#ひょっとこ踊り
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【大峯山洞川温泉 行者まつり】
10年ぶりに温泉街を見下ろ��場所から花火撮影♫ ぶらりと温泉街を撮り歩いたあと、軽く登山。 今年は展望台が出来てたので?(前もあった??) 安定した場所で楽しめました(笑) (10年前ここでカメラごと三脚が谷に落下😅)
花火には行者さんの行列の前撮りを入れてみました。 目を凝らして見てね(笑)
2023年8月3日
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Advent 01
12月25日、水曜日。 駅の構内から外に出た途端に、安川は寒さに身を震わせた。
「12月末は、もうこんなに寒いのか」 こんなことなら、もう少し厚手のコートを着てくればよかったとぼやきながら、駅前の広場を歩く。 イルミネーションで彩られた広場は、人で賑わっている。 駅前広場では、すっかり毎年の風物詩になったクリスマスマーケットのイベントが開催されており、それが集客に繋がっているようだった。 特に広場の中心に据えられたツリーの演出が話題らしいと、安川はどこかで聞いた覚えがあった。 しかし、それよりも今の安川にとって魅力的なのは、鼻腔をくすぐる甘い葡萄とジンジャーの香りだった。 ホットワインでも一杯、飲んでいこうか。 一瞬、そんな考えが頭をよぎる。 いやいや、とそんな誘惑を振り払うと、安川は一人、賑わう広場の喧騒を離れて歩いた。 目的地である警察署は、駅からは徒歩で十数分ほどの距離のはずだ。 まさか場所、間違ってないよな。 ふと嫌な予感を覚えて、安川はコートのポケットを探った。 彼が取り出したのは、新聞記事の切り抜きだ。 切り抜きには『同僚男性の飲料に体液混入、容疑の会社員男性を現行犯逮捕』という見出しが踊っている。 続く記事の本文に記されている、警察署の名前を安川は指をなぞり、確認する。
どうやら目的地に間違いはないようだ。 安川はほっと息を吐くと、スクラップを再びポケットにねじ込んだ。
幸いというべきか、当然というべきか。 警察署内はしっかりと暖房が効いていて、安川は手のひらを擦り合わせながらしばらく冷えた体を温めていた。 受付のすぐ傍の壁には、署内の案内図が掲示されていた。 食い入るように安川がそれを眺めていると、背中から声がかかる。 「何かお困りですか?」 穏やかなト��ンの男性の声だった。
振り向くと制服姿の警察官の男性が、受付から身を乗り出している。 年齢は20代後半くらいだろうか。 どうやら安川の様子を見兼ねて声をかけたようだ。
「ああ、すみません。場所が分からなくて」 「ええと、どういったご用件でしょうか?」 「留置場ってどこにあるんですか?」 「面会ですか? でしたら、3階の留置管理課で手続きをお願いします」 「分かりました、3階ですね」 安川が答えると、警察官の彼は、何かに気づいたように「あ」と声を上げた。
「すみません。面会の受付は16:00までなんですよ」 彼は、申し訳なさげに受付奥の壁に掛けられている時計を指さした。 目を向けると、既に18時を回っている。
「ああ、そうだったんですね。でも、ちょうど良かった」 安川は頬をかきながら、笑った。
「その留置管理課の受付が終わっているなら」 言葉を区切り、安川は警察官の瞳を覗き込むようにじっと見つめながら続ける。 「直接、あなた自身が、僕を留置場まで案内してもらえますか?」 「……私自身が?」 彼は、少し困惑した表情で、瞬きをした。 「はい。あなた自身が、僕を案内してください」
ほんの少しの沈黙。 しかしすぐに立ち上がり、彼は制服の襟とネクタイを整えると、背筋を伸ばす。 そして、彼は安川に向かって敬礼した。
「はい。面会受付は既に終了しておりますので、留置場まで私自身が直接、ご案内いたします」
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よしもとかよ 「日々是好日」。vol.161 (2025/6/4 + 6/11)
2025 4th + 11th june
M1 糸繰り節 (すずめのティアーズ)
M2 ta nyata (Angelite) M3 木曽甚句 (Tarbagan)
M4 収穫の歌 (Difang and 馬蘭吟唱隊) M5 さくらんぼが熟れる (Szaloki Agi) M6 安里屋ユンタ (おおたか静流) M7 salt (Emma Tricca) M8 les escaliers (Austine)
[好日の素…民謡に親しむこと。]
今日、わたしたちの耳に 聴こえてくる音楽のほとんどは ポップス、ロック、ジャズ、クラシックといった いわゆる西洋音楽なのですが、 それじゃあ日本の音楽ってなんだろう? じぶんが暮らしている土地に伝わる トラッドミュージックとは���ということを ここしばらく考えるようになりました。 そこで思い浮かぶのが、民謡。 この頃では 若い方々や海外の方も 興味を持っていると聞いて、 そういえばわたしが グローバルミュージックを聴くようになった きっかけも 民謡だったな、と思い出したのです。 では、地域に伝わる民謡を どれだけ知っているでしょうか…。 富山ですとまず 思い浮かぶのは「こきりこ節」。 学生時代、音楽の教科書だったか愛唱歌集だったかにも 載っていましたし、 わずかながら参加していた合唱団で 合唱曲にアレンジされた作品を歌ったことも。 それから「越中おわら節」、「といちんさ」、 「麦屋節」、「せりこみ蝶六」…。 子どもの頃からなんとなく 触れていたものから 大人と呼ばれる年齢になって知ったものも。 能登について言うと 夏の祭りの夜に踊られる 門前町黒島地区の「八千代栄節」。 家族が亡くなり、ルーツが薄れていくのを 感じていた上に この度の地震もあって、 忘れたくない、失いたくないと思うようになりました。 どの民謡も、 それぞれの地域の風景や そこに暮らす人たちのことが 垣間見られる歌詞になっていることが多く、 さながら 古と今をつなぐ窓のようなものなのかもしれません。 そして、歌うひとがいる限り その歌は 生き永らえることができる、と思っています。 ふるさとの歌を聴かせて、と言われることが この先あるかどうかはわかりませんが、 その際には 一節でも歌えるようでありたい、と思うこの頃です。
* * * * * * * * * * *
[日々是食べたい!… 塩]

食べたい、というよりは 日々お世話になってます、という調味料ですね。 料理はもちろんのこと、 お菓子や飲み物にも、はたまた 生活のさまざまなシーンで 古くから使われてきたもので、 種類もさまざまあります。 おおきく分けると 精製塩と自然塩、そして 自然塩でも海水塩、岩塩、湖塩などに 分かれるそう。 自然塩はミネラルなどを含むせいか うまみや甘みなどが 産地によって少しずつ異なるようです。 また、ハーブなどを加えた フレーバーソルトもありますね。 目下、手元には海水塩を中心に 数種類の自然塩があって、 目的に応じて使い分けています。 産地は国内だと能登や淡路、海外だと イタリア、タイ、ハワイ、モンゴルなど。 特に最近よくつかっているのが タイの塩田の塩。 お土産でいただいたのですが 粒がおおきいので ひとまずスープにつかってみたら とてもまろやかでおいしい! これはもっといろいろつかいたい、と思って ソルトミルを買ってしまいました! 産地やフレーバーで 個性豊かな塩の世界。 お気に入りを見つけるのも たのしいと思います。
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琉球王家の末裔(まつえい)で第二尚氏第23代当主、尚衛(しょう・まもる)氏は24日、那覇市内で開かれた「戦後80年・沖縄県祖国復帰53周年記念祭典」で、「沖縄の人々のDNAを紐解くと、先住民族ではない。日本人だ」と述べた上で「国連の誤った勧告や『沖縄は中国のもの』との主張は歴史を無視したもので、毅然(きぜん)と反論すべきだ」と語った。国連を巡っては2008年10月、自由権規約委員会が日本政府に対し、「沖縄の人々を先住民族として認めよ」と勧告した経緯がある。
琉球王国を治めた尚家は1879年、明治政府の沖縄県設置に伴い、首里城を明け渡した。尚家は東京移住が命じられ、王国は消滅した。
尚氏は、最後の国王、尚泰王(しょうたいおう)の当時の��断について「激動の国際情勢の中、沖縄の民の未来を見据え、日本への帰属を選んだ歴史的決断だ」とし、「滅亡ではなく日本という国家への統合を選択した結果となる」と語った。
現状の沖縄について「発展を見るとさまざまな問題はいまだあるが、琉球の歴史を語ることができ、琉球舞踊や『(伝統染め)琉球紅型』など文化の一部を継承できており、正しい決断だったと思っている」と強調した。
1972年の沖縄の本土復帰に関しては、「琉球の魂と日本の心が一つとなり、新たな未来を築く礎となった。琉球の歴史・文化を継承する基盤が整った瞬間」と指摘した。
「日清両属」との表現については「誤解を招く。琉球は清国に属さず、朝貢は琉球として対等な外交だった」と述べ、歴史的に琉球は清国に属さなかったとの考えを示した。
一方、沖縄を取り巻く安全保障環境は厳しくなっているとして「再び戦禍が沖縄を覆わないかと危惧している。平和は一人ひとりの努力で維持される。日本は唯一の被爆国として、沖縄は国内唯一の地上戦の地として平和を提唱し続ける義務がある」と訴えた。
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2025-3月号
アンビグラム作家の皆様に同じテーマでアンビグラムを作っていただく「月刊アンビグラム」、主宰のigatoxin(アンビグラム研究室 室長)です。
『アンビグラム』とは「複数の異なる見方を一つの図形にしたもの」であり、逆さにしたり裏返したりしても読めてしまう楽しいカラクリ文字です。詳しくはコチラをご参照ください⇒アンビグラムの作り方/Frog96
◆今月のお題は「春」です◆
今月は参加者の皆様に「春」のお題でアンビグラムを制作していただいております。沸き立つアイディアの数々をご覧ください。
皆様のコメントがいただけますと幸いです。

「春の芽吹き」 回転型:peanuts氏
植物が冬を越えて新しい芽を出す。 合体した文字をうまくほぐしながら読んでください。植物のような柔らかな曲線とざらつきが魅力的ですね。

「バネの季節」 回転型:無限氏
Spring。 文字送りに工夫がありますね。「季」「節」とも横画の省略がありますが違和感がないですね。
「春/泉/バネ」回転型+交換型:化学氏
Spring三面相。 メリハリのある書体の選択が成功していますね。交換型の利用により読みやすくできていると思います。
「はなみ」 重畳型:ラティエ氏
お花見の季節ですね。 5倍重畳。ステキな発見です。たしかに、三文字とも走り書きをすればこうなりますね。
「桜ちらし!」 マトリョーシカ型:kawahar氏
桜を散らす雨や風。 「桜」に見出した♥が散っているのがかわいいです。「!」のために斜めにしていますが、♥にも効いています。

「花菜」 回転型:うら紙氏
春が旬の京野菜で、寒咲きナタネの蕾を収穫したもの。 分割により読みやすくなっていると思います。躍動感がよいですね。

「開花予想」 図地反転回転型:douse氏
ソメイヨシノはいつ咲くか。 文字相当部分が太さについてグラデーションになっているのでデザインとして自然ですね。

「花見」 振動型:lszk氏
春といえば。 30年間以上のアンビグラムキャリアを持つ氏の真骨頂。無回転で2通りの読みが可能な「花」とも「見」とも読める絶妙な韻踏みデザインになっています。無回転アンビグラムの醍醐味はいかに上手く曖昧に描くかということなのですが lszk氏はその妙技を極めています。

「桜ノ雨/桜の雨」 回転共存型:ちくわああ氏
halyosyさんの楽曲タイトル「桜ノ雨」より。 かわいらしい書体とデザイン。「の」を舞う花びらに模していて楽しいです。

「桜満開」 図地反転鏡像型: いとうさとし氏
開花から一週間ほどで満開になるといわれます。 「桜」「満」「開」がそれぞれ上下の図地反転鏡像文字になっています。字形に電子味がありData70フォントのようでカッコいいです。
「春と修羅」 敷詰[回転+鏡像]型:つーさま!氏
宮沢賢治の小説のタイトル。 下にある、きれいに並んだ「春と修羅」の文字図形をそのまま敷詰できるのが驚きです。図形化技術が素晴らしいですね。

「校長式辞」 回転型:てるだよ氏
卒業式や入学式で。 ストロークだけで行っている図形化の仕方がかわいいです。花弁がよいアクセントになっているデザインですね。

「別れ」 図地反転型:ヨウヘイ氏
卒業の一つの意味。 一目で読めるのはドット表現の力もあると思います。オンオフのバランスが絶妙です。

「旅立ちの日に」 回転型:螺旋氏
近年の卒業式で歌われることが定番となった合唱曲。 文字の角度が躍っているのが楽しいです。字画の太さに対して点が小さいのがバランスをよくする工夫ですね。

「獅子の大鎌」 回転型:松茸氏
しし座の頭部に相当する7つの星を繋いだアステリズムのこと。 星座内の星を文字に取り込んでいる工夫があります。書体もおしゃれですね。


「春日俊彰/若林正恭」 回転共存型:.38氏
お笑いコンビ「オードリー」の二人の名前で。 対応付けを文字密度で比較してみると、二人の名前はなんともぴったりすぎです。「俊/林」のギミックがテクニカルです。

「はる/HaRu」 振動型:意瞑字査印氏
春です。 無回転で「はる」と「Ha Ru」、どちらにも読めるアンビグラム。似たタイプの文字遊びに[寄せ字]というジャンルがあります。

「春とヒコーキ」 回転型:超階乗氏
お笑いコンビの名前で。 デザインの一部を文字表現に取り入れた楽しい作品です。袋文字の活用もよいですね。

「桜散る 木の下風は 寒からで」 回転型:繋氏
紀貫之の短歌より。「空に知られぬ 雪ぞ降りける」と続きます。 踊るような筆致が楽しく、対応付けにも生きています。「風」が隠れたような効果が面白いです。

「あかるい未来は桜色へ染まって」 回転重畳型:すざく氏
春の色は門出にふさわしい。 文字列生成で。どの文字も読みやすく仕上がっていて見事です。回転重畳型はパズル的な側面が強く、ほかのタイプとは違う魅力があります。

「庭に咲いた花 別れの日は、 もう一年前。」 敷詰回転型:Jinanbou氏
卒業して一年たって。 文字列生成で。こちらも、どの文字も読みやすくすばらしいです。読みやすい文字で長文アンビグラムを作るには敷詰回転型は有力な手段です。

