝を。
(P.S.)
おすすめの小説、ミステリー率高くない?もっと色んなジャンル読みなね。出会いは大切にするんだよ。
山口幸三郎『探偵・日暮旅人の探し物』
中学生の時からずっと大切にしてる本。君が自分で思いついたと思ってるあの台詞、原点はここにあったらしいよ。
東愛莉
「LIP×LIP好きが入ってきたよ」と聞いてお話したいなって思ってた。稽古場で「君か!」ってなってテンションめっちゃ上がったの覚えてる。そしたらカメラにReoNaにと共通の趣味が後から発覚しだして、もっと早くから話せてたらとちょっとだけの後悔。涙こぼれて…はい黙ります。目にする度に上達していく演技を見て、密かに感動していました。またカラオケなりカメラなりを通じてお話できたらいいな。
大良ルナ
覚えてる覚えてる。確か食堂の角を曲がる前くらいに出身の話とかしたよね。忘れるわけないだろう。多分僕が思ってる以上に面白い子なんだろうなあ、知ることができないまま終わってしまって残念。表情管理なんかもとても上手で、君の演技を見る度に憧れてました。早々に外部に挑戦してるのを見て凄いなあと思いつつ、もしかしたらどこかで共演するチャンスがあるかもってちょっとだけ期待してみたり。
何度も言ってるけど、ちゃうかで最初に出会ったのは君。舞台裏見学で偶然一緒になったね。あの時は君がここまでぶっとんでるとは思ってなかったけれども。君がいなかったら僕の人生だいぶ違ったものになってたんじゃないかなあ。実は君が外部に行ってるのを見て僕も外部参加を決めたんだよ。その行動力が羨ましく感じてさ。君のこと、相棒みたいに思ってる。またどこかで君と演劇できるようにと祈ってみるよ。
うみつき
激ヤバエチュード忘れられないねえ、本気で一生覚えてると思うよ。あと密かに僕が演出つけたバージョンの用なしも気に入ってるんだけど、どう?もっと話したかったと言いつつ、それなりにお話できたのかなと思いつつ。数は少ないけれど、帰りながら話せてよかった。どんな役でもこっちが息を止めてしまう程に引き込まれる演技ができていて末恐ろしいね。まあ、もし演出やっててしんどくなったら教えてよ。力になれる…かは分かんないけど。でもまあ、話を聞くことくらいならできるよ。
統括のフォーニャー
最初のオムニから勝手に演技眺めさせてもらってました。普段の目一杯の明るさと頼りがいが、そのまま演技に反映されてる人。君が出てるシーン、あったかくなるんだよね。役者としての魅力もさることながら、メイクチーフや演出補佐としてもたくさん助けてもらった。もう君から元気をもらえないのかと思うと少し寂しくなります。またどこかですれ違ったら、その時はまた声をかけますね。
緒田舞里
色々あったとかいうレベルじゃないくらい色々あった。でもその数以上に君に助けられた。もちろん直接助けられたことも多かったけど、それ以上に君の努力する姿を見て自分も頑張ろうって思えて、支えになってた。外部にも積極的に参加してて、これからも全力で楽しんでいくんだろうなって勝手に思ってる。イフもそうだけど、実は今でもStaRtのキャスパ見返すくらいには好きだよ。彩ってくれてありがとう。
オムニの仕込みの時にも演技のこと考えてて、こいつはすごいぞと思ったの覚えてる。役者としてめっちゃ努力して成長してるその一方で、多分脚本家としても才能があるんだろうなってなんとなく感じてる。僕が自分の脚本に全然自信が持てなかった時に面白いですよって言ってもらえて、すっごく勇気づけられたんだよ。これまであんまり話せなかった分、いつか心ゆくまで語り明かそうじゃないか。
岡崎仁美
最初のオムニでのスタオン仲間。同期だからもちろん演劇の思い出は多いんだけど、意外と雑談のほうが覚えてるかもしれない。もう何気ないことで笑い合うこともないのかなと思うと少し寂しくなるね。これから外部どれくらい参加するの?スタッフでも役者でも頑張ってくれたら嬉しいな、身体壊さない程度にさ。またいつか外で会えた時はよろしく。あ、キルフェボン忘れてないからね。
雨々単元気
オムニでがっつり共演できたほぼ唯一の36期だから思い入れは一入です。最初はなにかあったらカバーできるように頑張ろうって思ってたけど、気付けば声は大きくなり立ち姿はかっこよくなり…これはもう心配ないな。あと宣伝美術に入ってくれたのも嬉しかったんだよ。デザイン難しいよねえ分かる…宣伝美術のことは嫌いになっても僕のことは嫌いにならないでください。
舞原の絞り滓
なんだかんだ言ってかなり信用してる。色々わめいてたけどサイゼリア楽しかったよ、伝わってくれてたみたいで良かった。千秋楽の直前泣きそうになってる時にコント始まった時は正気か?って思ったけど。ところで最初期にやったエチュード、どんぐらい内容覚えてる?生魚とか無人島とか、全部面白かったね。あとはまあ勉強なりなんなり、学部一緒なわけだし、またお互い困ったら相談し合えたら嬉しい。
じゃがりーた三世
なんか君の演技はこう、面白いんだよな。そしてそれがちゃんと魅力に繋がってるんだよな。多分日常から考えてることが斜め上で、それがそのまま演技や脚本の良さとして表れてるんだと思う。あと映像チーフとして後輩から慕われてるのを見て、そういえば去年のPV会議でもしっかり後輩のこと考えてたなって少し懐かしく思ってた。34期PV楽しみにしてるよ。とりあえず日程調整しような。
オーム
脚本選考会のときにそこそこ話せた記憶。今回から役者をやってくれるということでテンション上がってました。最初は発声とかで苦しんだかもしれないけれど、大集会室で何回もセリフを読んでアドバイスを吸収している姿を見て、これなら大丈夫だなと謎の自信を持ってました。来年からまた忙しくなると思うけど、どんな形であれ演劇を続けてくれたら嬉しいです。できれば役者であってほしいなと思いつつ。
テキストを入力
去年のオムニからこいつの映像やべえぞと思ってたから、華幻も栞も映像で関わってくれてすっげえ嬉しかった。けどそれと同じくらい、役者をやるようになってくれたのが本当に嬉しい。実は一回だとしても共演できたことを嬉しく思ってるんだよ。帽子を直す振りをして表情を隠したリベンジができなかったなあ、残念。君の映像にたくさん助けられて、舞台上でも楽しませてくれて。一言で感謝を伝えるなら、やっぱり君に会えて良かったってことになるのかな。
縦縞コリー
新歓の解散時に突然増えててびっくりしたあ。ちょうど死角になる角度にいたんだよね。解散した後に「いやあ高校の頃の大会は惜しかったな!」みたいなカスエチュードで絡んだのがはじめましてのはず。覚えてないかな、覚えてなくていいよあんなの。それから1年後にやっと初共演。君の名前を呼ぶことができて嬉しかったよ。アドリブだけどね。ちゃうかの中でも外でも頑張れよ。また見に行くから。ああそれと、ご家族によ��しく。
大福小餅
舞台の上で会話することはなかったけれども、仕込み期間は顔を合わせることが多くてそれなりにお話できたのかなと。去年の文化祭で居残り練習したの、覚えてる?一緒に無声化の授業受けたやつ。その後褒められてたの見て、僕も一緒に嬉しくなってた。舞台で輝くために、そして皆を支えるためにたくさん努力ができる人。大変だとは思いますが、これからも楽しみながら頑張ってもらえたら幸いです。
叶イブ
実は最初、ミュージカルとかやってたのかなって割と本気で思ってた。周りの空気を震わせる感じの素敵な声の持ち主だなって。身体の使い方も柔らかくて上手だし。そしてどんどん声量も大きくなっていって、今じゃもう怖いものなしだね。本編ではないけれど、共演できてめっちゃ楽しかったよ。君との掛け合いのテンポ感好きだった。でもお願いだから害虫を見るような目で僕を見ないでほしいな。
はぜちかきつ
オムニで同じ脚本だったけどシーンとしては会話してなくて、次会ったと思ったら演出として肩を並べることに。どうだい、演出は。辛かっただろ。苦しかっただろ。でもめちゃくちゃ楽しかっただろ。これからいろんなものを吸収してもっと成長していくんだと思う。少なくともセンスはあると思うから、後は君の努力次第だね。演出家としての今後に期待しつつ、また役者としてエネルギーを爆発させてほしいなとも。
月銀蓮
舞台監督の話をするために稽古場に呼び出したときがはじめましてのはず。第二回通しでいきなり窓から覗くという大役に応えてくれて本当にありがとう。皆へのドッキリ大成功だね。ところでこれからは役者やってくれるんだって?表情豊かな君を舞台上で見ることができるとは。本当に楽しみです。盛大なアドリブをかますタイプだと僕は勝手に思ってるんだけど、その辺はまあ、自分の目で確かめることにするよ。
熊吉
体験稽古で演出できたことを実はすごく嬉しく思ってるんだよ。俺はめっちゃ楽しかった。あの後楽しんでもらえたかちょっと不安に思ってたから、入部してくれてすごく嬉しかったんだよ。あのときだけでも周りに合わせて動けてるのが分かるくらいに上手な役者。あとまーじで魅力的な声。お客さんの目をかっさらう役者になるんだろうなと。千秋楽の日の夜、ちょっとだけでも話せて良かった。これからも楽しみにしてるよ。
小佐々優大
オムニの場当たりではじめましてかな。緊張してるんじゃないかと思ったけどオペを落ち着いてこなしてて、初めてなのにすごいなあって思ってた。最近見れてないけど、元気してる?元気ならそれでいいのだけれど。ま、たまには稽古場に顔出してみたらなんかいいことあるかもよ。ここはそういう場所だから。
張潤玲
発声するとき、すごく姿勢が良かったのを覚えてる。それを舞台上でも再現できててえらいなあと。基礎ができてる役者は伸びますからね。そして長いセリフもスラスラと言えてて、母国語とは違うはずなのになんでこんなに上手なんだと感心していました。新人でまた君の勇姿を見ることができると聞いて、今から楽しみにしています。
しょこら
やっぱり華幻で送ってくれたキャスト希望の���象が強く残ってるかな。最初はあの役に苦しんでたと思うけど、迎えた本番ではしっかり迫力が出てて震えながら見ていました。一度伝えたような気もするけど、その恵まれた体格は声を出すうえで強力な武器になります。もし機会があれば、また明るく照らされる君を見てみたいものです。
紫仏瑠唯
君がオレンジに出てくれたことを僕はこの先もずっと自慢し続けるよ。今年のオムニは脚本出せなかったけど、文化祭頑張ったからこの先も後輩に自慢してくれたら嬉しい。稽古日数が確保しにくい中でもどんどん上達していってて、「家で自主練しました」って聞いたとき正直感動した。この先もすごく忙しいんだろうけど、いつかもう一度君の役者姿を見れたらいいな。演劇の話もそうじゃない雑談もすごく楽しかった。最後にもう一度だけ。オレンジに出てくれて、本当にありがとう。
海泥波波美
役者としても演出としてもセンスの塊。なんだこいつ、ムカつくほどにハイスペかよ。煌々と照ってる時のセリフの読み方めっちゃ好きで未だに思い出せるんだよね。そして今回、めちゃくちゃ助けられた。僕が結構しんどくなってる時に「任せてください」って言ってもらえて、冗談抜きで泣きそうになってた。ふざけてるようでやるときはちゃんとやるスタイル、俺めっちゃ好きだったよ。せっかくだしいつか一緒にお茶でもできたら嬉しいな。あんまり詳しくないからその時は色々教えてね。
衿君
今回PV担当ということでめちゃくちゃ話したね。PV会議で僕の声に暖かみがあるって言ってくれたの、すっごい嬉しかった。でも僕は思うんだよ、君の方こそ暖かみがあるのでは?と。声自体もそうだし、君が選ぶ言葉の節々に気遣いや優しさを感じてた。君に彩ってもらえて本当に良かった、ありがとう。で、だよ。いつかただの筋トレ会本当にやる?最近なにもできてないから付いていけるか分かんないけど。ぴょんぴょん跳ねるだけならまだ可能性あるかな。
まろん
一回当日制作かなにかで遠目に見たっきりな気がする。あのとき少しでも話せてたら良かったなあ。ところで金の皿の中華料理ってどういう意味?ずっと聞きたかったんだよね。
吉崎太志
ついぞしっかりお話することなく。僕も一時期全然演劇やれてない時期あったんだけど、全然気に病みすぎる必要ないからね。もし今後参加できるときがあったら、ぜひその機会を楽しんでもらえたらと思います。
