#ぜんまい仕掛けの子守唄
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vsynthbday · 11 months ago
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happy anniversary to "Screws, Gears, and Pride" (ネジと歯車とプライド) by mothy / Akuno-P (悪ノP)! this song came out 15 years ago today.
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art by Renta | youtube reprint | august 10th, 2024.
[Image description: A screenshot from the official music video for "Screws, Gears, and Pride". It depicts two characters from the Clockwork Lullaby Series: BMD2-R and SN7F-R, looking at eachother. BMD2-R has a worried look on their face, while SN7F-R has a more relaxed look on their face. The background is green, with white stairs and a translucent cog in the background. Overlayed are black letters that read the japanese lyrics of the song. End image description.]
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mvvocaloidgifs · 11 months ago
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【公式】茶番カプリシオ / VOCALOID×8【ぜんまい仕掛けの子守唄6】
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mirrorteru · 2 years ago
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Midi Base : PsySoubi UST : DarkGio-P used that one vocal remover site on the Prism album version of this song for the instrumental
tbh this cover has been sitting around for a Long while with the Key of Word instrumental, but I like. Wasn't. Happy with how it sounded???
Then I remembered that one site existed, though... hey... what if.
And so I edited the VSQ to it and. Yes. I am happy with this.
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pricechecktranslations · 2 years ago
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ぜんまい仕掛けの子守唄 -Key of Word-
Clockwork Lullaby -Key of Word-
いつもの通りに詞を教えて
Teach me words as always
わたしはそれらを唄へと変えよう
And I will change them into a song
 .
妄想の中で何を手に入れた?
What did you obtain in a delusion?
たったひとつの真実の唄
Only one song of truth
 .
るりらるりら この歌声は
Lu li la lu li la, this singing voice
誰の元へと届くのかな?
To whose side will it reach?
詞という鍵を手にいれ
Obtaining a key called words
開く未知の扉
And opening the gates of the unknown
 .
欲しいと願って手に入れたおもちゃを
I carried in both hands the toy I had requested, and thus obtained
両手で抱えて窓から捨てたの
And threw it out the window
 .
満足することのない人間たちよ
Humans who are never satisfied
何を望み何を手に入れる?
What do you wish for, what will you achieve?
疲れたならば今はただ
If you’re worn out, now simply
眠りなさい
Sleep
 .
るりらるりら この子守唄
Lu li la lu li la, can this lullaby
あなたの心癒せるかな?
Heal your heart, I wonder?
欲望という罪を抱えて
Carrying a sin called desire
今は夢を見ている
And right now still dreaming
 .
時を示す12の唄
Twelve songs that denote time
バラバラのキーワード
Scattered keywords
パンドラの箱を覗いて
I peeked into Pandora's box
探し続けた存在証明
And continued to search for proof of my existence
箱庭の中の私は結局
In the end, I of the miniature garden
何者でもなかった
Wasn't anyone
.
るりらるりら この歌声は
Lu li la lu li la, this singing voice
ぜんまい仕掛けの子守唄
Is the clockwork lullaby
あなたが廻してくれないと
If you don’t turn me
止まってしまうの
I’ll come to a stop
 .
花のような思い出たちも
The flower-like memories
泥のようなトラウマさえも
And even the mud-like traumas
廻り続けて溶けていくの
They continue to turn and melt
すべてわたしの中で
All of it inside of me.
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solitude-klang · 1 year ago
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イベントライブ「こてんぱん」@長野 LIVE HOUSE J
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長野着いたら雨降ってたけどムシムシして暑かった 最近日本全国どこに行っても東京と気候と変わらない気がする…
いつもの長野の箱じゃない 赤羽‪αみたいな感じで商業施設の中に入ってた
ヤミテラ
一切の前知識がなく曲も知らない初見 なので行きの新幹線で聴きながら来ました
フロアのギャさんの腕にネオンブレスが光って綺麗 欲しくなる
5人編成 このバンドのこと何一つ知らないのにボーカルの人出てきた瞬間笑ってしまった
(お笑い系の匂いがする)
ドラムはパワーあって一曲目の音圧にちょっとびっくりした ボーカルも声量がある
ベースは指弾き メインは上ギかな 下ギの人が若き日の燿さんに見える呪いに掛かってしまった
公式がセトリを落としてないけどお客さんのポストで見掛けたので明日全曲聴いてみるよ
長野ーー!蕎麦屋しかねぇじゃねえか!!食べたけど!
やっぱりあの人ちょっとおもろい 歳を重ねたら太り出しそうな雰囲気も嫌いじゃないわ(褒めてる)
ずっと対バンしたかったんだよ
前対バンした時もさ ザアザアのライブ見て かっけー…!って なったよな?
なった(ベース) なった(下ギ)
あれからちょっと真似してたもんね?
(うんうん)あの煽りのわぁーー!っていう感じとか かっけーっつって
今も ismを^^
パクりまくっていこーぜー!
いっぱい喋ってたのでブログにできれば書いときます
一瞬ザアザアの夕焼けに空耳した曲はたぶん 夕闇 耳慣れた歌謡サウンドでいい曲だった
横モッシュの最��に敬礼が入れ込まれた前線敬礼歌も楽しかったけど
BLACK OUTがかなりかっこよかった ラストの一曲前に入れてて熱量MAXのこの位置がすごく良かったよね
メン地下みたいなぬるいバンドが増えてるとか言ってたけどwさすが泥臭さ強めで良かった
ザアザア
黒スーツのターン 春さんだけジャケット着てて
零夜さんはネクタイなし 最初から第3ボタンくらいまで開けてた
幕が(手動)開く前から聴こえるこのギターは 冷たい
!!
幕が開いてドラムが入ると躍動する一葵さんの姿が見えた
名曲だよなぁ この始まり方最高にザアザアらしかった そして2曲目で暴れ出すところもw
朗読は夢遊病 一葵さんが持ってるあの本なんか書いてあるんだね 今更だけど(笑)キャパ250の距離感と度を新調したコンタクトが良い仕事しました
本で胸を叩きながらの語りはこちらの胸を締め付けるな ギターが入るとちょっと久しぶりの独特な世界がフロアを封じ込める魔のギター
鐘の音が鳴り響く どしゃ降りの彼女 イントロのドラムが全力疾走で亞んちゃんマラソンランナーみたいんなってた
今日の箱ドラムを肚に感じますw
ヤミテラさーん
闇を照らしてる場合じゃないですよー
人生は闇しかないんだから
ヤミテラってそうゆう意味なの…?
一緒に死にませんかー?
一番楽しいこの今 一緒に死にませんかー?
って言うからのろいうたとかかと思えば酒でも飲んでさあ〜 … アル中だった
向かいの○○に行こうぜー!とか言ってるの聞こえたけど実際に向かいにある居酒屋とかだったのかなw
いい曲で盛り上がるのにやらなくなると全然やらない子守唄 お立ち台で体をくねらせながら眠れ… 囁く一葵さん気持ち悪かったな
~アンコール~
赤い拡声器を掲げて再び現れた一葵さん
僕は早く帰りたいんだけどドラムがやりたいっていうから一曲だけ付き合ってください
感電~左寄せ~
全員下手に寄せきって広々としたフロアに降り立った一葵さんはギャ男さんを見つけると熱い抱擁を交わす(多分ヤミテラの動員さん?w)
フロアを走り回ってる最中転倒したお客さんに気付いた一葵さんちゃんと助けに来ててあっさりトキめいた(笑)
感電終わってステージ見たら零夜さんのシャツが前全開になってて(見逃さない)数回ヘドバンしてから捌けてった
最後に亞んちゃん シャツから汗を滴らせてフラフラしながら やっぱぁあれだなぁ!年に2回は来ねぇとなぁ!
【Setlist】
冷たい
うざい
ぐちゃぐちゃ
カメレオン女
(朗読)
夢遊病
どしゃ降りの彼女
アル中
どす黒い
子守唄
ラストダンス
~en~
感電、けがのおそれがあります。
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熱量近くて良い対バン
久しぶりにザアザア以外のバンド見たけどかなり楽しかった
ヤミテラのボーカルさんもっと良い事言ってたから追記しようと思ったけどもう地元駅着くからダメだブログでノ゙
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kachoushi · 2 years ago
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各地句会報
花鳥誌 令和5年7月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年4月1日 零の会 坊城俊樹選 特選句
一葉の家へ霞の階を きみよ 春昼や質屋の硝子なないろに 小鳥 伊勢屋質店今生の花とほく 光子 菊坂に豆煎る音や花の昼 和子 一葉の質屋は鎖して春の闇 はるか 本郷の亀を鳴かせて露地住ひ 順子 おかめ蕎麦小声で頼み万愚節 いづみ 文士らの騒めきとすれ違ふ春 三郎 一葉を待つ一滴の春の水 光子 物干に如雨露干したり路地の春 和子
岡田順子選 特選句
一葉の家へ霞の階を きみよ 金魚坂狭め遅日の笊洗ふ 千種 菊坂の底ひの春の空小さし 光子 坂の名のみな懐かしき日永かな 要 赤貧の欠片も少し春の土 いづみ 本郷の間借りの部屋の猫の妻 同 質店の中より子規の春の咳 俊樹 止宿者の碑のみ残すや蝶の舞 眞理子 本郷の北窓開く古本屋 きみよ かぎろひの街をはみ出す観覧車 いづみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月1日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
花冷の背後より声掛けらるる 美穂 幾年も陽炎追ひて遊びけり 散太郎 濃きほどに影のやうなる菫かな 睦子 化粧水ほどの湿りや春の土 成子 画布を抱き春の時雨を戻りけり かおり 昼月は遠く遠くへ花満開 愛 シャボン玉の吹雪や少女手妻めく 勝利 麗かや砂金三つ四つ指の先 睦子 成り行きの人生かとも半仙戯 朝子 鞦韆の羽ばたかずまた留まらず 睦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月3日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
花吹雪卍色と云ふが今 雪 花冷に後姿の観世音 同 そぼ降りてひと夜の契り花の雨 笑 観世音御手にこぼるる花の寺 同 お精舎やこの世忘れて糸桜 啓子 逝きし友逢へないままに朦月 同 裏木戸を開ければそこに花吹雪 泰俊 御仏と咲き満つ花の句座に入る 希 愛子忌や墓にたむけの落椿 匠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月5日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
縋りつく女心や桃の花 世詩明 肌寒く母の手紙はひらがなぞ 同 啓蟄や鍬突き立てし小百姓 同 日野河原菜花の香る祭りかな ただし 菜の花や石田渡しの蘇る 同 雛祭ちらしずしそへ甘納豆 輝一 ぽつたりと落ちて音なき大椿 清女 花吹雪路面電車の停車駅 同 大拙館椿一輪のみの床 洋子 花の山遠く越前富士を抱く 同 吉野山日は傾きて夕桜 誠
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月6日 うづら三日の月 坊城俊樹選 特選句
花の下天をを仰げば独り占め さとみ 春陰やおのが心のうつろひも 都 春耕や眠りたる物掘り起す 同 左手の指輪のくびれ花の冷え 同 園児等のお唄そろはず山笑ふ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月8日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
膝をまだ崩せずにをり桜餅 秋尚 登り来て本丸跡や花は葉に 百合子 葉脈のかをり弾けて桜餅 同 桜餅祖母の遺せし会津塗り ゆう子 売り声も色つややかに桜餅 幸子 木洩日の濡れてゐるやう柿若葉 三無 春愁や集ふふる里母忌日 多美女 伍しゐても古草の彩くすみをり 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月10日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
心経をとなへ毛虫に火をはなつ 昭子 マンホール蓋の窪みに花の屑 昭子 栄螺売潮の香りを置いてゆく 三四郎 金の蕊光る夕月てふ椿 時江 禅寺の読経流るる花筏 ただし 若者の髭に勢や麦青む みす枝 龍が吐く長命水の春を汲む 三四郎 花吹雪受けんと子等の手足舞ふ みす枝 土器の瓢の町や陽炎へり ただし 海遠く茜空背に鳥帰る 三四郎 紅梅のことほぐやうに枝広げ 時江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月10日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
片棒を担いでをりぬ四月馬鹿 三無 薬草園とふ門古りて松の花 和魚 だんだんと声ふくらみて四月馬鹿 美貴 四月馬鹿言つて言はれて生きてをり 和魚 松の花表札今も夫の居て 三無 白状は昼過ぎからや四月馬鹿 のりこ 一の鳥居までの大路や松の花 秋尚 松の花昏き玄関応へなく 美貴
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月11日 萩花鳥会
京よりの生麸草餅薄茶席 祐 不帰の��リ御霊をおくる花筏 健雄 ただ一本ミドリヨシノの世界あり 恒雄 堂々と桜見下ろす二層門 俊文 猫に愚痴聞かせて淋し春の宵 ゆかり 杵つきの草餅が好きばあちやん子 美惠子
………………………………………………………………
令和5年4月13日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
便り待つポストをリラの房覆ふ 栄子 畑打つや鍬を担ひし西明り 宇太郎 軒下の汚れし朝や燕来る 都 桜蕊降る藩廟の染まるまで 美智子 桜蕊降るももいろの雨が降る 悦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
何氣なく来て何気なく咲く花に 雪 神��座す杜の新樹に聞く鳥語 かづを 老の踏むひとりの音や落椿 ただし 野辺送り喪服の背に花の蕊 嘉和 夜ざくらのぼんぼり明り水あかり 賢一 喝采の微風を受けて花は葉に 真喜栄 生きる恋はぜる恋ととや猫の妻 世詩明 葉ざくらに隠されてゐる忠魂碑 同 眩しさを残して花は葉となれり かづを
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月16日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
極大と極小としやぼん玉宙へ 要 穴出でし蟻の列追ふ園児どち 経彦 頰􄼺をつく石仏の春愁 貴薫 酸模を噛む少年の今は無く 要 稲毛山廣福密寺百千鳥 同 瑠璃色を散らし胡蝶の羽ばたきぬ 久 春陰の如意輪仏へ女坂 慶月 棕櫚の花年尾の句碑に問ひかくる 幸風 朴の花仏顔して天にあり 三無
栗林圭魚選 特選句
蝌蚪の群突くひとさし指の影 千種 峠道囀り交はす声響き ます江 美術館三角屋根に藤懸かる 久子 こんもりと句碑へ映るも若葉かな 慶月 微かなる香りや雨後の八重桜 貴薫 朝の日に濃淡重ね若楓 秋尚 落ちてなほ紅色失せぬ藪椿 経彦
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月19日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
通勤のバスから見ゆる日々の花 あけみ 花馬酔木白き房揺れ兄の家 令子 亡き鳥をチューリップ添へ送りけり 光子 偲ぶ日の重く出たるや春の月 令子 あの頃の記憶辿って桜散る 美加
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月19日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
矢車の音きしみ合ふ幟竿 世詩明 風よりも大きく揺れて糸柳 啓子 花万朶この世忘れて花の下 同 あたたかやお守りはねるランドセル 同 甘き香の女ごころや桜餅 千加江 春場所や贔屓の力士背に砂 令子 落椿掃きゐてふつと愛子���と 清女 春の虹待ちて河口に愛子の忌 笑子 散りそめし花の余韻も愛子の忌 同 城の濠指呼の先には花の渦 和子 花筏哲学の道清めたる 隆司 故郷の深き眠りや花の雨 泰俊 山道の明るさを増す百千鳥 同 ほころびて色つぽくなり紫木蓮 数幸 花桃に出迎へられて左内像 同 瞬きは空の青さよ犬ふぐり 雪
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月21日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
忠直郷ゆかりの鬱金桜とぞ 雪 椿てふ呪縛の解けて落つ椿 同 春愁や言葉一つを呑み込んで 同 御襁褓取り駈け出す嬰や麦は穂に みす枝 鶯の機嫌良き日や鍬高く 同 ただならぬ人の世よそに蝌蚪の国 一涓 あの角を曲つてみたき春の宵 日登美 春の果次も女に生れたし 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月21日 さきたま花鳥句会(四月二十一日)
清冽な水は山葵を磨き上げ 月惑 連写して柳絮の舞ふを収めけり 八草 天守閉ぢ黙す鯱鉾朧月 裕章 行き先は行きつく所柳絮飛ぶ 紀花 南無大師遍照金剛春の風 孝江 揚浜に春の虹立つ製塩所 とし江 柳絮飛ぶ二匹の亀の不動なり ふじ穂 筍堀り父編むいじこ背負ひ来て 康子 花吹雪ひと固まりの風の道 恵美子 満天星の花揺らしつつ風過ぎる 彩香 夢叶へ入学の地へ夜行バス 静子 啓蟄やピンポンパンの歌聞こゆ 良江
………………………………………………………………
令和5年4月23日 月例会 坊城俊樹選 特選句
真榊はあをばの中に立つてをり いづみ 水の上の空のその上鳥の恋 順子 掌の中の春の蚊深き息を吐き 炳子 耳朶を掠めて蝶のうすみどり 緋路 仕上りの緻密なる蒲公英の絮 秋尚 手放して風船空へ落ちてゆく 緋路 春の闇より声掛けて写真館 順子 零戦機日永の昼の星狙ふ ゆう子
岡田順子選 特選句
玉砂利の音来て黒揚羽乱舞 和子 耳朶を掠めて蝶のうすみどり 緋路 仕上りの緻密なる蒲公英の絮 秋尚 風光る誰にも座られぬベンチ 緋路 緋鯉とて水陽炎の中に棲み 俊樹 手放して風船空へ落ちてゆく 緋路 蜂唸る神の園生に丸き井戸 炳子 佐保姫は夜に舞ひしか能舞台 俊樹
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年4月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
つかまへし子亀に問へり亀鳴くか 美穂 亀鳴くや拷問石にある哀史 ちぐさ 亀鳴ける賓頭盧尊者撫でをれば 美穂 板の戸に志功の天女花朧 喜和 連子窓に卯の花腐し閉ぢ込めて かおり 大人へのふらここ一つ山の上 光子 ふらここや無心はたまた思ひつめ 同 ふらここや関門海峡見下ろして 同 さくら貝ひとつ拾ひて漕ぎ出しぬ かおり 午後一時直射にぬめる蜥蜴の背 勝利 花冷の全身かたき乳鋲かな 睦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月4日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
落城の如く散りたる落椿 世詩明 三人の卒業生以て閉校す 同 双葉より学びし学舎卒業す 同 氏神の木椅子はぬくし梅の花 ただし 鳥帰る戦士の墓は北向きに 同 草引く手こんなですよと節くれて 清女 雛あられ生きとし生くる色やとも 洋子 官女雛一人は薄く口開けて やす香 露天湯肩へ風花ちらちらと 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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the-witch-of-merrigod · 5 years ago
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ぜんまい仕掛けの子守唄(デモバージョン) | Clockwork Lullaby (demo version) August 10, 2010 “This singing voice is the clockwork lullaby.”
