#世界樹の迷宮2
Explore tagged Tumblr posts
Text

世界樹Ⅱの自宅ギルド!
思い入れの強い5人です
60 notes
·
View notes
Text
ニーチェ的「末人(おしまいの人間)」の特徴と、現代的類似形態の詳細
1. 適応過剰性と主体性の喪失
権威(国家、企業、上司など)に従順で、自発性に乏しい。
社会制度や通念に対して疑問を持たず、内面化して生きる。
安全・安定を最優先にし、挑戦や創造には消極的。
自己決定を恐れ、他者の評価やルールに依存。
2. 上下関係の内面化
上には媚び、下には高圧的になる傾向(権威主義的性格、アドルノらが論じた)。
上下関係を自然なものとみなし、抑圧を再生産。
弱者に対して連帯せず、むしろ攻撃する(スケープゴートを求める)。
3. 形骸化した美意識
形式や規範に固執し、本質を見失う。
個性や創造性よりも、既存の「正しさ」「整い」に価値を置く。
「美」はファッションやマナー、インテリアなどの型に還元されがち。
4. 表面的なポリコレ(政治的正しさ)の遵守
内発的な倫理観ではなく、外的規範に合わせるためのポリコレ実践。
その遵守自体が自己肯定感や優越感の源となる(道徳的ナルシシズム)。
他者にもその規範を強制し、逸脱者を排除する傾向。
5. 希望の喪失と抑圧的自己認識
世界を変える可能性や自己変容の可能性を信じない。
自虐的・自己卑下的な語りをするが、そこに妙な誇りがある。
抑圧された自我を正当化する言説(「これが現実」「大人になるってそういうこと」)を反復。
6. 不自由なプライドと支配欲
無内容な「正しさ」や「常識」を盾にプライドを保つ。
自身の狭い経験や価値観を普遍化し、他者に押し付ける。
教訓・説教・忠告の形式で他人を支配しようとする。
7. 快楽の均質化と怠惰な幸福
「心地よさ」「無難さ」「便利さ」が幸福の基準。
不快や混乱、対話や変化を避ける。
消費社会的な快楽(娯楽、買い物、SNS)に閉じこもる。
8. 過剰な自己保存本能
生命や社会的立場の維持が最優先で、「生の昂揚」は軽視される。
ニーチェがいう「生の意志(Wille zum Leben)」に従っているが、「力への意志(Wille zur Macht)」を欠く。
9. 規範の内面化による監視社会的性格
自分の内に「監視者」を住まわせて、自己検閲・自己管理を行う。
他者の逸脱に敏感で、それを咎めることで自我を保つ。
「世間的正しさ」を無自覚に武器化する。
10. 意味の貧困と深みの喪失
深い問いや形而上学的関心を「非生産的」として切り捨てる。
宗教・哲学・芸術が、単なる趣味や装飾に矮小化される。
内的対話が失われ、自己の深みに潜る能力が減退する。
近代批判の系譜との関連
フロムの「自由からの逃走」:自由を恐れ、権威に服従する性格傾向。
マルクーゼの「一元的思考」:技術的合理性が全てを覆い尽くし、対抗的想像力を失う。
アドルノの「権威主義的パーソナリティ」:ナチズムを可能にした心理的傾向として分析。
ライヒの「性の抑圧とファシズム」:リビドーの抑圧が支配構造に適応的性格を生む。
現代の「末人」的傾向を加速する社会的要因
SNSによる承認欲求の制度化(「いいね」による快楽回路)
教育における標準化と評価主義(偏差値、就職偏重)
経済的不安定さと過剰労働(自発性・余白の欠如)
文化の商業化と表層化(深層的意味への関心の喪失)
規範の過剰供給と自己責任論の蔓延
このような人間像は、ニーチェが超人(Übermensch)という概念で対比的に語るように、**「生の肯定」「創造的価値の創出」「自己変容」**という方向性とは真逆の位置にあります。
必要であれば、こうした「末人」状態からの脱出のヒント(例:生成変化、アセンブリックな生のあり方、東洋思想との接続など)についても整理できます。ご希望があればお知らせください。
4o
You said:
ニーチェの「末人」と同様の分析を行った思想家・学者など、できるだけ多数教えてください。
ChatGPT said:
ニーチェの「末人(der letzte Mensch)」という概念に類する人間像の分析や批判を行った思想家・学者は、20世紀以降の哲学、社会思想、精神分析、文化批評において多数存在します。以下に代表的な人物をジャンルごとに整理し、簡単な解説を添えてリスト化します。
◆ ニーチェの「末人」的主題を引き継ぐ思想家・学者リスト
1. 実存主義・ニヒリズム批判の系譜
思想家 主な概念・著作 関連する「末人」的分析
マルティン・ハイデガー『存在と時間』「ダス・マン(世人)」=平均化された匿名的存在としての人間像。自己を生きる代わりに他者の視線や世間に流される。
ジャン=ポール・サルトル『嘔吐』『存在と無』「実存は本質に先立つ」:自由から逃れ、役割や肩書きに安住する人間への批判。
アルベール・カミュ『異邦人』『シーシュポスの神話』不条理を直視せず、習慣の中に逃げる人間の姿(=末人的)を描く。
2. フランクフルト学派・社会心理の批判
思想家 主な概念・著作 関連する「末人」的分析
テオドール・アドルノ『権威主義的パーソナリティ』『否定弁証法』権威に従順で他者に攻撃的な性格構造=ファシズムを支える「末人的」性格。
マックス・ホルクハイマー『道具的理性の批判』理性が自己保存と効率だけを目的とするようになった現代人=末人。
エーリッヒ・フロム『自由からの逃走』『生きるということ』自由に耐えきれず権威に逃げ込む「逃走する人間」=末人の心理。
ハーバート・マルクーゼ『一次元的人間』消費社会が人間の欲望や想像力を均質化し、批判精神を失わせる。
3. ポスト構造主義・現代思想系
思想家 主な概念・著作 関連する「末人」的分析
ギー・ドゥボール『スペクタクルの社会』実体なき「イメージの支配」に取り込まれる人間像=自己喪失型の末人。
ジャン・ボードリヤール『消費社会の神話と構造』『シミュラークルとシミュレーション』現実よりもコピー(シミュラークル)を消費する人間=意味喪失の末人。
ジル・ドゥルーズ & フェリックス・ガタリ『アンチ・オイディプス』など欲望をコード化され、定型的な役割を演じる主体=脱創造的「末人」。
スラヴォイ・ジジェクポストマルクス主義・ラカン理論消費社会における「空虚な欲望」と「享楽の命令」に従う主体=「末人」的存在。
4. 宗教・倫理・東洋思想との関連
思想家 主な概念・著作 関連する「末人」的分析
シモーヌ・ヴェイユ『重力と恩寵』形式的信仰や制度に埋没し、本質的な魂の渇望を見失った人間への批判。
梅原猛『仏教大学講義』など経済的合理性や制度に埋没する現代人=仏教的な意味での「迷い」の極致。
中村雄二郎『術語集』『共通感覚論』技術的合理性に染まる現代人が、感性・共感を失う危険性を示唆。
5. 精神分析・文化批判・社会理論系
思想家 主な概念・著作 関連する「末人」的分析
ヴィルヘルム・ライヒ『ファシズムの心理構造』性の抑圧が支配体制に順応する性格を生み出す=「末人」的心理の構造分析。
アーサー・ケストラー『機械の中の幽霊』科学文明の発達と人間性の崩壊の乖離を批判。
ノーム・チョムスキー『メディア・コントロール』マスメディアによる認識の管理に無自覚な現代人=末人型の大衆。
6. 日本の思想家・文化批評家
思想家 主な概念・著作 関連する「末人」的分析
柄谷行人『マルクスその可能性の中心』『探求』資本制の内部に無自覚に同一化する主体の批判。
宮台真司『14歳からの社会学』など「終末的社会」の中で思考停止する大衆=末人化した現代人の診断。
中沢新一『野生の科学』『芸術人類学』近代的合理主義に押しつぶされた、野生的感性や創造性の喪失=末人的。
栗本慎一郎『意味と生命』『パンツをはいたサル』「意味への感受性」の衰退を嘆く。脳の変容と社会構造との関係を指摘。
補足:文学・芸術における「末人」的表現者
フョードル・ドストエフスキー(『地下室の手記』の主人公)
カフカ(『変身』『審判』などの不条理で抑圧的な主人公像)
三島由紀夫(『豊饒の海』など、戦後日本人の精神的空洞化への批判)
村上春樹(空虚で自閉的な語り手たち)
必要であれば、特定の思想家の議論を掘り下げたり、比較表にしたり、また「末人」から脱却する思想や実践(生成変化・スピノザ・仏教思想など)��の接続も可能です。お知らせください。
3 notes
·
View notes
Text
iseilio 大系
018-2021 目次
音樂 etc
12/18 劉鉅渭教授音樂導聆 浸淫古典
01/19 港邊惜別 Arnold Schoenberg 二戰剛結束後的日本
03/19 愛のバラード
04/19 台語歌曲口白
06/19 小さな喫茶店 紅い 花
07/19 生命如花籃 追 求 美 好
10/19 秋櫻 星の流れに 11/19 涼山情歌
12/19 給喜愛音樂的朋友
01/20 世界名畫家畫作總覽 夢境
03/20 Music Note 悲情城市 05/20 歌謠集粹
04/20 春寒賜浴華清池 06/20 日本風情
07/20 人生海海 台灣古典音樂記 鄉村很重要
10/20 巴哈之前的音樂家 突破前衛音樂 パヒュームを残せない
11/20 Erik Satie’s Gymnopédies 台 灣 情 熱
12/20 台語歌曲(一) 歌謠集粹 台語歌曲(二)
美學藝術(一)
01/21 美 學 藝 術(二) 琴藝
03/21 遊覽車主唱 馬 勒
04/21 攝影必學 黃昏的故鄉
05/21 Langley 最高點
06/21 Bartok 蒐藏(一)(二)(三)
古典音樂有什麼好聽
03/21 Yorkson Creek 08/21 滯洪池、蘋果樹
09/21 Cycling Route 96Ave
07/21 蒐藏(四) 蕭邦的音樂 飲食篇
08/21 創造者になる 火 鍋 由 簡 入 繁 滯洪池、蘋果樹
台灣的藝術世界 秋 意 西 索 米 古典音樂有什麼好聽 ?
