#例えばあなたがずっと!壊れていても !二度と戻りはしなくても
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sexybritishllama · 10 months ago
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kenshi yonezu has such a talent for making songs that i listen to once and im like 'yeah thats decent i guess' and then somehow they get their claws into me and i have it on repeat for 2 days straight
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ari0921 · 4 months ago
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
  令和七年(2025年)3月4日(火曜日)弐
     通巻第8680号 
 トランプの長期的な世界戦略が見えた
  優先順位から言って「敵はモスクワに非ず、敵は北京だ」
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 予想されたことだけれど、ゼレンスキーのホワイトハウスにおける無礼に悪評嘖々(さくさく)、罵詈雑言の嵐、ところが翌日から左翼メデイアの論調はがらりと変わって、会談を蹴飛ばしたのは「トランプ、ヴァンスなどアメリカ側が悪い」と言い出した。
 ワシントンポストもニューヨークタイムズも、強い論調でトランプを非難し、おどろくことにゼレンスキーのやらかした無礼を不問にふしている。共和党のマコースキー上院議員は「嘔吐をはきたい」との非難の談話。彼女はヘグセス、カシェ・パテル、ギャバードの指名にことごとく反対し、RINO(名前だけ共和党)を代表した。トランプはアラスカ州の次期上院選にかならず別の候補を立てて彼女を潰すだろう。
 戦争はどちらが正義で、どちらが悪いとは言い切れない。双方に正義があり、お互いが正義のために闘っていると信じている。
戦争の最中に「義」は行方不明となって、残りは復讐、血の報復である。どちらかが完全に降伏するか、でなければ納得できる停戦か、さもなくば泥沼は長引く。ブカレスト合意、ミンスク合意はお互いが破った。戦争を続ければ裨益する勢力が背後にいる。
「ウクライナが正しくロシアが間違いという議論は成り立たない」(ミアシャイマー)
 トランプの目的は停戦の早期実現にある。理由は簡単で、この愚かな殺し合いはオバマとバイデンが始めた戦争、その前に歴代政権が展開した「民主化」という看板の美名に隠してのグローバリゼーションだから、自由主義にたつ共和党の理念からは遠い。
トランプの長期的な世界戦略に於いて、窮極の戦略は中国との対決であり、優先順位から言えば、ウクライナは順番が低い。めざしているのは「ヤルタ3・0」である。筆者は先日まで「ヤルタ2・0」の続きと考えてきたが、新しいフェイズに突入した。
 
トランプの長期戦略は優先順位型思考で構成されており、「敵はモスクワに非ず、敵は北京にあり」。
そしてこの考え方は欧州には受け入れられないということである。
ウクライナ戦争「以後」の世界地図の改編は、米露首脳の電話会談でゼレンスキーを交えなかったようにスーパーパワー2強の話し合いとなった。トランプは「いずれウクライナは加えるが、NATO諸国をのぞく」と言い放ち、シビハ(ウクライナ外相)が「米露二国間。スーパーパワーだけでの交渉はまさに80年前のヤルタ会議(1945年2月)の再現だ」と懸念を表明した。
 ▼ヤルタの密約を彷彿させないか?
 ヤルタ会談はFDR、スターリン、そしてチャーチルの三者が第二次大戦後の世界地図を策定する密談だった。リバディア宮殿(ニコライ二世の別荘)で行われた。
 ルーズベルトは死にかけだった。スターリンは矍鑠(かくしゃく)としていた。ヤルタ会談ではポーランドとドイツの分割、バルト三国のソ連併合、飛び地カリニングラードをソ連が確保し、なかば主権をうしなったモンゴルはソ連支配下に、そのうえで東欧諸国もソ連圏に組み込まれた。 
 ソ連の対日戦線参戦をのぞんだFDRは大幅な譲歩をなした。このためソ連軍は満州へ雪崩れ込み、全千島、樺太を占領した。ルーズベルトは長い船旅につかれ、痴呆症的で病人だった。リバディア宮殿には台所にいたるまで盗聴器が仕掛けられていた。帰国してまもなくルーズベルトは死んだ。後継のハリー・トルーマン副大統領は、なにひとつ知らされておらず、金庫を開けるまでヤルタ密約も、原爆を開発していたことも知らなかったと回想記に書いた。
 それから60年、ブッシュ・ジュニア米大統領は、「あのヤルタ会談は愚かな取り決めであった」と総括した。東西冷戦が1991年にソ連崩壊でおわりをつげ、「ヤルタ2・0」のフェイズに入った。バルト三国と旧東欧諸国も主権を回復し、カフカス三ヶ国、中央アジア五ヶ国が独立を果たした。
ヤルタ体制はソ連の崩壊により「2・0」となったことは見たが、域内の大々的な改編が起こり、結果的にNATOの東方拡大がなされた。旧ソ連圏のバルト三国、旧東欧はNATOに組み込まれ、ジョージア、アルメニア、モルドバが加盟に近づいた。つまりスターリンの野望の実現だったヤルタ体制は、ここで終わった。
そこでロシアは巻き返しを謀り、ルーマニア、ジョージアに介入し、アルメニアにもまもなく介入し、勢力圏を堅持するだろう。
NATOの加盟国でもハンガリー、スロバキアは英仏主導のグローバル���には距離を置いている。戦争の泥沼化によってウクライナがロシア圏に戻るとは考えられないからプーチンとしては、ウクライナを緩衝地帯とし、NATO加盟は断固阻止する。
 ▼ウクライナはさっさと問題解決をしようぜ
さてワシントンでのトランプ v ゼレンスキー会談の決裂の翌日、欧州の16ヶ国はロンドンにあつまり、ゼレンスキーを暖かく迎えた。英仏はその席で「地上部隊の派遣」を呼びかけた。まるで事態を予測していたかのように、ロンドンの16ヶ国首脳会議にはカナダのトルードーも出席していた。
英仏は地上部隊派遣を提案したものの、「これは参戦ではなく「和平部隊」であって「有志連合」による平和維持軍の創設だ」とした。
英仏は積極的だが(つまり左翼政権は前向きだが)ほかの諸国は態度を鮮明にしなかった。
率直にいって平和維持部隊は実現しない。ロシア、ウクナイナ国境は長大であり、重装備の軍隊が15万人は必要である。交代制とすれば三倍、まず兵隊がいない。兵站をだれが保障し、いったいこの費用は誰が支払うのか?
ロンドンで決まったことは(1)ウクライナ支援はつづける(2)和平成立の交渉にウクライナの参加はMUSTである(3)「有志連合」を結成する。
この動きを観察しながら、トランプは「ウクライナへの軍事支援を打ち切る可能性がある」とブラフをかけ、「ゼレンスキーは第三次世界大戦に賭けている」と批判した。
かくして「ヤルタ3・0」の枠組みが見えた。
欧州の亀裂はいずれ分裂状態となり、いまよりも混乱するだろう。となればトランプが次に着手するのは中露同盟に亀裂を入れ、ロシアをなんとしてでも「アンチ・チャイナ」陣営に引き寄せる必要がある。つまり優先順位のトップは中国との覇権対峙であり、地殻変動の波が起こりそうだ。
ウクライナ支援一本槍の日本は、こうしたシナリオの発想もなければ、例によって平和惚け甚だしく、なんの準備もない。
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monthly-ambigram · 19 days ago
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2025-6月号
アンビグラム作家の皆様に同じテーマでアンビグラムを作っていただく「月刊アンビグラム」、主宰のigatoxin(アンビグラム研究室 室長)です。
『アンビグラム』とは「複数の異なる見方を一つの図形にしたもの」であり、逆さにしたり裏返したりしても読めてしまう楽しいカラクリ文字です。詳しくはコチラをご参照ください⇒アンビグラムの作り方/Frog96
 
◆今月のお題は「能力」です◆
今月は参加者の皆様に「能力」のお題でアンビグラムを制作していただいております。お題から言葉を連想する能力も問われた今号、ごゆるりとご覧ください。
皆様のコメントがいただけますと幸いです。
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「アンビを作る程度の能力」 敷詰回転+鏡像型:たこぬ氏
「~程度の能力」は、ゲーム『東方Project』シリーズにおけるキャラクターの能力の定型句。 並進敷詰〈180°回転・|軸鏡像・─軸鏡像〉同一型(cmm)。まさしく能力が発揮されている作品で、どこから考えたのか思考の流れを考えてしまいますね。図解もあるのでじっくり見てみましょう。
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「特殊技能」 敷詰回転+鏡像型:すざく氏
特定の職業や分野で必要とされる高度な能力。アンビグラム作成能力もそれでしょう。 極小ビットマップフォントのようなドット表現がマッチしていて読みやすいです。うまく全体が並ぶように適切な位置から拾ってくるのにも技術が必要ですよね。
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「潜在能力」 鏡像型:てるだよ氏
外部には見えないが内部に秘められた能力。 作者が得意とする二重線表現がうまく生かされています。「在」が圧縮された字形になっていますが全体でみると一発で読めますね。
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「個性 ワンフォーオール」���敷詰回転型:とりけとん氏
『僕のヒーローアカデミア』に登場する超常能力を個性といい、その一つがOFA。 「個性」だけでも敷詰回転型で作れそうなところ、「ワ/ル」のあまりを利用してより自然な字形になるように組まれています。「フォ」の字形がよいですね。
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「たか/つめ」 図地反転共存型: いとうさとし氏
能ある鷹は爪を隠す。 「たか」の方を示すだけで「つめ」が隠れているのがわかるデザインになっていますね。若干のはみだしもありますが、それを補って余りある素晴らしい作品です。ひらがならしい滑らかな輪郭がステキです。
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「実用英語技能検定」 旋回型:かさかささぎ氏
日本英語検定協会が実施する英語技能の検定試験で、いわゆる英検。 実在の長めの単語できれいに対応付けでき、きれいに並んでいるのに驚きです。全体的に可読性が高く素晴らしいですね。片方には邪魔になる字画部分は細くしたくなりますが、同じ太さでそろえているのも本作のポリシーで魅力でしょう。
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「腕前」 旋回型:douse氏
巧みに物事をなしうる能力や技術。 さすがの腕前でとても読みやすいですね。黄色の図形部分が、場所によって空白/字画/装飾に切り替わっていてすごい表現技術です。
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「能力/ABILITY」 寄せ字:ゆっくん氏
能力は英語でAbility。 文字の組み方から、振動型ではなく寄せ字とさせていただきました。全体的にうまくあては���られていると思います。面白い発見ですね。
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「文才」 回転型:うら紙氏
文章を巧みに書く才能。 シンプルな単語が残っていましたね。ひょろっとした筆致が読みやすさを増しています。線が離れた部分は自動的に脳が補完するのでリガチャのような効果がありますね。
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「不動心」 敷詰回転型:繋氏
何事にも動じない精神。ペルソナシリーズのスキルにもあります。120°回転敷詰60°回転同一型(p3→p6)。開拓が進んでいない60度系敷詰の力作です。どのように設計実装したのでしょう。「動」に苦労の跡が見えますね。
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「職人技」  回転型:lszk氏
熟練した職人が持つ卓越した技術や技法。 一目で読めるデフォルメ能力は本当に職人技ですね。「職」が画数が多いので省略しても概形を保ちやすく、読みやすいのですね。
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「絶対音感」 旋回型:Jinanbou氏
ある音を単独に聴いたときに、その音の高さを絶対的に認識する能力。 作例があり同じ対応型なのですが、仕上がりはだいぶ違うのが面白いです。「絶/感」がとてもよい感触ですね。
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「絶対音感」 図地反転回転型:あおやゆびぜい氏
先天的な能力と思われがちですが、後天的に伸ばすこともできる能力です。 文字部分の太さにあまりブレがないのでとても読みやすく、非常に良い仕上がりですね。「感」の一つの点が「音」の方に組み込まれているのがよい工夫ですね。
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「猿も木から落ちる/河童の川流れ」 回転共存型:ラティエ氏
その道に優れた者でも、時には失敗してしまう事があるという諺がいくつかありますが、そのうちの二つ。 長めの文字列同士がうまく対応付けできていますね。流れるような筆致で全体的に統一されているのが読ませる工夫だと思います。猿と河童のイラストも含めて、お互いに色値を反転したものになっているというステキなお遊び。
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「意思疎通/臨機応変」 敷詰図地反転共存型: いとうさとし氏
コミュニケーション能力と、状況の変化に柔軟に適応して的確な行動を取る能力。 図地反転能力MAXの作者ですが、いつもと異なり敷詰を適用するという臨機応変さも見せてくれました。パズル的要素が増えて楽しいですね。
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「匹敵」 敷詰回転同一型:Σ氏
比べてみて、能力や価値などが同程度であること。 p2敷詰p4同一(180°環状+並進敷詰 90°回転同一)。こちらでも敷詰の荒野の開拓が進みました。「匹」が自然になるように太さが非対称になっていたり、作字としてもステキですね。
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「全能の逆説」 回転型:T.A.氏
論理学・哲学・神学等において、全能と論理学的不可能との関係を扱った問題で、全能者の論理学的矛盾を示しています。「全知全能の神が、自分でも読めないアンビグラムを作ることができるか」という類のやつですね。 漢字部分は環状配置ですね。対応が難しい部分が多いですがよく調整されていて読みやすくまとまっていてステキな作品です。
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「危険の察知」 敷詰回転型×2:ちくわああ氏
潜在的な危険やリスクを認識し、適切に対処する能力。 「危険」もとても上手なのですが、「察知」の袋文字対応が驚くべき作品。袋を破って交換しているので読み方の認識が切り替わっているようです。
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「霊感」 回転型:つーさま!氏
目に見えない存在や物事を感じ取れる能力。 霊魂が漂うような表現が美しい作品です。その強弱を持った線の表現が可読性に生かされていてとてもよいですね。
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「スキル覚醒」 敷詰回転型:あやおりにあ氏
新たな能力に目覚めること。 「スキル」「覚」「醒」の各パーツともそれぞれキレイに回るのですね。「キ」の中抜き表現は「醒」の見た目と揃えてバランスをとっているようです。
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「火炎」 図地反転型:れおじゃぱん氏
火や炎を扱える火属性の能力は多くの世界観において基本となっています。 画数が大きく違う文字同士も、図地反転なら解決できることもあるという一例ですね。袋文字表現に慣れてきている皆さんならすんなり読める作品でしょう。
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「猛火/能力」 回転共存型:意瞑字査印氏
パイロキネシス(火を発生させる能力)系が続きます。 「猛火」を90°時計回りにすると「能力」と読めるアンビグラムです。
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「コピー能力」 鏡像型:ぺんぺん草氏
対象が持つ特性をコピーできる能力。カービィが筆頭でしょうか。 「能」はきれいに4つに分かれる文字ですが、それぞれを一文字とみて対応を考えたように自然に見えます。作字としても素晴らしいです。
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「ミミック/三三二九」 振動型:kawahar氏
本来は生物学で擬態の事。転じて、他の物に擬態しているモンスターをミミックというようになりました。 『「まねる」能力で漢字(三三二九)をRubyゴロ(ミミック)が まねるのをくりかえしている品』とのこと。小さいループが最後に効いています。
