#似瞑まほろ
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お久しぶりです、青い月です。もうどのくらいぶりだろう、本当にお久しぶりです。
あれから色んなことがありました。ほんとうに、色んなことが。
前の投稿は4ヶ月前だったみたい。その頃から書いて言葉にしていただけあって、信じることに対する違和感は見過ごせなかったんだと思う。1年8ヶ月付き合った人と別れた。こんなに長く人と付き合ったのは初めてだった。付き合っていれば、今日で2年だった。大変だったけど、なんだかあっけなく終わってしまって、夏が急に秋になったのと同じように感じてしまう。ずっと私を夏みたいな人だって言ってくれていた。呪いになるかもしれないけど、ずっとあなたの夏に私がいたらいい、なんて思ってしまう。恋人にはもう成れないけど、愛しているし、愛していた。それは事実。希望を持たせることって変に地獄だから君には言わなかったけど、ちゃんと愛していたし、今でも愛している。君が幸せでいたらいいなって、ただそれだけを思う。
そんなことを言って、今は、薄情かもしれないけど、大好きで大好きな人がいる。六月の終わりから、夏がどんどん人を飲み込んでいくみたいに、彼も私を連れ去っていった。それが楽しくて、繋いでくれた手を握っていた。離さなかった。振り払ってもいいんだよって言われたけど、離さないでいた。手を繋いで連れて行ってくれる人って、こういう人なんだと思った。そう思うと、高校生の頃から書いていた。インスタのほとんど誰も見ていないアカウントに、「君が手を引いて遠くに連れて行ってくれ」って。たぶん、ずっと、誰かに手を引いてほしかった。彼は、どこまでも連れて行ってくれる。自分のことも自分で引っ張って、何もかも連れてばかりだった私を軽くしてくれる。彼といるのが心地よくて、昨日はふと泣いてしまいそうだったな。
彼と私は奥底が似ている気がしているから、私も彼の手を引きたいし、どこまでも連れて行きたいと思う。君が耐えられないときは私が抱きしめてあげる。方法は違くても、結局私たちの行き着くところは一緒だよ。
この2ヶ月、3ヶ月の間、彼とは色んなことをしたし、たくさんの時間を過ごした。なんだか彼といると、背負うものがない分私は羽を伸ばしすぎてしまって、忘れてしまうことや気付いていないことが増えた。それはいいことって言い切れるのか分からないけど、忘れちゃいけない、全部自分で覚えていなきゃいけないっていう強迫的な気持ちが軽くなったんだと思う。これまで生きてきて、自分は色んなことを覚えている方だと思っていたし覚えていたいと思っていたけど、彼は本当に色んなことを見ていて、気付いていて。彼の凄いところだと思うけれども、その分しんどいことも多いだろうなと思って、彼を抱きしめずにはいられないでいる。喧嘩した時に、俺は逃げてるだけだって言ってたけど、一番世界を見ている君だからこそ、そういう言葉が出るんだろうなと思う。大丈夫。
初めて彼の家に行ったとき、アルバムを何個も見せてくれて、昔の話をしてくれたね。ベッドに横並びで腰をかけて、にこにこ優しく笑う君を見ていた。君はみんなに開示するタイプだと思うけど、「青ちゃんの背中が大きくて」、と笑ってくれたのをずっと覚えている。辛かった今までのことも日々考えている痛みも、話したいことはなんでも、教えてくれたらいいなと思う。
書いていなかったこともあって、彼について書いたら本当に尽きないのだけれど、彼が包んでくれると、本当に安心する。献身的なのは苦手だけれど、彼はしたいからって言ってくれる。一回彼の前で大泣きしたことがあるのだけれど、彼の愛が���しすぎて涙が出てしまった。普通とか言うべきじゃないのかもしれないけど、普通なら、幼い頃に父親から与えられる愛を、彼が教えてくれたと思った。彼が抱きしめてくれると、無性に守られているって感じて、ずっとこうして欲しかったんだと思った。守ってもらえなかった、守ってもらっていた実感がなかったから、ずっと自分で自分を守っていた。自分で自分を抱きしめていた。でもやっぱり埋められなかったその父性愛みたいなところを、君が教えてくれて、撫でてくれたんだと思う。涙が止まらなくて、抱きついたまま、大きな声で泣いた。びっくりしただろうな、でも、小さい声で一言だけ、辛かったねって、抱きしめさせてくれていた彼が、ずっと永遠のように私の中にいる。
昨日も彼と過ごした。すっかり秋で、爽やかだねって手を繋ぎながら言った。ぽかぽかした秋晴れを君と歩いて、この瞬間をずっと忘れたくないと思った。だから写真を撮った。2人で歩いている足元も映像にした。ローファーをおろして、赤い靴下を履いた。揺れるスカートの隙間からちらちらと赤色が見えて、これでよかったと思った。
アルバイトに行く彼を見送るとき、彼が「夫婦みたいだ」って言って、にこって笑ったのがなんか美しかった。彼の向こうにある窓が白く光っていて、彼が照らされていた。こんな風に、こんな瞬間を、何回も繰り返せたらいいと思う。
大学最後の記念にこの夏休みの集中講義を受講していて、今日は早起き。ベッドから離れるのには時間がかかったけど、窓からさす陽がまぶしくて暖かくて、目を瞑りながら浴びていた。早起きすると、気持ちがいい。こんな爽やかな日だからかな。今日はローファーの下にターコイズブルーの靴下を。国立科学博物館で買った、フタバスズキリュウの刺繍がついている。このまま彼と海にでも行きたい気分だ。手を引いて、海だよって走っていきたい。(2024-09-26)
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2024-6月号
アンビグラム作家の皆様に同じテーマでアンビグラムを作っていただく「月刊アンビグラム」、主宰のigatoxin(アンビグラム研究室 室長)です。
『アンビグラム』とは「複数の異なる見方を一つの図形にしたもの」であり、逆さにしたり裏返したりしても読めてしまう楽しいカラクリ文字です。詳しくはコチラをご参照ください⇒アンビグラムの作り方/Frog96
◆今月のお題は「中華」です◆
今月は参加者の皆様に「中華」のお題でアンビグラムを制作していただいております。中華といえば漢字発祥の地。現代の蒼頡たちの宴をご覧ください。今月も逆さまな作字が集まっております。
ではまずはdouse氏から。

「麻婆茄子」 回転型:douse氏
180°回転させても同じように麻婆茄子と読めるアンビグラムです。中華には「福到了」という福の字を上下逆さにひっくり返して貼るアンビグラム的な縁起物の風習がありますが 本作は麻婆茄子が無限に到来しそうな御目出度い回転字面になっています。対応解釈が最高ですね。この語句でこの文字組みが出来るのはきっとdouse氏だけでしょう。

「酢豚」 回転型:peanuts氏
世界範囲で有名な中華料理の一つです。酢豚は日本で付けられた名称で 中華料理においては広東料理の「古老肉」や上海料理の「糖醋排骨」が該当するようです。本作は作字のデザインと対応解釈が高次で両立した理想的アンビグラムです。「乍/月」部分のギミックは美しくてかっこいいです。

「酢豚」 図地反転鏡像型: いとうさとし氏
左右の鏡像図地で酢豚。作者いとうさとし氏はネガポ字(図地反転)の達人です。本作は真ん中から折りたたむとピッタリ嵌ります。まるでこの漢字がもとより嵌り合う構造を持っていたかのような自然さです。
「回鍋肉」 図地反転鏡像型:douse氏
四川料理の一つ。本作は斜め鏡像の図地反転アンビグラムです。文字の組み方がテクニカルでブリリアントカットされたような光学的な装いが抜群にカッコいいです。

「回鍋肉」 図地反転鏡像型: いとうさとし氏
上下の鏡像で図地反転になっている回鍋肉。日本語のアンビグラムは2022年に入ったころから飛躍的に進化発展した印象がありますが とくにネガポ字(図地反転)の進化は顕著で 英語圏でも作例はさほど多くないこのジャンルが日本ではたくさん作られるようになりました。それも本作の作者いとうさとし氏の尽力が大きいでしょう。
「酸辣湯」 鏡像型:螺旋氏
中国料理のスープの一つで 酸味・辛味・香味が特徴。本作は斜めの鏡文字で組まれています。斜めの鏡像型は漢字のアンビグラム制作に向いた対応だと思います。うまく作ればアンビグラムだと見破られない作字が可能で 本作も「束」部分が自然で驚きます。

「中華そば」 敷詰振動同一型:Jinanbou氏
発想が面白いです。「華」の字の中に異なる文字を幻視し抽出するその眼力には感服します。これは文字に隠された秘密のゲシュタルトを解析する行為でアンビグラム作りには欠かせないセンスです。

「青椒肉絲」 重畳型:きいろいビタ氏
ピーマンと細切りにした肉などを炒めた中華料理。本作 重畳型は同じ図形で韻を踏み 青椒肉絲と読ませるアンビグラムです。そのまま亜細亜のどこかの国で商品のロゴとして使用されているのではと思えるほど完成度が高いレタリングです。
「杏仁豆腐(⿸广フ)」 旋回型:Σ氏
中国発祥のデザート。135°回転の旋回型アンビグラムです。「腐」の字が「广」の中に片仮名の「フ」を入れた略字になっているところが凄すぎます。この略字は実際にゲバ字(アジビラ文字)などで使用例があります。柔軟な発想ができる人のアンビグラムは読みやすいですが 本作は作者Σ氏のアンビグラムが優れている理由の一端が垣間見える好例です。
「中華/北京/上海/広東/四川」 共存型(回転・鏡像):ラティエ氏
一般に四大中国料理と言われている4つの場所に お題をプラスした多面相アンビグラム。なんと5パターンの変化が起こる作字なのです。北京/上海/広東/四川は回転型で 大きく表示された中華はその鏡像になっています。 多面相漢字アンビグラムの制作はある種「挑戦」ジャンルです。多面相を作ろうとするその発想や度胸だけでも凄いですし 本作はその挑戦に成功していると思います。
「横浜中華街」 回転型:ぺんぺん草氏
東アジア最大の中華街を回転アンビグラムに。細かい説明は無用の傑作。この完璧な対応解釈をご覧ください。けしてアンビグラマビリティは高くない語句ですが冷静的確に作字されています。最高です。
「神戸」 回転型: 「長崎」 鏡像型: 「横浜」 重畳型:.38氏
日本三大中華街。それぞれ趣向を凝らした楽しい対応解釈で可読性も充分高い設計です。 これは文字数寄にはたまらない作字ですね。そのまま都市の紋章に使用してほしいナイスデザインです。

「横浜中華街散策中隠処的拉麺店発見」 回転重畳型:超階乗氏
ブレードランナーに出てきても違和感のないサイバーパンクアンビグラムの名作。文字の各所に丼図案などが組み込まれていて そのおかげで回転重畳構造を把握しやすい親切設計です。回転重畳型とは ある図形の上に同じ図形をレイヤーで重ね、上に重ねた図形だけを規則正しく回転させて文字を形成するアンビグラムです。
「西安」 回転型:うら紙氏
陝西省の省都で、旧名は長安というのは有名でしょう。 かっちりした輪郭でありながら墨のカスレを生かしたステキなタイポグラフィですね。アンビグラマビリティの高い語句ですが図案としてきれいにまとめるには作家の力が必要で、うら紙氏はその能力に長けています。

「Qingdao/青島」 図地反転回転共存型:ヨウヘイ氏
青島(チンタオ)は中国有数の港湾都市・商工業都市・国際都市。 図地反転で漢字の隙間にアルファベットを見出そうとすると、青島は横画が多くて打ってつけの言葉なのですね。省略があっても読み取りやすい作品です。

「シャンハイ」 旋回型:つーさま!氏
上海は中国で最高位の都市である直轄市の一つ。 五面相の旋回型。「シ/ン」の点の有無のみの差をどう表現するか難しいところですが、少し角度を変えるだけで違って見えてきますね。羽様の形状とグラデーションも読みやすさに一役買っています。すばらしい作品です。

「万里の長城」 回転型:douse氏
中国にある城壁の遺跡。中国の象徴の一つでしょう。 回転中心の作り方が見事です。「の」が伸びているのも不自然に見えず、「長」の横画を切っているので「長」のバランスもよく見えます。「万/戈」の字画接続の切り替えが見事ですね。さすがの一作です。

「麺/龍」 図地反転鏡像型: いとうさとし氏
どちらも中国を象徴するものでしょう。 自然に読めすぎて言うことがないですね。図地反転にピッタリすぎる組み合わせが今回のお題によって発掘されたと言えるかも知れません。一点、「龍」の上部の突き出した部分は作者も悔しいところだと想像しますが、それを差し引いても可読性最高の傑作です。
「伝奇/でんき」 振動型:kawahar氏
中国の古典的な演劇である戯曲形式の1つ。 氏の得意な「読み漢」で一作。ぐにゃりとした書体が「ん/ム」の振動などにマッチしていますね。読み漢はひらがなしか読めない人にも漢字が読めてしまう実用的な手法ですが、適用できる漢字は少なく本作のように限られた言葉だけです。
「太極図」 図地反転回転型:lszk氏
「易」の生成論において陰陽思想と結合して宇宙の根源として��視された概念である「太極」を表した図。 中央の「極」に本家の陰陽魚太極図があしらわれています。太極図の円形を「太・図」にもあしらって統一感を出していますね。図と地が絡み合い逆転しながら文字を形成しているところが、陰と陽が互いに飲み込みあい無限に繰り返す太極の思想を表しているようです。

「造書 研究」 回転共存型:意瞑字査印氏
「造書」を90°傾けると「研究」と読める対応です。造書とは文字を造るという意味。『蒼頡、鳥獣蹏迒の跡を見て分理の相別異すべきを知り、初めて書契を造る』 そのむかし蒼頡という人が鳥獣の足跡をヒントに漢字を発明した故事からの語句選択です。なるほどアンビグラム制作とは 新文字を発明する行為とも言えますね。

「東夷/西戎」「南蛮/北狄」 回転共存型:兼吉共心堂氏
四つまとめて「四夷」、古代中国で中華に対して四方に居住していた異民族に対する総称。 筆文字の効果を生かした表現がすばらしいです。「夷/西」「虫/北」ではカスレにより字画の本数を増減させ、「南亦/狄」では墨垂れで字画密度差を克服しています。真似が難しいテクニックです。
「東夷」「西戎」 重畳型: 「南蛮」「北狄」 振動型:lszk氏
「四夷」は「夷狄」あるいは「夷狄戎蛮」とも。 お誂え向きの言葉がきれいにそろっていたものですね。というのは簡単ですが読みやすく仕上げるのは難しい字形もあります。氏は知覚シフトのバランス感覚が抜群なので調整の妙もさることながらこの対応にも気付けるのでしょう。

「劉備玄徳/関羽 張飛」 回転共存型:KSK ONE 氏
「蜀漢」を建国した劉備と、劉備に仕えた関羽・張飛。三国志の武将からのチョイス。 髭文字ならではのハネなど遊びの部分を生かした作字ですね。一文字目の「劉」が読みやすくすらすらと読みを捕まえることができます。関連する名前同士でうまく対応付けできるのが運命的ですね。
「熊猫」 敷詰図地反転型:松茸氏
ジャイアントパンダのこと。 パンダの白黒は図地反転にもってこいの題材ですね。どうやって考え付くのかわからない図案が毎回驚異的で目を白黒させてしまいます。きちんと敷詰できるのか不安になりますがちゃんと隙間なく並びますので安心してください。

「伊布」 旋回型:YФU氏
「イーブイ」の漢字表記。 久方ぶりに参加していただきました。言葉のチョイスも氏らしいですね。図形の長さを読みやすいところに調整するバランス感覚は健在です。

「マオ」 交換式旋回型:ちくわああ氏
かいりきベア氏の楽曲名より。「猫」の意味もある中国語らしい言葉の響きです。 線種を変えているのでかわいらしい作字になっています。対応付く字画も分かりやすいですね。それでもうまく敷き詰めてみるのは骨が折れそうです。

「西游记」 回転型:オルドビス紀氏
16世紀の中国の白話小説、繁体字では「西遊記」です。 簡体字をうまく活用しているのですね。「遊」よりも自然に回りますし、「記」よりも「西」との相性がよく一石二鳥です。「西・记」の右下がりのラインと「游」の右上がりのラインの視覚効果が心地よく作字として最高の仕上がりだと思います。