「卒業式/入学式」 図地反転鏡像型: いとうさとし氏
春のイベントと言えば。 なんと左右の図地反転鏡像文字で「卒業式」と「入学式」に読めてしまうアンビグラム。一文字一文字の略し方がすばらしいです。

「従うか抗うか自堕落な風無草滴るはいつかの可惜夜に咲く涙」 回転型:結七氏
ヒプノシスマイク・Fling Posseの楽曲「とりまGet on the floor」の歌詞より。「風無草」が柳の意味で春の季語です。 長い文字列を見事に対応解釈して処理していますね。一文字ずつ見てもステキな顔をしています。

「ひねもす/のたりのたり」 回転型:lszk氏
与謝蕪村の句「春の海 ひねもすのたりのたり哉」より。 4字/6字の文字数違いも何のその。海面がゆるやかにうねっているような字形に趣きがあります。
「春空に夢ヲ志せ」 回転型:Σ氏
新たな門出に思うことは。 文字列生成にて。「すずむし」フォント風のかわいらしい文字がとてもよいです。隙間の扱いが巧みですね。文字組もぴったりで素晴らしいデザインです。
最後に私の作品を。
「桃の酒」 回転型:igatoxin
春の季語。 桃の花を浸した酒で、これを桃の節句に飲めば、百��を除き、顔の色艶がよくなるといわれます。
お題「春」のアンビグラム祭、いかがでしたでしょうか。御参加いただいた作家の皆様には深く感謝申し上げます。
さて次回のお題は「キッチン」です。調理、包丁、フライパン、皿洗い、揚げ物、換気扇、冷蔵庫、生ごみ、エプロン、厨房、速水もこみち、 など 参加者が自由にキッチンというワードから発想・連想してアンビグラムを作ります。
締切は3/31、発行は4/8の予定です。それでは皆様 来月またお会いしましょう。
——————————–index——————————————
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2025年 1月{フリー} 2月{記憶} 3月{春}
※これ以前のindexはこちら→《index:2017年~》
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4月12日 金。曇/雨
久しぶりのおやすみ。
いつもの喫茶店へ。
このお店に通うようになって半年。お店の人とやっと話せるようになってきた。
ひょんなことを話していると、「恋人に似てるね」と言われた。(私の恋人もここの常連さん)嬉しい。恋人とはもう何ヶ月もうまく話せていない。
ーーーーーーーーーーーーーーー
ひとりになって、写真について深く考えてみた。どれほど自分が他者の写真をよく���ていないかわかった。
人がみんな違うように、写真とみんな違う。もしかしてもしかすると、みんな違ってみんないいのかもしれない。写真と同じように恋人ともうまく向き合えていなかった。わかってるようで、何にもわかってないね。私
久しぶりにKANA-BOONのTIMEを開いた。
やはり原点にして頂点。初めてお小遣いで買ったCD。当時の記憶が全て蘇る。
何よりも人が嫌い、何をやっても否定される生活、何をやっても目立つ、何をやっても嫌がらせを受けていた。できるだけ上に立たない努力をしてできるだけ何もしなかった中学時代。苦しい。私という人間はこの時期で形成されたんだと思う。
今もまだ克服されていない。
いつになったら、1人で勝手に踊れるようになるだろうか。
早く、出たいな。

