#ココ&エルフ
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明日はライブ!

お久しぶりな、ココちゃんとエルたそです🦜
最近は喧嘩もしなくなり、仲良くしています。ココちゃんが換羽期を終えたばかりで、まだお羽がツンツンしています。たくさん羽が抜け落ちる時期はお外に出て遊ぼうとしません。体力を使うみたいなので、きっと体がしんどいんだろうなぁ。もうおばあちゃんになってきました♡



かわいいね♡ピヨ♡
明日はライブです!
2月23日(祝水)こまごめわいわいほーる「ヒーリングメイト Vol.12」
OPEN 11:45 / START 12:15 料金:来場 ¥3,500 配信 ¥2,500
出演:上野まな / 潮崎ひろの with 渡邉幸啓(Gt, Uke)
▶︎当日11:30〜店頭でシャッフル整理券を配布します。
配信チケット(※購入の際にお目当てのアーティスト名を1名必ずご記入お願いいたします)→https://twitcasting.tv/waiwaihall/shopcart/132936
来場予約→ LIVE&EVENTページ より お待ちしております♡

会場でお会いできる皆さんと、画面越しで観てくださる皆さんへ、想いが届きますように♫✨
配信映像は2週間、アーカイブをご視聴していただけます!よろしくお願いします!
わくわくどきどき🤍楽しみです!!
明日はこちらのチケットを連れてゆきます✨
3月26日(土)東京音実劇場 「林ももこpresents 〜Brilliant flowers vol.1〜」 開場 18:00 / 開演 18:30 観覧 ¥3500(+1D) / 配信 ¥2500 出演:上野まな / 大森真理子 / 林ももこ ※17:50〜整理券(ランダム)配布。 ▶︎配信チケットはこちらから
どうぞよろしくお願いいたします♡
ツイッターではお知らせしていますが、明日のコマラジSweet Time Paradise『まなハマのこちらはいかが?』は途中からの出演となります👏ライブの後にスタジオへ向かいますので、よろしくお願いいたします!
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世界観のおさらい
(2020.08.19更新) イマージュの考察を追加。
■前置き■
おさらいとありますが、わりととりとめのない考察になるかと思います。 多重構造の世界観をレイヤーごとに再考して、俯瞰的に見てみようという試みです。
(一度に全部書けなかったため、順を追って更新していきます。図解も加える予定)
【はるかなる果て】 Beyond
遍く世に散らばる、願いの欠片フェレス。 フェレスは夢を求め、夢追うものはフェレスに出会う。 強い絆に結ばれて、互いに護り、互いに護られ、 運命に夢を繋ぎとめる。 夢の果て、エターナルデザイアー遥かなり……。 (オープニングより)
かれらはヒトだった。心を昇華させ、新しい感覚に"気付き"、 この次元の存在となったの。彼ら自身が、 宇宙に根ざすひとつの大きな精神の一部とも言えるかもしれない。 それは潰えぬ永遠のパワーであり、絶対の価値観であり、 そして求めども得られぬ、はるかなるものよ。 死の果てにここに達するヒトもいるわ (ミュウのセリフより)
『はるかなる果て』っつう場所がある。魔王だとか神のゴイシだとか、 個を超越した統一意思の存在次元で、無限のパワーがあるそうだ。 (中略) 全てのモンが同じ価値観を共有し、永遠に在り続ける……。 クレスオールは、そこにみんなを連れて行きたかったンだろうな。 だがまだヒトは至らねぇ。魔王はそのためにオレの祖先を遣わした。 『はるかなる果て』の防人としてな。 (グッドマンのセリフより)
お前たちはわずかなれど『はるかなる果て』を見た。 神の次元、奇跡ともいえる力を。それは抗いうる、達しえぬものではない。 奇跡のパワー、それはあらゆる想像を実現する。 想像できることに実現できぬモノなどないのだ。 (ユキルタスのセリフより)
メインストーリーにおける真の目的地と言ってもいいかもしれない。 しかしプレイヤーは最終的に、イムド・エガトでその一端に触れるだけにとどまり、イススィールという地上へ帰還する。
ラストバトルの描写だけ見るなら、はるかなる果てとは、天空に開かれた超常の門の先に広がる高次元、統一意思や神々の領域である。 未開の宇宙や未来の象徴としても連想できるだろう。 だがNPCのセリフから、同時にヒトの内にある精神性や、その高みにも繋がっているようだ。 ゲーム上の用語に置き換えるなら、重要ステータスでもあるセンスが近いだろう。 レベルアップとともに上昇していく能力は、プレイヤーを高みへと近づける。
人々はいつか気付くでしょう。 夢に向かおうとする一つ一つの気持ちが、 世界を明るく導いていくことに。 (エピローグより)
エピローグでは高次元に触れた冒険者たちが、やがて滅ぼうとしていた世界に希望の光を残していく。 自身がこうありたいと願った姿を、自らの力(フェレス)によって獲得し、やがて世界を変えていく、いわば先駆者なのだ。 ミュウ、グッドマン、ユキルタスはそれぞれエターナルデザイアーに対して異なる思想を持つガイドだが、諦めずに自身の夢を追求することの重要性については、考えが一致している。
そのための根源的かつ、無限のエネルギーが満ちているのが、はるかなる果てである。 限りないセンスにあふれた次元と考えていい。
【イムド・エガト】 Dim Gate
はるかなる果てとイススィールの接合点である。 ヒトと神の戦い、超常との衝突が起こるスポットとも言える。 ラストバトルと一連のイベントは、夢や願いを叶えるならば戦いなくして得られないと、暗に語られているように思える。
また、はるかなる果てはヒトの内にある精神性でもあると前述したように、エターナルデザイアーのラストバトルは、個を超越した統一意思、人々の集合的無意識との戦いでもある。 グノ・レイは絶望や破壊衝動、エクル・エテルは夢を叶えられなかった無念や悲壮、ユテァリーテは集合的無意識そのものの、それぞれの具現体である。時空を超えて集う、世界の巨大な思念なのだ。 そしてそこには、プレイヤー自身のそれさえも含まれている。
プレイヤーは自身や世界を最大の敵として打ち勝ち、新たな世界を手に入れるのである。 全開されたポテンシャルによって、自身を覆いつづけていた殻を破る、と言ってもいいかもしれない。 そのとき発揮されるのは、統一意思に反逆する、個の意思である。 力の源であるフェレスは、所有者との思い出や絆を深める、極めて個人的なものであり、パワースポットを巡る冒険は意思を育むための旅路でもあった。
この鍵は、其処と此処とを結ぶ超常の門を開くためのモンだ。 オレのご先祖さんがもしもの時にってグノ・レイから賜ったンだが、 エル・セイダにもおンなじ力があったのさ。 (グッドマンのセリフより)
魔王の使徒、レイ一族ははるかなる果ての防人だという。 門番とすれば、彼らはいったい何から、何を守っていたのか。
ラストでグッドマンはヒトを信じるという言葉を繰り返している。 彼らの味方であったロマルフ王家もまた、ヒトが在ろうとする強い意志を尊んでいた。
はるかなる果てに完全に至ることは、ヒトをやめて統一意思(神々)との融合を果たすのにも近い。 レイ一族やグノ・レイは、エターナルデザイアーというヒトではない超常の力によって簡単に到達されてしまうのを良しとしなかったのだと思われる。
【多次元】 MultiVerse
現次元とそれを取り巻く多次元によって構成されているというのがEDの世界のロジック。 個人の心や精神だけ(死者の魂など)が存在するための霊次元や、世界全体のバランスを司る律次元などがあり、非常にあまたの次元が重なって、現次元という実体を織り成している。 イススィール島は、そういった多次元に現次元から干渉しやすい世界なので、不自然な力の源であるパワースポットが生じたり、霧渓谷やエイミリーフのような場所がある。(GM談)
多元宇宙論については定義が難しく、検索をかければ基本的な情報も出てくるので省略する。 ここでは主にファンタジーやフィクションの立場から考えたい。
多次元を描いた作品は諸々あるが、エターナルデザイアーの世界観にもっとも近いモデルは『エターナル・チャンピオン』シリーズではないかと思う。 エターナルデザイアーは特にこのシリーズに少なくない影響を受けているのが、主な理由である。 最も有名なエルリックサーガでは主人公エルリックが様々な次元を冒険し、脅威や運命と対峙していくのだが、次元ごとにまったく異なる情景やロジックが存在し、想像を超えた出来事に巻き込まれていく流れは、特にデスァ闇沙漠の情景やエンセスのイマージュのシナリオとよく似通っている。
エターナルデザイアーには、霊次元、律次元、黒魔次元、地獄次元、ハキュスの次元など、名称のある次元もあるが、未知の次元も数多く存在していると思われる。
イススィールがどこにあるのか、本当に実在するのかすら不明な曖昧な舞台であるが、ここが現次元における特異点(無限の密度を誇る、常識・法則を逸脱している、運命が確定していない)であるのは間違いない。そしてイススィールでは、次元のボーダーラインが曖昧になる。神秘の内部に足を踏み入れたプレイヤーには、あらゆるエリアや時空、出会う人々がシームレスに感じられ、まるでひとつの完成された舞台のようにも感じられるだろう。 エルフから機械、果ては他次元の竜族や魔族など、多くの種族が集うこと。 ファイハーン、ディグラット、リュクレースといった、本来であればリギナロに並ぶ伝説上の人物がナビゲートをしていること。 霧渓谷で出現する知らざる世界で不死人間に殺された戦死者たちの魂や、エイミリーフ広原���多様な生態系。 アストラで分岐していく物語とその結末。 現次元という実体の裏に秘匿されていた様々な伝説や謎を、プレイヤーは解き明かし、また運命を決するのも可能とする。
たとい肉体が滅んでも、その記憶は永劫に残ると言います。 想いはひとところにとどまって、新たな次元の扉となるのです。 今、古いイススィールの思い出が、パーティを過去へといざないます……! (ハキュスの次元のシナリオより)
君らは他次元で私を助けてくれた。 この次元における真実ではないが、私には今それが分かる。 その意思がこの次元においても変わらぬものか、教えてくれ! (オンテニフのセリフより)
明確なゲーム体験のひとつに、ハキュスの次元がある。 強力な思い出が新たな次元を生みだす、興味深い事例だ。
過去を追体験するシナリオだが、ハキュスの次元で起こるのはただの夢や幻ではない。 オンテニフは他次元の出来事として、プレイヤーに助けられた事実を覚えている。 これも次元同士のボーダーラインが不確かだという証左である。
重要なのは、たがいが干渉しあう点だ。 本来、現次元と他次元が干渉することはないが、イススィールにおける越境によって、登場人物やプレイヤーを取りまく物語が変化していく。 一言にするなら「交わる」のだ。 それがエターナルデザイアーのシナリオが独自に描く、多元世界の魅力でもある。
プレイヤーがたずさえるフェレスは個人的なアイテムでありながら、多次元からなるパワースポットを経て、世界との交わりによって成長する。世界や他者を知り、関わるという経験が、フェレスをより強力にする要素になるのだろう。
【イススィール】 TheEarth
第一期、二期の節目で100年の時間の経過を感じた人もいれば、それは寝ている間の出来事で、実感時間も大して経っていないとか、そんな破綻を簡単にきたしかねない不安定な空間。 島の広さは、人によって体感する広さが変わり、実際の距離を測ることはできない。行きたい場所も、「ココに行こう」と思って歩いていくと、自然に着いているといった具合。 人口は、"そこに居ると思っている人"の数だけ存在する。 全員が同じように感じるのは、完全にイメージの定着したリギノの神殿やエリグヒド街跡のような『地域』だけ。 パーティのような絆を持った集団なら、全員同じことを感じ、同じ物が見える。誰もが確かに認識できるものははっきり存在してるけど、あらゆるものは漠然としているのがイススィール島のイメージ。(GM談)
多次元の考察から地続きとなるが、イススィールは現次元における特異点であり、無限の密度を誇る、常識や法則を逸脱している、運命が確定していないなどの特徴を持つ。
過去の考察では、TheEarth(地球)のアナグラムでありながら、ファンタジーが舞台がゆえに「鏡に映った地球」と例えた。
エターナルデザイアーはファンタジーのなかでも、古典的、原点的に類される作風である。 異世界へ旅立ち、もとの世界へ戻ってくる、行きて帰りし物語なのだ。 さかのぼれば、神話や伝説にも見られる不変の構造でもある。
エターナルデザイアーでは、オープニングで導かれるイススィール島が異世界であり、エピローグの描写が帰還に相当する。 そして、フェレスにかけた願いは島を去った時に実現する。
君たちが胸に抱き、旅の支えとなった偉大な夢は、 イススィールを去る時に叶えられるだろう。 フェレスに誓って約束する。 (クレスオールのセリフより)
また、TheEarth(地球)のアナグラムなのは、真に異世界へ旅立つ者が、メイキングされた架空のキャラクターではなく、プレイヤー自身を指しているからだと思われる。つまりプレイヤー自身が、キャラクターを通して物語を体験し、読了をもって現実世界に帰還するのだ。あらゆるものが漠然とするのは、プレイヤーそれぞれの主観、夢、投影が強く反映されるためである。
逆から言えば、ファンタジー作品には地理や文化、歴史、登場人物の心情までもが全てつまびらかにされたものも多いが、エターナルデザイアーは���えてそうしなかった。さらに土地や人物は書かれたままに存在するが、それらに対する感じ方は読み手のイメージが最優先される。世界や物語のほうから、感じ方や価値観を押しつけることはない。 それがイススィールという舞台を、あらゆる主観、夢、投影を受け容れる器として成立させているのだ。 決戦の地アストラのエンド分岐が最たる要素といえるだろう。
ォオオーム……それが正義だ……。 何が正しくて……何が悪いのか…… 真実は常に相対だ……ゥオーム。 お前たちは自身の正しいと思うことを為せ。 それがお前たちにとっての正義……。 ウゥーォオ……だがわかっておくれ…… 我らが……為したことを……。 これも……ひとつの正義なのだと……。 (大ウーセコリートのセリフより)
だがそうなれば、世界は有限であることもボーダーを引くことも、それぞれの価値観の正否を決めることも不可能になる。 その不可能を世界観として落としこんだならば、理解の光によって明らかにはしきれない、不確かで幽微な時空が生まれるだろう。 しかしゆえに、あらゆるものを内部に受け容れ、神秘へと秘匿しながら無限の可能性で満たす特異点たりえるのだ。
そしてイススィールの夢は受け容れた全てを、現実のプレイヤー、そしてTheEarth(地球)へと惜しみなく返していく。これもまた、越境による「交わり」である。
【混沌】 Chaos
便宜上、混沌と題したが、勇気、栄光、正義、希望、博愛、聡明、犠牲といった資質である。
資質も世界観とリンクした重要なステータスで、基本的なことは過去の考察で書いたので省略する。 また虚無は別項とするので、ここでは含まれない。
この要素について如実に描かれた一つが、クエスト「エンセスの淵へ」である。
「無限の探求者たちよ、次なる道を教えましょう。 リギナロの生涯を称えた碑に、7つの鍵をもたらしなさい。 旅終えたそなたらには見えるでしょう。 パワースポットの先にある道、鍵はそこにあります」 (エレァセルのセリフより)
クエストではそれぞれのエリアに待ち受けるNPCが、各資質の持つ真髄について語ってくれる。 またその後、有形のアイテムで鍵を手に入れるのではなく、目に見えない力や精神を解放することで鍵をなすようだ。
"〇〇の鍵"をゲット! 〇〇の未知なる力が解放された!