「 不 此 君 我 / 当 今 災 偶 成 夕 已 為 / 時 日 患 因 長 渓 乗 異 / 声 爪 相 狂 嘯 山 軺 物 / 跡 牙 仍 疾 但 対 気 蓬 / 共 誰 不 成 成 明 勢 茅 / 相 敢 可 殊 嘷 月 豪 下 / 高 敵 逃 類 」 交換型:繋氏
「山月記」より。縦に読んでください。 7×4の組全体を縦横に交換するともう一方になるという超絶技巧です。「爪」(爪痕の装飾がにくいです)を基準にすると見つけやすいでしょう。じっくりご覧ください。
最後に私の作品を。
「截拳道」 交換式旋回型:igatoxin
≪友よ水になれ≫で有名なブルース・リーの武術、截拳道(ジークンドー)から。
お題 中華 のアンビグラム祭、いかがでしたでしょうか。御参加いただいた作家の皆様には深く感謝申し上げます。
さて次回のお題は「猫」です。長靴をはいた猫、シュレディンガーの猫、仕事猫、吾輩は猫である、猫男爵、猫目石、煮干し、マタタビ、夏への扉、蚤、百閒、注文の多い料理店、ハローキティ、ドラえもん、など 参加者が自由に 猫 というワードから発想 連想してアンビグラムを作ります。
締切は6/30、発行は7/8の予定です。それでは皆様 来月またお会いしましょう。
——————————–index——————————————
2023年 1月{フリー} 2月{TV} 3月{クイズ} 4月{健康} 5月{回文} 6月{本} 7月{神話} 8月{ジャングル} 9月{日本史} 10月{ヒーロー} 11月{ゲーム} 12月{時事}
2024年 1月{フリー} 2月{レトロ} 3月{うた} 4月{アニメ} 5月{遊園地} 6月{中華}
※これ以前のindexはこちら→《index:2017年~》
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【世代交代】カーナビに「ドラックストアのある交差点を左」って言われた際、目の前にドラッグストアが3店舗見えていた私が、それでもサッポロポテトを選ぶ理由.zip
(PS:下の方にビアゲの役者紹介があります)
西南図書館24周年、おめでとうございます。私は��『いきのこり⚫︎ぼくら』にのせて懐かしいものを紹介しているだけのYouTube shorts 撲滅委員会」で会計をしている、近未来ミイラです。最近こういう動画を目にする機会減ってきたでしょう?あれ、私たちのおかげなんですよ。感謝してくださいね。そして皆さんはくれぐれも過去に囚われて、旅行先にLと書かれたコンタクトレンズだけを持ってくるような真似はしないように気をつけてください。この世にはRも必要です。私は本気です。やってやんよ。
さて、仕事の引き継ぎと通信速度ははやい方がいいだなんて言いますが、ちゃうかで引き継ぐべきものは仕事だけではありません。解散の挨拶、ケミの折り方、大集会室に見回りが来るのが20:00頃と22:00頃だという研究結果。まぁ色々ありますが、中でも私が引き継がねばならないと考えているのが、かの有名な天照大神の自宅に併設されたクラブハウスでDJをした経験があるという、NASUKA A.K.A. たぴおか太郎 さんによるtumblerなのです。
私は、たぴおかDJアゲ太郎が引退する前に、何とかしてこれを継ぎたい。習うより慣れよ。私は早速たぴおか太郎になりきることにしたのでした。
しかし、桃色サンゴへの道はそう容易いものではないということくらい容易く想像できます。このままでは私がなすかさんの文体の全体を会得するより前に、先輩が引退してしまいます。
先輩の稽古日誌を観察していたら、とりあえずちゃんと稽古日誌としての役目は果たしていたので、一旦そのパートやります。でも稽古してないのでただの日誌です。
⭐️間接照明って名前ダサくないか?稽古日誌
コンクリートと殴り合い(敗北)
タンバリンに鉛筆で落書き(怒られた)
海老の小道具の精度に脱帽(すごい��
はらぺこあおむしを逆から読む(退化)
たなからバター餅(略してたなばた)
ピコ太郎の再燃(アツい)
おせち料理を意地でも漢字で書く(御節)
蚊が何故かまだ猛威をふるっている(許せん)
⭐️直接照明とは言わないのにね〜〜〜
ここまで書いて私は思ったわけです。いやたぴおか太郎難しすぎんか???
もう諦めようかな……。
???「君には失望したよ……」
はっ!?その声はっ!?!?
???「どうも、愛称として後ろに『ぴ』をつけられることもある、秋公演の舞台上でも大活躍した、あのお菓子です」
ま、まさかお前はっ!!!イモケン!?!?

いや犬けんぴかよ!!!!!
犬ケンってもうこれ犬×2じゃねぇか。
犬「難しいということだけを理由に書かないというのは、それはただ諦めていることに等しごほっ!おっ」
あ、犬ケンピが喉に刺さってる
開いている記事のセキュリティ証明書に問題があります。
エラー吐いちゃったよ。まず犬ケンピ吐かないと。
この記事の閲覧を続けますか?
はい わからない いいえ
多分そう部分的にそう 多分違うそうでもない
いや選択肢アキネイター!!!
犬「なんか、もうネタ切れ感あるし、やめるわ」
あぁ飽きネイターだった。
……ということで、
【結論】たぴおか太郎はたぴおか太郎にしかできない
ところで、本当に何も用がないのにtumblerを荒らすのもマズイと思ったので、この場をお借りしてビアゲの役者紹介をします。やってたことはしおりと同じです。この人を主役にするなら、こんなタイトルこんな劇。
以下本チラ掲載順。兼役の2人は省略しています。ごめんね。
東愛莉
『東博士の自由研究所』
使い捨てカイロをたくさん繋げて、使い捨てホットカーペットにしたり。香水を鍋で茹でて香湯にしたり。裏起毛の服をひっくり返して着て表起毛にしたり。東博士の自由研究は、今日も失敗続き。意味のないように思えるその研究内容に、周りは呆れて、中にはバカにする者も。しかし東博士は、そんなことお構いなしに、日々楽しそうに研究を続けているのである。そんな研究所にやってきた一人の青年。どうやら人生がつまらないらしい。そんな彼を見た東博士はこう言う。「ちょうどよかった!今ね、ちゃんこ鍋を作っている蓋の上でトントン相撲をする研究をしたかったけど、人手が足りなかったの。ちょっと手伝ってよ!」
辛い過去がありつつも、今をとにかく楽しく生きると決めた東博士から、元気をもらうことができる公演になると思います。
大良ルナ
『心外、しかし純愛。』
「運命は、自分で掴みに行くものよ。」占い師のその言葉を鵜呑みにした少女は、自らの手で運命の人を掴みに行くことにした。しかし、容姿を見て選り好んでしまうと、それは運命でもなんでもない。そこで彼女は思いついた。人気の多い公園で目を瞑り、手を広げながらふらふらと歩き、一番最初にぶつかった人を抱きしめよう。その人を運命の人にしよう。早速実践。視界が真っ暗になってから2分ほど経った時、ドンと胸元を突く感覚。これはと思って抱きしめようとすると、それは思っていたよりも小さかった。胸元から聞こえる声。「くるっぽー。」いや鳩じゃん。これじゃ運命の鳩じゃん。人外は流石になぁ……。いやでも、このクリっとした瞳に綺麗な毛並み。正直、割とアリ。
鳩とのハートフルラブコメです。私にはハッとする衝撃の展開が広がるピジョンが見えています。
児
『教室における感慨と、その二面性についての考察』
7月某日。俺のクラスに転校生がやってきた。15人。もともと3人しかいなかった俺のクラスに、転校生がやってきた。15人。なんでも、近くの村にあった高校のすぐ近くで土砂崩れが起きて、校舎が倒壊したらしい。15人はそこから一番近いところにあった、船で30分の小さな島にあるこの高校に通う羽目になったそうだ。かわいそうに。転校生15人は、その慣れない環境に緊張……するはずもなかった。昨日までの穏やかな生活が嘘のように、喧騒に包まれた教室。俺の教室を、俺の居場所を、返してくれないか……?
教室では静かであるべきか、にぎやかであるべきか。それともにぎやかな教室を静かに眺めているべきか。
うみつき
『髪と縁』
またフラれた。これで何回目なんだろう。付き合ってみるたびに、「なんか思ってたのと違うわ」って言われる。いやいや、思ってたのと違うところを受け入れられるのが「好き」ってもんじゃないの?いや、愚痴なんか言っててもしょうがないけどさ。私は失恋した時、必ず髪を切ると決めている。他人の。普段は別の仕事をしているけど、フラれた次の日は実家の美容院の手伝いをする。別にこの仕事が好きってわけじゃないけど。自分以外の誰かのためにハサミを持つのが、なんか落ち着くというか。
その日店にやってきたのは、私をフった男だった。殺してやろうかな、これで。
統括のフォーニャー
『liebrary』
「はい。どうされましたか?看板?あぁいえ、これであってますよ。この図書館に置いてある本は、全部嘘なんです。この世界で生まれたすべての嘘が、ここに集められるんです。ですから、あなたがついた嘘もあれば、あなたがつかれた嘘もありますよ。あ、面白いですか。それはそれは、ありがとうございます。はい。またぜひどうぞ」そうして客を見送った女は、ついさっき新しく生まれた本を手に取る。「そっか、面白くないか」
嘘が分かるということは、本当が分かるということ。そこに計り知れぬ苦悩があるということは、嘘じゃない。
緒田舞里
『0で割るということ』
よっ。元気?こっちは元気だよ。ちゃんとご飯も食べてるし。大丈夫。……仕事?あぁ、うん。楽しいよ、ちゃんと。あぁ、ほら、最近さ、ちょうどクリスマスに向けての準備とか始まっててさ、この時期って夜にパフォーマンスの練習入ったりするじゃん?それがちょっと大変ってだけ。でも、私ってそういうの好き、だしさ。多分。あ、ごめんね、こっちばっかり話して。そっちはどう?……なんてね。
二宮はそう独り言を呟きながら、右側に供えた花のバランスを整えた。
白
『ニッポンのこれから審議会』
説明しよう!ニッポンのこれから審議会とは、ニッポンのこれからについて審議する会のことである!発足後初の会議となる今回の議題は、「ニッポンにとって不要なモノ」 つまりはニッポンが削るべき要素を洗いざらい洗い出すということになる!年賀状?節分??お盆???ニッポンには今や企業が儲かることしか考えていないような形骸化した文化が山ほどあるではないか!いつまでこんなの残してるんだ!消せ!!しかし、そんな議論の流れに静かに異議を唱える男がいた……。
だんだんとアツくなっていくぶらんの演技にご注目ください。
岡崎仁美
『カヌレ』
おかしい。利用客が減少の一途を辿る小さな駅構内にある、小さなケーキ屋さん。今までいろんなケーキを売っていたのに。今ではショーケースの中は、一面濃い茶色。カヌレしか売っていないじゃないか。奇妙な品揃えを覗いていたら、店の奥から出てきた女性店員に話しかけられた。「こんにちは!カヌレはいかがですか!?」
コイツはカヌレしか食わない。コイツはカヌレしか売らない。利用客が減り、カヌレが増える。これは一体何を意味しているのか。新感覚カヌレホラー公演。逃げろ。
雨々単元気
『にじいろアジト』
大阪の南の北の方。そのさびれた倉庫では、夜な夜な5人の学生が身を寄せ合っていた。各々の事情により、学校に通うことを諦めている彼らには、共通する一つの目的があった。「この世には、やけに綺麗な虹ってもんがあるらしい。それが見たい。」
セカイ系のお話にしたいです。彼らが虹を見たことが無いのは、彼らが昼間に外に出ないからではなく、地球外生命体が地球を黒い幕で覆い隠して、宇宙から隠蔽しようとしているからなんですね。まさに黒幕。まぁ確かに地球ってずいぶん異質な惑星ですし、宇宙にとっては無い方が都合がいいのかも知れません。ちなみにこの公演の愛称は「ニジアジ」。
舞原の絞り滓
『大器晩声』
ある公園で開催された大声大会。その喧騒に怒り、近所に住むおじさんが怒鳴り込んで来た。……いやコイツが優勝じゃんか。(『大声大会』) 「あの、すみません。キッズメニューの裏の間違い探しってなくなったんですか?」「はい。その代わりといってはなんですが、この店の中には、既に10個の間違いがございます」(『間違いなく間違い』) 訪問販売で契約したタイムマシンがパチモンだった。「夕仏マシン」だった。時間は夕方限定、場所は仏や大仏の目の前にしかいけないらしい。……じゃあ、修学旅行のあの日を、もう一度だけ。(『驚麗』)
などなど、全7編のショートストーリーからなるオムニバス公演。そのうちいくつかは、まほろさんに演出してもらいたいです。
じゃがりーた三世
『何点かお伝えしたいことがございます』
ある山奥の宿泊施設で、人が死んだ。死体の様子から見るに、他殺であることは間違いなさ���うだ。この施設から人が出入りした形跡も無いため、ここにいる6人のうちの誰かが、コイツを殺した。「とりあえず電話で警察を呼ばないか!?」そう言い出した男に対して、周りは呼びかけた。「忘れたのかお前!この施設では、携帯電話などの音や光の出る機器類は、必ず電源から切らないといけないじゃないか!」……じゃあ、このカメラで証拠の写真を、いや、許可のない撮影録音は禁止か。……もうこんなところにいられるか!俺は抜けさせてもらうぞ!え?途中休憩はございません?そんなことしらねぇよ!俺は出ていくからな!?……係の者がいないから、出られない。
前説で語られたルールが、全て適応されている空間で起こる推理合戦。ところで、上演時間は60分ということは、それってつまり……
オーム
『非常に新車』
とある交差点で車両同士の接触事故が起きた。畜生、この後マスコミに向けたプレゼンがあるってのに、どうしてこんなときに……。
仕方なく車の外へ出ると、相手の運転手は私の顔を見るなりこう言った。「あれ、ZESSANの岩本社長ですよね!?え、すご!私ずっとZESSANのクルマのファンなんですよ!今日もほら、先日発売されたばっかりのやつ乗ってるんです!すごいっすよねこれ、自動運転機能も充実してて!ハンドルから手離してても余裕で運転できてましたもん、さっきまで」
絶対にバレてはいけない事故。どうにかマルク収めなければ。
テキストを入力
『いまどうしてる?』
背が高いその男は、公園のど真ん中にある、さらに背の高い街頭の下に立っている。その公園にやってくる人は皆、紙にデカデカと自分の近況を書き、背の高い男に渡していく。男はその紙を体のいたるところに貼り付けて、ただずっとその場に立ち続ける。公園には、ただ人が書いた紙を見にくるだけの人もいれば、紙越しに喧嘩をしている人もいる。背の高い男はそれを見て、何を思うのか。
キャスパ曲というか、エンディング曲には、ゲスの極み乙女の「灰になるまで」を使いたいです。(ツイ)廃ではないです。
縦縞コリー
『優しすぎた男』
理不尽に呑まれ、後悔に苛まれ、そんな優しさが誉。しかし彼は優しすぎた。完成間近のレポートのデータを友人に消されても怒れないし、飲み会の参加費を1人だけ二重に請求されていることに気がついても指摘できない。いや、それは優しさというか、弱さなのではないか……?
キャスパには、トリプルファイヤーというバンドの「次やったら殴る」という曲を使います。舞台上でふにゃふにゃしたこりちゃんを観ましょう。
大福小餅
『a hole new world』
ざく。ざく。まだ掘った方がいいかな。ざく。ざく。もうちょっと深い方がいいかな。ざく。ざく。ま、こんなもんか。よし。……あれ、これ私が穴の中入っちゃったら、誰が私を埋めるんだ?あ、ちょうどいいところに人が。すみませーん、私を埋めてくれませんか?
埋まりたい人と通りすがりの人の二人芝居。普段あんまりネガ���ィブなことを言っているイメージがないこふくが、ものすごくブルーな気持ちの役をやっているのを観たい。
叶イブ
『世迷言病』
「こんにちは」「あ゛ぁ゛!?こんにちは!!」「えっと、今日はどこが悪くていらしたんですか?」「見りゃ分かるだろ!!口だよ!!」「……口?何か口内炎みたいなできものがありますか?それとも痛みが」「ちげぇよバカ医者がよ!!そのまんまの意味だっつーの!!先週末くらいから口が悪くなってんの!!」
「よまいごとやまい」と読みます。高圧的なキャラ、似合う気がします。病が完治した後とのギャップがメロい。多分。
はぜちかきつ
『喫茶・愛のペガサス』
「本格中華やめました」 亡き父親が経営していた喫茶店をいやいや継ぐことになった男は、とりあえず中華料理の販売を停止した。どうせなら店の名前も自分好みに変えたかったけど、常連の客からの反対の声も大きく、仕方なくこのままにしている。そもそも駅から少し離れていて、人が多くないような街の喫茶店なので、お客さんのイリはまばら。まぁ、ワンオペでも全然回るし、むしろ空きの時間で趣味の小説を書けているくらいだから、これはこれでいい生き方なのかもしれない。……その日、見慣れない客がやってきた。オーバーサイズの服を着た、ショートカットの女の子。
優しくて大きい(器が、という意味)ハゼは、喫茶店オーナーとか似合いそうです。
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いのち、ばんざい。

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いのち、ばんざい。
作家名:和田聡文 会期:2023年7月27日(木)~8月20日(日) 時間:16:00-22:00 休廊日:7月31日(月)、8月7日(月)、12日(土)~16日(水) 料金:入場無料 場所:IAF SHOP* 福岡市中央区薬院3-7-19 2F TEL:090-5475-5326(佐藤) http://iafshop.tumblr.com/
=================== 本展に関する4つの動画がyoutubeにて公開されています。
いのち、ばんざい。 https://www.youtube.com/watch?v=A6Nv8syTENs
プランクトンダンス https://www.youtube.com/watch?v=ZyDdtBkHNnk
よるのかんだた うっすらと排除される「おっさん」という属性について https://www.youtube.com/watch?v=V5GnpN0LLtU
louper digger looper https://www.youtube.com/watch?v=lFFif7LwFtw ===================