VIVI
もしかして去年の文化祭で話したのが最後…?時の流れって恐ろしいね。そのとき当日制作の準備しながら「痩せた?」って言われちゃったからさ、今年はできるだけご飯食べるように気をつけたんだよ。そのおかげあってか、仕込み期間でも体調を崩すことなく走り抜けられた。そうだ、最近九州出身の人増えたからさ、皆で地元トークでもしたら面白いんじゃないかな。いつか美味しいもの自慢し合おうぜ、おすすめのスポットも紹介しながら。
らっしー
やっぱり仕込み期間の記憶が多く残ってるかな。初めての明かり作りでは大変お世話になりました。一番高く、一番全体を見渡せるところに君がいるとすごく安心できるんだよね。僕達がなんの心配もなく本番を迎えられていたのは間違いなく君のおかげ。オペ卓で後輩をサポートしてたのを何度も見て、きっと僕が知らないところでもたくさん皆を支えてくれてたんだろうなって思ってた。大変なこともあったと思う。一年間お疲れ様。僕の、僕達の大切な場所を守ってくれて本当にありがとう。
まっつー
最近お会いできてなかったので、カーテンコールに来てくださって嬉しかったです。風の便りで元気になさっているのは知っていたので、そこは心配していませんでしたが。正直、これから先自分がどう演劇と関われるのか分からない状態なので、うまくやり続けられている貴方を参考にできたらな、なんて。もしなにか秘訣があるのならぜひ教えて下さい。そういえば、一度貴方が書いた脚本の演出を依頼してくださいましたよね。あれ、嬉しかったんですよ。また脚本のお話もできたら嬉しいです。
宮濵一颯
脚本や演出のスタイルは多少違えど、お互いの芯を否定することなくたくさんお話できたんじゃないかな。僕にない視点をたくさんもってて、同期ながらすごく尊敬してる。ところでさ、最後にもう一度だけ演出をやりたくなったのは君の影響が大きいんだよ。人とのつながりへの感謝、本当にその通りだと思う。演出をやることで皆とつながりたくなったんだよね。機会をくれてありがとう。帰ってきた時は教えてよ。聞きたいこといっぱいあるから。君の中で変わったもの、変わらなかったものの話とか。
それじゃあ、またね。
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in10dk · 10 months ago
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けいちゃんと付き合って200日記念日!数字にするとそんなに一緒に過ごした?ってなるくらいあっという間だったなあ。この200日間、毎日連絡取り合ってたのもすきを伝え合ったのも、今も変わらず俺をすきでいて恋人として隣にいてくれることにこの上ない幸せを感じて噛み締めてるよ。けいちゃんと過ごした日々を思い返すだけでも毎日濃くて、どの日も思い出が詰まってるんだよね。嬉しいこと、寂しかったこと、幸せで溶けたこと。月ごとに特に思い出に残ってる��と挙げてみようかな。いやそれは半年記念日にするもんだろーってつっこまれそうだけど今思いついたからさあ。いいよね?じゃあまずは2月!この月は言わずもがな、付き合えたことだな。けいちゃんのさらっとした告白から俺らは始まったんだよ。でもけいちゃんの告白に俺はきゅんってしたの覚えてるな。あとはバレンタインね。大切なイベントごとだからってわざわざ画像作ってプレゼントしてくれたの。あれすげーきゅんとして嬉しかったなあ。次は3月!記念日に可愛いカレンダーの画像作ってくれたのと、ホワイトデーのお返しももらっちゃった。いつも可愛い画像作ってくれるの。あ、あとけいちゃんのタンブラーの存在を知ったのも3月だったかな。沢山の愛と言葉と、けいちゃんの全てが詰まってる幸せな空間。今でも更新してくれてるのがすげー嬉しいや。4月はねー、けいちゃんと桜の見せ合いっこした。俺の誕生日も盛大にお祝いしてくれたんだー。去年も祝ってもらったけどね、今年は恋人として幸せな誕生日をプレゼントしてもらった。5月はGW中ずっと一緒に過ごした!あれ幸せだったね、ほぼずっと一緒にいてえっちしてって夢のような時間だったな。5月は100日記念日もあったね。けいちゃんが俺への愛を形にして残してくれた思い出の写真も、俺にとっては最高の宝物になってます。6月は待ちに待ったけいちゃんの誕生日月!ずっとそわそわしてたのを覚えてるな。いつもけいちゃんが俺に可愛い画像を作ってくれるから、頑張ってけいちゃんのこと思いながら作ったのがすでに懐かしいや。けいちゃんにとって幸せな誕生日になってたかな。忘れられない誕生日にできてたら嬉しいな。7月はめちゃくちゃずきゅんとさせられたことがあるな。それはねー、お揃いのスタンプのプレゼント!あれはもう最高に嬉しかった。嬉しくて沢山の言葉を届ける時には必ず使ってるもんなあ。ほんとサプライズが上手いの。どこでそんなこと覚えたの?って妬いちゃうくらい、けいちゃんは俺を喜ばせる天才。この月も沢山愛を伝えて包み込んでくれたな。ラストは8月!今月は一緒にいられない時間が多くて正直寂しい月だった。でもそんな日が続こうが何があってもこの1か月も毎日けいちゃんのことがすきですきでたまらなかったな。あ、そうだ。今月も月始めにサプライズしてもらった!俺の好きなカレンダー画像を作ってくれたの。嬉しかったから毎日眺めてるんだー。もうね、こうやって断片的に思い返しても沢山の幸せで俺を包み込んでくれてるのがわかるでしょ。俺の恋人はね、付き合った時からずーっと幸せにして愛してくれる人なの。一度も気持ちが落ち着いたり、俺に飽きたりしなかった。どんな時も俺のそばにいてくれるし、支えてくれる。毎日すきな気持ちも伝えてくれて、俺の方がって競ってくるけいちゃんの可愛い一面に触れることもできた。かっこいいこと言って俺のこと溶かしたり、えっちになったり、めちゃくちゃ愛おしいって思うくらい可愛い時もあったりね。ほんとうに俺の自慢の恋人なんだ。何か月迎えても同じことを思うんだけどさ、俺はけいちゃんとずっと一緒にいたい。こんなにも幸せで愛を育めるのはけいちゃんとだからなんだよね。今もこれ考えて言葉残しながらだいすきでたまらないの。けいちゃんのことはこれからも俺が、俺だけが幸せにして愛するから俺のそばにずっといてね。もっともっと俺のことで頭のなかいっぱいにするから覚悟しろよお。ねえだいすき。俺のけいちゃんだから絶対誰にもあげないし、貸してもあげない。特別な今日を一緒に過ごせたこと、すげー幸せだ。今日も俺の大事なけいちゃんのこと、世界でいっちばんあいしてるよ。これからもよろしくね。沢山の愛で溺れて幸せな毎日を過ごそうね。
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iecy30 · 6 months ago
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1月のつなくん
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はじめまして所謂初デート。2日間一緒に居った分のこと、忘れたくないから書いとこうって記録。
待ち合わせ迎えに来てくれてんけど、初めてのはずやのにすぐ見つけれた。好きな人ってキラキラして見える。これはほんま。荷物預けにホテルまで歩いて駅戻って昼食べて。胃不調であんま食べられへんかったけど、目の前でもぐもぐしてるつなくん見たら一口も飯要らんくらいの多幸感。出てからかな、会う前から何着ようってお互い言ってたから「服こっちにしたんだよ、どう?」て聞かれてんけどこの一連可愛いすぎひん?何この人って何回も心の中でキレそうやったよな。で、今回の目当てやった水族館に向かうところで〇〇線だよ!て書いてたから行ったら違って、逆戻りしたら結局最初であってたパターン。つなくんごめん��て謝ってくれてんけど、散歩になったし冗談抜きで一緒ならずっと歩ける。
到着前に1時間くらいかなって想定してたけど余裕で2時間近く居てた。綺麗なんいっぱい見れたし広いし見応えあったな。なんでか出口見失って外に出る俺ら。ベンチ座って海見ながら喋って写真撮って、俺こういう無言でも幸せやなって感じる時間好きやから噛み締めてました。ほんで普通に戻ったら出口順路ってめっちゃ書かれてたわ、2人とも周り見て。ぬいぐるみくらい買いたかってんけど、俺がしっくりこやんかった。また別のところでつなくんに買おうと思いましたね。あと怖がってたけど観覧車も乗って、意外といけるわ!言うてたけど実際は「え、これ止まってる?ねえ動いてないよね?ほら止まってる!」て言うてました。子供みたいで可愛い。寒いし時間微妙やしで休憩してから晩御飯に。
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同じお酒飲むのも美味しそうに食べるところもご飯落としてしまったところも。なんか全部が愛おしかった。さつま揚げと鯛ちくわの違いがわからんかった俺ら。もしかしてバカ舌?友達の話とかお互いの話とかあってんけど、この時話してくれたことが全部嬉しくて。うわー俺このまま幸せすぎて死ぬんやって思いましたね、この時。つなくんめっちゃ俺のこと好きやんって、終始にやにやしてた。あと好きな人目の前にして飲むお酒って美味さ倍増する。この世で一番美味い飲み方やと思う。
せっかく会えるしクリスマスプレゼントをって会う前から話してたのもホテルで交換会できました。あー俺のために選んでくれたんやって、考えるだけ��好きすぎて頭パンクしそう愛おしすぎる。全部宝物です。ありがとう。ちなみに俺があげたものはるんるんでにっこにこしながら開けてるつなくん。このまま保護して持ち帰りたいと心の中では思ってました。
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2日目は朝昼兼で某珈琲店に。ここでつなくんからいつから好きやったかとか、実はどう思ってたとかそういう話を聞いて。あーやっぱ俺のことめっちゃ好きやんってまた実感した。最終恋愛ってタイミングと勢いが大事やなって何でか2人で納得したな。会ったら何するって話してたときに見つけたいい趣味。一緒に御朱印集めして会う度に行こうって話してた目的地に。おみくじ末吉と吉やってんけど、まあ2人足したら大吉みたいなもん。別のところに向かったらそこでも限定御朱印あって一緒になってテンション上がった。展望台で外眺めながら話して、贅沢な時間過ごさせてもらいました。ガラス張りで下透けるところが苦手なつなくんに、足置いてみってちょっかいかけてたんやけど両足は無理らしい。隣のちびっ子は飛んでたのに。
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で、昨日つなくんがクレープ…て食べたそうにしてたものがこの日にもあって。これもまた嬉しそうに食べるんですね、この人。食べ方下手で鼻にクリーム付けてた。漫画?ってなるくらいお茶目。寒くなるまで2人で公園で話してたんやけど、なんもしてなくても同じものを見て同じことを共有する時間が大事やなって実感。春になったらこれしようとか、秋はってつなくんから先のことの話してくれるのが嬉しすぎて。つなくんのこれからを全部俺が貰いたいって強く思った。
駅まで向かう道も何回も昨日と通ってんのに、別方向に行こうとする方向音痴つなくん。しっかりして綱啓永(26)。なんだかんだゆっくり濃い時間を過ごさせてもらって、雑貨屋さん見た時に「ねえ、一緒に住んだらさ?」て言うてくんの。意味わからんよな、可愛いすぎると思わん?ほんまに連れて帰りたかったわ。終わりの時間が近付くにつれて帰りの話すんの嫌で現実逃避しててんけど、あっという間で。気持ち切り替えてるから!て言ってた割に寂しいって言ってくれるつなくん。これも可愛いし帰ってから渡した手紙読んで泣くところまで可愛い。
この2日間で好きなところが増えて、離したくないしずっと俺ので居て欲しい、そんな顔俺にしか見せんといてとか、ね。そういう感情が更に。愛されてるなって実感できた楽しすぎる時間をありがとう。また次会う日まで頑張ろう。あと19回寝る!