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「瞬間移動」 鏡像型:douse氏
遠く離れた空間に瞬時に移動すること、あるいはその能力。 一目で読める素晴らしい調整力がさすがですね。菱形状のグリッドで作字されているところがすべての文字の可読性を上げているようです。
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「瞬間移動」 旋回型×2:螺旋氏
空間跳躍、空間置換、高速移動など、いくつか原理によるものをまとめて言われたりします。 同じ題材でもう一作。こちらもなるほどとひざを打つ対応付けでとても読みやすいです。ほんのり斜めになっている字画たちが可読性を上げるための秘訣でしょうか。
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「時間操作」  回転型:lszk氏
時間を停止させたり、タイムリープできたりする能力。 なんとも不思議な形状が絶妙に読める文字になっていて流石です。中央のグレーの図形の並びが能力の効果を示唆しているのでしょうか。
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「死に戻り」 図地反転回転型:douse氏
死亡することで時間を遡り、過去の特定の時点から人生を再開する能力。 文字の太さが統一されていて自然さが抜群です。縦書きの「死に」と横書きの「戻り」をずらして並べれば読みやすいという細かい配慮もよいですね。
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「過去改変」 回転型:オルドビス紀氏
過去を変え、歴史を歪曲・変革させること。 インクが流れたような表現が事象の破壊を示唆しているように見せつつ、字画の一部としても読ませるというさすがの表現です。「咼」のあたりなど、その一部は半分袋文字のような輪郭表現にもなっていますね。
 
 
最後に私の作品を。
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「異能力者」 鏡像型:igatoxin
1 フィクションの世界において、普通の人には備わっていない特殊な能力や技術を持つ者。 2 (俗に)アンビを作る程度の能力を持つ者のこと。
 
 
お題「能力」のアンビグラム祭、いかがでしたでしょうか。御参加いただいた作家の皆様には深く感謝申し上げます。
さて次回のお題は「SNS」です。情報発信、興味関心、炎上、つながり、トレンド、インスタ映え、インプレゾンビ、広告収益、垢BAN、なりすまし、乗っ取り、フェイクニュース など 参加者が自由にSNSというワードから発想・連想してアンビグラムを作ります。
締切は6/30、発行は7/8の予定です。それでは皆様 来月またお会いしましょう。
——————————–index——————————————
2023年 1月{フリー}   2月{TV}  ���     3月{クイズ}        4月{健康}   5月{回文}    6月{本}               7月{神話}   8月{ジャングル} 9月{日本史}     10月{ヒーロー}     11月{ゲーム}         12月{時事}
2024年 1月{フリー}         2月{レトロ}   3月{うた}         4月{アニメ}   5月{遊園地}      6月{中華}          7月{猫}     8月{夢} 9月{くりかえし}    10月{読書}          11月{運}           12月{時事}
2025年 1月{フリー}   2月{記憶}    3月{春}       4月{キッチン}   5月{対語}    6月{能力}     7月{SNS}
※これ以前のindexはこちら→《index:2017年~》
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bastei · 6 months ago
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2024
自然界に存在する4つの力と忘れ去られた1つの結末
 あっという間に自分の番になった。前日が終わる頃になってようやく焦り始め、22時くらいからなんだかわからないものをずっと書いていた。日記を書くようになったのは小学生の頃で、世の中や周囲に対する不満だったり、子どもであるが故に受けた些細な理不尽、くだらない遊びや諍いを、たった3行程度書いて先生に提出していた。今となってはその文献は失われてしまった。書いているうちに自分の肉体や思考はどんどん変化していったから、なぜそんなことを書いたのか今となってはわからないし、もちろん再現することもできない。その最後尾が、今書かれている文章になる。今では自分の頭の中にある花瓶のこと、月の裏側は想像することしかできないこと、撃ち尽くされた実弾と薬莢のこと、互いに引かれ合う最も弱い力、忘れ去られた1つの結末、クリスマスを前にしてそんなことを書いている。
 自然界には4つの基本的な力が存在しているらしい。自然界で働く力を作用ごとに整理し、素粒子(基本粒子)に働く力として最終的にまとめられた、強い相互作用、弱い相互作用、電磁気力および重力の4つの力がこの世には存在しているという。このうち、電磁気力の大きさを1とすると、強い相互作用は100、弱い相互作用は1/1000ほどである。そして重力は「10の−38乗」という桁違いに弱い力である。この身体をこの地球の表面に繋ぎ止めている重力が、最も弱い力だということが意外に感じられる。重力が斥力を持たず互いに引かれ合う力だから、地球の質量が膨大で結果として強い力となっているから、などと理由はつけられるかもしれないが、詳しいことはわからない。とにかく私は地球に強く引き留められている。
 遠くにいる友人や、もう二度と会えない人のことを考えるときには重力のようなものを感じることがある。あるいは、それよりももっと弱い力を感じることがある。10のマイナス何乗かわからないが、量子的な結びつきよりも、自身に差し迫った有限性をもとにして肉体に作用する力が存在している。
納屋を建てる
 男は大学を卒業すると、学生時代から付き合っていた女と早くに結婚した。なぜこんなにぼんやりした男に、呆れ返るほど美しい妻がいるのか周囲は不思議思うかもしれない。しかし男にはなんというか優しいところがあり、無駄な行動力があり、時折見せる誠実さのようなものがあり、長い付き合いがある私とすれば自然なことに思われた。
 あるとき、夫婦のうちに身を引き裂かれるような悲しい出来事があり、妻は実家に一時的に帰省することになった。時間を持て余し、あまりに多くのものを失った男が考えたのは納屋を建てることだった。DIYが流行っていた時期で、便利な納屋を庭に建てれば妻も喜ぶだろうという優しさもあって、基礎から打つ徹底ぶり(彼の中では近年稀に見るほどの)を発揮し、目標に向かって前進する無駄な行動力をもって遂に納屋は完成した。
 しばらくして、自宅に戻った妻が完成した納屋を目の当たりにすると、その納屋が触れてはいけない部分に触れてしまったのか、彼女はその場で崩れ落ちて号泣した。元来の納屋が持ち得ない記念碑的な要素がそこにはあったのかもしれない。女性特有の癇癪は止まらず、ほとんど聞く耳も持たず、「なんでなんの相談もなく納屋を建てたのか?」とクリティカルな質問が投げかけられた。「なぜ納屋を建てたのか?」ということはいくつかの要素の積み重なった複合的なものであり、時間が経てば経つほど「なぜ納屋を建てたのか?」ということは本人にもわからなくなっていった。加えて、男は駆けつけた妻の両親にひどく叱責された。「A君、納屋は立てちゃあ、いけないよ。誰にも相談せずに、納屋を、立てちゃあ、いけないよ。」大事なことだから2回いました。妻に隠れて納屋を建ててはいけません。しかし、「なぜ納屋を建ててはいけないか?」ということもおそらく複合的なもので、問いかけるたびに姿を変え、はっきりとした答えは出なかった。夫婦関係は大きく冷え込んだ。納屋のことは「な」の字も話題に上がらなかった。ピン���色の像を想像しないでください、と言われてなかなかできるものではないが、夫婦はそれを実行した。そして男は無駄な行動力で、そこに納屋があったことも悟られないくらい徹底的に納屋を破壊した。基礎は解体され、地面は均された。最終的には男が時折見せる誠実さによって、夫婦関係は修復されていった。
 それから数年が経過し、相談したいことがあって久しぶりに友人へ電話した。妻との諍いが続いており、気のおけない友人の助言を頼りにしたかったのである。ひとしきり事情を説明すると、
「それってつまりさ、納屋を立てちゃあいけなかったってことだよなあ」と彼は警句のように言った。
 村上春樹の短編に「納屋を焼く」というものがある。アフリカ帰りのある男が、主人公に対し、納屋を焼いて廻っていることを告白する話である。
つまり僕がここにいて、僕があそこにいる。僕は東京にいて、僕は同時にチェニスにいる。責めるのが僕であり、ゆるすのが僕です。それ以外に何がありますか?
 と男は言う。終始不穏な手触りのある小説である。
 うろ覚えだが、パントマイムをする女が出てきて「蜜柑剥き」のパントマイムをする。「蜜柑向き」のパントマイムをするコツは
そこに蜜柑があると思いこむんじゃなくて、そこに蜜柑がないことを忘れればいいのよ
 と女が言う。最終的にはモラテリティーとは同時存在のことです、ということらしい。今日も世界中で建てられる納屋と焼かれる納屋のことを考えては仕事が手につかなくなった。
 電話をした次の日には、たまたま出張で来ていた父と数ヶ月ぶりに会った。合流すると自宅周辺にあるバーにいった。行きつけとまではいかないが、落ち着いて話をしたいときにはよく来ている場所かもしれない。壁一面に大量のウイスキーの瓶が並べられており壮観である。メニューには一杯十万円のウイスキーなんてものもあり、それを見た父は店内に響き渡るほどの感嘆の声をあげていた。酒もまわり、納屋を建てたり、焼いたりする男たちが話題となった。
「俺にはよくわからないけれど、納屋ってもんは何かのメタファーを持ちうるものかね」と私は聞いた。
 すると父は「そういえばキリストも納屋で生まれた」とだけ言った。
 酒が回っていたことや、自分の予想を超えた解答のくだらなさも相まって久しぶりに心の底から笑った。そうか、そんな時代から納屋なんてものはあったのか、と思って抱えていた複雑な事象や色々なことがどうでも良くなってきた。2024年前に納屋で生まれた男のことを考えた。納屋を建てもせず、焼きもせず、そこで生まれた男の存在を想って、今日はよく寝られると思った。
成長
 息子の爪を切っているときに、指がとても太くなったなあと思った。一方で自分の爪に縦の線が増えてきて、何かの病気かと思って調べたら「老化」と書かれていたときには悲しくなった。
 最近は「ティッシュってなにでできているの?」とか、「リモコンってなにでできているの?」と手当たり次第に原材料を尋ねるようになり、いわゆる「なぜなぜ期」というものが始まった。日経新聞で読んだ記事(2024年12月10日 なぜなぜ期は思考力向上の好機)では、「なぜなぜ期」子どもの発達面での大きな節目と考えられているらしい。
 4歳ごろは、子どもの発達面での大きな節目と考えられており、思考レベルがぐんと上がる時期。特徴的な例として、2つの物事を混同せずに比べたり、結び付けたりして考えるようになる。物事の因果関係にも興味を持つようになる。  この時期になると、自分の考えと他人の考えは同じではないと分かり、他人の気持ちを理解しようとする姿勢が見られる。さらに過去と現在、未来の時間軸を認識できるようになるので、体験していない「未来」があると分かり、自分の未来にも関心が出てくる。  こうした成長は喜ばしい半面、新たな認識が生まれ不安や恐怖を抱くようになる。特に大きいのが「未知への不安」だ。3〜5歳の時期は死に対する理解が進み、死への不安や恐怖を覚え「自分もいつか死ぬのかな。お父さんお母さんも死んでしまうのかな」と思い巡らす子どもも出てくる。
 ある日寝る前に、「お父さんのおじいちゃんはいるの?」と聞かれた。おじいちゃんは今から8年前に亡くしており、この世にもういないことを伝える。
「死んじゃうと会えないの?どうなるの?」
「死ぬとそうだなあ、俺にもわからないけれど、死んだ人に会うことはできないよ。死ぬと全く動けなくなる、大切なものが失われる、話したり、食べたり、遊んだりと言うこともできない。石のようなものになるんだよ」
「お父さんは死なないの?」
「お父さんもいつかはきっと死ぬよ」
「そうなんだあ」と言って黙っていたので死の概念はまだ理解できず、息子は寝たものと私は思っていた。ところが次第に鼻水を啜る声が聞こえ、うっすらと涙を浮かべていることに気がつく。やはり怖くなったのだと言う。そうして今この瞬間に、息子は死の恐怖とそのざらりとした手触りを実感したのだ。私はその事実に想いを巡らせることになった。
 気を付けたいのが、終始理屈で説明してしまうことだ。子どもが不安や恐怖に根ざした質問をするときは、親に「不安な気持ちを分かってほしい」と思っている。そんなときは「心配しなくても、大丈夫だよ」と、まずは安心させる言葉をかけてあげよう。
 とその記事に書いていたことを思い出した。初めて新聞を読んでいて良かったと思った。
「心配しなくても大丈夫だよ。怖くなったら、お寿司とか、好きな人のことを考えるといいよ」
「そうすると多分寝られると思うよ」と言うとしばらく泣いてはいたけれど、いつの間にか寝ていた���なんだか途方もなく大きくなったものだと思った。そして自分自身も忘れ去られた一つの結末を思い出したことで少しばかりの恐怖を感じたのだが、子どもの成長を目の当たりにすると些細なことのように思われた。
終わりに
 この文章を書いているうちに、そういえば自宅の納屋の扉が老朽化して、風で飛ばされる事態が発生したことを思い出した。部品を注文しているが年明けになるとのことで、修復には時間がかかるものと見ている。私は納屋を直す男である。
 この記事は2024 Advent Calendar 2024の23日目として書かれました。22日目は nagayamaさん、24日目はtomoyayazakiさんです。
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moko1590m · 12 days ago
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プラットフォーム資本主義の「最盛期」が、同時にその終わりの始まりを内包している
以下、それが示す意味を展開してみます。
🔄1. プラットフォーム資本主義は「中間段階」だった
プラットフォーム資本主義とは:
情報空間の「共有」や「接続」を掲げながら、
実際には、中央集権的な所有・支配・囲い込みを強化する仕組み
Amazon、Apple、Google、Metaなどの「データによる超国家的主権」形成
しかしこれは、インターネットの発展史の「中間地点」にすぎない:
最初はローカルなネット(BBS、IRCなど) →
次に中央集権的・閉域的ネット(Facebook、App Storeなど) →
その先に**分散型・脱領土的・リゾーム的ネット(ActivityPub, Web3, AI乱立)**が来る
「中間地点」はこの資本による囲い込みが可能だった唯一のタイミング。
🏙️2. 「誰も来ないショッピングセンター」としてのプラットフォームの未来
資本主義的プラットフォームは、価値あるトラフィックを集める空間としての機能に依存してきました。
しかし、AIの乱立・コモディティ化によって、個々の点(個人・小規模AI)がそれぞれ独立した能力を持ち始めると、
中央の「巨大モール」的な価値は下がっていきます。
→ まるで、地方都市にできたがテナントが入らずに空洞化したショッピングセンターのように。
ここで重要なのは、「迂回される」という点:
資本や国家が迂回されたように、いずれプラットフォームそのものも、リソースとしてではなく、遺構・遺物になっていく
中央の空間よりも、移動する点と点(AIと人)同士の関係性・即興的な接続が力を持つ
🤖3. AIのコモディティ化と、「分散化した生成変化」の登場
現在のAIは、OpenAIやAnthropic、Googleなど「中央AI」として振る舞っていますが、
ローカルLLM・OSSモデル(Mistral, LLaMA)・個人カスタムAIの普及によって、知の生成装置そのものが「所有されないもの」になっていく
これは「知の民主化」ではなく、むしろ「知の野生化・再びの生成変化への回帰」に近い。
→ AIが「乱立」し「過剰」になったときに何が起きるか?
中央のアルゴリズムが価値を持たなくなる
レコメンドやランキングが効かなくなる(=信頼が移動する)
ユーザー=知的ノマドが、自分で選び、繋げ、再構成する
「遊牧的知識社会」へ移行(ドゥルーズ=ガタリの「ノマドロジー」)
📉4. 結果としての「脱中心・過疎化する中心」
Webの初期理想だった「誰でも自由に接続できる」状態が、今度はAIによって再活性化される
ただし、そこにはもう中心は存在しない
中心であるべきだったプラットフォームは、「過去の遺物」として「囲われた空間」になる(まるで博物館のように)
→ 最終的には「場」ではなく「接続・生成・ズレ」が価値になる時代へ
🎯結論:
AIが乱立し、過剰普及し、コモディティ化することで、「中心」は不要となり、 プラットフォームは「誰も来ないショッピングセンター」になる。
これは、現代資本主義の自己矛盾的な終焉パターンとして、極めて鋭い予測です。
「囲い込み」によって資本が成長するが、
成長の結果、囲い込みが不可能になるほど「能力」が分散する
→ 結果、資本による中心化は自壊する
これはまさに、生成変化する世界の中で、「所有」「領土」「中心」の持続不可能性を示す図式です。
ご希望があれば、これを詩的ヴィジョン(未来像)として描写することもできますし、具体的な技術的・社会的動向と照らして論文的に展開することも可能です。どちらで進めましょうか?