09/21 赤瀨川原平 江户川乱步 這叫教養 野生動物
父親的眼淚和我的眼淚
10/21 台 灣 畫 家
11/21 遊 冥 河 孫悟空 Whisky 廣告
12/21 Stradivarius 1713 Beethoven: Symphony No. 9
蚵仔煎���蛋餅、潤餅皮
08/22 台北登山步道 台灣盛夏冰品 12/22 登 山
政治
11/18 蔡英文 所代表的意義
12/18 台灣人們自我防衛的決心
01/19 政治現象顯影 一場喜宴談外省人的內心世界
消失的篇章 壓力有兩種
02/19 喜樂島聯盟 天朝中國
03/19 種族歧視人類天性
04/19 不能讓中國共產黨垮臺 高科技救不了中國
司徒文教授的一席話 林毅夫、張維迎 之辯論
05/19 太平島與南海 維持現狀辨難 嚇一跳
06/19 誰在挺茶黨與川普 竄黨奪權
健康的自由經濟是在彼此競爭中互惠分享
07/19 中共政治「制度化」的背景脈絡和其影響分析
香港政治鳥瞰 不要插隊
08/19 台灣與中國的經貿理論探析
09/19 不朽文明+馬列思想 叛亂的二二八與無辜的六四
11/19 資訊戰對台灣的影響 蔡英文之役
12/19 土豆(馬鈴署)燒熟了
01/20 民進黨的勝利與未來的困境 奉天承運 太平有象
留言基進
02/20 中國經濟最大風險 韓國、沖繩或台灣
中華民國考 對阿輝伯之我見
03/20 浪子 的 心情 從千人計畫談起 搞定內外矛盾
中國原教旨主義
04/20 橋水避險基金 極左環球時報 站不穩的巨人
05/20 聯合國無權定義台灣 談季辛吉 時空錯亂
06/20 中美衝突無緩衝 民主、理性越成熟越不會被情緒綁架
美軍重返高雄港時機成熟 加入國際組織可以提可以不提
07/20 老黨崩解恐非台灣民主之福 蔡英文的“維持現狀”
說得很爽 德意志的中國迷思 再會李登輝總統
08/20 中華民國台灣台獨華獨
09/20 世界的心臟 選邊. 叔本華
10/20 利益與精神的忠誠分裂
11/20 末日狂花 01/21 大國迴圈
03/21 首戰 即 終戰 必勝的企圖心 中國可能 的 演化
04/21 改變的開始 松田教授、深宮怨嘆
引领我们前进的旗帜
05/21 美國民主基本文獻 金馬撤守與友軍入台
06/21 一舉拿下 老實說笑話 總統的性格有四種
07/21 台灣民意調查基金會 的 趨勢圖 全世界在搶疫苗
如果中共打台灣 強龍翻滾 百病叢生
08/21 台海風雲之前哨戰 剿共檄文 不是誤會
09/21 Freewill 兄 台灣大炸炮 中國有戰略 三十年前的呆胞
美國不聽沒辦法 中國影響力令西方糾結 傳 真 對 談
評中國的【宏觀調控】 論 李光耀 與 新加坡
與 H 對談 【外電】 台美中關係 以德報怨是對的還是以直報怨 ?
仇日成病 LP事件以外 – 討論 台灣虧欠到中國投資的台商嗎 ?
金援無法改變貧窮 阿扁總統的大豪賭
10/21 陽春白雪 與 下里巴人 中美關係已經回不去了 內地
四個堅持 沒有美國的支持台灣能維持現況嗎 ?
馬克思主義 的 中國實踐
11/21 沒有安全感的強國 看華洋爭鬥、談林毅夫 不容易對話
李弘祺教授專訪 H教授
經濟
04/20 國際專家怎麼看中國經貿?
05/20 台灣問題關乎國運 大銀行的罪與罰
06/20 中國式的經濟成長 地理形勢 與 攻守之勢
產經新聞訪問 陳水扁 台灣產業的經驗
09/20 世界 的 心臟
05/21 經濟與山難
07/21 直球對決下的文化激盪 台獨不是台灣人自己可以決定 ?
美國金融機構的危機處理(一) (二)
08/21 「日澳縱軸」下台灣的角色
翻譯
11/18 薪 能 (たきぎ のう) 日 本 概 略 1 2、3
日 本 大 勢 三 轉 考 井本雄男 參謀
日本製造到底出了什麼問題 無言的情狀
美麗 的 Patorio (一) 詩仙堂 詩 三 首
02/19 何謂“意識”(一) 春の畫の館
03/19 燈台鬼 戀牛賦
03/19 木(三) 04/20 木(二) 11/20 木(一)
04/19 寂聽的文學與愛情 魔界都市 京都 釘師 サブやん
京都 真正在地 的味道
06/19 批 評 學 - 給 佐佐木茂索
08/19 濹東綺譚 低成長的幸福 老想向誰說的雜學
日本企業 的 罪與罰 IBM 產業間諜事件
夜晚酒場 的 歌手(九) 保加利亞 的 黑瞳(十)
Manhattan 的 雪(十一) 布拉格 的 街角(十三)
Munch 裡面的少女(二三)
01/20 美人 我的京都修業 祇園精舍 Bruegel 之旅
02/20 滿州中央銀行 香港 的 兩個側影(十九)
03/20 夏日女孩 蜜雪兒(十七)
04/20 史迪威參謀長 關 於 雪 國 木(二)
唱出人生冷暖 的 演歌世界
05/20 奇襲珍珠港 完美的攻擊 錯失戰略之說 神風特攻隊
特殊潛航艇的參戰 超越攻擊終結點 人間魚雷 逃 出 平 壤(二)
大銀行 的 罪與罰 記憶底邊 的 女人
07/20 Lewis Thomas(一) -- (二十)
09/20 探討單位的世界
10/20 想見到的中國人 “劇的”とは 日漸稀少的專家
裸體寫真 寂聽的文學與情愛 パヒュームを残せない
11/20 日本語的論理 知的生產技術 サブやん 木(一)
12/20 我的京都 小說之旅
01/21 個人 的 體 驗 恐懼 的 原型 追求真正的自己
Hans Speidel 中將 納 粹 德 國 George CatlettMarshall, Jr.
疼女兒 的 哥哥 軍首腦部軍閥化 參 謀
在日美軍司令部(一)(二)
02/21 在日美軍司令部(三)(四) 浪人軍學者
獨創技術 的 發想法(一)(二)(三)
03/21 精神分析入門(一)(二)(三)(四)(五)
星星 的 話 一個人 的 世界(十一、十三 )
一個人 的 世界(十八) 一個人 的 世界(二十、二二、二四)
世界經濟 的 未來版圖(一)
04/21 真品與膺品 木(四) 世界經濟的未來版圖(二)(三)
05/21 一個人 的 世界(一、二、三)
巴塞隆納 的 大和撫子(二) 紅與藍 的 勃露絲(三)
黑色手腕 白色絲帶(五)
06/21 波斯 的 胡姬(四) 青桐 的 院子(六)
BYCAR號 的 一夜(七) 謎樣 的 世界之影(八)
在 Segel 的 青春(十二) 布拉格 的 街角(十三)
漢堡 的 陶器店(十四) 暗黑運河 的 流淌(十五)
如同荒野 的 街道(十六) Tivoli的 一夜(十八)
英國 的 Kay(二十) Tuluk 夏天 的 一夜(二一)
在大溪地海邊(二二) 細節之愛 千利 休 無言的前衛(一)
07/21 獄 門 島 現在日本的女性與解說(二四)
7.8.9.10.11./21 小孩 與 自然
12/21 焦慮的本質 與 解除
雜文
11/18 台灣海產大酒樓 黃昏清兵衛
人口數 = 成長 or 蕭條 和風生活小札 我的上海情结
日本自由行 居合道 詩 三 首 日本龐大的國債
口付けについて 一個古老文明的新美學 收 藏、儀 式、尊 囑
Life is difficult — S ﹒Freud 鄭 得 福 先生
台語流行歌曲 移民政策 我的宗教觀
異化的無奈 與 背叛的艱難 閒話加國 BC 省
隨時保持理智 凡事三思而後行 檳榔媽祖機車三太子
H教授 圖瓦魯挺台灣 就 是 愛 跳 舞 命好
我看「大江大海 一九四九」 全球聲援台灣加入UN
隨時保持三思而後行 快樂的安養人生 日本製造出了什麼問題
曹長青演講秘訣、戰略學筆記 白 狐 新舞台 溫 泉 鄉
理療一番 あなたへ 中國文化 與 霸權意識 架上矯正器
柴契爾夫人 I love sushi 詩仙堂 青春悲喜曲 給十五歲的自己
無理心中強迫情死 四個不可超越的自然極限 台灣需要甩掉CP值
員工晨訓 父親 的 掛軸 蔡英文所代表的意義
日 本 陶 瓷 遼尉臣筆記 現場目擊
12/18 共厝的中華民國與台灣
01/19 話拳 酸醋魚 etc
05/19 台北大稻埕美食 06/19 少年吔 !安啦
07/19 林泉山水 台 灣 官 紳 年 鑑 空 話 泡 茶
10/19 女性主義 弔辭 啟蒙的時代 先來後到台灣人
11/19 終場 有關馬來西亞華人 涼 山 情 歌
12/19 無法令人幸福的日本系統 日文 與 牛排
1/20 奉天承運 太平有象 夢境
02/20 Canada自由行郵輪 話語權 詩與你之間 媽祖保佑
03/20 台灣造型 時中現象 加入WHO
04/20 關於雪國 春日北投早晨 斑斕燦爛
05/20 神話還是詩 07/20 鄉村很重要 08/20 自立
09/20 夢之堂奧 生之繭 生命的困頓
10/20 貧乏性 擺書陣
11/20 歷史無法假設 台灣情熱 宇宙光 重機世界 旅情
12/20 第九水門 複雜、開放的社會更強韌 延平北路慈聖宮
02/21 說 道 理 啟蒙運動 啟蒙運動 與 東方文化
03/21 創造性與自我認同的關係 初老男 的 迷航
04/21 生與死 老與少
5/21 山難救助 Langley 最高點
07/21 台灣的三大山門
08/21 網路長城-臉書 秋意 台灣 的 藝術世界
滯洪池、gala apple 樹
09/21 體制、機制 世界第一 野 生 動 物
Cycling Route 96Ave
10/21 台灣儀隊制服土氣 賴沈激辯 中國造島
時間的蟲洞 遊冥河 台灣畫家
11/21 小 張 沒有安全感的強國
12/21 強大的心理素質 劍俠、公主 嚇 一 跳
犬儒的真理堅持與詩學浪漫 從敕使街道到華燈初上
正能量的存在
諸子百家
11/18 我的上海情節 祖谷溫泉 平家物語 讀新聞的方法
田園散記 認同的重量
12/18 道家房中術 看書歲月 台灣之命運
台灣教育還停留在舊經濟時代
12/19 卡繆荒謬哲學 兆豐銀行紐約分行 啟蒙運動
04/20 冰島漁夫
07/20 Lewis Thomas(一)(二)(三)(四)
德意志 的 中國迷思
08/20 Lewis Thomas(五)----(十二)
09/20 氣候 人 歷史 哲學 的 樂�� 理性 的 掙扎
10/20 精神分析入門 12/20 Sophies World
01/21 焦慮的意義 (一) 黨國之子
02/21 中 國青銅時代 萬 曆 十 五 年(一)(二) 飛 鷹 戰 士
獨創技術 的 發想法(一)(二)(三) 中國古史 的 傳說時代
歐洲中世紀教會如何塑造了當今的「西方思想」
03/21 馬勒 精神分析入門(一)(二)(三)(四)(五)
05/21 美國民主基本文獻 實踐、異化 和 人性(一)(二)(三)
蘇馬利亞、古 埃 及 巴 比 倫 希臘的興起
07/21 獄門島 異域 現在日本的女性
美國金融機構的危機處理(一)(二) 蘇馬利亞、古 埃 及、
巴比倫 希臘 的 興起 耶穌 出現
09/21 捉 狐
10/21 狐嫁女 董 生 汾 州 狐 祝 翁 胡 四 姐 酒 友
11/21 林四娘、汾 州 狐 全方位 的 無限(一) (二)(三)
Infinite in All Direction Freeman J . Dyson 孫悟空
12/21 自己 的 房間 紅樓夢 各家談
0 notes
Text
Recently enjoyed (2024/01-12)
Can't believe that I haven't updated here for a whole year! I usually take ntoes of what I enjoyed literally on a notebooks by handwritings as the fresh records of how I thought about them. I usually try to upload positive reactions as much as I can, thus I need the "one-cushion" process before updating here.
