#兎、波を走る
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(高橋一生、松たか子、多部未華子ら豪華キャストが集結!NODA・MAP待望の最新作『兎、波を走る』6月17日より上演決定! - Tokyo Nowから)
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山間僻地五、六歳の頃のF爺F坊やは、山奥の寒村に住んでいました。村には、当時の秋田県では普通のことでしたが、電気も水道もありませんでした。F坊やは、そこで生まれたのではありません。その村は、貧しいよそ者一家の一時的な滞在地でした。山奥ですから、魚は干物か佃煮か塩漬けの物しか無く、肉屋なんてどこにもありませんでした。鶏や兎を飼ってはいましたが、自分の家の田畑が無いため食料は生き延びるのにぎりぎりの量しか手に入りませんでした。敗戦から数年後、一家の財政状態の最も厳しい時期だったようです。食べ物の好き嫌いなど言っていられませんでした。「ご飯と味噌汁と沢庵漬けと炒めたキャベツ」があれば「御馳走」のうちだったのです。人参は、嫌いでしたが、「空腹が少しは収まる」と考えて、無理に呑み込んでいました。草を刈って来て兎の餌にするのと蝗(いなご)や蟋蟀(こおろぎ)を生きたまま捕まえて来ては鶏(にわとり)の餌にするのが日課でした。鶏が大喜びでついばむのを眺め、一羽一羽に「明日も卵を産んでちょうだいね」と口に出して頼むのが習慣になっていました。卵かけご飯が「大」の字の付く御馳走だったのです。F坊やの日課がもう一つありました。灯油ランプの火屋(ほや)の内側を磨いて煤(すす)を取り除く仕事です。幼児の小さな手と細い腕でないと、火屋には入らないのです。大人になってから、アフリカなどで夜毎にテントを張る長旅をしていて電気も水道も無い生活が苦にならなかったのは、この時期の生活体験が身に着いているお蔭です。お米が配給だった時代です。この村に住んでいた頃「満ち足りるまでご飯を食べた」記憶がありません。お櫃(ひつ)が空(から)になり食卓を片付ける頃になっても、空腹は収まりませんでした。白湯を呑んで胃袋を満たして、仮初めの充足感を得るのです。親には「お腹を壊すから食べちゃいけない」と言われていましたが、裏山に行って食べられそうな野生の木の実や草の実や芋を探しては口に入れていました。野葡萄(のぶどう)や茱萸(ぐみ)の実は、幼児の舌には酸っぱくてほろ苦く渋いものなのでしたが、五臓六腑に沁み渡るような美味と感じていました。きっと、ビタミンCやミネラルなど、足りない栄養分を補ってくれたのでしょう。木の実の汁で唇や歯がいろいろな色に染まりますから、必ずバレて叱られるものでした。母は、あれから何十年経っても、キャベツ(*)を刻む度(たび)に、こう言うのが常でした。「○○村に住んでいた頃は、キャベツ(**)をこうやって炒めると素晴らしい御馳走に見えたのよね。あの乏しい食生活で、よくもまあ子供が育っ��ものだわ」(*)(**) 追記 2020年8月16日母が口にした元の言葉は「玉菜(たまな)」です。日本中を覆うカタカナかぶれ・西洋かぶれの波に呑まれて殆ど消えてしまった言葉ですが、残念なことです。「玉菜」は、同音異義語が無く、発音も漢字も簡単で一度見たら忘れない言葉です。復活させるべきだとF爺は確信しています。賛同なさる方が多数出現するでしょうか。 フランスに移住1968年にF爺が到着した頃のフランスの平均的な食生活は、当時の日本とは比べ物にならないほど豊かでした。キャンパスの学生食堂でさえ、ステーキなどは「普通の物」だったのです。親しくなった学生に誘われるままに自宅を訪問してご両親とも話をし、夕食に招待していただくときなど、学生食堂とは二ランクも三ランクも違う料理が出るのに感激しました。その際に殆ど必ず、事前に「何か食べられない物はありますか」と訊かれました。「ありません」と答えると、不思議そうな顔をされました。誰しも食べ物の好みはあるもので一つか二つぐらいは食べられない物のあるのが当たり前、という認識のようでした。それでも、幼児の頃からずうっと「食べ物の好き嫌いは、いけないこと」と教え込まれていたF爺は、日本での長年の習慣を引き摺って、嫌いな物でも我慢して食べ続けました。ところが、ある日、我慢の限界が来て、人参を一切れ口にした途端に気分が悪くなり、トイレに駆け込んで胃袋の中身を全部吐いてしまうということがあったのです。「嫌いなものを無理に食べると顔に出てしまうから却って失礼に当たる」こと、そして吐いてしまうのは、その場にいる人全員に不快な思いをさせるから、非常に失礼なことなのだと、ようやく、分かりました。価値観の転換です。「食べ物が極度に不足している場では正当なこと」が「食べ物が恒常的に有り余っている所では不当なこと」であり得るのです。この時から、人参を無理に食べるのはきっぱりやめました。
野葡萄と茱萸(ぐみ)の味 - F爺・小島剛一のブログ
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紹介や
コリーです。紹介します。
あろハム権左衛門
心の中に少年を宿している。突然キャッチボールを始めたりたまに壁に埋まったりしてる。オムニのときから思ってたけどダンスめちゃうま。オレンジのキャスパをオペ席から見れたのは良い思い出。背高いしなんかスポーツやってたんかなって思ってたら中高文化部らしい。
ゲネで指輪と間違えてイヤーカフはめようとしてたけどマイム超分かりやすいし芝居も貫禄あってすごい。掛け合いのシーンまじで気持ちいいんよ。
キャスパ自分が出ないところなのにバチクソかっけえ振付考えてくれたのほんまやばい。35期のキャスパはもう安泰ですね。
海泥波波美
なんやかんやで一番絡むことの多い奴の一人。この前の競馬楽しかったな。3連単当てるの脳溶けるな。どうやら新歓の頃はめちゃくちゃ絡みにくいと思われてたらしい。orz
アサギは自分がもう一人後輩に欲しいと言ってるけどもうこんな奇跡のバランスした人間は現れないと思う。
今回の役ではアサギの普段ない一面が垣間見えた気がする。
苔丸
いつも衣装で頼りにさせてもろてます。どんだけエグい衣装製作があろうと苔丸おるしなんとかなるやろと思ってしまう自分がいる。というか苔丸がいないと衣装斑が崩壊しそうな気がする。
今回みんなが見逃しがちな色んなところに気付いて教えてくれた印象。苔丸がいないとちゃうかが崩壊しますね。
キャスパわがまま聞いてくれてありがとう。マジで神です。
冊まいむ
初めての音響チーフ。がんばれ!コマ数の多さに苦しんでる。がんばれ!パソコンがぶっ壊れてめちゃくちゃ困ってた。がんばれ!パソコンがぶっ壊れるの辛いですよね。こりはもう3回初期化したよ。
キャパ的に結構心配してたけどそれを吹き飛ばすくらい役がハマってる。
がんばれみそか!負けるなみそか!
襟君
君がいないと生きていけません。いつも課題見せてくれてありがとうね。あなたは私の命の恩人です。今度奢ります。
とてもすごい筋肉をお持ちなのに照明仕込みはいつも卓に回るから吊り込みはあんまできないのは照明班七不思議の一つ。ポージング決めてるときのえりちゃんの笑顔がこりは大好きです。笑顔も筋肉も輝いてるよ。
ミル鍋
一度電チャリを貸してから何回か借りにやってきてる。ふはははは良いだろう電チャリは、もう普通のチャリには戻れまい。何度でも貸してやろう。
舞台とか本チラとか映像とかキャスパとかセンスが爆発してる。その他色々なところで奔走していてゆにほんまありがとうな😭となっている。芝居の感じとかもちゃうかで1番好きかもしれない。最近真面目なタイプの役が続いてたからもう一回霊Cみたいな役が見てみたい。
大福小餅
階段を無理矢理チャリで降りたらこふくも一緒にチャリで降りてた。一体なんてことをさせてしまったんだ。嗚呼
舞監でいっぱいいっぱいやろうにずっと稽���頑張ってて尊敬。そういえば秋公のときも朝早くから自主練してた気がする。でも時折めちゃくちゃ眠たそうにしている。無理はしないでください。
中森ダリア
オムニ仲間��の1。本人の口から飛び出るエピソードに困惑する毎日です。すごい世界に生きてるねあんた...
1番ちゃうかで麻雀打ちたそうにしてたひらりさん、この前やっと打てました。数え役満アガってました。ちゃうか麻雀で初めて見たよ数え役満。
ひらりの今回の見せ場はまぁなんといってもアレですよね。楽しみにしてるぜ。
帝京魂
やれやれ系主人公。演技中に目が合うと目力が強すぎて笑ってしまう。あと口笛ずっと練習してる。最近やっと呪術を履修したこりの領域展開にいつも反応してくれる。
今回1番衣装が似合ってるのは彼。なんでそんな作業員感出てるん。なんか気付いたらいつもパンチ掃除してるし。役作りも完璧ですか。いつもコンちゃんは社会の荒波に揉まれた感の役やってるから今度は純粋無垢な役をやって欲しい。
しょこら
オムニ仲間その2。秋公の楽ステのアドリブほんますこ。あの後小一時間擦ってた。インスタで度々不憫な情報が流れてくる。ほんま災難やな...
今回の役はこらしょ史上一番のハマり役。最高の無量空処をかましたれ。
黒井白子
ちゃうかで1番最初に仲良くなったのは白子と言っても過言ではない。
今回は暇さえあれば稽古したり他の役者にアドバイスしたりしてずっと稽古場を回してた。流石に体力的にキツくないかと思ってたけど稽古終わりの彼から出てくる言葉は「幸せだあーー」どうやら新人でもその演劇サイボーグっぷりは健在のようです。
彼の異次元の存在感に乞うご期待。
鴨兎春
舞美ネキ!彼女にはネキの称号が似合いますよね。
マジでおもろいこの人。流石生粋の大阪市民、ただの豊中市民には辿り着けない領域にいる。それだけじゃなくて、タテカンバチくそかっけぇ。あと普段着もかっけぇ。おもろかっけぇ。
今回は初めてのでかい役なわけですが、舞台上でもかっこよく仕上がっております。
園堂香莉
我らが照明チーフ様。誰も彼女には逆らえません。秋公のときはひまわりだったけど今回はオペ席からみんなをひまわりにしてくれる。
あとキャスパ激エモい。神。照明チとキャスパ担当が同じだとあんなに素晴らしいものができるんですね。
個人的にはもっと役者して欲しい。あの綺麗な声は唯一無二だと思ってる。けど��ペの技術もすごいんよな。でもオペ席に縛るのももったいないんよな。なんかいい方法ないですかね。
まろん
35期が誇るオペマスター。オペオペの実の能力者。新しいオペ概念を生み出して欲しい。外公のときの音響オペは神がかってた。
なんかバイオリン習ってるらしいですね。ガチでちゃうかでオーケストラできるんとちゃいますか。一回ガチ演奏見てみたい。
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想像の100倍フレンドリー。PVやべぇよカッコ良すぎんだろ。1ステ前なのに100周したわ。彼のおかげで35期のかっこよさにバフがかかってる。これから2年このクオリティの映像が見れる私達は本当に幸せ者です。
紫仏瑠唯
実はがっつり話したことはなかったりする。だけどめちゃくちゃ真面目でしっかり者なのは知ってる。オムニのときもその人間性が滲み出てるのがオペ席から見てて分かった。もっかい役者やってくれないかなぁ。待ってます。
近未来ミイラ
演出様ぁ!!!!もうね、彼すごいんですよ本当に。頭の中覗きたい。こりはこの脚本が今までで1番好きです。冗談抜きで。もっと自信持って欲しい。なんでそんなすぐヘラっちゃうの。まぁそんなところも好きなんですけれども。みーらといえば小ボケのイメージをみんな持ってるかもしれないけど実はみーらのツッコミもめちゃくちゃ面白い。あのがなり声本当にクセになる。
みーらとここまで走れて本当によかったです。楽ステで泣かせてやるからな、覚悟しとけ。
新人が終わる音が聞こえてきますね。自分はかなりちゃうかに依存している自覚があるのですが、新人が終わるとしばらくはちゃうかがないわけです。寂しいですね。文字打ってたら余計に寂しくなってきました。どうやらこりは思ってた以上にちゃうかが大好きなようです。
寂しすぎて死なないように、脳裏に焼きつく強烈な思い出を作ってやろうと思います。
35期ってすげえんだぜ!VAMOS!