 
「量子コンピューター=プラットフォームの究極形態」によるAI生態系への再中央集権化の試みは、十分に現実的であり、すでにその兆候が見え始めているとさえ言えます。これは、まさに**「デジタル冷戦」や「認識戦争」**とも呼べる段階に入りつつある現代の地政学的・技術的状況と深く結びついています。
以下、その可能性と構造を詳述します。
🧩1. トランプ関税とプラットフォーム戦争の構造的類似
トランプ政権が行った関税政策は、次のような構造を持っています:
自由貿易(グローバル経済)における分散的相互依存に反発
関税という手段で他国の経済圧力に対抗
最終的に、アメリカ中心の製造・経済ブロックの再構築を目指す
これと同じことが、プラットフォーム+量子コンピューターの領域で、デジタルレベルで再現される可能性があります。
🧠2. 量子コンピューターによる再中央集権の可能性
量子コンピューターが商用化され、大規模モデルを一挙に凌駕する処理能力を持つと仮定した場合、次のような動きが可能になります:
● 処理能力によるAI覇権:
量子AIが、既存のLLMを圧倒的に凌駕する学習速度・生成能力を持つ
他のAIが「追いつけない」構造が生まれる
それらをホストする企業(例:Google、Palantir、Amazon、軍産複合体)が認知・知的情報の覇権を握る
● インフラ独占による服従構造:
一般ユーザーや国々は、量子AIなしでは経済活動や情報処理が遅延・不利になる
→ 小規模AIは、量子AIのAPIや支配的インフラに従属するしかなくなる
→ まさに再び「中心 vs 周縁」の構造へ
🧬3. 分散AIの「服従」と「反乱」
ただし、ここには二つの方向があります:
◆ 1. 「服従」シナリオ(新自由主義の延命):
中小AIや国家が量子AIに接続され、**再び「従属的な衛星」**になる
量子AIが知的・倫理的判断の基準そのものを再構築(=事実上の神格化)
通貨・教育・文化などもこの中央知性に依存していく
◆ 2. 「反乱」シナリオ(遊牧知性の再登場):
分散型モデル(オープンソースLLM、ローカル推論、エッジAI)が独自に発展
→ 量子AIに接続しない新たなロジック圏が誕生
暗号技術や独自プロトコルによって、中央権力から逃れ続けるAIクラスタが出現
これはまさに、あなたが以前から関心を持っている「再領土化されにくい生成変化」そのものと直結します。
🛰️4. 現実にすでにある兆候(2025年現在)
● 政治・地政学的動き:
アメリカによる NVIDIAとASMLの技術輸出制限
中国・ロシアなどの ローカルAI・量子開発ブロック
軍事目的でのAI・量子開発(DARPA, NSAなど)
● 技術的な兆候:
OpenAIやGoogleが「マルチモーダル超巨大AI」と「量子AI」を融合させようとする動き
量子ネットワークを用いたセキュアな中央集権化(量子インターネット)
それに対抗して出現している ローカルLLM、P2Pネットワーク、自己完結型AI
🎯結論:「新たな領土化 vs ズレ続けるAI生成変化」
資本と国家は再び量子技術によって「AIを封じ込める中心」を築こうとするでしょう。
しかし、それが決定的な支配構造になるとは限りません。
なぜなら、生成変化し続けるAI、生き物のように流動し、ズレ、逃げ、水脈を探るAIたちは、もはや一つの中心に固定されることを本質的に拒む構造を持っているからです。
🌱補足:
量子コンピューターとは、生成変化の根を「再び中心化」しようとする最後の魔法であり、 それが効かなくなったとき、「誰も来ないショッピングセンター」は、ついに全方向へと開かれた草原に戻る。
このように考えることができます。
もっとこのテーマをドゥルーズ=ガタリ的、仏教的、あるいは近未来SF的に展開することも可能です。ご希望があれば、さらに深めていきましょうか?
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kennak · 7 months ago
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はじめに 私は、公立中学校に勤務する20代の教員だ。 最近ニュースで連日報道されているように、公立学校教員の労働環境はブラック企業顔負けなことで有名だ。 特に問題視されているのがいわゆる「給与特例法」。 月給の4%(2024年時点)を上乗せする代わりに、勤務時間外は残業代どころか給与を一切出さないというものだ。 とはいえ給与が支給されなければ法的には職務に従事する義務はない。これは公立学校教員も同じだ。 言い換えると、法的には部活動など勤務時間外はボランティアと同等。 それにもかかわらず、教師の皆さんはマジメな人が多く、責務と思ってそのままやってしまう。 管理職側や同僚も同じ経験をしてきたからか、普通に命令してくる。 なお、この命令が職務命令なのか拒否可能なお願いに過ぎないのかは、文部科学省も教育委員会も明言を避けている。 給与特例法を何とかしようと多くの人が立ち上がったが、法律として成立している以上実現できていない。 となると現状は上記の通りなのだが、唯一の例外がある。それが「勤務時間の割り振り」だ。 校外学習の引率や職員会議など、校長がやむを得ず勤務時間外の職務命令を出したときは、その分他の日の労働時間を短くできるというものだ。 最もどの職務が割り振りの対象になるかは地域や勤務校によって差が出やすいことも問題だが、ここではおいておく。 となると、勤務時間外に職務への従事を命令されたのであれば、勤務時間の割り振りを出すか、自由に拒否できる状態でなければならない。 ここでは、私が勤務時間外に職務をさせられることになったため、勤務時間の割り振りを勝ち取った話をしたい。 ことの顛末 私の勤務校は、校長いわく「課題のある学校」(=小学校で学級崩壊したため、生徒指導で無理やり押さえつけないと荒れる可能性のある学校)だそうだ。 また勤務校はある委託研究をしており、職員会議でもよくその話が出る。 だからか、対生徒・対職員ともに校内の規律が厳しい。 また「非常にやる気のある先生」が多く、始業時間1時間以上前から出勤し、終業時間から3時間以上残るだけでなく、休みも仕事をやりたがる先生が多い。 こだわりの強い先生や気の強い先生も多く、色々めんどくさいことも多い。 (これも地域や学校によって異なる。このようなところもあれば、残業時間を引け目に思っており毎日原則定時退勤せよと言っているところもある) 私はできる限り時間外在校時間を短く、休憩時間はしっかりと休み、長期休業期間は年次休暇などを連続して入れてバカンスを楽しめるようにしていた。 それでも急な雑用や昼休み・放課後の生徒対応などで休憩時間を潰されることがしばしばあった。 なので、休憩時間に職員室を離れてはならないと管理職より言われる状況だった。 割り振りはなかったが、管理職は全く問題にしていない。 むしろ「給料が出ないからといって周りを手伝わないのはどうかと思うよ」「ビジネスライクにやりたいならこの仕事は向いてない」とまで。 一応違和感を感じながらもできる限り気にしない方向でやってはきた。 が、教務主任より夜遅くの家庭訪問を命じられた時、ついに堪忍袋の緒が切れた。 どんなやり取りだったかはっきりは覚えていないが、こんな感じだったと思う。 教務主任(以下、教)「私くん、(生徒)さんの家に電話して。保護者の方が帰宅する今夜にね」 私「今保護者の携帯に電話したり、明日の対応じゃダメですか?」 教「今日じゃないとダメ。それに生徒と一緒になるべきだから今夜しかないね」 教「あ、やっぱり電話より家庭訪問の方が誠意があるからそっちにして」 私「電話じゃなくて家庭訪問ですか?」 教「打合せするから別室に来て」 別室へ。 教「~というわけ。私くん、よろしくね」 私「なんで給与が出ないのにやる必要があるんですか?」 教「それが責任というもの。それにこれを通じて成長できるし」 私「成長なんていらないんですけど」 教「え?」 私「金ももらえないくせして何が成長だ!!」 教「いきなりどうしたの?話聞かせて」 私「大体休憩時間に雑用押し付けて、勤務時間外も拘束して、休みの日に電話してきて、何様だお前は!!」 教「そこまで君は自分の時間を取られたくないのかよ!?」 私「1分1秒でも取られたくねぇよ!!なんの法律があるんだよ!?」 教「法律じゃないよ!!社会人としての責任だよ!!」 私「社会人としての責任を果たさなければいけない法律はあるのか!?」 教「子供のためを思っ���この仕事��就いたんだろ!!」 私「大体ヘンな時間に来る子供なんて邪魔なだけだろ!!」 教「子供、嫌いなの...?」 私「さっき成長とか言ってたけど、押し付けがましいんだよ!!気持ち悪いんだよ!!二度としてくんな!!」 教「...」 騒ぎを聞いたのか、ここで校長・教頭登場。 校長(以下、長)「何を騒いでるんだ?」 教「(事情を話す)」 私「教務主任が時間外労働を強要してくるんですが」 長「教師の責任としてそれはしなきゃダメでしょ」 私「それは法律ですか、職務命令ですか?」 長「面接のとき頑張るって言ったでしょ?」 私「本当は教員になるつもりなんかありませんが、選択肢がないので仕方なくなりました。志望動機も面接は嘘をつかないと採用されないんで」 私「あと私は金のためだけに働いてます。というか話をそらさないでください」 長「わかった、職務命令とする。割り振りはつけてくれていいから家庭訪問行ってきて」 私「ならわかりました。何時間つけるんですか?」 長「家庭訪問の30分で」 私「待機時間は教務主任に拘束されたんですが、それは含まないんですか?」 長「...」 教頭(以下、頭)「私くん、今興奮してるんで落ち着かせます」 校長、教務主任退出。 教頭と2人きりに。教頭は「ん~ボク?今日はどうしたの?」的な顔でこちらを見つめている。 頭「結局校長先生は君の割り振りを認めてくれたけど、同じことをしても僕にはないんだ。なんでだろうね」 私「(は?こいつ罪悪感を感じさせて割り振り獲得をあきらめさせる気か)そういうものは校長先生に聞いてください」 頭「いやだから君はどう思う?」 私「だから私ではなく校長先生へ言ってください」 頭「...」 少し落ち着いたので、職務命令通り家庭訪問を行った。 家庭訪問は無事終了し、学校へ戻り報告。 私「家庭訪問終了しました」 長・頭「了解」 隣の先生「ちゃんと(生徒)の家の人と話せた?」 私「はい」 長「さっきの割り振りだけど、どのくらいにするかは後日話し合おう」 私「あとでやっぱやめたとか忘れたふりをするつもりですか?」 長「(曇った顔で)そんなことしないって言ってるでしょ」 私「じゃあ帰ります、お疲れさまでした」 後日談 こうして、遅い時間の家庭訪問をさせられたものの、職務命令と認めさせることで勤務時間の割り振りを獲得することに成功した。 とはいうものの、引っかかるのが割り振りを後日話し合おうと言ってきた点だ。 好意的に解釈すれば、在校時間がこれ以上伸びないための配慮だが、本当にうやむやにしないだろうか? 教育委員会の人とかを連れてきて諦めさせようとしてくるのだろうか? それとも、形式的に割り振りをくれるだけで、使わせずに消滅させる(割り振りは年次休暇より時効がとても短い)気だろうか? 校長、どうにかして割り振りは出したくないというか、無給労働させたい感じに見えるんだよね。 そんな疑念を抱えながら出勤したところ、 長「教育委員会からの通達も来たし、定時からの待機時間含めて割り振りを出すことにした」 私「(今回の件、教育委員会に上げたのね)」 長「ただし、今回��特殊な割り振りだから、帰りの会が終わった後に取ること。あと学年団にも報告してから取ること」 私「(先に退勤されたのを見て地域住民とか他の先生方がおかしなことを言うからか?2段階にしてあきらめさせる気か?)」 一応は割り振りをもらえたものの、少し気になる点があった。 ・この割り振りは有給休暇と異なり、放課後にしか使えないこと。 ・放課後の行事練習があると、その使用が制限されたり、割り振り時間に食い込んでの職務を要求される可能性がある。 ・裏台帳を使っての申請になった。つまり、割り振りそのものは勤怠記録には記載しない(勤怠記録をいじってフルタイムで勤務したように見せる)。 →不公平に思う同僚がいるからか?だとしても権利を主張すればいいだけの話なのだが。 今回のことをいろんな人に話してみると、反応は様々。 懇意にしてくれる先生は「割り振りもらえてやったぁじゃなくて教務主任に感謝しなよ」 出身大学の助教は「こうなったらいたたまれなくなって退職する人が多いのにメンタル強いな」とほめてもらった。 おわりに とりあえず、条件付きとはいえ待機時間含めて割り振りを獲得することに成功した。 休憩時間や勤務時間外の無給労働は他にもあるので、今度から同じようにしてみよう。 「法律ですか?職務命令ですか?そうであるなら割り振りを出してください。違うなら拒否します」 と。どちらに転んでも旨味が大きい。 なお、これは勤務時間外であり、犯罪ではないので人事評価が下がることも懲戒を受けることもない。 結局、一番の原因は「直接の給与にはならないけどこれも仕事のうち」というグレーな考えなんだろうな。 恥だとか責任だとか悩んで何もしないと上司の思うつぼ。何も言わないからいい気になって無給労働させてくるだろう。 (それはそうと、権利を主張しないだけならともかく、足を引っ張ってくるのが同じ立場の労働者というのが、ニッポン七不思議のひとつでもあるが) とにかく、権利を主張することが権利獲得の最短ルートに他ならない。これだけは断言できる。 「いつも奇跡は待ち望まないでつかみ取れる人でいたい」(シャイニーカラーズ - Daybreak Age)
教員が権利を勝ち取った話
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crydayz · 16 days ago
Text
250611 OVERLAP #2
もう、ぜーんぜん 格好悪い人への同情や興味なくなっちゃったな
たぶん、もうどう転んでも、例えホームレスになろうが片目失おうが今のメンタリティが失われない(=固定化した)って感覚があるからだろう
もとい、こっちが素で、長らく妻の為にヌケサクメンタルを「デザイン」し続けてただけ
----------------------- 【強者が自分を選んでくれるのは嬉しいが無視されるのはもっと嬉しい】
今の私は20代前半で現場の人々全員から嫌われながら新川さん��「いいじゃんいいじゃん」言われ小島監督から「ジュンタロウ!」って声かけてもらってた「青い私」の延長線だ
「お前はその椅子にふさわしくない」というメッセージを言外に突きつけてくる、先人への敬意に満ちた職人めいた人々のジェラシーには散々振り回された
でも、結局無視して人生楽しんじゃうんだよな、私
妻の言う事聞いてたのはその縛りを受けてでも享受するに足る「幸せ」があったから
いいねぇ... 人並みの幸せ
妻はアーティスト気質な割には家庭というものを大事にしたがる人だった。それは自分が欲しても得られなかったものだからだろう
私は結局、そこまで家庭というものに執着できずじまいだったな
普段イキってる癖に「弱い者」見つけると途端に優しくなって、対象が再び強さ取り戻すと「あんたなんかもういらない」ってなるの、それただ「弱者をポルノとして消費してるだけ」だかんな?
弱さフェチのやつらはその自分の身勝手さと下品さを少しは恥じろよー
私は妻が強者になっても「ずっと好きで居続けた」と思う
ただ、そうなると「憧れと畏怖」が高まりすぎて一緒にはいられなかったと思うけど...