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Episode 5 (Ep.29): Moon Fairy / 第5話(第29話)『月精(げっせい/Gessei)』
猫猫(噂(うわさ)と言うのは尾ひれが付くものである。広く遠くへ伝わるほど事実とは異なり、時には噂が噂にとどまらなくなる。伝承(でんしょう)や神話(しんわ)の類(たぐ)いも、似たようなものなのかもしれないな…)
Maomao (Uwasa-to iu-nowa ohirega tsuku monode aru. Hiroku tooku’e tsutawaru-hodo jijitsu-towa kotonari, toki-niwa uwasaga uwasani todomara-naku naru. Denshoya shinwano taguimo, nita-yona mono nano-kamo shire-naina…)
Maomao (Rumors tend to take on lives of their own. The farther and wider they spread, the more distant they get from the truth. Sometimes, rumors become something else entirely. Perhaps things like mythology and fables are similar.)
―――――――――――――――――――――――――――――――
猫猫「行ってきます」
Maomao “Itte-kimasu.”
Maomao “I’m off.”
紅娘「行ってらっしゃい」
Hon’nyan “Itte-rasshai.”
Hongniang “Good luck.”
猫猫(後宮の北側にある荒れた桃園(とうえん)。近くには、古い廟(びょう)のような建物。そして池。昔この辺りに他の民族が住んでいたそうで、残された建物や外壁、地下通路は、今もそのまま利用されていると言う)
Maomao (Kokyuno kita-gawa-ni aru areta toen. Chikaku-niwa, furui byono-yona tate-mono. Soshite ike. Mukashi kono atarini hokano minzokuga sunde-ita-sode, noko-sareta tate-mono-ya gai-heki, chika-tsurowa, imamo sono-mama riyo-sarete-iruto iu.)
Maomao (The ruined peach orchard on the north side of the rear palace… An old shrine-like building nearby… And the pond. A long time ago, this place was home to a different ethnicity of people. They say we are still using the buildings, walls, and underground waterway that they left behind.)
猫猫「うおっ」
Maomao “Uo.”
子翠「だ~れだ?」
Shisui “Daaareda?”
Shisui “Guess who?”
猫猫「子翠」
Maomao “Shisui.”
Maomao “Shisui.”
子翠「正解!声でバレちゃった?」
Shisui “Seikai! Koede bare-chatta?”
Shisui “Correct! Did my voice give it away?”
猫猫(この人懐っこさ…さすが小蘭のだべり友達)
Maomao (Kono hito-natsukkosa… Sasuga Shaoran’no daberi-tomodachi.)
Maomao (She’s so friendly, it’s no wonder she’s chatty buddies with Xiaolan.)
子翠「エヘヘッ、猫猫、何してんの?」
Shisui “Ehehe, Maomao, nani shitenno?”
Shisui “Maomao, what are you doing?”
猫猫「子翠こそ、何でこんな所に?」
Maomao “Shisui-koso, nande konna tokoroni?”
Maomao “I’d ask the same of you. What are you doing all the way out here?”
子翠「私?私はちょっと用があって。フヒヒ…」
Shisui “Watashi? Watashiwa chotto yoga atte. Fuhihi…”
Shisui “Me? Oh, I just had some business to tend to.”
猫猫「つまみ食い?」
Maomao “Tsumami-gui?”
Maomao “Stealing food?”
子翠「違うけど。…これ���れ!」
Shisui “Chigau-kedo. …Kore-kore!”
Shisui “No, actually. It’s this!”
猫猫「ん?」
Maomao “N?”
子翠「可愛いでしょ!」
Shisui “Kawaii-desho!”
Shisui “Cute, right?!”
猫猫「普通、これ嫌がらせに取られるから、やらない方がいいよ…」
Maomao “Futsu, kore iya-garase-ni torareru-kara, yaranai-hoga iiyo…”
Maomao “This would typically be considered harassment, so don’t do it to others.”
子翠「え~何で?こんなに可愛いのに!ここって本当にすごいよね!図鑑(ずかん)でしか見たことない虫がいっぱい!この虫もここに来て初めて見たもん!」
Shisui “Eee nande? Konnani kawaii-noni! Kokotte hontoni sugoi-yone! Zukan-de-shika mita-koto-nai mushiga ippai! Kono mushimo kokoni kite hajimete mita-mon!”
Shisui “What? Why? It’s so cute! This place is really great! There’s so many insects here I’ve only ever seen in books! The first time I saw these guys was here, too!”
猫猫「へぇ…そうなんだ」
Maomao “Hee…So-nanda.”
Maomao “I see.”
猫猫(古くから交易(こうえき)をしていた土地だ。異国からの交易品に交じって、うまく繁殖(はんしょく)したのだろう)
Maomao (Furuku-kara koeki’o shite-ita tochida. Ikoku-karano koeki-hin’ni majitte, umaku hanshoku-shitano-daro.)
Maomao (This area has been a trading hub for ages. I guess some insects came in along with trade goods and found a home.)
猫猫「これ、蝶(ちょう)になるの?」
Maomao “Kore, choni naruno?”
Maomao “Do these become butterflies?”
子翠「ううん、蛾(が)だよ。夜行性(やこうせい)だから今は飛んでないけど、綺麗(きれい)な蛾なんだ~!」
Shisui “Uun, ga-dayo. Yakosei-dakara imawa tonde-nai-kedo, kireina ga nandaaa!”
Shisui “No, they’re moths! They’re nocturnal, so you won’t see any flying now, but they’re really pretty!”
猫猫(婆(ばばあ)が踊(おど)った時にも、いたのかな…)
Maomao (Babaaga odotta toki-nimo, itano-kana…)
Maomao (I wonder if they were around when the old lady danced.)
子翠「猫猫も夜、見においでよ!月明かりにフワフワ輝いて、桃源郷(とうげんきょう)にでも迷い込んだ気分になるんだから!」
Shisui “Maomaomo yoru, mini oideyo! Tsuki-akari-ni fuwa-fuwa kagayaite, togenkyo-ni-demo mayoi-konda kibun’ni narun-dakara!”
Shisui “You should come see them at night, Maomao! They flit around and sparkle in the moonlight… It makes you feel like you’ve wandered into paradise!”
猫猫「そんな大げさな……あ。月明かりに輝いて…?この蛾って、羽化(うか)したらすぐ交尾(こうび)する?」
Maomao “Sonna oogesana……A. Tsuki-akari-ni kagayaite…? Kono gate, uka-shitara sugu kobi-suru?”
Maomao “That sounds exaggerated… Sparkle in the moonlight…? Do these moths mate right after they emerge?”
子翠「するんじゃない?成虫(せいちゅう)になったら、ご飯食べられなくて、すぐ死んじゃうらしいから…」
Shisui “Surunja nai? Seichu-ni nattara, gohan tabe-rare-nakute, sugu shinjau-rashii-kara…”
Shisui “I guess? I heard they die right after maturing because they can’t eat.”
猫猫「ねぇ、この蛾の雌雄(しゆう)の区別(くべつ)って、できる?」
Maomao “Nee, kono gano shiyuno kubetsutte, dekiru?”
Maomao “Hey, can you see which of these moths are male and female?”
子翠「大体なら、できると思うけど…」
Shisui “Daitai-nara, dekiruto omou-kedo…”
Shisui “Mostly, I guess…”
猫猫「子翠!」
Maomao “Shisui!”
Maomao “Shisui!”
子翠「えっ」
Shisui “E.”
Shisui “Huh?”
猫猫「手伝ってもらいたいことがある」
Maomao “Tetsudatte morai-tai kotoga aru.”
Maomao “There’s something I need your help with.”
子翠「あ……ん?」
Shisui “A……n?”
猫猫(これは……いけるかもしれない!)
Maomao (Korewa……ikeru-kamo shire-nai!)
Maomao (This… This might actually work!)
子翠「……悪いこと?」
Shisui “……Warui koto?”
Shisui “Is it something bad…?”
―――――――――――――――――――――――――――――――
猫猫(数日後、特使を招いての宴(うたげ)が催(もよお)された。50年前、月の精が現れたという北の庭園で。本来、男子禁制(だんしきんせい)の宮だが、特例で男性官吏(だんせいかんり)も入園が許可され、上級妃たちも参加することになった。出席者は馬車の中から宴を楽しむ。異国の特使を見せ物にしないという配慮(はいりょ)でもあるが…)
Maomao (Sujitsu-go, tokushi’o maneite-no utagega moyoo-sareta. Goju-nen-mae, tsukino seiga arawareta-to-iu kitano teiende. Honrai, danshi-kinsei-no miya-daga, tokureide dansei-kanri-mo nyuenga Kyoka-sare, jokyu-hi-tachimo sanka-suru kotoni natta. Shusseki-sha-wa bashano naka-kara utage’o tanoshimu. Ikokuno tokushi’o mise-mono-ni shinai-to-iu hairyo-demo aruga…)
Maomao (A few days later, a banquet was held for the envoys. It took place in the northern garden, where the ‘Moon Fairy’ appeared 50 years ago. The rear palace is usually off limits to men, but a special exception was made to allow male officials to join. The high-ranking concubines also joined. The guests enjoyed the shows from within their carriages. This was done out of concern for the envoys, to make they didn’t attract unwanted attention, but…)
猫猫「青い瞳(ひとみ)に金の髪…。美人だな…。やはり、下手(へた)な役者は充(あ)てられない」
Maomao “Aoi hitomi-ni kin’no kami… Bijin dana… Yahari, hetana yakushawa ate-rare-nai.”
Maomao “Blue eyes, golden hair… they really are pretty. I knew it. A normal performer would make no impression.”
猫猫(それに、御簾(みす)を上まで上げ、皇帝に顔見せしているのは、よほど自信があるのだろう…。何より、おとなしそうな奥の美女はともかく、手前の美女は、自分が誰よりも美しいという自信にあふれている。異国から来た2人の美人特使が、上級妃に張り合える美しさなのは間違いないな…)
Maomao (Soreni, misu’o ue-made age, koteini kao-mise-shite-iru-nowa, yohodo jishinga aruno-daro… Nani-yori, otonashi-sona okuno bijowa tomokaku, temaeno bijowa, jibunga dare-yorimo utsukushii-to-iu jishin’ni afurete-iru. Ikoku-kara kita futarino bijin-tokushi-ga, jokyu-hini hari-aeru utsukushisa nanowa machigai-naina…)
Maomao (Also, they have their blinds raised all the way up, showing their faces to the emperor. They must really be confident. The lady further away seems to be a quiet type, but the lady closer to me seems full of confidence that she’s the most beautiful woman in the world. For sure, these two special envoys are on par with the high-ranked concubines in terms of beauty.)
猫猫(いつもより演奏(えんそう)も演目(えんもく)も派手(はで)めだ。特使に合わせてるんだろう。でも…本人たちは退屈(たいくつ)そうだ。期待外(きたいは��)れとでも言いたいのか…)
Maomao (Itsumo-yori ensomo enmokumo hademe-da. Tokushini awaseterun-daro. Demo…hon’nin-tachiwa taikutsu-soda. Kitai-hazure-to-demo iitai-noka…)
Maomao (The music and performances are flashier than usual. I guess it’s to match the envoys. But… They seem bored. I guess it’s not good enough for them.)
猫猫「それにしても、よく似ているな…」
Maomao “Soreni-shitemo, yok unite-iruna…”
Maomao “They really do look alike, though.”
猫猫(同じ祖父を持つ従姉妹(いとこ)だと聞いたが、双子(ふたご)みたいだ…。あの2人なら、高順様に聞いた『鏡の話』も可能だろうな……ん?)「あ……」
Maomao (Onaji sofu’o motsu itoko-dato kiitaga, futago mitaida… Ano futari-nara, Gaoshun-samani kiita ‘kagami-no hanashi’mo kano darona……N?) “A……”
Maomao (I heard they’re cousins with a shared grandfather, but they appear like twins. These two would be able to pull off the mirror trick from Master Gaoshun’s story.) “Hmm?”
姶良(アイラ)「ごきげんよう。せっかくの宴ですのに、こんなに離(はな)れてしまうなんて。もう少し近くで、お話をしたいでス。今日、皇弟(おうてい)様はご欠席トカ。ぜひお会いしたかったでス」
Aira “Gokigen-yo. Sekkakuno utage desu-noni, konna’ni hanarete-shimau-nante. Mo sukoshi chikakude, ohanashi’o shitai-desu. Kyo, otei-samawa go-kesseki-toka. Zehi oai-shitakatta-desu.”
Ayla “Greetings. I do not want to be so far apart at such a wonderful party. I would like to be closer to speak to you. I hear your brother is not attending today. I would have loved to meet him.”
猫猫(うわぁ…怖い。これは怖いな……。特使の本当の目的は、皇帝とその弟…2人の寵愛(ちょうあい)を受け、婚姻関係(こんいんかんけい)を結(むす)びたいという政治的思惑(せいじてきおもわく)があるのだろう…)
Maomao (Uwaa…kowai. Korewa kowaina…… Tokshi’no hontono mokutekiwa, kotei-to sono ototo… Futarino choai’o uke, kon’in-kankei’o musubi-taito-iu seiji-teki-omowaku-ga aruno-daro…)
Maomao (Yikes, that’s scary. Super scary. The special envoys’ real goal is to get to the emperor and his brother… To receive their love. A political machination involving marriage.)
姶良「もしよろしければ…」
Aira “Moshi yoroshi-kereba…”
Ayla “If it would please you―”
愛凛(アイリーン)「姶良(アイラ)、そろそろ戻りなさい。せっかくの舞台よ。ちゃんと楽しむべきでしょう」
Airin “Aira, soro-soro modori-nasai. Sekkakuno butai-yo. Chanto tanoshimu beki-desho.
Aylin “Ayla. That’s enough. They put on a great show for us. We must enjoy it properly.”
姶良「失礼しましタ。……フッ」
Aira “Shitsurei shima-shita. ……Fu.”
Ayla “My apologies.”
玉葉妃「紅娘」
Gyokuyo-hi “Hon’nyan.”
Concubine Gyokuyou “Hongniang.”
猫猫(何とかなったか…。ヒヤヒヤした~…。そもそもあの2人は、祖父が見たという絶世(ぜっせい)の美女になど、興味(きょうみ)がないのかもしれない…。この世に自分たち以上の美人はいない…そう自負(じふ)しているのだ。この分(ぶん)では、四夫人に鏡を贈ったのも、挑発(ちょうはつ)のつもりなのかもな…。まぁいい。私の仕事は、2人に月の精を見せることだ)
Maomao (Nantoka natta-ka… Hiya-hiya shitaaa… Somo-somo ano futariwa, sofuga mita-to-iu zesseino bijo-ni-nado, kyomiga naino-kamo shire-nai… Kono yoni jibun-tachi-ijono bijinwa inai… So jifu-shite-iru-noda. Kono bun-dewa, yon-fujin-ni kagami’o okutta-nomo, chohatsu-no tsumori nano-kamo-na… Maa ii. Watashino shigotowa, futarini tsukino sei’o miseru kotoda.)
Maomao (Crisis averted. That was too scary. Maybe those two have no interest in the legendary beauty their grandfather saw. ‘There is no one more beautiful than us.’ That’s what they truly believe. Maybe the mirrors they sent to the four concubines were actually a provocation. No matter. My job is to show them the ‘moon fairy.’)
猫猫「そろそろ宴が終わりそうですが、どうでしょうか?」
Maomao “Soro-soro utagega owari-so-desuga, do-deshoka?”
Maomao “The banquet’s almost over. How’s everything going?”
高順「できるだけのことは…やりました…」
Gaoshun “Dekiru-dakeno kotowa…yari-mashita…”
Gaoshun “I did the best I could.”
猫猫(…まぁ、そういう反応になるわな…)
Maomao (…Maa, so-iu han’no-ni naru-wana…)
Maomao (Yeah, that’s the natural reaction, I guess.)
猫猫「では、行きましょうか」
Maomao “Dewa, iki-mashoka.”
Maomao “Alright, let’s go.”
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姶良「音楽は私たちに合わせて派手にしていたようだけど、踊りは大したことなかったわね、愛凛。四夫人とやらも、御簾に隠(かく)れたまま。おじいさまが見た月精だって、どれほどのものか…」
Aira “Ongakuwa watashi-tachini awasete hadeni shite-ita-yo-dakedo, odoriwa taishita-koto nakatta-wane, Airīn. Yon-fujin-toyara-mo, misuni kakureta-mama. Ojiisamaga mita gessei-datte, dore-hodono monoka…”
Ayla “They seem to have made the music more colorful to match us, but the dancing seemed just average, Aylin. The famous four concubines are hidden behind their blinds. The moon fairy that our grandfather saw probably wasn’t that impressive, either.”