色々、五月蠅いね。
だけど、あたしは、
ポリネシアの血族。海に浮かぶ島々の者。
8人産んでも2子しか生きて残せなかった祖霊の末の子。
だけど、あたしは、
一度は魔法使いになり、
高校卒業13年目にして、
やっとこさ同級生の妻と再会し、
今は青年の一人の息子の親になった、
「うっすら嫌われる中高年のおっさん」。
だからこそ、あたしはブリジット・バルドーの側に立つよ。
あたしは、どうせ「色々分かっていないおっさん」だから、
おっさん臭いことしか思い付かないし。
ならば、いっそ、「おっさん臭さ」を引き受けて、
すごくベタに「天」と「人」と「地」のお話しをする。
「いのち、ばんざい。」

■ 天(伴天連さんの話):
「挑戦」って言葉を知ってるかい?
この島国と伴天連(バテレン)の話だよ。
最初の「挑戦」は戦国時代。「第一次挑戦」ってやつさ。
大海原を渡ってやって来たんだ。揉み手、摺り足、赤ら顔で。
でも、銃器の販売やら、人身売買やら、
伴天連同士のもめ事やら、色々あって、
お前ら、帰れって、叩き返しちゃった。
次の「挑戦」は幕末から維新。「第二次挑戦」ってやつさ。
真っ黒い船に乗って、煙モクモク、やって来たんだ。
漢字やめれ、アップデートしろ、神社、仏像打ち壊せとか、
色々やり過ぎて、嫌われて。案外、不人気。
パァとはしなかったね。
「俺らも案外とすげえ」とか逆に調子に乗られちゃうし。
近々の「挑戦」は大戦直後。「第三次挑戦」ってやつさ。
美しい、大きな銀色の飛行機でやって来た彼は、
コーンパイプをぷかぷか。
欧米様にはかなわねぇ。マッカーサー格好良いとか。
伴天連さん達、大チャンス。
天皇さんに聖書の講義したり、農業国に変えちゃうぞ、とか、
亜米利加さん、大盛り上がり。
でも、まあ、隣の半島やら、東の側やら、
ゴタゴタ、ピカピカ、どかんどかんで、
余裕無くなって、締め付け中途半端。
で、この島国のアップデート人口は1%程度。
しょぼいかぎり。
で、今。
「次にファシズムがやってくるとき、
彼らは、「反ファシズム」を掲げてやってくるだろう。」
と、「ディミトロフなんとか」が言ったとか何とか言うけど、
四回目の「挑戦」は、どんな顔をして来るのかな?
もう来てるのかしらん?
「ソドムの街を火と硫黄で焼き払う」の、逆で来るのかな?
「産めよ、増えよ、地に満ちよ。」の、逆で来るのかな?
「天父神」、「長兄たる救世主」の、逆で来るのかな?
虹の橋を渡って来るのかな?「第四次挑戦」ってやつが。
ブロガー納言と、レディコミ式部と、
元祖バ美肉おじさん紀貫之と、古典BL信玄公と、
カルーセルと、明宏と、ピーターと、
おすぎとピーコと、デラックスと、マングローブと、
天宇受賣命と、阿国と、弥次喜多��、
全裸監督、村西とおると、
エロ屋/小説家/ニュースアンカー、紗倉まなと、
オスカルと、ジルベールと、
バンコランとひばりくんのこの島に。
また、来るのかな?
生まれて、まぐわって、子らにつなげる
我らの原罪を問うために。
でも、また来ても言い返すよ。あたしは。
あたしは、人間だし、生きてるし、おっさんだから。
「いのち、ばんざい。」

■ 人(カンダタさんの話):
「カンダタ」のお話って、知ってる?
お馬ぱかぱか、愛馬の「カンタカ」君じゃないよ。
芥川龍之介くん初めての児童文学
「蜘蛛の糸」のあいつだよ。
地獄と極楽の間で宙ぶらりんのお友達。
でもさあ、この話、なんか変。
違和感マシマシ。
この話の「釈迦さん」、なんか上から目線。
切羽詰まって、焦って、失敗しちゃったカンダタさんに対し、
「浅ましい」とか「ヤレヤレ愚民は。。。」感、丸出し。
しょうがないじゃん。カンダタさんは。
生まれからして元々余裕なんかないんだし。
「糸切れちゃう!登ってこないでー!」とか、
そりゃー、言いたくなるよ。安全問題だし。
なのに、何、その、ちょっと一本釣りうまく行かなかったら、
飽きちゃって、テキトーに放り出しちゃう、投げやり感。
お腹空かせた虎さんに、我が身ぽーんと投げ出す、
釈迦牟尼本来のキャラじゃないよね。。。
大体、自分は涼しい顔して、快適な場所に居て、
面白そうな奴だけ、一本釣りとか、
衆生を救おうって気概が無いよね。
福祉事業をなめてんの?
現場に飛び込んで行って、問題解決せんのかーい!
我が身ポーンと行かんかーい!!
大体、カンダタ以外の奴らは���んな、
亡者、すなわち、アウトオブ眼中。
目覚めて、アップデートした奴にだけ、
極楽から「救済」の手を差しのべるとか、
キリスト教終末論の「携挙(けいきょ)」かよ。
救ってやるのは伴天連だけで、
ハルマゲドンで亡者/異教徒は一掃かよ。
「選民思想」臭え。
手に似合わない「水掻き」なんかを付けてでも、
なんとかして、なんとかして、漏らさず衆生を救おうってな、
大乗レスキュー「阿弥陀如来」の気概はどこ行った?
で、さあ。
このへんちくりんな違和感の話を妻にしたら、
理系にして日本文学オタクの我が妻も、
「あたしもヘンだと思ってた」とのこと。
でね。。。調べてみたの。ちょっとググって、wikiにて。
そしたらさぁー。パクリだって。
ドイツ生まれアメリカ籍の作家ポール・ケーラスの著作
『カルマ』収録の「The Spider-Web」が元ネタだって。
タイトルまんまじゃん。。。。しかも、この『カルマ』、
「本場モンの仏教説話を紹介」ってな本なんだけど、
「The Spider-Web」については「創作」だって。
本物に創作混ぜ混ぜ、仏教説話の捏造じゃん。
パクリとか知らんかったわー。龍之介やらかすなー。
バチモンの仏教説話とか知らんかったわー。
ポール、やらかしおったなー。
そりゃー。「ヘン」だわな。釈迦のキャラじゃないわなー。
仏じゃないじゃん。偽仏じゃん。仏罰モンだわー。
「自分ばかり地獄からぬけ出そうとするとか、
無慈悲だわー。浅間しいわー。」とか、
「蓮の華の何とも云えない好い匂い」の
爽やかな極楽の風に吹かれて、のほほんしてる
偽仏のてめぇこそ、文句言える立場??
「どうでも良いわー。平等に地獄に落ちればー。」
とか、なにその「タワマン文学」。
「瞑想」じゃなくて、「マインドフルネス」、
「ヨガ」じゃなくて、「ピラティス」とか、
言い出すんじゃないの?
あらまー!「カッコイイ消費者」ですことっ!!
「丁寧な暮らし」ねっっ!!!
美しい、大きな銀色の摩天楼から見下ろしてる
虚業の小金持ちみたい。
カンダタ君もさあ、
タワマン野郎に「いいね!」とか声かけられて、
「一歩抜け出すチャンス!!」とか
調子に乗るの止めようよ。。
良いことないって。。
あいつらさあ、ペットか番犬探しているだけだから。
カワイソウな順か、カワイイ順に声掛けてるだけだから。
カワイソウな奴に餌やると「徳」を積めるし。
「徳」=「信用」=「クレジット」=「通貨」だから、
儲かんのよ。「カワイソウなペット」を飼うと。
大体、地獄って、年季を勤め上げると、
生前よりちょっとは良いステージに行けるし��
学校みたいなもんじゃん。
周りにいる奴らもカンダタ君と似たようなもんで、
みんな生前、色々苦労してるし、
タワマン野郎よりずっと共感できるじゃん。
鬼だって学校の先生みたいなもんで、
死なないように注意して、君を鍛えてくれてるだけで、
ちゃんと良く見てくれてんじゃん、君のこと。
ウエメセのタワマン野郎よりずっと。
ヘンな上昇志向に捕らわれて、痛い目見るより、
実直に自分の手で、地に足付いたコトをしようよ。
そうだ。友達を作りなよ。愛する人を作りな。
出来たら家族になって、子供を育てなよ。
老いて子供がもう無理なら、若い者を応援しなよ。
虚業で浮いてるタワマンの偽仏よりずっと良いよ。
地に足を付けて生きるってことだよ。
だから、「ぢごく」で結構。大「地」の「極」み。
だから、おっちゃんは叫ぶよ。
「いのち、ばんざい。」

■ 地(生き物の話):
やあ、こんにちわ。僕らの名前は「オピストコンタ」。
「尻尾が後ろ」って意味だよ。
人間の精子みたいな形なんだ。
キノコとか、ツボカビとかの菌類と、
人間とか、魚やミミズ、トンボなんかの多細胞の動物を
ザックリ含んだフレンズさ。
襟鞭毛虫なんかのちっこい奴らも僕らの仲間さ。
世の中、僕ら「オピストコンタ」だけじゃなくって、
色んなフレンズがいるよ。
土の中にも、蓮のお池の中にも、地べたの上にも。
「真核生物」に限っても色々いるよ。
「オピストコンタ」の兄弟分「アメーバ動物」
草花や樹木とかを含むフレンズの「アーケプラスチダ」
昆布とか珪藻とかのフレンズの「ストラメノパイル」
ゾウリムシとかのお友達「アルベオラータ」
有孔虫、放散虫のフレンズ「リザリア」
ミドリムシとか光合成する奴もいる「エクス��バータ」
「クリプト植物」とか「ハプト植物」とか「太陽虫」
「真核」じゃなくて、「原核」だけど、細菌も色々。
シアノバクテリア(藍藻)とかを含むフレンズ。
美しい、大きな銀色の鏡胴を持つ顕微鏡で、
小さな水滴に閉じ込められた彼らを、上から覗き込むと、
色んなフレンズが、わちゃわちゃ、わちゃわちゃ、してて、
本当に、本当に、面白いよ。例えば、
放置しちゃった植木鉢の雑草の中。
劣化したプランターの壁面。
ジメジメ湿った苔の上。
蓮のお池の水の中。
只の水溜まり。
蟻の行列。
蝸牛。
藻。
蝶や蛾。
ダンゴ虫。
マルトビムシ。
苔の子実体の森の中。
くるくる回るミズヒラタムシ。
慌てて席取りをするクラミドモナス。
巨大なミジンコの屍骸を喰らう原生動物。
ほとんどが単細胞で、小さくて、単純なはずの生き物が、
くるくる踊ったり、パクパク食べたり、
ぶつかってビックリしたり、キョロキョロあちこち覗き込んだり、
居場所を見つけたり、喧嘩したり、慌てて逃げまどったり。
多細胞生物ではなく、ただの「群体」に過ぎないのに、
喧嘩せずにお互いしっかり体をつないで、
くるくるくるくる泳ぐ、ヒゲマワリ(ボルボックス)やシヌラ。
動物じゃないと思っていたら、
意外とクネクネ、クルクル、活発に動く、シアノバクテリア。
小舟みたいに、スイスイ走り回る、小さな小さな珪藻たち。
独立した多細胞生物のはずなのに、
まるで一個の生き物のように合体してしまうイトヒメウズムシ。
それに、なにより面白いのは、
ご先祖の「古細菌」から、ずっと昔に枝分かれして、
お互い全然違う見た目や、違う生き方をしている
遠く離れたフレンズたちのはずなのに、
みんな、みんな、わちゃわちゃ、わちゃわちゃ、わちゃわちゃ、
ぶつかり合ったり、喧嘩したり、身を寄せ合ったり、協力したり、
まぐわり、接合して、次世代を作ったりすること。
知ってる?生物の世界において、
「成体(アダルト)」とは、「生殖可能となった個体」という意味。
子供を作るのが「おとな」なのさ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちょっと違う話をするよ。「シン・ウルトラマン」って映画の話。
その映画の中で、ウルトラマンは、頭の先からつま先まで、
均質な物体で出来た、微細構造を持たない完全体とされる。
「一にして全、全にして一」な完全な個体。ほぼ神。
当然、マンガ「はたらく細胞」みたいに
わちゃわちゃ、わちゃわちゃ、協力し合う、
たくさんの細胞を持つ「多細胞生物」ではない。
理念、思想の固まり、孤高で単一の「思念体」。
外宇宙から来た、美しい、大きな銀色の飛行体。
よって、本質的に「個と個の(細胞)間の協力」は、
その身体自身に内在せず、
「バディー(仲間)」の意味がまったく分からない。
(映画では、故郷は「光の星」。国家は無い。)
(彼は人類と同種のものから進化した存在。)
彼は弥勒菩薩の様に完全な美(統一感)の化身だが、
無関係の子供を助けて死んだ男のことが分からない。
進化の最果てに居る彼には、「仲間」の意味が思い出せない。
遠い未来に来迎する弥勒菩薩の様なポーズをとって、
死んだ男の姿を掌に、森の中で悩み続ける。
覚えていたが、今は忘却した何かを思い出そうとして。
強くて、全知で、大きくて、けれど孤高のウルトラマンには、
起動してしまったゼットンを止める術が分からない。
なのに、弱くて、無知で、小さくて、愚かな人間たちは、
ぶつかり合ったり、協力したり、怒ったり、信じあったり、
ドキドキしたり、お尻パンパン気合を入れたり、
わちゃわちゃ、わちゃわちゃ、わちゃわちゃ、
ゼットンを止める解決策を見つけ出す。
上から目線の外星人たちには出来なかったことを、
小さな「はたらく細胞」みたいな人間たちが成し遂げる。
VRゴーグルを付けての独り言、虚空に手をブンブン、
滑稽で、とっても格好悪いけれど。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ずっとずっと昔に進化の枝分かれをする前から、その後も、
地べたに這いつくばって生きる「いのち」の本質は、
わちゃわちゃ、わちゃわちゃ、わちゃわちゃ、
ぶつかり合ったり、喧嘩したり、食べ合ったり、
身を寄せ合ったり、協力したり、
まぐわって、子供を作ったり、育てたりしながら、
「なんとか必死に次につなげ続けること」なんだろう。
人間も明確に動物だし、生き物だし、「いのち」。
だから、おっさんは、勇気を出して、ベタなこと言うよ。
わたしは、一人の息子の父親だから。
ショーペンハウアーとか、シオランとか、ベネターとか、
そんな馬鹿どもの言うこと知るか。五月蠅い。
「いのち、ばんざい。」
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今日はあいにくの雨模様ですが、初夏の気持のいい天気の日は家の用事があって忙しくても、ほんの少しだけ時間を作って散歩するようにしています。緑道で季節の花や蝶々やてんとう虫を見かけたりすると、すぐにリフレッシュすることができます。ゴールデンウィーク中は藤の花で有名なフラワーパークに行ったり、先週はまだ行っていなかったバラ園や睡蓮池を訪れました。
我が家の小さなベランダガーデンも花盛りです。去年は花をあまりつけなかった白いつる薔薇も溢れんばかりに可憐な花をつけていますし、挿し木から育てている黄色い薔薇も立派に成長し、ブーケ状になったゴージャスな花をつけています。オリーブの枝にも小さな可愛い白い花がびっしりと咲いていますし、その隣でメダカの赤ちゃんも次々に生まれています。