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bearbench-tokaido · 8 months ago
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七篇 下 その一
もう日も暮れて、家々は、それぞれに灯火を照らしている頃。 弥次郎兵衛と北八は例の旅館の客引きと供に、三条小橋を渡ってやっと目指す旅館に着いた。
「さあさあ、お泊まりさまじゃわいな。」 と宿引きが、旅館の奥のほうに声をかけると、 「これは、お早いお着きでござりますわいな。」 と亭主が、やってきた。 「はい、お世話になります。」 とハシゴを宿屋の入口から入った上がりかまちの側に置いて、弥次郎兵衛が答えた。 宿の亭主はそのハシゴを見ながら、 「お荷物は?」 「このハシゴ一丁。」 と北八が答える。
亭主はびっくりして、 「これは大きなお荷物じゃわいな。 これこれおたこや、奥にご案内申さんかい。」 とハシゴに目を据えたまま女中に、二人を案内させるように指示する。 「はいはい、お出なされませ。」 と女中の案内で奥に通ると、追いかけるように宿の亭主がやってきた。 「お客様。申し訳ないのですが今晩はお客さまが、ひどく少のうござりますからお湯は焚ませぬ。 ついこの先の小橋さがる所に、ものすぐくきれいな湯がございます。これへなとお出なされ。」 北八はハシゴを担いできて肩が凝ったのか、しきりにもみながら、 「俺はいいから弥次さん、お前行くなら行ってきなせえ。 京の水で洗うと見違えるように、色が白くなるということだぜ。」 弥次郎兵衛も体のあちこちをもみながら、 「このうえ白くなっちゃ、つまらねえから、今��はよそう。」 と苦笑いしている。
黙って聞いていた亭主が恐る恐るという感じで、 「ところであなたがたはこの近くからお出かいな。」 と聞くと、 「いや俺たちは、江戸でござります。」 と北八。 亭主は、ちょっとばかりびっくりして、 「そうかいな。 私は又ハシゴをお持ちなされたさかい、こりゃこの近くのお方で、自分の家に買うてお帰りなさるのかと思いましたが…。 どうして江戸のお方がハシゴを?何になされますぞいな。」 「いやこれには、訳がありまして。ありゃ、江戸から言付かって来やしたのさ。」 とまた、北八のほらが始まった。 「そりゃまた、なんとして、あないなものを。」 と亭主も興味津々で、聞いている。
「まあ、聞きなせえ。 わしらの友達に生まれはこの京で、今は江戸に所帯をもっている奴がいる。 そいつのところに京の親元のほうからはるばると、あのハシゴをかつがせてよこしやした。」 「・・・」 「その訳は、かの親御が字の読み書きが出来ねえ。 人に手紙を書て貰うも面目ねえってんで、あのハシゴだけよこしたのよ。 おおかた登ってこいよ、というところだろうな。 それで、又その息子が返事を書きてえが同じくこれも字の読み書きが出来ねえときてる。」 「・・・」 「そこで今度、わしらがご当地へ来ると言ったら、さいわいのことだから言付けてえものがあるというんで、まあ何でも届けてやろうと言いやしたら聞きなせえ。 汚え乞食坊主一人とあのハシゴをよこして、これを親父の方へ届けてくれろと言いやす。」 「・・・」 「そこで俺が、ハシゴはいいが坊様は、生きている人だから持っていくのは大変だ。 と言いやすとその男がいうにはそんならハシゴばかり持って言って、京へ着いたらどうぞ坊様をひとり頼んで、その坊様に木魚を叩く棒を持たせて、ハシゴといっしょに親父の所へやって下せへと言いやす。」 「・・・」 「そりゃ、いいが。なぜ、そうするのだと聞きやすと、いや京の親もとから登って来いと言ってよこしたからその返事だと、頼まれてもって来やしたのさ。」
ここまで黙って聞いた亭主。 「ははは、ハシゴをやって登れと言うはわかったが、そのお返事にハシゴと坊様にしゅもく棒を持たしてやるとはどうじゃいな。」 「そりゃ登りたいが、(しゅもく棒で叩く)金がないというところだろ。」 と北八が答えると、 「ははは、なるほど。そりゃいい。しかし、はるばるのご道中。 ハシゴでは荷物の中にもようはいるまいに、さぞ御難儀にあったじゃあろ。」 「いや確かに、大変は大変じゃったが、便利なことも多かった。 道中するにはハシゴを持って歩くのも思った以上に重宝なもんだ。 馬などに乗るときにはハシゴをかけてのるととほうもなく乗りやすいし、川をこす時は特に便利だ。 大井川でもあべ川でも台越えをすると、川ごしの賃錢が四人まえに台の値段まで必要だが、ハシゴ持参だから川ごしの賃錢だけで台の値段がうくんだ。 お前さんがたもこれから、もしも道中しなさる��とがあるなら、必ずハシゴを持ちなさるがいい。 こりゃ思いつかねえが、重宝なものでございやす。」
亭主は笑いながら、 「いや、誰も道中するのに、ハシゴを持っていこうなどと思うものかいな。ははは。」 と答えると、 「で、今おっしゃった坊様はここでお雇いなさるのかいな。」 と北八に聞いた。 「そうさなあ。まあ、雇わにゃならんだろうな。」 と腕組みしながら答える。 亭主は、それを聞いて、ぽんと膝を叩くと、 「それなら運のいいことに、私たちが世話をいたしておりますよい坊主がござりますわいな。 これをお連れなさりませ。只今おひきあわせ申ましょかい。」 と立ち上がろうとするので、北八は慌てて、 「もしもし、待ってくんなせえ。 なにも今すぐでなくてもいい。 やっかいもののハシゴを引き受けて困っているのに、さらに、生きた坊様まで抱え込んだら身動きが取れなくなる。 のう、弥次さん。」
「いやいやそりゃ、お前のかかりだから俺は知らねえ。 まあいずれ必要になるんだ。早いにこした事はねえ。 その坊様を頼んだほうが、事が早く済むってもんだ。」 と弥次郎兵衛は、すましたものである。 「ええい、お前は、何て事をいうんだ。」 と北八は、うろたえている。 「はて今、あなたの言うてじゃとおりなら、 ぜひともお頼みなさるのじゃないかいな。」 亭主はかたひざをたたてそう言う。 「それはそうだけれど。」 「なんじゃあろと、私へおまかしなされ。」 と亭主は、立ち上がってしまった。 北八はふてくされて、 「ええいそんなことより、俺ははやく飯がくいてえ。」 と言うと、 「御ぜんを今あげますが、坊様はどうじゃいな。」 「おおさ。おぼん様を早く食いてえ。腹がへって耐えられぬ。」 亭主は笑いながら、 「はいはい、かしこまりましたわいな。」 と厨房の方へ行ってしまった。
まもなく女中が食事を運んできた。 この食事の間も色々なことがあったが、あまり本編とは関係ないので略すことにして、やがて食事も済んだ頃に、宿の亭主が歳のころは六十近くの薄汚いひげも伸び放題の 大きな坊様を一人いざないやってきた。 「いや、もうめしあがりましたかいな。 ところでただ今おはなし申しましたのは、この坊様でござりますわいな。」 と二人に、引き合わせた。 二人が見るとこの坊主、鼻はつぶれていて妙に、鼻にかかった声をしており、 「はい、これは、ひゃう(よう)お泊まりなされました。 愚僧、名はひゃんてつ(丸哲)と申します。 ここのはんな(旦那)どののお話でまいりました。」 弥次郎兵衛は、 「なんだか聞き取りにくいが、これはご苦労。 さあさあ、これえこれえ。」 と座敷に上げる。
北八はその坊様の様子を見て、これ幸いと、 「こりゃ、御亭主さん。せっかく世話してもたっらがだめじゃな、これじゃ。」 「どうしてでござります。」 と亭主はいぶかしげに問いかける。 「いや、不躾ながらあのおかたでは間に合わねえ。 なぜかというと少しは、素人の狂言でもしたというような坊様でないと、勤まらんからだ。」 「そりゃ、どういうこっちゃいな。」 と亭主は、怪訝そうである。 「いや、さっきお話申したとおりやつの親元へいって、登りてえが金がねえというこ��を返事したうえでかの息子が三百両なければ、登られねえというものだから、その経緯を芝居風にやらなきゃならねえんだ。」 「・・・」 「しゅもくで鐘もねえのにいかにも鐘を叩くしぐさをして、 “ちちち、ちん、ああ、鐘(お金)がねえ。三百両の金がほしいなあ” とその坊様にやってもらわにゃならん。どうだい難しかろう。」
亭主はそれを聞いてニコニコ顔で、 「いやいや、よござります。 この坊様、実は馬鹿村変の助という名で、以前は宮芝居の女がたをやりおったものじゃさかい、そのくらい朝飯前じゃわいな。 ちょうど家の娘めが、今お芝居の稽古をしているところ。 練習にちょこっと、やらかしましょかいな。」 と大乗り気である。 「ひゃりましょ(やりましょう)とも。 わしが、梅が枝をひゃる(やる)さかい、どなたか、へん太(源太)をやて下んせ。」 と丸哲も乗り気である。 これに、弥次郎兵衛も、 「こりゃ、おもしろい。 鼻がつぶれた梅が枝が相手だ。おい、北八。源太はお前で十分だ。」 とのってきた。
「ええい、ばかなこと言いなせえ。悪い洒落だ。」 と北八は、急に真面目になって反対したが、亭主が十三、四の三味線をかかえた娘を連れてきてしまった。 そのうえ宿の女将や、女中まで集まってきて丸哲坊をそそのかしながら、見物しだした。 弥次郎兵衛は、面白そうにその様子を眺めていたが、 「おい、北八。 ほれあの通り、女将や女中たちが見物してじゃが、腹をくくって拍手喝采をあびたらどうだ。」 と袖を引かれて北八は、少し浮かれてきた。
「まあ確かに、見物が多いと張り合いがある。 ええいままよ。源太には、俺がなろう。 そのかわり台詞は出たら目にやるがいいか。」 ととうとう北八は、芝居をやることになった。 「ひょう(よう)ござります。さあ、おとらさん。 へん太(源太)の登場するところからやって下んせ。」 と丸哲は言うと娘は、三味線を引き出した。
「ははは、ひげだらけの梅が枝も珍しいが、のぼりを着た源太も珍しい。」 と弥次郎兵衛は、笑いながら見ている。 北八が 「これこれ、とうざいとうざい。」 と言うと三味線を弾いていた娘が、浄瑠璃を語りだした。 「夜ごと夜ごとにかよいくる~、 梶原源太景季(かじわらげんたかげすえ)が~、 千歳屋の奥を伺えば~、 俺を待つのか梅が枝が~、コタツでにあったている様子~、 ずっと通れば、気がつかぬのか、そしらぬ顔で、吹くキセル~。」
つづく。
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oyasumimataatode · 9 months ago
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これは俺が大切にしていきたい、宝物みたいな記憶。
結構久しぶり?一ヶ月半ぶり。88の日に会って以来だから本当に約二ヶ月ぶりくらいにはなるところだったのか。前に会った時が汗だくすぎるのと治安が悪い俺の地元嫌すぎだろって気持ちと、俺ら可愛かったねっていう記憶と、久しぶりに会えて嬉しいっていう中でいろんな巻き込まれがあった月になったから怒涛の2ヶ月近くの進みだった気がします。だからあんま実感ないような、時間の進み具合でした。汗だくだったのがほんの少し過ごしやすくなった今日この頃、やっとおれらは三回目のデートを果たせましたよっていう記憶。
蒙古タンメン食って見事腹の調子下してギリセーフな電車に飛び乗り、新幹線ではちょっとばたつきながらも隣の外人に腹立たしくなってまあまあ今からあいつに会うし俺は全てを許してやろうと優雅に昼寝すら決め込んでた。名古屋に近づくにつれめちゃくちゃ曇天じゃん!傘持ってきてねえのよ!って焦る俺を置いて約1年ぶりに乗った新幹線は6年ぶりに名古屋まで運んでくれました。6年前はイベントに行くためだけに行ったし夜も急いで夜行バスに飛び乗ったから、記憶が一ミリもないっていうのが本音。肝心の稜雅はお手伝いの仕事中だし、しゃあねえ時間潰してやるわ!って着いた先の薬局でソワソワし出す俺。何回会ってもこの先おまえ相手には緊張したりソワソワしたりするんだろうな、もちろんいい意味で。そろそろかなって待ってたら可愛い稜雅いわくおばあちゃんコスチュームで登場して笑った。嘘だよ、ほんとは可愛かったぞあのベスト。そして一つ言えなかったことが、悔しいくらいにショートカットが似合う。そして襟足触らせてもらったけどわしゃわしゃしててめっちゃ気持ちよかったなあ。おまえの住む場所である春田は、ものすごく閑静な住宅街でした。俺の住んでた場所にちょっと似てる。おまえのとなりできょろきょろして、この場所に生きてるんだって思ったあの瞬間、すごく愛しくてたまらなかったのは知らないだろう。ふふふ。
あの、一時間に2本しかねえなあなんて悪態ついてた時刻表もああやって待つ時間すら嬉しくて。この電車でいつも行ってる、って話を聞いた時、きっとこれから俺はその時間になるとおまえが無事電車乗れたかを考えるだろうし勝手に考える幸せが増えます。俺は、あの何気ない待ち時間が今回すごく愛しくなった。おまえのとなりで少し沈黙が流れるあの空気。辛くない沈黙と、ちょっとそわそわするきもちと。どうしようもなく愛しい、おまえといる時にしか絶対流れない時間がすごく愛しいと思いながら電車に飛び乗る瞬間が好きだ。そして金山は思ってたよりちゃんと都会でした、なめすぎです俺。ホテルでわちゃわちゃとこれ見れるね、あれ見れるね、なんて他愛もない話をしながらお前に連れられるがままスカイプロムナードに直行して、怪しい二人を前に眺めながら俺らもフラッシュ炊く?なんて話して。階を上がるごとにきらきらした街並みが大きく広がっていって、最上階に上がった時の俺と稜雅の見る世界が広がる感じ。あれがたまらなく好きだった。馬鹿みたいな話しながら、写真撮りながら。たまに俺がおまえにぎゅっとしがみついたり。高いねえ、あれはなんだろう、なんて話をしながら、稜雅の家はあの辺かな、なんて。でもそんな話をしてる中でも、俺は景色の綺麗��よりも「おまえとこんな綺麗なものを同じ瞬間に隣で見れてる」って事実にちょっぴり感動して、嬉しくて、一人で心臓をぎゅっとさせて。たぶん、今まで見た夜景の中で俺が唯一忘れない景色になったんだろうなあ。あの空間でした会話も、夜景の景色も、匂いも、稜雅の声も。ぜんぶぜんぶ、おまえと見た景色が鮮明に記憶された。また行こうね、あそこは必ず。