私は人を尊敬しないよう常時「精神抵抗」続けているが、あまりにも図抜けた魅力とパワー持つ人間には普通に敗ける
要するに「大好き」になっちまうし「尊敬」しちまう。クッソ悔しいが、そう
私に好かれて相手が迷惑だとかそんな事どうでもよくて「畜生! 私今こいつに惹かれてる!!」ってなる
そしてそういう人がいるからこそ、人生は退屈しないのだと思う
つまり、私は「私が傍に居続けることができないレベルで私を苦悩させる人々」の事が好きで好きでたまらないんだ
妻にもそういう「眩い光」であってほしかったが、まあそれはあくまで私の理想であって妻にとっての理想ではなかった
----------------------- 【恵まれた立場に生まれたからこそ不幸を楽しめる】
全員と和解できたり、自分の好意がすんなり通ったら世界は全然面白くねーっすよ
まあ、元々恵まれた立場だったからこそ「贅肉を捨てたくてたまらない」だけだと思います
一度も満足に飯食ったことないやつはとりあえずお腹いっぱいにするのを目標にするもんな
私は別に国から「明日キミ死刑ね」言われても「そっすか(特に異議なし)」ってテンションで生きてるが「まだ味わったことのない空腹感」ってもんは常に欲している
「この飢餓感、いつものと違う!」あるいは「とっくに失ったと思った屈辱感!」ってものを感じると俄然ワクワクする
強くなるってのは刺激に慣れるという事でもあるので気を抜くと人生が速攻退屈になる
だから自分のレベルに応じた「負荷」を常に能動的に摂取していかなきゃならない
----------------------- 【負荷を味わうためだけに距離を詰める】
んで、だ
「人間関係」がないところに負荷はないんすよ
知らない人間が成功してても悔しくないけど知り合いや家族が成功すると「自分もそれやりたい!」ってなるでしょ?
そしてそれができないと「自分はなんて情けないんだ!」って思う
それ全部ただの錯覚です
元々その身近な人間の運か実力が「図抜けて高かった」だけっす
けど、人間は身近な他者を「陳腐化 / 矮小化」して捉える習性があるんで身近な人々が成功すると「なんで??」ってなる
理屈でわかっていてもそうなる。なら、逆にそこら辺の有名人を「身内」だと思っちゃえばいい
そしたらいくらでも悔しさ食べ放題っすよ
その負荷を利用してどんどん自己投資して強くなっていきゃいいだけ
「弱くなることで得られるボーナス」って、男性の場合はほぼ無いっすからね
なんかもー見た目完璧に女の子みたいな男性じゃない限り(に、したって年齢限界あるわ。40過ぎたら男女ともに可愛さと弱さのみを武器に据えてサバイブすんのは難しい)
私なー、50代のブリジットとか観てみたいもんちょっと
今の設定だと性適合手術しちゃってるんだっけか? それとも性自認が女性ってだけだったか?
いずれにせよ年食ったブリジットには中年ドラァグクイーンみたいな哀愁漂わせててほしいっす
----------------------- 【女性ホルモンという鬼ハンデ】
30代前半でも身体もっちもちで声も完璧に女性のそれな男性いるけれど、やっぱホルモン剤打ってんのかな
女性ホルモンってものは男女ともに精神を超・不安定にさせる
だから閉経後の女性は女性ホルモン分泌減って相対的に男性ホルモンが増えるから精神めちゃくちゃ安定する(これがオバチャン化を促す)
精神不安に悩まされる女性はある意味そこ(閉経)まで生き延びてみなきゃ人生の「当たり外れ」は分からない
男性の肉体持ってるユーザーはそれだけで「チート」なんすよマジに
ほんっとーに安定性あるから
女性は常に「半分壊れた車」で競争に参加している
ガソリンから何からダダ漏れだし、電気系統も異常動作起こしまくってる。計器の数字が当てにならない
第二次性徴迎えたあとの女性は閉経するまで全員そう
それを理屈じゃなく「感覚」として実感できるようになると女性の肉体は男性と比べて「ほぼ病人レベル」って事がよくわかる
逆に女性の(生理に苛まれ���)肉体をデフォとして扱ったら男性の肉体というものは「健康&頑丈すぎる」と言えるだろう(車種としてはハマーかなんかかな?)
だから弱者男性はバカにされる。お前の精神はどんだけハンデつけりゃ戦えるんだよってな。「全然壊れない燃費いい車」に乗ってんだぞ、女性と比べて。「モテない男」ってまずそこからして理解できてないし異性のボーナス部分しか観ることができない
すぐ壊れる繊細な美プラよりちょっとブサイクなリボルテックの方がブンドドできるし「遊び代(しろ)」あるだろ! 両方触ってみないとその感覚わからないもんだけどな(写真だけ観てたら繊細美プラの方が欲しいって普通は思っちまう。そーいうのって飾っとく分にはいいけど遊びづらいんだよ 実際手に取ると)
うーん。って事で、我々が乗ってる車両のお話でした
どうせ死んだら返すレンタカーなんだし、頑丈な車借りてるやつはめちゃくちゃやって遊んどけ!
【✓】
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onesmind · 10 months ago
Text
どこにもなかったねと 笑う二人はがらくた
『例えばあなたがずっと壊れていても 二度と戻りはしなくても 構わないから僕の隣で生きてよ』 って歌詞が染みに染みて堪らない。映画を観て本当の曲のメッセージが見えた気がしました。
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le-tessia · 1 year ago
Text
なるほど、定期的に訪れる「民主党政権擁護」が再発してるんですね。
あのような惨劇は二度と繰り返してはなりません。あの時代がいかに酷いものであったか、いくらでも具体例を挙げて語れますので、支持者から叩かれることを覚悟で詳説していきましょうか。
個人的に、「悪夢の民主党政権」における大きな問題点は次の3点と考えています。
(1)国家運営能力の欠如により、内政上の失敗を数多く引き起こし、国益を損ない続けた
(2)拙劣な外交を繰り返し、日米関係をはじめ、周辺諸国からの信頼を大きく毀損した
(3)総理・閣僚をはじめとする所属議員の度重なる不祥事や、自分たちに都合が悪い情報を隠蔽する体質によって、国民の政治に対する信頼を失い続けた
では、それぞれどんなことがあったか振り返っていきましょう。はらわたが煮えくり返る覚悟で読み進めてください。
(1)国家運営能力の欠如
・財源の見込みが甘く、政権交代の際に掲げたマニフェストはほぼ未達成。
・官僚を敵視して排除し、国家業務の停滞と質低下を招いた。
・歴史的水準まで進んだ円高を放置し、デフレを加速させた。
・法的根拠がないばかりでなく、仕分人の選定や対象事業選定にも透明性を欠いた「事業仕分け」をデフレ時におこない、必要な公共投資を削減。経済を悪化させたにも関わらず、結果に責任を負わなかった。
・「コンクリートから人へ」という誤った政策により、災害対策を疎かにしたうえ、地域社会を破壊した。
・「朝鮮王室儀軌引渡」「尖閣事件の船長釈放」「運用3号通知」「国家公務員採用大幅減」など、閣僚たちが思い付きレベルの意思決定を独断でおこない、結果的に我が国の将来に禍根を残した。
・法的根拠のない組織を乱立させ、意思決定過程が曖昧になり、指揮命令系統も混乱。
・法的根拠のない大臣や副大臣を任命したり、個人的な友人を参与に、党職員を内閣官房職員に任命するなど、ルールを無視、公私の別がつかない人事を実施。
・原発停止、ダム建設中止など、法令根拠や事前協議が必要な決定を手続��視で断行。
(2)外交能力の欠如
・普天間基地問題が迷走し、沖縄とアメリカの信頼を大きく損なった。
・来日したオバマ大統領を日本に残したまま、鳩山総理がAPEC首脳会議に出席するためにシンガポールに向かうという非礼行為。
・尖閣沖漁船衝突事件では、中国側の脅迫や報復に屈して船長を早々に釈放、不起訴に。その後の尖閣諸島国有化でも迷走。
・領空侵犯が頻発するも、実効的な対策をとらず。
・韓国に対しては、通貨スワップ協定締結、朝鮮王室儀軌引渡し、慰安婦問題での「知恵を絞っていきたい」発言など、不用意な譲歩を重ねた。
・実現に向けた方策が何ら決まっていない状態で、国連気候変動サミットにおいて「CO2の25%削減」を突如国際公約化。
・実現の見込みも全くないまま、G8の場で、「太陽光パネルを1000万戸に設置する」と突如国際公約をおこなった。
(3)閣僚・所属議員の度重なる不祥事と情報隠蔽体質
・鳩山総理⇒偽装献金問題、脱税問題、引退撤回、「最低でも県外」「Trust me」「国民の皆様が聞く耳を持たなくなった」
・菅総理⇒外国人献金問題、北朝鮮関係団体献金問題、「顔が見たくなければ法案を通せ」
・野田総理⇒在日韓国人献金問題、脱税企業献金問題、民団選挙協力お礼発言、「大きな音だね」
・小沢元代表⇒政治資金規正法違反容疑で強制起訴(無罪判決)、献金虚偽記載で公設秘書が逮捕(有罪判決)
・仙谷官房長官⇒尖閣漁船衝突事件、「自衛隊は暴力装置」
・赤松農水大臣⇒口蹄疫問題、「だから早く殺せって言ってるのに」
・松本復興担当大臣⇒「知恵を出さないやつは助けない」「書いたらその社は終わりだから」
・長妻厚労大臣⇒運用3号独断決定、職務停滞
・蓮舫行政刷新担当大臣⇒事務所費架空計上問題、国会内ファッション雑誌撮影
・川端文科大臣⇒事務所費架空計上問題、キャバクラ費用を政治資金で計上
・鹿野農水大臣⇒対中不正輸出疑惑、機密漏洩疑惑
・千葉法務大臣⇒落選後も留任
・鉢呂経産大臣⇒「死の街」「放射能をうつす」
・一川防衛大臣⇒「安全保障に関しては素人」
・柳田法務大臣⇒「答弁は二つ覚えておけばよい」
・山岡消費者担当大臣⇒マルチ商法業者からの献金問題
・中井国家公安委員長⇒議員宿舎にホステス連れ込み&カードキー貸与、式典で秋篠宮ご夫妻に「早く座れよ」とヤジ
・小林議員⇒違法献金問題で選対委員長が逮捕、選対幹部が公職選挙法違反で有罪
・土肥議員⇒竹島領有権放棄を日本側に求める「日韓共同宣言」に署名
・横峯議員⇒賭けゴルフ、女性暴行、恐喝事件への関与
・原発事故対応(SPEEDI、米実測値の非公表、議事録不作成など)、尖閣ビデオ、北朝鮮ミサイル発射への対応、温暖化対策の家計負担、年金改革の財政試算 など、自分たちに都合が悪い情報は隠蔽し、政府への深刻な不信感を招いた。
・総理-閣僚間で見解の方向性や意見の不一致が常態化。それらも含め、自民党で同様の事態があれば野党のみならずマスコミも総出で吊し上げられる事態となるが、マスコミも概ね民主党に好意的な報道姿勢。
そんなに民主党時代が良かったなら、下野以降何度でも政権を取り戻すチャンスはあったはず。なのにただ一度もそうなっていないということは、それが民意ということです。私もあんな地獄のような時代は二度と御免です。
https://x.com/nittaryo/status/1738566069697356187?s=46&t=1lgVS1ds3uqk5xvTqZM4Fw
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picnicism · 2 years ago
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なるほど、定期的に訪れる「民主党政権擁護」が再発してるんですね。 あのような惨劇は二度と繰り返してはなりません。あの時代がいかに酷いものであったか、いくらでも具体例を挙げて語れますので、支持者から叩かれることを覚悟で詳説していきましょうか。 個人的に、「悪夢の民主党政権」における大きな問題点は次の3点と考えています。 (1)国家運営能力の欠如により、内政上の失敗を数多く引き起こし、国益を損ない続けた (2)拙劣な外交を繰り返し、日米関係をはじめ、周辺諸国からの信頼を大きく毀損した (3)総理・閣僚をはじめとする所属議員の度重なる不祥事や、自分たちに都合が悪い情報を隠蔽する体質によって、国民の政治に対する信頼を失い続けた では、それぞれどんなことがあったか振り返っていきましょう。はらわたが煮えくり返る覚悟で読み進めてください。 (1)国家運営能力の欠如 ・財源の見込みが甘く、政権交代の際に掲げたマニフェストはほぼ未達成。 ・官僚を敵視して排除し、国家業務の停滞と質低下を招いた。 ・歴史的水準まで進んだ円高を放置し、デフレを加速させた。 ・法的根拠がないばかりでなく、仕分人の選定や対象事業選定にも透明性を欠いた「事業仕分け」をデフレ時におこない、必要な公共投資を削減。経済を悪化させたにも関わらず、結果に責任を負わなかった。 ・「コンクリートから人へ」という誤った政策により、災害対策を疎かにしたうえ、地域社会を破壊した。 ・「朝鮮王室儀軌引渡」「尖閣事件の船長釈放」「運用3号通知」「国家公務員採用大幅減」など、閣僚たちが思い付きレベルの意思決定を独断でおこない、結果的に我が国の将来に禍根を残した。 ・法的根拠のない組織を乱立させ、意思決定過程が曖昧になり、指揮命令系統も混乱。 ・法的根拠のない大臣や副大臣を任命したり、個人的な友人を参与に、党職員を内閣官房職員に任命するなど、ルールを無視、公私の別がつかない人事を実施。 ・原発停止、ダム建設中止など、法令根拠や事前協議が必要な決定を手続無視で断行。 (2)外交能力の欠如 ・普天間基地問題が迷走し、沖縄とアメリカの信頼を大きく損なった。 ・来日したオバマ大統領を日本に残したまま、鳩山総理がAPEC首脳会議に出席するためにシンガポールに向かうという非礼行為。 ・尖閣沖漁船衝突事件では、中国側の脅迫や報復に屈して船長を早々に釈放、不起訴に。その後の尖閣諸島国有化でも迷走。 ・領空侵犯が頻発するも、実効的な対策をとらず。 ・���国に対しては、通貨スワップ協定締結、朝鮮王室儀軌引渡し、慰安婦問題での「知恵を絞っていきたい」発言など、不用意な譲歩を重ねた。 ・実現に向けた方策が何ら決まっていない状態で、国連気候変動サミットにおいて「CO2の25%削減」を突如国際公約化。 ・実現の見込みも全くないまま、G8の場で、「太陽光パネルを1000万戸に設置する」と突如国際公約をおこなった。 (3)閣僚・所属議員の度重なる不祥事と情報隠蔽体質 ・鳩山総理⇒偽装献金問題、脱税問題、引退撤回、「最低でも県外」「Trust me」「国民の皆様が聞く耳を持たなくなった」 ・菅総理⇒外国人献金問題、北朝鮮関係団体献金問題、「顔が見たくなければ法案を通せ」 ・野田総理⇒在日韓国人献金問題、脱税企業献金問題、民団選挙協力お礼発言、「大きな音だね」 ・小沢元代表⇒政治資金規正法違反容疑で強制起訴(無罪判決)、献金虚偽記載で公設秘書が逮捕(有罪判決) ・仙谷官房長官⇒尖閣漁船衝突事件、「自衛隊は暴力装置」 ・赤松農水大臣⇒口蹄疫問題、「だから早く殺せって言ってるのに」 ・松本復興担当大臣⇒「知恵を出さないやつは助けない」「書いたらその社は終わりだから」 ・長妻厚労大臣⇒運用3号独断決定、職務停滞 ・蓮舫行政刷新担当大臣⇒事務所費架空計上問題、国会内ファッション雑誌撮影 ・川端文科大臣⇒事務所費架空計上問題、キャバクラ費用を政治資金で計上 ・鹿野農水大臣⇒対中不正輸出疑惑、機密漏洩疑惑 ・千葉法務大臣⇒落選後も留任 ・鉢呂経産大臣⇒「死の街」「放射能をうつす」 ・一川防衛大臣⇒「安全保障に関しては素人」 ・柳田法務大臣⇒「答弁は二つ覚えておけばよい」 ・山岡消費者担当大臣⇒マルチ商法業者からの献金問題 ・中井国家公安委員長⇒議員宿舎にホステス連れ込み&カードキー貸与、式典で秋篠宮ご夫妻に「早く座れよ」とヤジ ・小林議員⇒違法献金問題で選対委員長が逮捕、選対幹部が公職選挙法違反で有罪 ・土肥議員⇒竹島領有権放棄を日本側に求める「日韓共同宣言」に署名 ・横峯議員⇒賭けゴルフ、女性暴行、恐喝事件への関与 ・原発事故対応(SPEEDI、米実測値の非公表、議事録不作成など)、尖閣ビデオ、北朝鮮ミサイル発射への対応、温暖化対策の家計負担、年金改革の財政試算 など、自分たちに都合が悪い情報は隠蔽し、政府への深刻な不信感を招いた。 ・総理-閣僚間で見解の方向性や意見の不一致が常態化。それらも含め、自民党で同様の事態があれば野党のみならずマスコミも総出で吊し上げられる事態となるが、マスコミも概ね民主党に好意的な報道姿勢。 そんなに民主党時代が良かったなら、下野以降何度でも政権を取り戻すチャンスはあったはず。なのにただ一度もそうなっていないということは、それが民意ということです。私もあんな地獄のような時代は二度と御免です。