ベランダだけでなく、室内でもたくさんの観葉植物に囲まれています。100円ショップで買ったパキラは大きな樹に育っていますし、サボテンたち、コーヒーの木、多肉植物たち、名前がわからないその他の植物たちも窓際やサイドテーブルの上に並んでいます。自然を観察していると癒され、励まされ、驚かされます。生きよう、大きくなろう、輝こう、という強い意志と底力、無限の可能性が秘められているのを感じます。
手付かずの自然も素晴らしいですが、私たちが歩み寄り、心を込めて育てたり、愛しんだり、そこから学ぼうとすると、自然はそれに応え、それ相当のご褒美を与えてくれるような気がします。同時に自分の内側にもある自然の姿に気づき、周りと調和し、呼応し、繋がり、活気づくのを実感できます。
植物やメダカを育てる楽しみの一つに、予測がつかないことがあります。同じ時間に同じ量の水や餌をあげても、毎年同じような成長が期待できるかといえば、そうではありません。去年より小さな花を咲かせたり、全く花をつけなかったり、原因不明でメダカが死んでしまうこともあります。試行錯誤しながらベストを尽くして成長を見守り続けること、どんな結果であろうとその時にできることに集中しながら希望を失わないこと。それは魂の成長過程にも似ているかもしれません。霊性開花も予測不能でマニュアル通りにいかないものです。「こうしたら、こうなる」という法則は通用しませんし、予測不能だからこそやってみる価値があり、そこに楽しさや奥深さがあります。
私たちの脳は物事を常に整理し、分析し、理解し、結論づけようとします。本屋やネット上に並ぶハウツーやマニュアルを見ても、私たちが何かの法則や因果関係を常に求め、コスパやタイパを重要視し、ノウハウを身につける術を求めているのに応えています。それに対して、「事実や理由を性急に求めず、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいられる能力」があります。それを、『ネガティブ・ケイパビリティ』と呼ぶそうです。その能力が生み出したのが、芸術や信仰と呼ばれるものです。
古来からさまざまな事象を理解しようとした人々が、その過程で苦しみ、悩み、困難の中から一筋の光を求め、それに近づこうとする努力と信念が芸術や信仰へと昇華しました。私がサイトにアウェアネス&アートというサブ・タイトルをつけているのは、この2つが同義語だと思うからです。
来週から私が担当する夏学期のアウェアネスzoomクラスが始まります。太陽の恵みや活力に溢れた今学期も、一緒に自分の本当の完璧な姿に気づき、その光に触れながら霊性開花を学びませんか?皆さまのご参加をお待ちしています!
クラスの詳細及びお申し込みはこちらのページからどうぞ。
継続受講の方は直接ショップからお申し込みください。
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アウェアネス・ベーシック後期 Zoomクラス
このクラスは、2025年春学期以前のベーシック前期クラスを受講された方のみ、ご受講いただけます。
土曜日:19:00~21:00 日程:5/24、6/7、6/21、7/5、7/19
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アウェアネス・ベーシック通信クラス
開催日程:全6回 お申し込み締め切り:5/14
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アウェアネス・オールレベルZoomクラス
火曜日:19:00~21:00 日程:5/27、6/10、6/24、7/8、7/22
木曜日:10:00〜12:00 日程:5/22、6/5、6/19、7/3、7/17
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アウェアネス・マスターZoom クラス
月曜日:19:00〜21:00 日程:5/19、6/2、6/16、6/30、7/14
火曜日:19:00〜21:00 日程:5/20、6/3、6/17、7/1、7/15
金曜日:19:00〜21:00 日程:5/23、6/6、6/20、7/4、7/18
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サイキックアートZoomクラス
日曜日:17:00~19:00 日程:5/25、6/8、6/22、7/6、7/20
水曜日:16:00~18:00 日程:5/21、6/4、6/18、7/2、7/16
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インナージャーニー 〜瞑想と内観〜 Zoomクラス
木曜日:19:00~20:00 日程:5/22、6/5、6/19、7/3、7/17
土曜日:13:00~14:00 日程:5/24、6/7、6/21、7/5、7/19
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マントラ入門 Zoomクラス
金曜日:10:00~12:00 日程:5/30、6/13、6/27、7/11、7/25
土曜日:13:00~15:00 日程:5/31、6/14、6/28、7/12、7/26
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トランスZoomクラス
木曜日:10:00~12:00 日程:5/29、6/12、6/26、7/10、7/24
土曜日:19:00~21:00 日程:5/31、6/14、6/28、7/12、7/26
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サンスクリット・般若心経 Zoomクラス
水曜日:19:00~21:00 日程:5/21、6/4、6/18、7/2、7/16
金曜日:10:00~12:00 日程:5/24、6/7、6/21、7/5、7/19
ドロップイン・ナイト
5月29日(木)19:00〜20:00 会員限定・参加費2,500円
7月24日(木)19:00〜20:00 会員限定・参加費2,500円
内容:指導霊(スピリット・ガイド)のサイキックアート
詳細とお申し込みはこちらからどうぞ。
過去の開催の様子はこちらからご覧ください。
・・・・・
サンデー・サービス(日曜 12:30〜14:00)詳細はこちらから。
5月25日(日)12:30〜14:00 担当:森+神塔ミディアム
6月15日(日)12:30〜14:00 担当:森+松山ミディアム
7月13日(日)12:30〜14:00 担当:森+恵子ミディアム
ご参加は無料ですが、一口500円からの寄付金をお願いしています。
5月〜7月へのご参加は全て以下のリンクよりどうぞ。
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nostomania(懐郷病)
(自分は必死に必死に必要なことだからと堪える 、)衝撃を背景にして(耐えるけれども同時に 今)すこしとぎれた ヒトが憂げにあまる一話一句を。 狭い砂時計の護岸を彷徨う住人にとっては差し支えないが、かきまわした引き出しに、血肉・糞便、しおれた茎だけが イデアを写している 忌諱を、それら忘却の端材に記憶を添付したオンナのすがたとは、いつぞやに散らばる海水の杯で、 小説のtitleと 忘れちまった、 祈りか? エリカ。 これらつとに発酵するCRACKでDRUGでして。これだけは半ば、仮面に埋もれた巨大な機械の断片がある。視して、住み荒らされた位置は投射され あらゆるほこりと錆で覆われている、どの一部も触れば魔術的で。多くの繊維は弁で囲われてみせる。春とは。ひとくくりの新種の街路樹は青臭い風が強くてややこしい。地に群がっているこれがいびつな翌週などと、まるで残すだけの蒸気が「はかりごと」にたとえちかくみえるやもしれません わたしは 尽きた いのりを主体として ガラス向こうは明滅する/daydream. けれどはき捨てた足跡がまるごと波にさらわれて階層が閉じられた己に赫きあり、鉄と石の合間に。――回帰とはかつては祖を制御していたのだろうか。 力強く生え出た植物がちらほらと観える。同じく一部は(……まだか?)可能性により反響を固定し、わずかに靡かせる。と、罪にはならない。この炎の揺らぎは穏やかな縁で浮かぶ自我に境界を告げる 考古学者たちは手で慎重に土を払い 耳を劈く喘鳴で無機質に働く、 立する遺物を覗き込む 錯覚の歯車と戦慄の配管で体を成した路地裏の意図が絡み合い。ほそくゆるく、いつからか放置され(彼女とは。そのうちに途切た彼とは)おもいのほかほこりでくすんでいるだけかもしれないね――
〝では、では幻灯機スライドの君とご堪能あれ〟
市・昴の配置が具体的にはみ出ないように魚群の列を敷く、無気力なデザインにプロペラが波打つ施術は光にもろく墨は漂い、風紋を含んだ じれったい空。ほんとうとは、しろく、ありのままに撚ってできた ささくれの雲。それぞれ、あるくたびに/浮いたり沈んだり(その気配だ。) なによりも――ようこそ「ノ肚へ。」 ほのかな機械音がこのユウガタ。舌の先に広がり口内にひそかに残る。繊細な夢の元で。ただ欺こうとする脊髄を通る定刻発車に、身得ない時間と言い淀んで、わぁと乗る。 なんどもなんども醒めないなか、 過ぎ去りし飛空船から。 複雑な秩序が質感を保ちながらも混在したパラレルにどこへ開こうが 〈とこしえ、なんて 似ている、一瞬だ〉 けれど未だ会話を遮っては、風が白痴を生じさせるから。プライドが腐乱した装置たちが 囁くばかりに、息巻いているのだから じきに煉瓦を粗く轢いた足元はぶかぶかする。そこは古いオイルが燃えているような匂い。苔の隙間からは小さな花がひっそりと顔を出して ああ一斉に湿り気を漂わせて、陰々とした背を照らすたびにぐらぐらと錯覚する。 そして印画に立ち並んだ露点の一角をゆずると、だめね。ボロい鉄のオブジェは『大地の表面を自然にもつ〝視覚的な、幾何学的な〟亡霊に支配され。』おぼえがきは光重たくも浮し、時はそっと酔わせる味気なさと風化し……殆どはうららかな破損と癒えるでしょう 機にしてうつつ、赤い自転車は微細な粒子をキラキラとときめかせ、静かに進行し風を切ることはできるとおもうのに。存在を操作されたあらゆる受け皿は、前かがみに右に左に沈んだ紙一重を握って。澄んだ外気と埋め尽くす無数の星座をかぞえ 背をただせば、ただそこで萌して暮れ。錆びた雨上がりの、ウソい蛍の羨望に、ときに舞い流されいってしまう 「 飽き――秋――空き。 ともに誰かの夏の終わりが、」 ギアの軋む訛りに―― /放浪する旅にいくども中る 説明のつかない銀の陽気にただ降れる。それだと己が祀られた小さな祭壇すら浮き草のようで、わかっていて? 元の通りに研磨して縫ったくらしも馴染んではハリがあるくらいに。名残惜しい周波数は、酷くぶつかって。なにか御辞儀ばかり押し留めてみても、あなた、幇助にもあらわな錠をくたくたと溶かし込むだけ しらじらと軸が嗅覚に染みていて。わたしに欠けた部分をそっとなぞるから。ねえ、自然モノクロなオアシスで。大きな手で、葉を落とす無数の丸みをおもい、砕かれた意思のような、眠っていた誰かを呼び覚ますけれど。冷淡な旅愁が情けない姿で哭いた。汀にいき このさい 息を殺してやれ。 どうかどうか灯された重みは21グラムとして。『珊瑚の有機体』といった形状はふくらんでいきました。弔いをもって若草が栄え、好天を裂く月のカケラが折れるとき。くすんだ金色の光を放っている。つめたくにぶい感触が手の平に残る。 夢のまた夢だ ――きまぐれに培養された真珠骸は切になると憶はタイルに壁に運命を感じるよう、もはやどこにも属することなくすり抜けてしまった街全体が、精密にかみ合う刃車ながら、もう真っ黒な蝿が砂を盛る。 義眼を帯びた命令だけが象徴の、記憶のかたまった語彙ばかりが真っ白な蟻と毒を酌む。わずかな隙だらけの山積みに堆く。べた一面、一体となって動いていた。 填めだしのパイプから街の動脈のようにくすみ、油まみれで、わらわせる(遠くからこだまを返している)黙黙と、縛する蒸気は、周囲に形を与え、皓い煙が一瞬にして空気中に身を隠し、色彩が消えていくだけ。 そうね、このような場所はもっともあおむきで、あらわれるまえに駆けだしてしまう歩調がもう植物の葉脈を移しているかのように、必然。予兆として残響しいくらか振動する。稀。長年の風雨にさらされては。どう手を伸ばせば深部で錆びついた約束など破れ、おきる夢の奥での なおさら 執拗な痛みを直に受けとめながら、首をひねるばかりして。そのリアルな急所に沿って、無言の空想ばかりで自分を苛んでは踏みしだくたびに、(心にも無い。)胸をえぐるけれど ささやかでも。 やはり道連れの縮図であり憐れな所作であるから つまらないこと。 そらのかなたに軽やかに塗り潰すように、濃藍。あさましい一帯ほど装飾だから、焦燥の明るみは開眼で独り儚し。そうして―― (あいつさぁ『鯨骨生物群集』) ――いや、ならみな、わたつみの右側の中心から大事なところへ。血脈は随時張り巡らされた檻、こんなにもおおきく天上へループされていた ケダモノのやることだ もうだいぶ印象と補修した側道は、また、なんといっただろう。くちびるをひらく、と海上は一筋の黒の螺旋やパターンが組み混まれくずれました。盛りをすぎた陽炎に没し、不可視な地脈、透かしホオズキに中って、まんまるな実ばかりをくしゅりと潰した、落日をおもいだす 抽象画の傷は浅くて 「やさしいひと。」です うなずいて。ねえ、アレは掬い上げたつま先、から〈最果て〉まえは、なぜか違えていて。のちほど音のない交渉が解けはじめた あわいにおいて。なんだか。浮かぬ顔、そのときから羽車に未来にはなかった。仕方なく(こんなものが)ふりむいた感覚は薄明光線とすでに独り立ち、(怠け者ほど)烟り翳もまた湿気り固くなる。 怯えては 目を瞑る。 (初日~いきつづける。/なりゆき。) みないように 温もりのとおくと繋がり、あきらかに炫く。 柿は憂う前に地に伏したのに? 芒はどこか意地悪で、吃音で仕切り反して。煤けた鉄路を走る蒸気駆動の列車が 甚だしく放置された無音の証言が、イタズラな感傷は水に浸らなくては征けなくて…… しんだの。 ――深く深く何層ものおもい霧がもうもうとつき纏う 『多重夢街の凩、』 はいはい それらがヒトのこと こんなぐあいに。 バカな奴だ。トビラから切り開く領域を、果てのない光がきつい雨のようごちゃごちゃっとひっつきだす最善のいのちよ。 のぞいたことはなかったの。支離滅裂のデータの結晶の構造が隠すよう多様な物質も、哭きたくなるか。複雑な電波が物としては海上は嵐を生じさせるアラーム。そう呼ばれて。 泣きたくなるの。またゆっくりと沈黙の底に気配を消し、満にして 目立たぬ窓になにを逃避してみようと、なにげなく確実に刻まれて。ゆらいでるもとに進むには、 目を閉じれば。「これはね。」 未だ朦朧としたヒトガタだけを配色し、/(なんだそうだ。)/精緻な計算や策謀の下部にちらりとあり 黒い顔をしかめながら支えられ、わけわからぬが、砂の舟 互い向かいあうように構成されています。 ほら彗星が降る夜に。 呼応した煙突から舞いあがる終末だ そう、つとめることは盛り付けられた水嵩を圧して引いてご覧。カバーは半ば拓き、拗れた『台本〈ニンフは鯨に宣る〉』人差し指を見なければ彫刻の針は止まっている。どこかむかしを喪った、彼女の影だけ複雑で、手に手をとって。わかちあうように匂わせていた ――騒音と微かな香り 舞台上とは、そういうもの だから。―― ここは中空で、潰れそうな未来の鉱物がおもしろいほど、捕獲され垂れ下がるビルのスキマを、繊細に。〝コブのついた〟形状の性ほど、もみ合う天使どもは流れ着いた姿態と呼ばれ、ぐいと鋭いヒールが おぼつかない 舗装の���にどこか決意と秘密を道連れにしながら、またぐ、勢いに任せ、這うように、成長するにつれて、 ――巻き戻した灰石と施された遺志とで切り継ぎしたもの―― すでに異形であり不規則のうちで封印された過程など、けちけちと鼓動していく。この膿腫とてまねく阿片窟。やせている、いつかどこかも混じりあい、利き手で探るよう朦朧と錯乱する信号に絞める、 くるしみの連鎖だ。 眠る秒針の砂原は折という眼鏡をかけ、まだらな僕がつまらぬ薪の先に みつめる蒼白い地平線に ぶつかるよう侵蝕され。飛び込む程 まばらな一死をなんと記そうが……ああ塗り足しと続く朱色の架け橋が莫迦みたいなツラで辿り着けない。 エリカは 対岸とあり、解錠では蜻蛉アキヅがうつろう あちこちの蛇の目を夢幻に継ぎ合わせて 曼荼羅が形成する座間で、無効では陳舎があるんだ 触れた顔料を頃あつくふかく、ムラなく緩ませるには 瑞鳥のように息を荒げている。 唯一の真実を映しだす陽射しオテントサマがただ、 大粒の装置としてたっているだけの悪意など ばからしか/夜明けの虹 つぼみが明かない華に。互い発生した部分は ひつこく余興であり、ひとごとのくせに、「きれはし」を伝え 赤錆びた炎症は糸を巡らす。表面の順序と試作葬儀の段取りにあり、虚像と現実の境界線上で根を下ろす、 たとえ、語り尽くせぬはなばなし 〈災厄――あけはなれる。〉けれども…… 2024-09-21
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【当日】ミュージカル刀剣乱舞 坂龍飛騰 観劇概略(2025年4月22日夜公演@大阪公演)
こんばんは、藤原です。掲題の件、ご報告です。想像していたよりもかなり良くて頭が沸騰して寝れないので、たんぶらにさせてください。 なお、個人の主観でのレポートでありますこと、かつラグのあるレポートであることを明示いたします。また、ネタバレなどにも配慮いたしません。防衛はご自身でお願いします。ご了承ください。
身バレ予防のため、タイムラグのあるライブレポであることをご容赦ください。第一部については、公演から半年後の2025年10月22日に公開されるように予約投稿いたします。
まず前提です。2024年年末から、何をとち狂ったのか、急にハマり出したミュージカル刀剣乱舞(以下、刀ミュ)。魅力はいろいろあると思うのですが、私的には一番魅力に感じる点を簡単にいうと「キャラクタごとの解像度の倍率を変更させてくれる」というところ。要は、原作ゲームのときには気にならなかったキャラクタが魅力的に見えてこの解釈いいな〜と思えたり、コンテンツを理解する幅を広げてくれるようなところにあるんじゃないかと感じてます。これはまた別の機会で。 ともかく、そんなとち狂った私はまずDMM.TVに登録し、真剣乱舞祭をはじめとする大型ライブを見て、世界観を理解するところから始めました。そんな中で、どうやら新作ミュージカルを公演するらしいと知り、当たるわけないと思いながら応募。まさかの当選を経て、本日参加と相成りました。
そんな状況ですので、まず通常の刀ミュ公演を見たことがない人間が初めて見る公演になったわけです。結論から申し上げますと、こんな泣くの、刀ミュ?持ってったマスクぐしゃぐしゃになったんですけど。終演後の物販列でも泣いてましたよ、私。なんか、良い意味で聞いてたんとちゃーう!となりました。 ストーリーは陸奥守と坂本龍馬を中心としたストーリーで、人の生きる意味とは何か、神様が救う意味とは何か、大きな流れの中で役割に対してどう生きるべき(生命の扱い方について)か、「きみの神様」は誰のことかと���いかけるような内容で、大枠としては「大義と正義」の話でもあったんじゃないかと思います。私は刀剣乱舞の物語は原作も含め須くフィクションであると捉えていますので、フィクションとしてみるととても良くできていたんじゃないかと考えます。実質陸奥守と坂本龍馬はW主演と言っていいほどだったんじゃないでしょうか。そのくらいストーリー的には関係性も含め厚みもあったし、出番も多かったと思います。詳細は別に書きますので、気になったところだけ箇条書きで。
陸奥守吉行
主人公。風格がやばかった、存在感えぐい。検非違使のシーンから見てもかなりほかメンツとは練度差がある感じでしょうか。ちゃらけた感じもある程度残しながら、それでもなおシリアス面の印象が強め。なんやかんや龍馬のビジネスにおけるバランサー面が強く出たのかなと思います。損得勘定、めっちゃ得意そうだったね。でも最後には人に寄り添うものであることを選ぶところが陸奥守なのよなあ。明暗難しいキャラクタだとも思うんですが、本当によく演じてくれたと思います。軽すぎず、重すぎず、決めるところは決めすぎる。説得力が強い陸奥守でした。あとライブパートで振り返るときの尻尾可愛かった。
肥前忠広
裏主人公。陸奥守が説得できなかった龍馬を説得したり、部隊長を立てながら意にそぐわない行動はしない筋の通った子。検非違使との戦闘場面では、他のメンツが圧倒されてるのに対し1人フォローに回るなど、それとなく陸奥守との息のあったプレーが目立つ。個人的にすごいと思うのは、声がとても似てるわけじゃないのに、本当に小松昌平の肥前忠広ともダブって見える。ダンス、バキバキで上手になってました。緩急つけながらスムーズに動きすぎていつでも目で追っちゃう。ギターも良い演出でした。彼が歌うとヘドバンしちゃうんですよね。
南海太郎朝尊
引っ掻き回す役割その1。冷静さと熱情が垣間見れる演技が良い。ほどよい胡散臭さ。彼は多分裏切らないし、学者筋だけど良識も弁えてるタイプ。あと、実物動いてるのを横から見ると細すぎ。大丈夫か。私2階席だったけど腕とかマジで折れそうに見えたぞ。さらに歌上手いな。いい感じで声が響く。本当その細い体からなんでその声量でるの?ってくらい声出てる。最後に、彼が動くとき一歩が比較的大きめ(身長から考えると妥当なのか?)なんですが、それがすごい雄っぽくて良いです。すごい興奮します。
笹貫
すっごいシームレスに踊る。びっくりした。動きがつなぎ目がないように見える独特の動き方でした。スマートに見えてコンパクトで動くのも素敵だったんですが、先ほど刀自体のことを知って波に揺られていた傾向なのかと思うとちょっとしんどい。フォルムが綺麗なので、すごく舞台映えします。西郷さんに慟哭するシーン、とても迫力があって良かった。徐々に感情が見えるというより急に爆発した感じのストーリー展開と表現がベストマッチでした。あと絶対セクシー・色気担当枠ですよね?
後家兼光
引っ掻き回す役割その2だけど、その分美味しいところも多かった印象です。歌がお上手。声量も申し分なし。観劇が始まって一番初めに泣いたのはきみのソロ歌唱シーンでした。あの曲とても良い曲ですね。ただ喋り声は雰囲気福山さん、という感じ。ただ世代的に福山潤フィルターは標準装備なので、全然声色だけの変換とか脳内余裕だったので、大丈夫。演者さんの演技がほどよくて、彼はきっと今後上杉家の話などで多く出てくるんだろうなあと思います。ポテンシャル高め。
大慶直胤
ビビるくらい声が似ている。大慶は特徴的な声で難しいと思うんですが、本人かと思うくらい似ていました。歌っても似ている。動きが身軽で衣装も相まってちまっこ可愛い。言うことは冷静なんだけど、口調が幼いのでその辺りのバランスもいいなと思います。今回の公演でアクセントになってたとしたら、彼の存在でしょう。おそらく一番新しい刀剣という設定なのか、踏み込んだ会話も飛び越えてできちゃう。ちょっと浮世離れしたイメージでしたけど、上手く体現されてました。
スペシャル・坂本龍馬
MVP。めちゃくちゃお上手。歌もお上手でしたし、演技は言わずもがな。本当に一級品でした。空気感の表現が上手なのかなと思います。行動とかスイッチでその場の雰囲気をガラッと変えてしまうような人。ちょっと飛び抜けた設定ながらも、彼に感情移入しながら物語を見れたのは、彼の心に説得力があったから、だと思います。感情に矛盾がないから違和感なく見れる。人情味があって情けないけど見捨てておけない向こう見ずな無鉄砲。私も語りたくなる、とても素敵な龍馬でした。
総論
初めて現場で見た刀ミュの通常公演が坂龍飛騰で本当によかった。その一言に尽きると思います。賛否があるのはフィクションなのでしょうがないと思いますし、気になるところが全くなかったとは言いませんが、その点に目を瞑ってもなお有り余る魅力があると思います。おそらく、この魅力はかなりの会場の空気を共有するところに依存していると思うので、もし可能なら行ける人は行ったほうがいいです。しんどくなる人もいるかもしれませんが、多分辛くはなりません。明日からも精いっぱい生きてみようときっと思えるはず。好きなものがもっと好きになれるチャンスですよ! 最後に、アンサンブルメンバーを含むキャストの皆さま、同じ空間で観劇した皆さま、本日は本当にお疲れさまでした。ありがとうございました!最高の1日でした!
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11/4 9時から※1 gaga を受けに※2 Mark Moris Dance Centerへ。荷物を置いて広いスタジオのどこでストレッチをしようかとキョロキョロしていたらTrisha Brownのクラスで同じペアだった女性がいて小さく手を振りアイコンタクト。座るべき場所は自ずと決まる。クラスは1時間かけてゆっくりと体を目覚めさせていくチルいガガで、燃えるような体験を求めていた自分にとっては少し期待外れ感。クラスには高齢の方がそれなりの数いて、それもあってのメニューだったのかもしれない。クラスを終えてスタジオ内を見て周り、MMDCの隣にある本屋さん(素晴らしかった!)をチェックし、次のクラスのあるGIBNEYまで歩いてマンハッタンまで。※3 ブルックリンブリッジ を歩いて渡った。
※4 Emergent Improvisationのクラスは4時からスタート。そこでも先週会った別の人と再会した。こうしてちょっとずつネットワークは出来てくいく。自己紹介は「名前/プロナウン/今の自分を色で表すなら/今自分にこんな技術があったら」について。Emergent Improvisationについての簡単な説明がなされ、さっそくワーク。部屋を4分割し、それぞれのエリアでのルールを設け、ひたすらに即興。時に踊り、時に立ち止まり、時に音を出し、時に演じながら動物や現象になっていく。2時間ずっと即興なんて果たして成立するのかと訝しんでいたけど、思考に退場していただくためには必要な時間だった。沢山泣いたあとのような心と体になって終了。なんとも不思議な体験。ヤバかった。
夜は※5 俊平さんと待ち合わせしてmovement researchによるイベントを見に※6 JUDSON MEMORIAL CHUARCHへ。この日は3組のアーティストが小作品を発表していた。長編の一部を切り取ったような人もいれば、短編のキレた作品を持ってきた人もいるようだった。パフォーマンスアート、モダンダンス、コンテンポラリーダンスを一夜にキュレーションするmovement research、恐るべし。場の運営のされ方も良い意味でゆるく、集まっている人たちも熱心にメモを取る学生風の若者から老人まで多様。前日の即興イベントで出会ったダニー(miss you!)にも再会。集まった皆で会場を片付け、ほくほくしながら帰り道に俊平さんとグリニッジヴィレッジのジャズバーに立ち寄って感想大会。movement researchは今回の滞在で間違いなく重要な団体の一つ。彼らのこと、もっと知りたい。