土曜の浮かれた金山で食った肉、最高すぎ。あのハンバーグうますぎて忘れられてません。俺の家の横にもできないの?あれ。飯食ってる時も、お互いうまいねえって噛み締めて。しあわせで、たまんなくて。お腹いっぱいすぎるかもね〜って話した時も、そろそろ行こっかあってちょっとひっついて外に出るあの瞬間も、だいすきだ。ホテル戻っておまえの大好きなナオを眺めたり、俺に沸いたり、俺に沸いたり、俺に沸いたり。エビライマジで一緒に行きてえ!西日本も生で見たいし、俺ら兄弟も二人で見たいです。来年は必ずな、ってやくそくして、みなしょーとなら恋ぼんやり流して布団入って。俺の夢だった「好きな人と一緒に寝る」が叶えられちまって、あん時、死ぬほど嬉しくて。今までできなかったはぐも、甘えるのも、全部叶えられた。ぎゅっと握った手の温もりも、俺のことを責め立てるおまえのゆびも、体温も、俺の髪を「あついなあ」って掻き分けてくれる優しい指も、頬を摘んだり撫でたりする仕草も、俺が撫でてってすると必ずとんとんって優しく撫でてくれるのも、離れるとこらこらって強く引き寄せてくれるのも、お腹痛いっていうとさすってくれるのも、足を押さえ込む強引さも、声の低さも、この子はもうって言いながら時々頭をぎゅって抱えるようにしてくれるところも。全部泣きそうなくらい、愛おしい。俺のことが愛おしくてたまらないって手つきと、声。俺、あんなの向けられたの初めてだよ。好きな人に求められたいと思ったのも、あんな甘い時間も。俺の浮かれた脳内をそろそろ寝ようねって鎮めてくれてからちゃんと強く抱き込んで正面から抱きしめて、俺を包んで、寝る間際までずっと頭をとんとんって撫でてくれた。おまえの腕の中でこのまま生きていけたらなって、ひっそり泣きそうになった俺。ぎゅっとして誤魔化した。朝が来なきゃいいのにな、ってちょっとだけ思いながら寝てました。……そろそろ長えから次の日の備忘録はまたそのうち。
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pureegrosburst04 · 1 year ago
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メンチース09「アチシらは最近過去を観るSF機材で歴史を学んどる」
富豪05「“””アイツ”””は格が違う。⬇︎のトドメではしっかりとサイレンサー付きのハンドガンを使ってる」
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富豪05「お前が前に俺達に採用されなかった理由、わかってきたか?(女の子から守る為なんて口が裂けても言えない😅)」
超鬼難ドンガッチャ00「いいや、全く…」
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超鬼難ドンガッチャ00「何だこれ内容みつけずれえ😡💢」
メンチース09「ならこのステータスの””””ブラックボックス””””の意味を考えてみい、アンタが半径5キロの建物🏫にいる悪人を数時間以上の莫大な時間を要して命懸けでひーこら❤️‍🩹🥵💔潰す為相手しとる間に、””””霊猫蒼海””””は立派な名前貰う惑星🪐レベルの宇宙要塞を果てなき遠く離れた己の拠点から眺めながらスイッチ一つ押す🔘😌だけで全て跡形なく消せるんよ」
富豪05「わかったろ?”””霧島04(ラスボス)”””だけは別格なんだ。こいつは子供の頃から異質だった お前には敵以外の大切な生命を巻き込みたくない…そんな優しさが無意識の内にあるから同じような大人に成長していった人々からくだらない物だと思われだして、威力以外の…①携帯性、②実用性、③汎用性、④安定した使い勝手の良い方に移られ忘れられていくんだよ 文字通り二つの意味の空手ってのは未知の装備が転がってる世界で全てを左に蹴落とせる」
メンチース09「“”””ベレッタPX4ストーム””””と違ってそんな⬆︎①〜④のない武器じゃ通用せえへんよ、確かにチャカぶっ放して敵をスタイリッシュに倒す様はかっこええ。だが手段選ばん何でも犠牲に出来る裏ストボスにとったら重さとデカさがあまりにも過ぎたグレネードランチャーをマシにした究極下位互換なんや……」
富豪05「何が”バントラインスペシャル(笑)”だよ、ウドで作った食えねえ竹が好きなのか?」
超鬼難ドンガッチャ00「何だよっ、何だよ……ワイアットアープはカッコいいじゃねえかよ……俺は見捨てねえ」
富豪05「そうだな(黄金の真実)、俺たちはお前のそういう所が嫌いにはなれなかったよ。初めの頃は速攻で格落ちしてやがるwって見下してた」
メンチース09「でも”””アイツ”””よりは…幸せになって欲しいんよ」
超鬼難ドンガッチャ00「アイツは完全に死んだんだろ?……もう俺じゃ超えられねえよ」
メンチース09「確かに、その発言は前向きに捉えて欲しい誤解や…確かにそうなんよ。でもアイツは今でも元気で生きてる悪寒がするんよ」
〜過去の暗黒時代〜
???「君は、人を殺すためなんかに…こんな、こんな結末を望む為に。地に這いつくばって強く乗り越えて来たんだね…」???「こんなのウソだよね…あの子は底抜けに明るいのび太君みたいな男の子で、からかいなんかじゃない私達の最後の謝罪を。受け入れてくれるんだ……」
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無印04(10歳)「人は真っ白な子供時代は夢だけをみて生きている。だが複雑な人間関係から理不尽な仕打ちを受ける度に内なる悲しみを間接的に世の中に共有して貰いたくなり描く創作物に影響が出る。それは同情を果たした感動と救いに繋がるが、文化的な神秘要素が削られて原始的な大作になってしまう 自由に生きて自らカッコいいだけのシリアスを無意識に手放さない、常に目標と趣味の為に何も背負わされないそれが純粋硬派柱だ。綺麗で爽やかなジェノサイダーの強い杭が打たれるとは限らねえ 俺にはどんな罪を重ねようと自分を正しいと信じる力がある 人生は望む努力をして生きる程失われない思い出を得られる 時と比例する幸せなんてものは自然と手に入るもんさ(赤き真実)」
ゲイムギョウ界のヒロイン様全員「……………😨😨😨😨😨😨😨」
のんきに見える無印04(10歳)の、心の底を叩いてみると…とても{{{{{おぞましい音}}}}}がする
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香氣04「出典元はどう考えてもこのブログではありません ドラマ陸王と同じ、これが世の中だ。俺も含めて人間の一部は愚かだから雑談もしたことない他人の宝物を穢して台無しにするまで気付かない。雑談もしたことない他人の俺に対してモテないとかキモオタとか扱ってきた挙句、これだ……キャラクターに口無し。上記の無印04が言ってるのは初めの頃に欲しかった願望が妥協の積み重ねで変質していく、これが大人に成長する悲しみ。色々な体験をして眩しいだけな霧島狩魔はもう虚無だ でも自分の非を理解した俺にはこいつみたいに文句を言う資格はない クリエイターの通る道だと分かったから好きにして欲しい」
女性は言ってもわからないんだな、神を理解できないから性を尊重する形を取る絶対悪がわからない。だから霧島04は自分がわかるようにDQNの究極上位互換として振る舞った、結果ゴミクズ扱いの逆ギレ ブログ主の我慢が切れるまで怒らせるだけだから結局はまた見放されて笑われる。矛盾が生まれたのは自分達のせいだろ ここまで言っても意味不明な逆ギレを繰り返すのが女性だ どうせ内なる神が居ないから俺はホモかゲイなんだろ?
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threetitle · 1 year ago
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【ベイファスリンクスの街にて】 作/いずるは
 『生きた鉱脈』、『無限の宝』、『不死の源泉』、呼び方は多々あれど、それらはいずれも一つの種族を指す。
 彼らは強靭な肉体を持ち、永遠ともあだ名される程の長命、そしてその鮮やかな瞳からこぼれる涙は、美しい宝石になったという。
 採取されるそれらの石は装飾品、魔導具、果ては薬にまで使用され、その希少性、有用性故に狙われ、奪われ、滅んだとされている。
 ――表向きには。
--*--*--*--
 大きな街は良い。人が多く、物も多く、周囲は適度に関心が薄く、情報は集まりやすい。
 その中、雑踏をかき分けながら二人組が大通りを進んでいた。長い外套を羽織る青年と、顔を隠すように頭巾を被った小柄な人影。
「今日はこの辺りで宿を取ろうか」
 傍らに立つ連れ合いに青年は声を掛け、やがて一軒の宿屋に入る。
 慣れたようにやり取りをし、二階にある一室に通されたところで、少女はようやく頭巾を外した。
 透き通るような白い肌。鮮やかな色の瞳が、窓からの陽光を反射して美しく輝く。
「今日は混んでるから、一部屋しか空いてないってさ」
 室内は簡素なものだ。寝台が一つと長椅子、机、古びた角灯に衝立。
「寝るときは君がそっち使ってね」
 寝台を指差しながら青年が窓を開けると、ふわりと風が入り込み、淀んだ空気をかき回していく。
「いいの?」
「数日だけだし俺はこっちで大丈夫。毛布もあるから」
 元よりそういう使い方をすることもあるのだろう、手慣れた様子の店主からは毛布を渡されている。
 必要最低限の荷解きをし、さて、と腰を伸ばした。
「外見てこようと思うけど、一緒に来る?」
「行く」
 再び彼女が頭巾を被るのを確認してから扉を開けた。
 馴染みの行商人から仕入れた認識阻害つきの外套は、少女の外見や存在自体を薄くさせ、なかなかに重宝している。
 特殊な出自であることは、往々にして隠しておいた方が都合が良い。窮屈? という青年の問いには首を振る。
「今日も素材探しから?」
「そうだね。良いの見つかるかな」
「この間もそう言って高いの買ってたけど」
「あはは」
 
--*--*--*--
 階下は酒場になっており、片隅では早々に管を巻く客が見えた。昼食には遅く、夕食には早い時間帯。
 客足はまばらだが厨房からはこれからの仕込みか、賑やかな音、香ばしい匂いが鼻をくすぐる。
 ふと、少女は立ち止まり青年を見上げた。この先のことを思うと、今言っておかねば後悔する。
「お昼、食べてからにしない?」
「確かにね。そろそろおなかすいたかも」
 道中、携帯食を口にしてはいるが必要最低限だけだ。落ち着いて食べられるならば、それに越したことはない。
 名物だという料理は、衣をつけて揚げた肉に甘辛いたれをかけ、小麦粉を練って焼いた生地に挟んだ料理だった。些か大きく、少女の手には余るほどの大きさ。
 綺麗に三等分されたうちの一つにかぶりつく。揚げたての熱さと、肉の脂の甘み、共に挟まれた野菜は瑞々しい。
 手軽で美味しいと評判だという店員の言に偽りはなかった。
「おいしいねぇ」
 自身の分をぺろりと平らげた青年が楽しそうに少女を見ている。
 小さい口を一生懸命動かし咀嚼し飲み込むが、二切れを食べたところで、最後の一つが残ってしまった。食べたい気持ちはあるが、どうにも入りそうにない。
「食べようか?」
 と笑う青年に皿を渡す。どうやらこの店は大きさも売りらしい。
「おいしかったけど、せっかくなら少ない量もあればいいのに」
「量が多いのは、色々な人に食べてもらいたいかららしいよ」
 少し食休みしたら行こうか、という青年に頷き、手持ちの水で喉を潤した。
 生ぬるいが、あらかじめ含ませておいた薬草のすっきりとした香りが口内の脂を流してくれる。
 この腹の満ち具合だと、消化するのに大分かかりそうだ。
--*--*--*--
 外は抜けるような青空、日差しは穏やかだが、季節外れなほどに少し汗ばむような気温。
 大通りには所せましと露店が並ぶ。競うように軒先を連ね、客を呼び込もうと声を張る。
 見慣れぬ果物や野菜、調味料に漬け込まれた肉、手入れされた武具や防具に、美しい織物。
 そのうちの細工物が並んだ店で、青年は足を止めた。舶来の品だという首飾りには大きな石が留められている。
「きれいだね。どれかいる?」
 即座に少女は首を振った。
「持ってるから、大丈夫」
 そっと胸元に手を添える。外套の下には、大事な首飾りが収まっている。
 見る角度によって水色や紫に色を変える石、透き通り、青みを帯びた花びら。蕾のような飾りに繊細な銀細工。見ずとも思い返せる程には眺め、大切に身に着けてきた。
「遠慮しなくていいのに」
「遠慮じゃない。それより、素材屋さん行かなくていいの?」
「そうでした」
 彼の本職は細工師だ。店は持たず、旅をしながら様々な街で素材を仕入れ装飾品に仕立てる。
 些か路銀調達の冒険者稼業の方が時間は長いような気もするが、その生活を変えるつもりはないらしい。探し物があったから、と聞いたこともある。
 細工物の店主に別れを告げ、大通りを振り返ると時間帯のせいか先ほどより人が増えているようだった。
「はぐれないようにね」
 と、差し出された手を握り、再び雑踏に戻る。
--*--*--*--
 いくつかの店を回り、いくつかの資材を仕入れ、軽く夕食を済ませて宿に戻ってくる頃には、月が昇っていた。
「さすがに夜は涼しいねぇ」
 少女は一階の酒場で貰ってきた温かいお茶をゆっくりと口にする。じわりと胃の腑まで温かさが落ちていく。
