#今日の稽古
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taku-yan · 23 days ago
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#今日の稽古
基本
三戦
小手鍛え
足鍛え
約束組手
型(三十六)
分解
など
本日もありがとうございました
オリオンビール飲みたいなぁ
#上地流空手道振興会新宿修武館
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misoyo-happy · 9 months ago
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今日は研究会。
90点いただきました。ありがとうございます。
お稽古の時より立派なほととぎすと孔雀草で。どうしようかと思いつつ手を加える勇気もなく(~_~;)お花は間引いていいそうです。次はそうします!
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wwwwwwwwwwww123 · 5 months ago
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鍋物で材料が場所取るのでコレを出したらびっくりするほど便利!
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XユーザーのMMY-剣道❤️/猫❤️今年120回稽古と100日休肝日目標さん: 「鍋物で材料が場所取るのでコレを出したらびっくりするほど便利! https://t.co/Tq0Sj10np2」 / X
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aidairoarchivetwo · 8 months ago
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Hanako of the Opera
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#オペラ座の花子くん
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【新米歌姫�� よかった、来てくれたのね。 こんばんは、急に呼びつけてごめんなさい。私はこのオペラ座のコーラスガール。 あなたならきっとこの事件を解決してくれるって聞いて…。
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【猫?】 ……夜色のハート。 君はそれを選ぶんだね。  それじゃあ、この先に居る人物が事件の犯人だ。
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【新米歌姫】 さあ、こっちよ。 じゃじゃーん、紹介するね。この人こそが当オペラ座のトップスター! …って言っても今は歌えなくなっちゃったんだけど。 大丈夫? お話できるかしら……。
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【新米歌姫】 次の人はきっとオフィスにいらっしゃるはず…。 失礼しまーす…こんばんは! ご紹介するね。こちらが当オペラ座の支配人よ。 とってもかっこよくて頭も良くて優しくて…ああっスコアを見つめる横顔も素敵…
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【新米歌姫】 この人は絶対この辺りに居るはず……やっぱり。 こんばんは! あれ? 聞こえてない?? こんばんは!! 副支配人さん!!! …………。 こんばんはー!!!!!!??
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【新米歌姫】 バレリーナなら副支配人さんの近くに居るはず……。 あの子はね、私の大親友なの! 可愛くて、バレエも上手で、モテモテで……。 あ、居た! こっちこっち!
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#オペラ座の花子くん
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【新米歌姫】 この間は仔猫ちゃんがどうとかで留守だったみたいだけど、 今夜こそテノール歌手さんに会いに行っちゃうんだから! テノール歌手さんは……むむ! あんな所に女の子の人だかりが…きっとあそこね。 すみません通りまーす!
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【新米歌姫】 えーと、次の人がいる場所は……きゃ! せ、せせせ先生!! いらっしゃったんですね!? こんばんは、違うんですこれはサボりじゃなくって…!!
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【新米歌姫】 後援者くんはね、若いけど子爵様なのよ! 私のタイプではないけど…正義感が強くて、とってもいい子なのよ。 きっとここからお稽古の様子を見てるはず…。 やっぱりいた。こんばんは!
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【オペラ座の怪人】 やあ。 夜な夜なうちの歌姫を連れ回しているのは君か。 犯人当てなんて無意味なことを。 主役を務めるべき者がその座に収まったんだから、 喜んでればそれでいーのに。
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【オペラ座の怪人】 そうだよ、その通り! オペラ座の人気歌手に毒を盛ったのはこの俺さ。 なぜってこのオペラ座の連中ときたら、��楽のセンスがてんで無いくせ、 俺のキャスティングに逆らうものだから。 思い知らせてやったのさ。
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【猫?】 明日の夜は、俺が少しだけ後奏曲を弾いてあげるよ。 それじゃ、ばいばーい!
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終幕 #オペラ座の花子くん
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【原作情報】 Gファンタジー5月号絶賛発売中です! 特別付録で、花子くん&寧々の特製B3ポスターが付いています そして、応募者全員サービスの描き下ろし複製サイン色紙は今月号がラストチャンス!
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showra93 · 1 year ago
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【MY FIRST STORY × HYDE】夢幻~歌詞の意味を考察!儚さを知り、強くなる心
BRAND-NEW MUSIC DAYS。今回あなたの心に届けたい楽曲は、超人気アニメ「鬼滅の刃・柱稽古編」主題歌!THE FIRST STORY × HYDEの「夢幻」です。印象的な歌詞の意味を考察し、この歌が伝えたい想いの本質に迫ります。
【メンタルエイド】BRAND-NEW MUSIC DAYS 今回あなたの心に届けたい楽曲は MY FIRST STORY × HYDE の 夢幻 です。 Total Playing Time 1:37 ※sourced by. PHAROZEN (※公式音源が入り次第UPします) 印象的な歌詞の意味を考察し この歌が伝えたい想いの本質に迫ります。 どうぞ最後までご覧ください。 深い闇を切り裂く閃光をイメージさせるメロディラインが秀逸な楽曲 引用元-ナタリー 2011年、東京・渋谷で結成。LIVEを中心とした音楽活動で注目を集めている日本のロックバンド「THE FIRST…
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simamamoru · 1 year ago
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汚辱の日々  さぶ
  1.無残
 日夕点呼を告げるラッパが、夜のしじまを破って営庭に鳴り響いた。
「点呼! 点呼! 点呼!」
 週番下士官の張りのある声が静まりかえった廊下に流れると、各内務班から次々に点呼番号を称える力に満ちた男達の声が騒然と漠き起こった。
「敬礼ッ」
 私の内務班にも週番士官が週番下士官を従えて廻って来て、いつもの点呼が型通りに無事に終った。辻村班長は、これも毎夜の通り
「点呼終り。古兵以上解散。初年兵はそのまま、班付上等兵の教育をうけよ。」
 きまりきった台詞を、そそくさと言い棄てて、さっさと出ていってしまった。
 班付上等兵の教育とは、言い換えれば「初年兵のビンタ教育」その日の初年兵の立居振舞いのすべてが先輩達によって棚卸しされ、採点・評価されて、その総決算がまとめて行われるのである。私的制裁をやると暴行罪が成立し、禁止はされていたものの、それはあくまで表面上でのこと、古兵達は全員残って、これから始まる凄惨で、滑稽で、見るも無残なショーの開幕を、今や遅しと待ち構えているのであった。
 初年兵にとつては、一日のうちで最も嫌な時間がこれから始まる。昼間の訓練・演習の方が、まだしもつかの間の息抜きが出来た。
 戦闘教練で散開し、隣の戦友ともかなりの距離をへだてて、叢に身を伏せた時、その草いきれは、かつて、学び舎の裏の林で、青春を謳歌して共に逍遙歌を歌い、或る時は「愛」について、或る時は「人生」について、共に語り共に論じあったあの友、この友の面影を一瞬想い出させたし、また、土の温もりは、これで母なる大地、戎衣を通じて肌身にほのぼのと人間的な情感をしみ渡らせるのであった。
 だが、夜の初年兵教育の場合は、寸刻の息を抜く間も許されなかった。皓々(こうこう)とした電灯の下、前後左右、何かに飢えた野獣の狂気を想わせる古兵達の鋭い視線が十重二十重にはりめぐらされている。それだけ��も、恐怖と緊張感に身も心も硬直し、小刻みにぶるぶる震えがくるのだったが、やがて、裂帛(れっぱく)の気合
怒声、罵声がいり乱れるうちに、初年兵達は立ち竦み、動転し、真ッ赤に逆上し、正常な神経が次第々に侵され擦り切れていった。
 その過程を眺めている古兵達は誰しも、婆婆のどの映画館でも劇場でも観ることの出来ない、スリルとサスペンスに満ち溢れ、怪しい雰囲気につつまれた素晴しい幻想的なドラマでも見ているような錯覚に陥るのであった。幻想ではない。ここでは現実なのだ。現実に男達の熱気が火花となって飛び交い炸裂したのである。
 なんともやりきれなかった。でも耐え難い恥辱と死につながるかもしれない肉体的苦痛を覚悟しない限り抜け出せないのである。ここを、この軍隊と云う名の檻を。それがあの頃の心身共に育った若者達に課せられた共通の宿命であった。
 この日は軍人勅諭の奉唱から始まった。
「我ガ国ノ軍隊ハ代々天皇ノ統率シ賜ウトコロニゾアル……」
 私は勅諭の奉唱を仏教の読経、丁度そんなものだと思っていた。精神が忘れ去られ、形骸だけが空しく機械的に称えられている。又虐げられた人々の怨念がこもった暗く重く澱んだ呻き、それが地鳴りのように聞こえてくるそんな風にも感じていた。
 勅諭の奉唱が一区切りついたところで、一人の古兵が教育係の上等兵に何か耳うちした。頷いた上等兵は、
「岩崎、班長殿がお呼びだ。すぐ行けッ」
 全員の目が私に集中している。少くとも私は痛い程そう感じた。身上調査のあったあの日以来、私は度々辻村机長から呼び出しをうけた。あいつ、どうなってんだろ。あいつ班長殿にうまく、ゴマすってるんじゃないか。あいつ、俺達のことを、あることないこと、班長殿の気に入るように密告してるんじゃないか。同年兵も古兵達も、皆がそんな風に思っているに違いない。私は頑なにそう思い込んでいた。
 つらかった。肩身が狭かった。
 もともと私は、同年兵達とも古兵達とも、うまくいっていなかった。自分では余り意識しないのだが、私はいつも育ちや学歴を鼻にかけているように周囲から見られていたようである。運動神経が鈍く、腕力や持久力がからっきし駄目、することなすことがヘマばかり、ドジの連続の弱兵のくせに、その態度がデカく気障(きざ)っぽく嫌味で鼻持ちがならない。そう思���れているようだった。
 夏目漱石の「坊ちゃん」は親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしていたと云うが、私は生まれつき人みしりのする損なたちだった。何かの拍子にいったん好きになると、その人が善人であれ悪人であれ、とことん惚れ込んでしまうのに、イケ好かない奴と思うともう鼻も引つかけない。気軽に他人に話しかけることが出来ないし、話しかけられても、つい木で鼻をくくったような返事しかしない。こんなことではいけないと、いつも自分で自分を戒めているのだが、こうなってしまうのが常である。こんなことでは、同年兵にも古兵にも、白い眼で見られるのは至極当然内務班でも孤独の影がいつも私について廻っていた。
 あいつ、これから始まる雨霰(あめあられ)のビンタを、うまく免れよって――同年兵達は羨望のまなざしを、あいつ、班長室から戻って来たら、ただではおかないぞ、あの高慢ちきで可愛いげのないツラが変形するまで、徹底的にぶちのめしてやるから――古兵達は憎々しげなまなざしを、私の背に向って浴せかけているような気がして、私は逃げるようにその場を去り辻村班長の個室に急いだ。
 2.玩弄
 部屋の前で私は軽くノックした。普通なら「岩崎二等兵、入りますッ」と怒鳴らねばならないところだが、この前、呼び出しをうけた時に、特にノックでいいと辻村班長から申し渡されていたのである。
「おう、入れ」
 低いドスのきいた返事があった。
 扉を閉めると私はいったん直立不動の姿勢をとり、脊筋をぴんとのばしたまま、上体を前に傾け、しゃちこばった敬礼をした。
 辻村班長は寝台の上に、右手で頭を支えて寝そべりながら、じっと私を、上から下まで射すくめるように見据えていたが、立ち上がって、毛布の上に、どっかとあぐらをかき襦袢を脱ぎすてると、
「肩がこる、肩を揉め」
 傲然と私に命じた。
 私も寝台に上がり、班長の後に廻って慣れぬ手つきで揉み始めた。
 程よく日焼けして艶やかで力が漲っている肩や腕の筋肉、それに黒々とした腋の下の毛のあたりから、男の匂いがむっと噴き出てくるようだ。同じ男でありながら、私の身体では、これ程官能的で強烈な匂いは生まれてこないだろう。私のは、まだまだ乳臭く、淡く、弱く、男の匂いと云うには程遠いものであろう。肩や腕を、ぎこちない手つきで揉みながら、私はふっと鼻を彼の短い頭髪やうなじや腋に近づけ、深々とこの男の乾いた体臭を吸い込むのだった。
「おい、もう大分、慣れて来たか、軍隊に」
「……」
「つらいか?」
「いエ……はァ」
「どっちだ、言ってみろ」
「……」
「つらいと言え、つらいと。はっきり、男らしく。」
「……」
「貴様みたいな、娑婆で、ぬくぬくと育った女のくさったようなやつ、俺は徹底的に鍛えてやるからな……何だ、その手つき……もっと、力を入れて……マジメにやれ、マジメに……」
 辻村班長は、岩崎家のぼんぼんであり、最高学府を出た青白きインテリである私に、マッサージをやらせながら、ありったけの悪態雑言を浴びせることを心から楽しんでいる様子であった。
 ごろりと横になり、私に軍袴を脱がさせ、今度は毛深い足や太股を揉みほぐし、足の裏を指圧するように命じた。