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merryane-the-red-cat · 5 years ago
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茶番カプリシオ Capriccio Farce Clockwork lullaby 6
– Serviteurs – 空の被告席 ガラクタばかりの傍聴席 Vides sont les sièges de la défense et ceux de l’audience ne présentent que des ordures. さあ始めよう 裁判という茶番を Allons commençons, ce procès au nom de Farce.
– Poupée Directrice – 「神の命により探し求める 「Ayant reçu, selon les dires, le devoir de les rechercher (réceptacles) 器も残るはあと一つだけ Seulement il vous reste un réceptacle à trouver. その在りかをもしも知るのならば Si vous savez où il pourrait bien se trouver それを証言なさい『時の魔導師』よ」 Je vous prie de vous exprimez 『Sorcière du Temps』」
– Sorcière du Temps – 「時を超え姿を変え主を変え 「Traversant le temps, en changeant de forme et de maître, それはすでに舞台に登場している Il organise à présent son entrer en scène. されど今の在処は我も知らず Mais même maintenant j’ignore où il pourrait être おそらくはあの娘の手の中に」 Mais j’ai bien peur qu’il se tient dans les mains de cette fille.」
– Serviteurs – 「探せ 探せ アイツを探せ 「Cherchez, cherchez, recherchez-la. 右か左かあるいは下か À droite à gauche et même possiblement en bas 全てのカギを握ってる『冥界の主』を探せ」 Celle qui détient tous les clés  Cherchez la 『Maîtresse des Enfers』 」
– Engrenage – 「いつまでこの茶番を続けるのか 「Allez vous continuez cette Farce durant longtemps ? その先には何もない」 Au final il n’y aura rien du tout.」
– Maîtresse du Cimetière – 「罠に落ちたアダムの魂よ 「Âme d’Adam tombée dans le piège お前の成せる事などもう何もない」 Il ne reste plus rien pour vous à accomplir.」
– Serviteur Polo – 揺らぐ天秤 乱れた脚本(シナリオ) Balance instable d’un scénario désordonné. 罪に汚れた器達 Réceptacles souillés du Péché – Servante Arte – 各々の歌を勝手に奏でる Entonnant chacun à leur guise leur chant formant 不協和音の狂想曲(カプリシオ) Un Capriccio discordant.
– Sorcière du Temps – 物語は既に神と悪魔の 手を離れて独り歩き L’Histoire n’est plus entre les mains ni des Dieux ou des Démons et marche seule ; 彼らがもしもこの地にいたなら – Maîtresse du Cimetière – Et s’ils étaient ici parmi nous こう言って嘆くだろう Ils se lamenteraient sûrement.
– Engrenage – ——本当に恐ろしいのは –––––  Ce qui était véritablement terrifiant – Poupée Directrice – 人間の欲望だった—— était le désir des Êtres Humains. –––  
– Poupée Directrice – 「少し情報を整理しましょう 「Mettons un peu d’ordre dans nos informations. 悪魔の血を引く卑し男よ Vous vil homme descendant d’un démon, 許可してあげるので語りなさい Je vous donne la permission de raconter お前がこの森に来た時の事を」 Pourquoi vous êtes venu dans cette forêt. 」
– Jardinier – 「我の身に宿る忌まわしき呪い 「Mon corps étant corrompue par une immonde malédiction, それを解く為に必要となる Il me fallait donc afin de la briser 先祖由来の剣を求めて De retrouver l’épée de mon ancêtre qui en est à l’origine 一人でこの森にやってきた」 Ainsi je suis venu seul en cette forêt. 」
– Serviteurs – (殺せ 食らえ 無理なら 捕まえろ (Tuez-le Mangez-le et si c’est impossible alors capturez-le 森に入った不届き者を) C’est personne insolent ayant osé s’aventurer dans la forêt.) (裁け裁け とにかく裁け (Jugeons-le Jugeons-le De toute façon il sera statufiez. 開廷!判決!死刑!) Procès ! Sentence ! Peine Capital !)
– Jardinier – 「捕らえられ覚悟を決めた時に 「Au moment où je m’étais résigné à finir capturer, 気まぐれ少女が手を差し伸べた��� Une jeune fille capricieuse me tendit la main.」
– Attentiste – 「ちょうど雑用係が欲しかったの」 「 J’avais justement besoin d’un laquais pour faire les corvées.」
– Jardinier – 「そして我は『庭師』になった」 「Je suis alors devenu le 『Jardinier』 」
– Jardinier et Sorcière du Temps – 『時の魔導師』『呪われた庭師』 『Sorcière du temps』 et 『Jardinier Maudit』 目覚めぬ器の代用品 Substituts des réceptacles ensommeillés. 各々の野望胸に秘める Chacun dissimulant dans leur cœur leurs ambitions 不穏分子の侵入者(インベーダー) D’envahisseurs aux éléments perturbateurs.
– Attentiste et Jardinier – 『人形館長』『墓場の主』『歯車』 『Poupée Directrice』 『Maîtresse du Cimetière』 『Engrenage』 『待つ者』『冥界の主』 『Attentiste』 『Maîtresse des Enfers』 全ての終わりが訪れた時 Lorsque tout prendra fin 笑っているのは誰なのか? Qui sera la personne qui pourra en rire ?
– Irregular – るりらるりらるりるりら Lu Li La Lu Li La Lu Li Lu Li La 響くイレギュラーの鼓動 Résonne le  battement de cœur d’Irregular.
– Maîtresse du Cimetière – 友情 トラウマ 正義 幻覚 Amitié Traumatisme Justice Illusion – Engrenage – 希望 破滅 夢 欲 愛 死 Espoir Destruction Rêve Désir Amour Mort – Poupée Directrice – 全てを溶かして廻り続ける Tout cela continuera de fondre – Attentiste – ぜんまい仕掛けの子守唄 Pour former la Berceuse Mécanique. – Irregular – 孤独な男がその死の間際 Un homme seul, juste avant sa mort – Jardinier – 作りあげた映画館 A fit construire un Théâtre. – Sorcière du Temps – 彼が望んでいたユートピアは L’Utopie qu’il souhaitait tant – Maîtresse des Enfers – 完成するのだろうか? S’accomplira-elle, nous nous le demandons ?
– Tous – さあ見届けよう 人生という茶番を Venez assister à cette Farce qu’on nomme la vie.
Lien fandom:
https://les-chroniques-devillious.fandom.com/fr/wiki/Capriccio_Farce#Traduction%20fran%C3%A7aise‘
Lien chaîne de Mothy:
https://www.youtube.com/channel/UCSmHk3xH3nkWqF0nm9z2-2Q
Lien vidéo youtube:
https://www.youtube.com/watch?v=7sAxOg4r4IE
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2ttf · 13 years ago
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ogamibanrirevale · 2 years ago
Text
Banri Chapter 3 japanese text (no english translation sorry)
i don't know japanese and did this all by hand so there are probably some mistakes
feel free to leave a comment if you see something i should fix
do with it as you will, i don't care, feel free to copy it to wherever you want or use it however, no credit to me necessary, just know this is copyrighted to the manga and will probably be taken down eventually by the copyright holders...
if you don't know japanese i recommend using deepl.com to translate it (keep in mind 万/万理 = ban/banri and 千 = yuki and deepl tends to translate Ban's name as man or 10,000 and translates yuki's name as Sen or 1,000 and also refers to yuki with feminine pronouns)
Banri chapter 3
cover page
page 1
Box texts top panel: 学園祭のステージをきっかけに アイドルとして活動を始めたRe:valeは ますます評判をあげた 大神万理高校3年生
bottom panel
box text: 冬
banri: 卒業したら上京する
page 2
yuki : え。。。。。。 sfx:ハア。。。
banri: あっちに拠点があった方が活動しやすにだろ 終電逃したら泊まってけばいいし
yuki: でも。。。。。
banri (off screen): 来年になったらおまえも来い すぐに本学的な活動ができるように下準備しておくから
yuki: 遠くに行ったら 今みたいに すぐに会えない
(handwritten text pointing to yuki): 友達は万理だけ
page 3
banri: たったの1年だろ 絶対にデビューできるようにするから
narration text : それは自分自身にも言い聞かせた誓いだった 千を歌で食える
それができるのは俺だけだ
誰に習ったわけでもないけど 企画立案やスケジューリング 広報の仕事をこなすのは面白行くて好き��った
節約をするのも 投資をするのも 運まかせじゃない 計算と狙いで当てる
恩には厚く だけど用心深く
人脈を広げていくのも楽しみだった
最近ではRe:valeの 運営に夢中になって 曲作りを手伝って ほしい千に文句を 言われるくらいだ
page 4
でも 将来的には それでもいいな
千が一人で歌って自分がサポートする
その方が早く千を自由にしてやれる
少しでも早く千を思い切り音楽で遊ばせてやりたかった
破天荒で無愛想な人間は愛されないけれど 破天荒で無愛想なミュージシャンは愛されるものだ
random girls: 私願掛けするって 決めたんだ! 資格取るまで禁酒する!! yuki: 願掛けって何?
banri: 願い事を叶えるために自分の行動を制限することだよ お酒を絶ったりずっと同じものを身につけたり髪をの伸ばしたり
yuki: 髪を伸ばすのは制限じゃなくない?
page 5
banri?: 切れないの嫌じゃない? 新年だし何か願掛けしてみる?
yuki?: 僕の望みは僕が叶える おまじないなんかいらない
banri (thinking handwritten text) : らしいなあ
yuki: もしも願掛けするなら 一人じゃ叶わない願い事かな
banri? : まあな
banri?: 神様に助けてって言うんだから そう言うことだろうな
banri thinking: Re:valeが成功しますように千が トラブルを起こして傷つきませんように 俺に彼女ができますように そして今度は浮気されませんように
page 6
banri looking at yuki sfx: ちら
page 7
banri thinking: 俺と千がずっとRe:valeらしくいい歌を唄っていられますように
page 8
banri: 千 何かお願いした?
yuki: 万があんまり僕に怒り ませんように
banri?: 怒らせるようなことしなきゃいいだろ
banri: あ!お餅売ってる食べよう 千は何にする?
yuki: 僕はずんだ餅
banri: 俺はきなこ!
narration: すべては順調のように思えた 順調に進むために俺も千も努力を惜しまなかった
描いた夢を空想で終わらせないように 必死に手を伸ばして走り続けていた
俺は千が大切だ 繊細で激しい音楽がないと 生きていけない天才
なのにどこで間違えてしまったんだろう
俺は見落としていた
page 9
俺に守られて生きてきた千は音楽なしでは生きていけない千ではなく
いつの間にか俺がいないと生きて いけない千になってしまっていた
page 10
people: バン!
バン!
早く!早く救急車を呼べ!!
みんな静かにしなよ!! ちょっと!! 落ち着いて!!
どうしよ。。。ねえどうしよ。。。。。
バン起きて!!バン。。。。!!
やばいよ血が。。。。。どんどん出てくる
早く救急車呼んでよお!!
page 11
banri?: まさか突然照明が 落ちてくるなんて は。。。。
yuki: 万。。。。!
万。。。。!
ruri: 百。。。。!
page 12
banri: 大丈夫。。。。 大丈夫だ
page 13
yuki:どうして僕が入れないんだ!? お前らよりも僕の方が万と���緒にいた!
banri dad?: 病室からでていけ! おまえみたいな奴とつるんでいたから万理は大学も行かずにこんな目にあったんだ!
yuki: 照明が落ちたのはただの事故だ!僕のせいでも万のせいでもない!!
banri dad?: 天罰だ!
yuki: 神は信じるのに万のことは信じないのか!
banri mom: 萬里くん。。。。!
page 14
あなた。。。。!
banri dad: 万理。。。。
yuki: 万!
banri dad: こっ こら!
page 15
banri: 相変わらず不用意な奴
page 16
people: ゾンビ映画とかに出るだろ 頭に斧刺さったまま動き回る奴 あんな感じに ここに刺さってたよ
生きてて良かったよなあ。。。。
失明しなくて済んで良かった。。。。。ファンの子みんな心配してるよ 早く元気になってね
おまえが意識ない間千がおまえの親と何度も揉めてたぞ 後で謝らせたほうがいいぜ
顔に傷が残るってマジか。。。。。? アイドル続けられるのか。。。。?
okarin:岡崎事務所の岡崎凛人です 申し訳ありません
このたびのデビューの話は白紙に戻したいと社長が。。。。。。。 力不足で申し訳ありません。。。。。
people: 千? やばかったよ飯も食わないし眠ってないみたいだったし
今は大丈夫じゃないか?ずっとあの人が面倒見てるから
誰ってほら音楽プロヂューサーとかいう。。。。 そうそう page 17
九条さん!
banri narration: 九条鷹匡
千を伝説のアイドル〜ゼロの後継者にしようとしていた不気味な男だ
有名なプロデューサーできればRe:valeが有名になる絶好のチャンスだ だけど俺も千も彼が好きになれなかった 彼はゼロの代わりに自分たちを支配しようとしていから
それなのに
page 18
yuki: 万
具合はどう?
banri: 。。。。なんで九条なんかと一緒にいるんだ
yuki: 地元まで帰ると病院に通いにくいから泊めてもらってる
banri: なんで。。。。
page 19
yuki: 万が意識ない時起きたら連絡くれって言ったんだ 病院の人とか万の家族に
でもみんなだめだって
だからずっと病院にいただけど夜は追い出されて。。。。。。
kujou: そんな生活をしていたら千が倒れてしまうからね
千を預かって僕に連絡をくれと交渉したんだよ
yuki?: 病院もおまえの家族も僕にはだめって言ったのに こいつにはいいって
kujou: 名刺の力だね
 banri thinking: なんでこんな奴に気を許してるんだ
尋ねなくてもわかる
page 20
千は俺以外に友達がいない
家族も放任主義で互いにい何をしているのか知らない 相方の僕が重傷をおって憔悴している時につけこまれたのだ
kujou: 千 あの話は?
yuki: それは。。。。万と二人でする 向こう行ってろ
kujou: わかったよ
page 21
banri: あの話ってなんだ千
言えよ千
yuki: 九条のところでデビューしよう 万の傷の整形手術代出すって
page 22
banri: 何言ってるんだ!?
yuki: 顔に傷があると困る。。。。。みたいなこと言ってたろ 僕たちを見放した岡崎事務所の奴が
九条は
九条さんは全部面倒見てくれるって
九条さん 嫌な奴だと思ってたけどそうでもなかった
万のこと心配してたよ 万の歌が聴きたいって
banri: そんなの出鱈目だ おまえを丸め込むための嘘だよ!
yuki: 嘘じゃない!みんな万の歌が好きだ
万が好きだよ
page 23
(no text)
page 24
万の顔に傷なんか
残させない
page 25
(no text)
page 26
yuki: 大丈夫だ
今までは万に迷惑をかけたけど これからは僕が万の面倒を見る
banri: 千
yuki: 僕に任せて
banri: 考え直せよ!九条は嫌だって言ってただろ!?
yuki: それぐらいなんだ! 僕を庇って万は怪我したんだぞ!
page 27
banri thoughts: いい歌が生まれるようにと願ったひたむきな眼差しのまま俺に
歌を売り渡す話を持ちかけるのか
yuki: 万が無事で良かった。。。。。
これでいいんだ
万に何かあったらどうせ歌えていない どこでデビューしたって同じだ
banri: 待ってくれ
千。。。。。。
page 28
yuki: 後のことは心配するな 僕が責任を取る 一生かけて
banri thoughts: 罪悪感と使命感に張り詰めた千の姿に胃が氷のよう冷えた
yuki?: おまえが人の言いなりで 歌えるわけ無いだろ?
banri thoughts: 目の前が真っ暗になる
yuki: 万のためなら出来るよ
page 29
banri thoughts: ずっと ずっと 千が自由に歌うことを願っていた 不器用でも率直に情熱的に 音楽を愛する彼の魂が好きだった
page 30
banri thoughts: その魂を守ろうとしていた自分が 魂を奪う存在になるなんて夢にも思わなかった
yuki: ずっと一緒に歌っていよう 万
page 31
banri thoughts: 何を売り渡そうとしてるかもわからないで いたいけに千は微笑んでいた
page 32
banri: どうして。。。。。
page 33
banri thoughts: どうしてこんなことになったんだ? 歌を支配されて千が生きていけるはずがない 曲が完成しないだけであれほど憔悴するんだ 音楽は千の魂そのものだ banri: 馬鹿野郎 banri thoughts: 違う 俺の罪だ 千を叱りながら心のどこかで思っていた ありのままの千でいい自分だけ理解してやればいい 自分が傍にいてやれればいい
page 34
banri: 。。。。。 。。。。。つ 。。。。。。。。! yuki: 万はそれやりたいのか? 万がやりたいならいいけど どうすればいい?万 banri thoughts: いつだって俺に頼りきって千は歌っていた そんな千が好きだった 寂しがり屋で孤独な千は今 唯一の友人を人質に音楽を売り渡そうとしている 自分が千の足枷になるなんてまっぴらだ そんなことのために歌っていたんじゃない
page 35
banri thoughts: いつだって千が千らしく歌うために隣にいたんだ たとえ千隣にいられなくなったとしても この願いが変わることはない 空が落下して 海が割れて 世界から音が消えても
page 36
banri thoughts: 永遠に
page 37
banri letter to yuki handwritten : 千らしく、Re:vale 歌える場所を(cant read kanji)
page 38
banri thoughts: あの部屋に全て置いてきた 千への手紙とRe:valeで活動していた資金 三か月後には部屋の契約も切れて業者が荷物を処分に来るように手配もした 俺がいなくなれば九条の洗脳も解けるだろう 俺を失った千はあの不細工な顔より痛々しい顔で泣くかもしれない もう隣で慰めることは出来ないけれど いつでも千の幸せを祈ってる 千の強さを信じてる 見たこともない悲しみの底で千は未来を選んで そして歌を歌うはず 歌わずにはいられない魂を絶望と孤独の中で取り戻すはずだから
page 39
banri thoughts: 描いた未来は絵空事になってしまった なあ 一緒にいたかったよ 千 一番近くで千の歌を聞いていたかったよ
page 40
banri thoughts: それでも自分の選んだ道を 今は前に進んでいくよ
page 41
banri thoughts: きっと何度も思い出す 朝まで語り合った夜明けを 眩しい鈍色の空の下で見た満足そうな笑顔を 終電車で肩に寄りかかって眠る気配を 青い空の下に二人で踊ったステップを 二人で夢見た日々を
page 42
banri thoughts: わがままで偏屈で寂しがり屋だった 好き嫌いが多くて寝起きが悪くて 女癖も悪かった 誰よりも音楽を愛して 誰よりも自分を求めた友人を 鮮やかに思い出すだろう これからどうしようか まずは思い切り悲しい歌を歌おう そしてRe:valeの歌を 悲しみが癒えたら 幸福になる準備をしよう
page 43
banri thoughts: いつか 千が成功して 自分を見つけて しまった時
自分が不幸だったら きっと優しいあいつは 気にしてしまうから
出会った瞬間笑い合える支度をしておこう
すっきりしたいというなら すっきりさせてやろう
それは献身でも犠牲心でも 欺瞞でもなんでもない
あの眩しいステージから見渡し観客席の笑顔に 自然に顔がほころんだように
page 44
banri thoughts: ただ ただ 好きなんだ
0 notes
mvvocaloidgifs · 11 months ago
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【公式】茶番カプリシオ / VOCALOID×8【ぜんまい仕掛けの子守唄6】
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team-ginga · 2 years ago
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映画『殺し屋1』
 すごいものを見ました。三池崇史監督の映画『殺し屋1』(2001)のことです。
 ある意味伝説の映画で、ずっと見たかったのですが、近所のビデオ屋にはなく、DMM. comにもなく、Amazon PrimeにもWowowにもなく、今まで見る機会がありませんでした。
 そんなものがAbema Tvの無料放送で配信されていたとは!