「今日は良いの買えた?」
「まぁまぁかな。ほら、このあたりの素材とか綺麗じゃない? 特殊な貝から作られるんだって」
 戦利品を並べていく彼は楽しそうに見える。そして決まって言うのだ。
「何か作る?」
「いい」
 飽きずにほぼ毎回、同じようなやり取りを繰り返している。
 細工師として気になるからというのも理解はできるが、少女は新しい装飾品を必要としていない。今あるもので十分だ。
「ずっと同じのだと飽きない?」
「飽きない」
「効果付けたりとかもできるよ」
「今もついてるから大丈夫」
「そういわず」
 なおも食い下がる青年の目を、少女はじっと見る。
「リートスが最初にくれた、これがいいの」
「ユウェル……」
 リートスと呼ばれた青年は少し困ったような笑みを浮かべた。
 確かに少女、ユウェルが身に着けている首飾りは、出会った当初に渡したものだ。それがこんなに気に入られるとは。
 嬉しい反面、気恥ずかしくもある。だからこうして何かにつけて、新しいものを勧めるのだが彼女は取り付く島もない。
「明日もあるんでしょ。私、そろそろ寝るね」
 冷めてしまったお茶を飲み干し、ユウェルは立ち上がる。
「わかった。俺はちょっと作業してからにするから、もう少し明かりはつけておくね」
 衝立の向こうから少しだけ少女が顔を出した。
 角灯の揺らめく炎が、彼女の瞳に反射する。
「おやすみなさい、リートス」
「おやすみ、ユウェル」
--*--*--*--*--*--*--*--
「たとえば、そうだな。枯れない花を探しに行くのなんてどう? 融けない氷や、手に収まる星空を見るのも良いね」
 そう言って、細工師の青年は、うずくまる少女に手を差し伸べた。
 窓から薄く差し込む光が埃に反射し、周囲に金粉を散らしたようにも見える。青年の浮かべる表情は柔らかく、少女が見てきたどの顔とも違う。
 伸ばされたその手を取れば、きっとここから抜け出すこともできるだろう。
 けれど身体は錆びつき、空気は泥濘のようにまとわりつく。重い。動けない。それでも。
 恐る恐る手を伸ばし、そっと彼の手を握る。暖かく、優しく握り返される。緊張が、硬直が、解けていく。
「本当に、連れて行ってくれる?」
 干からびた喉からは、かすれた小さな声しか出ない。
「君が望むなら」
 跪いた彼が頬を撫でた。���しさに、目が染みる。涙など、とうに枯れたと思っていたのに。
「これから、よろしくね」
 少女は小さく頷く。陽の光が、穏やかに二人を照らしていた。
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503rd-graffiti · 2 years ago
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【迷】5 side: ハナマキ
カミサマにいつものように放り出された場所は見覚えのある場所だった。 『またこの森か……。』 薄暗く、生き物の気配がしないその森は、リヴリーアイランドでは“怪物の森”と呼ばれているパークの一つだった。 この間は危険だからと全員で放り込まれたが、今回は僕一人らしい。 ここなら待っているだけで救うべきリヴリーはすぐに現れるだろう。 しかし僕はそれを待たずに足音を忍ばせながら森の奥へと向かった。 『……いた。』 茂みに身を隠し、木の陰からそっと窺うとそこには1匹のモンスターがいた。 大きな顎と羽を持ち、縞模様の腹を持ったそれはスズメバチだった。 スズメバチは何かに縛られているかのように、飛び上がっては空中で体を固めてそのまま落ちてしまうのを繰り返していた。 その不自然な行動は、おそらく研究所の拘束によるものだろう。 その様子を見ながら僕は一人思案した。 ずっと疑問だった。リヴリーの餌である虫が突然変異をして凶悪なモンスターへと変貌したというが、 結局そのモンスターも今やこうしてイベントの道具として利用されている実情が、僕は不審でしかなかった。 リヴリーの保全に尽力してきたはずの研究所がそんなことをするのは何故だ。 そして突然変異で生まれたとするモンスターは今どうやって誕生しているのか。 日々イベントで倒されているのならば、安定的に確保できていないと成り立つはずがない。 《気味が悪い奴だ。》 突然の声に僕はハッと視線を上げる。 そこには隠れているはずの僕の姿をしっかりと捉えているスズメバチの姿があった。 拘束のためにその場から動くことはできないようだったが、スズメバチは僕の方を見てニタニタと笑っている。 《餌の臭いがするくせに、憎らしい彼奴らと同じ眼をしてやがる。》 ギチチチ、と耳障りな音を立てながらそいつは確かに僕に向かって喋っていた。 モンスターが言葉を解すなんて聞いたことが無い。僕は唖然として返事ができなかった。 《どうした。俺に用があるんだろう?暇潰しに相手をしてやる。》 『どう、して。』 ようやく絞り出した僕の一言に、スズメバチはさらに邪悪な笑みを深めた。 《お前が覗き込んでいたのは来た時から分かっていたよ。餌の臭いがぷんぷんとしていたからな。 それにお前のその眼は俺を倒しにきたやつの眼じゃない。俺に付け入ろうとする浅はかな奴の眼だ。》 ぐっと口を噛み締める僕だった。何故だかこのスズメバチにはこちらの様子がまるわかりらしい。 こうなるともう開き直るしかなかった。 『付け入ろうなんて思ってない。ただ教えてほしいだけなんだ。 あなたがどうやって生まれて、どうしてこんなことになっているのかを。』 《そんなことを知ってどうする。それに素直に答えてやるとでも?》 震えて崩れそうな足を必死に踏ん張りながら、僕はスズメバチをまっすぐに見据えて答える。 『僕の想像と合っていたなら、その時は助けてやってもいい。』 《ほう?お前にそんなことができるのか。今にも倒れそうななりをしているくせに。》 『……僕はどっちでも構わない。あなたが教えないなら、ここ立ち去るだけだ。』 どこまでも虚勢でしかなかった。冷静に言い返そうとはしているものの、全身がモンスターへの恐怖で強張っていることは隠せていなかったと思う。 スズメバチはしばらく無言でそんな僕の様子を面白そうに眺めていたが、ついに口を開いて言った。 《良いだろう。》 『……!』 《だが勘違いするな。俺は助けなど求めてはいない。お前が何をしでかすのか、面白そうだから乗ってやる。》 そしてスズメバチは語り出した。誰もが知ることのないモンスターの誕生の真実を。
モンスターの始まりはリヴリーの餌である昆虫の突然変異であった。 そんなモンスターは逆にリヴリーを餌として食らってしまうため、初めの頃は研究所で駆除が行われていたという。 しかし一方で、モンスターの研究を行っていたチームもあったのだ。 それは、リヴリーの効率的な処分への有効活用の研究だった。 リブート後の研究所では飼い主が増えたことによるリヴリーの大量生産が行われていたが、 それと比例して不良品のリヴリーも増加することとなった。 これを廃棄するには通常、培養液に溶解することで新たなリヴリー生産へのリサイクルを行っていたが 体内に残留している宝石(doodoo)も共に溶かしてしまうことになっていた。 しかし、モンスターを使うことでこの課題を解決できると考えるようになった。 モンスターはリヴリーを取り込むと己の体内に宝石を蓄積することができるので、 不要なリヴリーを廃棄しつつ、後からモンスターを処分することで資源である宝石は回収することができるというものだった。 以降、それが研究所で行われるようになってからは飛躍的に資源の回収が改善、最適化されることとなり、 モンスター狩りというのはそれに伴う飼い主たちへの還元イベントという位置づけで暗に行われるようになったのだった。
《どうだ?満足するネタはあったか?》 『……ああ。』 それを聞いて僕はさほど驚きはしなかった。 今や世界的にも普及しつつある人類の友、リヴリー。 幼少期頃からリヴリーと共に過ごすことで、昨今複雑化しつつある人の精神構造に好影響を与えるとされ 今や誰もがリヴリーの飼い主として過ごすことが当然になりつつあるこの世界の中心では、 またしても人間の身勝手さによって大量の命が消費されているということが明確になっただけだった。 『自分たちの勝手で生みだして、自分たちの都合で殺すやつらに、やっぱり価値なんて無い。』 一人呟く僕にスズメバチは何も言わなかった。その眼にはただひたすらに嘲笑が満ちているだけだった。 『ありがとう。』 一言礼を告げ、僕は踵を返した。 《なんだ。結局何もできないのか。》 スズメバチの言葉に、僕は足を止めて首だけで振り返った。 『今は。でもすぐにそれも変わる。その時あなたは自由になっているはずだ。』 そして僕はまた歩き出した。視線の先にはワープホールが待っていた。 《ふん。ただのいかれ野郎だったか。》 そんなスズメバチの声を背に、僕はワープホールをくぐった。
「おかえりー。」 到着すると腑抜けた声のカミサマが僕を待っていた。 『それで、僕は還してもらえるんですよね。』 「おや、分かっていたのか。」 帰ってきてすぐの第一声にカミサマは目を丸くした。 僕には何となく分かっていた。これまでのカミサマの僕たちに対する行いは全て、転生のための禊のようなものだったということを。 生前、現世にわだかまりを持ったままこちらの世界へやってきたものたちは、こうしてリハビリのようなことを行わせて転生後に問題なく現世へと復帰できるようにするのだろう。 『それで、僕の希望はどこまで叶えてもらえるんでしょうか。』 「ははは、生き急いでいるね。」 死人に対して酷く���まらない冗談(もしくは皮肉)を口にするカミサマだったが、僕は完全に無視した。 「きみごときの願いなら、神である私に叶えられないものはないよ。」 『時も場所も……存在も?』 「勿論だ。言ってごらん。」 そして僕は願いを口にした。 リヴリーが普及する少し前の時代。同時期に発生したモンスターの、その野生になりたいと。 野生のモンスターとして自由に行動ができれば、その先生み出されて管理されるモンスターを解放することも可能だろう。 今はまだ捕えらていたスズメバチも、僕が過去を変えることができれば自由に行動できるようになっているはずだ。 そしてモンスターが解放され、リヴリーの捕食が一斉に行われれば研究所の立場が危うくなるのは当然として、 今やリヴリーに支えられようとしている人間の肥大化した世界ですら正しい姿へと戻るかもしれない。 誇大妄想。他人からはそう見えるかもしれないが、僕にとっては希望であり使命だった。 「へえ。それがきみの答えか。」 興味が無さそうな視線で僕を射抜くカミサマ。しかし僕の意思は固かった。 『はい。』 「良いでしょう。ではこれをくぐりなさい。」 カミサマは追加の質問を投げかけてくることもなく、すんなりと転生への道をひらいてくれた。 「さようなら、カイリ。もう帰り道は無いからね。」 僕は頷いて、ワープホールに足をかけた。 そしてすぐに遠くのほうに見える光の点へと歩いて行った。
これで救われる命がある。 自ら逃れることのできない苦しみからは解放されなければならない。 苦しみが続くことの不幸を、僕は知っている。 リヴリーもモンスターも、人も。 それを救うことだけが僕の使命、存在価値だった。
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shukiiflog · 2 years ago
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ある画家の手記if.115  雪村絢視点 告白
なるべく毎日日記だけは書き続けてたけど翻訳の練習が疎かになりがちだった最近、俺もそろそろ仕事探したりしなきゃ、って思い始めたころ、バレンタインが近いことに気づいた。
光さんが大学に遊びに行く(本人談)ときの行き帰りについてける日は俺が一緒についてって、その道中で見かけるお店がどこもバレンタイン一色になってた。 俺がなにか思うより先に光さんがいろんな種類の小さなチョコがたくさん並んで入ってる箱を買ってって、真澄さんにあげるのかなと思ってたらその日の夜の食卓にそれが出てきた。 光さん曰くロシアンルーレットバレンタイン、たくさんの小さなチョコの中のどれか一つを光さんが凶悪な味のチョコに取り替えておいたらしい。三人で一個ずつ代わりばんこにチョコを食べてった。光さんはどれか知ってるから当たらないにしても、俺はいつ来るかなって思いつつ慎重に選んでたら、20個以上あったのにラスト一個まで誰も当たらずに残っちゃって、結局その誰も引かなかったラスト一個の凶悪なチョコは冷蔵庫に厳重に封印されてる。 それがバレンタイン当日より三日前くらいの話。
俺もあげようかなとか、せっかくだから自分で作ってみるかなとか、でも相手の好みとかアレルギーとか分かんないから迂闊なことできないやってことで、今日は本人とチョコを選びにいく約束した。もちろんそんなことまでは言ってないけど。 今日はバレンタイン前日。