あるいは、そこはプレイヤーのイメージ次第だろう。 目に見える形で鍵を手に入れたと思えば、プレイヤーにとってはそのようになるのかもしれない。
いずれにせよ、資質の未知なる力を解き放つことが「鍵」なのだ。 これはパワースポットとフェレスの関係と同じである。 パワースポットから力を得てアストラに至ったように、ふたたび巡礼を行い、守護者たちとの戦いから力を得てエンセスに至る。
そしてフェレスと同じく、エンセスに至る七つの鍵とはもともと、プレイヤーの内にそなわっている潜在力や可能性とも言える。 エターナルデザイアーに、資質を持たないプレイヤーはいないからだ。
またこのクエストは、イススィールからエンセスへの変遷も描いている。 イススィールは物質的、表層的な舞台であるが、エンセスは精神的、深層的な舞台となる。
勇気とはなにか、希望とはなにか、犠牲とはなにか……。 クエストのNPCたちは、それぞれの資質のなかに隠されてある言葉を語る。
それをプレイヤーに気づかせる、あるいは思い出させることで、エンセス=センスを解放する。 センスは感覚であり、隠されてあるものや神秘を発見するのに必要不可欠な力だ。 そうして感覚の目覚めたプレイヤーは、今まで目に見えなかった領域のエンセスを見出すのである。
全ての鍵を揃え、リギナロの碑にもたらすとエンセスへの扉が開かれる。 そこで最後に入手するのが虚無の鍵だ。
庭園にたたずむリギナロの碑に七つの鍵をもたらすと、 扉が現れ、開きました。 扉の先は明るい空が広がり、あらぶる雲が流れ出てきます。
流れ出る雲は光を飲み込み、あたりを闇で覆います。 やがて全ての光が閉ざされ、あらゆる感覚を失いました。
"虚無の鍵"をゲット! 虚無の未知なる力が解放された!
虚無の未知なる力の解放は、エンセスへの道に必要なのではなく、ひとつのゴールである。
シナリオの描写では、エンセスの領域に踏み入ってから、なかば自動的に解放されたようにも見える。 7つの資質と混沌はもともと、虚無から生まれ、そのルーツを理解したことで虚無の鍵を得られたのである。
繰りかえしとなるが、エターナルデザイアーに7つの資質や混沌を持たない者はいない。
それは、それぞれの資質が世界を支え、多様性や盛衰を生み、存続させていることの証でもある。 その混沌が続く限り、世界が停滞することもない。 世界樹にたとえるなら、葉の生い茂る樹冠である。
唯一、そこに虚無が含まれないのは、初期ステータスで虚無は得られない���らだ。 宇宙の影(見えないもの)に触れた者だけが、虚無を知ることができる。 通常は世界樹の根元に属しており、7つの資質と混沌のルーツ(roots=根)に相当する。
人々は樹の上で成長しながら豊かに暮らしているが、世界を根幹で支えているものは何か、それを知ろうとしたとき、樹から下りてゆかねばならない。 はるかなる果てが樹を上った先にある世界の高みであるなら、エンセスはやはり世界の淵となるのだろう。
だがその入り口の鍵��、外部にあるのではなく、また失われてもいない。 資質という形で残され、人々の内に秘められている。 永い時のなかで鍵が脈々と継がれていることを、はるかな太古から来たエレァセルは知っており、クエストが解放の導き手となるのだ。
【エンセス】 Fantasy
かつてエンセスがありました。 人知れず滅ぼされてしまったはかない世界。
誰にも気づかれずに消え逝く中でしかし、 あらがう者はいました。
ェアストの憎しみの果てに、 世界を存在付けるイマージュが失われるとき、 それを心に刻み込む必死の女性がいたのです。
これは終わる世界の物語。
エンセスのいまわに繰り広げられた、 むなしく、孤独なメモリアル……。
それは思い出ではない、或るひとつのシンボル。
(エンセスのプロローグより)
エンセスの基本や詳細は過去の考察で書いているので、ここでは箇条書きでまとめておく。
《シナリオでの特徴》 ・虚空 ・誰かの想像や夢 ・何かの拍子に一瞬で消えてしまうはかない世界 ・未来であり過去 ・虚構と事実の狭間 ・イマージュによって成立している
《考察》 ・虚無や、虚無に属するもの(センス、愛、ファンタジー、無価値、無意味、理解不能)を源にしている ・過去、現在、未来を一つのものとして象徴した世界 ・現在や未来も含めて、太古の記憶そのものとしている ・イススィールのはじまりであり、おわりでもある ・深部で現れる果てしない木とは、世界樹ではないか
冒頭からすでに「かつてあった」「そして滅ぼされてしまった」とある。 結末において、ェアストによる滅びは成し遂げられたと解釈していいだろう。
エンセスは、虚無から生まれたものがなんらかの価値を得て混沌へと変わり、そしてまた、混沌が価値を失って虚無へと還っていく、その過程の世界である。
構造は、以下のような階層を形どっている。
イススィール ――――――――― エンセスの浅部~中部 ――――――――― エンセス深部
落日のアレド、魔都ケサクリフィ、スニムビユ危峰、絶境アガシャスサ。 この4つのイマージュをめぐる冒険は、中部、つまり狭間で行われる。 イマージュでは、価値(混沌)と無価値(虚無)が混在したシナリオが展開されているからだ。
命を賭けて時間を稼ぐリュクレースと、逃げずに彼女を追ってきたディグラット、彼らは名誉ある冒険者だが、最後にはお互いが愛情から動いていたことが分かる。 力こそ全てのケサクリフィ、その頂点にいたルディリアは、���責や焦りによってその全てを失ったとき、エイクドとの絆を取り戻す。 エルナーナもまた、驕りからとりかえしのつかない事態を招き、そうしてかけがえのない師や弟子たちを思い出して贖罪を続けている。 ディテークは友の死を経て、使命ではなく愛おしさゆえに世界を守りたいと語った。 脇役のアンシーでさえ、憎しみ(トレーベとの愛)から無謀にも襲いかかってくる。
エイクドやマフェルオレ、ファイハーン、彼らもまた、生きること、残すことの意味に向かいながら、根底には非合理が渦巻いている。 本当に合理的な価値だけに生かされている人物なら、滅びの化身たるェアストを前にしたとき、ただただ絶望するほかないのだ。
リィタ 「クレスオールが言っていた。 エンセスは奥深いイマージュで成立している。 今は知覚できなくても、多くのイマージュに触れ、 感覚に慣れれば新しいレベルに気づくと。 ここには何かある気がする。 行き詰った時は、再びここに立ちましょう」
リィタが感覚に慣れるのは影からイマージュを取り戻すことによるものだが、そこには滅びによる痛みや悲しみが多く含まれている。 しかし痛みによって、在ろうとする者たちの鳴動もまた強力であると描写された。
そしてリィタはイマージュを通じながら、エンセスそのものを心に刻みこむのだが、具体的にはどういうことなのか。 彼女はエンセス深部の導入で、エル・セイダを使ったイマージュの具現によって世界を取り戻しにいこうとする。
だが、エンセスは「滅ぼされてしまった」と過去形で語られる、終わると決まった世界であり、むなしく、孤独なメモリアルである。 メモリアルは記念のほかに、追悼の意味もある。 元通りにするなら、このような表現にはならないはずだ。
エンセスの源にあるのは、虚無である。 であるなら、エンセスの世界もまた、価値を失うことでその真価が発揮される。 不可逆の滅びであり、それまでの登場人物たちと同じ道すじを辿るのである。 そう考察するなら、エンセス深部で起ころうとしていたこともうっすらと見えてくるかもしれない。
世界が終わるとき、最後には愛が残される。 愛としたが、別の言い方をするなら、神秘、ポテンシャル、希望、願い、あるいは憎しみなど、様々な顔を持つかもしれない。 それらが、全てが失われた世界において在ろうとする力になる。
リィタが心に刻み込んだものとは、残された愛である。 リギナロの仲間たちの望み、ルディリアとエイクドの絆、トレーベとアンシーの絆、マフェルオレの希望、ディテークの願い、エルナーナの願い……。
もしもイマージュから具現したのがイススィールだとすれば、それらはエル・セイダによって昇華されている。
リギナロの仲間たちは施設の主人として、後世の冒険者たちをそれぞれが望んだ形でナビゲートしている。 ルディリアとエイクドの業はクエストのなかで晴らされるだろう。 初代トレーベとアンシーは、ともに盗賊団の仲間として活動している。 マフェルオレの宣言した通り、彼はマフェリアリに転生し、エンセスの新暦はイススィールの誕生によって元年を迎えた。 ディテークはお守りにもあるように、暗闇の神として世界を守り続けている。 エルナーナはふたたびグラハムの弟子となり、極めたあとは旅をしている。
これは、プレイヤーが滅びに瀕した世界でフェレスを手に入れ、イススィールを訪れる本編とも重なる。 フェレスをフェレスたらしめるのも愛(愛着)だからである。
また、そのイススィールが崩壊するのは、アナザルートでユテァリーテを倒した時だけである。 以前、ユテァリーテ=リィタの説も考察したが、リィタがイススィールの女神となり、その心がイススィールを生んだとするなら道理にかなっているだろう。
【イマージュ】 Image
イマージュについて考えるとき、エンセスと混同しがちなため、まずは関連のシナリオテキストを抜粋してみる。
ェアストの憎しみの果てに、 世界を存在付けるイマージュが失われるとき、 それを心に刻み込む必死の女性がいたのです。 (エンセスのプロローグより)
私はェアストを倒す。滅びを辞めさせ、イマージュを取り戻す!