愛凛「姶良、ここで話すことではないわ。終わってから、部屋で話しましょう」
Airīn “Aira, kokode hanasu koto-dewa naiwa. Owatte-kara, heyade hanashi-masho.”
Aylin “Ayla, that’s not something we should be discussing now. Let’s talk about it when we get back to our room.”
姶良「すぐに皇帝から声がかかるかもしれないわよ。ん?」
Aira “Suguni kotei-kara koega kakaru-kamo shire-nai-wayo. N?”
Ayla “What if the emperor wanted us right away?”
2人「はっ…」
Futari “Ha…”
猫猫(ん?この野郎…)「うおっ」
Maomao (N? Kono yaro…) “Uo.”
Maomao (This guy…)
猫猫(50年前、特使の祖父が見た景色とは、これではなかろうか)
Maomao (Goju-nen-mae, tokushino sofuga mita keshiki-towa, kore-dewa nakaroka.)
Maomao (Fifty years ago… I’m guessing that this is what the envoy’s grandfather saw.)
愛凛「あっ…」
Airīn “A…”
姶良「はっ…」
Aira “Ha…”
姶良「(トルコ語)」
Aira “(Toruko-go)”
Ayla “What’s going on?! Where did she go?! In fact, who was that?!”
猫猫「ディアーナ」
Maomao “Diāna.”
Maomao “Diana.”
姶良「あっ…」
Aira “A…”
猫猫(発音には自信がなかったけど、通じたみたいだ。西方に伝わる、月の女神の名が)
Maomao (Hatsuon-niwa jishinga nakatta-kedo, tsujita mitaida. Saihoni tsutawaru, tsukino megamino naga.)
Maomao (I wasn’t sure I got the pronunciation right, but I guess they got it. The name of a moon goddess in a western legend.)
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高順「うまくいったようで」
Gaoshun “Umaku-itta yode.”
Gaoshun “It appears to have worked out.”
猫猫「ええ。思った通りの演出になったと思います。暗闇(くらやみ)の中��黒い布を剥(は)げば、突如(とつじょ)現れたように見えるでしょう。何より、その蛾が決め手です」
Maomao “Ee. Omotta-toorino enshutsu-ni natta-to omoi-masu. Kura-yami-no nakade kuroi nuno’o hageba, totsujo arawareta-yoni mieru desho.”
Maomao “Yes. I think we were able to pull off what we intended. Pulling off a dark cloth in the dark will make it seem like the person suddenly appeared. These moths, though, are the finishing touch.”
猫猫(やり手婆の絵に描かれた淡(あわ)い光の正体(しょうたい)は、蛾の成虫だった。婆は嫌がらせだと言っていた)
Maomao (Yarite-Babaano eni egakareta awai hikarino shotaiwa, gano seichu datta. Babaawa iya-garase-dato itte-ita.)
Maomao (The glowing lights depicted in the painting from the old lady were actually mature moths. The old lady said it was a prank pulled on her.)
やり手婆「当日アタシの衣装にイタズラする奴らがいたのさ。虫の死骸(しがい)をこすり付けられてね」
Yarite-Babaa “Tojitsu atashino ishoni itazura-suru yatsuraga itanosa. Mushino shigai’o kosuri-tsuke-rarete-ne.”
Madam “There were idiots who tampered with my costume that night. They rubbed insect carcasses on it.”
猫猫(虫の中には、異性を呼ぶために匂いを発するものがいる。匂いにつられて来た雄(おす)が婆の周りに集まって、光をまとって舞う月の精に見えたわけだ…。何という偶然(ぐうぜん)…。手伝ってくれた子翠と小蘭には、お礼をしなくちゃな)
Maomao (Mushino naka-niwa, isei’o yobu-tameni nioi’o hassuru monoga iru. Nioini tsurarete-kita osuga babaano mawarini atsumatte, hikari’o matotte mau tsukino seini mieta wakeda… Nanto-iu guzen… Tetsudatte-kureta Shisuito Shaoran-niwa, orei’o shinakucha-na.)
Maomao (Some insects emit scents to attract the opposite sex. Male moths were attracted to the old lady by the smell. Their glow made her appear like a moon fairy, dancing with the lights. What a coincidence… I have to thank Shisui and Xiaolan for their help.)
猫猫(しかし、特使だけにあの光景を見せるのは苦労した。御者(ぎょしゃ)にはあらかじめ、こちらを見ないよう言い含め、何かあってもすぐ飛び出せるよう、高順様たちがそばで待機(たいき)していた。あれは皆に見せる代物(しろもの)ではない…。傾国(けいこく)…まさに国を傾ける��壊力(はかいりょく)がある)
Maomao (Shikashi, tokushi-dakeni ano kokei’o miseru-nowa kuro-shita. Gyosha-niwa arakajime, kochira’o minai-yo ii-fukume, nanika attemo sugu tobi-daseru-yo, Gaoshun-sama-tachiga sobade taiki shite-ita. Arewa minani miseru shiro-mono-dewa nai… Keikoku… Masani kuni’o katamukeru hakai-ryoku-ga aru.)
Maomao (It took a lot of work to make sure only the envoys saw this. We had to make sure the carriage driver didn’t look this way. Master Gaoshun and a few others were close by, so they could step in if something happened. That wasn’t a sight anyone else should see. That was truly a powerful presentation, enough to topple nations.)
壬氏「おい…言う通りにした後は放置(ほうち)か」
Jinshi “Oi… Iu-toorini shita atowa hochi-ka.”
Jinshi “Hey! After I do what you tell me, you just ignore me?”
猫猫「おっ。ありがとうございます、壬氏様。重い衣装のまま、対岸(たいがん)まで泳いでいただいて」
Maomao “O. Arigato gozai-masu, Jinshi-sama. Omoi ishono mama, taigan-made oyoide itadaite.”
Maomao “Thank you very much, Master Jinshi, for swimming all the way to the opposite shore in your heavy outfit.”
壬氏「ハァ…うまくいったのか?」
Jinshi “Haa… Umaku itta-noka?”
Jinshi “Did it work?”
猫猫「ええ。特使たってのご要望に、これ以上なく応(こた)えられたと思います」
Maomao “Ee. Tokushi-tatteno go-yoboni, kore-ijo-naku kotae-rareta-to omoi-masu.”
Maomao “Yes, I think we responded perfectly to the wishes of the envoys.”
壬氏「そうか…。後は知らんからな。髪がまだ濡(ぬ)れているぞ!」
Jinshi “Soka… Atowa shiran-karana. Kamiga mada nurete-iruzo!”
Jinshi “I see. Well, it’s out of my hands now. My hair is still wet!”
猫猫「ハァ…」
Maomao “Haa…”
壬氏「フン!」
Jinshi “Fun!”
猫猫(…自分でやればいいのに)
Maomao (…Jibunde yareba ii-noni.)
Maomao (He could do this by himself.)
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姶良「…なら、いいわ」
Aira “…Nara, iiwa.”
Ayla “Fine, then.”
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小蘭「あっ、猫猫!これから手習い所なんだ!」
Shaoran “A, Maomao! Kore-kara tenarai-jo nanda!”
Xiaolan “Oh, Maomao! I’m about to go off to school!”
猫猫「ああ、あれ無事に開設(かいせつ)されたんだ」
Maomao “Aa, are bujini kaisetsu saretanda.”
Maomao “Oh, they ended up actually following through.”
小蘭「記念すべき一期生(いっきせい)になったんだ!じゃあ行ってくるね~!」
Shaoran “Kinen-subeki ikki-sei-ni nattanda! Jaa itte-kuruneee!”
Xiaolan “I’m proud to be the first generation! Okay, I’m off!”
猫猫「頑張ってね」
Maomao “Ganbatte-ne.”
Maomao “Good luck.”
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猫猫「フゥ……暇だなぁ…」
Maomao “Fuu……Hima-da-naa…”
Maomao “I’m bored.”
猫猫(翡翠宮に戻っても、大した仕事はないしな…。やぶ医者の所は、香油の件に巻き込まれて忙しそうだし…)
Maomao (Hisui-Kyuni modottemo, taishita shigotowa naishi-na… Yabu-Ishano tokorowa, koyuno ken’ni maki-komarete isogashi-so-dashi…)
Maomao (There’s not much work to do back at the Jade Pavilion. The quack doctor seems to be busy with the scented oils issue.)
Guen(Quack Doctor) “This way! No, that way!”
猫猫(あの香油の事件、完全に片が付いたわけじゃない。一つ一つは微量(びりょう)でも、組み合わせ次第で毒になり得(う)る。そんな物を一体誰が、持ち込むように仕向けたのか?)
Maomao (Ano koyuno jiken, kanzen’ni kataga tsuita-wakeja nai. Hitotsu-hitotsuwa biryo-demo, kumi-awase-shidaide dokuni nari-uru. Sonna mono’o ittai darega, mochi-komu-yoni shimuketa-noka?)
Maomao (That problem hasn’t been completely solved yet. Individually, they’re small, but when combined, they could be poisonous. Who conspired to get those brought in here?)
壬氏「調べているが、どの宮の者も大量に香油を購入していた。翡翠宮の侍女たちもだ。毒になるものは処分させたが……例えば、あの特使たちの手配、ということは考えられないか?」
Jinshi “Shirabete-iruga, dono miyano monomo tairyoni koyu’o konyu shite-ita. Hisui-Kyuno jijo-tachi-mo-da. Dokuni naru-monowa shobun sasetaga……tatoeba, ano tokushi-tachino tehai, to-iu-kotowa kangae-rare-naika?”
Jinshi “I’m looking into it, but the oils were purchased in large quantities by members of all pavilions. Including the women in the Jade Pavilion. I had them get rid of any that could become poisonous, but… Is it possible the special envoys did this?”
猫猫「どうでしょう。彼女たちの狙いに、妃の座に潜り込むということもあったと思いますが…。矜持(きょうじ)はズタボロで、それどころじゃないでしょうね」
Maomao “Do-desho. Kanojo-tachino neraini, kisakino zani moguri-komu-to iu-kotomo attato omoi-masuga… Kyojiwa zuta-boro-de, sore-dokoroja nai-deshone.”
Maomao “I’m not sure. I’m sure ‘landing a spot as a concubine’ was on their list of goals, but…with their pride destroyed, they have much more to worry about.”
壬氏「ん?」
Jinshi “N?”
猫猫(後宮には4人の上級妃がいる。親の権力を考えると、最も重要視(じゅうようし)されるべきは楼蘭妃だろう。父親の子昌は、先の皇帝の代から重用(ちょうよう)されていた寵臣(ちょうしん)だ。主上は定期的に通(かよ)っているようだが、あまり熱量(ねつりょう)は高くなさそうだ)
Maomao (Kokyu-niwa yo-nin-no jokyu-hi-ga iru. Oyano kenryoku’o kangaeruto, mottomo juyoshi sareru-bekiwa Roran-hi daro. Chichi-oya-no Shishowa, Sakino koteino dai-kara choyo sarete-ita choshin-da. Shujowa teiki-teki-ni kayotte-iru-yodaga, amari netsuryowa takaku-nasa-soda.)
Maomao (There are four high-ranking concubines in the rear palace. Given the influence her father exerts, Concubine Loulan should be the most important. Her father, Shishou, is a favorite retainer who’s held that spot since the previous emperor’s reign. The emperor does visit her often, but he doesn’t seem too passionate about it.)
猫猫(次に親の位(くらい)が高いのは梨花妃だが、皇帝の外戚(がいせき)であることに起因(きいん)していて、出世にがっつく性格ではない。東宮(とうぐう)を亡くして病(やまい)にかかっていたが、今は再び主上の寵愛(ちょうあい)を受けている。逆に、ここ数代(すうだい)でのし上がってきた里樹妃の実家は、先代皇帝に幼い娘を差し出すほどの野心家(やしんか)だ。しかし、主上はあいにく豊満(ほうまん)な女性が好みなので、阿多妃が去った後もお手付きになっていないと言う)
Maomao (Tsugini oyano kuraiga takai-nowa Rifa-hi daga, koteino gaiseki-de aru-kotoni kiin-shite-ite, shusseni gattsuku seikaku-dewa nai. Togu’o nakushite yamaini kakatte-itaga, imawa futatabi shujono choai’o ukete-iru. Gyakuni, koko-sudaide noshi-agatte-kita Rīshu-hi-no jikkawa, sendai-koteini osanai musume’o sashi-dasu-hodono yashinka da. Shikashi, shujowa ainiku homan’na joseiga konomi nanode, Āduo-hi-ga satta-atomo otetsukini natte-inai-to iu.)
Maomao (Concubine Lihua ranks second in terms of family power, but theirs comes from being maternally related to the emperor. That makes her not as hungry for power. She fell ill after losing her prince, but after recovering, she receives the love of the emperor. Concubine Lishu’s family, on the contrary, rose up in power in recent generations. They’re quite ambitious, even sending their young daughter to the previous emperor. But, unfortunately for them, the emperor likes voluptuous women. I hear that even after Concubine Ah-Duo left, he hasn’t laid a hand on her.”
猫猫(一方で、帝の寵愛が最も大きいのは玉葉妃だ。娘の鈴麗公主に加え、再び主上の子を身ごもっている。故郷である西方の国は、交易で潤(うるお)っているように見えるが、土地は痩(や)せていて決して豊かとは言えないと言う。玉葉妃は過去に二度、毒による暗殺未遂(あんさつみすい)に遭(あ)っている。昨年起きた園遊会での事件は、阿多妃の侍女頭が、里樹妃を狙って独断(どくだん)でやったものである。その理由は権力のためではなく、いかにも人間らしい動機(どうき)であった。しかし、その前、鈴麗公主を妊娠中の玉葉妃に毒を盛った犯人は、誰だったのか…。紅娘様のにらみ通りであれば、犯人は先日のキノコ事件で亡くなった中級妃だ。しかし中級妃は、どこで毒の知識を手に入れたのだろうか……)
Maomao (Ippode, mikadono choaiga mottomo ookii-nowa Gyokuyo-hi da. Musumeno Rinrī-hime-ni kuwae, futatabi shujono ko’o migomotte-iru. Kokyode-aru saihono kuniwa, koekide uruotte-iru-yoni mieruga, tochiwa yasete-ite kesshite yutaka-towa ienai-to iu. Gyokuyo-hiwa kakoni nido, dokuni-yoru ansatsu-misui-ni atte-iru. Sakunen okita en’yu-kai-deno jikenwa, Āduo-hi-no jijo-gashira-ga, Rīshu-hi’o neratte dokudande yatta monode aru. Sono riyuwa kenryokuno tame-dewa-naku, ikanimo ningen-rashii dokide atta. Shikashi, sono-mae, Rinrī-hime’o ninshin-chuno Gyokuyo-hini doku’o motta han’ninwa dare datta-noka… Hon’nyan-samano nirami-dooride areba, han’ninwa senjitsuno kinoko-jikende naku-natta chukyu-hi da. Shikashi chukyu-hiwa, dokode dokuno chishiki’o teni iretano-daroka……)
Maomao (On the other hand, Concubine Gyokuyou receives the most love from the emperor. In addition to Princess Lingli, she’s pregnant with another child from the emperor. The western nation from which she hails appears to be booming from trade, but in reality, they say they’re not that rich, since the land there is infertile. Concubine Gyokuyou has had two attempts made on her life through poisoning. The culprit of the garden party incident last year was Concubine Ah-Duo’s head lady-in-waiting, plotted and executed by her alone against Concubine Lishu. It wasn’t done for power, but for a more human, personal reason. But who was behind the previous poisoning attempt on Concubine Gyokuyou, while she was pregnant with Princess Lingli? If Lady Hongniang’s read is correct, it was the medium-ranking concubine that died in the mushroom incident from the other day. But where did that concubine learn about poisons?)
猫猫(…翠苓…。いまだ彼女の行方(ゆくえ)は分かっていない。なぜ……何のために……何が目的で壬氏様を狙ったのか…)
Maomao (…Suirei… Imada kanojono yukuewa wakatte-inai. Naze……Nanno tameni……Naniga mokuteki-de Jinshi-sama’o neratta-noka…)