 乱れた越中褌のはしから、密生した剛毛と徐々に充血し始めた雄々しい男の肉茎が覗き生臭い股間の匂いが、一段と激しく私の性感をゆさぶり高ぶらせるのであった。
 コツコツ、扉を叩く音がした。
「おお、入れ」
 私の時と同じように辻村班長は横柄に応えた。今時分、誰が。私は思わず揉む手を止めて、その方に目を向けた。
 入って来たのは――上等兵に姿かたちは変ってはいるが――あっ、辰ちゃんではないか。まぎれもなく、それは一丁目の自転車屋の辰ちゃんなのだ。
 私の家は榎町二丁目の豪邸。二丁目の南、一丁目の小さな水落自転車店、そこの息子の辰三は、私が小学校の頃、同じ学年、同じクラスだった。一丁目と二丁目の境、その四つ角に「つじむら」と云ううどん・そば・丼ぶり物の店があり、そこの息子が今の辻村班長なのである。
 私は大学に進学した関係で、徴兵検査は卒業まで猶予されたのであるが、彼―― 水落辰三は法律通り満二十才で徴兵検査をうけ、その年か翌年に入隊したのだろう。既に襟章の星の数は私より多く、軍隊の垢も、すっかり身についてしまっている様子である。
 辰ちゃんは幼い時から、私に言わせれば、のっぺりした顔だちで、私の好みではなかったが、人によっては或いは好男子と言う者もあるかもしれない。どちらかと言えば小柄で小太り、小学校の頃から既にませていて小賢しく、「小利口」と云う言葉が、そのままぴったりの感じであった。当時のガキ大将・辻村に巧みにとり入って、そのお気に入りとして幅をきかしていた。私が中学に入って、漢文で「巧言令色スクナシ仁」と云う言葉を教わった時に「最っ先に頭に想い浮かべたのはこの辰ちゃんのことだった。ずる賢い奴と云う辰ちゃんに対する最初の印象で、私は殆んどこの辰ちゃんと遊んだ記憶も、口をきいた記憶もなかったが、顔だけは、まだ頭の一隅に鮮明に残っていた。
 辻村班長は私の方に向って、顎をしゃくり上げ、辰ちゃん、いや、水落上等兵に、「誰か分��るか。」
 意味あり気に、にやっと笑いながら尋ねた
「うん」
 水落上等兵は卑しい笑みを歪めた口もとに浮かべて頷いた。
「岩崎、裸になれ。裸になって、貴様のチンポ、水落に見てもらえ。」
 頭に血が昇った。顔の赤らむのが自分でも分った。でも抵抗してみたところで、それが何になろう。それに恥ずかしさに対して私は入隊以来もうかなり不感症になっていた。部屋の片隅で、私は手早く身につけていた一切合切の衣類を脱いで、生まれたままの姿にかえった。
 他人の眼の前に裸身を晒す、そう思うだけで、私の意志に反して、私の陰茎はもう「休メ」の姿勢から「気ヲ付ケ」の姿勢に変り始めていた。
 今日は辻村班長の他に、もう一人水落上等兵が居る。最初から突っ張ったものを披露するのは、やはり如何にもきまりが悪かった。しかも水落上等兵は、私が小学校で級長をしていた時の同級生なのである。
 私の心の中の切なる願いも空しく、私のその部分は既に独白の行動を開始していた。私はどうしても私の言うことを聞かないヤンチャ坊主にほとほと手を焼いた。
 堅い木製の長椅子に、辻村班長は越中褌だけの姿で、水落上等兵は襦袢・軍袴の姿で、並んで腰をおろし、旨そうに煙草をくゆらしていた。班長の手招きで二人の前に行くまでは、私は両手で股間の突起を隠していたが、二人の真正面に立った時は、早速、隠し続ける訳にもいかず、両手を足の両側につけ、各個教練で教わった通りの直立不動の姿勢をとった。
「股を開け。両手を上げろ」
 命ぜられるままに、無様な格好にならざるを得なかった。二人の視線を避けて、私は天井の一角を空ろに眺めていたが、私の胸の中はすっかり上気して、不安と、それとは全く正反対の甘い期待とで渦巻いていた。
 二人は代る代る私の陰茎を手にとって、きつく握りしめたり、感じ易い部分を、ざらざらした掌で撫で廻したりしはじめた。
「痛ッ」
 思わず腰を後にひくと、
「動くな、じっとしとれ」
 低い威圧的な声が飛ぶ。私はその部分を前につき出し気味にして、二人の玩弄に任せると同時に、高まる快感に次第に酔いしれていった。
「廻れ右して、四つん這いになれ。ケツを高くするんだ。」
 私の双丘は水落上等兵の手で押し拡げられた。二人のぎらぎらした眼が、あの谷間に注がれていることだろう。板張りの床についた私の両手両足は、時々けいれんをおこしたように、ぴくッぴくッと引き吊った。
「顔に似合わず、案外、毛深いなアこいつ」
 水落上等兵の声だった。突然、睾丸と肛門の間や、肛門の周囲に鈍い熱気を感じた。と同時に、じりッじりッと毛が焼けて縮れるかすかな音が。そし��毛の焦げる匂いが。二人は煙草の火で、私の菊花を覆っている黒い茂みを焼き払い出したに違いないのである。
「熱ッ!」
「動くな、動くとやけどするぞ」
 辻村班長の威嚇するような声であった。ああ、目に見えないあのところ、今、どうなってるんだろう。どうなってしまうのだろう。冷汗が、脂汗が、いっぱいだらだら――私の神経はくたくたになってしまった。
  3.烈情
「おい岩崎、今日はな、貴様にほんとの男ってものを見せてやっからな。よーく見とれ」
 四つん這いから起きあがった私に、辻村班長は、ぶっきらぼうにそう言った。辻村班長が水落上等兵に目くばせすると、以心伝心、水落上等兵はさっさと着ているものを脱ぎ棄てた。裸で寝台の上に横になった水落上等兵は、恥ずかしげもなく足を上げてから、腹の上にあぐらを組むように折り曲げ、辻村班長のものを受入れ易い体位になって、じっと眼を閉じた。
 彼白身のものは、指や口舌で何の刺戟も与えていないのに、既に驚くまでに凝固し若さと精力と漲る力をまぶしく輝かせていた。
「いくぞ」
 今は褌もはずし、男一匹、裸一貫となった辻村班長は、猛りに猛り、水落上等兵を押し分けていった。
「ううッ」
 顔をしかめ、引き吊らせて、水落上等兵は呻き、
「痛ッ……痛ッ……」と二言三言、小さな悲鳴をあげたが、大きく口をあけて息を吐き、全身の力を抜いた。彼の表情が平静になるのを待って、辻村班長はおもむろに動いた。大洋の巨大な波のうねりのように、大きく盛り上がっては沈み、沈んでは又大きく盛り上がる。永落上等兵の額には粒の汗��浮かんでいた。
 凄まじい光景であった。凝視する私の視線を避けるように、流石の永落上等兵も眼を閉じて、烈しい苦痛と屈辱感から逃れようとしていた。
「岩崎、ここへ来て、ここをよーく見ろ」
 言われるがままに、私はしゃがみこんで、局部に目を近づけた。
 一心同体の男達がかもし出す熱気と、激しい息づかいの迫力に圧倒されて、私はただ茫然と、その場に崩れるようにすわりこんでしまった。
 戦いは終った。戦いが烈しければ烈しい程それが終った後の空間と時間は、虚しく静かで空ろであった。
 三人の肉体も心も燃え尽き、今は荒涼として、生臭い空気だけが、生きとし生ける男達の存在を証明していた。
 男のいのちの噴火による恍惚感と、その陶酔から醒めると、私を除く二人は、急速にもとの辻村班長と水落上等兵に戻っていった。先程までのあの逞しい情欲と激動が、まるで嘘のようだった。汲(く)めども尽きぬ男のエネルギーの泉、そこでは早くも新しい精力が滾々(こんこん)と湧き出しているに達いなかった。
 「見たか、岩崎。貴様も出来るように鍛えてやる。寝台に寝ろ。」
 有無を言わせぬ強引さであった。
 あの身���調査のあった日以来、私はちょくちょく、今夜のように、辻村班長の呼び出しをうけていたが、その度に、今日、彼が水落上等兵に対して行ったような交合を私に迫ったのである。しかし、これだけは、私は何としても耐えきれなかった。頭脳に響く激痛もさることながら、襲いくる排便感に我慢出来ず私は場所柄も、初年兵と云う階級上の立場も忘れて、暴れ、喚き、絶叫してしまうので、辻村班長は、ついぞ目的を遂げ得ないままであった。
 その時のいまいましげな辻村班長の表情。何かのはずみでそれを想い出すと、それだけで、私は恐怖にわなないたのであるが、辻村班長は一向に諦めようとはせず、執念の劫火を燃やしては、その都度、無残な挫折を繰り返していたのである。
 その夜、水落上等兵の肛門を責める様を私に見せたのは、所詮、責められる者の一つの手本を私に示す為であったかもしれない。
「ぐずぐずするな。早くしろ、早く」
 ああ、今夜も。私は観念して寝台に上がり、あおむけに寝た。敷布や毛布には、先程のあの激突の余儘(よじん)が生温かく、水落上等兵の身体から滴り落ちた汗でじっとりと湿っていた。
 私の腰の下に、枕が差し込まれ、両足を高々とあげさせられた。
「水落。こいつが暴れんように、しっかり押さえつけろ。」
 合点と云わんばかりに、水落上等兵は私の顔の上に、肉づきのいい尻をおろし、足をV字形に私の胴体を挟むようにして伸ばした。股の割れ目は、まだ、水落上等兵の体内から分泌された粘液でぬめり、私の鼻の先や口許を、ねばつかせると同時に、異様に生臭い匂いが、強烈に私の嗅覚を刺戟した。
「むむッ」
 息苦しさに顔をそむけようとしたが、水落上等兵の体重で思うにまかせない。彼は更に私の両足首を手荒く掴んで、私の奥まった洞窟がはっきり姿を見せるよう、折り曲げ、組み合わせ、私の臍の上で堅く握りしめた。
 奥深く秘められている私の窪みが、突然、眩しい裸電球の下に露呈され、その差恥感と予期される虐待に対する恐怖感で、時々びくっびくっと、その部分だけが別の生き物であるかのように動いていた。
 堅い棒状の異物が、その部分に近づいた。
 思わず息をのんだ。
 徐々に、深く、そして静かに、漠然とした不安を感じさせながら、それは潜行してくる。ああッ〃‥ああッ〃‥‥痛みはなかった。次第に力が加えられた。どうしよう……痛いような、それかと云って痛くも何ともないような、排泄を促しているような、そうでもないような、不思議な感覚が、そのあたりにいっぱい。それが、私の性感を妖しくぐすぐり、燃えたたせ、私を夢幻の境地にさそうのであった。
 突然、激痛が火となって私の背筋を突っ走った。それは、ほんのちょ��とした何かのはずみであった。
「ぎゃあッ!!」
 断末魔の叫びにも似た悲鳴も、水落、上等兵の尻に押さえつけられた口からでは、単なる呻きとしか聞きとれなかったかもしれない。
 心をとろけさせるような快感を与えていた、洞窟内の異物が、突如、憤怒の形相に変わり、強烈な排便感を伴って、私を苦しめ出したのである。
「お許し下さいッ――班長殿――お許しッ ――お許しッ――ハ、ハ、班長殿ッ」  言葉にはならなくても、私は喚き叫び続けた。必死に、満身の力を振り絞って。
「あッ、汚しますッ――止めて、止めて下さいッ――班長殿ッ――ああ――お願いッ――お許しッ――おおッ――おおッ―― 」
「何だ、これくらいで。それでも、貴様、男か。馬鹿野郎ッ」
「ああッ、……痛ッ……毛布……毛布……痛ッ――汚れ――汚れますッ――班長殿ッ」
 毛布を両手でしっかりと握りしめ、焼け爛れるような痛さと、排便感の猛威と、半狂乱の状態で戦う私をしげしげと眺めて、流石の辻村班長も、呆れ果てで諦めたのか、
「よしッ……大人しくしろ。いいか、動くなッ」
「うおおおー!!!」
 最後の一瞬が、とりわけ私の骨身に壊滅的な打撃を与えた。
「馬鹿野郎。ただで抜いてくれるなんて、甘い考えおこすな。糞ったれ」
 毒づく辻村班長の声が、どこか遠くでしているようだった。
 終った、と云う安堵感も手伝って、私は、へたへたとうつ伏せになり、股間の疼きの収まるのを待った。身体じゅうの関節はばらばら全身の力が抜けてしまったように、私はいつまでも、いつまでも、起き上がろうとはしなかった。 
 班長の最後の一撃で俺も漏らしてしまったのだ。腑抜けさながら。私はここまで堕ちに堕ちてしまったのである。  瞼から涙が溢れ、男のすえた体臭がこびりついた敷布を自分の汁と血で汚していた。
 どれだけの時間が、そこで停止していたことか。
 気怠(けだる)く重い身体を、もぞもぞ動かし始めた私。
 「なんだ、良かったんじゃねぇか、手間取らせやがって」
 おれの漏らした汁を舐めながら辻村班長が言った。
 そして汚れたモノを口に突っ込んできた。
 水落上等兵は、おいうちをかけるように、俺に覆い被さり、聞こえよがしに口ずさむのであった。
 新兵サンハ可哀ソウダネ――マタ寝テカクノカヨ――
        (了)
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utapri-translations-uuuu · 9 months ago
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Makoto ni Tsuki Michite - Lyrics + Translation (誠に月満ちて)
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Kanji:
(掲げよ 生き様を)
【Ei】 退く者は皆 刃に掛けよう
【Va】 英雄になれずとも
(構わない)
【Ya】 目の前の日常を 守り抜くため
【Va】 平和な世を創る
(懸命に)
【Ej】 蕾のまま枯らせはしない
【Sh】 命など 惜しみなく賭して
【Ng】 貫き通せよ 士道
【Ki】 本懐を遂げるために
【All】 いざ往け
【All】 (此処に) 泥臭く舞う
(嗚呼) 今宵は新月
(嗚呼) 悲願を告げる
(嗚呼) 一途に
(応) 遠く果てない
(嗚呼) 未来を求め
(嗚呼) 信じた道へ
(嗚呼) 切っ先を向け
光は見えずとも
七彩の正義たちが 足元を照らすだろう
【Ei】 互いに語り合った夢は褪せずに
【Va】 憧れが連れ立った
(志)
【Ya】 誰一人逃がさねぇ 悪には天罰を
【Va】 誠は不滅だと
(指し示せ)
【Ej】 邪魔する者は誰だろうと
【Sh】 容赦なく斬り捨てるまで
【Ng】 この目で確かめたい
【Ki】 後ろ指さされようと
【All】 理想郷を
【All】 (幾度) 稽古に励み
(嗚呼) 競い合うように
(嗚呼) 駆け抜けた日々
(嗚呼) ひたすらに
(応) 燃ゆる残陽
(嗚呼) 期待ではなく
(嗚呼) 信じていよう
(嗚呼) 満ちる月を
明日もまた同じ横顔を見たいと願う
倒れても這い上がれ
【All】 (集え) 浅葱を纏い
(鳴呼) 死をも恐れぬ
(鳴呼) 覚悟で挑む
(嗚呼) 再ひ
(応) 相まみえるは
(鳴呼) 地獄だろうか
(時呼) それも一興
(鳴呼) 縁固く
散りゆく刹那まで誇り高く在りたいと
背中を預け合って
Rōmaji:
(Kakageyo ikizama o)
【Ei】 Shirizoku mono wa mina yaiba ni kakeyō
【Va】 Eiyū ni narezu tomo
(Kamawanai)
【Ya】 Me no mae no nichijō o mamorinuku tame
【Va】 Heiwa na yo o tsukuru
(Kenmei ni)
【Ej】 Tsubomi no mama karase wa shinai
【Sh】 Inochi nado oshiminaku toshite
【Ng】 Tsuranukitōseyo shidō
【Ki】 Honkai o togeru tame ni
【All】 Iza yuke
【All】 (Koko ni) Dorokusaku mau
(Aa) Koyoi wa shingetsu
(Aa) Higan o tsugeru
(Aa) Ichizu ni
(Ou) Tōku hatenai
(Aa) Mirai o motome
(Aa) Shinjita michi e
(Aa) Kissaki o muke
Hikari wa miezu tomo
Shichisai no seigi tachi ga ashimoto o terasu darō
【Ei】 Tagaini katariatta yume wa asezu ni
【Va】 Akogare ga tsuredatta
(Kokorozashi)
【Ya】 Dare hitori nigasanē aku ni wa tenbatsu o
【Va】 Makoto wa fumetsu da to