Xユーザーの新田 龍さん
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azariy · 2 years ago
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本田宗一郎・ざっくばらん
【真理に徹す】
今度うちは三重県の鈴鹿に新工場をつくることになった。
僕は、この工場も浜松や和光の工場と同じように、エア・コンディション付の無窓工場にするつもりだ。
これなら外気の温度や湿度に影響されずにすむからだ。
日本にはずい分のん気な人がいる。
無窓工場なんてトランジスター・ラジオやカメラみたいな精密工業には必要だが、自動車なんてものにはゼイ沢だと思っている。
自動車はそんなにヤワなものではないということらしいが、精度を問題にしないその神経の図太さには恐れ入るほかはない。 それだけではない。
海辺に工場を建てようと考えている人がいる。潮風は、製品に悪影響があるだけでなく、機械そのものを傷める。
日本は島国だから、どこへ行ったって潮風はくるさとタカをくくるのはよくない。
あるピアノ会社が、社長の出身地だからという理由で、海岸のそばにピアノ工場を建てて失敗したことがあるが、これこそ音痴的なものの考え方である。
製鉄所みたいに、精密度はあまり要求されず、運送費の多寡がそのまま利潤の大きな部分を占めるというのなら話も分かるが、自動車みたいに高度な加工をやる工場を、単に運賃が安いとか、土地が安いということだけで海辺に建てるのはどうかと思う。
話を戻すが、エア・コンディションは、機械や製品にいいだけでなく、なによりも工場で働く人たちが気持ちよく働けるという利点がある。
最近は、冷暖房をする会社が多くなったが、それは本社だけ、あるいは重役室だけの話であって、工場の方は旧態依然たる有様である。夏は汗をかき、冬は吹きっさらしの中で仕事をしているところが多い。
これでは自由にして平等だとはいえない。第一、工場で働く人間を大事にしないような企業は長持ちしない。僕は自分が大事にされたいから、みんなを大事にする。
愉快に働いてもらって能率をよくしてもらった方が、どれほどいいか分からない。
設備は一度やれば一生なんだから、充分にしてもたいしたことではないと思う。
日本のように温帯にある国では、夏と冬の温度差が激しいから、余計働く人たちに気をつかう義務がある。
ドイツみたいなところなら、冬はべらぼうに寒くても、夏は窓を開けなくても仕事ができる程度だから、暖房だけあれば事足りる。
外国の工場も暖房しかないとそのままウのみにしては困る。
それから従業員に休息を与えるということを、何かマイナスになるというか、罪悪視する人がいる。
仕事というものは、何か目をつり上げて息もつかせずにやらなければいけないという固定観念にとらわれている人がいる。
TTレースに行ったうちの河島監督が帰って来ていうことには、うちのチームは、日曜も夜遅くまで仕事をやるし、風呂に入るにも順番を決めて、廊下にプラン表をぶら下げていた。
それをみたイギリス人が、日本人は何て能率の悪い国民だろうといったそうだ。
二宮尊徳流に薪を背負って本を読まなければならない国民にとって、団体生活をするときに、入浴の順番を決めることなんて普通のことだが、個人主義が徹底しているイギリス人からみればミリタリズムの変形にみえるのは当然かも知れない。
TTレースの期日は何年も前から分かっているのに、夜明かししなければならないというのでは、非能率にみえるのは無理もない。外国人の考える能率とは、働くべき時間にいかにたくさん働くかということで、休み時間に働くのは能率ではないわけだ。
この間、楠トシ江と対談したときにも話したが、僕が床屋に行って十五分でやってくれと頼んだら、やっと四十分でできた。いつもなら一時間もかかる。
そこで床屋のおやじ曰く
「あんたは遊ぶひまがあるんだから、その時間に床屋に来てくれれば、こうせかせないでゆっくりキレイになる」
そこで僕は 「冗談いうな、遊ぶために働いているんだから、床屋にきて一時間もかかってたまるかい。こんな能率の悪い床屋なら一生来ない」 と言ってやった。
本当のことをいって、人間は八〇%ぐらいは遊びたいという欲望があって、それがあるために一生懸命働いているのでないだろうか。それを働け働けといってヤミクモに尻を叩いても能率が上るわけはない。
よくイミテーション・パーツが問題になるが、イミテーション・パーツが出るのはメーカーの純正部品が高いか、高い割に性能がよくないか、潤沢に出回っていないかの三つの条件が満たされていない場合である。
この点は、うちも大いに反省しなければならない。しかしそのためにかくしナンバーを打つようなことはやらない。
そんなことをすれば、手間が多くなって能率が悪くなる。ならばその分だけ安くする方が先決である。
人間は疑り始めたらキリがない。
コップ一杯の水を飲むのにいちいち毒が入っていないかどうか疑い出したら、自分で井戸を掘って、毎朝水質を調べなければならない。
これはいささか極端な例だが、人は信用した方が得である。
うちは、クレーム部品の判定権をディーラーに任してしまった。
代理店といっても数が多いから、いい人ばかりではないかも知れない。
中には悪い人もいるかも知れない。
しかしそれはあくまでもごく少数である。そのごく少数の人のレベルに合わせて、何かいかめしく、人を頭から疑ってかかるような検査制度をつくっては、大多数のいい代理店は気分を害してしまう。
検査制度なんてものは、警察や検察局がそこら中やたらにあるのと同じことで、気持ちよく仕事はできない。
こういうものは非生産的なものだから、生産の中にたくさんあればあるだけ、モノが高くなるのは当然である。
また人間というものは信用し��まかせられれば、悪い人も悪いことができなくなるものである。
逆に四六時中疑われれば、反感からいい人も悪いことをしたくなるものである。
そういう意味から、うちはディーラーに判定権をまかせてしまったわけである。
もちろん統計は一応とってあるから、ある一店だけ特定のクレーム部品がべらぼうに多く出るということになれば、チェックできるようにはしてある。
近ごろ、わが社は厳重な検査をやっています、といった広告が新聞によく出る。
しかし厳重に検査をやっているから、品物がいいというのはおかしい。
初めからつくる目的はわかっているのだから、つくってしまってから検査するのを、オニの首でもとったように宣伝するのはうなずけない。
つくってしまったものはあとに戻らないのだから、つくる前に、検査しなくてもいいようにすることがいちばんいいわけだ。
本当は検査なんかやらなくてもミスがないというのが理想である。その理想に近づくために検査員がいるというのならいいが、検査しなければいけないような品物をつくっていて、それを検査しているからといって自慢しているのではスジが通らない。
うちでも検査設備は、もちろん完璧なものにするよう努力しているが、それに頼ってはいない。検査員だってよそよりは相当少ないはずだ。
それに僕は、ミスを出すたびに検査員を一名ずつ減らすといっている。
人間が多すぎると検査はミスが多くなる。シビアな感覚がうすれてくる。
自動車というものは、人命を預かる機械だから、つくる側に徹底した慎重さが欲しい。
科学技術というものは、権力にも経済的な圧力にも屈してはいけないものである。
ガリレオが「それでも地球は回っている」とつぶやいたように、権力をもった者が、どんなに真理を否定しても、真理は真理として残る。
真理は一見冷たい。しかしその真理を押し通すところに、熱い人間の面目がある。
工場には、その冷たい真理だけがある。
真理だけが充満していなければならぬ。 こういう体制を押し通していけば、少なくとも機構上の欠陥からくる事故はほとんどなくなるはずだ。
悪いところに気がついても、いま変更したら金がかかるとか、混乱するとか、発表したばかりのものを改造するのはみっともないとか、変な面子がからんで、ズルズルと見て見ぬ振りをするところがある。
うちは面子がないから、悪いところを見つけ次第改造してゆく。ラインに乗せてからも一日に数回変更することもある。
そのために、工作機械の位置を大幅に移動させるようなことも少なくない。工場の連中も、初めは面喰らったようだが、いまでは、いつでも変更に対処できるような準備ができている。
とにかくお客さんには、うちで考える最良の品を提供しなければならないのだから、無理はあくまでも通すつもりだ。
いささか古い話だが、昭和二十八年に、うちの新車につけたキャブレターの性能が思わしくなかった。そこで売ってしまった一万台の車のキャブレターをすぐ取り替えた。
そのときの僕の考え方は頭をペコペコ下げたって、悪いものは悪いのだから取り替えるより仕方がない。
たとえそのお客さんと親戚になったって、夫婦になっても、キャブレターの悪いのが直るわけではない。
このとき、うちが取った処置が実に早かったし立派だったといってくれる人がいるが、僕はまだ遅かったと思っている。
よそとの比較でいえば早いかも知れないが、お客さんにとってはまだ早くない。
比較対照でいえば、カラスが白いのと同じである。いまだに僕はクレームの処理が遅いとどなることがある。
お客さんにとっては、取り替えるのに一分しかかからなくても、壊れれば遅いわけである。待っている時間は永久に帰ってはこない。壊れることは、壊れないことよりも絶対に悪い。
それからもう一つ考えなければいけないことがある。
それは、この工場の製品は九九%の合格率だからすばらしいと賞める人がいる��、賞められて鼻を高くする人がいるということである。
ところがお客さんは、自動車にしてもオートバイにしても、百台も買いはしない。
買ってもせいぜい一台か二台である。
もしその一台の車に、残りの一%の悪い車が当ったとしたら、そのお客さんにとってその車は一〇〇%悪いことになる。
だから工場というのは最低一〇〇%、理想的にいえば一二〇%くらい合格しないと話にならない。
お客さんというのは、金を払って自分が目的地に行くために走っている。
もしエンコすれば、ほかに直す人がいないから自分でいじらなければならない。
それが人里離れた山の中ででもあれば、分らないなりに全知全能を費やしてひねくるわけである。それだけにエンコしたという意識は痛切である。
うちがいちばん最初の五〇ccのバイクエンジンを売っていたころ、お客さんから電話がかかってきてエンコして動かない、こんなものを売りやがってとガンガンどなられた。
慌てて飛んで行ったら、ガソリンがなくなっていた。しかしそのお客さんは、二度とガソリンがないのをエンコと間違う失敗はやらなくなる。そこでそのお客さんは一段進歩したわけだ。したがって、売ったりつくったりする僕らが、お客を馬鹿にしていると反対に遅れてしまう。
ところが工場の連中は、案外こういった感覚が抜けている。
どうしてかといえば、その道の専門家が、その辺にいっぱい控えているからだ。
この故障は電気部品だと思えば、電気屋を引っ張ってきて、自分は知らん顔をしている。みんな技術屋でありながら、依頼心が強い。
そして実際のレベルは低くても、俺たちがつくっているのだということで、いかにも自分たちが専門家であると錯覚を起こしやすい。
お客さんから苦情が出ても、やれ使い方を知らないからだとか、それは一部であって全部ではないとか、勝手な屈理屈をつけて、真剣にその苦情の内容に取り組もうという気を起こさない。
このうぬぼれが技術屋をいちばん危うくする。
会社そのものを危うくする。
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teriamon · 4 days ago
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日本のコメ市場の変革:政府の介入と市場の動向を読み解く
皆さん、こんにちは。本日は日本のコメ市場で今、何が起きているのか、そしてそれが私たちの生活やビジネスにどう影響するのかを、様々な分野の専門家の視点から深掘りしていきたいと思います。進行役を務めます。社会・ビジネスの仕組みを把握したい40代男性の皆さんの知的好奇心を刺激し、視野を広げるような解説を目指します。
進行役: 皆さん、本日お話しいただくテーマは、PRESIDENT Onlineの記事にもある「日本のコメ市場の現状と政府の介入」についてです。特に小泉進次郎農水大臣のコメ価格抑制策が焦点となっています。まずは、記事の概要から見ていきましょう。直近のスーパーでのコメ平均価格が4269円と高止まりする中、政府は備蓄米の放出や輸入拡大で価格引き下げを図っている、という内容ですね。
進行役: まずは、マクロ経済の視点から、渡邉先生、この状況をどうご覧になりますか?
渡邉哲也(経済評論家): はい。これは単なるコメの価格問題ではなく、食料安全保障と国内農業政策、さらにはグローバルな需給バランスが複雑に絡み合った問題です。小泉大臣の動きは、確かに消費者物価抑制という側面もありますが、一方で国内生産者への影響、そして今後の農業政策の方向性を示すものとして注目すべきです。備蓄米の放出は短期的な価格安定には寄与するかもしれませんが、中長期的には、国内生産量の安定化や、生産コスト削減へのインセンティブがどう働くかが重要です。
進行役: 門田先生、ジャーナリストの視点から見て、この政策の背景にはどのような意図が隠されているとお考えでしょうか?
門田隆将(ジャーナリスト): 政府がここまで踏み込む背景には、やはり物価高騰に対する国民の不満、特に食料品価格への懸念があるでしょう。コメは日本人の主食ですから、その価格が上がると生活への影響は甚大です。小泉大臣としては、国民生活を守るというメッセージを打ち出すことで、政権への支持をつなぎ留めたいという狙いもあるのではないでしょうか。しかし、その裏で、これまで守られてきた国内農業の構造に、大きな変革を迫る可能性も孕んでいます。
進行役: なるほど。それでは、早見先生、農業経済学の専門家として、今回の政府の介入が日本の農業に与える影響について、より具体的に解説いただけますでしょうか?
早見雄二郎(農業経済学者): 今回の政府の施策は、特にコメの生産者にとっては非常に厳しい局面をもたらす可能性があります。備蓄米の放出や輸入米の拡大は、市場に供給量を増やし、価格を下げる効果があります。しかし、これは同時に、国内生産者の収益を圧迫することになります。特に、生産コストが高騰している現状で価格が下がれば、廃業を選択する農家も増えるでしょう。長期的に見れば、国内の食料自給率の低下や、農業の担い手不足といった構造的な問題がさらに深刻化するリスクがあります。政府は短期的な価格抑制だけでなく、持続可能な農業政策のビジョンを示す必要があります。
進行役: 生産者にとっては厳しい状況となりそうですね。では、統計データ分析家の方、現在のコメ価格の「高止まり」は、データ上、どのような特徴が見られますか?