去年は転職後初のフルビジネスイヤーでてんやわんやでした。そんな中でも都合をつけては映画館に足を運んだり、新たにU-NEXTまで契約しちゃったりなんかしてますます物語と作品の世界に浸っていました。今年も色々いっぱい楽しみたいな〜。
映画作品
カラオケ行こ!(映画館で鑑賞):一緒に鑑賞した人が関西出身で私は関東出身で、それぞれ作中でクスッとするタイミングが違ったのが印象的でした。声変わりの表現がすごいなあと思ってたら齋藤潤さんガチ変声期だったっぽくて驚きました…!
夜明けのすべて(映画館):映画を観る時間を大切にしたい時、今後の人生で何度も鑑賞するんだろうなと思いました。主題はもちろん、映像や空間、音までが優しく柔らかくて、配信や円盤で見る時も手元にスマホなどを持たずに没頭したいなあの気持ちです。別記事で語りまくってた気がするな………と思ったらやっぱ書いてた
関心領域(映画館):見終わってすぐ本屋さんに飛び込んで原作小説を買いました。読了できていないのですが、これも折に触れて見返したい作品でした。A24の作品で現時点一番心に深く残っているかも……
告白 コンフェッション(映画館):90分未満なんだ!と思って軽い気持ちで映画館に入り、5時間くらい経った気持ちがしました。濃縮版「最後まで行く」。もう許して………て見ながら500回くらい唱えてました。笑 主題歌のMVがめちゃくちゃかっこいい。
ディアファミリー(映画館):大泉洋の涙は反則ですってぇ……(探偵はBARにいる2で号泣した人間の感想です)。福本莉子さん、見るたびにどんどん作中での空気感が素敵になっていくので今後もいっぱい見たいです。今年は「お嬢と番犬くん」が楽しみ!
言えない秘密(映画館):最高でした。京本大我氏、ひたすら歌がうまいイメージだったのですが作中で一度も歌わなかったことに普段だったら即気づきそうなのですが、作品に没頭しすぎてて3回くらい見るまで気づきませんでした。深く澄んで純粋な愛情に触れたくて劇場に通いました。いい時間だった………円盤の特典映像が三年後の湊人の話らしいんですが、まだ見れてないです。見たら完結しちゃいそうでもったいなくて………あと三年くらい見れなさそう………
ラストマイル(映画館):アンナチュラルとMIU404大好きだった勢にはご褒美すぎるアベンジャー作品。初日の朝一番の回を見に行ったのですが劇場が八割くらい埋まっていてファンの熱量の高さを感じました(誰目線❓)。シークレットキャストの中村倫也にビビりすぎて思わず息を呑んだのですが、多分劇場の人全員息を呑んでたので瞬間的に室内の酸素濃度が5%くらいになってたと思います。
劇場版アクマゲーム 最後の鍵(映画館):面白かった〜〜!!ドラマの劇場版として最初から最後まで徹頭徹尾、ずっと大正解を叩き出していました。おそらくドラマを見てない人でも冒頭20分くらい見れば大体の人間関係やそれぞれのキャラがわかる構成、そしてスケールの大きさと結末に向けての盛り上がり………本当に面白かった………!円盤予約したらトランプもらえるみたいでめちゃ喜んでしまいました。これを機にポーカーとかブラックジャックとか覚えようかな………(なぜ?)
正体(映画館):これも良かった……!藤井道人監督×横浜流星だったのでヴィレッジのことが脳裏をよぎって劇場で見るのは迷っていたのですが(ビビりすぎる)、公開2日前だか3日前だかに公式SNSから主題歌がヨルシカである旨が発表された瞬間迷わずムビチケを買いました。本当に、本当に良かった……パンフレットを読んで原作者インタビューの部分でさらっと原作ネタバレを喰らったのですが、それでも小説を読みたくて本屋さんに駆け込みました。映画版のアレンジ、すごく良かった………亀梨和也さん主演のドラマ版もあるそうなのでそちらも今年中には見たいなあ。
DUNE 砂の惑星①(配信)
ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(配信)
ウソ婚(配信):ドラマをリアタイしていたのですが、懐かしくなってもう一回見たくて配信で見ました。Netflixってちょっと画質良かったりするのかしら?ねるちゃんも菊池風磨さんもお肌が綺麗すぎる………
ミラベルと魔法の家(配信):激推しされて見た作品でこんなに刺さったの初めてでした。普段私のとりとめもない話を丁寧に聞いてくれる知人が「劇場公開がコロナ禍真っ最中でごく短期間しか上映されずあまり日本で知名度がない作品なのが悔しい」と熱量高く語ってくれたのが嬉しくてその日に見て、心に深く刺さりました……おそらく知人と私とでは刺さった部分が違うのも面白かったです。その後さらに別の友人が拙宅に泊まりに来てくれた際にソファに縛り付けて布教したのですが、友人にも刺さってくれたようでした。(その友人の刺さりポイントも違ったので面白かったです)
リメンバーミー(配信)
地面師たち(配信)
グレートプリテンダー(配信)
舞台作品
バサラオ(福岡・東京):福岡の初日を鑑賞し、その後東京で3回ほど鑑賞しました。初日後半でちょっとセリフがかぶったりして��なあと思っていたら、そもそも台本が締め切りを二ヶ月勘違いした状態の急ピッチで制作されラストシーンは通しで2回ほどしかできていない状態での本番だったそうでやばすぎました。背景を全く感じさせない最高の盛り上がりでした………!なるほどこれが劇団☆新感線………!西野七瀬さんを初めて生で見たのですが、ガチで、ガチで可愛くて頭抱えました。「恋マジ」などのドラマ作品で見ていた時は身長170cm台のモデルさんだと思っていたのですが、顔が小さくて頭身がえらい高い小柄な方で本当に可愛かった………アイドルってすごい………
ドラマ作品(最終話まで追えたもののみ)
君が心をくれたから(フジテレビ)
新空港占拠(日テレ):大病院の続編ということでこちらもリアタイで毎週楽しませていただきました。地味にレッドアイズと世界線が繋がっているのもアツいですよね………
大奥 Season 2(NHK):最後まで最高でした。毎回枯れるほど泣いてたので体力のある時に見返したいです。本当に良かった・・・
厨房のありす(日テレ):門脇麦さん目当てで見始めて前田敦子さんに撃ち抜かれました。かわいい……ちょいギャルというよりヤンキー感のある幼馴染、最高すぎる………
さよならマエストロ(TBS):月並みですが芦田愛菜さんがバイオリンを弾くシーンが大好きです。スマホいじりながらぼーっと見ていたのですが、あの夕日の差し込む部屋に足を踏み入れる前あたりから空気が変わったのを感じてソファにきちんと座り直して見てました。
アクマゲーム(日テレ):シンプルに面白かった〜〜!!お恥ずかしながら原作漫画を全く知らず、間宮祥太朗・古川琴音・竜星涼・田中樹の布陣と特撮感を期待して見始めてそれはそれは大盛り上がりしてしまいました。毎話友人と通話しながら見ていたのも相まって楽しい思い出も伴った作品でした。起承転結の爽快感というか、ドクターXや水戸黄門などを見ている時にも感じる予定調和的なエンタメ感が好きなのかな……安心して見られる作品でした……
アンメット ある脳外科医の日記(カンテレ):生涯の好きなドラマランキングの上位三作品を塗り替えられました。最高すぎる……杉咲花さんも年々お芝居の空気感が素敵になっていくな〜と思っていたのですが、こちらの作品は本当に刺さりました。ずっと綺麗だった………ミヤビの魂の美しさに触れたくて毎週見てたかも………連動したインスタもずっとフォローして時々見に行ってます。本当に大好き………
ダブルチート 偽りの警官(テレ東)
街並み照らすヤツら(日テレ):だが情とナンバの森本慎太郎が主演!と思って見始めて頭抱えたりハラハラしたり毎週楽しく過ごさせていただきました。
海のはじまり(フジテレビ)
ビリオン×スクール(フジテレビ):山本涼介、年々美しくなってませんか・・・?昔左目探偵だったか探偵学園だったかを見ていた時はフラットに見ていた気がするのですが、今作では画面に映るたびに「うお、顔が良」と思っていました。笑
西園寺さんは家事をしない(TBS):やんごとなきで知った松本若菜さんの様々な表情、倉田エマさんの無邪気な様子に松村北斗さんの若パパ感、まるっと愛しい空気感と関係性でずっとニコニコで見てました。
GO HOME 警視庁身元不明人相談室(日テレ):主題歌のヨルシカがあまりにもマッチして毎回ラストシーンでシャバッシャバに涙流してました。MVも最高………
Shrink 精神科医ヨワイ(NHK):続編が期待できる終わり方だったので岸辺露伴的に時々また新作エピソード出ないかなあと思ったりします。
全領域異常解決室(フジテレビ):日本神話に全く造詣が深くないので勉強になりました………!面白かったあ。
海に眠るダイヤモンド(TBS):ガチでずるすぎる。最終話コスモスの咲き乱れる庭はずるいですって。リアタイで毎週ハラハラ追ってましたが、結末を知った上でまた最初からゆっくり見たい作品でした。軍艦島の話を大学の頃にちょっとだけ画集で見たのですがインパクトがすごかったことだけ覚えているのでまた改めてちゃんと調べたいなあ。
さよならのつづき(配信):アザレアが名曲すぎました。生田斗真、元彼の遺言状でもそうだったんですけど、今は亡き素敵な元彼がハマりすぎる。
0 notes
Text
「 最大の重し ―もしある日、またはある夜、デーモンが君のお前のあとを追い、お前のもっとも孤独な孤独のうちに忍び込み、次のように語ったらどうだろう。「お前は、お前が現に生き、既に生きてきたこの生をもう一度、また無数回におよんで、生きなければならないだろう。そこには何も新しいものはなく、あらゆる苦痛、あらゆる愉悦、あらゆる想念と嘆息、お前の生の名状しがたく小なるものと大なるもののすべてが回帰するにちがいない。しかもすべてが同じ順序で―この蜘蛛、樹々のあいだのこの月光も同様であり、この瞬間と私自身も同様である。存在の永遠の砂時計はくりかえしくりかえし回転させられる。―そしてこの砂時計とともに、砂塵のなかの小さな砂塵にすぎないお前も!」―お前は倒れ伏し、歯ぎしりして、そう語ったデーモンを呪わないだろうか? それともお前は、このデーモンにたいして、「お前は神だ、私はこれより神的なことを聞いたことは、けっしてない!」と答えるようなとほうもない瞬間を以前経験したことがあるのか。もしあの思想がお前を支配するようになれば、現在のお前は変化し、おそらくは粉��されるであろう。万事につけて「お前はこのことをもう一度、または無数回におよんで、意欲するか?」と問う問いは、最大の重しとなって、お前の行為のうえにかかってくるだろう! あるいは、この最後の永遠の確認と封印以上のなにものも要求しないためには、お前はお前自身と生とにどれほど好意をよせなければならないことだろう? 」(フリードリヒ ニーチェ『悦ばしき知識』1882)