 ワタクシ、三池崇史監督をちょっとバカにしていました。えーっと何を見たかな。『着信あり』(2004)は見たぞ。『悪の教典』(2012)と『藁の楯』(2013)と『土竜の唄』三部作(2014、2016、2022)も見ました。『ヤッターマン』(2009)はテレビで放映していたのをちらっと見ました。
 いずれも決して悪くはない映画です。でも、では記憶に残る名作かというとそうではない……という感じでした。
 でも、『殺し屋1』は違います。
 私は全く予備知識なく見ました。「殺し屋1」が殺し屋の名前だということも知らず、『殺し屋2』、『殺し屋3』……と続いていくのだとばかり思っていました。
 でもそれがよかったと思います。
 最初はバラバラだった物語が一つにまとまり「そういうことか」とわかった瞬間の快感はなにものにも代え難いものがあります。
 出演も豪華です。浅野忠信、大森南朋、松尾スズキ……なによりすごいと思ったのは主要キャストで、あの塚本晋也とあのSABUが出ていること(「あの」でわかる人はわかると思いますが、二人とも素晴らしい映画監督です)。今や飛ぶ鳥をおとす勢い(なのか?)の渋川清彦も主要キャストで出演(当時の芸名はKEE)。
 國村隼、寺島進、有薗芳記、木下ほうかがワキを務めています。
 暴力シーン、残酷シーンが過激で、子どもは絶対ダメ、大人でもそういう方面に耐性のない人は絶対にダメですが、「え? そこまでやるの?」という驚きや爽快感(?)、キャスト・スタッフがとにかくやりたいことを全部やっているという疾走感(?)が素敵で、私は大笑いしながら見ていました(あれを見て大笑いできる感性を問題視する向きもあるでしょうが、あそこまで振り切るともう笑うしかありません)。
 「え? そうくるの?」、「そんなアホな!」とツッコミを入れながら見るべき映画です。
[ここからネタバレに入りますが、この映画はネタバレなしで見るべき映画です。未見の方はご注意を!]
 終わってしまえばストーリーは単純です。
 まず浅野忠信を若頭とするヤクザの組があります。一方、その組を壊滅させようとするグループがいます。グループのかしら塚本晋也は、「殺し屋1」を使ってまず組長を、ついで組員たちを惨殺、最後に浅野忠信の命を狙うーーというのがメインのストーリです。
���でも、最初はそれがわかりません。そこがいいと言うべきですね。
 しかも細部(というかストーリーの肉付け)が異常です。
 例えば浅野忠信の「鉄砲玉」を務めるSABUーー彼は警察官だったのですが、拳銃を紛失してクビになり、妻に出て行かれてシングルファーザーをしています。ヤクザの組員たちと一緒にいるところに息子から電話がかかってきて、彼は「パパは今仕事中だから、大人しくしててね」と言います。
 変じゃないですか。でもそこがいい!
 浅野忠信が寺島進を拷問するシーンも変です。刺青でいっぱいの寺島の背中の皮にフックを引っ掛けて全身を宙吊りにするというのはまだわかります。そこに煮えたぎる油をかけてなんとか口を割らそうとするのもわかります。
 でも、天��らを揚げながらそれをしますか? いくらなんでも海老天を揚げながら拷問をするというのは見たことがありません。
 若頭の浅野忠信が組長を心から慕っているというのも、この種の映画ではよくある設定です。でも……浅野は極端なマゾヒストで、組長とは同性愛関係にあり、組長に折檻されるのが堪らなく好きだったというのは、ひっくり返ります。
 浅野はだから「殺し屋1」がやって来て自分を殺してくれるのが楽しみで仕方ありません。
 なによりすごいのが「殺し屋1」の正体です。「お前だったんかーい」とツッコミたくなる場面でした。
[「殺し屋1」の正体は知らない方がこの映画を楽しめます。未見の方はご注意を]
 大森南朋演じる「殺し屋1」は気弱で泣き虫の元いじめられっ子です。彼は高校生のとき、自分をいじめから守ろうとしてくれた立花という女子高生がいじめっ子たちに強姦されるのをただ黙って見ていたことがトラウマになっています(しかも彼はそのとき激しい欲望を感じて勃起していました)。
 「殺し屋1」が木下ほうか演じるDV男をメソメソ泣きながら殺すシーンは前半屈指の名場面ーー「殺し屋1」は足の踵につけた鋭利な刃物で相手を切り裂いて殺すのですが、木下ほうかは縦一直線に切られ、全身が二つに分かれていきます。
 そ、そこまでするか! ここで笑っちゃいけませんか? でも私は大笑いしました。
 後半では「殺し屋1」はもう殺しは嫌だと言い出します。そこで驚愕の真実が明らかになります。立花なる女子高生が強姦されたというのは、塚本晋也が「殺し屋1」を自在に操るために彼の頭にインプットした偽りの記憶だったのです。
 「殺し屋1」がもう一度殺しをするように塚本は女を手配します。その女はまず「殺し屋1」を車で撥ねて話をするきっかけを作ります(なぜ話しかけるのにそんなことをしなければならないのかと思いますが、でもそこがいい!)。
 女は「殺し屋1」に「お久しぶり。私が立花よ」と言うのですが、この女は中国人か何かで、英語と中国語と日本語を混ぜて話します。
 「立花な訳ないだろ!」とツッコむポイントです(ちなみにこの女が英語や中国語で話す場面に字幕はつきません。塚本や大森とはそれで会話が成り立っているので、彼らの返答から女の言葉を理解するようになっています。不親切と言えば不親切ですが、でもそれがいい!)。
 ラストの怒涛の展開ーー「殺し屋1」と浅野忠信、SABUの最終対決ーーも同じです。塚本晋也はまず浅野の手下の大男を殺すのですが、その際服を脱いでパンツ一丁になります。塚本は小男でどう見ても強そうには見えないのですが、服を脱ぐと筋骨隆々の体が現れます。
 「なんじゃそれは!」とツッコむポイントです。
 さらに塚本晋也は「殺し屋1」にSABUこそが「殺し屋1」の生き別れの兄弟だと、これまた嘘の情報をインプットします。そのため最後の対決で「殺し屋1」は本命の浅野忠信のことをすっかり忘れてSABUと相対します。
 構ってもらえず「ちょ、ちょっと待ってよ。俺は?」とあたふたする浅野忠信の姿の愛らしいこと!
 いや、すごいものを見ました。ちょっと他に類を見ない映画です。
 万人受けするとは思いません。あれを楽しめるのはごく限られた人間だと思います。
 でも、そういう人間にとっては一生忘れることのできない素晴らしい映画です。
 自分はそういう特異な人間だという自覚のある方は是非ご覧ください。
 私はこれからAmazon Primeで同じ三池崇史監督が撮った『オーディション』(2000)を見ることにします。
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pricechecktranslations · 7 years ago
Text
ぜんまい仕掛けの子守唄 -Album-
Clockwork Lullaby album booklet content
Intro
.
From: TALOS
Date sent: Year 1001, August 10th,03:00
To: Kiril Clockworker
Subject: A final email
.
Hey, we haven't written in a while, huh?
Are you doing well?
.
The Third Period is all finished.
The world has been saved.
Though perhaps it wasn't in the form of the salvation you had hoped for.
.
You didn't complete all twelve music boxes in time, it seems…
But ah well, you needn't fret over that.
You've completed your goal for the time being, after all.
.
The spirits have already begun to migrate to the new world.
Though I hear there are still some remaining in the Third Period as they are yet.
If you have anyone you want to go see, I recommend you take care of that in good season.
.
The gate is open.
You should decide for yourself what you want to do after this.
You can stay in Angolmois as is, or you can deepen your friendship with your old cronies in the Third Period's ruins.
Or…I won't stop you from traveling to the Fourth Period.
I no longer have the right to.
.
You are free.
Though it's possible we will never meet again…Well, as there's no more need for you to keep making music boxes, you may do whatever you wish after this.
Be merry with your wife, hm?
.
Well then, farewell.
I wish you two the best wherever you go.
.
Songs
.
Clockwork Lullaby 01/Clockwork Lullaby -Key Of Word-
.
Origin
<Turns clockwise>
.
The first music box has commenced operation without a hitch.
After turning the windup key it plays a somewhat stiff tune
And at the same time fulfills the purpose of turning a gear of karma
To me the tune it plays is something I don't quite understand,
However I am sure that this is to be the start.
.
Alice's prophecy.
I must ascertain the truth of that.
.
For that is the mission for my atonement that was assigned to me.
.
Clockwork Lullaby 02/Girl of the Miniature Garden
.
Little sister
<Turns counter-clockwise--connected by 01>
.
I don't have much information.
I needed to start from what was within the scope of my reach.
.
The song of a doll in the distant future.
Making the music box for that was simple.
.
My reasons are clear.
It was because to me,
She was none other than the being closest to me.
.
Irina…
Like me,
You too ended up becoming a castaway of time.
.
The blue spoon…
From this song I was able to faintly sense Adam.
That could perhaps become one of the clues I have to go on.
.
Clockwork Lullaby 03/Re_birthday
.
Black box
<Turns counter-clockwise--connected by 01>
.
What has become essential to completion of the music box
Was contact with a god.
And I ended up succeeding in that much sooner than I expected.
.
TALOS…It seems that he had regarded me as dangerous because of the Leviantan Catastrophe.
But I was able to prepare several counter-measures to outwit that bat.
Because thanks to that catastrophe--
I was able to recover the memories of the "original".
.
In the end, TALOS gave up on trying to control me,
And instead offered his assistance.
.
With that I was able to incorporate a black box system into the music box.
.
And then…as for this song's contents.
I shall keep it a secret yet from TALOS.
.
Because, at any rate,
This boy hasn't even been born yet.
.
Clockwork Lullaby 04/ Heartbeat Clocktower
.
Gear
<Turns clockwise--connected by 02>
.
What sort of person is Adam?
I decided to investigate into the man who was said to be the son of Alice.
.
At the end of it, I knew that Adam was by Irina's side,
But at the same time that brought up a new question.
.
As far as I know, the two of them barely even knew each other.
So then why
Is Adam trying to help Irina?
.
…Right now,
I don't even have the parts to formulate a hypothesis yet.
.
I shall aim for the land of Angolmois.
Though it is a place where even knowing of its existence
Is beyond the paygrade of a normal person…
.
But if you're me, on the other hand.
.
Clockwork Lullaby 05 Chrono Story
.
Dragon
<Turns counter-clockwise--connected by 01>
.
For now, I decided to continue on in my work
From a different angle.
.
And then,
I finally discovered the appearance of the person I love most.
.
A witch conversing with the god of the forest.
That face, her hair, her arms and legs…
It was none other than Elluka.
That was unmistakable.
.
--I quietly shed tears alone.
.
She had undoubtedly died.
And she would never be resurrected.
.
…It was something else.
.
I desperately repressed
An overflowing wrath.
.
Because if I was taken over by it,
I would never finish the twelve music boxes.
.
Clockwork Lullaby 06/Capriccio Farce
.
Unusual Event
<Turns clockwise--connected by 04 through the Alice BB>
.
How many years have passed
Since that catastrophe?
I'd stopped keeping track of time
Long, long ago.
.
Upon arriving in the land of Angolmois,
I was able to proceed with the compactification of
The BB system, which was a long-pending problem, at once.
.
At the same time I was able to supply myself components to make a new music box.
.
…However, this one was error-prone.
.
Due to the insertion of the Alice BB,
The sixth music box has started to play a different tone
Than I had initially expected.
.
--At present there are no particular flaws that stand out in it.
.
But there's no guarantee anywhere
That this song is the truth.
.
Clockwork Lullaby 07/Seven Crimes and Punishments
.
Deadly Sin
<Turns clockwise--connected by 05>
.
I have finally become able to follow history in its sequential order.
.
The beings called demons
And the disorders of the world that the people they contracted with caused.
The answer to Alice's prophecy is surely at the end of all that--
.
I've had it verified that my theory is correct.
.
It's become clear that it will destroy the world
As I thought.
.
In other words…
That means the main cause of all this
Is me.
.
Because after all
I am the one who caused it
To descend to the Third Period
.
Clockwork Lullaby 08/The Song I Heard Somewhere
.
Red cat
<Turns clockwise--connected by 02>
.
I have found the one who will destroy everything.
Next I must find the one who will save it.
.
There are several candidates…
But the most prominent would of course be Irina.
I know well the power that she hides.
.
Maybe I could be able to communicate somehow
With the "original" who saved Irina from the brink of death.
.
…Someone is knocking on the door of my house.
.
But, there shouldn't be anyone outside of me who can reach Angolmois.
.
--Who the hell is that?
.
While holding my gun in hand,
I slowly opened the door--
.
Clockwork Lullaby 09/Swear an Oath on that Bridge
.
Salvation
<Turns clockwise--connected by 05>
.
…Ah, god.
This may be the first time that I have been grateful to TALOS from the heart.
Now I have become able to listen to the ninth song with a tranquil heart.
.
And--
While this may be a crazy thought--
I have come to think this way.
.
That while "it" is undoubtedly the destroyer…
If she were able to regain her heart as a "person"
.
Might she at the same time
Have been able to be a savior?
.
When I asked the opinion of she standing by my side, she gave me a small smile,
And nodded.
.
Clockwork Lullaby 10/Banica Concerto!!
.
Gluttony
<Turns counter-clockwise--connected by both 06 and 07>
<Connects further to the big gear through the Seth BB>
.
Finally I succeeded in getting one of the large gears to rotate.
But…frankly…
I'm a little stunned.
To think, that evil food eater would become a savior.
What sort of face will TALOS make when he learns that?
I'd like to see.
.
Naturally this is also thanks to the BB that my wife had been looking after from the "original"--
But it seems the BB's usage invites an unexpected state of affairs after all.
.
The rotation of the large gear
Ended up going opposite to what I'd assumed it would.
.
With this, it can't be called true salvation.
The new world will just end up becoming
A different take on the Third Period.
.
Clockwork Lullaby 11/The Karma of Evil Will Not End
.
Samsara
<Turns counter-clockwise--connects by 08>
<And to the big gear>
.
Adam had a realization.
On the truth that Irina was his mother.
Thanks to the "Re_Birthday" time wound back.
And so Irina will once more become Adam's…
And Eve's mother.
.
I can only hope.
That Irina will sever the karma of evil,
And bring about true salvation.
.
--Ah…
This isn't sufficient.
The gear's power is not enough.
With this the karma of evil will not end.
It'll just repeat the same things again.
.
And now, in that world…
There are no gods.
.
Everything will probably be reduced
To a farce.
.
Clockwork Lullaby 12/Song of the Third Period
.
Graduation
<Turns counter-clockwise--connects by 09 and 03 through the Sickle BB>
<And to the big gear>
.
The singing voices of the Third Period have even reached the land of Angolmois.
This unfinished twelfth music box has begun to move and turn the large gear on its own.
Right now I'm reclining in a chair in an exhausted state.
…There had never been any need to make such things as this.
Even without the music boxes people are able to play the songs.
That is what this means.
.
These people singing…"VOCALOID", huh?
Ah well.
As a musical accompaniment,
It may serve as some aid to them.
For that purpose,
I shall set about making the final music box.
.
Final…
Is that truly so?
I took out my pocket watch
And looked upon its surface.
.
…!
.
I see…So that's it!!
.
Outro
.
From: Kiril Clockworker
Date sent: Year 1001 August 10th 15:00
To: TALOS
Subject: RE: A final email
.
TALOS.
You are a liar.
.
Certainly, on the face of a clock there are only 12 numbers written.
But in time…
.
The total number of songs is not 12.
Is that not so?
.
I've decided to head out from Angolmois.
With my wife, of course.
 .
As for where I'm heading…I'll leave it to your imagination.
Perhaps I'll see you again once more there.
.
I don't have an exact goal in mind.
But…as long as songs exist there--
.
I will continue to make music boxes.
.
Well then, until we meet again.