(Sashishimese)
【Ej】 Jama suru mono wa dare darō to
【Sh】 Yōshanaku kiri suteru made
【Ng】 Kono me de tashikametai
【Ki】 Ushiro yubi sasareyō to
【All】 Risōkyō o
【All】 (Ikudo) Keiko ni hagemi
(Aa) Kisoiau yō ni
(Aa) Kakenuketa hibi
(Aa) Hitasura ni
(Ou) Moeyuru zan'yō
(Aa) Kitai de wa naku
(Aa) Shinjiteiyō
(Aa) Michiru tsuki o
Ashita mo mata onaji yokogao o mitai to negau
Taorete mo haiagare
【All】 (Tsudoe) Asagi o matoi
(Aa) Shi o mo osorenu
(Aa) Kakugo de idomu
(Aa) Futatabi
(Ou) Aima mieru wa
(Aa) Jigoku darō ka
(Aa) Sore mo ikkyō
(Aa) Enishi kataku
Chiriyuku setsuna made hokori takaku aritai to
Senaka o azukeatte
Translation:
(Proudly display your way of life)
【Ei】 Those who retreat shall be met with the blade
【Va】 Even if I cannot become a hero,
(It makes no difference)
【Ya】 To protect the everyday life before my eyes,
【Va】 I will create peaceful times
(With all my might)
【Ej】 I won’t let the bud wither before it blooms
【Sh】 I will stake my life without hesitation
【Ng】 And stick to the samurai code until the end
【Ki】 In order to fulfill our long-cherished ambition,
【All】 Now, go forth!
【All】 (Here) We dance with a gritty resolve
(Ah) Tonight, the new moon
(Ah) Announces our ardent wish
(Ah) Single-mindedly
(Oh) Seeking a distant,
(Ah) Endless future
(Ah) I point my blade toward
(Ah) The path I believe in
Even if no light is visible,
The seven colors of justice will surely illuminate my way
【Ei】 The dreams we spoke of together never faded,
【Va】 Our (ambition) was fueled
By our yearning
【Ya】 No one will be spared from divine punishment for evil
【Va】 (We’ll demonstrate that)
Integrity is inextinguishable
【Ej】 No matter who gets in my way,
【Sh】 I will cut them down without mercy
【Ng】 I want to see it with my own eyes
【Ki】 Even if I’m blamed and criticized,
【All】 I will pursue an ideal society
【All】 (Countless) Days passed by,
(Ah) Pushing ourselves in training,
(Ah) As if competing with each other
(Ah) Let’s not simply hope for
(Oh) The afterglow of
(Ah) The sun burning brightly,
(Ah) But believe in
(Ah) The full moon
I wish to see that same profile tomorrow as well
Even if you fall, rise again
【All】 (Gather) Clad in light blue,
(Ah) Unafraid of even death,
(Ah) We challenge with determination
(Ah) Will our
(Oh) Next encounter
(Ah) Be in Hell?
(Ah) That too would be okay
(Ah) We’re bound by fate
Until the moment we die, I want to stand proud,
Entrusting our backs to one another
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chaukachawan · 22 hours ago
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🎸特になんのこだわりもない音🎶
ら び だ よ 〜
6/24のけいこにーし おくれてごめんねー
まーごめ
・発声
・シーン練に次ぐシーン練
・◼︎◼︎◼︎を観ていた人もいるらしい
・シーン練
◯私の時間割がキショすぎて、稽古にフルで参加することがなかなかできておりません。最近ちゃんと発声できてなくて本当に怖いです。
◯今日面白かったことは、はるさめでレジの裏から出てくる人たちがレジの横でずっと待機していることを総称して「レジ横界隈」というワードが飛び出てきたことです。
◯人を笑わせるのは本当に楽しいですね。お笑いというかコメディって、とても難いしめちゃくちゃシビアな分野だと思うんですけどその分伝わった時の喜びはひとしおですね〜
◯M-1の記者会見が行われました。3回戦のYouTube配信は準々決勝進出者以外のネタのみだそうです。芸人にとっては絶対そうあるべきなんですが、少し寂しいですね
………
オススメの音楽ですか⁉️
🦐いい趣味してますね👁️ナイトルーティーンとパノプティコンは私もキタニの中で5本の指には入る好きな曲です
最近はもっぱら以下の三曲しか聴いていない
・閃光少女/東京事変←歌詞が良い。今日現在が確かなら万事快調ン��ねぇ…
・海と山椒魚/米津玄師←ア°………………ゥア……グ…
・everything is my guitar/andymori←ロックンロールバンド♪ロックンロールバンド♪
わかる人にはわかると思いますが、「��つうの軽音楽部」にめちゃくちゃ影響を受けています。邦楽バンドからしか得られない煌めきが、ある。
引き続き、好きな音楽挙げてけ🪇
なぜなら、みなさんの好きな音楽を聴くのが好きなので。
◯最近なぜフレッシュさのない稽古日誌かを考察してみました。
→新入生は一通り書いてどこの座組も上回が書くフェーズに入っているため。
以上。
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demonslayerscript · 17 days ago
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Episode 4 : To Bring a Smile to One’s Face / 第四話『笑顔になれる(えがおになれる/Egao’ni Nareru)』
Since most of this episode is newly created for the anime, only the lines that appeared in the original manga are written in green.
鎹鴉の天王寺松右衛門「到着(とうちゃく)!到着!励(はげ)メヨ」
Tennoji Matsuemon (Kasugai-Garasu) “Tochaku! Tochaku! Hageme-yo.”
Matsuemon Tennoji (Kasugai Crow) “We have arrived! We have arrived! Work hard now.”
隊士「ぐわっ!も…もう無理(むり)です!」
Taishi “Guwa! Mo… Mo muri-desu!”
Corps member “I-I can’t take this anymore!”
炭治郎「あ……」
Tanjiro “A……”
時透無一郎(ときとうむいちろう)「何(なに)言(い)ってるの?こんなのもできないなんて、すぐ鬼(おに)に喰(く)われちゃうよ」
Tokito Muichiro “Nani itteru-no? Konna’no’mo deki-nai-nante, sugu oni’ni kuware-chau-yo.”
Muichiro Tokito “What are you talking about? If you can’t even handle this, you’ll be devoured by a demon right away.”’
炭治郎(あっ、時透(ときとう)くん…)
Tanjiro (A, Tokito-kun…)
Tanjiro (Hey, it’s Tokito!)
隊士「うわあ~!あっ!…ひっ!」
Taishi “Uwaaaa! A! …Hi!”
無一郎「君(きみ)、本当(ほんとう)ならもう、三回(さんかい)は死(し)んでるよ」
Muichiro “Kimi, honto-nara mo, san-kai’wa shinderu-yo.”
Muichiro “Hey, you… If this were real, you’d have died three times by now.”
――――――――――――――――――――――――――――――
無一郎「やられても、すぐに動(うご)いて、体勢(たいせい)を立(た)て直(なお)して」
Muichiro “Yararetemo, sugu-ni ugoite, taisei’o tate-naoshite.”
Muichiro “Even if you get hit, you’ve got to move right away… and pull yourself together.”
無一郎「僕(ぼく)の動(うご)きについてきて」
Muichiro “Boku’no ugoki’ni tsuite-kite.”
Muichiro “Follow my movements.”
無一郎「君(きみ)、また死(し)んだよ。…ほら、誰(だれ)かがやられても、動(うご)きを止めない」
Muichiro “Kimi, mata shinda-yo. …Hora, dare-ka’ga yarare-temo, ugoki’o tome-nai.”
Muichiro “You know what? You died again. Listen. Even if someone falls, don’t stop moving.”
無一郎「止(と)まると自分(じぶん)も��られると思(おも)って」
Muichiro “Tomaru-to jibun’mo yarareru-to omotte.”
Muichiro “Consider yourself dead, as well, if you stop.”
炭治郎「あ…」
Tanjiro “A…”
無一郎「あっ、炭治郎(たんじろう)!待(ま)ってたよ!」
Muichiro “A, Tanjiro! Matteta-yo!”
Muichiro “Tanjiro! I’ve been waiting for you!”
炭治郎「元気(げんき)そうだね」
Tanjiro “Genki-so-dane.”
Tanjiro “You’re looking well!”
鎹鴉(かすがいがらす)の銀子(ぎんこ)「ハンッ!アンタタチ、使(つか)エナイワネ!鬼(おに)ニ喰(く)ワレテ死(し)ンジャイナサイヨ!」
Ginko (Kasugai-Garasu) “Han! Anta-tachi, tsukae-nai-wane! Oni’ni kuwarete shin-jai-nasai-yo!)
Ginko (Kasugai-Crow) “Hah! You people are useless! Go get devoured by a demon and die!”
隊士「ぐっ…」
Taishi “Gu…”
Corps member “Wha…”
隊士「またあいつか」
Taishi “Mata aitsu-ka.”
Corps member “Her again?”
鎹鴉の銀子「何(なに)見(み)テンノヨ、下(した)ッパガ!」
Ginko (Kasugai-Garasu) “Nani miten-noyo, shitappa-ga!”
Ginko (Kasugai Crow) “What are you looking at, bottom-feeder?”
炭治郎「時透(ときとう)くんの鎹鴉(かすがいがらす)だ。相変(あいか)わらず、ひどいこと言(い)うなあ…」
Tanjiro “Tokito-kun’no Kasugai-Garasu-da. Ai-kawarazu, hidoi-koto iu-naa.”
Tanjiro “That’s Tokito’s Kasugai Crow. She’s still as insulting as ever!”
隊士「うっさいな~」
Taishi “Ussai-naaa.”
Corps member “What a loudmouth!”
隊士「あっち行(い)けよ」
Taishi “Acchi ikeyo.”
Corps member “Get lost, will you?”
鎹鴉の銀子「ハァ?!黙(だま)ンナサイヨ!目(め)ン玉(たま)ホジクルワヨ!」
Ginko (Kasugai-Garasu) “Haa?! Daman-nasa-yo! Men-tama hojikuru-wayo!”
Ginko (Kasugai Crow) “Huh? You shut your mouth! Or I’ll gouge out your eyes!”
炭治郎「あっ、時透(ときとう)くん、久(ひさ)しぶりだね。今日(きょう)から稽古(けいこ)、よろしくお願(ねが)いします!」
Tanjiro “A, Tokito-kun, Hisashi-buri-dane. Kyo’kara keiko, yoroshiku onegai-shimasu!”
Tanjiro “Hey, Tokito! Long time no see! I look forward to being trained by you starting today!”
無一郎「こちらこそよろしく!炭治郎(たんじろう)。ちょっとついてきて」
Muichiro “Kochira-koso yoroshiku! Tanjiro. Chotto tsuite-kite.”