まこと待ち合わせしたテラスで、一人でタピオカジュースを買って飲みながら待つ。 予定より30分くらい早くついちゃった。 最近は体への負担考えてなるべく出歩くときは荷物少なめにしてるから今日も財布とケータイだけでほぼ手ぶら。前はこういうときは持ち歩いてる本とか読んでたけど、今はそれもない。 どう時間を潰そうか考えてたらテラス席の俺の向かいの椅子が引かれてそこに一人の男の人が座った。 「………」 その人は俺に向かって愛想よく笑いかけた。…なにこれ、逃げるべき?  「はじめまして、雪村絢くん。僕は佐伯岬といいます」 にっこり笑ったその人はなんの不思議もない発言みたいに滑らかにそう言った。…佐伯…岬?!?って、海外で亡くなったって… 「……」 俺はキョトンとした顔でタピオカ飲む、だけでまだ何も返さない。本人確認できないし、いざとなったら他人のフリで逃げられるラインを保っとく。 その人はにこにこしながら「あ、それいいね。流行ってるのにまだ飲んだことないな、僕もそれにしよう」なんて呑気に俺と同じタピオカジュース頼んでる。 タピオカが来るまでその人は俺の返事を待たずに一つの小さい綺麗な箱を差し出した。 「チョコレート。光に渡してくれるかな」 …この人が春輝さんとグルでヤバいやつだって可能性とか…名廊の関係者だとか…他にも色々ありすぎて、疑うときりがない、…でも、 キラキラした大きな瞳、優しげな人懐っこい笑顔、どこかいたずらっ子みたいな幼げな空気… …似てはいる、ただ年齢差的に若すぎるなとは思うけど、光さんもそうだからもしかしたらそういう血筋なのかな… 俺が最後まで黙ってじっと見てるだけでも、その人は機嫌よさそうににこにこしたまま「捨てるも渡すも君次第で」って箱だけ置いてタピオカジュース受け取ってそのまま席を立ってどっか行っちゃった。 慎重に箱を開けてみたら危険物とかじゃなくて一応普通にチョコが入ってた。ひとまず箱をコートのポケットに突っ込んで持ち帰ることにする。帰ったら二人に見せて報告はしよう。
時間通りに来たまこと早速チョコを選びに店内を回る。 まこの格好はいつも通り。服には詳しくないけど俺とちょっとだけ系統とか色味が似てる気がする。 俺が着ててもあんまかっこいい感じになんなくて香澄にも「爽やか」とかって言われたような。まこはちょっと尖っててかっこいい感じにきまってる。 バレンタインとか、興味なかったけどそういう行事は彼女いた頃はきっちり押さえてて、忘れてスルーとかはなかったな。イベント押さえとくのはああいう関係が円滑にいくためのポイント、て感じだった。…はぁ。 まこにも彼女いるんだった。まこの場合は行事とかイベント��ともきっとちゃんと気持ちが伴ってるんだろうな。 「まこは彼女にもう買ったり作ったりしたの?」 ショーケースの中に宝石みたいに飾られたチョコを眺めながら隣のまこに振る。美味しそう… 「考えてない。男はもらう側じゃね?」 一瞬フリーズしてから瞬時に怒涛の思考が過った。頭を振って元に戻す。 「そういうもん…?俺あげるの変かな…」 もしかして俺が買ったのあげても…引かれる…?とか…? 「別にいんじゃね?こういうのは気持ちだろ」 気持ち…   気持ちか。 光さんが三人一緒に遊びながら楽しく食べられるような形のチョコにしたのも、あの人の場合はそういう気持ちが込められてたかも。俺のことはスルーしてパートナーの真澄さん一人にだけ渡したって別におかしくはないし。光さんがバレンタインの趣旨をまだよく知らなかったって説もなくはない。 「それにバレンタインが女性ターゲットの商戦みたいになってんの日本くらいらしいじゃん」 まこがさっきからいつもの凪いだ目で静かにチョコを流し見てるから隣からまくし立てる。 「え。バレンタインに売ってるチョコどれも綺麗だしかわいいし美味しいのとか凝ったの多くて美味いよ? たくさん売ってるからいっぱい買って毎日違うやつ食えるよ?」 両手パタパタさせて言ったらまこが笑った 「それは絢の自分用だろ」
ちょっと場所移動してお高めのチョコのスペースを見ながら聞きたかったことを訊く。…無遠慮に傷つけないための、以前にしてた武装と逆の装甲を言葉にさせるみたいな。 「気持ちってことなら、まこは香澄にあげるのも手なんじゃん?」 チョコを物色しながら横目でチラッとまこの様子伺ったらなんか顔逸らしてってる。まずかったかな。 「いや俺はいいわ。…あーいや」 なんか言葉に迷ってる…?首筋引っ掻きながら少し言い淀んでる。 「あいつにクリスマスもらったから…誕生日のプレゼントてことで何か選ぼうかな。綾の誕生日今月なんだよ」 香澄の誕生日。…真澄さんのデータで頭に入っちゃってて知ってた。真澄さんから聞いたってことにしてメッセージだけ当日に送ったけど、俺もなんか買おうかな。こういうこと一つ一つに、俺に来年があるのか怪しいのかもしんないし。 「そういう誕生日とかに掛けてたら香澄に気持ち伝わんなくない?」 まこは香澄のことまだ好きだと俺は思ってるけど、勝手にそう感じてるだけで違うのかもしれないから、デリカシーのないこと言わないように…少し濁してしか言えないな。 「なんだそりゃ…告れってことなら俺はしないぞ」 コートに突っ込んでた手を出してまこのほうに少し向き直る 「綾は友達だから。そう思ってるから彼女つくったし。俺はあいつを好きっていっても結構ぼんやりしてたってか、付き合いたいと思ったことは無かったから」 ーーーどういう… ? まこは…香澄のことがまだ好きだけど彼女作った…? 彼女…は…? 「…  そう思ったから…  てのはさ…  えと…  まこは… 今の彼女のこと  好きで付き合ってるんだよね …? 」 珍しく動揺したのがちょっと態度に出た …指先冷たい ぎゅっと手を握りこむ  「…。あー…」 まこは言葉濁しながら少し視線落として続けた 「絢達が…お互いにそんだけ好きなのを好きって言うなら俺のは全然違うんだろうけどな」 俺と…香澄のことか。お互いに好き…まこの彼女への気持ちと比されてる…色々訂正入れたほうが良さそうな気もするけど…黙ってまこの話を最後まで聞く。 「まぁ好きだよ。付き合うくらいには…、てか、俺は関係とかって作り上げてくもんだと思ってるから…最初ある程度好意があるならあとは付き合ってるうちにさ、こう…その関係が大事になってくみたいなさ」 …俺とは順序が違うのか。…いや …生まれた時から一緒に居るしかなかった相手への恋情なんてそれこそ…  いや、今はいいや。こんなこと昔に何千回も考えたし。今更考えてもな。 まこの言葉と様子に意識を集中させる。 「…あんま感情的に相手を想ったりってできたこと無いかもしれん。お前ら見てるとそう思う、淡白なんかなーとか。自分が」 ?お前ら… って俺と香澄か…。 「だからまぁ好きは好きなんだけど…これからってとこ?」 まこの言ってることを自分なりに整理しながら言葉になおす。 「名前のついたものが先にきて、そっから関係構築するみたいなのは、まこのと同じじゃないかもしんないけど、俺んちがそんなかも? 他人同士で急に会って親子関係なったりしたけど、一緒にその枠の中で過ごすうちに色々知ってったりして、大事な人が増えた、かも」 そういうことで、合ってるかな。自信はないけど。昔は恋愛した者同士が付き合って結婚とか家族になるとかってほうが少数で、なかなか成立しないものだからこそ純愛小説とかが流行ったのかもだし、てか昔は個人より家の存続だもんな。家主体の婚姻も当事者がまこみたいな感覚なら人間関係もちゃんと育まれてったりするってことなのかも。 …淡白か… 「感情的すぎると視野が狭まる。淡白とか…そういうのを、俺も持ちたいなって思ったりするよ。俺の好きだった人、そういうことで死んじゃったから」 感情ばっかり。そうじゃなきゃやってらんなかった、情緒だけが頼りだったのもあるけど、好きな気持ちが現実的な困難や苦痛から俺を遠ざけてた。俺の体は結果こうだし、あの人はああだしで。 「たぶん同じことになるのが怖いから、俺は今の好きな人相手にもわりと冷めてるかんじなんじゃないかな」 相手への自分の盲目的な部分を自覚しようとしたり、気持ちに溺れないように 愛し合うだけで人間の命は守れない、あの時は香澄の命に対してだったけど、そこに俺も追加しないとこの言葉は嘘になっちゃうしな 「え?」 俺が半端なこと喋っちゃったからまこの語尾が疑問形になっちゃった 「…そうか」 返事しにくいこと言ったのにまこは相槌うちながら考えつつ話題を繋いでくれた 「まぁ家族って先に肩書きが来る関係の代表格だよな」 俺もそのワードに乗る。 「そういえばまこは家族とか親戚でチョコやりとりとかもしないの? 俺前は妹にあげてたし、今年は母さんにもあげるよ、父さんにもあげる、あっ 香澄にもあげようかな」 全部嘘じゃない本当のことだけど、付け足した最後のが本題。ここにもしかして俺ら齟齬がない? 「え?」 チョコ選ぶのに視線をあちこちに散らばらせながらまこの反応を見る。 「家族は…まぁ一緒に住んでた頃はもらってたしホワイトデーもやってたけど…え、あのさ…お前…んん?」 当たってるかな、どうかな。俺は首をかくんて傾げて次の言葉を待つ。 「俺てっきり今日お前が選んでるのって綾にあげるんだと思ってたんだけど」 うーん、やっぱそうか。ピタッと歩みを止めて隣のショーケースの中のチョコを見る。ちょうど今日のまこの服の色合いに似てて、丸い惑星みたいな星みたいな綺麗な模様のチョコがあった。「本命チョコこれにしよ~」 店員さんにケースから出してプレゼント包装してもらいながら、コートの袖で口元押さえてまこににまっと笑いかける。 「フッフッフ 実は俺、前の家脱出する前くらいから好きな人いるんだよね、香澄じゃないよ!誰でしょー?!ヒント、まこも知ってるひとだよ!」 香澄じゃないってとこが意外だったのかまこはちょっと考えてたけど、秒で回答。 「直人さん」 一瞬思わず俺のほうが目を丸くした。 …な、直にぃか。なるほど…?以前の俺の行動とか発言的にはその線もありか。今の俺と直にぃってそういえばまあまあ距離近いな、容赦なくじゃれてるからな… 包装してもらったチョコを受け取ってから視界の先にあるタピオカの看板を指す。 「まこには教えてもいいよ、その前にタピろう~」 タピオカ飲むのをタピるっていうらしい、最近知ったから一度言ってみたかったワード。 だったけど、そういえばまこはタピオカに若干ゾワッとするんだった。俺がタピオカ飲んでる間にまこはトロピカルジュース飲んでた。
A:タピるって一度言ってみたかったんだよね。ふつーに家ん中にいたらあんま使わない語彙だしさー。 M:そうかもな。 A:前の家では空気感的に漫画とかアニメとかゲームとか色々ダメなもの多くて、それで文学ばっか読んでたとこあったけど、最近俺漫画にハマってるよ。 てか母さんが本屋で漫画見つけて、二人で読んでたら一緒にハマってさ。母さんは、現段階の表現形式から言語表現とcaricatureどっちが先発後発ともつきにくい完成された融合体とか、鳥羽僧正?の鳥獣人物戯画が始まりかなとか、なんか色々言ってたな、そういうこと抜きにしても好きみたいだけど。 M:そういう会話が家族でできるってのはいいな A:そういう会話。どの部分~? M:ハマッてることとかさ。ダチに親子で下ネタ話すとかいう奴も居たけど、気兼ね無い話ができるってことだろそれも A:そうかも。うちみんなノリがいいのかな。パリピ家族ってこととも違うんだけど。俺がくだらないことでも何かにマジになってたら二人とも���りとガチめの反応とか意見くれる…かも。 前の家と違いすぎてよく分かってなかったけど、漫画読んでてちょっと気づいたとこあるな、たぶん母さんも。あの人俺より…箱入り娘?てやつだったみたいで、日常系の漫画を現代のハイコンテクストの帯を知るのに最適って言ってた。それは分かる気がする。 M:へー。面白いな 俺いま研究内容が教育学とかなんだけど、そこの分野が言語学��った奴が書物を読む意味にそういうの挙げてたぞ。ハイコンテクストを汲むことで内容理解に至る、書物を読むなら字面だけ追っていても意味が無いってさ マンガは絵がついてるけどあれって何が描いてあるかを具体的に伝達する文字の補佐だから象形として見ることもできるのか。文字のみの書物よりも現実に可視化された物事を参照しやすいかもな。…まぁそのダチは文学が好きでマンガの具体性に寄った表現に偏るのは問題だってブツブツ言ってたけど…マンガを研究してる美術科の知り合いも居たしな… A:そうそう、文字の補佐だから象形、つまり文字情報媒体における漢字が漫画の絵で、漢字にふられる読み仮名とかルビがふきだし部分に相当するとか母さんは言ってたかな…?確かに具体性に寄るから想像の余地は範囲によっては狭まるんだけど、そもそものコンテクストをどこからも知り得ない人間にとってあれほどいい情報の詰まりまくったものもないっていうか。だから今の俺と母さんにタイミング的にも需要がマッチしたのかな。翻訳するときになんか違ってきそうな気がして面白い。 そういえば俺は翻訳家になろうかなって思ってるんだけどさ、まこは教育学の研究して、それを将来的にどう活かしたいとかはもう考えてるの? M:え俺?…あー…まぁ野望みたいなんはあるけど…とりあえず研究続けるか現場に出るかで迷ってるとこ。てか翻訳家すごいな。次海外行くことあったら通訳頼むわ A:野望… え。通訳はいいけどさ、俺が喋れんのフランス語と英語とドイツ語くらいしかないよ、あんま役立たなそう~… M:(笑)まぁ行けたらな。夏休みの留学、定員があるし。お前が歩けるうちだったら依頼する。読み書きはできなくもないんだが話すのがね A:読み書きだけでもメールのやりとりとかチャットとかで結構広く通じる気はするけど、信頼得たりって段階にくると対面がいいのかな…。 行きたい。これまでやってたのって文字から文字への変換作業ばっかだからそれだと感覚偏りがちになるしさ、音声情報のみの俺の通訳が現地でどこまで通じるのか試してみたいかも。 俺の体はなんともいえないけど、時期が近づいて可能性上がってきたら一応行く国と地域の一覧、決まってるなら話す相手の人種とか場合によってはフェイスブックとかも相手が公開してる範囲の情報教えてほしいかも。宗教観とかデリケート��点は踏まえときたいし。相手がオープンにしてる範囲でだけど。 …国外にもタピオカあるかな? M:応募しよかなって思ってんのはオーストラリアかニュージーランド…だからそこまで宗教色は濃くない。タピオカは知らんけど食事は旨いらしい。英語の小論文提出して通ったら行ける。…依頼するなんて言ったけどマジで来てくれんならお前も応募書類出さなきゃいけないわごめん。 提出期限まだあるからすぐ決めなくていいよ。マジで体調とか色々都合もあるだろうし… A:小論文と応募書類? 俺そういうの得意。オーストラリアとニュージーランドか、つまり牛とか羊肉だな。地域によっちゃプレサレだ、やったー。 …体調とかはどうともいえないからこそ、俺は動けるうちにいろんなことしときたいな。ただ健康な人よりは迷惑かける可能性は高いだろうから、特に海外だとふつうに病院かかるだけで大変だって聞いたし。そこは俺の意思がどうこうってより、いざって時に多分いろいろ面倒ごと被っちゃうまこに判断は任せるよ、俺もついてっていいかどうか。 M:…応募のとき健康診断の結果とかも出すから問題があればわかる 今度ウチ来た時に書類一式渡すわ。…ふ、まさかお前と行くかもとか