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kkagneta2 · 6 years ago
Text
陽昇(草稿)
タイトルの読み方は「ひのぼり」です。つまりサンライズです。
「十号車、十号車、十号車、…………あ、ここだよ、お兄ちゃん、ここ、ここ!」
「わ、わかったから、引っ張らないでくれ! 荷物が。………」
「-------でも、どっちから入ったらいいんだろ。…………ま、どっちからでもいっかな。」
数字の小さい車両側からホームを登ってきた初希は、乗り込み口にたどり着くとようやく歩みを止め、手を引いている倖希の方に振り向いた。
「って、お兄ちゃん大丈夫? 一体誰に右手をやられちゃったの?」
見ると、キャリーケースやらトートバッグやらコンビニ袋やらを全て持たされているというのに、家を出てからずっと左手を妹に取られ無理やり歩かされてきた兄が、少し不満そうな顔をこちらに向けつつぷらぷらと右手を振っている。
「まったく、すこしは落ち着いてくれ。手がちぎれるだろ」
「ごめんごめん。ちょっと盛り上がっちゃって。------でも、こんな時間に大阪駅にくるなんてはじめてだからしょうがないよ。お兄ちゃんだって、実は盛り上がってるでしょ?」
「いや、まぁ、………たしかにそうだけど、さぁ。…………」
倖希は未だに不満そうな顔をしているが、確かに初希の言う通りである。彼はこんな風に日が変わった頃合いになるまで大阪駅に居たことは何回かあるものの、やはり日中には感じないその独特な雰囲気にどこか興奮を禁じ得ないのであった。だがこの日ばかりはそういう幻想的な理由だけから興奮を感じていた訳ではない。と、云うのも、実家へと一週間ほど帰省していた彼は、これから香川県高松市の高松駅を数時間前に発った寝台列車に乗り込み、東京へ向かい、そして下宿先へと戻るつもりなのであるが、その道すがらずっと妹であり恋人である初希が着いてきて、しかもその後ほんの二三日ではあるが愛する彼女と、家族というしがらみを取っ払って過ごそうと、そういう計画を立てているのである。本当は一人で新幹線を利用する帰省の予定だったのが、友達の勧めで寝台特急に乗ることに変わり、その上なぜか初希がどうしても、どうしても一緒に着いていきたいと言うから仕方なく、仕方なく、本当に仕方なくバイト代を切り崩して連れてきたのであるが、これほどまでに嬉しそうな妹の顔は久しぶりで、これからそんな彼女とほんの数日間とは言え二人きりで過ごせると思うと、気をつけなければつい笑みがこぼれてしまうほどに、悦びが心の奥底から湧き出てくるのであった。
「------寒くない?」
「全然っ。むしろさっきの待合室の中が暑かったから、今がちょうどいいくらい。------お兄ちゃんは?」
「俺はめちゃくちゃ寒いんだが、ちょっとその元気を分けてくれ。…………」
「えー。………お兄ちゃんまだ二十歳なのに。-----」
そうやって呆れつつも初希がキュッと手に力を込めてくる。倖希はこんな、照れ隠しのような妹の優しさが好きで好きでたまらなく、毎度のことながら頬を赤く火照らせてしまい、彼女に悟られまいと壁にある広告に目を向けたのであるが、ふいに視線を感じて下を向くと、初希が眼鏡の奥から得意げな眼でこちらを見てきていた。--------本当に大人びてきたものである。いつも今日みたいに我儘を通したり、いつも今みたいにグッとくる仕草をしてきて、顔立ちも美人というよりは可愛いさの方が強いのだけれども、少しおっとりとした目元や、流れ落ちる水のやうに癖のない髪の毛や、真紅が横にすうっと伸びた薄い唇やらには、並の少女では身につけられぬ気品があり、ただただひたすらに麗しい。しかもその上、暗い紫色の眼鏡をかけているせいで知的な、…………いや実際にとんでもなく頭が良いので「見える」なんて言うとひどい状態にされそうだがとにかく、股が疼くほどの知的な雰囲気を身に纏っている。昔は何かあればすぐ泣きべそをかいて、お兄ちゃん、お兄ちゃん、と手を伸ばし抱っこをせがんでくる幼い(いとけない)女の子だったのに、気がついた時にはすでに可愛らしい少女となり、そして今では立派な淑女へと成長しようとしているのであろうか。自分にはいつまで経ってもあの、負けず嫌いで泣き虫で兄にすら牙を剥く面影がちらつくけれども、初希ももう高校二年生、それもあと二ヶ月しないうちに三年生へ上がる年齢なのだから、いつまでもそんな幻影を彼女に重ね続けてはいくら妹とは言え失礼であろう。いい加減、彼女の成長を認め、そして、いつかは離れていってしまうことに覚悟を決めなくては。……………そんなことを考えていると倖希は途方もなく寂しくなってしまい、つい右手を彼女の頭にやるとそのまま優しく撫でていた。
「うん? なに?」
「いや、大きくなったなって」
「ふふん、そりゃそうよ。もうKよK。----っていうか、お兄ちゃんに揉まれてから大きくなるの止まんないんだけど。………」
初希が空いている方の手で豊かに育ちつつある自身の胸元を撫でながら困ったようにそう言うので、倖希はどこか勘違いされた気がするのであるが訂正するのも面倒だし、昨夜も精を搾り取ってきたその膨らみに一度目を奪われてしまっては考えも何処かへ吹き飛んでしまい、何をするのでもなくただ妹の頭を撫で続けていた。ふと気になって見渡してみると、駅のホームにはまばらとは言え意外にも電車を待っている人がちらほらおり、そういえば先程の待合室の中は一つ二つしか座席が空いてないほど一杯であったことを思い出すと、恐らく自分たちと同じように寝台列車に乗ろうとしている人が沢山居るのであろう。よく考えれば今日は三連休前の金曜日、…………いや、もう日は過ぎたから三連休初日の土曜日なのだから当たり前と言えば当たり前である。が、それにしてもこんな時間から電車に乗るのには一種の違和感というか、躊躇というか、何かロマンティックな物語の主人公の気分というか、何か黄泉の国へ連れて行かされるような気分というか、そういう不思議な気持ちを起こさせる何かがあるような気がする。なるほど確かに、友人の言ったとおりこの感覚は癖になりそうだ。---------
「あっ、お兄ちゃん、そろそろだよ、-------」
初希がそう声を出すと間もなく、ホームにいつも聞くチャイムが鳴り響き、周りの者たちがざわざわと賑わい始めた。家族連れはぴょんぴょん飛び跳ねる子供の世話に追われ、男女の組は変わらず話し合い、カメラを片手に持っていた者は皆線路脇で構えている。
「お、やっとか。いまさら遅いけど、忘れ物してないよな?」
と、倖希はそう妹に聞こうとしたのであるが、間が悪くちょうど「忘れ物」あたりで寝台列車が、ゴォッ………!、という音を立てて入ってくる。しかし初希にはちゃんと聞こえていたのか、
「もちろんもちろん。お兄ちゃんこそなにか忘れ物してない? この前充電器忘れたー! って言って大騒ぎしてたけど」
「あぁ、うん。たぶん大丈夫、………なはず。-----ま、いいや、乗ろう乗ろう」
かなり訝しんだ目で見られているうちに列車の扉が開いたので、倖希は一向に離してくれる気配のない力強い手を引いて、でもやっぱり、忘れ物をしているような気がして足が止まりそうになったが、言うと初希にどれだけいじられるか分からないので、空に浮かんでいるであろう綺麗な三日月を一瞬間眺めてから、黙って列車の中に入った。
  寝台列車というものは大方どの車両も一階部分と二階部分に分かれており、彼らが乗り込んだ車両では一階に二人部屋が、二階に豪華な一人部屋があるのであるが、その二人部屋というものは小さなベッドが二つ、人がひとり通れるか通れないかの隙間を隔てて配置された、例えるならホテルの一室を限りなく小さく且つ余分なものを削ぎ落としたような部屋であった。二人は列車に乗り込むと、まず狭い階段を下りて、狭い廊下を渡って、開け放しにされている部屋を見つけて、これが俺たちの部屋じゃないだろうかと思って切符を確認すると、案の定そうだったので、荷物を半ば押し込むようにして入れつつ自分たちも入った。するとその時ちょうど列車が動き出したらしく、扉を閉める際に廊下にある窓をちょっと覗いてみると、駅のホームがゆっくりと動いていくのが見えたのであるが、それはそれでワクワクする光景だけどまずは、まずはと思い扉を閉める。ここでようやく初希が手を離してくれる気になってくれたのかその力が弱くなったので、名残惜しくなりつつ両手を自由にすると、コートやら何やらを壁に吊るしてとりあえずベッドに腰掛け一息ついた。そうやって、兄の方は束の間の休息に胸をなでおろしていたのであるが、同じようにベッドに座った妹の方は興味津々に、ベッドの頭側にある謎のスイッチやら何故か付いているラジオのつまみを、時々歓声を上げつつ弄って(いじくって)いる。と、急に結構大きめの窓を遮っていたカーテンが上がり始めたのを目にするや、今度はそっちに食いつき、徐々に見えてくる外の景色に感嘆の声を上げ始めた。
「お、お、お、………わお。…………」
そう言う��窓枠に手をかけてさらに車窓に見入る。
「すっごい。…………ええやん。………ええやん。…………」
そして初希は、カーテンが上がり切る頃になるともう声をも出さず、目を見開いて窓の外を眺めるようになったのであるが、しばらく無言であった倖希もまたその移り変わっていく景色、-------たった一台の車のために色を変える信号機、読む者も居ないのにぽつりと立つ標識、住宅街の上を駆け抜けている電線、淡く光るように街灯に照らされている道路、夜空に点々と輝き星座を描く星々、……………そしてそれらをどこか物悲しい顔つきで見入る妹、------などなどに心を揺さぶられ、やはり違う世界へ連れて行かれたのではないのかという気分になると、自身も妹と同じように窓辺に手をついて外の景色を眺めた。今見ている街並みは、まだ大阪のものであるのに、普段見慣れているはずなのに、二年前まではここで暮らしていたというのにいまいち現実味が湧かず、隣に居る初希の存在を感じていると本当に恋人とどこか遠くに駆け落ちしているような、そんな錯覚さえしてくる。果たしてそう思うのは、生まれ育ったこの地から離れようとしているからなのか、それとも儚い表情をしてをられる彼女の佇まいに当てられたのか、はたまたぼうっと辺りを照らしている街灯に哀愁というものを感じたのか、いずれにしてもいたく美しい光景が車窓には広がっている。--------
「確かにこれは、いいな。いいぞ。…………」
二人のあいだにはこの言葉を最後に、しばらく電車が線路を走る音のみが響いていたのであるが、倖希が咳払いをしたのをきっかけに手をもじもじさせ始めたので、それがどういうことを意味しているのか知っている初希は、一つ、くすっと笑うと、絡まり合っている手のうち自分に近い方を奪ってやる。すると案の定、隣に居る兄から力という力が抜けていき首もがっくりと項垂れていったけれども、気がついた時にはあの、苛めてほしそうな優しい顔でこちらを見てきていた。
「こ、--------」
が、初希が口を開けたその時、コンコンコン…………、と扉をノックする音が聞こえてきた。
「あっ、はーい!」
すかさず倖希が反応すると、ガラリと言う音と共に扉が開き、
「すみません、乗車券の方を、-------」
と、言いながら嫌に朗らかな笑顔をした乗務員が部屋に入ってくる。-------どうやら切符を見せないといけないらしい。そうは理解していても突然のことだったので、すっかり自分の世界に浸っていた初希は一瞬固まってしまい、そのうちに手を離されてしまった。
「はい、どうぞ~」
さっと財布を取り出し、その中から切符を抜き取った倖希が朗らかに言う。自分だってあんなに哀しそうな顔をしていたというのに、なんだその変わりようは、------と少しムッとする初希であったが、私も切符を見せないといけないんだろうな、………と思い、気持ちを切り替えてベッドに座ったまま自分の荷物に手を伸ばす。
「あ、もう大丈夫です。ではごゆっくりどうぞ。-------」
「へっ?」
私のは見なくていいんかい、と、初希は心の中で言ったのであるが、本当に見せなくても良かったらしく、手を空に迷わせているうちに扉はガラガラガラ…………トスン、という音を立てて閉まってしまった。---------
「びっくりしたなぁ。………」
「うーん。…………あー。………………」
「初希?」
「なんか、あれだね。あれ。そう、あれ。………………」
「あれ?」
「そう、あれ。うん。あれ」
初希は根本から折れたようにベッドに寝転がってしまっているのであるが、その返事は全くもって要領を得ていない。たぶん、雰囲気無くなっちゃったね、…………と、本当は言いたいのであろう。倖希はそんなことを思いながら、もう一度ベッドに座ろうと一歩踏み出したその時、ポキっと折れていた妹の体が突然跳ねるようにして起き上がった。
「うおっ! なんだなんだ、---------」
「お兄ちゃん、ちょっと探検しようよ、探検!!」
「えっ、………」
「行こう行こう。雰囲気無くなっちゃったし、それにさっきちらっと見えた向こう側の車両、めっちゃ良かったやん、なんか非日常的で。ねぇ、行こうよー。…………」
「えー。もうちょっとゆっくり、--------」
そう言いかけたところで、初希がこちらの手を取って引っ張り始めたので、こうなっては妹が止まらないことを知っている彼は、そろそろ開けようと思っていたお酒やらお菓子やらが入ったコンビニ袋をその辺に投げ捨てグイッとその手を引き、彼女を立たせてやる。
「お兄ちゃんのそういうところ、大好きだよ」
「はいはい、------それじゃあ、行きましょうか、お嬢様。」
「ふふっ、なにそれ。つまんない。--------」
と言いつつも、くすくすと笑う初希の手を引っ張って足を踏み出した倖希であったが、部屋を出る頃にはもう妹の背中を追いかけるようになっていた(そんなスペースは無いから微妙。もう少し現実に即するように書き直す?)。
  ぐいぐいと手を引かれて行くと車両の連結部に出て、そこにはこれと言った物が無かったためあまり特別な印象は抱かなかったのであるが、倖希はそんなことよりも妹が楽しそうでなりよりであった。なぜかと言って彼が実家へと帰省したのは、初希がしなびてるから元気づけてやってくれ、どうせあんたが原因やろ、と母親から連絡があったからなのである。しかしそうは言われても当初、普段から妹とはよく通話するし、何よりその日も彼女の元気な声を聞いていた倖希はいまいち実感が湧かず、母親には、濡れ衣や、とだけ返したのであった。が、今まで弱音らしい弱音を吐いてこなかった初希のことだから自分の前では強がっているかもしれないと思うと、どうしても気が気でなくなってしまい、試験という試験全て乗り越え、レポートというレポートを全て提出し終えたらすぐ実家に帰ろうと、そういう予定を割と早くから立てていたのである。それでどうやら悪いことに、倖希のこの読みは当たっていたらしく、日を追うごとに普段の通話から沈黙の時間が増えていったので、余りにも妹を心配した彼はレポートを一つ放棄してまでして、予定より一日早く実家へと帰省したのであった。で、帰ってきてみると笑顔の初希に抱きつかれ、お土産をぶんどられ、いつもの調子でコロコロと転がされ、なんや元気そうやないかと若干損した気分になったものの、こちらを見てははにかみ、こちらに引っ付いてきては撫でるような声を出す様子には、どこか上滑りしているような印象を受けた。それに何と言っても片時も離れないのには、さすがの倖希もうんざりとした。けれどもそうやって、いつも以上に引っ付いてくるということは、妹をえらい寂しがらせていたということに違いなく、申し訳無さと愛おしさから相手をしてやっていたのであるが、じきに日が変わりかけてきたのでそろそろ寝ようと思い、久しぶりの自室に行こうとしたところ、……やっぱり付いて来る。ほら、こんな時間だし初希ももう寝な、明日も学校あるんやろ、とやんわり催促しても、いい加減にしなさい、と少し怒ったように言いつつ部屋へ押し込んでも、ただ、お兄ちゃん、………と微醺を帯びたような目で倖希を見ながら言うばかり。で、結局、根負けしてしまったのであるが、そうやって甘やかしているとしまいには布団にまで潜り込んで来て、目が覚めた時には共に朝を迎えていた。と、そんな風な日を始まりに、この帰省中は初希とずっと一緒に居たような気がするのであるが、なぜかそのあいだ彼女はあまり哀しそうな表情をしなかった。だけれどもここ二三日ほどは急に二人きりで居たいと言ってきて、昼は逢瀬のために神戸に行ったり難波に行ったり京都に行ったり、夜は食事後すぐに部屋に引きこもってこちらが枯れ果てるまで体を求めてきたり、言うとまたバツの悪そうな顔をされるので声には出さないが、それはもう大変であった。恐らく初希は、いつまでもこんな寂しい感情に流されてはいけないと思って、兄が帰ってきたのが純粋に嬉しくって、そんな物悲しい顔を意図してしなかったのだろうが、けだし、やはり別れが近づいてくるに従って耐えられなくなったのであろう。だからと言って爆発させるくらいなら最初から素直になって欲しかったのであるが、その辺りに彼女の健気さを感じて倖希は胸に迫る思いをしているのであ���た。