Maomao (Suirei… They haven’t found out what happened to her. Why? For what cause? Why did she go after Master Jinshi?)
猫猫「ただの毒見役が、こんなこと考えて何になる…。気分転換(きぶんてんかん)でもするか」
Maomao “Tadano dokumi-yaku-ga, konna koto kangaete nan-ni naru… Kibun-tenkan-demo suruka.”
Maomao “I’m just a taster. There’s no need for me to worry about this. Maybe I’ll go for a walk.”
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猫猫(サクランボは、そろそろ終わるなぁ…。ん?あれは水晶宮の侍女たち。)
Maomao (Sakuranbowa, soro-soro owaru-naa… N? Arewa Suisho-kyuno jijo-tachi.)
Maomao (Cherry season is almost over. Hmm? Those are the ladies-in-waiting from the Crystal Pavilion.)
侍女「うっ…」
Jijo “U…”
侍女「い~っ…」
Jijo “Iii…”
猫猫(ちょっとひんむいたくらいで大袈裟(おおげさ)な…。ん?水晶宮の中で、一人だけ香油をつけていなかった侍女だ)
Maomao (Chotto hinmuita-kuraide oogesana… N? Suisho-Kyuno nakade, hitori-dake koyu’o tsukete-inakatta jijoda.)
Maomao (What an overreaction. All I did was push them around a little. That’s the only woman who wasn’t wearing scented oils at the Crystal Pavilion.)
猫猫(流行(はや)りに敏感(びんかん)な水晶宮で珍しいと思ったけど…一人ぐらいはいるか)
Maomao (Hayarini binkan’na Suisho-Kyud mezurashii-to omotta-kedo… Hitori-guraiwa iruka.)
Maomao (I thought it was peculiar, seeing how the entire Crystal Pavilion seems to pick up on trends, but I guess every group has one of those.)
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愛藍「うっ……ちょっと、だるいかもしれない…」
Airan “U……Chotto, darui-kamo shire-nai…”
Ailan “I feel a bit sick.”
桜花「風邪とか、やめてよ。玉葉様たちにうつったら、どうする気よ」
Infa “Kaze-toka, yameteyo. Gyokuyo-sama-tachini utsuttara, do-suru ki-yo.”
Yinghua “A cold? Come on. We don’t want Lady Gyokuyou or the princess to get it.”
愛藍「気を付けてたんだけどね…」
Airan “Ki’o tsuketetan-dakedo-ne…”
Ailan “I was trying to be careful, but…”
猫猫「微熱(びねつ)がありますね…。風邪薬を煎じましょうか?」
Maomao “Binetsu-ga ari-masune… Kaze-gusuri’o senji-mashoka?”
Maomao “You have a slight fever. Should I make some medicine for you?”
桜花「それなら、薬を作った後に、一応診療所(しんりょうじょ)に連れて行ってくれない?」
Infa “Sore-nara, kusuri’o tsukutta atoni, ichio shinryo-jo-ni tsurete-itte kure-nai?”
Yinghua “In that case, after you make the medicine, can you take her to the clinic?”
猫猫「診療所ですか?」
Maomao “Shinryo-jo desuka?”
Maomao “The clinic?”
桜花「医局とは違うわよ。とにかく、愛藍が知っているから、連れて行ってあげて」
Infa “Ikyoku-towa chigau-wayo. Tonikaku, Airanga shitte-iru-kara, tsurete-itte-agete.”
Yinghua “Not the medical office. Ailan knows where to go, just take her with you.”
猫猫「分かりました」
Maomao “Wakari-mashita.”
Maomao “Understood.”
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猫猫(後宮の北側に、こんな所があったとは…。近くに洗濯場(せんたくば)があるのは、服や敷物(しきもの)を頻繁(ひんぱん)に洗えて合理的(ごうりてき)だな…)
Maomao (Kokyuno kita-gawa-ni, konna tokoroga atta-towa… Chikakuni sentaku-ba-ga aru-nowa, fukuya shiki-mono’o hinpan’ni araete gori-teki dana…)
Maomao “I didn’t know such a place existed on the north side of the rear palace. It’s close to the washhouse. That’s efficient, since you can wash clothes and rugs often.)
愛藍「すいません。風邪を引いたみたいです」
Airan “Suimasen. Kaze’o hiita mitai desu.”
Ailan “I’m sorry. I seem to have caught a cold.”
猫猫(中年の女官なんて珍しいな…)
Maomao (Chunen-no nyokan-nante mezurashii-na…)
Maomao (A middle-aged court lady? That’s rare.)
深緑「微熱だね。舌(した)、出してみ。う~ん…そこまでひどくはないようだけど。2~3日無理をしなければ問題ない程度だよ。どうする?」
Shenryu “Binetsu-dane. Shita dashite-mi. Uuun… Soko-made hidokuwa nai-yo-dakedo. Ni-san-nichi muri’o shi-nakereba mondai-nai teido dayo. Do-suru?”
Shenlü “A slight fever. Show me your tongue. Hmm. It doesn’t seem too bad. You should be fine if you don’t push yourself too hard over the next couple of days, but what do you want to do?”
愛藍「妃にうつすわけにはいかないので、念のため泊めていただけますか?」
Airan “Kisakini utsusu wake-niwa ikanai-node, nen-no-tame tomete-itadake-masuka?”
Ailan “I don’t want the concubines to catch it. Could I stay overnight, just to be safe?”
深緑「ついておいで」
Shenryu “Tsuite-oide.”
Shenlü “Follow me.”
猫猫(やぶ医者よりよっぽど手慣れていて、見立てもしっかりしている)
Maomao (Yabu-Isha-yori yoppodo tenarete-ite, mitate-mo shikkari-shite-iru.)
Maomao (She seems much more professional than the quack doctor, and her diagnosis is sound.)
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愛藍「この匂い、苦手なのよね…」
Airan “Kono nioi, negate nano-yone…”
Ailan “I hate this smell.”
猫猫「アルコールの匂いですね。清潔にしている証拠ですよ。窓が多くて風通(かぜとお)しもいいですし、質素(しっそ)な分、掃除も行き届いてます。療養(りょうよう)には最適な場所かと」
Maomao “Arukōru-no nioi desune. Seiketsu-ni shite-iru shoko desuyo. Madoga ookute kaze-tooshi-mo ii-desushi, shissona-bun, sojimo yuki-todoite-masu. Ryoyo-niwa saitekina basho-kato.”
Maomao “It’s alcohol. It means this place is kept clean. There’s lots of windows, meaning it has good ventilation. The place is kept simple, making it easier to clean thoroughly. Seems like the perfect place to recover from an illness.”
深緑「ここの部屋を使いな」
Shenryu “Kokono heya’o tsukai-na.”
Shenlü “Use this room.”
愛藍「ありがとうございます。猫猫、明日には戻るって伝えて」
Airan “Arigato gozai-masu. Maomao, ashita-niwa modorutte tsutaete.”
Ailan “Thank you. Maomao, tell the others I’ll be back tomorrow.”
猫猫「分かりました」
Maomao “Wakari-mashita.”
Maomao “Understood.”
猫猫(具合の悪い侍女は、こうやって隔離(かくり)しておくのか…)「うおっ」
Maomao (Guaino warui jijowa, ko-yatte kakuri shite-oku-noka…) “Uo.”
Maomao (So, this is how they quarantine the ladies-in-waiting who aren’t feeling well.)
深緑「あんたは仕事に戻んな。付き添いだからって、サボれると思うんじゃないよ」
Shenryu “Antawa shigotoni modon’na. Tsuki-soi dakaratte, saboreru-to omounja naiyo.”
Shenlü “You, get back to work. Don’t think assisting a sick person gets you out of work.”
猫猫「うっ…」
Maomao “U…”
深緑「何だい?それとも、ここの洗濯物、ぜーんぶ畳(たた)んでくれるかい?」
Shenryu “Nan-dai? Sore-tomo, kokono sentaku-mono, zeeenbu tatande-kureru-kai?”
Shenlü “Or do you want to fold up all of this laundry?”
猫猫「あ~…失礼しました」
Maomao “Aaa…Shitsurei shima-shita.”
Maomao “Excuse me!”
猫猫(やっぱり小母(おば)ちゃんには勝てないな~。それにしても…年かさの女官ばかりな…)
Maomao (Yappari obachan-niwa kate-nai-naaa. Soreni-shitemo…toshi-kasano nyokan bakari-na…)
Maomao (I really can’t stand up to older women. But anyway… There seems to be a lot of older court ladies here.)
猫猫「後宮では、歳を取ったら半強制的(はんきょうせいてき)に入れ替えられるけど、診療所では経験や知識が必要だから、長く残されているのかな……うおっ」
Maomao “Kokyu-dewa, toshi’o tottara han-kyosei-teki-ni irekae-rareru-kedo, shinryo-jo-dewa keiken’ya chishikiga hitsuyo-dakara, nagaku nokosarete-iruno-kana……Uo.”
Maomao “In the rear palace, once a woman reaches a certain age, she’s more or less forced out and replaced. I guess they need clinic workers to have experience and knowledge, so they get to stay longer…”
壬氏「独り言をブツブツ言いながら歩くな。こけるぞ」
Jinshi “Hitori-goto’o butsu-butsu ii-nagara aruku-na. Kokeru-zo.”
Jinshi “Don’t walk around while talking to yourself. You’ll trip.”
猫猫「何か言ってました?」
Maomao “Nanika itte-mashita?”
Maomao “Was I saying anything?”
壬氏「ハァ…」
Jinshi “Haa…”
猫猫「何かご用でしょうか?」
Maomao “Nanika goyo deshoka?”
Maomao “Can I help you?”
壬氏「いや、用があるわけじゃないが、偶然会って話しかけたら悪いのか?」
Jinshi “Iya, yoga aru-wakeja naiga, guzen atte hanashi-kake-tara warui-noka?”
Jinshi “Well, no, I don’t have any business. What’s wrong with talking to you if I happen to walk by?”
高順「う……」
Gaoshun “U……”
猫猫「うぅ…」
Maomao “Uu…”
壬氏「どこへ行っていた?」
Jinshi “Doko’e itte-ita?”
Jinshi “Where were you just now?”
猫猫「診療所です。あんな場所があったんですね」
Maomao “Shinryo-jo desu. Anna bashoga attan-desune.”
Maomao “The clinic. I didn’t know that place existed.”
壬氏「後宮に入った時、一応全て案内されるはずだが、漏(も)れていたのか?」
Jinshi “Kokyuni haitta-toki, ichio subete an’nai-sareru hazu-daga, morete-ita-noka?”
Jinshi “You should have received a guide to all of the places here when you first came. Did they forget to show you?”
猫猫「売られて来たばかりで、ふてくされていたので、聞いてなかったのかもしれません」
Maomao “Urarete-kita-bakaride, fute-kusarete-ita-node, kiite-nakattano-kamo shire-masen.”
Maomao “I may not have been paying attention, what with being discontent from being sold off suddenly.”
猫猫(前もそうだったが、この話をすると妙に落ち込む…)
Maomao (Maemo so-dattaga, kono hanashi’o suruto myoni ochi-komu…)
Maomao (This happened before too, but he seems saddened when he hears this story.)
猫猫「思った以上によくできた場所だったので、驚きました。むしろ、あそこを医局にした方が良いのでは?」
Maomao “Omotta-ijoni yoku dekita basho datta-node, odoroki-mashita. Mushiro, asoko’o ikyokuni shita-hoga yoino-dewa?”
Maomao “It was more well-established than I expected, so I was surprised. Maybe that should be the official medical office, too.”
壬氏「それができれば苦労しない」
Jinshi “Sorega deki-reba kuro-shinai.”
Jinshi “If only it were that easy.”
猫猫「どういうことでしょうか?」
Maomao “Do-iu koto deshoka?”
Maomao “What do you mean?”
高順「医官には、男しかなれないからですよ。擦(す)り傷ぐらいならともかく、大怪我(おおけが)の処置は、医官しかできません。もちろん、薬を煎(せん)じていいのも、医官だけです」
Gaoshun “Ikan-niwa, otoko-shika nare-nai-kara desuyo. Suri-kizu-gurai-nara tomokaku, ookegano shochiwa, ikan-shika deki-masen. Mochiron, kusuri’o senjite-ii-nomo, ikan-dake-desu.”
Gaoshun “Only men can be doctors. Treating a few scratches won’t be a problem, but only a doctor is allowed to treat major injuries. Also, only doctors are allowed to make medicine.”
猫猫(診療所で薬の匂いがしなかったのは、そういうことか…)
Maomao (Shinryo-jo-de kusurino nioiga shinakatta-nowa, so-iu Kotoka…)
Maomao (So, that’s why I didn’t smell any medicine at the clinic.)
猫猫「おっ?私はどうなるのですか?」
Maomao “O? Watashiwa do-naruno-desuka?”
Maomao “What about me?”
壬氏「目をつぶっている、ということだ」
Jinshi “Me’o tsubutte-iru, to-iu-koto da.”
Jinshi “We’re looking the other way for you.”
猫猫(何やら複雑な事情が絡(から)んでいるのだな…)
Maomao (Nani-yara fukuzatsu-na jijoga karanda-iruno-dana…)
Maomao (Seems like there’s a convoluted backstory here.)
壬氏「これからのためにも、もっと違う形で医官を調達(ちょうたつ)できればいいのだが。宦官でなくても、できるように…」
Jinshi “Kore-karano tame-nimo, motto chigau katachi-de ikan’o chotatsu-deki-reba iino-daga. Kangan-de naku-temo, dekiru-yoni…”
Jinshi “For the future, we need to be able to come up with a new way to get doctors, so that non-eunuchs can perform medicine…”
猫猫(宦官ねぇ…。今の皇帝に代替わりした後、宦官となる手術は禁じられた。つまり今後、人材が枯渇(こかつ)するのは目に見えている。壬氏様の年齢を考えると、ちょうど禁止される前くらいに手術をしたのだろう…)
Maomao (Kangan-nee… Imano koteini dai-gawari-shita-ato, kangan-to-naru shujutsuwa kinji-rareta. Tsumari kongo, jinzaiga kokatsu-suru-nowa meni miete-iru. Jinshi-samano nenrei’o kangaeruto, chodo kinshi-sareru-mae-kuraini shujutsu’o shitano-daro…)
Maomao (Eunuchs, huh? When the current emperor came into power, he banned the surgery that makes eunuchs. In other words, it’s only a matter of time before we become seriously understaffed. Considering Master Jinshi’s age, the ban must have come right around when he was getting it done on him.)
猫猫「かわいそうに。あと数年待っていれば…」
Maomao “Kawaisoni. Ato sunen matte-ireba…”
Maomao “How unfortunate. If only he had waited just a few more years…”
壬氏「何だ?」
Jinshi “Nanda?”
Jinshi “What’s that, now?”
猫猫(しまった。口に出てたか?)
Maomao (Shimatta. Kuchini deteta-ka?)
Maomao (Oops. Did I say that out loud?)
高順「壬氏様。仕事がつかえますゆえ」
Gaoshun “Jinshi-sama. Shigotoga tsukae-masu-yue.”
Gaoshun “Master Jinshi, there is much work to be done.”
壬氏「分かった。……それと薬屋、くれぐれも、薬を煎じていることを他者(たしゃ)に知られないように」
Jinshi “Wakatta. ……Soreto Kusuriya, kure-gure-mo, kusuri’o senjite-iru-koto’o tashani shirare-nai-yoni.”
Jinshi “Got it. Oh, Apothecary. Make sure nobody finds out that you make medicines.”
猫猫「承知(しょうち)しました」
Maomao “Shochi shima-shita.”
Maomao “Understood.”
猫猫(…生える薬作ったら、儲(もう)かるかな)
Maomao (…Haeru kusuri tsukuttara, mokaru-kana.)
Maomao (If I made a drug that makes them grow back, would I be rich?)
―――――――――――――――――――――――――――――――
深緑「それは薬だね」
Shenryu “Sorewa kusuri dane.”
Shenlü “That’s medicine, isn’t it?”
愛藍「あっ」
Airan “A.”
深緑「さっきの下女から、薬の匂いがした。あの下女、隠(かく)れて薬を作ってるね?」
Shenryu “Sakkino gejo-kara, kusurino nioiga shita. Ano gejo, kakurete kusuri’o tsukutteru-ne?”
Shenlü “I smelled medicine on that servant girl back there. That girl… She secretly makes medicines, doesn’t she?”
(Continue to Episode 6/Ep.30)