11/5 13時から※8 We speak English@Chatham Square Library。会場の図書館はチャイナタウンのど真ん中にあった。チャイナタウンにはそれまでのどことも違う活気があった。活気とも違うな、「生きてます、生活してます、商売してます、ここで」というような淡々としたエネルギーだ。今日もまた違うニューヨーク。歩く速度で流れていく猥雑さと遠くの悠然たる摩天楼。それらを常に同時に視界に入れながら街を泳ぐ。
夜は※ 9 Ching-I Changが主催するCI JAMへ。先週で会ったJからの紹介。場所はブルックリンのグリーンポイントという涼しげなエリアにあるOPEN ARTS STUDIO。グーグルマップの言われるがままに辿り着いたのは古ぼけた雑居ビル。外にも中にもそれらしき案内は見当たらず。しばし建物の前で右往左往し、意を決して中に入る。知らない土地の知らない建物に入っていくたび、変な度胸がついていく。
生演奏で奏でられるドローンミュージックの中、薄明かりの部屋には30人ぐらいいただろうか、3時間ちょっとひたすらに身体で会話。時に静かに時に熱く、時に優しく時に遊び心をもって生まれる小宇宙。サウナ後のような状態になって参加者と話す。皆出自も職業も様々だ。会場を出るとjamにいた男性がデリのベンチに腰掛けながら旨そうにタバコを吸っている。彼の仕草の全てがかっこよくて、思わず自分も隣のベンチに腰を下ろして人生で一番美味いタバコを吸う。アイコンタクトから会話は始まる。彼はとても有名なバレエダンサーだった。そんな人もジャムにくるのか。おすすめの場所を何個も教えてもらう。
11/6 朝、ACC本部へ。オフィスに就くなりスタッフのDanielが自分が着ていた ※ 10 JUDGEのシャツを褒めてくれた。日本で何度となく着てきたけど、ただの一度も反応されたことなんてなく、ビックリしてうまく反応できなかった。せっかくのニューヨークなんだしNYHCっしょってことでトランクに放り込んだJUDGEのロンT、もうすっかりボロボロだけど捨てなくて本当によかった!
昼はMOMAをおかわり。ぐるぐると巡り、気の済むまで立ち止まりながらこの滞在は本物に、実物に出会うためにあるのかもしれないと思った。画像検索に(求めていた)体験はない。頭で知っていることも体では知らない。凄いと言われるものがなぜ凄いか、有名なものがなぜ有名なのか。それを知るために来たのかもしれない。
夕方は移動して ※11 The Barrow Groupでimprov1。自己紹介をし、ファシリテーターのSamはimprovについての簡単な説明したあとに皆に「付け加えることがないか」と聞く。すると’Improv is just fun’ ‘Improv is respect for athers’など次々に飛びだす。答えはいつも明確でシンプル。
初回にもかかわらず途中抜けして、チェルシーまで歩いて※12 SLEEP NO MOREへ。ごめんと謝るとみんな「マジでクラスはいいから早く行った方がいい!それだけの価値がある!」と猛プッシュ。

11/7 朝からGrowing A Body Like A Plantというmovement researchのクラス。 案の定道降りる駅を間違えたりしてギリギリの到着。会場であるDanspace projectは元々教会で、本来椅子が並んでいるであろう場所にはリノリウムが敷かれている。そこに20人ぐらいが静かにストレッチをしたり談笑したりしていた。他のクラスもそうだけど、稽古でも授業でもないのに平日の朝の10時からちゃんと人が集まるって凄くないか。みな何かを得たくて、あるいは何かを手放したくてここにいる。
クラスは目を閉じる瞑想のような時間から始まりボディワーク的な動きのリサーチ。そこから着目する部位を変えながら即興的に動いていく。徐々に激しく、とても激しく。そして時間が来るまで踊り散らかしていく。健やかさにたどり着くのがgagaだとしたらこのクラスは魂の浄化。踊りによる魂の浄化、宇宙とあるいは大地との接続の時間だった(大袈裟じゃなく!)。BGMも鳥のさえずりで始まり、パキッパキのミニマルテクノにたどり着く。この時点でまだお昼前。終わった後に涙が止まらない人もいた。講師であるLuciana achugarのプロフィールにはこうある。Her work is concerned with the post-colonial world, searching for an undoing of current power structures from the inside out. In her work the theater is a space for Utopia; Utopia is a practice; Practice is Ritual; Ritual is Devotion; Devotion is Dance; Dance is Alchemy; and Alchemy is growing oneself a new body with a practice of being in Pleasure. 途中、彼女の指示で床との関わりで革命的な感覚を覚え��。この感覚に出会うための時間でもあった。
クラス後は熱った体を覚ましつつMRのインターンや参加者と立ち話。これまた沢山のスタジオや団体を教えてもらう。みんな本当にありがとう。
「この近くにある超おすすめの本屋、店主が日本人だよ!」と教えてもらったDashwood Bookへ。 素晴らしいセレクトの写真集に目を奪われつつ、小さなジンとTシャツを買った。店主のMiwaさんともお話し、週末のジャズのライブを誘っていただく。知らない場所での素敵なお誘い。日々選択肢は増えていく。

11/8 朝からGibneyでgaga/people. 連続して受けてみると、自分の似たような動きが気になってくる。それでも指先に新しい感覚。昨日買ったTシャツをびっしょりにして床に寝そべる。薄く流れる音楽を聴きながらgagaのための選曲をしたいと思った。どなたかいつかさせてください。Whole Foods Marketで大量のご飯を食べて街を歩いたり喫茶店で書き物をしたりしたと思う。
夜は ※13 JOYCE で※14 LIMON DANCE COMPANY. 途中ピアノの生演奏があったりお喋りがあったりしながら短編や中編を繋いでいく構成。物語を描いたもの、ダンサーによる楽器の演奏、一人で踊るものから群舞まで様々。過去作に混じって新作が入っているのって素敵なことだな。休憩中の客席は大盛り上がり。バーカウンターも廊下も社交の場に変わり、感想大会が繰り広げられる。自分も隣の男女に感想を聞かれ、自分なりに言語化してみると面白がってくれた。LDCの研究生らしく、今日上演されるいくつかの作品の学生バージョンに出ていたとのこと。最後に上演された作品は彼らにとって重要なものだったのか、隣で座っていても彼らの眼差しは熱かった。インスタグラムを交換してまたね。すぐ来たメッセージには「ダンサーとしてのチャンスがあればいつでもどこでも飛んでいく。これからもよろしく」とあった。日本から来てるだけであって自分は凄くも上手くも演出家でもプロデューサーでもないけど、なんか一緒にやれたら最高だ。また会おう!