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20250513

左からギボシ、権現岳
4月上旬、残雪の南八ヶ岳は西岳から編笠山を縦走した。
故郷に帰った頃には露にも思わなかったが、気付けば八ヶ岳の山々も北から南まで一通り登った���
そんな中登り残した山もいくつかあり、西岳もその一つだ。
残雪期とあって中腹までチェーンスパイク、そこからは軽アイゼンを装着。編笠山の脇侍のような山姿に比較的軽めの山だろうと軽く舐めてた訳だが頂上まで急登が延々と続き冬眠から明けたばかりの身体と頭には少々きつい山行となった。


ギボシ
冬に南八ヶ岳山麓や甲府盆地に吹く風を八ヶ岳颪(やつがたけおろし)という。中でも権現岳、あるいはその隣のギボシ(擬宝珠)と呼ばれるピークは古くは「三郎岳」と呼ばれ風の神の住まう山として信仰された。

「風の三郎」と親しみを込めて呼ばれたこの風の神様のことを甲州に所縁ある保阪嘉内という人物が盛岡高等農林学校時代のルームメイトだった宮沢賢治に何度も何度も話したが為「”また”風の三郎の話か」が『風の又三郎』となり、かの有名な童話の誕生につながったという。(この保阪嘉内は賢治に様々なインスピレーションをもたらした人であり、『銀河鉄道の夜』のカムパネルラのモデルといわれる。)
そんな逸話を思い出しながら西岳から編笠山へと続くなだらかな雪の稜線を歩いていると静かなシラビソの森に一陣の風が立つ。前方にそびえる権現岳から風の又三郎が吹き抜けていった気がして不思議な感覚だった。
そういえば八ヶ岳山麓には宮崎駿氏の別荘があるらしい。以前この近辺で乙事(おっこと)や烏帽子といった地名の標識を見かけたことがある。
この地域の風の神様の存在が氏の作る物語に影響を与えているのかはわからないが、生み出された物語の中には西岳山中を吹き抜けていったあの風と同じ風が吹いているのではないか。
ちなみに御大の御母堂は甲州の人だという。あの立派な口髭は縄文の気配色濃い甲州や信州の血だろう。最近剃っちゃったみたいなネットの記事を見たが。
兎にも角にも今年も無事雪山を歩けて良かった。
話は変わり。
去年始めた魚釣り。

去年の本栖湖のブルーバックレインボーに続いて何らかのサケ科渓流魚を釣ってみたい。
山岳渓流の釣りは長い間気になっていた。
しかし新たな知識に道具にと何かと手順がいるので敬遠していた。それになんとなく「うるさ方」の多そうな領域でもある。
だが夏にウェーダー無し(ウェットウェーディング)の釣りだったらやれなくはない。
それに先にウェーダー等一式揃えて飽きる可能性はかなり高い。つか多分どうでもよくなる。
だが一回はやってみたい。やろうとやるまいと人生はさらさらと過ぎ去ってしまう。
南伊豆のロングトレイルに釣りを組み込めないかと思案している。話によると伊豆の川には原種に近いアマゴが生息しているらしい。
伊豆の山々には一応は熊がいないことになっている。(どうやら最近見つかったらしいが…)慣れない釣法、釣行において熊とのエンカウント等懸念事項が少しでも減るのはありがたい。

古代中国の老子は『道徳経(第六章)』において「谷神は死せず、これを玄牝(げんぴん)と謂う」と、大河の源流であるところの谷や川を「玄牝」と呼び、生命を生む女性(あるいは女性器)に喩えた。
渓流、特に源流域の釣り。
山岳渓流の釣りに妙に惹かれるのは母胎回帰、すなわち生まれ変わりを希求する精神の働きだと思う。ブラウンノイズと呼ばれる川の水音と母体内の血流音の類似性とか含め��
アングラー達は魚という胎児、つまり躍動する生命の象徴を追い求めているのだ。源流を遡るこの釣りは見方によっては多分に偽死再生的な象徴行為である。
おそらくは去年、釣りと同時期に始めた温泉通いも同じなのではなかろうか。思えば温泉など擬似的な羊水そのものではないか。
自分で書いててこれはキショイ。
おじが中年で山登りや釣り始めたり銭湯通いするのは中年期の停滞を乗り越えて新しく生まれ変わる為なのだ。多分。
私は現在それなりに中年の危機を迎えているのではないか。
まるで他人事みたいな言い草だが。
一度に来るというより波状に、あるいは段階があってちょうど今何度目かの波が来ているような気がする。

サボテンの簡易温室作製のためのへそくりを使い込み、渓流用の番手の小さいリール(23カーディフのハイギア)とスミスの5ftの振り出しのパックロッドを買った。竿が柔らかくルアーにどうアクションをつけるのか今は見当もつかないが、小物釣りやワカサギ釣りにも使えそうだ。
一体誰が買うのかYahooショッピング、と思ってたが最近は日によっちゃ結構なpaypayのポイントが付くではないですか。20%とか。これであとはフェルトソールのウェーディングシューズと渓流用のルアーをいくつか揃えるだけ。
家族の通院もあり仕事はこれからハイシーズンに向けて忙しくなる訳で行けたらラッキーぐらいで考えている。それでも何か楽しみを持っておくのは生活に張りが出て良い。
さて。
暗い森���向こうには、燃えあがるような緑を水鏡に映す渓谷。
鳴蝉の通奏に赤翡翠のさえずり、どこか山岳信仰を思わせる熊鈴の音。
水底から私を見透かす渓魚の黒い目、またその体の流線型。
遠い日の記憶は水面に落ちた木の葉に乗ってうねりに巻かれ浮かんでは沈み、そして消えていく。
そのすべてを包む川音と緑色に光り輝く世界。
そんな夢想をして今日も眠りに就く。
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2010-12 南青山マンダラ

OI.2on/jan. 今後のライブ情報を先行してお知らせ!! Ticket Into, TEL-03(5474)0411 www.mandala.gr.jp モエアン LIVE アフロディーテ2010 <<キョウコとビロコの子供たち>> 池辺愛 久保いろは 開場:18:30 ¥3,000 開演:19:30前売)店頭 e+ 辻仁成(Vo,G)<<ブルース・ジャポン4~語り弾きライブ~>> 開場:18:30¥6,300 開演:19:30领元 店頭-9+ 日:開演:19:0 土居 裕子(Vo)<> 猫直己(FIPer)自光美子(P1) ¥4,500 両日共 4日:開演:14:00 ●聖(Vo)<SEll Smooth Chanson LIe ) 小林岳五郎(Pf) 桑山哲也(Acc)」 ストマイア・バルー(FI) 川口 ��之(Per) 吉澤友美(Pf)伊賀郎(Syn) 岡部 磨知(Vn) Live performance vol.16 堀崎翔(G)木村将之(B) 矢野顕太郎(Drs) 三村奈々恵(Marimba,Vib)コンサート<100% PureModi2部合の森~ vol.5 WINTER 開場:12:30 ¥3,600 開演:13:30 前売店頭・•+ 開場:19:00 ¥3,600 南功 店頭 開場:18:30 ¥5,000 葡功 店頭 冬の贈り物 仲代 奈緒(Vo) Winter Live 〈~Birthday & Chnistimas~ 関戸博一(StudioLife) DAI (KD.earth) 小松 陽介(G)永沼 忠明(B) John Lennon Memorial Event ~ションのWKATAMARI-小松介~>久保(6)二神浩志(Dr) 黒岩典英(Key)菊地優希(Key.Acc,G) 開場:18:30 ¥4,300 開演:19:30 煎売店頭 開場:18:00 ¥5,000 開演:19:00 •菜 店頭 Closed for Special event com 花田和子(o) Christmas live Vol.3<<愛のファンタジー>>菜53 設楽圭司(FI,Sax) 開場:12:00 ¥8,000 開演:13:30 葡功 店頭 ●川村 結花(Vo,Pf)<<独奏Vol.5~走の宵~>> 開場:18:30 ¥5,000 開演:19:30 税功 店頭 Closed for Special event « SHARE <<##* LIVE vol.2>> m ZABADAK LIVE えりこ(Vo)おりね(Vo) かおり(Vo)ひろこ(Vo) まさこ(Vo)みつこ(Vo) 吉良 知彦(Vo,G)小峰公子(Vo.Acc) 木村 林太郎(Irish Harp) まきこ(Key) 原田 ソウ(B) 波多野 祐生(Drs) 開場:11:00 ¥3,000 開演:12:00 植売店頭 開場:17:30 ¥5,200 開演:18:30 前光 店頭•04 成世 昌平(Vo)コンサート<<平のおもろい頭の世界>> 森正明(G)今野勝時(Pf) 堀辺 智寿(Cho) 開場:16:30 ¥5,000 開演:17:30 前苑 店頭 兵頭 佐和子(PI< Sawako Hyodo Trio Christmas Live 2010› 川村 竜(B)井学(Drs) 脂5:19:00 ¥4,000 開演:20:00前売店頭 仲井戸”CHABO”麗市 DJ • Night!! (15日<<チャボとナオトのHoly Night>> (ゲスト 竹中直人 開9:18 ¥3,700 016日)<<今夜はシルバーサークル(笑)>>(ゲスト 寺岡 呼人 開場:18:00 開演:19:00 、 ¥3,700 開場:15:00 演18:00 E&Eライブ2011 /¥4.500 ホット倶楽部<ニューイヤーパーティライブ)> 開買19:80 イクスプレス 13,000 松ヶ下 宏之Wo.Ph ”新春”ワンマンショウ2011 ¥4,200 山木康世 時機兎来 (sun) Lve Library 2011(南高め ¥4,500 omajiro.mac with Hitoshi Shimizu 場16:3 Y5,900 矢口 博康(Sax.G) ガストロノミックス DariePfAcc) 川口 義之(Sax,Uku etc.) 『NAO-TA!プロデュース「rit.」」 渡辺 来生子 TARAKO. 桂ー鈴木 真仁 くじら、宮原 永海、山下禎啓、ゆうほ、倉本 恵理 杉もとみな子 片山凌、中尾隆望小坂明子 Y4,000 22日: V138 23日 開場:16:00 周路:700 Y4,700 光田 健一(Vo,Pf)<<♪ピアノうたツアー2010「つづりうた奏でる」>> tohko(Vo) < > 福田 東一朗(G)準原大輔(B)佐々木作(Key) 中山幸(Per.Cho)田中 海一(Drs)阿部美緒(Vn) 山本達彦(Vo,Pf MANDALA LIVE WITHモンジュー 野田順子(Vo)瀧本瞳(Vo) Fairy Tale von Christmas day~ Magic Of Voices II < ~Welcome to Holy Night~> 石塚 裕美(Vo.Cho)花れん(Vo,Cho) しらいしりょうこ(o.Cho) /Ken Katavama's クリスマス・コンサート Ken Katayama(Vo) < ~Christmas time for you~ 岩瀬 聡志(pf) 扇谷研人(Pf) 箭島 裕治(B) 堅山 博樹(Drs) 堀内なつみ(Pi.Key) 並木 健司(G) 立山 秋航(Drs) 松永 敦(B) 杉谷愛(Vo.G) J'z Craze <<「One」発売記念クリスマスライブ>> 佛坂咲千生(Tp)安部一城(G) 浅井雄作(B) garimpeiro <<聖夜の採掘>> 崎谷 健次郎(Vo.Pf)<<Acoustic X'mas! with Strings>> 伊能 修(Vn) 友納 真緒(Vc) カンフル罪 『5660/ 古村 敏比古(Sax.Vo) カンフル罪一発!! ~年忘れ、物忘れ、忘れるものか、もう1本行っとく?~> 岡沢 茂(B.Cho) 上田 秀一郎(大鼓)く香感」用者のライズ> 南青山茶羅の変2010 田村 真寛(Sax) 扇谷研人(Pr) YEAR END LIVE 2010 伊藤ハルトシ(G.Vc)真部裕(Vn) 花れん(Vo.etc) 斎藤ネコカルテット"忘年会”ライブ 斎膝ネコ(1stVn) グレート栄田(2nd.Vn) 山田雄司(Va)森 亮一(Vc) 近藤ナツコ(Vo)西涼子(Vo)橋本(Vo)福宮英明(Vo)原美穂(Vo) Jam For Joy Vol.52 「忘年会2010」 PENNY(Vo)町田謙介(Vo)吉澤秀人(Vo)佐藤純朗(G)清水永之(Key) 進藤陽悟(Key) 鈴木彦(Key)まめ(Key)吉川みき(Key) 植田博之(B) 大野弘毅(日)吉池千秋(B)斎藤たかし(Drs)JIMI機詰(Drs)滝山清費(Drs) 藤野美由紀(sax)はぐれ雲永松(Tb) *出演者��変更になる可能性がありますので、その際はご了承ください。 原 マスミ(Vo.G)2010年最後の弾き語り 開場:16:00 ¥3,900 開演:17:00 葡売店頭 <<南青山MANDALAカウントダウンライブ2010“SWINGに暮れSWINGに明げ”>> 開場:21:00 ¥5,500 鈴木 正男& SWING TIMES "COUNT DOWN PARTY" 開演:202:00節売店頭 ◆営業時間:開場・開演時間については各日スケジュールをご覧ください。 前売券の販売・お問い合わせは、PM4:00からPM10:00までです 南青山MANDALA ライブ終了後はBar TimeとしてAM12:00まで営業しています。 ◆ライブチャージ:特別に記してない場合ライブチャージにはファーストドリンクが含まれています 東京都港区南青山3-2-2 MRビルB1 ◆席には限りがありますので立ち見になる場合もございます。 ご了承ください。 〒 107-0062 TEL:03(5474)0411 ◆当店での企画、催し物に関するご相談はお気軽にスタッフまでお問い合わせください ◆今後のライブスケジュール情報は、曼茶羅グループのWEB SITEでもご覧になれます www.mandala.gr.jp mUSC MANDALA GROUP 音楽配信サイト ベルコモンズ MANDALA GROUPが最前線の音楽現場よりお届けする 青山3丁目 配信サイト、それが“music3” 青山通り プラザ246 "UNDERGROUND”発!音楽配信マーケット 東京メトロ 銀座線 外苑前駅 TA出口 → 2010.10.61 ON SALE! → → →→ M麻几日麻 兵 (MRビル B1) HIRO:N new album RELEASED! 西通 http:// www.music 3.jp ■ガソリンスタンド 赤坂
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各地句会報
花鳥誌 令和6年12月号

坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
………………………………………………………………
令和6年9月2日 花鳥さざれ会
影までも残暑に喘ぎをりにけり かづを それとなく秋を呼びゐる波の音 同 哥川忌もなく思案橋灼くるのみ 清女 流灯の川面に万の帯となり 希子 流灯の星となるまで見遺りをり 同 男振り鬼灯市の団扇手に 雪 ふと旅に在すが如く柏翠忌 同 其の声音其の眼光も柏翠忌 同 浅草の粋の申し子柏翠忌 同
………………………………………………………………