お願い、私にチカラを貸して。 この世界を形作っているイマージュを取り返し、 ェアストの滅びから救うために! (リィタのセリフより)
クレスオールが言っていた。 エンセスは奥深いイマージュで成立している。 今は知覚できなくても、多くのイマージュに触れ、 感覚に慣れれば新しいレベルに気づくと。 (リィタのセリフより)
「私を、心に刻み込め……。お前たちの中で、 私の、存在……私の、イマージュは……残る……。 この……橋と……ともに……」 ウルテルフは息絶え、しかし橋は今確かな足場を取り戻しました。 橋を渡り終えた先にいくつかのスポットが見えます。 (かすかなルーツより)
イマージュは人々の経験や意識の集合だ。 本来ヒトが一人で抱え込めるモノではない。 (ディテークのセリフより)
在ろうとする強い意志こそが世界を姿取るものだ。 それがイマージュだ! 保守はヒトの心を動かさぬ。 虚無で無価値な幻影よ。なぁ、ェアスト! (マフェルオレのセリフより)
残るリギナロを始末した時、その名を知らぬ者こそ少ない、 あまたの偉譚を残した彼らのイマージュは潰える。 大きな存在だ。消さねばならぬ確信がある。 (ェアストのセリフより)
ここからイマージュの特徴や、物語での扱いをまとめてみる。 ・人々の経験や意識の集合体 ・世界を存在付けている ・ェアストに奪われ、リィタが取り返そうとする ・奥深いものである ・イマージュに触れて感覚に慣れれば、新しいレベルに気づく ・在ろうとする強い意志がイマージュになる ・生きている人が心に刻むことで後に残せる ・世界への影響力に関連している
エンセスの考察ではすでに、人々に残された愛がエンセス、およびイマージュの核であるとした。 そのため、この項では愛とは少し異なる面から考えていく。
イマージュとは人々の経験や意識の集合体だと明確に語られているが、もっとシンプルに言い換えるなら、それは思い出でもある。 エターナルデザイアーの物語全体でも、思い出は重要なキーワードである。 注意したいのは、愛≠思い出であることだ。 愛を核として、思い出が形成される。
ヒトは大抵のことは忘れてしまうが、愛に結びついているものは長く覚えている。 単に愛するだけではなく、愛や愛するものを傷つけられた憎しみや、喪失の悲しみ、そして郷愁などもそこに含まれる。 愛を記憶することに、距離や時間は存在しない。 エンセスでは時空を易々と跨げるのも、思い出の世界であるからだろう。
しかし思い出とは複合的でもある。 憎しみや悲しみによってゆがんでしまった思い出、愛を勝ち取るために曇らされてしまった思い出、栄光の影に隠れてしまった思い出。 イマージュのシナリオではその側面も描かれており、特にルディリアやエルナーナの話が顕著である。
闇の全てを覗きたければ、統べねばならぬ。 支配し、隠させないことだ。 そうして私はかつて、世界から大きな恐怖を払った。 (ディテークのセリフより)
対照的にディテークは、友ロクザンドの棺を大切に秘することで思い出を純粋なまま保っていた(ェアストに染まらない、ポジティブなイマージュ) マフェルオレもまた、王として背負ってきたものを奪われたが、憎しみに駆られなかったためェアストを驚嘆させる。
しかしルディリアやエルナーナもまた、世界の滅びを前にして失ったものに気づく。 ファイハーン達も、高名な冒険者である前の、一人のヒトとしての彼らの信念や犠牲の精神が明らかになる。
その視点で見ると、ェアストの役割には滅びによってディテールを取り除き、思い出から愛を明らかにする面もあるように思える。 だがこれはェアストが優しいのではなく、そもそもディテールを取り除かなければイマージュの核に至れないからである。 イマージュとは奥深いものであり、最奥にあるものとは愛である。 愛(ルーツ=根)を明らかにしてそれを滅ぼさねば、思い出(イマージュ)は残り続ける。
しかしェアストは各シナリオの最後で、娘のリィタに自分からイマージュを返すのである。 エンセスは滅びる運命だが、イマージュに関しては完全に滅ぼしてはいなかった、と解釈していいかもしれない。 あるいはェアストにも愛まで滅ぼすことは不可能だった、ともとれる。 (少なくとも娘への情は描かれている)
失わるる世界の幽かな記憶が、強い印象で呼びかける……!
クリア後でも同じエリアで戦闘できるのは、幽かな記憶(かすかなルーツ)がまだ残されているからとも考えられる。
私はこれからリィタという娘に会いに行く。 この滅び行くエンセスを存えるキーパーソンだ。 私は彼女のモラルを維持するために、 恨まれ、立ちはだかるロールを演じる。 手加減はするが、万が一ということもある。 彼女をどうか守ってやって欲しい。 不死人間の予知も及ばぬ、何かを成し遂げるハズだ。 旅の手助けをしてやってくれ (ェアストのセリフより)
彼がイマージュを敢えて返すのは、 滅びのパターンを君がもたらすプロセスに加えるためだろう。 (ディテークのセリフより)
滅びのパターンを加えるのは、リィタや次に生まれ来る世界を苦しめるためではなく、必要だからである。 滅びのパターンがなくてはヒトはいつか愛を思い出せなくなると、虚無の資質を持つ者としてェアストは潜在的に知っていたのかもしれない。 現にイススィールのオープニングでは、まずはじめに滅びの予兆が語られている。
全ては忌まわしく知る価値もないもの。 それがェアストの教えだった。
ェアスト、何を期待しているの? (リィタのセリフより)
ェアストにとってはおそらく、世界のルーツである愛さえも忌まわしい。 しかしそれでもリィタが世界を永らえさせることを願い、イマージュを完全に滅ぼさずに返していた。 つまり、リィタに覚えていることを期待しているのだ。
私は忘れない! 私の中で彼らのイマージュは残るわ (リィタのセリフより)
リィタはそれぞれの感覚を失った影と戦って勝利することで、イマージュを取り戻す。 影たちは倒すと感覚が戻るが、なだれこむ情報によって一様に苦しむ描写が入る。 とともに、リィタもまた苦しみながら、それを覚えているために受けとる。 愛に結びついた誰かの思い出を、自分が代わりに覚えている(あるいは背負う、引き受ける)という行為には、犠牲や苦痛も伴うのだろう。
だがディテークの語るように、ネガティブに囚われない心も必要になる。 アガシャスサがそのキーとなる、というのは、ロクザンド達のような絶望しなかった人々が希望の象徴であったからだ。
また、取り戻す順番はこのようになっている。
記憶→視覚、言葉、感触、聴覚→知識
これも思い出を覚えていくプロセスに通じている。 まず記憶がそこにあり、情報に触れ、最後に知識として完成する。 この場合の記憶とは、太古から続いているものを指している。
感じる……何かの記憶……。 いえ、これは私達が確かに持っていたもの。 これがエンセスの記憶のイマージュ (リィタのセリフより)
イマージュに触れ、センスに慣れ、新しいレベルに気づく。 ヒトの限界を超えて、膨大な質量のイマージュを背負ったリィタが最後に見つけたのは、世界樹である。 人々の思い出こそが、太古より世界を存在付けていることを知ったのである。
【エル・セイダ】 Desire
【リギナロの碑】 Origin
【虚無】 Nihil
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Minna Tomodachi (Everyone’s My Friend) (Isaac Morton Character Song Translated Lyrics)
Requested by @akemiholmes
Kanji: (Source) 楽しみだなあ 礼拝堂へ 神様に感謝の��祈りを 退屈とみんな言うけど 僕がなによりも好きな時間さ Oh,God bless me!
大好きなんだけどなあ オカルトはバカらしいかなあ だけどね…
天使も悪魔もエルフもみんな 本当にいるんだよ 信じていたらやっぱり出会えたのさ だからほらね 悪魔もともだち
暗いとこは一人じゃヤダよ 幽霊はちょっと苦手なのさ おかしいとみんな言うけど 妖精とはココもココも違うよ! Don't scare me!
ずっと待ってるんだけどなあ 魔法陣でも描こうかなあ そしたら…
天使や悪魔やその他大勢 飛び出して来たよ 夢かもしれないけど楽しいのさ だからきっと天使もともだち
天使も悪魔もエルフもみんな 本当にいたから やっぱりオカルト���止められないね だからほらね 悪魔もともだち だからほらね みんなともだちさ
~*~*~
Romaji: Tanoshimi da naa reihaidou e Kamisama ni kansha no oinori wo Taikutsu to minna iu kedo Boku ga nani yori mo daisuki na jikan sa Oh, God bless me!
Daisuki nandakedo naa Okaruto wa bakarashii ka naa Dakedo ne...
Tenshi mo akuma mo erufu mo minna Honto ni iru n da yo Shinjiteitara yappari deaeta no sa Dakara hora ne akuma mo tomodachi
Kurai toko wa hitori ja yada yo Yuurei wa chotto nigate na no sa Okashii to minna iu kedo Yousei to wa koko mo koko mo chigau yo! Don't scare me!
Zutto matteru n dakedo naa Mahoujin demo kakou ka naa Soshitara...
Tenshi ya akuma ya sono taoozei Tobidashite kita yo Yume kamoshirenai kedo tanoshii no sa Dakara kitto tenshi mo tomodachi
Tenshi mo akuma mo erufu mo minna Honto ni ita kara Yappari okaruto wa yamerarenai ne Dakara hora ne akuma mo tomodachi Dakara hora ne minna tomodachi sa
~*~*~
English: I can't wait to go to the chapel And give my thanks to God through prayer Everyone may say it's boring, but To me, it's a more beloved time than anything Oh, God bless me!
I really do love it, but I wonder if the occult seems kind of silly... But, you know....
Angels, devils, elves, They all really do exist! If you believe, then of course you'll be able to meet them So you see, even devils are my friends
I really don't like being in dark places by myself I'm not all that great with ghosts either Everyone says that's weird, but Ghosts and fairies are completely different! Don't scare me!
I've been waiting all this time, but Maybe I should draw a magic circle... If I do, then....
Angels, devils, and all sorts of other creatures Will all come flying out! Maybe it's all just a dream, but it's still fun So angels are definitely my friends too
Angels, devils, elves, They really all were here, so Like I thought, there's no way I'd ever quit the occult! So you see, even devils are my friends So you see, everyone's my friend!