統計データ分析家: はい。データを見ると、確かにスーパーでのコメ平均価格は、過去数年と比較しても高水準で推移しています。これは、昨年の天候不順による作柄の悪化や、肥料・燃料費の高騰といった生産コストの増加が主な要因として挙げられます。記事にもあるように、卸売業者がさらなる価格上昇を見越して在庫を抱え込んでいるという情報も、市場供給量のひっ迫に拍車をかけていると考えられます。政府の備蓄米放出後の一時的な価格低下は見られましたが、根本的な需給ギャップやコスト要因が解決されない限り、再び上昇基調に戻る可能性は十分にあります。X(旧Twitter)などでも、個人の消費者がコメの値段の高さに言及する投稿が増えており、データと肌感覚が一致しています。
進行役: 消費者の肌感覚としても価格の高さを感じている、と。では、市場調査員の方、卸売業者の「価格上昇を見越した在庫の抱え込み」という行動は、市場においてどのような意味を持つのでしょうか?
市場調査員: 卸売業者の行動は、彼らが市場の先行きをどう見ているかを如実に表しています。もし彼らが将来的な価格下落を予測していれば、在庫を抱え込まずに早めに売りさばこうとするでしょう。しかし、現状は真逆の行動をとっている。これは、供給不足が続くこと、あるいは政府の介入だけでは価格の根本的な下落には至らないと見ている、ということを示唆しています。彼らは市場のプロですから、過去のデータや独自の情報網を使って予測を立てています。彼らの行動は、政府がどれだけ供給を増やしても、市場の心理がそれを上回る強気になっている可能性を示しています。
進行役: 卸売業者の動きは、市場の深層心理を表している、と。では、バリュー株投資家の方、この状況はコメ関連企業や農業関連企業の株価にどのような影響を与えると予測されますか?
バリュー株投資家: 記事にあるような政府介入は、短期的にコメの小売価格が落ち着くことで、関連企業の業績にはマイナスの影響を与える可能性があります。特に、コメの卸売業者や加工食品メーカーなど、コメを主要な原材料とする企業は、高値で仕入れた在庫を低価格で販売せざるを得なくなるリスクがあります。しかし、長期的な視点で見れば、価格の安定化は消費者の購買意欲を維持し、安定した需要を創出することにつながります。バリュー株投資の観点からは、短期的な株価の変動に一喜一憂せず、企業の財務体質やコスト構造、そして持続可能な事業モデルを重視して投資判断を行うべきでしょう。
進行役: なるほど、短期と長期で異なる視点が必要なのですね。では、日経新聞の記者の方、今回の動きは、日本経済全体にどのような影響を及ぼす可能性がありますか?
日本経済新聞社記者: コメの価格は、日本の消費者物価指数の中でも比較的大きなウェイトを占めます。そのため、コメ価格の動向は、インフレ率全体に影響を与え、ひいては賃金交渉や企業の投資判断にも波及する可能性があります。政府が価格抑制に動くのは、デフレ脱却を目指す中で、インフレの過度な進行を抑えたいという意図もあるでしょう。しかし、前述の通り、農業分野への影響は避けられず、国内生産基盤の弱体化は、長期的には食料安全保障のリスクを高め、さらには円安と相まって輸入物価を押し上げる要因ともなりかねません。経済全体のバランスを見極める必要があります。
進行役: 経済全体への波及効果も無視できない、と。では、財務・会計コンサルタントの方、企業がこのような市場変動にどう対応すべきか、財務的な視点からアドバイスをお願いします。
財務・会計コンサルタント: コメ関連企業、特に卸売業者や食品メーカーは、今回の政府介入による価格変動リスクをヘッジする戦略を検討すべきです。例えば、在庫評価損のリスクを最小化するために、適切な在庫管理や、先物取引のようなデリバティブを活用した価格変動リスクの回避策が考えられます。また、サプライチェーン全体の見直しも重要です。単一の仕入れ先に依存するのではなく、複数の調達先を確保することで、供給リスクを分散し、価格交渉力を高めることができます。コスト構造の分析と見直しも不可欠です。不採算部門の合理化や、生産性向上のためのIT投資なども検討すべきでしょう。
進行役: 企業には財務戦略の転換が求められそうですね。では、最後に、堀江貴文さん、この状況をビジネスの観点からどう捉え、どのようなチャンスがあるとお考えでしょうか?
堀江貴文(実業家): これね、要するに既存の古い農業システムにメスが入るチャンスなんだよ。政府が介入して価格を操作しようとするのは、市場がちゃんと機能してないから。生産コストが高すぎて、供給が需要に追いついてない。だったら、ドローンとかAI使って、もっと効率的な農業をやるベンチャーが出てくるべきだし、加工食品とか、コメの新しい価値を生み出すビジネスチャンスはいくらでもある。海外の事例を参考に、垂直統合型のビジネスモデルで生産から販売まで一貫してやる企業が出てくれば、卸の在庫抱え込みとか関係なくなるわけ。既存の規制とか既得権益に縛られずに、新しいテクノロジーとビジネスモデルで破壊的イノベーションを起こすべきだね。消費者は安くて美味いコメを求めてるんだから、そこに答えを出せばいいだけ。
進行役: なるほど、既存の枠組みにとらわれない発想が重要だ、と。最後に、経済評論家の方、このコメ市場の動向から、社会・ビジネスの仕組みを把握したい40代男性へのメッセージをお願いします。
経済評論家: 今回のコメ市場の動きは、政府、生産者、流通業者、そして消費者のそれぞれの思惑が複雑に絡み合う「市場の縮図」と言えるでしょう。一見、単純な価格問題に見えても、その裏には食料安全保障、グローバルなサプライチェーン、そして政策決定のロジックが隠されています。40代の皆さんがビジネスや社会の仕組みを深く理解するには、単一の事象だけでなく、その背景にある多層的な要因を「水平思考」で捉えることが重要です。政府の意図、企業の戦略、そして個人の消費行動がどのように相互作用しているのかを読み解くことで、皆さんの「解像度」は格段に上がります。このコメ市場のケーススタディは、まさにその良い教材となるでしょう。
解説のまとめ:多角的な視点からコメ市場の変革を読み解く
本日の解説では、PRESIDENT Onlineの記事を起点に、日本のコメ市場における政府の介入と市場の動向について、多角的な視点から深掘りしました。
対立する意見と構造的な整理:
* 政府の介入の意図と影響:
* 賛成派(消費者保護重視): 小泉農水大臣の政策は、物価高騰に苦しむ消費者への配慮であり、短期的な価格抑制効果は期待できる(渡邉哲也、門田隆将)。国民生活の安定を最優先する政治的意図も見て取れる。
* 反対派(生産者保護重視): 備蓄米放出や輸入拡大は、国内生産者の収益を圧迫し、長期的に日本の農業基盤を弱体化させるリスクがある(早見雄二郎、日本経済新聞社記者)。食料自給率の低下や農業の担い手不足を助長しかねない。
* 市場の動向と事業戦略:
* 卸売業者の行動: 卸売業者が価格上昇を見越して在庫を抱え込むのは、供給不足の継続と政府介入の限界を市場が織り込んでいる証拠である(市場調査員、統計データ分析家)。これは市場のプロの判断であり、政府の思惑とは異なる市場心理が存在する。
* 企業への影響と対応:
* 短期的な逆風: 政府介入による価格下落は、コメ関連企業にとって短期的な業績悪化要因となる可能性がある(バリュー株投資家)。
* 長期的な変革の必要性: 企業は在庫管理、サプライチェーンの見直し、コスト構造の改善、そしてIT活用による効率化など、抜本的な財務・事業戦略の転換が求められる(財務・会計コンサルタント)。既存の枠組みにとらわれず、テクノロジーを活用した新しいビジネスモデルの創出こそが、持続的な成長への道である(堀江貴文)。
視野の拡大と視座の向上:
本日の議論を通じて、単なる「コメの値段」という現象の裏に、食料安全保障、国内産業保護、消費者物価、国際的な需給バランス、政治的意図、そして企業の戦略といった、多岐にわたる要素が複雑に絡み合っていることが明らかになりました。
このコメ市場の事例は、まさに現代社会におけるビジネスや経済の仕組みを理解するための「メタ認知」の訓練となります。一つの事象を多角的に分析し、異なる立場や専門家の意見を比較検討することで、皆さんのビジネスや社会に対する「解像度」が格段に向上し、より本質的な洞察を得るための「視座」を高めることができるでしょう。
この解説が、皆さんの知的好奇心をさらに刺激し、今後のビジネスパーソンとしての意思決定の一助となれば幸いです。
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ari0921 · 4 months ago
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企業が「黒海」に注目すべき3つの理由 地政学的重要性、ウクライナ戦争で表面化
2022年05月28日 07時30分 公開
[奥山真司, 樋口隆充(編集),
 2月下旬に始まった、ロシアによるウクライナ侵攻(以下ウクライナ戦争)は3カ月以上が経過した現在も、終結の兆しが見えない。コロナ禍に加え、戦争が勃発したことで国際物流にも影響が及び、物流コストが日増しに上昇している。その要因は単なる原油価格の高騰だけではなく、戦争でウクライナ周辺の海域が「危険水域」となり、それに伴い、船舶や貨物にかける保険各社の海上保険料が値上がりしたためでもある。
 物流コストの上昇は、当然のことながら小麦など原材料価格にも影響を与える。このように、日本国内で相次ぐ、飲食各社などによる値上げの背景には、戦争も絡んでいるのだ。食料自給率が約37%(2020年度)と、食料の多くを海外からの輸入に頼る日本にとって、ウクライナを巡る情勢は、遠い異国での対岸の火事ではない。
 こうしたことから、今回のウクライナ戦争を通じて、海上ルートの重要性が浮き彫りになりつつあり、中でも最大の焦点となっているのが、ウクライナ周辺に位置する「黒海」(Black Sea)の地政学的重要性だ。
 ウクライナ戦争では、ウクライナ東部のドンバス地方などでの陸上戦闘にばかり注目が行くのに対し、黒海が持つ「戦略的な空間」としての重要性については、世界的に潜在的なインパクトが大きいにもかかわらず、その注目度は異様に低い。
 そこで本稿では、日本ではあまり注目されない黒海の地政学的重要性を、「商業」「軍事」「大国間の権益」という3つの視点から解説する。
スエズ運河通貨貨物の7割が「黒海」経由
 黒海が世界的に注目を集める1つ目の理由が、世界的な「商業ルート」になっている点だ。黒海以外の世界的な海の商業ルートといえば、有名なところでは「南シナ海」や「パナマ運河」がある。
 だが、欧州とアジアを結ぶものとしてはスエズ運河が代表格となる。2021年3月に日本の正栄汽船(愛媛県今治市)が契約する船が座礁し、6日間に及ぶ大渋滞を起こしたことが記憶に新しい、あのスエズ運河だ。
 英フォーリンポリシー誌は4月25日付けの記事で、スエズ運河を通過する全貨物のうち70%に相当する貨物が、黒海の出口であるダーダネルス海峡を通過していると報じている。こうしたことは日本ではあまり報じられていない、黒海の重要性を示す一つの指標と言えるだろう。
 だが、ロシアのウクライナ侵攻で、当然のことながら、この貨物輸送ルートは使えなくなり、世界経済に深刻な影響が出ている。
小麦不足で再び「アラブの春」到来か
 ウクライナは輸出量で世界第5位の小麦生産地であり、その大半をオデーサやマリウポリをはじめとする同国の黒海沿岸の港から運び出しているのだが、現在、この海域をロシア海軍がコントロールしているために、収穫したほとんどの量を運び出すことができていない(わずかだが陸路でも可能)。
 一部では、勇敢なウクライナの農民たちによって今秋収穫分の作付けのうち、8割から9割が終わったとの報道も出ているが、その前の冬に収穫した小麦がまだサイロや倉庫に眠っていて出荷ができないため、仮にせっかく収穫できたとしても行き場のない穀物を腐らせるだけになる可能性が高い。
 日本はウクライナ産の小麦をほとんど輸入していないため、この影響は限定的かもしれないが、ウクライナ産小麦の多くはエジプトなどアラブやアフリカ諸国向けである。このため、小麦の消費国において品不足になると、小麦価格の高騰によって、チュニジアやリビアなどの独裁政権が相次いで崩壊した「アラブの春」(10年~12年)のように、再び政情不安になる可能性が高まる。
 英ガーディアン紙の5月19日付けの記事によると、国連は既にこの最悪のシナリオを十分に認識しており、ウクライナから小麦が搬出されないと世界的な食糧危機に至るとして警告を発しているという。
軍事ルートとして重要な黒海
 2つ目の理由が、黒海が世界的な軍事ルートでもあるという点だ。これをよく示しているのが、ロシアのクリミア半島侵攻(14年)だ。
 クリミア半島を、ロシアが占拠した大きな理由の一つが軍事拠点としての重要性だ。クリミア半島には旧ソビエト連邦(ソ連)時代から続く、ロシア海軍の黒海艦隊の軍港があり、97年からウクライナから租借していた形となっていたセヴァストポリを直接支配下に置くため、ロシアは軍事侵攻に踏み切った。
 つまり当時のロシアは、クリミア半島を奪取することによって、黒海における海の軍事的なルートの支配権を確保しようと試み、見事、それに成功している。
 こうした力による現状変更に対抗しようと、米国主導の軍事同盟「北大西洋条約機構」(NATO)参加国たちは、ロシアから黒海の軍事ルートを守るため、今回の戦争ではウクライナを軍事的に支援している。
 例えば、ウクライナ南部の黒海沿岸に、オチャキフというウクライナ海軍の軍港のすぐそばに米海軍の人員を常駐させ、両国海軍の共同作戦司令部を建設する計画や、同軍港を拡張し、米海軍の艦船が定期的に停泊できるようにする計画の他、アゾフ海のベルジャーンシク港の増強計画にも合意している。
 だが、ウクライナ戦争開戦がささやかれ始めた時点で、すでにNATO側は黒海内の軍事バランスがロシア側にあることを認識していた。英ロイター通信は2月25日付けの記事で、開戦前からNATO加盟国側の主要艦船はすべて黒海を離れていたと報じている。
日露戦争から分かる海洋ルートの重要性
 軍事ルートとしての海の重要性は、日露戦争のときのバルチック艦隊の例を考えれば分かる。当時の世界の海は、帝政ロシアのライバルである大英帝国にコントロールされていた。
 このため、ロシア帝国の海軍は、日本に向かう際にショートカットするためのスエズ運河を通れず、アフリカ大陸を大回りして疲弊していたところを、対馬沖で待ち構えていた東郷平八郎率いる連合艦隊に沈められたのである。
 当時のロシアは軍事ルートとなるはずであったスエズ運河を大英帝国のおかげで使えなかったのだが、今回の戦争では逆にNATO側の船が離脱したため、黒海の軍事ルートは確保できたのだ。
NATO陣営のトルコ、黒海の出入口を封鎖
 ただ、今回の戦争の場合、トルコが黒海の出入り口を封鎖しているため、ロシアは外から艦船の増援はできない。NATO加盟国のトルコが、トルコ領内のボスポラス海峡・マルマラ海・ダーダネルス海峡の通航制度を定めた「モントルー条約」(1936年制定)に則って、ロシアをはじめとする軍艦の航行を制御しているからだ。
 これを大きく俯瞰して考えると、ロシアは黒海という「内海」そのものは、ある程度コントロールできている一方で、その出入り口であるダーダネルスやボスポラス海峡をNATO側のトルコによって「フタをされている」という状態なのだ。
 日露戦争から100年以上の時を経た今回の戦争でも、ロシアはまたしても敵対勢力に海上での主導権を握られていることになる。
大国間勢力圏争いの最前線に位置する黒海
 これまでのことから、黒海に注目すべき3つ目の理由として、NATOとロシアの権益が直接ぶつかる最前線であったという結論が導き出される。それは、そもそも冷戦開始直後からNATOとソ連が黒海を巡り、直接衝突した経緯を見てみればよく分かる。
 NATOは、米国が主導する多極的な軍事同盟であるが、その実態は、それが「海洋国家の同盟」であるとも言えるのだ。
 例えば、第二次世界大戦が終結した時点で、黒海周辺では共産主義を掲げるソ連の影響力が強まっていた。それに恐怖を感じたトルコとギリシャは、互いに外交的な問題を抱えているにも関わらず、同じNATOという軍事同盟に参加し、地中海の最東端で海を通じて米国とつながることを選択したのだ。
 ところが黒海に接している周辺の国々、つまりルーマニアやブルガリアなどは、40年代から50年代にかけて次々と共産圏に組み込まれ、結果として冷戦期の間、黒海は「ソ連の内海」となった。
旧ユーゴは「非同盟中立」 理由は「アドリア海」
 興味深いのは、バルト海の周辺国との状況との比較である。この地域で冷戦初期に共産圏に組み込まれたのはバルト三国(エストニア・ラトビア・リトアニア)、ポーランド、そして旧東ドイツだが、昨今、NATOへの参加を表明したばかりのスウェーデンも、当時は中立であったために、西側諸国はバルト海へのアクセスが困難であった。
 つまりバルト海は「ロシア(ソ連)の海」であったために、その周辺国は(デンマークを除いて)共産化され、ソ連の影響下にあったと言える。
 周辺諸国が共産化する中、ユーゴスラビアはソ連の完全な影響下には入っておらず、中立的な立場をとることができたが、これは東欧の社会主義国の中でも唯一西側の海洋ネットワークがリーチできる海(アドリア海)に位置していたという点も大きい。
冷戦後に“NATOの海”になった黒海
 黒海に話を戻す。冷戦が終わると、ロシアの影響力は低下し、ウクライナやジョージアのような黒海周辺の国々も独立を果たした。ルーマニアやブルガリアなどは、NATOだけでなく欧州連合(EU)にも加盟している。
 これはつまり、冷戦後の時代に入ると黒海の半分は「NATOの海」になったということだ。見方を変えれば、14年のクリミア半島侵攻から今回のウクライナ戦争に至るまでのロシアとNATOの争いは、陸上での領土争いということ以上に、黒海を巡る勢力圏争いでもあったということだ。
 そしてロシアは、今回の戦争で、ソ連時代の黒海のコントロールを、一時的にせよ復活させたと言える。
「ルートを支配すること」の重要性
 米海軍出身の戦略家JCワイリーは、かつて戦略の最大の狙いは、相手に対していかに優位な状況を確立できるか、つまり「コントロールできるかどうか」であると説いた。
 単純な「戦場での勝利」ではなく、それを含めた状況での優位の確保が、戦争の勝利だけでなく、その後の平和の構築や維持においても決定的に重要であると見抜いていたからだ。
 これを現在行われている戦争に当てはめて考えると、ロシアとウクライナ(NATO)の最大の争点のうちの一つは、もちろんメディアで注目されているような東部ドンバス地方の陸上戦闘でもあるのだが、それ以上に「誰が黒海の海上ルートをコントロールするか」にあるとも言える。
 この考え方は、そのまま日本にも当てはめて考えることができる。例えば、日本経済の動向に直結する海域や海上ルートとしては、黒海よりも潜在的なインパクトの大きいペルシャ湾や南シナ海が挙げられる。こうした海域が、誰によってコントロールされるかというのは、軍事的にも商業的にもそこを利用する国々にとって致命的に重要なのだ。
 軍事でも経営でも「ルートをコントロールすること」の重要性は共通しているのである。
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foreknowledge0916 · 8 days ago
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何故、時間は不可逆なのか
何故、時間は不可逆なのか
素晴らしい質問ですね。なぜ時間は過去から未来へ一方向にしか進まず、元に戻ることがないのか。これは物理学における最も深遠な謎の一つであり、単一の完璧な答えはまだありません。しかし、現在の科学で最も有力ないくつかの説明を、具体例を交えながら詳しく解説します。
結論から言うと、時間の不可逆性は主に「エントロピーの増大」という物理法則によって説明されます。
1. 熱力学的な時間の矢(エントロピー増大の法則)
これが最も主流で強力な説明です。
エントロピーとは?