俺がタピオカ飲み終わる頃にまこはそう言いながらちょっと笑ってた。 あんましょっちゅう笑うほうじゃないと思うけど、俺といて少しでもなんか楽しかったらいいな。
帰り道、近くの駅で俺とまこは方向が違うから別れる。 けっこう歩き回ったから体疲れてるし、明日はバレンタイン当日だし、今夜俺がまこんちに泊まるのはさすがになしかなと思って。 じゃあまた、ってなった時に、立ち止まってまこのほうにきちんと向き直ったら、何かあるのを察したのかまこも俺のほうに少し向き直る。 さっき買ったチョコレートを袋から出して手に持ってじっと眺める。 それをまこの背中の大きめのパーカーの中にストンと突っ込んで、まこの目を見て言った「あげる、本命チョコ。今日はそのために来たから」
「まこのことが好きだよ。友情とか兄弟みたいなとか、そういうんじゃなくて。俺はまこに恋してる」
からかってるとかふざけてるふうに取られないだけの真剣な目を数秒まっすぐ向けて、優しく笑った。 そのまま、じゃあまたねってだけ言って、俺のほうが先に背を向けて反対方向のホームに歩き出す。一人で電車に乗って家まで帰った。 食べてくれるかはわかんないし、俺ふられるのかもしんないけど、生まれて初めて渡せた、好きな人に。
張磨寿峯視点 続き
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531-315860-blog · 2 years ago
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宝物
この夏はまたきっと来るけど
あの夏はずっと輝いてて
その夏を超えれなくて
どの夏も君はいなくて
ポカリスエットを額に当てて
屈折する光 君を照らす
白い制服 青く染まった空
流れる汗 誰よりも自由な姿
日陰を二人で歩く 暑いねって目を細める
俺も君も緊張してて ありきたりな会話
なんで今もそんなこと覚えてるんだろうな
駅の改札 また明日って 消える君の背中
この夏はまたきっと来るけど
あの夏はずっと輝いてて
その夏を超えれなくて
どの夏も君はいなくて
名古屋港水族館 沢山のクラゲ
先生みたいな魚だって 笑って
イオンモールで見たアラジン
二人で観る映画 心地よくって
観覧車 眺める水平線
楽しかったねって 寂しく笑う
またこようね きっと行けるよって
伏線みたいに張った 赤い糸
冬 冷たくなった 風
左は空いて 日差しが差す
手は冷えて ポッケの中
楽しかった 思い出を探す 青
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groyanderson · 2 years ago
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【文豪バトル】じゃれ本バトル後編~パチンコじゃないよ!世界の海物語編~
♡経緯とかルールはこれとこれをよんでね♡ ♡前編はこちら♡
第二回戦のテーマは「海にまつわる話」。 文豪バトル第一回の時に話していた通り、それぞれの所有童話は以下の通りです。
🧿 🧚‍♂️ピーターパン🧚‍♂️ 🐕 🐢浦島太郎🐢 🍡 🧜‍♀人魚姫🧜‍♀
-------------------------------------------------- 🥊後半戦 Round1 🧜‍♀人魚姫🧜‍♀ -------------------------------------------------- 🐕🐢 とある国の近く、深い海の底に、人魚たちが住む城がありました。人魚の王さまと、その娘たちの城です。 6人の娘の末っ子、人魚姫は今日。15歳の誕生日を迎えたのでした。 人間の世界を見る事ができるのです。
🧿🧚‍♂️ 地上に出ると、虫のように小さく翼の生えた女の子と出会いました。 地上人はなんて小さいのかしら、と驚いていると、今度は自分と同じくらいの体格の少年にも出会いました。 その子は翼がないのに浮いています。
🍡🧜‍♀ 「すごい!まるで海の中を泳いでるみたい!」 人魚姫は楽しそうな声をあげる。その様子に少年は人魚姫を見てにこりと微笑む。 「ここは初めてかい?」 「ええ。私ずっと海の底に居たから」 少年は姫の手を取る。
🐕🐢 「海の底……?」 「そう、連れていってあげる」 人魚姫は少年の手をぎゅっと掴むと、海の中に引きずり込んだ! 「な!うわ、息が」 「できるでしょう?私と一緒にいる間は。さあ、私のおうちにいきましょう」
🧿🧚‍♂️ 海の中は冒険でいっぱいだった。妖精のように可愛いクリオネ人魚と遊んだり、恐ろしいワニと戦ったり。 そして何十年もの時が経ったが、人魚姫も男の子もずっと子供のままだった。
🍡🧜‍♀ ある日男の子はその事実に気付く。 その瞬間、楽しい時間は終わりを迎えた。 「あーあ、気付いちゃったんですね」 背後を見るとそこにはナイフを手にした人魚姫が。 「今回のループは上手く行くと思ったのにな」
🐕🐢 「くそっ!」 人魚姫のナイフを間一髪躱した少年は、あたりの棚や箱、とにかく距離を取ろうと手当たり次第に投げつける。 「意味ないってそんなの……え!?」 偶然投げた箱が開き、中から出た煙が人魚姫を包んだ
🧿🧚‍♂️ 「キャー!」 次の瞬間、人魚姫は老婆になってしまった。その箱は妖精の魔法で老いを封じ込めていたネバーランドの秘宝だった。 少年はナイフを奪い、足場のロープを切って彼女をワニの群れに突き落とした。
🍡🧜‍♀ かつて人魚姫だった老婆は手を伸ばす。 だがその手は虚空を掴むだけだった (これでいい) 老婆の体は光り輝き、少女に変わる 愛する人が幸せならそれでいい 綺麗な心を取り戻した少女は泡となり消えたのだった --------------------------------------------------
🧿「突然のループものどうしたwwwww」 🍡「え、良くない?めっちゃ良くない!?www」 🐕「急にループが始まってんの俺めっちゃ焦ったわ」 🧿「もう対立関係がわけわかんないから人魚ワニに食わせちゃったwwwww」
-------------------------------------------------- 🥊後半戦 Round2 🧚‍♂️ピーターパン🧚‍♂️ -------------------------------------------------- 🍡🧜‍♀ ピーターパンは空を舞う。 「今日も街は平和だ」 時計塔の真ん中で、街を眺め、緑色の服を着た少年は目を細める。 「だけど…」 そう言って少年はポケットを漁った。するとその中には小さなフックが入っていた。
🐕🐢 フックは、昔助けたカメとの思い出の品だった。 ピーターパンはフックにかかっていたカメを助け、命を救ったことがあったのだ。 カメは言った。 「そのフックを目印に御礼に行きます。持っていてください」
🧿🧚‍♂️ それからピーターはずっと、フックを大切に持っていた。 ところで最近、海賊の船長がワニに手を噛まれ、義手代わりにフックを手に付け始めたらしい。 ピーターはカメが勘違いしないか少し心配になった。
🍡🧜‍♀ 「待って!」 心配になったピーターはカメを追いかけた。 だがカメはその名にそぐわない脱兎の如く速さで空を駆け抜けていく。 「…っはあ」 ピーターは息を切らしてその場に止まる。刹那、手のフックが光る。
🐕🐢 フックが眩い光を撒き散らすと、あたりの風景が一瞬にして変わった。 タイやヒラメの舞い踊り、絵にも描けない美しさ! ピーターは思った。これは楽園(ネバーランド)?いや…… そして目の前に現れたのは、
🧿🧚‍♂️ きれいな小箱だった。 「これは開けた人が大人になれる魔法の箱だ!」 小箱に前足をかけようとしたカメを、ピーターが遮った。 「いやだ!大人になんかならないで!」 だけどカメは愛する人のため、一皮剥けた。
🍡🧜‍♀ 「ぁっあああ!」 「カメ!」 ピーターはカメへと手を伸ばす。するとカメはそんなピーターの手を取り、彼をベッドへと押し倒した。 「…僕を大人にした責任、取ってよね」 カメはそう言ってピーターに跨る。
🐕🐢 「でもごめんね、僕は永遠の『オコサマ』なのさ」 ピーターはカメとぐるりと体勢を逆転し、カメを甲羅を下に返した状態になった。 「ピーター……っ!」 ベッドの上でカメはヒレをじたばたさせる事しかできない。
🧿🧚‍♂️ ピーターはカメに覆いかぶさった。そして… 「そして、君達が生まれたのさ」 あれから数十年後。二人の愛の結晶達に、幼い頃の大冒険を語るカメ。 今度は彼らがネバーランドに行く番、なのかもしれませんね。 --------------------------------------------------
🐕「オメガバースBLかよwwwwなのかもしれませんね、じゃねえよwwwww」 🧿「すいません。BL文豪の本領が見たくてぶっこんだのはおいらです」 🍡「ていうか途中で攻守逆転してて笑ったwww相当マニアックだよこれwwwww」
-------------------------------------------------- 🥊後半戦 Round3 🐢浦島太郎🐢 -------------------------------------------------- 🧿🧚‍♂️ 昔むかし、浦島太郎という青年が海岸を歩いていました。 すると子供達がウミガメをいじめているではありませんか。 浦島は子供達を叱りつけ、亀を助けてあげました。 すると亀が急に人の言葉で喋りだしたのです。
🍡🧜‍♀ 「助けてくれてありがとうございます」 可憐で涼やかな、耳心地の良い声。その声音にドキリと浦島の胸が高鳴る。 ��れと同時に、ウミガメが煙に包まれ、その中から愛らしい女の子が現れた。 浦島は一目惚れした。
🐕🐢 「君がアカウミガメでもアオウミガメでも、オサガメだって構わない!僕と、共に生きてくれないか……!」 「まぁ!」 まんざらでもないウミガメは、まず実家にご挨拶へと、浦島太郎を竜宮城へ連れていったのだ。
🧿🧚‍♂️ 竜宮城は文字通り、竜と妖精が住む幻想的な異世界「ネバーランド」にあった。 カメは浦島を背中に乗せて空を飛ぶ。 浦島はこの幸せがずっと続けばいいのにと願うと、不思議な事に彼は歳を取らなくなった。
🍡🧜‍♀ これでずっとずっと、カメと一緒に居られる。 浦島は亀の背でそう思う。温度を感じないはずの甲羅がとても温かく感じた。 「浦島さん」 「僕、歳を取らなくなったんだ。これでずっと君と居られるね」 浦島は笑う
🐕🐢 「違うよ」 亀は言った。 「浦島さんは歳を取らなくなったんじゃない。千年の寿命を手に入れただけだ。人間にとっては永遠にも思える時間かもしれないけど……僕たち亀の寿命は知ってる?」 「万年……」
🧿🧚‍♂️ 友達としてずっと一緒にいられると思っていたカメよりも、自分は早く逝ってしまう。そう悟った浦島はちょっと大人になった。 「ありがとうカメ、とっても楽しかった。僕は人間界に戻って子供達を教育するよ」
🍡🧜‍♀ 「うん。そうして欲しい」 その瞬間、カメの足が泡に変わっている事に気付く。 「カメ、どうして!?」 「気付いちゃったんだ。叶わぬものに」 泡へと変わる中、笑顔でカメは話を続ける。 「君の幸せが僕の…」
🐕🐢 カメは最後まで言葉を続けることはできなかった。 最後は頭まで泡となり消え、最後に残ったのは、何ともつかない水の跡だけだった。 カメは蓬莱へ飛び立ったのだろう。きっと幸せに暮らしたのだ。永遠に…… --------------------------------------------------
🍡「僕たち亀の寿命は知ってる?」 🐕「万年……(デデドン)」 🍡「wwwwww」 🧿「ちょっと上手い雑学入れんなwwwwwww」 🍡「これもこれで亀とのカプになってるねww」 🧿「今回はBLじゃないけどねwww」
~後半戦戦終了~
🧿🐕🍡「お疲れ様でしたー!」パチパチパチ
🧿「じゃれ本自分達でやるとめっちゃ面白いな!」 🐕「リアル文豪もやってて一時期togetterで話題になってたよね」 🍡「ネット版ならリモートでもできるからまたやろうか」 🧿「ありがとう…これでやっと拠文大さんの紹介が書けるよ…」 🍡「twitter上げるからまとめたら連絡くれ」
🐕「それじゃ今回はこのへんで、」 🧿🐕🍡「めでたしめでたし~バイバーイ!」
つづく? (拠文大さんつぎ参加しませんか)
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fukurabi9 · 2 years ago
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1125 人生の証