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宝石のようにきらきらと。
森の國奥深くに存在するあちらとこちらの境に、彼女はいる。
曰く、彼女は人を食らう化物であると。
曰く、彼女は醜い顔をした婆であると。
曰く、彼女は狂人であると。
彼女の姿を見たものがひと握りしかいないせいか、噂ばかりが募って独り歩きする始末である――……。
かさり、かさりと落ち葉を踏む音。
黒い編み込みブーツ、真紅のワンピース��植物の絵柄が刺繍されている黒いマント。
胸元ではマントの留め具である金の飾りが揺れ、その上ではエメナルドのネックレスが光に反射してきらきらと輝いた。
薄いピンクの唇、高い鼻には瘢が散りばめられ、長い睫毛で伏せられた切れ長なタレ目の中心には、ペリドットを埋めたような柔らかな若葉色の瞳が揺れ、夕焼け色をした艶のある髪の毛は襟足辺りで切りそろえられている。
そしてもっている籠の中には沢山の薬草と、怪しげな何か。
かさり、かさり、と彼女は赤い化粧を施した木々の間を縫うように歩き、時折何かを見つけては籠の中に入れ、また足を進める。
随分と歩き、そして何かを見つけたのか彼女はピタリと足を止めた。
「あら、人の子」
彼女の視線の先には薄汚れた、今にも消えそうな白い白い幼子。着物はあちこちが擦り切れ、最早服の意味を成していない。
彼女は籠を地面に置くと、徐にその幼子を抱き上げた。
「しかもアルビノなんて……珍しい。小汚いし枯れ木みたいだけど十分使えるわ。今日はついてるわね、私」
そう言ってクスリと笑うと、彼女の声で目が覚めたのか、幼子の目がゆっくりと開かれた。
そして彼女が彼の瞳を見た瞬間、ほう、と感嘆の溜息が溢れ出た。
「綺麗な薄紅色……」
白い睫毛に飾られたその瞳は、まるでパパラチアのような優しげな桃色。
「これを研究材料として使うのは勿体ないわねぇ」
彼の瞳をうっとりと見つめながらそう呟いた彼女に抱かれている彼は、状況ができないのか、それとも言葉を理解できないのか、首を傾げ、ぼやっと彼女を見つめ返すことしか出来なかった。
アルビノの幼子は、やはり状況が理解できなかったのか、赤髪の女性の腕の中でぽけっと口を開けまま運ばれている。
そんな彼を家まで連れ帰った彼女は、最早ただの布キレと言ってもいい着物を脱がし、魔法で綺麗に洗い、自身のシャツを着せ――無論彼には大きかったのは言うまでもない――、ソファに座らせてひと仕事を終えたような顔をしていた。
綺麗に洗われ、ゆったりとした服に包まれている彼の姿はまるで神の使いの様に神秘的で、淡い雪のような体の中で唯一色を持っている薄紅の宝玉が、いい意味で目立っていた。そして元々可愛らしい顔立ちをしているのであろう、今は痩せこけてはいるが、食事を取ればいつしかその頬も子供特有のふっくらとしたものになる。
当の本人は、少し落ち着かないのか着せられた服を��ったり、匂いを嗅いでみたりと忙しい。
彼女は彼に視線を合わせるようにしゃがみ、サラリと絹のように流れる髪を撫で、額、瞼、頬へと指でなぞった。そして頬を包むかのように掌で覆うと、突然撫でられ驚き目をぱちくりとさせる幼子を覗き込み、にんまりと笑った。
「ふふ、やっぱり綺麗な瞳……アルビノは他のエルフに研究材料として持ってかれることが多いから本当に得したわ。それにしても貴方はどこから来たのかしら?番号が彫られてないのを見ると造られた訳ではなさそうだし、ならどこから逃げてきたとか?いやでもココから人の住まう國まで幼子が歩いてくるにはとてつもなく距離が空いてるしなぁ……」
ぽけっとした表情の彼の頬をやわやわと触りながらマシンガンのように言葉を零す彼女は、ふとなにかに気づいたのか口を閉じ、彼の目をのぞき込んだ。
「……焦点が、合わない……?」
彼の目は彼女を見ているようで見ていない。どこか遠くを見ているような、そんな感じがした。時折ぐっと目に力を入れ焦点を合わせようとする様子を見ると、彼は目が良くないのだろう。
「……ねぇ、貴方。私の顔、見れる?」
ぴくりと反応した彼は、ふるふると首を振った。
試しに、遠くにあるものを見えるかと、壁にかけてある時計を指さすが首を振られ、至近距離で自身が先程身につけていたサファイアのネックレスを見せるも首を振られ。
これは近視でも遠視でもない、彼は恐らく弱視。
しかも眼球振盪も起こしているのか、少し観察してみれば瞳が左右に細く揺れているのが見えた。
彼女は心配になったのか、続けて色覚異常があるかどうかの試験をしてみる――結果は色盲、しかも1色覚と来た。つまり、彼は白黒のぼんやりとした世界を生きている。
この結果に彼女は大きなため息をついた。
「(これはハズレね。いくら見目麗しい幼子だとしても、これじゃあコマ使いにもならないわ……)」
「拾うんじゃなかった……」
「!!」
彼女の言葉に反応した彼は、突然彼女にすがりつくように抱きついた。
「すてないで……! なんでも、するから、へんなものも、みないようにするからっ、だから、だからすてないで、おいていかないで、ころさないで、おねがい……!」
今度は彼女が驚く番だった。初めて聞いた彼の声は小鳥が鳴くような小さく可愛らしいものだが、その口から出てくる言葉は必死の命乞い。
その中で1つ引っかかった言葉があり、彼女は彼を落ち着かせるように背中を叩くと、そっと尋ねた。
「変なものが見えるって言ったわよね? どういうものが見えるのかしら」
幼子は少し喉の奥をひくつかせたが、覚悟を決めたかのように喉を鳴らすと、こう言った。
「ひかりのたまだったり、いぎょうのせいぶつだったり……ここはとくに、ぼくがいたところよりも、そういうのがいっぱいいる……あそこにも、ちいさいはねのはえた、にんげんみたいなのがいる」
それを聞くと、先ほどとは打って変わって彼女はにんまりと口元をあげた。
「ビンゴ」
「へ」
「パピヨン、いらっしゃいよ。この子人間にしては珍しくあなたが見えるらしいわ」
『さっきからその子の話は聞いてるからわかってるわぁ! それと、お生憎様、私達は小さな人間じゃあなくて、妖精よぉ!』
きらきらと鱗粉を散らしながら赤髪の女性の肩に乗り楽しそうに笑うお隣さん。まさか話しかけられるとは思わず、ぽかんと口を開ける彼を、彼女は楽しそうに見て笑った。
「あなたの目が見えないのはしょうがないわ。コマ使いとして使えないのは残念だけれど、もうひとつ、貴方だからこそ進める道がある」
「あなた、魔法使いに興味はあって?」
これが森の賢者と呼ばれる大魔女サージュと、彼女から1番寵愛を受けた、唯一の人間の弟子であるローゼとの出会いである。
ローゼ――薄紅色の君――という安直な名前をつけられた少年が来てから、研究尽くしだったサージュの生活は慌ただしく過ぎていった。
最近では存在すら珍しい、しかもローゼの口振りからすれば恐らく表の世界から迷い込んできた魔力持ちの少年。彼に教えることは彼女が想像してたよりも山ほどある。
最も苦労したのは生活の仕方を覚えさせることだろう。
恐らく彼は生まれ故郷でろくな待遇をされなかったのか、寝床は部屋の隅の隅、食事を出されれば手掴み、シャワーは浴びさせれば突然出てくる生温い水に驚いて逃げ出す始末。出会った頃やけに静かで大人しかったのは矢張り状況を理解できなかったからなのかもしれない。
それに魔法は何でもできるとは言っても、限度がある。彼は人間にしては珍しく魔法使いの素質を持っているが、魔力の保有量の上限はエルフのそれよりも一段と低いもの。彼���と同じように魔法を使用しては、魔力の枯渇により倒れたり、最悪の場合死に至ることだってある。故にこうして生活の基盤は知っておかねばならない重要な事柄の1つなのだ。
何ヶ月も経てば、それなりに慣れてきたのか自分で出来ることは自分でするようになった。言葉もたどたどしいそれからはっきりとした物言いになり始め、元来の明るい性格が垣間見得るようになった。
またそれから1年経てば、彼はすっかり怯えをなくし、異形のものも近付いて良いもの、悪いものを覚え、隣人とも良い関係を築き始めた。
この機会に元々計画していた魔法の基礎をと、サージュは意気揚々とローゼに教えようとしたのだが、彼の障害は様々なところで壁を作った。
まず本が読めない。目事態に問題がある為かメガネを使用しても視力は上がらず、隣人に本を読んでもらっている。幼いおかげで記憶力はいいのか、スポンジのように知識を吸い込んでいくのは良い点だ。
そして明るい場所に出れない。目が眩むのか、外に出るのを嫌がる節がある。そしてアルビノということもあり、肌にも気をつけなければすぐに火傷をしたかのように赤くなってしまうのも難点だ。故に外での材料収集は夜以外は危ない。
何より、色がわからないのは本当に困ったことだった。魔法薬を作るには過程における色の変化が非常に重要なのだが、その色を見れないとなると、魔法薬自体を作れない。嗅覚がいいおかげで、色と共に臭いが変化する魔法薬であればギリギリ作れるが、他はてんでダメ。
幸い勉学に対して非常に貪欲で、知りたいことやりたい事はしつくさないと気が済まない好奇心で研究体質な一面は、サージュにとって素晴らしい物であると感じさせたようだが、様々な問題も同時に彼女に叩きつけられ、中々前に進めない現状にため息が出るばかり。
「(本人は楽しんでやってるし、私も一緒にいて楽しいからいいものの、損したか得したかは非常に微妙な所だわ……)」
サージュは椅子に座り、腕を組んで幻獣や隣人たちと戯れるローゼを横目で見た。
彼は突然内緒話をするように、使い魔とこしょこしょと囁きあうと、こちらをパッと向いて手を振った。
「ししょう!!見ててくださいね!!」
彼はそう言うと、使い魔と躍るように跳ねながら呪文を唱え、持っていた杖で空中を描いた。
すると現れる無数の水の泡。
サージュは目を見開いた。彼には確かに魔法の基礎を教えているが、実践はまだだったはず。
無理な魔法使用は体に障る可能性がある。一言言いたげに口を開いたが、ローゼが満面の笑みで彼女に言った言葉に、より驚く事になる。
「ぼく、ししょうに見てもらいたくてがんばったんですよ!まだこれくらいしかできないけど、ぼく、いつかはししょうみたいなまほう使いになりたいんです!」
「天使か」
「ししょう?」
ハッとしてサージュは自身の口を手で塞いだ。頭の中で思ってただけな筈なのに口から漏れていたと気付いた時には既に遅し。傍で彼女の使い魔のパピヨンがぷくくっと吹き出し、彼女の肩に寝そべった。
『あの森の賢者と言われるサージュ様がぁ? たった一人の人間の小童に絆されるなんてぇ? めっずらしいじゃないのぉ?」
「お黙んなさいよパピヨン……私だってこんな拾い物が私を変えるだなんて思ってなかった」
彼女達がなんの話をしているのか気になったらしい幼子は、パタパタとかけてくると美しいパパラチアの瞳でサージュを見上げた。
彼女は少し慣れない手つきで頭を撫でると、もっと撫でて欲しいと言わんばかりに頭を押し付けてくるローゼ。その様子を見てだらし無く笑うサージュ。
「きっと愛おしいって、こういうことなのかしら」
「なに��言いましたか?」
「いいえ、何でもないわ」
そう言って彼女はローゼを抱き上げ、瞼に軽く口付けを落とし、膝の上に乗せた。
ぽんぽんと規則正しく幼子の背を優しく叩けば、安心したのか眠たそうにうとうとし始める彼。まだ体力が少ないからか、魔力の行使には酷い疲れが伴う。先程出した水の泡も、習いたてにしてはよくやった方だ。
「(もしローゼの目が良くなれば、もっと色々なことができるようになる。魔法も、きっと世界だって広がる)」
「(彼の目、どうにかしてあげたいわね)」
眠りについた、まだミルクの匂いが残る幼子をサージュはぎゅっと抱きしめた。ローゼを育てていく覚悟ができたらしい彼女の目は、爛々と輝いていた。
幾年、時が過ぎた。ある秋の夜、少年へと育った彼に、サージュは黒いマントを着せた。しっかりと手を繋ぎ移動魔法を唱え着いた先は大きな大木の前。
久しぶりの外出が楽しみなのか、少し落ち着きのないローゼとはぐれない様に繋いだ手を引っ張るサージュ。ローゼはハッとすると彼女の意図に気づいたのかピタリと横にくっつき歩いた。しかし目は正直なもので、きょろきょろと辺りを見回している。
妖精の通り道なのか、夜にもかかわらずきらきらと淡く輝く大きな大木の洞穴の先に、木製の小さな扉があった。サージュがコンコンとその戸を叩くと、中から嗄れた老人の声がした。
「こんな夜更けに、どなたかな」
「夜分遅くに失礼するわイレーナ。サージュなのだけれど、この扉を開けてはくれないかしら」
「さ、サージュ様?!」
酷く驚愕したのか、若干引き攣ったように声を上げた老人と、なにかか倒れガシャーンっと割れる音。たたたたっと足音が近づいてきて、バーンッと勢いよく開けられた扉の先には、
「サージュ様! いらっしゃる時は連絡をくださいとあれほど申し上げましたのに!」
ローゼ程の背丈の、重たげな三つ編みを右肩に垂らした少女がいた。
「ごめんなさいね、イレーナ。しかし貴方も大概ね、未だに玄関前での応答では老婆の声を使うだなんて」
「これとそれとは話が別ですよ! 全くもう!」
どうやら老婆の声の正体はイレーナと呼ばれた彼女だったらしい。フリルのついたブラウス、胸元には爽やかな青いサファイアの飾り留めがついた夜色のリボンタイ、深い海色のミニスカート、黒いブーツは作業用なのかちょっと汚い。そして彼女の全身を覆う小豆色をしたマントは、着ているよりかは着させられているようにも見える。藍色の大きくくりっとした目は愛らしく、頬を膨らませたり、ブンブンと腕を振るといった態度は、彼女をより子供っぽく見せていた。
ローゼもまさかあの声の正体が自分と同じくらいの少女だとは思わなかったのか、唖然としていたが、リスのようなつぶらな瞳を向けられ、驚きのあまりサージュの背に隠れた。
「その子��一体?」
「私の弟子。だから貴女の弟弟子ね」
「弟子?!」
「しかも人間でアルビノよ」
「嘘ォ?! レア物じゃないですか!!」
突然の報告に口をあんぐりと開けたイレーナは、ブンブンと頭を振って、半分顔を出しているローゼを穴が空くほど見つめた。居心地が悪いのか、ローゼはサージュのマントをぎゅっと握って再び背に隠れてしまう。
「こらローゼ、初対面の人に会ったらどうするんだったかしら」
「……挨拶と、自己紹介」
「そうね。大丈夫よ、イレーナは変人だけど貴方に危害を与えるような子ではないわ。ほら、出て来なさい」
そう言われ、おどおどと背から出てきたローゼ。そして前を向くと、パァっと目を輝かせたイレーナと目が合った。吃驚するも、一回深呼吸をし、口を開く。
「師匠の弟子の、ローゼです」
「! あっ、えっと私はイレーナ=ヴァン=レイって言うの! 森の國で唯一人間を研究している第1級魔法使いだよ! 宜しくね!」
パーッと顔を明るくすると、興奮しているのか早口気味に自己紹介をしたイレーナは、ローゼの手を取ってブンブンと振った。握手のつもりなのだろう、しかしその細腕は思ったよりも力強く、振られる度ローゼの体も揺れた。