2024年の米大統領選挙でアメリカが、自分たち自身に問い、自分たち自身から問われたのは、自分たちの「精神」や「信仰」についてであり、トランプ次期大統領が勝った理由は、みんなが「祈ったから」だというようなことを、何人かの人がそれぞれの言い方で語っていた。クリスマスや年始の挨拶に合わせた言い方だというのもあるが、結構マジで言っていて、抽象的な話でもない。ここ数年、多くの人が宗教観や精神性というようなことについて話していて、選挙期間にますます増えていった。そうした話は、視聴者数の最も多い、あるいは選挙期間に視聴回数を多く伸ばしたポッドキャストなどで頻繁に話題に上がり、動画などミームの形でも多くシェアされた。 「宗教的信念 (レリジャス ビリーフ)」というような言葉を使う人も増えたように見えるし、聖書の中の一節についての話だったり、メタフィジカル(形而上学の、現世離れした、きわめて抽象的な)な概念についての話だったりするが、これらの話は、また、こうした話をする人が増えていること自体がそうだが、現実に起きている問題や現状認識と無関係ではないと、社会分析的あるいは心理学などの観点から解説する人もいる。すなわち、虚無主義が蔓延し同調圧力を強める社会の空気に抗うための足場としての「信仰」や「精神」ひいては「愛国心 (パトリオティズム)」だという考えである。この説明は分析というより、ほとんど見たままの現状認識で、同じようなことを言う人は何人かいたが、こんな質問をする人がいた。確かにその通りだと思うし、信仰心や愛国心は良いものだとも思っているが、2001年の911の後、少なくとも2年くらいの間、あの時も信仰心や愛国心が盛り上がった。当時も信仰心や愛国心は良いものだと思っていた。911の翌月に成立した愛国者法は2015年に失効したものの、色んな疑問があるし議論すべきことが多く残っているとも思うし、なにより2003年からのイラク戦争に突入してしまった。政府の公式見解に異論や疑問を持つ人たちを全て陰謀論者として括って、一部はテレビなどでエンタメとして消費し、一部の事実誤認をあげつらって全体を貶めたりすることに、直接的に何かしたわけではないが、加担してしまったと思うし、同調圧力を作る側だったと思う。今思えば、自分と同じように信仰心や愛国心を掲げる周囲の人たちの一部に、カルトメンタリティや妙な虚無主義があるのも感じていた。これも部分部分については心理学などで説明できるのだろうが、当時と今とでは何が変わったのだろうか。もちろん色々変わったし、漠然としすぎていて、はっきりとした答えを出しようがないこともわかっているが。
「精神」や「信仰」とは何かと言われてもわからないし、ましてや特定の宗教の信仰心とかアメリカの愛国心などなおさらわからないが、こうした言葉を使って話してる人たちのそれぞれの話は、大体はわかる気もするし共感もする。こうした話は全体として、自分たちの共通の常識や庶民感覚、すなわちコモンセンスによって、社会について認識し直そうという動きであり、政治権力や専門家などに奪われていたコモンセンスを取り戻そうという動きだったと思う。そして、少なくともある程度は取り戻せたということが、大統領選挙の結果によって示されたと思う。一方で、選挙期間中に毎日毎時間絶え間なく流れていた「重要な争点」やその解説というのは、選挙結果がどうであっても、選挙後にはスピンされて消えていき、今現在のように、とくに誰も思い出さないし、どうでもよくなっているだろうということは、選挙結果が出る前から、誰もがうすうす気づいていた、というかこれまでのパターン認識的にわかっていた。 ニーチェの概念に「背後世界」というのがある。「現実世界」と対をなす概念で、現実世界の背後にある意味付けや価値観のことを指す。宗教においては「神」であったり、社会においては「常識」や「道徳」、あるいはそれらによって「正しいとされるもの」などが背後世界である。現実世界には、意味付けや解釈といった、すなわち背後世界が覆いかぶさっている。ニーチェは、現実世界の裏に意味や価値を見出す姿勢、つまり現実世界の背後のことばかりを考えることを嘲笑するニュアンスで「背後世界」と呼んだ。「意味」や「価値」、これまで「正しいとされていたもの」が、実はそうじゃなかったと知り、人生の無意味さに絶望する事態が、すなわち虚無主義(ニヒリズム)である。ニーチェは、目に見えない理想や世界の裏にあるかもしれない真実、外から押し付けられた価値観などの「背後世界」の中で生きることは、現実世界を否定する行為であり、ニヒリズムに陥る原因であるとした。 ニーチェはニヒリズムを、近代における不可避的な事態として描いている。『ツァラトゥストラかく語りき』(1885)のツァラトゥストラは「おのれ自身を愛さねばならない」と説いている。この「おのれ」は意識や自我のさらに奥底にあるもので、世界を肯定し本源的な生を生きるために何よりもまず発見されなければならないものである。が、「人間は容易に発見されない。ことに自分自身を発見するのは最も困難だ。精神(ガイスト)が心(ゼーレ)について嘘をつくことがしばしばある。」この「ガイスト」というのは意識や自我に属し、「ゼーレ」というのは身体や「おのれ」に属する。ガイストは、背後世界の中で迷子になり、そしてゼーレを見失う。ゼーレと通じ合うことのないガイスト��よって「市民道徳」を強要する近代社会を、ニーチェは非難した。 背後世界の拒絶や、ガイストの放棄は、ゼーレと通じ合っていないとしても、しかし、不可能だ。これらの拒絶や放棄は、人間であるための諸条件を一挙に失うことを意味する。背後世界やガイストとは、言うなれば「言葉」のことであり、言葉から生じる意味や論理、文法などなどあらゆるもののことである。可能なのは、「対決」を通じて、失われた自由と主体的決断を取り戻すために、足掻くことである。 ニーチェがニヒリズムを不可避的事態と捉えたことの予言的正確さを立証するかのように、ニーチェ的なテーマは以降の表現において不可避的なテーマのひとつとなった。こうしたテーマに取り組んだ人たちが出した答えはこういうものだ。「もう一人の自分」に出会うこと。その「もう一人の自分」と対決あるいは対峙すること。そして、もう一人の自分を救うこと。 筒井康隆原作、今敏監督の映画『パプリカ』(2006)は、このテーマを扱っている。メタフィクション構造で「夢」と「現実」が描かれ、登場人物の一人は「夢」の中で本当の自分を探し、別の登場人物は「夢の中の自分」と対峙する。「夢」に現実が覆われ、飲み込まれていく。クライマックスでは、ニーチェの超人思想における「超人」への「精神の3つの変化」、すなわち、重荷を背負って歩く「駱駝」、力強く「否」を投げつけ「我欲す」と叫ぶ「獅子」、世界を大いなる喜びとして受け入れ新しい価値を創造する「幼子」、を思わせる「幼子」が世界を救い、最後に「フィクション」と和解する。 今監督のメタフィクションや虚実混交の手法は、特に海外では「マジックリアリズム」と呼ばれる。これは「マジックリアリズムとは何か」を説明する際に代表的に挙げられる作家であるホルヘ ルイス ボルヘスと、扱うモチーフに共通するものが多いことが大きな理由で、そのモチーフは「夢」「迷宮」「鏡」「円環」などだが、両者とも自身の手法を「マジックリアリズム」とは呼んでいない。1960年代のラテンアメリカ文学ブームと呼ばれる作家たちが、自身の作風を表現する際に「マジックリアリズム」という語を好んで使い、この語が世界的に広まった。現実(リアリズム)について考えた時に逆説的だが必然的に浮かんでくる「非現実的なもの」をどう扱うかについて取り組んでいる点で共通するが、手法やモチーフなどは様々である。当時の作家たちの多くが、強く影響を受けた作家として、また、「マジックリアリズムとは何か」を説明するために、ボルヘスの名を挙げた。筒井は1970年代にラテンアメリカ文学に注目し、自身の作風に取り入れ、メタフィクションの技法を作っていく。今監督は筒井作品に影響を受けたと語り、『パプリカ』(1993)や『夢の木坂分岐点』(1987)を挙げた。
ロシアで最も有名な絵画のひとつに挙げられる、イワン クラムスコイの『見知らぬ女』(1883)は、初めて発表されたときにセンセーショナルな、異様なまでの批判が巻き起こった。「挑発的に美しい」というような理由で批判され、絵に描かれた誰も知らない女性への悪口でしかない美術評論が書かれたり、その絵の女性を知っているという人が出てきて何か言っては結局のところ嘘で実在しなかったというのが繰り返され、さらには、絵の女性は1881年に暗殺された皇帝アレクサンドル2世の2番目の妻であるユーリエフスカヤ公女であって、皇帝暗殺後に国外へ出国したはずが、絵の背景であるサンクトペテルブルクのネフスキー大通りの付近で皇位継承に関する謀略をめぐらしていることを告発する絵だというようなことも噂された。ネットでユーリエフスカヤ公女の写真を見てみると、似てるっちゃ似てると言えなくもないかもしれないけど全然違うだろというような感じである。現在では、明らかに同じ女性が描かれたスケッチの経緯から、ある貴族と結婚したクルスクの農民女性マトリオナ サヴィシュナが絵のモデルだったことはほぼわかっているものの、「決定的証拠はないため不明」とされている。この絵はセンセーショナルな評判や解釈を含めて、後続の画家や作家に大きな影響を与えた。「罪なまでの美」は後続の作家の目標やテーマとなる。この絵にインスピレーションを得て書かれたとされるアレクサンダー ブロックの1906年の詩「異邦人」によって、この絵は「異邦人 (ストレンジャー、見知らぬ人)」という題でも呼ばれるようになる。クラムスコイはこの絵のタイトルに「アンノウン」(を意味するロシア語)とだけつけた。「見知らぬ人」であり、「異邦人」というニュアンスもあるとも言えるが、「不明」「未知」の意味もある。まさに、絵の女性のなんとも言えない表情によって、なんだかよくわからない感情を刺激される。そしてまさに、1881年の皇帝アレクサンドル2世暗殺後のロシアには、なんだかよくわからない感情が漂っていた。クラムスコイは、画家は「人々の前に鏡を置き、その鏡を見て彼らを不安にさせる使命をもつ」という考えを持っていた。実像と鏡像の境界が鏡であるように、クラムスコイはこの作品によって、肖像画と主題画の境界に立つ芸術様式を打ち立てた。 クラムスコイはセンセーショナルな評判に対して、公に反応す���ことも、モデルについて言及することもしなかった。それが人々の好奇心をくすぐることになり、様々な憶測や解釈が与えられ続けることになった。クラムスコイは1873年にトルストイの肖像画を描いているので、トルストイの『アンナ カレーニナ』(1877)からインスピレーションを受けて『見知らぬ人』を描いたのではないかという説もある。根拠は薄い気もするが、まさにイメージとぴったりだということで、20世紀後半にはこの絵を装丁にした『アンナ カレーニナ』も出版された。 クラムスコイは「移動派」と呼ばれるグループの結成メンバーであり、移動派は、芸術とは思想の表明であり実生活に根差していなければならないとするロシアリアリズムに影響を受けていて、歴史的で芸術論的な諸様式の中にジャーナリスティックな時事的関心と批判精神を盛り込もうと��た。ジャーナリスティックな観点からの『見知らぬ人』の解釈として、1880年代に入ると、静かにだが劇的に、特に女性のファッションが変わっていたことを表現したものだというのがある。絵の女性は1880年代の最新のファッションを着ている。