Muichiro “Same here, Tanjiro. Will you come with me for a second?”
鎹鴉の銀子「水(みず)ハ大切(たいせつ)ニ使(つか)イナサイヨ!」
Ginko (Kasugai-Garasu) “Mizu’wa taisetsu-ni tsukai-nasai-yo!”
Ginko (Kasugai Crow) “Use that water sparingly!”
鎹鴉の天王寺松衛門「オ前(まえ)ウルサイ」
Tennoji Matsuemon (Kasugai-Garasu) “Omae urusai.”
Matsuemon Tennoji (Kasugai Crow) “You need to shut up!”
鎹鴉の銀子「ハアッ?!」
Ginko (Kasugai-Garasu) “Haa!?”
Ginko (Kasugai Crow) “Huh?”
無一郎「入(はい)るよ」
Muichiro “Hairu-yo.”
Muichiro “We’re coming in.”
鉄穴森鋼蔵(かなもりこうぞう)「これは時透殿(ときとうどの)」
Kanamori Kozo “Kore’wa Tokito-dono.”
Kozo Kanamori “Well, hello, Lord Tokito!”
炭治郎「鉄穴森(かなもり)さん!」
Tanjiro “Kanamori-san!”
Tanjiro “Mr. Kanamori?”
鉄穴森「ん?おお~!炭治郎(たんじろう)くんではないですか!随分(ずいぶん)回復(かいふく)されたようですね。よかったです!」
Kanamori “N? Oooo! Tanjiro-kun’dewa nai-desu-ka! Zuibun kaifuku-sareta-yo-desu-ne. Yokatta-desu!”
Kanamori “Hmm? Well, if it isn’t Tanjiro! You seem like you’ve healed up quite nicely! Thank goodness!”
炭治郎「はい、ありがとうございます!どうしてここに?」
Tanjiro “Hai, arigato gozao-masu! Do-shite koko’ni?”
Tanjiro “Yes! Thank you very much! So, what are you doing here?”
無一郎「僕(ぼく)がお誘(さそ)いしたんだ。炭治郎(たんじろう)、これ持(も)ってくれる?」
Muichiro “Boku’ga osasoi-shitanda. Tanjiro, kore motte-kureru?”
Muichiro “I asked him to come. Tanjiro, would you mind holding this?”
無一郎「少(すこ)し下(さ)がって、刃(は)をこっちへ向(む)けて」
Muichiro “Sukoshi sagatte, ha’o kocchi’e mukete.)
Muichiro “Step back a little with the blade facing me.”
炭治郎「こう?」
Tanjiro “Ko?”
Tanjiro “Like this?”
無一郎「そのまま動(うご)かないで」
Muichiro “Sono-mama ugoka-naide.”
Muichiro “Stand there without moving.”
無一郎「どう?」
Muichiro “Do?”
Muichiro “Well?”
炭治郎「すっごいキレ!」
Tanjiro “Suggoi kire!”
Tanjiro “It’s amazingly sharp!”
無一郎「これが、鉄穴森(かなもり)さんに来(き)てもらった理由(りゆう)」
Muichiro “Kore’ga, Kanamori-san’ni kite-moratta riyu.”
Muichiro “That’s why I wanted Mr. Kanamori here.”
炭治郎「じゃあ、鉄穴森(かなもり)さんは、ここに…」
Tanjiro “Jaa, Kanamori-san’wa koko’ni…)
Tanjiro “Then, Mr. Kanamori, you’re…”
鉄穴森「ええ。常駐(じょうちゅう)して、手入(てい)れさせてもらっています」
Kanamori “Ee. Jo-chu-shite, teire-sasete-moratte-imasu.”
Kanamori “Yes. I’m here on a permanent basis tending to his swords.”
無一郎「戦(たたか)いに向(む)け、いつも刀(かたな)を最高(さいこう)の状態(じょうたい)にしておきたい。そう申(もう)し出(で)たら、お館様(やかたさま)から、僕(ぼく)の思(おも)うようにしたらいいと」
Muichiro “Tatakai’ni muke, itsumo katana’o saiko-no jotai’ni shite-okitai. So moshi-detara, Oyakata-sama’kara, boku’no omou-yoni shitara ii-to.”
Muichiro “I’d like my swords to always be in the best possible condition, ready for battle. When I made that request, the Master told me I could do as I wished.”
炭治郎「お館様(やかたさま)が…」
Tanjiro “Oyakata-sama’ga…”
Tanjiro “The Master?”
無一郎「そして、刀(かたな)を研(と)ぐための部屋(���や)まで作(つく)ってくれた。自身(じしん)のお体(からだ)にこそ、気(き)を遣(つか)っていただきたいのに…いつも僕(ぼく)たちのことを一番(いちばん)に気(き)にかけてくださるんだ。本当(ほんとう)にありがたいことだよね」
Muichiro “Soshite, katana’o togu-tame’no heya-made tsukutte-kureta. Jishin’no okarada’ni-koso, ki’o tsukatte-itadaki-tai-noni… Itsumo boku-tachi’no koto’o ichi-ban-ni ki’ni kakete-kudasarunda. Honto-ni arigatai koto-dayo-ne.”
Muichiro “And… he even built me this room for honing my swords. Although I wish he’d focus more on taking care of himself… we’re always first and foremost in his thoughts. We should really be grateful for that, right?”
――――――――――――――――――――――――――――――
無一郎「隙(すき)だらけ。木刀(ぼくとう)拾(ひろ)って」
Muichiro “Suki-darake. Bokuto hirotte.”
Muichiro “You’re leaving yourself wide open. Pick up your bokuto.”
隊士「くっ…くっ…ハア…。うわあああ!あっ…」
Taishi “Ku… Ku… Haa… Uwaaaa! A…”
無一郎「感情(かんじょう)のまま攻撃(こうげき)しても、相手(あいて)にかなうはずないでしょ?それどころか、飛(と)んで火(ひ)に入(い)る夏(なつ)の虫(むし)だ。鬼(おに)との戦(たたか)いに、やり直(なお)しはないよ。たとえ九勝一敗(きゅうしょういっぱい)でも、その一敗(いっぱい)で命(いのち)を落(お)とす。生(い)き残(のこ)る術(すべ)を持(も)つために、一(ひと)つ一つの動(うご)きを研(と)ぎ澄(す)ますんだ」
Muichiro “Kanjo’no-mama kogeki-shitemo, aite’ni kanau-hazu-nai-desho? Sore-dokoroka, tonde hi’ni-iru natsu’no mushi-da. Oni’tono tatakai’ni, yari-naoshi’wa nai-yo. Tatoe kyu-sho-ippai-demo, sono ippai’de inochi’o otosu. Iki-nokoru-sube’o motsu-tame-ni, hitotsu-hitotsu’no ugoki’o togi-sumasunda.”
Muichiro “You’ll never be a match for your opponent if you attack emotionally, all right? More like a moth flying into a flame, actually. There are no do-overs when you battle a demon. Even if you’re 9-1, that one loss could be fatal. You need to hone every one of your movements to gain the skills that will help you survive.”
隊士「うっ…」
Taishi “U…”
無一郎「今日(きょう)はここまでにしよう」
Muichiro “Kyo’wa koko-made’ni shiyo.”
Muichiro “Let’s call it a day, then.”
隊士「くっ…」
Taishi “Ku…”
隊士「大丈夫(だいじょうぶ)か?」
Taishi “Daijobu-ka?”
Corps member “Are you okay?”
隊士「怪我(けが)はないか?」
Taishi “Kega’wa nai-ka?”
Corps member “You’re not hurt, are you?”
隊士「なあ、竈門(かまど)。お前(まえ)から、柱(はしら)に稽古(けいこ)を少(すこ)し軽(かる)く���きないか言(い)ってくれないか?」
Taishi “Naa, Kamado. Omae’kara, Hashira’ni keiko’o sukoshi karuku-deki-nai-ka itte-kure-nai-ka?”
Corps member “Hey, Kamado… Do you think you could ask the Hashira to ease up a little with the drills?”
隊士「このままじゃ、鬼(おに)と戦(たたか)う前(まえ)に倒(たお)れちゃうよ」
Taishi “Kono-mama-ja, oni’to tatakau-mae’ni taore-chau-yo.”
Corps member “If this keeps up, we’re gonna collapse before we ever take on a demon.”
炭治郎「う~ん、でも…一番(いちばん)きついのは時透(ときとう)くんなんじゃないかな?だって、向(む)こうはずっと、一人(ひとり)で稽古(けいこ)つけっぱなしなんだから」
Tanjiro “Uuun, demo… ichi-ban kitsui-nowa Tokito-kun nan-ja nai-kana? Datte, muko’wa zutto, hitori’de keiko tsukeppanashi nan-dakara.”
Tanjiro “Hmm… But… I think this must be hardest on Tokito himself. Because he’s the one who’s been training us nonstop on his own.”
隊士「確(たし)かに」
Taishi “Tashika-ni.”
Corps member “You have a point there.”
炭治郎「ねっ!」
Tanjiro “Ne!”
Tanjiro “Right?”
炭治郎「プハア…」
Tanjiro “Puhaa…”
隊士「ほら、手拭(てぬぐ)い」
Taishi “Hora, tenugui.”
Corps member “Here’s a towel.”
炭治郎「ありがとう」
Tanjiro “Arigato.”
Tanjiro “Thanks.”
隊士「せめて、あの物言(ものい)いだけでも何(なん)とかならないかなあ」
Taishi “Semete, ano mono-ii-dake-demo nan-toka nara-nai-kanaa.”
Corps member “It would be great if he could at least drop that tone with us.”
隊士「心(こころ)えぐられるよね」
Taishi “Kokoro egu-rareru-yone.”
Corps member “It’s pretty soul-crushing, isn’t it?”
隊士「うんうん」
Taishi “Un-un.”
Corps member “Uh-huh!”
炭治郎「あれでも、前(まえ)に比(くら)べたら柔(やわ)らかい物言(ものい)いになった気(き)がするんだけど…」
Tanjiro “Are-demo, mae’ni kurabe-tara yawarakai mono-ii’ni natta ki’ga surun-dakedo…”
Tanjiro “But to me, it seems like he’s actually toned it down some compared to before.”
隊士「マジか…」
Taishi “Maji-ka…”
Corps member “Seriously?”
隊士「終(お)わった…」
Taishi “Owatta…”
Corps member “It’s hopeless.”
炭治郎「あっ…時透(ときとう)くん?どこ行(い)くんだろう?」
Tanjiro “A… Tokito-kun? Doko ikun-daro?”
Tanjiro “Tokito? I wonder where he’s going.”
隊士「柱(はしら)はいつも、夜(よる)どこかへ出(で)かけるんだ。夕飯(ゆうはん)でも食(た)べてんじゃないかな」
Taishi “Hashira’wa itsumo, yoru dokoka’e dekakerunda. Yu-han’demo tabeten-ja nai-kana.”
Corps member “The Hashira always goes out somewhere at nightfall. He’s probably having dinner, I guess.”
――――――――――――――――――――――――――――――
不死川実弥「風(かぜ)の呼吸(こきゅう)・肆(し)ノ型(かた)。昇上砂塵嵐(しょうじょうさじんらん)!」
Shinazugawa Sanemi “Kaze’no Kokyu, Shi’no Kata. Sho-jo-Sajin-Ran!”
Sanemi Shinazugawa “Wind Breathing… Fourth Form… Rising Dust Storm!”
伊黒小芭内「蛇(へび)の呼吸(こきゅう)・伍(ご)ノ型(かた)。蜿蜿長蛇(えんえんちょうだ)」
Iguro Obanai “Hebi’no Kokyu, Go’no Kata. En-en-Cho-da.”
Obanai Iguro “Serpent Breathing… Fifth Form… Slithering Serpent!”
実弥「くっ……互角(ごかく)」
Sanemi “Ku……Gokaku”
Sanemi “Even.”
小芭内「…のようだな」
Obanai “…No yo-dana.”
Obanai “Seems like it.”
無一郎「僕(ぼく)も交(ま)ぜてくださいよ」
Muichiro “Boku’mo mazete-kudasai-yo.”
Muichiro “Let me join in, too.”
小芭内「時透(ときとう)か」
Obanai “Tokito-ka.”
Obanai “Tokito, huh?”
実弥「毎日(まいにち)こんな遠(とお)いところまで来(き)ているが、昼間(ひるま)の稽古(けいこ)は大丈夫(だいじょうぶ)なのか?」
Sanemi “Mai-nichi konna tooi tokoro’made kite-iru-ga, hiruma’no keiko’wa daijobu-nano-ka?”
Sanemi “You come all this way out here every day. That doesn’t affect your daytime training?”
無一郎「隊士(たいし)たちは稽古(けいこ)になってるかもしれないけど、僕(ぼく)には十分(じゅうぶん)じゃなくて」
Muichiro “Taishi-tachi’wa keiko’ni natteru-kamo shire-nai-kedo, boku’niwa jubun-ja nakute.”
Muichiro “It might suffice as training for the Corps members, but it’s not enough for me.”
実弥「フッ…まあな。俺(おれ)たちにとっては、こっちこそが本当(ほんとう)の柱稽古(はしらげいこ)だ」
Sanemi “Fu… Maa-na. Ore-tachi’ni totte’wa, kocchi-koso’ga honto-no Hashira-Geiko-da.”
Sanemi “Well, yeah. For us, this is the real Hashira Training.”
無一郎「そう。ずるいですよ、自分(じぶん)たちだけ」
Muichiro “So. Zurui-desu-yo, jibun-tachi-dake.”