彼がそういう思いを抱いているのには一つ大きな理由があって、もう妹もあと数ヶ月すると高校三年生、-----つまり受験生になろうとしているのである。そうで無かったら妹の甘える仕草にも、自信は無いが厳しく応えられたはずなのである。だがやはり、初希がそろそろ受験を控えるようになると思うと、そうも言ってられない。なぜかと言ってあの一年間は魔のような期間であり、どれだけ自分が自信を持っていようが、どれだけ自分が良い偏差値を叩き出そうが、たった小テスト一個、たった教師の一言で途方も無い不安に襲われてしまう。思い出してみると自分はあまり頭の出来が良くなかったから、模試を受ける度に全然問題が解けずへこんで、結果が返ってくる前にこの世の終わりみたいな顔をしていたから親に、あんた大丈夫なん? と言われ、担任に、このままだとあそこは難しいだろうから志望校を変えたほうが良い、と言われ、そういえば常に不安で不安で夜遅くまで勉強していざ床に就こうとすると眠れず、眠れたかと思ったら数時間後、びっくりしたように心臓をひどく脈打たせながら跳ね起きる。そういう生活を常に送っていた。そんな中で唯一、心の支えであったのが初希であることは言うまでもなかろう。中学三年生だった彼女は自身も高校受験のために忙しい日々を過ごしていたにも関わらず、目を充血させてボソボソと英語を読んでいる兄のために蒸らしたタオルを用意したり、たまに自暴自棄になってあちこちへ遊びに行こうとする兄に付いていき一緒になって騒いだりしてくれた。で、騒いだ後は必ず帰りに、こちらの耳が痛くなるようなことを言って諭してくるのであるが、決して不快な気分にはならなかった。どころか一つ一つの言葉に重みと言うか、言霊というか、とにかく彼女の思いが詰まっていて不覚にも涙することは少なくなかった。とは言え、帰りの道中まさか中学生の女の子に甘える訳にはいかないから何とか耐えて家まで辿り着き、自室で二人きりになった所でようやく弱音を吐いて、誘われるがまま頭を彼女の胸に埋める。するといつも決まって初希は子守唄のように兄の名前を呼びその頭を撫で、他の誰も認めないけど私だけはお兄ちゃんが頑張っているのをいつも見てるからね、一昨日もお母さんに、ぼーっとしてるなら勉強したら? って言われてたけど私は知ってるよ、あの時は手に単語カードを持ってたから頭の中で憶えたことを諳んじてたんだってこと。………ふふっ、だって本当にずっと見てるんだからすぐ分かるよ、散歩に行くのも休憩じゃなくて歩きながら数学の問題を考えたいんだよね? ………私にはお兄ちゃんの感じてる不安がどれぐらいなのか良くわからないけれど、やっぱりそこまで根を詰めるのは良くない気がするの。だからお願い、頑張らないでとは言わないけれど、今だけはお兄ちゃんの大好きな私の、……私の、その、………おっぱいのことだけを考えて。お兄ちゃんのおかげで先週Dになったんだよ? -----などと言って、こちらの頭をその豊かになりつつある胸元に押し付けてくるのであったが、なんという心地よさであったか。ひどい緊張で夜も眠れなかった自分の頭の中からあの地獄のような不安が無くなり、体が蝋のように溶けていき、何も考えられなくなったかと思えば次の瞬間には一時間か二時間程度は時が経っている。だが目が覚めたところですぐさま鼻孔に妹の匂いが漂って来て、クラクラしているうちに再び気を失い次の瞬間には彼女の柔らかい膝の上で頭を撫でられている。そして、そろそろちゃんとベッドで寝よ? と妹に言われるがまま布団の中へと一緒に潜り込み、今度はその体を胸に抱いて眠るのであったが、そうすると余りの安心感から三度、気絶するように眠ってしまい次の日が平日であろうが何だろうが昼まで目が覚めないのである。
倖希にはそんな苦いような甘いような記憶があるために、妹はもっと苦労するであろうと考えており、何も彼女に強く言えないのであった。自分には初希という存在が近くに居てくれたからこそ、辛さが募ればすぐに甘えられていたけれども、そうやって入試を乗り越えてしまったがゆえに東京で暮らすことになり、妹の近くに居られなくなってしまった。彼女にはもう甘えられる相手が近くには居ない。そんなことを言うと自惚れているように捉えられるかもしれないが、自分がどれだけ妹に助けられたかを思��出すとやはり、ただでさえ不安に押しつぶされそうになる受験期に、心を寄せている兄と会えないのは心細いはずである。あと一年経って、入試を終え、無事彼女が大学に合格すれば同棲可能、-----いや、すでに同棲をする予定を立てているけれども、その肝心の一年間が彼女にとってどれだけ苦しい一年間になるのであろう。恐らく初希が今回しなびたのはそういうことが原因で、何があったのか推測するに、高校二年生となりて春を過ぎ夏を過ぎ秋を過ぎとうとう寒くなってくるや、あの高校のことだから、-----自分の母校でもあるから分かるのであるが、口を開けば入試だの、受験だの、もうあと日も無いだのと耳にタコが出来るほど言われ不安になったのだろう。自分の時はかなりのんびりとしていたから大して影響は無かったが、案外真面目で頑固者な彼女は先生の言うことを真摯に受け止めてしまったに違いない。しかもその先生というのが、どういう訳か妙に生徒を煽ることに関しては上手くて、入学したときからすでに口を開けば良く出来た先輩の話だったり、定期試験があればほんの少しの凡ミスでもああだこうだ言って自信を失わせるのである。どうしてそんなことをするのか良くわからないが、恐らく不安とか悔しさが本当にバネになるとでも思っているのであろう。で、そういうことを真面目に受け止め続けてきた彼女はこれまでずっと将来の不安を燻らせていて、トドメに、-----自分の覚えている限りではこの時期確か、センター試験の過去問かそれに似せた問題を本番さながらに解く、という行事があったはずで、………たぶん、本当にたぶん、そこであんまり良い成績が取れなかったためにとうとうしなびてしまった。と、こういう経緯(いきさつ)なのであろう。実はこっそりとそのセンター試験の結果を聞いてみたところ、次聞いたらいくらお兄ちゃんでも容赦しないからね、いい? 分かった? と云われたので大方当たっているかと思われる。
そんな訳で、別にセンター試験など雀の涙ほどに圧縮されるから気にしなくても良いのにしなしなにしなびていた初希が、今朝方急に元気になって今ではこちらの手を引っ張り、でもしばしば歩みを緩やかにして後ろを振り向きニッコリと微笑むようになったので、倖希もまたかなり嬉しくなっているのであった。なぜかと言って、彼が妹を東京に連れて行くことにしたのは、先に述べた事情をだいたい全て予想していたからであって、もっと言うと初希が着いていきたいと我儘を言う前から、もっともっと言うと東京に住むことになった自分を送り届けてくれたあの日から、倖希は妹が受験生となる前にいつかは二人きりで過ごして数年後の自分たちの姿を想像しておいて欲しいと、そういう願いがあったからなのである。彼は建前では妹を仕方なく東京まで連れて行っていると言うし、自分の心の中でも二三日の爛れた日々のために手間もお金もかけた、と思っている折があるにはあるけれども、本当は妹を元気づけたい一心でいるのである。だから誰よりも、-------もしかしたら初希本人よりも彼の方が喜んでいるかもしれないのであるが、旅の始まりともあって少々盛り上がりすぎている妹に家を出る前からずっと手を引かれていると、やっぱり少しだけ呆れてもくるのであった。
寝台列車の中はあれほどホームに人が居たというにも関わらずひっそりと静まり返っていて、ただ部屋の取っ手と、木の模様をした壁と、ちょっとした照明だけが付いている狭い、本当に狭い、人とすれ違うこともできなさそうなほど狭い廊下を縦に並んで渡っていると、確かに初希の言う通り非日常的というか幻想的であると、倖希は感じた。よく考えれば時刻は午前一時をちょうど過ぎたくらいなので、皆部屋に引きこもって寝ているのかもしれない。相変わらず手を引かれながら歩いていると、恐らく一人用の寝台個室であろうか、左右対称に狭しく部屋が並んだ車両にたどり着いた際に、初希がふと歩みを止めた。
「なんか、ステイサムの映画みたいだね……」
「どれ?」
「ほら、あの退役軍人なステイサムがマフィアだかなんだかをボコボコにするやつ」
「…………どれもそうだから分からん」
「んー、………ほら、あれ。こないだ見たやつ! ………の、ダンボールに押し込められた出稼ぎ中国人をステイサムがトラックの中で数えるシーン、あれみたい」
「あぁ、なるほど、分かった分かった。………確かにそれっぽいけど、例えがえげつなくない?」
「せやな。………」
そう言うと初希は、手に持っていたスマホを片手で器用に扱い、カシャッと、この一件面白くなさそうな光景を写真に収めた。が、微妙に薄暗いせいで光がぼんやりとしてしまい上手く撮れなかったのであろう、云々唸って何回も取り直している。倖希はそんな妹を多少愉快に思いながら改めて車両内を見渡すのであったが、案の定何にも面白い物が無く、それに窓が無いために今しがた感動した夜景も見ることが出来ず、ひどい閉塞感に包まれてしまった。それでも殊の外ワクワクして仕方がないのは、そんな閉塞感���感じているからこそ秘密基地に入っているような、言わば少年時代に戻ったような感じがするからであろうか。たぶん少し違っていて、先程ちらりと見えた一階へ降りる小さな階段を思い出すと、ホラー映画というか、SF映画というか、何やら入ってはいけない場所へ迷い込んだような、そういう気分になっているからなのであろう。なるほど確かに初希の言う通り「探検」である。そう合点すると彼は、いまだぴょこぴょこと細かく動いては写真を撮っている初希のことが映画のヒロインのように見えてきて、こんな風にとりあえず動いてみる女性がまず最初に謎を解き明かしたりするんだよな、…………と映画の世界に入り込みそうになり、なんだかおかしくなってきて、ふいに笑みがこぼれてしまって、それを見た少女にニヤニヤと見つめられて、顔を無理やり引き締めて、けれどやっぱりその様子を笑われて、心が痛くなりながらも笑い返して、ごまかすように、
「そういえば、確か展望室みたいなのが逆の方向にあるよ。たぶん」
「ほんと? 行こう行こう!」
倖希は妹がスマホを手の中に丸め込んだのを見て、今度は自分が彼女を引っ張って行こうと足を踏み出したのであるが、壁伝いに無理無理こちらの前に出て来る体に気を取られていると、またもや引っ張られていく形で再び廊下を渡り歩いていった。
  「そういえば、今どの辺なんやろか。-------」
展望車、もといミニラウンジは意外にも二人の部屋がある車両のすぐ一つ隣にあって、車両の縦半分ほどの空間がちょうど左右対称に分かれており、床に固定された回らない椅子に座って、壁に固定された奥行きのない机に肘を乗せて、割と広めの窓から外が見えるようになっていた。彼らの他には妙齢の女性が三人、その椅子に掛け窓の外を時折眺めつつヒソヒソと静かに話をしているようで、それ意外の雰囲気は今までと変わりない、強いて言うなら自販機の色が少し賑やかなくらいである。で、その自販機に飲み物を買いに行った倖希がココアを袖に丸めて戻ってくると、頬杖をついてうっとりと窓の外を見つめていた初希がボソッとそう聞いてきたので、そういえば部屋を出る前に高槻の文字が見えた気がするからそろそろ京都に入ったんじゃなかろうか、と彼女の隣に座りつつ確かめてみたら意外なことにもう長岡京の辺りまで来ている。だが外を見ても消えかかる街明かりがぽつぽつと見えるばかりで、一体ここがどこなのかさっぱり分からない。
「うわー、…………ここ京都なんだ。全っ然気が付かなかった。…………」
「まぁ、夜だし、それにさっきまで窓がなかった車両に居たからね、山崎のウヰスキイ工場とか、チヨコレエトとか見えなかったんだろう。あといつも阪急に乗ってるから微妙に景色も違うだろうしね」
「だねー。…………」
「いやぁ、面白いなぁ、一昨日も初希と一緒に伏見稲荷まで行ったから通ったはずなんだけど、面白いなぁ、………あの時は、--------」
倖希はそれからも、こんな感じで現在地を地図アプリで追いかけ回してはその都度感想を述べるので非常にうるさかったのであろう、五分と経たず初希はその頬を手から離しキッと兄の顔を睨みつけ、
「お兄ちゃん」
「はい」
「静かに」
「はい」
元来妹に至極弱い兄である、倖希はその一言ですっかり静かになり、パキッ…………、という音を立ててココアの缶を開けて一口飲むと、もう何も言わずに変わらぬ速度で流れて行く京都の街明かりを見始めた。そしてほとんど目も瞑って電車の走る心地よい音に身を任せながらココアの缶を手持ち無沙汰に親指で撫でていたのであるが、しばらくすると横からぬっ、と細くしなやかな指が伸びてきて、カチリと、綺麗に切り揃えられた爪とその缶とが当たったと思ったら、次の瞬間にはココアは彼女の手に収まっていた。
「まったく、一声くらいかけてくれ」
「あ、ココアちょうだい。-----」
「遅いわっ」
澄ませた顔でココアの蓋を開けた初希は、濡れたように艶かしく光る唇を軽く突き出すと、下唇を缶の口へ柔らかく当て、人肌程度に温くなったココアをそっと舌の先に触れさせる。そしてその甘味やら、苦味やら、独特の舌触りやら、鼻孔に広がる香ばしい香りやらに顔をなごませてから、コクリ、コクリと気管の膨らみが薄っすらと見える魅惑的な喉を蠢かせ、その優しい味わいを体の中へ入れていく。倖希はその、ある意味口淫を思わせる仕草につい見惚れてしまっていたのであるが、いつしか窓に映る景色は景色とは言えないほど明るくなっており、とうとう背の高い建物も姿を現し始めていた。
「あゝ、この殺風景な感じ、…………京都駅だなぁ。…………」
「ふふっ、お兄ちゃんさっきから何か変。大丈夫? 変なもの拾って食べたりしてない?」
「いやだって、こんな人の居ない京都駅って珍しいやん? それに、-----」
----こうして素通りするのも珍しいし、と言いかけたところで、寝台特急は速度を落として、しかしそれでも案内板やらロッカーやらが掠れて見えない程度の速度で駅のホームを通過していく。
「あれ? 京都は通過するだけなのん?」
「らしい。意外だよね、残念?」
「いや全然。一昨日も来たから。………」
「そういえば、その時の写真さ、意外と綺麗に撮れてたから東京に着いたら見せてあげるよ」
「ほんとに? ---------それは楽しみなんだけどお兄ちゃん、私のことを私が気がついてないうちに撮ってたりしてないよね?」
「いやいや、そんなことは、…………実は一枚だけあります、ありますから。そんな目をしないで、ごめんって」
「もう、………」
「いやでも、あの一枚も綺麗に撮れてたから初希も気にいると思う、…………たぶん」
「そりゃ、被写体が良いんだもの、どう撮ろうと綺麗になるよ。---------」
ふふん、と胸を反らし、とうとう倖希の手の平でも収まらなくなってしまった二つの大きな実を、そのおおらかで男の心を惹きつけて離さない蠱惑的な曲線で持って強調するのであったが、ちょうどその時、たまたま後ろを通りかかった男性の視線が突き刺さるのに気がつくと、慌てて自分の体を抱え込んだ。そして恥ずかしさを紛らわせるためなのか、憂さ晴らしのためなのか、ココアを雑に掴んでまたもやコクリ、コクリ、コクリ、…………と飲んでいく。やはりその豊満な胸は自慢ではあるけれども、他人には見られたくないのであろう。
「ここは人が行ったり来たりするから落ち着かないな。部屋に戻ろうか」
「だねー。………」
コトリ…、と音がしたので下を見ると、ココアが帰ってきていた。
「………あっ、うわっ、もうほとんど残ってへんやん! 」
「ふふっ、ココアありがと、お兄ちゃん。-------」
久しく聞いてなかった兄の驚く声に満足した初希は、立ち上がってぐいっと背伸びをすると、まだ一口しか飲んでなかったのに、…………と文句を言いながらほとんど最後の一滴となったココアを飲む兄を、密かに赤らめた顔で見守るのであった。
  倖希は、お花を摘みに行ってきますわと、至極お上品に言いそのまま車両を通り過ぎて行く初希の後姿を送り届けた後、部屋の中に入りコンビニ袋を拡げたのであるが、こんな時間にお菓子はあまりよろしく無いだろうと思ってお酒だけを取り出し、一人ベッドの上に座って移ろいで行く景色を、どこか物足りなさを感じながら見ていた。だがちょっとすると明かりがうるさくなってきたので、一口お酒を口に含んでから窓辺にその瓶を置き、電灯を消して再びあぐらをかいたところで、ゴロゴロ……、と云ふ音を立てながら扉が開いた。
「おにいちゃん?」
「あっ、ごめん。今点け直すから」
「いや、大丈夫大丈夫。-------それにしても、いいね、やっぱり」
「だよね。-------」
初希は部屋へ入ってきた時こそゴソゴソと自分の荷物を漁っていたものの、しばらくして用が済んだのか靴を脱いで倖希の真横に座り、少々ずり落ちていた眼鏡を指で上げるとさらに彼の元へすり寄った。そして倖希の差し出した手をそっと取って、肩に頭を乗せ体を預けると、それに呼応してなのかこちらの手を握ってくる力がほのかに強くなり、続いて向こうからも気持ち程度に体重をこちらにかけてくる。が、本当に気持ち程度なので、昔みたいに甘えていいんだよと声に出す代わりに、ぐしぐしと頭をその首元に押し付けてやる。するとしばらくは鬱陶しそうにしていたが、ようやくダラリとその体をこちらに預けてきてくれるようになったので、ふっふ……と、ちょっと笑ってから兄が見ているであろう寂しく道路を照らしている街灯を眺め初めた。そうやって、二人の兄妹は互いに言葉も交わしていないのにも関わらず、まるで示し合わせたかのように肩を並べ合い手を取り合い体を支え合い、二人して二人とも明かりが少くなり行く夜景を、どこか儚げな表情で見つめるのである(この一文要る?削るか、もう少し上手く書くか)。
京都を抜けたばかりなので明かりはまだぼうぼうとしているにはしているものの、時刻はもう午前二時を回っているために、目に見える民家はもぬけの殻のように真暗で、四車線ある広い道路もたまに通る車の光が賑やかに感じるほどに静まり返っており、倖希はまるで人が突然居なくなった後の世界のようだと、またもやワクワクしかけたのであったが、やはり虚しい。ラウンジに居た時までは京都市内を駆け抜けているせいもあって、窓から外を眺めると高い建物がそびえていたり、車も信号待ちで並ぶほど居たり、それに人の歩く姿も時たま見えていたのに、急に物寂しくなったものである。ト��レに行くまでは兄にああだこうだと言っていた初希も、さすがに口を閉じて流れて行く景色を見守っている。彼女もまた、この光が無くなっていく様子を見て何かを感じ空想に耽っているのであろうか、それともぼんやりとただこの物寂しさに心を任せているのであろうか。兄である自分が想像するに恐らく後者であろうと思うが、しかしそれにしても得も言われぬ美しい横顔である。時折窓から入ってくる光にぼんやり照らされて輪郭はあいまいになり、目のまぶたや鼻の頭やなだらかな頬の山によってところどころ深い闇が出来、その闇の〝つや〟となめらかな白い肌とが見事に調和して、------なるほどこれが陰翳の美しさというものなのであろう。恐らく昼間の明るさではこうは見えまい。彼女の顔立ちは決して派手とは言えないが、その肌ははなはだ陶器のように光を跳ね返すほどの色艶をしており、人によっては好きと言うかもしれないけれども、自分には少々眩しすぎると思っていた。だがこうして闇に溶け込ますと余計なものが全て削ぎ落とされ、こちらが見ていることに気が付き恥ずかしそうに笑う表情すら、閑寂のうちに活けられた慎ましい花のよう。自分は彼女の美しさというものを分かっているつもりであったが、上辺だけを攫っていたのかもしれない。------