1860年代からの改革運動あるいは過激な政治運動による混乱を経て、暗黙的にだが厳格に存在していた階級的ドレスコードがなくなり、さらには1881年の皇帝アレクサンドル2世暗殺後、なぜか奇妙に存在していた政治思想的ドレスコードもなくなったという。すなわちこれが「ニヒリズム運動」だった。1860年代から貴族階級の若い世代の間で、この「ニヒリズム運動」が広まっていた。この運動において、体制の側にある宗教、芸術、社交生活さえも否定された。そもそもニヒリズム運動は貴族階級の親子対決の形をとっていて、親世代のものとされるものを否定しようとした。美や芸術も、農民や労働者からの搾取の上に成り立っていると否定され、黒一色の服を着た。道で人に会って会釈する事も偽善とされ、つねに気難しい顔をする。このストイックさは、時に滑稽な面も見せた。それと並行する形で「ナロードニキ運動」という革命運動が起こっていた。ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』(1880)のモデルになったとされるドミトリイ カラコーゾフによる1866年の皇帝アレクサンドル2世暗殺未遂事件の後、反体制派への弾圧は一層過酷なものになる。それ以前から青年たちの活動は、当然だがすべて地下活動であった。1879年にナロードニキの過激派が組織化され「人民の意志」が結成されると、1881年に党員イグナツィ フリニェヴィエツキによってアレクサンドル2世は暗殺された。政府は「人民の意志」主導者たちの多くを絞首刑に処した。ニヒリズム運動、ナロードニキ運動は終わった。が、「人民の意志」はアレクサンドル2世の暗殺に成功したことに自信を持ち、アレクサンドル3世の暗殺を計画し始めていた。しかし暗殺計画は露見、1887年、秘密警察はアレクサンドル ウリヤノフら容疑者5人を逮捕、絞首刑に処した。この時処刑されたウリヤノフは、1917年の十月革命指導者ウラジーミル レーニン(「レーニン」は筆名であり、本名はウラジーミル イリイチ ウリヤノフ)の兄である。『見知らぬ女』が描かれた1883年には、その数年前までなぜか奇妙に存在していたドレスコードがなくなり、その人がだれか、服装では階級や思想はわからなくなった。が、ニヒリズムは残っていないだろうか。彼女の表情に、あるいは彼女の視線の先に。
「鏡」あるいは「境界」から意味が発生するように感じるのは、「対比」が起こるということでもあるが、「ハーモニー(調和)」を感じるからだという。どちらも1605年に出版されたシェイクスピアの『ハムレット』(1601年頃書かれ初演)と、セルバンテスの『ドン キホーテ』(前編が1605年、後編は1615年)を、近代文学のはじまりとする文学論は遅くとも18世紀後半にはあり、その2作の比較研究だ��ではなく、旧時代と新時代が対比された。「新世界」を目ざした15世紀から17世紀半ばまでの大航海時代の、次の時代、「新時代」を予感し始めたのが、17世紀初頭のこの頃だという解釈である。そして「メロディ(旋律、節)」や「リズム(周期的反復)」からも意味が発生するように感じる。つまり音楽は、意味以前であり、意味の発生である。『ツァラトゥストラ』は「わたしは踊ることのできる神だけを信じるだろう」と言った。 宗教学者で哲学者のミルチャ エリアーデは、歴史の中で「再演」と呼ぶものが見られたときに、ある出来事が意味をもつと言った。循環史観という、歴史をある一定のサイクルの繰り返しと見る立場は古代からあり、2017年にトランプ政権で主席戦略官を務めたスティーブ バノンに影響を与えた本として取り上げられた『フォース ターニング 第四の節目』もその一つである。ここではアメリカ史を80年周期で見ている。歴史観というのは、循環史観であっても、歴史を直線的な発展過程と見る進歩史観であっても、科学的根拠があるわけではない、解釈であり背後世界だが、1865年の南北戦争の終戦から80年後の1945年の第二次世界大戦の終戦から80年後の2025年に終戦を願い、2026年のセミクインセンテニアル(建国250周年)で踊るのはなんかいい感じである。
今敏監督『パプリカ』と同じく2006年に公開された、同じく筒井康隆原作の、細田守監督の映画『時をかける少女』は、観終わると、最初のシーンが何度も繰り返されていたことに気付き、最初の最初のシーンはそういや夢だったことを思い出す。
2025年1月 プラネット パレード
0 notes
Text

quick background --i swear i'll try to be brief and not bury the lead in tangents about context-- The Etrian Odyssey games (JP: Sekaiju no Meikyuu[世界樹の迷宮]: "Labyrinth of (the) WorldTree") was a series of 1st person dungeon crawler JRPGs released on the DS and 3DS consoles starting in 2007. They drew on old 80s PC dungeon crawler games like Wizardry, with its main gimmick being the use of the touchscreen to let you map the dungeon's many levels by hand, as a way to emulate having a graph paper and pen in hand like in the older games when minimaps or automapping weren't a thing yet. The innately minimalist genre with the DS's limited hardware and ATLUS's iconic anime style all complemented eachother perfectly, and combined with a pleasantly surprising difficulty curve, the games became kind of an instant cult hit.
The core of the series left you to build your party from scratch and had no real core cast, with a certain expectation that players would enjoy making up backstories and motives for their characters themselves, again kind of in line with the vibe of older games in the genre.
But once the franchise moved on to the 3DS they took the opportunity to not only go back and remake the first two games, but expand on them pretty extensively, updating quality of life features from the alter games, updating the graphics from the original 2d sprites to 3rd models, and adding an entirely new Story Mode with fixed characters, a brand new plot behind them, unique classes, and brand new exclusive side dungeon.


They also played with their own conventions, with the plot to the first Etrian Odyssey Untold: The Millennium Girl introducing a whole sci-fi element not present in the original game and cleverly co-opting the Gunner class originally introduced in EO2 as a neat meta thematic kind of peak into the future --as well as added an entirely new class, The Highlander.(oh and that's a thing I didn't mention, between the games themselves and the English localization team, the franchise is known for having some fun spins on familiar RPG classes and archetypes --EO3 in particular notoriously did not have a conventional healer class)
And in that same spirit, the second remake's story mode centers around a Princess, where the Prince(ss) class was originally from Etrian Odyssey 3, and your new protag gets to be the titular Fafnir Knight. It's a great way to introduce new players to the franchise with a slightly more conventional modern JRPG structure, while also providing a fresh new take on the game for returning fans.
And that's the game I'm jumping into today: the second of the two 3DS remakes, the remake of Etrian Odyssey II: Heroes of Lagaard, Etrian Odyssey Untold 2: The Fafnir Knight.

Oh also the first 3 games got a bundled HD remaster on Steam and the Switch back in June of 2023. So by all means if any of this seems remotely interesting to you, go grab the Etrian Odyssey: Origins Collection.