Muichiro “Right. It’s not fair, you know, leaving out the rest of us.”
小芭内「では、時透(ときとう)に敬意(けいい)を表(ひょう)し、俺(おれ)と不死川(しなずがわ)二人(ふたり)で相手(あいて)してやるとしよう。行(い)くぞ」
Obanai “Dewa, Tokito’ni kei-i’o hyo-shi, ore’to Shinazugawa futari-de aite-shite-yaruto shiyo. Ikuzo.”
Obanai “All right, to show our respect for you, Tokito… Shinazugawa and I will take you on two against one. Let’s go.”
無一郎「二人(ふたり)なんて、ずるいなあ。いつでもどう…ぞっ!」
Muichiro “Futari-nante, zurui-naa. Itsu-demo do…zo!”
Muichiro “Both of you? That’s hardly fair. Ready when… you are!”
鎹鴉(かすがいからす)の銀子(ぎんこ)「イイワ!ソンナ二人(ふたり)、ヤッチャイナ!アンタ最高(さいこう)ダワ!」
Ginko (Kasugai-Garasu) “Iiwa! Sonna futari, yacchai-na! Anta saiko-dawa!”
Ginko (Kasugai Crow) Nice going! Just demolish those two! You’re so incredible!”
実弥「うるせえ!」
Sanemi “Urusee!”
Sanemi “Shut up!”
鎹鴉の銀子「ギャア!」
Ginko (Kasugai-Garasu) “Gyaa!”
実弥「フゥ…。今日(きょう)の稽古(けいこ)も効(き)いたな。少(すこ)しでも気(き)を許(ゆる)したら、本気(ほんき)で怪我(けが)しそうだぜ」
Sanemi “Fuu… Kyo’no keiko’mo kiita-na. Sukoshi-demo ki’o yurushi-tara, honki-de kega-shiso-daze.”
Sanemi “Today’s training hit hard again. If we’d lost focus for even a second, someone could’ve gotten hurt for real.”
小芭内「そうじゃないと稽古(けいこ)の意味(いみ)がないからな」
Obanai “So-ja nai-to keiko’no imi’ga nai-kara-na.”
Obanai “Well, otherwise, there’d be no point in training.”
実弥「昼間(ひるま)は隊士(たいし)たちの相手(あいて)、夜(よる)はお前(まえ)らと実戦形式(じっせんけいしき)の稽古(けいこ)。フッ…悪(わる)かねえ」
Sanemi “Hiruma’wa taishi-tachi’no aite, yoru’wa omae-ra’to jissen-keishiki’no keiko. Fu… Waru-ka-nee.”
Sanemi “Taking on the Corps members by day, combat-style training with you guys by night… Not bad at all.”
小芭内「時透(ときとう)。昼(ひる)の稽古(けいこ)はどんな感(かん)じなんだ?」
Obanai “Tokito. Hiru’no keiko’wa donna kanji-nanda?”
Obanai “Tokito, how’s your daytime training going?”
無一郎「今日(きょう)、炭治郎(たんじろう)が来(き)ました」
Muichiro “Kyo, Tanjiro’ga kimashita.”
Muichiro “Tanjiro came today.”
実弥「あいつか。しぶとく生(い)き残(のこ)ってやがるな」
Sanemi “Aitsu-ka. Shibutoku iki-nokotte-yagaru-na.”
Sanemi “That guy? Talk about stubbornly refusing to die!”
無一郎「傷(きず)も癒(い)えてきたようだし、伊黒(いぐろ)さんの所(ところ)に行(い)くまでには全快(ぜんかい)しているんじゃないかな」
Muichiro “Kizu’mo iete-kita-yodashi, Iguro-san’no tokoro’ni iku-made’niwa zenkai-shite-irun-ja nai-kana.”
Muichiro “It looks like his wounds are healing up… and he’ll probably be fully recovered by the time he gets to your place, Mr. Iguro.”
小芭内「そうか…じゃあ、徹底的(てっていてき)にやっていいってことだな」
Obanai “Soka… Jaa, tettei-teki-ni yatte iitte-koto-dana.”
Obanai “Is that right? Then, that means I can be thorough with him, right?”
実弥「少々(しょうしょう)強(つよ)くなったくらいじゃ、柱(はしら)の足元(あしもと)にも及(およ)ばないってこと、見(み)せてやる」
Sanemi “Sho-sho tsuyoku natta-kurai-ja, Hashira’no ashi-moto’nimo oyoba-naitte-koto, misete-yaru.”
Sanemi “Just because he got somewhat stronger, it doesn’t mean he’s anywhere near a match for a Hashira! We’ll show him!”
無一郎「楽(たの)しそうだなあ。頑張(がんば)れ、炭治郎(たんじろう)」
Muichiro “Tanoshi-so-danaa. Ganbare, Tanjiro.”
Muichiro “That sounds like fun! Good luck, Tanjiro!”
――――――――――――――――――――――――――――――
無一郎「はい、死(し)んだ。…そこ、動(うご)き止(と)まってる」
Muichiro “Hai, shinda. …Soko, ugoki tomatteru.”
Muichiro “All right, you’re dead. You, there… You’ve stopped moving.”
隊士「ぎゃっ!」
Taishi “Gya!”
無一郎「はい、君(きみ)も死(し)んだ」
Muichiro “Hai, kimi’mo shinda.”
Muichiro “All right, you’re dead, too.”
無一郎「やっぱり、緊張感(きんちょうかん)が足(た)りないな。一度(いちど)、真剣(し��けん)で稽古(けいこ)してみようか」
Muichiro “Yappari, kincho-kan’ga tari-nai-na. Ichido, shin-ken’de keiko-shite-miyo-ka.”
Muichiro “You know what? I’m not sensing enough urgency. Why don’t we try training with real swords?”
隊士たち「えっ…」
Taishi-tachi “E…”
Corps members “Huh?”
無一郎「真剣(しんけん)持(も)ってきて」
Muichiro “Shin-ken motte-kite.”
Muichiro “Bring us some real swords.”
隊士「は…はい!」
Taishi “Ha…Hai!”
Corps member “R-Right!”
無一郎「さあ、始(はじ)めよう」
Muichiro “Saa, Hajime-yo.”
Muichiro “All right. Let’s begin.”
隊士「そっ、それは…」
Taishi “So, Sore’wa…”
Corps member “B-But…”
無一郎「構(かま)えて」
Muichiro “Kamaete.”
Muichiro “Take your stance.”
隊士「むっ、無理(むり)…無理です!」
Taishi “Mu, Muri… Muri-desu!”
Corps member “I can’t… I can’t do this!”
無一郎「さあ」
Muichiro “Saa.”
Muichiro “Come on.”
隊士「ハァハァ、ハァハァ…うっ…ハァハァ…」
Taishi “Haa haa, haa haa… U… Haa haa…”
炭治郎「時透(ときとう)くん、それ以上(いじょう)は…」
Tanjiro “Tokito-kun, sore-ijo’wa…”
Tanjiro “Tokito, I think that’s―”
隊士「すみません!ううっ…あ…、うっ、あ…」
Taishi “Sumi-masen! Uu… A…, u, a…”
Corps member “I’m sorry!”
無一郎「やみくもにかかってこなかったことは、成長(せいちょう)かもね」
Muichiro “Yami-kumo-ni kakatte-kona-katta-koto’wa, seicho-kamo-ne.”
Muichiro “You didn’t attack me blindly, which might be a sign of growth.”
隊士「うっ…分(わ)かっているんです…柱(はしら)に比(くら)べて、戦(たたか)いの厳(きび)しさが理解(りかい)できているはずもないって。それに、柱(はしら)が毎晩(まいばん)どこかへ行(い)かれて、衣服(いふく)の下(した)を痣(あざ)だらけにされているのも知(し)っています。早朝(そうちょう)に水(みず)で冷(ひ)やしているのを見(み)ました…。俺(おれ)たちもっと精進(しょうじん)します。だから…」
Taishi “U… Wakatte-irun-desu… Hashira’ni kurabete, tatakai’no kibishisa’ga rikai-dekite-iru-hazu’mo naitte. Soreni, Hashira’ga mai-ban dokoka’e ikarete, ifuku’no shita’o aza-darake’ni sarete-iru-nomo shitte-imasu. So-cho’ni mizu’de hiyashite-iru-no’o mimashita… Ore-tachi motto shojin-shimasu. Dakara…”
Corps member “I already know. That compared to you, I have no clue how grueling battles can be. Not only that, but I also know that you go somewhere every night, and that underneath your clothing, you’re all covered in bruises. I’ve seen you cooling them off with water early in the morning. We’re going to work hard to get better… so…”
無一郎「君(きみ)たちなりにはよくやってるよ。でも、だからって、勝(か)てるわけじゃない。僕(ぼく)は君(きみ)たちに、鬼(おに)に殺(ころ)されてほしくはない。できれば、長生(ながい)きしてほしい。本当(ほんとう)にそう思(おも)っている」
Muichiro “Kimi-tachi-nari’niwa yoku yatteru-yo. Demo, dakaratte, kateru-wake-ja nai. Boku’wa kimi-tachi’ni, oni’ni koro-sarete-hoshiku’wa nai. Dekireba, naga-iki-shite-hoshii. Honto-ni so omotte-iru.”
Muichiro “I think you’re all doing as well as you can. But even so, that doesn’t mean you can win. I don’t want you to get killed by a demon. If possible, I want you to live long lives. That’s how I really feel.”
炭治郎「時透(ときとう)くん…」
Tanjiro “Tokito-kun…”
Tanjiro “Tokito…”
――――――――――――――――――――――――――――――
無一郎「そうそう!炭治郎(たんじろう)。さっきより速(はや)くなってるよ!」
Muichiro “So-so! Tanjiro. Sakki-yori hayaku natteru-yo!”
Muichiro “That’s right! Tanjiro, you’ve gotten even faster than before!”
無一郎「筋肉(きんにく)の弛緩(しかん)と緊張(きんちょう)の切(き)り替(か)えを滑(なめ)らかにするんだ!」
Muichiro “Kin’niku’no shikan’to kincho’no kiri-kae’o nameraka-ni surunda!”
Muichiro “You’ve got to make the switch from relaxing and tensing up your muscles more fluid.”
無一郎「いいね!」
Muichiro “Ii-ne!”
Muichiro “That’s good!”
無一郎「そうそう!そうしたら、体力(たいりょく)も長(なが)く保(も)つから!」
Muichiro “So-so! So-shitara, tai-ryoku’mo nagaku motsu-kara!”
Muichiro “Yes, like that! That way, your stamina will last longer.”
炭治郎「はあっ!」
Tanjiro “Haa!”
無一郎「あ……。足腰(あしこし)の動(うご)きも連動(れんどう)してて、ばっちりだね!次(つぎ)の柱(はしら)の所(ところ)に行(い)っていいよ、炭治郎(たんじろう)!」
Muichiro “A…… Ashi-koshi’no ugoki’mo rendo-shitete, bacchiri-dane! Tsugi’no Hashira’no tokoro’ni itte ii-yo, Tanjiro!”
Muichiro “Your legs and lower back are in sync! You’ve nailed it! You can move on to the next Hashira, Tanjiro!”
炭治郎「えっ!もういいの!?」
Tanjiro “E! Mo ii-no!?”
Tanjiro “What? Already?”
無一郎「いいよ」
Muichiro “Ii-yo.”
Muichiro “Sure!”
炭治郎「五日(いつか)しか経(た)ってないよ」
Tanjiro “Itsuka-shika tatte-nai-yo.”
Tanjiro “But it’s only been five days!”
無一郎「だって炭治郎(たんじろう)、言(い)ったこと、ちゃんとできてるもん」
Muichiro “Datte Tanjiro, itta-koto chan-to deki-teru-mon.”
Muichiro “But you’ve mastered everything I told you to do!”
炭治郎「ええ~~」
Tanjiro “Eeeeee.”
Tanjiro “Whaaat?”
隊士「じゃ…じゃあ、俺(おれ)たちも…」
Taishi “Ja… Jaa, ore-tachi-mo…”
Corps member “Th-Then, can we go, too?”
隊士「もう二週間(にしゅうかん)いるので…」
Taishi “Mo ni-shu-kan iru-node…”
Corps member “Since we’ve been here for two weeks now.”
無一郎「何(なに)言(い)ってるの?君(きみ)たちは駄目(だめ)だよ。素振(すぶ)り終(お)わったなら、打(う)ち込(こ)��台(だい)が壊(こわ)れるまで打(う)ち込(こ)み稽古(げいこ)しなよ」
Muichiro “Nani itteru-no? Kimi-tachi’wa dame-dayo. Suburi owatta-nara, uchi-komi-dai’ga kowareru-made uchi-komi-geiko-shina-yo.”
Muichiro “What are you talking about? You’re not going anywhere. If you’re done taking dry swings, go practice striking until the dummy breaks.”
隊士(落差(らくさ)が凄(すご)い…)
Taishi (Raku-sa’ga sugoi…)
Corps member (Can you believe the difference?)
炭治郎「あっ……ハッ!時透(ときとう)くん!」
Tanjiro “A……Ha! Tokito-kun!”
Tanjiro “Oh! Tokito!”
無一郎「ん?」
Muichiro “N?”
炭治郎「紙飛行機(かみひこうき)の飛(と)ばし合(あ)い競争(きょうそう)しようよ」
Tanjiro “Kami-hikoki’no tobashi-ai-kyoso-shiyo-yo.”
Tanjiro “Let’s have a paper airplane tossing contest!”