令和6年9月5日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
さやかなり異郷の地より便りあり 喜代子 彼の人の御霊と思へ流れ星 都 秋霖や昼を灯して新書読む 同 ��ほとりを駆け抜けて行く野分かな 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年9月7日 零の会 坊城俊樹選 特選句
身に入むや幽霊坂に解体屋 要 振り向けば幽霊坂に秋の雲 昌文 野分後いうれい坂に干す雑巾 順子 鰐口に打たれて鳴りぬ秋の声 同 秋の蟬跨いで白きスニーカー 要 坂の町そろそろ秋が高くなる 荘吉 長月の翳を重ねて魚籃坂 三郎
岡田順子選 特選句
石仏に一円玉と銀杏の実 緋路 朝顔や嬰も黒衣の葬の列 昌文 朝顔や団地めく墓百基ほど 久 正門の秋の気配や女学院 六甲 幽霊坂に細身のをんなつくつくし 昌文 銀杏の実亀石の首そのあたり 久 坂の町そろそろ秋が高くなる 荘吉
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年9月7日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
ブラインド上げて夕焼の部屋にする 愛 秋風に置く空つぽの洗濯籠 かおり 送り火の煙ゆつくりと四囲めぐる 成子 秋扇こころ明かさぬまま別れ 美穂 にくしみがあきらめとなり秋扇 孝子 身に入むや母のお薬カレンダー 修二 流星の穿ちし窪み都府楼跡 睦子 かなかなや吾子沈みゆく腕の中 朝子 読み耽るアリバイ怪し夜半の秋 修二 ドクターイエローへ手を振る花野人 美穂 月見草わが名つぶやく人の逝く 朝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年9月9日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
銀漢に明治溶けゆく赤レンガ 三四郎 空蟬や大樹にしかとすがりをり 英美子 新米の入荷太文字人を呼ぶ みす枝 物音の消えし校舎に蟬時雨 昭子 晩酌の静かな会話虫時雨 三四郎 黄色い声ねずみ花火に逃げ惑ふ みす枝 一ト夜ごと虫の音細くなりにけり 英美子 流灯会読経流るる僧百人 三四郎 本心は言へず花火の夜の別れ 英美子 枝豆やまた繰り返す愚痴話 靖子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年9月9日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
露の庭はな緒のゆるい宿の下駄 あき子 リズム良き祖母の寝息や集く虫 和魚 源氏詠む文机近く虫すだく あき子 秋茄子や料理の好きな妹逝きて 和魚
秋尚選・三無選 特選句
秋茄子の色は紫紺の優勝旗 廸子 暑くとも白露の朝でありにけり 秋尚 昼の虫導かれつつ見えぬまま のりこ 心地よい風を感ずる白露の日 さちこ 病む人の今朝爽やかと白露の日 ます江 小振りでも紫紺きつぱり秋茄子 三無 虫の宿庭の雑草残しおき エイ子 虫の声足そつとおく帰り道 ことこ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年9月10日 萩花鳥会
暑き娑婆御堂の羅漢高笑い 健雄 百日紅揺れる花房夏惜む 俊文 ジャングルジム登りつく子等鰯雲 美恵子 食べ過ぎて今宵の満月僕の顔 良太 満月の影にうつるは兎かな 綾花
………………………………………………………………
令和6年9月13日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
花野道小さく見える牛の群れ あけみ 大花野夢の続きを行くやうに 実加 台風裡兄と出会ひし母の家 あけみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年9月13日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
秋日傘半分閉ぢて行き違ふ 都 地図に見る呉亡き父の終戦日 佐代子 誰が植ゑし鶏頭小さく石仏に すみ子 葛一面未だ本籍たりし野辺 都 今放つ槽に小波や新豆腐 同 銃創を見せ物語る生御霊 宇太郎
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年9月14日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
月餅と濃茶一服今日の菊 多美女 野の彩を丸ごと活けて句座は秋 百合子 秋燕別れを告げに母の塔 幸風 長き夜や古き日記に母のゐて 多美女 鮭小屋の朽ちても長汀石狩川 亜栄子 ゆつたりと夜長にすすむ酒のあぢ 幸風
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年9月15日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
秋茜近寄り来てはまた高く ます江 桔梗とて気怠そうにて風に揺れ 同 池に波紋残して行けり赤蜻蛉 貴薫 草むらに露草の青紛るなく 秋尚 赤蜻蛉捕り逃がしたる父の網 三無 隠沼に秋明菊の八頭身 文英 秋の蝶もつれて落ちてまた浮かぶ 白陶
栗林圭魚選 特選句
魁て色づく雅式部の実 三無 秋茜近寄り来てはまた高く ます江 静謐の沢の流れや曼珠沙華 幸風 赤蜻蛉捕り逃がしたる父の網 三無 草陰に水音聴くや秋の蝶 亜栄子 山葡萄鈍き光りを森の端 慶月 森へ行くバス待つベンチ秋の晴 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年9月16日/21日 柏翠・鯖江花鳥合同句会 坊城俊樹選 特選句
曼殊沙華赤で囲みし甕の墓 ただし 新しき束子で洗ふ母の墓 同 鉄工所跡は錆色芒原 同 施餓鬼寺秘仏に在す観世音 雪 刃を入れるこれぞ西瓜と云ふ西瓜 同 流灯会母のだんだん遠くなる みす枝 夕月や心素直になつてをり 同 手を上げるだけの挨拶爽やかに かづを 九頭竜の乾坤いまだ秋を見ず 同 夜廻りの拍子木冴える星月夜 嘉和 袖通す事なく紙魚の秋袷 英美子 大漁の海を映して鰯雲 眞喜栄 熊除けのあまりに小さき鈴かとも 洋子 中天に中秋の���ただ一つ 紀代美 一言が十で返つて来る暑さ 清女 花明り水明りして草の露 世詩明 紐引きて夜長の秋を灯しけり 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年9月18日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
単線の駅の中間大花野 世詩明 露草に跼めば低し膝がしら 同 へのへのの顔に疲れて来し案山子 雪 商ひの顔に見えざる古葭簀 同 もしかして死んだ振りかも火取蟲 同 地酒くみ民話ひもとく良夜かな 笑子 何故に泣きべそかいた十三夜 隆司 大花野境界線は遠き空 千加江 夢の中独り占めして花野かな 同 ゆつたりと羽を愛しむ秋の蝶 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和6年9月20日 さきたま花鳥句会
秋草や流離の雲はとこしへに 月惑 去ぬ燕施設の母の走り書き 裕章 秋暑し観音堂の鬼瓦 紀花 三尺寝青年の腕白きこと ふゆ子 秋風や水尾引く舟の遠ざかる 恵美子 降るほども無き雨の庭昼ちちろ みのり 刈り草の中よりツンと彼岸花 彩香 鍵を置き去りし男や秋の雲 良江
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「知球GrassShining3(メノス・グランデ)こと共有緑知が育てるファイヤー ⬇︎」
今回は「262週目」で色違い❤️🔥
今回は「30回全滅」🤌😁
現実の愛玩動物に絶対にクリア出来たはずなのにやられた回数:「4回」
家庭のお手伝いの為に試合放棄:「2回失敗」
おすすめは熱風を食らう事で蒸気機関を発動して最後の貴重な先手を掴み取るセキタンザン。🪨タイプの攻撃が二重弱点であらゆるレイドボスの下位互換のような易しさで、弱い相手にはトコトン弱い。51レベルで睨み付けるを覚える唯一鳥(こちらのパーティ全体が対象でこのエンドコンテンツの為に生きる技 中々のメンツが覚えてる甘えるでやり返してもOKだし、凍てつく波動を考えると格闘タイプを連れてで賭けに出たコーチングもあり、一番厄介な炎技は特殊なので相性の悪さで助かってる) しかもダイマックスアドベンチャーで追い詰められて激しさを増してから追加技をされないのは今回の新主人公も含めると合計3体しか登場しないオマケ付き(なぜだろう??❓) 他にもダイストリームを発動できる基本的な水タイプのポケモンも安定して好ましく(相手が晴れに塗り替えるためには単体のダイバーンを使わなければならず、多角的な面から見ても全てがミスマッチしている)、元の難易度が低い為細かい事は気にしなくていい。火傷を負わされても兎に角殴って即終わらせる(この個体の特性は決まってプレッシャーだが、決着ターンの目安から能力値と相性を考えると炎の体だった方が真面目に辛いから楽観的に捉えて気楽に挑戦しよう) 他の鳥がモチーフ伝説にも有効な、撃ち落とす単体がゴリ押せるチート(使用者の1匹である耐性からもサイドンがマジで安定して強い)で、そこから地面攻撃も抜群で当たるようになるから改めて最低ランクCとBをウロウロ彷徨うToo EASY
⬇︎これはソードシールドに置いて本当にそう。エンドコンテンツの中で総合性能ダントツで最強、何度でも断言する。もうわかってるでしょ?群を抜いたワイドガードの圧倒的存在感




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水と岩���複合タイプは今回で言うなら頂点中の頂点 この中でも最強なのが切り札ダイマックスで命中率が改善された火力が馬鹿みたいなジーランス&スピードで勝るのは無い為にいわなだれで怯ませる事は出来ないがこちらも切り札として選ぶ事で不安を殺せる(道中で草タイプを拾うのが求められるケースなんてないから運用まで適当にやって大丈夫👌 ガチゴラスだとさらなる無双が出来る上に茶番のような運ゲーの開幕して余程のリアル妨害が無ければなんとかなる) だって、準伝説だし1匹でも大当たりアタッカーが居れば全部解決するから。個人的に思ってるんだけどファイヤーにワイドガード持ち(元のパワーが凄まじいキングラーとサブウェポンが岩のコジョンド)をそのままの用途で使う必要なくない? やっぱりサワムラー使用時だけ発動するべきだと意見する、他のブログでダイバーンされたら全体を防ぐ置き物になると言われたペリッパーは特に回収を意識しないで行きました) 一戦目からAIがフシギソウを引いて、他はグッドの手札の中、安牌ヤレユータンに2回ライフを連続で沈まされた思い出は……さっさと懐かしくなれ💢(どうせ勝てたしよ〜最期まで殴り合いはわからない😁) 一番ましだと思える単鋼を妥協で拾うべきはギギアル、何故ならパワージェムでギリギリアタッカー要因に出来るから。でもどうしてもという時ぐらいしかおすすめは出来ない(ブログ主が好んで拾った回数はなし ゴルダックのすいすいがマジ最強) 一番変則な大金星だったのはプレイヤーがファイアロー&ゴンベで、AIがイオルブ&モンジャラのケース(混乱、痺れ、追い風、熱風の来ない幸運、更に後半からよく当たり出すようになる暴風) 氷タイプが表示されてるなら単体なら論外で、複合ならアマルルガが最強。何故ならファイヤーが抜群を取れない上、原始の力が古代を復活させる大いなる存在になる為。他にも厚い脂肪を持ったイノムーなど一見して連れて行ったらダメなタイプ相性を気にせずにルート選択画面で瞬時に見抜けばいい
ちなみにファイヤーは優遇の中でも選ばれし通常状態のリザードンより素早さ以外全て上位で準伝説アリなら間違いなく今回の新主人公一択 ホウオウとの差別化だって特殊と物理の違うアタッカーとして、しっかりしてる 図鑑に上下関係しかない恐竜ばっかりなんて嫌でしょ?パルワールドは怖いんだ、だって現実世界より夢がないから ダイマックスアドベンチャーは世の中的な意味でクソと言われてるが、AIが優秀だと放置し始める野郎が現れるし、レンタルポケモンを自由に選べると、厳選難易度と同じメンツを見る繰り返しになってより強くなる作業感要素がゴミクズに拍車を掛ける事になりかねない 任天堂を信頼するべきだ 絶対に2代用意して下さい(改造掴まされるのがポケモン世界で最も恐ろしいのだから👍)
28回目&56回目&146回目&170回目でワンターンキルしましたア‼️‼️ お金不足でレストランフードメニューが無くたって😞🍴💔、情報社会の賜物なトレーニングメニューがあるじゃない😁🧿✨
今回のケースで言うなら””””新しい血族のシックス様(15歳)&獅童正義さん(15歳)””””に292人の””””F(フェア):ヴァストローデ””””が戦う為に束になって掛かってようやく5%の可能性で勝てるかも知れないレベル。マジで別格の裏ストチート&ニューボス様(赤き究極の真実)⬅︎このお二人にあるのは性的羞恥心じゃなくて奪えば絶叫して全てを無に返す暗黒の誇りと自尊心。その一面を、発売されたかもしれない彼等のスピンオフをちゃんと読んでるであろう人なら”””霧島04(裏ストボス)”””が神として、悪魔として、腹黒さで、狡猾さ、リーダーとして、異質さ、………果ては純粋硬派柱アルテマジキチガイとして如何に劣った存在なのかわかります。だからもしも“”””””””””始まりの(獅童正義さん✖️シックス様)PureEgrosburst04””””””””””だった僅かな全盛期であれば三匹全ての個体が色違い&最高個体値で出来たウルトラネクロズマを甚大圧倒するスーパーレア度に強さも含めダントツチートップで、””””めだかボックスとゲイムギョウ界と北斗の拳””””の最強主要キャラ全員の究極上位互換としてその振る舞いを見せ付けるまでもなく同時にまとめて相手にしても1分でいとも簡単に皆殺しに出来る本編の完全なタイトルアンチテーゼでした(究極の赤き真実) “”霧島狩魔””とはルナアーラを喪失した設定上の劣化ネクロズマ、””無印04””とはソルガ��オを喪失した弱体化の複製ネクロズマのようなもの。””””ラオウ様(真主人公)””””の話術で引き裂かれた結果、後世に名を残した偉大なる哲学者総勢のどこまでも続く果てしない研究と積み重ねられし先々の最高度な全宇宙神話よりも熱く輝いた融合は二度目のチャンスを与えない”””””お互い(チート&ニュー)”””””の裏切りの予期によってどこにでもいる”””善良な色違いフィオネ”””のひと夏の思い出より薄っぺらい無価値な過去ストパフォーマンスしか取り柄がない狂気系絶対悪だけの屑駒”””霧島04(裏ストボス)”””へと成り果てた(赤き真実)
“””純粋硬派柱SuperPureEgrosburst04 霧島狩魔(裏ストボス)「俺が、渇望してきた。オリギナール様…(赤き真実)……」”””