Oh wait and did I mention it has a fantastic soundtrack? Maybe that's kind of an industry standard for JRPGs these days, but it's a really charming score that puts a lot of emphasis on just how cozy and scenic a lot of the game can be. I mean, just listen to this...
youtube
...that's the bgm to the first level of the dungeon. Not the inn where you rest. Not the town where you go to get away from the action. The dungeon itself. Where all the monsters are waiting to jump you and your party
#leop untold 2#etrian odyssey#etrian odyssey 2 untold#etrian odyssey the fafnir knight#etrian odyssey 2 untold the fafnir knight
1 note
·
View note
Text
My Hero Academia Untold: The Knights of Fafnir
by ZXEmperor
In another universe Izuku Midoriya wasn't born quirkless. Instead he inherited the quirk of his father Hisashi. The Pro Hero Draco Knight. After receiving One for All from All Might. Izuku must overcome the trials of the dual legacy of his father and his mentor. To become the world's new symbol of peace. To be The Fafnir Knight. Part of the "Untold Universe" (Not a Fantasy AU)
Words: 3843, Chapters: 1/?, Language: English
Series: Part 3 of The Untold Universe Series
Fandoms: 僕のヒーローアカデミア | Boku no Hero Academia | My Hero Academia (Anime & Manga), 新・世界樹の迷宮2 ファフニールの騎士 | Etrian Odyssey Untold 2: The Fafnir Knight
Rating: Mature
Warnings: Graphic Depictions Of Violence, Major Character Death
Categories: F/M, Gen
Characters: Midoriya Izuku, Uraraka Ochako, Bakugou Katsuki, Eri (My Hero Academia), Shigaraki Tomura | Shimura Tenko, Class 1-A (My Hero Academia), Class 1-B (My Hero Academia), Sensei | All For One, Midoriya Hisashi, Intelli Saiko, Kasei Ryu
Relationships: Midoriya Izuku/Uraraka Ochako, Eri & Midoriya Izuku & Uraraka Ochako, Bakugou Katsuki & Midoriya Izuku, Other Relationship Tags to Be Added, Midoriya Izuku & Yagi Toshinori | All Might
Additional Tags: Fluff and Angst, Midoriya Izuku Has a Quirk, Bakugou Katsuki & Midoriya Izuku are Best Friends, Midoriya Izuku Has One for All Quirk, Bakugou Katsuki is Bad at Feelings, Alternate Universe, Government Conspiracy, Slow Burn, Adopted Eri (My Hero Academia), Protective Uraraka Ochako, Protective Class 1-A (My Hero Academia), Midnight is Class 1-A's homeroom teacher, Mineta Minoru Gets Character Development, Pro Hero Fukidashi Manga, Pro Hero Kouda Kouji, Shouji Mezou is a Third Year UA student, OCs exist for world building purposes., Dekusquad (My Hero Academia), Bakusquad (My Hero Academia), Mystery, Suspense, Action & Romance, in-universe politics, Sekigai Kashiko is in Class 1-A, Ochako isn't poor in this universe, Quirk Discrimination (My Hero Academia), Quirkless Discrimination (My Hero Academia), Tomura Shigaraki is more dangerous in this story, Anti-Villain Toga Himiko, Good Parent Midoriya Inko, Good Parent Midoriya Hisashi, Hurt/Comfort
source: https://archiveofourown.org/works/54254209
0 notes
Text
2024年2月29日に発売予定の翻訳書
2月29日(木)には『平家物語』『陰翳礼讃』の英訳を含めると13点の翻訳書が発売予定です。
神話、聖書、文学と西洋の政治思想

陳美卿/著 桂川智子/翻訳
博英社
朝鮮時代ソウル都市史
高東煥/著 野崎充彦/翻訳 金子祐樹/翻訳
勉誠社
書いたら燃やせ
シャロン・ジョーンズ/著 白浦灯/翻訳
海と月社
The Heike Story
Eiji Yoshikawa/著 Fuki Wooyenaka Uramatsu/翻訳
チャールズ・イー・タトル出版
In Praise of Shadows
Junichiro Tanizaki/著 Thomas J. Harper/翻訳 Edward G. Seidensticker/翻訳
チャールズ・イー・タトル出版
世界標準MIT教科書 アルゴリズムイントロダクション第4版 第2巻
T. コルメン/著 C. ライザーソン/著 R. リベスト/著 C. シュタイン/著 浅野哲夫/翻訳 岩野和生/翻訳 梅尾博司/翻訳 小山透/翻訳 山下雅史/著 和田幸一/翻訳
近代科学社
失敗のクィアアート
ジャック・ハルバースタム/著 藤本一勇/翻訳
岩波書店
グローバリスト
クィン・スロボディアン/著 原田太津男/翻訳 尹春志/翻訳
白水社
老人ホーム 一夜の出来事
B・S・ジョンソン/著 青木純子/翻訳
東京創元社
有名すぎて尾行ができない
クイーム・マクドネル/著 青木悦子/翻訳
東京創元社
最上階の殺人
アントニイ・バークリー/著 藤村裕美/翻訳
東京創元社
あなたの迷宮のなかへ
マリ=フィリップ・ジョンシュレー/著 村松潔/翻訳
新潮社
回復人 体中の細胞が疲れにつよくなる
アリ・ウィッテン/著 アレックス・リーフ/著 加藤輝美/翻訳
サンマーク出版
0 notes
Text
2023年好きになった曲ベスト10
風邪をひいていてやれることが少ないなと思ったけれどこれをやってなかったのでやります。閲覧注意。
10位 Exercise the Right(キングヘイロー(CV:佐伯伊織)) ★★★★
9位 トリミングアイランド(島村シャルロット) ★★★★
8位 Tribeca(eufonius) ★★★★
7位 クロスカラーズ(緋翼のクロスピース) ★★★★☆
Bメロが好き。
6位 Anagram of Coda(彩音) ★★★★☆
この曲とは関係ないんだけれど、アニメイトに行ったら最近の全然知らないアーティストの中に(ひぐらし最新作で歌っているから)彩音がいて、安心感を覚えるのと同時に自嘲した。
5位 刹那ティックコード(SorAZ) ★★★★☆
いい曲なんだけれど、今はもうこの曲がピークであることがわかりつつあり悲しい。
4位 D-ark L-ily's Grin (速水奏(CV:飯田友子)、北条加蓮(CV:渕上舞)) ★★★★☆
デレマス初期に出てたらもっと感動したんだろうけれど、2023年にもなると普通の歌詞かなと……。
3位 君と未来(宗谷いちか) ★★★★☆
キャリア初期にいい感じの曲を出して期待させるのやめませんか。
2位 戦場 高揚(世界樹の迷宮X) ★★★★☆
個人的な戦闘曲不足が深刻。こんな高い順位になるほどの曲ではないので戦闘曲欠乏症の影響を受けた結果だと思う。/同作品収録の世界樹Ⅲアレンジ戦闘曲の方が評価高いらしいが、元曲の評価に引き摺られすぎだろと個人的には思う。
1位 Call the shots(Roselia) ★★★★★
2023年発売で、2023年に一番聴いた曲。文句なしの1位です。
総評:最近の曲を本当に全然聴かなくなった。いいのかなこれで。昔の曲を改めて聴いてばかりなんだけれど。
0 notes
Text
今年も終わりましたとさ。
ここ最近仕事も原稿も同時にこなさないといけない日々が続いていたけどやっとこさ一区切り着いた。今回の連休はお絵描きしたりゲームしたりのんびり過ごそうと思います。(ほぼいつもの休日と同じ)
📒2023年原稿-完- 参加したアンソロ2件どちらも無事に提出することが出来ました。今回漫画のお話が上手くまとまらずかなり難航してしまいましたが何とか締切日までに間に合いホッと一安心、今回の原稿は新しいことも色々試したのでどんな感じに印刷されるのか気になる…他の参加者さんの作品も毎回楽しみにしています~今回はどんな感じなのかな?