無一郎「急(きゅう)に…何(なに)?」
Muichiro “Kyu-ni… nani?”
Muichiro “Where did that come from?”
炭治郎「じゃじゃ~ん!時透(ときとう)くんが紙飛行機(かみひこうき)を好(す)きだって聞(き)いて、それなら俺(おれ)にもできなくないから」
Tanjiro “Ja-jaaan! Tokito-kun’ga kami-hikoki’o sukidatte kiite, sore-nara ore’nimo deki-naku-nai-kara.”
Tanjiro “Ta-da! I heard that you’re into paper airplanes, Tokito. And since that’s something that’s not quite out of my reach…”
鉄穴森「時透殿(ときとうどの)の趣味(しゅみ)ですか?そうですねえ…あっ、唯一(ゆいいつ)あるとしたら、紙飛行機(かみひこうき)かな?」
Kanamori “Tokito-dono’no shumi-desu-ka? So-desu-nee… A, yui-itsu aru-to-shitara, kami-hikoki-kana?”
Kanamori “Load Tokito’s hobbies, did you say? Well, let’s see. Oh, the one thing that comes to mind is paper airplanes, I guess.”
炭治郎「紙飛行機(かみひこうき)?」
Tanjiro “Kami-hikoki?”
Tanjiro “Paper airplanes?”
鉄穴森「ええ。そこに、たくさんありますよ」
Kanamori “Ee. Soko’ni, takusan ari-masu-yo.”
Kanamori “Yes. There are tons of them here.”
炭治郎「ほえ~!」
Tanjiro “Hoeee!”
Tanjiro “Whoa!”
炭治郎「もし俺(おれ)が勝(か)ったら、隊士(たいし)のみんなへの口調(くちょう)を少(すこ)しだけ優(やさ)しくする。…で、どうかな?」
Tanjiro “Moshi ore’ga kattara, taishi’no minna’eno kucho’o sukoshi-dake yasashiku suru. …De, do-kana?”
Tanjiro “If I win, you’ll speak to the Corps members just a little more gently. What do you say?”
無一郎「あ…。ああ、いいよ」
Muichiro “A… Aa, ii-yo.”
Muichiro “Sure, fine with me.”
炭治郎「負(ま)けないよ!」
Tanjiro “Make-nai-yo!”
Tanjiro “I’m not going to lose!”
無一郎「僕(ぼく)には勝(か)てないよ」
Muichiro “Boku’niwa kate-nai-yo.”
Muichiro “You’re not going to beat me.”
隊士「お前(まえ)、いい奴(やつ)だなあ~」
Taishi “Omae, ii yatsu danaaaa.”
Corps member “You sure are a good guy!”
炭治郎「アハハハ…」
Tanjiro “Ahahaha…”
――――――――――――――――――――――――――――――
炭治郎「本当(ほんとう)に、十回(じゅっかい)のうち一回(いっかい)でも長(なが)く飛(と)ばせたら、俺(おれ)の勝(か)ちでいいの?」
Tanjiro “Honto-ni, jukkai’no-uchi ikkai-demo nagaku tobase-tara, ore’no kachi’de ii-no?”
Tanjiro “Out of ten rounds, if I can make my plane fly longer even once, I win. Are you sure about that?”
無一郎「ああ。どうせ炭治郎(たんじろう)は一回(いっかい)も勝(か)てないから」
Muichiro “Aa. Dose Tanjiro’wa ikkai’mo kate-nai-kara.”
Muichiro “Yes. Since you won’t be able to beat me even once.”
炭治郎「そんな!一回(いっかい)くらい…」
Tanjiro “Sonna! Ikkai-kurai…”
Tanjiro “Hey! You’d think at least once…”
無一郎「やるの?やらないの?」
Muichiro “Yaru-no? Yara-nai-no?”
Muichiro “Are you doing this? Or not?”
炭治郎「もちろんやるよ!」
Tanjiro “Mochi-ron yaru-yo!”
Tanjiro “You bet we are!”
鉄穴森「では、私(わたし)の合図(あいず)で同時(どうじ)に投(な)げて下(くだ)さい。ひい、ふう、みい…はい!」
Kanamori “Dewa, watashi’no aizu’de do-ji-ni nagete-kudasai. Hii, fuu, mii… Hai!”
Kanamori “All right! When I signal, please toss them at the same time! One… two… three… go!”
炭治郎「あれっ!」
Tanjiro “Are!”
Tanjiro “Huh?”
鉄穴森「時透殿(ときとうどの)の勝(か)ち~!」
Kanamori “Tokito-dono’no kachiii!”
Kanamori “Winner, Lord Tokito!”
隊士「頑張(がんば)れ、竈門(かまど)!」
Taishi “Ganbare, Kamado!”
Corps member “You can do it, Kamado!”
隊士「まだ次(つぎ)があるぞ!」
Taishi “Mada tsugi’ga aru-zo!”
Corps member “Better luck next time!”
鉄穴森「はい!」
Kanamori “Hai!”
Kanamoro “Go!”
鉄穴森「時透殿(ときとうどの)の勝(か)ち~」
Kanamori “Tokito-dono’no kachiii.”
Kanamori “Winner, Lord Tokito!”
鉄穴森「はい!」
Kanamori “Hai!”
Kanamori “Go!”
鉄穴森「と…時透殿(ときとうどの)の勝(か)ち~」
Kanamori “To… Tokito-dono’no kachiii.”
Kanamori “W-Winner, Lord Tokito!”
鉄穴森「はい!」
Kanamori “Hai!”
Kanamori “Go!”
鉄穴森「時透殿(ときとうどの)の勝(か)ち…」
Kanamori “Tokito-dono’no kachi…”
Kanamori “Winner, Lord Tokito.”
炭治郎「ガーン!あっ、あと一回(いっかい)…」
Tanjiro “Gaaan! A, ato ikkai…”
Tanjiro “Oh no! Down to my last try!”
鉄穴森「頑張(がんば)れ!炭治郎(たんじろう)くん!」
Kanamori “Ganbare! Tanjiro-kun!”
Kanamori “Give it all you’ve got, Tanjiro!”
炭治郎「ええ…一回(いっかい)でも勝(か)てばいいんだから」
Tanjiro “Ee… Ikkai-demo kateba iin-dakara.”
Tanjiro “Right. I only have to win once after all.”
炭治郎「負(ま)けた…」
Tanjiro “Maketa…”
Tanjiro “I lost.”
無一郎「だから言(い)ったでしょ、勝(か)てないって」
Muichiro “Dakara itta-desho, kate-naitte.”
Muichiro “Didn’t I tell you? That you couldn’t win?”
炭治郎「ううう~、一回(いっかい)くらいは勝(か)てると思(おも)ったのに~!」
Tanjiro “Uuuuu, ikkai-kurai’wa kateru-to omotta-noniii!”
Tanjiro “But I thought I could beat you at least once!”
隊士「柱(はしら)!俺(おれ)も挑戦(ちょうせん)していいでしょうか?紙飛行機(かみひこうき)は自信(じしん)あるんです!」
Taishi “Hashira! Ore’mo chosen-shite ii-desho-ka? Kami-hikoki’wa jishin-arun-desu!”
Corps member “Hashira! Would it be all right if I challenged you, too? I’m really good with paper airplanes!”
隊士「俺(おれ)も!村(むら)で一番(いちばん)になったことあります」
Taishi “Ore’mo! Mura’de ichi-ban’ni natta-koto ari-masu.”
Corps member “Me, too! I once beat everyone in my village!”
隊士「おい!俺(おれ)は町(まち)の紙飛行機大会(かみひこうきたいかい)で一位(いちい)だぞ」
Taishi “Oi! Ore’wa machi’no kami-hikoki-taikai’de ichi-i-dazo!”
Corps member “Hey, I came in first at my village’s paper airplane contest!”
隊士「やるか?!」
Taishi “Yaru-ka!?
Corps member “Wanna take me on?”
隊士「俺(おれ)もやる!」
Taishi “Ore’mo yaru!”
Corps member “I’m in, too!”
隊士「紙(かみ)持(も)ってこい!紙!」
Taishi “Kami motte-koi! Kami!”
Corps member “Bring some paper! Paper!”
隊士「よし!」
Taishi “Yoshi!”
Corps member “All right!”
隊士「いい感じ」
Taishi “Ii kanji.”
Corps member “I made one, and it’s looking good!”
隊士「ヘヘッ、できたよー」
Taishi “Hehe, dekita-yooo.”
Corps member “I’m done!”
無一郎「ちょっと見(み)せてもらってもいいかな?」
Muichiro “Chotto misete-morattemo ii-kana?”
Muichiro “Would you mind letting me take a look at it?”
隊士「エヘヘ…」
Taishi “Ehehe…”
鎹鴉の銀子「フンッ!」
Ginko (Kasugai-Garasu) “Fun!”
Ginko (Kasugai Crow) “Hah!”
炭治郎「今度(こんど)こそ!」
Tanjiro “Kondo-koso!”
Tanjiro “This time for sure!”
鎹鴉の銀子「フン!」
Ginko (Kasugai-Garasu) “Fun!”
炭治郎「うわあ!」
Tanjiro “Uwaa!”
鎹鴉の天王寺松衛門「何(なに)スンダ、ブス!」
Tennoji Matsuemon (Kasugai-Garasu) “Nani-sunda, Busu!”
Matsuemon Tennoji (Kasuagi Crow) “What’s the big idea, ugly bird?”
鎹鴉の銀子「何(なに)ヨ、下(した)ッパガ!」
Ginko (Kasugai-Garasu) “Nani-yo, shitappa-ga!”
Ginko (Kasugai Crow) “Oh shut up, bottom-feeder!”
鎹鴉の天王寺松衛門「ハアア?ウルセエンダヨ!」
Tennoji Matsuemon (Kasugai-Garasu) “Haaa? Uruseen-dayo!”
Matsuemon Tennoji (Kasugai Crow) “What? Why don’t you shut up?”
鎹鴉の銀子「ウルサクナイモンネ~!」
Ginko (Kasugai-Garasu) “Urusaku-nai-monneee!”
Ginko (Kasugai Crow) “I’m not the one who needs to shut up!”
鎹鴉の天王寺松衛門「カア~!」
Tennoji Matsuemon (Kasugai-Garasu) “Kaaa!”
鎹鴉の銀子「キイ~!」
Ginko (Kasugai-Garasu) “Kiiii!”
炭治郎「みんな、用意(ようい)はいい?」
Tanjiro “Minna, yoi’wa ii?”
Tanjiro “You guys, are you ready?”
隊士たち「お~!」
Taishi-tachi “Ooo!”
Corps members “Yeah!”
炭治郎「せ~の!」
Tanjiro “Seeeno!”
Tanjiro “Ready, set…”
――――――――――――――――――――――――――――――
炭治郎「鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)が、太陽(たいよう)を克服(こくふく)した禰豆子(ねずこ)を狙(ねら)っているというのは、本当(ほんとう)だろうと思(おも)う。鬼(おに)との遭遇(そうぐう)もほとんどなくなってるし」
Tanjiro “Kibutsuji Muzan’ga, taiyo’o koku-fuku-shita Nezuko’o neratte-iru-to iu-nowa, honto-daro-to omou. Oni’tono so-gu’mo hotondo naku-natteru-shi.”
Tanjiro “I think it’s true that Muzan Kibutsuji is coming after Nezuko… who’s conquered the sun. We’ve hardly run into any demons lately after all.”
無一郎「だからこそ、柱稽古(はしらげいこ)もできているわけだしね」
Muichiro “Dakara-koso, Hashira-Geiko’mo dekite-iru-wake-dashi-ne.”
Muichiro “Which is precisely why this Hashira Training is in session now.”
炭治郎「禰豆子(ねずこ)と離(はな)れることは心配(しんぱい)だったけど、一緒(いっしょ)に任務(にんむ)に出(で)たら、それこそ向(む)こうの思(おも)うつぼだし、危険(きけん)すぎる」
Tanjiro “Nezuko’to hanareru-koto’wa shinpai-datta-kedo, issho-ni ninmu’ni detara, sore-koso muko’no omou-tsubo-dashi, kiken-sugiru.”
Tanjiro “I was worried about being away from Nezuko… but if I were to take her with me on my missions, I’d be playing right into his hands. It’s too dangerous.”
無一郎「禰豆子(ねずこ)を狙(ねら)って、鬼(おに)が集結(しゅうけつ)してしまう上(うえ)、鬼舞辻(きぶつじ)は隠(かく)れてしまうことになりかねない」
Muichiro “Nezuko’o neratte, oni’ga shu-ketsu-shite-shimau-ue, Kibutsuji’wa kakurete-shimau-koto’ni nari-kane-nai.”
Muichiro “Not only would the demons, seeking Nezuko, gather in force, but Kibutsuji might end up going into hiding.”
炭治郎「うん。俺(おれ)は稽古(けいこ)を積(つ)み、今(いま)よりも強(つよ)くなって、禰豆子(ねずこ)を迎(むか)えに行(い)く」
Tanjiro “Un. Ore’wa keiko’o tsumi, ima-yorimo tsuyoku-natte, Nezuko’o mukae-ni iku.”
Tanjiro “Right. I’m going to keep training, get stronger than I am now, and then I’ll go get Nezuko!”
無一郎「炭治郎(たんじろう)は、いつも前向(まえむ)きでいいね」
Muichiro “Tanjiro’wa, itsumo mae-muki-de ii-ne.”
Muichiro “I like how you’re always so positive, Tanjiro.”