と、倖希は三度、妹の顔を見て惚れ惚れとしていたのであるが、そのうちに妙な懐かしさを感じる取るとそちらにすっかり気を取られてしまった。眼の前に居る少女はそこに居るだけで目を奪われてしまうほど美しいのに、なぜかその過去の姿がチラついて仕方がない。どうしてこんなにも気になるのであろう。初希とこうして一緒に静かに何も声を出さずじっとして体を寄せ合ったことなんていくらでもあるのに、なぜこんなにもあの、五六年前のとある冬の日、------もう記憶もおぼろげなあの日、田舎にある祖母の家へ遊びに行ったあの日のことを思い出してしまうのであろう。その時自分はさつま芋を焼こうと、その辺(あたり)から適当に拾ってきた落ち葉や木の枝や竹の幹などをちょっとした山にして、その中にアルミホイルで包んだ芋を放り込んで、火を点けて、ゴロゴロと転がしてきた丸太に座って、…………たかどうかは忘れたがとにかく何かに座って山の中でひっそりと、ほんのり夕焼けに照らされる木々を目の隅に留めつつまだまだ生まれたばかりの小さな炎を見ていた。-----あゝ、思い出してきた。確か、焼き芋焼こう焼こうと言ってきたご本人様は、そうやって火を点けてから案外すぐにやって来たのだけれども、一言二言話しているうちにとうとう歩くのも危ないほどに辺りが暗くなってきた上に、風でなびいた竹や木がさわさわ言い出したので、ひどく怖がるようになってしまったのだった。何せあの辺りは「出る」という話を前の晩に聞かされていたのである、いくら冗談めかして言われてもいつ木の陰からぬうっと出てくるのか分からない。だからあの時は自分も怖くなってきて立ち上がると、その小さく縮こまってしまった体を後ろから抱きしめてやった。そしてパチパチと暗闇の中へ飛び散っていく火花を一緒に目で追いかけながら話を、…………いや、話などしていない。自分たち兄妹は、あのおどろおどろしい闇の中で互いに互いの手を取り合って、ただただゆらゆらとはためく火の穂を眺めていただけだった。会話など無くても、自分たちは相手の手から伝わる力加減や汗や体温などの微妙な違いだけで、お互い何を思っているのか知り得るのだから当然である。そのうちに風が止んでずいぶんと静かになり、恐怖心もそれに次いで紛れていったが、結局手だけは離さなかった。もうその頃になると、炎の中心部分から燃えるものが少なくなり、頬を刺してくる暖かさもほとんど無くなりはしていたけれども、それに、焚き火の中へ入れていた芋もすっかり煮えきってしまっていたけれども、二人の兄妹はただ静かに灰になって崩れ行く木々を、心配して様子を見に来た両親が声をかけるまで見つめ続けた。--------まだ彼女の事を本当に「妹」だと思っていた頃の懐かしい記憶である。なぜ、今になって急に。………………
--------あゝ、そうか、だからか。まだ初希とはキスの一つもしていない時に、ちょうど今と同じような気味合いでぼんやりと焚き火を、そして、それによってほのかに照らされた彼女の顔を見守っていたからこんなにも気になったのか。それが今やどうだ。彼女がまだ中学生の時分に求められるがまま誘われるがまま、唇を重ね体を重ねたのをきっかけに、いつか終わらせなければ、そしていつか終わると知りながら、ぐだぐだと肉体関係が続いてしまっている。これがただの体だけの関係ならば、初希ももう十七歳という年齢なのだから、同じ教室に居る男子でも捕まえて兄の事など忘れることができよう。しかしもうすでに、引き返せぬほど彼女は自分を愛してしまっているし、それに負けじと自分も彼女のことを愛してしまっている。その上両親も、息子・娘が夜な夜な猥りがましい行いをしていることに、とっくの昔から気がついているにも関わらず、ただほのめかすだけで何もはっきりと言ってこない。そんなだから背徳感に膝を震わせたあの、-------妹の処女を奪ったあの日の感覚が消え失せるほどに何度も何度も、それこそこの一週間は毎日毎日、いつ誰が見てるのか、自分たちが何をしているのかも忘れて彼女と体を重ねていたのである。
もちろん、初希との関係を終わらせようとしたことなんて何回もあったが、彼女には話を切り出す前の顔つきから分かるのであろう、至極悲しい顔をしてこちらに向き直るので結局言えずじまいに終わり、最近ではもうその気も起きなくなってしまった。どころか、初希への思いが募りに募りすぎて、どうすれば彼女と人生を添い遂げられるのかを真剣に考えるようになってしまった。それは進んではいけない方向に舵を切ったということだけれども、なぜか自分には、止まっていた歯車がぐるぐると回り始めたような、そんな気がしてならない。つまり、間違った道の方が本来選択すべき正しい道だと、今ようやくその道を選んだのだと、自分は思っているようなのである。それでこれまでの半生をよくよく振り返ってみると、自分には彼女との関係を終わらせようという気持ちなど、さらさら無かったとしか言いようがなく、自分がやったことと言えば、そういういい加減な気持ちで別れを切り出したり、思わせぶりな態度を取ったりして、ただ彼女の心を弄んでいただけなのである。結局、初希と離れられないのは他の誰のせいでもなく自分のせいであり、けれどもこのまま共に添い遂げる方が正しい道だと信じて突き進むあたり、この鈍感で外道な男はずっと昔から手遅れだったのであろう。--------だが、終わる。初希との関係は確実に終わる。どれだけ愛し合おうとも、どれだけ手を尽くそうとも、血を分かち合った兄妹なのだからいつかは離れ離れにならなくてはならない。それは兄妹で性行為に至っていたと世に知られ無理やり仲を引き裂かれるか、それとも自然にどちらからともなく離れていくか分からないが、その時は確実に近づいてきている。自分たち兄妹に残された時間はあと僅か数年ほどであろう。血の繋がりがあるだけなのに、たったそれだけなのに、心も体も繋がった今ではその血の繋がりゆえに雑多なカップルよりも強く結び付きあっているというのに、兄妹の関係とは余りにも残酷なものである。本来ならば、こうして妹と二人きりで旅行することさえおかしいと思われるのかもしれない。……………
思い返してみると自分はこれまで生きてきて初希以上に気立てよく、一緒に居て心地よく、自分を理解している女性には会ったことがないし、それに、これからも会うことなんて無い気がするのである。今回の帰省の初日にもそれを実感した。自分が実家の門をくぐったのはちょうど夕食時であったから、お土産をぶんどられるやすぐにテーブルへ座るよう促されたのであるが、なぜかキッチンで料理を用意してくれたのは初希であった。とは言っても彼女は元々よく母親を手伝う子であったので、懐かしい気持ちで食卓に並んでいく生姜焼きや味噌汁、里芋の煮っころがし、そして小松菜とちりめんじゃこの和え物を眺めていた。最後の小松菜は意外であったけれども、どれも自分の好物である。早速いただきますと言い、青々としたネギの乗った味噌汁がたまらない香りを漂わせていたのでお椀を手に取ったところ、初希がエプロンを外しながら先程ぶんどったお土産を片手に隣へ座ってくる。そしてお土産を開けるのかと思いつつ味噌汁をすすっていたら、なぜか畏まった姿勢でこちらをじーっ、と見てくるので何事かと思いこちらからも見つめ返すと、おいしい? と聞いてくるのである。もちろん文句なしに美味しいのでそう返すと、ふにゃりと笑って、よかった、よかった、と言う。そこでようやく、この料理たちが彼女の手によって作られたものだと合点したのであるが、そう気がついて見てみると、なんと細部まで兄好みに仕立てられていたか。それまで飲んでいた味噌汁一つ取っても、自分の好きな薄めの味付けがなされていたし、具には自分の好きな豆腐と油揚げと玉ねぎが、ゴロゴロと自分の好きな大きさになって使われていたし、それに余りにも匂いが良いので聞いてみるとしっかり鰹節と昆布から出汁が取られていたし、そもそも先程のネギだって自分がかつてふりかけていた分量と全く一緒なのである。あともう少し述べておくと、あの時出てきた里芋は、先日に自分で食べたいと言っておきながらすっかり忘れていたものなのであるが、彼女はちゃんと憶えて献立に加えてくれたのであろう。結局自分は、ほとんど初めてと言っていい妹の手料理一つですっかり胃袋を鷲掴みにされてしまった。
そう思い出してみると、初希のことを紹介する時には、妹と言うより妻と言った方が正しいのである。先程だって、こちらがコートを脱ごうとする��さりげなく後ろから手を伸ばして来たので、ハンガーのある位置が逆ならばきっとコートを取られ吊りかけられたことだろう。それは事実、十年以上生活を共にしてきたからこそ会得し得た初希の心づかいであろうが、けだしそういう細かい身の回りの世話は長い時間をかけて少しずつ醸成されるものである。もっとも、自分が彼女の事を妻として見るようになったのは目であるから、そういった行動は副次的なものでしか無い。あの目はもうとっくの昔から兄を見るような目ではなく、夫を見つめる新妻のそれであって、殊に矢で射抜かれるような色気があるのである。一体全体いつからそんな目をしてきたのかはもう分からなくなってしまったが、自分が彼女のことを思い初めた頃、------彼女が中学一二生の頃にはすでに、ああいう媚びたような、哀愁を湛えたような目をしていた。いや、中学生の女の子に、しかも実の妹に恋をするなど存外な変態じゃないかと思われるだろうけれど、初希はその時もう十分人を惚れさせる魅力を備えていたのだから仕方がない。そもそも考えてみると、男は高校生になっても大学生になってもアホはアホのままであるが、女は中学生になる頃にはすっかり色づいているのである。彼女もあんな我儘で自分勝手な性格をしているけれども、案外体の成長は早く、ときどき見ることになった水々しい裸体には今思い出しても心臓が動悸を打ってしまう。そんな女性と当時高校生だった自分がかなりの時間を共にしたのである、こんなことになってしまったのも頷けよう。
ならば今はどうなのかと問われると、それはそれはもう、背も少し高くなって胸も大きくなって顔に深みが出て、--------あゝ、美しい。………………こんな美しい少女を独り占めに出来るなんて自分はなんと幸せ者なのだろう、絶対に離したくない、もういっそのことこのまま駆け落ちしたい。だが、あと一年経てば初希と二人っきりの時間がどっと増えるのだから、今は辛抱しておく方が懸命であろう。センター模試があんまり出来なかったとて、今まで何度もその天才とも言える知力で二年歳の離れた兄を脅かしてきた彼女のことだ、恐らく九割以上を狙っていたのにぴったりだったとか、惜しくも十点二十点足りなかったとか、今ですらそのくらいの学力はあるはずなので、大学へは少なくとも自分より余裕を持って行けてしまうに違いない。そうなればもはやこちらのものである、誰にも邪魔のされない同棲生活をしばらく送ることが出来る。が、その後、つまり、自分が大学を卒業して就職した後はどうなる? 籍を入れられなければ子供も生むことが出来ない上に、異母でも異父でもない実の妹と事実上の夫婦生活を営むなど社会は許してくれまい。かと言って隠し通すのも、いつ何時ひょっと誰かに手を繋いでいるところを見られるのか分からないし、ひょっと酒の場などで口を滑らせてしまうか分からないし、ひょっと不審な点を怪しまれでもしたら、------そういう話が好まれる昨今の事情である、一気に付け込まれて初希との関係を暴かれてしまうであろう。そもそも、そんなことを考えながらビクビク怯えて日々を過ごしていると、バレるバレない以前に、夫婦仲に亀裂が走りそうである。ならばむしろ堂々としているのも手かもしれないけれども、どれほど公にすれば自然に見えるのか分からないし、そんなことをして初希を傷つけでもしたら、………と思うと足が止まってしまう。一体どうすれば。…………………
--------だが、そうやって悩むよりは、今は今を目一杯大切に生きるほうが良いのではないだろうか。まだあと数年しか無いとは言え、まだあと数年も残っているのである。それほど時間があれば自ずと考えもまとまり、自分たちの向かうべき方向が定まってくるであろう。よく考えれば、まだ彼女と添い遂げようと決意してから日が浅く、それに今までは自分一人でうじうじと考えていたのである。恐らく初希は、優柔不断な兄がそうそう早く決断を下せるなどとは微塵も思っておらず、それなら二人きりで生活するようになってから考えても遅くは無い、と云うよりお兄ちゃんに任せていたら何時まで経っても結論なんて出ないのだから、私に全部任せてその辺でお茶でも飲んでいなよ、などと思っているのではないだろうか。だから話題にも出さず、今日のようにひどい盛り上がり方をして今を楽しもうとしているのではないだろうか。ならば自分が取れる行動は一つしか無いのではないだろうか。駆け落ちの判断は数年後の自分とその妻に任せるとして、今日、明日、明後日は目一杯彼女を楽しませなければいけないのではないだろうか。ならこんな憂鬱な気持ちに負けている暇など無いのではないだろうか。------------
「こーき。…………」
ふいに、すっかり頭を首に埋めていた初希が、体勢はそのままに倖希の名前をそっと呟いた。かと思いきや、くるりと上半身を回して彼と向き直ると、肩に手をかけて体を押し倒し、自身もまたふわりとその上に倒れ込む。
「お、おい、はつき、こんなことする場所じゃないだろ。…………」
「んふふ、………そんなことは言っても、こーきの心臓は正直だね。もう、ドキドキしちゃってる。…………」
「はつき、落ち着けって。あと名前で呼ぶんじゃない」
「えー? だって、外だと名前で呼べって言ったのはこーきだったじゃん。私はちゃんと、こーきの言いつけを守ってるだけだよ?」
確かにそう言ったことはあるものの、それはかつて友人と自分と初希とで遊んだ際に、余りにもいちゃついてくるものだから彼女が妹だと言おうにも言えなくなってしまい、ついつい、今日だけは名前で呼んでくれ、と耳打ちしたのであって、決して、「外では『お兄ちゃん』と呼ぶな」、とは言ってないのである。だからどういうことかと言うと、今初希は、昨夜のように押し倒した彼の股に座り、昨夜のようにその手を片っぽずつ握り、そして昨夜のようにとろんとしたした目で見下ろしているのである。
「------だから言ってな、…………こら、そういう顔で見るんじゃない」
「それにさぁ、………こんな狭い部屋の中で男女が二人きりでいるなんて、何も起きないほうがおかしいと思わない?」
「いや、男女って言っても、俺たち兄妹だから、-------」
「んーん? いまさらこーきは何を言ってるのん? 昨日だって、私の下であんなに可愛くあえいでいたくせに。…………」
初希がこちらの目をまっすぐに見据えてくる。
「ちょ、ちょ、ちょっと。待って、はつき、まだ満足じゃないのか?-----」
「あれで十分? こーきは本当にそう思ってるのん? あと三日しか無いんだよ? 私達の時間は。もうそれだけなんだよ? ------あっ、でも、こーきがこのまま攫ってくれるなら話は別だけどね」
「それは、…………」
窓の外に映る景色はいよいよ明かりという明かりが無くなり、壁と天井の境界さえ分からないほど部屋は真暗であったが、倖希は自分を見据えてくる目が潤んでいるのを確かに感じ取った。
「ねっ、こーき、このまま向こうで過ごそうよ。過ごしてさ、---------」
-------と、初希が何かを言いかけた時、扉からガチャガチャと言う音が聞こえてきた。その音に、もう鼻と鼻が触れ合うほど顔を近づけてきていた初希もびっくりして体を起こしたが、まだガチャガチャと言っている。
「あ、あれ? なんで鍵が、………」
程なくして、そんな女性の声が聞こえてきた。あゝ、なるほど、もしかして、部屋を間違えた別の乗客がこの部屋を開けようとしているのか、--------と二人は合点して静かに扉を見つめる。
「うん? あ、しまった。ここじゃない。…………」
「ふっふっふ。………」
「-----こーき、趣味悪いよ」
「せやな。……………」
「あ、あの! ごめんなさい!」
見知らぬ誰かはその声を発するや、どこかへ走り去ったのであろう、もうその気配も伺えなくなってしまった。
「………やっぱり間違えてたんだな」
「ふふっ、私もさっき間違えそうになったから、仕方ないよね」
「なんだ、はつきも間違えそうになったのか」
「まぁ、ね。…………」
一瞬だけ晴れやかになった初希の顔が、どうしてだか再び沈んでいく、-----見えないが口調からそんな気がした。
「はつき、はつき、ちょっと重くなってきたからどいて、-------」
だから、せめてこれだけは、………と思ったのである。
「えっ、あっ、ごめん。………っていうか、こんな純粋無垢で可愛い女子高生に重いってどういうこ、--------」
「------ごめんな、今はこれだけで許してくれ」
「…………えへへ、やっぱりお兄ちゃんはお兄ちゃんだ。……………」
「…………どういうことだよ」
「んへへ、………いいのいいの。お兄ちゃんに意気地が無いのは分かってたし、あと一年だし、あと一年耐えればいいだけだし。…………そう、一年だけ。---------お兄ちゃん、頑張るよ、私。そしたらたくさん思い出作ろうね。終わっちゃう前にたくさん、たくさん。…………………」
「あぁ、そうだな。色んな事しような。……………」
「ん。--------あーあー、…………なんだか眠くなってきちゃった。このまま寝ていい?」
いいよ、と返事をして初希の顔から眼鏡を外し窓枠に置くと、すぐさまこちらの胸元にぐいぐいその顔を埋めてきたので、とりあえず後髪を撫でてやる。
「おやすみ、はつき」
「おやすみ、こーき。……………」
そうしてそのまま頭を撫で続けていると、すー、すー、という可愛らしい寝息が列車の走る音に紛れて微かに、でも確かに聞こえてくるようになったので、倖希は一つため息をつくと、少しだけ酒を口に含んだ。時刻を確かめてみるともう午前三時である。窓の外には名古屋に近づいてきたのか、点々と煌めく街の灯が、水平線の向こう側まで広がっている。彼はそれを酒の肴にしようと予てから画策していたのであるが、胸の中に感じる言いようのない心地よさに一瞬眠気を感じたと思ったらもうそれまで、後はうとうとと船を漕ぐばかりになり、頭を撫でる手も止めてしまった。
  ハッと、倖希が気がついた時にはもう窓の外は白くなっていて、朝日こそは黒みを帯びた雲で見えなかったものの、ずっと遠くにある住宅地まで見渡せるほどには晴れやかな空気が漂っているようである。だが付近の道路やしまうたやに目を落としてみると、そこはかとなくどんよりとしているので、やはり雲行きは怪しいらしい。それよりもこの薄暗いのはその雲のせいだとすると、もしかしたら停車駅をいくつか逃してしまったかもしれず、倖希は今列車がどこを走っているのか気になったのであるが、いまいち頭がぼうっとするので雨の気配を心配しつつ車窓を眺めていた。と、ちょっとして、
「次は横浜、横浜、-------」
という車内放送が流れてくる。ということは、次の駅は終点の東京なのか、意外と時間が経ってしまっていた。ならそろそろ、この胸に抱きついて一向に起きる気配の無いお姫様を起こさねば。…………そうは思ったもののもう少しだけ、愛しい彼女の温もりというものを感じていたかったから、二三回ゆっくりと頭を撫でた後に背中をポンポンと叩いてやる。
「んんぁ、-----なに、なに。…………」
「そろそろ着くよ。初希、起きな」
「-----ああぁ、…………おはよ、お兄ちゃん。…………」
のっそりと体を起こすと初希は、まだまだ寝たり無いのかひどく眠そうな目を手でゴシゴシと拭っている。
「んぁー、…………だめ、ねむい。…………ついたらおこして。………………」