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9/20
ひさしぶりに日記を毎日書こうと思って書いてみている。手の甲の血管が浮き出てきていて歳をとったことを感じた。
しばらく虹を見ていない。昔、お母さんに「さいきん虹を見ていない」と話したその日の夕方、偶然にも空に虹がかかった。バイアスでしかないけど、でもわたしはその日から世界が大好きになった。生い茂る緑、海の匂い、音、海風でほどいた髪の毛がざらつき、わたしの瞳は降り注ぐ光を受けとめて輝く。裸足になって草むらを歩くと意外と痛いのしっている?海辺に咲く紫色の花はハマゴウといって「慎ましさ」という花言葉があるらしい。そのハーブに似た爽やかな香りを乾いた風がじゅうたんみたいに辺り一面に敷いて、わたしはその上でしばらく仰向けに寝転んでいた。こういう日々が続けばいい。ずっと空を見てい���とだんだん波の音が遠くなっていって、心が晴れやかに、まっさらに、洗われていくような気がした。焼けた太腿に小さい虫が止まっているのを見つけて、でも払わずにそのままにしておく。海水で濡れた純金のネックレスが冷たく光る。美しさはときに暴力性を内包しているというけれど、それは果たしてほんとうだろうか?そしたら一体やさしさってなんだろうとか考えて、結局わからなくて、そのまま目を閉じた。
この間、地元で祭りをやっていた。暮れ方の天上に鳴り響く太鼓のずっしりした低音がわたしの心臓を突き動かす、ぶわあっと鳥肌がたつ。ルフィがニカになるとき、みたいな、変な感想しかでてこないけど、ぶるぶる震えて、数百年前にこの土地に根付いていた命と生活が古い映画みたいに巻き戻されていく。
こういう人間の生き延びるための知恵とそれを豊かにするほんの少しの遊び心が好きだと思う。草花を薬や香料として使ってみたり、魚の捌き方にも美しさがあったり、ほかにも樹皮を削って煮出す染料や蔓を編んで作る工芸品、鉱石が光るアクセサリー、その土地に根付いた神話、祭りの文化、民族音楽、スポーツ、踊り、花言葉と星座。たまにパズルのピースみたいな全てがぴたりと当てはまっている感覚になるときがある。街を歩いている人々がそれぞれ違う仕事をしていて、でもそれがちょうどいいバランスなのが不思議。宇宙飛行士になる人生も、突き詰めてイルカの生態を研究する人生も、ガラス職人になる人生もあって、それのどれも選ばない人生もある。運命がちょうどいいぐあいで溶け合って交わりあって世界が狂わずに前進しているのにぼんやり感動する。
ここ2年くらい広告会社でインターンをしているのだけど、世の中には目には入らないだけでこんなにも画期的で素晴らしいサービスが溢れているんだ、ということを日に日に実感する。そしてその作業の工程の数だけ、商品の数だけ、研究内容の数だけそこに携わりながら頑張っている人がいて、その人たちのおかげで今の生活そしてこれからの生活が守られているということを考えていると、感謝の気持ちが溢れる。わたしは生かされてる。そういうところに気付ける大人になれてよかった。
地球の地熱資源を活用した発電方法で脱炭素化をめざす会社がある一方で、光合成生物の培養プラントを利用して温室効果ガスを資源化する会社もあって。感情データの解析する会社や、藻類の研究開発を通して天然の着色成分や健康や美容の分野において貢献する会社もある。「知らない」ということはものすごく無垢で尊いことだけれど、「知識」というのは身につけるだけで世界の見え方が多層的かつ複雑なあやとりみたいに緻密で繊細で豊かなことに気付けるのでもっと尊い。顔に現れる皺の数の分だけ、わたしの感性にはだれかの未来を良くしようとする想いや頑張りが刻まれる。けして自惚れず、わたしもこれからのだれかのために頑張っていきたいと思った。
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chapter 14: Staff Room again again
あれ? 西条まだ残ってたのか?
はい、御堂君。 ボンドとカッターですね。
Saijo, you’re still here?
Hey, Mido. Glue and box cutter, right?
[AKIRA:] Huh? You're still hanging around, Saijou?
[AOI:] Here you go, Midou-kun. Glue and a box cutter.
-----
ありがとうございます。
使い終わったら、しっかり返しに 来て下さいね。
Thank you.
When you’re done, please put them back, OK?
[AKIRA:] Thank you.
[AOI:] Please be sure to bring them back when you're done using them.
-----
はい。みんなにも伝えときます。
あら、西条君もボンドですか?
OK. I’ll tell everyone.
You need glue too, Saijo?
[AKIRA:] Yes, ma'am. I'll let the others know too.
[AOI:] Oh, do you need some glue too, Saijou-kun?
------
ああ、いや、西条は帰る ところですよ。
あら、文化祭の手伝いは 嫌いなのですか?
No, Saijo’s just about to go home.
Oh, you don’t want to help with the school festival?
[AKIRA:] Ah, no, Saijou was just about to leave.
[AOI:] You don't want to help out with the festival?
------
あっ、いや、俺が 帰るように言ったんですよ!
ほらっ、転校して来て、 まだ2週間ちょいですし、
いきなり用意に参加しても、 疲れちゃうじゃないですか?
Uh, no, I told him to go home!
He’s only been here like 2 weeks, so I figured
he’d get tired having to help out suddenly.
[AKIRA:] No, that's not it! I told him to leave!
I mean, he's only been here about two weeks, so I figured...
...suddenly getting dragged into the preparations would tire him out.
------
ああ、そうだったんですね。
そう言えば西条君は、転校して来て ひと月も経ってないんですね。
Oh, OK, I see.
Yeah, Saijo hasn’t even been here a month yet.
[AOI:] Oh, I see.
Yes, now that you mention it, not even a month has passed since Saijou-kun transferred here.
-----
もうこんなに、みんなと仲良くなって いるので、すっかり忘れていました。
ああ、確かにそうですね。
I totally forgot, he’s made so many friends already!
That’s right.
[AOI:] You've already made so many friends that I completely forgot.
[AKIRA:] Yeah, that's true.
-----
本当に2週間だって 信じられないくらい。
西条って、意外と友達付き合い うまいよな。
I can’t believe it’s only been 2 weeks.
Saijo’s got really good social skills.
[AKIRA:] I can barely believe it's only been two weeks.
Saijou has surprisingly good social skills.
-----
本当は、転校初日に出会った時、 少し心配してしまったんですが、
今はそんな必要一切ありませんね。
When I first met him, I was actually a bit worried...
But not anymore.
[AOI:] When I first met you on the day you transferred here, I was actually a little worried....
But there's no need for that anymore.
-----
今後は、文化祭もありますから、 より親睦を深めてくださいね。
文化祭の最後にはキャンプ・ ファイアーもあるんですよ。
The festival’ll be a good chance to make friends.
There’s a campfire after the festival, too.
[AOI:] And now there's the festival too. So please become even closer friends.
We have a campfire after the festival as well.
------
……俺、キャンプ・ファイアーの ダンスだけは嫌いなんだ。
あらっ、それはいけませんね。
I hate the campfire dance...
Oh, that’s not good.
[AKIRA:] .....The campfire dance is the only part I hate.
[AOI:] Oh dear, that's not good.
-----
キャンプ・ファイアーでは、 男性が踊りをリードするんですよ?
去年パートナーが、ミカと山瀬に 当たった時が最悪だったんです…。
The boys lead the campfire dance, right?
Last year my partners were Mika & Yamase. It sucked.
[AOI:] Don't the boys lead in the campfire dance?
[AKIRA:] When I got to Mika and Yamase as my partners last year, it was the absolutely worst....
-----
ミカは俺の足を踏むし、 山瀬は俺の顔みて爆笑するし……。
はぁ……。
Mika steps on my feet, Rui looks at me and laughs...
Haah...
[AKIRA:] Mika stepping on my feet, and Yamase bursting out laughing when she looks at my face...
*sigh*
------
あらっ、でもどうして?
ミカは踊りながら、周りの男女の ペアリングに視線を向けてるから、
俺の足の上を歩く始末だし……。
Huh, why?
Mika’s looking at the other pairings while dancing,
and keeps stepping on my feet...
[AOI:] But why?
[AKIRA:] Mika keeps looking around at all the other couples while she dances...
...thus causing her to step on my feet...
-----
山瀬は俺が真剣に踊っている顔が 最高に傑作だったらしく、
一度笑い出したら止まらず、 みんなの大注目を受ける始末……。
Yamase thinks my serious dancing face is hilarious,
once she laughs, she can’t stop, so everyone stares...
[AKIRA:] And apparently Yamase thinks my serious dancing face is the funniest thing ever...
...and once she starts laughing she can't stop, which leads to everyone staring at her.
------
はぁ……俺、文化祭の準備は 好きだけどラストは出たくない…。
今年はきっと大丈夫ですよ。
I like preparing for the festival, but hate the end.
It’ll be fine this year.
[AKIRA:] *sigh* ...I like getting ready for the festival, but I don't want the end to come.
[AOI:] It'll be fine this year.
-----
野崎さんも、山瀬さんも 1年前より成長してます!
本当にそう思います?
Nozaki & Yamase have matured since last year!
Do you really think so?
[AOI:] Nozaki-san and Yamase-san have both matured since last year!
[AKIRA:] Do you really think so?
------
いえ……自信がありません……。
ですよね……。
No, I’m not so confident...
Seriously...
[AOI:] No... I'm not confident....
[AKIRA:] So, yeah...
-----
失礼かもしれませんが、今その光景が、 鮮明に浮かんでしまいました。
はぁ……。
I’m sorry but I just got an image in my head, hehe...
Haah...
[AOI:] I'm sorry, but I just got a clear vision of that very scene in my head.
[AKIRA:] *sigh*
-----
とりあえずダンスは出ますよ。 あの2人に当たらないことを願って。
はい、私もそれを祈っておきます。
Whatever, I’ll dance. I just hope I don’t get them.
I’ll pray for you, too.
[AKIRA:] Well, I'll go ahead and dance. I just hope I don't wind up with them.
[AOI:] Yes, I'll be hoping for you too.
-----
西条も気をつけろよ?
あいつらは絶対今年も同じ事を するはずだからな……。
You be careful too, Saijo.
They’re gonna’ do the same thing this year, too.
[AKIRA:] You watch out too, Saijou.
They're gonna do the same thing this year, for sure.
-----
はい、西条さんにも当たらないように 祈っておきます。
うしっ! それじゃあ 準備してきます!
I’ll pray that Saijo doesn’t get them, either.
Ok! I’m gonna’ get back to the preparations!
[AOI:] I'll hope that Saijou-san doesn't get them either.
[AKIRA:] Okay! I'm gonna get back to setting up!
------
怪我しないように 気をつけて下さい。
了解です。 そんじゃな、西条。
西条君も気をつけて帰って 下さいね。また明日です。
Try not to hurt yourself, OK?
Got it. See you, Saijo.
You be careful too, Saijo. See you tomorrow.
[AOI:] Be careful not to hurt yourself.
[AKIRA:] Got it. See ya, Saijou.
[AOI:] Saijou-kun, you be careful going home. See you tomorrow.
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シェイクスピア『リチャード三世』
4月23日はシェイクスピアの記念日です。没日は23日、誕生日は明確にはわからないんですが洗礼日が26日なので恐らくこのへんの日付っぽいということでまとめてシェイクスピアデーとなっております。
今年はリチャード三世のポスター風イメージを描きました。
シェイクスピア戯曲は400年以上前に作られた古い芝居の台本です。とはいえ現代でシェイクスピアものをやるとき、シェイクスピア時代の上演の再現を目指す場合を除き、基本的には現代の価値観、現代の人の好み、上演する今、私たちに合わせた演出で行います。
例えば、『ジュリアス・シーザー』のシーザー役をアメリカの大統領選挙風の舞台で明らかにトランプ大統領を想起させるファッションで演出をしたり、『リア王』を家庭の問題として痴呆老人の妄言と徘徊、姉妹間の親の世話の押し付け合いとしたりもしますし、ミュージカルや映画で有名な『ウェスト・サイド・ストーリー』は『ロミオとジュリエット』の翻案で、最近また新しく映画が作られましたし、アラブ圏の演出家が中東を舞台にして自分たちのための物語として『ハムレット』や『リチャード三世』を上演したりもしています。日本だと黒澤明の映画が一番触れやすいと思いますが、戦国時代とか日本の歴史劇風にやったりしますね。少し前の流行りで、直接ではない作品になりますが、『ゲーム・オブ・スローンズ』や『鎌倉殿の13人』も物語構造、エピソードや人物造形などがシェイクスピア戯曲の影響下にある作品として有名です。シェイクスピア戯曲または演劇に直接触れたことがなくても、シェイクスピア戯曲を参照して作られた作品は巷にあふれていますので、そうとは知らずどこかで見たことがあるかもしれません。
エンタメコンテンツでは流行パターンの作品が膨大に創られるというのがありますが、(ここ十年ぐらいの潮流だと、ゲーム・ファンタジー世界観/異世界転生/悪役令嬢ものあたりでしょうか)シェイクスピア戯曲もいわゆる「型」のようなもので、シェイクスピアものをやる、というのは、「あのお話の型でバリエーションを作っている」という読み取り方もできます。
上演芸術の古典と呼ばれるものは基本的に「皆様ご存じの! あのお話をやります!」という構造です。題材は神話だったり歴史だったり、多くの人が読んでいる文芸だったり、同時代のセンセーショナルな出来事だったりしますが、「皆の共通認識になっているもの」を「目の前でやってみせる」からウケるのだ、という構造だと私は思っています。
日本だと歌舞伎・能楽・文楽(浄瑠璃)は漫画やアニメ、ゲームなどのエンタメコンテンツを上演にかけることがありますが、これは「皆の共通認識」になっている物語が漫画・アニメ・ゲームに比重があるからで、上演をやる意義、芸能の何を見せるのかの軸が「生きている人間の芝居や踊り」というところにあるならば、台本に「流行りのモノ」をもってきてやるのは何の不思議もないわけです。
シェイクスピア戯曲・演劇も、歴史や神話などの元ネタがあるものを芝居という形にまとめてやってみせていた芸能で、シェイクスピア自身が無から何かを創造していたわけではありません。芝居が面白くなるように、歴史的な時系列も地理関係も改変しまくっていますし、何百年も前の歴史上の人物も戯曲上のなんらかの性格を持ったキャラクターとして描かれます。これは、歴史から題材をとってきてはいても、上演される時代の人々にウケるための創作であり、歴史上の人物の実像とは一致しないものです。たとえなんらかの記録が多少のこっていたところで、何百年も前に死んだ人の言葉遣いや身振りや性格や実際に心の中に思っていたことなんて十全にわかりようがないので創作するしか方法がない。立ち上がるキャラクターはうまくいったとしても「説得力のある虚像」です。「生き生きした人物像」という芝居のファンタジーを観客は見て説得されているのです。描かれるのがファンタジー・虚像であっても、これを観ている体験は現実であり、ここを明確に区切って考えるには訓練が必要です。
シェイクスピア戯曲『リチャード三世』について。
シェイクスピアの「リチャード三世」は非道な悪役です。身体障害を持って生まれ、母親から愛されず、自分のような見た目の者が女から愛されることはないと世界を呪い、欲しいものは誰も逆らえない権力であり、親族を殺しまくって王位につくも統治能力がなく、戦場でめみじめに殺される男の話です。
こう書きだしてみると加虐性のあるろくでもない男ですが、「リチャード三世」はシェイクスピア戯曲のうちでも人気タイトルのひとつで、魅力的な悪役として描かれることが多いです。実際、王位につくまでの、手段を選ばず他者をだまし、陥れ、殺していく様は「面白い話」として機能します。これは暴力の達成の話、且つ上昇の話だからです。
リチャードが権力の頂点にたったとき、仲間はおらず、信頼もなく、孤独です。王になったらもう地位上昇の高揚もありません。殺してきた者たちの亡霊を夢で見て「絶望して死ね」と呪われ、戦場で馬を失い、殺されます。
歴史上のリチャード三世がどんな人物であったかの歴史解釈とは別に、シェイクスピアのキャラクターとしてのリチャード三世は影響力があり、「リチャード三世」といえばまずシェイクスピアのリチャード三世を思いうかべるひとのほうが多い状態と言ってもいいでしょう。(歴史にもシェイクスピアにも興味がなければ「誰? 何?」って感じだとは思いますが)
日本でいうところの織田信長みたいなものでしょうか。歴史解釈的にどうかというより歴史題材コンテンツのキャラクターイメージが強いというか。これは、良いとか悪いとか言いたいわけではありません。コンテンツが流行ると影響力があるなあ、という話です。良い効果がある場合もあるだろうし、悪い効果がある場合も普通にあるでしょう。状況や条件次第なので。
前半で「皆の共通認識」という言葉を使いましたが、一人一人がなんらかの神話・歴史・物語を深く知っている必要はなく、「よく知らんけどなんかそういうのらしいね」ぐらいでも「共通認識」として機能します。
シェイクスピア戯曲のエンタメ虚像とは別に、15世紀イングランドにリチャード三世は実在したわけですが、2012年に英国レスター市でリチャード三世の遺骨が発掘され話題になり、エンタメ虚像じゃないリチャード三世の印象もまた広まったのではないかと思います。このリチャード三世の遺骨発掘の経緯は映画にもなっています。
リチャード三世の歴史準拠の再評価は昔からありましたが、2012年の発掘があったことで色々な調査が進んで、新たな解釈、そこからまた別の、シェイクスピアのものではない、フィクションのリチャード三世像も生まれるのだろうなと思います。
遺骨発掘シーンの再現を盛り込む演出が入った『リチャード三世』の公演もあったりしましたし、シェイクスピアのリチャード三世上演のほうにも、ヴィジュアルやキャラクターイメージの変化はそれなりにありそうな気はします。
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シェイクスピア戯曲を読んだり上演を見ていて、「よくわからないんだよな……」と思っているのが権力欲で、全く共感がないまま面白いと思って読んだり観たりしています。登場人物に、その判断力があってなんで権力構造には従順でボンクラになるんだ? 的な感想を持ってしまうというか。いや、権力構造の上位者になりたいという欲求はありふれてあるものだということはわかるんですが。
ダンスを見る趣味のスタンスから考えると、欲がなんであれ感情/行為/動作のアップダウンがある=動的になるのでそこを面白いと思っているんじゃないかなあと思うんですが、自分のことだがよくわからない。人なり出来事なりが動いてる状態・動きを発生させる構造、現象に面白さ・愉しみがある、のだと思うんだけど。
ちょっと話はズレますが、『リチャード三世』で言えばリチャードがアンを口説き落とすシーン、成功していると感じた上演をあんまり観たことがないです。緊張感があり印象的だという感覚はあれど、アンが憎しみと嫌悪を持ったまま口説き落とされるって、そのように表現できてると感じたことほぼないんですがあれ、難しくないですか? ものすごく難しくないですか? あり得なくはないだろうがそうとう難しくない? 感情が、字面ではわかっても腑に落ちないというか。
物語創作のセオリ��で「これは私の物語だ」と思わせることが必要と言われたりしますが、共感が発生しない、私ごとにはならないことでも全然面白いが? と思っていて、面白さってなんなんだろうとずっと疑問です。
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みんぱくへ行った
しばらく前に。
もう終わってしまった展示なのですが「点と線の美学 アラビア書道の軌跡」を見に。