自己紹介も程々に、研究所の中へ招き入れたイレーナ。綺麗好きなサージュは、実験後必ず後片付けをする為散らかってもないし、一見するとおばあちゃんの家のような雰囲気なのだが、それと比べるとイレーナの家は正反対とも言える。ローゼは長い廊下の途中で見えた実験室を見て唖然とした。蝋燭で照らされた部屋は、あちらこちらで書物山、実験して失敗したものもそのまま、材料やその残骸は机の上に散乱していた。魔女の家そのものである。
そんな実験室を抜け、客室に入った。こちらは比較的綺麗に整えてあるらしい。端で分厚い本が積みかさなっているのに目を瞑れば。
サージュとローゼは部屋の中心にあるソファに座った。続いてイレーナも手前にある一人用の小さなソファに座る。
「それで今回はどんなご用で? もしかしてその人間についてでしょうか?」
「流石ね、そうよ。是非あなたの力を借りたいの」
そう微笑みながらサージュがイレーナに告げると、嬉しそうに身をくねらせて「森の賢者とも言われるサージュ様に頼られるだなんて感激ですぅ」と言葉を零している。そしてローゼはまさか自分の為にここに来たとは露知らず、サージュを二度見した。
「し、師匠どういうことですか」
サージュはそう尋ねたローゼの肩を掴み、自分の元へと引き寄せ真剣な表情でイレーナを見つめた。彼女もこれは只事ではないと、だらしのない顔を引き締めて見つめ返す。
「ローゼの目を治したいの。この子は見ての通りアルビノ、目が弱いという事は書物からの情報で知っていたけれど……この子の場合は弱視と一色覚でね」
「弱視に一色覚ですか、これまた厄介な……」
「魔法に関しては本当に目がい��の。魔力の質も洗練されてて良質なものだわ。弱視は眼鏡をかけさせてあげればどうにかなる、でも一色覚、そしてそれによる弱視は……どうにもならない」
「だから私を訪ねたんですか? その子に鮮明な景色と色を見せるために」
「えぇ、そうよ」
イレーナは額に人差し指を添え、暫く何かを考えている様子。5分経ってもその状態は変わらず。静かな客間に、当人は罪悪感を感じ始めたのか、彼は悩み続ける彼女におずおずと口を開いた。
「あの、イレーナ様……そして師匠も。……僕は別に色なんて見えなくても大丈夫です。目が弱いのも、大丈夫です。今までも大変なことはあったけれど何とかなりましたし、これからも気をつけて行けば、きっと。こんな僕の目のせいで、貴女方を悩ませたくない」
俯いてそう呟くように告げたローゼを、サージュは容赦なく叩いた。「ぐぇっ」とカエルが潰れるような声がした。サージュは頭を抑えて悶えるローゼの頬を手で包み、無理やり顔を上げさせた。
「ローゼ、自分のことを『こんな』だとか言わないことよ。貴方はこの私が認める最高の弟子、最高の弟子に何かを与えたい、困っていたら助けてあげたいと思うのは師匠として当たり前のことだわ。もう一度『こんな僕』だなんて言って見なさい、実験の材料にしてやる」
ペリドットの瞳の奥に見え隠れした怒りの炎に体を強ばらせたローゼは、しゅんとして「申し訳ございません」と小さな声で謝ると、手前にいたイレーナが困ったように笑った。
「サージュ様は相変わらずですね」
「私の弟子なのだから、自信を持つべきよ」
「そうですね、何しろこの國で王の次に強いとされていますし、ローゼ君は素晴らしい師匠の元で魔法を学べることを、そして自分を誇るべきですよ。そしてローゼ君」
「はい」
「魔法使いの世界に限らず、この世界には色が溢れているの。例えば――春には色とりどりの花が咲き、夏には青々と茂る草木が風で揺れ、秋には黄色く赤く化粧をした葉が山を染め、冬は一面銀色の雪景色。空だってそう。朝は優しい薄紅から始まって、昼は爽やかな群青色で元気が溢れ、夕方になれば真っ赤な夕焼けと黄昏て、夜は深い深い紺色で包まれる。そんな素敵な世界を白と黒、しかもぼんやりとしか見えないだなんて、本当に損をしているよ。色は魔法薬を作るにあたってもとっても大事だけれど、私たちの人生にも彩りを与え、そして豊かにしてくれるもだもの。
私も、サージュも、貴方に是非この世界の美しさを見てもらいたいんだよ」
暫く話し合い、イレーナは本棚から何冊か分厚い本を取り出すとサージュに渡した。サージュは有り難そうにそれを受け取ると、ローゼも小さな声ではあるが感謝の念を伝え、移動魔法でその場を去った。
イレーナは誰もいなくなった客間のソファに横たわり、ふーっと溜息をつく。緊張の糸が切れたかのようにダラダラとしていると、���の扉から背の高い青年が現れた。同じ髪色、同じ目の色、髪型も同じだが、彼女よりも少しツリ目気味な目は涼し気で、エルフにしては高すぎる身長に比べて細い体は少し頼りなさそうにも見える。防水加工がなされているのか、つるつるとした黒いツナギを纏った青年は、ブランケットをイレーナに掛けた。
「イレーナ、おつかれさん」
「ん、ありがとうナハティス」
にぃっと笑った彼女を指で弾くと、ナハティス――イレーナの双子の弟も悪戯っ子のように笑った。
「しっかしま、今回はよく我慢できたね。人間のアルビノは個体数が少ないが故に実験とか観察といった類の研究結果が少ないんだろう?買おうとは思わなかったのか?」
「私も最初はそうしようと思ったよ。でもサージュ様のあの溺愛っぷり見たでしょう?研究以外に殆ど何も関心を示さなかったあの方が、あんなに自分の弟子を愛して育ててるんだよ? あんなの引き離せるわけないじゃんか……」
「人間狂いとも呼ばれてんのに珍しいこって」
「私だって我慢くらいできるわ失礼な! 」
「ほーへーそー」
「あぁぁーーーーもうナハティスこの野郎からかいやがってーーーー!!」
ソファから起きあがって、涼しい顔で逃げるナハティスを鬼の形相で追いかけるイレーナ。時折水風船が割れたような音もする。彼らの夜はまだまだ始まったばかりだ。
サージュはイレーナから渡された書物を元に、研究漬けの毎日を送っていた。色覚異常の症状、メカニズムを調べ、足りない部分用に魔法を作り、弱視用の眼鏡にかける。
初めはそれで成功すると彼女は確信していたが、結果は否。そもそも一色覚による弱視は網膜に問題があるため、眼鏡をかけても視力は治らない。その上全色盲は全てを補わなければいけない。タダでさえ新しい魔法を作るだけでも月日がかかるというのに、ここまで手間のかかるものであると、その苦労は計り知れないモノだ。
徹夜で魔力を練る毎日。幾ら魔力量が他の人より多いからと言って、休み無しの実験は体力を奪う。
ギリギリまで実験を繰り返し、倒れる寸前で眠りにつく。ローゼはサージュの邪魔をしない程度に世話を焼き、家事全般を行った。
数年経てば、彼の魔法の腕はかなりのものとなった。元々限りなくこちら側であったローゼは、慣れさえすれば息をするように魔法を使いこなせるようになる天才型だ。
いつものように朝食を作り、サージュの元へ届けると、実験室も机でうつぶせになって眠る彼女を見つけた。
目の下にクマをつくった彼女は、いつもの様な飄々とした表情ではなく、小さな幼子のように口を開けてよだれを垂らして久しぶりの睡眠を取っているようだった。
「(今日でたしか徹夜7日目だったかな……)」
彼は、彼女の頬にかかった髪を指でそっと退けた。すると、擽ったそうに彼女は身を捩り、ふ���ゃりと赤ん坊のように笑った。
師匠の見たこともない表情に、頬に触れていた指先をピクリとさせると、徐々に顔を赤らめるローゼ。胸に手を当て、ドクドクと勢いよく流れる自身の心臓を感じると、彼は困ったように口元を歪めた。
「(駄目だ、これは駄目なやつだ)」
それは開けてはならないパンドラの箱。そもそも人間とエルフである彼女の流れる時間は違いすぎる。ふーっと自身を落ち着かせるために深呼吸をし、朝食を空いてるスペースに置いて彼女を抱き上げた。よほど疲れているのか起きる気配はない。
実験室の奥の彼女の私室を開け、ベットに彼女を下ろすとそっと布団をかけた。
「おやすみなさい、師匠」
ローゼは額に軽く口付けを落とすと、静かにその部屋から立ち去った。
「……まったく、こまったこなんだから」
1人、ベッドの上でぽつりと呟いたサージュは、布団を頭の上まで被り、再び眠りに落ちた。
カーテン越しの朝日が、ほんのりと部屋を照らした。
「さぁローゼ、ここに座って頂戴な」
サージュはローゼの手を取って、木の椅子に座らせた。そして目を閉じるように言い、彼の目蓋が下りたのを確認すると、そっと顔の形を確かめるように皮膚を撫でた。
サージュよりも小さかった彼も、既に齢50。いつしかサージュの身長を優に超え、シワも増え、初老の男性へと変貌した。
だけど彼女の愛は依然として変わらない。白銀色のさらさらとした髪、伏せられた長い睫毛、その中で輝くパパラチアの瞳、少しカサつく白い肌、小心者な性格に似合わず大きな体――その全てが愛おしい。
そしてそっと目蓋に口付けを落とすと、手を離した。
「(貴方の愛に答えられなくてごめんなさいね)」
サージュはそう心の中で謝罪をすると、懐から銀色の縁をした丸い眼鏡を取り出すと、メガネチェーンを彼の首にかけ、今度はそっと眼鏡を耳にかけた。
「師匠」
「まだよ、焦らないでね」
そわそわとしだした彼を牽制すると、彼女は少し離れて眼鏡がズレてないかを確認し、うんうんと頷いた。
「よし、いいわ。ゆっくり目を開けて――……」
ふるふるっと彼の目蓋が震えると、ゆっくりとその目は開かれた。そして、かつて無いほどその目を大きく見開くと、ポタリと雫が目から零れた。
初めて目にするその景色を、彼は一生忘れないだろう。
暖かい木の色で作られた部屋、白いレースのカーテンと、窓から入る緑色の木漏れ日、鉢に植え付けた植物には色とりどりの花が咲き、花の蜜を狙って、小鳥たちが遊びに来る。妖精の通り道はキラキラと虹色に光り、ローゼの様子を見に来た隣人たちは、ニコニコと笑って彼の周りを飛んでいる。
そして、彼の前で慈母のように笑うサージュ。
「(彼女が見える。優莉のように赤い髪も、森のように深い翠の瞳も、肌にちりばめられた小さな瘢や、薄く紅で色づいている���も、全部、全部。ぼやけてなんかない、鮮明に、見える)」
彼は歓喜で震える両手でサージュを抱き締めた。
そんな彼を優しく抱き締め返し、泣き止まない幼子をあやすかのように背中を撫でる彼女。
世界は宝石のようにキラキラと輝き、彼を祝福した。
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もくじ
デッキレシピ
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プレイングのコツ
代用カードについて
デッキ名「お手軽マスター8割フレンズデッキ」
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デッキについて
まず初めに新しいアカウントを作り0からこのデッキを使って1週間で531勝MP3076まで記録することが出来ました。 他の人のデッキと比べてみて大きく違ったところを解説していきたいと思います。
最初に自分の場合はゴブリンと破魂の少女を一枚ずつ減らして代わりにソウルコンバージョンを2枚採用しています。 理由として1コストフォロワーはネクロマンサーの場合1ターン目と3ターン目以外には腐ってしまうことが多いから。 同じように破魂の少女も腐ってしまうことが多く1度の試合で2回以上ファンファーレ効果を使ったことがないため1枚減らしました。
ソウルコンバージョンが2枚である理由は1枚で墓場を2増やせること、有利交換や破魂の少女がいない状態で相手が進化権を使ってこちらから処理しずらいフォロワー作ることを防ぐこと、またシャドウリーパーやファントムハウルと相性が良いこと、後に説明するコンボに使えること、そして試合後半でファントムハウル、ケルベロス、風神、死の祝福、魔将軍・ヘクターなどのカードが欲しい時に役に立つこと。
これらの墓場を増やす”コンボパーツ・ドローソースを満たし痒い所に手が届くカードとして2枚採用しています。
B帯に上がるまではもっとアグロよりな構築を使っていたのですが、B以上ではある程度のコントロール力も必要だと思いミッドレンジ寄りに変えました。 B帯までは勝率85%キープそれ以降は敵も強くなり81%に落ち込みました。 基本的にこの構築を使うことが多いのですが、他の構築合わせて系4つのネクロ構築でランクを回していました。
定石考え方&コンボ説明
ネクロマンスの特性上カードを動かす順番をしっかり考える。 スペルを使えば墓場がたまる。 相手がネクロ、ロイヤル等のアグロ系でシャドウリーパーがいる場合、攻撃スタッツ1のフォロワーは盤面処理に使う。
ファントムハウルで出てくるゴーストは消滅扱いシャドウリーパーは育たない。 ミミ+ココ+ファントムハウルコンボはミミからカードをプレイすることによって元の墓場数が4であっても盤面一杯にゴーストを広げられる。 自分がpp1残しかつミミを手札に持っていてリーサルが見えないのであればミミは相手の顔に使わず残しておいた方が良い。
骨の貴公子のバフは重ね掛けしない方が良い。 対面がネクロ、ロイヤル、ヴァンパイアの場合は有利交換そしてスタッツの高いフォロワーを除去すること。
それ以外の場合特に嫌な効果がなければスタッツの高いフォロワーでも無視した方がよい。 相手がヴァンパイアで黙示録などを食らって自分のフォロワーがいないかつ相手のリーサルが見えそう若しくは見えている特殊な場合、回復を助長してしまうためフォロワーを展開しない。
打点が大きいコンボの説明
【11点】 ケルベロスのファンファーレで加えたミミとココとファントムハウルそして進化権を使うことで最短6ターン目で11点。 ※ミミから使う癖をつける。
【9点】 10ターン目であれば相手の場にフォロワーがいない状態でもファントムハウルで出たゴースト5体のうち1体だけ殴りソウルコンバージョンを使い風神を組み合わせれば9点。
【8点】 9ターン目相手フォロワーがいる状態であればファントムハウルで出たゴーストを1体相手フォロワーにぶつけ風神を出すことによって8点。
【7点】 ケルベロスのファンファーレで加えたミミとココそしてファントムハウルで7点。 上記以外にもレッサーマミー、シャドウリーパー、オルトロス、風神、魔将軍・ヘクターや進化権、ミミココの有無でいろいろな打点が出せます。
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このデッキの勝利数
対戦相手 お友達の数/遭遇数 勝率 ネクロ 104/134 WR:77.6% ドラゴン 91/133 WR:68.4% ビショップ 71/88 WR:80.7% ロイヤル 62/68 WR:91.2% ウィッチ 46/47 WR:97.9% ヴァンパイア 40/44 WR:90.9% エルフ 31/36 WR:86.1 合計 550戦445勝 WR:80.9% 先行:88.6% 後攻75.2%
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ルナのお友達になってもらうコツ(プレイングのコツ)
VS ネクロ
ネクロ相手では基本、盤面を制圧出来たほうの勝ちになります。 先行の場合有利交換を意識しながら定石通り戦えば問題ありません。 しかし後攻の場合は難しく、ゾンビパーティやオルトロス、レッサーマミー、シャドウリーパーを如何に上手く使うかが重要になります。 ネフティスネクロだと思ったら急いで!!