そう言って再び倒れ込もうとしてくるので、倖希はそれをやんわりと拒否した。
「うちに着いたら好きなだけ寝ていいから、今は頑張って。…………」
だがやっぱり眠気が勝るのか、ほとんど正座に近い状態であるのにしっかりと体を倖希に寄り掛けつつ眠るので、彼はすっかり諦めてしまうと、結局東京駅に着くまでそのままの体勢を保ち続けたのであった。
駅に着いてみると、相変わらず天気はどんよりとしているどころか、霧がかかったように建物という建物がぼんやりと佇んでおり、これなら今直ぐに降り出してもおかしくないな、と思いつつホームに降り立った倖希であったが、初希と手を繋いでいるせいで心持ちは穏やかと言えば穏やかであった。ところが、まだ飲みきっていない酒の瓶を捨てているうちに、さぁさぁと、小雨が降り出したかと思いきやそれは段々と大降りになり、しまいには風を伴って駅の壁に打ち付け初めてしまった。周りを見ると、素知らぬ顔で歩いている人も居れば、頭を抱えて外をじっと見つめている人も居る。
「ん? どうしたの、お兄ちゃん?」
「-------いや、なんでもない。行こう」
「ん、……………お兄ちゃん」
「あん?」
「手、手だよ!」
倖希は、酒の瓶を捨てる時に手を離してしまったのだった。
「おう、……すまんすまん」
と、言って再び初希の手を取ったのであるが、そういえば実家に傘を忘れていることに気がつくと、ついつい足が止まってしまった。
 (おわり)
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jira-chii · 7 years ago
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【鏡音リン】ぜんまい仕掛けの子守唄 -Key Of Word-【オリジナル】
omg mothy remastered clockwork lullaby :ooo this is actually sooo cool
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whooos2 · 7 years ago
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りずむちゃんのCoChistory
※順不同,随時更新(最終更新:20231205) ⋆。˚♡⋆。˚ KP経験回数 (♥︎→PLをせずにKPをしたシナリオ) 砂糖菓子七つ 6回 ♥︎ 口裂け女 5回 ♥︎ 観光バス 7回 よぐそと荘の愉快な老人達 1回 甘味の誘惑 3回 これから面接を始めたいと思います 4回 悪魔の病気 3回 氷鏡の城 4回 君におはようと言えたら 2回 咎送りの徒花 4回 匣 3回 喫茶セラエノ 4回 行きはよいよい 5回 薔薇の館 4回 ぐーぐーはんばーぐー 2回 その命を捧げよ 2回 Hand in Hand 14回 幸せな夫婦 16回 三色の部屋 8回 嘘はそこに 3回 夕星の懺悔 2回 かえりみち 1回 ♥︎ ラストキス 2回 ♥︎ きみはここにいた 1回 山も落ちも意味もない 1回 みぎひだり 1回 うろんなタクシー 1回 浴室にて 3回 瑠璃色絵画 2回 注文「も」多いレストラン 2回 終末テスト 3回 ロッカー 2回 罪の身代わり 1回 たこ焼き 1回 スマホ 1回 GhoSTalker 1回 だるま駅 1回 リボルバー 5回 夢見るサンタクロース 1回 ♥︎ 絶世美人 3回 スーサイデッドメアリンク 1回 ♥︎ 人間博物館 3回 ♥︎ 真夜中のサルーテ 2回 ♥︎ 深夜三時のスウィートパイ 2回 ♥︎ まわってめぐっていきましょう 1回 ♥︎ 満 1回 機械仕掛けの街 2回 知己の他人 1回 家の中を歩いてみよう 11回 ゴリラホスト 1回 あけて、あけてよ! 1回 汝、死を乗り越え目覚めを渇望せよ 4回 花葬列車 2回 ♥︎ 猫のお宿 2回 ♥︎ Help mew! 5回 あなたのお値段おいくらですか? 1回 ♥︎ 何をしたっていうんだ!? 8回 愛すべき馬鹿と知的な時を 1回 ♥︎︎ スモーキンバラッド 6回 ♥︎ 〇ックスしないと出れない部屋 3回 ♥︎ 泡沫の夢に踊れ 1回 ♥︎ 密着タクシー 1回 ♥︎ あぁ〜!水素の音ォ〜!! 2回 おい、電車に牛丼挟んだ奴誰だよ 2回 絶望の孤島 4回 ♥︎ 嗤う人間師 5回 君を好きであるために 5回 俺の好きな人は今日結婚します 2回 ♥︎ アイイズノットチョコレート! 4回 リガロ 3回 乳首いじってたら水が出た 1回 何階から落ちますか 2回 なんかぽこぽこハートが出てくるんだけど!? 1回 No-tice! 4回 愛は灼熱のアラビアン・ナイト  3回 ♥︎ 治して! 1回 ♥︎ 思牙にも懸ける 6回 結んだ赤い糸の先を教えて 1回 ♥︎ ○ックスすればでられる部屋 1回 ♥︎ 縁と命はつながれぬ 6回 仰ぎ見る遡行 7回 僅差平行のヴェルダンディ 7回 ♥︎ とても幸せな同棲生活 5回 花束で殴る 3回 ♥︎ リンクヴェルトゲンガー 1回 ♥︎ ねぇ、昨日なにしてた? 1回 イチャつけ! 2回 ♥︎ ラブホテップ 1回 ♥︎ アザーサイドウォーカー 2回 ♥︎ 突然すみません、イチャついてください 1回 ♥︎ 君のためなら××× 5回 よろしくお願いします。 1回 救いに非ず 2回 ♥︎ 君は悪くないよ 3回 畳と麦茶 1回 ♥︎ おこちゃまドロップス! 1回 ♥︎ 天空のダンスフロア 5回 灯火色のタワーライト 5回 ♥︎ 私が父です 4回 15の扉が紡ぐ恋 1回 ♥︎ 三日後の予定 2回 フレンドシップシミュレーション 5回♥︎ パピルン 1回♥︎ アンヴォイダブルツアー 2回 共倒れグランギニョル ~ドミノをXXXX個並べないと出られない部屋~ 2回 パスハの卵 6回 君隠れしの誰そ彼刻 5回 闇に鈍痛 3回 ♥︎ 俺が考えた最強のパーティを紹介します! 1回 ♥︎ Youtuber Debut!!! 1回♥︎ 紡命論とシンギュラリティー 5回 稲妻のように燃えて寄せ 1回 アイの方舟 2回 ♥︎ ご主人様!願い事をどうぞ! 1回 ♥︎ らぶえっち♡スイートルーム 1回 ♥︎ 空の観客席から拍手喝采を! 4回 ♥︎ My Sweet Darling Honey 2回 雁首日和 3回 DDG 2回 鬼の駅にて 2回 ブルー・スターズ・セパレート 1回 この関係性の名前は君と僕でいいだろ 1回 ♥︎ らぶりーまかろん♥︎てぃーたいむ! 1回 ♥︎ まれびとこぞりて 7回 死中に生を求める 5回 ごぜんにじにあいにきて。 1回 ♥︎ ソープスクール 7回 ローマへの道は一日にしてならず 1回 ♥︎ 探索者がいく!のんだくれツアー 1回 ♥︎ 人肉饅頭事件 1回 ♥︎ ぴんぐとむ 1回 ♥︎ 学生服と君の幽霊 3回 ♥︎ ねぇ、今日鍋にしない? 1回 ♥︎ 教えて!! 1回 ♥︎ ここは寒いから迎えに来て 3回 幕間にゴースト 1回 ♥︎ 結婚破棄RTAチャレンジ 3回 ♥︎ 旅館の捕食者 10回 故意に蛇足 1回 ♥︎ 朝起きたら健康診断に来ていた件 1回 ♥︎ そうだ、遊園地にいこう! 1回 ♥︎ おまえがあんなことするから 1回 ♥︎ レッド・グランド・セパレート 1回 わたしのかわいいハーメルン 1回 ♥︎ ショゴスを飼ってもいいですか? 1回 ただドスケベしたいだけ 1回 ♥︎ インサイドバニー 1回 ♥︎ 地球三個分の婚約指輪 1回 ♥︎ その真紅に愛を見る 3回 キの字のきのこに気をつけて 1回 壁からエビフライが生えているんだが 1回 ♥︎ バナナがぶらさがってる部屋 1回 ♥︎ ルベライトジャム(SKP) 1回 ♥︎ キブンゼ(エモクロアTRPG) 3回 間も無く、最終電車が参ります。 1回 Good morning ALL 7回 がらくたループライン 1回 ロールシャッハシンドローム(エモクロアTRPG) 3回 ♥︎ 誘惑の子守唄 1回 ♥︎ うらめし修学旅行 1回 ♥︎ KPCが知らないおばさんと健康飲料売りに来た 3回 ♥︎ 蟹蟹詐欺 1回 ♥︎ エスケィプ フロム サンドリヨン 1回 ♥︎ は!?俺とお前が恋仲ってガチ!? 2回 ♥︎ やたら爆弾を見つけるKPC 2回 ♥︎ うらめし修学旅行 2回 ♥︎ お前って、そういうトコあるよな。 2回 ♥︎ 明日ハ私ノ風ガ吹ク 7回 明晰夢にて 3回 ○○だよ!チキチキカップル大決戦♡ 1回 ♥︎ 仲良くしないと死ぬ部屋 1回 ♥︎ Fallin' Darling! 1回 ♥︎ 俺がお前の目星になるから! 1回 ♥ パイレーツオブなんとか 1回 ♥ 胡桃炸裂症候群 -Drosselmeyer Syndrome- 4回 択ぶ魂刻師 2回 ♥︎ 帷の里へようこそ 1回 ♥︎ 催眠ダーリン 1回 ♥︎ K県警K課 2回 ♥︎ 膠灰と快汗 1回 ♥︎ ぽみこん! 1回 ♥ 浮気するにも早すぎる 1回 ♥︎ 無辺際の夢 4回 さよなら天国、またきて地獄 1回 ♥︎ え!?KPCが自分のこと教師だと思っているからKPCの授業を受けないと出られない部屋だって!? 1回 ♥︎ ノータイムスエクストリーム - NO TIMES EX - 1回 ♥︎ ナイトプールPASHAPASHAしてただけなのに 1回 ♥︎ メル画回避RTA 1回 ♥︎ ワンナイトDJ★DJ 1回 ♥︎ Melt and become one! 1回 ♥︎ 思い立って5分で回せるデートシナリオ第2弾!イースターフェスティバル編 1回 ♥︎ 誘発するチャーム 1回 ♥︎ ひとかわむいたら 1回 ♥︎ 思い立って5分で回せるデートシナリオ第4弾!温泉編 1回 ♥︎ 技能失敗する度KPCにxxxなお薬が盛られるシナリオ 1回 ♥︎ KPCとPCが子供になってクッキー売りに行く 2回 ♥︎ いいから抱け! 1回 ♥︎ さザれ 1回 ♥︎ Intoxicating Monster 1回 ♥︎ 猫いたりて筆随う 1回 MONSTER's Future Bass 3回 あちあち探索者とひんやりKPC 1回 ♥︎ 思い立って5分で回せるデートシナリオ第3弾!海水浴編 1回 ♥︎ Yummy Day Dream 1回 ♥︎ RUMMY BUNNY 1回 ♥︎ 愚者炎症手術 - Will o' wisp operation - 6回 思い立って5分で回せるデートシナリオ第1弾!魔法使いの遊園地編 1回 ♥︎ 塩かセックスか選べ 1回 ♥︎ 丸ノ内ラブストーリー 1回 ♥︎ Empty Humpty 1回 ♥︎ 鰯と柊 1回 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - トータルKP回数      519回 ⋆。˚♡⋆。˚ やりたいシナリオ *窮鼠は何を喰らうのか? *残夏に啼く *ホルマリン漬けの心臓 *PYX *掠う盲鬼 *ニャルラトのごきげんよう *正気の街 *さよならパラノイア *ガシャン! *『X2U』令嬢×使用人 *『X2U』大正文豪×現代探索者 *のっく、のっく、ちゃいむ *おキツネさま *黄昏の箱庭に在りし君と *クイーンズゲーム *密室シェアハウス *救済演説 *ただの探索者なんだが目が覚めたら突然異能バトルが始まっていた件について *お前のせいだよ *Yes,my lord. *笑顔の国 *The Long Goodbye *マインドイーター *ヴェルネの天使は死を歌う *ヤドリギあやかし探偵社 *NOBODY*2 *ジャンヌの猟犬 *代理殺人は覚めないうちに ⋆。˚♡⋆。˚ PL経験シナリオ(日程確定予定含む) 01.食人鬼の晩餐 02.アオのあなたへ 03.瑠璃色絵画 04.幽閉幽霊 05.医学の匣 06.行きはよいよい 07.おとぎの国へようこそ 08.もっと食べたい 09.ユニバース・トリップ 10.死人に口無し 11.Eの扉 12.wonderland with you 13.これから面接を始めたいと思います 14.ホタルブクロの咲く庭 15.その愛をたしかめて 16.路上パフォーマンス 17.毒入りスープ 18.明日へと続く扉 19.氷鏡の城 20.観光バス 21.アクアテラリウム 22.神様を殺して 23.美味しいね、モグモグ 24.ねこの気持ちになるですよ。 25.籠の中の鳥は 26.蘇生の回帰 27.貴方の命 28.カラオケルーム 29.注文「も」多いレストラン 30.オハナシ 31.君こそ僕のヒーローだ 32.奇妙な地下鉄 33.終末テスト 34.豊穣神社 35.咎送りの徒花 36.山も落ちも意味もない 37.結婚(仮) 38.30秒の小旅行 39.わたしを見つけて 40.今夜は★イエスパーリナイ 41.Tea for Two. 42.脳みそとおりみち 43.女王の卵 44.満 45.匣 46.命の蜘蛛糸 47.泣かない子 48.フレッド・ブレッドに一片のパン 49.浴室にて 50.薔薇の館 51.喫茶セラエノ 52.一抹の雲 53.水没電車 54.うろんなタクシー 55.境界の手向け詩 56.首。 57.邪悪な子供 58.目が覚めると全裸だった 59.また、明日。 60.君におはようと言えたら 61.技能コレクター 62.ぐーぐーはんばーぐー 63.よぐそと荘の愉快な老人達 64.嘘吐き四葩 65.ここはどこ、私は誰 66.絶世美人 67.ペットショップ 68.きみはここにいた 69.死霊の館 70.屋根裏部屋の怪物 71.スナーク狩りの夜 72.その命を捧げよ 73.ロッカー 74.死にたがり電車 75.悪魔の病気 76.死の島 77.魔女の村 78.月面世界 79.沼男は誰だ?(改変ver.) 80.甘味の誘惑 81.人喰いカメラ 82.終わらない階段の怪談は終わらない 83.あかしけやなげ 84.ゴリラよあなたは強かった 85.罪の身代わり 86.王様の命令は? 87.きさらぎ駅 88.或る彼は美食家 89.探索者格付けチェックお正月スペシャル 90.知を孕む母よ 91.パンケーキ夜行 92.お寿司食べたい 93.みぎひだり 94.バーカウンター 95.たこ焼き 96.瓶詰の夢 97.スマホ 98.コンビニ帰り 99.WRB 100.月のサーカス 101.蟲達の奇譚 102.花の残滓 103.かなしみは、影の中 104.ミルキーウェイで抱きしめて 105.だるま駅 106.グリッチ 107.これを証明せよ 108.ゴリラホスト 109.貴方に花束を 110.穴あき空の旅 111.エイブモズ 112.EXIT 113.沼男は誰だ?(本家) 114.お前のケツ柔らかいな…、柔軟剤使った? 115.脳筋夜行列車 116.プ◯キュアになる! 117.ラズベリージャム 118.夏葬 119.平行線のアポフィライト 120.たった一人の愛しいわが子 121.N川殺人事件 122.フェア・オブ・ザ・プライズ 123.廃棄物 124.しまっちゃうお兄さん 125.三色の部屋 126.Hand in Hand 127.腕に刻まれる死 128.孤独の密室 129.類は終焉と君を呼ぶ 130.嘘はそこに 131.水槽のない水族館 132.深夜バスはどこへいく 133.屋根裏部屋の黄金炒飯 134.テンペスト 135.雪山密室 136.幸せな夫婦 137.がなる切っ先と硝子ペン 138.トラック 139.ワンちゃんおるで↑↑ 140.知己の他人 141.壁尻 142.あけて、あけてよ! 143.リボルバー 144.FF外より失礼します 145.虚箱 146.アクセス 147.天使のストンプ 148.瑠璃島 149.その随に君を呼ぶ 150.メランコリー・キッチン 151.5000兆円欲しい! 152.GhoSTalker 153.全リア充撲滅計画 154.空中ブランコ乗りのエリー 155.ジョン・トラボルタによろしく 156.共有せよ 157.月と羊 158.特製チョコ 159.来世不動産 160.夜の窓辺、長い道を君と問答 161.最果てのレイル 162.汝、死を乗り越え目覚めを渇望せよ 163.天尊、何故邪龍を尊ぶのか? 164.家がない、燃えてる 165.友よ、永遠に! 166.家の中を歩いてみよう 167.盲目の扉 168.ヒガンのきみへ 169.世界一不幸せなSAN回復シナリオ 170.笹食ってる場合じゃねぇ!! 171.機械仕掛けの街 172.お前がママになるんだよ! 173.火点し頃の蜘蛛踊り 174.n回目の初演 175.ぬばたま落ちよ 176.悪霊の家 177.死者のストンプ 178.ストラフトン山の火 179.トウメイジュエリー 180.ぬばたま落ちよ 181.last hourglass 182.新婚さんいらっしゃ〜い 183.たすくの手 184.落ちた夏 185.よろしくお願いします。 186.Wahl Fluch 187.ペットは私 188.乳首いじってたら水が出た 189.リガロ 190.どんどん猫になってしまうシナリオ 191.Der Alte würfelt nicht 192.アンケート#17 193.黒い海の饗宴 194.貌 195.君は明日死ぬだろう 196.GODDESS IN THE DARK 197.ビヤクロッカー 198.カップルスタンプラリー 199.罪を孕みし堕落の子ら 200.Bye-Bye Summer Days 201.忘れられない夏よ 202.HANGMAN 203.S村事件についての考察 204.Help mew! 205.アイイズノットチョコレート! 206.何をしたっていうんだ!? 207.lemon 208.ダンジョンエレベーター 209.おい、電車に牛丼挟んだ奴誰だよ 210.あぁ〜!水素の音ォ〜!! 211.突撃!隣の探索者! 212.命名、A 213.DEAD LAYER 214.君を好きであるために 215.鬼の駅にて 216.僕と夏とサバ味噌サイダー 217.カーテンコールは手の中に 218.海神の契約書 219.なつとうみとくりぃむそぉだ 220.ドアノブ取れた 221.キューティーキャンディーカラー 222.ギガンティック★ギャラクシー★ツアー 223.370 224.グールのおいしいレストラン 225.変態おじさん 226.セミファイナル 227.ファンブル出したら即終了!脱出ゲーム─FB─ 228.地下回廊の秘密 229.ナンとカレーなダンスを! 230.嗤う人間師 231.頭が悪くなるだけのシナリオ 232.一瞬で終わるシナリオ 233.パンケーキを食べきらないと出られない部屋 234.グールのおいしいレストラン 235.何かが潜んでいる 236.弧の増殖 237.星へ至る棺 238.キミは神推し? 239.chamber*chamber 240.渇望の宴 241.丁々発止と撃鉄を 242.楽園パラノイア 243.