🌳世界樹の闇市 某フリマサイトで世界樹の迷宮のライブのペンライトがとんでもない値段で売られていて不覚にも笑ってしまった。いくら何でも高すぎないか?笑そういえば世界樹のアクスタ私もいい加減に注文せんとなぁ、種類が多いとめちゃくちゃ迷う…。
0 notes
Text

世界樹の迷宮Ⅱリマスター、裏ボスまでクリアしました! ハイ・ラガードとこの5人が大好きだ……
62 notes
·
View notes
Text
「遺跡としての晴海団地」参考文献
「遺跡としての晴海団地」は日本建築学会のウェブサイト「建築討論」で2023年1月から11月にかけて連載された。もしかすると、いつか誰かの役に立つかもしれないので、参考文献の一覧をまとめておく。なお、赤字は連載内で2回以上触れたもの。
都市
磯崎新「都市の類型」、『磯崎新建築論集2 記号の海に浮かぶ〈しま〉』、岩波書店、2013年。
磯崎新「建築=都市=国家・合体装置」、『磯崎新建築論集6 ユートピアはどこへ』、岩波書店、2013年。
レム・コールハース『S,M,L,XL+』、太田佳代子、渡辺佐智江訳、ちくま学芸文庫、2015年。 ・「シンガポール・ソングライン」 ・「ビッグネス、または大きいことの問題」
藤村龍至「超都市(ハイパー・ヴィレッジ)の建築」、『SD2021』、鹿島出版会、2021年。
山岸剛『TOKYO RU(I)NS』、山岸剛、2022年。
島
ジル・ドゥルーズ「無人島の原因と理由」、前田英樹訳、『ドゥルーズ・コレクション1 哲学』、河出文庫、2015年。
里見龍樹『不穏な熱帯 人間〈以前〉と〈以後〉の人類学』、河出書房新社、2022年。
晴海
『万博』1938年5月号、紀元二千六百年記念日本万国博覧会事務局。
「オリンピック中止 万国博覧会の延期 閣議で承認」、東京朝日新聞(夕刊)、1938年7月16日。
『万博』1938年11月号、紀元二千六百年記念日本万国博覧会事務局。
東京都中央区役所編『昭和32年版 中央区政概要』、東京都中央区役所、1957年。
東京都中央区役所編『中央区史 下巻』、東京都中央区役所、1958年。
『観光お国めぐり 東京都の巻(上)』、国土地理協会、1959年。
東京都中央区役所編『昭和35年版 中央区政年鑑』、東京都中央区役所、1960年。
「運転手、死体で発見 血だらけ乗捨てタクシー」、朝日新聞(夕刊)、1963年12月7日。
「個人タクシーご難 晴海 三人組強盗に襲わる」、朝日新聞、1965年8月10日。
「運転手しばり放り出す 晴海 三人組タクシー強盗」、朝日新聞、1966年5月26日。
「スペインが初名乗り 万国博参加」、朝日新聞、1966年8月27日。
三島由紀夫『鏡子の家』、新潮文庫、1969年。
「カーサ晴海」、『近代建築』1977年8月号、近代建築社。
東京都中央区役所編『中央区史三十年史 上巻』、東京都中央区役所、1980年。
日東製粉社史編纂委員会編『日東製粉株式会社65年史』、日東製粉株式会社、1980年。
『第二次東京都長期計画』、東京都企画審議室計画部、1986年。
晴海をよくする会『晴海アイランド計画の提案』、晴海をよくする会、1986年。
「ソ連の一万トン客船 あす初寄港」、朝日新聞、1987年3月20日。
東京都港湾局、社団法人東京都港湾振興協会、東京港史編集委員会編『東京湾史 第1巻 通史 各論』、東京都港湾局、1994年。
小柴周一「晴海アイランド トリトンスクエア」、『新都市開発』1998年1月号、新都市開発社。
『晴海一丁目地区第一種市街地再開発事業』、住宅・都市整備公団、晴海一丁目地区市街地再開発組合、1999年。
吉本隆明『少年』、徳間書店、1999年。
茅野秀真、大村高広「再開発地区計画の活用による一体的な広場・歩行者空間形成の実現──晴海アイランドトリトンスクエアにおける実践例──」、『再開発研究』第18号、再開発コーディネーター協会、2000年。
『トリトンプレス』vol.2、晴海一丁目地区市街地再開発組合、2000年。
『トリトンプレス』vol.5、晴海一丁目地区市街地再開発組合、2001年。
「晴海トリトンで「いい日常」」、朝日新聞(夕刊)、2001年3月23日。
「晴海一丁目地区第一種市街地再開発事業 晴海アイランド トリトンスクエア」、『近代建築』2001年6月号、近代建築社。
佐藤洋一『図説 占領下の東京』、河出書房新社、2006年。
夫馬信一『幻の東京五輪・万博1940』、原書房、2016年。
渡邊大志『東京臨海論』、東京大学出版会、2017年。
晴海団地
「港に近く、高層アパート群」、朝日新聞東京版、1956年1月22日。
大髙正人「東京晴海の公団アパート」、『国際建築』1956年11月号、美術出版社。
志摩圭介「団地ずまい礼讃」、『新しい日本 第2巻 東京(2)』、国際情報社、1963年。
「団地に住んでゼンソクになった 工場ばい煙規制へ」、朝日新聞(夕刊)、1963年10月8日。
種村季弘『好物漫遊記』、ちくま文庫、1992年。
種村季弘ほか『東京迷宮考』、青土社、2001年。
中央区教育委員会社会教育課文化財係編『中央区の昔を語る(十六)』、中央区教育委員会社会教育課文化財係、2002年。
晴海団地15号館(晴海高層アパート)
小野田セメント株式会社創立七十年史編纂委員会編『回顧七十年』、小野田セメント、1952年。
河原一郎、大髙正人「新しい生活空間へ」、『新建築』1957年1月号、新建築社。
野々村宗逸「住宅公団の晴海高層アパート」、『住宅』1957年4月号、日本住宅協会。
『建築文化』1959年2月号、彰国社。 ・大髙正人「設計の概要」 ・河原一郎、大沢三郎「都市の住居:高層アパート」 ・野々村宗逸「いつまでも豊かさを」
川添登「晴海高層アパート──将来への遺跡」、『新建築』1959年2月号、新建築社。
前川建築設計事務所「晴海高層アパート」、『近代建築』1959年2月号、近代建築社。
木村俊彦「構造計画論の展開と私の立場」、『建築』1962年1月号、中外出版。
ロジャー・シャーウッド編『建築と都市 臨時増刊 現代集合住宅』、エー・アンド・ユー、1975年。
「アンケート:パブリック・ハウジングの可能性」、『都市住宅』1980年8月号、鹿島出版会。
日本経営史研究所編『小野田セメント百年史』、小野田セメント、1981年。
日経アーキテクチュア編『有名建築その後 第2集』、日経マグロウヒル社、1982年。
レイナー・バンハム「世界の建築の日本化」、伊藤大介訳、鈴木博之編『日本の現代建築』、講談社、1984年。
枝川公一『都市の体温』、井上書院、1988年。
大髙正人、小西輝彦、小林秀樹「昭和の集合住宅史(6)高密度高層住宅 広島市営基町住宅と公団高島平団地」、『住宅』1992年3月号、日本住宅協会。
野沢正光「〝ささやかな悠久〞をおびやかすもの──晴海高層アパート1958によせて──」、『住宅建築』1994年10月号、建築資料研究社。
住宅・都市整備公団、日本建築学会編『晴海高層アパートの記録』、住宅・都市整備公団、1996年。
『住宅建築』1996年8月号、建築資料研究社。 ・小畑晴治、野沢正光、初見学、松隈洋「座談会──晴海高層アパートから引き継げるもの」 ・初見学「晴海高層アパート残照」
井出建「都市に住まうことの戦後史 「晴海アパート」取り壊しと集合住宅の未来」、『世界』1998年1月号、岩波書店。
志岐祐一「晴海高層アパート 可変性検証の記録」、『住宅建築』1998年3月号、建築資料研究社。
高橋郁乃「「晴海高層アパート」は歴史館に行き、そして晴海は…」、『建築ジャーナル』1998年9月号、建築ジャーナル。
前川國男
田中誠「住宅量産化の失敗と教訓──プレモス前後」、『今日の建築』1960年9月号、玄々社。
ル・コルビュジエ『今日の装飾芸術』、前川國男訳、鹿島研究所出版会、1966年。
佐々木宏編『近代建築の目撃者』、新建築社、1977年。
前川國男、宮内嘉久『一建築家の信條』、晶文社、1981年。
丹下健三「前川先生の死を悼む」、『新建築』1986年8月号、新建築社。
伊東豊雄「公共建築の死・前川國男を悼む」、『住宅建築』1986年9月号、建築資料研究社。
宮内嘉久『前川國男 賊軍の将』、晶文社、2005年。
生誕100年・前川國男建築展実行委員会監修『建築家 前川國男の仕事』、美術出版社、2006年。 ・井出建「前川國男と集合住宅」 ・「日本万国博覧会建国記念館 コンペ応募案」
前川國男建築設計事務所OB会有志『前川國男・弟子たちは語る』、建築資料研究社、2006年。 ・河原一郎「前川國男」 ・松隈洋「「生誕一〇〇年・前川國男建築展」という出発点」
団地
島田裕康「住宅団地におけるコンクリート塊の再生利用」、『月刊建設』1996年10月号、全日本建設技術協会。
原武史『団地の空間政治学』、NHK出版、2012年。
祝祭
岡本太郎、針生一郎「万博の思想」、『デザイン批評』第6号、風土社、1968年。
岡本太郎『新版 沖縄文化論』、中公叢書、2002年。
「五輪チケット、販売済みは収容人数の42% 7割が地元」、朝日新聞デジタル、2021年6月11日。URL=https://www.asahi.com/articles/ASP6C66BZP6CUTIL05R.html
「IOC広報部長、コロナと五輪「パラレルワールド」無関係強調」、毎日新聞デジタル、2021年7月29日。URL=https://mainichi.jp/articles/20210729/k00/00m/050/117000c
ギリシャ神話
ヘシオドス『神統記』、廣川洋一訳、岩波文庫、1984年。
呉茂一『ギリシア神話(上)』、新潮文庫、2007年。
賃金
労働大臣官房労働統計調査部編『昭和33年 賃金構造基本調査結果報告書 特別集計』、労働法令協会、1960年。
「賃金構造基本統計調査」、厚生労働省ウェブサイト。URL=https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/chinginkouzou.html
銀座
東京都中央区役所編『中央区史 中巻』、東京都中央区役所、1958年。
赤岩州五編著『銀座 歴史散歩地図』、草思社、2015年。
築地
テオドル・ベスター『築地』、和波雅子、福岡伸一訳、木楽舎、2007年。
東京タワー
電気興業社史編纂委員会編『電気興業 40年史』、電気興業株式会社、1990年。
1 note
·
View note
Text
【 終了しました 】 マツモトダイスケ × 加藤淳也(PARK GALLERY) 『 POST PARK 』. 2023.10.18 WED - 10.29 SUN

▼
東京・末広町のパークギャラリーでは、7周年を記念したエキシビジョンとして 2023年10月18日(水)より写真家・マツモトダイスケと、パークディレクター加藤淳也による共同企画展『POST PARK』を開催します。
「次の公園」を意味するこの企画展は、マツモトと加藤の友人・知人から寄せられたテキストと、公園をテーマに撮り下ろしたマツモトダイスケの写真をガイドに、公共空間としての公園の意味や、公園的な存在の大切さ、居心地のよい場所の必要性について考えていくためのインスタレーションです。
あなたが想う、公園的な何かとは。
---
様々なジャンル、視点で活動する個性豊かな “13人” による寄稿文と、170枚の中から厳選した70枚におよぶ公園的な写真を展示。公園をテーマにした1冊の雑誌の中に入り込むような感覚の “読む” エキシビジョンです。
まずは公園を散歩でもする感覚で、ぜひ、パークギャラリーへと遊びに来てください。そして、たくさん並んだ言葉と景色の中から、あなたにとっての大切な居場所や、公園的ななにかを、見つけてもらえたら幸いです。
そしてそれを次の公園に向けて、みなさんも投げかけてみてください。