霧島04(中ボス)「魔法とは肉体で出来ることを装飾しただけの幻想だ。ただ、力を振るうのに責任を持つ必要は俺達にはない」高級ゴールドポーン/ケチャチャ「はい!この世は全て強者の物。黒人という劣等人種は一匹残らず支配しなくてはならない!私達黄色人種の漢達が!白人という神々の加護を受ける価値がある!続きをお話しください」霧島04(中ボス)「思いが詰まっていなくては本質を失う だから溢れる感情がしっかり着いていく拳で語り合う熱情が令和を迎えた現在も人気を誇り廃れない」ゴールドケチャチャ「お言葉ですが、無いよりある方がいい。力があれば、心のあり様なんてどうでもよいのです 私は主張します」霧島04(中ボス)「この世のあらゆる服を実態のない超能力で消し去る力があると��る。だがそんな魔術を公衆の面前で自分を対象にできるか?強力で確たる意志を持って初めて発動しなくては制御なき取り返しのつかない大失敗をして暴走の矛先は生涯自分を殺すだろう
俺達が格闘で戦う最大の理由だ。仮面ライダーになるならば相性、特殊能力なんて下らない進化はしてはいけない(赤き真実)」
“””””エルンスト・フォン・アドラー様(裏主人公)「オールアクションフォーマストダイ(赤き究極の真実)」”””””
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イーユン・リー『理由のない場所』から広がっていく(美玉ラジオ#32)
今回起点にしたいイーユン・リー『理由のない場所』翻訳は篠森ゆりこさん、河出書房新社から刊行されています。
篠森ゆりこさんが英語の翻訳者だということからもわかるように、リーは北京出身の作家ですが、英語で執筆しています。
母語ではない別の言語で執筆する作家は結構いて、その動機は人それぞれですが、リーに関しては母語を捨てたという認識で、それはある種の自殺とも言っています。
リーは1972年生まれで、大学進学時にアメリカに留学して生物学を学びます。博士課程に進み免疫学を学びますが、このままでは一生後悔すると感じ同大学の創作科に転科します。博士号まであと1年というときでした。
それからリーはたくさんの文学賞を受賞する作家になります。イギリスのブッカー賞という世界的に権威ある賞の選考委員を務めたりもしました。
しかし彼女は2017年の秋に息子を自殺で失ってしまいます。
この作品は息子が亡くなってから数週間後に執筆を始めており、内容も自殺した16歳の息子とその母親の会話です。
自殺した息子との会話ですから、なんか霊的なものとか母親の理想で埋め尽くされているとか、もしくは絶望に心を砕かれそうな悲しい内容を想起してしまうますが、これはそのどれとも違います。
本文中でも
”時間と縁を切ることで息子と対峙する。
神や霊の世界ではない、私が考え出した世界でもない。
それは言葉だけでできた世界。映像も音もない。
これは物語を書くことだ”と言っている。
息子も母親もとても言葉に注意というか敬意を払っていて、それゆえに読み応えがあって抜群に面白い会話になっているんです。
息子はとてもクールなんですよね。16歳の男の子はこうでなくちゃという感じもするけど、
本文で
”こういうことが起こるかもしれないとわかっていたのに、なんで子どもを作ったんだ”という問いかけがある。これは息子が自殺する可能性だってあるとわかってたのになぜ子どもを作ったんだということなんですけど。
それに対して母親は
”どれだけ感傷的な人でも多少の希望は持ちたがるものなのよ”
”都合の良い考えって言うんじゃないの。ママが言ってるその希望はさ”
とにかく辛辣。読んでみるとわかりますが、これは母親を嫌っているのではなくて、母親を対等なものと感じていて信頼しての発言。
この本の帯には”息子を亡くした実体験に基づく衝撃作”という文言が載ってたりして、これに惹かれる人はそのままどうぞお読みくださいって感じなんだけど、この帯文にちょっと「うっ……」ってなってしまう人も「ちょっと待って!それで読まないのは余りに勿体ない」と思うわけです。
私なんかは実感の伴わないものを理解する力があまりないので、どうしても自分の興味のある方へ作品を引き寄せちゃうタイプなんですけど、そういう変な読み方を今回もしました。
私は本作に登場する16歳で自殺した息子ニコライをサリンジャー的な人物だと感じていて、サリンジャー的人物というのは「やけに自己が出来上がっているマセた子供」と捉えています。
さっきニコライの母親は時間と縁を切ることで息子と対峙するって言いましたけど、16歳で自死した息子は時間を失っているんですね。
小説の中には時間を失った個性的な子どもが沢山いて、ラノベとかメフィスト系の作品にやっぱり顕著かなと。サリンジャー作品にもそれを感じるから、私にとってサリンジャーはお気に入りのラノベみたいなところがあります。
『ナインストーリーズ』や『フラニーとズーイー』でお馴染みのグラース家、その中でも長男シーモアは時間を失っている。(彼は大人といえる年齢ではありますが)長男のシーモアは「バナナフィッシュにうってつけの日」の主人公で有名です。この短編の最後にシーモアは唐突に拳銃自殺を図るわけです。
小説家の佐藤友哉がサリンジャーのパロディとして発表したのが同名の『ナインストーリーズ』という作品で、こちらに登場するのもグラース家を文字った鏡家の子供たち。こちらでシーモアにあたるのが長女の癒奈姉さんで、彼女もやはり自殺してしまう。
シーモアも癒奈も長子らしい大らかさはあるものの、理解し難い行動や発言を繰り返す人たちで、あれほど圧倒的な存在感を持つ人たちが誰も理解できないままこの世を去ってしまうと本当に頭が?で埋め尽くされてしまって、それ以上考えることができないんですね。考えてもわかんねーやってことで、私は二人のことが大好きなのに、何故か理解しようと思ったことがなかったのです。
だけど理由のない場所のニコライの言葉が私の意識を変えます。
”変えようがない長所や短所があったらそれを貫き通すべきじゃないかな”
なんかはっとしました。ニコライとシーモアと癒奈はそれぞれ全然似ていない(そもそも年齢全然違うし)、でも彼らの自死は何かを貫いた結果なのだろうと急に思ったんですよね。
とにかくシーモアや癒奈姉さんの人となりにもっと近づいてみたいなと思っています。癒奈の兄弟たちの会話にも、次女の稜子が弟の創士に「理解できない人間はいないのよ」って言っていて、再読したら妙にそこで胸が熱くなりましたね。
ところで『理由のない場所』は母親の視点で語られる作品です。
冒頭で
私はルールを作る白の女王ではないし、ルールに従って生きるのを拒むアリスでもなかった。私は説明のつかない悲劇に普通の子供が消えたことを悲しむ普通の母親だった
と言う文章がある。
ちょっと脱線しますが、夏に野田秀樹の舞台『兎波を走る』を観に行ったんですけど、これも不思議の国のアリスが下敷きになっていて。
あらすじは元女優が自分の所有する寂れた遊園地で、幼い頃に母親に読んでもらった不思議のアリスを上演したい!と熱望して劇作家を雇って上演するというもの。劇作家はどれも頓珍漢で劇もデタラメなんですが、現実パートと劇中劇のパートがどんどん混同してい来ます。
現実パートの遊園地の迷子センターに一人の母親が子どもを探しにくる。でも母親は子供の特徴をうまく伝えられないから相手にされない。それでも母親は劇中劇の中を割って入って娘のアリスを奪還しようとする。愛しい娘と何かを伝えたそうな兎を追いかけ続ける母親。
段々と劇は不穏な場面が増えてきて、足を高く上げて歩く軍人や女王のための悪夢のような式典のシーンが続く。
やがて観客は、この作品は拉致被害者とその母親、そして彼らへの償いを果たそうとする亡命した元工作員が繰り広げる、暴力的な理不尽と深い喪失の物語だと気づくんですね。これもまた時間を失った子供と刻一刻と過ぎる時間の中を生きるしかない母親の物語でした。
これは新潮という雑誌で戯曲が読めるので是非。戯曲だけでも破壊力抜群で素晴らしいのでバックナンバーを取り寄せるなり図書館行くなりして読んでください。
話を元に戻しますが、グラース家でも鏡家でも両親の存在は結構薄くて、まぁ鏡家の方には意外に出てくるんですけど、とにかく普通の親という印象しかなかったんですよ。これまでは。
だけど私も歳を取ったので、さっきの舞台もそうですけど、完全に母親側の視点で物語に入り込んじゃうんですね。そうすると、若い頃の私が下した普通の親だろっていう決めつけは随分雑だなって感じてきました。
しかも私が佐藤版ナインストーリーズで最も好き、かつ全小説史の中でもトップレベルに美しいと感じたシーンが、母親が娘の頭上にドーナツをかざして天使の輪を作るシーンなんですよ。あのシーンが本当にめちゃくちゃ好きなのに、どうして当の母親に対してあんな雑な解釈ができたんだと自分が怖くなりますね。こんなにも手に負えない子供たちを母親はどう思っていたんだろうって、そういうのを思ってリーの文章を読むと心がぶんぶん揺さぶられます。
これは別にナインストーリーズの登場人物の人となりを理由のない場所から補完しようって話ではないです。だって全然違う人たちだし。
でも、こうして全然関係ない作品から大好きな作品を楽しむためのヒントをもらえるって言うのは結構感動的でした。
私はイーユン・リーという人が生み出すフィクションの力に、それはそれは大きな信頼を寄せています。どんな読み方をしても良いし、どんな読み方をしても、必ず読んだ者の中に強く残る物語を生み出す人なのです。
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二兎を追う者は一兎をも得ず
この手の人々は、勢いだけで突っ走る傾向が強い。
相手の力量と自分の力量を瞬時に判断出来ぬなら、去るしかなかろう。
もうその時点で終わってる。
古来より剣豪と称される人々はまず、絶対、自分より強い相手と勝負しなかった。
小説やドラマでは、あえて美化して伝わっているが、あんなものはデタラメ。
自分より強い者からは教わることがベスト。
絶対に剣を交えてはダメ。
だって殺されちゃうからw
こんなの兵法の基本。
ミクルは、己が二足の草鞋を履くだけの器量のない男であることを受け入れるしかない。
普通、皆、そんなもの。
自分の力量を正確に把握出来ぬ未熟さを恥じ入るべきだ。
そして、暴力と下劣な言動を売り物にする「喧嘩ショー」を即座に辞めるべき。
人間としての恥をこれ以上、垂れ流すこと勿れ。
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第4話「姉(ななばん)妹」
地下都市クーニャから地上に出たとしても、学校は変わらないのだな、とゆらぎは思っていた。
唯一と言ってもいい変化は、ここがイカロスの搭乗者養成校��あり、学校の全てを管轄するのが「めろり・ハート」だということだ。
ホログラムの彼女が教壇に立ち、今後の予定を告げていく。列車で見たときと同じように、派手な学生のような見目。しかし全ての教室で、全ての時間をたった一人、彼女が統括しているのを今日一日見せられてしまえば、並みのAIでないのは理解できた。
すでに新入生はダイブと呼ばれる基礎的な操作方法のインプットは終わっていたらしい。その後の後遺症や、不備、機体自体の説明が今日のメイン講義だった。
「それじゃあ、明日からは具体的なイカロス操作に関して講義するよん。遅刻厳禁、でも朝ごはんはちゃんと食べること!」
一日の授業が全部終わり、多くの生徒たちが立ち上がる。すでに入学から数日が過ぎている。数人単位のグループが、教室内にいくつか見えた。
「獅子夜、準備はいいか」
「ゆらっち、はよ行こ」
ゆらぎの背後から、声が掛かる。振り向けば色白の男子生徒と、赤毛の女子生徒。
「うん、今行く。イナくん、早瀬さん」
久々の、気の抜けた生活だとゆらぎは思った。
色白の男子学生、イナ・イタライ。ゆらぎの親友祐介と同じく、飛び級で卒業して、入学した少年。適正診断では、ゆらぎと同じオペレーター。対し、赤毛の女子生徒は早瀬ルナ。昔みたアニメ映画の、関西弁というものに憧れて真似し始めたという少女。適正診断ではパイロット適正が高く、イナと共にパートナー候補として、登録する予定らしい。
彼ら二人が、ゆらぎの学園での新しい友人だ。
好奇心の視線に晒されたゆらぎに、臆せず、列車では隣だったとルナとイナが話しかけてきたのがきっかけだった。今日一日、一緒に授業を受けて、昼休みや教室移動での案内役を二人が担ってくれる中、意外なほど趣味があったのも、気安く会話できた理由かもしれない。
「よーやく、シュミレーター室の予約とれたんよ。ゆらっちも一緒なんやから、イカロス操縦のコツ教えて欲しいわ」
「早瀬、獅子夜はオペレーターだ。必ずしも、パイロット操作が得意とは限らない」
「イナっちには聞いとりません」
「うーん、おれ実は、パイロットちょっと気になるんだよね」
「せやろ、せやろ!? ほらほら、イナっち聞いた?」
「うるさい」
やいのやいのと騒ぎながら、三人は学園内にあるイカロス搭乗のシュミレーター室へと向かう。時折、ゆらぎを見て鋭い視線を向けたり、ひそひそと何か話すような仕草をする生徒たちもいた。しかし、それらは全てイナとルナの二人から無視するように言われていたので、ゆらぎも気にせずに会話をし続ける。
シュミレーター室��入った時も、似たような視線が多かったが、やはり三人とも気にせずに、指定された機器へと向かった。
「あははは、ゆらっちパイロットの才能なさすぎでしょ」
「ここまでオペレーター特化型だったとは……」
けらけらと笑い続けるルナに対し、イナは気にするなとゆらぎを慰めてくる。シュミレーターということで、張り切ってパイロットをしてみたゆらぎは、あまりの操作の難しさと、感覚の違いに愕然としながら即座に撃墜。ここまで向かないのかと落ち込んでいた。
「……右近さんは、あんなにも簡単に操作してたのに」
「まぁ、ナンバーズの一員なのだろう? 僕らとは経験が違う」
「それはそうなんだけどさ……おれの経験の浅いオペレートで、あそこまで動いてたのがすごいなって改めて思えた」
ゆらぎの説明で、うんうんと頷いたのはルナだ。
「ゆらっちのオペレート、わかりやすいんよ。でも、あんだけ一気に情報渡されると、うちも混乱するわぁ」
先程、試しに組んでみた際には、ゆらぎのオペレートを処理しきれずに早瀬ルナは撃墜。イナのオペレートでは、オーバーフローは起こさなかったが、今度は見逃した敵が多く出た。
「獅子夜と組んでいるナンバーズの神楽右近は、閲覧できる資料だとオペレーター適正も高いようだな」
「はぁ、すごいお人なんね」
イナが配布された携帯端末から調べた情報を伝えると、感心したのがルナ。さらに落ち込んだのがゆらぎだ。
「二刀流だなんて、うらやましい」
「これが特殊例……でもないな。六番の神楽左近も似たような適正値だし、四番オペレーターのユエン・リエンツォもかなりのパイロット適正値だ」
「あの双子、そこまで一緒なの!?」
「どうして、双子で組まんかったんやろね」
ゆらぎからナンバーズの情報も聞いていたルナたちからしてみれば、同じ適正値同士なら組んでもよかったのではないかと思われた。が、ゆらぎだけは、なんとなく予想がつく。というよりも、あの短時間で両者のスタンスが分かりやす過ぎたのだ。
「たぶん、右近さんも左近さんも……お互いには負けたくないんじゃないかな」
負けず嫌いの権化のようなあの双子だと、手を組む発想はあまりなさそうだ。ゆらぎはそう思っていた。彼の説明を聞いて、イナもルナもそうなのかとだけ思う。
その時、ゆらぎを呼ぶアナウンスが流れた。放送は、受付カウンターまで来るように告げられる。
「なんだろう」
「とりあえず、行ってみんと分からんわね」