アラビア書道、カリグラフィー、タイポグラフィーの企画展示です。アラビア書道の基礎的な説明や道具展示、作家の作品から印刷物や生活用品や建築の一部など色々と紹介されていて面白かったです。個人的には新聞組版と記事の題字が興味深かったです。文字系の筆耕的なお仕事とかがあるんだな。
あとアラビア書道で使われる紙。さわれる実物展示だった。

この企画展目的で行ったので、常設の膨大な展示のほうはざっくり見ただけなんですがざっくりって言ったってめっちゃ量あるね……企画展の展示場所が常設の展示場の中にあるので……
みんぱくは世界の色々な地域の色々なものが並んでいますがもちろん日本のものもあり、これだけ物量あるとやっぱりインパクトあるね。


鷺舞の衣装展示もありました。 京都発生の芸能ですが京都では踊りが途絶えたけど島根で継承されていて、二十世紀入ってから島根で継承されているものを京都で再現復活し祇園祭で舞われていたものの、また途絶えていたのが最近二十年ぶりぐらいに再び復活した、という紆余曲折ありながらも続いている芸能です。島根のほうのは重要無形文化財、ユネスコ無形文化遺産に登録されている風流踊のなかのひとつですね。
これは去年の祇園祭の鷺舞のインスタライブ。京都の方は現在は祇園会鷺舞講という団体がやっています。
instagram
「風流踊」というのは風流踊というなにか特定の決まったジャンル形式の踊りがあるというわけではなくて(いや一応「こういう踊りのことを言います」という説明はあるといえばあるんだが現代の言葉で語る時の機能とちょっと違う枠組みなんじゃというかめんどうなのでこの話はやめるね)、日本の各地のいろんな民俗芸能の類の一括概念すぎるので言いたいことが色々あるが、そのぐらいざっくりガッとまとめた言葉でくくって記録しておかないといけないからこうなっているんだろうなあ……と思っています。
あとこれは韓国の農楽の衣装とか。

プンムルノリとかサムルノリとかは何度か見たことあるのですが、帽子の上についているくるくるまわるやつめちゃ印象的だよね。
この動画の46:32からのやつです。
youtube
あとは南~東南アジア各国の人形劇・影絵芝居~仮面舞踊劇あたりの展示ががっつりあって物量~って思いながら見ました。
昔、アジア各国の演劇や伝統芸能がたくさんかかる舞台芸術祭が東京であって、その時色々観ることができてめっちゃよかったんですよね。ベトナムの水上人形劇とかも見たな。時々そういう芸能フェスティバル的なものがあるけど、なかなか行く機会がつかめなくて最近は全然見れてなくて残念です。まあ今なら万博行けってことなのかもしれないですが。
みんぱくの来歴というか、1970年の大阪万博で太陽の塔の中で展示されてた各国の仮面とか神像とか民具とかがみんぱくに収蔵されているんですよ。国立民族学博物館が大阪にある理由は「万博があったから」ってのめっちゃでかい要因なので。

万博についてもちょっと語りたいことあるな。万博についての学術的な研究会があったり研究者の方も結構いらっしゃってですね、そういう方面の講演とか展示とか行ければちょいちょい行ってるんですが、大航海時代以降20世紀までの植民地主義をどう脱して今、現代の万博をするのか、みたいなあたり、一般のメディアでももうちょっと語られてもいいような気はするんだけど「お祭り」として見ようとするとフォーカスはしない話題だよなあとか結局植民地主義を脱しきれてはいないだろうよとかこう、むずかしいね。
昔の万博、博覧会の類は世界各国のいろんな民族の人を開催地に連れてきて生活再現をさせたりする「人間の展示」をやっていたんだけど、これはかなり批判される文脈にあるんですが、現代のいわゆる「芸能のショー」と切り離せることだと思ってんの? というのが自分の中の結構重めのテーマなんですよね。「展示する」「見る」という行為はめっちゃ力関係のことなんですよ。何の了解があれば他者を鑑賞していいことになるのかというか。舞台芸術、あるいは芸能全般の、見る/見られる、展示としての見る/見られる、ちょっとでもバランス崩れると暴力になる危ういものであるよなと思っているので。なんというかな、見る/見られるの相互に了解があったとしても、「それダメじゃない?」はなんらかの文脈上では発生しうる。文化摩擦的なことなんだけども。私の興味が舞台芸術なのでこの枠組みで見てるけど、現代のSNS事情を思うと膨大な人たちが生活の様をインターネットでダダ漏れさせている中での「見る/見られる」概念は結構ザルになってると思うので、「何が悪いの?」ってなることの方が多そうな気もするのだよな。いやまじで「見る」って力の行使なんだよ。何が具体的に悪いとか決めたいのではなくて、見ることは力の行使なのでなんかの拍子に暴力になることがまあまああるっていう現象のことを気にしています。
話題は逸れるしとりとめなくなってきたけど、いろんな文化やモノを見る箱として、ヨーロッパとかのでかい博物館の収蔵品は侵略した国から収奪したもので成り立っている部分が結構あって、返還するしないは現代でもちょくちょく揉めているし、19-20世紀ごろのことを思うと日本もまあ、まあ、あるよねそういうの、というこう。
モノが今ここに存在することの意味というか。人と人のつながりとしてうまくまわっていればいいんだけど。
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地球の核まで
今年度の稽古日誌でははじめまして!えると申します。ちゃうかネームの由来が好きなキャラだと言うとかなりの確率でDEATH NOTEのLだと思われますが、違います。本当の由来はひろがるスカイ!プリキュアのエルちゃん/キュアマジェスティというキャラです。もし37期にプリキュア語れる人がいたらぜひ私にお声がけください。飛んで喜びます。
毎日はエブリデイ!の役者なのですが、一生稽古日誌を当ててもらえないため、異分子かつ老害にもかかわらずこわしなの稽古日誌を書かせていただきます。
6/16(月)の稽古内容は…
🗣発声
🦁猛獣狩りゲーム
🌿樽枝
😮💨はぁっていうゲーム
💃キャスパ/📘シーン練
キャスパァ!!楽しいね!!!
みなさんにたくさん踊り狂ってもらいました。
…ん?
6/16(月)…?
ここで問題です!今は何月何日でしょーか!
答えは~~~
6/24(火)です!!!!
…はい。折角当ててもらったくせに1週間以上も放置していました。本当に申し訳ないです。いやでも本当、やることがたくさんあったんです。ではこの1週間のタスクを挙げてみましょう。
• 中間レポート(火曜〆切・未提出)
• ××の××(土曜〆切)
• 実験レポート(月曜〆切)
• その他諸々の課題×6(ほぼ未提出)
• 合宿担当のお仕事
• 合間合間にバイト
ひとつひとつ見ていきましょうか。
• 中間レポート(火曜〆切・未提出)
単純に興味でとった般教のもの。対面で提出の授業内ミニレポートがあるのに、ここ2週連続で行けてなくてまずいです。まだ間に合うかしら。
• ××の××(土曜〆切)
詳しいことはここではお話しできないのですが。こいつが一番の要因です。相当な時間を取ったのに結局土曜に間に合いませんでした…無念。
• 実験レポート(月曜〆切)
月曜の私は修羅場でした。こやつのせいです。23:59〆切のところ、23:52に提出しました。ゴミレポも甚だしいですが、出さないよりはマシなのです。それでは皆さんご一緒に、
『出さない神レポより、出すゴミレポ!!』
これ大事。テストに出ますよ。
• その他諸々の課題×6(ほぼ未提出)
もう全部挙げるのめんどくさいので省略しますが。マジでカスい生活を送っています。ある授業に至っては、あと1回提出忘れたら落単が確定してしまいます。頼むから37期はこんな大学生にならないでね。
• 合宿担当のお仕事
旅行会社さんとあれこれお話ししました。とりあえず行き先が決まってよかったです。みんなが𝑻𝒓𝒊𝒑を𝑬𝒏𝒋𝒐𝒚できるように頑張らせていただきます。
• 合間合間にバイト
私の作ったバーガーでマターリとしていただくお仕事です。要領の悪い私のおかげで厨房���ドタバ-タです。先輩はスゴーイ。
いや~~~改めて見返すと言い訳できないレベルでクズい生活ですね。もういっそ誰か私を埋めてください。楽にしてください。刃渡り数センチの不信感で静脈を刺してくれてもいいですよ。
質問リレー、またしても老害でごめんなさいね。
「みんなに布教したいもの」
自分の趣味をテーマとした漫画を読むのが好きです。
例えば、
和服:『爛漫ドレスコードレス』『恋せよキモノ乙女』『推し着物』
ごはん:『広告会社、男子寮のおかずくん』『肉女のススメ』『ロリータ飯』『猫と紳士のティールーム』
などなどなど…
本当は他にもオススメの漫画がたーーーくさんあるのですが、書こうとするとキリがありませんので…。みなさんもぜひ、自分の好きなものを扱った漫画を読んでみてはいかがでしょうか。
まだキラキラ新入生の布教したいものを知れてないので、次のテーマも同じにしておきましょう。
では、私は4限のプレゼンのスライドを作るとします(現在12:13、@自宅、3限あり)。来期は真面目に生きたい、と数ヶ月前も言っていたなあ…もう来世に希望を抱くしかないか…
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To everyone following this Tumblr
Thank you so much for always checking out my posts!
On June 12, Käärijä performed in Japan for the first time at the Finland Day event at the Osaka Expo—and the show was a huge success!
At first, I thought if around 50 dedicated fans showed up, that would be enough to make it feel like HIS gig. But in the end, over 300 people gathered at a venue with a 200-person capacity! Of course, it wasn’t just Käärijä fans, there were people who love Finland and others who just happened to stop by the event. But by the time “Cha Cha Cha” played at the end, everyone, young and old, was on their feet—dancing, jumping, and having the time of their lives!!
Whether people knew Käärijä before or not, it felt like everyone left loving him even more.
Thanks to this event, my X account, where I’ve been posting Käärijä info in Japanese for nearly two years, suddenly gained a wave of Japanese followers. Right now, interest in Käärijä among Japanese people is higher than ever before.
Until now, I’ve been using Tumblr to share info in Japanese so that Käärijä fans around the world could see that there are people in Japan who support him and interested in the info about him too.
But now that his concert at the Expo is over, I believe the message has reached the world—there are many Käärijä fans in Japan now🇯🇵
So, going forward, I’d like to shift my updates to note, a Japanese platform that’s more accessible for Japanese readers. To be honest, Tumblr’s interface isn’t very friendly for Japanese posts, and the constant prompts to use the app made it a bit inconvenient.
Of course, I won’t delete this Tumblr. There are so many posts and memories here, and I still plan to use it for big news or announcements. That said, as the one-person “Japan branch of Käärijä PR,” it’s hard to keep everything updated across multiple platforms… So while I’ll be posting here less frequently, I’d be grateful if you drop by from time to time!
As for my fanart Tumblr, I haven’t been super active there, but I’ll keep posting fanart whenever I draw something new.
If you’re looking for the most frequent and up-to-date Käärijä news, please follow me on X!
Thank you always for supporting Käärijä Japan PR 💚
Here's some links⇩
note
fanart tumblr
X
Instagram
~以下日本語⇩⇩~
このTumblrをフォローしてくれているみなさんへ
いつも投稿を見てくださってありがとうございます! 先日6/12、大阪万博・フィンランドデーイベント内でのカーリヤ初来日公演は、大盛況のうちに終了しました。 最初はコアなファンが50人くらい行けばまあなんとか形にはなるか、という想いでいましたが、終わってみれば200人キャパの会場に集まったのはおそらく300人を超える人たち! もちろんカーリヤファンだけでなく、フィンランドが好きな人、とりあえずイベントをやっているから覗きに来た人もいたでしょうが、ラストのCha Cha Chaでは、老若男女すべての観客が立ち上がって踊り、飛び跳ね、大盛り上がり! カーリヤを知っていた人も知らなかった人も、彼のことがよりいっそう大好きになったようです。 おかげさまで私が2年近く日本語で情報を発信し続けてきたXのアカウントも、一気に日本人フォロワーが増え、いまだかつてないほど、日本人の間でカーリヤへの注目が高まっています。
これまで日本語での情報発信をTumblrというプラットフォームで行ってきたのは、カーリヤを応援し、カーリヤの情報を求めている人が日本にもいる、ということを、海外のカーリヤファンにも認識してもらうためでした。 ですが、万博でのコンサートが終わった今、もう彼を愛する日本人が増えたことは、世界中に伝わったと思います。
そこで今後は、より日本のカーリヤファンに情報を届けやすいよう、noteという、日本の国産プラットフォームでの発信にシフトしていきたいと思います。 実はTumblrのインターフェースは日本語での投稿には向いておらず、また閲覧するたびにアプリへの誘導があるのも使いにくいと思っていたところでした。 もちろん、ここには書き溜めてきた記事がたくさんあるので、このTumblrは削除せず残しておきますし、大きなニュースなどがあれば、またTumblrにも投稿したいと思っています。 が、なにせカーリヤ広報日本支部はワンマン運転なので、複数のSNSやサービスで情報を発信していくこともなかなか難しく… 更新頻度は減りますが、ぜひたまに覗いていただければと思います!
また、イラスト投稿用のTumblrについては、もともとあまり稼働してはいないのですが、こちらもファンアートを描いたら投稿は続けたいと思います。
そのほか最も更新頻度が高く最新の情報を発信しているのはXですので、気になる方はぜひフォローしてみてください。
今後ともカーリヤ広報日本支部をどうぞよろしくお願いいたします💚
※ちなみに、noteはアカウントなくても見れますのでぜひ!
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よしもとかよ 「日々是好日」。vol.146 (2024 / 11/6 + 11/13 )
2024 6th + 13th november
M1 The Pernod Waltz (Sharon Shannon & Friends)
M2 novembre (Austine) M3 Medicine Man (Bobby McFerrin)
M4 medicine (Eddi Reader) M5 AIDE SANZE ZAIDE (フィリップ・クーテフ ブルガリア国立音楽舞踊アンサンブル) M6 Lonlon (Angelique Kidjo) M7 green tea party (Lee-tzsche) M8 tout la-haut (Zaz)
[好日の素…歯を大切にすること。]

さて、11月。 言いたかないですけど、 2024年も残り2か月を切りました。 本当に いろんなことがありすぎたなぁ、と 既に振り返ってしまうのですが、 その中でも 個人的に大きな出来事のひとつが 歯のトラブル。 実は夏に 奥歯が欠ける、ということが起こって 以来、数か月 歯科治療に通っているのです。 何か固いものを噛んだわけでもなく、 普段と同じように 夕餉を食べていたところ、 「ジャリッ」という音と食感、そして ほどなく奥歯に違和感。 欠けたことが分かって、驚いたのでした。 痛みはなかったものの、 欠けたところが気になって 集中できなかったり、 口の中の状態が変わったことで 頬の裏側を噛んでしまったり…。 これではいかん、と最寄りの歯科に連絡し 診てもらうと、 被せものをしてあった奥歯の中で 虫歯が進行して欠けた、ということが 分かりました。 このことを友人知人にすると、 「実はわたしも…」と 似たような状態の方がちらほら。 永らく定期健診をサボっていたことを 反省しつつも、 なんとなく足が遠のいてしまうよね、なんて 話も。 おかげさまで 今回診ていただいている先生が とても丁寧に説明や処置をしてくださるので、 安心して治療を受けています。 そして、これを機会に 薦められたケアを試してみたり、 歯にいいことって どんなことがあるかな?と調べてみたりしています。 できるだけ長く じぶんの歯で、 おいしくたのしく食べるために 改めて歯を大切にしたいと思うのでした。
* * * * * * * * * * *
[日々是食べたい!… おはぎ]