11/9 ※15 American Academy of Dramatic Artsのオープンハウス。集合は朝の9時半。これまた降りる駅を間違えてギリギリの到着。建物の前まで走ってきたのに涼しげな振りするのは何回目だ。いわゆる演劇学校のオープンスクール、自分以外は入学を検討している人たちばかりだった。映像演技、ボイス、ダンス、マイズナーなど様々なクラスの先生が表れ、校内を案内しながら1年目の1学期にやる授業をかいつまんで紹介していく。入学してすぐにこんなにレベルの高いことをするのかとくらくらした。稽古会で今度試そう。入るつもりもない学校を案内されながら、自分はgleeなどの学園ドラマを思い出していた。ここには演技を学べる学校が沢山ある。出入りするたびに、こういう場所で集中的に学んだ人生はどうだったろうと想像する。

11/10 この日もAADAでDrama Educator’s Workshop. この日のことはナタリーに書いたので、昨夜のことを。※16 弟と合流して夕飯を食べ(美味ピザでした)、smallsへ。この日はバイブラフォンのカルテット。すっばらしかった!クインシージョーンズの曲もオリジナルもかっこよかったな。そこから梯子でVillage Vanguardへ。超濃密な空気の中をアブストラクトな現代進行形のジャズで空間に色を塗っていく演奏陣。ギターの人、ずっと宇宙と交信していた。あれこれ話して弟と別れ、家に帰っても俊平さんとあれこれ話したと思う。
ニューヨークを加速しながら過ごす。水が流れるように進んでいく。
後で追記します。。
※1 gaga バットシェバ舞踊団の創始者、オハッド・ナハリンが考案したダンスメソッド。1時間ノンストップで言葉やイメージによって導かれながら即興的に動いていく。時に激しく、時に柔らかく、時に固く即興的に。福原はロンドンで出会って以来、ハマってしまいました。
※2 Mark Moris Dance Center 2001年に設立されたMark Morris Dance Groupのホーム。大小様々なスタジオではあらゆるレベルに対応したクラス、やリハーサルが行われている。アウトリーチにも力を入れてるみたいです。扉の奥からいろんな音楽が聞こえてくるのよかったな。
※3 ブルックリンブリッジ
※4 Emergent Improvisation
5 俊平さん
※ 6 JUDSON MEMORIAL CHUARCH
※ 7 movement research
※ 8 We speak English
※ 9 Ching-I Chang
※ 10 JUDGE
※11 The Barrow Group
※12 SLEEP NO MORE
※13 JOYCE
※14 LIMON DANCE COMPANY
※15 American Academy of Dramatic Arts
※16 弟
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2025/04/04 思念遊戯(Mind Game)
BGM: Aphex Twin - Girl/Boy Song
今日は休みだった。今朝は実を言うと、お恥ずかしいことに早朝の英会話関係のZoomミーティングをサボってしまう。その代わりに、昨日のこの日記でも書いたとおり次週の木曜日友だちといっしょにおこなうZoomミーティングでプレゼンテーションとして発表する企画のための草稿を練ることにつとめた。プレゼンテーションのタイトルは比較的かんたんに決まった。「Better Out Than In」というもので、「溜め込むより吐き出したほうがいい」というような意味になろうか。ぼくが惹かれ続けているイギリスの覆面アーティスト・バンクシーが過去におこなった彼の個展のタイトルを拝借してしまった。いったいどうして、よりによってこんな「イタズラ書き」をおっぱじめたりしたのか。あれこれ思い出す。まず、市内のブックカフェのオーナーとお会いして、その方の薦めで絵を描くことをはじめたのだった……といったことをまとめてみた。まだまだ練らなければならないだろう。
そうした草稿の作成が一段落して後、午前中は図書館に行く。そこで2冊本を借りる。ぼくがさいきん惹かれているフランスの作家ル・クレジオの『地上の見知らぬ少年』など。その後イオンに行き、そこで時間もあったので今日の「イタズラ書き」に精励する。ただ、恥ずかしいがそこは素人の悲しさで今日はなんだか高い壁にぶち当たってしまい、はやい話がまったくもってはっきりしたアイデアを思い浮かべられず、したがって真っ白になった頭の中を苦しまぎれにあれこれまさぐる羽目になる。そこから文字どおりやけっぱちになってひねり出したのが今日の絵ということになる。たぶんにル・クレジオの本のことも思い出したりして、子どものころに自分がどんなことを考えてほっつき歩いたりしたのか、その頃から惹かれていた哲学的なアイデアについて思い出したりして描き上げた。もちろん、描き続けるためにはもっともっと研鑽が必要。その意味で、学ばされる1枚ともなったと思う。
午後になり、ローソンで買い求めた冷やしうどんを食べる。その後、なんだか眠くなってやることもなかったのでグーグーと昼寝。そして午後になりまったくの白紙の予定のまま思いつきにのっとって、こないだ遊びに行ったばかりの市役所にまた行ってしまう。お目当てはそこで開かれている「NAKAMA展」を楽しむためだった(さっき書いたブックカフェのオーナーが仕掛け人として主宰しているのだった)。イアフォンであれこれブライアン・イーノやロジャー・イーノのアンビエント・ソングを楽しみつつ、さまざまなアーティストたちが書いた絵画をあらためて満喫した。老若男女、さまざまな画家の表現に刺激されてぼくも描き続けたい、そしてこのやっかいでなんだかくだらない人生をいろどりたいと思う。その後はイオンにまた行った。文庫化されたばかりの國分功一郎『中動態の世界』と、あとは仁平千香子『読めない人のための村上春樹入門』という本が目を惹いたので買い求めてしまった。
その後、市役所の近くにある公園に足を運ぶ。そこで、こないだつぼみが開きはじめたばかりの桜がどんどん花を咲かせているのを目にする。まだ満開にはちょっと遠いにしろ、見頃となるのも時間の問題だろう。グループホームに戻って、そして夕食の時間まで今朝なんだかんだで書けなかった昨日の日記を書き書き、アップロードする。夜になってやることもなくなって、それでコクトー・ツインズやサンデイズなんかを楽しみながら谷川俊太郎とブレイディみかこの往復書簡集『その世とこの世』をひもといてボチボチ読みふけったり、あとはただ瞑想の真似事(ただ目を閉じてぼんやりしただけ)したり。なんだか疲れが取れてないような、歳を感じる日々だったがこれでちょっとでもラクになれるだろうか。

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2023-8月号
アンビグラム作家の皆様に同じテーマでアンビグラムを作っていただく「月刊アンビグラム」、主宰のigatoxin(アンビグラム研究室 室長)です。
『アンビグラム』とは「複数の異なる見方を一つの図形にしたもの」であり、逆さにしたり裏返したりしても読めてしまう楽しいカラクリ文字です。 詳しくはコチラをご参照ください⇒アンビグラムの作り方/@2r96
◆今月のお題は「ジャングル」です◆
今月は参加者の皆様に「ジャングル」のお題でアンビグラムを制作していただいております。 密林をめぐる逆さ文字の数々を暑気払いのお供にご覧ください。

「未踏」回転型:.38氏
人跡未踏のジャングル。字画密度の違いを吸収する手法が見所です。作字としても遊びがあって楽しいですね。
「荒地」鏡像型:いんふぃにてぃ氏
ジャングルは、ヒンドゥスターニー語のjangal(荒地)に由来しています。荒れたような書体が効果的です。似た解釈(旋回型)の作例がありますので比較してみてください。

「地球の肺」回転型:douse氏
ジャングルは地球の肺である、とよく言われます。堂々とした文字でゲームのロゴのようにも見えますね。文字の境界の切り替わりが自然で見事です。

「自然界」図地反転回転重畳型:化学氏
ジャングルは自然界で最も重要なエリアの一つです。回転重畳に図地反転を絡めた複雑な作品です。
不思議な輪郭がパズルのようにうまく組み合わさってできていることが分かります。
「熱帯雨林」図地反転型:海氏
熱/帯、雨/林 がネガポジ関係にあるアンビグラム。アンビグラム的にも作字的にもたいへん優れた名品です。「雨林」の字にジャングル味を強く感じます。ステキです。
「じゃんじゃんぐるぐる」旋回型:kawahar氏
一つのグリフがぐるぐる回っていてじゃんじゃんぐるぐるな作品です。濁点の位置がポイントですね。

「孤立部族」鏡像型:螺旋氏
アマゾンのジャングル奥地にはたくさんの孤立部族が居住していると言われます。少し傾けているのが字画のバランスをとる上で重要のようです。「立」はこの対応付けだと苦労するところだと思いますが読みやすいと思います。

「インコ」回転型:peanuts氏
ジャングルの動物といえばインコが真っ先に思い浮かぶ人も多いでしょう。単純化が素晴らしいのですが特に「イ」がカッコイイです。ロゴデザインの完成度におどろきます。

「猛獣」図地反転回転型:いとうさとし氏
猛/獣 の字がネガポジ関係にあります。いとうさとし氏はこのような作品「ネガポ字」を大量に制作していて 図地反転アンビグラムのレジェンドです。

「野獣」鏡像型:ぺんぺん草氏
「口」「田」の閉ざされた領域を塗りつぶしても判読できるのを利用して「一」などと対応付ける技術が使われています。ややパースをとっていることで「ツ」部分が自然になるようになっています。

「食物連鎖」回転型:YesOK氏 × 意瞑字査印氏
食/連、物/鎖 それぞれ180°回転対応で連鎖配置にしているところがミソですね。 本作はコラボ作品で アイデアはYesOK氏、作字は意瞑字査印氏が担当しています。このようにアンビグラム制作は複数で共作すると面白いです。

「野生動物」図地反転型:いとうさとし氏
野生/動物 で図と地を分け合っているネガポ字です。 シマウマの縞模様を想起する楽しい作字になっています。

「迷彩」回転型:増池誠史氏
迷彩で最もメジャーなのがジャングル用迷彩でしょう。作例はありますが、より自然な対応解釈がとられています。

「国立公園」図地反転型:いとうさとし氏
国/園、立/公 が図地反転関係にあります。折り紙で切り絵をしたような趣の字形が良いですね。また囗部(くにがまえ)同士の構造も面白いです。

「商業伐採」鏡像型:mishima氏
森林破壊の最大の原因。傾けた「商」や大胆な字形の「業」などが見所ですが、作字としての仕上がりがステキです。

「コンクリートジャングル」図地反転型:ヨウヘイ氏
ひび割れたコンクリートのようにも見えてきます。細かい足し引きひよる図地の調整はドット図地反転ならではの表現力を生かしていますね。
「冷たい混凝土の密林で芽生えたくすんだ郷愁」鏡像型:Σ氏
コンクリートジャングル(混凝土・密林)を起点に展開される文字列生成型の作品。対応がぴったりで自然すぎてアンビグラムだとは思えないぐらいです。ぜひ一文字ずつじっくりかみしめてみてください。
最後に私の作品を。