君色セレネイド 244.消える色彩 245.ともだち切符 246.壁からケツが抜けない 247.床からケツが抜けない 248.ストックホルムに愛を唄え 249.花咲く異世界を君と歩く 250.星の神話、エンドロール 251.くねくね 252.羅生門 253.縁と命はつながれぬ 254.ぎこちない同居 255.Baby in Coin Locker 256.奇妙な動物園 256.くちなしおじさん 257.息をしようとして 258.真夜中遊園地 259.隠匿のエリス 260.三日後の予定 261.ラーヘンデル・アイランド 262.Good bye,15th Mermaid 263.闇室 264.かんおけのなかにいる 265.あそこのクリスマスツリー燃やそうぜ! 266.狂気山脈 267.幸福な悪夢の夜 268.ヘビの屋敷 269.恨みの館 270.マジで銭湯で戦闘すんの?! 271.チャルディーニの法則 272.涸れ海 273.福音メトロキュート 274.パスハの卵 275.泥濘の生 276.DDG 277.ノースマウンテンの怪奇 278.紫雲、その先へ 279.わんわんGO! 280.星のシンドローム -ハ~~~~~~めっちゃしんどいんですけど~~~~~~~- 281.警告、ガスマスクは生命線である。 282.サイバネスティックハニー 283.めめめめめ 284.R.I.P 285.忘れ去られた刑務所 286.窓のある密室 287.絶対自由同盟 288.迷探偵の密室 289.自殺撲滅委員会 290.何階から落ちますか 291.ナインルーム 292.ぬいぐるみ夜会 293.CALLING 294.毒を帯びた献身 295.同居人 296.Highway☆Chaser 297.いつもの天井 298.極彩色の学園 299.やすらぎの宿 300.Heartless dear Color 301.コンティニュエーション・ベット 302.No-tice! 303.誰かがメス堕ちしないと出られない部屋 304.ぼくの考えた楽しいお部屋 305.サイコメイズ -psycho maze- 306.とても幸せな同棲生活 307.永すぎた前奏 308.思牙にも懸ける 309.シンガソングララバイ 310.迷頭 311.DISC-O! 312.仰ぎ見る遡行 313.なんかぽこぽこハートが出てくるんだけど!? 314.人類は何故パンツを履くのか? 315.きみまいり 316.X'の埋葬 317.闇をゆく者達の宴 318.その真紅に愛を見る 319.京都怪異譚 320.猿の真言 321.愛され探索者の受難 322.踊れ、ワルツ 323.綻びの家 324.WORST BUDDY -獣の覚醒- 325.空虚表象 326.夜と睦言 327.天の河渡し 328.ハッピーニャルイヤー! 329.ホットココアとマシュマロを。 330.選ぶのはお前だ 331.忘失の底で、君が哭いている 332.難儀なL/懐疑の夜 333.庭師は何を口遊む 334.キラメキスムージー 335.花園崩壊 336.歌舞伎町哀歌 337.RESPONSE 338.知らないで 339.鮮やかな死を貴方に 340.ラブホテップ 341.宵へ告ぐ 342.笑顔の向こう側には、 343.はんにんは 344.死ね!気圧 345.エンドロールを君と共に 346.迷子はだあれ? 347.DEAR MY SUPER DARLING! 348.欠けた片割れの星 349.共同♡アカウント 350.ワイルドローズのお茶会 351.心臓がちょっとはやく動くだけ 352.最近バナナ食べた? 353.そして誰がいなくなるのか? 354.水媒花 355.名探偵黒猫と大怪盗キャッツ 356.ひび割れた鯨の胃の中にて 357.絶望の義母 358.Deep fog 359.死ね!花粉 360.椿の首跡 361.空箱の見た夢 362.ねぇ、昨日なにしてた? 363.君は悪くないよ 364.えっ!壺を買うだけ幸せになれるんですか!? 365.Don't worry! Be Happy! 366.どちらかが死ぬ 367.『X2U』神父×マフィア 368.『X2U』アイドル×マネージャー 369.『X2U』オカマ×甥or姪 370.『ウィンチェスター黙示録』人殺しの家 371.『ウィンチェスター黙示録』被害者の庭 372.『ウィンチェスター黙示録』容疑者の塔 373.『ウィンチェスター黙示録』彼の星 374.天使の密室と不浄のロザリオ 375.紙の檻 376.不運で幸運な君と歩く 377.天空のダンスフロア 378.虜 379.空の色すら知らない 380.水底から呼ぶ者 381.紡命論とシンギュラリティー 382.アンヴォイダブルツアー 383.HALLO HERO 1話「ヒーローと眠り姫」 384.HALLO HERO 2話「白雪姫は小人に会えない」 385.HALLO HERO 3話「天使と灰被り姫」 386.HALLO HERO 4話「秘密の絵本はアリスを笑う」 387.HALLO HERO 5話「ハロー、君がいた世界」 388.惨歌讃劇 389.しょうらいのゆめ 390.共倒れグランギニョル ~ドミノをXXXX個並べないと出られない部屋~ 391.私が父です 392.初恋性ストックホルム症候群 393.Sweets ××××× lend 394.傀逅 395.そして円の果てで約束を 396.稲妻のように燃えて寄せ 397.青巻島の教会 398.見果ての綸紡 399.金糸雀の欠伸 400.山羊の歌は謡えない 第1話「夜の帳がおりたなら」 401.山羊の歌は謡えない 第2話「アダムの子供たち」 402.山羊の歌は謡えない 第3話「舞台にのぼりて」 403.山羊の歌は謡えない 第4話「紡ぐは悲劇か喜劇か」 404.君のためなら××× 405.君隠れしの誰そ彼刻 406.うどんに媚薬入ってるヤツ(仮題) 407.指切りマリオネット 408.SHOTGUN KIXXING MARRIAGE 409.ソープスクール 410.丑三つ時に逢いましょう 411.ラストナイトで逢いましょう 412.ティンダロスのイッヌ 413.誰がロックを殺すのか 414.MACH SPEED BARRETT 415.She Wore a Yellow Ribbon 416.畜生美少女 417.魅惑のリンゴとお菓子な世界 418.キルキルイキル 419.その手は 420.太陽と月と眼 421.white dish 423.獣の涙 424.辻斬り!おちんちん侍 425.ベラドンナの箱庭 426.君と一杯のカクテルを。 427.最後の葬式 428.Glass of Spirits 429.新刊落としました(ダブルクロス) 430.雁首日和 431.羽ばたけ!白波のスワン 432.覆い隠されたプラトニック 433.火星より 434.カリガリ博士のキャビネット 435.---キリトレマセン--- 436.腐っても探索者! 437.胎む六月の果実 438.金魚は街の空を泳ぐ 439.エレベーターの恐怖 440.永久の一日 441.GUILTY or Not GUILTY 442.ナイトホラーミュージアム 443.君といたジュブナイル 444.とある幸せな家族の話 445.レッツゴー!女装船~女装してるのお前だけ~ 446.お医者さんごっこ 447.眠り姫の事件簿 448.魔法少女殺人事件 449.時間狂い 450.満たして!! 451.おくしゅりロッカー 452.忘却のゴミヶ原 453.殺人 趣味レーター 454.自殺回路 455.花歌こぼし、骨に口づけ 456.海も枯れるまで 457.晩夏の聖処女 458.Crazy4! 459.ネームレスカルト 460.刹夏 461.殺していいのは呼吸だけ 462.うどんに媚薬入ってるヤツ(2杯目) 463.バラヒレランプ7kg 464.蠢く点P 465.My Sweet Darling Honey 466.あの日見たオズの国 467.生/死に準ずるならば 468.死中に生を求める 469.愛ではなく情 470.秘密と内証 471.LADYBUG 472.頭夢児島殺人事件 473.chain 474.コッペリアの証明 475.デウス・エクス・マキナは死んだ 476.君が食事をとる三日間 477.夏と祭りと私の貌 478.マザーグース・レストラン 479.りんごはあまい 480.怪物の血潮 481.堰 482.越智満高等学校七不思議 483.ベッドから起きるのめんどくさすぎる!! 484.落花再演 485.300人分のセカイ系恋愛 486.トイレのドアノブが取れて出れない 487.Lotus Dream 488.アルビレオと羨望 489.だれがやれっつったんだ 490.遊園地は死で遊ぶ 491.天下一夢闘会 492.いあいあ!グルメロード 493.斎くしみの残り香 494.毒蛇の口付け 495.ブルー・スターズ・セパレート 496.がらくたループライン 497.温泉だョ!全員集合 498.間も無く、最終電車が参ります。 499.エアツェールング・ダス・エンデ 500.かいぶつたちとマホラカルト 501.東京前線異常アリ 502.アンチテェゼ・ポジション 503.まんだらかばら 504.黄色の八時間 505.一等星の土曜日を見る 506.見た目10割 507.まれびとこぞりて 508.死境の国 509.ぼくらのnull 510.AND/HAND 511.ハッピーサマーバケーション 512.『X2U』怪盗×探偵 513.ルベライトジャム 514.漫画家の家へ行こう! 515.ワンルーム・ディスコン 516.闇鍋(インセイン) 517.Only you 518.●ックスしないと殺される部屋 519.向日葵の哄笑 520.囚人に愛はいらない 521.お前が2人!? 522.ここは寒いから迎えに来て 523.羅刹の檻 524.ひとでなしの家 525.こゝろ 526.ハイフェッツをなぞる病 527.蛾と踊る 528.関西大日本帝国 529.デュラハニズム 530.36℃のMSゴシック 531.遭難者C 532.ニャルラトヒーロー 533.クロックソングはゆりかごから 534.虫虫虫 535.家族の国 536.プリン食べたい 537.Re:Gain 538.有限無情のシグナルパルス 539.旅館の捕食者 540.昏海の夜想曲 541.ネリネ 542.発火性デート計画 543.苧環に捧ぐ 544.純真無垢のレコモンデ 545.愛され少女のステキな末路 546.悪業に染まる月 547.蹂躙するは我が手にて 548.蒼々サイレン 549.世界で一番お前が好きだ! 550.お前が2人!? 551.執着針 552.クロッカスはリナリアを見ない 553.真夜中は恋人 554.好きです、○○さん 555.十二星座館殺人事件 556.ショゴスを飼ってもいいですか? 557.すくいの香 558.ひみつのリフレクション 559.骨組みだけの宇宙 560.真夜中の◎ゴキ退治 561.でかい the better 562.魂の行方 563.The Hog Game 564.ハンドカフト! 565.天使のつくりかた 566.おいしいちくわ 567.悪魔の唇 568.99 569.パドーデビルの嘲笑 570.奇奇怪怪同好会 ◆ Chapter1 心霊プリ ◆ 571.奇奇怪怪同好会 ◆ Chapter2 幽霊映画館 ◆ 572.幽明境を異にして、 573.レッド・グランド・セパレート 574.THE サイゼリヤ 575.彘 576.ミネルヴァの梟は迫り来る黄昏に飛び立つ 577.新・まずはダイスを振れ、話はそれからだ。(七版) 578.プラネタリウム終末論 579.教習所 580.○○ない 581.せんせい!ロザリオからビーム出ました! 582.とある漫画家に起きたこと(七版) 583.HOIST THE COLOURS 584.新訳・きさらぎ駅(エモクロア) 585.腐女子山荘殺人事件(マーダーミステリー) 586.四人の令嬢と執事たち(マーダーミステリー) 587.葬いに鉄血の接吻を 588.人狼たちのエンドロール 589.ようこそ!迷冥市��所都市伝説課へ! 590.マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド(マーダーミステリー) 591.壊胎 592.終末に夢視し世界は 593.桜弔い 594.紅文字 595.Mamma Mia Vampire 596.カクテルドレスを脱がさないで 597.ドロップアウトディスパイア 598.月夜に捧ぐ胸憶 599.キの字のきのこに気をつけて 600.ハッピーメリークリスマス(仮) 601.俺ん家の水道管にショゴスが詰まってるんだが 602.胡桃炸裂症候群 603.新約・きさらぎ駅(エモクロアTRPG) 604.First Exorcism(エモクロアTRPG) 605.キブンゼ(エモクロアTRPG) 606.苦難の民は陰界と消ゆ 607.オリカミ(エモクロアTRPG) 608.君の胴 609.幸せの国 610.神明鏡 611.実録!バニー警察24時 612.え!?お前バニークラブで働いてたってマジ!? 613.怪傑倶楽部義勇奇譚 614.千の瞳をもつ獣 615.アカナワサマ 616.彼方からの君に捧ぐ 617.母なる海の鯨の部屋 618.Rhapsodic Wrath 619.大正グロテスキズム 620.どすこいえくぼと肘くらべ 621.Good morning ALL 622.フカシカ▲▲▲ 623.Paranormal Crime(DLC含) 624.黄泉孕み 625.偏光幻夢境 626.三千世界の君を浴び 627.Little Little Fuzzy 628.ピッツァ・パーティ・デスロール 629.明日ハ私ノ風ガ吹ク 630.献身 631.へっどぎあ☆ぱにっく(マーダーミステリー) 632.AreAy 633.LOST WILLY~朝起きたらちんちんが無かった~ 634.タンサクシャシッソウダービー 635.ゆらめく魔法市 636.NapFrappe 637.「」なんてね 638.VOID 639.黄昏の扉 640.MAIDS AND WEAPONS 641.雉も鳴かずば撃たれまい 642.犬も歩けば流れ弾 643.お喋りフィリング 644.探索者:Xの輪郭 645.看病されるPCと看病しにきたPC 〜看病されるPCはその頃、天井に貼り付けられているし看病されているのはミ=ゴ〜 645.心は焦土 646.チョコレートマシュマロラヴァーズ 647.Call the Name of Your Fate. 648.カノヨ街 649.抱かれるな! 650.口渇ルルパ 651.大石油王クエスト 652.♡ver20↑ 653.シルバーバレットは不死の夢を見るか? 654.ビスポークランドでなにがあったか? 655.落下速度 センチメンタル/恋病 656.ベラムカンダの戀 657.ヴァレンタインは心臓にキッスを 658.悠久のスランバー 659.星の降る夜に喧嘩しようぜ! 660.密室のパスト 661.セイクリッド・スティグマータ 662.明晰夢にて 663.Rejouer¿ 664.目目目目 665.聖ベルナデッタの公演 666.いい大人がドッジボールをするだけ 667.村ホラーRTA 668.21's Gun 669.瞑瞑館殺人事件 670.Underground Folklore 671.辜月のN 672.奇奇怪怪同好会 ◆ Chapter3 屋上幽園地 ◆ 673.奇奇怪怪同好会 ◆ Chapter4 暗闇団地 ◆ 674.辜月のN 675.スプーキィ・ポルカ 676.よむてとて 677.芋虫。 678.KPCが猫拾ったって言ってるけどどう見ても猫じゃない件 679.サメよ 天使よ さらば 680.九〇夜九脚-ナインティナイトナインレッグ- 681.無辺際の夢 682.君待つ明日に僕はいない 683.ダブル・チェイス・ロード! 684.リー・ナ・カットのエンゲージメント 685.Escape Princess 686.てん そう めつ 687.舌先3つとゴッデス・ルージュ 688.うそぶく眩暈 689.融海の風 690.天体の廻転について 691.猫いたりて筆随う 692.砂城の王 693.アオ04号~セックスしないと降りられない寝台列車~ 694.おかしなあなたに従いたい 695.カミナの追想 696.Unrebirthday 697.爆発オチに消える一日 698.バニー・トラップ! 699.熱の行く先 700.サきゅっと♡ティーチんぐっ! 701.偏光ゲーム狂 702.Nurse infection 703.サイレン清掃会社 704.片鱗 705.刑事が戦闘訓練するだけ 706.Gun in Hand, Trust in Heart. 707.雉も鳴かずば撃たれまい 708.無何有郷のアポトーシス 709.Paranormal Crime2 ~Love and Destroy~ 710.フラッシュラヴァーズストライク 711.転生探索者は王子様と魔法のキスをするーKPCを攻略なんて聞いてませんが!? 712.大輪 713.尻ナマコ 714.悪癖と一夏 715.無垢の色は赤 716.シェパードホテル 717.リリィは山の中(エモクロアTRPG) 718.Good night,Judas. 719.MONSTER's Future Bass 720.空の青さの掴み方 721.おじロリオブ・ザ・デッド 722.変葬(エモクロアTRPG) 723.機械犬とゾウリムシ 724.Midnight pool 725.あトの祀リ 726.ワンナイトリート! 727.愚者炎症手術 - Will o' wisp operation - 728.媚薬で発情しているのをKPCにバレないように隠し通せ!白い部屋デラックス 729.ウィルマゼア急行の一番長い運行記録 730.メイドインバニー 731.鰯と柊 732.平行パラレラクター 733.ゴースト×刑事 734.ぼくらのロクス・アモエヌス 735.2人の股間、ゼロ距離 736.儔独 737.from morning to night 738.ぼくらはトップアイドル! 739.ウワー!!感覚遮断スケベトラップ!! 740.なぞる爪先 病状は 741.補習 742.擬傷(エモクロアTRPG) 743.ウルトラヒロイック(エモクロアTRPG) 744.灰色の狗 745.裁断 746.よるにつがえ(エモクロアTRPG) 747.AIハート 748.My Li... ~我が人生~ 749.純潔と鉄血 750.昭和怪談地獄巡り 751.翠のキアロスクーロ 752.殺人姫 753.インザバグ 754.ワンルームナイトメア
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