炭治郎「今(いま)、禰豆子(ねずこ)には、俺(おれ)がとても信頼(しんらい)する人(ひと)が、一緒(いっしょ)にいてくれてるからね」
Tanjiro “Ima, Nezuko’niwa, ore’ga totemo shinrai-suru-hito’ga issho-ni ite-kureteru-kara-ne.”
Tanjiro “I can be that way… because right now, someone I trust a lot is staying with Nezuko.”
無一郎「炭治郎」
Muichiro “Tanjiro.”
Muichiro “Tanjiro…”
炭治郎「ん?」
Tanjiro “N?”
無一郎「必ず、みんなで鬼舞辻を倒そう」
Muichiro “Kanarazu, minna-de Kibutsuji’o taoso.”
Muichiro “Let’s defeat Kibutsuji together for sure.”
炭治郎「うん」
Tanjiro “Un.”
Tanjiro “Right!”
――――――――――――――――――――――――――――――
甘露寺蜜璃(かんろじみつり)「炭治郎(たんじろう)くん、久(ひさ)しぶりー!おいでませ、我(わ)が家(や)へ!」
Kanroji Mitsuri “Tanjiro-kun, Hisashi-buriii! Oide-mase, wagaya’e!”
Mitsuri Kanroji “Tanjiro! Long time no see! Welcome to my humble abode!”
炭治郎「ご無沙汰(ぶさた)してます!お元気(げんき)そうでよかった!」
Tanjiro “Gobusata-shite-masu! Ogenki-sode yokatta!”
Tanjiro “It’s been a long time! I’m so glad to see you doing well!”
蜜璃「炭治郎(たんじろう)くんもね!」
Mitsuri “Tanjiro-kun’mo-ne!”
Mitsuri “You, too, Tanjiro!”
炭治郎「養蜂(ようほう)してらっしゃるんですか?蜂蜜(はちみつ)のいい香(かお)りがします!」
Tanjiro “Yoho-shite-rassharun-desu-ka? Hachi-mitsu’no ii kaori’ga shimasu!”
Tanjiro “Are you raising bees? I’m catching the delicious scent of honey!”
蜜璃「あっ!! わかっちゃった?そうなのよー!」
Mitsuri “A! Wakacchatta? So-nano-yooo!”
Mitsuri “Oh, so you’ve found me out? That’s right!”
蜜璃「巣蜜(すみつ)をねぇ、パンに乗(の)っけて食(た)べると、超絶(ちょうぜつ)おいしいのよ~~!バターもたっぷり塗(ぬ)ってね!」
Mitsuri “Su-mitsu’o-nee, pan’ni nokkete taberu-to, cho-zetsu oishii-noyooooo! Batā’mo tappuri nutte-ne!”
Mitsuri “See, if you spread the honey on a slice of bread, it’s mind-bogglingly yummy! You also heap on some butter!”
蜜璃「三時(さんじ)には紅茶(こうちゃ)も淹(い)れて、パンケーキ作(つく)るから、お楽(たの)しみに!」
Mitsuri “San-ji’niwa ko-cha’mo irete, pan-kēki tsukuru-kara, otano-shimi-ni!”
Mitsuri “At three o’clock, I’m going to brew some black tea… and make you some pancakes, so look forward to that, okay?”
炭治郎(ば…ばたー?ぱんけぇき?紅茶(こうちゃ)はかろうじて…)
Tanjiro (Ba…Batā? Pan-kēki? Ko-cha’wa karojite…)
Tanjiro (B-Butter? Pancakes? I just barely know what black tea is!)
蜜璃「♪スイーツ~、パン~、パンケーキ~」
Mitsuri “♪Suiitsuuu, pannn, pan-kēkiii”
Mitsuri “♪Sweets! Bread! Pancakes!”
――――――――――――――――――――――――――――――
大正コソコソ噂話/Taisho Koso-koso Uwasa-banashi/Taisho-era Secret
炭治郎「今回(こんかい)は、時透(ときとう)くんを紹介(しょうかい)します」
Tanjiro “Kon-kai’wa, Tokito-kun’o shokai-shimasu.”
Tanjiro “Today, we’re going to talk about Tokito!”
無一郎「僕(ぼく)も、忘(わす)れてることがまだある気(き)がするから、楽(たの)しみだよ」
Muichiro “Boku’mo, wasureteru-koto’ga mada aru ki’ga-suru-kara, tano-shimi-dayo.”
Muichiro “I have a feeling there are still some things that I’ve forgotten, so I can’t wait.”
炭治郎「では、大正(たいしょう)コソコソ噂話(うわさばなし)。鬼殺隊(きさつたい)に入(はい)る前(まえ)から、嵐(あらし)が来(こ)ようが、雷(かみなり)が落(お)ちようが眠(ねむ)れるくらい、神経(しんけい)が図太(ずぶと)かったんだって」
Tanjiro “Dewa, Taisho Koso-koso Uwasa-banashi. Kisatsu-Tai’ni hairu-mae’kara, arashi’ga koyo-ga, kaminari’ga ochiyo-ga nemureru-kurai, shinkei’ga zubuto-kattan-datte.”
Tanjiro “All right, here’s a Taisho-era secret! Since before he joined the Demon Slayers Corps, he says he had such nerves of steel that he could sleep through a thunderstorm… or even a lightning strike.”
無一郎「僕(ぼく)が無神経(むしんけい)なヤツみたいじゃない…」
Muichiro “Boku’ga mu-shinkei-na yatsu-mitai-ja nai…”
Muichiro “But that makes me sound like an insensitive guy.”
炭治郎「食欲(しょくよく)がなくなることもなかったみたい」
Tanjiro “Shoku-yoku’ga naku-naru-koto’mo nakatta-mitai.”
Tanjiro “And apparently nothing made him lose his appetite, either.”
無一郎「でも、記憶(きおく)をなくしていた間(あいだ)、兄(あに)に似(に)た性格(せいかく)だったのは、兄(あに)が自分(じぶん)を守(まも)ってくれたようで、嬉(うれ)しかったな…」
Muichiro “Demo, kioku’o nakushite-ita-aida, ani’ni nita seikaku-datta-nowa, ani’ga jibun’o mamotte-kureta-yode, ureshi-katta-na…”
Muichiro “But knowing I had a personality like my big brother’s while my memory was lost makes me happy… since it’s like he was looking out for me.”
炭治郎「時透(ときとう)くん…」
Tanjiro “Tokito-kun…”
Tanjiro “Tokito…”
炭治郎「次回(じかい)、第五話(だいごわ)『鬼(おに)を喰(く)ってまで』」
Tanjiro “Jikai, dai-gowa ‘Oni’o Kutte-made.’”
Tanjiro “Next, Episode 5, ‘I Even Ate Demons…’”
(Continue to Episode 5)
3 notes · View notes
sizupeace · 23 days ago
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こんにちは!
しーくんです!
気づけば6月になっちゃった。
もう梅雨も始まってるね。
みんなにとって6月ってどんな月?
Travis Japanとしては、うみが声優として出演する、映画が公開されたり…しめの誕生日があったりするね。
去年は、ダブリンの鐘つきカビ人間の稽古中にしめの誕生日お祝いできて嬉しかったな。あれから一年経つんだね!
改めて考えても、貴重な経験をさせていただいたよな。ミュージカルをするっていうのも凄いのに、それをしめと一緒に出来たことは絶対に忘れないし、しめとだったから乗り越えられたものがある。
あの経験は俺にとって、すごく重要で大切な経験。観てくれたみんなが、書いてくれた感想でまた頑張れたよ。また何かでみんなに還元していきたいから、これからも頑張るね!
って1人で思い出に浸って感慨深くなっちゃった!
でも、色々なところで頑張ろうって思えるのは、みんなが応援してくれるからだよ。
いつもありがとう!
今日はこの辺で!!
では、また!!
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taku-yan · 26 days ago
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#今日の稽古
基本
三戦
小手鍛え
足鍛え
巻藁
補強
型(完子和→第二十三→十三→十戦→十六→完戦→三十六)
約束組手
など
兄弟子に久しぶりに会えた
またよろしくお願いします
#上地流空手道振興会新宿修武館
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misoyo-happy · 12 days ago
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研究会会場のお花です。
今月はお家元のご審査でしたので、この展示花をいけたのも…
皆さま、先日のプレバトはご覧になりましたか?私はこの番組の存在自体知らずσ(^_^;)それぞれテーマを決めておいけになられて素晴らしいなぁと思いました。初心者なのにすごいですよね!私ときたら、お稽古しているのになかなか95点いただけず…
あと、ご審査のひとことコメントが面白かったですね(๑˃̵ᴗ˂̵)私はせめて凡人くらいにはなりたいなぁ。
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hachikenyakaiwai · 2 years ago
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【かいわいの時】天正十四年(1586)九月二十五日:山科言緒(阿茶丸)、中島天神社の流鏑馬を見物(山科言経『言経卿記』)
天満宮では、九月二十五日の秋大祭に流鏑馬式がある。伝承によると明治以前には、射手が拝殿に一七日間参籠 し、当日は飾馬に乗り、鏑矢を持ち、社殿を三度回ってから、表門の前から浜の間に立てられた三ヵ所の的を射たという(『新修大阪市史 4』)。旧暦。現在は10月25日。
大阪天満宮における流鏑馬神事の起源は定かではありませんが、豊臣秀吉の時代に天満に居住した公卿・山科言経の目撃証言(息子が見物)があります。
天神社ニ今日ヤフサメ有之、四条・阿茶丸寸見物云々、哥仙新造懸之、願主津田ト眞也云々(天正十四年九月二十五条)。東京大学史料編纂所編纂『大日本古記録 言経卿記二』より。
その後、一時途絶えたようですが、元和元年(1615)に松平忠明が大坂城主として入城後、幕命により乗馬を神事に供したことがきっかけで復活(伝)。延宝八年(1680)刊行の大坂の年中行事を案内した一無軒道冶の『難波鑑』には、馬上から矢で的を射る「天満天神の矢ふさめ」の挿画入りで解説されています。
此日天神の御神事也。則やふさめあり。是は天満天神の門の前に。茶屋あり。茶屋のあるじの式として。としこと是をつとむ。まづ七日以前より。拝殿にあらこも志きて。通夜いたし。精進潔斎して。其日にいたれバ。あたらしきなをしはかまに。袖くくりあかき鉢巻して。かさりたる馬にのり。ゆミとかふらやを。左右の手に取とり。社檀をのりめくること三度それより。逸散をかけいだし。宮の前浜手九町を三反のりかへすあいたに。六所に角のまとを立て。是を射る也。手綱もとらず。手をはなちて。弓射ゐる間。逸足かくる馬を。つゐに落さることハ。此天神の御はからひといとたふとし(「天満天神流鏑馬 同二十五日」)。『浪速叢書 第12』「難波鑑 第五」より。
しかし、江戸後期になると、様子が変わっています。享和元年(1801)、大坂の銅座に赴任した幕臣・大田南畝の『葦の若葉』には、現在と同様に馬上から半弓で的を打ち破る様子が記録されています。
九月二十五日、晴天滿天神の秋祭にて、流鏑馬の神事ありと聞て、御社にまうづる道々に矢來結ひわたせり、神主社家に知る人ある物を伴ひたれば、神社の拜殿に登る事を得たり……やゝありて肩衣袴きたる男、馬に乘て門前の西の方より出て大路を南へ濱の方迄かけおふ事、一度してかへれり、是を馬場見せといふ、やがて的板三本を大路の東の方三所へたつ、乘るへき馬を拜殿の階下に引立つ、社家の白衣きたるが垂多く持出て、厩人に渡す、口取馬の頭につく、社家拍子うちて、細に切たる紙をちらして入る、緋縮緬の小手袖きて〔金絲にて縫たる丸き紋を付〕黄なる皮の行騰に似て、短き物はきたる若き男、弦なき弓と矢を持〔初の馬場みせ乘たるものにあらず〕拝殿の幕の內より出て、神前にぬかつく、社家盃を傳ふ〔神酒なり〕ついたちて、騎射笠のこときものを着て馬に乘り、拜殿の前なる棚のもとを、東より西にめくる事、三度にして門を出づ、此時門の内人あまた立込たれば、棒持たる男先に立て、打拂〃〃行く、門を出て西の方に入て、大路を南へ濱の方まて馬を走しむ事三度なり、一度〃〃に例の的札持たるもの、大路の方三所より的差出すを、弓のはずもて打ば、的持たるもの、的を破りて引く事都合九度なり、此間神主社家ともに、拜殿の階上に座し事終りて退く、此馬にのる男は、例年山本屋といへる市人なりといふ(『葦の若葉 巻三之下』)。吉川弘文館『蜀山人全集 巻1』より。 
その出で立ちは、南畝の描写とは細部で違いはありますが、芳梅の『滑稽浪花名所』で見る事ができます。
(写真)芳梅「滑稽浪花名所 天満天神」1857-58(ボストン美術館蔵)
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akouemr · 11 months ago
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柄本明の弔辞
こういう会をやるにあたりまして、何もやらないで、家族だけでなんてずっと思っていたんです。
でも、特にご近所ですね。ここ下北沢には40年以上暮らしておりまして、ご近所の方とか、「お線香をあげたい」とか、そんなことを言っていただきました。それで仕事場でも、「和枝ちゃんの何かやるの」と言ってくださる方もいて、やらせていただきました。
一昨年の8月に、人間ドックで和枝ちゃんだけ、ある数値が上がりまして、調べたら、骨に全身に真っ黒ながんができちゃって。その時点でステージ4でした。亡くなったのが去年の10月27日で1年と2カ月。和枝ちゃんはもとより、家族全員で病気と闘ったわけですが、残念ながらこういうことになりました。
原発不明がんという、非常に面倒ながんで、どこかに元のがんがある。ところが、その元のがんが分からないという、やっかいな病気でした。
残念ですね。64歳でしたから。もっと若くして亡くなられている方もたくさんいるわけで、何とか寿命だったと考えたいと思っているんですけど。不条理な感じは否めません。
話せばいくらでも話せるんですけど…。和枝ちゃんと初めて知り合ったのは21歳とか22歳でしたかね。さっきも、皆さんが「かわいい、かわいい」と言ってくれまして。ありがたいなと思っています。多分、僕が1番、かわいいと思ったんだと思います。一目ぼれでしたから。その人と一緒になれて…。子どもが3人できました。親の口から言うのも何ですけど、3人ともとってもいい子供たちです。思いやりのある、いい子どもたちです。
僕と和枝ちゃんは、結婚前から毎日、喫茶店に行きました。僕と和枝ちゃんのルーティンになっていまして。ここ20年近くは犬を飼うようになりまして、毎朝、喫茶店に行きました。いろんな話をします。芝居の話が多かったかな。多い時で2時間くらい、そこの喫茶店でしゃべっています。だから、今、何て言うか、和枝ちゃんと行った喫茶店に行けないんですよね。何か思い出しちゃって…。
あのー、いい人でした。とても、正直の上にバカが付くというか、天然というか、いい人でした。いつも一緒にいましたから。本当によく一緒にいました。そういう意味では、やり残したことは感じないんですけど、でも、こういうことになるとは思わなかったんで。考えもしなかった。こういうことは人ごとではあったんですけど、自分の仲間にあっても…。今は、毎日毎日、覚めない夢の中にいるようです。フワフワした感じで。でも、芝居があるんですね。自分は芝居が好きなんですね。それで、自分(の家)の下に劇団の稽古場がありまして、1度、外に出ないと稽古場に行けない。そこにいると、劇団の子たちがいて芝居をしています。
一生懸命にご飯を食べるようにしています。毎日、一生懸命に寝るようにもしています。この悲しみは、生きている限りは、ずっと悲しいというかな、何だろう…。どこかに(和枝さんが)いる感じで、何か泣けない感じもあるんです。泣きますけど…。
この(祭壇の)写真はご近所の(写真家)浅井慎平さんが僕と和枝ちゃんと犬で散歩をして、喫茶店にいたら通りすがりで、パシャパシャと4枚くらい撮った写真です。和枝ちゃんは、これから年をとらないんですよね。僕や子供たちは、年をとっていくわけです。64歳は本当に若いです。でも、この悲しみを、悲しみっていう言葉より何だろう…、不条理…、いなくなっちゃったという感じで。悲しい、さみしい、不条理なんだけど、そういったものを糧にして、生きていくんだと思います。
それと、今日、この場所で、こういう会が開かれたのは、とてもうれしいと思っています。和枝ちゃんも、ものすごく、40何年も住んだここで。幸せな人生だったと思います。
https://www.nikkansports.com/m/entertainment/news/201901300000553_m.html?mode=all
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docaran · 1 year ago
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ケンカしようぜ feat.可不 (Let's fight feat. KAFU) The original version sung by AHUB can be found here. ☆ Music:エイハブ | AHUB ☆ Movie:エラハイコ ☆ Mix and Mastering:古市暁大 ☆ Special thanks to @wondernoise for her corrections and help with the translation.