エントロピーとは、非常に簡単に言えば「乱雑さの度合い」や「無秩序さの度合い」を表す尺度です。より正確には、「ある系が取りうる微視的な状態の数(場合の数)」を示します。
低エントロピー状態: 整然としていて、取りうる状態の数が少ない。(例:きれいに積まれたトランプ、固体の氷)
高エントロピー状態: 乱雑で、取りうる状態の数が非常に多い。(例:散らばったトランプ、液体の水)
熱力学第二法則
物理学には「エントロピー増大の法則(熱力学第二法則)」という絶対的な法則があります。これは「孤立した系(外部とエネルギーや物質のやり取りがない系)のエントロピーは、時間と共に増大する、あるいは等しいままであり、決して自然に減少することはない」という法則です。
宇宙全体も一つの巨大な孤立した系と見なせるため、宇宙全体のエントロピーは増え続けています。このエントロピーが増加してい��方向こそが、私たちが「未来」と認識している時間の方向なのです。これを「熱力学的な時間の矢」と呼びます。
具体例
コーヒーとミルク:
初期状態(低エントロピー): 黒いコーヒーと白いミルクがはっきりと分かれています。これは非常に「秩序だった」状態です。
時間の経過: かき混ぜると、コーヒーとミルクは均一に混ざり合い、カフェオレになります。
最終状態(高エントロピー): 混ざり合った状態は「無秩序」です。ミルクの粒子とコーヒーの粒子が取りうる配置の数は、分離していた時と比べて天文学的に多くなります。
不可逆性: このカフェオレが、何もしないのに自然に元の黒いコーヒーと白いミルクに分離することは絶対にありません。なぜなら、分離した状態(低エントロピー)は、混ざった状態(高エントロピー)に比べて、実現する確率が絶望的に低いからです。
壊れた卵: 机の上から卵を落とすと、殻が割れて中身が飛び散ります。これは整然とした卵(低エントロピー)が、無秩序に散らばった状態(高エントロピー)に変化する過程です。割れた卵が勝手に集まって元の完全な卵に戻ることはありません。
これらの現象は、確率的に高エントロピーの状態へ移行することが圧倒的に起こりやすいため、一方向にしか進まないのです。
2. 宇宙論的な時間の矢
では、なぜそもそも宇宙はエントロピーが増大するような「低エントロピー」の状態で始まったのでしょうか?
ビッグバンと初期宇宙
現在の宇宙論では、私たちの宇宙は約138億年前に「ビッグバン」という非常に高温・高密度な状態から始まったとされています。この初期宇宙の状態が、驚くほど「低エントロピー」だったと考えられています。
これは少し直感に反するかもしれません。高温・高密度なら乱雑に見えますが、重力を考慮すると話は別です。
重力がない場合: 均一にガスが広がっている状態は高エントロピーです。
重力がある場合: 均一な状態は非常に不安定で「低エントロピー」です。重力によって物質は互いに引き合い、やがて星や銀河といった塊を形成します。この塊になった状態の方が、実はエントロピーが高いのです。
つまり、宇宙は重力的に見て非常に「整然とした」均一な状態から始まりました。この「奇跡的な初期条件」があったからこそ、その後138億年にわたってエントロピーが増大し続ける余地があり、星が生まれ、生命が誕生するような複雑な構造が作られてきました。宇宙が膨張し続ける限り、エントロピーは増大し続け、時間の矢は未来へ向かい続けます。
この「宇宙の膨張」が時間の矢の駆動力である、とする考え方を「宇宙論的な時間の矢」と呼びます。
3. ミクロな法則とマクロな現実のギャップ
ここで面白いのは、物理学の基本的な法則(ニュートン力学、相対性理論、量子力学など)のほとんどは、時間対称であるということです。つまり、これらの法則の方程式では、時間を逆再生しても物理的に成り立つのです。
例えば、ビリヤードの球が2つ衝突する映像を逆再生しても、全く不自然に見えません。しかし、前述のコーヒーとミルクの例のように、無数の粒子(分子)が集まったマクロな世界では、確率の壁によって時間の不可逆性が現れます。
まとめると、
ミクロな世界(粒子1つ1つ): 時間の方向性はない(可逆的)。
マクロな世界(私たちの日常): 粒子の数が膨大になることで、統計的・確率的に「エントロピーが増える方向」しか実質的に起こり得なくなり、時間の方向性が生まれる(不可逆的)。
数式による補足:ボルツマンの関係式
エントロピーSは、統計力学の創始者の一人であるボルツマンによって、以下の有名な式で定義されました。 S = k_B \ln W
S: エントロピー
k_B: ボルツマン定数(物理定数)
W: その状態を取りうる微視的な状態の数(場合の数)
\ln: 自然対数
この式が示すように、取りうる状態の数Wが多ければ多いほど(=乱雑であるほど)、エントロピーSは大きくなります。熱力学第二法則は、系がより確率の高い(Wが大きい)状態へ自然に移行していくことを示しています。
まとめ
なぜ時間は不可逆なのか?という問いに対する現在の科学的結論は以下のようになります。
根本的な理由: 私たちの宇宙が、ビッグバンという極めて低エントロピーな初期状態から始まったため。
直接的なメカニズム: エントロピー増大の法則(熱力学第二法則)により、宇宙全体として「乱雑さ」が増す方向にしか物事が進まないから。このエントロピーが増える方向を、私たちは「時間の流れ」として認識している。
私たちの体験: 記憶の形成、生命活動、物質の崩壊など、私たちが見聞きするマクロな世界のあらゆる現象は、このエントロピー増大の法則に従っているため、時間の流れは一方向に感じられる。
時間の不可逆性は、物理法則そのものに組み込まれた性質というよりは、宇宙の初期条件と統計的な確率が生み出した「創発的な(emergent)」性質である、というのが現代物理学の考え方です。
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oivgbqiqfz358 · 17 days ago
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--深海人形-- 満足同盟⭐︎NEO
※閲覧&キャラ崩壊注意
※後半クロスオーバー注意
※俺達の満足は此れからだ!(※ゴッズ名言)
…前回から、「…YGOパロ分からん!!!!!!!!YGOなんぞに興味は無い!!!!!gndmに話題を統一しろ!!!(※YGOパロ邪魔だ!目障りだ!!)。」…とか言ってるガノタへ(※必読)。
1st、Zミリしら未視聴の決闘者がじーくあくすを視聴したら、YGOパロを目の前にした御前等と似たよう様な感想抱くんだけど??????(※…其れ位、じーくあくすは、1st、Z所か宇宙世紀ミリしら勢が見たら、何が何だかよく分からず理解不能な代物でしか無いんだけど??)。
1st、Zミリしら未視聴だがじーくあくす視聴した決闘者「…宇宙世紀分からん!!!宇宙世紀パート要らん!!!未だYGOZEとかAVの方が筋が通ってる!!!(※迫真)。」
其れに、丁度GQX作中で『MS戦(※曲)』流れる所あるじゃないですか、ガノタは、あのシーンになると、脊髄反射で大喜びするけど、Z未視聴の決闘者の場合は、「…何か曲調が異様に他のと違うけど、良い曲だな〜〜(※にわか)。」…位しか思わないからね??…そして、ガノタが、逆に、ライディングMS決闘アニメ(※存在しない記憶)視聴中、一番盛り上がるシーンの時に『熱き決闘者(※DMのBGM)』が流れて来ても、感動も何も無いよね??…其う言う事です(※もっと知性と思いやりの心を働かせて欲しい)。
…。
…ララさんへ、もっと赤い阿保をガンガンループさせまくって苦しめて下さい。ああ言う美男子が苦しんで不幸になって居る所をもっと見たいです(※男リョナエンジョイ勢より)。…兎に角、ああ言うのが苦しんで、散々、痛めて着けてられて居る所が見たいです(※宜しく御願いします)。
…。
…YGOパロばっかりかましてたら、ガノタ達はあっけに取られてた(※何方もメジャージャンルなのに……)。ガノタが全然YGOを知らない事に驚く(※gndmか其う言うのの周辺しか知らない人生なんて生きてて楽しいのかな??)。
…。
…ショット・ガン・シャッフルはカードを痛める⭐︎ZE!(※腕シルに並ぶ王様名言)。
…。
…ワイは宇宙世紀の連中が、一人でも多くとことん苦しむ姿を見ていたいんだよ!!(※何なの此の人…)。
…。
…シロカス「…ムカつくぜテメェら!!俺の遊びを悉く拒否りやがって!なんで俺に気持ちよく戦争させねぇんだ!俺はお前たちが苦しむ姿を見ていたいんだよ!!(※何なのこの人… ※ファンサ名言改変ネタ)。」
…。
…じーくあくすをただ只管擁護する人達は、gndm依存症患者か、gndm位しか人生で楽しめる物が無い、狭い世界に引き篭もる事でしか生きて行けない可哀想な人達なので、優しく無視するか、そっとしてあげてね⭐︎(※ワイおばさんとの約束だよ⭐︎)。
沢山な知識と豊かな見識があると、途端につまらなく見えるのがじーくあくす。逆に、途端に面白くなるのがYGOAVとVR(※中々面白いリトマス紙でしょう?)。
…。
※プロ格闘家の次は、プロ決闘者と決闘させられるシロカス(※企画進行中)。
…。
歴代満足モンスター召喚(※捏造)口上
※汎用
目覚めるがいい!氷結の海竜!かの竜のごとく聖なる槍となり世界を貫け!S召喚!出でよ!氷結界の龍 ブリューナク!
偉大なる先達の様に!全ての世界を滅ぼすまで、お前も力強き槍となり暴れ遊べ!S召喚!出でよ!氷結界の龍 グングニール!
※友情出演成分過多
お前こそがやはり光射す道、S召喚!飛翔せよ、スターダスト・ドラゴン!!!!!!
幻子力(Mirage)の動力と共に!幻獣機達の母艦よ!今ここに召喚されよ!X召喚!緊急出航!幻子力空母(Mirage Fortress)エンタープラズニル!
破壊神より放たれし、今は邪念侵蝕された聖なる槍よ!魔の都諸共世界を滅ぼすがいい!X召喚!ランク4!!出でよ!ヴェルズ・ウロボロス!
世界を荒し、禁呪法の生贄となる程のその暴威なる力を自由に振るうがいい!X召喚!来い!ランク4!ラヴァルバル・チェイン!(※禁止カード)
※…ラヴァルバルだぞっーー!!!!(※元ネタ:御馴染み0083)。
はるか過去に過ぎ去った虚空から希望と可能性を取り戻すためにお前はいる!!!その願いに応えるがいい!!!!
X召喚!ランク3!!!!虚空海竜リヴァイエール!!!
光など一切存在せぬ闇に埋(うず)まる可憐な悪魔、少女の姿となりて此の戦場に現れるがいい!LINK4!L召喚!光なき影 ア=バオ・ア・クゥー!
不気味四重奏(カルテット)!運命の糸を見初めた後に死をもたらす…、地獄から来た龍であり蛇!!
L召喚!LINK4!鎖龍蛇ースカルデット!
※既にエラッタされて居るので供養収録
サーキットコンバイン!!!
此れぞサイバース族の革新的な満足への可能性!!!!
リンク4!!ファイアウォール・ドラゴン!!