このコーナーで 度々お話ししているとおり、 子どもの頃は あんこがあまり得意ではなかったんです…が! これだけは例外でした… それは、おはぎ。 自らをおはぎ星人と名乗るほどに おはぎについては あんこでもきなこでも ウェルカム!なのです。 放っておいたら ずっと食べているであろうほどに おはぎが大好き。 でも、そう言っておきながら あまりおはぎのことを 知らないでいたかもしれません。 鎌倉時代から 無病息災を願って 小豆を使ってつくられてきた、おはぎ。
定番といったら あんこ、きなこ、黒ごまあたりでしょうか。 (ちなみに当番組Dちゃんは黒ごま推しだそう) 地方によっては ずんだあんや青のりのおはぎもあるそうで。 また、中にあんこを入れたり入れなかったり、 つぶあんだったりこしあんだったり、 バリエーションはさまざま。 この頃では、まるでケーキのような デコレーションされたおはぎもあるとききます。 また、呼び名も季節によって 変わると言われています。 おはぎ、は萩の花の時期だから、秋の呼び名。 春は牡丹の季節でぼたもち、 夏は夜舟、冬は月窓。 夏と冬は、おはぎの生地が お餅のようにつかずにつくられる(半つぶし)ことから 「つきしらず」(着き知らず、月知らず)と 呼ばれてその名になったのだそう。 …ということは、ですよ… どの季節に食べてもよいもの、ということですよね! 今までは買ったりいただいたり つくってもらったものを食べていたのですが、 あんこをつくれるようになったのを いいことに、 とうとうおはぎもじぶんで つくるようになりました! おはぎ星人としましては、 ある意味キケンな行為と思いつつも(笑、 自身の好物を 自らの手でつくることができるよろこびも 含めて、 しあわせなおはぎ時間を 過ごしているこの頃です。 味見からいくつ食べているのか、って? それは…内緒、です!
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半年後、浩二の家の隣に広樹・江利子、大樹が引っ越してきた。大樹は、
「お父さんとお母さんが仕事の時にお邪魔します」
と挨拶をした。身長は百五十五センチほどだったが、制服の半ズボンが小さく両腿が露になっていた。意外と筋肉質に見えた。江利子は、
「陸上が好きで、意外とムキムキなのよ。未だチ◯チンに毛は生えてないけどね〜」
と話した。浩二は内心、そんな情報は要らねぇしと苦笑したものの、もしかしたら父さんの血を受け継いでいるかもしれないから気を付けようと肝に銘じた。また、利江子は言った。
「広樹君、実は今、大阪に行ってるンです。ほら、佐伯先生の告別式に克也君が来てたでしょ? あれからまた仲良しになっちゃって…。明日帰って来るンですけど、きっとラヴラヴじゃなァ〜い?」
このクセのある話し方は、恐らく母さんに影響されたンだろうなと浩二は思った。たとえ旦那に好きな男(ひと)、否、情人(アマン)がいてもそれを微笑ましく思っている利江子も濃いなァ…。
大樹は、一週間後に泊まりに来た。広樹が物産展の準備で京都、利江子が夜勤でいないと言うので来たのだが、二人分の食事を用意することが滅多になかったので、意外と大変だった。洗濯もし、初めて浩志以外の下着を干した。ウェストゴムに「YG」と黒字で施されたセミビキニブリーフだったが、何気に上質な下着を買ってあげているンだなと、浩二は思った。早くも自分の家であるかの様に大樹は過ごし、時折ブリーフ一丁で風呂から出ることもあり、浩二は驚いた。彼は、
「一応、おじさんの家だからね…」
と言ったが、中学校に進学しても直そうとしなかった。その結果、大樹は浩二に「性の手ほどき」を受けることになってしまったのだ。また、幼なじみでもあった武田仁志も休みの時には佐伯家を訪れた。彼はスポーツ刈りにし、すでに第二成長期を迎えて声変わりもしていたが、両腿が露になるほどの半ズボンを穿いていた。そんな彼にも浩二はびっくりし、
「そんな脚を出してたら、変なおじさんにエッチされちゃうよ!?」
と注意した。仁志は、
「大丈夫! エッチされそうになったら大声出すもン!」
とあっけらかんな様子だった。
いやいや、額田家もそうだが武田家もすごそうだなと浩二は思った。しかし、こうして結婚もしていないが子どもを預かる様になり、徐々に巷がどうなっているのか認識できたと彼は実感できた。
浩志も幸雄もいなくなり、周辺が淋しくなったみいは、愛美の手伝いもしながら月イチは幸雄が埋葬されている谷中の墓場に墓参りへ行った。片手にデンキブランを抱え、彼女も用意してきたグラスに注いでちびりと飲みながらしばらく語りかけていた。四十九日も俊介と一緒に済ませ、ようやくホッとした思いだった。彼女は、
「幸雄さん。今頃、浩志君と一緒にいるの? 元気にしてる? あたしはしばらく死ねないわ。愛美にまた赤ちゃんができるし、おばあちゃんをしなきゃならない」
みいも齢は七十代半ばになろうとしていた。二十三歳に母親から今の下宿の経営を任され、色んな学生を見てきたが、やはり浩志や正樹がいた頃が一番愉しかったと思っていた。未だに愛美と一緒に近くの教会へ行き、聖書を読んでいるが、同性愛について禁じてはいる箇所はあるものの、隣人を愛せよとも書いてある限りでは関係ないのでは? 異性であれ同性であれ、傷付け合うよりは愛し合う方がイイと考えていた。人間には感情があり、その感情が時折悪さをすることもある。しかし、最終的にはそれが愛する為の過程にあるものであればそれでイイのでは…? デンキブランを飲みつつ、彼女は思った。
もうじき梅の花がほころび始める。今年は独りで偕楽園へ行こうと、みいは空を仰ぎながら思った。雲一つない中を、浩志と幸雄が両手を取り合い、一緒にタンゴを踊っている様に見えた。
ーFin
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@kei98778182









ジャニーさんは犯罪者じゃないのは当たり前。日本は法治国家。ファンじゃなくても今の日本の証拠なく噂段階で決め付け排除する私刑が多発している現状に危機感。マスコミ既得権益を壊さないと未来はない。政治家誰も突っ込まないがー #記者クラブ #電波オークション #ジャニーズ潰しはマスコミもグル
ー
@fuji507

「冤罪」で消されたジャニーズと岡田有希子。芸能を殺す人々こそ消えてくれ【宝泉薫】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)
叩く側が時々、錦の御旗みたいに持ち出す裁判の結果にしても、その実態は「週刊文春」の記事をジャニーズ側が名誉毀損だと訴えたもの。セクハラと思われる事実も認定されたが「文春」も損害賠償金を支払わされた。法的な証拠は後にも先にもこれだけなので、現在の叩き方、追い込み方は明らかに行き過ぎだろう。
にもかかわらず、なぜそこまでキャンセルしようとするのか。岡田有希子のときも感じたことだが、こういうとき、人や事務所、作品を消そうとするのは、芸能を愉しめない人たちだ。芸能を好きではないというか、その作品にもスキャンダルにも人間ならではの業がにじみ出ることを思えば、つまりは人間そのものを好きになれない不幸な人たちである。(略)
ちなみに、こうした傾向は1980年代半ばの「ロス疑惑」騒動あたりから始まっている。それこそ「週刊文春」が「疑惑の銃弾」と銘打ち、悲劇の夫と見られていた三浦和義が保険金目当てで妻を殺させたのではと告発。三浦のどこか魅力的なキャラクターもあいまって、大きな注目を浴びた騒動だ。
が、裁判では無罪となった。その後、米国で逮捕され、自殺してしまったものの、法的にはあくまで冤罪である。
筆者は40年近く前、この騒動が好きになれず、同世代の友人に「マスコミは告発なんてしてはいけないと思う」と言ったら、ひどく驚かれた。おそらく、告発こそがマスコミの仕事のひとつだと考えていたのだろう。その友人はその後、新聞社に就職したはずだ。
そして今、当時抱いた思いはますます強まっている。正義を気取り、不公平な報道に走りやすいというか、世間の喜びそうな正義のためならどれだけ歪んだ報道も辞さないマスコミなど、芸能あるいは芸術にとって百害あって一利なしだからだ。
まして最近は、ロス疑惑の頃と違って、大衆が「客」や「野次馬」では満足しなくなっている。今回のジャニーズ騒動では、慰安婦問題、草津町長セクハラ冤罪事件といったものを演出したり、たきつけてきた人たちが旗を振り、一部の大衆が一緒になって叩くという構図がいっそう露わになった。「温泉むすめ」のような萌え絵による盛り上げ企画を妨害する層とも、それは重なっている。
ジャニーズも萌え絵も、日本が長年かけて築き上げてきた文化であり、それを消そうとすることは、宝物を奪ってゴミ箱に捨てたり、燃やしたりするのと同じことだ。
たとえば、KinKi Kidsがジャニー喜多川に捧げた「KANZAI BOYA」という曲がある。ジャニー独特のセンスや口癖を愛情をもっていじったもので、じつに味わいの深い内容だ。こういう曲も当分、披露されることはないのだろう。
「死人に口なし」でジャニーズ事務所を豊臣家や大日本帝国、安倍晋三にしてはいけない理由【宝泉薫】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)
そして今年、英国のテレビ局BBCと「週刊文春」による「ジャニーズ糾弾キャンペーン」のような動きが起きた。ジャニーが生前にやっていたとされる、タレント及びその予備軍たちへのセクハラの責任を問い、償えというものだ。
しかし、生前も死後も、警察への被害届は出ていないし、被害についての証言もかなり雑。逆に、被害はなかったとする証言は無視された。
BBCや文春に続いた報道も、NHKなどを含め、かなり雑というか、一方的なものが目立つ。にもかかわらず、事務所はジャニーズに好意的でなかった勢力の報告書に乗せられ「法を超えて」救済するなどと公言してしまった。ジャニーを大悪人に、ジャニーズタレントたちを悪の味方に仕立てて叩きたい空気感に抗うより、負けを認めて出直そうとしたのかもしれない。
が、そもそも、そういう勢力を信用したことが悪手だったのだ。その勢力は貪欲で、その後もゴールポストを動かしたりしながら、攻撃の手を緩めない。ジャニーズが出直すために作られた新会社には、社長をはじめ、その勢力の人たちが幹部に居座り、まるで乗っ取られたかのような印象だ。
ちなみに、その勢力には、思想でいえば左寄り、野党的、反日、フェミニストといった傾向の人が多い。それゆえ、SNSでは「#ジャニーズ潰しは慰安婦スキーム」というハッシュタグが生まれ、群馬県草津町の町長がセクハラで濡れ衣を着せられかけた事件と同じだという声も出た。(略)
その性癖については創業当初から噂され、報道もされてきたが、生前に最大の注目を浴びたのは、1988年、元フォーリーブスの北公次による暴露本「光GENJIへ」が出たときのことだった。
仕掛け人は、当時、田原俊彦の女性スキャンダルをめぐり、ジャニーズと対立していたAV監督の村西とおる。糾弾するための材料をカネをかけて集めており、そこにうまくハマったのが、カネに困っていた北だった。彼自身、アイドル時代に作詞をしたり、自伝本を書くなど文学志向だったが「光GENJIへ」自体は彼の告白をもとに出版プロデューサーの本橋信宏が執筆。本橋は村西の友人で、その仕事を手伝いながら、反体制運動などのルポを書いたりしていた。
とまあ、この構図から浮かんでくるのは、この本の信憑性についての疑問だ。ポルノグラフィーとしても恨み節としてもかなりよく出来ているが、逆によく出来すぎている感もある。考えてみれば、村西はもとより、本橋もポルノには通じていたし、北は北で、とにかく面白い話を提供しなくてはならない必要に迫られていた。そんななか、けっこう盛られた内容もあるのではと想像してしまう。
実際、北に続いて暴露本を書き、かなりの成功を収めた平本淳也について、その出版社の社長が「ちょっと虚言癖があったりする」と評してもいる。また、北はのちに暴露を後悔したり、再び暴露をにおわせたりしながら、死の前日にはジャニーやメリーに感謝を述べるなど、その言動には一貫性がなかった。
そして、北や平本、さらには今回の証言者たちの回想がすべて事実だとしたら、ジャニーのプロデュースやマネジメントはどこかで破綻していたのではと思わざるを得ない。質的にも量的にも、バレないはずはないし、警察沙汰にならなかったのが不自然なほどなのだ。
個人的な印象としても、ジャニーの性癖はもうちょっとプラトニックなもので、その傾向は加齢とともに強まっていったのではという気がする。たとえば、ジャニーが元気で可愛い少年を好んだように、薄倖で可憐な少女を愛した川端康成もそうだった。ウラジミール・ナボコフの「ロリータ」が話題になった際、川端は「あれは汚いから嫌だ」と感想を語ったが、それに似た感覚をジャニーも持っていたのではないか。
ではなぜ、今回のようなことになったかといえば「光GENJIへ」の影響がおそらく大きい。あの本がよく出来すぎていたため、それを下敷きにしたかのような証言が虚も実もないまぜに拡大再生産され、その勢いに事務所が圧倒されてしまったのではと。人間の精神とは脆いもので、大勢から集中的に糾弾されれば、まともな判断もできなくなる。まして、証言者たちは芸能活動については負け組で、その感情は恨みや嫉みといったネガティブなものにあふれているのだから。
ー
個人的には何故か🇬🇧大英帝国様の📺BBCが出てきた時点でもう充分、陰謀いっぱい、お腹いっぱいゲップップでございました。
浅〜い正義感に踊らされたアホな売国反日国民ばかりだったね、無念。
ちなみに北公次さんは短期間でしたがご近所さんだったことがあり当時奥様とお店もなさっていたのでお会いしたことがあります。合掌。nya
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