ルナの言葉にゆらぎもイナも頷いた。
そうして三人が、シュミレーター室の受付カウンターにやってくると、随分な人集りができていた。
その中心にいたのは、二人の女性だ。彼女たちの身につける制服とその腕章から第三学年だというのが分かる。
その片方が、イナやルナと共にやって来たゆらぎに気づいた。
「あなたが、獅子夜ゆらぎ?」
ややつり目がちの���黒髪をツインテールにした女性が、ゆらぎに尋ねてくる。その眼力は強く、つい目を反らしながらもゆらぎは肯定した。
「は、はい」
「そう、じゃあ裁定勝負をお願い」
「え、」
「突然で驚いてるかもしれないけど、あたしは君がナンバーズに、しかも五番に相応しいと、ちっとも思わない。神楽右近とスバル・シクソンのペアなら、認めてたわ。でも、パートナーが交代したなら、また一から始めるべきだと思わない?」
だから、裁定勝負をお願いしたいの、と続く女性の言葉に、ゆらぎは目を白黒させる。
「あ、あの……あなたは」
「あら、ごめんなさい。あたしは兎成あゆは。ナンバーズ七番のパイロットで、こっちはオペレーターの」
「梓・A・兎成だよ。お姉ちゃんはすごいんだからね! あんたなんか、すぐに負けるに決まってる」
ツインテールの女性の陰から、ひょっこりとまた別の女性が出てくる。あゆはと同じ髪型と服装なのだが、より小柄で金髪のため似ているかと言えばそうでもない。また梓は、あゆはよりかは派手な化粧をしている。だが、互いに同学年でありながら、姉妹と称する言葉にゆらぎは戸惑った。
「姉妹の」
「ナンバーズ」
「七番」
ゆらぎと同じように、成り行きを見ていたイナとルナが唖然とした表情を浮かべる。それぞれが引き継ぐように、驚きのポイントを述べていった。
「あら、姉妹が珍しいの? クーニャでも、それなりにいたはずよ」
「わたしたち以上に、双子なんてほうが珍しいのに変なの」
あゆはと梓の互いの言葉に、どこから何を言うべきかとゆらぎは戸惑う。いや、そもそもの成り行きから驚きの連続なのだから、とっくのとうにゆらぎのキャパシティはオーバーしていた。
だが、さらに事態は大きくなっていく。
「ちょうど良いタイミングだったようですね」
聞き覚えのある声が、ゆらぎに掛けられた。その際、周囲のざわめきが、極端に大きくなった気がする。よくよく見てみれば人集りも、先程よりも二回り以上も大きくなっている。その原因は、一眼見て分かるほどに簡単だった。
「右近さん」
やってきたのは、朝別れたきりの男、神楽右近だった。
ナンバーズ、五番、あの双子とヒソヒソ声が小波となって耳を通り過ぎる。その中にの紛れ込んだ友人の二人は、あの人が、という言葉以外何も零せなかった。
「臆病者が何の用」
あゆはが辛辣な言葉を吐く。梓もまた、無言で彼を睨みつけていた。それをものともせず、右近は仮面のように白々しい笑みを浮かべて答える。
「何、兎成姉妹にも朗報です。俺と獅子夜くんのペアを認めるために、七番か四番との裁定勝負が決定しました。この機会を逃すほど、あなたたちもナンバーズの矜持は欠けていないでしょう」
「呆れた。あなたにナンバーズの矜持があるかと問われるとはね」
「それで、受けるのですか? それとも、四番のお二人に譲る?」
「受けるに決まってるじゃない」
どう見ても右近が兎成姉妹を挑発していた。だが、姉妹のどちらも冷静さを欠いていることに気付いていないようだ。
「あの……裁定勝負って、何ですか」
何かに巻き込まれていることだけは分かっているが、さてそれが何かと言われてもゆらぎにはさっぱりだ。恐る恐る、低く手をあげて右近に尋ねてみれば、彼は実に胡散臭いとしか言いようもないほどにニッコリと笑って「後ほど説明しますね」と述べた。
どう考えても、ゆらぎがイカロス初搭乗時並みの暴走に思える。思わず、ルナとイナの両名がゆらぎの両腕をがっつり掴んだ。本当に大丈夫なのかと、今日一番の不安な顔を二人共がしている。大丈夫かどうかはゆらぎも分からない。
「エイト・エイト、聞いていましたか」
「はいよー、バッチリ。それじゃあ、リンクを雪斗のところに持っていけばいいね。観戦の処理は全部あっちがすればいいか」
三人の不安な表情に気づかない右近は、そのまま腕時計端末からエイト・エイトを呼び出す。小さな彼のホログラムは元気いっぱい、笑顔で敬礼をしていた。
「そうですね。左近とルー経由で他のメンバーには観戦してもらいましょう。兎成姉妹も、それでいいですか?」
「あたしは問題ないわ。梓は?」
「私もないよ。でも審判は誰がやるの? エイト・エイトとテトラ以外のナンバーズAIを呼ぶにしても、瀬谷雪斗は論外だからね」
「ああ、学園ですから適任がいますよ」
そこで右近は、室内の端に寄せられた机に向かって相手の名前を呼んだ。
「めろり教官」
彼の呼びかけに応じるように、机のそばに等身大のホログラムが現れる。それは、ぱっと見では学生のようにも思えるめろり・ハートだった。だが、右近だけでなく、あゆはや梓もまた彼女への対応は実に丁寧だ。
「なによ、この問題児」
「学園内の会話は、あなたには筒抜けでしょう。単刀直入に言えば審判をお願いしたい。公平公正な立場でできるのは、あなただけだ」
「この間の件を恨んで、君たちのことを厳しく見るかもしれないよ」
「そんなこと、あなたは決してしない」
その言葉には、絶大な信頼があった。
めろりは大袈裟にため息をつくと、「しょうがないなー」と呆れた仕草をする。
「エイト・エイト。めろりの審判での裁定勝負と、学園設備の貸し出しを許可するって向こうに伝えて。瀬谷雪斗とのオープン通信の権限の一時的譲渡もするから」
「エイト・エイト、了解しました」
「あゆは、梓。二人ともテトラにめろりとの同期を許可して。後でエイト・エイトにも同期するよう伝えるけど、学園内で行う裁定勝負なら、学園側にもその戦闘ログを提出してもらうよ。後進の育成機関だもん、ここ」
「兎成あゆは、了解です」
「梓・A・兎成、了解です」
「神楽右近、要請了解しました。エイト・エイトの帰還次第、同期許可を出します」
ぽんぽんぽん、と軽快な言葉のキャッチボールが進む。めろりの提案にゆらぎたち新入生を除いて、多くの生徒たちは興奮し始めた。
ざわめきの中身は、ナンバーズの裁定勝負が生で見られること。そもそもナンバーズの戦闘が見られるだけでもかなり珍しいようだ。
「それじゃあ、二組ともめろりが指定した機器に搭乗して」
右近から「さて、行きましょうか」と招かれて、ゆらぎはゆっくりと歩き出す。それまで両腕を押さえていた友人たちの手は、あっけなく離れていった。
「それから、イナ・イタライと早瀬ルナ。二人は新入生だし、特等席で観戦しよっか」
こっちだよん、と案内するめろりに連れられてどこかに行った直後のどよめきで余計にゆらぎは心配する。が、いつの間にか戻ってきたエイト・エイトが、右近の端末から「心配しないで」と声を掛けてきた。
「めろりちゃん相手に文句言う生徒はいないし、あの人あれでもこの学園を取り仕切るAIだから。二人が厄介ごとから避けられるように、めろりちゃん気を回してるんだよ。もちろん、今回の件は獅子夜くんに責はなーんにもないから、変に気にすることはないよ」
右近はその辺り鈍いからね、と揶揄するようAIに対し、右近は実に複雑な表情を浮かべていた。
「……悪かったですね、鈍くて」
否定する言葉でなかったので、それが真実を物語っていた。
ゆらぎが搭乗したのは、模擬戦用に使っていた先程までの機器とは違う機器だった。より複雑で、より性能の高い模擬戦用の機器らしい。確かに、先程よりもよりイカロスに乗っている感覚が強い。
「そもそも、裁定勝負はナンバーズ同士の戦闘になるので、より高速で処理できる機器とAIが必要になります。今回は特例として学園で行いますが、普段はファロス機関の中にあるシュミレーターで行われるんですよ」
右近のこれまでの経緯と、裁定勝負についての説明が行われたところで、ゆらぎは一つ、気になったことがあった。
「どうして、学園内にそのような機器があるんですかね」
「……まぁ、推測でしかないですけど、たぶん必要だとめろり教官たちが、かつて思ったんではないですかね」
相棒の歯切れの悪い言葉に、ゆらぎは首を傾げる。なにやら含みのある言い回しだが、と思ったところで、聞き覚えのない男性の声が聞こえた。
「やぁやぁ、獅子夜ゆらぎくん。噂は左近から聞いてるよぉ。さてはて、準備はできたかなぁ?」
「……雪斗。裁定勝負前に、俺たちに接触していいんですか?」
呆れたように右近が相手の名前を呼べば、オペレーター席のすぐそばにエイト・エイトとともに男性AIが現れた。
銀髪は襟足まで、同系色の目は銀より濃く灰色だ。デニムジャケットとシルバーアクセサリーの組み合わせに、エイト・エイトとは違ったベクトルでの陽気さを感じ取る。
「審判はめろりちゃんだし、僕は観戦実況担当なんだな。と、初めまして獅子夜ゆらぎくん。僕は瀬谷雪斗、左近たちのAIだよ。今回は、僕を通して他のナンバーズたちに裁定勝負を見てもらうことになってるから」
ほら、と瀬谷雪斗が表示した画面には、円卓とそこに多くの人々が並んでいる。ゆらぎがわかるのは、一段高い位置に座るユタカ司令官と、にこやかに手を振っている左近くらいだ。
「いやー、こんなおもしろい裁定勝負ってなかなかないよねぇ。僕、楽しみで楽しみで、右近たちが負けたら全力で左近たちをけしかけようと思ってるんだぁ」
にこやかに言うべき話ではないのは百も承知なのだろう。そこで、ようやく真顔になった雪斗は、触れられないのは分かった上でゆらぎの頭を撫でて、右近を睨む。
「僕は観戦しかできないからさ。ちゃんと前を向きなよ、右近」
じゃあ、もう準備よさそう��ねと微笑んだ雪斗が、ホログラムごと消える。残されたのはエイト・エイトで、彼は苦笑していた。
「激励するんだって、左近やルルの言うことも聞かなくてね。特例ではあるけど、雪斗曰く特例尽くしの裁定勝負なんだから、べつに構わないだろうって。獅子夜くんには何のことかさっぱり分からないだろうけど、それだけ五番の裁定勝負って注目されてるんだよ」
ね、右近。とAIからの同意を求める言葉に、言われた本人はため息を一つ。
「……獅子夜くんの実力、無駄にはさせませんよ」
「そうそう、その調子」
「そろそろカウントダウンが始まります。獅子夜くん、エイト・エイト。準備はいいですか?」
そう言って右近は前を見た。つられるように、ゆらぎもまた前を向く。
それまで無機質の壁だったのが徐々に透明になっていき、空中に多くの文字が並んだ。そして中央には大きな数字が刻一刻と形を変えていく。
三……二……一……カウントゼロの瞬間、オペレーターであるゆらぎの視界が変えられた。
一面に映るのは、都市ファロスの上空。ゆらぎが感知する全てが、最初に搭乗したときと同じ範囲であり、風も光も暑ささえもシュミレーターでありながら感じ取れる。
今の天候は、やや風が強めではあるが晴天だ。
そして、彼らが乗るのは青のイカロス。多量の銃器と、素早い動きでの接近および中距離攻撃に特化した形状そのままに、想像の世界にいた。
「……すごい」
「これがめろり教官が、教官として万人に敬意を抱かれる能力ですよ。彼女一人で、ここまで舞台を再現できるのは……かなりの異端です」
さて、と右近がゆらぎに告げる。
「この舞台での敵はペティノスではなく、同じイカロスです。兎成姉妹の乗るイカロスは赤。大変目立つ機体なのですが」
説明の合間に、光弾が三発ほど彼らの機体を襲った。即座にゆらぎはシールドを貼り、光弾の弾道から敵の位置を確認する。だが、彼の感知できる範囲にイカロスはいなかった。
続けて五発の弾が放たれるが、その軌道が歪んでいくのをゆらぎははっきりと感じ取る。
「着地点の予測を。あの弾の道は初期設定値から変えられません」
右近のセリフに、ゆらぎは考えられる場所を可能性が高い順に提示。即座に右近はその中から、経験的に最もあり得そうな軌道を選び出し、回避の動きをした。
五発の内四発の回避に成功する。だが、一発は避けきれずに被弾した。
機体の揺れと衝撃が本物のように来る。
「さすがに、全ては難しかったようですね」
「すみません……おれがもう少しちゃんとオペレートできてたら」
演習でルナに言われたのも、実際にパイロットのシュミレーターをしたからこそ実感できる。ゆらぎの実力は、オペレーターとしてもまだまだ未熟だ。それを右近の技量で跳ね上げているだけに過ぎない。
「いいえ、正直君の技量はダイブ直後から飛び抜けています。今はただ単に経験が浅いだけですので、そう落ち込まないでください」
「ですが」
「獅子夜くん、相手は遠距離型のイカロスです」
「……」
「兎成姉妹は、ほとんどの天候でも命中率が高く、また弾道の設定可能な種類の多さでナンバーズに上り詰めました。どれだけペティノスたちから攻撃されていようが、対応するどのような機体の動きの中でもそれが可能なのは、パイロットとオペレーターの技量と経験が卓越しているためです」
が、とそこで右近は悪戯っ子のように笑う。
「それを先日ダイブしたばかりの新人オペレーターに予測されたどころか、半分以上回避されたんです。彼女たち、ものすごく苛ついてるでしょうね」
ふふふ、と笑い続ける彼に、ようやくゆらぎは力が抜ける。
今日一日、あのナンバーズ五番の新オペレーターとして、ありとあらゆる視線に耐え続けたのだ。緊張でとっくに疲れ切っている。他のナンバーズから裁定勝負だと言われても、イカロスに一度しか乗っていないから、それがどれほどの意義を持つものなのかも分からない。
分からない、分からない、分からないけど、どうにかしなくてはいけない。でもどうすればいいのかさえ分からない。イナやルナたちと過ごして、少しだけ安堵したのだが、それでも彼ら彼女らに頼り切るわけにはいかない。そんな思いでいたにも関わらず、右近は簡単にゆらぎを振り回す。全部、全部、右近が蒔いた種だし、ゆらぎは巻き込まれているだけだ。なのに、原因は楽しそうに相手を下すことしか考えていない。
エイト・エイトが彼は鈍いと言ったのもよく分かった。
「……もういいです。そうですね、右近さんはそういう人でしたね」
悩むのが馬鹿らしい、と悟ったゆらぎはついそう言ってしまった。途端に、びくりと右近の肩が揺れる。
「深刻に受け止めたおれが馬鹿でした。おれが未熟だからってくよくよしてたのが、本当にあほらしいのも分かりました」
「あ、あの……獅子夜くん?」
「右近さん!」
キッとゆらぎは背後を見ずに、前だけを睨みつける。だが、鬼気迫るものを感じ取ったのか「はい!」と普段より大きな声で右近は返事をした。
「おれは未熟なオペレーターなので、あとは全部右近さんに任せました!」
いきますよ、と声をかけたゆらぎは、あっという間に周囲の状況を数値化し、可能性を全て提示し、そして後の判断を相棒に放り投げる。
その数値の中には、罠と思われる機雷や爆発のために使用するセンサー系、あるい弾道を瞬時に切り替えるための仕組みなども混ざっていた。
一瞬だけ呆けた右近は、その次には悪どい笑みを浮かべて、イカロスを動かし始める。
移動、行動、その結果やってくるのは、敵の攻撃だ。
再びゆらぎは、ありとあらゆる可能性を、なんの脈絡もなく提示する。先程のように可能性の順位は一切されていない、本当にただのデータだ。だが、それだけでも右近には十分だった。
今度は五発の光弾が五発とも回避できた。
「これでいいですか!」
「構いません。相手のところまで最短ルートで突っ切るので、揺れます。酔わずにオペレートお願いします」
「右近さんこそ、データ読み間違えしないでください」