VS ドラゴン
ドラゴンの場合は如何にフォロワーがいる状態をキープできるかにかかってきます。 詳しい価値筋としては骨の貴公子やボーンキマイラにシャドウリーパーや魔将軍・ヘクターを合わせること。 破魂の少女で進化したラハブや水竜神の巫女を破壊、エンハンスサラマンダーブレスを見越してシャドウリーパーの体力を進化などで3以上にすること。
6ターン目以降のミミ+ココ+ファントムハウルそして9ターン目以降のファントムハウルと風神のコンボ、これらが勝因になってきます。 また自分の場合、相手が手札を交換せずこちらがオルトロスを持っている場合、竜の託宣+ラハブを握っいるものと見て手札に残してしまいます。
VS ビショップ
ビショップの場合は消滅ありで如何に墓場を貯めレッサーマミーやファントムハウルなどの即効性のあるカードを使うことが出来るか、そしてシャドウリーパーを如何に育てられるかに掛かってきます。 4ターン目シャドウリーパーを出して進化などを使いシャドウリーパーの体力を3以上にし、5ターン目に出てくるエンシェントレオスピリットの進化時効果を防ぐまた、神魔裁判所でシャドウリーパーがスナイプされないようにケアすることが重要です。
VS ロイヤル
:ロイヤルの場合は盤面を制圧してしまい、相手に後手に回らせ相手のヘルスを一方的に削ることが出来ればすんなりお友達にすることが出来ます。 またロイヤルと戦う場合はオルトロスが非常に重要だと感じました。 相手がカエルロイヤルだった時はもちろんのこと、序盤のロイヤルのフォロワーは基本的に体力が低いためファンファーレがかなり刺さります。
VS エルフ
エルフの場合は歴戦の傭兵・フィーナやクリスタリア・エリンなど進化フォロワーに対する回答である破魂の少女がかなり重要になります。
VS ヴァンパイア
ヴァンパイアの場合レヴィオンデューク・ユリウスや吸血貴・ヴァイトへの回答としてゾンビパーティをマリガンでキープしに行くと戦いやすいです。 後は裁きの悪魔や黙示録を考慮して復習状態にするか否かを判断していきます。
VS ウィッチ
シャドウリーパー、骨の貴公子があれば楽に勝てます。
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有利・不利なデッキ
対面ごとの勝利数を見てもらえばわかるようにドラゴンが少しきつく感じるくらいで、他のクラスにはほぼ勝ち越せるように思いました。 燭台ビショップやレヴィオンデューク・ユリウスを出したアグロヴァンパイアには高確率で負けてしまいます。
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マリガンの優先度
VS ネクロ
定石である1コス2コス骨の貴公子がベスト
VS ドラゴン
2ターン目までに動けるのであればボーンキマイラ、骨の貴公子、破魂の少女
VS ビショップ
定石に近い形にシャドウリーパー
VS ロイヤル
2ターン目までに動けるのであればオルトロスをキープ
VS エルフ
定石に近い形に絶対使うことになる破魂の少女 オルトロスでもよい
VS ヴァンパイア
定石に近い形にゾンビパーティ
VS ウィッチ
定石に近い形にシャドウリーパー、ボーンキマイラ、オルトロス
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代用カードについて
代用カードについてですが結論から言うとこれを見てくれている人次第だと思います。 人それぞれプレイスタイルや引きやすいカードまたその逆、そして運の良し悪しがあって どんなに連勝したデッキや有名プレイヤーが使ったデッキを真似してもその人に合うとは限りません。
自分は「このカード最近活躍しないなぁ」とか「あのカードあれば勝てたかも?」って思うことが重なれば構築を少しずつ変えてしまいます。 また時間帯やランク帯によっても各クラスとの遭遇率が変わってくるので、それによっても構築を変えます。
例えば深夜はドラゴンやガチデッキが多く、午前中から夕ご飯の間は全クラス見ることが出来ました。 またランク帯毎ではB帯までの間の遭遇率を見るとビショップが一番多かったです。そしてランク帯が上がるにつれてエルフや超越を見ることが増えた印象です。
なのでその時の環境、例えばドラゴンや守護が多ければ”死月の使徒、よろめく不死者” アグロが多ければ天弓の天使・リリエル���風の軍神・グリームニル ビショップが多ければ不死の大王 こんな風に柔軟に構築を変更していけば高い勝率をキープしていけると思います。
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キャンペーン詳細
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Piyo

今日もいっぱい遊んで鳴いて、2羽とも元気です♡最近はケンカしてないね!
奥のブランコがココちゃん、手前がエルフくんのと決まっています。でもたまに奥のブランコに乗りたくなるエルフくんと、絶対に譲りたくないココちゃんとのやり取りがあって(毎日必ず)見てて可愛いです♡笑
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まな家のインコちゃんたち
ココちゃん7才(グリーン)と、エルフくん(イエロー呼び名はエルたそ)4才です
最近まで喧嘩が多くて2ヶ月ほど別々のケージにしていたけど、今は仲良くしています♡
いつも大きい方のブランコの取り合いをしていたのでw、お揃いに買い替えたのがよかったのかな!
また写真アップします♡ Instagram:managram18
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【シャドウバース】35戦26勝「ミッドレンジネクロ」デッキレシピご紹介!【作:ユッサ氏】
自慢のデッキをご紹介!
シャドウバース攻略速報の「自慢のデッキ投稿フォーム」に応募して頂いたデッキをご紹介致します! プレイングのコツやデッキについて解説つき! デッキ投稿者:AA1ランク ユッサ氏
もくじ
デッキレシピ
デッキについて
このデッキの勝利数
有利・不利なデッキ
マリガンの優先度
プレイングのコツ
代用カードについて
デッキレシピ
デッキコードを発行する
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デッキ名「ミッドレンジネクロ」
デッキについて
普通のミッドレンジですが、終盤のモルディカイピン刺しが意外といいです。
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このデッキの勝利数
35戦26勝
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プレイングのコツ
序盤は展開を優先して、ミミ+ココ+ファントムハウル、ヘクター、不死の大王、シャドウリーパーで決める感じです。 シャドウリーパーは守護いない時場に残るフォロワーいないときは温存する感じで
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有利・不利なデッキ
体感ですが、 有利:エルフ、ウィッチ 不利:ドラゴン、ビショップ
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マリガン(初手交換)
スカルビースト、骨の貴公子を全変えでも取りに行きます。
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代用カードについて
モルディカイはフリー枠なのでお好きにどうぞ。
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この度はデッキ提供ありがとうございました! 皆さんのよりよいシャドバライフの参考になれば幸いです<(_ _)>
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【シャドウバース】50戦32勝「ミッドレンジネクロ」デッキレシピご紹介!【賞金キャンペーン】
デッキ投稿で賞金獲得キャンペーン開催中!
賞金キャンペーン投稿フォームに応募して頂いたデッキ「2対の王と3人の将軍」をご紹介致します! プレイングのコツやデッキについて解説つき! 賞金キャンペーンについてはこちらのページの詳細をご覧ください。 デッキ投稿者:Masterランク trish氏
もくじ
デッキレシピ
デッキについて
このデッキの勝利数
有利・不利なデッキ
マリガンの優先度
プレイングのコツ
代用カードについて
デッキレシピ
デッキコードを発行する
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デッキ名「2対の王と3人の将軍」
デッキについて
骸の王を使って勝ちを手に入れたい。そのために構築しました。
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このデッキの勝利数
50戦32勝
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プレイングのコツ
立ち回りはミッドレンジネクロと変わらず盤面意識。 少し違うところは骸の王を出せる場合は自分の盤面の合計打点、タフネス、相手のPPを考えて出す感じです。 ケリドウェンが手札にある、もしくはこれでリーサルが見えている場合は出すと勝利に近づくことができます。 勝ち筋はヘクター、シャドウリーパー、骸の王、ミミ+ココ+ファントムハウルの4つがありますので頑張って勝利を勝ち取ってください。
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有利・不利なデッキ
■有利 土以外のウィッチ、ロイヤル全般、復讐ヴァンプ、アグロネクロ、OTKエルフ
■不利 コントロールネクロ、白銀エルフ、秘術ウィッチ、ビショップ全般
■五分 ランプドラゴン、ミッドレンジネクロ、アグロヴァンパイア
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マリガンの優先度
1コス>2コス>骸の王>3コスの優先順位でお願いします。
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代用カードについて
ケリドウェンはカローン、よろめく不死者をゾンビパーティに変えてもいいと思っています。 よろめく不死者はドラゴンを意識するためのカードですので抜くと五分から不利になるかもしれません。 ケリドウェンをカローンにするとビショップに強気に出れますが骸の王を最高のパフォーマンスで戦わせることができませんので今回は代用カードという扱いです。 ランプドラゴンに強くしたいならヘクターを1枚オリヴィエに変えるのもありです。
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キャンペーンに応募する
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【シ���ドウバース】80戦67勝「復讐ヴァンパイア」デッキレシピご紹介!【作:紫乃音氏】
自慢のデッキをご紹介!