我々が地上で生きられる時間は、大きな宇宙の営みから見た場合、まばたきの瞬間なのかも知れません。 例えまばたきの一瞬でも、地上に生を受け、鼓動が動き出した以上、この鼓動が動いている間、止まる前に、自分自身が生きていた、という証、足跡を残したい。 人々がひしめく大都会、巨大化した組織の中、これが自分の足跡だと言えるものは、なかなか見つけられません。 ひかるの場合、少年の頃見た夢に、人生の殆んどを費いやし、追い求め続けた、魔法の箱、テレビ少年物語、ブログそのもの自体が、ひかるの細やかな人生の証ではないかと、考えています。 たかがブログ、だけど、宝だブログ。 たった一人でもいい、人生灯台の一コマになれば・・・ 長年待ち望まれた、沖縄最南端八重山地区への民放、2局ながらも開通、ひかるの両親が眠る墓にも、電波が届きました。 ひかるの夢は実現したのである。 島を訪れると、わざわざ船でビデオテープを借りに行かなくても済むようになった、と若者たちは大喜び。 テレビを見ていると、おばあちゃんが不機嫌になり、血を流し争うテレビは嫌いだ、といきなり電源を切ってしまう。 演技で、本当にはやっていないと、説明しても分ってもらえません。 NHKしか写らない時代はそうでもなかった、東京へ帰ったら、そんなテレビは作るな、と言われ、穏やかに生活して来た島のお年寄り達の心を乱してしまったのではないかと、考えさせられました。 ま���、北半球の日本から南十字星が見えるはずがない、と思われる事でしょうが、この地区では、5月の末から6月の初め頃、見事な十字星が見えます。 南の島、夕闇せまる浜風と、水平線にひときわ輝くこの神秘的な星に出会う時、何とも言えない安らぎを感じます。 ただこの時期は梅雨時で、特に南の空は積乱雲が多く、この星に出会えれば、心身共に癒される事でしょう。 南の孤島、夜の砂浜で大の字になり、空を眺めると迫る天の川、宇宙が手に取るようです。 今起きているようだが、流れ星、もしかして、半年前の事象では? そして迫る壮大な宇宙、地球の鼓動を背にすると、今、己は地球を背負っているんだ、と思いを馳せる事でしょう。 いや、地球は俺が背負って行くんだ、背負っていかなければ、とスケールの大きな人物になれるはずです。 皆さんもそうだが、中学生くらいのお子さんをお持ちの父なら、是非、地球を背負う体験させるべきです。 (東京の浜で大の字になってもいいが、宇宙を目前に感じられない、南島をお勧めします) ひかるは周りからタイニン(大人)タイニンと呼ばれたが、子供の頃、地球を背負っていたこと知らなかった事でしょう。 常に国内外、世界を視野にメディアはどうあるべきか、考えていたのである。
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nirvash2992 · 5 years ago
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zauri8836long · 3 years ago
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Pupil
「ふ、くくっ……ははっ」 「さっきから何なん」  背を丸めながら声をあげて笑うバルバトスをかれこれ数分は見ている気がする。  数分はさすがに言い過ぎだがこの金髪の美男子は先ほどから笑い止んだと思えばまた吹き出すという行動を続けているのだ。 「ふふっいや、悪い。なんか、ツボに入って…くっ、ふふ」  楽しそうなのはいいことだ。  買い出しに出るソロモンにかち合い、手伝いを申し出て承諾されたところまではよかった。  助かるよカスピエルの一言で舞い上がる自分のチョロさは我ながら不安になることもあるが相手がソロモンなのだから仕方がない。  けれど出かける準備に時間をとったのが悪かった。どこかに出ていたらしいブネがアジトに帰還し、話があると言ってソロモンを連れて行ってしまったのだ。  買い出しだけなら頼まれようか?と提案したのは自分だが、まさか��れがバルバトスと一緒になるとは思いもしなかった。  一人じゃ使いもできないと思われた、というよりは単純に一人で運ぶには多い量の買い物が予定されていたからだというのはメモを見て理解した。  ソロモンがもともと誰かに声をかけるつもりだったのならそこに居合わせた自分の運が良かったのは確かだが、結局、王都から少し離れたポータルを出た瞬間から、ずっとバルバトスの笑い声を聞いている気がする。  今日の王都は快晴で、時間もまだ昼を過ぎたばかりだが行くべき店も一つではないしさっさと門を潜りたい。この笑い声はいつ止むのだろうか。 「俺の顔見て笑っとるわけやないよな?」  そういえば、この色男が笑い出したきっかけはポータルを出てすぐに自分と正面から目があった時だった気がする。確か買出しがソロモンとじゃなくて悪いねと謝られたのだ。そして謝ったその口でそのまま笑い出した。  自分が女なら唄いを仕事とする男の美しい声は耳に心地よいものだったのかもしれないが生憎と自分に同性の声を聴いて楽しむ趣味はない。 「ははっ…気付かれたか。ふふ、いやね君の瞳の色が」  適当に思いついただけの言葉を肯定されるとは思ってもいなかった。  確かに自分の目は左右で多少色が違う。橙と黄色の目。どちらも蛇のようで不気味だと言われたのはいつのことだっただろうか。  色違いの目は物珍しいものかもしれないが何も笑うことはないだろう。 「アジトには俺以外にもおるやん、そう珍しくないやろ」  そういえば少し前にアムドゥスキアスがこの目を自分とお揃いだと喜んでくれていたのを思い出す。  気がついたのは確かゼパルで、アジトでの朝食の席だった。宵っ張りの自分と普段は自宅に帰っているゼパルが朝食に揃った珍しい日で、いつもの席が決まっていない者が集まったテーブルでの出来事だ。  そのあとはどうやらお泊まり会をしていたらしい子供たちに囲まれて。そういえばあの日のソロモンたちはどこかの町に出ていて不在だった。この吟遊詩人もソロモンと一緒だったはずだ。  自分の目はアムドゥスキアスの赤と青緑色の美しいオッドアイと比べるようないいものではないが、その時の彼女たちはこの目を言葉を尽くして褒めてくれたので悪い気はしなかった。  自分もアムドゥスキアスに褒める言葉を返したが読書家の彼女の興奮気味の言葉には追いつかず舌を巻いたのだった。  アジトの連中とのやりとりは、女を口説くようにうまくはいかない。  バルバトスが一つ大きな息をついてようやく笑う声も止まったようだ。  結局俺の目の色がどうしたのだろう。 「ここのところ君の瞳のその不思議な色をどう喩えたものかと考えてたんだ」 「ハァ?」  この男はいきなり何を言い出すのか。  こちらを覗き込むように少しだけ傾げられた首と淡い笑みは、見慣れた女たちのものほど近くはないが、身長の分だけ慣れたものより高い位置にあって調子が狂う。 「ふふ、聞きたいかい?」  やっと背を伸ばして歩き出したバルバトスが流れるように口にする高価な宝石の名やら蜜の色、湖に写った夕日などの喩えが自分に向けられたものとは思えず、あぁでも黄金の酒というのは少しだけいい響きだ。 「と、まぁ色々言葉を選んでみていたわけだけど左右の色が違うだけだったとはね。気づいてしまったらおかしくてしょうがなくて」  昼の日差しの中だとよくわかるという言葉に感じたどういう意味だという気持ちはそのまま声に出た。 「うん?あぁそうか。君をみてたのはいつもバーの照明の下だったから」  昼間ほど明るくないし光源も揺れるだろう?褐色かと思ったら明るい黄色にも見えるし、変化の幅の広い不思議な色だなと思ってね。まぁ近くで見てればすぐに気づいたのかもしれないけど。  男はそう言いながらこちらへ顔を向けて今度はにっこりと微笑むのだ。 「……そうやって女口説くんやな」  勉強になるわという言葉は本心だ。自分の魅力を確信している人間は行動の一つひとつに自信が滲む。あるいはそれを感じる自分が卑屈なのだろうか。  自分を魅力的に見せるための技術とは違うそれは、本人の気質によるものだ。 「またまた、今更勉強することなんてないくせに」 「いや、気のある女にもそんなに褒められたことないで、吟遊詩人怖いわぁ」 「ま、本職だからね」  ふふん、とでも聞こえて来そうな顔はやはり自信に溢れたもので。この男に女性を口説いて楽しむ趣味があるのは女性たちからの文句の形で聞いたことがあるが、それはきっと自分が必死に覚えたものとは成り立ちからして違うものだろう。 「しかし、一緒に飲んだことあんまないやろ。そんなに俺のこと見とったん?」  視線を進行方向へ戻しながら思いつくままにそう返せば隣から明確に吹き出す声がした。 「笑うとことちゃうやろ」  もう一度、横を歩く曲がった背中を見る。 「い、まのは君が悪いでしょ。ははっ、それ本気で言ってる?」 「何やの」  口説くような真似を始めたのはこの男が先だし、さっきから何だと言うのだろう。  だって、と呟く男の顔はどう見ても笑いを噛み殺していて。 「一挙一動を観察ーー監視される覚え、あるだろ?」  ようやく発せられた言葉は楽しいものではなかった。  ソロモンの下についてから暫くの間、疑惑の目で見られていたことを知らなかったわけではない。知らなかったわけではないし当然のことであると思ってもいたが、急に気温が下がったかのように感じる身体はそんな自分の立場をすっかり忘れていたことを教えてくる。  悪党として生きてきた者が自分以外にもいるこの軍団は、王と呼ばれる少年の人の良さを差し引いても居心地のいいものだった。  それでも自分は、少年の命を脅かしたことのある自分はただの悪党である彼らと同じと言うわけにもいかないのだ。 「……せやな、今のは俺が悪かったわ」  さすがに足を止めるほどの話題ではない。相手にもそんなつもりはないだろう。  むしろ、やや早足になりながら王都への道を行く。 「まぁ、最近は俺もそんなこと考えて眺めてたわけじゃないけどね」  それこそ、このやり取りで信頼して問題ないことは確認できたようなものだなどと気楽に言ってくれる。  バルバトスがもう一度こちらを向くのを視界の隅に捉えるがその顔を正面から見るような気分ではなかった。 「…俺がとぼけとるだけかもしれんやろ」  隣から今日だけで幾度と聞いた笑い声。 「ソロモンが困るようなことはしないだろ?そんな心配はとっくにしてないよ。」  言葉は、でも君も知る通りうちの軍団にはソロモンを筆頭に人を信じやすい奴が多いからそういう警戒心は持っていてくれた方が助かると続いた。  心配していないとはいい気なものだ。ソロモンを裏切るつもりなどかけらもないが人の考えなど容易く変わるものだというのに。 「ガープが、君のこと褒めていたのは知ってるかい?」  使いは半分終わり、残すは大きな買い物だけだ。 「知らんな」  唐突に提供された話題は、仲間のことではあるが、こんな街中で話すのだから大した話ではないのだろう。 「へえ、仲間の交友関係には詳しそうなのに」 「それとこれとは話が別やろ…」  しかしあの男が誰かを褒めるなどよっぽどのことではないのか。  自分がアジトで仲間たちとよく話しているのはその方が都合がいいからで、ソロモンに出会う前からの習性のようなものだ。  自分が所属する集団の交友関係や軋轢などを把握しておくことは何かと便利がよくて。  最近は話しやすい連中も増えたし子ども達に話しかけられることも増えそこそこ楽しくやっているが根にあるのが他人を利用してやろうという精神なことに変わりはない。 「ま、彼の言葉はわかりにくいからねぇ。でも、君が仲間を嫌いじゃないなら、もっとみんなが君をどう思っているかに目を向けてみるのもいいかもしれないよ」  この色男は何の話をしようとしているのだ。 「それとも、ソロモン以外からの信頼には興味がないかい?」 「考えたこともなかったわ…」  ソロモンが自分を信頼してくれているのは知っている。多分それは彼が言葉にすることを惜しまないからだ。  言葉が全てというわけではないし、どちらかというと自分こそが言葉を都合よく使うことに抵抗のない質ではあるが彼の言葉は信じられる。  それは多分、行動と言葉で示される態度が同じものだからで。人を騙す時の常套手段と言ってしまえばそれまでだがソロモンはそういう奴ではないのだ。  それでは言葉にしない連中は?  この男や、もしかすると他のアジトの面々も自分のことを信頼しているのだろうか。自分が信用に足る人物だと誰かに思われているかどうかなんてあまり考えたことがない。惨めな気持ちになるだけだからだ。  自分がソロモンの役に立ちたいと思っているのは事実だしこのアジトに来てから自分の生活は確かに変わった。でも自分の行動の多くはソロモンに好かれたい一心で自分のためにやっていることだし、それ以外の誰かに好かれようなどと思ったことはない。 「ま、とりあえず今日は頼りにしてるよ。俺たち二人だ、うまくやって少しても費用を抑えられたら嬉しいね」 「いくら顔がいいからって無理に値切ったらあかんよ。今後も使う店なんやから」 「それもそうかな。お任せしよう」  アジトの連中が自分のことをどう思っているのか。  ソロモンと共に戦うということは二人で戦うという意味ではない。そこには当然、他の仲間もいるのだ。  同じ戦場に立つことの多い仲間に対するこいつがいれば大丈夫だという感覚はなんと名付けるのが正しいのだろう。 「あぁ、そういえば。」  荷物を抱えた帰り道、バルバトスが何かを思い出すように呟いた。 「ランプの下で見る君の瞳の色、ちょっとソロモンと似てるよね」 「はぁ!?」  思いもよらない言葉に大きな声が出る。両手に抱える荷物を取り落とさなかったのが奇跡だ。 「茶褐色、左目の方かな。似た色に見える時がある」  行きがけに久々に感じた身体が凍るような気持ちも、陽光のおかげか買い物の間にすっかりなりを潜めていた。思い出させたのはこの男だが、別にもう忘れてもいいと言われているような気がしていたところにこれだ。 「……とりあえず、あんたに嫌われてないのはよーぉわかったわ」 「それは何よりだ」  そう言ってにこりと笑う。  いや、全くこの男から学ぶべきことは多そうだ。
6章前カスピエルとバルバトスがおつかい途中でおしゃべりする話。 初出:2020年2月2日 管理D:12312003
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