「無法地帯」旋回型:igatoxin
1文字で4面相のアンビグラムです。左90°回転で順々に「無」→「法」→「地」→「帯」と 字面が変わる寸法です。
ジャングルがお題のアンビグラム祭、いかがでしたでしょう。 お忙しい中 御参加いただいた作家の皆様には深く感謝申し上げます。また ひきつづき炎天につき くれぐれもご自愛のほどお祈りいたしております。
さて次回のお題は『日本史』です。締切は8/31、発行は9/8の予定です。それでは皆様 来月またお会いしましょう。
——————————–index——————————————
2023年 1月{フリー} 2月{TV} 3月{クイズ} 4月{健康} 5月{回文} 6月{本} 7月{神話}
※これ以前のindexはこちら→《index:2017年~》
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そして時代は動く
カロルディアの決定的に違った物…今からお見せします。 まずはこの生物から………。 おー。 あぁ…そんなにいっぱいいるのか? 見た事の無い生物が沢山………。
3人は、現在カロルディア特有の生物として扱われている生物達を、今まで撮ってきた写真と言う形で他の王達に見せた。
この雪女に似た生物とパティシエールの生物についてなんですが、奇しくもティターニア様と同じタイプの能力を持っている…と聞きました。特性は多分違うと思いますが。 まあ、なんと…!
興味を持ったティターニア。…なのだが、彼女はメレンジアでは無いので行く事が叶わない事もあって、今回は親友でありメレンジアのリベティーナに頼んだのであった。
このバジルの生物も、『Overglow』と同じ能力を持ってました。 えー! お友達に…なれますかね? 電気を持ってるみたいだ。 強かったのですか? あっちから向かってきたからこいつは一応俺が相手した。まあ、強かったな。 成程…。
自身が勝った事は内緒にしつつ、この生物の強さを賞賛するサンディエゴ。そして1人のとある生物を見て、グリッシーニとマリナディアは何かに気付く。
この…黒猫かな?この生物もいたのかい? あ、それはパルデアに似た八角形の場所で撮りました。本当に見かけただけなんですが、グリッシーニ様と同じ能力を使っていたそうです。近縁種なのか、それともただの別種なだけなのかは分かりませんが。 面白いですね。カロルディア…一度でも来てみたいとは思いますが、ティターニア様やフォンダンテ様が仰っていた通り私も、グリッシーニ様も行けませんので…。 マリナディア様…。
会いたいと思いつつ、それは叶わない。ましてや、彼方から来ない限りは。それでも何かヒントになればと、ジニーエイラはまた別の写真を見せた。
ね、ねえ。これ見て。この私の隣にいる人がね、イヴ達の撮ったカロルディアの生物を知ってるんだって。 な、何ですって…。 ほーう?どんな名前の人だ? 確か『アルゼリアン』って名乗ってたよ。誰か知ってる? いや…。 さあ? 誰だ…? 知らんなあ。
首を傾げる王達。しかしその後ろに、確かな確信を持つ1人の王がいた。
アルゼリアンさん…?確か、私の推測が正しければ…。 アーシアさん、何か知ってます? いや、その…あれですよ?今から話すのはあくまで私の推測なので、あまり真に受けないで聞いてもらえると助かります。 ああ。お前が…いや。親族があの俺の親族と同じ時代を共にしたと言うのなら、俺は一応信じる。
今からアーシアが話すのは嘗てあった歴史の証言。それは嘘か真か、未だ分からないその話をし始めた。
遠いヒスイの時代に、私のひいおじいちゃんが紅蓮の湿地と呼ばれた場所で暮らしてました。そこは赤い沼で泥濘んだ土地で有名で、その泥には鉄分が含まれてました。彼は、その沼地から程近い『クマの稽古場』で激しい時代を生き抜く為に…仲間達といました。その内の1人が彼の親友となったのと、小さな仲間達の為に修行を積ませて、後継を探していたのです。そうして1日を過ごして、仲間達は採れた泥炭を満月の夜に浴びたのです。彼もそうして、今の私と同じ様に進化しました。紅蓮の湿地と泥炭がある限り、一族は滅びる事はない。そう信じていました。しかし、それから数十年後に………
目を瞑ったアーシア。複雑な面持ちで彼女は話を続けた。
シンオウ神殿が爆発の影響で崩落してから数年後に、強烈で激烈な寒波がヒスイ全域に襲いかかってきました。これでは耐えられないと、仲間達は一族の存続の為にヒスイ地方を捨て、隣のアルミアへと移住したのです。生まれた子孫の為に、予め採取していた泥炭を残していたのですが、アンヘル・コーポレーションが成長を遂げた頃には既に無くなっていました…。それ以前に私の一族はプエルタウンから海を渡り、残していた泥炭を1つ持ってパルデアの方に移住しましたが、私の母親の代で使ってしまい、そして生まれた私はサンディエゴに会うまで進化を諦めていました。他の仲間も各地に行き、子孫を増やしていましたが…唯一、私のおじいちゃんの代で生まれた仲間達の子供の1人だけはアルミアから海を渡り、『キタカミの里』と呼ばれた地でひっそりと暮らしていました。彼も進化しましたが、とある事件から体に異変が起き…月が真っ赤に染まってしまったのです。キタカミの環境が齎したのか、世代の変遷でこうなったのかは分かりません。その泥炭を浴び、血にも似た赤いその姿は『赫月(あかつき)』と呼ばれ恐れられていました。 怖いなぁ…その人は未だいるの? あまりのその怖さに、キタカミの生物も恐れを成して、誰も近寄らなくなりました。ですが………。キタカミの鬼様だけは彼からは離れなかったと聞いてます。おじいちゃんから聞いた話はそこまでで、それからは私も、彼がどうなったのかまでは聞いていません。ましてや… ううん。ありがとう、アーシア。ここからは私に言わせて。
それから先が分からなくても、話を続けようとしたアーシア。しかしその口を、ジニーエイラが止めた。彼女はその後の彼の事情を話す。
その話はね、続きがあるの。キタカミの生物は確かに、彼が新たに得た知識・知能を恐れて誰も近寄らなくなった。特に夜は赤い化け物と呼ばれ、恐れられて彼が姿を見せていないにも関わらず…彼の周りにいた森は生物を見せなくなった。『奴に殺される』と、よからぬ噂も立ったと聞いている。だけど、ただ1人…アーシアが言った通り、鬼様と呼ばれたアルゼリアンさんだけは彼を恐れなかった。それはキタカミの里にいた人も、生物も、2人の事は最後まで知らないままだった。…そう…あの災害が起きてすらも。 災害…? それは確か…例の大震災かな。 俺も聞いた。俺が王になる前…割とかなり前だが、キタカミを襲った大震災で里が壊滅したって聞いている。
同じ一族をキタカミで見たサランバートと、話を聞いていたサンディエゴが知っていた震災。ジニーエイラは話を続けた。
震災が起きて、生物も人も、そして小さな町も神社すらも壊滅した。そんな中でも、愛する人を失ったアルゼリアンさんは鬼が山のてらす池で難を逃れて…彼女は人の気配すら消えたその里を彷徨ってとこしえの森に行くと、地滑りと土石流が流れて脱出が出来なくなっていた赫月の彼を連れ、アルゼリアンさんは自身の蔦を使って森を抜け…共にキタカミの里を出たんです。その後、2人は各地を旅して、世捨て人として今も何処かを旅してて…その内の1つが、私が旅していたアローラなんだけど、会ったのはアルゼリアンさんだけだったから…また会うかは分からないけど、顔くらいはせめて覚えておくと良いかも。でも彼女は、実はもう1つ秘密があるんだって。イヴ、頼んで良い?
ジニーエイラに頼まれて、アイヴァンヌはカロルディアの生物とアルゼリアンについて答えた。
ええ。キタカミの里と呼ばれる前にも彼女はカロルディアにいる特有の生物を知っている。それは何故か。そもそも、カロルディアにしかいない特有の生物自体が、キタカミの里と呼ばれる前の遠い昔…それこそヒスイと近しい頃の時代の、大自然しか存在しなかった頃にそこに生息していたから。カロルディアは星座神が創造したけど、それまでは星座神はキタカミと呼ばれる前の大自然…その神殿にいた。 星座神?何か聞いた様な… ラグナロク戦争でお世話になった神様だね。 この神界を救ってくれた存在です。
フェリンソワとエオレンスタは、ラグナロク戦争を振り返り、改めて星座神の存在の大きさを再確認した。
大自然しかなかった頃に、そこで棲息していた生物は神殿の星座神達を祀っていた。アルゼリアンさんもその1人だった。後で私もジニィから聞いたけど、お面が無かったとは言えその頃から彼女はかなり強かった。それこそ、今でこそカロルディア特有となった生物達…その子孫からも『勝てる気がしなかった』『恐らく神様の次に強い存在』と、当時を知る先祖から聞いた話が相次いだと言う噂よ。 少し良いか、アイヴァンヌ。 はい?
アイヴァンヌの話に待ったをかけたのはモルシージャだった。
何故………『カロルディア特有』の生物になったんだ?キタカミの里にはもういないのか? …いません。実は現存するカロルディア特有の生物は、一度元いた地に災厄が起きた際に、星座神が新たに創り出したメレンジアしか行けない世界『カロルディア』を創り出して、そこに避難させたの。でも、その大半は殺伐とした大自然と共に滅んで、言わば歴史の闇に消え去った。だから、カロルディアにいる生物は災厄から逃げ延びて増えていった種族なの。大自然が災厄で消滅し、その後色んな人達がその地を切り拓いて『キタカミの里』になってからも、カロルディアから戻ってきた種族は誰もいなかった。アルゼリアンさんを除いてね。 うん、災厄から逃げたんだね。でもアルゼリアンさん?だっけ。何で生き延びたの? それはね、災厄が起きていた時期はアルゼリアンさん…海外に行ってたんだって。パルデアの地に。エリアゼロとか言う禁足地で、ジニィが見せた時を超えるパラドックスの生物が姿を見せた頃に、彼女(アルゼリアン)は滞在してたから災厄は免れたの。 そう言う事か…。 あ、あのう。キタカミになる前の地に降り掛かった災厄って何が起きたんですか?
今度はアルフェニンが質問して来た。その問いに、アイヴァンヌは淡々と答える。
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TEDにて
メディ・オディカニ=セイドラー: 注意を向けた時、脳では何が起きているのか?
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
注意とは、何に焦点を当てるかではなく、どの情報を遮断するかということでもあります。
計算神経科学者のメディ・オディカニ=セイドラーは、集中しようとする時の脳の状態を調べることで、脳とコンピューターをより密接に結びつけて、ADHD(注意欠如・多動性障害)の治療
または、コミュニケーションをとることができなくなった人を手助けするモデルを構築したいと願っています。
簡潔で、魅力的なこのトークで、エキサイティングな科学にもっと触れてください。
私は、計算神経科学者として、認知分野におけるブレイン・マシン・インターフェース。つまり、脳とコンピューターを結びつけることに取り組んでいます。
何かに細心の注意を払う。そう簡単ではないですよね。私たちの注意というのは、同時に、様々な方向に引き付けられているからです。むしろ、ずっと集中していられる方が、よほどすごいことなのです。
多くの人は、注意を向けることは、何かに焦点を当てることだと思っていますが、脳が、どの情報を遮断するか?ということでもあります。瞑想?仏教?
仏教の瞑想にも似たような方法があります。
注意には2つの種類があります。
一つは、顕在的注意。顕在的注意では、何かに注意を払う時に視線もその対象に向けます。
そして、もう一つが潜在的注意。潜在的注意では、何かに注意を向けるのに視線は動かしません。
例えば、車の運転を考えてみましょう。あなたの顕在的注意。つまり、あなたの目は、前を向いています。しかし、潜在的注意でもって、周りの空間を常にチェックしていますよね。実際には目を向けていないのにです。
私は、計算神経科学者として認知分野におけるブレイン・マシン・インターフェース。つまり、脳とコンピューターを結びつけることに取り組んでいます。私は脳のパターンが大好きです。それは、私たちにとって重要なものです。
なぜなら、その脳のパターンを元にコンピューター用のモデルを構築し、そのモデルを使って、どのように脳が機能しているか?コンピューターで把握できるからです。もし、脳が充分に機能していなければ、そのコンピューターは、治療のための補助的な機器として活用できます。
ただ、それには別の側面もあります。間違ったパターンを選ぶと間違ったモデルができてしまい、間違った治療をしかねません。ですよね?注意の場合。視線の動きだけではなく、思考によっても注意の対象を変えることができます。そうした事実があるから潜在的注意は、コンピューターのモデルとするのに興味深い題材なのです。
ですので、私は、人が潜在的に、また、顕在的に注意を向けた時。脳波のパターンがどうなっているか?知りたいと思いました。そこで、こんな実験を用意しました。実験では、2つの点滅する四角を用います。一方は、もう一方よりも点滅の速度が遅くなっています。
どちらの四角に注意を向けているかによって、脳の決まった部分が、その点滅の速度に同調して反応し始めます。ですので、脳が出す信号を解析すれば、実際にどこを見ているのか?どこに注意を向けているか?突き止めることができるのです。
顕在的注意を向けている時の脳の状態を見るために、被験者に一方の四角をしっかり見つめ注意を向けるようお願いしました。このケースでは、当然ですが、脳の後部から発される信号に四角形の点滅が現れているのを確認できました。脳の後部は、視覚情報の処理を司る部分です。
一方で、とても興味深いのが潜在的注意を向けた場合です。今度は、被験者にスクリーンの中央を凝視し、視線を動かさずにどちらかの四角形に注意を向けてもらうようにお願いしました。このとき、脳の信号には、どちらの点滅速度も確認できましたが、興味深いことに、そのうち注意を向けた方がより強い信号を発しているのです。
つまり、脳のどこかが、この情報を処理したわけですが、それが前頭野の活性化につながったのです。脳の前頭部分は、人間の高次の認識機能を司っています。
前頭野は、フィルターのように働いていて注意を向けた方の点滅からは、情報を取り入れて無視した方からは情報を入れないようにしています。
この脳のフィルタリングの機能は、注意の鍵となるものですが、この機能が欠けている人もいます。
ADHD(注意欠如・多動性障害)の場合などです。ADHDの人は、注意をそらすものの情報を遮断できず、1つの作業に長時間、集中することができません。
しかし、もしそうであっても脳をコンピューターと繋げて、専用のコンピューターゲームをして気をそらすものの情報を入れないよう脳を訓練することができると��たら?
ADHDは一例に過ぎません。
このような認知におけるブレイン・マシン・インターフェースは、他の認知分野でも使えます。数年ほど前、私の祖父が脳卒中で倒れ、全く話すことができなくなりました。人の話は全て理解できましたが、それに反応する術がありませんでした。書くこともです。
元々、読み書きができませんでしたから祖父は沈黙のうちに亡くなりました。当時、こう思っていたのを覚えています。もし、祖父の代わりに話してくれるコンピューターがあったら良いのに。数年後、私はこの分野に携わり、それが可能ではないかと思ってきました。
想像してください。イメージや文字を人が思い浮かべたとき、その脳波がどうなるか特定できたとしたら、例えば、Aという文字を考えたときは、Bという文字とは違う脳波のパターンを描くなどです。
いつかコンピューターが話せない人の思いを伝えられるようになるのでは?もしコンピューターで脳死手前の昏睡状態の人の思いが、分かるようになったら?まだ、それは先の話ですが、注意して見ていてください。すぐにそこに辿り着きますから。
ありがとうございました。
ブレイン・マシン・インターフェース(Brain-machine Interface : BMI)とは、シナプスやニューロンから発生する脳波や脳活動による血流量変化の電気信号を読み取り
脳(思考)と機械のダイレクトな情報伝達を達成するプログラムや機器(fMRIなど他にも様々あります)のことです。
逆に、脳への信号の機械的な伝送によって、BMIがこれを適切な脳刺激の形に変換し、後頭葉の視覚野に対して磁気刺激することによって、その場にいながら空撮映像イメージが「脳裏に浮かぶ」ことが可能になっている。
こちらは人間では実用化までは至っていない。
2018年現在では、サピエンスは20万年前からアフリカで進化し、紀元前3万年に集団が形成され、氷河のまだ残るヨーロッパへ進出。紀元前2万年くらいにネアンデルタール人との生存競争に勝ち残ります。
そして、約1万2千年前のギョベクリ・テペの神殿遺跡(トルコ)から古代シュメール人の可能性もあり得るかもしれないので、今後の発掘作業の進展具合で判明するかもしれません。
メソポタミアのシュメール文明よりも古いことは、年代測定で確認されています。古代エジプトは、約5千年前の紀元前3000年に人類最初の王朝が誕生しています。
<おすすめサイト>
コナー・ルッソマンノ:あなたの心を増強するための強力な新しい脳神経技術ツール
Macでのボイスコントロールが性能アップしてSiriのテクノロジーの向上にともない「一般」 - 「アクセシビリティ」の音声認識も向上しています(Wi-Fi接続は必須)
Apple - アクセシビリティ(視覚、聴覚、発話、身体機能、認知など)
アニル・セス: 脳が「意識された現実」という幻覚を作り出す?
ジェフ・ホーキンス:脳科学があらゆるコンピューティングを変えていく!
ジャロン・ラニアー:インターネットをどう善の方向に作り変えるべきか!
セザー・ヒダルゴ:政治家をあるものに置き換える大胆な構想
シリコン生命体についてのアイデア2019
ユバル・ノア・ハラーリ:人類の台頭はいかにして起こったか?
メアリー・ルー・ジェプセン:未来のマシンで脳からイメージを読み出せるか?
脳と直接通信できるステント
Kickstarter タン・レイ :脳波で動作するヘッドセットインターフェイス
EMOTIV EPOCを使用して、GoogleCarを念じただけで運転
<提供>
東京都北区神谷の高橋クリーニングプレゼント
独自サービス展開中!服の高橋クリーニング店は職人による手仕上げ。お手頃50ですよ。往復送料、曲Song購入可。詳細は、今すぐ電話。東京都内限定。北部、東部、渋谷区周囲。地元周辺区もOKです
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まだ4月だというのに、今日の東京の最高気温は28℃まで上がりました。バラに水をあげるのも朝夕2回になり、メダカも水面に上がって日光浴を楽しんでいます。
この週末、アースデイのイベントが行われているところもあるようですね。4月22日はアースデイです。今年で55周年を迎えるこの日に、私も何かできることを地球に捧げたいと思います。ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
13日に開催したスプリング・フェスティバルにはたくさんの方に参加していただきました。アイイスのミディアム・ヒーラーにとっても楽しい光の活動となりました。全員の方に光のメッセージまたはヒーリングをお届けできたかと思います。ご参加いただきまして、どうもありがとうございました!
前半に行った指導霊のデモは録音を忘れてしまいましたので、今回は後半で行った先祖・身内・知人霊のサイキックアートのデモの様子のみをダイジェストでお伝えします。計10分間、お2人に5分間ずつメッセージをお届けしながらでしたので、似顔絵が殴り書きのようになってしまいましたことをお許しください。
森:今日、まだ当たっていない方で私のサイキックアートの先祖・身内・知人霊を受けたことのない方は、手を挙げていただけますか。
(女性が手を挙げる)
森:(描きながら)男の方がいらっしゃっているんですけど、頭髪がちょっと寂しいような感じの方で、割と肉付きのいい顔、痩せている感じではないです。で、結構この方は一本木というか堂々としていて髪の毛のない状態を…と言ってもこの辺(耳の辺り)はあるんですけどね、で、白髪で…割と短く刈り上げて清潔にしている感じがします。父方のお身内かと思うんですけど…お父様はご健在ですか?
女性:いえ、亡くなっています。
森:お父様は髪の毛、寂しかったですか?
女性:まぁ…ちょっと薄くなってはいましたが、禿げてはいなかったです。(父方の)祖父も少し薄かったです。
森:そんなに離れている感じではないです…割と目鼻立ちがしっかりして、濃いお顔立ちじゃなかったですか?
女性:(父と祖父は)2人共そうですね。
森:割と器用な感じの方だと思うんですけど、家のこととか何でもやっちゃいそうな。(家のことに)無関心って感じじゃなくて、お料理とかお洗濯とかの家事はあんまりされていなかったと思うんですけど、家のことに関心があったように感じます。いかがです?すごい眉毛が濃かったですか?
女性:はい。
森:なんか、堂々とした感じがするんですよね。あんまりこう、奥さんのお尻に敷かれて何にも言わないでいるご主人、恐妻家でもなくて。割とおしゃれな方でした?
女性:はい、父も祖父もおしゃれでした。まぁ、父はあまり威張ってなかったかな、奥さんに対して。
森:いや、威張っている感じじゃないです。家のことをやっていたって感じ。もっと家のことに対して…子育てとか家族のイベントとかも積極的に先導していらっしゃった感じですが、いかがです?
女性:それは、父の方がそうでした。
森:お父様かなって思うんですよね。
女性:はい。
森:ハンサムな方なんですよ、頬の辺りがお年を召して重力には逆らえない感じで。
女性:(笑)そうですね。
森:割と食い道楽、美食家のような感じがするんですけど、いかがです?
女性:そうですね、いろんなところに行って。
森:それではメッセージいきますね。とにかくお父様からの愛が伝わってきて、今でも変わらず「愛している」ていうね、小さい頃から(ご自身は)しっかりされていたと思うんだけど、ここ数年の(ご自身の)成長ぶりに驚いていて、すごく誇らしく思っている感じがします。もしかしたら、生前のお父様からあまり褒められたことがないとか…ちょっと照れもあったかと思うんですけど、いかがですか?
女性:そうですね、あまり褒めてくれませんでした。
森:今は、ご自身の成長ぶりに驚いていると。お父様、夢に出てきたりします?
女性:頷く
森:します?それで多分ね、(夢の中で)ご自身のことを励ましていらっしゃると思うんですよね。ユーモアのセンスのある、面白いお父さんでした?
女性:はい。
森:本質的には人を楽しませたい、笑わせたいというエンターテイナーみたいな雰囲気を(お父様が)持っていらっしゃるので、ご自身にもそういったユーモアのセンスが受け継がれていると思うんですね。
女性:そうですね、ユーモアがあるとコミュニケーションが助かるなっていう…。
森:(左の)絵を見せながら、こんな感じのお父様でした?
女性:頷く
森:よかった、描いて!これからもお父様の愛を感じ続けてください。それでは、次の方にいきたいと思います。まだ今日当たっていない方で…もう女の人が出てきていて…叔母さまなんですけど、ストレートな髪型で、割と白髪で肩くらいの長さの…私のサイキックアートの先祖・身内・知人霊を受けたことのない方は手を挙げていただけますか。
(2人手が挙がる)
森:〇〇さんは、父方のおばさんは亡くなっています?
男性:はい、亡くなっています。
森:☆☆さんはいかがですか?おばさんって感じの人なんですよ。いない?じゃあ、せっかく手を挙げていただいて申し訳ないんですけど、〇〇さんにいきたいと思います。で、今いったおばさんなんですけど、白髪で肩くらいまでの長さで…描きますね。前髪があって真っ直ぐな感じの髪型なんですけど、どなたかお身内で思い当たる方はいらっしゃいます?
男性:いや…ちょっとわからない…。
森:それでは、父方のおばさんに繋がろうとします…ちょっとこの方、心配性な感じがするんですけど、いつも周りの人に対して心配していた感じ。頭が痛い感じがしますけど、病気で亡くなっていますか?
男性:そうですね。
森:頭や脳に関する病気だったとか。
男性:そこまではわからないです。
森:おばさんは60代くらいで亡くなったと思うんですけど、白髪はありました?
男性:距離があってなかなか会えなかったんですけど…あったと思います。
森:ご自身は心配性ですか?何かやる前に色々整えないと…とにかく、行動が先っていうよりも考えて、いろんな方面に…なんていうのかな、情報を網羅して…でもって進む、という計画的に進むってことが多いですか?
男性:僕はそこまでではないですけど、私の父はそういう感じでしたね。
森:なるほどね…お父さんって亡くなっています?
男性:あ、はい。
森:おばさんにもそういった気質を感じるんですよね。思い切って行動してくださいとか、あんまり考えすぎないで身体で覚えましょう、「習うより慣れろ」、そんな雰囲気が伝わってきます。なので、メッセージとして受け取ってくださいね。(右の絵を見せて)こんなふうに見えました。
男性:絵を見ながら確認中
森:よかったら、おばさんの写真があったら見てみてくださいね、メッセージはお伝えしました!
クラスの詳細及びお申し込みはこちらのページからどうぞ。
継続受講の方は直接ショップからお申し込みください。
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アウェアネス・ベーシック後期 Zoomクラス
このクラスは、2025年春学期以前のベーシック前期クラスを受講された方のみ、ご受講いただけます。
土曜日:19:00~21:00 日程:5/24、6/7、6/21、7/5、7/19
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アウェアネス・ベーシック通信クラス
開催日程:全6回 お申し込み締め切り:5/14
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アウェアネス・オールレベルZoomクラス
火曜日:19:00~21:00 日程:5/27、6/10、6/24、7/8、7/22
木曜日:10:00〜12:00 日程:5/22、6/5、6/19、7/3、7/17
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アウェアネス・マスターZoom クラス
月曜日:19:00〜21:00 日程:5/19、6/2、6/16、6/30、7/14
火曜日:19:00〜21:00 日程:5/20、6/3、6/17、7/1、7/15
金曜日:19:00〜21:00 日程:5/23、6/6、6/20、7/4、7/18
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サイキックアートZoomクラス
日曜日:17:00~19:00 日程:5/25、6/8、6/22、7/6、7/20
水曜日:16:00~18:00 日程:5/21、6/4、6/18、7/2、7/16
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インナージャーニー 〜瞑想と内観〜 Zoomクラス
木曜日:19:00~20:00 日程:5/22、6/5、6/19、7/3、7/17
土曜日:13:00~14:00 日程:5/24、6/7、6/21、7/5、7/19
・・・
マントラ入門 Zoomクラス
金曜日:10:00~12:00 日程:5/30、6/13、6/27、7/11、7/25
土曜日:13:00~15:00 日程:5/31、6/14、6/28、7/12、7/26
・・・
トランスZoomクラス
木曜日:10:00~12:00 日程:5/29、6/12、6/26、7/10、7/24
土曜日:19:00~21:00 日程:5/31、6/14、6/28、7/12、7/26
・・・
サンスクリット・般若心経 Zoomクラス
水曜日:19:00~21:00 日程:5/21、6/4、6/18、7/2、7/16
金曜日:10:00~12:00 日程:5/24、6/7、6/21、7/5、7/19
ドロップイン・ナイト
5月29日(木)19:00〜20:00 会員限定・参加費2,500円
7月24日(木)19:00〜20:00 会員限定・参加費2,500円
内容:指導霊(スピリット・ガイド)のサイキックアート
詳細とお申し込みはこちらからどうぞ。
過去の開催の様子はこちらからご覧ください。
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サンデー・サービス(日曜 12:30〜14:00)詳細はこちらから。
5月25日(日)12:30〜14:00 担当:森+神塔ミディアム
6月15日(日)12:30〜14:00 担当:森+松山ミディアム
7月13日(日)12:30〜14:00 担当:森+恵子ミディアム
ご参加は無料ですが、一口500円からの寄付金をお願いしています。
5月〜7月へのご参加は全て以下のリンクよりどうぞ。
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十一話:シオンの決意
前回の続きです。私による想像妄想ストーリーが含まれております。実際のシムの言動動きとストーリーの行動とリンクしてないところも含まれております!また複数恋愛及び血縁恋愛が含まれておりますのでご注意ください。
ツバサとミヅキちゃんの件はひとまず一件落着となった訳ですがイオはあの事を言うためにリオを呼び出しました。
「別件で言わなきゃいけない事があるんだ……これは俺にもどうしたらいいか分かんなくて……今なら少しあの時のパパの気持ちが分かる気がして……アドバイスが欲しい……」
「何?急にどうした?あの時っていつの事だ?」
イオは視線を一度ミヅキちゃんの方に向けます。リオもそれに気づきイオの視線を追いました。その先にはミヅキちゃんと談笑するシオンくんの姿がありました。
リオはシオンくんの眼差しに気が付きます。ミヅキちゃんを愛するような目で見つめ続けているのです。
「シオンは……ミヅキの事を好きというか愛してるらしいんだ……もちろん恋愛感情としてらしい。ミヅキが言うには告白されてキスもされたって言っててさ……ミヅキも嫌じゃなかったしどうしたらいいか分からないって言ってツバサみたいに振りもしないんだよ…だからどうしたらいいのかって思ってさ……」