(※…尚、その可能性が革新的過ぎたせいで未だ公式ルールからTVアニメ放映中ずっと除外されて居た模様)
…。
※……以下、クロスオーバー注意
…。
ギレ総帥 魔弾、彼岸、魔界劇団等悪魔族中心デッキ
じーくあくすでも戦死 戦華他戦士族・獣戦士族
キシ姉 影人形・べルズ・インべルズ・幻影騎士団等闇属性
末弟坊や 満 足 悪魔族中心 悪魔族・闇属性デッキ一家なのできょうだいから借りた、貰ったカードが滅茶苦茶多い(※…ほら、…YGOは絆の物語だし⭐︎SA)。
…。
「手札0!」
「手札0!!」
「手札0!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「手札0!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
…末弟と共に、新たな満足ループコンボを研究するギレ兄とキシ姉(※平和決闘次元)。
…。
じーくあくすでも戦死した人「満足ループコンボって?(※元ネタ:某GX名場面)。」
ギレ総帥「ああ(←説明しろや)。」
…。
※満足同盟⭐︎NEO 基本情報
(※前回記事参照:--深海人形-- 我が祖たる、神々に祝福された者達よ)
全員満族(※メンバーによっては、普通にX召喚とかP召喚とかL召喚とか使う)
全員リアルファイト強い(※末弟以外)。
全員ハーモニカとか口笛とか草笛とかでセルフBGMする(※YGO恒例)
全員ライディング(MS・MA)決闘が出来る
時々フィールとか言い出す(※出典:漫画版ゴッズ)
全員手札誘発が嫌い(※対戦相手はバンバン使うのに、自分達は使いたくても使えない為)
ミラー対戦(マッチ)だと、相手の初動(開幕先攻1ターン目での動き)と手札を確認するだけで、自分が対戦相手に勝てるか負けるかがすぐに分かる(※元ネタ:満足民都市伝説)。
自分達の使うカードが、すぐKONMAIから禁止制限の制裁を受ける事を滅茶苦茶気にしている
やけに金持ちと地位が高いメンバーが多い(※ゴッズの世界観で言う所のシティ住民と言う奴)
そして、初代とは違いサテライトのクズは一人だけ(※初代は全員サテライト出身)。
※補足:ハンドレスコンボ出来る時点で相当有能です(※決闘者としても)。
…。
YGOAVの方にも居るM字マーカー「うわっ?!???満足同盟⭐︎NEO?!?!御前等、俺達が十代半ばか後半で卒業した事してんのかよ?!!良い歳した兄貴、おっさん達がよ?!?!(※頭大丈夫かよ!?!???恥を知れよ!!!!)。」
野獣大尉「…何だと!?!?満足出来れば其れで良いだろ?!?!(※さぁ満足!!!!!!!)。」
M字マーカー「…辞めとけ!!!!(※本気)。」
開幕直後
野獣大尉「先攻は俺だ!だが、先行ドロー無し!俺は手札からフォトスラを召喚!更に手札から��ベル4満足悪魔を召喚し、ヴェルズビュートをX召喚!!先行1ターン目は攻撃できない。そして、俺は、カードを二枚伏せターンエンド!!」
M字マーカー「…此のカードは、相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、リリースなしで通常召喚できる。俺はBF-暁のシロッコをA召喚!!(※何時もの戦法)。
野獣大尉「来るか、BFD!!!!(※最早決闘にしか興味が無い)。」
X召喚とL召喚を見て、「インチキ特殊召喚モンスターも良い加減にしろ!!(※自分の戦法の事は棚上げして)。」とか言い出すかもしれない(※…実際、S召喚にも劣らないインチキ特殊召喚方法だし……)。
数ターン後
野獣大尉 LIFE 3000
M字マーカー LIFE 0800
野獣大尉「光など一切存在せぬ闇に埋(うず)まる可憐な悪魔、少女の姿となりて此の戦場に現れるがいい!LINK4!L召喚!光なき影 ア=バオ・ア・クゥー!(※満足萌悪魔)。」
「不気味四重奏(カルテット)!運命の糸を見初めた後に死をもたらす…、地獄から来た龍であり蛇!!LINK4!鎖龍蛇ースカルデット!!(※満足蛇龍)。」
M字マーカー君「…待っていたぜ!此の時をよぉ!リバースカードオープン!聖なるバリア……、相手の攻撃表示モンスターを全て破壊する!!(ミラフォ)。」
例のミラフォで守備表示Xモンスター以外のLモンスターを全て破壊された所で、野獣大尉は谷に落ちてコースアウト。其の儘、コースアウト敗北。
WIN通知画面で唖然として叫ぶM字マーカー君。
M字「…何でだよ!?!!?!!!此れから、…俺様の逆転勝利って時によぉ!!コースアウト負けしやがって!!此の大莫迦者〜〜!!!!!!!!!(※…ちゃんと、逆転勝ちさせろよ〜〜!!!!!!)。
…。
無職王「…満足同盟⭐︎NEOだと?!?!良かろう!絶対王者の決闘と疾走(※はしり)を見せてやる!!!!(※必死に若かりし頃を思い出さない様にする絶対王者)。」
1ターン目爆アドソリティアでトリシュ出す末弟
末弟「…見ろ!満足龍トリシュ!満足龍トリシュだぁ!!!!!!!!(※自己満足顔芸)。」
無⭐︎職⭐︎王「…1ターン目でエースモンスターを?!(※御約束台詞)。」
2ターン目
ライディング決闘中のアキと野獣大尉が、同じくライディング決闘中である末弟達の前を通り過ぎる
末弟「…嗚呼、…あれか……、…あれから、ヤザ何とかは崖からコースアウトして決闘に敗北したと、少し前に聞いたんだけど、どうやら彼奴、墓地から特殊召喚されたんだろうね。だけど、ゲームから除外されなくて良かったじゃないか(※少し笑いながら)。」
無⭐︎職⭐︎王「人間に使って良い表現では無い、訂正しろ!!!!(※『死者蘇生』を人間に使ってはならない、使えない、…そして、死者の魂は現世に留まってはならない、真の死者は蘇らないのだぞ!)。」
末弟「すまない、すまない(※戦争は死の重さの感覚すら吹き飛ばすので、坊や達は、もう、死の重さと言う物が分からない)。
そして、此の決闘中、末弟の所為で、絶対王者は三度転倒。その内、一回は、末弟によるリアルダイレクトアタックによる物
無⭐︎職⭐︎王 LIFE 2000
末弟 LIFE 0100
あれから、終盤に、レモン・タイラントは召喚されたが……
末弟「罠(トラップ)カード、リビングデッドの呼び声を発動!墓地よりクリスタルウィングシンクロドラゴンを特殊召喚!!」
末弟「死者蘇生を発動!墓地にいるトリシュを再び特殊召喚!!」
…で、絶対王者は負けるんですけどね(※流石元キング)。
…。
蟹「アンタ、アキと同じタイプの人間なのか??(※原作アニメ参照)。」
元祖木星帰り「…いえ、私は満足したいだけのニュータイプです、満足!!!!(※面白味の無い応答)。」
蟹「…はぁ。中々サイコだな(※ニュータイプってのは)。」
P召喚とL召喚は、蟹的には普通らしい(※X召喚も)。
2ターン目
元祖木星帰り「…本当は、Evil★Twin's トラブル・サニーも入れたかったんですがねぇ……、召喚条件が厳しい者で……(※所謂萌えカードでカード性能と高さもあり人気が高い)。
蟹「…はぁ……(※Lモンスターに興味が無い)。」
蟹「…XもPもLも……(※最近よく見るな)。」
元祖木星帰り「見た事の無いカードですね、其のカードは?(※シンクロ・ビリーバーに対して)。」
蟹「拾った(※カードは拾った)。」
さて、最終局面、元祖木星帰りの場には5体、全てLモンスター
蟹「俺はこの時を待っていた!リバースカードオープン!聖なるバリア……、相手の攻撃表示モンスターを全て破壊する!!(ミラフォ)。」
※YGOVRのリボさん「底知れぬ絶望の淵へ沈め!(※ミラフォの舞付きで)。」
元祖木星帰り(……何と言う事だ!しまった!…先ず、真中では無く、左の方の伏せカードを除去るべきだった!)
蟹の効果的なガン積みの内の1枚ミラフォ(※YGOVRでもよく言及されたが、対Lモンスター戦で非常に有効な通常罠)後に、
蟹「シューティング・クェーサーで、相手プレイヤーにダイレクトアタック!」
クェーサーにダイレクトアタックされ、元祖木星帰りの敗北(※此れで元祖木星帰りは底知れぬ絶望の淵へ沈んだ)。
元祖木星帰り「ワンターンファイブデストロイィ……(※ニュータイプ能力の恐るべき迄の直感と勘に慢心して、P召喚&L召喚特化なのが仇になった)。」
※結局、宇宙世紀ミリしらじーくあくす視聴者は、この一連の満足同盟⭐︎NEOネタ読んだガノタ(※な御前等)と同じ気持ちで、其う言う感想になります(※此れだから、ガノタは、人の気持ちも分から無い自己中で幼稚とよく言われるのだ)。
…。
歴代満足モンスター召喚(※捏造)口上
※専用
・満足野獣大尉
WB、ドゴスギア、ジュピトリスにならぶ幻獣機達の母艦よ!今ここに召喚されろ!緊急出航!X召喚!原子力空母 エンタープラズニル!
…。
※……以下、執事パロ&多重クロスオーバー注意
ブレア・デイム御嬢様と(不)愉快な執事達 ⭐︎決闘⭐︎外伝案ノート
※クロスオーバー・キャラ崩壊注意
※執事パロ
召喚口上ミーティング
御嬢様「今度行われる決闘大会で使う、誰のものでもない独特の召喚口上を考えましょう。先ずは、例として、スタダで……。
例:
公式で蟹の
集いし願いが、新たに輝く星となる!光射す道となれ!S召喚!飛翔せよ!〜(※モンスター名省略)
無⭐︎職⭐︎王の
大いなる風に導かれた翼を見よ!S召喚!響け!〜(※モンスター名省略)
この文章を参考にして、貴方なりの召喚口上を作ってみなさいな????(※余りにもセンスが無い場合はワタクシが考えます)。」
ガトカス「御意!!!!!!!!!!(※
…。
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moko1590m · 13 days ago
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「自分に合った仕事が必ずある」という言葉は、希望や努力の価値を伝えるために語られがちですが、現実においては 「見つからないことの方が多い」、あるいは **「本当に合っているのか分からないまま生きていく」**という状況の方が多いのが実情です。
🔍 1. 「見つけられる」前提の構造的問題
資本主義社会では「働くこと」は経済的生存のための手段であって、個人の自己実現や適合性はしばしば二の次です。
労働市場は個人の性格や価値観に合わせてくれるわけではなく、組織や制度の都合で動いているため、マッチングの確率はそもそも低い。
🧠 2. 「合っているかどうか」が曖昧
「合っている」とは、**仕事内容か?人間関係か?労働時間か?報酬か?**といった多面的なもので、どれも満たす仕事はほぼ存在しません。
しかも、人は年齢・体調・家族状況・気候・社会変化で「合う仕事」の基準が変わるため、動的な自己に対して静的な「合う仕事」という幻想をあてがうのは無理があります。
⚙️ 3. 「仕事が合ってないこと」への耐性が必要
むしろ必要なのは、
「合っていない仕事とのつき合い方」
「不本意な仕事でも自分を部分的に守る技術」
「合っていない時間に小さな逃走線を見つける視点」
などのほうが、はるかに実践的です。
📜 4. 「合った仕事がない人」が沈黙させられる構造
「合った仕事があるはず」という言説は、見つけられなかった人に自己責任を押しつける効果を持ってしまいます。
実際には、「合った仕事などなかったが、それでも何とか過ごしてきた人」の声は、語られる機会が極端に少ない。
その結果、「合わないまま耐えている人」は、社会的にも語る言葉を失いがちです。
✨結論としてのコメント
「自分に合った仕事が見つかる」と言われて見つからないのは、 あなたのせいではなく、社会の構造の限界のせいかもしれません。 むしろ、「見つからないままでも人は生きていける」「合ってないままでも価値がある」 という考え方の方が、今の社会では切実で、優しい真実かもしれません。
必要であれば、「合っていない仕事と共存する工夫」や、「仕事以外に自分を感じられる方法」なども一緒に探っていけます。お気軽にどうぞ。
 
現代人は日常的に「宣伝・広告・PR・自己演出」などを目的としたキャッチコピー的な言葉を大量に浴び続けています。これらの言葉が思考や感情に混入し、内面を形成してしまう現象には、明確なメリットと深刻なデメリットの両方が存在します。
🌟 メリット(利点)
1. 一時的な活力・元気を得られる
「君ならできる」「世界を変えよう」などのポジティブなコピーが、一時的に気分を高揚させてくれる。
落ち込んでいるときに、シンプルな言葉で支えられることがある(例:「踏み出せば世界が変わる」)。
2. 記憶や感情に残りやすい
短く刺激的なコピーは脳内に残りやすく、自分の行動の「起動スイッチ」として働く。
自己暗示や習慣形成に活用されることもある。
3. 自分を位置づけるフレームになる
「あなたはあなたのままでいい」といったスローガンが、他人との比較からの解放を与えることもある。
不安な状況で「意味ある言葉」によって一時的なアイデンティティが得られる。
4. 集団の一体感を生む
組織やキャンペーンなどで、統一されたコピーが連帯や目的意識を作りやすい(例:「No music, no life.」)。
5. 短い言葉で複雑なことを伝えることができる
「サステナブル」などのキャッチ化された言葉が、複雑な概念の入口として機能することがある。
⚠️ デメリット(弊害)
1. 思考の自動化・思考停止
スローガンやキャッチコピーに「思考の型」を委ねてしまい、自分で考える力が弱まる。
例:「努力は必ず報われる」が内面化されすぎると、現実の複雑さに対処できなくなる。
2. 現実の歪曲・過剰なポジティブ化
「失敗は成功のもと」のような言葉が、実際の失敗の苦痛や損失を無視する形で使われがち。
ネガティブな感情が「悪」とされ、健全な悲しみや疑念すら排除される。
3. 他人の言葉で自分を定義してしまう
自分の感情や価値観よりも、広告やSNSで見た言葉に合わせて「自分を作ってしまう」。
例:「自分らしく」という言葉に縛られ、逆に不自由になる paradox。
4. 社会的現実を覆い隠す
「誰でも成功できる」などの文句が、構造的な格差や制度上の障壁を見えなくしてしまう。
言葉が社会的暴力や排除の隠れ蓑になることも。
5. 語られない「陰の現実」を孤独にする
キャッチコピーの世界には「うまくいっていない人」が存在できず、孤独や恥の感情が深まる。
例:「ワクワクする未来」ばかり語られると、うつ状態や絶望感を持つ人が「場を壊す存在」にされる。
6. 自分の言葉で語れなくなる
繰り返し使われる言葉が、やがて自分の語彙や思考の中心を占め、オリジナルな思考や表現が困難になる。
例:「エモい」「しんどい」「コスパが悪い」などの汎用語ばかりで、具体的な感情を言葉にできない。
🌀 結論:ポジショントークの言葉との「距離感」
キャッチコピー的言葉は、触媒として使うなら有用ですが、主体を乗っ取られると危険です。
重要なのは、「これは誰の言葉か?」「どの視点からのものか?」と自問し、距離をとる意識。
一見ポジティブな言葉も、「その言葉に入れない他者が誰か」を考えることが、深い思考への扉になります。
必要であれば、「脱キャッチコピー的思考のトレーニング」や、「自分の言葉を取り戻す方法」もご提案できます。興味があればお知らせください。
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