Lyrics:
もうここまでだって言ってしまえる 僕らもお前らもその程度 臆病じゃないとかいうなら こっち来てケンカしようぜ 誰もが抱えてるんだ 行き場のない恐怖や不満などその類 今日だけ理性を忘れて 大口叩いて愚痴ろうぜ
I’m gonna have to say that’s as far as we can go That’s the limit for people like us and y’all If you say you’re not cowardly Come over here, let’s fight Everyone’s bearing the burdens of the fear of nowhere to go, dissatisfaction, and the like Let’s forget reason just for today Let’s talk big and complain
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ほら、らったったらららったらら 今茜の花が咲く それでも、らったったらららったらら まだ足りないもんがある いつかの分かったフリだとか そういうのが怖かった
See, ra-ta-ta-ra-ra-ra-ta-ra-ra The madder flowers are blooming now Even so, ra-ta-ta-ra-ra-ra-ta-ra-ra There’s still something lacking I was scared that someday I’d have to pretend to understand
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僕ら、きっと無意識に 見たいものしか見ないようになる だから、ケンカしようぜ。
Someday, without meaning to we’ll come to only see what we want to see So let’s fight
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丸めてポイしたかった昔話 最後は救ってよ君の手で きっと同じように君も救うから さあケンカしようぜ 知識や余裕を手に入れてゆく度 本音を閉ざして殻に籠る そうだ、欲しいのは 剥き出しの君の感情だったんだ
An old tale that I wanted to roll up and throw away Save me with your own hands in the end, because I’ll surely save you in the same way, so come on, let’s fight As I gain more knowledge and leeway I bury my true feelings and retreat into my shell That’s right, what I wanted was your emotions laid bare
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ああ、知りたいな 何のため君は怒るのか 締め切った心の音に苦しむ滑稽な僕ら 互いに全部をぶち撒けて 重ねた所が「僕ら」になった 僕ら、これまでよりももっと 思い遣って生きんだ
Ah, I want to know What makes you so angry We are ridiculous people troubled by the sounds of our closed-off hearts We poured our hearts out to each other and the overlap between you and me became “us” More than ever before, we live with care
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ほら、らったったらららったらら 今茜の花が咲く 僕らにゃ、らったったらららったらら まだ足りないもんがある これから分かったフリだけはしないようにしたいのさ
See, ra-ta-ta-ra-ra-ra-ta-ra-ra The madder flowers are blooming now For us, ra-ta-ta-ra-ra-ra-ta-ra-ra There’s still something lacking I just want to stop pretending that I understand from now on
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僕ら、きっといつまでも他人同士だからさ。 懲りずにケンカしようぜ。
We’ll always be strangers to each other so let’s fight without getting discouraged
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yasuderland · 6 months ago
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あっという間に年末やね。まだなかなか気持ちが追いつかないお友達もきっと沢山おるんちゃうかなあ。今年はあたたかい日がいつもより長く続いたからかもって思うけど、日頃の忙しさというのももちろんあるでしょう。せめて年末年始はみんなもゆっくり過ごせますように。この一年頑張ってない人なんて誰もいないわけですから。そして僕はね、年内最後にひとつやりたいことがありまして。去年から始めた試みなんやけど、一年間の活動をまとめたいんですよ。グループとしてのお仕事も、個人で受けたお仕事も、全て大切なご縁やから。ただtumblrにも画像の枚数制限があるもんで、去年と同じく上半期と下半期に分けて投稿しまっせ!お時間とご興味のある方はぜひお付き合いくださいまし。それではげんきいっぱいにいってみよー!
1月
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2024年は我々も20周年に突入!ということで、年が明けた瞬間に発表したのがまさかまさかのサブスク解禁。今でこそサブスクで楽曲が配信されている事務所のグループも多いけど、実はまだこの時点では珍しい方やったのよ。僕自身もいろんなお友達に紹介しやすくなって、いい時代になったもんやなと思うよね。
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そしてもうひとつサプライズ。THE FIRST TAKE、記念すべき新年一発目に選んでいただきました。こちらも大反響で嬉しかった!ミスさえもいい味になってると思います。みんないい顔してるなあ、素晴らしい家族写真がまた増えた。新年を迎えてからは連日胸を痛めるような出来事が積み重なって、不安や悲しみに心を飲まれそうになる瞬間がきっとあったと思うの。そんな時にこそ僕たちの音楽が少しでもあなたにとっての支えに、心の拠り所になれたなら、それ以上に幸せなことはないって改めて感じたかな。
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1月最後の週は、関ジャニ∞名義でラストになるシングル曲をリリースしまして。こちらのアンスロポスという楽曲、タイトルの意味はギリシャ語で「見上げる人」でございます。この曲を提供してくれたキタニタツヤくんによると、2つの足で立つ動物である僕たちは常に天を仰ぐことができるような肉体の構造になっていて。無限のように思えるその空間に可能性を見出すことがヒトの行動原理なのではないか、という考えからこのタイトルに決まったんやって。とっても良くない?我々も傷ついた誰かの顔を上げる一助になれたら、という祈りを込めて力強く歌っています。音楽は必ずあなたに味方するよ。ぜひ聴いてみて。
2月
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2月はなんといってもこれでしょう。改名です。きっとファンの子たちも、そうではない方々も、最初名前を見た瞬間に「ダセー!」と感じたはず。安心して、正しいから。でも今はどうですか?なかなかしっくりきてない?横山くんの案やったんやけど、僕はこれ以上に良い名前なんて無いと思う。グループとしての将来を考えたときに、やっぱり名前は変えたほうがいいんじゃないか。という気持ちも、いやいや世間にどう思われようと、どんなに仕事が無くなろうと、関ジャニ∞を貫くべきなんじゃないか。という気持ちも、全員が抱えていて。この日を迎えるまでに何度も話し合いを重ねながら冗談抜きで二転三転どころか五転六転はしてたけど、今ではきっとこれで良かったんだと思ってます。これが僕たちのターニングポイントだと思えるような活動をこれからも続けていきたいね。今回の試練もみんなで乗り越えて進化を遂げたのだから、もう僕たちは向かうところ敵なしです。
3月
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春の芽吹きを感じる頃は、すこしずつ新しい一歩を踏み出してみたくなるよね。ということで「人生の大ピンチ」をテーマに、金スマさんで僕が患った病のことをおはなしさせて頂きました。そして、当時は伏せていたその後の真実も。ここで全てをきちんと打ち明けられたのかなあ。ありがたいことに再現VTRも作ってくださっていたし、だからこそより強烈で衝撃的だったとは思うんです。でも、時間はかかったとしてもちゃんとお伝えできてよかった。当時の僕は本気で事務所を辞めようと考えていたし、考えていたどころではなくほぼ心も決まっていて。迷惑かけたくなかったからっていうのが大きかったけど、仲間たちに本気で頭も下げて。それなのにどうして今ここに残っているかというと、心の底から誰かのために生きたいと強く感じたから。僕がこうして自分の経験を発信することで、同じ悩みを抱えて生きる方の役に立ちたかったの。その決意表明でもあるお仕事でした。ありがたかったな。
4月
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稽古を重ねながら待ちに待った4月。主演舞台、「あのよこのよ」の幕開け!殺陣も歌も笑いも涙も、全てを一身に浴びる演劇。最高のものをお届けできて本当に嬉しい限りでございます。僕はやっぱり演劇が好きで、何度でもこの板の上で命を削りたいと思えたよね。芝居の世界は何にでもなれる。命知らずで向こう見ずな浮世絵師の人生、心からたのしかった。劇場まで足を運んでくれたお友達にもありがとう。あのよこのよのおしまいは、あのよこのよのはじまりに。
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4月はもういっちょ。うわ!とか思わんといてね。僕たちの妹分、CANDY EIGHTの少女漫画が誕生しましたよ。おふざけ一切なし!ほんまもんのやつ。元々はりぼんで連載されていたんやけど、それがぎゅっとまとまりました。大丈夫?みんなついてこれてる?ゆっくり咀嚼してください。僕も少女漫画デビューを果たしたんやけど、ちょこっとだけ見てほしい。こんなにもイケメンに描いていただいたんです。ただいま絶賛発売中!日常にときめきが欲しい方、おすすめやで。
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5月
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夢のようなステージ、再び。WE AREコンサート、圧巻やったでしょ。なんといっても事務所所属の14組がどーんと勢揃いしてる訳やからね。そして演出は安心と信頼の松本潤。こんなにも心震えるエンタメが他にありますか。普段はなかなか会えない子たちともわちゃわちゃできて、本当にいい時間やった。まだNetflixでまるっとすべてご覧いただけるみたいやから、年末年始のまったりタイムにぜひいかがでしょう。
6月
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6月は我々の冠番組「EIGHT-JAM」が外の世界へ飛び出して、SUPER EIGHTによる音楽好きのためのフェスが開幕!3日間のお祭りですよ。すごない?豪華なアーティストの方々をお招きして毎日スペシャルなコラボレーションもあったり、驚きとときめきが詰め込まれた空間やったと思う。やっぱり音楽は人の心を繋ぐものやなって感じる瞬間がいくつもあった。そしてこのフェスの直前に長いこと伸ばしてた髪をばっさり切ったもんで、1日目がちょうど初お披露目やったのよね。あの、ありがとうございました。黄色い悲鳴。何事!と思って驚いてしまったけど、そういえば切ったんやわって後から理解しました。アイドルとしての醍醐味ですよ。
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前半戦のしめくくりに、個人的なこともおはなししていい?さっき髪を切ったって書いたんやけど、実はあれだけ伸ばしていたのにも理由があって。舞台のためというのはもちろんなんやけど、ずっとヘアドネーションに挑戦してみたかったんよ。ようやく目標の長さに辿り着けたので思っきしいきました。綺麗事に感じるかもしれへんけど、僕の命や身体は本気で誰かのためのものやと思っているから。みなさまも興味があればぜひ一度調べてみてくださいな。さて、こちらで上半期のまとめはおしまい。ながーい!活字に触れたい方、引き続き後半戦もよろしくね。
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