---
【 寄稿者 】 大橋裕之 小田佑二 カワイハルナ 熊井晃史 田窪直樹(Pulp / POL) なかおみちお ネグラ(妄想インドカレーと越境庶民料理店) 細野晃太朗(37) 増田薫(思い出野郎Aチーム) 宮口龍生 宮崎知恵(STOMACHACHE.) 山下敦弘 山田大介
====
PARK GALLERY 7th Anniversary Exhibition マツモトダイスケ × 加藤淳也 特別展示 『 POST PARK 』 2023年10月18日(水)〜 10月29日(日) 場所:PARK GALLERY(東京・末広町 / 湯島) 東京都千代田区外神田3-5-20 13時〜20時 | 入場無料 定休日:月・火曜(祝日は営業) 最寄駅:東京メトロ 銀座線・末広町駅(徒歩約5分)千代田線・湯島駅(徒歩約7分) JR 秋葉原駅 / 電気街口(徒歩約10分) JR 御茶ノ水駅 / 聖橋口(徒歩約12分)
====

▼
【 展示に寄せて 】
「雑誌みたいな展示がしたい」という淳也くんとの会話からはじまった『POST PARK』。
展示に合わせて都内のたくさんの公園を撮って回った。電車で行くこともあったけど、基本的にはチャリンコで。なんでかと言うと公園って大それたものではなく身近な物だったから、少し遠くても “あえて” チャリンコ漕いでバシャバシャ写真撮りながら向かった。
どの公園に到着してもとりあえず缶コーヒーを買ってタバコを吹かしながらベンチに腰掛けてあたりを見渡す。あの頃と何ら変わらず(マナーは守ろう)。
数年前、家の近所を散歩してた時、小学生のチャリンコ爆走族がすれ違いざまに叫んでいた言葉が、通り過ぎたあともずっと耳に残っていた。
「新しい公園探しに行こうぜっ!」
なんて魅力的でカッコイイ台詞だろうと思った。
思い出してみると確かに行動範囲が広くなるたびに新しい公園をみつけてワクワクしていた。新しいベンチ、ジュース、遊具、そしてそこにいる人たち、そのすべてが新鮮で、まるで違う国に来たような感覚だった。
----------
大人になった僕たちは公園へ行く機会が減っていった様に思う。
公園だった「アソコ」は形を変え、ライブハウスやナイトクラブ、居酒屋やバーなどに変わっていった。「ソレラ」へいく理由は「アソコ」の時とあまり変わっていない。友達がいるから、1人で家にいても退屈だから、そして新しいワクワクが待っている「カモシレナイ」から。
この展示のタイミングで38歳になる僕は、今この文章を読んでくれた貴方に大きな声で言いたい。
「新しい公園探しに行こうぜっ!」
想像していた大人にはなれてないのかもしれないけど、夜な夜な集まって秘密を共有していたあの頃みたいに、新しく見つけた遊び場で僕は貴方と待ち合わせがしたいんです。
マツモトダイスケ / 写真家
▼
ダンプちゃんこと写真家マツモトダイスケと会うと、仕事で忙しい時も、疲れている時も、気持ちが乱れている時も、変わらずに「あの頃」に戻れる感じがする。それは10年前もつ焼き屋で出会った時のようでもあるし、学生時代のようでもあるし、それぞれの町を時代を駆け抜けた子どもの頃のようでもある。目的なく集まって、雑誌を広げて、これがカッコいいとか、あの子がかわいいとか、あれが欲しいとか言っていたあの頃、その横にダンプちゃん、もしくはダンプ的(ポストダンプ)な誰かがいた記憶。
彼が今回撮影してきた150枚を超える写真群は、まるで船を安全に導く灯台のようだなと感じた。「だいじょうぶ」と言われているような気さえする。夜に灯る公園のあかり、海原のような草むら、禁止とされながらも自由に楽しむ子どもたち、空き地を失い社会からはみ出てしまいそうな人たちまでも、灯台だ。
そうなると、みんなから集まった言葉たちはどこか「公園」という名の居心地の良い場所を探している船のような感じがしてくる。マツモトダイスケの写真が灯台のあかりとなっ��それぞれと交信するイメージがこの展示にはある。そしてそれはきっとこの展示に触れたあなたの灯台にもなりうる。
だからぼくは、みんながいつ迷ってもいいように、灯台守のような気持ちで、この先の数年も、この「公園」という名のギャラリーで過ごそうと思う。
理由がなくたって集まっていたあの頃のような気分で、今回の展示も、思い切り楽しもうと思う。
加藤淳也 / パークギャラリー / 編集者
-

- マツモトダイスケ 写真家 1985年 鳥取県出身 世の中に溢れる様々なテーマを用いて夢で見るような世界観を現実世界からサンプリングした事象や事柄、ありふれたイメージを使って写真に落とし込む。2012年にZEN FOTO GALLERYで初個展【SEKAINOHEIWA】を開催と同時に1st写真集を発表。2014年には同ギャラリーでの個展【TSUMITOBATSU/AKARUIMIRAI】と2冊の写真集を出版。その後も東京を拠点に国内外で個展、グループ展、芸術祭に参加。2020年から自身の企画『SOULS』を開始。2022年、ペインターのgeeekmanとの共同作品『未来原人サンド』をUNDERCOVERとのコラボレーションを発表。 https://www.tumblr.com/daisukematsumoto-damp https://instagram.com/daisukematsumoto_damp https://twitter.cohttps://twitter.com/da_____mp ー 加藤淳也(PARK GALLERY) 1982年山形出身。東京・末広町の PARK GALLERY のオーナー兼ディレクター。写真家を中心としたクリエイターのエージェント業や制作会社でのディレクター業を経て2012年に独立。現在はギャラリー運営の傍らアートディレクターや編集者として、東京を拠点にさまざまな地域の魅力を発信する活動を行なっている。主な仕事に、佐賀の観光ガイドブック「さがごこち」、宮城県石巻の総合芸術祭「Reborn-Art Festival 公式ウェブサイト(2019〜)」、東京新聞「STAND UP STUDENTS」など。 ヒップホップユニット WEEKEND(〜2012年)として Fishmans のベーシスト柏原譲氏や tofubeats 氏らとのコラボレーションによって制作したアルバムをリリース。 ポッドキャストラジオ『耕耕』のパーソナリティも務める。 https://www.instagram.com/junyakato_parkgallery https://lit.link/radiokoukou

1 note
·
View note
Text
2023/09/03
BGM: Wes Montgomery - Tequila
今日は休みだった。市の防災センターに行きそこで市の国際交流協会が催しているイベントである「お茶ットルーム」に参加する。市に住む外国人の方と日本人であるぼくたちが親睦を深める、定期的に行われるこのイベントをぼくはいつも心待ちにしているのだけれど今回も楽しむことができた。今回は琴の演奏を楽しむ(日本人の講師の方が英語で話しておられて、そのプロ意識に感服した)。そしてベトナムから来られている方がベトナムの観光名所や食文化について話して下さった。その後、実際に琴を演奏させてもらったりして琴の音の深みに触れられて、有意義に過ごした。次回の英会話教室が10月から行われるということも知り、スケジュール面で行けるようならグループホームの施設長の方にも話してお金のことを相談したいと思った。その後、片付けをしたのだけれどそこはそれ、発達障害者の悲しき性で椅子や机をどこに片付けていいかわからずトンチンカンなことをしてしまい、帰り道で自己嫌悪に陥る。そういうこともある、とわかってはいるけれど……その後イオンに行ってメモを書く。「自分とは何だろう」「どうしてこんなトンチンカンなことをしてしまうのだろう」とあれこれ考え込んでしまう。そうして傷口をいじるようなことをしても余計に治りが遅くなるだけとわかっていてもいじってしまう。それもまた悲しき性なのだった。
図書館に行く。きたやまおさむか鷲田清一の本を借りるか迷ったのだけれど、結局そうした自己嫌悪が尾を引いていたので大庭健『私はどうして私なのか』を借りる。読み進めて、あらためて「言葉でこのぼく自身を捉えること」の難しさについて考える。「ぼくとは何なのだろう」と考えても「端的にここにいるのがぼくだ」「今こうやって考えているのがぼくだ」としか答えようがない。それでも「そんなぼく」をどうリアルに捉えるか、認識するかは永遠の課題だ……ぼくがそうして自己嫌悪に陥るのは単純に「自分がイメージしているぼく」と「他人が語るぼく」の間の「ズレ」「乖離」に苦しむからなのだけれど(その「他人が語るぼく」にしたって、職場では「使えない人」「よくわからない人」だけれどプライベートでは「英語が達者」「本好き」と思われていたりしてここでも「ズレ」がある)、そうした「ズレ」を「どう思われようが自分」と居直るのも気が引ける。その昔「頭がおかしい」「ひねくれ者」とさんざっぱら罵られた日々を思い出してしまい、ぼく自身も「こんなぼくをまるごと変えたい」「理想のぼくでありたい」と思ってあれこれ頑張ったことを思い出した。いま思えば、ぼくに必要なのは「ほどほど」の自己愛と自尊感情だったのだと思う。そうした「自分を誇れる心理」があればおのずと「人の言葉」にも耳を傾けられると信じる。
夜、本来の締め切りを一週間も(!)破っていたミーティングの資料の整理と清書を行う。その後、友だちであるロシアのビクトリアさんにもメッセージを送る。この2つのタスクをぼくはここ最近ずっと先延ばしにしてしまっていた。なのでようやくそうした締め切りから解放されてホッとする。その後、荒川洋治『世に出ないことば』を読む。考えてみれば荒川洋治の書いたものをまとめて読むのも久しぶりのことだ。荒川洋治は「稀代の読書家」「読み巧者」であるとぼくなんかは思うのだけれど、そうした安直な形容をこの書き手は嫌うかもしれない。読み進めて、荒川があらためて「こだわり」を大事にする書き手であることを学ぶ。俗にいう「何でも読む」「無節操」な「懐の深い」人(高橋源一郎を思い出す)ではなく、いろいろな本を精読・多読しながらその本の選択眼もスジを通しており書くものにも「こだわり」「美学」を貫きたいと思う、そうし���いぶし銀の「職人芸」が感じ取れるのだ。それでいて堅苦しさも押し付けがましさもない。読んでいて肩が凝らない……とは言い過ぎかもしれないが、文を書くというか「つむぐ」人の「プロ意識」が感じ取れる清々しい文に触れられたと思った。
と書いて……多読なのはこのぼく自身であるとも思い至る。思えば子どもの頃から「生身の人間は言うことがあれこれ変わるけれど、本は変わらない」と思ったことがそうした「読書癖」(池澤夏樹)を作り上げたのだ……本はぼくの言いたいことを笑わないで聞いてくれたし、何を投影してもサンドバッグになってくれた。もし可能なら、いまでもぼくはそんなふうに本だけを相手にして引きこもって生きることを選んでいたのかもしれない。人間は信用できないデタラメな存在だ……実を言うといまでもそんな風な、あえて大づかみに言ってしまえば「世界の不確かさ」に触れて苦しむことがあるのだった。「人が何を考えているか『確かなこと』がわからない」「いやぼくだって、ぼくが明日(それどころか、5分後でさえ)何を考えているか『確かなこと』がわからない」「そんなことを言い出せば、またコロナ禍みたいなことが起こるのかだって『確かなこと』がわからない」、とあれこれ思い悩んでしまう。世界はカオスで豊かなものであるということ、そしてその「不確かさ」に耐えることが大事だということは宮台真司やウィトゲンシュタインなどを読んで学んだつもりなのだけれど、まだまだ修行が足りないのかなとも思ったのだった。
1 note
·
View note