「生意気な新人ですね」
「あなたの相棒です」
その返答でパイロットが笑ったような気配した。が、続く「行きます」の右近の言葉の直後に、本当に派手にイカロスが揺れる。
ゆらぎの視界がブレるも、根性でオペレートを続ける。対し、右近は口笛を吹きながらも、次から次へと出される数値を頭に叩き込み、乱暴にイカロスを動かす。時に操縦席着弾の直前で、敵の攻撃を撃墜する荒技までしでかしている。
重力というよりも遠心力や爆風でオペレート席から転がり落ちそうだ。
「ははは、あいつら焦り始めましたね」
穏やかさのカケラもなく、好戦的なまでの「きますよ」の言葉通りに雨霰のように光の塊が降り注ぐ。いくつかダミーだったり、あるいは囮だったりで不規則な動きをしているのもあるが、既にゆらぎの中では、タネが分かっている。即座に、撃ち落とす光弾と放置していい光弾を分けて、最短ルートを叩き出した。
「無茶を提示しますね」
「最初から無茶しかしてません」
「失望しましたか」
「逆です」
「なら、頑張ります」
さらにイカロスが加速する。その加速に合わせて、ゆらぎが再計算した結果を出した。それに戸惑う右近ではない。
「嘘でしょう」
兎成あゆはは、否定の言葉を吐きながらも相手のことを認める。獅子夜ゆらぎのオペレーター能力は本物だ。
これまで散々、裁定勝負を仕掛けようとして六番の二人にやられていたのだ。今ならどさくさに紛れて五番を引きずり落とす裁定勝負に持ち込めると思ったのに、番狂わせである。
「なにあれ、なにあれ」
妹の梓は相手の動きを計算して、弾が当たるように数値を変えていく。だが、それ以上に青のイカロスの動きが早すぎるし、どう冷静に見ても無茶苦茶な戦法を即座に実行し続けている。
「なんだって、あんな馬鹿な動きするのよ!」
すでにこの場に留まるメリットはない。五番は五番らしく、狩人のように彼女たちを追い詰めていく。
「梓、離脱する」
「うん、分かった」
その言葉の通りに、赤のイカロスは逃げに徹し始める。
姉妹だって、それなりに息のあった連携をしている。だが、今回の五番のオペレーターとしてやってきた獅子夜ゆらぎの、神楽右近との相性はだいぶ良いようだ。
「スバル・シクソンとだって、あんな無茶してなかったじゃない」
一年以上前の記憶を頼りにしているとはいえ、それでもここまでじゃなかったと、あゆはは断言できる。彼は、もう少し嫌らしい戦法を好んでいたはずだ。
「お姉ちゃん!」
妹の梓の呼びかけに、はっとするあゆは。逃亡ルートに、いつの間にか罠が仕掛けられていたようだ。
「これって」
「私たちが仕組んだやつそのまま利用したんだ」
梓の解析に、あゆはも舌打ちをする。前言撤回、今回のオペレーターもかなり嫌らしい戦法を使うようだ。いや、もしかしたらあのエイト・エイトが教えたのかもしれない。
「梓、今は逃走を優先するから、最小の被害でいけそうなところ教えて」
「分かっ……え?」
画面上に映る逃げ道がないと出された数値と困惑する妹。
その梓の疑問の答えを、コンマ数秒であゆはは導き出した。
「やられた! あいつら最初から逃亡ルートまで予測してたんだ」
最小の被害、または最短のルート。どちらに賭けていたのかは知らないが、それでも最もという制限を用いたら、彼女たちの行動は予測可能だ。
逃亡ルートに向かおうとした赤のイカロスは、逃げ切るよりも前に、彼女たちが放った以上の弾数によって戦闘不能にされたのだった。もちろん、その攻撃をしたのは青のイカロスだった。
「決まったようだな」
五番と七番の裁定勝負という、異例尽くしの勝負を見守っていた他のナンバーズ��ちは、ユタカの言葉につまらなそうな顔をして頷いた。例外なのは、六番の神楽左近とルル・シュイナードのみ。随分と嬉しそうだ。あとは、三番オペレーターのクレイシュ・ピングゥがキャッキャッと楽しそうに笑っている。
「まぁ、なかなかやるようだ」
二番のアレク・リーベルトの言葉に、パートナーのアンナ・グドリャナもまた肯定のサインを出した。
その横では、だらしない体勢でこれまでの勝負をみていたユエンが相方のナーフに問い���ける。
「ふーん、わいとしてはどうでもいんんだけど、ナーフどう思う?」
「こちらも裁定勝負をするべきだと思う。おれたちの実力差は殆どないない」
「あんなひよっこ相手に? ナーフったら心配性だなぁ」
まぁ、いいよと続く言葉とともに、四番のユエン・リエンツォは猫のような気まぐれさで目を細めた。
「それじゃあ、こちとら四番らしくお相手してあげようかねぇ」
ナーフは無表情を少し和らげて、目元だけをユエンのように細める。その視線の先には、映像に映る青のイカロスがあった。
「それでは、とりあえず神楽右近と獅子夜ゆらぎのペアは、五番として認める方向でよろしいですか」
「私に聞かなくてもいいだろう、ユタカ。君がファロス機関の総司令官なのだから」
ユタカの問いに、三番のパイロットである現見空音はしかめっ面のまま返事をする。
いよいよ退屈な時間が終わると思い、それぞれが席を立とうとしたところで、現場で起きている違和感に気づいた。
「……何かおかしくないか?」
左近の言葉で、ナンバーズの動きが止まった。
違和感の発端は、赤のイカロスで起きていた。
「悔しいけど、あなたたちの実力は認める」
あゆはが通信越しで、ゆらぎや右近に負けを認めていた。
既に裁定勝負が終わり、めろり・ハートの宣言により勝敗も公式なものになっている。ちらちらと別回線で見える訓練室の光景は、興奮の渦で満ちていた。
「そもそも左近たちに勝ててないんですから、この結果は当然ですよ」
「右近、あなたその嫌味な口調いい加減やめたら? 左近との差別化とかなんとか言ってたけど、全ッ然似合ってないのよ。左近の方がまだ裏表なくて好感持てるから」
「あなたたちが俺を左近と間違え続ける結果です。悔しかったら、見分けてみなさい」
「だーかーらー」
さらに口喧嘩が発展しそうなところで、ゆらぎの制止がかかった。
「右近さん、その言い方は流石にないです。そりゃあ確かに勝負の吹っ掛け方が唐突でしたし、おれへの配慮も全くなかった先輩ですが、右近さんだって似たようなものです。右近さんが指摘するのは、どう考えてもブーメランというやつです」
そのゆらぎの言葉に右近は押し黙る。あゆはは、こめかみを引き攣らせる。
「ちょっと獅子夜ゆらぎ。あなたフォローしたいの? それともあたしを貶してるの?」
「え、フォローしているつもりですが……」
自分何か間違っていますか、と言わんばかりの表情を浮かべていたゆらぎに、あゆはもまた心に傷を負う。
戸惑い続けるゆらぎと、黙ってしまったパイロットの二人。そして、これまで一切会話に加わらなかったもう一人のオペレーターは、ずっと泣き続けていた。
「悔しい、悔しい! あんな新人の罠に引っかかるなんて、悔じいいい」
テトラと呼ばれている、一瞬男性かと見間違う麗人のAIに慰められてた梓は更にゆらぎへの呪詛を吐き出し始めた。そして、唐突に「そうだ」と呟く。
「こうなったら、お願いめろりちゃん!」
梓は化粧が落ちてぐじゅぐじゅになった顔を隠すことなく、めろりを呼び出す。
「はいはーい、何かな?」
「あのデータを展開して!! あの新人に、上には上がいるって思い知らせてやる」
その言葉に不穏な何かを察したあゆはが、待ったをかけようとした。
「ちょっと梓? 何を言ってるのよ」
あゆはが梓を問いただすも、先程のセリフにめろりは意味深に笑う。それは待ちに待ったご馳走を前にした、肉食獣の歓喜に似ていた。
「いいよん、めろりもそろそろ頃合いだと思ってたからね」
「ねぇ、めろりちゃん、待って」
止めようとするあゆはを無視し、青と赤のイカロスの間にめろりのホログラムが登場する。そして、パチンと指が慣らされた。途端に赤のイカロスは退場し、幻想の都市は消え失せる。そして、いくつもの数字が見えない壁を形成した。
「なんですか、これは」
通信越しで兎成姉妹の片方が、何かを企んだのは理解している。外部の様子を確認するゆらぎ。対し右近は無言で全面を睨みつける。
シュミュレーター内の異変は、外で様子を見ていた面々も気づいていた。なんだなんだと、観戦していた生徒たちがモニタに群がる。それとは別に、ファロス機関から見ていたナンバーズたちも、固唾を飲んで見守っていた。
「データ展開、凍結解除、展開スピードを加速。フィールド情報をリセット、年代の固定、天候は晴天、蓄積データにアクセス。アクセス権の譲渡完了、データロック解除、百桁のパスワードを入力、問題なし。フィルタリングを実行、ノイズ除去、容量の圧迫問題なし」
めろりの朗々とした進行の言葉は、祈りの祝詞のように抑揚はない。
「展開データを実体化、残り三十……二十……十パーセント、カウントゼロ。投影開始します」
そこでようやく文字が消え失せて、先ほどよりもより高度が高く設定された、都市ファロスの上空に青のイカロスは浮かんでいた。
強風が延々と流れ続け、けれど雲ひとつない快晴の中、太陽光が容赦無く照りつける。
そして、それは現た。
その存在が何か理解した者は、多くいた。
「ゲッ!?」
現れた存在を目にした瞬間、左近は汚い声をあげる。そして、三秒にも満たない思考の末に、すぐさまモニタリングを止めようとした。が、それを押しとどめる声が響く。
「いいじゃないか、左近君。閲覧禁止のあのデータを、どこで君が知ったのかは知らないが、これもいい経験だ」
現見は無表情ながらも、周囲のナンバーズや長官たちへと同意を求める。それぞれが、焦り、驚き、興味深く、そして怨敵のような表情を浮かべているが、それでも否はなかった。
現れたのは、巨大な騎槍を持ったイカロスだった。
「銀色の、イカロス?」
見たことのない機体の色に戸惑うゆらぎ。だが、怒鳴るように右近はシールドを展開するように告げた。
「え? あ、はい全方位シールド展開しまし」
た。と最後の音を発音するよりも先に衝撃が訪れた。それは、ゆらぎには感知できないものだった。いや、何かノイズが脳裏に走った気がする。
気がついた時には、展開したはずのシールドが粉々になっていた。
「……え?」
「次が来ます!」
何が起きたのか分からないままのゆらぎを叱咤激励して、右近は機体を僅かに動かす。そのズレが功を成したのか、彼らが乗るイカロスは右側に展開している銃の全てをもぎ取られるだけで済んだ。
「兎成妹! 馬鹿なデータを展開してくれたものですねッ」
舌打ちとともに、残った左側で応戦を右近は開始する。だが、先程はっきりと見えた銀のイカロスの姿は、今は全く見えない。
「右近さん!」
「ゆらぎ君、わずかな痕跡も見逃さないでください。あれは、これまでのとはレベルが違う存在です」
「わ、わかりました。でも、あのイカロスはいった」
問いかける途中で、再度微かなノイズをゆらぎは感じ取る。ほぼほぼ、直感のようにオペレーターを格納する場所を彼は厳重に守った。
衝撃が訪れる。鋭い騎槍の先端が、先ほど極力厚く張り巡らせたシールドを貫きかけた。
ゆらぎの視界いっぱいに、銀色の塗装がなされたイカロスが現れる。
その姿は御伽噺の騎士のようで、ありもしないマントが風で翻った幻想が見えた。ゆらぎの頭の中をノイズが走る。一瞬にして、銀色のイカロスの姿は消える。
「よく防御が追いつけましたね」
右近はゆらぎを褒めるも、言われた本人は褒められているような気がしない。
「あれは……あれは一体なんなんですか」
驚愕と恐怖がない混ぜになった感情を隠しもせず、ゆらぎは右近に尋ねる。その質問に、右近は簡単に答えた。
「三十年前の大英雄、未だ誰も到達できない永遠のナンバーズ一番です」
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(高橋一生、松たか子、多部未華子ら出演!NODA・MAP第26回公演『兎、波を走る』メインビジュアル&ソロビジュアルが解禁! - Tokyo Nowから)
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【投稿企画】先月の1本・来月の1本(2023年8月)
読者の方々からお寄せいただいた8月の「先月の1本・来月の1本」をご紹介します。先月の観劇の記憶を思い起こしながら、来月の観劇のご予定にお役立ていただければと思います。投稿はどなたでもご参加いただけます。是非いっしょに舞台芸術を盛り上げていただければと願っています。
・谷岡健彦 教員(6~10本) 【先月の1本】 東京乾電池「牛山ホテル」(アトリエ乾電池) 仏領インドシナが舞台の岸田國士の作品。小さなアトリエにリアルな装置を組み、当時の現地の雰囲気が説得力をもって伝わる上演だった。ベテランの綾田俊樹から若手まで俳優陣もそろって好演。 【来月の1本】 松竹「ふるあめりかに袖はぬらさじ」(新橋演舞場) このところ齋藤雅文の演出作にはハズレがないように思う。商業演劇の面白さをたっぷり味わえそう。
・kiki 地方公務員(11本以上) 【先月の1本】 NODA・MAP(野田地図)「兎、波を走る」(東京芸術劇場 プレイハウス) あまりにもベタかとも思ったけど、考えた末にやっぱりコレ。キャストももちろん魅力的だったけど、野田さんの作劇に圧倒された。多くのモチーフの波間から見えてくる重い題材。消えていくもの、変わらないもの、そして忘れてはいけないものに想いを馳せた。 【来月の1本】 タカハ劇団「 ヒトラーを画家にする話」(東京劇術劇場 シアターイースト) このタイトルを聞いただけで気になるでしょ?と思っていた昨年、コロナ禍により開幕直前で中止となった。それについて高羽さんがお書きになったnoteを読んで、上演される際には必ず観に行く、と心に決めていた。来月いよいよ上演。楽しみにしています。
・まなぶ 司書(1~5本) 【先月の1本】 努力クラブ「おびえているね」(in→dependent theater 1st) 「夕暮れに呼び出して別れ話を切り出す」それだけの出来事が目を背けたくなるほどのリアルさで立ち上がる。その確度。 【来月の1本】 タテヨコ企画「谷繁2」(表現者工房) 豊岡はもちろんたのしみなんだけど、なんにも知らないこちらをあえてあげたい。
・えみ 会社員(11本以上) 【先月の1本】 タカハ劇団「おわたり」(シアタートップス) 湿度高めな最悪因習村ホラーという高クオリティエンタメでありつつ、同時に家父長制という呪いを描く物語。想像する余白に満ちた人物たちと、後味悪��のに美しいラストシーンが秀逸でした。ホラーの臨場感を高める照明と音響のこだわりもすばらしかったです。 【来月の1本】 ムシラセ「眩く眩む」(劇場MOMO) 昨冬「瞬きと閃光」、7月の再演公演も素晴らしかったムシラセの新作。アニメ制作現場を題材に「尊厳と集団制作の先を考える」とのことで、演劇創作にも通じるシビアな物語の予感がして大変楽しみです。保坂さんの台詞には毎回心に刺さるきらめきがあります。
・小泉うめ 観劇人・観客発信メディアWL(6~10本) 【先月の1本】 ソノノチ×Robin Owings「あなたはきえる」(アトリエみつしま) 中谷さんがやりたいことをやり通したその強さを感じる作品だった。時の流れの中で今目の前にあるものについて考えさせられた。 排気口「時に想像しあった人たち」(三鷹市芸術文化センター 星のホール) 彼らにとっての挑戦作品であると同時に今年のMNSの挑戦作品でもあるだろう。後に出世作と呼ばれる作品になる予感がする。
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新人公演35期紹介?