シャドウバース攻略速報の「自慢のデッキ投稿フォーム」に応募して頂いたデッキをご紹介致します! プレイングのコツやデッキについて解説つき! デッキ投稿者:AA0ランク 紫乃音氏
もくじ
デッキレシピ
デッキについて
このデッキの勝利数
有利・不利なデッキ
マリガンの優先度
プレイングのコツ
代用カードについて
デッキレシピ
デッキコードを発行する
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デッキ名「復讐ヴァンパイア」
デッキについて
かなりパワー型の復讐ヴァンパイアです。 ランプドラゴンやイージスビショップ、ミッドレンジネクロが流行っていたので速さとパワーで勝てるデッキを模索していたところ、復讐ヴァンパイアというデッキに辿り着きました。 このデッキにはあまり採用されたいなかったメドゥーサの魔眼を2枚入れているのですが、その理由はプレイングのコツで記載します。 余談ですが、サブ垢で回していたためサブ垢のデータで寄稿させていただきました。
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このデッキの勝利数
80戦67勝 最大19連勝
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プレイングのコツ
2ターン目 糸蜘蛛の悪魔 3ターン目 復讐の悪魔 4ターン目 ベルフェゴール 5ターン目 カオスシップ 6ターン目 ダークジェネラル&鋭利な一裂きが完璧なムーブです。
立ち回りとしては盤面は処理せずにどんどん相手のリーダーを殴っていきましょう。 相手に処理を優先させることができれば完全に試合の主導権を握っていることの根拠ですので、どんどん相手リーダーへ攻撃していきましょう。
群れなす飢餓はどのデッキにでも入るグリームニル等の守護や、骨の貴公子から出たスケルトンを一斉除去するのに使います。 個人的にスカルビーストなどのフォロワーに打つと少々勿体無い気がします。 ただし、こちらの体力に余裕がない時は除去札は積極的に使っていきましょう。
エルフやネクロマンサーが相手の場合、リノセウスやミミ+ココ+ファントムハウルで一気に削られてしまう可能性があるので、リーダーの残り体力には気をつけましょう。 ここでファントムハウルが来そうだな、リノセウスで決めてきそうだな、というターンに糸蜘蛛の悪魔やソウルディーラーといった守護を置くことができれば勝率が上がると思います。
そして、このデッキで一つ注意すべき点があります。 こちらの体力が9、または10で自分の場に復讐の悪魔がいる場合でディアボリックドレインを打ってしまうと2回復により復讐の悪魔が攻撃不能になってしまうので、復讐の悪魔を攻撃させてからディアボリックドレインを打つということを忘れないでください。 私も何回かこのミスをしてしまった挙句負けてしまった試合があったので、このミスにだけは本当に気をつけてください。
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有利・不利なデッキ
基本的にどのデッキにも単体のカードパワーで押し切れるので有利ですが、自分が後攻の場合のみアグロネクロに8戦中3戦5敗と負け越してしまいました。 アグロネクロ、アグロロイヤル等の速いデッキ相手だと後攻時の勝率が約50%といまいちパッとしない成績となっています。 先行を取れた場合の勝率は約65%です。
特に有利なドラゴンとビショップとウィッチに関しては理由も含めて詳しく説明させて頂きます。 それ以外のリーダーですが、立ち回りのコツで書いた理想通りのムーブ、理想通りに近いムーブができれば約70%の勝率となっています。
まず現環境を占めているドラゴンですが、80%を超える勝率を叩き出してくれました(22戦18勝) 竜の託宣+ラハブというムーブが非常に厄介なのですが、メドゥーサの魔眼というカードを搭載しているので3ターン目にラハブを最速で展開されても有利にトレードをすることが可能です。 PPブーストを連発されると非常に厄介なので4ターン目にベルフェゴールかソウルディーラーをプレイして、早めに復讐状態に入れるように心掛けましょう。
復讐に入れたのなら、このデッキには復讐を大いに役立てるカードが盛り沢山なのでカードパワーで押し切ることができます。 大体5ターン目に水竜神の巫女進化でフォロワーを除去されてしまいますが、メドゥーサの魔眼で一方的に取れるので手札から適当なフォロワーをプレイ、進化でメドゥーサの魔眼を使い相手のフォロワーを除去するという進化後フォロワーの高い体力を保ちつつ大きいフォロワーを処理できたことが勝ちに繋がりました。
続いてビショップですが、なんと90%を超える勝率を叩き出してくれました!(15戦14勝) やることは同じで4ターン目に復讐に入り、カオスシップやダークジェネラルなどの強力なカードでボードを支配します。 ビショップには6コスに全体除去のテミスの審判がありますが、検証したところ相手がテミスを打てるターンになるまでに相手の体力を大体7から6まで減らせます。 6ターン目といったら、こちらの場にはベルフェゴールやカオスシップ、2コスフォロワー2体が並んでいますので相手はテミスの審判を打つしか手がありません。 そして7ターン目にダークジェネラル進化や、ブラッドウルフ進化&鋭利な一裂きでリーサルを取れた試合が14勝した試合の内12試合ありました。 非常にビショップには有利を取れます。 ヘヴンリーイージスを出される前に勝てるのでトラウマだった人は是非復讐ヴァンパイアでビショップを狩ってみてはいかがでしょうか?
最後はウィッチです。 ウィッチに関しては勝率が80%となっています(20戦16勝) 神々の騒嵐で追加された魔導の巨兵を用いたデッキが非常に多かったです。 そのためメドゥーサの魔眼がかなり刺さりました。 魔導の巨兵は選択することができないので死の舞踏で倒すことができません。 しかしメドゥーサの魔眼なら自分のフォロワーに「フォロワーに攻撃した時、相手のフォロワーをダメージを与えあう前に破壊する」効果を付与させられるので一方的に魔導の巨兵を倒すことができます。 これをした結果相手がリタイア、切断していった試合が勝利した16試合の内10試合ありました。 相手のデッキのフィニッシャーを軽くひねり潰せたことが高い勝率を上げた理由だと思います。
対超越ウィッチですが、相手がぶん回らない限り大体勝てます。 やはりカードパワーで押し切れるという点が非常に大きかったです。 もう一つ私が超越ウィッチに勝てた理由として考えているのが、フォロワーの数です。 例えばアグロロイヤルの場合、オースレスナイトやアセンティックナイト、フローラルフェンサーなどの横に展開するフォロワーが多いのでマジックミサイルやウィンドブラスト、炎の握撃の対象となる数が多かったためにスペルブーストをどんどんされてしまいます。 しかし復讐ヴァンパイアの場合は1体のフォロワーで4点出せたり6点出せたり8点出せたりするうえ、ロイヤルみたいに横に展開していく立ち回りにはあまりならないので除去札の対象となるフォロワーの数が少ないことが超越ウィッチに勝てた理由の一つと考えています。
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マリガン(初手交換)
2コスフォロワーは必ずキープ。 同名フォロワーを並べることが多いエルフ、骨の貴公子から出るスケルトン用にこれらのリーダー相手の時は群れなす飢餓をキープ ベルフェゴールorソウルディーラー ダークジェネラル、メドゥーサの魔眼、カオスシップ、ディアボリックドレインは返します。 ベルフェゴールorソウルディーラーが引けているなら復讐の悪魔をキープしてもOK ドラゴン相手には2コスフォロワーが引けているならメドゥーサの魔眼をキープしても良いです。
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代用カードについて
メドゥーサの魔眼→鮮血の口付け サキュバス→グリームニルor吸血貴・ヴァイト(こちらは好みでOK)
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この度はデッキ提供ありがとうございました! 皆さんのよりよいシャドバライフの参考になれば幸いです<(_ _)>
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【シャドウバース】100戦64勝『アグロネクロ』デッキレシピご紹介!【作:氏】
自慢のデッキをご紹介!
Shadowverse(シャドウバース)における【クラス名】のデッキを紹介致します。 今回のデッキ紹介はAA2ランク えいとmol様の盤面展開アグロネクロのデッキレシピをご紹介! 立ち回りのコツやキーカードについて、有利なデッキや不利なデッキについても解説付き!
もくじ
デッキレシピ
デッキについて
このデッキの勝利数
有利・不利なデッキ
マリガン(初手交換)
立ち回りのコツ
代用カードについて
デッキレシピ
デッキコードを発行する
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デッキ概要
デッキについて
対アグロにおいて早さで負けたとき、相手に守護を置かれた時に、相手フォロワーをスペルを用いて破壊するとテンポロスが起きてしまいます。 そのようなテンポロスを最大にカバーしたアグロネクロです。 よろめく不死者、ネクロアサシンのによって盤面をとりつつ相手を破壊する性能に加え、それらの自主破壊によりシャドウリーパーがテンポよく回ります。
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このデッキの勝利数
AA1~2において 100戦64勝 対エルフ 11勝5敗 対ロイヤル 6勝1敗 対ウィッチ 22勝12敗 対ドラゴン 6勝2敗 対ネクロ 7勝7敗 対ヴァンプ 7勝4敗 対ビショップ 5勝5敗
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立ち回りのコツ
アグロ相手には、よろめく不死者や闇の従者などのフォロワーを攻撃できないフォロワーは場で腐ってしまうので、出来るだけ引きたくないです。 シャドウリーパーも同様、基礎スタッツ高くないので使いずらいです。
逆にコントロール相手には、そのようなフォロワーの方が刺さります。 盤面を取りつつミミ+ココ+ファントムハウルフィニッシュを狙いましょう。
【対エルフ】 相手はOTKエルフが多いので、リノセウスコンボされる前に倒すのが基本思想です。 最速エンシェントエルフが怖いので、1ターン目から動くこと重視して、出来れば2ターン目によろめく不死者を出したいです。 守護少ないのでファントムハウルは決まりやすいほうです。 森の意志打たれても、ラストワードの判定は遅いので闇の従者やスケルトンナイトは強く出れます。
【対ロイヤル】 相手は除去スペルが少ないので、フェイスよりはコントロールよりで、盤面で勝っていくのが基本思想です。 ロイヤルは回復が少ない反面、守護が多いので、よろめく不死者とネクロアサシンでうまく回したいです。 選択出来ないロイヤルセイバー・オーレリアも無償で突破出来るのが舞踏との差別化とも言えます。
【対ウィッチ】 テンポウィッチは守護も回復もないので、盤面とりつつ殴り込みに行くのが強みです。 ミミ+ココ+ファントムハウルを積極的に決めましょう。 超越ウィッチは有利なので、事故らない限り負けることは少ないです。 闇の従者とシャドウリーパーが刺さりまくります。 秘術ウィッチは上級アルケミスト来なければワンチャン勝てます。
【対ドラゴン】 OTKドラゴンはほぼ餌です。 さすがに相手側からの除去は間に合いません。 ランプドラゴンにうまく回られると負けてしますことはありますが、数少ないので切ります。
【対ネクロ】 アグロネクロは先攻とった方の勝ちです。 先攻取られたら負けです。 ネフティスは餌です。
【対ヴァンプ】 コントロールヴァンパイアの場合、ファントムハウルうまく使えば勝率は上がります。 クイーンヴァンパイアで詰みます。 アグロヴァンパイアは対ネクロ同様先攻ゲーです。 後攻でもネクロよりは勝ち筋あります。
【対ビショップ】 たまにくるエイラビショップや疾走ビショップに勝ち目はありません。 陽光ビショップは無理です。 セラフビショップには何故か勝率がいいです。 殴り勝てます。殴り勝ちましょう。
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有利・不利なデッキ
【有利】 過度な回復のないOTK、コントロール 先攻取ったアグロデッキ
【不利】 先攻取られたアグロデッキ エイラビショップ 陽光ビショップ 疾走ビショップ 秘術ウィッチ
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マリガン(初手交換)
どんな相手でも、6枚しかない1コストフォロワーを引きに行きたいです。 1コストフォロワーがない場合、2コストや3コストのフォロワーを返していいかもしれません。
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代用カードについて
■双翼の警護者 対アグロ用、消えぬ怨恨だとテンポロスに繋がります。スケルトンナイトの代行。
■デモンストライク 火力不足でフィニッシュ出来なければウルズの代行可です。
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この度はデッキ提供ありがとうございました! 皆さんのよりよいシャドバライフの参考になれば幸いです<(_ _)>
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【シャドウバース】80戦58勝『王ネクロ』デッキレシピご紹介!【作:Thanatos氏】
自慢のデッキをご紹介!
Shadowverse(シャドウバース)におけるネクロマンサークラスのデッキを紹介致します。 今回のデッキ紹介はMasterランク Thanatos様の骸の王ネクロのデッキレシピをご紹介! 立ち回りのコツやキーカードについて、有利なデッキや不利なデッキについても解説付き!
もくじ
デッキレシピ
デッキについて
このデッキの勝利数
有利・不利なデッキ
マリガン(初手交換)
立ち回りのコツ
代用カードについて
デッキレシピ
デッキコードを発行する
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デッキ概要
デッキについて
あまり注目をあびない骸の王を活躍させたいと思い作成しました。 骸の王ネクロと言われるネクロマンサーがありますが、そのデッキを強化した構築になっています。
骸の王ネクロでは骸の王が出せない状況で手詰まることが多かったのですが、このデッキはさらに多くの勝利パターンを作ることでそれを防止しています。 反面、手札が重く動けない事もあります。が、それにみあった楽しさがあると思います。
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このデッキの勝利数
かなり長い間愛用していますが、��ハムート降臨後は80戦58勝です。
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立ち回りのコツ
基本的には4ターン目までに骸の王降臨を狙います。 このデッキは最速3ターンで骸の王をだす事ができます。 スカルビースト→コス2フォロワー→怨嗟の声で可能ですが無理して狙う必要はありません。
ボーンキマイラにウルズをかけると場が4体になるのでそれも有効です。 それができなくても後半盤面を制圧できる構成なので、出せなかった場合は6ターン目死の祝福、7ターン目蝿の王のムーブが強いので狙っていきましょう。
相手体力によってはミミ+ココ+ファントムハウルもありです。 ファントムハウルを骸の王降臨に使用するのも強いです。
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有利・不利なデッキ
エルフ全般とロイヤル全般には8割以上の勝率がでます。 その他には6割前後の勝率ですが、超越ウィッチには少し弱いです。 秘術ウィッチは相性最悪なので諦めた方がいいです。
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マリガン(初手交換)
かなりヘヴィーな構築なので事故も多少ありますが、基本は骸の王4ターンまでを狙うのでコスト1、2、骸の王はキープ。 蝿の王やデュエリスト・モルディカイは流します。 相手によってはファントムハウルなども有効です。ソウルコンバージョンは初手はいりません。
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代用カードについて
デュエリスト・モルディカイをケリドウェンといれかえ、骸の王の復活を狙うということもできます。 ファントムハウルなどの枚数はかなり好みになると思うので使用している中で試してみてください。
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この度はデッキ提供ありがとうございました! 皆さんのよりよいシャドバライフの参考になれば幸いです<(_ _)>
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【シャドウバース】60戦40勝『超越ウィッチ』デッキレシピご紹介!【作:chestnutrice氏】
自慢のデッキをご紹介!