「……それで俺の気持ちが今なら分かるって言ったわけかイオ」
こくりと頷くイオ。
「ミヅキは短い間でも俺の育ての母親だったけれど俺とは血なんて繋がってないし恋愛関係になるのも俺は抵抗がなかったんだ。けどあいつはシオンは実の母親に恋愛感情を抱いてしまってるし……父親として素直に喜べない気持ちと男としてミヅキを取られたくない気持ちがぶつかってどうすればいいか分からないんだよ……どう乗り越えたのさ?パパは?」
そんな会話をしてる横でトイレに行って出てきたアイちゃんが偶然その話を聞いてしまいました。

「え……」
つい振り返って見てしまいます。
(今何て言ったの……?気のせい……?)
アイちゃんの視線に気付いたイオはリオに目配せをして話を中断させました。
「ごめん、この話また後で話そう」
さすがにアイに聞かれたか?とつい心配してしまうリオとイオ。けれどアイちゃんは聞く事もなく部屋を出ていってしまいました。追いかけて説明するのも違うような気がして二人はいずれ分かる事だろうと思って黙っておくことにするのでした。自分達から話すよりもいずれシオンから話す事の方がいいだろうと思っての事です。
各々好きな事を始めた頃、応接間にはユイちゃんとシオンくんがいました。ユイちゃんはシオンくんを少し呼び止めたのです。
「ね、あんたさもしかしてママの事女として好きなの?さっきやけに怒ってたじゃん」
「……そうだけどいけない?」
シオンくんは正直に告げます。
「たとえ止められても俺はミヅキを愛してるしいずれミヅキに愛してもらう自信だって俺はあるよ。卑怯な真似はしないけどね」
「ふぅん……それっていつから?アイと付き合ってから?アイは知ってるの?」
ユイにそう問われるシオンくん。ユイちゃんがアイに告げ口をするような心配はシオンくんは持っていないため正直に答えます。むしろばれてもいいと思ってるぐらいです。
「アイはまだ知らないよ。いつからなんてそんなの覚えてないし…」
「俺の気持ちがちゃんとミヅキに伝わって関係が定まったら言うつもりでもあるし……アイもミヅキの事は好きだし分かってくれるとは思う。それにアイの事だって俺は好きなの変わりないんだよ」
それを聞いてアイはどう思うかな、と一瞬考えますが本人にしか分からない為ユイちゃんはあえて言いません。けれどもミヅキちゃんの事をユイちゃんはひとつ助言します。
「すっごく自信満々な所打ち砕くかもしれないけれどパパ達とママの間に割り込むなんて無理じゃない?あんなに絆だって凝固なのよ?さっきだって血縁すらないツバサだってあっけなく振られたしさぁ?まぁ私はミアとも関係持ってるし血縁で関係持ってるから反対はしないけどさ……パパ達とママが受け入れられないんじゃないかしらね?」
そのユイちゃんの言葉にシオンくんは意味深な笑みを浮かべたあとユイちゃんに淡々と話します。
シオンくんは決してミヅキちゃんを諦める気など全くありません。何がなんでも彼女を好きにさせるつもりでもいます。惚れ薬は一度考えた事がありますがいずれ切れてしまうような物に頼るつもりもシオンくんはないのです。そんなものを使ったら先ほどの状況をいともたやすく再現されてしまいかねません。
「ミヅキは俺を絶対受け入れる。物なんて使ったりしない。俺自身を使うだけだよ」
(……本気と書いてマジの目してるわ……こりゃママは逃げられないかも……でもこの子気付いてるかしら……アイとママの差を付けてることに)
気付いてなさそうね、と心の中で思うユイちゃん。幼少期からシオンくんもアイちゃんもよく見てきましたが思い返せばシオンくんはずっとミヅキちゃんにベッタリだったこともユイちゃんは思い出します。
「ま、あんた達の問題だし頑張れば?私は特に反対もしないから」
「反対されても賛成されても結果は変わらないよ。大丈夫!」
自信たっぷりに答えるシオンくんを見据えユイちゃんはそこで話を終える事としました。そのうちどうなるかは風の噂だったり本人達から聞くだろうと思ったのです。
一方でアイちゃんは一人パソコンに向かいながらさっきの事を考えていました。
(シオンがママを好き……?どういう事なの……?)
本人から直接聞いたわけでもなくイオとリオを話してる所を偶然聞いてしまったアイちゃんですが詳しい内容までは聞いていない為分からなくて少しモヤモヤしてしまいます。
でも、シオンがママを好きなんて元からじゃない?とも思ってしまうアイちゃん。
「マザコン問題でも話してたのかな……イオお兄ちゃん達。シオンのマザコン更に最近酷くなってる気がするし……ほんと私じゃなくて別の人が血縁者以外の人がシオンの恋人だったり奥さんだったら大変だったかもだわぁ……」
少しモヤモヤするもののそう納得する事にしたアイちゃんでした。

リオはミヅキちゃんと話そうとしますがまだミヅキちゃん家出事件の事もあり何を言ったらいいか戸惑っているとミヅキちゃんが先に喋りだしました。
「ちょっと座って話そっかリオ」
「お、おう……うん」
なんだかミヅキちゃんの物言いに不安が出てきたリオはミヅキに促されてソファーに座りミヅキを見つめます。じっとミヅキちゃんにしばらく見つめ続けられるリオ。そのミヅキちゃんの顔によからぬ事を妄想してしまいます。
(……え?俺もまさか振られる……??)
そんな不安がってるリオをよそにミヅキちゃんは口を開きます。
「この前私が勝手に勘違いしてたみたいリオとイオの事。たぶんリオとイオは私の為にきっと何か計画してくれてたのよね?ごめんね、信じてあげられなくて」
ミヅキちゃんから例の家出事件を謝られてリオはその事かと納得しすかさず自らも謝りました。
「いや、俺の方こそちゃんと言わなくてごめん。それと……本当にイオのしょうもない考えが発端だったから言うのが恥ずかしくなってさ……本当にそこまで難しく考えなくていいんだ。俺達がミヅキをベッドで……っていう……その……察してくれ」
リオからそれを聞いて全てミヅキちゃんはあの日何を話していたのか理解しました。思わず笑ってしまうミヅキちゃん。
「なんだ!そんな事だったの?確かにあなた達二人同時に……っていうのは今までなかったわね。でもリオは抵抗あるでしょう?」
「……そりゃそうだろ。ミヅキはいてもいいけど息子の前で……だぞ?気にしないあいつがどうかしてる……気にしないっていえば……シオンもだけど……」
リオはついシオンの名を出してしまいます。シオンと聞いてミヅキちゃんは笑みを引っ込めてしまいました。
「……イオから聞いたの?」
そう問われリオはぽつりと呟きます。
「あぁ聞いた」
リオはつい昔の事を思い返します。自分が苦しんだ事を今度はイオが苦しんでる事を。リオはシオンがミヅキの事を好きと聞いたもののそれに関してはあまり心を痛めずむしろ来たか、とも思っていました。
「ミヅキ��……まだ俺を想ってるからこそ戻ってきてくれたって俺はそう思ってていいんだよな?」
「それは間違いないわ。あなたの事とても大事で愛してる人だもの」
ミヅキの言葉に安心するリオ。
「ならあとはミヅキがどうしたいか、だ。シオンの性格ならミヅキの事を諦める、なんて選択肢なんて絶対ないはずだよ。それにミヅキがすぐにシオンを振らないのもミヅキの心が揺れてる証拠でもあるだろう?」
「どうして……そう思えるの?シオンは絶対あきらめないって思えるの?」
「だって俺の孫だぞ?」
その即答にミヅキちゃんはちょっと目が点になってしまいます。
「……そう言われるとそうね。あなたは絶対諦めなかったわね。私のこと」
「だろ?それに昔言っただろ?ミヅキが好きになる男は俺に似た男か俺の血を継いだ奴だって」
そう言われてミヅキちゃんは昔の事を思い出してつい笑みが戻ってきます。そのままミヅキちゃんは言葉を紡ぎます。
「そういえばそんな事も言ってたわね。懐かしい」
「まぁ今はイオが一番苦しんでる時期だと思う。俺はあいつ自身で乗り越えてほしいとも思う。……まぁ俺だって少なからずライバルが増えるのは嫌さ。……でもミヅキが俺の事を想ってくれる限りそこは目を瞑ろうと思ってる」
「……うん。リオもイオの事はそうしてきたのね……。私まだシオンの事はかわいい息子だと思ってるのよ。でもこの間急にね私の知らないシオンに変わったの。……それにアイと結婚したのに母親なんかに手を出そうとしてて大丈夫かなって思うところもあるのよ」
ミヅキちゃんの懸念はそこもあるのです。アイの事なのです。シオンも大事な息子ですがアイも大事な娘な訳です。血縁の事は目を瞑りつつもまさかその対象に自分がなるなんてミヅキちゃんは思いもしなかった事なのです。
リオは���ヅキちゃんの気持ちを再確認したのちに夜に一度話をするためにイオと一緒にシオンをバーカウンターがある部屋に呼び出しました。応接間とは違って多少話しやすい場を選んだのです。
「もう察してるよな?なんでシオンがここに呼ばれたのか」
「……察してるに決まってるでしょ」
シオンは堂々とそう答えます。リオがにこやかに話すのを見てイオは少し困惑気味でもありました。イオはまだまだ心の整理がついてないのです。
シオンくんは開口一番に二人に宣言します。
「俺はミヅキが好きなんだ。ぜっっったいに諦めるつもりはないね!今は俺の事をまだミヅキは好意的に見てないかもしれないけれど好きにさせる自信が絶対にある!!」
「……だろうな。俺でもそうする。さすが俺の血を引くだけあるなって思うよ」
リオがシオンくんの言葉を聞いてそう呟きイオはただただ黙ってそれを聞きます。シオンくんの真剣な気持ちも一度は聞き入れなければいけないと分かりつつもどうにも取られたくない想いも先行してしまうのです。
「……シオン。じゃあ逆に聞くけどお前はミヅキが俺達の事を愛し続けてる事についてはどう思ってるんだ?それも承知の上でミヅキを愛せる自信はあるのか?正直言うと俺はな、父親だけれど男としてミヅキをシオンには渡したくないって思う」
そのイオの真剣な問いにシオンくんは悩む素振りも見せずに答えます。
「ミヅキの気持ちを簡単には変えられない事は承知だよ。それにミヅキがパパ達を愛してるのだっていやという程分かってる。だから奪おうともさすがにそこまでは思ってない。けどもちろん今まで何度も俺はパパ達には嫉妬してるよ」
「はっきり言うけど俺は絶対にミヅキを振り向かせる。今回の家出の件でミヅキを二人から奪おうとか少し考えたけど、ミヅキの気持ちをないがしろにしたくなかったからそんな考えはすぐに止めたよ。これから先もずっとミヅキを愛せる自信だって往々にしてあるよ。パパは奪われたくないって言うけど、それを言ったら俺だってミヅキを自分のものにして遠い所に連れてって誰にも会わせないようにして閉じ込めておきたいぐらい俺の愛は深いし奪われたくないって思うよ」
シオンの重たい愛を聞かされてリオもイオも少し口を閉ざしてしまいます。最近好きになったような考えではないからです。
それでもシオンくんの言葉は止まりません。
「ミヅキをずっと見てきた。ずっと。笑ってる顔も悲しい顔も困った顔も全部全部見てきた。でも知らない顔だってまだまだある。俺はミヅキの事は全部知りたい。ミヅキのすべてを全部愛したい。俺はミヅキを愛す覚悟はある」
その覚悟を聞いてイオは何を言っても覆る事はないのだと悟りました。相当重たい愛だと感じたのです。果たして当時の自分だったらここまでミヅキに言えるだろうかとも自問自答してしまいますがでも今は気持ちは負けないつもりです。
「シオンの気持ちはよく分かったよ。だけどミヅキが絶対に振り向かない可能性だってあるだろ?何よりシオンは我が子だしアイの事もあるしだからなおさら振られる可能性だっておおいにあるぞ?」
イオは少し意地悪な気持ちで聞いてしまいます。けれどもシオンはへこたれもしませんでした。
「……そんな可能性一ミリもないよ。そんな可能性があったらキスをした時点ですごくミヅキに引っ叩かれてるよ。少なくともミヅキは何度も俺のキスを受け入れた時点で好きになってくれる可能性の方が十分にある。もしかして牽制とか意地悪のつもり?パパ?無駄だよ止めたって無駄」
シオンの言葉も聞き傍らで聞いていたリオは少し笑ってしまいます。まるで昔の自分を見てるようで懐かしくも感じるのです。
「イオ、もう説得は諦めた方がいいんじゃないか?昔のお前だって俺が好きなままでいいとか言ってた事忘れたのか?」
「……そうだけどさまさかそれが自分にもやってくる時がくるなんて思いもしないじゃん。実の息子にだよ??ミヅキとの間に出来た息子にだよ??…………はぁ」
最後に深くため息を吐くイオの言葉にリオはまだまだ納得するには時間が必要そうだな、と密かに思います。けれども容認する上でリオはひとつシオンに言っておきたい事がありました。妻のミヅキももちろん大切なのですが、今はシオンの妻になっている娘のアイの事もとても大切なのです。
「これだけは約束してくれシオン。アイにはちゃんといずれ打ち明けてしっかり話し合え。アイが納得するかどうかは分からないが、アイをひどく傷つけるような真似だけはするんじゃないぞ」
「もちろんそれは分かってる。ミヅキだって大切だけどアイも大切だからね」
「アイ"も"大切なんだな……そうか……まぁ頑張れとはさすがに恋敵相手には言わないけど祖父として親としては見守ってるよ」
シオンくんの言葉にリオはそれ以上何も言いませんでした。ただアイとひどく揉める事は予想は出来そうだな、とシオンくんの言動からリオは思うのです。もちろんミヅキちゃんを取られるのだって本当はリオも嫌ですが、まだシオンは身内でありミヅキも自分を愛してくれてるからなおさら許せるのだろうな、とリオは思うのでした。
次回に続く。
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