どうも、アサギです。どうやら僕は最近の色々で感情の荒ぶりを抑えれないようです。その勢いのまま素敵な同期達を紹介しようかいとか思ってます、紹介という体をとって褒めるか、本音を書いてます。今回は真面目に書いてみます。コロネさんのセリフを添える役者紹介がすごく好きだったので僕も添えちゃいます。なぜそのセリフが好きなのかは聞いてくれれば教えてくれるかも知れません。
追記 途中から迷走しちゃいました
書き終えた私より
縦縞コリー
純真なピュアっピュアっ少年です。よく通る声を持ち、すごく分かりやすい性格(いい意味で)をしている可愛いやつです。あんまりにも真っ直ぐなもんでついついイジりたくなってしまいますね。彼と接している時は何だか同期というより後輩に接しているように思える時があります。逆に彼はどんな先輩になるのでしょうか…。このままでいて欲しい気持ちと精神的に成長していく彼を見ていたいという気持ちは半々です。幸せになれ。それいけ、衣装チーフ
「これで怪盗コーデはコンプリートだよ…名怪盗くん。」
警部(怪盗とその考え方)
あろハム権左衛門
何だこの芸名選手権全日本一に輝いたとか輝いていないとか。よく僕は彼女をガキンチョとか言っていますが、どうでしょうか?分かりますかね?。精神的にと言うより無邪気に暴れ回るあの感じが幼少期の嵐のようなパワーのように思えるのです。今公演はそんな彼女の母親としての姿を見る度に心の中でガキンチョって言ってごめんなさいと3回唱えてしまうほどに彼女のキリッとした声色と演技がマッチして母のイデアを感じます。
あろハムよ、お前の声帯が欲しい
「食べちゃったんだ、ウサギ」(検閲解除)
母(某人間)
海泥波波美
僕。カスっ!!
「….悪くなかったな」
なおや(息を吸う、吐く)
苔丸
おばあちゃんから小学生。宇宙飛行士から学生気づいたらとんでもないぐらい役の幅が広くなってる、と思ったら裏方では幕、衣装、キャスパ、小道具とかなんか色々作ってる。千手観音の利き手とは言い得て妙である。誰よりもちゃうかが大好きで誰よりもちゃうかのためを思ってる。気づいた時には天地開闢でもしてるかもね。
「はじめ、はじめ、なあ、はじめ」
文(香夜)
冊まいむ
お姉さんって感じの役が似合うと思ってた、思ってたんだ、思ってたんだよ。今回の役いいよね、いいよね?ってなるぐらいに彼女の声と演技が好きです。個人的にはちゃうかで1番演技が好きです。なのに、なのに、、、何でそんなに変な子なんでしょう……、順当に変な子です。彼女とはちゃうかに入る前に別のサークルで2回ほど会っているのですがそんな片鱗はありませんでした、なんならおとなしい子だなぁって思ってすらいました。そんな子に育てた覚えはありません…お母さんは悲しいです。
「怪我なんてどうだっていい!本質はそこじゃない!」
霧島(愛があるかい)
衿君
僕は彼の名付け役です、パパです。ちなみにエレクトリックという単語から由来しております。普段の物静かな雰囲気からの彼の演技のギャップに脳をやられている人も多い事でしょう。今公演のこの役は彼でなければあそこまで良いキャラになってなかったでしょう、最高に面白いですね。彼ともっとお話ししたいのですが僕は彼とする不良ごっこが大好きで、気がついたらやってしまうので残念ながら会話になりません。
「痛いですよ、先生」 (検閲解除)
遠藤(某人間)
ミル鍋
2人はチソキュアの片割れでありセンス抜群宣美チーフの京都人です、今日も元気いっぱい京都からはるばるちゃうかにきております。今回の舞台は彼女と一緒に考えました、なんだあれ?最高じゃん。僕の存在意義が揺らぎますね、最悪の場合は彼女からペンを取り上げることも辞さない覚悟です。演者としては人間を演じている回数より人外を演じている回数の方が圧倒的に多い彼女です、毎回ハマり役なんですよねー。京都人は人外という説、、、あると思います
「そうだね」
辻井(華幻の月)
大福小餅
オムニの仲良し同郷3人組の一員でありながらも地区が違いすぎて同郷の話で盛り上がれない事が多い子です、さみしいたけ。舞台監督を精一杯頑張る姿に負けてられないなとか思ったり思わなかったりています。最初彼女のラップを聞いた時可愛らしいなと思ってたら、いつの間にかめちゃくちゃカッコよくなっていました、どうやらめちゃくちゃ頑張ったらしいです。いつも気づいたら自主練をしている本当に努力の子です。
「大丈夫、きっと全て上手くいく」
魔女(息を吸う、吐く)
中森ダリア
1人わがままファッションガールズモードの人です。なのに、絶妙な所で趣味が合うのが面白い。公演中は彼女の歯に物着��ぬ喋り元気づけられましたね、ありがとなす。彼女がいなければ無かったかも知れないあのシーンが僕は大好きです、彼女のラップはセンスが大爆発しております。またいつか違うのもやってみて欲しいなぁー、絶対カッコいいから。僕が好きな彼女のセリフは消えてしまったあのセリフです
「でも、大人だからぁーーーー」(検閲解除)
助手2(某人間)
帝京魂
暇そうだったからちゃうかに誘ってみたら本当に来たやつで唯一の同学部で同年代である意味僕の被害者ですね。一時期は「しゃあないの人」というとても名誉なあだ名で呼ばれていましたが秋公を経て、ちゃんとコンと呼ばれようになった姿に不思議と感動を覚えます、彼のどこか人を惹きつける雰囲気の賜物でしょう。それくれよ。今でもたまに見るシャアハラはどこか微笑ましいです。しゃあないよ、永遠なれ
「しゃあない、ばあちゃんもいろんなとこ顔出しとったし、親父の知り合いもいっぱいきとったんやろ」
一 (香夜)
しょこら
同郷、同じ予備校出身であり、きっとちゃうかに入る前にもすれ違っているであろう僕ら。そんな僕らの運命が交錯したのはちゃうかに入ってからだった
〜〜〜〜[オープニング]〜〜〜〜
とか言うとりますけどもねぇ、そういえば彼も僕が名づけの親です。パパです。役者として他の人とは違う独特のリズムを持つ彼の今回の役はどうでしょうか?……はい、ピッタリですね。逆にこれしかないというぐらいにはハマっているのではないでしょうか?秋公で見せた某M氏とのアドリブは記憶に新しいですが、きっとあのインパクトを超えてきてくれるでしょう。もっともっとはっちゃけて楽しもうぜ!!!
行くぞ!!我らチャレンジn=1年生
「痛いですよ」(検閲済み)
ルロイ修道士(某人間)
黒井白子
今回の公演で否応無しに目を引くこの男ぉぉ!!!白子ぉぉぉ!!。彼も僕が銀杏祭で引っ張ってきたという話もご存知の方も多いでしょう、なんか「えびで鯛を釣るとはこの事かー」とか言う声が聞こえてきそうですが僕はヤドカリです。道化師という役は彼以外に演じる事は出来なかったでしょうね、彼の一挙手一投足がこの劇に彩りを与え、彼の演劇への愛が周りの演技力をメキメキメキシコと育て上げました。しかし、彼のフルパワーはきっとこんなものではないのでしょう……。いつか、彼の全身全霊が見える、そんな舞台を作ってみたいです……
「……感謝とか、謝罪とか……伝える前にお母さん行っちゃったんだぞ!?もうすぐ、月に行くんだぞ……」
翔太(華幻の月)
鴨兎春
おばs、いえいえ、2人はチソキュアの片割れにしてハイセンス関西人舞美チーフさんです。今回の読み聞かせの人の雰囲気は普段の彼女とはまた少し違ってて、なんかこうさ、良いよねーって感じ、オーラがあるよね。僕は彼女の反応が大好きで普段よくいじってしまいますが最近は水を得た魚の如く、いや、酒を得た肴の如くカウンターを決めてくるようになってきました、あええ。こんな風に軽口を叩いておりますが役職的には僕のものづくりの相棒でいつも圧巻のチラシや立て看板を作ってくれる彼女のセンスは本当に頼もしいです、絶対に口では言いませんがね。あれ?チソキュア2人で大道具と舞台美術成り立つくね?俺いらなくね?………はい、彼女から筆を取り上げましょう。
「雨が、冷たい、痛い、寒い。もはやこれが現実なのか夢なのかもわからなくなっていた。それが現実だとわかったのは、目の前に大きな光が現れたすぐあとだった」(検閲解除)
読み聞かせの人(某人間)
園堂香莉
超美声、炎の照明ファイターさん。わずか2ヶ月弱前というのに彼女の役者姿が恋しいですが舞台上で彼女の作る照明を見て「この辺で勘弁しといてやろう」とか思ってます。ところで、彼女の作る照明は言わずもがなですが彼女の文章ってらすごく美しいと思いませんか?僕は大好きなんですよ、透明感って言葉を体現してますよね。僕は文章には書く人の知性や人生経験、性格がかなり反映されるものだと常々思っているのですが彼女の文章に宿る透明感は何由来なのでしょうね?興味は尽きません。詩集を出す時は言ってくださいね、20冊買います。
「いいじゃん。猫探ししよっか!」
ゆき(息を吸う、吐く)
まろん
ちゃうかのオペ職人さんです。仕込み期間以外ではふらりと舞美作業に現れ、手伝ってくれます。あんまり喋らない同期と喋れるのはすごく嬉しいので来てくれるとすごく嬉しいです、つまりすごく嬉しいです。そういえば彼女はちゃうかとは違うサークルで楽器を弾いているようですね。いつか頼み込んで幕裏から弾いてもらおうかしら
テキストを入力
化け物映像職人。最初の方はちゃうかで見かける事はあんまり無くて喋れなかったけど最近は仲良くなれたと勝手に思ってる、嬉しい。彼が楽しそうにしてる姿はこっちもこっちでテンション上がります。ちゃうかを楽しんでくれているみたいで本当に嬉しい。彼の作る映像に外れはない。PV待ってます
紫仏瑠唯
どうやら僕とは対極の授業態度の人らしいですね。彼女とはオムニで話した以来、じっくりコトコト会話はできておりません。しかしまぁ、そのオムニでの我々の会話は酷いものでペルソナシリーズにおける至高の作品は何かという議題で戦争を起こしました。危うく日本全土を巻き込む所でした、ふぅ。また、戦おうじゃないか戦友("とも"と呼みます)よ。あ、あと久しぶりに役者する姿も見たいや。待ってます
「ふふっ。それじゃあ、ご飯食べようか。冷めちゃったけど」
真由美(オレンジ)
近未来みーら
同郷にして永遠の相方。僕と彼はびっくりするほど考え方が違うんですよ、なのに相方。だからこそなのかも知れません。なんなら相方って言ってるのは僕だけなのかも知れません。それはともかくとして、彼はどうやら自分に自信が全然無いようです。だから褒めます。多分彼の文才はみんなが褒めてくれると思うのでそれは二億光年先に置いときます。彼と会話をしているとマジで1分に1回の頻度で人を褒めています。僕は人の事をこんなに素直に褒めれる人に出会った事がありません。人の良い所を見つけられるのも、それを素直に口に出せるのも、誰しもがおいそれとはできるような事では無いです、断言します。それをさらっとできるのが何よりもの彼の美徳であり才能です、もっと自信を持って欲しいです。そんな彼だからこんな素敵な劇が作れたのだと思います
「ふざけんなそれだと1本足りねえだろ!!」
B(怖い話でもしよう)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
文章であれ、会話であれ気持ちを言葉にするって難しいですよね。僕は正直かなり苦手です。というのも、書いていて、話していて、3割も伝わってないのだろうと心の中で思ってしまうからです。それをいつも笑って誤魔化してしまいます、なんならそのせいで誤解を生んだり、人を傷つける事もあります。
新人公演、大切な節目の時です。ふざけながらですが柄にも無く、ちゃんと伝える文章を書きました、久しぶりに書きました、精一杯書きました、筆が止まる事がなく書けました。少しでも伝わっていたら幸いです。
35期よ、健やかなれ
センチメンタルジャーニー アサギ
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ラーメン様で無くなった( ˙-˙ )
まず初めに、画像を消している人を責めるつもりはないです(法律に違反してるわけでもないので)。これに対抗してタグも含めた両方を復旧させるのは大変ですし善意あるこの行動も貴方の時間が勿体無いからしないでください 俺は陸上部だった頃に大会で全くいい成績を残せないで終わったが、口で文句を言う暇があるなら走って走って走り尽くしてやれ!という意気込みが大事だと先輩方から教わりました コンテンツを理不尽に汚すわけじゃないんだから今記述のお客様達は何も気にする事の無いようお願いしますm(_ _)m。フレンドには基本的になれないがブログをより改善する沢山の意見も心よりお待ちしております by純粋硬派柱PureEgrosburst04 香氣
こんなに可愛くて愛くるしいコップ様をゴミクズネームで終わってるゴールドバラバズー如きで宣伝するのは勿体無いですし商品のイメージ低下に繋がる可能性に対する罪悪感も感じています。俺がつらいのでもっともっと素晴らしいB(バグ)の家族達やトゥルーグランド様のブログタイトルに載っけて下さいm(._.)m
表版仮想大鉱山の純血種は小学生で100%が童貞を卒業します。俺達が住む現実と違って女性の同意は一切ありません こいつらはr戦略みたいな本質の持ち主であり、防聖孤島や香氣04(ブログ主)と違って童貞じゃないから塵屑なんです。そしてこの二者を超えた神がシックス様(裏ストニューボス)と獅童正義(裏ストチートボス)さんにK戦略で生み出された霧島04(裏ストボス)
霧島狩魔も無印04も香氣04も超電波油も御茶ヶ滝も富豪05もバイゴザ01もみんなカケラもホモじゃないしゲイでもないので石橋防衛隊が神コンテンツだとしてもどうしてもこんなアルテマジキチネームじゃ引き立てられません💦。どうしようもないもんはどうしようもない………😭(女性が好きな奴とEDとマジで頭がオカシイ奴しか居ません(>人<;))
原作には関係なくこの子達は永遠の正統派処女童貞なんだが、ブログ主になんか恨みでもあるんですか?🥶🪡
こんなゴミクズ宝魔ネームで宣伝したらグラビアが勿体無いでしょ。表版仮想大鉱山の仙人が至る境地っていうのは14〜16歳の美少女に対してはブヒブヒ(ガチンコ種付け◯レス!!🧡)をして20歳以上の女性を見るとその瞬間爆発するほど溜まってようが綺麗な水面のようにシン…としたスーパー賢者タイムになるクズな訳で、炎上商法も考えてやってあげてくれ。童貞の人生を嘲笑う底の浅いヤリチンには相応しくない(どうせ虫ケラババアお断りのタマヒュン競争が真のタイトルだぜ!!とか言い出すよ😫)