Shadowverse(シャドウバース)におけるウィッチクラスのデッキを紹介致します。 今回のデッキ紹介はMasterランク chestnutrice様の超越ウィッチのデッキレシピをご紹介! 立ち回りのコツやキーカードについて、有利なデッキや不利なデッキについても解説付き!
もくじ
デッキレシピ
デッキについて
このデッキの勝利数
有利・不利なデッキ
マリガン(初手交換)
立ち回りのコツ
代用カードについて
デッキレシピ
デッキコードを発行する
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デッキ概要
デッキについて
今回のデッキはエラスムスの秘儀入りの超越ウィッチをランクマッチで60戦回したものです。 長くなるので時間の無い方はこの項目は飛ばして下さい。
ROB環境において、ドロシーウィッチとアグロヴァンパイアはとても強く、この2つのデッキに勝てない事には勝率は上がらないのが現状です。 ドロシーウィッチにおける次元の魔女・ドロシーやゲイザーは非常に除去しづらく、仮にウィンドブラストやエンジェルスナイプを駆使して除去出来たとしてもハンドの消費が激しい為に次の展開に対応できないことが多いです。
また、超越ウィッチにおける事故として良くあるのが、次元の超越のスペルブーストはたまっているのにフォロワーが展開出来ない、ということです。 アグロ系のデッキ相手にリソース切れをさせて長期戦に持ちめたとしても、こちらがフォロワーを展開して攻めきれないために、直接打点や疾走で敗北、ということはとても多いです。
そこで、今回投入したのがエラスムスの秘儀です。 このカードは3コスト5ダメージと、エルフにおいての先行4/5エンシェントエルフも含め、序盤に出されるフォロワーのほとんどを除去することができ、5.6ターン目に登場する次元の魔女・ドロシーにも、古き魔術師・レヴィ進化やウィンドブラストなどと合わせればあらかた除去することができます。
さらに、次元の超越のスペルブーストはたまっているのにフレイムデストロイヤーが引けない、相手のハンドを切れさせたのにフォロワーが引けない、といったときにエンハンスを使うことで、除去しつつ中型フォロワーを残すことができます。 ランダム除去なので潜伏にも対応できるのも高評価です。
▲メニューに戻る
このデッキの勝利数
60戦40勝20敗 勝率66%
内訳 エルフ 5戦2勝3敗 ロイヤル 4戦4勝0敗 ウィッチ 20戦13勝7敗 ドラゴン 9戦6勝3敗 ネクロマンサー 7戦4勝3敗 ヴァンパイア 9戦6勝3敗 ビショップ 5戦4勝1敗
▲メニューに戻る
マリガン(初手交換)
先行時も後攻時も基本的には超越1枚はキープします。 相手がヴァンパイアかウィッチであり、除去札が1枚も無い場合のみマリガンします。 また古き魔術師・レヴィと2コストスペルがある場合にはルーンの貫きをキープしても良いです。
■先行時 【優先度A】 次元の超越
【優先度B】 マジックミサイル 虹の輝き 知恵の光(超越がある場合)
【優先度C】 運命の導き ゴーレムの練成 古き魔術師・レヴィ
■後攻時 【優先度A】 次元の超越
【優先度B】 運命の導き 古き魔術師・レヴィ ゴーレムの練成
【優先度C】 虹の輝き マジックミサイル 知恵の光
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有利・不利なデッキ
【有利】 秘術ウィッチ、ランプドラゴン、ネフティスネクロ、セラフビショップ、コントロールヴァンパイア、コントロールロイヤル
【五分】 アグロヴァンパイア、ドロシーウィッチ、ミッドレンジロイヤル
【不利】 アグロネクロ、コンボエルフ、OTKドラゴンなどのバーストダメージの出るデッキ
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立ち回りのコツ
基本的には普通の超越ウィッチと同じです。 手札回しをしながらスペルブーストを行っていきます。 立ち回りのコツとしては、基本的なことですが、相手がどのデッキタイプなのかによって除去札を変えることが挙げられます。 これは、そのターンは凌げても、その先で必要になるカードは可能な限り切らないという事です。
【対ヴァンパイア】 コントロールかアグロかをまず判断します。 アグロなら除去札は惜しまずに切っていきます。 相手の盤面にフォロワーは残さないようにしましょう。 コントロールなら、基本的には有利マッチなので、落ち着いてハンドを切らさないように超越を探しにいきましょう。 どちらにも採用されているレヴィオンデューク・ユリウス、吸血貴・ヴァイトの処理は優先して行って下さい。 先行時であれば、吸血貴・ヴァイトに対してはルーンの貫きを4コストのまま使ってしまうのも有効です。
【対ウィッチ】 ウィッチは現状3つのデッキタイプがありますが、秘術ウィッチには有利ですのでこれは割愛します。 ドロシーウィッチ相手の場合はゲイザーや次元の魔女・ドロシーの除去として、エラスムスの秘儀が非常に有効になってきます。 序盤は可能な限りフォロワーを展開しておき、盤面を取り返しやすい状況を作っておくことも重要です。 フォロワー除去のためにフレイムデストロイヤーを使うことも少なく無いので、エラスムスの秘儀のエンハンス発動が有効なことが多い相手です。 超越ウィッチ相手にはなるべくフォロワーは展開せずに手札を回します。 除去札が偏ってしまったらエラスムスの秘儀やファイアーチェインは空打ちしましょう。 紅蓮の魔術が非常に貴重なので次元の超越が全く引けていない場合以外は古き魔術師・レヴィに進化権は使いたいところです。
【対エルフ】 エンシェントエルフにはエラスムスの秘儀がかなり効果的です。 また、リノセウスを除去として使わせるために可能な限りフォロワーは展開していきましょう。 相手の引き運に最も依存するマッチングですので、紅蓮の魔術を相手のリーダーにプレイするなど、プレッシャーをかけていくことが重要です。
【対ドラゴン】 基本的にはランプドラゴンだと思ってプレイします。 スペルブーストvsPPブーストになると思いますが、現状のランプドラゴンは疾走フォロワーが採用されていることが少ないので、一度に10点以上のダメージを与えられることを警戒する必要はあまりないでしょう。 相手がPP10になった段階でバハムート、サタン、ジェネシスドラゴンを警戒して、握撃かウィンドブラストのスペルブーストが充分にたまっていることが望ましいです。 数は少ないですが、OTKドラゴン相手は回られてしまうとやや厳しいです。可能な限り早めの超越完成を目指しましょう。
【対ネクロマンサー】 アグロネクロ相手には可能な限り盤面をとるようにしましょう。 ミミ+ココ+ファントムハウルのバーストダメージは防げないので、進化権を除去に使わせるように心掛ける必要があります。 ネフティスネクロは基本的には有利なので割愛します。
【対ロイヤル】 古き魔術師・レヴィ+ルーンの貫きがとても重要です。 コントロールロイヤル相手であれば、序盤を凌げれば勝てるので、虹の輝きやマジックミサイルなどで上手く時間稼ぎをしましょう。 ただし、レヴィオンセイバー・アルベールの存在により以前よりもバーストダメージが来ることが増えたので注意。 アグロロイヤル相手にはアルビダが6ターン目に必ず来ると考えて盤面処理を行っていくと良いでしょう。 古き魔術師・レヴィ+ルーンの貫きで大抵返せるので以前よりは相手にしやすくなった印象です。
【対ビショップ】 セラフビショップ相手は全力で次元の超越を引きにいきましょう。 ゴーレムや古き魔術師・レヴィを盤面に置き、ややテンポウィッチに見せかけることでフォロワーを展開して来る可能性が上がるのでウィンドブラストなどのスペルも使いやすくなります。 たまにいる疾走ビショップには虹の輝きがとても有効です。 しかし、詠唱:獣姫の呼び声は相変わらず強いのでウィンドブラストでホーリーフレイムタイガーを取れるようにしておくとやや安全に立ち回れます。
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代用カードについて
もっとコンボエルフを見るのであれば、炎の握撃かファイアーチェインを抜いて氷像の召喚を入れると良いでしょう。
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この度はデッキ提供ありがとうございました! 皆さんのよりよいシャドバライフの参考になれば幸いです<(_ _)>
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【シャドウバース】30戦21勝『ミッドレンジネクロ』デッキレシピご紹介!【作:雪だるまお守り隊氏】
自慢のデッキをご紹介!
Shadowverse(シャドウバース)におけるネクロマンサークラスのデッキを紹介致します。 今回のデッキ紹介はAA1ランク 雪だるまお守り隊様の復活のルナのデッキレシピをご紹介! 立ち回りのコツやキーカードについて、有利なデッキや不利なデッキについても解説付き!
もくじ
デッキレシピ
デッキについて
このデッキの勝利数
有利・不利なデッキ
マリガン(初手交換)
立ち回りのコツ
代用カードについて
デッキレシピ
デッキコードを発行する
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デッキ概要
デッキについて
コントロール寄りのミッドレンジネクロです。 当初はコントロールで戦うつもりでしたが、油断してる隙にリーサルをとるためにファントムハウルやケルベロスを入れ、ミッドレンジよりにしました。 投稿したのは初めてなのでうまくかけてないかも、目指せTier1
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このデッキの勝利数
30戦21勝 ジャスト7割です。 想定してたよりは安定感がありました。
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マリガン(初手交換)
2コスは確実に持っておきたいです。 消えぬ怨恨はアグロ系相手ならとっておきましょう。
ウルズは闇の従者、よろめく不死者あたりがあればキープしてよし。 ネクロアサシンは闇の従者よろめく不死者がいてアグロ系相手なら残してもいいです。 覇食帝・カイザは強いのでキープしたいところ。 5コス以上のカードは基本返しますが、死の祝福は場合によっては残してもいいでしょう。
あとはルナちゃんへの愛があれば引き運が強くなります。
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有利・不利なデッキ
テンポウィッチ、アグロヴァンパイアは理想的なムーブをされると厳しいです。 テンポウィッチ相手は死の死の祝福や冥守の戦士・カムラまで耐えればひとまず安心です。 うまくいけば5割は取れるでしょう。
ネフティスネクロはネフティス出される前になんとかしましょう。 ネフティスに限らずネクロはどのタイプ相手でもデュエリスト・モルディカイを出されるときついですが、盤面をうまくコントロールすれば負けません。それか先にデュエリスト・モルディカイを出しましょう。
ビショップやドラゴンには大抵除去が間に合うので負けませんが、セラフビショップは8ターン目までにある程度リーダーに攻撃しておかないと厳しいです。 最悪盤面をすててでも攻撃しましょう。 セラフビショップ、超越ウィッチ以外のコントロール系にはこちらが息切れしにくいので負けることはないでしょう。
ロイヤルとアグロ以外のヴァンプにも基本負けません。 エルフは回数が少なすぎてなんとも言えませんがOTKエルフ相手なら死の祝福と冥守の戦士・カムラをだし、リノセウスでのリーサルを免れれば大丈夫です。
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立ち回りのコツ
アグロ相手には相手の手札が尽きるまでひたすら除去して守ります。 6ターン目に死の死の祝福をネクロマンスを使ってうったりユニコーンの踊り手・ユニコや冥守の戦士・カムラでの回復が間に合えば勝てます コントロール相手も基本相手との盤面の取り合いに負けなければ勝てます。
ネクロマンスはアルティメットキャロットや闇の従者ウルズのおかげで基本的に足りなくなることはないです。 手札もアルティメットキャロットやソウルコンバージョンなどのお陰で足りなくなることはほぼなかったです。 進化権はバンバン使って大丈夫です。攻撃する隙があれば進化して顔面を殴っておくとファントムハウルやミミ+ココからの突然のゲームエンドにもっていけるので勝ちやすいです。
覇食帝・カイザから出てくるアルティメットキャロットは過労死するくらい使いまわしましょう。 デュエリスト・モルディカイは出す隙ができれば出しましょう。 死の祝福、冥守の戦士・カムラはかなり重要なカードなのでうまく使いましょう。
あとはルナちゃんへの愛があれば負けません。
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代用カードについて
バロールを2枚目のデュエリスト・モルディカイにしたり、死の一閃を冥府神との契約にするのもいいでしょう。 正直バロールは期待してたほどの活躍はしませんでした。 あとはスカルウィドウの枚数を増やすかもしくは全抜きしてスタッツの高い2コスに変えるのもありです。ただ全抜きした場合息切れを起こさないかがネックです。 覇食帝・カイザはとても役に立つので抜かないことをお勧めします。ただ、増やす必要はないと思います。
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この度はデッキ提供ありがとうございました! 皆さんのよりよいシャドバライフの参考になれば幸いです<(_ _)>
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