ママゴンが楽天会員としてふるさと納税に手を出しまくっているのだが、これは非常に嬉しいですね、しかし防聖孤島には優しさや愛情なら兎も角、ここまで素晴らしい””””商品””””を貼って貰う程の資質があるとは思えない。しかし力不足でもいいなら是非ともよろしくお願いしますm(_ _)m 俺はキリマンジャロのコーヒー豆をいつもリピートさせていただいてます(初めて淹れる人に伝えておきますがしっかりと専用の機材を使って下さい)

こんなゴミクズを凌駕するアルテマジキチで抱き枕の炎上商法するとかイカれてるだろ(美少女勿体ねー😭)、”””霧島04”””には性欲とか恋心なんてないよそもそも人間じゃねえもん(赤き真実) “モブが条件付きで野菜に見える”とかそんな可愛いもんじゃなくて、”””マジで女性全人類が下等な昆虫食にしか見えてないよ。霧島04の繁殖を助けるってつまりこういう事だぞ(⌒-⌒; )⤵️”””

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(高橋一生&松たか子&多部未華子が熱演! NODA・MAP最新作「兎、波を走る」公開ゲネプロ(NODA・MAP 第26回公演「兎、波を走る」/高橋一生 松たか子 多部未華子) - YouTubeから)
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兎、波を走る | NODA・MAP 第26回公演
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各地句会報
花鳥誌 令和6年4月号

坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年1月6日 零の会 坊城俊樹選 特選句
ドッグラン鼻と鼻とで交はす賀詞 荘吉 裸木のはるかを白く光る街 要 頰切るは鷹の翔つ風かもしれず 順子 人波をこぼれながらの初詣 光子 焼芋の煙たなびく志んぐうばし 和子 群衆といふ一塊の淑気歩す 順子 寒雀神馬と分かちあふ日差し 光子 寒雀入れ神苑の日のたまり 同 寒の水明治の杜のまま映す 小鳥
岡田順子選 特選句
跼り清正の井を初鏡 昌文 本殿につぶやく寒紅をつけて 光子 楪の浴ぶる日我にゆづらるる 慶月 肺胞に沁み込んでゆく淑気かな 緋路 冬草や喧騒去りて井戸残し 眞理子 馬見えぬ乗馬倶楽部の六日かな 六甲 寒鯉来おのれの色の水を分け 緋路 寒椿落つれば湧くや清正井 眞理子 寒の水明治の杜のまま映す 小鳥
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月6日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
一束もいらぬ楪もて遊ぶ 成子 深井より羅漢に供ふ冬の水 かおり 赤なまこ横目に買ひし青なまこ 久美子 畳みたるセーターの上に置くクルス かおり 再会のドアを開けばちやんちやんこ 朝子 半泣きのやうに崩るる雪兎 成子 火を見つめ男無口に薬喰 かおり 歳晩の一灯母を照らすため 朝子 悴みて蛇となる能の女かな 睦子 その中の手話の佳人やクリスマス 孝子 悪童に悲鳴をはなつ霜柱 睦子 凍空とおんなじ色のビルに棲み かおり かくも典雅に何某の裘 美穂 唐突に雪投げ合ひし下校の子 成子 楪や昔硝子の磨かれて かおり 奥伝の稽古御浚ひする霜夜 愛 出会ひ重ね寿限無寿限無と年惜む 美穂 冬灯一戸に遠き一戸あり 朝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月8日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
流れ来し葉屑も霜を置いてをり 昭子 御慶述ぶ老いも若きも晴れやかに みす枝 初春の光りまとひし石仏 ただし 神なびの雨光り落つ氷柱かな 時江 地震の中産声高き初笑ひ ただし 歌留多とり一瞬小町宙に舞ふ みす枝 まだ誰も踏まぬ雪道新聞来 ただし 奥の間に柿餅吊し賑はへり 時江 さびしさの枯野どこまで七尾線 昭子 万象の音の鎮もり除夜の鐘 時江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月9日 萩花鳥句会
初句会吾娘よりホ句のファクシミリ 祐子 書き初め震何んぞ訳あり辰に雨 健雄 吹雪突き突進するエネルギー 俊文 日本の平安祈る今朝の春 ゆかり こがらしが枯葉ころがしからからと 恒雄 平穏な土地にて食べる七草粥 吉之 御降や茶筅ふる音釜の音 美惠子
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令和5年1月10日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
被災地にすがりし木の芽盛んなる 世詩明 的中の乾いた響き弓始 誠 初場所の桟敷の席の晴れ着かな 同 初御空耶馬台国は何処にぞ 同 石段を袖振り上がる春著の子 同 細雪番傘粋に下駄姿 幸只
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月11日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
年上の夫に引かるる初詣 喜代子 地震起こり慌てふためく大旦 由季子 曇り拭き笑顔映りし初鏡 さとみ 地震の地にぢりぢり追る雪女 都 冴ゆる夜の天井の節をまじまじと 同 男衆が重き木戸引き蔵開き 同 寒月や剣となりて湾の上 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月12日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
海鳴や雪の砂丘は祈りめく 都 初電話卒寿は珠のごと笑ひ 同 針始友が未完のキルト刺す 同 授かりし神の詞や竜の玉 悦子 蜑に嫁し海山詠みて老いの春 すみ子 焚上げの火の粉加勢や冬銀河 宇太郎 古傷を思ひ出させて寒四郎 美智子 枯葦の透き間に光る水一途 佐代子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月12日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
寒の雨誦経とよもす陽子墓碑 文英 寒林を上り来よとて母の塔 千種 顔消えし元禄仏へ寒菊を 慶月 道祖神寄り添ふ寒の雨うけて 慶月 就中陽子の墓所の蕗の薹 幸風 裸婦像の背にたばしる寒の雨 同
栗林圭魚選 特選句
信州へ向かふ列車の二日かな 白陶 寒林を上り来よとて母の塔 千種 晴天の初富士を背に山降る 白陶 大寺の太き三椏花ざかり 幸風 空までも続く磴なり梅探る 久 はればれと良き顔ばかり初句会 三無 就中陽子の墓所の蕗の薹 幸風 五姉妹の炬燵の会議家処分 経彦 走らざる枯野の車両咆哮す 千種 凍蝶のポロリと落つる影哀れ れい 三椏の開花明日かと石の門 文英
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月13日 枡形句会(一月十三日) 栗林圭魚選 特選句
嗽ぐをどる喉越し寒の水 幸風 七福神ちらしの地図で詣でをり 多美女 七福神詣りしあとのおたのしみ 白陶 凍て鶴の青空渡る一文字 幸子 金継ぎの碗に白湯汲む女正月 美枝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月15日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
曇天に寒紅梅や凜と咲く のりこ 寒梅のつぼみの枝の陽の仄か 貴薫 青空に白き寒梅なほ白く 史空 朝の日に紅色極め寒椿 廸子 我が机散らかり初めし二日かな 和魚 倒れ込む走者にやさし二日かな 三無 釦穴に梃摺る指や悴かみて あき子 夢��ふ字半紙はみ出す二日かな 美貴 二日早主婦は忙しく厨事 怜 りんご飴手に兄妹日向ぼこ 秋尚 雪遊びかじかむ手の子包む母 ことこ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月16日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
幼子の運を担いで福引へ 実加 寒空や命尊きこと思ひ みえこ ことわざを子が覚えをりかるた取り 裕子 元旦の母と他愛もない話 同 元旦や地震の避難を聞くことに みえこ 初詣車椅子の児絵馬見上ぐ 実加
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月17日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
古里に温石と言ふ忘れ物 雪 師の墓に愛子の墓に冬の蝶 清女 寒の月見透かされたり胸の内 眞喜栄 鴨浮寝無言の中にある絆 同 降る雪を魔物と今朝を天仰ぐ 英美子 藪入りも姑の一言行けぬまま 同 庭仕事今日冬帝の機嫌よき かづを 玻璃越に霏々と追はるる寒さかな 同 正月が地獄の底に能登地震 みす枝 雪しまき町の点滅信号機 ただし お御籤の白き花咲く初詣 嘉和 若狭より繋がる水脤やお水取 やす香 水仙の香りて細き身の主張 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月17日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
寒紅の濃き唇が囁きし 世詩明 お雑煮の丸と四角と三角と 同 正月の馳走其々ある謂れ 千加江 新年の風も言の葉も美しく 和子 磯の香も菰巻きにして野水仙 泰俊 捨て舟を取り巻くやうに初氷 同 左義長や炎崩れて闇深し 同 去年今年形見の時計よく動く 同 ふと今も其の時のマフラーの色 雪 天地に誰憚からぬ寝正月 同 迷惑を承知の猫に御慶かな 同 不器用も父似の一つ初鏡 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月17日 鯖江花鳥句会(一月十七日) 坊城俊樹選 特選句
而して九十三の初鏡 雪 蛇穴に入り人の世は姦しく 同 紅を差し眉ととのへて近松忌 同 懐手おばあちやん子を憚らず 同 鬼つ子と云はれて老いて近松忌 同 着膨れて顔ちさき女どち 一涓 歌かるた子の得て手札取らずおく 昭子 年新たとは若き日の言葉とも やす香 新年を地震に人生うばはれし 同 元旦を震はせる能登竜頭めく 同 裂帛の気合を入れて寒みそぎ みす枝 風の神火の神乱舞どんど焼き ただし 八代亜紀聞きをり外は虎落笛 清女 寒怒濤東尋坊に砕け散り 同 波の腹見せて越前浪の華 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月19日 さきたま花鳥句会
月冴えて城址うろつく武者の翳 月惑 仲見世を出て蝋梅の香に佇てり 八草 枯菊や木乃伊の群の青き影 裕章 寒鴉千木の反り立つ一の宮 紀花 合掌す金波銀波の初日の出 孝江 青空に白き一機や寒紅梅 ふゆ子 初詣令和生まれの児と犬と ふじ穂 白鼻緒水仙の庫裏にそろへあり 康子 激震の恐れ記すや初日記 恵美子 お焚き上げ煙を浴びて厄払ひ 彩香 我が干支の年につくづく初鏡 みのり 家篭りしてをり冬芽萌えてをり 良江
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令和5年12月1月 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
師を越ゆる齢授かり初鏡 雪 初笑玉の如くに美しく 同 大晦の右大臣左大臣 同 猫の名は玉と答へて初笑 同 天が下縁深めゆく去年今年 数幸 能登の海揺るがし今日の空冴ゆる 和子 しろがねの波砕かれて冴え返り 笑子 語り継ぐ越前の秘話水仙花 同 雪降れば雪に従ふ越暮し 希子 皺の手にマニキュア今日は初句会 清女 初電話親子の黙を解きくれし 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
蟷螂を見て戻りたるだけのこと 雪 もて余す老に夜長と云ふ一つ 同 蟷螂の緑失せつゝ枯れんとす 同 小春日や袱紗の色は紫に 泰俊 正座して釜音聞くや十三夜 同 海沿ひにギターの調べ文化の日 千加江 枝折戸をぬけて紅さす返り花 笑子 祇王寺の悲恋の竹林小鳥来る 同 大胆な構図を取りし大銀杏 和子 宿の灯も消して無月の湖明り 匠 秋の海消えゆくものにますほ貝 天空 落葉降る賽の河原に降る如く 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年12月 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
異ならず枯蟷螂も人老ゆも 雪 世の隅に蟷螂は枯れ人は老い 同 無造作に残菊と言ふ束ね様 同 冬ざれや汽車に乗る人何を見る 泰俊 石膏でかたまりし腕冬ざるる 和子 山眠る小動物も夢を見る 啓子 路地裏の染みたる暖簾おでん酒 笑子 冬ざれや路面電車の軋む音 希子 おでん屋の客の戯れ言聞き流し 同 風を背に連れておでんの客となり かづを にこにこと聞き役おでん屋の女将 同 冬紅葉地に華やぎを移したり 同 街師走見えざるものに背を押され 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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